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スオラ人の身体的特徴 こども 不完全な両性体。生殖能力がないので、無性体ともいえる。 ほぼ白髪に近い銀髪。 灰色に近い青系の瞳。 色素がほとんどなく、雪が降ると景色と同化して見える。 五感が非常に鋭い。特別な能力ではないが、ヒトより見える色の数が多かったり聞こえる音域が広かったりするため、ヒトには第六感があるかのように見えるかもしれない。 暑さに弱く、熱中症になりやすい。 体格はヒトと変わらない。 『恋の頃』/『赤い目の子』のこども 不完全な両性体。生殖能力がないので、無性体ともいえる。しかし、性的な好奇心は強く、男性や女性の身体に興味を抱きやすい。また、男女どちらかに見えるようあえておとなの民族衣装を着る子もいる。 ほぼ白髪に近い銀髪。 血と同じ真っ赤な色の瞳。 色素がほとんどなく、雪が降ると景色と同化して見える。 五感が非常に鋭い。以下こどもと同じ。 少し丸みを帯びたからだになる。不思議な肉がうっすら皮膚の下につく。この肉が、男性になると筋肉に、女性になると皮下脂肪になる。 男性か女性になるまでは、エーデマルク人よりも小柄で童顔。20歳を超えても変化していない場合、十代後半くらいで成長が止まっているように見える。 暑さに弱く、熱中症になりやすい。 おとな 基本的に男性か女性。生殖能力を有しており、ヒトとも交配可能。まれに変化に失敗して不完全な両性体のままの者もいるが、おそらく1000人に1人もいない。 銀髪~明るめの金髪。こどもの頃より少し濃い。 青系の瞳。こどもの頃より少し濃い。 こどもの頃に比べて鈍感になってしまうが、こどもの頃の経験にもとづいた勘で補えるので、ヒトよりは五感が鋭いように感じられる。 体格はヒトと変わらないが、エーデマルク人よりは小柄で、男性平均は170センチ代前半、女性平均は160センチ前後。 暑さに弱く、熱中症になりやすい。 その他一切が普通のヒトと変わらず。 平均寿命は、ヒトにしては長めで、男女ともに80歳前後。100歳の長寿もたまにいる。エーデマルク連合王国におけるもっとも長生きした者の記録は今のところ20年ほど前に亡くなったスオラ人女性の113歳らしい。 スオラ人の性分化について スオラ人のスオラ人たる最大のゆえん。 科学的なメカニズムは解明されていないが、スオラ人のほとんどが以下のような過程を経て成長する。 乳児期~幼児期 両親ともがスオラ人の場合、生まれるこどもは皆不完全な両性体である。男児の特徴も女児の特徴も併せ持った性器を有しており、男児にも女児にも見える容貌をしている。 この段階では、生殖能力はない。性欲もなく、自分たちの身体への関心が非常に薄い。 ほとんどの子に性自認がなく、男児扱いも女児扱いも嫌がる傾向にあるため、民族衣装もこども向けには男女の別はない。 少年期 一部は、だいたい10歳~13歳ほどで、周囲のおとなに性別があることに気づき、男女どちらかに憧れ始める。周囲のおとなの真似をして『男性的な振る舞い』『女性的な振る舞い』をしてみることもある。この子たちだけはどちらかに見える雰囲気をしていることもあるが、中身は他の未分化のこどもたちと同じ。 中にはそのまま男女どちらかになることを強く希望するようになる子も出てくる。一応当人の意思は受け止めつつも、基本的には時期が来るまで放っておく。 思春期/発情期/精霊期/恋の頃 身体がある程度の大きさまで成長すると、性別の分化(以下「性分化」)が可能になる。 この時期になると、身体の中でもっとも最後に発達する部位・生殖器官が目覚め、何らかのシグナルを発する模様。個人差はあるが、14~18歳でこの時期を迎えるこどもが多い。 最初に、瞳が赤色に変化する。また、身体全体で特殊な肉が作られ、わずかに丸みを帯びた体つきになる。 かつては総じて『発情期』と呼んでいたが、スオラ人の中から「獣と同じ言い方は恥ずかしい」という声が上がったため、数十年前から故意に『思春期』という呼び方を普及させている。したがって今も老人や口汚い者は『発情期』と言うこともある。エーデマルク人など、スオラ人以外の者に『発情期』と呼ばれるのは侮蔑であり差別語だと感じるスオラ人は多い。逆に、この短い期間の独特の雰囲気を愛好するエーデマルク人は精霊に例えて『精霊期』という雅やかな呼び方を使うこともある(これはこれでスオラ人は恥ずかしがり嫌がる)。 瞳が赤くなると、途端に自他の身体に興味を持ち始め、性的欲求を抱きやすくなる。したがって『恋の頃』とも言う。 情緒不安定になるこどもも現れるが、スオラ人の親は自分の子に「瞳が赤くなると心身が不安定になるがすべて自然な現象であり将来子を作るために必要なことである」と熱心に言い聞かせ手厚い庇護を試みるため、両親の関係や両親との関係が良好な家庭に育ったこどもは自分の心身の変化をすんなりと受け入れられる傾向にある。 ただし、11歳以下で瞳が赤くなった場合は早熟すぎて性分化に失敗し死亡しやすいため、周囲が性分化を阻止するために教会などへ預けてしまうことがある。また、20歳を越えても瞳が赤くならない場合は生殖機能がまったく機能していないことを意味しており、以後は何をしても性分化できず、生涯未分化のままでいなければならない。とは言え、いずれの場合もごくまれである。 性別の分化 瞳が赤くなると、当人もその親も家族ぐるみで伴侶を探し始める。 基本的には当人の自由恋愛にもとづいており、周囲は二人の意志を最大限尊重しようとするが、性分化自体が一生に一度しかできないことや生死に関わる現象でもあることから、瞳の赤い子をもつ親は総じて過保護になりがち。 結局のところ、同じ集落のよく見知った幼馴染みを選ぶ傾向が強い。中にはエーデマルク人やすでに性分化している相手を選ぶ者もあるが、心身への負担が非常に大きいため、周囲に反対されることもある。 相手が正式に決まり、婚約すると、性分化に取りかかる。 (以下性分化の仕方が18禁なので反転) 二人の話し合いの結果どちらが男性に分化しどちらが女性に分化するかを決めると、周囲のおとなに習って、儀式的な性行為を行なう。 未発達な膣に相当する穴に強い刺激を受けた方が女性となり、未発達な陰茎に相当する突起物に強い刺激を受けた方が男性となる。 通常、未分化同士での分化の儀式は、男性化を希望する者の股間の小さな突起物(平均3~4センチといわれる)を女性化を希望する者の股間の狭い穴(体液の分泌はかなり少ない)に挿入することで成立する。双方の未発達な性器が細く小さいこと、またそれ以外にはすでに分化済みの者同士が行なう性行為とまったく変わらないことから、互いの心身への負担は軽い。 スキンシップの延長線上くらいに考えるカップルがほとんどで、楽しんでいるうちに済んでしまうケースの方が多数派。この際すでにエクスタシーを感じられる者も多く、快楽を感じた者ほど後に『男性的』『女性的』な身体になりやすい模様。中には口や手を用いてわざと相手の性器に相当する部分を刺激し曲線美や筋肉美を目指すちゃっかりしたカップルもいるらしい。 片方がすでに性分化している場合は、事情が大きく異なり、和やかさはほぼない。 未分化の者が女性になる場合、未分化の膣に相当する部分が狭く体液の分泌も少ないため、成人男性が性器を挿入すると激痛と大量の出血に悶え苦しむこととなり、中には死亡してしまう者も現れる。 未分化の者が男性になる場合、未分化の陰茎に相当する部分への刺激が足りないと男性への分化が途中で止まり生殖機能が不完全になってしまうため、数時間、時には数日にわたる行為が必要になり、双方とも精神的な苦痛が大きい。 (反転終わり) 儀式を終えてから完全に分化するまで、男女ともにおよそ3~4週間かかる。いずれも高熱と全身の激痛を伴うためほとんど身動きが取れず、周囲の支援が不可欠となる。また、体力のない者は身体の変化に耐えきれず最悪死亡することもある。 女性への分化は身体への負担が比較的軽い。中には半月程度で完成する者もある。 男性への分化の方が筋骨を強引に引き伸ばされる分苦痛が強く、女性へ分化する者より命を落としやすいといわれている。1ヶ月弱で身長が一気に10センチ以上伸びることもあり、全身が引き千切られるように感じるという。 早めに分化が済んで女性となった伴侶が男性への分化に苦しみ続ける伴侶を甲斐甲斐しく看護する様子もよく見掛けられる。 分化が完全に終わった証として、瞳の色が青系統の色に変わる。身体の色素が全体的に少々濃くなり、特に男性化した方は金髪になる者も多い。早めに高熱や痛みが治まっても瞳が赤いうちはまだ途中とみなされ周囲に安静を強いられる。 性別の分化後 男女双方とも瞳が青くなってしばらくすると、精通・初潮を迎える。この段階に到達して初めて『おとなになった』とみなされ、正式な結婚式が盛大に執り行われる。 結婚式の開催の日取りは、大抵が妻となる女性の初潮待ち。新婦は嫁入り修行に精を出して自分の身体の調子が万全になるまで待つのが普通。新郎は新郎で未分化の頃には腕力が足りずにできなかった狩猟や木材の伐採を習いつつ花嫁を想い待ち詫びて真面目かつ大人しく過ごす。たいていは1~2ヶ月の間のことである。 結婚式は村を挙げての盛大なものとなる。 式の後は『初夜』になる。すでに性分化の儀式を経た相手だが、完成した新しい身体で触れ合うのはまた別の話らしく、非常に初々しくぎこちない雰囲気になる。ご愛嬌。 結婚後 本当に生殖機能が完成するのはもう少し先のようで、いわゆるハネムーンベビーはスオラ人にはいない。妻となった者は平均して結婚後1年前後で第一子を妊娠する。したがって、初婚年齢は17~8歳、初産年齢は20歳くらい。 性分化の苦難を乗り越えた夫婦の絆は強く、死が二人を別つまで生涯苦楽を共にしようとする。「スオラ人は離婚も再婚もしない」といわれるが、実際に離婚率は低く、おとなで独身になる者はほとんどが死別であり、再婚を嫌がる者も多い。 エーデマルク人は仲の良い夫婦のことを『まるでスオラ人夫婦だ』と言う(エーデマルク人の離婚率はかなり高い)。 未分化のこどもが産まれる法則 両親ともにスオラ人→こどもは確実にスオラ人で未分化 父親がスオラ人→こどもは大抵の場合スオラ人で未分化、たまにすでに性分化したこどもも産まれる 母親がスオラ人→こどもは大抵の場合父親の特徴を受け継いで性分化済み、ごくまれに未分化のスオラ人のこどもが産まれることもないわけではない
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13: 弥次郎 :2020/09/18(金) 23 16 35 HOST p1537109-ipngn14201hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 憂鬱SRW 未来編鉄血世界設定集【セントエルモス人員・鉄華団MS】 【セントエルモス人員設定】 セントール 人種:人間 性別:男性 年齢:112歳 義体化率:45% 役職:セントエルモス所属リンクス(派遣元:オーメル・サイエンス・テクノロジー) 概要: オーメルサイエンスグループから派遣されたリンクス。 セントエルモスの戦闘班の中でも最年長であり歴戦の傭兵であり、個人の戦闘能力はもちろんのこと、指揮能力や指導能力も優れていることからリンクスチームのリーダーを任される。 渋い大人の男性。セントエルモスの父性担当。精神的に負担のかかったクーデリアからも頼られるほどである。 リグ 人種:人間(環境適応型の遺伝子コーディネート処置済み) 性別:男性 年齢:99歳 義体化率:35% 役職:セントエルモス所属リンクス(派遣元:アルゼブラ) 概要: アルゼブラ所属のリンクス。 口数の少ない朴訥な性格だが、よく他者を観察し、思いやることができる。 旧世紀で言うところの古き良きオタクであり、アニメなどを愛好する。鉄華団にもそれを布教している模様。 彼の両親により、劣悪な環境でも耐えられる肉体を持つように遺伝子調整された、一種のコーディネーターである。 明星 人種:人間(割合は極めて低いがゾラ人の血を引く) 性別:女性 年齢:79歳 義体化率:64% 役職:セントエルモス所属リンクス(派遣元:大日本企業連合) 概要: 日企連より派遣されてきたリンクス。 自分にも他人にも厳しい性格で、非常にストイック。その一方で、庇護すべき人間や弱い人間には優しさを見せる。 鉄華団の面々を厳しく指導するが、一方で少年兵という境遇の彼らを労り、母性を見せることも。ただし胸部装甲はノットドミナント。 サイ・ブラフマン 人種:人間 性別:男性 年齢:67歳 義体化率:1%未満 役職:セントエルモス戦闘班戦術指揮官 概要: セントエルモスの戦闘班で戦術指揮官を務める男性。素では朗らかで明るい性格。 未来編の人間としては少ない、延命処置や義体化をあまりしていない人間。その為、外見は50代前後のおじさまである。 しかし天賦の才か、指揮能力は極めて高く、セントエルモスの戦闘班や指揮官であるクロードからは信頼されている。 また、こう見えて武術をたしなんでおり、肉体面では義体化や肉体強化を行っている本職の軍人にも劣らない技量を持つ。 ジョージ・クロード 人種:人間 性別:男性 年齢:109歳 義体化率:28% 役職:セントエルモス総指揮官 概要: セントエルモスを束ねる指揮官。その役職柄、戦闘だけでなく、政治にも通じており、総合的な判断を下す役目を持つ。 元々はホワイトカラーでもエリート路線を進んでいた人物で、長らく専門教育課程を受けていた。 その後は職を転々とした後に、紆余曲折を経て雇われ傭兵ならぬ雇われ指揮官として傭兵業を始めることになる。 年齢抑制などのために長生きしており、人生経験は豊富であり、単なる指揮官や政治要因とは思えないインテリジェンスを持つ。 よって、人種などよりも人の能力を重視する性格で、オルガやクーデリアを評価しているのはそういう背景がある。 14: 弥次郎 :2020/09/18(金) 23 18 29 HOST p1537109-ipngn14201hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp エリック・ロー 人種:人間 性別:男性 年齢:35歳 義体化率:1%未満 役職:セントエルモス主任渉外官 概要: セントエルモスにおける渉外担当、つまり政治的な交渉事を担当する人物。 戦闘についてはからきしであるが戦闘や戦争の意味については深く理解している。 その役職上、クーデリアやとよく行動を共にしており、政治的な議論を交わすこともある。 軽薄そうに見える外見であるが、若いながらも重要な役癪を任されるほど能力は高い。 リゼ・ライン 人種:人間(ゼントラーディー系クォーター) 性別:女性 年齢:46歳 義体化率:17% 役職:セントエルモス衛生・食料担当班 概要: セントエルモスで衛生関係や食事などを担当するスタッフ。 鉄華団に対して衛生概念や食育を担当しているほか、アトラの教育係も兼ねている。 かわいらしい子供たちが多い鉄華団で我が世の春を謳歌している。つまりショタ大好き。 多分、声の人はブケファラス高橋。 ピーター・新井 人種:人間(ELS融合体) 性別:男性 年齢:76歳 役職:エウクレイデス艦長 概要: セントエルモスの旗艦であるエウクレイデスの艦長を務める男性。 今のところ台詞はないが、画面の外で地味に頑張っている。ELS交じりであるため、外見は少し変わっている。 元は大洋連合軍に属しており、その後企業に転職した経緯を持つ。 アンジェラ 人種:アンドロイド 性別:女性型人格 人格骨子:侍女型 稼働年数:25年 役職:クーデリア付き侍女 概要: 企業連が抱える侍女型、つまり人間の補佐役となり、身の回りの世話を焼くことを目的として開発されたアンドロイドの一種。 本来は人間と遜色ない姿なのだが、人間不信状態となったクーデリアの世話を焼くにあたり、意図的にパーツを非人間的なモノへと置き換えている。 背部から生えている羽根は単なる飾りではなくいろいろな機能が内蔵された多機能デバイスであり、必要に応じて使い分ける。 15: 弥次郎 :2020/09/18(金) 23 19 29 HOST p1537109-ipngn14201hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 【メカニック紹介】 ガンダムバルバトスMk-3 形式番号:ASW-G-08-3 全高:18.7m 本体重量:36.6t 動力源:エイハブ・リアクター(ツインリアクター)+プラズマジェネレーター 装甲材:ナノラミネートアーマー+ナノマシン装甲 操縦方式:特型AMS+補助電脳 補助機関:テスラ・ドライブ 武装: クラッシュメイス 300mm滑腔砲(同軸60mmマシンガン) 腕部120mm機関砲×2 太刀 肩部シールドユニット 胸部ワイヤードハーケン×2 シュツルム・ファウスト 概要: Mk-2から三日月・オーガスの操縦に合わせてさらに改装を受けたバルバトスの姿。 外部装甲のバランスの見直しと追加武装の付け足しにより、戦闘力の増強が行われている。 また、光学兵器の搭載を前提としてプラズマジェネレーターを搭載している。その為パワーも増強された。 武装紹介: クラッシュメイス 新しく製作されたメインウェポン。取り回しの良さを優先してウェイトバランスを変更している。 腕部120mm機関砲×2 腕部に内蔵された近接機関砲。射程はそこまで長くないが、牽制や敵機の姿勢を崩すなどに使われる。 肩部シールドユニット 両肩部にサブアームで装着されているシールド。表面にエネルギーフィールドを展開することで防御性を高めている。 基本的に動いて躱すというのを主軸とするため、動きを阻害しないようにコンパクトにまとめられている。 使い捨てのシュツルムファウストなどを懸架していることもある。 胸部ワイヤードハーケン ハシュマルタイプMAのテールブレードを元に作成された武装。敵機の拘束、死角からの攻撃、デブリなどにうちこんでの挙動のコントロールなど、極めて多様な使い方が可能な武装。威力も極めて高く、ガンダムフレームのパワーもあれば並のMSなら打ち込んで振り回すこともできる。 シュツルム・ファウスト 連合の一般的なMS兵装を流用した物。弾速こそ遅いが、破壊力に優れている。 16: 弥次郎 :2020/09/18(金) 23 20 30 HOST p1537109-ipngn14201hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp ガンダムグシオン・サード 形式番号:ASW-G-11T 全高:18.0m 本体重量:35.1t 動力源:エイハブ・リアクター(ツインリアクター)+プラズマジェネレーター 装甲材:ナノラミネートアーマー+ナノマシン装甲 操縦方式:特型AMS+補助電脳+ハロ 補助機関:テスラ・ドライブ 武装: 頭部60mm機関砲×2 ロングレンジライフル/アサルトライフル ヒートハルバード 300mm滑腔砲 隠し腕ユニット×2 ラウンドシールド 250mmレールガン×2 シールドビット×12 概要: グシオン・セカンドをこれまでの戦闘データなどを元に再度改修した姿。 汎用性はそのままに、ガンダムフレームのパワーを生かした防御性を高めたスタイルを基本とする。 具体的にはシールドビットと本体の装甲による重厚な防御、MSを容易く撃破できる豊富な火器、格闘戦能力である。 よって近づかなくても危険、近づけばもっと危険という厄介なMSとなっている。 しいて弱点を言うならば機動力はバルバトスに比較すれば低いものとなっていることであるが、素体がガンダムであり、搭載されているテスラ・ドライブによる恩恵もあってP.D.世界のMS相手ならばよほどでなければ遅れは取らない。 武装紹介: 隠し腕ユニット スラスターを兼ねるバックパックに内蔵された隠し腕。原作のリベイクと同様で格闘戦やサブの火器の運用に使われる。 隠し腕の部分はグレイズではなくバイアランの様な長い腕を特徴とするMSのそれをベースに作られているため、リーチが極めて長い上にパワーも優れている。デフォルトの装備としてビームサーベルを装備している。 250mmレールガン バックパックに搭載された大口径砲。プラズマジェネレーター直結の250mmものレールガンにより、遠距離から一方的にMSを撃破可能。 これの運用に合わせ、頭部のセンサー系がグシオン・セカンドよりも強化されている。 シールドビット サイドスカートやバックパックに搭載されるシールド機能を有するビット兵器。分かりやすく言えばケルディムガンダムのアレ。 浮遊やその挙動には潤沢に供給されるエイハブ粒子を用いており、ナノラミネートアーマーだけでなく他の装甲材をあわせた複合装甲であるため、打ち破ることは極めて難しい。守る、という明弘の意思を忠実に再現した装備と言える。 ハロ コミュニケーションAIを搭載した操縦補助ロボットの末裔。 シールドビットの制御や狙撃戦時における機体のコントロールの代替などを行う。 17: 弥次郎 :2020/09/18(金) 23 21 20 HOST p1537109-ipngn14201hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 以上、wiki転載はご自由に。 増えてきたセントエルモスの人員についてと、さらに改装された二機のガンダムについて。 平均年齢高くね?と思われるかもですが、平均寿命が100歳を余裕で超えているであろう未来編なのでむしろ普通ですね。
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目次 老化とは 観察・アセスメント 高齢者のコミュニケーションと感覚障害 清潔・皮膚の特徴 食事 生活環境 睡眠・性 排泄 歩行 レク 循環(脱水・浮腫・褥瘡) 脱水 浮腫 褥瘡 身体拘束 老化とは 老い加齢に伴う諸機能の低下 老化自然の共通した法則(生物にとって不可避) 高齢者65歳以上(65~74 前期高齢者 75~ 後期高齢者) 平均寿命♂78.53 ♀85.49 老年期の発達課題は統合 対 絶望(徳英知) 老年看護の原則①個別性重視 ②自尊感情の尊重 ③有用性を高める ④老人のペースに合わせる ⑤予測的、予防的援助 ⑥可能性を引き出した日常生活援助 ⑦生活環境を整える ⑧家族への支援 ⑨専門職種との連携と社会資源の活用 ⑩看護の継続性 観察・アセスメント 得た情報から問題を明確化する過程。看護展開では自立や社会生活の拡大を目指し、家族を支えることを目指す。まずは見ること(観察)から始まり、身体の診査や面接を通してアセスメントをしていく。 高齢者の訴えの特徴は、①言語的訴えがない(身体が異常に慣れているために症状が少ないことも)②訴えが多い(Nsが「訴えが多い人というラベルを貼りがち)③訴えの内容だけでは原因が捉えられない ④症状はあるが弱い為、表現が少ない ⑤訴えが無くなる(「いつもと違って静かだ」→要注意。全身状態の重篤化もあり得る) 観察生活全体を観察する(「何か変」「いつもと様子が違う」→「感じ」を大切に) 観察のための道具(これらを用いて観察することで早期発見につなげていく)①見る人自身の知識・経験とあらゆる感覚器 ②知識と経験を意識的に働かせて観察の道具にする ③各種の測定具(スケールや機器)、評価器具も道具とする。 バイタルサイン 体温体温調節機能の低下と測定方法の不備によって低めになりやすい。腋窩に隙間が空き易いので体温計を密着させる。また、体温計を挟んでいることを忘れてしまうことがあることに注意。 呼吸呼気と吸気の時間の比率に注目する。 脈拍期外収縮により頻脈・徐脈が起こりやすい→不整脈があるときには心拍数も測定。 血圧加齢により最高血圧の上昇や最低血圧の低下(脈圧の拡大)が起こる。日内変動も大きく、起立性低血圧が起こりやすい。平均血圧を把握し、体位による変動も測定する。 アセスメントの種類①精神機能(不眠・興奮→原因を考える)②運動機能(ROM・残存感覚・筋力)③生活環境(人間関係・必要物品・排泄・入浴)④生活習慣(個人史・職業史・生活史に繋がる)⑤社会・経済的問題(介護者がいるか、いる場合にはその意欲や体力は?など、家庭や社会環境を含めて)⑥生活障害や生活援助を受けることの影響(生活への意欲など) 高齢者のコミュニケーションと感覚障害 聴覚障害感音性難聴・伝音性難聴→補聴器の活用促進 言語障害失語症(言いたい言葉が出てこない、別の言葉にすりかわる)、麻痺性構音障害(発語自体が不明瞭に) 口腔・歯牙の変化義歯不適合による発音不明瞭 唾液の分泌量低下(→舌の動作不良) 知能や記憶力の低下流動性能力(計算力、暗記力)が低下。結晶性能力(洞察力や理解力、判断力)は保持。長期記憶よりも短期記憶が低下。 →これらの変化により社会的孤立の恐れがある。 具体的な話し方のポイント①近づいて話し掛ける(老視)②目の高さを同じにして目を見る ③落ち着いた声で(低めでゆっくり)④姓を呼ぶ ⑤老人が使い慣れた言葉や表現を使う ⑤一度に沢山のことを言わない ⑥必要であれば身振りや文字などを用いる ⑦理解しているかどうかを表情を見ながら話す ⑧ケアの前には声をかける ⑨会話の途中で話題を変えない 一字一句を全て聞き取ろうとはせず、大枠で汲み取る努力を。 指示語が多く、聞き間違いや聞き返しが多い。→見当違いのことを言うことも多くなる。 同じ事を繰り返すがさえぎらない。 清潔・皮膚の特徴 心身機能や意欲の低下により清潔が保たれにくい。 清潔面の特徴①免疫力低下による感染症を起こしやすい ②皮膚の弾力・伸展の低下に伴う掻痒症 ③不顕性誤嚥による肺炎 皮膚の特徴①皮膚が薄く、傷つき易い→強く擦らない ②皮脂の産生低下に伴う皮膚の乾燥(掻痒症の原因)→石けんは適度に、入浴後にはクリームや水分摂取を ③皮下脂肪の減少から、骨突出部では体圧の影響を受け易い→褥瘡の予防・表皮剥離の予防 ④体温調節機能の低下・汗腺減少→室温やかけものの調整 ⑤血管がもろくなる(紫斑が出来易い)→体を洗う時に注意したり、ベッド柵にぶつからないように注意 ⑥爪が割れ易く、肥厚してくる→爪きりは入浴後に ⑦頭髪減少 清潔の意義皮膚や粘膜の機能を高め、皮膚疾患や褥瘡を予防する。体温調節機能や感覚機能を正常に維持。爽快感。 口腔ケアの意義口腔機能の回復、摂食・嚥下障害の軽減、気道感染(肺炎)の予防、全身疾患の発症予防・リスクの軽減 疥癬[症状]かゆみ [部位]皮膚の角質層(大腿内側など) [原因]ヒゼンダニ [治療]軟膏・ローション 食事 よく食べることはよく生きること 食事の意義生命維持に不可欠・疾病の予防や回復に重要・楽しみや幸福感に繋がる・団欒の場となる・高齢者の文化の特徴 大切なことは可能な限り口から食べることと自力で食べること。 摂食・嚥下障害の原因 器質的腫瘍・異物・歯槽膿漏・炎症等 機能的脳血管障害・神経疾患等 心理的うつ病・うつ状態・認知症等 味蕾の減少塩味への閾値が上昇し、それに伴い味が濃くなりがち 生活環境 環境を整える目的①能力を発揮しやすくし、自立生活を営めるようにする ②介護者が介護しやすい状況を整える →QOLの向上 ADL入浴や衣服、食事・排泄や移動など、基本的動作の自立度が指標。 IADL(手段的自立)地域で自立した生活をおくる上での能力。指標としてFIMやFAMなど。 バリアフリー社会生活を営む上でバリアとなるものを取り除く ユニバーサルデザイン全ての人が使いやすく! 視力↓ 照明・採光 体温調節↓ 室温 知覚障害・皮膚感覚↓ 熱傷予防 安全・利便・快適・療養・補完・可変性 睡眠・性 不眠の原因 [身体面]かゆみ・空腹・手足の冷え [精神面]ストレスや不安 [生活習慣]日中の活動性・生活リズムの変化 [物理的環境]室温・照明 不眠の種類入眠困難・早期覚醒・中途覚醒・熟眠障害 性性的欲求は保たれる。性行為に限らずスキンシップでストレス発散は大事。全体的には男性の方が女性よりも性行為を重要視。抑圧せずに認めることが大事。 排泄 尿失禁を起こしやすい背景①老化に伴う身体諸機能の低下 ②複数の疾患を持っている ③薬物服用や手術などの治療に伴う影響 尿300ccくらいで尿意を感じる。通常250~300ccくらい尿は出る。 排尿自立の条件①健康状態 ②排尿機能の維持 ③排尿促進する要因 ④排尿や排尿行動に関する訴えやサイン ⑤排尿や排尿行動を行う為の運動機能 ⑥家族や医療チームの理解・協力 歩行 転倒予防環境整備・筋力トレーニング・日常の健康管理など レク 遊びリテーションにおけるNrsの関わり①転倒の防止 ②ゲームへの参加を助ける ③場全体への目配り ④ゲームの進行 ⑤ゲームの盛り上げ ⑥看護師間の協力 循環(脱水・浮腫・褥瘡) 脱水 脱水の背景①体内の水分貯蔵の減少 ②腎機能低下 ③渇中枢の感受性低下 ④意図的に水分摂取を控える/水分摂取行動の障害 ⑤利尿薬の服用による尿量増加 ⑥体液の過剰な排泄 脱水の分類高張性脱水(水欠乏性)・等張性脱水(混合性)・低張性脱水(Na欠乏性) 脱水のアセスメント①異常の早期発見(「いつもと違う」→活気がない、食欲がない、うとうとしている、言葉がもつれる) ②臨床的な症状(舌・皮膚の乾燥、皮膚の弾力性↓、体重減少、頻脈、起立性低血圧等 重症例では意識障害やせん妄も)③検査データ(Ht↑・TP↑・ALB↑など) 脱水予防①必要な水分量→経口1500~2000ml ②水分のin-outを把握 ③水分摂取量の必要性を理解する ④形態の工夫(とろみや分量・回数、本人の好み等) 脱水発生時の看護①水分出納のチェックと輸液 ②皮膚・粘膜の保護 褥瘡・掻痒感の予防 浮腫 浮腫とは組織間質液が異常に増加した状態。 好発部位足背・脛骨前面 → 臀部・大腿部後面・腰背部 足を挙げることが緩和に。 浮腫のアセスメント①全身性か局所性か ②数日以内に出現したか ③両側性か一側性か ④臥床すると軽減するか 浮腫のケア 皮膚の保護掻破しない・強くこすらない・締め付けない・休息と下肢の挙上 栄養状態と水分出納の改善蛋白質を多く摂る・水分出納チェック・水分や塩分の摂取制限(腎機能障害の場合)・皮膚の状態や体重の増減チェック(利尿薬内服中) 褥瘡 局所的要因①加齢による皮膚変化 ②摩擦・ズレ ③湿潤 ④皮膚炎・皮膚感染症 全身的要因①低栄養 ②やせ ③活動性低下 ④ステロイド剤による易感染性・創傷治癒の遷延 直接的には皮膚の表面と組織内部による圧力・引っ張られ・ズレが複合して発生する。 好発部位骨突出部・筋や皮下脂肪の少ない部位 ブレーデンスケール褥瘡の発生リスクを評価するスケール。6項目。 褥瘡予防体圧分散・栄養状態改善・皮膚の保護 30度の原則→体位変換 90度ルール→体圧分散寝具の選択 褥瘡の分類Sheaの分類 身体拘束 抑制は人間性を無視した行為であり、人間破壊とも言える。尊厳が守られないことにより生きる気持ちを失わせていく。縛らない看護は高齢者の尊厳を守るケアとも言える。(けど結局現場でそれが出来るかっていうと、やっぱり難しい気がする) 2000年介護保険の導入に伴い、高齢者の権利擁護のための法整備が始まる。 厚生労働省「身体拘束ゼロ作戦推進会議」発足。 身体拘束せずケアを行うための3つの原則①拘束の原因を探り除去 ②5つの基本的ケア(起きる・食べる・排泄・清潔・アクティビティ)を徹底する ③身体拘束廃止をきっかけに「よりよいケア」の実現になる。 抑制しないための工夫①治療や安全という視点ではなくQOLの視点で考える ②目配り、気配りで危険を察知 ③安心できる環境を作る ④転倒を防止する為の環境整備 ⑤家族に転倒の危機があることを知らせておき、抑制しないことの意義を理解してもらう
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登録日:2015/03/06 Fri 00 12 29 更新日:2024/06/26 Wed 15 18 06NEW! 所要時間:約 34 分で読めます ▽タグ一覧 2015年 2015年度コミックナタリー大賞第1位 2024年冬アニメ 24年冬アニメ BUMP OF CHICKEN BUMPOFCHICKEN BUMP_OF_CHICKEN Bump Of Chicken TRIGGER sumika このマンガがすごい!2016オトコ編1位 ウィザードリィ エルフ オーガ グリッドマンユニバース グルメ漫画 ゲテモノ ゲテモノ食い ゲロイン ダンジョンマスター ダンジョン飯 ドワーフ ノーム ハルタ ファンタジー モンスターハンター リーガルリリー 九井諒子 妖精 悪魔 所要時間30分以上の項目 料理 料理漫画 漫画 狂気 獣人 緑黄色社会 飯テロ 飯テロ(物理) ダンジョン飯…それは食うか食われるか そこには上も下もなく、ただひたすらに食は生の特権であった ダンジョン飯、ああ、ダンジョン飯 『ダンジョン飯』とは、漫画誌「ハルタ」で連載されている九井諒子の漫画作品。 2015年~2023年までの期間に連載された。全14巻。 ~あらすじ~ ~概要~ ~世界観~物語 ◆種族◆ ◆文化や文明◆ ~登場人物~■主人公パーティー■ ■その他登場人物■□タンス夫妻のパーティー□ □シュローのパーティー□ □カブルーのパーティー□ □その他のパーティー□ ■ダンジョン内の人物■ ■島外の人物■ ~魔物とダンジョン飯~ ~あらすじ~ 九井諒子、初の長編連載。待望の単行本化! ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、 金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。 再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。 そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう!」 スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!! 襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、 ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!! (Amazonより抜粋) ~概要~ 要は典型的でオーソドックスなファンタジーRPGの世界観の中で、通常は倒す対象でしかない「モンスター」を調理して食べてしまおう、とする主人公達の物語。 冒頭の台詞からすれば某バトルグルメ漫画のような血肉湧き踊る作風を連想するかもしれないが、むしろ全くの別物。 少し世知辛いがゆるい雰囲気も強く、 「このモンスターどう食べようか」「絶対イヤ!」 という風に問答しながらモンスター飯が描かれていく。 肝心の食事に関しても、料理漫画にありがちな極端にインパクトのあるリアクション等はなく、落ち着いた反応を見せる。 そして魔物との戦いはあくまでも真剣で、ダンジョンを進む目的もシリアス。 他冒険者との関係も基本シリアスなので冒険ファンタジーの色合いも強い。 また、ファンタジーやRPGの「お約束」を現実的に解釈した考察漫画としての趣きもあり、その対象は全体的な世界観から魔物の生態に至るまで随所に及ぶ。 というかストーリーが進む毎に「ファンタジー考察の合間に飯を食う」くらいの配分の話が多くなっている。 そんな感じのシリアスほんのちょっぴり 笑いなかなか 涙……涙? とゆる~く笑いながら楽しめる作風になっている(※個人差があります)。 連載当初から話題を呼び賞を受賞するなど人気を博したが、原作完結後の2024年1月からついにテレビアニメが放映開始。 アニメ制作は『SSSS.GRIDMAN』シリーズのTRIGGER(*1)。 放送開始から高いクリエーションのアニメで人気が沸騰し、ニコニコ動画では毎週ランキング1位から3位までに入ってくるヒットを飛ばしている。 ただし、同期に始まってランキング上位を争っている「勇気爆発バーンブレイバーン」と「魔法少女にあこがれて」も非常に濃い作品ばかり。 それぞれの主人公たちも本作のライオスに負けないくらいの変態変わり者であったため、「24冬アニメは変態ばかり」と呼ばれもした。 両アニメが1クールで終了した後はこの評価は落ち着いている。 なおランキングがすべて新作アニメで埋め尽くされる事態はまれで、それぞれの作品が変態性はともかくとても面白い名作であったのは間違いない。 第1クールOP BUMP OF CHICKEN「Sleep Walking Orchestra」 第2クールOP sumika「運命」 第1クールED 緑黄色社会「party!」 第2クールED リーガルリリー「キラキラの灰」 ~世界観~ 前述したように、オーソドックスで典型的なファンタジーもの。 wizardryやドラクエなどのメジャーなゲームを想像してもらえば大体あってる。 どちらかと言うとwizardryライクのイメージが色濃い。 特に食糧の現地調達要素を考えると、今は亡きFTLの名作『ダンジョンマスター』が一番近いか。 物語 様々な種族が住む異世界の孤島が舞台。 ある時、島の地下から黄金の都市の国王を名乗る男が現れ、「狂乱の魔術師」に国が地下に封じ込められていると語った。 そして「その魔術師を倒した者には国のすべてを与えよう」と言い残して塵になって消えたという。 真偽はさておき、それから魔物が地下から出てくるようになったのは確かだった。 未知なる何かしらを求めたり、腕試しで迷宮に潜る人が多数集まるようになった事で、島は活気づいていく。 そんな最中、主人公であるライオスとその仲間達は、現在踏破されている最下層まで辿り着くも、炎竜(レッドドラゴン)と遭遇。 普段なら勝てる相手だったが、食糧が尽き空腹だったこともあり精彩を欠いてしまい、パーティーは壊滅状態に陥ってしまう。 ライオスもあわや炎竜に喰われそうになるも、プリーストである妹ファリンが咄嗟に庇って代わりに食べられてしまう。 ファリンは竜に飲み込まれる直前に転移魔法で仲間達を地上にワープさせ、ライオス達は間一髪全滅を免れたのだった。 だが回復役のファリンは竜の腹の中、荷物も失い再び潜るだけの金銭の余裕もなく、そのせいで仲間が二人も離脱してしまう。 妹が竜に消化される前に助け出さなければと急ぐライオスだったが、装備もなく潜るのは自殺行為だった。 それでも何とか手持ちの金だけで潜る為に、ライオスは出費を削る一つの方法を提案をする。 それは………食糧の現地調達、すなわち『魔物(モンスター)を食べて食い繋ぐ』というものだった。 ◆種族◆ トールマン(人間)、エルフ、ドワーフ、ノームなど、古典的ファンタジー定番の種族が一通りそろっている。 作中では基本的に『共通語』と呼ばれる言語でコミュニケーションをとっているが、種族単位・地方単位での言語も存在する。 また、言語のみならず「エルフ文字」「ノーム文字」「古代ドワーフ文字」などもあり、作者独自の種族の解釈・価値観なども見所。 ◆ヒト…「人間」で括られる種族。 耳や体格はそれぞれかなり違うが、カブルーによると「みんな同じところが急所で体の動かし方も同じ」だという。(第5巻31話より) なお、亜人のオーク達のいう「人間」は微妙に範囲が違い、エルフは別枠らしい。 第2巻でライオス一行を見たゾン(この時のオークの族長)は「人間やエルフ」という表現を使っていた。 この時ハーフフットのチルチャックもその場にいたので「人間」にハーフフットを含めている。 第5巻に出てきたリド(ゾンの妹)によると、各自のオーク流の呼称は「足長(トールマン)」「耳長(エルフ)」「小人(ハーフフット)」「地底人(ドワーフ)」らしい。 ・トールマン いわゆる普通の人間。 ただし平均身長170~180cm程度と大柄なため、ヒト種ではその名の通り背の高さが特徴とされる。 脚も比較的長いのでオークからは「足長」と呼ばれている。作中でも最も割合が多い種族でモブのほとんどは彼等。 体格のわりに小柄なドワーフより力がない(ドワーフから見れば「図体の割に脆弱」)が、その分疲弊しにくい体質で重装備しやすい。 その他、長命種が多い中では平均寿命60前後と比較的短命種な為、歴史も浅く他の種族からは幼い者と扱われる事が多い。 ヒトの中では身体能力は高い方で、エルフやノームに次いで魔法適性もある為、器用貧乏だが冒険者向きな種族とも言える。 またナマリ曰く、素人でも歌や踊りが得意で歌ったり踊ったりする人の多さが他の人種では珍しいとのこと。 「距離が近い感じがする」とも評されていて、おそらく共感性・協調性・感受性が高い傾向にあると言われている……とも取れる。 繁殖能力が極めて高く異種族との間でも子孫を残すこともでき、その爆発的な人口増加能力がエルフなどから問題視されている。 ただし本編中ではトールマンとエルフとの間のハーフエルフには繁殖力がないと明言。 公式ガイドブック『冒険者バイブル』の説明では、これ以外にドワーフ・ノーム・オーガ・ハーフフットとも交配可能と記された。 さらに後者オーガとハーフフットの2種族となら繁殖力のある子供も生まれるらしい。 ・エルフ トールマンと比較すると細身で女性的なヒト種族。耳が長く、背はトールマンほどではないがヒト種の中では高い方。 魔法や魔力に長けている反面、運動神経が比較的悪く体力も無い。良くも悪くも魔術に依存している。また繁殖能力が低い。 みな現代人の感覚では美男美女だが、オーク視点だと「野蛮で醜い容姿」に見えるらしい。 ドワーフやノームとは過去に全面戦争を起こした事もあり、個人間はともかく種族的には仲が悪い関係。 オークなどには「耳長」という蔑称で呼ばれる事もある。成人年齢80歳、寿命は500歳程度だが、昔はもっと長命だったとも言われている。 特に「西のエルフの王国」は他種族に対して高圧的に接しており、一定の合理はあるものの大変な秘匿主義。 抗議しようにも“大人のやることを分かっていない子ども”のようにいなす保護者のような上から目線が多く、まともに取り合わないのが常。 これでも意識改革は前進しているほうで、他種族への『短命種』という呼び方はエルフ内でも差別になってきているとのこと。 昔は短命種を『劣等種』と呼んでいた……と聞いて囚人すら呆気にとられ真っ青になるなど、まだまだ意識の差は大きいが一応進んではいるのである。一応。 長命種ゆえに価値観がズレることも多く、他種族との交流が少ないエルフの言う「ほんの少し」は「数年以上」の場合も。 尚、種族単位で理知的なイメージが強いが同種の文明差が大きく、原始的な生活でカニバリズムの風習を残す地域もある。 ・ハーフエルフ トールマンとエルフという両親から生まれた存在。異なる血が混ざるせいか長命だが子を為せない体質になるという。 短命種より丈夫で純エルフを凌ぐ長寿だが、成長速度は不安定で50歳でエルフの100歳前後の容姿まで成長する。ラバみたいなもん エルフからは『不完全な者』『半端者』と呼ばれており、エルフからの扱いも基本的にあまり良くない。 尚、実はハーフドワーフやハーフノームも劇中に登場している。 「ハーフドワーフ」はカブルーを蘇生した悪徳死体回収屋のリーダー格の男。 「ハーフノーム」はカブルーを蘇生した悪徳死体回収屋の魔術師。嫌々手伝っており幻術を操る。 両方ともあくどい仕事に手を染めている辺り、この世界でのハーフ種族の生きづらさを表しているのかもしれない。 ・ダークエルフ 謎に包まれた種族。混沌の導き手とされ、ほとんどが古代魔術に精通している。 エルフのマルシルですら「大体ダークエルフってなに!?」と言っているほどで、やはり謎が多い。 劇中には褐色肌や真っ黒ベタ塗の肌をしているエルフがいるが、それをダークエルフと称しているわけではない。 ちなみに作者のブログや『冒険者バイブル』では「ダークエルフ」の設定が公開されていたりするが…… 実際には「ダークエルフ」という種族は存在しない。 エルフの中で短命種に対する保護派と差別派がおり、保護派は率先して短命種に知識や技術を教えてあげていた。 そのため、そういうエルフと出会った短命種は「エルフ=いい人」と思い込み、同じノリで差別派のエルフに近付いて痛い目を見る。 事情を知らない短命種達はその極端な違いを不可思議に思い、「聖なるエルフと闇に魅入られた邪悪なエルフがいる」という考えに至る。 そして後者を『ダークエルフ』と呼称するようになった…というのが真相。 なのでエルフの方も「なんだダークエルフって」と謎の存在を不思議がっている。 ちなみにエルフは保護派と差別派の二極しかいないわけではなく、むしろ中庸無関心派が大半である。 ・ハーフフット いわゆるホビットやハーフリングの類。オークからは「小人」と呼ばれている。 見た目はトールマンの子供ぐらいで小柄で知覚が鋭いが、非力であまり戦闘には向いていない。魔法も苦手。 耳がやや大きく平均寿命は50歳とトールマンよりもさらに短命。14歳で成人。尚、中年になっても見た目に変化があまり出ない。 主人公パーティーのチルチャックは同族の中でも細身の長身であり、一般的にはもう少しずんぐりむっくりして肉付きがいい。 手先が器用で体重が非常に軽い為に罠が反応しないなど、冒険者としてはシーフに向いている。 野心的で狡賢く要領がいい者が多いが、これは種族傾向とは別の理由。 本来は他種族との生活は体格差の関係で非常に不便且つ不利であり、基本的に多くのハーフフットは自分達の土地で仲間と共にひっそり暮らしている。 そのため他種族の土地で生きて行こうというハーフフット自体がそもそも上昇志向の強い挑戦者であり、個人の性格によるもの。 これに加えてシーフ向きな特徴や他種族からの扱い、戦闘時の立ち回りなどで偏見を受けている。 腕力はないが感覚が鋭敏な為か、弓矢などの射撃の精度も高い。が、魔物の外皮を貫通し有効打を与えられるかはまた別問題。 戦闘になるとその小柄さゆえに、足元に気を使ってられない味方に悪意なく突き飛ばされ、そのまま行動不能に陥る事さえある。 そのため戦闘慣れして割り切った者はすぐさま離れ身を隠し、邪魔をしないことに専念する。 名前の由来は「盗みを働いて片足になったものが多い」という俗説がある。 ただしイヅツミの噂話のみであり、そもそも東方には「ニンゲン(トールマン)」と「オニ(オーガ)」しかおらず、これが東方諸島全体の俗説なのかは不明。 『冒険者バイブル』でのチルチャックの説明によるとエルフが彼らの足跡を見つけた際、なぜか「トールマンの半分ぐらいの足のサイズの奴ら」と 他の人種基準で命名したらしいといういわれがあるという。(嘘か本当かは知らないが) 他の呼称として「ハーフリン■・インプ■・グ■・■ボックル・こびと・■リパット・ゴブリ■」など俗称が多い。 ちなみにハーフフット内の自称は共通語にすると「発音を憚られる言葉」だという。 ・ドワーフ エルフよりやや小柄だが筋肉質でガタイが良く、頑丈で体も頭も固い。熱に強く怪力で鉱石や鍛冶に通じる。三半規管も鋭い。 反面、魔法の才能は最も無い部類で魔力酔いなども起こしやすい模様。魔法自体を嫌う傾向もある。 個人差はあるが高度の上下に鋭敏なため、そのせいで転移魔法などを使うとすぐに目を回してしまう。魔法耐性も低い様子。 平均寿命200歳とそこそこ長命らしく30代で少年程度、60代で青年(トールマンの約2.5倍)、成人年齢は40歳。オークからは「地底人」と呼ばれている。 また力は強いがその分体力の消耗が激しい為、トールマンより持久力はない。主に斧を武器とする。また、職人気質で結構器用。 迷宮には古代ドワーフが関わっている物もあり、それらは世界観より先進的な技術(蒸気機関や電気設備)が使われている。 込み入った上下関係や組織立った連携を好まない傾向にあり、国というより集落や少人数での集まりで行動する事が多い。 国王もいるが懐疑的で現場主義のため、国の御触れより村長の方が発言権が強いという。逆に血縁関係の絆は深い。 ・ノーム ドワーフより小柄で体は丈夫ではないが、知識豊富で精霊や神々に親しい。魔法も得意で、主に知識分野に強い。 成人年齢40歳、平均寿命240歳とエルフに次ぐ長命の種族。劇中に出たタンス夫妻で200歳ちょい。気性は温厚でおっとりしている。(タンスは例外) 見た目はドワーフに似ているが耳がやや上の方についており、体格も筋肉質ではなく、手袋をつけたような大きな手が特徴。 ドワーフとノームの間に繁殖力のある子供も生まれるので、どちらなのか微妙な人もいる。視力があまり良くない。 古代から魔法道具開発の専門家(エンジニア)が多い。同じく魔法を得意とするエルフと特に仲が悪い。 ドワーフとエルフとの戦争ではドワーフ側についていた。ドワーフと仲は悪くないが粗暴な扱い。 ちなみに土の精霊もノームと呼ぶのでややこしい。様々な種族の文字に精通し、解読をする事ができる。その為、研究職が多い。 ・オーガ 額から角が伸びており、トールマンやオークよりも更に長身で屈強な鬼人族。共通語も喋れるし、特に野蛮な性格ではない様子。 シュローの従者の一人、イヌタデが該当。膂力は若い女性でさえ大きな金棒を振り回し、男のドワーフを軽々捕らえるほどパワフル。 更に体の頑強さも目を見張るものがあり、胴丸しか装備してない上に混乱して無防備な状態でドラゴンの攻撃が直撃・壁を貫通して吹っ飛んでも即死しない。 亜人と思われていたが骨の数で判別するらしく、オーガも一応ヒトの一種らしい。角は頭蓋骨の変形。平均寿命はトールマンに準ずる。成人年齢は15歳。 また東方では「オニ」と呼ばれ、東方には逆に「ニンゲン(トールマン)」と「オニ」しかいない。 このため東方人から見ればエルフやドワーフも亜人であり、オークなどと区別している意味が分からないらしい。 かつては大国を築いていた時期もあったが、ニンゲンが武勲を挙げる為に討伐したせいで現在では絶滅の危機に瀕している。 ちなみに長命種が短命種を好きになる事をショタコン(短命種(ショーター)コンプレックス)と呼び、長命種は「なんか嫌」と思っている。 ◆亜人…上記の種族以外の人型生物の総称。大体が基本的な共通語は話せる。「ヒト」との括りは骨の数などで区別されている。 ・コボルト 犬を直立二足歩行にしたような亜人。カブルーのパーティーのクロが該当。ウタヤの迷宮があった西方大陸に集落が点在している少数種族。 嗅覚が特に優れ聴覚も中々と斥候に向いている。また五本指の手なので普通に武具も扱える他、牙や爪も鋭い。 過酷な環境を生き延びるため強い毒耐性を持ち、腐った食べ物などでも平気で食べられる。他種なら即死の毒でも腫れる程度。 作中他種族と冒険者として活動している姿は見かけたりと比較的友好に見えるが、元来残忍で好戦的という凶暴な種族。 ヒト種からも平等な関係というには程遠く、捕まって見世物にされたり奴隷のような扱いを受けており基本的に人権はない。 長らく知能がヒトより劣ると思われていたがそれは間違いで、母国語を持ち知性はヒトと同じぐらいある。 声帯の構造上共通語の発音が不得手。平均寿命は55歳とトールマンとハーフフットの中間ぐらいだが、成人年齢は13歳と非常に早熟。 闘争心が非常に強く血の匂いで興奮状態となり、一度戦闘に入れば死ぬまで戦いを止めないと言われるほど。 ・オーク 両脚が蹄で豚のような顔の大柄で野蛮な亜人。ヒトとの戦に負けて迷宮での生活を強いられており、特にエルフを憎悪している。 知性があり料理や家畜の飼育などもしているが、本質的には略奪して生きているので他種族との関係性は劣悪。 オーク側も対立の歴史から他種族には排他的な傾向が強いが、知識の交換などを行えば友好的な関係を築けることも。 別に他種族の女を攫ったりはしない模様で、美意識も独特(種族特有)でエルフのことは醜く見えている。子を産むのも♀オーク。 また、他種族を見分けるのが苦手なのか見慣れた相手でさえ基本的に臭いである程度識別している事が描写されている。 角のように見えるものは生えているわけではなく、魔物の骨などを自ら人為的に皮膚下に埋め込んでいる装飾らしく、序列の証でもある。 幼少期は猪のウリ坊のように、背中にシマ模様が入っており、こちらは未成熟の証になっている。 平均寿命は55歳、成人年齢14歳とコボルトと同じく成長速度が相対的に速い傾向にある早熟種。 ・トロール 亜人の一種だがあまり目撃例のない種族。特徴は多種多様で情報が錯綜している。共通語が話せるかも不明。 チルチャック曰く、ハーフフットの言葉でトールマンを指し、化け物扱いはお互いの交流が薄かったころの警戒として子供に言い聞かせてたものが起源だという。 なお、この通りだとチルチャックの故郷に伝わる「子供がトロールになったチェンジリングの話」は「ハーフフットがキノコの力でトールマンに変わってた」という事になる。 しかし実際はキノコの変化に方向性はなく、亜人を含めて人型なら変化する為、これも情報錯綜の原因と思われる。 ・フェアリー 花冠をつけ虫のような羽根の生えた小さな妖精。西のエルフが伝令を伝える為に通信端末に使っている。 一応小動物程度の自我があり、操られている状態でなければ道化のような仕草を見せている。扱いとしてもヒトではなく動物寄り。 正式名称は9巻カバーより。尚、遠距離通話の場合は喋っている話し手の顔が反映される。エルフが魔法で形状を変化させたりもする。 操ってない状態で共通語を話したりもしているが、カナリア隊と同行しているフェアリーはホムンクルスの一種であるらしい。 ちなみに西のエルフが通信に用いる妖精は精霊のように術者の血を与えて育てるらしく、見た目も血の持ち主に似てくる。 その主原料はなんと精液と馬糞、そこに薬草などを混ぜ、魔力壺の中で蒸留・発酵させる。 しばらくすると透明な人型になるので、それに毎日血液を十月十日欠かさず与えてようやく完成する。 ……なかなかにハードな生成方法である。そんなに手間暇かかってるのによく握り潰されている。ばっちい ・ゴブリン 第2話と第9話に名前だけ登場している亜人。森ゴブリンという種族がいるらしい。弓矢を扱い葉の隙間から獲物を射るなど知性がある。 結局劇中では登場しなかったため共通語が話せるかどうかも不明だが、野菜の取引相手の予想候補に挙がるぐらいなのでオーク同等の文明・知性なのかもしれない。 なお、『冒険者バイブル』のハーフフットの説明の項で「他の呼称」として挙げられているものに「ゴブリ(語尾隠れて不明)」がある。 なので、もしかするとゴブリン=ハーフフットの可能性もあり得るが、第9話でチルチャックが 「(センシの取引の相手っていうのは)オークか…せいぜいゴブリンだと」と同族を呼ぶにしてはおかしい言動をしているので、 チルチャックも知らない別の地方での呼称起源か、単純に被差別民族としてハーフフットもゴブリンと一緒くたにされただけのどっちからしい。 ・ワーウルフ 人狼。実際には亜人ではなく、ヒトが古代魔術で変化した存在。闘技場などでよく見られる。 他にもワーベア、ワータイガー、ワーラットなどもいるが、なれるかどうかは体格に恵まれているかどうかで決まる。 下記の人工獣人と違い、人間形態と獣人形態を自由に行き来できるが、術後に体調や性格の変化が起きる場合がある。 ヒトよりも戦闘力が高いので、戦争などに利用されたりもしているとのこと。 ◇その他…確認されている正式名称不明の種族。 ・人工獣人(仮称) コボルトとは違い、魔物とヒトを黒魔術で融合させた人造種族。アセビ(イヅツミ)が該当。 ライオス達が「獣人なのかな」という言葉を使っているので、正確にはコボルトのような亜人系獣人が複数種存在するものと思われる。 コボルトよりも人間に近い容姿であり、トールマンの全身に体毛を生やし、尻尾と獣耳をつけたような見た目をしている。 イヅツミはトールマンベースで猫型魔獣の特性を受け継いでいるのか、身体能力が高く非常に身軽で気性も自由奔放。 ちなみに黒魔術を使用している上に人権侵害も甚だしいため、存在自体がド違法中のド違法とされる。 また、人間形態に戻れるワーウルフ系とは根本的に違うらしく、完全な獣化する事はできても人間には戻れない(獣ベース)らしい。 ・リザードマン(仮称) 54話の扉絵に登場したトカゲ型の亜人。亜人が住み着いてトラブルになる一例に出てくる為、モンスターではなく外部から来た亜人であることがわかる。 モンスターに騎乗していたりと、他の種族に比べて魔物との距離が近いのが特徴。武器や道具、家畜を使うが共通語が喋れるかは不明。 ・×亜人系モンスター ヒトから「亜人」で一括にされる事が多いが、共通語を使いこなし知性もあるコボルトやオーク達と違い、種族ではなく単なる魔物(モンスター)。 迷宮の侵入者を襲うよう仕向けられており、基本的に意思疎通もできない。知性はないが動物程度の自我はあるらしく、迷宮内に独自の生態系を築いている。 魚人、人魚、ドライアドの花、マタンゴ、ミノタウロスなど色々いるが、多くは「人型の魔物」「人を模した魔物」を指す。 そもそも殆どは単なる擬態であり、哺乳類ですらない場合の方が多い。一部は家畜として飼われているものもいる。 でも食材にすると倫理的に色々アレなので、マルシルはこれらが食材になるのを必死で止めようとするのが恒例行事。 魔物と動物の違いは魔力を養分とするだけらしいので、現実で考えるなら人面魚や人面犬を食べようといったところか…。 ◆文化や文明◆ カーカブルードという架空の土地の近くが舞台。こちらも古典的ファンタジー定番とも言える設定。 しかしよりリアリティを追及しており、RPGやファンタジーにおける率直な疑問に辻褄を合わせるような設定が見られる。 作中登場する土地や文化 ◇島 本作の舞台となっている島。カーカブルードと呼ばれる土地の近くにある小さな離島。 ドワーフ、エルフ、トールマンと時代と共に所有者が代わり、あらゆる名で呼ばれてきたが、 現在では単に「島」とだけ呼ばれている。 この島にあるメリニ村の地下墓地で迷宮が発見されたのが全ての始まり。 基本的に西洋チックなようだが刀に和装の人物もいるため、 wizardryでおなじみの侍やそれに値する文化もあると思われる。 ◇ギルド ライオス達も在籍している組織(正式名称は不明)。 話に出てくるのは主に冒険者に関するギルドらしく、魔物を討伐して素材を売ったりして生計を立てている団体だと思われる。 それだけに荷物や装備を失ってしまうと途端に無一文になってしまう。 冒険するには食料・装備品・日用品・寝具・その他雑貨が必要になり、金で買い揃えないといけないため、 一度やらかすと下手すると負の連鎖に陥るが、この世界には銀行もあるので、手間はかかるもののある程度の対策は可能。 辞める際に辞表を渡すなど変なところで世知辛い。 ◇死体回収屋 ダンジョン内で死亡した人物を回収し蘇生させ、見返りとして所持品から1~2割換算の報酬を要求する業者。 職種上頻繁に迷宮に出入りするので、下手な冒険者より魔物や迷宮のことについて詳しい。 ただその性質上、深い階層には案内しない限りそれほど来ないのではないかと思われる。 ちゃんと蘇生はするとはいえ、結構あくどい方法で金を取る者も多い。 そのため「回収屋は信用ならない」と白い目でみる冒険者も多い。 ◇魔法 どの程度普及しているかは定かではないが、人間であろうファリンが扱えている辺り特定の種族の特権、というわけでもないらしい。 ライオスもファリンから回復魔法を習っていた(ただし勉強をさぼっていたので使えない)ことから、少々なら才能が無くとも扱える模様。 この世界には魔法を学ぶ学校があり、体系化されている知識技術分野と目される。東洋では『術/妖術』という独自の術式がある。 ちなみに一部の魔法には正式な手順を踏んで「危険術取扱資格」を取らないといけないものもある。 レベルによるものもあるかもしれないが、無詠唱で触れるだけで発動させられるものから、大規模な魔法陣を必要とするものまである。 また、「黒魔術」と呼ばれる古代魔法は禁忌とされており、事の善悪を問わず使用者には極刑が科せられるほどの重罪である。 ただし黒魔術は無限のエネルギーを取り出せる為、術者の実力を超えた魔法でさえ成功させることができる。 魔法には魔法体系があり、主にノーム式とエルフ式に分かれている。 2種の違いはエルフが『精霊に命令して事象を発現させる』のに対し、ノームは『精霊にお願いして事象を引き起こす』というもの。 エルフ式は正確性が売りだが決まり決まった効果しか出せず、ノーム式は状況次第で大きな効果を出せるが不安定。 ちなみに精霊的にはどちらが好みとかはなく、戦争時には両者共に平等に皆殺しにした。 なお、トールマンが魔法を習得する場合はノーム式の方が体質に合っているらしい。 慣れていない者が使うと魔力酔いや激しい頭痛などを伴う消耗をする。また回復魔法は基本的に激痛を伴う(回復痛と呼ばれる) 「魔力」自体は自然界にどこでも存在し、生き物はそれを吸い込み大半をそのまま排出している。 その際に一部が体内に取り込まれるが、普通の生活をしていてもほとんど変化はない。(夢を見ると少し消費する) 「魔法」はこれを意識的にすごい勢いで移動させて消費する行為で、慣れない者はこの反動で魔力酔いを起こす。 ◇生死 ダメージ数値やHPで曖昧に表現されるゲームとは違い、スライムに「ンンンーーーッ!!!」されたり 動く鎧に「剣で突かれれば人間死ぬ」されたりすればあっさり絶命する。 ただ、特殊な空間であるダンジョン内部においては、「魂が肉体から離れないので損傷を治せば簡単に蘇生出来る」(タンス談(*2))ので、現実世界ほど禁忌というわけでもないらしい。 当然死んでしまうと薬を飲んだりして回復はできないが、この世界の回復魔法では多少の傷の回復どころか、手足を即座にくっつけたりも出来るので、 RPGでいうと「HPがマイナスになると死ぬ(薬草やポーション使用不可)が魔法で外からHPを0を超えるだけ回復させれば生き返る」といった感じ。 でももちろん痛いし苦しいしで一般的な良心があればまず見殺しはしない。人によってはトラウマになる。 他にもお墓があったり、蘇生にも限度があったりするしでこの世界においても死は軽視できるものではない。 また回復するにしても肉体に補う為のエネルギーが必要で、回復を受けた側は脂肪や筋肉を消費してしまう。 大怪我の治療や蘇生後にはガクッと体重が落ちる事も。このため冒険者はたくさん食べて蓄える。 余分な筋肉や脂肪がないと内臓に負担が掛かったり、回復しきれなかったりもする。 ◇蘇生 魔法によって死者を甦らせる。 基本は寺院にある蘇生所を利用するが、自力で蘇生術を扱える者も存在する。 細切れにされても肉体が残っていれば蘇生は可能だが、大きく欠損したり炭化してしまうと成功率はグンと下がり、あまりに損傷が激しすぎると蘇生不可能となる。 こうなると下手に蘇生すると失敗するため、相当腕の立つ魔術師でないと蘇生はできない(*3)。 ただ最低限の条件として、死体と魂の繋がりが保たれている必要がある。 どれだけ綺麗な死体だろうと魂が居なくなっていれば蘇生は失敗し、逆に魂さえ残っていれば白骨化していようと術者の腕などの条件次第で蘇生は可能。 その為、肉体から魂が離れる事がこの世界観における死の定義と言えるかもしれない。 迷宮には強大な呪いがかけられていて、死した肉体から魂が離れることを阻害され「死ぬことが禁じられている」とさえ言われる環境にある。 このおかげで肉体の損傷さえ治せば自動的に蘇生が発動するため、傷の治療のし易さが単純に蘇生の難易度に直結している。 ただし石化の場合は蘇生自体は仕組みが解明されているため楽であっても、砕けてしまうと砕けた破片も全て拾い集めなければならない。 また死霊に乗っ取られてアンデッドになってしまった死体も蘇生可能だが、ちゃんと手順を踏んで蘇生しないと体の魂と死霊が混ざって大変な事になったりと万能ではない。 ◇迷宮 地下に封じられた黄金の国に続くとされる、呪いから生まれた迷宮。 少なくとも10年以上前、メリニ村の地下墓地から発見された。 何かを守るように魔物が湧いて出てくるが、一攫千金や名声、迷宮の謎を求めて人が絶えない。 流石に時間が経ったことで上層部の宝はあらかた取りつくされているため、一山狙いたい場合は深く潜る必要がある。 他パーティの様子を見る限り、新人の集まりだと1~2F程度、中堅以上のパーティだと3F以降を目安に探索していると思われる。 呪いで空間が歪められているのか、とんでもなく広くなっているので、階層移動だけでも1日かかることもある。 最近は魔物が活発だったり迷宮の形が変化していると言われている。 ◇魔物料理 全く一般的なものではなく、ゲテモノ料理に分類される代物。 一般的には「どうしようもなくなった犯罪者が手を出して食中毒にかかるもの」という認識のようだ。 ただ完全に禁忌というわけではなく、センシや『迷宮グルメガイド』筆者など愛好家も普通にいて、宝虫などはお土産にもなっている。 他にも『歩き茸を追って~ある男の365日~』(定価:1,238G)、干しスライム生産者等の魔物食関係者は少なからずいる模様。 魔物だけあってちゃんとした知識と方法を知らないと食えたものではないものもあるが、そこは知識と技術の問題。 しっかりと調理すれば、苦手意識がある者でも思わず笑顔になるほど美味しくなるものも多い(*4)。 ◇魔物 基本的にはファンタジーRPGライクな魔物・モンスターを想像してもらえれば大体間違いない。 だが普通の生物同様、食事など栄養摂取する必要があるらしく基本的には風変りな野生生物と見ても良い。食物連鎖の生態系が存在する。 7巻の説明では「魔物と動物の違いは、『活力の多くを魔力で補っている』『生存本能に優る攻撃性』」であり、同時に濃すぎる魔力は動物には毒らしい。 しかし違いはそれぐらいで、魔物間も自然の世界というか多様性のある弱肉強食の世界であり、捕食したりされたりしている。 スライムから竜までひとくくりに魔物として扱われていて習性も様々だが、このダンジョンに出てくる魔物はいずれも侵入者に対して害意があることで統一されている。 グールは特別なケースで、これは人間(遺体)が幽霊に取りつかれて魔物化しているだけで条件さえ整っていれば元に戻すことが可能。 また、オークは冒険者などと敵対はしているが魔物ではなく、外からやってきてダンジョンを住居にしている異種族という扱い。 ◇悪魔 かつて古代人が永久機関を求めて、無限が存在する異次元へ繋がる門を作った事でこっちの世界にやってきた『異次元側の生物』。 単体では無力だが、人間の欲望を叶えてそれらを食らう事で力を得ることができる。尚、欲望を食われた人間は「生存欲求」自体が無くなり衰弱死する。 古代人はこれを脅威とみなし、悪魔が自由に地上に出られぬよう「迷宮」を作りこれを封じた。これが古代魔術が「黒魔術」と言われる由縁。 それでも結局古代人は悪魔に滅ぼされ、悪魔は悪魔で人間の欲望を求め、黄金などのエサで欲にまみれた人間を迷宮に誘き寄せている。 この事実は西のエルフの一部の者しか知らない。(何でも願いが叶うのは事実なので、欲深い人間の抑止力にならない為) ~登場人物~ ■主人公パーティー■ ライオスをリーダーとするパーティ。元は6人パーティーだったが、現在は5名。 ファリンを失ったせいで純粋な回復役がいないのが難点だが、経験の豊富さは随一。 ◎が物語開始時からのメンバー、×が離脱者、〇が新加入。 ◎ライオス(CV 熊谷健太郎):トールマンの戦士でリーダー xファリン(CV 早見沙織):ライオスの妹でプリースト、炎竜に喰われ失踪 ◎マルシル(CV 千本木彩花):エルフの魔法使い ◎チルチャック(CV 泊明日菜):ハーフフットのシーフ(鍵師) xナマリ(CV 三木晶):ドワーフの戦士、離脱 xシュロー(CV 川田紳司):トールマンの侍、離脱 〇センシ(CV 中博史):ドワーフの戦士、一階層で加入 〇イヅツミ(CV 神戸光歩):人造獣人の忍者、五階層で加入 以前在籍していた2人は、前から他ギルドに勧誘されていたことや手持ちが一文無しになったことから離脱。 ロクな説明もできず急ぎの旅になってしまった為、世間からは仲間割れしたと思われている。 何度かドラゴンを討伐したことがあり、レッドドラゴン相手に余計な事を考えていられる程度の経験を持つ。 冒頭では最下層近くまで到達しているなどかなりの実力者が揃っており、大手のパーティだったようだ。 詳しくは個別項目を参照。 ■その他登場人物■ ◆ナマリ だから恐怖は忘れるな。何があっても生きることを考えろ ドワーフ族の女性。61歳。トールマン換算で27歳くらい。 元ライオスギルドのメンバーで現タンス氏パーティーの一員であり、片刃のハンドアックスを得物とする生粋の女戦士。 レッドドラゴンとの戦闘でパーティが崩壊した際、「こっちも生活がかかってるんでな」と言い残しライオス達の元から去った。 現実主義で金銭にうるさく、金銭がらみのいざこざが絶えないと冒険者の中でも有名だが、色々としっかりしているので汚れ仕事はせずに済んでいる。 タンス氏に雇われた理由も「金払いが良いから」。 とはいっても完全に金の亡者というわけでもなく、パーティを離れた後でもマルシルやファリン、ライオスを気遣う等、むしろ情には厚い方で気に病んでもいた。 抜けたことを糾弾される覚悟はしていたが、かつての仲間が喜々として魔物を喰らう光景を目の当たりにするとは露とも思っておらず、真っ青になってドン引きした。 経緯と事実を知り実食を勧められた時は「(これもある種の罰か……)」とうなだれていた。 一応食べてみると意外と悪くなかったので納得した…魔力補充が主目的の料理だったので魔力酔いしたけど。 タンス氏には大金をもらっている代わりに、毎度強制肉盾として扱われていることに対してたびたび抗議していた。 しかし帰還前後には気持ちが整理出来たり、交流を深めることができたためか「仲間にして欲しいんだ」と言い、ライオス達との合流を許可されても従わなかった。 一度帰還した後の交流も描かれており、ちゃんとした仲間になれたと思われる。 ドワーフらしく武器や防具には人一倍うるさく、特に怪しい剣(動く鎧)を使っているライオスには日頃から口うるさく言っていた様子。 本人も思わず口を出してしまうことを気にしているが、ライオスからは「武器の扱いは誰よりも信用している」と言われた。 初めて扱うクロスボウを土壇場で正射してみせたり、ドラゴンを何度も倒したことがある腕前の持ち主。 腕っぷしに関してはライオスギルドでも随一であったと目される。 過去に父が商売で不正を働いたという噂が流れているらしく、そのせいで同族には煙たがられている。 その裏の事情や真実は不明だが、がめついことや、ハーフフットが店員をやっている店では買い物するなと警告していることはこれが関係しているのかもしれない。 ちなみに「長い足が好き」と周囲からからかわれているが、これは故郷での扱いを知る同族に疎まれて他種族(ドワーフより足が長い)の仲間とつるんでいることを指したもの。 本人としては、多様な人種に合わせて調整され装備がピッタリと着用できる光景に惹かれ、そういう意味ではドワーフとの差異として意識される足も好き、とのこと。 この見解も決して嘘ではないだろうが……どうやらそれはそれとしてレッグ・ポーチフェチである事が示唆された。 □タンス夫妻のパーティー□ 迷宮の研究者であるノーム、タンスと妻とその一行。現在はナマリが入った。 ◆タンス夫妻 古代の呪術を研究している学者で、ナマリの新しい雇い主でもあるノームの老夫婦。 老齢の術者らしく治療師としての腕は高く、傷の治療もあっという間、死者蘇生すらも難なくやってのける。 現在は迷宮にかけられている「魂を縛る不死の呪い」の調査をおこなっている。名前は夫がタンス・フロッカ、妻はヤーン・フロッカ。 実は東方大陸の出身でもある。冒険者とは異なり領主の依頼を受けて行動していることもあってか、かなり金回りが良い模様。 夫の方はせっかちな気風で妻の方はかなりおっとりしている様子。年齢は夫が210歳で妻が204歳。夫の方はノームにしては目つきの悪い方らしい。 カカとキキというトールマンの扱いは血が通った家族のように丁寧。その理由は後述の二人の折り畳み部分に記載。 反面、傭兵の扱いは悪くナマリを金を払ってるんだからと肉盾に使っていたが、前述の通り多少改善した模様。 西のエルフが押し寄せてきた際、島主の相談役として話し合いに同席したが、エルフ達には完全に軽くあしらわれて怒っていた。 ちなみに作者による作画集本ではカカとキキに微笑みかける妻そっくりのノームらしい超穏やかな笑顔のタンスが見られる。 尚、実子がいなかったわけではなく息子が二人いて遠方に住んでおり孫もいる。後にカーカブルード領主の顧問魔術師となった。 【タンス夫妻の従者】 カカ(♂)、キキ(♀) 褐色の肌の男女の双子のトールマン。タンス夫妻を「じーちゃん、ばーちゃん」と呼んで慕っている。 共に二十歳であり、各地を放浪する一族に生まれるも幼い頃に口減らしのために酒場に捨てられた。 その後、行く当てもなく馬小屋で寝泊まりして両親を待ち続けていた所を見かねたタンス夫妻に引き取られた経緯を持つ。 よって用心棒ではなく本当に夫妻の身内であり、名前もカカ・フロッカ、キキ・フロッカである。 カカは不愛想で寡黙だが、キキは物腰柔らかな性格である。二人とも共通語は喋れるがちょっと片言が入る。 またカカの武器はロングソード、キキの武器はクロスボウで、親代わりのタンス夫妻の護衛をしている…が、実力は低い。 尚、二人共長身でスタイルがいいが、幼年期にノーム社会で特異の目に晒された経験から、カカは自身のその長い脚にコンプレックスを抱いている。 ちなみに元は「かかかか」「きききき」というwiz系でありがちな初期値リセマラテンプレ名(「ああああ」みたいな)だった。 □シュローのパーティー□ ◆シュロー ……なぜレンガを齧っていたんだ 細身で長身のトールマンの男性。東方の出であり、他冒険者から元々カタギの人間ではないと推察された。 黒い長髪をポニーテールのように流している東洋風装備の人物。武器は日本刀と思われる。いわゆるサムライ。 スカウトされてたり、技術を要する竜の止めも担当していたことから戦闘技術は相当のもので、ライオス曰く大抵の冒険者より強いとのこと。 東方群島・ワ島の半本家の嫡男であり、マイヅルの幼少期での話から多少なりとも忍術を使える様子。 3年前「海の外で"面白いもの"を見つけてこい」との父の命令により島を訪れた際にライオスと出会い、5時間にも及ぶ質問攻めと強引な勧誘によりパーティーに加わった。 元ギルドメンバーでナマリとは別のツテを頼りに行動していた。 武者修行中の身だっただけで本来はいいトコのお坊ちゃんらしく、ライオスのギルドを抜けた後は数人のお付きを護衛に付けている。 36話の扉絵からシュローの世話や警護をするためか、お付きは元々島についてきていた模様。 本当の名前は『半本 俊郎(なかもと としろう)』らしいが、シュローという名はライオスが初見で聞き間違えてしまい、訂正しようとするも勢いに押されそのまま定着してしまった。 ファリンに心底惚れており、求婚までしていたほどだった事が後に判明。 ライオス達は最短で潜りなおし、更に考えうる限りの近道を通っているため、シュローもかなり急いではいるがライオス達よりはやや遅れる形で救援に向かっていた。 後にライオス達も色々な出来事を経て停滞・一時撤退したおかげで黄金郷の町跡の入り口で再会した。 なお思い立ったがなんとやらな勢いの、刹那的とも言える求婚を知った人は「えっ? いきなりプロポーズしたの? 怖くない?」と困惑を見せたが、 同時にチルチャックが「そういう世界のヒトなの!」と何とも言えない表情で返している。 冒険者ということもあろうが、カタギではない立場を思ってのことだろう。 性格は育ちが良く真面目らしいのだが、真面目過ぎるゆえに自罰的でもあってやや繊細で内にこもりがち。 色々考えているが相手を気遣ったり単純に踏ん切りがつかず言い出せない気質で、絶対的な口数も少ない。 深い付き合いでもなければ露見しないライオスとは別ベクトルの、現代でもイメージしやすいタイプのコミュ障と言える。 その為、柔らかい拒絶では意に介さない上に悪意がないので対処しづらいライオスのことが実は苦手だった。 彼曰く「大雑把で鈍感で間が悪い」とのことでそれとなく伝えてはいたが、この島に来て初めての友人で舞い上がっていたライオスには通じておらず、6巻にて初めて喧嘩した。 喧嘩の後にも彼の発言にイラっとしたが、それを「お前のそういうところが……妬ましいよ」とのことで、ライオスの悪く言えば奔放、良く言えば裏表のない素直な性格を羨ましいとも思っていた模様。 その後のやり取りからも、苦手に思っていても友情も確かにあったようだ。ただ帰還後もライオスが適当にしまった伝言の鈴が延々鳴り続けて更に苛立たせているが なお、シュローは魔物を食べる必要もなければ機会もなかったため、終始ドン引きしていただけで魔物食を食べてはいない。 また再会時点では想い人の危機もあり焦りと疲労で衰弱し、非常事態や鬱憤の爆発が重なったため彼の平時における言動は少なかったと目される。 お付きの面々は彼に労われた際滂沱の涙を流していたあたり、立場だけの関係ではなく人望も篤いらしい。 【シュローの従者】 基本的にシュローの家来で構成されている。 全員、顔のどこかにホクロのような小さな点状の星の入れ墨を入れているのが特徴。 マイヅル 従者のリーダー格でシュローの養育係でもある魔術師。羽根のような袖の浄衣を着ている。 実はシュローの父の愛人。呪術や高位の魔術を扱え、シュローを溺愛している妙齢の女性で本名は「イヨ」。 ただし単なる盲目的な溺愛ではなく、シュローのことを常に考えて時には適度に放任している。 式紙術が得意で、シュローが幼少期に「忍法・ベビーシッター」と称して山姥をけしかけていた。 気位が高いシュローのお付き……という立場もあってか身内以外には高圧的。 が、どうやら家では豪快かつ奔放なシュローの父に振り回される苦労人でもあり、 行儀が悪いとかそういうレベルではない警戒心MAXのイツヅミをライオスパーティー合流までの状態に持っていったのも彼女。 シュローの島への同行も彼女にとっては「シュロー父(あのバカ)の無茶振り」「坊ちゃんにあまりに向いてないお題」という二重苦で、そう考えると作中での彼女の言動にまた違う印象が芽生える……かもしれない。 幼少の頃のシュローにとっては年上の家族のようなものであり、初恋にも近い感情を抱いていたそう。 だが年齢を重ねお互いの立場や父親の愛人という事実を理解した時は相当ショックを受けたようで、それが内向的な人格形成に影響しているのかもしれない。 ヒエン くのいちA。長身の女忍者で、35話「掃除屋」ではマルシルを拘束した。目つきが悪い。 本名はナカ。星の数は二つだが、実質的な階級はマイヅルに次ぐサブリーダー。 両親とも半本家の使用人であり、シュローとは幼馴染にあたる。姉御肌な性格で、幼少期からシュローの姉貴分だった。 何でも器用にそつなくこなせるため、多少自信家で他者への共感が希薄であるが、忍びとしての実力はしっかり伴っている。 いずれはマイヅルのように自分もシュローとそういう関係になると思っていたらしい。 ベニチドリ くのいちB。童顔小柄な女忍者で、35話「掃除屋」ではチルチャックを子供と間違えながら拘束した。 本名はマツ。星の数は二つ。見ての通りの小柄で美しい美少女忍者だが、本人は化粧なしでは自分の素顔を晒すことが出来ない醜形恐怖症を患っている。 これは出自が貧しい農村で奉公先からさらに半本家へと買い取られた為、他人の顔色をうかがいながら生きてきたせい。その反動をバネに変装の達人となった。 ヒエンとはこの恐怖症を刺激された流れでつい酷い罵詈雑言を浴びせたが、それでもポジティブなヒエンの真っ直ぐな誉め言葉に打たれ、強い友情で結ばれた。 ちなみに実は化粧をする前の素顔は結構モブっぽい地味顔だったりする。 イヌタデ 大柄で額から角を生やしたオニの娘。金棒が武器。性格は温和で優しく食いしん坊。頭はあまり良くないらしい。 愛称はタデ、本名はヒジョウヒというオーガの女性。屈強な体躯だがこう見えてまだ17歳。星は一つ。 元は賭け相撲の女力士であったが、たまたま初土俵を見に来ていたシュローの父に気に入られ、買い取られた経緯を持つ。 相当過酷な幼少期を過ごしたらしく、生育環境も相まってシュローの父を神のように崇めている。 同じく身請けされたイヅツミとは親しくしていたらしく、「少しの面倒に負けて迷子にならないでね」と諭した事もあった。 シーサーペントを「大根と煮たらうまいのでは」と発言しており、魔物食にも抵抗はなさそうである。 アセビ 黒子のような出で立ちの忍者。詳しくは主人公ギルドのイヅツミの項目を参照。 □カブルーのパーティー□ 狂乱の魔術師を倒し迷宮の呪いを解くため、ダンジョンに潜る新米を抜け出した程度の冒険者たち。 ライオスとは逆に人間観察が得意なトールマン・カブルーをリーダーとした6人パーティを組んでいる。 ライオス達と同様に個性豊かな面々で様々な種族の混成パーティになっている他、コボルトも仲間に居る。 その目的は島から魔物を根絶することであり(一部メンバー除く)、冒険者に溢れている現在の島の様子を好ましく思っていない。 そのため、現状打破のために他の冒険者よりも早いダンジョン踏破を目指している様子。 各自才能はある様子がうかがえるが、ライオス一行に比べるとまだ魔物に関する知識やダンジョンの経験に乏しい。 少なくともライオス達は二度も全滅した彼らを救助しているなど、経験値の差が圧倒的であるのは明らか。 今までは2Fまでを探索していて余裕になってきたので、ライオスがセンシを仲間に入れて再突入した際、彼らは3F以降に初挑戦した。 だが3F以降は未知のエリアな上にある事情や誤解などから急いでいることもあり、たびたび全滅しては誰かに蘇生されることを繰り返していた。 ただしリーダーであるカブルーは幼い頃からカナリア隊の副隊長直々のしごきに耐えて鍛えており、特に人間相手の戦闘なら強い模様。 ◆カブルー トールマンの青年。浅黒の肌を持つ爽やかなイケメン。年齢は22歳。 特に人間に対しての洞察力に優れており、その高い判断力と行動力はリーダーに相応しい。 非常事態に遭っても冷静かつ、ダンジョンや魔物に関する知識も備えているが、前述のようにやはりまだ新米の域からは脱せていない。 かつて迷宮で栄えた東方の町ウタヤの出身であったが、15年ほど前に迷宮から魔物が溢れ、魔物に両親を食い殺された過去がある。(*5) 高い志や魔物への敵愾心はそこに由来するのかもしれない。そのため当然ながら魔物食への拒絶感はマルシルの比ではない。 ライオスに興味を持ち近づこうとしているが、当のライオスにはカブールだのカプルーだのまともに名前を憶えてもらえていない。 素早い身のこなしの他、前述の判断力に徒手空拳や人体の構造にも長けているため人間相手ならば強い。 だが逆に魔物とは相性が悪く、触りたくもないし見たくもない上で戦っているせいか後れをとりがち。 本編での魔物戦は「負ける」か「他者に助けてもらう」が大半を占める戦績の悪さが目立つ。 単独で戦って勝っているのが確認できるのは「ゾンビ(第2巻)(*6)」、「刃魚(第3巻)」、「歩き茸(第8巻)」だけ。 一方で人間が魔物に見える幻術で同士討ちを誘発された際、瞬時に状況判断し味方の同士討ちを防ぎ術者の位置を割り出すなど手際が良い。 その探究心や好奇心を原動力に回りに回る口が災いして、本来なら避けられたはずの思わぬ困難にも見舞われる苦労人ポジ。 が、それもこれも観察・分析・相手に取り入るのための自業自得な帰結であることが多い。いわく、「人の懐に入るためならなんでもする男」。 また、お人好しのトーデン兄妹は本当は屑ではないかと考え、笑顔を浮かべながらその本性を個人的な嗜好で知りたがっている。 実際のトーデン兄妹は純粋にお人好しなので、その意味での目論見は外れており、慧眼な一方で疑心暗鬼が強く露悪趣味な面がある。 後にひょんな出来事をきっかけとして自分達では辿り着けなかった地下5階層までスイスイ進行、ライオスと出会うことが出来た。 他人の懐に入り込むことが得意な上に冷静で、頭の回転も速く、様々な可能性を一瞬で計算して人付き合いをしている。 普段は常識的な判断に基づいて模範的な行動を取っているが、目的の為なら過激な行動も辞さず遠慮もしない。 付き合いの長い仲間からは「人たらし」という認識だが、付き合いが深くない人間には「良い人」と見られている。 人間観察も得意で、数少ない判断材料から推察し、誘導尋問で相手の内情なども推し量れる。 ライオスの表情や態度によって自分たちの誤解(一部止むを得ない事情があったとは言え真実)などの可能性にも気付いてみせた。 自身がダンジョンの踏破を目指しているが絶対ではなく、自分達の実力不足からそれがまだ遠い道である事も分かっている。 ライオス一行がダンジョン踏破に最も近いと考え、彼らがダンジョンを封印してくれればそれで良しと思っている。 ただし万が一の事態も想定し、内心ではかなり不穏なことも考えている様子を見せている。 彼の望みは単純に「かつての故郷のような事を起こさないこと」であり、何かをひた隠しにしてきた西のエルフ達に対して恩人ではあるも猜疑心も持っている。 地上に帰還するも西のエルフ先見部隊「カナリア隊」が現れ、更には迂闊に姿を現した「狂乱の魔術師」と戦闘が勃発。 ダンジョンを再び故郷のように多大な犠牲の上にエルフの手によって封殺されそうになり、仕方なく隊長ミスルンを人質に取った。 しかし狂乱の魔術師が魔物化したファリンを召喚し、迷宮地下に逃れる為に足場を破壊したことで一緒に崩落に巻き込まれてしまう。 迷宮地下でカナリア隊に仲間を人質に脅され、ミスルンの世話係をしながら、彼の秘密と西のエルフがひた隠しにしてきた『迷宮の真実』を知った。 【カブルーの仲間】 リンシャ(リン) 黒髪の女魔術師。東方のトールマン。カブルーとは良い仲…になりそうでならない。主に雷撃系の攻撃魔法を得意としている。 24歳でフルネームは『リンシャ・ファナ』、東方の出だがシュローとは違う「島」出身らしい。 育った環境のせいなのか常に苛立った顔をしているが、嬉しい時ほど笑みを我慢して顔が険しくなるという難儀な子。 カブルーから「パーティを一撃で消し炭に出来る」と称されるほど強力な魔術を使える。 しかし詠唱が長いせいかその威力が日の目を見ることはあまりなく、大体がしてやられて全滅したところを第三者に発見されている。 ただ発動さえすれば威力は本物で、レッドドラゴンと融合したキメラファリンを一撃でダウンさせるほどの電撃を放つ。 自分達の失態で失ったお宝(宝虫だった)や食糧(ライオスが無駄にしないよう拾った麦)を奪った犯人を恨んでいた。 ちなみにエルフが大の苦手。これは魔術師の両親が私刑で殺され、西のエルフに保護されたがヒト扱いすらして貰えなかったせい。 カブルーともこの頃からの幼馴染らしい描写がある。 ダイア 片刃斧が武器のドワーフ族の女戦士。常に前髪で目が隠れている。ナマリの父親について文句を言っていた。 フルネームは『サデナのダイアモンド』で58歳のお嬢様、歳の近いホルムとよく一緒にいる事が多い。 戦士だが戦闘経験が浅いのか、センシやナマリと比較して精彩を欠く場面が多い。豪快な斧さばきが特徴。 実は東方の迷宮の守人一族の出身で、「自分たちが守っているもの」を知るため一族を捨て冒険者となった。 また実は裏島主のドワーフはダイアの従兄弟叔父(親の従弟)にあたり、同族の婚約者がいる。 カブルーに関わりながら惹かれなかった数少ない女性で、むしろその人たらしぶりに懸念を抱いている。 ホルム 眠たそうな目をしたノームの青年。召喚士のようだが様々な魔法や蘇生術も使えるなど、隠れた実力者。 フルネームは『ホルム・クラノム』で76歳。垂れ目でおっとりとした雰囲気の見た通り、実際性格も穏やか。 水の精霊(ウンディーネ)「マリリエ」や地の精霊(ノーム)「エシエ」を操る。 他にも風の精霊(シルフ)の「クラリエ」、火の精霊(サラマンダー)の「カツィエ」がおり、長い期間を掛けて自身の体液で育てた。 それ故に愛情も一際強く、マリリエが消滅した際は号泣していた。一度に複数の事が同時に起こると固まる癖がある。 ちなみに姉がおりカブルーに惚れている節がある為、その辺については珍しく激しく感情的な拒否反応を示している。 ミックベル(ミック) ハーフフットの青年。チルチャックをおっさん扱いしている。クロの飼い主(?)。 フルネームは『ミックベル・トマズ』。中性的な風貌だが『冒険者バイブル』によると男性で一人称はボク。22歳らしい…トールマンで言えばアラサー? スラムの底辺で生まれ育ち、他人種に媚びたり騙すことに躊躇いがない。冒険者になる前は窃盗や詐欺を働いていた。 クロをタダ同然で働かせているが薄情ではなく、クロが魔物ファリンに潰された際は危険を顧みず飛び出そうとした。 ホルムから「薄給でこき使っているのではないか」という疑念を持たれており、カブルーがクロと母国語で話すのを阻止している。 これは何か入れ知恵をされて自分が見捨てられるのではと恐怖しているためで、本当はクロの事を家族同然に想っている。 クロ 黒柴犬っぽいコボルト。ミックに餌付けされている。取り分は多分ピンハネされているが、仲良くやっている。 本名はヨダン。片言でしゃべるため知性が低く見えるが、実は共通語の発音が苦手なだけで、実際は非常に理知的で義理堅い性格。 母国語(コボルト語)が分かるカブルーからはそれなりに信頼されており、またミックに隠れてカブルーから共通語を教わっている。 奴隷商に捕らわれていたのをまだ少年だったミックベルに結果的に助けられて以来、彼に雇われているが、これは彼自身の意思から。 ちなみに脱出の際に正気を失っていたのか、奴隷商を嚙み殺している。普段の武器はショートソード。 年齢は18歳で、コボルトの成人年齢が13歳(平均寿命55歳)と考えると、こちらも大体アラサーぐらいか。 彼自身は共通語をマスターしてミックと共に暮らしていきたいと思っているが、その思いはまだ通じていない。 ミックベルのことをまだ子供だと思い込んでおり、自分と会うまで天涯孤独だった彼の支えでありたいと思い行動している。 臭いに敏感でイヅツミの正体をおぼろげながら看破しており、カブルーにもその旨を伝えていた。 カブルーが掛け値なしに気に掛け友情を育んでいる稀有な存在。 □その他のパーティー□ ◆ドニのパーティー トールマンの戦士であるドニと、泣き虫のエルフ魔導士のフィオニル。迷宮に挑戦し始めてまだ三ヵ月の新米パーティー。 塩漬け豚を炙って食べてた際には6人パーティーだったので、恐らく他の4名は死んで行方不明と思われる。 屈強そうなドワーフ♂、後ろ姿でよく分からないがエルフとハーフフットらしき二人、あと足だけ見えてる謎の人物。 …もっとも二階層でほぼ全滅しているので全員弱い。 ドニ(CV 野上翔) 軽装鎧と兜を装備したトールマンの戦士。弱い。18歳で農家の出身、武器はショートソード。 コカトリスに襲われて、毒で瀕死になっていたところをライオス達に助けられた。 センシのアドバイスを受けて冒険を続けたが、結局人食い植物に捕まって全滅した模様。 後に迷宮の混乱の際に久しぶりに姿を見せ、恩人ライオスの事を善人だと力説した。 フィオニル(CV 森田涼香) 北中央大陸出身の泣き虫エルフ。弱い。62歳。カブルー達と面識がある。 パーティーを組むために島の冒険者に手当たり次第に声を掛けていたドニに、エルフと知らずスカウトされた。 熱魔法で塩漬け豚を炙っていた。耳がマルシル同様、普通のエルフより尖っていない。 ライオス達に助けられた後もドニと共に冒険していたが、ドニは人食い植物に捕まってしまった。 実はその正体は西方エルフのスパイのハーフエルフ。黄金郷の迷宮について調査する…はずだった。 しかしドニのパーティーに入って肝心の調査は全滅で途絶、調査報告が上がらなかった事でカナリア隊を呼び寄せてしまう。 ◆弱小初心者パーティー 第1話に出てきた歩き茸一匹に全滅させられかけていた名前もない弱小パーティー。 尚、その歩き茸はマルシルが杖で一発で倒せる程度のザコ。 ■ダンジョン内の人物■ ◆シスル/狂乱の魔術師 CV 小林ゆう 黄金郷を迷宮にした張本人、狂乱の魔術師と呼ばれるエルフ。ダークエルフとも。 外見は褐色の肌に薄金色の髪の小柄なエルフで性別は一見女性にも見える中性的な美少年。 初めて登場したのは「動く絵画」の中で、うろついていたライオスに気付き激しく敵意を向けて攻撃して追い出した。 レッドドラゴン討伐後にライオスの事に気付いており、ライオス達を「盗賊」・「簒奪者」と罵って憎んでいる。 古代魔術を使用してライオス達を一蹴、人間として蘇生したファリンの中の炎竜を操りキメラに変えてデルガル王の探索をさせている。 デルガルの父王に道化として雇われ、デルガルとは兄弟のように育ち、王位に就いたデルガルの薦めで魔術を学んだ。 才能を発揮しはじめたはいいが黒魔術に傾倒したあげく、目の前で先王が暗殺された事で王国に「不死の呪い」を施した。 基本的に己の感情のみで行動しており、一切の話も聞く気もなくデルガルが死んだ事も知らないまま探し続けている。 迷宮への侵入者が増えた事で浅層まで様子を見にきたせいで、西のエルフのカナリア隊に発見されてしまう。 その際ミスルンにデルガルの死を教えられるも、信じようとせず逃れる為に魔獣と化したファリンと共に床を崩落させ、迷宮地下深くへと逃れた。 彼が黄金郷を創り上げたのには、1000年前の戦争が発端だった。 かつてデルガルの父王が毒殺された場面に居合わせており、シスルはデルガルと黄金の国を守ることに強く執着するようになる。 しかし当時デルガルの国は不幸のどん底にあり、天災に見舞われ民は飢餓に喘ぎ、その隙をついてきた敵軍隊には囲まれていた。 更にデルガルの息子エオディオは病にかかっていたが、敵に囲まれているため医者を呼ぶこともできない。 追い詰められたデルガルは、シスルに「このままでは国が滅ぶ、助けて欲しい」と懇願するが、彼にはそこまでの魔力はなかった。 そこでシスルは古代魔術により魔力を無限に引き出せる『迷宮の主』になればみんなを救えると考える。 実は国の地下に古代迷宮が存在しており、かねてより長い間色々調べまわっていたらしく、力の根源たる『魔導書』を発見。 魔導書を手に願うとシスルは迷宮の主となり、地下迷宮を操って広げ国民を避難させると、魔物を召喚して敵の軍隊を殲滅した。 そして死んでしまった民を生き返らせるが、民衆はあまりにも強大な力のシスルを前に恐怖を覚える。 しかしデルガルの「お前がみんなを守ってくれた」という一言で何とか持ち直し、シスルは自分が皆を守るという使命感に燃える。 魔物を増やし、地下迷宮を広げ、エオディオの病も回復し、ゴーレムを作り仮初めの空と土を再現し、まるで楽園のような世界を築いていった。 そしてエオディオが成人して子供を持ち、孫ができ祖父となったデルガルは子供達にも外の世界を見せたい、そろそろ外の世界に出たいと考える。 だがシスルは外に出れば迷宮の魔力が使えなくなる為、みんなを守れなくなると反対した。 更に迷宮の魔力で回復させ生かしているエオディオは、迷宮から出れば死んでしまうと口を滑らせる。 それを聞いたエオディオはシスルを『神を気取っている支配者』と責め立て、勝手に迷宮から出ようとした。 しかしシスルはエオディオの肉体と魂を分離させてしまい、誰の言う事にも耳を貸さなくなっていく。 翼獅子の忠告も無視するようになり、自分に異議を唱える翼獅子を二つの本に分けてしまう。 そして国民全てを不老不死にし黄金郷の中に閉じ込め、デルガル達を身体だけ不死の眠りにつかせ自分の家に置いた。 だがデルガルは隙を見て魂だけでエオディオの身体を借り、決死の覚悟で地上に出て行って黄金郷の存在を話し、塵になって消えた。 ◆ゾン族長 CV 後藤光祐 人間やエルフを憎悪しており、他種族に対する略奪行為を生業しているオーク達の族長。こう見えてまだ21歳である。 もっともオークは14歳で成人なので、25~6歳ぐらいか。妻子持ちで妻は複数いる模様。好物はバロメッツ。 オークの中ではかなり精悍な顔つきで恐ろしいが整っており割りとイケメン。 センシがゴーレムで栽培した野菜を買ってくれるお得意様であり、センシとはゾンが子供の頃からの顔なじみである。 最初は地下3階の取引所の酒場を襲撃し、そこにいる冒険者や店の者を皆殺しにして物資を奪っているところでライオス達と遭遇。 センシが取り引きする為に持ってきた野菜も奪おうとしたが、そこで顔見知りである事に気付いてもらえて事無きを得た。 ちなみに息子の名はバハイ。両親はミン、ガグ(故人)というらしい。ドン、バンという兄(or姉)もいた(過去形)模様。(豆本「生活の記録」より) ◆リド(ゾン族長の妹) CV 村瀬迪与 雌のオーク。名前はハルタの特別付録の豆本から。地下5階の集落のオーク一団を総べている。 ライオス達は侵入者と見做され危うく殺されかけたが、一行にセンシがいたことで難を逃れている。 兄との因縁を知ったことと、ライオスたちがレッドドラゴンを倒したことから、ライオス一行を手助けしてくれた。 治療法は口に含んだ怪しい秘薬をディープキスで口移しするという凄まじいもの。 なお、兄から「炎竜を殺せば狂乱の魔術師に襲われる」と教えてもらっていたので避けて生活していた。 勇敢で義に厚く、チルチャックが仲間に嘘を吐いて騙してでも地上に戻ろうとしていると知ると凶悪な顔で苛立ちを見せた。(*7) 設定資料から14歳と判明。ほれ14歳の少女のディープキスだぞ、喜べ。 もっともオークは14歳で成人なので、トールマンでいう16歳と同じぐらいと思われる。兄同様、目鼻立ちは整っていて結構可愛い。 ◆黄金郷の住人 デルガル王の孫ヤアドを始めとした王国の住人。狂乱の魔術師ことシスルの呪いによって不老不死となって閉じ込められている。 黄金城の『城外』に位置する厳重な結界が張られた異空間に住んでおり、そこはかつての王国の姿をそのまま残されている。 地下ダンジョン内のはずなのに空があり昼夜もあり、農耕や牧畜も営んでいるが、不老不死の呪いのせいで空腹も感じず死にもしないので不要。 これらは悠久の時を閉じ込められた彼らが、自我を失い狂わない為に「人間らしい行為」を行っているだけである。 そのためか料理には味がなく、作った物もオークなどのダンジョンに住む亜人にあげていたりする。 なお、耐えられずに村から出ようとすると呪いが中途半端に解け、悪霊となって迷宮を彷徨う事となる。 迷宮に出る悪霊の正体も彼らであり、浅層で出現する者はすでに自我がないものの、深層に出現する者はまだ理性を残している者も多い。 また『村』は基本的に外界からは全く見えず分からない為、結界を越えて村の中に入るには彼ら(迷宮内の霊)の手引きが必要である。 村にはほとんどが若者しかいないが、これは迷宮で生まれた者達だから、外の世界への渇望があまりないため。 逆に迷宮の外の世界の事を知っている者達は耐えかねて村から出て行ってしまい、亡霊やグールとなって迷宮を彷徨っている。 ◆翼獅子 黄金の国の守護獣といわれ未来を予言する能力を持ち、「狂乱の魔術師を打ち倒す者」の出現も予言した。 現在は狂乱の魔術師によって迷宮の最深部に囚われているが、夢を介して今なお黄金郷の住人たちを導く。 サキュバスの罠に陥り気絶したライオスの夢の中に現れ、彼に迷宮の主となったビジョンを見せたが……? 今は本に封印された上に二冊に分けられ、一冊(半身)をシスルが持って力だけ引き出されている。 その正体は? ミスルンの語った話の通り、その正体は古代人を滅ぼした『悪魔』。 「あらゆる願いを叶え、代わりに願った者の欲望を食する」ことが彼の能力であり趣味であり存在意義、つまり彼という人物を構成する全てであり、より美味しい『欲望』を味わうためにシスルをはじめとする様々な人間の願いを叶え続けていた。 古代人を滅ぼしたという伝承にも語弊があり、人の願いを見境なく叶えた結果「この世界を滅ぼしてくれ」という願いを実現してしまった為。つまり半分くらいは自業自得のようなもので、翼獅子自身もこの件は深く悔やんでいる。 翼獅子自身は基本的に人類に対して好意的かつ友好的。加えて無限の力そのものであるため、彼に願えばどんな願いでもコスト無しに叶えてもらえる。 が、願う度に欲求心を少しずつ削られる為、関わった人間は自制心を失い破滅するか、「生き甲斐」を含めたすべての欲望を食い尽くされてミスルンのような廃人にされるかのどちらか。 このことから、ミスルンやシスル等、直接関わりを持った人間からは存在そのものを危険視されている。 作中ではシスルが油断した隙を突いて彼の「抵抗欲」を喰らい、次いで千年に渡って熟成されたシスルの欲望=彼の生き甲斐を取り出し、彼の前でこれ見よがしに食って見せた。欲望を喰い尽くされたシスルは辛うじて生命活動をしているだけの、目を開き眠りすらしていない状態で動かなくなった。 また「一気に食べちゃうと勿体ないから一口だけ残そうと思ってたのに!」という発言もしており、ミスルンが悪魔に復讐心だけを残された理由も何となく察せられる。 ライオスがカナリア隊に捕まっていたので、マルシルを新たな迷宮の主として契約し動き始めた。 ちなみに契約後の姿は獅子の頭にマルシルを軽く小脇に抱えられるほどの巨躯の人体と複数の翼になっている。 本作における悪魔とは『具象化された異次元にある無限エネルギーに指向性(人格)が根付いた存在』であり、翼獅子も異次元を介してミスルンやウタヤの事情を思い出している。 叶える願いの大きさ次第で力を増す為、マルシルの全種族を巻き込む壮大な願いにより力を増し、その影響は地上の各国まで及んでいく。 現在の最終的な目標は地上に出ること、そして地上で人の欲望を永遠に食べ続けることである。 ■島外の人物■ ◆カナリア隊 西の国のエルフ達。ダンジョン調査を目的とした特殊部隊で、半数以上が古代魔術(黒魔術)に精通した罪人で構成されている。 罪人二人に対し看守一人の割合で構成され、その看守は貴族の子息で構成されている。 戦闘能力は非常に高く、その辺の冒険者や用心棒などが束になって掛かっても軽く返り討ちにされるほど。 また共通した特徴としてパッタドル以外、耳が一部欠けているが、これは罪人の印である。 隊長がシスルが逃げる為に穿った穴に落ちた際は、パッタドル以外は焦る様子も見せなかった。 ◆ミスルン カナリア隊の隊長。本名は『ケレンシル家のミスルン』。185歳。 小柄で華奢だが、これでも立派な男性。容姿端麗だが過去の事件で右目を失っており義眼。また、両耳も先端から三分の一がない。 チェンジリングでトールマンになると、かなり凛々しく屈強な傷だらけの30代ぐらいの男性になる。(実際エルフ時も傷だらけ) 貴族階級出身であり、兄の代わりにカナリア隊の看守に入った。入隊当時はまさに完璧な青年で誰からも好かれていたのがうかがえる。 実は当時の彼は周囲の人間全てを見下しており、全てにおいて劣る兄こそが不義の子だと思い込んでいた。 しかし本当はミスルンが不義の子であり、全てにおいて劣っているはずなのに跡取りに選ばれた兄への嫉妬から来る心の闇を抱え始める。 転移魔法を得意とするが方向音痴で、触れたものを片っ端から転送していしのなかにいるにする。 他にも位置交換魔法を応用し、敵の肉体と物体を置き換えて防御を無視して損壊させたり、手頃な物が無ければ人間で代用する。 基本的には手段を選ばないかなりエグい戦い方をするうえ、目先の敵を倒せればそれでいいとばかりに後先考えない“入れ替え”を多用するので、気を付けていないと味方も巻き込まれる。 その正体は『元・迷宮の主』。 40年前に他の遺跡にあった、見た者の欲望を映す魔法の鏡に魅入られた事で、そこを悪魔につけこまれて「カナリア隊に入隊しなかった人生」を夢見た。 最初は何不自由ない生活だったが、次第に迷宮の侵入者の対応に追われ、一人、また一人と仲間も失っていき気力も削がれていく。 そして成長を遂げた悪魔により、あらゆる『欲望』を吸い取られきって「生きる欲求」すら失い死ぬところだった。(右目と耳はこの際に失った)(*8) しかし「悪魔への復讐心」のみが欲望として残った為、救助にきた後発のカナリア隊に見込まれ、ただひたすら悪魔を追って迷宮に潜るカナリア隊の特攻隊長となる。 身長は155cm前後で瞳が「黒」(*9)、名前は愛用のミスリル帷子由来?言葉に訛りがないことから「中央の出身」とまで読んでいる。 「欲」を全て奪われている為、食欲もなければ睡眠欲も排泄欲もない。この為、エルフでは考えられないほどタフに動き続けられる。 しかし「欲=肉体の信号」がないだけであり、体力が切れれば突然倒れるし、自発的に食事をしないので衰弱し、排泄を促さないと漏れ出すまでトイレにも行かない。 そのため専属の世話役がいないと最悪無自覚のまま自滅してしまう危険性がある。 パッタドル 前髪を切りそろえた鼻が特徴的な女性。結界術を使う。やや弱気で仲間からもいじられたりしているが看守。 本名、ヴァリ家のパッタドル。82歳(17歳ぐらい?)とまだ若い箱入り娘。貴族の令嬢で、カナリア隊員の看守としては最年少かつ今回が初任務。 真面目だが感情的になりやすい性格で自分が危ない任務に就かされた事に最初は嘆いていたが、ポジティブシンキングで自信を取り戻す。 その際にミスルンを「優秀な方」と再評価しており、深い敬意を抱くようになった。失礼なシスヒスを敵視している。 やや頼りないが敵の攻撃のみを防ぎ味方の出入りが自由という高度な結界術を操る。ちなみにハーフエルフを見た事がない。 シスヒス 顔に紋様のある長身褐色肌の女性。副隊長的にミスルンを補佐するが、罪人。恐らくは彼の世話役。催眠魔法が得意らしい。 本名シスヒス・オフリ。過去に殺人教唆や詐欺など様々な犯罪を犯しており嗜虐的な物言いを好む。149歳で幻覚魔法の使い手。 非常に冷酷で残忍な性格で鈴の音で人を惑わせる幻覚術を得意とし、その能力を買われミスルンの世話役を任された。 最初はミスルンを自身の幻覚魔法で意のままに操っていると思いこんでおり、彼の世話も面倒臭がっていた。 しかし彼にパッタドルへ報復させようとした際に魔法をあっさりと跳ね退けられ、それ以降は彼を見直し敬意を表している。 ダークエルフだからなのか、家名ではなく苗字を持っている。(ハーフのマルシルも苗字だが…?) オッタ 短髪で小柄な性別不詳のエルフ。罪人。詠唱せずに触れただけで地形を自由に操作する魔法を使う。 『冒険者バイブル』で女性と明記されているが、男性的な振る舞いを好むためエルフからも性別を間違われがち。しかもレズなので猶更わかりにくい。 137歳で両腕に入れ墨があり(恐らくこれが魔法陣)、罪状は古代魔術道具の売買及び人身売買(ハーフフットの女性をか?)。 過去ハーフフットの若い女性ばかりを自らの恋人にしており、リシオンからは三十歳を超えると恋人関係を解消して捨てる、と揶揄されている。 本人は真剣に恋愛とし、三十歳で別れることに対し「色々な事情で結果的に~」と語っていたが、実際オッタ側に問題があったのか等詳細は不明。 カナリア隊の中では比較的常識人であり、カブルーの事も憶えていて気に掛けていた。 リシオン 長髪で上半身裸の男エルフ。罪人。眠そうな目でテンションが低い。自身を獣人化する魔法を使う。 見た目は美女を思わせる美男子だが、自身の本来の容姿が嫌いで、古代魔術である「人工獣人」を作る術師を探し出し現在の体を得た。 肉体を変異させて狼系獣人のような姿になる術を使うが、元の姿に戻ることは出来る。フレキと仲がいい。性格は自由気ままで柔軟性が高い。 変異後はその肉体の美しさを見せつける為にわざわざコロッセオで闘士として戦うなど、ちょっとナルシスト。 肌のあちこちに文様のような入れ墨が描かれているが、恐らくこれが獣人化魔法の魔法陣と思われる。126歳と罪人で一番若い。 フレキ 癖毛の女性エルフ。罪人。黒鳥型の使い魔を使役する。性格は荒っぽく仲間をいじったり気安い。隊長相手でもバカにする。 『冒険者バイブル』で女性と明記されているが、九井諒子ラクガキ本「Daydream Hour Extra」の「04 カナリア隊の基本装備」ではトップレス姿を見せた。 130歳の胸はペッタンコで普段の胸のふくらみはただの胸当て。実は薬物中毒者であり、いつも陽気に笑っているのも多分そのせい。 使い魔は途中に空間が歪んだ箇所もあるダンジョンを突破し、わずか一週間で確実にミスルン達のところへ辿り着けるほど優秀。 鷹匠の餌掛け(手袋)のような道具で使い魔を使役している。妙にまつ毛が長い。 フラメラ 真っ黒(?)な肌色をしたエルフの女性で、待機部隊を指揮する副隊長。引退したミルシリルの後任として抜擢された。 年齢は170歳、割りと小柄だが体格はがっしり。性格は粗野粗暴で他種族を見下しており、短気なのか常にイライラしている。 主に多数の剣を召喚して操る魔法を駆使する。自身もゴーレム相手にコブラツイストやヘッドロックするなど武闘派。 ちなみに西のエルフの女王ヘイメアとは遠い血縁関係にあたり、黒曜石の肌、銀の毛、赤い瞳は「真の王族の証」とされている。 双子の姉がいたが上述の特色を持っていたため、姉はすぐ女王の養子として連れて行かれてそのまま原因不明で死亡。 次は自身がその標的になると察し、カナリア隊に入隊したという経緯を持つ。孤児になったリンシャを隊に連れ帰った。 エリケ、ミーシル フラメラの直下隊員。エリケは古代魔術の知識の売買によって捕まり収監された褐色肌の女性エルフ。 その後刑期を終えるもカナリア隊の看守側が人手不足だったのでスカウトされて入隊、フラメラの相棒となる。 ミーシルはエリケ担当の囚人。古代魔術に関する知識の伝聞および詐欺で捕まった。前髪ぱっつん。 大した悪さもしておらず戦闘力も実戦経験もほとんどない木っ端だが、隊員不足だったのでカナリア隊に採用された。 ◇他のカナリア隊 ◆ミルシリル 字名は「陰気なミルシリル」、本名はトール家のミルシリル。由緒正しい軍人一家の生まれで貴族で189歳。好物は子供の体臭。 カナリア隊の副隊長をしていた女性で、かつてミスルンに「隊随一の剣客」とまで言わしめた程の剣士でもある。 40年前に「迷宮の主」となり死に掛けたミスルンを発見し、もう長くないであろう事から介錯をしてやろうとした。 しかしそんな状態でさえ尽きなかった彼の「悪魔への復讐心」だけの妄執に賭け、彼を助けた。 後にウタヤで保護したカブルーの育ての親となる。こう見えてかなりの武闘派で、カブルーもその強さを見て師事を願ったほど。 貴族であり剣術に長けるほか、有事にはいつも連れ歩いているぬいぐるみを魔法で操り、サポートさせる。ぬいぐるみとの同時攻撃はまるでファンネル。 仕事であれば基本的に陰鬱とした表情で伏し目がち、冷静かつ冷酷な判断を下すが、プライベートでは甲斐甲斐しく優しい性格。他人種の子供を拾って世話するのが趣味。 親としては「猫可愛がり」という言葉が浮かぶ過保護な溺愛っぷりで、エルフの時間感覚を思えば「ずっとここにいればいい」と恐らく本当に一生涯面倒を見る勢い。 また望めばエルフの文化や言語、戦闘技術等を惜しみなく、自分の労力もいとわず伝授してくれたりしている。 辛い目にあってほしくない気持ちは本心で愛情は間違いなくあるだろう。 ……同族かつ、あまり他種族への偏見を持たないほうのオッタには「(短命種の寿命や精神年齢を考慮せず)愛玩動物として見ているだけ」と言われているが、難しいところである。 『迷宮』の恐ろしさを熟知しており、それ故他の全ては与えてもカブルーが冒険者になる事だけは反対していた。歴戦によるものか、両腕には無数の傷跡がある。 カブルーを諦めさせる為に(そして恐らく迷宮でも生き残れる程度にする為に)、彼に地獄の特訓を架していた。カブルーが対人戦に異常に強いのはこのため。 普段から罪人のヘルキ(♂エルフ)を従えており、ヘルキは保護された後のカブルーの訓練相手も務めている。 自立心の高い少年にとっての過保護、曰く「本当に死ぬかと思った」苛烈な訓練を経て巣立って(?)いるが、 エルフに捕まっても彼女が口を利いてくれる前提でいたことや、ダダ甘っぷりに思うところはあっても嫌ってはなさそうな様子。 ちなみに人形を使うのは幼少からコミュ障で上手く喋れず馬鹿にされ、人形を使い魔にして友達としていた為。 カナリア隊は絶対の権威者である女王からの要請で動く部隊であり、危険性等はさておいて公には非常に名誉な役職。 曲がりなりにも勇名を馳せたその正隊員に“陰気”な、などとあだ名するあたり、彼女の同族内での印象がなんとなく窺える。 本人もエルフの同族を嫌っており、現在はウタヤの件で嫌気がさし隊を引退、西方の山奥に引き籠り隠遁生活をしている。 ……が、たまに連絡も無しにカブルーに会いに来る。家主にはヤバそうなメンヘラ彼女と思われていた 当時の他のメンバーは 俊足のフンギル(罪人) 千里眼のコヨーテ(浅黒肌、罪人) ミケパスの息子オパ(罪人) 早耳のシータ(ショートで浅黒肌の看守) 美声のユギン(罪人) 双子のパーサとポーサ(どちらか不明) スノー(浅黒肌、どちらか不明) へルキ(罪人、ミルシリルの助手) ニルス(浅黒肌、罪人) (※ミスルンを発見したミルシリルとヘルキ以外の生死は不明。大半の隊員は迷宮に喰われたらしい。) ◆ヘルキ 元囚人でカナリア隊に所属し、ミルシリルの助手を務めているエルフの男性。 ミスルンや他の者の回想、書下ろしなどにも登場するなど出番は多いが、冒険者バイブル完全版でさえ詳細が語られていない。 ウタヤでの報労により刑務からは赦免され、ミルシリルに身元を引き受けられる形で既にカナリア隊を脱退している。 バックグラウンド情報が一切ない一方で、回想などでは彼の人柄が確認できる。 保護(というか押収)されたリンがエルフ達に動物扱いされ、踊れだの歌えだの命令されている中で「ケーキ食え」と唯一彼女をヒト扱いしていた。 更に仲間達がみんな飽きて放り出した後も彼女を観察、弱っていっている事を心配してミルシリルに相談している。 ミルシリルがミスルンの世話役を任せたり、エルフ嫌いの彼女が身請けをしている辺り、人の良さが見て取れると言える。 一方でリンにケーキを差し出した際も返り血を浴び血だらけの手で直にケーキを鷲掴み、ガンギマリの目で差し出しているなど微妙にヤバさが漂う。 使う魔術や戦闘力は不明だが、傷だらけになったり返り血を浴びたりしている辺り、リシオンのような前衛職能力なのだろうか。 ◆エルフの女王 ヘイメア 第82話にちょっとだけ登場した西のエルフの国の女王。フラメラ同様真っ黒(?)な肌色をしている。 大量の鳥類を使役しているような描写があるが詳細は不明。 ~魔物とダンジョン飯~ この作品最大の特徴。 「ダンジョンの魔物を狩って調理し食べる」という他のファンタジー作品ではあまり見られない狂気の斬新なシーンを見る事が出来る。 地味に美味そうなのが何とも言えない。 よく見るとかなり無理やりなものも中にはあるが、そこはご愛敬。 詳しくは個別項目を参照。 大サソリと歩き茸の水炊き 人食い植物のタルト ローストバジリスク マンドレイクとバジリスクのオムレツ マンドレイクのかき揚げと大蝙蝠天 動く鎧のフルコース ゴーレム畑の新鮮野菜ランチ 盗れたて野菜と鶏のキャベツ煮 略奪パンとご一緒に 天然?おいしい 宝虫のおやつ♪ 特製♪ 無国籍風聖水 厄除け祈願! 除霊ソルベ 茹でミミック ジャイアントクラーケンについてたジャイアント寄生虫の蒲焼き&白焼き 水棲馬の焼き肉 テンタクルスの酢和え ウンディーネで煮込んだテンタクルスと水棲馬のシチュー テンタクルスのニョッキ レッツ炎竜にカツレツ 炎竜のディナー(ローストレッドドラゴン、ドラゴンテールスープ、タマネギのピザパン) ドラゴンボンレスハム ジャック・オー・ランタンのポタージュとドライアドのチーズかけ蕾ソテー コカトリスのアイスバイン風とドライアドの蕾のザワークラウト風 コカトリスの石焼き親子あんかけ ハーピーの卵で作った卵焼き スイートドライアド 墓地でとった茸とオークからもらったチーズリゾット 夢魔の酒蒸し アイスゴーレム茶碗蒸しとアイスゴーレムに入ってた魚に熱を通したやつ バロメッツのバロット(あるいはバロメッツチョップ) 魂のエッグベネディクト スカイフィッシュアンドチップス グリフィンのスープ・ヒポグリフのスープ ヒポグリフの水餃子 ダンプリングをフェアリーリングでチェンジリング ハンバーグのチェンジリングソースがけ サキュバスホットミルク サキュバスとバイコーンの脳ドリア 追記・修正は魔物を食べたいと思った方がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 10巻も楽しいが冒険者バイブルがフィクションの中のあるあるを感じられてとてもステキ -- 名無しさん (2021-02-14 16 47 41) 10巻はそれまでの立場が逆転する状況もあって、かなりエグい展開多めだった… -- 名無しさん (2021-02-16 00 53 54) そろそろ10巻とワールドガイドの内容を追記してもいいよね。でも各パーティーのキャラ紹介は一行で納まるようなものじゃないから、折り畳み式でメインキャラ同様の紹介方式にした方がいいだろう。 -- 名無しさん (2021-03-17 13 33 20) カブルーと翼獅子の関係が気になる。ガイドブックの部屋の絵でわざわざ文章で入ってるし、魔法の鏡の絵でもこれ見よがしに写ってるし -- 名無しさん (2021-03-28 12 05 56) 2年前にアニメ映像使った宣伝CM流れてなかった?あれでアニメ化決定したんかと勘違いした人が多かったな -- 名無しさん (2021-03-29 21 01 20) ↑完結したらアニメ化発表してもおかしくない。NHKとかで -- 名無しさん (2021-03-31 22 03 58) 獣人ワナビとかいう煽り文句www -- 名無しさん (2021-09-15 00 38 11) コミックス12巻はまだかしら…… -- 名無しさん (2022-05-10 08 01 01) 12巻、8月10日発売決定ッ! -- 名無しさん (2022-06-27 18 37 57) トリガー製作は嬉しいのだが、見た目よりも圧倒的に中身の詰まってる漫画だからなぁ…。アニメ化の魅力が薄いとは言わないが、漫画で100楽しめる漫画だと思うのよね。 -- 名無しさん (2022-08-10 16 28 22) そうかな、食べ物の描写次第だと思うよ -- 名無しさん (2022-08-10 16 31 05) 現実と同じで独白や内面描写や言動の理由を一々明らかにしない上、それが伏線として矛盾無く機能してる。 ゆるいのに緻密で好き。 -- 名無しさん (2022-09-01 17 51 15) あと女性陣可愛すぎ。 サキュバスの化けたマルシルの表情に興奮した。・・・ギガヘプタヘッドじゃない方な! -- 名無しさん (2022-09-01 17 55 47) ダークエルフに関しては作者のブログに設定が乗ってたよ、この項目にシスルがダークエルフとか書かれてるけど多分間違い、シスルは単に黒い肌のエルフってだけだと思う -- 名無しさん (2023-08-16 03 28 15) 最後は一種の元気玉展開だったな。「オラに元気を分けてくれ」じゃなくて「オラの(妹の)肉を分けてやる」だったけど。 -- 名無しさん (2023-12-19 22 14 36) 若干の中だるみはあったけど、「食は生の特権」というテーマを初志貫徹したよなぁ -- 名無しさん (2024-01-06 08 52 12) ブレイバーンやマジアベーゼと合わせて24冬アニメは変態ばかりの中の筆頭と呼ばれているもよう -- 名無しさん (2024-01-30 09 12 56) 「対人戦は得意だが対魔物戦は苦手」というカブルーは明らかに冒険者より兵士向きなんだよな。逆に「人間への関心は薄いが魔物に対しては鋭い」というライオスは冒険者こそ天職。 -- 名無しさん (2024-02-16 21 47 41) ↑2 ストーカーロボ、ドS女子、魔物ヲタク…24年冬の主人公に録な奴がいねぇ! -- 名無しさん (2024-02-17 12 13 30) ライオスの自分でも気づいていないだろうマルシルへのほのかな憧憬めっちゃ良いわ。ライオスがマルシルと初めて会った時の描写から見るに一目惚れだったんだろうな。 -- 名無しさん (2024-03-25 11 46 26) 料理のカラースクリプトデザインのためにもみじ真魚氏を招いたと聞いて「ああ、トリガーさん本気だ」と思うた -- 名無しさん (2024-04-13 17 54 06) アニメから入ったけどメチャクチャ面白くて漫画も買いました。マルシル、センシ、フラメラ副長が好き。 -- 名無しさん (2024-04-13 18 39 34) これだけの緻密なアニメを作っている会社が昔はインフェルノコップみたいなトンデモカオスな紙芝居アニメを作ってたとはほとんどの人は信じられんだろうな -- 名無しさん (2024-04-13 18 46 11) ↑インフェルノ・コップは良かったのだが、ニンジャスレイヤーはなぁ・・・原作側があれで作れといったのかもしれんが。なお、本作の監督とは無関係 -- 名無しさん (2024-04-30 14 45 16) いよいよシェイプ・シフター回!はやくパーティーのあの楽しい混乱が観たい! -- 名無しさん (2024-04-30 16 17 29) どんなに美味しくても亜人は食べたくない。 -- 名無しさん (2024-05-19 19 08 04) イヌタデ、リド、ファリン第二形態と性癖を破壊されますねぇ -- 名無しさん (2024-05-30 02 19 31) コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2024-06-10 13 12 57) コメントをログ化しました -- (名無しさん) 2024-06-18 13 36 59 脳ミソは勘弁 -- (名無しさん) 2024-06-25 18 21 11 名前 コメント すべてのコメントを見る
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レーヴァテイル([Unison Lyrics by Players]) ここでは、[Unison Lyrics by Players]におけるレーヴァテイルを説明する。 概要 エクサピーコ宇宙/惑星アスガードに生息する人造生命体の種族。 とある惑星に実在する種族とは名称を同じくしながらも、その起源は似て異なる神秘を内包した存在。「レアの星天使」をベースにしているため、あやかって「神の御遣(みつかい)」「天使(エンジェリクス)」とも呼ばれる。 属するサーバー、機能の違いなどにより様々な種類があるが、これらの分類はレア・ルタニア、イガルダの二つのレイヤーによって大まかに振り分けることが可能である。よってここからはレイヤーごとのレーヴァテイルの特色について説明する。 レア・ルタニア 前提として、アスガードは神秘と魔法に満ちた惑星である。というのも、アスガードの成り立ちがD波とは異なる波動を物質波とする世界の住人が創り出した人工恒星レアの祝福によって、生命の芽吹くことを許された特殊な環境によるものだからである。 そのためアスガードにおける「惑星の意志」(ざっくばらんに言えば八百万の神)とは、元々アスガードに属する意志と、レアに属する意志の二つの区分が存在している。ここで云うレーヴァテイルとは、後者にまつわる神話・伝承よりインスピレーションを受けて創られた「謳う命」であった。 レア・ルタニアのレーヴァテイルは「天使(エンジェリクス)」と呼ばれている。彼ら彼女らは皆一様にして老いを知らず、初稼働の時点では6歳前後の子供、そこから年月を経ていくうちに10代後半~20代前半の容姿でストップし、以降その状態で維持がされる。 搭載された機能のひとつに光翼(こうよく)展開による飛行能力及びブースト機能があるが、この光翼とは地球(アース)で語られる天使と同様に枚数が定義づけられており、また翼の枚数がある一種のヒエラルキーの証明ともされている。 それになぞらえ、レーヴァテイルは以下のような三つの区分に分けることができる。 ϛ小月魄(スティグマしょうげっぱく) いわゆるエクリプタス。レーヴァテイルはすべて「月」の性質をサンプルデータとした「汎用クリスタル(*1)」と呼ぶべき魔石を核として鋳造されているのだが、ϛ小月魄は唯一「月」より直接砕かれたクリスタルの破片を核として創られたレーヴァテイルで、直接的には「月」の分身(アルターエゴ)、ひとで云うところの子供にあたる。 レア・ルタニア維持のために建造されたアジェックの管理者、レーヴァテイル・アドミニストレータの正式な分類名。その役職上クリスタルは体内に存在せず、アジェックの底に安置され厳重に守られている。 また創造に伴っていくらかの『拡張』を重ねていることもあり、エクリプタスの核は「月」には及ばないにせよ特大サイズである。(*2) 基本的にクリスタルが無事ならば永遠の命を生きると云ってもよく、少なくとも作中のエクリプタスは総じて5000年近い年月を変わらぬ姿で過ごし続けている。 なお「天使」ではあるものの、後述する下位のレーヴァテイルと比較してかなり重要度の高い権限を任せられていることから、その区別として「星の十二枝(じゅうにし)」ことエクリプタスと呼称されているケースが非常に多い。七賢としてもここは明確に線引きをしているようで、役職名の「管理者(アドミニストレータ)」で呼ぶのが普通。 ϛ小月魄は三対六翼の光翼を顕現することができる。特徴としてはパーソナルカラーが輪郭から光となって常に放出されている、黒き虹霓の翼である。 光翼は自在に出現させることが可能で、管理者の権限を行使する際にも補助装置として出す場合がある。補助の内訳は処理スピードの操作、必要なデータを自動演算して積み重ねる簡易ログなどを兼ねた優れもの。多機能であることに違いないが、光翼含めてそうであるのはϛ小月魄を置いて他にない。 元ネタは「アルトネリコ」シリーズにおけるレーヴァテイル・オリジン。 彼ら彼女らのパーソナリティ含むエクリプタスとしての詳細は、そちらの記事を参照とする。 Δ聖霊幹(デルタしょうれいかん) アジェック運営をより円滑に行うため、様々な役職が振り分けられ特化しているレーヴァテイル。後述するβ純血種と比べて能力が突出している反面、それ以外では融通が利かないピーキーな性能をしている。 インフラ整備、導力管理、エクリプタスの世話役などがあるが、世間でよく知れ渡っているものは「守護天使」と呼ばれる防衛特化の役職である。 どちらかというと「ひと」よりも「部品」の意識が強く、感情と思わしき動きは傍から見ると分かりづらいのが特徴。また、特に指定がなければ無性で鋳造される。 稼働年数は役職によって異なるが、短くても20年、長くて100年ほど。 二対四枚の光翼を展開することができる。顕現の有無は自由だが、四六時中役目に務めていることもあり、翼を仕舞ったΔ聖霊幹の目撃情報はかなりレア。 ϛ小月魄ほどの多機能は備えていないものの、飛行能力及びブースト機能は共通して強力に働くように調整されている。 また余談だが、とあるエクリプタスがΔ聖霊幹のステータスをイガルダにて「悪用」しており、その結果が「人間をレーヴァテイルに作り替える」技法によるϝ代替幹(後述)の発生に繋がっている。 元ネタは「アルトネリコ」シリーズのレーヴァテイルβ純血種、及びメンテナンスロイド。 β純血種(ベータじゅんけつしゅ) もっとも一般的なレーヴァテイル。一対二枚の黒き光翼を持つ、「神の御遣」の代表格。 彼らのみ翼に黒以外の輝きを帯びないため、もっぱら下位天使の代名詞として「黒羽(くろばね)」とも。 対オーゲルミーの淘汰意志として製造された一面もあり、多くは専用武装ディヴァインを所持している。その中でも特に高い戦闘力を誇る者には「告死天使」の名誉が与えられ、重宝される。 数こそ多い汎用版、それゆえにレア・ルタニアを護る使徒として機能する天使(エンジェリクス)。 稼働年数についてはΔ聖霊幹ほどでないにしろバラつきがあり、目安として設定されているのは150年ほど。とはいえ個人差があり、天使としての能力を酷使すれば寿命はこれ以上に削れるし、生命維持のための措置を使えばそれ以上生きることも可能。 とはいえ、大体のβ純血種は人類の平均寿命とほぼ同じ年数で一生を終えることが多いようだ。 レーヴァテイルの中では、言い方に語弊はあるものの「不安定」。 製造において身体のステータスこそ厳密に定まるものの、精神に対しては初期設定を行うのみで以降の成長チャートについては特に触れられない。つまり環境・境遇によって柔軟に個性が構築されやすく、一口にβ純血種といっても道具に徹する者、あるいは人間との交流を重んじる者、使命とは別に己が趣味を率先する者と様々。 数そのものは調整されて少なくとも全人類の総数の半分未満だが、そういった特性から管轄区によっては人間と同じ社会を生きることを義務とされた個体もいるし、逆に人類守護の盾として軍人さながらの教育を受ける個体もいる。 総じて所属するアジェック次第で如何様にも変化する分類だが、あえて共通項とするならば「レア・ルタニアとそこに住まう生命を愛し、守ろうとしている」意志があること。これはたとえ反社会的な人格を持とうが変わらない。 生まれ、戦い、そして墜ちるその日まで、彼ら彼女らは「月」とその子供たちの祈りに応えること、人類を護ることを諦めないでいる。(*3) 元ネタは名称通り、「アルトネリコ」シリーズのレーヴァテイルβ純血種。 及び「Dept.Heaven Episodes」シリーズのエピソードⅠ「Riviera ~約束の地リヴィエラ~」に登場した告死天使である。(但し、これに限らず世界観を再構築する上で全ての設定が反映されているわけではないことは留意) イガルダ 太古の時代、暗雲を裂いて光と共に降りてきた「塔」に属する天使たちの子孫──と、現代では伝えられている。 その内訳はレア・ルタニアより派遣されたレーヴァテイルβ純血種たちが、イガルダと呼称された大地で生き延びていた人間たちと関わり、交流し、家族を持ち、そうして文明を栄えていく中で誕生した人間と天使の混血種。 基本的には人間の中から生まれてくる種族という認識がされており、7歳の誕生日を迎えて「タトゥリスタ病」(*4)を発症した者は例外なくレーヴァテイルになる。遺伝的なものも強いのか、体内にあるレーヴァテイル質(物質的なものでなく、あくまでもポテンシャルに対して呼ぶもの)の濃度は個人差があり、たとえばレーヴァテイル同士の子供なら必然とレーヴァテイルになるし、高められたポテンシャルから優れた詩の才能を開花させる。両親がたとえ人間同士でも隔世遺伝という形でレーヴァテイルになる場合も少なくない。 一般的にヒュムノスと呼ばれる詩魔法を行使できるが、代償として一か月に一度「ダイキリティ」と呼ばれる延命剤を投与しなければならず、延命剤投与を怠ると徐々に衰弱し死亡してしまうリスクを抱えている。また、この投与は延命剤をインストールポイントに挿入する形で行われるが、投与時には苦痛を伴う他、レーヴァテイルにとっての弱点を曝さなければならない上に羞恥心をも伴う。 よって、仮にも他者に投与を委ねることは延命治療以外にも特別な意味を持つと一般的には教えられている。 + 補足:「アルトネリコ」のレーヴァテイルとの差異について エクサピーコ宇宙という同じくくりであるが、「惑星アルシエルのレーヴァテイル」と「惑星アスガードのレーヴァテイル」は明確に作りが異なる。 これはレーヴァテイル製造の上で、アスガード由来の波動Ph波が織り込まれているため。アルシエルにおいてβ純血種とはH波とD波(*5)の二種類の波動のみで構成されたレーヴァテイルだったが、アスガードのβ純血種はこの二種類にプラスしてPh波が入っているのである。 そして一番の特徴として個人のパーソナリティを組み込んだ「(H)Dセロファン」と、肉体を構成するための重要器官「中核三角環」を一緒くたにした要素としてクリスタルが存在しているため、結果的には子孫にあたる第三世代もまた仕様に差異が生じている。 地域ごとに扱いは異なるが、少なくともアンカルジアにおいてはレーヴァテイルは天使の末裔として大切にされており、ファンタジニア王国やブロンキア帝国などではそれが顕著。
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「庭」から考える〜共存と繁栄〜 物心ついたころからマンション生活をおくっている私にとって「庭」とは、祖母の家の庭のことである。6帖の茶室から縁側をはさんでつくばい(水がちろちろ流れる竹と石による桶みたいなもの)や敷石を置いた茶席用の庭。祖母は華道と茶道をたしなんでいた。その庭には季節ごとに小振りな花を咲かせる木があり、庭師が定期的に害虫駆除や木々の手入れのために訪れていた。つくばいには雀がたびたび水浴びをしにあらわれ、その雀をねらった野良猫もあらわれる。夏には蚊がすくい、水まきの度にあちこちを刺されまわったものである。 その祖母が亡くなり母が後を継いでから住居の建替えなどを行ったが庭はそのままのかたちで残した。未だに変わらぬ風景をそこにとどめ、茶道の稽古、とくに茶会のときには庭へ出て行事をおこなっている。 庭との生活は動植物との共存であり、手入れを怠ればたちまちに荒れ果ててしまう人工的な空間である。つまり、人間が造形する自然を利用した趣味の空間ともいえるだろう。美術館や城跡などの公共的観光的な場所には広い公園がほとんどといって良いほどに付随されている。その土地ごとの特色をそなえた木々が植えられ、ベンチにはあらゆる人々が休憩している。警備員がつねに在中している京都御所などでも、朝からマラソンをするひとや散歩をするひとなどがうようよと敷地内にいる。人間と人工美の自然、それは動物園や水族館とも似たような、歪められた環境であるともいえるかもしれない。 捕獲した動物を檻の中に閉じ込めて見せ物にしている動物園は可哀想だという意見がある。餌を与えてときには子づくりのためのパートナーまで斡旋してくれるからといっても、その動物本来の生活から隔離されているではないかと。私も子どもの頃からそんな風に感じていたし今でも可哀想だと思わないわけではない。けれども、容赦なく言ってしまえば捕獲された動物の個体の責任でもある。人間はなにも全世界のある種をすべて捕獲しているわけではない。これまでに食用や商売用としてハンティングされ絶滅した種もあるらしいし、実際絶滅の危機に瀕している種もいくつか聞いたことはある。不条理といえばそのとおりであるが、人間は自然と人工の美として庭をつくりあげてきたのと等しく、人間と動物が共存する場としての動物園を築いてきたのである。絵本やテレビに登場する動物の実物をみるために、子どもたちが動物園に行くことを誰が非難できようか。動物がどう思っているか、なにを感じているかは残念ながら理解できないが、餌の時間になったら興奮して、腹が満たされれば昼寝するといったようなまさしく飼いならされた生活をおくる動物たちの幸福感を全否定することもまた、勝手な解釈と思い込みである。飼育係の人間は動物がそこにいるから世話=労働をおこなうことで社会に参加し、希少価値のある動物は国家間において友好のシンボルとして贈られる。かわいい動物は多くの子どもたちの人気となり、それをシンボリックにキャラクター化したものが商品となり街の象徴となり観光客が増加して、結果的に大きな経済効果を生むことになる。そして施設はより良くなり動物たちはもしかすると過ごしやすくなり、、、という風に、人間と自然が共存するのが庭であるならば、人間と動物が共存しているのが動物園である、といえるだろう。 共存するためにはお互いに譲歩しなければならない。庭には木々を手入れするための庭師が不可欠であり、動物園には施設の運営には従業員が、動物の管理には飼育係が必要である。たとえば人間らしくあるために、その漢字のとおりにヒトのあいだで生活するのが人間であると仮定するならば、木々や害虫などの自然や言語を解しない動物などの世話をすることが生活の大半となってしまう仕事に就く人々は、人間らしさを失うことの代償によって社会に参加しているのである。もちろん「人間らしさ」など詭弁であるけれども。社会の多数であるオフィスに勤務している社会人たちは(とくに事務系は)、パソコンの電子が発する文字をおいかけてプラスチックやアクリルのキーボードを叩いている。自然や動物には生命としての変化があり、それは人間のそれと酷似しているけれども、パソコンは起動するか故障するかのどちらかしかない。ソフトをインストールしたりOSを変更するなどの環境を変更することができるが、科学的な意味での生命ではない。つまり、人間らしいことなど、労働によって発生する貨幣の交換によって社会が成り立っている以上、ただの空論にしかならないのである、そして、貨幣を介さない社会はよっぽどの大昔のはなしになってしまうのである。生きるために、共存するために、人間でも自然でも動物でも、それぞれに譲歩=環境を変化させながら現在まで生命がつづいてきたのである。 「動物がどう思っているか、なにを感じているかは残念ながら理解できないが」と先ほど書いたように、木々や花というこれまでに述べてきた自然についても同じように思考を知る手だてはない。人間が知ることができるのは人間について、それも言語を媒介とした方法でしか知ることはできない。またはそのように信じられている。木を切っても木からは文句を言われないし、動物をせまいところに閉じ込めても訴えられることはない。近年の動物愛護協会や保護法などによる民法への介入については慎重に検討しなければならないが、とりあえず、人間が人間を訴えない限り、動植物との摩擦はコミュニケーションの段階(動物の感情表現については経験上認める)では存在しない。では、「共存するためにはお互いに譲歩しなければならない」と書いたことを応用させて、近年もっとも社会問題といわれている老人介護の問題について考えてみたい。 歳をとると老いる。木は枯れて朽ち、建物は朽ちて崩れる。電化製品は機能しなくなり、生き物は機能が壊れて死ぬ。あたりまえのことであり大きな意味での自然の摂理であると納得することである。そして、日本人の平均寿命は82歳である。歳を取ると意識が混濁して混乱とともに幼児化することもある認知症になりやすくなる。日常生活に支障をきたしてくると介護が必要となり基本的にこれまでは家族が面倒をみてきたが、老人が増加したことと親族兄妹の数が減少したことも起因となり、最近では介護士という仕事が多く見受けられるようになった。つまり庭師とおなじように、老人の世話=手入れを行う労働である。だが大きな違いは、自然は言語を介さないが老人は言語を用い、且つ、老人は介護士とおなじような人間であることである。庭師は庭の美学のための手入れを行うが、介護士は自らの老いた姿をかさねながら老人と対峙することになる。人間であるがゆえに感情的な要素をぬきにすることはできない。もしくは、「譲歩」として、あえて労働の関係性としてはお互いに人間らしさを求めないことが方法であるかもしれないけれども、人間相手であるからこそ、人工物でないからこその、あらたな美学が生まれる可能性があるかもしれない。 庭のもつ甘美さは、つねに人間の手入れによって成り立っている。自然とはやはり人間にとって恐ろしい外敵であり、地震や落雷など不条理なできごとによって常に生命を脅かされている。だがそれを美しいとかんじた人間は、自然を加工して美しさのみをとりだした庭を創造したのである。おなじようにして、動物園も生み出されたのかもしれない。そして、同じ人間としての老人との関係を築いていくことが今後の社会で広く望まれている。年金や雇用問題などの議論はもちろんであるが、介護についてのあらたな美学について、それは家族を考える起点であったり生命がつづいていくことの神秘であるかもしれない。いずれにせよ、考える私たち自身の姿が「老人」になるのであるから、これはあながち自分たちの問題でもある。 各地の公園にはたくさんの老人が集まっている。テニス、ゲートボール、マラソン、公民館では唱歌の会、囲碁の会、麻雀の会、あらゆるサークル活動をおこないながら余生を過ごしている。私は以前、唱歌の会にピアノ伴奏で何度か定期的に参加したことがある。ちょうど終戦の時期、軍歌をいくつか歌いたいというリクエストにお答えして何曲か演奏した。「友人がこの歌をうたってから飛行機に乗っていってそれきりだ」「きみを守るために私は行く、とだっこされた」など、当時の記憶をつぎつぎに言葉にして教えてもらった。私たちの周囲には誰かの情報がとびかっているが、目のまえの老人から過去のはなしを聞くと、それにたいする自分のきもちが反射神経的にあらわれる。そこで、私は質問をした。「あの戦争がなければ私たちの今日の繁栄はなかったと思うのです」「やはり戦争をしなければ侵略されていたのではないでしょうか」20世紀の日本においてもっとも重要な選択肢であった「開戦」について、当事者である老人たちは賛否両論を展開して活気づいた。もちろん、答えはない。でも、その意欲が、歴史的な事柄は決してただの出来事ではなくそれぞれのなかで生きていることについて知ることができた。平和で温和そうにみえる老人たちのなかには、私たちの未だ知らない感情がつまっている。その美しさに気づいたとき、もはや老人は介護の対象だけではなく、美学の対象として私のなかに生きている。 庭を築き上げるための淡々とした作業。 その地道な過程がうつくしさを支えている。
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┌────┐ | 日本は | | 反省しる! | └─┬──┘ .彡 ⌒ ミ .|| #.`Д´ || ( //つ (__Y__) ∧∧ ∧_∧( ~) / 支\(. ~) ∧_∧( ) 丶`∀´ ,/ ( `ハ´),/ 丶`∀´ ,/ (っ / (っ / (っ / ノ ,-、 ) ノ ,-、 ) ノ ,-、 ) __ __ . _ __ . __ __ ウリの 中華による 反日のための /⌒ヽ /⌒l /⌒l /⌒l /⌒l /⌒) / ヽ_/ / / /__/ / / ' ´ / / ハ / / __ / / 、 / / ヽ / / / / / / / \ \ ヽ、ノ ヽ_ノ ヽ、ノ ヽ、ノ ヽ、ノ ヽ、ノ _ _ /´> r-―¬ ̄ / ( ノ _//´ Λ L -‐7 / /`ヽ、 ◎ ノ //´ (⌒ヽ / / / 〈_,.-、`ヽ //_ __ ヽ ヽl^、、ノ / / ___ `ヽ、 `ヽ〉 / / _l ニ / l ハ / (_/ `ヽ、`ヽ、 // ー┐r‐' レ' ヽ、ノ  ̄  ̄ V __ _ /\ /へ ;;;;; 〔 ┐〕 l ┘ || `‐'  ̄ || 慰安婦の強制連行がホントかどうかタイムマシンで確かめよう! || || ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ホルホル || (・∀・ ) (@∀@;) `∀´ 謝罪と賠償ニダ || と¶¶と ) ∪ ∪ ) ∪ ∪ ) / ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| (__..(__ ̄) (__..(__ ̄) ノ――――‐j―l、r‐、――――――――、  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ただの売春婦ですね _,,,,,_ ────v───── アーアーアー ⊥_o_| ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ (Д` ;)88888 オニーサン ( ・∀・) |!|`д´ (;∩Д∩ |: ヽ,)∀´ ヨッテクニダ ( ) ( ) / ノ朝ノ |=== )斤y斤ヽ | | | | | | (_, ) ) し`ヽ,) ヽ _フフ ))== .(_(_) (_(__) しし' ┏━━━┓ ┃前月慰┃ /\ ┃借収安┃ / \ アーン アーン 強制連行されちゃいますニダァ~┃三三婦┃ / 救 国 \ ┃○○大┃ \ 慰安婦../\ ∧_,,∧ ∧∧ ∩∧∩ ┃○○募┃ \ / \ `∀´ `∀ .| | `∀ ┃○圓集┃ \/ ,,ノつ つ / つつ /' / ┃圓以 ..┃ ⊂, ノ ⊂..,, / ⊂..,, / ┃迄上 ┃ ,.,.,..,.,..,.,.,.,.,.,.,.,.,.,"ヽフ.,.,.,.,.,.,.,.,,.,.,.,,.,.,.,,.,.,ヽフ.,.,.,.,.,.,.,.,ヽフ.,.,.,.,.,┃可 ┃ .┗━━━┛ 大爆笑!韓国政府が自爆!慰安婦の正体を暴露!(最悪)wwwwwwwwww http //photo.jijisama.org/ianfu.html ■韓国の政府機関Ministry of Gender Equality Family(女性家族部)のHP 韓国政府が「慰安婦が強制連行された証拠Nida!」と自慢する資料です。 1944年と書いてあります。 「慰安婦を募集!月給300円以上!3000円まで借金が可能!」と書いてあります。 なんと!慰安婦の月給は133万円以上だったのです。 更に1330万円の借金が可能だと書いてあります。 1円=10ウォンで計算すると、「月給1300万ウォン! 1億3000万ウォンの借金が可能!」という募集です。 馬鹿が読んでも「売春の仕事だ」と分かります! これが強制連行ですか?www ;⌒ヾ) _______┌────┐ ,, ⌒ヽ、. \ | / .━━━━| 九段坂上┝| ○ ○ ● | ,, ⌒ヽ、( ヽ \ / ヾ⌒ ; /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄└────┘ ( ヽ ─── ○ ─── ヾ v .ヾ ; ヾ) ( ) ) / \ vヾヾ ヾ ;ヾ "/ .) ( ヽ⌒ / │ \ ヾ_ ⌒ v ) ツクツクホーシ ( ) ,, ⌒ヽ、 (⌒ 、 ( ヾ ;ヾヾ ; ヾ) ツクツクホーシ… ( 暑 中 お 見 舞 い ヽ ( ヾ_ ⌒ v ) ヾ ;ヾヾ ; ヾ) ミーンミンミン… 申 し 上 げ ま す ヾ ;ヾ "/ .) ヾ ;ヾ. ヾ) ⌒ v ) ニダニダニダニダ… ヾ "/ ) ______ ゴトゴト… ;ヾ ヾ) __/______|\ / ヽ, | 今年モ \ |l⌒⌒⌒l⌒⌒⌒'l|\ ̄'''-_ / A /ヽ, | アサピーガ来タゾ… \||謝罪汁|反省汁|| \ _-/ 級/7/ キタ━━(゚Д゚)━━ !!!! | ∧_∧ || ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄|| ||. / 戦/3/ ⊂( ;´∀`) フゥフゥ || ミ ∧_∧ " || ||/ 飯/1/ ∧ ∧∧ ∧ | \ ⊂) ハァハァ…|| (@∀@-)ヽ. ||\ ||ヽ_/部/ (゚Д゚≡゚Д゚) '' | ( ( | ─O──O─-,,,《) || ゴロゴロ… ノつ つ | し(_) __--  ̄ ̄ ̄ ̄ --_ ~/ ノ, |__--- ̄ ̄  ̄---_ (( ι' つ ((⌒⌒)) アーアー知らなーいワナー ファビョ━ l|l l|l ━ン! ∧∧ ∧_∧ お前も日帝に不当に支配されたニダ! /台 \ `Д´,∩ 今すぐウリと一緒に日本政府に抗議しる! (^∀^∩) (⊃ ノ へへ ) (,,フ .ノ (__(___λノ .レ' | | |_|_∧ | |#`Д´ オジイチャン | |⊂ノ オハナシキカセテ |臭|∧∧ ∧∧ ∧∧ | | 中\ / 日\ / 台 \ 田舎者でもいいんじゃよ | |`ハ´) ( *゚ー゚ ) (´ω` ;) 正直に生きて、まじめに働く | ̄|⊂ノ ( つ旦O ┗─⊂ U ワシらは日本精神を忘れては | | ノ と_)_) (⌒__,,,(⌒) おらんのじゃよ /\⌒ヽペッタン / /⌒)ノ ペッタン ∧_,,∧ \ (( ∧_,,∧ |ii`∀´ )' )) `∀´i|| つきたてニダ / ⌒ノ ( 嘘ヽ⊂⌒ヽ .(O ノ ) ̄ ̄ ̄()__ ) お味はいかがニカ )_)_) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_( ウリは “トンちゃもん” ニダ ,.-ヽ 歴史を捏造するために未来からやって来たニダ・・・ ____,;' ,;- i へ、 /;へ\ ,;;'" i i ・i; // _l |___l |_ヽ ヽ ,;'" ;;,,,,,, ;!, `'''i; / ̄ ̄ ̄ ̄\,, |l/-、 -、 ` | ,/'" '''',,,,''''--i / __ヽ / | \|/ | 、 \ ;/ .,,,,,,,,,,,,,,,,, ;i'⌒i; | | |、 / / `-●-′ \ ヽ i;" ___,,,,,,, `i". | ∩─| | ,|/ ── | ── ヽ \ i; ,,;'""" `';,,, "`i; | ∪ `l /. ── | ── . \ / | ''''''i ,,,,,,,,,, `'--''''" ヽ __/ _.ノ \ ── | ── / / |. i'" "; |――― 、". ヽ (__|____ / / |; `-、.,;''" /  ̄ ̄ ̄ ̄^ヽ∞=、 \ / ,/ i; `'-----j | | | |っ ) l━━(t)━━━━┥ アイゴー!ウリは謝罪と賠償を要求するニダァアア! 日帝支配のせいで半島の人口が2倍に増えて24歳だった平均寿命が30年以上伸ばされて 人口の30%を占めてた奴隷が解放されて幼児売春や幼児売買が禁止されて 家父長制が制限されて家畜扱いだった朝鮮女性に名前がつけられるようになって 度量衡を統一されて8つあった言語が統合されて標準朝鮮語がつくられて 半島だけでなく日本からも朝鮮語教育のための教科書・教材が大量に作成されて持ち込まれて <==New 5200校以上の小学校がつくられて師範学校や高等学校が合わせて1000以上つくられて 239万人が就学して識字率が4%から61%に上がって 大学が造られて病院が造られてカルト呪術医療が禁止されて 泥水啜って下水垂れ流しだったのに上下水道が整備されて <==New 日本人男子は徴兵されて戦場で大量に死んだのに徴兵がない朝鮮人は内地で勤労動員だけで <==New しかも志願兵の朝鮮人が死んだら日本人と同様に英霊に祭られて <==New 3800キロ鉄道が引かれて港が造られて電気が引かれて 会社が作られるようになって物々交換から貨幣経済に転換して 二階建て以上の家屋が造られるようになって入浴するよう指導されて 禿げ山に6億本の樹木が植林されて ため池がつくられて今あるため池の半分もいまだに日本製で 川や橋を整備されて耕作地が2倍にされて 近代的な農業を教えられたせいで1反辺りの収穫量が3倍になって 糞を喰ったり乳を出したりして生活するのが恥ずかしくなってしまったニダァ! ゜。∧_∧。゜ 〃, ;∩Д´ アイゴーアイゴーアイゴー /(_ノ ィ \ ⊂こ_)_)`ヽつ ∧_∧ ⊂(・ω・ ) <強制連行された従軍慰安婦など、存在しません! ∧_∧と) ゚`Д´゚ ⊃ <歴史の検証は、データより国民感情を優先すべきではないかーっ! (つ /J by 東亜日報 | (⌒) し⌒ ∧_∧ ..(・ω・ )⊃ <彼女たちは正式に雇用された「職業売春婦」です! ∧_∧ ) ⊂ ゚`Д´゚ヽ ゚ <民族の自尊心を挫く現実など、とうてい受け入れられないーっ! ヽ ⊂ ) by 朝鮮日報 (⌒) | 三 `J | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 2006.02.21 | | 従軍慰安婦は | | 存在しない! .| | ∧_∧ |  ̄ ̄∩(・ω・ )∩<これがアメリカ連邦最高裁判所の“最終判断”です! ∧_∧ ) ゚`Д´゚ ⊃ <韓国に対する愛情はないのかーっ!? (つ /J by 韓国歴史学会 | (⌒) し 二二二二l ∧∧ さっさと謝罪!さっさと賠償!さっさと謝罪!さっさと賠償! | | /中 \ ∧南∧ ∧_∧ | | (`ハ´ )つ─◎ `Д´ つ─◎ (@Д@ )つ─◎ | | /´ ̄し' ̄し' \ /// /´ ̄し' ̄し' \ ///. /´ ̄し' ̄し' \ ///  ̄ ̄| 、_人_ / 彡 ◎  ̄ | 、_人_ / 彡 ◎ ̄ ̄ ̄| 、_人_ / 彡 ◎ ̄ | _) ◎彡| | バン | _) ◎彡.| | バン | _) ◎彡 .| | パン | ´`Y´ | | バン | #`Y´ | | バン | `Y´ | | パン t______t,,ノ t_____#tノ t_______t,,ノ _______________________________ AA集に戻る
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【現在の扱い】 一番長く議論されてる問題ですがまだ何も決まってません。 発端は真ナグツァート。 【これまでの議論】 寿命ルールどうする? ├─ちゃんと決めるべき、なるべくこのスレの特色を出して ├─他のスレと同じでいいんじゃね └─考慮しないでいいよもう 機械にも寿命はあるのか ├─無くね? ├─パーツの摩耗やエネルギー残量などなんだかんだで寿命あるし寿命勝ちもあるんじゃないかな ├─寿命と言うか最大稼働時間だろロボだし ├─むしろ寿命的なもので負けるのは生物よりロボの方が多いんじゃね? │ └─ウォーズマンとかな ├─寿命ルールはめんどくさいな……採用するなら完全な永久機関だけにしようぜ │ └─自己修復永久機関でも中の人は人並みとかどうすんの? ├─人間が操縦するタイプだと寿命よりも体力が先に尽きるから、永久機関持ち以外は数時間で決着つかない場合分けで │ 明確に決着つくならいつまでもやらせてもいいけど ├─他スレで考察する場合だと、経過時間を考えず戦法通りに戦って決着がつかない場合には、 │ 体力や持久力や補給などに有利不利がある場合それで判定 │ どちらにも有利不利が無いなら寿命で判定、それでも決着つかなかったら分け │ └─他スレでそうならここでは変えよう、そうした方が伸びるし │ 稼働時間や弾数で考えるのはどうだ?テンプレにそれを明記必須にして │ ├─無理、絶対に廃れる │ │ └─これ以上廃れようがない │ │ └─確かに │ ├─独自ルールはいいけど考察者にも作成者にも優しくないから反対 │ │ 全能無しが一応独自ルールだし、最強キャラスレとも被って無い │ └─一度しか使えない武器は考慮した方がいいかも │ └─そういうのは前からそうだし、残弾数や稼働時間が決まってるのも元から書いてなくちゃダメ ├─永久機関>半永久機関>無人>有人 これでいいと思う │ まあ基本だけ作ってケースバイケースでいこうZE │ └─長時間戦闘可無人機>長時間戦闘可有人機>無人機>有人機>短時間戦闘無人機>短時間戦闘有人機 │ これが良くね? │ └─長時間の基準も曖昧だし、短いやつ以外考慮しなくていいと思う │ └─そこは「大体1時間ぐらい」とアバウトでいいんじゃない │ └─1時間戦闘できない方が珍しいし、アバウトじゃ意味無い │ └─リアル系だと一時間戦える奴は少数派だぞ ├─極端に短いやつ以外引き分けでいいんじゃね、フルパワーで戦える時間が設定されてる方がまれだし └─考察する立場から言うと、寿命ルールはめんどくさい └─面倒か?大抵初手で決着つくだろ └─真ナグの考察が非常にめんどくさい └─元凶の真ナグはうんぬんかんぬん(真ナグのページ参照)
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原子力発電 / 放射性廃棄物最終処分 / 幌延町 / オンカロ / ハンフォード・サイト ■ 10万年隔離は可能?核のごみ処理の現場で〔TBS 報道特集〕 57年。300年。10万年 http //tbs-blog.com/houtoku-kanehira/17099 原子力発電 / 高速増殖炉「もんじゅ」 ■ 全原発を止めることができない理由・・・・核兵器開発 「憎しみの連鎖(2012.4.29)」より そしてこのシナリオには「日本がどうしても原発稼動を止めない事情」も含まれているやもしれません。それはプルトニウムの軍事利用・・・・・・とてつもなく巨大なタブー、「日本の核武装化」。 現在の青森県・六ヶ所村で、この三菱重工が主幹事会社となって建設してきた核燃料サイクル基地(再処理工場)が、プルトニウム兵器の製造の為である 動燃にとって廃棄物の処理が目的ではなく、「プルトニウムの抽出が目的で」廃棄物を扱うことになったからである。 動燃が、廃棄物問題でこれ程いい加減な作業を続けてきたのは、彼らが、廃棄物のことに全く関心がないからである。作業の目的は、核兵器にしかない。その為、国も無制限に予算を与えてきた。 ■ 青森県六ヶ所村再処理工場で事故が発生した場合の被害拡大予測(2011.4.8) 「Infosecurity.jp」より ・原子力資料室が出した青森県六ヶ所村再処理事業所で想定外の事故が発生した場合の被害の拡大予測によると、放出量が1%でも280km離れた地点で被ばく量1シーベルトで急性障害・一部死亡、691km離れた地点で250ミリシーベルトで急性障害という健康被害が想定されるということです。 ■ 六ヶ所村、核燃料再処理工場周辺の井戸で通常の7倍以上のストロンチウム90が検出されている!【当サイト内コピペ保存ページ】 「東海アマチュア無線地震予知研究会」より ■ 六ケ所村近接の井戸から全国平均値の7倍以上のストロンチウム90 「低気温のエクスタシーbyはなゆー」より 世界を言葉で検索 ■ テクノラティ検索 #technorati ■ クチコミ検索 #bf ■ ブログ2 #blogsearch2 ■ ニュース1 陸上自衛隊と米海兵隊の共同訓練 八戸市で公開|NHK 青森県のニュース - nhk.or.jp 三八上北・下北で震度2(6日午後11時33分)|NHK 青森県のニュース - nhk.or.jp 鎌田慧の「忘れ得ぬ言葉」:「どんな非難、中傷、謀略ビラでたたかれようと、摩文仁の戦場に…」 沖縄県知事 大田昌秀 /山梨 - 毎日新聞 18歳と19歳の投票率 55% 2021衆院選 年代別投票率 (青森県)(青森放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 新型コロナウイルス関連情報|Web東奥 - 東奥日報 【伊方発電所に乾式貯蔵施設】使用済燃料を貯蔵、25年2月運用へ 四国電力 - 日刊建設通信新聞 【論文】原発の負の遺産―核のゴミ処分場選定問題と地域民主主義のあり方(小田 清) - 自治体問題研究所 イベント情報:みんなで傍聴 12月の原発裁判|週刊金曜日公式サイト - 週刊金曜日 鎌田慧の「忘れ得ぬ言葉」:「水準点以下の村民の生活を基準にして村政に取り組む。それが人間尊重だ」 寺下力三郎 /東京 - 毎日新聞 猛禽類2種、大空を勇壮に/六ケ所(デーリー東北新聞社) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 昨年の1.8倍となる14万9056人が参加日本最大級の市民参加型オンラインスポーツイベント「オクトーバー・ラン&ウォーク2021」 結果発表:時事ドットコム - 時事通信 昨年の1.8倍となる14万9,056人が参加日本最大級の市民参加型オンラインスポーツイベント「オクトーバー・ラン&ウォーク2021」 結果発表 - PR TIMES “存在しないはずの謎コイン”最終章 「奇跡体験!アンビリバボー」との青森・むつ小川原取材で浮かび上がってきた新説とは(前編)(2021年11月11日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース 橘川武郎氏「二重に破綻した核燃サイクルどうすべきか」 | 週刊エコノミスト Onlineから | 週刊エコノミスト Online - 毎日新聞 青森県 東通村 白糠地区の避難指示 すべて解除 - NHK NEWS WEB 北海道新幹線、大雨で終日運転見合わせ…新函館北斗―新青森駅間 - 読売新聞 青森県 六ヶ所村 二又地区と泊地区に避難指示 - NHK NEWS WEB 青森県 六ヶ所村 二又地区と泊地区の避難指示 すべて解除 - NHK NEWS WEB 衆議院選挙2021 青森(弘前・八戸など)開票速報・選挙結果 小選挙区 NHK - nhk.or.jp 植物と地層見てみよう 県立郷土館、六ヶ所村で - 読売新聞 NTTドコモ KDDI ソフトバンク 楽天モバイル 通信設備被害なし - NHK NEWS WEB 東北新幹線 線路や駅舎への影響がないか状況を確認へ JR東日本 - NHK NEWS WEB 青森 六ヶ所村 原子力関連施設 異常確認されず 日本原燃 - NHK NEWS WEB 青森県で震度5強の地震、岩手県でも震度5弱の揺れ 10月6日未明 六ケ所村の核燃料サイクル施設など異常なし - 福井新聞 後藤正文、坂本龍一を語る【前編】「社会の問題に対して、いま取り組まないことのほうが恥ずかしい」 教授動静〈番外編〉第3回(GQ JAPAN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース あふれる原発の核燃料プール、火災事故の危険性 - 東洋経済オンライン 核燃維持、六ヶ所村長「安堵」 反対派も政策議論評価 - 河北新報オンライン 「乾式貯蔵」九電が説明 保管期間など質疑 - 佐賀新聞 「核燃サイクル手じまい」発言で敬遠…河野氏と同派閥の青森2議員、岸田氏を支持 - 読売新聞 河野氏の「核燃サイクル手じまい」発言、青森から「何を言っているのか」と反発の声 - 読売新聞 核燃料サイクルの村にお宝ザクザク?世界遺産近く、未調査の縄文遺跡 - 朝日新聞デジタル 原燃構外の会社で職場クラスター - 東奥日報 日本郵船/八戸港沖座礁・油濁発生事故で社員を追加派遣 - LNEWS 六ヶ所村に大雨警報(土砂災害) – デーリー東北デジタル - daily-tohoku.news 日本原燃の再処理工場、22年完成厳しく 工程に遅れも(写真=共同) - 日本経済新聞 青森県六ヶ所村 泊地区全域に避難指示 危険な場所から全員避難 - NHK NEWS WEB 水難の中学生、遺体で発見/六ケ所 – デーリー東北デジタル - daily-tohoku.news 川遊び中、男子中学生が溺れ行方不明 青森・六ケ所村 - 産経ニュース 高瀬川で15歳少年行方不明/六ケ所 – デーリー東北デジタル - daily-tohoku.news 青森県東方沖でM5.1の地震 青森県下北で震度4 津波の心配なし(ウェザーニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「青森県:「あおもり飲食店感染防止対策認証取得促進事業費補助金」《青森県》」|使いたい補助金・助成金・給付金があるなら補助金ポータル - hojyokin-portal.jp 【訃報】 岩田雅一さん(宗教者核燃裁判共同代表、日本基督教団八戸北伝道所牧師) 2021年7月20日 - キリスト新聞 ゴルフコンペは人の意見を聞く好機…日本原燃社長「考え甘かった」 - 読売新聞 5000億円増で14兆円超える 膨らみ続ける使用済み核燃料の再処理事業費 - 東京新聞 汚染土積み替え場所 検査せず雨水を排出/六ケ所の処理施設 - 47NEWS 「とまりのトトロ」SNSで話題/六ケ所|なびたび北東北 - なびたび北東北 幻の森林鉄道、後世に 村郷土館が遺構見学ツアー/六ケ所 - なびたび北東北 昔の世界の街角から:発電所めぐりとカーボンニュートラル | InfoComニューズレター - InfoCom 六ケ所の原燃構内でクラスター発生 - 東奥日報 青森の90代男性4人がリレーで「世界新」、ランナー「平均寿命は全国最下位だが…」 - 読売新聞 90歳以上の4人 男子1600mリレーで世界新記録 青森 - NHK NEWS WEB 青森 六ヶ所村 核燃料の再処理工場など 地震の影響なし確認 - NHK NEWS WEB 新型コロナウイルスのワクチン接種状況、東北地方の最新動向レポートを無料公開! - PR TIMES ENEOS、青森・57MWの陸上風力事業に参画 伊藤忠・日立造船が計画 - 環境ビジネスオンライン 「核物質管理センター」で火災、放射性物質が漏えい…消火の職員2人汚染 - 読売新聞 1からわかる!核のゴミ(1)そもそもどんなものなの?|NHK就活応援ニュースゼミ - NHK NEWS WEB 青森県内新規感染は2人 県外由来か - 東奥日報 再処理工場「22年度上期完工を確信」 原燃・増田尚宏社長 - 河北新報オンライン MOX工場完成、2年延期 25年度、加工可能に 青森 - 朝日新聞デジタル MOX燃料工場、新基準適合を正式決定 規制委 - 朝日新聞デジタル 大林組が六ヶ所村で約1.7万世帯の電力を供給する風力発電所の建設に着手 - BUILT 「横向いたトトロ」に見える…話題の岩穴巡るツアー - 読売新聞 六ケ所村12年連続県内トップ/17年度市町村民所得 – デーリー東北デジタル - daily-tohoku.news 六ヶ所村MOX燃料工場 安全審査“合格”|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 えっ!「とまりのトトロ」?…青森・六ヶ所村の泊地区、浸食された岩穴が名所に - 読売新聞 使用済み核燃料一時保管 青森の中間貯蔵施設 審査に事実上合格 | 注目の発言集 - NHK NEWS WEB 核燃料再処理工場 25回目の完成延期|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 青森の核燃料再処理工場 完成1年延期 延期は25回目 日本原燃 | 注目の発言集 - NHK NEWS WEB 六ケ所再処理工場 審査に合格したけれど… 日本は既にプルトニウムを大量保有、これ以上必要? 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「庭」から考える〜共存と繁栄〜 物心ついたころからマンション生活をおくっている私にとって「庭」とは、祖母の家の庭のことである。6帖の茶室から縁側をはさんでつくばい(水がちろちろ流れる竹と石による桶みたいなもの)や敷石を置いた茶席用の庭。祖母は華道と茶道をたしなんでいた。その庭には季節ごとに小振りな花を咲かせる木があり、庭師が定期的に害虫駆除や木々の手入れのために訪れていた。つくばいには雀がたびたび水浴びをしにあらわれ、その雀をねらった野良猫もあらわれる。夏には蚊がすくい、水まきの度にあちこちを刺されまわったものである。 その祖母が亡くなり母が後を継いでから住居の建替えなどを行ったが庭はそのままのかたちで残した。未だに変わらぬ風景をそこにとどめ、茶道の稽古、とくに茶会のときには庭へ出て行事をおこなっている。 庭との生活は動植物との共存であり、手入れを怠ればたちまちに荒れ果ててしまう人工的な空間である。つまり、人間が造形する自然を利用した趣味の空間ともいえるだろう。美術館や城跡などの公共的観光的な場所には広い公園がほとんどといって良いほどに付随されている。その土地ごとの特色をそなえた木々が植えられ、ベンチにはあらゆる人々が休憩している。警備員がつねに在中している京都御所などでも、朝からマラソンをするひとや散歩をするひとなどがうようよと敷地内にいる。人間と人工美の自然、それは動物園や水族館とも似たような、歪められた環境であるともいえるかもしれない。 捕獲した動物を檻の中に閉じ込めて見せ物にしている動物園は可哀想だという意見がある。餌を与えてときには子づくりのためのパートナーまで斡旋してくれるからといっても、その動物本来の生活から隔離されているではないかと。私も子どもの頃からそんな風に感じていたし今でも可哀想だと思わないわけではない。けれども、容赦なく言ってしまえば捕獲された動物の個体の責任でもある。人間はなにも全世界のある種をすべて捕獲しているわけではない。これまでに食用や商売用としてハンティングされ絶滅した種もあるらしいし、実際絶滅の危機に瀕している種もいくつか聞いたことはある。不条理といえばそのとおりであるが、人間は自然と人工の美として庭をつくりあげてきたのと等しく、人間と動物が共存する場としての動物園を築いてきたのである。絵本やテレビに登場する動物の実物をみるために、子どもたちが動物園に行くことを誰が非難できようか。動物がどう思っているか、なにを感じているかは残念ながら理解できないが、餌の時間になったら興奮して、腹が満たされれば昼寝するといったようなまさしく飼いならされた生活をおくる動物たちの幸福感を全否定することもまた、勝手な解釈と思い込みである。飼育係の人間は動物がそこにいるから世話=労働をおこなうことで社会に参加し、希少価値のある動物は国家間において友好のシンボルとして贈られる。かわいい動物は多くの子どもたちの人気となり、それをシンボリックにキャラクター化したものが商品となり街の象徴となり観光客が増加して、結果的に大きな経済効果を生むことになる。そして施設はより良くなり動物たちはもしかすると過ごしやすくなり、、、という風に、人間と自然が共存するのが庭であるならば、人間と動物が共存しているのが動物園である、といえるだろう。 共存するためにはお互いに譲歩しなければならない。庭には木々を手入れするための庭師が不可欠であり、動物園には施設の運営には従業員が、動物の管理には飼育係が必要である。たとえば人間らしくあるために、その漢字のとおりにヒトのあいだで生活するのが人間であると仮定するならば、木々や害虫などの自然や言語を解しない動物などの世話をすることが生活の大半となってしまう仕事に就く人々は、人間らしさを失うことの代償によって社会に参加しているのである。もちろん「人間らしさ」など詭弁であるけれども。社会の多数であるオフィスに勤務している社会人たちは(とくに事務系は)、パソコンの電子が発する文字をおいかけてプラスチックやアクリルのキーボードを叩いている。自然や動物には生命としての変化があり、それは人間のそれと酷似しているけれども、パソコンは起動するか故障するかのどちらかしかない。ソフトをインストールしたりOSを変更するなどの環境を変更することができるが、科学的な意味での生命ではない。つまり、人間らしいことなど、労働によって発生する貨幣の交換によって社会が成り立っている以上、ただの空論にしかならないのである、そして、貨幣を介さない社会はよっぽどの大昔のはなしになってしまうのである。生きるために、共存するために、人間でも自然でも動物でも、それぞれに譲歩=環境を変化させながら現在まで生命がつづいてきたのである。 「動物がどう思っているか、なにを感じているかは残念ながら理解できないが」と先ほど書いたように、木々や花というこれまでに述べてきた自然についても同じように思考を知る手だてはない。人間が知ることができるのは人間について、それも言語を媒介とした方法でしか知ることはできない。またはそのように信じられている。木を切っても木からは文句を言われないし、動物をせまいところに閉じ込めても訴えられることはない。近年の動物愛護協会や保護法などによる民法への介入については慎重に検討しなければならないが、とりあえず、人間が人間を訴えない限り、動植物との摩擦はコミュニケーションの段階(動物の感情表現については経験上認める)では存在しない。では、「共存するためにはお互いに譲歩しなければならない」と書いたことを応用させて、近年もっとも社会問題といわれている老人介護の問題について考えてみたい。 歳をとると老いる。木は枯れて朽ち、建物は朽ちて崩れる。電化製品は機能しなくなり、生き物は機能が壊れて死ぬ。あたりまえのことであり大きな意味での自然の摂理であると納得することである。そして、日本人の平均寿命は82歳である。歳を取ると意識が混濁して混乱とともに幼児化することもある認知症になりやすくなる。日常生活に支障をきたしてくると介護が必要となり基本的にこれまでは家族が面倒をみてきたが、老人が増加したことと親族兄妹の数が減少したことも起因となり、最近では介護士という仕事が多く見受けられるようになった。つまり庭師とおなじように、老人の世話=手入れを行う労働である。だが大きな違いは、自然は言語を介さないが老人は言語を用い、且つ、老人は介護士とおなじような人間であることである。庭師は庭の美学のための手入れを行うが、介護士は自らの老いた姿をかさねながら老人と対峙することになる。人間であるがゆえに感情的な要素をぬきにすることはできない。もしくは、「譲歩」として、あえて労働の関係性としてはお互いに人間らしさを求めないことが方法であるかもしれないけれども、人間相手であるからこそ、人工物でないからこその、あらたな美学が生まれる可能性があるかもしれない。 庭のもつ甘美さは、つねに人間の手入れによって成り立っている。自然とはやはり人間にとって恐ろしい外敵であり、地震や落雷など不条理なできごとによって常に生命を脅かされている。だがそれを美しいとかんじた人間は、自然を加工して美しさのみをとりだした庭を創造したのである。おなじようにして、動物園も生み出されたのかもしれない。そして、同じ人間としての老人との関係を築いていくことが今後の社会で広く望まれている。年金や雇用問題などの議論はもちろんであるが、介護についてのあらたな美学について、それは家族を考える起点であったり生命がつづいていくことの神秘であるかもしれない。いずれにせよ、考える私たち自身の姿が「老人」になるのであるから、これはあながち自分たちの問題でもある。 各地の公園にはたくさんの老人が集まっている。テニス、ゲートボール、マラソン、公民館では唱歌の会、囲碁の会、麻雀の会、あらゆるサークル活動をおこないながら余生を過ごしている。私は以前、唱歌の会にピアノ伴奏で何度か定期的に参加したことがある。ちょうど終戦の時期、軍歌をいくつか歌いたいというリクエストにお答えして何曲か演奏した。「友人がこの歌をうたってから飛行機に乗っていってそれきりだ」「きみを守るために私は行く、とだっこされた」など、当時の記憶をつぎつぎに言葉にして教えてもらった。私たちの周囲には誰かの情報がとびかっているが、目のまえの老人から過去のはなしを聞くと、それにたいする自分のきもちが反射神経的にあらわれる。そこで、私は質問をした。「あの戦争がなければ私たちの今日の繁栄はなかったと思うのです」「やはり戦争をしなければ侵略されていたのではないでしょうか」20世紀の日本においてもっとも重要な選択肢であった「開戦」について、当事者である老人たちは賛否両論を展開して活気づいた。もちろん、答えはない。でも、その意欲が、歴史的な事柄は決してただの出来事ではなくそれぞれのなかで生きていることについて知ることができた。平和で温和そうにみえる老人たちのなかには、私たちの未だ知らない感情がつまっている。その美しさに気づいたとき、もはや老人は介護の対象だけではなく、美学の対象として私のなかに生きている。 庭を築き上げるための淡々とした作業。 その地道な過程がうつくしさを支えている。