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307 名無しかわいいよ名無し 2008/03/01(土) 01 28 49 ID luDymTi70 吸血鬼一問一答心愛 「お姉ちゃんを更生させるために今日はセンセイを連れてきたわ」萌香 「こ、更生って…私不良じゃないよー」心愛 「今のお姉ちゃんは吸血鬼としては落第!いえ失格よ!!これ以上ゆとりと馴れ合っていたら、あの北島ってヒト見たいになるのよ!それでもいいの!!」萌香 「そ…それはチョット」心愛 「それならもっと吸血鬼らしくする事!ではセンセイお願いします」アーカード「やあ」ニヤリ萌香 「こ…こ、こここ、ここ…こ…こここここここここ…あ?」 ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル心愛 「どうしたのお姉ちゃん?」萌香 「よ、よりにもよって何て人連れてきたのーーーーーーッッ!!!」アーカード「では、『吸血鬼なら明日のために 一問一答』の12頁を開け」萌香 「は…はい」心愛 「これもお姉ちゃんの将来の為なんだよ」第四問 同族が教会のハンターに襲われています、どうしますか?萌香 「た、助けます!」心愛 「ここは『クレバーに静観する』でしょ!」アーカード「両方とも不正解、サーチアンドデストロイ 好き勝手絶頂な小僧もユダの司祭もぶち殺す、だ。」萌香 「!」心愛 「!!」第弐拾五問 車道が混んでいて道が渋滞しています、どうしますか?萌香 「仕方ないので待ちます」心愛 「こういう時は『歩道が開いているではないか』でしょ!」アーカード「両方とも不正解、至上命題は目的地に到達すること とどのつまり渋滞も信号も官憲をも物ともせず目的地に到達する事、そんな方法(ルール)だ。例としては超音速偵察機での目的地への突貫…」萌香 「え~~~~!」心愛 「え~~~~!」第壱百問 敵を斃す筈が、つい本気になりすぎて巻き添えで街ひとつを滅ぼしてしまいました。後ろを振り返ると数え切れないほどのユダの司祭や若造吸血鬼、罪の無い一般市民が串刺しになっていました、逆に笑えました。萌香 「あ…あの」((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル心愛 「せ、センセイそれって…問題なんですか」((((;゜Д゜)))ガクガクブルブルアーカード「そんな事が起きる可能性は多々ある」萌・心「「そんな事、ごく普通にあってたまるかああああああ~~~~!!」」318 ムシャクシャシテ書いた 2008/03/02(日) 04 38 45 ID OHYp/lhz0 まぁドラキュラマンが激しくキャラ違いだが、許してください。春風に漂いながら、ふぁ~っと欠伸をかます。ここは占いババの宮殿。武舞台場で寝転がるオレはふと最近のことを思い出した。「ドラキュラマンの日記」占いババさまの宮殿には、連日多くの人間が来る。その種類は失くしものや探しものなどを聞きに来る人間や、純粋に腕試しのために徒党を組んで乗り込むやつらばっかりだ。大抵のヤツはオレやスケさん。運良く勝ち進むヤツも、ききっ……!大抵ミイラくんに負けて半べそかいてブザマに去る。その程度のやつらばかり……だが、この数日間の間に訪ねてきたやつらは、一味もふた味も違いやがった。【○月×日】まず一人目は数日前に来た長い黒髪の女のガキ。整っているであろう顔を怒りと狂気に歪めて「占いババはいるか……?」と尋ねた。滅茶苦茶怒気を孕んだ、幼くかわいい(血のうまそうな)顔に似合わない、まるで地獄から響くような低い声だった。溢れて響く狂気に、オレはなんとなくあとずさった。その日占いババはあの世に行ってここにはおらず、スケさんは知らんうちにどっかに行き、ミイラくんは新品の包帯を買いに出かけ、アックマンは里帰りしていた。宮殿は見事にオレ一人だったのだ。ガキの髪が意志を持っているかのように、ざわざわと騒ぎ出す。目が鋭く尖って鋭利な刃物のようだった。オレが何も答えずにいると、募っていたイライラが爆発したんだろう。「私が……私が……私がッ! ウォルターのッ! ためにッ! 作っておいたッ!私のチョコを食ったのは誰だ―――ッッ!!!」 と叫びながら飛び掛ってきた。319 反省はしていない…… 2008/03/02(日) 04 40 05 ID OHYp/lhz0 戦いは正直……こわかったぜ。いや力も速さも防御力もほとんどオレが上回ってたんだよね、うん。だけどよぉ、あのガキ何回殺してもすぐ立ち上がってくんだ……!どてっぱらに穴あけても頭フッ飛ばしても死なない。やぶれかぶれで血全部吸い尽くしてやるってみたら血なんか色々混ざっててなんかまずかったし。やたら量多いし。しまいにゃ顔を愉悦と狂喜に歪めて「おもしろい……! ここまでおもしろい闘争は久しぶりだ!」とか言って体大量の蝙蝠に変えたりデッカイ銃持ち出したり、大変だった。メッチャこわかった……orz最終的には何とかババさまがいないという話を聞いてもらったが、まだ襲って来るんだよ。仕方ないから体蝙蝠に戻して何とか逃げたよ。そのあと「……まぁ、いい闘争が出来た。満足したし帰るとしよう。今度は兄さんもつれてくる。楽しみにしておけ」笑いながら言ってたのが怖すぎたぜ。あのガキの兄か……想像したくもねぇよ、ああ、闘いたくねぇな。ききっ……orz320 反省はして…… 2008/03/02(日) 04 43 26 ID OHYp/lhz0 【○月△日】次に来たのはやたらめったら美人の吸血鬼。この日はババさまがいたから普通に対戦して見た。猫みたいな雰囲気のか細い女だったし、そんなに気の力を感じないから楽勝ジャンとか思ってた…………が、強すぎだろ。速さは勝ってたが、攻撃がまったく効かんしなんか凄まじく馬鹿力だった。噛み付いたら牙が折れたし。最後は地面からいきなり生えたぶッとい鎖にぼこぼこにされて終わったぜ。アックマンがいなかった(また里帰り、最近魔界でダーブラとか言う王様が消えたらしく、百人の子供達から次の王を選ぶとか何とかかんとかうんたらかんたらで忙しいらしい)ので、あっさりシキとか言う男の居場所突き止めて飛んでった。後日またくるとかいってやがったな……もう来んなよっ! くそっ!【○月◇日】次に来たのはなんか外国人っぽい金髪にハートマークのアクセサリーをつけた大男だったぜ。夜だっつぅーのにいきなり変な体勢で立って「ここには占いババという御婦人がいるそうだが……エンヤ婆をも超える魔女という噂の……こんな夜分に済まないが、このわたしに合わせてはくれないかな……?」って言い出した。やけにやさしそうな声だったが、格好からして怪しさ全開の変態だったんで問答無用で殴りかかったのさ。そしたらやけに憤った口調になって「このDIOに歯向かうか……いいだろうッ! 帝王の戦いを目に刻んで逝くがいいッ!!」 っって見えん何かにぶっ飛ばされた。そのまま見えん何かにフルボッコにされて、しまいにゃナイフの山がいつの間にか目の前にあったよ。蝙蝠化で何とか全部避けたが、その間にぶん殴られまくって負けちまった。……まぁ、その日はアックマンがいたんで、DIOとか言うやつは『地獄の便所』内で【アックマイト光線】食らって「バカな、このDIOがぁ~! ……こ、この!」とかいいながら粉々に吹っ飛んでたがな。321 反省は…… 2008/03/02(日) 04 44 45 ID OHYp/lhz0 【○月○日】次の日来たヤツは割りとまともだった。ダンとか言う名前のどっかの国王で、ババさまの旧友らしい。かなりの大男で、なんでも最近トレーニング不足だったし、ついでに探しものがあるからババさまを訪ねるには丁度よかったらしい。こいつは普通に強かった。なんか技がかなり豊富だし、小細工もうまい。後からババさまに聞いた話によると、なんでも世界中の格闘技を身に着けていたらしい。巨体の癖にスピードも速くしかもその国では最強の吸血鬼だったらしくアッサリと負けた。つかあの防御力に加え、攻撃すればするほどどんどん耐性がついて頑丈になっていくのは反則だろ!まぁさすがにアックマンには負けたらしいが、昔馴染みということで探しものを見せてやることになった。で、肝心の探しものが『ミロのヴィーナスをナンパしてフラれるまでのほろ苦い青春を心のままに書き綴った、ダン・マルソー著作の大ベストセラー小説 紀元前1世紀限定初版』……こいつはほんとに国王なのかよ!!?322 反省…… 2008/03/02(日) 04 46 11 ID OHYp/lhz0 【○月☆日】この日来たやつは最高に変態だった。カーズとか言う名前で格好は変人極まりなかったが、言動は冷静で普通に紳士ってやつだと思った。だけど『エイジャの赤石』とか言うのをただで探せんって断ったらいっきにブッちぎれて手からバリバリ刀出してきやがった。そしてこいつ、格闘能力はそこそこの癖してやべぇのが攻撃するとそこから食われるんだよ。反則だろ! 仕方ないから蝙蝠の戻って逃げたよ、殺されたくないし。……まぁ、こいつもアックマンの【アクマイト光線】くらって粉みじんになったんだけどな。【○月▽日】その日来たやつは素っ裸でやたらハァハァ逝ってるもう変態の極みだった。その辺の巨木引っこ抜いて丸太がどうこう言ってたぜ。……まぁ、こいつも【アクマイト光線】で(ry【○月□日】この日来たのは最初に来たガキを思わせるつやのある髪の、しかし金髪で外国人な顔つきのガキだった。やたらえらそうな口利いてくれたんでちょいと脅してついでに血も貰おうと思ってたら、いきなり地面とキスしてたぜ。さすがに偶然だと苦笑いしながら立ち上がろうとしたら、顔を踏みつけてやたらやり慣れているのかすんげー気持ちよくぐりぐりされた。こうもりになる暇もねぇ。速いぜ!んで何も言う暇なく凍らされた。ババさまに暖房で溶かしてもらったが、マジで死ぬかと思ったぞ!323 反…… 2008/03/02(日) 04 47 22 ID OHYp/lhz0 【○月▲日】この日来たのが、最もやばいヤツだった。なんかどっかのえらい騎士見たいな格好して、血のうまそうなきれーな顔立ちの細身の男。だが、その今にもへし折れそうな体からあふれ出る力は、今までのどんなヤツより強かった。遠巻きに見ているだけで気押されてしまうほどに、やつは強すぎた!話してみるとこれまたすかしたヤツで、丁度ババさまがいなかったのでそのことを伝えると「ふぅ……ん……それじゃあ今度また来るときすぐに探し物を見てもらえるように、一応五人抜きだけはしておこうかな」 ふざけんな、くっそ――――――っ!……で、五人まとめてズタボロにされた。強すぎる。なんという速くて重い攻撃だったんだろ。あれだけ強いのは、昔ここに来たピッコロを倒したというガキ……いや、あの強さはそれ以上かもしれん。しかしスカしたやつだったぜ、ききっ。……なんとかして、やつに吠え面かかせる方法はないもんだろうか……?――――日記はここで終わっている。328 名無しかわいいよ名無し 2008/03/02(日) 16 57 14 ID 2ubAulJf0 シャーウッド「暇だしテレビでも見るか…む、何だテニスぐらいしかやっておらんではないか」司会 「ゲームセット!ウォンバイ、真希シノヴ!!な、何と無名の東洋人の少女がウィンブルドン三連覇の…どうしたのでしょう、真希選手こちらに向かって来ます」ガッシノヴ「ウチコシどこへ逃げた!出てこなければ次の満月の日までに全世界の女を殺す!!」京花 「お、お願い…う、打越君…で、出てきてちょうだい…わ、私このままじゃ百合の世界の住人に…うぅ」シノヴ「お前は黙っていろ」グリグリ京花 「ん…ぁぁあ…シノヴお姉さま」シノヴ「……気色の悪い奴め、ウチコシとにかく早く出て来い!」司会 「え、えっと…ウチコシくん、このテレビを視ていたらご一報を、ま、待っています…」シノヴ「必ずだぞ」ビシッ???「…まだまだだね」シノヴ「ん?誰だおまえは」シャーウッド「…て、テニスとはこの様なスポーツだったか?」フランセット「ふが」345 偉大なHENTAIに捧ぐ 2008/03/03(月) 23 15 16 ID kO5RR49G0 「だめっ・・・・・・・こないで!」小さな庭がある一軒屋、その庭が見える居間で苦悶の表情を浮かべ、身を震わせ、何かを押さえつけるように蹲る少女がいた耐えて抗う体を救う人はここにはいない、今はいない、あるのは強い意志だけ。なんという不遇なのだろうか?少女は自身を守る力を抑えるために自らを押さえつけそれを押さえつけるために身をよじり、まるで快楽に耐えるかのような動きをし、そして耐えるその動きは均整の取れた体が魅せる苦悶は色欲を抑えようとしない連中を歓喜させるだろう美貌の少女は知っていた私の中に私の知らない何かがいる。そう、何かがいる。それに気がついたのはこの町にいることを理解した時私に近寄らないで私に触らないで私に優しくしないで何度もそう思っていたはずなのに、何度も何度も何度も何度も体のなかに存る何かを抑えるとき、私のために泣いて苦しんで。だけど、最後は後悔なんてせずに最後まで傍にいてくれた、ただ一人の、たった一人の弟の、愛しい人の顔が浮かぶしかし彼女は、苦痛の中で、愛しい人を思うことを苦痛に感じているなぜか?それは知っているから私を守ってくれている、私を見ていてくれる気がついたらこの町に一人残されて、知った顔もいない、愛する弟もいない頼れるのは自分だけ、だけど自分には何も無い。そんな私を守ってくれたのは知らない何かだった助けてほしいという私の願いが何かを呼び救ってくれたはずの何かに耐えられなかったのはきっと彼女が優しすぎたから先月のこと、軍服を着た数人に囲まれたとき「私に近寄らないで」「不幸になるわ」「やめて!触らないで!」少女の叫びをにやけた笑みで受け流し、軍人は少女押し倒した意識を失い、気がつけば血溜まりの中に立ち、なのに血を浴びることなく「この体は 四次元ポケットでできていた」後で声が聞こえた気がしたが彼女は悲しかった助かったことよりも、なぜこうなってしまったのかがわからずに泣いた自分の中の何かも泣いている気がしたが、それは彼女が泣いたから泣いているだけ理解できない、その一方的な感情、私はあなたを知らないのに畳敷きの居間には苦しみに耐えることに疲れ、静かに眠る少女がいた裏山に住む和尚が偶然通りかかり、そして見た誰も彼も寄せ付けない家の居間に少女が眠る姿を、そして傍に立つ影を。泣いているのか笑っているのかもわからぬ顔で、眠る少女を見つめる男の影を346 偉大なHENTAIに捧ぐ 2008/03/03(月) 23 16 37 ID kO5RR49G0 この馬鹿どもはなにをやっている真夏に、外で、炎天下で、なにをするかと思いきや野球ときたもんだ呆れる。なにより呆れるのはこいつだこいつ日頃口癖のように「吸血鬼ならー」「吸血鬼ならー」とか言ってるくせにお前の主に見せてやりたいよ。あぁ、主も僕も一緒か執事にいたってはエースで4番ときたもんだ吸血鬼というものに対して一番理解あるようなそぶりを見せているくせに「エヴァさーん、声が出てませんよー」「うるさい!半人前が!」「おお、見るがいい。ウォルターが三振を取ったぞ。さすが我が相方、どこぞの坊主とは格が違う」「やかましい!大体あんな糸は反則だ!」「空を飛んでホームランを取る弟子を持った輩に言われたくないのう」くぅ。そのけらけら笑いを止めろ!あぁじれったい!今すぐ私が出て行っ「私たちは参加禁止だと言われただろう?」「私の心を簡単に読むな!」本当に気に食わない、私が心底気が合わないと思っているのに馴れ馴れしいことにも腹が立つ切っても突いても凍らせても分解しても死なないどころか封印もできない挙句の果て「はっはっは、楽しいのう」とか行って笑顔で帰宅ときた、なんなんだこいつは!「おお、見るがいい。大気圏外へ消える華麗な同点ホームランじゃのう」「あぁ!あの長生きだけが取り得の自称王様め何をやっている!ん!?なんでストラウスの奴が代打に出てるんだ!?」「あー、ストラウスさんは町内会長権限で特別枠らしいですよ?いいなー、私も混ざりたいなー」「くぅぅぅぅぅぅぅ」もう我慢ならん!!!「手は出しちゃダメ」と回覧板に書いてあったが口までは知らん!なにより私の弟子のチームが、このちゃらんぽらん馬鹿の身内のいるチームに負けることが腹立たしい!「ネギ坊主!!!」「は、はい」「いいか、今からお前がピッチャーだ!」「ちょっとまてエヴァンジェリンさんとやら!采配は監督兼キャプテンの俺が」「やかましいぞヘタレ!」「はぅ」くく、坊主が風を纏わせて投げれば打てるやつなどそうはいないそれ見ろ、風に糸を取られれば糞執事の糸も役に立たないあの小僧も昔みたせんべい屋に比べればまだまだ甘い見ろ、次はひ弱な娘じゃ。打てるはずもないストラウスめ、智謀を売りにする割りに先が読めてないな、この回をこれで終わればどうとでもなるなにせサヨナラ負けは無カキーン「い?」「ま、真壁君!今来たの?」「あぁ、運痴の癖に。ぷっ、一生分の運をつかっちまったんじゃないのか」「ひどいー」「ほら、早く1周してこいよ。踏み忘れなんてベタなドジするんじゃねぇぞ」「しません(ぷいっ」い、今起こったことを(ry「愛じゃのう」「愛ですねー」「最後まで言わせろ!それでいいのか貴様ら!」352 名無しかわいいよ名無し 2008/03/04(火) 00 42 18 ID MpWp17gU0 老ウォルターネタここはヘルシング邸地下。アーカードの部屋である。目の紋章が刻まれた豪奢な黒椅子に座りながら幼女吸血鬼が夜食の血液パックから血を吸い上げている。アーカードは部屋の時計を見てこう思った『今日はいつもより夜食の時間が少し速いな。インテグラが寝た後が私の血液パックタイムの筈だが。』気になったので食事を運んできた老執事に質問をしてみる事にした。「インテグラはもう寝たのかね?」「はい。先程お休みになられました。」「お前が眠りの仕度をする時間まで、いつもより30分の余裕はあるな。」「はい。お嬢様がお休みになられましたので、バトラーの仕事も今日の所は一段落といった所でしょうか。今日はお嬢様はいつもより早めに仕事を切り上げましたからねえ。」アーカードは食事を済ませると、客用の椅子を持ってきてこう言った。「どれ、私からのサービスだ。30分肩や背をもんでやろう。座れ。」「ははは。感謝の極みといったところですな。」万力の様な腕力を上手く調整しながら老人の肩を揉んで行く吸血鬼。暫く肩や背中を揉んだ後にこう言った。「自分から揉んでやろうと言っておいて何だが、お前の肩は老人とは思えぬ程に肩こりをしていないというか、身体全体が老いを感じさせないしっかりとした立派なものというか、こういう言い方も可笑しいが、揉みがいのない肩と背だのう…。老いて尚超人という事がありありと解る。 そんな体躯だ。」アーカードは感心しながら微笑を浮かべる。「いえいえ、こういう気遣いは嬉しいものなのですよ。昔に比べ、老いているという事は自分自身が他の誰よりも分かっていますから。」「老いさえ楽しむ か…。」30分のささやかな至福の時はこうして過ぎていきました。373 名無しかわいいよ名無し 2008/03/05(水) 00 02 54 ID bA5kmkcS0 一砂 ひとり語り姉の千砂と俺は、千砂のかかりつけの水無瀬さんの紹介で病気の治療のためにこの月面町に越してきた。その時千砂はすでに末期で、俺と水無瀬さんは藁にもすがる思いで一月前この町に越してきた。そして今では病気のことなんか最初から無かったようにおだやかな日々が続いている。今までいつ起こるかわからない発作の影におびえていた日々が嘘のようだ、あんなに衰弱していた千砂も、今ではごく普通に学校に通えるほどに回復したのだから。で俺たちの主治医ドクターメフィストは、妙に顔の綺麗なドクターだ。男にしては綺麗過ぎると言ったほうがいい。患者には優しく気さくでとてもいい人なんだが、たまに俺に必要以上に近付いてくるのが怖い、とくに息を感じるほどに近付いてきたときには言い知れぬおぞけと恐怖を覚えた…。その時千砂は、今まで見せたことの無い寒気を覚えるような凄い目つきでドクターを睨んでいた、ドクターはどこ吹く風といった態度だったが…それから診察を受けるのは二人一緒になった。ちなみにこのドクターが言うには俺たちの病気は貴族のステータスのようなもので希少価値だそうだ、まあ治療を続けていけばその内実生活に支障は無くなるそうだがドクター曰く完治させるのがちと惜しい珍しい病気らしい、いや俺としては完治させて欲しいんだが…374 名無しかわいいよ名無し 2008/03/05(水) 00 04 47 ID bA5kmkcS0 一砂 ひとり語り その2千砂は学校では相変わらずだが、嘉村先輩という話し相手が出来た。本人はあれは友達なんかでは無いと言い張ってはいるが…俺もクラスに馴染み、まあ友達も出来た。どいつもこいつも…その、かなり個性的だ。左前にいるのが遠野志貴、見た目は真面目な眼鏡の学級委員長といった雰囲気だが見た目と中身はかなり違う、はっきり言って変態だ。さっきも真顔で入学児向け販促DVDの女の子キャラがパンツはいてるかはいてないかを真剣に議論していたぐらいだ。で、右隣が伊藤惣太、見た目は軽音楽やってるような感じだが、こいつは遠野に輪をかけたロリコンだ。パンツ議論で一切妥協なしで「はいていない」を宣言、それから「ちょっとはいてない妖精探してくる」と言って授業中教室からエスケープしようとし、担任のアルクェイド先生に実力行使で教室に引き止められた豪の者だ。それから右後が日和見日郎、特に特徴の無いのが特徴なんだが…トラックに撥ねられても校舎の屋上から落下しても焼却炉にゴミごと落ちてもケロッとしている。誰も気づいていないのか全くそのことに触れようとはしない、噂では住み込みで暮らしてるお屋敷の女主人に夜な夜な調教されている…らしい。それと俺の前にいる何やら騒がしいのが横島忠夫、スケベに命をかけている男で学校中の女生徒に声をかけて蹴り飛ばされるのは勿論、しょうもないナンパ計画立ててはいつも失敗している漫画みたいな奴だ。まあ遠野や伊藤よりはかなりマシか…あと俺の後ろにいるオニギリ頭だが…こいつは割愛しておこう。そろそろ八重樫にも手紙を書こう、それとごたごたしてて絵筆を手放していたが、また美術部に入ろうと思う。375 名無しかわいいよ名無し 2008/03/05(水) 00 22 51 ID d6tAyp/q0 スタプラから一撃食らってショタになる黒執事オラオラを食らって更に若返る黒執事その結果…承太郎「先生、相談に乗ってもらいてえ事があるんだが」ロリ旦那「何だ唐突に。お前が相談?珍しいな。何だ?赤ん坊ではないか。おお、よしよし。」赤ん坊 「ぶうぅ…。」承太郎「この赤ん坊はな、実は先生の顔見知りなんだ。」ロリ旦那「? イマイチ話が見えんぞ。」承太郎「いや、まあ、ちとばかしやりすぎた。殴ったら赤ん坊になるなんざ思いもしなかったからな。……そいつはウォルターだよ。」ロリ旦那「何いぃ!?」承太郎「こっちもやれやれといった所なんだ。慌てても事態は好転しないぜ先生。俺は赤ん坊の扱いは慣れてねえから家庭科の教師でありウォルターの顔見知りのアンタにその赤ん坊を託すぜ。何、この町には『赤ん坊になっちまった奴を元に戻す奴』もいるだろうよ。不思議の塊りみたいな町だからな。」ロリ旦那「…事の成り行きは解ったが、こうなった責任はお前にもあるからお前にも育児は手伝ってもらうぞ。取り合えずオシメと粉ミルクを買ってこい。」赤ん坊「ふぎゃ…ふぎゃあああああああああ!」ロリ旦那「おお、よしよし、ウォルターよ泣くでない泣くでない。ベーロベロ、バアー。」承太郎「やれやれだぜ…。」387 名無しかわいいよ名無し 2008/03/05(水) 21 14 24 ID B/dZEf140 ロリ旦那「セラスやい」セラス「なんですかマスター?」ロリ旦那「脱げ」セラス「ぶふっ」セラス「あ、あのですねマスター」ロリ旦那「で、これを着ろ。ふりふりーのひらひらだぞー」セラス「私に拒否権とか」ロリ旦那「ない。むしろありえない。」セラス「うぅ、わかりましたよぅ。なんでこんな目にぃ」ロリ旦那「いやなに、あそこの変態眼鏡がな豆腐の角に頭をぶつけたショックで普通になったと聞いたなんとか元に戻さないと面白くないとか思った」セラス「それだけですかぁぁあああああああああああああ」ロリ旦那「それだけです」 gt; gt;354-355奉公人大会とか書いてたので、実は台本形式のが好きですw392 名無しかわいいよ名無し 2008/03/05(水) 23 57 38 ID bA5kmkcS0 一砂「あの美術部に入部…」アモン 「さあ皆さん私を描きなさい!DS様の次に美しいこの私を!!」一砂「…」ゴメン八重樫、俺絵を続けてく自信無いわ
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東ヨーロッパを中心として、世界各国で登場する、血を吸う鬼。 元々は、死んだ人間の上を猫や鳥が横切る事によって魂が移動し、復活した死霊を指していたが、現在では文字通りに、血を吸う、人間に極めて似た姿をした化物といったほうが、一般的である。 作中の吸血鬼は、「身体能力が高い」「新陳代謝能力が高い」「紫外線・ニンニクに強いアレルギー反応を起こす」などの要素を持つ、亜人種的な位置づけにある。 吸血鬼を殺す為には、以下の方法が有効で有ると言われている。 ①山査子・白柳の杭を打ち込む ②頭を切断する ③日光を浴びせる ④焼き尽くす ⑤祝福を受けた剣で刺す ⑥水に沈める ⑦ニンニク・聖水をかける
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吸血鬼 【血徒】 【血界】 【接吻】 黄昏選書にて追加された【異種族】の1つ。「血社」など他のサイコロフィクションシリーズにも名前が上がるものも所属しているのかもしれない。 大体の異種族に言えることだが特記事項がややトリッキー。特に特記事項「血の渇き」はややリスキーか。 全体的に高いダメージコントロール能力を求められる、ような気がする。 蔵書一言 【血徒】 霊化の元型に追加ダメージ修得/ダメージ上昇。「復活」が行えなくなるのは厳しいが、その分アンカーを倒すことに使えば問題はない……か。普通にどうにか追加ダメージを修得・上昇させる呪文を使った方がいい気がしなくも無いが、この呪文は一度使ってしまえばセッション間乗り続ける・修得と上昇の両方を行えるのが便利。 【血界】 回復魔法としては最強格。魔素放射やら【再生】【吸精】あたりを併用すると、かなりしぶとい吸血鬼が出来上がる。魔素運用に自信があったり呪文型じゃない構成だといいか。 【接吻】 確実に復活できる……というのは魅力だが、伯爵以上の修得制限やアンカーの疵化などリターンの割にリスクが大きい。 セクシーな演出はできる。
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500 名無しかわいいよ名無し 2008/03/14(金) 18 43 17 ID pzwrrd7N0 パンッ!! ウガァー…少「見ろ、ドク!一発だ」博「(実銃の腕はあんななのに、なんでゲームはこんなに…)」502 名無しかわいいよ名無し 2008/03/14(金) 20 30 33 ID MFplSa6n0 志貴「この娘剥くの飽きたな…」横島「2時間でゲーセンの脱衣麻雀5台コンプ…お前エロ絡むと無駄に無敵だな」505 名無しかわいいよ名無し 2008/03/14(金) 23 02 41 ID MH2IhJ5N0 若ウォル「ほい。」ロリ旦那「キャンディ?何ゆえにこんなに沢山のキャンディを私に?」若ウォル「今日はホワイトデーだろ?」ロリ旦那「おお! すっかり忘れておった。」若ウォル「お前は基本的に見返りとか気にしない性格だからなあ。」ロリ旦那「フ、下僕生活100年で培った奉仕の精神の賜物よ。」若ウォル「自分が奉仕するのに相応しくない奴には遠慮なく牙向くじゃねえかよお前は。」ロリ旦那「まあ、それはともかく有り難くいただこう。そう言えばアルクは志貴にカカオの木をバレンタインデーにプレゼントしていたがお返しは貰えたかのう?」若ウォル「貰えたらしいぜ。サトウキビの苗をな。」ロリ旦那「チョコの原材料を貰った訳だから飴に使う砂糖の原材料をお返しに送った訳か。」若ウォル「アルクの奴は志貴に貰ったものだからって大喜びしてたけどな。」518 名無しかわいいよ名無し 2008/03/15(土) 22 18 59 ID GgAkZ8yM0 gt; gt;432の続き月面町夜話日が沈み、夜の帳が町に降りる。ここは月面町の郊外にある彼岸山。怪しげな獣やあやかしがうろつき、マンジュシャカが一年中咲いている訪れる人もめったに来ないこの山には寺が建立されていた。この寺の和尚である青山龍ノ介が夕餉を済ませ、食後の玉露を弟子の明と飲んでいると「ごめん、和尚殿はおられるか。」「ヘルシング機関から来ましたー。」という声が玄関の方から聞こえる。明はその声を聞き、和尚に言った。「あの声は、アーカード先生とウォルターですね。」和尚は明にこう指示を出した。「この時間に何の用かの?客間にお通ししろ。茶はワシが用意しておく。」明が玄関に向かえに行くと、そこには幼女とつきそいの少年がいた。つきそいの少年、ウォルター・C・ドルネーズは明に聞いた。「夕飯を済ませたぐらいの時刻を見計らったつもりだったけど、今、お邪魔しても良かったかい?」その問いに明はこう返した。「おお、今、お茶を飲んでいた所だ。取り合えずウォルターも先生も上がって話そうぜ。師匠も奥の部屋でお待ちだ。西山からいい玉露が手に入ったからって差し入れがあってよ。」客間に二人が通され、和尚、明、ウォルター、アーカードの4人で話し合いが始まった。まず和尚がアーカードに質問をし、会話が始まる。「お二方がこんな時間にこの様な場所に訪ねてくるとは何か余程の事があったのかの?」「うむ、この山の『ご老体』に話があるのだよ。しかし、この山はこの彼岸寺のの所有地であるからして、『ご老体』に会うにはまず和尚に山に入る許可を求めるのが筋だろうと思ってな。」「ほう? 妖怪樹のご老体に用が?確かにこの山は寺の所有地じゃが、あのご老体は数千年の樹齢を誇るダン殿並みの長寿吸血鬼じゃ。月面町が出来る以前より生えておる偉大なる木じゃ。この寺を建立する際もあのご老体から『山を手入れをするものが居たほうがその山は良く木が繁ると聞く。同じ吸血鬼のよしみじゃ。寺を建てるのに必要な土地だけを使うというのなら、ここに寺を立てても構わん。』と許しを得てここに寺を建てた訳じゃから、この山は寺の所有地という事になってはいるが本当の主はあのご老体のようなものよ。もし、ご老体を粗末に扱えば世界の吸血鬼が憤慨してこの町に押し寄せかねん。13課と違い道理を弁えたお二方じゃから、ワシとしては山入りは別に構わんが何があったのじゃ?」「山は本来、ただそこにあるもの、誰のものでもあらず、か。…まずご老体に伝えたい事を和尚にも伝えよう。ウォルター、写真を。」「ん。まずはこの写真を見てくれ。」ウォルターが差し出した写真には、胃袋の上に目と口だけがある小さな顔が乗っただけといった、不思議な怪物が写っていた。その写真を見た明は言った。「邪鬼でもこんな奴見た事ねェよ。」ウォルターは真剣な顔で喋り出した。「ほら、この町に『ガラン、ガラン』と音を立てて人を襲う化け物の噂が立ったろ?その化け物がこいつ。名前はペナンガラン。マレーシアの吸血妖怪なんだと。俺に襲い掛かってきたんで退治したのはいいけどこういう南洋の吸血鬼の事は俺らは疎いんだよ。この町に何でこんなもんがきたのか?何かの予兆なのか?詳しい事が分かりそうな人は限られる。そこで、まずは長生きで世界の吸血鬼事情にも詳しい妖怪樹のご老体に話を聞きたいって訳なんだよ。」事情を聞いた和尚はこう言った。「…もしかしたら一大事の予兆やもしれんのう。よし、ワシと明もついていこう。この町に住むものとして、何かがおこっているのであれば、ワシも聞いておきたい。」528 名無しかわいいよ名無し 2008/03/16(日) 19 06 37 ID 6R44QYp/0 若ウォル「俺はアルコールで火炎放射とかしなけりゃならんのか。で、糸の薀蓄を喋るってか。…おい、何やってんだよアーカード。」ロリ旦那「まずは気分からという事で、眼帯を作ってつけてみた。まわし受けを見よう見真似でやってみるのも一興!」541 名無しかわいいよ名無し 2008/03/17(月) 23 59 03 ID dVnaLfi70 gt; gt;540志貴「やかましい!脳内なら金髪3○しようが、メイド姉妹丼喰おうが、王族姉妹調教しようがダブルロリ吸血鬼とちゅっちゅしようが、美姫と高級なお風呂屋さんごっこしようが俺の自由だろ!!」542 名無しかわいいよ名無し 2008/03/18(火) 00 20 05 ID TnyTqjrq0 ゾーリンは悲鳴を上げる様なヤワな精神構造してねえだろ凄惨な過去持ちのセラスの脳内や血生臭くて当たり前な傭兵の脳内を覗いて頬を歪めるような黒い笑いを浮かべるのがゾーリンだ。ゾーリンが心を覗いて悲鳴を上げるとしたら他人の心が混ざり合った奴だたった一人しか混ざってないセラスでアレだから旦那の心を覗いた場合はゾーリン「もっとだ!もっと奥へ来い!アーカード!」0・1秒後ゾーリン「あははははははははははは♪チョウチョさん待てー♪」セラス 「見えない蝶を追いかけて走っていっちゃいましたよマスター…。」アーカード「私が内包してある命の数だけの記録を一度に見たんだろう。そして、あいつの頭で対処しきれなくなった結果イカれたんだろう。」553 名無しかわいいよ名無し 2008/03/19(水) 00 49 59 ID VCCqdbmF0 アニヲタ店長少佐 「大打撃!大打撃!ついに萌香フィギュアが当たったぞ!!」太臓 「畜生!俺ジャンプSQ大人買いしたのに当たんなかったぞ!!」ドク 「ここまで弄ったのに…やはり中国製セイバーではこれが限界か」大尉 「…」シュレ「大尉またエロゲー?」太臓 「ただのエロゲじゃないぞ坊主、K○NONという過去の名作だ」シュレ「結局エロゲじゃん…」アルク「ちわ~♪真月譚の最新刊ある~?」セラス「こ、ここは止めましょう先輩、何か雰囲気から言ってヤバ気ですって!」アルク「でも志貴がここには何でもあるって言ってたよ?あ、わたしとセラスの似顔絵本がある。でも何でチューしてんだろ?」セラス「な、ナンデスカソレ!!」クロウ「あの、頼んでたメイド服届い…あ、アルクェイド先生!!」セラス「く、クロウ先生!?」四季 「おい、裏シスプリ入ったってマジか~?」エミール 「あの【梨花ちゃんお持ち帰り!】が入ったそうだな」セラス「…うわぁい」アルク「ふむふむ、女同士でも仲良ければこういうことするんだ…」パラパラ560 名無しかわいいよ名無し 2008/03/20(木) 11 39 53 ID taaXwEAf0 月面町夜話 その3妖怪樹のご老体もとへ向かうべく明と和尚は武装をする。ご老体の生えている彼岸山の奥のそのまた奥の方には怪しげな獣や魔物が棲みついている為、吸血鬼ですら油断していると命を落とす場所だからだ。明は使い慣れた日本刀、和尚は丸太を装備する。アーカード、ウォルター、明、和尚が寺の境内に揃い、アーカードが「準備が出来たなら行こうか。」と仲間に声をかけたところで、 わさわさわさわさわさ と上空から沢山の羽ばたきの音が聞こえてきたので、四人が音につられて空を見ると、沢山の蝙蝠の群れが飛んでいた。数万匹はいるだろうか。そのなかには人間大の大きさの蝙蝠もいる。目を凝らしてその群れを見ると、群れの中に妙なものがいくつか混じっている。ヒト型のものと、何ともおかしな形のものが大蝙蝠に掴まって空を飛んでいるのだ。ギターを持った小男とインド人みたいに布を身体に巻いた鼠みたいな男。シャチホコみたいな形をして顔が下の方についていて、上の方についている魚の尾みたいなものは人間の手の形をしているという何とも珍妙な怪物。そして、1人の綺麗な女性。このおかしな光景に境内の四人は一瞬目を丸くしたが、ウォルターが呟いた。「おい、あの蝙蝠に掴まってる女、どっかで見た顔じゃねえか?」その呟きにアーカードは答える。「ああ、マリリン・モンローにそっくりだ。」明がこの状況にどう対応すべきか仲間に問うかのように口を開く「凄ェ光景だが、どうする? …おいおい、何かあの蝙蝠の群れとおかしな奴らがこっちに近づいてくるぞ。」『身構えておけ。』とアーカードが言おうとした瞬間、蝙蝠群の中にいる鼠に似た男が大きな声で話しかけてきた。「こんばんわー。警戒しなくて良いですよー。飛びながらのお話も失礼ですので境内に降りても良いですかね。イヒヒヒヒヒヒヒヒ。」空からの問いかけに四人はどう答えるべきか話しあった。「さて、あちらさんはああ言ってるがどうするよアーカード。」「やり合う気もなさそうだから話し合いをしてみようではないかウォルター。のう、和尚。」もし、降りてきて突然襲ってきたら戦うまでよ。」「うむ、あの蝙蝠の群れは寺の境内が溢れそうなくらいいるから、蝙蝠だけは飛んでいてもらうとしてじゃな。」「あいつらはペナンガランとかいう化け物と関連性はあるんですかね、アーカード先生。」「話し合えばおいおいそこら辺の事情も見えてくるだろう。私のカンでは、何らかの関連性アリと見た。あいつらが何物かは話し合って見ないと解らん。それでは、私があやつらに話しかけてみよう。蝙蝠以外はここに降りてきてもらうで良いか?もしも戦いを仕掛けてきたらやり合おう。と、いう事で覚悟は出来たか?和尚、明、ウォルター。」「異議なしじゃ。」「異議なしです。」「異議なし。」アーカードが空に向かって呼びかける。「降りてきて良いぞー。ただし、蝙蝠たちは空を飛んでいてくれー。」その返事ににんまりとした鼠に似た男は、ギターの男、マリリン・モンローのそっくりさん、シャチホコににた怪物にこう話しかけた。「OKだそうですよ、エリート先生、ピー先生、モンロー先生。」571 名無しかわいいよ名無し 2008/03/21(金) 12 19 55 ID j2sfNsSZ0 たった4回で最終回を迎えたと言われる伝説のアニメだな。ここで水木キャラのピーとかドン・ドラキュラの名前を聞くとは。ねずみ男ネタを一つ。月面町の河にてねずみ男「こうして釣り糸を垂れていると太公望の気分に浸れるネ。しっかしエリート先生の秘書に就いてここに越してきて良かった。怪奇趣味を満たすには持って来いの町だよ、ここは。しかもここには猫娘もいない。天敵の化け猫がいないって素適ネ、ホント。」シュレ 「あ、先客がいる。おじさーん、美味しいお魚は釣れるー?」ねずみ男「子供の声? さっき釣り始めたばかりだよー。 ・・・!!ゲ! その耳! 化け猫!!」シュレ 「あ、おじさん鼠そっくりのお顔してるね、鼠タイプの獣人って初めて見た。・・・後ずさりしなくてもいいじゃん。」573 名無しかわいいよ名無し 2008/03/21(金) 18 34 04 ID maMLyFOK0 月面町の夜の繁華街の道端にてトンッヤン「ってーな、おい、おかしな服着たおっさん!ぶつかっといて挨拶も無しか? ああん?」ねずみ男「軽く肩ぶつけただけじゃないの。人の一張羅をバカにするもんじゃないよ。おかしな服とか言ってくれちゃってるがお前の帽子も人様の事悪く言えねえぞ。何だそのマーク。三つ目小僧のつもりかあ?」ヤン「こんのオヤジいい度胸してんじゃねえか!やんのかコラァ!」ねずみ男「あ、お前酔っ払ってやがんな、見たとこ未成年のくせに偉そうにすんじゃない。お前みてえな奴は口臭で十分だ。」フーーーーーーーーー!ヤン「!!? ぐっっ! ぎゃはああああああああ!??」バタッねずみ男「威勢だけの小僧が、相手をよく見てケンカ売れや。」591 名無しかわいいよ名無し 2008/03/23(日) 18 32 25 ID /5qiUNHJ0 ロリ旦那「メザシは 目刺 と読む。カタクチ鰯、ウルメ鰯を塩漬けにし、目から下顎へ竹串や藁を通して数引きずつ束ね、乾燥させたものだ。焼いて食す。エヴァから聞いた事だが、春の季語らしいぞ。という訳で食べてみよう。」若ウォル「いただきまーす。 ・・・ところで何で口元を歪めた感じの黒い笑いを浮かべてんだよ。」ロリ旦那「串を目から下顎へ突き刺し晒し者にする のだぞ?私好みの料理だ。クククククククククク。」若ウォル「過去を思い返してアブねー事考えてんじゃねーよ。」
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特徴 特性値身体+1 耐久+1 意志+2 種族ランクA スキル無し 能力妖力[吸血/吸魂][チャーム]を2レベルで習得している。この妖力は妖弾化できる。 妖力[夜目]レベル1を取得している その他直射日光下または雨の中では全ての行動に-4。自然の流水中では行動不能。日陰であれば問題はない。 直射日光下では10秒ごとに(1ターン毎に)最大HPの1/10(切り上げ)のダメージを受ける。これは全ての効果を無視して、直ちにHPを減らす。日傘や傘があればこれらの効果は無視できるが、戦闘など激しい運動が必要な時は-2のペナルティーを受ける。また、傘にダメージを受けないようにするため、弾幕によるダイスプール減少に+1する(傘を放棄するならばこの影響はない)。 最低でも2・3日でコップ一杯程度の生き血を摂取していないと飢える。 常に能力による存在として扱う。[ディテクション]などで探知しやすくなる。 個々の能力では最高クラスの妖怪だが、弱点も多い。 個体数は少なめ。 PCとなるのは吸血鬼の中でも弱い部類になる。 特徴的なのは牙などで、悪魔のような羽があっても良い。 呼吸は不要。寿命は無限。 「誓い」に関してルール上は、「誓う」という行動宣言をGMに対して行うことで成立する。誓いを行うかどうかは完全にプレイヤーの自由だが、「悪魔(吸血鬼)の契約は絶対」であることは幻想郷の住人であれば全員が知っているため、忘れているなどの特殊な事情がない限り、どのPC及びNPCも交渉ではこのことを前提にして良い。もちろん、悪魔(吸血鬼)にとっては重要な問題であるため、一般には相手機嫌を損ねる可能性が高いことは考慮すべき。 人間を襲えないこれは絶対的な契約による。合意の上での弾幕ごっこは可能。攻撃された場合は相手に弾幕ごっこの意志があるものと見なして良い。相手を無力化する、あるいは精神的な影響を与える能力は使用しても良い。[チャーム]は例外とする。同意した相手に対しては、結果的に危害を加えるような行動を取っても良い。(同意した相手から吸血するなど)
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601 名無しかわいいよ名無し 2007/09/06(木) 21 13 59 ID aGrLfO61 雉も鳴かねば撃たれまいに白レン「それではごきげんよう、月面町の紳士淑女の皆様方。次の舞踏会は、まどろみの後に行いましょう。ふふふふふ…」七夜 「まあ……誰かは知らないが、俺を起こしたってコトは“殺せ”ってコトだよな?くくく…」志貴 「どけぃ!そうたぁあああああッ!!」惣太 「この道は譲らんぞ!しぃきぃいいいいいいいッ!!」七夜 「ん?誰かと思えば俺じゃないか。よう兄弟、いいところで出会っちまったな。人を殺すにはいい月だ。とくに自分を殺s(ぶべら!?」志・惣「「邪魔じゃ!ぼけぇぇえええええッ!!」」志貴 「はっ!こうしてる間にも、はじるす2が売切れてしまう!」惣太 「ファンタジィ一番乗りは俺だァ!」志貴 「やらせはせん!やらせはせんぞぉ!!」七夜 「六銭無用は俺だったんだな…」ガクッワルク「―――フン。ようやく表に出られたと思ったら、本体から抜け出た吸血衝動がカタチになっただけじゃないまぁいいわ、目に付くモノを愉しみながら…あ、ふふ」セラス ブツブツワルク「はぁいセラス。相変わらず元気そうで嬉しいわ。他の生き物はみんな柔らかくて、さっきから退屈していたの。」セラス「…センパイ?」ワルク「あははは!貴女なら何をやってもついてきてくれるわよねぇ?手足をミンチにし…ヒッ!?」セラス「…ニタリ」ワルク(な、何なのよこのプレッシャーは?)セラス「…先輩、今日の朝礼あんまりデスヨ、全校生徒の前で私のパンツもぎ取るなんて…遠野君が咥えて逃げたんですよ、ウフフ」ワルク「な、な!?」黒セラ「わたしの中の何かが言うんです、絶対許すなって…」メキメキメキワルク「た、たかだか死徒の分際で、ハゥ!?」(いつの間に背後を!?)黒セラ「お・し・お・きです先輩」ワルク「ひゃ、ひゃう…やめ!いやぁぁぁああああああ~~~~!」さっちん「と、遠野君怖い、怖いよ…助けて」ガクガクブルブル602 名無しかわいいよ名無し 2007/09/06(木) 21 15 16 ID aGrLfO61 白レン「な、何が起こっているの!?タタリがエライ勢いで駆逐されている?」ハル 「ハアハアハア…」白レン「いやあああぁぁあああッ!!」ハル 「私は怪しいものではアリマセン!セラス嬢のガン、ハルコンネンの精です」白レン「あ、怪しすぎるわよ!!近づかないでイロモノ!!」ハル 「実はですねあなたにゴイスーなデンジャーが差し迫って…ハッ!」偽ジャ「もう遅いでウィリス、ここはこの私 ジャッカルの精空間 『ウィリス空間』なのでウィリス」猫アル「大人しく仲間になるニャ~」猫カオ「住めば都というぞ汝」ハル 「すみませんお役に立てなくて…」ケルベ「共に神殺しの堕天使を探しに行こうではないか」美津里「な~に痛いのは最初だけよん、あはは」白レン「い、いやぁあああああああ~~~~~ッッ!!」607 名無しかわいいよ名無し 2007/09/06(木) 23 49 32 ID aGrLfO61 志貴 「…はじるす2購入できなかった(ショボーン)ん、アレは!?」ワルク「モゴモゴ」志貴 「あ、アルクェイド!?しかも野外で三角木馬でボンテージで縄とか手錠で自縄自縛!!?そうかそうか、お前俺を誘っているんだな!!可愛いやつめ」ワルク「ンー!ンー!」志貴 「任せておけ!俺は地下室で琥珀さんの手により全て経験済みだ!!夜はこれからだ、お愉しみはこれからだHAHAHAHAHAHAHAHA…」ワルク「ンーーーーーーーーッ!」アルク「何か凄い、魂的な叫びが聞こえたような気がするんだけど…」シエル「右脳も腐ったんじゃないですか?アホクェイド」614 名無しかわいいよ名無し 2007/09/07(金) 18 36 09 ID Z4dVfOGa 554に続き「このホラー映画をみたらこのキャラはこんな反応するんじゃね?」的なネタ2人狼映画編・「狼男アメリカン」を見た感想リザ「何か主人公がとことん災難な目に合う映画だな。」ヒロ「自分が死なないと今まで殺してきた人達の幽霊がつきまとってくるってイヤだよね・・・。」リザ「変身してる間は理性がすっ飛ぶってのは不便にも程があるぜ。見境なく人間襲うなんて事じゃ戦士にはなれねえな。」ヒロ「こういう映画じゃ大抵変身後は理性無くなるよね、人狼って。」・「ウルフ」を見た感想リザ「人狼になったら仕事バリバリに出来る様になるのかよw」ヒロ「スタミナが付くって事じゃない?」リザ「何かよー、主演のおっさんが殆どメイクしてないのに狼っぽい顔してたよなw」ヒロ「プッww(ジャック・ニコルソンさん、笑ってごめんなさいw)」・「ヴァン・ヘルシング」を見た感想リザ「何かこの映画好きかな。胸がスッとしたよ。」ヒロ「リザはクライマックスは絶対気に入ると思ったw」リザ「・・・だけどよ、ヒロ、なんでアナの兄貴は天敵の人狼に変身できんのにあんな吸血鬼に従ってたんだ?」ヒロ「だめだよリザ、この映画は考えたら負けなんだから・・・。」615 名無しかわいいよ名無し 2007/09/07(金) 20 11 16 ID 2iK5Tur+ 全ての答えは戦場に…ギザ「あ、貴方はもしやハンス・ギュンシュ殿!?」大尉「…」(ギザイア殿か久しいな…)ギザ「やはり貴公であられたか…有明の海戦以来ですな」大尉「…」(あの時はロボもいたな、主はご健在か?)ギザ「はい、今も変わらずに…ロボもあの時居たのですね」大尉「…」(あの時はまさに地獄だったな、死人が踊り地獄が謳う…)ギザ「夏、冬ともにまさに修羅の巷…」大尉「…」(お前はあの時、連れ合いを失ったんだったな…)ギザ「はい、哀しき別れでした…、戦場にて巻き添えを受け…俺の不注意の為に」リザ「ギザイアとハンス殿にそのような過去が…兄貴も関わっていたのか?」大尉「…」(エヴァブーム…もう二度と来ないであろうな、あの暑い夏は)ギザ「はい…」大尉「…」(ドクはガーゴイル、少佐は碇司令だった。で、俺は初号機)ギザ「ハンス殿のあの雄姿、人狼族ではいまだに語り草ですよ」大尉「…」(貴公の主には道を譲る…自分の人造人間、ガンバスターにコスプレさせ自分はノリココスプレすんだもん、アレには誰も勝てん)ギザ「懐かしい…そのような事もありましたな」大尉「…」(それにしても残念だったな1/1綾波フィギュア…頭粉々だもんな)リザ「ふたりに過去、一体何が…」姫 「お兄さま、ひとつだけ申し上げておきます…私はコスプレになど興味ありませんどうしても巻き込むおつもりならば、己が魂の尊厳のためにいずれ刃をあなたに向けるかもしれません」エミ「変わらぬなリリアーヌ…今はお前の時代だというのに」姫 「…あと、何も知らぬシャーウッドを巻き込むのもお止めいただきたい」エミ「ギクッ」617 名無しかわいいよ名無し 2007/09/07(金) 20 44 37 ID 3EKOObWd ロリ旦那「これで二度目の見舞いだのう。」若執事 「まーたお前はしょーもない事やったんか、ったく・・・。」ジョセフ「『つーかよ、お前、いい加減に懲りろ』」と言う。」若執事 「つーかよ、お前、いい加減に懲りろ・・・ハッ! て、おい!」ロリ旦那「もう口がきけるのか・・・!(多分数日後には完治しておるだろうな。)」618 名無しかわいいよ名無し 2007/09/07(金) 20 52 43 ID 2iK5Tur+ その頃シオンは…シオン「そ、そんな…、私の予測の遥か先を…」カエルラ 「まだまだだな…」640 名無しかわいいよ名無し 2007/09/09(日) 23 03 32 ID CBHI7Qhw 萌香「つ、月音…家庭科の調理実習でクッキー焼いたの…よ、よかったら食べて」月音「あ、ありがとう萌香さん!」胡夢「つくねぇ~、私のも食べてぇ~♪」月音「あ、ちょっと、クッキーが…む、胸の間に…」ミゾレ「私のも食べてくれ…ちょっと凍ってしまったが」紫 「私のも食べるです」月音「い、いっぺんには無理だよ…」瑠妃「ど、どど…どうぞ、わ、私も食べてください!月音さん」月音「…え、え!?なに言い出すんだよ瑠妃さん!」横島「ち、畜生…あんなにたくさんの乳と尻と太ももに囲まれやがって…月音の野郎!」横島「つ、月音の野郎…!あんなにもてやがって!!志貴、いや元締め…あの野郎にそろそろ牙突き立てる頃…ぬぁにぃ!!」秋葉「に、兄さん…コレ、どうせお昼にも事欠いているんでしょうお弁当つくってあげましたから、今日はこれで済ませてください」志貴「お、サンキュな秋葉」シエル 「秋葉さん、育ち盛りの遠野君にはそんなものでは足りませんってせめてこれくらいの量がないと」秋葉「また自家調合のカレーですか?兄さんにそんな得体の知れない物を食べさせないでくださる、先輩?」シエル 「あはは…」秋葉「ふふふ…」 志貴「も、もちつけ…」アルク 「やっほ~志貴♪、サンジェルマンのパン買ってきたの、一緒に食べよ~♪」横島「う、裏切りやがったなぁ志貴!!畜生!どいつもこいつも!!もてやがって~~~~~!!」651 名無しかわいいよ名無し 2007/09/10(月) 23 23 43 ID OQLrUc2w ヤン 「ちわ~~~~っ、ピザバットで~~す、ご注文ありがと~ございま~~~すえっとご注文は、バジル風味辛口サラミピザ、フンフン…オリーブ抜き、で払いはツケ?…てめースタイリッシュだな、おいコラスタイリッシュ!先月からツケ続きじゃねーか!いつになったら払い…あ、あんの野郎切りやがった!畜生!!」ベック「ひと月前に払ったんだからまだ良い方ズラ、ヒデー場合だと半年は払わねーズラ、お、こっちにも注文来たズラ!はい、ピザバットズラ!ハイハイ…」ベック「おい惣太!丘のてっぺんのお屋敷にワンちゃんピザ一枚とO型風味マルゲリータ2ピース、それとマンハッタン一枚ご注文ズラ!」惣太 「へ~~い」ピザバット 彼岸商店街の宅配ピザ、人間用以外にも人狼向けのワンちゃんピザや吸血鬼向けのABO風味ピザもある。30分以内に来ないと料金半額。668 名無しかわいいよ名無し 2007/09/12(水) 22 07 10 ID iHhldvQ6 昼休みの屋上での至福 その1朝のヘルシング邸ウォルターの部屋の入り口の前で白いスーツに身を固めた少女吸血鬼がドアにノックをしつつ同居人の少年を呼ぶ。「おーい、ウォルター、そろそろ学校へ行く時間だぞ。」その呼びかけに応じてウォルターが部屋から出てくる。「おう、お早うアーカード。」アーカードはウォルターにランチボックスを差し出す。これはアーカードのいつもの朝の日課みたいなものだ。「ほら、今日の弁当だ。今日はハム、ツナ、スモークサーモンの肉類とトマト、レタス、キュウリの野菜類のサンドイッチだ。」ランチを手渡そうとした時、アーカードはウォルターの右手から甘い芳香が漂っているのに気づいたので、右手を見た。人差し指にはバンソウコウが捲かれている。「ウォルター、それは?」ウォルターはランチを受け取りつつ答えた「ん?ああ、昨日、ワイヤーの手入れしたり技の練習してる時にちょっとしくじった。」「そうか、気をつけろよ。(どうりで良い香りがする筈だ。)」鼻を突付いてくる魂の通貨の香りに思わずアーカードは鼻をクンクンと鳴らす。「おい、どうかしたか?何か匂うか?・・・まさかお前、傷口から血の匂いを嗅ぎ取ってるとか・・・。」「あ、ああ。 すまん、つい・・・。」「気にすんな。吸血鬼の習性なんだからしゃーない。しっかしまあ、ほんのかすり傷で、もう血も止まってるしバンソウコウも貼ってんだぜ?お前の鼻にはそれでも匂うんか。へー。」「そんなに感心されてもな。まあ、昨日滲んだ血の香りがまだ傷口についているのだろうな。」「ふーん、そんなもんか。 そろそろ学校行かね?」「そうだな・・・。」学校に着いた二人は今日の昼食はどこでとるかを話し合う。「いつもの屋上でいいんじゃねえか?」「うむ、そうしようか。」そしてアーカードは職員室へ、ウォルターは教室へと向かった。アーカードは職員室へ向かう途中も、あの何とも言えず良い香りがまだ自分の周りに漂っているかの様な感覚に捕らわれていた。登校している最中も常に右手の人差し指から血の香りは発せられてるのだ。平然を装うのも正直辛かったのだ。「いかん・・・何と言うか・・・。頭がくらくらしてきた。極上の香りが漂ってくるのに我慢しなきゃならんのは、さすがの私もキツイ・・・。まてよ?何故我慢しなきゃならんのだ噛み付くわけでもなく、傷口から舐めとるだけなら良いではないか。昼休みにウォルターに頼んでみるか。一舐めだけ、ほんの一舐めだけ・・・。」アーカードはそんな事を考えつつ、微笑みながら職員室へ急いだ。669 名無しかわいいよ名無し 2007/09/12(水) 23 11 25 ID xgQM7Smw ルークとヤンの人情脳噛残酷物語のコーナーヤン「うわーうわーシックスおっかねェー」ルーク「やべー俺も早く新しい血族に入れてもらわなきゃ…」ヤン「ビル爆破とか引きますよ」ルーク「何よりいい歳こいたオッサンが全人類の所有権を大真面目に話してる時点で引きましたよ。新世界の神になる級ですよ」ヤン「しかしシックスは素敵に外道ですね。赤薔薇が悪になったらあんな感じですかねー」ルーク「きっと最後はネウロに『絶対悪なぞというものはこの世に存在しない』とか言われると思います」ヤン「まーネウロの故郷の価値観だったらシックスは聖人だろーしねー」ルーク「あんなのが存在してる世界に住むのは絶対嫌です。Y太ワールドの次くらいに勘弁」ヤン「でも少佐とかいますよね。エンゼル・ダスト版も合わせると物凄い外道」ルーク「…俺らこれでもミレニアムの端くれじゃん?流石に味方をゴーモンとかしないハズ」ヤン「それか夜叉姫伝の『姫』。シックスよりヤバイ中国産エログロ吸血姫」ルーク「急いでメフィスト先生連れてきてください。あとせんべい屋」ヤン「もしくは名状し難き美貌のあの人」ルーク「最後の手段はカオスフレア」ヤン「消えてなくなるぞ、何もかも」670 名無しかわいいよ名無し 2007/09/12(水) 23 20 11 ID ktlTPhqM ミディバカ(ミディアン馬鹿一代)ネロ「…今日も客が来ない、今度ふれあいコーナーでも増設してみようか…む!」姫 「ふふん、聞いた以上に寂れた店だな」ヒロ「ひ、姫!お店の人に失礼だよ…」 ネロ「…歓迎するぞ、わがペットショップ開店初の客人よわがペットショップには貴様らの想像の域を凌駕した生命があると知れ―――」姫 「…それにしてもいい感じにゲテモノぞろいだな、王国でも飼育が禁じられているものまでがこんなに…」ネロ「色々といるぞ。人間の体内にもぐりこみ腹を食い破る「アレ」や飛行生物のロッズ、邪鬼はバリエーション豊かで人懐こくて可愛いし、この怪植物などどうだ?これはジョニー・ザ・パックンと言って…」ヒロ「う、うわぁ…アハハハハ」姫 「…セブラン?」セブラン「た、助けてくれ!リリアーヌッ!!」姫 「…ふふん」ニヤリ姫 「番犬が欲しい、うちには二匹いるのだが一匹は反抗的で放浪癖があり、もう一匹は言う事は聞くのだが弱くてあてにならん。なるべく強くて主の命令に絶対服従のケダモノを一頭」ヒロ「弱い番犬って僕の事だね…ハハ」ネロ「番犬か…邪鬼などどうだ、躾ければたいていの事が出来るぞ」姫 「却下だ、うちのメイドの紗和々が喰われたらどうする?だれが夕食を作るのだ?」ネロ「むう、ではこれなどいかがかな」猫ア「にゃにゃにゃにゃ」姫 「これは犬ではない…猫であろう」ネロ「これはネコアルクと言ってな、世にも珍しいネコ精霊類グレートキャット科の珍獣だ。知能も高く人語を解する当店でも屈指の希少種だ、戦闘能力もなかなかのモノだぞ」姫 「ふ――――ふん……知能など欠片もなさそうだが」猫ア「むむむ。ご挨拶だなツンサド、意中の相手を跪づかせて足を舐めさせるオトメモードギロチンアックス。惜しむらくはネコ属性が皆無なところか。鶏だしなリリアーヌ。」姫 「……」ブウィィィイイィィン!ブウィィィイイィィン!チュイィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン猫ア「ギニャアアアアアアアア…」ガガガガガネ・ヒ (((;゚Д゚)))ガクガクブルブル姫 「…もっとマシなの無いのか?」676 名無しかわいいよ名無し 2007/09/13(木) 22 11 09 ID yVfGaJl5 もう中秋なのにこんなの書いてみるロリ旦那 「ウォルター、スイカが切れたぞ。」ショタ執事「おお、今年最後のスイカだな。」ロリ旦那 「水気は沢山あるがあまり甘くないからな、ほら、塩振って食べろ。」ショタ執事「あいよ。イタダキマース。」シャク シャク シャク…ロリ旦那 「上手いか?」ウォルター「おお、うめえよ。何か感慨深いもんがあるしな。何か今年はスイカ沢山食った覚えがあるからな。」( 49参照)ロリ旦那 「これも月面町の住人が吸血鬼被害に遭うのを防ぐ予防策の一環だからのう。」ショタ執事「お前も種数える癖なくなってきたな、『慣れ』か?」( 51参照)ロリ旦那 「うむ、流石に種を数えるのもあきたからのう。」ロリ旦那 「食い終わったな・・・。」ショタ執事「おお、 ところでアーカード。」ロリ旦那 「何だ?」ショタ執事「放っておくと吸血鬼になりそうな美味い秋の食い物ってねーの?」ロリ旦那 「はははっ こいつめw」今日、夕食にスイカ食ったのでこんなの書いてみました。686 名無しかわいいよ名無し 2007/09/15(土) 00 06 04 ID pvdTTLI2 志貴 「ロリカード可愛いよ、人外幼女可愛いよハァハァ…」惣太 「エヴァンジェリン可愛いよ、マヌケ人外幼女可愛いよハァハァ…」志貴 「シャーウッド姫可愛いよ、素足可愛いよハァハァ…」惣太 「紫タン可愛いよ、魔女っ子可愛いよハァハァ…」志貴 「冷羽可愛いよ、雪ん娘可愛いよハァハァ…」惣太 「フランドル可愛いよ、ロボっ子可愛いよハァハァ…」志貴 「モーラ可愛いよ、永遠の幼女可愛いよハァハァ…」惣太 「モーラは俺の嫁だ!都古可愛いよ、拳法娘可愛いよハァハァ…」志貴 「都古は中学上がる前に俺が食う予定だ!レン可愛いよ、ぬこ可愛いよハァハァ…」惣太 「ゲス野郎め!葉月可愛いよ、ネコミミ可愛いよハァハァ…」リァノーン 「そ、惣太…きっとこうなってしまったのは私のせいなのね…死んでお詫びします」アルク「大丈夫だってはしかみたいなものよ、リアっちはおおげさなんだから♪」幼旦那「ハハハ、そのうち巨乳には全く興味を示さなくなるぞ」690 名無しかわいいよ名無し 2007/09/15(土) 17 17 22 ID +b1kOyXy 電波届いたエヴァ「何なんだ、この纏わりつくような嫌な感覚は…」ネギ 「どうしました師匠?」エヴァ「貴様か?貴様なんだな!!」小松 「な、何するんだよー!?」ネギ 「し、師匠?お、落ち着いてください!!」シャーウッド「何やら先ほどから寒気がする…」姫 「風邪でもひいたのであろう」フランドル 「…ふが」シャーウッド「ぬ!おまえもかチビメイド?」紫 「な、何かすごく気分が悪いですぅ…」月音 「紫ちゃん、大丈夫?」萌香 「本当、顔色悪いわ」胡夢 「…わ、わたしも眩暈が」チラッ冷羽 「どうしたのでしょう、私も急に気分が…」夕維 「冷羽さん…風邪ですか」美夕 「夕維、雪女が風邪引く訳無いでしょう」みぞれ「…」都古 「…今、お兄ちゃんがいた気がする」秋葉 「兄さんが、どこにもいないわよ都古?」都古 「ん~?なんか一緒にお風呂に入ったときのお兄ちゃんの視線感じたんだけど、やっぱり気のせいかなあ?」レン 「コクコク…」秋葉 「…」葉月 「!?……耕平、今私の事すごくエッチな眼で見たでしょ…」耕平 「オイ、いきなり何言い出すんだよ葉月?ロリコンじゃあるまいし年端も行かないお前を不埒な目で見るわけ無いだろう」葉月 「!!…こ、耕平の馬鹿ァ~~~~~ッッ!!」モーラ「…そ、惣太!?」
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投稿作品を100レス毎にわけました 1~ 100~ 200~ 300~ 400~ 500~
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吸血鬼 クーノ ジラヴァ 元は一組の夫妻から発展した一族。 夫妻が住んでいたジラヴァを中心として、その子孫たちが世界各地に居を構えている。 同国は閉鎖的な国のため、活動的な者が体外へと散った結果、一族は世界に分布するようになった。 それぞれの国家に対する吸血鬼の数はごく僅か。国ごとに彼らへの処遇は異なる。 大体の国家では一部保護制限付きの市民扱い。稀に神/悪魔として畏怖崇拝される国家もある。 祖となる夫妻をはじめ概ね穏健素行。人間との関係は悪くない状態で続いている。 種族特徴とか 肉体強度はほぼ一般人と同じ。超能力とか空を飛ぶとか、特殊なことは基本的にできない。 先天のカリスマ性/才覚も特に無いが、長い寿命と若い容姿が精進を助け、第一人者/秀才を生むこともある。 定期的に食事を摂れば、1000年の寿命が来るまで肉体最盛期の容姿(平均18-28才くらい)でいられる。 食事は100年に1度の割合で事足りる。食べないと幼児退行が進んで死に、食べ過ぎると老衰で死ぬ。 寿命が残り500年を切ると、徐々に空腹感に苛まれるようになる。 血液以外の食事を摂ると体調不良を起こす。発熱・気絶など重症の風邪に近く、最悪死ぬ。 生命危機に瀕した時のみ、一時的に肉体最盛期の容姿に戻り、自我を欠いた衝動的な吸血行動に出る。 この症候は寿命内で2回だけ起こる。2回の症候発症を経た後、生命危機に瀕した場合はそのまま死ぬ。 祖の遺伝か否か。ロマンチスト/寂しがり/感傷的な者ばかり。そのため?寿命を全うした者は未だいない。
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博士であり伯爵。 本名:ザンガイ・クスノキ 立方体使い。 全部壊そう委員会旧第八位。 最遅の吸血鬼。 ずさんなしんぷごろし。 8月に閉じ込められる。
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■種族が「吸血鬼」のキャラクター ■ガゼル ■ラル ■統星野