約 39,147 件
https://w.atwiki.jp/deserteref/pages/476.html
レミ・シュライネン(宇宙暦?年 - 宇宙歴796年)とは宇宙海賊。オリジナルキャラクターである。 略歴 エル・ファシル海賊五大組織の一つガミ・ガミイ自由艦隊の首領を務めていた。現在は「ガミ・ガミイ」と名乗っている。 海賊となる前は、自由惑星同盟軍第二艦隊副司令官を務め(41話)、少将まで昇進した自由惑星同盟の軍人であった。(35話)当時から戦略家として名高く、論文集を二冊も出し、年度別模範戦例集でも取り上げられていた。孫子理論を信奉するなど、戦史にも精通している。(44話) 宇宙歴795年2月には軍縮により弱体化したとはいえアスターテ星域軍の即応部隊を破り(30話)、同年6月には第七方面軍即応部隊副司令官の猛将ラルフ・カールセン准将とすら痛み分けに持ち込んでいる。(36話) 宇宙歴796年7月7日エル・ファシル海賊討伐を目的とするエル・ファシル統合任務部隊エル・ファシル方面軍をゲベル・バルカルの戦いで返り討ちにした。その直後、発表されたエル・ファシル革命政府の声明で第二位の革命政府副主席兼革命政府軍総司令官として紹介された。(43話)エル・ファシル革命政府構想の発案者である「ポール・アップストーン少佐(*1)」ことパウル・フォン・オーベルシュタイン大佐が所属するヴィリー・ヒルパート・グループ首領ヴィリー・ヒルパートをさしおいて軍事部門のトップに就任したことから、エル・ファシル革命政府内で最高の名将とみなされていたと推測される。エリヤ・フィリップス代将も(ゴールデンバウム朝銀河帝国を除く)「反同盟勢力最高の名将」との評価を与えている。(46話) しかし、エル・ファシル方面軍の指揮を引き継いだヤン・ウェンリー准将の前に次々と繰り出した策はことごとく見破られ、苦境に陥る。やむなく、エル・ファシル星系への侵攻という強硬策をとらざるを得なくなったが、それはヤン准将の虎口に飛び込むも同然だった。 7月17日エル・ファシル星域会戦においてヤン准将の巧みな策謀により配下の艦隊を四つに分断される事態に陥り、二分の一以下の敵軍にその一つ一つを包囲殲滅されていった。(45話)シュライネン自身も第八一二独立任務戦隊司令スカーレット・ジャスパー代将に旗艦を撃沈されて戦死した。(46話) 座乗艦 ガミ・ガミイ自由艦隊艦艦「スナーリング・オールドマン」(*2)(階級なし:ガミ・ガミイ自由艦隊艦艦首領として乗艦) 通常営業(第35話 - 42話) エル・ファシル革命政府軍艦艦 同上 (階級なし:エル・ファシル革命政府軍総司令官として乗艦) エル・ファシル七月危機(第42話 - 44話)
https://w.atwiki.jp/kaihennsyaityia/pages/136.html
「アイアンハイド!助けに来たぞ!」 「ありがとう、ございます・・・コンボイ司令官・・・」 「ちょっと、ちょっとザコは大人しく眠ってろってんだ、今はこのオレ様がニューリーダーなんだからっ・・・」 「スタースクリームに支配されているわ・・・」 「どうしよう・・・メリッサ?」 「私に良い考えがある!!」 「おいらも手伝うよ!コンボイ司令官!」 「よし!サイバトロン戦士アターック!」 EPISODE 11 映画 × 公開 胸のマトリクスを解き放てっ(エコー)・・・
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2188.html
前:嗚呼、我等地球防衛軍(第31話〜第35話) 次:嗚呼、我等地球防衛軍(第41話〜第45話) 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第36話 暗黒星団帝国軍による猛攻を受けて、旧ガミラス帝国軍はガミラス本星近辺にまで追い込まれていた。 尤も精強で知るガミラス軍の必死の抵抗により、暗黒星団帝国軍も多大な被害は受けており、開戦前と比べて その陣容は寂しくなっていた。 「何としても、ガミラシウムとイスカンダリウムを手に入れなければならない」 メルダースはそう言って部下を鼓舞した。実際、それほどまに多くの労力がつぎ込まれていた。 だがガミラス星の守りが堅いと見るや、メルダースはとりあえずイスカンダリウムだけでも得るべく、イスカンダルで 資源採掘を行うことを決意する。 「女王が居るようですが?」 「女王一人しかいない国に、遠慮する必要は無い。いや、治めるべき国民がいない国家など国家ではない。 あれはすでに滅んだ無人同然の星なのだ」 メルダースはそう言って資源採掘を命じる。 この指示を受けた第1艦隊司令官データーは船団をイスカンダルに降下させる準備を進めた。 「準備を急がせろ。それと邪魔な地上構造物は破壊してしまえ。資源採掘の邪魔だ」 「了解しました」 データーはイスカンダルの上空から容赦のない艦砲射撃を地表に加え、あらゆる人工物を灰燼にしていく。 「この星の動力炉(波動エンジン)は我々にとって有害だ。何も残してはならぬ!」 イスカンダルが猛火に包まれる様は、ガミラス星上空の戦闘空母からも見ることが出来た。 「イスカンダルが! スターシアとの通信は?!」 「ダメです。繋がりません」 「くっ……予備部隊を出せ。私が直接指揮を執る!」 これを聞いてタランが慌てて止める。 「しかし、それでは防衛線が崩壊しかねません! それに総統に万が一のことがあれば」 「どけ、タラン! 私は行かなければならん」 「どきません!」 総統とその副官の緊迫したやり取りが続く。その中、信じられない報告が飛び込む。 「ヤマトが現れました!」 イスカンダルが猛火に包まれる様子は、第8艦隊でも見ることが出来た。 メインパネルに映されるイスカンダルの悲惨な光景に、第8艦隊の宇宙戦士たちはいきり立つ。 『司令官!』『艦長!』『司令!』 第8艦隊旗艦ネメシスに全艦から通信が殺到する。 勿論、ネメシスの艦橋にいる人間達も全員が司令官に目を向けていた。 「司令……」 青コートの幕僚が司令官に決断を迫った。 イスカンダル女王スターシアは、全人類にとって恩人だ。彼女が居なければ人類は滅亡していただろう。 そんな恩人が攻撃され、イスカンダルは炎の海に沈んでいる。見過ごせる人間はいなかった。 一方の司令官は原作と乖離した光景に少し絶句するも、すぐに最善の手を考える。 (いきなり先制攻撃をする、いやそれだと、だまし討ちか? 開戦する予定とは言え、開戦責任を問われる事態は避けなければならない。ボラーとの関係もある。 だが穏便な手はとれないし、下手をすればヤマトが動きかねない) というか、もはやヤマトは暴走寸前であった。 ヤマトクルーはイスカンダルへの蛮行に激怒していた。古代進がまだ思いとどまっているのも、古代守が制止して いたからに他ならない。だがその守でさえ腸が煮えくり返る思いであった。 (是非も無し、か) 腕を組み口を瞑っていた司令官は、目を見開くと同時に命じる。 「イスカンダルを攻撃中の国籍不明艦隊に攻撃停止を勧告しろ。コスモタイガーを3機ほど差し向けろ」 「勧告するだけですか?」 「向こうが無視するようなら……友好国への攻撃を見過ごすわけにはいかん。『武力』で阻止する。全艦戦闘配備!」 「了解しました!」 防衛艦隊出現の報告は、暗黒星団帝国軍を驚かせた。さらに攻撃停止勧告は彼らを激怒させた。 「くそ。ガミラス残党が居なければ、あのような艦隊、簡単に捻り潰せたものを!」 「如何しますか?」 データーは兵士の問いに、当たり前だといわんばかりに吼えた。 「勿論無視だ! 全戦闘機隊発進! 我が艦隊も出るぞ!! まずはあの煩いハエを追い払え!」 暗黒星団帝国軍艦隊が勧告を無視したどころか、こちらへの敵意を露にしたことから、第8艦隊はすぐに 攻撃を開始する。 2隻の宇宙空母とヤマト、ムサシからコスモタイガー隊が次々に発進していく。 暗黒星団帝国軍も攻撃隊を出したが……結果は無残なものだった。 士気では暗黒星団帝国軍に勝り、質でも数でも原作よりも遥かに優れたコスモタイガー隊は、敵航空隊を あっという間にコテンパンにしていった。 コスモタイガー隊を突破した敵機は第8艦隊前方に展開していたヤマトとムサシに攻撃を加えるが、パルスレーザーに よって返り討ちにあう。 「一方的だな……(というか強すぎてワロタ)。引き続き攻撃続行。 我が艦は、拡散波動砲を用意。コスモタイガー隊の攻撃終了後、敵前衛を殲滅する」 司令官はそう命じる。尤も拡散波動砲で始末するほどの敵前衛は残らなかった。 第8艦隊に迫っていた暗黒星団帝国軍の巡洋艦は雷撃機仕様のコスモタイガー�から放たれた 対艦ミサイル(波動エネルギー入り)の飽和攻撃を受けたのだ。その結果は……言うまでも無かった。 暗黒星団帝国軍艦隊の巡洋艦部隊は1隻残らず宇宙の塵を化した。 あまりにあっさり前衛が壊滅して呆然状態のデーターだったが、自身が乗るプレアデスにヤマトの砲撃を 受けて我に変える。 「ははは。その程度の砲撃が効く物か!」 嘲笑するデーター。だが直後、兵士の悲鳴のような報告に、その顔は凍りつく。 「敵旗艦に高エネルギー反応!」 「ま、拙い。イスカンダルを背にしろ!」 「間に合いません!!」 かくして巨大戦艦プレアデスは大して活躍することなく残っていた巡洋艦3隻と共に拡散波動砲の直撃を受けて 消滅することになる。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第37話 データーの第1艦隊が壊滅するのはガミラス本星上空の艦隊からも見ることが出来た。 「あの巨大戦艦と艦隊が10分足らずで……」 タランがあまりの光景に息を呑む。 この前までガミラスの宇宙艦隊に手も足も出なかった地球人類が作り上げた宇宙艦隊とは思えないほどの 戦闘力だった。 幾らガミラスとの戦いで暗黒星団帝国軍が消耗しているとは言え、ここまで一方的な展開になると予想できる 人間はいない。 「……」 デスラーは黙り込んだままだった。 スターシアを助けられたかも知れないことは喜ばしいことだが、ヤマトを含む地球艦隊の高い戦闘力を見ては 一概には喜べない。 しかしそれだけで凹む総統ではなく、今回の戦闘から拡散波動砲の特徴をいち早く掴んだ。 (さしずめアレは散弾銃といったところか。射程はヤマトの波動砲よりも短いだろう) デスラーはそう考えた後、兵士から新たな報告が告げられる。 「敵要塞、イスカンダルに向かいます!」 「我らよりも、ヤマトと地球艦隊が脅威と見做したのか」 戦術的にはガミラスにとって好ましかったが、この扱いはデスラーのプライドを傷つけるものだった。 しかしその直後、さらに信じられない光景が広がることになる。 「て、敵要塞、消滅しました……」 データーを撃破されたメルダースはガミラス星の包囲を他の部隊に任せて、自らゴルバで地球艦隊に向かった。 尤も最初は地球艦隊に撤退を勧告しようとしていた。わざわざ自分達が暗黒星団帝国の大マゼラン方面軍であること などを名乗った挙句、先に手を出したことなど気にもせずに告げる。 「速やかに手を引け」 第8艦隊の返答は、一言で言えば「寝言は寝て言え」だった。 イスカンダルと音信が途絶し、さらに地表の多くが灰燼に帰しているため、スターシア救援のためには地上に 降下して救助作業をせざるを得ない。そのためには安全を確保しなければならない。 また、もう一つ受託できない理由があった。 『我々が停戦したとしても、戦闘が継続しガミラス星が崩壊するようなことがあれば、イスカンダルは危機に陥ります。 ガミラスとイスカンダルは兄弟星。片一方が消滅すればもう片方は軌道を外れます』 真田のこの進言、そして原作知識からそれが事実であると知っていた司令官に残された道は暗黒星団帝国軍の完全撃滅か 暗黒星団帝国軍の完全撤退の要求しかなかった。 そして司令官は前者を選んだ。 「全艦、波動カードリッジ弾を装填。あの砲口を狙え!」 司令官は通信を切ると同時に、イスカンダルを砲撃するため開いていたゴルバの砲門への攻撃を命じた。 「1番、2番砲塔、撃て!」 「発射!」 「砲撃開始!」 「撃ち方始め!」 司令官の命令を受けてヤマト、ムサシ、ネメシス、加賀が波動カードリッジ弾を一点集中砲火とばかりに叩き込む。 勿論、全てが直撃したわけではなかったが(ヤマトが放った砲弾は全弾命中)、ゴルバに破滅を齎すには十分だった。 「ば、馬鹿な! このゴルバが?!」 誘爆に加えて、波動融合反応が起こり、ゴルバは文字通り木っ端微塵になった。 ゴルバが木っ端微塵になったのを見た暗黒星団帝国軍の残存艦隊は慌てて逃げ出していく。 戦いに決着がついた瞬間だった。 「「「………」」」 ガミラス艦隊の攻撃を弾き返してきた敵の宇宙要塞が、見事なまでに木っ端微塵に吹き飛ぶ光景を見たガミラス軍の 将兵は絶句した。 同時に彼らは思い出す。ヤマトがどれだけ恐ろしい相手であったかを。 (これがガミラスの精鋭を蹴散らし、ガミラス星を破滅させ、大帝が乗る白色彗星を単独で砕いた実力か……) 客観的に見ると無双どころか、ネタとしか思えないほどの活躍ぶりだった。 勇猛なことには定評のあるガミラス兵でさえ絶句するほどの戦果と言えるだろう。 「……地球艦隊は?」 「こちらを警戒しつつ、イスカンダルへ降下していきます」 兵士の報告にデスラーは沈黙する。これを見たタランが尋ねる。 「如何しますか?」 「今、奴らを攻撃すればスターシアを巻き込みかねない。それにこちらが消耗しすぎている」 「では……」 「奴らが手出しするまでは静観だ。まずは反ガミラス連合を叩きのめす」 「はい」 第8艦隊はスターシアの捜索と救援に忙しく、また暗黒星団帝国軍残党による襲撃を危惧してイスカンダルを 離れなかった。このため地球とガミラスは睨みあいをしつつ奇妙な休戦状態となる。 そして暗黒星団帝国軍が壊滅したことで、手が空いたガミラス艦隊は未だにサンザー太陽系外にいた反ガミラス連合軍に 襲い掛かった。 纏まりに欠ける連合軍は側面を突かれて瞬く間に潰走し、サンザー太陽系周辺での戦いは一旦終局を迎える。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第38話 イスカンダルに降下した第8艦隊と空間騎兵隊は瓦礫の下から何とかスターシアを救出した。 しかしこのとき、スターシアは重傷を負い意識不明であった。司令官は急いでスターシアを旗艦ネメシスに搬送した後に 艦隊から腕利きの軍医(佐渡先生も呼ばれた)を集めて緊急手術を行った。 12時間もの大手術の末、スターシアは何とか助かった。 「ご苦労様。さすがだよ。ヤマト世界のブラッ○ジャックの異名は伊達じゃないな。 ああ気分は楽にして、ソファーにでも座ってくれ。口調も気にして無くて良い」 報告のための艦長室を訪れたネメシスの軍医(転生者仲間)を司令官は労った。 これを聞いて軍医はソファーに座った後、ぐったりした顔で答える。 「苦労したぞ。『新たなる旅立ち』みたいなBADエンドは御免だから頑張ったが……PS版ほどハッピーじゃない」 「そうだな。だがこれで『ガミラスと戦う』という選択肢を取らなくてすむ。陛下を抱えたまま戦うなんて出来ないからな」 「確かに」 地球人類からすればガミラスは怨敵。実際、第8艦隊の中にはガミラス残党軍も掃討すべしという声はあった。 「『上』はデザリウム、いや暗黒星団帝国との戦いに向けて戦力を極力温存したいと?」 「あとはボラーへの備えだな。尤もあの物量を考えると、どこまで防衛軍が持ち堪えられるかは判らないが」 「ふむ。だからこそ、今回のデータが役に立つと? テレサ嬢が居るだろうに」 「外様に何時までも頼ってばかりはいられないだろう。自前で超能力者を用意できるなら、それに越したことは無い。 まぁ彼女には遠く及ばないだろう。彼女を倒すには超人ロ○クでも連れて来るしかない」 スターシアを救うため手術は行った。 だがそれと並行してスターシアの身体は徹底的に調査された。勿論、手術のためという名目があったので不審には 思われなかった。 そして、これによって超能力者の資質を持つイスカンダル人の情報を防衛軍は入手することが出来た。 「コスモクリーナーDや波動エンジンだけでは飽き足らず、ドサクサにイスカンダルに残された技術や資源を回収か。 全く盗人猛々しいな。問題ないのか?」 「これは救助活動と並行した調査だ。暗黒星団帝国がどのような攻撃をしたのか、という名目のな。 その過程でいくつかのサンプルを回収するのは非難されることではない。議長も文句は言わないだろう」 司令官は何の問題もないとばかりに言い放つ。 暗黒星団帝国軍がこの会話を聞けば「お前達(地球人)のほうがよっぽど悪辣だ」ということは請合いだった。 「ついでに周辺宙域も調査すると? 索敵を名目に?」 「勿論だ。暗黒星団帝国軍の残骸とガミラス軍の残骸。これを回収しておきたい。 後のデザリウム戦役のため、そして……今回の戦いでの出費を少しでも回収するために」 「財務省か?」 「ああ。輸送船があるから、ある程度なら持ち帰れる」 第8艦隊には戦闘艦艇の他に、高速輸送船を含めた非戦闘艦が同行していた。 勿論、持ち帰れる量は多くないが、それでも無いよりはマシだった。 宇宙開発と防衛艦隊の整備を進める地球連邦には希少資源は1グラムでも多く必要なのだ。このためガトランティスの 遺産とも言える大量のスクラップ(元都市帝国、元艦隊)の再利用を積極的に進めていた。 「人が生きていくには、色々と金がかかるんだそうだ」 「世知辛いことで。でもヤマトクルーには関係なさそうだ」 「汚い仕事や地味な仕事で、『主人公』を支えるのがモブキャラなのだろう」 遠い目で言う司令官。軍医も乾いた笑みを浮かべることしかできない。 実に救いようが無い結論だった。 「話を戻そう。ガミラス艦を探せば、捕虜を確保できるかも知れない。 うまくすればデスラーと交渉する材料になるかも知れない」 「デスラーと話し合うと? 綺麗なデスラーでないのでは?」 「何はともあれ情報は必要、そういうことだ。彼がまだ危険な人物なら相応の戦略を議長が用意しなければならない」 「それもそうか」 ガミラス残党の驚異的粘りや通信傍受から、デスラーが生きていることを第8艦隊は掴んでいた。 転生者としては、原作でもヤマト並に補正持ち(実際にこの世界のデスラーは都市帝国から脱出成功)であるデスラーの 様子を確認しておきたかった。 何しろガミラスの動向は、絶対と言って良いほど地球連邦に影響を与えるからだ。 「それにしても『総統閣下』との交渉か。全く……面倒を通り越しているな」 「頑張ってください、としか言えないな。古代弟に任せるわけにはいかないし」 「アレに任せたら後が怖い。というか外交担当者が怒鳴り込んでくる結果しか見えない」 「……ははは。確かに」 戦闘指揮については兎に角、ほかの事では古代進は信用されていなかった。 「愚痴くらいは聞いてくれ。あとで良いから」 「……精神安定剤か、議長も愛用している胃薬かを用意しておきましょう」 こうしてヤマト以外の地球防衛軍が、デスラーと公式に接触することになる。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第39話 破壊されたり、遺棄されていたガミラス艦を調査したものの、防衛軍はガミラス人の捕虜は得られなかった。 しかし暗黒星団帝国軍の物と思われる艦艇の残骸を調査した結果、防衛軍は有益な情報を入手できた。 特に暗黒星団帝国がデザリアム帝国と呼ばれている国であり、デザリアム星と呼ばれる星を母星にしている こと、そしてそれが地球から40万光年、大マゼラン星雲から57万光年離れた位置にある二重銀河にあるという 情報は第8艦隊首脳を大いに満足させた(詳細な位置についてはまだ判明していないが)。 しかし同時に危機感も持たせる。 『かなり遠くから来たようですな』 『しかし57万光年さえ乗り越えてこられるということは地球にも攻め込めるということだ。注意が必要だろう』 『それにしても、乗員の全員が脳を除いて機械だったとは……』 『高度な機械文明ということでしょう。だからこそ、これだけの長距離侵攻が出来たとも考えられます』 通信機越しにネメシスからの連絡を受けた各艦の艦長たちは、予想以上に高度な文明を持つ敵国に危機感を持つ。 そんな中、司令官は新たな事実を告げる。 「ただ真田技師長の報告では、彼らの物質は波動エネルギーと反応、『波動融合反応』とも言うべき反応を起こすそうだ。 これは反物質と常物質が接触した際の反応に近い。つまり、敵の防御を突破すれば、大打撃を与えられる」 『『『おお』』』 「だが向こうからすれば、その波動エネルギーを持つ我々は天敵であると言える。つまり戦争になる可能性は高い」 『……ガミラスとは戦わないほうが良いと?」 対ガミラス強硬派だった宇宙空母『グラーフ・ツェッペリン』の艦長は顔を顰めて言う。 この艦長は家族と親戚全員、訓練学校の同期を悉くガミラス戦役で失っていたので、特に反ガミラス感情が強かった。 「そうだ。確かにガミラスは怨敵だが、交渉は必要だろう。この情報と艦隊を無事に地球に持ち帰るためにも」 『……判りました』 ガミラス帝国総統『デスラー』。 ガミラス戦役で地球人類を絶滅寸前にまで追いやったこの人物は、地球人類にとっては当に『怨敵』だった。 『原作』でもヤマトのライバルキャラとして出張った男であり、その能力(運込み)は世界有数である。 そんな男と正面から話をしなければならない司令官は……会談開始前に胃の痛みを感じていた。 (も、モブキャラの俺が何でこんな大仕事を……) 議長を呪いつつ、司令官はデスラーが乗る戦闘空母との通信回線を開く。 「こちら地球防衛軍第8艦隊司令官……」 かくして歴史に残る会談が始まった。 司令官は最低限の挨拶を終えると、すぐに本題に入る、 「暗黒星団帝国は地球、ガミラス、イスカンダルの三者にとって共通の敵となるでしょう。 我々は大恩あるイスカンダルとスターシア陛下を守るために、そしてこの脅威に関する情報を少しでも多く地球に 持ち帰るために暫定的な停戦を行う事、そしてお互いに得ている情報の交換を望んでいます」 『ふっ、理解できないな。何故停戦を行うことがイスカンダルとスターシアを守ることに繋がる?』 「スターシア陛下は暗黒星団帝国の爆撃に巻き込まれ重傷を負われていました。 緊急手術で一命は取り留めましたが、暫くは絶対安静が必要です」 司令官はスターシアに好意を寄せているデスラー向けのジャブを放つ。 『……』 「ですが我々は何時までもイスカンダルに留まることは出来ません。 我々は女王陛下の回復を待った後、陛下の認可を受けてからイスカンダリウムを弄って、戦争に使えない物質にしてから 引き上げることを考えています。 彼らも使えない物質を得るために遥々、大マゼラン星雲に来るほど暇ではないでしょう」 『そんなことが可能なのかね?』 「可能です。私個人の意見としては女王陛下の安全を確保するために地球に来ていただきたいと思っています。 何しろ、戦闘が続けばいつイスカンダルに飛び火するか判りません。そしてイスカンダルの軍事力はなきに等しい状態。 これでは安全は確保できないのは目に見えています」 言外で、『ガミラス軍ではイスカンダルとスターシアを守りきれないのでは?』と告げる司令官。 『……我々が同じ失態をするとでも?』 「するとは言いません。ですが、無いとも言えません。ならば少しでも安全な方策を採るべきです。 貴方方も我々と同じ立場なら、陛下を守れる方法を模索するのではないですか?」 『ふむ。スターシアの安全を確保するための作業を地球人の手で安全に行いたいと』 「その通りです。それに、これはガミラスにとっても『国益』になると思いますが?」 ガミラスも今回の戦いで消耗している。ここで地球と再度開戦するほど余裕は無いはずだった。 『確かに理解は出来る。だが我々にとっても地球は怨敵であり脅威だと思うが?』 ガミラス本星を壊滅したことを暗に指摘するデスラー。 だが司令官は動じない。 「それは我々も同じです。かつて100億以上を誇った人類は、貴国の無差別攻撃で今や20億足らず。 失われた人命、財産、文化は数え切れない。だからこそ、これ以上の惨禍は避けなければならないのです。 そしてそれは貴方方も同様なのでは?」 ガミラスも本星が壊滅したことで国力は衰えている。残党を集結させたものの、今回の戦いで消耗してしまった。 大小マゼラン星雲に散らばっている勢力を掻き集めて復興を急がなければならない。 『地球のような新興国と違って、我々には星間帝国の誇りと面子がある』 「面子のために国を滅ぼすと?」 『誇りもなく、周辺国に舐められ、惨めに衰退するよりは良いだろう。それに私の矜持もある』 (プライド高すぎ……だが、新興国の戦艦1隻に負けたとなるとガミラスの面子丸つぶれだからな。 あと多少は『1』のときより性格は丸くなったが、まだ『綺麗な』デスラーにはなっていないな) 司令官はそう考えると再び切り出す。 「ですが暗黒星団帝国は、ガミラシウムとイスカンダリウムを狙って再び来るでしょう。 加えて先ほどまで戦っていた勢力には暗黒星団帝国以外の勢力もあったようですが、その二者に備えることと 我々と再戦すること、この2つを両立すると? ガミラス軍が勇者ぞろいであることは承知していますが厳しいのでは? 勿論、我々は挑戦を受ければ断りませんが」 『大した自信だ』 「それだけの実績を上げてきましたので。勿論、貴方方、ガミラス人のように偉大な星間帝国を築くほどではありませんが 奴隷のように卑屈になるほど弱くもありません」 『ほぅ?』 デスラーが目を細める。司令官は胃が痛くなるのを感じる。 (こんな仕事は名前ありのキャラの仕事だろうが!) だが引けない。モブにはモブのプライドがある。引き立て役だけで終りたくはないのだ。 会談は尚続いた。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第39.5話 第8艦隊が暗黒星団帝国軍をフルボッコにしている頃、地球では2隻の戦艦が産声を上げていた。 1隻は転生者待望の改アンドロメダ級、いや実質的には超アンドロメダ級戦艦1番艦『タケミカヅチ』だ。 議長はタケミカヅチの完成式典の中、ドックに横たわる艦体を見て呟く。 「拡散波動砲3門、51センチ砲4連装5基20門、31センチ砲4連装3基12門。排水量15万1000トン。 地球史上最大の大戦艦か……普通ならこれで安泰と思えるんだが」 「これでも不足と?」 秘書の問いに頷く。 「足りないだろう。そのためのクレイモア級やモーニングスター級の無人戦艦だ」 クレイモア級はアンドロメダ級を無人化したような10万トン級戦艦。 そしてモーニングスター級は集束型波動砲2門を搭載した改クレイモア級戦艦だった。 「あれの量産と引き換えに、アンドロメダ級は5隻で打ち止めだが」 「金が掛かりますから。それに基本的にアンドロメダ級は艦隊旗艦。今では改アンドロメダ級もあります」 「まぁ改アンドロメダ級2隻、アンドロメダ級5隻の7隻。あと旗艦用に改造された主力戦艦があれば足りるからな」 さすがに原作より強化された地球連邦とは言え、揃えられる戦力には限りがあった。 尤も原作を知る人間からすれば豊富すぎる戦力であった。 「戦闘空母『大鳳』、『イラストリアス』、『ラングレー』、ガトランティス軍の大型空母2隻(『プロキオン』『シリウス』)と 中型空母2隻(『ホワイトスカウト�、ホワイトスカウト�)がさらに加わる。これでシナノが加われば鬼に金棒だが」 「しかし現状ではデザリアム戦役には間に合わないのでは?」 「ああ。民間も宇宙船が必要だからな。それに宇宙戦士に人材をとられたら民間が立ち行かない。 まぁ準備だけはしておいたほうが良いだろう。イザとなれば復活編で役に立つ」 希少資源を必要としているのは防衛軍だけではなかった。 急速に拡大を続ける連邦の勢力圏を支える宇宙船建造のためにも資源は必要だった。勿論、人的資源も。 「あとは質を向上させるしかない」 「『アイルオブスカイ』ですか……しかしあれは、もう実質的に新型艦なのでは? いえ、より正確に言えば2分の1サイズの『タケミカヅチ』と言えるのでは……」 財務官僚の冷たい視線を思い出すと議長は乾いた笑みを浮かべる。 「気にするな。あれがうまくいけばさらにヤマトは強くなる。次の新型主力戦艦も。 それに空母部隊の打撃力も大幅に向上できるだろう。何しろデスラー戦法を自前で出来るようになるんだ。 まぁ艦載機を送り込むより、戦艦や破滅ミサイルでも送り込んだほうが効果的だが……」 『アイルオブスカイ』は大改造された上で『タケミカヅチ』と同時期に完成していた。 当初、波動砲を撤去するというプランがあったが、真田と大山の二大マッドサイエンティストによって波動砲は撤去される ことなく大改造された。 拡散波動砲1門こそ変わらないものの、新型ジェネレーターによってチャージ時間は短縮。波動エンジンも巡洋艦のものが 増設され出力は大幅に強化されている。 新型の40センチショックカノン3連装3基(1基は艦底部に設置)が搭載され、元々は第3砲塔があった部分には無人艦艇 を指揮する施設が設置された。 だが驚くべきのはそれだけではなかった。何とデスラー艦から鹵獲し、試作段階であるがコピーに成功した瞬間物質移送装置 やディンギル帝国の恐るべき対艦ミサイル『ハイパー放射ミサイル』の存在から急遽は開発された対大型ミサイル防御兵器も 試験的に搭載している。 尤も秘書の言うように、これらの魔改造によって艦体は大型化しており、排水量はヤマトを超えて8万トンに達している。 タケミカヅチのほぼ半分ほどの大きさだ。 「まぁ拡張性の余地はある。万が一のときには移動する統合参謀本部としても機能できる。問題はない」 第3砲塔を撤去して作られた司令室の能力は高く、暫定的なら宇宙を移動する参謀本部としても機能できるほどだ。 議長からすれば万が一の場合、現場で指揮を執れるという優れものに見えた。 「……それは財務次官にも言ってください」 「……」 こうして地球防衛軍は戦力の増強に努めた。 一方、ボラー連邦軍もアンドロメダ星雲侵攻を目論む傍らで、対ヤマト級戦艦とも言うべき新型戦艦の建造を急いでいた。 しかしヤマトの戦績を聞いたボラー連邦の技術者達は頭を抱えていた。 「何で6万トン級の宇宙戦艦があれだけの活躍が出来るんだ?」 「波動砲という戦略砲のおかげなのでは?」 「いや、波動砲はチャージに時間が掛かりすぎるなど欠点も多い。 拠点攻撃には適しているかも知れないが艦隊決戦となると制約が多い兵器だ。それにあの程度なら機動要塞で防げる」 「攻撃の的確さを見るに、分析システムが優秀なのかも知れない」 「後は、あの謎の防御力か」 「ああ。普通なら轟沈してもおかしくない攻撃を受けているはずだ。にも関わらず戦闘能力を維持している」 「防御機構に何か秘密があるのかも知れない。いや、余程優秀な自動修復機構を搭載しているのかも」 「ガミラスの酸の海でも活動できた程だからな」 「むむ。否定できん。しかしあのコンパクトな艦のどこに、必要な資材を載せていたのだ?」 「何か特別な方法でもあるのだろうか?」 転生者の間でも謎な『いつの間にか生える第三艦橋』は、ボラー人からすれば複雑怪奇だった。 「攻撃精度の高さも気になる。あれだけ被弾したなら、その影響で命中率は大きく落ちるはずだが」 「優秀なFCSがあるということだろう」 「しかし地球人は、ヤマトを越えるアンドロメダ級戦艦に加えて、さらにそれを超える新型戦艦を建造したらしいぞ」 「我々はそれらを凌駕する戦艦を建造しなければならないか……ボラーの意地にかけて」 「ということは排水量は20万トンを超えるかも知れないな」 「予算は?」 「べムラーゼ首相は確約してくれている。それに何百隻も作るわけではない。少なくて50隻。多くても100隻程度だろう」 「なら、豪華な艦が出来るな」 議長達が聞けば卒倒しそうな会話を続けながら、ボラーは新型戦艦建造を急いでいた。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第40話 デスラーは不遜な第8艦隊司令官の発言に目を細めたが、気分を切り替える。 『だが我々がガミラス星を放棄したらどうするのだ? ガミラス星に奴らは群がるぞ。 ガミラシウムを採掘しすぎれば星の寿命は縮み、結果としてイスカンダルは滅亡の危機にさらされる』 「少なくとも貴方方が何もせずにガミラス星を放棄するとは思えませんが?」 『ふっ。他力本願だな』 「いえいえ。ガミラスの能力については信頼しているのですよ。我々も嫌と言うほど思い知っていますから」 ガミラスによって多大な被害を受けた筈の地球は、特に防衛軍の一部は、対戦相手であったガミラスをよく 理解していた。 「それで如何されます?」 『良いだろう。我がガミラスも停戦を活かして星の安全を確保するために必要な作業を行うとしよう。 だが情報交換だが……』 「担当者を、そちらに派遣しましょう」 『担当者の名前は?』 「……古代守と真田志郎。この2名でどうです?」 『古代守?』 「はい。ヤマト艦長代理の古代進の兄です。中々に優秀な宇宙戦士です。『弟も』優秀でしたが、引けはとりません」 心にも無いことをシレっと言う司令官。 『良いだろう。待っている』 「それでは失礼します」 こうして会談は終った。 この会談が終った後、必要な仕事を終えると司令官は医務室に直行した。 「……疲れた」 胃薬を飲んでベットに横たわった司令官は弱弱しい声色でそう零した。それほどまでに疲れていた。 「お疲れ様」 軍医の言葉に司令官は頷くだけだ。 そんな司令官を見て、言葉を選ぶように軍医は続ける。 「しかし古代兄と真田さんを担当者にするとは」 「古代兄には成長してもらわないといけないだろう。古代弟と違って政治について多少は理解があるからな」 「弟はバーサーカー。昔で言うヤ○ザの鉄砲玉が関の山と……」 「そうだ。まぁ多少成長すれば使い物になるかもしれないが、落ち着いた頃には退役なんて可能性がある」 「ははは。確かに」 復活編を知る人間としては否定できなかった。 「女王陛下は?」 「まだ意識が戻らない」 「どの程度で意識が戻る? あまり長居はできないぞ」 「まぁここ数日内には何とかなるはず。その件については大船に乗った気で」 「悲観的に考えて、楽観的に行動するのが鉄則だよ。常に最悪の事態も考えなければならないのが司令官の仕事だ。 君らの腕を疑っているわけではないのだがね」 「……」 軍医はお気の毒に、とばかりに肩をすくめる動作をする。 (イスカンダリウムの無害化(?)作業を進めよう。あとは暗黒星団帝国軍の逆襲への警戒だな。 逃げ出した艦があるから、他の部隊がいてもおかしくは無い) 予想以上の大部隊が現れた場合には、第8艦隊は速やかに撤退するつもりだった。 いくら何でも部隊を全滅させるわけにはいかない。まぁヤマトとムサシで無双させることも考えたが、その場合 第8艦隊は壊滅してしまう危険があった(法則的に)。 必要なら1個艦隊を犠牲にすることもあるだろう。だがここで艦隊を1個壊滅させるのはマイナスが大きかった。 (真田さんには過労死を覚悟で頑張ってもらおう。ゲーム版でも頑張ってくれたんだ。何とかなるさ) 本人が聞けば噴飯物の考えだったが、司令官は半ば本気だった。 会談の後、スターシアは漸く意識を取り戻した。その彼女の了承を得たことで、作業は一気に進められた。 こうして第8艦隊はイスカンダリウムの無害化を進めていった(ちゃっかりサンプルも獲得)。 「お世話になります」 病室でスターシアに頭を下げられた司令官は慌てて首を振る。 「いえ。この程度は手間のうちにも入りません。返しきれない大恩のある陛下に、多少なりとも恩を返さないといけませんし」 「気にしなくても良いのですよ」 「いえいえ。我々を破滅の淵から救ってくださったのですから、この程度は当然です。 それよりも陛下、提案なのですが、地球に移民されるつもりはありませんか? 暗黒星団帝国軍、いえデザリアム帝国は このマゼラン星雲で活動しています。ガミラスもいずれサンザー太陽系を離れ、ここは無主の地となります。 奴らが再び来ればイスカンダルは危険です」 「イスカンダリウムは使えなくするのでは?」 「彼らがどんな思考をしているかは不明な点が多いのです。それに我々はイスカンダル救援の際に彼らと戦端を開きました。 彼らが地球に復讐を挑むために陛下を人質として利用するということも考えられます」 「……」 「イスカンダリウムは手に入れられなかったとしても、他の資源や技術を強奪していくことも考えられます。 反ガミラス勢力の中にも、ガミラスに対抗できるこの星の技術を得ようと動く者がいるかも知れません」 これ以上、スターシアがこの星に留まるのは戦争の元になると主張する司令官。 しかしあまり追い詰めるのも拙いので別の方向からも攻める。 「陛下と『サーシア』殿下によって救われた地球の様子を見ていただきたいのです」 「……」 「それに陛下が共に来てくださればイスカンダルの思想や記録は、地球だけで無く他の国家にも伝わるでしょう。 イスカンダル本星がなくなったとしても、その影響は残ります。それは望ましいことだと思います」 司令官、そして古代進やヤマトクルーの説得によって、スターシアは地球行きに同意することになる。 前:嗚呼、我等地球防衛軍(第31話〜第35話) 次:嗚呼、我等地球防衛軍(第41話〜第45話)
https://w.atwiki.jp/deserteref/pages/858.html
イオホーパー(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟の軍人。オリジナルキャラクターである。 略歴 宇宙歴802年に第一辺境総軍が創設されると人事参謀に就任したものと思われる。なお、第一辺境総軍人事部長はイレーシュ・マーリア少将。 同年11月、第九次イゼルローン要塞攻防戦において、第一辺境総軍司令官エリヤ・フィリップス上級大将に第四艦隊D分艦隊司令官セシル・ラヴァンディエ中将を解任したことを後悔していないか尋ねた。(111話) 座乗艦 第一辺境総軍旗艦「ゲティスバーグ」(准将:第一辺境総軍人事参謀として乗艦) 通常勤務(第96話 - )
https://w.atwiki.jp/rai7puk/pages/101.html
邪推/ノム(SC101年~SC年)imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ノム(SC101年~SC年) 所属勢力:テンオウ→トットン 常勝将軍トットンの息子 トットンのセタ覇王即位後は王太子となる。 テンオウ軍で近衛を務めていたトットンが負傷した際、 入院した軍病院の看護婦との間に出来た子とされている。 彼の母親に関しては諸説あり、幼馴染の平民や看護師の女性 果ては、ミディアとの子であるとの説もあるがこれに関しては 後世の創作との説が有力であり、信憑性は低い。 幼少期から頭が良く、父トットンからは 自分と同じく優秀な指揮官となる事を望まれたが、 本人は、機械弄りや戦闘機の制御プログラム作成が好きで 軍属になる事こそ嫌がらなかったが、華々しい艦隊司令官より それを支える裏方の技術士官となる事を望んでいた。 しかし、士官学校小等部(小学校)在籍中にテンオウ暗殺事件が起こり、 セタで即位した父に呼び戻され否応なしに王太子として迎えられる。 王太子即位後は現地の士官学校に編入し、否応なしに艦隊戦術を学ばされ 卒業後は艦隊司令官として着任する。 カズキの補佐もあり、父には及ばないまでもその才を発揮しノーズ恒星系の制覇に貢献するが 事ある毎に「さっさと司令官をやめたい」「機械弄りがしたい」とボヤいていた。 恒星系統一後は戦線が膠着した事もあり、 父トットンに後方への異動を申し出て、念願の技術仕官となる。 その時のノムは念願の役職に就け、「とても活き活きとしていた」と 周囲の者は証言している。 だが、サウズを統一したバニアウ軍が北伐を開始すると、 技術仕官を解任され、再度艦隊司令官に就任する。 既に旗色が悪く、トットンの横暴や失政もあり士気がかなり低く 連敗を重ね遂にはセタ1惑星にまで追い詰められる。 この時、当然ながら徹底抗戦派と早期降伏派の2派が存在したが、 グダグダと無駄な討論を重ねる両者を見たノムは 「親父と討ち死にしたい奴は勝手にしろ。俺は真っ平だ」 「命が助かるなら。こんな国くれてやれば良い」と述べた事で 一気に早期降伏に傾き、バニアウ軍に降伏した。 バニアウ軍に降伏したノムは、バニアウからの召し抱えの話を蹴り 身分を捨て名を変え、一平民として 下町の機械の理工場で大好きだった機械弄りをしながら暮らしたと言う・・・
https://w.atwiki.jp/avernum/pages/312.html
解説 Vahnataiの称号のひとつ。 軍の司令官クラスの人物が名乗る場合が多いが、そうでもなさそうな人物が名乗る例もあるのでよくわからない。 主なTelのリスト カッコ内の数字は登場作品。 名前 所在 地位 Tekora-Tel Avit(2),Ghikra(3) 村長(2)、魔術教師(3) Mahr-Tel Fort Haledon(2) 司令官 Monoaha-Tel Rentar s Keep南(4) 討伐隊長 Byala-Tel Giant s Warren(4) アドバイザー Bazic-Tel Thalants(5) 戦士(守備隊長?)
https://w.atwiki.jp/dodakenankore/pages/49.html
コイツ覚えてる人とかいるんすかねぇ? -- nova (2009-06-14 21 27 25) 覚えているとも。NOVAにやたら詳しかった敵の大将。不名誉極まりない「絶対に誰も覚えていないキャラ図鑑」に出てたじゃないか。火星・中山戦争後行方不明になったが。 -- 作者のために鐘は鳴る (2009-06-17 17 29 19) NOVAオタクの司令官でしたなー結局どこに行ったのやら。 しかし明らかに司令官より右の機械の方が細かいという。 -- 作者 (2009-06-17 19 45 34) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/607.html
提督×鳥海1-847避「はかりしれるもの、はかりしれないもの」 内の鳥海妊娠発覚前のお話。 579 :もの、もの:2015/01/01(木) 01 14 52 ID vw3jzdiY 578 新年最初の投下は先を越されてしまいましたか 正月というと去年の正月は人によっては相当な修羅場だったでしょね では私も非エロですがお年玉を投下いたしましょう 『はかりしれるもの、はかりしれないもの』で 鳥海が提督と恋人同士になってから妊娠判明までの空白の三ヶ月間の間の話です 俺と鳥海が恋人同士になって二ヶ月が過ぎようとしていた。 そんな中、鎮守府で少し小さな騒動があった。 「あっ、司令官さん。お疲れ様です」 眼鏡をかけた秘書艦が俺をねぎらう。 「ああ、すまないな……」 「…何か御用がお有りですか?」 「いや……」 俺は平静を装って対応していた。 「あ、忘れるところでした。司令官さん、お手紙が届きました」 「ありがとう、如月……」 言葉遣いは鳥海のものだったが、今秘書艦を勤めている艦娘は如月だった。 「まだ何か御用がお有りですか?」 「……なんで如月は鳥海の真似をしているんだ?しかも眼鏡までかけて……」 「司令官さんが鳥海さんと付き合っているのは 司令官さんが眼鏡をかけた女性に惹かれているからなのでしょう?」 「否定はしない。けどどうして鳥海の口調を真似しているのだ?」 「こちらの口調の方が、司令官さんのハートを鷲掴みにできるから…でしょうか」 この子も鳥海と同じ事を考えているのだろうか。 そうであろうとなかろうと俺の気持ちは鳥海に向いている以上如月に靡くことはないだろう。 俺は半端な気持ちで二兎を追って一兎も得られない経験など二度としたくなかった。 「そうか、でもすまない、俺には心に決めた人がいるから。ごめんな」 そう言って俺は再び仕事に取り掛かろうとするが… 「私の計算では…こんな事あり得ない…」 またも鳥海の言葉を借りる如月。鳥海とは違い語気にやや落ち着きが感じられる。 しかしこうして聞いてると鳥海はいつも落ち着いた丁寧な感じで喋っていたわけじゃないんだなあと今更ながら気付いた。 「……やっぱり胸が大きいからかしら……」 如月はそう呟いたと思ったら制服を少しずらし、ピンクのブラに包まれた胸をチラリと見せてきた。 「見てみて、この胸、Bカップあるのよ」 今度は如月がいつも言ってる言葉を少し変えた言葉だった。なりふりかまわないのか? 「でも司令官は私をあまり見ようとはしない。鳥海さんの大きさと比べたら私なんてまな板同然よね……」 「そういう事で好き嫌いを言っているわけじゃない!俺は鳥海が好きだから好きなんだ!」 「それって昔好きだった人に似ているからとか…ですか?」 「ッ……それもそうだけど、それも合わせた上で俺は鳥海が好きなんだ!!」 「……ふーん…そうですか………!?」 如月が少し悲しそうな雰囲気で言ったと思ったら急に何かに気付いて驚いていた。 如月が驚いた先をみると鳥海がいたのだ。 「あ、鳥海さん、お疲れ様です。私は食事に行ってきますわね」 そう言って如月は逃げるように去って行った。 「司令官さん…」 「鳥海…俺は別にやましい事はしていないからな」 俺は慌てず正直に事情を説明した。 「そう…あの子が……」 「別に俺はあの子と何もなかったよ」 「わかってます。司令官さんは二股かける勇気がある人なんかじゃありませんからね」 「う……」 痛い所を付かれた。 「でもだからこそ手に入れたものを大切にしようとするんですね」 俺が思おうとした事を先回りして言う鳥海。 「君は大切にしすぎて忘れてしまわないようにしないとな。 ところで午後からの遠征なのだが君は如月と組む予定を立てた。 くれぐれもあの子を責めたりするような真似はするなよ」 「わかりました」 念を押しておいたから何かをするなんて事はないだろう。 もとより艦娘は個人的な感情で任務が失敗するような真似をする子はいない。 俺は念のために如月と食堂で鉢合わせしないために司令室で鳥海と共に昼食を取った。 三日後、遠征に出していた鳥海と如月達が帰ってきた。 「作戦完了したわ。レポート…見ます?」 この言葉は如月がいつも言う言葉のはずなのだが今回は違っていた。 言葉の主は鳥海だったからだ。如月も少し驚いていた。 「あ、ありがとう…」 俺も少し驚きながらレポートを受け取った。 「それよりも鳥海、君は少し疲れていないか?」 「そうね、少し疲れ気味かしら、ちょっとベッドに入ってくるね。一緒に来る?」 「あ、いや、俺達まだそんな…」 「な~んちゃって」 そう言うと鳥海は走り去っていった。 「……司令官と鳥海さんって付き合って二ヶ月なのにまだだったの?」 「そうだが…」 「契りを交わしたから私に目もくれないと思ったんだけど違ったのね……」 いや、大体合ってます。最後まで致していないだけで。 それからも鳥海は如月の言葉遣いを真似していた。 「司令官にお手紙みたい。な・ぁ・に?」 如月の子供っぽい声とは違う大人の艶がある声。 「あぁん、私が一番なの?まぁ、当然といえば当然ね。いいのいいの、あまり褒めないで」 艶かしさすら感じる声。 「鳥海、今日の仕事は早く終わったからもう帰ってもいいぞ。後は俺がやるから」 「うぅん、ぎりぎりまで一緒に居たいのにぃ…」 「わかった…すまないけど手伝ってくれ…」 いつもの控え目な態度からは想像しにくいわがまま。 「見て見て、この輝く肌…あはっ、もっと近くで見てよ」 横に立つ鳥海。俺は椅子に座っているから目線の辺りにおへそが来るが、 それよりもローライズなスカートをはいている為に鼠蹊部も見えていた。 そんな格好をしながらいつもの態度からは想像することができないくらい色っぽい声を出されれば我慢なんて出来なかった。 バンッ!! 如月がテーブルを叩いた。左手の手の平は『もうやめて』といわんばかりにこちらに向いていた。 顔を見ると赤くなっていて、目も涙目だった。 そして我慢できなくなっていた如月は逃げるように走っていった。 「……少し可哀相だったかもしれませんね。でもこれであの子も気付いてくれるといいんですけど……」 「君もあの子を心配していたのか。確かにあの子は意味深な言動が多かったからな。 そのせいで本質が隠されてしまい、偏見で見られたりすることもあったからな」 「そうね。あの子なりに考えてのことだったのでしょうけど、 そのせいで謂れのない批難もあの子の知らないところで言われ続けてましたし……」 「これで治らなかったら本人に直接言うしかないな。恐らく俺の言葉なら聞いてくれるはずだ……」 「……ところで話は変わりますけど、如月ちゃんみたいな私はどうでしたか?」 「えっ!?いや、その……」 返答に困る。まさか凄くエロかったなんて言えない。 「ドキドキしたよ」 こうやって当たり障りのない返答がやっとだった。 「じゃあ私みたいな如月ちゃんは?」 「何と言うか…多分あれが本来の如月かもしれないと思う。 いつもああだったらむやみに敵は作らないのにな… 敬遠する奴も少なくなるだろうしさ」 「見とれていたら、ヤっちゃうわよ」 「だからもうやめろって……俺と二人きりの時はいいけどさ」 こうして、とある鎮守府のとっても小さな騒動は幕を下ろした。 あれ以来如月は俺と二人きりか、もしくは鳥海と一緒の時以外は意味深な発言をしなくなった。 如月が意味深な発言をしなくなるのは、それから一ヶ月後の話である。 ―終― +後書き 584 :もの、もの:2015/01/01(木) 01 32 47 ID vw3jzdiY 以上です 提督と艦娘がまだ恋人同士になってまだ日が浅いということで まだ役職名や艦娘名で呼び合っているということと考えて 呼ぶときの文を書くのがかなり楽でした 如月は普通にしていたら変な叩かれはなかったでしょうけど 埋もれてしまって今の人気もなかったかもしれませんね 鳥海は格好の割にマトモな子ですけどこれで如月みたいな台詞回しだったらどうなっていたんでしょうかね それでは近いうちにまた何か投下しますね これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/deserteref/pages/504.html
マリサ・オウミ(宇宙暦759年頃 - 宇宙歴799年)は自由惑星同盟の軍人。オリジナルキャラクターである。女性。 1 外見 2 略歴 3 能力 4 人柄 5 座乗艦 1 外見 小動物を思わせる童顔と輝くような美肌を持ち、四〇歳手前だったのに二〇代半ばに見えた。 2 略歴 宇宙歴792年に第一艦隊所属の第一一三機動部隊司令官を務めている。(12話)階級は宇宙軍准将。(12話)これ以前に艦長や戦隊司令として偉功を立てた。(74話) 宇宙歴798年には第一一艦隊D分艦隊副司令官を務めている。エリヤ・フィリップス宇宙軍准将を一方的に嫌っていた。(56話)同年の「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦ではほとんど武勲を挙げられず、少将待遇なしの准将に留まる。(67話) 宇宙歴799年の第二次ヴァルハラ会戦ではウィレム・ホーランド中将の旗艦ディオニューシアが行方不明になった後、ホーランド機動集団の指揮権を引き継ぐ。その後、乗艦のセントクレアが撃沈する際に「疲れた」と言い退艦を拒否、死亡する。(69話)当初、少将への名誉昇進の上、名誉戦没者勲章を与えられ、ウェイクフィールド国立墓地へ埋葬されたが、良識派体制下で国防委員会が戦死認定の基準を変更し、「艦が完全に破壊された時、脱出可能なのに脱出しなかった指揮官・艦長は戦死扱いしない」との方針を示した為に、すべての処置を取り消された上で墓を移すように言われた。 宇宙歴800年、母親から相談を受けたエリヤ・フィリップス予備役少将が国防委員会と交渉を行ったが不調に終わり、母親が国防委員会を裁判で訴える事態になった。退役軍人連盟と第一一艦隊遺族会に加え、右派議員や右翼団体も支援に乗り出し、右派と良識派の代理戦争の様相を呈した。(73話) 3 能力 「提督としては無能だったが、かつては艦長や戦隊司令として偉功を立てた。」とある。ピーターの法則による昇進できる限界点に達して、無能と評価された人である。 4 人柄 「ひがみっぽいおばさん」とアルマ・フィリップス少佐に揶揄されていた通り、自身の能力に見合わない地位まで出世してしまったためかかなり精神的に追い詰められ、攻撃的な性格になっていた様子がうかがわれる。 5 座乗艦 第〇〇機動部隊旗艦「セントクレア」(准将:第一一艦隊D分艦隊副司令官として乗艦)(*1) 帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」(第56話 - 64話) フラインスハイム星域軍(*2) 所属分艦隊旗艦「セントクレア」(少将:フラインスハイム星域軍副司令官として乗艦) 帝国領撤退戦 - 第二次ヴァルハラ会戦(第64話 - 69話)
https://w.atwiki.jp/rapidstare/pages/5.html
現在RSには3人の同志が集っています。 人数こそ少なかれど、厳選された糞Pが揃っておりますので、「クランに入りたいけど初心者だから・・・」という方もご安心ください。 名前 (WoTでのID) 階級 団長による勝手極まりない他己紹介 愛車 備考 飯屋(tsururinn) 司令官 WoTはクソゲー FCM 50 t 魔導剣士99になった@fenrir まっち(matti0518) 外交官 :D KV-1 オワコンCIV4の強豪P ウィット (Wittgenste1n) 副司令官 ド変態 Dicker Max 人事部長