約 59,549 件
https://w.atwiki.jp/i914/pages/297.html
逃避行が終焉を迎えたことがわかっても、琳は冷静さを失わなかった。 瞬時に自分が今何をすべきなのか考える。 大丈夫。 計画していた通りに振る舞えばいい。 「痛みが二倍ってのは、どんな感じなんだろうなぁ」 「・・・どういうことですか」 粛清部隊のリーダーらしき男が話しかけてくる。 純を攻撃したのもこの男に違いない。 ・・・そう思うと、少し冷静さを欠きそうになった。 「監視の目をかいくぐって外に出るルートは一つしかないってことは知ってたか? そこに罠が仕掛けられていたってことは?」 「言っている意味がわかりませんが」 「おまえらの通ってきたルートには、一時的な遠隔催眠の発生装置が仕掛けてあったのさ。 “お仕置き”のために、痛覚を通常の倍にする催眠装置がな。まさか、こんなにうまく 引っかかってくれるとは。仕掛けを考案した日本の科学者とやらもお喜びだろうよ」 なるほど、痛覚を倍にする催眠。 そんな装置を仕掛ける余裕があるなら、もっと監視を万全な態勢にしておけばいいものを。 ずいぶんと悪趣味な人間もいたものだ。 琳は、ちらりと純の様子を見やった。 催眠にかけられているということだが、その目にはまだ力がある。 抗うことを諦めていない証拠だ。 ほっとする反面・・・やりにくいとも思う。 琳は先手を打った。 「そこまで考えていた割りには、ずいぶん間が抜けてますね!人質から先に傷つけるとは! 彼女を傷つければ私の動きが鈍るとでも思いましたか!?」 「なんだと?」 「琳?何言って・・・」 決めたんだ。 絶対に、あなたを守ると。 「こんなの、コンピュータの技術をかって連れてきた、ただの人質ですよ! まあ、こうなった以上は単なる足手まといでしかありませんがね!」 言い切るより早く、琳は純の背中を蹴飛ばした。 不意をつかれた純は勢いよくつんのめる。 多少の手加減はするが、遠慮はしない。 演技だと思わせることがないよう、本気で蹴った。 「足手まといはもういらない!追撃は私一人で受けてやる!」 二人でいるところを見られた場合は、こうしようと決めていた。 自分は凶悪な脱獄囚で、純はその道案内兼人質という設定だ。 これが一番自然で、わかりやすい。 一言も相談せずに決めたことを純は怒るだろうが、彼女は賢い人だ、きっとこの意図を理解してくれるだろう。 唯一の計算外は純を怪我させてしまったことか。 その点だけは、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 「純姐さん!?」 琳は勝ち誇るどころではない。 なんで。どうして。これでは二人とも組織に追われる身となってしまう。 かたや牢獄からの脱走者、かたやその脱走を手助けして粛清部隊の一員を倒した反逆者として。 知っていたのに。さっきの、まだ諦めていない目を見た時に思い出すべきだったのに。 この人は、予測のつかないことばかりする人なんだ、ってこと。 純は、右肩に刺さっていた矢を引き抜いた。止まりかけていた血が再び流れ出す。 催眠のこともある、痛くないはずがない。今度こそ致命傷になる可能性だってある。 それでも。それでも純は、琳に向かって微笑んだ。 「琳が私を死なせたくないように、私だって琳を死なせたくない。 ・・・・・・だからもう、“命をかけて守る”のはやめにしよう?」 「くそっ、怯むな!行け!奴ら二人とも罪人だ!殺したってかまわん!」 男たちの怒号が聞こえる。 だけどそれは、壁一枚隔てた遠い世界の出来事であるかのようで。 「私を守りたいと思ってくれるなら、一緒に戦ってよ。 敵わなくてもいい。一瞬でもいい。私は、琳と一緒に生きてみたい」 強烈な光を宿した瞳。 何を言っても無駄だと思わせる瞳。 許されることなら、このまま素直に頷いて、彼女の気持ちに応えたい。 だけど。 「私は・・・私を愛してくれた両親を死なせた。だから生きたいなんて言えない、言ってはいけないんです・・・!」 その手を取ることは許されない。 銭琳は、罪を犯してしまったのだから。 琳の両親は、異質な力を持って生まれた我が子を恐れることなく、惜しみない愛情をそそいだ。 組織に拾われた能力者の大半が親や故郷に見捨てられた者であることを思えば、琳とその両親の関係は異例のことだ。 人とは違った力を持つ娘を「おまえには神様から授かった特別な才能がある」と褒め、 娘がそれを悪用しようとした際には容赦なく叱りつける両親。 そして、その両親の愛情を一身に受けて育った娘。 理想的で模範的な両者の関係は、ある日脆くも崩れ去る。 どこで嗅ぎつけたのか、突如として琳の家に組織の関係者がやってきたのだ。 関係者は手下を引き連れ、琳を渡せと両親に迫った。 しかし両親は応じない。大事な一人娘だ、当然である。 やりとりはいつまで経っても平行線。 無論、奴らはそれで満足するような連中ではない。 口論の末に両親は殺された。それは琳が友人と旅行に出かけていた数日の間の出来事だった。 「私のせいでパパとママが死んでしまって!なのに私はその場に居合わせることもできなくて! 彼らの嘘を平気で信じて!あの時が来るまで真実を知らなくて!」 ―――『すまない。我々が到着した時には、もう・・・』 ―――『仇を討ちたいだろう?ならば、我々の所に来ないか?我々には、そのための力も技術もある・・・』 ―――『何度も言わせるな、銭。奴の居場所を消せ、跡形もなく。帰る場所が消えれば、奴もこちらへ来る気になるだろう』 ―――『なあに、あとのことなど、どうにでもできる。例えば・・・・・・そうだな。 “おまえの大切なものを奪ったのは、我らと敵対する組織の手の者なのだ”とかな』 「・・・・・・ずっとずっと、守られていたのに・・・」 どうして組織の差し出した手を取ってしまったのだろう。 父と母は、あんなにも私を愛してくれていたじゃないか。 自分が原因で両親を死なせてしまったのに、その両親が命をかけて拒んだ組織入りをあっさりと受け入れてしまった。 だから、牢獄に入れられた時は、罪深い自分を処分してくれるように思えて有難かった。 さすがに自ら命を絶つのは、両親の命を無駄にするようで申し訳なかったから。 李純と出会ったのは、そんな時だ。 この人を生かそう。そのために全力を尽くそう。 彼女を守って死んでいくことができたなら、両親の想いを無駄にすることなく自分の願いを遂げられる。 そういう風に思っていた。 「琳の言ってること・・・よくわかんないけどさ」 「う、わっ!」 キィン、と大きな金属音がして、純の持っていたトンファーが弾け飛ぶ。 柳葉刀を持った敵になぎ払われたのだ。 同時に、激しい手の痺れが純に伝わる。 痛覚が二倍。 確かに、いいお仕置きになりそうだと純は実感した。 「もらった!」 目の前の男が柳葉刀を振りかぶる。 あ、斬られるんだな。 純は他人事のようにそんなことを思った。 しかし、次の瞬間。 純と男の間に、蛍光ブルーのチャイナドレスが翻る。 膝上の控え目なスリットから覗く太腿が、朝日に反射して眩しい。 太腿の先の足はヒールを履いていた。 そのヒールが、男のこめかみにヒットする。 痛いだろうな。 他人事だからこそ、そんなことを思った。 「純姐さん!大丈夫ですか!?」 琳が心配そうな顔をして駆け寄ってくる。 一人片づけた直後だというのに、息一つあがっていない。 案外、敵に回したくないタイプだ。 味方でよかった、と純は胸をなでおろした。 純が無事なのを確認し、琳は言った。 「ずっと迷ってたけど、決めました。・・・・・・私は、あなたと共に生きたいです」 力強い言葉に、柔らかな表情。 その瞳にもう迷いは見られない。決意は固まったようだ。 嬉しさを押し隠すように、純はつい軽口を叩く。 「決めましたー、はいいけど、もっと早く決めてよ。死ぬかと思った」 「ええっ!?スミマセン!だけど私にも葛藤というものがありましてですね・・・」 「うるさい。行くよ」 「えー・・・・・・ハイハイ」 大丈夫、もう迷わない。 二人でなら、どこまでも生きていける。 がむしゃらに暴れ回る純。冷静に立ち回る琳。一方の背中が危ない時には、もう一方がカバーする。 二人の連携攻撃は、粛清部隊をも圧倒した。 「純姐さん!下がって!」 戦いが長引けば第二、第三の追っ手がやって来る。そうなる前に、ここで決めないと。 琳は先程倒した男の柳葉刀を拾い、その手に力を集中させた。 戦いの舞台は山林。 少々、自然破壊になってしまうが仕方がない。 「タァ!」 琳の能力は発火。手で掴んだものから炎を起こせる力。 柳葉刀が炎を纏う。 琳はそのまま刀を振るい、目の前に立っていた成木を一本なぎ倒した。 炎の刃に斬られ焼かれた木が山中に倒れる。 木に放たれた炎は、当然のように周囲の草木へ飛び火した。 「・・・・・・山火事?」 「うわあああああ!逃げろぉー!!」 あっという間に周囲が炎に包まれる。 もう、戦いどころではない。 「今のうちです、純姐さん!」 悪意のない凶悪は怖いな。 琳に手を引かれながら、純は内心で舌を巻いた。 あんなに眩しかった太陽が、今はもう傾きかけて陽の力を少しずつ落としている。 純と琳の二人はすでに山林を抜け、アスファルトで整備された山道の中を歩いていた。 時折、車が行き交う姿も見られる。 これなら、夜までには市街地へ入れるだろう。 道すがら、純は自身の事情を話してくれた。 純は中国古来の歴史を持つ獣化能力者の一族の末裔であること。 ずっとずっと村のみんなに大切にされて育ったこと。 ・・・ある日、力が暴走して制御できなくなって、生まれ育った村を滅ぼしてしまったこと。 「我に返った時にはもう村がめちゃくちゃで・・・・・・私は、自分のしたことが怖くなって すぐに村を飛び出した。それで、気がついたら組織の仲間になってたんだ・・・」 村の惨状を直視することができず、純は村を離れた。 崩れた家屋も荒れはてた畑も横たわったまま一切動かない人々も、何もかも恐ろしかった。 そんな純を拾ったのが、組織の関係者だった。 日中は一心不乱に体を動かすことで村のことを忘れた。しかし、夜はそうはいかない。 目蓋を閉じればすぐにあの荒廃した光景が蘇る。 そんな日々が何日も続き、たまらなくなって、とうとう純は牢獄へと足を向けた。 牢獄の中になら、自分よりも遥かに罪深い人間がいるかもしれない、 自分の罪なんてちっぽけだと思えるくらいの重罪人に会えるかもしれない、と思って。 「なのに、そこにいたのはこんなちっちゃな女の子で・・・・・・しかも突然泣くし」 あの涙を見て、完全に目が覚めた。 自分はなんと卑怯だったのだろう。他人を見下して安らぎを得ようとするなんて。 愚かさを自覚することで、自らの罪から目を逸らすのをやめた。 守ろう。この子を守ろう。 それが村人たちへの罪滅ぼしになるとは思わない。ただの自己満足で構わない。 ――――きっと、もう少しこの子と一緒に生きてみたいだけなんだ。 「さーって!あれだけ派手にやったんだから、私たち見つかったらきっと殺されるぞ!これからどーするの?」 「うーん、とりあえずこの国にはいられませんねぇ・・・密航船にでも乗せてもらいます?」 「おっ、それいいね!決まりっ!」 純は、一生みんなの命を背負って生きていくことを決めた。 しかしまだ、村に戻って直接「ごめんなさい」を伝える勇気はない。 琳は、両親の遺志を受け止めて生きていくことを決めた。 しかしまだ、自分が両親を死なせたという心の傷が完全に消えたわけではない。 きっと、それでいいのだろう。 今はまだ、言えない言葉。 今はまだ、癒えない傷も。 いつかきっと、いえる日が来るから。 だからその時までは 共に悩み、共に苦しみ、共に成長し合っていけばいい。 二人はこれから、生きていくのだから。 「どこの国に行くことになるんだろ。ロシア?日本?欧米?・・・偽名とか持ってたほうがいいかな?」 「偽名・・・ハッ!私、日本だったら絶対ルフィって名乗ります!なんだったら、チョッパーでもいい!!」 「・・・意味わかんない。というか、必死すぎてちょっと気持ち悪い・・・」 「そうだよ私日本語ちょっと話せるし!コンニチハ!アリガトウ!オーサカウマイネン!」 「私は英語ならちょっとだけ話せるから、アメリカやフィリピンでいい・・・・・・」 ちなみに。 二人のたどり着いた国が日本で、 “偽名”が「ジュンジュン」と「リンリン」になるのは もう少し先のお話。
https://w.atwiki.jp/anchorlegendscenario/pages/691.html
君は「パートナー」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか? …相棒?… …友人?… …恋人?… …夫婦?… 今回の依頼人は婚約者との結婚を彼女の両親に認めてもらうため、切り札を取りに行くのを君たちに手伝ってほしいのだという。 その切り札は地方の局地にあるらしい。 …何でも、見たことがないほど美しい宝石があるのだとか… シナリオ名:engage gift …人生、楽ありゃ、苦もあるさ… システム:指定なし シナリオ解説らしき何か 婚約者さんと一緒にダンジョンに潜って彼女の両親に婚約者さんが認められるような品を一緒に取ってきてあげてください。 GMにもよると思いますが、その品物をくすね、婚約を破たんさせても面白いかもです。
https://w.atwiki.jp/johann/pages/23.html
2010年2月頃、突然ヨハン(都内在住)のmixi上の日記が全て削除され、当時mixiに実装されて間もない「つぶやき」で自殺をほのめかす発言が数回繰り返された。 心配した多数の友人がヨハンと連絡を取ろうとするが、携帯は通じず、メールの返信もない。 遂には夜遅くにヨハン氏の実家(C県)に電凸し、御両親にヨハンの安否を確認する事態となったが、当のヨハン本人は療養のため滞在中の実家でのん気にくつろいでいたらしく、御両親は突然の不躾な電話に不快感を感じていたようだった、という。 この件によってヨハン氏は多くの人間から信頼を失ったと思われるが、本人はそれに気づいている様子は無い。
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/4323.html
ロックス 「冗談みたいな姿ですけど……、その、いじめないでください……ね?」 年齢:不詳 性別:男性 身長:46cm 体重:1.7kg 声優:相葉弘樹 本名、ロックスプリングス。何の種族であるかは不明だが、人語を話す。 バンエルティア号の中で、家事やギルドの経理なども行う“コンシェルジュ”。 もともとカノンノの家に仕えており、彼女が両親を失った後は自分が親代わりとなって育てていた。 カノンノの両親には多大な恩義があるようで、新たな主であるカノンノを「お嬢様」と呼ぶ。 +ネタバレ 元は生まれた時から軍に所属させられ、国の為に戦う事を宿命づけられるという、特殊な階級社会で育った人間だった。 殺しの技術を教え込まれるだけの毎日に嫌気がさしていた所、遂に戦場へ赴く日がきたが、恐怖に煽られ敵前逃亡を果たしてしまう。 彼の軍では敵前逃亡は重罪だった為、軍に戻る事は勿論出来ず、だだ「生きたい」という願いの為だけに、ソウルアルケミーによる魔具を手に入れ、人の姿を捨てた。 従軍医師だったカノンノの両親と出会ったのはそれ以降で、料理や医療の知識など初めて殺しの技術以外を教えられた事、何より家族の一員として受け入れてくれた事に深い恩義を感じ、自分と違って最後まで戦場から逃げずに前線で負傷者を治療し続けたその姿を尊敬すると同時に、逃げるだけの己を省みて、自己嫌悪に陥ってもいる。 戦場で食糧が足りず餓死していく人々を目の当たりにした経験を持つが故に、ぽっちゃりした体格に相当な思い入れがあり、好きな女性のタイプにもそれは反映されている。 作中では自作のお菓子を女性陣に頻繁にすすめたり、わざと高カロリーの料理を出すなどして、虎視眈々と女性陣のぽっちゃり化計画を進行中。
https://w.atwiki.jp/misaki-kana/pages/30.html
<葉月彩弥> お嬢様 兄を慕っている 他人にはですます口調 兄と一緒に居る時は明るい 兄以外の男性に対しては引っ込み思案 常識外れ、世間知らず 厳格な親に育てられている 兄は非常に優秀 <葉月ルートの流れ> 出会い(yes/no) ↓yes 家に招待(yes/no) ↓yes 葉月ルート ↓ エンド <出会い1> 学校帰り、チンピラチックな人に絡まれて 困っている所を見つけ助ける (声の聞こえる方へ行ってみる/行かない) <出会い2> 学校で再開 会話する 兄に助けられた事を伝えており、 「兄の提案」でお礼に家へ招待したいと伝える それを見ていた友人から彼女の情報 <終業式/家に招待> (葉月宅へ行く/行かない 葉月ルート) 両親仕事。お兄さんと会う 普段見せない彼女の表情を見る 兄の事、両親の事 彼女の趣味特技、披露 <夏休み> <買い物/遊ぶ> 外を歩いている彼女を発見 追ってみると様子がおかしい 兄への誕生日プレゼントを探している 世間知らずで買い物が破綻していた 見かねた主人公、手伝う 夏祭りの張り紙。 <夏祭り> 露店で色々遊ぶ。 彼女の表情の変化 主人公の心境の変化 <登校日?> 兄の誕生日をとても楽しみにしている彩弥 主人公、誕生日に誘われる(兄の言伝) 彩弥と仲良くしているのを見て驚いてる友人 <お誕生日会/対話・葛藤> 呼ばれる主人公(レストラン?) 兄海外へ行く事を伝える 泣いて自室/外へ行く後輩 兄との対話 両親の事。妹の事。主人公の事。 帰り道、自分にできる事を考える <エンディング> 告白 エピローグ、 仲良くしている2人と それを見守る シスコン気味な兄 <舞台> 街 学校 葉月宅 高級チックなブランド店 夏祭り 高級チックなレストラン .
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/1287.html
【名前】幾多一人(いくた ひとり) 【性別】男 【所属】科学 【能力】絶対音感(セパレーション) 【能力説明】レベル0 文字通り、ある音を単独に聞いたときに、その音の高さ(音高)について音楽で決められた名前(音名)を、他の音と比較せずに即座に言い当てることができる能力。 彼の場合は能力強度が低すぎる為、普通の人なら聞き分けることが難しい似通った音程を聞き分ける程度しか能力を発揮できない。 【概要】 祐天寺学院に在籍する高校二年。 学園都市内でも平均からやや低めである祐天寺の中でもかなり成績の低い劣等生。 にも拘らずまともに勉強もしようともせず、同校の悪友と遊び呆けてばかりいる。 もともと良家の子息で、両親は多大なる期待を彼にかけていた。その為彼の中には両親の期待に応えなければならないという強迫観念があり、例え嘘を吐いてでもその期待に応えていく事しかできなかった。 学園都市には小学校のころから入っていたが、結局能力は向上する事も無く、それを追う様にして学力も次第に低下していった。 しかし彼は両親の期待に応えよう、快く家族として受け入れて貰いたいという小さなプライドを守る為に、両親が学園都市の外に居る事を良いことに嘘を吐き続け、最も親しい人物に対して成績優秀であるという偽りの仮面をかぶった状態で接し続け、今現在に至る。 因みに高校ではクラスで五本指に入る程の成績を維持している、と親に伝えている。 彼が嘘を吐き続けるのは自分の親のせいであると責任を転嫁しており、自身の行動を改めるつもりなど毛頭ない。 嘘がばれる位なら嘘を更に上塗りしてでもそれを隠そうとするようなタイプの人間。 性根は腐りきっているが所謂真面目系屑であるためスキルアウトに入る事は絶対にしない、というより、スキルアウトを何処か見下している節がある。 特異な事は猫を被る事、演技。苦手な事は努力、継続、苦労。 【特徴】 特異な事は猫を被る事なだけあり、人当たりは物凄く良い。 いつも笑顔を絶やさない好青年という印象を持たれがちなので最初の方は友達も多いが、長く付き合っていくと次第にその本性が露呈し始めるので残っているのは彼と同類のものばかり。 【台詞】 「嘘ついたっていいじゃねぇか!!それで相手が気分良くなってくれるんなら万々歳じゃねぇか、知ったような口ききやがって――――テメェが俺の気持ちなんざわかってたまるかってんだよ!!」 「これも全部親が悪いんだ、悪いのは俺じゃねえ。環境が、為人が、運が悪かっただけだ。 だから俺が責め立てられるような謂れはねぇし、非難なんてさせてやらねぇ。俺を快く思わない奴は俺の資産の総力を挙げて潰してやる!!」 【SS使用条件】 とくになし
https://w.atwiki.jp/idolmasterwiki/pages/42.html
ミキ、アイドルするの、結構本気だよ? ゲーム公式:http //765pro.jp/idol/miki.html プロフィール+ 持ち歌 relations 思い出をありがとう ふるふるフューチャー☆ 好きな食べ物はおにぎり、いちごババロア、キャラメルマキアート。 家族構成は公務員の両親としっかり者の姉(星井菜緒)の4人家族。両親に甘やかされて育った。 VSジュピターの1stフェスの際、美希と千早だけが相手の不調に気付く。流石である。 +ネタバレ アイマス無印には、ミキと南の島でアバンチュールバースデーEDがある。 「昨日の夜、すっごいお祝い、してもらっちゃったし♪」と甘える美希に、多くのPが打ち抜かれた。 タグ relations ふるふるフューチャー☆ 思い出をありがとう 美希
https://w.atwiki.jp/orirai/pages/13.html
名前(ふりがな):鎌田遥見(かまた はるみ) 年齢:20歳 キャラ設定: 城北大学に通う2年生。工学部に所属しているが何故か文系科目が得意。 人当たりはいいが、ことわざを交えて渋い顔でモノを考える仕草はどこか青年らしからぬ達観した印象を受けることが多い。 彼の両親は「ディスクライダーシステム」を研究していた科学者で、4年前の事故によって死亡している。その両親が残した「ディスクライダーシステム」の1基「キリク」によって仮面ライダーキリクへと変身、「ゴースト」と戦う。 外見: 目はぱっちりしていて、茶髪の髪の毛はクセっ毛が強くぼさぼさ。 主にパーカーのようなフードのついた服装を好む。
https://w.atwiki.jp/suka-dqgaesi/pages/3765.html
859 :1/2:2009/08/23(日) 01 15 16 0 豚切御免 お盆にワザワザ遠方から義理両親が来たときのDQN返し 結婚する前からずっと、夫は出張三昧の職場で命を削るような思いをして働いている 本人もなんだかんだ言ってこの仕事が好きで、大変ながらもがんばっている 1ヶ月単位での出張、その内3日でも帰ってこられたら御の字ってぐらい忙しい 当然、お盆や夏休み、GWや年末年始の休みも返上して働くこともしょっちゅう その代わり、時期はずれに1週間休めたりする そんなタイトなスケジュールで働いているということは就職してから10数年ずっと伝え続けているというのに お盆の1週間ぐらい前にいきなり義理両親から電話 「土曜日(お盆の15日)に行くから食事できるところ探して予約とっておけ」(支払いは当然私たち) 「飛行機は○○便でXX時に着くから車で迎えに来い」(電車だと1時間、車だと渋滞もあって2時間以上かかる) 「ホテルはパッケージプランで予約したから、送り迎えもしろ」(私たちの自宅から車で1時間以上かかるホテル) 夫が出張から帰れるかどうかの予定もわからないままにこんなワガママプランを立てられて 夫とふたりお互いに青くなった 私ひとりで受け入れるぐらいなら逃亡しようかとも考えたけど 出張先でも1ヶ月近く休みナシで働いていた夫が奇跡的にお盆休みを取ることができたので (客先が急に休みになっただけ)仕方ナシに受け入れることに 夫の上司が話を聞いて、接待でよく使う料理屋さんを予約してくれた 食事も美味しいし、お酒も美味しいし、雰囲気も良いお店だそうで 気難しい義理ウトメ(特にトメ)も気に入ってくれるかとホッとして、当日に備えた 当日、上司の計らいか特に力を入れてくださって素晴らしい料理が用意されていて、私も感激した 元々私も夫もあまり食道楽ではないから大げさかもしれないけど なのに、途中女将さんがご挨拶に個室へ来てくださったときに馬鹿トメが余計な一言を 861 :2/2:2009/08/23(日) 01 16 22 0 「こちらではこんな風に味付けなさるのねーでも脂っこくてちょっとね ほら、中性脂肪とか、ねぇ? 嫁子さんのご実家だったら脂肪とか気になさらずに食べちゃうんでしょうけどねぇ お寿司のネタもねぇ、やっぱりちょっと質が落ちるわよねぇ、関西じゃ仕方がないんでしょうけど」 (義理両親は三陸近くで育った人たち) トメが指したのは、料理屋さんがワザワザ取り寄せてくれた一切れウン千円の神戸牛と絶品握り寿司・・・ 「あらーお義理母様のお口には、本場京都で修業なさった板さんのお料理は合わなかったんですねー 夫くんの上司の方がワザワザこの日のためにせっかくこちらを予約してくださったのにー 嫁子ざんねーん! でもお義理母様、人間が生きていくうえで最低限必要な動物性たんぱく質を摂取しないで 偏ったダイエットばっかりしてたらギスギスの骨と皮みたいになって 転んで骨折とかしちゃうんですよねーコワイコワイ! あ!お義理母様もそういえば骨折したっておっしゃってましたよねぇ? なんだかすっごくガリガリに痩せてらっしゃるし、ちゃんとご飯食べてます? ほんと、イイトシしてそんな骨と皮だけの体を露出させるお洋服ばっかり着てらっしゃるのって ある意味勇気が必要ですよねー嫁子には真似できないなー それにしても、こちらのあっさりした味付けのお料理はお気に召さなかったようで残念です お出汁がとっても上品で嫁子は全部美味しくいただけましたー そうかーお義理母様はもっと塩とか醤油とかめんつゆたっぷりじゃないとダメなんですね だったら、中性脂肪よりも高血圧を気にした方がいいんじゃないかと思いますけどー?」 って思ってたこと全部口から出ちゃった 862 :859です:2009/08/23(日) 01 17 12 0 書き込み切れなかった、すみません、最後です おかしいなー 数年に一度しか会わない義理両親とは、いつも笑顔で「はい、はい」って言ってる嫁子なのにー 馬鹿トメはアワアワしてウトに何か意見を求めてたけど、ウトは絶品日本酒飲んで超いい気分になってたので全然頼りにならず 息子(私夫)はせっかく上司に紹介してもらったお店を貶されて無表情に(怒り心頭すると無表情になるタイプ) 女将さんにはその場で、 「私の母が失礼なことを申し上げてしまって本当にすみません、お料理全て大変美味しかったです」と謝罪 女将さんもプロだから、こんなことでは表情ひとつ変えなかったけど (帰りしな、女将にはふたりでみっともない現場を見せてしまって申し訳ないと再度謝罪した) 会計を済ませ、本来なら車でホテルまで送る予定だったけどタクシーを呼んでホテルへ強制送還 翌日の日曜日は1日私たちの案内で観光、17日の月曜日に帰る予定は勝手にキャンセル 夫の意思は固く義理両親からの連絡は全て無視した 夫は、上司が善意で予約を取ってくれたお店に対してあの態度は酷いってしばらく怒りが収まらない様子でした が、女将の前でぺろっと口から出ちゃったDQN発言に関してはお咎めナシだった 私的には思ってたこと全部言えて、二泊三日義理両親の面倒も見ずに済んだのですごくすっきり 義理両親はどうにか家に帰り着いたみたいです、道中は知らないけど 865 :名無しさん@HOME:2009/08/23(日) 01 26 32 O 861GJ! 実際、塩分摂取量と高血圧発症率は東北地方は結構高い。 卒中でも起こされて中途半端に助かると、介護がバカにならん。 生活習慣病は予防を心がけるにこしたことはない。 866 :名無しさん@HOME:2009/08/23(日) 01 29 19 0 次からは無視して逃げた方がいいね 次のお話→863
https://w.atwiki.jp/ruriwo4989/pages/22.html
【野村香(当時8歳、女) 神奈川・横浜市旭区本宿町・H3年10月1日】 自宅付近の書道教室へ向かったまま行方不明。 書道教室には来ていなかった。警察は書道教室に向かっている最中のォ踊りに出るまでの間に何者かに誘拐されたと見ているが怪しい車や人物の目撃情報などはない。 1994年1月30日放送の「プレゼンター テレビ公開捜査 子供たちは今どこに?」で有力な情報を視聴者から聞くものがあり、野村香ちゃんの情報を知っている人物と電話が繋がり、匿名が条件だったのにも関わらず、渡辺真理アナが電話の人との約束を破ってしまい本名を言ってしまったために相手が激昂して電話を切っている。渡辺真理アナは顔面蒼白になって必死に謝り、福留功男が取り直そうとするも時すでに遅しだった。 本事件は2005年9月16日放送のスーパーフライデー 「人はなぜ突然消えた!?“ザ・神隠し”ナゾの失踪者を追え!!」 で取り上げられた。 事件から20年が経過した2011年10月1日「事故なのか、誘拐なのか、それすら分からない。原因を知りたい」と両親は語り、「今の香を想像できない。元気でいれば28歳。町ですれ違っても気づかないかもしれない」。節二さんが伏し目がちに言う。 周囲は20年で様変わりした。新しい住宅が並び、書道教室だった場所はクリーニング店になった。だが、両親の心の中の香さんは8歳のままだ。 当時、節二さんは行方不明後の1カ月間、会社を休み、電話を待った。郁子さんは家にこもった。 「もしかしたら、事情を知る人が客を装って様子を見に来るかもしれない」。玄関にボイスレコーダーとノートを用意し、宅配業者など自宅を訪れた人とのやりとりをつぶさに記録する生活を数年続けた。 宗教団体も訪ねてきた。「本尊で拝めば娘さんは帰ってくる」「居場所が分かった」。自称霊能者に言われた場所をすがる気持ちで見に行ったこともあった。何を信じていいのか、分からなくなった。 「3年2学期用」の漢字ドリルは書きかけで止まっている。「途中だったんだよな」。節二さんがページを繰った。筆箱の中の鉛筆は塗料が溶け、隣の消しゴムとくっついていた。 在籍していた小学校の保護者と教職員らでつくった「香ちゃんをさがす会」はすでになく、「長期化して申し訳ない」との両親の思いを受けて、10年前に解散したという。 「忘れられない。記憶の中で固まっていて、これからもずっと消えないと思う」。当時の校長、及川昭さん(75)は香さんとの思い出が脳裏に焼き付いている。校庭の鉄棒でぐるぐる回っては尻もちをつく香さんに、校長室の窓から声を掛けた。「校長先生、5回できたよ」「次は7回やってごらん」。そんな会話をよくした。20年前の10月1日は午後から雨だった。「どうしているかな」。雨が降るたびに思いを巡らす。 現在、本宿中学校の生徒や区内のボランティア団体らが、年数回チラシを配るなどして情報提供を呼び掛けている。ことしも今月予定されている。 節二さんは定年を迎え、青森県の祖父母は亡くなった。姉の梢さん(30)は子どもに関わる仕事をしている。 「香が帰ってきてから一緒にお祝いしたい」。節二さんは誕生日の3月30日が来ると、情報提供を求めるポスターの年齢の欄に上から紙を貼り、ひとつ年齢を加えている。 2011年12月2日放送のNHKで放送された「未解決事件4 娘の帰りを待ち続ける両親」でも紹介された。 事件から25年後の2016年10月1日に父親の節二さんは「帰って来るのか来ないのか、来られるのか来られないのか。分からないけど、帰ってきたら本人に(真相を聞いて)解決してもらうしかない」とこう言い聞かせ、娘の帰りを待ち続けている。 事件から27年後の2018年10月5日には両親と香ちゃんが進学予定だった市立本宿中学校の生徒約20人が相鉄線二俣川駅と鶴ケ峰駅で情報提供を求めた。有力な手掛かりを得られぬ年月を重ねつつも、両親は「若い人たちが手を貸してくれるのが希望」。切なる願いはただ一つ、香さんとの再会だ。周囲の支えを励みに、いつか会えると愛娘(まなむすめ)の帰宅を待ち続ける。 「元気でいれば35歳。でも、私たちの中の香は小学3年生のまま。いま、どんな姿になっているのか想像もつきません」。郁子さんは行方不明当時の香さんの顔写真をじっと見詰めた。 「家は建て替えず当時の面影を残している。戻ってきた香が迷うことがないように」と節二さん。郁子さんも「いつ戻ってきてもいいように、家の中も当時のまま」と言い添える。 5日、二俣川駅前には両親や同校の生徒、旭署員らが集まり、情報提供を呼び掛けるチラシを配布した。同校1年の生徒(12)は「看板などで小学生のころから香さんを知っていた。お手伝いしたいと思っていた」と言い、別の生徒(12)は「チラシを見て、みんなが事件を忘れず思い出してほしい」。署長は「一刻も早く香さんを家族の元に帰せるよう全力で取り組む」と話した。 「何の情報もない。せっかく協力してもらっているのに歯がゆい」。節二さんは無念さをにじませながらも、「事件を風化させず長く伝えることで香のような子が出ないよう願っています」。郁子さんは「みなさんのおかげであきらめず、帰ってくると信じ続けることができています」と言葉を重ねた。 http //www.30ans.com/kaori/kaori01.htm