約 396,665 件
https://w.atwiki.jp/adresearch/pages/2.html
メニュー トップページ 広告についてアフィリエイトとは 情報商材とは 研究用サイト作成について 各アフィリエイト比較 アドセンス登録コンテンツ連動型広告 効率の良い広告表示 記事の下に広告を表示する方法 平均クリック単価 ブラックリストの導入 バナーの貼り方 注意事項公共広告 情報商材系サイト情報商材の黒幕一覧 アクセス率アップについて web広告研究会会員ページ集 よくある質問 ネットバンク @ウィキ ガイド @wiki 便利ツール @wiki 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/260.html
東北大SF研 アンソロジー部会 「月の光 現代中国SFアンソロジー」 ケン・リュウ 編 大森望等 訳 序論 今までは注目されていなかった中国SFは、「三体」の出版によって一気に人気を得て、今となってもはや英語圏SFに次ぐ最も注目されている海外SFと言ってもいいだろう。特に2020年には、多くの中国SF作品の和訳が出版され、大豊作の一年となっている。その中に特におすすめしたいのが「月の光 現代中国SFアンソロジー」というアンソロジーである。 本書に収録された作品の数が多く、各性別各年齢層の作者と中国SFの様々な側面やサブジャンルをカバーしている。ヒューゴー賞レベルの作品がないものの、面白くて読みやすい作品が多い。また、最後に収録された三つのエッセイでアカデミック的な視点から中国SFを知ることもできる。即ち、本書は各方面から考えると中国SFの入門書としてはちょうどいい一冊だと思う。 もちろんここに選ばれた作品はケン・リュウの好みに基づいたものであり、ベスト集というつもりでもないのが前書きに書かれている。本書は決して中国SFの全て、また中国SFの最高峰を反映しているわけではないのが注意されたい。 編者紹介 ケン・リュウ。中国系アメリカ人作家、幼年期にアメリカへ渡り、その後、英語でSF小説を創作し始めた。アジア的な背景や自分のマイノリティ・アイデンティティを生かした作品が多い。また、中国SF翻訳者としても活躍している。特に「三体」を英訳した後、世界的な中国SFブームの先頭を切り、今までほとんど紹介されていなかった中国SFを紹介し、英訳を通じて世界に広げた。日本においてもケン・リュウの英訳を介して和訳された中国SFが数多く存在している。 功績が非常に大きいとはいえ、ケン・リュウがアメリカ人であり、彼の手を介して出された翻訳、アンソロジーが主にアメリカ市場向けであることを忘れないでほしい。即ち、ケン・リュウの翻訳、アンソロジーにはどうしてもアメリカの視点が入りがち、但し今回はそれをうまく抑止したような気がする。 最後、本作は勝手に書かれた作品ではなく、ニューヨークのグッゲンハイム美術館の展覧企画の注文を受けて書かれた作品なのである。展覧の詳細は参考資料にあるリンクを参照してください。 作品解説 「月の光」 著者 劉慈欣 本作の著者劉慈欣は「三体」の作者であり、中国SFにおいて最高峰に立つ作家として認識されている。「月の光」はそこまで優れた短編作品ではないものの、彼の特徴をよく反映し、短くて読みやすい作品ではある。 作品が発表されたのは2009年初頭、2008年の経済危機の爪痕がまだ残っている。経済危機の対策の一環として、中国政府は2008年の年末に四兆人民元の投資計画を打ち出した。計画によると、投資は主にインフラと福祉に回す予定だったが、研究とハイテク産業への投資も注目されていた。小説に頻繁に出てきた四兆元は恐らくこの投資計画のことを指している。 経済危機のことを描いていないとはいえ、主人公が経験しているさまよい、未来への不安、重大な決断による圧力などの感情はその時代の読者にとって非常に共感しやすいのではないかと思う。とある時代の読者の共通的な経験、感情を抽象化して主人公の物語に再現させるのが劉慈欣の作品における特徴の一つである。 本作には未来社会のエネルギー源について二つの仮想案が出されている。作品の長さに制限され、詳しく展開されていなかった。しかしその合理的に見えながらも狂想的なスケールと鋭いスケッチはやはり何度読んでも想像を膨らませ、感心させるような素晴らしい文字となっていると思う。火力発電所のエンジニア出身という経緯もあって、劉慈欣は工学的なSFガジェットの創作に長けている。特に地球の深くまで掘るという行為に関して、他の短編作品では中核的なガジェットとなって、より詳しく展開されている。劉慈欣はゼロ年代に活躍していた作家なので、ガジェットが古臭いと思われても致し方がない。しかし裏返すと、SF黄金時代のレトロ的なガジェットがゼロ年代で、今まで知られていなかった別の国の作家によって再び描かれることで、新たな魅力を得たのではないか。実際、中国以外において劉慈欣の作品を評価する人々にはそう思っている人は少なくないような気がする。 最後、また現実の話に戻そう。2008年の経済危機の後に実行された四兆人民元の投資計画は多くのインフラプロジェクトと企業の助けとなったが、結局投資をもらった企業はほとんどの金を不動産投資に費やした。その結果、四兆人民元計画は経済の回復とインフラの整備を多少実現したが、不動産バブルという爆弾が益々危険になる。本文の最後尾で無に戻った主人公の努力は、現実に起きた滑稽劇に対する諷刺と嘆きとなっているのではないかと思う。 更に大きな視点からみると、本文で繰り返して強調された「市場原理」、「新しいテクノロジーによる救済」などの概念とそれらの概念に基づいた努力が果たした虚しい結末が、資本主義社会における市場原理に対する狂熱的な信仰、及びテクノロジーの発展は必ずよりいい生活をもたらせるという約束が、如何に虚しいなのかを示しているのではないかと思う。 「サリンジャーと朝鮮人」 著者 韓松 ぶっちゃけに言うと、この作品は解説してはならぬヒドイ作品なのである。展開もガジェットもおちも何もかもめちゃくちゃ。そのゆえ僕が初めて読んだ時はサリンジャーについてほとんど何も知らなかったにも関わらず、大笑いにして大満足した。 作者である韓松にとって、「サリンジャーと朝鮮人」は割と変則的な作品である。国営大手メディア新華社で記者として働いている韓松は、記者っぽくてマジックリアリズム的な作品を多く書いている。グロテスク、重苦しい、理不尽などの感覚が彼のほとんどの作品を支配し、こんなド直球なユーモアが滅多に見られない。 と言っても本作はただのコメディではない。というのが、サリンジャーの人生と「ライ麦畑でつかまえて」という小説の内容や主旨について、本作は中途半端で合致している。例えばサリンジャーは1950年代(30歳くらい)以降ほとんど作品を発表しておらず、ニューハンプシャーのド田舎の山の上で小屋を建て、ご隠居さんみたいな生活を送っていた。「ライ麦畑でつかまえて」を読んだ上で本作を読み返すと、更なる楽しみが得られ、理解を深めることができるだろう。 では本作は一体何を伝いたいのだろう。韓松という作家はひねくれものであり、決して作品の主義主張を安易に見いだせてくれないのである。その故、彼の作品を読み解く際に過剰に考える必要ながなく、むしろ作品の雰囲気を真剣に感じる方こそ、作者の意図に近づくことができる。ということで、素直にテキストを受け入れれば、本作は資本主義を否定しながらも、朝鮮人が代表している社会主義は決して資本主義の代わりになれないという観点が見出せると思う。おちに「中国人」の登場とそれに関連する内容は、資本主義と社会主義の関係を暗示する寓話だと思い、そして最後の一文はこの二つの主義が否定された末にたどり着いた虚無を語っているのだと思う。もちろん他の解読も大歓迎です。柔軟かつ多様な視点から作品を解読することができるのも韓松の作品特徴の一つなのである。 「未来病史」 著者 陳鰍帆(スタンリー・チェン) 物語の体すらなっていなさそうなこの作品は、陳鰍帆の作風から大きく離れている。しかし、本作品は陳鰍帆、そして中国SFの大きな潜在力を反映していると思う。陳鰍帆は中国SF作家の中の若い世代の代表として、今までの作品はエンタメがメインだった。別にエンタメがダメというわけでもないが、そればかりやるとやはり期待できなくなる。しかし本作では陳の独特な社会観察とそれに基づいた思考がみっちり詰め込んでいる。実際、社会に対する独特な観察と、その観察を生々しい描写に生かすのが陳鰍帆の作品の最も優れたところだと思う。陳鰍帆本人もこれを意識して、リアリズム的な作家と自称している。「未来病史」の各節はあらすじみたいに、どちらも一つの作品になりそう。これだけのあらすじをかけることが、陳鰍帆の底力と蓄積が期待に値すると思う。 作品そのものに戻ろう。九つの仮想病気を通じて、陳鰍帆は自分が想像した未来社会のイメージを技術の発展や突如の異変に介して正当化、合理化させてあたかも実在したように描いた。その末に、作者であるスタンリーは自分の意図を強調し、この作品は今の人々に対する警告と祝福であることを宣言した。作者はGoogleをはじめとする大手IT会社に勤めて今でもAIによる小説創作を試みているという経緯で、多くの病気は情報技術と関連している。 関連書目 「三体」、「三体2」 著者 劉慈欣 「折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー」 編者 ケン・リュウ 「完全な真空」 著者 スタニスワフ・レム 「荒潮」 著者 陳鰍帆 参考資料: その他の中国SF関連書目のまとめ: https //scrapbox.io/ryray-sf-bookguide/%E3%83%A1%E3%83%A2%EF%BC%9A%E7%8F%BE%E5%9C%A8%E6%89%8B%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8B%E4%B8%AD%E5%9B%BD%EF%BC%B3%EF%BC%A6%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88 「サリンジャーと朝鮮人」と関連する企画について(リンク先英語): https //www.guggenheim.org/press-release/tales-of-our-time
https://w.atwiki.jp/kyo-kotoba/
【京言葉研究会@Wiki】 『京言葉研究会@Wiki』とは? 本Wikiは、mixi内で設立された「京言葉研究会」の研究用Wikiです。 設立趣旨は以下の通りです。 京都には、独特の言葉があります。 それが「京ことば」です。 皆さんもテレビなどで聞いたことのある言葉と思いますが、あの やわらかい表現にはちゃんと意味があるのです。 京ことばには、これまでに京都の文化に深く関わってきた皇室、 公家、商人、花街、町人etc…の多くの文化が織り交ざって出来た 歴史と知恵が込められているのです。 しかし、正しく美しい京ことばが使われている場面を見なくなり ました。間違った京ことばが行き交い、意味を間違った使われ方が なされているのが、今の京都の現状です。 これは京文化の危機と捉えても良いと考えられます。 昔から話されてきた、あの柔らかくて、はんなりとしていて、それ でいるのに、美しく感じる京都人の基礎といえる正しい「京ことば」 をあなたも一緒に勉強して、本物の京都人を目指しませんか? 以上のことを基に美しい本来の京言葉を見直し、また研究する事で 京都の本質的文化を見直すキッカケとする事を目的としています。 編集の基本 Wikiの書き方
https://w.atwiki.jp/ueckabu/
このサイトは? 電気通信大学投資研究会の情報共有用wikiです。 現在、電気通信大学投資研究会のメンバーに編集を限定しております。 Index 部員名簿 議事録集 銘柄研究 バーチャル投資 役職 株式用語 Bookmarks
https://w.atwiki.jp/yadoken_tsukuba/pages/11.html
平成28年度新歓情報 各行事に参加される方は各集合場所にお集まりください。集合場所、時間はそれぞれ異なるのでよく確認してください。 会員がかかげている「野生動物研究会」という旗が目印です。 自然や生き物が好きという方はお一人でも、お友達とでも楽しめますので、是非ご参加ください。 文サ:文化系サークル会館前 一の矢:一の矢学生宿舎共用棟前 つくば駅:つくば駅改札前休憩用ベンチ(地下) 日程 行事名 集合場所:時間 内容 持ち物 4/7(木) 新歓祭 1C403:10時 野生動物研究会の紹介 4/9(土),10(日) 宝篋山散策 文サ:9時45分 一の矢:10時 つくば市にある宝篋山で自然を見たり、生き物を観察したりします。 野生動物研究会の活動場所でもあります。 あればカメラ、網などの採集道具 長ズボン推奨 4/16(土) 国立科学博物館 つくば実験植物園見学 一の矢:9時45分 文サ:10時 国立科学博物館の実験植物園を見学しに行きます。 日本ではここでしか見られないような植物がたくさんあります。 学生証(無料で入館できます) 4/17(日) 宝篋山散策 文さ:9時45分 一の矢:10時 つくば市にある宝篋山で自然を見たり、生き物を観察したりします。 野生動物研究会の活動場所でもあります。 あればカメラ、網などの採集道具 長ズボン推奨 4/23(土) 国立科学博物館(上野)見学 つくば駅:随時更新 東京上野にある国立科学博物館を見学します。 学生証(安くなります) 4/24(日) 魚の骨格標本作製 文サ:10時 魚の骨格標本を作製します。 魚の骨の構造や標本の作り方などが学べます。 4/29(金) 茨城県立自然史博物館見学 つくば駅:随時更新 茨城県にある茨城県立自然史博物館見学を見学します。 学生証(安くなります)
https://w.atwiki.jp/mrstudy/pages/55.html
概略 MR研究会2期生 総合管理学部所属の女子 NHK全国大学放送コンテストには朗読部門で出品 平成22年度入学式後に行われた県立大説明会で使われたスライドのアナウンスを担当したのは彼女 K曰く「多分、唯一ゆっきーを先輩として認識している子」 M曰く「「和」を追求してそうなイメージがある」 平成22年4月の人事で放送部報道室長に就任している。 MR研究会の中では、主に朗読、アナウンスを中心に担当。 人事遍歴 2010年4月~ コンテンツ制作センター放送部報道室長 2010年11月~ 会計を兼任する 担当番組 Under-19 担当パーソナリティー
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/201.html
11月19日SF研レジュメ 『象られた力』(ハヤカワ文庫JA) 飛浩隆 飛浩隆 作品リストhttp //www.pluto.dti.ne.jp/~moment/tobiwork.html デュオ ある人物の手記の形をとって描かれた、双子(?)の天才ピアニストをめぐる異色音楽SF。 呪界のほとり 呪界と呼ばれる世界を竜と共に旅する男・万丈が飛ばされたのは、世界の理が通用しない呪界のほとり。困っていた万丈を助けてくれた孤独な老人は、一筋縄ではいかない人物だった。 夜と泥の テラフォーミングした惑星を国家や民族にリースするリットン&ステインズビー協会。協会の地球化の過程に入り込んだ何かが、惑星ナクーンの沼沢地に奇妙な現象を引き起こしていた。美しくもはかない、その現象に秘められた真実とは? 象られた力 謎の消失をとげた惑星百合ユリ洋ウミ。新鋭イコノグラファーのクドウ圓ヒトミが依頼されたのは、その<百合洋>で使用されていた図形言語を解析する鍵となる「見えない図形」を見つけ出すことだった。 さて、どうしますか。 「デュオ」 大きな話のポイントは2つ。 )一人称の語りの「私」は実はオガタ・イクオではなく、サヴァスターノ先生だった。 )<アノニム>とデニス、クラウスの関係は善と悪の関係ではなく、共存関係だった。 )についてはミステリ的な技術を感じる。 )については話の筋として、自我を持った<アノニム>がデニスとクラウスの体を支配していたから、それをやめさせてデニスとクラウスに体の支配を戻す、つまり、グラフェナウアーズの最高の音楽「バイエルの8番」を弾いていたのは<アノニム>の支配を受けていないデニスとクラウスだった、という文脈がある。 このとき、<アノニム>は同情するべき点を持った「悪」の役割、イクオは傷を持った「善」の役割を配されている。それが最後になって、実はあの「バイエルの8番」を弾いていたのは3人だったことが提示される。グラフェナウアーズの最高の音楽を作っていたのはデニスとクラウスの2人ではない、<アノニム>を含む3人だった。ここに大きな転換点(驚きも)があると思う。イクオのやったことは意味がなく、象徴的に<アノニム>はデニスとクラウスを殺し、イクオに乗り移る。そのイクオをサヴァスターノが殺す。<アノニム>を最も認めたはずのサヴァスターノが。 そして、さらに付け加えるならば、「<アノニム>が共感場に存在していた」という事実からこの短編集に収められた全ての作品に共通するテーマ‘場の意思の存在’を感じる。 <煩い墓><喋る墓>。<アノニム>は自らのことをそう呼んだ。双子のテレパスの共感場に縛り付けられていた自分を。たとえ、もっと広い情報の行き来する場所全てに<アノニム>が広がっていたとしても、それはやはり「情報の行き来する場所」に縛り付けられているのではないだろうか。 呪界のほとり 白眉はパワーズが語る宇宙論ではないかと思う。 「呪界」という宇宙がある。 「呪界の外」という宇宙がある。 「呪界」では宇宙がひっきりなしにあれこれ言ってくる。呪界にはパターンが多すぎる。人間のロジックが意味を認めるパターンが多すぎる。宇宙が人間に歩み寄ってくる。宇宙がこう言っている、私を見てくれ、私を感じてくれと。 「呪界の外」では宇宙はそっけない。冷淡で無関心。宇宙の冷えていく音(熱力学第三法則だね)が聞こえてきそうだ。宇宙が人間に適応を迫る。 この前提の上だと、最後のパワーズのロジックが意味のあるものに思えてくる。 読者のパワーズの存在の定義を揺さぶるロジック。 やはり、ここでも「呪界」という場の意思を感じる。宇宙の擬人化のせいかもしれないが。 ありとあらゆる価値の中心“形而上の黄金”、その番人にして検閲者たる“抽象的な竜”。 これって何なのでしょう。 この話自体がシリーズものの第1話の雰囲気なので、いろいろ伏線だけがあり、消化不良感はある。 夜と泥と テラフォーミング、地球化。 ほかの惑星を地球化する。 ほかの惑星の生態系を地球のものに適合化させる。 そして、地球そっくりの惑星ができる。 この作品はその方向性を疑問視する。 他の惑星にはその惑星独自の“共感場の意思”があり、人類が行うテラフォーミングを利用して、地球化されるのではなく、地球の種と生態系を素材にして、それを取り込んでしまおうとすることもありうるのではないか。それがこの作品の舞台惑星ナクーンである。 テラフォーミングをすればするほど、地球は他の惑星に咀嚼され、消化されていく。 まさしく、認識の転換である。 この作品ではその具体例が蟹である。蔡と「私」が食べていた蟹。あの蟹は地球の種がナクーンに適応した結果だと考えていたが、逆にも考えられる。地球の種がナクーンによってゆがめられた結果なのでは、と。 チェス盤の模様の例もある。認識とはあの例のように通常固定的である。 その象徴がジェニファー・ホールである。 たまたまテラフォーミング衛星に紛れ込んだDNA情報を惑星の“共感場”が利用した。テラフォーミングを歪める象徴として。そのゆがみは局所的である。発生箇所はナクーン・デルタのみである。蔡はそれを神話の前触れだと考えていたが。 直接的なゆがみの原因はウィルスの変異だ。 ウィルスは生物の遺伝子交易の役割を果たす。地球の種とその星の種が歩み寄れるように。星と人との歩み寄りのために。 やはりこれも、もともとの発想はあくまで人類の側が地球の種がその惑星にその惑星の種に近づくためのものだったはずだ。それがナクーンでは逆に使われた。人類を地球の種の生物を“惑星ナクーンのもの”にしていくために使われた。 そして、この発想の転換がこの作品で冒頭から出てくる“人類の希釈化”という問題の別な見方を与えてくれる。“人類の希釈化”は人類が宇宙に「進出」していくときに生じる出来事のように見えるが、宇宙に行った人類がその「宇宙」に「取り込まれる」という出来事を意味していたのだ。「宇宙に進出すること」と「人類が希釈化すること」は矛盾しているように感じる。「進出」すればするほど、「希釈化」されるということがしっくりこない。だが、「進出」を「取り込まれる」と読み替えればしっくりくるのではないか。 さらに、ジェニファー・ホールは人類の痕跡を残すときの象徴でもある。 希釈化の果てに残る人類の姿はあのジェニファー・ホールの姿ではないか。そんな問いが最後にある。 この認識の転換はすごいと思う。 この作品の「決戦、ロボット対大自然の生物」というシーンも好き。 象られた力 ポイントは何点かある。 )百合洋の図形言語の豊かさの本当の意味、エンブレムブックのレプリカとオリジナルの秘密 )タカナシ環ではなく、タカナシ斎の能力 )百合洋の消失、タブヒーブの事故の真相 )<シジックの歌>の真相 )について、一人称の語りの中で実は能力に目覚めているのは環ではなく斎だったというのは「デュオ」の「私」が実はサヴァスターノだったというのと同じ匂いがした。 )と)についてはやはり、認識の転換を読者に迫るものである。もともと、豊かな百合洋の図形言語。では「見えない図形」はどこにあるのか。もちろん、考え方としては全ての図形の元になっているのだから、現在の図形言語を分析し、再構築することで発見されるのではないかと考える。だが、本当はその逆で「見えない図形」は現在の図形から遡るのではなく、未来へ進めることで発見されるものだった。 百合洋の図形言語の豊かさの原因は隠すことだった。木の葉を隠すなら森へ隠せ、というようにたった一つの「発現の図形」を隠すために豊かになる。文化の豊穣さではない。 オリジナルのエンブレムブックを研究することで、「見えない図形」を発見でき、その存在によって現在の百合洋の図形言語を読み替えることができるようになる。認識の転換が起こるはずだ、と当初は言われていた。レプリカはあくまでオリジナルに準じる価値の低いものだった。しかし、真相は「発現の図形」を認識できるように覚醒させるのは価値の低いはずのレプリカの方で、オリジナルの役目はその逆、「発現の図形」による覚醒を防ぐ「見えない図形」の提示だった。このねじれが危険な状況を生み出す原因になった。価値の低いと見られていたレプリカは広く出回り、「発現の図形」による覚醒の危険性を増やしていた。逆に価値が高いといわれたばかりに「発現の図形」による覚醒を防ぐオリジナルの方は出回るどころか丁重に管理されることになってしまっていた。 こうした環境が作られればあとは崩壊するのを待つだけだ。ちょっとしたきっかけで惑星は消える。 図形には力がある。ものは図形に「象られる」ことでちからをもつ。 図形に意思があるかのように描かれるシーンがあるが、これもやはり、一連の作品に共通する“場の意思”のような気がする。 ものは「象られる」ことで意思を持つのではないか。 まさしく“意思の場”が生まれる気がする。 )について、このラストと冒頭部分を付け加えたということは百合洋もまたこのシジックのようになったことを示唆しているのだろうか。 以上。お粗末でした。 2019.02.24 Yahoo!ジオシティーズより移行 http //www.geocities.jp/tohoku_sf/dokushokai/katadoru.html なお、内容は執筆当時を反映し古い情報・元執筆者の偏見に基づいていることがあります by ちゃあしう
https://w.atwiki.jp/komakenhp/
・概要 医療においてもディジタル化の進む現代、臨床的な分野だけでなく、放射線画像に関する知識・技術も重要となってきています。しかし、独学ではなかなか理解できず、質問できる相手もおらず、詳しく調べている暇もないことが多々あると思われます。本研究会では、基礎的な知識から演習までをサポートし、放射線画像の解析(WS、MTFの測定)や試してみたい画像処理などを実現することで、医療の質に貢献することを目的としています。 ・インフォメーション 次回未定
https://w.atwiki.jp/mrstudy/pages/23.html
会計 MR研究会の財政責任者。設立当初から2009年後期まではゆっきーが担当していた。 2010年4月からゆっきーとゆいが担当している。 ただし、MR研究会では会員平等の方針があり、会計の職務は会内の金銭的収入と支出の管理、会内補助の審査、会計報告書の決裁を下すことである。 なお、会計は最大2名まで任命ができ、部署長との兼任ができる。任期は1年(再任可)で全体会の承認をもって任命される。 また、会計報告書は半期毎に所定の方法で閲覧が可能である。
https://w.atwiki.jp/lbsoccer/
東大サッカー史研究会へようこそ このサイトは東大LB会の東大サッカー史研究会が無料レンタルWiki @wikiを利用して運営しています。 ウィキ (Wiki)とは、ウェブブラウザを利用してWebサーバ上のハイパーテキスト文書を書き換えるシステムのことです。 Wikiを使用したシステムとしてはインターネット上の百科事典ウィキペディア(Wikipedia)が有名です。 登録IDとパスワードを用いてログインするとこのサイトのページ自由に編集することができます。 新規ページの作成の場合 まず雛型のページを表示し、左上の[編集]をクリックしてメニューを表示、 「このページをコピーして新規ページを作成」を選択してください。寄稿の雛型 既存のページを編集する場合 対象ページをページを表示し、左上の[編集]をクリック左上の[編集]をクリックしてメニューを表示、 「このページを編集」を選択してください。 IDとパスワードが必要な方は東大サッカー史研究会宛てにメール送信願います。 LB会員の皆さんで協力して、東大サッカーの歴史を完成させましょう。 まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //atwiki.jp/guide/contact.html 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wikiへお問い合わせ 等をご活用ください