約 23,430 件
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/179.html
関連 → ヤンマとアカネ 卒業 859 ◆93FwBoL6s.様 鬼塚池は、空と同じ鉛色だった。 ちらほらと落ちてくる雪が冷え切った水面に触れると、音もなく溶け、重たく濁った水がまた一滴量を増した。こんな空では、飛ぶに飛べない。体温維持用に羽織った分厚いコートのポケットに上両足を入れ、顎を閉じた。下両足に履いているブーツからも寒さが染み入り、外骨格が鈍く軋み、体液の循環が鈍っているのが解った。 やはり、寒さだけは苦手だ。ヤンマは複眼を下げ、凍りかけた水面に映る黒のコートを着た異形を見下ろした。外に出ているのは頭部だけで、上両足は袖に通され、羽と中両足はコートの中で縮まり、人間に似た格好だった。保温性は非常に高いが生地が分厚いため、動きづらくて敵わない。だが、これを脱いでしまうと冬眠してしまう。 鬼塚池の背後に広がる森では、雪を被った針葉樹が並んでいる。時折、たわんだ枝から雪が崩れ落ちている。色らしい色はなく、白と黒だけの世界だ。今日は一段と雲が厚いらしく、昼間とは思えぬほど光量が少なかった。 「…さむ」 独り言を漏らしたヤンマは、頭を振って触角に付いた雪片を払った。 「これで、いいんだよな?」 鬼塚池に映る異形を見つめながら、ヤンマは呟いた。この池はヤンマが孵化した場所であり、もう一つの実家だ。現在親兄弟と暮らしている実家は、鬼塚池に程近い古びた日本家屋で、鬼塚と名乗るためには不可欠な場所だ。 エメラルドグリーンの複眼、黄色と黒の外骨格、四枚の羽、六本の足。見ての通り、ヤンマは人間ではなく昆虫だ。ヤンマの一族は古くからこの地に住み着いているが、人間として認識されるようになったのは近代に入ってからだ。それまでは、人外には良くある話で鬼扱いだった。だが、差別とは少し違っていて、恐れられながらも敬われていた。空を飛べる上に山を荒らす獣を捕食していたので、結果として人家や作物を守ることになり、農民達からは慕われた。 けれど、近頃はそうでもない。昆虫人間はそれほど珍しいものでもなくなったし、人間も知恵を付けるようになった。昆虫人間に頼らずとも身を守れるし、獣も追い払える。厄介者として扱われることはないが、敬われることはない。少し変わった隣人、程度の認識だ。昆虫人間同士の抗争を除けば、至って平穏に暮らせているのだから文句はない。 しかし、それで終わるのは頂けなかった。日々同年代の昆虫人間とのケンカに明け暮れ、縄張りを守り続けてきた。それでいいと思っていたし、それぐらいしか能がないと思っていたし、それ以外にやるべきことはないのだと思っていた。だが、戦い続けても戦い続けても何も拓けない。縄張りも実力も拮抗し続けていて、最早体裁を保つための戦いだった。 このまま、この街で戦い続けても先はない。そんなことに気付いたのは、高校を卒業するための試験を終えた頃だ。ぎりぎりの成績で入学した高校を、やはりぎりぎりの成績で試験に受かったヤンマは、与えられた暇を持て余していた。遊ぶのにも飽きて、戦うのにも飽きたから、珍しく考え事をした。そして、現状維持ではいずれ腐ってしまう、と悟った。 そう思ったら、居ても立ってもいられなくなった。同じ土地で同じ顔触れと同じ戦いを繰り返しながら、朽ちたくはない。だから、家を出ようと思い、両親にも兄弟にも話した。長男ではないので反対はされなかったが、賛成もされなかった。金だけは与えられたが、住む場所や働き口は自力で探せと言われた。だが、いざ街を離れると決めると無性に寂しくなる。 胸と言わず全身の体液が抜けたかのような空虚さに襲われたヤンマは、鬼塚一族が幼少期を過ごす鬼塚池を訪れた。だが、埋まると思ったものは埋まらなかった。原因は解りきっているのに、目を逸らそうとしている自分が情けなかった。 柔らかな雪を踏み締める足音と、荒い呼吸が聞こえた。ヤンマが振り返ると、息を荒げている少女が立ち尽くしていた。赤いマフラーを巻き、ハーフ丈のダッフルコートの下では紺色のプリーツスカートが揺れ、ボブカットの髪が乱れている。子供っぽさが色濃く残る顔立ちの中で特に目立つ大きな目は、最大限に見開かれ、外気の寒さで頬に紅が差していた。 「茜」 ヤンマが少女に向き直ると、少女、茜はヤンマに歩み寄り、呼吸を整えた。 「しーちゃんから、聞いた」 「何をだよ」 「何って、決まってるじゃないの!」 茜は中学校帰りらしく、背中には重たい通学カバンを背負ったままだった。 「上京するってこと、どうして私には言ってくれなかったの!」 「言うほどのことでもねぇだろ」 ヤンマが顔を背けると、茜は顔を歪めた。 「友達じゃないの、教えてくれたっていいじゃない!」 「教えたって、どうなるものでもねぇだろうが」 ヤンマは背を向け、顎を軋ませた。茜はヤンマに近付き、走ったために掠れた声を張る。 「なんで勝手に決めちゃうの! どうして何も言ってくれなかったの!」 「中坊に話しても意味ねぇだろ」 「そりゃ、そうかもしれないけど…」 茜は俯き、鼻を啜った。ヤンマは複眼の端に茜を捉え、言った。 「高校の卒業式が終わり次第、引っ越すからよ」 「でも…どうして?」 「お前に言ったって解らねぇよ」 「解るもん!」 茜はヤンマに歩み寄り、その左袖を掴んだ。 「だって、私はずっとヤンマと一緒だったんだから! ヤンマのこと、一番良く解るもん!」 「馬鹿抜かしてんじゃねぇよ」 茜の手を振り払おうとしたが、出来ず、ヤンマは声色を落とした。 「お前に俺の何が解る」 お決まりの言葉を吐いてしまった自分に呆れ、ヤンマはぎちぎちと顎を鳴らした。なぜ、こんなことしか言えない。ヤンマの上左足を掴んで項垂れている茜が痛々しかったが、上手い言葉が思い付かず、結局は黙り込んでしまった。 茜との付き合いは長い。ヤンマがヤゴだった頃、近所に住む茜は親に連れられて鬼塚池によく遊びに来ていた。そのうち、茜は一人でも来るようになった。水の中でしか生きられないヤンマと、愚にも付かない話をするためだった。どちらも幼かったから、会話などあってないようなものだったが、閉じた世界で暮らすヤンマには良い刺激になった。 ヤンマが成虫と化し、茜が成長しても、その関係は変わらなかった。近所に住む幼馴染み。それだけに過ぎない。だから、そのまま終わった方が良い。人型であろうと、所詮虫は虫だ。前途のある茜を、ヤンマが束縛してはならない。 「じゃあ、ヤンマは私の何が解るの?」 茜はヤンマのコートに顔を埋め、肩を縮めた。ヤンマは彼女を見下ろし、語気を弱めた。 「解るから、言わなかったんじゃねぇかよ」 「意地悪」 「男の意地と言え。その方が、まだ様になる」 「じゃあ、これから言うこと、解る?」 「大体はな」 ヤンマが腰を曲げて目線を合わせると、茜は潤んだ目を瞬かせ、ヤンマの胸元に額を当てた。 「…大好き」 恥じらいと寂しさが混じった告白は、枝から落ちた雪の音で掻き消され、雪の粒と共に淀んだ池に吸い込まれた。ヤンマは茜の肩を支えながら、分厚いコート越しに染み入る体温を感じた。触れた部分から、隙間が埋まっていく。 思った通り、空虚さの原因は彼女だった。街を出ると決めてから、茜とは出来る限り顔を合わせないようにしていた。街を出る決心が揺らがないように、と考えてのことだったが、言葉も交わせない日々が続くと体液が抜け落ちていった。他のもので埋めようとしても全く埋まらず、余計に空しくなった。けれど、そこで茜と会うと決心が砕けると思っていた。 擦れ違っていた日々の寂しさを埋めるため、茜はヤンマにしがみ付いた。小さな手で、コートをきつく握り締めている。もう、引き離せるわけがない。ヤンマは己の心の弱さを実感しながら、茜から染み渡ってくる体温と感情を味わった。 茜が好きだ。 ストーブに火を入れても、なかなか部屋が暖まらなかった。 畳の上に胡座を掻いたヤンマはコートを脱げないままで、茜もまた通学カバンは下ろしたがコートは着たままだった。あのまま外にいてはどちらも凍えてしまうので、ヤンマは自宅に茜を連れて帰ってきたが、どちらも喋り出さなかった。茜は目を腫らしていて、切なげに眉を下げている。思いを伝えても、ヤンマが答えてくれなかったから不安なのだろう。だが、ヤンマは茜の告白に答えなかったのではない。答えようと思ったのだが、茜が愛おしすぎて感極まってしまった。おかげで、何も言えなくなった挙げ句に自宅に引っ張り込んでしまった。茜を自宅に突き返すよりは良いと思ったからだ。 「ヤンマ」 沈黙を破ったのは、茜だった。 「やっぱり、私はただの友達ってこと?」 不安げに身を乗り出してきた茜に、ヤンマはぎちりと顎を噛み合わせた。 「いや…そういうんじゃねぇよ」 「じゃあ、何?」 期待と不安の入り混じる瞳に見つめられ、ヤンマは若干腰を引いた。 「お前は、ダチじゃねぇよ」 「だから、何なの?」 「だから、だな…」 ヤンマが考えあぐねていると、茜はコートを脱いで通学カバンの上に投げ、ヤンマの前にやってきた。 「教えて?」 「う…」 言葉に詰まったヤンマは、茜を見下ろした。寒さとは違った意味で頬が染まり、薄い唇がかすかに開いている。いつもの快活な表情とは正反対の弱り切った顔が、罪悪感を生んだ。同時に、物凄く情けなくなってしまった。好きだと言われたし、茜が好きだと解っているのに、困らせてどうする。答えたいが、上手く言葉が出てこなかった。 「悪ぃ」 どうしても言えなかった。だから、ヤンマは茜を抱き寄せて顎を開き、舌を伸ばして唇の間に滑り込ませた。上両足に抱かれた茜は、いきなり口中に入ってきた異物に戸惑い、己の舌や歯で異物を押し戻そうとしてきた。 「ぶはっ」 ヤンマの舌を吐き出した後、茜は一気に赤くなった。 「にゃ、な、うぁ…」 「これで、言ったことにはならねぇか?」 舌を戻して顎を閉ざしたヤンマが気弱に呟くと、茜は火照った頬を押さえた。 「なら、ない、よぉ」 だが、意図は確実に伝わったらしく、茜はちらちらとヤンマを窺ってくる。ヤンマはその視線を感じ、恥じ入った。もう少しまともな手段はなかったのか、と後悔するがもう遅い。それ以前に、あれはキスと言うには強引すぎた。顎をぶつけるよりは優しいが、中学生相手に行うにはかなり卑猥だ。それ以前に、同意を得ていないではないか。 「でも、うん、嬉しい」 茜は赤面したままだったが、頬を緩めた。 「だから、茜。俺は」 「食べてもいいよ」 ヤンマの言葉を遮るように、茜は言い切った。真摯な眼差しが、複眼に注がれる。 「私のこと」 「…食べる、って、そりゃ」 もちろんあっちの意味だろう。ヤンマが狼狽すると、茜はもっと狼狽した。 「だって、このまま離れちゃうの嫌だし、ヤンマじゃなきゃ嫌だし、だから…」 「でっ、でもな、いきなりそれは早すぎねぇか? お前はまだ中坊だろうが!」 「だあっ、だけどぉ、我慢出来ないんだもん!」 自分の言葉でますます赤面しながら、茜はスカートを握り締めた。 「放っておかれるのかなぁ、とか、一人になっちゃうなぁ、とか、考えるとなんかもうすっごくダメなんだもん!」 「にしたって、なぁ」 「嫌?」 茜が泣きそうになったので、ヤンマはすぐさま否定した。 「いやいやいやいや、そういうんじゃねぇ! ああ、だから、嫌っつーわけじゃなくてよ!」 「恥ずかしいし、怖いし、痛いのは嫌だけど、でも、ヤンマだったら」 「言っておくが、俺は虫だぞ」 ヤンマが自制を込めて言うと、茜はむくれた。 「だから好きなんじゃないの!」 「俺が言うのも何だが、男の趣味悪ぃな」 「そんなことないもん! ヤンマは格好良くて強いんだから! イケメンの中のイケメンだもん!」 拳を固めて力説した茜に、ヤンマは噴き出してしまった。 「なんだそりゃ、てか言い過ぎだぜ」 「笑わないでよ! 本気でそう思っているんだから!」 茜はむきになり、ヤンマににじり寄ってきた。ヤンマは背を曲げ、笑いを堪えた。 「けど、俺のことを買い被りすぎてねぇか? 虫の中でも俺は大したことねぇんだぞ、ツラもナリもな」 「でも、私の一番はヤンマだもん」 茜はヤンマの前に正座すると、ヤンマの顎を両手で挟み、引き寄せた。 「さっきのお返し」 固く閉ざした顎に、小さく薄い唇が当てられた。目の前にある茜の瞼は閉ざされ、目元を縁取る睫毛の長さが解った。当てているだけで精一杯なのか、茜の体は強張っていた。ヤンマはコートを脱ぐと、上両足と中両足で茜を抱き寄せた。胸部の外骨格に、紺色のセーラー服に覆われた茜の胸元が接した。鼓動が恐ろしく速まり、体全体が熱を持っていた。 「本当にいいのか?」 ヤンマが問うと、茜はぎこちなく頷いた。 「うん。ヤンマじゃなきゃ、嫌」 「後で後悔しても知らねぇからな」 「するわけないよ」 茜は笑顔を見せたが、緊張が滲んでいた。ヤンマは雑然とした自室を見渡したが、生憎、昆虫人間は布団を使わない。その上、ヤンマはトンボなのだ。羽を痛めてしまわないために、眠る時は寝転がらずに床に直接俯せになって休むのだ。だから、布団はない。そして、親兄弟の部屋も同様だ。客間に行けばあるが、今から運んでくるのは億劫だし、後で困る。客間に戻す時に、親兄弟に見つかっては言及される。考えあぐねた末、ヤンマは自身が着ていた長いコートを広げた。 「ここに寝っ転がれ」 「でも、汚しちゃうかも」 茜が目を伏せると、ヤンマは畳を小突いた。 「そんなもん、構わねぇよ。畳よりは冷たくねぇし、痛くねぇはずだ」 「うん…」 茜はセーラー服のスカーフをしゅるりと引き抜き、畳に落とした。 「えっと、脱がしてみる?」 「無論だ」 即答したヤンマは、正座している茜に向き直った。茜は脱がしやすいように両腕を広げたが、掴み所が解らなかった。ヤンマの高校の女子の制服はセーラー服ではないし、中学校時代に女子の制服を脱がすような機会も経験もない。しばらく茜を眺め回していると、茜は少し落胆した顔でセーラー服の脇にあるファスナーを上げ、袖口のスナップを外した。 「これで引っこ抜けば脱げるよ」 「すまん」 ヤンマは苦笑いしてから、茜のセーラー服を掴んで引き上げた。頭と袖が綺麗に抜けて、下の服が露わになった。冬場なので、ブラウスの上にニットベストを着ていた。ヤンマはそれを剥いでから、ブラウスを脱がそうとして爪を止めた。まず、スカートを脱がさなければ脱がせられないではないか。プリーツスカートのホックを外そうとしたが、また爪を止めた。この状況なら、スカート捲りも許されるかもしれない。そう思ったヤンマは茜のスカートを思い切り捲り上げ、中身を見た。 「んだよ、生パンじゃねぇのか」 「当たり前だよお! ていうか、いきなり何やってんのー!」 茜はスカートを押さえ、防寒性の高い毛糸のオーバーパンツに覆われた下半身を隠す努力をした。 「まあ、ジャージ履きじゃないだけまだマシか」 あれは色気なさ過ぎだ、とヤンマが付け加えると、茜は唇を曲げた。 「もうちょっとムードってのを大事にしてよ! 台無しじゃない! この変態!」 「男は総じて変態だ」 「開き直らないでよー!」 「んじゃ、仕切り直すとするか」 ヤンマは茜のスカートを下ろすと、ホックを外してファスナーを下げて脱がせ、黒く長いコートの上に横たわらせた。ブラウスの下から覗く色気のないオーバーパンツも剥がしてしまうと、茜は小柄な体を力一杯縮めて頬を赤らめた。 「急に恥ずかしくなってきた…」 「そう、だな」 ヤンマは茜の姿を見下ろし、言葉を濁した。幼い頃からの付き合いなので、何度か茜の裸身は見たことがある。もちろん、それは茜が幼児だった頃の話だ。池のほとりで無邪気に水遊びをしていた時は、膨らみなど皆無だった。だが、今は違う。肉付きはまだまだ頼りないが、手足はすらりと伸びて全体的に丸みを帯び、可愛らしい乳房がある。そう思った途端、抗いがたい衝動が込み上がってきた。ヤンマは上両足で茜の両手を掴んで押さえ、覆い被さった。 「全部脱がす!」 「うん」 茜は心底恥ずかしげだったが、頷いた。ヤンマは中両足の爪でブラウスのボタンを全て外し、肌着を捲り上げた。幾重もの服に覆われていた素肌が、ようやく曝された。ブラジャーに収まるのは、茜の手で隠せるほど小さな乳房だった。茜は気恥ずかしげに顔を歪めたが、ヤンマはそれを無視してブラジャーを押し上げ、乳房とは言い難い膨らみを出した。 「なあ、茜」 「なぁに?」 「茜はオナったことがあるのか?」 「え?」 茜が目を丸めると、ヤンマは首を傾げた。 「何がどうなるのか解らねぇと、そっちも困るだろ? まさか、中三にもなって何もしてねぇってことはねぇよな?」 「馬鹿! なんで今そんなこと聞くの! 超変態!」 「先に聞けるか、こんなこと。んで、どうなんだよ、茜」 「…うー」 茜は顔を背け、消え入りそうなほどの小声で答えた。 「…ある、けど」 「そうか、なら安心だ」 「何が!」 「ちゃんと感じるんなら、ちゃんと濡れるってことだろ」 ヤンマはぎちぎちと顎を鳴らしながら、茜の胸元にまで顔を下げた。小さな乳房を爪で握るのが怖かったからだ。ヤンマの爪は、いずれも鋭い。茜の肌など容易く切り裂けてしまうし、力が強すぎると肉や骨までも切ってしまうだろう。だが、顎ならまだ加減が出来るはずだ。ヤンマは大きく顎を開いて舌を伸ばし、茜の平べったい乳房に絡み付けた。 「ふひゃっ」 外気とは違う冷たさに茜が仰け反ると、ヤンマはその両手首を軽く握った。 「我慢しろよ。すぐにお前の体温で温くなる」 「うん…」 茜は深く息を吸い、唇を締めた。自分の手で胸をまさぐるのとは全く異なる感触に、慣れるまでは気色悪かった。相手がヤンマだと解っていても、冷たく細長いものが這い回ってるのだから、背筋がぞわりと逆立ってしまった。だが、茜自身の体温でヤンマの舌が温まると変わった。成長途中で硬い乳房を痛めないように、緩く締めてくる。外気温と刺激によって尖った乳首にも絡められ、絞られる。中左足の爪の腹では、もう一方の乳首を潰してくる。 自分で触った時とは、比べ物にならない。どこをどう触られるのか解らないし、羞恥心も手伝って感覚が鋭敏だ。いつのまにか息が荒くなり、今まで出したことのない声が漏れてしまい、茜は口を閉じて懸命にその声を堪えた。 「下、脱がすぞ」 ヤンマは茜の右手首を押さえていた上右足を外し、茜の下着に手を掛け、引き摺り下ろした。 「ふあ…」 陰部を外気に曝された感覚で瞼を上げた茜は、クロッチに薄く付いた染みを見、戸惑った。 「やだ、こんなに…」 「大していじってねぇんだけどなぁ、早漏か?」 茜の下着を見下ろしながらヤンマが言うと、茜はむくれた。 「そんなわけないじゃない! 何なのもう、さっきから!」 「すまん。俺もしたことないから、何言っていいんだかよく解らねぇんだ」 茜の下着を制服の傍に置いたヤンマは、茜に顔を寄せ、舌先で唇をぬるりと舐めた。 「んう」 「下も舐めた方が、楽に入るよな?」 「たぶん、でも…」 茜は太股を閉ざそうとしたので、ヤンマは太股の間に長い腹部を差し込んで阻んだ。 「いきなり突っ込んでも、入るわけねぇしな」 「解った」 茜は躊躇いつつも小さく頷き、おずおずと膝を上げた。ヤンマは茜の両手から上両足を外し、上体を下げた。部屋の明かりは敢えて付けていなかったので、光源は外から差し込む日差しだけであり、当然薄暗かった。少ない光を受けた陰部は、滲み出た体液で光沢を帯びていた。体格に相応の狭さであろう、茜の中心だった。浅い茂みの下では、触れてもいないのに充血した肉芽が濡れている。汗とは異なる、甘酸っぱい匂いがした。 「んで、茜はいつもどうやってんだ?」 舌を伸ばしながらヤンマが問うと、茜は目線を彷徨わせた。 「穴の方に指を入れるのは怖いから、その、上にあるのを…」 「じゃ、そっちを責めればいいんだな」 「そうじゃなくて!」 「じゃあ、どうなんだ?」 「うー…」 茜は顔を両手で覆い、背を丸めた。表情が見えなくなるのは惜しかったが、今のうちに慣らしてやらなければ。ヤンマは茜の腰に爪を立てないように気を付けつつ、押さえ、初々しいピンク色の割れ目に舌を這わせてやった。茜はびくっとしたが、足は閉じなかった。ヤンマは茜の言葉通り、茂みの中で存在を主張しつつある肉芽を舐めた。 「あ、あ、あ、あぁああ…」 切なげに喉を震わせ、茜は身を捩った。 「うぁ、あ、ん、ヤンマぁ…」 「その声で呼ぶんじゃねぇよ」 強張っているが熱く濡れた胎内を舌で探りながら、ヤンマは堪えた。彼女が慣れるまで、耐えきれなくなってしまう。実際、長い腹部の先からは生殖器官が出ている。なんとか自制しているが、本音を言えば今すぐにでも入れたい。 「ひゃうっ!」 茜はヤンマの頭を掴み、首を左右に振った。 「あ、もお、いやあっ、そこ、ダメェ、もう、ああああっ!」 ぎち、とヤンマの外骨格に爪が立てられ、茜は薄い胸を反らした。 「おい、茜」 舌を抜いてヤンマが顔を上げると、茜は涙の滲んだ目元を拭った。 「ごめん、なんか、凄くって」 「感じすぎだろ、馬鹿」 「だって、どうにも出来ないんだもん。ヤンマがしてくれたから」 茜は眉を下げ、唇を押さえた。その仕草にヤンマはぎくりとし、中途半端に出ていた生殖器官が全部出てしまった。最早、引っ込められなかった。ヤンマは茜の太股を押し上げて足を広げさせると、腹部を曲げ、熱い陰部にあてがった。 「入れるぞ」 「え、待って、そんな急に」 「力、抜いとけ。でないと、辛いぞ」 ヤンマは出来る限り慎重に腹部を押し出し、つぷ、と浅く挿入した。茜は目を見開き、涙を滲ませた。 「う、あっ」 「痛いか? だったら一旦抜くが」 「が、頑張るぅ」 茜はヤンマの首に腕を回し、抱き付いた。 「だから、全部、入れてぇ。ヤンマにあげるの、全部あげるのぉ」 「…どうしようもねぇな」 茜の背を支えながら、ヤンマは顎を噛み締めた。処女で発達途中の体では、挿入されるだけで痛いだろうに。茜の内側は筋肉が硬く、ヤンマの生殖器官が押し戻されそうになる。なぜ、それでも入れてくれと懇願出来るのか。目元に溢れた涙を舐めてやると、茜は脂汗が滲んだ頬を緩めた。抜いてしまえば、茜の気持ちを無駄にしてしまう。 時間を掛けて、奥へ、奥へと進めていく。熱くぬめった筋肉に弾かれそうになりながら、茜の中心に迫っていった。途中で何かに引っ掛かり、途切れた。茜はヤンマに抱き付く腕の力を強め、声を堪えるかのように歯を食い縛った。恐らく、処女膜だったのだろう。ヤンマは茜を貫いている生殖器官を見下ろし、じわりと滲み出した赤い筋を認めた。 「このまま動いたら、本気で裂けちまいそうだぞ。だから、もう抜いちまった方が」 「いやあっ!」 茜は力の入らない足をヤンマの腰に絡め、首を横に振った。 「動かなくても良いから、抜かないでぇ!」 「だが、茜」 「だって、だってぇ」 茜はヤンマを見つめ、ぼろぼろと涙を落とした。 「抜いたら、ヤンマが離れちゃう。ヤンマがどこかに行っちゃう。だから、抜いちゃ嫌ぁ…」 「お前には参るぜ」 ヤンマは爪の背で茜の頬をなぞり、笑みを見せるように顎を開いた。茜は、懇願するような眼差しを注いでいる。これでは、抜くわけにはいかない。ヤンマは生殖器官を突き立てたまま、声を殺して泣き出した茜を抱き締めた。 体の下から、何度となく好きだと言われた。子供の頃からどんなに好きだったか、嗚咽に乱れた声で話してくれた。その言葉を一つも聞き逃したくなくて、ヤンマは動かなかった。茜が全身で示す好意を、知らなかったわけがない。物心付いた頃から、ヤンマの世界には茜がいた。そして、茜の世界にもヤンマがいた。ただ、それだけのことだ。 ただ、幼い頃のように友達でいられなくなっただけだ。ただ、向け合う感情が変わっただけだ。それ以外は同じだ。ヤンマはヤンマであり、茜は茜だ。虫であり、人だ。幼馴染みであり、幼馴染みだ。そして、掛け替えのない人だ。 だから、恋に落ちるのは当たり前のことだ。 どさり、と屋根から雪が落ちた。 部屋の前に一瞬影が過ぎり、軽い震動が起きた。ストーブを使っているから、その熱で屋根の雪が緩んだのだ。ストーブの前に陣取っている茜は、すっぽりと毛布にくるまっていて、湯気を噴きながら熱いミルクココアを啜っていた。ココアを作ったのは、ヤンマである。茜が泣き止んでから生殖器官を抜き、服を着せて、落ち着けるために与えたのだ。大して動いていないはずなのだが、茜は足腰が立たないらしく、ストーブの前に座り込んで一歩も動こうとしなかった。 「なんか、腰が変」 茜はココアを一口飲んでから、顔をしかめて腰をさすった。 「今の今まで、ここの筋肉を使ったことがなかったからかなぁ」 「そうなんじゃねぇのか? 俺はなんともないが」 茜の血が絡んだ愛液を拭ったティッシュをゴミ箱の奥深くに沈めてから、ヤンマは返した。 「甘くない…」 ココアを啜りながら茜が眉根を顰めたので、ヤンマは少しむっとした。 「文句言うな。俺はそういうの飲まねぇから、味の加減が解らなかったんだよ」 「よし、決めた」 大きく頷き、茜は宣言した。 「私も一緒に上京する! でもって、ヤンマに責任取ってもらう!」 「…あ?」 何を唐突に。ヤンマが顎をあんぐりと開いていると、茜はにんまりした。 「だって、ファーストキスも処女もあげちゃったんだもん。結婚しなきゃ嘘ってもんでしょ!」 「あ、あの、茜さん?」 「高校はあっちの学校に入学すれば問題ないよ! 二次試験があるしね! そうと決まれば願書書かなきゃ!」 「いや、だから、なんでそうなるんだ?」 「さっき言ったじゃんか。私、ヤンマと離れたくないんだもん。連れて行ってくれなきゃ、追い掛けていっちゃうよ?」 「それは…」 追い掛けられたら、嬉しいけど困る。ヤンマが答えられずにいると、茜は笑った。 「ヤンマも高校を卒業したし、私ももうすぐ卒業だもん。だから、ただの幼馴染みも卒業するんだ!」 その言葉に、ヤンマは笑うしかなかった。もちろん、茜の言葉が嬉しくて嬉しくてたまらなかったからである。茜は毛布を引き摺りながらずりずりと這い寄ってヤンマに寄り添ってきたので、ヤンマは勢い良く茜を抱き締めた。ココアの入ったマグカップを取り落としかけたが、なんとか零さずにテーブルに置き、茜はヤンマに腕を回してきた。 「大好き」 「俺もだ。好きで好きでどうしようもねぇや!」 ヤンマは首を倒して茜の唇を塞ぎ、言葉にすることすらもどかしい感情を表した。茜も身を乗り出し、深めてくる。茜の両親に反対されるかもしれないが、行けるところまで行ってしまおう。茜は半身だ、欠いてしまうわけにいかない。無論、上京するのはどちらも初めてだ。同じ国とはいえ、土地が違うのだから、二人にとっては別世界のようなものだ。一人きりだったら耐えられないことも、二人ならば乗り越えられる。今までがそうだったのだから、これからも、きっと。 年の差も、種族の違いも、気持ちだけは阻めない。 ↑ 名前 コメント すべてのコメントを見る タグ … 人間♀ 和姦 昆虫類 !859◆93FwBoL6s. *人外アパート
https://w.atwiki.jp/jinro-info/pages/89.html
関連用語 村目 人外 用語集へ
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/93.html
人外×人間でハァハァするスレ 701-800 1-100 101-200 201-300 301-400 401-500 501-600 601-700 701-800 801-900 901-972 701.名無しさん@ピンキー2008/10/27(月) 15 23 40 ID eWrmWwWO 689 個人的に「少年よ大志を…」のポーズ真似ようとしたら、人が見てるのに気付いて照れるCMが好きだった 中の人がいるけどきっと人工知能搭載なんだぜ…と妄想しながら萌えている 702.名無しさん@ピンキー2008/10/27(月) 23 01 09 ID t1eBUdf3 698 お前とはいい酒を飲める気がする 703.名無しさん@ピンキー2008/10/28(火) 02 20 59 ID Djf/sO+M 667 亀だが今肉話題に気付いた。 アシュラは腕六本な上に、顔を変える事で三タイプも攻め分けられるな。 顔が両脇にもあるから、我ら人間には想像も出来ない舌の技巧があるんだ!バンジャーイ 宣伝だけど、キン肉マンは人外好きに優しい漫画。 2世は超人×人間の女の子の描写が多くてオススメだよ。 704.名無しさん@ピンキー2008/10/28(火) 19 01 44 ID 6yXQHxT8 689 俺もお前とはいい酒が飲める気がする 705.名無しさん@ピンキー2008/10/29(水) 00 50 05 ID VzT1ZBVS あの車には人工知能搭載されててもいいと思う。 ヘタレすぎて申し訳ないが、萌えたので描いてみた。 ttp //218.219.242.231/~kuroneko/imgboard1/img-box/img20081029004600.jpg ロボ×女の子も大好き。 706.名無しさん@ピンキー2008/10/29(水) 09 41 08 ID SrRxBY5k 705 あなたが神ですね、分かります 個人的にアヌビスは燃え×萌えゲーだと思うんだ… 707.名無しさん@ピンキー2008/10/29(水) 10 57 20 ID IkILgd0q 705 あー貼ってよかったッス! 素敵な絵を拝めて幸せ! 708.名無しさん@ピンキー2008/10/29(水) 18 12 33 ID Oa7B6irc 705 エロパロスレに絵の神が降臨することなんて滅多にないから吹いたわ。 家宝にさせていただきます; 705 ちょ、おまいが絵を貼った訳じゃないやろwww って一瞬おもった。貼ったのはロボネタの投下のことですね。わかります^^ ジェイデッカーのシャドウ丸は犬にもロボにもバイクにもなるから好きでした。 709.名無しさん@ピンキー2008/10/29(水) 18 32 34 ID uKCAMu1g 705 GJでは足りないほどに神 708 確かキャノンにもジェットにもタンクにも変形したな。 710.名無しさん@ピンキー2008/10/29(水) 18 50 38 ID IkILgd0q 708 紛らわしくてサーセンですw 前から日産のCMロボには薄々人外萌えを感じていたのだ。 ここの住人なら、理解してくれる人いると思ったんだわあ。 711.名無しさん@ピンキー2008/10/30(木) 18 01 18 ID zvw0O/QS 705 光速で保存した 698 原作ファンからは色々言われてるけど、ゼノグラは俺も好きだ 712.名無しさん@ピンキー2008/10/30(木) 20 02 09 ID sIdgBFiS ゼノグラシアは原作のままの声優陣でテーマ曲もそのままだったら神作になったかもしれないね すきだけど 713.名無しさん@ピンキー2008/10/30(木) 23 14 41 ID QidnUql3 ゼノグラは後で知って見とけばよかったと後悔した。 714.名無しさん@ピンキー2008/10/30(木) 23 23 59 ID mKamPBZB >原作のままの声優陣でテーマ曲もそのままだったら 主人公が真でOPテーマが迷走Mind、ライバルが春閣下で挿入歌がI Want、 ラスボスは負け続けることで精神を病んで禁断の力に手を出した闇春香 挿入歌が蒼い鳥リマスタAなんですねわかります 715.名無しさん@ピンキー2008/10/31(金) 18 51 16 ID wYOnWA/c ロボ×おにゃのこ といえば、『キスぷれ』たまらない。 ttp //www.takaratomy.co.jp/products/TF/kiss/index.html キスの力で融合パワーアッピするんだぜ 716.名無しさん@ピンキー2008/11/01(土) 03 36 23 ID /JKW3uOr 715 ちょっと買ってくる 717.名無しさん@ピンキー2008/11/05(水) 20 45 06 ID orHLZJ71 age 718.名無しさん@ピンキー2008/11/05(水) 20 48 02 ID 3X9EYS28 ポケモンのミュウツーとアイちゃんで目覚めたのは私だけか あと美女と野獣 719.名無しさん@ピンキー2008/11/05(水) 21 48 11 ID ZPGX12n4 すまんがエンテイとミーが好きだった 親子萌え 720.名無しさん@ピンキー2008/11/05(水) 22 13 47 ID npMns0Zr 突然なんだがザムドも人外に入るか? あれすげー萌えるんだけど 721.名無しさん@ピンキー2008/11/06(木) 00 27 51 ID Js1aNlNC 700 まさかここでダネット見るとは思わなかった。 ダメット可愛いよダメット。 722.高度なM@ピンキー2008/11/07(金) 10 13 05 ID W2V5yAxT ユートピアにたどり着いた歓喜のあまり朝から妄想炸裂します。 冷えろ。アンドロイドと女の子。 723.高度なM@ピンキー2008/11/07(金) 10 16 02 ID W2V5yAxT 「閉鎖モード。頭部のみに出力…それじゃ、あなたの正体を言ってみて」 「自律思考型アンドロイド試験体番号RK2311748、アシモフ。製作者エンヴィオーラ・K、完成年月日25XX年2月23日」 「異常なし。出力制限解除、全身起動」 「起動命令確認。声紋認証中……波形一致率99.89%。エンヴィオーラ・K本人と確認。起動を開始します」 「おはよう、アシモフ」 「おはようございます、エンヴィ」 博士の研究室には机や椅子はない。 さして広くない部屋の床はほぼ電子機器とコードで埋め尽くされ、その上にうず高く書類と本が積まれている。 白や茶の紙の束の間からところどころ、走り書きの書かれた色つきのメモが飛び出している。大抵は博士本人にしかわからない内容だ。 開け放されたドアをノックして、ぼくは部屋の真ん中の少し開けたところに座り込んでいる博士に呼びかける。 「エンヴィ。ホットミルクをお持ちしました」 「……ん。ありがと」 彼女は顔を上げずに答える。右手は絶えず端末に情報を打ち込み、左手は書類をめくっている。 モニタに顔を近づきすぎているせいで、もともと小さな背中がさらに小さく見える。ぼくは後ろに立ってモニタに映されたものを見る。あまりに見慣れた画像だった。 「また僕のデータですか」 「うん。やっぱりどこにも異常が見当たらなくて…あ、置いといて。あとちょっとだから」 ぼくは彼女の言うちょっとを決して信じない。片手にマグカップを持ったまま、博士の肩を押さえる。彼女の顔が咎めるように僕のほうを向く。紙みたいに白い肌にクマが浮かんでいる。 「アシモフ」 「休んでください。あなたには休養が必要だ」 「大丈夫だよ、このくらい」 「昨日からずっとそうしてるじゃないですか。どうか根を詰めすぎないで、エンヴィ」 博士は観念したように息をついて、肩の力を抜く。充血した大きな双眸が閉ざされる。やっと14歳の少女らしくなった顔に安堵しながら、ぼくは彼女の肩を確かめるように撫でる。 724.高度なM@ピンキー2008/11/07(金) 10 17 38 ID W2V5yAxT 三日前、初めて連れていかれた研究発表会でぼくが動作不良を起こしてから、彼女は躍起になってぼくの体を調べている。 いくら調べても、全身のどの部分にも、思考回路にも、何の異常も見つからない。今までぼくが不具合を出したことはそれまで一度もなかったこともあって、博士はひどく戸惑っていた。 異常がなくて当たり前だ。稀代の天才である彼女が細心の注意を払って作り、手間を惜しまずに調整してきたぼくに、欠陥などあろうはずもない。 彼女は、何も悪くないのだ。 「アシモフ、私は悔しいの」 湯気を立てるミルクをちびちびとすすって、博士が言う。 「親バカって言われても、私、あなたほど優秀なアンドロイドは他にいないって断言できる。 私の助手役なんかに収まってちゃだめ。あなたはもっと広い世界に認められるべきなんだから」 時折彼女はこうやって思い出したようにぼくがいかに優れているかについて誇らしげに語る。自分自身に言い聞かせているようでもある。 ぼくはそれに決まり切った答えを返す。 「ありがとうございます。あなたにそう言ってもらえて誇りに思います。 でも、あなたの功績のために、次の会にはトラブルばかりのぼくより、他の機体を出したほうがいいと思います」 「いいえ。私はあなたと一緒に頑張るわ…待ってて、すぐ問題を解決してあげる。もう誰にもあなたのこと、ポンコツだなんて言わせないから」 彼女はぼくを見て柔らかくほほ笑む。 ぼくは何も言わずにその表情から目を逸らす。 今日はここまで。ぶつ切りでごめんなさい。 725.名無しさん@ピンキー2008/11/09(日) 18 46 21 ID xF9pr8GT 遅くなってすまないが、期待せざるを得ない あえてアシモフの身体描写をしないことから妄想がかきたてたれるわぁ。 726.高度なM@ピンキー2008/11/10(月) 03 36 01 ID RwGQEhlv 顰蹙買っちゃったかなって自重してました すみません…勢いでやっちゃったのでいろいろひどくてごめんなさいorz 723 一応今回で区切りつけます。つづき ミルクを飲み終えた後、糸が切れたように眠ってしまった博士をベッドに運んでから、ぼくはコンピュータで空調を調節する。それから、古めかしい家のあちこちを掃除して回る。 季節はもう秋の終わりだ。夕刻にはまだ早い時間だが、窓から差し込む光は細長い。 玄関先にわだかまった枯れ葉を掃いていると、一人の男が門に近づいてきた。 「こんにちは。エンヴィ…クリストフさんのお宅はここですか?」 「そうです。失礼ですが、どちら様ですか?」 「申し遅れました。僕はモーリスといって、彼女の大学の同僚で……」 モーリスは途中で言葉を切って、しげしげとぼくを見る。しばらくして的を得たように、ああと呟いて、彼は言う。 「君がアシモフ君か。エンヴィから聞いてる……いや、一瞬お手伝いさんか何かかと思ったよ。よくできているね」 ぼくは、眼鏡を直して愛想良く笑うモーリスの目を見る。とび色の瞳が家電やコンピュータを見るのと同じような視線を、ぼくに浴びせている。 ぼくは敢えて無機的な表情を保ったまま言う。 「ありがとうございます。それで、どういったご用件でしょうか」 「あぁ、いや。今日、彼女と夕食をする約束をしていてね。だが早く来すぎてしまったかな」 「…生憎ですが、博士は今――」 ぼくが言い終える間際に、玄関のドアが開く。跳ねるような勢いで出てきた博士が、モーリスに言う。 「ごめんなさい、アルフレッド! 私、うっかり居眠りを…すぐに支度するから、中で待っていてくれないかしら」 「ああ、別に構わないさ。ここで待つよ」 「いけないわ、こんなに寒いのに。さあ早く上がって……アシモフ、お茶をお願いできるかしら」 「わかりました、エンヴィ…」 すぐ、と言った博士は、結局一時間以上過ぎてから降りてきた。 その間、ぼくとモーリスはいくつかの会話を交わした。ぼくは相槌を打っていただけだったので、内容はよく覚えていない。 マフラーを引っ張りながら何度も何度も謝る博士にモーリスは屈託なく笑って応じる。 下ろした髪を褒めるモーリスに、博士ははにかみながら礼を言う。 「それじゃ、22時頃には戻ると思うから。もし遅くなったら、鍵をかけておいてね」 ぼくは並んで歩く二人を見送る。その姿が門の前から下る坂の先に消えてから、家の中に引き返す。 乱暴にドアを閉める。目を閉じると、長身のモーリスの隣で、緩く巻かれた博士の髪が揺れる映像がちらついている。 727.高度なM@ピンキー2008/11/10(月) 03 44 31 ID RwGQEhlv どのくらいそうしていたかわからない。照明も点けないまま、すっかり暗くなった家の玄関で、ぼくはドアの向こうからかすかな足音を聞く。 二人分だ。話し声も聞こえる。ぼくは徐々に近づいてくるそれに聴覚センサーを集中する。 「送ってもらっちゃって、ごめんなさい」 「いやいや。今日はすばらしかったよ、エンヴィ」 「私こそ。素敵な時間をありがとう、アルフレッド」 「……さっきの話だけど…やっぱり、大学に戻ってきてくれる気はない、かな」 「ごめんなさい…私、今は…自分の研究に専念したいの」 「…また、彼か」 モーリスが深々と溜息をつくのが聞こえる。 「研究に対する君の熱意は、よくわかるよ。けれど、学会でも、僕の前でも、彼は――あのアンドロイドは、全く感情の兆候を示さなかったじゃないか」 「いいえ。アシモフは私に感情を見せてくれたわ。表情だけじゃない感情の動きをね。彼は確かに生きた心を持ってるのよ」 「エンヴィオーラ。確かに君は天才だ。僕にはたどり着くことのできない領域にだって、君はやすやすと足を踏み入れてしまう。 だけど、完全に自律した思考回路と人格を持つアンドロイドなんて、数世紀も昔の空想だよ」 博士は何も言わない。 モーリスはもう一度息を吐いて、言う。 「…僕はいつでも君からの連絡を待っているよ。その才能は、こんなところに残しておくにはあまりに惜しい」 「……あなたは私を買被りすぎよ、アルフレッド…おやすみなさい」 「ああ、おやすみ」 一人分のゆっくりと足音が離れていく。 残された一人が動き出す。 ぼくはすばやく扉から身を離して、静かに廊下を進む。突き当りにある研究室に滑り込む。 廊下に明かりが灯る。小さな足音が迫る。 「アシモフ?アシモフ、どこ?」 博士の声が聞こえる。ぼくは返事をしない。 研究室のドアが開く。 暗がりに立ち尽くしたまま、ぼくはぼんやりと目を見開いた博士の顔を見る。 「おかえりなさい。ずいぶん早かったんですね」 「え?ええ…さっきの解析結果の続き今日中に仕上げたかったから」 博士は電気をつけて部屋の中に歩み入る。ぼくは反対に出て行こうとする。と、彼女に腕を掴まれる。 728.高度なM@ピンキー2008/11/10(月) 03 44 56 ID RwGQEhlv 「待って。どこに行くの?」 「空調の起動ですよ。約6時間程停止していましたから」 「停止って……アシモフ、あなたどうしたの? どこか、具合が悪いの?」 「具合ですって? アンドロイドにそんな言葉をかけるなんて、ナンセンスだな」 「アシモフ」 珍しくきつい口調で、博士がぼくを呼ぶ。 ぼくはわざと口元を歪めて、言う。 「別に、間違っていないでしょう。ぼくは機械でできてるんだから――それはあなたが一番よく…」 強く体を曳かれて、ぼくは少し前のめりになる。そうしてやっと、ぼくより頭一つ小さい博士と視線が合う。 怒っているというよりは悲しそうな目で、彼女はぼくを射抜く。 その瞳がみるみる涙で潤っていく。 「どうして、自分のことをそんな風に、ただのモノみたいに言うの。あなたには心があるのに。痛みを感じるのに。どうして、自分の心を痛めるようなことを平気で言うの」 「エンヴィ」 「どうして…」 俯いた博士の顔がぼくの胸に押しつけられる。冷え切ったぼくの体の上に、温かな滴が落ちていく。 ぼくはしばらく空に手を彷徨わせてから、細い両肩に置く。 自分の指が彼女から熱を奪っていくのを感じながら、言う。 「ごめんなさい、ぼくが間違っていました。 だから、どうか泣かないでください」 以上です。お目汚しマジでごめんなさい。撤収します。。。 729.名無しさん@ピンキー2008/11/10(月) 09 31 30 ID Zn9tGGWA 博士のこと好きなんだよな、アンドロイド君は・・・。 寒い季節と相まって、せつない描写が胸に染みましたよ。GJ! このスレって、えっちいのもあれば和み系もあって良いね。 異種混合の楽園にふさわしいね。 730.名無しさん@ピンキー2008/11/10(月) 21 50 58 ID D50arzcP 種族の壁って切ない…だがそれが良い あえて乙しよう、GJであると! ところでこれは全く関係ないんだけど文末に「。。。」って付けるのって流行ってるの? 731.名無しさん@ピンキー2008/11/10(月) 22 18 27 ID MY3sbGch 642 の続きを投下します グロの境目って分かんないorz 私の名はヴァンダル。元首の身が真に危険な際にかの方を守るフラッドというロボット兵だった。 遠い昔、暴虐な元首の命により、深い地の底にこの身を繋がれたが、エリアスという少女が私を鎖から解き放ち、この名を与えてくれた。 彼女の語る所によると、今の世も堕落した愚かな者が治めているという。 彼女の唇と引き換えに、共にこの治世への復讐を果たそうと、元首の城下であるこの都市に舞い戻ってきたわけだが・・・。 「エリアス・・・、お前は何をしているんだ。」 「腹が減ってはなんとかができぬって言うじゃない?」 ヴァンダルの手を引いたエリアスが最初に訪れたのは、小奇麗な喫茶店だった。しかし、都市の荒みようを表すかのように、店内にほとんど人影はなく、 ヴァンダルが好奇の目に晒される事はなかった。座るには小さすぎる椅子に座った彼の対向には、既に空になった器が何枚も重ねてある。 それをじっと見ていると、少女が付属のメニューを差し出してきた。 「青と緑と紫、どれがいい?よく知らないけど、フラッドもお腹減るんでしょ?」 「青で頼む。」 なぜ中途半端に食物を摂らなければならない体なのか。目前の誘惑に負けた自分が恨めしかった。 「おねぇさん、青のエネルギーチャージひとつ。」 そう言うエリアスの声を遠くに聞きながら、ヴァンダルはテーブルに肘をついた。やがて彼にはやや不似合いな可愛らしい装飾の施された器が運ばれてきたが ここでもう彼は目の光を落としていた。 「食べさせてあげよっか?」 「不審者とフラッドには優しくするなと教わらなかったのか?」 状況とは裏腹に、痛々しい気さえするほどに屈託なく笑う少女は、それだけ追い詰められていたのだろう。 不意に外に面したガラスを叩く音がした。見ると、壮年の男がエリアスを呼んでいる。 「ティト!」 テーブルを倒す勢いで立ち上がり、彼女は脱兎のごとく外に走り出た。 「ティト、よかった!あなたは無事だったのね!」 「僕はオペレーターだからね。かのお優しい元首様に顔は割れていないのさ。皆死んでしまったと思ってたけど・・・。」 ティトはエリアスの後ろに立つフラッドを一瞥して、苦々しげに吐き捨てた。 「まさか、君ともあろう者がフラッドなんかと共謀してるとは思わなかった!どうりであの殺人兵器から逃げおおせたわけだ!」 「ちがっ・・・!」 732.名無しさん@ピンキー2008/11/10(月) 22 20 54 ID MY3sbGch 否定の叫びは、空を切った鉄の音にかき消された。ヴァンダルのナイフのような指が、一寸の狂いもなくティトの喉に突きつけられている。 「エリアスを傷つけるな。」 「これでも違うと言うのか?このフラッドは建築用には見えないぞ!」 「ヴァンダル、やめて、やめてったら!この人は違うの!」 エリアスは彼の腕にぶらさがるようにして手を下ろさせたが、ティトはヴァンダルを軽蔑しきった目で見ていた。 「ヴァンダル、かつて地中海を荒らし回った民族の名か。お似合いだよ!」 エリアスは下唇を噛んで、言いようの無い悔しさに拳を固く握った。 不意に、背後で刃物を振り上げるような音がし、彼女はまたヴァンダルが腕を振り上げたのかと思ったのだが、違った。 「フラッド!」 振り返った瞬間、一瞬であったが、真っ赤なガラス越しの照準器と目が合った。そのフラッドの手には槍が握られている。 体中の血が氷になったような錯覚さえ覚えたが、感覚さえ凍りつく前にヴァンダルによって地に伏せられた。 頭上の空気を切り裂いて槍が飛び、それは衝撃で吹き飛ばされたティトの頭の真横に突き刺さった。地を滑るように武器を抜きにきたフラッドは 足元のティトを一瞥した後、ゆっくりと銀色の穂先を彼の額に突きつけた。 「元首殿ハ、反逆者ト共ニイル者ハ同罪ト仰ッタ。」 余りの恐怖に言葉さえ発せられず固まっていた、おそらく次の瞬間には死が訪れる事さえ認識していなかったティトに救世主が現れたのは 真っ暗になるはずだった次の瞬間だった。力無い音を立てて槍が砂の上に落ち、続いて、漏電してバチバチと光を放つフラッドだった首が地面を転がった。 状況が飲み込めた時、救世主はヴァンダルだったと確認できたが、それが完全に脳に受理される前に、目まぐるしく事は流れていた。 「嫌あぁっ!離してっ!」 「エリアス!」 エリアスはフラッドの援軍に腕を掴まれ、今にも殺されんばかりの状態だった。ヴァンダルは即座に振り返り、エリアスを束縛するフラッドに向かって 腕を振り下ろしたが、それは肩付近に薄い傷を残したにすぎなかった。 733.名無しさん@ピンキー2008/11/10(月) 22 23 12 ID MY3sbGch 「ぐっ!」 背後からの衝撃に、ヴァンダルはくぐもった呻きを吐き出して崩れ落ちる。 「ヴァンダル!」 がむしゃらだったが、フラッドの一瞬の隙に、エリアスは枷を振り払った。一歩、二歩と進む後、ヴァンダルに膝をつかせた張本人の顔を見た。 「・・・元首。」 「フラッド、その子は殺してはいけないよ。」 異様に生き生きとした元首の顔には、権力の味を占めた腐食が見て取れた。フラッド達に命令した後、 元首はヴァンダルの頭を踏みつけながら、エリアスに嫌らしげな笑みを向ける。 「お嬢さん、残念でしたねぇ。せっかく生き残ったのに。まあ、お馬鹿さんには丁度いいでしょう。」 「ふざけないで!わたし達から搾り取るだけ搾り取って、よくもそんな事が言えるわね!」 「そんな事を言っていられるのは今の内だけですよ。フラッド!このお馬鹿さんとその裏切り者を連れていきなさい!」 エリアスが再び拘束され、ヴァンダルが引きずられていく中、呆然とするティトに向かって、元首は言い放った。 「お騒がせして申し訳ございませんでした。」 動悸ぶる胸を押さえつつ、ティトが立ち上がったのは、元首一行が完全に視界から消え去った後だった。 「恩は返さないとな。」 彼は砂煙の中、閉鎖的な元首の居城に一人歩き出した。 すいませんあとちょっと続きますhttp //www.rupan.net/uploader/download/1226322606.jpg イメイラ描いたんで許してください パスはzingai 734.名無しさん@ピンキー2008/11/12(水) 01 56 48 ID TPjnvzrH つづくのかっ、つづいてしまうのかっ! 画像流れてたのでミレマシセンデシタorz 735.鎧騎士×少女2008/11/14(金) 00 38 06 ID 4oQcmHad 間が空いてしまったけれど投下させて頂きます。 もう消えてるかもしれませんが 101 の真ん中の鎧さんです。 また非エロ、無機物系統は最後まで書けないもどかしさが募りますね。 ヒロインの女の子、同一人物にしようとしてたのですが結局別の子になりました。 同じ世界ですがまだ穴あき状態です、他のメンバーを描くうちに埋めれたらいいな。 突然村を襲った帝国軍の襲撃。 焼けた家から少女が一人足を引きずりながら逃げ出した。 喉が痛い、もう走れない。 脳裏にみんなの悲鳴が響いている。 円を描くように上空から彼女を狙っている怪鳥がいるのにも気づかず、少女は村から離れた丘にへたり込んだ。 頭上で風を切る音がする。 次の瞬間地面真っ二つになった怪鳥と騎手の肉塊が転がった。 「ひっ…!」 肉塊は足元に転がったため、血しぶきは少女の元に飛んだ。 足に着いた血しぶきを必死に拭おうとする少女の目の前に鎧の騎士が立つ。 帝国の騎兵イアゼムだ、その姿に息を飲んだ少女は逃げようとするが腰が抜けて立てない。 「こっ…来ないでっ…!」 「怖がらなくていい、俺は君の味方だ」 そういうと騎士は怪鳥を真っ二つにした剣を捨て、少女に跪いた。 「君を探していたんだ」 ・・・・ ・・・・ ・・・・ ・・・・ まどろみから引き寄せられて少女は白い天井を仰ぎ見た。 あの時の夢だ。 寝返りをうって少女はシーツを握り締めた。 少しずつ自分の中の血が濃くなって来ているのが分かる。 漠然とした不安の中、少女はいま握りしめているシーツと同じ色のマントを翻す騎士の名前を呟いた。 「オーア…」 その呟きに応えるように部屋のドアが開いた。 鈍い金の鎧がきしんだ音をたて、少女の寝そべるベッドに近寄る。 「どうしたアマリエ。元気が無さそうだな」 「…少し、ね」 「ふーん」 その姿とは裏腹に人間味のある仕草で少女、アマリエを見下ろす鎧の騎士。 元帝国軍騎兵のイアゼム、オーア。 誰かが彼をそう呼んだので、いつの間にかそれが定着した。 「少し、ねえ…」 甲冑の隙間の空虚な黒が自分を見つめる。 アマリエはその視線が気まずいのかふいと目を反らした。 「元気でいてもらわなきゃ困るんだがな、何せ君は…」 「適合者だから、でしょ。もう何遍も聞いたわ」 「…そうそう、君一人の体じゃないんだ」 アマリエはオーアを睨みつけた。 彼の言い回しは時々気に障る。 それが強みになることも多いが、今のようにぴりぴりとした空気を持ち込むことも少なくない。 736.鎧騎士×少女2008/11/14(金) 00 39 37 ID 4oQcmHad 「で、何の用なの?」 「あっ。あー…、んー…今の君に言いたかないんだけど」 「構わないわ」 アマリエのきつめの口調にたじろぎつつも、しっかりと彼女を見据えてオーアは話を切り出した。 「二人目の適合者が見つかったんだ、年は君よりも下だけど、血が完全に混ざり次第…」 オーアはそこで言葉を切った。 アマリエの目が今にも泣きそうに見開かれていたからだ。 「…辛いだろうが、君を助けたときから言っていたことだし、もちろん御子が無事生まれたらすぐに君を解放…」 「そんなことじゃ、ないわ」 大きく瞬きした目からついに大粒の涙が零れ落ちる。 それが白いシーツににじんでいくのを、オーアは困惑しながらアマリエが何か話を切り出すのを待った。 「あなたに助けてもらって、ここに連れてこられたときからそれぐらい覚悟してたわよ。それに神の血選ばれるなんて光栄なことだし…でもねオーア。今まで私、普通の女の子だったのよ?これからも、本当はそのままでいたかった…」 「それは…いや、俺が謝っても仕方ないな。君は、どうしたいんだ?」 「いくら覚悟してることだって、あなたの口から聞きたくなかったのよ!」 アマリエは突っかかるように寝台から立ちあがり、まくしたてた。 声がかすれてせき込む彼女に歩み寄り、背中をさすってやる。 しきりに涙をぬぐっていた小さな手が、服の裾を握りしめて震えた。 「オーア…私あなたが好きなのよ」 「え?」 オーアはたじろいで、手を引こうとしたがアマリエはそれをしっかり掴んだまま自分よりずっと背の高い鎧を見上げた。 緑の目がじっと、何かを探り当てるようにオーアを見つめる。 体は金属だろうと、タンパク質の肉体がないだけで目の前の少女と同じように彼にも感情の起伏がある。 もし彼が人間ならば表情が見てとるようにわかるぐらいに困惑していた。 「私はあなたが好きなの、あなたがいいの、なんで…」 アマリエその言葉の先を飲み込んでうつむき、すがるように言葉を繰り返す。 彼はどこまでわかるのだろう、自分のこの抑えきれないぐらいの何かを。 言葉ぐらいしか彼に伝わるものなんてないんじゃないだろうか、でもこんな時に使える言葉なんて、たかが知れてる。 737.鎧騎士×少女2008/11/14(金) 00 40 52 ID 4oQcmHad 「…オーア」 アマリエは深く息を吸ったあと、振り絞るように彼の名前を呼んだ。 消え入りそうなほど小さな声だったが、オーアはそれをしっかりと聞きとった。 あの時のように跪いて、震える小さな肩に手を置く。 「俺は…こんな時なんて言えばいいのかわからないけど。イアゼムを抜けて、かつての同士にはじめて剣振るった時や、オーアと呼ばれた時よりも落ち着かない感じだ」 「君は俺がいいと言ってくれたが…」 オーアはためらいがちに彼女に手を伸ばしかける。 アマリエはその手をとっさに握って口を開いた。 「全部よ。この手も、体も、声も、今言葉に迷っている心も。全部…」 握られた手をそっと上に引いて彼女の頬の輪郭をなぞってみる。 涙に濡れて冷えた肌が、確かにそこにあるんだろう。 それが熱でしか感じられないのが惜しいが― 「…もう少し、君に触れてもいいかな」 アマリエは少し驚いたように目を見開いて、それから微笑んだ。 「もちろんよ、オーア」 ・・・・ ・・・・ ・・・・ ・・・・ 寝台にこしかけたオーアの膝の上に腰かけた。 ちょうど少し見上げた所にオーアの顔が見える。 薄い部屋着一枚だったので、金属の冷たさが太ももから上ってきて思わず身震いをした。 「寒いなら暖炉に火を入れるが…」 「ううん。このままでいいわ」 オーアはアマリエの黒い巻き毛を注意深く触っていた手を薄い肩に回してそっと力を込める。 涙で火照った頬が鎧の胸に押しつけられてひんやりと心地いい。 継ぎ目に刺された機械油のにおいと金属のにおいが立ち上ってくるのにアマリエは深いため息をついた。 オーアは自分の鎧の隙間に彼女のやわらかな指や髪を挟まないように慎重に身をかがめて、髪の毛に頬(にあたる部分)をうずめる。 アマリエの震えをひとつひとつすくいあげるように頭をなでてやりながら、何もかもが足りない自分の五感を総動員させて震える少女のできる限りを抱きしめた。 アマリエは自らの部屋着のボタンをはずしそうになった手をとどめて、帝国の紋章をかき消すように傷だらけのオーアの胸に手を置いて、もう一度今度はこっそり泣いた。 本当はこの先どこまでいっても虚しいだけだとしても、二人同じものを信じていたい。 「 」 「…アマリエ?」 オーアの問いかけには答えず、アマリエは涙を振り切るように目を閉じた。 738.鎧2008/11/14(金) 00 43 49 ID 4oQcmHad これで終了です。 また次の機会がありましたらよろしくお願いします。 739.名無しさん@ピンキー2008/11/14(金) 11 37 48 ID GsEzzLlq なななんという神ラッシュ! 過疎からの逆転ぶりに住人の方が追いついてないw ヴァンダル神も鎧神もマジGJ!!無機物好きとしてはたまらんです。 734 同じく見れないっす。 ヴァンダル神、どうかイラストの最うpお願いします。 740.7332008/11/14(金) 23 06 59 ID bO5KhWha ヴァンダル再うpしました ttp //upp.dip.jp/01/img/12819.jpg 741.名無しさん@ピンキー2008/11/15(土) 00 30 42 ID mtm+QbVB 740 おお!乙ですヴァンダルかっこいいな。 続きも期待してます。 742.名無しさん@ピンキー2008/11/18(火) 19 52 25 ID nCvtuU6o 740 再うp乙!!! ヴァンダルの姿がメカメカしくないところもツボですね。 743.名無しさん@ピンキー2008/11/18(火) 20 06 11 ID Rgp23fP5 久しぶりに覗いてみたらあまりの神ラッシュぶりに驚いた SS職人も絵師もGJ! 無機物いいよ無機物 744.名無しさん@ピンキー2008/11/18(火) 20 34 00 ID nyIRSDK5 考えてみたらここ1スレでかなりの作品投下されてるな。 人外は供給が少ないからすごく嬉しい。 キリスト教の処女受胎による絶頂とかあるらしいが、無機物相手とのヒントにならないかな。 745.名無しさん@ピンキー2008/11/19(水) 12 37 20 ID 22zkHZpg そういや知人の子供が今小学校低学年で エロ単語に興味を持つ年頃になったらしいんだが、 セックスという単語と意味を覚えた直後の家族の夕食の席でソフトバンクのCM見て 「このお母さんと犬もせっくすするの?」 と母親に聞いたらしいw なんという現代版里見八犬伝… 聞いていてwktk止まらんかった 746.名無しさん@ピンキー2008/11/19(水) 18 25 31 ID dYZSm/Fj おとうさん渋いもんなぁ……www 747.名無しさん@ピンキー2008/11/20(木) 16 41 48 ID O0Xy+UnA どっかのレディコミで騙されて犬と結婚させられる女の話があった。犬の仔を孕ませられて終了、だったかな。 絵柄的にはまったく萌えられない。ちなみに俺が獣姦に目覚めたのはこのとき…w 748.名無しさん@ピンキー2008/11/20(木) 20 45 19 ID UKz/ry01 http //image.blog.livedoor.jp/blv42/imgs/e/f/ef0d7ccf.jpg わーい 狼と赤ずきん。 いや赤頭巾と狼(体位的な意味で) 749.名無しさん@ピンキー2008/11/20(木) 21 08 01 ID YDnlAaXR 748 即効で保存したwww ただれた熟女のような赤頭巾が新鮮でイイな! 750.名無しさん@ピンキー2008/11/20(木) 21 40 23 ID OZkIPKFC 一方的な二人の愛を受け止める狼の冷静な突っ込みに吹いたwww 751.名無しさん@ピンキー2008/11/20(木) 22 03 19 ID UKz/ry01 あ、ゴメンね 拾った場所を書いてなかった。http //alfalfa.livedoor.biz/archives/51380641.html おいらが描いたんじゃないんだ。 だがこの絵を見た瞬間、俺は真っ先にこのスレへと走った。 752.名無しさん@ピンキー2008/11/21(金) 21 59 33 ID Nv/65bhO 748 にやけがとまらんぞw どうしてくれるんだっw それにしても・・・猟師、いい男だな(体格的な 753.名無しさん@ピンキー2008/11/21(金) 22 58 15 ID p6ZLj3gw 752 猟師だけ見てたらアッーしか想像できない絵だよな 754.名無しさん@ピンキー2008/11/21(金) 23 09 57 ID h6KZPotK 漁師いらないから二桁超えるまでを詳細に描いてほしいwww ケモノと言えば、コレクターユイってNHKアニメに相当のサービスシーンがあった 主人公の女子中学生に片想いしちゃうんだぜ。個人的にかなりハァハァさせてもらった。 755.名無しさん@ピンキー2008/11/23(日) 03 24 36 ID Vk3R/HtL 754 グラサンかけたワンコだっけ。あれは非常に萌えた 756.名無しさん@ピンキー2008/11/23(日) 22 35 39 ID B07AlA0l みんなわんちゃん呼ばわりするけど、ウォーウルフっていう名前があるんだぜ…… アイ編では主人公のラブラブシーンとかバイトしてるプリプリ姉さんにツボったきおくが 757.名無しさん@ピンキー2008/11/23(日) 23 12 34 ID eCvRhnzd プレデター萌えすぎる… 女は殺さないってそれなんて紳士 758.名無しさん@ピンキー2008/11/24(月) 01 50 38 ID vbGjT5mJ 赤ずきんちゃんも猟師のオッサンも楽しそうだな いやまったく狼は幸せな香具師だなwアッーまで開発して貰えるとは 759.名無しさん@ピンキー2008/11/24(月) 02 12 30 ID +yS2cDSw ちゃんとした作家がそれぞれ寄稿した 妄想版:新説赤頭巾の本が出てるじゃろ。 あれはな、狼×赤頭巾は王道もいいとこ、 赤母→狼←赤頭巾とか、幼女頭巾×オッサン狼 そんなカップリングの宝庫。 例えれば、スティーブンキングが自分の作品の二次エロパロ書いたようなもん。 つーかお堅い研究所の皮をかぶって堂々と出版してる同人本だあね。 760.名無しさん@ピンキー2008/11/24(月) 03 41 54 ID PYBnSJ/j 大学のロシア語テキストの赤ずきんに 「おじちゃん、どうしてはたらかないの?」 ていう意味の文があった。 761.名無しさん@ピンキー2008/11/24(月) 07 20 38 ID tSpJzrf/ 一瞬はかないのに見えた俺は病気 NEETという概念は昔からあったのかwwww 762.名無しさん@ピンキー2008/11/24(月) 20 32 13 ID +yS2cDSw 「おじちゃん、どうしてはかないの?」 「すぐ挿入できるようにだよ」 というわけかー コーノヤロォー 763.名無しさん@ピンキー2008/11/24(月) 20 38 51 ID quzjoDyk 獣だったらノーパンツでも問題ないと思うんだ 764.名無しさん@ピンキー2008/11/24(月) 21 23 27 ID tSpJzrf/ イヌ科のナニって普段は毛におおわれてて、使うときだけ先端から赤いのが飛び出すんだぜ。 ぬめぬめしててえらい先が尖がっててブツっていうより触手みたいな印象を受けるが。 765.名無しさん@ピンキー2008/11/24(月) 21 36 25 ID QzUHI5gl 犬のチンコって、挿入してから根っこ?の部分が膨らむから 射精するまで抜けないようになっているんだってな。 野生動物の知恵はすごいぜ。 766.名無しさん@ピンキー2008/11/24(月) 23 34 15 ID Km1tC3vv 犬のちんこって海綿体はおろか(確か軟骨?だけど)骨まであるから 無理な体位すると骨折するんだよな… 767.名無しさん@ピンキー2008/11/25(火) 01 06 38 ID srCaQckT なんか犬のちんこについて熱く語ってるあたりが動物系のスレみたいでワラタ いや、一部間違ってはいないけどwwww 768.名無しさん@ピンキー2008/11/25(火) 01 48 29 ID liiROHwG 哺乳類〜爬虫類はちんこが人間に近いからいいけど。 他はどうすればいいんだろう…硬いの?柔らかいの? 動物図鑑片手にエロ小説書くのこのスレの職人ぐらいだよね 769.名無しさん@ピンキー2008/11/25(火) 02 30 56 ID oVNJZJfW 768 人間のちんこの方が骨なかったり本体とのサイズ比で大きめだったりと実は異端気味。 770.名無しさん@ピンキー2008/11/25(火) 14 50 51 ID xpgd23Qi 757 AvPの小説が萌えバイブルな自分が通りますよ 771.名無しさん@ピンキー2008/11/25(火) 18 00 34 ID 0Nbn2Hr9 女子供はもちろん、か弱い者には絶対に手を出さない そんな悪役人外が出てくるもので、傑作って他に何があるかな? 礼儀をわきまえてる感じでさ。 もちろん悪じゃなくても良いネ。 772.SWEET LIFE WITH SLIME2008/11/25(火) 22 14 26 ID hXedYqP6 大学からの帰路、自動販売機の陰で蠢く奇妙な物体を見かけた。 何だろう?と思って近づくと、青みがかった液体状の物体だった。 ヌラヌラと胎動するそれを珍しく思った俺は、 自動販売機を設置してある民家の前に置いてあったバケツに それを入れて自宅まで持ち帰った。 それは「スライム」という生物らしかった。 スライムとの生活が始まって数日後、俺が帰宅すると スライムが「し、しょく、しょくりょうを・・・」と 小さな声を出した。 驚いた俺がバケツに近づき覗き込むと、液体の中に小さな空洞が 出来ていた。そこに空気がひゅーひゅーと流入している。 スライムは自らの粘着性の液体に穴を穿ち、そこに空気を 出し入れすることによって、テレビや俺の話し声で覚えた言葉を 話しているのだった。 「食料って何を食べるんだ?」 スライムは俺にズボンと下着を脱ぐ事を要求した。 俺が言われた通りすると、液体がバケツからぐんと溢れ出し、 俺のひざに飛びつくと、 言葉を発していた穴が俺の息子をすっぽりと飲み込んだ。 「う、おおうっ!!!!」俺は思わず呻いた。 スライムの粘着性の質感、粘り気、締め付ける強度、 それらがこれ以上無い完璧な快楽をもたらした。 スライムは腹ぺこの子供が食事を貪り食う様に 俺の息子を包み込んだまま、せっかちに激しく動いた。 「お、おお、おおおっ!!!す、すごい、あ、ああぁ!!!!」 俺は自室でスライムに下半身をしごかれるまま、 こみ上げてくるうめき声を漏らし続けた。 俺はスライムに要求を出す。「女の声でやってくれ」 俺の息子を包み込んだ穴の側に、スライムの声帯らしき新しい穴が、 生まれた。「早く・・・、早く出して!!お願いよ!!早く!!」 スライムは容赦なくますますスピードを上げて息子をしごく。 液体がぐんと湾曲し、俺のケツの穴の方にも伸びて、 それを犯し始める。 「お!!おお!!出る!出ちゃう!!あああっ、出る!!!!」 俺は自分の嬌声を恥ずかしいとも思わず、上げ続ける。 そして激しく腰を振り、身体を痙攣させながら射精した。 床に座り込み、ぐったりする俺。 スライムは自らの液体の中の、俺が射出した白い液体を消化しながら またバケツに戻って行った。 スライムはツチノコ並に、伝説上の生物とされて来た。 俺は当初、テレビ局や新聞社に売り込むつもりだった。 今はそんな気は一切ない。 出来る筈が無い。 俺とスライムの淫微な快楽生活が幕を開けたのだ。 以後、大学が終わるなり自宅に飛んで帰る日々が続いている。 このスレを読んでいる諸氏もスライムを一匹(一体?)、 飼ってみてはいかがだろう? 人間同士の性交や、貴殿の右手では味わえない快楽が 得られることを保証する。 773.名無しさん@ピンキー2008/11/26(水) 13 50 19 ID 1F5ZcwLo Gj! エロかったぜ! しかし、緑色のスライムを捕まえて同じ事をしたら、体調が悪くなって来さうだなw 774.名無しさん@ピンキー2008/11/26(水) 20 19 04 ID Gpa4U6k0 女の子が拾ってきてたら餌は愛液ですねわかります。 昔読んだエロ漫画で、マスコットみたくかわいくデフォルメされた 自我あるバイブを拾った女の子が処女奪われちゃうって話があったんだが、あれは萌えた これ人外萌えってよりは器具プレイ萌えかな 775.名無しさん@ピンキー2008/11/27(木) 18 23 42 ID fVMDddDa 774 君ちょっと 脳みそほじくり出してでもいいから その漫画のタイトルか作者 思い出してくんないかな いや、マジで。 776.名無しさん@ピンキー2008/11/27(木) 22 36 01 ID nurvZws5 775 思い出せないからここに書いたんだよオォ(ノД`。)ウワァァン いつも読み切り形式の漫画が違う作者で掲載されてる雑誌だったからな… 今も読み返したくてたまらないんだが、なにも思い出せないんだ…すまない 唯一覚えてる話の流れとしては いじめっ子の女子に定期的に呼び出され裸の写真を撮られ、 ネット転売されてるいじめられっ子の天然巨乳少女は 現状を嘆く日々の中、帰り道で力無くうずくまる不思議なものを見つける ↓ かわいらしくデフォルメされたバイブ(少女は自覚なし)が 「お腹がすいて動けない」と訴えてきて、 拾って帰り電池を交換するとバイブが飛び付いてきて(電池が入ると人格が変わるらしい) そのまま立位で処女を奪われる。 ↓ 事後正気に返り、なんでもするから許して…と謝るバイブに いじめっ子をひどい目に遭わすから手伝ってと頼む少女 ↓ 以下酒池肉林の復讐劇 こんな話だった気が。 いっそ捜索願い出そうかな…長文スマンかった 777.名無しさん@ピンキー2008/11/27(木) 22 50 38 ID RtGRn9zH エロ漫画ってすごいストーリーが普通に存在しているのなw しかしこれは…あらすじだけでも萌える ナンテコッタイ 778.名無しさん@ピンキー2008/11/28(金) 15 24 44 ID +4DpYw9f よく同人をダウソさせてくれるサイト、あるじゃない。 特定のジャンルだけ集中的に集めてるサイト、あるじゃない。 ロリやらフタナリがあるなら、人外専門サイトも あってよさそうなモノだけどなあ、なんて。 779.名無しさん@ピンキー2008/11/28(金) 18 30 01 ID HKCpQI+S furryfridayっていうサイトにそういうのあった 更新されてないのがあれだか 780.名無しさん@ピンキー2008/11/29(土) 05 51 07 ID l1cPS1Gw 虹のモン娘保管庫やってるサイトにリンク集もあって そこにはイラストサイトも小説サイトも人外サイトを扱ってたな ただモン娘が中心だから獣とかはほとんど無かったけど あとそこのサイトからスライムを愛液で育てるって話のブログみたいなのもあったよ 778が求めているサイトとはたぶん方向性が違うんだろうけど 781.名無しさん@ピンキー2008/11/29(土) 15 33 43 ID SGpgRW7N すごく貴重な人外×人間の純愛扱ってる所あるんだけれど、個人サイトって教えて良いのかな。 ちなみに小説メインでCGがいくつか。 782.名無しさん@ピンキー2008/11/29(土) 15 59 52 ID h8ClRcRh 781 もしやハーレム小説リンク集にあったりするかい? 783.名無しさん@ピンキー2008/11/29(土) 17 00 19 ID SGpgRW7N 782 おお知ってるとは! そこのオリジナルの一番上ですよね。 あそこはパラダイスだ。 784.名無しさん@ピンキー2008/11/29(土) 18 19 10 ID sVy3Lu1B 晒すのはイカン・・・!と思ったが ヒントがあるので直接でなく飛べそうだ。あんがとう。 なんかこのスレの住人って、本当にマナーの良い 紳士淑女が多い気がする。 785.名無しさん@ピンキー2008/11/30(日) 00 17 57 ID HBEO0LQY お行儀よくしてないと、ただでさえ少ないご褒美がなくなるから! 786.名無しさん@ピンキー2008/11/30(日) 01 16 24 ID kO+eWnZm このスレの需要ってすごくフリーダムだから、投下のときあんま空気読まなくて良さそうでいいよな たまにフリーダムすぎて何をしたらいいか分からなくなるが 787.名無しさん@ピンキー2008/11/30(日) 02 15 48 ID yXJoG73S 781 貴重つーかそこ以外文章系では知らんなあ。 確か 780 のとこでもリンクされてたっけ。 788.名無しさん@ピンキー2008/11/30(日) 02 33 48 ID 6bhMJjnF 純愛ものじゃないけど、文章系だとここにAVもの投下した人のサイトとかあるね 789.名無しさん@ピンキー2008/11/30(日) 23 29 26 ID 2fld2yIU 787 ふっ、まだあまいな 萌駅の異種姦いってみな。上から3番目 790.名無しさん@ピンキー2008/12/02(火) 01 00 46 ID EkPW+x0z あそこCG中心にカウントしてたよ。 絵板あったらちょっといいかもしれないと思った。 (多分)少人数で回すことになるだろうけど…駄目か。 791.名無しさん@ピンキー2008/12/02(火) 03 51 39 ID 3Gy7AX9P 同人めぐりしてて人外×人間が見つかったときの嬉しさは異常w 竜×少女の純愛に萌えまくった記憶がある 792.名無しさん@ピンキー2008/12/02(火) 03 53 31 ID uGQGJQXl ハゲドウ 供給少ないから尚更なんだよな 純愛でもえろでも美味しく頂ける 793.やぶ2008/12/02(火) 16 01 44 ID TfFZx6EI 流れを無視して絵とSSを投下してみる 猫さんVS犬+馬+人 1 お魚を捕ろうとして池に落ち、たまたま居合わせたショタな犬くんとふたなり な馬娘、その辺のおっさんに溺れていたところを助けて貰った猫さん♀ でも、猫のプライドで素直にお礼が言えない猫さんは、とうとうみんなに身体 でお礼をするはめになりました。 猫「ちょっ、なんで注射…、え?それ浣腸なのかにゃ?でもあたい、便秘なんて …、にゃっ!?ちょっ、やだっ!みんなに見られて浣腸なんて…、んあっ!ああ あっ、つ、冷たいのがっ!ふにゃあぁぁぁっ!」 猫「うにゃあ…。ヒック…、ヒック…。み、みんなの前で浣腸されちゃったにゃ …。あっ!?な、なにするにゃ!い、今お尻の穴指で掻き回されたら…、んにゃ あぁぁっ!やめてにゃっ!出ちゃう、出ちゃうにゃっ!ふぇっ!んにゃあぁぁっ !や、やめてにゃあぁぁっ!ホントに出ちゃうにゃあっ!」 ちゅぽんっ 猫「はあっ、はあっ!た、耐えきったにゃん…。い、今のうちにトイレへ…。え ?次が本番って…、ちょっ、なにそれ!?馬さんとか牛さん用?…それをまさか …、う、うにゃあぁぁっ!無理!無理だにゃっ!あうっ、うあぁぁ!ドクドクっ て…、くっ…かはっ!い、息ができな…!」 とぷん、とぷん…。 犬「へへ、2リットル全部入っちゃった。猫さんのお尻の穴、ヒクヒクしてる」 猫「ト、トイレ…。も、漏れちゃ…。ひっ!?」 犬「みんなの前で漏らすのはかわいそうだから、僕ので栓してあげるよ!」 猫「うにゃっ!?な、なにっ!?うきゅぅぅっ!さ、裂けちゃう、お尻の穴裂け ちゃうにゃあっ!…あっ!?な、何!?中で…、中で膨ら…、うにゃあぁぁっ! 裂けちゃう!ホントにお尻裂けちゃうにゃあぁぁっ!」 犬「えへへ、僕達犬族のは中でボッコリ膨らむから、アナルストッパーに最適な んだよ。じゃあ、動くね」 猫「うにゃあぁぁーっ!動かないで!動かないでにゃあっ!お腹が!お腹がぁっ !うわあぁぁん!おトイレに行かせてにゃあぁぁっ!」 犬「ふふ、僕が終わるまでたっぷり流し込んだグリセリン、一滴も漏らせないか ら、いっぱい地獄の苦しみ味わえるね!ほらほら、後ろの穴から子宮ゴリゴリさ れるのって最高だろ!?」 猫「んみゃあぁぁぁ!おトイレぇ、おトイレ行かせ、んにゃ!?ふにゃあ!う、 馬さん何を……!?」 馬「ははは、犬くんは相変わらず自分より立場が低い者には鬼畜だね。子猫ちゃ ん、私が天国に連れていってあげるから心配しないで!」 794.やぶ2008/12/02(火) 16 05 08 ID TfFZx6EI 猫さんVS犬+馬+人 2 猫「ひっ!?む、無理!無理だにゃっ!そんな大きいの…。うにゃあぁぁっ!さ 、裂ける!裂けちゃうにゃあっ!く、苦し…!」 馬「く、きつい!子猫ちゃん力抜いて!子猫ちゃんのが小さすぎるだけだから平 気だって!私のペニス、馬達の中じゃ平均的な大きさだよ!」 猫「んにゃあっ!太いにゃっ!太すぎるにゃ!あうっ、おにゃかいっぱいにゃ! うきゅ!そんな奥まで…、うにゃあっ!し、子宮に届いてるっ!だ、だめ、子宮 ガンガン叩かないで…、ふにゃあっ!?」 馬「くぅぅ、子猫ちゃんの子宮、狭すぎて全然入っていかない!もしかして私達 馬と違って、猫って子宮の中まで突っ込んでズコバコしないのかな?でも大丈夫 、私が無理矢理押し込んで、子宮の中も気持ち良くしてあげるからね!」 猫「ニャア!ニャア!な、中がっ!し、子宮がブッコワレちゃうみゃぁぁぁ!お 腹がっ!お腹が爆発しちゃう!お願い動かないでにゃっ!あ、…だ、だめ、オシ ッコ漏れちゃ…!」 犬「へへ、オモラシまで見せてくれるなんて、猫さんって淫乱だなあ。そんなに 気持ち良い?乳首コリッコリしてるよ」 猫「うにゃあっ!オッパイ虐めないで!お願い止まってぇっ!みんな見ちゃイヤ にゃあっ!」 人「ニャアニャアうるさいお口だな。栓してやんよ」 猫「うにゅっ!?ふにゅ、もご、うにゅにゅ……」 人「歯ぁたてんなよ。たてたら…、フオオオッ!?ザ、ザラザラが!舌のザラザ ラが!ンギモヂイィー!」 猫(し、死んじゃうっ!死んじゃうみゃあっ!許してっ!許してよぉ!) 馬&犬&人「おらぁっ!イくぜぇ!たっぷり味わえっ!!」 猫「んみゃあっっ!!!(お、溺れちゃうっ!チンポミルクで溺れちゃうよぉぉぉっ!)」 ↓というシチュで描いてみたんだが、どうだろう?http //imepita.jp/20081202/555030 795.名無しさん@ピンキー2008/12/02(火) 23 22 20 ID RB2dmrUl セリフだけでなく状況描写もあると、 このスレの住人は嬉しいと思うぞっ! 796.名無しさん@ピンキー2008/12/03(水) 00 09 43 ID MNfu3fmt 保管庫の人です 更新が遅くなってすまない 今回の更新でここまでのSSは全て保管させて頂きました 790 で出ている絵板はレンタルサービスを比較検討したあと 設置してみたいと思います 797.名無しさん@ピンキー2008/12/03(水) 00 33 10 ID 7e/T8tP+ 796 毎回更新乙です! つい最近、カメレオンは興奮したり怒ったりすると体の色が変わるとを知って非常に萌えた スタフォのレオンベースで考えると色々妄想できる 798.保管庫2008/12/03(水) 01 30 41 ID MNfu3fmt wikiを借りているサービスの系列に 絵板レンタルがあったので設置してみました。http //www2.atpaint.jp/jingai/ ロダ代わりにも使えると思いますので 変態紳士のみなさん、こぞってご利用下さい。 799.名無しさん@ピンキー2008/12/03(水) 05 15 29 ID 3PMfldx2 797 とあるヒーローショーのせいでカメレオンには思い出が深いw もちろんレオンも大好きだが。 体色変化萌えに同意、照れると全身真っ赤になる…のはさすがにアニメっぽいデフォルメか。 798 乙です、これはありがたい。 保管庫更新も毎回お疲れ様です。 800.名無しさん@ピンキー2008/12/03(水) 08 14 26 ID BrsA62GV 800get 793 GJ 助ける割に皆やることが鬼畜ですねw ネコイヌとウマは獣人的なかんじでおk? 保管庫の人乙です。投下ペース一気に上がったなあ。 ←・→ 1-100 101-200 201-300 301-400 401-500 501-600 601-700 701-800 801-900 901-972
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/137.html
【なんでもあり】人外と人間でハァハァするスレ2 201-300 1-100 101-200 201-300 301-400 401-500 501-600 601-700 701-720 101.名無しさん@ピンキー2009/01/27(火) 11 51 31 ID lXMbpVOG 98 仕切り厨みたいでスマンが TFだと他に獣化スレや変身スレとかもあるから どこの描写が重点的かで落とし分けかな 91 102.名無しさん@ピンキー2009/01/27(火) 12 33 51 ID nwPZmCc6 つーことになるとサイボーグなんかも扱いが難しいよな? まあ間口が広いのがこのスレの長所だし、落としどころが微妙な人外×人ネタの投下もアリかと あくまで俺としてはそう思うってことね 99 エロパルドとウルに期待 赤毛といつきのフラグ描写に危機感を覚えた 103.名無しさん@ピンキー2009/01/27(火) 16 20 21 ID olJGh9D1 毎回この会話するの面倒じゃないか? 自分としては他に落としたいスレがなければ、何でもここに落としていいと思うけど 104.名無しさん@ピンキー2009/01/27(火) 17 19 14 ID ZNA5/KC9 ふと、雌のお狐様と男のペアを考えた 子どもの時からずっと男に憑いてて、他の怪から守ってる オカンみたいな性格でちょっと口うるさい かつて憑いた人間に似てて一目惚れしたから憑いたとは、恥ずかしくて言えない狐さんであった 105.名無しさん@ピンキー2009/01/27(火) 17 49 30 ID 2MCdUBAQ 101 でも何となく変身とか人体改造のスレって「人間性の否定」みたいなのが 根底にある気がして人外×人間好きな人には薦めづらかったんだ なんとなく相手も人外の方が好まれてる気がする 基本自分も 103 だと思ってる 106.名無しさん@ピンキー2009/01/27(火) 23 27 03 ID RBl0FFbn ドラゴンの女の子×人間の男の子、なんてここじゃ需要ありますか? 107.名無しさん@ピンキー2009/01/27(火) 23 56 33 ID XfZ/R+Mm 変身スレは理性から本能に堕ちて、獣そのものになる描写に需要があるんじゃないかな。 105 の言うとおり人間くさい人外ってのはあまり好まれない気がする。 このスレはどっちかっていうと、理性保ったまま自分の姿に苦悩する方が合ってるかな、と。 あくまで自分の見解だけれど。 紳士淑女で思慮深い人外萌える。 そんなわけで人外♂×人間♀にしろ、人外♀×人間♂にしろ、そこに萌えがあるなら良いと思う。 需要は落とした瞬間に湧くってエロい人言ってたしね。 108.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 02 09 56 ID sIxcT7tA 基本このスレはよく訓練された変態たちで構成されてるし 該当スレが見当たらないなら容赦なく投下すればいいと思う いや、容赦なく投下してくださいお願いします 人外♀でもいいじゃない オカルト娘スレとかに投下できないネタならこっちでいいよ 自分は、別種の生物ゆえに困難な性行為を相手を気持ちよくさせたい一心で行う姿に萌えるから 人間っぽくない人外ならどっちが人外でもいいかもしれない 109.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 08 34 42 ID J6Sd0D83 90 どこの民族の伝承だ 日本の古い伝承みたいだな。 お盆に虫を殺しちゃいかんのは、虫が先祖の分身だからなんだそうだ。 俺も初耳だったが、地域によってはそういう伝承がまだ根付いているのかもしれん。 110.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 10 44 21 ID DRX31LES 109 チャンピオンで連載している「幻仔譚じゃのめ」を連想した。 人と妖の異類婚とか、蛇や蜘蛛の精霊の血を引く人たちとか、 色々と人外スキーには堪らない漫画だ。 111.バスティア・アバンチェス2009/01/28(水) 12 42 10 ID jZQRAMeB 107-108 ありがとうございます。ならばお言葉に甘えて……。 少しグロい描写とかあります。苦手な方はご注意を。 112.バスティア・アバンチェス2009/01/28(水) 12 48 18 ID jZQRAMeB 【 1 】 かろうじてその鎌首を持ち上げると――その頭上遙かで丸く切り取られた青空を確認し、彼女バスティア・アバンチェスは深くため息を ついた。 『うかつであった』 その首根を再び地へと落とし、誰に言うでもなくバスティアは呟く。 場所は死火山の火口奥底――その地にて今日までの一週間、彼女は身動きもとれずにうずくまっていた。 遠目からは漆黒と見まがわん深い紫紺の流鱗と、稲穂のよう光り輝く黄金の体毛を背に走らせた四足の翼竜(ドラゴン)――それが 彼女である。しかしながら斯様に美しき偉容とは裏腹にその実、彼女は『邪竜』としてこの世の生物達からは恐れられる存在でもあった。 そもそも彼女の名である『バスティア・アバンチェス』とは、『終わり(バスティア)』と『始まり(アバンチェス)』の単語とを 組み合わせたものである。 彼女の振る舞いにより破壊が行われ、そしてその荒野からまた、新たに生物や文明が誕生する――といった経緯を物語っていたものが、 いつしかその固有名詞として定着してしまっていた。 本来はそれほどまでの脅威を誇る竜であるのだ。 ならばなぜ、そんな彼女が今こうして動くことすらままならずにうずくまっているのか。ことの発端は一週間前――らしくもなく嵐の 夜に空を翔けたことにあった。 別段理由があったわけではない。ただその日、なにやら暗雲立ち込める夜空に心惹かれた彼女はそこへと飛び立ち、そして落雷の直撃 を首筋に受け、こうしてこの死火山の底へと墜落してしまったのである。 少なからず竜の生態に知識のある者ならば、『彼女の逆鱗に雷が落ちたからだ』とその状況から推測するのであろう。しかしながら その答えは、半分しか正解ではない。 そもそも竜に『逆鱗』などという器官は存在しない。『逆鱗』とはすなわち、竜の『脊髄』の位置を示したものであるのだ。 いかに邪竜と神格化される存在とはいえ、彼女も歴とした脊椎動物である。古の冒険譚の中に見られる、かの『逆鱗を攻撃されて 倒される竜』の件(くだり)とはすなわち、『脊髄を攻撃されて、仕留められた』ということなのである。 しかしながらその『逆鱗』――脊髄の正確なポイントとて、そうそうに見分けられるようなものではない。仮に見極めに成功したと しても、今度はそこらを覆う頑強な鱗の隙間を縫って攻撃を当てなければならないのだ。 まさにそれを為し得るは『奇跡』としか言いようがなく、そして『奇跡』であるからこそ、その事実は冒険譚として語り継がれ、 さらには今日に『逆鱗』なる単語もまた認知させるに至っているのである。 閑話休題。それゆえに今回の一件は、彼女バスティアにとっても予想だにつかないことであった。 113.バスティア・アバンチェス2009/01/28(水) 12 49 05 ID jZQRAMeB 先にも述べた彼女の脊椎はそんな鱗にて幾重にも守られている。その鱗それは、数千度におよぶ溶岩の中にあっても溶けることはないし、 また身を覆う体毛は極寒の氷雪の中にあってさえ、彼女を凍えさせることはしない。だからこそ、そんな無敵の鎧に身を包むがごとき 自分が、糸ほどに細い落雷の一撃で数日間もマヒしてしまう状況など、微塵として予想し得なかったのである。 故にただ、バスティアはこの現状にため息をつき続けるばかりであった。 しかしながら、そんなため息の理由は今の身の上を嘆くだけに留まらない。彼女を辟易させているもう一つの理由――それこそは、 「ステアー、いるー?」 『くッ! 今日も来おったかぁ……糞餓鬼!』 突如として場に響くその声――少年のものと思しき声の音(ね)に、バスティアはあからさまにその表情を引きつらせ不機嫌なものと させた。 そうして視線を向けるその先。いずこか外部と通じているのであろう洞穴のひとつから顔を出したのは――人間の少年であった。 年の頃は10歳と少しほどであろうか。栗毛の短髪とビー玉のように艶やかな黒の瞳からは、どこか仔犬のような愛くるしさを覚え させる。――しかしながら今のバスティアにとってはそんな少年が、何者にも勝る『天敵』であるのだった。 「おはよ、ステア♪ 怪我の具合はどう?」 水の入った木桶のバケツを両手に下げて走り寄る少年。よたよたとバケツの重みに振り回されながらバスティアの鼻先まで近づくと、 少年はその容態を訪ねるよう語りかけそして鼻頭をなでる。 『気安く触るなよ、人間風情が! その臓物、ぶちまけられたいか!?』 それに対してバスティアも怒気を含ませた声で少年を威嚇する。 威嚇するが―― 「ふふふ♪ 大きい声も出せるようになってきたね」 そんなバスティアの威嚇に彼女の元気な様子を悟ったのか、むしろ少年はその花のような笑顔をいっそうに明るくさせるのであった。 『――クソ、なぜ通じんッ?』 そんな少年を前に毒気を抜かれ、脱力に鼻を鳴らすバスティア。 件のここへ墜落した翌日より、まるで少年はここにバスティアが落ちたことを知っていたかのよう、薬やら食糧やらを持って訪れて いたのだった。 それだけならばバスティアとて、こうまでその嫌悪を露にすることはなかっただろう。しかしながらこの少年――そんなバスティアを 『介抱』する以外にもひとつ、ここへ来るたびに彼女へ対し『とある行為』を済ませていくのであった。 「うんうん、傷はもう全部治ってるみたいだね。なのに、どうして飛べないんだろうね、ステア」 『う、うぅ……』 ひとしきりバスティアの体を清拭すると、少年はわずかに瞳を細めたその視線を彼女へと送る。 笑っているとも、はたまた獲物を狙う肉食獣が目蓋を引絞っているとも見えるその視線――どこかサディスティックなそれに当てられて、 バスティアはただうめきを漏らすことしかできない。 114.バスティア・アバンチェス2009/01/28(水) 12 49 50 ID jZQRAMeB これから自分へと行われようとしていることに――この少年がここへ通い始めてから今日にいたるまで欠かさず行ってきた『その行為』を 想像して、バスティアはただ恐怖とも不安ともつかない何とも曖昧な感覚に胸を苦しくさせられる。 「ステア……」 やがて少年は熱のこもった声で彼女の名を呼ぶと、そっとバスティアの鼻先へと口づけをした。 それが始まりであった。 そこから少年の唇は、小魚がついばむよう幾重にも愛しげにバスティアの横顔を愛撫して進んでいく。 『や、やめろぉ……こそばゆいでは、ないかッ』 徐々に口角へと近づきつつあるそんな少年の唇にバスティアも上擦った声を上げて抵抗する。しかし、 「ん〜♪」 『あ、んむ。ん、ん……』 それも虚しく、そこへとたどり着いた少年の舌先はバスティアの牙の間から侵入し、チロチロと彼女の舌先を舐り撫ぜる。ヌルヌルと 舌同士の粘膜が絡み合う感覚に、バスティアの意識はとたんに霧散して、ただその行為のみを感じ取ることに集中して忘我の極みに達する。 そう。この少年が彼女との邂逅の際に欠かさず行う行為――それこそは、『彼女を犯す』ことそれであった。 いちばん最初の出会いを果たしたその時から、少年は積極的に彼女を責め立てていた。 それこそ最初の頃は激しく声を荒げて抵抗したバスティアであったが、その行為が3回目になる頃、彼女の中にも変化が現れた。 こともあろうにバスティアは――この少年の手によって絶頂へと導かれてしまったのである。 そもそも彼女の存在とは、何人にも干渉されることのない『絶対の存在』であった。言うなれば、この世界における食物連鎖の頂点に 居る存在といっても過言ではない。 しかしそれ故に、こと『蹂躙』されることに対しては弱くもあったのだ。 今まで犯されたことのなかった彼女は、それに対する抵抗や身の処し方というものを全く知らなかった。ただ為されるがままに受け 入れ、そして犯される――そんな免疫の無いバスティアが落ちるのは早かった。 4回目にして彼女は歓喜の声を揚げ、そして昨日のこととなる6回目には少年の名を何度も呼び、そして絶頂を迎えた。 それこそが彼女の苦悩のひとつであった。 そうして犯されて何も考えられなくなっているうちは幸福である彼女も、いざ一人となって我に返る時――その時の自分自身を振り 返り、なんとも言いようのない不安に駆られた。 仮にも己自身を『人間よりも上位に位置する』と自負している彼女にとっての現状は――人間如きの手で悦びを与えられているこの 現状は、屈辱以外の何物でもなかった……はずである。しかしバスティアは今、そこへ強い悦びを覚えているのだ。 凌辱を通じてバスティアの心を行き来する『プライド』と『悦び』――そんな揺れる心にバスティアは、この少年の手によって自分が 変えられてしまうかのような不安を感じ、それに慄くのであった。 115.バスティア・アバンチェス2009/01/28(水) 12 50 38 ID jZQRAMeB ゆえにこの少年が現れるたび、そして顔を合わせるたびに必死に抵抗はするのだ。 今日こそはこの少年を受け入れてしまわぬように――そして今日こそは自分自身を失わぬように。……しかしひとたび彼に触れられる と、それもあっけなく霧散して彼女の中から消えてしまうのであった。 そうしてひとしきりその口内と舌先を弄ばれる頃には、 『テス……テス。もっと、もっと慰めてくれや』 少年・テスのその名を呼んでさらなる愛撫を求める雌に、バスティアは変えられてしまっていた。 「うふふ、初めて会った時よりもずっと素直になったね。いいよ、好きなだけしてあげる……今日は一晩中、そばにいてあげるから」 今一度、今度はしっかりと想いを込めてバスティアへテーゼを捧げると、少年の唇は彼女の流線形の体を緩やかに下って行った。 仰向けにするよう彼女の内腿を外へ押しやると、バスティアはその前面が露になるよう正面のテスへと体を開く。鱗と体毛に守られた 背面とは違い、腹側は高質化した皮膚と強(こわ)い筋肉によって、見るもなだらかな肉の隆起を形成している。 『あ、あぁ……ッ』 その隆起をついばみながら移動するテスの唇にバスティアは息を押し殺すように詰まった声を上げる。そこからくるこそばゆさが得も 言えぬ快感となって体を走るのだ。 そしてこれから行われるであろう行為を想像して、彼女の『雌』は如実にその変化を体に現わせた。 「うわ、もうこんなにおツユが出てきてる。初めての時は『この場所』がどこか判らなかったくらいなのに、今じゃすぐ判っちゃうね♪」 そう言いながらテスはバスティアの両腿の付け根――そこへ縦に刻まれた雫の滲むスリットへ、押し込むよう人差し指の腹をくいこませた。 そしてそこから、下から上へ弾くかのようにそのスリットの溝をなぞり上げた瞬間、 『ん、んうぅ! くひぃぃ……ッ』 線のように閉じきっていた膣はそこへ、大輪を咲かせるかのよう大陰唇の肉弁を左右へ大きくはみ出させた。 さらにはそんな人差し指に弾かれた最上部には陰茎とも思しき程に発達した陰核(クリトリス)が露出して屹立する。 「ふふふ、今日もキレイに咲いちゃったね。ステアのおまんこ♪」 そんな露となった膣の眺めへ満足げに微笑むテスと、一方で羞恥心の限界からきつく目頭を閉じて横顔を背けるバスティア。 そうしてその間口を開けた大陰唇の左右それぞれをワシ掴むと、テスは無遠慮にそれを開き拡げた。 『う゛あ゛ッ……んんん!』 その荒々しい扱いにバスティアは顎をのけ反らせて声を上げる。同時にそんなテスからの刺激に反応して、惜しげもなく拡げられた 膣口からは放尿の如く愛液のしぶきが噴き出した。 「今日もいっぱいステアのおしっこ飲んであげるね。いっぱいいっぱい出してね」 そんな目の前の光景にテスものどを鳴らすと、顔の前面全てを埋めるかのようしてバスティアの膣口へ舌を這わせる。 116.バスティア・アバンチェス2009/01/28(水) 12 51 19 ID jZQRAMeB せいぜいその身長1メートルほどのテスに対し、一方のバスティアは体長4メートル強――二人の間には実に3メートル以上のサイズの 違いが見受けられる。かような体格差があるテスにとってのバスティアの膣とは、大陰唇を含むその全体に頭が丸々埋まってしまうほどに 広く大きい。それゆえにテスの彼女に対する扱いも、体全体を使った何とも荒々しいものとなる。 顔の半分を埋めていた肉壁の中から口を放すと、今度は僅かに開きかけたその膣の中へと、テスは深々と右拳を埋め込んだ。 『は、はぐぅ……ッ、う、うぅんん!』 膣とはいえ野生の竜の筋質とあっては、その締め付けと弾力も生半なものではない。埋め込んだ拳をその中で反転させるとさらにテスは 肩口に力を込め、その半身を踏み込ませながら彼女の膣内へと、その右腕丸々を挿入させていくのだった。 肩口いっぱいまで右腕を挿入するとテスの拳の先端は、膣の底ともいうべき子宮の入り口に触れて止まった。 「うわぁ、ステアのおまんこ柔らかくなったね。今日は一番奥まで着いちゃったよ?」 『ん、んう……ん、ん……』 そのことに達成感を感じてか、テスは興奮した様子でそのことをバスティアへと告げる。しかしながら当のバスティアはそれどころでは ない。今までにないその深い挿入に息をか細くして、快感とも苦痛ともつかぬ感覚それへただひたすらに耐えるばかりであった。 「ねぇー、聞いてるのぉ? ステアー」 『あッ、はうぅ……! う、動かすなッ。腹がねじれそうなの、だ……』 「えー? せっかくここまで入ったんだよ? すごいことなんだから、もっと嬉しそうにしてよぉ」 『あッ、あおおぉ……!』 何ともつれないバスティアの反応に、テスも手持ち無沙汰に膣の中の拳をこね回したその時である。 『ん、くふぅぅん……お願い……お願い、だから』 思いもかけずバスティアから漏れたその、苦しみを孕んだ艶やかな声がテスの琴線に触れた。 「ねぇ、苦しいの?」 判りつつも訊ねつつ、テスは膣の拳を反転させる。 『おご!? んおぉぉ……ッ』 そんな動きに案の上、押し殺した声をあげてその頭をのたうたせるバスティア。 その様子に――テスの幼い笑顔にはこれ以上になく無垢で、そして残虐な光が宿った。 そして、 「もう、ステアったら……人が訊ねているんだから、ちゃんと答えなきゃだめでしょ!」 『ッ! うぎゃうぅぅ!!』 膣の中の拳をわずかに引き抜くと次の瞬間――まるで小突くのよう、再び突き出した拳の先端でバスティアの子宮口を打ちすえた。 その一打に――その苦しみに覚醒され、大きく目を剥いてバスティアは声を上げる。 それが始まりであった。 117.バスティア・アバンチェス2009/01/28(水) 12 52 08 ID jZQRAMeB そんな一打を皮切りに、テスはかの子宮口の殴打を続ける。激しいそのピストンに撹拌された愛液が白く泡立って、テスを受け入れる 膣口の淵から止め処なく溢れて流れ落ちる。 斯様に激しい愛撫に、当初は下痢の腹痛にも似た苦痛を感じていたバスティアであったがしかし、 『ん、ん、ん……おぉ、うぅぅッ』 体は次第に解きほぐされ、やがては順応していく。 テスの拳が子宮を叩くたびに意識は白く飛び、息苦しかった呼吸は胸の鼓動とシンクロして新たなその快感を、オルガスムスの波に変えて バスティアへと打ち寄せた。 そしてその様子を誰よりも敏感に感じ取るテス。 「ステア、気持ち良くなってきた?」 『あ、あおう、おおうぅぅ……良い、いいッ。もっと、もっと……ッ』 尋ねるテスの声に、バスティアはその鎌首を大きく振り乱して、更なる快感をむさぼろうとその身をよじらせる。 「本当にステアはエッチになっちゃったね。そんなエッチなドランゴンには、ちゃんと躾してあげなくちゃ」 一方でテスはそんなバスティアの乱れように満足しつつ、さらに彼女を責め立てようと右手のひねりを膣壁へ大きく巻き込ませる。そして 子宮に触れたその最深部にて、テスは閉じていた手のひらを目いっぱいに広げた。 『ひッ、ひぐぅ!? ま、待て……広げるなぁ。指先が、さ、刺さる……!』 その内部での変化に目を向くバスティア。しかしながらこの悪太郎の思惑がそんな単純なものであるわけがない。 「こんなもんじゃないからね……今日は、悪竜(ステア)退治をしちゃうんだから」 そして次の瞬間、広げた指々を閉じたその手の平は――その奥に潜むバスティアの子宮口をわし掴んだ。 『んぐッ――、ぎゃああああああぁぁ!!』 その感触とそして痛みに、バスティアは声の限りに悲鳴を上げた。 仰向けの体の両膝を立て、投げ出した四肢は爪を立てて地表を掻き毟る。斯様にしてテスの暴挙から逃れようと体をのたうたせるも、 「逃がさないよぉ、ステア」 テスは逃がさない。 壊れた水道管のよう失禁とも愛液ともつかない粘液の噴出す膣に体を埋めたまま、内部で二度三度と子宮口の入り口を握り直すと、いよいよ 以ってテスはわし掴んだ子宮それを引きずり出そうと右腕に力をこめる。 『んぎ、んぎッ、んぎぃぃ……! や、やめ……ッおごおおおぉぉ!!』 まさに内臓を引き抜かれんその感触に、もはや声にならない声でもだえるバスティア。しかしながらそんな痛みと衝撃の中にありながらも ―― 『お、おおおぅ……んごおおおおぉぉん!』 その荒々しいテスの愛撫に、次第にバスティアは快感を見出していった。 118.バスティア・アバンチェス2009/01/28(水) 12 53 17 ID jZQRAMeB 激しく引き抜かれんと子宮口が握りなおされるたびに快感の波が押し寄せ、そしてそれをわし掴んだテスの右腕が、愛液のぬめり帯びて 膣内を行き来するたびに、バスティアは意識を朦朧とさせた。 『おほッ……んふぅう……! もっとぉ……テス、もっと激しく! もっと、もっと……』 「あれあれ、もう慣れちゃった? これじゃおしおきにならないよ。こまった淫乱竜だね、ステアは」 更なる愛撫を求めるバスティアに口ではそういいながらも満足げなテスは、その要求に応えるべく、半身に開いていた体を彼女の膣に 対して正面に整える。 そして、 「じゃあ、本当に壊しちゃうよ? ……いいね?」 すでにその中へ預けていた右腕へ沿わせるように膣口へ左手も添えると――ついにはその両腕をテスはバスティアの膣へとねじりこんだ。 『んぐ!? ぐひぃぃいいいいい!!』 右腕一本であった時は比べ物にならない膣口の広がりに声を上げるバスティア。 「入った入った♪ え〜っと、あとは……」 一方のテスも新たに侵入させた左手を右手に合流させると、彼女の子宮口を手探りでさぐる。そしてもとより右手で握り締めていた子宮口の 入り口を、さらに左手も添えて握り直すと、 「いっくよ〜。せーの、それ!」 『ッッ――――』 両手を以ち、渾身の力でバスティアの子宮それを引き出し始めた。 『ぎゃああああああああああああッッ!! あッ、おッ! おぉ! おごぉんおぉぉおおおおおおお!!』 その瞬間、生物の上げるものとは思えぬ声でバスティアは吠え猛けた。もはや「あえぎ声」などという範疇を超えた苦しみを孕んだ声の 衝撃は激しく、空気を振動させ天高くに漂う雲すら撃ち払わんとするほどの勢いで辺りに響き渡った。 ---------------------------------------------------------- とりあえずここまでとなります。 続きを書いたらまた報告させてもらいます。 119.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 13 19 04 ID x0idtXGN 竜姦キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 120.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 15 25 23 ID gsQdWBiF メロメロになってるステアたんかわいい。 大きい人外はいいなあ…全身使っての愛撫はロマンですよね。 121.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 16 27 41 ID w4H4Sz6x まさかステアは死火山落ちるまで処女だったのでは…という疑惑が浮上した 孤高の純潔ってやつっすか 楽しかったよ、GJ 122.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 20 17 44 ID J6Sd0D83 ところで前スレの流れとか 89 とか見てお前ら何も思わないのか? スレ住民に女がいてむかつかないか? 俺はかなり嫌なんだが…。 便器はエロパロ板に来るなよ。 123.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 20 35 19 ID tRgIbop2 スルー能力検定実施中 124.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 21 02 46 ID E0xnY8gV 前スレで思い出した 検索で異種族恋愛は参考になった 確かに人間寄りな人外が多いが検索できるだけありがたい 125.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 21 11 05 ID J6Sd0D83 ほらこういう女くさい流れになる。 蜘蛛の巣張った腐れマンコはやおい板にでもこもってろよ。 126.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 21 23 58 ID E0xnY8gV 蜘蛛×女で蜘蛛の巣プレイだと!? 127.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 21 27 03 ID fD2PfeNc 体格的な問題で交尾できないから、せめて陰部を糸で封鎖しようということか なんという素晴らしい執着心 128.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 21 43 01 ID J6Sd0D83 こういう話のそらし方って同人女っぽくてキモい。 129.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 23 01 15 ID kV1Dd7Vz 118 GJ!! 大きい女の子はいいなw 竜かわいいよステアちゃんかわいいよ 人間×人外♀は大好きなんだが、供給が少なくて飢えるよな 130.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 23 10 48 ID NAi9E6/X だな。自分の妄想にも限界があるから、このスレがあって本当によかった。 131.名無しさん@ピンキー2009/01/28(水) 23 49 23 ID HtiZBgLN 118 GJ! 竜のテンプレをなぞるようなツンデレデレで吹いた。 いいぞもっとやれ 129 貴様っ 人間♀x人外♀でもイケる口なのだな?だな? …嘘デスごめんなさい。 132.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 00 14 54 ID weg/btvW 131 性別関係なく行ける口ですが何か 種族も性別も超越すればいい 133.972009/01/29(木) 00 20 08 ID yD1xD9dd 読んでいただいてありがとうございました。 98-100 特に感想をありがとう ニーズ低そうな話で申し訳もございません。最後にアンバース、TF臭わせと ちょっとだけエロくしたつもりだったですがま、それはそれでまたいずれ。 134.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 02 16 01 ID dy73/7Z9 128 sageてるとこを見るとただの荒らしじゃないんだろうから言っておくが、 人間半分は女なんだ、特にこんなニッチスレでは目立つのも仕方ないだろう。 けど男女関係なく作品投下するし、スレも盛り上げる。 出来るなら今のこの安定したスレを保ちたい。 ただ煽るだけじゃなくて何が不満か言ってくれないか? 変に口挟んでたら申し訳ない。 あと不覚にも蜘蛛のくだりで萌えた。 人外側が本来持つはずのない執着心に戸惑ったりするのはいいよなあ。 135.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 04 31 25 ID RF+m1bwr 良く考えろ、脈絡もなく女叩きをしだす方が スレの流れに即してなくて邪魔だから 荒らしの自覚が仮に無かったとしても荒らしだよ 136.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 04 42 35 ID dOc4Gn4r 異種だからこその違いっていいよな。 人外と人間で、どうやってアレコレしようか直前で悩んでたりして。 二人して試行錯誤しながら、いろいろ試したりしたらいい。 137.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 08 02 28 ID Zmki9q/t 134 世界人口の半分は女でも、普通の女はエロパロ板なんか来ない。 発情する三次元女とかキモすぎるだろ? 女が来ると「男キャラ可愛い」てゆうレスと非エロが増えて嫌なんだよ。 女はディズニー映画でも見てれば十分だろ。 デフォで馬鹿な性別なんだから身の程を知って慎んでろよ。 138.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 08 54 17 ID yytNUrPv なんで 137 そんなに必死なん? 139.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 10 11 31 ID Zmki9q/t だって嫌だろ? 140.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 10 33 05 ID dy73/7Z9 135 そりゃそうなんだけどさ。 酷い物言いでも一人のスレ住人じゃないか。 こんな話で茶を濁すのは申し訳ないけれど…。 137 そんなに二次元が好きならここには来るべきじゃないだろうな。 それとも素晴らしいエロ書いてるのが全部男なんてそんな事思ってるのか? お前の世界は相当狭いらしいな。 曲がりなりにもスレを読んでたみたいだから残念だ。 狭いジャンルな上にスレも出来たばかりの手探り状態。 多分ここはお前が求めてる作品は出てこないよ。 そんなに犯される女の子が好きなら別の所に行くと良い。 あとお前に言うことは何もないよ。 皆さんも邪魔して申し訳なかった、あとは黙るよ。 こんな話の後だが、今後も良い作品が投下されるといいなあ。 141.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 17 08 20 ID 5RKl1U3l 139 まぁ女臭いレスが続くと萎える気持ちはわかる でも無理に追い出そうとしてもこういう流れになるだけだろ? お前好みのネタやSS投下して流れ変えてくしかないよ 混沌としたスレだしこういうこともあるさ よく考えてみたら前スレから人外♀ネタはいろいろあったな スライムとかメタモンとか不定形娘いいな… アレコレ指示出してやれる形にしてぬるぬるうねうね 142.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 17 55 13 ID Zmki9q/t 女臭くなったら逐一叩くしかないか みんな乙 女ども 叩かれなくなければ今のうちに消えろ 143.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 18 43 19 ID jz1VFU7t 自分の気に入らない流れに反対するには取り敢えず性別を出せばいいっていう 浅はかさと、性別しか相手に優越感抱ける物がない 142 には恐れ入る。 ネットエスパーして判断した性別なんていうあいまいなものを根拠にするより、 「俺が気に入らない書き込み、投下は一切するな」 とはっきり言った方が分かりやすいんじゃないか。 144.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 18 44 24 ID 0S/wp783 うちにいるエロエロなスライムさんが 消えろと言われて泣いてるんだがどうすればいい? 145.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 18 48 01 ID +t5l+S2D やさしく慰めてその様子をスレに投下すればおk ところで前スレで評判だったまりんとメランを見たんだが、あれ良いな あんなふうに人外と人間の恋愛を真っ向から描いた作品って他にない? 146.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 19 51 27 ID weg/btvW 美女と野獣……は、元人間だから違うか? ビースト大好きなんだが。 火の鳥はそういうの多いよ。人間男と人外女で。 147.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 20 11 06 ID 66/1NIaS ビーストのもふもふ具合は異常 懐かしアニメの「世界の昔話」シリーズの野獣が糞萌える。 中の人がカカロットだけど。 個人的に好きなのは 阿智太郎の「僕の血を吸わないで」(吸血鬼♀x男の子) 「僕にお月様を見せないで」(狼男♂x女の子) だな。gdgdなラブコメなんだけどあの雰囲気好きだ。 148.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 21 39 04 ID KfaQIwU4 好みが分かれる上に人間×人外がメインな訳ではないが、去年やってたRDはよかった 以下軽くネタバレ 主人公の兄が、恋人をモデルに作られたアンドロイドと恋人との間で揺れて、 最後にはアンドロイドと生きてゆく選択をするってのがかなり良かった 149.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 21 53 55 ID zD3NmVhT SAMURAI7にてロボと幼女があるぞ。 ジェイデッカーはロボ×人間の宝庫。 他はにおわせる程度だからなあ…真向に恋愛!と言いきってるのはこれぐらいかな。 あとは名前しか知らないが獣戦士ガルキーバで一話だけそんな話があるらしい。 150.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 22 48 10 ID KevgF7T6 149 思い出し泣きするとこだったじゃないか。 151.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 23 20 59 ID dOc4Gn4r うしおととらの、とらと真由子も結構ガチだと思う。 結婚式は萌えた。 それにしても、人外の死亡率って高いよな。 死ななくても人間になったり、離れ離れになったり… 152.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 23 45 20 ID jt99WfO3 すでに何人かに言われているが、 ジャバウォッキーのサバタ&リリーもガチ恋愛してていいぞ。 人型サイズの恐竜×人間なので、爬虫類スキーには是非オススメしたい。 人外×人間の範疇から外れるかもしれんけど、 アップルシードのブレアリオス×デュナンとか(サイボーグ×人間) ドロヘドロのカイマンとニカイドウとか、(ワニ男×人間) 男がモロに人間外の容姿だと燃え&萌える。 153.名無しさん@ピンキー2009/01/29(木) 23 51 48 ID jt99WfO3 あ、今思い出したけどちょびっつも人間×ロボ恋愛物だな。 ロボットと添い遂げた人も出てくるし。 えーとあとは、小説だけどギブスンのモナリザ・オーバー・ドライヴで Aiと結婚した男が出てきた気がする。 154.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 00 44 34 ID bATJ1mRn 151 藤田は毎回やってくれおる。 月光条例にも期待のネコ獣人出てきたしな。 あんまりに死亡率高すぎて、人外×人間ってだけで死亡フラグですね!って…。 特に幼女と絡むと死亡率アップ。 155.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 12 24 02 ID hhlVu/FD 「未來のイヴ」が挙げられないのは定番すぎるからか? ガメラ3のイリスと綾奈の関係がエロティックで好きだ。 ガメラと浅黄の関係も好きだ! 心は交感できなくてもつながってる感じがしてイイ! 156.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 12 49 39 ID aCDcgOw9 151 大好きなCPだよ。 最後の戦いの最中にとらを起こしに来てた真由子が 髪を梳くシーンで号泣。 157.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 12 53 21 ID f/8eFeep 朝霧には幸せになってほしかった 今からでも熟年結婚すればいいのに あとキリオが女の子だったらめちゃくちゃ美味しかったはず 158.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 15 24 15 ID hhlVu/FD 人外×人間かは微妙なとこだが投下する。 脳が女の子のために頑張る話。 NG:白昼夢 159.白昼夢2009/01/30(金) 15 25 01 ID hhlVu/FD 風の薫る広野に、少女は立った。 はるばると広がる草原だった。茂る下草の絨毯の彼方には、靄にけぶる森があった。青空、雲、 緑、地下にはない全ての色彩がそこにあった。 背後には、地下の村へとつづく壕がある。内部深くは闇にかすんでうかがえない。ただ死臭だけを 吐き出しながら、壕は青草の只中で鉄扉を開いている。 村の者はみな死んだ。疫病にやられてしまった。光を失くし、音を失くし、最後に皮膚感覚を失って 死んでいった。残ったのは、死者の弔いを続けてきた少女ひとりだった。その少女にもすでに肌の感 覚はない。目と耳は無事に残されたが、病んだ心臓は不規則に早鐘を打ち続けながら、刻々と鼓動 を弱まらせている。最期の死者――父の亡骸の埋葬を終え、少女は地上に出たのだった。それは村 の掟で禁じられていたことだったが、滅んでしまった今となっては、少女をとがめる者はない。 こうして空を直に見るのは何年ぶりかと、少女はしばし思いをめぐらせた。赤子と呼んでもいいくら いに幼い頃、地下に移住する前に見たのが最後だろう。漠然とした青いイメージが「空」として記憶に 残っていた。しかし実物ははるかに雄大で、暖かな光を地上に降り注がせている。 「ねえ、とても綺麗ね。みんな、地上はとても恐ろしい場所になったと言っていたけど」 地上は荒れ果てた野に変わったのだと聞いていた。かつての緑豊かな姿はすでにない、と。 しかし少女の眼前の情景は、昔の姿となんら変わりない。白や黄の花が踊るたびに、軽い葉ずれ の音が耳をかすめる。病に冒された肌では風は感じられなかったが、幼い日の淡い記憶と齟齬する 要素は何もなかった。 『疲れたろう。横になるといい。草の上に寝転がるのも、気持ちいいんじゃないか?』 姿のない声が、少女に囁いた。 その声の主が誰であるのか、少女は知らない。少女の父が倒れ臥したときから側にいてくれた声 だ。泣きそうになる少女を何度となく励まし、勇気付けてくれた。この声があるから、少女は今日まで 気を強く持てたのだ。 少女は小さくうなずき、その場に横たわった。もう足が限界だった。柔らかい草が潰れ、かすかに青 臭くかおる。思いきり息を吸い込むと、土ぼこりが気管に入り、思わず少女は咳き込んだ。そしてふと 笑みをもらした。 肺が痛まない。息をするだけで痛んだ肺が、何の痛みももたらさなくなっていた。 風が吹く。 雲が流れる。 舞い散る花弁が陽にきらめく。 揺れる青葉を視界の端に捉えつつ、少女の目が蒼穹に影を見出した。白い鳥だった。大きな翼が 悠然と弧を描き、徐々に舞い降りてくる。 少女は白い面に笑みを刷いた。 「き」 ――きれい。 言いさしの言葉が最後まで紡がれることはなく、深い息だけが吐き出された。 少女の瞳が、青空を映したまま翼の軌跡を追うのをやめた。 『おやすみ』 もう届かない言葉を少女に送り、溶けた脳が静かに熱を引かせてゆく。 一面の青草は消え、風の音はやみ、無毛の荒野が姿を現す。晴れた空はどす黒い紅に染まる。 厚く降り積もった灰の中、少女の骸の傍らに1羽のハゲワシが降り立った。 とうに腐り果てていた心臓が動きを止めた瞬間だった。 160.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 15 34 01 ID hhlVu/FD 超短いw お粗末様でした。 161.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 15 53 44 ID AmKl3pAG 160 GJ。 おやすみ女の子(´;ω・`) 162.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 16 11 27 ID f/8eFeep 話がよくわからんのだけど。 最後の場面転換はなんだ? つかイタチ&スレチな気がするのは俺だけ? エロをくれよエロを。 163.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 16 13 22 ID f/8eFeep あと結局声は誰が出してるんだ? 164.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 16 42 13 ID f/8eFeep そうだそうだ。 ヤンマと茜をまとめサイトで見てたんだがときどき文の最初の1文字がない文があるんだ。 wiki管さんヒマなときに修正よろ。 作者さんもいつも良質エロをありがとな。 4話楽しみにしてる。 165.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 16 44 09 ID aCDcgOw9 160 GJGJ。切ねぇ。 主である少女が死ねば脳だって当然死ぬのに、 最期のひとときに見た風景で 少女は安らかな眠りにつくことが出来たんだな… 162 どんなエロが好みなのかを事細かに書いて このスレに投下すればそれがSSになるぞ。 166.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 16 47 11 ID f/8eFeep 165 あれ意味わかったのか? 解説頼みたいんだが… マジで声って誰なの? 最後のハゲタカと場面転換は何? 誰が死体を灰の上に運んだわけ?運ばれてる描写ないんだけど声の人? 167.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 17 09 55 ID zjTaPsj4 160 GJ! 切ないけどある意味グッドエンディングだよなあ。 自分の身(?)を犠牲にして女の子に尽くすのはいいものだ…ッ 異種カプでちょっと思い出したんだが、ケロロのギロロと夏美もそうだよな。 正確にはカップルじゃないんだが、へたれ人外萌えとしてはおいしい。 戦闘能力の突出して周りに恐れられているような人外が 惚れた女にはめっぽう弱いとか萌える 168.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 17 19 42 ID aCDcgOw9 166 158 の前説が全てだと思うんだが。 声は「少女の脳」が聞かせてたもの。 「頭の中で声がする」みたいな感じだと思うけど、 少女は見えない誰かが側にいるんだと思っていた。 最後の場面転換は現実世界の描写。 青空とか草原は「脳」が死ぬ間際の少女に見せた幻影。 少女が死んだから「脳」も死んで幻影も消えた。 灰の上に死体があるのは、 「脳」が見せた幻影の中で、少女は草の上に横たわりそのまま死んだから。 草に見えていたものは厚く積もった灰だった→だから埃が舞って咳込んだ。 169.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 17 21 52 ID zjTaPsj4 166 病に冒された女の子の『脳』(女の子の脳が生み出した別人格?)が 本体である女の子に話しかけ、励まし、 死の土地になっている地上を幻覚で緑豊かな楽園に見せ、 女の子の最期を安らかなものに変えたって話だろう。 女の子が死んで彼女に幻を見せていた脳も死に、 最期の情景は本来の地上の風景が現れただけ。 ハゲワシも、女の子が幻の中で見た白い鳥。 って話だと思うぞ。あとエロ無しのSSは前スレからけっこうある。 気に食わない話はスルーしてレスつけなければいいと思うが。 170.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 17 40 07 ID f/8eFeep 168-169 サンクス。 でもなんで少女は目も耳も平気なのに現実世界が見えないんだ? つかなんで灰が積もってるの? 地下に住んでたっぽいことは分かったけどなんで? やっぱり分からない。ヤク中ってことか? 前から「脳が変」て書いてればわかりやすかった。 159 もっと上手く書けないか? 171.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 17 57 48 ID AmKl3pAG 170 おいおい、釣りじゃなかったらあんまりだぜ。中高生じゃないんだから。 あんまりこんなこと言うのは好きじゃないんだがゆとり杉だろ。 もっと想像力と読解力をつけて出直せよ。 172.保管庫2009/01/30(金) 18 11 32 ID Gtem1zao 164 どうもすみません。 修正しておきました。 173.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 18 11 44 ID f/8eFeep 脳内補完しなきゃわからないようじゃ駄目だろ。 ヤンマと茜の人の小説と比べたらクズ。 あれくらい書けるようになってから投下してほしい。 非エロでもいいのはわかったが…。 むしろゆとりは俺じゃなくて159じゃね? ゆとりの書いた小説ってこんなかんじになりそう。 174.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 18 15 01 ID zjTaPsj4 170 ,173 自分がわからなかったから作者にもっと上手く書け? どんだけ読解力ないんだ…。冗談抜きでリアか? 人間五体満足でも幻聴幻覚を見る人なんざいくらでもいるだろ? 少女は自分の脳に『幻覚』を見せられてたって説明で意味がわからないのか? >灰が積もっている 地上は汚染されて地下に移住したって描写があるんだから、核でも落ちて 全焼し、死の灰が降る土地になったんじゃないかとかそれくらい補完しろよ。 >脳が変 だから158の前書きで説明されているだろ『脳が女の子のために頑張る』って。 作者がいたたまれない気持ちになってきそうだな、作者氏申し訳ない。 175.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 18 17 47 ID ECHZBNgt 取り敢えず、他のSS引き合いに出して叩くのはやめような。 こんな事書かれたらヤンマの人だって来にくくなるだろ。 そういう思いやりが出来ないのがゆとりなんだって。 176.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 18 23 59 ID AmKl3pAG 170 なんかお前見てると不安だよ。例えばそのうち そよ風がだれそれの頬をなでた という表現に対して、 そよ風がなでるって意味フwww とか、そよ風って風速何mだよw とか言うやからが出てきそうでな。お前しっかりしろよ。 177.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 18 48 50 ID hhlVu/FD 物議の火種となってしまったようで、まことに申し訳ない。 ID aCDcgOw9さんとID zjTaPsj4さんの解釈で問題ありません。 170 分かりやすく描写できず本当に失礼いたしました。 ほのめかすのと脳内補完させるのは別ですよね。 少女の五感はほとんど使い物にならない状態になっていたために、 幻覚のごまかしが効いたわけです。 目と耳は無事に残されたが も幻覚の一端であったと思っていただければ。 あとは上にIDを出したお二方の見解をご参照ください。 今後も投下を行う所存ですが、何分稚拙ですので、 今回同様「白昼夢」をNGに入れておいていただければお目汚しは避けられるかと。 需要も供給もまかなえる変態エキスパートになれるよう精進します。 wiki管理人さん、回収ありがとうございます。いつもお疲れ様です。 私信ですが、 ヤンマとアカネの859さん あなたの小説大好きです!次の投下も待ってますハァハァ! 178.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 18 58 12 ID U/g5kKQy 173 分からないものを無理に分かる必要はないんだぜ。 179.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 19 01 33 ID f/8eFeep 177 なら最初からそういう説明してくれ。 一応NG用語用意してくれるみたいだからまあいいが。 175 そうだな。ヤンマの人ごめん。単に誉めたかったんだ。 180.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 19 10 42 ID TOJ8T/1L 177 遅ればせながらいい話だった 確かにその辺の説明あった方が分かり易いが 今の文章から美しさが半減する予感がする 俺は書かなくて正解だったと思う 181.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 19 19 05 ID xERb8u4+ 「描写不足」というのとは別に、説明も無くいきなり会話や中途の展開から始まる作品なんて、 ラノベはおろか、童話ですらザラにあるだろうに・・・ 星の王子様や銀河鉄道の夜を見てもただの電波としか思えない人種? それに人の作品をいきなりクズ呼ばわりしてる時点でもう説得力皆無 182.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 19 32 58 ID f/8eFeep なんか分かった気がする。 少女の父親が死んだときから声が聞こえてたってことは 少女が感染して脳がやられたから脳が人格を持ったってことか? 180 ないない美しくないないw もっと綺麗で分かりやすい文書く職人いるし。誰とは言わないが。 183.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 19 54 07 ID 3Ici6wcJ 182 十分綺麗で分かりやすい文だと思うが お前本当にこの板見れる年齢か?あと、なんでそんなに上から目線なんだ? お前の言う綺麗で分かりやすい文って、一から十まで説明してくれてる文のことかよ 自分の読解力がないのを作者のせいにするな 184.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 19 56 56 ID zjTaPsj4 だからお前の国語の成績が悪いのはわかったから、 人を叩くために他の人を持ち出すのを止めろ。 自分の理解力の無さを正当化する為に人の作品を屑呼ばわりも止めろ。 全ての人間の価値観は同様のものだとでも思ってんのか? お前が理解できなかった文章を美しいと感じた人の感性も想像できないほど ゆとりなのか? 185.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 19 58 55 ID bATJ1mRn まあ評論まがいの叩き行為しか出来ない奴も居るんだ。 そっとしておこうぜ、頭が可哀想な奴なんだよ。 気持ち悪いのはスルーに限る。 まあそれはどうでもいいとして、別人格萌えだ。 少女自身の脳ってのが美味しい。 異色のもの同士が互いに相互保管な関係は好きだ。 人外に欠陥した人間はよく似合うと思うんだ。 盲目の少女の目になるとかというか目そのものとか。 神経繋がってるから快感共有できるぜ。 186.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 01 04 ID 6ADB3+Qd ……前スレは理想郷だった。 みんなの萌が集まる場所だった。 落としてくれる人への敬意を忘れた住人なんて誰一人いなかった。 まして建設的じゃない中傷を再々書き込むような人なんか現れることも想像だにしなかった。 そうか……どんなところでも人が集まればこうなることは自明の理だったんだよな あのスレがあまりに居心地のいい、よすぎる居場所だったから忘れてたよ。 所詮は…ひと時のまほろばか。 前スレが異常なんであって、今の状況がごくありふれたことなのだとわかっている。 でも、ひどく悲しい。 187.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 04 12 ID hhlVu/FD 185 異色のもの同士が互いに相互保管な関係は好きだ。 人外に欠陥した人間はよく似合うと思うんだ。 雪風を連想した。 そうか、あのカップルがあんなに魅力的に見える理由はそれか。 188.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 11 44 ID mWwNrj1i 事の発端はエロパロ板なのに非エロが普通にある事ではないだろうか。 自分はそれでも構わない。むしろ垣根無く喜んで読ませて頂いているが、エロだけ求める人が来て板の意向に則ってないと文句を言うのは当然だろうな。 この際人外×人間のスレをエロ小説投下用と非エロ小説投下用の板で分けてみたらどうだろうか? 189.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 17 31 ID Xh6QdkQ6 要するにとりあえずケチつけて空気悪くしようとする荒らしなんだろ… 無自覚でも意図的でもタチが悪すぎる… 前みたいな楽園に戻るかはわからんがこういう手合いはとにかく無視に限るよ 185 このスレ的には人外に該当しないけど自分も別人格好きだ。 他でもない自分を救うために現れた、自分にしか見えない幻覚とかロマンだよな 190.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 19 20 ID ECHZBNgt 「ひえろてなんですか?」 「たまにのってあそぶひとだとおもうです」 「ぼでぃぺいんてぃんぐがなういかんじ」 「なういとかしごです」 「おまえはもおうしんでいる?」 191.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 20 24 ID TOJ8T/1L 非エロが増えるのがヤダヤダと言って女叩きしてた奴と同一じゃね? こんな脳足りんが二人もいると思いたくない 192.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 24 55 ID f/8eFeep 188 ピコジャンルでスレ分けるのは逆効果だろ。 今以上に悲惨になる。 非エロには我慢してこのスレ一本でいい。 193.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 28 53 ID yfDa+yKA チクショウ!僕だって妄想力があればネタ全部消化して小説かいてるんだYO! まぁ荒れる話題はあぼーんで解決。ヘタに刺激しないようにね。 個人的にはもうこのスレも既にピコジャンルになってる感がいなめないので我慢しようぜ っつーか。変態な紳士淑女のスレデスヨここ。 194.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 30 27 ID nWRxYzDl 非エロなくしたらエロが増えるってことはないと思う。 今のままでいいんじゃないか? 非エロ読んでエロ妄想がはかどることもあるし。 それにしても、女叩きに読解力皆無なヤツ… 同一の荒らしか? 195.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 33 02 ID f/8eFeep 読解力がないって言われてるのは俺? 俺は別に作者が女でもいいが。 196.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 36 49 ID hGaBnHPi 192 三年ROMれ とりあえずエロパロ板に来れる年齢になってから来い 197.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 39 18 ID YaU3oZ7n 195 ことさら読解力がないって聞くってのはおまえさん、自分自身でそれを認めてるのと 同じだぜ。もう文章自体読むの止めたら?ここにいる意味無いでしょ。 198.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 43 27 ID 3Ici6wcJ 195 もっと上手く書けないか? クズ まあいいが もっと綺麗で分かりやすい文書く職人いるし 我慢して まず上から目線を止めろよ。 お前がいっちょまえにスレ住民面してるのが気に食わない。 199.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 44 47 ID f/8eFeep 196 何か勘違いしてるようだが、俺はたぶんお前らよりずっと年上だぞ? お前らの親世代くらいだからオヤジってほどでもないが。 200.名無しさん@ピンキー2009/01/30(金) 20 48 28 ID ECHZBNgt 199のリアル年齢とかどうでもいいから。 早く萌え話に戻ろうよ 新しい話題ドゾー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー → 1-100 101-200 201-300 301-400 401-500 501-600 601-700 701-720
https://w.atwiki.jp/aegiswiki/pages/43.html
人外部隊 人類という定義には当てはまらない、又はその定義を当てはめるのが不適当な程の戦闘能力を持つ人員により構成される戦闘集団。 もしかしたら現時点で最強かもしれない。 当該部隊の現在の人員構成は下記(2012.5.25時点) Rock少佐:サイボーグ(経緯不明:Coming soon!) ジョセフ中将:戦闘機や潜水艦を素手で墜とす戦闘力から、ピクルと並び賞される人外 13二等兵(終身名誉二等兵):異星人(とかげ)(リザード星出身:He shall return!) けもにゃぁ:妖精(ぬこ)(ケットシー:隊員紹介参照) はなこ二等兵(衛生兵):屍霊(詳細不明:心して待て!) グリーンラズベリー花中将(ラズベリー花隊):花の精霊(ラズベリー花家の方々) ブラックラズベリー花准尉(ラズベリー花隊):花の精霊(ラズベリー花家の方々)
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/134.html
【なんでもあり】人外と人間でハァハァするスレ2 101-200 1-100 101-200 201-300 301-400 401-500 501-600 601-700 701-720 101. 名無しさん@ピンキー 2009/01/27(火) 11 51 31 ID lXMbpVOG 98 仕切り厨みたいでスマンが TFだと他に獣化スレや変身スレとかもあるから どこの描写が重点的かで落とし分けかな 91 102. 名無しさん@ピンキー 2009/01/27(火) 12 33 51 ID nwPZmCc6 つーことになるとサイボーグなんかも扱いが難しいよな? まあ間口が広いのがこのスレの長所だし、落としどころが微妙な人外×人ネタの投下もアリかと あくまで俺としてはそう思うってことね 99 エロパルドとウルに期待 赤毛といつきのフラグ描写に危機感を覚えた 103. 名無しさん@ピンキー 2009/01/27(火) 16 20 21 ID olJGh9D1 毎回この会話するの面倒じゃないか? 自分としては他に落としたいスレがなければ、何でもここに落としていいと思うけど 104. 名無しさん@ピンキー 2009/01/27(火) 17 19 14 ID ZNA5/KC9 ふと、雌のお狐様と男のペアを考えた 子どもの時からずっと男に憑いてて、他の怪から守ってる オカンみたいな性格でちょっと口うるさい かつて憑いた人間に似てて一目惚れしたから憑いたとは、恥ずかしくて言えない狐さんであった 105. 名無しさん@ピンキー 2009/01/27(火) 17 49 30 ID 2MCdUBAQ 101 でも何となく変身とか人体改造のスレって「人間性の否定」みたいなのが 根底にある気がして人外×人間好きな人には薦めづらかったんだ なんとなく相手も人外の方が好まれてる気がする 基本自分も 103 だと思ってる 106. 名無しさん@ピンキー 2009/01/27(火) 23 27 03 ID RBl0FFbn ドラゴンの女の子×人間の男の子、なんてここじゃ需要ありますか? 107. 名無しさん@ピンキー 2009/01/27(火) 23 56 33 ID XfZ/R+Mm 変身スレは理性から本能に堕ちて、獣そのものになる描写に需要があるんじゃないかな。 105 の言うとおり人間くさい人外ってのはあまり好まれない気がする。 このスレはどっちかっていうと、理性保ったまま自分の姿に苦悩する方が合ってるかな、と。 あくまで自分の見解だけれど。 紳士淑女で思慮深い人外萌える。 そんなわけで人外♂×人間♀にしろ、人外♀×人間♂にしろ、そこに萌えがあるなら良いと思う。 需要は落とした瞬間に湧くってエロい人言ってたしね。 108. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 02 09 56 ID sIxcT7tA 基本このスレはよく訓練された変態たちで構成されてるし 該当スレが見当たらないなら容赦なく投下すればいいと思う いや、容赦なく投下してくださいお願いします 人外♀でもいいじゃない オカルト娘スレとかに投下できないネタならこっちでいいよ 自分は、別種の生物ゆえに困難な性行為を相手を気持ちよくさせたい一心で行う姿に萌えるから 人間っぽくない人外ならどっちが人外でもいいかもしれない 109. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 08 34 42 ID J6Sd0D83 90 どこの民族の伝承だ 日本の古い伝承みたいだな。 お盆に虫を殺しちゃいかんのは、虫が先祖の分身だからなんだそうだ。 俺も初耳だったが、地域によってはそういう伝承がまだ根付いているのかもしれん。 110. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 10 44 21 ID DRX31LES 109 チャンピオンで連載している「幻仔譚じゃのめ」を連想した。 人と妖の異類婚とか、蛇や蜘蛛の精霊の血を引く人たちとか、 色々と人外スキーには堪らない漫画だ。 111. バスティア・アバンチェス 2009/01/28(水) 12 42 10 ID jZQRAMeB 107-108 ありがとうございます。ならばお言葉に甘えて……。 少しグロい描写とかあります。苦手な方はご注意を。 112. バスティア・アバンチェス 2009/01/28(水) 12 48 18 ID jZQRAMeB 【 1 】 かろうじてその鎌首を持ち上げると――その頭上遙かで丸く切り取られた青空を確認し、彼女バスティア・アバンチェスは深くため息を ついた。 『うかつであった』 その首根を再び地へと落とし、誰に言うでもなくバスティアは呟く。 場所は死火山の火口奥底――その地にて今日までの一週間、彼女は身動きもとれずにうずくまっていた。 遠目からは漆黒と見まがわん深い紫紺の流鱗と、稲穂のよう光り輝く黄金の体毛を背に走らせた四足の翼竜(ドラゴン)――それが 彼女である。しかしながら斯様に美しき偉容とは裏腹にその実、彼女は『邪竜』としてこの世の生物達からは恐れられる存在でもあった。 そもそも彼女の名である『バスティア・アバンチェス』とは、『終わり(バスティア)』と『始まり(アバンチェス)』の単語とを 組み合わせたものである。 彼女の振る舞いにより破壊が行われ、そしてその荒野からまた、新たに生物や文明が誕生する――といった経緯を物語っていたものが、 いつしかその固有名詞として定着してしまっていた。 本来はそれほどまでの脅威を誇る竜であるのだ。 ならばなぜ、そんな彼女が今こうして動くことすらままならずにうずくまっているのか。ことの発端は一週間前――らしくもなく嵐の 夜に空を翔けたことにあった。 別段理由があったわけではない。ただその日、なにやら暗雲立ち込める夜空に心惹かれた彼女はそこへと飛び立ち、そして落雷の直撃 を首筋に受け、こうしてこの死火山の底へと墜落してしまったのである。 少なからず竜の生態に知識のある者ならば、『彼女の逆鱗に雷が落ちたからだ』とその状況から推測するのであろう。しかしながら その答えは、半分しか正解ではない。 そもそも竜に『逆鱗』などという器官は存在しない。『逆鱗』とはすなわち、竜の『脊髄』の位置を示したものであるのだ。 いかに邪竜と神格化される存在とはいえ、彼女も歴とした脊椎動物である。古の冒険譚の中に見られる、かの『逆鱗を攻撃されて 倒される竜』の件(くだり)とはすなわち、『脊髄を攻撃されて、仕留められた』ということなのである。 しかしながらその『逆鱗』――脊髄の正確なポイントとて、そうそうに見分けられるようなものではない。仮に見極めに成功したと しても、今度はそこらを覆う頑強な鱗の隙間を縫って攻撃を当てなければならないのだ。 まさにそれを為し得るは『奇跡』としか言いようがなく、そして『奇跡』であるからこそ、その事実は冒険譚として語り継がれ、 さらには今日に『逆鱗』なる単語もまた認知させるに至っているのである。 閑話休題。それゆえに今回の一件は、彼女バスティアにとっても予想だにつかないことであった。 113. バスティア・アバンチェス 2009/01/28(水) 12 49 05 ID jZQRAMeB 先にも述べた彼女の脊椎はそんな鱗にて幾重にも守られている。その鱗それは、数千度におよぶ溶岩の中にあっても溶けることはないし、 また身を覆う体毛は極寒の氷雪の中にあってさえ、彼女を凍えさせることはしない。だからこそ、そんな無敵の鎧に身を包むがごとき 自分が、糸ほどに細い落雷の一撃で数日間もマヒしてしまう状況など、微塵として予想し得なかったのである。 故にただ、バスティアはこの現状にため息をつき続けるばかりであった。 しかしながら、そんなため息の理由は今の身の上を嘆くだけに留まらない。彼女を辟易させているもう一つの理由――それこそは、 「ステアー、いるー?」 『くッ! 今日も来おったかぁ……糞餓鬼!』 突如として場に響くその声――少年のものと思しき声の音(ね)に、バスティアはあからさまにその表情を引きつらせ不機嫌なものと させた。 そうして視線を向けるその先。いずこか外部と通じているのであろう洞穴のひとつから顔を出したのは――人間の少年であった。 年の頃は10歳と少しほどであろうか。栗毛の短髪とビー玉のように艶やかな黒の瞳からは、どこか仔犬のような愛くるしさを覚え させる。――しかしながら今のバスティアにとってはそんな少年が、何者にも勝る『天敵』であるのだった。 「おはよ、ステア♪ 怪我の具合はどう?」 水の入った木桶のバケツを両手に下げて走り寄る少年。よたよたとバケツの重みに振り回されながらバスティアの鼻先まで近づくと、 少年はその容態を訪ねるよう語りかけそして鼻頭をなでる。 『気安く触るなよ、人間風情が! その臓物、ぶちまけられたいか!?』 それに対してバスティアも怒気を含ませた声で少年を威嚇する。 威嚇するが―― 「ふふふ♪ 大きい声も出せるようになってきたね」 そんなバスティアの威嚇に彼女の元気な様子を悟ったのか、むしろ少年はその花のような笑顔をいっそうに明るくさせるのであった。 『――クソ、なぜ通じんッ?』 そんな少年を前に毒気を抜かれ、脱力に鼻を鳴らすバスティア。 件のここへ墜落した翌日より、まるで少年はここにバスティアが落ちたことを知っていたかのよう、薬やら食糧やらを持って訪れて いたのだった。 それだけならばバスティアとて、こうまでその嫌悪を露にすることはなかっただろう。しかしながらこの少年――そんなバスティアを 『介抱』する以外にもひとつ、ここへ来るたびに彼女へ対し『とある行為』を済ませていくのであった。 「うんうん、傷はもう全部治ってるみたいだね。なのに、どうして飛べないんだろうね、ステア」 『う、うぅ……』 ひとしきりバスティアの体を清拭すると、少年はわずかに瞳を細めたその視線を彼女へと送る。 笑っているとも、はたまた獲物を狙う肉食獣が目蓋を引絞っているとも見えるその視線――どこかサディスティックなそれに当てられて、 バスティアはただうめきを漏らすことしかできない。 114. バスティア・アバンチェス 2009/01/28(水) 12 49 50 ID jZQRAMeB これから自分へと行われようとしていることに――この少年がここへ通い始めてから今日にいたるまで欠かさず行ってきた『その行為』を 想像して、バスティアはただ恐怖とも不安ともつかない何とも曖昧な感覚に胸を苦しくさせられる。 「ステア……」 やがて少年は熱のこもった声で彼女の名を呼ぶと、そっとバスティアの鼻先へと口づけをした。 それが始まりであった。 そこから少年の唇は、小魚がついばむよう幾重にも愛しげにバスティアの横顔を愛撫して進んでいく。 『や、やめろぉ……こそばゆいでは、ないかッ』 徐々に口角へと近づきつつあるそんな少年の唇にバスティアも上擦った声を上げて抵抗する。しかし、 「ん〜♪」 『あ、んむ。ん、ん……』 それも虚しく、そこへとたどり着いた少年の舌先はバスティアの牙の間から侵入し、チロチロと彼女の舌先を舐り撫ぜる。ヌルヌルと 舌同士の粘膜が絡み合う感覚に、バスティアの意識はとたんに霧散して、ただその行為のみを感じ取ることに集中して忘我の極みに達する。 そう。この少年が彼女との邂逅の際に欠かさず行う行為――それこそは、『彼女を犯す』ことそれであった。 いちばん最初の出会いを果たしたその時から、少年は積極的に彼女を責め立てていた。 それこそ最初の頃は激しく声を荒げて抵抗したバスティアであったが、その行為が3回目になる頃、彼女の中にも変化が現れた。 こともあろうにバスティアは――この少年の手によって絶頂へと導かれてしまったのである。 そもそも彼女の存在とは、何人にも干渉されることのない『絶対の存在』であった。言うなれば、この世界における食物連鎖の頂点に 居る存在といっても過言ではない。 しかしそれ故に、こと『蹂躙』されることに対しては弱くもあったのだ。 今まで犯されたことのなかった彼女は、それに対する抵抗や身の処し方というものを全く知らなかった。ただ為されるがままに受け 入れ、そして犯される――そんな免疫の無いバスティアが落ちるのは早かった。 4回目にして彼女は歓喜の声を揚げ、そして昨日のこととなる6回目には少年の名を何度も呼び、そして絶頂を迎えた。 それこそが彼女の苦悩のひとつであった。 そうして犯されて何も考えられなくなっているうちは幸福である彼女も、いざ一人となって我に返る時――その時の自分自身を振り 返り、なんとも言いようのない不安に駆られた。 仮にも己自身を『人間よりも上位に位置する』と自負している彼女にとっての現状は――人間如きの手で悦びを与えられているこの 現状は、屈辱以外の何物でもなかった……はずである。しかしバスティアは今、そこへ強い悦びを覚えているのだ。 凌辱を通じてバスティアの心を行き来する『プライド』と『悦び』――そんな揺れる心にバスティアは、この少年の手によって自分が 変えられてしまうかのような不安を感じ、それに慄くのであった。 115. バスティア・アバンチェス 2009/01/28(水) 12 50 38 ID jZQRAMeB ゆえにこの少年が現れるたび、そして顔を合わせるたびに必死に抵抗はするのだ。 今日こそはこの少年を受け入れてしまわぬように――そして今日こそは自分自身を失わぬように。……しかしひとたび彼に触れられる と、それもあっけなく霧散して彼女の中から消えてしまうのであった。 そうしてひとしきりその口内と舌先を弄ばれる頃には、 『テス……テス。もっと、もっと慰めてくれや』 少年・テスのその名を呼んでさらなる愛撫を求める雌に、バスティアは変えられてしまっていた。 「うふふ、初めて会った時よりもずっと素直になったね。いいよ、好きなだけしてあげる……今日は一晩中、そばにいてあげるから」 今一度、今度はしっかりと想いを込めてバスティアへテーゼを捧げると、少年の唇は彼女の流線形の体を緩やかに下って行った。 仰向けにするよう彼女の内腿を外へ押しやると、バスティアはその前面が露になるよう正面のテスへと体を開く。鱗と体毛に守られた 背面とは違い、腹側は高質化した皮膚と強(こわ)い筋肉によって、見るもなだらかな肉の隆起を形成している。 『あ、あぁ……ッ』 その隆起をついばみながら移動するテスの唇にバスティアは息を押し殺すように詰まった声を上げる。そこからくるこそばゆさが得も 言えぬ快感となって体を走るのだ。 そしてこれから行われるであろう行為を想像して、彼女の『雌』は如実にその変化を体に現わせた。 「うわ、もうこんなにおツユが出てきてる。初めての時は『この場所』がどこか判らなかったくらいなのに、今じゃすぐ判っちゃうね♪」 そう言いながらテスはバスティアの両腿の付け根――そこへ縦に刻まれた雫の滲むスリットへ、押し込むよう人差し指の腹をくいこませた。 そしてそこから、下から上へ弾くかのようにそのスリットの溝をなぞり上げた瞬間、 『ん、んうぅ! くひぃぃ……ッ』 線のように閉じきっていた膣はそこへ、大輪を咲かせるかのよう大陰唇の肉弁を左右へ大きくはみ出させた。 さらにはそんな人差し指に弾かれた最上部には陰茎とも思しき程に発達した陰核(クリトリス)が露出して屹立する。 「ふふふ、今日もキレイに咲いちゃったね。ステアのおまんこ♪」 そんな露となった膣の眺めへ満足げに微笑むテスと、一方で羞恥心の限界からきつく目頭を閉じて横顔を背けるバスティア。 そうしてその間口を開けた大陰唇の左右それぞれをワシ掴むと、テスは無遠慮にそれを開き拡げた。 『う゛あ゛ッ……んんん!』 その荒々しい扱いにバスティアは顎をのけ反らせて声を上げる。同時にそんなテスからの刺激に反応して、惜しげもなく拡げられた 膣口からは放尿の如く愛液のしぶきが噴き出した。 「今日もいっぱいステアのおしっこ飲んであげるね。いっぱいいっぱい出してね」 そんな目の前の光景にテスものどを鳴らすと、顔の前面全てを埋めるかのようしてバスティアの膣口へ舌を這わせる。 116. バスティア・アバンチェス 2009/01/28(水) 12 51 19 ID jZQRAMeB せいぜいその身長1メートルほどのテスに対し、一方のバスティアは体長4メートル強――二人の間には実に3メートル以上のサイズの 違いが見受けられる。かような体格差があるテスにとってのバスティアの膣とは、大陰唇を含むその全体に頭が丸々埋まってしまうほどに 広く大きい。それゆえにテスの彼女に対する扱いも、体全体を使った何とも荒々しいものとなる。 顔の半分を埋めていた肉壁の中から口を放すと、今度は僅かに開きかけたその膣の中へと、テスは深々と右拳を埋め込んだ。 『は、はぐぅ……ッ、う、うぅんん!』 膣とはいえ野生の竜の筋質とあっては、その締め付けと弾力も生半なものではない。埋め込んだ拳をその中で反転させるとさらにテスは 肩口に力を込め、その半身を踏み込ませながら彼女の膣内へと、その右腕丸々を挿入させていくのだった。 肩口いっぱいまで右腕を挿入するとテスの拳の先端は、膣の底ともいうべき子宮の入り口に触れて止まった。 「うわぁ、ステアのおまんこ柔らかくなったね。今日は一番奥まで着いちゃったよ?」 『ん、んう……ん、ん……』 そのことに達成感を感じてか、テスは興奮した様子でそのことをバスティアへと告げる。しかしながら当のバスティアはそれどころでは ない。今までにないその深い挿入に息をか細くして、快感とも苦痛ともつかぬ感覚それへただひたすらに耐えるばかりであった。 「ねぇー、聞いてるのぉ? ステアー」 『あッ、はうぅ……! う、動かすなッ。腹がねじれそうなの、だ……』 「えー? せっかくここまで入ったんだよ? すごいことなんだから、もっと嬉しそうにしてよぉ」 『あッ、あおおぉ……!』 何ともつれないバスティアの反応に、テスも手持ち無沙汰に膣の中の拳をこね回したその時である。 『ん、くふぅぅん……お願い……お願い、だから』 思いもかけずバスティアから漏れたその、苦しみを孕んだ艶やかな声がテスの琴線に触れた。 「ねぇ、苦しいの?」 判りつつも訊ねつつ、テスは膣の拳を反転させる。 『おご!? んおぉぉ……ッ』 そんな動きに案の上、押し殺した声をあげてその頭をのたうたせるバスティア。 その様子に――テスの幼い笑顔にはこれ以上になく無垢で、そして残虐な光が宿った。 そして、 「もう、ステアったら……人が訊ねているんだから、ちゃんと答えなきゃだめでしょ!」 『ッ! うぎゃうぅぅ!!』 膣の中の拳をわずかに引き抜くと次の瞬間――まるで小突くのよう、再び突き出した拳の先端でバスティアの子宮口を打ちすえた。 その一打に――その苦しみに覚醒され、大きく目を剥いてバスティアは声を上げる。 それが始まりであった。 117. バスティア・アバンチェス 2009/01/28(水) 12 52 08 ID jZQRAMeB そんな一打を皮切りに、テスはかの子宮口の殴打を続ける。激しいそのピストンに撹拌された愛液が白く泡立って、テスを受け入れる 膣口の淵から止め処なく溢れて流れ落ちる。 斯様に激しい愛撫に、当初は下痢の腹痛にも似た苦痛を感じていたバスティアであったがしかし、 『ん、ん、ん……おぉ、うぅぅッ』 体は次第に解きほぐされ、やがては順応していく。 テスの拳が子宮を叩くたびに意識は白く飛び、息苦しかった呼吸は胸の鼓動とシンクロして新たなその快感を、オルガスムスの波に変えて バスティアへと打ち寄せた。 そしてその様子を誰よりも敏感に感じ取るテス。 「ステア、気持ち良くなってきた?」 『あ、あおう、おおうぅぅ……良い、いいッ。もっと、もっと……ッ』 尋ねるテスの声に、バスティアはその鎌首を大きく振り乱して、更なる快感をむさぼろうとその身をよじらせる。 「本当にステアはエッチになっちゃったね。そんなエッチなドランゴンには、ちゃんと躾してあげなくちゃ」 一方でテスはそんなバスティアの乱れように満足しつつ、さらに彼女を責め立てようと右手のひねりを膣壁へ大きく巻き込ませる。そして 子宮に触れたその最深部にて、テスは閉じていた手のひらを目いっぱいに広げた。 『ひッ、ひぐぅ!? ま、待て……広げるなぁ。指先が、さ、刺さる……!』 その内部での変化に目を向くバスティア。しかしながらこの悪太郎の思惑がそんな単純なものであるわけがない。 「こんなもんじゃないからね……今日は、悪竜(ステア)退治をしちゃうんだから」 そして次の瞬間、広げた指々を閉じたその手の平は――その奥に潜むバスティアの子宮口をわし掴んだ。 『んぐッ――、ぎゃああああああぁぁ!!』 その感触とそして痛みに、バスティアは声の限りに悲鳴を上げた。 仰向けの体の両膝を立て、投げ出した四肢は爪を立てて地表を掻き毟る。斯様にしてテスの暴挙から逃れようと体をのたうたせるも、 「逃がさないよぉ、ステア」 テスは逃がさない。 壊れた水道管のよう失禁とも愛液ともつかない粘液の噴出す膣に体を埋めたまま、内部で二度三度と子宮口の入り口を握り直すと、いよいよ 以ってテスはわし掴んだ子宮それを引きずり出そうと右腕に力をこめる。 『んぎ、んぎッ、んぎぃぃ……! や、やめ……ッおごおおおぉぉ!!』 まさに内臓を引き抜かれんその感触に、もはや声にならない声でもだえるバスティア。しかしながらそんな痛みと衝撃の中にありながらも ―― 『お、おおおぅ……んごおおおおぉぉん!』 その荒々しいテスの愛撫に、次第にバスティアは快感を見出していった。 118. バスティア・アバンチェス 2009/01/28(水) 12 53 17 ID jZQRAMeB 激しく引き抜かれんと子宮口が握りなおされるたびに快感の波が押し寄せ、そしてそれをわし掴んだテスの右腕が、愛液のぬめり帯びて 膣内を行き来するたびに、バスティアは意識を朦朧とさせた。 『おほッ……んふぅう……! もっとぉ……テス、もっと激しく! もっと、もっと……』 「あれあれ、もう慣れちゃった? これじゃおしおきにならないよ。こまった淫乱竜だね、ステアは」 更なる愛撫を求めるバスティアに口ではそういいながらも満足げなテスは、その要求に応えるべく、半身に開いていた体を彼女の膣に 対して正面に整える。 そして、 「じゃあ、本当に壊しちゃうよ? ……いいね?」 すでにその中へ預けていた右腕へ沿わせるように膣口へ左手も添えると――ついにはその両腕をテスはバスティアの膣へとねじりこんだ。 『んぐ!? ぐひぃぃいいいいい!!』 右腕一本であった時は比べ物にならない膣口の広がりに声を上げるバスティア。 「入った入った♪ え〜っと、あとは……」 一方のテスも新たに侵入させた左手を右手に合流させると、彼女の子宮口を手探りでさぐる。そしてもとより右手で握り締めていた子宮口の 入り口を、さらに左手も添えて握り直すと、 「いっくよ〜。せーの、それ!」 『ッッ――――』 両手を以ち、渾身の力でバスティアの子宮それを引き出し始めた。 『ぎゃああああああああああああッッ!! あッ、おッ! おぉ! おごぉんおぉぉおおおおおおお!!』 その瞬間、生物の上げるものとは思えぬ声でバスティアは吠え猛けた。もはや「あえぎ声」などという範疇を超えた苦しみを孕んだ声の 衝撃は激しく、空気を振動させ天高くに漂う雲すら撃ち払わんとするほどの勢いで辺りに響き渡った。 ---------------------------------------------------------- とりあえずここまでとなります。 続きを書いたらまた報告させてもらいます。 119. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 13 19 04 ID x0idtXGN 竜姦キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 120. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 15 25 23 ID gsQdWBiF メロメロになってるステアたんかわいい。 大きい人外はいいなあ…全身使っての愛撫はロマンですよね。 121. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 16 27 41 ID w4H4Sz6x まさかステアは死火山落ちるまで処女だったのでは…という疑惑が浮上した 孤高の純潔ってやつっすか 楽しかったよ、GJ 122. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 20 17 44 ID J6Sd0D83 ところで前スレの流れとか 89 とか見てお前ら何も思わないのか? スレ住民に女がいてむかつかないか? 俺はかなり嫌なんだが…。 便器はエロパロ板に来るなよ。 123. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 20 35 19 ID tRgIbop2 スルー能力検定実施中 124. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 21 02 46 ID E0xnY8gV 前スレで思い出した 検索で異種族恋愛は参考になった 確かに人間寄りな人外が多いが検索できるだけありがたい 125. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 21 11 05 ID J6Sd0D83 ほらこういう女くさい流れになる。 蜘蛛の巣張った腐れマンコはやおい板にでもこもってろよ。 126. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 21 23 58 ID E0xnY8gV 蜘蛛×女で蜘蛛の巣プレイだと!? 127. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 21 27 03 ID fD2PfeNc 体格的な問題で交尾できないから、せめて陰部を糸で封鎖しようということか なんという素晴らしい執着心 128. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 21 43 01 ID J6Sd0D83 こういう話のそらし方って同人女っぽくてキモい。 129. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 23 01 15 ID kV1Dd7Vz 118 GJ!! 大きい女の子はいいなw 竜かわいいよステアちゃんかわいいよ 人間×人外♀は大好きなんだが、供給が少なくて飢えるよな 130. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 23 10 48 ID NAi9E6/X だな。自分の妄想にも限界があるから、このスレがあって本当によかった。 131. 名無しさん@ピンキー 2009/01/28(水) 23 49 23 ID HtiZBgLN 118 GJ! 竜のテンプレをなぞるようなツンデレデレで吹いた。 いいぞもっとやれ 129 貴様っ 人間♀x人外♀でもイケる口なのだな?だな? …嘘デスごめんなさい。 132. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 00 14 54 ID weg/btvW 131 性別関係なく行ける口ですが何か 種族も性別も超越すればいい 133. 97 2009/01/29(木) 00 20 08 ID yD1xD9dd 読んでいただいてありがとうございました。 98-100 特に感想をありがとう ニーズ低そうな話で申し訳もございません。最後にアンバース、TF臭わせと ちょっとだけエロくしたつもりだったですがま、それはそれでまたいずれ。 134. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 02 16 01 ID dy73/7Z9 128 sageてるとこを見るとただの荒らしじゃないんだろうから言っておくが、 人間半分は女なんだ、特にこんなニッチスレでは目立つのも仕方ないだろう。 けど男女関係なく作品投下するし、スレも盛り上げる。 出来るなら今のこの安定したスレを保ちたい。 ただ煽るだけじゃなくて何が不満か言ってくれないか? 変に口挟んでたら申し訳ない。 あと不覚にも蜘蛛のくだりで萌えた。 人外側が本来持つはずのない執着心に戸惑ったりするのはいいよなあ。 135. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 04 31 25 ID RF+m1bwr 良く考えろ、脈絡もなく女叩きをしだす方が スレの流れに即してなくて邪魔だから 荒らしの自覚が仮に無かったとしても荒らしだよ 136. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 04 42 35 ID dOc4Gn4r 異種だからこその違いっていいよな。 人外と人間で、どうやってアレコレしようか直前で悩んでたりして。 二人して試行錯誤しながら、いろいろ試したりしたらいい。 137. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 08 02 28 ID Zmki9q/t 134 世界人口の半分は女でも、普通の女はエロパロ板なんか来ない。 発情する三次元女とかキモすぎるだろ? 女が来ると「男キャラ可愛い」てゆうレスと非エロが増えて嫌なんだよ。 女はディズニー映画でも見てれば十分だろ。 デフォで馬鹿な性別なんだから身の程を知って慎んでろよ。 138. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 08 54 17 ID yytNUrPv なんで 137 そんなに必死なん? 139. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 10 11 31 ID Zmki9q/t だって嫌だろ? 140. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 10 33 05 ID dy73/7Z9 135 そりゃそうなんだけどさ。 酷い物言いでも一人のスレ住人じゃないか。 こんな話で茶を濁すのは申し訳ないけれど…。 137 そんなに二次元が好きならここには来るべきじゃないだろうな。 それとも素晴らしいエロ書いてるのが全部男なんてそんな事思ってるのか? お前の世界は相当狭いらしいな。 曲がりなりにもスレを読んでたみたいだから残念だ。 狭いジャンルな上にスレも出来たばかりの手探り状態。 多分ここはお前が求めてる作品は出てこないよ。 そんなに犯される女の子が好きなら別の所に行くと良い。 あとお前に言うことは何もないよ。 皆さんも邪魔して申し訳なかった、あとは黙るよ。 こんな話の後だが、今後も良い作品が投下されるといいなあ。 141. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 17 08 20 ID 5RKl1U3l 139 まぁ女臭いレスが続くと萎える気持ちはわかる でも無理に追い出そうとしてもこういう流れになるだけだろ? お前好みのネタやSS投下して流れ変えてくしかないよ 混沌としたスレだしこういうこともあるさ よく考えてみたら前スレから人外♀ネタはいろいろあったな スライムとかメタモンとか不定形娘いいな… アレコレ指示出してやれる形にしてぬるぬるうねうね 142. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 17 55 13 ID Zmki9q/t 女臭くなったら逐一叩くしかないか みんな乙 女ども 叩かれなくなければ今のうちに消えろ 143. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 18 43 19 ID jz1VFU7t 自分の気に入らない流れに反対するには取り敢えず性別を出せばいいっていう 浅はかさと、性別しか相手に優越感抱ける物がない 142 には恐れ入る。 ネットエスパーして判断した性別なんていうあいまいなものを根拠にするより、 「俺が気に入らない書き込み、投下は一切するな」 とはっきり言った方が分かりやすいんじゃないか。 144. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 18 44 24 ID 0S/wp783 うちにいるエロエロなスライムさんが 消えろと言われて泣いてるんだがどうすればいい? 145. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 18 48 01 ID +t5l+S2D やさしく慰めてその様子をスレに投下すればおk ところで前スレで評判だったまりんとメランを見たんだが、あれ良いな あんなふうに人外と人間の恋愛を真っ向から描いた作品って他にない? 146. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 19 51 27 ID weg/btvW 美女と野獣……は、元人間だから違うか? ビースト大好きなんだが。 火の鳥はそういうの多いよ。人間男と人外女で。 147. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 20 11 06 ID 66/1NIaS ビーストのもふもふ具合は異常 懐かしアニメの「世界の昔話」シリーズの野獣が糞萌える。 中の人がカカロットだけど。 個人的に好きなのは 阿智太郎の「僕の血を吸わないで」(吸血鬼♀x男の子) 「僕にお月様を見せないで」(狼男♂x女の子) だな。gdgdなラブコメなんだけどあの雰囲気好きだ。 148. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 21 39 04 ID KfaQIwU4 好みが分かれる上に人間×人外がメインな訳ではないが、去年やってたRDはよかった 以下軽くネタバレ 主人公の兄が、恋人をモデルに作られたアンドロイドと恋人との間で揺れて、 最後にはアンドロイドと生きてゆく選択をするってのがかなり良かった 149. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 21 53 55 ID zD3NmVhT SAMURAI7にてロボと幼女があるぞ。 ジェイデッカーはロボ×人間の宝庫。 他はにおわせる程度だからなあ…真向に恋愛!と言いきってるのはこれぐらいかな。 あとは名前しか知らないが獣戦士ガルキーバで一話だけそんな話があるらしい。 150. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 22 48 10 ID KevgF7T6 149 思い出し泣きするとこだったじゃないか。 151. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 23 20 59 ID dOc4Gn4r うしおととらの、とらと真由子も結構ガチだと思う。 結婚式は萌えた。 それにしても、人外の死亡率って高いよな。 死ななくても人間になったり、離れ離れになったり… 152. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 23 45 20 ID jt99WfO3 すでに何人かに言われているが、 ジャバウォッキーのサバタ&リリーもガチ恋愛してていいぞ。 人型サイズの恐竜×人間なので、爬虫類スキーには是非オススメしたい。 人外×人間の範疇から外れるかもしれんけど、 アップルシードのブレアリオス×デュナンとか(サイボーグ×人間) ドロヘドロのカイマンとニカイドウとか、(ワニ男×人間) 男がモロに人間外の容姿だと燃え&萌える。 153. 名無しさん@ピンキー 2009/01/29(木) 23 51 48 ID jt99WfO3 あ、今思い出したけどちょびっつも人間×ロボ恋愛物だな。 ロボットと添い遂げた人も出てくるし。 えーとあとは、小説だけどギブスンのモナリザ・オーバー・ドライヴで Aiと結婚した男が出てきた気がする。 154. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 00 44 34 ID bATJ1mRn 151 藤田は毎回やってくれおる。 月光条例にも期待のネコ獣人出てきたしな。 あんまりに死亡率高すぎて、人外×人間ってだけで死亡フラグですね!って…。 特に幼女と絡むと死亡率アップ。 155. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 12 24 02 ID hhlVu/FD 「未來のイヴ」が挙げられないのは定番すぎるからか? ガメラ3のイリスと綾奈の関係がエロティックで好きだ。 ガメラと浅黄の関係も好きだ! 心は交感できなくてもつながってる感じがしてイイ! 156. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 12 49 39 ID aCDcgOw9 151 大好きなCPだよ。 最後の戦いの最中にとらを起こしに来てた真由子が 髪を梳くシーンで号泣。 157. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 12 53 21 ID f/8eFeep 朝霧には幸せになってほしかった 今からでも熟年結婚すればいいのに あとキリオが女の子だったらめちゃくちゃ美味しかったはず 158. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 15 24 15 ID hhlVu/FD 人外×人間かは微妙なとこだが投下する。 脳が女の子のために頑張る話。 NG:白昼夢 159. 白昼夢 2009/01/30(金) 15 25 01 ID hhlVu/FD 風の薫る広野に、少女は立った。 はるばると広がる草原だった。茂る下草の絨毯の彼方には、靄にけぶる森があった。青空、雲、 緑、地下にはない全ての色彩がそこにあった。 背後には、地下の村へとつづく壕がある。内部深くは闇にかすんでうかがえない。ただ死臭だけを 吐き出しながら、壕は青草の只中で鉄扉を開いている。 村の者はみな死んだ。疫病にやられてしまった。光を失くし、音を失くし、最後に皮膚感覚を失って 死んでいった。残ったのは、死者の弔いを続けてきた少女ひとりだった。その少女にもすでに肌の感 覚はない。目と耳は無事に残されたが、病んだ心臓は不規則に早鐘を打ち続けながら、刻々と鼓動 を弱まらせている。最期の死者――父の亡骸の埋葬を終え、少女は地上に出たのだった。それは村 の掟で禁じられていたことだったが、滅んでしまった今となっては、少女をとがめる者はない。 こうして空を直に見るのは何年ぶりかと、少女はしばし思いをめぐらせた。赤子と呼んでもいいくら いに幼い頃、地下に移住する前に見たのが最後だろう。漠然とした青いイメージが「空」として記憶に 残っていた。しかし実物ははるかに雄大で、暖かな光を地上に降り注がせている。 「ねえ、とても綺麗ね。みんな、地上はとても恐ろしい場所になったと言っていたけど」 地上は荒れ果てた野に変わったのだと聞いていた。かつての緑豊かな姿はすでにない、と。 しかし少女の眼前の情景は、昔の姿となんら変わりない。白や黄の花が踊るたびに、軽い葉ずれ の音が耳をかすめる。病に冒された肌では風は感じられなかったが、幼い日の淡い記憶と齟齬する 要素は何もなかった。 『疲れたろう。横になるといい。草の上に寝転がるのも、気持ちいいんじゃないか?』 姿のない声が、少女に囁いた。 その声の主が誰であるのか、少女は知らない。少女の父が倒れ臥したときから側にいてくれた声 だ。泣きそうになる少女を何度となく励まし、勇気付けてくれた。この声があるから、少女は今日まで 気を強く持てたのだ。 少女は小さくうなずき、その場に横たわった。もう足が限界だった。柔らかい草が潰れ、かすかに青 臭くかおる。思いきり息を吸い込むと、土ぼこりが気管に入り、思わず少女は咳き込んだ。そしてふと 笑みをもらした。 肺が痛まない。息をするだけで痛んだ肺が、何の痛みももたらさなくなっていた。 風が吹く。 雲が流れる。 舞い散る花弁が陽にきらめく。 揺れる青葉を視界の端に捉えつつ、少女の目が蒼穹に影を見出した。白い鳥だった。大きな翼が 悠然と弧を描き、徐々に舞い降りてくる。 少女は白い面に笑みを刷いた。 「き」 ――きれい。 言いさしの言葉が最後まで紡がれることはなく、深い息だけが吐き出された。 少女の瞳が、青空を映したまま翼の軌跡を追うのをやめた。 『おやすみ』 もう届かない言葉を少女に送り、溶けた脳が静かに熱を引かせてゆく。 一面の青草は消え、風の音はやみ、無毛の荒野が姿を現す。晴れた空はどす黒い紅に染まる。 厚く降り積もった灰の中、少女の骸の傍らに1羽のハゲワシが降り立った。 とうに腐り果てていた心臓が動きを止めた瞬間だった。 160. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 15 34 01 ID hhlVu/FD 超短いw お粗末様でした。 161. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 15 53 44 ID AmKl3pAG 160 GJ。 おやすみ女の子(´;ω・`) 162. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 16 11 27 ID f/8eFeep 話がよくわからんのだけど。 最後の場面転換はなんだ? つかイタチ&スレチな気がするのは俺だけ? エロをくれよエロを。 163. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 16 13 22 ID f/8eFeep あと結局声は誰が出してるんだ? 164. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 16 42 13 ID f/8eFeep そうだそうだ。 ヤンマと茜をまとめサイトで見てたんだがときどき文の最初の1文字がない文があるんだ。 wiki管さんヒマなときに修正よろ。 作者さんもいつも良質エロをありがとな。 4話楽しみにしてる。 165. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 16 44 09 ID aCDcgOw9 160 GJGJ。切ねぇ。 主である少女が死ねば脳だって当然死ぬのに、 最期のひとときに見た風景で 少女は安らかな眠りにつくことが出来たんだな… 162 どんなエロが好みなのかを事細かに書いて このスレに投下すればそれがSSになるぞ。 166. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 16 47 11 ID f/8eFeep 165 あれ意味わかったのか? 解説頼みたいんだが… マジで声って誰なの? 最後のハゲタカと場面転換は何? 誰が死体を灰の上に運んだわけ?運ばれてる描写ないんだけど声の人? 167. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 17 09 55 ID zjTaPsj4 160 GJ! 切ないけどある意味グッドエンディングだよなあ。 自分の身(?)を犠牲にして女の子に尽くすのはいいものだ…ッ 異種カプでちょっと思い出したんだが、ケロロのギロロと夏美もそうだよな。 正確にはカップルじゃないんだが、へたれ人外萌えとしてはおいしい。 戦闘能力の突出して周りに恐れられているような人外が 惚れた女にはめっぽう弱いとか萌える 168. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 17 19 42 ID aCDcgOw9 166 158 の前説が全てだと思うんだが。 声は「少女の脳」が聞かせてたもの。 「頭の中で声がする」みたいな感じだと思うけど、 少女は見えない誰かが側にいるんだと思っていた。 最後の場面転換は現実世界の描写。 青空とか草原は「脳」が死ぬ間際の少女に見せた幻影。 少女が死んだから「脳」も死んで幻影も消えた。 灰の上に死体があるのは、 「脳」が見せた幻影の中で、少女は草の上に横たわりそのまま死んだから。 草に見えていたものは厚く積もった灰だった→だから埃が舞って咳込んだ。 169. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 17 21 52 ID zjTaPsj4 166 病に冒された女の子の『脳』(女の子の脳が生み出した別人格?)が 本体である女の子に話しかけ、励まし、 死の土地になっている地上を幻覚で緑豊かな楽園に見せ、 女の子の最期を安らかなものに変えたって話だろう。 女の子が死んで彼女に幻を見せていた脳も死に、 最期の情景は本来の地上の風景が現れただけ。 ハゲワシも、女の子が幻の中で見た白い鳥。 って話だと思うぞ。あとエロ無しのSSは前スレからけっこうある。 気に食わない話はスルーしてレスつけなければいいと思うが。 170. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 17 40 07 ID f/8eFeep 168-169 サンクス。 でもなんで少女は目も耳も平気なのに現実世界が見えないんだ? つかなんで灰が積もってるの? 地下に住んでたっぽいことは分かったけどなんで? やっぱり分からない。ヤク中ってことか? 前から「脳が変」て書いてればわかりやすかった。 159 もっと上手く書けないか? 171. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 17 57 48 ID AmKl3pAG 170 おいおい、釣りじゃなかったらあんまりだぜ。中高生じゃないんだから。 あんまりこんなこと言うのは好きじゃないんだがゆとり杉だろ。 もっと想像力と読解力をつけて出直せよ。 172. 保管庫 2009/01/30(金) 18 11 32 ID Gtem1zao 164 どうもすみません。 修正しておきました。 173. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 18 11 44 ID f/8eFeep 脳内補完しなきゃわからないようじゃ駄目だろ。 ヤンマと茜の人の小説と比べたらクズ。 あれくらい書けるようになってから投下してほしい。 非エロでもいいのはわかったが…。 むしろゆとりは俺じゃなくて159じゃね? ゆとりの書いた小説ってこんなかんじになりそう。 174. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 18 15 01 ID zjTaPsj4 170 ,173 自分がわからなかったから作者にもっと上手く書け? どんだけ読解力ないんだ…。冗談抜きでリアか? 人間五体満足でも幻聴幻覚を見る人なんざいくらでもいるだろ? 少女は自分の脳に『幻覚』を見せられてたって説明で意味がわからないのか? >灰が積もっている 地上は汚染されて地下に移住したって描写があるんだから、核でも落ちて 全焼し、死の灰が降る土地になったんじゃないかとかそれくらい補完しろよ。 >脳が変 だから158の前書きで説明されているだろ『脳が女の子のために頑張る』って。 作者がいたたまれない気持ちになってきそうだな、作者氏申し訳ない。 175. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 18 17 47 ID ECHZBNgt 取り敢えず、他のSS引き合いに出して叩くのはやめような。 こんな事書かれたらヤンマの人だって来にくくなるだろ。 そういう思いやりが出来ないのがゆとりなんだって。 176. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 18 23 59 ID AmKl3pAG 170 なんかお前見てると不安だよ。例えばそのうち そよ風がだれそれの頬をなでた という表現に対して、 そよ風がなでるって意味フwww とか、そよ風って風速何mだよw とか言うやからが出てきそうでな。お前しっかりしろよ。 177. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 18 48 50 ID hhlVu/FD 物議の火種となってしまったようで、まことに申し訳ない。 ID aCDcgOw9さんとID zjTaPsj4さんの解釈で問題ありません。 170 分かりやすく描写できず本当に失礼いたしました。 ほのめかすのと脳内補完させるのは別ですよね。 少女の五感はほとんど使い物にならない状態になっていたために、 幻覚のごまかしが効いたわけです。 目と耳は無事に残されたが も幻覚の一端であったと思っていただければ。 あとは上にIDを出したお二方の見解をご参照ください。 今後も投下を行う所存ですが、何分稚拙ですので、 今回同様「白昼夢」をNGに入れておいていただければお目汚しは避けられるかと。 需要も供給もまかなえる変態エキスパートになれるよう精進します。 wiki管理人さん、回収ありがとうございます。いつもお疲れ様です。 私信ですが、 ヤンマとアカネの859さん あなたの小説大好きです!次の投下も待ってますハァハァ! 178. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 18 58 12 ID U/g5kKQy 173 分からないものを無理に分かる必要はないんだぜ。 179. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 19 01 33 ID f/8eFeep 177 なら最初からそういう説明してくれ。 一応NG用語用意してくれるみたいだからまあいいが。 175 そうだな。ヤンマの人ごめん。単に誉めたかったんだ。 180. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 19 10 42 ID TOJ8T/1L 177 遅ればせながらいい話だった 確かにその辺の説明あった方が分かり易いが 今の文章から美しさが半減する予感がする 俺は書かなくて正解だったと思う 181. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 19 19 05 ID xERb8u4+ 「描写不足」というのとは別に、説明も無くいきなり会話や中途の展開から始まる作品なんて、 ラノベはおろか、童話ですらザラにあるだろうに・・・ 星の王子様や銀河鉄道の夜を見てもただの電波としか思えない人種? それに人の作品をいきなりクズ呼ばわりしてる時点でもう説得力皆無 182. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 19 32 58 ID f/8eFeep なんか分かった気がする。 少女の父親が死んだときから声が聞こえてたってことは 少女が感染して脳がやられたから脳が人格を持ったってことか? 180 ないない美しくないないw もっと綺麗で分かりやすい文書く職人いるし。誰とは言わないが。 183. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 19 54 07 ID 3Ici6wcJ 182 十分綺麗で分かりやすい文だと思うが お前本当にこの板見れる年齢か?あと、なんでそんなに上から目線なんだ? お前の言う綺麗で分かりやすい文って、一から十まで説明してくれてる文のことかよ 自分の読解力がないのを作者のせいにするな 184. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 19 56 56 ID zjTaPsj4 だからお前の国語の成績が悪いのはわかったから、 人を叩くために他の人を持ち出すのを止めろ。 自分の理解力の無さを正当化する為に人の作品を屑呼ばわりも止めろ。 全ての人間の価値観は同様のものだとでも思ってんのか? お前が理解できなかった文章を美しいと感じた人の感性も想像できないほど ゆとりなのか? 185. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 19 58 55 ID bATJ1mRn まあ評論まがいの叩き行為しか出来ない奴も居るんだ。 そっとしておこうぜ、頭が可哀想な奴なんだよ。 気持ち悪いのはスルーに限る。 まあそれはどうでもいいとして、別人格萌えだ。 少女自身の脳ってのが美味しい。 異色のもの同士が互いに相互保管な関係は好きだ。 人外に欠陥した人間はよく似合うと思うんだ。 盲目の少女の目になるとかというか目そのものとか。 神経繋がってるから快感共有できるぜ。 186. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 01 04 ID 6ADB3+Qd ……前スレは理想郷だった。 みんなの萌が集まる場所だった。 落としてくれる人への敬意を忘れた住人なんて誰一人いなかった。 まして建設的じゃない中傷を再々書き込むような人なんか現れることも想像だにしなかった。 そうか……どんなところでも人が集まればこうなることは自明の理だったんだよな あのスレがあまりに居心地のいい、よすぎる居場所だったから忘れてたよ。 所詮は…ひと時のまほろばか。 前スレが異常なんであって、今の状況がごくありふれたことなのだとわかっている。 でも、ひどく悲しい。 187. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 04 12 ID hhlVu/FD 185 異色のもの同士が互いに相互保管な関係は好きだ。 人外に欠陥した人間はよく似合うと思うんだ。 雪風を連想した。 そうか、あのカップルがあんなに魅力的に見える理由はそれか。 188. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 11 44 ID mWwNrj1i 事の発端はエロパロ板なのに非エロが普通にある事ではないだろうか。 自分はそれでも構わない。むしろ垣根無く喜んで読ませて頂いているが、エロだけ求める人が来て板の意向に則ってないと文句を言うのは当然だろうな。 この際人外×人間のスレをエロ小説投下用と非エロ小説投下用の板で分けてみたらどうだろうか? 189. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 17 31 ID Xh6QdkQ6 要するにとりあえずケチつけて空気悪くしようとする荒らしなんだろ… 無自覚でも意図的でもタチが悪すぎる… 前みたいな楽園に戻るかはわからんがこういう手合いはとにかく無視に限るよ 185 このスレ的には人外に該当しないけど自分も別人格好きだ。 他でもない自分を救うために現れた、自分にしか見えない幻覚とかロマンだよな 190. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 19 20 ID ECHZBNgt 「ひえろてなんですか?」 「たまにのってあそぶひとだとおもうです」 「ぼでぃぺいんてぃんぐがなういかんじ」 「なういとかしごです」 「おまえはもおうしんでいる?」 191. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 20 24 ID TOJ8T/1L 非エロが増えるのがヤダヤダと言って女叩きしてた奴と同一じゃね? こんな脳足りんが二人もいると思いたくない 192. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 24 55 ID f/8eFeep 188 ピコジャンルでスレ分けるのは逆効果だろ。 今以上に悲惨になる。 非エロには我慢してこのスレ一本でいい。 193. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 28 53 ID yfDa+yKA チクショウ!僕だって妄想力があればネタ全部消化して小説かいてるんだYO! まぁ荒れる話題はあぼーんで解決。ヘタに刺激しないようにね。 個人的にはもうこのスレも既にピコジャンルになってる感がいなめないので我慢しようぜ っつーか。変態な紳士淑女のスレデスヨここ。 194. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 30 27 ID nWRxYzDl 非エロなくしたらエロが増えるってことはないと思う。 今のままでいいんじゃないか? 非エロ読んでエロ妄想がはかどることもあるし。 それにしても、女叩きに読解力皆無なヤツ… 同一の荒らしか? 195. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 33 02 ID f/8eFeep 読解力がないって言われてるのは俺? 俺は別に作者が女でもいいが。 196. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 36 49 ID hGaBnHPi 192 三年ROMれ とりあえずエロパロ板に来れる年齢になってから来い 197. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 39 18 ID YaU3oZ7n 195 ことさら読解力がないって聞くってのはおまえさん、自分自身でそれを認めてるのと 同じだぜ。もう文章自体読むの止めたら?ここにいる意味無いでしょ。 198. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 43 27 ID 3Ici6wcJ 195 もっと上手く書けないか? クズ まあいいが もっと綺麗で分かりやすい文書く職人いるし 我慢して まず上から目線を止めろよ。 お前がいっちょまえにスレ住民面してるのが気に食わない。 199. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 44 47 ID f/8eFeep 196 何か勘違いしてるようだが、俺はたぶんお前らよりずっと年上だぞ? お前らの親世代くらいだからオヤジってほどでもないが。 200. 名無しさん@ピンキー 2009/01/30(金) 20 48 28 ID ECHZBNgt 199のリアル年齢とかどうでもいいから。 早く萌え話に戻ろうよ 新しい話題ドゾー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー → 1-100 101-200 201-300 301-400 401-500 501-600 601-700 701-720
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/78.html
人外×人間でハァハァするスレ 301-350 1-50 51-100 101-150 151-200 201-250 251-300 301-350 351-400 401-450 451-500 501-550 551-600 601-625 626-650 651-700 701-750 751-800 801-850 851-900 901-972 301. 名無しさん@ピンキー 2008/07/24(木) 07 57 52 ID 4mZfXdHC 296 GJ、楽しかった 人外の愛で方としては邪道かもしれないが何も悪いことをしていない、むしろ人間が好きな人外娘が 見た目の違いやらを理由に人間たちに虐げられて凌辱されるのが好きだ。 一応神だけどもたいした力を持っていない娘だとか妖怪なんだけど無力でなんの抵抗もできない娘もいいけど、 その場の者を皆殺しにできるくらいの能力はあるが 大好きな人間に見切りをつけきれなくて泣きながら犯されてるような娘もいい 302. 名無しさん@ピンキー 2008/07/24(木) 14 35 04 ID kbVdrSI+ ゲデヒトニスみたいな執事ロボと少女も良さそうだ 303. 名無しさん@ピンキー 2008/07/24(木) 22 07 50 ID EJ+koHk0 297 俺が居た。 ベクトルはちょっと違うけどトイストーリーのアンディ思い出した。 PSOのキャストみたいなちょっと生身の要素を持ってるアンドロイドも好きだー! (PSOのキャストは人工皮膚を移植するのが御法度なので装甲を身につけているが中身は人に近い) 304. 名無しさん@ピンキー 2008/07/24(木) 22 48 31 ID 2aqFQlSD 299 衣類婚姻 衣服とハァハァと申したか もうここ何でもありだな 305. ◆IyobC7.QNk 2008/07/24(木) 23 18 36 ID tIU5k4N7 290 です。 注意文で混乱させてしまった様で申し訳ないorz “ボロいロボ”と書いたつもりだた。 GJくれた方々、ありがとうございました。 306. 名無しさん@ピンキー 2008/07/24(木) 23 54 16 ID k221ShCA 304 服の付喪神と持ち主の少女が結婚するんですね、わかります 307. 名無しさん@ピンキー 2008/07/25(金) 00 30 33 ID 6KdSMZCt 304 一反木綿×夢子ちゃんで空中拘束プレイが脳内で展開された 308. 名無しさん@ピンキー 2008/07/25(金) 00 58 13 ID MIBzSTp/ 伸ばした木綿の尻尾で股を往復するように擦ってあげるんですね、わかります 309. 名無しさん@ピンキー 2008/07/25(金) 09 55 56 ID L3zEsTVb 寧ろパンツの九十九神×少女じゃね? 常に一緒にいて、少女の大事なところを守ってあげる 310. 名無しさん@ピンキー 2008/07/25(金) 11 37 36 ID MIBzSTp/ どっかの保管庫にブルマ×少女があったな… 311. 名無しさん@ピンキー 2008/07/25(金) 11 49 20 ID sY0r07s5 263 遅レスだが、同じ劇を見た。もしや同級生かな?w 盲目の女性の名前は「ゆき」だったと思う。最後、鬼になったときの舞が 壮絶だった。 312. 名無しさん@ピンキー 2008/07/25(金) 13 28 53 ID v56VQArv 単なる変換間違えが物凄い妄想に発展してて脱帽 一反木綿はきっと紳士だ 313. 名無しさん@ピンキー 2008/07/25(金) 23 05 32 ID mQHeah6E ハイレベルな妄想が展開されてて脱帽 さあ早くその妄想をSSにする作業に戻るんだ 314. 名無しさん@ピンキー 2008/07/25(金) 23 08 23 ID EfQ11JnU 311 「べっかんこ鬼」だな 315. 名無しさん@ピンキー 2008/07/26(土) 00 06 13 ID 1GYKswaw このスレ住民の中にアイヌの神話に詳しい方はいらっしゃいませんかorz 今思えばすごくおいしいネタだったと気付いたんだがうろ覚えな上元ネタがわかんなくて… 以前土産物屋で立ち読みした本に、 アイヌの男たちが宴を開くといつも宴の佳境になって家の扉を叩く者がいて、 出ていってみると山海の珍味が置いてあるだけで誰もいない。 それが幾度も続き、不思議に思った男たちが次に会ったときこそ その者の正体を暴こうと決意しまた宴を開き、 扉が叩かれ、そこへ駆け付けてみると黒いふかふかの獣毛に包まれた腕が扉から覗いていて その手を引くと背が低く肌の黒い全裸の娘が現れた。 正体を見られた娘は泣きながら走り去り二度と現れなかった〜って話が載ってたんだが。 これは見つかってから泣いて走り去るまでにナニかあったと妄想していいんだろうか… 長文すまんかった 316. 名無しさん@ピンキー 2008/07/26(土) 01 28 01 ID PmrLGtPW ユーカラでぐぐってみたら出るんじゃないか 317. 名無しさん@ピンキー 2008/07/26(土) 01 37 29 ID W88d05OW 314 それがわからなくてググったら日野日出志の"山鬼ごんごろ"が出てきた 鬼と娘はいいなぁ 318. テスト前なのに 2008/07/26(土) 01 39 33 ID 2RwV8Y5Q 夜分遅くお邪魔します。 無駄に長文・悪文ですが投下。 サイボーグとキメラとロリとメカの話です。鬱展開ですので嫌いな方はスルー推奨。 319. 名無しさん@ピンキー 2008/07/26(土) 01 41 10 ID 2RwV8Y5Q 錆び付いた蝶番が軋み、久方ぶりに扉が開かれた。わたしは前脚を折って頭を下げ、主に礼を示す。 「お帰りなさいませ、ご主人様」 彼は返事をせずにわたしの横をすり抜けて行く。此処へ買い取られてきてから、決して短からぬ年月を彼と 共にした筈であるが、この瞬間に一度として何らかの反応を帰してきたためしはない。これからもそうであるに違いない。 わたしはいつものように、主の三歩ほど後ろを進む。前を行く背から微かな血の臭いを嗅ぎ取って、ひどく不安になった。 彼の血液である筈はない。主はアモルファス合金と人工筋肉、特殊ゴムで作られた皮膚と、僅かな臓器から成る サイボーグなのだから。その体は血液はおろか、味覚・嗅覚・体温といった人間らしい要素をひとつとして持たない。 では彼はどこでこの臭いをつけてきたのだろう。 体の自己メンテナンスを始めた主の足元にいつものように蹲り、その手元を覗き込む。手指、あれはわたしにはないもの。 豹の前脚には不可能な動きは、見ていて飽きるということがない。人は己の持たないものを求めるというけれど、合成獣 であるこのわたしにもひとの心は宿るだろうか。 ズボンをめくるように人造皮膚を引き剥がすと、内部の構造があらわになる。銀色の合金とすりガラスのような 人工筋肉の間に挟まっていたのは・・・銃弾。 不安が実体化したが如き塊を取り除き、いくつかの傷つき老朽化した部品を取り替える。全ての作業を終えてから、 主ははじめて誰かがそこにいる事に気付いたと言うように、わたしに向き直った。 鏡がわたしの姿を映す。これが置いてあるのは、普段わたしの使わない寝室だけ。わたしは鏡が大嫌いだから。 自分の姿を目にする度に、なんと醜い体だろうと思うのだ。女の頭、豹の体。それぞれパーツとしては美しいと言え なくもないのに、その二つが組み合わさると何故こんなにも忌まわしいのか。 「――ペルラ」 彼の呼び声がして、わたしを現実に引き戻す。つめたく体温のない手に引き寄せられ、レンズの瞳に覗き込まれた。 その眼は冷たい光をたたえている。そこに温度を求めるわたしの方が間違っているのかもしれないけれども。 続いて押し当てられたくちびるもひんやりと冷たかった。キスの時はいつもすこし注意する。ざらついた舌と牙で 彼の皮膚を傷つけてしまわないように。呼吸をしない相手との長いくちづけが終わり、人間のものより粘性の強い 唾液を引きながら顔が離された。 彼の指が荒々しく髪を掻き回す。まるで猫でも撫でているような。喉元をゆるやかに指先が滑り、上ずった声が漏れる。 前の時は言えなかった言葉がある。今日こそはこのまま流されてしまう前に言わねばならない。 「あかりを消してください・・・」 主の表情に乏しい顔が僅かに笑みを浮かべ、部屋の照明が落とされた。 320. テスト前なのに 2008/07/26(土) 01 42 44 ID 2RwV8Y5Q 下げ忘れすみませんorz サイボーグである主は生殖器を持たないが、戻って来る度にこうしてわたしをベッドに招く。おそらく、彼は性欲ではない 何か別の衝動に突き動かされているのだろう。そしてこうしている時だけは、彼は普段からは考えられないほど饒舌に、表情 豊かになる。彼は性交によって、かつて人間だったときの事を思い出しているのかもしれない。わたしにはわからない。人間 だった事などないから。 「なかなか人間らしい台詞を吐くようになったじゃないか。キメラ如きが」 言いながら顔を寄せ、喉元に歯が立てられた。喰いちぎろうとするように歯が食い込み、ぞくぞくとした感覚が背筋を駆け 上がる。押しのけようともがく前脚はあっさりと押さえつけられ、新たな場所を咬まれた。むしろ彼の方が豹のようだ。 長い指が性器を貫く。愛撫というにはあまりに乱暴な行為を受け、それでもそこは濡れ始めていた。 「おまえは獣だよ、ペルラ。どんなに人間らしく装ってもな」 主が喉を鳴らすように笑った。胎内でゆっくりと指先が蠢き、甘い吐息が漏れた。傷つけられながらも、浅ましく快楽を 求める体。確かにわたしは獣なのだ、そんなことはわかっている。わかっている、けれど。 「けれど、何だ?言ってみろ」 首筋の傷をなぞっていた指にふいに力がこもり、ぐいぐいと締め上げられる。同時に胎内の指も押し込まれ、体が痙攣しな がらそれを締め上げる。 苦痛と快楽の淵で意識が暗転した。 やけに重い瞼を上げると、目の前に主の顔があった。無言のまま胸元に引き寄せられて、体温が移り、僅かに暖かい指先が 痣の残る頸を撫でる。その気味の悪いほど優しい動きに身を委ねる。 動きが緩やかになり、やがて止まった。顔を見上げると主は目を閉じている。サイボーグとて疲労し、眠るのだ。肉体では なく、精神が。 毛布を引き上げるという、ただそれだけの動作でも、わたしにとっては非常に苦労を伴う物であったが、なんとかやり遂げ て、冷たい体に頬を押し付けて目を閉じる。いつかわたしはこの人に殺されるのだろうか。それでもいい、と思った。 321. テスト前なのに 2008/07/26(土) 01 43 58 ID 2RwV8Y5Q 「ねえ、ロビイ、どう思う?」 豪奢なドレスに身を包み、髪をきれいに結い上げて、キャシーは彼の前でくるりとターンして見せた。 「とてもよくお似合いです」 「そう、良かった」 お父様のお好きだった服なのよ、と付け加えて、少女は鈴を振るような声で笑う。 もちろんそんな事は承知している。ロビイは彼女の父親がまだ子供だったときから、執事としてこの家で仕えてきたの だから。しかし、それも今日で終わりだ。 「じゃあ、行こうか」 ロビイは無言のままに身を屈め、少女が背に上がりやすいように脚の一本を突き出した。彼自身とキャシーが慣れ 親しんできた、どこか愛嬌のある人間型ボディはすでに廃棄されている。今の体は対人間用兵器――ゲリラ戦等に 使用されていたもの。 蜘蛛のような凶悪なフォルムを持つそれに、少女が跨ったのを確認して、ロビイは翼を展開すると、二対のエンジンを ふかして空へと舞い上がった。 「ごめんね、ロビイ・・・」 高速で飛行するロビイの背に身を伏せてキャシーが呟いた。 「あなたをこんな事につき合わせたくなかったわ」 声がかすかに震えている。泣いているのだろう。古いボディのままであれば、彼女の涙を拭ってやる事もできただろうが、 今の体ではそれもままならない。そもそも飛行中にそんな事を行おうと考える事自体無謀であるが。 「いいえ、お嬢様。貴方をお守りするのが私の務めであり望みなのです。貴方が気に病む事などなにもありません」 実際、今の体への換装を希望したのはロビイ自身である。この体の元々の持ち主であった戦闘用AIはロボットと呼ぶには あまりにも単純で、それに彼の電子頭脳を組み合わせる為には、莫大な時間と金と、ロビイ自身の苦痛を必要とした。 キャシーの身を焼く復讐の念がどのようなものであるか、ロビイは知らない。機械には悲しむ事はできても、殺意を持つ ことはできないからだ。しかし、彼の小さな主を苦しめている感情を取り去ってやれるのならば、彼はその復讐に喜んで 付き合ってやりたいと思うのだ。 「ごめんなさい、ロビイ」 それが身の破滅を招くと分かっていても。 殺人者の潜む家は、思っていたよりもずっと小さく貧相なものだった。座標を確認し直し、目的地への到着を告げる。 「殺して」 冷え切った声で一言。指示に従い、ロビイはナパーム弾を投下した。 322. テスト前なのに 2008/07/26(土) 01 45 11 ID 2RwV8Y5Q 着弾と同時に真っ赤な炎が吹き上がり、一瞬にして館を飲み込んだ。同時にロビイの電子頭脳が悲鳴を上げ、飛行軌道が 激しく乱れる。単純なAIには理解できなかった、ロボット三原則の鎖が彼を縛っているのだ。 刹那、炎のうちではなく、どこか遠くよりエネルギー弾が飛来して、動きの鈍った彼を直撃した。 「ロビイ!」 「大丈夫ですっ・・・!」 何とか姿勢を保とうと努力しながら答を返した。金属の体は苦痛を感じないが、飛行するには損傷が大きすぎる。 だが、戦闘には支障がない。ロビイは半ば落下するように着地すると、素早く脚を展開して地上戦闘態勢に入った。先程 エネルギー弾が飛来した方向へ砲台を向け、索敵を開始する。 ロビイのモノアイが敵の姿を捉えるのとほぼ同時に、二発目の砲撃が来た。今度はかわしてのけ、攻撃を返す。 敵は人間のたっぷり二倍は重いはずの機械の体で、人間の範疇から外れた速さで移動しながら攻撃してくる。雨のように 降ってくる銃弾全てを回避することは不可能だ。ロビイは少女を庇うように抱え込み、対人間用装備の一つである機関銃を 起動させた。 着弾した内の何発かがロビイの武装のいくつかを奪い、機関銃が根元からはじけ飛んだ。お返しに撃ち込んだグレネード ランチャーが相手をぎりぎり捉えずに破裂する。ぱっと炎が燃え上がり、敵の姿を一瞬照らし出した。 「人間じゃない・・・」 キャシーが押し殺したような声で呟く。何発か被弾して所々の人工皮膚を失い、悪趣味な模型のような骨格が露出している。 半ば千切れかけた足で時速90km以上をたたき出すサイボーグは、確かに人間とは呼べないだろう。 「あれは人間じゃないわっ!」 少女がロビイの静止を無視して身を乗り出し、熱線銃を構えて引き金を引いた。当てずっぽうに何発か撃ち出されたそれは、 サイボーグにはかすりもしなかったが、不意をつかれたのか一瞬動作に遅れが出た。ロビイはそれを見逃さない。 グレネードランチャーの一撃を浴び、サイボーグは跳ね飛ばされて地面に叩きつけられた。左腕がほぼ完全に破壊され、 顔面の皮膚が焼け爛れて煙を上げている。キャシーはまたもロビイの静止を振り切り、未だ立ち上がろうともがくそれに 歩み寄って激しく蹴りつけた。 「人間じゃないあんたも痛みを感じるの?」 肩の傷口に足先をねじ込んで踏みにじる。相手の口からくぐもった呻きが漏れた。 「リチャード・アレン・ベイツ。覚えてる?お父様は確かに善人じゃなかったわ」 憎悪に瞳を燃やし、なおも痛めつけるキャシー。 「でもあんたに殺されるほど悪人でもなかった」 少女はその手に不釣合いな熱線銃を構えると、照準を合わせ、ゆっくりと引き金に力をこめる。今度は外さない。 323. テスト前なのに 2008/07/26(土) 01 46 49 ID 2RwV8Y5Q ロビイのセンサーが、もう一つの生命反応を感知したのはその時だった。それはロビイの後方から一直線に、少女 目指して信じられないような速さで駆けてくる。振り向いたロビイが見たのは、高く跳躍するネコ科の猛獣の姿。それは女の 顔をしている。驚愕しながらも機械の体は瞬時に反応し、弾丸を振り撒いた。銃弾はあやまたず着弾し、スフィンクスの 下半身を原型を留めぬまでに破壊したが、それは信じられない事にロビイの体を踏み台にして、上半身だけでさらに加速する。 ざくり、と。それの牙が少女の喉を食い破り、血液が花火のように吹き上がった。キャシーは枯れ木のように倒れ、女豹の 体はサイボーグの男を抱きかかえるような位置に落下して、止まった。 ロビイは見た。一部始終を見てしまった。 「お嬢様ぁああアアア!!!」 声の後半は超音波域へと達し、電子頭脳の自壊が始まる。人間を傷つけ、仕えるべき主を失ったという事態に、ロビイの 意識は耐え切れなかったのだ。溶解する意識の中、ロビイは最後の判断を下す。 体内の動力炉が激しく加熱・振動し、数秒後に爆発した。 ずるりと機械むき出しの手が土を掻く。人工皮膚をあらかた焼き尽くされ、左腕に加え、千切れかかっていた右足を 吹き飛ばされてもなお、男は生きていた。腕の中に抱いていたものを目の前に掲げ、彼はひとり問う。 「馬鹿め、何故来た」 ペルラは答えない。彼に守られて、頭部だけは爆発に巻き込まれても燃え残ったのだ。その表情は奇妙に満足そうで、 微笑みさえ浮かべていた。 死体の唇の周りにこびりついた血を拭ってやりながら、男は咆哮するように慟哭したが、彼はサイボーグであったので、 涙は一滴も流れなかった。 324. テスト前なのに 2008/07/26(土) 01 49 01 ID 2RwV8Y5Q 3ヵ月後、そこにはサイボーグになって元気に走り回るペルラの姿が! 「もう女の子を殺したりしないよ」 以上です。物を書くのってマジ難しいですね。おそまつさまでした。 325. 名無しさん@ピンキー 2008/07/26(土) 03 28 49 ID 05sKSAAL ちょwwwwそんなオチかよwww乙。 315 なんかコロポックルぽいな 326. 名無しさん@ピンキー 2008/07/26(土) 19 23 55 ID y+WVSUD+ 乙。壮絶なエンドと女性死亡フラグとは。 324 だったらキャシーも生き返らせてあげようよwww 327. 名無しさん@ピンキー 2008/07/26(土) 19 56 04 ID cGX0MsDg ちょw俺の涙を返せwww 328. 名無しさん@ピンキー 2008/07/26(土) 23 52 05 ID KTtluB+b そこには8本足で元気に走り回るキャシーの姿が! 「これでロビイとずっと一緒よ!」 こうですか、分かりません>< 329. 名無しさん@ピンキー 2008/07/27(日) 00 36 59 ID mxmUsnA2 ちょっw噴いたwwwおまえら内容にも言及したれよwww作者さんかわいそうだろwww 面白かったしペルラたんかわいいけど、これ前半このスレ向きじゃなくね?人外同士だし。 330. 名無しさん@ピンキー 2008/07/27(日) 02 24 23 ID EJKwIIXh このスレが気に入ったので保管庫を作ってみた http //www26.atwiki.jp/monsters/ 作者さんなど直したい所があったら教えて下さい もしくは誰でも編集可能なwikiなのでやり方が分かる方は自由に変更どうぞ 331. ◆IyobC7.QNk 2008/07/27(日) 11 45 01 ID Cf+Qf7ib 330 保管庫作成乙です。 お手数ですが 少女→ボロいロボ 削除願います。 それだけでは何なので今更だけど 供物の娘小ネタ 甲殻類 山深い人の身では入り込めない沢の源流で娘は水浴びをしていた。 主が不快にならないよう充分に身体を冷やしてから傍へ侍る事にしている。 背を向けていた娘が主を振り返りその薄い殻に覆われた腹に顔を寄せた。 肩から前に流した黒髪が肌に絡みその白さを際立たせている。 その身体は細いより薄いと表現した方が正しい。 抱えるようにして撫でた主の大きな鋏は、娘に触れている内側と違い堅固な殻と鋭い突起に 覆われていた。 なぞると亀裂が走っているのがはっきりと解る。 「御身も随分と傷付いておられます。……贄の頃合かと存じますが」 寄り掛かる娘の下肢を締め上げるように黒く堅い脚が包む。 堅牢な主に比べ、どこを取っても娘の身体は余りも脆く柔らかい。 近隣の村唯一の水場の主の滋養として捧げられてから娘はその日を待ち続けていた。 返事はなかったが予想の内だったのか短く息を吐き続ける。 「私に使命を全うさせて下さいませんか、人を喰らえば幾らかでも御身は回復するのでしょう?」 娘の言葉を遮るように下腹部で主の剪毛が蠢いた。 衝動に突き上げられ逃れようと身を捩らせる娘を主の大きな鋏が押さえ付ける。 「主様、私を」 「黙れ」 尚も言い募る娘に岩の様な沢の主が初めて声を発する。 凄みを効かせるつもりは無いのだろうが間近で発せられた声音に本能的に娘は身を竦ませた。 傷を付けないように主は自身には無い娘の柔らかさを存分に愉しむ。 程なく華奢な身体が震え娘は悦びの悲鳴を上げた。 逃げ切れない快楽に溺れながら、それでも娘は声にはならぬ声で訴える。 主様、供物でありながら滑稽でありましょうが、私は主様をお慕い申し上げております。 (終) 小ネタなので保管庫は無しでお願いします。 332. 名無しさん@ピンキー 2008/07/27(日) 11 47 17 ID cEoWIANF 落ちたスレだがモンスターと女って題だったと思う 趣旨は一緒、異世界の子孫問題のために幼い日の契約で呼び出され まずは牛人の子を生むSSがあったなあ(いろんな種族からお誘いとか 333. 名無しさん@ピンキー 2008/07/27(日) 13 02 45 ID d8PHabH1 すごく文才あるのに収納しないなんて勿体ないなあ… まあ仕方ないか… 保管庫も出来たことだし、俺もSS書き頑張るよ 334. 名無しさん@ピンキー 2008/07/27(日) 19 32 04 ID EJKwIIXh 331 ボロいロボ、保管庫から削除しておきました ボロいロボのも今回のも小ネタとはいえ良い話なので、 出来れば残させて頂きたいのですが 小ネタ置場として1ページにまとめて置くという形では駄目でしょうか? 335. ◆IyobC7.QNk 2008/07/27(日) 23 58 47 ID 3zurdcD6 333 ボロいロボは少々書き直す予定なので申し訳ないですが流して頂きたいです。 保管庫を弄るスキルが無いのでorz 336. 名無しさん@ピンキー 2008/07/28(月) 02 22 18 ID DGiuGdVb 335 そうでしたか それなら楽しみに待っております 337. 名無しさん@ピンキー 2008/07/28(月) 18 34 29 ID hPbo5Q/J 保守 338. 名無しさん@ピンキー 2008/07/28(月) 22 31 39 ID Xt+XJjfp 吸血鬼と人間ってのはこのスレ的に大丈夫かな 339. 名無しさん@ピンキー 2008/07/28(月) 23 03 46 ID Q9D+mDGg どうぞ 340. 名無しさん@ピンキー 2008/07/29(火) 00 35 12 ID ifFGcLwk 338 問題ない 341. テスト前 2008/07/29(火) 02 36 07 ID 0eaeZZf1 あ・・・ありのまま今起こった事を話すぜ!「おれはレポートを書いていたと思ったらいつの間にか書いているものが 小説になっていた・・・」な・・何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をしてるのかわからねえ!! ども、テスト前こと318です。なんでやらなきゃいけないことがある時って他の事したくなるんですかね? ヘビケージの丸洗いとかしちゃいましたよ。咬まれました。痛いです。 今回の話は前回の奴の前日譚となります。ロビイサイドの非エロです。いや、本当は異星人エロ書いてたんですが、 オナゴの喘ぎ声書いてたらふっと正気に戻ってしまいまして。皆さんはそんな時どうしてますか? すみません、次回こそは新作エロ引っさげて戻ってきます。どうかお許しを。NGワードはテスト前です。 342. テスト前 2008/07/29(火) 02 38 10 ID 0eaeZZf1 「いーち、にー、さーん・・・」 少女のぱたぱたという足音が遠ざかっていくのを聞きながら、ロビイはわざとゆっくり数を数え始めた。10まで数え 終わって、つむっていたまぶたを開け、キャシーを探し始める。 彼女が難しいところに隠れていたためしはない。案の定、三箇所目に探したクローゼットの中から、ふくれっ面をした キャシーをあっさりと発見した。 「ぜーったい見てたでしょう、ロビイ!いっつもすぐ見つけちゃうんだから!」 「いやいやお嬢様、自分の不手際を私のせいにされては困りますなァ」 暴れる少女を抱き上げ、全力で引っぱたかれながら呵呵と笑ってみせるロビイ。いささか旧式のロボットである彼は、 その分頑丈に作られており、多少の事ではビクともしない。キャシーの隠れ場所が、いつも特定の4〜5箇所の内から ランダムに決定されているという事は言わなくてもいいだろう。 「ねぇお父様、ロビイったら酷いのよ?」 見てたらかくれんぼにならないじゃない、と少女は父の腕に抱かれて頬を膨らます。 「いやあ、それはキャシーの努力が足りないんだよ。パパもロビイとはよくかくれんぼしたものさ。でも覗き見されていた 事なんて一度もなかった。ねぇ、楽しかったねロビイ」 「いいえ、悪夢のようでした。あの頃のリチャード様は恐ろしいクソガキでしたからな。私がロボットで本当に良かった」 人間だったら20回は縊り殺されておりますよ、と付け加えてやる。蛍光色素や揮発性物質をぶっかけられたり、池に はまっていたり庭で一番高い木の梢に引っかかっていたり。今度こそ死んだかと顔を青く(比喩的な意味で)した事も 一度や二度ではない。近所1の悪ガキと悪名高かったリチャードと、毎日毎日双方命がけで遊んでいれば、彼が かくれんぼを卒業する頃には自然と一人前の兵士に鍛え上げられていた。正直キャシーなど、束になってかかってきても 負ける気はしない。 「本当に?お父様、嘘ついてない?」 「本当だとも。いいかいキャシー、相手のやる気を削ぐのが勝利への第一歩だ・・・」 「いたいけなわが子に何を教えているんですかあなたは」 「まずは簡単なトラップの仕掛け方を教えてあげようね」 何やら不穏な会話を始めた親子に、ロビイはとりあえずツッコミをいれてみたが、軽く無視された。 343. テスト前 2008/07/29(火) 02 39 32 ID 0eaeZZf1 「あの子も後5年もしたら、パパの事キラーイとか言い出すのかな」 足取り軽く走り去る娘の背中を見つめ、何故かやたらと感傷的になっているリチャード。あと5年もかかるかどうかと 言ってみようかどうしようか悩むロビイ。 「そんで10年もしたら彼氏を連れてきたりするんだよな!!パパより好きな人が出来たのーとか言って!おおお俺は絶対に 許さーん!!」 リチャードはやにわに立ち上がり、目の端に薄っすらと涙すら溜めながら絶叫する。ああ、なんでこの人はこんなにバカ なのか、泣きたいのはこっちだ。メカだから涙は出ないが。こんな主に仕えねばならないわが身の不幸を呪いながら、ロビイは 朝発見し、こっそりと回収しておいた物を差し出す。 「将来嫌われる可能性についてよりも、今嫌われる危険性について考えてみてはどうですかな?」 それを目にして、リチャードは瞬時に石化した。 「『リアリティを追求したオトナのボディ!セクサロイド「ツボミちゃん」があなたの満足をお約束します!』・・・ああ、 今は亡き奥様がこれをご覧になったらなんと仰ることやら。このロビイ情けのうございます、思えばリチャード様の性欲の 持て余しっぷりは少年期から全く・・・あっ」 リチャードは熟練した兵士の動きでそのチラシを奪取し、光の速さで机の中にねじ込んだ。処分はしないようである。 「いいじゃないか、娘がいるとはいえ俺だって男なんだよっ!硝煙渦巻く戦場から帰ってきて安らぎを求めて何が悪い!」 「ですから悪いとは申し上げてはおりません、ただこれがお嬢様の目に触れたらと思うと」 その一言でリチャードは納得したらしく、何やらブツブツ言いながらも大人しくなった。 思えばロビイがこの屋敷に来て、そろそろ30年近くになる。最新型だった彼は、今ではもう何世代も前の骨董品だ。 しかし、彼はその事を誇りに思っている。それは彼がベイツ家に仕え続けてきた証なのだから。初めて会った時は少年だった リチャードも成人し、軍に入りそこで恋をして、娘までこさえた。彼もまた軍人である、いつ妻と同じように戻ってこなく なるか知れたものではない。 ロビイは願う。そんな事が起こりませんように。この幸せがいつまでも続くようにと。 「ねーねーロビイ、もう一回かくれんぼしよっ」 ・・・そして、願わくばこれからの日々が安全なものでありますように。 その後、所嫌わず仕掛けられた罠に、ロビイはおろかリチャードやキャシー自身まで嵌ることになるのはまた別の話である。 344. テスト前 2008/07/29(火) 02 51 04 ID 0eaeZZf1 以上前日譚でした。ほのぼのっぽいけど、こいつら全員悲惨な死に方するんですよね。 前回の分にレス下さった方、ありがとうございました。よもや世界まる見えネタにこんなに反応があるとは。 そして保管庫氏ありがとうございます。でもラストのネタは入れなくてもいいんです。ペルラはあそこで死んでます。 あとあれはタイトルじゃなくて作品の傾向です・・・。ゴメンナサイ。 329 実は逆サイドも書いちゃったんだぜ!・・・ま、いいか。そんなエロくないし。 345. 名無しさん@ピンキー 2008/07/29(火) 13 37 12 ID rtWOrrS1 344 リチャード自重wwww 346. 名無しさん@ピンキー 2008/07/29(火) 20 43 13 ID 5oH28V32 344 リチャードの妻がどんな女性か気になるw 我に返りそうなときは自分の場合、書いているものの雰囲気に合う音楽を聞いて どっぷりはまってから書くな それから保管庫ですが、前回のを修正して今回のを保管しておきました 347. 名無しさん@ピンキー 2008/07/29(火) 23 23 43 ID 4gZO3NY3 344 GJ面白かたよー いいねこの世界観 前回のあれは世界まる見えネタだったのかよw 348. 名無しさん@ピンキー 2008/08/01(金) 01 02 47 ID 5xAkya7K ところでここの住人は、具体的に人外と人間がどんな関係だと萌える? ここは主従が多いけど、自分は対等の関係が結構好きなんだよね。 まあ力がぜんぜん違う以上、主従とか保護者庇護者になりやすいのは分かるけど。 いや、もちろん鬼畜主従も大好きですよ? ここのSSで言うなら、221のメタモン娘とか、201のシルヴァとジェシカとか。 結構酷い事されてるのに主人を憎めないとか最高だ。 349. 名無しさん@ピンキー 2008/08/01(金) 01 27 50 ID DZlhpb2Z 一応主従関係があるけど(人外が主人だろうが従者だろうがどっちでも可)お互い特に気にしてない ってのが好きです 350. 名無しさん@ピンキー 2008/08/01(金) 03 46 06 ID HB03giPG 348 自分も対等萌えだ。共闘してるともっといい。 「種族は違うけど信頼しあってる二人組の冒険者」とか字面だけで萌える。 ←・→ 1-50 51-100 101-150 151-200 201-250 251-300 301-350 351-400 401-450 451-500 501-550 551-600 601-625 626-650 651-700 701-750 751-800 801-850 851-900 901-972
https://w.atwiki.jp/n0n0thing/pages/205.html
【キャラクタ・集団】人外化協会(じんがいかきょうかい) 全日本人外化協会。とか? (日本)人外化協会は、人間であることを止めたいほど深刻なものを支援し、望まぬ形で人外になってしまったものを保護し、またそのような望まぬ人外化を引き起こす存在の排除を目的とする団体である。 各地に支部がある、大組織。 エージェント的に社会に潜り込んでいる。 国家権力てきなのとも繋がっている秘密組織みたいな かっこいー
https://w.atwiki.jp/imas/pages/2487.html
人外P(じんがい) 「手描供養」と題したシリーズでアイマス紙芝居を投稿しているP。 シュールな芸風に固定ファンがついているようだ。 最新作 代表作 なんという投げっぱなしジャーマン ニコ動一覧 タグ マイリスト 大百科 タグ一覧:P名 P名_し デビュー2008.6下旬 大百科収録P 紙芝居P
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1257.html
185 人外姉妹 ◆WXGiSVZK0w sage 2011/01/20(木) 00 14 41 ID xDssdlWm 俺の家は山間部標高二千メートルの山奥にある。 学校までは四十キロ。隣家までは八キロ。バス停までは10キロも離れている不便な場所に住んでいる。 何故そんな人里離れた場所に隠遁者のような生活をおくってるかというと、ある事情からだ‥‥ 「ふう。やはりこんな山奥に住んでいると、風呂の時間が一番落ち着くな…」 家は人里離れた山の中に住んでいるお陰で風呂はだだっ広い岩風呂の天然温泉である。娯楽が少ないので風呂と食事が唯一の楽しみといっていいだろう。 学校まで登校するのがひと苦労だが、温泉に入っていると日頃の疲れが吹っ飛ぶ。 俺がくつろいでいると大きな魚影が静かに近付いてくる。勿論山奥の岩風呂なので猿や狐や狸、また時々熊なども入りに来たりするが、彼らは刺激さえしなければ別に問題は無い。 しかし温泉に人間大の巨大魚が居るとなると有り得ないことだし、普通なら慌てるところだろうが、俺にとっては日常の風景である。 「おい!勝手に忍び込むんじゃない」 魚影に向かって俺が怒鳴るとザバーッと激しい水しぶきを上げて顔を出す。 「む~バレないと思ったのにぃ~」 現れたのは両頬を膨らませたひとりの美少女。髪は綺麗なウェーブの掛かったロングで色はエメラルドグリーン、眼はマリーンブルー、肌は白く透き通るようだ。 そして下半身に煌めく鱗と長い尾鰭。 コスプレ?違うよ。ガチでマーメイドだ。しかも実妹ときている。 名前は水森メル。高一だ。俺?俺のことなど、どうでも良いだろう。名前は水森卓也高二で凡人である以上。 人魚がどうやって学校に通えるかって? それは単純なこと。普段は人間の脚で濡れると魚の下半身になるというわけだ。髪は人前では黒いおかっぱのカツラを被ってる。アニメじゃあるまいし緑色の頭髪などありえないだろう。 学校では親衛隊が居るほどの人気だが‥‥ 「バレバレだ。それと年頃の女の子が素っ裸で男の居る風呂場に入るな!」 「‥‥‥‥」 メルは眼の辺りだけ水面から顔を出し。不満そうな表情でブクブクと泡を立てている。表情がコロコロ変わって見てて飽きないが‥‥ 「お兄ちゃん。人魚って普段は裸なのよ。貝殻のブラジャーとかしているのは童話の世界の創作なの!」 「屁理屈はいい!」 「‥‥‥‥」 「とにかく早く風呂場から出なさい!」 186 人外姉妹 ◆WXGiSVZK0w sage 2011/01/20(木) 00 17 46 ID xDssdlWm ムキに成って反論するメルを無視して、俺が後ろを向き手をヒラヒラと出て行くように促すと、妹は水しぶきを上げていきなり抱きついてくる。 「お兄ちゃん♪」 「こ、こら~!」 小振りだが形の良いオッパイが背中に押し付けられ、長いエメラルドグリーンの髪から甘い潮の香りが漂ってくる。それから水面から出た尾鰭を激しく振って子犬のようにあまえてくるメル。 「お兄ちゃんが欲しいのぉ~」 「あ、アホか!」 アホ人魚‥もとい妹は俺の肉棒に手をのばしてくる。 「うわぁ~妹で固くなってる♪」 「せ、生理現象だ!」 実兄の肉棒を擦ろうとする変態妹のメルと必死に貞操を守ろうとその手を押しとどめる俺。 メルは面倒だとばかりに尾鰭を勢いよく振り上げて派手な水音と共に水中に潜り俺の股間に迫る。その時、突然ひんやりとした冷気が伝わり水面がいきなりスケート場のように凍りついた。 「やはり所詮魚。学習能力が無いようですね。直接行動をおこして引かれたのでは何にも成りません。ここは裸体を瞼に焼き付けてハアハアするのが正しい選択」 「ね、姉さん?」 声の主は和服の女性。水森雪音。僕の実姉でしかも人外雪女だ。現在姉さんは高三で、長い黒髪と雪のような色白の肌と紅い唇が印象的で、お淑やかで妖艶な雰囲気に学校ではファンクラブまである。 何故俺の姉妹が人外かというと、クソ親父のせいだろう。親父は大学の考古学者で研究の為に世界中を飛び回っている。しかし行く先々で人外を孕ませて、その子供を引き取ってくるいい加減な男だ。 俺の母親は物心つく頃には、この人外マニアに呆れて逃げ出したらしい。現在は二人の異母姉妹と生活しているわけだが… 「姉さん。いきなり氷漬けにされたら心臓麻痺をおこすんだけど‥‥」 「大丈夫ですよ。たっくんの貞操が無事であるならば」 「何が大丈夫だか‥‥ それとメルはどうなったの?」 「半魚人が水の中でどうにかなる訳ないでしょう。温泉の地熱で氷が溶けるから、後三十分位で動けるようになりますよ」 「この冷血女!ボクは人魚だよぉ~」 「ねっ」 姉さんはニコニコ笑い、氷の中でメルが大声で喚く。本当に懲りない連中だ。俺は上半身だけ氷面から出ているけど、寒いから早く出して欲しいのだが。 「あっ。たっくん、ごめんなさい」 187 人外姉妹 ◆WXGiSVZK0w sage 2011/01/20(木) 00 20 51 ID xDssdlWm やっと気付いた姉さんに氷の中から引っ張り出してもらった。せっかく温まっていた身体が底冷えする。しかしいきなり氷漬けにされるとは‥‥ ふと姉さんの方を見ると視線が一点に集中し頬が紅い。 「たっくん」 「なに?」 「たっくんの逞しい下半身を見れて、わたくしとしては嬉しいんですけど‥‥」 「ーー!!」 姉さんの潤んだ眼と赤く染まった顔に背筋に寒気と股間に危機感をおぼえた俺は、前をタオルで隠すと、急いで脱衣所に向かった。まあ姉も妹と同類ということなのだろう。 午前五時。うちは山奥にあるので朝が早いのだ。朝食は当番制だが、姉さんはこのクソ寒い中朝からかき氷、メルは生魚で、俺だけ食パンと目玉焼きだ。 いつものように姉さんが微笑みながら、べったりと横にくっついてくる。 「はい。たっくん、あーん」 「あら。お口が汚れてますわ。 きれい、きれいにしましょうね」 食事ぐらい自分でたべられるのに、高校生になる弟を保育園児扱いとは如何なものだろうか。 パンをちぎって俺の口元に運んだり、ちょっとでも汚れると布巾で汚れを拭ってニコニコしている。 当然メルの方も黙って見ていることはなく‥‥ 「お兄ちゃん♪」 といいながら首に抱きついてきたりする。朝っぱらから怒鳴るのも何なので黙ってはいるが、いい加減うんざりしながら何気なくカレンダーを見てみると今日の日付に赤丸が記されている。 「今日は紅い月の日だね。 俺はばあちゃんの家か‥‥」 「たっくん。忘れ物しないようにしてくださいよ」 「いいなぁ~ボクもおばあちゃんの家に一緒に行きたいよぉ~」 「ははは‥また今度な」 そう。今日は数ヶ月に一回俺一人ばあちゃんの家にお泊まりをする日だ。姉さんは細々と俺に注意をし、メルは羨ましそうにジト眼をこちらに向けた。 「姉さんとメルは地下に?」 「そうなるでしょうね」 「ぶ~~~」 姉さんはいつものように落ちついて、メルは両頬を膨らませてぶ~たれている。 「たっくん。今日は家に戻って来ては駄目ですよ」 「わ、分かってるよ」 過保護で心配性の姉さんは眉を寄せて、くどいように忠告してくる。するとメルが何食わぬ顔で口を挟む。 「ボクはお兄ちゃんと一緒の方がいいなぁ~」 「あなたはまだ懲りないのですか!」 「ふ~~んだぁ」 「メル。なるべく早く帰ってくるから」 「ふぅ~」 188 人外姉妹 ◆WXGiSVZK0w sage 2011/01/20(木) 00 26 14 ID xDssdlWm 駄々をこねるメルの頭を優しく撫でてやると子猫のように頭を擦り寄せてくる。 姉さんは腰に手を当てて大きい溜め息を一つ吐く。我が家の日常の光景である。 まあ、おばあちゃんの家は街中にあるので便利だし、人外マニアの親父の母親とは想えない常識人なので気は楽だ。 介護に行くのかって?違う、違う。おばあちゃんは七十を超しているが、まだ元気いっぱいだ。 これこそが我が家が山奥に住んでいる最大の理由だ。実は以前人里に住んでいたのだが、紅い月の日に有る大事件が起こり、うちの家族は逃げるように山奥に引っ越してきたのだ。 しかし親父の奴は肝心な日に家にいない。姉さんによれば今はエジプトだそうだが、ミイラの妹とかマジで嫌なんですけど‥‥ 三年前我が水森家は郊外の住宅街に住んでいた。南は海岸線に面しており海風が心地よく、北は山に囲まれて冬でも過ごしやすい良好な環境だった。 姉妹は今と変わらずブラコンで、俺に異常なまでに過保護で世話を焼きたがる姉雪音と子犬のように俺に甘えてくる妹メルはキモかったが特に問題は無く平和にすごしていた。 しかし俺達家族の運命を狂わせた事件。それは、紅い満月が夜空を輝かせていた日の事だ。 「へ~え。紅い月っていうのも綺麗なもんだなぁ」 窓から外を眺めていると部屋の入り口の方から親父の声がする。 「た、卓也逃げろ‥‥」 「親父!どうした!」 親父は足元がふらつき、顔は青ざめて全身から脂汗を流して、明らかに普通の状態ではない。 「紅い月の影響で雪音とメルが‥‥‥」 ガゴッ!親父が言い終わらない内に打撃音と共に氷の欠片が飛び散ったかと思うと、バッタリと親父が倒れた。 「親父!」 流石に実父なので心配に成って駆け寄ろうとすると、いきなり背後から何かが俺に抱きついてきた。 「お兄ちゃん♪ うふふ‥‥」 そう。俺に抱きついて来たのは妹のメル。しかし陸に上がってるのに脚は魚化してるし、マリーンブルーの瞳が妖しく光っていてまともではない。 「め、メル離せ!親父が‥」 「だ~めぇ~うふふ‥お兄ちゃんはボクのもの‥‥」 絡みついてくるメルを引き剥がそうともみ合ってるうちに、親父の倒れている直ぐ後ろの方から人の気配がする。 「たっくん‥‥」 「ね、姉さん!?」 親父の後ろに居るのは姉さん。手には固そうな氷で出来たツララを握っている。 189 人外姉妹 ◆WXGiSVZK0w sage 2011/01/20(木) 00 29 17 ID xDssdlWm 姉さんが親父を襲ったのか‥‥ 何故?よく見ると姉さんもメル同様に様子がおかしい。黒い直毛の髪の毛は水色に染まっており、眼は赤く爛々と輝いて異様な姿に成っている。 「御父様はたっくんに余計なことを喋ろうとしたので眠ってもらいました」 「なっ‥‥‥」 余計なこと?何のことだ。俺が混乱して頭を抱えていると、姉さんの視線は俺に抱きついているメルに移った。 「所でメル、たっくんから離れなさい」 「嫌よ」 「殴り殺しますよ。この害虫魚」 「上等だよ糞女。ちょっと先に産まれたからといって調子に乗りやがって!ほら、さっさと遺書かけ。それぐらいは待ってやる」 「それはこっちの台詞です。陸上でわたくしに勝てるとでも? さっさと始末してたっくんはいただきますから、あは、ははははははっ。ちょっと待っててくださいね」 「痴呆女はここが海岸線ということを忘れてるようね。三分待ってねお兄ちゃん♪ ちょっと床が汚れちゃうかもしれないけど‥‥ふふ、ふ‥お兄ちゃんは‥ボクが‥守るから」 「二人とも‥やめ、止めろぉおおーー!!」 暗いオーラを放ちながら対峙する姉妹を見て叫ぶ俺。それから先の記憶は暗転したかのようにすっぽりと抜けている。気付いたら病院のベッドに寝ており一ヶ月も経っていたこと。 そして住宅街が雪崩と大津波で全壊して大ニュースに成ったことを後から知らされた。 その後うちの家族は今の山奥に逃げるように引っ越して来たわけだが‥‥ 結局人魚や雪女という存在は地上の生物と違い、精霊界の住人なわけで、元々精気や生気などを吸って生きているのだが、紅い満月は本能を呼び覚まし、抑えが利かなくなるらしい。 そこで紅い満月の日俺はおばあちゃんの家に退避して、姉さんとメルは今の家の地下にある倉庫に閉じこもる。 夜明けに戻って地下室の鍵を開けて更に学校へ登校するなどかなりめんどくさいのだが、家族が離ればなれに成ったり、三年前のように大災害を引き起こすよりマシというもの。 「水森。聞いているのか!?」 やべぇ。今は国語の時間。担任の松子殿の授業中だった。 松子殿は女教師でその巨漢からつけられたらあだ名だが、普段生徒にあまり干渉しない分、怒らせると恐いのだ。 「聞いてるなら良いが‥‥‥ 課題提出は明日までなので忘れないように」 明日まで?まあ。おばあちゃんの家でやってしまえばいいか‥‥‥ 190 人外姉妹 ◆WXGiSVZK0w sage 2011/01/20(木) 00 31 54 ID xDssdlWm 久方振りにいつも纏わり付くストーカー姉妹がいない平穏な学校での一日を終えた。とにかく休み時間毎に俺の教室に来るのは切に止めてもらいたいと思う。 しかし日常の愚痴をこぼすなんて、今日の俺、余裕あるじゃん。平和な一日に感謝しながらニヤついていると、いつの間にかおばあちゃんの家に着いた。 「おばあちゃん。今日はお世話になりま~す」 「おぉ。卓也か。よう来たのぅ~」 玄関先でおばあちゃんはいつもの柔和な笑顔で出迎えてくれる。 「俺、早速だけど明日提出の国語の課題をやってしまうよ」 「そうしたらええ。 晩飯出来たら呼ぶからのぅ~」 明日期限の課題を処理する為に早速部屋に入って机の前で鞄を開ける。 な、無い!中身を全部ひっくり返しても、どこにも見あたらない。どうやら家に忘れてきたようだ。ショック‥‥松子殿は提出期限にはうるさい。他の教科と違って期限延長は難しいのだ。 時間を確認すると現在午後の四時半。俺の足なら日没まで家に戻れるだろう。それに姉さんとメルは地下倉庫に籠もって鍵もかけてるし問題は無いはずだ。 一応おばあちゃんに一声かけないとな。 案の定おばあちゃんは台所に居た。 「おばあちゃん。明日提出の国語の課題を家に忘れちゃって。ひとっ走り取ってくるよ」 おばあちゃんは怪訝な顔をする。 「今から行っても間に合わんよ。止めた方がええ」 「何言ってるの。これでも学校の陸上部にしょっちゅう勧誘されている脚だょ。 心配ないよ」 「‥‥‥‥」 おばあちゃんはまだ納得してない顔をしているが、これでも脚には自信が有る。 大丈夫さ。俺はおばあちゃんの制止も聞かず駆け足で自宅に向かった。 191 人外姉妹 ◆WXGiSVZK0w sage 2011/01/20(木) 00 37 35 ID xDssdlWm 「ハアハア‥‥」 山頂付近の自宅の前まで到着した。荒い息を整えて時間を確認すると現在六時前十五分。み、見ろ間に合ったじゃないか。 ‥ハアハア‥走りすぎて息が切れたが。 気を取り直して家に入り、自分の部屋にあった課題を鞄に入れ早足で玄関から出ようとすると‥ ランラン。ランラン。ラララララン。 ランランランラン。ラララララン~♪ 歌声? 子守唄のような――――まるで天使が歌ってるみたいな、唄が。 届く。響く。癒す。玄関のドアを開けると辺り一面が濃霧に覆われてる。人魚の歌声は天候を変化させて船を難波させたという伝説があるが‥メルか。 とにかく今外に出ると遭難は必至だ。かといって家に居ても地下からメルや姉さんが出てくるかも知れないし‥ そうだ。霧がはれるまで岩風呂に隠れていよう。幸い風呂場までは目を瞑っても行ける。良い考えだ。そうしょう。 視界が悪い中なんとか風呂場の入り口まで来ると、濃霧プラス雪まで降ってきて、ますます脱出が困難に成ってくる。雪は姉さんか‥‥まあ、仕方ない。寒いので中で休むとするか。 風呂場は流石に暖かい。しかしどうしたものか‥‥ とりあえず座りたいので、お湯がはる浴槽部分の縁に当たる外側の岩に腰掛けて途方に暮れていると、白い手が静かに伸びてきて俺の足を掴む。 ズルッ‥‥ 白い手は俺を水中に有無をいわさずに引きずり込む。 「うわーーっ!!」 ドボンと大きな水飛沫が上がると俺の体は水中に‥‥ゴボゴボ‥‥水泡が無数に浮かぶ。死んだな俺。水中での溺死はかなりきつい死に方だが‥‥ ゴプ‥ゴポ‥息が出来無‥‥?出来る!? 目の前に魚影。水中でも呼吸できる。もう分かっちゃったな正体。メルか‥‥しかし人魚の力か水中でも呼吸が出来るのは妙な気分だ。まるで無重力空間に居るような‥‥ 「お兄ちゃん♪」 「め、メル‥‥ どうしてここに?」 「うふ♪ 山間部は月が出るのが早いのよぉ~ お兄ちゃん知らなかった?ふふふ…」 「でもお前何で?それに‥‥」 「お兄ちゃん。ごめんねぇ~」 ちなみに水中でも会話が出来てるのは思念波のようなもの。実際変な感覚だが‥‥ メルは俺の話も聞かず鋭い爪で俺の服を引き裂く。貝や甲殻類を容易く切り裂けるほどの硬度を持った人魚の爪には、人間の服など紙よりも薄い。俺はあっという間にほぼ全裸状態に。 192 人外姉妹 ◆WXGiSVZK0w sage 2011/01/20(木) 00 40 24 ID xDssdlWm 「何を‥‥!」 「お兄ちゃん。ボクもう我慢できない」 メルの尾鰭の部分が、しゅるりと俺の股間をくぐった。股の間へと、ぬるぬるの魚尾を割って入らせたのだ。さらに尻尾は俺のお尻の方へと抜け、しゅるりと腰のくびれの部分に絡んできた。 股間からお尻、腰の部分に尻尾が絡み込み、腰が引けないようにされてしまったのだ。 「つっかまえた~♪ えへっ、これでもう離れられないね」 そのままメルは、ぎゅっと俺の上半身を抱き締める。碧い瞳が妖しく光り、吸い込まれるような感覚に襲われてしまう。 不意に、眼前にメルの上気した顔が接近してきて柔らかく暖かい唇の感触が、伝わる。 「ん、ふ……」 メルの舌が口内へと侵入し、貪るように舐め回してきた。 「お兄ちゃん‥‥んんん‥‥」 正直いくら美少女とはいえ脳内では妹とのキスなどキモいだけなのだが、身体の芯は何故か熱い。確か以前人魚の碧眼は催淫効果があると聞いたことがあるが、その影響か‥ どの道水中で捕らわれている身なのでやることは一つ。俺は基本的に無駄なことが嫌いな合理主義者なのだ。別に妹とエッチする為の言い訳を探しているのではない。 なんだその眼は‥‥兎に角そう言う事だ! 胸の方に手を伸ばすと小振りながら形の良い乳房の感触を確かめる。張りは、なかなか良い。 「ひぁ!」 メルは可愛らしい声をあげる。 「あ、あんまり大きな胸じゃなくてごめんね…」 メルがすまなそうな顔をした。 「なに‥大きければ良いという訳ではない。手のひらサイズでも弾力性や張りが‥‥って何を言わせるんだ!」 「ありがとうお兄ちゃん。いっぱい触って♪」 顔を紅潮させて上目遣で俺を見詰めるメル。女の子のお願いは極力聞くことにしてる?俺はその乳房を揉み出した。指に力が入り、乳房の形が変わる。柔らかで暖かな感触に手が包まれた。 「ああ‥あ。お兄ちゃん。ああぁッ…」 乳房を揉みしだきソプラノボイスの喘ぎ声に興奮した俺は、下の方に手を伸ばす。ウロコ部分を弄りながら蜜壺を探す。人体と構造が違うので、さっぱり分からないが‥‥ 「あん♪ そろそろ‥‥お兄ちゃんと一つになりたいなぁ」 俺の意図を察したのかメルは俺の手を自分の蜜壺に導く。メルのヘソから下は、魚の半身と化している。そしてウロコに隠れた股間部分には、女性器のような縦スジが入っていた。 193 人外姉妹 ◆WXGiSVZK0w sage 2011/01/20(木) 00 43 30 ID xDssdlWm そこは微かに膨らみ、そしてぴっちりと口が閉ざされている。いかにも控え目で、慎み深い器官だった。ただ妹に挿入となると流石に迷いが生じるが‥‥ しかし例えるなら今はタコに捕獲された小魚。状況を打開するには他に手はないんだ!俺は自分にそういい聞かせて膣口に自分の肉棒を添えると慎重に押し込んだ。 「あぁ、あ、ああッ!」 メルの身体がブルッと震える。人魚の内はきつく、全体的に筋肉が緊張しているようだ。ヌルヌルのぬめり、そしてざわめくヒダが肉棒を優しく歓迎していた。 だから、挿入を終えただけで俺は搾り取られるような感覚に陥った。 ぐっ!だが直ぐに果ててしまうわけにはいかない‥‥俺は‥へその下に力を入れて‥耐える、耐える。そのうちにメルの膣内の締め付けが落ち着いたので、意を決して腰を突き上げた。 「ふぅ、うぁあ‥あぁぁ‥んんッ‥」 メルは俺の肩に顔を埋めて声を漏らす。ふふふ‥何とでも言え。今の我に迷いは無い!目の前の女をいかせるのみだ!連打、連打、連打。脱出するには先に絶頂させねば‥‥ 「ひああッ! き、きもちい、よ‥‥もっと、んッ、して、お兄ちゃん‥‥ッ!」 「俺も気持ちいいぞ‥‥」 「はあぁ! うれしい‥‥ああぁッ!」 メルはガクガクと震え涎を垂らして大きな声で喘ぐが、ビギナーに高速ピストン運動は無謀だったようで、あっという間に射精感が高まる。 「うう‥‥出ちまう‥」 「いやぁッ! 中にちょうだいッ!お兄ちゃんの、せーしッ! ああぁッ!」 「っく、もう、だめッ!」 蜜壺がギュッと収縮しその感触に耐えきれなくなった俺はメルの膣内に大量の精液を注いだ。 「あはッ♪ おにいちゃんの、あつい、よ‥‥」 メルはエビ反りになりピクピクと痙攣して脱力した。メルが俺の身体から離れると当然呼吸が出来なくなるわけで‥‥ 「ゴポ‥ゴプ!」 く、苦しい。俺も今は身体が上手く動かせない。ハマった!終わりかな‥‥ 俺が諦めかけた瞬間、何かに手を掴まれて、もの凄い力で水上に引き上げられた。 「んん‥‥」 目を開けるとそこには全裸で仁王立ちしている姉さんの姿が‥ 「姉さん‥」 「あれだけ忠告したんですけどねぇ」 姉さんの目は赤く妖しく光っている。身体がピクリとも動かない所をみると、赤い目は麻痺効果があるのか。 194 人外姉妹 ◆WXGiSVZK0w sage 2011/01/20(木) 00 46 24 ID xDssdlWm 「紅い満月の日は私達姉妹は、たっくんへの気持ちが抑えられなくなります。 だけど姉妹で争ったり、他人を巻き添えにする事を貴方は許さない。 だから自ら地下に籠もるという選択したのです。」 「‥‥‥‥」 「貴方が悪いのですよ」 姉さんの紅潮した顔が迫り、唇を重ねてくる。 「ちゅっ、んっ‥むぅ‥んんっ」 舌が口内で絡み合い唾が混じり合う。 「久々にたっくんと‥‥やっぱり、貴方も水神の因子があるようですね。普通の人ならわたくしとキスを交わすと凍死します。あはは‥それに三年前と比べると耐性も増してるようなので今から楽しみです」 姉さんは薄笑いを浮かべながら俺を見下ろす。俺にも人外の血がながれていると?しかも三年前は結局この姉妹に搾り取られていたと?‥‥ 「たっくんは何もしなくても良いんですよ。この姉が気持ちよくしてあげますからね」 姉さんが大きな乳房で俺の肉棒を挟み亀頭をチロチロと舐める。 「ぢゅっ‥‥ぢゅっ‥ずずっ」 「あう‥ね、姉さん」 思考が吹っ飛ぶ。き、気持ち良すぎる。大きくて柔らかい乳房の感触と亀頭の刺激がたまらない。 「たっくん‥‥こんなに逞しくなって‥‥わたくし‥もう我慢できません」 口元に涎の雫を溜めながら姉さんは俺の肉棒を自分の膣口に当てると、一気に腰を下ろす。膣内のひんやりとした感触が心地良い。 「ひっ――ああああっ!!」 一瞬息を詰まらせ、次の瞬間に叫ぶ。完全に肉棒が膣内に納まると、姉さんは仰け反り、絶叫した。 肉壁の収縮に俺も夢中で下から腰を突き上げる。 「あぁぁああっ!! っく、くはぁぅっ!! す、すご‥‥い‥‥っ! っくぅうううううっ!!!!」 「姉さん‥やばい‥‥出る!」 「中に‥‥出して。たっくんの好きにして‥くだ‥さ‥い‥」 「!!」 姉さんのイキ顔に理性の一部が消し飛ぶ。お互いの腰の動きが今までに無く激しく、 強いものになってくると俺は一気に溜め込んだ全てを流し込む。 「イくぅううっ!!! あっはぁあああぁぁああああっ!!!!」 どぷ、どぷっ。二回目とは思えない大量の白濁液を姉さんの膣内に解き放った。 「あぁぁ!!‥あ‥たっ‥くんとのがいっぱい‥あたたかい‥‥」 姉さんのその身体は小さく痙攣し、その身を仰け反らせたかと思うと俺へともたれ掛かった。 「お兄ちゃん♪ ボクも、もう一回」 「ええーー!!」 195 人外姉妹 ◆WXGiSVZK0w sage 2011/01/20(木) 00 49 12 ID xDssdlWm 耳元で声がして、ビックリして横をみると、いつの間にか目の前にかメルがいる‥‥ 「メルもたっくんを気持ちよくしないと駄目ですよ」 「わ、分かってるわよ!」 俺は朝まで姉妹に搾り取られ続けることになった。 翌日流石に学校を休んだ。まあ、記憶が飛んだりしてないし明日は登校出来るだろう。しかし、このまま自分自身がキモ化して家庭内ハーレムを形成するわけには行かない。 必ず普通の恋愛をしてみせる。俺は決意を新たにした。 「よお。卓也。」 「親父! 今エジプトでは?」 「ちょっと野暮用でなぁ」 「まさか‥‥」 「おにーたまぁ~♪」 親父の後ろから顔を出すのは可愛らしい幼女。 「てめぇ~またか‥‥」 「ははは‥この子は座敷童でなぁ~」 「しかもまた人外‥‥」 「じゃあ卓也。お前の妹に成るんだし、後は頼むよ。」 「うるせぇ~まて! このやろおぉ--!!」 Fin