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登録日:2012/10/01 Mon 00 35 12 更新日:2020/07/04 Sat 16 06 50 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 A-10 age アメリカ サンダーボルトⅡ ドン亀 ハリネズミ マブラヴ マブラヴオルタネイティヴ ロボット ロマン 人類の刃 人類の盾 戦術機 戦術歩行攻撃機 架空兵器 漢の機体 火力こそ正義 飛行機じゃないほう 「…約束する」 「A-10乗りは…決して、君達を見捨てない!」 #39-Bake the Enemiesより アメリカのフェイアチルド・リムパリック社が開発した戦術歩行攻撃機。 A-6イントルーダーに続く、作品中2機目の戦術歩行攻撃機である。 だが、A-6とは機体フレームを流用している以外にA-6との共通点はなく、むしろF-4などの戦術歩行戦闘機=TSFに近い見た目となっている。 …簡単に言えば、F-4ファントムを重装化したような機体。 だが、F-4より1回り大きい機体とその巨体から来る存在感はF-4以上である。 この機体の誕生の発端は… 米陸軍「A-6と同程度の火力がある浸透阻止能力を持つ機体が欲しい。できるか?」 各メーカー「「「分かりました!!」」」 …こうして、米陸軍の戦術攻撃機開発計画である“A-X計画”が始まった。 これに応じた各社は、既に存在しているA-6…つまり水中対応機を陸戦用に改装するプランを提出したが、陸に上がったらドン亀同然のA-6を改装するなど"BETAの餌同然"と評され、結局A-6改修案はほとんどのメーカーは匙を投げた…そりゃ当然だわ。 で、結局1から新しい図面引きなおすか、F-4を超絶魔改造して要求事項を充たそうかと各社は頭を抱えた。 ただ1つフェイアチルド社を除いて…。 他社が頭を抱える中、彼らが再提出した新設計案は他社のそれとは発想が根本的に異なっていたのだ。 その内容とは… フェイア社「弊社の提示するプランは、他社が匙を投げたA-6を使うのは同じですが、使うのはフレームと基本構造だけで、関節構造と電磁伸縮炭素帯(カーボニックアクチュエータ)の配置、制御系などは全て新規設計し、全く別の機体を製作します」 と言うのだ。 この案は陸軍上層部を満足させるには多少マシではあったものの… 上層部「基本的にA-6と変わらない重量機?相変わらず運動性は低いままではないか」 と、当然機動力の低さを指摘される。 しかしフェイアチルド社はその指摘に対して… フェイア社「では運用を要撃級及び戦車級の掃討制圧と中距離支援に特化させて、接近される状況をなくします。もしも取り付かれたら、爆圧スパイク機構“ジャベリン”で戦車級を排除します」 …要はBETA相手に接近を許さない火力を持たせて、寄られたら槍で吹っ飛ばせば良いじゃない!!ってコト。 ちなみに人類種の天敵、BETAは物量による圧殺が基本戦術。レーダーを真っ赤にして数え切れなくなるのが当たり前の敵を近寄らせないと言っているのだ。 「そして更にA-6の生産ラインと共用が可能なので、コスト削減と実戦配備までの期間が大幅に短縮できる点がこのプランの最大の売りですよ(ニヤリ」 と、生産が容易かつ即戦力になるという利点があったので、予算を出す財布係の議会も納得。結果、幾つか挙げられた設計案の中で最も利点が多かったフェイアチルド社案が採用されて、試作機の完成が急がされた。 …だが、F-4以上に重装備な機体で、しかもA-6とほぼ同じ重量の機体を飛ばすための主機の開発に手間取り、開発計画は思うように進まなかった。 そんな欠陥状態の試作機の初期評価試験は散々たるもので 跳躍毎の連続飛行時間制限が340秒以内 失速回避のため飛行中のGAU-8アヴェンジャーの正面斉射禁止 …と、おおよそ戦術機として実戦では使い物にならず、字義通り“BETAの餌同然”になってしまう危険が大いにあった。 だがそれも、対応した強化型の主機が完成したことで問題が解決され、1978年、晴れて米陸軍に正式採用されてA-10の制式番号と“サンダーボルトII"と言う愛称を得るに至る。 重火力・重装甲という、漢のロマン溢れる第一世代機のコンセプトを極限まで突き詰めたA-10であるが、その生産性の高さが物を言い、短期間で複数部隊の運用が可能となった。 そして、同年実施された“パレオロゴス”作戦の失敗で戦力が疲弊して、BETAに蹂躙されていた欧州へ優先的に供給された。 だが、配備当初の評価は芳しくなく、 衛士「「「火力すごいけど…遅すぎる!!」」」 …と、低い運動性と機動性に対して前線衛士の不満が集中し非難を浴びる事に。まあ防御 回避が常識だし当然の意見な訳だが。 だが爆圧スパイク“ジャベリン”による密集近接戦における生存性の高さと、主兵装の36mmガトリングキャノンGAU-8“アヴェンジャー”2門からくるF-4一個小隊(F-4×4機)を上回る圧倒的な単体火力は迫り来るBETA群からの都市防衛戦や撤退戦に奮戦中の東西ドイツ軍から高く評価された。 その後、正しい運用戦術が各戦線に行き渡ってからは、現実にある異名と同じ“大砲鳥(カノーネンフォーゲル)”“戦単級駆逐機(タンクキラー)”“挽肉製造機(ミンチメイカー)”などの俗称が与えられる程、絶大な信頼を獲得した。 今日もどこかの戦場で、A-10が戦車級を粉砕しているはずだ。 ヘ(ヘ;皿)ヘ<ヒイイ…A-10だけはカンベン!! …余談ながら、本機を運用していた部隊の1つである第54戦術歩行攻撃機中隊“ピット・マスターズ”の部隊マークは、逆さに吊るしてBBQにされた戦車級である。 このことからも、本機の戦車級に対する戦闘能力の高さが現れている。 2000年に米軍は調達を終了したが、フェイアチルド社は生産を続けており、第二世代機相当の改修を施したC型が激戦の続く欧州戦線、中東戦線において人類の刃として…否、人類の盾として戦い続けている。 以下、バリエーション。 A-10A 前期生産型。 A-10C A型の改修機。 新型のアビオニクスに刷新し、装甲を軽量化、OBW(オペレーション・バイ・ワイヤ)を採用して第二世代機相当の性能を得た。 追記・修正は戦車級の集団をGAU-8で殲滅してからだ、マスター9!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 大戦略シリーズでよくお世話になった -- 名無しさん (2013-08-19 15 31 03) 何故手持ち火器もガトリングにしないんだ。ジャベリン用に持ち替えやすいようにかしら -- 名無しさん (2013-08-19 17 34 24) やっぱ最後は火力だよ! -- 名無しさん (2013-08-19 21 20 09) 敵のあの物量を見て尚『やられる前にやる』なんて発想するとはイカレてやがるぜ -- 名無しさん (2013-08-22 15 51 39) 重複かとおもったけど違うのか。そこらへんの説明欲しい -- 名無しさん (2013-10-22 15 25 38) こいつのプラモを待っている、が不知火やらビェールクトやらその他諸々と比べて知名度低そうだから望み薄だろうか -- 名無しさん (2013-11-05 17 36 56) 可動モデルの立体化はよ -- 名無しさん (2017-10-12 11 20 34) なお戦術機比で格段に重装甲で、対小型種・対ソフトスキン用の機銃や榴弾のフレンドリーファイアをさして意に介さないので…自分ごと榴弾で炙ってもらう、またはお互い洗いっこでもするように対人機銃を撃ち合う等の方法でも、本来致命的である小型種の肉薄を強引に突破できる可能性がある -- 名無しさん (2018-02-27 11 58 43) マブラヴSFでお世話になってます。今日もチボラシュカを粉砕だー! -- 名無しさん (2018-02-27 12 13 37) 記事が重複してない?こっちの方が内容が薄いし -- 名無しさん (2018-07-10 06 00 31) ↑しとらんよ、よく読めw こっちはマブラヴの記事だ。 -- 名無しさん (2018-07-10 06 04 04) 飛ばなきゃレーザー級は無視してええんかな -- 名無しさん (2019-11-05 14 41 49) 名前 コメント
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戦術機フォーク(Ver.5環境時) フィールド:18 4 遊園地 1 教会 1 4 白陵大付属柊学園 2 横浜基地 3 アングルスハイム 4 終の館 キャラクター:27枚 4 速水 桜美(5.0) 4 白銀 武(4.0) 3 涼宮 茜(1.0) 3 鑑 純夏(3.0) 3 神宮司 まりも(4.0) 3 緒方 藍(4.0) 3 吹雪 3 武御雷 1 涼宮 茜(3.0) 1 イベント:12 2 トラブル 3 プレゼント 3 弁当 4 プロモーションカード アイテム:3 3 ヒルドルヴ・フォーク 冒険は罪じゃねぇだろ 乱打10連勝達成レシピ ランブリングパーティ 2005 11月 パシフィコ横浜 イベントレポート 名前 コメント
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不知火 _ ,r; ゙l゙ 、 ,/ / ゙l ゙、 / / ゙l l ,/ r''" ,;-‐ヽ-- .、 , 、〟...,,,_ l,゙、 ,/ ,/ ,/, '''''''ヾ.、 ヽ、 ,;、-、ヽ__ ` 、 l, ゙、 / ,/ _,, -,'二シ",..、ヽ、ヾ.、 ヽ, /,.、゙ 、_゙ '、゙`ニ'_゙ー-、_ ,.,__ ,ゝ'゙`゙''ー--, ;、=,ノ ./ _,. -ー'_゙、'',=-,'"-''" ゙-' ,..、゙l. ヾ 、 ヽ ,'',.,゙'' `ー゙ニ_-、`>-'、_ `'`-゙、_-l',.'; _,.....ノ-'ζ,-;''゙' /,. -ー'" ゙ヾ、´ r ; ー' 丿丿゙l ゙l ト、゙''r ; `゙ン゙ `゙ー`、-、/'"l彡l,ゞ;-ク`゙゙/´/ (_ r'´ ヾ 、 ゙"_,. -'"_,〈. ゙l ゙l ノ 、´ ,/ /'´/ _` ,ゞ、ン',.'= ゙-='゙ニ´,-l _,. ヾ .、 _,. -''"_,, -='"-゙l.゙l ,〉,___ ゙l, 〈 〃l'`''-、._ ,/_ , -、_ ,/ ,l' ,-'ン',´゙ _'_r';( 》,'゙-''、´'´l_,,-_,'ニ´''` 、_,. -ー-゙ ゙、'´,. -=,´..-;'.-,ニ´'ヾ v'/___ `ツ ヽ''、'_( )( )/ `''l´`',-r' `''-',-;; '..{ ,'ー'"´,,,l´( / / _,゙v'´`l'´ / / l''´`; /-'"´ `゙'''''ー'`´ ゙l ゙ 、゙、_ ,/ r ; /ノ-ーー',ニ";-゙' 'ー´ `ヽ. ゙l _,. -'" l' .l-'l´l' _,.. -r 、 ,- 、...__l'" `ヾ,-'.,,-彳ニ≡彡'"´''´___,,,......, l 、'"´ /、 .rlヽ,/ r'"´ |||| l' ゙; l ゙,'======゙='、 ̄_-=='''" /,. ク、 ,ノ l゙ 、I, ',ノ .l ,..、 __||| l' ,....、 l'゙ー;、 l lヽl''''''''''''ヾ、、` ´-=、'''''''''',.'イッ'ヾー゙ 、 _,. -'" ゙ v'l" l´ ゙l´ |||' ,l´゙゙l´ ,l ,ノ ゙,ヾv' ゙j, l゙ヾ、 `゙ン´',ン'" ノ'´゙'ブ'-''" ゙、 、 ヽ、 l l ,l ,!!| l l .l' .r'.、_ ,l ,/ ゙ 、.........l、_゙ =、_ // '" /二フ" ゙ヽl-,"'ヾ;l l、 ,ノ r" ノ ,ノ ゙; ゙、 l_,;';;;;;゙l l ,/;' ヾ" ̄ ン、_ `´゙ー--'-ィ‐'" `、l;;;;;;;;、'、 l,l ,、_,/ ,l l'"r' l' l'r ァ、l;;;;;;;;;l''.l /r' `ヾ´‐‐' ゙/ヽ/,,.... ィ'" ゙l;;;;;;;;;;;゙l'"´ `l l' l' ,l ストライクイーグル _,.-‐'">、 _ _r'ヾィー,."-_,.ニ゙‐、゙、 ,. _ー-- .、.._ _,....._ _,.〟ー'´ /j'r'"r'"´ " ヾl r-_' .、..`_゙_'''"、ヾ, -、_ ..、....__ .,. '´; ,`'ー .、 , ''´ ゙ヽ '_,´-ー''′ |.//``゙゙゙''''''ー、゙ゞ- 、...,ノ' `,l '、ヽ',.、 ,ト' ,、 ゙'l, l゙ヽ、__,.-ー´ ヽ.l'l'′ `゙゙゙''''''''ーー--┬'";'′ ゙l o,`",.ィ'o,-、 ノ _,゙-゙'l ゙l _,. -ー''´'l .l l,. -'"´´ ゙t.,'.´,'´/lヾ''" ゙l´゙ヽ L.゙l,. -''"ヽ _,. -=';´.゙-''"、.__ ,r‐- 、l,.-' \ /r' ,ィ'´ヾ-'' l .0 ゙l r',.-,‐ヾ゙ ,´‐'" ",l `゙゙゙jニ'==--_' l",´‐ 、゙l \ ゙´' ゙、 、 / l ,l l ゙、彡",ノ_,l l、 ',.l,゙ `l l≡=,ノ',.l / ゙,r‐ 、 '、,..."´、l l、 l'-'" ゙''l"´´ _,.-'"ヾ'、 ,..、.,ィ''‐、;,、,. ゙ー`ニ"l/゙t-、 / / ヽ.ヽ'''"´ l l ゙、j ゙ー''"゙ 、 ゙'ゝ,.ヾ.--、/、- '/゙''‐"-/`'-ッ._ ゙l j' \゙' '、 ゙ヾ_''_'"..、゙lノ' ゙-、"-'"゙ヽ,-ー .、 / `゙ '`/- .、/,/.、 '-, `´´ ゙ヽ, `ヽ l´.゙=='..,))' ゙lヽ_,.ィ゙ ,.´^ヾ、,/`゙'''''l /-',.r ;` ;゙''‐' '-- ..、._ ゙''、_ ィ゙';´‐゙r'"゙ー'ヾ''''''''''ーー、 r' "r'"r' , '", 'ヾ、 ゙ / / -"、'_ , `゙ ´ ゙ `l-ー''''"ヾ"´゙ヾ,.、 l l ゙,、 l ゙l, ゙ 、 ゙-''゙、, ' ,/ /,/ `゙゙'/r'`゙'''''ー-,l ,;- 、 / ,l' ゙l" ´,. -ーl ''l`ーl .l ゙l ゙ 、__,. '゙''゙゙‐'-' _ / ,`二'_'ー、 ,r',´'"'`゙'-'.、 ゙_, ヽ. /,'‐- 、__ / ヽ-''"´ ゙l, / ゙ ` 、 ヽ,.-'''ツ,/ / ゙、 _,..),.. ',/ . 〈, ー-/´ / ,/'ヽ /゙' ̄`゙''- 、、.....___ ,/ / ,/ / ゙ 、 / _ _,. -,=,'''''''ー-/ / ,/,/ ゙ 、 .l'"-- .、......_____ ,r'、,. -'ー'_,ィ / / ,/゙ヾ、 ゙ , ゙''ーーァ,;l゙ ̄`'''l'| _,. -‐ア'',/'0/ /,、'" ゙ 、 ヾヽ. ,ノ l ''l ゙''´,``゙`j´, _,/ _ ,/ ' ゙l ゙l, / , " ー'ト- 、...__ン' ,'/´",,_/ 、 /__'-、' ゙l l,゙゙゙゙゙")ヾ、..,_ ゙-ァ,......__ヽ;ヽ.ィ''´=--" 、','´``;,゙l, ゙l, ゙l,''''" ゙) ゙ヾ゙''ー 、 l '/'゙'',rァ--'"゙-'" l } ,}l ,〃 l, 〉 ブ''''''ツ、゙''''ー-' ゙' 、 ヽ, ____________,.rーー‐、____〉'__./."______________jー'" ゙'--"/ ,/ /__ヾヽ _ ゙ 、_)l ̄ ̄ ̄´l l l ____________'''''"/.○ ○ .○´/--゙ / /'ヽ、 ヾ-゙=‐'´゙ーー‐"r'゙''''''''''''''''''゙-------' 'l /rl rl rl 》 〉 __○___○___/____| ゙"- 、/____ `'''''_,/ ̄_,,..゙ 、,-'┐ (゙ヽ、| | |/ ̄ ゙̄、/ / /...,..__,...,,,,,,,,,,,,,,,,,,,j _,.〟! --ー''''"´  ̄ ̄ ゙l | l''''゙''''''゙'''''゙l´  ̄ ̄ ̄`ヽ'、 〈 'r'‐‐l''''''" ̄`r゙´l"´l l .|rー;.;ーーーーー‐┤ j _,,..ノ ゙l .l'゙l'''''''l l l l l || |.| ,| l l'''''"´ .l ゙l l.二j l l l ____l___j ̄ ̄ ̄ ̄l゙ヾ.゙,ニ.'''7ニ,''7^jL_________ l .l, ゙‐‐';----l‐'ノ ゙7''7''7''''''''''''''''''''''''''''''''"´ ̄"´ ゙ "、__ン'--"、./ ,l j j .l゙ _ l;-゙-‐'" __,,...ノ ゙ヾ、.",/ ゙l ; / l j j ,l l゙' 、/,. -ー''"/ ,/`゙'ー .、____,..l゙'" l j j l// ノ゙'''ーィ",..-" ゙l アクティブイーグル _,,イ´ ゙l;;;;;;;;;;;゙l;;゙l, _, ヘ l ゙l;;;;;;;;;;;;゙l;;;| ,ヘ´ ゙l l ゙l;;;;;;;;;;;;;l,ー'}, , ヘ、 ゙'、 ゙l, ゙l _|_;;;;;;;;;;゙l´゙| 〟,_ ,/ ヽ、゙'、 ゙l ゙l _,-'ゞ、 `ヽ、;;;l;;;| ,,l゙'ーL,,__ト,、_ /' `、_ン'"´ '" ゙ヽ、 `ヾ;;l、 ,;;'''{-゙=',;-'',;-'"`ヽ,、_ ,/' _,; -' '" ゙l''"´| l, 'l;;;;;;゙l l,`゙l'ヽ,r''´,, -'"゙' 、. ,,_-;フ´ ,,ィ"l り ゙l ト、゙l ゙l;;;;;;;l l l ,l'`メ、 ` 、,,_ _,,,,,,_ ,l ''" ,, -'" jl' j....l´ _,_ l ト、゙ヽ、 ゙l;;;;;゙l ゙l ,l ,l' ,l' ゙ 、 ,/ `゙''ー- 、_ r≦、 ゙ヽ. ゙l ,;-''" jl'/,/ _,>'´'''フ' ゙ヽ、゙ヽ、 ゙';;'''゙ー- 、j.| l',j' ゙ 、'´ ,,ンl`゙' .y-ー|, _,〟 -,_,〉´ jl /,/ ,,;-'" ,, -'"´ ヽ、_/ `゙'ヾ 、 /、- 、._ `゙'ーァ`ー- 、_ `゙ー 、__ ,/ _,, ゙-'ー'''''''''''r''"´ 'l jl' /,/ ,;-''",;-''"''''゙l `'ヽ、. ,l' ./ ゙ `゙'''Y、_ `'ー- 、_ ゙l' ,r';`ヽ_ _,..-ュ゙、 ゙l_,〟''',>'_,;-、 ,;-''",ィ‐'、 l `゙´ ゙、 ゙l_ ヾ'ー- 、_ ` ' ,|` l ´'ヽ_,,゙ー,'",゙;、 _,〟'T''''"l_,;-'"'"^ヽ. _,;-'";-''"/'l ゙l | ゙、,,; `ー゙、 ヾ,ー 、//,゙l_ _,ィク" ,;' __,,__}フン=ッ'",r''"´`ヽ、゙'、''"´ l ゙l、 | `';;ッ- 、_ `゙ヽ、_ ゙' l ´ |´,l `´ j".j,r"_,lィ´ r'ーヽ .l,,,ィ=彡、_ l ゙ , l .l,゙; j `ヽ、_ ,l '゙ー-、,-‐'´ / "//、,ヾッ .|l´`j |.゙l ゙、゙'彡''",丿_,l __ l l _,;-''" _ ゙、 `'ー-{ ,r- 、/゙ 、 r," ,∠;-イ`'"'-',,丿゙'"ノ ゙ヽ `゙''''''"‐'" ,>'フ'" ('ン´_,゙ゝ、 ,;-,-- 、r--- 、_ ゙、 ゙l,´`゙ヽ. ,ノ レ'l"ー'丿'-'-ー''" /ヽ ゙ヽ'"´;j/'゙ヽ.,〟 _,;-ー'"-',"、 ゙ヽ, τ-'" ,; `ヽ.--ー- 、_="/ (j j .゙l _,>、 `'-=,-'' l/r|/ /r-ー'ニ'´/ ゙l、 ヽ ,,'';;'゙-'" {´ ゙̄ヽェ'"- "´゙ヽ、゙',,;-'"゙、 ゙ 、 / / ヽ__ r-゙='L.........三_ー , `'‐; ゙''l,,/ l' / ,゙"´',/ _゙j,_,-〉゙´ l' `´ ゙ 、 l , -ー、゙(゙ヾ´゙ヽ、 ゙、 '" / ゙l;;,`'''',;;,=-,;;,-ッ===''ニニニニニ゙'''ーーー'フj ''''''_'_" `ヽ ,〟"'jl' l ノ ゙ 、 レ"_ ,,,_゙´ヽ, ) ヾ' / ,,〟 l''' r;; '''.r;;; ゙''' / l | ゙、 |,j.l´ ̄ ゙、_,..゙l'" ,jl'_,,j,.〟-イ r゙-,ノ `´ ゙ン´ /\____ヾ、_ ,,〟",,〟イィー-------====l ├ー-、 j j l. -ー'''""l ,j,.. -'''"´ ,. -'" _______ ,,;''フ,,,,,Ll´(---- /゙ーーッヾ、、 '''",〟''" _,;-' ̄'- γ'''"´`l ̄`l_________l`゙ー、 j/ `'-ー'、"''''゙、´ l __,,..ィ'" ゙l ゙ 、_,,. -|r-l`´フ,;'" ,;゙ゝ \ `'-----'" , (´,; -''"---┐ー' ''- ;、,-イ j ,j'''''''''''''テ' ゙、 r"j"_,二ゝー、-ー''''"´l'''" ___l / '└┘l´ - 、....___ ヽ...___ __ _ ̄ ̄`\゙ヽ '/ ̄ ̄`゙"'' lー;'_") l彡' j' j j___________.゙,;;'"'-'"´_,,.. -ー''l l l ゙、 j _,-'" j' \.\ __゙l  ̄`''''\゙ヽ.`゙゙゙、\ー`゙-'"、______r- 、__/ ゙--,-'゙ ゙l /,/ ,ノ ,l' / _,,. - ,ニ、___ ̄ ,/,l ,l' \ \-------\___`--゙--゙ _ ´ ,;-'´`l ,,;-'lヾ´__,゙l_,〟'_,二-`''', '" jl ,; '" ,;-'" 、_ , -' _,.゙-'ー''""´ r'´ ゙ 、 ,jl' ,,-'" ,;-'" `゙''l'" ,.r'"、 __,lヽ ゙l _,,..-'"、,;-' ,、ヽ、. l l'O゙ / `j、、 rー'_,,..ゝ.゙ 、 ト‐''__,,.ィ''" ,,;;-''",;、゙、 `〉 ,,l' l ゙ー' ゙ __,゙二 --=ヽ.゙ー;; =ニ彳l'" l_;'",;-'"´ ゙ヾ 、 /,/,,..l ゙ イケ';"イ. ,ヾ, `´ ,;;-,--゙ー--彡r'',,;;‐''''''ー 、 ヾ,Y '" r"''゙ー---イ;イ r' ,.゙ ',/ ,. --'ヽケ" /`゙'-''"´ / ,..;.、 ゙、 ゙.l l_,.-' / r'´ '_j ,,jィ'"l r^_-"ヽ、 l-、-彡彡ヽ__ |,l _,,.ノ ,;''‐'ヽ-'',,;-'' ( '、 ゙ヽ. | |"´| .| ヽ ゙、 ヾ彡'"´ ノ゙´,,,l ,/ / r 、__ } ,/ | l...__l .| | ゙'' 、_____,;-'",.-''" `ヽ. r'r'" /-r'''''"ヽ ゙-'",,-'" / ゙ 、 ,ィ'"ヽ j l ,ン' レ'''丿/_L,,........'' /、 ゙、,,;-ー'"ノ_/ ゙、 ,,;;` ゙l./ ゙´ | ,;'"/_,,,,,,,、 / ,/ト、 ゙ 、 ,, ゙、,''´,/´/''''''" ゙、=''" (,,l,/ / l'" __,,/ / ゙ヾ.、 ゙ 、 r、, ゙'"ー''" j ヽ" .l/ / ゝ''"./,/ ヾ;,. ゙j..ゞ' ノ_ l' /__,,,......ノ--、 _,,-'ニ||}'''" l ノ  ̄ ̄`r''" _,,.......,/ ゙ 、 ≡-'" j||' j ,ノ l .|'',,,"´ ;;;;゙ 、 _゙l'''"`´ j||' j __,,... -''フ' r' .| ''' __,,,..〟ゝ'´ j _,,-゙'"ー'" ,j スサノオ lヽ、 __,.ィ―''" ゙̄,'l 、 l 、ヽ、 ∧ヘ , | .\ \ ゙丶ヽ、 〈; ヽ ' ノ, .\ l、ー,,‐,,-、‐'_"'_-、,_\ヽー" ∨ / .ヽ \ .l'‐-.、_ ∨、 ,, /´ ̄ ̄ 〕l〉, . ヽ \'‐-‐'" .\ー" \ .ヽ ∨ ヽ`ニ=--.、,.ィヘヘ | ,..-==;‐",.ィヽヘヽ、ヽ \ \ \ ∧ ,.,ィ"゙ヽ、`' 二〈____,ィ=〉 .Y. ,ィ=〉、l 。゚ 。 \`゙ ヽ、 ゙ 、 ヽ、 `゙> r' ヘ ` 、 ゙ー-、 ∨。゙=゙r' ' 、ヽ,.>=ニ7ヽ、__ヽノ `゙'ー-===-‐''" ∨ /ヾ< ヽ,.=、`.ヽ゚,., `ヽ、| `゙'‐'、.,-、 \ _,>"、==イ_ `゙'|,..、 >'、_,....,、ヘ | | ト, `゙''<=-゙ l `゙''"゙ヘ \ヘ ニヘ`> 、l ゙-'.∧,..‐-、 .、-`ニl / l'ヽ、ヽヘ ゙ヘ‐. 、| `> 、.∨l `゙'‐-、| l `ヽl ヾヽ 》 > 、゙l l ´¨´ ヽ、 | l|/ ,.-、 ゙'ー ./〈゙> 、 ヘ,ヽ、.゙'‐-; ,..., ヽ `ヽ|.l´`゙'''"ヘ `ヽ、 | / `>ヘ .\ l (. ) `ヽ / ∧ `゙''<. | | /゙>、 \ ゝ 、_ | l" 、 ヽ、 `゙'< \l `゙'''‐< ノ | `¨ _"ヽ、 `ヽ \-=- - `ヽL、 `゙''‐--‐''´ ヽ、`ヽ \ \ ゙ヽ、 `ヽ、 `゙'ー-=、、\ .ヽ.、_ `゙''< .>、、 `゙''`ヽ、 ヽ. `''‐-、 `゙''< `>、、 \ ヽ、、 `゙''‐、 `゙''< ゙ヽ. `゙< ∧ `゙''‐=、/ `゙''< ヽ ゙ヾ' `¨´
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263: トゥ!ヘァ! :2022/03/06(日) 18 07 47 HOST FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp スパロボクロス 融合惑星 西暦系世界における戦術機対策について 戦術機とはβ(マブラヴ)世界にて開発された人型機動兵器である。平均全高は18m。平均時速は大凡400~500km。最高時速は700~800km。主力武装は36~40mmと120mm。 ハイヴ攻略を目指し、ハイヴ内攻略を想定して開発されたこの兵器はBETA大戦の終結とβアメリカの没落と共に、その多くが市場へ放出された。 当初はそもそも他世界へ持ち込む手段やルートが乏しかったため、専らβ世界内の戦争や紛争で使われていたが、他世界との交渉や交易が進んでいくにつれ徐々に外界へも流出。 多くの世界で扱われ始め、特に技術レベルの近しい西暦世界で猛威を振るいだした。 その中でβ世界以外の西暦系世界…α(フルメタ)世界、γ(パトレイバー)世界、Δ(ギガンティックドライブ)世界などの世界に属する国家たちは独自の対応を行いだした。 今回はそんな独自に戦術機対策について説明していこうと思う。 〇β世界以外の西暦系世界から見た戦術機の所感 β世界以外の西暦系世界において戦術機は当初左程脅威に思われなかった。 幾ら足が速かろうと18m代の人型兵器は大きすぎると思われていたためである。 しかし蓋を開けてみるとこれが中々厄介であった。戦闘ヘリ以上の速度で低空を飛び回り、装甲に関しても戦闘機や装甲車よりも固い。 武装は36mmから120mmまで揃えられ、ミサイルも完備している。 何よりその高い運動性能では半端な性能のミサイルでは対応される事案が多発した。 これは元の戦術機の性能もあるが、外界へ流出した戦術機にもXM3やそれに類似するCPU OSのセット、もしくはそのコピー品が搭載されていたことによる、運動性能の向上が関係していた。 オリジナルよりも幾分落ちる性能だとしても、劇的に改善された戦術機の運動性能は破格であったのだ。 これに関してはどこの国もあずかり知らぬことであり、それこそ他世界と繋がったことによって、より高性能なCPUが安価に手に入るようになった弊害ではないかと言われている。 なお関係者の一角であるCE連合では融合惑星全域の戦力底上げという意味で、このコピーン3及び劣化品に関してはわざと黙視していた。むしろ戦力強化を考えればオリジナルをばら撒いてもいいと一部で考えられていたほどである。 話を戻して他世界へ流出した戦術機について。 β世界以外の西暦系世界の国々が戦術機に苦戦していたのは、同兵器の性能以外にも理由がある。 まず戦術機という機体の性能は簡単に言えば戦車以下の装甲に戦闘機以下の速度と装甲車よりはマシな火力という器用貧乏な性能であるのだが、逆を言えば戦闘機やヘリ以上の固さで、装甲車以上の火力と戦車以上の機動性を備えた兵器とも受け取れる。 そしてこれが他の西暦系世界において炸裂したわけである。 他所の世界では対戦術機仕様のミサイルなどないわけなので、対応する際には既存の対空ミサイルを使用するわけだが、ヘリや戦闘機と違って戦術機はそこそこ固いのである。 対空ミサイルの想定相手は装甲の薄い戦闘機やローターといったわかりやすい弱点のあるヘリ相手なのだが、戦術機の装甲はそれらよりもずっと固い。 威力が控えめな既存の対空ミサイルでは戦術機へ効果的なダメージを与えるのが難しいと言えた。 特に歩兵携行式のものや小型車両搭載の小型タイプの対空ミサイルは直撃しても左程大きなダメージは与えられず根本的に威力不足と言えた。 また翼やローターを失えばそれだけで落とせる既存航空機と違い、戦術機は頭や腕がやられた程度では撃墜に至ることは難しい。 戦術機を落とすには推進剤満載の跳躍ユニットに直撃させることが必要なのだが、運動性能の高い戦術機相手に、これを直撃させるのは至難の業である。 エンジンに直撃させれば落とせるというのは既存の航空兵器相手にも同じことがいえるが、そう簡単なことではないという点も同じである。 264: トゥ!ヘァ! :2022/03/06(日) 18 08 19 HOST FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp また戦術機の跳躍ユニットは背部のみならず、脚部や腰部にも搭載している機体があるため、必ずしも一つのスラスターを無力化すれば、それで戦術機の機動力がなくなるというわけでもない。 ここら辺は双発機が片方のエンジンをやられても、もう片方のエンジンで無理矢理飛んで基地に帰還した例などと同じと言える。 では対戦車ミサイルの類はどうか。確かに戦車程の装甲を持たない戦術機であれば、例え正面装甲相手だろうと対戦車ミサイル類をぶつければ撃破十分可能である。 問題はどうやって当てるかという点に尽きるが。 そも低空とは言え空を駆け、地上においても軽快に動く、最高時速700~800kmほどの物体相手にどうやって当てればいいのかという問題が立ちふさがった。 元々が戦車や装甲車といった地上目標相手に設計されたミサイルであり、更に言えば確実に当てるとなれば相手の動きが止まったもしくは低速の時に撃つべきとされているのが既存の対戦車ミサイルである。 つまるところ既存の対戦車ミサイルの類は戦術機相手に当てられないというのが事実であった。 一応中には対戦闘ヘリにも使える類もあるのだが(ジャベリンなど)、戦術機の通常の平均時速も400~500kmほど。ヒットアンドアウェイを徹底されるとまず当てられない。 因みにヘリの平均時速は大凡200km。最高時速で300~350kmほどである。 このようにβ世界の戦術機が以外にも高性能であり、既存ミサイルでの対応が今一噛み合わないことも相まって大いに暴れることとなる。 〇西暦系世界における戦術機への対応について まず各国が共通して行ったのがミサイルの整備と改良である。 対空ミサイルの威力強化や対戦車ミサイルの対応能力の改善などを行い、戦術機に効果的と思われるミサイルを編み出したのである。 この対戦術機ミサイル。国によってモデルにしたミサイルの仕様は異なるが、大体は装甲車以上の装甲を突破可能で、尚且つ時速400~500kmほどで飛ぶ航空目標へ誘導可能という具合。 中々強い代物であり、各国は当初戦術機へに特攻手段が開発できたと喜んだがそれもつかの間。 戦術機側もチャフ、フレア、ECM、自動迎撃システム。そして何より対ミサイル対応マニュアルなどの確立により効果は半減。 装甲面においても第二世代機や第三世代機でも重要部分の重装甲化が進んでいくなど、各国が期待していたほどの効果を上げることはできなかった。 なおこの対戦術機ミサイル。その想定目標のために空を飛ぶ相手から地上を進む相手まで幅広く運用できるある種の汎用ミサイルとなっている。 このため戦術機以下の速度のヘリの類や戦術機以下の装甲である装甲車の類などは戦場でそれはそれは酷い目に合うようになったそうな。 因みにこのミサイルの欠点は、そこそこお高いという点。 話を戻す。 結局新型ミサイルは期待していたほどの決定打にはならなかった。あと結構お高い。 というわけで各国は代わりの手段を模索し始めたわけである。 まあ順当に自国でも戦術機を運用しだす国。傭兵として売り出し中のオーシア系PMC(旧米 旧ソ関係)を雇って対応してもらう国。 どうにか自前の兵器でどうにか出来ないかと試行錯誤する国。 結局のところそのどれもがスタンダードとなった。 つまり自国での戦術機運用を模索しつつ、既存兵器を改造した対抗兵器で時間稼ぎ。 同時にオーシア傭兵などを雇って自軍の教練と火消し屋として活躍してもらうことにした。 改造する既存兵器は主に自走対空砲の類が中心となった。特に対空戦車と言える車両の多くは改造を受けた後に大量生産された。 各国の対空戦車は30mmからより確実な威力を求め40mmへと大口径化した。 砲門数も強化され、二連装が既存のスタンダードだったが改修後は四連装が新たなスタンダードとなっている。 他にも57mm速射砲を流用した自走対空車両の本格的な採用と改修や、自走砲の車体と手法を流用した高射砲を現代に復活させたり、搭載弾頭を全て対空ミサイルとしたロケット砲流用対空システムが登場したりなど、各国はあの手この手で時間稼ぎのための魔改造兵器を送り出すこととなる。 265: トゥ!ヘァ! :2022/03/06(日) 18 09 06 HOST FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp 〇戦術機の運用について 戦術機がβ世界の外に広まり始めた当初はもっぱら第一世代が主流となっていた。 これは流出初めの時期ではβ世界内でも第二世代や第三世代が主力の国が多く、専らそれらと変って旧式化の激しかった第一世代戦術機が多く外に流れたからという理由である。 他にも使用されている技術レベルが他の西暦系世界の技術に最も近い世代という理由と、第二世代や第三世代と比べ比較的重装甲で一般兵器との戦闘においても使いやすかったという側面も存在する。 始めこの手の戦術機を使いだしたのは所謂大国と言われる国々ではなく中小国。しかも軍事増強に余念のない類の独裁国家らであった。 彼等は噂に聞く、他世界の技術や兵器を戦力増強と見栄の部分で欲していたため、当時輸送を担当していた数少ないマクロス系輸送業者が運びこんだのが始まりとされている。 これらは専らβ世界と隣接していないγ(パトレイバー)世界やΔ(ギガンティックドライブ)世界などで見られた出来事である。 物好きな業者がやっていたことであるので、当初の流入数は非常に少なかったと言われている。 後にこれらの世界との交易路が整備された際にはβ世界やα世界からも多くの戦術機が流れ込んでくることとなる。 次に使いだしたのがオーシア(旧β米 ソ連)など外界との交易に積極的な国々と関係を持った国。ここら辺はα(フルメタ)世界の欧州諸国やアメリカが中心である。 そして、それらの地域と同時期に使いだしたのが同じα世界のアフリカ諸国。こちらはオーシアに対抗して南米のレサス共和国(旧南米諸国)が旧式となった戦術機を輸出し始めた。 レサスは専ら反欧米的な国もしくは独自の軍事力を欲する国々に対して大々的に売りさばいていたとされる。 こうしてα世界では戦術機保有大国である二か国から供給され始めたため、予想以上の速度で普及していき、特にレサスがα世界アフリカへ供給した機体は、現地の国々の杜撰な管理体制もあり、反政府勢力などにも少なくない数が流出することとなり、現地の国々やPKO(平和維持活動)派遣を行っている欧米諸国などを苦しめることとなる。 これらアフリカでの戦いにおいて当初の戦術機運用もしくは対戦術機対応が拙かった時期を支えたのがオーシアから派遣されてきたPMCである。 戦術機運用に慣れた彼らは、瞬く間に現地の反政府組織が扱う拙い戦術機部隊を圧倒し、その強さと価値をα世界の国々に示したのだ。 こうして徐々にオーシア傭兵部隊の腕前は評判となっていき、α世界以外からも声が掛かってくるようになった。 これらの対戦術機需要は困窮していたオーシア経済を立て直す大きな一助になったという。 結局のところ現地の国々もβ世界の国家ほどではないが徐々に戦術機を運用しだすようになっていく頃には既存兵器との連携もある程度形となっていた。 主に正規軍における戦術機は野戦で使われ、市街戦においてはASなどの小型兵器を投入し、これの制圧に当たるといった住み分けがなされた。 これは市街戦という機動力が大きく落ちる環境においては、全高の高い戦術機では四方から飛んでくる対戦車火器へ対応が難しいというβ世界の北南戦争における戦訓からである。 このため市街戦ではASと歩兵がメインとなり、戦術機は戦闘ヘリと同様に低空からこれらを援護する役割が定積となっている。 266: トゥ!ヘァ! :2022/03/06(日) 18 09 49 HOST FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp 〇兵器説明 対空戦車 戦術機が跋扈し始めてから、大きく運用数を伸ばした兵器。 今まで30mm連装がスタンダードだったのが40mm四連装がスタンダードとなっている。 40mm対空機関砲以外にも対戦術機用に開発された汎用ミサイルなどを何機か搭載しているものもある。 戦術機相手にもそこそこ通用する部類の兵器であったが、それ以上にヘリ、歩兵、軽装甲車両、そして既存ASに強い制圧力を誇るようになった。 自走高射砲 自走対空砲ではなく、自走高射砲である。文字通りの意味で復活した高射砲そのもの。 幾つか種類があり、大まかには自走砲や戦車を改造したものと、艦砲を流用したものに分けられる。 既存車両を改造したものは射角の取りやすかった自走砲の類を改造して編み出されたものが多く大凡120~155mmの砲身を備える。 艦砲を流用したものは57mmや76mm速射砲を主砲に添えた物であり、その多くは砲とレーダーを搭載した非装甲の大型車両である。 対空榴弾、対空散弾、対空徹甲榴弾などの専用に開発された対戦術機想定の砲弾を使用する。 国によって細かな違いはあるが、その多くは車体を延長し、追加の対空レーダーを搭載するか、既存のレーダー車両と組んで対空射撃を行う。 なお射角的には地上目標への攻撃も可能。専門の自走砲ほどの能力を持たないが、徹甲弾や榴弾の類を地上目標にぶつけることも可能である。 装甲車 戦闘ヘリと共に最も大きな悲しみを背負ってしまった兵器。 対戦術機対策のために全体的な火力が上がったことで、被害が著しく上がってしまった。 現状に対応するために現在の装甲車は追加装甲などにより重装甲化が流行っており、殆ど戦車と変わらないレベルの防御性能と獲得している。 代わりに足回りが劣化しており、整備性や航続距離、最大速度などへしわ寄せがいっている。 兵装に関しては開き直り昨今流行っていた90~105mm代の対戦車砲を軸に添え、対軽車両及び対戦術機相手にも対応できる仕様へと改修している。 今までのような活躍の機会こそ減ったが、なんやかんやと言って使われ続けている兵器である。 AS α(フルメタ)世界で普及していた人型兵器。戦術機よりはずっと小型なので都市部や森林地帯などでの使い勝手が良い。 運用体制に関しては戦術機が他世界にも跋扈し始めた昨今でも以前と左程変わっていない。 精々は対戦術機用の汎用ミサイルの装備や57mm狙撃銃のセミオートライフル版が装備に加わった程度である。 元々平地などでは戦車や戦闘ヘリ相手に著しく不利で、専ら都市部や森林、山岳部などでの運用が前提とされていた兵器のため、余り戦術機の出てくる戦場と勝ちあわなかったことが、運用戦術が左程変わらなかった理由である。 α世界に戦術機が広まって以降は、同兵器と共に故郷の外の世界にも徐々に普及しだしている。 特にオーシアと関係の深いAEU(旧α世界EU)やユニオン(旧α世界日米)を通してβ世界への逆輸入が有名。 対してγ(パトレイバー)世界などでは同世界の既存兵器であるレイバーと運用域が被っており、左程普及は進んでいない。 Δ(ギガドラ)世界では戦術機やレイバーと同時に徐々に普及しだしている。 267: トゥ!ヘァ! :2022/03/06(日) 18 10 41 HOST FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp 戦術機 他所の世界からもたらされた厄介な奴。 α世界への普及の経緯について上で説明したので省く。 β世界外で最も普及しているのは第一世代戦術機。これは単純にβ世界で最も余っていた機種だったからである。 また以降の世代と比べ重装甲のため、対人類戦に関しても応用が利いたという点もある。 また第一世代戦術機は使用されている技術レベルの関係から、他所の世界でも比較的模倣しやすかったという部分もある。 第二世代以降の戦術機に関しては胸部を始めとする重要部分に追加装甲を設けるなどし、対人類戦闘への対応能力を上げている。 この他にも電子戦能力の向上やチャフやフレアといったミサイル対応兵器の搭載などを行いミサイルに対しての対応能力を底上げている。 特に流行ったのがバルカンポッドシステムというもので、20mmまたは30mm弾を使った小型兵装で、戦術機のレーダーと連動して飛んでくるロケットやミサイルを迎撃する兵器である。 コンパクトにまとめてあり、専ら頭部や腕部、また肩、腰、脚部にも搭載可能。 欠点はコンパクト故に搭載弾薬数が限られている点。 基本は迎撃兵装であるが、地上目標や他空中目標に使用することも可能であり、軽装甲車両や対人、対空兵器としても活躍している。 これを大型化し、よりミサイル迎撃能力に特化した肩部武装も存在している。 幾つもの対ミサイル措置が行われているのは、運用する側も戦術機の弱点がその大柄な体躯と熱源ということを熟知していた結果である。 α世界などのβ世界外における戦術機の明確な欠点だったのが、その運用コストである。 全高18m前後が平均の大型兵器であるため、運用コストが高く、これらをまともに運用し続けられる組織が限られていた。 このため当初は各国の正規軍が運用する程度にとどまっており、専ら国同士の小競り合いの際に投入される程度であった。 しかし外界にて普及していくにつれて機体そのものやパーツの流通数が増加。これによる導入コストと整備維持費の低下が起こり、徐々に正規軍以外にも運用者が現れだしていく。 特に厄介だったのがアフリカであり、レサス共和国(β南米連合)がオーシアに対抗してα世界にばら撒いたため、α世界アフリカの中小国の多くが格安で戦術機を手にしており、それら中小国の正規軍から横流し、もしくは部隊ごと寝返った分が各地の反政府組織や民俗ゲリラに供給され始めた。 結果アフリカでは戦術機を使った戦闘が続発。これに関わる現地正規軍や、それに味方する欧米の駐留部隊に被害が増え、対抗するために各種改造兵器の誕生や戦術機部隊導入の取り組みが加速するという流れになった。 逆に大型な兵器のためテロなどには流用しにくく、テロリストが港へ戦術機を密輸して暴れるといった例は少ない。 大概戦術機を利用したテロが起きる地域は元々治安が悪く、各種警察機構などが機能していない地域が多いとされる。 このようにα世界ではアフリカや欧米を中心に普及が進んだ戦術機であるが、α世界以外では以外にもγ(パトレイバー)世界での普及が比較的進んでいる。 同世界は元々レイバーという大型作業機械が世界レベルで普及している世界であり、戦術機を運用しやすい土壌が元々存在していたためであった。 このため早期から先進国から中小国まで多くの国で比較的低コストで戦術機を運用できる体制が確立でき、その結果これまたアフリカや中東といった紛争地帯で多く出回るようになってしまった。 戦術機を模倣した大型兵器の開発なども各地で始まっており、γ世界はα世界とはまた違った形で戦術機の存在がターニングポイントと化していった。 268: トゥ!ヘァ! :2022/03/06(日) 18 12 23 HOST FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp 投下終了 各世界への戦術機の普及と対策をあれこれと。 まあ普及に関してはそんなに速い速度で進んでいくわけじゃないと思われます。 最初の窓口がαとβの世界にしかないですし。
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481 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/02/12(日) 23 52 31 ID softbank060146109143.bbtec.net [54/110] 憂鬱SRW 融合惑星 マブラヴ世界編設定集【ネクスト、戦術機使用武装他】 16-CRESCENTMOON 設計・開発・製造:企業連共同開発機構(レイレナード系) カテゴリー:アーマードコア・ネクスト用兵装 区分:レーザーブレード 概要: 旧レイレナードの開発したレーザーブレード「07-MOONLIGHT」から発展した高出力ブレード。 一撃の威力、踏み込み、担保される破壊力などはいずれも一級品で、高級レーザーブレードの中でもトップランクに位置する。 単純な出力もそうであるが、強力なブレード光波を打ち出す能力もあり、全体として完成度が高い。 ただし、その分だけ高負荷であり、また独特の湾曲した刀身を形成することによる扱いの難しさが付きまとう。 構造としても腕部に直接装着するのではなく、マニュピレーターで保持して運用するタイプに分類されているのが特徴。 その為、旧来のレーザーブレードと同じ感覚で使うのではなく、保持して振るうという特有の癖をつかむことが求められる。 GAN24-NSR-WBE 設計・開発・製造:GA カテゴリー:アーマードコア・ネクスト用兵装 区分:バズーカ(散弾) 概要: GAの製造・販売を行うネクスト用バズーカの一種。 所謂散弾を発射することを前提に設計されており、言うなれば大型のショットガンにも近しい武装。 しかし、生半可なショットガンを凌ぐ口径・銃身長・砲弾を用いるため、単純な比較をするのは愚かしい。 MSなどの機動兵器の有するバリアに対して有効な散弾を多数浴びせることによって減衰、そして突破を狙う使い方が主眼である。 とはいうものの、対機動兵器だけでなく、使いようによっては遠隔誘導攻撃端末の排除や低脅威をまとめて蹴散らすのにも使える汎用性を備える。 オペレーション・ジュピターにおいて、ベルリオーズはこの武装を一対大多数の戦場ということで持ち込んで使用している。 GAN21-NSR-TGG 設計・開発・製造:GA カテゴリー:アーマードコア・ネクスト用兵装 区分:ガトリングガン 概要: GAの製造するいつものガトリングガン。 これといった特徴はない実弾兵器ではあるが、近接戦闘で使えるように従来のガトリングよりも銃身を短めにしてある。 その為、多少威力は落ちて尚且つ弾はばらけてしまうのだが、近距離での取り回しと重量が改善している機動戦向きである。 当然の如く装弾数も非常に多いため、BETAとの戦いでの適性が高いと判断され、ベルリオーズは採用した。 サプライコネクターユニット 設計・開発・製造・運用:地球連合 カテゴリー:VAC/ノーマルAC用ユニット 区分:オプション装備 概要: ノーマルACおよびUNACに装備されるオプション装備の一つ。 戦術機用の武装や弾薬を詰め込んだコンテナを背負い、戦術機に随伴して補給を行う無人支援型に採用された、いわば背負子。 本来、戦術機の補給というのは衛星軌道上から投下することによって行われるのが常であった。 しかし、米国がこの補給コンテナを利用した爆撃をしてくることを警戒し、地上を運搬する必要に迫られたため、現地において開発された。 UNAC(VAC)では標準的なコンテナ4つ分に相当する量を、より大型の無人ノーマルACでは8つ分に相当する量を搭載できる。 その無人機が戦術機よりもはるかに多い数展開して運搬することで、他の手段と合わせ、長期戦を支える原動力となった。 航空機による供給よりも速度こそ遅いが、運搬が完了した後にはそのまま戦闘に参加し支援できる強みがあるため、前線では非常に頼りにされた模様。 482 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/02/12(日) 23 53 17 ID softbank060146109143.bbtec.net [55/110] ギガキャノン 設計・開発・製造・運用:企業 カテゴリー:VAC用兵装 区分:特殊兵装 概要: オペレーション・ジュピターに参加した主任の一人が用いていたヒュージキャノン(ギガキャノン)の一つと思われる武装。 観測された出力や威力、CT、その造形などは既製品との差異がみられている。 何かと曰くや噂話の尽きない「企業」のVACが戦場で使っていたものであることも相まって、味方にも不審がられている。 アンチレーザーグレネード 設計・開発・製造:企業連共同開発機構 運用:地球連合軍 β世界各国軍 区分:戦術機用兵装 概要: 戦術機を運用する各国に提供された対レーザー兵装の一つ。 炸裂すると一定範囲にアンチレーザーフィールドを形成し、一定出力以下のレーザーをシャットアウトしてしまう。 こちらは戦術機でも携行し運用できる大きさまでスケールダウンをしているため、範囲と有効時間は相応のモノに収まっている。 それでもアンチレーザースモークなどよりもはるかに頼りになることは確かであり、重光線級の連続照射にも耐えることができる。 オペレーション・ジュピターをはじめ、β世界におけるBETAへの反攻作戦において犠牲者を減らすのに大いに役立てられた。 戦術機でも多数携行しやすいこと、上空に向かって投げればあとは勝手にフィールドを形成してくれる手軽さが強みとなったようである。 36mmケースレス砲弾 120mm砲弾 設計元:β世界 製造:地球連合β世界派遣軍 区分:戦術機用突撃砲銃弾 概要: β世界主観2000年代の戦術機が突撃砲において使用する一般的な砲弾を、地球連合のβ世界派遣軍がライセンス生産した物。 現地の設計を踏襲し、また素材なども現地で調達するなどして可能な限り近づけており、互換性を持たせることに成功している。 この速さは、自動工廠設備を備えた群体型AFの存在と、そこに搭載された解析機器および分析機器の性能の高さなどを証明している。 しかしながら、同じ素材・工程・設計であっても、工業精度などにはかなりの差があるため、連合由来の方がスペック的に優れているようである。 無論のこと、微々たる差ではあり運用上に致命的な影響を及ぼすわけではないのだが、突撃砲の劣化が通常より早いといった問題があるようである。 この差を埋めるためにも、β世界では工業精度の歩止まりなどの改善に乗り出すこととなる。 483 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2023/02/12(日) 23 54 29 ID softbank060146109143.bbtec.net [56/110] 以上、wiki転載はご自由に。 土日完全にくたばっていたのでこんなものしか… 適当に読み流してもOKです
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レアリティ:R 絵師:森下直親 番号:BS22-034 収録:剣刃編第4弾-暗黒刃翼 コスト:5 軽減:2 シンボル:白 系統:武装 種類:スピリット 1-LV1:5000 2-LV2:8000 LV1-2:『重装甲:赤/緑/白』 このスピリットは、相手の赤/緑/白のスピリット/ブレイヴ/ネクサス/マジックの効果を受けない。 LV1-2:『相手のアタックステップ』 相手のスピリットがアタックしたとき、系統:「武装」を持つ自分のスピリット1体を回復させる。 LV2:『このスピリットのブロック時』 アタックしている相手の合体スピリットのブレイヴ1つを手札に戻すことができる。 フレーバー 鉱物と一体となった巨大な竜は、 その身を使って、剣を守り続けていた。 備考/性能 ブレイヴバウンス/重装甲持ち/武装回復 公式Q&A/ルール エピソード/キャラクター ここを編集 BS22-白へ戻る
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682: ホワイトベアー :2022/05/21(土) 18 30 38 HOST sp1-72-1-245.msc.spmode.ne.jp Muv-Luv Alternative The Melancholy of Admirals 小ネタ 設定集(戦術機/兵装) 日本海軍運用戦術機 F-6A 秋雷 世代 :第3世代戦術機 開発メーカ:倉崎重工 生産体制 :量産機 配備年数 :1980年 跳躍ユニットエンジン:FE-100-KI-300 機体全高 :19.9m OS :M3S 搭乗員 :1名 運用国 :大日本帝国 基本兵装 :AMWS-80 突撃砲 :CIWS-78 折り畳み式短刀 オプション兵装 :AMWS-78S 支援突撃砲 :CIWS-80 近接戦闘長刀 :AIM-1 フェニックス 長距離対地巡航ミサイル4連装発射機 :M-80 突撃砲装着型短剣 固定兵装 :近接戦用戦突 (肩部装甲ブロック両端に各1箇所) :スーパーカーボン製ブレードエッジ (両下腿部前縁に各1箇所) :スーパーカーボン製スパイクベーン (両足部に各2箇所) :跳躍ユニット (スーパーカーボンが使用されており、鋭利な部分は近接戦用補助兵装となるようになっている。) 特別兵装 JRSS(統合補給支援機構) アクティブ・ステルス・システム 日本海軍が運用している第3世代戦術機。 倉崎が開発を担当しており、陸軍で運用されていF-3 震電と並んでアクティブステルスなどの対人戦を想定した特殊兵装を有する稀有な戦術機でもある。 宇宙軍が計画し、陸軍が引き継いだF-1 陽炎後継機開発計画であった先端戦術機開発計画において開発された試作機であるYF-31を原型機としている。 同機はF-1 陽炎の高い汎用性を維持した機体として、設計段階から防衛戦闘からハイヴ攻略までの多岐に渡る戦闘を視野に入れ、原作のYF-23をモデルにしつつ、M3S(XM3)やアクティブステルス、次世代兵装管制システムなどの最新のアビオニクスの搭載前提に開発された。 YF-31は推力・機動力・稼働時間・運動性・火力・継戦能力・ステルス性・砲撃戦能力・近接格闘戦能力・対BETA戦能力・AH戦能力など、ほぼ全ての要項で競合機であった三菱重工製の試作機であるYF-32より優れた性能を叩き出す。 しかし、調達コストの高さと陸軍のドクトリン的には過剰性能である事から日本陸軍主力戦術機の座はYF-32に奪われ、日本陸軍での採用は見送られてしまった。 しかし、高い性能をバランス良くまとめ上げているYF-31は、(比較的)少数の機体での作戦活動を前提としている為に、F-4 初凪の後継機として陸軍の要求よりも遥よりかも遥かに高い統合戦闘能力と継続戦闘能力、作戦稼働時間を有した機体を求めていた日本海軍にとっては(お値段以外は)理想的な戦術機であり、倉崎側から提案が来る前に空母積載用戦術機としての改修を指示。 空母運用に必要な機体仰臥位での管制ブロック水平展開機構、各部装甲ブロック(主に肩部)保持アームの伸延、長距離対地巡航ミサイル AIM-1フェニックスの運用能力の付与など、数年間の調整を経て、1980年に海軍の次期主力戦術機として採用された。 基本的には日本軍の対BETAドクトリンである機動砲撃戦や海軍の対BETAドクトリンである一撃離脱を重視した機体であり、アビオニクスやセンサーの補助を受けて遠中距離からの高精度の砲撃を叩き込むことやフェニックスミサイルでの面制圧を重視した機体として運用されている。 しかし、原型機であるYF-31が原作のYF-23 をモデルにしている事もあって、機体各所に近接戦用戦突やスーパーカーボン製のブレードエッジやスパイクベーンなど本機も近接戦を想定した固定兵装を豊富に配置しており、近接密集戦においても圧倒的な攻撃力を発揮できる究極の近接戦戦術機としても評価されている。 現在、倉崎では生産数を年間144機程度に抑えており、他の機種と比べるとそこまで多くの生産数を有していない。 しかしこれはあくまでもF-4更新用の需要しかないためであり、適切な需要があればこれを3倍程度まで引き上げる事を可能としている。 余談であるが、高性能な本機であるがステルス性の維持の為に独自のペイントの塗装が禁止されており、一部の部隊では受領拒否運動が発生している。 684: ホワイトベアー :2022/05/21(土) 18 31 23 HOST sp1-72-1-245.msc.spmode.ne.jp F-4D 夕凪改 世代 :第2.5世代戦術機 開発メーカ:倉崎重工 生産体制 :量産機 配備年数 :1979年 跳躍ユニットエンジン:FE-110-KI-129 機体全高 :19.3m OS :M3S 搭乗員 :2名 運用国 :大日本帝国 :アメリカ合衆国 基本兵装 AMWS-78 突撃砲 CIWS-72A 短刀 オプション兵装 :AIM-1 フェニックス 長距離対地巡航ミサイル3連装発射機 :AGM-20 多目的自立誘導弾システム 固定兵装 :跳躍ユニット (スーパーカーボンが使用されており、鋭利な部分は近接戦用補助兵装となるようになっている。) F-4D 初凪改は、日本海軍とアメリカ海軍にて海軍戦術機部隊のHiを担う戦術機として運用されている第2.5世代戦術機。原型機であるF-4 夕凪を開発した倉崎重工が開発を担当し、陸軍で運用されているF-1E 陽炎と共に最強の第2世代戦術機と評さている。 原型機であるF-4 夕凪第2世代機としては非常に優秀な機体であり、本機の存在により帝国海軍は初めて実戦投入可能な戦術機部隊を搭載した機動艦隊の編成に成功したと言っても過言ではない。 しかし、BETA地球侵攻を防ぐことに成功していたことで基本的に演習以外の出番がなく、そこに技術の急速な進歩も合わさった事でF-4 初凪は機体寿命を大量に残したまま急速に旧式化してしまう。 予算的な意味でこれに慌てた日本海軍は倉崎にF-4の大規模な近代化改修を依頼する。 海軍からの依頼を受けた倉崎重工は、F-4 初凪を原型機としつつ、同時期の倉崎が行っていた陸軍戦術機近代化改修計画(F-1への近代化改修。後のF-1E 陽炎改への発展)で研究中の技術や陸軍の次期主力戦術機開発計画である先端戦術機開発計画の技術や成果をフィードバックすることによって、F-4 初凪を最小限の改修で第3世代戦術機に準ずる性能を誇る戦術機として生まれ変わらせる事を提案した。 倉崎からの提案はF-4の後継機として既に同社が先端戦術機開発計画で試作したYF-31を海軍仕様に改修したYF-6を次期主力戦術機に内定していたため、近代化改修に大量の予算を投じたくない海軍上層部にとっても喜ばしいもので、 倉崎の提案を下に、海軍はF-4やF-5などの日本海軍戦術機部隊を構成する戦術機のアップグレード計画である海軍主力戦術機近代化改修計画を実施する。 あくまでも近代化改修の実施であったことから開発は順調に進み、1978年には試作1号機が海軍に納入され、特にトラブルもなく各種トライアルをパス。79年末には量産1号機が納入された。 上記したように改修費用を抑えるため、OSのM3Sへの換装、それに伴う中央処理装置の換装を含めたアビオニクスの全面的な刷新と各種センサー、レーダーなどの増設、跳躍ユニットエンジンの換装、肩部への多目的自立誘導弾システム搭載用パイロンの追加などあくまでも必要最低限の改修しか施されていない。 それでも、機体そのもののポテンシャルが高かったことから、F-1E 陽炎改と同等の総合性能を獲得するに至っている。 1984年現在ではF-6A 秋雷への置き換えが進んでいるのものの、依然として日本海軍母艦戦術機部隊の中核を担う機体であり続けている。 685: ホワイトベアー :2022/05/21(土) 18 32 17 HOST sp1-72-1-245.msc.spmode.ne.jp F-5E/F 野分改 世代 :第2.5世代戦術機 開発メーカ:三菱重工 生産体制 :量産機 配備年数 :1980年 跳躍ユニットエンジン:FE-414-MI-400 機体全高 :18m OS :M3S 搭乗員 :1名(E型) :2名(F型) 運用国 :大日本帝国 :アメリカ合衆国 :オーストラリア :ニュージランド :東南アジア諸国連合加盟国 :その他中南米諸国の数カ国 基本兵装 AMWS-78 突撃砲 CIWS-72A 短刀 オプション兵装 :AGM-20 多目的自立誘導弾システム 固定兵装 :跳躍ユニット (スーパーカーボンが使用されており、鋭利な部分は近接戦用補助兵装となるようになっている。) F-5E/F 野分改は日本海軍とアメリカ海軍戦術機部隊のLoを担う機体として運用されている他、両国の海兵隊やオセアニア、ASEAN、南米諸国などの後方諸国において主力戦術機として運用されている第2.5世代戦術機。 原型機であるF-5 野分を開発した三菱重工が開発を担当し、性能の割に安価な戦術機としてF-2 不知火と並んで三菱重工の主力製品となっている。 原型機であったF-5 野分は費用対効果に優れた多任務戦術機であり、日本海軍戦術機部隊の拡充に高く貢献した戦術機であった。しかし、その性能はソ連の自称第2世代戦術機や欧州の第1.5世代機よりかは高いものの日本製第2世代機としては最低のもので、現場の海軍衛士や用兵側からはF-4 夕凪の追加導入や新型戦術機の導入を求める声が根強く残っていた。 こうした声は三菱重工も重く見ており、自社費用で独自に先端戦術機開発計画で培った技術を流用してF-5の性能をF-4以上にまで引き上げるF-5近代化改修計画、スーパー野分計画を進めていた。 この計画はF-4の近代化改修機開発計画が立案されているのと同時期に日の目を見る事になり、海軍主力戦術機近代化改修計画において海軍の正式計画に引き上げられ、1980年初頭に量産1号機が海軍に納入された。 基本設計から全面的に再設計することで開発されたF-5の大規模改修機であり、再設計された事で機体の大型化を招いてしまったものの、新素材の採用と再設計による機体耐久力の向上と新素材を使用した事によるフレーム強度の向上により、従来機では難しかった跳躍ユニット主機のさらなる大出力化が可能とった。これにより、本機の弱点とまで言われた垂直上昇性飛躍的能が向上。推力比の増大と機体の大型化による兵装積載能力と稼働時間の向上も図られており、継続戦闘能力そのものも向上している。 また、搭載アビオニクスも全面的に刷新され、機体OSはM3Sにバージョンアップ。頭部モジュールの大型化を許容しての各種センサーの刷新と増設による射撃精度の向上なども図られている。 単純な数値上の個別性能ではF-4DやF-1Eの優位性は未だ揺るがない。 しかし、大規模な改修が施された事で、多様な運用局面に於ける総合的な作戦遂行能力となれば本機はF-1EやF-4Dにやや劣る程度のものであり、総合的なパフォーマンスではF-1EやF-4Dに匹敵する優良機として生まれ変わった。 686: ホワイトベアー :2022/05/21(土) 18 33 20 HOST sp1-72-1-245.msc.spmode.ne.jp 兵装 AMWS-80 突撃砲 倉崎が先端戦術機開発計画において開発したXAMWS-31 突撃砲の正式採用版。 近接格闘戦での使用も想定されており、スパイクが搭載されている他、M-80 突撃砲装着型短剣を装備することができる。 また、従来の弾倉の他に新開発された弾倉を使用可能としており、新型弾倉を使用する場合は36mm弾を2600発、120mm弾を10発まで装填段数を増量することが可能となっている。 AMWS-78 突撃砲 三菱が先端戦術歩行戦闘機開発計画において開発した突撃砲。36㎜突撃機関砲(チェーンガン)と戦術機のFCS(火器管制装置)に情報を転送するためのレーザー測距装置を一体化し、さらにモジュール化された120mm滑腔砲を搭載可能としている。 日本陸軍および海兵隊においてはMWS-68の後継として採用されている。 AMWS-78S 支援突撃砲 三菱が開発した長距離狙撃用兵装。AMWS-78の設計を流用しつつ36mm機関砲を排除し、搭載砲を120mm滑腔砲に統一した上でロングバレル化有効射程の延長と命中精度の向上が図られている。 また、搭載マガジンも36mm弾を省いたことでロング化され、搭載弾数が6発から48発に増大化されている。 CIWS-80 近接戦闘長刀 日本軍が正式採用した初の近接戦闘長刀。第1次月面戦争時代に日本宇宙軍で少数が試験運用されていた 68式近接戦闘長刀やそれを基に中華人民共和国国家人民軍向けに開発された79式近接戦闘長刀の製造技術を流用して開発された。 F-6 秋雷のオプション兵装の1つであるが、基本的に日本軍は近接格闘戦を緊急措置と認識しているために装備されることは滅多になく、倉庫の肥しとなっている。 AIM-1 フェニックス 日米海軍が運用している対地長距離ミサイル。 クラスター爆弾搭載巡航ミサイルであり、母機から発射された後は複合センサーによる地形照合と画像識別システム、GPSシステムの複合的な自律誘導システムを用いて目標に向けて飛行、目標上空でミサイルは分解し、広範囲に子爆弾をばら撒く事で面制圧を行う。 687: ホワイトベアー :2022/05/21(土) 18 34 04 HOST sp1-72-1-245.msc.spmode.ne.jp 以上、日本海軍戦術機部隊で運用されている戦術機3機種になります。 wikiへの転載はOKです
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803: ホワイトベアー :2022/04/30(土) 22 31 06 HOST sp49-98-16-198.msb.spmode.ne.jp Muv-Luv Alternative The Melancholy of Admirals 小ネタ 1984年 主要国 戦術機 ソ連編 F-104R ファーマー 日本で開発された世界初の戦術機であるF-104 初凪のバリエーション機でソ連を中心とした東欧諸国に供給された。開発は三菱が担当、生産はソ連のミグ設計局が行っている。 ソ連を始めとした東側諸国に供給するために開発された機体で、主に寒冷地での運用性能向上と差し迫ったソ連の現状に対応するために補助腕と副腕の構造などの簡略化を中心とした生産性向上を目的とした改修が施された。 改修内容はあくまでも局地戦に対応した仕様変更と生産性を向上させる事を目的にしたもので、その性能は純粋な第一世代戦術機のもののまま向上していない。また、OSも初期に提供された機体という事で月面戦争時代に現場のパイロットから不満が声高に叫ばれたM0のままとなっている。 ソ連の運用ミスによって数多くの戦場で近接格闘戦を強いられることになり、近接格闘戦能力の不足により 消耗を重ねることも多かった。 それでも、本機は戦争初期の東側諸国にとって唯一の戦術機であり、国内のゴタゴタや問題から満足な砲火力を叩きつける事が不可能でだった戦争初期の前線を支えた功労者でもあった。 なお、日本政府と三菱重工は本機のライセンスを提供する時に本機そのものや派生機、改修機を日本政府と三菱の許可なく国外に輸出する事を禁止すると契約書に明記しており、これが後に日本とソ連の間で壮絶な外交問題を引き起こす事になる。 Mig-21 バラライカ 大日本帝国で開発されたF-104R ファーマー を基に、F-104Rをライセンス生産していたミグ設計局が独自に改修・再設計を施すことで開発した第1世代型戦術機。 東側諸国の主力戦術機としてBETA封じ込め戦略に大きく貢献しているものの、西側諸国からはF-104劣化コピー、ミツビシスキー、F-104の良い点を全て削って駄目な点だけを伸ばした出来損ないなど酷な評価を受けている。 日本のF-104Rを母体としているがF-104Rを運用する事で得られた知見やノウハウを下に近接格闘戦能力の向上を最優先課題とした戦術機であり、肩部及び脚部装甲の簡略化を中心とした徹底した機体の軽量化や跳躍ユニットの尾翼形状変更などの機動力と運動性の向上を中心とした再設計が実施されている。 これらの改修によって大幅な防御力の低下を招くことになったものの、原型機であるF-104Rよりかも遥かに高い機動力と運動性を手に入れる事ができた。 また、近接格闘戦を重視している事から頭部ユニットが原型機であるF-104Rよりかも小型化されており、頭部メインセンサーをBETAの攻撃や破片から護るためにメインセンサーカバーの前に頭部保護用ワイヤーカッターが装備されている。 機体性能の向上を行われている一方でOS関係には手を出しておらず、原作の低スペックOSのままとなっている。そのため、完全には引き出すことができない。 それでも本機は近接格闘戦を重視して開発されたために、F-104シリーズの最初期のバリエーション機であるF-104Rを凌駕する性能を誇っている。 そのため、ソ連は自国の技術力の高さを喧伝することや、影響力を維持するために東側諸国を中心に本機を広く輸出しようとするが、これは日本政府と三菱の許可を取ることなく行った事で日本政府との外交問題にまで発展。以後、ソ連は経済制裁をかけられる原因となってしまう。 日本との対立を生んでまで実施された本機の輸出であるが、不幸な事に本機の輸出が開始されたのと同時期に日本ではF-104に機体OSのM3S(XM3)への換装とセンサーの変更を中心としたアビオニクスの刷新、装甲材の軽量化、跳躍ユニットの主機換装を行うことで防御力を維持したまま第2世代戦術機相当の性能を獲得したF-104E スーパーハツカゼが完成され、さらにこれまでは重要同盟国以外は制限されていたF-1陽炎やF-2不知火の輸出・ライセンス権の付与も解禁されてしまう。 欧州でも第2世代戦術機に準じたEF-105E/G/I IDS トーネードやEF-104F ミラージュを実戦配備、それらが市場に出回った事で商業的にもソ連製戦術機しか選択肢のない東側諸国にしか売れずに失敗、技術を誇示すると言う目的も打ち壊されることになった。 なお、東ドイツ革命で大量に西側に流れた本機は少数の機体が評価試験の為に日米の本国に持ち込まれ、日米の衛士により各種トライヤルが行われた。 その結果は広く公表され、東側諸国の衛士への西側諸国の衛士や軍事関係者の感情が大いに軟化することになり、東西融和に大きく貢献したと言われている。 804: ホワイトベアー :2022/04/30(土) 22 31 52 HOST sp49-98-16-198.msb.spmode.ne.jp Mig-23 西側諸国や第三世界で急速に進む第2世代戦術機や準第2世代戦術機の配備に対抗するためにソ連で急ピッチに開発が進められた準第2世代(第1.5世代)戦術機。 Mig-21をベースとして機動格闘戦能力を付与する事を目的とした再設計を施すことで開発された機体であり、EF-105 トーネードや日本のF-4 夕凪を模倣した跳躍ユニットでの可変機構の採用や空力特性に配慮した機体設計の取り入れなどのソ連戦術機としては意欲的な新設計を取り入れている。 そのため、Mig-21とは比較にならないほどの機動力と運動性を獲得しており、準第2世代戦術機として平均的な性能を獲得することに成功した。 しかし、OSは依然としてM0を採用していることから機体性能を十分に活かすことは不可能である。 機体自体も机上の性能は(Mig-21と比べて)高いものの、短い開発期間やソ連の基礎工業力不足、基礎技術不足、整備兵の技能の低さなどの複合的な理由から前線での整備性や信頼性が著しく低く、前線の部隊からはこいつよりMig-21を回せとの声が強くでるなど兵器としては欠陥品もいいところであった。 そのため、ソ連は本機の開発終了と同時に早々に再設計機の開発を開始。少数が生産された本機は最低限の改修が施された後に東欧諸国に安価で供与された。 東ドイツでは武装警察軍の主力機として運用されていた事もあり、かつて本機を操縦していたリィズ・ホーエンシュタイン曰く 「ソ連製戦術機としてはマシだけど、第2世代戦術機や準第2世代戦術機の中ではダントツで最下位」 との事である。 Mig-27 ソ連のミグ設計局が開発したソ連初の第2世代戦術機で、Mig-23の低い信頼性や整備性を改善するために開発されたMig-23の発展改良型である。 基本設計や形状はMig-23とほぼ同一のものであるが、機体を構成するパーツの9割を新規設計されたものに変更され、Mig-23と比べると前線での整備性や稼働率に加えて、機動性、運動性においても格段に向上している。 しかし、その性能は標準的な第2世代戦術機のものに過ぎず、1983年に登場した最新鋭機であるものの、同年代には日本では第3世代戦術機である F-3 震電 や F-6 秋雷 がすでに前線部隊に配備が進められており、 アメリカでも第3世代戦術機であるF-20 タイガーシャークの配備が進められているなど第3世代戦術機が登場、その他の西側諸国でも第2.5世代機の配備が進められている為に実戦配備時には既に旧式化していた。 また、あいも変わらずOS関係は原作の駄作、失礼。低スペックOSで、東ドイツ革命では本機を装備する武装警察軍ヴェアヴォルフ大隊が、アクスマン率いる武装警察軍第8492戦術機甲大隊『ネームレス』のMig-23(M3S仕様)に一方的に撃破されるなど、性能を完全に発揮する事はできない。 805: ホワイトベアー :2022/04/30(土) 22 32 54 HOST sp49-98-16-198.msb.spmode.ne.jp 以上、ソ連製の戦術機になります。 wikiへの転載はOKです
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18: ホワイトベアー :2021/10/26(火) 21 52 00 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp Muv-Luv Alternative The Melancholy of Admirals 小ネタ 1984年 主要国 戦術機 アメリカ・西欧諸国編 アメリカ合衆国 陸軍 ◾F-20 タイガーシャーク アメリカ合衆国の主力戦術機であるF-1 カゲロウの後継機を求める米軍の要求を得て、初の国産戦術機としてF-105を開発し、F-1のライセンス生産も行っているカモミールと、F-2及びF-5のライセンス生産を行っているボーイングが共同で開発した第三世代戦術機。 もともと、米陸軍はF-1 カゲロウの後継機としてはF-3 シンデンを、F-2 シラヌイの後継機として三菱とロッキード・マーティンを中心として国際開発が進められている第3世代戦術機であるF-35 ライトニングⅡを採用する予定であった。しかし、アクティブ・ステルスの技術が国外に流出する事を嫌った帝国議会がF-3及びF-6をフルスペックで輸出する事を規制したことを受け、対日依存度を減らしたい米国国防総省の一派と、売上を上げる事を狙う戦術機メーカーが熱心に国産戦術機の開発を訴えたことで開発された。 本機はカモミールが主導する形で開発された事から、F-105と同様の小型・軽量で運用・維持が比較的容易な機体と言うコンセプトの基に開発されている。その一方で、M3Sやオペレーション・バイ・ライトなどの最新技術の導入を前提として設計が施されており、さらに新素材を使用したより軽量な複合装甲により機体の重量を増加させ機動性や運動性を損なうことなく防御力の向上が図られている。 当然ながら各種センサーやアビオニクス等の電子装備も最新のものが搭載されており、従来機よりも遥かに索敵・目標補足能力や操縦性も強化されている。また、跳躍ユニットにはゼネラル・エレクトリック社が独自開発した小型・高推力のエンジンであるF404-GE-100を搭載しており、これもF-105譲りの極めて高い運動性や運動性の獲得に一役買っている。 コスト、兵装積載能力、作戦稼働時間、機動性及び運動性のバランスが極めて良好で、遠距離砲撃戦や機動砲撃戦から近接格闘戦まで多様な任務に投入可能な多用途戦術機として完成した本機であるが、その一方で突出した面の少ない無難な機体特性となっており、口さがない衛士からのは「特長がないのが特徴」とも揶揄されている。 1984年より実戦配備が開始された最新鋭機であり、第65戦闘教導団を始めとした米本土内の教導団では配備が進んでいるものの、現状はいまだに一般部隊では未だに配備された部隊はない。そんな状態ではあるが、EF-2 ミラージュに対抗するために欧州連合諸国にEF-105トーネードの後継機として積極的に売り込まれている。 主なバリエーション F-20A 初期生産型。初期不良の洗い出しの為に教導部隊に配備が進められている。 欧州連合 ◾EF-105E/G/I IDS トーネード 西欧諸国の依頼を受け、アメリカ合衆国で開発されたF-105 フリーダムファイターを基に西欧諸国向けにカモミールとボーイングが共同で開発し、英独伊三カ国が共同出資したパナヴィア・エアクラフト社(現ユーロファイター社)がライセンス生産している第1世代型戦術機。 F-105を母体としているものの、STOL性や、運動性に加え、最高速度を向上させるために跳躍ユニットには可変翼機構を搭載しており、主機自体も稼働時間の短いJ85-GE-5ではなく専用に開発されたRB199-34Rを搭載している。 また、機体制御システムとしてオペレーション・バイ・ワイヤが一部に採用されており、制御OSも日米の運用する第2世代戦術機用の機体制御OSであるM2Sを採用。 これらにより本機は第1世代機の改修機でありながら第2世代機に準じた機動性と運動性を有しており、さらに兵装制御システムや各種センサーの能力向上と肩部ウェポンラックの増設が行われ、第1世代機では運用不可能なミサイルコンテナの運用が可能となっている。 IDS(阻止攻撃型)の名の通り、砲撃戦を主体とした日米に近いドクトリンの下に設計されている本機であるが、レーザーヤークトにも投入可能なように両前腕部にスパーカーボン製の可動式ブレードベーンを、脚部及び跳躍ユニットには戦車級を意識して固定式ブレードベーンなどの固定武装も追加装備可能なようにしている。 また、通信能力と探知能力向上の為に頭部通信アンテア及び前方赤外線監視装置が日本製のF-104のものに換装されており、消費電力の増加や主機出力の増大による稼働時間の低下を起こさぬように脚部の延長と大型化が図られている。 これらの改装により本機は、安価な第1世代機を母体としながらも第2世代機に匹敵する機体性能を有する有力な戦術機となり、1979年には実戦配備が開始されると、F-104を超える軽快な運動性と高い多任務汎用性、第2世代期に匹敵するポテンシャルの高さにより欧州連合やエジプトなどアフリカ諸国で主力戦術機として運用されることになる。 19: ホワイトベアー :2021/10/26(火) 21 52 39 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 主なバリエーション イギリス EF-105E イギリス陸軍向けのトーネード。基本的にコックピットに湯沸かし器がある。 EF-105E GR.1 イギリス陸軍がレーザーヤークト用にFE-105Eを改装した機体。近接格闘戦を可能とするために固定兵装が追加装備されている他、背部兵装担架を長刀が搭載可能なものへと改装されている機体もある。コックピット内の湯沸かし器は健在。 EF-105E GR.2 BETA支配地域に単独もしくは少数で侵入し、現地地域やBETA群の情報を収集する偵察任務用のバリエーション。肩部ウェポンラックに音紋観測用機材と振動感知センサーを搭載し、頭部ユニット通信アンテアを換装し通信機能を強化、推進剤容量の増大による航続力の延長が図られている。 主にUAV(無人偵察機)の不足を補うための戦術偵察に用いられたが、広域データリンクによる戦域管制が不十分だった場合には簡易管制任務に就く事もあるので複座型機となっている。 EF-105EN イギリス海軍向けの機体。戦術機母艦として改造されたインヴィンシブル級やジブラルタル級、クィーン・エリザベス級などで運用されている。 EF-105I イタリア陸軍向けの機体。山岳部が多いイタリアでの使用が前提のため、NOE(匍匐飛行)能力が重視されている。 EF-105G 西ドイツ軍向けの機体。コックピットに湯沸かし器がない以外はE型と同様。なお、スペインやオーストリア、オランダ、デンマークなど西ドイツ以外の欧州西側諸国にも輸出され、主力機として配備されている事から欧州標準戦術機とも呼ばれている。 EF-105 VTN レーザーヤークト用の機体。紅茶用の湯沸かし器がコックピットにない以外はEF-105E GR.1と同様の機体となっている。 ◾J-35 ドラケン アメリカで開発されたF-105フリーダムファイターを基に、サーブ社がライセンスで国内開発した第1世代戦術機。 山がちな地形であるスカンジナビア半島での運用を前提としており、山間部でのNOE(匍匐飛行)能力と、それを補佐するための地形追随レーダー類の能力が重視されている。そのために跳躍ユニットの主機をJ85-GE-21Aからより出力の高いRM6Cに変更、機体制御システムを山間部での匍匐飛行を適正に行うための姿勢制御能力重視の独自のものに変更している。 兵装麺では日米で運用されているミサイルコンテナを使用できるように兵装制御システムや各種センサーの能力向上、肩部ウェポンラックの増設が行われている他、長刀用に開発された背部兵装担架、近接格闘戦を重視する運用思想に対応した各関節とマニュピレータの強化が行われている。 20: ホワイトベアー :2021/10/26(火) 21 56 35 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp ◾EF-2 ミラージュ 三菱重工が開発した第2世代戦術機であるF-2A/B 不知火を基にフランスのダッソー社と三菱重工が共同で開発した第2世代機。 小型・軽量ゆえの高い機動性と運動性、素直な操縦性、さらに月面戦線での戦訓を活かした多任務汎用性と各性能のバランスの高さを備えたEF-105 IDS トーネードの登場は、他国の戦術機メーカーを見下していた日本の戦術機メーカーを驚愕させた。無論、EF-105の性能は帝国各軍にて活躍する日本製第2世代戦術機と比べると劣るものであるが、それでも帝国がアフリカ諸国や南米・アジア各国に輸出しているF-104と比べると遥かに勝っていたのだ。 このままでは海外市場を奪われかねないと考えた日本の戦術機メーカーと、欧州連合とは離れた正面装備の確保によるある程度のフランス軍の主体性の確率を望むフランスのダッソー社が共同で開発したのが本機である。 本機は不知火の問題の1つであった小型故の稼働時間の短さや長躯進攻能力の欠如を補うべく、機体各部に出力効率が高く消費電力が少ない新開発のパーツが組み込まれ、跳躍ユニットの主機も石川島播磨重工が開発した高出力低燃費を特徴とする最新のF110-IHI-132(フランス名アター9B)を搭載している。加えて、さらなる稼働時間の延長の為に肩部装甲ブロックと脚部の延長と大型化による推進剤容量の増大が図られている。 また、日本陸軍と国防総省技術研究本部が共同で行った先導技術実験機計画の機密データの開示が許可された事により、ナイフシーケンスが膝部から腕部に移されるなど機体形状もより空力形状が改善し、近距離格闘戦能力が向上している。 これらの改良により第2.5世代機としての性能を獲得した本機であったが、そのコストはEF-105を超えてしまい、さらにアメリカが第3世代機であるF-20を売り込んでいたことでフランスや東ドイツ以外の欧州諸国には売れなかった。 しかし、中東戦線を担当するオスマン帝国軍やイラン帝国、イラク共和国などの中東諸国では高い機動性と運動性、近接格闘戦能力と比較的安いコストにより主力機として採用された他、南アフリカ共和国を筆頭としたいくつかのアフリカ国家が配備をしている。 また、本機の開発データは帝国陸軍で採用された他、東アジアや東亜連合でも主力機として採用されている三菱F-2C/Dの開発にも流用され、さらにフランス国産第三世代戦術機であるダッソー・ラファールの開発にも大きく貢献する。 主なバリエーション EF-1A 陸軍向けの単座型 EF-2B 陸軍向けの複座型 EF-2M 海軍向けの単座型 EF-2N 海軍向けの複座型 EF-2R 偵察型。肩部ウェポンラックに音紋観測用機材と振動感知センサーを搭載し、背後のウェポンラックにも各種センサーが搭載されている。 21: ホワイトベアー :2021/10/26(火) 21 57 26 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 以上、欧米西側諸国製の戦術機紹介となります。wikiへの転載はOKです。
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519: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23 53 18 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp Muv-Luv Alternative The Melancholy of Admirals 小ネタ 1984年 主要国 戦術機 日本編 陸軍 ◾F-1 陽炎 大日本帝国軍が第一次月面大戦で運用していたNCAF-4の後継機として地球上でも使用できる様に開発され、1972年に帝国軍に採用された世界初の戦術機。 月面戦線で使用されていた全領域歩行戦闘機であるNCAF-4はジャンプユニットを追加装備することで地球上での運用も可能とする極めて高い汎用性を持った、まさに全領域歩行戦術機の名に恥じない機動兵器であったが、防御を重視した設計から月では問題のないものの地球上ではどうしても機動性が低下してしまっていた。そこで大日本帝国は月と同程度の機動性を地球上でも発揮できる新型全領域歩行戦闘機の開発を決定、開発されたのが本機であった。 本機はオペレーション・ワイ・ワイヤを採用し、新型の複合装甲を採用する事で重量を削減、大出力ジャンプユニットを搭載することで機動性と高速反応性を大幅に向上させている。また、発展性を考慮した設計的余剰が担保されているため、局地戦仕様や現地改修機など数多くのバリエーションが存在し、2000年代に入っても最良の機種の1つとして各国の衛士から見られている。なお、統合性能が高いことから調達コストもNCAF-4と比べるとコストが高い。 主なバリエーション F-1A 先行生産型。燃料電池・高効率エンジンの発達が機体に追いつかず、稼働時間が著しく短い。数機が調達された後はB型の調達に切り替えられた。 F-1B F-1Aを複座型にした機体。主にパイロットの訓練用に開発された機体で、内蔵電子妨害装置を省略し、操縦システムは前席後席それぞれに連動した系統を持ち、後席からの操縦も可能とするなどの改装が施されている。 F-1C A型の問題であった著しく短い稼働時間の向上を中心とした改良が図られている。基本的にはA型のエンジンや燃料電池周りを換装しただけであり、本来想定されていたスペックを発揮できるようになったF-1と言える。ただ電子戦装備もルックダウン機能強化型レーダーを装備するなどいくつか換装されている。1974年より配備開始。 F-1D C型を複座型にした機体。B型同様教育・訓練用で主に本土の訓練部隊にはいびされているが実戦にも対応している。 F-1E F-1Cをベースに、兵装搭載量の増加、アビオニクスの強化、オペレーション・バイ・ライトの採用、複合装甲の刷新等に加え、機体OSをM2SからM3Sへアップデート、跳躍ユニットの換装、機体構造の見直しなどの統合的な大規模改修を施した最新の機体。 帝国国外では"カゲロウ・カスタム"の愛称で呼ばれており、1982年に帝国陸軍に採用されて以降第2世代最強の戦術機と謂われている。 外装はC型の装甲材刷新に留まっているが、装備の観点から見れば別物と言っても過言ではないため最新の世代分類では2.5世代に分類される。 520: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23 54 04 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp ◾F-2 不知火 三菱重工が開発した軽量第2世代戦術機。大日本帝国陸海軍で主力戦術機として採用されたF-1陽炎とF-4紫電は、その高性能故に調達コストが高く、さらに大日本帝国宇宙軍が運用する月軌道のBETA着陸ユニット迎撃システムであるセレーネの首飾り、地球の軌道上のBETA着陸ユニット迎撃システムであるテルースの首飾りのおかげで未だに月面が主戦場であったことから光線級の存在が知られていない事も影響し、世論や軍内部からも戦術機無用論が出ていたことで、配備数は陸海軍および海兵隊の希望より大幅に削減されていた。 事態を重く見た帝国国防総省は技術検証目的兼外国への輸出用に開発か進められていた軽量戦術機開発計画を帝国軍に流用する事でF-2 隼が開発され、1974年に正式採用された。 F-2はF-1と比べると小型・軽量故に拡張性は低いものの、各部に革新的技術を多く採用しており実戦においては、非常に高い機動性と運動性を発揮し、高い格闘戦能力を有している。 本機の開発移行、帝国陸軍の戦術機編成は高性能高価格な機体を質的主力とし、そこそこの性能で安価な機体を数的主力にするハイローミックスが採用される 主なバリエーション F-2A F-1、F-4に次ぐ戦術機として三菱が開発した戦術機。F-1の調達コストと国民内に燻る戦術機不要論から予定調達数を大幅に割り込むことが予測されたことから、その穴を埋めるべく、軽量戦術機開発計画で研究されていた実験機を実戦配備機に仕立て上げた機体。その為、先行量産型は短い稼働時間や低い信頼性などの問題を抱えていたものの、本格量産型では解決した。1974年から実戦配備開始。 F-2C/D F-2の能力向上型で、主に搭載能力の向上と稼働時間の延長を目的とした機体。F-15Eと共通のエンジンベイを使用した型で、従来までのF100に加えてF110 (F110-GE-100) が搭載可能になったほか、AIM-120の運用能力を獲得し、レーザーヤークトにも使用することが可能となった。 またアビオニクスも一新されており、OSも従来のM2SからM3Sにアップデートされている。1980年から配備開始。 ◾F-3 震電 三菱重工が開発し、帝国陸軍で次期主力機として配備が進む第3世代戦術機。F-6と同様に設計段階から戦術機の歴史に革新をもたらす画期的な戦術機制御システムであるM3S(XM3)やレーダー波を分析し、逆に欺瞞情報を送り返す電子対抗手段 (ECM) の一種であるアクティブステルス、JRSSなどの最新技術を惜しげもなく投入した最新鋭機で、新型ジャンプユニットによる桁違いの推進力等、アクティブステルスの為のものや新開発された各種センサーやレーダーなどの高性能電子戦パーツなどと相まって基本スペックは世界でもトップクラスの性能である。 帝国軍の方針により地上でのBETA制圧を最優先の課題として開発された機体で、低燃費高速性や高速巡航能力、高度なスタンドオフ砲撃特性など遠中距離での機動砲撃戦を重視した機体となっている。しかし、それは近接戦闘戦能力が低いと言うことではなく、秋雷には劣るものの世界最強レベルである。 また、東側が暴走した時の備えとして対人類兵器戦を念頭において上記しているアクティブ・ステルス・システムを搭載している他、アクティブジャマーを駆使することで戦術機のセンサーを眩す事や極静穏モードで音も無く歩行することで、戦術機の振動音センサーに捕捉され難くすることが可能となっている。 なお、前線国家からは非難を受けることの多い対BETA戦に不要なステルスなどの高額な電子兵装の搭載の背景には、本機の開発が行われていた当時、帝国議会や世論では前線国家(東側諸国)を 「自国(および西側諸国)のリソースを食い潰す癖にBETA封じ込めではクソの役にも立たず、ずるずると戦線を後退させている挙句、ただでさえ少ないリソースをつぎ込み自国産戦術機開発と言うお遊びにふけるスネ齧り兼共産主義者を使ってテロを繰り返す無法者共」 とみなす声が渦巻いており、これらの国家が後方国家の資源や領土を狙うであろうと警戒する世論が形成されていた。本機はそうしたBETA以外の脅威からも自国および同盟諸国の安全を護る兵器としても位置づけられていたことがある。 521: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23 55 24 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp ◾A-10 流星 彗星の攻撃力の高さに目をつけた陸軍が、同様の阻止能力を持つ地上戦で運用可能な機体が必要と判断して採用された史上2番目の戦術歩行攻撃機。開発は、A-6を開発した中島が引き続き行っている。 機動性を優先したた為、A-6程の重武装は与えられていないものの、それでも36㎜ガトリングモーターキャノンを両肩に1基ずつ計2基搭載しており、F-4一個小隊の全力火力投射を上回る単機火力を有している。 その圧倒的な攻撃力から海外ではタンクキラーやミンチメーカーとも呼ばれており、帝国陸軍や米陸軍、中東やソ連、東欧諸国などでは歩兵の頼れる戦友として運用されている。 攻撃力に引いてている一方で通常の戦術機より機動力と運動性が低いため、設計段階からBETAに取りつかれる可能性が高い機体であった。その為、機体に取り付いたBETAを爆圧によって高速射出されるロングスパイクで突き刺しする近接防護システムであるCIDS-Mk1 ジャベリンが機体各所に搭載されている。 主なバリエーション A-10A 1974年に採用された初期生産型。元々地上戦用に開発された上に、跳躍毎の連続飛行時間制限、失速回避のため飛行中のガトリンモーターカノン正面斉射禁止などの様々なトラブルが発生するも、少しでも強力な兵器を求める国連宇宙総軍月面方面軍司令部の要求により低重力戦用の最低限度の改修が施された後に少数が生産され、月面戦線に投入された。 A-10B 試作機で発生した跳躍毎の連続飛行時間制限、失速回避のため飛行中のガトリンモーターカノン正面斉射禁止などの問題を改善する為に、出力強化型ジャンプユニットを搭載している。1977年に採用され、陸軍第188戦術機甲大隊に配備されたのを皮切りに、帝国軍の戦術歩行攻撃隊に配備が進められた他、東西問わず様々な国家に供給され、欧州戦線やシベリア戦線、中東戦線、東アジア戦線、インド戦線でも活躍を続けている A-10C A型の改修型。 複合装甲の変更による機体重量の軽量化、アビオニクスの刷新化、搭載OSをM2SからM3Sにアップデート、オペレーション・ワイ・ライトの導入、跳躍ユニットの主機の強化等の改修を施したことにより、A-10の弱点であった低い運動性を克服している。 日本の一部衛士達からは動けるデブとも呼ばれている。 522: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23 57 16 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 海軍 ◾F-4 夕凪 戦闘時の投射可能数が陸軍に劣る海軍が、母艦打撃群の投射戦力として開発した第2世代戦術機。レーザー級の脅威を避けつつ、洋上から陸上に展開しなければならない事から、匍匐飛行と新型ミサイルの投射による部隊単位の高速一撃離脱戦術を前提として設計されている。その為、コクピット管制ユニットは複座型が標準仕様とされており、実戦時は前席に操縦士、後席にレーダー管制官が搭乗する。 新型ミサイルであるフェニックスの運用と、連続作戦稼働時間の拡大の為に機体はF-1 陽炎よりも一周り大型化しているものに、跳躍ユニットに採用された補助翼の可変機構により陽炎に匹敵する運動性を発揮できる。 これにより本来なら高速一撃離脱戦術をメインとする戦術機でありながら、BETAとの近接格闘戦においても高い性能を発揮可能となった。これは数に劣る海軍にとっては福音であり、海軍は未だに開発段階でありながら主力戦術機として本機の配備が決定、5個母艦打撃群分計200機と言う異例の先行発注を行うとともに財務的な支援を確約するなど倉端に莫大な期待をかける。 現在でもその性能の高さから海軍の第一線で活躍しているものの、性能ゆえのコストの高さから当初の予定数は配備はできず、基本的に各母艦戦術歩行戦闘団に1個中隊が配備されているに限られる。 主なバリエーション F-4A 1972年に海軍に配備が開始された初期ロットの先行量産型。搭載ジャンプユニットであるTF-30の余剰推力の不足による機動制限と燃料電池の性能不足による著しく短い稼働時間が特徴。 F-4B 搭載ジャンプユニットをF401に換装し、燃料電池も最新のものに換装した機体。これにより、海軍が求めていた本来のスペックを発揮できるようになった。 F-4C 東アジア戦線の戦訓を下に機体制御OSをM1S(キャンセル機能のみ)から先行入力も可能としたM2S(キャンセルと先行入力か可能)へとアップデートすることを中心としつつ、アビオニクスの刷新と東アジア戦線での戦訓を下に近接戦闘能力向上を目指した改修が施されている。 F-4D 夕凪改 F-4の最終拡張型で、OSのM2SからM3Sへのアップデート、兵装搭載量の増加、レーダーや火器管制能力の向上を中心としたアビオニクスの強化、複合装甲の刷新等に加え、機体構造の見直しによる統合的な改修を施した準第3世代戦術機として海軍の戦術機部隊のHiを担っている。 523: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23 57 55 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp ◾F-5 野分 三菱重工が開発した第2世代艦載戦術機。高性能だが高価なF-4の導入は海軍にとって戦術面では福音だったが、その調達・維持費用は大きな負担となっていた。 そこで陸軍のF-2相当する機体の導入を決定した海軍は、三菱が開発していた技術試験機であるモデル18の調達・運用コストと兵装積載能力、作戦稼働時間、運動性の良好なバランスに目をつけ、海軍機および海兵隊機として改修を施した上で採用に至った機体。 費用対効果を重視した機体であり、それなりの性能を有しているものの、実戦に於ける垂直上昇能力などの機動性や運動性が陽炎や不知火、夕凪などの他の第2世代戦術機と比べると見劣りする事から前線衛士の性能評価は凡庸なものに止まった。 1975年から海軍及び海兵隊の主力正面装備として採用された事を皮切りとしてオセアニアや南米などのBETAの脅威度が低く、F-1やF-2の供給優先度が低い地域に供給されている。 主なバリエーション F-5A/B F-5の初期生産型。F-4が海軍に優先配備されたことから海兵隊に優先配備された。そのためマリーンノワキとも呼ばれている。 単座型のA型と複座型のB型の二種類が存在している。 F-5C/D 1979年から導入された機体。装甲材を複合装甲に変更したことで機体の空虚重量が大きく軽量化されており、さらにジャンプユニットを推力を約10%増強したF404-402に換装したことから最大離陸重量の増大が行われている。 F-5E/F 野分改 F-5シリーズの弱点であった実戦に於ける垂直上昇能力などの機動性や運動性などを改善し、F-5にF-1やF-4に匹敵する性能を与えんとした三菱重工が同時期に陸軍で進められていたF-1改修計画とF-2改修計画を参考として、海軍の賛同の下に基本設計から全面的に再設計することで開発されたF-5の大規模改修機。 再設計された事で機体の大型化を招いてしまったものの、新素材の採用と再設計による機体耐久力の向上と新素材を使用した事によるフレーム強度の向上により、従来機では難しかった跳躍ユニット主機のさらなる大出力化が可能とった。これにより、本機の弱点とまで言われた垂直上昇性飛躍的能が向上。推力比の増大と機体の大型化により兵装積載能力と稼働時間も向上しており、継続戦闘能力そのものも向上している。 現在ではF-5C/Dと合わせて3個中隊+1個小隊からなる海軍母艦戦術歩行戦闘団のうち2個中隊に配備されており、さらに帝国海軍海兵隊ではF-4が配備されていないことから、F-5C/Dと合わせて帝国海軍および海軍海兵隊の数的な主力戦術機となっている他、オーストラリアや南米・アフリカ諸国などいわゆる後方諸国でも主力機として配備が進められている。 ◾F-6 秋雷 倉崎重工が設計段階から戦術機の歴史に革新をもたらす画期的な戦術機制御システムであるM3S(XM3)やレーダー波を分析し、逆に欺瞞情報を送り返す電子対抗手段 (ECM) の一種であるアクティブステルス、JRSSなどの最新技術を惜しげもなく投入した最新鋭第3世代戦術機。 震電とは違い設計段階から防衛戦闘からハイヴ攻略までの多岐に渡る戦闘を視野に入れれており、総合戦闘能力を重視して設計されている。その為、従来の日本軍戦術機とは違い固定兵装として近接戦用戦突や、スーパーカーボン製ブレードエッジ、スーパーカーボン製スパイクベーンなど近接戦を想定した兵装を画期的なまでに多く搭載しており、世界最強の近接戦能力を有している。 さらに、汎用性と継続戦闘能力向上の為に、他の戦術機と異なり兵装担架を肩部装甲ブロックに2つずつつ計4つ、予備として従来の背にも2つ装備しており、最大装備時は計6基の兵装担架を使用可能となっている。 肩部装甲ブロックに兵装担架を配置している事から、他の第2、第3世代戦術機のようにミサイルコンテナを搭載することはでないものの、オプション装備として部装甲ブロックにてF-4で運用されていたフェニックスミサイル用の3連装ランチャーポッドを装備可能となっており、遠距離攻撃能力および火力投射能力は維持されている。 本機はもともとは陸軍の次期主力戦術機として開発されていたが、陸軍がハイブ内戦闘を考慮していなかった事や、近接戦を想定した固定兵装の豊富さなどによる価格高騰の一因となった調達コストの高さが災いして、その座を三菱のF-3震電に奪われてしまった。 しかし、その総合戦闘能力の高さをF-4の後継機を探す海軍に買われ、艦載機として必要な改修が施された上で帝国海軍次期主力艦上要撃戦術機として調達が進められている。 陸軍の震電と同様に東側が暴走した時の備えとして、対人類兵器戦を念頭において上記しているアクティブ・ステルス・システムを搭載している他、アクティブジャマーを駆使することで戦術機のセンサーを眩す事や極静穏モードで音も無く歩行することで、戦術機の振動音センサーに捕捉され難くすることが可能となっている。 524: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23 58 49 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp ◾A-1 彗星 中島が水際での上陸作戦用に開発した局地戦用強襲歩行攻撃機。 潜水艦から発進し、BETAに制圧された海岸部に海中から接近して上陸を行い、後続の揚陸部隊の橋頭堡を確保すると言う極めて限定的な用途での仕様を想定しており、潜航状態から陸上形態への変形を可能とした世界初の可変型戦術機となった。 その設計上、ジャンプユニットなどの高機動を出せる装備がなく、代わりに36㎜チェーンガン×8門、120㎜滑腔砲×2門、ミサイルランチャー×6基など、充実した固定兵装が与えられ、圧倒的な制圧能力を誇っている。 本機は1972年に大日本帝国海軍海兵隊に配備されたのを皮切りにアメリカ海兵隊、イギリス海兵隊など上陸用部隊を抱える西側諸国に採用され、現在でも生産と運用が続けられている。 主なバリエーション A-1A 初期生産型。現在では全機D型に改修されている。 A-1B A型を陸軍仕様に改装した機体。主に可変機能の削除と水中行動用の装備を外すことで機体の軽量化とと低コスト化が図られている。試験的に1機が改装されたものの、当然ながら運動性は極めて低く陸軍には採用される事はなかった。その後はA型に再改装されている A-1C A型での戦訓を基として、腕部の36㎜チェーンガンを片腕4門から6門に増強した火力増加型。装甲材の軽量化することで重量を増やすことなく火力の増加に成功している。 新造機と在来型の改修機が存在しており、新造機がA-1C、改装機をA-1CRとする資料も存在している。 A-1D アビオニクスの刷新化、搭載OSのアップデートなど電子機器やソフトウェアを中心とした改修が施された機体。現在、海兵隊で運用されているA-1はすべてD型となっている。 試作機 ◾YA-2 明星 倉端と中島が共同で開発している第3世代強襲歩行攻撃機。BETA大戦初期から活躍を続けるA-1の後継機として開発が行われている機体で、固定武装として両前腕外側に2連装36㎜チェーンガン各1門、2連装12.7㎜重機関砲各1門、主腕マニピュレーターに近接専用スパイクマニピュレーターと言う重武装が付与されている。また、固定兵装とは別に120㎜電磁加速砲を1門、もしくは多目的ミサイルランチャーや大口径機関砲などを搭載可能な換装式多目的兵装庫を4基搭載しており、A-1以上の対地制圧能力を有する。 防御能力も向上しており、エネルギーを装甲表面に流し込む事で素材の分子構造を強化し、装甲強度を向上させる技術(エネルギー転換装甲)が実用化された事で本機の防御力は第3世代主力戦車の攻撃に耐えられる能力が付与されている。 また、電磁加速砲やエネルギー転換装甲など電力消費が激しい装備を複数搭載している事から、戦術機として初めて核融合炉を主機として搭載を予定している機体でもあり、現在は試作小型核融合炉を搭載している。その他の特記装備として、ソ連領カムチャッカ半島への侵攻も見越して震電や秋雷と同様のアクティブステルスやアクティブ・ジャマーなどの電子兵装も搭載される予定である。 未だに開発中の機体で核融合炉の信頼性や電磁加速砲の砲身寿命などに問題を抱えており、海軍と両企業は2000年での実戦配備を目標として開発を進めている。 ◾ATD-X-2 心神 帝国国防総省技術研究本部が三菱重工業と倉端の両者を主契約企業として開発している先進技術試験用の実験用航空機。 本機はエネルギー転換装甲や帝国技術研究本部が三菱重工と組んで第4世代戦術機用に莫大な予算と労力を賭けて開発している熱核ターボファンエンジンなどの先端技術の技術試験用に開発された機体であり、機体素体は現状もっとも耐久性の高いF-6秋雷のものが使われている。 本機はいつ事故が発生するかわからない最先端の技術をテストする機体であることや、国内の試験場での運用を前提としている事から完全な遠隔操縦機として設計されており、操縦は安全な場所から行うことが可能となっている。 1984年現在では跳躍ユニットの主機として試作熱核ターボファンジェットエンジンであるXF5-1を搭載して、大日本帝国本国の矢臼別演習場にて試験運動が続けられている。 525: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23 59 45 HOST 163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 以上、大日本帝国軍で運用されている戦術機達の紹介でした。wikiへの転載はOKです。