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習得特技と必要SP(スキルポイント) 習得SP 習得特技及び特殊能力 4 烈破斬 8 氷結斬り 16 ヒャダルコ 28 イオラ 42 マヒャド 57 イオナズン 75 イオガード+ 解説 ジョーカーに登場するスキル。 【イオ&ヒャド】のスキルポイントが両親合わせて50以上の時にスキル成長で選択できるようになる。 熟練者用のイオ&ヒャドという位置付け。中~上位クラスのイオ&ヒャド系呪文と下位の同系の剣技を覚える。 また、マスターするとイオ系特技への耐性が若干上がる。 75ポイントでマスターし、両親のSPが合わせて75以上で配合すると【イオ&ヒャド3】を使えるようになる。 一部のライバルマスターのモンスターが覚えている。
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【名前】天宮政仁(あまみや まさひと) 【年齢】27歳 【性別】男 【職業】保育園保父 【性格】豪快、テンション常に高し 【身体的特徴】がっしりした大柄、金色に染めた短髪 【服装】白いスーツに紫色のシャツ、派手なネクタイ、サングラス 【趣味】服選び 【特技】日曜大工 【経歴】幼少時に両親が事故死し親戚の家で育つ 【備考】外見からはとてもそう見えないが保育園の保父をやっているれっきとしたカタギの人。 豪放磊落と言う言葉がしっくりくる性格で子供達からの人気も高い。 幼少時に両親を失い孤独を味わった反動が性格と派手な外見だと言われている 【登場話】 No. タイトル 登場人物 003 疾走するキョウキ 天宮政仁、窪川尚孝
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習得特技と必要SP(スキルポイント) 習得SP 習得特技及び特殊能力 3 バギマ 8 真空斬り 16 ホーリーエッジ 26 ライデイン 36 バギクロス 50 ギガデイン 75 バギガード+ 解説 ジョーカーに登場するスキル。 【バギ&デイン】のスキルポイントが両親合わせて50以上の時にスキル成長で選択できるようになる。 熟練者用のバギ&デインという位置付け。中~上位クラスのバギ&デイン系呪文と下位の同系の剣技を覚える。 また、マスターするとバギ系特技への耐性が若干上がる。 75ポイントでマスターし、SPが両親合わせて75以上で配合すると【バギ&デイン3】を使えるようになる。 一部のライバルマスターのモンスターが覚えている。
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目次>深樹谷>キャラ名 名前 シルヴィア 性別 男 年齢 17歳 総ランク 13 種族 銀糸の民 種族能力 「魔術耐性」「魔術適正」 信条 希望 否定 / 種族 肯定 所属紫杯連 多分界螺だったと思うんだけど・・・忘れました。 術技 術技名 ランク レベル 対応能力 判定数 炎術 11 3 知 8 一般技能 一般技能名 レベル 対応能力 判定数 舞踊 4 敏 7 魔術知識 1 知 6 枕事 1 精 5 コネ・ファルザーム 1 -- -- 炎術師の同胞団 3 知 8 種族解放連盟 3 知 8 +細かい設定 とある小さな村で生まれた銀糸の民の少年。双子の姉も銀糸の民であり、名前はルーディアと言う。 双子+銀糸の民と言う、忌み子の条件を満たしすぎた二人だったが、殺されることは無かった。 二人は両親の愛により、こっそりと、村の誰からも隠されて育てられたのである。 だが、二人が13歳になったある日、とうとう村の人間に二人の存在が露見。 それにより両親は無残に殺され、二人も逃亡中に離れ離れになってしまう。 シルヴィアは生きる為に享受者となり、炎術師として任務をこなしつつ姉を探していた。 両親は人間であったが、過去のトラウマからか人間が嫌い。 その後出会った人間もろくな連中がいなかったようで、むしろ憎んでいるといったほうが正しいかもしれない。 現在は姉と再会し、穏やか・・・ではないが、安定した毎日を送っているようだ。 また、姉を取り戻す際に行動を共にしたメンバーのおかげか、少しずつ人間への憎しみも薄れてきているトカいないトカ。 参加セッション(NPC参加含む) つっこみ要員 ??/??/??~??/??/?? キャンペーン もう・・・何年前だったか・・・忘れたけど・・・初ゲヘナがこのキャンペーンだった
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プロフィール 【名前】高原正封(たかはら・まさとし) 【性別】男 【年齢】19 【職業】大学生 【身体的特徴】黄色の狐獣人。それなりに引き締まった体格。 白いカッターシャツに灰色のズボン着用 【性格】ややいい加減 【趣味】TVゲーム、自慰 【特技】特に無し 【経歴】ギリギリで大学受験に成功した 【好きなもの・こと】チャーハン、TVゲーム、自慰 【苦手なもの・こと】梅干し 【特殊技能の有無】 一般人 【備考】こちらの正封は大学受験に成功したためか多少マシな性格になっている。 久保遼平、冬月蒼羅、戸高綾瀬は同じ大学に通う友人 +... ※俺オリロワでの設定 【名前】 高原正封(たかはら・まさとし) 【性別】 男 【年齢】 19 【職業】 フリーター 【身体的特徴】 中肉中背の狐獣人 【性格】 大雑把、持続力が薄い 【趣味】 TVゲーム、自慰 【特技】 特に無し 【経歴】 大学受験に失敗し、現在バイトを転々としているが、 どれもあまり長続きしていない。その事を両親に咎められ、 現在両親との仲は冷め気味 【好きなもの・こと】 チャーハン、TVゲーム、自慰 【苦手なもの・こと】 梅干し、両親 【特殊技能の有無】 一般人 【備考】 特に無し 元ロワでの他キャラとの関係 出展 キャラ 関係 新訳俺オリロワ 伊賀榛名 とくになし 新訳俺オリロワ 稲垣葉月 とくになし 新訳俺オリロワ レックス とくになし 元ロワでの登場話 俺オリロワが初出だが、設定は新訳の方がマシになっている。 新訳俺オリロワ(出展ロワ) 005 落ち着く場所ありますか? 021 「友」 041 出来るなら、戻りたい、あの頃に 049 お姉ちゃん、寂しいよ 051 幕を引く時主役は舞台に 本ロワでのキャラとの関係 本ロワでの登場話 とかは放送ごとくらいに更新する形で
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700 名前: VIP足軽wwwww 投稿日: 2006/11/24(金) 01 57 57.65 ID ffS0Cbzd0 翌日、早速ドラえもんはジョンの店を出ることにした。 この日の為に廃車を改造して用意したジープに、長旅用の荷物を乗せてゆく。 そして準備を整えると、ドラえもんはジョンに最後の挨拶をした。 「ジョンさん、今まで本当にありがとうございました」 そう言ってドラえもんは頭を下げた。 「行っちまうのか、青狸。寂しくなるのう」 そう言って残念そうな表情をするジョン。 そしてジョンはドラえもんに封筒を差し出した。 それを受け取るドラえもん。 「ボーナスじゃ。1ヶ月しか働いておらんが、特別じゃぞい」 ドラえもんはジョンの言葉を聞くと、封筒の中を確認した。 「こんなにいいんですかジョンさん?」 「いいんじゃ。おまえのおかげで随分わしの店も繁盛したからの」 「ありがとうございます」 そうってドラえもんは頭を下げた。 「気をつけるんじゃぞい、青狸」 「はい、ジョンさんこそお元気で」 そう言うとドラえもんはジープに乗り込む。 そして、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫、出来杉。 この5人の内で出来るだけ近くにいる人、という条件で事前に倒したステッキの向いた方向に、ドラえもんはジープを走らせた。 267 名前: kaba ◆LFo7ovRW0Q 投稿日: 2006/11/25(土) 22 31 57.77 ID xhIMS+fv0 目覚まし時計の音でホライは眼を覚ました。 目をこすりながら起き上がり、んっと間延びする。 「やっぱり家が一番落ち着くな。避難所のベッドは最悪だったぜ」 ホライの住んでる地区は、6日前の13基地防衛戦で被害をまともに受けた。 そのためすぐに住民達に避難勧告が出され、ホライ一家は昨日まで避難所生活を余儀なくされていたのだ。 「受験直前だってのに、最悪だ」 そう言って制服に着替えるホライ。 今日は士官学校の受験日だった。 一般受験は2ヶ月ほど先なのだが、指定校推薦や自己推薦等の受験日は本日実施である。 ホライは自己推薦に願書を出していた。 推薦入試は狭き門であったが、ここ数日になって士官学校側は募集人数を大幅に増やしている。 このひと月で急激に成績を上げたこともあり、ホライは合格できる可能性は少なくない、と踏んだ。 とは言っても、流石に受験当日である。 ホライは受験に落ちる事への不安でいっぱいだ。 緊張を解すつもりで深呼吸を一度すると、「よし」と言ってホライは自分の部屋を出た。 292 名前: VIP村人o 投稿日: 2006/11/25(土) 23 18 13.44 ID xhIMS+fv0 リビングではいつものようにホライの母としずかが朝食の準備をしており、ホライの父はTVのニュースを見ていた。 ホライが入ってくると、ホライの父がTVから視線を変える。 「とうとう今日が受験だな、ホライ」 と言って少し笑みを作るホライの父。 ホライはそれに「うん」とだけ返す。 「なんだ、緊張してるのか?」 「そりゃ緊張くらいするって」 「そう深く考え込むな。もっと肩の力を抜いていきなさい」 「それが出来てたらもうしてるさ」 ホライはそこで父親との会話を打ち切ると、ホライは食卓に座った。 食事を食べ終わると、すぐに受験の準備をするホライ。 そして準備をし終わり玄関に向かう。 そんなホライに彼の両親としずかが声をかけた。 「頑張って来いよ。だけど気楽にな!」 「大丈夫? 忘れ物は無い?」 ホライの両親は満面の笑顔でそう言う。 300 名前: VIP村人o 投稿日: 2006/11/25(土) 23 49 33.55 ID xhIMS+fv0 しずかも出来るだけ明るい表情をしようとする。 「ホライさん、頑張ってね」 しかし、そう言うしずかの顔は少し曇っていた。 そんなしずかの顔を見て、無理も無いなとホライは思う。 ホライはのび太を彼女から引き離した軍に志願しているのだ。 しずかにとって、それはのび太やしずかへの裏切りだと感じているに違いない。 いやしずかだけではない。 ホライの両親もホライが入隊する事に実際の所不安でいっぱいだった。 ただ大人である2人は。しずかに比べて演技が上手いだけにすぎない。 ホライはそんな両親の心にも薄々感づいていた。 だけど、ホライには信念があった。 「それじゃ、言ってくるよ」 そう言ってドアノブに手をかけるホライ。 両親やしずかへの後ろめたさを感じつつも、ホライは家を出た。 ホライを見送ると、ホライの両親はお互い一瞬だけ眼を合わせる。 しかし2人ともすぐに目線を逸らし、そして自分たちの仕事に取り掛かった。 お互い、何を言えば良いのか分からなかった。
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lau /// / 親 \ 13 seren klel lao \ 親、両親 \ 祖父母 祖母 祖父 n対語 ifu ifo ife 雅語 fifo - - 伯父伯母叔父叔母 伯母叔母 伯父叔父 n対語 tatu tato tate 雅語 tata - - 両親 母 父 n対語 lau lao lae 幼児語 - mama papa 雅語 - laal - 子供 娘 息子 n対語 miu mio mie 雅語 - mion noi 兄弟姉妹 姉 妹 兄 弟 n対語 etu eta eti eto ete 雅語 - etta melme alser aruuj 従兄弟 女の従兄弟 男の従兄弟 n対語 safu safa safi 雅語 almiv - - 孫 孫娘 孫息子 n対語 hanu hana hani 雅語 aliiz - -
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ロスカ 作者:あびす 登場作品:タイムパトロールただいま研修中! 紹介文: タイムパトロール見習いの尊大口調のロシアン風外見の幼女。フルネームはロスカ・ツ・マンセイ 両親から貰った名前を誇りにしている。でもロースカツは寧ろ嫌いで、ネギラーメンとメンチカツが好き。 親戚でもあるハムカ・ツ・マンセイに拾われ、親の近くにはあまり居なかった。 なお、両親はすでに故人である。 良い子なので21時に寝て6時に起きる。 タイム忍者を追うハムカツについてタイムワープしてくるが、危険に巻き込みたくないというハムカツの配慮でりっちゃんのもとに居候している。 中央不敗流の戦士ではあるが師匠であり叔父でもあるハムカには敵わない。ヨーヨーを武器とする。
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あらすじ 主人公の年齢は25歳。一人称は僕 高校卒業後に調理系専門学校に二年通った後、 一流ホテルの宴会調理部で腕を磨く。 両親が早期定年退職して地方に家を買って引っ越してしまったので、 しばらく一人暮らしをしていたけど、貯金も貯まって、 両親も資金援助するから地方でレストランやって一緒に暮らさない? と話を持ちかけられたんで、ホテルを辞めて地方のど田舎に行く事になる。 そこでレストランを始めようとした主人公だけど、 ひょんな事からど田舎の分校で小学生に給食を作る事になるのだった…… シナリオ: 炉人 ◆AcrOZINAC6 メインヒロインの登場シーンは各ページを参照のこと 「露里 紺」 「リア 充」 「姫神頼子」
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逃避行が終焉を迎えたことがわかっても、琳は冷静さを失わなかった。 瞬時に自分が今何をすべきなのか考える。 大丈夫。 計画していた通りに振る舞えばいい。 「痛みが二倍ってのは、どんな感じなんだろうなぁ」 「・・・どういうことですか」 粛清部隊のリーダーらしき男が話しかけてくる。 純を攻撃したのもこの男に違いない。 ・・・そう思うと、少し冷静さを欠きそうになった。 「監視の目をかいくぐって外に出るルートは一つしかないってことは知ってたか? そこに罠が仕掛けられていたってことは?」 「言っている意味がわかりませんが」 「おまえらの通ってきたルートには、一時的な遠隔催眠の発生装置が仕掛けてあったのさ。 “お仕置き”のために、痛覚を通常の倍にする催眠装置がな。まさか、こんなにうまく 引っかかってくれるとは。仕掛けを考案した日本の科学者とやらもお喜びだろうよ」 なるほど、痛覚を倍にする催眠。 そんな装置を仕掛ける余裕があるなら、もっと監視を万全な態勢にしておけばいいものを。 ずいぶんと悪趣味な人間もいたものだ。 琳は、ちらりと純の様子を見やった。 催眠にかけられているということだが、その目にはまだ力がある。 抗うことを諦めていない証拠だ。 ほっとする反面・・・やりにくいとも思う。 琳は先手を打った。 「そこまで考えていた割りには、ずいぶん間が抜けてますね!人質から先に傷つけるとは! 彼女を傷つければ私の動きが鈍るとでも思いましたか!?」 「なんだと?」 「琳?何言って・・・」 決めたんだ。 絶対に、あなたを守ると。 「こんなの、コンピュータの技術をかって連れてきた、ただの人質ですよ! まあ、こうなった以上は単なる足手まといでしかありませんがね!」 言い切るより早く、琳は純の背中を蹴飛ばした。 不意をつかれた純は勢いよくつんのめる。 多少の手加減はするが、遠慮はしない。 演技だと思わせることがないよう、本気で蹴った。 「足手まといはもういらない!追撃は私一人で受けてやる!」 二人でいるところを見られた場合は、こうしようと決めていた。 自分は凶悪な脱獄囚で、純はその道案内兼人質という設定だ。 これが一番自然で、わかりやすい。 一言も相談せずに決めたことを純は怒るだろうが、彼女は賢い人だ、きっとこの意図を理解してくれるだろう。 唯一の計算外は純を怪我させてしまったことか。 その点だけは、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 「純姐さん!?」 琳は勝ち誇るどころではない。 なんで。どうして。これでは二人とも組織に追われる身となってしまう。 かたや牢獄からの脱走者、かたやその脱走を手助けして粛清部隊の一員を倒した反逆者として。 知っていたのに。さっきの、まだ諦めていない目を見た時に思い出すべきだったのに。 この人は、予測のつかないことばかりする人なんだ、ってこと。 純は、右肩に刺さっていた矢を引き抜いた。止まりかけていた血が再び流れ出す。 催眠のこともある、痛くないはずがない。今度こそ致命傷になる可能性だってある。 それでも。それでも純は、琳に向かって微笑んだ。 「琳が私を死なせたくないように、私だって琳を死なせたくない。 ・・・・・・だからもう、“命をかけて守る”のはやめにしよう?」 「くそっ、怯むな!行け!奴ら二人とも罪人だ!殺したってかまわん!」 男たちの怒号が聞こえる。 だけどそれは、壁一枚隔てた遠い世界の出来事であるかのようで。 「私を守りたいと思ってくれるなら、一緒に戦ってよ。 敵わなくてもいい。一瞬でもいい。私は、琳と一緒に生きてみたい」 強烈な光を宿した瞳。 何を言っても無駄だと思わせる瞳。 許されることなら、このまま素直に頷いて、彼女の気持ちに応えたい。 だけど。 「私は・・・私を愛してくれた両親を死なせた。だから生きたいなんて言えない、言ってはいけないんです・・・!」 その手を取ることは許されない。 銭琳は、罪を犯してしまったのだから。 琳の両親は、異質な力を持って生まれた我が子を恐れることなく、惜しみない愛情をそそいだ。 組織に拾われた能力者の大半が親や故郷に見捨てられた者であることを思えば、琳とその両親の関係は異例のことだ。 人とは違った力を持つ娘を「おまえには神様から授かった特別な才能がある」と褒め、 娘がそれを悪用しようとした際には容赦なく叱りつける両親。 そして、その両親の愛情を一身に受けて育った娘。 理想的で模範的な両者の関係は、ある日脆くも崩れ去る。 どこで嗅ぎつけたのか、突如として琳の家に組織の関係者がやってきたのだ。 関係者は手下を引き連れ、琳を渡せと両親に迫った。 しかし両親は応じない。大事な一人娘だ、当然である。 やりとりはいつまで経っても平行線。 無論、奴らはそれで満足するような連中ではない。 口論の末に両親は殺された。それは琳が友人と旅行に出かけていた数日の間の出来事だった。 「私のせいでパパとママが死んでしまって!なのに私はその場に居合わせることもできなくて! 彼らの嘘を平気で信じて!あの時が来るまで真実を知らなくて!」 ―――『すまない。我々が到着した時には、もう・・・』 ―――『仇を討ちたいだろう?ならば、我々の所に来ないか?我々には、そのための力も技術もある・・・』 ―――『何度も言わせるな、銭。奴の居場所を消せ、跡形もなく。帰る場所が消えれば、奴もこちらへ来る気になるだろう』 ―――『なあに、あとのことなど、どうにでもできる。例えば・・・・・・そうだな。 “おまえの大切なものを奪ったのは、我らと敵対する組織の手の者なのだ”とかな』 「・・・・・・ずっとずっと、守られていたのに・・・」 どうして組織の差し出した手を取ってしまったのだろう。 父と母は、あんなにも私を愛してくれていたじゃないか。 自分が原因で両親を死なせてしまったのに、その両親が命をかけて拒んだ組織入りをあっさりと受け入れてしまった。 だから、牢獄に入れられた時は、罪深い自分を処分してくれるように思えて有難かった。 さすがに自ら命を絶つのは、両親の命を無駄にするようで申し訳なかったから。 李純と出会ったのは、そんな時だ。 この人を生かそう。そのために全力を尽くそう。 彼女を守って死んでいくことができたなら、両親の想いを無駄にすることなく自分の願いを遂げられる。 そういう風に思っていた。 「琳の言ってること・・・よくわかんないけどさ」 「う、わっ!」 キィン、と大きな金属音がして、純の持っていたトンファーが弾け飛ぶ。 柳葉刀を持った敵になぎ払われたのだ。 同時に、激しい手の痺れが純に伝わる。 痛覚が二倍。 確かに、いいお仕置きになりそうだと純は実感した。 「もらった!」 目の前の男が柳葉刀を振りかぶる。 あ、斬られるんだな。 純は他人事のようにそんなことを思った。 しかし、次の瞬間。 純と男の間に、蛍光ブルーのチャイナドレスが翻る。 膝上の控え目なスリットから覗く太腿が、朝日に反射して眩しい。 太腿の先の足はヒールを履いていた。 そのヒールが、男のこめかみにヒットする。 痛いだろうな。 他人事だからこそ、そんなことを思った。 「純姐さん!大丈夫ですか!?」 琳が心配そうな顔をして駆け寄ってくる。 一人片づけた直後だというのに、息一つあがっていない。 案外、敵に回したくないタイプだ。 味方でよかった、と純は胸をなでおろした。 純が無事なのを確認し、琳は言った。 「ずっと迷ってたけど、決めました。・・・・・・私は、あなたと共に生きたいです」 力強い言葉に、柔らかな表情。 その瞳にもう迷いは見られない。決意は固まったようだ。 嬉しさを押し隠すように、純はつい軽口を叩く。 「決めましたー、はいいけど、もっと早く決めてよ。死ぬかと思った」 「ええっ!?スミマセン!だけど私にも葛藤というものがありましてですね・・・」 「うるさい。行くよ」 「えー・・・・・・ハイハイ」 大丈夫、もう迷わない。 二人でなら、どこまでも生きていける。 がむしゃらに暴れ回る純。冷静に立ち回る琳。一方の背中が危ない時には、もう一方がカバーする。 二人の連携攻撃は、粛清部隊をも圧倒した。 「純姐さん!下がって!」 戦いが長引けば第二、第三の追っ手がやって来る。そうなる前に、ここで決めないと。 琳は先程倒した男の柳葉刀を拾い、その手に力を集中させた。 戦いの舞台は山林。 少々、自然破壊になってしまうが仕方がない。 「タァ!」 琳の能力は発火。手で掴んだものから炎を起こせる力。 柳葉刀が炎を纏う。 琳はそのまま刀を振るい、目の前に立っていた成木を一本なぎ倒した。 炎の刃に斬られ焼かれた木が山中に倒れる。 木に放たれた炎は、当然のように周囲の草木へ飛び火した。 「・・・・・・山火事?」 「うわあああああ!逃げろぉー!!」 あっという間に周囲が炎に包まれる。 もう、戦いどころではない。 「今のうちです、純姐さん!」 悪意のない凶悪は怖いな。 琳に手を引かれながら、純は内心で舌を巻いた。 あんなに眩しかった太陽が、今はもう傾きかけて陽の力を少しずつ落としている。 純と琳の二人はすでに山林を抜け、アスファルトで整備された山道の中を歩いていた。 時折、車が行き交う姿も見られる。 これなら、夜までには市街地へ入れるだろう。 道すがら、純は自身の事情を話してくれた。 純は中国古来の歴史を持つ獣化能力者の一族の末裔であること。 ずっとずっと村のみんなに大切にされて育ったこと。 ・・・ある日、力が暴走して制御できなくなって、生まれ育った村を滅ぼしてしまったこと。 「我に返った時にはもう村がめちゃくちゃで・・・・・・私は、自分のしたことが怖くなって すぐに村を飛び出した。それで、気がついたら組織の仲間になってたんだ・・・」 村の惨状を直視することができず、純は村を離れた。 崩れた家屋も荒れはてた畑も横たわったまま一切動かない人々も、何もかも恐ろしかった。 そんな純を拾ったのが、組織の関係者だった。 日中は一心不乱に体を動かすことで村のことを忘れた。しかし、夜はそうはいかない。 目蓋を閉じればすぐにあの荒廃した光景が蘇る。 そんな日々が何日も続き、たまらなくなって、とうとう純は牢獄へと足を向けた。 牢獄の中になら、自分よりも遥かに罪深い人間がいるかもしれない、 自分の罪なんてちっぽけだと思えるくらいの重罪人に会えるかもしれない、と思って。 「なのに、そこにいたのはこんなちっちゃな女の子で・・・・・・しかも突然泣くし」 あの涙を見て、完全に目が覚めた。 自分はなんと卑怯だったのだろう。他人を見下して安らぎを得ようとするなんて。 愚かさを自覚することで、自らの罪から目を逸らすのをやめた。 守ろう。この子を守ろう。 それが村人たちへの罪滅ぼしになるとは思わない。ただの自己満足で構わない。 ――――きっと、もう少しこの子と一緒に生きてみたいだけなんだ。 「さーって!あれだけ派手にやったんだから、私たち見つかったらきっと殺されるぞ!これからどーするの?」 「うーん、とりあえずこの国にはいられませんねぇ・・・密航船にでも乗せてもらいます?」 「おっ、それいいね!決まりっ!」 純は、一生みんなの命を背負って生きていくことを決めた。 しかしまだ、村に戻って直接「ごめんなさい」を伝える勇気はない。 琳は、両親の遺志を受け止めて生きていくことを決めた。 しかしまだ、自分が両親を死なせたという心の傷が完全に消えたわけではない。 きっと、それでいいのだろう。 今はまだ、言えない言葉。 今はまだ、癒えない傷も。 いつかきっと、いえる日が来るから。 だからその時までは 共に悩み、共に苦しみ、共に成長し合っていけばいい。 二人はこれから、生きていくのだから。 「どこの国に行くことになるんだろ。ロシア?日本?欧米?・・・偽名とか持ってたほうがいいかな?」 「偽名・・・ハッ!私、日本だったら絶対ルフィって名乗ります!なんだったら、チョッパーでもいい!!」 「・・・意味わかんない。というか、必死すぎてちょっと気持ち悪い・・・」 「そうだよ私日本語ちょっと話せるし!コンニチハ!アリガトウ!オーサカウマイネン!」 「私は英語ならちょっとだけ話せるから、アメリカやフィリピンでいい・・・・・・」 ちなみに。 二人のたどり着いた国が日本で、 “偽名”が「ジュンジュン」と「リンリン」になるのは もう少し先のお話。