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◎聖杯戦争ルール◎1ターンの進行概略 ◯ランダムイベント ◯行動ターン ◯コミュターン ◯消費魔力の確認 【令呪ルール】 【戦闘ルール】 ◎天元市の地図 ◎陣営▼ライダー組 ▼バーサーカー組 ▼キャスター組 ▼アーチャー組 ▼アヴェンジャー組 ▼アサシン組 ▼ランサー組 ▼セイバー組 ◎聖杯戦争ルール ◎1ターンの進行概略 1.ランダムイベント……ランダムイベント表2種類を処理します。 ↓ 2.行動ターン……任意の行動(準備や襲撃)を行い結果を処理します。 また、当然ながら兄貴以外の組も何かしらの行動を取ります。 ↓ 3.コミュターン……他マスターや自陣営と情報交換や交渉を行います。 ↓ 4.消費魔力の確認……自陣営の魔力消費を確認し、次ターンへ移行します。 ◯ランダムイベント 下記の「PC用」と「NPC用」のランダムイベントを1回づつ振り、状況を処理します。 場合によっては戦闘が発生する可能性も存在します。 <ランダムイベント表(PC用)> 0.主人公に幸運が訪れた! 1.他の参加者1名とランダムに遭遇(友好的) 2.他の参加者1名とランダムに遭遇(非友好) 3.GM指定の参加者1名と遭遇(反応もGM判断) 4.他の参加者同士が接触してる場面に遭遇(2者および感情はランダム) 5.何も無し 6.何も無し 7.何も無し 8.何も無し 9.主人公が不運に見舞われた! <ランダムイベント表(NPC用)> 0.遠くで主人公にとって幸運な何かが! 1.他の参加者同士が遭遇(友好) 2.他の参加者同士が遭遇(非友好) 3.他の参加者同士が遭遇(中立) 4.他の参加者同士が遭遇(友好or非友好ランダム) 5.他の参加者同士が遭遇(友好or非友好ランダム) 6.何も無し 7.何も無し 8.何も無し 9.遠くで主人公にとって不運な何かが! ◯行動ターン 準備ターンは以下の5行動(+α)のうちから、1つを選んでを行うことができます。 1.情報収集 2.使い捨て礼装の作成 3.サーヴァントへの魔力供給(休息) 4.サーヴァントへの魔力供給(魂喰い) 5.他陣営への襲撃 6.その他 以下、詳細。 <1.情報収集> 他陣営の情報を入手することができます。 判定の基本成功率は「50%」で、そこにスキル等による修正値が追加されます。 <2.使い捨て礼装の作成> 使い捨ての礼装を作成することができます。 判定の基本成功率は「マスターの【魔】×2%」です。 礼装は複数を同時に消費する事で、効果を累積させる事もできます。 『使い捨て礼装一覧』 魔宝石 ……消費することでサーヴァンの魔力を20点回復する。 使い魔 ……「情報収集」の成功率を「+15%」する。 強化符 ……消費することで戦闘時、最終勝率に+5%できる。 幻惑符 ……消費することで戦闘結果以外の%判定を1度だけ振り直す事ができる。 <3&4.サーヴァントへの魔力供給> 1:休息 休息を選択する事で、サーヴァントの魔力を回復することができます。 休息した場合、通常の「消費魔力の確認」は行われず、サーヴァントの魔力が 「マスターの【魔】」に等しいだけ回復します。 また霊地で休息する事で、その霊地の格に応じて「回復量:10~回復量:50」の補正が付きます。 この補正は更に「工房」などの効果で上昇します。 2:魂喰い 一般人から魔力を奪うことで、一律「100点」の魔力を回復できます。 ただし魂食いを行う場合、「50%」の確率で他の全参加者に現在地を察知されることになります。 他参加者は、魂食いを行った組へ「敵対的介入」を行うかどうか選択することが可能です。 「敵対的介入」が選択された場合、その相手との戦闘が発生します。 この戦闘に敗北した場合は魂喰いは失敗となり、勝利した場合は成功となります。 <5.他陣営への襲撃> 読んで字のごとく。 対象を選定した上で、戦闘を開始します。 ◯コミュターン 自陣営や他陣営のうち面識がある、あるいは拠点の位置を知っている相手と交流をはかれます。 ただし必ずしも友好的な接触になるとは限りません。 ことに他マスターとの接触の場合、その場で攻撃を仕掛けられる可能性も十分に考慮すべきでしょう。 ◯消費魔力の確認 各英霊は強力な力を有する代償として、活動に要する消費魔力が存在します。 ターン終了時および戦闘終了時に消費魔力を確認し、供給不足があればキャラクターシートに記載します。 魔力に関してのルールは以下の記述を参照。 <貯蔵魔力> サーヴァントにはそれぞれ「貯蔵魔力」が設定されています。 「貯蔵魔力」は「サーヴァントのレベル×3」点を上限として、最大まで保有した状態で召喚されます。 サーヴァントは戦闘や宝具の使用、あるいは現界を維持するだけでこの「貯蔵魔力」を 消費していきます。消費魔力の計算、及び供給不足によるペナルティに関しては以下を参照。 <消費魔力の計算方法> 英霊がターン中に戦闘を行わなかった場合、ターン終了時に「マスターの【魔】-(英霊のレベル÷2)」の計算を行い、 これがプラスであれば「貯蔵魔力」にその分だけ加算され、マイナスであればその分だけ減算されます。 この時、「聖杯からのバックアップ」として「マスターの【魔】」とは別に「+20点」分の補正が入ります。 英霊がターン中に戦闘を行った場合、戦闘終了時に「英霊のレベル+使用したスキル数×10」だけ 「貯蔵魔力」から消費されます。 宝具を使用した場合は、さらに宝具ごとに設定されただけの魔力の消費が発生します。 <「魔力供給不足」によるペナルティ> 「魔力供給不足」による-値が「-20」蓄積するとごとに、英霊のレベル以外の各パラメーターは「-10」されます。 このペナルティは累積します。(ただしパラメーターは0未満にはならない) この「魔力供給不足」によるマイナス値が「-100」を超えた場合、英霊は現界維持が不可能となり、 「そのターンの終了時」(戦闘終了時ではない)に完全に霧散し消滅します。(相打ち覚悟での宝具の全力開帳は可) ※「魔力」の扱いは大幅に改訂されています。 【令呪ルール】 サーヴァントに対する絶対命令権。3画まで存在。 以下の使用法が存在します。 1.サーヴァントがメインで参戦している場合、勝率に+30%。 サブ参戦している場合は+15%。 2.戦闘におけるランダム選択ステータスの振り直し。 3.戦闘終了時まで、サーヴァントのステータス全てに「+10」。 4.任意のタイミングで使用し、英霊に即座に「+100」の魔力を供給。 5.戦闘に敗北時、令呪2画を消費することで、聖杯戦争から脱落せずに戦闘から離脱可能。 複数陣営での参戦の場合、「両者が完全に協力する意志があれば」、陣営で合計して2画の消費で撤退できます。 ただし撤退時に、どちらかの陣営がもし相手側を見捨てるつもりがあり、そう宣言した場合、 双方の陣営が2画を消費して撤退せねばなりません。 この状況でもし2画を消費できず、代替の撤退手段も無い場合は敗退します。 令呪使いきり後の現界ルール 1.マスター側から供給を切らない限り、マスターからの魔力供給は続く。 2.ただし、その供給量は-10されるものとする。 3.聖杯からの供給は打ち切られる。 4.マスターはサーヴァントに対する命令権を失う。 なお、令呪は合計3画。 令呪をすべて失ってもサーヴァントは消失しませんが、マスターはサーヴァントに対する抑止力を失います。 今作では、【所有者自身が同意すれば、令呪の移譲は可能である】とします。 また、複数のサーヴァントと契約した場合、令呪は共用となります。 【戦闘ルール】 <戦闘に使用するデータ> 基本的に戦闘には3名までのキャラクターが参戦することになります。 「メイン戦闘キャラの数値+他のキャラの数値合計/2(切り上げ)」が戦闘で使用する『戦力』となります。 戦闘に参戦しないキャラクターは「タイミング:常時」のスキルのみ、使用することが可能です。 戦闘の基本は、彼我の「『戦力』の数値差+スキルの効果」を加味した上での【ダイス勝負】となります。 使用するパラメーターは【筋】【耐】【敏】【魔】【運】【宝】の6つのうちから、3つを相互に決定して使用します。 <戦闘の手順> 『セットアッププロセス』 1.双方のステータス確認後、メインサブの決定。 2.「タイミング:セットアップ」のスキルを使用。 (GM操作側陣営が使用→安価操作側陣営が使用の順で行うこと) 『メインプロセス』 1.【使用パラメーター】1つをプレイヤー側が決定。 2.【使用パラメーター】1つをGM側が決定。 3.最後にダイスでランダムに使用するパラメーターを残り4つから1つ決定。 4.彼我の3つの【戦力値】を比較し、<戦闘結果表>から勝率を計算。 5.各メイン発動スキルの効果を確認。 (GM操作側陣営が使用→安価操作側陣営が使用の順で行うこと) 『クリンナッププロセス』 1.「タイミング:クリンナップ」のスキルを使用。同時に令呪によるブーストの有無を確認。 (GM操作側陣営が使用→安価操作側陣営が使用の順で行うこと) 2.以下の<戦闘判定表>にのっとり勝率を計算。 3.最終的に勝率が0%以下または100%以上でなければ、ダイス判定で勝敗を決定します。 <戦闘判定表> 3戦力の劣位 =確定敗北 1引分、2劣位 =1~20 で勝利(=20%) 1優位、2劣位 =1~30 で勝利(=30%) 2引分、1劣位 =1~40 で勝利(=40%) 戦力引き分け...=1~50 で勝利(=50%) 2引分、1優位 =1~60 で勝利(=60%) 2優位、1劣位 =1~70 で勝利(=70%) 2優位、1引分 =1~80 で勝利(=80%) 3戦力の優位 =確定勝利 ※合計戦力が1大きいごとに、勝率+1%、低い毎に-1%。 ※両陣営の最大レベルを比較。高い方に「高い方のレベル-低い方のレベル」%の勝率補正が付きます。 ◎天元市の地図 /\森/\森 | 森/\/\/\森/\森 i/\/\/\/\森/\森/\森/\森/\/\森/\/\/\ i 森/\森/\森 //\/\/\/\≪大霊地≫/\/\森森/\森森/\森 ノ /森/\/\/\森/\【火山】 森森/\森/\森森/\森 ( , - ' 森 /\森/\森 森/\森 森/\森\森 ヽ ≪霊地≫ / i / ヽ、 【外人墓地】 , ' )ヽ i 【住宅街】 / .`ー-、_ ノ ≪霊地≫ / . . . . .`て_ 【タワー】 ( . . . . . . . .) ヽ . . . . . . ( 【港湾】 ≪霊地≫ i . . . . . . . \ 【オフィス街】―-、___ノ . . . . . . . . ). . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . . . /. . . . . . . . . _, -一'´ 【住宅街】 【繁華街】 . . . . . . . / ≪霊地≫. . . . . . . / 【海浜公園】 ≪霊地≫ . . . . . . / _ __ 【大図書館】. . . . . . .`i_( ヽ _, --一'´ . .ヽ /`ー-、 . . . . . . . . . .( /. . . . . . .`ー-、 ( . . i. . . . . . . . . . .ヽ ( . . . . . . . . . .`ー-、 ) . . | . . . . . . . . . . . `´ . . . . . . . . . . . .`ー' . ./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . i /⌒ヽ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ ( . . .ヽ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ノ . ./ `ー - - 、. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ ー 、. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ ` ー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ( ◎陣営 ▼ライダー組 ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:ミッシェル・K・デイヴス 【レベル】:40 【アライメント】:中立・善┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】:30 【耐】:30 【敏】:20 【魔】:40 【運】:20 【宝】:―┣━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┫ / / / / ///\ \ ∧ ゜ ∧ ∧. , / / / /// \ \ ∧ ', ∧ ∧.. l l| / / /// ヽ ∧ i ∧ | l| / // \ ∧ l| il i | l| l // ∨∧ l| i| | |.. l l| l/ ,ィ"´ ___ ∨∧ l| l l| il⌒ヽ | |.. ∨l l| __// _z七灯}〕コ ∨ハ\ l| l l| l|⌒i } l l. ∨l|  ̄ l「_,xf ̄込ソノ /´ j从} ヽ | l l| lト、 | | | l| r{[∨\ニニ{| ´\__/ / i l l l| l| ノ | l l| \ l/ r \ ___/ \| | │ l|,/ / l| l|. /  ̄  ̄ ̄ ̄ | | │ l|_/| l| l| ′ \ l | | l l l| l | l| l| / | | l| l l l| l | l| l|. __ \ | | l| l l l| l│ l l! l|  ̄ 〈V\| | !l l l l|\| l | l! ーr―v 、 〈〈〉 | ! l ! il l l l ′ |i `こ¨¨ 〈ヽ |l| l l l li| l l / |l 〉 ´ |l| ! | l| il ,゜ / / |l lΛ ィ|\ |l| l│ ,゜ / / / ´\. |l│ l ーr i〔 l| |l ヽ |l| l ! /__/ / \. |l | | l| |l| l| |l l |l! / // // / \┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 . ライカンスローピィ・パラポネラ ○獣化魔術・弾丸蟻:A(種別:異能 タイミング:常時) 戦闘時、常に自身の【筋】【耐】を「+10」する。 肉体に獣の特性を付加するデイヴス家の魔術にして、ミッシェルが天性で備える異能。 魔術の使用無しに、生まれついてその肉体は常人の数十倍という圧倒的な怪力を誇る。 ○魔導爆殺:B(種別:異能 タイミング:メインプロセス) 比較で【筋】か【魔】が選択された際、相手勝率に「-10%」のペナルティを加える。 【筋】と【魔】の両方が選択された場合は効果が累積し、「-20%」のペナルティとなる。 魔力に反応して炸裂する揮発性の体液を相手の内部へと流し込む。 カテゴリとしては「自身の肉体を素材として変換する」呪術に分類されるものであり、 そのため対魔力による影響を受けない。 ○奇跡の子(種別:一般 タイミング:常時) 通常の「マスター」よりステータス総計が「+20」されている。 また最終的な勝率が「0%」以下の場合、「5%」の最低限の勝率保証を得る。 生まれながらにして家伝の魔術と高い親和性を持って生まれてきた。 ミッシェルの魔術回路はそれを行使することに完全特化している代わりに、通常の魔術師なら 誰もが抱える「魔術行使による苦痛」などは殆ど無い。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【解説】 魔術協会・三大部門の一つ、“時計塔”に籍を置く「魔術使い」にして「封印指定執行者」。 極めて戦闘に特化した打撃爆殺系魔術使いであり、頑強なゴーレムの身体を煎餅のように 叩き割り、戦闘用のホムンクルスの五体を容易く粉々にする。 過去に父が「紛い物の聖杯戦争」に巻き込まれた結果、命を落としたため、それが原因で 「聖杯戦争」そのものを「父の仇」として強く憎んでいる。 彼女にとって「魔術」とは復讐を果たすための手段であり、それ以上の価値はない。 また「聖杯戦争」に関わる事柄すべてに対して、等しく嫌悪感も持っている。 ただ、それを抜きにすればその人格は善良そのものであり、無駄な犠牲はまったく好まない。 感情と理性は切り分けて考えられる為、戦士としての状況判断もそう誤る事はない。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:ライダー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:ゲオルギウス 【レベル】:70 【アライメント】:混沌・善┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:40 【耐】:20 【敏】:40 【魔】:60 【運】:10 【宝】:60┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:☆☆☆ 【貯蔵魔力】210/210 【魔力供給の不足】:なし┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ \ > 、 / /-、 _,. -‐ ノ ../ /㍉ ≧ .、 _, - " jイ /- > ! _,ィ -----ュ r-、イ ___x,=≠ ヽ . ゝ、 ` ̄、 ̄ ̄ ̄ / イ _f歹′ ∨ムヽ イ、 r-'-、< ヽ/ /x= ´ , ヽヽ八 r ノ r'7 / f.ヽf {!ヽ- / __ノ x=ヽ j" /--' L_ \ / / ノ l ;イ _,ノ ヽ ;ィ ノ . - " / !ー------r― '" ̄7 / / ヽ . ,イ ',./ ! ト、_/ / .\ . , イ !{ ∨ .ト、 _, イ ヽ . ,イ ',∨ ヽ ヽヽ---‐'" ! ∧ ∨ . _,.. x‐―'"  ̄ ` >. 、 ', ∧-―≠" _____,.x=`ヽ_ , -―/ . !∧ .、 ;ィ^'; ヽ \ . ! .',_ .  ̄ ̄ ̄ ヽ ', ヽ . | `ヽ . _,. -― ' , \ ` ー-- \ \┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○騎乗:B+(種別:一般 タイミング:特殊) このキャラクターは「対軍宝具」を使用した場合、勝率に「+20%」の補正を得る。 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。 本来なら「竜」を乗りこなすような能力は持っていないのだが………。 ○対魔力:C(種別:一般 タイミング:常時) 同ランク以下の「種別:魔術」のスキルを無効化する。 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 ○不屈不撓:A(種別:一般 タイミング:クリンナップ) 使用パラメーターの確定後、ステータスのランダム選択を振り直すことができる。 またこの効果を使用して【耐】が選択された場合、自身の【耐】の数値を「60」に変更する。 この効果は1戦闘に1回まで使用できる。 「戦闘続行」の上位スキル。如何なる苦境、困難に立たされようとも、その心身が折れる事は決してない。 どれほどの傷を負おうとも最期の瞬間まで立ち向かい続ける。 ○聖人:B(種別:一般 タイミング:特殊) 戦闘判定の結果に敗北した場合、それを振り直すことができる。 この効果は1戦闘に1回まで使用できる。 聖人として認定された者であることを表し、特典として「HPの自動回復」の効果を得ている。 あくまで「聖ゲオルギウス」のモデルになった人物であり、本人も自らを「聖人」などとは 思っていないが、それでもその信仰と生き様は「聖人」の名に相応しい。 ○竜殺し:B(種別:一般 タイミング:常時) 竜種の特性を持つキャラクターとの戦闘では、勝率に「+20%」の補正を得る。 ドラゴンスレイヤー。竜を打倒した者のみが得られる特殊スキル。 ライダーは悪竜を屈服させたものの、殺してはいないのでランクはBとなっている。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○信念と信仰の鉄十字剣(アスカロン) ランク:C 種別:対人宝具 タイミング:メインプロセス 消費魔力:30 メインプロセスに使用を宣言する。このキャラクターの【筋】を「+10」する。 また敵対陣営に「悪」属性を有するものが一体存在するごとに、勝率を「+15%」する。 ライダーが悪竜を懲らしめる際に用いた鉄の剣。 装飾の類は一切なく、長らく使い込まれているために見た目からしてかなり傷んでいる。 また刃も殆ど潰れてしまっているため、「剣」というよりも「鈍器」に近い。 しかし古びたその剣には、最期の瞬間にも折れる事のなかったライダーの「信念」と「信仰」が 芯として宿っており、如何なる巨悪との戦いでも決して折れる事はない。 ○竜人変生・聖大致命者(ドラグーン・ゲオルギウス) ランク:A+ 種別:対軍宝具 タイミング:クリンナップ 消費魔力:120 この宝具は1個以上の戦力の優位を得ている際に、クリンナップで使用を宣言できる。 勝率に「+戦力の優位数×50%」の補正を加える。 ライダーの奥の手。 かつてとある集落を苛み、しかし名も無き聖者との戦いの果てに屈服した巨竜を「英霊の座」より召喚する。 そしてライダーの熱き信仰心、そして両者が築き上げた種族を超えた友情、それらを 重ねあわせる事で「竜人変生」の奇跡を成し遂げる。 竜に騎乗する能力を持たないライダーが、竜の力を振るう為の唯一の手段であり、 その一撃は聖人の奇跡と竜の魔力を兼ね備えている。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ▼バーサーカー組 ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:バーサーカー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:アンドレイ・チカティロ 【レベル】:20+10 【アライメント】:混沌・狂(悪)┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:20+10 【耐】:20+10 【敏】:10+10 【魔】:5 【運】:20 【宝】:40┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:人人人 【貯蔵魔力】90/90 【魔力供給の不足】:なし┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ __ -‐=ニ二 . . . . . . . . . 〕iト .. . .´ . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . .〕 . .. . ´ . . . .\ . . . . . . . 丶 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 〕 .、 / . .\ . . . . . . 丶 . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .丶. / . . . . . . . 丶 . . . . . . .\ . . . . . . .丶 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ | . ∧ . . . . . . .\ . . . . . . 丶 . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 丶 | / 丶 . . . . . . . 丶 . . . . . . \ . . . . . . 丶 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ‘ , ‐-汽ミ} /\ . . . . . . . .\ . . . . . .丶 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . }{ } ツノ 丶 . . . . . . . .丶 . . . . . . . . . . . . . .} . . . . . . } . . . . . . . . . . . . . . _,,..ニ=-‐ -‐\ . . . . . . . .\ . . . . . . . . . ./ . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . | -‐=ミメ、 . . . . . ‘ , . . . . . . ./ . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . ∧ \V心、 . . . . ‘ , . . . ./ . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . /. ノ 、 ≧=‐ヘ≧ミ . . . . / . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . / { ヽ/ . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . / r'ヘ,, / . . . . . . /----- ミ_ . . . / l \ `¨¨¨¨¨´ ( } }/ . . . . /.... ノ\ `ー― __ ノ } / ,′ / ` _ / /イ ,イ . / { /{  ̄ イ / \ / ≧=‐=≦ . / 、 / { \ . . . . . / ≧==r――― ―‐=≦ / } 丶 . / ‘ , / { Ⅵ. ‘ , / } !┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○狂化:C(種別:一般 タイミング:常時) レベルおよび【筋】【耐】を「+10」し、その他のパラーメーターを「+5する」。(計算済み) 筋力と耐久と1ランク、その他のパラメーターを若干ランクアップさせる。 このサーヴァントは生前から既に理性の大半を狂気に侵されており、そこに「狂化の呪い」が 加わった結果、その精神は完全に「人間」として破綻してしまっている。 ○猟奇殺人犯:C(種別:一般 タイミング:常時) レベル及びクラス別スキルを除き、真名はもちろん、固有スキル、宝具、パラメーター全て非開示となる。 その凶悪な犯罪の全てを警察の目から欺き続け、狂気を繰り返した事により得た能力。 ○精神汚染:A+(種別:一般 タイミング:常時) 精神に対する干渉を完全に遮断する代わりに、如何なる相手とも遭遇した場合、必ず「非友好的」接触となる。 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。 生前の狂気がバーサーカー化による「狂化の呪い」で更に加速した結果、自分の異常な欲望のみを 追い求める掛け値なしの「狂人」に変貌してしまっている。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 Partigiano Murder ○『ロストフの切り裂き魔』 ランク:B 種別:対人宝具(殺人) タイミング:ターン行動 消費魔力:40 ターン行動として魂喰いを選択する事で使用を宣言できる。 この魂喰いを成功させた場合、消耗魔力を完全回復の他、パラメータを一つ恒久的に「+10」させる事ができる。 魂喰いに気づかれて介入された場合、更に任意で、成功率による「逃走」判定に移行できる。 この判定の成功率は「50+(このサーヴァントのレベル-敵陣営最大レベル)%」となる。 この判定に失敗した場合、令呪による離脱も通常通りに行えるが、その際に消費する 令呪の数が「1画」となる。 またこの宝具を展開して「魂喰い」を行った場合、露見する確率を「-20%」することができる。 狂気で以て女性を、子供を殺し、その肉を喰らった殺人鬼アンドレイ・チカティロの業。 バーサーカーに吸収された霊魂は意志を保ち続け、バーサーカーの中で終わりなき拷問を味わう。 その悲鳴と断末魔がバーサーカーを歓喜させ、狂気を増幅させる。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ▼キャスター組 ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:麦野沈利 【レベル】:30 【アライメント】:中立・悪┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】:10 【耐】:20 【敏】:20 【魔】:40 【運】:0 【宝】:―┣━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┫ / 、 . . 、_ . . . . . . . . ‐- .、 .\ ..';. . . . . . . . 、. . . .';. . . .ヽ . ./ } 、.\. _`_ー ./-- . _ .>l. .';. . . . . . . . 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';. . . !. . | .|;'. . !リ. . .|li〕!. | . . i! | .| 〉. . . . |. .l. .';l. . l . . .,'. . . l|! . . .jリl . l . . l /┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 メルトダウナー ○原子崩し(種別:魔術 タイミング:メインプロセス) 戦闘時、自陣の【魔】に「+30」のボーナス修正を加える。 このスキルを使用した場合、戦闘終了時に「30点」の魔力消費が発生する。 この消費は「このスキルを使用した回数×10点」分だけ増加していく。 このスキルは「Aランク」の魔術スキルとして扱う。 麦野沈利の切り札にして必殺、収束した魔力を熱線として叩きつける。 レーザーの如き火力を誇るが使用にはかなりの魔力を必要とする。 ○魔術:C (種別:魔術 タイミング:メインプロセス) 戦闘時、ステータス比較で【魔】が選択された場合、相手の勝率を「-10%」する。 オーソドックスな魔術を修めている。ある一つの術式以外は「一流」の域を出ない。 ○戦闘続行:B (種別:一般 タイミング:クリンナップ) 使用パラメーターの確定後、ステータスのランダム選択を振り直すことができる。1戦闘に1回。 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:キャスター┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:ランダ 【レベル】:60 【アライメント】:混沌・悪┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:10 【耐】:30 【敏】:30 【魔】:60 【運】:30 【宝】:40┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:呪呪呪 【貯蔵魔力】180/180 【魔力供給の不足】:なし┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ヽ二_彡'´ .<_ ,x<´ ' 、 . ヽ ./ ; ' ; ,' ;' .;. 、 . .卞、 .ヽ ./ ;ィメ ;/ .; ' .;' .,ィ i ヘ . .' , . ' ;. .`ヾヘ ' , / / / ;' ,イ . ,' .,'_l . ム_ ∧_、 . ヽ . ヽ. .ハ ヽ . i // 〈 i' . .// ./l .;' | .l ヽ ハ \ .ハ .ヘ .〉 ヾ ソ ヽ l / i /_.|ヘ,'_', .l__ヽ ヘ_zチ\ ', .ハ ./ `ー`-、 , -‐二 ̄} ソ .l / ヽ ,i ||.ヽヽ | ,,不ミ⌒ヽ\リ \ .i { . . .`ヽ、 // ´ / / ハ .|ヘミ沙''二b!辷ミヽ| ''~l ( ) ゞ彡ー、ヽ | .i , -―、 .ヽ . / / ../ ;' / ヘ |ハ `Y ̄|| ̄,〕 ', ノ .l ム ノ_ム_!__ル.|ーく ヽ. .ヽ _ム/___」___ハソ ヽ lヽム ゙ー'''゙゙ ゙''ー-'゙ |-‐く、 >x, ;;リ;;;;;;゙ヽ. ヽ. `ヽ. ヽ.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ γヾ!¨`i 、 __ ァ ,ノ Y >x;;;;;;;;;;;ヽ ヽ. 7`、ヽ. ヽ.;;;;;;;;;;;;; ヽ. i ヽ、_ 、__ィァ-‐¬'^メ ,.イ .i `ヽ;;;;;;゙ヘ ヘ ミミ゙, ゙, ',;;;;;;;;;;;;;;;; \ ゝ. 丿j> 、 `ー-一'´,ィ'´ ゝ,、_..._yノ ヽ;;;;;;゙i i`ヽ fミミハi ゙,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`''ー―ミユー'´( -、,,` ヽ _ イ ,,ノ ./ ヽ;;; l l ヽ fミミミ∥ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙`ヽ `i、 マ^ー'T´ ノ __,、‐-、_____ヽム-、|_ ヽミミ||,..._ |;;;;;;__,;;;;;;;;;;;;;;;;;、/\;; ヘ ヽ ヘ 〉 _j ,x≦L;;;;;;;;;;;_;;; -‐'''"´l| j ,'^ヽ(´ )¨ ̄/;;;;;;;;;;;;; / ハ ri\;;`ゝ \ γ⌒ヽ,/ ,.イ´ヾ、~゙`'''ー-、`"''¬ー--ム__ノ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○陣地作成:A (種別:魔術 タイミング:ターン行動) 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。 ターン行動で「陣地作成」を宣言することで以下の効果が発動する。 霊地による魔力回復量を「×2」し、「襲撃」を受けた場合、相手側勝率に「-10%」のペナルティを与える。 重ねてターンを消費し、宣言を行うことで、補正は「×3」&「-20%」、「×4」&「-40%」まで上昇する。 この補正は、このサーヴァントが戦闘に敗北した場合には消失する。 再度、補正を構築するには、再びターンを消費して「陣地作成」を行わねばならない。 ○道具作成:B (種別:魔術 タイミング:ターン行動) 魔力を帯びた器具を作成できる。 このキャラクターは毎ターンごとに、ターン消費なしに「使い捨て礼装」を作成することができる。 作成できる礼装は通常作成できるものと変わりないが、作成成功率はキャスターの魔力を参照する。 (ペナルティがなければ【魔】50×2=100%成功) ○呪術:A+ (種別:魔術 タイミング:メインプロセス) キャスターが扱う最高ランクの呪術。 自陣の勝率に「+20%」する。 ○災厄の魔女:A (種別:魔術 タイミング:メインプロセス) 人間に災いをもたらす魔術しか使えない、災厄の魔女。それがキャスターである。 このスキルを持つ者は癒しの魔術を一切使えないが、破壊や災いを齎す魔術の行使に大きなボーナスがかかる。 ただしこのスキルの持ち主が誰かの温かい心に触れ、良心に目覚めると治癒魔術をも行使できるようになる。 戦闘時のみ、自陣の【魔】のステータスに「+25」し、自陣が「戦力の劣位」を1つ得るたびに、 自陣の勝率に「-5%」のペナルティを受ける。 ただしこのスキルは、キャスターが良心に目覚めている場合無効となる。 (良心に目覚めているかどうかは 1が判断する) ○高速詠唱:A (種別:魔術 タイミング:常時) 魔術詠唱を高速で行うスキル。 キャスターの詠唱効率は、現代の魔術師とは段違いである。 このキャラクターは 「種別:魔術」であり「タイミング:常時」ではないスキルを、同一のタイミングで2度使用できる。 (同じスキルを2度使用することも可能) このスキルは1ターンに1回まで使用できる。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○善悪混ざり保つ均衡(サモン・バロン) ランク:B 種別:特攻宝具 タイミング:セットアップ 消費魔力:40 バリ・ヒンドゥーにおける善の側面バロンと悪の側面ランダの終わりなき戦いを再現する宝具。 キャスターはランダに成り替わり、バロンを召喚することで、終わりなき戦いの一部を再現可能な魔女である。 永遠に均衡し拮抗する戦いの渦中にあって、生き残れる者は皆無。キャスター自身もそれは変わらない。 その戦闘における自陣の勝率補正に「+150%」する。その戦闘終了後、キャスターは消滅する。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ▼アーチャー組 ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:黒木 智子 【レベル】:10 【アライメント】:中立・中庸┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】:0 【耐】:0 【敏】:0 【魔】:30 【運】:0 【宝】:―┣━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┫ ζト、 ~ _..x≦////////////////////////ヽ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ λ|/////////////////////////////////////′ ∨/////////////////////////////////// \//////////////////////////////// l いいのか ヽ/////////////////////∧/////l,//| ヽ l ////////////////////,flll∨/l/llll'/ | そんなこと言って }| //////////////////// 斗七7Πiil'/| ・ l..///////////////////lllllllll∨lllllllll゙,| ここですべての女子力を ( ',ソ/////////////////lll゙,γ"゙`ヽ `l| ) ハ'.///////////////,flll彳l (__) l /ll 解放してもいいんだぞ… ζ /,/V'//////////////lll 乂_乂 〃lハ ′/ /∨// / / //// ミ=≠彡゙ lハ ノ / ´ 'フ/ヽ'////// /  ̄ ι//∧ ~ ( ///∨///,′ ` ///// 、 ) /////V//lヽ _ -‐ ァ ιィ゙//////\ ζ///イ// V/|//> `‘ー‐ ´ ´ 〉///-、//// ._____ // !'///,V|//////> -- ´ .///´ 7^フ´ ヽ///∧┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ネガティブマシーン・エンドロール ○深淵回路・負界領域:A+++(種別:異能 タイミング:常時) 魔力供給の際にのみ、自身の【魔】の数値を2倍(60)にして計算する。 また「休息」する際はさらに2倍(120)にして貯蔵魔力を回復する事ができる。 黒木智子が備える非常に特殊な「魔術回路」。 自身の感情をそのまま魔力の精製効率に反映できる、という特質を持つ家伝の回路だが、 彼女の場合は「ネガティブな感情」全般が効率上昇の助けとなる。 つまり彼女がネガティブな精神状態で在り続ける限り、その魔術回路は常識では 考えられないような高効率で魔力を生産する事を可能にする。 ある意味途方もない才能だが、彼女の精神が少しでも上向きになると一気に 通常の魔術回路以下になるという欠点を持つ。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アーチャー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:空也上人 【レベル】:60 【アライメント】:混沌・中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:15 【耐】:20 【敏】:15 【魔】:40 【運】:60 【宝】:50┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:仏仏仏 【貯蔵魔力】30/180 【魔力供給の不足】:なし┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ イ /イ / / _ / / γ 、 l 〃 . / ! ! / / l / ノ .ゝ _ | / ,.ィチ / / l . / / / _ 人 _ > ´/ ,.イ / イ / ! / // `Y´イ イ > "イ / / / l . イ .,' イ7 |z≦ _|zァ/ ム.イ ヾz.、/イ/ イl ,' イ .イ>、l /! ─+‐/イヽV> ¨ヽ 十/ ヽマz、/ / / 7 / '/ .jr‐ j | l > ´ .イ,イ 、ーァzュ、マ イz、.〃l / / _ / ./ Y > ´ ,. イ ./ \ 込zヒ_テ≧、j!/ .l /l/l_ / .イ ./ ,. <N 十 ! \__γ´ `v ムイイ≠<! j ハ > "入 .イ ,. <´ l>l! V N .{! j!._ 赱竺<! / ` ´ ` ̄ イ V、 l ! l V ゞ. _ ノ 7 .Yイ / ` ヽ .イ リ V l l .l  ̄ l! .リ',.イ/イ Y 从 N l ヤ 一 チ´、 ヽ=========ヵ、 、_ _ イ / >ュ- 、 ヽ - 、///////////、 // Ⅵ≧ z ., _ _ イ /´ > 、 .ヽ.///////7 Y/ マ _≧/ //_ zz <  ̄ ̄`> 、 _ ノ///////j\j.! 、 こ /z Y Y. .o .○ . . . . . . . . .ヽ/////////l j.l > / . . l ! i. . . . . . . . . . . . . . . . . . .Y///////.l\.l.! > _ イ . . . . l !_. ', ゝ . . . . . . . . . . . . . . . . リ> 、////l .l.l Y. . . . . . . . . l ! ヽ 、 > . . . . . . . . . . . .ノ .j ヘ//l\.∧ j. . . . . . . . . . ムヤ .ヘ >  ̄ ̄ ̄ _ イ \> .ヘ .ノ> <. . . . .ヘヘ ∧  ̄ ̄ ̄ \ ヘ ヘ ><ヘヘ ∧┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○単独行動:C(種別:一般 タイミング:常時) このサーヴァントは消滅する【魔力供給の不足】の限界値が-100から-150になっている。 また供給不足「-20」ごとのペナルティの累積「-10」が、「-20」ごとに「-5」となる。 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。マスターを失っても一日程度の間読経可能。 ○対魔力:C(種別:一般 タイミング:常時) 同ランク以下の「種別:魔術」のスキルを無効化する。 時代的にはそこまで昔過ぎず、近代過ぎずの英霊であるため、アーチャークラスとしては平均的な対魔力である。 ○市の聖:B(種別:一般 タイミング:特殊) 道の修繕や橋をかけ井戸を掘るなど、貧しい人や病人を相手に公共の福祉にも貢献したアーチャーが得た称号。 基本的には善性の人物であり、言動のエキセントリックさはともあれ、他人と致命的な敵対に陥りにくい。 固定イベント以外の遭遇で他のキャラクター・陣営と遭遇した場合、シナリオ1度だけその態度を友好的にする。 ただし、根本的に会話の通じない、精神汚染・精神異常・狂化などのスキル持ちには使えない。 ○高速念仏:A(種別:念仏 タイミング:メインプロセス) 戦闘時、【運】か【宝】ステータスが選択された場合、このキャラクターの【魔】の半分(20)の数字を 自身のそのステータスに足すことが出来る。 口称念仏の祖とされるアーチャー誇る高速念仏詠唱能力。その性能は「百万遍念仏」を僅か1時間で完了する程。 音を置き去りにする念仏は霊験あらたかな衝撃波を伴い、如何なる霊的存在も速やかに浄化せしめる。 つまりアーチャーは、ただ一心不乱に念仏を唱えているだけで対霊戦闘のエキスパートと化すのである。 ○無辜の怪仏:A(種別:異能 タイミング:常時) 恐らく日本で最もインパクトのある仏像となった人物。生前の行いというよりその仏像のイメージにより、 過去や在り方をねじ曲げられた僧侶の名。……ねじ曲げられたんだよね? 元からこうなんじゃないよね? このスキルにより能力・姿が変貌してしまう。ちなみに、この装備(スキル)は外せない。むしろ外さない。 慧靂琵琶(えれきびわ)を手にして念仏を歌うマキシマム・ザ・ブツモンの明日はどっちだ。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ノーボーオーミトー ○空也踊躍念仏 ランク:A 種別:対仏宝具 タイミング:セットアップ 消費魔力:50 敵陣に死者、或いはそれに類する何かであると判断されたキャラクターが居る場合、 そのキャラクターの全ステータスを「-10」する。このペナルティは「休息」しない限り持続する。 ただしその特性上、聖性の強いキャラクターへの効果は0となる。逆に悪性の強いキャラクターへの効果は倍となる。 その基準の判断は、事前にGMが設定しておくものとする。 更にこの効果で全ステータスが0以下になった場合、そのキャラクターは成仏して浄土へ至る。 また、この宝具は例外的に自分が戦闘に参加していなくても使用できる。 アーチャーの生前の逸話を代表する、踊りながら念仏として唱える「南無阿弥陀仏」。 「打ち捨てられた遺体を相手に、往生を願って念仏を唱え、死体を焼き続けた」というアーチャーの生き様が、 既に宝具にまでなったもの。「唱えた念仏が仏となった」とまで謳われた仏性を持つアーチャーの念仏は、 死者にとっては一種特効を持つ成仏への導きとなる。 ファイアーボンバー ○化野蓮台野 ランク:B 種別:対仏宝具 タイミング:効果参照 消費魔力:40 戦闘敗北時に使用する事で、令呪2画の代わりに魔力のみの消費で撤退できる。 ただし、一度でもこの宝具を見た、或いは詳細情報を得ていた相手が敵陣にいる場合、この効果は発揮されない。 また、その場が霊地であるなら浄化の火が速やかに祓い清めてしまうため、霊的存在は3ターンの間 その霊地に長時間留まる事ができない。(「休息」など、その霊地での行動が不可能となる) 京外の鳥辺野、化野(あだしの)蓮台野。アーチャーの生前は人の遺体を埋葬する習慣が無く、 京都の人々は遺体をこの地に捨てていた。 そこで死体を集めて火葬し、念仏を唱えたアーチャーの行いが元になった宝具。 ただしそこらに死体があるわけではない現代では、炎のど真ん中でお経をシャウトする奇行である。 燃え盛る浄化の炎で瞬時に周囲を祓い清める為、その隙に撤退することも可能。 魔力の展開と着火は一瞬で行われるため、事前に知っていないと追撃が難しい。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ▼アヴェンジャー組 ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:海野 藻屑 【レベル】:10 【アライメント】:混沌・善┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】:10 【耐】:10 【敏】:0 【魔】:10 【運】:0 【宝】:―┣━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┫ / i . .. i | / | l! | '. i; |、 i 从 Ⅵ .′ i | l ! | i! l!' .| |'. | '. .| Ⅵ i | i Ⅵ l .' ./ l | |! ;'| -―-、 .| !‘ | -―- | Ⅵ Ⅵ! i/| l | l .| ! |/ ||! | l ‘. __',| Ⅵ | | .| l | | .ィ竓竿ミ、 |! 〃竓ミ、x Ⅵ l .| ! | |l!抖.ん ハ” l rJ l }} 从 l 、 .| | |、 之 ツ 之 rツ ./' } lノ | |i lハ. ” ̄ .  ̄“ ,, ,| l | l ! l从 j ,,. /.| l . | l .'. i Λ ,; ' i |/| . | l Ⅵ } 、 ` ―‐ ' . イ | l i . | }Ⅵ! i > . - .イ i l! l / ノ |ハ| ! l |ハ| /| i` 、 .ィ iイ /} l/}ハ{ / .|{ | |/ } |  ̄ | }/ .}/ /' /---、ノ 辷≦ ̄`ー- . -/ ̄ ̄ /¨¨´  ̄ / / ′ 廴_ __ / 「 i 、 ` ´ /┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○砂糖菓子の弾丸(種別:一般 タイミング:常時) 前提として、このスキルはアヴェンジャーが単独で戦闘を行う場合にのみ効果を発揮する。 アヴェンジャーが戦闘を行う際、全ての比較の数値を「+15」する。 この効果は自身は戦闘に参加しておらずとも常に発動しており、またこのキャラクターが 「死亡」している場合でも、アヴェンジャーがこの少女を理由に戦う限りは永続的に有効となる。 辛い現実から心を守る為に、少女が思い描く空想と幻想の弾丸。 それは本来なら現実には何の影響も及ぼさない。少女の何も守る事はない。 ア ヴ ェ ン ジ ャ ー しかし現実を傷つけられる砂糖菓子の弾丸に、少女の想いは強い“力”を与える。 少女がその幻想を信じ続ける限り、アヴェンジャーは少女にとっての“英雄”で在り続ける。 ○時計仕掛けの林檎(種別:一般 タイミング:特殊) このスキルは、ターン終了時に自動的に発動する。 自身のステータス1つを「-10(0未満にはならない)」する事で、アヴェンジャーに 対して即座に「50点」の魔力を供給する。 このスキルで全てのステータスが0となった場合、このキャラクターは「死亡」する。 また効果の発動時、“令呪”かそれに類するものを消費する事でステータスの減少を 避けることができる。 涅マユリが街の多くの人間に人知れず仕込んだ特殊な「魔術回路」。 魔術師ではない人間から、サーヴァントの現界維持用の魔力を絞り出すためだけに 用意された時計仕掛けの林檎。ただ必要な時に「収穫」されるだけの存在。 本来なら刈り取られるだけだったはずの少女の元に、“復讐者”が召喚されたのは 偶然か、それとも運命か――――――。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アヴェンジャー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:オレステス 【レベル】:70 【アライメント】:秩序・善┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:40 【耐】:40 【敏】:50 【魔】:20 【運】:10 【宝】:70┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:なし 【貯蔵魔力】170/210 【魔力供給の不足】:なし┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ _,.,.,.,.,.,.,.,.,.,._ , ///―- _. , ,.ィ/////////////> 、__, //  ̄゛` ,////////////////////////>、´ /,ィ / 、\ヽlヽ、 /////...///////////////////ヾ` 、 /// l//\ ヘヘ l、l、ヾ ///// ////////////////////ヾヽ ///l l///\ヽ'/ハ l ∨lヘ ,///////...///////////'//イハ'/l///!ヾ、 i///i l///二,Z'/ハ l l/l,////////..゙//'⌒V///! '"´/゙__‐- ! ソ l! ヽ ゙il/\ヘ// _ -''//l l /////////.//l ; ( , V//{ ヽ.リ { ' ′ li, ・ゞ7=∠゙'//,/l,l/l///////////゙,>ヽ Vハl \ lラ ̄lニ=‐'/ ,/,li/l/////////////,l. 、 ' __ヘ,‐_'lヽ/ l''/ニ, l/l/////// //゙///ハ 、 ‐,'. ,- ‐ '''"////ヽカ l '+‐ '、7'////////////.゙-' リ_ ヽ ;. (`'" ;//// メ'',ヘlムl /lヽ/'/'////////////  ̄¬- _ ‐- イ__ト、 / ///,l l/l/ /l//\l l////////,'///////X |_-= _ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l. '.. //l /////////、ヾー' '"´//////l///i'l'//" ゛ヾ/〉. |、 ー- ,{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| i.... ,////////////i//////////‐/////l'l//ヽ. 、 l ` ‐- ._ {ヽ `ヽ;;;| ` 、..../////、////二ニ=───,.///////////l,/l/ヾ. \. ヽ ` ヽ{ ';l ヾ//////ゝ>_ ─ / ////////////l ///、-; \ヽ ヽ ヽ 、./////// _ ― / /'////////" ' ' / ∧//ヾ /l. l , ヽ.////// _ ― ' / '"////////// ,/ / 〉///、_,/// l , l. 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Ⅵ圭i ヾ .\/ } i  ̄/. ./. . . ./ . . . . . .ヽ . . . . .斥圭} . . トミ .\_, ⌒`ヽ、i / . / . ./i. . . .i. . . . .゙; . ∠-‐''T. . . .i  ̄ ` / . . { .∧ i . . . i. } . . . } . . i. ./ . .j. . . . .i }/ .ifト、 i ハ . iハ . . .! . . }/彡/ . / . .i 〃{. . j 以 { ミxL,,i. /. . /彡//{ . . 人 { Ⅳ{ 、 弋少/ ∠彡イ. .i .iト、 . . .\__, ,~<(ヽ、r‐、 __ノイ _ノ. i. . . .{{. .i ``''''"´ /r、`┐}} } 〉_.....-‐''`ス". . . i. . . ii. . ト、 / ヽ\! { 》fr''"⌒`'''ー〉. . . i. . . ii. .λ`''ー-....__ ///∧` i^Yトミx,;,;,;,;,;x癶. . . .i . .λ . ∧__. . . . . . .``丶、 、_/_ト、 {ノ j} ;; =≒. .゙; . i `、. . . \ ̄"''<、. . . `ヽ、 ,,...---――---......._ / ∧/ ヽ ノ / \゙、i . . \ . . .\ `ヽ. . . . .\... . . . . . . ;;. .''". . . . . . . .__`"''ー---‐/ // / 〈ミz≦圦 〃 }. \ . . . \. . . `''ー-....,,,_\. . . . ヽ_. . . ./. . .>''" ̄ // ̄ ̄ / /ー/ { i圭圭圭i {{/ /. . . . . . . . . . . `ミ、;,;__. . . . . .~"''ー-...゙;_. . ./ . . / / / / / / V {圭圭圭} /⌒ヾ /. \. . . . . . . . .\  ̄ ゙゙ "'' ーr-.、 `ヽ、゙ . . {. . ./ i. i / / / Y l圭圭少/ j}/i i\. .\. . . . . . . . .\ } . . }\. .\... . . . .{ i .i / ∠-‐'''" 、 / | | | / i. . . ! !. .\. . \. . . . . . . . \ i. . j! ヽ. . .ヽ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ~~ 詳細不明 ~~┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○冒涜されし三叉槍(ユサップ・ザ・トリエイナ) ランク:A 種別:対人宝具 タイミング:セットアップ(効果参照) 消費魔力:50 セットアップに宣言する事で敵陣の【敏】を半減させ、その数値を自陣の「最終勝率」に加算する。 加えて「令呪の打ち消し」「令呪消費無しの撤退」「常時以外での宝具による勝率補正無効」の追加機能を持つ。 この三つの機能は、ランサーの任意のタイミングで発動させる事ができる。(この際も魔力消費が発生する) ただし、これらの機能は各々1度しか使用する事はできない。 嵐を呼び寄せる三叉槍に宿りし、簒奪された三つの権能。 ――即ちポセイドンの槍、カサンドラの陵辱、アテナの祭壇、大アイアスの盾である。 ランサーは大アイアスと肩を並べるほどの偉大な英雄であったが、絶対不可侵であるアテナの神殿に 押し入ってカサンドラを陵辱し、それを責められるとアテナの祭壇に隠れて遣り過す等の冒涜を繰り返した。 結果、神々の怒りを買ったランサーは大嵐に見舞われて海に放り出され、しがみついた岩礁を 海神ポセイドンの三叉矛によって砕かれ、溺死した。 無論これらの品はランサーの所有物でなく、生前に三叉槍を振るった事も無い。 しかしランサーという英霊にとっては、間違いなく宝具足り得る「象徴」なのだ。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ▼セイバー組 ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:涅マユリ 【レベル】:30 【アライメント】:秩序・悪┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】:10 【耐】:10 【敏】:20 【魔】:40 【運】:10 【宝】:―┣━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┫ ≧ .圭圭圭圭圭圭≧ . ≧ .圭圭圭圭圭圭≧ . ≧ .圭圭圭圭圭圭≧ . .≧ .. ̄ ̄ ̄ ̄ミi圭ミ、i\  ̄ -=ニ二.__\ i 、  ̄ }../i i i i ≧、 i}i i i i i i i i i i i iⅦ>.. i}i i i i i ,>┬‐┬‐┬==ミ.、 i}i i i i ii .| } i} } }}i>.. _ ノi i i i i>.ノ .ノ ./ ./ /Y ト=ミ ‐-=ニニニニ-=彡i i i i i i i i i i >../ / / | 乂 燧㍉ ,ィ/-くi i i i i i i i i i i i i i i i }/ Yi{ .ィ㍉  ̄ f弌 `7 i i i八i i i i i i i i i i i i i i i从|八 Ⅵ八,,,_ /ij } / i i / \i i i i i i i i i i i i i i i i ∧ Ⅵ Ⅵ>.._ { }i i i / \i i i i i i i i i i i i i i i i i ∧ \ \{ /_/7フー''i i / ヽi i i i i i i i i i i i i i i i i i i \ .\ `ー==/i i i i i / }i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i∨ . '¨ ̄`}i i i i i i / i }\i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i } /i∧/⌒i}i i, -'" } } \i i i i i i i i i i i i i i i i i i i}}}i i i∧ィ⌒i} イ/ / \ \i i i i i i i i i i i i i i i i }}i i i i i i ‐‐'// / \┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○疋殺地蔵(種別:礼装 タイミング:メインプロセス(特殊)) 戦闘時、ステータス比較に【筋】【耐】【敏】が選択される度に相手の勝率を「-10%」する。 またこの能力を使用不能とする代わりに、「金色疋殺地蔵」を召喚・使役することができる。 涅マユリが所有する限定礼装。 刃で斬った相手の四肢の自由を奪い取る。 ○時計仕掛けの林檎(種別:魔術 タイミング:特殊) 「消費魔力の確認」を行う際に、「肉林檎」を1つ消費する事で「100点」の魔力を即座に得る。 「肉林檎」は初期で3つ分を保有しており、「礼装」の作成を行う際に「肉林檎」の作成を指定できる。 但し「肉林檎」の作成は、「作成回数×30%」の確率で発覚する恐れがある。 発覚した場合の処理は「魂喰い」の際と同様に行われる。 尚、「バーサーカー」が健在な間は発覚の判定は行われず、「作成回数」もカウントされない。 涅マユリの手で魔力供給用に「改造」された人間。収穫されるだけの果実。 必要な時に全ての生命力を魔力に変換され、霊的ラインを通ってサーヴァントに供給される。 専用の擬似回路を移植されている以外には生体に何ら影響はなく、仮に 一般の病院で調べられたとしても「心臓発作」以上の原因を探ることは出来ない。 ○霊子科学:B+(種別:魔術 タイミング:メインプロセス/ターン行動) 戦闘時、ステータス比較に【魔】が選択された場合、相手の勝率を「-15%」する。 また「礼装」を作成する場合の成功率が常に「100%」となる。 独自に構築された涅マユリの持つ魔術系統。 厳密には様々な魔術基盤を巧みに繋ぎ合わせ、それを一つの駆動式として運用している。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:金色疋殺地蔵 【レベル】:60 【アライメント】:なし┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】:40 【耐】:40 【敏】:20 【魔】:40 【運】:10 【宝】:30┣━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┫ _ ,.. ミ、___,. --======ァ / _,.. -‐=====迴j广 . ̄ ̄/{⌒ / ,.. ,.. .-‐=ニ ̄ ̄}/⌒ー----く___ / _,..-'''",..-'''" }////////////////>、__ /.. ,..-'''" ,ィ㍉ __ノ/////////////////////} ,..-'''",..-'''" __,..i}i} , -‐''"////////////////////////∧__, .,..<_,..< { /厂ij´ /////////////////////////////////\____ / >'" ̄ ̄ | / ir彡'____,ィ .///////////////////////////////////⌒//∧ ./__,,.. .-‐ '''"| {iいイii乂亥ツ.////// //////////////////////{ | 〃}i i/`Yi㍉ {///___、ィ㍉Y´{iミ、 /////////////////////i i i ( r i i i i ミ .\ { i/ 从 У イ, \{ i\\ '㍉ ////////////////////i i i /⌒∨i i i i i i } .\ i { //⌒ // //\\\ Y⌒i く ///////////////////i i i i i i i i \i i / (乂{i彡 ,.. {/ //{ { {i\}、 Ⅵ、 } ≦ ///////////////////i i i i i i i i i i i  ̄う {ニ弐 < _ \ {_乂 xァ} }/i.|ノ } 乂 /////////////  ̄ ーァi i i {_____乂_.ノi i i i i }//// .Yi ノ i} `\ //////////////// こi i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i ノ ////// .``.く ∧ \ ////////////// 二二ニニ===‐‐‐彡i////////// .`´ 〉, \―――<  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/{//////////// // / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ )ミ、 _,..i i i i i i i i i ///乂////////// / /._/ー============彡i i i \ /i i i i i i i i i i i/ // /∨/////// ./ '" \i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i // //イ|/ 、////// / / }i i i i i i i i i i \ .__i/ .//.| | |.//}// / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\i i i i i i i i i i i i i i i i i i /i i i // / 乂-‐''⌒\// ./ / { /i / _,..-'''" ̄ ̄{l|i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i / \ / 人 { i/ / \ \┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○金色疋殺地蔵(種別:宝具 タイミング:常時) 「涅マユリ」を除き、レベルが「50」未満のキャラクターは戦闘に参加する事ができない。 涅マユリの礼装「疋殺地蔵」に宝具としての属性を付加し、巨大な異形の赤子という 怪物の姿へと変化させる。一瞬で周囲100間の空間に強力な「毒」を散布する能力を持つ。 これは致死性の猛毒であり、それに満たされた空間は例え魔術師と言えども 長い時間留まる事はできない。 ○荒御魂(偽):B(種別:一般 タイミング:常時) 拠点である【タワー】で戦闘を行う限り、魔力消費は発生しない。 【タワー】以外で戦闘を行った場合、戦闘終了後に「100点」の魔力消費が発生する。 また無数の怨霊を繋ぎ合わせて造られた存在であるため、霊を浄化する宝具の効果を 受けた場合、全てのステータスが「0」にまで低下する。 涅マユリの技術によって擬似的に製造された荒御魂。その霊的濃度と元となった 霊体の“神秘”の深度により、金色疋殺地蔵は「宝具」としての属性も帯びている。 但しその性質上、強力な浄霊の影響に晒されると一気に弱体化してしまう。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:セイバー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:安徳天皇 【レベル】:80 【アライメント】:秩序・中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:50 【耐】:50 【敏】:40 【魔】:50 【運】:30 【宝】:70┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:天天天 【貯蔵魔力】300/300 【魔力供給の不足】:なし┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ イ⌒丶. \////ハ \ /^ヾ| 、 `マ//ト、 ヽ _,. -‐/ / | i ヽ ` T爪 .. 「 く′ i|| i} . . ハ i| |/》 . i i|ⅰ . {{ } . | i| |//》 . ', i i|ⅱ }、 _jL {_| i| l /》 i |八 _ 爪 /i} ∧| i|/ /》 }i i 才^ヽト k七T六ト、 i| / // {. {{ i , ‘k七圦ヽ. | V匕ノi}'/ i| // | Wヘ ', . Vヒi} 、 { ‘冖1l i リc //,、 |. }} 人 . . 、¨´ \, 川 /_∠∧∧ |. {{ ヽ . ',ゝ ′ / リ' / /、 ∧_} l. }} ', \ V丶. ` ,.ィ7 イ ′\ \\ 八 } }ト \ > イフ /l | ト( \_〉∧ \ ノ/}} `丶 斗n升}| l ∟L _ 丶 /´ ″ . | }と7 ムlj L| | | ` . \ /,' ,.イ| . .′、 ⌒| | | ヽ \ // / / | / .′ ,| | | } . \ // i./ . |/_厶ヘrヒ'⌒TT^! l^i|7、 } . 丶\ // l' / //∧从 人{八 Ⅶ' } i} . \\┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○神代回帰:A+ (種別:異能 タイミング:常時) ステータス合計に「+30」し、貯蔵魔力を「300/300」に変更する(計算済み) また戦闘時、【宝】と【運】以外のステータスを「+10」する。 敵陣に日本出身の英霊がいる場合、参戦している数だけ勝率補正が「+30%」され、 更に英霊側のステータス全てを「-10」する。 精霊に近い存在が、どの程度の魔法以前の神秘を再現出来るかの指標。 セイバーは神代から万世一系の古き血脈を受け継いでおり、その“神秘”に基づく絶大な能力と 同じ国に信仰の基盤を持つ他の英雄達への絶大な権威を宿している。 ○無辜の怪物:A (種別:一般 タイミング:常時) 戦闘時、【宝】と【運】を除く自身のステータスを「+20」する。 但し、敵陣に「◯竜殺し」のスキルを持つキャラクターが参戦している場合、上記の補正は 無効化された上で、相手の「◯竜殺し」の勝率補正を「2倍」にする。 本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。 セイバーはそのあまりに悲劇的な結末ゆえ、「八岐大蛇の化身である」という伝承を始めとして、 様々な逸話や伝承を「後付」される事になる。 結果として、セイバーはそれらの「後付された伝承」に自己を塗り潰されており、その幼い自我は 上乗せされたイメージに半ば押し潰されている状態にある。記憶障害もその症状の一部。 ○神性:A(種別:一般 タイミング:常時) 「基礎勝率」に対して常に「+20%」の補正を加える。 神霊適性を持つかどうか。 セイバーは天照大御神から続く正当な血筋である為、最高ランクの神霊適性を持つ。 ○魔力放出(水):A (種別:一般 常時) 「戦力の劣位」を得る度に、勝率に「+15%」の補正を得る。 膨大な魔力が薄い霧のような形でセイバーの身体を常に包み込んでいる。 攻撃には利用できない代わりに、それは強固な防御結界のようにセイバーを守護している。 ○対魔力:A+(種別:一般 タイミング:常時) 同ランク以下の「種別:魔術」のスキルを無効化する。 A+以下の魔術は全てキャンセル。 神代の血統と竜の属性を併せ持つセイバーにはいかなる魔術も通じない。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○天叢雲御剣(あめのむらくものつるぎ) ランク:A++ 種別:対城宝具 タイミング:クリンナップ 消費魔力:210 この宝具は1個以上の戦力の優位を得ている際に、クリンナップで使用を宣言できる。 勝率に「+戦力の優位数×100%」の補正を加える。 三種の神器の一つであり、八岐大蛇の尾から生じた最高位の神剣であり、 史実においてはセイバーと共に壇ノ浦の合戦で失われてしまった。 一つの国、一つの世界における“武力”を象徴する剣であり、その一撃は所有者の魔力を 変換して“嵐”や“雷”といった自然的な暴威の“概念”として解き放たれる。 その出力は最高の聖剣に勝るとも劣らない。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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「彫刻一覧~観音堂 念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂」 03.観音堂彫刻一覧表 ① 番号テーマ部位室名W(m)H(m)面積(㎡)数量 1鳳凰(阿)・梧 欄間彫刻 35畳の間 7.242 2.310 16.729 1 1-1梧・寿帯(5)〃〃3.3511.0763.6061 1-2梧・寿帯(7)〃〃3.3511.0763.6061 2鳳凰(吽)・梧〃〃7.2922.31016.8451 2-1梧・寿帯(7)〃〃3.3761.0763.6331 2-2梧・寿帯(7)〃〃3.3761.0763.6331 3寿帯(3)・菊〃〃3.2211.5925.1281 4鳳凰(阿)〃〃3.2212.3127.4471 4’雲・鸞(阿)〃〃3.2211.0763.4661 5寿帯(7)・菊〃〃5.2821.4127.4581 6鳳凰(阿)→ ←鳳凰(吽)〃〃5.2822.31012.2011 6’鳳凰・梧〃〃5.2821.0765.6831 7寿帯(5)・菊〃〃3.2211.5925.1281 8鳳凰(吽)〃〃3.2212.3127.4471 8’鸞・鸞(吽)〃〃3.2211.0763.4661 9鳳凰(阿)・梧〃〃7.2922.31016.8451 9-1梧・寿帯(7)〃〃3.4211.0763.6811 9-2梧・寿帯(7)〃〃3.4211.0763.6811 10鳳凰(吽)・梧〃〃7.2422.31016.7291 10-1 梧・寿帯(7)〃〃3.3511.0763.6061 10-2 梧・寿帯(5)〃〃3.3511.0763.6061 11立像的雲中供養菩薩(5人)・寿帯(5羽)欄間彫刻須弥壇3.2212.2007.0861 11’座像的雲中供養菩薩(5人)・寿帯(2羽)〃〃3.2212.0006.4421 12立像的雲中供養菩薩(11人)・寿帯(5羽)〃〃5.2822.31012.2011 12’座像的雲中供養菩薩(9人)・寿帯(5羽)〃〃5.2822.00010.5641 13立像的雲中供養菩薩〃〃3.2212.2007.0861 (5人)・寿帯(5羽) 13’座像的雲中供養菩薩〃〃3.2212.0006.4421 (5人)・寿帯(3羽) 14立像的雲中供養菩薩〃〃3.1712.2006.9761 (5人)・寿帯(3羽) 14’座像的雲中供養菩薩〃〃3.1712.0006.3421 (5人)・寿帯(2羽) 15立像的雲中供養菩薩〃〃3.1212.2006.8661 (5人)・寿帯(2羽) 15’座像的雲中供養菩薩〃〃3.1212.0006.2421 (5人)・寿帯(3羽) 16立像的雲中供養菩薩〃〃3.1212.2006.8661 (5人)・寿帯(3羽) 16’座像的雲中供養菩薩〃〃3.1212.0006.2421 (5人)・寿帯(2羽) 17立像的雲中供養菩薩〃〃3.1712.2006.9761 (5人)・寿帯(2羽) 17’座像的雲中供養菩薩〃〃3.1712.0006.3421 (5人)・寿帯(3羽) 18雉・栗欄間彫刻脇の間23.2211.5124.8701 18’鼠・黐〃〃3.2211.0763.4661 19桃・蝶(3)欄間彫刻脇の間13.2211.5124.8701 寿帯(6羽) 19’石榴・八哥(6羽)〃〃3.2211.0763.4661 20(欠番) 21三十三観音14~16欄間彫刻72畳(2)3.2211.5124.8701 21’飛天(3人)〃〃3.2211.0763.4661 22三十三観音11~13〃〃3.2211.5124.8701 22’飛天(3人)〃〃3.2211.0763.4661 23三十三観音9~10〃〃3.2211.5124.8701 23’飛天(2人)〃〃3.2211.0763.4661 24三十三観音6~8〃〃3.2211.5124.8701 24’飛天(3人)〃〃3.2211.0763.4661 25三十三観音3~5〃〃3.2211.5124.8701 25’飛天(2人)〃〃3.2211.0763.4661 26三十三観音1~2〃〃3.2211.5124.8701 26’飛天(3人)〃〃3.2211.0763.4661 27三十三観音32~33欄間彫刻72畳(1)3.2211.5124.8701 27’飛天(3人)〃〃3.2211.0763.4661 28三十三観音29~31〃〃3.2211.5124.8701 28’飛天(2人)〃〃3.2211.0763.4661 29三十三観音26~28〃〃3.2211.5124.8701 29’飛天(3人)〃〃3.2211.0763.4661 30三十三観音23~25〃〃3.2211.5124.8701 30’飛天(2人)〃〃3.2211.0763.4661 31三十三観音20~22〃〃3.2211.5124.8701 31’飛天(3人)〃〃3.2211.0763.4661 32三十三観音17~19〃〃3.2211.5124.8701 32’飛天(3人)〃〃3.2211.0763.4661 33菊・鳳凰欄間彫刻135畳の間5.6421.0766.0711 34菊〃〃3.3511.0763.6061 35菊〃〃3.3511.0763.6061 (仮称)H.M.C.施設建設工事 第二工区建築工事 03.観音堂彫刻一覧表 ② 番号テーマ部位室名W(m)H(m)面積(㎡)数量 36坐像的雲中供養菩薩欄間彫刻須弥壇5.4322.00010.8641 (9人)・寿帯(5羽) 37坐像的雲中供養菩薩〃〃3.2462.0006.4921 (5人)・寿帯(2羽) 38坐像的雲中供養菩薩〃〃3.2462.0006.4921 (5人)・寿帯(3羽) 39(欠番) 40麒(阿)欄間彫刻落縁(西)1.5201.0721.6291 40’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 41麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 41’菊〃〃1.5201.0721.6291 42麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 42’菊〃〃1.5201.0721.6291 43麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 43’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 44麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 44’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 45麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 45’菊〃〃1.5201.0721.6291 46麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 46’菊〃〃1.5201.0721.6291 47麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 47’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 48麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 48’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 49麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 49’菊〃〃1.5201.0721.6291 50麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 50’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 51麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 51’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 52麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 52’菊〃〃1.5201.0721.6291 53麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 53’菊〃〃1.5201.0721.6291 54麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 54’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 55麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 55’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 56麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 56’菊〃〃1.5201.0721.6291 57麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 57’菊〃〃1.5201.0721.6291 58麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 58’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 59麒(阿)〃落縁(北)1.5201.0721.6291 59’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 60麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 60’菊〃〃1.5201.0721.6291 61麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 61’菊〃〃1.5201.0721.6291 62麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 62’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 63麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 63’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 64麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 64’菊〃〃1.5201.0721.6291 65麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 65’菊〃〃1.5201.0721.6291 66麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 66’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 67麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 67’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 68麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 68’菊〃〃1.5201.0721.6291 69麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 69’菊〃〃1.5201.0721.6291 70麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 70’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 71麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 71’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 72麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 72’菊〃〃1.5201.0721.6291 73麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 73’菊〃〃1.5201.0721.6291 74麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 74’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 03.観音堂彫刻一覧表 ③ 番号テーマ部位室名W(m)H(m)面積(㎡)数量 75麟(吽)欄間彫刻落縁(東)1.5201.0721.6291 75’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 76麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 76’菊〃〃1.5201.0721.6291 77麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 77’菊〃〃1.5201.0721.6291 78麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 78’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 79麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 79’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 80麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 80’菊〃〃1.5201.0721.6291 81麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 81’菊〃〃1.5201.0721.6291 82麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 82’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 83麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 83’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 84麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 84’菊〃〃1.5201.0721.6291 85麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 85’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 86麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 86’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 87麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 87’菊〃〃1.5201.0721.6291 88麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 88’菊〃落縁(東)1.5201.0721.6291 89麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 89’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 90麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 90’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 91麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 91’菊〃〃1.5201.0721.6291 92麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 92’菊〃〃1.5201.0721.6291 93麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 93’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 94麟(吽)〃落縁(南)1.5201.0721.6291 94’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 95麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 95’菊〃〃1.5201.0721.6291 96麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 96’菊〃〃1.5201.0721.6291 97麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 97’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 98麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 98’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 99麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 99’菊〃〃1.5201.0721.6291 100麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 100’菊〃〃1.5201.0721.6291 101麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 101’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 102麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 102’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 103麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 103’菊〃〃1.5201.0721.6291 104麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 104’菊〃〃1.5201.0721.6291 105麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 105’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 106麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 106’獏(吽)〃〃1.5201.0721.6291 107麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 107’菊〃〃1.5201.0721.6291 108麟(吽)〃〃1.5201.0721.6291 108’菊〃〃1.5201.0721.6291 109麒(阿)〃〃1.5201.0721.6291 109’獏(阿)〃〃1.5201.0721.6291 110鳳凰・雲〃広縁(西)3.2211.3894.4741 111天女(3人)・麟・雲〃〃3.2211.3894.4741 112鳳凰→梧〃〃3.2211.3894.4741 113鳳凰→ ←鳳凰〃〃5.2821.2086.3811 114梧←鳳凰〃〃3.2211.3894.4741 115天女(3人)・麒・雲〃〃3.2211.3894.4741 116鳳凰・雲〃〃3.2211.3894.4741 117鳳凰・雲〃広縁(北)3.2211.3894.4741 118天女(3人)・白澤・雲〃〃3.2211.3894.4741 119鳳凰→梧〃〃3.2211.3894.4741 120梧←鳳凰〃〃3.2211.3894.4741 121天女(3人)・白澤・雲〃〃3.2211.3894.4741 122鳳凰・雲〃〃3.2211.3894.4741 03.観音堂彫刻一覧表 ④ 番号テーマ部位室名W(m)H(m)面積(㎡)数量 123鳳凰・雲欄間彫刻広縁(東)3.2211.3894.4741 124天女(3人)・獏・雲〃〃3.2211.3894.4741 125鳳凰→梧〃〃3.2211.3894.4741 126鳳凰→ ←鳳凰〃〃3.2211.3894.4741 127梧←鳳凰〃〃3.2211.3894.4741 128天女(3人)・獏・雲〃〃3.2211.3894.4741 129雲・鳳凰〃〃3.2211.3894.4741 130鳳凰・雲〃広縁(南)3.2211.3894.4741 131天女(3人)・獬豸〃〃3.2211.3894.4741 132鳳凰→梧〃〃3.2211.3894.4741 133梧←鳳凰〃〃3.2211.3894.4741 134天女(3人)・獬豸〃〃3.2211.3894.4741 135鳳凰・雲〃〃3.2211.3894.4741 136麒麟(吽)→欄間彫刻向拝3.3710.8502.8651 菊(大中小) 136’←(吽)白沢〃〃3.3710.8502.8651 菊(大中小) 137麒麟(吽)→雲〃〃5.4320.8504.6171 ←(阿)麒麟 137’麒麟(阿)→雲〃〃5.4320.8504.6171 ←(吽)麒麟 138←(阿)麒麟〃〃3.3710.8502.8651 菊(大中小) 138’(阿)白沢→〃〃3.3710.8502.8651 菊(大中小) 139蜜柑・トラフズク欄間彫刻脇の間23.4011.0763.6591 140万年青・鸚哥〃〃3.3511.0763.6061 141枇杷・燕・蝶々(3)〃〃3.1211.0763.3581 142木通・鳩〃〃3.3511.0763.6061 143米・雀(18羽)〃〃3.4011.0763.6591 144林檎・山鵲(6羽)〃脇の間13.3511.0763.6061 台鸞藍鵲 145文鳥(12羽)〃〃3.4011.0763.6591 佛手柑 146無花果・白鸚〃〃3.4011.0763.6591 147瓢箪・鶏(親:雄雌対)〃〃3.3511.0763.6061 鶏(子:6羽) 148茄子・鶉(16羽)〃〃3.1211.0763.3581 149菊〃72畳(2)3.4011.0763.6591 150菊〃〃3.3511.0763.6061 151飛天(3人)〃〃3.3511.0763.6061 152飛天(2人)〃〃3.3511.0763.6061 153飛天(3人)〃〃3.3211.0763.5731 154飛天(2人)〃〃3.4011.0763.6591 155菊〃72畳(1)3.3511.0763.6061 156菊〃〃3.4011.0763.6591 157飛天(2人)〃〃3.4011.0763.6591 158飛天(3人)〃〃3.3511.0763.6061 159飛天(2人)〃〃3.3511.0763.6061 160飛天(3人)〃〃3.3511.0763.6061 KN麒麟天井彫刻内陣0.6730.6730.45345 KG鳳凰天井彫刻外陣0.6730.7070.476192 KA鳳凰(阿)・(吽)〃〃4.4706.25527.9601 KB龍(阿)・(吽)〃〃0.6735.5493.7342 WM-1寿帯(2)・菊持送り広縁W=0.952H=0.5D=0.3964 WM-2菊持送り広縁W=0.946H=0.5D=0.37264 WM-3菊・鸞(1)持送り内陣W=1.602H=0.91D=0.6002 WM-4菊持送り外陣W=1.366H=0.797D=0.5044 WM-5菊持送り外陣W=1.179H=0.797D=0.50416 WM-6菊持送り向拝W=1.036H=0.538D=0.3846 WM-7隅龍隅龍外部W=0.3H=0.5D=2.4804 WM-8麒麟木鼻外陣W=0.77H=1.29D=1.6304 WM-9麒麟(阿)木鼻広縁W=0.8H=1.085D=1.4004 or【麒麟(吽)】木鼻広縁W=0.8H=1.085D=1.4004 WM-10獏木鼻落縁W=0.58H=0.83D=1.0008 WM-11見返鳳凰(阿)木鼻向拝W=0.83H=0.1D=1.4501 or【見返鳳凰(吽)】木鼻向拝W=0.83H=0.1D=1.4501 WM-12麒麟木鼻向拝W=0.58H=0.83D=0.9002 KT-13鳳凰・菊(大中小)手挟み向拝W=0.515H=1.403D=2.3402 or【鸞・菊(大中小)】手挟み向拝W=0.515H=1.403D=2.3402 KT-14鳳凰・菊(大中小)手挟み向拝W=0.3H=0.488D=0.8902 or【鸞・菊(大中小)】手挟み向拝W=0.3H=0.488D=0.8902
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宝蔵院胤栄-宝蔵院流槍術開祖- 基本情報 フレーバーテキスト 未進化 + ++ 最終 セリフ集 参加イベント 参加ログインストーリー エキストラコンテンツ 基本情報 宝蔵院胤栄 宝蔵院胤栄+ 宝蔵院胤栄++ [至槍]宝蔵院胤栄 画像 画像 画像 画像 能力値 能力値 能力値 能力値 スキル 月衝・五月雨 関連家臣 [槍を指南する] 真田幸村[まだまだ伸びる] 黄昏姫 フレーバーテキスト 未進化 寺の僧兵の子として生まれる。幼い頃より兵法の道に傾倒した宝蔵院胤栄(ホウゾウインインエイ)は幾多の武芸者より武術を学び、師となった武芸者の数は総勢四十名以上に達すると言う。最終的に彼が選んだ武器は槍、高観流槍術の達人との出会いがそのきっかけとされる「お前さんに恨みは無いが、化物退治が坊さんの仕事なもんでな……なあに、今ならありがたい念仏も付けといてやろう」 + ある晩に鍛錬を行っていた胤栄は己の槍と水面に映る三日月が交わる様を見て、新たな形状の槍を考案する。それは素槍に三日月型の枝槍を組み合わせた特異な見た目となり、この槍の誕生が後の宝蔵院流槍術の創出に繋がる「爪も無けりゃあ牙も無いわしらだがな、それを見かねた仏様が知恵を授けてくれた訳よ……お前さんに突き立ってる槍もその産物さ」 ++ 胤栄が考案した槍はその形状から十文字槍と呼ばれ【突けば槍 薙げば薙刀 引けば鎌 とにもかくにも外れあらまし】と評されている。既存の槍術では十文字槍の真価を引き出せない事は他でもない胤栄自身が痛感しており、新たな闘法の開発を求め妖魔界での武者修行を決断する「何事もやってみなくちゃあ分からんからな、はてさて、わしの槍がどこまで通用する事やら……せいぜい楽しませてもらうとしよう」 最終 妖魔界での武者修行を続ける胤栄は武芸者達が集う修練場の噂を耳にするし、修行の集大成としてその修練場での力試しを思い立つ。妖魔界での放浪生活を通し、妖魔の中にも人兵法の道を極めんとする者がいる事を知った胤栄ははまだ見ぬ強敵との立ち合いに想いを馳せ、旅路へと向かっていった「毒を食らわば皿まで行こうか、もしもこの命果てる事あるならそれまでの器だったと言うだけの話よ」 セリフ集 マイページ(未進化) ほほう、腕に覚えのある奴が多いと見えるな……面白いこう見えても一応は坊さんなのでな、女はやらんよ小僧も槍の心得があるだろう?なあに、隠す事は無い暴れまわる大義名分を生まれながら得たのだ、僧兵の家に生まれたのはこの上ない幸運よ マイページ(中途進化) さて、本日はどんな剛の者を見繕ってくれるつもりだお互い妙な情を抱かん方が身のためだと思うがな?得物に優劣などは無い、しっくり来るか来ないかだけであろう?はて?女はやらんが、酒までやらんとは言ったつもりは無いぞ小僧も存外に食えん所があるな、そういう所は嫌いではないぞ難敵と対峙した時にこそほほ笑むべきだ、まずはこれを覚えておけ武道だ何だと言いながらも所詮は殺しの技よ、この点から目を背ける事は出来ん マイページ(最終進化) 敵を睨みつけるのは関心出来ん、目に力が入れば肩にも力が入り後は言うに及ばずよ狐に化かされてみるのも悪くない、そう思える程に城での暮らしには満足しておる汗をかいた後は風呂を頂くのが作法だ、この後も付きあってもらうぞわしと小僧とでは時の流れが違うのでな、お互い太く短くありたいものだ相手に事欠く機会の無きこの城は、武芸者にとってある種の理想郷だな歳を重ねてくると天命とは何か、などと益体も無い事が頭を過る事がある武道だ何だと言いながらも所詮は殺しの技よ、この点から目を背ける事は出来んわしの力を必要とする者達が居る以上、槍を置くつもりなどは無いさて、太平の世が訪れた際にわしの様な人間はどうなる事やらなわしの寺では狸汁を食す習慣があってな……いやまて、狐ではない、狸汁だ バトル開始 ようやくおいでなすったか、退屈させんといてくれよ?わしも、わしの相棒もすっかり待ちくたびれておったぞこの戦がわしを更なる高みへと押しやってくれる事を祈ろう小僧についてきて正解であったな、この手の修羅場は大歓迎よ! 進軍時 それではわしには届かんよ、出直せい出会った相手がちいとばかっかり悪かったな?まあこれに懲りたら精進するこったなそいつは流石に無謀が過ぎる 参加イベント イベント名 参加ログインストーリー 槍を志す者達 エキストラコンテンツ +...
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2016年9月4日(日) 積丹半島ツーリング 1日目 昨日、二次会で12時過ぎまで飲んでたけど、なんとか起床。 意外と二日酔いにはなってない。 ツーリングに不要な荷物を発送。 コンビニまでの往復で、ついでに近代建築鑑賞。 日本キリスト教団札幌教会。 明治時代に建てられた、石造の教会。 昨日の夜も見たけど、札幌市時計台。 過去2回見た時(2001年8月26日、2007年8月12日)も夜だったので、初めて日中に見た。 札幌は、大東亜戦争時に空襲の被害をほとんど受けていないので、近代建築が多く残っている。 今回は時間がないけど、いつかゆっくり見てみたいなあ。 札幌駅から輪行。 朝ごはんに駅弁を買ったけど、ロングシートで都会を走るそこそこ混んでる車内では食べづらく、タイミングを見計らう。 札幌市の郊外、星置駅あたりで良しとした。 札幌駅立売商会の石狩鮭めし。大正12年からのロングセラーとのこと。うまい。 伊藤園の北海道限定、北の番茶。北海道ではほうじ茶を番茶というらしい。 駅弁を食べ初めて、ほどなくして、函館本線は石狩湾沿いへ。 旅情を掻き立てますなあ。 小樽駅で乗り換え。2両のディーゼル車。 余市駅を過ぎたらガラガラに。 余市あたりはブドウ畑が多い。 砂利のホームに木の電柱、たまらん。 ローカル線を輪行して、窓の外をぼーっと見てるこの感じ、好きだなあ。 久しぶりだなあ。 共和町の小沢駅で下車して輪行解除。 ちょっとだけ走った国道5号。 これで、一桁国道全部走ったことがあることになった。 国道276号へ。 田んぼが広がる、開けた風景の中を進む。 追い風で、緩やかな下り。最高。 幌似鉄道記念公園。 さっき降りた小沢駅から、岩内まで結んでいた、国鉄岩内線の幌似駅の跡。 北海道道269号 海沿いの国道229号。 最初に見つけたセイコーマートで休憩。 前に北海道ツーリングをしたときに、よく買ってたプライベートブランドのジャスミン茶。 そして、やっぱり北海道に来たら、カツゲン。 鰊御殿とまり 泊村の泊集落。 どんより曇った寂しい雰囲気も嫌いではない。 茂岩弁天橋 盃海水浴場。 水が綺麗で、近くに温泉があって、いいところ。 昔の道筋が山肌に見える。 険しい海岸になってきた。 国道229号の現道は、長大な橋が架かっているが、旧道は山に沿ってくねっている。 山が迫る海沿いの道って、旅の風景としてはとても好き。 男鹿半島とか、伊豆半島とか、愛媛県の南のほうとか。 昆布干してた。 道の駅オスコイ!かもえない ここでお昼ごはんと考えていたが、食堂なし。 パンがちょっと置いてあったようだけどすでに売り切れ。 売店もしょぼくて、ちょっとしたお菓子とか海産加工品とかしかない。 お昼ごはん、おまんじゅうとかまぼこ・・・。 この後、しばらく店は無いところを走るのでしょうがない。 非常食として持ってた、月寒あんぱんも。 道の駅オスコイ!かもえないの後は、トンネルに次ぐトンネル。 2km以上あるトンネル、長い。 窓岩 神威岬と、その先に立つ神威岩が見えた。 神威岬まで登る。 少し下って、駐車場に停める。 駐車場からは歩き。女人禁制の門。 生憎の曇り。積丹ブルーの片鱗は見える。 道は狭く、アップダウン。 振り返る。 神威岬灯台。 曇っててもかなり青い。ああ、晴れた日に来たい。 ついに神威岬の先端に到着。神威岩。 念仏トンネル。 国道229号。海に向かってまっすぐ下っていく道は最高。 なごみの宿いい田に到着。 夕食。 メバルの一種、大羽。 ウニごはんと三平汁。 ウニごはんにイクラ載せ。たまらん。 あわび 今朝獲れたという甘エビ。 安藤のペースで生ビールをたっぷり飲んで、就寝。 2016-09-05へ続く。 関連する項目 2016-09-03 さっぽろテレビ塔 カツゲン 北海道道269号 北海道道818号 国道一覧 幌似鉄道記念公園 旅行記一覧 神威岬 自転車旅 鰊御殿とまり この項目のタグ 2016年9月4日 ツーリング 共和町 北海道 旅行記 泊村 神恵内村 積丹町 タグ「2016年9月4日」のついた項目 2016-09-04 / カツゲン / 神威岬 / 神恵内村 / 共和町 / 国道5号 / 国道229号 / 国道276号 / サッポロクラシック / 札幌グランドホテル / 札幌市時計台 / さっぽろテレビ塔 / 積丹町 / 泊村 / なごみの宿いい田 / 鰊御殿とまり / 日本キリスト教団札幌教会 / 北海道道269号 / 北海道道604号 / 北海道道818号 / 幌似鉄道記念公園 / 道の駅オスコイ!かもえない タグ「ツーリング」「北海道」のついた項目 2009-08-19 / 2009-08-20 / 2009-08-21 / 2009-08-22 / 2016-09-04 / 2016-09-05 / 2016年9月結婚式・積丹半島ツーリング / 2016年9月結婚式・積丹半島ツーリングの装備
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※SS/EX/宴、獲得家紋、コスト兵種別一覧はVer共通の本願寺一覧へ 本願寺Ver1.1一覧 No. 武家 武将名 コスト 兵種 武/統 特技 計略 士気 計略内容 イラスト 戦国大名006 雑賀衆 UC雑賀孫市 2.5 鉄砲 8/8 狙 早業射撃 4 武力が上がり、残弾数が回復する。 風間雷太 本願寺001 雑賀衆 UC岡吉正 1.5 鉄砲 5/4 忍 狙 一発必中 3 武力が上がり、射撃時の攻撃回数が増える。さらに射程距離が伸び、敵を貫通して射撃できるようになる。ただし、弾丸の回復速度が下がる。 JUNNY 本願寺002 本願寺 C願証寺証意 1.0 槍足軽 2/4 - 一向宗の念仏 3 【陣形】敵の移動速度を下げる。 佐藤啓太 本願寺003 本願寺 UC願証寺証恵 1.5 足軽 5/5 伏 脱兎の如く 4 本願寺の味方の移動速度が上がる。 牧野卓 本願寺004 雑賀衆 R小雀 1.0 鉄砲 2/2 魅 狙 小雀落とし 3 武力が上がり、射撃が騎馬隊に命中すると突撃が一定時間できないようになる。 伊藤サトシ 本願寺005 雑賀衆 SR雑賀孫市 3.0 鉄砲 10/5 魅 狙 乱れ八咫烏 7 武力と射程距離が上がり、射程内のすべての敵に同時に射撃できるようになる。 風間雷太 本願寺006 本願寺 C七里頼周 1.5 槍足軽 5/1 気 一向一揆 3 武力が上がり、兵力が一定時間ごとに回復する。 Ryo-ta.H 本願寺007 本願寺 UC下間仲孝 1.5 足軽 5/8 - 手猿楽 5 【陣形】敵の武力を徐々に下げる。 那知上陽子 本願寺008 本願寺 C下間頼照 1.0 足軽 2/5 伏 一揆の陣 5 【陣形】本願寺の味方の兵力が、最大兵力を超えて徐々に回復するようになる。 岩元辰郎 本願寺009 本願寺 C下間頼成 1.0 足軽 4/1 - 一向宗の足止め 3 【陣形】敵の移動速度を下げる。 加那屋大志 本願寺010 本願寺 UC下間頼旦 2.0 足軽 8/5 城 一向一揆 3 武力が上がり、兵力が一定時間ごとに回復する。 三好載克 本願寺011 本願寺 C下間頼龍 1.0 槍足軽 2/5 - 一向宗の援軍 4 味方の武力が低いほど、兵力が回復する。 碧風羽 本願寺012 本願寺 SR下間頼廉 2.5 鉄砲 8/9 気 狙 一向宗の采配 5 味方の武力が上がる。足軽であれば、さらに武力が上がる。 山宗 本願寺013 雑賀衆 C下針 1.5 鉄砲 6/2 狙 弾幕射撃 3 射程距離が伸び、射撃が命中した敵を吹き飛ばす。 hippo 本願寺014 雑賀衆 R鈴木佐太夫 2.0 鉄砲 7/6 柵 狙 一蓮托生 5 敵と味方の武力が上がるが、移動速度が下がる。 タケダサナ 本願寺015 雑賀衆 R鈴木重兼 2.0 鉄砲 6/8 柵 狙 雑賀の采配 5 味方の武力が上がり、鉄砲隊であれば敵を貫通して射撃できるようになる。 萩谷薫 本願寺016 雑賀衆 C鈴木重泰 1.5 鉄砲 5/4 気 狙 怒りの銃弾 4 武力が上がり、射撃時の攻撃回数が増える。その効果は兵力が少ないほど大きい。 小城崇志 本願寺017 本願寺 C超勝寺実照 2.0 足軽 8/1 気 超気合いの構え 3 武力が上がる。兵力ゲージの赤い部分が多いほど、さらに武力と兵力が上がる。 木下勇樹 本願寺018 雑賀衆 R土橋守重 2.5 鉄砲 9/4 柵 狙 阿修羅の銃弾 5 武力が上がり、射撃時の攻撃回数が増え、射撃幅が拡大する。 三好載克 本願寺019 雑賀衆 C鶴首 1.0 鉄砲 2/2 狙 鶴首落とし 3 武力が上がり、射撃が命中すると敵の武力が一定時間下がるようになる。 Daisuke Izuka 本願寺020 本願寺 C徳田重清 1.5 鉄砲 5/5 柵 狙 弾丸補給 3 味方の残弾数が回復する。さらに弾数の回復速度が上がる。 吉野啓太 本願寺021 本願寺 R如春尼 1.0 足軽 1/6 柵 魅 輪廻舞踊 5 【舞踊】味方の復活時間を減らす。 戸橋ことみ 本願寺022 雑賀衆 R蛍 1.5 鉄砲 5/6 魅 狙 蛍火の陣 3 【陣形】本願寺の鉄砲隊の射程距離が伸びる。 小室和生 本願寺023 本願寺 C本願寺教如 1.5 足軽 5/8 柵 土砂崩れ 7 敵に土砂によるダメージを与える。ダメージはお互いの統率力で上下する。 寺澤隆徳 本願寺024 本願寺 SR本願寺顕如 2.5 足軽 8/10 城 気 魅 如来降臨 7 【陣形】本願寺の味方の兵力が徐々に回復し、敵の兵力を徐々に下げる。 杉浦善夫 本願寺025 雑賀衆 UC無二 1.5 鉄砲 6/2 魅 狙 二丁拳銃 3 武力が上がり、2部隊同時に射撃できるようになる。 匡吉 コメント *編集が苦手な方はこちらへ訂正指摘等々、お願いします 名前
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閻魔大王 閻王(えんおう)、閻魔・焰摩・焔魔・炎摩(えんま)、閻魔王(えんまおう)、焔魔天(えんまてん)、閻魔法王(えんまほうおう)、閻魔羅・閻摩羅(えんまら)、閻魔羅闍・閻摩羅社(えんまらじゃ)、閻羅(えんら)、閻羅王(えんらおう)、夜摩天(やまてん)とも呼ばれる。 元はヒンドゥー教の、人間で最初の死者にして死者の国の王となったヤマ神に由来する。 地獄の裁判官の長としてよく知られ、死後5回目(35日目)の裁判(判決)を担当する。(浄土真宗では死後すぐに極楽浄土に行くので、十王の審判はない。) 地蔵菩薩の化身とも、六欲天の夜摩天(焔魔天)ともされている。 縁日は旧暦1月と7月の16日(共に藪入りの日)。 現在は1月16日と7月16日、旧暦7月16日に相当する(概算)8月16日を縁日とするところが多い。1月16日は特に「初閻魔」と呼ばれる。 御真言は「ナウマク・サマンダ・ボダナン・エンマヤ・ソワカ(namaḥ samanta-buddhānāṃ yamāya svāhā)」、 または「オン・ヤマラジャ・ウグラビリャ・アガッシャ・ソワカ」。 種字は「エン」または「カ」。御利益は「延寿・災難除去・病気平癒」とされている(一部には「子宝」も見られる。)。好物は「コンニャク」w。 十王信仰(十三仏信仰の場合は地蔵菩薩となる。)として閻魔大王を祀られている寺院は多いので、掲載漏れもあると思いますが… 目標イメージとしては、『御朱印帳1冊まるごと墨書が閻魔大王となっている直書きの御朱印』です。 GoogleMAP 第1グループ 御朱印帳もお勧め。 寺社名 所在地 宗派 参考 獨鈷山 西明寺 栃木県芳賀郡益子町益子4469 真言宗豊山派 【笑い閻魔】見開きは書き手が居る時のみ直書 三縁山 宝珠院 東京都港区芝公園4-8-55 浄土宗 お盆と正月は限定御朱印あり 常光山 源覚寺 東京都文京区小石川2-23-14 浄土宗 【こんにゃく閻魔】 大椿山 六道珍皇寺 京都府京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町595 臨済宗建仁寺派 限定御朱印多 第2グループ 絵入りや期間限定などの、ぜひ頂いておきたい御朱印。 寺社名 所在地 宗派 参考 熊野山 福正寺 栃木県栃木市西方町元1584 浄土宗 1月の閻魔図御開帳限定(HP) 金砂山 円光寺 閻魔堂 新潟県柏崎市東本町2-7-39 曹洞宗 えんま市(6月中旬)時のみ御朱印あり 壽豊山 観音院 長円寺 京都府京都市伏見区淀新町681 浄土宗 夜閻魔等の限定御朱印多(HP) 光明山 歓喜院 引接寺 京都府京都市上京区千本芦山寺上閻魔前34 高野山真言宗 【千本ゑんま堂】限定朱印あり 矢田山 金剛山寺 南僧坊 奈良県大和郡山市矢田町3505 高野山真言宗 【矢田寺】開帳時のみ 高円山 白毫寺 奈良県奈良市白毫寺町392 真言律宗 見開きは期間限定書置き 第3グループ 普通に閻魔関係の御朱印。 寺社名 所在地 宗派 参考 瑠璃山 醫王寺 利性院 閻魔堂 栃木県足利市井草町2388 浄土宗 葛井山 千手観音寺分院 三毳不動尊 栃木県栃木市藤岡町大田和747 単立 児栄山 実勝院 華蔵寺 栃木県下野市下古山928-1 真言宗智山派 【下野大師】 岩谷山 久昌寺 埼玉県秩父市久那2315 曹洞宗 石の御手判(御朱印ではなく、お札に分類すべきか?) 霞関山 本覚院 太宗寺 東京都新宿区新宿2-9-2 浄土宗 江戸三大閻魔 薬竜山 正蔵院 東京都新宿区神楽坂6-54 天台宗 【草刈えんま】 三宮神山 勝専寺 東京都足立区千住2-11 浄土宗 安養山 還国寺 東京都文京区小日向2-19-7 浄土宗 和順山 歓喜院 法真寺 東京都文京区本郷5-27-11 浄土宗 【本郷閻魔】 賢臺山 法乗院 東京都江東区深川2-16-3 真言宗豊山派 【深川ゑんま堂】 勝林山 金地院 東京都港区芝公園3-5-4 臨済宗 一松山 長傳寺 東京都港区元麻布1-2-2 浄土宗 称光山 華徳院 東京都杉並区松ノ木3-32-11 天台宗 江戸三大閻魔 薬王山 延寿院 善養寺 東京都豊島区西巣鴨4-8-25 天台宗 江戸三大閻魔 八幡山 上品寺 東京都葛飾区東新小岩7-8-2 新義真言宗 大方山 華厳寺 東京都墨田区本所2-12-3 浄土宗 蟠場山 文殊院 東京都板橋区仲宿28-5 真言宗豊山派 鶏足山 実相寺 東京都目黒区中目黒5-7-14 天台宗 新居山 円応寺 神奈川県鎌倉市山ノ内1543 臨済宗建長寺派 【子そだてえんま】 芦峅寺 閻魔堂 富山県中新川郡立山町芦峅寺 立山修験 無住書置き? 海性山 真如寺 愛知県蒲郡市形原町石橋11 浄土宗西山深草派 岳翁山 往生院 西方寺 愛知県津島市天王通り4-23 浄土宗鎮西派 西方寺 大阪府大阪市浪速区下寺3-16-11 融通念仏宗 【合邦辻閻魔堂】 天王山 宝積寺 京都府乙訓郡大山崎町大山崎銭原1 真言宗智山派 東大寺 念仏堂 奈良県奈良市雑司町406-1 華厳宗 授与所の見本にはないが申し出る 補陀落山 志度寺 香川県さぬき市志度1102 真言宗善通寺派 四国八十六番 潮音山 義弘院 海元寺 福岡県福岡市博多区中呉服町10-5 浄土宗鎮西派 第4グループ 授与していないところ。 (地図では、授与状況不明な寺院も第4グループに入れています。) 寺社名 所在地 宗派 参考 萬年山 青松寺 東京都港区愛宕2-4-7 曹洞宗 御朱印は授与していません 地蔵院 金蔵寺 東京都足立区千住2-63 真言宗豊山派 【ソバ食い閻魔】現在は授与していません
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「そぉれ!」 剣戟。 愛竜暴君――――『ブリタニアのエリザベート・バートリー』が振るう槍が、縦横無尽に荒れ狂う。 さながら暴風。 ヤーノシュ山から吹き荒れる、真紅の竜の大旋風。 竜種の膂力で振り回されるそれは、一撃で地形を削り取るだけの破壊力を内包する。 それを真っ向から迎え撃つは、魔剣士佐々木小次郎。 純粋な剣術の技量であれば、比べるべくもなく。 されど一撃一撃が大槌を想起させるエリザベートの攻撃は、中々反撃の糸口を与えない。 あるいは、一瞬の隙をついて反撃に転じようとしても―――― 「くっ……!」 「よくやったわ、親衛隊!」 ――――その隙を、死霊の魔力弾やスケルトンの弓で潰されてしまう。 放たれた魔力弾を切り払い、再びエリザベートの猛攻を受けることとなる。 統率された軍隊。 ただそれだけで、これほどにも脅威になる。 攻め込もうにも、攻め込めず。 故に、小次郎は受け手に甘んじていた。甘んじざるを得なかった。 一合一合が大暴風。 それを受けるだけでも、小次郎の技量のほどが伺い知れる。 ……本来であれば、ここから切り返して一撃、なのだが。 「小次郎の支援をしないと……!」 当然、立香たちもただそれを見ているだけではない。 少しずつ、周辺の死霊やスケルトンを減らすべく攻撃を続けているのだが……これに専念もできない。 「そうは言うが、この状況ではね……!」 戦場に生えていた樹の陰から援護射撃を行うホームズが、苦々しげに呻く。 銃声、銃声、銃声。 三発の弾丸は見事死霊の脳天を貫き、霧散させ――――即座に返ってくる無数の矢を前に、名探偵は慌てて樹の陰に隠れた。 矢の主はスケルトンの軍団――――ではない。 騎士だ。 武士だ。 そしてスケルトンだ。 「どうにか愛竜暴君を引きずり出せたはいいものの、状況はあまりよくありませんな……!」 ――――なぜならここは、戦場の只中なのだから。 隙を見せれば、他の陣営が即座に攻撃を仕掛けてくる。 小次郎とエリザベートの戦闘にも、絶え間なく矢が放たれていた。 彼らはそれを交わし、弾き、払い、エリザベートに関しては時折受け止めて、対処しながら切り結んでいる。 そしてそれもまた、小次郎が攻めあぐねている理由のひとつだった。 エリザベートはその耐久力……恐らく『戦闘続行』スキルも影響している……により、ある程度の被弾を無視して攻撃してくる。 だが、小次郎の方はそうはいかない。 矢が刺さればそれだけ動きは鈍り、隙を晒すことになるだろう。 もとより、燕を相手に刀を振り続けた男。 乱戦の作法など、彼が知る由もないのだ。 「よいしょっ!」 エリザベートの竜骨槍が、力任せに地面に叩きつけられた。 小次郎は素早く後ろに下がってそれをかわすが、土煙がもうと噴き上がった。 一瞬、二人の視界が閉ざされ――――周辺からも、認識できなくなる。 「好機――――!」 これは、千機一遇だ。 小次郎は心眼にてエリザベートの位置を捉え、視界に頼らぬままに切り捨てることができる。 土煙に隠されたこの状況なら、外からの横やりも無い。 自ら噴煙を巻き上げたその迂闊、呪いながら果てて行け――――そう、小次郎が踏み込んだその瞬間。 「――――ダメだ、小次郎!」 「!」 マスターの叫びを聞き、咄嗟に小次郎が軌道を変える。 前ではなく、後ろに。 立ち込める土煙の外まで一息に飛び出し――――次の瞬間、土煙が爆ぜ飛んだ。 「『Ahhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!!!!』」 地形が抉れ飛び、周辺にいた雑兵たちが陣営の区別なく弾け飛ぶ。 土煙の中から現れたのは、槍を口元にあてがい上機嫌に叫ぶエリザベートの姿。 無差別の“音波攻撃(ソニック・ブーム)”――――エリザベートの『竜の吐息(ドラゴンブレス)』。 竜種の血を引く彼女の叫び(シャウト)は、全てを破壊する魅惑の美声。 素早く後退したことが幸いし、小次郎の被害は微少だ。 風圧に和装をはためかせながら、静かに物干し竿を構えなおす。 今のは危なかった。 エリザベートの戦闘方法を熟知している立香の指示が無ければ、直撃を喰らっていただろう。 そうなれば、もはや剣術技量がどうこうという話ではなくなってしまう。 「竜の類はフランスであらかた味わい尽くしたと思っていたが――――いや、まさかあの小娘がこれほど愉快な使い手とはな」 小次郎の顔に笑みが浮かぶ。 エリザベートは剣士ではなく、武人ですらない。 それでも――――彼女は竜であり、即ち怪物だ。 斬るに値する価値がある。小次郎はそう判断した。 「あら、ありがとサムライ。声援とファンレターはいくらでも受け付けてるわ」 それを愉快げに笑い返しながら、エリザベートは再び槍を構える。 ――――――――同時に、彼女の周囲で霧散したはずの死霊やスケルトンが、再び起き上がる。 「だから――――次のナンバーでイかせてあげる! 行くわよブタども!」 エリザベートの笑みが、サディスティックに歪んだ。 もとより死者。 もとより亡者。 ただ打ち倒すだけでは、その“死”を断つことは敵わない――――! 「……まずいな」 再び切り結ぶ小次郎とエリザベートを見ながら、立香は奥歯を噛みしめた。 戦場は、こちらの不利に傾いている。 「むぅ、ここはやはり吾輩が加勢に……」 「ごめん、ドン・キホーテは俺を守って! 死んじゃう!」 「むむむっ! そうまで言われては仕方ない。若き騎士を守るのも、熟練の騎士の役目であるからして!」 現在、立香とドン・キホーテは主戦場から少し離れた場所から、サーヴァントたちに指示を飛ばしている。 ドン・キホーテはまだまともな戦闘に耐えられるほど回復していない。 切り札である彼を無暗に危険に晒さないため、立香が重しとなって戦場の外に留めている。 「しかし実際、キリがないね……!」 一方ホームズは、前述の通り樹の裏から支援射撃だ。 撃っては撃ち返され、一進一退の銃撃戦を繰り広げている。 その狙いは極めて正確で、確実に敵を減らしているが――――死霊軍は復活してくる以上、その場しのぎにしかならない。 「ここはひとつ、勝負に出る必要があるかもしれませんな!」 そして残る弁慶は、迫りくる鎧武者を相手に大立ち回りを繰り広げていた。 ドン・キホーテを戦わせたくない以上、彼が本当の護衛役だ。 大薙刀を振り回し、雑兵たちをなぎ倒す。 ……騎士や飛竜たちは、踏み込んでこない。 騎士が遠巻きに弓を繰り出すだけで、白兵戦の距離にまではやってこない。 だから弁慶が相手取っているのは、蛇竜宮司の配下たる武士たちだ。 彼らはこの、英霊たちが跋扈する戦場に、恐れることなく飛び込んでくる。 ――――否、何かに怯えながら、飛び込んでくるのだ。 それは死の恐怖ではなく、“ここで英霊に挑むことより恐ろしい何か”に怯えながら。 あるいはそれは、蛇竜宮司……武田信玄のカリスマが成せる行軍か。 恐怖と畏怖によって統率された軍勢が立香たちに迫り、小次郎への助太刀を許さない状況だ。 「南ァ無ッ!」 それを、弁慶は仁王に構えて全て真っ向からなぎ倒している。 一体何人の武士を屠ったことだろう。 まさしく修羅たる武蔵坊。 大薙刀の冴えは、一撃一撃が竜の爪が如く。 エリザベートにも劣らない剛力が、立香たちを守っている。 ……だが、それだけではいけないということも、誰もが理解していた。 このままでは、押し切られる。 なにせこちらの戦力は、立香とドン・キホーテを除けばサーヴァント三体でしかないのだから。 一騎当千が三騎いたとして――――四千、五千という軍勢には敵わない。 「勝負って、何を!」 だから、立香は弁慶に問うた。 この状況を覆せる一手。……検討はつく。 サーヴァントが持つ、自らの伝承に基づく必殺の一。 貴き幻想――――――――固有の宝具。 「ホームズ殿! 暫し時を稼いでいただけるか!」 「私がかい!? ……仕方ない。私は頭脳労働担当なのだがね!」 弁慶がひと薙ぎ、雑兵を片付けると、ホームズが入れ替わり前に立つ。 彼の手には銃と、ステッキ。 ホームズは優れた頭脳を持ち、音楽の才能を備え――――また、ボクシング、バリツ、杖術など、様々な武術に精通した男でもあった。 例えアーチャーのクラスで現界しても、それらの技は持ったままなのだろう。 名探偵は剣のように杖を構え、絶え間なく迫りくる武士たちに睨みを利かせる。 「悪いが、あまり長くは持たないよ!」 「結構! 然らば念仏を唱え申す!」 ステッキの一撃が武士の首を打ち据え、銃撃が心臓を射抜き――――その後ろで、弁慶の魔力が増幅する。 立香の中から、魔力が吸いだされて行く感覚。 吸いだされた魔力が、弁慶の中に注ぎこまれて行く感覚。 注ぎ込まれた魔力が、練り上がり形となっていく感覚! 薙刀の石突をしっかと大地につけ、左手を略礼にて念仏を唱える不動尊。 これなるは武蔵坊弁慶第一の宝具。 仙人として、仏僧として、彼が身に付けた即身成仏の大功徳。 弁慶の背後に、複雑な曼荼羅が浮かび上がる。 「――――――――小次郎! 離れて!」 これから起こることを理解した立香が、叫ぶように小次郎に警告した。 「承知ッ!」 気合い一閃、エリザベートの横薙ぎの一撃を地面に叩きつけるように弾きながら、小次郎は俊足にて距離を取る。 道が空いた。 弁慶の前には、無数の敵が蠢くのみ。 真名を開放する。 彼の持つ宝具を解き放つべき、真名という鍵が明かされる! 「――――――――――――――――――――『五百羅漢補陀落渡海』ッ!」 それは遊行聖の大行列。 浄土を目指す大行進。 全てを押し流す五百の羅漢。 弁慶の背後に浮かび上がった巨大な曼陀羅から、無数の棺桶が飛び出した。 棺桶――――否、船だ。船なのだ。 これは船に封じられ浄土まで旅する荒行、補陀落渡海。 数多の僧の魂が、濁流の如く戦場へと押し寄せる。 「ちょっ、なによこれぇ!」 慌てたのはエリザベートだ。 迫りくる船の群れ。明らかに尋常のそれではない。 対抗しての宝具展開――――否、間に合わない。 それでもせめてとマイクを握り、腹式呼吸で大きく吸って。 「『Ahhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!!!!!』」 歌姫の絶唱が、補陀落渡海に対抗する。 ――――そして実際、それは拮抗した。 エリザベートが持つ、竜種由来の対魔力も影響したのだろう。 補陀落渡海はエリザベートの歌声に足を止め、彼女を避けるように流れていく。 羅漢の群れが生者を浄土へと押し流す、強制成仏宝具。 強力な宝具には違いないが――――直接的な攻撃力をもたないため、このように抵抗されてしまうことは珍しくない。 「――――よしっ! もう、ビックリしたじゃない! サプライズは事務所を通してちょうだい! まっ、所詮は無駄な抵抗だったみたいね! このスーパーアイドルにこんな技が通じるわけないもの!」 数瞬の後、補陀落渡海は涅槃へと旅立ち、消滅した。 もとより一方通行の旅路の再現。 五百の羅漢は過ぎ去るのみで、過ぎ去ってしまえば何も残らない。 ――――――――そう、何も残らない。 「否――――確かに貴殿には通じなかったが、拙僧の目論見は果たされたようだ。南無」 「はぁ? って――――――――」 慌てた様子で、エリザベートの視線が周囲を巡る。 ――――いない。 誰もいない。 死霊も、亡者も、スケルトンも、武士や騎士でさえ! 「ま、まさか――――みんな帰っちゃったの!?」 『五百羅漢補陀落渡海』は、全てを押し流し強制的に成仏させる宝具。 つまり――――この宝具の真の狙いは、周囲の雑兵の一掃。 エリザベートは補陀落渡海をしのぎ切った。 だが、周囲の雑兵はそうはいかない。 遠巻きに眺めていた連中はともかく……周囲の雑兵は、大半が羅漢と共に浄土へと旅立ったのだ。 念仏である以上、死者の類には効き目は抜群。 成仏した以上、死者が蘇ることはない。 もはやエリザベートを守る親衛隊はいなくなった。 遠巻きに矢を射掛ける騎士や武士はまだいるが、この程度ならば無視できる。 そして、彼女を守る親衛隊がいなければ―――― 「――――終わりだ、愛竜暴君。その首頂戴する」 ――――――――三騎のサーヴァントに押し勝てるほど、エリザベート・バートリーという英霊は規格外ではない。 「…………嘘よ」 小次郎、弁慶、ホームズ。 後方には、ドン・キホーテと立香。 五人の男を前に、愛竜暴君――――エリザベート・バートリーは、呆然と呟いた。 「嘘よ。嫌よ。ふざけないで。私の歌を、私の声を、聴く相手がいなくなるなんて――――認めない。私は認めない」 からん、と槍を取り落とした。 一歩、二歩と後ずさり、鋭い爪が自らの頭を掻きむしる。 「私はアイドルなの。アイドルなのよ? だから歌い続けるの。誰もが私の歌にひれ伏すの。 認めない、認めない、認めない。ねぇ、私を一人にしないでよ……!」 乱暴に掻きむしられた紅色の頭髪が、より紅い血に染まっていく。 自分の爪で、自分の頭を傷つけている。 慟哭と共に、少女の頭痛が加速する。 ……彼女は、エリザベートは、立香がよく知るサーヴァントだ。 この特異点においては、確かに敵だったが……その人となりは、彼女が抱えている歪みは、よく知っている。 だから……だからこの慟哭は、重い。 重く立香の胸にのしかかる。 サーヴァントたちは、お構いなしと得物を構えてトドメを刺そうとしていたが――――立香はどうしても、このエリザベートを倒すことに乗り気にはなれなかった。 だが、必要なことだ。 彼女がこの特異点において、民を虐げ暴れまわる愛竜暴君である……という事実は変わらない。 彼女を倒さなければ、この特異点が解決へと進まないことは変わらない。 彼女が、立香たちカルデアのことを覚えていないことも、変わらない。 倒すしかない。 せめて、その最後を焼き付けようと、立香が彼女をしっかりと見据えたその時――――――――違和感を、感じた。 「一人はイヤ、イヤなの――――――――――――ねぇ、助けて、“旦那様(プロデューサー)”ッ!」 轟音。 どこから? 背後。 遠く。 遠巻きに様子を伺っていた騎士や飛竜が、何者かに惨殺されている。 それらを惨殺した何者かが、一直線にこちらに向かって飛び込んでくる。 「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■――――――――――――――――ッ!!!!」 ――――――――それは、黒い騎士だった。 漆黒の全身甲冑に身を包み、興奮からか、白い吐息を兜のスリットから漏らし。 白い――――白熱化した杭のようなものを振り回し、一目散に戦場を駆ける黒い弾丸。 ――――――――あれは、マズい。 強い、というわけではない。 あの狂戦士から感じる圧力は、確かに強烈ではあるが規格外というほどではない。 仮に大英雄ヘラクレスに比べれば、大した相手ではないと断言してもいいだろう。 だが――――あの英霊は、マズい。 兜のスリットから覗いた爛々と輝く赤い瞳が、真っ直ぐ見据えているのは――――エリザベートだ。 執念だ。 妄念だ。 狂愛だ。 正気を捨ててなお焼き付いた執着が、あの英霊を狂戦士として成立させている。 「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■――――――――――――ッ!!!!!」 「っ、マスター!」 まだ距離がある。 その油断が命取りになる。 黒騎士は手に持つ杭を振りかぶり――――投げた。 湯気を上げて白熱する杭は、容易に音速を超えて飛来する。 それを小次郎が切り払い――――その後ろから、さらに三本。 「■■■■■■■■■■■■■■■――――――――――――――――ッ!!!!!!!」 次々と、絶え間なく杭が投げつけられる。 その一つ一つがまさしく流星、まさしく弾丸、まさしく砲弾。 「ぐっ……! 退がるか……!」 小次郎が、弁慶が、その投擲を得物で弾くも、しかし一撃の威力が冗談ではない。 このまま投擲の雨を受け続けるのは、うまくない。 武人たちはそう判断し、立香を抱えて他のサーヴァントと共に距離を取る。 すると投擲が止み……黒騎士が、エリザベートの隣まで馳せ参じた。 「■■■■■■■■■■■………………」 「旦那様(プロデューサー)……! 来てくれたのね!」 「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!」 「流石、私の旦那様(プロデューサー)! 親衛隊長とスポンサーを兼任してるだけはあるわ!」 どういうポジションだそれ……と、突っ込む余裕もない。 黒騎士が杭を構え、エリザベートを守るように立香たちの前に立ちはだかる。 白熱する杭の熱量が空気を歪めた。 改めて、小次郎が、弁慶が、ホームズが構えを取る。 「……もう一人の、サーヴァント」 「ああ……彼が、愛竜暴君の騎士。純粋な白兵戦闘力で言えば、この特異点随一の狂戦士」 「なるほど。それは……胸が躍るというものよ」 黒騎士と姫が並び立つ。 両者の手には、槍に似た得物がひと振りずつ。 狂戦士の赤い瞳が、立香たちをゆっくりと見渡した。 ――――――――――――よくも、エリザベートを傷つけたな。 言葉よりも雄弁に、瞳が憤怒を語っている。 「さぁ――――アンコールライブを始めましょう。スポットを当てなさい!」 ――――緊張が戦士たちを包む中で、場違いに明るい姫の宣言が、戦闘開始の合図となった。 BACK TOP NEXT 第3節:三首竜王決戦(1) 三首竜王決戦 ブリタニア 第3節:三首竜王決戦(3)
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すあき(素秋) すいうてんのう(水雨天王) ずいあい(瑞靄) ずいか(髄火) すいかい(水塊) すいかいじん(水海神) すいかのたま(水火玉) すいかのばけもの(西瓜の化物) すいかん(水官) すいぎ(水気) すいきょうき(水澆鬼) すいこ(水虎) すいこ(水蠱) ずいこうじゅ(隋侯珠) ずいこうばんじょう(瑞光万丈) すいさいせいてん(水際青靛) すいじ(隋兕) すいしぎょ(水芝魚) すいしゃく(水積) すいじゅう(水獣) ずいしょうげ(瑞聖花) すいじょけつ(水如血) すいじん(水神) すいじんかっぱ すいそ(水鼠) すいぞう(燧象) すいだつかい(水獺怪) すいたん(水淡) ずいちくき(随逐鬼) すいちゅうげんか(水中弦歌) すいちゅうどく(水中毒) すいちゅうなめん(水中儺面) すいちゅうはくぎゅう(水中白牛) すいちゅうようかい(水中妖怪) すいつきふとん(吸付き蒲団) すいつこうすいつこう(吸いつこう吸いつこう) すいつこうすいつこう(吸いつこう吸いつこう) すいどうのむし(粋道虫) すいどくじゃき(水毒邪鬼) すいとくてんのう(粋徳天王) すいふるいじん(粹奮人) すいふろのにゅうどう(据風呂入道) すいまる(西瓜丸) すいらい(水雷) すいらいちょう(水雷蝶) すいろう ずいろく(瑞鹿) ズウェンカ(Dzunukwa) すうし(数斯) すうねんあいようしてさがすとちょうばつされるていおう(数年愛用して探すと懲罰される帝王) すうばこ(雛箱) すえひろのごえんだま(末広の五円玉) すかいさけかい(酢買酒買) すがいのおばけ(酢貝のおばけ) すがおのたきのぬし(菅王の滝の主) ずがたかい(頭が高い) すがたにのうわばみ(菅谷の大蟒) すがたみのい(姿見井) すがのにんぎょ(須賀の人魚) すがまのこども(氷柱の子供) すがめのこへび(酢瓶の小蛇) すかんぴんたまご(素寒貧玉子) すぎおばけ(杉怪) すきがお(鍬顔) すぎしろさま(杉代様) すきのとこ(鍬の床) すきまおんな(隙間女) すぎわらい(寿擬笑) スキンウォーカー(Skin walker) すぐにぬれてるでいりぐち(すぐに濡れてる出入口) すげがさきたこ(菅笠著た子) すげがささがり(菅笠下) すげがさのおどりこ(菅笠の踊子) すけくにのちょう(佐国蝶) すげみのおばけ(菅蓑おばけ) スケルトンツリー(Skeleton tree) すごうがば(子昂画馬) ずこうちゅう(頭行虫) すこたこ(すこ蛸) すさまじきあっき(冷敷き悪鬼) すさまじきていのもの(冷き態の者) すさまじきなきごえ(凄泣声) すさまじきわらいごえ(冷笑声) すざらし(寿更司) すじかぶろ(筋禿) すじくろう(筋矩労) すしやまのおに(須志山の鬼) すずかのどくぎょ(周集河の毒魚) すすき(芒鬼) すすきおばけ(芒おばけ) すすきだるま(薄達摩) すずきのせい(鱸の精) すすきほ すすきりん(煤麒麟) すすけたちょうちん(煤けた提灯) すすけちょうちん(煤提灯) すずしろぐも(蘿蜘) すすどし すずめのかみさま(雀の神様) すずめのゆうれい(雀の寃魂) すずめむし(雀圧し) すずりのめ(硯の眼) すずりぶた(鈴里豕) すすをはらうおと(煤を払う音) すだま(魑魅) すだま(反響) スチームチキン(Steam chiken) すっくわさま(鋤鍬様) すってん(すっ天) すっぴょこぴょん すっぽんくび(泥亀首) すててぎてぎよ ストラルドブラグ(Struldbrug) すなあらい(砂洗い) すなのかずほどのむし(砂の数ほどの虫) すなふらし(砂降らし) スネイルキャット(Snail-cat) すねか(脛剥) すねまじろ(臑間白) スノートンネルのじどうしゃ(スノートンネルの自動車) ずばいぼうのひ(豆梅坊の火) すひゃくだいねんぶつ(数百大念仏) スプーク(Spook) ずぶぬれゆうれい(ずぶ濡幽霊) すまぶくろ(麩子袋) すみかけじぞう(墨掛地蔵) すみきち(墨吉) すみしらげどり(炭精米鳥) すみのあねさん(隅の姉さん) すみぼうず(隅坊主) すみよつで(炭四ッ手) すもうだぬき(角力狸) スライドロックボルター(Slide rock bolter) スリーレゲットガール(Three legged girl) すりつきだたみ(搨付畳) スルクイメル するすみさくら(磨墨桜) ずれん(頭連) すわつひめ(須和津姫) スワンフィスク(Swamfisk) スンケトゥス すんばこ ずんべらぼうず ずんべらぼん もどる
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モナーオカでアイススクウェア陸軍とブラックアイヌ団の戦闘が始まり、東と西で戦線が分かれ、その西側にいる島田真北。 真北の圧倒的な戦闘力の前に歯が立たないブラックアイヌ団員たち。 「なぜアイススクウェア軍のゴミにやられる」 「しかもあのバッジは傭兵じゃねぇか」 「顔立ちからして日本人?」 団員達は目を疑った。無名の軍隊の無名の傭兵にやられることをだ。 真北の猛攻は止まらない、団員を一人二人と撃退していき、ついに西側には誰もこなくなった。そして真北と他10名の傭兵は東戦線へとすぐさま移動を開始した。すると東戦線周辺の建物は燃え上がっていた。ブラックアイヌ団の蛮行である。 「くそっ、地球の平和を阻むブラックアイヌ団め」真北は腹を立てると敵陣に突っ込み銃を放つ。 ダダダッ、ダダダッ、 ブラックアイヌ団員は次々と倒れると、真北は念仏を唱える。 「(本当は人を傷つけたくはなかったさ、だが仕方あるまい。そうでもしないと・・・)」 傭兵たちも真北に続くようにして攻勢に入り、ブラックアイヌ団員に対して銃剣だの空手だの射撃で後退させていく。 「ひぃーっ!逃げろ!」 「こいつは化け者だ!」 「本当にこいつは傭兵か!?」団員達は恐れて逃げていく。 すると真北は追いかけていく 「待て!貴様ら!」と真北は団員達に向かって叫ぶ。 「よし、こうなった集団リンチだ!」逃げ出す団員達のうち8人程度が真北の方へと襲いかかる。 「無駄だっ!」真北はその8人を空手で一蹴。団員たちは気を失っていく。 さらに数人の団員が真北に襲いかかるも、為す術なし。そこで真北は団員の一人を脅し、アンダーソンのいる本拠がどこかを訊く。すると団員を捕らえてブラックアイヌ団が使っていたサイドカー付きのオートバイに乗る。捕らえた団員をサイドカーに乗せて。 「さあ、案内するがいい」真北はオートバイを始動させ、ブラックアイヌ団の本拠へと向かおうとする。 しかしまた他の団員が真北に銃を向ける。しかし真北はそれを振り切り、銃弾をよけていく。 「おい!やめてくれ!酔っちゃうよ!」サイドカーに乗っている拘束中の団員は泣き叫ぶ 「うるせぇ!無事本拠にたどりつければ放してやる!」真北は高圧的に言う。 しばらくしてオートバイは住宅街に、そう、あのブラックアイヌ団の本拠が地下にある住宅街だ。真北は団員たちにブラックアイヌ団の姿を見せないため、道路の傍らに拘束している団員を降ろし、入り口の在処を訊くと、真北はその入り口へと向かった。 するといくつかの民家の窓から住民が外をのぞく。どうやらブラックアイヌ団の存在がばれたらしい。 「きゃぁっ!あれが噂のブラックアイヌ団よ!」 「皆さん!早く避難してください!」真北は住民らに避難を呼びかける。すると住民らは駆け足で近くの森林に避難する。ある者は車、ある者はバス、そしてある者は徒歩で近くの学校の体育館へと避難した。その学校が襲撃されるのではと思う者もいるが、心配無用、学校周辺にもアイススクウェア兵が多数警備にあたっているのである。 真北は住民全員の避難を確認すると、いよいよ本拠入り口のある民家に入る。そのつもりだったが、あいにく民家の玄関は施錠されていた。 「くそっ、ならば」 ドォーン!! 真北は自慢のパワーで扉を壊し、中に入る。するとそこにはごく普通の洋風の民家だが、そこには本拠に通じる隠し扉がある。さて、見つけ出せるか。 真北は壁掛けのカレンダーや絵画、本棚、食器棚を撤収し、隠し扉を探す。だが見つからない。すると真北は冷蔵庫の扉を開けると、そこには人が楽に入れそうな穴があった。 「そうかここか」足跡となる泥がついている。やはりここが本拠への入り口なのか。真北はその穴の中に入る。 中は暗い。一応階段となっているが、進みづらい。4つの通路のうち最も狭いらしい。真北は懐中電灯を照らしつつ、奥の方へと進む。するとそこには何か奇妙な音が聞こえる。どうやら人の声だ。となるとこの先はブラックアイヌ団の本拠なのか 「どうやらここだ」 真北は進んでいくと、ようやく日本の地下鉄駅によくある風景にたどりついた。しかし、そこには守衛がいた。 「くせ者だっ」守衛は叫ぶと、中からブラックアイヌ団員9名ほどが現れた。しかし、真北は空手であっという間にその全員を倒した。 「さあ、アンダーソンよ、どこにいる!」 真北はそう叫ぶと、守衛はおびえて、アンダーソンの居場所を指で差しながら外に逃げていった。 「よし、待ってろ!」 果たして、真北はアンダーソンと戦うことになるのか 続く
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磔又七 山本周五郎 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)磔刑《はりつけ》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (例)[#8字下げ] ------------------------------------------------------- [#8字下げ]一[#「一」は中見出し] 寛永九年の初秋、隅田の川涼みもひと盛り過ぎた、とある日の午さがり、五十七人という大勢の罪人が裸馬に乗せられて、鈴ヶ森の刑場へ送られるべく京橋から芝へとかかって来た。 沿道はそれを見物する群衆で沸きかえるような騒ぎである。 「どうだい恐ろしい人数だな」 「なにしろ五十七人いっぺんに磔刑《はりつけ》というのだ、御入国以来のできごとだぜ」 「いったいどんな悪事を働いたんだね」 「おめえ知らねえのか」 どこにでもいる舌長の男が「きゃつらは大坂がたの浪人で、お江戸の天下をひっくり返そうというふてえ謀反を企みやがったのだ、それがお上に知れて去年の夏お手当になり、余類のお調べも落着したから、いよいよ今日お仕置になろうというわけさ」 「そいつは大外れたやつらだな、やあい――手前っち痩浪人が何万人寄ったって、徳川様の天下はびくともするものじゃあねえぞ、ざまあみやがれ」 「構うとたあねえ石をぶっつけてやれ」 「そうだ、やれやれ」 辻番の制止も肯かずばらばらと石を投げつける者もあった。 この行列が宇田川町にさしかかった時である、人垣のなかに揉まれながら罪人の列を見戍っている一人の若女房があった。年は十八か九であろう、眉の剃跡の青々として胸のふくらみもかたく、肩つき腰の肉置《ししおき》にどこやらいまだ娘の名残のありながら、花咲きそめた色っぽさが溢れるような身ごなし――何を捜すか息を殺して、人の肩越しに罪人の列を見送っていたが、やがて二十九番めの裸馬が近づいて来ると、それに乗った男を見るなり、 「ああっ!」 と低く叫んだ。 「又さんが――又さんが……」 顔色を変えて我知らず前へ乗出そうとする、 「おっ、押しちゃあいけねえ」 「押しちゃあ危ねえ」 ぴっしりと詰った人垣の動かばこそ、女は夢中で伸上り伸上り、恥かしさも忘れて、 「又さーん、又さーん」 と呼びかけた。周囲の群衆は意外な声に驚いて一斉に声のしたほうへ振返る、それを掻分けて一人の若者が、 「姐《あね》さん、いけねえ」 と女の後から抱止めた。 「みっともねえ、姐さんったら」 「放して、放しておくれ」 「人なかだ、姐さん、あ! いけねえ」 振切って前へ駈けだそうとするのを、男は力任せに引戻して好奇の眼を向ける群衆の中へまぎれ込んでしまった。 芝新銭座の目明しで相模屋松五郎《さがみやまつごろう》という名を売った親分がいた。去年の夏、謀反を企てた貫島市郎兵衛《ぬきしまいちろべえ》、来馬甚左衛門《きじまじんざえもん》ら一味の検挙に並ならぬ手柄があったので、公儀から芝一円の元締り役を仰付けられている。今日は貫島一味の五十七名がお仕置になる日で、事件落着の祝いも兼ね、松五郎の家では子分一統が集って酒盛りをしていた。 午さがりのこと、下っ引の兼《かね》というのがとんで来て、 「辰兄哥《たつあにい》をちょっと呼んでおくんなさい」 と云う。呼ばれて出て来たのは松五郎の身内でも腕利きといわれた目貫《めぬき》の辰次《たつじ》、苦味ばしった痩形の良い男だ。 「なんだ兼」 「家へ帰っておくんねえ、姐さんが……」 「お由美《ゆみ》がどうしたと」 「ま、とにかく帰っておくんねえ」 辰次は一度引返したがすぐに出て来る、兼と一緒に急ぎ足で、片門前の裏長屋にある自分の家へ戻った。 「お由美、どうかしたか」 と入って見ると、髪も乱れたまま泣伏していたお由美が、 「おまえさん」とはね起きて「又さんをどうしました、又さんを」 「又七を?」 さっと辰次の顔色が変った。お由美は辰次を引据えるようにして、 「又さんはいま、裸馬に乗せられて鈴ヶ森へ曳かれて行きましたよ、聞けば今日あの謀反人たちと一緒に磔刑になるという話……おまえさん私を騙したんですか」 「まあ待て、これにゃあわけがあるんだ」 「言訳は措いてください、おまえさん何と云いました。又のことは引受けた、かならず御赦免になるようにすると、あれほどはっきり約束したじゃあありませんか、あの約束も嘘だったんですか」 「嘘じゃあねえ、たしかにそう思ったのだ」 「それじゃあなぜ御赦免にならなかったんです、又さんにどんな罪があるんです、あのひとは仏師ですよ、木を彫って仏様を作る職人ですよ、あんな大外れた謀反の一味だなんて大嘘です、みんな誰かの仕組んだ罠です」 「お由美、まあ聞きねえ」 辰次はお由美を必死になだめながら。 「まあ聞きねえと云うことよ、おめえにそう責められちゃあおりゃあ何と言訳のしようもねえが、又七はおいらにとっても幼な友達だ、どうかして助けてえと思って、できるったけの運動をしてみた、だが――いけなかった」 「どうしていけなかったんです」 「おめえも知っているとおり、又七は貫島市郎兵衛に頼まれて観世音を彫った、ただそれだけだと思っていたから、蔓を頼ればお咎めだけで済むと考えていた。ところが、その観世音の像をお上でよく検べてみると、隠し胴があって中に公方様を呪う文句がはっきり刻みつけてあったのだ、お由美……これじゃ駄目だ、誰がどんなに運動してみたところでとても及ばねえ」 「嘘です、そんなことのある道理がありません」 「おめえがいくらそう云ったところが、お上のお調べに曲のあるはずはねえ、もっと前に話そうと思っていたが、おめえの歎きを見るのが辛くて今日まで云いそびれていたんだ」 「それはいつ頃のことです?」 「この春だ」 「では私がこの家へ嫁《く》る前ですね」 お由美は眸子《ひとみ》のあがった眼できっと辰次を瞶《みつ》めたが、やがて裂けるように、 「私は馬鹿だった、馬鹿だった」 と魘言《うわごと》のように叫んだ。 「お由美、そりゃあおめえどういうわけだ」 「おまえはきっと又さんを助けてくれると思った、又さんの生命さえ助かるなら、私なんかどうなってもいいと思って……」 「なんだと?」 辰次は坐り直した、「それじゃ、なにか、おめえは又七を助けてえためにおいらの処へ来たと云うのか」 「おまえだって又さんを助けてやるというのを餌に私を女房にしたじゃないか、いえ私ゃあ知っていた、ちゃんと知っていて来たんです」 「知っていたらどうしたんだ」 辰次の声もうわずってきた、 「又七を助けてみせると云ったのは本当だ、けれどもできねえものは逆鉾立ちをしたってできやしねえ、おいらが嘘をついたんじゃねえ助からねえような事情があってのことだ、どこへ出たって理窟の通る話じゃあねえか。ところがおめえはいったいどうだ、おめえはどうだよ」 辰次は膝を叩いた、 「初めから添う気のねえものを、自分の焦れていた男を助けてやると云われたからって、そのために身を任せるなんざあ売女《ばいた》、売女のすることだ」 「嫌って嫌って、嫌いぬかれていながら、又さんがお縄になったと聞いた時、私ゃあなんでもする気になった。これが売女なら、私ゃあ売女に違いありません」 「売女だ、売女だ、そんなやつは女房だとは思わねえ、出てってくれ」 「出て行けと云われたって」 お由美は咽《むせ》ぶように云った、 「私ゃあもう……出て行ける体じゃありゃあしません」 「――なんだと」 辰次はぎょっとして振返った。女の体、それはもう考えるまでもないことであった。お由美は背に波をうたせて泣いていた。 [#8字下げ]二[#「二」は中見出し] 「お待ちください、どうか、どうか」 「騒ぐな!」 「お慈悲でございます」 又七は縄を解かれるとともに、衰弱しきった体の、どこにこんな力があるかと驚くばかりの腕力で、役人へしがみ着いた。 「私はお仕置を受ける覚えはありません、私は仏師でございます、謀反人に頼まれて仏像を彫ったのは悪うございました。けれども隠し胴に公方様を呪う文句を刻みこんだなどと、そんな大外れたことは決して致しません。誰かが私を陥れたのでございます、それを御詮議くださればかならず分ります。どうかお仕置だけはお赦《ゆる》しくださいまし、御詮議の済むまでは何年でも何十年でもお牢の中におりますから、どうか……」 「ええうるさい、放せ」 「それでは片門前の辰次をお呼びください、あれなら私の証《あかし》を立ててくれます、どうか辰次を呼出しくださいまし」 「何と申したところで、こと落着に及んだ今となってはもはや適《かな》わん、諦めてお仕置を受けろ。早くこの者を柱へつけぬか!」 「はっ、さあ神妙にしろ」 下役人が二人がかりで引放す、 「いやだ、放してくれ」 又七は狂気のように、「こんな理不尽なことがあるか、罪もない者を殺すなんて、これは人殺しだ、人殺しだ」 「神妙にしろ」 必死に暴れもがくのを、駈けつけて来た同役四人がかりで遮二無二磔刑柱へ縛りつけてしまった。 「助けてくれ、辰次を呼んでくれ」 と喚き叫ぶ又七、いま足の縄をかけ終った下役人の一人が、 「諦めろよ又七」 と耳へ口を寄せて囁いた、 「おめえがいくら呼んだって辰次の来る気遣えはねえ、どうせ死ぬおめえだから教えてやるがな、辰次はこの夏前にお由美と一緒になり、今はおめえのことなんか考えていられないのだ」 「げっ、な、なんですって」 又七は愕然と眼を明けた。 「それじゃあ、あの辰次はお由美を……?」 「諦めねえ、成仏するんだぜ」 又七は仮面のような顔で宙を睨んだ。 鈴ヶ森の刑場、竹矢来の外は蟻の這う隙もなく群衆がひしめいている、松の老木を越して海が、初秋のかっとした午後の陽をあびて光っているそれを前に、五十七本の磔刑柱がずらりと並んで立った。 又七はまん中の柱、どっちから数えても二十九番の柱へ括り着けられている。 「そうだ、今こそ分ったぞ」 又七は不意に叫びだした、 「こいつはみんな辰次の拵えた仕事だ、おいらの生きているあいだはお由美が自分に靡《なび》かない、そこでおいらを片付けにかかったのだ、畜生」 又七の歯はがちがちと鳴る、 「隠し胴の中に彫ったはずのない字が刻みこんであったというが、あの観音像を検挙《あげ》てからお上へ差上げるあいだに細工をしゃあがったのだ、うぬ……辰次め!」 その時右の端のほうで、ひーと云う凄じい悲鳴が起った。最初の一人が槍をつけられたのである、竹矢来の外の群衆が、風に戦《そよ》ぐ笹原のように揺れた。 「ようし、おらあこのまま死にゃあしねえぞ」 又七には悲鳴も聞えなかった、揺れかえる群衆も見えなかった。 「おらあこの恨みを晴らさずにゃおかねえ、たとえこの体あ磔刑柱の露になっても、生替り死替り祟ってやる、辰次のやつを怨み殺しに殺してやるんだ」 その時ぐっと近くで悲鳴が起った。その声は巌をも透す鋭さで又七の耳を襲った。 「――あっ」 又七はその声を聞いた。 同時に左のほうでも、地獄の大叫喚かと思うばかりに、人の心を刺し、感情を痺れさせるような悲痛な叫びが起った。 「呪ってやるぞ辰次!」 又七は喉を裂けよと喚いた、 「又七は悪霊になってきさまをとり殺してやるぞ」 三度、又七の叫びを凌いで断末魔の呻きが聞えてきた。 又七は気を喪ってしまった。 誰か呼んでいるような気がする。微《かす》かに、遠くのほうで自分を呼んでいる、しかしそれは夢とも現《うつつ》ともつかぬ感じで、そう思ったままいつかしらまた昏迷のなかに意識を失った。 それからどのくらい経ったであろう、衿すじへ冷たい滴《しずく》の垂れるのを感じて、又七はふっと我に甦《かえ》った。 「――――」 そのときまたひと滴、ぽたりと頬へ落ちたものがある。 身にしみ透る冷たい一点だ、又七はようやく覚めかかる意識のなかから、怪訝《けげん》そうに眼を瞠《みひら》いた。夜だ、四辺は漆のように濃い闇である。 「どうしたのだ……?」 思わず呟いて左右を見た。 左にも右にも磔刑柱が立っている、視力の弱った眸子をさだめて見ると、白の仕置着を血に染めて、刑殺された死体が架かっている。ぞっとして我知らず跳退こうとしたが、びくとも動かぬ手足に、 「ああっ!」 又七ははっきり醒めた。自分も磔刑柱に架けられているのだ。そして、自分だけは生きているのだ。 「生きている、私は生きているぞ」 又七は低く呟いた。体を動かしてみた、関節は凝って痛い、頭もくらくらする、けれど仕置着には一点の血もない、正に又七は生きているのだ、死を免れたのだ。 (巷説伝うるところによれば、この日の処刑は日没後に及んだという、五十七人という大勢を刑殺するので、疲れきった刑吏は、夜の闇にまぎれたのと、異常な疲労とで、中央にいた又七をついに遺し忘れてしまったのであるという) 「ありがたい、ありがたいことだ」 つきあげるように云った、 「これも日頃私が仏像を彫っていた利益であろう、最後に作った観世音菩薩には、ことに信仰を籠めてあった、観世音の御利益だ、かたじけないことだ」 又七は溢れくる涙のなかで、声を顫《ふる》わせながら観音普門品《かんのんふもんぼん》を唱えはじめた。 「――或値怨賊繞 各執刀加害 念彼観音力 現即起慈心 或遭王難苦 臨刑欲寿終 念彼觀音力 刀尋段段壊……」 一心に念仏していた時、ふと刑場の向うの道へ提燈《ちょうちん》の光が近づいて来るのを見つけた。初めは仕置場の不浄役かと思ったが、急ぎ足に来るのを見ると、夜道をかけての急飛脚らしい、又七は大声に、 「もし、お願いでござります」 と呼びかけた。 普通の者ならひと堪りもなく腰をぬかすか、でなくとも夢中で逃げだしたに相違ない、しかし相手は夜道に馴れた飛脚だった、刑場の中から呼びかけられて、一度はぎょっと立竦んだが、 「お慈悲でございます、どうかちょっとお手をお藉しくださいまし」 又七の二度の声に、 「だ、誰だ、どこにいる……」 と提燈を差出しながら二三歩寄って来た。 「こっちでございます」 「どこだって」 「磔刑柱の上に……」 「げえっ!」 さすがに飛脚もたじたじとなったが、よほど豪胆な男とみえて、なおも四五歩進み寄った。見ると血まみれに刑殺された罪人の中に、これだけは傷ひとつない又七の姿が見える。 「お、おまえさんか」 「はい、お聞き及びでもございましょうが、今日ことでお仕置になった者の一人、私は仏師で又七と申す当でございます」 「うん」 「ちょっと仔細がございまして、友達の罠にかかり、罪なき身でお仕置にかかりましたが、日頃信ずる仏の御利生か、不思議にこうして生命を助かりました。ついてはこれから頭をまるめ、一生を仏に捧げて送りたいと存じます、どうかお助けくださいまし」 「へえ。不思議なこともあるものだな」 飛脚も奇異の歎声をもらした、 「磔刑柱の上へあげられながら、たった一人助かるなんて年代記にもねえ珍しい話だ。なるほど、お仏師だとすればさぞかし仏の御利生だろう、ようがす、私もこんな商売で日頃から仏信心は欠かさねえ男だ、ひとつ仏様のお手先を勤める気でお助け申しましょう」 「ありがとうございます、ありがとう……」 又七の声は歓喜に顫えていた、飛脚はふっと提燈を吹消した。 そのあくる朝である。 辰次が女房お由美と二人、昨日の諍いの晴れぬ、気まずい朝飯の膳に向っているところへ、下っ引の兼がとんで来た。 「兄哥は家か」 「おう、誰だ、兼か」 「お早う」 と格子口から首を突込んだまま、 「兄哥、ちょっと顔を貸してくんねえ」 「いま飯を喰ってるが、何か用か」 「急用なんだ、ちょっと表まで来てくんねえ」 辰次は箸を措いて立った。 格子口で眼配せをした兼は、辰次を促して露路奥にある空地へ来る、息を喘ませながら低い声で、 「大変だぜ、ま、又七の野郎が逃げた」 「又が逃げた? なんの話だそりゃあ」 「又七だよ、昨日鈴ヶ森でお仕置になった又七がいねえんだ」 「お仕置になった者が逃げられるか」 「それが不思議なんだ」 兼は息をついで、 「朝になって仕置場の非人たちが見廻りに行ったら、又七の姿が見えねえ、磔刑柱はそのままだが縛った縄は切られている。おまけにね、柱を検べてみると血の痕がねえんだ」 「な、なんだと?」 「どうやら仕置き洩れになってたらしい、その場に又七の着ていた仕置着も脱ぎ捨ててあったが、これにも傷痕がねえんだ」 「それでどうした」 「すぐお届け申して、いま八方へ手を廻しているが……兄哥」 と兼は指をしゃくって、 「気をつけてくんねえ、又七の野郎あのことを感づいたとみえて、磔刑柱の上からたいそうおめえを怨んでいたと云うぜ」 「あのことたあ何だ?」 「おれに隠してもいけねえ」 兼、声をひそめ、 「あの観音仏の隠し胴へ、佐柄木町の吉蔵《きちぞう》の野郎に金をやって、穏かならねえ文句を刻み込んだ始終、おらあちゃんと知っていたんだ」 「どうしたと」 「怒っちゃいけねえ、おらあ兄哥に体を頼んでいるんだ、今日まで黙っていた以上はこれからだって決してしゃべるこっちゃあねえ、だが。又七のやつぁ生替り死替り、必ずおめえを怨み殺しにしてやると云っていたそうだ。もしお仕置洩れで生きているとすると、きっと兄哥の首を狙っているぜ」 辰次の顔は死人のように蒼白めた。 又七がどうして気付かぬ訳があろう。彫った覚えのない呪文が彫ってあった、しかもあの仏像に手を着けることのできるのは、彼を検挙た辰次のほかにない。惚れぬいたお由美の心が、どうしても又七から離れぬのを知った苦しまぎれ、又七が謀反人の貫島市郎兵衛に供養仏を頼まれて彫ったと分った時、これ幸いとばかり検挙たあと、それだけでは罪になりそうもなかったから、馴染《なじみ》の大工吉蔵に情を明かして将軍家を呪う文句を刻みこませた。もちろん辰次のつもりでは二年か三年の罪ぐらいに考えていたところが、意外にも又七は磔刑という断罪……これは仕過ぎたと気付いた時はもうどうにもしようがなかったのである。 辰次は罪の恐ろしさに戦いた。幾晩も魘《うな》された、苦しんだ。そのうち一方にはそれが幸いした、お由美はついに女房になることを承知したのである。しかし彼女は、心から辰次の妻になる気はなかったのだ。又七を助けてやると云われて身を殺したのだ、昨日それをたしかめて明る今日、また、又七の生き延びたことを聞こうとは。 「罰だ、罰だ」 辰次は思わず呟いた、しかしそのあとから猛然と反抗する力が盛上ってきた。 「なにをくそっ、どうせ乗りかかった舟だ、向うが怨んで狙うなら、こっちはお上の力で向ってやる、仕置場からの縄脱けだ、ひっ捉えれば今度こそこっちの勝だ、見やあがれ」 と歯を喰しばった辰次、 「よし、分った」 と兼のほうへ振向いた。 「おめえすぐに親分のところへ行ってくれ、おいらも後から行こう」 「合点だ」 「又の野郎、必ず捜し出してみせるぜ」 辰次、蒼白《あおざ》めた顔でにやりと笑った。 前代未聞の事件はたちまち江戸中へひろまっていった。市中は云うまでもなく街道筋、奥州から上方まで水も洩らさぬ網が張られた、辰次は素より自分の生命を狙われている恐ろしさ、狂気のように奔走したがついに又七の姿は発見されなかった。 そして年月が経っていった。 [#8字下げ]三[#「三」は中見出し] 正保四年の暮春のことである。 上総国九十九里浜の近く、上総一宮の下宿のとある宿屋へ、遊山旅らしい中年の夫婦が草鞋《わらじ》を脱いだ。男は目貫の辰次、女房はあのときのお由美である。 あれからまさに十五年経った。そのあいだに夫婦のなかには子供が三人生れ、辰次は段々と腕を認められて、五年あとに相模屋松五郎が隠居すると、その跡目をもらって芝一円の束ねをするまでになっていた。今度はながいあいだの御用疲れを休めようと、半月のお暇を願って夫婦伴れ、ゆっくりと安房の誕生寺へ参詣をして、房州のはなを廻り、ようやく一宮へとやって来たのであった。 風呂を浴びてさっぱりした辰次、宿の浴衣に丹前を重ねて、活の良いこりこりするような刺身に水貝かなにかをつつきながら、お由美と差向いで盃をとりあげた。 「おまえ様がたはお江戸でござりますか」 給仕に来た婢《おんな》がお由美のほうへ飯を出しながら話しかけた。 「お江戸はたいそうな賑盛《にぎわい》だそうで、わたしらも死ぬまでには一遍見物に出たいと思いますが、こうしてお江戸のお客様を見ると本当に羨ましくてなりません」 「なあに、住んでみれば江戸も房州も同じことさ、ときたまに来るおいらのほうから見れば、いっそここいらが暢気で羨ましいくらいのものだ」 「そんなものでございますかね」 「おいらも精々稼いだら、いつかこの辺へ地所でも買って隠居するつもりさ、そのときは姐さんよろしく頼むぜ」 「畏りました、ほほほほ」 「時に――」 辰次はお由美の酌を受けながら、 「なにか土地のことでおもしれえ話はねえかの」 「へえ、なにしろ辺鄙な処でべつに面白い話というのもございませんが……ああそうそう、お珍しくはないかも知れませんが、こんなことがございます」 婢は給仕の盆を膝へついて、 「この一宮の奥に奈波山という山がございます」 「うん」 「そこに今から……十二三年も前のこと、一人の旅のお坊さんが庵を組んでお住いなすったそうで、そのお坊さんが妙なことに、庵の中で仏様のお像を彫りなさるのです」 「仏像を彫るって?」 「はい、なんでも米や麦はいっさい召上らず、木根草の実を食べながら、里へも出ずに籠りっきりで彫っていなさいます。それがまた高さ一丈もあるという大きな仏様でもう四体はでき上り、いま五体めにかかっていなさるのでござります」 辰次の唇が急にひき緊まった。 「それで、その坊さんは何という名だね」 「お名前も知れずどこのかたか、何宗の坊さんかも分りませんが、近在の人たちは木食上人《もくじきしょうにん》と云ってたいそう信仰しておられますだ」 「年は幾つくらいだね」 「さあ、私も一年ばかり前に、一度お詣りをした時ちらと見ましたが、髪も髭も伸び放題、乞食のようなお姿でよくは分りませんが、もう五十の坂は越しているだろうという噂でござりますだよ」 「五十を越している……」 去るものは日々に疎《うと》しと云うが、十五年経つうちにも一日として忘れることのできなかった又七の姿が、婢の話につれてありありと思出された。しかし、五十を越しているらしいと聞いて、辰次の胸の戦きはやや静まったのである。 お由美も同じこと、話の始めにはてっきり又七と思って、それとなく見ると良人の面も変っていたから、どうなることかとはらはらしながら聞いていたが、年の違いを知って辰次と同様ほっとした。 「珍しい話を聞いた、木食をしながら十二三年も仏像を彫るとは、よほど奇特なお坊さんだの、さて、おいらも飯をもらおうか」 辰次は茶碗をとりあげた。 その夜は早く寝た、歩き疲れで夢も見ずにぐっすり眠ったお由美が、明る朝眼覚めたのは陽がずっと高くなってからのことだった。手洗に立って戻ったが、辰次の姿が見えない、どうしたのかと思って婢に訊くと、 「今朝早く奈波山へ行く道を訊ねていなさいましたから、おおかた昨夜お話し申した木食上人の処へでもおいでになったのでござりましょう。はい、軽く御膳をあがって……」 ということだった。 「奈波山へ」 お由美はぎょっとしたが、すぐに身仕度をしながら、 「では私もちょっと行って来ましょう、いえ御飯は帰ってからいただきますから、道の分る処まで案内を頼みます」 「へえ畏りました」 婢は急いで階下へ下りて行った。 その頃、辰次は奈波山の谷合に臨んだ、噂の庵を尋ね当てていた。 年の違いから一度はほっとしたものの、たしかめずにはいられぬ気持から、女房には知らさず起きぬけに来たのである。尋ね当ててみると庵とは名ばかり、人里遠く離れた、山ふところの杉林の中に、元は樵夫小舎にでも使ったらしい、棟の高い一軒家、屋根は腐り柱は傾き、まるで化物でも住みそうなひどい荒屋《あばらや》である。 「こいつは甚《ひで》え」 さすがの辰次もそう呟いて足を止めた。すると小舎の中から念仏の声が聞える。 「……仁者愍我等故。受此瓔珞。爾時仏告観世音菩薩。当愍此旡尽菩薩。及四衆。天竜。夜叉。乾闥婆……」 観音普門品である。 辰次はそっと足を進めて、脇手の小窓から中を覗いた。庵の中は一方明りで薄暗い、まず眼についたのは壁に添って安置された大きな四体の仏像である、その前にほとんど彫りあがろうとしている一体があり、一人の男が念仏を唱えながら鑿をふるっているのが見えた。 条になって破れた衣、頭髪も髭も半ば白くなって、鑿をふるう手、足、まるで枯木のように痩せ細っている。だが、念仏の声は力に満ち精気に溢れていた。 「又七だ」 辰次はぞっとしながら呟いた「窶《やつ》れているがあの体つき、あの声に誤りはない、又七だ、又七がここに生きていた」 辰次は全身の慄えを感じた。十五年のあいだ捜していた相手をとうとうみつけたのだ、目明しとして何十人の子分を使う身の上になっても、現《うつつ》に夢に生命を狙われている恐怖、三人の子を生《な》しながら、どこかにぴったりしないところのある夫婦の仲、それはただ、又七がどこかに生きているという原因からきていたのである、しかして今こそ彼を突止めた。 辰次は小窓を離れると、庵の前へ廻ってがらりと雨戸を引明けながら、 「又七、神妙にしろ」 と叫んだ。 念仏の声がはたとやんだ、鑿を持った手がぴくりと顫えながら止まった。そして……又七の窶《やつ》れ果てた顔が静かに振返った。 「誰だ……」 「目貫の辰だ、仕置場からの縄脱け兇状、今度あ免れねえぞ」 「辰、辰次か」 「神妙にお縄を頂戴しろ」 云いながら踏込んだ辰次、ぐいと又七の肩を撫む、右手に捕縄を執っていきなりそこへ捻伏せた。――長いあいだの木食精進、すっかり体の弱っている又七は、横鬢を床へすりつけられたまま、必死の声で、 「ま、待ってくれ、待ってくれ辰次」 と悲痛に叫んだ。 「どうか待ってくれ、なるほど私は仕置場から縄脱けをした、けれどもそれ以来頭を丸め、世を捨ててこの山の中へ引籠っている、ほかに何の望みもないが、仏師として世に遺る仕事がしたかったのだ、あれから十五年、私は五智仏を作ろうと発心して、見てくれ、とこに四体できている」 又七は顫える手で指さした、「あと一体、釈迦如来の像もこのとおりもう少しで仕上るところだ、体もこのとおり弱っているし、五智如来すっかりできあがれば生きている慾もない又七だ、済まないがもう少し……この釈迦如来を彫りあげるまで待ってくれ」 「ならねえ!」 辰次は嘲るように頭を振った、 「お上から十手捕縄を預っているおれだ、兇状持を突止めて待てもくそもあるものか、いけねえと云ったらいけねえ」 「そこを押してのお願いだ、できないところだろうがせめてあと十日、いや……七日でもいい、昔の友達のよしみで、どうかしばらく待ってくれ、このとおり一生のお願いだ、これが仕上がれば必ずお縄を受けるから」 「諄《くど》い、この期に及んで虫の良い御託をぬかすな、さあ、神妙にしろ」 喚きざま又七の腕を捻上げる。 「うっ!」 又七は歯を噛鳴らした、 「た、辰次――それじゃあ、どうでも待てねえのか」 「知れたことだ、野郎動くな」 「あ、うぬ!」 凄じく呻いて、はね起きようとする腰骨、辰次はぐいと膝頭で殺して、素早く縄を打とうとした、とたんに、 「おまえさん、待っておくれ」 と叫びながら、駈け込んで来たお由美、あっ! と驚く辰次の利手を掴んで、女ながらも懸命の力、だ! と又七から引放す、 「て、手前――お由美」 とよろめく辰次の前へ、お由美は又七を背に囲《かこ》ってすっくと立った。 「ようすは表で聞きました」 お由美は蒼白い顔できっと云う、 「七日のあいだ待てというお頼み、どんな鬼だって待てぬと云えるところじゃあありません、お前さん、私からもあらためてお願い申します、どうか待ってあげてくださいまし、もし、それでもいけないと云うなら、お由美を先に縛ってください、又さんが兇状持になったのも、もとはと云えばこの私から起ったこと、お由美もともにお縄をいただきます!」 凛《りん》と云い放ったお由美の眉には、一歩も動かぬ決死の色が済んでいた。 辰次は茫然と手をおろした、暗澹たる部屋の中に、しばしは三人の荒い息吹だけが聞えていた。お由美はやがて、 「お前さん」 と低く哀願するように云った、 「待ってあげてくださるでしょうねえ」 「…………」 辰次は不意に、そっぽを向きながら頷いた。 「ああ、待ってあげてくださるんですね」 「仕方がねえ、お前までがそう云うなら、七日のあいだ待ってやろう」 「ほ、本当か、ああ、ありがたい」 又七は狂喜しながらひれ伏した、 「ありがたい、このとおりだ辰次。このとおりだ」 辰次は苦しげに外向いた。 ――やっぱりお由美は俺のものじゃあなかった。今は悲しい諦めが、烙印のように生々しく心に彫込まれたのだ。辰次はそっぽを向いたまま捕縄を納うと、どこか淋しげな身ごなしで帯を締直した。 辰次は外向いたままで、 「おらあこれから江戸へ行って、召捕のお差紙をいただいて来る。後のことはお由美おめえに任せるから万一にも逃がさねえように、側を離れず付いていろ」 意外な言葉に驚くお由美には眼もくれず云った。 「往復六日路、七日めに帰って来るから、それまでに仕事をしまっておきねえ」 「辰次……この恩は忘れないぞ――」 「お由美、又七の体あおめえに預けたぜ」 「それじゃあ私はここに」 「七日のこった、ぬかるなよ」 云い捨てると、辰次は、何やら云いたげなお由美には、見向きもせず、庵をとびだしてそのまま山を下りて行った。 後に残った二人は、しばらくそのまま身動きもせずにいた、不思議な運命《めぐりあわせ》である。十五年という年月は短くはないが、なんという男の変りようであろう、地獄絵にある餓鬼のように痩せ細った体、四十そこそこの身で、髪は灰色になり、眼は落窪み頬はこけ、これが生きた人間かと疑われるばかりのありさまであった。 「又さん、済みません」 お由美は破れるように叫んだ。 そして又七の前へ崩折れながら、両の袂に声を包んでせきあげた。 「おまえを、こんな姿にしたのも、みんな、みんな私という者がいたからです、勘忍してください、殺してくださいまし」 「いいよいいよ、お由美さん」 又七は静かに頷いた、 「もう済んだことだ、こうなるのもみんな約束ごとなんだ」 「あれから十五年、辰次もずいぶん苦しんでいました、どんなに苦しんでも足りない罪、天罰のないのが不思議なくらいですが……その罪も素はと云えば私にあるんです」 「分っているよ、私も辰次のしたことを知った時は、七生まで祟って怨み殺してやろう……とまで考えた」 「よく分ります、無理もありません」 「しかし、不思議に生命を助かってみると、そんな怨みよりも大事な仕事があるのに気付いたのだ。辰次を一人殺したって何になる、それより千年の後まで遺る立派な仕事をして、御利生で助かった生命を終ろう、そう決心をしたんだ」 又七の声には力が出てきた、 「見ておくれ、十五年のあいだ木食をしながら、私はこの五智如来を彫った、この一体が仕上がれば、私はいつでも悦んで死ねる、私の体は死んでも、この五智如来は遺るのだ、仏師又七の名は千年経っても亡びる時はないのだ」 「又さん!」 お由美はそれを遮った。 「どうかここを逃げてください」 「逃げろ?……何のために逃げるのだ」 「うちの人は戻って来ます、辰次はおまえが生きているあいだは安心できない、きっと戻って来ておまえをお縄にします、どうか今のうちに逃げてください」 「私は逃げない、もう逃げる要はないのだ、七日のうちに残りを仕上げれば、神妙にお縄をいただくつもりだ。今の私には、これ以上生延びる気持は少しもないのだ」 「そう云っても私の気が済みません」 「お由美さん」 又七は静かに笑いながら、 「打明けて云ってしまうが、又七は怨むどころか、今では辰次のしてくれたことをありがたいと思っているのだよ」 「それは、どうしてです」 「あんなことがなければ、私は一生|駄物《だもの》彫りで終ったかも知れない、それが自分でも許すことのできるこれだけの名作が彫れた、それはみんな辰次のお蔭だとも云えるのだ」 「まあ、そんなにまで……」 「五智仏を仕上げた後を、どうして送ろうかと案じていたが、どうやらこれで先途もきまった、これからはもう安心して最後の鑿が握れるのだ」 又七はそう云うと、鑿と小槌を執ってよろめく足を踏しめながら立上った。 [#8字下げ]四[#「四」は中見出し] それからちょうど七日めである。 お由美の悲しい介添で、ろくろく夜の眼も合さず仕事を続けた又七は、六日の夜から明けがたかけて手を休めずに仕上げを急いだ。 「……能以無畏於衆生。汝等若称名者。於此怨賊。当得解脱」 誦経の声だけが、陰々として庵の闇に流れている、お由美は隅にい竦んで、まるで後光でも射すような又七の姿を見|戍《まも》っていた。時は経っていった、戸外の闇はいつともなく薄白んで、谷あいから這上ってくる霧が、小窓を忍込んで、燈明の火にもつれたのもしばし、やがて東のほうから赤々と朝日の光がさしはじめた。 最初の日光がさっと流れた時である、仕上げ鑿を控えて二三歩さがりながら、じっと仏像をみつめていた又七は、 「――できた」 と云って鑿と槌を取落した。 「できた、できた」 狂気のように顫える叫びだった、お由美は引摺られるように立って、 「又さん」と呼びかけた。 「お由美さん、見ておくれ、五智仏全部できあがったよ、十五年がかりの仕事が、これでようやく仕上ったのだ」 「――――」 「ありがたい、ありがたい」 又七は溢れくる涙の中から叫んだ、 「みんな御仏の御加護だ、南無観世音菩薩」 唱名念仏をしながらひれ伏した。 お由美は胸へつきあげてくる感動に、思わず又七の側へ駈寄ろうとしたが、その時、庵の外へ二三人の人の跫音《あしおと》が近づいて来るのを聞きつけ、はっとしてそこへ立竦んだ。 「ここか――」 外で声がして、雨戸を叩く音。 「はい」 と答えてお由美は雨戸を明けた。 表には顔見知りの町廻り同心、森内忠蔵《もりうちちゅうぞう》と組下の一人、横手に辰次が面を伏せて立っていた。お由美を見ると森内忠蔵が、 「仏師又七はいるであろうな」 「――はい」 「通るぞ」 と云って内へ入った。二人もそれに続いてあがる、由美は先へ廻って、ひれ伏している又七の耳へ唇をつけるようにしながら、 「もし、お役人衆が見えました」 と囁いた。 又七は唱名念仏をやめてお由美の顔を見たが、その意味を覚ると、静かに頷いて衣紋をつくろいながら向直った。 「私が又七にござります。お手数をかけて申訳ござりませぬ、おいでをお待申しておりました、どうぞお縄を……」 森内忠蔵は頷いて顔をやわらげ、 「神妙じゃ、いまお上のおたっしを申聞かしてやる、慎んで承わるがよい」 「恐入りまする」 「そのほう儀、お仕置場より縄脱けを致したる大罪、屹度《きっと》お咎めにも及ぶべきところ、磔刑柱に架かりながら不思議に処刑を免れ、その後出家到し、道心堅固に木食をしつつ五体仏を彫上げし趣奇特の至り、かつは一度刑を行われたる者なるによって、とくに思召されるところこれあり、前の大罪御赦免遊ばさる、以後お構いなし――とあるぞ、ありがたくお受けを致すがよい」 「な、なに、御赦免……」 のけぞるばかりに驚く又七、お由美も我知らず膝を乗出した。森内忠蔵は頷いて、 「なお、これはいまだ御内定であるが」 とやさしく云った。 「芝高輪に一寺を賜り、そのほうの彫った五体仏を安置し、生涯その寺の住職を申付けられるとの御内意だ」 「おお」 「仏を運ぶ人夫諸費用、お上の御差配とまでだいたいきまっているぞ」 重ね重ねの意外さに、又七よりもお由美のほうが夢かとばかり呆れた。 努力は酬いられた、雪《そそ》がずして自ら寃《えん》は雪がれた、悲喜感慨むらがり起って、又七はとみに答える言葉もなく、そこへ平伏して咽びあげるばかりだった。――ようやく昇りはじめた朝日の、活々とした清新な光が、小窓からさんさんと射込んで、又七の灰色の髪を円光のように照していた。 森内忠蔵の言葉どおり、又七の五智仏は江戸へ運ばれ、高輪の普賢寺へ納められた。そして又七は木食但唱と名乗って終生その寺の住職として過したという。――辰次はまもなく御用聞きをやめ、裏店へ引込んで担ぎ八百屋になったが、夫婦仲は見違えるように良くなり、それからまた一人子が生れて、まず安楽に世を送ったと伝えられている。 底本:「爽快小説集」実業之日本社 1978(昭和53)年6月25日 初版発行 1979(昭和54)年7月15日 二版発行 底本の親本:「富士増刊号」 1936(昭和11)年9月号 初出:「富士増刊号」 1936(昭和11)年9月号 ※表題は底本では、「磔《はりつけ》又七《またしち》」となっています。 ※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。 入力:特定非営利活動法人はるかぜ