約 63,412 件
https://w.atwiki.jp/chaos-tcg/pages/1499.html
鉄人の補習強制連行"教師"「西村 宗一」 読み:てつじんのほしゅうきょうせいれんこう"きょうし"「にしむら そういち」 カテゴリー:Chara/男性 作品:バカとテストと召喚獣 属性:火 ATK:9(-) DEF:9(-) 【登場】自分のアリーナに"召喚獣"が2体以上登場している。 戦死者は補習室に集合! illust: BT-043 C 収録:ブースターパック 「OS:バカとテストと召喚獣1.00」
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/254.html
4限目の終了を告げるチャイムが響き、生徒達に活気が溢れた。 水銀燈「はぁい、それじゃあ今日はここまでねぇ」 昼食の準備を始めた生徒達にそう言い残し、水銀燈は教室を後にする。 手には授業で使った教科書やらプリントと小さな弁当箱。 外を見れば梅雨も明け、もう夏の香りがしている。 水銀燈「たまには、外でお弁当っていうのもいいわよねぇ」 グラウンドがある方向とは別の、あまり目立たない芝生の上に寝ころびながら呟く。 眼前にはただただ青い空とそこに浮かぶ白い雲。 ゆったりと吹いてくる風が心地よい。と、 蒼星石「ですよね。水銀燈先生」 いきなりその視界に見慣れた顔が現れた。 水銀燈「うわっ、いきなり脅かさないでよぉ…」 蒼星石「ふふ、すいません。それにしても水銀燈先生がこんな所に来るなんて珍しいですね」 そう言って蒼星石は水銀燈の横に腰を下ろし、同じように寝転がる。 水銀燈「あらぁ、私がこういう所に来たら悪いかしらぁ?」 蒼星石「別に悪くはないですけど。少し不思議に思ったので」 水銀燈「…不思議ねぇ」 相変わらず空は青く、いつの間にか雲は流れ一面真っ青。 昼食を取ることも忘れて2人はその光景をただ黙って眺めている。 そんな時、突然蒼星石が口を開いた。 蒼星石「水銀燈先生は小さい頃、夢なんてありましたか?」 水銀燈「なによぉ、突然そんなことぉ」 蒼星石は水銀燈の返事を待たず続けた。 蒼星石「僕は今の職、つまり教師に小さい頃からなりたかったんです」 水銀燈「…ということは夢は叶ったのねぇ。よかったじゃなぁい」 蒼星石「でも最近よく考えるんですよ。今のままで本当にいいのかって」 水銀燈「なんでぇ?蒼星石先生は生徒にも人気があるし、授業も分かりやすいって評判じゃなぁい」 蒼星石「確かに、みんなは僕を好いてくれているけど…それに答えられる自信がないんです」 水銀燈「…」 蒼星石「僕は周りが思っているほど強い人間でもないし、ましてや万能なんかじゃないんですよ」 蒼星石「でも僕は教師だし、生徒に対しては常に見本になるような先生じゃないといけない」 蒼星石「そう考えると、僕なんかがみんなの見本として教壇に立つ資格なんて…」 水銀燈「貴方、見掛けによらずお馬鹿さんなのねぇ」 蒼星石「なっ!」 思わず起きあがり、少し怒りを含んだ声で声を上げるがそんな事は気にせず水銀燈は続ける。 水銀燈「まず、貴方は何の為に教師を目指したのぉ?」 水銀燈「確かに先生っていうのは生徒から憧れられたり、好意を持たれたり、尊敬されたりするわぁ」 水銀燈「でも、それは自分が理想とする姿ではなくて、ありのままの貴方だと私は思うのよぉ」 水銀燈「確かに生徒に対して良き先生であろうと考えるのはいいことだわぁ。私も見習わないと」 蒼星石「でも、僕にはその自信が…」 水銀燈「別に気負う事はないのよぉ、私みたいにお気楽過ぎてもダメだけどねぇ」 そう言うと、ポケットから煙草を取り出して慣れた手つきで口へと運ぶ。 水銀燈「要するに自然体で過ごせば私はいいと思うわよぉ?少なくとも今の貴方は私が羨ましいと思うほど素晴らしい先生だもの」 シュボッ、という音と共に煙草に火がついて白い煙が青い空へと消える。 水銀燈「騙されたと思って、しばらくは素の自分でありなさぁい。私が言えるのはここまでよぉ」 そこまで言ったとき、昼休みの終わりを告げるチャイムが響いた。 水銀燈「あらぁ…貴方の相談聞いてたらお昼ご飯食べ損ねちゃったじゃなぁい」 蒼星石「…ありがとうございます、水銀燈先生」 水銀燈「なぁに?私はただ単に貴方の問いに答えただけよぉ?ふふっ」 そう笑って、食べ損なった弁当とプリントを持って水銀燈は職員室へと去っていった。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/57.html
前ページ次ページドラゴンクエスト外伝―ゼロの家庭教師― 「……開けっ! 古より閉ざされた魔の扉よ…!!!」 1年前、大魔宮への扉を開いた場面と同じ言葉を呟き、いま1人の男が静かに魔界へと降り立った…はずだった。 しかし一歩足を踏み込もうとしたその時、目の前に突如として巨大な鏡のようなものが出現し、 次の瞬間には身をかわす暇も無くそのまま鏡の中に吸い込まれてしまった。 「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ! 神聖で、美しく、そして強力な使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!!!」 1年前、この学院の門を潜った時より今日まで、彼女が積んだ血の滲むような努力がいま実を結ぶ…はずだった。 しかし彼女が召喚魔法を唱えたその時、目の前の空間は突如として大爆発を起こし、 次の瞬間に発生した煙の中から1人の男が這い出してきた。 (な…何事だ!? いきなり何かの『罠』にでも引っかかってしまったというのか? それともここが……) (ど…どういうこと!? 折角召喚魔法が上手くいったと思ったのになんで平民風の男が出てくるわけ? それともこいつが……) 二人は目を合わせると同時に口を開いた。 「…すみませんそこのお嬢さん、一体ここは何処ですかねぇ?」 「…ちょっとアンタ、一体何処の何者なわけ?」 男は苦笑し、少女は眉を顰め、「では私から…」と男が請け負って立ち上がった。 「これは申し送れました。私…こーゆー者でございます」 ”勇者の育成ならおまかせ!!” この道15年のベテラン 『アバン・デ・ジニュアールⅢ世』 魔法使い・僧侶も一流に育てます ”私に連絡くださいドゾヨロシク” 「はあっ!? 何これ読めないんだけど?」 「アバン・デ・ジニュアールⅢ世、勇者育成業…ま、ひらたくいえば家庭教師ですな」 「家庭教師ィ!?」 「おいおいルイズ~なんだその男、何処の平民だよw」 「もしかして…その平民がルイズの使い魔なのかしらww」 「こりゃ傑作だw『ゼロのルイズ』の名は伊達じゃないなwww」 「うるさいわね!!! 外野は黙ってなさい!!!」 ギャラリーに向かってそう怒鳴った少女(勿論ご存知『ゼロのルイズ』である)は向き直り、改めて正面から男(ルイズにアバンと名乗った巻き毛メガネのおっさん)を一瞥した後、踵を返して後ろで静かに成り行きを見守る教師(奇人として知られるコルベール先生だ)に儀式のやり直しを訴えた。 「ミスタ・ゴルベール! お願いですからやり直しをお認めください!!」 「ミス・ヴァリエール、神聖なる儀式が正式な手続きの下行われた以上、それはできないのです」 「ですがこんなッ…こんな平民を使い魔にするなんて聞いたことがありません!!!」 必死に食い下がるルイズの要請もにべもなく却下され、ガクっとうな垂れるルイズ。 「おんや~お嬢さん、大丈夫ですか? なにやらご気分が優れないようですねぇ…」 「アンタのせいよアンタの! あ~~~もう! アンタ…アバンって言ったっけ?」 「そう! 正義を守り悪を砕く平和の使徒! 勇sh」 「あ~そういうの要らないから、さっきから意味わかんないから!」 こんな状況でも何故か飄々と余裕綽々のアバンに対し、イライラが頂点に近づきつつあったルイズは若干理不尽に当り散らす。 「とにかく、アンタと契約することにしたから。…感謝しなさいよね!!! 本来なら平民にこんなこと…一生ないんだからね!!!」 そういって契約の呪文を唱え始めたルイズに対し、 「契約、ですか? ああ~家庭教師の件で? それなら…」 この契約書にハンコを、あサインでも結構ですよ、と続けようとしたアバンの両エリをむんずと掴んだルイズは、そのまま強引に口付けを交わそうとして、巴投げの要領で投げ飛ばされた。 そのまま背中から落ちてもんどりうって悶えるルイズに爆笑する一同、慌てて駆け寄るアバンとコルベール。 「~~~ッッッッ!!!!!!」 「す、すみませんつい…しかしいきなり襲い掛かってくるものですから…」 「ミス・ヴァリエール! 大丈夫かね!?」 砕けた態度に見えても見知らぬ場所で警戒を怠っていなかったのが災いし、 か弱い少女を反射的に投げ飛ばすという自己の醜態に流石に狼狽するアバン。 「ア…アンタねッ! もッ…ホントッ…覚えときなさいよッ…! このバカ!!!」 息も絶え絶えに悪態をつきながら、ルイズは自分を助け起こしつつ会話を交わすアバンとコルベールの会話を聞き取ろうとした。 「君は一体……トリステイン魔法学院……彼女は使い魔の契約を……できなければ退学…不可能……」 「…私はアバン……ここは……一体何をしようと……使い魔? …他に方法……やむを得ない……」 痛みが酷くてあまり聞き取れなかったが、最後にアバンはため息を一つつくと、 「わかりました、こうなっては致し方ありません。覚悟を決めましょう」 そう呟いてそっと唇を合わせ、契約は完了し、お気楽なギャラリー共は揶揄を多分に含んだ歓声を挙げた。 今や屈辱感ではち切れんばかりに傷ついたルイズの心を癒してくれるのは、左手にはしった痛みに「うひょ~~」と悲鳴を上げるアバンの姿だけだった… 「(珍しいルーンだったな)…良し、皆契約は完了したね。では解散」 そうコルベ-ルが宣言し、生徒達も次の予定のために皆空中に浮かび上がった。 「ルイズ~お前は歩いてこいよ~w」 「というかその前にまず保健室ねww」 「『フライ』も『レビテーション』も使えないんだ、精々その使い魔にオブってもらうんだなwww」 はっきりいって殺意すら覚えるが、痛みが酷くて満足に言い返すこともできない。 「うおぉぉお~」とか「ぐおぉぉぉおお~」と唸っていると、アバンがルイズに背を向けて腰を落とした。 「さあ乗って下さい。私なら大丈夫です。君1人くらい軽いものですよわっはっは」 早くもルーンの痛みから回復したアバンがあまりにもにこやかに笑っていたので、こちらも釣られるように笑みを浮かべ、アバンの背に乗り首に手を回し、万感の思いを込めて締め上げた。 声無き悲鳴が広場に響き渡り、ルイズを乗せたアバンの姿は右へ左へ蛇行運転しつつ、一先ずは保健室を目指して行くのだった… 「ふーん、つまりアンタは別の世界から来た、と言いたいわけね?」 「少なくとも別の大陸から来た、という次元ではなさそうですね。だって…」 月が二つもあるんですから、と窓から夜空を見上げて感慨深げに呟くアバンだった。 時は深夜、一先ず保健室での治療を終え部屋に戻ったルイズ(腰を強打)とアバン(軽いムチ打ち)。 早速質問タイムが始まり、かかる事態は二人の予想を大きく上回る規模であることに気付かされた。 「いくら何でも嘘くさいわね~弟子1人行方不明になったから探しに異世界に旅立つなんて話し荒唐無稽だわ!」 「いや~それが地上は何処を探してもてんで見当たらないんですよねぇ~」 「だからって異世界を探そうなんて発想がまず有り得ないもの」 「私の世界の場合、魔界と地上は本来一つだったものが神によって別たれたとされていましてね、可能性としては十分有り得るンですよ。しかしこんな異世界もあったとは驚きましたね~」 「…しかもその弟子…ダイって言ったっけ? とは精々一週間ぐらいの付き合いなんでしょ?」 「ルイズ…人と人との付き合いは時間じゃないのです。ダイ君は既に私の子供のようなものです」 「ルイズじゃなくてご主人様と呼びなさい!!! でもね~信用できないわよね~~」 異世界問答はその後も続き、いい加減話しがループしかけたところでルイズが切り出した。 「じゃあ異世界から来たという証拠でもあるわけ?」 「ふっふっふ、良くぞ聞いてくれました! 今回は長旅も想定して色々準備してきましたからね~」 ゴソゴソ…! 「…これにしましょうか。私の……この必殺アイテムでっ……!」 「………………」 不意に真面目な顔つきになったアバンの様子に思わずゴクッと喉を鳴らすルイズ。 そしてアバンは懐からあるものをスッと取り出すと… 「でゅわっ!!!」 と何故知ってるのか変なメガネでセブンの変身ポーズを取る。 「………………」 「私が破邪の迷宮で手に入れたこの”ミエールの眼鏡”はいかなる罠をもズバリ見抜いてしまうアイt」 「…ッザケんじゃないわよこのバカ犬がァ~~~!!!」 ノリノリで解説するアバンに強烈な膝蹴りをお見舞いするルイズ。前回のお返しである。 結局その後もルイズを説得することはできず話題は「これからどうするか」に移っていった。 「とりあえず使い魔になった以上、私の忠実なる下僕として働いてもらうわよ!」 「貴方が退学になりそうだったから成り行きで協力したというのに随分な物言いですね~」 「うるさいわね~ここでは文無し宿無しのアンタの寝食を提供してやるだけでもありがたいと思いなさい!」 「ふう、まったくこの子は…で、具体的にはどんな仕事があるんですか?」 「そうね、まずは主人の目となり耳となること…」 「私こう見えて視力バッチリですからね~」 「でも感覚を共有できなきゃ意味ないわね」 「次は、秘薬の材料とかそういった貴重な資源を集めてくること…」 「薬学に関してなら私すんごいですよ? 実は代々学者の家系でしてね~」 「この世界の植物生態系とか知ってるわけ?」 「じゃあ主人を敵から守るって役目もあるわ」 「一応名誉ある騎士団に名を連ねていたこともあるんですよ? まぁ何時も調理場でお料理教室を開く毎日でしたが…」 「ダメダメじゃない…」 「もう! 結局なんもできないじゃない!! じゃあなんならまともにできるのよ!!!」 「ですから家庭教師なんですってば。そうですね~本来の育成メニューの他にレディのマナー講座とかもできますよ」 「なんで貴族のあたしがマナーを平民のアンタから学ばなきゃいけないのよ!?」 「別に不思議でもなんでもないでしょう? 特に貴方はちょ~~~とばかしマナーがバットなところがありますからね~」 「な、な、な、なんですってぇ~!!?」 「いや~私が見た生徒の中でもダントツですね~~流石に女性から貰った膝は初めてでしたよ膝は」 ……等々のやり取りが暫く続いた…… 「うるさいうるさいうるさーい! もうアンタは黙って洗濯、掃除、その他雑用でもやりなさい!!!」 「ん~~まあ家事全般得意ですからそれは良いんですが……」 「何よ?なんか文句でもあるの?」 さっきまでのお茶らけた雰囲気とはうって変わって神妙な顔つきをしたアバンだが、ルイズはさっきの例もあるので普段どおり素っ気無く返したのだが… 「この世界で召喚の儀式が神聖で大事なことも、使い魔の役目の重さも私なりに少しは理解したつもりです」 「…それで?」 「ですが、私も何時かは元の世界に返らなければいけない、ということです。 ダイ君を探して私がこの世界に来たように、私にも心配してくれる人、戻るべき故郷がありますから」 それまでにない静かで優しい口調、その分だけその言葉は真剣みを帯びていた。 今まで散々アバンの話し―異世界から来た―を疑ってきたルイズだが、この時ばかりは話し半ば以上に信じかけた。 それに仮に異世界というのが嘘だとしても、故郷があるというのに変わりはない。 「暫くは貴方のお世話を引き受けましょう。でもそれが何時までも…というわけにはいかないことを前もって知っていて貰いたいのです」 「それは判らないでもないけど…でも無理よ」 「それは何故?」 「私使い魔を元の世界に戻す呪文なんて聞いたことないもの…そもそも異世界から来た使い魔が初耳なんだけど」 「ああ、それは私の方でなんとかしますよ。元の世界に戻るあてが無いわけではないんです。…ただあまりに遠すぎるみたいでさっぱり感覚が掴めないんですが、なんらかのきっかけさえあれば多分イケルと思います」 なるほど、と納得しかけたルイズだが、 「でも、召喚の魔法『サモン・サーヴァント』は呼び出した使い魔が死ぬまで新たに唱えることもできないわ。アンタが帰ったら、私の使い魔が居なくなっちゃうじゃない!」 平民とは言え使い魔は使い魔、居なくなって再召喚もできないのでは退学もあり得る。 「それもなんとかしましょう。恐らく契約状態を解除できれば良いのでしょうから、調べればなんらかの方法は見つかるはずです。私は解呪とか得意ですから。ダイ君の情報と合わせてそれらの目処がつくまでは勝手に帰ったりしませんよ」 「本当でしょうね?」 「約束しましょう」 「んむむ…」 ルイズは考えた。この平民? の言う事が何処まで信用できるのか判らないが、もし本当でも勝手になんとかすると言ってる以上問題はない。 仮にどこかで嘘をついていたとして、だからどいってルイズに如何こうできることがあるとも思えない。 ならばここは快諾して主人としての器のでかさを示すべきか。 「わかったわ。それについては勝手にしなさい。けどそれまではビシビシ働いて貰うわよ!!!」 「ベリ~グット!! では宜しくお願いしま~すネ」 そういって差し出した右手を華麗にスルーされずっこけるアバン。 「ふあ~長々喋ってたらなんだか眠くなっちゃったわ。私はもう寝るわね」 「じゃあ私はここで寝させて貰いますね」 ルイズが「アンタは床よ~あ、流石に寒いでしょうから毛布一枚恵んであげるわオッホッホ」とやる前に、どこからか簡易寝具を取り出して床に敷きだしたアバン。 絶対的な地位の差を演出するルイズの作戦その一『床で寝なさい』は不発に終わった。 (クッ…どっから取り出したというの? ま、負けてなるものですか!) ルイズはブラウスをボタンを次々外し、まずはアバンに脱いだブラウスを投げてよこした。 「…ルイズ」 「何?」 (ふっ…貴様は次に『何故私の前で服を脱いで寄越すんですか?』と言う) 「言い忘れてましたが私結婚してますから。それに君と私じゃ犯罪です。良家の子女なら自分の体を大切になさい……」 「!!!!!!!!!いきなり飛躍しすぎでしょうがあああああああああ馬鹿犬ぅうううううううううううううう!!!!!!!!」 露骨に失望したような表情で左右に首を振るアバンに真っ赤になって絶叫するルイズ。 「まぁ冗談はさて、置き早速これを洗濯しとけば良いんですね? 今日はもう遅いので明日の朝には済ませておきましょう」 「…アンタ、ホンットに覚えときなさいよ! フンッ」 色々ありすぎて怒る気力すら使い果たしてしまいそうなルイズは布団を被ってそっぽを向くと、数分後にはスヤスヤと寝息を立てていた。 (やれやれ、寝てるところは可愛らしいんですけどねぇ…) そう苦笑し、アバンも床に横になった。 (大変なことになってしまいましたが、こんな世界でもダイ君捜索の手がかりがゼロとは言えません) (しばらくは様子を見ることにしましょうか…それに…) (ルイズ……あの子は実に良い目をしてる…多少素直ではないところもあるようですが…) (きっと……本来は…良い子……あの子たちのように………) (フローラ……しばらく………心配しない…………必ず……………………) 最後には故郷に残して旅に出たかたちとなる妻フローラを想いつつ、アバンも深い眠りに落ちた。 前ページ次ページドラゴンクエスト外伝―ゼロの家庭教師―
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/135.html
水銀燈「全く…何で私がこんな事やらなきゃいけないのよ…」 どこまでも続く灰色の空の下、彼女は肩をすぼめながら、誰に言うでもなくそう呟いた。 冬のこの時期になると、体育の授業には生徒にとって…そして彼女のような教師にとっても嫌なものが増える。 …そう、マラソンである。 ベンチに座り、時を計りだしてから約15分…。本来なら、学校や自宅など暖房の効いたところで暖まっていたいところなのだが、今回は同僚たちがそれを許さなかったようだ。 水銀燈「…大体、こういうのは雪華綺晶にやらせればいいのよ…。それに、何でマラソンが必修課目なのよ…」 イライラした様子でそう呟くと、彼女はもう一度グラウンドの隅のほうを眺めやった。 「早く、あそこから生徒全員がコースを走り終えて帰ってくればいいのに…。そうすれば、後は体育館の中で授業が出来るのに…」 そんな事を考えながら… 一方、生徒達の方はと言うと、これまた同じようにこの授業に対して、愚痴をこぼしていた。 いつもは水銀燈の言うことを聞く生徒たちであったが、今回ばかりは少し勝手が違うようだ。 男子A「いくら水銀燈先生の前だからって言っても、こんな寒いのにマラソンなんてやってらんねーよな…。」 男子B「ホントホント、しばらく休んでようぜ。」 そう言うと、2人はグラウンドの隅にある部室へと入っていった。 ここなら先生の目からも見えないし、何よりゴールも近い…。そして、本来所定のコースを3週走らなければいけないところを、約1週走るだけで済むというのが彼らの考え出した方法だった。 男子A「あー…極楽極楽…。てか、みんな寒い中よく頑張るねぇ…」 男子B「偉いよなー…真似したくは無いけど。あ、ジャンプとってくんない?」 そんな事を話しながら、彼らは思い思いの方法で時間を潰し始めた。 それから何分経ったであろうか…そうこうしているうちに、そろそろ他の真面目な生徒たちがゴールインし始めているようだ。 生徒A「お、そろそろ行かなきゃマズいな。おい、しっかり演技しろよ。」 生徒B「分かってるって。はい、霧吹き。」 そう言うと、彼らは再び外へと飛び出していった。 男子A「はぁはぁ…ちっくしょう…。最後の最後で抜かれちまったか…」 男子B「はは…野球部を…舐めんなよ…」 そう言いながら、彼らはさも疲れた顔をしてゴール地点に倒れこんだ。 額からは、霧吹きで吹きかけた水があたかも汗のように光り輝いている。 そう…全ては完璧のはずだった。しかし… 水銀燈「…おかしいわねぇ…。あなたたち、いつの間にココ3週したのぉ?」 それは、彼らにとって予想外の言葉だった。 確かに並みの教師なら、その方法でも通用するかもしれない… しかし、彼らはある事実をすっかり忘れていた。 つまり…彼女が『並みの教師』では無いと言う事を… 水銀燈「…まさか人がこんな寒い中、ちゃんと仕事してたって言うのに…サボったりなんかして無いわよねぇ…?」 男子A「え!?…い、いやだなぁ、しっかり走ってましたよ!?なあ!」 男子B「お、おう!!」 もはや、嘘を突き通すしかない…そう覚悟を決めたのか、2人は多少早口になりながらも、そう声をそろえる。 そんな2人に対し、彼女はこんな事を言い出した。 水銀燈「ふぅん…まあいいわぁ…。ちょっとあなた、手ぇ貸してごらんなさぁい。」 その言葉に「なんだろう」と2人が疑問を抱くより早く、彼女はその手をとり、そしてその手をぺろっと舐めた。 男子A「え!?ちょ…いったい何を!?」 それは2人…そしてその場の生徒たちにとって、予想だにしない行動だった。 生徒達の中には、その行動にあらぬ妄想を抱いたものもいたかもしれない。 だが… 水銀燈「あらぁ…?普通なら汗をかくから塩の味がするはずなのに…これはどういうことかしらぁ…?」 結局、その質問に答えられなかった2人は、罰として規定の3倍の量を走らされる事になった。 そして、もはや息も絶え絶えになりながら、彼らが4週目を周り終えようかと言う時、彼女は不意にこんな事を言い出した。 水銀燈「…あ、そうそう。ちなみにコレ、夏場の浮気発見術にも使えるわよぉ…♪女子のみんな、よく覚えておきなさぁい♪」 その時、皆の頭にある共通の疑問が浮かんだ。 「…浮気された事、あるんですか?」と。 しかし、これを質問する勇気ある生徒は、幸か不幸か1人もいなかったそうである。 完
https://w.atwiki.jp/kumicit/pages/423.html
Kumicitのコンテンツ 英国情勢 創造論を教えるべきという英国教師たち reported by Telegraph 英国Telegrapth紙の報道 によれば、英国教師の36%は人類の創造に神の手がかかわっていると信じている: research by Southampton University suggests many teachers agree that religious beliefs should play a part in discussions about the origin of life. Southampton Universityの調査は多くの教師が生命の起源についての議論に宗教信仰が重要な役割を演じると答えている。 Some 36 per cent of teachers quizzed said they believed a divine hand played a role in the creation of humanity, while 28 per cent said it should be raised in lessons. 質問された36%の教師が人類の創造に神の手がかかわっていると信じており、28%がそれを授業で扱うべきだと答えている。 One science teacher told researchers "Human beings were created by a divine being pretty much in their present form." ある理科教師は調査員に「人類は現在の形態で神に創造された」と回答した。 [ Graeme Paton "Creationism should be taught in science lessons, say teachers " (2008/09/19)] ただし、この報道には注釈が必要である。 ZDnetのRichard Koman によれば... A researcher interviewed 66 science and religious education teachers. What’s unclear, though, is where the two groups come down. After all, it wouldn’t be surprising that religion teachers would support teaching creationism. Unlike the U.S., Britain does have a state religion and apparently teaching religion is part of the school day. 調査員は66名の理科と宗教の教師に質問している。明らかではないのは、この2グループを選んだこと。結局のところ、宗教教師は創造論を教えることを支持するだろうことは驚くことではない。米国と違って、英国には国教があり、学校で宗教を教えている。 [ Richard Koman "Many UK teachers support creationism" (2008/09/19)] とはいえ、 英国Telegrapth紙の報道 によれば、教師たちは創造論がvery controversialとはあまり考えていない: In the latest study, Pam Hanley, a researcher at Southampton s school of education, carried out interviews with 66 science and religious education teachers. Only 12 per cent of science teachers said the discussion of creationism was "very controversial". This fell to four per cent among RE teachers. Southampton Universityの教育学部の研究者のひとりPam Hanleyは66名の理科と宗教の教師に質問した。理科教師の12%が創造論の議論がvery controversialだと回答した。宗教教師の4%がvery controversialだと回答した。 [ Graeme Paton "Creationism should be taught in science lessons, say teachers " (2008/09/19)] ただし、創造論に対して"ゆるい"のか、米国ほど問題が深刻ではないからかは不明。
https://w.atwiki.jp/ohomodachi/pages/127.html
意味 ワンリキーを始め、数多くの体育教師を輩出している名門校。 その入試に関しては別項目を参照。 関連項目 日体大入試
https://w.atwiki.jp/ohomodachi/pages/439.html
「ハウイズザウェザーイズイットトゥデイ?」 知る人ぞ知る英語教師。 発音の悪さに定評がある。 この授業が初の寝落ち体験となった人も多いはず。 leave A for B by bicycle ダーリン きゅうり
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/504.html
真紅「じゃあ、ちょっと午後は留守にするけど、2人ともよろしくお願いね。」 蒼星石「うん、いってらっしゃい。」 薔薇水晶「頑張ってね…。」 昼休み、真紅はそう言うと他校で研究授業のため、学校を出て行った。 それを確認すると、翠星石はその喜びを爆発させた。 翠星石「よーしっ!鬼はいなくなったですぅ♪金糸雀、早く例のものを持ってきやがれですぅ♪」 金糸雀「了解かしらー♪」 そう言うと、金糸雀は実に様々な種類のゲームを床に並べた。 すかさず、蒼星石はそれを注意する。 蒼星石「だ、だめだよ!こんなもの学校に持ってきちゃ!!」 翠星石「ケチケチするなですぅ。それに、昼休みだけなら、問題なしですぅ♪」 蒼星石「…どうする?薔薇水晶?」 薔薇水晶「…昼休みだけに限定するのなら…いいと思うけど…」 こうして、昼休み限定という条件で、ゲーム大会が行われることになった。 金糸雀「じゃあ、みんなで何をやるかしら?」 いつの間にか、職員室には真紅を除く全員がそろっていた。 並べられたゲームを前に、水銀燈があるものを発見する。 水銀燈「あらぁ…懐かしいわねぇ…。DDRがあるじゃなぁい♪しかも、足用コントローラーまで…♪」 DDRとは、画面に表示される矢印の指示に合わせてパネルを踏むという、ダンスのゲームである。 そんなゲームを前に、水銀燈はこんな提案した。 水銀燈「ねぇ…これならみんなで出来るし、これにしなぁい?」 蒼星石「えっ!?でも僕、そんなの出来ないし…」 水銀燈「大丈夫よぉ…。私が教えてあげるわぁ…♪それに、ダンスも踊れないようじゃ、生徒たちに笑われるわよぉ?」 結局、この一言が決め手となり、みんなはDDRをゲーム機にセットした。 水銀燈「まず、左前から引いてきて右手で敬礼するように顔の前にかざしてぇ…そこで1回止める…」 雪華綺晶「こ、こう…?」 水銀燈「そうそう♪次はそれを反対の手で…」 先にゲームをやっている雛苺と金糸雀を除き、皆は水銀燈の指揮の下、即興のダンスレッスンを受けていた。 元々体育教師ということもあって、水銀燈の教え方は実に上手く、最後には雛苺や金糸雀を含め、皆それなりに形にはなっていた。 雛苺「…でも、水銀燈は何でそんなに、ダンスが上手なの?」 水銀燈「んー?そりゃあパラパラ全盛期の時、死ぬほどクラブに行ったからよぉ。あのころは良かったわぁ♪」 翠星石「さ、流石遊び人ですぅ…」 水銀燈「さーて、それじゃみんなで踊るわよぉ♪ミュージックスタート!!」 そういうと、水銀燈は曲を選び、決定ボタンを押した。 『night of fire!!』 その掛け声の下、全員が一斉に踊りだす。 皆の一糸乱れぬその動きは、これを教えた水銀燈も感動した。 一方、他の教師たちも自分が満足に踊れていることに、かなり満足しているようだ。 いつもは冷静な蒼星石や、薔薇水晶もそれは同じだった。 蒼星石「night of fire, you'd better better stay you'd better better begin the prayer to play~♪」 薔薇水晶「night of fire, come over over me come over over the top you've never been here~♪」 ノリノリで歌う2人。その時、職員室の扉がガラッと音を立てて開いた。 そこには、出張から戻った真紅が唖然とした顔で立ち尽くしていた。 それに気が付き、ダンスを止め、手で合図を送る蒼星石と薔薇水晶を除く全員。 しかし、当の2人はそれに気づくことなく踊り続ける。 蒼・薔薇「come over over the top you'll have…」 真紅「いい加減にしなさい!!」 狂乱の宴は、こうして終了させられた。 真紅「いい大人がそろって、一体何をやっているの!?」 全員に向けて、説教を開始する真紅。皆はというと、ばつの悪そうな顔でそれを聞いていた。 真紅「雛苺、机から降りなさい!そこはお立ち台じゃないわよ!!金糸雀も!!」 すぐさま、机から降りる2人。ここで、何とか問題を解決しようと、翠星石が口を開いた。 翠星石「ま、まあ…昼休みのちょっとした息抜きですぅ♪じゃ、そろそろ授業に…」 真紅「何を言ってるの!?もうすぐ6時間目が始まる時間よ!!」 見ると、時計はすでに14時をまわっていた。 翠星石「あ…ほ、ホントですぅ♪じゃあ、なおさら急がないと…」 真紅「翠星石。」 真紅は、そう言いながら手招きをする。 翠星石「…ま、まあ…文化祭の準備もあるし、今日は自習でも良いかもですぅ…♪」 観念して、その場に戻る翠星石。長いお説教になりそうだ…と、皆は覚悟を決めた。 真紅「全く、あなた達だったら大丈夫だと思って任せたのに、その2人が率先して遊びに参加するなんて、一体何を考えているの!?」 蒼星石「ご、ごめん…。」 薔薇水晶「ごめんなさい…。」 真紅「こんな事じゃ、私も不安で出張になんか行けないわ。とにかく2人とも…」 翠星石「待つですぅ!!2人だけが悪いわけじゃないですぅ…。翠星石が、こんなことしようって言ったからいけないんですぅ…。」 金糸雀「カナも…ゲームなんか持ってきちゃったから、こんなことになったのかしら…」 雪華綺晶「私も…ばらしーのこと、しっかり補佐しなきゃいけなかったのに…」 雛苺「ヒナも…悪いことしたの…」 水銀燈「…。」 1人を除き、それぞれが反省の言葉を述べ、他のみんなをかばおうとする。 その様子を見て、真紅はみんなにこう言った。 真紅「…とにかく、罰は受けてもらわなくてはならないわ。これから1週間、みんな今日の授業の反省をレポートとして出してもらうわよ。そして、それを踏まえた上で反省会を行う事。いいわね?」 「はぁーい…」と返事をする一同。 真紅「全く…。」 ため息をつきながら、そうつぶやく真紅。 …まあ、教師としては、今日のことは失格かもしれないけど、人間としては合格かもね…。1人を除いては…。 それぞれの授業に向かう教師たちの背中を見て、真紅はそんなことを考えていた。 完
https://w.atwiki.jp/lanove/pages/266.html
著書一覧 原作最強のラスボスが主人公の仲間になったら?
https://w.atwiki.jp/mabinogi-gentei/pages/212.html
凛は少し考えてから、あすさんを見上げて恐る恐る話しかけた。 凛「あの…あすさんというのは…」 あすさん「σ(゚∀゚)オレオレ」 あすさんは口頭で顔文字を話す。 明海の母「あすさんはアセチリサ…サルファー…酸? で、明海の家庭教師なのよ」 あすさん「( ゚д゚ )」 明海「お母さん、アセチルサリチル酸だよ。しっかりしてよ」 あすさん「よくできました」 凛「…アスピリン…?」 明海「そうそう。だからあすさんなんだよ」 凛「解熱鎮痛剤だったよね」 明海「いやいや! むしろ発熱激痛剤だよ!」 凛「ははは!!本当にそうみたいだね」 明海「ちょっと! そこ! 笑うところじゃないんだってば!」 凛は明海と2メートル近い身長差のあるあすさんを見上げて微笑んだ。 凛「そろそろ戻ろうか。立ち話もなんだから」 明海「さっさと帰ろう」 明海の母「ちょっとラウンジに行ってくるわね」 執事「ちょっと便所のトイレへ……」 明海「はーい」 あすさん「ラウンジ…」 明海「シールドじゃないんだからね?」 あすさん「( ゚д゚ )」 凛「……ぷぷ」 あすさんは手を触れず、凛が明海の車椅子を一人で押して病室まで行った。 凛「久しぶりに笑った気がするよ」 明海「いつも笑ってるじゃない?」 凛「作り笑顔……なんだ…」 明海「そうなの? そうは見えないけど?」 あすさん「( ゚д゚ )」 明海「あすさん、顔文字は邪魔だから…」 凛「くくく……顔文字が面白いよ」 あすさん「( ゚д゚ )」 明海「もう! そんなに凝視しないの!」 凛「はっはっは!」 にぎやかな3人は明海の病室に入っていった。