約 19,733 件
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/707.html
55 :名無しの紳士提督:2015/10/25(日) 08 50 02 ID 454W76Xo 非エロですけど投下します 今回も独自設定要素が出まくっている感じです なおこの話はフィクションです 実在の人物や出来事とは一切関係ありません 56 :思い出の中のもの、今ここにあるもの:2015/10/25(日) 08 51 26 ID 454W76Xo 「今日は何の日ー?」 子日の元気な声が響く。摩耶も仕事のかたわら子日に答えていた。 「矢矧と黒潮の誕生日だな。それと軽巡洋艦矢矧と駆逐艦黒潮の進水日だ」 「艦娘はやっぱり運命にひかれた存在なんだな」 「あっ、提督だー」 「提督!?お前、出張じゃなかったのか?」 「いやあ、ちょっと早く終わったからな。摩耶、私の代わりにご苦労さん」 「あ、気にすんなって」 「子日も頑張ったよ」 「ああ、子日もご苦労さん」 「やったー、褒められたー」 「しっかし、艦娘ってそういう運命なのかねえ。 アタシも重巡洋艦摩耶の進水日と同じく11月8日か誕生日だしさ」 「誕生日と進水日が一緒だったらもしかしたら沈んだ日と…」 「子日!」 「あっ……ごめんなさい……」 俺は不安な言葉を口走りそうになった子日を制した。 「……提督、今日の仕事はアタシ達に任せてよ」 「いいのか?」 「心配すんなって。子日達も頑張っているからさ。 だからさ……久しぶりにアイツに……鳥海に会いに行きなっ」 「ああ…わかったよ」 俺は部屋を出て再び外へ出かけようとした。 「提督、どこへ行くの?」 隼鷹が俺を呼び止めた。 「ちょっと墓参りに行って、ついでに実家にも寄ろうと思ってな」 「だったらこのお酒を持ってって」 「隼鷹…これは高い酒だろ…」 「いいよ。前に提督に迷惑かけちゃったから、そのお詫びだよ」 「そうか」 俺は隼鷹の厚意を素直に受け取った。 10月25日は俺の大切な人がこの世を去った日だ。 その人がいなければ、今俺はここにいなかっただろう。 俺は大切なその人に何が出来たのだろうか。 むしろその人を傷つけてしまったことしかなかったのではないだろうか。 もしあの時ああしていれば………… そんな後悔が俺の心の中に蘇る。 根拠なんて何もなかったけど。そう思った瞬間はあった。 だけど、何もせずにいつもと変わらぬ日常を過ごしていた。 その後に深い悲しみが待っているなんて思うことはなく………… もし…あの時……どこかで訴えていた何かに応えていたのなら…… 自分の直感。それを信じて行動していれば 取り返しのつかない事に後悔する事もなかったかもしれない。 動かなかった事が俺を幸せから遠ざけ、 そして多くのものが俺の手の届かないところへ行ってしまった。 ……今となっては何の意味もない後悔だ。 俺が今、成すべき事は、今俺をここにいさせてくれた過去の人達を想い、 感謝し、そして今を生き、未来へと歩いて行く事…… 俺は様々な想いを胸に抱きながら、大切な人の墓参りへと出かけた。 大切だった人が眠る地に着いた。ここは山の方とはいえ昔と全然変わってないな。 いや、少し賑やかになったかな。海沿いの街は結構変わっていたから。 俺が小さい頃によく遊びに行っていた所は海に接する街だった。 海に接している事なんて全く意識していなかったけど、沢山の人達がいた事は覚えている。 だが今は街から活気が消えていた。明らかに人が少なくなっていた。 駅前の商店街は元々さびれつつあったが、深海棲艦の出没以降それが更に加速した。 深海棲艦を恐れた人々は内地に移り住み、様々な商業施設を作っていった。 昔からあった街への通り道が新しい街となり、昔からあった街は少しずつ街ではなくなっていく…… 街も、通り道も、どちらもすっかり変わってしまった。 今街にいるのは昔から代々受け継いできたものを守り続ける年寄りがほとんどだ。 大きな駅も、田舎から大都会へと乗り継ぐ為だけの場所となっていた。 ………っとと、ちょっと物思いに耽ってしまった。墓参りに来たというのに全く関係ない事を…… 俺は大切だった人が眠るお墓へ向かった。 そして、そこにいた俺の大切な人に声をかけた…… 「え……しれ…あ…あなた!?」 そこにいた彼女―伝説の重巡洋艦鳥海の力を使える艦娘であり、俺の愛する妻―は驚いていた。 「出張が早く終わったからな。摩耶の厚意もあってここへ来たんだ。 ったく……久しぶりに会ったらどうだとか言うが精々一週間程度じゃないか」 「一週間でも寂しかったですよ……」 「すまない……」 俺が出張に行く時に鳥海と離れ離れになったのにはわけがある。 俺達には子供がいたが、その子は艦娘の子供だった為色々と調査の対象となっていた。 現在艦娘の子供というものは俺達の子供以外にはいない。 艦娘の活動行為が胎児に悪影響を及ぼさないかという心配もあったし、 艦娘として一度は力を行使した時点で普通の人間とはほんの少し、 だけど僅かでしかない程度に遺伝子に変質があったらしい為 艦娘から生まれた子供がどんな存在になるかという不安も広がっていた。 だから俺達の子供を調査する事によって、問題なければそれでよし、 問題あってもハッキリと諦めはつける。 だから他の艦娘の為に俺達は証明をしようとした。 そして小さな子供を長時間母親と離すわけにもいかなかった為、 俺は出張に鳥海を連れて行かなかった。 「お墓の掃除も君がしてくれたんだね」 「はい」 「ありがとう」 俺は感謝した。 「俺の父方の祖母は13年前の今日亡くなった。 その前日、いつもは行こうとは思っていなかった病院にお見舞いに行こうかとふと思った。 だけどお見舞いには行かなかった。そして……」 「…………」 「もしあの時行っていれば……ボケてしまって俺の事がわからなくなっていたとしても、せめて…………」 「……重巡洋艦鳥海も71年前の今日沈みました。でも私は沈みません…死にません。 私が重巡洋艦鳥海の進水日と同じ4月5日に生まれた艦娘だとしても!」 「ああ、そういう運命だけはお断りだな。 俺の大切な人の一人である父親は重巡洋艦鳥海の進水した4月5日に生まれ、 俺の祖母は重巡洋艦鳥海が沈んだ10月25日に亡くなった。 こんな事を言うのは変かもしれないけど… 『鳥海』は俺の大切な人と何かしら繋がりがあるから、 鳥海の艦娘である君も大切な人と思ったかもしれないって……」 「でも私を好きになった最初の理由は私があなたのお母様や初恋の人と似ていたからでしょう」 そう言われると少しすまない気持ちになってくる。 似ているといっても、母親は眼鏡をかけていて、初恋の人も眼鏡をかけていて、 結局安心出来るものを外見から求めていただけなのかと思ってしまう。 「でも…でも、だからこそあなたが私を選んでくれたのだと思います。 あなたの心の中に刻まれた、あなたが安らげる女性像、それを持つ私を…… だからあの人達に感謝しなければいけませんね。 あの人達がいなかったら今こうして幸せでなかったかもしれないから……」 「俺にとってもそうだな。クレオパトラの顔付きが少し違っていたらって話を聞くけど、 もし俺の大切な女性達が眼鏡をかけてなかったら、また違った運命だったかもしれないな」 「運命ってわかりませんね」 「…………考えてみれば俺達が今こうしていられるのも、 俺達に直接関わった人達だけじゃなく、 俺達が生まれる前からずっと頑張っていた人達のおかげかもしれない。 あの戦争では、散っていった人達も、生き残った人達も、 みんな大切な人を守る為、幸せの為に頑張っていたはずだ。 それがたとえ、どんな形だろうとな……」 「ええ……」 彼女も頷く。彼女が知った重巡洋艦鳥海の記憶から 俺の想像が少なくとも大きくは間違っていないと裏付けたからだろう。 「それに戦場で戦っていた人だけでなく、日本に残された人達も 戦場で戦っている人達がいつか帰ってくる場所を守る為に生きていたはずだ。 その人達か頑張って生きて、そして生き残り、 死んでいった人達の想いを継ぎ、帰ってきた人達と共に再び歩き出していき、 戦いで全てを壊されたこの国を復興させていった。 俺達が今ここにいる事をその人達に感謝しなければならない」 俺は墓に改めてお参りをした。戦争を生きた人達、 そして、今まで命を繋げてくれた全ての人達への感謝の気持ちを伝える為に…… ブルルルッ!! マナーモードにしっぱなしだった電話が鳴った。 慌てて電話に出た俺の耳に摩耶達の声が響いた。 「提督、大変だ!深海棲艦の大群が港街を狙って進軍して来ている」 「深海棲艦の大群が!?」 「今は何とか沖の方でせき止めているけど…」 「このままだと突破されちゃいそう!」 「落ち着け子日!そう簡単に突破されはしないだろうけど、 もしもの事があったら大変だ。 鳥海と一緒にいるなら今すぐに帰ってきてくれ!」 「ああ、今鳥海と一緒にいるからすぐに戻る!」 そう言って俺は電話を切った。 「…ええ、タクシーをお願い」 俺が電話している最中に鳥海はタクシーを呼んでいた。 「タクシーを呼んでおいたわ。10分くらいかかるみたいだけど…」 「そうか…」 「ところでこのお酒は…」 俺は隼鷹からもらった酒の事を忘れていた。 父親への土産に持っていこうと思ったが、そんな暇はもうなかった。 「仕方ない、親戚の家に預けて来る。タクシーが来る前に戻れるはずだ」 俺は全力疾走した。 「今帰ったぞ!」 「鳥海、ただいま戻りました!」 「二人とも、戻って来てくれたんだね!」 子日が明るく迎えてくれた。 「ごめん提督。アタシがもうちょっとしっかりしていたら…」 「気にするな。人々の為に戦うのが俺の…俺達の役目だ。それより状況は?」 「なんとか均衡状態だよ」 「ありがとう、摩耶」 「鳥海……迷惑かけてごめんよ」 「いいのよ。それよりも出撃準備は」 「出来てる!」 「それじゃ行くわよ!摩耶と私の二人が揃えば、勝てない相手なんていないわ!」 「ああ!」 先程まで落ち込み気味だった摩耶が戦いで挽回出来るからか元気を取り戻して答え、出撃した。 「提督、子日達がもっとちゃんとしていたら提督達の休日を潰さなかったかも…」 「無理してくれなくてよかったよ。俺達の都合の為に犠牲者が出たら、 今まで命を繋いできてくれた全ての人達に申し訳が立たないからな」 「????」 「説明は後だ!」 「はいっ!」 俺達が今ここにいるのは、沢山の人達との出会いと別れがあったからだ。 だけどそれだけじゃない。自分も、他の人達も、 みんな誰かから命のバトンと様々な想いを受け継いできた。 そして俺達に繋いでくれた人達も、また別の誰かから受け継いでいる。 過去の人達が頑張って生き続けていたからこそ今の俺達も生き続けている。 そして俺達も生き続け、過去の人達が次の世帯へ命のバトンと想いを渡したように、 次の時代を生きる若い者達に命のバトンと想いを渡そう。 俺達は守り続ける。命のバトンを落とす事なく受け渡せる世界を。 ―終わり― + 後書き 62 :名無しの紳士提督:2015/10/25(日) 09 05 40 ID 454W76Xo 以上です。今回はちょっといい話的なものを書くつもりで書きました 書いている時に改めて過去作を読んでいたら 矛盾してしまう場面もあったのでちょっと書き直しました シリーズものは整合性のために見直すのも大切ですね ちなみに俺はここまで立派な人間に離れてません もっと立派な人間になりたいです…… これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/3104.html
406 :影響を受ける人:2014/09/07(日) 22 00 34 この作品にはTS要素が含まれています。 オリキャラ化が含まれています。と言うかオリキャラが出てきます。 最低系である最強要素があります。 それでも良い、という方のお読みください。 提督憂鬱×ストパン+零 第二十六話 ―乙女の休日Ⅸ― ―皇居― 北郷隊が休暇をとるかなり前の日にまで遡る。 その夜、皇居のある場所で天皇陛下が月を肴にして晩酌していた。 おつまみは九曜製。 御酒は納められた一品であるが、最高級品だ。 もっとも、個人的に気に入った一般的な御酒も、取り揃えてあるのだが。 「ふぅ・・・」 程よく冷やされた酒は喉を潤し、辛みを舌で味わう。 透き通る様な味の日本酒は、海外でも高く売れる。 陛下としては九曜製果実酒が好みなのだが、そんなに数が作れないから特別な時にしか出してくれない。 そんな思いを抱いている陛下の横で、九曜葛葉は月琴を弾いて歌っている。 その姿は月明かりに照らされて、より美しく見えた。 「・・・」 その歌声は良く通り、心地よい空間を作り出している。 元々九曜はそんなに楽器も歌もうまくない。 ただひたすらに長い年月をかけて上手くなっただけ。 本来なら侍従長がする事ではない。 繋がりが最も古く、強い彼女だからこそだ。 静かに歌を聴きながら酒を飲む。 先代も、先々代も、同じようにして酒を飲んだことだろう。 歌が終わり、ちょっと休憩をはさんだ九曜に向き直る。 「のう、九曜よ。」 「なに様で御座いましょうか。」 九曜は楽器を置いて姿勢を正す。 「今、大陸は落ち着いていると聞く。そなたはどう見るか?」 「確かに今は落ち着いていましょう。 しかし、それは一時的なモノかと・・・」 「で、あるか。」 問うた天皇陛下に対し、九曜は簡潔に述べる。これは夢幻会も同様の判断だ。 一時的な大攻勢で押し込んだのは良いが、その後の反攻が予想以上に小さい。 恐らく、今まで以上の圧力を受ける可能性があるとして、大陸からの撤退と避難を急がせようとしている。 しかし、今は圧力が小さい為に民間人の避難がそれほど進んでいないのが現状だ。 九曜も気にはしているが、こればかりは夢幻会だよりにするしかない。 「だが、今ならば多少の時間はあるのだな?」 「そうですね・・・ 私の予測だと、早ければ今月中には攻勢に出る可能性は有りますが、末日くらいになるかと思っています。」 「そうか、そうか。」 九曜は内心で「また何か、考えているのか?」と困り、頭痛を覚えた。 陛下は時折突拍子もない事を言って自分を困らせる。 皇女も同じなんだから、頭を抱えてしまう。 「義勇飛行隊が派遣されて来ているのは知っておろう。」 「はい、有り難い事です。」 「その交友会を開こうと思っているのだが・・・どう思う?」 「それは・・・」 407 :影響を受ける人:2014/09/07(日) 22 01 09 陛下の提案は良い事のように思えた。 義勇飛行隊は二隊あり、リベリオン義勇飛行隊・欧州合同義勇飛行隊が派遣されている。 人数はどちらも多いと言えるほどではないが、今まで生き残った彼女等はまさにベテランと言えるほどの技量となっていた。 元々両隊とも、欧州より激戦地となった大陸方面での戦訓と、扶桑の技術目的、国際的な目論見で派遣されている。 欧州組は後発だったものの、実際にネウロイの脅威にさらされていたせいか最初から問題は無かった。 リベリオンは最初に大打撃を受けてしまったが、立ち直りが早いのは「流石チート国家アメリカが元ネタの国だ。と感心するほど。 本当ならば来てくれた時に、盛大な出迎えなどをすればよかったのだが、時期的にそのまま加わって戦闘してもらわないといけなかった。 落ち着いた今ならば、救援に来てくれたお礼などが行える。 「それは良いかと思われます。」 「おお、そうか!」 内心ちょっと不安だった陛下は、九曜が賛成してくれたことで大喜びする。 何せ九曜は、この扶桑で唯一天皇陛下に拳骨を振るい、怒鳴る事が出来る。 それはかなり怖く、代々伝わっている事だった。 ――――― 時間は巻戻り、北郷章香と旗本サエは、共に昼食を食べていた。 昼食をとっている場所は山田里子が調べた一軒のお店。 小道に有り、中は小さかったものの味は良かった。 「これは、当たりだな。」 「・・・うむ。」 二人で豚骨ラーメンを食べながら話す。 「里子ちゃんのリサーチも捨てたもんじゃないな。」 「・・・替え玉おかわり。」 店の亭主が無言で替え玉を、サエの器に入れた。 「・・・それで、交友会はいつだ?」 「この休暇が終わって二日後ですよ。あ、替え玉下さい。 あと・・・餃子も追加で!」 「・・・誰が出る?」 「ウチは出ません。出すのは大佐が決めるそうです。」 替え玉を受け取り、啜る。 「・・・ふむ。・・・有力なのは、真嶋か?」 「でしょうね。個人火力はかなりありますし、本能的な回避もありますから。 あとは有名所から二・三人。あ、私は出ませんよ?」 「・・・・・・あとは陸軍。」 餃子が運ばれてきたので、サエは半ライスを頼んだ。 「狐狸部隊が選ばれるでしょうね。」 「・・・だな。」 散々食い漁った二人は、ちゃんとお金を払って出て行った。 大通りに出るまで並んで話す。 「これからどうしますか?」 「・・・本土と連絡を取る。」 それを聞いてすぐに把握する。 サエは本土に許婚がいるという。その連絡の為だろう。 マメに手紙を送っているのに・・・ 「いいですね~。自分はまだまだですよ。」 「・・・大佐が世話をしてくれる。」 「私はこれから同期に会ってきます。昨日はそんなに話が出来なかったので。」 「・・・良い装備を頼む。」 「了解です。」 二人は大通りに出ると、二手に分かれていった。 ちなみに彼女等が食べた量は、 北郷章香・替え玉×5 餃子×3 炒飯×1 旗本サエ・替え玉×6 餃子×2 半ライス×1 豚韮炒め×1 である。 409 :影響を受ける人:2014/09/07(日) 22 01 39 ――――― 場面はうつり。 坂本美緒・若本徹子・竹井醇子三人は昼食を食べ終えて歩いていた。 「お刺身美味しかったね。」 「旅館とは違ったものだった。また食べたいな~」 「俺は骨煎餅が気に入った。まさか姿造りで来て、その後揚げてくれるとは思わなかったぜ。」 里子リサーチに満足していた三人はそのまま歩いていく。 しばし他愛もない会話が続いていたが、徹子はあえて切り出した。 「なぁ。先輩の事どう思うよ?」 「先輩・・・ ミチルさんこと?」 醇子が表情を暗くして問うと、徹子は頷いた。 「正直言ってさ、想像できないんだ。 あの人、何かとつけていろいろ駄目出ししてくるじゃないか。 最初は反発していたけど、よくよく考えると最もな事だしな・・・」 「そうだね。でも・・・だからこそじゃないかな。」 美緒は考えつつ言う。 「何かしらの原因があった。どんな小さなことでも、自分のせいだと思ってしまう。 ネウロイの核調査で部隊を回ったから、わかる気がする。 ミチル先輩みたいに、必死に何かをしている人。 もしくは周りを拒絶する人。 ただ必死に、生き残ろうとする人・・・」 どこか遠くを見ながら言う親友に、二人は只静かにして聞く。 「私達は先輩の立場になっていないからわからない。 先生の言うとおり、あまり聞かない方がいいし、喋らない方がいいと思う。」 「そうだね・・・」 三人は基地にいるミチルを思うが、その心だけはわからない。 暗くなった場を払拭する為、徹子は何かないかと視線を周りに向ける。 「お、なんかあるぜ!」 「ちょっと徹子ちゃん!」 「ま、まって・・・」 少し先に屋台を見つけ、走っていく。 それに置いて行かれるまいと、二人も走り始めた。 屋台には、ちょっと怪しそうなおじさんがいて「なかなか売れないネ~」と呟いていた。 店先を見ると、瓶に詰められた何かを売っている。 「オッチャン、これなんだ?」 「ン? おお、小さなお客さんネ! これは自家製の飲み物ヨ~。とっても美味しいヨ~。」 「ジュース・・・なのかな?」 「そうヨ~。」 「よっしゃ買うぜ!」 最初は気が付かなかったが、少女達の衣装が海軍ウィッチ戦闘服でるとわかった。 同時に志願学兵だという事も。 売れ残っていたものなので、格安で売ってあげて上機嫌で故郷に戻っていった。 本人は良い事をしたと喜んでいたが・・・ 旅館で皆と飲んだ美緒達は、僅かなアルコールで暴走してしまい。 旅館に迷惑を掛けてしまった。 盛大に隊長陣から拳骨と、お仕置きを言い渡されてしまう事になるとは、まったく想像・・・出来るわけなかった。 以上です。 最初の方が書きたかっただけ。 美緒ちゃん達のネタが無かったとは決していわない。 御酒ネタをもう少し書きたかったが、お酒飲めないから経験無いので書けなかった。 さて次は留守番組に焦点を当てたい・・・なぁ・・・
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1630.html
提督の憂鬱×恋姫無双up2013.04.07 提督の憂鬱×恋姫無双 続きup2013.04.07 ヲ級new2014.04.11 by 影響を受ける人さま 彼女を妃にしたくて ~あるいは奸臣と星々たち~up2013.05.12 by 名無しさま wiki-合衆国崩壊up2013.05.12 一発ネタ 憂鬱何で○鑑定団! by Aod(hoi2)の人さま パンドラの函 ―或いはある提督の憂鬱―up2013.05.29 エスニックジョークup2013.05.29 辻正信up2013.05.29 憂鬱pedia 嶋田繁太郎up2013.05.29 憂鬱pedia 靖国同人誌問題up2013.05.29 憂鬱pedia 山本五十六up2013.05.29 憂鬱pedia 南雲忠一new2013.09.01 by 長月さま もしも富永がデスノートを拾ったらnew2013.09.01 憂鬱世界にゾンビが発生しました 現代ドイツが憂鬱世界に転移ネタSS 現代ドイツが憂鬱世界に転移ネタSS その2 スーパーマンの宇宙船が憂鬱日本に墜落したようです by ハニワ一号さま 後藤伯の幕末奮闘記 -開国編-new2013.09.04 後藤伯の幕末奮闘記 -開国編-第二話new2013.09.04 後藤伯の幕末奮闘記 -開国編-第三話new2013.09.04 後藤伯の幕末奮闘記 -開国編-第四話 前編 後藤伯の幕末奮闘記 -開国編-第四話 後編 後藤伯の幕末奮闘記 第二部北夷の門編 第1話 by キャロルさま ミッレミレアnew2013.09.04 by 694さま 憂鬱戦争1941new2013.10.20 by 前スレ48さま 邦画 『南の星は瞬いて』new2013.10.25 ペプシコーラnew2013.10.25 ガルパンネタnew2013.10.25 憂鬱ガルパンnew2013.10.25 by 高雄丸の人さま どうしてこうなった?憂鬱トランスフォーマーnew2013.10.25 by サブカル板389さま 英国のスパイnew2014.06.16 帝国の探偵事情new2014.06.16 米国の探偵new2014.06.18 探偵の系譜new2014.07.09 by パスティスさま 憂鬱版映画キャプテンアメリカ予告編new2015.02.13 by サブカル6_名無しさま 憂鬱板「Armored Core」new2015.02.13 by VISPさま 憂鬱日本昭和玩具史~「ビー○マン」について~new2015.06.10 競技玩具のパイオニアnew2015.06.10 by 70名無しさま 提督の憂鬱×シャドウランnew2016.02.14 憂鬱アンサイクロペディア風ネタ『世界の国々を店に例えたら』new2016.02.14 提督の憂鬱×ケイオスヘキサシリーズ by 792さま パンドラの箱…………? by デンさま 憂鬱スパロボOGnew2016.02.15 憂鬱ワールド・ウォーZnew2016.02.23 憂鬱redEyes by トゥ!ヘァ!さま 日系同君連合new2016.02.18 同君連合日本ネタnew2016.02.18 同君連合ネタ 天皇の任命権と大統領選挙new2016.02.18 同君連合ネタ ユタ州とホンガンテンプル~インディアン・イッコー教徒と宗教要塞都市ロックマウンテン~new2016.02.18 by Aodの人さま 「続・第二次世界大戦」new2016.03.06 提督たちの憂鬱 ネタ 夢幻会皇族・華族会議 by ham ◆sneo5SWWRwさま ペリー提督の憂鬱new2016.04.17 デジモンネタ 魔法や魔物が発生してしまった世界 魔法や魔物が発生してしまった世界 その後 by リラックスさま Hoiネタ Hoiネタ2 海軍工廠ピュージェット・サウンドのドタバタ 超大型石油タンカーを建造せよ 『英日同盟よ永遠なれ』 wowsのwiki風 もしwowsに憂鬱伊吹型戦艦が参戦したら 『英日同盟よ永遠なれ』 第二話 『英日同盟よ永遠なれ』 第三話 『英日同盟よ永遠なれ』 第四話 by 俄か煎餅さま 提督の憂鬱×デジモンアドベンチャー by ナイ神父Mk-2さま 落日の日章旗あるいは単なる不調 落日の日章旗あるいは単なる不調 上映編 憂鬱HOI DH実況 神よ、ゆかりお姉さんを守り給え その1 憂鬱HOI DH実況 神よ、ゆかりお姉さんを守り給え その2 憂鬱HOI DH実況 神よ、ゆかりお姉さんを守り給え その3 by 手俊樹さま 嶋田さんが邯鄲に挑戦する模様です:1 1955年 ホテル・アドリアーノにて 「一発ネタ ウルフェンシュタイン?」 憂鬱世界の未来で発売されるだろうゲーム1 「戦国無双+コミュニケーション」 「憂鬱桃鉄:登場する新ボンビーとお助けキャラ」 by 同志岡田真澄さま タルテソス夢幻会1new2017.04.28 タルテソス夢幻会2new2017.04.28 タルテソス夢幻会3new2017.04.28 by ooiさま パットン元帥new2014.07.09 by yukikazeさま 霊長類 南へ by 名無しさま 2倍日本in夢幻会1 2倍日本in夢幻会2 by 名無しさま シルヴァリオ メランコリー ~(辻への)逆襲譚を紡げない嶋田さんはやっぱり苦労するようです~ by トーゴーさま 日ソ同盟の憂鬱 第1話「進化(萌化)するソ連」 日ソ同盟の憂鬱 第2話「世界大戦勃発」 日ソ同盟の憂鬱 第3話「バトルオブブリテン」 日ソ同盟の憂鬱 第4話「黒き死の降臨」 日ソ同盟の憂鬱 第5話「どくそせん」 憂鬱ANUBIS ネタ148_ライスインさま_「日本国(の腐った部分が)転移」 ネタ154_ライスインさま_覚醒「漆黒日本」前編 ネタ155_ライスインさま_覚醒「漆黒日本」中編 ネタ164_ライスインさま_覚醒「漆黒日本」後編 ネタ160_ライスインさま_夢幻会 イン ドイツ(前編) by ライスインさま 大内氏in夢幻会1 大内氏in夢幻会2 大内氏in夢幻会3 大内氏in夢幻会4 大内氏in夢幻会5 大内氏in夢幻会6 大内氏in夢幻会7 大内氏in夢幻会8 大内氏in夢幻会9 大内氏in夢幻会10 大内氏in夢幻会11 by クー&ミーさま オーフェン夢幻会 オーフェン夢幻会 滅びの結末 オーフェン夢幻会 滅びの結末2 オーフェン夢幻会 滅びの結末3 by 名無しさま 辻の野望 by 名無しさま 【ネタ】「大宰相は大宰相に憑依するようです」 by 645さま ネタ 夢幻会がアレな世界に転生 短編 エクシフの誤算 by 名無しさん2さま りっくじあーすネタ by 41さま 一発ネタ 幼女戦記 by 名無しさま 一発ネタ 様々な時代、土地に転生 by 名無しさま SAOの様なVRゲームが開発された世界に来た宇宙人調査官の憂鬱 by 名無しさま ハルマゲドンWW2 ハルマゲドンWW2 2 ハルマゲドンWW2 3 ハルマゲドンWW2 4 by 名無しさま 架空戦記系ネタ113_名無しさま_if 名無しさま 架空戦記系ネタ121_名無しさま_『全世界同時末期戦』 架空戦記系ネタ121_名無しさま_『全世界同時末期戦』世界線の設定 架空戦記系ネタ123_名無しさま_『全世界同時末期戦』2 架空戦記系ネタ127_名無しさま_『全世界同時末期戦』3 架空戦記系ネタ127_名無しさま_『全世界同時末期戦』4 架空戦記系ネタ128_名無しさま_『全世界同時末期戦』設定集 名無しさま 架空戦記系ネタ122_名無しさま_大津波世界と令和世界日本融合 架空戦記系ネタ123_名無しさま_大津波世界と令和世界日本融合2 架空戦記系ネタ123_名無しさま_大津波世界と令和世界日本融合3 架空戦記系ネタ123_名無しさま_大津波世界と令和世界日本融合4 架空戦記系ネタ123_名無しさま_大津波世界と令和世界日本融合5 架空戦記系ネタ123_名無しさま_大津波世界と令和世界日本融合6 架空戦記系ネタ123_名無しさま_大津波世界と令和世界日本融合7 架空戦記系ネタ123_名無しさま_大津波世界と令和世界日本融合8 架空戦記系ネタ123_名無しさま_大津波世界と令和世界日本融合9 架空戦記系ネタ123_名無しさま_大津波世界と令和世界日本融合10 名無しさま 架空戦記系ネタ128_名無しさま_日本連邦世界の第二次ユトランド沖海戦 架空戦記系ネタ128_名無しさま_日本連邦世界の第二次ユトランド沖海戦 中編 架空戦記系ネタ129_名無しさま_日本連邦世界の第二次ユトランド沖海戦 後編 架空戦記系ネタ132_名無しさま_日本連邦世界の第二次ユトランド沖海戦 エピローグ 名無しさま ネタ157_冷石さま_烈海王は錬武館に転生しても一向にかまわん 冷石さま ネタ158_昭和玩具の人さま_ネタ 世界は核のない平和な世界()になったようです 昭和玩具の人さま 架空戦記系ネタ132_635さま_一発ネタ 元嶋田さん「戦後?戦後とは一体…?うごごごごご…。」 635さま 架空戦記系ネタ132_名無しさま_艦これ艦出現 名無しさま 架空戦記系ネタ132_モントゴメリーさま_「フラッシュデッキ・カーニバル」 架空戦記系ネタ132_モントゴメリーさま_フラッシュデッキ・カーニバル世界SS——「ロンドン海軍軍縮条約」 架空戦記系ネタ133_モントゴメリーさま_フラッシュデッキ・カーニバル世界SS——盆踊りと反省会—— モントゴメリーさま 架空戦記系ネタ133_名無しさま_第二次世界大戦起きず 名無しさま ネタ166_冷石さま_銀河憂鬱伝説 シマヅ戦記 ネタ166_冷石さま_銀河憂鬱伝説 シマヅ戦記・第二話 ネタ166_冷石さま_銀河憂鬱伝説 シマヅ戦記・第三話 ネタ166_冷石さま_銀河憂鬱伝説 シマヅ戦記・第四話 冷石さま ネタ169_加賀さま_『御台場鎮守府』その1 ネタ169_加賀さま_『御台場鎮守府』その2 ネタ169_加賀さま_『御台場鎮守府』その3 ネタ169_加賀さま_『御台場鎮守府』その4 ネタ169_加賀さま_『御台場鎮守府』その5 ネタ169_加賀さま_『御台場鎮守府』その6 加賀さま このページはサブカル、架空戦記系ネタ、ネタ27以降の作品を収録しています。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/3097.html
327 :影響を受ける人:2014/07/13(日) 22 10 10 この作品にはTS要素が含まれています。 オリキャラ化が含まれています。と言うかオリキャラが出てきます。 最低系である最強要素があります。 それでも良い、という方のお読みください。 提督憂鬱×ストパン+零 第十九話 ―乙女の休日Ⅱ― 弾薬運搬係と言うウィッチが生まれたのは、重火器が連射できるようになってからだと言われている。 当初は弾薬だけを持っていき、足りなくなったら補給するという役割だった。 しかし銃の性能が上がり、より連射できるようになり。 様々な銃器が出来上がる様になるとただ弾薬を運べばいいというわけにもいかなくなった。 最初は木箱を持って行っていたのが、ちゃんとした棚のある木箱になり。 引き出すのが面倒という事で観音開き式になり。 銃と弾薬を別の入れ物にしていたのをやめて統一化し。 よりたくさん入れ易く、取り出しやすくしていった。 今では軽量を重視して薄い木製の合板と、フレームを航空機でも使用するジェラルミンに変更。 大量積載の負担を、なるべく少なくするように工夫されている。 扶桑国ではこれを【弾薬積載箱】とよび、リベリオンでは【ガンパウダーケース】と言うように各国とも呼び名が違う。 さらに面白いのは、各国とも特徴がよく出ている事だ。 リベリオンでは…予備機関銃×4・予備弾倉×30…であるが、カールスラントでは…予備機関銃×3・予備機関銃用弾倉×20・狙撃銃×2・狙撃銃用×8…といった具合に違う。 例として出したがこれは最初期に近いものである、が今でもその特徴は変わっていない。 そして、これを運用するウィッチは戦場から少し離れた所にいるので、さぞ楽だろうと思われるだろう。 しかしそんな事は無い。 まず、戦場の部隊員の様子を全て伺わなくてはいけない。 弾切れを起こせばすぐに戦力がとなってしまうから、急いで補給しなければならない。 一時的に戦場から離れるから、後ろから撃たれる可能性が高いのだ。 それを見極め、大急ぎでこちらから迎えに行って補給をする。 そして補給中はほとんど動けなくなる。 補給を受けるウィッチは素早く補給する事も重要だが、運搬するウィッチも敵が来たら仲間を守るためにシールドを張らなければならない。 補給を中断すればいいのだろうが、そううまくはいかないのが現実だ。 常に周りに気を配り、自分でも牽制弾を放ち、尚且つ回避する。 これだけでも大変なのに、ジャムを起こした銃をその場で修理したりする。 ベテランともなると部品を入れた袋を持ち、シールドをテーブル代わりにして素早く直してしまうという。 「・・・っていう話を聞いたことがあるわね。」 「そうなんですかぁ。」 先輩の話を聞いていた小毬は、感心しながらも【弾薬運搬箱】の整備する手を休めない。 部隊の命ともいえる箱の整備は重要であり、整備員に任せていても、最終的には自分達でしっかり見る。 正式名【弐拾参式 多目的 弾薬 銃器 運搬専用 貨物積載 重箱】は、現在…機関銃×4・弾倉×20・投擲用弾×10・術符小箱×10(30枚入)・魔力強制回復薬×6・救急箱×1・刀×2…と言う具合に多い。 部隊によっては改造を施して、より沢山入れられるように工夫している。 「ぐぬぅ・・・ここの出っ張り邪魔ね。ヤスリ無い?」 「あ、こちらに有ります。」 「ありがとう小毬ちゃん。」 狐火隊の学兵である隊員はお礼を言い、さっそく削りにかかる。 世界が違えども、もったいない精神は共通なのか、弾倉と薬莢は必ず持って帰ってきている。 弾倉は入れ替えるように入れればいいのだが、乱暴に入れたせいで一部尖がって入れられなくなっていたらしい。 「これ、絶対、隊長の、せいね!」 328 :影響を受ける人:2014/07/13(日) 22 10 45 フンフン!と気合を入れて削る様子に小毬と狸釜隊のウィッチは苦笑する。 「あははは・・・」 「穴吹隊長、乱暴だからね~」 狸釜隊員は扉を一度閉じて開く。 〔ガシャン!〕と言う音共に何も入っていない、機構丸出しの状態で少しだけ外に飛び出てくる。 閉じる動作をすれば、再び〔ガシャン!〕と言う音共に奥に引っ込む。 「よし。」 次に銃器を入れる両サイドの箱を動かす。 クルンと下側を支点に回り、二つに割れて中身のない内部をさらけ出した。 本来はここに機関銃一丁と弾倉×5が入っている。 右左共に調べ終わると、ようやく一息つく。 「よいしょっと・・・」 小毬もバネに異常がないか確かめ、可動部分に油をさし、納得するように頷いて手を休めた。 御茶を手に取って飲むと、もうぬるくなっていた。 かなり集中して作業していたようだ。 お茶請けのサツマイモを食べながら話を咲かせる。 「そうなのですか?」 「そうなんだよね。元々いた人が上がり間近で、しょうがないから来たんだけど、運は良かったと思うよ。」 狐火隊員は笑って言う。 「同じ時期に入って、不味い指揮で戦死した娘もいるみたいだし。 隊長陣が強いこの部隊にこれてよかったよ。」 「私は元々いたからそうでもないけどね。」 狸釜隊員は苦笑する。 「本当は戦いたかったんだけど、こわくてね・・・ 今はこの役割に誇りを持っているわ。」 「私も戦いたかったんですけれど、どうも銃器の扱いになれなくって・・・」 「でも小毬ちゃん。整備の腕はいいみたいだけれど?」 「ああいう作業は好きなんです。パズルを組み立てるみたいで。」 「私には無理ね・・・ 歳かしら・・・」 溜息をつく狸釜隊員をみて二人は乾いた笑いをするしかない。 そして話題を変えようとした時、ミチルが入ってきた。 「すみません。銃器の整備が終わったので・・・」 「わかった。入れておくから安心して。」 自分で整備していたであろう機関銃を手渡すと、軽く礼を言ってミチルは去っていった。 その背中を見えなくなるまで追っていた小毬はボソリと呟く。 「早良先輩って、良くご自分で整備しますよね?」 「そうね。まぁ・・・仕方かないのだけれど・・・」 同じ様に見えなくなるまで見ていた狸釜隊員の表情は暗い。 そこに、狐火隊員が前のめりになって狸釜隊員を覗き込む。 「あの噂・・・本当なんですか?あの子のせいで “所属部隊が壊滅” したって」 「っ!!」 「え・・・壊滅、ですか?」 振り返って睨んだ狸釜隊員は狐火隊員を黙らせると、次に小毬を睨む。 睨まれた小毬は威圧する雰囲気にのまれて、硬直してしまう。 「・・・いい? このと事は誰にも言っちゃだめよ。」 「え、あ・・・は、はい!」 329 :影響を受ける人:2014/07/13(日) 22 11 31 今まで見たことない形相と、雰囲気にのまれて怯えてしまって、そのまま勢いで返事をしてしまう。 狸釜隊員は何度も同じ様に「誰にも言わない様に。」と言いながら銃と【弾薬運搬箱】を持って出て行った。 取り残された二人は茫然としていたのだが、狐火隊員はすぐに気を取り直して顔を顰める。 「やっぱ、そうなんだ。」 「・・・」 その横で思わぬことを聞いてしまった小毬は困惑していた。 今まで厳しい事を言っていた人物が、部隊を壊滅させたなんて信じられない。 間違いであると思いたいが、先程の態度から推測するに、恐らく事実だろうと思う。 皆で約束したのに・・・ どうすればいいのか、彼女は悩み続ける事となる。 ――――― 外では、久しぶりに木刀を打ちつけ合う美緒と、徹子がいる。 「はぁぁぁぁぁ!」 「しぃぃ!」 導術士学校でも良く対戦していた二人だが、今行っている訓練はちょっと違う。 二人は常に動き回り、少しでも隙を見せれば切り掛かっていた。 剣道とは違う動きであり、明らかに別の動きを想定していた。 木刀がぶつかり合って鍔迫り合いに・・・しないで、美緒はそのまま右脇に駆け抜ける。 「ちっ!」 舌打ちをしつつ、徹子も走って距離を空ける。 そして対峙する二人だが、どちらの息も上がっていて限界が近いのがわかる。 それを見ていた見物人が声を上げた。 「よし、それまでだ。」 「「ありがとうございました。」」 章香が手を叩くと、二人は木刀を腰に差すように移動させて礼をする。 顔をあげた二人は・・・そのままぶっ倒れた。 「わああああ! 美緒ちゃん! 徹子ちゃん!!」 「まったく、二人共・・・」 慌てる醇子と、呆れながらもタオルを持って行く凛。それについていく里子。 倒れた二人は弱々しい動きで受け取ると顔を拭き始めた。 剣の心得がある智子と圭子は、満足そうに笑う章香を見る。 「だいぶいい感じじゃない。」 「ああ。もう二人には、接近戦をさせてもいいかもしれないな。」 「居合術、教える?」 「圭子の提案は嬉しいが・・・教えるならば美緒だな。」 「なら、徹子は私?」 智子は笑いながら言うと、章香は苦笑する。 「私が参加できない時はお願いする。」 「了解♪」 いい玩具を見つけたかのように、良い笑顔で嗤う智子をみて副隊長は頭を抱える。 「ほどほどにね・・・」 そんな二人を横目で見ていると、サエが宿舎の方からやってきた。 「・・・許可が下りた。」 「そうか。」 短く答えると、サエはまた宿舎に戻っていった。 さて、可愛い部下たちに伝えよう。 明日は“街”に行けることを・・・ 以上です。 小毬ちゃんが重要な事を知りました。 そして今回、運搬役の重要性を書いてみましたが・・・どうでしょうか? きっと個性が出てくると思うのですよ。 比べるときっと面白いはず・・・です! そして次回は風呂回だァァァァァァぁ!!!
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1233.html
『提督たちの憂鬱』読者から採用された兵器の一覧並びに初登場時の話数まとめ by 4さま 提督たちの憂鬱 設定スレ 艦艇編 その3より長門型戦艦 憂鬱本編第1話登場兵器一覧2012.07.31分離 憂鬱本編第2話登場兵器一覧2012.08.02新設 憂鬱本編第3話登場兵器一覧2012.08.02新設 憂鬱本編第4話登場兵器一覧2012.07.31分離 憂鬱本編第5話登場兵器一覧2012.08.02新設 憂鬱本編第6話登場兵器一覧2012.07.31改訂 憂鬱本編第7話登場兵器一覧2012.07.31改訂 憂鬱本編第8話登場兵器一覧2012.08.02改訂 憂鬱本編第9話登場兵器一覧2012.08.03改訂 憂鬱本編第10話登場兵器一覧2012.08.03改訂 憂鬱本編第11話登場兵器一覧2012.08.21改訂 憂鬱本編第12話登場兵器一覧2012.08.30改訂 憂鬱本編第13話登場兵器一覧2012.09.01改訂 憂鬱本編第14話登場兵器一覧 憂鬱本編第15話登場兵器一覧 憂鬱本編第16話登場兵器一覧 憂鬱本編第17話登場兵器一覧 憂鬱本編第18話登場兵器一覧 憂鬱本編第19話登場兵器一覧 憂鬱本編第20話登場兵器一覧 憂鬱本編第21話登場兵器一覧 憂鬱本編第22話登場兵器一覧 3Dモデリング 「憂鬱大和1」許可待ち 「憂鬱大和2」許可待ち 大和コンペ
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/460.html
by earthさま 構想中のまどかSS、諸般の事情で断念 ネタ 偽予告『逆行者たちの憂鬱』 『日本連邦』 偉人のクローン 電脳世界のエトセトラ 憂鬱世界の仮想戦記事情 『ゲーム製作者の憂鬱』 a.ネタ『ヴァーチャル・パシフィックウォー』『日韓連合艦隊出撃す』 『異邦人の集い』 大和が第一次大戦に乱入 アメリカが主人公 日本人陰謀論 アルティメットガンダム a.ネタ『宇宙世紀のファイト事情』『それゆけ、僕らの○○教授!』 メキシコ人の受難 1.鈴蘭 2.おりがみネタ第二弾。 大日本帝国カリフォルニア特別自治区 愚連艦隊 とある提督のエンドレスワルツ 『Angel Beats!』 a.ネタ『旅順に咲く華』『嶋田暗殺計画』『無責任艦長着任せず』 『アリゾナの風景』 最近のラノベ 『突撃、隣の太平洋戦争!!』 1年戦争 新たな格差 本編世界の20年後 自称「(人類が生存できる)環境保護団体」 1.インド内乱 2.インド動乱 元アメリカ人 人民の、人民による、人民のための政治 非日常 オーストラリア本土決戦 オーストラリア本土決戦の後 ボードゲーム『太平洋大海戦』 不思議の海のナディア a.ネタ『鬼神伝説』 ヴィシーフランス 露海軍提督の憂鬱 銀鬱伝への流れについて 特撮映画 憂鬱版ガンダム(概要)new2013.10.21 サイド6政府の憂鬱new2013.10.21 時空の迷い子達new2017.01.18 【虚空からのアポカリプス】new2023.08.05
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/3116.html
759 :影響を受ける人:2014/11/30(日) 22 20 26 この作品にはTS要素が含まれています。 オリキャラ化が含まれています。と言うかオリキャラが出てきます。 最低系である最強要素があります。 それでも良い、という方のお読みください。 提督憂鬱×ストパン+零 第三十八話 大人達の思考 ネウロイの大攻勢が始まったのは、交流会から三日後と言う早い段階だった。 『こちらオオワシ・イチバン。今のところ異常なし。』 「了解。気を抜くなよ。」 いや、以前から撤退の為の準備を整えていたから、予定通りと言えばいいか・・・ 『わかっている。敵陣奥深くに侵入・・・・・・敵発見!』 「なに。数は?」 大本営ではこの大攻勢は予想された事であり、特に驚くべきことではない。 『地上を観測中・・・『機長。敵が多く、数えきれません!』大まかでいい!』 『き、機長・・・前方に敵が・・・・・・』 『なんだあれは・・・』 「オオワシ・イチバン。どうした!? 正確な報告をしろ!」 真に驚くべきことは・・・予想外の“敵の新型”であった。 『て、敵の数、不明・・・ 空が四割しか見えず。地上は半分も見えない。』 「なんだそれは。よくわからないぞ?」 『多すぎる! 退避だ!! 他の偵察機にも退避を『敵接近!』弾幕を張れ!』 『“スズメバチ”・・・・じゃない。新型だ!』 『突っ込んでくる! ダイブが早い!』 『旋回しt〔ガガガガガ・・・・・・……〕 「オオワシ・イチバン応答せよ! オオワシ・イチバン! オオワシ・イチバン応答しろ!」 この通信途絶を境に警戒を一気に引き上げた。 そして何時もの通り先に通常戦闘機隊が出撃、その後にウィッチ迎撃部隊がでていく。 ここまでは普段通り、しかし・・・ 『くそ。敵は全部“スズメバチ”だけか!?』 『 “クマバチ”はもういないようだな。敵の一撃離脱に注意せよ。 わかっていると思うが、敵さんが巴戦にはのってこない事を留意しろ。』 『うん? ・・・隊長、上空から敵が!』 『未確認の新型か! 散開しろ!!』 『回避後にケツに食い付いてやる!』 『敵は・・・なんだ。三胴型なのか?』 『メザシみたいな奴だ。しかし、降下速度が“スズメバチ” よりあるぞ!?』 『下手に追うな! もう“スズメバチ”が来ている。 後ろの御嬢さんたちの負担を軽くしろ!』 『了解・・・って、こいつら旋回能力上がっていないか?』 『主翼が変わっているぞ! くそ、この速度でこの旋回能力かよ!!』 『それでも一撃離脱するのは変わらんようだ。このまま・・・っく!』 『隊長!?『叫ぶな。避けきった!』・・・さっきの奴が上昇してきたのか?!』 『降下も、上昇の速度も、“スズメバチ” 以上だぞ。』 原作には存在しなかった新型ネウロイの登場、そして強化された“スズメバチ”の運動性は厄介なものとなっていた。 更に言えば、“アホウドリ”が必ずまとまって行動するようになっていた。 以前も二体ペアーで動いていたが、迎撃する時は別々に動いていた時があった。 だが今回は四体一纏めで現れ、更に各戦線合わせて三四体もの数で出現したのだ。 無数の護衛“スズメバチ”と新型に囲まれて悠々と飛行する。 分厚い護衛群を引きはがすべく、全ての飛行場から戦闘機部隊が飛び立つ。 “アホウドリ”を狩るために出撃したウィッチ部隊も、その数の多さから護衛潰しを先に行わなければならない。 ここまでの想定外は、何とか許容範囲ではあった。 飽く迄も “空の迎撃は”だ。 760 :影響を受ける人:2014/11/30(日) 22 20 52 地上の迎撃は上手くいかなかった。 ネウロイは、地上よりも制空権の奪取を目的としているのかその数は圧倒的で、全てを地上戦線前で食い止める事が出来なかったのだ。 空の防衛戦を数の暴力で食い破った敵は、“アホウドリ”の爆撃能力を生かして戦線に巨大な穴を開けられてしまう。 更に、新型の急降下レーザー攻撃の猛威を受けてしまう。 後に“ウシアブ”と呼ばれるこのネウロイは欧州戦線にいない種類であり、この戦線にしか出てこない。 夢幻会が初めて見るタイプのネウロイだったが、火葬戦記大好きな人物が見たら「どうみても【閃電】じゃないか!」と驚愕していた。 本家に通じる急降下と急上昇、そしてネウロイならではの“前後に攻撃をする”と言う非常識。 機首部分一門と尾翼部分二門による地上攻撃は、急降下中に薙ぎ払い、上昇中に後部からの攻撃で結界にダメージを継続に与えてくる。 空戦では一撃離脱、地上攻撃もお手の物と言うこの新型は新しい脅威となるのに時間はかからなかった。 もっとも、左右の旋回能力が死んでいて、装甲も“クマバチ”に比べればまし程度であるのが救いではあったが・・・ 話がずれたので戻す。 陸戦についてであるが、空の迎撃がうまくいかないがために地上型ネウロイに爆撃の雨を降らせる事が出来なかった。 更に前途にあげた理由で前線陣地は混乱状態であり。 何とか撃退はしたものの、せっかく構築していた防御陣地の63%が昨日不能になった。 味方の損害も、馬鹿に出来ないぐらいの酷い有様・・・ この大損害の報告を受けた大本営は一時混乱に陥ったが、すぐに対応策を出して指示を下す。 と言っても、戦線を予定よりも更に後方に下げるだけであったが・・・ ――――― 何時もの夢幻会による、秘密会議であるが・・・ 室内の空気はかなり暗い物があった。 「まさか、交流会三日後に攻め込んでくるとは・・・」 山本五十六が呻く様に言うと、杉山元が眉間に皺を寄せたままを上げた。 「予想はされていた。が、この物量は予想以上だ。」 「それ以前の迎撃がうまく行き過ぎていたので、敵も本腰を入れたのでしょうか?」 杉山の隣に座っている東条英機が推測を述べる。 あながち間違いではないだろう。敵とて馬鹿ではない。 原作でもあの手この手で攻めてきたのだ。可能性は高いだろう。 「頻度が少なくなった時に戦力を溜めこんでいた・・・そう推測するのが正しいでしょう。 個人的には新型の性能が気になります。 急降下攻撃は、船舶に対しても脅威です。」 南雲忠一が危機感を持って言うと、牟田口廉也が資料をめくる手を止めた。 「新型が出てくるとはな・・・ しかもコイツ、対地攻撃までできるなんて襲撃機か?」 「シュトルモビクのような頑強さが無いだけましですよ。」 「ウィッチの機関銃でも撃ち落とせるのは良い事だ。」 辻正信が愚痴ると、杉山が同意する。 と、山本と同じく転生してきた山口多聞が、全員を見渡す様に視線を投げかける。 「だが、現行の戦闘機では、あの急降下についていけないぞ。どうする?」 「現在我が社でも改良は勧めているが・・・間に合わん。」 すまないと詫びる倉崎重蔵に、航空関係者が慌てて謝罪した。 それを横目で見つつ、寺内寿一が“ウシアブ”について聞いてみる。 「未確認情報だが、実弾攻撃までしてきたそうだが?」 「現在調査中だ。しかし・・・負傷したウィッチを調べた限りでは、いると言えるだろう。」 「ネウロイと言えばレーザー攻撃。それに切り替わる前は、実弾攻撃が主流だったというのを忘れてしまっていたのは痛いな・・・」 夢幻会全員が唸った。 761 :影響を受ける人:2014/11/30(日) 22 21 26 「お爺ちゃんになってから、前世バージョンでストライク・ウィッチーズを放送していましたからね・・・」 「その印象が強すぎるというのもあるか・・・」 「零編もアニメ化していたら違ったかな?」 「どうかな?」 「もっちゃん達は無事かな・・・」 「原作キャラクターを心配してもしょうがないです。 そもそもこの世界は嶋田さんに手によりだいぶ変わっています。 原作知識など、せいぜい参考書程度にしか役に立ちません。」 辻はあえて強い口調で言う。 断言したような発言は、騒がしくなり始めていた会議場を静かにするには十分であり。 進行をスムーズに進めたい彼としては有り難い。 新しいネウロイ“ウシアブ”の対策は基本的に上昇し始める時、進路を予想して罠を張る、と言う形でまとまった。 というか、現行兵器でほぼ垂直落下する敵を追撃できるのがおらず。 集団で罠を張るにはウィッチしかその戦力がない。 新型の対策はこれからだ。 それでも失った人員は痛い・・・ 「・・・・・・以上が戦闘機隊の損耗率です。 ウィッチに関してですが、軽傷8名 重症4名 重体2名 死者は・・・7名、うち4人が学兵です。」 「かなり、やられたな・・・」 「はい。新型の後方攻撃が予測できなかったことに加え、レーザー攻撃に慣れて実弾攻撃を想定できずに撃ち落されたのが大半です。」 「そうか・・・」 年若い女性が、戦場で理不尽で死んでいった。 この国を守るためとはいえ、有効打を与えられるからと言って、目を逸らしてはいけない罪。 この報告は天皇陛下にも伝わっており。 嶋田繁太郎=九曜葛葉は傍に寄り添って諌めているという。 その為、分体すらこの会議場には姿を現していない。 だが、今日の会議はある意味無駄になる。 今日より二日後・・・一週間にも及ぶ大攻勢と、地獄の撤退戦が待ち構えていることを、知る由もなかったのだから。 以上です。 新型ネウロイは【閃電】を元にしました。 詳しくは ttp //ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%83%E9%9B%BB_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F) をみてくだしあ。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/3168.html
955 :影響を受ける人:2015/07/12(日) 22 30 12 この作品にはTS要素が含まれています。 オリキャラ化が含まれています。と言うかオリキャラが出てきます。 最低系である最強要素があります。 それでも良い、という方のお読みください。 提督憂鬱×ストパン+零 第六十八話 ―蒼空快晴― “オニグモ” 殲滅の報が入る前に全てのネウロイ達は撤退を開始した。それはちょうど断末魔を上げた直後であった。 その時には、穴吹智子が“スズメバチ”一体に損傷を与え、加東圭子が止めを刺しており。 加藤武子と黒江綾香が協同で“アホウドリ”に多大な損傷を与えていた。 彼等も断末魔を聞くと同時に戦闘を放棄、全速力で踵を返して逃走。 江藤敏子達は追撃したが、殿で残った“アホウドリ”に出鼻をくじかれてしまう。 損傷が回復しきれていない敵は、回復を後回しにして味方の離脱を支援して成功するも、敏子のシールドブレードにより切り裂かれて果てた。 この戦闘で江藤部隊が斃したのはたった二体・・・ すぐさま最前線の味方に連絡したが、運悪く交代している時であり、通常戦闘機隊も引き下がった直後だった。 結局彼女等が相手にしたネウロイ達はそのまま全速力で大陸奥深く、彼等の巣まで逃走していってしまう。 最前線で敵の進行を食い止めていた防御陣地は、第四防衛陣地まで下がっていて、最終防衛ラインまで下がるか否かまで来ていた。 この後退戦は上手く行っていて、被害は最小限に収められていることが唯一の慰めと言っていいだろう。 ワザと泥水のある堀を用意して、敵の誘導を行ったのも上手く行った要因だろう。(大型ネウロイは無視して突き進んできたが。) かわって街の被害だが、元々無人にしているので人的被害は無い。 しかし街の五分の二に相当する面積が瓦礫と化し、火災が発生してしまった。 消化活動をする味方を手伝う事無く去ることにした美緒達は申し訳なく思ったが、燃料が心許ない状況で手伝う方が最も危ないのだから。 ――――― 「ねぇ。「皆お疲れ様。」 「「「「「はっ!」」」」」 いつも使っている会議室にウィッチ一同集まっていた。 報告書などやる事が山積みだが、今この瞬間だけは息抜きさせたやりたいと思い、敏子は秘蔵の御酒を持ち出して皆に配った。 学兵組はジュースだったが、おつまみとして出された肉料理が並んでいて目が離せない状況になっている。 「もうやめ「無事、目標を排除できたことに安心し、何よりも皆がこの基地に帰ってきた事を喜んでいます。」 気持ちよく喋る敏子の横で、北郷章香が 正 座 で 鉄 板 の上に座らされていた。 もちろんこれは罰だ。 砲弾の雨の中を突っ切るという危険行為を、あっさり見逃すほど敏子は甘くない。 司令部からも厳重注意の連絡があり、一時は降格すると思われたが“オニグモ”を仕留める補助をしたことが評価されて打ち消している。 帰ってからずっとこの体勢でいる為、もういい加減足がしびれてきているだろう。 「頼む。「ささやかだけども私からの心配り、食堂のおばちゃん達の手料理を食べて英気を養ってね。」 「「「「「はっ!」」」」」 話をしようとしても早々に潰され、章香は涙目になっているが、皆目を合わせない様にしている。 なぜならその横には鬼夜叉が佇んでいるのだ。 「旗本さん。お願いします。たすけて・・・」 「・・・正座。」 「いや。でも、もういいのではないかと、愚考しますが!」 「・・・黙れ。 ・・・正座。」 「せ、せめて。御酒だけでも・・・」 「・・・反省が足りん。 ・・・・・・翌朝まで正座。」 「後生です!」 956 :影響を受ける人:2015/07/12(日) 22 30 45 お目付け役の監視は厳しく、刑務所よりも厳しかった。 そんな漫才を見ながら敏子達は乾杯の声を上げ、楽しい宴会に突入していく。 途中、整備班長や基地司令が酒を持参してきたり、同居している通常戦闘機隊の男達が半分合コン目的で乱入したりもした。 その片隅で、学兵達はおつまみを確保して乱珍騒ぎを遠巻きに見ていた 「それにしても、録に活躍しなかったな。」 「徹子ちゃん。それはどうかと思うよ?」 チビリチビリとジュースを飲みつつ、愚痴の様にブツブツ言う友を竹井醇子がたしなめた。 「そうですわ。目立たずとも、地道にコツコツ積み上げた物の方が、価値がありますわ。」 「ええっと・・・ 最後に、すれ違い様に墳進弾叩きつけたのは格好よかったです!」 飯島凛のはともかく、優しさに溢れる大久保小毬の感想にちょっと涙。 「小毬・・・ お前はそのままでいてくれ。」 「え? あ、はい・・・??」 「凄いと言えば・・・ 隊長の【海割り】もしうごかったなぁ。」 「そうですわね。うわさは聞いていましたけど。実際見るのとでは全く違いましたわ。」 そう言って思い浮かべるのは“オニグモ”を切り裂くシーン。 あの巨大な敵を切り裂くというのは見た事が無い。 モーゼの様に、海を切り開いて道を作ったとも、高波を横一直線に切り裂いたとも言われる北郷章香の大技。 それは想像を絶するものだった。 「やっぱ、憧れるよな~」 「ワタクシ個人で個人で持つ技としては難がありますけれど、一撃必殺と言うのは憧れますわね。」 「そこは素直に「自分も持ちたい!」とか言ったらどうだよ。」 「む・・・」 「まあまあ・・・ 今は素直にお祝いしようよ。」 険悪になりそうだった二人の間に醇子が割って入る。 二人もそこまで気にしていなかったので、すぐ小さな声で謝りあった。 と、小毬がつまみを盛り付けた肉巻野菜の小皿の一つを摘まんで食べ、美味しさにホッコリする。 「この肉巻野菜。醤油がしみていておいしいです。」 「あらそうなのですの?」 「なら、もらおうかな。」 まだ若い彼女等はすぐに食事の方に意識が行く。 少しの間ワイワイと楽しんでいたのだが、醇子が坂本美緒の姿が見えない事に気が付いた。 ――――― 遠海が開始されて、しばらくは滞在していた美緒だったが今は外にいる。 みんながワイワイやっているのを見るのも良かったのだが、なんとなく外に出たかったのだ。 外は既に暗く、空を見上げれば満天の星空が見えた。 「・・・・・・」 暫らく外をぶらぶら歩いていたが、なんとなくベンチに腰掛ける。 「あ・・・」 そこは早良ミチルと話した場所。 そして懐に手を入れると、出てきたのは煙草・・・ 遺品整理の際にお守り代わりとして、懐に入れていたのをすっかり忘れていた。 マッチも持っていたので、なんとなく火をつけて煙草につける。 「えっと・・・」 ミチルが吸っていたのを思い出しながら軽く煙草を吸って、 「うげっ! ゲッホ、ゲホ!」 957 :影響を受ける人:2015/07/12(日) 22 31 15 思いっきり吐き出した。なれていないのだから仕方がない。 もう一回吸ってみようと口を付けるが結果は同じ。 また咽るように咳をする。 よくこんなものを吸っていたものだと思う。 「美緒ちゃん、なにやっているの? ・・・煙草!?」 「あ、いや・・・ これは、その・・・」 「醇子、美緒を見つけたのか・・・って煙草?」 「な、何をやっているのですの!?」 「煙草はいけないと思いますよ。」 涙目になってしまい、もう消そうとした時に捜しに来た醇子に見つかってしまった。 慌てて言い訳をしようとしたが、同じように探しに来た仲間にも見つかり、詰め寄られてしまう。 観念した美緒は洗いざらい吐いた。 「ミチル先輩がねぇ・・・」 「信じられませんわ。」 「でも、吸っていたんだ。」 難しい顔でお互いを見る凛と徹子。それを見て美緒は苦笑する。 このメンツで見ていたのは自分だけ、故に説得力は無い。 どちらにせよ、もう煙草は吸わないつもりだ。 改めて消そうとする。が、醇子が問うてきた。 「でも、なんで吸おうと思ったの?」 「なんでって・・・ なんとなく、かな?」 「なんとなく?」 空を見上げて美緒は言う。 「“オニグモ” が倒れても、私の中が変わった感じは無い。 まだ、なにかあるような気がしたんだ。 それを如何にかしようとして、これの存在を思い出した。」 「供養のために?」 「自分の、気持ちの整理だとおもう。」 そう言って、視線を煙草に戻し。大分燃えてしまった煙草をベンチの前に会った灰皿で消した。 「とても吸えた物じゃなかったけどね。」 苦笑しつつ笑うと横から手が出てきた。 徹子は煙草の箱から一本取り出すと、マッチで火をつけて吸い、美緒と同じように咽た。 「ほ、本当に吸えたもんじゃないな!」 「徹子さんまで吸うなんて、駄目じゃありませんの。」 そう言いつつ凛も一本貰って吸った。続いて小毬と醇子も貰って吸う。 三人とも一回吸っただけで咽て、涙目になってゲホゲホ咳をする。 最初は茫然として、慌てて止めようとした美緒だが、徹子に手で静止させられてしまう。 「俺等も付き合うよ。」 「先輩に教えてもらったしね。」 「これも、一種の供養ですわ。」 「お父さん、よくこんなの吸えるよ~」 「皆・・・・・・」 夜空の下で、五人の少女は供養の煙を上げた。 煙に咽ながらも少女達は、この戦いで散った戦士たち弔う。 それが自分達にできる唯一の事だと思って。 以上です。 離脱したベテランネウロイ達は“オニグモ”損失の罪を問われましたが、対した問題としなかったので能力低下などの罰はありません。 代わりに欧州方面から催促されている増援部隊を率いて、戦地に向かって猛威を振るう事になります。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/3152.html
673 :影響を受ける人:2015/03/08(日) 22 30 41 この作品にはTS要素が含まれています。 オリキャラ化が含まれています。と言うかオリキャラが出てきます。 最低系である最強要素があります。 それでも良い、という方のお読みください。 提督憂鬱×ストパン+零 第五十二話 ―翼は眠り― “オニグモ”の出現は、各方面の軍人達に衝撃を与えた。 その圧倒的な火力は優に及ばず、瞬間加速と言う特殊能力は脅威を伝えるには十分過ぎる。 一体出現しただけで前線を強行突破され、一つの都市が壊滅する。 事態収拾を何とか行えたのは、相手が突然襲撃を止めたからに他ならない。 まだ“オニグモ”に不備があるからなのか、それとも突出したネウロイ軍に対して決死の攻撃を加えたからなのかはわからない。 しかし時間を与えられたのは幸運だった。 戦線の整理、民間人の避難、対策の為の会議・・・やる事はいくらでもあったから。 そんな中で、北郷章香等正規の軍人ウィッチ達は会議を開いていた。 ――――― 「と、いうわけで本土の大本営からはウィッチでの討伐を命じなかったわ。」 「「「「「・・・・・・」」」」」 江藤敏子が締めくくって全員の顔を見ると、全員の顔から安堵と困惑の表情が浮かんでいた。 まあ無理もない。“オニグモ”と呼称される大型ネウロイの被害は甚大過ぎた。 前線に出張っていたのがウィッチだけであった為に、被害もこちらに集中している。 小型に対しては通常兵器でも対抗できるのだが、中型大型になるとキツイ。 どうやって戦うつもりなのか? 「当初の案では海軍の戦艦・・・長門型戦艦二隻(長門・陸奥)、伊勢型改装滞空戦艦二隻(伊勢・日向)で撃滅を考えていたそうよ。 しかしながら敵をそこまで誘引するには、途中にある都市を放棄しなければならない。 その為の人員やら、事務処理やら・・・大変だからそれは見送りされたわ。 代わりに考えられたのが列車砲よ。」 「列車砲・・・」 誰かが呆れたように呟く。 「紀伊型戦艦の主砲が交換されたのは知っているわね? 交換前の処分する主砲を改造、設置を考えられているわ。」 紀伊型戦艦は45口径41センチ砲を装備していたが、夢幻会の介入により開発が進み50口径41センチ砲を全艦に搭載する事が出来た。 その為、まだ処分されていない45口径41センチ砲が保管されており、それを使用する案が出たのだ。 無論まだ計画段階であり、どうなるかはわからない。 大型の大砲になるから移動は困難、基本的に待ちの戦術となるのは必至だ。 それを守らないといけない事を考えると、億劫と言える。 更に言えば堀井大将の強硬派が反対しており、これを説き伏せるのが先決とまで言われている。 どちらにせよ、ネウロイが攻撃の手を休めている今の時期に動かないと、取り返しのつかない事になる。 「私達も作戦を考えているけれど、今は考えない。 私達の前には、差し迫った問題があるわ。」 一週間の大攻勢は彼女等ウィッチの損耗を速めてしまった。 今まで損害を出していなかった北郷隊・狐狸部隊からも損害が出ている。 山田里子等、学兵の魔力欠乏症による戦線離脱。 新型ネウロイ登場と疲労による戦死。 長い戦闘による武器の損耗。 これの内、武器の損耗は気にしなくてもいい。 リベリオンの質の良い武器が有入されてきているし、南洋島の工場がフル稼働して送ってきてくれている。 術符に関しては法術士学校・導術士学校・民間人の中にいるウィッチの内職により、何とか保っている。 しかし人員はどうにもならない。 魔力欠乏症自体は治療法が昔から確立されているので問題は無い。入院が長いという点を除けば・・・ 674 :影響を受ける人:2015/03/08(日) 22 31 22 その後は確認と言った会議に終始し、すぐに解散となった。 隊長陣がすぐに出ていく中、会議室に残ったのは狐狸部隊隊長陣と北郷美香、江藤敏子だ。 理由はわかっている。早良ミチルの戦死だ。 智子は常日頃から食って掛かっていた。 真っ直ぐすぎるミチルが、どうしても危なく見えていたから。 他のメンバーも気にしてよく話しかけていた。 しかし懸念は現実となり、部隊は暗く落ち込んでいる。 特務隊の中森彩子と井沢十華が、あの戦場を生き残りをかけて戦い、その最中に何とか美緒を見つけた時にはミチルは死んでいた。 最初は眠っている様に見えたのだが下半身を濡らす血流と、ストライカーが抜け落ちて見える素足を見て悟る。 そして美緒は必死に呪歌使い頼み込んでいた。 早良ミチルを助けてくれ。と・・・ 以下に回復が得意である彼女しても、死者を甦らせることは出来ない。 しかし涙ぐみ、必死に頼み込む美緒は正気ではなかった。 慕っていた人物が目の前で死に、それを受け入れる事が出来ないでいたのだ。 彩子と十華は美緒を落ち着けさせようとしたが、逆に銃で来るなと威嚇されてしまう。 困り果てた二人だったが、呪歌使いが〔催眠の歌〕を〔治療の歌〕と偽って美緒にかけて眠らせ、何とか基地に帰投する事が出来た。 基地に帰投後は騒然となった。 特に徹子達のショックは大きく、病室に運び込まれた美緒に付き添い続け、今も一人は必ず傍にいる。 昏々と眠る坂本美緒を見る限り、かなりの疲労が溜まっていたと推測される。 精神的なストレスもあるのだろうが・・・ 今のところ目覚める兆候は無い。 早良ミチルに関しては、遺体はすぐに移送されて荼毘にふせられたという。 遺骨は本土の家族の元に届けられるだろう。 江藤敏子は彼女を指揮下に置いていたから手紙を書く必要性がある。 後必要なのは部屋の整理だろう。 「で? 誰があの子の整理を?」 静かになった会議室で智子が問う。 それに対し、敏子は瞑っていた片目を開けて章香の方を見る。 「それは北郷隊だった学兵に任せようかと思う。」 「はぁ?」 てっきり自分達がやる物だと思っていた智子は、ストッキョンな声で応じてしまった。 隣にいた圭子が腕組みをしたまま章香を見る。 「それはまた、なぜ?」 問いかけられた章香は溜息を一つすると、目を伏せながら言う。 「若本徹子等の、学兵達の精神安定のためだ。 早良ミチル戦死は私達もショックだったが、彼女等にも強い影響を与えていた。 厳しく対応していたが、私達が思うよりも強い信頼関係が出来ていたんだろう。 それに坂本美緒が意識不明で寝込んでいる。 わかるだろう? はた目から見ても、彼女達が不安定になっていることを・・・」 「「「「・・・・・・」」」」 確かにそれは覚えがあった。 自分達もショックは受けているし、戦死に思う事はある。 しかし自分達はそれなりに分別が出来ている。 ならば、心の整理も兼ねて遺品整理させてやりたいと思うのは間違いではない。 「頼む・・・彼女達にやらせてやってくれ。」 頭を下げて頼み込む章香に、綾香と武子が顔を見せ合いつつ頷く。 智子は不機嫌そうだったが了承し。そんな隊長を撫でながら圭子も同意した。 礼を言い、さっそく伝えに行こうとした時、醇子が飛び込んできた。 坂本美緒が、目覚めたと・・・ 675 :影響を受ける人:2015/03/08(日) 22 32 10 ――――― 目が覚めた坂本美緒は、なぜ自分が病室にいるのかわからなかった。 だが徐々に記憶が蘇り、早良ミチルが死んだことを思い出す。 自分の油断で死んでしまった。その後悔が再び美緒に襲い掛かった。 しかし、仲間達がいたことにより何とか精神的な安定を取り戻せた。 もっとも医者からは精神安定の為に、本土に戻っての休養が必要と言われたが・・・ 「美緒ちゃん・・・」 「醇子、大丈夫だから。」 心配そうに傍に立つ親友に、ぎこちない笑顔で答える。 心配性な親友は片時も離れない様にして作業に戻った。 若本徹子・坂本美緒・竹井醇子・飯島凛・大久保小毬の五名は、今現在早良ミチルの遺品整理をしている。 と言っても彼女の遺品はかなり少なく、二人で事足りそうなために残りの三人は他にないか探しに出ていた。 「手紙だ。」 「うん。・・・御家族の物みたいだね。」 ミチルの私物は、大半が手紙で埋め尽くされていた。 一番上にあったのは家族・・・主に妹と、母親からの物だった。 どれも心配そうで、身体を気にするモノばかり・・・ 胸が締め付けられる思いにかられつつ、美緒は手紙を纏める。 後半は元の部隊・・・飯井部隊に関するモノだった。 それらは隊員達の家族からきており、罵詈雑言もあれば、気にしなくていいという内容のもある。 恐らく、ミチルは全員に詫びの手紙を送っていたのだろう。 本当に真面目な人だった・・・ 涙腺が緩んで涙が出そうになる。 何とか堪えて手紙を纏め終え、箱に詰めると醇子が肩を叩いた。 「ね、ねぇ。これって、タバコだよね・・・」 振り返ってみると、手にはタバコと・・・封筒が握られていた。 封筒はともかく、タバコには見覚えがあった。 「ああ。先輩は、時折吸っていたよ。」 「それっていけない事なんじゃ・・・?」 「そうだけど、理由があったみたいだし・・・って、醇子その封筒は?」 「これ・・・“遺書”って書いてある。」 「ッッ!!」 早良ミチルが残した遺書。 それを見た美緒の顔がこわばった。 以上です。 遺書の文が思いつかなかったため直に持ち越しです・・・ 人、これを問題の先送りと言う・・・
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/6615.html
408: バーコードハゲ :2020/11/20(金) 08 35 28 HOST KD106128057064.au-net.ne.jp PS5を遊ぶ艦娘+α ウォー様「やはりPS4との互換性があるのはいいですよね!」 ガングート「うむ、同志ちっこいのお前は何をやっているんだ?」 響「デ○ンズソウルリメイクだよ。」 深海棲艦side 戦艦棲姫「ヤハリSONYハアナドレンナ!」 集積地棲姫「PSVRモッテテヨカッタ。ウオオオ!ナンダコレハ!」 SONY「生産が追い付かねぇ!」 某フリンゼ「ハイクァーン使って一億台を作れば…」 柏木「それはやっちゃだめ!(羽交い締め)」 某フリンゼ「だって転売ヤーとかって言う人たちのせいでPS5買えなかったんですもんー!」じたばた 神崎島にいらっしゃる某やんごとなきお方「朕もやってみたい。皇室財産から…。」 神崎提督(ここで史実リメイクとはたまげたなぁ)←諦めムード 結局…。 SONY「次は神崎島で売ります。神崎島には未知の能力があり転売を試みる人が入ると島から叩き出される、もしくは一度入ったは良いものの販売店まで辿り着けないという事案が多発しているようです。」 神崎提督「そんな機能うちにあったっけ?」 だいぶネタまみれの 409: バーコードハゲ :2020/11/20(金) 09 42 35 HOST KD106128057144.au-net.ne.jp 途中送信失礼。 だいぶネタまみれになってしまいましたがよろしければご覧下さい。 転載等は自由にお願いします