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【作品名】魔王 【ジャンル】歌曲 【先鋒】坊や 【次鋒】お父さん 【中堅】馬 【副将】魔王の娘 【大将】魔王 【先鋒】 【名前】坊や 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】父親に抱かれるぐらいの男の子並み 【長所】かわいい坊や 【短所】子はすで~にい~き~・・・タエヌ 【次鋒】 【名前】お父さん 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】成人男性並み 【長所】妙にクール 【短所】息子が死ぬ 【中堅】 【名前】馬 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】馬並み 【副将】 【名前】魔王の娘 【属性】魔王の娘 【大きさ】柳の木ぐらい 【攻撃力】【防御力】【素早さ】大きさ相応の女性並み 【長所】娘と踊ってお遊びよ 【短所】ああそれは枯れた柳の幹じゃ 【大将】 【名前】魔王 【属性】魔王 【大きさ】霧のようにしか見えないが、おそらく成人男性並み 【攻撃力】掴んで連れて行くようにして子供を息絶えさせることができる。魂を抜くようなものか。 【防御力】霧並みか 【素早さ】風のように馬を駆る人が抱いている子供を掴めるので、馬に追いつくぐらいの移動はできるだろう。他は人並み。 【特殊能力】語りかけようとした相手以外には霧のようにしか見えず、声も枯葉のざわめきのようにしか聞こえない。 【長所】魔王 【短所】よくわからない 【戦法】掴んで連れて行く 参戦 vol.83 104 vol.91 156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 22 42 03 ID cDreLnET 考察したけど書き込もうとしたら規制されてた しかたないから考察内容はこっちに ttp //www1.axfc.net/uploader/Sc/so/66687.txt key=saikyou 以下、上記アドレスにアップされていた考察内容のコピー 魔王 (シューベルト)考察 魂を抜く攻撃は人間にのみ効くものとする、野生の壁から下がる ×ミッフィー(うさこちゃん)シリーズ 【先鋒】武器の差で負け 【次鋒】大工道具で不利 【中堅】牛>馬かな、負け 【副将】車には勝てないだろう 【大将】倒せない倒されない 1勝3敗1分け ×O2 (PV) 【先鋒】麺棒負け 【次鋒】こけし負け 【中堅】速いし何度も突かれたら負けか 【副将】人外だろうから普通に勝ち 【大将】魂剥奪勝ち 2勝3敗 ×桃太郎(芥川龍之介) 【先鋒】大きさ負け 【次鋒】突き負け 【中堅】馬の方が上かな 【副将】相手は大きい常人を普通に噛み殺してる、負け 【大将】魂剥奪勝ち 2勝3敗 ○マッハ!!!!!!!!!! 【先鋒】【次鋒】武器負け 【中堅】馬なら勝てるだろう 【副将】大きさ勝ち 【大将】魂剥奪勝ち 3勝2敗 △逆転裁判シリーズ 【先鋒】【次鋒】武器負け 【中堅】馬なら勝てるだろう 【副将】大きさ勝ち 【大将】幽霊だし。分け。 2勝2敗1分け ○最果てのイマ 【先鋒】【次鋒】さすがにウサギには勝てる 【中堅】馬勝ち 【副将】【大将】無理無理 3勝2敗 ○攻防、100キログラム! 【先鋒】【次鋒】余裕負け 【中堅】鍛えてるといっても拳銃の名手というわけではないようなので馬なら勝てるだろう 【副将】同上、大きさ勝ち 【大将】魂剥奪勝ち 3勝2敗 桃太郎(芥川龍之介)>魔王 (シューベルト)>マッハ!!!!!!!!!! コピーここまで 結果は 【グラディウスシリーズ】 創竜伝>銀河の三人>R-TYPEシリーズ=グラディウス>SUPER桃太郎電鉄DX>遊戯王オフィシャルカードゲームデュエルモンスターズ 【ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦】 FINAL FANTASY>ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦 (核の壁)>ファイナルコマンド赤い要塞 【ソニックブラストマン】 DINO CRISIS 2=パリ.ダカールラリースペシャル=ソニックブラストマン 【聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~】 ラグランジュポイント>聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~>超頭脳シルバーウルフ=トバルシリーズ 【F-ZERO GX】 ジョジョの奇妙な冒険(PS)>F-ZERO GX>マッハライダー 【魔王 (シューベルト)】 桃太郎(芥川龍之介)>魔王 (シューベルト)>マッハ!!!!!!!!!! 【タイタス.クロウ.サーガ】 魔魚戦記=タイタス.クロウ.サーガ 157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 22 51 42 ID cDreLnET ってこれ状況がわかりにくいな。 携帯から最低限のことを書き込んだってことね。
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障害物競走/ 葵「いよいよ午前最後の部となりました!…といっても初日のですけど(ぼそっ)次はプログラムジュウ…」 『ピピーガッガー』 ドミノ「はい、代わりまして技術科、“教授”ダンタリオンの燐子にして助手のカンターテ・ドミノです。 『次の障害物走はわーたしたち技術科が我学のずぅーいを詰め込んんーだものです!ぞぉーーんぶんに!タノシィィームが、いいですよー?』だそうです。ではお騒がせしましたー」 『ピピーガーガッガッ!』 葵「あーもう達也さん助けて~お兄ちゃ~ん、ふえ~ん…って、はっ!失礼しましたぁ!というわけで次の曲…じゃなくて競技どうぞ!」 A「見事に慌ててたな」 B「しっかし放送でお兄ちゃんとはなぁ…」 C「お、なんかあっちの方で爆発が」 A「達也とエリカだろうな。くそっ羨ましい!」B「まぁ俺らがあの立場にいたら死んでるけどな…」 青髪ピアス「くぅ~葵ちゃん萌える~!もう最高っ!やね?」 土御門「ん~やっぱりお兄ちゃんの響きは最高ですたい」 当麻「おまえ等は人が大変な目に遭ってるときに何和んでやがりますかー!」 土御門「んじゃ土御門さんは次の競技でるんで行ってきますよ?」 青髪ピアス「お、ガンバッテな~?」 当麻「無視すんじゃねぇー!!」 パイフウ「と、言うわけで障害物走ね。私も白に賭けてるからあの土御門とかいうのには頑張って貰いたいわね」 闘真「あの、なんか教師にあるまじき発言を聞いたんですけど…?」 パイフウ「そういえばなんで火乃香が白組なのかしらね?どっちかっていったら赤でしょうに…」 闘真「…………」 パイフウ「あ、始まるわ」 第一走者、赤組、浅羽直之 浅羽「う~ん、大丈夫かなぁ?」 第二走者、白組、土御門元春 「さ~て、ガンバリますかにゃ~?」 第三走者、赤組、池速人「このメンバー、上位にいける…か?」 第四走者、白組、神矢大作 「困ったなぁ…肉体労働は苦手なんだけど…」 第五走者、赤組、マジク 「自信ないよぉ~」 南雲慶一郎「位置について、よーい…」 パイフウ「あ、もう帰って来てたんだ」 パンッ! 闘真「さて、この競技って乗り越える障害物が違うんですよね?」 パイフウ「まるで何かが乗り移ったみたいな良い説明台詞ね♪ …ええそうよ、この競技はあの変なテントのなかで一人ひとり違うコースを選び、異空間に行き、条件を満たして帰ってきて、その順位を競う競技よ」 闘真「へぇそうなんですか…キャラにあわない物知りお姉さんみたいな言い方でありがとうございます」 パイフウ「あら、あなたこそ…フフフ」 闘真「……」 当麻「なんかあそこだけ変な雰囲気漂ってるぞ?」 一方通行「それより普通は参加してンのが一般人ばっかってのを心配しねェか?」 1/第一走者 … 浅羽「というか突然テントには入れってなぁ…」と言いながらもテントに入る浅羽 教授「よぉーーーこそ『我学の結晶エクセレント番外0003―時空の鳥籠』へ!」 ドミノ「んじゃ、ちゃっちゃとあの五つの扉の中から選んで入って下さひはひひはひ!」 教授「んンーー?ドォーミノー?おーまえには情緒といぃーうものが足りませんねぇ」 ドミノ「ほめんらはい、ほめんらはい!」 浅羽「とりあえず選べばいいのかな?ええっと、じゃあ三番で」 ドミノ「イテテ…はい、三番ですね?では行ってらっしゃーい!」 がちゃ ヒュゴォォー 浅羽「え?な!?うわぁぁぁ!」 目が悪くなりそうな極彩色の渦に吸い込まれていく浅羽 … 気が付くといつもの学校の校庭に変な格好で倒れていた。 なんかふつうに部活しているし放課後なのだろう。 浅羽「痛ってて…なんなんだ?」 パサッ 浅羽「ん?なんか落ちてきた…指令書?ああ、条件のことか。何々…この一日が無限に引き延ばされた世界で、千鳥カナメ、三剣涼子、須藤晶穂の三名の内一人の着替え、もしくはシャワーシーンなどの盗撮写真を撮れ…」 ひゅぅぅぅぅ 突然木枯らしが吹いた。 浅羽「僕に死ねと?というか絶対に最後の晶穂はあてつけだろ!?」 時間が無限にあろうと気の弱い浅羽には到底無理なことだった。 浅羽「……」 ふと、寂しくなって空を見上げた。 夕暮れにカラスが鳴いているだけだった。 浅羽「(;д;)」 2/第二走者 土御門「なーんか今回の体育祭はおかしいにゃー…あ、女子がブル(ry」 赤組応援席 カナメ「!!」 瑞樹「ん?カナちゃんどうしたの?」 カナメ「今悪寒が…それと共にこの学校の体育着がハーフパンツ型で本当に良かったと思えたわ」 瑞樹「はあ?」 … 話は戻ってテント内… ドミノ「はい、前の方は略して、この扉を選んでひはひひはひ!」 教授「ドォーミノー!あぁーなたはまた(ry」 土御門「とりあえず扉を選べばいいのかにゃ? んじゃ、土御門さんは一番最後の5番を選びますよー」 ドミノ「はひ、ひっへらっはーひ(戻んなくなっちゃったなぁ)」 ヒュゴォーー … 土御門「ん?ここは」 周りは洋風の木造建築や石造りの家のみでちょっとヨーロッパの田舎の町並みの用だった。 裏路地なのか人通りはない…というか人の気配がしない 土御門「おぉーなんかこの風景は…土御門さん浮いてる? ん?なんか落ちてるにゃー?指令書? んーと?ある兄弟をしばらく起きあがれないくらいたたき伏せろ? まさか今話題の“鋼の”!?」 ボルガン「はーはっはっはっ!このマステュリアの闘犬ボルカノ・ボルガン様をそのようなチビ錬金術師と一緒にするなっ!クソ魔じゅ…お前は誰なのだ?」 ドーチン「スレ違いなネタに乗っちゃダメだよ兄さん、それに人のこと言えないし…大体この人オーフェンさんじゃないよ?」 土御門「なるほど…あれが兄弟か?しかし十秒すら持ちそうにないな」 ボルガン・ドーチン「へ?」 トンッ 突然走り出した土御門はまだ呆然としている二人との間を瞬く間に詰めた。そして次の瞬間には ぼぐっ ボルガンの鳩尾に土御門の足のつま先が突き刺さっていた。 ボルガン「ごへぅぇ!」 鳩尾から肺へと突き抜けるような一撃で肺の空気が口から漏れ変な声を出した。 そのまま弓なりに弧を描いて後ろにある家のドアに吸い込まれていった。ドーチン「に、兄さん!?」 土御門「まずは一点ってとこか?…次」 土御門は楽しむ様にに笑ってドーチンの方を向いた。 ドーチン「ひぃぃ!なんでこんな目に~!」 3/第三走者 池『えーっと…まずはテントの中にはいるんだよな』 パサッ 教授「よぉぉーこそ!我が(ry」 ドミノ「教授、私たち段々扱い軽くなっていきますね?」 教授「突然ワープから始まらないぁあーーたりまだマーシというものでぇーーすよー?」 ドミノ「まぁそうですね。とりあえずこの我学の結晶エクセレント番外0004―時空の翼の番号を選んでください」 教授「ンんー?さりげなく名前をぃいーれたのはェエークセレト!!ってすねー?」 池「えーっと、あの…じゃあ急いでるんでっ!(この人にかまってたら日が暮れちゃうよ!)」 ドミノ「は~い、では二番扉にゴアンナーイ!」池「へ?」 バタンッ! 池「う、うわぁぁぁぁ!?」 … 池「……はっ!僕は一体?」 辺りを見るとどうやら繁華街の路地裏らしかった。 池「あまり変わらない世界みたいだな…突然ジュラ記に飛ばされなくて良かった」 ふと見るとどこかの食飯店の裏のゴミバケツの上に真っ白な紙がおいてある。 池「なんだこれ?…なになに?指令書…やっぱりこういうのって読み上げるんだよな」 ……そうだよ 池「えーっと…不良から逃げ回りながらフラグを一個立てろ」 首を傾げる池 池「フラグって一体…ん?」 チンピラ1「おらぁ!待てや!!そこの眼鏡ぇっ!」 池「は?」 チンピラ2「ブッ殺してやるから来いや!ゴルァァ!!」 池は全速力で抜け出した! 池「何なんだこれーー!!」 頑張れ!メガネマン!! 一方その頃。 上条「えっきし!……風邪か?」 長門「それは風邪ではなく存在レベルで何者かの発言が貴方に影響を与えたから」 上条「おわっ、いつの間に隣に!?」 宮野「はっはっは! それは君がまだまだ未熟だということだ! 私は君のような磨き甲斐のある人材が大好きだぞ!」 上条「お前もどっから湧いて出た! しかもアレですか、ひょっとして俺また駄フラグ立てちまった!?」 木の実「人間の認識能力には(中略)空間は自ずと其処に生じます。意識の空白、というやつです」 上条「お前らどっか行けーーー!」 インデックス「むむー、とうまに女の影が。相変わらず節操無しなんだよ」 舞夏「アレは浮気とは違う気がするぞー?」 いーちゃん(白衣……絵本さんでもぶつけてみたら面白いかも) 4/第四走者 … 大作「町の住人がどう見てもリザードマンというのは異世界だから理解できるとしても… この『神殿に入って出てくる事』って指令は、何か裏が?」 神官「やあ (´・ω・`) ようこそ、終り無き絶叫の寺院へ。 この5種類の拷問は義務だから、まず体験して実感して欲しい。 うん、「BADEND」なんだ。済まない。 仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。 でも、この神殿に入ったとき、君は、きっと言葉では言い表せない 「絶望」みたいなものを感じてくれたと思う。 安穏とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思って この寺院を立てたんだ。 じゃあ、残り5種類の拷問を選ぼうか。 」 大作「(;ω;`)」 5/第五走者 マジク「あの~(おどおど)」 教授「我が我学の結晶エクセレント番外0004―時空の翼によぉぉぉーこそ」 ドミノ「はいちゃっちゃと番号をえらぶのですーといいたいところですが」 マジク「あれ?選ぶんじゃないの?」 教授「用意した扉はー5つぅ。走者はー5人んんー。君はー5人目だかーら」 ドミノ「選ぶドアが無いってえことなんれふひょふっ」 教授「ドミィィーノわたーしの言葉を横取りしてはいけないーと何度いったーらわかるんですかあぁぁー」 マジク「あ、あのぉ・・・?」 教授「それではー問答無用で1番ドアでごあんないー」 がっきょん マジク「え?あ?うわあぁぁぁーー」 ドミノ「ひってらっひゃいまふぇー」(教授手をはなしてくれないかなー) べちゃ マジク「ううう、鼻から落ちたから思いっきり痛いよう」 病室のように素っ気無い部屋の真ん中で鼻をさする マジクの正面に変哲の無いドアが2つ並んでいる ひらひらひら・・・ぱさ マジク「ん?これなんだ・・・指令書?」 完全に選択肢なしというのもアレなんで急遽課題を2つにしましたv 右のドア…いの字からフルネームを聞き出す 左のドア…砂原潤とじゃんけんして5連勝 どちらか片方選んでください がんばれマジク未来は君の手にかかっているのだ。わはははははっ マジク「最後一行は無視しよう。う~んどっちか片方か……たしかいの字って人を煙 に巻くのが得意だったから、ここは運勝負のじゃんけんかなぁ」 6/ そして、10分後 校舎側に、校庭のどこからでも見える様に作られた巨大スクリーン(教授作)に映し出される五人の姿 パイフウ「んで、いつになったらあの子達が目標達成するのかしら?」 闘真「………」 パイフウ「問題は帰ってこない以上、優劣のつけようがないことね」 闘真「……………」 とりあえず状況を整理しているパイフウ…と、どうコメントしたらいいのかわからずとりあえず黙秘の闘真 どっちにしろ現実逃避に変わりない 生徒B「やっぱり帰ってこないみたいだね」 生徒A「まぁ予想はできることではあったがな…」 諦め気味の一般生徒 長門「けど、時は動き出す」 当麻「いや、強引過ぎだろお前」 しかしそれでも時は動き出す…あらかじめ誰かが決めたことのように……(笑) /障害物競走 葵「え~と、さっきっから第一走者の浅羽君は途方に暮れ、第二走者の土御門君は復活する地人兄弟をひたすらに淡々と沈め、第五走者のマジク君はひたすら負け続け、神矢君、池君に至ってはひたすら逃げ回っていて全く展開がありません!」 生徒A「よく息が続くな…」 葵「はい、ありがとうございます!」 生徒A「って放送席とここトラック挟んでるんだぞ!?」 生徒B「いや、全てがギャグとなった今ではそんなことはどうでもいいんじゃないかな?」 生徒C「フ レ キ シ ブ ル という奴だな!?」 葵「っとここでテントの方に展開が!」 …ぱさ 生徒A・B・C「?」 葵「最初に出てきたのは…教授?」 教授「ドォォーミノー!チョ~~~変形ッ!」 ドミノ「は~い」 ガシャン 教授「でェェェわッ!」ドミノ「さよぉぉならぁぁぁ!…」 ………… 生徒A・B・C「逃げたー!?」 葵「あ~もう次!次の種目行きます!」 パイフウ「テンパってるわねぇ」 CAST イリヤの空、UFOの夏 浅羽直之 灼眼のシャナ “探耽求究”ダンタリオン ドミノ 池速人 とある魔術の禁書目録 土御門元春 上条当麻 インデックス 土御門舞夏 涼宮ハルヒシリーズ 長門有希 学校を出よう! 宮野秀策 戯言シリーズ 一里塚木の実 いーちゃん 魔術士オーフェン マジク・リン 越佐大橋シリーズ 砂原潤
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立ち回り (本スレ2 24より転載・修正) とりあえずひたすらガン逃げ。 基本はバクステ&214系でひたすら距離を開ける。んで6C連打。 遠距離での相手の選択肢は ジャンプでガンド避ける、軸移動でガンド避ける、低空236Bで奇襲あたり。 236Bに対しては214Aで壁を作っておくと少なくともフルコンは避けられる。 また中距離・遠距離での低空236Bには見てからRGが可能なので、狙える人は狙う。 注意するのはバクステだけだといつか後ろがなくなるので、こっちも軸移動したり、 少しダッシュして距離を詰めてガンドor214系ってやったほうがいい。 相手が軸移動214Aや214Cでジャンプなどの行動をつぶせれば、それを嫌って 軸移動多めにしてくることがある。 ここで軸移動→軸移動をダッシュ2Bor投げで狩る。 このとき、先述のダッシュ→ガンドを見せておくと軸移動狩りのダッシュが生きてくる。 あと、2Cディレイ6Cの連携は見てから軸移動で2B差し込める。 軸移動すると若干相手側に移動するので届きます。 ランサーに近づかれたら負け、っていうか正確にはランサーの有利な状況で近づかれたら負けってことかな。 こっちが有利な状況だったら固めと投げは強いし。
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547もしあの惨劇の現場にキャプテンがいたら2023/01/09(月) 09 39 06.77ID 6hEOz7Fj0 548 スレッタ「やめなさ…!?」 ガシッ!! そこにはテロリストを潰そうとしたエアリアルの手を止めるキャプテンが!! キャプテン「くっ、ううぅ…」 ミオリネ「キャ、キャプテン…?」 スレッタ「何するのキャプテン! そいつはミオリネさんを…」 キャプテン「ダメだ…これではダメなんだスレッタ! このままでは、君とミオリネの仲が拗れる確率は100%を越える!」 スレッタ「ええっ…? そんな、私はミオリネさんを助けたいだけなのに…」 キャプテン「助けたい…? それは、違う…!」 ~ソウルドライブ発動~ 「「あっ…!!」」 キャプテン「君がやろうとしたのは救助行為などではない。ミオリネを助けたいのなら…やる事が違うだろう!!」 ブワアッ!! 思わず目を閉じるスレッタとミオリネ。そして恐る恐る目を開けると… そこには、必殺のキャプテンパンチをエアリアルの頭部の前で寸止めするキャプテンが!! キャプテン「頼む…分かってくれ、スレッタ…!」 スレッタ「…あっ、あああ…ご、ごめんなさい…ミオリネさん、キャプテン…(落涙」 キャプテン「ああ、良かった。君はシュウトのお姉さんだ、そんな君に人殺しをさせたくはない…」 ミオリネ(あれが…アムロさんが手がけた、モビルシチズンの…秘められた力…) その後、腰を抜かしたテロリストを確保し、事態は丸く収まるのだった。 SDガンダムの皆ならプロスペラさんの「逃げれば1つ、進めば2つ」の呪縛から スレッタを開放できる…そう思って書きました。 548通常の名無しさんの3倍2023/01/09(月) 17 54 46.86ID 3SL2UNME0 549 547 ヒイロ「手を汚すような汚い仕事は」 三日月「俺の仕事だ」 ヒイロ、三日月「「……………」」 ヒイロ「何をしている三日月、このテロリストをやるのは俺の任務だ」 三日月「いや、これはオルガから俺に命令した仕事、だから俺がやるよ」 刹那「こいつはガンダムではない、だから俺がこのテロリストを」 ヒイロ、三日月、刹那「「「………」」」 549通常の名無しさんの3倍2023/01/09(月) 19 16 33.68ID 6hEOz7Fj0 548 スレッタ「ヒイロ君達、何を言い争ってるんだろう…?」 ミオリネ「ちょっと、あんた達落ち着きなさいよ。そいつはもう警察に引き渡しを…」 イオ「おい待てやお前ら!可愛い義妹を泣かせたそいつは俺がやる!!」 スレッタ「ひぇっ!イオお兄さんが鬼の形相を!?」 シロー「キャプテンからの通報を受けて来てみたら、何だよこの状況は…」 リディ「ミオリネCEOとデリング総裁を暗殺しようとしたテロリストを 隊長の兄弟達が取り囲んでますね。どうしてこんな事に…?」 キャプテン「すまない。私も詳しく状況が飲み込めないんだ」 550通常の名無しさんの3倍2023/01/09(月) 22 02 43.67ID g7NKyW2P0 549からの続きです。 シン「スレッタ、ミオリネ!!、二人とも無事か!?、って三日月達何してんの!?」 アセム「二人とも大丈夫か!?」 551通常の名無しさんの3倍2023/01/10(火) 01 19 27.02ID Yd6wmxvN0 555 ヒイロ、三日月、刹那「「「こいつは俺がやる」」」 ヒイロ「俺の任務だからだ」 三日月「オルガに言われた。こいつは生かしてはならないって」 刹那「この戦争に介入している」 シン「だいたいの事はわかったから、もう離してやれよ!シロー兄さんだって困ってるだろ!?」 イオ「法の裁きじゃ生ぬるい!警察につき出す前に」 シン「1番おちつかないといけないのはあんたかよ?イオ兄!」 555通常の名無しさんの3倍2023/01/10(火) 10 46 38.51ID QXBnBVhp0 551 シロー「もうやめるんだ、お前達!」 「「「「!?」」」」 シロー「この男はプラント・クエタ襲撃事件の重要参考人として警察が身柄を預かる! これ以上の手出しは無用だ、いいな!!」 ヒイロ「っ…了解した…」 三日月「シロー兄さんがそういうなら…後でオルガに連絡しとくよ」 刹那「シロー兄さんに逆らうのはガンダムのする事ではない…」 イオ「おい待てよシロー、お前…腹が立たねぇのかよ? ミオリネが…義妹が死にそうになったんだぞ!?」 シロー「お前の気持ちは分かる。だが、感情に任せてこいつを始末すれば、事件の黒幕が分からなくなる。 それだけは何としても避けなければならない…分かってくれ。」 イオ「ちっ…! それじゃあ、黒幕が何者か分かったら真っ先に教えろ、すぐさまぶっ潰しに行くからな!」 シン「ようやく収まったみたいだな」 シロー「やれやれ、みんな血の気が多いな…おっと、通信だ」 カレン『隊長、負傷者の収容が完了しました。直ちに病院船を出発させます』 シロー「分かった。護衛はドミニコスの艦隊にお願いしてあるから、そのまま彼らの指示に従ってくれ」 カレン『了解しました』 ミオリネ「あの…くs、父を…総裁を、お願いします…シローさん。」 シロー「ああ、任せてくれ。日登署の病院船には優秀なスタッフがいる。必ず救って見せるさ それに、デリング総裁は俺達にとってもお義父さんだからね」 スレッタ「それとシローお兄さん、地球寮の皆にも…」 シロー「もちろんだ。彼らにも色々と話を聞きたい。」 次回(4月)を待て! link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
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5人と1人ともう1人(前編) ◆LJ21nQDqcs スザクたちはE-6からE-5、そしてD-5へ向けて歩いていた。 目的地ははっきりしているものの、ここは市街地である。 入り組んだ路地、細かい遮蔽物。立ち並ぶビル、一戸建て、長屋。 裏路地、しかも下町特有のその様子は一言で言えば雑多。真っ直ぐ歩くには障害物が多すぎて、すぐに道に迷ってしまう。 そこで目印になるのが政庁である。 目的地である象の像へ通じる橋は、政庁の左側を目指せばいい。河にたどり着いた場合はそのまま河に沿って北上すればいい。 大通りは当然ある。 そしてメインストリートを歩けば象の像への中継ポイントである政庁まではほぼ一本道である事は、過去に首輪探知機を使った時に分かっている。 だが、それは出来無い。 夕陽をバックに大道を四人で横並びになって歩くのか。 そんな大昔のテレビドラマのOPのようなことをすれば、たちまちのうちに捕捉されてしまう。 捕捉された場合、一行にはそれを跳ね返す戦力は無いと言えた。 同行する四人のうち、非戦闘員が二人。 しかも戦闘要員であるレイもスザクも満身創痍で、遊撃ならともかく迎撃戦力としては心許ない。 そして非戦闘員の中でも戦場ヶ原ひたぎは、恐らくは生き残っている参加者のうち、もっとも生存能力で劣っている人間の一人と言える。 さらに言えば彼女はそれを補う肉体技術も支給品もない。そして武器を手に取る気も技術を習得する気もさらさらないときている。 働いたら負けかなと思ってるC.C.も含めて、単純に言えば足手まといであり、戦力外。 この生き残りのシビアなゲームに於いて、まだ生きていることが不思議の一言に尽きるという人間なのだ。 ここまで読むと、あぁよくいるMMOのお姫様プレイな人ね、と言う印象もある。 だが、彼女らの独創的なところは、そんな現実に唾を吐きかけて罵倒の言葉をたっぷり浴びせる気概の持ち主だということだ。 正直何故このような厄介きわまる参加者二人を、保護対象として同行しているのか。 それは同行している二人の男、レイ・ラングレンと枢木スザクも歩きながら思っていた。 まぁ彼らにとって幸運なことに、女性陣はその舌鋒を振るうことは、この行動中はさして無かった。 せいぜいがC.C.が冷えたピザがまずいと言ったり、C.C.がマジックテープ財布をビリビリとやって戦場ヶ原に嫌がらせをするくらい。 それよりも、ディバッグから時折顔を出してニャーニャーと可愛らしく合唱する三匹の子猫や、 スザクが持ち歩いている赤ハロがC.C.のオレンジハロに対して、ニーサンニーヤアニィなどと話しかけ、ドーキ!ドーキ!と肩を組むなどしていたことの方がやかましかったくらいだ。 わたしとしてはアニチャマがいいなぁ。 ◇ ともかくとして、スザクにとってC.C.と同行することになんら不思議は無かった。 ゼロ・レクイエム完遂のための同志。 なにやら記憶障害があるようだが、この猫のような魔女は計画の同志であり、なんとしても共に生き残らねばならない間柄である。 なにより随行中に聞き出した話は彼にとっても実りのあるものではあった。 ◇ C.Cは今まで身に起こった出来事を、ハロ2体を弄びながら、漏らさず的確に簡潔に語っていた。 嘘を言う必要も煙に巻く必要も、時間も余裕も無かったからである。 それに敵対的な様子さえ見せなければ、少なくとも、このスザクと言う男は手を出すことがないことを知っていたからだ。 まぁしょっぱなからして、"吸血"などと言う、C.C.の長い人生に置いても、かつ猟奇的かつ刺激的な体験なイベントを話した為、 スザクはともかくレイに対して無用な不信感を与える結果にはなったが。 ◇ まぁ元より眼帯の女、ライダーが非常識な個体だと言うことはレイにも分かっていた。 政庁の上方からの狙撃を警戒しながら、彼は思考に耽る。 非常識な奴は非常識なことをやらかすものだ。理解はしたくもないが、納得は出来る。 自分の目の前で見せつけられた、あのライダーと言う女の、超人的、いや超人そのものな能力。 鎖を自由自在に操り、一撃でコンクリートを粉砕するパワーに、驚異的な脚力。 何か現実離れした特徴を持っていた方が、まだ自分は人間だと言う安心が出来ると言うもの。 にしても、だ。 ライダーの行動にはレイも少々の疑問を覚えていた。 C.C.をまるで生き餌のように保護して血を吸い続け、神原をゴミのように処理する。 それくらいには非情な筈のライダーが、仲間を得て行動していると言う点だ。 悪党どもが徒党を組むのは別段不思議でもない。 現に世の倫理に照らし合わせた場合、悪党でしかないレイも、紆余曲折はあったものの今こうやってスザク達と共にある。 ただそれはあくまで協力関係であり、利用しあう関係に落ち着くものだ。 ましてや殺し合いに積極的に乗る、つまり優勝狙いである場合はその傾向が大きくなるはず。 常に傍にいることになる仲間と言う存在に、いつ後ろから撃たれるか分からないと言う状況。 戦力の増強と言う利点に対して、常に背中を気にしなければならないという精神的ストレスは大きなマイナスと言える。 よってその関係はかなりギスギスしたものになるか、完全な主従関係を築くことになるはず。 翻ってライダーと、フジノと呼ばれた女性はどうか。 二人の関係は極めて良好に思えた。 ライダーはフジノを戦力として温存していただけでなく、一方通行からの攻撃(?)によってフジノが危機に陥るや否や、すぐさまフジノを抱いて撤退。 手駒として考えているにしてはフジノをかなり大事に扱っている。 あれは最早仲間、背中を預ける友と言えるだろう。 どのようにして仲間として引き入れたのか、または屈服させたのか、またはライダー自身がフジノと言う女性に対して隷属しているのか。 ライダー、フジノ。 二人とも戦力として充分すぎるほどであり、その戦意は脅威であり驚異。 さらにチームとして完成されているだけでなく、結束も充分。 どうやらとんでもない連中と相対していたものだ、とレイは素直に二人組の実力を認めた。 ◇ スザクはライダーと直接相対した経験を持っている。 それ故に、かの怪物のデタラメ加減を知っている。 それ故に、そのライダーを苦も無く追い返し、贄として確保していたC.Cを置いて逃亡せざるを得なくさせたアーチャーの実力に驚嘆せざるを得なかった。 駅でのライダー・フジノとの戦いでもし彼が居てくれれば、神原をあのような目に合わせることも無かっただろう。 その神原もすでに、信長と相討ちになることで命を散らしてしまったようだが。 さらにC.C.から伝え聞く、短時間で1エリアを探索し切るアーチャーの能力。 彼ならば、これだけ入り組んだ街の中でもスザク達を捕捉出来るであろう。 こんな細い路地で、そのような戦力とぶつかることを考えるとぞっとしない。 彼が殺し合いに乗らず、かつ敵でない事をスザクは安堵した。 そして、そんな彼がもう大分時間がたったにも関わらず、一方通行と上条当麻の二人を連れて、こちらと合流していないことに、スザクは妙な不安を覚える。 説得力を形にしたかのようなあの背中に、全てを任せ、全てを預けたのは早計だったのではないか。 何故あの時、既に使用可能であった首輪探知機を起動させて周囲を観測しなかったのか。 不安は焦燥を呼び、スザクの心を支配する。 地図を見れば今現在は丁度政庁とD-6駅を捕捉出来る位置。D-5とE-6の狭間。 せめて政庁を目の前にして使う予定であった。一方通行と上条当麻、アーチャーとの合流を待って使うつもりであった。 だが、この不安をぬぐい去らずには居られない。 故にスザクはレイに提案する。 首輪探知機の起動を。 ◆ サーシェスは藤乃と別れて以降、小走りに政庁へと向かっていた。 メインストリートをシンボルタワーの方向を目指して一直線。 スザク達と違い、彼には守るべき一般人はいない。遮蔽物は道の脇にいくらでもある。 それでも信長に出会ってしまったら、どうしようもなく殺されるだろう。 (あれはヤバ過ぎる) サーシェスをもってしても十秒持ちこたえられるか分からなかったアーチャー。 それを信長は、おそらくは式達や一方通行達との連戦の後の疲労の中、倒してしまった。 さらに言えば首輪の爆発装置も解除して、立ち入り禁止エリアで安全な休憩すら可能。 禁止エリアの高所にてスナイパーライフルで狙撃されてきたら、こちらに対処のしようはない。 信長が銃器の類を扱えるだろうことを、サーシェスは自らの支給品の中にあったショットガンの説明書から知っていた。 なんでそんなものを戦国時代の人間が使えるんだよ、というツッコミをサーシェスはしたものだが、 今ならばもう銃とか使えても不思議じゃないですよねーという半ば呆れた感想すら持てる。 彼は小十郎の放電や幸村の大爆発っぷりなどのデタラメさを目の当たりにしてきたのだ。 戦国時代にショットガンなどというミスマッチくらいどうってことはなく感じてきていた。 それはさておき、信長に会ったらもうTHE END。はい、さようならである。 サーシェスにとって幸いなことに、信長はふらふらの状態。 休養を取る手段が豊富な信長にとっては今はじっくりと体力の回復を待ちたいところだろう。 なら今のうちにさっさと信長から離れるのが一番の方策だろうと、見当を付けていた。 政庁を通り抜けて橋を渡り、主催に対抗しようと息巻いている連中を焚き付けて、信長にぶつけるのもいい案かも知れない。 藤乃が象の像にたどり着く前に死ぬか、あっさり倒されたときは、この案でいってもいいかもしれない。 サーシェスの脳内は悪巧みで溢れかえり、早くこの悪意を垂れ流したいと願っていた。 そして途中やたらと見晴らしのいい広場、ようするに崩壊した絶望の城一帯に差し掛かった時のことである。 ふと背後から猛追してくる気配を感じ、用心深い彼は広場に出る直前で物陰に隠れてやり過ごす。 見れば東洋人のツンツンした髪型の少年が、がむしゃらに、なんの警戒もなく走っていた。 ふとアーチャーが到着するまで信長と戦っていたと言う二人の少年の内一人、『黒いツンツン髪の男の子』を思い出す。 走ってきた方向と外見的特徴を考えれば、まずその少年だろう。確定させるにはやや情報が足りないが。 何故このように急いでいるのか。 (そりゃ政庁あたりに居る仲間と一刻も早く合流するためだろ) サーシェスは自分の願望も含めてそう結論づけた。 (なら、声をかけて合流した方がいいな) そう思って呼びかけようとしたが、当の本人、ツンツン髪は脇目もふらず一心不乱に駆け抜けるばかりである。 全力疾走、一心不乱、無我夢中 その三つを体現した彼にはどんな呼びかけも無駄。追いかけねば差はドンドン広がるばかりで見失いかねない。 ここでツンツン髪を見失っても、サーシェスにはマイナスは無いようにも思えるだろう。 だが、サーシェスは彼がこれだけ急いでいる理由を一段階深く推察していた。 (第三回放送までに政庁もしくは象の像に集合・出発するって言う約束でもしてんじゃねぇのか?) そうだったら見失ったら、というか間に合わなかったら目的地に着いてももぬけの殻。 最悪はるばる象の像まで行っておきながら、なんの収穫も無しに一人ぼっちで立ちすくむ間抜けな事態になりかねない。 おいおい、やべぇよとサーシェスもツンツン髪を疾走して追いかける。 (ただの高校生にしては走り方が堂にいっている。だがプロの傭兵を相手にするには、まだまだだな) 大人気ない対抗心を燃やして、サーシェスはだだっ広いだけの広場を駆け抜けて行くツンツン髪を、隠密行動しながら尾行・追跡する。 ツンツン髪の行くところに待ち受けるだろう多くの人間達を、騙して、騙して、殺し尽くすことを夢想して。 ◆ 首輪探知機が起動し、光点がともる。 画面をのぞき込む四人の顔が一斉に訝しげに曇る。 政庁に9つ。 D-6に光点が一つ。 そしてE-6北東部へ動き、画面から消えていく光点が一つ。 E-6公園を通り抜けてそれなりのスピードで北西を目指す光点が一つ。 それをジグザグしながら追いかける光点が一つ。 そして中心、つまりスザク達の所に四つ。 ◇ まず政庁にともる9つの光点。 これだけの大集団が象の像以外で入り乱れる事態は想定外だが、政庁の持つ地理的特性を考えれば当然と頷く事も出来た。 西側へ渡るルートは陸路では四つしか無い。 うち南北二つのルートはかなりの遠回り。 禁止エリアによって細長くなってしまっている東側の状況を見るに、 チューブから押し出される液体のように、入り口、つまり政庁側の橋に集中することは想像に難くなかった。 もしかしたら象の像に集まるプランに乗った人間が、そんな重要ポイントである政庁に集結していった結果なのかも知れない。 そうだとすると象の像にまで移動する必要はなくなる。政庁に行きさえすれば戦力と情報が集結するのだ。 やはり政庁到達が最優先だな、とスザクは呟く。 ◇ 次いで最も懸念されていたアーチャー達三人の行方についてレイは考える。 このE-6公園を抜けて疾走する光点がアーチャーの可能性は高い。 政庁と正反対に向かっている光点が、アーチャー達とはとても思えなかったのも判断材料の一つ。 だとするなら上条当麻と一方通行の二人は何者かの襲撃によって死んでしまったと見るべきか。 C.C.が言うにはアーチャーが単独行をしているにしては遅すぎるそうだが、 あの二人を失うほどの激戦が行われたのだとしたら、アーチャーもまた重傷を負った可能性が高い。 で、あるならばその激戦を行った相手は誰か。 ライダーとフジノ。 このコンビならば、アーチャーをも圧倒しかねない。 だとするならば、このジグザグと追いかける光点はライダーであろうか? 手負いのアーチャーと、それを追撃するライダー。 ならばこのアーチャーの機動の遅さも納得できる。 フジノはアーチャー、上条、一方通行との戦いで死んだのだろう。もしくは画面右側に消えていった光点がそうなのか。 だがライダー独りだけならば、こちらがサポートすればアーチャーなら勝てる。おそらくアーチャーもそれが目的なのだろう。 この速度ならば政庁に先回りすることも可能だ。そこからレイがD-6駅での死闘のように狙撃して牽制すれば、アーチャーも戦い易くなるだろう。 用心深いライダーのことだから、政庁からの狙撃を受ければすぐさま撤退するかもしれない。 だが、アーチャーを守ることが出来れば、それは大きなプラスだ。 無論、これは想像に想像を重ねた考察であり、一つの想定に過ぎないことはレイにも分かっていた。 とにかくも政庁に急がねばならない。 このような殺し合いの場で、人が集まりすぎていて良い事は、あまりないのだ。 そこに殺し合いに乗った人間が一人でも混ざっていれば、容易に大量殺戮の場になる。 象の像などというおそらくは開放的なエリアでの集合とは違い、政庁は周りをコンクリートで固めた監獄塔だ。 出口は一階にしか無く、降りる手段も限られている。待ち伏せはいくらでも容易なのだ。 有用な情報を聞き出す前にあらかた事が終わってからでは仕方がない。急がねば。 しかし問題はこのD-6エリアでうごめく光点である。 誰か首輪の解除に成功したと言うのか。 しかもこの光点は、先の3つの光点と同じ場所から動いていったように見える軌跡を辿っている。 まさか、信長か? そうだとしたら一大事である。一箇所で留まっている故、休息中なのかもしれない。 対策を至急講じる必要がある。 信長で無いにせよ、首輪の爆破装置を解除した人間がそこにいるのだ。何らかの対処は必要と言える。 レイはもうすぐ制限時間である一分を過ぎようとしている首輪探知機を見つめながら思考を慌ただしくまとめていた。 ◇ 四つ、とスザクがディバッグの中にある真田幸村の首輪を取り出しながら口ずさむ。 やはり、この首輪探知機は首輪単体には反応を示さない。 それが死体に付けられている首輪についても同じかどうかは分からないが、と思考を巡らせたところでC.C.が呟く。 この探知機は、死体に付けられている首輪には反応しないのだな、と。 C.C.、そして戦場ヶ原の両名が言うには、このエリアの程近くに御坂美琴なる人物の死体が安置されていると言う。 無論死体を漁られている可能性もあるが、立ち並ぶ住宅街の一つに隠してある死体を発見出来る人間は、そうはいないだろう。 ある程度の見当を付けられる人間であればそれも可能であろうが。 つまり、あの襲撃の当事者。 となれば、引き算をすれば明白である。 ガトリングガンを撃った赤毛の男。 彼以外に御坂美琴の死体を漁る事の出来る人間はいない。 もし御坂美琴の死体が荒らされていたら、それはつまり赤毛の男の仕業である。 死体が身に着けている首輪に対して、首輪探知機が反応するかどうかの判断は据え置く形となる。 反対に御坂美琴の死体がそのままであれば、周囲に赤毛の男は通りがからなかったと言う事になる。 首輪探知機の限界を知ることも出来る。非情に徹すれば、御坂美琴の首輪を回収する事も出来る。 いずれにしても余裕があれば、確認しに行くのは悪くない選択だ。 スザクはしばしの思案に暮れた。 ◇ 戦場ヶ原ひたぎは沈黙を守っていた。 傍から見ればぼうっとしているようにも見える。 ここに至るまでの移動中、少しは手伝えとレイやスザクにも思われるほどにぼうっとしていた。 ここまで彼女がしていたことといえば右足と左足を交互に動かし、 背中のディバッグから子猫を取り出してニャーニャーと言わせたくらいである。 2・2・6 日本戦前史をファッショ一色に彩った大事件のことではない。 超働き蟻、怠け蟻、普通の働き蟻。 一つの巣に巣食う蟻の割合であると言われる。 全体の八割が働いていても、残りの二割は怠ける。その二割の仕事の遅れを二割の超働き者がカヴァーする、と言った次第だ。 また、この怠け者の二割を淘汰したとしても、その残りの二割は怠け者になる。 どれだけ怠け者を排除しようとしても、怠け者は偏在するものだ、と言う例え話によく使われる逸話である。 今の戦場ヶ原ひたぎは、その怠け者にあたると言うところか。 C.C.はなんとなくそんな事を思いながらピザにかじりついていた。 傍から見ればC.C.もまた怠け者であり、怠け者の割合が五割になってしまうため、 この逸話の正当性を遥かに脅かせていたのだが、そんなことはこの緑の髪の魔女にとっては知った事ではない。 思えば目を覚ましてから戦場ヶ原ひたぎは、コレといってなにもしていない。 それまで付き添ってきた上条当麻と離れたのが、やはり不安なのか。 それとも心中する覚悟であった神原と言う少女の死が、言葉に出さずとも堪えているのか。 (おそらくは両方だろうな) C.Cは判断材料も全くなく、女の勘だけで見当をつけた。 で、あるならばやはり慰めるべきなのだろうか。励ますべきなのだろうか。 (キャラじゃないな) C.C.は一笑に付した。それに彼女の行動力は今は必要ない。 C.C.自身が把握している戦場ヶ原ひたぎの行動力は、場を混乱させ、かき回しかねない。 冷静な判断力も持ち合わせているが、それ以上に根が女なのだ。 ルルーシュがいるかも知れない象の像、そして政庁への道程、邪魔をされては困る。 よって戦場ヶ原ひたぎに対して、C.C.はコレといって口を差し出すことはしなかった。 無論、そのような事を考えているC.C.自身もまた、女の論理を前面に押し出した人間である。 彼女が彼女を理解しているように、彼女の行動力もまた、場を混乱させるだけであろう。 要するに女性陣二人が互いに口を聞いていないがために、ここまでは順調に事が進んでいた。 だがそれは、飽くまで男性陣二人にとって都合のいいように、でしか無い。 その都合が正しいかどうかなど神のみぞ知る話だ。 それに他人の都合に従うのが最良の道などと、そんな事、誰が決めたと言うのだ。 ■ 首輪探知機を起動させてから一分が経とうとしていた。 得た情報を元に方針を定めたスザクは、政庁へ向かう旨を再度確認する為、顔を上げたその時。 レイが声を上げた。 「消えた?!」 三人の視線が一斉にレイに集中する。 そしてレイの視線の先、首輪探知機のディスプレイに全員が注目する。 政庁に灯っていた光点が1、2、3、4、5、6、7つ。 7つにまで一気に減っていた。 一瞬にして。 死体につけた首輪も光点として数えられると言うのなら、一気に首輪を刈り取られたと言う事。 死体の着けている首輪が光点として数えられないと言うのなら、一気に二人が殺されたと言う事。 いずれにせよ、政庁は戦場と化している、もしくは化していたと言う事。 (ならば近づかない方が無難なのか) と制限時間を過ぎて真っ黒になった首輪探知機のディスプレイを見ながら、スザクが思案した、その瞬間。 轟音が辺りに轟く。 いや、音などと言う生易しいものではない。 音というもののもつ波が、その本質をさらけ出して四人の周囲を襲った。 最早それは衝撃波。 思わず耳を塞ぎ目を閉じる。 これが音響兵器だとしたら、効果は抜群であっただろう。 次いで立ち並ぶビル街から窓ガラスが一斉に割れて、上から襲いかかる。 スザクとレイが女性陣二人に飛びかかり、落下物から二人を守る。 幸いにして全員ケガはないと確認する間もなく、足元が震えだす。 間髪入れずの地鳴りと地響きが四人の足元を襲い、最早立ち上がることすら困難になる。 立て続けのトラブルに恐慌に襲われないかと、戦場ヶ原を見る三人だったが、呆然として腰を抜かす寸前で立ち直ったようである。 そして周囲の混乱が収まりなにが起こったのか確認しようとするも、ここは高いビル群の谷間。 裏路地を歩く四人には周囲でなにが起こったのか、探る手段はない。 何かのトラップかも知れず、確認しようと飛び出した瞬間、狙撃されるかも知れない。 レイはそう判断し、声をかけようとしたが、しかし遅かった。 C.C.がとっとと大通りに出ていた為だ。 危ないと声を掛けようとレイがC.C.を見やると、彼女は指を指すでもなく一点を見つめていた。 その方向、北西。 レイもスザクも、やや遅れて戦場ヶ原も大通りに出て、一様に北西を見上げる。 政庁があると思しき方角は 高く高く立ち上る、砂煙に包まれていた。 ◆ その時、アリー・アル・サーシェスは政庁、もしくは象の像へ向かうと思われている上条当麻を追跡中であった。 しかしどうもおかしい。 直線的に象の像を目指すにしてはうろうろしすぎだし、政庁へ向かうにしては方向があさっての方を向いている。 にもかかわらず、彼の走りは躊躇がなく、一心不乱に疾走し続けている。 一瞬でも目を離したら、サーシェスですら見失ってしまいそうなほどに。 (気が違いやがっただけか?) サーシェスはそんな事を思いながら追跡を始めたことを軽く後悔したその時、 爆音が耳をつんざった。 彼はいきおいその爆音の元に視線を移した。そして目撃する。 政庁の崩壊を。 その崩壊による衝撃は離れているとは言えかなりのものである。 プロの傭兵と言えども多少の身じろぎはする。 政庁の方を向き、そして数歩たたらを踏んだ、その僅かな、たったそれだけの時間で。 歴戦の強者、一人で中東をかき回した戦争屋、アリー・アル・サーシェスは。 ただの男子高校生を見失ってしまった。 ◆ 時系列順で読む Back 隣合わせの灰と青春 Next 5人と1人ともう1人(後編) 投下順で読む Back 隣合わせの灰と青春 Next 5人と1人ともう1人(後編) 203 魔王信長(後編) C.C. 224 5人と1人ともう1人(後編) 202 魔王信長(後編) 戦場ヶ原ひたぎ 224 5人と1人ともう1人(後編) 202 魔王信長(後編) 枢木スザク 224 5人と1人ともう1人(後編) 202 魔王信長(後編) レイ・ラングレン 224 5人と1人ともう1人(後編) 210 とある蛇の観測的美学 アリー・アル・サーシェス 224 5人と1人ともう1人(後編)
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《公開済》SNM001556 シナリオガイド 公式掲示板 抱きつきたくなる病を吹き飛ばせ! それともかかってみる? 担当マスター 朱坂理樹 主たる舞台 蒼空学園 ジャンル 冒険 募集スケジュール 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 2012-01-06 2012-01-08 2012-01-12 リアクション公開予定日 募集時公開予定日 アクション締切後 リアクション公開日 2012-01-24 2012-01-26 2012-01-23 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) モンスターを倒してみんなが進む道を切り開く +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 トラップを解除する +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 みんなより先につきすすむ +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 その他補足等 [部分編集] 【タグ:SNM 冒険 朱坂理樹 正常公開済 蒼空学園】
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第52回VIPPER最強決定戦 1月29日21時00分開始予定 第52回大会 デュエルログ No 名前 コメント 使用デッキ 01 RYA 02 kk ディバイン「次元の彼方から復活」 【サイキック】 03 らんたん ろくに調整しなかったからこうなる 【コスモロック】 04 和田 アクセルシンクロは光をも超える 【TG】 05 たぶんとりにく TGライブソリティアン 【チューナー】 06 kodai まあ、こうなるわな 【第1期】 07 8556eirin 08 SST kkを抑えての優勝、これでようやく安息できる・・・ 【ジャンドハルバード】 09 ときん メタモル反転したと思ったら負けていた…何を言ってるか分からねーと思うが(ry 【ジャンド魔轟神】 10 さざえ 11 MASAKI デッキのツン期とデレ期の差が激しすぎる 【リミリバコレクター】 12 mini シンクロなぞ恐るるに足らん!と思っていたらクリッターにボコボコにされた 【機皇リバース】 トーナメント表 結果 順位 HN 使用デッキ 1位 SST 【ジャンドハルバード】 2位 kk 【サイキック】 3位 和田 【TG】 キングのデッキレシピ 名前 コメント
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ここでは底辺歌い手たちによるコラボ状況を書いてあります ~進行中~ 底ラジ ~完成~ 【合唱】ニコニコ動画流星群「知ってる奴がいたら負け」 08年8月底辺合唱『アコギで「少年時代」とか夏の曲を色々演奏してみた』 08年8月キモい声の人たちが『ニコニコ動画流星群 リバース』を合唱しようって企画 鏡音リン・レン「ジェミニ」コラボ 「歌、うp、ニコ動にて。」を勝手にコラボ 底辺歌い手による、組曲「歌い手動画」(仮-動画 ミクオリジナル「スイミー」をみんなで歌う 鏡音リン・レンオリジナル曲「ダンデライオン」をみんなで歌う 鏡音リンオリジナル曲「数がすべてじゃないけれど」をみんなで歌う ~停滞中~ 合唱『底辺の誓い』 ~企画中~
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こんにちは。大阪在住の心理療法おたくです。パニック障害って本当に辛い障害ですよね。実は私も種類こそ違え、長年心身症に苦しんだ一人です。ですから皆さんには私が辿った道筋を歩いて欲しくなくて書いています。普通最初は一般の病院に行きますよね?その後心療内科や精神科、そしてやがて民間療法へと流れて行きます。民間療法と言っても気功などのポピュラーなものから始まって、最終的には胡散臭いいかにもインチキって感じの療法にまですがってしまいがちです。私も随分嫌な思いをしました。そんな目に合わない為に私の経験上最も信頼出来る民間療法をお教えします。それは催眠療法(ヒプノセラピー)です。ここ20年程の間に日本にも広まって来たのですが、もう既にパニック障害にもかなりの効果を発揮しているらしいのです。もし変な民間療法に手を出そうと思っている人がいたら、その前に一度トライしてみて下さい。どうか負けないで!!
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ゲームの勝ち負けについて ビリヤードをプレーしていると、当然ですが勝ち負けが発生します。 普通に遊んでいるときは、楽しめればそれでOKなのですが、ビリヤードがより上手くなりたい、試合に出て勝ちたいとか思うような人は、その目先の勝ち負けだけを意識しているのでは、なかなか上手くなったり勝てるようになったりしないんじゃないかと僕は思ってます。 ゲームをすれば、結果としては「勝った」「負けた」という結果が必ず残ります。 でも、例えばゲームに勝ったとして「何で勝てたの?」ということを意識しておく必要があると思うのです。 というのは、「相手がミスを連発してくれたので勝てた」のもあれば、「自分がいいプレーをして取り切ったから勝てた」というときもあります。「勝ち」という結果は同じですが、その中身は全然違うと思うからです。 自分が調子悪くて実力を出せて無くても、相手がそれ以上に悪いプレーをしてくれれば勝てますし、逆に、自分としてはとてもいいプレーをしていたとしても、相手がそれ以上に素晴らしいプレーをすれば、やっぱり負けてしまいます。 つまり、当たり前ですが、ゲームの行方は「対戦しているプレイヤー同士で、よりよいプレーしている人のほうが勝つ」ということだと思うのです。 ということで、僕が試合とかでプレーしていて、冷静にゲームを進めていられるなと自分でも思うときは、「相手の実力と調子」それから「自分の実力と調子」を見ながらゲームを進めていたりします。 例えば、相手が上手くて、取りきられていて順番が回って来ないような展開ときは、「対戦相手はすごく上手い。勝つためには、数少ないチャンスで、相手と同様、もしくはそれ以上のプレーが出来なければ負ける」と思って、いつか来る数少ないチャンスに集中することだけを考えて、チャンスが来るのを待ちます。 また、取りきりとしては自分で取りきっているけれど、8番や9番だけミスして相手にゲームを渡しているような展開の場合は、「自分の調子は全然ダメなわけではないけど、最後でポカをしている。相手は、自分のほうが上手いと思っているかもしれないけど、ラッキーで取っているだけで、いいプレーをして取りきっているわけではない。今はまず、自分の取りきりの中で、取れるところをきっちり取って、自分の実力をきちんと見せつけて、相手にプレッシャーを与えるべし」とか考えながら、ゲームを進めてたりするわけです。 そんな時、相手が嫌な顔をしながらプレーし始めたら、「多少なりともプレッシャーを感じ始めたな」とか思いますし、伸び伸びとプレーし始めたら「セット数が先行して、余裕が出始めたか、、。若干なめられてるな。」とか思います。 結局、自分に出来ることと言ったら、自分のプレー、自分の状態、調子などをいかに高いところでキープするか?ということになりますが、単に「回ってきたから頑張ってプレーして取りきらなきゃ」と思うよりも、「今相手は僕にプレッシャーを感じているな。ここで取りきればさらにプレッシャーを与えられるな」とか「お互いに一歩も引かない状態で対戦しているな。先に集中力を切らしてミスしたほうが負けるな」とかを思いながらプレーしているほうが、よりその場面に適したプレーが出来るのではないかなと思うのです。 まとめますと、あまりゲームの勝ち負けに拘り過ぎず、お互いのプレーヤーのプレー内容を意識し、自分の状態(プレー)を高く保つことを考えましょう、という感じでしょうか。 この辺りをあまり意識していなかったような人は、ゲームをし終わった後、 「自分がいいプレーをして勝った」のか、 「相手が自滅したので勝てた」のか、 「相手がいいプレーをしたので負けた」のか、 「自分が自滅したから負けた」のか、 多分、どれかには当てはまると思いますので、今の自分のゲームはどういう展開だったのかを再確認してみてはいかがでしょうか?