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カルデアン・オラクルズ××××年××月××日号[新人テウルゴスを追え]寄り抜粋 まさに童話!!老鳥の雛鳥誕生を追え!! テウルギア開発に大きく遅れをとっているバビロニアタスク社がこの度新たなテウルゴスを輩出したとの情報がはいり、我々は秘密裏にその人物をリサーチさせてもらった。今回はその全容を記していきたい。 名前 ジン・ヤマノシタ 通称 アグリィダック 所属 バビロニアタスク社 オラクルボード ランク外 認証レメゲトン エミヤ・ユタルカ 搭乗テウルギア PSホーク 年齢20代前半、若きテウルゴスの青年ジン・ヤマノシタはバビロニアタスク社に新しく配属されたテウルゴスだ。先祖がアジア系だったのか黒い髪と新しい血が混じっているのか青い瞳をしている。残念ながら先祖に似たのか背はそこまで高くはない。比較的温厚な性格でよくいじられキャラとして活躍しているようだ。詳しい経歴は分からないが少年兵として戦争に駆り出されその後マゲイア部隊「スワローテイルズ」の一員として活躍しその腕が買われテウルゴスとなった。スワローテイルズといえば部隊長のアンドリューエリック。彼は元テウルゴスとして活躍し、特定の人には記憶に新しいあの事件の影響で愛機ごとレメゲトンをロスト、以来マゲイアにしか乗らない男になった。今回はその彼と対照的な履歴をもつジン・ヤマノシタの活躍に期待が高まるはずだった。乗るテウルギアがあれでなければ 機体名 プレデターシリウスホーク(PSホーク) 開発 バビロニアタスク社、ヤルダバオート 全長 15m 彼の乗る機体はバビロニアタスク社の血と血と更に血の結晶、シリウスホークをベースにヤルダバオート製の軽量機体、プレデターホークをを組み込んでいる。お陰で膨大なパワーを発揮することが可能だが速度が遅く何よりも見た目が劣悪である。例えるならば、新入生の子供に趣味の悪いスーツケースを持たせて学校へ行かせるような状態と言える。 兵装は標準のシリウスホークのものを使っているようだ。今状態だと戦地によって装備を変えるだろうと予測している。 この容姿から童話醜いあひるの子と呼ばれはじめているようだ。次第に名前も広がっていくだろう。 認証レメゲトンはエミヤ・ユタルカ。金髪赤目の女の子の容姿を与えられておりジン・ヤマノシタお同じような温厚なレメゲトンのようだ。我々の調べによるとアンドリューエリックの元レメゲトンエリヤ・ユタルカの妹にあたるレメゲトンだという結果が得られた残念ながらエリヤ・ユタルカの容姿画像は取得できなかったがエミヤ・ユタルカと瓜二つ、むしろ本人ではないのかという疑惑が生まれるほど似ているそうだ。姉経由からかアンドリューエリックのことを認知しておりワイドショーのような関係にならないものかと期待が高まっている。 記者(原案者)/風零龍緋
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やっとの思いで待合室についた時には、肩までも揺れており、呼吸さえちゃんとできているか自信が持てないほど憔悴しているのだと理解が追いつく。 ドアを開けることさえ、力を籠めるではなくもたれかかるようにして体重をかけなければいけなかった。 同じ建物とは思えないほど静かな空間が、彼女を迎え入れてくる。簡素なテーブルと椅子。ホテルよりもモーテルに近しく、眩しさにかまけた豪奢さはない。 フェオドラ用に宛てがわれた個室……彼女以外の誰かがいるはずもなく、ソファにかけられた寝間着すら、脱ぎ捨てたまま皺だらけだ。強いて違うとすれば、締め切っているカーテンから漏れ出てくる陽光が、朝よりも強くなっていることだろうか。 気怠いまでに生暖かい暖色に染め上げている個室を、ふらふらと歩き始める。そのままソファに横たわろうかとジャケットのボタンを外した時だった。 軽快なノック音が耳に飛び込み、思わず肩を強張らせる。些細な音でさえ頭に響いてしまうのかと嘆息しながら、緩めつつあったタイを締め直す。 誰がドアの前に立っているか、予想はすぐに着いた。会場へ連れ戻しに来た雑用だ。パーティの主役が退場するにはあまりにも早いタイミングであり、素っ気なさすぎた自覚はある。 ノック音ですら残響する今のフェオドラの頭に、退場の拍手は殊更に耐え難いだろうと拒否するべく、ドアを開けた。 「……誰だ?」 一見して、顔を曇らせた……今なららば誰が来ようとも顔を曇らせていたが、雑用にしては華美が過ぎる。 確かにドレスとしての形ではあるが、光沢を抑えた黒さ、そしてスカート部を浮かせない細身さ、そして肌の露出は抑えている……場内にいて不自然ではないが、しかし主張をとことんまで控えた服装だと思えた。目を隠すサングラス。丸く纏まった金髪。 招待された客の中にこんな顔がいただろうかと記憶を巡らせる。余程疲弊しきっていなければ、まだ思い出せるだろうはずだが……合致しない。 「フェオドラ様……で宜しいでしょうか?」 「私を見間違えるほど抜けているようには見えないがな」 質問で返してきた無機質な声に、思わず疲れ切っているはずの自分を意識の遠くへ押しやる。 顔を出せない程度に開いたドアからでも、その女性が半身をドアへ寄せるように隠していることは見える。サングラスの奥から、フェオドラの一挙手一投足を見過ごさんと見張られた視線には、危うくソファに座った後のでは気づかなかっただろう。 だがドアを一枚隔てて、吐息さえかかりそうなほどの距離だ。真っ直ぐ顔を見つめてくる間、一瞬もたじろがない視線など、むしろ違和感さえ抱いてしまう――普通ならば無意識的に目を逸らそうとするのだと、経験が物語っているのだから。 招待客には所持品の検査が入っているはずだ。もちろんそれはフェオドラでさえ免れていない。 それでもフェオドラを警戒しながら尋ねるほど、信用できていない立ち位置……サングラスの奥にある視線は、決して明るいものではないと知りながらも、黒いガラスに映る自分のシルエットを覗くように、眉をひそめる。 「どこの企業だ? 何の用だ?」 「それは――」 女性が答えるよりも早く――黒いドレスの裏からひょっこりと覗かせた姿に、思わずフェオドラは一歩、退いた。 つい今しがたまで、女性に対して放っていた剣呑な言葉と、今すぐにでもドアを締めたいという主張などまるで聞いていなかったかのように、彼女は微笑みを浮かべて、あろうことか手を振った。 軽やかであるのにしなやかな芯の強さを持つ白銀の髪。ドレープぐらいしか遊びがないにも関わらず、気高さを損なわないドレスに彩られた、どこまでも優しく浮かべられた笑顔。 「なっ……!」 「フリーデ様! まだ対象の――」 「どうせ武器になるものなんて持っていませんよ」 慌ててフェオドラとの間に立ち入るべく腕を広げた女性と、その脇下まで屈んでみせた白銀の髪を持つ女性……ようやくフェオドラの中で、対していた黒いドレスの女性がどういう立場なのか、理解が追いついた。 パーティに列席している人間は、当然一定の信頼を得ている上で招待している。それでも物騒なものがあれば神経質にならざるを得ない役職の人間ばかりが並ぶ場であり、またパーティという都合上、必要なものではない。 だが、他企業からすれば重要人物を裸一貫で放り込めるほど安心できる場所でもないだろう。武器を持たせられないならば護衛をつける。当然の理屈であり、その点で見れば、他参加者よりも主張を控えに控えた服装であるのは合点が行く。 あくまで来賓は、あどけない少女のような顔をして手を振ってくる、エルフリーデ・アーレルスマイアーその人なのだから。 「な……ん……っ」 口をパクパクと開くものの、しかし声という声が吐き出せないまま、後ずさっていく歩のまま、思わずその場へ崩れ落ちた。 ……フェオドラが最も近づきたくなかった人物。そして二度と会いたくないとさえ思っていた人物。 「なぜ、ここに」 「先程、目配せをいただいたので、ご挨拶のことかと存じまして。主賓ともなればさぞかしお忙しいのでしょう。そんな中で私なんかに気をかけてくださり、ありがとうございます」 壁を頼りに立ち上がるフェオドラを見守るように、フリーデは目を細めながら恭しく礼をする。 呼んだ覚えなどないと一蹴するには、愚行が過ぎた。どう勘違いしたのか……そもそもいつ察したのか、フェオドラが会場を立ち去る直前まで視線を送っていたことを、フリーデは気づいていた。 立ち去る直前、とある人物まで視線を送る。顎まで動いていれば「着いてこい」というメッセージが出来上がる。視線が特殊な感情に塗れているものであればあるほどに。 ……フェオドラが立ち上がるまでの一瞬、一言で、そのように事実を構築されてしまった。 「あれは……」口をついて出た言葉も、そこから先へは進まない。 「それに、こうでもしないと二人っきりでお話することも出来ませんし」 失礼いたします、と続けて一歩を踏み出そうとしたフリーデの前に差し込まれたのは、護衛の腕だ。 「恐れ多くも、いくら提携とは言え、他企業の方とこのような場所では……」 フェオドラには願ってもない助け舟となった言葉だったが、しかしフリーデの口元が護衛の耳にまで近寄り、何かを口ずさむ。 くすっと微笑みを作るフリーデに対して、護衛も何かを察してか、やや苦そうに笑い返す。 「端末はありますね?」 「勿論」 「ではここでお待ちしております」 弾むようなフリーデの短い言葉に、更に笑顔を苦いものへ変えながら、護衛の手はドアノブを握っていた。 一瞬の間に、護衛の視線が再びフェオドラを一瞥する。下から上へ。疑うように。 だがフェオドラが口を挟む前に、ドアは閉ざされてしまう。 眼前にいる人物は、EAAの基幹企業、カルタガリア兵工廠が誇る才女。創始者一族の血を引き、EAA全体にまでその名を知らしめる、ランク3のテウルゴス。天才という言葉でさえ彼女を形容するには陳腐となってしまうだろう。白き才媛(ヴァイス・フロイライン)――曇りなき羨望の対象として輝き続ける、純真無垢な高嶺の花。 やや低い位置からニッコリと見上げてくる顔にさえ、触れがたいほどの潔白さに満ちている。 「ごきげんよう。卒業式以来ですね」 「……ああ」 直視すらできないほどの眩しさに、頭を抱えつつ、今度こそフェオドラはソファへ歩を進めた。 卒業式……脳裏に浮かび上がる景色に、思わず瞼を強く閉ざし、どっと背を預けた。 柔らかなソファの感触に浸る間もなく、まだ数年ほどしか経っていない学生の頃を思い出す。
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島崎&ラシート工務店グループ 企業名略称 シマザキ、SR工務店 所属グループ 中立……むしろ、俺がグループだ! 本社機能施設 総合本社(カリマンタン島) 主要事業 ・土建業・情報通信業 軍事機能 清々しいまでに無し 外交 三大企業に等しく接する 概要 企業沿革 業務(商品) 社風 外交見積もりの透明化 非武装 報復措置 企業体制本社(島崎&ラシート工務店株式会社) 島崎&ラシート建設 島崎&ラシート舗装 島崎&ラシート掘削 ハイテックシマザキ プラカッシュ・メタル 早瀬設備 ヘンドリクス航空社 ライジング海運 ルイナー建設 ウォン農業畜産 リー・ダイ・ロー海産 その他 概要 旧インドネシア周辺(カリマンタン島およびセレベス島)に本拠地を置く、巨大な総合建設会社グループ。 非武装を貫いている上、三大企業のどことも平均的な取引をしているため、良くも悪くも政治的な発言力は薄い。 というより、政治的な発言力を指向した時点で、おそらく三大企業のどこかに袋叩きにされて吸収されかねない。そんな存在。 企業沿革 主に二大グループ時代ぐらいから頻発しはじめた「企業同士の衝突、武力による戦闘」という事態に対して、復興作業の集約化・効率化に目を付けた、独立系の幾つかの建設業者が元になった。 物理的な都市インフラの構築(電力や水道など)ができる技術者は、裏を返すと工兵としても優秀であり、戦闘部隊を持った企業に採用された場合、前線に送られることも少なくない。 それを嫌った「死にたくないけど土木業や建設業などしかできない」という零細企業や小企業を吸収し、巨大な建設会社として成立している。 名称も、当初は 島崎組 ラシート工務店 から、 島崎アレクサンダー合同社 ラシート・金錬工務店 となり、 島崎Aデトロイト総合建設 ラシート・金錬・ジョセフズライフライン工務店 のような経緯を経て、その2社が合併したときに「寿限無寿限無……」状態を回避すべく、この名前で落ち着いたという。 業務(商品) 戦闘により損傷を受けた都市機能の復興、および都市計画の新規開拓まで「都市を作り、インフラを整える」点において、必要なことを全て行えるだけの技術・人員を持つ。 但し、企業の意向によっては一部分野は発注されない(たとえば、エネルギー系を得意とする企業であれば、送電インフラは自社で調達するため)こともあり、それに関しては発注側の意向に従う。 また、単純作業や一部の事務などは、建設を請け負った都市での短期雇用で賄うことがあり、住民から「仕事を奪われた」と敵視されないよう気を遣っている側面もある。 世界の随所で活躍しているため、領土の奪い合いが日常茶飯事となっている地域では「奪った側がとりあえず島崎&ラシート工務店に復興を依頼した。数年経たずしてその土地は別の会社に奪われたが、その復旧作業をしているのは相変わらず島崎&ラシート工務店だった」みたいなことが起きる。 建築用の資材や、ネジ・釘の規格など、なにげに本社独自形式が、数の上では世界で一番普及しているのではないか?という説もある程。 社風 子会社という形式での部門が多数あり、部門ごとの温度感は若干違うものの、基本的には全体を通じて「職人肌」かつ「体育会系」の空気は強い。 但し首脳部は、現在の政治状況において尚、中立を保っている手腕を見るに、相当な政治家かつ経営者である。 外交 中立を保つため、以下の方式を掲げている。 見積もりの透明化 特定企業(企業グループ)との癒着・優遇を防ぐため、三大企業からの受注に関して、全て「見積もりの方法を事前に公開した上で、そこに差異を設けない」という手法をとる。 短期的には「取れるだけ取る」「相手の足元を見る」ということができない欠点があるが、政治的には中立性を主張することに役立っているとされる。 非武装 戦力の類は基本的にない。 保安部門の警官は拳銃程度は携行しているし、工事用の重機(マゲイアを改造したものを含む)を使えば多少の抵抗はできるかもしれないが、それでも「規模は広いから時間はかかるが、テウルギア1機あれば鎮圧できる」と見なされる程度。 マゲイアを改造した重機にしても、装甲版を透明な強化プラスチック素材に変更する等、戦闘力がないことのアピールには、かなり気を配っている。 報復措置 島崎&ラシート工務店の人員および機材には、わかりやすい形でロゴや模様を配している。それらを攻撃した企業が所属する企業グループ全体に対して、一定期間の取引停止などを行う。 相手が賠償に応じた場合、取引停止は即座に解消される。 現在では割と多くの企業が、多かれ少なかれ「戦後処理をこの企業に依存している」部分があるため、手出しをしない・戦闘に巻き込まないのは暗黙の了解となっているようだ。 企業体制 本社(島崎&ラシート工務店株式会社) どのような場合であれ、発注者(三大企業)との折衝は本社が行い、子会社との直取引は一切認めていない。 逆に実働部隊は一切持たないため、以下の部門がある。 営業部 主に仕事の請負交渉を行う。 調達部 仕事で稼いだ各企業グループの通貨を使用し、食料や資材の輸入を行う。 保安部 会社領域内の警察業務。 島崎&ラシート建設 主にビル等の建築を行う 島崎&ラシート舗装 道路インフラの整備に特化。コンクリート製造も行っている。 島崎&ラシート掘削 トンネル工事および地下配管を主に行う。 ハイテックシマザキ グループ内の重機および建築機器の開発・整備を行っている。 プラカッシュ・メタル 金属加工業。ネジやボルト・ナット等に関して、三大企業および本グループ独自規格を網羅するため、工場はかなり巨大。 早瀬設備 主に光ファイバーや電気線による、通信部分の設営を行う。無線通信事業や、放送局の設営なども可能。 ヘンドリクス航空社 人員や物資の空輸に用いる、大型輸送機の運用およびメンテナンスを行っている。 ライジング海運 海運による資材の輸送が主。船舶のメンテナンスはハイテックシマザキに外注している。 ルイナー建設 主に鉄道インフラ(線路・架線)の設営を行う。 ウォン農業畜産 企業在住地における農業および畜産を一手に引き受け、また買い付けも行っている。とはいえ保存が困難な野菜・果物に特化しており、穀類は研究のための畑がある程度。 (但し、品種改良による穀類の「開発」は行っており、これを三大企業に等しく輸出することもある。良品質で収穫量の多い穀物を三大企業が作ってくれれば、自分のところも安くで買える、という発想らしい) リー・ダイ・ロー海産 漁業および、缶詰など保存食の製造をしている。ごく少量ながら希少品の輸出をしている模様。 他、子会社および孫会社が多数ある。というか、グループ傘下の会社は1000社を超える。 (※社員数が1桁の「町工場」レベルの会社もあるので仕方ない) これに関して、経営幹部会では過去に何度か「組織のスリム化」が話題になったが、各社独自の細かい安全対策やノウハウのすりあわせが困難なため、安定稼働するまでのコストを見積もれないとされ、現状を維持している。 その他 噂レベルではポイエシス・ネットワークや、独立研究機関テオーリアからの依頼すら受けていると言われているが、公式に否定している。 非武装ではあるが、山賊・海賊の類や、反企業ゲリラ勢力など、三大企業以外の襲撃が考えられる場合は、三大企業に護衛を依頼することはある。 食糧事情が芳しくない。構成人員は社員だけで20万人を超え、家族もあわせれば100万人とも言われる人口に対して、食料生産がかなり弱いので当たり前である。 とはいえ、食料事情にせよ、非武装にせよ、明確な弱点を晒し続け、かつ「社会インフラの維持に、潰れたら困る」立ち位置を維持することで、戦乱から逃れつつ仕事をする政治的スタイルとしては成功していると言える。
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第5幕 ―― 強撃 立ち込める爆煙――先程にアルセナルのマゲイアを二機ごと吹き飛ばした、次弾=空より落下した増援=漆黒のテウルギア〈Ω ZERO〉の被弾。 「おい! 生きているのか!? 応答を……クソッ」=ドグジンの喚呼/しかし沈黙を貫く通信に、呆れるよりも早く苛立ちが先行。 ドグジンの知らない機体……広大極まりない技仙公司の領土内をカバーする膨大な軍……その末端も末端でしかない/だが始めて見る奇怪な容貌であることに相違なし――機体を駆け巡る金色の線。 本当に技仙公司が開発した機体なのか/また別の企業が作った機体を使う傭兵なのか……ドグジンには判別する余裕すらない。 眼前に広がる光景――圧倒的な攻撃力で全てを葬った鈍色のテウルギア/今も細々とした黒煙を吹き上げる〈33式小機〉だった残骸=部下の一人だった董芽衣(ドン・ヤーイー)が死んだ場所。 第四の勢力と思しき狙撃手――今の今までこちらへの攻撃なし=味方だと信じたいが、いつ弾が飛んでくるかわからず/今も、遠くから眺めているに違いない。 始めから戦場にいたアルセナルのマゲイア=鈍色のテウルギアへ向けて疾駆の真っ最中――あまりにも無謀としか思えない所業。 だが――ドグジンの舌なめずり――未だ功績を作っていないドグジンが、テウルギアの跋扈する戦場から逃げ出す手土産には格好の標的。 幸いにもいずれの機体とも等しく離れた位置/鈍色のテウルギアに至っては武装なし=丸腰の極み=こちらをすぐに殺せるはずもない。 ただ単に仲間を失っただけで終わるわけにはいかない/せめて部隊を収める者としての功罪を糧に……帰還後に下される無能の烙印から逃げなければならない。 位置取りは上々/武装=機関砲も未だ健在……狙うべき目標は、こちらに背を向けている。 ああ(・・・)、そうだ(・・・)=内側からささめく声が聞こえる/部隊の連中が死のうが、自分が生きているならまだやり直せる――だから生きろ/だから帰れ/だから殺せ。 握りしめた操縦桿/覗き見る画面の向こう――たった一機=暴虐の化身じみた鈍色のテウルギアへ、果敢にして無謀にも突撃するアルセナルの勇敢なパイロットへ、照準を定める/引き金へ伸びる指――口の端をなぞる汗を拭う余裕もなく。 「どのみち死ぬなら、せめて俺の役に立ってくれよ」 刹那=駆け抜けた閃光/一瞬で染まる画面……それが光学兵器でもない、単なるレールガンの砲弾だとすら気づく間もなく……たった一機となった〈33式小機〉が、ドグジンごと消滅した。 周囲を黒鉛に埋め尽くされる中……ユージン・馬が冷や汗を浮かべる。 「まだか……」 ……輸送機の腹を引き裂き/空中を落下し/直近にいたSSCNのマゲイアを切り捨て/飛来したミサイルを撃ち抜いた……はずだった。 凄まじき炸裂=一体どれほどの爆薬が詰め込まれていたのか想像も難しく――迎撃に使ったはずの小銃(ガジェットガン)+それを握りしめていたはずの左腕の肘から先が、バラバラに砕け散った。 度重なる超負荷稼働によるエネルギーの一時的枯渇――レメゲトン:ジェットバッシャーの独断により強制的に待機状態へ移行。 いきなりとなる機体の損傷――けたたましく鳴り響く警告音に耐える。 「まだなのか……!」 画面を凝視/時間稼ぎ/表示枠に浮かぶエネルギーが再起可能となるまで/依然として沈黙を貫くジェットバッシャー=必要最低限以下となる頻度でしか彼女の発語を聞くことはない……逸る気持ちを、なだめてくれるはずもなく。 幸いにも黒煙に身を紛らわしているせいか、次なる攻撃が飛んでくることはない。 その間にも味方がどうなっているかの判断さえ許されない/下手に動けば再び敵の攻撃を招きかねない。 ……滲む尚早の汗に塗れた手が、操縦桿を握り直す。 ようやく機体に動力が供給される=機体の表面を、黄金の輝き(ゴールデンライン)が這い回る/頭部に真っ赤な光が灯る。 吹き荒れる爆轟=周囲に立ち込める黒煙を吹き飛ばし、煽りを受けた機体がよろめく/一歩足を開いて立て直す。 眼前にマゲイア=雪原に突っ込まれた四本脚=高そうな安定度/小型な機体に携えたライフルを掃射――〈Ω ZERO〉の表面を撫でるに終始=従来のテウルギアと比類なき頑強さを誇る漆黒の装甲(ブラックアーマー)の本領。 構わず前進=雪に引っ張られた脚部がもたつく/驚くほど上昇を見せない速度計/即座にスラスターを噴出――眼前のマゲイアとの距離を詰める。 変わらず機体表面にチラつく火花/あまりにもささやかな抵抗/無駄だとわかって尚、それしか手段を持たない哀れさ――ユージンの眉根にシワを寄せる/にわかに生じる逡巡/抱き始める憐憫=姿はおろか会話すらしたことのない敵へさえ……およそ兵器=人殺しの道具を扱う者とは思えない甘えに満ちた思考。 だが始めた行動を止められない……技仙公司からの信用を果たす上では必ずしも通らなければならない/果たさなければならない任務。 一度吸った息を止めると同時に距離を詰める/敵=四本脚ゆえに、移動の際に雪から受ける負荷も増えて速度が上がらず――わずか数秒に詰まる距離。 残された右腕=握り拳に設えられた小さな箱――金色=全身の光が、波を打つように集中――右腕と小さな箱へ。 一瞬に屈んだ〈Ω ZERO〉=急速落下する重心/脚部に伸びの余裕+スラスターの噴出を合わせた急加速=敵のライフルを跳ね除ける装甲/超近接戦。 振り放たれた拳(ストリームナックル)――マゲイアの土手っ腹へ/一瞬に放たれる輝き=爆発にも似た刹那の光――敵を打ち貫く強力な炸裂。 「この力は、強すぎる」 眼前――マゲイアだったはずの機体が粉々に爆散/巻き上がる爆焔・鉄片――ガラクタと貸した残骸の四散/全てが雪中へ埋没=黒煙すら白に飲み込まれる。 眼下に広がる白雪/上空を満たす灰色の空。 立ちすくむ漆黒/全身を駆け巡る金色――世界に溶け込めないまま強烈な個を主張する違和感そのものとして顕現。 周囲を見渡し……最後となった一機を見つめる。 鈍色のテウルギア=マゲイアと思しき残骸をひたすらに踏みつけていた/単なる機体の膂力で敵を葬った――暴虐の集合体。 脳裏を掠める違和感――眼前にいるテウルギア=ただの兵器らしからぬ暴力性。 丸腰であるはずの機体……だが逃げる素振りなし/むしろこちらを見つめて立ち尽くす――明確な敵意を感知。 思わず、機体を身構えさせた……何が出てくるかわからない/先程のミサイルを飛ばした機体かもしれないと奥歯を噛み締めながら。 「やるしかないのか、俺は」
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ロマニア連合工業 企業正式名称 ロマニア重工企業連合 企業名略称 ロマニア 所属グループ クリストファー・ダイナミクス・グループ(基幹企業・主要軍事関連企業) 本社機能施設 ロマニア・システムズ本社「マクスウェル」…旧ベルリン企業連合行政府…旧コペンハーゲン 主要事業 【軍事系】・テウルギア、マゲイアの開発製造と販売・各種通常兵器の開発製造と販売・軍事用通信システム、防空システムの構築及び保守・他企業への軍事戦力の供与【非軍事系】・通信設備、通信インフラの敷設及び保守・エネルギー及び各種鉱産資源の開発、供給・ライフライン系設備の開発運用、保守・民用車両、艦船、航空機の開発製造と販売 軍事機能 自社直属軍を保有、同グループ内の企業への戦力供与あり 外交 友好コラ・ヴォイエンニー・アルセナル敵対モズマ統治体、カルタガリア兵工廠 企業内人口 軍事系事業従事者…約80万人予備役人員:240万人一般人口…約6000万人 平時戦力 陸軍:35個旅団海軍:主要戦闘艦艇 150隻空軍:主要軍用機 504機 企業概要 主要構成企業 テウルギア・マゲイア生産フレーム その他製品アビオニクス類 行政システム企業連合行政府 11部 4庁 軍事・準軍事組織地上・航空兵器戦闘車両 マゲイア・テウルギア 航空機 陸軍戦力組織図 海軍戦力組織図 空軍戦力組織図 企業概要 クリストファー・ダイナミクス・グループ(以下CD)の基幹企業及び主要軍事関連企業の一つ。 旧ドイツ、チェコ、デンマークを支配圏として統治している。 三大企業の停戦境界線に面している企業の一つであり、CD内では最も前線に位置する企業である。 地理的にモズマ統治体と企業領域線を接している。 主にテウルギア・マゲイア・軍用機・ミサイル・軍艦などを製造している軍需メーカーである。 特にマゲイア及び艦船の生産においては高いランクに位置付けており、CDグループの戦線を支える柱となっている。 その総合的な軍事規模は基幹企業の中でも最大級と言える。 西ヨーロッパにおける有力軍事企業であったロマニア・テクノロジーを中心に、 周辺領域での大規模なM Aを経て巨大なシンジケートを形成したのが始まりと言われている。 企業全体の意思決定はコペンハーゲンにある企業連合中央議会による合議制で行われており、巨大故に鈍足で不透明な統治形態としばしば論じられる。 EAAグループとのドナウ川戦役でも先鋒の役割を果たし、その圧倒的な兵力を用いた面制圧作戦によって モズマ統治体に対して壊滅的な損害を与えた。 しかしながら、テウルギアの出現によりそれ以上の侵攻を断念。 来たるべき再侵攻に向けて、技術開発と部隊改編を行っている。 主要構成企業 ロマニア・システムズ(通信・電子部品) ライラック・マルティン(航空・エネルギー) アルフレッド・アーマメント(金属・重火器) LKIS(船舶・鉄鋼・エネルギー) リアン研究機構(化学薬品・食品・医療) テウルギア・マゲイア 生産性・整備性を重視しており、生産志向も同じような傾向が見られる。 同社製テウルギアは、マゲイアとの共同作戦を前提として設計されているものが多い。 テウルギアとマゲイア間でフレームの大部分を共有しており、非常に互換性が高いのが特徴。 生産フレーム TYPE 204-01X "ODIN" ロマニア連合工業初のフレームである為、機体構造・装備・システムの未成熟さを予め見越されて 拡張・改修がしやすいように機体規模を大きくし拡張性を確保している。 その機体設計思想から数々のマイナーチェンジが行われ、 初期型のフレームとしては最長クラスである11年間も使用され続けていた。 TYPE 215-01X/dA "FREY" TYPE 204-01Xシリーズはその配備当初、重装甲・重武装を指向した新概念兵器であったが故に、 210年辺りから始まりつつあった対テウルギア戦闘に対しての適性の低さが露わになった。 より小型・軽量で対機動兵器適性の高い機体の開発が211年にライラック・マルティン主導で開始され、 TYPE 215-01X/dAが215年に完成した。 全体的にスケールダウンされており、その全長は約14mと小柄である。 TYPE 227-02X/dA "NORNIR" ロマニア・システムズがTYPE 215-01X/dA "FREY"シリーズの後継機として開発した第2世代フレーム。 関係者には最強の第2世代と呼ばれる傑作機。 今なお現役であり、発展性を考慮した設計的余剰が担保されているため、 局地戦仕様や現地改修機など数多くのバリエーションが存在し、他基幹企業への輸出も盛んに行われている。 TYPE 230-03X/dA "ULLR" アルフレッド・アーマメントが開発した軽量型の第2世代フレーム。 227年に配備が開始された高性能第2世代フレームTYPE 227-02X/dAシリーズは、 その性能と操縦機構の複雑さ故に調達コストが高騰し、予算の圧迫・機体転換スピードの低下を招いた。 これは早急な数的増強を図るロマニア連合工業にとっては頭痛の種であり、 事態を重く見たロマニア連合工業は「Hi-Low-Mix」構想を掲げ、 より安価で操縦機構の簡素な参画企業・新兵向けの機体であるTYPE 230-03X/dA "ULLR"を誕生させた。 TYPE 234-04X/dA "EINHERJAR" ロマニア連合工業の次期主力フレーム。 ロマニア・システムズがTYPE 230-03X/dA "ULLR"を開発したアルフレッド・アーマメントを副企業として協力し開発。 他企業友軍部隊との戦域情報の統合運用を前提として開発されたフレームで 他部隊の支援よりも敵テウルギアの排除を最優先の任務として開発された。 アクチュエータの改良により駆動静穏性を、レーダー波吸収素材を使用した装甲によりレーダー欺瞞性を備えており、高いステルス性能を持つ。 その設計思想はカルタガリア兵工廠、SSCNによって製造されたEphthaliteへの警戒心の表れとも言われている。 配備数は少ないが、ロマニアに現行配備されている他のフレームとは一線を画する性能を保持している。 その他製品 アビオニクス類 M202-TCS 有人戦術装甲操縦系統システム ロマニア社のテウルギアに標準搭載されている、テウルギアの操縦系統を管轄するシステム。 コックピット内のハードウェアと、各機体系統の動作システムソフトウェアによって構成されている。 M202-MCS 有人装甲機操縦系統システム ロマニア社のマゲイアに標準搭載されている、マゲイアの操縦系統を管轄するシステム。 コックピット内のハードウェアと、各機体系統の動作システムソフトウェアによって構成されている。 マゲイアはテウルギアとは違い、機体制御に関してレメゲトンのサポートを受けられないため、 より高度な姿勢制御プログラムが組み込まれている。 海上統合情報システム「アルカナ」 アルセナル社の情報艦船とロマニアの情報艦船の通信プロトコルを統一化し、 IFFだけでなく、海上における戦域情報を統合するシステム。 行政システム 代表…(任期4年、四選禁止) 評議会…上院(定数25名)→名誉役員 役員議会…下院(定数153名)→各地方行政区から選出 企業連合行政府 11部 4庁 外務部(外務部長): 平和で安全な世界秩序の維持、調和ある対外関係の維持 ・発展、CDグループ内外におけるロマニア連合工業及びロマニア連合工業領民の利益の増進を行う。 財務部(財務部長): 財政の確保、適正な課税の実行、税関業務の運営、企業予算の管理、企業内通貨に対する信頼の維持及び為替の安定の確保を行う。 国防部(統合参謀本部長官): 他企業による侵略やテロリストによるテロから企業および領民の防衛の為に企業軍の統制を行う。 法務部(法務部長): 基本法制の維持及び整備、法秩序の維持、領民の権利擁護、企業の利害に著しく影響を及ぼす訴訟の処理、人の出入に関する事柄の管理を行う。 内務部(副代表): 行政の基本的な制度の管理、運営を通じた行政の効率的な実施、他の行政機関に属さない行政事務及び法で定められた行政を行う。 農林水産部(農水部長): 食料の安定供給の確保、第一次産業の発展、第一次産業従事者の福祉の増進、天然資源の適切な保存及び管理を行う。 通商運制部(通運部長): 他企業との貿易、交易物や物資の運送計画、各種交通機関政策の策定と実行を行う。 産業労働部(産労部長): 各物資の安定供給の確保、第ニ・三次産業の発展、第ニ・三次産業従事者の福祉の増進、機械資源と人的資源の適切な管理を行う。 厚生保健部(厚生部長): 領民の生活の保証と向上と経済の発展に寄与する為の福祉、保障衛生、労働条件、その他労働環境等の適切な管理を行う。 科学教育部(教育部長): 教育の振興および研究の推進、学術・科学技術の発展のための政策の策定・実行を行う。 都市開発部(開発部長): 国土の利用・開発に関する計画、エネルギー資源の有効活用、エネルギー政策、各都市開発計画の策定と実行およびそれらの修正を行う。 企業警察庁(警察庁長官): 領内の治安維持・反乱分子の抑制・領民の保護・各種重要組織の警護を行う。 係争調査庁(調査庁長官): 企業連合内外の非軍事的係争事項についての調査・調停を行う。 情報庁(情報庁長官): 企業連合内の非軍事的機密情報の保護と各部署の情報システムの保守・改善を行う。 領境警備庁(警備庁長官): 領境警備隊の指揮・人事を行う。 軍事・準軍事組織 ロマニア企業連合軍 指揮系統 代表ー統合参謀本部政務局 L統合参謀本部(JCS)ー各局 L陸軍参謀本部(AGS)ー陸軍総軍ー各軍管区 L海軍参謀本部(NGS)ー艦隊総軍ー各艦隊 L空軍参謀本部(AFGS)ー航空総隊ー各航空方面隊 三軍 企業連合陸軍(Enterprise Union Army) 企業連合海軍(Enterprise Union Navy) 企業連合空軍(Enterprise Union Air Force) 武官組織 領境警備庁(Border Security Office) 通商運制部航空管制局(Dep. Air Traffic Control) "航空管制局"を除く全ての軍事組織は企業連合代表によって統轄される。 三軍それぞれの参謀本部は統合参謀本部によって統括されるが、統合参謀本部長官に三軍の直接的な指揮命令権はない。 統合参謀本部は戦争遂行に必要な情報を収集、各軍へ共有するシンクタンクとしての役割を持ち、特殊部隊・軍事的諜報組織の指揮権を特務コマンドを介して保持している。 地上・航空兵器 戦闘車両 C-15 装甲兵員輸送車 C-23 装甲兵員輸送車 LAV-22 歩兵戦闘車 LAV-30 歩兵戦闘車 MBT-27 主力戦車 LT-29 偵察戦車 MBT-25(Mark.3) 主力戦車 MBT-32 主力戦車 SPA/H-26 155mm自走榴弾砲 SPA/A-24 25mm自走対空砲 SPA/H-30(LAV-30H) 125mm自走砲 HIMAR-27 6連装自走ロケット砲 MLR-30 12連装自走ロケット砲 マゲイア・テウルギア TYPE 215-01M/C ゴリアテ砲撃型 TYPE 227-02M アンタレス TYPE 230-03M スクルド TYPE 230-03M/HM スクルド 火力支援パッケージ TYPE 215-01T/R フレイ Phase2 TYPE 227-02T ノルニル TYPE 227-02T-2 ノルニル Phase2 TYPE 230-03T ウル TYPE 234-04X エインヘリアル先行量産型 航空機 LM25/F 戦闘機 LM34/F 戦闘機 LM31/MF マルチロール機 AL20-SB 戦略爆撃機 AL26-TB 戦術爆撃機 LMH27/MH 多目的ヘリコプター 陸軍戦力 陸軍戦力として企業連合陸軍を組織している。 企業連合陸軍とはロマニア連合工業が保有する常設陸軍であり、 平時において総兵力は150,000人、3軍管区、5連合軍から構成されている。 平時兵力として17個歩兵旅団、3個軽歩兵旅団(偵察旅団)、4個機械化歩兵旅団(装甲擲弾旅団)、5個戦車旅団、3個砲兵旅団、3個防空ロケット旅団、計35個旅団を有する。また、テウルギア・マゲイアを機兵旅団として5個旅団保持している。 また、そのドクトリンは優勢火力思想に基づいており、火力飽和による敵勢力の殲滅を目標としている。 その戦力の大半はモズマ統治体・カルタガリア兵工廠との勢力境界に配備され、高度な指揮統制網下において、陸軍参謀本部からの指示に即応できる体制を整えており、アルセナル社陸軍と共にCDグループの盾となっている。 組織図 第1軍管区(ニュルンベルク) 第7諸兵科連合軍 第2歩兵旅団 第9歩兵旅団 第17歩兵旅団 第47歩兵旅団 第52歩兵旅団 第48偵察旅団 第19偵察旅団 第4装甲擲弾旅団 第15砲兵旅団 第1機兵旅団 第27防空ロケット旅団 第26諸兵科連合軍 第8歩兵旅団 第20歩兵旅団 第23歩兵旅団 第24歩兵旅団 第2装甲擲弾旅団 第3機兵旅団 第2軍管区(ワルシャワ) 第34諸兵科連合軍 第10歩兵旅団 第12歩兵旅団 第61歩兵旅団 第9装甲擲弾旅団 第5戦車旅団 第7砲兵旅団 第50防空ロケット旅団 第8機兵旅団 第3軍管区(キエフ) 第3諸兵科連合軍 第15歩兵旅団 第22歩兵旅団 第48歩兵旅団 第49歩兵旅団 第55歩兵旅団 第73偵察旅団 第1装甲擲弾旅団 第20砲兵旅団 第31防空ロケット旅団 第4機兵旅団 第9機兵旅団 第8戦車連合軍 第11戦車旅団 第27戦車旅団 第29戦車旅団 海軍戦力 企業連合海軍とはロマニア連合工業が保有する常設海軍である。通称 ロマニア海軍 平時においての人員は250,000人。5軍港、4艦隊から構成されており、主要戦闘艦艇数は150艦以上に及ぶ。また海軍航空機を600機程度保有している。 海軍参謀本部隷下に海軍総隊が存在し、それぞれ各艦隊に指令を伝達する。 保有艦 LIS プロイセン級戦艦 1隻 LIS ブラウンシュバイク=リューネブルク級戦艦 2隻 LIS リュッチェンス級航空母艦 6隻 LIS レーダー級航空母艦 2隻 LIS ミュンヘン級ミサイル巡洋艦 24隻 LIS ヒュルトゲン級ミサイル巡洋艦 12隻 LIS フォーゲル級ミサイル駆逐艦 42隻 LIS ドナウ級ミサイル駆逐艦 20隻 LIS ファールゼルベルク級(改ドナウ級)ミサイル駆逐艦 4隻 LIS リッベンドロップ級フリゲート艦 40隻 LIS クラウゼウィッツ級フリゲート艦 14隻 LIS ヴォルフガング級原子力潜水艦 12隻 LIS デーニッツ級原子力潜水艦 8隻 LIS クレッチマー級原子力潜水艦 4隻 LAS シャハト級輸送艦 8隻 LAS ゼーレヴェ級強襲揚陸艦 8隻 LAS アデナウアー級給油艦 10隻 LAS 戦術輸送艦「ナハティガル」1隻 以下多数支援艦艇 組織図 第1艦隊 大西洋 - ヴィルヘルムスハーフェン(旧ドイツ) 第1空母打撃群 第2空母打撃群 (旧グリーンランド分遣艦隊) 第7空母打撃群 第1火力打撃群 第1護衛隊群 第9護衛隊群 (旧グリーンランド分遣艦隊) 第10護衛隊群 第2艦隊 北海 - ポーツマス(E A駐留艦隊) 第3空母打撃群 第5空母打撃群 第2火力打撃群 第4護衛隊群 (旧グリーンランド分遣艦隊) 第7護衛隊群 第8護衛隊群 第3艦隊 ノルウェー海 - フレゼリクスハウン(旧デンマーク) 第4空母打撃群 第8空母打撃群 第3火力打撃群 第3護衛隊群 第5護衛隊群 第4艦隊 バルト海 - グダニスク(旧ポーランド) 第6空母打撃群 第2護衛隊群 第6護衛隊群 空軍戦力 企業連合空軍とはロマニア連合工業が保有する常設空軍である。通称 ロマニア空軍 平時においての人員は75,000人。3航空方面隊、7航空団から構成されており、その戦闘機数は504機に及ぶ。また回転翼機を70機程度保有している。 空軍参謀本部隷下に航空総隊が、航空総隊隷下に防空軍と戦略空軍があり、防空軍はそれぞれ各航空方面隊に指令を伝達する。 仮想敵であるEAAグループの制空能力の貧弱さゆえに近年は減少傾向にあり、海軍航空隊への人員と装備の転換が行われている。 組織図 航空総隊 防空軍司令部 中央航空方面隊(ドレスデン) 第1航空団 第4航空団 第24航空団 中央航空警戒管制団 第1高射群 第7高射群 中央航空施設隊 西部航空方面隊(ベルン) 第2航空団 第51航空団 西部航空警戒管制団 第2高射群 第12高射群 西部航空施設隊 東部航空方面隊(ワルシャワ) 第8航空団 第14航空団 東部航空警戒管制団 第3高射群 東部航空施設隊 戦略空軍司令部 第1戦略爆撃航空団 第2戦略爆撃航空団 原案/薊
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こちらにご意見・御要望をどうぞ。確認次第返答を致します。 - 更科 月華 (2018-06-20 05 13 53)
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ツールを使ってみよう ツールを使えば、より速く、より簡単にクリックできる! 日本・ハンガリー・台湾などの国は「ツール」を使ってクリックしています。ツールの種類には、自動でクリックを行う「砲台(クリックツール)」、砲台が取得した認証画像の認証によって砲台を稼動させる「認証ツール」と、大きく分けて2つの種類があります。 ツールの使い方は簡単で、PCに詳しくない人でも大丈夫です。わからないことがあったら 2ch本スレ かフォーラムで気軽に聞いてみてください。 砲台(クリックツール) まずは自動でクリックするツール(砲台)をダウンロードしましょう。 ダウンロードして起動すれば、あとは放っておいてもクリックしてくれます。いくつか種類があるので、自分に合うものを使ってください。 ACS(斧) Advanced Click System、通称「ACS」または「斧」Windows 95,98,Me,2000,XP,Vistaで動作します。シンプルさから多くの人に愛用されているツール。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (acs30_s.gif) ACS(斧)V3.0をダウンロード DLしたzipファイルを解凍する 小町[acs]というファイルをダブルクリックで実行 初回は共通設定画面が出るので、適当に設定する「時間で送信のレベル」の項目は、現在「LEVEL 1(遅)」を推奨します。 設定完了後は全自動でクリックします。起動したまま放置しておいてください。初回はクリック開始まで時間がかかるのでのんびり待ってください。(「探」ボタンを押すと、他動認証で他のクリッカーを支援できます。) 詳しい使い方は、斧(ACS)ページ をお読みください。 よくある質問 起動してしばらくは「多重起動しすぎのようです」と表示されてんぽりますが、しばらく待っていれば直ります。いつまで経ってもクリックしないときは他にも砲台を起動していて、本当に多重起動しすぎていることが考えられます。 「フルモード」の文字を押すと実際にクリックしている様子が見れます。 斧がダウンロードできない方へ 以下を全て確認してみてください。 インターネットオプション-言語-日本を一番上に。 IEで「左クリック」。IE以外のブラウザでは落とせない場合あり。 ダウンロード支援ソフトは使わない。(「何それ?」って人は気にしないで大丈夫) FireVolcano(ほのか) FireVolcano、通称「ほのか」です。(FireVolcanoの訳「炎火山」から)Windows全般、Mac、Linuxで動作します。Firefox2.0以降が必要。多機能だが使いやすい。Firefoxを入れている人に特におススメ。 ツール概要はこちら インストール方法&使い方はこちら インストールの手順 ほのか公式サイトからインストールパッケージを右クリックで適当な場所に保存。 保存したファイル(FireVolcanoPE-x.xx.x.x-win.exe)をダブルクリック→実行。 インストーラの指示に従いインストール。「デスクトップにショートカットを作成」のチェックは外さない。 全て完了したらデスクトップのショートカットから起動できます。起動後は放置で継続的にクリックします。 窓数を変えたいとき、火連が上手く動かないときは火連ページを参照。 アンインストールしたいときはコントロールパネルの「プログラムの追加と削除」から行ってください。 砲台設置の注意点 BAN(アク禁)について 砲台でクリックする場合、BANされる危険があります。自己判断でご利用ください。(BAN=clickclickclick.comにアクセス禁止になりクリックできなくなること) BANされてしまったときは「アク禁・99規制」を読んで対処しましょう。 また、時間がたてばアク禁は解除されるので、その間は認証ツールに専念するのも大いにアリ! Anyone who uses scripts, tools, programs, or obtains clicks in an automated way, will be banned.「スクリプト、ツール、プログラムを用いる者、自動化された方法でクリックを行う者はBAN(アクセス禁止)されます。」クリックサイトの公式ルール(Aboutページ) 多重について 砲台を同時に複数起動してクリックの勢いを上げることができます。このことを「多重」「多窓」、その数を「○窓」と表現します。 多重のやり方については赤wikiの斧やほのかのページ、もしくは多重ガイドをお読みください。 1つのIPで多重できる窓数は制限されており、それを超えるとクリック不可&最悪の場合BANになるので注意。最大窓数は頻繁に変わるので、2ch本スレや赤wikiトップページをこまめにチェックしてください。 必ず最新版を使う 古いツールを使っているとBANされやすくなります。 ACSはフォルダ内の「小町[+ACS]をバージョンアップする.bat」をダブルクリックでアップデートできます。 ほのかはFirefoxメニューの[ツール]-[アドオン]-[更新を確認]で更新があれば実行し、Firefoxを再起動することでアップデートできます。 長時間クリックしたまま放置する場合は電源オフやスタンバイにならないようにする 長時間経過しPCが自動的に電源オフやシステム休止状態、スタンバイになると、クリックが途中で止まってしまいます。電源オプションの設定を変えて対処してください。 (WindowsXPの場合、[コントロールパネル]-[パフォーマンスとメンテナンス]-[電源オプション]で設定できます。) たまにはパソコンを休ませてあげる PCは精密機械なので、長時間使っていると調子が悪くなってしまいます。 ときどき電源を切って休ませてあげましょう。 次のステップへ 砲台はうまく設置できましたか?次はクリックゲームの華、他動認証についてです。以下のリンクをクリックしてください。 認証人ガイドへ進む
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以下、「TEN MILLION ROADS」で遊ぶ上でのルールです。 多重登録をしない。 アイテム取引などで詐欺をしない・またはそれに加担しない。 荒らさない。(無意味な叫びなんかも当てはまります) バグを悪用しない。 不正ツールを使用しない。 周囲を不快にさせるような発言をしたり、そのような名前をつけない。 不正アクセスをしない。 追放騎士団を悪用しない。 基本的に以上のことが守れていれば、 ゲームから追放されたり管理者側から警告を受けることもありません。 ネチケットをきちんと守って遊びましょう。 FAQ Q、兄弟でゲームをしたいです。多重登録になりますか? A、許可します。多重登録にはなりません。 登録する前に掲示板等で管理人に連絡をお願いします。 ただし、兄弟登録となった場合、何らかの問題が起きたときには 本人の許可なくログや手紙の中身などを公開する可能性があります。 よく考えて兄弟登録してください。 ※連絡をせずに兄弟登録をすると多重登録になってしまいます。 Q、ログインできません。何回やっても「パスワードが違います」と出てきます。 パスワードを忘れてしまいました。 A、まず、何回やってもパスワードが合わないときは全角・半角等が違っていないか確認してください。 それでもだめなら何らかの原因でパスワードを変更された可能性があります。 ・多重登録をしていた ・アイテム取引などの詐欺、追放騎士団の悪用などに加担した 上のような理由があれば管理者側からパスワードを変更して凍結にしています。 また、パスワードが簡単なもので第三者にばれ、変えられることもあります。 パスワードを忘れてしまった場合、掲示板などから連絡をお願いします。 パスワードを再入手する際にはメールアドレスが必要となります。 手紙やほーむのログからいくつかの質問をし、本人確認をした後、 メールアドレスを通してパスワードをお伝えします。 くれぐれもパスワードは忘れにくく、第三者にばれにくい簡単ではないものを設定するようにしましょう。 Q、発言は自由にしてもいいのでしょうか? A、基本的に自由です。ただし周りの人を不快にしないようにしましょう。 ・初対面の人にタメ口を聞く・呼び捨てをする ・カッとなって悪口を書きこんだりする こんなことはやめてください。 相手の発言に頭に来たとき、まず画面から離れて心を落ち着かせましょう。 その状態でまともな文章を書ける人はいません。 そんなことをしたせいで仲直りできるところを仲直りできなくしてしまう場合もあります。 また、ネットスラングをここぞとばかりに多用するのもやめたほうがいいでしょう。 ネットに慣れていない人にとっては悲しくなります。 ネットに慣れていても見ているだけで疲れる人もいます。 「w」ぐらいは知っておいたほうがいいかもしれませんが・・・ 状況を読んで適切に使いましょう。 特定の人しか分からないような話題などは 冒険に出るなどの人の多い場所ではやらないほうが無難です。 ほーむ、ギルド内、ささやきなどでなら基本的に大丈夫ですが、 関係ない人のほーむではしないようにしましょう 人の呼び方 親しい相手だったらどう呼んでも問題はありませんが、初対面などの相手には注意。すくなくとも「~さん」は使いましょう。 いないとは思いますが「おいお前」「そこの人」なんていうのはやめましょう。 クエストをする際の注意 寄生はアウト ・寄生はトラブルを招きやすいです。無闇矢鱈に寄生しないように。 最近は寄生しても余り怒られる事はありませんが、行く場所によっては注意されることもあります。 ダメと言われたら素直に抜けましょう 追放騎士団の注意
https://w.atwiki.jp/kakuto1/pages/289.html
102 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/06/14(火) 00 47 03ID QjU9FTUj 【マリア 君たちが生まれた理由】 当時流行った多重人格物、お話自体はたいした事ないが主人公のマリアが持つ 遠山景織子似の不気味さでツボだった 【マリア2 受胎告知の謎】 レビューなどにも書かれているが探索パートの操作性を除けば出来のいい作品だと思う。 多重人格から人魚の話にいきなり変わってるけど、違和感ないし。 それから1作目のお話も関連してるので遊ぶ時はセットの方がいいと思います。
https://w.atwiki.jp/kakuto1/pages/288.html
102 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/06/14(火) 00 47 03 ID QjU9FTUj 【マリア 君たちが生まれた理由】 当時流行った多重人格物、お話自体はたいした事ないが主人公のマリアが持つ 遠山景織子似の不気味さでツボだった 【マリア2 受胎告知の謎】 レビューなどにも書かれているが探索パートの操作性を除けば出来のいい作品だと思う。 多重人格から人魚の話にいきなり変わってるけど、違和感ないし。 それから1作目のお話も関連してるので遊ぶ時はセットの方がいいと思います。