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図書館までは何マイル? ◆MATdmc66EY 140馬力の出力を誇るV型四気筒のエンジンを更にボアアップし、加えて吸気系及びツインターポチャージャー、 それに伴う駆動系の強化を行い、限界を超えたチューンナップを施された鋼鉄の鉄騎。 モンスターマシン・ヤマハ・V-MAXの疾駆は暴走を遥かに上回る。 その深く猛り狂う暴悪な大型肉食獣の咆哮に似た大音響が、夜の静寂を切り裂き、大気を獰猛に震撼させる。 が、埒外のマシン操る乗り手の雄叫びは、それを遥かに凌駕している。 「AAAALaLaLaLaLaLaLie!!」 かつて世界を席巻したマケドニア王国の『軍神アレスの御加護あらん事を』という意味の鬨の声を、時空を越えて震撼ているのだ。 「むほう、騎士王も騎乗しておったが……良いモノだ」 ストットルを握り込む度に乗り手を振り落とさんと荒れ狂うマシンを高い騎乗スキルで押さえ込み、 飄々とした胴間声で、世界は余を魅了して止まんな、一人ごちる男の名をライダー、真名を征服王・イスカンダルと言う。 英雄王との決戦に破れ、新たな夢を見る為の眠りに付いた筈の彼は、新たな戦いに招致された事を無粋であると思っていたが、不満には思っていなかった。 何だかんだといっても武人であるし、生前は戦いに明け暮れた彼にとって、やはり戦いという行為に胸が高鳴るのだ。 もっとも、彼にとってはこのバトルロワイアルという遊戯は茶番であるとも思っている。 求めるならば奪う。望むのであれば略奪する。それが彼が生き抜いた世界の常識であるし、彼の王道、信念でもある。 故に他人に命じられるまでもなく、彼は全てを征服する所存である。 更に、一同集められたあの場には彼が敵するに相応しいと思える敵はアーチャー、つまり英雄王・ギルガメッシュしか存在しなかった。 しかし、見たことも聞いたこともない、英霊ですらない有象無象の中にも未だ見ぬ好敵手が存在するかも知れない。 ――強者は我が麾下にてこそ光輝く。 故に彼は自身の前に立ちはだかる勇者を臣下に加えんと捜し求め、疾走しているのである。 「我が名は英雄王イスカンダル! 此処に招かれし強者は姿を現すがいい。尚も顔見せを怖じるような臆病者は、余の侮蔑を免れるものと知れ!」 彼の激は世を蓋わんばかりに響く。が、虚しく木霊するばかりであった。 姿を現そうとしない者達に苛立ちは募るが、戦いを前にした胸の高鳴りは遥かに遠い最果ての海のさざ波の音に似ている。 「AAAALaLaLaLaLaLaLie!!」 道なき道を双輪が踏みしだく度にタイヤのコンパウンドが千切れ、悲鳴を上げ、彼の巨体ゆえにシャーシが軋む。 腕を隆起させて暴れ跳ねるハンドルを捩じ伏せる。 レッドゾーンを越え、タコメーターの針は時速250kmオーバーを指し示し、その速度故に視野狭窄が起こる。 しかし、そのハンドル捌きは鈍る事はない。 ただ、ひたすら前へ、前へと突き進む。 が、彼はスロットルを緩めブレーキを掛けて異形の鉄騎を急停止させた。 後輪を滑らせ進行方向に対し車体を垂直にし、慣性に耐えるように傾ける。 二本のブレーキマークを作り出すタイヤはゴムの焼けるイヤな臭いを発する。 彼が進軍を止めた理由は、ただ一つ。 「おお、忘れておった。イリアスを探さんと」 偉大なる詩人ホメロスが著した、かれが愛し憧れてやまない長大な叙事詩、英雄譚。トロイア戦争を題材とし神代の英雄豪傑の鮮烈な生き様を謳いあけだ、文学の最高峰。 片時も手放さず、戦いの最中であっても読みたくなれば、剣を奮いながら読み、或いは手綱を握ったまま読み、空いた手が無ければ付き従えた小姓に吟じさせた愛読書。 「ふむ、何処ならば手に入るか……」 太く節くれだった指でデイパックを開けると地図を取り出す。マシンから降り、ヘッドライトで照らしながら位置を確認する。 「確か……図書館だったか」 かつての戦いにおいて、入手した場所を探している、一人の朋友を思い出した。 矮躯で口煩く、およそ戦場にはにつかわない若造。戦を共にし、共に歩み、彼が臣下に相応しいと誘い、それに応じた若き魔術師。 「そうさな、此度の戦……勝利したならあやつの顔でも見に行くか」 肝を潰しひっくり返るともがらを想像し、相好を崩すと豪快な高笑いを響かせる。 彼がこのバトルロワイアルで目指すのは優勝、そして願いを叶える事。英霊という稀人から、受肉して新たなる生を受ける為。 征服の基点として、天地に根を張る彼自信の身体を得る。それが彼の悲願だ。 彼の笑いはマケドニアの栄光と等しく轟き渡り、月は彼を祝福するように輝きを強くした。 【A-4・路上・深夜】 【ライダー(征服王イスカンダル)@Fate/Zero】 [状態]:健康 [装備]:ヤマハ・V-MAXセイバー仕様@Fate/Zero [道具]:基本支給品一式 ・不明支給品~0~2 [思考・状況] 1:図書館に行ってイリアスを手に入れる2:バトルロワイアルで優勝する。 3:有望な強者がいたら部下に勧誘する 時系列順で読む Back 上から来たぞ! 気をつけろ! Next 上空50メートル 投下順で読む Back 上から来たぞ! 気をつけろ! Next 列車より響く叫び声~迫りくる卸し金~ GAME START ライダー(征服王イスカンダル) イスカンダル大戦略
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第3-71章.第3-72章.第3-73章. 第3-72章. ヴリハダスワは言った、『空を駆け巡る鳥のように、ナーラはすぐに川や山、森や湖を越えた。そして、車がこうして走っている間、敵対する都市の征服者であるバンガスーラの王子は、彼の上衣が地面に落ちるのを見た。その衣服が落ちるや否や、高邁な君主は時間をおかずにナーラに言った。聡明なあなた、ヴァルシュネーヤが私の衣服を持ってくるまで、このすばしっこい駿馬を飼っていてください」。そこでナーラは彼に答えた。私たちはそこから1ヨジャナ旅をしました。ですから、もう取り戻すことはできません」。バンガスーラの王子が森の中で実をつけたビビタカの木に出会った。その木を見て、王は急いでヴァフカに言った。すべての人がすべてを知っているわけではありません。芸術のあらゆる学問に通じている者はいない。ヴァフカよ、この木の葉と果実は、それぞれ地上にあるものを百一個上回っている。この木の二本の枝には五千万の葉があり、二千九百五十の果実がある。あなたはこの二本の枝とそのすべての枝を調べなさい』。敵の墜落者よ、汝は私の知覚の及ばない事柄を自分の手柄としている。しかし、君主よ、私はヴィビタカを切り倒すことによって、私の感覚の直接的な証拠によってそれを確かめよう。王よ、私が実際に数えるとき、それはもはや推測の問題ではなくなるであろう。それゆえ、君主よ、あなたの御前で、私はこのヴィビタカを切り倒そう。汝が言った通り)そうでないかどうかは知らない。人の支配者よ、あなたの御前で、私は果実と葉を数えよう。しばらくの間、ヴァルシュネーヤに馬の手綱を握らせてください』。王は車夫に答えた。しかし、ヴァフカは謙虚に答えた。道は平坦である。そして、クル族の息子よ、ヴァフカをなだめながら、リトゥパルナは言った、『ヴァフカよ、あなたは唯一の戦車手です。そして、馬の伝承に精通したあなたよ、私がヴィダルバに行くことを期待するのは、あなたの助けによるのです。私はあなたの手に身を委ねます。いかなる障害も起こさないように。ヴァフカよ、汝の望みが何であれ。今日、私をヴィダルバの国に連れて行き、日の出を見させるのであれば、私はそれを許可しよう」。ヴィブヒタカの葉と実を数えた後、私はヴィダルバに向かいます。王はしぶしぶ彼に言った。そして、この枝の一部の葉と実を数えれば、汝は私の主張が真実であると納得するだろう』。そこでヴァフカはすぐに車から降り、その木を切り倒した。そして、計算の結果、その果実が王の言ったとおりであったことに驚き、王に向かって言った。君主よ、あなたの力は素晴らしい。すると王は、早く話を進めようとして、ヴァフカに言った。私はサイコロも得意ですし、数字にも精通しています。そしてヴァフカは彼に言った、『この知識を私に授け、人の中の雄牛よ、馬に関する私の知識を私から奪いなさい』。するとリトゥパルナ王は、ヴァフカの善意にかかっている行為の重要性を考慮し、また(彼の戦車乗りが持っていた)馬の言い伝えにも誘惑されて、『そうしましょう。そしてヴァフーカよ、私の馬術を汝に託すのだ』。こう言って、リトゥパルナはナーラに(彼が望んだ)科学を授けた。そしてナーラはサイコロの科学を知ると、カリは体から抜け出し、口からカルコタカの猛毒を絶え間なく吐いた。 ダマヤンティの呪いによって)苦しめられたカリが(ナーラの体から)出てくると、その呪いの火もカリから離れた。実際、王がカーリに悩まされていた時間は長く、まるで魂が再生していないかのようであった。ニシャーダ族の支配者カラが怒りに燃えてカリを呪おうとした時、カリは怯えて震え、両手を合わせて言った!王よ、汝の怒りを抑えよ。インドラーセナの母は、あなたに捨てられた時、怒って私を呪いました。その時以来、私は汝の中に住み、汝は征服されざる者である。私はあなたの保護を求めます。もし汝が怯え、汝の保護を求める私を呪わないならば、汝の歴史を注意深く朗読する者たちは、私のせいで恐怖から解放されるであろう」。このようにカリに言われ、ナラ王は怒りを抑えた。すると、怯えたカリはすぐにヴィビタカの木に入った。そして、カーリーがナイシャダと会話している間、彼は他の人からは見えなかった。そして苦悩から解放され、その木の実を数えた王は、大きな喜びに満たされ、高いエネルギーを得て、車に乗り、それらの艦隊の馬を促して、エネルギーを持って進んだ。そして、カーリーの触れから、その時からヴィビタカの木は評判を落としてしまった。ナーラは喜び勇んで、翼を持った生き物のように何度も何度も空中に飛び出した馬を駆り立てた。そして名君は(車を)ヴィダルバの方角に走らせた。ナーラが遠くへ行った後、カリもまた自分の住処に戻った。そして王よ、カリに見捨てられた大地の主、王家のナーラは、本来の姿にはならなかったが、災いから解放された。 第3-71章.第3-72章.第3-73章.
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羽籐桂 22 007 I AM SACRIFICE BLOOD ◆DiyZPZG5M6氏 一日目 深夜 044 契約、そして ◆guAWf4RW62氏 053 Destiny Panic! ◆WAWBD2hzCI氏 一日目 黎明 066 夜明け前 ◆DiyZPZG5M6氏 一日目 早朝 082 サクラノミカタ ◆jIcyyngFhE氏 一日目 朝 098 Steelis my body, and fireis my blood/絡み合うイト(前編)(後編) ◆guAWf4RW62氏 一日目 午前 112 Monochrome~モノクローム~続く夜に負けないで 朝の光信じて ◆aa/58LO8JE氏 一日目 昼 122 決意 ~誇りと思い出を胸に ◆DiyZPZG5M6氏 123 ただ深い森の物語/そして終わる物語 ◆UcWYhusQhw氏 150 絶望と救い、そして憎悪 (前編)(後編) ◆S71MbhUMlM氏 一日目 日中 165 日ハ沈ム、駒ハ踊ル ◆WAWBD2hzCI氏 一日目 午後 163 hope ◆UcWYhusQhw氏 一日目 夕方 177 踊り場の見えざる手 ◆LxH6hCs9JU氏 179 運命はこの手の中廻り出すから ◆UcWYhusQhw氏 183 Mighty Heart、Broken Heart (前編)(後編) ◆guAWf4RW62氏 一日目 夜 195 メモリーズオフ~T-wave~(前編)(中編)(後編) ◆LxH6hCs9JU氏 一日目 真夜中 216 アカイロ/ロマンス(Ⅱ)(Ⅲ) ◆tu4bghlMIw氏 二日目 深夜~黎明 222 幻視行/Rasing Heart ◆DiyZPZG5M6氏 二日目 早朝 229 哀しみと真実と反逆の狼煙、そして受け継がれる遺志 ◆UcWYhusQhw氏 二日目 早朝 235 安易に許す事は、傲慢にも似ている(後編) ◆/Vb0OgMDJY氏 二日目 朝 237 THE GAMEM@STER SP(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ) ◆LxH6hCs9JU氏 二日目 午前 241 忘却→覚醒/喪失(前編)(後編) ◆/Vb0OgMDJY氏 二日目 午前 243 The Perfect SunFO(U)R(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ) ◆LxH6hCs9JU氏 二日目 昼 >第二幕へ続く 千羽烏月 13 003 そして始まる物語 ◆guAWf4RW62氏 一日目 深夜 040 蒼い鳥に誘われて ◆aa/58LO8JE氏 一日目 黎明 057 First Battle(前編)(後編) ◆guAWf4RW62氏 一日目 早朝 079 この地獄に居る彼女のために ◆aa/58LO8JE氏 一日目 朝 111 大馬鹿者達の出会い ◆lcMqFBPaWA氏 一日目 午前 115 もう一人の『自分』 ◆UcWYhusQhw氏 一日目 昼 145 人と鬼のカルネヴァーレ (前編)(後編) ◆WAWBD2hzCI氏 一日目 日中 152 生成り姫 ◆DiyZPZG5M6氏 一日目 午後 162 すれ違うイト ◆guAWf4RW62氏 190 HEROES ◆DiyZPZG5M6氏 一日目 夜 202 Phantom /ありがとう(2)(3)(4) ◆guAWf4RW62氏 一日目 真夜中 212 今、出来る事 ◆S71MbhUMlM氏 二日目 深夜 218 DEAT SET/イグニッションDEAD SET/バーストDEAD SET/エンドRealta Nua ◆WAWBD2hzCI氏 二日目 黎明 浅間サクヤ 5 026 The Course Of Nature~秒速5メートル~ ◆eQMGd/VdJY氏 一日目 深夜 043 王達の記録 ◆DiyZPZG5M6氏 一日目 黎明 068 嘆きノ森の少女 ◆WAWBD2hzCI氏 一日目 早朝 079 この地獄に居る彼女のために ◆aa/58LO8JE氏 一日目 朝 098 Steelis my body, and fireis my blood/絡み合うイト(前編)(後編) ◆guAWf4RW62氏 一日目 午前 若杉葛 3 025 少女の求めるもの ◆aa/58LO8JE氏 一日目 深夜 059 参加する事に意義がある ◆eQMGd/VdJY氏 一日目 早朝 077 last moment ◆UcWYhusQhw氏 一日目 朝 ユメイ 17 032 月光カプリッチオ ◆WAWBD2hzCI氏 一日目 深夜 050 何気ない遊園地に、数々の出会い ◆eQMGd/VdJY氏 一日目 早朝 062 楽園からの追放 ◆lcMqFBPaWA氏 081 Crossing The River Styx ◆eQMGd/VdJY氏 一日目 朝 095 アリス・イン・ナイトメア ◆aa/58LO8JE氏 一日目 朝 105 源千華留は大いに語り大いに推理を披露する ◆awaseG8Boo氏 一日目 午前 119 騎英の手綱 ◆WAWBD2hzCI氏 一日目 昼 139 ストロベリーミサイル ◆LxH6hCs9JU氏 147 明日への翼 (前編)(後編) ◆CMd1jz6iP2氏 一日目 日中 156 赤より紅い鬼神/無様を晒せ (前編)(中編)(後編) ◆guAWf4RW62氏 一日目 午後 160 世界の中心、直枝さん(前編)(後編) ◆wYjszMXgAo氏 174 Little Busters! (前編)(中編)(後編) ◆UcWYhusQhw氏 一日目 夕方 195 メモリーズオフ~T-wave~(前編)(中編)(後編) ◆LxH6hCs9JU氏 一日目 真夜中 216 アカイロ/ロマンス(Ⅱ)(Ⅲ) ◆tu4bghlMIw氏 二日目 深夜~黎明 227 悲劇の果てに、夜は絶えそして日はまた昇るこの大地を残酷に、美しく照らす ◆/Vb0OgMDJY氏 二日目 早朝 237 THE GAMEM@STER SP(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ) ◆LxH6hCs9JU氏 二日目 午前 241 忘却→覚醒/喪失(前編)(後編) ◆/Vb0OgMDJY氏 二日目 午前 243 The Perfect SunFO(U)R(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ) ◆LxH6hCs9JU氏 二日目 昼 >第二幕へ続く
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依頼 エリザベスから受けられる依頼に関するページです。 備考には攻略情報などを入れてください。 依頼は敵撃破・アイテム探索・ペルソナ創造・タルタロス踏破の4種類がある。 依頼でしか手に入らないアイテムもある。 期限内に依頼達成できなかった場合、未達成となる。 ペルソナ創造クエストの内レベルを一定以上にする依頼は、「創造」とはあるが普通にレベルを上げたものでも良い。 敵撃破の証は依頼引き受け中でないと出現しない。 制限ペルソナが解禁されるアイテムは、2週目に持ち越されない。 No 依頼内容 期限 報酬 備考 01 甲虫の外殻を1つ入手せよ 05/08 1万2000円 - 02 人工島計画文書を入手せよ 05/08 宝玉輪 - 03 マッスルドリンコが飲んでみたい - 地返しの玉×3 薬局で売っている 04 古びたランタンを3つ入手せよ 06/07 3万1000円 - 05 人工島計画文書を入手せよ・その2 06/07 反魂香 - 06 ディアを持つジャックフロストを創造せよ - ハイレグアーマー ピクシー×リリム 07 鉛のメダルを1つ入手せよ - おもちゃの弓 - 08 タルカジャを持つヴァルキリーを創造せよ - 墨色の布 フォルネウス×ヨモツシコメ 09 銅製のコマを5つ入手せよ 07/06 シグマドライブ - 10 黒蛇のウロコを3つ入手せよ 07/06 4万6000円 - 11 人工島計画書を入手せよ・その3 07/06 トラエストジェム×3 - 12 遮光器土偶を1つ入手せよ - グランカーニバル 骨董品屋で交換 13 不気味な巨大人形を入手せよ - 大地シール 学校の化学実験室 14 鋼のメダルを1つ入手せよ - 釘バット - 15 レベル17以上のオベロンを創造せよ - コインオブナイト×3 生徒会コミュニティを利用 16 影の破片を1つ入手せよ - デッキブラシ 68F/71F/81F/84Fの宝箱(10%) 17 学校にちなんだ音楽CDが欲しい - プレイアデス 学校の放送室 18 偶像の欠片を5つ入手せよ 08/05 メディカルパウダー×3 - 19 汚れた歯車を3つ入手せよ 08/05 7万円 - 20 人工島計画書を入手せよ・その4 08/05 反魂香 - 21 ブロンズメダルを1つ入手せよ - 鉄パイプ - 22 マハラギを持つヴェータラを創造せよ - お菓子の鍵 ジャックランタン×キマイラジャックランタン×イヌガミでも可 23 斬撃見切りを持つオルトロスを創造せよ - 虎皮の腹巻 オセがLv24で斬撃見切り習得オセ(斬撃見切り)×ティターン 24 ティアラの銀髪を5つ入手せよ 09/04 ホムンクルス×3 - 25 騎士の手綱を4つ入手せよ 09/04 シックスショット - 26 人工島計画書を入手せよ・その5 09/04 12万円 - 27 プラチナウォッチを1つ入手せよ - 参式アイギス装甲 アクセサリーショップ16000円 28 私の名前が付いた飲み物を探して欲しい - アロンダイト ポートアイランド駅左側のショットバー要魅力 29 レベル33以上のオオミツヌを創造せよ - メカの素 戦車コミュを利用 30 ホムンクルスを1つ入手せよ - 三日月宗近 タルタロスの宝箱から拾うもしくは骨董品屋で交換 31 謎のキレイなピースを見てみたい - 暴走王の証 ポートアイランド駅左側の雀荘要勇気。じゃんけんはランダム 32 シルバーメダルを1つ入手せよ - 骨 - 33 女帝の手鏡を5つ入手せよ 10/03 ソーマ - 34 黄金色の鍔を3つ入手せよ 10/03 20万円 - 35 人工島計画書を入手せよ・その6 10/03 宝玉×5 - 36 愚者・ジャアクフロストを創造せよ - 仙人バッジ - 37 影の結晶を1つ入手せよ - バス停 140F/144F/148F/154Fの宝箱(10%) 38 魅惑のオスシを食べてみたい - 道士バッジ 神社のお稲荷様を調べる要学力 39 金色の輪を3つ入手せよ 11/02 34万円 - 40 真紅の装甲板を2つ入手せよ 11/02 気合の腕輪 - 41 人工島計画書を入手せよ・その7 11/02 ソーマ - 42 月・ギリメカラを創造せよ - 糸の切れた人形 - 43 法王・だいそうじょうを創造せよ - 宇宙シール - 44 ピンクの羽を6つ入手せよ 12/01 暴走王の証 - 45 月の石版を3つ入手せよ 12/01 宇宙シール - 46 人工島計画文書を入手せよ・最終 12/30 65万円 - 47 ゴールドメダルを2つ入手せよ - ロケットパンチ - 48 メギドを持つアリスを創造せよ - 百合の花びら ネビロス×ジャックランタン=ナタタイシ(メギド)ナタタイシ(メギド)を材料にアリス作成 49 時の砂を3つ入手せよ 12/30 圧殺の金槌 - 50 虹色の髪を3つ入手せよ 12/30 オメガドライブ - 51 マハブフダインを持つリリスを創造せよ - 神の贄 ガブリエルがLV64でマハブフダイン習得ガブリエル(64)×アラミタマ=サキュバス(マハブフダイン)サキュバスを材料にリリス作成 52 Lv63以上の愚者・ロキを創造せよ - マサカドゥス 愚者10で60。その後は自力で上げるグロウ系を継承させれば楽 53 血塗れたボタンを1つ入手せよ - 500万円 難易度跳ね上がりすぎ( ; ゚Д゚)面倒な人はレベル上げてハルマゲドン 54 プラチナメダルを3つ入手せよ - ジャック手袋 - 55 最強なる者を倒せ - 全能の真球 発生条件は依頼53の達成とモナドの開放報酬の他に白金細工のしおりが貰える
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約束された勝利の剣(エクスカリバー) 風見幽香に支給された。 セイバーの所持する宝具。 ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 由来:アーサー王の聖剣エクスカリバー 生前のアーサー王が、一時的に妖精「湖の乙女」から授かった聖剣。 人ではなく星に鍛えられた神造兵装であり、人々の「こうあって欲しい」という願いが地上に蓄えられ、 星の内部で結晶・精製された「最強の幻想(ラスト・ファンタズム)」。 神霊レベルの魔術行使を可能とし、 所有者の魔力を光に変換、集束・加速させることで運動量を増大させ、 光の断層による「究極の斬撃」として放つ。 攻撃判定があるのは光の斬撃の先端のみだが、 その莫大な魔力の斬撃が通り過ぎた後には膨大な熱が発生するため、結果的に光の帯のように見える。 威力・攻撃範囲ともに大きい為、第四次聖杯戦争時に切嗣が大型客船を緩衝材として使ったり、 第五次でビルの屋上から空へ向けて放ったりと、常に周囲への配慮が必要とされる。 黒セイバー(セイバーオルタ)が使う場合も真名などに影響はなく、 同じ銘の「約束された勝利の剣」。 ただし、使い手の魔力を光に変換、集束・加速させるという作用の影響で、 剣身や放たれる極光も黒く染まっている。 「聖剣」と呼ばれながらも黒化の影響を受け入れるのは、 この宝具そのものが守り手である湖の乙女と同じく善悪両面の属性を有するため。 聖剣というカテゴリーの中で頂点に位置し、「空想の身でありながら最強」とも称される。 ただし「天地乖離す開闢の星」や、 「熾天覆う七つの円環」(本来の7分の4の防御力)に減衰された後に受けた「騎英の手綱」には敗北している。 アーサー王の死に際では、ベディヴィエールの手によって湖の乙女へ返還された。 セイバーでなくとも魔力と真名解放さえあれば使用可能。 ただし、制限により真名解放には多大な魔力消費が必要。 乖離剣・エア ケイネスに支給された。 ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 その気になれば固有結界も掻き消せる英雄王の切り札。 参考動画 Zero&stay night エヌマ・エリシュ比較 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm18283889 王の財宝 ギルガメッシュに支給された。 ギルガメッシュの所持する宝具の1つ。 バビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣。 空間を自身の宝物庫に繋げて、中にある武器・道具を自由に取り出す事が出来る。 但し中に武器が無ければただの倉庫同然である。 中に武器を収納することが可能で、そこから複数の武器を一斉射出することもできる 必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ) ありがとウサギに支給された。 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~3 最大補足:1人 Fate/Zeroの登場キャラクター・ランサーの所持する宝具の一つ。 大きさは1.5m程度の黄色の短槍で、「ボウ」は「黄色」を意味する。 あらゆる手段を持っても治癒不能の傷を負わせる呪いの槍。 呪い(ダメージ)を破棄するにはランサー自体を倒すか槍本体を破壊するしかない。 ゲイ・ボルク 佐倉杏子に支給された。 第五次聖杯戦争におけるランサーの宝具。 因果を逆転させ、必ず対象へと命中させる能力を持つ。 真名解放は下記の二通りがある。 1.“刺し穿つ死棘の槍” “心臓を貫いた”という結果を先に作り、その原因・過程を後から発生させる。 それ故に不可避であり、大概の防御も無意味。この一撃を回避するには非常に高い幸運が必要となる。 2.“突き穿つ死翔の槍” ゲイ・ボルク本来の使用法。 対象となる相手の周囲を含めて、絨毯爆撃のごとく吹き飛ばす。 “相手の心臓を必ず貫く”という効果はないが、やはり不可避で、威力もこちらが上。 天の鎖 男色ディーノに支給された。 真名はエルキドゥなのだがギルガメッシュは「天の鎖」か「友」としか呼ばない。 数少ない対神兵装で、相手の神性が高い程強度が高まる鎖。 簡単に言えば、神様や神に近い存在が相手だと拘束力が高まり逆に普通の人間には普通の鎖である。 乖離剣エアとはまた別としてギルガメッシュが信頼する宝具だけあって使用頻度は高め。 螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック) 右代宮譲治に支給された。 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人 由来:プレラーティーがイタリア語に訳したルルイエ異本 それ自体が魔力炉を持つ魔導書。キャスター本人は正規の魔術師ではなく、自身では魔術を行使できない。 それに代わり、この宝具が魔術を代行する。言うなれば、キャスター専属の魔術師である宝具。 所有者の技量に関係なく、この魔導書が大魔術・儀礼呪法を行使する。 特性に合わせ、深海系の水魔の召喚を行う。 ただし、あくまでも「魔導書が行っている召喚魔術」であり、召喚そのものは「宝具の奇跡」ではない。 召喚中の魔物は常時魔導書からの魔力供給がなければ現界を保ってはいられず、一瞬でも供給が途切れると消滅する。 なおこの魔道書、ラヴクラフトの創作神話であるクトゥルフ神話に登場する架空の書籍であり、魔神クトゥルーや異界ルルイエについて記述されている。
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113 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 19 46 08.65 ID gwurQYz8O … ~夜、ある中年サラリーマンの家~ 中年サラリーマン「…」ゴクゴク ペットアライさん「…」ゴクゴク 家の居間で、中年サラリーマンと、そのペットのアライさんがお茶を飲んでいる。 ペットアライさん「美味しいのだぁ~…」ゴクゴク 中年サラリーマン「…そうだな」 アライさんは成体のようだ。 夜行性のアライさんは、夕方に起きてご飯を食べたばかりのようである。 中年サラリーマン「お前も随分大きくなったな…」 ペットアライさん「飼い主さんのおかげなのだ!」シッポフリフリ 中年サラリーマン「…」 この中年サラリーマンは未婚男性。 童貞である。 ペットアライさん「飼い主さん!夜になったら、散歩行くのだ!」シッポフリフリ 114 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 19 50 13.84 ID gwurQYz8O 中年サラリーマン「…ああ、分かった。これ着けるんだぞ」スッ ペットアライさん「なのだー!」スチャッ ペットアライさんは、蛍光ベルトを腕に巻いた。 交通事故防止のためだ。 ペットアライさん「さあ、出発なのだー!」ペタペタ 中年サラリーマン「…行こう」 足首がないため、四つん這いで歩くアライさん。 中年サラリーマンはアライさんを連れて、外へ出掛けた。 … ~家の外~ ペットアライさん「ふはははー」ペタペタ 中年サラリーマン「…」スタスタ ペットアライさん「うおー!こうもりが飛んでるのだ!」ジロジロ 中年サラリーマン「…こうもりはいいな。空が飛べて…」スタスタ ペットアライさん「飼い主さんも空飛んでみたいのか?アライさんもなのだ」ペタペタ 中年サラリーマン「そういう時代が来ればいいなぁ…」スタスタ 手綱を握っている中年サラリーマンは、四つん這いのアライさんと一緒に夜の街中を散歩する。 115 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 20 02 04.96 ID gwurQYz8O 車のエンジン音と、ヘッドライトの光が近付いてくる。 中年サラリーマン「クリーナ、車だぞ」 ペットアライさん「うおお、危ないのだ」ペタペタ 車「」ブロロー… 車は通り過ぎていった。 中年サラリーマン「…なあ、クリーナ。今の生活…どう思う?」スタスタ ペットアライさん「んー?…退屈なのだ」ペタペタ 中年サラリーマン「そうだよな…」 ペットアライさん「でも、クリーノもいるし…。飼い主さんもいるのだ。寂しくはないのだ」ペタペタ 中年サラリーマン「…」 『クリーノ』… 中年サラリーマンが、家で飼っている雄のアライグマの名前である。 ペットアライさん「あー、いつかクリーノと…」ペタペタ その時。 向こうから足音が近付いてきた。 おばさん1「えっほ、えっほ」タッタッ おばさん2「えっほ、えっほ」タッタッ …ジョギング中の、近所のおばさん達である。 116 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 20 05 37.41 ID gwurQYz8O ペットアライさん「交尾したいのだぁ!」シッポフリフリ 中年サラリーマン「!?」ピタッ おばさん1「!?」ピタッ おばさん2「!?」ピタッ ペットアライさん「のあ?飼い主さん、なんで止まるのだ?」 中年サラリーマン「…い、行こう…」スタスタ ペットアライさん「?何なのだ…」ペタペタ おばさん1「…今の聞いた?交尾シタイノダーですって!嫌ねー」タッタッ おばさん2「あの人、独身なんですって。いつもあのアライさんと何やってんのかしらねー」タッタッ おばさん1 2「「あーヤダヤダ」」タッタッ 中年サラリーマン「…」 ペットアライさん「飼い主?どうしたのだ!早く行くのだ!」グイグイ 中年サラリーマン「ああ…」スタスタ 117 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 20 10 54.69 ID gwurQYz8O 中年サラリーマン「…」スタスタ バッタ「」ピョンピョン ペットアライさん「お!バッタがいるのだ!こら待て~!」ペタペタペタペタ バッタ「!」ガシィ ペットアライさんは、道端にいたバッタを捕まえた。 ペットアライさん「頂きますなのだー!はぐはぐ、もふもぐ…」モグモグ 中年サラリーマン「…美味いか?」 ペットアライさん「んふー。飼い主さんの手料理の方が美味しいのだ」 中年サラリーマン「そうか」 ペットアライさん「でもこれは、なんというか、戦いなのだ!狩りの中で、アライさんの血が騒ぐのだ!ジビエなのだ!」コスリコスリ 中年サラリーマン「ふふ。楽しいか?」スタスタ ペットアライさん「楽しいのだー!ふはは、他にはいないかー?くんくん、ふんふん!」ペタペタ ペットアライさん「うえー、この電柱、犬のオシッコのにおいがするのだ」クンクン 中年サラリーマン「…」スタスタ 四つん這いのアライさんは、地面のにおいを嗅ぎながらぺたぺたと進んでいる。 118 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 20 17 06.78 ID gwurQYz8O 警官「そこのあなた、何してるんですか?」 中年サラリーマン「えっ…あ、その…」アセアセ ペットアライさん「ん?何か用なのか?」 警官「…ああ、アライさんの散歩ですか。危険がないようにお願いしますよ…」スタスタ 中年サラリーマン「はい…」スタスタ ペットアライさん「ふははー!アライさんが、飼い主さんを危険から守ってやるのだ!アライさんの爪と牙は鋭くて強いんだぞー!」ペタペタ 中年サラリーマン「頼もしいな」スタスタ 一人と一匹はさらに進む。 女子高生「…」スタスタ コンビニから出てきた女子高生とすれ違う。 ペットアライさん「なのだー」ペタペタ 120 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 20 21 34.34 ID gwurQYz8O 女子高生「…っ」ドンビキ 女子高生は、一人と一匹を見て顔をしかめた。 女子高生「…きも…」スタスタ ペットアライさん「うぬ!?今アライさんのこと何て言ったのだー!」ムカァ 中年サラリーマン「や、やめろって…」グイグイ ペットアライさん「何ビビってるのだ飼い主!こういう時、言い返さないとナメられるのだ!やいバーカ!ブース!うんこたれー!」 女子高生「ほんときもい…」スタスタ 中年サラリーマン「こらやめないか!」グイイイイッ ペットアライさん「ぐぎゅううぅ!?」 手綱を思い切り引っ張られ、首輪がアライさんの喉に食い込む。 ペットアライさん「ぐ、ぐゆじ…!なん、れ…!」ブルブル 中年サラリーマン「すみません、すみません」ペコリペコリ 女子高生「まじ無理」タタター… 女子高生は去っていった。 121 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 20 23 52.52 ID gwurQYz8O 中年サラリーマン「すまんな、クリーナ」パッ ペットアライさん「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ…何するのだ!あんなのにビビってたらダメなのだぁ!」 中年サラリーマン「頼むから波風たてないでくれ…」スタスタ ペットアライさん「うぅー…」ペタペタ 女子高生は、なぜ『キモい』等と言ったのだろうか? 122 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 20 28 54.10 ID gwurQYz8O 例えば、男性がアライちゃんの散歩をしているのを見たときの印象は… まあ、ペットの散歩だな、という感じだ。 何故なら、あの不自然にでかい頭…人間ではあり得ない頭身や体型は、アライちゃんを否が応でも『動物』と認識させるからだ。 では、アライしゃんならどうであろうか。 幼児のような、はたまた少女のような姿を… 50センチすらない大きさに『縮めた』感じだ。 体だけでなく、頭まで小さい。 こんな人間はいない以上、アライしゃんを見ても、ご近所さん達は尚『動物』と認識する。 …では。 成体のアライさんならどうであろうか。 123 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 20 33 14.97 ID gwurQYz8O 体の大きさは、女子中学生と同じくらい。 耳と尻尾があるから、『人外の存在』だということは頭では理解できるはずだ。 しかし… 耳と尻尾がなければ、その姿はほぼ人である。 それも、人権がなく、ペットとして中年男性に飼われているのである。 なんというか… 中年男性が、女子中学生のような姿のアライさん(足首がない)に首輪をつけ、 手綱を握りながら、四つん這いで歩かせる姿は… ミニスカートがまくれ、白いタイツ状の毛皮で覆われた尻を丸出しにして恥じらいもなくぺたぺたと歩くその姿は… …見た目的に、非常に『キツい』のである。 124 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 20 36 53.62 ID gwurQYz8O 男性はまだしも、女性から見れば… 女の子が四つん這いで、スカートから尻を丸出しにして、中年男性に手綱を握られぺたぺたと歩くその姿は… 生理的嫌悪感しか感じないと言っても過言ではない。 アライさんの散歩とは、あまりにも… 見た目的に『アレ』な行為なのである。 128 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 20 44 54.53 ID gwurQYz8O ~中年サラリーマンの家~ ペットアライさん「ふぅー、ただいまなのだ。散歩ありがとうなのだー」シッポフリフリ 中年サラリーマン「ああ、ご苦労さん。俺もね、いい運動になるんだな、これが」 ペットアライさん「あはは!この会話、昨日もしたのだ!」 中年サラリーマン「ハハハ…じゃあ、風呂入って寝るわ。お前もシャワー浴びたらボイラー消しとけよ」スタスタ ペットアライさん「はいなのだー!うおー、クリーノ!一緒に遊ぶのだー!」ペタペタペタペタ 中年サラリーマンは寝室で寝た。 130 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 20 50 54.42 ID gwurQYz8O … ~翌日、街中~ 中年サラリーマン「…」スタスタ 彼がいる街は、だいぶ田舎だ。 娯楽なんてそうそうない。 こういう田舎では、ご近所付き合いが大事である。 この中年サラリーマンも、これまで欠かさずご近所付き合いをしてきたのだが… おばさん1「うわ、見て。大橋さんよー」ヒソヒソ おばさん2「あーやだ。昨日交尾とか言ってたわねー。独身だし、やっぱりそういう…」ヒソヒソ 中年サラリーマン「…」スタスタ …アライちゃんを散歩していた頃は、ご近所さんもアライちゃんを可愛がってくれたし… 中年サラリーマンを邪険に扱うこともなかった。 女子高生「…きも…」スタスタ 男の子1「あー、変態のおっさんだー!」ワイワイ 男の子2「へーんたい!へーんたい!」ワイワイ 中年サラリーマン「…」スタスタ しかし、アライちゃんが大きくなってから… 中年サラリーマンは、露骨に周りの人に嫌悪されるようになっていた。 133 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 20 57 10.57 ID gwurQYz8O ~会社のトイレ~ 中年サラリーマン「…」フラフラ 田舎のオフィス。 『ご近所さん』の顔見知りもけっこういる。 中年サラリーマン「…」ガチャッ 中年男性は、男子トイレを出ようとすると… 『ねえ知ってる?あの独身の大橋さん、アライさん飼ってるんだってー』ヒソヒソ 『えー?アライさんって…あの大きくなると狂暴になるやつでしょ?子供のうちは可愛いけど…』ヒソヒソ 中年サラリーマン「!」 近くで、女子社員が中年サラリーマンの噂話をしている。 『どうやって言うこと聞かせてんだろうね。っていうか、なんで飼い続けてるの?大きくなったらもう可愛くなし、うざいだけなのに』ヒソヒソ 『それは、もう…』 『キッモ~~~!』 中年サラリーマン「…」 …会社でさえ、嫌な噂が立っている…。 中年サラリーマン「…もう、嫌だ…」 137 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 21 01 47.62 ID gwurQYz8O ~夜、中年サラリーマンの家~ 中年サラリーマン「…」スタスタ アライグマ♂「キュルルルルルゥ」ドタドタ ペットアライさん「ふははー!お帰りなのだー飼い主!」 中年サラリーマン「…」 ペットアライさん「退屈だから、飼い主さんの部屋の本読んで、おうどん茹でてみたのだ!…立ち膝だから大変だったのだ…」 ペットアライさん「飼い主!アライさんうどん、一緒に食べるのだー!」シッポフリフリ アライグマ♂「ハウハウ」 中年サラリーマン「…」 ペットアライさん「…ん?どうしたのだ飼い主?嫌なことでもあったのか?」 中年サラリーマン「…」 ペットアライさん「イジメられてるのか?それなら、アライさんがぶっ飛ばしてやるのだ!アライさんは強いんだぞー!」ピカピカガイジガオ 中年サラリーマン「…クリーナ」 ペットアライさん「何なのだ?」 147 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 21 28 21.96 ID gwurQYz8O 中年サラリーマン「…アライさんの楽園って、知ってるか」 ペットアライさん「何なのだ?それ」 中年サラリーマン「…子供のころ、人に世話されて…大人になったアライさんはな、自由になれる土地…アライさんの楽園に行くんだ」 ペットアライさん「そんな話、お店で聞いたことないのだ」 中年サラリーマン「そ、それはな…。…。今までその話を聞かずに、頑張っていい子にし続けてたアライさんだけが行けるんだ」 ペットアライさん「ふーん…。アライさんは、別にいいのだ」 中年サラリーマン「!?で、でも…あんなに退屈だって言ってただろ!自由になれるんだぞ!毎日楽しく過ごせるんだぞ!」 ペットアライさん「飼い主とクリーノも一緒に来るのか?」 中年サラリーマン「…いや…」 ペットアライさん「ふーん。じゃあ、アライさんは別に行かなくていいのだ」シッポフリフリ 中年サラリーマン「な…ぁ…!」ブルブル ペットアライさん「それがどうかしたのか?」 151 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 21 36 25.78 ID gwurQYz8O 中年サラリーマン「…いかなきゃいけない決まりなんだ…。行ってくれ…たのむ…」ブルブル 中年サラリーマンは嘘をついた。 結局のところ、アライさんはたかがペットである。 ペット一匹への同情のために、人生をドブに捨てる行為が賢明といえるだろうか。 ペットアライさん「何でなのだ?何でなのだ!アライさんは、飼い主と一緒に居たいのだ!絶対行かないのだ!」 中年サラリーマン「行けよ!!」ドガァ ペットアライさん「のだっ!」 中年サラリーマンは、ペットアライさんを蹴った。 中年サラリーマン「あ…。だ、大丈夫か…?」アセアセ ペットアライさん「…飼い主は…。アライさんのこと…嫌いなのか…?」 ペットアライさん「飼い主は…!アライさんと一緒に…居たくないのかぁっ…!」ウルウル 中年サラリーマン「決まりなんだから仕方ないだろ!」 中年サラリーマンは、また嘘をついた。 155 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 21 42 13.94 ID gwurQYz8O ペットアライさん「う…うぅ…!嘘…なわけ、ないのだ…。飼い主は、アライさんに嘘ついたことないのだ…」 中年サラリーマン「…行ってくれるな?」 ペットアライさん「…うぅ…ぅううううぅぅぅっ…!」ダキッ ギューッ ペットアライさんは、中年サラリーマンに泣きながら抱きついた。 ペットアライさん「なんで、こんな突然…!ぐすっ…!突然こんなこと言われて…!ひぐっ…!お別れなんて嫌なのだああっ…!」グスグス 中年サラリーマン「クリーナ…っ」 ペットアライさん「アライさんはぁ…!飼い主と、クリーノと、ずっとずっと一緒に、楽しく暮らしたいのだぁっ…!」スリスリ 中年サラリーマン「ぁ…ぁああ…クリーナぁ…」ブルブル ただのペットであるはずの、このアライさんは、この独身中年男性にとって… いつの間にか、まるで手のかかる実の娘のような存在となっていた。 160 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 21 48 02.10 ID gwurQYz8O ペットアライさん「飼い主に辛いことがあったら…アライさんが慰めてやるのだ!」 ペットアライさん「飼い主が病気や怪我で困ったら…!アライさんが看病してやるのだ!」 ペットアライさん「だから…ずっとずっと、一緒にいるのだ…飼い主ぃい…!」 中年サラリーマン「…うううぅぅっ…!」 これからの人生… 果たして、この独身男性の孤独をまぎらわせてくれる存在が現れるだろうか。 この独身男性に、微笑みかけてくれる者が現れるだろうか。 この独身男性の帰りを家で迎えて、『おかえり』と声をかけてくれる存在が現れるだろうか。 162 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 21 53 00.59 ID gwurQYz8O 中年サラリーマン「…っ…!なあ、クリーナ…」 ペットアライさん「何なのだ」 中年サラリーマン「これから毎日…散歩無しでもいいか?」 中年サラリーマン「一日中、ずっと家の中だけで暮らすこと…できるか…?」 ペットアライさん「…そんなの、嫌なのだ…。退屈で死にそうなのだ…」 中年サラリーマン「俺はもう、お前と一緒に暮らすなら…、そういう飼い方しか…できない…」 ペットアライさん「…」 中年サラリーマン「…」 ペットアライさん「何でなのだ…。さっきは、決まりだって言ってたのだ…!」 中年サラリーマン「お前が死んだと、みんなに言うしかない」 ペットアライさん「…」 ペットアライさん「…飼い主…ほんとのことを話してほしいのだ…」 ペットアライさん「どうして飼い主は、アライさんと一緒に暮らせなくなったのだ…?」 中年サラリーマン「…」 163 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 21 57 50.93 ID gwurQYz8O 中年サラリーマン「…お前と一緒に暮らしてると…。みんなに変態扱いされるんだ…!イジメられるんだよ…!」ブルブル ペットアライさん「の…ぁ…?」 中年サラリーマン「最近、ご近所さん達が俺に冷たいのは!変態扱いされるのは!イジメられてるのは!全部!お前のせいなんだよクリーナ!」 ペットアライさん「っ…」 中年サラリーマン「…もう、こんな毎日嫌だ…!お前なんか、こんなに大きくなる前に、さっさと楽園に送ってればよかった!」 ペットアライさん「かい…ぬしぃ…」ブルブル 中年サラリーマン「お前のせいで!人生台無しになるのは嫌だ!出ていけよぉ!」 ペットアライさん「だ…だったら…なんで飼い主は…アライさんを育ててくれたのだ…!大きくなっちゃダメだなんて…」ブルブル ペットアライさん「だったら、最初から…!」 中年サラリーマン「…」 ペットアライさん「っ…うぅぁあああっ…嫌なのだあ…!飼い主さんと、お前と会えなかった人生なんて想像したくないのだぁっ…!」 中年サラリーマン「…」 164 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 22 01 22.10 ID gwurQYz8O ペットアライさん「のぉああああああーーーーーんっ!のぉおおおおーーーーーーーぁあああーーーーーーんっ!」ビエエエエン ペットアライさん「なんなのだああああああ!なんで飼い主を虐めるのだああああっ!アライさんの何が!何が悪いっていうのだああああっ!」ビエエエエン ペットアライさん「わがんないのだああああ!アライさんには人間の考えることがぜんぜん分かんないのだああああああっ!」ビエエエエン 中年サラリーマン「…クリーナ…」ギューッ ペットアライさん「のぉおおおおおおーーーぁあああああああーーーーーーーーんっ!」ビエエエエン 167 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 22 05 36.75 ID gwurQYz8O ペットアライさんは泣いた。 とにかく泣き続け… やがて、落ち着きを取り戻した。 … ペットアライさん「…」 中年サラリーマン「…」 ペットアライさん「…アライさんは、もう…ここにいられないんだな…」 中年サラリーマン「…ああ…お別れだ…」 中年サラリーマンは、それでもなお、自分の人生を選んだ。 『人間らしい、普通の、まともな生き方』を選んだ。 ペットアライさん「でも、飼い主…。まだご飯、食べてないのだ」 中年サラリーマン「…」 ペットアライさん「最後に…、アライさんが作ったうどん…食べてほしいのだ…」 中年サラリーマン「…いただくよ」ズルズル ペットアライさん「…どうなのだ?」 中年サラリーマン「…伸びてるな。柔らかすぎる。…茹ですぎだ」 ペットアライさん「食べるのが遅かったからなのだ!」 中年サラリーマン ペットアライさん「「あはははははははは!」」ゲラゲラ 一人と一匹は… 楽しかった頃の記憶を思い出していた。 172 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 22 11 46.69 ID gwurQYz8O ~翌日~ スーツ男1「アライさん引き取りサービスです。アライさんを楽園にお連れしに来ました」 スーツ男2「よろしくお願いします」ペコリ ペットアライさん「よろしくお願いしますなのだ!」ペコリ スーツ男1 2「「!?」」ビクゥ おじぎを返されたスーツ男達は、滅茶苦茶びびった。 ペットアライさん「どうしたのだ?挨拶するのは当たり前なのだ」コスリコスリ スーツ男1「…購入証を見せて貰えますか」 中年サラリーマン「…はいよ」スッ スーツ男2「…2年半…2年半も育てて、これか…!凄いな…!…おほん。それでは、こちらの御輿にお乗り下さい」ガチャッ スーツ男2は、小さな穴の空いた御輿を開けた。 173 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 22 20 10.96 ID gwurQYz8O 中年サラリーマン「…」カキカキ 中年サラリーマンは、説明を聞いた後、誓約書にサインした。 スーツ男1「ありがとうございます」 ペットアライさん「飼い主!」ダキッ ギューッ ペットアライさんは、中年サラリーマンに抱きついた。 中年サラリーマン「クリーナ…?」 ペットアライさん「今までずっとずっと…ご飯くれて、散歩に連れって、遊んでくれて…ありがとうなのだ」 ペットアライさん「アライさんは、これから楽しいところに行くらしいけど…」 ペットアライさん「飼い主とクリーノと、みんなで一緒に暮らしたこと、絶対に、一生忘れないのだ」ニッコリ ペットアライさん「飼い主さーん♪スキスキなのだ♪」スリスリ 中年サラリーマン「う…ぁあああっ…」ブルブル ペットアライさん「…それじゃあ、さよならなのだ、飼い主!…いつかまた会おうなのだ!」ペタペタ ペットアライさんは、御輿に乗り込んだ。 中年サラリーマン「…ああ。さようなら…。こっちこそありがとう、クリーナ」 スーツ男1 2「「では、出発します」」スッ 御輿の中の声『出発進行!なのだー!』 スーツ男達は、御輿をかついで運び、トラックへ積んだ。 そしてトラックは、中年サラリーマンの家から走り去っていった。 中年サラリーマン「…クリーナ…」 中年サラリーマン「…これで、よかったんだ…」 179 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 22 26 54.00 ID gwurQYz8O やがて、トラックが建物の前で停まった。 スーツ男1「よし、運ぶぞ」ザッザッ スーツ男2「オーエス、オーエス」ザッザッ スーツ男達は、建物の玄関の前に来た。 スーツ男1「どうもー。アライさん引き取りサービスです」 玄関の扉が開き、男達は中に入っていった。 ~??の部屋~ 御輿の中の声『うおーい!使者さん!ウンチしたいのだ!トイレはこの三角のでいいのか!?これにしていいのか!?』ガタガタ スーツ男1「下ろすぞ」スッ スーツ男2「ああ」スッ スーツ男達は、テーブルの上に御輿を下ろした。 御輿の中の声『何とか言うのだ!あーもう漏れる!早くー!この三角のにするからなーっ!』 御輿の中の声『うぅーっ!』 183 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 22 31 50.25 ID gwurQYz8O 御輿の中の声『ふはー…気持ちよかったのだ~…。もしトイレじゃなかったらごめんなさいなのだ』 スーツ男1「…」スッ スーツ男1は、御輿に空いた小さな穴へ、何かのスプレーを突っ込み噴射した。 御輿の中の声『ん?何なのだこれ?いいにおいなのだー』 スーツ男1「…」プシュー 御輿の中の声『…ふわあああー…なんか疲れたのだ…長旅したからなのだー…』 スーツ男1「…」プシュー 御輿の中の声『おやすみなのだ、飼い主…。…ぐがー…ごがー…』zzz …御輿の中からイビキが聞こえてきた。 スーツ男達はガスマスクをつけている。 スーツ男1「開けるぞ」ガチャッ ペットアライさん「のだぁ…のだぁ…」z zz スーツ男2「完全に寝ているな。よいしょ」ガチャッ スーツ男2は、ペットアライさんをベッドに寝かせ、手足の付け根を金具で拘束した。 184 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 22 36 00.03 ID gwurQYz8O 白衣の男1「お疲れ様です」スッ 白衣の男2「後は私達がやります」スッ スーツ男1「乙でーっす!いやー、すげーのが見つかったな!」スタスタ スーツ男2「お宝なんてもんじゃない…奇跡だよこんなの」スタスタ スーツ男達は部屋から出ていった。 白衣の男1「…」プスッ 白衣の男1は、ペットアライさんになにかを注射した。 187 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 22 40 17.27 ID gwurQYz8O そして… 白衣の男2「…」ギュイイイイーーーンッ 白衣の男2は、回転丸ノコを取り出した。 白衣の男2「右腕、いくぞー」ギュイイイイーーーンッ ズバババッバババババァ ペットアライさん「のだぁ…のだぁ…」ズバァボトッ ドクドク 薬で眠らされているペットアライさんの右腕は、本人が気づかないまま切断された。 血管収縮剤を投与されていたせいか、出血はさほどでもない。 白衣の男2「止血!縫合!」ギュギュ 右腕の切断面は縫い合わされ、止血された。 188 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 22 43 13.61 ID gwurQYz8O 白衣の男2「次は左腕だ」ギュイイイイーーーンッズバババッバババババァ ペットアライさん「うーん…くりーのぉ…zzz」ズバァボトッ ドクドク 左腕も切断され、縫合された。 次は右脚が… 次は左脚が切り落とされた。 ダルマアライさん「のだぁ…のだぁ…」zzz 白衣の男1「施術完了しました」 スーツ男1「サンキュー!」スタスタ スーツ男2「こいつはすげえぞ!きっと過去最高額だな」スタスタ ダルマアライさんは、どこかへ運ばれていった…。 195 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 22 49 49.73 ID gwurQYz8O … ~???~ ダルマアライさん「ふわぁ~…むにゃむにゃ…」 ダルマアライさん「!?な…なんなのだ!?ここ…」キョロキョロ ダルマアライさん2「うぅ…」 ダルマアライさん3「ああ気持ち良かったのだぁ…」ケラケラ 部屋には、手足のないアライさんが並べられていた。 排泄物が勝手に流れていく洗浄システムのついた台に乗っけられている。 ダルマアライさん「手足が…あ…あれ…?」 ダルマアライさんは、自分の手足がないことに気付いた。 ダルマアライさん「何なのだ、これっ…ひっ…!ぁああ、わ、悪い夢か?夢なのだ!」ハァハァ ダルマアライさん「ゆ、夢なら早く醒めて欲しいのだ…はやく…はやく…!」ブルブル ダルマアライさん「き、きっとこの夢が、覚めたら…」ブルブル ダルマアライさん「いつもみたいに、優しい飼い主さんが、アライさんを散歩に連れていってくれるのだ…!」ブルブル 197 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 22 55 06.70 ID gwurQYz8O 従業員「…」ガラガラ やがてこの施設の従業員が、ケージを持ってやってきた。 成獣アライグマ♂「ハウハウ」ガシャガシャ ダルマアライさん「く、クリーノ?いや、違うのだ…。においが全然違うし、クリーノはこんなに大きくないのだ…」ブルブル 従業員が、アライグマの手綱を掴み、ケージを開けた。 成獣アライグマ♂「キュルルルルルゥ!」ガバッ ダルマアライさん「のあああっ!?」 成獣アライグマ♂は、ダルマアライさんに抱きつき… ダルマアライさん「な、何するのだ!?お前…まさか!?」 成獣アライグマ♂「キュルルルルルゥ!」ズンッ ダルマアライさん「のぉぉぁあああっ!」ビクン ダルマアライさんの股間へ、何度も激しく腰を打ち付けた。 201 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 23 01 38.35 ID gwurQYz8O この成獣アライグマ♂は… 『アライグマ引き取りサービス』で回収された個体。 年齢と性格テストによって業者に選りすぐられた、『長く、大人しく』生きるアライグマだ。 ダルマアライさん「はぁ…はぁ…」 … それから2ヶ月が経った。 妊娠ダルマアライさん「かい…ぬしぃ…かいぬしぃ…」オナカポッコリ ダルマアライさんにとっての『悪夢』は、醒めることはなかった。 いや、むしろ本当に悪夢を見ている最中の方が、このアライさんにはまだ幸せといえるだろう。 妊娠ダルマアライさん「楽園…楽園はどこなのだ、かいぬしぃ…いつ…いけるのだぁ…」 妊娠ダルマアライさん「そんなに…こんなに…アライさんが憎かったのかぁ…かいぬしぃ…」 203 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 23 04 56.94 ID gwurQYz8O 『アライさん引き取りサービス』。 その目的は、ただ回収して殺処分するためではない。 飼育されたアライさんの中から、『飼いやすい』個体を選別し… ペットアライちゃん工場へ売却することもまた、重要な役割である。 きっとこのダルマアライさんが産む子供は… 飼い主に、長く可愛がって貰えることだろう。 そしていつの日か、母親のように… ペットアライちゃん工場へ戻ってくるだろう。 このように… 大きくなると狂暴になり飼いづらいといわれるアライさんは、 様々な工夫によって、飼いやすくなるように品種改良されているのである。 205 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 23 05 32.64 ID gwurQYz8O つづく 199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 22 58 22.16 ID yJ7y8JdUO 今までで一番の鬱回だわ…… 御手洗には何とも思わなかったのに…… 200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 23 01 22.98 ID P8Ee2AfMo 御手洗も可哀想だったがあっちは自立してたし人妻だったしな この子は勝手に交尾したりもしてないし純粋に子供みたいなものだからキツい 204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 23 05 30.21 ID m/PWp4ie0 品種改良が進んだ小型犬みたいに 大きくならないアライちゃんとかいたら飼いたいな~ 209 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 23 06 31.33 ID gwurQYz8O 204 年齢に比べて体が小さいほど、各工場での『競り』の価格は高くなります 人は過ちを繰り返す パート2へ戻る
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375 :yukikaze:2013/04/13(土) 19 43 54 名無し三流氏に敬意を表し。 提督たちの憂鬱支援SS ある将軍の戦い 救国軍事政府代表である洪思翊大将(クーデター時に昇進)は多忙である。 朝四時には起床してそのまま執務室に入り、寝るのは日を過ぎてから。 隣国の某宰相にも比肩すべきハードワークであるが、彼のおかれている状況は 某宰相と比べるとある意味幸せであり、ある意味悲惨であった。 幸せな点は、取りあえずは自国の内政と対日関係だけを考えればいい事。 悲惨な点は、彼が向き合う問題が、韓国の国力では解決できないほど巨大な 代物であったという事である。 「やはり・・・日本は最小限の援助しか渡さないつもりか」 部下の報告を受けて、洪は溜息を吐いた。 予想していたとはいえ、それが現実のものとなると辛いものがある。 「彼らの言い分では『日本が面倒を見なければならない国は他にもある。これでも 精一杯出した額である』とのことですが」 納得はしていないのだろう。そう報告する部下の顔には不満の色が色濃く見える。 そしてその部下の態度も、洪が溜息を吐く要因となっていた。 「やむをえまい。連中にしてみれば我らは裏切り者だ。援助を得ただけでも 幸運と言ってもいいだろうよ」 日本のマスメディアや世論の論調を見るに、日本における韓国の視線は 非常に厳しいものがあった。 元々日本人が韓国人に向ける視線は「近代化の努力をしない国」という 一種の侮蔑感があったが、それに加えて「裏でこそこそ裏切り行為をしでかす 信用できない国」という項目が付け加わったのである。 あるマスメディアは「裏切り者の半島を核で更地にして、日本人が一から 入植した方がアジアにとって利益になる」と主張したが、それが一定の賛意を 得ているという事が、韓国の現状を示していた。 もっとも、こうした日本人の反応は、韓国国内での日本への反発を助長させることになった。 韓国人にしてみたら、日本人という存在はある意味我慢が出来ない存在であった。 数千年レベルでしみついた華夷秩序から考えれば、日本は自分達よりも劣っていなければ ならないのだが、彼らは平気でそれを覆してのけた。 しかも、新たな華夷秩序の中心として日本を据えたにもかかわらず、日本は韓国を 華夷秩序に従ったルールで遇してはいないのである。 彼らからしてみたら、日本に最も近い韓国は、日本の次に文明国家であり、そして 日本は直近の弟である韓国に対して、様々な手厚い援助をするのが当然の心得である 筈なのである。 だが、日本人はそういった韓国内での常識を完全に無視していた。 つい先日発表された『緑の革命談話』において、その研究センターをフィリピンに 置かれたことも彼らの屈辱感を増した。 カリフォルニアは『華夷秩序の外側の世界』と分類することで無理やり納得させることも 可能であったが、フィリピンはアジア世界なのである。 納得できない韓国人は多く、そしてそれは洪の目の前に立っている男も同じであった。 376 :yukikaze:2013/04/13(土) 19 44 34 「しかし閣下。裏切りの代償としても日本人の行動はあまりにも露骨すぎます。そもそも 反日云々についても、その原因は彼らにあるではないですか」 「口を慎め。私は貴官を舌禍で失うつもりはないぞ」 洪の叱責に、男は「申し訳ありません」と謝罪はしたが、その視線はまだ納得していないことを示していた。 (情けない事だ。我が国は未だに前近代的な思考で動いている。民族の特性と言えばそれまでだが、 そのような特性こそが、我が国が近代化に失敗した原因だと何故気づかない) だが、洪がどれだけ嘆いても、民族の特性がそれこそ一朝一夕で治る訳はない。 それこそ世紀単位で取り組まなければならない課題ではあろう。 そしてそれが成功するかどうかはまた別問題であった。 「とにかく援助は得たのだ。これを元にして国土開発計画を進めなければなるまい」 そう言いながらも、洪の気色は晴れなかった。 そう予算分配という難問が全く片付いていないからだ。 洪としてみれば、少ない予算を効率よく利用するためには、外貨獲得に必要な北部鉱業部門に予算を投下し そこで得た外貨によって南部の発展に資金を使うべきであると思っていたし、日本側もおおむねそれを 是と考えていた。 だが、国土開発が後回しにされる南部の住民が納得するはずはない。 また資金が投下される北部の住民も、自分達の労働で得た外貨が北部に投下されるのならばともかく、 南部に投下されることには反発を覚えるであろう。碌に働きをしない極潰しがと。 一歩手綱を誤ればそれは深刻なまでの国内対立になるだろう。 そしてそれは祖国の発展を遅らせかねない。 (前途多難だな・・・) そう思いながらも、彼は投げ出すつもりはなかった。 そのつもりならば最初からクーデターを起こすつもりはない。 自分は軍人なのだ。最後まで勝利を諦めてはいけない。 そこにはまさしく絶望的な戦況でもあきらめることのない不屈の軍人の姿があった。
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214 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 23 10 44.24 ID gwurQYz8O … ~中年サラリーマンの家~ 中年サラリーマン「ただいまー」ガラッ 中年サラリーマン「…」 中年サラリーマンは、誰も返事をしてくれる者がいない我が家へ戻った。 中年サラリーマン「…」スタスタ 中年サラリーマン「…」ズルズル そして、カップラーメンをすすり、アライグマ♂へ餌をやり… 中年サラリーマン「…」スタスタ …散歩へ出掛けた。 毎日の日課にしていた散歩へ。 215 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 23 14 07.01 ID gwurQYz8O ~夜、田舎の街中~ 中年サラリーマン「…」トボトボ 『なのだー』 中年サラリーマン「!」バッ 中年サラリーマンは幻聴を聞いたようだ。 中年サラリーマン「…」トボトボ 手綱のない両手が妙に軽い。 おばさん1「えっほ、えっほ」トタトタ おばさん2「うわ、あれ見て。アライさん飼ってる大橋さ…」 中年サラリーマン「ああ、あれはもう楽園に引き取って貰いましたよ」 おばさん1 2「「え」」 中年サラリーマン「ご迷惑だったので。今までうちの害獣が、ご迷惑おかけしました」ペコリ おばさん1「あ…ああ…」 おばさん2「よ、よろしくね…」 216 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 23 16 33.93 ID gwurQYz8O 中年サラリーマン「…」 ペットアライさんを楽園へ送ってから… 中年サラリーマンは、『飼ってた奴は引き取って貰った』と皆に言った。 元々そんなに嫌われてはいなかった中年サラリーマン。 そのうち、変態扱いもされなくなり、陰口も言われなくなった。 217 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 23 22 02.90 ID gwurQYz8O 中年サラリーマン「…」トボトボ しかし。 中年サラリーマンは、心になにかぽっかりと穴が空いたような気分になった。 自分はもう、クリーナとは決別した。 彼を変態扱いする枷は無くなったはずだ。 その…はずなのに…。 中年サラリーマン「…ただいまー」ガラッ 中年サラリーマン「…」トボトボ 何故だろうか… 周りに虐められていた日々よりも、心に彩りがなくなってしまったような気がしていた。 中年サラリーマン「…クリーナぁ…!」ブルブル 中年サラリーマン「ぐすっ…クリーナぁぁぁっ…!」ブルブル アライちゃんは只のペットとは違う。 泣き、笑い、怒り、喜び… 喋り、名前を呼び、一緒に遊びたがり、よく学ぶ。 まるで、娘を持ったかのような充実感を与えてくれる、極めて魅力的なペットである。 中年サラリーマン「…」 219 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 23 27 04.36 ID gwurQYz8O ~週末、とあるお店~ 中年サラリーマン「…」スタスタ 中年サラリーマンが、ある店へむかった。 すると出口から… 店員「ありがとうございましたー」ペコリ ギャル「ども…」スタスタ ギャルが、大きな箱を持って出てきた。 中年サラリーマン「やっぱり人気なんだな…」スタスタ 中年サラリーマン「…」ガララ 店員「いらっしゃいませー」 中年サラリーマン「あ、あの…」 220 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 23 28 00.71 ID gwurQYz8O 中年サラリーマン「アライちゃん、売ってますか?」 店員「ええ、こちらにございます」スッ 店員は、キラキラした飾りで彩られたケージを見せた。 ペットアライちゃん1「なのりゃー!」コスリコスリ ペットアライちゃん2「ひとしゃーん!かいぬしになってぇー!」 ペットアライちゃん3 4「「しっぽのくろすだんすなのりゃー!」」フリリフフリフリリフフリ 中年サラリーマン「…」 221 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/01/19(金) 23 28 27.08 ID gwurQYz8O つづく 222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 23 31 29.23 ID oNEQSlBpo なん・・・だと・・・ 223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 23 34 42.17 ID 3kUuyKME0 乙です 馬鹿で哀れなおっさんだ 228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 23 49 16.77 ID yJ7y8JdUO 乙です ギャルはまだしも中年サラリーマンはほんとクズだわ アライさんだけどクリーナには心底同情する 229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 23 53 43.34 ID pRNVdG+Uo 成長しても小さいままのアライさんいないかなー?っと思ってたけど この分だと小型化の品種改良目指してるっぽいね アライちゃんに「かいぬししゃんしゅきしゅきなのりゃー」って抱きつかれても嗜虐心やら愛憎心くすぐられて心地良いけど アライさんに同じ事されてもただ気持ち悪いだけで不快度MAX ずっと小さいままでいてくれと思う アライなど瓦礫の中にでも埋まっていろ パート2へ戻る
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初出:SS第8話 エーレンフェストの本 名前の初出:番外編 ハンネローレの貴族院五年生 第11話 声(ドラマCD第5弾/第10弾):豊口めぐみ 家族構成 夫:ヴェルデクラフ(アウブ・ダンケルフェルガー) 息子:レスティラウト 娘:ハンネローレ 容姿 髪の色:ややピンク寄りの薄い紫 000000000 瞳の色:赤 000000000 細身の女性 ドレスの下は結構筋肉質で引き締まっている(*1) 地位 階級:領主一族 職種:領主夫人(第一夫人) 年齢 ローゼマインとの学年差:+22(*2) 誕生季:春(*3) 属性(適性):全属性ではない(*4) ジークリンデ視点の回 書籍第五部III 娘の意見と覚悟 書籍第五部Ⅹ エピローグ 作中での活躍 アウブ・ダンケルフェルガーの第一夫人。 ダンケルフェルガー出身。本来は他領から第一夫人を迎えて、第二夫人になる予定だった。 夫が第一夫人を娶ることを考える時期に政変が起こり、政変への深入りを厭った先代アウブが、新ツェントが立つまで他領との縁組を禁じたことと、 トラオクヴァールがグルトリスハイトを持たずに王に就任したことから、グルトリスハイトのないユルゲンシュミットの統治がどうなるのかを様子見をすることになったことから、第一夫人を継続することになった。(*5) その為、他領の慣習を把握しきれていない。 暗躍タイプでフェルディナンドと気が合いそう。(*6) ディッターになると暴走しがちなダンケルフェルガーの男たちの手綱を握っている。 年 手綱エピソード 12年冬 領地対抗戦でアウブ・ダンケルフェルガーが勝手に出版の権利をかけたディッター勝負を持ち掛けたため騎士達の反省会に参加させず、別室反省会させた。(*7) 13年冬 領地対抗戦でエーレンフェスト席を見ながら今にも駆け出しそうなアウブ・ダンケルフェルガーをすごすごとテーブルの方へ戻らせた。(*8) レスティラウトが嫁取りディッターの契約書を(手持ちの羊皮紙が無かったため)、契約に使えないエーレンフェスト紙で交わした事を詰問する。(*9) 自分に関わることを他人から勝手に決められる気持ちを知る良い機会として、レスティラウトが描いた絵を全て取り上げる事を決める。 15年春 自分がいない間にアウブ・ダンケルフェルガーがエーレンフェストの誘いに乗って、フェルディナンドの救援とアーレンスバッハの礎取りディッターの参加表明をしていたため、アウブが答えた情報では半信半疑だった。ローゼマインがグルトリスハイトを使って国境門から現れ、ジギスヴァルトから貰った王家の紋章入りのネックレスを確認して、ツェントの意向に従うことを表明する。その際に本物のディッターに参加したいアウブ・ダンケルフェルガーの言動を、凄みのある笑みで止めてみせた。(*10) ダンケルフェルガーの活躍をディッター物語の作者に執筆依頼済みと聞いて「買い占めねば」と興奮した夫を「周知のための物を買い占めてどうします?」と軽く叩く(*11) 「ディッターの話が出たところでは決して男達から目を離してはなりません」(*12) を、地で行くダンケルフェルガーの女。 印刷や出版に関するエーレンフェストとの契約におけるローゼマインの働きぶりで、いち早く価値に気づき(*13)、レスティラウトの第一夫人に望んだ。(*14) 嫁取りディッターが行われた後の領地対抗戦にて、ハンネローレだけを連れてエーレンフェストとの社交を行い、互いの齟齬を確認した。 領内独自文化についての説明の杜撰さを認め、勝者であるエーレンフェストの真の望みを聞き、ローゼマインから手を引く事と、今後は安易にディッター勝負を持ちかけさせない事を約束した。 また、印刷技術について、他領に出す場合は一番にダンケルフェルガーに話をもらう約束をアウブ・エーレンフェストから得た。 この際、途中同席したフェルディナンドとのハイスヒッツェのやり取りがあり、「ヴェローニカの孫娘のディートリンデとの婚約を領全体で後押しした事」はこの時点ではハイスヒッツェだけに伝わったと思われるが、そのディートリンデ本人の我儘さと横暴さを目撃して不信感を覚え、その後同席した王族との会話からトルークの存在とその危険性、エーレンフェスト内の反逆者がアーレンスバッハと通じていた事などを知り(*15)、エーレンフェストとアーレンスバッハの関係性に気付いた。(*16) この事はアウブ・ダンケルフェルガーに当然伝えており、後の本物のディッターへの参加表明の判断材料のひとつとなっている。ただし最終的にツェントが命じた婚約であり、礎の魔術を奪えるならその方法を明らかにするように命じるべきだと述べる。また外患誘致に確固たる証拠はなく、旧ベルケシュトックを共同管理している立場からエーレンフェストではなくアーレンスバッハに協力すべき立場だと、推測だけでは静観の構え。エーレンフェストへの協力はローゼマインが国境門に現れ、王族の許可を得ていた場合に限られる。(*17) 礎争奪戦後、場合によっては夫がツェントに就任してしまう事態となり、王族の対応を見極めながら戦後会議に出席した。(*18) 夫と共に、女神の化身であるローゼマインを上位者とした態度を貫く。 結果を受け、クラッセンブルクの発言力が強まる事を危惧し、ダンケルフェルガーの順位をクラッセンブルクより上位に置く事を要望した。 この要望は貢献に対する当然の利としてエグランティーヌに受け入れられた。 経歴 前21年春 誕生 前14年春 洗礼 前11年冬 貴族院入学 前06年冬 貴族院卒業 前02年秋 レスティラウトを出産する 01年冬 ハンネローレを出産する 13年冬 領地対抗戦にて、エーレンフェストとの社交を担う 14年春 領主会議にて、エーレンフェストの神殿長の星結びの儀式と奉納式を目の当たりにする(*19) 15年春 礎争奪戦のフォローとサポートに尽力する 王族との戦後会議に出席する 継承の儀式に参列する(*20) 作者コメント 【2020年 7月 書籍版第五部IIIあとがき】 ダンケルフェルガーの女なので「もう息子にかないませんわ」と言いつつ、レスティラウトをシュタープの光の帯でグルグルできる程度には強いです。 【2020年 08月27日 Twitter】 >9/10発売の新刊「5−3」より 新キャラちら見せ! ダンケルフェルガーの第一夫人。 レスティラウトとハンネローレの母親。 香月先生曰く 「暗躍タイプでフェルディナンドと気が合いそう」 ドレスの下は結構筋肉質で引き締まってます😎 【2022年 10月11日 Twitter】 >ウィンク考察第2弾 ジークリンデ:できない。何故か両目を瞑ってしまい、高速瞬きみたいになる。 【2022年 11月22日 Twitter】 >第五部Xに関連しそうないい夫婦 ヴェルデクラフとジークリンデ ダンケルフェルガーの第一夫人ジークリンデは父方の親族で幼馴染み。ディッターの調整をする戦友的なノリが今も続いています。他の妻は派閥調整で娶ったので、ジークリンデが一番気をおけない関係。 エピローグには後方を支えるジークリンデの姿があります。 コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。 どこ出身なんだろうな (2019-05-09 15 12 54) 新刊でジークリンデがダンケル出身だということと、なぜ他領の第1夫人がいないかの理由が説明された (2020-09-10 02 15 42) エーレンの抱える事情を大領地の視点からしか見えてない(ガブリエーレの例はエーレン側の失態と指摘する等)から、なんでエーレンが困ってるのかが理解できないという「上位領地の視点」の代弁者でもあるんだよね、この人。 (2020-08-09 20 01 41) でも領地対抗戦でアーレンスバッハの現状も自領に取り込みたいと思ったローゼマインを傷つけたことも気づいたっぽいし、便宜図ろうとしてくれてるんだよね。 (2020-08-09 20 47 47) ドレスの下は結構筋肉質で引き締まってる、とのこと(TOブックス公式ツイ8/27のキャラチラ見せより) (2020-08-27 12 20 31) 領地への報告は可能なのにレスティラウトの嫁取を信じてる点。ハンネローレは明らかに嫁盗と認識してるから、報告すること自体禁止されてたのか、握り潰されてたのか (2020-09-12 18 28 27) 流石にレスティ側の側近は嫁盗りだと気付いてたと思う(5-1エピローグ)。でもジルがロゼマを冷遇してる噂があり、ダンケル的にロゼマの能力は大歓迎。ロゼマを迎え入れる事に否やは無いので領内学生に嫁取りだと根回ししてハンネの報告は握り潰したんじゃない?ダンケルが勝てばハンネのエーレン嫁入りは無しだし負けるつもりも無かったから。 (2020-09-12 20 27 51) あの状況で嫁盗りだと分かってない学生なんて存在するのだろうか (2020-09-12 20 34 29) ダンケル独自文化のディッターなうえ、ダンケル勢の大半はディッターできればそれでよし!な思考回路だから・・・。 (2020-09-13 08 53 55) あの領地はディッターが絡むと頭にヘンなフィルターがかかるからな。ディッターが強い→ディッターが好き→ダンケルに来ることを望んでる。とかアホな解釈してても不思議じゃない。 (2020-09-15 23 58 34) 二人の以外は「分かってない(≒レスティが情報を操作してる)」可能性は高いかと。ハンネの側近ですら「ご安心ください。必ず勝ちます」と聞く耳持ってもらえなかった、と嘆いてるので (2020-09-21 17 01 05) レスが挑戦しヴィルが受けロゼマが報酬を変えた。契約書からはロゼマへの求婚阻止がなくなってると説明されれば現場にいなけりゃロゼマはダンケルを望んでいると思う方が自然じゃね? (2020-09-21 17 16 33) 秘宝の盾を金粉にしたことで、ローゼマインが本気でダンケルへ出たくなかったことは察せそうなもの。よく「愛し合っている」と思えたなジークリンデ…。 (2020-09-15 23 32 30) そりゃディッターは本気でやってこそですから (2020-09-15 23 48 14) 本来、領地への報告は、代表的な存在の一人が、報告するのでは? エーレンは情報収集範囲を広げる為に、全員報告せよという風に舵をきったけど。 ダンケルはレスティが報告する人間であり、ハンネは報告する立場にない。 報告できないこともないけれど、レスティが嫁取りと嘘の報告をしていたと(当時は)知らず、嫁盗りときちんと報告していたと思い込んでいたので、自分からも報告するという越権行為をする必要性に思い至らなかった。 ――そんなところでは? (2020-09-12 20 40 19) エーレン側は自分が勝っても報酬を辞退するつもりだったから実質最初からダンケルの一人勝ち試合のようなものだったよ (2021-03-02 15 00 49) ジークリンデはダンケルの中でもかなり近い領主一族傍系上級貴族かなと考えていたのだけど、もしかして元々領主一族(ヴェルデクラフの従妹や異母妹)の可能性もあるのかな?ユルゲンの遺伝状況だと他領地の領主一族とかの容貌は比較的髪・瞳どちらかの色が同じもしくは系統が近い程度のことが多い中で、夫婦親子共に髪瞳両方がかなり近い色相に敢えて設定してあるのは血が近いからなのかな、とふと最新刊のヴェルデクラフ口絵を見て気が付きました。ただ少なくとも自身の婚姻時点では第二夫人に下りるのが確定事項だったのなら、領地順位はともあれ同格の他領領主一族相手に謙る立場でわざわざ嫁ぐかという気もするし、やはり傍系出身者が無難なところか。 ダンケル上位層に多い色合いなのかな。 (2022-12-23 18 17 34) 父方の親戚ってのは明かされた (2022-12-23 18 24 36) いい夫婦の日ツイートで「父方の親族」とまでは確定。つまり領主傍系以上。この優秀さで異母妹が領主候補生になれなかったなんてことはないだろうし、領主候補生ならそう言えばいいところでこの言い方なので、異母兄妹ではないでしょう。 (2022-12-23 18 31 14)
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動物 【イッカクザメ】 別名「リヴァイアサンの使い」 巨体で狂暴。海のとある一帯を縄張りとして巡回する習性があり、主に王国付近で目撃される。 捕まえることは難しく、イッカクザメに襲われて死亡するケースも少なくない。 水属性のマナを備えており、魔法を使ってくる事もある。 イッカクザメの肉は陸地の動物と変わらない程肉厚で食間が良く、また味も非常に濃厚。 王国では式典や特別な行事が催される際、捕獲部隊を編成し、イッカクザメ狩りを行う。 【ビィスバード】 巨大な体躯をした鳥。二対の翼があるのが最大の特徴。 人が乗れるほど大きく力も強いので、人や荷物を運ぶのに使われる。 成長すればするほど大きく力強くなり、何十年も生きた個体だと家一軒を丸々運ぶことも可能だとか。 主に高山に生息している他、カーラの出身国ではメジャーな動物。 土・火属性のマナを備えており、翼を大きく羽ばたかせ突風を放つ。 特に雌の場合、産卵期から産後の一定期は火属性マナが活性化し、炎を吐く事も。 雑食性があり人間を食べる事も稀にあり。ヴィスバードの成長の肉は固くあまり美味ではないが、 雛は柔らかく脂がのっている。また、卵は非常に濃厚で美味。 「ヴィスバード」と誤表記されやすいが、これはカーラの出身国で「生まれてくる価値のない者」という意味。 大変な罵倒語になるため、注意されたし。 【ヴィント・フリューゲル】 帝国周辺地域に生息する走鳥類のモンスター。 ダチョウに近い体躯をしており、肌触りの良い毛並みと大きな嘴が特徴。 馬に並ぶ程の走行力を持っており、羽は退化しているものの、低空であれば少しだけ飛べるらしい。 手綱を付けて背に乗るのが主流。 性格は好奇心旺盛で人懐っこい、草食で果実のつく野菜が好物。 土属性のマナを持つが、魔法を使う事は出来ない。 鳴き声:「キュ?(疑問系)」「キュルルル…」「グギィィイイ(威嚇)」 【メテオーア】 ウミウシによく似た姿の水陸共に存在している特殊な生物。 マナが濃厚な地域に出没しており、その土地のマナが薄くなると別の地域を探知して移動する。 大気中のマナを腹部に溜め込み、エネルギーとして変換し活動をする。 地域によって、それぞれ姿や溜め込んだマナに属性が付属されていたり、凶暴なメテオーアもいる。 また、溜め込んだマナの量によって姿が大きくなったりする事がある。 主に集団で行動している事が多く、性格は温厚なものが多い。 餌は必要とせず、空気や日光、また水等マナを含んだ自然物を取り込んで生きている。 【リビングワーム】 廃墟や城等、主に薄暗く広い建物内に現れやすい虫型の魔物。 小さな目と大きな口が特徴的な芋虫の姿をしている。ミルク色の体躯をしており、小さいものでも手乗りサイズが標準。主食は動物の死骸だがリビングワーム同士捕食し合う事も。摂取した物が多い個体ほど大きくなっていく。この世界では害虫扱いされている。ちなみにリビングワームは一種の珍味として扱われており、火で炙って食べるのがベター。味わいは濃厚で独特な味だと謳われている。 【ヴォルゾネス】 主に熱帯地域に生息する獣人型のモンスター。 上半身は人間の女性、下半身は狼のような獣の姿をしている。外見上性別は雌のように見えるが、半陰陽。 雄は存在しない為、外部から男性の精液を取り込み繁殖行為を行っている。 人間と同じく村を作り、集団で生活をしている。肉食で他の肉食動物を対象に狩猟し、摂取している。 個体別に外見の特徴や性格はバラバラであるものの本能的な部分は獣として変わりはない。 冒険者の間では上級モンスターとして認識されており、特に発情期には多数の冒険者が失踪する為、注意が呼びかけられている。 ヴォルゾネスはドイツ語で狼のヴォルフとアマゾネスを掛け合わせた造語。 植物 【マナトロイモ】 マナの豊富な土地でのみ育つことのできる芋の一種。 山などに自生している。天ぷらなどがおいしいがマナトロイモを切った際に出てくる粘り気のある液体が 皮膚につくと痒みを引き起こすので注意。 また土地のマナ属性によって性質が多少変わる。 【マンドラゴラ】 二足歩行をする植物型のモンスター。 葉や根は主に薬に使われるが、本体の部分は芋の一種のようで食用として利用出来る。 土と金属性のマナを備えており、叫び声は魔法の一種で相手へ著しい精神的ダメージを与える。 大体は意識を奪ったりスタン効果があるが、至近距離の場合は最悪死に至る事も。 捕獲方法としては、引き抜いた直後にマンドラゴラの目か口を塞ぐ。 目を塞いだ場合、しばらく動き回らない為、その間に葉や根を採取する。こちらが一般的な方法になる。 口を塞いだ場合、悲鳴が終わるまで待ち、その後、ナイフで仕留めてるか、もしくはマナを大量に流し込み昏倒させる。 また、マンドラゴラ酒をマンドラゴラの周囲に振り掛ければ、酒に誘われて悲鳴をあげずにマンドラゴラが出てくる。酒の成文にはマンドラゴラのフェロモンが含まれており、酒を含めばすぐに昏倒する。 その他 【プレゼント・ミミック】 比較的派手な装飾が施されたプレゼントのようなモンスター。 金属性のマナ持ち。対象の欲しいものを持っており、倒すと獲得出来る。