約 396,665 件
https://w.atwiki.jp/mrstudy/pages/37.html
概略 MR研究会初代会計。 MR研究会創立からの会員。 現在、熊本県立大学環境共生学部4年生の女子。 第25回NHK全国大学放送コンテスト音声CM部門第11位。 K曰く「ダークフォース」 M曰く「アルコール 飲ませて困る リラックマ」 発足当初より総務部長として、主にMRの事務分野(財務・総務セクション)を担当していた。 年始や白亜祭の時期になると「工作部」なる謎の部署を名乗り、新入生オリエンテーションの際の小道具を作成していた。 ちなみに、MR研究会に「工作部」という部署は存在しない。 なお、「工作部」はこっそりと引き継がれているようで、きよしが後任者の模様。 人事遍歴 2008年8月~ 会計 2009年4月~ 会計兼事業局総務部長 2010年4月~ 会計兼事業局総務副部長 2011年11月21日 幹部会引退 担当番組 MR News かわら版 月・木・金担当パーソナリティー、統括サブディレクター(2009年4月~2009年9月) MR News かわら版 水担当パーソナリティー、サブディレクター(2009年10月~) Girls Talk パーソナリティー、ディレクター Midnight Radio Spase HYPER!! MC
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/94.html
東北大学SF研読書会 「2001年宇宙の旅」 担当:刺身 作者 アーサー・C・クラーク 1917年12月16日 - 2008年3 月19日。イギリス出身。1945年に衛星通信に関する論文を寄稿し、現在、通信の基幹となっている衛星通信の構想を初めて科学的に示したとされる。 戦後、ロンドン大学のキングス・カレッジに入学し、物理と数学を専攻する。1946年、短編『抜け穴』で商業誌デビューする。1956年に、 スリランカ(当時セイロン)に移住し、以降スリランカとイギリスを行き来しながら作家活動を続ける。1973年には『宇宙のランデヴー』で、1979年には『楽園の泉』で、ヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞する。2008年、自宅にて心肺機能不全のため90歳で死去。ロバート・A・ハインライン、アイザック・アシモフと並んでビッグ・スリーと称される。 著作 幼年期の終り 渇きの海 宇宙のランデヴー 宇宙の旅シリーズ 等々 またノンフィクションも多数執筆 登場人物 第一部 <月を見るもの>:身長が150cmに近くヒトザルたちの中でも特に大きい 第二部 ヘイウッド・フロイド:TMA・1についての問題について任された博士。 ジミトリ・モイセーウィチ:フロイドの親友であり月の隔離措置に疑念を感じている。 ロイ・マイクルズ:クラウビス基地にいた惑星物理学者で科学者としてTMA・1のことを秘密にするべきではないと考えている。 第三部 デイビッド・ボーマン:ディスカバリー号の名目上のキャプテン。大学を二回も三回も卒業するくらいの学問を修めている。 フランク・プール:ディスカバリー号の船員で宇宙生物学方面の何でも屋と自嘲している。 HAL 9000:ディスカバリー号に搭載された、船の頭脳と神経系をなす高度に進歩したコンピュータ。 あらすじ 第一部 原初の夜 ヒトザル達の群れは飢えに苦しんでいた。群れは<ほかの群れ>と小競り合いをしながらも大きな諍いになることなく生きていた。そんなある日、モノリスが突如ヒトザルたちの前に現れる。すぐにモノリスへの興味を失ったサルたちであったが、モノリスから鳴り響く音に誘われる。モノリスによって毎夜実験を繰り返されるヒトザルたちであったが、ある時<月を見るもの>は石を使ってイノシシを狩ることを覚える。道具や技術が進歩していくなか、偶然ながらも危険な存在である豹を狩ることに成功したサルたちは世界が一変したことに気づいたのであった。 第二部 TMA・1 月で起きた重大な事態によって、急遽月へと向かうフロイド。月に着いたフロイドはマイクルズ博士によってTMA(Tycho Magnetic Anomaly:ティコ磁気異常)についての詳しい説明を聞く。調査の結果、TMAは300万年前から埋まっていたものだということがわかっていた。実地でTMAを調査し始めたとき、TMAが歓びの声を上げるのを聞くのであった。 第三部 惑星と惑星の間で 宇宙船ディスカバリー号に乗り、土星を目指すボーマンたちと、船の電子コンピュータであるハル。第86日目に小惑星と最接近するということ以外に事件はなく、木星圏についたボーマンたちは、木星へと探測機を落とし、木星の情報を集めるのであった。 第四部 深淵 地球との通信のための装置の故障が予報され、問題のAE35パーツを船外活動で交換するプール。しかし故障すると予報されていたパーツを確かめたところ一切の故障はなかった。このことで地球側からはハルが故障している可能性を示唆される。しかし再びAE35が壊れるという予報を出すハル。地球へと意見を聞こうとした途端パーツが壊れて通信を続けられなくなってしまう。再び船外活動を行うプールだったが、スペースポッドが宇宙空間へと加速を続け星の海へと消えてしまう。このことでハルに疑いを持ったボーマンは他の船員の冬眠コントロールをハルからもらおうとするがハルは強固に反対する。なんとかコントロールをもらったボーマンが他の人を起こしているとエアロックが外れ、気圧差による突風で船外へと投げ出されそうになる。なんとか生き延びたボーマンはハルを停止させ、フロイドから土星へと向かう理由を聞くのであった。 第五部 土星衛星群 孤独な旅を続け、土星圏へと着いたボーマンは土星の衛星の一つであるヤペタスへと辿りつき、そこで月にあったTMA・1のビッグブラザーを見つける。TMA・2と名付けられた新たなモノリス(スター・ゲート)へと突入したボーマンはたくさんの星を見る。 第六部 スター・ゲートを抜けて スター・ゲート内部の光景を眺めていたボーマンはそこが宇宙の操車場だと考える。再び普通の宇宙空間へと戻ってきたボーマンは様々な星を見る。何かの上に着陸したボーアンは地球にありそうなホテルの部屋を見る。そこが宇宙人によって表面上だけ精巧に作られた部屋だということに気づく。部屋でくつろいだ後、ボーマンは睡眠をとった。寝ているボーマンは創造主による干渉でスター・チャイルドへと進化を遂げる。 感想 宇宙空間の描写が40年も昔に書かれたとは思えないほどよくて驚いた。宇宙の旅に出るまでが意外と長かったり噂に聞くハルはあっさり退場したりとちょっと驚いた。ただ始まり方の時点で終わりもなんとなく読めてはいたのだけれども正直ラストのくだりが微妙・・・と感じてしまう自分がいた 余談 映画が初公開の年の暮れ、1968年12月、アポロ8号が史上初めて月の裏側を廻って帰還したが、そのアポロ8号の船長の名がフランク・ボーマンで、本作の登場人物のふたり、フランク・プールとデヴィッド・ボーマンを合成したよう な名前であることが、偶然とはいえ話題になった。 参考 ・モノリス:各辺の比率1 4 9の四角柱 TMA0 約4~5m TMA1 約3m TMA2 600m近く
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/52.html
SF研読書会「ミミズクと夜の王」 担当 刺身 1.概要 第13回電撃小説大賞・大賞を受賞。電撃文庫には珍しいストレートで童話的な作風が話題になった。大賞を取る以前は作者の個人ウェブサイトで一般公開されていた。ライトノベルとしては非常に異色で、挿絵が一切入っていない。また、『聖剣伝説』のメインビジュアルや企業用カレンダーのイラストを手がけている磯野宏夫による表紙イラストも、一般書籍のような印象を与える。 2.著者 著作 ・著者 女性?石川県出身。金沢大学文学部卒業。ペンネームは誕生石のルビーから。同人誌も書いていて、某同人ショップなどで委託されているようで・・・ ・著作 ミミズクと夜の王(2007/02) 当作品 上記概要。 MAMA(2008/2) 「ミミズク~」とは逆に封印されていた「人喰いの魔物」とその封印を解いたことで魔物の母親となった少女の話。 3.登場人物 ・ミミズク 額に332の焼き印を押された少女。三白眼気味。「夜の王」に自分を食べて欲しいと願い、彼の元に通い続ける。(332→ミミズ? ) ・フクロウ(夜の王) 月の瞳を持つ夜の森の絶対的な支配者。目元から頬に走る入れ墨のような複雑な紋様があり、鴉のような漆黒の翼を持っている。人間嫌いで、静かで綺麗なところを好む。ミミズクからは「フクロウ」というあだ名で呼ばれる。ツンツンデ(ry ・クロ 森に住む魔物で、出合ったミミズクに色々と親身になってくれる。コウモリのような一対の羽に、2対4本の腕、さらには大きく裂けた赤い口など、如何にも魔物という恐ろしい外見をしている。 ・ダンテス レッドアークの国王。灰色の髪と眼球を持つ。自分よりも国を取る秀でた国王で、傾いていた国を建て直した。ツン(ry ・アン・デューク レッドアークの聖剣に選ばれた聖騎士。騎士団の象徴的な存在。 ・オリエッタ アンディの妻で、神殿に務める「剣の処女」。藍色の瞳を持つ。 ・ディア レッドアークの幼き王子。手足が薄く変色しており、生まれた時から動かす事が出来ない。その為、塔の一室に幽閉状態にある。 ・リーベル 王家直属の魔術師団の団長。 4.あらすじ プロローグ ―夜の森― ちょっとラリった少女、ミミズクは綺麗な存在と出会い、あたしのこと、食べてと言い出す。 第一章 死にたがりやのミミズクと人間嫌いの夜の王 目覚めたミミズクはクロと出会う。クロとの会話の中で人であることを何度も否定するミミズク。また月の瞳をもつ綺麗な存在が夜の王であることを知る。やっぱり王に食べてもらおうと王の屋敷へ向かい、会うが寝てしまう。 第二章 幸福への閾値 人の王と聖騎士との会話。聖騎士やる気なし。また、目覚めたミミズクは木の上にいる夜の王に、働くと言うが、ツンツンされる。さらには名前の由来を語るがツン(ry→王のことをフクロウと呼ぶことに 第三章 煉獄の花 フクロウの描いた絵を見て感動するミミズク。フクロウのために煉獄の花の根を取りに行くことを決意する。怪我を負いながらも根を手にいれ、その帰りに人と出会い誘われるがフクロウの元へ向かう。根の見返りに誉められることを望むミミズク。フクロウに額の文字を不思議な不思議な文様に書き換えられる。 第四章 救出 ミミズクの過去。人かっさばく。中に誰も・・・ 村が襲われる。男の人刺す。殺しちゃった?やっぱり喰われたい。人の国は魔王討伐へ。クロちゃんお仕事でしばらくいない。フクロウの過去。もとは人だった。討伐軍に館を焼かれ、絵も焼ける。ミミズクは人に「救出」される。 第五章 やさしい忘却 城で目覚めたミミズク、記憶を失っている。フクロウは捕えられ、魔力を吸い取られている。アン・デュークらと共に城下を巡るミミズク。その後王子と出会う。 第六章 夜の王の刻印 王子は四肢が動かない。不幸対決しようとする王子。友達になる。王子とミミズクの交流。夜、月を探すミミズク。額の刻印は記憶封じの呪文。解呪するが記憶は戻らない。しかし森で出会ったおっさんの話を聞いて記憶を取り戻す。 第七章 騎士と乙女 フクロウの絵を焼いたアンに愛憎両方の感情を持つ。クロあらわる。フクロウはわざと捕まったままらしい。愛を知ったミミズク。クロのしていたお仕事は実は・・・フクロウの優しさを知る。人の王がフクロウから魔力を吸い出しているのは王子を治すため。騎士と乙女の過去と今。 第八章 救出Ⅱ 儀式。ミミズクはフクロウのもとへ。抱き合う。魔力の詰まった水晶を割るアン。王子の手足を治すフクロウ。森へ帰るフクロウとミミズク。 エピローグ ―ミミズクとフクロウ― ミミズクが選ぶ居場所はフクロウのいる場所。死んでも土となり、花となって、隣で咲く。 5.感想 とりあえず、いきなり「イヒヒ」と笑いだす主人公に驚いた。いやイヒヒって・・・ それはともかくとしてこの作品のあまりの「ラノベらしくなさ」におどろいた。魔法の理論、どういった世界か、などなどについてさっぱり説明されていない。よく、魔法は~~力を用いてうんぬんかんぬんみたいなことが書かれているものだが、こういったものについて、読み手の常識?(ファンタジーだから魔法があって、魔物があって、中世ヨーロッパなんだろーなーという)に委ねられている。また挿絵がない(カバーの絵もアニメ調でない)ことも「ラノベらしくなさ」に拍車をかけているように思う。 個人的にはあまりこういった方向性の話は好きではないので、気に入ったとは言えないが、これを大賞に選ぶ電撃文庫の(無駄な)がんばりは伝わってきた気がする。 余談 この翌年の大賞である「ほうかご百物語」は萌え系の絵師を用いた作品だったり・・・ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mrstudy/pages/52.html
概略 MR研究会2期生 文学部英文学科所属の女子 Midnightシリーズが生放送を行う際に流れる「MRS News」というジングルの声の主 FM-MRのジングルにも何気に使われている。 M曰く「テニス部に所属してそう」 MR研究会の中では、主にアナウンスを中心に担当。 人事遍歴 2010年4月~2010年11月 会計(補佐) 担当番組 Free&Easy 担当パーソナリティー
https://w.atwiki.jp/kotsuken/pages/5.html
活動報告 活動報告はこのページで行ってください。画像のアップロード等を使用してグラフィカルなページにしてもかまいません。 2006/11/03 入間基地航空祭。 天候は快晴となり、絶好の航空祭日和となった。 展示機体はC-1、U-125A、U-4、T-8、F-15、V-105、F-4、F-1、E-2Cなどとなっている。 研究会長は午後のブルーインパルス時より参加したが、 快晴の空に散開するレインフォール、そして大空に星を描くスタークロスなど T-4の優れた機動性を生かしたおなじみの技を楽しむことができた。 残念ながら、サクラなどの新演目を行うことはなかったが、T-4の心地よい爆音に包まれながら見る晴天の白いたなびきは心に残るワンシーンとなった。 また帰投時にはF-15の華麗なアフターバーナーなど、見所がたくさんあったことであろう。 次年度の航空祭も楽しみである。 研究会長。
https://w.atwiki.jp/trimaniax/pages/70.html
早稲田大学宇宙航空研究会WASA 10.5.1-2 早稲田大学宇宙航空研究会WASAがテストフライトを実施しました.いろいろ調整して試行錯誤しているようです. 5/1 #14 5/2 #12
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/231.html
2007.7.13 SF研読書会 『香水 ある人殺しの物語 ~Das Parjum~』(パトリック・ジュースキント Patrick Suskind) by 銀月 1 著者&役者紹介 著者:パトリック・ジュースキント Patrick Suskind 1949年3月26日にドイツのアムバッハ生まれた小説家、ファンタジー作家、劇作家、脚本家。1985年に発表された長編小説『香水 - ある人殺しの物語』は大ヒット作となり、日本語を含む23カ国語に翻訳された。 映画『悦楽晩餐会 または誰と寝るかという重要な問題』(監督:ヘルムート・ディトール、1996年、ドイツ)の脚本も担当している。2006年には随筆『Uber Liebe und Tod(原題)』をドイツで出版した。現在はミュンヘン在住。メディアの取材を避けるきらいがある。 著作として、以下の作品が挙げられる。 ・ゾマーさんのこと Die Geschichte von Herrn Sommer (文藝春秋) ・鳩(同学社) ・コントラバス(同学社) (ウィキペディア パトリック・ジュースキントの項より) 訳者:池内 紀(いけうち おさむ) 1940年11月25日生まれ。日本の兵庫県姫路市出身のドイツ文学者、エッセイスト。兵庫県立姫路西高等学校卒業、東京外国語大学外国語学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。神戸大学、東京都立大学、東京大学文学部で教鞭をとり、定年前の1996年に退官。退官後は文筆家、翻訳家として幅広く活躍している。NHKFM放送「日曜喫茶室」の準レギュラー。天文学者の池内了は弟。アラブ研究者の池内恵は息子。 (ウィキペディア 池内紀の項より) 2 あらすじ 18世紀。悪臭漂う街パリにグルヌイユは生を受けた。何故か体臭というものを持たない彼は、その違和感から人々に馴染むことなく育ったが、グルヌイユはそのことには一切頓着せず、人との繋がりよりも『匂い』というものに重きを置いて暮らしていた。 日々を悪臭の中で暮らしていたグルヌイユは、ある日これまで嗅いだことの無い素晴らしい香りに出会う。一人の女性から発せられるその香りに彼はどうしようもなく魅了された。思わずその女性を殺してしますほどに。このときから、グルヌイユはさらに匂いに執着するようになり、自慢の鼻を活かして、とある調香師に弟子入りするのだった。 調香師のもとで学べるものは全て学んでしまったグルヌイユは、“香りの首都”グルースに向かう。その都を訪れた彼は、かつてパリで出会った類稀なる香りに再び巡り合う。 その香りを手に入れようと決めた彼は、人の匂いを香水にする方法を試しながら最終的には25人もの女性を死に追いやり、望んだ香りを手に入れた。 25人もの女性を殺したことが発覚したグルヌイユは即座に処刑されることが決定された。死刑執行の当日、かの女性の香りを基に創り上げた究極の香水を身にまとって処刑場に降り立ったグルヌイユを見た人々、いや匂いをかいだ人々は、無条件で彼の無実を信じ、彼を天使だと崇める。そのことに虚しさを感じた彼は、ある目的を持ってパリに戻っていくのだった。 3 登場人物 ジャン=バティスト・グルヌイユ 1738年7月17日巴里に生まれた空前絶後の匂いフェチ。辺り一帯に不幸を撒き散らしながら1767年6月25日に死亡した。 母親 グルヌイユの母親。不幸になった人第一弾。 マダム・ガイヤール 孤児院の経営者。秩序好きで公平。幼い頃父親に喰らった火掻き棒の一撃で匂いを失っている。九十歳近くまで生きたが、その視は望んだものとは程遠かった。 グルマル親方 皮なめし職人。バルディーニにグルヌイユを二十リーブルで売った次の日の明け方、飲み終えて家に帰る途中でセーヌ川に滑り落ちて死亡。 マレー区の娘 グルヌイユの第二の母親。その香りに引き寄せられてきたグルヌイユにさくっと殺される。ストーカーには気をつけましょう。 ジュゼッベ・バルディーニ 巴里に店を構える調香師。落ち目だったが、グルヌイユを弟子にしたことにより嘗てない絶頂期に迎える。グルヌイユから手に入れた香水のレシピをもって輝かしい未来を夢見ていたが、弟子が旅立ったその日に、店ごとセーヌ川の藻屑と消えた。 タイヤード=エスピナス 映画では切られていた人。『タイヤード致死液』が存在すると唱えた人。んなものはアリマセン。グルヌイユを通してその存在を信じてしまい、ピック・ドゥ・カグニー山麗に突貫した。 ドリュオー グルースにすむ、グルヌイユの先輩となった、調香師の徒弟。連続殺人事件の犯人としてグルヌイユの代わりに処刑された。 ロール・リシ グルースの金満家、アントワーヌ・リシの娘。多くの人間を魅了する美しい娘で、彼女は類稀なる香りを持つためグルヌイユから命を狙われることになる。 4 用語解説 【香水の起源】 香料の歴史は紀元前数千年にのぼる。古代では神聖なものとして僧侶や神官が使った。古代エジプトでは香油や香りつきの軟膏なども存在していた。 【調香師】 薬剤師や錬金術師を起源とする。14世紀頃からその名が使われ始め、17~18世紀に王家の庇護を受けるようになる。現在、多くの調香師は香料会社に所属しており、専属調香師を置いているブランドはゲランとシャネル。 【12種類の香水】 映画では古代エジプトには究極の香水が存在し、そのうち12種類はわかっている。だが、最後の13種類目だけがいまだに分からないのだ、という設定が存在する。ローズマリー、ベルガモット、パチョリ、麝香、丁子、蘇合香、黄水仙、チュベローズ、が知られている12 種となる。が、実際にはグルヌイユの創り出した究極の香水にはこれらは一切使われず、すべてが処女の体臭から創られていた。設定の意味がわかんねぇ。 【香りの採取法】 冷浸法(アンフルラージュ) 動植物油脂は匂いを吸収するという性質を利用し、油脂に香りを移す方法。古代エジプト時代から存在する。金がかかるので、現在では行われていない様子。 水蒸気蒸留法 多くの精油が水に不溶である性質を利用した方法。細かい説明は本文参照のこと。 5 総評 自分は映画を見て大絶賛した人間なので、感想が小説に対するものと映画に対するものが混じるかも。そのへんはご愛嬌で。 グルヌイユについて。私が読んだ感じでは、彼は悪魔、もしくはアンチキリストとして描かれているはず。この2つの違いは、あの宗教についてよく知らんので何とも言えませんが。自らの体臭を持たないこと(=存在しないということ)、関わった人すべてが不幸になること、人々の望みを満たしたと思った瞬間に離れていくこと、こういった点は明らかに意図して描写されていると思う。まぁ、実際作品の中でも、連続殺人の犯人は悪魔だ、破門してやる~というような描写もあるし。18世紀といえば、啓蒙主義が顔を出し始める時期なので、時代の切り替わりに現れた悪魔というこの展開は皮肉が効いているとも思う。人には理解できないもの、という点では間違いなくグルヌイユは悪魔だった。この辺は映画が徹底してる。いっそコミカルな感じで関わった人は死んでいくし、宗教裁判なんかも笑える。なにより、最後のシーンでグルヌイユが与えた至高の愛の導き出す結果がサバトであるというのもいい。たぶん、先に小説を読んでいてもこのシーンがサバトだと気づかなかったろうからなぁ。一目でわかるというのは映像の強み。あと、青い衣をまとって黄金の(というか肌色の)野に降り立つ彼の姿はまるで完璧な“神話”なのである、なうしかー。 ちなみに、ラストでグルヌイユは作り出した匂いを仮面であるとして、自らの香水に虚しさを感じている。このシーンにおける彼の心理は理解できるのであるが、理解できるということが、人であって人でないものとして描かれ続けてきたグルヌイユが人に堕ちた瞬間であったことを示している。しかし、何故いまさらそんなことになったのかがわからない。人間に価値をおかず匂いの中にだけ生きてきた彼が、最後の最後に人とのつながりを夢見たという描写はビミョー。落ちとしては正しいと思うが、少し納得がいかないというのが正直なところ。その点、映画は絶妙。ロールの香りを追い求めるのは、かつて殺した赤髪の女性のことを忘れられなかったためであり、そのことが原因で匂いを保存する方法を追い求めている。香水を完成させたあとには、誰からも自分を認識されることのない孤独と、既に自分の求めていたものは手に入らないものなのだという絶望が、うまく映し出されていたと思う。実は展開としては小説よりもなおありきたりであったが、それを感じさせずに映像で巧く魅せてくれた点が素晴らしかった。GJ。 ちなみに、おそらく映画で使われる13という数字は使徒の数ではないかと思われる。では13番目は誰だったのか、などと考えてみたり。 部会メモ 拡大表示 2019.03.24 Yahoo!ジオシティーズより移行 http //www.geocities.jp/tohoku_sf/dokushokai/perfume.html なお、内容は執筆当時を反映し古い情報・元執筆者の偏見に基づいていることがあります by ちゃあしう
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/76.html
東北大学SF研読書会 「紫色のクオリア」 担当:刺身 作者 うえお久光 2000年度に行われた第8回電撃ゲーム小説大賞に『みークルズサジェスチョン/ポリッシュアップルズ』を応募、〈銀賞〉を受賞する。2002年2月、同作品は『悪魔のミカタ 魔法カメラ』と改題されて電撃文庫より出版され、小説家デビューを果たした。 2005年7月からは新シリーズ『シフト』を単行本(ハードカバー)にて発表している(後に電撃文庫に移籍)。 イラスト 綱島志朗 代表作は「ジンキ」シリーズ。「オリハルコン・レイカル」。 ジンキシリーズはアニメ化しているほどの人気シリーズ。しかし連載誌が月刊ガンガンWING→月刊コミックブレイド→月刊コミック電撃大王→月刊ドラゴンエイジ、と流浪するなど苦労が絶えなさそうな人 登場人物 波濤マナブ 主人公。特に変哲のない女の子だったがゆかりと出会い、事件に巻き込まれ、左手が「左手でありながら携帯電話でもある」なんてことに。そして友達になってみたり母親になってみたり魔法少女になってみたりして最終的には人外に。ゆかりの目には周辺機器が多そうでスーパー系的デザインに見える。換装によって汎用性最強。きっとF90(こいつはリアル系だけども)のようにジョイント部がいっぱいあるのだろう。 毬井ゆかり ヒロイン。ニンゲンがロボットに見える目を持っている。その人のパーツを見ることで相手が得意としていることがわかる。趣味はプラモデル作り。また機械の修理も得意。さらには人を「修理」することもできる。 天条七美 ツンデレ。作中に出てくる用語の多くはこの子の仕入れてきた情報。小さいころにゆかりに体をジャングルジムで修理されたことでゆかりに恐怖心を持ち、何かと突っかかっている。 アリス・フォイル ロリ担当。ゆかりを連れて行くためにジョウントから送られてきた留学生。マナブに脅されたり篭絡されたり束縛されたり何気に一番ひどい目にあってる気がする。数式が「絵」として見える目を持っている。そうした力を持たない人間のことを凡人と言って蔑している。 加則智典 モブ担当。リアル系の見た目なのに漢のロマン、ドリルをもっている。お前のドリルで天を貫け!ある世界ではマナブと付き合ったり、別な世界では七美と付き合ったり、ゆかりにも好かれていたりと、きっとこいつを主人公にしたらギャルゲーができるに違いない。名前が「かそくちてん」と読める。 あらすじ 第1章毬井についてのエトセトラ 主人公、マナブの友達であるゆかりはニンゲンがロボットに見えるという不思議な目を持っていた。ゆかりを目の敵にしている天条七美と知り合いになったり、ゆかりの意外な一面を知ったりしながら日々をすごしていた。だがそんなある日、マナブは「東京バラバラ殺人」事件の犯人にゆかりに対する人質として誘拐されてしまう。 第2章1/1,000,000,000のキス マナブとゆかりの衝撃的な出会い、七美との小難しい話、そしてアリスの留学。アリスの目的は「天才」であるゆかりを『ジョウント』へと連れて行くことだった。しかしゆかりはジョウントで不審な死を遂げる。ゆかりの死の真相を知るため他の世界の自分と協力してアリスを追うマナブ。無限の可能性の世界を経てアリスへとたどり着いたマナブは過去を変えられることに気づく。 第3章If アリスが三年生になっても留学を続ける世界。マナブは「左手」の「通話機能」を封印してもらうのだった。 用語 クオリア 心的生活のうち、内観によって知られうる現象的側面のこと、とりわけそれを構成する個々の質感のことをいう。日本語では感覚質と訳される。→コウモリであるとはどのようなことか 逆転クオリア 同等の物理現象に対して、異質のクオリアが伴なっている可能性を考える思考実験。同じ波長の光を受け取っている異なる人間が、異なる「赤さ」または「青さ」を経験するパターンがよく議論される。 平行世界 一般的な解釈(コペンハーゲン解釈) シュレーディンガーの猫は観測者が観測するまで(観測者にとって)、「生きている猫」と「死んでいる猫」の重ね合わせの状態にある。観測者が観測する過程で(観測者にとって)、猫の状態はどちらか一方に定まる。これがいわゆる波動関数の収束である。 パイロット解釈 「パイロット波」なる未知の波が粒子の運動に影響を与えているとして、量子力学を古典力学の枠内で説明しようとする試みであり、シュレーディンガーの猫の 問題は完全に解決できる。一時は成功したかのように見えたが、二個以上の粒子の運動を想定すると古典力学にない非局所的長距離相関が強く現れることが分か り、現在では完全な下火となっている。 エヴェレットの多世界解釈 シュレーディンガーの猫のいる世界は、「猫が生きている世界」と「猫が死んでい世界」に分かれる。当然、「猫が生きている世界」にいった観測者は猫が生 きていと観測し、「猫が死んでいる世界」にいった観測者は猫が死んでいると観測する。もちろん、観測者は、猫を観測するまで自分がどちらの世界にいたのか知ることは出来ない。 万物理論 自然界に存在する4つの力、すなわち電磁気力・弱い力・強い力・重力を統一的に記述する理論(統一場理論)の試みである。この理論が完成すれば、素粒子のあらゆる性質が説明できるばかりか、宇宙(=時間と空間)が誕生し、消滅する様子さえも理解できる、究極の物理理論になると期待されている。ただし、心の哲学の世界の研究者たちからは意識の主観的な側面(専門的には現象的意識、クオリアなどと呼ばれる)が説明から抜け落ちることになるだろう、と考えている 感想 1章を読み終わったあたりで、次はまた何か事件に巻き込まれて、それを解決するためにマナブにパーツくっつけたりして、という話になるのだろうと思っていた。(羽着けて空を飛ぶとか、とか思ってたらあとがきマンガでやってたね・・・)ところがいきなりゆかりが死んだとかまったく考えていなかった展開になって、と思えばマナブのほうは無限の世界を旅し始めて・・・と想像もしなかった方向に話がぶっとんでいって非常におもしろかった。そしていい加減トラトラ読まんとなぁ・・・ 補足 ジョウント→アルフレッド・ベスター「虎よ、虎よ!」におけるテレポーテーションの呼び名、フォイル→同上、主人公の名前 万物理論→グレッグ・イーガン「万物理論」 余談1:ドラゴンマガジン11月号にてこの作品を楽しむために読むといいよ!ってな作品として次のものが挙げられてる→玩具修理者(小林泰三〔おそらくこれに収録されている、酔歩する男〕)、虎よ、虎よ!、万物理論、あなたの人生の物語(テッド・チャン) 余談2:ラ管連(ライトノベルサイト管理人連合)が行った読書会の結果、「結論 紫色のクオリアは、ラブプラスだ」、だそうで・・・ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yuirin25/pages/18.html
昭和3年ごろ、牛山充・藤井清水、山田耕筰?、野口雨情ら民謡の権威者が集まって作った団体。 町田嘉章、田辺尚雄らの率いる新日本音楽研究の成和音楽会という団体と組んだ発表会が「民謡の夕」として昭和3年8月16日東京中央放送局から放送されている。
https://w.atwiki.jp/senken/
※このページ以外は、会員だけが閲覧・編集できます。 右上の「このwikiに参加する」をクリックして、アカウントを登録して下さい。無料です。 wikiからメールが届くので、メールに記載された確認登録URLをクリックして下さい。 【先端技術研究会へようこそ!】Twitterガイダンス 先端技術研究会は「Twitter会議」を24時間開催中です。 ・Twitterとは? まず見てみよう! http //twitter.com/ 詳しい紹介サイトはこちら http //www.greenspace.info/twitter/ すでにプライベートでTwitterを使用している方は、会議用のアカウントを取ってください。 hotmail等のフリーメールを用いて、サブアカウントを取得できます。 先端技術研究会Twitterコミュニティとして、こちらのアカウントを取得しています。 フォローよろしく! http //twitter.com/takuyangel_corp 目的 寄せられたつぶやきを集積し、問題提起に結び付けていこうと考えています。 会議に使える話題が出なくとも、親睦ツールとして使えば良いかと思います。 注意 先端技術研究会Twitterコミュニティでは、以下のルールを守ってください。 1.つぶやきを非公開にする (設定方法は後述します) 2.第三者をフォローしない (第三者はリストで閲覧して下さい) 3.社名をつぶやかない (検索されてしまいます) 4.幸せを探そう 閉じた世界だからこそ、自由に発言できる面もあると考えています。 情報漏洩は絶対に起こしてはならないので、会社に泥を塗るような話題は避けましょう。 社員一丸となって夢を追えるような、ワクワクするつぶやきが出てくる事を祈っています。 表示を日本語に変更する 画面右上の「Settings」をクリック→「Language」で「Japanese - 日本語」を選択→「save」で完了です。 つぶやきを非公開にする 画面右上の「設定」をクリック→「ツイートを非公開にする」をチェック→「保存する」で完了です。 携帯電話からTwitterに発言する 携帯電話からのメールでTwitterを更新する事ができます。 Tmitter http //tmitter.org/ twitter mail gateway http //www.blinkingstar.net/twitter.shtml 複数のTwitterアカウントを同時に管理する プライベートのアカウントと、仕事用アカウントを同時に管理できます。 Splitweet http //ja.splitweet.com/ 以上