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あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 英数 か行 か行ガーゴイル組 カード カード購入スパイラル カードネーム 回収 回線魔神 解答技術 カウンター 学籍番号 カスタマイズ 画像問 狩り カンスト カンペ キーボード 儀式 キノコ 決まり字 黄問 逆窓 強制排出 金属賢者 空気問 クエスト 区間賞 クマフィー グランドスラム クレジット グロ問 計算問題 芸能 ゲームデザイン ケルベロス組 賢者 賢神・賢帝・賢王・賢将 限定カード、限定PASS(限定パス) 検定賢者 検定問 公式未掲載 公式本 ゴールデンタイム ゴーレム組 語学知識依存問題 誤答メガホン コンティニュー コンマイ(KONMAI) ガーゴイル組 本作に実装されている組のうち、フェアリー組から数えて3番目に位置する中堅組。 6では前作からの引き継ぎプレーヤーは一律にここに所属となった(のちにユニコーン組に変更)ため、稼動初期はライトから廃人まで入り乱れてのカオスな状況が展開されていたが、本作では前作からの引き継ぎに際して所属組も引き継がれるため、そのような状況は回避された模様。 ここからユニコーン組に落ちることも可能ではあるが、それには最低1回COMに踏まれ予選敗退し、平均11位より下になる事が条件となる為、このクラスに上がった人がユニコーン組に下がる例は殆どない。よって(ある程度プレーしている人達から見た)実際に組落ちで機能している最低クラスは、このガーゴイル組と言ってよい。 6以前のデータがなく、8ロケテのみをプレーしたカードはここから始まる……らしい。 新規カードで学校案内をスキップするとこの組からスタートになる。その為、強者のサブカが参戦することもあり、厳しい展開になることも。しかし、基本的には初級者の集まる組であり、問題もそれほど難しいものは出題されることがなく、まったりした空気でプレーすることができる。 6の出題範囲はタイピング(旧キーボード総合)までだったが、7以降ではマルチセレクト、ランダムも出題されるようになった。 中級組としての機能を持たせるべくか、本作では出題難度が過去に比べ上がっている模様。 カード e-AMUSEMENT PASSの通称。パスともいう。ゲームデータを保存するのに必要で、これがなければ経験値等が記録されない(体験入学生となる)。 データそのものはKONAMIのサーバーに記録されており、カードナンバーによりそれをゲーム毎にダウンロードするだけである。 そのためカード自体を破損・紛失してもデータが失われることはなく、カードナンバーさえ控えておけば新しいカードに引継ぐ形で復旧可能(ただし、KONAMI IDへの登録が必要。これ自体は無料)。その上で「e-AMUSEMENT GATE」のベーシックコースで課金(月額315円)すれば、PCや携帯等でQMA戦績を閲覧する事ができる。 逆にサーバーにアクセスできない状況(サーバーメンテナンス時間等)では、保存データ(及びカード)は利用できない。 一般柄として販売されているのは銀色のものである。2008年までは赤色で、材質も現在のものと違い、使用回数が増えるにつれカードの印刷が剥げるなどの欠点があった。 その後QMA5の限定PASS以降材質が現在のものに変更され、印刷が剥げる欠点が解消された(ちなみに銀カードの登場はこれより後である)。 新作登場などで限定カードが発売されることがある。詳しくは下記「限定カード」を参照。 同一カードを使用して他の対応ゲーム(BEMANI系統の音ゲー、麻雀格闘倶楽部等)のデータも保存可能。 1枚200円~500円(店舗により価格が違う。稼働店舗情報の項目も参照)。 紛失時の復旧のし易さにおいては他社に追随を許しておらず、「繋がっていなければ使えない」という欠点を補って余りある。詳しくはよくある質問集を参照。 カード購入スパイラル 自分の限界に到達した時点で新しいカードを購入し、修練生からやり直すこと。下位組いじめの原因になりやすい。 ただし、過度の下位組いじめは新規プレーヤー離れを引き起こす事にもなりかねない。プレーヤー数の減少は、続編打ち切りや、店舗からの撤去を招く遠因になるので、その辺りは節度を持ったプレーを心掛けよう。 カードデータが新しくなっても中の人(=プレーヤー)は同じであるため、結局同じ壁にぶつかる。すなわち最初にやり直した時点でスパイラルは始まっている。 カードネーム カード使用型のネットワークゲームに用いられる、カード毎に記録された固有の名前のこと。略称CN。QMAにおいては、キャラクターの名前を指す。 QMAに限らず、カードを使う他のアーケードゲームでも使われる言葉なので覚えておいて損はないかも。 カードネームの由来はオリジナルから実際・架空の人物や略称などさまざまがある。なかには、使用キャラの声優(中の人)に関するカードネームもある(特に、アイコやミューあたり)。 QMAではカードネームの重複チェックはされていないため、CN・使用キャラが同じでも同一人物とは限らない。この場合は接続先と個人データ(と学籍番号)が頼りとなる。 なお、カードネームを決める時に倫理的に反している場合は強制的にデフォルトネーム(通常のキャラ名)に変更される。 回収 →問題回収 回線魔神 何らかの原因でオンラインプレ-中に「通信中・・・」の画面が長時間続き、最終的にアイスになる状態が多発すること。 協力プレーでこれが頻発した日には目も当てられない。ちなみにQMA8では7月1日、2日に、この現象がよく起こっている。 解答技術 プレーヤーの能力要素の一。読んで字の如く問題を解くテクニックであるが、常に早解きクイズの要素を持つQMAに於いてはどれだけ時間を掛けずに正解を弾き出せるかが問われる。上級組で正解を前提にして出てくる様な問題は大抵これを競うことになり、時間に余裕が無い状況下では同じくを巧拙次第で明暗を分ける事が多々有る。 知識以外の面でこの能力が問われるのも、やはりQMAの本質といえよう。 カウンター 決勝、及び店内対戦などの出題を選べる場において、相手の出題した出題者自身では分からない問題を単独正解すること。実力差が接近していると、これで勝負が決まることもある。類義語として「反計」「マホカンタ」「リフレク」がある。 ジャンルとしては正解率が高くないものの、特定のサブジャンルが異常に強い人がいた場合に起こりうる現象である。たとえばスポーツは全体では苦手だが、Jリーグには興味があって国内サッカーだけは詳しかったりする場合など。相手の得意サブジャンルに当たってしまった場合はまさにヤブヘビ。 全国大会でこれをやられると出題者のチーム全員への迷惑行為となる。グラフは高レベル安定プレイヤーほど当てにならないことは覚えておくべきである。 学籍番号 プレーヤーデータ毎に割り当てられている固有の識別番号。QMA5から登場。 「【英大文字】1字+【数字】7桁」で構成されている。 【英大文字】はそのデータを作成した(最初にプレーした)作品を表し、QMA1 A、QMA2 B…というように現在はHまでが存在している。 【数字】はA~DについてはQMA5で引き継ぎをした順番を英字毎に表し(勘違いされることがあるがQMA1~4の初プレー時期は無関係)、E~Hについてはその作品稼動中に作成された順番を表す。 引き継ぎ時にQMA6ではCNを、QMA7、8ではCN・キャラクターを変更することが出来たが、学籍番号に変更はない。 当然ながら、英字を現作のものから遡って見る事によって古参プレーヤーやその人の年層を見抜く材料となる。例:A及びBを冠していれば、ほぼ未成年のプレーヤーではない事を示す。 余談だが、キャラクターの初登場時期の関係でQMA6まではユリ・タイガの学籍番号A、ユウ・ヤンヤンの学籍番号A・B、リエルの学籍番号A~Eは存在しなかった。 カスタマイズ チビキャラに装着できるアイテム。 購買部でマジカ・PASELIで購入が可能となっている。月に2度のペースで、新カスタマイズが配信される。季節商品が主だが、前作から保有していれば解禁される。 中には、協力プレーのみで手に入るアイテムもある。 QMA8では特定の系列店舗でプレーした時に手に入るアイテムも登場。 画像問 QMA2から登場した、文字通り画像(静止画)を使用した問題。 ある程度の時間が経つと問題文が消える、選択肢や問題のヒントにも使われる等、意味がわからないと回答に悩むことが多いので注意が必要。 QMA5以降、画像に直接タッチして解答となる部分を選ぶ画像タッチクイズが追加された。5ではビジュアル形式に、6,7ではセレクト(総合)に分類されていた。7では形式再分割があったが、この画像タッチクイズのみ単独形式にはなっていないため、これを見られるのはトナメではセレクト総合、各サブジャンル、ランダムのいずれかで、あとは協力プレーで見られるのみである。8ではさらにセレクト総合がなくなったため、トナメでは各サブジャンルとランダムでしか見られなくなった。その分サブジャンルやランダムでは出易くなっている様である。 狩り 特定の者を倒すことに専念するプレイヤーのこと。「初心者狩り」、「魔神狩り」、「早朝・深夜プレイヤー狩り」等がある。 特に狩りの対象が自分以外のプレイヤーである場合は、強力な武器を仕込んでいたり、実力が違いすぎたりといった事態がしばしば起こってしまうため、初心者やカンスト者には邪魔な存在となる。特にQMA5では、「昇格試験狩り」、「クエスト狩り」と思われるプレイヤーが過疎時間に闊歩していたため、地獄絵図になることもあった。 カンスト スコアや経験値のカウンターがストップすること。 他のゲームではスコアやレベルが最高に達したことを意味するが、QMAでは一時的に魔法石が増えなくなる(つまり階級もランキングも上がらなくなる)ことを意味し、あまり嬉しい現象ではない。 QMA1,2ではカンストはなかったものの、没収、降格制度があったため、スパイラルが発生していた。 QMA3では上級魔術士になるにはエルフ組以上、大魔導士になるにはユニコーン組以上、賢者、大賢者になるにはペガサス組以上に在籍していなければ昇級できないようになっていたので、それを満たしていない場合にカンストが発生した。だが次々回作とは回数が少なく解除条件も易しい為、ゲームバランスへの干渉は幾分小さかった。 QMA4には上記のシステムは採用されなかった為純粋に規定個数を集めるだけで昇級ができた。 QMA5では昇格試験で昇級条件を満たされなかった場合にカンスト(貰えるはずの魔法石が一個も獲得できない事態)が発生する事になる。 この場合は、昇級条件を満たしたクレジットから再び魔法石がもらえるようになる。(詳細はQMA5wikiを参照のこと) QMA6以降はQMA4と同様にカンストは発生しない。しかし、大賢者以上の昇段・昇格に必要な魔法石は4や5よりも多い一方で、プレーで得られる魔法石は5よりも少ない(ドラゴン組以外では、4よりも少ない)ため、昇格のハードルは上がっている。(QMA7では前作より若干増えた模様)QMA7では当初、大賢者昇格およびそれ以降の昇段に際して、石板がいっぱいになってもしばらく昇段しない(ただし魔法石はカウントされている)という現象がみられ、カンスト復活かと騒がれたが、結局バグであったらしく、H22.4のアップデートで修正された。 が、「天賢者」の登場により全国生徒ランキングにて獲得魔法石個数と階級が一致していないことが確認されたため、宝石賢者以上で(段位・階級に関して)カンストが復活した(但し、段位は上がらなくても魔法石はもらえるので厳密なカンストとは言いづらい)。 カンペ カンニングペーパーのこと。問題と答えがびっしり書き込まれたバインダーや電子辞書などそのもの、あるいはそれらを検索しながらのプレーなどを指す。 当然ながら、プレー最中に使わない分には「カンニング」には該当しないので特に問題性は無い。 プレー中に使うのはあまり良い目では見られず、最悪の場合叩かれる可能性も割と高い。そのため、プレー中に使うなら自己責任で。 回答スピードで遅れをとることは必至なので、使い手はそれほど多くないが、実力以上のものを道具に頼ることになるので褒められた行為ではない。 スタンド行為と合わせた「スタカン」という言葉も。当たり前であるが、魔神討伐、店舗大会などは公式に禁止でなくとも回答速度の関係で事実上使えないので注意。 キーボード タイピング、エフェクト、キューブの各形式で出てくる文字の入力装置のことである。配置を覚えるまでは苦労する。 QMA7ではこれらの形式の総称として「キーボード総合」があった。 QMAのかなキーボードは左側にあ行がある。そのため、他でかなキーボードを使おうとすると左右反転していることに戸惑う事となる。 QMAの英数字キーボードは数字と英文字が横方向に並んでいる独自形式である。一般的なQWERTY配列ではないので、パソコンなどでキーボードに慣れていても、結局は覚え直すことになる。 儀式 購買部にて、リエルのパイタッチで強制退店すること。 QMA5では、上級魔術士以下はブロッキングされてパイタッチができなくなったが、階級を上げると?QMA4では3回触ると退店だったがQMA5では1回で即退店に変更された。 DS版両作においては、CERO Bと上画面の壁に阻まれてしまい、タッチすることができない。だが、ある条件を満たすと…? QMA6では何も起こらなくなり、QMA7では購買部でのリエルの立ち絵すら消滅していた。 QMA8では7と同様にリエルはちびキャラになっているが…? キノコ QMA8に導入されたカード読み取り部分のこと。形が似ていることから。 KONAMIは公式にカンペを禁止しているわけではないが、これの導入により、筐体の死角が増えたためにノートを見ようとしたら肝心な部分が見えなかった・・などが起きているようである。 問題回収用のノートに書き写す際もはっきりいって邪魔になっているとの声も散見される。 決まり字 解答が特定する決定的な問題文中の1文字のこと。 ゲーム中の収録問題数は数が半端ではなかれど『有限』であるため、プレーを重ねるにつれ出題パターンが読まれ答えの見当がつけやすくなる。 もとは競技かるた用語で、クイズも同様に分岐等で決まり字(の相場)が早くなることがある。これを極めたのが「見切り」である。余談だが、競技かるた出身のクイズマンは結構多い。 黄問 旧雑学問題のこと。雑学のシンボルカラーが黄(トパーズ)であることに由来。 5まではべらぼうに広い範囲の問題であり、対策が立てづらく雑学マルチセレクト使いが猛威を振るい黄玉賢者の賢王となる猛者も現れた。 6では雑学、並びに学問ジャンルが大幅に改変されている。そのため、この言葉の定義自体も変わってゆくのであろう。 恐らくは、雑学から色と担当教諭を受け継いだライフスタイルがこう呼ばれることになると思われる。社会はどう呼ばれる事になるのだろうか。橙問?茶問?ジャンルメダルがアンバー(和名は琥珀石)になっているため琥問でいいのか? 現黄問であるライフスタイルは、嘗てから女性プレーヤーでも対等以上に応戦でき、半ば有利な問題を有した数少ないものであったが、今作では出題範囲が狭まった事によりその性質が更に向上しているので当事者にはうってつけである。逆にアウトドア好きな人にとっては由々しき変更でもある。 逆窓 ゲーム中にバグやフリーズが起こり、再起動がかかること。由来は「Windows XP Embedded」の起動画面が上下逆さまに表示されることから。 逆窓前のゲーム結果および残りクレジット情報については全て無効になる。 再起動に数分かかりカードも排出されないため、素直に店員を呼びましょう。 QMA6は以前より起きにくくなった気はする。相変わらず発生報告はあるが…。 QMA5においては頻度が増していたような…。ごく稀に発生する程度ではあるが、本来は起きてはならないハズである。 「保存に失敗しました」と表示された後の次のプレーで起きてしまった場合は2プレー分データが無効になる。 なお、上下逆に表示されること自体は異常ではない。実はQMAのモニターは上下逆に取り付けられており、通常のプレー中はプログラムで上下逆に描画することで結果として正常に見えるようになっている。再起動中はそのような制御がなされず素直に表示されてしまうため上下逆になるのである。このようなことをしている理由は、モニターの視野角の関係であるといわれている。 強制排出 コンティニューする/しないを選択する余地なしにカードが筐体から排出されること。 人気店・コンテ制限を設けている店舗などでは、連コ対策のため「○クレで強制排出」といった設定がなされていることがある。この場合、クレジットが残っていても規定プレー回数に達するとカードが排出される。これを導入している店舗は大抵店舗内、筐体付近等に張り紙等で告知がある。 カードを入れ直せば(8の場合タッチし直せば)再プレーは可能(人が居るかどうか確認してからにしましょう)。ただし暗証番号の入力からになる。また、初回プレー料金が適用される。 まれに料金と強制排出の設定がチグハグな店舗がある(200円3プレーなのに4プレーで排出など)。この場合、一度残クレを使い切ったら、強制排出されなくとも席を譲りましょう。 非常にまれではあるが1プレーで強制排出という設定にしている店舗もあり、この場合コンティニューが一切できない。このためコンティニュー画面を見ることができない。 ゲーム終了時点で、5 00AMのサーバメンテナンスの時間を過ぎている場合、または運営終了の場合も強制排出となる。 「保存に失敗しました」と表示された後強制排出されると「逆窓」同様そのプレーは無効となるので注意が必要。 金属賢者 青銅から白金までの賢者のこと。青銅賢者→白銀賢者→黄金賢者→白金賢者という階級組織になっていることから。 最高位は宝石賢者と呼ばれ、金属賢者とは区別される事が多い。 5では、この階級に上がるためにはドラゴン組で区間1位または優勝という、難易度の高い試験が課されていた為、誰でもというわけにもいかず、大賢者十段から上がれないプレーヤーも出た。 ようやく専用アイテムが販売。 空気問 あってもなくても変わらないような問題の意。普通はほぼ誰でも正答を導くことのできる問題のことを指す。易問とも。 ドラゴン組などの高レベルな戦いであれば、たとえ全国正解率が低くともほぼ全員が正解してくる問題であればこう呼ぶことも多い。 回答がスピード勝負になりがちであり、熟練者と経験の浅い人とで差が現れるのは此方のほうと見ても間違いでは無いのかも知れない(QMA5でのバランス崩壊要因から)。 対義語はグロ問。 クエスト QMA5、6に実装されていたシステム。購買部でクエストを受注し、一定プレー数内に特定の条件を満たせばアイテム等が手に入った。 QMA5では「トーナメントで8位以内に入る」という簡単なものから、トーナメントでの合計点数、連続正解数、グランドスラムなど様々な条件のクエストがあった。なかにはクイズ魔神に挑むために必要な鍵を入手するクエストもあった。「ドラゴン組決勝で特定のジャンルを投げて優勝する」という大変厳しいものもあったほか、特定のステージに分岐して到達するなど自分の実力だけでは達成できないもの(分岐するかどうかは進出者の平均点数に依存していた)もあったりと、荒削りな感が否めなかった QMA6では「生徒クエスト」「教師クエスト」が実装。QMA5と同じく購買部で受注する。生徒クエストは15プレー以内に対象キャラクター3人(COMは除く)に勝利すること、教師クエストは対象教師の受け持つジャンルの実力テストを5プレー以内でSランクを取ること(ミランダのみAランクを3回)がクリアの条件だった。生徒クエストの15プレー以内に3人というのは一見簡単なように見えるが、使用者が少ないキャラクターはトーナメントでマッチングすること自体が稀なうえ、そういうキャラクターは概して「濃い」ツワモノプレーヤーが多いため、一部キャラクターのクエストをクリアすることは決して容易なことではなかった。 クエストをクリアすると該当キャラクターのメダルが入手できるほか、キャラクターにに関連したストーリーと1枚絵が表示されるのだが、女性キャラクターはびしょ濡れ、スク水エプロン、触手責め、制服ビリビリ、裸でシーツに包まっている等、目のやり場に困る1枚絵ばかりだった。 QMA7ではクマフィーが導入されたことに伴い、クエストは廃止された。 区間賞 予選、あるいは準決勝で1位を取ること。QMA2,QMA3で貢献ポイント・スクールポイントのボーナスがあったことからこう呼ばれるようになった。 語源は駅伝競走において、各区間を最も速いタイムで走ったランナーのこと。 本作では、区間賞ボーナス魔法石、クマフィーの獲得条件となっている。ちなみに「区間賞」という言葉がQMAで正式に使用されたのは、QMA7の全国大会が最初だったりする。 QMA6以降の全国大会では勲章や大会ポイントをゲットできるために見切り早押しゲームになることもしばしば。 QMA4では取っても何もメリットはなかったが、QMA5では昇格試験の条件になっていたり、宝箱獲得に関係しているので、需要があった。いずれにしろ達成時の気分が良い。 QMA6においては、自キャラの立ち絵を表示させる数少ないチャンスであった。 クマフィー プレーによって一定の条件を満たすともらえるトロフィー。従来のジャンルメダル・先生メダル・生徒メダルなどに代わってQMA7より登場。 銅・銀・金・レインボーの4種類あり、難易度はおおむね強さややりこみ度に比例している。 他のさまざまなゲームにも似たような仕組みがある(jubeatやAnswer×Answerの称号、PlayStation3のトロフィー、Xbox360の「実績」など)。 グランドスラム 予選・準決勝をともに1位で通過し、更に優勝すること。ミノタウロス組以下はまだしも、強敵揃いのフェニックス組やドラゴン組で達成するのは困難を極める。 今作ではドラゴン組での達成がクマフィーの条件になっているが、容易に達成できるものではない。予選と準決勝の区間賞を取った人が異なったら即終了である(誰も達成できなくなる)。過疎時間もQMA6~7より人が多くアイス待ちが一番現実的。 5までは予選1回戦~3回戦までを全て1位通過かつ優勝のことを指した。5では宝石賢者昇格やクエストコンプリートのために必須であった。 決勝でマークの対象となり、苦手分野で集中される可能性もあるため、達成には弱点対策が必須である。 予選前半戦は考慮されないが、前半戦で1位を取るのが展開的に望ましいのは言うまでもない。 元は、予選から決勝まで全て100点(前後半なら合わせて200点)を出すことを指した。しかし、作品を追うごとに分岐実装や問題数増加、減点までの制限時間短縮などで難しくなり、本作でこちらを達成できたプレイヤーはほとんどいないと思われる。 クレジット 通常はコインを投入することによって得られる、ゲームプレー権の単位。略して「クレ」とも呼ばれる。 プレーに必要なクレジット数、1クレジットあたりの価格、投入上限等は店舗により異なる。また、地域間の格差もある。 QMAの場合、100円で1クレジットが一般的だが、100円で2クレジットや200円で3クレジットという店舗も多い。 一般に1プレー=1クレジットだが、「スタート2クレ、コンティニュー1クレ」という設定の店もある。この場合、100円=1クレジットであれば「スタート200円、コンティニュー100円(いわゆる200/100)」、100円=2クレジットであれば「スタート100円、コンティニュー100円2プレー」ということになる。 店舗によっては、所定の金額をまとめて投入するなどの条件を満たした場合に、店員がクレジットを余分に追加してくれる(つまり、余分にプレーできる)サービスを行っていることがある。これをクレジットサービス、略してクレサという。 掲示板やblogなどでは「nクレ」は「n回プレー」の意で使われていることが多いが、上記のように必ずしも1クレジット=1回プレーとは限らないので、厳密にいえば誤用である。文脈に注意が必要。 QMA7以降では、クレジットの代わりにPASELIを支払う事でもゲームをプレーできる。PASELIを使用する場合、もちろんクレジットは消費しない。プレーに必要なPASELI消費量はクレジットとは別に設定することが可能だが、コイン使用時と同等の消費量になるよう設定されている店舗が多い。 グロ問 正解率が0%~20%(基準に個人差あり)の難しい問題のこと。難問。 他のプレーヤー全員が間違える中、自分だけが正解する(専用の台詞が流れ、「単独正解」の文字が表示される)と優越感に浸れる上、その後の展開が有利になる。 難易度と正解率は反比例しているはずなので正解率の低いものがグロ問となるのだが、QMA5の検定試験で出題された問題は正解率の集計方法の都合上、不当に高い問題や不当に低い問題、酷いものではずっと0%のものまであったりするため、正解率に直結しない場合もある(正解率、以下の検定問の項も参照されたし)。 対義語は易問・空気問。グロ問だらけの中で、これが出て来ると安心できるのか余計に緊張するのやら。 計算問題 解答するために数値の計算が必要な問題。数少ない「知識だけでは解答できない」問題である。 当然のことながら理系学問に多い。QMA5までは比較的稀有だったが、QMA6で理系学問がジャンルになったことに伴い以降かなり出題され易くなった。 面積や体積、組み合わせの問題が多い。簡単な方程式の解の計算などもある。高難易度になると因数分解なども。 例外も一部あるが、ほとんどは小学校の算数レベルなので落ち着いてやれば数秒もあれば暗算でも十分対応できる。しかし計算以外の問題がほとんどの中で突如出されるとテンパって計算が間に合わず簡単な問題でも不正解となることが多い。理系学問、特に物理・化学やタイピングが出題されてるときは覚悟しておいた方が良いだろう。 理系学問以外のジャンルでも出ることがある。例えばライフスタイルで「消費税込みで価格はいくら?」というような出題がされると予想外の問題のためにかなり焦らされる。 形式別で見るとタイピングに多い。文字パネルやスロットにもそれなりにあり、並べ替えにも少しだけある。キューブとエフェクトにはありそうでない(キューブには答えとなる数の各桁の数字をキューブの面に書いて回転させた問題があっても全然不思議ではない。エフェクトも計算式をエフェクトさせてその計算結果を答えさせる問題を作れないこともない)。 旧セレクトや旧マルチセレクトの場合は形式の特性上、大体の値を求めるだけで正解が分かることもある。 芸能 →緑問 ゲームデザイン 主に制作側が用いる。ゲームの内容やルールを構築する行為及び過程、成果。キャラクターやグラフィック等といった、演出面でのものとは区別される。 かつてないゲーム性を持つQMAにおいては前例や競合性の高い他タイトルがないせいなのかやや恵まれていない感が絶えないが、それでも対戦型クイズゲームの真打ちとして覆る事はない。 主観にも依るが家庭用作品を除き本作や7、4が良い方とされ、逆に5及び6は劣悪であった。責任を取らされたのか、QMA7のスタッフロール(クイズ魔人初回撃破時に流れる)では5~6でのスタッフが一部更迭されたか、入れ替わっている。 ケルベロス組 QMA3、4に存在していた組。 3では現在のドラゴン組と同じ最上組だったが、ステイする条件が非常に高く上級者でも困難であった。 4では上から4つの組であり、現在のミノタウロス組に近い組であった。ケルベロスからフェニックスを往復するプレーヤーもいた。 5以降から現在の組編制となりケルベロス組は消滅した。 賢者 マジックアカデミーにおいてその知識と力が認められた者にのみ与えられるとされる称号。 賢者に到達した時にエンディング・スタッフロールが流れる為、このゲームにおいて一応のゴール地点とされている(QMA7を除く)が、実のところターニングポイント的な意味合いが強く、さらに廃人視点で考えるとまだまだスタート地点だったりもする。5では、難関の昇格試験があった為到達できないプレイヤーもいた。 6以降では、昇格試験が廃止されたが魔法石効率がダウンしたため必要プレイ数が増加した。 7では、エニグマデウスの討伐によってエンディングが発生する為、達成してもエンディングは流れない。 賢者になることで決勝などで使える全ての形式が開放される。またQMA7以降では前作で賢者到達済だと最初から全形式が開放された状態で始められる。 今作では虹クマフィーの条件にもなっている。 賢神・賢帝・賢王・賢将 公式のオンライン全国大会で、成績上位のプレーヤーに与えられるKONAMI公式の称号。当然、称号を獲得するようなプレーヤーは全国ランキング上位にいることが多い。8から新たな称号として賢将が追加された。 それぞれ全国大会の最上位者・2位~5位・6位~21位・22~50位の者に与えられる。この中では一番下の称号である賢将ですら、非常に狭き門である。全国大会は理論上やり込めば誰でも取れるが、やり込むだけでなく常に上位に入れる高い実力が無いとまず不可能である。 通常の階級の代わりにこの称号が表示されるようになる。次回の大会、あるいは次バージョンへの移行まで有効。 ちなみに、QMA1では勲章保有数で決められていた。 限定カード、限定PASS(限定パス) 通常デザインとは異なる、特別なデザインのe-AMUSEMENT PASS。枚数限定で発売されることが多く、QMAでは4から登場。一般柄よりも値段が100~300円高い店舗もある。 ゲームによっては、そのゲームの限定パスを使用すると特典がつく場合がある(QMAでは着せ替えアイテム)。 麻雀格闘倶楽部、pop'n music等、他のゲームの限定パスも当然あるが、QMAの限定パスは2011年7月時点で判明しているもので17種類と非常に多い。 QMA8の限定パスは4種類で、それぞれ、ルキア アイコ、ユリ ヤンヤン メディア、クララ マラリヤ マヤ、アロエ ミュー、が描かれている。ユリ/ヤンヤン/メディア、クララ/マラリヤ/マヤ、アロエ/ミューの3枚は繋げると一つの絵(いわば「女子大集合」)になっているが、シャロンとリエルは過去作(それぞれQMA7、QMA5)にて単独で限定パスの柄になったためか、この二人は登場していない。 なお、ルキア/アイコのパスはPOPやタペストリー、リーフレットに使用されている絵である。 QMA7ではシャロン、QMA6ではサツキ先生、QMA5ではリエル+くまきゅう、4ではチビキャラ(後述)が描かれた茶色い限定パスがそれぞれ販売された。QMA5のリエルカードから材質が現在のものに変更された(一般柄銀カードはリエルカードより後の登場)。 QMADSの初回出荷版にも限定パスが登場。こちらは金色。 2010年2月発売のQMADS2セットおよびトレーディングカードにも限定パスが付属する。柄はQMA5/6Exのアロエとマラリヤの優勝絵。特典アイテムは天冠。 2011年3月発売のQMAOVA1 2(BD-ROM版)にも限定パスが付属する。柄はルキア・シャロン・アロエのOVA中の1コマ。特にシャロンパスは例のねこみみのシーンである。 QMA4の限定パス特典はQMA4でプレーした時のみ得られる。同様に、QMA5以降も同じ作品をプレーしないと得られない。QMADS1の限定パス特典はQMA5のプレーが必須になっている(QMA6のプレーのみでは入手不可)。4時代からこれらにデータを引き継ぎ続けていれば特典アイテムを全て所持する事も可能。(4限定パス→マジックハット(アメリアモデル),5限定パス→がまぐち,6限定パス→天冠,7限定パス→ランタン,QMADS限定パス→QMAゴールドカード) QMA8未プレイであれば本作でこれら特典アイテムを得られる。 QMA7では2010年11月ごろにKONAMI応援大会との賞品してQMA7に登場する12人の生徒のチビキャラがデザインされた特製パスが指定店内大会参加者の一部に(上位入賞者、もしくは抽選によって)配布された。 QMA8では2011年7月から9月にかけて行われたKONAMI公式夏休みイベントの賞品としてQMA8に登場する21人の生徒のチビキャラがデザイン(ポスターの柄とほぼ同じ)された特製パスが店内大会参加者の一部に配布された。 2011年6月発売のQMAクロニクルのコナミスタイル発売分には、ルキア・クララ・ヤンヤン・マラリヤとメディア・アイコ・マヤ・ミュー(マラリヤとミューは他の人物に隠れて見づらい)が水着姿で騎馬戦をしているデザインの限定パスが付属する。 アーケード版の限定パスは新作稼動と同時に発売されるが、都市部ではすぐに売り切れるのに対し、郊外では結構後まで残っていることがある。QMA6の稼動後期になってもQMA4の限定パスの在庫が残っていた店もあったそうである。 検定賢者 検定によって必要な魔法石の大半を稼いで賢者になったプレイヤーの事を指す。 検定問 QMA5以降の検定試験において出題された問題のこと。 元々トナメでも配信されていたものを組み入れた問題と、検定の為新規作成された問題があり、配信直後・集計終了時にトナメへ放出されたこともしばしば。 そのため、対策をしているかで成績等が大きく揺れた。 トナメでは放出された事に関しては、賛否両論となっていた。 特にQMA5では非常に難しい問題が数多く流出し、検定による問題回収やそれに対する非難、ひいては検定そのものに対する否定的な声すら現れ、同作のゲームバランスを破綻させ、同時に著しく評価を落とした原因の一つとなった(※特定分野が好きな人間しかプレーしない事を前提にした問題が多かった)。QMA6以降でも変わらないが、QMA6全国大会用の易問も大量に放流されたため、実質的なバランスはある程度保たれた感はある。 検定専用問題と見せかけて実は新問というケースもあるため検定問の放出と錯覚することも。 公式未掲載 QMAが置いてあるにもかかわらず、コナミ公式HPの設置店舗情報に掲載されていない店舗のこと。 主に、アミューズメント事業でKONAMIと競合しているメーカー(タイトー、バンダイナムコ、カプコン、セガサミー等)の直営店・系列店が該当する。とくにタイトー系列が多い。 プレーヤー側からすればあまり良いことではない。また店舗側から見ても同様である。 これは情報漏れといった不手際ではなく、商業的な大人の都合によるもので、QMAに限った話ではなく、他のKONAMIのゲームについても同様である。また、このことについてコナミに問い合わせても、「掲載を了承した店舗のみ掲載している」という旨の答えが返ってくるだけである。 店舗側には掲載を断るメリットが特に無いため、掲載を了承するか否かの問い合わせ自体をしていない可能性も考えられる。 他社の例になるが、セガは公式HPの設置店舗情報において『掲載店舗以外にも設置されている場合もございます。ご了承ください。』と断り書きがあるが、これは単に設置から掲載までのタイムラグによるものである。 KONAMI自身はAM店舗運営からは撤退済みで、現在直営店は持っていない。そのため逆のケース(他社ゲームの設置店情報への掲載)はありえない。 QMA4では、最後までオンライン稼働していた店が公式未掲載店だった。そのため、HPに設置店舗情報は残っているのに、1店も検索できないという意味不明な状況になっていた。 他メーカー直営店については、QMAの新作への移行(たとえば6→7)が、通常の稼動開始日よりも遅れることが多い。 アトラスはゲームパニック・ムー大陸を運営していたが、2009年にゲームセンターの運営を別会社に移管、会社組織としてもインデックスに吸収合併されたので現在ではゲームパニック・ムー大陸の設置店舗情報は掲載されている。 非掲載店の情報については、このWikiや他の一般サイト、店舗側が独自に作成したHP等に情報が掲載されていることもあるので、地域制覇を考えている遠征者は要チェック。 公式本 コナミデジタルエンタテインメントから刊行されたファンブックのこと。詳細はよくある質問集を参照。 ゴールデンタイム 夕方から夜にかけての人が増える時間帯。略してGTとも。 人数が増えるため、すぐに対戦相手が集まる(予選開始)になるが、強敵出現の可能性も高まる。 ちなみに6では魔力ポイントが実装され、対人プレー推奨の環境になったため、GTの強敵出現率が高かった。 ゴーレム組 本来は、QMA3においてケルベロス組の上に予定されていた組。結局実装されず、ケルベロス組が最上位組となった。 現在では、アイスになりやすい店や筐体、あるいは過疎時間帯を狙って、自分以外全員COMのトーナメントで優勝回数を増やす(特に、QMA5・6のドラゴン組でプラチナメダルを荒稼ぎする)ことを指す。 好ましくない行為とされており、あまり続けていると晒される可能性あり。 ひどいケースになると、意図的に回線を抜いてアイスを発生させている例もあるという。これはまぎれもなく不正行為であり、判明した場合は規約によってプレーデータを抹消されても文句はいえない。 7以降プラチナメダルの条件が決勝全員HUMとなったため、ゴーレム組によるプラチナメダルの荒稼ぎはできなくなった。 語学知識依存問題 正解が外国語の片仮名翻字である問題に見られる、より多くの言語の知識を持つ事で正解が解らなくても推理が容易になる問題。 英語ないし日本で「第二外国語」として広く知られる言語系の語句は答えられる傾向が強く、それ以外(一部アジア、アフリカ、オセアニア等の言語)は苦手にされがちである。易しいものは特にライフスタイルにおいて出題され、難しいものにおいてはほぼ全てのジャンルで出題される。 特に社会やスポーツ(海外サッカーに関する問題など)などで散見され、人名やチーム名の響きから何語であるか推測すれば正解できる場合が少なくない。 誤答メガホン 協力プレーモードで、間違った解答を「想伝のメガホン」で仲間に送ること。 「想伝のメガホン」は自分の解答を仲間に見せるための道具で、自分が答えを知っている問題で仲間が解答に難渋しているときに主に使用するのだが、その答えが間違っていて、さらに仲間が助け舟とばかりにその答えに乗ってしまったら、それほどの悲惨な結果はないだろう。 アイテムの選択ミス、タイポ、ノルマ達成の為の最終手段等が原因で誤答メガホンになってしまう事もある。 踏破失敗は様々な要因が絡むので誤答メガホンしたプレイヤーに責任転嫁するような行為は避けよう。 コンティニュー ゲーム終了時に、規定のクレジットを支払ってプレーを続行すること。「コンテ」とも。 待っている人が居るにもかかわらずコンティニューし続けること(いわゆる「連コ」)を防止するために、コンテ回数に制限が設けられている店舗もある(強制排出の項目も参照)。QMA6までに実装されていたモードのプレーの場合、プレー料金もしくはプレー料金より安いというのが一般的である。 コンマイ(KONMAI) コナミのこと。自分でそう書いていたんだから仕方がない。 元ネタはギターフリークス8thMIX、ドラムマニア7thMIXでの誤植。(参考画像)2007/11/14に発表された「現代用語の基礎知識2008」(自由国民社)収録のキーワードに「コンマイクオリティ」が含まれていることが判明(発表)。 NとMの位置が近いからミスがおきたのではないか、と思われる。 一方、コンマイという呼び方が嫌いとか、意味がわからないというユーザーも結構いるので、安易に用いてはならない。この程度の過失は優しく見てあげるという事が過度のグローバルによって失われかけた世の情けというものだ。 コアンミ(KOANMI):同じくコナミのこと。これまた自分で書いたんだから以下略。元ネタは「NOVAうさぎのゲームde留学!?」での誤植。 NOVAうさぎ以前にもサイクロンフィーバーのプレスリリース(Internet Archiveのページ)でやらかしていた様子。現在はその他の誤植同様、すでに修正されている。 コネミ(KONEMI):同(ry。これまた(ry。元ネタはKONAMI公式ページでの誤植。なにやってんだ。 他にも、ここにはとても書ききれない量の誤植が存在する。おかげで、「自社名を本当によく間違える会社」という不名誉な称号を与えられている。まあ、自分でやってんだから仕方無い。 なおQMA6のセンモニおよびサテのゲーム内容紹介ムービーで、修正されるまで「線結び」が「船結び」となっていた。上記に比べればこの程度の誤字はたいした事ない気がする・・・。 ちなみに、CNを「KONMAI」と打つとQMAに限らずKONAMIのゲームではキャラのデフォルト名に戻されたり入力不可だったりする。黒歴史と認めているようだ。
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【検索用 しんたいのふんかいとさいこうちくまたはしんわのえんかんせいについて 登録タグ UTAU こんにちは谷田さん し みず希 曲 曲さ 殿堂入り 猿吉 雪歌ユフ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 関連動画 コメント 作詞:こんにちは谷田さん(キタニタツヤ) 作曲:こんにちは谷田さん(キタニタツヤ) 編曲:こんにちは谷田さん(キタニタツヤ) イラスト:猿吉(X(Twitter)) 動画:みず希(X(Twitter)) 唄:雪歌ユフ 曲紹介 曲名:『身体の分解と再構築、または神話の円環性について』(しんたいのぶんかいとさいこうちく、またはしんわのえんかんせいについて) 雪歌ユフのコンピレーションアルバム『褪せる雪華と融解点』収録曲。 歌詞 (piaproより転載・編集) 崩壊を待つ僕は明日のないありふれた終わりを待つのみで 均(なら)された視界は交わらない 述べるだけ 思索の回路を 虹彩(こうさい)が伸びきった彼の眼に映るのは 光が吐き出す絵 包(くる)まれた世界 もう戻らない そこにあった僕の心象はどうにも曖昧(あいまい)で 彼が築いた塔にそっと終止符を打つのも彼なんだって そう気づいた時には疾(と)うに終焉(しゅうえん)は芽吹き始めていた あまりにも遅すぎた内省 ただ崩れていく 全ては満たされ 落ちる天蓋(てんがい) 箱庭に散らばっていく 制裁が下って 神がもう頭上にはいない朝 晴れて均された視界に芽吹くのは 無秩序な螺旋(らせん)の回廊 狡猾(こうかつ)に振る舞った彼の眼は空っぽの空の中 いつか破綻(はたん)する地上を見つめていた 凍りついた錐(すい)の頂点に子供達が座った 今もこの座標に縋(すが)って 沈む街に火を放っている そう気付いた時には疾うに終焉は芽吹き始めていた 繰り返す 足音を聞く ただ崩れていく 苦しみもないまま 全て壊れて また元に戻っていくだけ 王座はまた朱(あけ)に染まる 古い子供は溺れるだけ 頭蓋(とうがい)を空に浮かべて その器を糧(かて)にしたんだ ただ崩れていく 全ては解(ほど)けて 落ちる天蓋 何度でも繰り返していく 関連動画 メタキリン氏の初音ミクによるカバー コメント 名前 コメント
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ここでは主な人名について解説する。なお、書かれた本人は漢字の間違いなど以外に内容の削除、改変をしてはならない。加筆できるのも、公的に認められた真実に限る。無論、管理人に関しても同様である。 掲示板の主な住人(管理人が上にすべきだと思った順に記載) 阿灸 概要: キラの掲示板からおやつの定義まで、全ての掲示板を作った創世神である。つまり管理人。最高権力者であり、逆らったものは全てのものの記憶から抹消され元々いなかったことになるとか。クーデレを好み、岩崎みなみを嫁としている。ネタはカオスなものを好むようだ。どっかの生徒会長らしい。在学中に残した名言はおそらく最多。瞬時の(おかしな)発想に定評がある。カービィの自爆特攻に対抗し運び屋ドンキー(仮)を作ったのは彼。mac使いであり、殆どのソフトやゲームが起動できない。ざまぁwwwww なお、彼の家は中々の広さと猫を持つので集合場所に重宝される。しかし家の人から見れば大迷惑だと思われる。 いることによる効果: メリット:場が盛り上がる。テンションが上がる。 デメリット:話が先に進まない。基本的に彼のいる場所での話し合いは難しい。(ただし言う事は的確) 特技:意味の分からない言動でネタの火付け役が可能。 苦手:クールダウンすること(ただし冷めるときは液体窒素に入れられた物質並みに一気に冷める) 武器:最近は大剣が多い 初登場:キラの掲示板 名前:キラ、笑い男、laughing man、阿灸、AQなど 「フルフルかわいいよフルフル」 「はぐき」 まはー 概要: このwikiの管理人。変人が多いこの掲示板の頂点に立つ男(いろいろな意味で)。掲示板メンバーで最もパソコン歴が長いため、技術、知識、ネタ等はどれもハイレベル。最近ではOTM会のしおりを製作するなど、才能の無駄使いである。文をズラズラ並べる事が得意でこのwikiの99%が彼の編集記事である。掲示板内での企画は彼から生まれる事が多い。このwikiもその一つである。書き込み率は最近高い。ヤンデレ好き。こいつの方がヤンデルだろと突っ込みたくなる程。どこかの高校の応援弾の幹部らしい。かっこいいっす。 メリット:異様に盛り上がる デメリット:たまに発狂する、閑静な住宅街でのお泊まり 特技:何か企画を考える 苦手:野菜全般(野菜ジュースは除く) 武器:ガンランス♥ 初登場:キラの掲示板 名前:マハード、mahard、MAHAなど 「コカコーラだって非営利団体として成り立ってるんだからもっと社会全体の治安を考えて最善の情報提供を行って欲しいよな」 haku 概要: 書き込み率が比較的高い人。特に画像。ネタはシュールかつハイレベル。ハイレベルなシュールとはまた違う。悪く言えば普通は理解に多少の時間を必要とするのだが、それは理解する側の知能が足りないだけであり、hakuは悪くない。回転部会計長でもある。その地位に見合うだけの回転力を誇り、他と一線を画す。回転部のエースである。モーターを(指で)回すと二分以上回り続ける。鉛筆のRPSも相当なものだと思われる。本人曰く、外で投げると前方を大きくぐるっと一周して戻ってくるらしい。人間でないことは明らかである。彼の発行する「回転部通信」はそのネタ要素の豊富さから外部にも人気。一応定期発行らしい。最近の名言としてはスマブラでカービィを使用したとき、相手が『俺どこ?』と言ったのに対して言い放った「俺の中にいるよ」が有名。その後、吸い込み自殺による自爆特攻をし続けたため忌避される存在となった。第四回のOTMでは、他人のカービィプレイを見て異常なまでに自爆特攻を勧めつつその指導をしていた際「ダメージなんて関係ないんだから!」という非常に秀逸な名言が飛び出した。 なお、フラグ~系の名を作り出したのは彼。 メリット:的確なツッコミが可能。それにより逆に会話がkskする。 デメリット:特になし 特技:鼻血を好きなときに出せる、モーターを二分間回せる 苦手:無駄にテンションを上げて騒ぐこと 武器:モーター 初登場:キラの掲示板 名前:haku、白、白銀、おつきさまなど 「俺の中にいるよ」 「Pulp is God!」 「鼻血出す?」 「けいおん!絶対流行るって」 「あんた夢がないのかい?嫌な子供だねぇ」 「おばあさんは山へ首刈りに」 「水をこぼしちゃったのかい?水も滴るいい男ってね。若いっていいねぇ」 「どんぶらこどんぶらこと人が流れてきました」 「ダメージなんて関係ないんだから!」 BLACK 概要: リアルでも掲示板でも存在そのものがシュールな人。うどんとスペクトルを信仰している。その信仰は点を取るたびにエクステンドするほど。彼が意味のある言葉を発することは少ない。BLACKの参入で掲示板は更にシュールかつカオスになり、もう手がつけられなくなった。ある意味、というかどこから見ても天才。メトロイドプライムハンターズの腕前はかなりのもの。黒い稲妻がどうのこうのというチームに所属している。なお、書き込み率はあまり高くない。が、住人を爆笑させた回数は彼が最多であろう。たった数文字(+画像のときも)の書き込みだけで腹筋をブレイクする達人。なお、浪人生であることは言ってはならない。公立一本受験で内申落ちするという偉業を成し遂げた。2009年11月まで東京で勉学に励んでおり、11月についに推薦で受かった。 メリット:うどん デメリット:スペクトル 特技:非常に短い言葉での腹筋崩壊 苦手:言葉のキャッチボール 武器:インペリアリスト、ゴヨウ・ガーディアン、A・O・Jカタストル 初登場:現在の社会状況に若干の不信感を募らせる青年達の集い 名前:くろ、まっくろくろすけ、BLACK、おほしさまなど 「だつごく」 「もしもし?・・・うどん?」 「大破した」 「今本気でやらないとまた来年も同じことになる」 「マフモフかっこよすぎ」 デニス 概要: リアルヤンデレ、とは呼ばれたくないらしい。OTM会の主催者でもある。2009年5月までは文の最後を「、」をつけて「終わらせない」というポリシーがあったが、卒業した。あまりオタクではないが、ネタに関してはそこそこ知っているという微妙なポジション。現在新潟の学生寮に住んでいるのでPCをいじりにくい、はずが、これより下の人たちより書き込み率が高い。なんだこいつ。 最近のhakuとmahardとの議論の結果、2009年3月以前の彼にはヤハウェなどの嫉妬深いイスラエル系の神が憑依していて、キリスト系の学校に行ったため浄化されたのではないか、と結論付けられた。もしかしたらその神は羊かもしれない。 メリット:ごく普通のツッコミや発言により場の空気のオーバーヒートが避けられるリービッヒ冷却機 デメリット:テンションを上げようとすると空回りしてしまうことが多い 得意:盛り上がったところで阿灸に「は?」と言われて「ごめん・・・」と返すこと 苦手:秀逸なネタを考えること、実名の上手い伏せ方を考えること 武器:サイコショッカー 初登場:キラの掲示板 名前:デニス、新潟のデニス、カオス・ゼオ・ラルガ、ダグス・ゼオ・ラルガ、新潟のダグスなど 「殺してやる!!!、殺してやる!!!、殺してやる!!!、殺してやる!!!、」 「くぁいい!!!!!!!!!!!!!、(可愛い)」 メガネ 洗脳された人。ネット暦一週間くらいで既に言葉遣いが馴染んでおり、天才ではないかと言われた時期があった。順応性が高く、どんな酷い冗談でも空気を読んでノってくる。そんな時必ずダグスが突っ込むのだが、そうでもしないとおそらく止まらない。回転部員。異常な精密さを持つその軌道は逃げ惑う人間を「投げる向きを変えずに」狙い打つことも可能。その技名は「素因数分解」。1階から上り階段に向かって投げると、上昇しながら旋回して真上の二階に着地する。小説の才能があるらしいが、真偽は不明。少なくとも経験はあるようだ。ダイヤル式の錠前を開けることにも定評がある。三桁なら一番手間がかかっても20分あれば開いてしまう。なお、彼女は二次元。最近では掲示板に気持ち悪い書き込みをして周囲から冷たい反応をされている。 メリット:例えば阿灸が攻撃+20でコストが5だとすればメガネは攻撃+5でコスト1。空気に反することが皆無という優秀な適応力、空気読解力の持ち主なため非常にリスクが少なく場の空気を多少盛り上げることができる、とても便利な逸材。 デメリット:いなくても別にどうってことない(第二回OTMを見るに、いることによる効果は思っていた以上に大きいことが推測できる) 特技:根気と集中力と適応力 苦手:言い返すこと 武器:不明 初登場:新雑談掲示板 名前:ギガンテ・メガネズミなど 「あ、そっか」 「夜のhakuには気をつけろ」 「やっぱり夏はネコ耳に限るよな」 マドラム 概要; なんかハブられてる人。雑草を生やす種を大量に持っている。あまりネタのレベルが高くなく、書き込みも少ないのがハブられる原因の一つだと思われる。自称、ナルシストの真似が上手い。実際どうなのかは見る人の判断で。ドM。特に羊とは関係ない。 メリット:特になし デメリット:邪魔 特技:特になし 苦手:全部 武器:ルーツ系(防具も)、チート 名前:狂羊、マドラム、MADRAM、保坂など 初登場:キラの掲示板 「wwwwwwwwwwwwwwww」 yuasa 概要: 読みは湯浅。あだ名はmusya。サ行や自分の本名を上手く発音できないことをよくイジられる。書き込みは非常に稀。ひたすらROMっているようだ。掲示板の住人ではモンハンが一番強いと言われている。密かにヲタ度が最高で、嫁が複数人いる上コミケで同人誌を買い漁り、エロゲもプレイしている。阿灸の家に行くときも常人はおろか多くの住人も目を背けたくなるような表紙のマンガを持参する。気持ち悪い。死ねばいいのに。在学中、よく回転部の活動を勝手に見学していた。 最近は自分の本名も発音できるようになったと思っているようだが、多少マシになった程度でやっぱあんまり変わらない。 第四回OTMにてメモリースティックを忘れていった。中身は皆さんのご想像にお任せするが多分その想像で間違いない。 メリット:ストレス解消ができる デメリット:言葉が聞き取りにくいのでストレスが溜まる 特技:破廉恥なものを持ち歩くこと 苦手:サ行の発音 武器:天上天下とか 使えない無駄にレアな武器も多く持つ 初登場:血と闇と肉片とこんにゃく 名前:湯浅、yuasa 「たかはちとちき」 じぐ 概要: 一応紅一点。でもおじいちゃん。腐女子。書き込みもあまり多くなく話にも乗ってこないが、そのテンションは時に感心するものがある。 メリット:戦闘力+9000 デメリット:下手な発言をすると消される 特技:狂気を持ち歩くこと、妄想すること 苦手:自重すること 武器:カッター 初登場:現在の社会状況に若干の不信感を募らせる青年達の集い 名前 じぐ、おじいちゃん、長老 黒 概要:- 特技:- 苦手:- 武器:- 初登場:麺類研究会 名前:- 住人以外の実在する知り合い ラスト 通称笑福亭。常に複数個の凶器を持ち歩いており危険。よくコンクリの壁を素手で殴っている。創作活動にて無茶な世界設定を大量に飛散するためワールドブレイカーと呼ばれたり呼ばれなかったりする。回転部員。回転部一の腕力と飛距離を持つ。飛行速度が異常なため何か別の作用が働くらしく、超低空飛行や天井ギリギリ飛行が可能。応用すれば壁ギリギリも可能だと思われる。 パソコンは持っていない。 フェクト 名前合ってるか不安。回転部の幽霊部員。第二回OTMのあたりで親にDSとPSP以外のゲームを全て売られたらしい。 姉御 じぐが尊敬する方。 ヲワタヨル どうでもいい人。 元教祖 haku、mahardと同じ学校に通う人物。ノートを指の上で永久に回すことができる。回転教祖様とあがめられていたが最近ただのvipper、ローゼン厨であることが判明した。さらに、某音ゲーで日本で五人しかクリアしたことのない曲をクリアし六人目となった、本当に凄いゴミ。 最近、伝説の糞譜面 Gengaozo-foon- をまさかのハードクリアした。 参考:BMS難易度表(一番下の方) http //losak.web.fc2.com/LRnanido_ori.html 知り合い以外の実在する有名な人物 鈴木一郎 メジャーリーガー。素振りでかまいたちが起きる、投げたボールが隕石並みの力で地球を壊滅させる、WBCのタイムリーヒットで屈強な2chの鯖が飛ぶなど多数の伝説を残している野球界の英雄。その気になれば世界を支配できると思われており、各国の軍隊は監視の目を光らせている。 「ほぼイきかけました」 外山恒一 シンガーソングライターであり、たびたび選挙に出馬している。スキンヘッドが特徴。政権放送で次のような暴言を吐きまくったことで伝説となった。なお、もちろん無所属。 「選挙で何かが変わると思ったら大間違いだ!!!」 「スクラップアンドスクラップ!!全てをぶち壊すことだ!!!」 「どうせ選挙じゃ何も変わらないんだよぉ!!!」 「(自分が当選したら)奴らはビビる!・・・私もビビる」 しかし、現在の政治にとって見れば彼の意見は馬鹿馬鹿しいと吐き捨てられないものがある。 http //www.youtube.com/watch?v=l2C9lv5t0yQ 田中角栄 一応、初出はラーメンズのネタ。それ以前に田中と言う名前はかなり登場していたが、その後は基本的に彼のことを指すようになった。「やきそば」では田中・カークウェイとして登場している。元はネタキャラ、ちょい役だったが第四章でベテランの戦士クラスまで格上げされた。 本人は元総理大臣で、日中国交回復を達成したり、国土開発を進めたりした。金権政治などと批判はされるがその功績は偉大。その後収賄容疑で逮捕され(ロッキード事件)、裁判で控訴中のまま死亡した。 はいたしょうこ しょうこおねえさん。画伯。ひらがなで書くのが正しい。あの邪神スプーを生み出した人。ヤギもびっくり。 麻生太郎 元首相。 フェニックス様 最強の双剣ハンター。ペイントボールで飛竜を殺せるようだ。 その他フィクション、ネタなど マキシアム・ライトニングスピア 偉大なる回転部部長であらせられるお方。その回転は電流をまとい、彼が鉛筆を持つだけで周囲には閃光がほとばしる。ただし、彼の姿を見たものは殆どいない。現在では魔術系の回転術を使用できる唯一の人物。どんなものでも「回る」という催眠をかけ、「回らせ」てしまう。
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Real mathematics must be justified as art if it can be justified at all. --- G.H.Hardy A Mathematician s Apology 1940 Die ganzen Zahlen hat der liebe Gott gemacht, alles andere ist Menschenwerk. The natural numbers are the work of God. All of the rest is the work of mankind. --- L.Kronecker No one shall expell us from the paradise that Cantor has created for us. --- D.Hilbert Thus there is no function f(x), or part of a function, which cannot be expressed by a trigonometric series. --- J.Fourier Theorie Analytique de la Chaleur 1822 数学は科学の女王であり、数論は数学の女王である。 --- ガウス (数学者の点数) 自分は25点、リトルウッドは30点、ヒルベルトは80点、ラマヌジャンは100点 --- Hardy 実数論 ポイント 集合論はカントールが始めた。 集合論的思考は19cには普及していない。 代数学(体概念)と解析学(完備性)の交差点。 実数の完備性 ⇒ 区間縮小法(単調収束定理) ⇒ Bolzano-Weierstrass ⇒ Cauchy列の収束 実は,全て同値 先駆 Cauchy(1789-1857), Bolzano, Abel, Dirichlet, Weiersterass and Riemann (By Abbott) Cauchy 解析学の開祖。ε論法 Bolzano 無限に関する考察 Dirichlet function 1829 Weierstrass 一様収束 実数の定義 1870s Georg Cantor (1872) Charles Meray (1835-1911) Heinrich Heine (1821-1881) Richard Dedekind (1831-1916) Dedekindの実数 Qの切断(要するに集合)を「数」とみなし,そこに集合演算として和と積を入れ, さらに包含関係によって大小関係を入れたもの(orderd field)を実数とする。 Cantorの実数 QのCauchy列の収束先を実数とするもの。つまり完備化。 集合論 Cantor が開祖 Cantor s Theorem 冪集合の濃度は台集合より真に大きい。 →「無限」の比較。 Schröder-Bernstein Theorem 1896,1898 A→B,B→Aなる2つの単射が存在すれば濃度は等しい。 連続体仮説; Continuum Hypothesis (Cantor) Kurt Gödel 1940 連続体仮説は否定できない。 Paul Kohen 1963 連続体仮説は証明できない。 関数の連続性と微分 初めは、多項式とかsinのように記号で表されるものを関数と呼んでいた。 現代的な関数概念は、Fourierの登場と、Dirichletによる定義に始まる。 Pierre de Fermat 1629 最適化問題における接線の利用 Fermat は平均値の定理も使ってた。 Michel Rolle 1652-1719 (中間値の定理の初出) Euler, Gaussも使ってた。 d Alembert 1750s 波動方程式の三角級数による解法を研究。 Fourier 1805 Fourier級数展開を発表 熱方程式の研究において。 (Fourier級数の収束の条件と種類に関する議論はかなり最近まで続く。 Fejer, Carleson, Kolmogorov) Cauchy, Bolzano, Weierstrass 1820s 連続性のちゃんとした定義 ←それまでは unbroken とか no jumps or gaps とか言ってた Bolzano 1817 中間値の定理を初めて証明 Cauchy 1821 Taylor展開できないC∞関数の発見 Gaston Darboux 平均値の定理を初めて定式化 Dirichlet 1830s 関数の現代的な定義 19c 極限関数の出現 → 入出力関係から捉えた関数概念の成立 ←それまでは多項式・三角関数といった式で表せるもののみを指していた Weierstrass 1872 任意の点で微分不可能な連続関数を発見 (実は Bolzano も 1830 にそのような結果出しているが、未公表) K.J. Thomae 1875 有理点で微分不可能な連続関数を発見 Weierstrass 1885 多項式近似定理(閉区間上の連続関数は、多項式列で一様収束させることができる。) C∞級についてのみ言及したTaylor展開よりよっぽど強い定理。 Fejer 1904 Fourier級数のCesaro和による収束の証明 Lebesgue 1904 有界変動関数はa.e.で微分可能 →微分できない点の被覆が測度零になることを証明する。 ←被覆は何種類かあるけど,Vitaliの被覆が有名 積分 はじめは微分の逆演算として認識されていた。 i.e. F =f となる F を探す作業。 その後、FourierやDirichletの登場で関数概念の一般化が起こり、 ごく自然に不連続関数が出てきたことに伴って、面積という側面から積分を捉えるようになった。 微分の逆演算という観点では、ステップ関数すら積分できないからである。 Newton, Leibniz, Fermat 微分の逆演算と求積法の関係を研究。 Cauchy 1850年代 微分から独立した積分の定義 「曲線の下の面積」としての積分を定義。連続関数を主眼に置いていた。 この時点から、微積分学の基本定理が定理として重要になってくる。 Riemann 1854 『三角級数によって表現できる関数について』 リーマン和の極限による積分の定義(Cauchyの定義を洗練した) 中間値の定理が本質的に使われる→連続性が要になってくる。 R可積分の正体は、ほとんど至る所で連続な有界関数(Lebesgueによる特徴付け) 微積分学の基本定理は、適当な仮定をおいて成り立つ(元に戻せない微分がある。) Henri Lebesgue 1901,1902 測度による積分の定義(いわゆるLebesgue積分) R可積分⇒L可積分で、しかも積分の値が一致する。 一様収束より弱い収束でいろいろ扱えるようになった。 弱点1. 広義積分ではRでしか存在しないものが存在する。 弱点2. L積分でも、全ての微分を積分することはできない。 Vitali 1905 Lebesgue非可測な集合の存在(選択公理はこの前年にZermeloによって示された) O.Nikodym 1930 Radon-Nikodymの定理 Jaroslav Kurzweil, Ralph Henstock 1960s generalized Riemann integrals RとL両方を真に包含するさらに大きなクラスの積分 任意の微分を積分して元にもどすことができる。 すなわち、これでもって初めて、何の条件を加えることもなく以下が証明される。 スロバリー 1970 選択公理を認めなければ,Rnの部分集合は全てL可測 確率論 20世紀前半が確率論・確率過程論とも黄金時代。 1930s コルモゴロフの公理的確率論,ウィーナーの確率解析 1950s 伊藤の確率積分 1970s Malliavinの無限次元解析 Pascal,Fermat 1654 「往復書簡」 賭博の中断に関する「分配問題」 ランダムウォークの問題でもある。 確率論のはじまり。 Jacob Bernoulli 1713 大数の弱法則(ベルヌーイの大数の法則) A. de Moivre 1718 de Moivre-Laplaceの定理(二項分布の極限としてのガウス密度関数) Brown 1827 ブラウン運動の観察 Laplace 1812 「確率論の解析的理論」 差分方程式と母関数による統一的扱い。 ベイズの定理とか漸近理論とか。 19世紀確率論は全てこれに依る。 Bachelier 1900 微粒子運動の抽象化(確率過程によるフランス国債のオプションの価格形成の説明) Lebesgue 1902 測度論 Einstein 1905 熱方程式によるブラウン運動の説明。原子の実在を結論。 Borel 1909 大数の強法則([0,1)上のルベーグ測度についての考察) → F.Hausdorff, G.H.Hardy, J.E.Littlewoodへ引き継がれる Perrin 1913 アインシュタインの検証。原子の存在を確認。 その軌道を「任意の点で微分不能な曲線」であると結論。 Wiener 1923 ウィーナー測度(∞次元のガウス測度) 確率解析の幕開け Chapman 1928 マルコフ過程の研究。 Kolmogorov 1931 軌跡が連続なマルコフ過程と楕円型発展方程式の関係 確率過程論とPDE,DGとのつながり。 Kolmogorov 1933 公理主義的確率論 「測度論に基づく確率論」「確率論の基礎概念」 Khinchin 1933 極限定理のPDE論的考察 Wiener 1930s終盤 ブラウン運動のフーリエ係数展開 Levy 1937 レヴィ過程(連続部分と飛躍部分は独立) Hopf 1937 『Ergodentheorie』 エルゴード性にまつわる話題 Wiener, Kolmogorov 1940s フィルタリングと補間 伊藤清 1942,1946 確率積分,確率微分方程式の導入 確率解析の第二幕 On Stochastic Process 42 「Markoff過程ヲ定メル微分方程式」 42 On a Stochastic Integral Equation 46 関数解析 有限次元の算法を∞次元に拡張する研究といえる。 個々の問題を離れ,問題をクラスとして扱う一般化・抽象化の方向に進む。 Fredholm 1900 積分方程式の数値解法に関する研究 Banach 1932 「線形作用素論」 Kantorovich 1948 Functional analysis and applied mathematics 数値解析における関数解析の有用性を主張 群論 はじめは体が重要視され,時代が下るとともに群が重要視されるようになった。 Cauchy 置換論 Cayley 抽象群論(1854) イギリス記号代数学派の系譜 (By 外部リンク) Dedekind 代数学講義(1856-58) 置換論・LagrangeとGaloisの方程式論,体の定義 Jordan 論考(1870) Hölder (1889) 数理論理学 証明論と意味論がある。 年代別 Euclid 素数が無限個あることの証明 Pythagoras (500 B.C.) の発見 Pierre de Fermat (1601-1665) Blaise Pascal (1623-1662) 確率論。『パンセ』 Sir Isaac Newton (1643( 42)-1727) Gottfried Wilhelm Leibniz (1646-1716) Jakob Bernoulli (1654-1705) ベルヌーイ兄弟の兄。確率論。 Johann Bernoulli (1667-1748) ベルヌーイ兄弟の弟。ダニエルの父。論争まみれ。 Abraham de Moivre (1667-1754) Daniel Bernoulli (1700-1782) ベルヌーイ家最強。流体力学のベルヌーイの法則。 Jean Le Rond d Alembert (1717-1783) Pierre-Simon Laplace (1749-1827) 確率論の創始。ラプラス変換の発見 Joseph Fourier (1768-1830) Robert Brown (1773-1858) 植物学者。ブラウン運動の研究。 Johann Carl Friedrich Gauß (1777-1855) 19世紀最強 Bernhard Bolzano (1781-1848) Augustin-Louis Cauchy (1789-1857) 数論,有限群論,複素関数論,ε論法 Niels Henrik Abel (1802-1829) Peter Lejeune Dirichlet (1805-1859) 写像としての関数の定義(それ以前は,2x+1とかのことだった。) Ernst Eduard Kummer (1810-1893) クロネッカーの師。複素数による素因数分解が一意でないことを発見。 Karl Weiersterass (1815-1897) Dirichletの原理の穴を指摘。 Arthur Cayley (1821-1895) Heinrich Heine (1821-1881) Leopold Kronecker (1823-1891) カントールの師 Bernhard Riemann (1826-1866) 多様体の概念。同世代には認められなかった多産の先駆。 Richard Dedekind (1831-1916) Charles Meray (1835-1911) Marie Ennemond Camille Jordan (1838-1922) Gaston Darboux (1842-1917) Georg Cantor (1845-1918) 集合論,対角論法 Felix Christian Klein (1849-1925) エルランゲンプログラム Jules Henri Poincaré (1854–1912) Otto Ludwig Hölder (1859-1937) David Hilbert (1862-1943) 高木貞治の師 Felix Hausdorff (1868-1942) Topology草創期の一人。 Élie Joseph Cartan (1869-1951) H.Cartanの父。微分幾何学とLie群の研究。「座標を離れる」目的で微分形式を創始 Félix Édouard Justin Émile Borel (1871-1956) 測度論の創始者 Κωνσταντίνος Καραθεοδωρή (1873-1950) 測度論の創始者 René-Louis Baire (1874-1932) 測度論の創始者。カテゴリー定理(1899) Henri Léon Lebesgue (1875-1941) 測度論の創始者 Francesco Paolo Cantelli (1875-1966) Godfrey Harold Hardy (1877-1947) 解析的整数論。ラマヌジャンを「発見」した。ニュートン以来大陸側に遅れていた英国数学を復興。 Felix Bernstein (1878-1956) 確率論のロシア人とは別人。Cantorの弟子。集合論 John Edensor Littlewood (1885-1977) ハーディと共同研究30年 Władysław Hugo Dionizy Steinhaus (1887-1972) Stefan Banach (1892–1945) Алекса́ндр Я́ковлевич Хи́нчин (1894–1959) 確率論の大家。統計力学。ウィーナーヒンチンの定理 Norbert Wiener (1894-1964) ブラウン運動の研究。 Андре́й Никола́евич Колмого́ров (1903-1987) 確率の公理化,熱力学におけるエントロピーの発見 Kurt Gödel (1906-1978) Paul Joseph Cohen (1934-2007) Nicolas Bourbaki (1935-) Михаил Леонидович Громов (1943-) Bernoulli家(17-18c,Basel) Wikiの家系図 Nicolaus バーゼル市長 Jacob 確率論(大数の弱法則,ベルヌーイ試行)レムニスケートの発見,ベルヌーイ多項式,ベルヌーイ数 Nicolaus 画家 Nicolaus I 数学者 Johann(Jean) 微積分学の確立(Leibniz流,l Hôpitalの定理,カテナリーの発見,指数関数の微分)Eulerの師 Nicolaus II Daniel ベルヌーイ家最強(wikiより)。体力学(Bernoulliの法則)Hydrodynamica「水力学」 Johann II Johann III Jakob II
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行動分解シート 別名 できるとこまで分割せよ 用途 難しい行動を小分けにしてやりやすくする 行動を小分けにして誉める機会を増やす 用例 着替えさせたいとき 部屋を片付けさせたいとき 宿題をやらせたいとき 新しい行動をやらせたいとき 新しいスキルを学ばせるとき 使用法 1.子どもが手に負えないと感じるような課題をできるだけ小さく細分化する(年齢に応じて、親は課題を細かく分けるのに知恵を貸してやる) 2.子どもは細かく分けた課題にひとつずつ取り組む。親はそれぞれの小さな課題を(a)はじめたとき、(b)終えたときに、褒めてやる。 3.がみがみ言わなくても、やがて大きな課題がおわる。この時は、これまでよりも、もっと褒める(たとえば子どもが難しい課題をやり終えたことを、その場にいなかった人(もう一人の親や祖父母など)に伝えながら褒める、など)。 4.次にやる時は、同じ課題が子どもにとっても、ずっとやりやすくなっている。 解説 たとえば「外出するために着替える」といった課題は、 (1)パジャマを脱ぐ (2)パジャマをかごに入れる (3)パンツを履き替える (4)Tシャツを着る (5)ズボンをはく (6)片方の靴下をはく (7)もう片方の靴下をはく (8)片方の靴をはく (9)もう片方の靴をはく といった具合に、細かく分けることができるかもしれない。 子どもにとって、この方法の利点は、そのままでは難しい(何から手を付けていいかわからない)課題を、ずっとわかりやすいものに変えることができるところである。 着替えは、子どもの協力なしには、親にとってもなかなかの難事業である。叱ったりなだめたりしながら、体や足を持ち上げたりおろしたり、ときには子どもが泣き叫ぶのを我慢しながら、ヘトヘトになりながら、やってあげなくてはならない場合もある。 細分化して、そのひとつひとつを褒める方法は、一見まどろっこしく、実際いくらか余分な時間が必要であるが、たくさんの褒める機会を得られるし、次回からはずっとスムーズに子どもは、同じ課題ができるようになる。褒めるのに費やした時間は、必ず報われる。なによりもいつものように叱ったりなだめたりしなくて済む(それらはその場限りにしか役に立たない/その場でもどれだけ役に立っているか怪しい物である)。 この手法は、子どもがその時期時期でマスターしなければならない、さまざまな行動や課題に応用可能である。 参考文献 Butler,G. and Hope,T.(1995),Managing Your Mind The Mental Fitness Guide,Oxford Univ Press
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最終更新日時 2011年03月04日 (金) 21時53分30秒 代数的整数論 #003 (86-165) 元スレ: http //science4.2ch.net/test/read.cgi/math/1141019088/86-165 ログ元: http //2se.dyndns.org/test/readc.cgi/science4.2ch.net_math_1141019088/86-165 86 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/29(水) 09 23 04 85 はKoszul複体を使って証明するのが普通。 というかそれ以外の証明を他で見たことがない。 まあ、わりと自然で簡単な証明だから他の誰かがきっとやってるとは思うが。 87 :132人目の素数さん:2006/03/29(水) 10 33 47 命題 A をネーター環とし、I をそのイデアルで I ⊂ rad(A) とする。 M を有限生成 A-加群で、M ≠ 0 とする。 x_1, ..., x_r を I に含まれる M-正則列 とする。 n_1, ..., n_r を整数の列で各 n_i 0 とする。 このとき、(x_1)^(n_1), ..., (x_r)^(n_r) も M-正則列である。 証明 各 i に対して i ≠ j なら n_j = 1 のときの場合、つまり x_1, ..., (x_i)^(n_i), ..., x_n がM-正則列であることを示せば、一般の場合はこれから直ぐでる。 よって、この場合を証明する。 85 より、x_i を最後に移動した列 x_1, ..., x_r, x_i も M-正則列である。 一般にM-正則な元の任意のベキ乗もM-正則だから、 x_1, ..., x_r, (x_i)^(n_i) も M-正則列である。 よって、再び 85 より (x_i)^(n_i) をもとの位置に戻した列 x_1, ..., (x_i)^(n_i), ..., x_n も M-正則列である。 証明終 88 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/29(水) 10 37 45 87 に私のIDを付けるのを忘れた。 後の検索のために注意しておく。 89 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/29(水) 10 45 36 訂正 87 x_1, ..., (x_i)^(n_i), ..., x_n x_1, ..., (x_i)^(n_i), ..., x_r 90 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/30(木) 10 45 13 86 Zariski-Samuelの本の付録にKoszul複体を使わない証明が載っていた。 しかし、その証明は 85 とは異なる。 91 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/30(木) 18 17 26 正則列を弱めた概念である準正則列(quasi-regular sequence)に ついて述べる準備として、フィルター付環とフィルター付加群について 述べる。フィルター付環は、局所環の完備化や重複度とも関係するので 可換代数において重要である。 定義 A を環とし、A の加法群の部分群からなる A_p, p ∈ Z の降列 ... A_p ⊃ A_(p+1) ... で以下の 条件 (1), (2) を満たすとする。 (1) (A_p)(A_q) ⊂ A_(p+q) が任意の p, q ∈ Z に対してなりたつ。 (2) 1 ∈ A_0 ここで、Z は有理整数全体の集合であり、 (A_p)(A_q) は 集合 {xy; x ∈ A_p, y ∈ A_q} で生成される A の部分群 を表す。 このとき、A をフィルター付環という。 列 (A_p) を A のフィルターと呼ぶ。 92 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 10 42 53 91 の前に次の定義をすべきだった。 定義 M をアーベル群とする。 M の部分群からなる降列 ... M_p ⊃ M_(p+1) ... を M のフィルターと呼ぶ。 ここで、p は有理整数全体を動く。 M をフィルター付アーベル群と呼ぶ。 93 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 11 01 36 因みに 92のフィルターの名前の由来を(私の想像だが)説明してみよう。 フィルターとは濾過器のこと。 92 の記号を使う。 M の元 x をとる。 x ∈ M_p となる p が存在しないとする。 このとき、x は、フィルターではじかれたと考える。 次に、x ∈ M_p となる p があるとする。 このとき x は M_p による関門を通ったと考える。 しかし x は M_(p+1) には含まれないとする。 このときも、x はフィルターではじかれたと考える。 こうやって、M の元を篩い落としていき、 最後に残ったもの、即ち ∩M_p の元がフィルターで漉されたものと 考える。 94 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 15 26 54 定義 M をフィルター付アーベル群( 92)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 M = ∪M_p のとき、このフィルターは上に収束するという。 0 = ∩M_p のとき、このフィルターは下に収束するという。 下に収束するフィルターを分離的なフィルターとも言う。 M_p = 0 となる p があるとき、このフィルターは下に有界または 離散的という。 M_p = M となる p があるとき、このフィルターは上に有界という。 上に有界かつ下に有界なフィルターは有界または有限なフィルターという。 95 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 16 25 18 定義 A をフィルター付環( 91)とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M を A-加群とする。 M をアーベル群とみて、その部分アーベル群からなるフィルター(M_p)が 以下の条件を満たすとする。 (A_p)(M_q) ⊂ M_(p+q) が任意の p, q ∈ Z に対してなりたつ。 このとき、フィルター(M_p)は、フィルター付環 A と両立するといい、 M をフィルター付 A-加群と呼ぶ。 96 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 16 50 55 A をフィルター付環( 91)とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M をフィルター付 A-加群( 95)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 フィルター付環の応用上では、A = A_0 となる場合が圧倒的に多い。 この場合、各 A_p は A のイデアルであり、 各 M_p は A-部分加群である。 97 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 16 55 57 フィルター付環および加群の例(その1) A を環、I を そのイデアルとする。 M をA-加群とする。 p ≧ 0 のとき A_p = I^p とし、 p < 0 のとき A_p = A とおけば、 A は (A_p) によりフィルター付環になる。 フィルター(A_p)を A の I-進フィルターと呼ぶ。 p ≧ 0 のとき M_p = (I^p)M とし、 p < 0 のとき M_p = M とおけば、 M は (M_p) によりフィルター付 A-加群になる。 フィルター(M_p)を M の I-進フィルターと呼ぶ。 98 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 17 08 49 フィルター付環および加群の例(その2) A をZ-型の(可換な)次数環(前スレ1の720)とし、 その n-次部分を A_(n) とする。 A_p = Σ(n≧p) A_(n) とおく。 A は (A_p) によりフィルター付環になる。 M をZ型の A-次数加群(前スレ1の722)とし、 その n-次部分を M_(n) とする。 M_p = Σ(n≧p) M_(n) とおく。 M は (M_p) によりフィルター付 A-加群になる。 99 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 17 24 35 フィルター付環および加群の例(その3) A を環とする。 p ≦ 0 のとき A_p = A とおき、 p > 0 のとき A_p = 0 とおく。 A は (A_p) によりフィルター付環になる。 A を自明なフィルター付環と呼ぶ。 M をA-加群とする。 p ≦ 0 のとき M_p = M とおき、 p > 0 のとき M_p = 0 とおく。 M は (M_p) によりフィルター付 A-加群になる。 M を自明なフィルター付 A-加群と呼ぶ。 100 :132人目の素数さん:2006/03/31(金) 17 27 21 帰納法使う奴は人間のくず 101 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 17 56 35 フィルター付環および加群の例(その4) A をフィルター付環( 91)とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M をA-加群とする。 M_p = (A_p)M とおけば、 M は (M_p) によりフィルター付 A-加群になる。 (M_p) を (A_p)から誘導されたフィルターという。 102 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 18 19 34 定義 A をフィルター付環( 91)とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M をフィルター付 A-加群( 95)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 N を M の A-部分加群とする。 N_p = N ∩ M_p とおく。 (A_p)(N ∩ M_q) ⊂ N ∩ (A_p)(M_q) ⊂ N ∩ M_(p+q) となる。 よって N はフィルター(N_p) によりフィルター付 A-加群となる。 (N_p) を (M_p) により N へ誘導されたフィルターという。 103 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 09 57 44 前スレ2の968 話は変わるけど、代数多様体の正規点における局所環の完備化は 正規であるというZariskiの定理の証明ってあまり本に書いてないね。 この定理は代数幾何では重要なんだけど。 Zariski-Samuelには当然書いてある。 EGAには優秀環の理論として拡張されて述べられている。 松村にも優秀環の理論は紹介されている。 104 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 10 13 28 M-正則列(前スレ2の941)の概念はSerreが1955年の東京・日光における 国際会議で発表した論文で最初に導入したとEGAには書いてあるけど、 どうなんだろう。その論文を見るとAuslander-Buchsbaumの論文を 引用してるんだけど。この頃の彼等の論文というのは互いに 引用しあっている。 105 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 14 27 21 定義 A をフィルター付環( 91)とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M をフィルター付 A-加群( 95)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 N を M の A-部分加群とする。 L = M/N おき、L_p = (M_p + N)/N とおく。 (A_p)(L_q) ⊂ ((A_p)(M_q + N) + N)/N ⊂ (M_(p+q) + N)/N = L_(p+q) となる。 よって L はフィルター(L_p) によりフィルター付 A-加群となる。 (L_p) を (M_p) により M/N へ誘導されたフィルターという。 106 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 17 04 06 定義 A をフィルター付環( 91)とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M, N をフィルター付 A-加群( 95)とし、それぞれ (M_p), (N_p) をそのフィルターとする。 A-加群としての射 f M → N が 各 p に対して f(M_p) ⊂ N_p を満たすとき、f をフィルター付 A-加群 としての射という。 107 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 17 43 18 A をフィルター付環とする。 容易にわかるようにフィルター付 A-加群とその射は圏 F(A)をなす。 M, N をフィルター付 A-加群とすると、M から N への フィルター付 A-加群としての射の集合 Hom(M, N) は 自明な演算でアーベル群となる。 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 f の A-加群 としての核 K は M の部分加群だから M のフィルターから誘導されたフィルター( 102)が入る。 このフィルターにより K をフィルター付 A-加群と考えたものを 射 f の核と呼び、Ker(f) と書く。 同様に A-加群としての余核 Q に、N のフィルターから誘導された フィルター( 105)を入れて、フィルター付 A-加群と考えたものを f の余核と呼び、Coker(f) と書く。 108 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 18 05 00 A をフィルター付環とする。 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 A-加群の射としての f の像 I に N のフィルターから誘導された フィルターを入れたものを f の像と呼び Im(f) と書く。 109 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 18 09 06 A をフィルター付環とする。 f M → N, g N → L をそれぞれフィルター付 A-加群の射とする。 Im(f) と Ker(g) がフィルター付 A-加群として一致するとき、 列 M → N → L は完全であるという。 110 :132人目の素数さん:2006/04/04(火) 18 21 42 、,.、,、,.、___,.、,、,.、,、, 人ハ人ハ人 ♪ ,ゝ <、 ノ ヾ、 ∠ ) マ ウ ( / ;;; 〈. ) ン リ ( / 「// ̄∨ヾ/\! ヾ | ) セ ナ ( ,、| / ヽ 〃 ヾ |,、 ) ) ラ ( ( .|/ \ / ヽ! ) .) ( ( `//// .. /// \´ ヽ ! / \ ヽー--‐‐/ / Y⌒Y⌒Y ヽ ヽ / / . ヽ ヽ / / . \ ∨ / `j i" 111 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/05(水) 09 43 42 105 (L_p) を (M_p) により M/N へ誘導されたフィルターという。 (L_p) を N による (M_p) の商フィルターと呼ぶほうが一般的らしい。 よって今後、そう呼ぶ。 112 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/05(水) 10 18 09 定義 A をフィルター付環とする。 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 A-加群の射としての f の核を K とする。 M/K に M のフィルターの商フィルター( 111)を入れて フィルター付 A-加群としたものを f の余像と呼び Coim(f) と書く。 113 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/05(水) 11 13 23 A をフィルター付環とする。 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 λ Ker(f) → M を標準射とする。 このとき明らかに fλ= 0 である。 この Ker(f) とλは次の命題により特徴付けられる。 命題 A をフィルター付環とする。 g L → M, f M → N をそれぞれフィルター付 A-加群の射として、 fg = 0 とする。 このとき、射 u L → Ker(f) で g = λu となるものが一意に存在する。 ここで λ Ker(f) → M は標準射である。 証明 g(L) ⊂ Ker(f) だから、A-加群の射としては u として g の値域を Ker(f) に制限したものをとる。 u が フィルター付 A-加群の射となることは 各 p にたいして g(L_p) ⊂ M_p ∩ Ker(f) よりわかる。 u の一意性は λが単射であることから明らか。 証明終 114 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/05(水) 12 37 41 113と双対的に次の命題が成立つ。 命題 A をフィルター付環とする。 f M → N, g N → L をそれぞれフィルター付 A-加群の射として、 gf = 0 とする。 このとき、射 u Coker(f) → L で g = uμ となるものが一意に存在する。 ここで μ N → Coker(f) は標準射である。 証明 g(f(M)) = 0 だから g は A-加群の射として u N/f(M) → L を誘導する。 各 p にたいして g(N_p) ⊂ L_p だから u は フィルター付 A-加群の射である。 g = uμは u の定義から明らか。 u の一意性は μが全射であることから明らか。 証明終 115 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/06(木) 12 49 21 命題 A をフィルター付環とし、 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 フィルター付 A-加群の射 u Coim(f) → Im(f) が一意に存在し、 f は M → Coim(f) → Im(f) → N と分解する。 ここで、M → Coim(f) と Im(f) → N はともに標準射である。 証明 A-加群の射としては u Coim(f) → Im(f) を u([x]) = f(x) で定義する。ここで、x は M の元であり、[x] は x の属す Coim(f) = M/Ker(f) の剰余類である。 この定義は剰余類の代表元 x の取り方によらない。 M、N のフィルターをそれぞれ (M_p), (N_p) とする。 f(M_p) ⊂ Im(f) ∩ N_p であるから u がフィルター付 A-加群の射であることは明らか。 次に u の一意性を示す。 α M → Coim(f) β Im(f) → N を標準射とする。 f = βvα となるフィルター付 A-加群の射 v Coim(f) → Im(f) が 存在するとする。 f = βuα = βvα であり、βは単射だから、 uα = vα となる。 αは全射だから、 u = v である。 証明終 116 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/06(木) 16 59 38 定義 A をフィルター付環とし、 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 115の射 u Coim(f) → Im(f) は写像としては全単射だが フィルター付 A-加群の射としては同型とは限らない。 これが同型になるとき、 f を強射と呼ぶ。 117 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/06(木) 18 20 47 命題 A をフィルター付環とし、 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 M、N のフィルターをそれぞれ (M_p), (N_p) とする。 f が強射( 116)になるためには、 各整数 p に対して f(M_p) = f(M) ∩ N_p となることが 必要十分である。 証明 K = Ker(f) とおく。 u Coim(f) → Im(f) を、 115の射とする。 u は写像としては全単射であることと、 u((M_p + K)/K) = f(M_p) に注意すれば明らかだろう。 証明終 118 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/07(金) 10 37 51 フィルター付 A-加群の射で強射( 116)でない例はいくらでもある。 例えば、k を体として M を k 上の3次元のベクトル空間とする。 e_1, e_2, e_3 をその基底とする。 N を e_1 を基底に持つ M の部分ベクトル空間とする。 L を e_1, e_2 を基底に持つ M の部分ベクトル空間とする。 M に以下の2つのフィルターを入れる。 (1) M ⊃ N ⊃ 0 をフィルターと見なす。 つまり、フィルター (M_p) を次のように定義する。 p ≦ 0 のとき M_p = M p = 1 のとき M_p = N p ≧ 2 のとき M_p = 0。 (2) M ⊃ L ⊃ 0 を同様にフィルターと見なす。 つまり、フィルター (M _p) を次のように定義する。 p ≦ 0 のとき M _p = M p = 1 のとき M _p = L p ≧ 2 のとき M _p = 0。 k に自明なフィルター( 99)を入れると。 上の各フィルターにより M はそれぞれフィルター付 k-加群となる。 (1) のフィルターを入れた M を M(1) と書き、 (2) のフィルターを入れた M を M(2) と書く。 恒等射 1 M(1) → M(2) を考える。 N ⊂ L だから、この射はフィルター付 k-加群の射である。 しかし、 N ≠ L だから強射ではない。 119 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/07(金) 11 09 12 定義 G をフィルター付アーベル群( 92)とする。 (G_p) をそのフィルターとする。 各整数 p に対して gr_p(G) = G_p/G_(p+1) とおき、 gr(G) = Σgr_p(G) (直和)とおく。 gr(G) を G の次数化アーベル群と呼ぶ。 120 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/07(金) 11 34 27 定義 A をフィルター付環( 91)とする。 gr(A) を A の加法群の次数化アーベル群とする。 α ∈ gr_p(A)、β ∈ gr_q(A) のとき、 αとβの積 αβ ∈ gr_(p+q)(A) を以下のように定義する。 x ∈ A_p, y ∈ A_q をそれぞれ αとβ の代表元とする。 xy ∈ A_(p+q) の mod A_(p+q+1) の剰余類をαβとする。 この定義が 代表元 x, y の取り方によらないことは明らかである。 この積により、gr(A) は Z 型の次数環(前スレ1の720)となる。 gr(A) を A の次数化環と呼ぶ。 121 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/07(金) 11 55 57 定義 A をフィルター付環とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M をフィルター付 A-加群とし、(M_p)をそのフィルターとする。 gr(A) を A のA の次数化環( 120)ととし、 gr(M) を M の次数化アーベル群( 119) とする。 α ∈ gr_p(A)、γ ∈ gr_q(M) のとき、 αとγの積 αγ ∈ gr_(p+q)(M) を以下のように定義する。 a ∈ A_p, z ∈ M_q をそれぞれ αとγの代表元とする。 az ∈ M_(p+q) の mod M_(p+q+1) の剰余類をαγとする。 この定義が 代表元 a, z の取り方によらないことは明らかである。 この積により、gr(M) は gr(A)-次数加群(前スレ1の722)となる。 gr(M) を M の次数化加群と呼ぶ。 122 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/07(金) 13 18 42 局所環のm-進フィルターによる次数化環の幾何的意味を考える。 代数多様体 X の閉点 p における局所環 O_p にその極大イデアル m による m-進フィルター( 97)をいれてフィルター付環と考える。 この次数化環 gr(O_p) の Spec(gr(O_p))というのは、 X の p における接錐(tangent cone)と考えることが出来る。 接錐というのは、大雑把に言うとその点における接線の集まりのなす 代数スキームのことで、その点が非特異なら接空間と一致する。 このことをアフィン平面代数曲線の場合に説明しよう。 k を代数的閉体とし、f(X, Y) を2変数多項式環 k[X, Y] の元で 既約とする。さらに f(0, 0) = 0 とする。 f(X, Y) = 0 が定義する代数曲線を X とする。 f(0, 0) = 0 だから X は原点 p = (0, 0) を通る。 X の p における局所環を O_p とする。 このとき、次数化環 gr(O_p) は k[X, Y]/(f_m) と同型になる。 ここで f_m は f の初形式である。 つまり、f をその同次成分に分解して f = f_m + f_(m+1) + .. と書いたときの最低次の同次成分が f_m である。 f_m は2変数の同次式だから1次式の積に分解する。 この各1次式が原点 p における 曲線 f(X, Y) = 0 の接線である。 123 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/11(火) 18 38 38 定義 M, N をフィルター付アーベル群( 92)とする。 (M_p), (N_p) をそれぞれ M, N のフィルターとする。 f M → N をフィルター付アーベル群としての射とする。 各 p に対して f(M_p) ⊂ N_p だから、 f はアーベル群の射 M_p/M_(p+1) → N_p/N_(p+1) を誘導する。 よって、次数アーベル群の射 gr(M) → gr(N) が得られる。 ここで、gr(M)、gr(N) はそれぞれ M, N の次数化アーベル群( 119) である。 この射を gr(f) と書く。この p次の同次成分 を gr_p(f) と書く。 つまり、gr_p(f) gr_p(M) → gr_p(N) である。 124 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/11(火) 19 08 14 話はそれるが、最近 amazon.com で Edwards の Fermat s Last Theorem を買った。 今読んでいるところだけど、これは凄い本だ。 この本で初めてKummerの理想数がわかった、というか、 わかりかけてきた(まだ読了してないので)。 この本を参考にして、Kummerの理想数とは何かを後で述べよう。 Kummerの理想数については、前スレ1の281あたりでも書いてあるので、 そちらも参照されたい。 125 :132人目の素数さん:2006/04/12(水) 18 35 18 素因数分解の一意性の回復をx^n+y^nにおいて目指して作られた。 n=23でたしか不成立なんだが、イデアルを考えて言ってみればクウォークの様に 新しく素を考えてみようって話だったようなそうでないような。 しかし、俺にもこれが理解不能だ。だから早く書け。 126 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 10 47 37 定義 A, B をそれぞれフィルター付環( 91)とする。 f A → B をフィルター付環としての射とする。 123 と同様にして f は次数環の射 gr(A) → gr(B) を誘導する。 この射を gr(f) と書く。 127 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 10 53 29 定義 A をフィルター付環( 91)とし、 M, N をフィルター付 A-加群( 95)とする。 121 より、gr(M)、gr(N) は それぞれ gr(A)-次数加群となる。 f M → N をフィルター付 A-加群としての射とする。 123 と同様にして f は gr(A)-次数加群の射 gr(M) → gr(N) を誘導する。 この射を gr(f) と書く。 128 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 11 03 15 A をフィルター付環( 91)とし、 M, N, L をフィルター付 A-加群( 95)とする。 1 M → M を M の単位射とすると gr(1) は gr(M) の単位射である。 f M → N と g N → L をフィルター付 A-加群としての射とする。 このとき、gr(gf) = gr(g)gr(f) となる。 以上から 対応 gr M → gr(M) は フィルター付 A-加群の圏から gr(A)-次数加群の圏への関手である。 129 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 12 10 51 補題 A をフィルター付環( 91)とし、 M をフィルター付 A-加群( 95)とする。 M のフィルター (M_p) は上下に収束( 94)するとする。 gr_p(M) ≠ 0 となる p が有限ならフィルター (M_p) は有限( 94)である。 証明 十分大きな整数 n があり p ≧ n なら gr_p(M) = 0 である。 よって M_n = M_(n+1) = ... となる。 (M_p) は下に収束するから、0 = ∩M_p である。 よって M_n = 0 である。 同様に、十分小さな整数 m があり p ≦ m なら gr_p(M) = 0 である。 よって M_m = M_(m-1) = ... となる。 (M_p) は上に収束するから、M = ∪M_p である。 よって M_m = M である。 証明終 130 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 13 56 41 次の命題とその証明は 私が過去スレ「大好き★代数幾何 Part 2」 の 819 に書いたものと同じである。 131 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 13 57 39 命題 A をフィルター付環( 91)とし、 M, L をフィルター付 A-加群( 95)とする。 (M_p), (L_p) をそれぞれ M, L のフィルターとする。 (L_p) は上下に収束( 94)するとする。 f M → L をフィルター付 A-加群としての射とする。 gr(A)-次数加群の射 gr(f)( 127) gr(M) → gr(L) は同型であるとする。 このとき、フィルター(M_p) が有限( 94)なら、 f は同型となる。 証明 gr(M) と gr(L) は同型だから、 129 より フィルター(L_p) も 有限である。 フィルター (M_p) は有限だから 整数 k と n ≧ 0 があり、 M = M_k ⊃ M_(k+1) ⊃ ... M_(k+n) = 0 となる。 gr(M) と gr(L) は同型だから L = L_k ⊃ L_(k+1) ⊃ ... L_(k+n) = 0 となる。 M_0 = M, M_2 = 0 の場合を証明すれば、n に関する帰納法を使って、 一般の場合も証明できる。よって、この場合のみ証明する。 完全列 0 → M_1 → M → M/M_1 → 0 と 0 → L_1 → L → L/L_1 → 0 を考える。 仮定により、f M → L は、同型 M_1 → L_1 と 同型 M/M_1 → L/L_1 を誘導する。 snake lemmaを使って(使わなくても簡単にわかるが) f も同型になる。 証明終 132 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 14 33 37 命題( 131)の系1 上の命題はフィルター(M_p) が有限でなくても上に収束( 94)し、 離散的( 94)なら成り立つ。 証明 命題( 131)より、各pに対して f は同型 M_p → L_p を誘導することがわかる。 フィルター(M_p)と(L_p) は上に収束するから、 f は同型となる。 証明終 133 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 14 44 14 命題 M をフィルター付アーベル群( 92)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 アーベル群の族 (M/M_p) は射影系である。 よって射影極限 proj.lim M/M_p が定義出来る。 標準射 M → M/M_p は、標準射φ M → proj.lim M/M_p を定める。 φが単射であるためにはフィルター (M_p) が分離的( 94)であることが 必要十分である。 証明 射影極限 proj.lim M/M_p の定義とφの定義から明らか。 134 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 14 50 32 定義 M をフィルター付アーベル群( 92)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 133の標準射φ M → proj.lim M/M_pが同型のとき、 フィルター (M_p) は完備であるという。 135 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 15 19 17 命題( 131)の系2 命題( 131)はフィルター (M_p) が完備( 134)なら成り立つ。 証明 132 より、各 p に対して f は同型 M/M_p → L/L_p を誘導することがわかる。 よって f は同型 proj.lim M/M_p → proj.lim L/L_p を誘導する。 次の可換図式を考える。 M → L ↓ ↓ proj.lim M/M_p → proj.lim L/L_p を誘導する。 フィルター (M_p) は完備だから標準射 M → proj.lim M/M_p は 同型である。 一方、フィルター (L_p) は仮定より分離的だから 133 より L → proj.lim L/L_p は単射である。 よって、上の可換図式より f M → L が同型となることが分かる。 証明終 136 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 15 23 02 135 はフィルター付加群の基本定理というべきものである。 137 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 09 54 26 Bourbakiの用語では完備性に必ずしも分離性を要求しない。 我々もBourbakiに従うことにする。 よって、 134 の定義を以下のように修正する。 定義 M をフィルター付アーベル群( 92)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 133の標準射φ M → proj.lim M/M_pが全射のとき、 フィルター (M_p) は完備であるという。 (注意)この場合 M/∩M_p が proj.lim M/M_p に同型になる。 138 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 10 14 05 131の条件と主張を弱めた次の命題を証明する。 証明も 131と同様である。 命題 A をフィルター付環( 91)とし、 M, L をフィルター付 A-加群( 95)とする。 (M_p), (L_p) をそれぞれ M, L のフィルターとする。 f M → L をフィルター付 A-加群としての射とする。 gr(A)-次数加群の射 gr(f)( 127) gr(M) → gr(L) は単射であるとする。 このとき、フィルター(M_p) が有限( 94)なら、 f も単射となる。 証明 フィルター (M_p) は有限だから 整数 k と n ≧ 0 があり、 M = M_k ⊃ M_(k+1) ⊃ ... M_(k+n) = 0 となる。 n = 2 の場合を証明すれば、n に関する帰納法を使って、 一般の場合も証明できる。よって、この場合のみ証明する。 完全列 0 → M_(k+1) → M_k → M_k/M_(k+1) → 0 と 0 → L_(k+1) → L_k → L_k/M_(k+1) → 0 を考える。 仮定により、f M_k → L_k は、単射 M_(k+1) → L_(k+1) と 同型 M_k/M_(k+1) → L_k/M_(k+1) を誘導する。 snake lemmaを使って(使わなくても簡単にわかるが) f も単射になる。 証明終 139 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 10 21 52 132と同様に次の命題が得られる。 証明も 132と同様である。 命題 A をフィルター付環( 91)とし、 M, L をフィルター付 A-加群( 95)とする。 (M_p), (L_p) をそれぞれ M, L のフィルターとする。 f M → L をフィルター付 A-加群としての射とする。 gr(A)-次数加群の射 gr(f)( 127) gr(M) → gr(L) は単射であるとする。 このとき、フィルター(M_p) が上に収束( 94)し、離散的( 94)なら f も単射となる。 証明 138より、各pに対して f は単射 M_p → L_p を誘導することがわかる。 フィルター(M_p) は上に収束するから、 f は単射となる。 証明終 140 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 10 27 13 135と同様に次の命題が得られる。 証明も 135と同様である。 命題 A をフィルター付環( 91)とし、 M, L をフィルター付 A-加群( 95)とする。 (M_p), (L_p) をそれぞれ M, L のフィルターとする。 f M → L をフィルター付 A-加群としての射とする。 gr(A)-次数加群の射 gr(f)( 127) gr(M) → gr(L) は単射であるとする。 このとき、フィルター(M_p) が上に収束( 94)し、分離的( 94)なら f も単射となる。 証明 139 より、各 p に対して f は単射 M/M_p → L/L_p を誘導することがわかる。 よって f は単射 proj.lim M/M_p → proj.lim L/L_p を誘導する。 次の可換図式を考える。 M → L ↓ ↓ proj.lim M/M_p → proj.lim L/L_p を誘導する。 フィルター (M_p) は分離的だから標準射 M → proj.lim M/M_p は 単射である。 よって、上の可換図式より f M → L が単射となることが分かる。 証明終 141 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 10 46 18 訂正: 135 命題( 131)はフィルター (M_p) が完備( 134)なら成り立つ。 135の証明から分かるように、フィルター (M_p)が 上に収束するという条件が必要である。 よって 135の主張は次のように書くべきであった。 命題( 131)はフィルター (M_p) が上に収束し、 分離的( 94)かつ完備( 137)なら成り立つ。 142 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 17 15 05 ここで、ちょっと寄り道になるが話の都合上、対称代数について述べる。 143 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 17 25 03 定義 A を可換環、 M を A-加群とする。 T(M) を A 上の M から生成されるテンソル代数(前スレ1の718)とする。 T(M) は明らかに次数 A-代数(前スレ1の720)である。 T(M)の部分集合 {xy - yx; x, y ∈ M} から生成される両側イデアルを I とする。 T(M)/I を A 上の M から生成される対称代数と呼び、 S(M) と書く。 I は同次元で生成されるから同次イデアルである(前スレ1の726)。 よって、S^p(M) = T^p(M)/(I ∩ T^p(M)) とおけば、 S(M) = ΣS^p(M) (直和) となる。よって S(M) も次数 A-代数である。 S^0(M) = A であり、S^1(M) = M となる。 S(M) の2元 x, y の積を xy と書く。 明らかに、xy = yx であるから S(M) は可換である。 144 :132人目の素数さん:2006/04/16(日) 01 11 09 587 145 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/18(火) 12 10 01 124 で予告したように、Kummerの理想数について述べる。 今までの代数的整数論の準備としての可換代数の話も平行して進めるので 混乱しないように名前をKummerとしてIDも別にする。 まず Kummer の出発点は、λを奇素数としてζを X^λ = 1 の 1以外の根の1つとしたとき、円分整数環 Z[ζ] において素元分解の 一意性が成立つかどうかという問題にあった。 これは、周知のように Fermat の最終定理と関係がある。 しかし、Kummer の目的は別にあった。 それは Gauss に始まる 高次冪剰余の相互法則の探求である。 これが、解析方面を専門にしていた彼を Z[ζ] の整数論に向かわせ、 以後20年の間、彼を捉えて離さなかった。 広く流布されている話とは違って、Fermat の最終定理に関する彼の寄与は その研究の過程の副産物であり彼の最終目的ではなかった。 ここでは、このことを立証するのが目的ではないので、これについて 詳しくは Edwards の Fermat s Last Theorem という本を参照してもらいたい。 146 :132人目の素数さん:2006/04/18(火) 12 44 47 ここで king 登場 147 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/18(火) 13 52 40 λを奇素数としてζを X^λ = 1 の1以外の根の1つとする。 ここで、方程式 X^λ = 1 は複素数体で考える。 よって ζ は複素数である。 ζを X^λ = 1 の原始根と呼ぶ。 有理整数環 Z と ζ により生成される複素数体の部分環を 円分整数環と呼び Z[ζ] と書く。 Z[ζ] の元を円分整数と言う。 X^λ = 1 の相異なるλ個の根は ζ^i, i = 0, 1, ..., λ-1 と書ける。 1 ≦ i ≦ λ-1 のとき i はλと素だから ij ≡ 1 (mod λ) となる整数 j が存在する。よって、ζ^(ij) = ζ となる。 つまり、ζ = (ζ^i)^j である。 よって Z[ζ] ⊂ Z[ζ^i] となる。 逆の包含関係は明らかだから、Z[ζ] = Z[ζ^i] となる。 よって、環 Z[ζ] は原始根ζの取り方によらない。 これから Kummer に習って円分整数環 Z[ζ] において素元分解の一意性が 成立つかどうかという問題を調べることにする。 その前に Z[ζ] の基本的な性質を調べておく。 148 :GiantLeaves ◆6fN.Sojv5w :2006/04/18(火) 15 16 17 talk 146 私を呼んだか? talk 147 λが奇素数でない正整数でも原始λ乗根は定義できる。それについても述べるのか? 149 :132人目の素数さん:2006/04/18(火) 15 38 21 148 基本的には奇素数の場合のみ述べる予定. 150 :132人目の素数さん:2006/04/18(火) 16 23 47 習って 151 :132人目の素数さん:2006/04/18(火) 16 40 16 >>148 死ね 152 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/18(火) 16 44 25 λを奇素数としてζを X^λ = 1 の原始根の1つとする。 X^λ - 1 = (X - 1)(1 + X + ... X^(λ-1)) だから 1 + ζ + ... + ζ^(λ-1) = 0 となる。 これがζに関する自明だが最も基本的な関係式である。 153 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/18(火) 16 51 50 λを奇素数としたとき、有理数体上の多項式 1 + X + ... X^(λ-1) の 既約性をそれよりやや一般的な命題の特殊な場合として証明するため、 整数 n > 0 に対して方程式 X^n = 1 を複素数体で考える。 X^n = 1 の根全体は乗法に関して位数 n の巡回群 G となる。 G の位数 n の元を X^n = 1 の原始根と呼ぶ。 原始根は φ(n) 個ある。ここでφ(n)はEulerの関数である。 つまり、集合 {1, 2, ..., n-1} に属す元のなかで n と素な元の個数である。 ζ_1, ..., ζ_r を原始根の全体とする。ここで r = φ(n) である。 Φ_n(X) = (X - ζ_1)...(X - ζ_r) とおく。 Φ_n(X) を指数 n の円分多項式と呼ぶ。 154 :GiantLeaves ◆6fN.Sojv5w :2006/04/18(火) 17 45 55 talk 151 お前が先に死ね。 155 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 10 05 56 整数 n > 0 に対して円分多項式( 153)の定義から X^n - 1 = ΠΦ_r(X) となる。 ここで Φ_r(X) は r の円分多項式で r は n の正の約数全体を動く。 よって、Φ_n(X) = (X^n - 1)/ΠΦ_r(X) となる。 ここで、r は n の正の約数で n 以外のもの全体を動く。 よって、Φ_1(X) = X - 1 から初めて Φ_n(X) は帰納的に求まる。 これから Φ_n(X) の係数は有理整数であることが分かる。 156 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 14 04 16 定義 有理数体 Q 上代数的な複素数を代数的数と呼ぶ。 157 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 14 05 11 定義 有理整数環 Z 上整(前スレ1の506)な複素数を代数的整数と呼ぶ。 158 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 14 23 22 命題 一意分解整域は整閉整域(前スレ1の578)である。 証明 A を一意分解整域とし、K をその商体とする。 x = a/b を K の元で A 上整なものとする。 ここで a, b は A の元で互いに素とする。 (a/b)^n + c_1(a/b)^(n-1) + ... + c_n = 0 とする。 ここで、各 c_i は A の元である。 この等式の両辺に b^n を掛けて次式を得る。 a^n + c_1a^(n-1)b + ... c_nb^n = 0 b が A の可逆元でないとすると、b を割る A の素元 p がある。 上の等式から p は a^n したがって a を割ることになる。 これは a と b が互いに素とした仮定に反する。 よって b は可逆元であり、x は A の元である。 よって、A は K において整閉である。 証明終 159 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 14 38 59 命題 代数的整数( 157)全体は複素数体の部分環となる。 つまり、代数的整数の和と積は代数的整数である。 証明 前スレ1の510 より明らか。 160 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 14 39 59 命題 αを代数的整数( 157)とし、αの有理数体上のモニックな 最小多項式を f(X) とする。 このとき f(X) の係数は有理整数である。 証明 f(X) の複素数体におけるすべての根は代数的整数である。 よって、f(X) の係数も代数的整数である( 159)。 158 より有理整数環は整閉だから、これらの係数は有理整数である。 証明終 161 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 14 46 36 補題 n > 0 を整数、ζを X^n = 1 の根(原始根とは限らない)の1つとする。 ζの有理数体上のモニックな最小多項式を f(X) とする。 p を n を割らない素数とする。 このとき f(ζ^p) = 0 となる。 証明 ζは X^n - 1 = 0 の根だから、 X^n - 1 = f(X)g(X) となる有理数係数のモニックな多項式 g(X)がある。 160 より f(X) の係数は有理整数である。 よって、g(X) の係数も有理整数である。 f(ζ^p) ≠ 0 として矛盾を導こう。 ζ^p も X^n - 1 = 0 の根だから、f(ζ^p)g(ζ^p) = 0 である。 f(ζ^p) ≠ 0 と仮定したから g(ζ^p) = 0 となる。 よって、ζは g(X^p) の根であるから g(X^p) は f(X) で割り切れる。 よって g(X^p) = f(X)h(X) となるモニックな多項式 h(X) がある。 h(X) の係数も有理整数である。 ここで、等式 g(X^p) = f(X)h(X) を mod p で考える。 g(X)^p ≡ g(X^p) (mod p) だから、 g(X)^p ≡ f(X)h(X) (mod p) となる。 f(X) の mod p でのの既約因子の1つをω(X) とする。 g(X)^p は mod p でω(X) で割り切れるから、 g(X) は mod p でω(X) で割り切れる。 一方、X^n - 1 = f(X)g(X) だから、 X^n - 1 は mod p で ω(X)^2 で割り切れる。 ところが、これは有り得ない。 何故なら、n は p と素で X^n - 1 は mod p で 分離的な多項式である。つまり、有限体 Z/pZ の代数的閉包において 重根をもたない。 以上から、f(ζ^p) = 0 でなければならない。 証明終 162 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 15 27 04 命題 任意の整数 n > 0 に対して、円分多項式Φ_n(X) は有理数体上既約である。 証明 ζを X^n = 1 の原始根( 153)の1つとする。 ζの有理数体上のモニックな最小多項式を f(X) とする。 m > 1 を n と素な整数とする。 m = (p_1)...(p_r) を m の素因数分解とする。 ここで、p_1, ..., p_r は素数で重複も許している。 161 より、ζ^(p_1) も f(X) の根である。 よって再び、 161 より (ζ^(p_1))^(p_2) もf(X) の根である。 これを繰り返して、ζ^m も f(X) の根である。 よって、f(X) は X^n = 1 の原始根のすべてを根に持つ。 f(X) は Φ_n(X) を割るから Φ_n(X) = f(X) である。 証明終 163 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 15 38 13 命題 λを奇素数としたとき、多項式 1 + X + ... X^(λ-1) は 有理数体上既約である。 証明 上記の多項式は指数 λ の円分多項式 Φ_λ(X) に等しい。 よって 162 より有理数体上既約である。 証明終 164 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 15 48 41 162 の証明は Dedekind によるもの。 163 が Kummerが扱った円分整数環 Z[ζ] における最も基礎となる定理である。 165 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 16 02 41 1 シロート厳禁、質問歓迎! このシロート厳禁っていうの誤解を与えないか? 俺が言ったのは高校生などの、ほらよくいるだろ数論オタみたいなの、 つまり、初等数論って自然数を扱い誰でも入りやすいから、すぐFermatとか Goldbachとか、そういうのをさしてシロ-トと言ったわけ。 前にいた割り算オタみたいのが来るとやだから、そう言ったわけ。 タグ: Koszul複体 quasi-regular sequence ネーター環 フィルター付加群 フィルター付環 準正則列 コメント
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スレ立て日 20221011 元スレURL ᶘイ^⇁^ナ川 侑さんの漢字を分解したら「イ+ナ+月」になりますね 概要 タグ ^イナ川 ^その他
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Problem 3 「最大の素因数」 † 13195 の素因数は 5, 7, 13, 29 である. 600851475143 の素因数のうち最大のものを求めよ. 解法 b=600851475143とします。 2,3,4,5,,,, と小さい数から1ずつ増加させこの数をaとしましてaでbを割り切れるか試します。 割り切れるなら割り切れる限りその数でbを割り、割った数を再度bとしまたaを1ずつ増加させて割り切れるかためしこれを繰り返します。 これにより素数による割り切りだけが残ります。 もしa^2 bとなったら最後に割り切った数とbのうち大きなほうが答えとなります。 なぜここで答えを出してよいかというと。 bがaより大きな数cで割り切れたとします。 するとb/c=d dは自然数と定義できます。 b=cdで bはdでも割り切れることが判明します。 cは√bより大きいのでdは√bより小さくなります。 するとここまでの計算でdによる割り切りは行われているはずです。 また割り切りの原理を具体例で考えてみましょう。 b=120=2*2*2*3*5 を割り切る場合を考えてみましょう。 最初2で割るので b=15=3*5 3で割り切って b=5 5が最大の答えとなります。 aが増加して素因数にぶち当たったらbの右側の素因数aが全部消えます。 そしてaより大きな素因数をaが消すことはありません。 素因数は素数ですので、aより大きな素数はaで割り切れないからです。
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喧嘩商売語録 作品wikipedia ←陰陽トーナメント一回戦第一試合~第三試合 よく使う編集構文(編集の役に立ててください) ruby(ルビ){文章} footnote(脚注の内容・元ネタについて等) 例 編集画面 「 ruby(かばね){屍} footnote(梶原柳剛流にて毒の隠語)だ」 実際の画面「屍(かばね)(*1)だ」 喧嘩商売語録作品wikipedia 一回戦第四試合(10巻70話~11巻78話)70話「重戦車」 71話「ひき逃げ」 72話「孤高」 73話「陽光」 11巻最格「川口夢斗・拳治編」 74話「互いの情景」 ヤングマガジン2017年35号(木多先生の減ページお詫び) 75話「ロー・ロー・ロー」 76話「ありがとう」 77話「無双の桜」 78話「邪鬼調略」 ヤングマガジン2018年4・5号(掲載時の木多先生の謝罪文) 一回戦第五試合(11巻79話~)79話「難問読解法」 最格「かっちゃん(会田勝彦)編」 12巻80話「春眠暁を覚えず」 81話「激突の上級国民」 82話「合気拳法」 83話「飯綱落とし」 84話「煉獄の業火」 85話「つけびして煙り喜ぶ田舎者」 最格「佐川睦夫・菅野祐太郎編」 13巻86話「付属技術」 87話「大火脱出」 88話「一撃」 89話「孤高の強者」 90話「種モミじじい」 91話「謀の外」 最格「芝原剛盛・佑編」 YM掲載分(101話) (102話) [部分編集] 一回戦第四試合(10巻70話~11巻78話) 70話「重戦車」 夢斗(知っていて今になって言ったのは俺の心に火を入れるタイミングを計っての事だろう) ――夢斗の事は忘れなくてはいけない ――夢斗は病気をしていないか ――夢斗の事は忘れなくてはいけない ――夢斗は友達沢山いるのかな ――夢斗の事は忘れなくてはいけない ――夢斗は勉強できるのかな ――夢斗の事は忘れなくてはいけない ――夢斗もそろそろ好きな人ができかな 事情を知らないあなたの弟が川口夢斗のファンなのです 中学1年生ですがあなたのように体の大きくそっくりな弟が川口夢斗のようになりたいと キックボクシングを習いたいと私に初めて頼み事を言ったのです 日本国内ではこの試合から地上波放送が始まる 日曜の昼間に 街から人が消えた 川口「親父…拾ってくれたお陰で強くなれた 初めての親孝行をさせてくれ」 川口父「せーのでいくぞ せーの」 川口父母弟「川口ぃぃ!!!!!」 川口弟「川口ぃぃ!!!! お前しか金隆山を倒せない!!!!!」 川口弟「えっ? い今俺を見た俺を見て手を挙げた 嘘じゃないよ」 川口(そうだ弟よ 俺だ 関でも田島でも止められない 俺だけがあの金隆山を止められる) 71話「ひき逃げ」 文学「出てけよ! お前が手術室にいるのがマジで怖いんだよ!!!!! 俺はサイコガンとか付けないからな!!!」 十兵衛「本当に帰っちゃうよ」 文学「げぇたぁうとぉぶひあー」 拳治「これを警戒する必要がある――が金隆山は序盤でこれを狙ってくる事はないだろう 金隆山は自分が圧倒的に強いと思っている故に相撲の技で勝負しようとする マウントはあくまでも力士の身体を活かした戦い方であって 済もうとはかけ離れた技これを出すときは金隆山自身に敗北がよぎった時だろう ナメているうちに打ち合いに引き込め」 拳治「親の欲目と思われるかもしれませんが夢斗は優しい子なんです 一つの技を覚えると愛くるしい笑顔を見せるんです 夢斗の笑顔を繰り返し見ているうちに気付きました 夢斗は技を覚えた事が嬉しいんじゃなくて私が喜んでいる事が嬉しいんだと」 名護「強くなるな」 拳治「ええ本当の父親から受け継いだ身体と性格で並ぶ者がいないほど強くなると思います」 名護「違うよ強くなるのはお前の息子だからだ 生みの親は関係ない本当の父親はお前だ お前に似ているから強くなる」 夢斗「先生! 波がぶしゃーってかかっちった」 反町「交通事故だな」 夢斗「俺強い? もう悪者が大人でも戦って勝てる?」 拳治「まだ無理だよ夢斗は小さすぎる身長も体重も足りないから戦えないよ」 夢斗「俺真剣なのに勝ち方教えてほしいのに」 拳治「それじゃ切ってやればいい」 夢斗「キック・ボクシングで勝ちたいの」 72話「孤高」 金隆山「進路決めました(ボソ 俺に相撲を教えてください」 夢斗「世間は横綱の禁じ手の解禁を望んでいる 俺も横綱の鉄砲が見たい 俺は陰陽では横綱の次に体重がありなおかつ打撃の専門家だ どちらが上かはっきりさせたい打ち合いを希望します 額を割られたぐらいでびびってんなら横綱なんて辞めちまえ」 金隆山「あなたが俺なら嬉しいな」 生野「お前の世代は知らないのか いやお前が不勉強なだけだな 川口の父親川口拳治の決め技は飛び膝蹴りだ 真空飛び膝蹴りと呼ばれていた」 里見「スリッピング・アウェー」 73話「陽光」 かっちゃん「あっ? 女将さんかっちゃんも勝利の美酒に酔いたいからジュースを持って上がってきてくれたまえ」 女将「誰が女将さんよ今こっち手が離せないから冷蔵庫から好きなもの取って飲んでいいから」 かっちゃん「サンキューマイマザー」 アリ「なぜ金隆山は止めを刺さずに間合いを取る!!」 田島「金隆山が最も恐れているのはグラウンドの関節と絞め それ以外なら負けないという自負―― ――というのを金隆山は自分を納得させるための材料としているのだろうな」 田島「本当のところは金隆山を支えている支持者が偏った思考の持ち主だと言う事 斃れて動かない川口の頭を踏みつけでもしてみろ後で必ず騒ぐ馬鹿がいる 「横綱としてふさわしくない」と」 芝原「俺達から見れば勝ち目はないが川口拳治から見れば違うのだろう 川口拳治はまだ勝つと思っている息子の強さを信じているんだよ」 金隆山「川口立てないのか? 俺なら立つ お前は俺ではなかったな」 夢斗(最高の身体をもらって 最高の指導者に教わって 最高の両親たちに見守られている それなのに俺は……どれだけ無能なんだ) 川口(ここで立てなきゃクソすぎるだろ!!!) 川口弟「見たか……これが俺の川口夢斗だ」 これが「陽」対「陽」の戦い これが努力だけでは到達できないピラミッドの頂上の戦い これが猫の群れで産まれた虎と獅子の戦い これが赫々たる陽の下の 日の本一の戦い 金隆山「お前は俺じゃなかった お前は 川口夢斗だ」 11巻 最格「川口夢斗・拳治編」 川口「――っで誰だと思う」 拳治「ボクシングの石橋強か空手の上杉均だろうな」 川口「なるほど…しかしそれは俺側の人間だから出る発想だな 中立の立場で考えれば俺の一回戦の相手は金隆山康隆だ 俺が主催者なら金隆山と関を中心にカードを考える」 拳治「しかしよりによって金隆山か…」 川口「また逆だぜ俺だけが金隆山を力で倒せるんだぜ」 川口「親父…もしさ…俺に一回戦の相手を指名する権利があったのなら…… 俺は間違いなく金隆山康隆を選ぶ」 74話「互いの情景」 川口「片足だけ紫だから気になるんだよ 安心しなちゃんと全身紫にしてゾンビメイク完成させてやる」 金隆山「言っておきたい事がある気付いているだろうが俺には弱点がある 横綱としての振る舞いをしなければならない 倒れて動かないものにダメ押しはできない 審判の判断は遅くセコンドもタオルを投げない 打撃の身での勝利はかなり難しい」 川口「――で? 言いたいのはその泣き言だけか」 金隆山「いや…もっと重要なことを宣言しておく 殴るだけの戦いは終わりだ 掴んで 極めて 折って 絞めて 落とす」 金隆山「抱きしめてやる口から腸を出すなよ」 睦夫「とにかく逃げないといけなくなったのよその恐怖のノートだけを握りしめて」 生野「お前ならどうする?」 反町「俺が川口なら金隆山の腐った脚をさらに蹴るね 金隆山が膝を着く瞬間を日本国民に見せてやれるなんてワクワクするだろ」 生野「お前が金隆山なら」 反町「蹴った脚を捕まえてアキレス腱固め(アキレス腱)かな」 生野「一発は蹴られる事になるぞ」 反町「ああたとえ蹴られても捕まえて川口の脚を折っちまえばそっちの方が得だろ」 川口の蹴りの間合いまで2人の距離が近づいた時 互いに勝利の情景が脳裏をよぎった ローキックで自重を支えられなくなった金隆山が崩れるように膝を着く情景 掴んだ川口の骨をマッチ棒のように折る情景 金隆山の乾いた目が見たものは脳裏に過った情景 腕が折れて関節と言う引っ掛かりがなくなり強引に引き抜く 川口の目は濡れている痛みのためか敗北を悟った悔しさからか 違う勝利を諦める事などあり得ない その目は濡れてはいたが燃えていた 川口(親父父ちゃん母ちゃん俺はここまで強くなったよ弟よ) その燃える目に映るものは―― 川口(最高にカッコいい姿を見せてやる!!!) 自重を支えられなくなった金隆山が崩れる姿 川口(神木よ倒れろ!!!) ヤングマガジン2017年35号(木多先生の減ページお詫び) アナウンサー「只今臨時ニュースが入りましたヤングマガジン連載中の自称漫画家木多康昭さんがこのページ以降(*2)の原稿を落としました 木多氏は「だって間に合うと思ったんだもん」「頭の中ではすでに完成している」 などと今も狂言を繰り返している模様です 落としたってしょうがないじゃない にんげんだもの 木多 75話「ロー・ロー・ロー」 反町「やったな川口! サンドバッグの完成だぜ」 反町「無駄無駄耐えた分だけ蹴られろや」 生野「無駄なわけないだろう」 反町「あん? 逆転の手があんのかよ」 生野「あるわけねーだろう お前のような底辺にはわからんだろうが 金隆山ぐらいになると負けるにしても負け方があるのよ 「よく頑張った」「勇気を貰いました」「私たちのためありがとう」」 男「もういい! 十分です!! さすが横綱」 生野「――と頭のおかしいヤツらに言わせてあげられるような」 76話「ありがとう」 反町「惚れる」 川口「受け口は彫ってある」 芝原「……川口は引けない……武士の情けだ 落として終わりにしてやれ」 土俵際で表情を見せない金隆山に表情があるように見えた 血に染まった姿から怒りの表情を浮かべたという者 好勝負の満足から納得の表情をしたという者 その表情の答えは川口に向けられ川口だけが聞いた 金隆山「ありがとう」 感謝の表情だった 77話「無双の桜」 金隆山(相撲をやってよかった親方の下で……本当に……相撲をやれてよかった) 下総親方「早く医者ぁ!! ドクタープリーズ!!!」 スタッフ「日本語分かります」 下総親方「ドクターチェック」 スタッフ「聞いてください」 かっちゃん「かっちゃん横綱にメッセージ送って貰いたいんだけど」 女将「横綱は忙しくてVINEなんて送っても返信来ないよ」 かっちゃん「返信なんていらないよそれでも送って貰いたいの! 今送るのが大事なんだよ!!」 スタッフ「入江文学の手術に人数が割かれてましてすぐに終わると聞いていますが」 下総親方「人数ぐらい用意しときなさいよ」 下総親方(家の事情も分かるけどそれは力士という人生が終わった後でも 学び直した後でも出来る事じゃないかな 幕内にも入った事のない私が言うのもなんだけど君なら横綱になれる 君は今の相撲界を助ける救世主になれる君が必要なんだ おじいさまを説得したよ髷を落とす事になったけど あとは君が好きな道を選びなさい おそらく私には君に相撲を教える程の器はない だけど君を支える事ならできる窮屈な相撲界でも必ずあなたを守る 君を横綱にしたい君を史上最強の力士にしたい 全力で支えたい) 平年よりやや早く東京に桜が咲いた それと同じ日 もっとも美しく もっとも強く もっとも誇らしく もっとも神々しい 日本の桜が―― 843勝0敗 無双の桜は一度も負ける事なく散った…… 78話「邪鬼調略」 空「山元空だコーナーマットを換えた件まだ説明を受けてないんだけどな 田島ぁーまさか聞かれるまで答える気はなかったって事じゃねーよな なぜ黙っていたのかも含めて直で説明しろ!」 里見「私が”門”でアリを飛ばす」 空「俺は後方から佐藤のやった腎臓からの煉獄」 里見・空「基本路線はそれで」 空「俺演技上手くないですか?」 里見「完璧です」 里見「ここを歩いている事が不自然だという事だ」 十兵衛「あのな……不自然だろうとなんだろうとこっちの勝手だアホ! カブトにやられて死ね!」 十兵衛「超めんどくせー」 十兵衛(ヤバいすげー疑われてるどうやって話を切り上げてこの場を逃れるか) 空「里見さんじ…」 十兵衛(自分の弱みを簡単に教えるような馬鹿な弟子を持つと大変だな 話を切り上げるのではなく話を延ばしてヤツらに切り上げさせるのがベスト) 空(周回遅れ…周回遅れでやっと2人の言葉の意味がわかった…… 周回遅れの馬鹿が出しゃばって邪魔をするな 里見さんは未熟な鯉を龍にしようとしている 今未熟な俺にできる最善の手は龍の作る流れに従う事 力量を自覚し邪魔をしない邪魔をしない) 十兵衛「これ以上言い訳を続けて長引かせても折れも時間に余裕があるわけじゃないから素直に言おう あんたにはメリットしかない使い方をするつもりだから見逃してほしい」 十兵衛「そもそも規定が出来た理由は俺が佐川兄弟を試合前にぶつけて 俺が楽に勝ち上がろうとしたのが田島にバレてできた規定だもん」 十兵衛(空君表情に出すぎ) 十兵衛「師匠は反対したのよ 佐川弟を排除するために兄が怪我をしたら関が楽に勝つ事になるという理由で 「んじゃ逆に関を排除してやるわいっ!」っと思った次第で」 里見「ダメだ見逃せない」 十兵衛「なんでだよ!!」 里見「お前の師匠と反対だが同じ理由だ 関がいないと上杉均が楽に勝ち上がる」 十兵衛「すげぇー説得力……押し切られてしまいそう…… あんたこんなところでいないでデパートで良く切れる包丁を打っているべき人材なんじゃねーの」 タン「?是最強的」 十兵衛「お前!コラっ!! 吉田の暴力見逃したらしいな殺すぞ!!! 今すぐ俺の部屋に来て理由を説明しっ いや…ちょっと待て急激にうんこがしたくなった 10分後だ10分後に俺がでかいうんこした後に俺の部屋に来て説明しろ」 ヤングマガジン2018年4・5号(掲載時の木多先生の謝罪文) 金隆山勝利の余韻が残る中 日本人一億人以上が視聴する中 臨時ニュースが流れる マイクが原稿を受け取ったアナウンサーの声を拾っていた アナウンサー「……これ本当ですか……」 視聴する日本人一億人以上が空気がこわばるのを感じた アナウンサー「ヤングマガジン連載中の自称漫画家木多康昭さんが前の前のページ(*3)ぐらい以降の原稿をまた落としました 木多氏は今回は描く事が20ページでは入りきらないという理由で増ページを願い出たうえでの原稿落としです 原稿の締め切りを気にする担当細谷は増ページする事に対し大丈夫ですか!? 間に合いますか!? と必要以上に確認したのに対し木多氏は内容を無理やり切ったり詰め込んだりして描く方がむしろ時間がかかる 26ページ描くより20ページ描くほうが時間がかかる事もあるのだよど素人がっ!! などと大きな事を言っておいて落とした模様です 肩を落としコウモリだけが聞き取れるような小さな声で「だから言ったのに…」とつぶやく担当細谷に対して 木多氏が「ドンマイ」と声をかける謎の逆転現象が起きている模様です 木多氏から声明が届きました 漫画家は人によっては世間から遮断され大変ストレスが溜まる職業です 僕はこのストレスを少しでも軽減させるために自由に生きよう……何者とも組しないさすらい人であろうと決意したのです 言い換えるならるろうに決心です ――だからこういう事も起こってしまうなどと誰も得しないホットワードっぽいものを維持でも交えての声明でした」 この度は読者の皆様に多大なご迷惑をおかけしてしまいました事を深くお詫び申し上げます。 編集部の皆様に対しても前作からの続編という事で大変なお力添えをしていただいたのにも関わらずこのような事態になってしまい本当に申し訳なく思っております。 今回の事は仕事へのストレスが溜まり精神的にとても不安定で出来心とはいえ衝動的にこのような行為をしてしまいました。 私の精神的未熟さは言い訳にもなりませんし今まで支えて下さった読者の皆様にお許しを乞うのもおこがましいとおもっておりますが何も言わないよりはという一心で自分の気持ちを吐露させていただきました。 本当に申し訳ございませんでした。 和月(*4) 木多康昭 一回戦第五試合(11巻79話~) 79話「難問読解法」 空「俺に隠し事してませんか? おかしくないですか? いやおかしいですよね?」 空「……納得しました 俺は山本陸の息子です そいつが進道塾を捨ててまでついて来ているのだから 少しは信用してもらいたい」 里見「空君に言わなかった理由は――」 里見(大丈夫…心情は少しずつ変化している…理解してもらえる) 里見「進道塾に係わった者なら誰もが慕う上杉均を両天秤にかけ裏切る事になるから それによって空君が俺の前から消えてしまう可能性があったからです 山本陸に上杉均がいたように私にも空君が必要なんです」 空(最強という目的地は同じでもそこにたどり着く道は1つではない 俺にはこの人が作った道を歩むのが一番合っている 里見さんだけが本気で俺を龍にしようと思っている) 佑「陰もあるが陰の時には深く打たれているのか……」 後藤「インとは何ですか?」 佑「合気は全ての物事を陰と陽に分けて考えるんですよ 例えば構え正眼に構えるこれが陽 振り上げる陰 振り下ろすこれも陽」 芝原「呼吸にも陰と陽があります 呼吸を吸う事を陰とし呼吸を吐く事・止める事を陽とする 陽から陰に変わる刹那に攻撃をする」 里見(空君はずっとついてきてくれるだろうか… 私が山本陸を殺しても――ついてきてくれるだろうか 空君は山本陸の息子だ 山本陸が上杉均を切らなかったように空君はきっと――) 最格「かっちゃん(会田勝彦)編」 勝彦「僕は今から大法螺を吹くここにいる皆様には今から言う事をしっかり記憶しておいてもらいたい」 勝彦「将来の夢ぇぇ!!!!! 僕は金隆山になる!!!」 12巻 80話「春眠暁を覚えず」 陰陽スタッフ「What're you doing?(何をしている)」 佑「Doping(ドーピング)」 十兵衛「アリ君かさっきはキツイ言い方してしまってごめんね 試合前に上杉均をリーチマイケルに寄せてあげようと 親切でバリカン当てたらすげーキレやがってさ やり場のない怒りをアリ君にぶつけてしまった」 アリ「あれは暴力ではない押しただけだ」 十兵衛「ほらほら! 出た!! 出た!!! データの提出を求めたらやってないと言っていたのに証言を変えやがった!!! 押しただけってそれで納得するヤツがいるか! 馬鹿!! テメ―の裁量で決めるなこっちは命懸けでやってんだよ」 アリ「お前の命がけでやろうがやらなかろうがこっちの知った事ではない 暴力かどうかは田島の裁量で決める」 十兵衛「………最悪吉田の事は見逃してやる だがどこからが暴力なのか基準を明確に示せ」 アリ「示す必要がないその時々で田島が決める」 十兵衛「あぁん!!!」 アリ「観客が盛り上がっていれば試合をやらせるために多少の暴力は目をつぶる 盛り上がりに欠ければ厳正なルールを装うために不戦敗とする 当たり前の事だ 汚い手を使って勝ち上がっているヤツが自分の都合で綺麗な事を求めるな」 十兵衛「あちゃーなるほどねそこ気付いたか まあまあやるほうじゃねーの だがアリ君なら里見の方が上かな」 十兵衛「聞いている? お眠の時間になっちゃったかな? これだけは言わせて 屍だ」 芝原「――佑死ぬという事は「黒」だ真っ黒 命の起源に直面すると眉間のあたりから黒い霧が広がる だがそんな中でも生き甲斐という希望を見つけると 不思議な事に黒い霧は張れ金色の光が射す すべてが光り輝いて見える 人生の目的を知らず百年生きるより 人生の目的を知って一日生きる方がはるかに尊い」 81話「激突の上級国民」 後藤「(人は弱気になると偽善者になる だが芝原氏は偽善者になっていない 死の間際に我欲で戦おうとしている 死が迫っているのに) こんなに強気な者がいるか 死の間際に我欲の為に魂を燃やせる者がいるか」 全てを脱ぎ去り 残りの命を燃やす者 全てを背負い 続く者達のために魂を燃やす者 2つの炎が寄せての炎を称賛させるために歩み出す 伝説の格闘家がいた 襟を掴まえられると身体を軽く動かしただけで掴んだ者が倒れた 演武では襲いかかる弟子たちを草をむしるように次々と投げ飛ばした それをフェイクだという声は絶えなかった 達人の腕を掴むという事は― 伝説は―― 四方投げ 真実だった 反町「ちくしょう!!!!! 腕で防ぎやがった!!! 車椅子のワンペアができたと思ったのにぃぃ!!!!!」 芝原「どうした? 上杉 今日は調子が悪いのか?」 上杉「お前の様な強者を病死させるのはあまりにも惜しい 安心しな俺がお前の未来を変えてやる 病死などさせない ここで撲殺してやる」 82話「合気拳法」 植田良沢「回りくどいなはっきり言ったらどうだ」 芝原「牛を素手で倒す者が挑んで来たら先生は戦いますか? これも回りくどいですか? 山本陸と戦ったら先生は勝てますか?(はっは!!」 植田「武は愛なり合気道は倒す武道ではなく導く武道だ」 芝原「うさんくせぇ御託を並べて合気道を宗教にするな!!」 芝原「合気がわかっただけで私は終わるつもりはない 武術に完成はない死ぬまで修業し続けなければならない 先生の合気では全てを倒す事はできない 私の合気なら真球でさえ倒せる」 芝原「先生個人が宗教家の口車に乗って宗教に傾倒していくのは構わない しかし合気を巻き込むような事は許せない 先生にはこの世界から退場していただく 植田良沢お前を破門する」 芝原(植田良沢は入門したての柔道経験者のオイラに言った 合気道は当身七分投げ三部 ならば当身が弱くてどうする 七が強くて初めて三が生きる) 芝原「進道塾対策は30年近く前に終わっている」 植田「待て…いや待ってください」 芝原「命乞い…… 植田良沢が…命乞いをしてこの世界を退場するのか」 上杉「ぶっ殺してやる」 芝原「そうだ(ニッ それが男のセリフだ」 83話「飯綱落とし」 十兵衛「ヒゲじい負けそうじゃん!」 文学「上杉を動物の生態に異常に興味ある謎の生き物の名で呼ぶな」 里見「上杉さんの突きが当たらなかったのは芝原が距離感を騙す動作をしたからです 間を詰める動きを入れながら実際には肩を引いて距離を取っていた (片目を潰さなくても距離感を騙せるのか…) 横から見れば一目瞭然ですが正面から見ると脳が騙されるようですね」 芝原(もっと……もっと……もっと高く昇る 誰も手の届かない高さにまで昇る 世界に見せてやる オイラが仏になる前に 一日で全員潰す 仏になる前に神の高さまで昇る 上杉…命を懸けろお前が強ければ強いほど高みに昇れる) 橋口「上さんっ!!!!! 上さんっ!!!!! 立ってください!!!!! 頼みます!!!!! 俺達進道塾生には上さんしかいないんだよっ!!!!!」 上杉「俺の目に飯綱走ってるか?」 84話「煉獄の業火」 芝原「上杉無理すんな(はっは!! アバラ折れてつら (読み誤った!!! 上杉は弱味を見せる事を極端に嫌う型落ちの日本人の性格なんだ)」 文学「左中段膝蹴りからだ 両足型の4打目から入った 7×5×2は?」 十兵衛「70」 文学「実際は被っている技もあるし左右共通の頭突きもあるからもう少し少ないが 上杉は約70手の煉獄開始の術を持っている」 里見「さすが…さすが進道塾最強の男!!」 田島「(佐藤と入江が使った…富田流の技じゃなかった……)進道塾の技」 85話「つけびして煙り喜ぶ田舎者」 田島「動物虐待が得意なだけの流派と勘違いするところだったぜ」 芝原(やられた 情報量の差から防ぐ事の出来ない見事な手 そのやり口は好みだが 自分がやられるのはおもしろくない) 上杉「金剛というのか」 芝原「十兵衛の試合を見て真似ようと思ったのか?」 上杉「違う」 芝原「入江…………入江…………文学か」 上杉「違う」 芝原「入江…………無一か」 上杉「そうだ」 芝原「オイラも身につけたかったが練習相手がいない 何しろ心室細動で殺してしまう可能性が高いからな」 上杉「そうだ だから殺してもいい相手で試している」 伝説対地上最強の空手 見ている者全てが思った 今見ているこの試合こそが 後に伝説といわれる 最格「佐川睦夫・菅野祐太郎編」 睦夫「今上空にある衛星に監視されている通過するまで喋るな」 菅野「コイツ超やべーヤツじゃん」 男「えらい事やってもーたえらい事やってもーたえらい事やってもーた」 菅野(腰から下が無い とりあえずサイドカーに乗せて小さく前ならえをさせてみた なんかしっくりきた) コンビニ店員「おかげで指を三本だけ立てるだけでガンタンクっぽくなる事ができました」 菅野「この先五キロ程行くとバイソンの群れがいる 程よいバイソンを選び一体化し永井豪的キャラデザになった方がよいのではないか?」 コンビニ店員[「(永井豪的デザインじゃん)超いい」 コンビニ店員「名前を思い出せずとも己の使命は忘れていなかったようですね」 菅野「そうか……オイラは魔法少女だった……」 トゥルトットゥールー 魔法少女ガースー Tico chinko イカタコウニエビウニ 食べれません トゥルトットゥールー 魔法少女ガースー 菅野(そうだ……名前は一つとは限らない 俺は改名されたんだ俺の元の名前は――) 睦夫「佐川雅夫佐川雅夫 佐川雅夫佐川雅夫佐川雅夫佐川雅夫佐川雅夫 お名前はたしか……」 菅野「わ……わ私は歴史に生まれた歴史の男佐川雅夫でございます」 菅野(私たち親子に隙はない) 13巻 86話「付属技術」 芝原「格闘家相手に合気の技を活かす『付属技術』が必要だそれが合気拳法 『付属技術』を使い『合気』を活かす 『付属技術』で『合気』を活かし 『合気』で――『付属技術』を活かす」 田島「(井の中の蛙が大海に出る事に備えていた) 己を知り牙を研ぎ続ける達人」 里見(上杉さんの敗因は――俺が作ってしまったかな いや……弱いほうが負けただけの事だ) UG司会「さっさとタオル投げろ死ぬぞ」 陸「命懸けの戦いをしているのに死ぬ心配をするヤツがいるとはな」 UG司会「…………教えといてやるよルーキー奇跡を信じて長生きしたヤツはいないぜ」 陸「都合のいい奇跡など信じないが上杉は立つ」 UG司会「ほールーキーさん知った風な口を利くじゃないか」 陸「知っているからな上杉は俺の一番弟子だ」 87話「大火脱出」 陸「……は俺がやる残りのレスラーは上杉一人でやれ 相手の事など気にするなよ 掴まれたら噛み千切れ 目に指を入れろ 初めから殺す気で行け 止まればお前が殺されるぞ」 上杉「……看板背負って……るから」 上杉(俺が燃え尽きてもテメェーを炭にしてやるぜ) 88話「一撃」 里見「予想外……極好(ジーハオ)」 川原「今度は煉獄が途切れないな」 文学「5手区切りの煉獄の6手目を予め決めて打っているんだな」 川原「予め決めておいて何か問題あるの?」 文学「大ありだよ本来は相手の動きに合わせ6手目を決めるんだよ」 文学「何よりガードが空いている部分に打ち込んで深く刺せる可能性が高いのが本来の6手目なんだよ」 上杉(手本にすべきは富田流ではなかった 入江無一 文学…… 佐藤十兵衛でさえ指導者から学んだ正しく癖のない技を使う 手本にすべき正当な指導者から学んでいない癖のある技 極限の状態で打つ癖のある技は むき出しの極意のみで形成される 手本にすべきは富田流ではなかった…… 手本にすべきは―― ――梶原) 上杉(……橋口? ……なぜここに? ……声が弾んでいる? …………ああ……そうか…… 陸先生が帰ってきたのか…………) 89話「孤高の強者」 十兵衛「ヤバい……だいぶ俺の優勝が見えてきたな」 文学「俺がいるだろ俺という高い壁が」 十兵衛「高野君フルーツ」 文学「俺が」 十兵衛「だって文さん左腕折れてるじゃん低めに見て30%ぐらいの確率で金隆山に殺されるでしょ」 文学「高野君30%って高すぎるよなぁー? なぁーカワタク (前略父さん……僕は今陰湿な虐めにあっているわけで……)」 文学「俺が金隆山ごときにタダで殺されると思っているのか(ヒュオオオオ」 十兵衛「もちろんただで殺されては困る 俺のためにあとジャブ一発で倒せるぐらいまでダメージを追わせて 捨て駒としての役目を終えてから天寿を全うしていただきたい」 文学「俺はなんて恐ろしい殺人マシーンを育ててしまったんだ!!!!!」 十兵衛「泣いても許されない「入江お前は首」」 文学「アー・イェーオー・イェー俺入江」 上杉(……命懸けの試合だどんな結果になろうとも文句を言われる筋合いはない ――が生かせるものなら生かしてやりたい じゃねーとじゃねーと背負わせることになる) 上杉「背負うぞ助けられた親父の命を奪ったと一生背負う事になるぞ」 上杉「芝原にとっても合気道にとってもこの試合の攻防は転換点となったはずだ それでもお前は芝原剛盛の全てを受け継いでいると言い切れるのか?」 上杉「もう一段上にいくためには合気道にもお前にも芝原剛盛の余命は必要だ つまらないプライドのために生かせる命を奪うな」 佑「上杉……さん いつか俺と…… もう一段強くなった合気道と いつか戦ってくれますか?」 上杉「ああ……いいぜ」 佑(いつも正しい親父が一つだけ間違っていたことがある 上杉の情は弱さではない上杉の強さの根源は情の深さだ 他者を想う気持ちが上杉を動かす 上杉均は優しいから強い) 陸「どうだい俺の一番弟子は強いだろ?」 UG司会「ああ……最高だ」 90話「種モミじじい」 十兵衛「種モミじゃ~~~~」 十兵衛「メチャ頑張っている」 文学「アイツにAEDが必要になるんじゃないか」 十兵衛「月月火水木金金働けてナルコレプシーにも効果がある今のお前に最も適した薬だ」 UG司会「どうするというのは…… 田島は武器ありの相手に素手で勝ったが…… 空手王はどうするのかと」 陸「ほー」 UG司会「相手はB級格闘士だがハンディ戦を受けるか?」 陸「わざわざ煽って了承を引き出す必要はない 受けるさ 幸い俺には特別な武器がある 手(ティ)という最強の武器がな」 ホテルマン「仮にも中日ドラゴンズファンが「お前」などという言葉を使ってはいけません与田がブチ切れちゃうよ」 十兵衛「すっきりの極楽加藤じゃないんだから感情に任せて安易な発言すんな 馬鹿なんだから自在に出せる脳内麻薬を出して冷静に考えろ」 十兵衛「本音を言おう不戦勝は大変楽だが本意ではない リングの上で正々堂々勝負を付けたい」 工藤「正々堂々などお前が言えるセリフじゃねーな」 十兵衛「言えるね お前でもさすがにこういう戦いが許される事は理解したはずだ 馬鹿な上に行動力が無いから俺と同じ行動が許されているのに出来ないだけだ」 十兵衛「勝つには条件があると思っている それはお前に「負けた」とはっきりと思わせる事 不戦勝では俺が納得できない リング上で決着をつけたい」 工藤「確かにお前の言う通り俺は見えない鎖に繋がれていたようだ」 十兵衛「そうだお前の力でも決して切る事の出来ない見えない鎖で繋いだ(フッ」 工藤「切れるさお前を殺せばいい 小便漏らしながら命乞いをする一発芸リングの上でも見せてくれよ」 91話「謀の外」 意識が曖昧だったのではなく完全に飛んでいたのだと思う そこに――血管を通して脳に氷水をブチ入れられた感覚!! 突然の筋肉の収縮 筋肉の収縮は”動ける”という事を上杉自身に教示した 同時に長い間封印していたマグマが噴き出す 拭きとった鼻血が再び横溢し―― 上杉「田島ぁぁ……」 『B・B・Bに対する興味だけでボディーガードを依頼したのか』 と田島に問うたなら 『違う』 と答えただろう 偶然が運命を変える 十兵衛「テメ―も少しは汗をかけ!! 大人なのに働かないおっさん見ると絞め殺したくなんだよ社会の寄生虫が!!!」 十兵衛「勝負所だ大きく張れ!! はした金を残すような勝負をすんな!!!」 里見「扉に鍵がかかっていたら?」 十兵衛「蹴破れバカ!!!」 里見「お前が正しい」 偶然が運命をかえた!! 最格「芝原剛盛・佑編」 芝原「師を裏切ってまで最強の格闘技にするために合気道を磨いてきたのに……負けたか」 佑「死にかけのじじいが負けただけ合気道にはまだ俺がいる(ニッ」 佑「親父が死ぬまでに全てを盗む 技じゃないんだ間とか…いや間は技か…… とにかく目に見えないものがまだまだ俺には足りない 死ぬのは俺がすべてを盗んだ後にしてくれ」 佑「上杉は強い上杉を倒すには親父より強くならなくては勝てない 親父が死んだら勝つために足らないものを外から学ぼうと思っています」 佑「上杉からは強くなるための心構えをすでに学んだよ 上杉が進道塾の看板を背負ったように俺は芝原剛盛の最強への意思を背負おうと思う」 佑「佐藤十兵衛から卑怯を学ぼうと思っています」 YM掲載分 (101話) 里見「争いを止めようと田島を押さえつけたら偶然上杉の目潰しが入ってしまうのは」 タン「事故だろうな」 里見「争いを止めるのに殴ってしまうなんて事もあり得るが」 タン「不可抗力だろうな」 里見「タンさん……あなたが話のわかる人でよかったよ」 UG司会「今は昔若き日の田島彬は空手王山本陸を不意打ちで襲い片目を潰しましたとさ 積年の恨みを晴らす時が来た田島彬が油断している今を逃すな 進道塾の逆襲 上杉怒りのマカオ タイトル「ウラでこんな事やってました! 現在の最強を名乗る男の目を不意打ちならば潰せるのか!?」」 UG司会「陸先生ナイス・リアクションありがとうございます(フヒフヒ」 UG司会「パクさん……やっちまったな(ボソッ」 UG司会「それを機会にユウショウはここを去り アーサーはライオンに食べられ星となった 田島を俺たちは決して許さない!!(くわっ」 UG観客「高校生の売人か…」 UG観客「日本は治安の良い国と聞いていたのに…」 ホッパー「――ていうかもうノーで決まりだろ」 里見「喧嘩は良くない…争いを止めにきた」 田島「お前がなぜここにいるかわかっている作戦終了だ」 里見「作戦? もしそんなモノがあるならお前は舐めすぎだ」 里見「気になるよな目線が手に集中している 武器を隠し持っていても不思議はない よく見ろ俺の右腕だ」 上杉「喧嘩しようぜ」 (102話) 策士、大いに笑う―― 我ら”チーム十兵衛”―― 試合外にて暗躍し 人の行動を自在に操る…!! 睦夫「のり……十兵衛がまた?」 菅野「知っているよ……君も魔法少女なんだろ?(ボソボソ」 川原「畠山鈴香がシャバにいるわけないだろ(はっはは!! それは太田プロの納言薄幸だよ(はっはは」 十兵衛「だいたい将来人の上に立つべきグレードの俺のやる事じゃねーのに 配下の武将の知力パラメータが低すぎるから……」 十兵衛「本当は生まれながらに人の下で働くことが決まっている労働者階級の高野君がやるべき事なのだが チンパンジーに因数分解を解かせるがごとしだから」 高野「何をして欲しかったか説明がなきゃこうどうしようがねーだろ」 十兵衛「そう! それだよ その発言が出るのがわかっているから 高野君じゃなくて腕が折れている文さんを連れて行ったんだよ」 十兵衛「――っで? あれから大分経っているけど答えは出たわけ?」 高野「…………」 十兵衛「それとも試合はもう終わったから答えが出なくても考えなくていいと思ったのかよ」 十兵衛「そもそも俺は脱がしてくれと頼んだだけ 脱がす方法なんて0秒で思いつくだろ? 脱がせばいいんだからうんこ投げつけてもゲロ吐きかけてもなんでもよかったんだよ」 十兵衛「説明をする時間がない時や説明している事を知られたくない場合がこれからもあるかもしれない 高野君の助けが必要になるケースもあるかもしれない だから俺が普通する事のない行動をとった時に違和感を持ってほしい」 十兵衛「……だから安易に答えを求めないでほしいと言っているんだけど 答えを考える努力が足らないってーの」 十兵衛「スポーツマンじゃなくなった関を相手にするのはヤバい 抑え込まれれば容易に目に指を入れられ 鼻を食いちぎられる 国民栄誉賞受賞者という衆人環視を意識しているうちに排除 もしくは回復不能なダメージを負ってもらう」 ←陰陽トーナメント一回戦第一試合~第三試合
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まえがき 第I部 偏微分方程式の立て方 第1章 空間1次元の波動方程式 §1.1 弧の振動 §1.2 棒の縦振動 §1.3 外力と抵抗 第2章 空間1次元の熱方程式 §2.1 1次元熱方程式 §2.2 1次元拡散方程式 §2.3 Brown運動 第3章 膜の振動 §3.1 運動方程式の直接的導出 §3.2 変分原理による方程式の導出 §3.3 極小曲面 第4章 3次元空間におけるLaplace方程式と熱方程式 §4.1 3次元空間のLaplace方程式 §4.2 3次元空間における熱伝導の方程式 §4.3 平均値の定理 第5章 弾性体の運動方程式 §5.1 弾性論のまとめ §5.2 3次元弾性体の運動方程式 §5.3 薄板の運動方程式 §5.4 棒の運動方程式 第6章 流体の方程式 §6.1 連続の方程式 §6.2 Eulerの方程式 §6.3 3次元空間における音の伝播 §6.4 Navier-Stokes方程式 §6.5 渦度とポテンシャル §6.6 水の波 第7章 電磁波の方程式 §7.1 Maxwellの波動方程式 §7.2 電磁波 第8章 複素係数の偏微分方程式 §8.1 函数論に現れる偏微分方程式 §8.2 Schrödingerの波動方程式 第II部 偏微分方程式の解き方 第1章 求積法 §1.1 1階準線型偏微分方程式の求積法 §1.2 空間1次元波動方程式の求積法 §1.3 一般の1階偏微分方程式の求積法 第2章 変数分離法 §2.1 空間1次元熱方程式の変数分離法による解法 §2.2 1次元波動方程式の変数分離法による解法 §2.3 長方形における変数分離 §2.4 平面極座標に関する変数分離 §2.5 空間極座標に関する変数分離 第3章 積分変数の応用 §3.1 Cauchy問題への部分Fourier変換の利用 §3.2 基本解 §3.3 定数変化法・Duhamelの原理 §3.4 Green函数 §3.5 混合問題の核函数 第4章 逐次近似法・摂動法 §4.1 半線型熱方程式の逐次近似法による解法 §4.2 半線型波動方程式 §4.3 基本的な積分不等式 第5章 平面波解の方法・漸近解の方法 §5.1 幾何光学近似 §5.2 準古典近似 §5.3 平面波分解の方法 第6章 数値解法I・差分法 §6.1 数値微分 §6.2 熱方程式の差分解法 §6.3 波動方程式の差分解法 §6.4 1階の波動方程式とその仲間 第7章 数値解析法II・有限要素法 §7.1 Poisson方程式の有限要素法による解法 §7.2 その他の問題への応用 §7.3 弱形式の正当性と誤差の見積もり 第III部 偏微分方程式論の基礎 第1章 1階偏微分方程式の基礎理論 §1.1 Lagrange-Charpit理論の正当化 §1.2 完全解の理論的基礎付け §1.3 Hamilton-Jacobi理論 第2章 Cauchy-Kowalevskyの定理とHolmgrenの定理 §2.1 Cauchy-Kowalevskyの定理 §2.2 Holmgrenの定理 第3章 超函数と定数係数線型偏微分方程式 §3.1 Schwartzの超函数 §3.2 超函数に対する演算 §3.3 緩増加超函数とFourier変換 §3.4 定数係数線型偏微分方程式の基本解 第4章 超局所解析入門 §4.1 定数係数線型偏微分方程式の解の局所正則性 §4.2 超局所的な滑らかさと波面集合 §4.3 擬微分作用素 §4.4 特異性伝播とFourier積分作用素 参考文献 索引