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ゴールデンアックス ゴールデンアックスデータ 概要 ゲーム内容キャラクター 乗り物モンスター 裏技 他作品との関連 データ セガ:2009年06月23日配信 セガ:1989年5月稼動開始 ジャンル:ベルトスクロールACT プレイ人数:1人~2人 使用基板:システム16B コントローラ:GC・クラコン・リモコン 使用ブロック数:30 紹介ページVC紹介ページ 概要 剣と魔法のファンタジー世界を舞台にしたベルトスクロール型ACTの傑作。 個性的なキャラクター、動物に乗っての攻撃、ダイナミックな演出を見せる魔法攻撃などが特徴。 ベルトスクロールアクションはダブルドラゴンやファイナルファイトのような世紀末的な世界設定が主流であったが、本作によってファンタジー世界を舞台にしたものという新機軸が生まれた。 また、魔法の壷を集める事で発動できる魔法攻撃は画面全体を使った派手なもので、「上級者ほど壷をストックできる=派手で強力な攻撃を繰り出せる」という意味でプレイヤーの向上意欲を誘うものになっていた。 登場するキャラクターはデザイン的には普通だが獣王記と並んで妙に印象に残るものが多い。動きが全体的にバk…もとい個性的な事とインパクトのある断末魔などがその理由だろうか。 演出・キャラクター面で派手な作品ではあるが攻略には多少コツがいる。ダメージを受けた時に一瞬身動きのとれない状態になるので、敵に囲まれるとあっという間に体力を削られてしまう。しかも緊急回避を目的とした必殺技が存在しないため、敵との間合いを考えつつダッシュやジャンプ、軸ずらしを駆使して立ち回らないといけない。だがそれがまた剣戟アクションとしての雰囲気作りに一役買っている。 VC版は日本国内で稼動していたバージョンを移植したもの。実は国内版が完全移植されるのは今回が初である。アドバタイズデモに「敵の首を撥ねる」シーンが追加されている事や、オープニングの会話に日本語字幕が着いている事などが特徴。MD版がCERO判定Aだったのに対し、こちらがBだったのは、前者の要素が原因のひとつなのかもしれない。 ゲーム内容 3人の戦士のうち一人を操り、ゴールデンアックスを奪った魔人デスアダーを倒す事が目的。 1レバーと3ボタン(攻撃・ジャンプ・魔法)で操作する。攻撃は敵との距離で変化する。ちなみに投げは敵を怯ませた状態でのみ繰り出すことができる。 レバーを同じ方向へ2回倒すとダッシュ(左右のみ)。ダッシュ中に攻撃でダッシュアタック。ダッシュ中にジャンプでハイジャンプ。 ジャンプ中に攻撃でジャンプアタック(連射可)。ハイジャンプ中に↓+攻撃で下突き。 攻撃+ジャンプ同時押しで背面斬り。 時折出現する敵「シーフ」を攻撃すると「魔法の壷」を落とす。これをストックした状態で魔法ボタンを押すと魔法攻撃。多く集めるとLVが上がり攻撃内容が変化する。強力な攻撃を出すために必要な数はキャラごとに異なる。 ステージクリア後には休息シーンとなる。ここではシーフ達が魔法の壷を2つ盗んでいく。起きてシーフを攻撃すると魔法の壷や肉を入手する事ができる。逃がすな! 全6ステージ。いろんな意味で凄いエンディングは必見。 キャラクター 3人のキャラクターから1人を選び戦う。彼らはそれぞれ性能が違う。 アックス・バトラー肉食系男子。バランス型というかどっちつかず。ダッシュアタックさえ強力だったらなぁ… ティリス・フレイア肉食系女子。あと尻。魔法が得意で最大LVの魔法攻撃は超強力。それから尻。 ギリウス・サンダーヘッド肉食系じじぃ。魔法に頼らない人なら最強。 乗り物モンスター 敵がモンスターに乗ってきた場合ダウンさせる事で奪い取る事ができる。乗っている間は攻撃ボタンで強力な攻撃を繰り出すことができ、どれも非常に強力。もちろんこちらがダウンすると奪い返される可能性も… ちなみに乗ったままステージをクリアしても休息時に逃げられてしまう。手綱くらいつけとけ! チキンレッグ獣王記でおなじみのキャラ。尻尾での近距離攻撃。 ブルードラゴン前方を火炎放射で攻撃。 レッドドラゴン前方へ火の玉を放つ。貴重な遠距離攻撃なので逃がさないようにしたいところ。 裏技 他作品との関連 本作は様々な機種で移植版や関連作が発売されている。 VCで配信されているソフトゴールデンアックス(メガドライブ版)(MD) ゴールデンアックスII(MD) ゴールデンアックスIII(MD) VC配信が期待されるソフトゴールデンアックス(PCエンジン版)(PCE:CD-ROM2) アックスバトラー ゴールデンアックス伝説(SMS:ゲームギア) SEGA CLASSIC ARCADE COLLECTION(MD:MEGA-CD)GENESIS版(海外で発売)をベースにした移植版を収録。メガドライブ版よりも移植度(主に音質面で)が多少上がっている。 関連するアーケード作品ゴールデンアックス(AC) ゴールデンアックス デスアダーの復讐(AC) ゴールデンアックス・ザ・デュエル(AC)
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登録日:2012/01/02 (月) 10 12 37 更新日:2024/03/16 Sat 05 07 00NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 Fate Prototype TYPE-MOON イケメン クラスメイト サーヴァント チャラ男風 ライダー 仮面 伊勢三杏路 同級生 宮野真守 成功したワカメ? 暗殺者のような騎乗兵 涙腺崩壊 真名変更 緒方恵美 幸福な人々を望んだ彼の為に ―――君たちを、皆殺しにする Fate/Prototypeに登場するサーヴァント。 CV 宮野真守 キャラデザ 武内崇 一人称は僕。 サーヴァント階位は第五位。 ステータス 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 D+ E+ B+ B+ A+ A、B、C、D、E マスターを失ったはぐれサーヴァント。 一般学生に変装しており沙条綾香と同じ学校に通う同級生。 優しいルックスをした、一見チャラ男風の美男子。 人当たりがよく、涙もろく、心優しい青年。 しかし感じ入ったものにとことん尽くす短所がある。 サーヴァントとして活動する際は謎の仮面を着け黒いマントを羽織っており、騎乗兵というよりも暗殺者のような風貌をする。 ※以下Fate/Prototypeのネタバレを含みます。 真名はギリシャ神話の大英雄。 メデューサの首を刈り取ったと言われる『ペルセウス』。 サーヴァントの中で唯一Fate/stay nightの同クラスサーヴァントに引き継がれていない。 しかしいろいろと関連性はある。 一度悪行に手を染めると決めたら、優しい性格と笑顔のまま無実の人々を惨殺してまわる。 ある意味、彼も異常者の一人。 しかし聖杯戦争開始初期の頃は人を殺してはいなかった。 初期でも夜の学校でセイバー、綾香が共にキャスターの襲撃を受けた時はキャスターに因縁のある彼の暗躍で学校の異界化は解除して、綾香は生還している。 しかし七日目以降、彼のマスターに令呪全てを使わせ受肉。 マスターを殺害後、魔力を補充するために街の人々を殺害していく。 その後サンクレイドの情報から不穏な動きのある工場地帯へ調査に来たセイバー、綾香と対峙する。 ◆宝具 彼の英雄伝説に準拠して宝具の数は判明しているサーヴァントの中ではアーチャーを除くと最多。 しかし一度に一つしか使用出来ない縛りがある。 その数は6つ。 空を駆ける羽のサンダル 被った者の姿を変えるマント(神話では兜) アテナより送られた青銅鏡の盾(詳細不明だがレーダー、ソナーのような役割を持つらしい) 蛇狩りの鎌『ハルペー』(不死身殺し。カプさばの描写によるとショーテル型のデザインとなっている事がわかる。) 魔物の首をおさめる袋『キビシス』(鏡像結界) そしてstay nightではお馴染みライダーが所有していたペガサスを駆る手綱『ベルレフォーン』 ただし、どういうわけか生前の最強武器であったメドゥーサの首は宝具に存在しない。神話ではアテナに献上後、ヘパイストスによってアイギスに装着されたとあるので、セイバーの勝利すべき黄金の剣同様に失われた宝具という扱いなのだろうか? セイバーとの戦闘ではこれらを用い、工場中に罠を仕掛け彼のマスターである綾香を直接狙うというアサシンのような戦い方をしている。 しかしあと一歩、仕留めるところで一瞬だけ躊躇。 その隙をセイバーにつかれ撤退する。 ※以下更なるネタバレ 僕には、友人がいませんでしたから。 彼のマスターは伊勢三という一族の外見年齢が十歳程の少年「伊勢三杏路」だった。 その少年は生まれながらに死病に犯されながら、既に一族から失われかけていた魔術回路を有していたため、苦痛の中で生かし続けられ、それでもこの世の何も恨まず、全ての人の幸福を願う心優しき少年だった。 しかし、八年前の第一次聖杯戦争の際、聖杯戦争に参加したライダーのマスターである父親「伊勢三玄莉」からは魔力タンクのように扱われている。第一次聖杯戦争に参加していた一族の者を皆殺しにした沙条愛歌に興味を持たれ、『獣』の欠片を体内に植えつけられて内側から貪り喰われ、体の内部のほとんどが壊死、もしくは融解しているという凄惨な状態に陥り、両足と右腕が腐り、内臓も半ば機械、生身の部分は胸から上のみで下半身は無く、魔術と医療機械で延命させられ苦痛を味わっているがそれでも彼は誰一人も恨むことはなかった。 そんな彼を見てライダーは魔術師達への嫌悪、杏路への憐れみを持つ。 しかしそれもすぐに尊敬と友愛に変わり杏路もライダーと友人になれた事を喜んでいた。 そしてライダーは彼の天使性に心酔していくと同時に、彼に救いをもたらさないこの世の全てに怒りを抱く。 しかしライダーを召喚した負荷により彼の余命はなくなり、七日後、杏路は息を引き取る。 ライダーはマスターを自身の手で殺してはいなかった。 杏路は死の間際、彼のサーヴァントであるペルセウスを選んだ事について、 「不幸な英雄ではなく、僕は、幸福な人が良かった。」 「だって――満ち足りた人が願う事は幸せなものでしょう?アナタが聖杯に願うことは、温かいものだと思うのです。」 そして杏路は令呪によってライダーを受肉させ、死ぬ寸前の体で、人々が平和でありますように、と夢見る様に息を引き取った。 「聖杯に、今、ワタシは願う」 きみに幸福を。 聖なる者よ。幸福な人々を望んだ者よ。 きみだけは、誰よりも、幸せにならなくてはいけない。 慈しみの手を伸ばさなかったこの世界に、きみを奪わせはしない。 絶対に。 余談だが初期の旧Fateでのライダーは真名及びマスターを含め設定が異なっており、 真名は『テセウス』。 マスターも不治の病に侵された少女だった。 ただし、真名が「テセウス」というのは誤植ではないかとも言われている。『Character material』ではテセウスと書かれていたが、Staynight制作に当たって、『Complete material II』では旧Fateでのサーヴァントはペルセウスで手綱の宝具を持っており、男女比の関係でメドゥーサに変更されたと記載されている為。 そもそもな話、テセウスは黒い帆を張った船に乗った逸話こそあれど、使う場所は限られる上に、ライダー適性を得る理由づけとしては弱い。 なお、そのテセウスは『Fate/Grand Order』にセイバークラスとして登場している。 キャラデザインもメデューサがペルセウスを「成功したワカメのよう」と称しているのを意識してか髪は天パ、チャラ男風とどことなく設定が似ている。 (性格は全く違うが…。顔こそワカメではあるものの、関係性は間桐桜とライダーの関係性に近い。) この他、HFルートに登場するキャラクターとも似通った要素が多い。例えば呪腕のハサンなら黒ずくめの外套や仮面に身を包んだサーヴァントといった共通点がある。 ちなみに『stay night』の世界にもペルセウスは存在しており、男性となっている。 ただし、旧セイバーとSNセイバーのような関係性にあるのか、『Hollow』でのデザインはオレンジ色の髪をした小麦肌のシンジといった感じのデザインで、ハルペーも長物として扱われているが、アナが持っていたタイプとは異なり、ギルガメッシュが王の財宝に貯蔵していた物と同じデザインとなっている。 「ちびちゅき!」でも登場し、杏路が元気な姿で生存しており、一緒に行動をしている。 よかった…といいたいが、生前に討伐した怪物も出てるため、お互いに顔合わせるハメに…。 追記・修正は聖者のような少年に会ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] WAKAME -- 名無しさん (2013-09-20 01 45 52) ギルガメッシュ「この気持ち…まさしく愛‼ #65038;」 ペルセウス「愛⁈」 -- 名無しさん (2014-02-16 06 40 28) type-moon wikiで、こいつライダーになってるけど、どっちを信頼すればいいのか......。 だれか教えてくれ! -- 名無しさん (2015-04-19 12 58 41) スマン、打つページを間違えた...。 -- 名無しさん (2015-04-19 13 00 22) ホロウでライダーが語っていたペルセウスとは別キャラ扱いかと思ったが、カプさばでバーサーカーがプロトライダーのひ孫と紹介されてたりマテリアルでワカメに似てると言われてたりしてるあたり設定統合で同キャラ扱いになったんだろうか? -- 名無しさん (2015-07-01 17 41 01) ↑Grand Orderで説明されるといいね。個人的にはメドゥーサ討伐時のみ神様にポンポン武器もらったりしたせいで調子こいてたんだと思う。で、メドューサが思ってたよりずっと怖かったんで頭が冷えてprototypeno -- 名無しさん (2016-01-20 14 06 41) ↑ミス 頭が冷えてprtotypeの性格になったんだと思う -- 名無しさん (2016-01-20 14 08 00) もしstay nightの聖杯戦争でワカメが召喚とかしてたら、桜のために行動したんだろうか? -- 名無しさん (2016-02-08 11 13 25) 確かに成功したシンジと呼べる部分がチラホラある、シンジも友人と認めた士郎に(歪んじゃいるが)トコトン感情移入して士郎を馬鹿にした同級生滅茶苦茶にしてるし -- 名無しさん (2016-11-05 08 36 04) 蒼銀鯖は全部出たしプロト鯖も増えてきたし彼もいずれ来るやもしれん -- 名無しさん (2017-03-09 14 11 39) 今年のホワイトデーに来るかな -- 名無しさん (2019-01-24 20 42 30) 来るとしたら夏あたりか。キャメロットが延期さえしなければ。 -- 名無しさん (2020-05-15 04 31 02) 【悲報】懸念通りキャメロット延期決定。実装遠のく。 -- 名無しさん (2020-06-28 03 18 28) 今年のCBC、そろそろ来るか。もしくはプロトギルか。 -- 名無しさん (2021-02-27 14 12 07) 実装されるならメドゥーサさんの出番を期待。強化も -- 名無しさん (2022-02-16 10 10 36) 名前 コメント
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前ページ次ページBrave Heart 「すすす、すごいじゃないの!天下無双と歌われたアルビオンの竜騎士が、 まるで虫みたいに落ちてくわ!」 十騎の竜騎士をあっと言う間に撃墜したゼロ戦に ルイズが感嘆の声を上げた。 「ああ、そろそろあの親玉を……なっ!」 他の竜騎士を振りきり、雲の隙間に見える戦艦を狙おうとしたマミーモンが 突如として焦ったような声を上げる。 「ど、どうしたのよ?!」 「燃料が切れちまいそうだ! 早く着陸させないと墜落しちまう!」 燃料の残量が少なくなっていることをルーンの力で把握して、 舌打ちと共に悔しげに吐き捨てる。 「な、何よそれ! ちゃんと考えて飛ばしなさいよ!」 「そんな余裕あるかよ! ここに来るまでで必死だったんだ!」 ぎゃあぎゃあと言い争う二人を見てデルフリンガーは どこだか分からない頭を痛めながら告げる。 「んなことより、上から三騎だ。どーするよ、相棒?」 「げぇっ!」 その声に慌てて上を見上げれば、火竜が三騎、彼らへ向けて 今まさに、ブレスを放たんとしているところだった。 間に合わない、と彼の直感が告げた。 咄嗟にルイズを庇うようにして抱え込む。 目を閉じるその一瞬前に、ちらり、と目の端に黒い物体が映った。 はっとして、目を開いた。 マミーモンはその影が自分達と 竜騎士達の間に立ち塞がったのを視界にとらえた。 「……ガイアフォース!」 凄まじい熱量を持った赤い球体が、一瞬にして火竜とその乗り手達を撃ち落す。 「!!」 「相棒、今の内にコイツを降ろせ!」 「わ、分かった!しっかりつかまってろよルイズ!」 デルフリンガーの声を聞いて操縦桿を握りなおす。 「きゃあっ! もっと丁寧に操りなさいよ!」 無茶言わないでくれ、と叫んで一気に降下すると、 草原だった場所にゼロ戦を着陸させる。 「この辺りに敵はいないようね……」 きょろきょろと辺りを見回しながらルイズがほっと安堵する。 「けど、村の奴らも見当たらない……!」 左手に握ったデルフリンガーに、ぎりり、と力を込める。 「あんたたち、無事かい?」 飛行音と共に降りてきた人物とそのパートナーを見上げる。 「フーケ!」 ルイズが咄嗟に杖を構える。 風になびく緑の長髪を押さえながらフーケは答える。 「今はお嬢ちゃんとケンカしてる場合じゃないよ。 くそっ、アルビオンの奴らめ! アタシとブラックの居ない間に村を襲うなんて……!」 ラ・ロシェールの遥か上空にあるであろう戦艦を睨むようにして、 フーケは忌々しげに声を荒げる。 「どうする、マチルダ。私ならあの戦艦を吹き飛ばせるかもしれんが……」 「いや、いくらアンタが頑丈でも、無事で居られるとは限らないよ」 案外直情径行にある自身のパートナーをたしなめる。 「マチルダ! マミーモン!」 立ち尽くしていた彼らの下へアルケニモンが姿を現す。 「アル!」 「アルケニモン! よかった!無事だったんだな!」 駆け寄って彼女を抱き締めたマミーモンを殴り飛ばす。 放物線を描いて跳落下した彼のことは無視して、フーケが村人の安否を尋ねる。 「テファや村のみんなは?」 「大丈夫、森へ避難してるよ」 「そう、無事なのね……よかった」 フーケとルイズは胸を撫で下ろす。 「……うぅ」 その後ろで、ひっくり返ったままのマミーモンがピクピクと震えている。 「おーい、相棒ー、大丈夫かー」 飛ばされた拍子に取り落とされたデルフリンガーが呼びかける。 ひらひらと手を振りながら彼は起き上がる。 「あー大丈夫大丈夫。慣れてる慣れてる。ヒヒヒ。 やっぱ、アルケニモンに殴られると胸がときめくなあ」 頬に手を当てて顔を朱に染めながら、 嬉しげに笑うマミーモンに一体と一振りはヒいた。 「なあ、あんた。相棒は、前から……『こう』だったのか?」 「……さぁな」 呆れたように、彼がぐねぐねしているのを見つめるばかりだった。 「それより、どうすんのさコレから」 「ゼロ戦が飛べれば、まだどうにかなったかもしれないけど……、 燃料、切れちまったんだよなぁ……」 「何だって? 肝心な時に役立たずだね、アンタは!」 「ああ、ごめんよぉアルケニモン」 げしげしとアルケニモンに足蹴にされ、情けない、 しかし何処か嬉しそうな声を上げるマミーモンをルイズが冷ややかな目で睨む。 「……この非常時にあんたはー!」 手に持った始祖の祈祷書で殴りかかろうとして、 ルイズは祈祷書と、指にはめていた水のルビーが光を放っていることに気づいた。 「な、何これ?」 思わずパラパラと光るページをめくっていく。 光の中に、文字を見つけた。 それは……古代のルーンで書かれていた。 ルイズは光の中の文字を追った。 「『序文。これより我が知りし真理をこの書に記す。 この世の全ての物質は、小さな粒より為る……』」 ぶつぶつと読み上げ出したルイズをフーケ達は怪訝な顔で見る。 ひょい、と後ろからその本を覗き込んだフーケが叫ぶ。 「ちょっと、何も見えないじゃないかい、一体何を読んで……!」 フーケは、その光景にはっとする。 ルイズには見えるのに、自分には、見えない。 テファには見えるのに、自分には、聞こえない。 「まさか……」 ルイズも、テファも同じように四系統の魔法が使えない。 そして、テファの能力は先住でも四系統のいずれの魔法でもない。 その事実に思い当たって、フーケは息を飲んだ。 「『四にあらざれば零。零はすなわちこれ『虚無』。 我は神が我に与えし零を『虚無の系統』と名づけん。』 虚無……虚無、ですって? 伝説じゃないの! 伝説の系統じゃないの!」 ルイズは思わず呟いてページをめくる。鼓動が高鳴った。 声を出すのも惜しくて、必死で目で追うだけに留める。 そこに書かれていたことを信じるのなら、 自分には、虚無を使う『資格』があるのかもしれない。 誰も、自分の魔法が爆発する理由を言えなかった。 それは……誰も知らない、伝説の系統である『虚無』だったからではないか? 信じられないけど、そうなのかもしれない。 だったら、試してみる価値はあるのかもしれない。 だって……そうしなければ、私は何も守れない。 この使い魔達のように、守るために命をかけてみよう。 「どうにか……出来るかも、しれない」 ルイズがそう呟いた時、皆が一斉にルイズを見つめた。 「……どういう、ことだい?あんたが、さっきから読んでるソレは……」 「始祖の祈祷書よ」 「始祖の……!」 フーケが目を見開いて、祈祷書とルイズを交互に見つめる。 「戦艦に近づければ、どうにかなるかもしれない……!」 「近づくって言っても、アレはもう飛べないんだろ?」 「……お前を乗せて、戦艦に近づけばいいんだな?」 「え? きゃあ!」 その大きな竜に似た手で、フーケのパートナーはルイズを抱きかかえる。 「ま、待ちな!」 フーケが慌てて彼を制する。 「そいつを抱えてたんじゃ、あんたは攻撃できない! 竜騎士共に狙い撃ちにされるのが関の山だよ!」 フーケが彼と行動を共にする際には、 魔法を使って振り落とされないようにしている。 けれど、ルイズはそういった類の魔法が使えない。 竜騎士は、およそ半数がマミーモンによって撃ち落とされていたが、 残りはまだ戦艦を護衛するために飛んでいる。 「だったら……そいつらを、俺が引き付ける」 「引き付けるって、どうやって……」 「えっとそれは……」 考えなしに叫んだマミーモンの言葉に、アルケニモンが続く。 「アタシがいる。アタシがマミーモンと一緒に竜に乗って操ればいい。 丁度、おあつらえ向きのが一頭来たみたいだしね」 こちらへ向かってくる風竜に乗った騎士を視認し、アルケニモンはニヤリと笑った。 いつの間にか右手に握っていたフルートをその形のいい唇に押し当て、奏でる。 右手のルーンの力が甲高い笛の音に乗って竜の下へと届く。 瞬間、竜が勢いよく体を揺り動かして、乗り手を振り落とすのが見えた。 竜は笛の音に導かれるままに、彼女の傍へ舞い降りた。 グルル……とじゃれつくような声を上げ身を擦り寄せてくる。 「よぉし、いい子だ。私の指示に従うんだよ?」 その竜を撫でてやった後で、アルケニモンは手綱を取る。 「とっとと乗りな!」 「へへっ! 了解」 マミーモンが心底楽しそうに笑った。 ぐにゃり、と体を歪ませると全身に包帯を巻いた怪物めいた姿になる。 右手には愛用の銃『オベリスク』を持ち、 左手にはデルフリンガーを携え、竜の背にまたがる。 「一緒に戦うの、久しぶりだな、へへ」 こんな時だというのに彼は、はずんだ声でアルケニモンに喋りかける。 「……馬鹿言ってんじゃないよ!」 「はは、悪ィ! フーケ、悪いけどゼロ戦を見ててくれねえか? 壊されちまったらコルベール先生が悲しむからよ」 フーケに笑顔を向けた後で、ルイズに向き直る。 「ルイズ、準備はいいか?」 「も、勿論よ! 国家に仇なすアルビオンなんか吹き飛ばしてやるわ!」 少し青白い顔をしながらも、懸命に声を張り上げる。 「それでこそルイズだ! 行くぞ!」 「あいよ!」 マミーモンの号令に合わせ、アルケニモンが手綱を振るう。 風竜が咆哮し、翼を羽ばたかせ空へ舞い上がる。 「使い魔が命令するんじゃないの! とにかく、行くわよ!」 「……分かった」 武装した黒い竜人、とでも形容すべきフーケのパートナーが、 その後を追うようにルイズを抱えて飛び上がる。 「……死ぬんじゃないよ」 彼らを見送りながら、フーケは呟く。 祈るように、胸から下げた奇妙な形のペンダントをしっかりと握り締める。 異なる世界で、『デジヴァイス』と呼ばれていたペンダントには、 使い魔のルーンが刻まれている。 同じものが、彼女のパートナーの翼に良く似た盾の部分にも刻まれていた。 「生きて帰るんだよ。ヴァリエールの嬢ちゃん、 アルケニモン、マミーモン……ブラックウォーグレイモン」 かつて、トリステイン魔法学院の宝物庫に封じられていた、 『破壊神のタマゴ』から姿を現したパートナーの名を最後に呟く。 彼らの無事を祈りながら、フーケは、空を見上げ続けていた。 前ページ次ページBrave Heart
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異界刀 北狼王-勇士の遺産- 基本情報 フレーバーテキスト 未進化 + ++ 最終 セリフ集 参加イベント 参加ログインストーリー エキストラコンテンツ 基本情報 キャラ名 キャラ名+ キャラ名++ [渇血]異界刀 北狼王 能力値 能力値 能力値 能力値 スキル 不敗凱旋 関連家臣 [話を聞きたい] 絢爛狐 綾香[剣の近くに居た] 冥界三姉妹 フレーバーテキスト 未進化 ここではない次元。今では無い時。人間界でも妖魔界でも無い遥か彼方の地を治める英雄が居た。英雄であり、王でもある彼は幾多の名剣と共に様々な冒険譚を残す。その彼が残した一振りが妖魔界に流れ着き、好奇心旺盛な刀精との出会いを果たした「君はゴツくて変な形の子なんだね、どこの生まれなの?え、覚えてないって?じゃあ私と一緒に外の世界に出てみよっか、自分を探す旅とかさ、そんな感じで」 + 常闇の領域の奥地に眠るその剣は刀身に言語のような刃紋を焼き込まれ、犠牲者の血を吸う度に硬度を増す魔性の力を備えていた。更には氷の巨人を斬りつけた事でその力すらも取り込んでおり、妖魔界に伝わる魔刀に匹敵する性能を有している「私も色々な武器を見てきたけど君って相当珍しい形してるんだよ?少なくとも、人間が打った武器ではないよね……出自が謎で記憶も無いとか、君も案外と苦労人だよね」 ++ 剣と刀精は剣の過去を探る為に妖魔界を転々とする「王様に使われてたのを思い出したの!?すごいすごい!で、王様ってどこの?やっぱり妖魔王だよね、見た感じは極寒の領域の王?え、氷の力は後から身に着いたから多分違うって?うーん、惜しいとこまで来てるからもうちょっと思い出せないかな」 最終 剣の持つ特異な性質からすぐに身元は割れるだろうとの目論見は崩れるも、今では旅自体を楽しむ剣と刀精。異なる次元の武器がなぜ妖魔界に流れついたのか、それを紐解く鍵は今はまだ妖魔界には存在しない。その鍵はいずれ訪れる審判の日と共に姿を現す「君の持ち主って狼だったの?え、熊かも?でも人間なんでしょ?ますます謎ね……熊とか狼に似てるとかそういう話だった?」 セリフ集 マイページ(未進化) 剣とか刀に詳しい部下は居ないの?この子って記憶喪失らしくてさ、関係者を探してるのよ人の出入りが激しい城なのね、情報収集にはもってこいだわうえっ、斬鉄剣もこの城に居るんだ……ちゃんと手綱握っといてよ? マイページ(中途進化) この子、ずっと昔はどこかの王様に使われてたんだってさこの子は人間界の空気も妖魔界の空気もしない変わった子だよね人間じゃこんな意匠の剣は打たないよね……妖魔界の刀匠を片っ端からあたるしかないかな?この子の正体を探るのは親捜しみたいなものねこの子は血を浴びればそれだけ強くなれるんだってさ、いかにもな感じ?記憶が無くてもこの子の力は本物よ他の刀精の子もみんなこの子の事は知らないの、いよいよもって謎ね マイページ(最終進化) この子は名前も思い出せないみたいだから、北狼王って名付けてあげたのこの子の昔のご主人様、熊とか狼とかそんな感じの名前かもしれないってさここまで来たら絶対にこの子の正体を突き止めてやるつもりよ最初は極寒の領域関係者かと思ったんだけどね、この子こんな見た目だしこの子が昔戦ったらしい氷の巨人なんて、妖魔界に居たっけ?妖魔界でも人間界でも無い別の世界……そんなのがあるかもしれないね私もこの子も今の生活に不自由してないし、このまま住み着くことにしたわこの子の昔のご主人様、すっごい頼れるいい感じの部下が居たんだって巨人、水魔、龍、色々な化け物と戦ってたらしいね、この子の昔のご主人様この子も肝心な所を思い出せないみたいでね、まだ正体は謎のままよ バトル開始 いっつもこの子は王様に使われる事になるのね、これも運命かな?氷の巨人は殺しきれなくてもあいつらの相手なら楽勝だねザックリやって血を浴びて丈夫にしてと、育成も楽じゃないなぁ君も立派に育ったもんだよね、今も王様もきっと喜んでくれてると思うよ 進軍時 一体どこの誰が君を打ったんだろうねこの子について何か知らない?知ってたら見逃してやるけど動物の血とかじゃこの子は育たなくてねこの子の正体はなんなんだろうね 参加イベント 混沌の先触れ 参加ログインストーリー この子の正体 エキストラコンテンツ +...
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登録日:2018/02/24 (土) 15 54 50 更新日:2024/06/22 Sat 23 53 05NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 7部 SBR エルコンドルパサー サボテン ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン チョヤッ テロリスト ミセス・ロビンスン メキシコ 殺し屋 虫 隻眼 サボテンは死人に「呪い」をかける 死んだあとも奴隷にできて復讐とか恨んだりできないようにとな 『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物。 【人物】 スティール・ボール・ラン・レースの参加者のひとり。 騎乗する馬は、アバルーサ種のエル・コンドル・パサ(7歳)。 馬体に「TRUE LOVE」と書かれたリボンを巻き付けている。 「1st.STAGE」の成績は、トップから17/1/4差の18位。 蹄鉄の欠けた「狂暴な走り方」をする。 メキシコの砂漠の村の出身で、左目の回りに濃いメイクをし、羽飾りのついた黒い服を着ており、耳に目玉を4つ繋げたような(悪趣味な)耳飾りをしている。 名前に「ミセス」とあるが、これは本名の一部で性別は男性である。 その正体は、ジャイロに懸けられた賞金を狙う殺し屋。 【活躍】 「2nd.STAGE」のアリゾナ砂漠でジャイロ達を襲撃し、左目に飼っている虫を操る技を使い、針を飛ばすサボテン「チョヤッ」を利用してジャイロ達を負傷させる。 しかし、ジャイロが地面に鉄球の振動を伝わらせたことで「チョヤッ」の針の一斉射撃を受けて再起不能(リタイヤ)。 断末魔は「どばあああああああああああああ」 物語序盤に登場した、ジャイロに懸けられた賞金を狙う敵だが、オエコモバのようにヴァレンタイン大統領と繋がりがあったかは不明。 ただ、「このレースでオレの前を走る奴はいねえっ!!」と言う台詞から、少なくともジャイロ抹殺が第一でレースに興味のなかったオエコモバと違って、優勝を狙う意思はあった模様。 何気に、第7部において、レースとは別に初めて明確に「敵」として登場したキャラである。 【技】 「左目」の中に「虫」を飼っており、それを自在に操ることができる。 凄く…グロいです… この虫達の「高速の飛行風圧」を使って、空気の振動を察知して針を飛ばすサボテン「チョヤッ」の針を自由自在に発射し、攻撃した。 耳や手綱を軽く突き破るほどの威力を持つ。 これはスタンド能力ではなく、ミセス・ロビンスンが故郷で身に付けた「ワザ」である。 具体的にどうやって虫達を操っているのかは不明。 襲撃した場所が「チョヤッ」の群生地帯だったため有効な攻撃手段となったが、ここ以外ではどのように使うのかはナゾである。 そもそも、「チョヤッ」の群生地帯に入ったのも、ジャイロが水場を無視するルートを選んだことによる偶然である。 砂漠は広いので、結構至るところにあるのかもしれないが。 わざわざこのために左目を無くしているが、それに見あった能力かどうかは疑問。 他にも隠された技があるのかもしれないが… 例えば、他作品ではあるが、魁!!男塾の登場人物、梁山泊十六傑の蓬傑などはマントの下に毒蜂を隠していたし… 特殊な「ワザ」とはいえ、鉄球や波紋のようにスタンド能力に近づけるかは、少し弱いかもしれない。 名前の元ネタは、アメリカのフォーク・デュオ「Simon Garfunkel」の楽曲「Mrs. Robinson」。 馬の名前も同じく「Simon Garfunkel」の楽曲「El Condor Pasa」(正確にはアンデス民謡のカバー曲)。 日本では「コンドルは飛んでいく」のタイトルで有名。 ついでにエルコンドルパサーという名馬も実際存在してたり。 くらえッ!このアニヲタWikiで俺の前を追記・修正するやつはいねえッ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 初期はこいつみたいな特殊な技能の使い手と戦う話かと思ってたわ。SBR -- 名無しさん (2018-02-24 16 31 10) チョヤッって洋楽か何か元にした創作の植物だと思ったら実在するらしいね、流石に針までは飛ばさないらしいけど -- 名無しさん (2018-02-24 17 17 08) ここらへんの敵って何のためにジャイロを狙ってるのか分かりづらい。 -- 名無しさん (2018-02-24 23 43 19) ドノヴァンっぽい -- 名無しさん (2018-02-26 11 57 08) こんな限定的で使いづらい技能のために片目潰したのかww -- 名無しさん (2020-03-22 14 25 09) 名前 コメント
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NEWS COMMENT PAGE 取得中です。 ニュースのコメント欄を作成しました。 ご自由にお使いください。^^ -- (氷霧) 2009-09-26 03 24 55 主題歌の「◆◆◆も何度も何回も◆◆◆◆と誓うよ」は「何度も何度も前を向いて行くと誓うよ」、ではないかと。 -- (ARCHER) 2009-10-04 22 14 58 日本海外に在住してるから、コメントするのはちょっと大変ですねwww -- (ARCHER) 2009-10-04 22 17 35 どうも!! コメントありがとう御座います!!^^ 返信が遅れてしまい申し訳ありません。 いまちょっと忙しいので後ほど改めてコメントさせていただきます☆ -- (氷霧) 2009-10-06 17 04 20 ARCHERさん情報提供ありがとう御座います!^^ ニュース記事として掲載させてもらいました。 中国に在住されているようですけど、何か不便な事があったら遠慮なく言ってください。 ヾ(・∀・*)ノ -- (氷霧) 2009-10-06 20 49 15 投票室、オープンしました! 気軽に投票どうぞ。^^ -- (氷霧) 2009-10-18 02 23 22 アンケートをひとつ追加しました! 気軽に投票どうぞ。^^ -- (氷霧) 2009-10-24 21 21 41 間に合うか・・・、発売までにサイト作りをしなければ・・・、ダラダラ━(il`・ω・´;) ━ダラダラ -- (氷霧) 2009-11-01 20 46 21 リンクの視認性をアップさせてみました。マウスポインタをリンク文字に乗せると明るい赤色になります。 -- (氷霧) 2009-11-10 21 09 44 そういえば、Games Japan Festa 2009関連の予想、思いっきり外れましたね。汗 ━(il`・ω・´;) ━タラァァ~ン。 管理人の推測は当てにしないでください。推測ではなく希望ということで。 アハハ(^Д^#)。o○(ヽ(゚Д゚#)ノバカヤロー ) -- (氷霧) 2009-11-20 20 50 37 少し前から拝見しています、新着ニュースとかすごく便利で毎日チェックさせてもらってます!XIIIに対する情熱をメチャクチャ持ってるフラットですb あと500時間ちょいですね本当に楽しみだ!! -- (フラット) 2009-11-25 23 47 32 フラットさんコメントありがとう御座います! 管理人の氷霧です。 発売日まであと僅かですからね、自分も最近そわそわしてきてます! とりあえず発売後はFF13に専念する人がほとんどだと思うので、ニュースの更新よりもサイトの更新を重点的に行うつもりです。 これからも宜しくお願いします。^^ -- (氷霧) 2009-11-26 03 38 38 頑張ってください!新トレーラー終始鳥肌物でしたね~ ライトニングが始めて豊かな表情出しましたよね! ホープとの会話シーンの所のライトニングの表情には惚れてしまいそうでしたよw スノウとの草原?のシーンも素晴しい!!ワクワクするばかりです ってここでこういう雑談ってありでしたでしょうか・・・? -- (フラット) 2009-11-26 19 19 48 ありがとう御座います。^^ 雑談は構いませんよ! ここのコメント欄はひとり言や雑談や情報提供くらいしか使い道がないような気がしますし。 とりあえず雑談するにしては扱いにくいコメント欄だと思いますけど、自由にお使いください。^^ -- (氷霧) 2009-11-27 23 56 35 誤字脱字があったら、遠慮なくツッコミ入れてください。 フゥー(`・ω・´) ー3 -- (氷霧) 2009-12-05 00 57 29 政府って聖府では?間違っていたらすいませんですm(-_-)m -- (フラット) 2009-12-05 11 11 00 フラットさんご指摘ありがとう御座います! その通りですね。修正しておきました。^^ -- (氷霧) 2009-12-05 14 36 34 ついに100時間切りましたね!!!! あ~本当に楽しみだ~! -- (フラット) 2009-12-13 01 54 13 楽しみですね~! とりあえずパッケージのビニールを開けずにじっくり眺めるかも。^^ -- (氷霧) 2009-12-13 14 22 41 XIIIのレシートはずっと財布に入れとこっとw XIIIのためにサラウンドヘッドホンまで用意しちゃいましたよw -- (フラット) 2009-12-13 21 22 11 FF13の特集番組(BS11)を見ました!早くプレイしてみたいです!制作している場面を見て思ったのですが、ハードがHDになって今まで以上に制作が大変でプレイする側の人間で良かったなぁ~とつくづく感じました。 -- (ひろやん) 2009-12-14 00 37 58 書き忘れていました。いつも楽しくサイトを拝見させて頂いています!発売日まで待ちきれずに毎日、新情報がないかチェックしています(笑) 壁紙も楽しみにしていて..リクエストがあるのですが、ファングがPVで「仲間がシ骸になるよりましだ!」と槍を持ちながら言ってるシーンのスクリーンショットってありませんか?あのシーンが凄く好きでして。 -- (ひろやん) 2009-12-14 01 08 01 特番面白かったですね~! ファングのスクリーンショットを幾つか作ってみたけど、これで良いのかな? -- (氷霧) 2009-12-14 01 55 26 皆さん、いつもご愛顧ありがとう御座います。^^ -- (氷霧) 2009-12-14 02 11 44 管理人さん..すぐに作って頂いてくれるなんて(泣) 有難うございます! 凄く良いですよ! 早速、壁紙にして発売までワクワクしながら待っていたいと思います。 サイトの更新や情報の掲載などでお忙しいと思いますが頑張って下さい!毎日、楽しんで拝見させて頂きます!わがままを聞いて頂き本当に有難うございました! -- (ひろやん) 2009-12-14 02 33 13 いえいえ、自分も好きで作ってますから。^^ 壁紙もうひとつ作ったので良ければどうぞ! -- (氷霧) 2009-12-14 22 17 18 店頭などで見かける物ですね!早速、頂きました。 あと2日後にはプレイ出来ると思うと嬉しいです!17日、18日と休みにしてもらってるので、ガッツリ遊ぼうと思っています^^ -- (ひろやん) 2009-12-15 00 36 01 あともう少し。いよいよだ!ふぅ~長かった..バトルのイメトレしとかないと。 -- (ひろやん) 2009-12-16 22 26 20 ウオオオオ!!!!明日といかもうすぐですね!!!! 本当楽しみだ!!!!!!みなさんめちゃくちゃ楽しみましょう!!!!!!!!!!!!!!! -- (フラット) 2009-12-16 22 31 11 もし、行き詰まったら質問とかしても良いですかね?情報によると後半になるとバトルの難易度が格段に上がるらしいので。って これだけ待ったんだから最初は楽しまないと^^ -- (ひろやん) 2009-12-16 22 37 14 ムフフ、いよいよですね・・・ -- (氷霧) 2009-12-16 23 51 26 この日を、どのくらい待ったことか・・・>< -- (氷霧) 2009-12-17 00 07 56 感無量でオープンメガシアターを無条件でオープンにしちゃいました!! もちろん本日限り!! -- (氷霧) 2009-12-17 00 09 39 質問OKですよ!! これから順次「本編攻略」などのページを更新していくので、そっちで質問した方が皆さんから適切な回答が得られるかも。^^ 管理人は攻略しながらサイトの更新を行うので皆さんよりも攻略速度は明らかに遅いと思うので。 ヾ(´∀`*)ノ -- (氷霧) 2009-12-17 01 38 06 やばい・・・、眠れそうにない・・・ -- (氷霧) 2009-12-17 02 02 03 ついに!手に入れました~~!オープニングムービーの綺麗さにまずは感動!音も凄いですねー!5.1chでプレイすると迫力満点です!オプティマが使える所まで進めましたが、戦闘のスピードに着いて行けないです。でも自在に操れるようになれば絶対に面白くなる予感がします^^ -- (ひろやん) 2009-12-17 03 51 50 戦闘がおもしろーい! 奥が深い! オプティマ最高!! -- (ひろやん) 2009-12-17 17 51 48 召喚獸、つよ~!10回目でやっと..ひぃひぃーでした。自分自身のスキルが上がらないと勝てないですね!でも勝利した時の達成感がハンパないです!オモロ~ -- (ひろやん) 2009-12-17 23 14 00 召喚獣強いですね!! すみません、管理人はゲームに没頭中です。もう少ししたらサイト作りを開始したいと思います。 -- (氷霧) 2009-12-19 21 15 41 お疲れ様です。没頭してください(笑) 自分も没頭してます。amazonの方で酷評が書かれているみたいですが、自分は面白いと思うのですがね…今は武器の改造に頭を悩ませながらやってまーす! -- (ひろやん) 2009-12-19 22 12 06 まぁ発売後の酷評はいつものことですからね。楽しめる人たちだけで楽しめばOKだと思います。^^ これから“FABULA NOVA CRYSTALLIS”の長い歴史が始まるわけですし、サイト作りも先が長くなりそうです。 (*σ´∀`)σ とりあえず25日くらいから本格的にサイト作りを開始したいと思います。 今はサイト構成のイメージを頭の中で練っている段階ですので、今しばらくお待ちを。^^ -- (氷霧) 2009-12-22 01 17 24 お久しぶりです ゲームに没頭してパソコンをつけていませんでしたw 今日クリアしました^^!!!本当ムービーの綺麗さとかロードの無さやら色々素晴しい作品ですね やり込が楽しみだ!! -- (フラット) 2009-12-22 17 17 42 お久しぶりです!質問なんですがギザールの手綱が入手出来ません。ミッション12,14(チョコボの守り人)をクリアしたんですが報酬で出ません。もう5回ぐらいやってますがボムの抜け殻しか貰えません。ギザールの手綱は入手したらアイテム欄に表示されますか?チョコボの位置を知らせる羽のようなマークは出ていますが乗れません。誰か分かる方いませんか? -- (ひろやん) 2010-01-17 02 49 40 すみません。解決しました。ご迷惑をおかけしました。 -- (ひろやん) 2010-01-23 23 39 15
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ML 13 カースナイト 分類:アンデッド 知能:高い 知覚:魔法 反応:敵対的 言語:交易共通語、その他個体により差異あり 生息地:戦場 知名度/弱点値:17/23 弱点:回復魔法ダメージ+3 先制値:18 移動速度:20(本体のみ)/40(騎乗時) 生命抵抗力:15(23) 精神抵抗力:16(23) 攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP 呪われた槍(本体) 17(24) 2d6+22 15(22) 18 96 70 体当たり(前半身) 16(23) 2d6+14 15(22) 14 110 34 呪われた蹄(後半身) 15(22) 2d6+13 15(22) 25 88 34 部位 部位数:3(本体、前半身、後半身) コア部位:本体 特殊能力 ●全身 常動:通常武器無効 常動:炎無効 常動:呪い属性無効 常動:精神属性無効 常動:呪いの霧 全身を強力な呪いを受けた霧が取り巻いています。 この魔物に近接攻撃を行った場合、攻撃の成否に関わらず、「2d6」点の呪い属性の魔法ダメージを受けます。 また、この霧は飛来する矢や弾丸を逸らします。妖精魔法【ミサイルプロテクション】と同等の効果を持ちます。 ●本体 主動作:操霊魔法10レベル/魔力14(21) 10レベルまでの操霊魔法を行使出来ます。効果や結果は個々の魔法を参照してください。 常動、宣言:魔法適正 戦闘特技の《魔法誘導》《魔法拡大/数・距離》《マルチアクション》《ワードブレイク》を習得しています。 常動:戦闘指揮 この魔物の半径10m以内にいる指揮下の魔物は、命中と回避に+2のボーナスを得ます。 常動、宣言:騎芸 騎芸【騎獣の献身】【チャージ】【トランブル】【振り下ろし】【振り下ろしⅡ】【縦横無尽】を習得しています。 条件:降りた騎手 騎獣から降りた状態でも戦闘できます。騎獣から降りたり、部位:前半身のHPが0以下になった場合 特殊能力「騎芸」を失い、打撃点が4点減少します。 条件:呪われた槍 攻撃が自動命中、あるいは対象が回避に自動失敗をした場合に発動します。 対象は続く1Rの間、移動、主動作、補助動作のいかなる行動も行えなくなります。 宣言:全力攻撃Ⅱ 打撃点を12点上昇させます。この能力を使用すると次の手番まで回避力判定に-2のペナルティを受けます。 常動:切り返し 素早い切り返しで二回攻撃を行えます。 対象は2回とも同じでも、違っても構いません。 ●前半身 常動:攻撃障害=+2・なし 巨大な馬の上にいるため、部位:本体は近接攻撃の回避力判定に+2のボーナスを得ます。 この能力は、部位:前半身のHPが0以下になると失われます。 主動作:灼熱の瞳/15(22)/生命抵抗/消滅 燃える赤い瞳で対象を燃やします。「射程/範囲:30m/半径4m」の範囲全ての対象に「2d6+14」点の炎属性の魔法ダメージを与えます。 この能力は連続した手番には使用できません。 ●後半身 条件:呪われた蹄/14(21)/精神抵抗/消滅 攻撃が命中した場合、対象は抵抗を行います。 抵抗に失敗した場合、追加で「2d6+4」点の呪い属性魔法ダメージを与えます。 主動作:蹴り飛ばす/16(23)/回避力/消滅 後ろ足で対象を蹴り飛ばします。 乱戦エリア内の一体を対象とします。対象は任意の方向へ20m移動させられ、「20」点の物理ダメージを受けます。受身を取ることでダメージを軽減可能です。乱戦エリアからは強制的に離脱させられ、さらにその場で転倒します。 この能力は「呪われた蹄」の能力も誘発します。 この能力は移動したラウンドには使用できません。 戦利品 自動 呪われた槍 3000ガメル 自動 亡者の手綱 900ガメル 2~6 赤い魔眼 400ガメル 7~12 炎の魔眼 900ガメル 13~ 怨念の塊 4500ガメル 解説 呪われた漆黒の鎧と槍で武装した、亡者の騎士です。 自分が死んだことにも気づかず、新たな戦場を求めてさ迷っています。 大抵の場合、多数のスケルトン系の魔物を部下として引き連れています。 この騎士が出現する際、濃霧が戦場を包み、どこからともなく現れるため 騎士や傭兵の間では死の象徴として恐れられています。 製作者葉月
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68 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします E-mail sage :2011/02/07(月) 13 34 38.54 ID 4wieFNo1P ライアットと組んだ話が超ワクテカだ 69 名前:1 ◆trB/oNqUGM :2011/02/08(火) 01 07 08.07 ID Xg0lPiJJ0 68 じゃあ次の海外編はそれにしよー 去年の9月~10月の話です ハイパーグロい上にカオスな上に Kちゃん視点やけど主役はライアット+αという切なさ 70 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします E-mail sage :2011/02/08(火) 01 18 05.60 ID 06IbqRWho ボーカル様が主役の話はまだですか 71 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします E-mail sage :2011/02/08(火) 01 29 12.86 ID tt5D51vLo むしろ俺が主役の話をはやく書いてくれよ 72 名前:1 ◆trB/oNqUGM :2011/02/08(火) 04 46 26.81 ID Xg0lPiJJ0 70 よし じゃあグラムちゃんの時みたいにしよう 73 名前:1 ◆trB/oNqUGM :2011/02/08(火) 05 01 25.55 ID Xg0lPiJJ0 「ボーカル・28歳」 突然ですが、私は天才です。 世間には私よりも知能指数が上、という人間もいるようですが、 それは僅かなテスト等で数値化された極めて不確かなものであり、 それを以って頭脳の優劣を決める事は非常にナンセンスであると、私は思います。 ではどうやって決めるのか? それについてなのですが、私は、数多くの優秀な人物に出会った事がありますが、 残念ながら、自分以上に優秀な頭脳を持った方には出会ったことがありません。 とりあえず何が言いたいのかというと、 どうも。天才です。すみません。 74 名前:1 ◆trB/oNqUGM :2011/02/08(火) 05 24 13.55 ID Xg0lPiJJ0 天才の私にも、ままならない事がいくつかあります。 その大半は、今私が就いている仕事のパートナーとなる人物が関わってきます。 まずこの男は、面倒な仕事を次から次へと安請け合いしてきては、面倒をこちらに押し付けます。 当然こちらの言う事は聞きません。命令ではなく、提案を、感情任せに、無視するのです。 次に、自分の僅かな作業を終えたこの男は、 仕事の後処理に切磋琢磨する私を尻目に暇を持て余し、別部署へ出かけていきます。 そこで、とりあえず目ぼしい人物に自分の暇潰しの相手をさせます。 要するに、作業の妨害をするのです。 そしてそのお咎めはパートナーである私に降りかかって来ます。 彼の奇行振りは最早皆諦めている所なので、私がちゃんと手綱を握っておけという事でしょうか。 他にもまだまだあるのですが、大変長くなるのでまた別の機会にお話しする事にします。 しかしながら不思議と、彼に対する憎悪や煩わしさはありません。 ごめんなさい。嘘をつきました。 彼は私が困っている顔をしているのが大好物な様で、 そういう時は、いつも小憎たらしい顔でニヤニヤしています。 いつか、というより近い将来、謀殺してやろうと思っています。 「ボーカル・28歳(自称)」 完 75 名前:1 ◆trB/oNqUGM :2011/02/08(火) 06 01 01.31 ID Xg0lPiJJ0 71 しゃあねえなあ 「 71の大冒険」 それは 10年前の事だった。 71「「 68、 70、生きてるかぁ?」」 68「「あぁ、なんどがなぁ。」」 71「「VIPからくるぞぉ。気をつけろぉ。」」 70「「こっちだ!! 71!!」」 71「「なんだこのクソスレはぁ!?」」 71「「せっかくだから、俺は住民になる事を選ぶぜぇ。」」 こうして、 71 は ぼうけんのしょ と出会った。 71「「オーノー」」 76 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします E-mail sage :2011/02/08(火) 08 55 36.66 ID eEe1EkKDO これはひどい 77 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします E-mail sage :2011/02/08(火) 15 20 59.71 ID SIUkklb40 投げっぱなしジャーマンポテト 78 名前:1 ◆trB/oNqUGM :2011/02/09(水) 03 12 58.26 ID WA1VXGbv0 すみませんww でもいいよね デスクリムゾン やったことないけど
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イベントリスト 任意系イベント(政略フェイズの『イベント』で見れるもの) ルート 関連キャラ イベント名 発生条件 備考 魏 ・魏軍 軍糧の集積地に攻め込む 対袁紹戦ストーリー進行後 ※このイベントを見ないとバグるので注意 ・曹操 謎の仮面女剣士 荊州侵攻可能イベント発生後 袁紹を倒した後に発生する 丞相様の避暑地 『謎の仮面女剣士』発生後 曹操と銀河 劉表毒殺イベント発生後 荊州に侵攻した後に発生する ・荀彧、荀攸 二荀の征服地 荊州侵攻可能イベント発生後 ・郭嘉 夜話の後で 郭嘉加入後 ・荀彧、荀攸、郭嘉 皆で水遊び 荊州侵攻可能イベント発生後 銀河は人間のクズ 『皆で水遊び』発生後 ・張遼 張遼の出産!? 鍛錬に励む張遼 『張遼の出産!?』発生後 ・典韋 結成!銀河応援団 荊州侵攻可能イベント発生後 銀河悩殺大作戦 『結成!銀河応援団』発生後 ・夏侯淵 眠るのがお好き 魏ルート開始後 戦場の夏侯淵 『眠るのがお好き』発生後 夏侯淵の肉まん 『戦場の夏侯淵』発生後 笛の音色に誘われて 『夏侯淵の肉まん』発生後 蜀 ・蜀軍 荊州の半数を制圧する 鳳統士元が自軍に加わる 皆で温泉 荊州統一後11ターン経過 ・関羽 関羽は先生 蜀ルート開始後 関羽との鍛錬 『関羽は先生』発生後 イベント一騎討ちが発生する勝つとCG追加?同レベル同士でも勝機はあるが運次第なので銀河をレベル4にして関羽をレベル1のままにしといた方が勝率が上がるひん剥き画像はSP一騎討ちでも見れるのでレベル4同士での関羽の強さを見ておこう 関羽の悩み 『関羽との鍛錬』発生後 上の一騎討ちで負けた場合は話が合わない 予習する関羽 『関羽の悩み』発生後 関羽の憂鬱 上記後荊州統一後11ターン経過 武神の衣装選び 上記後 ・張飛 鍛錬する二人 蜀ルート開始後 鍛えることは女々しい 『鍛錬する二人』発生後 鋼鉄の胃袋 『鍛えることは女々しい』発生後 張飛の秘密 上記後荊州統一後11ターン経過 ・阿斗(劉備) 劉備邸訪問 蜀ルート開始後 武人への憧れ 『劉備邸訪問』発生後 阿斗と瑞獣 『劉備邸訪問』発生後 ・関羽、張飛、阿斗 皆で水遊び ・諸葛亮 孔明とぬいぐるみ 荊州統一後11ターン経過 孔明の新発明 上記後 猫様はお風呂がお好き 上記後 ・姜維 猫とキリン 荊州統一後11ターン経過 姜維が自軍に加わる 麒麟児の鍛錬 上記後 ・馬謖 馬謖の嫌いなもの 馬謖が自軍にいる ・曹仁 赤鎧の少女 『司馬懿仲達の反乱』後 曹仁子孝が自軍に加わる 呉 ・呉軍 河賊を退治する 揚州制圧後 甘寧が自軍の配下に加わる ・孫権 孫権の変装デート 揚州制圧後 私を海に連れてって 『孫権の変装デート』発生後 妹を越えて 益州を制圧する。尚且つ『私を海に連れてって』を事前に見ている ・周瑜 周瑜の秘密 州を6つ制圧する 軍師ではなく・・・ 益州を制圧する。尚且つ『周瑜の秘密』を事前に見ている ・太史慈 洗濯日和 太史慈加入後 料理日和 『洗濯日和』発生後 ・呂蒙 穴の中の魔物 州を3つ制圧する ・甘寧、陸遜 呂蒙の悩み 甘寧加入後 甘寧陸遜の水練 『呂蒙の悩み』発生後 甘寧陸遜のお勉強会 『甘寧陸遜の水練』発生後 ・陸遜 陸遜は負けず嫌い 陸遜加入後 ・周泰 風邪気味周泰 揚州制圧後 魏、蜀 ・鄧艾 幸か不幸か 鄧艾が自軍の配下にいる ・孫策 小覇王。海へ 孫策と周喩が自軍にいる 魏、呉 ・呂布 龍の手綱 銀河で呂布との合戦を2回行う。その後、呂布を仲間にする 呂布の忠誠が「絆」になる 海への道をあけい! 『龍の手綱』発生後 ・趙雲 手作りのお弁当 趙雲が自軍の配下にいる 共通① ・楽進 小さな優将 楽進が自軍の配下にいる 魏ルートでは発生せず 真面目な楽進 『小さな優将』発生後 魏ルートではここから始まる 素っ気ない楽進 『真面目な楽進』発生後 不器用な少女 『素っ気ない楽進』発生後 ・徐晃 負けずの徐晃 徐晃が自軍の配下にいる ・黄忠 ・大喬、小喬 江東の美人姉妹 揚州の城を一つ以上確保する 大喬・小喬が自軍の配下に加わる 共通② ・華雄 大剣を背負った美少女 各ルート開始後 華雄が自軍の配下に加わる 華雄は人気者 『大剣を背負った美少女』発生後 小さなメイドさん 『華雄は人気者』発生後 華雄と特訓 『小さなメイドさん』発生後 ・袁紹 名門中の名門 袁紹が自軍の配下にいる 名門中の不覚 『名門中の名門』発生後 ・袁術 寒いのである! 袁術と紀霊が自軍の配下にいる ・公孫讃 私の大事な白馬ちゃん 公孫讃が自軍の配下にいる 私の大事な威信のために 『私の大事な白馬ちゃん』発生後 私の有意義な里帰り 上記発生後 私の優雅な海水浴 上記発生後 ・賈駆 漆黒の軍師 賈駆が自軍の配下にいる 真夜中の神算 『漆黒の軍師』発生後 足なんてなんとやら 『真夜中の神算』発生後 ・高順 その名も陥陣営 高順が自軍の配下にいる 高順の悩み 『その名も陥陣営』発生後 高順の居眠り 『高順の悩み』発生後 ・張袷 逃げ足も速くなくては 張袷が自軍の配下にいる ・田豊 ・張魯 五斗米道へようこそ 張魯が自軍の配下にいる 蜀ルートでは発生せず? お米を運ぶのです! 『五斗米道へようこそ』発生後 大変なのです! 『お米を運ぶのです!』発生後 ・孟獲 南蛮王降臨 孟獲と兀突骨が自軍の配下にいる ・董白 強くなりたいのです。 董白が自軍にいる ・馬超 白銀の少女 馬超が自軍にいる ・鳳徳 邪な竹筒 鳳徳が自軍にいる 邪な柔軟 上記後 大人のデート 上記後 自動系イベント(更新時に見れるイベント) 主に勢力変化やキャラ追加などのイベントのみ。CGのみの場合も載せる。各ルート固有の更新時イベントの場合は何も無くても載せる イベント名は適当で ルート 関連キャラ イベント名 発生条件 備考 全 ・公孫瓚 袁紹軍に降る 2つ以上の州を制圧 このイベント後公孫瓚軍の全武将はそのままで袁紹軍になる ・張繍 人間大砲 ランダム CGのみ以下元ネタカコートン:夏侯惇元譲シューユ:周瑜公瑾ヘリントン:ビリー・ヘリントン?メイトリックス:ジョン・メイトリックス?後ろ二人は各自ググってくれ ・馬超 天降りしとき ランダムもしくは馬騰が降伏? このイベント後馬騰軍は馬超軍になる ・呂布 呂布現る ランダム このイベントを見ないと呂布を降伏させることは出来ない陶謙軍が呂布軍となる ・高順 傭兵の高順 CGのみ 呂布VS高順 高順が呂布軍となる進行度解放条件のひとつ ・袁紹 袁紹の戦 ランダム CGのみ ・甘寧 河賊甘寧 ランダム CGのみ進行度解放条件のひとつ? ・陸遜 陸遜と名もなき将兵 ランダム CGのみ進行度解放条件のひとつ? ・徐庶 愛の軍師・単福 ランダム 徐庶が張魯軍に入る 蜀 魏 ・孫策 短気な孫策1 ランダム CGのみ 短気な孫策2 上記後 CGのみ? ・偽呂布 我が名は……! ランダム CGのみ? 蜀 呉 ・曹操 曹仁 曹操と曹仁の水練 蜀と呉ルート時のみランダム CGのみ 魏 呉 魏 自己紹介 魏ルート開始後 銀河が曹仁銀河となる。夏候淵、荀彧、荀攸、程昱、典韋、張遼、于禁、曹洪が自軍に加わる厳密に言えば開始直後からいるから加わるわけではないが便宜上 典韋と銀河 拠点を○個制圧? 会話のみ? 典韋と小さな大虎 多分上記後 許猪が自軍に加わる 強靭な弩による攻撃 豫州統一後 会話のみ 郭嘉の家 豫州統一後? 郭嘉が自軍に加わる 呉 腑抜けた孫策 呉ルート開始後 会話のみ 父の存在 呉ルート開始後 CGのみ湯煙邪魔だ 孫策銀河復復帰 制圧した拠点が計3つ以上 孫堅(孫権?)軍が孫策軍となる周喩と銀河が自軍に加わる 袁紹に助けを求める 冀州を攻める 袁術と紀霊が袁紹軍になる 呉蜀同盟 荊州統一後 司馬懿と諸葛亮 益州統一後 司馬懿仲達が消滅 司馬懿仲達の最期 上記後 蜀 劉表の思惑 荊州の城を1つ以上制圧する 黄忠と魏延が自軍入りする 劉表の勝ち逃げ 荊州統一後1ターン経過 会話のみ 荊州の民と共に 荊州統一後2ターン経過 会話のみ 雷神張飛 荊州統一後3ターン経過 イベント合戦あり劉備玄徳が永久消滅銀河が趙雲銀河となる関羽が自軍から一時的にいなくなる諸葛亮が自軍に加わる諸葛亮が一時的に君主となる内政以外の一切が一時的に出来なくなる 諸葛亮の政 荊州統一後4ターン経過 荊州が曹操軍の領地となる 張飛とのキス 荊州統一後5ターン経過 CGのみ 袁紹軍VS曹操軍 荊州統一後6ターン経過 顔良と文醜が永久消滅銀河が自軍から一時的にいなくなる 劉備の遺言 荊州統一後7ターン経過 会話のみ 関羽と銀河 荊州統一後8ターン経過 翼州が曹操軍の領地となる 関羽と曹操と銀河 荊州統一後9ターン経過 会話のみ 劉璋の誤算 荊州統一後10ターン経過 銀河と関羽が自軍に復帰する 桃園の誓い 荊州統一後11ターン経過 阿斗が劉備玄徳として自軍に加わる阿斗が当主となるすべての行動が行えるようになる 鳳統と諸葛亮 ランダム 会話のみ 策士、策に溺れる ランダム? 会話のみ 三匹の猫 荊州に攻め込む?姜維が自軍にいる 馬謖が自軍に加わる 曹魏の方針 荊州を半分制圧 司馬懿と諸葛亮 上記後 司馬懿が消滅する 蜀魏同盟 上記後 曹魏と会食 上記後 このイベント以降は一時的に曹操軍に攻め込むことは出来ない 司馬懿仲達の最期 上記後 司馬懿仲達の反乱 上記後 曹操軍の絆武将が曹仁子孝を除き全員永久消滅する曹操軍が司馬懿軍となる 死せる孔明、生ける仲達を走らす 上記後 この世界では死んではいない 未来の無い世界を回避するために 上記後 鄧艾が自軍に加わる 呂布の捕獲 上記後 呂布が司馬懿軍になる 偽呂布VS傀儡呂布 上記後 CGのみ 偽呂布参戦 上記後 こいつマジで何者!?偽呂布が自軍に加わる
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前ページ次ページゼロの黒魔道士 「フハハハハハハハ!!踊れ踊れ踊れぃ!!」 「ク、クェェェェェッ!?」 「う、うわわっ!?」 よく、普通の人間の子供がやる遊びに、『鬼ごっこ』っていうのがあるらしい。 鬼役の子供につかまらないよう、他の子供たちが逃げるっていう遊び。 遊びじゃないって点を除けば、これはその『鬼ごっこ』に近い状況だったんだ。 ……逃げるしかない。悔しいけど、空中戦はワルドの方が上だった。 「やっこさんブチ切れすぎだろ!?」 「ぼ、ボコ、大丈夫!?」 「クェェ~……」 詠唱速度の差や、身のこなしの速度はやはりあいつの方が勝っている。 立て続けに巻き起こる風の刃や矢からは逃れるので精一杯になってしまう。 加えて、チョコボが飛べない鳥なのが問題になっていた。 あいつが乗っているのは空を駆け巡るワシの頭をしたクァールみたいな猫っぽい生き物。 ボコは甲板を跳び跳ねるように避けるのに対して、 ワルドはマストの間を縫うようにすりぬけて迫ってくる。 間合いを自由自在に操る相手ってかなり厄介なんだ。 おまけに、この船が敵の物だから、ときどき敵の兵士がこっちを狙ってくるんだ。 ……さっきから、何回『スリプル』や『ストップ』を唱えたか分からない。 息もあがってきて、呪文を詠唱するのもきつくなってきた。 「あぁ、やはりこうでなくてはな!やはり力とは、弱き者を睥睨するためのもの!」 ワルドの高笑いが、マストの上の方から聞こえてくる。 逃げていてもしょうがないって思ったのはこのときだった。 帆が何枚も目隠しになって、狙うときは今しかないって思ったんだ。 「違うっ!力は……」 ワルドの言葉を否定しながら、一気にボコを駆る。 折り重なる白い帆を貫くようにデルフを突き出して、狙いはワルドそのもの。 懐までもぐりこんで決着をつけるつもりだった。 「あ、相棒、前に出すぎだってぇのっ!!」 「誰かを守るためにあるものなんだっ!!」 それは、守りたいものを守るための一撃だった…… ゼロの黒魔道士 ~第四十幕~ 守るべきもの 「ふんっ!!」 その一撃は、ワルドの腕の一振りでアッサリといなされる。 「クェッ!?」 「うぁああっ!?」 重い一撃。ただの義手とは思えないほど重厚な一撃だったんだ。 そのまま甲板に叩きつけられる。 甲板の木材が体のあちこちに刺さって小さな傷になった。 呼吸が無理矢理、体から引きはがされるように吐き出され、息ができない。 動こうにも、まずその苦しさに反応すらできない。 「悪くない義手だ!しかし、子鼠を痛めつけるには少々加減が利かぬのが難点か」 「く……」 辛うじて首を動かすと、ボコは少し離れたところでぐったりしている。 デルフは、手の届かない位置に転がっている。 なんとか、つかみたいけど、ワルドがそれよりも速く甲板に降りたっていた。 「ほぅ、手ごたえの割には持つな。流石は“神の盾”……だが、しつこすぎるっ!」 「う……が……」 禍々しい金色の爪をつけたその左手で、喉元をしめあげられる。 苦しい。目の前が歪みそうになるぐらい 「相棒ぉぉっ!?」 「あるいは、この左手をまず落としてやろうか?俺のようにな」 「わ……ワルド……」 杖を突きたてられて、声を絞り出すのが、やっとだ。 それでも、意識を手放したらそのまま動かなくなっちゃいそうだった。 だから、声を出すことに意識を集中した。 しゃべる内容は、ほとんど思いつきだ。 「死に際にまだしゃべるか?いいだろう、何を語る?」 「……お前は……何を、したいの……?」 ルイズおねえちゃんを裏切って、レコン・キスタに取りついて、ワルドの狙いが分からなかった。 目の前が真っ暗になりそうだけど、そこに納得がいかなかった。 「なかなか的を射た質問だな。教えてほしいか?冥土の土産にでも?」 「――ワルド殿っ!」 遠くで、駆け寄る足音が聞こえる。レコン・キスタの兵士なんだろうか。 「――やれやれ、余計な加勢が出てきたようだ。冥土の土産をやる暇は無いな。 最も――はなからやるつもりなぞ、微塵も無かったがな!」 「う……ぁ……」 左手の義手で首をつかまれたまま、甲板に思いっきり叩きつけられる。 息をどう吸っていたかを忘れるほど、空気が恋しい。 クラクラして、『苦しい』って声を出すことすらできない。 「生きたまま捕えた方が勲功は大きいのだが――」 揺れる視界の中に、ワルドの突きつけた杖が見える。 「――ガキ共に虚仮にされた恨みは、勲功では贖えなくてな!」 左目と右目の真中の、杖の向こうに、ワルドの歪んだ、醜い笑い顔が見える。 「あの世で俺に詫び続けるがいいっ!!ガンダールヴよっ!!」 聞きたくない勝利宣言が、頭の中にグワングワンと響いた。 ピコン ATE ~記憶の歌~ 少女は黄色い鳥の上にいた。 顔色を言えば三日飲まず食わず寝ずで過ごした者と同程度に青白い。 メルカトール号の断末魔は、タルブからもやや遅れて聞こえた。 最初は祝福のための催しの一環であると考えていた。 しかし、直後シエスタの弟からもたらされた急報が、その事実を否定した。 同級生と使い魔の、少年二人が、戦乱の真中へ、鳥馬を駆って向かったという。 まず失ったのは言葉だったが、目の前の現実を失うのも、そう離れた時間ではなかった。 そして、言葉を発せないまま、報を伝えた少年からショコボと呼ばれる鳥を奪い取り、 焔色の爆発が見えた方向を目指したのも、わずかな間であった。 後ろで友が、認めたくはないが心の奥底で友と認めた者たちが止めようとする声が聞こえた。 しかしそれは足枷にはならなかった。 ある焦燥感が、少女の頭を満たしていたからだ。 私は、また置いて行かれてしまう。 また一人取り残されて、泣いたまま終わってしまう。 彼女の乗るショコボは、風を巻いて木々を駆け抜けた。 木々を抜け、現場に近づくにつれ、 大砲の奏でる空気の振動が肌で感じるほどに近づくにつれ、 焦燥感は不安へと変わっていった。 それは彼女と、今、物理的に彼女が追いつこうとしている二人の違いから来る不安であった。 もちろん、自分も彼らも、未だ幼い身であることは承知のとおりだ。 至らず、足りないものがまだまだ多い。 ビビに足りないものは速さだったのだろう。 彼はそれを強さで補った。 何よりも強い、その優しさを足した。 ギーシュに足りないものは目標だったのだろう。 彼はそれをビビに見出した。 カッコいい自分を目指すことで歩みを足した。 では、私は?ルイズは小さき胸に問いかける。 何が足りないの?何を足せばいいの? いくつもの果てないハテナが浮かんで消える。 背が?力が?優しさが?目標が? 何もかもが足りない。 前を進む彼らには物理的に追いついたとして、 この私に一体何ができるというのだ? 私には、追いつけない。 追いつかせてくれない。 いつかは追いつくと思っていた。 共に並んで歩きたかった。 守られるだけは、もう嫌だったから。 できることは何でもやった。 暇があれば、優しくなれるように笑顔の練習だって内緒でやった。 目標も描いた。 毎日毎日、追いつけるように、走った。 毎日毎日、届くように、背伸びをした。 でも、追いつこうとすればするほど、彼らは前に進んでいる。 いつも見えるのは、小さいけれど大きいその背中。 手綱を握る手をじっと見る。 この小さな手では、何1つ、つかみ取ることがかなわぬと言うのか。 手綱を握る手が、ゆるゆると弛み、ショコボの速度が人の走る程にまで落ちる。 大声で、泣き叫びたかった。 情けないほどちっぽけな自分に。 揺れる鳥上で、目から溢れた雫が、頬を伝わり、 風に乗って後方へと流れていく。 泣くのは無駄だと、ルイズも頭のどこかでは考える。 涙で強くなれるというのなら、とっくに強くなっている。 だが、この感情をどう止めろというのだ? 溢れる悔しさが、小さい胸では納まりきらず、 あとからあとから涙腺を伝って流れ出てくる。 バカルイズっ!軽く自分の頬をひっぱたく。 涙で前が見えなくなった頃だ。 何て愚かな悩み事なのか!それでも貴族と言えるのか! 小さき苦悩でウジウジと、みすぼらしいではないか! 自分を奮い立たせる文句を、口で小さくつぶやく。 涙をぬぐって前を見よう。 私は臆病で、いっつも自分の影見てた。 今日こそ影に背を向けよう! どんな坂道でも這い登って、追いついてやるのだ。 敵に背を向けない者を貴族と言うのだ。 だからといって、己の影ばかりが敵なのではない。 影を作る眩いばかりの光を、しっかり見据えてやる! それが貴族として、いえ、私が私として、できることだ! 何ができるかではない、やるしかないのだ! 無謀ではある。だが、何もせずに泣くのはもっと嫌だから! 手綱を再び強く握りしめる。 もう、ゆるめない。一直線に追いついてみせる。 そして、勝手な真似をした二人を思いっきり叱ってやるのだ。全てが終わった後で。 滴る頬の水路をぬぐい、混沌と化す空の下を目指し、再び少女は風となる。 覚悟を抱いたルイズの左手、 涙をぬぐったその甲にはめられた指輪の宝石に、 己の小ささを悔やんだ涙が触れ合って、 微小な光の悪戯か、小さき虹を作りだす。 それがじんわりと広がって、懐に潜む白き本と呼応する。 遠い昔に賢人が、言ったとされる事実がある。 奇跡とは、決意の先に光る物。 覚悟を決めた少女が、奇跡の存在に気づき手を伸ばす。 「何なのよ、これ!?」 白い本が、虹色の光を発している。 光源は、無地であったはずの祈祷書に描かれた文字。 いかに秀才とはいえ解読に時を要する古代ルーンを、ルイズはいとも簡単に読み取った。 否、感じ取ったと言うべきなのだろうか。 それは、『序文』という簡素な言葉と、万物を司る四系統の説明からはじまる文面だった。 「神は我にさらなる力を…… 四の何れにも属せず。我が系統は……四にあらざれば零(ゼロ)。 零すなわちこれ『虚無』。我は神が我に与えし零を『虚無の系統』と名づけん……」 読めぬはずの文字を読む速度が上がる。 文面を書いた人物に思いを馳せれば、もっと感動的だったのだろうが、 その先の文言に、彼女の望む答えがあった。 『命を削る』という危険予告の文面や、 『指輪をはめなければ読めない』という注意書き内の注意書きは飛ばして読み進める。 彼女の視界に映ったのは、1つの呪文。 『初歩の初歩』とされている以下の呪文。 「エオルー・スーヌ・フィル・ヤルンサクサ……」 なんのためらいもなく、紡がれる文言。 「オス・スーヌ・ウリュ・ル・ラド……」 聞いたことも無い響き、だがどこか懐かしさを感じさせる。 そうそれは、母がかつて歌ってくれた子守唄のような。 「ベオーズス・ユル・スヴュエル・カノ・オシェラ……」 唱えるごとに、体の中の歯車がカチリカチリかみ合っていく感覚がする。 失っていたパーツを、足りなかった部分を、全て取り戻すかのように。 「ジェラ・イサ・ウンジュー・ハガル・ベオークン・イル……!」 全てを歌いあげた後、ルイズは理解する。 自分のできること、やれること、そしてしたいことを。 彼女は全てを選んで破壊することができる。 彼女は自分の使い魔を助けることができる。 彼女は追いつけなかった背中を守れる。 能力と望みが合致し、彼女は迷うことなく、最後の言葉を叫んだ。 ビビを、ギーシュを、友を、国を、全てを守りたい!! この呪文は、足りない何かを足す力!! 「エクスプロージョンッッ!!!!」 ・ ・ ・ 2つ目の太陽が、ルイズの願望と共に出現ししばらく経った後、 キュルケ、モンモランシー、シエスタが川原で見つけたのは、 満足そうに祈祷書を抱えて眠りこける少女の姿であった。 ……目の前が、真っ暗になるものと思っていたら、 強い光が、ボクの瞼を通して瞳の中に入り込んだんだ。 「――なんだ、この光は?」 「十一時二十五分方向中心に光源っ、どんどん広がって――」 「そ、そこら中、光だらけですっ!雲の中のような――」 「――貴様か、ガンダールヴ!!何を、何をしたっ!?」 いくつもの叫びが聞こえる。 ワルドの握力を首に感じる。 でもそれ以上に、もっともっと強くて、優しい感覚を、光の中に感じたんだ。 「……ルイ……ズおねえちゃ……ん……?」 何故だか分からない。でも、ルイズおねえちゃんの歌が、聞こえたような気がしたんだ。 花火のような音が、それに続く。 いくつもいくつも重なって、まるで何かをお祝する祝砲のように聞こえる。 「なぁっ!?」 驚いたのか、ワルドの手が首から離れる。わずかだけど、息をする余裕ができた。 「そ、操舵部から爆発音!同時刻に動力部からも爆発音がっ!!」 「救難信号です!ハイウィンド号とエンタープライズ号が航行ふの――いえ!周囲の僚艦全てから救難信号がっ!」 「航行不能!航行不能!脱出艇に急げっ!」 「おのれ、貴様が、貴様がっ!この俺を!どこまでも邪魔を――」 さっき離れたワルドの手が、金色の爪が、思いっきりボクの左腕に…… 「ぅっ……ぐぁ……」 鋭い痛みの後、軽さを感じる。大きな荷物を失ったような感覚。 そのちぎれるような音に、左腕がどうなったか見たかったけど、そっちに首を向ける力が無い。 「さぁ、次はその首を――」 影になってワルドの顔が見えない。 だけど、光の向こうから、マストが崩れ落ちるのが見えた。 「ぐはぁぁっ!!??」 ワルドの姿は、グズグズに崩れ落ちるマストと共に消えた。 そして、ボクの目の前も……暗くなった。 ・ ・ ・ 「おい、相棒、相棒!目ぇ覚ませよっ!おいっ!」 デルフの声が聞こえる。 聞こえるってことは、なんとか助かったんだろうか。 それとも、ここって空の向こう、なのかなぁ……? 「ゴメン……ちょっと……厳し……そう……かな……」 右腕がすごく痛むのに、左腕の感覚が無い。 あぁ、痛いってことは、かろうじて生きてるみたいだ。 マストは、ボクの体を避けて倒れたみたいだ。 ……小さくて、良かったなってちょっと思った。 それでも、体を動かすのは少し厳しそうだ。 体に力が全く入らない。 「クェー?」 チョコボの悲しそうな目を、初めて見た。 視界いっぱいに、黄色い羽毛にくるまれた、潤んだ瞳が見える。 「……ボコ……ゴメンね、巻き込んで……」 「――“虹”が見えたら会おう、そう僕は思っていたが――」 静かな声が、今だ続く爆音の中に、微かに、でもはっきりと聞こえた。 「やはり、再会は晴れた空の下が一番だね――雑音が多すぎるのはいただけないけど」 「だ、誰でぇ、こらぁっ!剣一本でも相手すっぞ俺様!」 聞き覚えのある、声。 何かが腐ったような甘さを持った声。 「お久しぶり、ビビ君!会いたかったよ!」 「ク……ジャ……?」 焦点の定まらない風景に溶け込むように、そいつの姿が映っていた。 ボクを、ボク達を“作った”男の姿が。 黒魔道士を、ひどいことに使おうとして作った男の姿が。 「僕達の脚本を、君“達”は見事に砕いてくれた――フフフ、もちろん、良い方向にね! あぁ、なんと素晴らしい役者達なんだろう!最高の舞台だよ!」 「お……まえ……なんで……」 全てを滅ぼそうとして、ジタン達と一緒にやっつけた男が、そこにいた。 「さて、盛り上がってきたお芝居も、いよいよクライマックス!至高のショーは脚本家も意図できないものになりそうだよ! 何だかゾクゾクしてこないかい?六千年分の集大成を特等席で観劇できるんだよ?」 いくつもの『なんで』や『どうして』が頭に浮かぶけど、それも段々ゆっくりになる。 視界が少しずつ狭くなってきたんだ。 「――だから、君“達”には演じてもらいたいんだ――」 目の前が真っ暗になる寸前、クジャの背筋が凍るような笑顔が目に焼きついた。 「――悲劇に幕を降ろす、重要な役割をね――」 ボクの記憶は……一旦ここで途切れてしまったんだ。 それは、深く、深く沈むように…… 前ページ次ページゼロの黒魔道士