約 62,770 件
https://w.atwiki.jp/altproblem/
2013年2月下旬YouTube上にALT(外国人英語教師)が作成した 日本人差別の動画がアップロードされ、ALT制度についての疑問が広がりを見せている。 詳しくはコチラ→ http //www53.atwiki.jp/mikinedezaki/ ALT制度の問題点については以下のHPサイトで非常に分かりやすくまとめられており必見である。 HPタイトル:『誰も知らないALTのこと』 http //www.geocities.jp/kokoko37kokoko/temari.f.html 今回問題になった沖縄のALTの動画には他の外国人英語教師からの擁護の声、 また「日本人は無知」であり、「日本人は人種差別主義者」という意見が多く寄せられていた。 ここを訪れた皆さんに知っておいてほしいことは、ALT(外国人英語教師)は 日本人の税金で賄われているにも関わらずそのことに感謝することもなく 日本人の税金で遊び呆け、あろうことか日本人を侮辱する行為を 平然と行っているのである。(しかも本人たちは日本人に新しい視点をもたらしたと 宣教師気取りで満足している) ALTの不審な行動、教員として不適切だと思う行動があった場合は 外国人だからという理由で黙認するのではなくすぐに彼らを雇用(採用)した 団体、組織にクレームを入れるべきなのである。(現場の教員は見て見ぬふりをすることが多い) 今回問題になった沖縄のALTの動画でも、学校内で女子生徒の制服を着て女装してい る映像や、明らかに教室内で撮影された映像があった。彼の同僚である他の教員はこの事実を 知らなかったのだろうか。日本人の教員がこのような行為を行っていれば即刻注意を受けていただろう。 彼は外国人であったから見て見ぬふりをされ、野放しにされていたのではないだろうか。 例え外国人であろうと日本の公的機関で働き、日本人の税金が使われているのだ。 日本人教員と同じ処遇、対応をしていくべきである。 とにもかくにも、質の悪いALT(外国人英語教師)をこれ以上野放し状態のまま 放置していてはいけない。 不審な点、嫌なことをされる、セクハラ行為、人を傷つけるような言葉、 日本人生徒をバカにするような言動、その他もろもろあれば 即刻通報していくことが大切なのだ。
https://w.atwiki.jp/3edk07nt/pages/15.html
『教師たちの臨海学校』 ――七月初旬。 薔薇学園の二年生は、毎年恒例の臨海学校に来ていました。 鄙びた海辺には、学園所有の研修寮があったのです。 今日は、その初日。長距離のバス移動でくたびれていた生徒や教員は、 寮内に怪しい雰囲気が漂い始めた事に、全く気付いていませんでした。 「梅岡先生。今夜辺り、どうです?」 内山田教頭先生が、厨房で片付けをしていた梅岡先生に声を掛けたのは、 生徒達の昼食も終わって、一段落ついた頃でした。 「ブラッドレイ先生と、レイザーラモン先生も行くそうですよ」 「あ、例の件ですか。勿論、参加しますとも」 竹刀を振るようなポーズを取った教頭先生に、 梅岡先生は当然と言わんばかりに何度も頷きました。 この二人、実は教頭が主催する親睦会『薔薇学釣遊会』の会員なのでした。 勿論、教頭の口から出た両名も会員です。 「ふふふ……この先の岬は、絶好の磯釣りポイントですからね。 私なんか、これが楽しみで臨海学校に来てるようなもんですわ」 「ほっほっほ。それは私も同じですよ」 二人は、今夜の釣果に期待を寄せて、ニンマリと笑ったのです。 ――その夜。 夜中の磯場に瞬く四つの明かりが、潮風に揺れていました。 今夜の釣果はいつになく好調で、みんな上機嫌でした。 マ…………ス・カ? ……キ・マ…………カ? 鼻歌混じりに暗い水面のウキを眺めていた梅岡先生は、 潮騒に紛れて人の声が聞こえた気がして、隣にいた教頭先生に話しかけました。 「山ちゃん、なんか言いました?」 「は? 私は何も言っていませんよ。梅ちゃんの空耳じゃないですか?」 教頭先生は怪訝な顔をして、頚を横に振りました。 因みに、山ちゃんとは内山田教頭のことです。 釣り場ではニックネームで呼ぶ事が、薔薇学釣遊会での慣例となっていました。 もしかしたら、ブラッドレイ先生かレイザーラモン先生の鼻歌が、 潮風に乗って聞こえたのかも知れない。 そう考えて、梅ちゃんが再び釣りに専念していると、今度はもっと明瞭に、 先程の声が聞こえたのです。 マ・キ・マ・ス・カ? マ・キ・マ・セ・ン・カ? 流石に気味が悪くなって、梅ちゃんは辺りを見回しました。 すると丁度、山ちゃんが市販の配合餌とオキアミを混ぜ合わせたコマセを、 スコップで愉しそうに掻き混ぜているのが見えました。 「撒きますか~♪ 撒きませんか~♪」 お前かよ、ヂヂイ! 梅ちゃんは心の奥で、山ちゃんに罵声を浴びせました。 幽霊の正体見たり、枯れ尾花――と、川柳にあるように、 正体が判ってしまえば何も怖くありません。 梅ちゃんは安堵に胸を撫で下ろし、コマセを投下しながら、 山ちゃんに倣って独り言を呟きました。 「撒きますよ~。ついでにリールも巻きますよ~」 その直後、梅ちゃんのロッドが勢い良くしなりました。 どうやら、なかなかの大物みたいです。 梅ちゃんは歓声を上げながら、懸命にリールを巻きました。 けれど、何か様子が変です。 普通ならブルブルと魚が暴れる感触が伝わって来るのですが、全くありませんでした。 流木でも引っかかったのでしょうか? ゆらり――と、漆黒の水面に金色の煌めきが揺れていました。 「な、なんだこれ? 山ちゃん、網! 網もって来て」 「ほいほいほい。梅ちゃん、もっと岸に寄せて」 山ちゃんに言われて、梅ちゃんはグイッとロッドを立てました。 すると、砕けた波の泡が漂う海面を割って、海藻を被ったモノが現れたのです。 海岸には色々なゴミが漂着します。多分、そんな何かを引っかけてしまったのでしょう。 かと言って、仕掛けを切る訳にもいかず、山ちゃんは網で掬い上げました。 「や、山ちゃん……これは」 「なんとなんと。こんな物まで……」 それは、精巧な造りのビスクドールでした。可哀想に、右眼が破損しています。 元々は奇麗な深紅だったと思われる衣装も、長く海に沈んでいたせいか、 ピンクに色褪せていました。 「こんな物まで海に捨ててしまうなんて。悲しくなるねぇ、梅ちゃん」 「全くですよ、山ちゃん。ウチの生徒には、もっと自然を大切にするよう 教育しなきゃいけませんね」 「ほっほっほ。では、最終日には海岸のゴミ拾いをしましょうか」 梅ちゃんが人形を抱き上げると、人形の服から何かがこぼれ落ちました。 それは青く錆びた、小さな鍵でした。 「梅ちゃん。それ、この人形のゼンマイなんじゃないの?」 そう言った山ちゃんの瞳は、何かを期待する様に輝いていました。 俗に言う、wktk目線です。 「あ、あのぉ――」 「……………………バッチコイ♪」 「はあぁ? ちょっと、山ちゃん――」 「……………………ガッツだぜ♪」 「つまり…………巻け、と?」 聞いてはみたものの、逃れる術が無いことを、梅ちゃんは知っていました。 これ以上、渋っていては冬の賞与の査定に響いてしまいます。 ごくり―― 口の中の乾きを覚えながら、梅ちゃんは生唾を呑み込み、 人形の背中に鍵を差し込み、ゆっくりと回しました。 海に沈んでいたのだから、内部のゼンマイは錆びて動かないのでは? 梅ちゃんの密かな願いは、残念ながら直ぐに裏切られました。 きりり……きりり……きりり…… ゼンマイを巻いて、梅ちゃんは人形を岩に座らせました。 けれど、何も起こりません。やはり、海水で内部機構が浸食されている様です。 なぁんだ。梅ちゃんは胸を撫で下ろし、山ちゃんは小さく舌打ちしました。 「うえぇぇえぇ…………ぎも゛ぢわ゛る゛い゛」 突然、真夜中の磯に不気味な声が流れました。 勿論、梅ちゃんが言ったのでも、山ちゃんが悪ふざけした訳でもありません。 顔を見合わせ、二人は揃って、人形に目を向けました。 「アタシを起こしたのは、アナタ?」 「ひえっ!」 「ウホッ!!」 いきなり喋りだしたのが人形と判って、山ちゃんと梅ちゃんは抱き合って、 ガタガタと震えました。 でも、本当の恐怖はこれからだったのです。 人形を岩場に置いたまま、山ちゃんと梅ちゃんは他の二人を促して寮に逃げ帰りました。 勿論、本当のことは誰にも話せません。 言ったところで、失笑を買うのが目に見えていたからです。 もう寝よう。梅ちゃんは風呂にも入らず、浴衣に着替えました。 ところが―― 「うひぇっ!」 布団に脚を突っ込んだ途端、ぐっしょりと濡れたナニかが転がっていて、 梅ちゃんは奇声を上げました。 隣で寝ていたアーカード先生が、梅ちゃんの声を聞き付けて目を覚ましました。 「どうした、梅岡先生?」 「ふ、ふ……布団の中に、ナニか濡れた物がっ!」 「は? 何なんだ、一体?」 どれ……と、アーカード先生は掛け布団を捲りました。 そこには大きな水たまり以外、何も有りませんでした。 「…………梅岡先生。おもらしですか?」 「ちっ! 違う違う! 本当に、何かが転がってたんですよ!」 懸命に否定する梅岡先生でしたが、その必死さが余計に胡散臭さを募らせていることに、 気付いてはいませんでした。 ――夜には、各部屋の見回りがあります。 生徒達は普段と違う環境に来て、ついついハメを外し過ぎてしまうのです。 懐中電灯を手に廊下を見回っていた梅ちゃんは、 部屋の中からヒソヒソと話す声を聞き付けて立ち止まりました。 扉に近付いて耳をそばだてると、どうやら怪談話で盛り上がっている様子でした。 「たとえばぁ、こぉんな光景を思い浮かべて下さぁい……」 水銀燈か。梅ちゃんは溜息を吐くとノックをして、扉を開けました。 「こら。消灯時間は過ぎてるんだぞ。早く寝なさい」 「えぇ~。でも、先生……まだ十時でしょぉ」 「この頃では、小学生でも深夜番組を見ているのだわ。ねえ、蒼星石?」 「そうそう。最近は深夜に面白いアニメやってて、つい見ちゃうんだよね」 「お、お前ら、屁理屈ばっかり言って……」 ここは一つ、ガツンと叱ってやる。梅ちゃんは拳骨を振り上げました。 すると、生徒達は急に表情を強張らせ、悲鳴を上げて布団に潜り込んだのです。 減らず口を叩いていても、撲たれることを怖れるところが子供らしい。 梅ちゃんは「はやく寝るんだぞ」と念を押して、部屋を後にしました。 その頃、室内では―― 「ねぇ…………先生の背後から覗いてた人形……あれ、ナニ?」 梅ちゃんは背筋に寒気を覚える様になっていました。肩凝りも酷くなる一方です。 周囲の眼も、何だか余所余所しく感じられました。避けられているみたいです。 けれど、それが何に起因しているのかは、相変わらず解っていませんでした。 朝――昨日と同じ様に、梅ちゃんは不快感で目を覚ましました。 枕と布団が、ぐっしょりと濡れているのです。 若い女性を彷彿とさせる金髪が、枕に付着していました。 「なんなんだろうなぁ……この気怠さは」 臨海学校も、今日で終わりです。そう思うと、梅ちゃんは何故か急に、 磯で見たあの人形が気になり始めました。 あれ以来、磯には近付いていません。 もしかしたら、波に浚われてしまったかも知れない。 本来なら厄介払いできて清々するところでしょうが、なんとなく、 罪悪感に苛まれていました。第一、海に投棄するなど以ての外です。 海岸で生徒達がゴミ拾いをしている光景を横目に、 梅ちゃんは夜釣りをした磯へと、独り向かいました。 あの日と変わらず、人形は岩に腰掛け、水平線を眺めていました。 梅ちゃんは、不思議と胸のトキメキを感じました。 まるで、かつての恋人に再会するような気恥ずかしさと、微かな不安。 ……少しだけ、脚が重くなりました。 梅ちゃんの足音を聞き付けたのか、人形の頭が梅ちゃんの方へ向きました。 「来てくれたのね」 あの夜の様に人形が話しかけてきましたが、梅ちゃんは少しも恐怖を感じませんでした。 「今日、帰るのね」 「ああ。そういう予定だからね」 見た目は不気味なジャンクでしたが、会話してみると、人形はとても理知的でした。 二百年ほど、海の中を漂い続けていたそうです。 「ワタシの初恋の人に似ているわ、アナタ」 「そうなんだ? いつの話だい、それ?」 「レディの過去を詮索するなんて、デリカシーがないわね」 「ははは……手厳しいな」 頭を掻き掻き、梅ちゃんは人形に問い掛けました。 「一緒に来るかい? 探せば、キミを奇麗に修理できるところが見付かるかも」 「地上は煩くてキライなの。ワタシはまた、海の中を気儘に泳ぎ続けるわ」 「そうか。残念だな。もう少し、話をしていたかったんだが」 もう、帰る時間です。梅ちゃんは立ち上がって、腰を伸ばしました。 「それじゃあ、もう行くよ。元気でな」 「アナタもね。あと、鼾が酷いから耳鼻咽喉科に行くことを奨めるわ」 「えっ?」 「さよなら…………素敵な思い出を、ありがとう」 そう告げて、人形は海に飛び込み、見えなくなってしまいました。 人形は海流に揉まれながら、張り裂けそうになる胸を必死に押さえていました。 本当は、梅ちゃんと一緒に居たかったのです。 でも、自分と違って彼には天が定めた寿命があります。 かつて恋心を抱いた人のように、いつかは自分の元から去ってしまいます。 あんなに辛い想いをするくらいなら、いっそ最初から知らない方がマシでした。 しかし、一度でも『恋』という甘く切ない禁断のリンゴを口にしてしまった人形は、 それを求めずにはいられなくなっていたのです。 人形の側に、イルカが近付いてきました。 「いいところへ来たわ。ワタシを遠くまで運んでちょうだい。何処へ? そうね……アナタに任せるわ。取り敢えず、今は遠くへ行きたい。そんな気分なの」 イルカは人形を背に載せると、ゆったりと海の中を泳いでいきました。 研修寮では、生徒達が荷物をバスに積み込んでいました。 岬の方から砂浜を歩いてくる梅ちゃんを見付けて、水銀燈が話しかけました。 「先生、何処へ行ってたんですぅ? ゴミ拾いの時も居なかったし」 「ん? ああ、ちょっと散歩をな」 「? あの……先生。目の下、汚れてますよ」 「これは……向こうで、砂が目に入っちゃってさ。ははは――」 水銀燈がそっと差し出したハンカチで、梅ちゃんは目元を拭ったのでした。 こうして、臨海学校は今年も無事に終わりました。 ――翠星石のお話は、これで終わりですぅ。ご静聴ありがとうございましたです。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/968.html
数週間前の職員室 ロ「夏休みに入ったら皆で海に行きたいんだけどどうかな?」 いつもの唐突なローゼンの提案も今回ばっかりは皆の同意を得た。 雛「わ~い!海なの~!!」 薔「・・・校長と海水浴・・・行く!」 雪「な!・・・仕方ない・・・私も行くか・・・」 蒼「久しぶりに海水浴ってのもいいかもね!僕も行くよ。」 翠「蒼星石が行くなら翠星石も行くですぅ~!」 真「たまにはいいのだわ」 水「楽しそぉねぇ?行くわぁ~」 金「面白そうだから行くかしら~!」 ラ「あの・・・私も参加しても・・・?」 一同(!?教頭がアクティブに!??) ロ「楽しそうだから先生方一名に付き3名まで友人を招待していいことにしよう! んじゃまた明日ね~」 一同「お疲れ様です」 =翌日= 雛の場合 雛「とーーーもーーーーえーーーーーーーー!!!」 ガバッ 巴「先生!?朝っぱらから抱きついてくるなんて何処かの校長みたいですよ?」ロ「クシュン」 雛「そんな事どうでもいいのよ~!夏休みに皆で海に行くのー!巴も来るのーーー!!」 巴(桜田君来るのかな・・・?)「楽しそうですね・・・じゃあ急いで宿題終わらせないと ですね!」 巴参加決定 雛「ベリーベルーーー!!」 べ「あ、ヒナチャだ~!どうしたの~?」 雛「夏休み一緒に海に行くの~!嫌?」 べ「久しぶりにヒナチャと遊べるのーーーー!明日一緒に新しい水着買いにイコ?」 雛「それじゃあ決まりね?楽しみなのーー!」 ベリーベル参加決定 真紅の場合 真「JUM!夏休みに家に居るだけじゃ体に悪いのだわ。私が海に連れてってあげるのだわ」 J(柏葉も来るのかな・・・?)「他に誰かいるのか?」 真「巴は来るわよ?」 J「そそそそういう意味じゃ・・・。行く!!!!」 真(所詮男の子ね・・・)「日程は後で連絡するのだわ」 JUM参加決定 ホ「しーんく!海行くんだって?まさか私を誘わないなんて事は・・・」 真「無いのだわ。一緒に行くに決まってるじゃない」 ホ「・・・真紅・・(ウルウル」 真「?」 ホーリエ参加決定 蒼・翠星石の場合 翠「翠星石は蒼星石が来ればそれでいいですぅ~♪デモ誘ってやらないときっと泣くからスィの奴も誘ってやるですぅ♪」 蒼「僕もレンピカだけでいいや。翠星石が居るしね!」 翠「蒼星石・・・」 蒼「翠星石・・・」 レンピカ・スィドリーム参加決定 水銀燈の場合 水「めぐ~!夏休みに皆で泊まりで海行くんだけどぉ一緒に来るぅ?」 め(桜田君を手に入れるチャンス・・・!その上先生と同じ布団で寝られるかも!! フフフフ行かない手は無いわ・・・。) 水「めぐ?どぉしたのよぉ?具合でも悪いのぉ?」 め「あ、いえ!何でも無いです!是非行かせてください!!」 水「決まりねぇ~。それと巴が来るから水着は気合いれなさいよぉ~。」 め「ハイ!!って・・・しまった!!」 水「フフフ・・・お馬鹿さぁん~♪」 めぐ参加決定 水「メイメイも行くわよね?」 メ「えぇ行くわぁ~♪ヤクルト買いだめしなくっちゃ~」 水「メイメイもぉ?やっぱり気が合うわねぇ~♪」 水・メ「フフフフフフフ」 メイメイ参加決定 金糸雀の場合 ピ「カナは誰を誘うのかしら~?」 金「大丈夫かしら~!ピチカートは決定済みかしら~ 嫌とは言わせないかしら~~♪」 ピ「ほ、本当かしら~?!とっても嬉しいかしら~(ウルウル」 金「ピチカートと一緒に小型潜水艦で水中散歩かしら~♪」 ピ「楽しみかしら~♪」 ピチカート参加決定 ローゼン・薔薇水晶・雪華綺晶の場合 薔「校長・・・」 ロ「薔薇ちゃん・・・」 雪「おいローゼン・・・今すぐその手を離せ・・」 いつもどうり ラプラス(白崎)の場合 白「槐~~!夏休みに皆で海に行くんだ~!一緒に来るよね?」 槐「いつもと違って乗り気なのは何故だ?」 白「教師陣が全員参加+皆きっと事務員さんを誘うよ?この意味君ならわかるよね?」 槐(な!!?何てこった・・・うちの学園の教師の水着姿だと?行かなければ男じゃない・・・) 「行く!!!!!絶対に行く!」 白「言うと思ったよ~♪赤外線カメラの用意・・・ヨロシクね~?」 槐「任せておけb」 槐参加決定 こうしてローゼンのプライベートビーチ+別荘での2泊3日のバカンスが始まろうとしていた。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/1186.html
水「春ねぇ~」 真「…」 『春の一日』 真紅たち唖然としている。なぜなら、麻薬中毒者のごとく黒をこよなく愛していた水銀燈が、な、なんと赤い服を着ているのだ。 黒色の服を着ていないのはまだいい。問題なのは、彼女が赤色の服を着ていることだ。 彼女は、真紅と似ている服の色である赤が、これまた麻薬中毒者のごとく赤色を嫌っていた。 翠「す、水銀燈のやつどういやがったのですか」 蒼「さ、さぁ」 あきらかに動揺する教師たち。 真「す、水銀燈、あなた熱でもあるの?」 真紅は、その様子を心配しているようだ。 水「そんなことないわよぉ」 怪訝な顔で応える水銀燈。 真「そ、それじゃあどうして赤い服なんか着ているの?」 かなり心配した声の真紅さん。 だが、答えは意外というか笑えるものだった。 水「この服は、めぐが褒めてくれたのよぉ」 笑顔で答えてくれる。 真&蒼&翠(そ、そういうオチなのかよぉぉーー!!) その魂の叫びは誰にも聞こえなかった。 め「…なんで、赤い服なんて褒めさせたの?」 紅「赤を好きにさせるためさ」 め「好きにさせてどうするのよ?」 紅「俺の名前は紅 真紅だ」 め「だから」 紅」「水銀先生が赤を好きになれば名前が紅の俺のことも…」 め(…愚かね) 水「もしかして、心配してくれたの真紅ぅ?」 真「そ、そんなことないのだわ」 水「そういう素直じゃないところも好きよぉ」 真「///」 青「百合だな」 白「百合だね」 そんな春の一日。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/609.html
雛苺は美術部の顧問をしている。 子供っぽい外見から絵も子供レベルだろうとみくびっている奴もいるかもしれないが、 実際はかなりレベルの高い絵を描く。それは著名な絵描きも驚くほど。 部員も美術の成績10の強豪たちばかりである。が、ひとつだけ問題がある。 それは部員全員オタクであることだ。 ちゃんと題材にそって描いてくれるのだが、アニメやゲームのキャラを余計に描いてしまうことがある。 だが、雛苺はそれを気にせず、一つの芸術として彼らの絵を認めている。 雛苺「やっほーなのー。今日はどんな絵が描けたかな?」 男子生徒A「俺は大人になった背の高い雛苺先生を描いてみました。」 雛苺「ぶ~、ヒナもう大人だもん!」 女子生徒A「先生、私は豊乳で嬉々としている真紅先生を描きました。」 雛苺「……それ、本人に見せないほうがいいと思うの。」 女子生徒B「私はふたご姫のファインとレインのコスをしたばらきら先生です。」 雛苺「そ、それならたぶん怒らないと思うの…。」 他にもいろいろな絵があったが、今回は教師にコスプレさせた絵が大半を占めていた。 雛苺「みんなよく頑張ったのー。きっとマニアにはウケると思うのー。」 全生徒「(マニア向けですかい!?)。」 今日も美術部の部室には素晴らしい絵がたくさん飾られた。 次の日の朝、職員室に入ると部室に置いてあったはずの絵が教師たちの手元にあった。 雛苺「あれ?なんでみんなそれを持ってるのー?」 蒼星石「美術部の部員が僕たちの似顔絵を描いたらしくてね。 ちゃんと描けてるかどうか見てほしいって頼まれたんだよ。」 翠星石「美術部の絵だけあってとっても上手ですぅ。が、しかし、このよく分からん衣装は何ですかぁ?!」 雛苺「そんなのヒナが聞きたいぐらいなのー。」 見てみるとキュアブラックのコスをした蒼星石とキュアホワイトのコスをした翠星石がそこに描かれていた。 雪華綺晶「……おひさまの国のプリンセスファインです。」 薔薇水晶「……プリンセスレインです。」 なりきらなくていいから、と心の中で突っ込む雛苺。 二人のそばには女子生徒Bが描いた絵が置かれていた。 金糸雀「カナは戦乙女ヴァルキリーかしらー!ぴったりかしらー!」 戦乙女の衣に身を包んだ金糸雀の絵。雰囲気がかなりマッチしていた。 何故知っている?と心の中で突っ込みながら、 雛苺「ヒナ、戦乙女ってよく知らないけど、たぶん金糸雀には不適格だと思うのー。」 金糸雀「だ、黙るのかしらー!(怒」 真紅「私はそのまんまなのだわ。……まあ上手だからいいけど。」 ローゼンメイデンの真紅のコスチュームであった。確かにそのままだ…。 忠告を聞いてくれたのか幸いにも女子生徒Aが描いた絵はそこにはなかったようだ。 雛苺「高貴な貴族のイメージがあっていいと思うのー。」 真紅「あら、ありがとう。」 水銀燈「……う~ん。」 困ったような表情で絵を見つめる水銀燈。 雛苺「どうしたのー?何か気に入らないところでもあったのー?」 水銀燈「別に気に入らないってわけじゃないんだけどぉ…。」 雛苺「?」 水銀燈「おヘソ出してるのは構わないわよぉ。ただ、なんでノーブラなのかと思ってねぇ?」 この絵の元ネタはデビルメイクライ3の主人公ダンテ。 だが、雛苺がこのことを知っているはずもなく、 雛苺「たぶんエロいキャラが似合うと思ってそれを描いたんだと思うの。」 とデタラメを言ってしまう。 水銀燈「そんなもんかしらねぇ…。」 それを真に受けてしまう水銀燈。 今日、雛苺が思ったこと。 知らないことがたくさんあった。もっともっと学ばなければ。そう思っていた。 本来、これらの知識は日常生活ではまったく必要ないのだが、純真で単純な雛苺は 雛苺「今の世の中、あれぐらいの知識がないと駄目なのー。」 と勝手に思い込んでしまう。これがオタク道を極めることになるとも知らずに……。 部員からの話だとそれらの知識を得るためには聖地“秋○原”に行けばいいらしい。 雛苺は次の日曜日、聖地“秋○原”へ向かった。オタク道への第一歩を踏み出した瞬間だった…。
https://w.atwiki.jp/critic/pages/128.html
妄想体育教師 ~ブルマの筋は通してもらいます~(Heat-Soft)/2008/05/02 シナリオ:蜜村あんず/亮精類 原画:とんぷう 音楽: [あらすじ] -OHPより抜粋- シナリオ:15/30 テキスト:16/30 グラフィック:7/10 サウンド:7/10 システム:6/10 基本点:10 総合:61/100 レビューは後日
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/962.html
数週間前の職員室 ロ「夏休みに入ったら皆で海に行きたいんだけどどうかな?」 いつもの唐突なローゼンの提案も今回ばっかりは皆の同意を得た。 雛「わ~い!海なの~!!」 薔「・・・校長と海水浴・・・行く!」 雪「な!・・・仕方ない・・・私も行くか・・・」 蒼「久しぶりに海水浴ってのもいいかもね!僕も行くよ。」 翠「蒼星石が行くなら翠星石も行くですぅ~!」 真「たまにはいいのだわ」 水「楽しそぉねぇ?行くわぁ~」 金「面白そうだから行くかしら~!」 ラ「あの・・・私も参加しても・・・?」 一同(!?教頭がアクティブに!??) ロ「楽しそうだから先生方一名に付き3名まで友人を招待していいことにしよう! んじゃまた明日ね~」 一同「お疲れ様です」 =翌日= 雛の場合 雛「とーーーもーーーーえーーーーーーーー!!!」 ガバッ 巴「先生!?朝っぱらから抱きついてくるなんて何処かの校長みたいですよ?」ロ「クシュン」 雛「そんな事どうでもいいのよ~!夏休みに皆で海に行くのー!巴も来るのーーー!!」 巴(桜田君来るのかな・・・?)「楽しそうですね・・・じゃあ急いで宿題終わらせないと ですね!」 巴参加決定 雛「ベリーベルーーー!!」 べ「あ、ヒナチャだ~!どうしたの~?」 雛「夏休み一緒に海に行くの~!嫌?」 べ「久しぶりにヒナチャと遊べるのーーーー!明日一緒に新しい水着買いにイコ?」 雛「それじゃあ決まりね?楽しみなのーー!」 ベリーベル参加決定 真紅の場合 真「JUM!夏休みに家に居るだけじゃ体に悪いのだわ。私が海に連れてってあげるのだわ」 J(柏葉も来るのかな・・・?)「他に誰かいるのか?」 真「巴は来るわよ?」 J「そそそそういう意味じゃ・・・。行く!!!!」 真(所詮男の子ね・・・)「日程は後で連絡するのだわ」 JUM参加決定 ホ「しーんく!海行くんだって?まさか私を誘わないなんて事は・・・」 真「無いのだわ。一緒に行くに決まってるじゃない」 ホ「・・・真紅・・(ウルウル」 真「?」 ホーリエ参加決定 蒼・翠星石の場合 翠「翠星石は蒼星石が来ればそれでいいですぅ~♪デモ誘ってやらないときっと泣くからスィの奴も誘ってやるですぅ♪」 蒼「僕もレンピカだけでいいや。翠星石が居るしね!」 翠「蒼星石・・・」 蒼「翠星石・・・」 レンピカ・スィドリーム参加決定 水銀燈の場合 水「めぐ~!夏休みに皆で泊まりで海行くんだけどぉ一緒に来るぅ?」 め(桜田君を手に入れるチャンス・・・!その上先生と同じ布団で寝られるかも!! フフフフ行かない手は無いわ・・・。) 水「めぐ?どぉしたのよぉ?具合でも悪いのぉ?」 め「あ、いえ!何でも無いです!是非行かせてください!!」 水「決まりねぇ~。それと巴が来るから水着は気合いれなさいよぉ~。」 め「ハイ!!って・・・しまった!!」 水「フフフ・・・お馬鹿さぁん~♪」 めぐ参加決定 水「メイメイも行くわよね?」 メ「えぇ行くわぁ~♪ヤクルト買いだめしなくっちゃ~」 水「メイメイもぉ?やっぱり気が合うわねぇ~♪」 水・メ「フフフフフフフ」 メイメイ参加決定 金糸雀の場合 ピ「カナは誰を誘うのかしら~?」 金「大丈夫かしら~!ピチカートは決定済みかしら~ 嫌とは言わせないかしら~~♪」 ピ「ほ、本当かしら~?!とっても嬉しいかしら~(ウルウル」 金「ピチカートと一緒に小型潜水艦で水中散歩かしら~♪」 ピ「楽しみかしら~♪」 ピチカート参加決定 ローゼン・薔薇水晶・雪華綺晶の場合 薔「校長・・・」 ロ「薔薇ちゃん・・・」 雪「おいローゼン・・・今すぐその手を離せ・・」 いつもどうり ラプラス(白崎)の場合 白「槐~~!夏休みに皆で海に行くんだ~!一緒に来るよね?」 槐「いつもと違って乗り気なのは何故だ?」 白「教師陣が全員参加+皆きっと事務員さんを誘うよ?この意味君ならわかるよね?」 槐(な!!?何てこった・・・うちの学園の教師の水着姿だと?行かなければ男じゃない・・・) 「行く!!!!!絶対に行く!」 白「言うと思ったよ~♪赤外線カメラの用意・・・ヨロシクね~?」 槐「任せておけb」 槐参加決定 こうしてローゼンのプライベートビーチ+別荘での2泊3日のバカンスが始まろうとしていた。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/41.html
~職員室 テストの答案を採点している真紅に、水銀燈が近づく。 銀「あらぁ真紅先生、お仕事ご苦労様ぁ」 真「・・・・・・」 真紅は水銀燈の方を向くことなく、採点を続ける。 銀「お仕事熱心だことぉ」 水銀燈はそう言うと、真紅の机の上に置いてあった手付かずのティーカップに手をかけた。 銀「美味しそうな紅茶ぁ。いただきまぁす」 それまで採点をしていた真紅の手が止まった。 真「・・・お行儀が悪いわね、水銀燈先生」 銀「だってぇ、あのままじゃお茶が冷めちゃうじゃなぁい」 睨み合う両者。一瞬、職員室に緊張が走る。 いち早くそれを察知した雛苺が、二人の間に入る。 雛「し、真紅先生…!!ヒナがお茶淹れて来るのー!」 水銀燈からティーカップを受け取ると、雛苺は給湯所へ向かった。 銀「雛苺先生、私もお願ぁい」 雛「は、はいなのー!」 真紅は軽く溜め息をつくと、再び採点をはじめた。 その時、翠星石と蒼星石が職員室へ入ってきた。 翠「真紅先生、まだ採点終わってないですか。いっつも読書ばかりして仕事を後回しにするからです」 真「・・・そう言うあなたはどうなの?翠星石先生?」 翠「翠星石は昨日のうちに終わったです!どっかの誰かさんとは大違いですぅ!」 翠星石はどんと胸を叩き、胸を張った。 蒼「半分以上はボクが手伝ったんだけどね…」 後ろから蒼星石が静かにつっこむ。 真「そうだと思ったわ。翠星石先生、蒼星石先生に頼りすぎるのは良くないわよ…」 銀「またぁ?蒼星石先生、可哀想ねぇ」 真紅たちは翠星石にまたかよという視線を、蒼星石に可哀想にという視線を送る。 翠「そそ、蒼星石先生!?そう言うことは言わなくていいです!!」 翠星石が蒼星石に掴みかかった。 蒼「ご、ごめんよ翠星石先生…。く、苦しい…!」 銀「ふふ、二人とも本当に仲が良いのねぇ。羨ましい、ねぇ真紅先生?」 水銀燈が真紅に視線を投げかけたが、真紅はそれを無視した。 そんな彼女らに、金糸雀が採点済みの答案の束を突き出した。 金「採点のしやすいテストを作ったカナはやっぱり優秀教師かしらー?おほほほほ!!」 しかし誰一人としてそれに反応するものはいなかった。 金「す、少しは何か言って欲しいかしら!みんな酷いかしらー!」 銀「金糸雀先生のテスト、簡単すぎるって私のクラスでは評判よぉ」 金「え・・・?」 翠「そりゃ採点もしやすいはずです。まったくなにを威張ってやがるです!」 金「え~!?そんなぁ!そんなはずはないかしら・・・」 金糸雀は力なく崩れ落ちた。 蒼「そ、そうだ!今夜はみんなで食事に行きませんか?ボクいいお店見つけたんです」 ようやく翠星石から解放された蒼星石は、この少し気まずい雰囲気を打破するように提案した。 翠「行くです!また美味しい店を見つけたですか。流石は蒼星石先生ですぅ」 雛「ヒナも行くー!美味しいご飯を食べたいのー!」 銀「良いわねぇ。私も行くわぁ」 金「か、カナも行くかしらー!」 真「良い提案ね。私も一緒させてもらわ」 真紅は採点途中の答案をファイルにしまった。 翠「真紅先生、またそうやって仕事を後回しにするですか?」 真「べ、別に良いじゃないの…!たまには息抜きも必要よ!」 雛「真紅先生は食いしん坊さんなのー」 真「あ、あなたにだけは言われたくないわ!!」 真紅が叫び声に近い反論をする。 次々と賛同の声が挙がる中、薔薇水晶はなかなかその中に入ることができないでいた。 薔薇(私も…行きたい、でも…) その時、副担任である水銀燈が近づいてきた。 銀「薔薇水晶先生も、行くでしょう?」 薔薇「あ・・・私は・・・」 銀「行きましょうよぉ、私、一度も先生とお食事したことないしぃ」 薔薇「え・・・私、行っても良いんですか・・・」 銀「当たり前じゃなぁい!ね、先生行きましょう?」 水銀燈は後ろから薔薇水晶をぎゅっと抱きしめた。 薔薇「・・・はい」 薔薇水晶の顔に笑みが浮かんだ。瞳は、微かに潤んでいた。 蒼「それじゃあ決まりだね。今日は教師みんなで食べましょう!」 その数十分後、職員室に梅岡が入ってきた。 梅「みなさん!今日はみんなでご飯でも・・・」 しかし、その時既に職員室はもぬけの殻だった。 梅「あれ・・・?みんな、どこかへ行ったのかな…」 梅岡を除く職員は、全て食事会へ出かけていた。 梅「さぁて、今日も戸締りをして帰るかな…。ははは・・・」
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/1174.html
私の名前はホーリエ。有栖学園で事務員として働いております。 偶に真紅先生のお仕事を手伝うこともあります。 しかし、今は日頃の雑務から逃れ、息抜きの為に図書館に来ています。 今有栖学園は昼休みを迎えています。ある程度仕事を終えた私は事務長公認の休み時間を過ごしております。 ちなみに他の事務員はと言うと メイメイさんは仕事を終えるとすぐに水銀燈先生の元へ行ってしまいました。 恐らく水銀燈先生の昼食用ヤクルトを買いにでも行ったのでしょう。律儀な方です。 レンピカさんはトレーニングルームの管理をしてます。仕事は・・・多分まだでしょう。 ピチカートさんとベリーベルさんはまだ仕事が溜まっているらしく、事務長の監視の下で頑張っています。 スィドリームさんは…いつも通り寝てました。・・・仕事は大丈夫なんでしょうか?心配です。 さて、世話話もいいですが、そろそろ私も読書の続きをすることにしましょう。 ロ「やぁ、ホーリエくん。読書かい?」 いきなり後ろから話しかけられたので驚きました。 しかし、それを表情に出さずに私は頷き返します。 ちなみにこの人はこの学園の校長を勤めているローゼン氏です。 正直近づく気配も感じさせなかったこの人を私は人間だと思っていません。 ロ「何をそんなに怪訝そうに見ているんだい?」 ホ「いえ。・・・そろそろ行った方がいいんじゃないですか?」 遠くからある気配を感じ取った私は校長に警告しました。 ロ「・・・確かに。それじゃあ、そろそろ行くとするかな。あ、今度一緒にお茶でもどうだい?」 ホ「遠慮しておきます。薔薇水晶先生に睨まれたくないので」 ロ「成る程ね。おっと、それじゃあまたね」 そう言うと、近くの窓から去っていきました。 その10秒後 ラ「はぁ、はぁ、・・・あ、ホーリエさん。ここに馬鹿校長が来ませんでした?」 ホ「ええ、そこの窓から逃げ出しましたが・・・」 教えてあげるとラプラス教頭は窓を覗き込みました。そして、目を閉じて長い耳をピコピコ動かしていると、突然目をカッと見開きました。 ラ「あそこか・・・。それではホーリエさんご協力感謝します」 そう言うと窓から去っていきました。 全く学園を支えていく人達が何をやっているのやら。先が不安になります。 まぁ、今に始まったことではないので、気にしないことにします。 本の世界に入り込んでいた私はカウンターから聞こえてくる声のお陰で現実に引き戻されました。 雛「今日は絶対ヒナが借りるのー!」 金「駄目かしら!そもそも先にこの本を取ったのはカナかしら」 声の持ち主は有栖学園で教師を務めている雛苺先生と金糸雀先生でした。 どうやら借りたい本を同時に見つけてしまったようですね。 しかもあの本は今日貸し出し許可が出たばかりの本のようです。 確か三冊しかない貴重なモノだったと思います。 二人はその本を相手に取られまいと両手でキープしています。 そして静かな図書館に二人の声が響き渡ります。 雛「そんなことないのー。ヒナが一秒先に取ったのー!」 金「むっ!カナは0.1秒先に取ったかしらー!」 雛「むむー!ヒナは0.01早かったのー!」 金「むぅ!カナは0.001秒早かったかしら!」 雛「むむ!ヒナは0.000――」 (省略しますね) 暫く言い争っていた二人でしたが疲れたのか言い争いを止めたようです。でも、二人共本はガッチリ掴んでいます。 雛「うー、しつこいのー……こうなったら」 金「うーしつこいかしら……こうなったら」 追い詰められた(?)二人は最後の手段と言うような台詞を吐きました。一体何を…? と思っていると二人がこちらを見て……え? 私を見つけた二人は早足でこちらに向かって来きます。 ……何だか凄い気迫です。 そう思っている内に二人は私のところにやって来ました。 雛「ホーリエさん!ヒナの方がこのご本取るの早かったのよね!?」 金「違うかしら。カナの方が早かったかしら!ホーリエさんも見たかしら!?」 そう言って片手で私の腕を掴んで同意を求める二人。……腕が痛いです。 ホ「……すみません。現場を見ていないので……」 金「むー、それじゃあジャンケンで決めるかしら」 雛「駄目なのー。カナリアは無敵のグーチョキパーを出すからやらないのー」 あの三種類のタイプを兼ね揃えた拳のことですか。それは邪道ですね。 金「う・・・それじゃあ、どうするのかしら?」 雛「う~ん…。あ…」 どうしたのでしょう。雛苺先生は私の手元をジッと見ています。 私の手元には本くらいしかないのに。この今日貸し出し許可が出たばかりの・・・ 金「あ~、それカナ達が読もうとしている本と同じかしらーっ!?」 確かによく見る同タイトルの本です。何故か気がつきませんでしたね。 金&雛「ジーーーー…」 うっ…。お二人が物凄く目をキラキラさせて私を見ています。 私はそれを無視して本に目を落とします 金&雛「ジーーーー!」 ホ「・・・わかりました。本はお譲りますから声に出さないで下さい」 金&雛「やった(かしら~)(なの)」 二人は満面の笑顔で私にお礼を言うと二人仲良くカウンターへと向かいました。 はぁ…あの小説、前から楽しみにしていたのですが… まぁ、お二人のどちらかが読み終えるのを待つとしましょう。 そう思って腰を上げた時でした 真「あら、ホーリエ。珍しくサボりかしら?」 声をかけたのは私が最も信頼する先生、真紅先生が立っていた。 ホ「違います。今日の仕事のノルマを終えたので息抜きです。どっかの教師と一緒にしないで下さい」 ある銀髪の教師を思い浮かべた私はそう言った。 真「それはごめんなさいね。でも彼女の事を悪く言うのはどうかしらね」 ホ「失言でした」 しかし、彼女は今日の授業を三回もサボっています。まぁ、これも日常の事ですが 真「それより、一緒に紅茶でもどう?」 ホ「もちろん喜んでお付き合いさせて頂きます」 私は滅多に人に見せない笑顔でそれに答える 真「それじゃあ、ジュンを呼んでくるから、貴方は先に行ってて頂戴」 紅茶を淹れるためにジュン君を呼ぶのですか…。 ジュン君には気の毒と思いますが、同時に羨ましくも思います。 ジュン君と一緒に居ると真紅先生は私が知らない笑顔を浮かべます。 それを見ると嫉妬の念さえ抱く時もあります。でもそれは真紅先生にとっては良い事です。 ですから私にとっても良い事なのです。 あ・・・つまらない話でしたね。そろそろ行くとしましょうか。 そうして図書館を後にしようとしたその時 真「そういえば、貴方にお勧めの本があるのだけれど読んでみないかしら?」 ホ「真紅先生のお勧めならきっと面白いでしょうね。もちろん読ませていただきます」 真「そう。これは最近出たものらしいから競争率が激しかったのだわ。苦労してかりたのだから有難く読みなさい」 司書の方には私から話しておくからそのまま持っていきなさいと言って真紅先生は私に一冊の本を渡しました。 それはかなり見覚えがある本でした ホ「(・・・これはさっき雛苺先生達に奪われた(?)本)」 表紙を見てみると間違いなく雛苺先生達が持っていった本と同タイトルのモノでした 真「気に入ったかしら?」 ホ「はい。とても」 真「ふふふ。それは良かったわね。それじゃあ行きましょうか」 頷いてから私は本をしげしげと眺める。 やっぱり真紅先生は最も信頼している・・・いえ大好きな先生です。 真「・・・私の顔に何かついているかしら?」 ホ「いえ。それより早く行きましょう。貴重な休み時間が終わってしまいます」 真紅先生の質問をはぐらかした私は、本を腕の中で大事そうに抱きしめました。 そして真紅先生と飲む紅茶を楽しみにしながら職員室へと向かうのでした。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/700.html
ひんやりと冷たいコンクリートの壁に背をもたれ、消えようとしている飛行機雲をただ見つめる。 教室の窓も、グラウンドも面していない言わば学校の裏側とも言うべき場所でYは一人暇を弄んでいた。 いや、実際はそんなことをしている場合ではない。なぜならYが背中を預けている壁の向こうでは授業が行われているからだ。 「おかしいなぁ。今は授業中のはずだけど?」 すぐ横から蒼星石に声を掛けられた。飛行機雲を見るのに集中していたので全くその存在に気付かなかった。 「なんだよ、またあんたか」 このところ、毎日やってくる。特に叱る訳でもなく、Yに授業参加を訴えに来る。 その「優しい先生」振りが妙に鼻についた。 「こうも毎日毎日……」頭を掻き、軽く溜め息をついて蒼星石を見上げる。「あんた本当に暇だな」 「そんなことないよ。まだ終わってない仕事もたくさんあるし」 嫌味を込めて言ったつもりだったが、蒼星石はまるで気にしてない様だった。 天然なのか、計算なのか。どちらにせよそのすました返事が気に入らなかった。 「だったら」目を細め、蒼星石を睨み付ける。「俺のことなんか放っといてそっち行けばいいじゃねえか」 「そんなこと出来る訳がないじゃないか」蒼星石は大袈裟に肩をすくめた。「君の事を放っといたまま他の仕事なんかできないよ」 最後の一言が止めだった。蒼星石の真面目さや正義感の塊のような言葉に対する正体不明の嫌悪感がYの体を駆け巡った。 「じゃあ一生他の仕事はできねぇな」 立ち上がり、再び空を見上げた。いつの間にか飛行機雲はその姿をすっかりと消していた。 最後まで見ることができなかったのが妙に悔しかった。Yは舌打ちをした。 ズボンについた砂を叩き落としながら蒼星石の横を通り過ぎる。 「ちょっと、どこに行くのさ?」 背後から蒼星石が呼び止める声がした。 「俺がどこへ行こうがお前には関係ないだろ!!」 振り返らずに言い放った。それに対する蒼星石の言葉は無かった。 「けっ、『何が君の事を放っておけない』だ……。結局教師なんて……」 何も言い返してこない蒼星石に対して、Yは小さく呟いた。 Yは最後まで蒼星石の方を振り返ることなく校門を出た。だからこの時、蒼星石がどんな顔をしていたのかYは知らない。 次の日も、Yは同じ場所にいた。いくら蒼星石に話しかけられようと、Yは決して場所を変えなかった。 とくにこの場所がお気に入りというわけでもない。蒼星石に見つからないような所なら探せばいくらでもありそうだ。 だが気付いたらここに座っている。Yは自分でもよく分からなかった。 「今はY君のクラスは現国の時間だよ」 この日もやはり蒼星石は来た。蒼星石が予想通り、いつものように来たことに対して、どこかホッとしている自分がいた。 「金糸雀先生も、Y君が来ないって悲しんでいたよ」 「うるせーな。んなこと俺の知ったことか」 突き放すように言い放つ。蒼星石を、金糸雀を、そして自分自身をも突き放すように。 「先生さぁ」溜め息混じりに続ける「無理して俺のところなんか来なくてもいいんだぜ?」 「どうして僕が無理なんかするのさ?僕は……」 「あーもういいよ」 蒼星石の言葉を遮るように立ち上がると、目を合わせることなく通り過ぎた。 「待ってよ」後ろから、手首を掴まれた。「まだ授業はあるよ」 声は穏やかだったが、目は笑っていなかった。ずっと目を合わせていると、意思が負けてしまいそうな気がした。 「は、離せよ!!」 「あっ……!」 掴まれた手を全力で振り解くと、Yは逃げるように学校を出て行った。 飛行機の音が聞こえたので空を見上げた。だが、雲は発生していなかった。 そういえば、今日は昨日よりも温かい。 「あー、なんでこんなことしなくちゃいけねーですか!?」 放課後の見回りの間、翠星石はずっと蒼星石の後ろで文句を言っていた。 本当は今日の担当は翠星石一人のはずなのだが「蒼星石先生が一緒に来てくれないと行かない」と愚図り始めたので、仕方なく付き合うことになった。 「あ、美味しそうなケーキ屋ですぅ。蒼星石先生、ちょっと食べていくです」 「駄目だよ今は仕事中なんだから。ケーキはまた今度。ね?」 この見回りの時間だけで何度同じようなやり取りをしたことか。こういう部分に置いては、翠星石と水銀燈は非常に似ている。 翠星石の腕を引っ張るようにして歩く蒼星石の目に、一人の生徒が映った。Yだ。 「あれは……Y君」 「本当ですぅ。授業には来ないくせにしっかりと友達と遊んでやがるですぅ」 見ると、数人の学生がYを取り囲んでいた。有栖学園の制服ではない。 彼らはとてもじゃないが友好的な関係とは思えなかった。それほどにまで険悪な空気が彼らを包み込んでいた。 翠星石も、その空気の異常に気付いたようだった。 「蒼星石先生、ついて行くです」 「……うん」 数人の学生は、Yを取り囲んだまま移動した。人数は6人。Yが逃げ出せないようにしているようであった。 蒼星石と翠星石は彼らを見失わない程度の距離から後をつけた。 Yたちは、街から離れ、どんどん人気の無い所へ進んでゆく。そして寂れた公園へと入っていった。 今の時間なら、学校帰りの小学生や、子供を連れた母親たちがいてもおかしくはない。それなのに、その公園は誰一人としていなかった。 蒼星石は、遊具に描かれたスプレーの落書きや、地面を埋め尽くす勢いのバイクの跡を見て全て納得した。 突然公園から怒声が響いた。驚いた翠星石が蒼星石にしがみついた。 やはり友達の集まりなどではなかった。喧嘩だ。理由がどうであれ、止めなくてはいけない。 翠星石を安全な所に留めさせ、蒼星石は一人公園の中へ入っていった。 「こんな所でなにをしているんだい?」 公園の中に入ると、Yは胸倉を掴まれている状態だった。危機一髪だった。 全員が一斉に蒼星石の方に振り返る。 「おめーには関係ねぇよ!!とっととどっか行け!!」 Yを取り囲んでいた学生のうちの一人が、典型的過ぎる台詞を吐いた。 「関係なくはないよ。僕はその子の先生だからね」 そう言ってYを指差す。指を指された当人は、何故蒼星石がここにいるのか分からないといった表情をしていた。 一方Yを取り囲む6人の学生は、全く表情を変えないまま蒼星石を睨み付けていた。 例え他校でも、教師が目の前にいても一瞬の怯みも見せない。恐らく彼らは学校では相当の問題児なのだろう。 話し合いで解決できそうな相手ではない。かと言って本気で戦うわけにもいかない。 何とか彼らの戦意を喪失させる方法はないだろうか。蒼星石は頭の中で必死にこの状況を脱出する方法を考えていた。 だが、そうこうしているうちに学生たちは蒼星石をも取り囲もうとしていた。 空気が震える。木々が、悲鳴をあげるかのようにざわめく。 その時、翠星石の金切り声が空気を切り裂いた。 「おまわりさーん!!こっちこっちですー!!」 目をやると、翠星石が手招きをして何者かを呼んでいる姿が見えた。 「ちっ、警察かよ。面倒くせぇ……」 「行こうぜ、おい」 興が冷めたといった感じで学生たちは来た時とは逆の方向から公園を出ていった。 彼らの姿が完全に見えなくなったところで、蒼星石と翠星石はYのもとに駆け寄った。 「大丈夫かい、Y君?」 「……」 外傷はない。蒼星石は安堵の溜め息をついた。 「本当、危なかったですぅ」 後ろから、翠星石が大きく息を吐いた。警察と一緒のはずなのだが、彼女一人だった。 「あれ、翠星石先生。警察は?」 「なに言ってやがるです」翠星石は目を丸くした。「こんな都合よく警察が来るわけねぇです」 つまりあれは嘘だったのだ。 「はは……」 蒼星石は心の中で翠星石の機転の良さに感謝した。 「……たんだよ」 「え……?」 先程まで黙り込んでいたYが口を開いた。 「なんで来たんだよ?」 蒼星石たちをみるYの目は、助けてくれたことに感謝するどころか、邪魔をされたと言わんばかりの目だった。 「なんでって……それは君が危なかったから……」 「俺のことは放っておけって言っただろ!?」 予想外の言葉を突きつけられて、戸惑う蒼星石の後ろから翠星石が噛み付いた。 「な、なに言ってやがるですか!?あの人数にやられたらおめぇは病院送りですよ!?」 「うるせーよ!!」 Yは力の限り叫んだ。流石の翠星石もこれには黙り込んでしまった。 「どうせ……」最早それはやけくその一言だった。「どうせお前らだって、俺みたいな面倒臭い奴なんていなくなって欲しいと思ってるんだろ!?」 乾いた音が、不気味なほど静かな公園に響き渡った。 Yは一瞬、何が起きたか分からなかった。ただ、頬が熱く、痛かった。 「……もう一度言ってみろ」蒼星石がYを睨み付ける。「その言葉が本気なら、僕は許さないぞ!!」 何も言葉を発せなくなったYの両肩を、蒼星石が掴む。そして、下を向いたまま搾り出すような声を出した。 「どうでもいい生徒なんて、いる訳ないじゃないか……。Y君がどうなっても良い訳ないじゃないか……」 乾いた土に、数滴の雫が落ちた。Yは頬に感じた以上の痛みを感じた。 「く、くそ……!!」 Yは蒼星石の手を振り払うと、逃げるように公園を出た。いや、実際逃げた。蒼星石も翠星石もそれを追ってはこなかった。 公園に、なんともいえない沈黙が訪れた。翠星石がどうして良いのか分からずにいると、蒼星石が静かに語り始めた。 「僕が学生の時……」蒼星石は背中を向けたまま目を拭った。「生徒を叩いた先生は決まってあることを言った……」 「蒼星石先生……」 「『お前たちを叩いた先生だって痛い』ってね。そんなの詭弁だと思っていた。けれど、今ならその先生の気持ちが分かるよ……。 Y君を叩いた時、僕自身も叩かれたような気持ちになった……」 そこまで言って肩を振るわせた蒼星石を、翠星石はそっと抱きしめた。 「それが教師というものです。蒼星石先生は、立派な教師です……」 「ありがとう……」 蒼星石は、翠星石の胸の中で静かに涙を流した。 上空で、微かに飛行機の飛ぶ音が聞こえた。だが、午後から急に現れた雲のせいで、その姿を確認することはできなかった。 次の日、いつもの場所にYはいなかった。遂に、学校にすら来なくなってしまったのだろうか。 蒼星石は深い溜め息をつきながら廊下を歩いた。 しかし、Yの教室を横切った時、蒼星石は信じられない光景を目にした。 いつも空白の座席に、人がいた。そう、Yだった。蒼星石はその光景に、暫し呆然とした。 頬杖をつきながら気だるそうに座っていたYは、廊下から自分を見ている蒼星石に気付くと、罰の悪そうに顔をしかめ、窓の方を向いてしまった。 授業をしていた翠星石が、廊下の蒼星石にそっと笑い掛けた。蒼星石は溢れる笑顔を抑えることができなかった。 Yの机の上には、教科書どころか筆箱すらなかった。その場に「いる」だけ。 だがそれは、何よりも大きな意味を持っていた。 窓の外では、飛行機雲が2人を結ぶように、ずっと、果てしなく続いていた。