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この号の概要 タイトル: O Heroi Desperta! (メガマンとX、兄弟の出会い) 作画担当: Marcos Pinto(1~8ページ)/Daniel HDR(9~16ページ)/Alexandra Teixeira(17~24ページ) 初登場キャラ: エックス/プリンセス ストーリー 孤立無援の状況の中、地上のどこかにいるレジスタンスに合流すべく、Dr.ライトの遺したマシンでメガマンとロールは飛び立った。が、一息ついたのも束の間、地対空砲撃によって二人のマシンはあえなく墜落する。 マシンを墜としたのは、私有地の防犯用システムだった。そこの主人のロボットはエックス、二人と同じライト博士の忘れ形見で最新型だという。思いもかけず兄弟ロボットに会えたメガマンはエックスに共闘を呼びかけるが、戦争の泥沼を30年間経験してきたエックスはそれを拒み、戦いなど放っておいてこの地で兄弟三人平和に暮らそうと誘う。 話し合いは平行線をたどり、決裂かと思われた間際、エックスが再び戦いに赴くことを決意。メガマンの仲間に加わった。 解説 ストーリーはシリアスですが、作画は終始ギャグタッチ。全16号中1、2を争うハジけぶりです。エックスの性格も三枚目かつ女好き。日本の彼を想像すると見事に裏をかかれます。 なお、ラスト8ページがほぼ丸々、当シリーズオリジナルキャラ「Princesa(プリンセス)」の紹介コーナーに充てられてます。彼女の目的は「日本やアメリカの有名キャラを超えるキャラクターになる」とのことですが、さて。
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生徒名簿 > 加賀見朔 >[出会い頭に]加賀見朔(N) [出会い頭に]加賀見朔(N) 攻魅力 612 守魅力 588 攻M 2169 守M 2084 コスト 6 卒業祝い 150メン [出会い頭に]加賀見朔+(N) 攻魅力 734 守魅力 705 攻2M 守2M コスト 6 卒業祝い 225メン [荷物運び]加賀見朔(HN) 攻魅力 918 守魅力 882 攻4M 4779 守4M 4591 攻3M 守3M コスト 6 卒業祝い 450メン アピール なし ストーリー 多すぎる荷物 入手方法 ノーマルキュピ 台詞 マイページ +... ステップ1 あんた、よくあれだけの荷物持てたな。 ……ちょうど通りかかって良かった。 ? 別に……不機嫌ってわけじゃない。 ステップ2〜3 あんたも人の世話を焼く性分なんだな。 遠慮するな。困っているなら人を頼れ。 どうも俺は言葉足らずなときがあるらしい。 ステップ4〜5 ……作り笑顔はあまり得意じゃない。 もう少し、自分のことも考えるようにしろ。 礼はいい。その気持ちだけで充分だ。 ステップ6 危なっかしくて目が離せないな、あんたは。 あんたの笑顔を見てると、胸が温かくなる。 何かあったときはいつでも俺に頼ってくれ。 もっと気軽に声を掛けてくれていい。 用はこれで終わりか? そうか、お疲れ様。 登校 +... 朝 ステップ1 作詞をしてたら、いつの間にか朝になってた……。 ……ん、今の鼻歌? ああ、vanitasの曲だ。 [苗字]か……おはよう。今日もあんたは朝から元気だな。 ステップ2〜5 俺たちの曲、あんたも聴いてくれてるのか。ありがとな。 ……今日は嵐の電話で起こされた。寝足りない……。 不思議だな。あんたの顔を見たら、眠気が吹っ飛んだ。 ステップ6 朝から生徒会を手伝っていた? まったくあんたは……。 首元が暑い……髪、今日は上げて過ごしてもいいかもな。 この時間に登校するとあんたに会えるのか。覚えておく。 千里に用があるんだ。2年の教室まで、俺も一緒に行く。 眠そうな顔してるな。……あんたも朝は苦手なのか? 放課後 ステップ1 あ、悪い。作詞で行き詰まっててな……妙な顔してたか? あんた月読とも知り合いなんだな。何か相談してるのか? 千里、見てないか? デモCDを貰いたかったんだけど。 ステップ2〜5 いい歌詞が浮かんできて、授業どころじゃなかった……。 駅前の店、新作のハンバーガーが出たんだ。結構イケる。 そろそろライブの話しないとな……嵐を呼び出すか。 ステップ6 曲を聴いてた。俺の好きなバンドの。あんたも聴くか? クッキーを作ってきた? あんた器用なんだな。もらう。 これから何も予定がないなら、一緒に帰らないか? 週末にミニライブをやるんだ。あんたにも来てほしい。 夜のスタジオ練習までに、歌詞を完成させないとな……。 夜 ステップ1 ヴァンパイア様? ……ああ、そんなあだ名もあったな。 これから、ファミレスでメンバーと新曲の打ち合わせだ。 夜の学校は、不思議な雰囲気があると思わないか? ステップ2〜5 じゃあ、ここまでだな。俺は楽器屋に寄って帰るから。 少し疲れてないか? あまり無理はしないほうがいい。 ……ん、今日は空に月がないな……朔の日って奴か。 ステップ6 一日が終わるのは早いな。今日はどんな一日だったんだ? 一日の終わりにあんたに会えるとは思ってなかったな。 遅くなる前に帰れよ。ほら、途中まで送っていってやる。 またな。明日も、あんたに会えるのを楽しみにしている。 もう遅い時間だな。あんたも今帰りなら、送っていく。 おしゃべりタイム +... ステップ1 ちゃんと前を見て歩けよ。 ほら、持ってるもの寄こせ。 ったく……困ったお人好しだな。 ステップ2〜5 もっと自分を大切にしろ。 あんたが怪我したら、俺が困る。 無茶するな……心配になるだろ。 ステップ6 あんたといたかっただけだ。 ……もう少し話がしたい。 もっと、俺を頼ってほしい。 デートの約束 +... [部分編集] ステップ1 ……あんたから電話って、珍しい気がする。いや、驚いたけど、嫌なわけじゃない。なんの用だ? デート……。……デートってあれのことだよな? あ……いや。ちゃんと聞いてる。続けてくれ。 ちょっと待て。今、スケジュールを確認する。……ああ、大丈夫だ、その日なら一日空いてる。 ステップ2〜5 まさかあんたから電話をもらうとは思ってなかったな。それで、なんだ? 俺に用があるんだろ? ちゃんとデートの意味をわかってるのか、不安だけど、この誘いを断る理由はないな……。 ああ。……それにしても、あんたとデートか。まあ、なかなか悪くない一日になりそうだ。 ステップ6(1) ん、この声は……。あ、悪い、名前を確認しないで出たから、あんたからだって気づかなかった。 そうか。……わざわざ言うまでもないけど、あんたの誘いなら、行くに決まっているだろ。 ちょうどさっき、その日の予定が空いたところだ。……まるで、このために空いたみたいだな。 ステップ6(2) 俺に何か用……だから電話してきたんだよな。……あんたから電話をもらえるのはうれしいよ。 あんたって意外と大胆なとき、あるよな……。そういうあんたもいい。デート、いつにする? その日は何も予定が入ってないから、問題ない。俺も久々にゆっくりできそうだし、楽しみだ。 ステップ6(3) [苗字]か? ……ああ、これからライブの打ち合わせがあるけど、少しなら大丈夫だ。どうした? まさかあんたに誘いを受けるとはな。……いや、行かないなんて言ってないだろ。大丈夫だ。 平気だ。じゃあ、その日にしておくか。……ライブもない日だから、ゆっくりできそうだ。 デートコメント +... まさか、あんたがデートに誘ってくれるとはな。これでも結構テンションが上がってる。 今日はあんたが俺を誘って良かったと心の底から思える一日にするから、期待してくれ。 カレ自慢 +... 対決画面 ステップ1 始めるぞ。俺も暇じゃないんだ。 ステップ2〜3 勝負事は燃えるな。絶対に勝つ。 ステップ4〜5 やるからには勝たせてもらう。 ステップ6 俺で良ければ力を貸す。 勝利 ステップ1 どんな勝負も手は抜かない……あんたに情けない姿を見せるわけにはいかないからな。 ステップ2〜3 勝負の前に言っただろ。……絶対に勝ってくるから、信じて待っててくれって。 ステップ4〜5 どうにか勝てたな。あんたの喜ぶ顔が見たくて頑張った……って言ったら、笑うか? ステップ6 あんたの応援が俺に力をくれた。勝てたのはあんたのおかげだ。……ありがとな。 ステップ6 勝ったぞ。けど、さすがに全力でやると疲れるな……。どこかでひと休みするか。 敗北 ステップ1 悪い、調子が悪かったみたいだ。次までに万全な状態にして、今度こそ勝ってみせる。 ステップ2〜3 ……不甲斐ない結果だな。勝つために必要なことを、理解していなかったらしい。 ステップ4〜5 言い訳はしない。これが今の実力だからな……。けど、これで終わるつもりはない。 ステップ6 今の俺には何かが足りないらしい。自分を見つめ直す時間が必要なのかもしれないな。 ステップ6 そんな顔、しないでくれ。次こそは絶対に勝って、あんたを笑顔にしてみせる……。 告白タイム +... [部分編集] 戦闘中台詞 ステップ1 今回は俺から言ってやるけど、嫌ならハッキリ断ったほうがいい。言いづらいのはわかるけどな。 ステップ2〜5 ステップ6 勝利 ステップ1 ステップ2〜5 ステップ6 敗北 ステップ1 話がわかる相手で助かったな。次は自分で断れるようにしろよ。 ステップ2〜5 ステップ6 アルバイト +... ステップ1 たくさん働けば、それだけ時給が上がるらしいけど、無理はしないようにしろよ。 ステップ2〜5 たぶんバイト経験は俺のほうが豊富だ。困ったことがあれば、なんでも聞いてくれ。 ステップ6 こうして、あんたと何かをするのはいいな……。たとえそれが、バイトだとしても。 好感度MAX +... 考えごとをしながら廊下を歩くのは良くないな。あんたに怪我がなくて、本当良かった。 それにしても……前が見えなくなるほど、物を持つのはどうかと思うぞ。危ないだろ。 あんた、しっかりしてるかと思えば、変に抜けてるところがあって……放っておけない。 気が付いたら、誰かの世話を焼いてることはあるが……あんた相手だと違うんだ。少しでも力になれたらと意識してる自分がいる。
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概要 公式告知( Pepper×パズドラ ) パズドラレーダーから受け取れる、ソフトバンクショップ限定配信のダンジョン。対象店舗については、 こちら から検索できる。レーダー上では、まさにソフトバンクショップそのもののアイコンが出現する。 ソフトバンクのロボット「Pepper」が各+33ずつでドロップする。 1週間ごと1日ごとに内容が変更され、それぞれのダンジョンは1回ずつしか入手できない。1つダンジョンを入手すると、他の店舗のトレジャーは消えてしまう。【2016.08.31追記】ただし、配信期間が別なら同じ名前でも別ダンジョン扱いとなりもう1度入手できる。( 公式告知 ) 1度きりダンジョンのため、協力プレイ不可。 クリアしても魔法石はもらえない。(パズドラレーダーから受け取るダンジョンの仕様) ゲーム内メールの開始ボタンを押してから24時間以内に潜入しなければならない。 【2016.08.22追記】おそらく「Pepperとの出会い2」より、数十店舗に1店舗ほどの割合で、レーダーに出現する店舗のアイコンがキラキラしており(特定の距離まで近づかないとわからないかもしれない)、そこで入手できるダンジョンはダンジョン名の後ろに「sp」がついている(例.「Pepperとの出会い2sp」)。そこではpepperに+297がついてドロップする。「Pepperとの出会い2」と「Pepperとの出会いsp2」の両方のメールが届いているスクリーンショットがあることから、両者は別にゲットできるようだ。【2016.08.30追記】2016.08.29(月)より配信ダンジョンが日替わりになったのに伴い、一部店舗での+297ダンジョンの配布はストップした模様。代わりにすべての店舗で+297がもらえる日がある(後述)。 【2016.08.25追記】「Pepper”火モード”」の究極進化決定に伴い、2016.08.29(月)より配信スケジュールが大きく変更となり、09.04(日)、09.11(日)の2日間はすべての店舗で+297つきでドロップするダンジョンが配布されるようになった。( 公式告知 ) 【配信スケジュール(変更後)】 ※配信時間は10 00~20 00。 期間 ダンジョン Pepperの+値 08/15(月)~08/21(日) Pepperとの出会い1(一度きりの闇モード) +99 08/22(月)~08/28(日) Pepperとの出会い2(一度きりの光モード) +99 08/29(月) Pepperとの出会い3(一度きりの水モード) +99 08/30(火) Pepperとの出会い4(一度きりの火モード) +99 08/31(水) Pepperとの出会い1(一度きりの闇モード) +99 09/01(木) Pepperとの出会い2(一度きりの光モード) +99 09/02(金) Pepperとの出会い3(一度きりの水モード) +99 09/03(土) Pepperとの出会い4(一度きりの火モード) +99 09/04(日) Pepperとの出会い1(一度きりの闇モード) +297 09/05(月) Pepperとの出会い2(一度きりの光モード) +99 09/06(火) Pepperとの出会い3(一度きりの水モード) +99 09/07(水) Pepperとの出会い4(一度きりの火モード) +99 09/08(木) Pepperとの出会い1(一度きりの闇モード) +99 09/09(金) Pepperとの出会い2(一度きりの光モード) +99 09/10(土) Pepperとの出会い3(一度きりの水モード) +99 09/11(日) Pepperとの出会い4(一度きりの火モード) +297 【このダンジョン特有の注意事項】 ダンジョンを入手するには、店舗に置かれているPepperにかなり近づき(1m~10mという情報が多い)、端末のBluetooth機能をオンにしなければならない。 パズドラレーダーには対応している端末のうち、以下の端末ではこのダンジョンの入手はできない。【iOS】iPhone 4 以前の端末・iPad 2 以前の端末 【Android】Android OS 4.2 以前の端末・BLE(Bluetooth Low Energy)非対応端末 10時から20時の間でも、店舗の営業時間外はダンジョンを入手できない。 【Pepperとの出会い/概要(実施期間除く)の編集】
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支倉凍砂先生、「中国に頭が上がらない犬どもは全員東京湾に沈めろ。」 四月二十六日の独り言 ○派閥にとらわれないとか,そんな事どうでも良いんですよ。 要は, 「日本が大好きだ!!」 て、言える人がいるかどうかですよ。 日本が本当に大好きなら,自然とまともな政治になるでしょう。愛国心なき政策なんてしょせん空論ですよ,と言葉を借りていって見る。 とりあえず中国に頭が上がらない犬どもは全員東京湾に沈めろ。 中国に祖父や曾祖父達を極悪な侵略者呼ばわりされて憤慨しない日本人もその後に続け。 http //web.archive.org/web/20010708134736/http //yokohama.cool.ne.jp/chinakiss/dia014.html
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比奈鳥そらと不思議な出会い 第二話 私比奈鳥そらは悩んでいる、 何を悩んでるのかと聞かれたら 自分のことでもあり他人のことでもある。 「自分だけのもの」 私が考え、私のためになるもの、 野球でもない…何か そんな風にして悩んでいると、町の風景も変わっていく、そうしたら 目の前にどこかで見たような顔が見える、確か小波…いやガンバーズの 「晴川だよ」「うわあっ!?」 「どっかで見た面だと思ったら…お前、小波と前に付き合ってた…いや待てよ、あいつ青髪の女の子と…」 なんか聞きたくないことまで聞いてしまったがそれは置いて 「実は…」ありのままを話してやった、小波へのイタズラ心を全開に 「あいつ、後で…許さん」さてさて、小波はこれからどうなるんだろうな♪ちょっと晴れ晴れした 「ところで、なんでここにいるんだ?」「なんでって…お前、ソフトボールやってんだろ?だから…」 …ソフトボール? ソフトボール…! 「あーっ!」「うわっ!?どどどうしたんだよ急に」 そうだ、私にはソフトボールがあったんだ、自分から考えておいて、すっかり忘れていた!これは迂闊…迂闊だったな。 「フフフ…ありがとう、晴川さん」 「なんだか知らないけど、まあいいか」「いつか試合で会いましょう」 「私はソフトは…いや、面白そうだな、やるかな!」 これで私だけのものが…私…だけの もうお父様にも…小波にも頼らないで、ソフトボールをやるんだ。 …… 約束の日に、私はおじさんが待っているであろう砂浜へ向かった、 そう言えばおじさんは何をしているのだろう…?まあ気にしないでいいのかな? 考えていると、おじさんが来た、相変わらずの髭だなあ… 「よう、あ、そういや名前は…」「比奈鳥そらだ」この間は名乗ってなかったな、私としたことが 「おう、そら、お前だけのもの、見つかったか?」フッフッフ… 「私には、ソフトボールがあった」 おじさんはポカーンと口を開けている、呆気にとられて何も言えなくなったのかな?フッフッフ 「意外だったもんでな、そんなに早く見つかるなんて」「私は立ち直りが早いんだ …そう言えば、おじさんには何か自分だけのものってあるのか?」 「俺か?」どうせ大きいものではないのだろうが…念のために 「火星にいきてえ」 「…へ?」「お?」「…へ?」「だから火星にいきてえんだ」 「ほんとに?」「…おうよ」 「かっ…かかか…」「かかか?」 かっこいいいいい!! 「すごい夢だな!おじさん!私、応援するよ!ついていくよ!」「!?」 思えばこの言葉をきっかけに、私はおじさんに引かれていったのかもしれない。 そして、これからの私が変わっていくことになっていったのも… 「晴川さん!?何で殴るんですか!」 「うるせえ!問答無用だ!」 続く
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30話「それは危険な出会いなの」 森の中を歩き続けてきた赤いノースリーブジャージ姿の青年、小野妹子は、 ようやく目的地の湖に到着する事が出来た。 「ここが湖か……何だか公園みたいな感じになってるな」 街灯や遊歩道、ボートの貸出所が存在する事から、自然公園のような感じなのだろう。 きっと平時ならば観光客で賑わっていたのかもしれないが、今では人っ子一人見当たらない。 とりあえず時計回りに湖を見回ってみようと歩き出したその時。 ドゴオオオオオオン!!! 「うわあああああああああああああああああ」 ボート貸出所の木造の建物が突然大爆発を起こした。 爆風で妹子は思い切り吹き飛ばされ、赤色のアスファルトの上を転がる。 飛び散った建物の小さな破片が周囲に降り注いだ。 両腕に出来た擦り傷と身体の打撲の痛みを我慢しながら起き上がり振り返ると、 黒煙を上げながら炎上するボート貸出所の光景が。 「な、何が起きたんだ!?」 「ごめんなさい、大丈夫?」 不意に女性の声が背後から聞こえた。妹子が声のした方向に振り返る。 「――――ッ!!?」 そこに立っていた「そいつ」に、妹子の顔が驚愕の色に染まる。 それは片手に携帯用ミサイル射出器「FIM‐92スティンガー」を携えた、青い雌獣竜・リュードだった。 勿論、妹子の生きる世界には存在し得ない生物である。妹子が驚くのも無理は無い。 「安心して。あなたを殺す気は無い。ちょっと、これの試し撃ちをしただけ」 そう言うと、リュードはスティンガーを妹子に見せつけるように動かす。 妹子はまだ驚いていたが、日本語を話しているので少なくとも意思の疎通は可能と考え、 目の前の怪物に話し掛けてみる事にした。 「えーと、殺し合いをする気は無い、というのは、本当なんですか?」 「……あなたは殺し合いに乗っているの?」 「い、いいえっ!! 乗っていません!」 「……そう? ならいい」 どうやら、目の前の怪物は自分に敵意は無いようだ、と、妹子は判断する。 「じゃあ、私は行くわ」 「あ、待って下さい、えーと……」 「リュードよ。あなたは?」 「小野妹子です。あの、リュードさん、僕、捜している人がいるんです! 一緒に捜しては頂けませんか!?」 妹子はリュードに同行を求めた。 これから先、捜し人である聖徳太子を捜索するのに、ロクな武器が無い状態では非常に不安だった。 「えー、嫌だ」 だが、リュードからすれば殺し合いに乗っていない妹子の事などもはやどうでも良い事だった。 従って協力するつもりも一切彼女には無かった。 「そんな、お願いします!」 「嫌」 「お願いします! 自分一人だけじゃ、苦しいんです!」 「嫌」 「お願いします!!」 「しつこい」 しばらく、燃え盛る火災現場のすぐ近くで、青年と雌獣竜の押し問答が続いた。 そして数分後。折れたのはリュードの方だった。 「……負けた。協力してあげる」 「ありがとうございます!!」 リュードの尻尾にしがみ付いた状態で礼を言う妹子。それを呆れた表情で見つめるリュード。 こうしてノースリーブジャージ青年にして元遣隋使、小野妹子と、 生体兵器の青い雌獣竜、リュードは共に行動する事となった。 「ところで、イモコ。あなた、武器は?」 「えっ、僕は……ああ、あったあった。これ、なんですけど」 そう言って妹子が見せたのは、落とした拍子に少し傷が付いてしまった、大沢木小鉄のリコーダー。 「そんな物で戦う気?」 「しょ、しょうがないじゃないですか! これしか支給されなかったんですからっ!!」 「ハァ……ちょっと待ってて」 そう言うとリュードは近くの鉄製の手すりに近付き、持っていたスティンガーを置くと、 その手すりを掴み、支柱との接合部分をその怪力で破壊し、外してしまった。 そして繋がっていたもう片方も力ずくで取り外し、手すりの一部を持って妹子に近付いてくる。 「はい」 そう言って妹子に鉄パイプのようになった手すりの一部を手渡し、妹子はそれを受け取った。 長さは1M程で、そこそこの強度とリーチを合わせ持っている。少なくともリコーダーよりは遥かに使える武器になった。 「あ、ありがとうございます」 「とりあえず、しばらくはそれで我慢してね」 リュードはデイパックにスティンガーをしまうと、中からもう一つの武器、FNミニミを取り出し装備した。 スティンガーもミニミも見た事が無い妹子は目を見張る。 「それじゃあ、街の方へ行こうか。街なら人も集まりやすいだろうし」 「は、はい」 リュードと妹子は北の方角、市街地方面へ伸びる道路を進んで行った。 その二人の後をこっそりついてくる、白い犬獣人の女性、大村寿美の姿があった。 右手にリボルバー拳銃、エンフィールドNo.2を携え、前方を歩く二人に気付かれない程度に、 絶妙な距離を保ちながら後をつける。 (まさか、あんな威力の兵器を支給されてる奴がいるなんて……) 寿美は先程、リュードがスティンガーのミサイル弾を試射した際に起こった爆発を目撃していた。 あんな威力を持つ兵器を持った相手に、拳銃で正面から挑むのは自殺行為と考え、 こっそり後をついて不意を突くつもりでいたのだ。 いや、それだけでは無い。実は寿美は現在位置や方角を知るのに必要な小型端末機・デバイスを、 湖に来る前、うっかり落として破損してしまった。 なので二人の後をついていけばいつかこの森を抜けられる、とも思っていた。 (とにかく、しばらくはあのケモ竜とジャージ男の後をつけていこう。 そうすれば多分、この森も出れるかもだし、不意を突いて殺す事だって出来るはず。 ……考えが甘いかなぁ。いや、何とかなるでしょ。うん) そんな事を考えながら、寿美はリュードと妹子の後をつけて行った。 【一日目/黎明/B-2湖周辺】 【小野妹子@増田こうすけ劇場ギャグマンガ日和】 [状態]:両腕に擦り傷、全身にダメージ(小)、市街地方面へ移動中 [装備]:鉄パイプ(手すりの一部) [所持品]:基本支給品一式、小鉄のリコーダー@浦安鉄筋家族 [思考・行動]: 0:殺し合いには乗らない。とにかく聖徳太子を捜す。 1:リュードさんと行動を共にする 2:襲われたら……どうする? 3:市街地へ向かう。 [備考]: ※単行本第九巻第168幕「聖徳太子の持っている木の棒」より後からの参戦です。 【リュード@オリキャラ】 [状態]:健康、市街地方面へ移動中 [装備]:FNミニミ(200/200) [所持品]:基本支給品一式、5.56㎜×45㎜200発金属リンク(10)、 FIM-92スティンガー@自作キャラでバトルロワイアル(0/1)、70㎜ミサイル(5) [思考・行動]: 0:「レオーネ」と思われる自分と瓜二つの雌獣竜を捜す。 1:殺し合いに乗っている者は殺す。 2:イモコと行動を共にする(不本意だが)。 3:市街地へ向かう。 [備考]: ※自分と瓜二つの雌獣竜(レオーネ)の名前を直感的に探り当てました。 【大村寿美@オリキャラ】 [状態]:健康、小野妹子とリュードの後をつけている [装備]:エンフィールドNo.2(6/6) [所持品]:基本支給品一式(デバイス破損)、380エンフィールド弾(30) [思考・行動]: 0:殺し合いに乗り優勝を目指す(が、まだ少し迷いがある)。 1:前方の二人(小野妹子、リュード)に見つからないように後をつける。 [備考]: ※デバイスを破損しました。自分で現在位置、時刻、方角が確認出来ません。 ※B-2一帯に爆発音が響きました。 ※B-2湖のボート貸出所が炎上し、煙を上げています。 BACK:DEMENT 時系列順 NEXT:聖堂、考える二人 BACK:DEMENT 投下順 NEXT:聖堂、考える二人 BACK:Forest of midnight 小野妹子 NEXT:立体交差 BACK:美しき水面 リュード NEXT:立体交差 BACK:WHITE OUT 大村寿美 NEXT:立体交差
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1、サイト内の掲示板を荒らすような人は来ないでください 2、ゲーム改造者はやめてください 3、このサイトには書いた人のわかるIDがないのでくれぐれも荒らしにご注意ください 4、人を傷をつけるような言葉はおやめください 5、出会い系はやめてください 6、ゲーム攻略などで嘘な情報はおやめください。 ~トリップのつけ方~ 意味は成り済ましをされない。 ①ニックネームが”あまきゃらめる”の場合 【あまきゃらめる】ここまでする。 ②その後に#をつける(半角) 【あまきゃらめる#】こうなる。 ③その後好きな文字を半角で入れる。 aaaが入れたい場合 【あまきゃらめる#aaa】 これで完成! あとは掲示板でやってみるとトリップに変わって成り済ましされないよ!!バレない限り。。。
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「はぁはぁ……ショッカー……世界が違っても恐ろしい敵じゃった……」 息を荒げて走るのは、織田信長。 彼は死神博士に捕まり、改造されかけたのだが、隙を見て博士を殺害し逃走した。 残った助手や戦闘員の行方はわからないが、追って来ないところを見ると撒くことには成功したらしい。 「はやくルカやテルィーマンと合流しなくては……」 ハクの裏切りは、流石の彼も予想することは出来なかった。 いや、信じているからこそ、身内への警戒心は最初からゼロだった。 それが災いして、守るべきルカ達ともはぐれ、手痛いダメージも受けてしまった。 全てを疑っていれば回避できたかもしれないが、それが出来ないのが織田信長という男なのだ。 魔王と恐れられた武将の彼も、人の子。 前期も、明智光秀の謀反によりあっさり火縄銃を頭部に受けて死んでしまっているし。 「しかし、どうしたものか……」 「……貴方、もしかして前期主催者の織田信長?」 悩む信長に、突如声がかけられた。 信長が振り向くと、そこには幼さの残る少女が立っていた。 「いかにもワシは織田信長じゃが……ワシを知っているということは、お主は前期の参加者か?」 「……えぇ。私はヘイズ。ニアラの友人……手っ取り早く言えば、主催者側の存在よ」 「なん……じゃと……!?」 信長は絶句した。 主催者の手先が、自ら自分の前に現れるなどということは全く予期していなかったのだから。 しかし、彼も前期の主催者である。すぐに落ち着きを取り戻し、ヘイズと向かい合った。 「もし本当に主催者側の人間なら聞こう。目的はなんだ? 何故我ら前期の者まで集めた!?」 「……全ての怒りは甘んじて受けるわ。殺されても文句はない。私が憎ければ、斬ればいい。 前期の主催者と剣を交えて倒れるなら、なかなかいい死に方よ」 そう言うとヘイズは持っていた剣を信長に投げて渡す。 そして自分は右腕を剣へと変えて、身構えた。 「武器がないなら、その剣を貸してあげる。戦えばまず貴方の勝ちでしょうけど…… もし、少しでも私の話を聞いてくれるだけの心があれば、その剣を返していただける?」 ヘイズの言葉を聞いても、信長はただ黙って立ち尽くしたままだった。 地面に転がる剣を拾いヘイズに斬りかかることも、投げ返すこともしない。 「……悩んでいるの? 悩むだけ、優しいわね。てっきりすぐに斬ってくるかと……」 「無理なんじゃ……」 「え?」 信長が、搾り出すような声でうめき、ヘイズは思わず聞き返した。 一体、なにが無理だというのかがわからない。 「この両手じゃ、剣を拾うこともルカの尻を叩いてやることもできんのじゃああぁぁぁ!」 振り上げられた信長の両手は…… 「ちょ、貴方いったい何があったの!?」 ドリルになっていた。 「はぁ……ショッカーに改造されてそんなことに……」 「ドリルは男のロマンじゃ! とかなんとか……まあこのドリルのおかげで死神博士も倒せたんじゃがな」 【死神博士@仮面ライダーシリーズ 死亡】 結局、信長とヘイズは近くの工場に共に向かった。 両手がドリルなのはさすがにまずいと、ヘイズが修復改造を申し出たのだ。 「本当にこのドリルをどうにかできるのか?」 「これでも元・装真竜よ。あらゆる武装のつけかた外しかたは心得てる」 信長の左ドリルを弄りながら、ヘイズは言葉を続ける。 「こうしているってことは……私の話を少しは聞いてくれるのかしら?」 「……うむ。お主もワシを殺そうと思えば、すぐに殺せるはず。 それをしないと言う事は、よほどワシに伝えなければならないことなんじゃろう?」 「……ありがとう。実はね……」 ~説明中~ 「……というわけよ」 「なんと……」 ヘイズは信長に自分が知る限りの主催者側の状況を話した。 信長達を集めた張本人は行方不明であり、残された自分達も脱衣拳の前に全員が無力化されたこと。 そしてその脱衣拳の裏に潜んでいるであろう、真の主催者の存在。 信長の世界で活躍した英雄達も、すでに半壊状態であることなども全て。 「しかし、何故そんなことをワシに明かす?」 「……私もよくわからない。人間にされて、同じ立場になって……狩られる側の苦痛がわかったからかしら? なんとなく……黒幕の奴に勝ってもらいたいと思ったのよ。私怨も混じっているけどね…… もちろん、操り人形同然とはいえ私達も憎いでしょうけど、私達を殺しても終わりじゃないことを伝えたかったの」 「……ひとつ、質問してもいいかの?」 「なに?」 「お主達が生贄羊の役割にされているのはわかった。しかし、何故最初に主催者の役を引き受けたのだ?」 真っ直ぐ見つめてくる信長に、ヘイズは思わず苦笑してしまう。 「……本当はね、ニアラもその部下のみんなも私も……最初はとても落ち込んでいたの。 まあ当然よね。神を名乗っておきながら、人間に完敗しちゃったんだから。 私なんて酷いわよ? まさにフルボッコって言葉がぴったりなくらいやられてね…… 自信無くして、他のみんなも生き返ったはいいけどとても神なんて名乗れるわけがなかった。 新しい道をーなんて言っても、竜だから、支配欲が無くなれば残ったのは食欲だけ。 結局、人間以外で何かおいしい食べ物を探そうって意見が纏まった時に……『あいつ』は現れたの」 「……それが、ワシらを集めた、最初の主催者じゃな?」 「そう。名乗らず、姿もぼやけていてよくわからなかったけど……こう言ったの。 『我は真に混沌とした狂乱殺戮の宴を開きたい。だが、我だけでは実現できない…… 神たる君達、竜の力が必要なのだ。頼む。どうか、我に協力してはくれないか?』 私達は少なからず疑問を……いやニアラも多分あいつの言葉が怪しいのはわかっていたはず。 それでもニアラはその言葉に乗った。 そして竜の世界も縦社会でね、ニアラの部下と階級がニアラより低い私も巻き込まれたわけ。 あとはさっき話した通り。そいつは逃げ出して、私達はこのざまよ……」 ヘイズは深いため息をつき、「きっと報いなんでしょうね」と付け加えて口を閉ざした。 そのまま無言で、信長の左手を弄り続ける。 「……何故、お主の友人は疑問を持ちながらも引き受けた?」 「……自信を失って、これから何をすればいいのか何もわからないという時に…… たとえどんな理由であれ、どんな奴であれ……なんらかの生きる目的を与えられれば、それに縋りたくなる。 ニアラは特にプライドが高かったから……またあの頃の、自分が神だった頃の輝きを取り戻したかったんだと思う」 「お主はどうなんじゃ?」 「ごめんなさいね、私は昔から食欲と戦闘欲ばっか強くて……だから、どうせ死ぬなら誰かと戦って死のうと思って。 あっ 」 「どうしたんじゃ?」 突然ヘイズがぴたりと言葉と手を停止させた。 なにがあったのかと、信長もヘイズに顔を向けるが、彼女の顔からは汗が流れていた。 「ごめんなさい織田信長……詫びるべきことが増えたみたい……」 「なにがってなんじゃこれはあああぁぁぁ!?」 信長の左手は、ドリルではなくなっていた。だが…… 「話しながらだったから、つい私の願望が表にでちゃったみたいで……でももう義手の材料はなくて……その……」 「ワシこのままなのか!? これは一体なんじゃ!?」 「……弾自動生成装填型30mm機関砲。やっぱり機関砲は女のロマンだし……」 【一日目・9時50分/神奈川県・工場/天候・晴れ】 【織田信長@歴史】 【状態】ダメージ(中)、右手ドリル、左手機関砲 【装備】ショッカー製ドリル、弾自動生成装填型30mm機関砲 【道具】支給品一式、壊れた石ころ帽子、取り外されたドリル 【思考】 基本:異世界のKAITO達とその家族を守り、できれば主催を討つ 0:ワシこれからどうなるんじゃ!? 1:KAITOの家族を探す。 2:巡音ルカ、テルィーマン(照井竜)と合流したい 3:テルィーマン(照井竜)の仲間を探す 4:ミクトランをぶっ潰す 5:真の主催者を警戒 ※7期から参戦です 【ヘイズ@TCBR】 【状態】健康、美少女 、脱衣拳たちを警戒、僅かに罪悪感 【装備】キャリバーン、巫女服 【道具】支給品一式 【思考】 基本:このバトルロワイアルの黒幕に一矢報いる 0:どうしよう…… 1:織田信長の許可がおりれば、共に行動 2:力をつける ※脱衣拳たちの裏に黒幕がいると睨んでいます
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「・・・ここか?」 「ここだと思う」 目の前には廃工場。ここに、何が・・・。 「あなたでしたのね・・・」 玲奈の声、だがかなり挑発的、そして敵意のある声がする。 「だったら、どうなるのかな?」 もう1人、女の声が聞こえる。 「・・・殺すだけですわ・・・」 ・・・このフレーズを聞いて、父さんが手で合図をしていた。 (気付かれないように、行くぞ) それに従って、彼女等が見える位置まで着いた。 「あれ、あたしを殺す気?」 すでに玲奈は銃のようなものを女性に突きつけている。 が、おかしい。 「・・・なんで・・・」 なんで白いドレスなんて着ているんだ?さっきまで茶色のコートだったろ? 「・・・本気のようね・・・」 その言葉で、セーターにジーンズ姿の女性の横に何か奇妙な生物が現れた。 「・・・なんだ・・・?」 「・・・俺にも分からない・・・」 「図鑑とか、そういったものにはないよな?」 「・・・」 口では説明しきれないその生物が、玲奈に突撃していった。 「・・・」 だが玲奈に近づく前に、その生物は塵となって消滅していく。 「・・・意味が分からん・・・」 「・・・」 生物学とかそんな次元を通り越している、そんな俺等の混乱を他所に彼女達はまだ睨み続けていた。 「・・・下手な駒は無駄、ということかぁ・・・」 「来ませんの?」 「なら、遠慮なく」 挑発に乗った女性が、一気に玲奈へ突撃する。 「・・・っ!!」 それに対して迎撃態勢を取った玲奈の体が、一瞬見えなくなった。 「・・・あれ?」 「ここですわよ」 いつの間にか女性の上方に跳んでいた玲奈が、その女性に銃弾を叩きつけている。 「んぐっ・・・」 痛みで蹲る女性に対して、玲奈はさらに跳び蹴りを打ち込もうとしたが、 「甘いよ」 その玲奈の右足を捕まえて、コンクリートの床に叩きつけた。 「ぐっ!」 それでも辛うじて受身を取れていたらしく、すぐに起き上がって女性の顔面に銃弾を叩こうとしたものの、 「弱いよ」 それより早く、女性がいつの間にか持っていたナイフが玲奈の脇腹を掠める。 「っ・・・」 さらに、左足の膝蹴りが玲奈の鳩尾に吸い込まれる はずだった。 「フレイムバインティング!!!」 そう、玲奈が叫んだ途端、女性の体が動かなくなった。 「・・・何をしたの?」 「金縛りですわ。本来は遠距離用ですけど、至近距離なら当てられると思いましたの」 「・・・くっ・・・」 必死に逃れようとする女性に向かって、 「ゆっくり、眠りなさい」 銃弾が放たれ、女性は消滅した。 「・・・・・・」 もう、意味が分からん。 「・・・あっ・・・」 そして最悪な事に、玲奈と目が合ってしまった。 「・・・これは、話せない事か?」 「見えましたの?」 そう話すうちに、玲奈の服装がコートの姿に戻っている。 「見えたもなにも、全部」 「・・・これも、世界結界が弱まっているからなのかしら・・・」 今、なんて言った? 「・・・『せかいけっかい』?」 「・・・家に帰られましたら、お話します」 家に帰ってから、彼女は全てを話した。 世界結界・ゴースト・能力者・先程戦っていたリリス・来訪者、 そして、彼女の恋人を殺した土蜘蛛の事。 「・・・」 それを、俺はともかく、父さんと母さんは理解できるのかと思ったが、 「・・・つまり『世界結界』、というものが失われつつあり、そして全勢力の全面戦争への可能性もある。そういう事か?」 「・・・私も断片的にしか理解できていませんけど、そうだと思いますわ」 父さんも母さんも理解しているらしい。すごい。 「・・・」 そして、戦争が近い事も。 「狼ねぇ・・・、大丈夫なの?」 「なんとかなるとは思いますわ。でも、今回は私は参加しませんの」 「その方がいい。まだ状況を理解していない時に動くのは危険だからな」 「はい」 勇気と無謀は違う。父さんの口癖だ。 「それにしても、知らない所で大変な事になってるんだな・・・」 父さんの言う通りだ、俺もこんな事が現実にあったなんて知らなかった。 「・・・」 それから、現在に至る。