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登録日:2012/11/09 Fri 23 47 10 更新日:2023/07/29 Sat 13 13 26NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 F-14 TSFIA VF-103 age アメリカ ジョリー・ロジャース トムキャット トム・クルーズは乗らない マブラヴ マブラヴオルタネイティヴ 可変翼 戦術機 海軍 第103戦術歩行戦闘隊 第二世代機 複座型 「我々は敵側面を強襲、足止めを行い撤退の時間を稼ぐ。ジャップを1機でも多く逃がしてやれ!!」 「「「――ラジャー!!」」」 TSFIA“#6 Sortie at daybreak”より F-14 トムキャット ageのマブラヴ オルタネイティヴシリーズに登場する戦術機。 【概要】 米国のグラナン社(現ノースロック・グラナン)が開発を担当し、1982年に配備が開始された、世界初の第二世代戦術機。 それまでの第一世代戦術機には不可能だった三次元機動を可能としており、配備当初は当時最強、2001年現在(作中)でも有数の性能を誇るが、F-18 ホーネット及びF-18E スーパーホーネットの登場により退役しつつある。 トムキャットは海軍向けの艦載戦術機として、専用の長射程ミサイル『AIM-54 フェニックス』の運用を前提に設計されている。 戦術機用に改修された空母より離艦、匍匐飛行により目標へ接近しフェニックスミサイルを叩き込み離脱するヒットアンドアウェイを基本戦術とする。 またコックピットは複座型が標準仕様であり、F-15 イーグルよりも大型の機体だが跳躍ユニットに採用された可変翼により運動性は高く、またそれゆえ改修の余剰性も残されている。 第一世代機からの重装甲崇拝を転換し、軽量化された複合装甲やオペレーション・バイ・ワイヤー(OBW)の採用、可変翼の導入など革新的技術の導入があり、これに飛びついた米海軍の潤沢な資金提供に裏打ちされ、1981年11月に量産1号機が納入。 そのセレモニーの際に、『海軍に於ける戦術機の父』ラスコー・ヘレンカーター提督は「F-14の登場によって、これまでの戦術機は一夜にして旧式兵器となった」と最大級の讃辞を送った。 またトータル・イクリプスの登場人物であるヴィンセント・ローウェルも本機を高く評価している。 設計は「戦術機の鬼」と呼ばれるフランク・ハイネマンと彼の弟子でその才能を高く評価していたユウヤの母親ミラ・ブリッジスの共同設計。 【AIM-54 フェニックス】 F-14を象徴する兵装。 いわゆるクラスターミサイルであり、コンテナから発射された後、GPS誘導により完全打ちっぱなしで飛行し目標上空でミサイル本体が分解、地上の広範囲に子爆弾をばらまき面制圧する。 その威力は甚大で、フェニックスを搭載したF-14一個中隊の一斉攻撃で旅団規模(3000〜5000体)のBETAを殲滅可能。 一機につき両肩に3発ずつ、計6発のフェニックスを搭載出来る。 ソ連も、MiG-25スピオトフォズ、MiG-31ブラーミャリサでフェニックスを使用している。 アメリカが、F-14を退役させ、フェニックスの生産が終了した後も、ライセンス生産している。 余談だが、現実のF-14はフェニックスをフルに搭載しての離艦は可能だが、逆に着艦は安全性の問題があったため、未使用のフェニックスを海上投棄せねばならなかった。 マブラヴ世界でもそうなのかは不明。 【第103戦術歩行戦闘隊】 海賊旗をあしらった部隊章から通称『ジョリー・ロジャース』で知られる、米海軍最精鋭部隊。 1983年の国連軍、欧州連合軍、ワルシャワ条約機構軍との合同作戦『海王星』にてミンスクハイヴのBETA間引きに参加したり、1998年の京都防衛戦にて琵琶湖に展開した第7艦隊の空母『セオドア・ルーズベルト』と共にBETAを迎撃し、帝国軍の支援に尽力した。 TV版マブラヴオルタネイティヴ トータル・イクリプス第2話で、セオドア・ルーズベルトから出撃する同機がチラッと映る。 【バリエーション】 ・F-14D 最終拡張型。 レーダーや火器管制能力が強化されている。 ・F-14E D型を小改修した機体。 ジョリー・ロジャースが運用。 ・F-14Ex 通称『スーパートムキャット』 イラン陸軍とノースロック・グラナンが共同開発を進める準三世代機。 近~中距離戦能力の強化が図られており、フェニックスの運用能力はオミットされた。 トータル・イクリプスにて、中東連合軍の開発試験部隊“アズライール”試験小隊の機体として登場したが、ブルーフラッグでソ連の“イーダル”試験小隊の紅の姉妹が駆るSu-37UB単騎にフルボッコに… ・F-14 AN3 通称『マインドシーカー』 ソ連のオルタネイティヴ3計画に用いられた情報収集・偵察用の改修機体、各種センサーがゴテゴテ取り付けられている。 【余談】 ソ連でも独自改造を施され運用されているが、実はハイネマンが愛弟子との技術的傑作が米軍だけで終わってしまうことを惜しみ意図的に横流ししている。 これによりソ連はSu-27などの独自の戦術機開発にこぎ着けることができた。 特にSu-27は事実上F-14の後継機と称される影響を受けており、このSu-27を元にSu-37や47といった戦術機も開発されている。 このようにソ連側に与えた影響力は大きく、F-14だけで終わらせるのを惜しんだハイネマンの考えは正しかったと言える。 「ジョリー・ロジャース1より中隊各機、野郎ども、聞こえているな!」 「ブリーフィングで伝えられたとおり、俺たちの役目は項目の追記・修正だ―各機、編集開始! Rock'n Roll!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 他の戦術機とまた違ったでかさがステキ。A3はいいものだ。足腰が弱くてこけやすいけど… -- 名無しさん (2017-12-04 09 59 44) これフィクションの話か?そうなら記事名に作品名付けてくれ、紛らわしい -- 名無しさん (2023-07-29 13 13 26) 名前 コメント
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登録日:2012/10/02 Tue 04 53 35 更新日:2023/09/12 Tue 06 35 53NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 MiG-21 age シュヴァルツェスマーケン ソヴィエト連邦 バラライカ バラライカ←姉御じゃない方のバラライカ マブラヴ マブラヴオルタネイティヴ ロボット 戦術機 東ドイツ 架空兵器 第666戦術機中隊 第一世代 「総員、傾注!」 「本項は戦術歩行戦闘機『MiG-21 バラライカ』の項目である!」 『MiG-21 バラライカ』は、ageのマブラヴシリーズ及び、スピンオフ作品の『シュヴァルツェスマーケン』に登場する第一世代の戦術機。 ■概要 開発はミコヤム・グルビッチ設計局。 原型機体は人類初の戦術機である『ファントム』を、ソビエト連邦がライセンス生産した『F-4R』。 近接格闘戦を重視するソ連は、さらにこれを素体に改造機体の開発を開始。 1975年に『MiG-21 バラライカ』として誕生し、実戦配備を開始した。 『鉄のカーテンの向こう側』こと、ワルシャワ条約機構加盟各国でもライセンス生産・配備され、当時の東側戦術機部隊における標準的な機体でもある。 また、東ドイツ陸軍の第666戦術機中隊は、機体左肩に666のマーキングを入れたバラライカを運用し、同国最強の戦術機部隊として活躍している。 東ドイツ製造機体は加工精度が高く、高品質であった為開発元のソ連機より高性能でありソ連に逆輸入もされていた。 ●ファントムとの相違点 設計変更 全体的なパーツのスリム化 脚部膝間接の蛇腹構造化 頭部にワイヤーカッターの追加 軽量化されて運動性能向上し、より格闘戦向けになったが、機体特性は別物になってしまったため、バラライカへの機種転換には最低でも丸1日かかると言われる。 某お漏らし娘は3時間で操縦をモノにしたが… それでも第一世代機に変わりはないので、発展型『MiG-23 チボラシュカ』やアメリカ海軍自慢の第二世代機『F-14 トムキャット』には性能面で大きく水を空けられている。 ■兵装 WS-16C突撃砲 戦術機メイン兵装 お馴染み36mm機関砲と120mm滑空砲コンビ。 多目的追加装甲(シェルツェン) 盾状追加装甲。 前面にたっぷりとERA(=爆発反応装甲)を貼り付けてあるため、殴ればBETAは木っ端微塵だが、代償に機体負荷もデカい。 また装甲下部に鋭利なブレードが付いており、やっぱり殴ればBETAは千切れる。 CIWS-1A 前腕外側部に格納されている近接戦闘用ナイフ。 一応、格闘戦時の主役。 サブアームが簡素化されている為、F-4のような片手抜刀は出来ない。やろうと思えばナイフシースから射出、空中キャッチという曲芸地味た操縦をしなくてはならない。 77式近接戦闘長刀 中国から輸入している長刀型兵装。トップヘビーな構造を生かしてBETAをぶつ切りにする。 ……が、この時期の戦術機はコンピュータの補助も弱く、主機出力も後の機体比べたら恐ろしく低いのでトップヘビーな上にデカく装備すると機体が振り回されるわ、機動力が損なわれるわ散々なために使用者も少なく、第666中隊ではアネットのみが使用して変態扱いされている。 ■バリエーション MiG-21PF 戦術機の通信能力は限定的であり、阻害する重金属雲影響下では、さらに通信が困難になる。 それを少しでも緩和するために、頭部センサーマストを大型化して通信能力を強化した東ドイツ特別製機体。 基本的に指揮官用機であり、第666中隊隊長のアイリスディーナもこれに搭乗。 その姿はさながら、伝説の『ユニコーン』のようにふつくしい… MiG-21bis バラライカ最新型。詳細不明。 たぶん良くて1.5世代相当の改修はされてる……はず。 ■余談 元ネタはみんな大好き、ベストセラー戦闘機の『MiG-21 フィッシュベッド』 愛称『バラライカ』とはロシアにおける三角形状の楽器 「解説は以上! それでは各員、追記・修正にぃ、移れぇぇぇっ!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 瑞鶴見た後だとバラライカ絞りすぎじゃないか? -- 名無しさん (2015-05-21 19 12 28) アニメで動くこれが見れるとは…そういえばプラモ発売も決定したな。 -- 名無しさん (2015-05-29 21 55 10) ↑2 避けなきゃ死亡の世界だからなぁ -- 名無しさん (2017-10-12 10 08 51) どちらかってーと、大量生産、大量配備の為の簡素化やろ。 -- 名無しさん (2023-09-12 06 35 53) 名前 コメント
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自国領土に多数のハイヴを建設され撤退を余儀なくされたソ連の事情はヨーロッパ諸国のそれに近く、戦術機の運用思想も同様の方向(平野部での密集近接戦およびハイヴ攻略)に基づいている。中でもソ連機の特徴の一つとして挙げられるものが、機体の各部にスーパーカーボン製ブレードを装備している点である。これはハイヴへの突入と、その状況で予想される密集状態でのBETAとの近接戦闘を重視していることの証明である。またBETAとの接触を想定してフレームも強化されている。 目次 スフォーニ設計局Su-27 ジュラーブリク Журавлик Su-37 チェルミナートル ТерминаторSu-37UB スフォーニ設計局 Su-27 ジュラーブリク Журавлик 第二世代戦術機。 BETA大戦開戦以来、米国製戦術機の改修版で戦局に対処してきたソ連軍であったが、米国との戦術機運用思想の違いから次期主力機の選定が難航、結果的に軍の決戦兵器としての要求仕様を満たす独自戦術機の開発を決定した。 Su-27は高い運動性と近接格闘能力が最大の特徴である。地上あるいはハイヴ内での密集戦を想定し、肩部装甲ブロック両端のベーン(×2)の他、膝及び下腿前縁、上腕ナイフシース外縁の各所にスーパーカーボン製ブレードエッジを装備している。この画期的な固定武装は実戦に於いて非常に有効であったため、以降ソビエト製の標準仕様となった。その反面、無茶な要求仕様を力業で実現させたため、配備当初はトラブルが絶えず、前線の衛士には不評であった。 1992年、配備開始。 Su-37 チェルミナートル Терминатор 準第三世代戦術機。ソ連はSu-37を「初の国産第3世代戦術機」としているが、西側では同機を2.5世代戦術機と見なしている。 米軍呼称はジュラーブリク。チェルミナートルはSu-27と区別するためにNATOがつけた名前。 Su-37は、ソビエト連邦軍の第二世代機・Su-27を準第三世代仕様にアップグレードした戦術機である。通常戦闘からハイヴ突入戦までを視野に入れた全戦局での運用が可能な多任務戦術機として開発されたSu-27の設計を継承し、近接格闘戦能力と瞬発機動力の更なる向上に重点を置いた強化改修が施されている。固定武装も同様で、肩部装甲ブロック先端に4振(x2)、膝部装甲ブロック前縁に1振(x2)のスーパーカーボン製ブレードがマウントされており、ソビエト機の特徴である前腕部のモーターブレード(x2)と併せ、超近接戦仕様となっている。 攻撃的な印象を強調する肩部装甲のスーパーカーボン製ブレードは、大規模BETA集団との混戦状態を想定したもので、多くのハイヴを抱えるソ連の国土奪還という悲願が色濃く反映された設計といえる。密集近接戦を想定した設計は、欧州各国の第二世代機にも見受けられる特徴である。 腰部装甲前面のノズルに推力を逃がす構造によって逆噴射機構を廃した本機の跳躍ユニットには、噴射方向制御パドルではなく、従来型の噴射ノズルが採用され、信頼性と整備性の両立が考慮されている。 1997年、配備開始。 Su-37UB Su-37に複座式管制ユニットを搭載したタイプ。 火器管制処理などを分担して衛士の負担を減らすことを狙っている。これは、複座で運用することを念頭に置いて開発された米製戦術機F-14及びF-18の影響(技術流入)があるといわれる。
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登録日:2009/07/29 Wed 22 29 27 更新日:2023/08/30 Wed 21 45 47NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 F-15 TE age かませ犬 アメリカ イーグル マブラヴ マブラヴオルタネイティヴ ロボット 不遇 人類の刃 後退しろォッ!後退し… 戦術機 最強の名を持つやられ役 架空兵器 燃え要素 男のロマン 第二世代機 F-15 イーグルはマブラヴ オルタネイティヴに登場する戦術機である。 元ネタは無論、戦闘機『F-15』 本項では本機とそのバリエーション機について解説する。 ■【F-15 Eagle】 F-4後継機として1978年の東欧州大反攻の戦訓を取り入れ、マクダエル・ドグラム社が開発した第二世代戦術機で、西側関係者からは「最強」と呼ばれる傑作機。 F-4や帝国製戦術機とは異なり、F-15のウェポンベイ(近接戦闘用短刀や予備弾倉等の収容スペース)は膝部装甲ブロックに配置されている。 帝国軍が長刀を装備しているのに対し、基本的な運用思想の違いから米軍機の近接戦闘装備はナイフのみ。 発展性を考慮した設計的余剰が担保されているため、局地戦仕様や現地改修機など数多くのバリエーションが存在し、他国の第三世代機も本機をライセンス生産した際に培った技術等を元に生み出された。 第三世代戦術機が制式化されつつある現在もF-4に次ぐ配備数を誇り、米軍でも引き続き使用されている他、世界各地に輸出・ライセンス生産型が使用されている。 ■【F-15A】…初期生産型 ■【F-15C】…A型改修量産機 1984年より配備開始(外見上の違いはほとんど無い) F-15シリーズ中、最も機数が多い生産型で、稼働時間向上を中心とした改良が図られている。 86年の時点で対人類戦闘を視野に入れたルックダウン機能強化型レーダーを装備している事から、米国が既にBETA大戦後の覇権を考えている事が分かる。 流石米国、汚い。 ■【F-15E Strike Eagle】 トータル・イクリプスでもお馴染みな機体。 総合的に攻撃力を強化した最新型機で第三世代機と比べても、遜色ない稼働率と信頼性を誇る『最強の第二世代機』 膝部ウェポンコンテナは不要となればパージできる。 国連軍軌道降下兵団(オービットダイバーズ)で使用される機体は、兵站確保の難しいハイヴ突入作戦を考慮し、稼働時間延長と推進剤容量増大を図ると同時に、降下時の機体制御用に着脱式スラスターを追加。 1995年より配備され、ラプターの配備が遅れている事から、さらなる強化改修案を検討している。 ■【89式戦術歩行戦闘機 陽炎(TSF-TYPE89/F-15J)】 F-15日本向け改修機。米軍仕様との違いは黒のカラーリングと肩のマークのみ。 元ネタは陽炎型駆逐艦(異説あり) 89年、初期段階で停滞した次期主力機開発に業を煮やした帝国はF-15をライセンス生産することで徹底研究し、技術的なブレイクスルーを図るべく試験導入を決定。 結果、『不知火』開発に成功したが、配備が遅れたため、「技術評価」の名目を外れ、実戦部隊にも多数配備される。 F-15Cと同スペック機が桜花作戦後の帝国陸軍一般部隊の主力となっている。 ■【陽炎・改 (F-15J改)】 オフィシャルファンクラブ専用ソフト『アユマユ オルタネイティヴ』に登場したBETAが霞むチートな陽炎強化型。 ■【F-15・ACTV ACTIVE Eagle】 1999年より開始したフェニックス構想(アビオニクス換装とモジュール追加のみで、安価に準第三世代性能へグレードアップさせる計画)の実証実験機として開発された機体。 大型跳躍ユニットを装備し、自律誘導弾システム・突撃砲等を装備する肩部・背部ウェポンラックにもスラスターが追加装備され、上腕部ハードポイントには、センサーポッドを兼ねた強化パーツを装備(ウェポンラック機能は存置され、機動力を犠牲にすれば従来通りの装備も可能) 拠点防衛を主任務とするF-4などと異なり、防衛線を突破し浸透してきたBETAの補足・殲滅を目的とする。 並の機体では追随する事は困難である為、機動試験等には跳躍ユニット等を強化したF-15Eチェイサー仕様が随伴する。 機動性を重視した改装は、母体の優秀さを十二分に引き出し大きな成功を収めたと言えるが、稼働時間の低下や積載兵装の貧弱化という欠点も否めない。 マクダエル・ドグラム社を吸収合併したボーニング社(米国)により2機が製作され、アルゴス試験小隊に配備された。主な搭乗者はタリサ・マナンダル少尉。 元ネタはF-15 ACTIVE(Advanced Control Technology for Integrated VEhicles=先進制御技術統合航空機) 【F-15SE Silent Eagle】 F-15Eをベースにボーニング社の先進技術研究部門"ファントムワークス"が開発した準第三世代戦術機。 『フェニックス構想』と『XFJ計画』から得たアイデアを、F-15にフィードバックする事で生み出された全戦域多任務機。 限定的ながら対人戦をも想定した各種ステルス性能が付与され、最新アビオニクスとOBLへの換装、スラスターユニット増設により第三世代機と同等以上の機動性と運動性を発揮する。 高効率化された跳躍ユニットに加え、肩部と下腿部大型化によって作戦行動時間の大幅な延長も図られている。 【試02式戦術歩行戦闘機 月虹(げっこう) (F-15SEJ)】 F-15SEの日本帝国仕様。 巻き返しを画策するボーニング社が老朽化したF-4Jを更新する帝国軍次期戦術機選定に政治介入し、不知火・弐型の仮採用を覆し、運用コスト面での最有力候補としてエントリーした。 量産試験機による長期間比較検証トライアルに参加するため、仮の制式番号「試02式」を付与された本機は、姉妹機とも言える試01式(不知火・弐型)と共に過酷な運用試験プログラムに曝され、その一環として『甲20号作戦』を始めとした実戦に投入される。 "月虹"はF-15Jの愛称である"陽炎"と対を成す意味で付けられた日本向けの呼称である。 総合性能・格闘性能では不知火・弐型、量産コスト・ステルス性能では本機と拮抗した状態が続いていたがそんな最中に12・5事件が発生。 このクーデターで参戦した米国のF-22に対し圧倒的なキルレシオンを付けられたことが上層部にとってトラウマとなってしまい本機の採用がほぼ内定した。 最終報告が政夷大将軍にされたが「BETA殲滅もままならない状況下で対人類戦を考慮するなど言語道断」と一蹴されてしまい採用はお流れとなってしまった。 なおTEのハイネマンは本機はボーニング社が日本へステルス技術を提供するためだけに開発したと分析している。 「なんだお前、Wikiを追記・修正してるのか? 物好きなやつだな」 「ほっとけ! オレはこうやってWikiの空気を感じる事で、闘志をかき立ててるんだよ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] やられ役乙。 -- 名無しさん (2013-07-27 02 30 26) 半端に旧式かつその世代最強の機体だしヤラレメカに最適すぎる。ただし、F-15SE除く -- 名無しさん (2015-07-31 14 35 43) 自分達で不知火弐型作ったのに潰そうとしてくるとかおかしくない?ロックウィードがF-16の改良型をねじ込んできたとかまだわかるけど -- 名無しさん (2017-01-22 23 42 13) ↑ その作る動機や関わった人間の違い、それによる足の引っ張りあいは現実でもよーある -- 名無しさん (2017-10-12 10 37 43) 名前 コメント
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登録日:2012/10/07(日) 02 39 30 更新日:2024/01/09 Tue 13 15 38NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 Su-47 スフォーニ ソ連 トータル・イクリプス ナイフのおばけ ビェールクト マブラヴ マブラヴオルタネイティヴ 人類のナイフ 体は剣で出来ている 全身ナイフ 戦術機 「互角では許されない」 「それは敗北に等しいのだ…」 #30-The butterfly dreamより ビェールクトはマブラヴのトータル・イクリプスで登場するソ連製の戦術機であり、作中ソ連のキレたナイフのような設計思想を形にしちゃったような戦術機である。 ◆主な衞士 ドミトリー・カヴェーリン ビェールクトはスフォーニ設計局が開発した第三世代局地戦術機である。あとナイフ。 1999年に部隊配備が始まり2001年には次期主力の座をかけてMiG-29OVTとの性能比較試験が行われている。 戦術機史上屈指の機動近接格闘戦性能を誇るチェルミナートルをべースにハイヴ攻略・制圧戦における密集格闘戦を主眼に再設計が施されており、最大の特徴は西側製最新アビオニクスの導入とOBLへの換装である。だからこそのナイフ。 これは近接戦性能向上を図り増設・大型化されたスーパ―カーボン製ブレードべーンによってより制御困難となった空力特性を補佐するための処理だが、高効率・高出力化された跳躍ユニット主機との相乗効果によって、三次元多角形機動とも言うべき驚異の運動性を獲得している。 …わざわざ空力特性補佐処理してまで大型ナイフくっつけちゃうあたり流石ソ連と言うべきか、いつも通りにソ連のキレた思想は元気です。 本編の模擬戦においても一瞬で高速機動中に運動ベクトルを真逆にする等荒業を成し遂げている。 また、踵に折り畳み式のジャックナイフ状のブレードが装備されている。下向きに展開する事により蹴ると同時に相手を切り裂く事が可能になっており密集近接戦闘の能力の向上に繋がっている。 戦術機の踵にナイフくっつけてまで格闘戦しちゃうあたり、今日もソ連は平常運転。 「両肩と両腕だけじゃあ足りねえんだょ!!爪先と踵にもナイフくっつけて敵を刻むんだよ!!HAHAHAHAHA!!!!!!さあ次は投げナイフだ!!」 ※台詞はイメージです。あと投げナイフのくだりはテキトーです。 更に新設計の大型脚部を採用したことにより30%の連続稼働時間の増加にも成功している。 ちなみにこの臑の大型化とハイヒールによりSu-37より背が高い。ただしヒールはナイフで出来ている。 2001年の時点では、第43親衛戦術機甲師団へ通常型の配備が進められている。 トータル・イクリプスでは第一部のラストに登場した。またトータル・イクリプスではビェールクトをべースに強化改修されたE型実証実験機が、「ユーコン事件」の翌日にソビエト陸軍中央戦略開発軍団・331特殊実験開発中隊に搬入された。 この時完全非公開の下で同志サンダーク大尉(ユーコン事件鎮圧で昇進)のSu-37UBと実機対人戦が行われたが80%の完成度にもかかわらずSu-37UBを圧倒している。 ナイフの量が違うのだよ!!ナイフの量が!! ちなみに吉宗鋼紀氏によると鬼神とか悪魔的なイメージだとか。 追記修正は全身刃物の戦術機に頬摺りしながらお願いします、同志諸君。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 全身これ刃物、という点では武御雷と同じだけど、ちゃんと量産を考慮しているあたりは凄い。大型ボディに大出力を備えるのがスフォーニ設計局の特徴だし、大型故に設計余剰もあるから後々の拡張も考えると物凄い優秀。 -- 名無しさん (2016-07-02 16 37 11) 消費エネルギーなしで攻撃できるのはでかいわな。磨耗はするだろうけど。 -- 名無しさん (2017-12-04 09 55 00) ハイブの奥深くまで斬り込んで自爆で殲滅するという根っこの部分はソ連っぽい設計思想 -- 名無しさん (2021-03-24 20 08 05) 名前 コメント
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登録日:2012/11/09(金) 07 09 09 更新日:2024/03/21 Thu 18 15 28NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 TSFIA YF-23 age アメリカ ノースロック ブラックウィドウⅡ マクダエル・ドグラム マブラヴ マブラヴオルタネイティヴ 不遇 世界一高価な鉄屑 作中最強候補 対人戦想定機 徒花 戦術機 試作機 沈み行く落日に照らされて聳え立つYF-23を 開発主任を務めた男はただ黙って見上げていた TSFIA“#8 Question of honor”より 概要 YF-23とは、1983年にアメリカ陸軍によって提案された次世代戦術機開発を目的とする概念実証計画『ATSF計画』において、合衆国戦術機メーカー、ノースロック社とマクダエル・ドグラム社が共同開発した作中最強候補の試作戦術機である。 1号機がPAV-1“スパイダー”、2号機がPAV-2“グレイ・ゴースト”の愛称を与えられている。違いは、塗装と搭載主機が異なる点。 PAV-1…YEE120-GE-100 PAV-2…YEE119-PW-100 2機ひっくるめて『ブラックウィドウⅡ』と呼ぶ 武装 固定装備 近接戦闘短刀 ×2 兵装担架×4(予備として胴体にも装備できるため最大6) 携行装備 XCIWS-2B 試作近接戦闘長刀 XAMWS-24 試作新概念突撃砲 XM-9 試作突撃砲装着型短刀(XAMWS-24に装着) 開発経緯 史上初の戦術機であるF-4 ファントムが1974年以来、BETAと戦い続けてきたが、“対BETA決戦兵器”とはなり得ないと考えるようになっていた。 数で迫るBETAに対し、軍部やメーカーは「守り」=「盾」よりも「攻め」=「剣」の戦術機を求めていたのである。 やがて、それは「対BETA戦に特化した強力な戦術機」の待望論に発展し、各国独自の新型戦術機の開発に繋がっていくことになる。 そんな風潮の中、アメリカはというと、F-4やF-5などの第一世代機開発と並行して次世代である第二世代機開発を早々に承認。試作機開発をスタートした結果、10年足らずで結実する。 設計はトータルイクリプスでXFJ計画の技術顧問をしているフランク・ハイネマン。 1982年 史上初の第二世代機F-14“トムキャット” 1985年 “最強の第二世代機”F-15“イーグル” 1986年 安価かつ高機動なF-16“ファイティング・ファルコン” 猛スピードで開発が進められたのがお分かりいただけるだろう。 だが、これらすべては「自国本土へのBETA上陸を阻止したい」という本心からの行動である。 自国領土がBETAによって蹂躙されていないアメリカは、ユーラシア各国やBETAの脅威と真っ向から向かい合う国家群とはかなり異なった観点を持つ。 それは、終わりがまったく見えないBETA大戦の最中にあっても一際に目立っていた。 “ATSF”計画発令 1982年、F-14が配備される直前、“戦術機の父”アメリカ陸軍のバンデンブルグ中将はこう言った。 「第二世代機投入により、BETAとの戦いはその耐用年数前後に決着する。その後、BETA支配地域の地下資源、特にハイヴに眠る稀少物質の獲得を巡り、各国の利害対立が激化する」 BETA大戦後の世界戦略のことを指すこの発言は、本編である2001年現在を見ても、未だ終わりの兆しすら見えない状況にあるので、獲らぬ狸の皮算用も甚だしい…… しかし事実としてソ連も研究を始めたりしてるし横浜の人も扱えることからあながち間違いじゃないよね。 これはあくまでも中将個人の発言であって、国家総意というわけではなかった。そう、少なくともこの時点では。 だが、中将が後に「BETA大戦末期の戦線を担う戦力となり、その後発生する人類との戦闘に於いても充分な優位性を発揮する戦術機」の必要性を唱えた文書を国防省に提出した結果、『ATSF計画』が開始される。 というのも、直接BETAの脅威に晒されていないとはいえ前線国家を支援し続けていたアメリカも相当に疲弊しており、なかなか戦況が改善しない状況に危機感が募り、やがて後方国家の資源や領土を狙うであろうと警戒するようになっていたため。 極端な話、米国内には前線国家を「自国のリソースを食い潰す癖にクソの役にも立たず、挙句自国産戦術機開発で遊んでいるスネ齧り共」とみなす声が渦巻いていたのである。 この判断が間違いではなかったことを証明するかのように、同じくATSF計画で開発され採用されたライバル機のラプターは、その本来の用途で絶大な戦果を挙げている。 “ATSF”計画とは自国の安全の為に必然と言える措置であった そんなATSF計画で各メーカーに要求した仕様は以下の通り。 戦術機を含む対人類保有兵器戦闘能力 高度なファストルック・ファストキル能力 各種電子機器による被発見率の低減=ステルス能力 低燃費高速巡航および長距離飛行能力 ガチガチの対人戦闘仕様。 幾つかの試作案が挙がったが、最終的に残ったのは、YF-22を提出したロックウィード社案と、当機を提出したノースロック社。試作案選定コンペで残ったライバルとは 圧倒的なステルス性能 接近戦重視 に勝れる反面、射撃性能・調達・運用コスト、燃費の面で劣っていた。 概念実証試験当初は本機がリードしていたが、中盤からYF-22が実用機に迫る完成度を見せ始めたことで拮抗。 最終シーケンスの模擬戦も、2週間で40回に及び、14対18、ドロー5、無効3と言うスコアでYF-23が勝利した。 勝因は、ステルス性と近接格闘戦能力でYF-22に勝っていたため。 ステルス機同士で戦うと、相手を視界に入れて戦闘するしかないために近接格闘能力に優れたYF-23が有利となった。 その正式採用を競合相手でさえ確信していたが、とんでもないどんでん返しが 『G弾ドクトリン』 1987年、“サンタフェ”計画と言うBETA由来の稀少物質である“グレイ11”を使って製造された、日本帝国臣民のトラウマにして本編で迷惑な印象を残していった五次元効果爆弾…通称“G弾”の実用化である。 影響は、アメリカの世界戦略と開発機体の運用に関する軍事ドクトリンの転換を呼び、アメリカ軍の対BETA戦略はG弾運用前提に大転換されてしまった。 それに伴い、“サンタフェ”計画と同時期に進行していた“HI-MAERF”計画(XG-70(凄乃皇)開発計画)が凍結され、計画に参加していたロックウィードとマクダエル・ドグラムが割を食う結果となり、開発競争が激化したのである。 選定落ちの理由は、機体の優劣よりも、この軍事ドクトリンによるものだった。 採用されたYF-22はというと、G弾と言う災厄が議会を毒したせいで、 「G弾あるなら戦術機いらなくね?」 という、「戦術機不要論」が起こってしまい、採用から量産機が配備されるまで、10年近く眠らされ続けることになってしまう。 まぁおかげで問題点の改修とかできたし最終的には予定調達数生産される予定である。 G弾の登場は、計画の一部を歪めてしまったがBETA戦略の希望にもなりえる発明であった。 JRSS 政治に翻弄されたとされるYF-23だが実は不採用になった理由にはこのJRSSも関係している。 JRSS(統合補給支援機構)とはアタッチメントなしで全ての戦術機と推進剤、電力補給を共有化されるシステム。 不知火・弐型開発にも携わったハイネマンが生み出した技術で、YF-23が高額になったのもこれが原因の一つでもある。 YF-23は不採用にしつつもJRSSはF-22に搭載させその技術流出を恐れたため、YF-23を使った売り込みは全て失敗している。 しかしこの機能はハイネマンによってYF-23のパーツを組み込んだ不知火・弐型Phase3の1号機のみに極秘に搭載されている。 ハイネマンとしてはあくまで自身が考える「現場が最も必要な機体」を設計したに過ぎず、JRSSはその一環ではあったものの ステルスはコンペの関係で仕方なく搭載したものであり、コンペの条件になければ絶対に付与しなかったという。 『黒衣の未亡人』『世界一高価な鉄屑』 YF-22を越える戦闘能力を持った史上最強の戦術機の最期は哀れなものだった・・・ 計画終了後のYF-23は、エドワーズ空軍基地で外装やら電子機器を外され、野外駐機ガントリーに放置された挙げ句、アメリカ各地の航空博物館に展示される。 この後、ノースロック社はF-14の後継機として、本機を艦上戦術機に再設計したYF-23Nを海軍に提出したが、F-18が採用されたためお流れとなった。 制式採用こそ見送られたものの設計思想は世界各国の戦術機開発に影響を与えるなど大きく貢献している。 記録に残らない戦い …がTSFIA#77にて1993年頃にオルタネイティブ3絡みとされる極秘任務で予備パーツで組まれた新造のYF-23が実戦に参加していたことが判明。 この作戦は戦術機母艦を商船と偽装、作戦説明に厳重なセキュリティがかけられ、衛士同士の会話でもボイスチェンジャーを使うほど秘匿されていた。 作戦自体も戦術機2機だけでBETAの大群を掻い潜って目標を確保するという過酷なもので、故にアメリカで野ざらしにされており公式的にはその機体しかなく 米軍機でもBETA戦に強くステルスによる秘匿性の高いYF-23が作戦機として選ばれた。 搭乗衛士はTSFIAのYF-23登場回での出演数も多く2号機の開発衛士も務めたポール・サンドバーグ大尉、1号機も名前が不明だが同じ開発衛士が務めていた。 サンドバーグはボイスチェンジャーを使っていても1号機に乗っているのは苦楽を共にした衛士であることを察しており、彼に何故自分が選ばれたか問いかけたが 彼からは「君のポリシーに反することは理解していてもそれでも君の力が欲しかった。」と彼が一回りほど年の離れたサンドバーグを推薦していた。 サンドバーグはそれを肯定しつつも自分を推薦し再びYF-23を駆り、実戦参加する機会をくれたことを感謝するなど強い信頼関係があったことがうかがえる。 サンドバーグは作戦終了後解体されると予想していたがこの作戦に参加したであろう機体はTE本編に登場しており、この機体のパーツが不知火・弐型Phase3に組み込まれた。 立体化 ボークスのA3アクションフィギュアシリーズでは1号機が一般販売、2号機はイベント限定で発売された。 その人気から長らくプレミアがついていたが2019年時点では定価以下で買える。 が監修ミスによって本来は兵装担架を4つ付けられるはずが2つしかつけることができないため改造が必要である。 その後コトブキヤから1/144スケールプラモデルで1号機のみが立体化され、こちらで初めて4つ装備できるようになった。 ちなみに不知火・弐型Phase3はこの1/144でしか立体化されなかったため両機を並べたい場合はこの製品しかない。 モデルとなった戦闘機 他の戦術機同様本機も元ネタとなった戦闘機が存在している。 1980年代に計画された先進戦術戦闘機計画(ATF計画)で最終選考まで残り実機が制作されたロッキード社のYF-22に対しノースロップ社が提示したのがこのYF-23であった。 一般的にはYF-22は汎用性の高さ・機動性・操作性を重視、YF-23はステルス性・高速性・巡行性能が高かったとされている。 2機が制作され黒い1号機は「スパイダー」、グレーの2号機は「グレイゴースト」と呼ばれた。 しかし同時に新型エンジンのコンペも実施され、大型ハイパワータイプと小型ローパワータイプで後者の物が採用、軍も生産性・整備性・汎用性などYF-22の方が条件が合致。 更にYF-23よりも小型で採用されたエンジンと相性がいいということもありYF-22を採用しYF-23は不採用となった。 その後も戦闘爆撃機の計画もあったが計画中止になり同社で保管後NASAに移管されたが、特に実験に使われることなく雨ざらしにされた 戦術機で不採用になったYF-23が高価な鉄くずと揶揄されたのは史実が同様だったことによるもの。 結局NASAも本機を手放し、両機とも現在は博物館に展示されている。 なおその当時では先進的な見た目から人気があり数多くのプラモデルなど立体化がされている。 中にはその完成度の高さからノースロップ・グラマン社が本社に展示するほど気に入り、オフィシャルライセンス商品として発売されたモデルも存在している。 余談 それまでの戦術機と比較するとかなり外連味があったためデザイナーとしては受け入れられるか不安だったとのこと。 A3では先に2号機が限定販売されたときは3日間開催イベントでの販売だったにもかかわらず2日目で完売してしまった。 その後1号機は通常ラインナップで発売されるも2号機と比較しいくつか改善されたこともありこちらも人気商品になった。 それだけ人気だったためかその後雑誌連載での登場回数はそこそこ多く、中には前述した予備パーツで組まれた機体が実戦参加した話もあった。 更にオルタ本編後の可能性の一つで不知火・弐型Phase3が「極光」として採用された世界線では、YF-23と共にデモ飛行をしている話もある。 これらはTSFIA連載末期の頃に掲載されたが、その頃の話をまとめたムック本は発売されていないため当時のホビージャパンを買うしか見る方法がない。 とオルタ本編に登場していない・元は設定集で公開された戦術機にもかかわらず、様々な設定が追加されるなど高い人気を得ることとなった。 それゆえ不知火・弐型Phase3では賛否両論になるなど当初デザイナーが抱いた不安は杞憂であった。 追記・修正は、YF-23で極秘任務に関わる人にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] エスコンX2では待望のクロゴケグモカラーの機体を使うことができる。 -- 名無しさん (2013-08-19 16 05 49) これが不知火になるとは…。 -- 名無しさん (2013-08-19 17 56 29) もうすぐ発売だな1/144不知火とミキシングせねば -- 名無しさん (2013-08-19 21 13 20) 正直不知火ヘッドはださい…もうちょとブラッシュアップしてほしかった…。本来の不知火の造形が良すぎて… -- 名無しさん (2013-08-19 21 37 25) あっイントルといいA-10といい現実のと間違えてた ↑4は消しといてくれると有難い お恥ずかしい -- 名無しさん (2013-08-19 21 46 22) 確かTE名義で出るんだよなプラモ。パケ絵誰になるんだろ。ユウヤが妥当か? -- 名無しさん (2013-08-19 21 55 10) パイロットどころかTEロゴもない実にシンプルなパッケージ… -- 名無しさん (2013-08-22 15 30 31) 人間相手なんて考えとる場合か米帝 -- 名無しさん (2013-08-22 15 37 53) ↑5 結構好きだけどなフェイズ3。確かにもうちょっと曲線というか、しなやかさがあってもいいけどね -- 名無しさん (2013-08-22 15 55 29) 正直に言っていいか……戦術機<<戦闘機扱いされてるんだったら、最初から現行のF22とかブラックウィドウみたいなステルス戦闘機の開発してればよくね…… 戦術機にステルスつけるって形状的に相当金かかるぞ -- 名無しさん (2014-03-14 22 04 56) あからさまにステルス戦闘機なんて作ったら明らかに対人類用ですって言ってるようなもんだから・・・ -- 名無しさん (2014-03-14 22 22 04) あくまでYF-23として好きな人が多くて人気がでたのに、じゃあ日本の機体って事にしてしまいましょうとか制作側はあほか、あほなのか -- 名無しさん (2014-08-05 20 18 56) ↑純粋なYF-23の改修とかだったらまだ燃えられたけど、不知火と混ぜたのはアカン -- 名無しさん (2014-08-14 07 57 17) ↑4 BETAがいるうちは常に空を飛んでる戦闘機はただの的でしかないよ。BETAの脅威のない自国内なら兎も角、他国に飛ぼうものならレーザー級に落とされてしまうからね。 -- 名無しさん (2015-04-11 22 56 04) YF-23が前衛でYF-22が後衛にしたら相性良いんじゃねって考えてた時期がありました・・・運用コストはんぱねぇ -- 名無しさん (2015-05-21 19 16 49) 設定が纏まるにつれラプターもドン引きのオーパーツじみた存在に。あの世界の究極の戦術機だろコイツ。 -- 名無しさん (2015-11-15 15 15 44) ↑ 武御雷「究極でも高いとね…」 -- 名無しさん (2017-12-04 11 33 24) 金持ちのアメリカだからできる贅沢な機体 -- 名無しさん (2021-10-16 01 49 15) 名前 コメント
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登録日:2010/01/14 Thu 23 56 04 更新日:2020/05/19 Tue 12 13 52 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 Su-37 age ゲッ○ー2 ソ連 ターミネーター チェルミナートル トータル・イクリプス マブラヴ マブラヴオルタネイティヴ 戦術機 この項目はマブラヴシリーズに登場するSu-37 チェルミナートル(戦術機)についての内容が書かれています、実機ではないので注意して下さい。 1997年より配備された大型のスフォーニ製第2.5世代戦術機。 1996年、F-14AL3の運用から継続する米グラナン社との水面下の協力体制により、同社が開発したX-29の試験データを入手したスフォーニ設計局は、第3世代機開発技術確率を目的とした実証実験機・Su-27M2を自社内開発してし研究を続けていた。 一方、西側各国の矢継ぎ早な第3世代戦術機配備に危機感を高め、第3世代戦術機の早急な制式化を目指していたソ連首脳部はSu-27M2高い性能に着目し、Su-27の調達を打ち切り急遽Su-37(チェルミナートル)の形式番号を与え、制式採用を決定した。 実質、Su-27の強化発展型であるSu-37は基本的な機体レイアウトや外見形状はそのまま継承されているが、近接格闘能力はさらに強化され、肩部ブレードベーンを2振りから4振りに倍増させると共に腰部装甲ブロックへの推力偏向スラスター追加による機動性・運動性の向上が図られている。更に、ソ連機の潜在的弱点とされていたアビオニクスの信頼性と性能もノースロック・グラナン社の協力により大幅に向上した。 ソ連はSu-37を「初の国産第3世代戦術機」としているが、西側では同機を第2.5世代戦術機とみなしている。 また、元々ソ連でのSu-37の愛称は「ジュラーブリク」のままだったが、西側での識別呼称である「ターミネーター」がスフォーニ経由で逆輸入されロシア語読みである「チェルミナートル」が定着した。 ◇主武装 A-97突撃砲 モーターブレード×2 ブレードベーン×4 他、機体各所にブレードエッジ。 【跳躍ユニットエンジン】 ALS-37F 【備考】 まさに殺る気満々、ソビエトの意志を具現化したキレたナイフのようなデザインが特徴的な戦術機。実際、全身の殆どが武器として使用でき、兵担の絶たれたハイヴ内でも継戦能力が高い。 全身武器というコンセプトは元々武御雷のものだったが、あちらはキャラが立ったのでこちらに回ってきた。語弊があるが、ソ連製の武御雷と言えなくもない。 露軍迷彩の機体はジャール大隊に配備され、フィカーツィア・ラトロワ少佐の愛機としてBETA共を文字通り蹴散らし、四面楚歌のユウヤと弐型を救出するが、ジャール大隊に生存者はいなかった… 因みに、頭部カメラアイはツイン・アイではなくイーグルや不知火と同じゴーグル型。 カメラアイのど真ん中に走るラインはワイヤーカッターであり、本来ならそこに隙間があってわかるようになる筈だったが、A3で商品化された際に金型の都合で泣く泣く省かれたディテール。 【派生型】 Su-37UB Su-37に複座管制ユニットを搭載したタイプ、主にトータル・イクリプスの紅の姉妹ことクリスカ・ビャーチェノワ少尉とイーニャ・シェスチナの愛機として登場。 単機で驚異的な性能を見せつけ、現在の所、ブルーフラッグでは全勝中。 余談になるが、蒔島梓(オルタの漫画描いてる人)の同人誌ではユーコン基地の地下でゲッたげふんげふん!な色の機体にドリルをつけてテロリストに対抗しようとしたらハイヴの中にでてBETAに捕まった。 Su-37M2 現行生産型。 射撃管制システムを新型に換装したことで射撃能力が向上した機体。 ジャール大隊指揮官のフィカーツィア・ラトロワ中佐、副官のナスターシャ・イヴァノワ大尉、隊員のキーラとトーニャ(中破したユウヤの不知火・弐型を戦域外まで連れてったガキ)の乗機。 ただし、アニメ版だとジャール大隊でSu-37M2に搭乗しているのはフィカーツィア中佐のみとなっている(他は全てSu-27SMに搭乗) 「同志wiki籠もり、貴様の父は誰だ?!」 「我が偉大なる、ジャパ二メーションです!」 「同志クリスカスキー、貴様の母は誰だ?!」 「我が愛すべき祖国、アニヲタWikiです!」 「同志イーニァスキー、貴様と戦うのは誰だ?!」 「我が信頼すべき同胞、Wiki篭りです!」 「勇猛なるジャール大隊の衛士達よ!我らは地獄の業火で鍛えし一振りの剣!!今こそ起て!筆を執れ!!建て逃げやブラウザバックは背信と知れ!Wikiの興廃は常に我らの手にある!!」 「我らは身命の尽きるまで戦い抜く!かつては黒歴史と在り、そして未来永劫我らと共にあるアニヲタWikiの名に於いて、憎むべき荒らしどもを打ち砕け!!」 「「「我らが祖国、万歳(ナシュウラー)!!」」」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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登録日:2010/01/16 Sat 12 57 09 更新日:2023/04/20 Thu 01 31 41NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 F-22A age ある意味ストーリーの被害者 かませ犬 アメリカ インフィニティーズ ウォーケン ステルス マブラヴ マブラヴオルタネイティヴ ラプター 不遇 名前負け 対人戦闘想定機 展開早い(倒すのも死ぬのも) 徒花 戦域支配戦術機 戦術機 最強最新鋭機→スペック高すぎて扱えない 見せ場無し 高速巡航能力 F-22A ラプターはマブラヴ オルタネイティヴに登場する戦術機の名称である。 本項では本機とそのバリエーション機について解説する。 実機についてはこちらでどうぞ。 ■F-22A ラプター Raptor ロックウィード・マーディン社製の米国陸軍の次期主力第三世代戦術機。G弾によるハイヴ攻撃との統合運用を前提とし、地上に於けるBETA制圧を最優先任務として開発された。 頭のデザイン元はガメラのギャオス。 対戦術機戦闘も視野に入れた設計をされており、正面からの接近ですらレーダーに発見されにくいステルス性能、新型跳躍ユニットによる桁違いの推進力等、 現行配備されている他の第三世代戦術機を圧倒する隠密性と機動性を持ち、対BETA大戦後の対人類兵器戦まで念頭に置いている機体である事がよく分かる。 2001年3月に米国・バージニア州ラングレー陸軍基地に、1個小隊4機が初めて実戦配備された。 本編では12・5(クーデター)事件でのみウォーケン少佐率いる米国陸軍第66戦術機甲大隊機が搭乗している。 クーデター軍の精鋭の駆る不知火・撃震と交戦し、彼我撃墜比7対1という圧倒的な性能を見せ付けた。しかし… ■近接格闘戦を重視しない機体かつ味方からウイルスを流し込まれて一動作ごとに再起動をしながらの戦闘 ■護衛対象との連携の為ステルス機能off といった要因が重なった結果か、クーデター部隊によって多数が撃破されている。 ……しかし、ラプターの近接格闘能力は米軍機の中では高水準であり、下記にもある先行量産型は2機(一個分隊)かつ短刀(ナイフ)のみで 教導隊のF-15 8機(二個小隊)を完封していたりする。 TDAではステルス機能が生かせない状況でもラファール一個大隊にラプター中隊で圧勝という戦果を納めている。 その折ウォーケン少佐にとって因縁の相手と刃を交えるが無事に生還している。 まあ、ストーリー的にもかませ役でちょうど良かったんじゃnうわなんだおまえやめr ■YF-22 米国陸軍ATSF(先進戦術歩行戦闘機)計画で開発されたF-22A ラプターの試作機。 ゼネラルダイノミクス、ボーニング両社から技術協力を受け、同時期に設計された他国の第三世代機を遙かに上回る高ステルス性と超高速巡航性能は、 明らかに対BETA大戦後の対人類兵器戦まで念頭に置いて要求された仕様である。 また、フライ・バイ・ライト制御システム採用や高機動性能などの第三世代の標準仕様とされるコンセプトは本機で確立されたと言っても過言ではない。 N22YX(試作1号機)とN22YF(試作2号機)が試作され、それぞれ搭載主機が異なる。N22YXは「プラッツ ウィットニー・YF119」が、N22YFは 「ジネラルエレクトロニクス・YF120」が搭載されている。 1年間に渡る厳しい比較試験の結果、YF-23を退け正式採用が決定したが、米国議会のF-22懐疑論に押されて開発予算が大幅に削られた結果、 量産化改修が遅れに遅れ、実戦配備は2001年3月となった。 YF-22と正式採用のF-22Aとの外観上の相違箇所は頭部小翼のサイズのみである。 ■F-22A ラプター先行量産型 Raptor EMD Phase2 ラプターのEMDフェイズ2(先行量産型)。 試作型(YF-22)で発見された欠点はすべて改修されており、実戦配備されたHRP(全規模量産型)と遜色ない機体性能を有している。 低燃費高速性や高速巡航能力、高度なスタンドオフ砲撃特性などの諸要素を持ち、さらには対人類兵器戦闘を想定したステルス機能までも搭載しているため、 機動砲撃戦のみならず近接格闘戦においても従来機を遙かに上回る性能を誇る。 米国陸軍第65戦闘教導団「インフィニティーズ」に配備された本機には当時新開発された濃紺色の電波吸収塗料が使用されている(*1)。 YF-22とF-22Aの中間に位置する本機は、YF-22の特徴である大型の頭部フィンを持つ。 F-15と100回戦って負けなしとか、F-18と200回戦って1回も負けなかったとか、とんでもない伝説(記録)を持つ。 TE主人公ユウヤ・ブリッジスがかつて搭乗していたのはこの先行量産型(TV版だと量産試作機)であり、そのユウヤをして 「不知火・弍型だって奴の間合いで戦えば何もしないうちに墜とされる」「隙がねえバケモノ」とまで言わしめた。 ただしYF-23よりも近接戦に弱かったF-22がここまで強くなったのはユウヤが弱点を潰していったためであり、これを口にしたユウヤは小隊メンバーから責められた。 ちなみにユウヤはそんなことを口にしながら本人は本人でF-22を3機相手にしながらF-15単機で4分間も耐えるバケモノである。 「なにぃ、追記・修正でラプターを上回るだと!? 馬鹿なぁぁぁ!!」 「…すぐに追記・修正する。先に逝くがいい。」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 様々な作品の活躍を見るに武御雷なんかよりよっぽど最強の戦術機だと思う。接近戦に弱いなんてのも世迷いごとだし -- 名無しさん (2014-04-21 22 00 39) だって……BETA戦後を見据えた機体だからあんまり戦わせてもらえない(アメリカが虎の子のラプターを前線に出すときはほぼ世界の終末)。何より………ロマン(刀)が足りない!! -- 名無しさん (2014-04-21 22 31 33) 戦後見据えたのはついでで実際はカウンターテロ想定してるような気がする -- 名無しさん (2014-04-23 23 51 43) ↑国内テロなら分かるがアメリカはテロ起こされる前に潰す、あるいは都合よく利用するのが定番だからな……早い話戦術機を動かす前に謀略で片をつけそう -- 名無しさん (2014-04-24 01 18 52) どちらにせよBETA駆逐しないとテロなり戦後覇権を心配することなどできないのにな……いっそラプターからステルスと電子戦機能剥ぎ取って、速い・長く動ける・高火力の機体にしちまえば……再設計しないと無理か -- 名無しさん (2014-07-20 01 26 58) そうは言うがどこぞの共産国が戦術機をテロ組織に横流しして頻繁に喧嘩撃ってくるから対処は必要だしな -- 名無しさん (2014-08-05 20 20 25) イーグル開発でBETA戦は終戦に向かうって考えてた米国はかなりBETAをなめてたんだなと -- 名無しさん (2014-08-06 11 47 19) そりゃ出現して即適切な対処をして殲滅し最低限の被害にとどめたメリケンさんは世界一BETAなめてても仕方ない -- 名無しさん (2014-08-10 00 58 24) TEゲームでメーカーにトムキャット受容に来た衛士がファントムとの性能差を観て思わず口に出した言葉らしいけどね。 -- 名無しさん (2014-10-24 01 39 18) ありえん話だが戦術機ラプターに乗ったメビウス1が見たい -- 名無しさん (2015-05-21 18 54 10) でもステルス機能しなかったらラファールとどっこいなんだよなぁ -- 名無しさん (2015-11-15 15 23 19) 外伝でラファールフルボッコだったじゃんw -- 名無しさん (2016-01-11 21 28 12) アニメ化された柴犬の作中の時代は1983年。YF-22とYF-23が開発スタートしたんだよな。 -- 名無しさん (2016-01-11 22 37 43) ↑4 実はインフィニティーズそのものが何を隠そうメビウス1のオマージュだったりする。・・・やっぱ人外機動するんだろうなあ。射撃の片手間に足技で要撃級仕留めたりするんだろうなあ・・・ -- 名無しさん (2016-04-23 13 09 35) ↑ ラプターはあんまし近接戦闘重視してないから足技で仕留めそうなのはタイフーンとか武御雷とかかな。ラプターはナイフでやりそう -- 名無しさん (2017-12-08 12 25 38) ↑2 メビウス1単機でUS空軍一個戦術機甲中隊と同等の戦力、とか? …想像しづらいな -- 名無しさん (2017-12-08 13 29 46) 兵器としては正しい。だが、ロマンが足りない……バーチャロイドみたいな理屈で噛ませになってる感がある(私見)。真面にやり合えばバケモノだが。 -- 名無しさん (2020-07-24 17 51 10) 捕らぬ狸の皮算用 -- 名無しさん (2021-10-16 03 46 11) とある二次創作SSでは「これ以上対BETA戦に何の役にも立たない機能満載のポンコツを増やされても困る」とか扱き下ろされてたの覚えてる。因みにステルスは別途完封しました。 -- 名無しさん (2023-03-21 01 53 26) 名前 コメント
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■ソビエト社会主義共和国連邦の戦術機■ 自国領土に多数のハイヴを建設され撤退を余儀なくされたソ連の事情はヨーロッパ諸国のそれに近く、戦術機の運用思想も同様の方向(平野部での密集近接戦およびハイヴ攻略)に基づいている。中でもソ連機の特徴の一つとして挙げられるものが、機体の各部にスーパーカーボン製ブレードを装備している点である。これはハイヴへの突入と、その状況で予想される密集状態でのBETAとの近接戦闘を重視していることの証明である。またBETAとの接触を想定してフレームも強化されている。 ミコヤム・グルビッチ設計局MiG-21 バラライカ Балалайка (F-4R)F-4R MiG-21bis MiG-23 チボラシュカ ЧебурашкаMiG-23MLD MiG-27 アリゲートル АлигаториMiG-27D MiG-25 スピオトフォズ Спирт-ВозYe-155 MiG-31 ブラーミャリサ Пламя-ЛисаMiG-31M フォックスハウンド Foxhound MiG-31SM フォックスハウンド Foxhound MiG-31 AN3(仮名) MiG-29 ラーストチカ Ласточка《9・12》 MiG-29M MiG-29OVT ファルクラム Fulcrum MiG-35 (MiG-29OVT) プロジェクト1.42/1.44 Проект1.42/1.44 スフォーニ設計局Su-11 Su-11TM Su-15 Su-27 ジュラーブリク ЖуравликSu-27SM Su-27M2 Su-27SK Su-32 Su-33 Su-37 チェルミナートル ТерминаторSu-37UB Su-37M2 Su-47 ビェールクト(ベルクート) БеркутSu-47E Su-47pzX1 T-50 PAK FA ミコヤム・グルビッチ設計局 MiG-21 バラライカ Балалайка (F-4R) 米マクダエルF-4ファントムのソ連ライセンス生産機F-4Rの現地改修機。ソ連はその国状から、より高い近接格闘戦能力を持つ戦術機を必要とし、F-4Rを徹底的に軽量化、機動力と運動性が強化されたMiG-21が完成した。F-4Rとの主な相違点は、頭部モジュールの設計変更、頭部メインセンサーを防御するワイヤーカッターの追加、肩部装甲ブロックの小型化、大脚部装甲の簡略化、脚部および腕部の再設計、跳躍ユニット尾翼形状の変更である。特に、頭部モジュール・メインセンサーカバー先方に装備された防護用ワイヤーカッターは、ソ連製戦術機の特徴として、ミグ、スフォーニ共に、以降の全てのソ連製戦術機に採用されている。F-4をベースにしているとはいえ、その操縦特性には大きな違いがあるため、通常、F-4からMig-21への機種転換には最低でも1日を要すると言われる。バラライカはロシアの弦楽器で、その三角形の胴体から三角翼機にしばしば使われる。1975年、配備開始。 F-4R F-4のソ連ライセンス生産機。補助腕と副腕の構造が簡略化されるなど、生産性を第一とした改修が行われている。一方で、戦車砲を戦術機の兵装として転用するために主腕が強化された(2008年発売のTE総集編Vol.1より) アメリカが開発した人類初の戦術機、F-4ファントムのソ連への供与バージョン。寒冷地用の改修が行われている。対BETA戦初期におけるソ連軍の主力戦術機として活躍したが、近接格闘能力の不足により、無為に消耗を重ねることも多かった。東欧諸国への配備は1975年以降となったが、これはソ連がアメリカの兵器であるF-4Rの東欧配備に政治的な懸念を感じたことが原因と言われている。(シュヴァルツェスマーケン 隻影のベルンハルト 第二巻「世界設定」より) MiG-21bis MiG-21の最終生産型。 MiG-23 チボラシュカ Чебурашка F-4ファントムベースのMiG-21バラライカに高機動格闘戦能力を付与するため、ミコヤム・グルビッチ設計局が独自に各部を再設計し、実用化したソ連初の純国産戦術機。跳躍ユニットの可変翼機構など、意欲的な設計が採用されており、その殆どが米国由来技術の模倣でありながら、準第二世代性能の獲得に成功している。しかし、前線での整備性においてMiG-21に劣るため、稼働率が著しく低く、衛士の評価も芳しくはなかった。ソ連政府は早々に再設計型の開発に着手すると同時に、応急処置的な改修を施した配備済みの機体を政治的影響力を維持する目的でアジアやアフリカへ安価にて提供、その後開発された発展強化型であるMiG-23MLD、MiG-27アリゲートルを自国の前線へと配備した。第一世代機と第二世代機の双方の特徴が見られる過渡期的な機体設計。あらゆる面でF-4の意匠を色濃く残していたMiG-21に比べ、独自の設計思想による軽量化が成されている。そのサイズや機体特性から考えればむしろF-5に近く、ミラージュⅢなどのF-5派生機の影響も受けている。密集近接戦において頭部メインモニターを守るワイヤーカッターを装備。前腕部外縁にはナイフシースがマウントされている。1980年、配備開始。TG連載時は、名称がスピオトフォズだったが、文庫化に伴いチボラシュカに修正された。Q.チボラシュカってなんですか?A.「ぱったり倒れ屋さん」 という意味 MiG-23MLD MiG-23の発展強化型。 MiG-27 アリゲートル Алигатори 第一世代戦術機の域を脱することはできなっかったMiG-23チボラシュカの発展強化型戦術機。そのほとんどが新設計の部品に換装された事から独自の制式番号が付与された。MiG-23と比較して、前線での整備性や稼働率に加えて、機動性、運動性においても格段に向上しているが、総合性能は標準的な第二世代水準の範疇に止まり、実戦配備時には既に旧式化していた。スフォーニ設計局のSu-27ジュラーブリク、ミグ設計局の新型機であるMiG-29ラーストチカが登場するまで、MiG-25スピオトフォズ・MiG-31ブラーミャリサと共に、実質主力としてソ連軍を支えた機体であり、2000年の段階においても戦術機配備数の約40%がMiG-23/27シリーズで占められている。機体を構成するパーツの9割を再設計した本機だが、MiG-23との外見上の差異は殆どない。機動性の向上により、頭部ワイヤーカッターは小型化され、また、通信や探知識別能力の向上のため、センサーマストは大型化されている。ナイフシースも大型化され、刃渡りの長いマチェットタイプの近接戦用短刀が納められている。アリゲートル は露語でアリゲーター(アメリカ鰐)のこと。1983年、配備開始。 MiG-27D MiG-27の改修型。 MiG-25 スピオトフォズ Спирт-Воз MiG-25スピオトフォズは、ミコヤムグルビッチ設計局(ソ連)が開発した第2世代戦術機である。ミグ設計局は、マクダエル社(米国:後にマクダエル・ドグラム)製第1世代機であるF-4ファントムのライセンス生産から得たノウハウを元に、整備性と近接格闘戦性能ではF-5フリーダムファイターを参考としながら、ライセンス生産機F-4Rの独自改修型であるMiG-21バラライカの開発に成功した。主力兵器の旧敵性勢力支配を嫌ったソ連政府の強い後押しを受け、ミグ設計局はそれ以降も基本思想、基礎技術をマクダエルのそれと共有しながらも、第2世代機であるMiG-23/27の独自開発を進めた。だが、根本的な開発基礎技術の不足、相次ぐ戦線後退によるインフラ喪失の影響から、完成した機体は常に西側主力機に及ばない性能に止まる。折しもアメリカでは、LWTSF計画(F-16・F-18の開発)に続き、第3世代機の開発(ATSF計画)が開始されており、焦るソ連もそれに引きずられる形で先進戦術機開発計画(MFPTI計画)に着手。支援砲撃能力と高速突撃能力を有する自己完結型ハイヴ攻略型のYe-155(後のMiG-25)と、強力な中、密集近接戦能力を持つ軽量高機動型多任務機9.12(後のMiG-29)という、ソビエト版Hi-Low-Mix構想が始動した。だが、高度な要求仕様を適える開発技術は元より無く、予想通り計画は難航。絶望的な技術格差に業を煮やした共産党政府は、アメリカの第2世代技術を研究するため、各国の前線からF-15の残骸を秘密裏に回収・集積し、F-4からMiG-21を生み出した流れと同様に、F-15をソビエト独自の運用思想を元に再設計し完成に漕ぎ着けた。MiG-21に続く本格戦術機として完成したYe-155は、MiG-25の制式番号を付与され、1987年に前線配備が開始された。 MiG-25の仕様要求は、核兵器運用を前提とした支援砲撃と高速突撃性能を活かしたハイヴ攻略能力であり、設計母体であるF-15(中近接レンジでの機動砲撃主体)のそれとは大きく異なる。大型の核弾頭誘導弾を携行するために強化された大出力跳躍ユニットと、搭載核兵器を用いた広域面制圧により戦域を直線的かつ最短距離で突破、地下茎構造に突入後は核弾頭弾の波状攻撃によって短時間でハイヴ制圧を行う、というものであった。そのため、損害が大きい近接格闘戦対応能力は殆ど考慮されず、機体はF-15より約20%大型化された。これは、ハイヴ周辺戦域及び地下茎構造にひしめくBETA群を突破するための前面装甲と機体耐久性(両前腕部のハードポイントには専用設計の多目的増加装甲が装備される)高速航行能力と航続距離の延伸が追求された結果である。ペットネームの「スピオトフォズ」とはロシア語で「アルコール運搬機」を意味する。これはMiG-25初の実戦部隊運用の際、その任務が事実上”核を用いた特攻”であることから、前線指令であるアルセニー・ボグダーノフ中将が、出撃する衛士になけなしのウォッカをすべて振る舞ったことから命名された。だが、その後も作戦内容に関わらずMiG-25の生還率は非常に低く推移したため、ペットネームの由来は「泥酔しなければ乗れない機体」だとする俗説が定着。中でも空軍出身衛士の間では、ソ連軍のIBCM(大陸間核弾道弾)SS24にちなんで「SS25」と揶揄されている。 Ye-155 MiG-25の試作機コード。支援砲撃能力と高速突撃能力を有する自己完結型ハイヴ攻略能力に特化した大型機として、各戦線から無許可回収したF-15の残骸から得た技術を基に開発が進められた。 MiG-31 ブラーミャリサ Пламя-Лиса MiG-31ブラーミャリサ(Пламя-Лиса:炎の狐)は、ミコヤム・グルビッチ設計局(ソ連)が開発した第2世代戦術機である。長引く劣勢による衛士の激減に困窮した軍部の要望から、ソ連首脳部は、核運用を基幹とする対BETA戦略の見直しを図り、より生存性の高い機体の開発を国内の各開発局に指示した。MiG-25をベースに、核弾頭誘導弾に代わり、AIM-54フェニックス(アメリカ製の対BETAクラスターミサイル)の運用を前提とした強化型、MiG-31の開発を開始、西側技術の導入もあって改修は順調に推移し、1987年には実戦での部隊運用が始まる。原型機とは打って変わり、そのしなやかな運動性と火力を評した前線衛士によって、ロシア語で「炎の狐」を意味する「ブラーミャリサ」のペットネームが与えられた。 AIM-54運用に伴うアメリカ製アビオニクスへの換装は、探知能力などの電子戦能力だけに止まらず、即応性を始めとする機体性能そのものに劇的な向上をもたらした。機体の性能向上と多任務化に伴う搭乗衛士の負担を減らすため、複座型管制ユニットを採用。後部座席に火器管制専任衛士を配置し、攻撃の精密性を高めている。また、新開発の軽量複合装甲を採用したことにより機体重量が大幅に軽減。運動性は約40%向上し、原型機の利点である長駆侵攻能力、高速直進性、高い兵装搭載能力に加え、結果として高度な近接機動格闘戦能力をも獲得するに至り、その実戦生存率は西側第2世代機の水準に達した。本格第2世代機性能を発揮するソ連初の戦術機となったMiG-31だが、オルタネイティヴ第3計画の作戦原型機選定に於いてF-14に敗れ、前代未聞の「計画主導国製装備の選定漏れ」という屈辱に濡れた。確かに個々の数値・性能では劣るものの、AIM-54の装弾数はF-14に比して4発多く、機体の調達コストは遥かに低いことから、要求仕様に総合的に照らし合わせれば必ずしも明確に劣っているとは言えず、国連の強圧的な事態収束、その後のソ連軍装備調達に於けるスフォーニ設計局の躍進(F-14AN3の保守整備を担当)などから、MiG-31不採用裁定の裏には極めて政治的な思惑があるとの疑惑が持たれている。 MiG-31M フォックスハウンド Foxhound MiG-31の西側改修機。 MiG-31SM フォックスハウンド Foxhound MiG-31の西側改修機。 MiG-31 AN3(仮名) オルタネイティヴ第3計画(AL3)の進行に有効な戦略強襲偵察機として、ソ連が提示したMiG-31改修案。ハイヴ突入能力と防御力以外プラス評価がなく、逆に機動性と運動性の不足による生還予測が著しく低いことから却下された。 MiG-29 ラーストチカ Ласточка ミコヤム・グルビッチ設計局が開発した第二世代戦術機。Su-27と同時期に開発され、それまでのソ連機同様高い密集格闘戦能力を誇る機体であったが、ペイロードが小さく、連続稼動時間が余りに短い事が災いし、主力戦術機の座を逃してしまった。しかしながら、Su-27ジュラーブリクとともにHi-Low-Mix構想のLowを構成する機体として主に極東地域に配備されている。頭部モジュールのワイヤーカッターや肩部ブレードベーン、前腕部モーターブレードなどSu-27と共通する装備を多く使っているほか、下腿部前縁にも大型モーターブレードが装備されている。F-16やF-18に匹敵する総合性能を持ちながら、近接格闘戦では上回るとの高評価により、コストパフォーマンスが高い機体として世界各国(東欧社会主義同盟や東ドイツなど)で正式採用されている。さらに、『プロミネンス計画』に於いては、東欧州社会主義同盟所属のグラーフ小隊によって強化型であるMiG-29OVTの開発試験が行われている。ラーストチカは露語で「燕」のことだが、女性に対する優しい呼びかけとしても使われる。対戦車ロケットに対する散弾防御システムを装備するが、これが標準装備なのかAH用装備なのかは不明。過去にサンダーク中尉(当時少尉)が搭乗していた機体。1994年、配備開始。 《9・12》 MiG-29の試作機コード。強力な中・密集近接格闘戦能力を持つ軽量高機動な多任務戦術機として、諜報活動で入手したYF-16/17のデータを基に開発が進められたが難航。Su-27の制式採用によって開発中止に追い込まれるが、そのSu-27の初期トラブルからチャンスを掴み、スフォーニからの技術提供を得て、試作機完成に漕ぎつけた。 MiG-29M 準第三世代性能へアップグレードした機体。競合相手のSu-27M2(Su-37)に敗れ、以降MiG-29の国内調達は打ち切られた。 MiG-29OVT ファルクラム Fulcrum MiG-29の発展型の概念実証機。MiG-35として実用化された。ノースロック・グラナン(米)との公式技術提携によって大規模改修されたMiG-29OVTは、『東の鷹』とも呼ばれ、F-15・ACTVの好敵手として、『プロミネンス計画』を象徴する成功例のひとつともといえる機体である。尚、西側企業との正式な技術提携によって改修された機体の愛称はNATOコードで称するのが通例であり、MiG-29OVTは『ファルクラム』と呼ばれている。MiG-29からの主な改修点は、機体の5%大型化による稼働時間の延長、アビオニクス換装とOBL化、スラスターの増設による高機動化、ブレードベーン形状の変更、出力強化型主機への換装による跳躍ユニットの大型化などである。 MiG-35 (MiG-29OVT) MiG-29の発展型であり、MiG-29OVTは、概念実証機。機体を拡張してペイロードを確保、主機も効率の良いものに変更した事で、連続稼働時間の短さを克服している。更に、跳躍ユニットに三次元ノズルが組み込まれており、機動力ではSu-37を上回る。制式仕様のMiG-35は第三世代機に分類され、OVTの基本仕様に加え、機体に対してやや大型のスーパーカーボン製ブレードが装備されている。ソ連軍主力装備の座をかけてSu-47との比較試験が行われている。 プロジェクト1.42/1.44 Проект1.42/1.44 1984年、ソ連軍の多機能前線戦術機計画(MFPTI=МФПТИ計画)に応じミグ設計局が開発を始めたのがプロジェクト1.42である。MiG-23/27が、第2世代戦術機としては凡庸な性能に留まった失敗を挽回するべく、米国のATSF計画機に対抗可能な第3世代機開発計画として開始され、1994年には、概念デモンストレーター機として1.44が試作された。1.42と1.44は共通点が多いものの、1.42はよりステルス性を考慮された機体設計であると言われている。現時点では詳細は不明な点が多く、制式採用されるかも不透明である。 スフォーニ設計局 Su-11 Su-11は、F-4Rの格闘戦性能と量産性に不満を持ったソ連軍首脳部のオーダーにより、スフォーニ設計局がF-5をベースに開発したソ連初の純国産戦術機、になる予定だった。"F-5R"という継承が存在する程の完全なコピー機でありながら、オリジナルに比べ連続稼働時間、兵装搭載能力の何れもが劣っていたため、またミグ設計局が独自に改修・再設計を施したMiG-21の生産が優先されたため、制式番号を付与されながらも量産に至らなかった。LD1の戦術機開発系統図では、F-4ベースとなっているが、それは間違い。 Su-11TM Su-11TMは、ソビエト連邦のスフォーニ設計局がF-5をベースに開発した第1世代戦術機である。ユーラシアを北上しながらソビエト領を徐々に蝕むBETAの進行に備え、ソ連首脳部は1974年から翌年にかけてF-4R(米・マクダエル・ドグラム)を緊急導入した。だが開発間もないF-4に、導入国の運用事情に合致した仕様を準備することは不可能であり、制式番号にロシアを表すRが付いていても、それは単なる寒冷地仕様に過ぎなかった。広いユーラシア中央部の戦場における中長距離の機動砲撃戦に関して、F-4Rは軍首脳部に高い評価を得たが、将来予見されるモスクワなどの主要都市防衛戦で重視される近接格闘戦能力の評価は著しく低かった。また、新概念兵器のため整備環境の構築と人材育成が後手に回り、前線での稼働率は日を追って低下していった。ソ連首脳部はアメリカの協力を得ながら生産インフラの整備を進めていたが、それが実稼働するまでは戦力増強を完成機の購入に頼らざるを得ず、F-4の弾数が世界的に不足している状況ではそれすら侭ならなかった。ソ連首脳部は軍部と協議の上で重装甲のF-4を諦め、より安価で軽装高校機動のF-5導入に活路を見いだそうとした。だが、完成を前に西側諸国からのオーダー分で生産枠は既に充たされており、アメリカ政府の高度な政治判断によって、運用試験中の先行量産型1個中隊12機が急遽ソ連に引き渡された。ソ連首脳部はこれを前線に配備せず、スフォーニ設計局に引渡し、ソ連初の純国産戦術機誕生を実現するための糧としたのである。同設計局は軍の要求仕様を反映しながらも、早期に生産ラインに乗せるべく改修は小規模に留めて開発を進めた。だが75年末、F-4Rをベースに開発が先行していたMiG-21(ミコヤム・グルビッチ設計局)が実戦配備となり、ソ連初の国産戦術機という栄誉を逃す。焦燥したスフォーニ設計局は開発期間をさらに圧縮し、翌年末に量産試験型のロールアウトに漕ぎ着ける。高価なMiG-21の不足を補い、より格闘戦に優れた安価な機体を渇望していた軍部と首脳部は、早々に制式番号を与えるほどの厚遇を見せ、期待の高さを示した。だが、性能評価試験でその態度は一変する。関係者に"F-5R"と揶揄されるほど変更点が少ない機体でありながら、原型機と比して連続作戦稼働時間が短く、兵装搭載量も劣っていたのだ。量産見送り後もスフォーニ設計局は独自に仕様の変更や改良を進め、ことある毎に再試験を申請し続けた。だが二度目の評価試験が行われることは遂になかった。76年以降、ソ連軍首脳部はMiG-21の性能にある程度満足しており、その生産に集中したい考えだった。スフォーニ設計局は第1世代戦術機開発を放棄し、第2世代機の研究にシフトする。これにより、Su-11は、制式番号を与えられながらもソ連軍機として一度も戦場を駆け巡ることなくその生涯を閉じた。だが、Su-11は第2世代機研究用のテストベッドとして中期型Su-11TMをベースに開発が続けられ、戦場での運用テストなど過酷な運用試験を精力的に継続し、その後のSu-15、Su-27開発に繋がるスフォーニ設計局の技術力向上と経験蓄積に大きく貢献したのである。主な仕様として一番印象に残るのは頭部モジュールで、密集格闘戦を想定し前方に向けて配されたセンサーマストであろう。近年のロボット物としても異質と言えるデザインである。(他作品で言えばアニメ版デモンベインのアトランティスストライク時における頭部ブロック変形時のような印象といえば理解してもらえるだろうか)伝統のワイヤーカッターも装備しており、Su-15に繋がる印象的な配置との事で、Su-15も同機と(ある意味)似たデザインなのかもしれない。胸部ブロックは側面に各種モジュール装甲(通常装甲から重装甲、予備弾倉コンテナなどのバリエーション在り)を装着できる仕様となっており、ミッションに応じた機体重量と装甲値の選択が可能となっている。また、機体の形状にMiG-21的アプローチがなされており、これはSu-11の量産を同機によって葬られた衝撃の大きさと、「ライバルでも良いものは学ぶ」というスフォーニの謙虚と真摯な姿勢を雄弁に物語っている。肩部装甲ブロック及び上腕外縁部には80年に最終型で実証実験されたカーボンブレードが装備されており、これは後のSu-27に繋がる固定武装の概念がこの頃から既に研究されていた事実。それこそがスフォーニの先見性の証左だろう。ソ連の状況を鑑みれば、上腕外縁部の複雑な短刀展開機構の排除はメリット以外存在しないのである。 Su-15 Su-11量産キャンセルの反省を踏まえ、汎用総合性能の強化を図った機体。設計の全面改修によってF-5に勝る格闘戦能力と連続稼働性能を獲得したが、最後の欠点を克服するための量産試験段階でMiG-23の電撃的な制式採用により、Su-11同様、制式番号を付与されながらも受注には至らず、また「ソビエト初の純国産戦術機」という栄誉も得られなかった。その結果、財務、技術の両面で行き詰ったスフォーニは、西側の技術獲得に活路を見出し、当時マクダエルの後塵を拝していたアメリカの兵器メーカー・グラナンに接触。同社による水面下での技術提供(主にF-14、ノースロックとの合併後はF-18も)の結果、Su-27を開発し、遂に念願の主力戦術機の座を獲得するに至った。 Su-27 ジュラーブリク Журавлик 第二世代戦術機。BETA大戦開戦以来、米国製戦術機の改修版で戦局に対処してきたソ連軍であったが、米国との戦術機運用思想の違いから次期主力機の選定が難航、結果的に軍の決戦兵器としての要求仕様を満たす独自戦術機の開発を決定した。Su-27の開発に当たっては、米国の主力機開発の潮流から外れたノースロック・グラナン社(米)の技術提供を秘密裏に受けているため、複座型の存在や機体レイアウトなど、F-14トムキャット、F-18ホーネットとの共通点が多く、事実上の後継機といっても過言ではない。内部フレームまでF-14と酷似しているという噂まで存在する。その後もスフォーニとノースロック・グラナンの良好な関係は続いており、Su-37への改修に際して第三世代機動実験機・X-29(グラナン 当時)の実験データが流用された事は、兵器産業関係者の間では公然の事実である。Su-27は高い運動性と近接格闘能力が最大の特徴である。地上あるいはハイヴ内での密集戦を想定し、肩部装甲ブロック両端のベーン(×2)の他、膝及び下腿前縁、前腕部モーターブレード外縁の各所にスーパーカーボン製ブレードエッジを装備している。この画期的な固定武装は実戦に於いて非常に有効であったため、以降ソビエト製の標準仕様となった。その反面、無茶な要求仕様を力業で実現させたため、配備当初はトラブルが絶えず、前線の衛士には不評であった。ジュラーブリクは露語で「鶴」を意味するシュラーブリの指小形。実機はともかく、本機を「小さい」「可愛いい」と名付けるセンスは侮れない。1992年、配備開始。 Su-27SM それら諸問題は段階的に解消され、最新改修型であるSu-27SMに於いては「F-15(ボーニング)に勝るとも劣らない」との高い評価を得るに至った。だがその当時、西側諸国では既に準第3世代戦術機への機種転換が始まっており、焦ったソ連軍首脳部はスフォーニが技術検証目的に独自開発していた、準第3世代戦術機・Su-27M2(西側評価は2.5世代)に急遽Su-37の制式番号を与えて制式採用し、Su-27の予定調達数を大幅に削減した事から、軍関係者の間では悲運の戦術機として記憶される事となった。Su-27には前腕部のモーターブレード(x2)、肩部装甲ブロック先端にマウントされた二振(x2)のスーパーカーボン製ブレード等、多くの固定武装が装備されている。運動性と格闘戦能力の重視というソビエト機に於ける超近接戦思想が色濃く反映されていることが覗える。Su-37にある腰部装甲前面の噴射ノズルが本機ではまだ採用されていない。両機の“機動性の差”と“開発の経過”を見て取れる箇所である。本機の跳躍ユニットには、初期型にはない吸入口側面の前翼型ブレードが実装されている。これはSu-27M2/37での運用実績が良好だった為、本機Mにも反映された。 http //www.total-eclipse.jp/te/mechanics10.html Su-27M2 スフォーニが技術検証目的に独自開発した準第3世代戦術機。運動性能を強化した実証試験機で、後にSu-37として制式採用された。 Su-27SK Su-27の輸出仕様機。 Su-27C統一中華戦線軍仕様機。→殲撃11型 Su-32 MiG-25/31の更新機。 F-14と同様の長距離制圧誘導弾を運用可能。実機の愛称プラティパス(英語 Platypus)はカモノハシの意。ロシア語だとウツコノス(Утконос)。 Su-33 海軍仕様。戦術機母艦運用を前提とした艦載型。 Su-37 チェルミナートル Терминатор 準第三世代戦術機。米軍呼称はジュラーブリク。チェルミナートルはSu-27と区別するためにNATOがつけた名前。Su-37は、ソビエト連邦軍の第二世代機・Su-27を準第三世代仕様にアップグレードした戦術機である。通常戦闘からハイヴ突入戦までを視野に入れた全戦局での運用が可能な多任務戦術機として開発されたSu-27の設計を継承し、近接格闘戦能力と瞬発機動力の更なる向上に重点を置いた強化改修が施されている。固定武装も同様で、肩部装甲ブロック先端に4振(x2)、膝部装甲ブロック前縁に1振(x2)のスーパーカーボン製ブレードがマウントされており、ソビエト機の特徴である前腕部のモーターブレード(x2)と併せ、超近接戦仕様となっている。攻撃的な印象を強調する肩部装甲のスーパーカーボン製ブレードは、大規模BETA集団との混戦状態を想定したもので、多くのハイヴを抱えるソ連の国土奪還という悲願が色濃く反映された設計といえる。密集近接戦を想定した設計は、欧州各国の第二世代機にも見受けられる特徴である。腰部装甲前面のノズルに推力を逃がす構造によって逆噴射機構を廃した本機の跳躍ユニットには、噴射方向制御パドルではなく、従来型の噴射ノズルが採用され、信頼性と整備性の両立が考慮されている。本機が装備する突撃砲は、西側のものと同様36mmチェーンガンと120mm滑空砲で構成されており、使用する砲弾も共通である。各所に"AK-47"を彷彿とさせるそのデザインがこの機体の出自をより強く主張している。1997年、配備開始。 Su-37UB Su-37に複座式管制ユニットを搭載したタイプ。火器管制処理などを分担して衛士の負担を減らすことを狙っている。これは、複座で運用することを念頭に置いて開発された米製戦術機F-14及びF-18の影響(技術流入)があると実しやかに語られている(作中で発言したのはヴィンセント)。『トータル・イクリプス』にて、"紅の姉妹"ことイーニァとクリスカが搭乗する機体である。 http //www.total-eclipse.jp/te/mechanics05.html Su-37M2 第二世代戦術機Su-27を準第三世代性能(西側評価では2.5世代)に改修した機体がSu-37である。改修では特に格闘機動性能に重点が置かれ強化されたが、最新生産型のM2では射撃管制能力も大幅に向上されている。技術的な開発系譜は西側の軍関係者からはF-14とF-18の直系に分類されており、両機と同様、複座式管制ユニットへ換装した機種が(Su-37UB)が存在する。尚Su-37はスフォーニ社が独自に第三世代技術研究のために製作した実験機Su-27 M2が急遽Su-37として制式採用された経緯から、Su-27の愛称である“ジュラーブリク”の名が継承されているが、NATO関係者が識別のため付与した“ターミネーター”の俗称がソ連軍に逆導入され、そのロシア語読みである“チェルミナートル”が定着しつつある。三次元起動が取りにくく死角も多いハイヴ内ではBETAとの近接戦闘の頻度が上がる。そのため、近接格闘戦能力重視というSu-27の開発コンセプトはキープされ、腕部モーターブレードが継承された。また、肩部装甲ブロックのスーパーカーボン製ブレードベーンはSu-27の倍、四振に強化されている。また、跳躍ユニットに従来型の噴射ノズルを採用するなど、整備性や信頼性も向上させている。射撃管制コンピュータの強化に伴い、頭部センサーマストが強化型に換装されたことにより、通信出力やレーダー等のセンサー機能も性能が大幅に向上している。 http //www.total-eclipse.jp/te/mechanics11.html Su-47 ビェールクト(ベルクート) Беркут (右はマブラヴ ディメンションズ版) スフォー二設計局が独自開発した第三世代局地戦術機。Su-37をベースに、ハイヴ攻略・制圧戦における密集格闘戦を主眼に再設計が施され、X-29の面影を色濃く残しながら、究極の機動近接格闘性能を追求した強化改修機。近接戦性能向上を図り増設・大型化されたスーパーカーボン製ブレードベーンにより制御困難になった空力特性を補佐するため、西側最新アビオニクスの導入とOBLへの換装が施されている。結果としてその処置が、高効率・高出力の跳躍ユニット主機との相乗効果を生み、三次元多角形機動とも言うべき驚異の運動性能を獲得した。また跳躍ユニットには前進翼が採用され、これも運動性能の向上に一役買っている。加えて、新設計の大型主脚の採用で連続稼働時間も30%増加している。本国でMiG-35との比較試験が行われており、また2001年の時点で第43親衛戦術機甲師団へ配備が進められている。名称は露語でイヌワシのこと。愛称はオルタ本編及びLD1・LD3ではベルクート、TE・TSFIAではビェールクトとなっている。基本的にロシア語なので発音が難しく、実機でも複数の呼び名がある。なお画像に関しては後述のSu-47pzX1の物を使用している。 『マブラヴディメンションズ』(旧『イモータルズ:マブラヴ オルタネイティヴ』)では、ゲームオリジナルのGSh-40近接戦兵装を装備しているイラストが公開された。 Su-47E 最新鋭戦術機Su-47をベースに強化改修されたП3計画専用の実証実験機。2001年10月にソ連軍中央戦略開発軍団・331特殊実験開発中隊がアラスカ・ユーコン基地に於いて運用試験を開始している。なお、TE初期案ではクリスカが乗っていた同機をユウヤが使用する予定で、それをベースにした約15分もの新作アニメがPC版に搭載予定だったが大人の事情で泣く泣くカット。ただし作業そのものは良好だったようで、監督も決定し、字コンテ(俗に言うプロットと考えればいい)も制作され、絵コンテにする段階まできていたようである。絵コンテそのものはなかったが、LD9にてそれっぽいもの(と表現するしかないもの)が公開されている。もしアニメ化されていればオルタ本編のラストシーン並みの迫力であったことだけは間違いない。 Su-47pzX1 Su-47をベースに、ソビエト陸軍中央戦略開発軍団・331特殊実験開発中隊ПЗ計画のテストベットとして開発されたE型を発展させた機体。有人機、無人機が存在しており、機体色、管制ユニットの仕様を除けば違いは無い。 T-50 PAK FA 正式名称Su57
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登録日:2009/09/30 Wed 07 20 25 更新日:2020/07/02 Thu 14 17 19 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 A-6 age イントルーダー ドン亀 マブラヴ マブラヴオルタネイティヴ ミズーリ ロボット 人類の刃 戦術機 戦術歩行攻撃機 最新作では戦術機無双 架空兵器 海兵隊魂 海神 漢の機体 火力命 A-6 イントルーダー/海神(わだつみ)はマブラヴシリーズに登場する戦術機の名称。 【A-6 イントルーダー Intruder】 米国が海兵隊用に開発した強襲歩行攻撃機。 潜水母艦より発進し、BETAに制圧された海岸部に海中から接近・上陸し、後続の揚陸部隊の橋頭堡確保の任務のために開発された。 潜航状態から陸上形態への変形を可能とした世界初の水中可変型戦術機である。 肩部には120mm滑空砲1門とミサイルランチャー兼魚雷発射管3基内蔵の兵装モジュールが、 (左右合計120mm滑空砲2門、ミサイルランチャー6基) 前腕部には36mmチェーンガンを片腕4門、左右合計8門という充実した固定兵装や、 可変機構の採用によって異例の機体サイズとなった事、 他の戦術機では標準装備となっている跳躍ユニットを装備していない点でも一線を画する機体である。 後述の運用形態からするに、戦術機というより戦闘ユニットの一部という方が正しいかもしれない。 後継機のA-10 サンダーボルトが就役し、実戦配備から四半世紀が経過した後も、潜水可能な点を高く評価され、米国海兵隊を始めとして日本帝国、英国で現役任務に就いている。 なお潜航ユニットより分離後のA-6単体での航続距離は短いものの、水中速度は最大20ノット弱で航行可能である。 1977年、配備開始。 1999年、後継機のAー12 アベンジャー配備開始(アメリカ) 【81式強襲歩行攻撃機 海神 (TSA-TYPE81/A-6J)】 米国軍の開発したA-6 イントルーダーの帝国軍仕様のライセンス生産機。 潜水母艦より発進し、揚陸地点の橋頭堡を確保する任務の為に重装甲かつ高火力の武装を持った水陸両用戦術機。 本編では甲21号作戦の序盤に、またホビージャパン誌上のTSFAで扱われた 甲20号攻略作戦「錬鉄作戦(オペレーション・スレッジハンマー)」では国連派遣部隊の海神が橋頭堡を確保すべく奮戦を見せた。 作戦名の元ネタは朝鮮戦争時に行われた仁川上陸作戦だと思われる。 本機の後継機にはより強力な火力が求められていることから、電磁速射砲(レールガン)の搭載が検討されている。 名前は日本神話の綿津見から。 なお、イントルーダーの36mmチェーンガンは片腕4門の計8門だが 海神は片腕6門の計12門に増強されている。 (その代わり水中行動距離が短くなっている) 潜水母艦 崇潮級強襲潜水艦。 制式名称は81式潜航ユニット。 海神の衛士からは「母艦」と呼称される。 艦首に潜水形態の海神(A-6J)を1機装着し、海神の長距離移動を可能にさせる。 分離後は海上に浮上、艦体に装備したクラスターミサイルなどの対地兵器で海神を支援する支援兵器プラットフォームとなる。 崇潮(たかしお) 崇潮級強襲潜水艦のネームシップ(恐らく1番艦)。 甲21号作戦に参加し、甲20号攻略作戦にも参加している。 ちなみに同じ読みが海上自衛隊の潜水艦 うずしお型やおやしお型に存在する。 艦長は女性である。 「スティングレイ1よりHQ──追記・修正支援要請! ポイントS-52-47! Wiki籠りが接近中だ──項目量が少ない!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] エスコンで使うと苦労することになる -- 名無しさん (2013-08-19 15 38 19) ↑ なぜこの記事でそのコメントをしようと思った -- 名無しさん (2017-10-12 10 19 44) 名前 コメント