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3-1 sweet boy 「…人殺しなんてしたくないな」 僕、轟車は隠れてお菓子を食べていた。 友達もいなく、ただお菓子を食べることが好きな男。 それが僕の特徴であった。 数少ない仲のいい人と言っても、深川君くらいのものだし。 彼も無口だから話すことはほとんどない。 「……あ、チョコなくなっちゃった」 袋に入っていた小さい英語のついたチョコがなくなっていた。 いつの間にこんなに減っていたんだろう。 僕はカバンの中からポテトチップス(450g)の大袋を出した。 ゲームセンターでよくある大きいのを一回でゲットしたから持ってきたのだ。 「死にたくはない、けど…正直、もう生きてなくてもいいかな」 ポテトチップスを5つくらい口に放りこむ。 口の中で大量に潰されていくのを感じる。 その中で血の味が少し混ざっているのを感じた。 唇を触ると血が付いていた。 唇が切れていたのか…と思ったところに痛みが生じる。 塩が傷口についていて地味に痛かった。 「……」 ポテチの袋をゴムで閉じてカバンにしまう。 その代わり出てきたのはグロック17という拳銃。 それをじっと見つめる。 エアガンではないのかとは思ったが、付いていた予備弾が本物であるのを見て本物だと実感する。 「これで人を―――――殺す」 窓からのぞいて見えた木に向かって銃を構える。 発砲はしないが、撃つふりをする。 少し時間が経った。 仕方ない――――そう思ってグロック17をカバンにしまう。 その代わり次はチョコチップクッキーを取り出す。 5枚組のが3つ入っているチョコクッキーだ。 これがお気に入りで大量に持ってきている。 「いただきます」 1つ開けて食べ始める。 好きなものはどんな所で食べてもおいしいものである。 それが例え――――殺し合いが舞台の島でも。 級友を殺さなくてはいけなくても。 「動かないで」 後ろから声が聞こえた。 その声には聞きおぼえがあった。 そう―――確か彼女の名前は―――――――。 【残り 30人】
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「・・・ケンタウロス。」 「何?」 「私は少しこの事件を甘く見ていたようだな。」 「そう?そうは見えなかったけれど。」 「ゾンビを掛けごとの対象にする・・・誰がやっているかは分からんがあまり関心はしないな。」 「ちょっと?話の論点がずれてるわよ。」 「畜生、混乱し始めた、まるで人殺しを誉めたたえられている気分だ。」 「マーク・・・。」 私は軍人でありながら戦争が嫌いだった。 人を何十人と殺しても責められず逆に誉めたたえられる。 周囲の反応と私の感情はどんどん離れて行った。 だから軍を辞め、人を育てる教師を始めた。 でも現実は私を許さない。 そんな事を考えているとケンタウロスから拳をプレゼントされた。 「馬鹿!いつまでそんな事引きずってるのよ!貴方は守るために戦うんじゃなかったの?」 「そうだが・・・。」 「だけど何よ!いつまでもクヨクヨしてるからそんな事考えるんじゃない!もっとシャキっとしなさい!」 「・・・そうだな、そうするよ。」 「そうときまったらさっさと帰るわよ!」 「ああ!」 だが目の前に立ちふさがったのは・・・。 「って、何よこれ・・・。」 ダウンジャケットを着込んだような姿をしたゾンビだった。 「何だこれは、先ほど戦った奴ではなさそうだな。」 「相手は1体、行くわよ!」 「ああ。」 私は銃を撃つ。 「・・・効いてないだと?」 ところがゾンビは怯むことなく近寄ってくる。 「嘘?どういうこと?」 「恐らく筋肉や脂肪が硬質化したのだろう、だが弾丸が効かないとは・・・。」 私は銃を構える。 「だが勝機はある、行くぞ。」 私は相手の顔面に蹴りを入れた。 効果は薄い、だが手ごたえはある。 「打撃は有効か、なら・・・。」 私は構えた。 「仙人掌「覇王樹」!!」 構えとともに掌で相手の足元に打撃を与える。 足元をすくわれた相手は地面に倒れ、起き上がろうともがいていた。 「やはりその体では起き上がることは難しいか。」 私はゾンビの数が少ない方へ向かって歩き出した。 「堅いだけでは私には勝てん、それを覚えておくのだな。」 戻る
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THW ban abortion. (中絶を禁止する。) 先日のディベートをもとに復習もかねて作成。 Introduction 胎児は生きている。しかし、世界中で多くの堕胎がおこなわれている。それは多くの人殺しが行われていることを意味する。 Definition すべての堕胎について処分するのか、レイプによる妊娠や母体が危険な状況にある場合は除くのか(前回は前者)。 (前回は)処分については両親と医者ということにした。 Argument (肯定側) 犯罪論:胎児の心臓は動いている・呼吸している(死の要件の逆)→胎児は生きている→中絶は胎児を殺すこと→中絶は殺人である→殺人の強制排除→中絶を禁止する 生命論:子供には生きる権利がある→胎児は意思を示せない→胎児は弱い存在→弱い存在の意思を守るのは国家の務め→中絶禁止 また、参加者からは次のような指摘もあった。 そのまま成長すれば一人の人間になるのに、堕胎することによってそれを阻止する Casual sexを抑止することができる。 (否定側) 殺人抑止論(母体が危険な場合):胎児は母体の一部→出産には母体の危険が伴う→母親が死ぬ可能性もある→母親を殺すことになる→中絶是認 子供の権利論:望まない妊娠・出産→子供に対して愛情が湧かない→虐待→子供は不幸→不幸な子供を作らない→中絶是認 指摘 彼女たちでなくて里親制度とかもある。 生んだ人が虐待に走るのかは疑問。 時間がなかったので一時中断します。実際はこんな感じではなかったような…。 幻滅しないでください。 10/15 うお∑( ̄□ ̄;)!!せっかく書いたコメントが全部消えてしまいました。心折れました… また、機会を見てコメントしますが、 内容的には母親の自己の身体の処分権の話と、リサーチに関して現在の中絶数があるとよい、実際やってるアメリカの州のデータを少々加えるといいということを長々と書きました。 2009/10/15 hideo akagi
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野村和也は、戸惑っていた。 いきなり殺し合いをしろと言われた上に、人が目の前で死んだのだから。 (くそっ、何なんだ…まるで悪夢を見てるみたいだ…) とりあえず、和也は必死で掴んで来たデイパックを開ける。 入っていたものは、ここの地図らしき物とコンパス、筆記用具に水と食糧。 レジャーなどで良く使われそうなライト、そして… 「何だこれ、本?名前が沢山書いてある…誰だろう?知らない名前ばかりだ」 和也はそう呟くと、名簿をしまう。 そして最後に残った2つのおかしな箱。 和也は用心しながら、二つを思いきり開く… 「…なにこれ?」 中に入っていたのは、はりせんと腕輪だった。 「こんなものじゃ役にたたないよ…」 泣き出しそうになりながらも、和也は腕輪とはりせんを装備した― …中に入っていた説明書も読まずに。 【一日目・深夜/G-2】 【野村和也@オリジナル】 [状態]:健康、困惑 [装備]:大阪名物はりせんチョップ@板対抗BR、熱き魂の封じ込められた腕輪@板対抗BR [所持品]:デイパック [思考・行動] 基本:死にたくない。でも人殺しはしたくない。 1:はぁ… ※はりせんは叩くとたまに相手を少し行動不能にします。ですが和也はそれに気づいていません。 ≪オリキャラ紹介≫ 【名前】野村和也(のむら・かずや) 【年齢】20 【性別】男 【職業】大学生 【性格】正直でまじめ。だがそのせいで融通が効かないことも。 【身体的特徴】少しがっしりした体格。引き締まった身体付き。 とはいえ、最近スポーツをしていたりするわけでは無いので、力はそれほどでもない。 【服装】ジーンズに白いTシャツ 【趣味】読書、インターネット 【特技】ブラインドタッチ 【経歴】いつも普通より高い成績を取り、普通よりいい学校に行っている。 【備考】中学、高校ともに部活はバスケ部。大学に入ってからはスポーツとは疎遠になっていたので、 体力は少し落ちている。 Back 「ゲーム・スタート」 時系列順で読む Next いい男、降臨 Back 「ゲーム・スタート」 投下順で読む Next いい男、降臨 GAME START 野村和也 Next 久々のオリジナル
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(どうしていつもこうなるんだ) 無人と化した車内で、一人の少女が足元の死体に目をやる。 その死体は間違いなく、彼女のものだった。 (どうして楽に死なせてくれないのかねぇ・・・・・・) 死んでも死に切れぬという言葉があるように、泉こなたはKAITOへの恨みで、 自縛霊という形で電車の中に残ったのだ。 本来は明朗活発な少女であったが、彼女の表情は憎しみに塗り潰されており、 その顔に笑いが戻ることはない。 (これもみんなKAITOのせいだ、あいつがいるから私はこんなに苦しいんだ) 自分を殺し合いの場に放り込んだのはKAITOのせい。 友人達が死ぬことになったのもKAITOのせい。 人を殺すことになったのもKAITOのせい。 そして数多くの人間を殺してしまったのもみんなKAITOのせい。 (そうだよ、KAITOさえいなければ私は人殺しにならずに済んだんだ) KAITOへの憎しみを思い出すたび、自分の全ての罪さえ彼のせいだと感じてきてしまう。 客観的な目で見てみれば、決してKAITO一人が悪いのではない。 前回のバトルロワイアルの主催達が聖杯戦争を起こしたのは、世界が「ああああ」に支配される危険を避けるためだった。 もちろん主催に関わっていたKAITOに罪が無いとはいえないだろう。 だが、泉こなたが思っているほどKAITOという人物は残忍ではない。 自分の身内をも殺し合いに巻き込む行為は冷酷ではあるが、その裏では家族のことを常に気にかけていた。 妹が傷ついた時には、錯乱して激しく取り乱したぐらいだ。 そんな彼であったが一つの不幸が舞い降りた。 『主君のためだ』 極度のパニック状態に陥っていた彼は、その一言で完全に狂ってしまった。 その後は泉こなたも知る通り、妹を殺し、幾多の人々の命を奪っていった人殺しへと変貌した。 結局の所、彼自身バトルロワイアルの被害者に過ぎなかったのだ。 (KAITOさえいなければ、私はかがみんと殺しあわずに済んだんだよ) そのような事実を知ってか知らずか、泉こなたはKAITOに全ての責任を擦り付ける。 だから例え同じ顔をした赤の他人ですら憎しみをぶつける。 彼女もまた、バトルロワイアルによって狂わされていたのだから。 そして彼女は一つの案を思い浮かべる。 (ああ憎い憎い。 こうなったら適当な人の体でも奪ってやるかね) 通りがかりの人の人間を乗っ取って、その人間でKAITOを殺す。 場合によっては、その人間の全てを奪ってしまう、倫理的には最悪の手段。 しかし、復讐に走る彼女からは、その二文字以外の全ての思考を消し去ってしまっている。 (死んでもこうなるんだったら、また体奪ってやるんだ。 そうして死んでもまた奪うんだ。 KAITOを殺してやるまで・・・・・・) 「電車は稼動しているのに人はいないと・・・・・・っ!?」 「どうしたのプラシドさ・・・・・・っ!?」 (よしきたよ、獲物が) 電車の扉の中から一組の男女が入ってくると同時に、彼らは驚愕した。 また年端もいかない少女が、背中から血を流して倒れていたのだから。 左頭部を覆う程の眼帯をしている白髪の青年は、彼女を一瞥し、もう生きてはいないだろうとため息を漏らす。 一方、黄色の髪のサイドポニーの少女は・・・・・・ (どうせなら強そうな男の方がいいよね。 じゃあ早速体を貰うよ) こなたはプラシドと呼ばれた青年に憑依しようと襲い掛かる。 しかしプラシド達は、幽霊である彼女を認識できず、何のリアクションも示せない。 そしてこなたがプラシドの体を乗っ取ろうとした矢先だった。 「ざまあみろ」 (え?) 「おいネル、貴様何を言っているんだ!?」 ネルと呼ばれた少女は、こなたの死体を見た後、それを嘲笑していた。 完全に予想外だったのか、プラシドは思わずネルに理由を聞く。 「だってこいつ私を殺したんだよ? 私だけじゃない、私と一緒にいた遊戯くん・・・・・・その他にもいっぱい人を殺したの。 それがこんな死体になっているなんて自業自得じゃない」 「お前を殺しただと? 冗談はほどほどにしておくんだな」 自分を殺したと言われたら、普通の人間なら『今生きているお前はなんなんだ』 と呆れるであろう。 プラシドも同様に、ネルが適当なことを言っているのだと思った。 (いや・・・・・・違う) しかし、泉こなたは違った。 自身の記憶を遡ってみると、確かにネルに似た容姿の人間を殺した経験がある。 遊戯くんというのは、当時、彼女に同行していた紅葉頭の少年のことであろう。 「でも確かに私はこいつに殺された! その性でレンきゅんを助けることができなかったのよ!」 「生き返ったとなると貴様は機械か何かか? まあどうでもいい。 その様子だとこの小娘は危険人物だったみたいだな」 (助けることが・・・・・・できなかった?) 自分はかがみを助けることができなかった。 それだけではない。 自分の大切な人を守れなかった。 人を殺す人間がいるから。 (そうだ、KAITOみたいな人殺しがいるから私はかがみん達は死んだんだ) 確かにバトルロワイアルを開いたのは、如何なる理由があろうとKAITOや主催のせいだ。 でも、もしも善良な人間ばかりだったら、人を殺す人間さえいなかったら、 どれだけの人間が救われるのだろう。 「こんな人殺しがいるから、レンきゅんみたいな罪も無い人間が殺されるのよ!」 『おまえみたいな奴がいるから、かがみんみたいな罪も無い人間が殺されるんだ』 かつてこなた自身がいった言葉とネルの言葉が重なる。 そしてこなたは認めたくなかった部分に気づかされてしまう。 (ああそうか・・・・・・) 大切な者を失ったから世界を否定し、人の大切な者を奪う。 そうしていつか、大切な者を奪った人間と同じ存在になってしまった。 しかし例え殺しを強要されていたとしても、無意味に人を殺す必要はないはずだ。 現に、人を殺さず自分の信念を貫く者や、殺し合いの打破を望んだ者も多くいた。 (私も・・・・・・) そして彼女にも確かに選択肢は存在した。 ずっと逃げていてもよかった。 仲間を探して主催に立ち向かってもよかった。 人を殺す必要さえなかった。 (KAITOと同じだったんだね) 泉こなたの意識はそこで途切れた。 「「「除霊完了! 後は亞北ネル、お前だ!」」」 「ってあんたら一体なんなのよ!?」 突如電車の中に数人の兵士が乗り込んできて、 こなたの死体を霊体ごと消し去ったかと思うとネルに銃口を向けた。 ネルは抗議しつつもプラシドの後ろに隠れる。 「亞北ネル、お前は前期から参戦したという証拠が出ている!」 「よって旧世代のお前はアンチ連盟である我々が射殺する!」 そしてアンチ連盟と名乗った兵士達は銃を構えるが、 電車の天井を突き破ってでてきた光の剣によって遮られてしまう。 戸惑う兵士達に見せびらかせるように、プラシドはカードを掲げていた。 「魔法カード《光の護封剣》を発動した。 この女は俺が生き残るのに必要なものなのでな、生憎捨て置くわけにはいかん」 「貴様決闘者(デュエリスト)だったのか!?」 兵士の一人が驚きの声を上げる。 決闘者(デュエリスト)とは、ようするに『デュエルモンスターズ』というカードゲームで戦う人たちのことだ。 遊びと思って侮ることなかれ。 その闘いに自分の命を賭けることはもちろん、世界の命運を賭けることすらあるのだ。 なんでリアルファイトしないのかって? 1枚のカードで生まれたような世界で育ったやつらの常識が普通なわけがない。 「待て、決闘者ならいいもんがあるぞ」 「この俺に見合ったカードがあるのか?」 「・・・・・・ああ!」 兵士の一人がバッグを漁り、1枚のカードを取り出してみる。 「ふーん、最近の遊戯王カードって白いんだ」 それが決闘者でないネルが見た感想だった。 アニメでも、遊戯王カードは、茶色と緑と赤のカードが使われることが多い。 でも兵士の差し出したカードは、真っ白なカードだ。 「《氷結界の龍 トリシューラ》すごく強いカードだ!」 「他にも強いシンクロモンスターがいっぱいあるぞ!」 シンクロモンスター:ここ2年で新しく登場したカード群。 モンスターとチューナーモンスターのレベルを合計することで召喚できる。 ゲームバランス崩壊の一因であり、普通にモンスター召喚するよりもよっぽど楽。 このカード群のせいで禁止カードに認定されたカードまである。 「俺を馬鹿にするなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 こんなぶっ壊れカードを、プラシドが許すわけがなかった。 何せこのシンクロモンスター、アニメではこれが召喚されすぎたせいで未来が崩壊するのである。 それを食い止めるために現在にやってきたプラシドさんがぶち切れるのも無理はない。 トリシューラのカードは見事に破られた。 「俺のカードが!?」 「構わん、あいつも撃て!」 「でもあいつ旧世代じゃないですよ?」 「だってあのカード高かったんだもん。 俺が許す!」 激昂する兵士に呆れる他の兵士であったが、 彼らは結局プラシドごとネルを撃とうと銃の引き金を撃って光の護封剣を破壊しようとする。 しかしプラシドは、バッグから支給品のサイクロン号を出してネルと一緒にそれに乗った。 「魔法カード《サイクロン》発動!」 「よっしゃ光の護封剣壊れた!」 「プラシドさん、護封剣消えちゃったわよ!?」 「大丈夫だ問題ない」 そういうとプラシドは、背中から機械の体をむき出しにし、 下半身がなんか変な風に曲がり、サイクロン号となんかガチャンガチャンと音を鳴らしながら密着し、 サイクロン号から出てきたいくつものパイプが背中の穴に何本も突き刺さり、 ようするにバイクと合体したのである。 こんな風に↓ \これが究極の姿だ!/ ○ /| ミ // 広// ○―=○ 「「「・・・・・・」」」 「・・・・・・」 兵士達も、サイクロン号に跨っているネルも絶句する。 そしてサイクロン号と合体したプラシドはそのまま電車のドアを突き破って走り出した。 「逃がしたぞ! 早く追うんだ!」 「どうやってですか!?」 「もうあんなところに行っちゃったんだからもう追いつきませんよ!」 「ぐぬぬぬ・・・・・・」 電車の外、それも進行方向とは別の方向に走っていくそれを見て、兵士達は嘆くことしかできなかった。 「山に行ってみましょう」 全てはその一言から始まったといっても過言ではない。 私、GUMIはこのクーガーという男におぶられていた。 いや、クーガーという乗り物に乗せられて連行させられているといっても過言ではないだろう。 「やっぱりUMIさんに山の素晴らしさを教えるには、山に行かなければなりません。 しかし東京には山がない。 となると山はどこにあるのか? 北岳に御嶽山、赤岳、天塩岳に大雪山と色々あるけれど、やっぱり日本とくれば富士山でしょう! 富士山は典型的な成層火山であり、火山特有の美しい稜線を持ちます。 火山となると一般の人には怖いイメージが付き纏い勝ちですが、 その形状は長年に渡って噴火したことで形成されたもの! つまりは自然の生み出した芸術! 分かりましたか、UMIさァァァ~~~~ん!」 「はいそうですか」 私の名前はGUMIなのだが、いくら言っても直されないので、最初は虐めかと思った。 ルカならよろこびそうだが、普通のボカロである私はちょっと凹んだ。 でもこの人が悪い人にも思えないので、恐らくはこのような頭の病気なのだろうと理解した。 「ということでもうすぐ静岡です! 山はもうすぐですよ~!」 「そうですね、すごく速いですね」 ついさっきまでは東京だったのに、もう関東地方突破している。 正直速いってレベルじゃない。 少なくとも人間が出していいスピードじゃない。 しかし、前方を見てみるとこれまた猛スピードで走ってくるバイクがあった。 そしてこの時、プラシド(とネル)のサイクロン号と、クーガー(とGUMI)がすれ違ったのだ。 プラシドとクーガーの視線が重なる。 「こいつできる!? まさかアクセルシンクロの使い手か?」 「速い? 俺より? 俺がスローリィ? いやまさかな」 まあそんなこんなで二人の思惑はどうでもよいとして、 同行していた女性達の感想はこちら。 ( (何あれだせぇ) ) 【一日目・1時00分/岐阜県/天候・嵐】 【ストレイト・クーガー@スクライド】 【状態】健康 【装備】ラディカルグッドスピード 【道具】支給品一式 【思考】 基本:世界を縮める!! 0:なんだあの男(プラシド)は・・・・・・ 1:UMI(GUMI)に山の素晴らしさを語る 2:UMI(GUMI)を富士山につれていく ※7期から続投かどうかは後の人にお任せします。 【GUMI@VOCALOID2 Megpoid】 【状態】疲労小、クーガーに乗っている 【装備】なし 【道具】支給品一式、他不明 【思考】基本:生き残る 0:あのバイクだせぇ 1:クーガーと一緒に行動する ※富士山まで走っていますが、その後は後の書き手に任せます。 【プラシド@遊戯王5D s】 【状態】健康、サイクロン号と合体中 【装備】サイクロン号 【道具】支給品一式 【思考】 基本:不動遊星を倒す。 バトロワそのものにはあまり興味なし。 0:なんだあの男(クーガー)は・・・・・・ 1:生き残るためにネルと一緒にいる。 【亞北ネル@VOCALOID派生】 【状態】健康、プラシド(と合体しているサイクロン号)に乗っている 【装備】なし 【道具】支給品一式、他不明 【思考】基本:この世界のレンきゅんを助ける 0:あのサングラスだせぇ 1:プラシドと一緒に行動する ※七期からの参戦です。 ※東京まで走ってますが、その後は後の書き手に任せます。
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「このような殺し合いに意味等あるのだろうか……」 混沌を極めたカオスロワのなか一人いや一羽のひよこが嘆いていた。 そのひよこの名前はひよこ陛下。その名の通りひよこ大王国の陛下である。 「こんなふざけた殺し合いは、何としても止めねばなるまい」 彼は殺し合いの破壊つまり打倒主催を決意する。 「だが朕一人ではあの強大な力を持った主催者達に打ち勝つことは出来まい。ここは同じ志を持つ同志を集めねばな……」 そう考えると彼は歩き出す。打倒主催の仲間を集める為に…… ◇ ◇ ◇ ◇ 「ククククク……ハハハハハハハハハッ!!!!」 所変わってここDASH村において一人のアヒルが高笑いをしていた。 そのアヒルの名はアヒル隊長と言った。七期カオスロワからの参加者である。 そんな彼の周りには何人ものモブ、名有り含めた参加者の死体が転がっていた。 無論殺したのはアヒル隊長である。 「そうだ!このアヒル隊長が敗北した理由、それは俺が人間などという下等生命体になっていたからだ!!!! だがもはや完全なアヒルとなったこの俺に敗北は無い!!!!まっていろ下等生物共!このアヒル隊長が全員皆殺しにしてやる!!!!! そして所ジョージ貴様だけはこの俺が直々に葬ってくれるわ!」 そう叫ぶとアヒル隊長は新たな獲物を求め歩き出す。だがその行く手を遮る者が居た。 「貴様ッ!何者ッッ!」 アヒル隊長の問いに対し彼は周りに転がっている遺体を一通り見回した後、怒りのこもった声で答える。 「朕の名は……ひよこ陛下!」 「面白い……ひよこ陛下とやらこのアヒル隊長が直々にあの世に送ってくれるわッッッ!!!」 「笑止ッ!貴様の様な人殺しに朕は殺せぬッ!」 ひよことアヒル鳥類同士の激戦が始まった。 【一日目・18時30分/DASH村/天候・晴れ】 【ひよこ陛下@アンサイクロペディア】 【状態】健康、アヒル隊長に怒り 【装備】不明 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】基本:殺し合いを止め、主催者を倒す 1:同じ志を持つ同志を集める 2:アヒル隊長を倒す 【アヒル隊長@鉄腕!DASH!!】 【状態】健康、アヒル形態 【装備】不明 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】基本:皆殺し 1:ジョジョを見つけ自らの手で葬る 2:ひよこ陛下を殺す ※七期から参戦
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紅青紫黄 緑&橙(こうせいしき みどり&だいだい) ■キャラクターの性別:女 ■所持武器:よくわかんないけど多分気を纏った拳じゃないかな? ■攻撃力:0 ■防御力:19 ■体力:7 ■精神力:4 ■FS(フリースキル):0 ■所持プリン:0 ■FS名:手加減 ■特殊能力名:寸止め ■能力タイプは?:通常 ■特殊能力内容 効果:即死後、死亡回復(ザオラル) 300 範囲:同マス敵一人 0.8 時間:一瞬 1.0 制約:転校生にしか効かない 0.7 制約:精神攻撃 +100 100-(300x0.8x0.7-100)=32 発動率32% 成功率0% GK注:この能力で死亡した『転校生』は体力1で復活する。 『転校生』を一度倒した瞬間にDP2を得られて、その後もう一度倒せばさらにDP2を得られる。 ヴァイシャリーも二回発動する。 適当に殺害。その後気楽に蘇生。 「とりあえず死んでないから寸止めだよね♪」 殺害方法:死ぬまで殴るのをやめない 「早くゆまちゃんを呼んでよー(泣」 蘇生方法:心臓マッサージ(直に乱打) 「起きて。起きてよ。死んじゃやだ。」 慈愛に満ちた気を纏った拳で殺害・蘇生を行う。 この拳はほのぼの平和を説く為の拳であるため、血迷ってないキャラに対しては無意味。 この拳で寸止めされたキャラは正気に帰る。(体力以外のステータス初期値) ただし殴って治すため、殴られたキャラは瀕死になる。 蘇生させる理由は「平和を愛するのに人殺しはNGだよね」らしい @同マス1体即死後、死亡回復 @制約:転校生限定 精神攻撃 ■キャラクター説明 緑が本人。橙は守護霊(女)。 ほのぼの平和と末那識千尋を溺愛する。 争いの早期終結とお持ち帰りが目的。 最速の目的達成のためなら転校生も殴るよ♪ ■「死神vsテニス」「オーヴァーキル」以外のキャンペーンに参加した経験がある? ない ■あなたのキャラのタイプは? ブロッカー(防御型)
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登録日:2023/06/26 Mon 00 06 11 更新日:2024/05/11 Sat 13 17 09NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 3代目L C Cキラ Cキラ編 DEATH NOTE DEATH NOTE短編集 L キラ コピーキャット スピンオフ チープ デスノート ニア ヘタレ ミードラ メロ リューク 二番煎じ 劣化 夜神月 大場つぐみ 安っぽい 小畑健 後日談 後継者 死神大王 猿真似 短編 読み切り Lがキラ 夜神月に殺されて9年 キラ 夜神月が死神リュークに殺されて3年 「Cキラ編」とは漫画『DEATH NOTE』の特別編となる読切短編。 【概要】 原作の後日談に当たり、キラとの決着がついてから3年後(2013年)の世界が舞台になっている。 実写映画版『DEATH NOTE』前後編2部作のスピンオフ映画『L change the WorLd』の公開を記念して2008年の『週刊少年ジャンプ』11号に掲載され、 2016年に『DEATH NOTE 完全収録版』、2021年に単行本『DEATH NOTE 短編集』にそれぞれ収録された。 Cキラの「C」は「Cheap(=安っぽい、チンケな)」を指している。 原作同様に「デスノートを用いて殺人を行う者を追う」話ではあるのだが、原作とは違ってノートを使う「キラ」側の視点は全くと言っていいほど描かれず、 内容も推理より「Lの後継者としての在り方」に対するニアの内面描写に重点が置かれている。 以下、ネタバレ注意。 【あらすじ】 およそ6年もの間続いた、キラこと夜神月と、L及びその後継者達の戦いに終止符が打たれてから3年後の2013年。 月・Lの死は公には公表されず、空席となったLの座にはニアが着いて世界の難事件を解決しており、 キラの存在についても「抹殺された」「一時的に活動を止めた」などと様々な憶測が飛び交っていた。 そんな中、日本の65歳以上の老人の死亡率が突如として高まり始め、日本は長寿国1位から6位に転落するまでになった。 その異常な死亡率の高さから、それがキラによるものではないかという噂がネット界隈ではささやかれ始めていた…… 【登場人物】 ニア 本エピソードにおける実質的な主人公。 苗字にも名前にも「L」がないがL・月に続く3代目Lとして難事件を解決する立場についている。 新たに現れたキラの殺人傾向について「特にこれといった信念もなければ、リスクを冒す覚悟もない」と推理し、 曲がりなりにも世界を変えようとしたキラ(月)にも、彼を命がけで追ったLにも失礼だとして「Cキラ」と名付けた張本人。 Cキラ事件にあまり気乗りしない(*1)様子を見せつつ、自身の立場や過去に行ったLとの話から、「Lならばどうするのか」について悩んでいる。 アンソニー・レスター ハル・リドナー ニアが指揮を執ったキラ対策組織「SPK」の元メンバー。 高齢者の不審死がデスノートによるものだとしてニアの下を訪れ、ニアに捜査に動くよう打診している。 Lとして活動しているニアとの関係は更に深まっているようであり、月を討ち取った『真のL』として『どう在るべきか』というニアの悩みに対し、 世界をキラの魔の手から解き放つべく、疾走した同志としてレスターは一つの言葉を投げかける。 ちなみに同じくSPKの元メンバーだったジェバンニはこれに同行しておらず、別シーンで1コマ・セリフなしで登場するのみだった。 相沢周市 松田桃太 伊出英基 模木完造 山本 日本捜査本部の面々。 (原作最終話が初登場だった山本を除いて)キラの殺人方法がデスノートであると知っているため、今回の件もまたデスノートによるものではないかと考えている。 松田は追う姿勢は見せつつも、今回の殺人について肯定派寄りの意見を落としており、もし殺人を行っているものがいるとしたら日本人だと意見している。 相沢は夜神総一郎の後継者にして『月=キラ』の真実に辿り着いた捜査員としての貫禄と冷静さ、思慮深さが更に深まっており、夜神親子死後のリーダーに相応しい姿を見せている。 山本はさくらTVにおける放送においては怯え腰になり、Cキラによって死を懇願した若者が心臓麻痺で倒れてからは当初キラの力に狼狽するも、それが返って気つけになったのか、 手で口を抑えながらも冷静さを取り戻し、その後のL(ニア)からの言葉ではキラの力を直接見ながらもCキラの検挙に意欲的な姿を見せるなど、本質的には正義感が強い事がうかがえる。 L 世界一の名探偵。作中では既に故人。 かつてワイミーズハウスの子供達との質問会にて自身の探偵としてのスタンスを告げ、ニアを感心させている。 また、「質問することなく様子を観察している」「目付きが悪い」等の理由で自身の後継者をニアかメロのどちらかだと踏んでいた。 メロ Lのもう一人の後継者。作中では既に故人。 ワイミーズハウスでのLとの質問会にて、Lの話を聞くシーンで数コマのみ登場。 夜神月 デスノートを使って犯罪者を大量に「裁き」、「キラ」として新世界を創ろうとした青年。 作中では既に故人となっているため、彼自身が話に関わってくる事はないが、今回のCキラも同じ手段(デスノート)を使っている事から比較対象に挙げられ、 ニアからは(正しい行動・存在ではなかったという前提だが)その頭脳・精神力等を「犯罪を7割減少させ、戦争を止めた」「Lの好敵手」と評され、 彼と比べればCキラは「私欲のためにノートを使った火口と同じクズ」で、「『キラ』と呼ぶのは月やLに失礼」と酷評している。 また、作中でリュークも彼の言動について言及するシーンがある(後述)。 Cキラ 本件におけるデスノートの使用者。 具体的な外見や名前は不明だが、作中での描写から「死神の眼」を持っている事が分かる。 具体的な経緯も同様に不明だが、ミードラのデスノートを利用して日本の65歳以上の老人を「病気の悪化」を死因に指定して殺害している。 犯行から想像したニアの人間像は「苦しんでいる祖父母を殺したことで、それが社会の為になると解釈した若者(*2)」、 あるいは「デスノートの力を得たことで自分なりのキラを気取るバカ(*3)」。 ミードラ Cキラのデスノートの元の所有者で、大柄な両生類のような見た目の死神。死神ランクは9。 メスだが一人称は「俺」で、男勝りな口調で喋る。 バナナが好物のようで、Cキラの傍らで夥しい数のバナナの皮を散乱させている。 死神ランクは低いが、その巨体故に周囲の死神からは一目置かれている。 リュークが人間界でデスノートを使わせて起こった出来事を見て楽しんだ事に触発されたのか、 人間界のリンゴ13個を手土産にデスノートを死神大王から受け取って今回の騒動を起こした。 リューク お馴染みデスノート界の愛すべき外道の死神。 今回は終始死神界に滞在し、Cキラの騒動にも関わっていない。 原作の『幕』で、敗北した月に縋られるも彼を見限り、その名をデスノートに書いて死なせた張本人だが、今でもその頭脳や精神力は買っており、 ミードラが失敗した理由として「人間がデスノートを使うには強い精神力と信念が必要」「契約した人間が弱かったから」と逆説的に月を評価する言葉を述べている。 死神大王に人間界のリンゴの味を教えたらしく、その結果ミードラが2冊目のノートを手に入れられるようになったらしい(リュークも礼としてリンゴ3個を貰っている)。 グック 山羊の骨状の頭部が特徴的な死神。死神ランクは7。 今回の事件を起こしているのがリュークではないと知って驚くと同時に、デスノートを簡単に死神大王から受け取れるようになった現状に呆れを見せている。 死神大王 死神界のドン。 本作で初めてビジュアルが明かされ、人型から大きくかけ離れた異形のビジュアルを読者に見せている。 リュークから人間界のリンゴの味を教えられた事でその虜になっているらしい。 【物語の結末】 Cキラの殺人は留まる事を知らず、ついには殺人の対象を「65歳以上」から「60歳以上」に変更。 さらには人生に絶望した若者達がTVの映像越しに自分を殺すように懇願するほどになっていた。 そんなある日、さくらTVでのキラに関する討論番組内で暴走した若者達がCキラに殺人を懇願して死んでいく映像が展開され、さらに他の者が死を求め縋るという地獄絵図が展開。 相沢達が対策を打とうとするが、ここで突然映像が変わり、「L」の文字が表示。 とうとうニアが動き出したのだ。 彼の出した「Lならばどうするか」の答え。 それは「事件に関与せず、日本警察に犯人特定を任せる」事だった。 殺人方法は既に分かっている以上、そうするのが筋であると奮起する相沢達だったが、ここでニアが更に1つ犯人に対して言葉を投げかける。 この人殺し ! ……。 「Lっぽくなかったかもしれない」。 ニア……「3代目L」はそう振り返りつつ、全てを終えたのだった。 ……いや… それにニア、もうあなたがLなのだから レスターからのその言葉と共に。 その後場所は変わって死神界。リュークと言葉を交わすミードラ。 曰くCキラは「(ニアの言葉を聞いて)3日間呆然とした後に発狂してノートに自分の名前を書いて自殺した」らしく、あまり面白い遊びが出来なかった事に落胆。 が、彼女から持っていたデスノートとリンゴを受け取ったリュークは逆にCキラの奇行を面白がるのだった。 奇声を上げ 自分の名前を書いた か… やっぱ人間って面白! 【余談】 作中時系列の2013年だが、Cキラの存在に気付き始めた者がネット上に書き込んでいるのが2月9日(*4)となっているので、Cキラが暗躍を始めたのはその少し前の1月下旬~2月上旬の可能性が高く、アニメ版でいうところの月とニアの戦いの決着時期とほぼ同じである。 リュークがミードラから受け取ったデスノートだが、後に描かれた読切短編「aキラ編」で使用される事になる。 日本の長寿ランキングが1位から6位まで低下している事を考慮すると、Cキラはノートを使って単純計算で19万人ほど殺害していることになる。一人の名前を書くのに20秒かかると仮定して、1日3時間ノートに名前を書く作業を行うと540人。その作業を365日間続けて19万7100人となる。 TVアニメ版のディレクターズカット作品『リライト2 Lを継ぐ者』では、今作にあった「Lが自身の哲学をニアに語るシーン」「テレビで大量殺戮が行われるシーン」が新規描き下ろしシーンとして逆輸入されている。特に後者はキラ反対派を殺戮する魅上照とそれを傍目で見ながらほくそ笑む月という大胆な形にアレンジされており、キラの悪辣ぶりを示す強烈なシーンに仕上がっている。しかし、こうした蛮行は原作の月が全否定しており(*5)、若干の矛盾が生じている。今作はあくまで「ディレクターズカット」という扱いであり(*6)、シナリオの流れも細部が変更されているので、あくまでパラレル扱いなのだろう。 似たような事をした人物として、実写映画版前後編の続編『デスノート Light up the New world』に登場したロシア人医師のアレクセイ・イヴァノフが挙げられる。こちらは自身の担当患者を安楽死させたり、インターネットで見つけた自殺志願者(アレクセイの母国であるロシアから欧州全体)を対象にしており、Cキラほどの自己顕示欲は無かったようである。最終的には「キラの復活」を目論むサイバーテロリスト・紫苑優輝によってその所業とデスノート所有者である事実を突き止められ、彼のデスノートに名前を書かれて「薬物の大量投与で自殺」という形で死亡した挙句、使っていたノートも紫苑に回収されている。 奇声を上げ 自分の書いた項目を追記・修正した か… やっぱWiki篭りって面白! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] いかに曲がりなりにも世の中をよくしようとした月のメンタルのことがわかる内容でしたな -- 名無しさん (2023-06-26 00 36 06) aキラ編や鏡太郎編の項目も立つ可能性?認めるわけではなくてもニアも月に対して思うところはあったのかもしれない。 -- 名無しさん (2023-06-26 01 11 49) 若者愚かすぎだろ…って思ったけどさくらTVに来るようならそんなもんか… -- 名無しさん (2023-06-26 02 56 10) Lチェンジ・ザ・ワールド公開記念に書かれた割にL本人は出ない…あと2021年に出た短編集に載るまで13年間まともに読める書籍がなかった幻の作品でもあった(2016年に出た12冊を1冊にまとめた辞典並みにぶ厚い本には収録されはした) -- 名無しさん (2023-06-26 06 02 29) 「俺ならこう使うしww」みたいな安直に考えてる読者へのアンサーみたいな感じがある。逆に原作知ってる人間がガチな使い方するとどういう運用になるのか描いたのがAキラ編って感じ -- 名無しさん (2023-06-26 06 49 04) ↑3 思うところがあったというか、一番月を評価しているのがニア。 -- 名無しさん (2023-06-26 06 54 10) 初期状態とはいえあの月ですら使い始めて間もない頃は布団にくるまってガタガタ震えるレベルで「人殺し」の十字架はとても重たい物なのだから、月でもないその辺のパンピーがそれを自覚すればどうなるか…って意味ではこの上ないアンサーだったと思う。 -- 名無しさん (2023-06-26 07 29 21) 精神的な「何か」が外れるのならば凡人でも「キラ」になり得るのが後のドラマ版としたら、その「何か」が外れない一般人が自覚したらというのは上手いよねほんと -- 名無しさん (2023-06-26 08 43 54) これ警察はどうしたんだろう?やる気を出したけどCキラ自殺で殺人ピタッと止まって…何の成果も得られず捜査本部解散? -- 名無しさん (2023-06-26 19 31 48) 年寄りなんて余程のことがなければ誰でもなる物なのに、そんなの殺しの基準にしたらどうなるかCキラ思いつかなかったのかねえ…? -- 名無しさん (2023-06-26 20 15 16) 連載前の読み切り、映画版、ドラマ版ではノートに自分の名前を書いて死んだ人物がいたけど、原作に連なるストーリー中で自分の名前を書いたのはCキラが初だっけ? -- 名無しさん (2023-06-26 20 47 13) ↑自発的に書いた人ならそうなるけど、単に自分の名前を書いたというだけならレイ・ペンバーがいるな -- 名無しさん (2023-06-26 21 03 30) 本編では無様な結末だった月の救済措置的な部分もあるなこの読み切り。死んでるから出番はないとは言え -- 名無しさん (2023-06-26 22 16 10) ↑5 TV放送後の不審死の調査でどうにかしたんじゃないかなぁ、多分 -- 名無しさん (2023-06-27 13 49 26) 月なら人殺しって言われても「僕が正義だ!」って奮闘するからな…… -- 名無しさん (2023-06-27 19 32 08) 新人(?)の山本がまったく頼りにならなかったのが印象に残ってる。 -- 名無しさん (2023-06-27 21 05 59) ↑2リンドLテイラーの「お前のやっていることは悪だ」に対しての対応がその答えかも -- 名無しさん (2023-06-27 21 08 58) 銃は剣に比べて殺人の精神的負荷が小さいって話はあるが、デスノートはその究極の一つだったんだなあって。まして死神の目でテレビとかで見ただけなら尚更実感はないだろう。そこに殺人の自覚を持たせたらこうなる、チープですね -- 名無しさん (2023-06-28 03 53 17) ↑奮闘というか憤慨というか… まぁメンタル強かったのは確か(それがいいことなのかはさておき) -- 名無しさん (2023-06-28 07 04 30) Lもニアも「人殺しは絶許だけどそれはそれとして犯罪激減させて抑止力になったキラの信念と行動力は大したもの」ってスタンスなんだろうか? -- 名無しさん (2023-06-28 18 35 13) ↑どうなんだろうね。立場上表向きに人殺しはダメと -- 名無しさん (2023-06-28 22 28 41) 途中送信したうえに文章間違えた。立場上表向きに人殺しを認められないしLはキラ逮捕の為なら死刑囚の命で実験も厭わないし -- 名無しさん (2023-06-28 22 33 09) というかここ読む限りだと、ニアも「Cキラを自殺に追い込む」こと目的に動いてるように見えるけど。 -- 名無しさん (2023-06-29 19 22 32) 決意というか、信念というか、目指すものというか、そういうのが一切感じられないのよね。相応の覚悟を決めていた月や海砂はともかく、魅上のキラに対する異常な狂信だったり、火口の栄達を求め続ける欲望だったりとか、そういったものすら感じられなくて、本当に、ちょっとした救世主気取りで承認欲求を満たしたかっただけ、って風なのがもうどうしようもないというか、たまたまノートを手にしただけのただの人、って感じなのが -- 名無しさん (2023-06-29 19 38 13) そんな奴でも長寿ランキング破壊するとか、下手しなくても月以上に殺してそうなのが恐ろしい -- 名無しさん (2023-06-29 21 34 03) アニメだとリュークは月との付き合いについて「一生忘れられねえ面白いもの」って言ってたな -- 名無しさん (2023-06-29 21 51 53) ↑2 むしろ、そんな奴だから考え無しに殺しまくれたのかもしれない。ノートの性質上、自分がキラであることは家族にも教えれないから誰かが見つけるまで自尊心が肥大化する一方で殺人が加速し続ける一方な環境下ではありそう。ニートだったかもしれんしノートを手に入れてから金がいくらでも手に入るから仕事を辞めたって経歴の人間かもしれんし。 -- 名無しさん (2023-06-29 22 16 56) リュークが月にノートを渡した一件で死神界では「人間界にデスノート落として反応見ようぜ」的な流行りが出てきそうだなぁ。人間にとっちゃ舞台装置にされるわけだからたまったもんじゃないが -- 名無しさん (2023-06-30 17 12 21) リュークからしたら新世界の神になるで突っ走った月と奇声あげて自殺したCキラと極端な差が面白かったんだろうな -- 名無しさん (2023-06-30 21 59 00) あいつらならこの一言で止まることはねえ、それで止まってしまうならお前や偽物だ……というもの。まあ理想も信念も知性も狂気もなく人を殺してタダで済むわけねえだろという当たり前の話だった -- 名無しさん (2023-06-30 23 46 55) 人を殺すという行為の罪悪感を(ニアに言われてだけど)自覚したのが19万人殺した後だったから発狂して自死を選ぶっていうのが比較的初期に殺しの罪を実感して吹っ切れた月とまた違ってリューク的には面白かったんだろう -- 名無しさん (2023-08-19 00 25 45) 本作の後日談にあたる「aキラ編」の作成を考えているんだが、これはエピソード項目の規約に抵触するかな?(自分の中では本編とは別に単体で完結してる読切短編だから「エピソード」ではなく「作品」という認識でいるんだが。) -- 名無しさん (2023-09-18 01 32 23) ↑ここより相談所の項目作成相談スレで意見を募った方がいいかと。そもそも議題に挙がらなくて気づかれずスルーされたから残ってるだけで今の内容だとこの項目も危ういように見えますし -- 名無しさん (2023-09-19 15 55 44) コアなファン向けと行った感じが強いかな。激しい頭脳戦を期待すると肩すかしに合う感じ。 -- 名無しさん (2023-09-19 16 15 53) ↑3デスノートのCキラ編と認識する人はいるだろう。そしてグレーは黒判定されるのでOUT。ここのタイトルをCキラ編じゃなくてCキラにすべきでは? -- 名無しさん (2023-09-19 19 34 38) 確かに項目新設はちょっと不味そうなので、辞めようと思います。意見ありがとうございました。 -- 名無しさん (2023-09-19 20 28 08) この世界の日本、結果的に死神の介入で「高齢化問題が……」「合衆国政府の予算が……」ととんでもないことになってしまったんじゃないだろうか……? -- 名無しさん (2023-09-19 21 39 40) 結局自殺で決着したけどもし止まらなかったらニアもお手上げだったのかな -- 名無しさん (2023-12-06 22 54 44) ↑お手上げになるほどの状態になるよりはるか前に警察が見つけられる、程度にしか考えてないんじゃないかな。あと、Lも最初は静観してたしね。 -- 名無しさん (2023-12-06 23 08 58) ↑4 この項目がありならAキラ編も十分可能だと思う。全編解説とかしなければセーフかと -- 名無しさん (2024-05-11 13 17 09) 名前 コメント
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最強ヒーロー 一つわかったことがある。 この世界は、人殺しの世界なんだ。 痛みと重みに潰れそうな身体を引きずって、樹はふらふらと歩いていた。 人気のない物陰を見つけて、ようやく腰を降ろす。 こういう場所が一番危ないということはわかっていた。わかっていたけど、もう限界だった。 「…ッは、はぁ…。」 呼吸が肺に痛い。 疲れきっていた。落ちそうな意識に身を任せてしまいたい。けれど恐怖がそれを許さない。 この世界は、人殺しの世界だから。 誰もが自分を殺しにくる。青い青年。地面から這い出る影。 そしてついには 見知っていたはずの琥珀色まで。 「……なん…なんだ…。」 今更になって手が震える。その手を額に押し当てた。目を潰すかというほど、強く強く押し当てた。 怖い。恐い。 殺されることが怖いんじゃない。わけがわからないことが、怖かった。 此処は何処、どうして此処にいる、何処へ行けばいい、自分はどうなるのか、 自分は、誰。 わからない。わからない。何一つわかることがない恐怖。 何か、ひとつでもいいから。擬似的な暗闇の中で、金の瞳が震える。 なんでもいい、なんでもいいから光が欲しかった。 信じられる、何かを。 果てのない暗欝な思いは、ある時瞬時に消えた。 背中に、ぶっつりと突き立った爪により。 「……ッ!」 声の代わりに血を吐いた。背にしていた瓦礫が嫌な音を立てる。 爪の主は気にも留めず、ひょいとその手を持ちあげた。貫いた瓦礫はばらばらと崩れたが、爪はまだ深々と樹に刺さっている。 「雫…これ、雫の探し物か?」 「わぉ、本当に見つけちゃってる。いい子だねぇ炎、上出来だよ。」 二人分の声が耳を通過した。意味を咀嚼する気力はもうない。 かつりと響く冷たい靴音、頬に触れた冷たい指。樹はそこで初めて青い男と目が合った。 零度の笑みを浮かべる、青い男。 「…くく、やっと会えた。ずっとお前を探していたんだよ…林。」 触れる指がかすかに撫ぜる。ナイフで撫ぜられてる気がして樹は身じろいだ。その様子をしばし雫は愉しんでいたが、ふいに首を傾げる。 「…あれ?君、林じゃない?」 「…リン、は知らない…俺は樹だ…。」 「樹、っていうの…ふぅん。」 指を離し、雫が手を向けた先は背後の男。唐突に放った『ハイドロポンプ』で背後の男が吹き飛んだ。 一緒に弾かれた樹も、爪が外れて地に落ちる。 その手を雫が容赦なく踏みつけた。 「何を馬鹿やってんのかなぁ炎は。僕は林を探せっつっただろ、このクズ。」 「ッ…すみません。」 「まぁいいや。炎がクズなのはわかりきったことだもんね。」 ぎりっ。靴底に力がこもる。樹が短く呻いた。 「殺っちゃって、炎火。」 なるべくぐちゃぐちゃになるようにお願いね。 声をなくす樹の後ろで、ばさりと一つ羽音がした。 「…了解、雫。」 「ドレインパ―――ンチッ!!」 ばきばきばきッ、と地面がひび割れた。 唐突に数cm沈んだ地面の上で、雫も炎火も樹も、呆然とする。 その中心に今までいなかった男がいた。 この巨大なクレーターを作った張本人は、右拳をぱたぱたと揺らしてこちらを見た。 「あっちゃー、ちょおっと目測誤った?まぁでも別にいいよね、おっけーおっけー。」 「な…何こいt 「あいそこ黙る!」 雫を制して放たれたのは『にほんばれ』だった。水タイプらしい雫は日差しに怯む。 対して二倍速となったその男は、隙をついて樹を奪還した。 「はーいお姫様救出ですよ。怪我なかった?」 「…残念ながら。」 「それはよかった!」 全然悪びれない返事。どころか話を聞いてない返事。 男は樹をぽいっと捨てて、炎火と雫に向きなおった。…痛い。 「さ、お姫様は逃げて逃げて。ここは僕に任せてです。」 「え…待て。あいつら二人とも相手にする気か?」 「だって二人いるんだから二人倒さなきゃですよ。」 「ちょ、やめておけ!危ないぞ!」 その言葉に男はにやりとした。 「お姫様ってば頭悪いなぁ。ピンチにお姫様を助けるのはヒーローのお仕事でしょ?」 むしろその言葉を待ってましたと言うように。ガッツポーズと共に、最高の笑顔が光った。 「僕の名前は薫。どんな奴にも絶対負けない、最強のヒーローですよ!」 その笑顔に樹はしばし圧倒されていたが やがて頷いた。薫を置いて、可能な限り全力で撤退する。 彼なら信じていいかもしれない。光の塊みたいな彼ならば。 そんな樹の思いなど一切構わず、むしろ樹を逃がしたことも忘れて薫は二人に構えていた。 「さってとー。ほら遠慮はいらないですよまとめてかかっておいで!」 「言われなくてもそうする。ねぇ炎。」 炎火の瞳が濃く光った。この日差しの下では炎火の力も強まる。 「君…薫って言ったっけ。あの樹って奴と知りあい?」 「へー、樹って言うですかあのお姫様。…え、もしかして男?」 「……ああそう、全っ然知り合いじゃなさそうだね。なんで邪魔したの?」 「それはさっきも言ったですよ?」 薫は両の手に光を灯しながら颯爽と笑った。 「最強は、弱くて困ってる人を助けるのが仕事です。」 右手に『ソーラービーム』、左手に『エナジーボール』。 「それに、より強くてでっかい奴を倒すのもね!」 そう、すべては最強であるために。 迷いのない右足が地面を蹴った。
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一人の子供が小屋に居た。 ただ、みんなと遊びたいだけの幼子が、生贄に捧げられた。 その怨念は溜まりに溜まり、現代に憑依という形で蘇った。 そんな夢を見た。 ◆ 東京駅、一人の少年が電車より降りてくる。 少年は人混みをかき分け、別のホームへと走っていく。 そんな彼の脳内に、声が響き渡る。 (…なにをしてるのですかマスター) (ん?何って遊びに行くんだよ?) (はぁ…マスター…あなたには危機感を持ってもらわないと…) (いいじゃんいいじゃん!息抜きだって必要だよ!) 彼が話しているのは、見えない黒髪の少女。 表情は薄く、紫色の瞳の機械のような見た目。 しかし、その評価は一瞬で裏返る。 (はい!アリスはマスターに賛同します!) (王女!あなたも少しは危機感を持ってください!) 今度は活発な少女の顔になったと思えば、またさっきの表情に戻る。 奇妙な変化を何度も繰り返す。 (おっ!電車キター!乗るよアルターエゴ!) (はい!アリス、楽しみです!) (はぁ…) 陽気を絵に書いたような少年、円乗寺仁、それが彼の名前である。 ◆ 少しかかり、秋葉原。 仁と彼のサーヴァントが降り立ったのは、オタク文化の聖地。 (アリスここ知っています!凄いアイテムが買えるとウワサです!) (…できるだけ人混みに紛れてください…って言ってるそばから別なところに!) (それだと他の人巻き込んじゃうじゃん?だったら、出来るだけあえて一人もいいじゃん!) 仁が出たのは、電気街とは反対側。 こちらも人混みはある程度あるが、電気街と比べれば少ない。 (こっちこっち!確か――) 言葉が途切れた、いや絶句した。 眼の前に横たわる人の数々。 そして血染めの剣を持った男。 「ちっ!見られたか、始末する!」 猛者の太刀筋、それはサーヴァントの者だと素人の彼でも分かった。 でも、絶句しても余裕は崩れない。 なぜなら―― 「…勇者、ただいま到着しました!」 剣士の剣が弾かれる、現れたのは、巨砲、レールガンを携えた少女。 そして目線が冷徹な物へと変わる。 「…すぐに済ませます、はぁっ!」 「何を――」 男が反応して太刀筋を再び向けるよりに先に、レールガンが火を吹いた。 それは並のサーヴァントを散りに変える宝具。 断末魔を上げながら、サーヴァントは消え去った。 ◆ 「…酷いなぁ」 仁は現場から離れ、黙祷を捧げる 「…これが聖杯戦争です、魂喰らいの為に、民間人を犠牲にするものなど、いくらでもいます」 アルターエゴはそう淡々と告げる。 「…俺はそんなの嫌だな、苦しむ人なんて、見たくない」 「…そうですか」 「お前はどうだ?アルターエゴ」 「…アリスは、マスターの意見に賛同します!」 「…同じく」 「そうか、良かったよ」 夕暮れが落ちる。 照らされるのは二人。 邪視を宿し少年と。 勇者――魔王――女王――数多の名で言われし少女。 天童アリス――ケイ――その両者を合わせた持った存在。 アルターエゴ――AL-1S。 ID fh6KerYM0 【CLASS】アルターエゴ 【真名】AL-1S@ブルーアーカイブ 【ステータス】 筋力C 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運D 宝具A++ 【属性】秩序・善 【クラススキル】 単独行動:A マスター不在でも行動できる。 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。 【保有スキル】 怪力:B 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 アルターエゴは機械のため人外判定をもらい、使用可能である。 ハッキングプロセス:A 電子機械を乗っ取り、掌握する際に使われる技術をスキル化したもの。 人格がケイの時のみ発動可能。 心眼(偽):A 視覚妨害による補正への耐性。 第六感、虫の報せとも言われる、天性の才能による危険予知である。 【宝具】 『分解し、再構築せよ、世界を守る方舟のとなり給え(光の剣:アトラ・ハシースのスーパーノヴァ)』 ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~500 最大捕捉:10000人 勇者が再構築し、光の剣。 数多の希望を宿し、光の剣。 自身の武器を再構築し、発動する宝具、対象に対して、レールガンによる砲撃を放つ。 アルターエゴ一世一代の宝具、発動の代償として、発動後早急に、アルターエゴが消滅してしまう。 【weapon】 光の剣:スーパーノヴァ 【人物背景】 世界を救いし勇者。 本来はありえないはずのアルターエゴとしての現界であり。 アリスとケイで人格が交互に入れ替わる。 【サーヴァントとしての願い】 マスターの為に、願いを叶える。 【マスターへの態度】 「強くてかっこいいマスターです!byアリス」 「危機感がないけど、魔力は高いのは高評価byケイ」 【マスター】円城寺仁@ダンダダン 【マスターとしての願い】 帰る! 【能力・技能】 邪視 彼の中に乗り移った霊の一種。 怨念の球や結界を貼ることが可能。 本来は幼く凶暴だが、とある人物と約束で人殺しを控えている。 【人物背景】 邪視に同情し、魅入られた少年。 【方針】 帰る! それと殺害対象がNPCマスター関わらず、人殺しを見かけたら止める。 【サーヴァントへの態度】 すげー可愛い!すげー強い!