約 2,764 件
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/1370.html
168 :1/5:2008/12/07(日) 12 52 18 ID ??? 山×友 『やまだー、のど渇いたー。』 「うん?じゃあ何か買って来ようか。」 『もちろん奢りよね?』 「えー…。」 『ったく普段役立たずなんだからこういう時くらい役に立ちなさいよね。』 「わかったよ。じゃあ行ってくるね。」 山田はにこりと笑って部室を出て行った。 『…はぁ…どうしていっつもこうなんだろ…』 『こんなんじゃいつか嫌われちゃ…う…すぅ…すぅ…』 「友ちゃーん、ジュース買ってきた…」 『すぅ…すぅ…』 「ありゃ、寝ちゃってるよ。ここんとこ眠そうだったから仕方ないか…後のことはボクがやっとっか。」 山田は友子に自分の上着をかけてやり、また部室を出て行った。 …一時間後 『ん…あ、いけない、私寝ちゃってた…』 友子は目を覚ました。それと同時に、肩にかかっている上着に気づく。 『これ…山田がいつも着てるやつ…私が寝てたからかけてくれたのか…。』 『もう、上着が無いと寒いはずなのに…ほんとにお人よしなんだから…。』 上着を手に取りまじまじと見つめる。 山田は決して大柄な方では無いが、それでも彼の上着は友子の身体をすっぽりと包めるくらい大きかった。 169 :2/5:2008/12/07(日) 12 52 55 ID ??? 『やまだ…。』 友子は上着をぎゅっと抱きしめる。顔を近づけると、山田の匂いがするような気がした。 それと同時に浮かぶのは、彼の優しい笑顔。 友子が山田を好きになるきっかけを作ったその笑顔。 『ん…ふぁ…やまだぁ…』 友子は自分の気持ちを山田に打ち明けていなかった。 山田が自分みたいなガサツで盗撮が趣味の根暗な女なんて好きになるはずが無いと思っていたから。 彼はそんな私でも分け隔てなく接してくれた。だけど彼の優しさは皆に対して平等で、自分に対してだけのものではないのだ。 それに、その彼の優しさを自分は踏みにじるかのように彼に冷たく接してきた。 だから、ただこの叶わぬ想いを自分で慰めるしかないと思っていた。 『すきぃ…すきだよぉ…やまだぁ…』 友子は知らず知らずのうちにその手をスカートの下へと伸ばそうとしていた。 その時だった。 「はー、終わった終わった。」 『うはぁ!?や、山田!?』 山田が突然部室へ入ってきた。友子はとっさに手に掴んでいた上着を目の前の机に放り投げる。 「あ、友ちゃん、起きた?もう今日の仕事はやっといたから、帰ろっか?」 『あ…ごめん…。』 「良いの良いの。友ちゃんはいっつも頑張りすぎだよ。少しはボクを当てにしてくれても良いんだよ?」 『ふん…アンタなんて頼りなくて仕事なんて任せられないもん…。』 「酷いなぁ…これでも頑張ってるつもりなんだけどね。ま、帰ろ?」 そう言って山田は友子に微笑みかける。 『ぁ…ぅ…。』 友子の気持ちは抑えられないものとなっていた。 170 :3/5:2008/12/07(日) 12 53 27 ID ??? 山田が好きでたまらない。なのにそれを打ち明けても、結果がだめなのはわかっている。 その葛藤は、涙になって流れ出していた。 『あ…。』 「え、友ちゃん…?」 それを見た山田が友子を心配そうに見つめる。 「ど、どうしたの…?」 『な、なんでもな…』 「なんでもないわけないよ…何か悩み事でもあるの?」 『なんでもないって言ってるでしょ!!ほっといてよ!!』 友子は部室を出ようとしたが、山田がそれを制止する。 「友ちゃん、落ち着いて!!」 『どいてよ!!私のことなんかほっといてって言ってるでしょ!!』 「ほっとけるわけないだろ!!…ボクの好きな人が泣いてるのに!!」 『…ふぇ…?』 気がつくと、友子は山田に抱きしめられていた。 …今山田はなんて言った…? 好きな人が泣いてる…? 好きな人が泣いてるなら…その子のとこに行ってあげないと…。 「違うっ!!ボクが好きなのは、君だ!君なんだよ友ちゃん!!」 友子は信じられずに首を横に振る。 『う、うそ…うそよ…うそようそよ…』 「嘘なもんか…ずっと…ずっと好きだったんだ!!」 『うそ…よ…やまだがわたしを好きになるはず…うっ…ふ、ふええぇぇーん!!』 「わ、と、友ちゃん…!?」 山田は友子が落ち着くまで、ずっと彼女の背中をぽんぽんと叩いていた。 171 :4/5:2008/12/07(日) 12 56 29 ID ??? 「…そっか…ボクがしっかりしてないせいで友ちゃんを苦しませてたんだね…。」 友子は山田に全てを打ち明けた。ずっと好きだったということ。そしてそんな自分の気持ちが叶うはずないと思っていたことも。 「実はボクも…同じ気持ちだったんだ。ボクみたいな優男は友ちゃんの眼中にも無いと思ってた。」 『それは…私がいつも冷たくしてたから…』 「ううん。今考えたらさ、それもわかる気がするよ。好きな子に意地悪しちゃうみたいなさw」 『うっうるさいばか…。』 「まぁどっちにしろ、ボクらは両想いだったんだ。するべきことは一つだよね?」 『するべき…こと?』 「友ちゃん、ボクと付き合って欲しい。」 『つ、付き合…はぅぅ…。』 友子は顔を真っ赤にして俯いてしまった。 「ふふっ今日の友ちゃん、いつもと違って大人しいから、すごくかわいいよ。いつもこんなだったら良いのに…。」 『なっ…!!からかうな・・・!?』 友子が見上げた先には、山田のいつもの笑顔が有った。 「やっと戻った。やっぱり友ちゃんは元気が良いのが一番だよ。」 『ば、ばか…。』 172 :5/5:2008/12/07(日) 12 56 49 ID ??? 「で、答えは…?」 『むー…ひ、一つだけ約束して…。』 「なーに?」 『そ、その…あんまり私にはその笑顔…見せないで…。』 「え?どうして?ボク笑ったらブサイクかな?」 『そ、そうじゃなくて…山田の笑顔見たら…その…好きって気持ち抑えられなくなっちゃうから…。』 「へ…?」 山田も思わず赤面する。 『私が好きになったの…山田がいっつも私にその笑顔を見せてたせいなんだからね…。』 「そ、そう…なんか恥ずかしいな…。」 『でも、あんまり他の子にも見せたらダメだからね?』 「他の子がボクのことを好きになったら困るから?」 『う、自惚れるなっ…んむ!?』 山田が突然友子の唇を奪った。友子の目がとろんと蕩ける。 『ふぁ…。』 「…約束は守るよ。それじゃあ、晴れてボクらはカップル、かな?」 『う、うん…。』 「じゃあ改めてよろしくね!友ちゃん。」 『うー…また笑った…。』 「あ…でも笑うななんて難しいよ…。」 おしまい
https://w.atwiki.jp/slimemaoyaruo/pages/17.html
____ / \ / \ / \ / fてハ` ィて刀 \ | (__人__) | \ `^´ / / ー‐ ─────────────────────────────────────── 名前 やる夫 役職 スライム族の魔王候補・スライム族の族長 種族 スライムと魔王の血脈 性格 ??? HP 1000 戦闘能力 中ボス程度 攻撃方法 物理・触手 《能力》 【議題】 やる夫ポッド 一週でどんな怪我も一人だけ完全回復させる 【自動】 毒無効 毒での暗殺無効・自分の体内で毒を作れる 【自動】 無駄に高い無駄な生命力 核を破壊しない限り死なない、低レベル暗殺無効 【自動】 媚薬精製 女性キャラを籠絡しやすくなる 【自動】 危険への直感 一定以上の危険な安価を大きなイベントにつき一回だけやり直せる 【選択】 他力昇願 やる夫が戦闘場面にいる時に仲間の力を引き上げる 《装備》 ゲボックの矢 誰でも装備できる矢 狙ったところに必ず当たるが威力は低い 交換お知らセット 片方が壊れるともう片方で察知できる 願いを叶える珠 魔力を込めて使うとある程度の願いが叶う 強固なる護符 防御だけ最上位相当になる ファサリナの愛 命の危機に瀕したときにエロパワーで生命活動を活発化させる 《スキル補足》 「他力昇願」はその場にいれば戦闘に参加していなくても使用可能。 《備考》 『死にたくないから魔王になるんだお』 概要 アヴァロン同盟の盟主、我らが欲望の願望機「やる夫」 スライム族の族長にして魔王候補の一人、先代魔王ランスと名もなきスライムとの子で現在の年齢は108才 出生から純血種領で発見されるまでの足跡は不明、彼が5~10才程度の頃に存在に気づいた父からスライム達の長をやれと命令され、 ルルーシュ兄妹との出会いと魔人化を経て、彼らの協力をもって5年程度で族長の座についたようだ、 族長になってからは一族の半数を退治した退魔師を調教して補填させたり、邪教教祖の可符香に攫われた少女達を救い出したりという半生を過ごす、 父の死後に魔王候補に登録され「死にたくないから魔王になろう」と頑張っていたらいつの間にか最大勢力の長になっていた。 人柄/経歴 同盟の盟主として部下や民衆からは「エロいが良い治世を執行する王」「まじめにやる時はやる男…ただし最後はエロ」と認識されているようだ、 名君のように見える彼だが、その根底にあるのは裏切りや反乱への恐怖、「死にたくない」と自己保身を優先した結果が善政として現れているだけである。 基本的に小心者で狡賢く計算高い性格と、女の子を口説いてエロい事をしないと精神崩壊する特殊性癖を持っている。 自分の命が一番大事だと考えており、たとえ自分の女であろうが迷わず盾にして身を守る事を優先する主人公。 「前線では絶対に戦うつもりはないし正々堂々なんて真っ平御免」と話す彼は誠意の証として「有言実行、約束だけは守る」事を心がけているようだ。 彼のモットーは『女を泣かせるヤツは許せない、良い女には笑顔が似合う』という内容。 鳴かせるのはOK、一時的に泣かせる事はあっても最終的には笑顔にする、たとえ他の女でもお気に入りの女は幸せにしたいという設定が後付けされた。 「幼児体型で実年齢が15歳以下に手を出さない」という心の誓いを立てているのでそういう娘には手出ししないが、呼吸をするように女性を口説いて回る。 基本的に敵対者には容赦無く身内には甘い彼だが相手によって責め方は様々、自在に身体を変形させる能力と媚薬・毒生成能力を駆使して女の子を責めまくる。 幸福になって欲しいという信条に則って純粋に相手に気配りし心配する心と、自分にとって都合のいい存在に仕立て上げようとする計算が両立している。 種族特性 そんな彼だが毎年11月の繁殖期には信条も計算も無く周囲の女性を手辺り次第に襲いだすようだ、例外は半身であるナナリーのみ。 期間は1週間~1ヶ月程度、過去は霊夢や蒼星石が一人で相手を務めてきたようだが彼女らが不在だった頃の処理方法は不明。 大陸の半分を統治する同盟の盟主となった本年は例年とは状況が異なり、嫁や肉体関係を持つ者を相手にする事になるだろう、 一人一人の描写は薄くなるようだが、11月までに出来るだけ嫁や隷属者を増やしておこう。 普段は手を出さない幼女を意図的に近づけて事後に「誓いに反した」と落ち込むやる夫を見たいという「おにちく」な読者はそれを狙ってみてもよいだろう。 能力 本来のHPは1000程度、ナナリーの命を救うために魔王の力と魂の半分以上を分け与えた為、物語の開始当初は本来の半分以下にまで減っていた。 刑事曰く「このスレはやる夫を守るスレ」らしいので、HPが減った状態で敵の攻撃を受ければデスペナループになって詰んでしまう、 読者からは「やる夫という王将を守る将棋のようなもの」と的確な意見もあったので投了しないように手を打とう。 体力の実を使用してHPが少し増えた際に精力も増したので、HPの上限を増やす機会があったら積極的に狙っていこう。 戦闘能力は中ボス程度の実力を持ち、魔族中位レベルになるかならないかといった辺り。 格下には雑魚無双、中級者にはPTを組めば戦える、格上には全く刃が立たない、魔法には滅法弱いがコンセプトらしいが、 核を破壊されなければ死なないうえに、相手が接近してくれば吸収捕縛と各種毒物で無力化できるので、実はけっこう勝っちゃったりしている。 遠距離での相手の無力化を目的にゲボックの矢を装備したが現時点ではフレーバー、うまく活用しよう。 戦闘やエロ以外にも使える汎用性の高い有用なスキルを多数所持している。 死にたてならば蘇生が可能という便利スキルやる夫ポッド、毒無効を利用して体内に毒素を蓄え毒や薬を生成したりも出来る、 捕食した相手に擬態する特技を持ち、優男や男の娘をはじめ幼児化から女体化まで老若美醜を問わず変身する事が出来る。 他にもメタル化・巨大化・分身・液状化・ガス生成など多彩なスキルを持つ、詳細はQ&Aの「やる夫に対する質問と補足」などを参照。 《関連項目》 やる夫の嫁 やる夫の腹心 やる夫の眷属 やる夫に対する質問と補足 やる夫の回復能力 やる夫の信条 魔王候補の血 {㍑㍑} {㍑㍑} ____〔______〕____ i i i i l ! l ! l l l l l ! .l ! l l l l l ! .i ! L二二二二二二二二」 ─────────────────────────────────────── 物語の黒幕の一人シックスが集めている次の魔王候補たちの血 エンヴィーが「装置起動の為の血さえ採れれば」と話していたので、 グリードが起動して回っている装置の起動に使うものと推測されるが、 まおゆうシステムに不正アクセスして魔王となるなどの可能性もあり、 正確な使用目的や副次的な効果は不明である。 シックスたちに血を採取されてない同盟所属の魔王候補やる夫 ※擬似血液的な物は採取されている ファサリナ ホロ 編集
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/471.html
「悪が裁かれるのは、王道だしな……」 【名前】 砂山 ノボル 【読み方】 すなやま のぼる 【分類】 登場人物 【所属】 DNN、WWW 【所有ナビ】 デザートマン 【登場作品】 『3』、アニメ版『Stream』 【アニメ版CV】 成田剣 【詳細】 ガンマン風の格好をした軽薄そうな見た目の男性。 「ケツカッチン」等の業界用語を連発し、早口でまくし立てる喋り方をする。 優男風の外見に反し、DNNで働くディレクターという肩書を持ち、「最強のナビとオペレーターを決めるN1グランプリ」という大規模なネットバトル大会を企画し、自ら率先して大会を盛り上げていく。 彼が熱斗たちに大会の参加を促したところからエグゼ3の物語が始まる。 軽薄そうな印象を受ける一方で仕事には非常に熱意を向けている敏腕ディレクターで、数々のヒット企画を生み出している。 しかし、その正体はWWWの幹部。N1グランプリでオフィシャルの伊集院炎山をテレビ中継される中倒すことでWWWの力を誇示することが大会の目的だった。 そのための作戦として自ら変装してネットバトラーQとして大会に参加し、ノーマルナビに偽装したデザートマンを率いて準決勝まで勝ち残り、炎山とネットバトルを行った。 だが、その戦闘の途中でデザートマンが勝手に正体をばらしてしまい、やむなく変装をといて正体を明かした上で作戦を変更。 大会のスポンサーとして試合を観戦していた炎山の父である伊集院秀石を人質に取った上、ブルースの入ったPETを寄越すように脅しをかけた。 そして彼のPETを受け取る寸前まで事が進むも、密かに物陰に隠れて事態を見守っていた光熱斗の活躍で人質は奪還され作戦は失敗。 その上でデザートマンと共にロックマンに戦いを挑むも敗北し、炎山のオフィシャル権限をもって現行犯逮捕された。 その後、Dr.ワイリーが刑務所のシステムにハッキングを仕掛けて他のメンバー共々脱獄に成功し、最終決戦で泡を吹き出すタイプの無人戦車を操り熱斗を妨害。 無人戦車にプラグインしてきたロックマンを迎え撃つため、パルストランスミッションシステムを使ってデザートマンとフルシンクロし戦闘を行うが敗北した。 事件から4ヶ月後、プロトのジャンクデータから彼の精神データが発見されて無事に保護され、しばらく入院した後、オフィシャルに逮捕され、取り調べを受けた。 入団理由は不明だが、他局に企画をパクられたりネタ切れで最近は視聴率が伸び悩んでいたとのこと。 人質作戦を取った炎山に卑劣と言われた際に言い放った「この業界、いい『絵』と視聴率さえとれれば何したって構わないのサ!!」というセリフは、もしかすると彼自身の他にも彼をパクった他局を示していたのかもしれない。 上記の理由もあってかWWWの構成員でありながら本業には非常に熱心であるようで、 逮捕された直後も番組の視聴率を気に掛け炎山に番組の視聴率を教えてくれるよう掛け合う姿が見られる。 一方で問題も多数発生しており、科学省には事前に許可を取るが秋原小学校とうらかわ旅館については無断でロケを強行し、落下ギミックの安全対策が杜撰で参加者にケガ人が出てしまうも無視してイベントを続けるなど、かなりの無茶をやっていることがわかる。 なお彼が逮捕された直後も気にしていた番組の視聴率だが、無人戦車でのやり取りによると結局教えてもらえなかった様子。 そのことに関して「オフィシャルだったら、約束ぐらい守ってほしいもんだね」と自分の悪事を棚に上げて憤慨していた。 炎山は視聴率のことに関して一応「いいだろう」と答えていたのだが…犯罪者との約束を守る必要は無い、ということなのか。 もしくは大会の視聴率の結果が出る前に彼が脱獄してしまったか、自分が起こした事件によって、その番組が通常通り放送されていなかった可能性が考えられるか。 外伝作品の『ロックマンエグゼ バトルチップGP』においては、本編に登場した名前付きのナビを所有しているオペレーターの中では、唯一参戦できずに終わってしまっている。 熱斗のママや担任のまりこ先生も参戦していたのだが、相棒であるデザートマンの戦術や形態が独特過ぎて扱いにくかったのだろうか。 ちなみに、本編では言及されていないがゲームの取り扱い説明書には30歳との記述がある。後に公式Twitterでもそう紹介されているので、年齢に関してはこれで間違いないようだ。 【漫画】 『バトルストーリー ロックマンエグゼ』(あさだみほ版)に登場。 『3』メンバーが中心となった「新WWW」のリーダー格として登場し、N1グランプリ決勝戦にプロトを持ち込んだ。 Dr.ワイリーの指示に従っていると思いこんでいたものの、実はその映像はプロトが作り出した偽物。 本物との相違点・違和感に気付いていたマハ・ジャラマに対し、砂山は何も気付いていなかったなど微妙に格下に描かれている。 【アニメ】 第3期『Stream』で登場。 ゲーム版同様、初登場した第5話時点ではDNNディレクターを務めており、テレビの企画「ボクらのマドンナ先生」に大園まりこを出演させるために秋原小学校で取材活動をしていた。 しかし、ある日突然スラーが現れ、アステロイドのデザートマンを授かる。 これほど強力な力を目の当たりにした砂山は、その裏で既にネオWWWに入団し悪事を暗躍するようになり、テスラ・マグネッツの命令で世界各地でワイリーコレクションを強奪して回っていた。 この件に関しては賞金稼ぎのチャーリー・エアスターに嗅ぎつけられており、常に尾行されていた。 ネオWWWが第9話にて世間へ宣戦布告して、団員たちはネット警察に指名手配されているので、この時点でDNNディレクターの職を降ろされていることになる。 ナルシー・ヒデとは業界人繋がりで、彼の作品を結構気に入っているらしく割と毎回購入しているとのこと。 そのナルシーもスラーにアステロイドのビデオマンを授かったことから、ナルシーをネオWWWに勧誘した。 原作での設定からしてテレビ業界の悪習・倫理観の欠如したテレビマンという攻めたものだったが、テレビ放送に配慮してか 本作ではあまりテレビマンという設定は拾われておらず、どちらかというとストレートな悪役となっている。 一応、第9話ではテスラの世間への宣戦布告映像を撮影したり、所々でテレビマンらしい言い回しをするなどの描写はされている。 アステロイドのリスクを承知のうえで「力は使うためにある」と言い放つなど、中々の悪役ぶりを見せていたがそう言いつつもデザートマンに愛着があったのか、最終決戦(第40話「ネオWWW壊滅」)でデリートされた際には心が折れ西古レイと共にネット警察に無抵抗で逮捕された。 ちなみに、第9話限定で砂山のプラグインバンクが挿入されている。これは西古レイも同様。 原作『3』通りに年齢が30歳であれば、上司(ボス)であるテスラ・マグネッツ(29歳)より1歳年上ということになる。
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/712.html
遡るも遡らないも中学三年生の頃の話になる。 本当ならこんな思い出話なんぞしたくないしきっと皆様も聞きたくないだろうがまぁそこはご容赦願いたい。 ここで話を聞く羽目になった貴方とも何かのご縁。古泉に頼めばその辺胡散臭く納得させてもらえるぞ。 さて、本題に入ろう。えーと、中三の頃とまで話したのか。 その頃佐々木という奴と仲良くしていたことはおそらくご存じだろう。ご存じない? それなら今すぐ本屋で「涼宮ハルヒの分裂」をご購入いただくよう強くお勧めする。 売り切れていようが何だろうが三日三晩走り回ればきっと買えると団長様が仰ってたぞ。ホントに買えるかは知らんがな。 おっと、また脱線か。申し訳ない。 その頃は中三なので当然塾とやらに通っていて、その行きは佐々木を自転車の後ろに乗せ、帰りは話しながら並んで帰ったものだったが、その絡みのお話だ。 ある雨の木曜のことである。雨とは言っても天気予報は無責任にお天気マークを輝かせていて、事実朝も昼も太陽はさんさんと照っていた。 そんな日だから俺は傘を持たずに自転車を家から出し、窓から覗くお袋の楽しそうな視線をカッタウェイして後ろに佐々木を乗せて塾へと行った。 最初のうちは他人を後ろに乗せて自転車をこぐのが怖かったがもうすっかり慣れていた。周りの視線にも。 すれ違う人にいちいち俺と佐々木の間柄について説明していては塾に間に合わないことを悟ったお陰でもあるがな。 とにかく俺は自転車の前かごでカラカラぶつかったり絡んだりする二つのカバンのストラップを見ながら信号に悪態をつき、塾の始業時間の10分前には見事到着した。 少し時間があるなと言ったのはどちらともなく、じゃあ、と自習室の空席二つに並んで陣取ったのもどちらともない。 椅子に座るといつものようにちょっとした疲労を感じて伸びをする。やっぱり二人乗りは一人より重たい分結構疲れるからな、座れるありがたみを感じるよ。 「ずいぶんな言いようだね。そんなに重いつもりじゃないんだけれど」 言い方が悪かった。別におまえが重いとか軽いとかいう次元じゃなくて人間一般論だ。 「それは変だね。キョンが疲れた原因として問題になるのは一般論として二人乗りが重いかどうかではなくキョンの後ろに座った僕が重かったかどうかであって、 たとえばその理由は僕が護身用に持ち歩いている鉄アレイなのかもしれないわけだ。 その鉄アレイは一般論の二人乗りが包含しない要素であっても君にとっては疲労の大きなファクターだろう」 ポロッと物騒なことを言うな。そんなもん持ってる奴を後ろに乗せたくないぞ。佐々木は喉で笑って返した。 「例えばの話だよ。 ともあれ、要するに君の発言を総合すると君はいつも僕を後ろに乗せることで重い思いをしていて体中に乳酸が貯まっていくことに不平を言いたいのではないのかい?」 相変わらずまどろっこしい言い方をする。そのくらいの疲労、おまえの無駄に頭を使う話が俺の脳内に乳酸をまき散らす分に比べたら些細なものだ。 だいいち……と抗議の続きをしようとしたところで佐々木は不意に立ち上がった。 「そろそろ時間だよ」 タイミングの悪い。教室に動き出す人に紛れてせっかく展開しようとしていた俺の反論はすっかり霧散してしまった。まったく。 それにしてもその理屈ばった喋り方、女子の前ではそう話さないんだろう?どういうわけでだ。歩きながら訊く。 「これかい?一応僕なりに訳があるんだけれど、出来ることなら言わずに済ませておいてもらえないかな」 どんな訳だ。気にはなったが無理言って聞き出すには時間がなさ過ぎた。それはまた今度だな。 とにかくそのインテリ優男みたいな話し方な固執すると変人に見られるぞ。 「ごあいにく様。既に変人の称号は十二分に頂いたよ」 俺は何か言うべきだったのかもしれないが、妙な誤解をし続けてる隣の席の奴の冷やかしにうるさいと叫んで気がつくと授業は始まっていた。 塾が終わると外はザーザー言う雨音が完全に支配していた。 横で佐々木はごく普通に紺色の折り畳み傘を取り出していたが俺はそんなに用意周到な人間ではないしその上自転車のことを思うと完全にメランコリーに覆われていた。 とりあえず佐々木、傘二本持ってないか。持ってないだろうな。俺は佐々木の方を向いた。 佐々木は何かイタズラを思いついたような顔をしていた。 大方相合い傘しようとでも言い出すんじゃないか。そう先読みしようとしたが残念なことに佐々木の思考回路は俺の斜め上を行っていた。 「ごめん、今日私一本しか持ってないの。キョン君、一緒に入っていかない?」 俺は開いた口がふさがらなかった!どうした、何か悪いものでも食ったか? 「ひどい言い方ね」 口では言いながらも顔は笑っている。始業前の話を気にしてたのかこいつは。 確かに事情を知らない人が見れば平均以上には可愛らしい少女がごく普通に少女的言葉使いで話しているだけに見えるだろう。 だが俺は違和感でどうにかなってしまいそうだった。皆さんにもこの違和感をもっと実感を伴ってお伝えしたいものだが文章というのは不便だ。 誰かにマンガかアニメあたりでこの状況を表してもらいたいものだね。 「どうしたの、キョン君?」 佐々木は俺の顔を覗き込んだ。彼女の顔には愉快さを堪えられない笑みが貼り付いている。 何やってるんだとでも言いながら睨みつけてやりたかったところだが、 佐々木のその笑みはいつも俺の前で見せるクククではなく女子の前で見せるウフフの微笑なんだから目を合わせにくいこと著しい。 もっとも佐々木にそのことは筒抜けにお見通されていて、今度は声に出さずに顔だけでクスクスと笑った。さっきからいろいろ笑ってばっかりで楽しそうだな、おい。 「キョン君の反応が面白くて。あ、いつもみたいにキョン、って呼んだ方がいい?」 わざわざそんな女の子らしいイントネーションをつけんでもいい!その口調で呼ばれるとむずかゆい! 「理屈っぽくない口調っていうとこんな感じじゃない?たまになら面白いね」 佐々木は微笑んだまま余裕綽々に言う。完全にイニシアチブは佐々木だ。わかったよ、俺の負けだ。俺は白旗を鮮やかに揚げた。 それにしても雨足はさっぱり止まない。どうしたもんかと佐々木を見ると佐々木は傘を掲げてどうすると首を傾げた。 既に授業が終わって結構経ってしまったのであまり人影は少なかった。別にやましい訳じゃないが無用な噂が増えるのはごめんだしな。うん、大丈夫だろう。 まぁいいだろう。背に腹は変えられん。自転車は明日回収しよう。俺は正当な事実確認をすると佐々木に頷いた。佐々木がそう大きくはない傘を広げる。
https://w.atwiki.jp/jyutsugakuen/pages/15.html
-認証、データを表示します。 腕 克綺(かいな かつき) 性別 男性 年齢/所属 30歳/私立大和山学園【丑】級担任 容姿 中肉中背でよく見れば整っているように見えなくもないという顔立ち。黒に近い紺色の髪と眼を持つ。防弾・防刃・防呪が施されたスーツスタイルで、戦闘時にはネクタイを外す。外見的にこれといった特徴が見られないが、個性派揃いの術者達にあってはそれが却って目立つらしい。一見すると優男風だが、実際は鍛え抜かれたしなやかな体躯を有している。 性格 結界術に秀でた術者を育成する「丑」のクラスを担当。しかし事ある毎に『術者なんてロクなもんじゃない』と唱えては一般社会への回帰を促すというスタンスであり、実際に彼の支援を得て、術者より足を洗う事が叶った生徒も少なからず存在する。学園としては墳飯物であるが、彼の薫陶を受けた結界術師は総じて優秀であるために黙認されている。 能力 『土行操術(偽)』 土や岩に纏わる物質を操作する術式。単純であるがゆえ扱いやすく応用が利く。土を固めて撃ち放つのは勿論のこと、呪力を持つ防壁や地面を動かして疑似的に高速移動するなど発想次第で多才な運用が可能な汎用呪術。と、いうことにしている。 『縛妖石陣』 腕家相伝にして克綺本来の術式。土行操術(偽)はここから零れたものに過ぎない。展開した石陣は封印術/結界術の『炉』そのものとなり、克綺が行使する陰陽術も出力/精度ともに跳ね上がる。神髄は石陣の見立てによる龍脈式の封印術であり、対峙する呪詛/怪異の力が強いほど封じる力も強くなる。ただし、呪詛/怪異に対して封じる大地の許容量が足りなければ失敗する。 『狐火』 何処かの代で混じったとされる妖狐の血の微かな名残。松明の代わり程度の青い火を灯らせる。照明以外にさして使い道もなく、術式ですらないが、腕家に伝わる縁には違いない。 『幻層掌握』 結界術における到達点の一つ。範囲内の空間を隔離する幻層と似て非なる異界創造術。幻層掌握の結界内は風景を含めて行使者の術式そのもので満たされており、結界内部に存在するあらゆるモノを術式に応じた世界法則の影響下に置く。総じて行使者に能力補正/秘術使用制限の解禁/術式法則などを齎す切り札となり得る。ただし自由自在のようで制限があり、展開と維持には莫大な霊力/呪力を必要とする。また、使用後は過負荷によって術式が一時的に使用不能になるなどデメリットも非常に大きい。 『一級呪具・闇魔』 只管に不壊たれと鋳造されたが、他に別段これといった効力を持たない鉄鎖。腕家に伝承される呪具であり、圧し固めた岩石と繋ぐことで強力な質量武器に変じる。攻防一体の呪具であるが、自在に扱うには膂力に加え高い技量が必須となる。 『準一級呪具・霹靂』 古く重い黒鉄の手斧。造術工師:吉田 在史の手により土行から木行(雷気)を生じさせるという陰陽五行の崩しが刻まれている。稲妻が大地より天に昇りて対象を穿つ。地震光をいかずちと見立てる事で其れを実現させた。腕 克綺の戦術選択肢を拡張させることを目的に調整が施されており、『閻魔』と接続することで呪具として真に完成し、斬撃・重打・土気・木気という多様な攻撃/属性の行使が可能となった。 概要 私立大和山学園に所属する歴史学教諭。秦氏の裔にして平安時代の呪術師:蘆屋道満を祖とするが、数世代に渡って相伝の術式が顕れなかったために術者の家系としてはとうに没落した腕家の出身。腕家が発言力を失った当時は、希少な封印術式の発現は、生贄として封印呪物へと加工されかねなかったため秘匿。凡庸な土行操術の術者として学生時代より活動し、古老達の理不尽を跳ね除ける実力を得て今に至る。当人は学生の頃に勤労意欲を使い果たして後方に回った、第一線からは退いていると公言しているが、誰もそれをマトモに受け取っておらず、定番の持ちネタとすら思われてしまっている。 追記 ・使用術の一覧【土行】霊力を土気へと変換する。土気は克綺の霊力と最も相性が良く攻撃・防御・補助・式神など様々な手段として活用する。 【土生金】(相生)土気による金気の増幅。金属は地中で熟し、鉱床が形成される。主に『一級呪具・闇魔』の強化に使用される。【土剋水】(相剋)土気による水気の打破。土は水を濁し、流れを散じ堰き止める。 水気に対しての耐性が高い。【八卦後天図】脳裏に刻んだ易により、直感力/直観力を強化している。予知に近い洞察を得ることもあれば全く機能しないこともある。【百鬼夜行避】光り輝く蒼色の多重結界を展開。この世ならざる存在に対する排斥呪術。有効性から使用する術師も多く、また独自仕様も様々。克綺は通常の結界壁の他、霊子として放ち収斂、結界内に対象の攻撃を閉じ込める封印術としても行使する。【十字経雷法】道教の雷帝・九天応元雷声普化天尊の十字名を唱え発動する呪術。本来、克綺とは相性が悪い木気を『霹靂』により土気から生じさせる。大地(土気)より天空へと昇る雷光(木気)を一閃させ対象を撃つ様は、陰陽五行の崩しとは如何なることかを如実に示している。――――――――――以下、【縛妖石陣】展開時のみ使用可能――――――――――【跳術:爆圧式】障壁と霊子爆発を併用することで瞬間的に爆発的な推力を発生させる。超加速戦闘を可能とするが、霊力の消耗と制御の困難さは通常の跳術の比ではなく、性質上、屋内での使用も不可能。【攻性霊子防殻:魔界偈】一切衆生にある仏性を説く涅槃経の一文。封印術による爆縮・転化。崩壊寸前となった霊子を結界術で強制循環・極大化させて解放する。性質は殆ど自爆技に等しく、習得難易度・実戦での使用難易度も極めて高い呪術。【五行連環:霊磁突杭・禍】木・火・土・金・水の五元素を封印術にて循環・直結。相生・相剋・比和・相乗・相侮による過剰励起・矛盾反発を爆縮・射出する。空間圧縮破砕を為すほどの出力を誇るが、過剰威力、長大な展開シークエンス、極端に射程が短い、など、克綺曰く「浪漫兵器」とのこと。【絶象之式:禹歩】伝説の賢王・禹王を元に編まれたという道教の歩法の名を冠する。龍脈を介し圧縮された空間を跨ぐ。射程は半径10メートル前後。龍脈を必ず通る必要があるという脆弱性がある。克綺自身は跨ぐために数センチ移動しているだけで加速度による負担はゼロに等しい。【幻層掌握:禁忌経典・朱誅龍経】腕 克綺が会得している幻層掌握。龍脈封印の場となる此岸と彼岸を分ける境目「三途川/賽の河原」を現出させる。
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/4324.html
無法悪鬼戦線 -ボルカノクス- 全項目追記修正可 概要 西国に存在する砂漠地帯。通称【火の国】 便宜上国とはされているが略奪、殺戮が日々罪なき人々の眼の前で行われる無法地帯 転々と散らばる人類生活領域に比例して砂漠や敵性生物の巣などといった未開拓ちの割合が多い この枯れ果てた土地に世界政府は興味を示さず見放され、世界各国の犯罪組織が潜伏先として国境を堂々と超え根を張り今に至る 一応、王国ではあるのだが統治は国土全体に行き渡らず、法による恩恵が受けられるのは首都のみ だがそれもあまりに脆弱で、首都を囲むようにして存在する各犯罪勢力が統治した街、村が軒を連ねることから世紀末を体現したかのような惨状である 国の実権を握る王政府を含む強大勢力は六つ。何も王政を除けば犯罪勢力が殆どを占める 六大勢力 追記修正自由 出演者・ゲストの縛りなし 王政 ジャンカルロ王朝 現在先王の実子 王子が統治権を持つ……はずだった 20代国王:アルセニオ1世 故人。一時期火の国で蔓延した疫病により妻子ともに死去 秀でた才を持たず、現状維持は愚か、あまつさえ時代を逆光させた様な思考の持ち主であったらしい 21代国王:アドニス アルセニオ1世の遺体を供物に捧げ将来した異界の存在 肉体のベースこそアルセニオ1世のものだが、『気に食わぬ』の一言で自らを改造 既にその面影はなく新たに娶った妻と共に治世を行い、一時的に火の国へ安寧を取り戻した 以後は治世をアルセニオ2世に預け、自ら敵国風の国へ出向く 22代国王:アルセニオ2世 アドニス王の器となった先王、アルセニオの実子 齢17にして国家を統治する若き国王 先王アドニスとは打って変わって凡才、凡人思考。一国の王としては余りにも才の及ばない少年 大臣曰く『王や英雄よりも盗賊が向いている』 美しい女性に目がなく敵国のスパイにしてやられた過去もあり、先王が築き上げた国家の基盤をわずか2年で崩壊させた駄王 騎士団長:ロクスウェル 弓兵型のジャンカルロ人。屈強な肉体、褐色、麦色の長髪にに長身の男 アルセニオ2世が幼少の頃より彼の護衛、もといお守りを担当してきた 火の国において『賢者』と呼ばれる数少ない経験豊かな知識人の一人に数えられる 先々王に引き続き成長の兆しがないアルセニオ2世に頭を悩ませている NANTOクリムゾンレッド 聖帝サウザーが治める、火の国においては珍しく水に恵まれた土地である 主に聖帝十字量REDと称されるピラミッド内でイチゴの栽培、 回収したスクラップなどを利用しバイクやトラック、戦車といった移動手段の売買といった活動をしている 資源に乏しく不毛の地が広く存在するこの国において果物、移動手段は重宝されるため商売の羽振りがいい反面、 周囲の勢力から付け狙われることが多く闘争が絶えない。当のサウザー本人に支配欲はなく平和ボケしているらしい ちなみにシュウ様の提案で行き場をなくした子供達を保護する学校を建てている 首領:聖帝サウザー この勢力を気ままに統括する首領。軍略、目的、愛を持たずフリーダムで手に負えない性格をしているが、 口車に乗せられやすいこともあってお飾り首領として戦闘面で活躍している 幹部:シュウ様 実質首領。同じ日に死んだ因果かサウザーと共にこの地に降り立った盲目の拳闘士 サウザーと相反して常識人の不幸体質。愛と知を知らない子供たちのためにサウザーをそそのかし学校を建てる 第三の勢力 ??? ??? 首領:??? 第四の勢力 ??? ??? 首領:??? 第五の勢力 ??? ??? 首領: ??? 第六の勢力 ??? 詳細不明 首領:屍の王 カバネノオウ 近年幅を効かせつつある武力勢力の長 『アンデッド』を雑兵として従え国境を越え略奪と殺戮を繰り返す野党 詳細不明。古くから火の国北部で語り継がれる民話に登場する怪物、『ケグルネク』と重ね合わせられる プライメイト 組織の副官を担う男 カウボーイのような出で立ち、白髪に無精髭、整った顔立ちの優男 旧式のショットガンを愛用、近接戦ではこれを棍棒のように扱い多くの頭蓋を叩き割ってきた グリフォン 幹部の一人。ターバンを巻いた長髪の痩せこけた男 射撃型マイテイ人であると推測される ドラクル 幹部の一人。一切の詳細は不明 モルフォ 幹部の一人。緑長髪の女性 両足を失っており飛行ユニットを搭載した車椅子で行動している パイソン 幹部の一人。褐色、黒髪、長い首と四肢が特徴の妖艶な少女 言葉を話せず読み書きも満足に出来ない。戦争孤児と推測される ブレンザ 幹部の一人。ロシア系の少女 幹部中最も身長が低く丈が合わない軍服を着ている 狙撃に特化し移動しながら標的を狙い撃つ ベア 幹部の一人 元政府軍所属の男 本名『ツェーザル・グライス』 常に鼻の頭に傷跡がある 瞬間的に加速する異能を有する その他武装勢力 大耀組 いわゆるYAKUZA 魔の国 東京からなだれ込んできた東洋系魔術師が取り仕切る武装勢力 走り出しこそ幸先が良さそうに思えたが封印されしポチによってその半数が原型を残さないほどに食いちぎられ死滅し弱体化している その他人物 モハメド・アブドゥル 最近港によく顔を出す占い師。カオス界でも知名度がある悪鬼、DIOと打倒した過去がある異能者 船着場でよく拒否権もなく手相を見ては入国者に警告を促しているらしい 雲のジュウザ 「雲ゆえの気まぐれよ」が口癖の我流拳法を巧みに操る風来坊 神出鬼没で物理的法則を無視して移動してきたかと思えば気まぐれで的にも味方にもなる厄介な男 ザ・ジャンゴ 国内全域で気ままに活動しているアウトロー。 少年の様な容貌に見合わぬ神懸かり的な射撃の腕を持ち、特定の勢力に属さない流れ者。 ジャンカルロ人 火の国を建国した移民時代の血筋を強く引く戦闘民族 近距離の肉弾戦に強い【戦士型】 剣や槍といった刃物を扱う白兵戦に特化した【騎士型】 弓や銃といった飛び道具の使いに秀でた【弓兵型】 魔術への適性を持ち、高い技術を有する【術士型】 これら全ての属性に精通する【狩人型】が存在する 王族は殆どがジャンカルロ人の血を引いている 敵性生物 コヨーテ コヨーテである。意外と食べるとおいしい ターバンのガキ 隠密行動スキル(EX)を持つ恐るべきガキ。どうあがいても必ずナイフで膝小僧を、 それも全く同じ部位をマシーンのような正確さでついてくる大変恐ろしいガキ 仮面をつけた亜種が居る ターバンのガキ(修羅) 仮面をつけたターバンのガキの亜種。個にして群体。凄まじい増殖力を有し群れで行動する ターバンのタキ ボウガンで攻撃してくるターバンおガキの亜種 無表情のそれとは異なり常に鬼気迫る表情をしている ケンシロウの天敵 ターバンの大人 ターバンのガキをまとめ上げる個体。全身緑色で地面が陥没する程の重量のマントとターバンを身につけ超人的パワーをセーブしている ターバンを外すとおスキンヘッドと触覚が露わになる。必殺技は魔貫光殺砲 封 印 さ れ し ポ チ この地において最も警戒するべき生物 なぜか実力者には尻尾を振る。そこに奇妙な友情があるのかもしれない .
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/243.html
酒場の扉をバン!!と開く。 静まりかえった客達など気にもとめず、ゼシカはツカツカと歩いて空いているテーブルを陣取った。 その顔は、美人も台無しの憤怒の形相。遠慮がちに注文を尋ねてきた店員にかなりアルコール度数の 高い酒を言いつけると、あとは運ばれてきたそれをひたすらグイグイと煽り続ける。 (もう知らないわあんな男。女と見れば誰でも追っかけてヘラヘラして) ―――あそこの酒場は、雰囲気は明るいがあんまりよくない連中がいる だからお前は絶対一人で行くんじゃねぇぞ (偉そうに、何よ年上ぶっちゃって。酒場くらい一人で来れるし、自分の面倒くらい自分で見れるわ) ―――ほんっとおっかねぇなゼシカは。もうちょっと可愛げってもんはねぇの? オレが昨日街で出会ったアイリスちゃんみたいにさ… (悪かったわねっっ!!どうせ私は短気で不器用でお子様で…) ―――わ、わっ!!メラゾーマはやめろ!!せめてメラにしろっ!!!! (…そうよ。いつも素直になれないかわいげのない女よッッ!! ククールのバカ!!!!だいっっきらい!!!!!!) ××× 「…………おいおいお嬢ちゃん、こんなところで寝てたら風邪ひくぜぇ?」 たいした時間も経たないうちにゼシカはたちまち泥酔状態となり、まだ何かブツブツ文句を言いつつ、 グラスを握ったままテーブルに突っ伏してしまった。親切そうな言葉で近寄ってきたのは、 いかにもろくなこと考えていませんというような品のない笑みを浮かべた胡乱な男達だ。 はじめのうちはゼシカのただならぬ勢いに怖じ気づいていたが、遠巻きにずっと様子を窺っていたらしく、 このタイミングをここぞとばかりに見計らってきたのだろう。 男の一人が隣の席に座り、俯せのゼシカの耳元に話しかける。 「ちゃんとお部屋に帰ろうぜ?オレ達が連れてってやるからさぁ」 ゼシカはう~ん…と寝言のような声をもらすだけで、答える意識は残っていない様子だ。 男達はニヤニヤと笑い合い、まったく起きそうにない彼女の身体に手を伸ばした。 その時。 「―――ハイそこまで」 ゼシカの剥き出しの白い肩に手を回した男の鼻先に、突如スラリと突きつけられたレイピア。 世にも見目麗しい青年が、薄く笑いながらいつのまにか男達の後ろに立っている。 ギョッとして一瞬身を引くも、一見いかにも優男な風貌の彼をみとめると 男達はたちまち余裕を取り戻し、青年にからみ始めた。 「なんだぁ兄ちゃん?そんなおもちゃの剣持って本気かあ?王子様ごっこは顔だけにしろよ」 しかし青年は怯んだ風もなく鼻先でフッと笑う。そしてレイピアをかまえていた右手をすっと降ろし、 「あいにくオレは王子様じゃなくて、ただの騎士だけどな。 ………ただ、お姫様をお護りすると誓いを立てた身としては―――」 今度はレイピアを左手に持ち替えた。そしてほんの刹那レイピアがヒュッと空を切ったかと思った 次の瞬間には、未だにゼシカの身体を触っていた男の前髪が、真一文字にバッサリと切られていたのである。 それまでの柔和な態度をいきなり変貌させ、凄味を帯びたオーラを全身から放つ青年は 笑っていない目で笑いながら、低い声で言い放った。 「―――もう一度お前達が彼女に触れたら最後。 1秒でお前達全員を地獄送りにすることくらい、なんの躊躇もないんだぜ?」 その目は、はったりなどでは決してない。 男達は本能に従いすぐさまゼシカの身体から手をどけ、格好悪く店の壁にベタッと張り付くのだった。 「………へ、へッ!騎士サマだぁ?か、かっこつけやがって、結局てめぇの女なんだろうがよ!」 すっかり固まってしまった男達は、それでもまだ小さなプライドがこのまま引き下がるのを許さないのか、 青年と一定の距離を保ちつつ負け惜しみをわめき立てた。 「あぁ、だったらいいんだけどな」 青年はスラリとレイピアをしまうと、この騒ぎにもまったく目を覚まさない彼女に歩み寄り、 床に片膝をついてかがみ込むと、頭を撫でながら耳元に何ごとか囁きかける。 「………でもまぁ、当たらずとも遠からず、かな」 微笑みながら青年は呟く。 眠り込んでいたゼシカがむにゃむにゃと寝言を言いながら顔を上げ、ねぼけまなこで彼を見る。 ほら帰るぞ、と両腕を差し出す彼をぼーっと見てから、くくーる、とねぼけた声を出すと、 ゼシカはそのまま青年―――ククールの首に手を回して抱きついた。 小さくよいしょ、と言いながら、ごく自然な動作でそれを抱き上げる。 ククールは苦笑しつつ。 「こいつ、オレに惚れてるからさ」 美しいお姫様を抱き上げ連れ去る麗しい騎士。 その光景はあまりにもサマになりすぎていて、酒場の誰もが言葉もなく、去ってゆく後ろ姿を眺めていた。 ××× 宿のゼシカの部屋に戻り、眠っている彼女をそっとベッドに横たえて布団をかける。 この旅をはじめてから、何度このお役目をつとめてきただろうか。騎士稼業もラクじゃねぇな、と一人ごちる。 まぁ彼女が酒場で飲んだくれるのも、原因のほとんどは自分が作っているようなものなので 文句を言える立場ではないのだが。しかしゼシカはあまりにも無防備にすぎるのだ。 ゼシカが寝返りをうち、ククールの方に身体を向けた。幸せそうに眠る幼い寝顔と、 腕と脇の下でいかにも柔らかそうにはみ出している大きな胸、晒け出される白い肩のギャップ。 「………ホント ラクじゃねぇ…」 ククールは苦い心の呟きを思わず声に出し、わざと大きくため息をつくと、 平静のままさっさとこの場を退出しようと、改めて布団をかけ直すために手を伸ばした。 ―――ふと、酒場の下卑た男が、彼女の肩になれなれしく触れていたことを思い出す。 唐突に沸き上がった強烈な不快感に逆らえず、ククールは眠るゼシカに覆い被さり、その細い肩に口づけた。 それは明らかに丸出しの独占欲。その行為に、先ほど酒場で見せたモテる男の余裕はカケラもない。 一度口唇を離し、再度口付ける。今度は軽く歯を立てて。跡すらつけたい欲望にかられたところで ゼシカが小さく身じろぎしたため、ハッとして身体を離す。 小さな寝言がしばらく続き、最後にゼシカはポツリと呟いた。 「………………ククール……」 その半開きの口唇に、瞬間、色んなことが頭からふっ飛んだ。 ククールは引き寄せられるようにゼシカに口付けていた。夢うつつのゼシカをいいことに、 触れるだけでは足りなくて、舌を潜り込ませて、さらに深く味わおうとして…。 その時お互いの口唇の合間で、ゼシカの微かな声が聞こえた。 だいきらい、と。 ククールはギョッとして顔を離し、間近に彼女の顔を見つめる。 ゼシカは未だ夢の中だ。ククールは安堵の息をつくと、今度こそゆっくりと彼女の身体の上から身を引く。 (…………寝込みを襲うとか…) 顔を片手で覆って、はぁっと深いため息をつく。モテる男のする真似じゃない。 「…誰が誰に惚れてるって?」 素直じゃないのはどっちなのやら。 答えなどわかりきっているようにククールは苦笑すると、穏やかな寝息を立てる愛しい寝顔をのぞきこむ。 じゃあな、ゼシカと囁いて。 「………明日もヤキモチ、妬いてくれよな」 どんな夢を見ているのか。ゼシカは眠りの中で、小さく ばか と呟くのだった。
https://w.atwiki.jp/ffdqbr3rd/pages/760.html
第27話:交換交渉 様子を見ようと、そっと顔をのぞかせる。途端に、強烈な炎が木々を焦がしながら飛んでくる。 (冗談じゃない。こんなところで殺されてたまるものか)と、クルルは思った。 木立の影に身を潜め、必死で反撃の機会をうかがう。 その視線の彼方に立つのは一人の女だ。自分より少し年上の、緑髪を後ろで結んだ女性。 彼女の手には矢をつがえたボウガンが握られていた。 さきほどの炎魔法といい、ゲームに乗っている、という意思表示以外の何物でもない。 (どうする?) ――もしかしたら、先に仕掛ければ勝てるかもしれない。 狩人を極めた彼女にはわかるが、相手は弓に関しては間違いなくド素人だ。 構えはともかく、狙いのつけ方がなっちゃいない。 魔法は脅威だが、こちらにはミスリルの小手がある。ファイア程度なら、一度は耐えられるはずだ。 初撃をかわし、ニ撃目がくる前に間合いに入れれば勝てる。 けれどももし、相手が弓以外に武器を持っていたら。あるいはもっと強力な魔法を使ってきたら。 その可能性がクルルを躊躇させていた。 彼女だって命は惜しいし、バッツやレナやファリスにももう一度会いたい。 飛竜やモーグリ達、バル城の人々も、自分の帰りを待ちわびているはずだ。 彼らのことを思うと迂闊な行動は取れない。 だが、このままでは埒が明かないことも確かだ。 いちかばちかの可能性に賭けようと、彼女が木陰から一気に飛び出した時…… 勝敗は、予想外の形で訪れた。 突然、木の枝が大きくしなり、茶色の影が飛び出したのだ。 真上から落ちた。走り出そうとした少女に重なるかのように。 思わず立ちすくんだ緑髪の女――ティナの耳に、肉が断ち切られ骨が砕ける鈍い音が響く。 「よっ、と」 影が立ち上がった。木の葉を片手で払い落としながら。 ついさっき見たばかりの顔だった。長いコートに奇妙な帽子を被った、茶色の髪の優男。 「あ、あなた…………」 アーヴァイン。 広間で一番最初に名を呼ばれた、あの青年が目の前に立っている。 その手には長大な剣が握られ、ブーツの下には刃を食い込ませた少女の死体が倒れている。 なぜ彼がここにいる? もしかして、最初からずっとタイミングを伺っていたのか? 気配すら感じさせずに、彼女を――あるいは、私を殺すために。 そんなティナの思考を余所に、アーヴァインは微笑みながら突き刺さったままの剣を抜いた。 「そんな怖い顔しないでよ~。別に、君を殺そうなんて思ってないからさ」 「……あなたは思ってなくても、私は思ってるわ」 あまりに説得力のないセリフに、ティナは迷わずボウガンを向ける。だが青年は涼しい顔で 「君、そういう武器扱い慣れてないでしょ。狙いが甘いよ」と答えた。 「僕なら、もっと上手く扱う自信があるよ。これでも一応スナイパーだからね」 「そう、それで? 私から武器を奪うの? その子だけじゃなくて、私も殺すつもり?」 警戒し続ける少女に、青年は肩をすくめて苦笑いした。 「やめてよ。僕、そこまで悪党じゃないってば。 それに今のは不意打ちだから上手くいったんだ。 スコールやサイファーじゃないし、剣を振り回すなんて性に合わない。 それに木の上にいたのも身を隠して考え事してただけで、待ち伏せるつもりはなかった」 何を言いたいのか測りかねて、ティナは首を傾げる。アーヴァインはさらに言葉を続けた。 「僕ね、射撃なら自信有るんだよね~。こう、BANGBANGってさ。けど剣はあんまり扱いなれてない。 一方、君はボウガンを持ってるけど射撃は苦手。 でも戦いには慣れてるようだし、おそらく剣とか槍とか一般的な武器なら扱えるはずだ。違うかい?」 言い当てられて、思わずうなずいてしまうティナ。その後で、慌ててアーヴァインを見返す。 「つまり、武器を交換しろということなの? それとも仲間になれということ?」 「あー、仲間かあ。考えなかったけどそれもいいね。うん、その方が都合いいかな」 「お願いだから、回りくどい言い方をしないで。用件があるなら短く言って」 険しい目つきで睨みつけられ、アーヴァインは苦笑しながら言う。 「――実はね、殺す相手を交換してほしいんだよね」 ティナは自分の耳を疑った。殺す相手を交換してほしい? この青年はふざけているのか? だが、アーヴァインは真剣な眼差しでティナを見つめている。 「僕の知り合いがね、何人かこのゲームに参加しているんだ。 腕とか力とかそういうのを抜きにしても、僕には殺せない。これでも情ってものがある。 幼なじみ三人にその恋人に、幼なじみの父親だ。止めを刺そうとしてもためらっちゃうよ。 ――君にも、そんな奴が一人か二人ぐらいいるだろう?」 いる。確かにいる。 ロック、エドガー、マッシュ、シャドウ、セリス、リルム、ゴゴ……そして、レオ将軍。 ゲームに乗ることを決めた今でも、彼らと戦いたくないという気持ちが残っている。 「君にとって知り合いでも、僕に取っちゃ他人だ。逆もしかり。 僕は君の殺しにくい人を殺す。君は僕が殺しにくい人を殺す。 一人で全員殺すよりはよっぽど確実だし、多少は気も楽になるんじゃないかな」 なるほど、とティナは思った。この男に乗ってやってもいいかもしれない、と。 「わかったわ。……でも、一つだけ聞かせて。 なんでそこまでするの? そうまでして生き残りたいの?」 「生き残りたいね。どんな手を使ってでも」 ティナの問いに、青年は即答した。 「僕は帰らないといけない。 魔女が――アルティミシアが生きていたことを、ガーデンの仲間達に伝えないといけない……」 言いかけて、ふとアーヴァインの表情が自嘲に歪んだ。 「……なんて、言い訳だね。 本当は、元の世界に会いたい人がいるんだ。ずっと好きだった女の子が。 裏切り者とそしられても構わない。人殺しと蔑まれてもいい。 ただ、彼女ともう一度、生きて会いたいんだ。それが一番の理由だよ」 「私も、会いたい人達がいる」 ティナはぽつりとつぶやいた。 「ようやく見つけた、愛する家族がいる。 子供たちがモブリズで待っている」 あの日、再び剣を取った日に、交わした約束がある。 「だから私も死ぬわけにはいかない。必ず帰ると誓ったから」 ティナは真っ向からアーヴァインを見据え、ボウガンを向けたまま片手を差し出した。 「手を組んでもいいけど、邪魔になれば殺すわ。それでいい?」 「ああ、いいよ。僕もそういうつもりなんだしさ」 青年は血と土に汚れた手を拭いてから、少女の手を握り返した。 【アーヴァイン 所持品:キラーボウ 竜騎士の靴 G.F.ディアボロス(召喚不能) エアナイフ(回収) 行動方針:ゲームに乗る(ティナの仲間を殺す)】 【ティナ 所持品:グレートソード ちょこソナー&ちょこザイナ ミスリルの小手(回収) 行動方針:ゲームに乗る(アーヴァインの仲間を殺す)】 【現在位置:ほこら近くの山岳地帯】 【クルル 死亡】 【残り 132名】
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/41954.html
登録日:2019/05/01 Wed 23 03 07 更新日:2023/01/06 Fri 21 40 40 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 18禁 COMIC失楽天 ひみチュッ イジメ エロ漫画 ハッピーエンド レイプ 八尋ぽち 引きこもり 扉のむこうのキミ 漫画 純愛 WARNING! この項目は性的表現が含まれております。 18歳未満の方は直ちにブラウザバックすることを推奨いたします。 また、内容のネタバレが含まれますので、閲覧は自己責任でお願いします。 誰とも会いたくないんだ…帰ってよ 『扉むこうのキミ』はワニマガジン発行の『COMIC失楽天 2017年2月号』に掲載されたエロ漫画。 作者は「八尋ぽち」。この作品は2019年4月30日(*1)に発売された単行本『ひみチュッ』に収録された。 【概要】 レイプされかけた少女を助けたことでイジメの標的、ひきこもりという状況に陥ってしまう学生。 あの時助けてくれた少女が引きこもりになった学生を救おうとし、両者が結ばれるまでの過程を書く漫画がこの作品である。 【あらすじ】 それは学校の帰りに友達と寄り道した時に見てしまった宮国。それは、好意を抱いている葉月が上田達に襲われている光景だった。 今すぐ助けようとする宮国だが、友達はそれを静止しようとしている。上田達が裏で「めちゃめちゃやってる」のを知っているからだ。 もし葉月を助けるために止めに入ったら宮国が代わりに標的にされる。友達に葉月を好きでも諦めろと言われる。 しかし葉月がレイプされる寸前に割って入り、追っ払った宮国。彼のおかげでレイプを免れた葉月はつよがりの態度を取るが、それも長く持たずに泣き出してしまう。 この後葉月は父親の勤務先の海外へと逃げるように転校し、宮国は友達の言うとおり上田達からイジメの標的となってしまった(*2)。 やがて宮国は学校へ行くのが面倒くさくなり、自分の部屋に引きこもるようになったのであった。 それから一年後、葉月が日本に帰って来たのだが、宮国は憧れの人だった葉月を前にしても面会を拒絶してしまう……。 【登場人物】 葉月 宮国の憧れの人。上田達に目を付けられて裏山で輪姦されそうなところを宮国に助けられた。 その後は逃げるように父親の勤務先の海外へと転校したが、一年後に帰国して引きこもりになった宮国のところに来た。 宮国 葉月のクラスメイト。葉月が上田達に輪姦されそうなところを助け出すが、その報復を受けるかのようにいじめを受けてひきこもりになってしまう。 冒頭では自分がいじめられると分かりながら葉月を助けるなど勇敢な面を見せたが、一年後は打って変わって誰とも面会したがらないほどに心を閉ざしてしまった。 家族構成は親がいることが分かり、母親らしき人物が一コマ写っている。 上田 葉月をレイプしようとしたヤツ。作中では眼鏡をかけている男子生徒、優男風の男子生徒、キノコ頭の男子生徒が確認できるが、誰が上田でその取り巻きかは不明。 宮国の友達からは裏で「めちゃめちゃやってる」のを噂されており、裏山で葉月を輪姦しようとし、既のところで止めた宮国をイジメの標的にした。 ……はっきり言って救いようのない連中であるのだが、一年後はどうなったかは不明。 【顛末】 帰国した葉月は宮国がイジメに遭って引きこもりになった状況を知り、勉強を教えに通うようになった。 だがあくまでも部屋の扉に置かれた小型の監視カメラとのノートパソコンを介してのものであって、直接の面会はしていない。 一向に部屋に出ようとしない宮国に対して部屋から出るように促す葉月であったが今の自分を見せられないと拒んでいた。 恥ずかしいんだ…自分の姿が… 僕…さ…もう一生この部屋から出ることないと思う…だから勉強する必要ないんだ 葉月さん、お礼の気持ちは十分だから…もうここへは来ないで… 僕と関わるとあの時を思い出して辛いでしょ… イジメにあい、引きこもりになってどん底に陥った宮国は心を閉ざしてしまい、自分の所に来る葉月さえも突き放すような言葉を言い放ってしまう。 あの時のことは宮国に助けられたから辛くないと言いつつも、「ここへには来ないでほしい」という彼の意思を尊重する形で宮国のところに来ないと約束した。 だけど最後に宮国が恥ずかしくて出てこれないのなら自分の恥ずかしいところを見せてあげると宣言した葉月。 なんと、スカートを下ろし、服を脱いで、下着を脱いでお互い恥ずかしい姿を見せ合う。これで宮国が部屋から出てこようとする。 そんな行動に彼も面食らってしまうが宮国の親は帰るの遅くなるって言ってたからと、自分の裸を見せようとする。 監視カメラじゃなくて、部屋から出てきてくれたらちゃんと見せてあげるといった。宮国がどんな姿になってても驚かないからと。 それでも葉月がそんな事されても頑なに部屋から出ない宮国にもっと恥ずかしいトコを見せようと、監視カメラを介して宮国に見せつけるかのように秘部を弄り始めた。 彼女は最後に宮国に打ち明ける。宮国に助けられてからずっと彼のことを考えて秘部を触ってしまう。そして、宮国のことが好きになった。 そして葉月は謝った。彼が辛い時に助けに来てあげられずに、自分ばかり助けられてしまったことを。葉月のあられもない姿を見た宮国は勃起してしまった。 その上で彼女は言う。外にはきっと楽しい事がもっとあるはずだと。 お願いだから、部屋から出てきて… 私、宮国君に会いたいよ。 すると葉月の願いが届いたのか、宮国はついに部屋から出たのであった。勿論、そんな事されたら出てくるしかなかったのだが。 なぜ面会したがらなかったかというと、引きこもりになってから太ったり(*3)、髪もボサボサで長くなったからであったが、 恥ずかしい姿を晒した葉月から「こっちが死ぬほど恥ずかしいんだぞ」と言われてしまった。無理もないだろう。 ともあれ、直接会うことができた宮国と葉月。舌を絡ませる口付けを交わしながら、葉月は手で宮国の陰茎をしごいていく。 宮国は自分の陰茎を葉月の膣内に挿入していく。挿入された葉月は陰茎の大きさに気持ちよく感じてしまう。 葉月の膣の気持ちよさに勝手に腰が動いてしまう宮国だが、なぜか葉月は泣いている。 自分のせいで痛かったからではなく、宮国とやっとひとつに慣れて嬉し泣きしたからだ。 宮国君が助けてくれたおかげで私 男の人も自分のことも嫌いにならずに済んだの。ありがとう 確かに葉月を助けたことで宮国は上田達のイジメの標的にされ、引きこもりになる等、一時はどん底に陥った。 だが、葉月はレイプされかけたところを宮国に助けられたことで男の人も自分のことも嫌いにならずに済んだ。 そう、彼の勇気ある行動で一人の女の子を助けたことは、決して間違いではないのだ。 互いに思いをぶつけていき、互いに絶頂した葉月と宮国。なおも後背位で激しく動かして膣内に出した。 日が経ち、宮国と葉月は手をつなぎながら青空の下でデートしていた。それは、彼がようやく引きこもりから脱した証左であった。 追記・修正は好きな子が輪姦されそうな時に助けた者にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/718.html
開幕 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール、通称『ゼロのルイズ』は、イライラと学院中を歩き回っていた。 (まったく……いつだってフラフラとほっつき歩いて! どど、どうしてこうも落ち着きがないのかしら? いったい、ごご、ご主人様をなんだと思っているのよ! もう!) ああもう、あの使い魔! 使い魔のクセに! とルイズはムシャクシャして叫ぶ。さっきから、学院中にある空き教室を片っ端からまわっているのだった。 自分の呼び出した『使い魔』はちょっと目を離すといなくなり、どこかの空き教室にしけこむのである。 「ちょっと、ギイ! ギイ・クリストフ・レッシュ! どこにいるのよ!?」 ルイズは使い魔の名前を呼びながら、一つの扉をあける。はたして、そこには自分の使い魔が悠然と座っていた。 すらりとした体に銀色の髪の美男子である。そして何より特徴的な、髪と同じく水銀のように輝く銀色の瞳を持っている。 おまけに、使い魔にしなだれかかるようにして、一人の女生徒がうっとりとその青年を見つめているのであった。 「シェイクスピア曰く……『この世は舞台なり――誰もがそこでは一役、演じなくてはならぬ』……」 ゆったりとセリフをなぞりながら、男は手にしたワインボトルをトクトクとグラスに注いだ。 く、と芝居っけたっぷりにグラスに口をつけ、男はけだるげな微笑を浮かべた。 「だとしたら……僕の演じるのはさしずめ……『生に倦んだバラードを唄う道化(アルルカン)』か…… そして道化を邪魔するのは……如何なる愚者か?」 男の言葉に、クスクスと女生徒が笑う。ルイズの体は怒りにプルプルと震える。 (な、なんで私こんなの召喚したんだろう……) ルイズは震える声で言った。 「誰が愚者よ……! ギイ・クリストフ・レッシューッ!!」 『からくりサーカス・ゼロ』 春の使い魔召喚の儀式……それはメイジにとって、一生のパートナーを決める大切な儀式である。 中庭に集合した生徒たちは、コルベール先生の見守るもと、次々と使い魔を召喚していった。 ふくろう、カエル、果てはグレート・モールからサラマンダーまで。生徒たちは『サモン・サーヴァント』を唱え、呼び出した使い魔と契約していく。 誰かが使い魔を呼び出すたびに、歓声が中庭に響く。そんな中で、一人俯いている少女がいた。 (どど、どうしよう……昨日あんなこと言わなければ良かった……) 既に涙目の少女の名は、ルイズ・フランソワーズ。魔法の才能に乏しい貴族の少女であった。 昨日、同級生にからかわれたときに、ルイズは思わず心にもないことを口走ってしまい、いまさらながら後悔に駆られていた。 『私、サモン・サーヴァントは自信があるの。見てなさい、とびきりの使い魔を召喚してやるわ!』 昨日、自分が吐いた捨て台詞が頭に浮かぶ。本当は召喚の魔法に自信などカケラもない。ただの強がりであった。 そんなルイズをよそに召喚の儀式はちゃくちゃくと進んでいく。 「さて、次は……ミス・ヴァリエール。君の番ですよ」 「はは、はいっ……ミスタ・コルベール」 コルベール先生に呼ばれて、ルイズは慌てて返事をした。途端に周りからヤジと冷やかしが飛んでくる。 「おいおい、次はゼロのルイズか!」 「どうせ失敗するさ、なんたってゼロだもんな!」 「もう、うるさい! 黙ってよ!」 ルイズの怒声にヤジは収まったが、くすくすと忍び笑いが続く。ルイズは怒りに震えながらも、すう、と深呼吸した。 ゆっくりと頭にイメージをつくる。強く、美しく、そして気高い使い魔を……! 静かに呪文を唱えると、ルイズは杖を振った。成功して欲しいと心から念じながら…… 瞬間、巻き起こる爆発。 「げほっ……げほっ……だからいったんだ! 失敗するって!」 「やっぱりゼロだな! ゼロのルイズ!」 もうもうたる土煙に咳き込みながらも、生徒たちのはやす声が響く。 しかし、その声は当のルイズには聞こえていない。ルイズの目は、自分の目の前に突如現れた男に釘付けられていた。 「やれやれ……やっとママンのところについたと思ったら……なんだここは? 天国がこれほど埃っぽいところとは思いもしなかったな……」 輝くような銀髪に痩身、コートをきちんと身につけた優男が立っていた。美しいといってもいいような顔立ちに、左頬の傷が異様に目立つ。 傍らには、旅に出るように大きな鞄を提げている。銀色の瞳が、じっとルイズを見つめる。 「さて……天使のようなお嬢さん……僕はいったいどこにいるのかな?」 そう言うと、男はにこりと微笑んだ。知らず知らずのうちに、ルイズの頬は赤く染まっていた。 男は騎士のように気高く、貴族のように優雅であった……。 rァ『契約する』 『契約しない』 決意をかためたルイズは契約の魔法『コントラクト・サーヴァント』を行った。 目の前に立つ、気高く、そして優雅なる使い魔と――。 (――――と、思ったわ。ええ、最初だけね。最初は血迷ってたわよ……そそ、それが一体…… なんて使い魔なのよ……! ギイ・クリストフ・レッシュ……!) ルイズは、目の前で女生徒の肩を抱くギイを睨み付ける。学院中を探し回り、やっと見つけたと思ったらこれである。 コントラクト・サーヴァントを済まし、左手に使い魔のルーンも浮かんだ。紛れもなく、その男はルイズの使い魔のはずである。 「なのに! どーしてアンタは私の言うことを聞かないのよ!! 女ったらし!」 「さあ、僕に言われても困るな」 「こここ、このっ……! つ、使い魔のクセにっ……!!」 ルイズが手にしたムチを振り上げようとすると、急にゲホンゲホンとギイは咳き込んだ。 うっ、とルイズは振り上げた手を止める。咳き込みながらギイがルイズをちら、と見つめた。 「……僕の体は弱っているのだよ……貴族ともあろうもの、よもや病人を殴るまいね、君」 コホコホと咳き込むギイが、はっとしたように手を広げて見せた。 「血だ!」 「ワインでしょ!!」 ギイの言葉に鼻息を荒くするルイズ。ルイズがいくら怒っても、いつもこれでごまかされてしまうのであった。 ギイは、チャラ、と首に下げたペンダントをとり、パチンと開いた。中には女性の肖像が描かれている。 「ママン……狂気と倦怠と、なんでも暴力をふるう『イノシシムスメ』がいる『こちらの』世界で―― 美しいのはママンだけだよ……」 ちゅ、とペンダントに口付けるギイ。ルイズは呆れて体の力が抜けていった。怒る気力もなくして、がっくりと膝をつく。 (し、しかもマザコン……終わってるわ……) ……こうして、200体のオートマータを破壊した伝説の『しろがね』……ギイ・クリストフ・レッシュは、一人の少女によってこの世界に召喚された。 3000体のオートマータを道連れに自爆したはずの自分が、一体なぜ生きているのか? ここは一体どこであるのか? (そして……エレノオールとナルミは幸せになれただろうか……? あのマサルは無事だろうか……?) そんなことを疑問に思いながらも、自分の目の前で床に手をついて落ち込む少女の姿に、ギイはクスリと笑う。 (ママン……どうしてここに僕がいるかはわからないが……そばに行くのはもう少しだけ先になりそうだよ。 ……ママン・アンジェリーナ……) 開幕 おわり