約 728,402 件
https://w.atwiki.jp/kyoronosuke/pages/146.html
「ほな、今日の授業はこれで終わりや」 ガヤガヤ―― 「それと、男。後で研究室までに課題集めて持ってきといてや」 「また俺っすか」 「名ばかりの学級長じゃあかんやろ、まぁこれも仕事や」 「へーい」 嘘や、ウチが男を呼ぶんは男がすきやから。 けど、それは許されへん恋。絶対に実らへん恋なんや。 不毛な恋愛。 一回りも年が違う上に教師と生徒 自分が後10年後に生まれていたら 男が後10年早く生まれていたら ――― 「ほな、今日の授業はこれで終わりや」 あぁ、終わっちまった。これで今日はSHRまでななこ先生に会えない 「それと、男。後で研究室までに課題集めて持ってきといてや」 「また俺っすか」 自分の気持ちに気づかれたくない。気づかれたら学校に通えない。 「名ばかりの学級長じゃあかんやろ、まぁこれも仕事や」 「へーい」 本当はずっと研究室にいたい。ずっとななこ先生のそばにいたい。 でもそれは叶わない恋。だから今日こそ決着をつける。 当たって砕けて失恋する。 そう思っていた。 コンコン 「失礼しまーす、3年の男ですけど」 「おー、こっちや!」 ちょうど昼休み、社会科研究室にはななこ先生しか居なかった 大方他の先生は昼飯を取りに行ってるのだろう 「あ、コレ課題です。」 「さんきゅ♪助かったわ。」 ななこ先生が軽く俺に微笑んだ。 正直、たまりません。 今、ここには俺と先生だけ、言うなら今しかない! 「あ、あの……先生!」 「なんや?急に声はりあげて、」 「あの……俺………せ…」 ダメだ、舌が乾いてうまくしゃべれない。 なんか頭もボーッとしてきた。 もう耳まで熱くなってきたし、これじゃ顔真っ赤かな、かっこわりぃ。 「先生のことが好きです!」 「………え?」 ななこ先生が一瞬あっけにとられた顔をして、すぐさま赤くなっていった。 「そ……それは…ウチの事を女としてってことか?」 「もちろんです!」 「からかったりしてへん?」 「俺の本気の思いです」 「ウチら教師と生徒なんやで?」 「かまいません!先生と一緒なら!」 俺はこれ以上無いほど強い口調で言った。 「そうか、そこまで本気なんか。実はな、ウチも男のこと好きなんや」 「へ?」 今、ななこ先生はなんていった?俺を好き?え?マジで? これもしかしてドッキリなのか? 「だから、ウチもアンタの事ずっと思っとったんよ」 間違い?じゃないよな、明らかに聞こえたぜ 「ってことは?」 「両思いってことやろ///」 胸の熱くなった。涙が溢れそうになった。 ななこ先生も恥ずかしそうに微笑んでくれた。 「でもな、やっぱり教師と生徒はダメなんや、許されへんことなんよ」 「じ、じゃあさっきなんで両思いなんて言ったんですか!」 「男が真剣に自分の思いを伝えてきた、それに正直に答えるんが教師ってことや」 そういうと先生は少し凛々しい顔付きになった。 「それにな、恋愛が始まった時点で教師の公正な立場は失われる。それに社会的信用も失われる。」 「…………」 「男は将来にたくさん希望がある。それを追求するときに不必要な枷を背負わせる事になってしまう」 「…………」 「だから、ウチにはそんな事出来ん。だから……」 「………」 「……卒業まで男の気持ちが変わらんかったらウチは男を受け入れる。」 「……え?」 いま、なんて…? 「もしも、互いにこのままの気持ちで卒業を迎えたら、あんたの女になるって言ったんや」 「はい!わかりました!」 俺は思い切り大声で返事をした。 「おし、ならこの話はもう終わりや、次の授業遅れんようにな」 「ななこ先生もね、じゃ、失礼しました」 俺は毎日、研究室に行った 質問という名目で先生のそばに居たかったからだ 朝は早く起き、学校で先生と雑談 昼は研究室で一緒に食事 放課後も残って、先生と過ごす そんな毎日がデフォになっていたある日 おれは信じられない噂を聞いた “かがみと俺がつきあっている?” 一体誰の仕業かはわからない。だいたい俺は妹のつかさの方となら多少親しいが… 姉のかがみとはほぼ面識も無い。 だが噂は一気に広まっていた。当然それはななこ先生の耳にも その日の昼休み、いつも通り研究室に行くと、普段よりテンションが高めの先生がいた。 「なんや、男か。まだココで昼喰うんか?」 「ダメですか?」 「いや~ダメっちゅうことは無いんやけど、お前の彼女が悲しむんかなぁってな」 「…俺、彼女いないですよ」 「いまさら隠さんでもええって、柊姉と付き合うてるんやろ?噂になってんで」 そういって先生はニカッっと笑った。 「なんにせよ、これで良かったやん。ウチも男がまっとうな高校生になってくれて安心したわ」 「え?それって一体……?」 「この前は男を傷つけるんが忍びなくて演技しとったけど、ウチは年上の包容力の有る人がタイプなんやww」 俺には意味が分からなかった。先生は俺のことを何とも思ってない? そんな、じゃあこの前のあれは?嘘だった?そんな・・・ 「男もウチから卒業できてよk」 ガタッ 「ちょっ、男!急にどうs……いってしもた。」 俺は走った、この気持ちのやり場が分からなかった。 ただ、先生にふられたことは分かった。 先生は俺のことが好きだと思った。思っていた。 でも、先生は違った。こんなことならあの時ふってくれれば良かった。 そう思って、昼休みの喧騒を俺は走り続けた。 ――――― はぁ。ウチもアホや。男に彼女が出来た事でこんな傷つくなんて やっぱ、年取ってもこういうとこは変わらんなぁ。 何にきたいしてたんやろ、アホやなぁ。 この年齢の男は年上に憧れ抱くなんて普通のことやん。 ソレを恋と勘違いしても普通のこと。 何でこないに悲しい気持ちになるんやろうか。 男は相応の相手見つけて、幸せなんやから。 祝福しなきゃ、でもこの気持ちは…… ダメや、死ぬほど悲しい。胸が張り裂けそうや。 男に今すぐ、噂はデマって言って欲しい。 それで抱きしめて欲しい。 男。ウチは。本気で……… ―――――― 気が付くと俺は元の研究室に戻っていた。 中をそっとのぞくと、ななこ先生が咽び泣いてるのが見えた。 「ぐすっ…えぐっ…男…」 先生の嗚咽がドアの隙間から零れている。 「すきゃ…おとこ……ぐすっ…」 え?聞き間違いか? いや、違う 確かに俺のこと好きって。やっぱり、嘘じゃなかった! 俺はそのまま研究室に入り、先生を抱きしめた。 「ふぇ…お…とこ…?な…んで…?」 「先生、俺は先生が好きです!噂は誰かが流したデまです!」 「!!」 「俺はずっと先生を思ってます、卒業式に迎えに行く約束も果たします」 「ぐすっ……・・・」 「だから、俺を信じてください!」 先生は体重を俺にあずけてきた。そして泣きはらした瞳でじっと見つめ 「ほんとに…信じていいん?」 小さな声で尋ねてきた。 「はい。先生は俺が幸せにします」 俺ははっきり言い放った。 「わかったわ、ウチも男を信じる」 そういって先生は俺の唇を盗んだ。 余談だが、先生の唇はすごく柔らかかった。 ―――― 昼休み、誤解が解けた俺と先生。結果的には良かったが、まだ一つ解決しなければいけないことがある。 そう、柊かがみだ。 俺は、かがみを放課後呼び出し話をつけることにした。 「ごめんねー、遅れちゃって。話ってやっぱあのこと?」 かがみが自慢のお下げを揺らしながらこっちに近づいてきた。 「やっぱり、お前も耳にしてるか。俺とお前が付き合ってるとかって噂」 「まぁね、まぁそろそろ呼び出しが来るとは思ってたけどね」 「どういうことだ?」 「あの噂はね、私が流したの」 「なんでだ?お前はそんなことをして何の得になる?」 「あんた分かんないの?好きな男の子を振り向かせるための一つの手段ってこと」 「はあ?何言ってんだ?」 「だから、私はあんたが好きなの!」 そういってかがみは俺を押し倒し、キスをしてきた。 「ヤメロ!」 思わず俺はかがみにビンタをしてしまった。 かがみは口を切ったらしい。少し血が流れていた。 「いったぁ、、」 「お前の勝手な妄想で、俺の大切な人が傷ついた!お前は最低だよ!」 「え!?」 「それと、俺のことは諦めてくれ。俺には将来を約束した人がいるんだから…」 「………あ、あは、あはは」 急にかがみの目が虚ろになり、甲高い声で笑い始めた。 「そう、そうなの、じゃあ、もう、ようは、ない、じゃあね」 そういうとかがみは走り去って行った。 あいつの目に少しばかり涙がにじんでたのは気のせいだよな、うん。 「疲れた、ちょっと休憩だ」 俺はフェンスに寄りかかった。 少したつと、同じクラスの泉がその場に現れた。 「お、泉じゃないか、どうした?」 「どうした?じゃないよ!!アンタかがみの彼氏でしょ!何かがみを傷つけてるんだよ!!」 なんだ?この展開は。俺がアイツの彼氏?When、いつ? 「はぁ?彼氏でもないし、傷つけた覚えも無い。」 「ふざけんな!アンタがかがみんを傷つけた!かがみんがアンタとなら幸せになれると思ったから私は身を引いた!」 おいおい、何言ってんだこいつ?いみわかんねぇ 「アンタはかがみんを殺した!かがみんは今死にそうな顔してる!アンタがそうしたんだ!」 アイツが死にそう?大体なんで俺のせいなんだ?分かるやつは今からココで俺に説明しろ。 「やっぱり、男なんてそんなもんだよ!アンタが居なければかがみんは傷つかなかった!!」 「おい、さっきから意味が分からない、しっかり説明しろ」 「アンタが居なければ、居なければ、居なければ、」 「おい、泉!!」 アンタノセイダ――アンタガイナケレバ――― かがみんハワタシノモノダッタノニ―――― ―アンタガスベテワルイ―――― ――アクハ―ホロブベキ―――ウンメイ―― ―――ワタシガアンタヲコロシテアゲル!!!! ぐさっ! 「ぎゃあああああああああ!!!!」 痛ぇ、何だこれ、腹が熱い!何か出てるよ、痛い痛い、助けてくれ!! 先生!痛い!助けて!先生!先生!! 「アンタガワルイノサ、ソノミデツミノオオキサヲシレ、コノゲドウガッ!!」 そういうと泉は倒れている俺の頭にナイフを突き刺したらしい。 俺は先生との約束を守れずにこの世を去った。 終
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/1265.html
311 :名無しさん:2006/06/29(木) 03 02 32 ID PUQwdDd2 勝「タカシなんてどっか行っちまえ」 タ「そんなこと言っていいのか?俺が本当にどっか行ったら勝美は泣くだろ?」 勝「馬鹿なこと言ってんじゃねぇよ!!もしタカシがこの街から出て行ったら街をあげての祭りになるっつーの」 タ「そうか・・・じゃあ本当に出て行こうかな」 勝「そうしろよ。出て行くなら早めにしろよ。ま、どうせてめぇみたいな奴なら3日で帰って来るのがオチだろうな」 タ「今回ばかりはそれも無理だな(ボソッ」 勝「あ?なんか言ったか?もっとはっきり言えよ」 タ「いや、なんでもないよ独り言だよ」 勝「変なタカシだな。いつものことだがな」 ―10日後 タ「勝美、今日はお前に大事な話があるんだ」 勝「な、なんだよいきなりだな(も、もしかしてオレに告白とか///////)」 タ「勝美……さよならだ…」 勝「え?…なんだって?…冗談だろ?いつもの嘘だろ?」 タ「冗談でも嘘でもないんだ……」 タ「昨日親父が転勤することが決まったんだ」 勝「ふ、ふーんせいせいするからよかったぜ。…まぁどうしても戻って来たいって言うなら休日にでもちょくちょく帰って来いよ」 タ「それも無理だ…親父の転勤先はイギリスなんだ。それと出発は明日だ」 勝「い、イギリスって……それに明日なんて急だな。た、タカシだけ残れたりしねぇのか?」 タ「無理だ。俺の家には母親がいないから俺が親父についていかないと親父が独りになってしまう。だから許してくれ勝美」 勝「お、オレが許すとか関係ないじゃねぇか……」 タ「関係あるんだよ。俺、勝美が好きだ。だから何年後になるか分からないけど、俺がこの街に戻ってきて勝美がよければ俺と…いや、これから先は戻ってきてから言うよ」 勝「なに自分の事だけ言ってんだよ……オレの気持ちはどうなるんだよ!!!!」 タ「勝美には悪いと思ってr」バチン 勝「タカシの馬鹿野郎!!どこへでも行っちまえ!!」タッタッタ タ「いててて、さすが勝美だな相変わらず凄いビンタだったな」 312 :名無しさん:2006/06/29(木) 03 03 28 ID PUQwdDd2 ―翌日 山「むこうでも元気でやるんだお(´;ω;`)」 タ「泣くんじゃねぇよ今生の別れじゃないんだからよ」 友「むこうにイケメンがいたら連絡しなさいよ」グスッ タ「友子さんまで……大丈夫だよ俺はこの街に絶対帰ってくるから」 父「そろそろ行くぞー」 タ「わかったすぐ行く(やっぱり勝美は来ないか……)」 タッタッタ タ「ん?…!!か、勝美」 勝「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・オレ、オレ待ってるから!!タカシが帰ってくるまで何年でも何十年でも待ってるから。オレもタカシのことがすk」 タ「そこから先は俺が帰ってきてから言うって言っただろ。じゃあなまた会おうぜ」ブルルルルルン 勝「絶対帰って来いよバカタカシー」 山「行っちゃった…すこし寂しくなるお」 友「それにしても勝美があそこで告白しようとするなんてねーロマンチックねー」 勝「なっ!!べ、別にオレはあのバカが早く帰ってくるようにしただけだよ!!早く帰ってこねーとイジメられないからな(////////)」 友「顔を赤くしちゃってーかわいーな勝美って」 勝「あ、あのバカには言うなよ(///////////)」 友「なかなかお似合いのお2人だしね。幸せにしてもらいなさいよ」ニヤニヤ ―2年後 タ「思ったより早く帰ってこれたな」 勝「いや、おせぇよ。2年も待たしてんじゃねーよ」 タ「何年でも待ってるって言ってたのにな」 勝「そ、そんなことも言ったっけなぁ(//////////)」 勝「そ、そんなことより…おかえり」 タ「あぁただいま」 勝「帰ってきたんだから言うことあるだろ?(//////////)」 タ「もちろん覚えてるよ2年越しの両思いだな。それじゃあ改めて」 タ「勝美が好きだ俺と一緒にいてくれ(/////)」 勝「ふふふ…バーカ(/////////////)」 勝「その言葉を聞くのに2年かかったな。これから2年間の埋め合わせをしてもらうぞ(/////////////)」 fin
https://w.atwiki.jp/streetpoint/pages/772.html
はなもあらしも 医者からの帰り道、ともえは嬉しい反面、まだ思い切り足を動かせない事への不満で複雑な顔をしていた。 「ともえちゃん、さっきから難しい顔をして……すれ違う人たちが皆驚いてるわよ?」 「だって、もうほとんど痛くないのに、試合まで四日しかないのに、包帯取れないから焦るんだもん」 「無理しなければ練習も普通にしていいって先生おっしゃってたじゃない。気持ちは分かるけど、真弓さんや颯太さんたちから出かける前にともえちゃんが調子に乗らないように、しっかり見張っていてくれって頼まれているんですもの。あまり心配かけちゃ駄目よ。私だって心配しているんですからね」 「うっ……美琴ちゃんのその目には逆らえないーーー我慢しなきゃ」 ぶつぶつと低い声でそう言うと、美琴が笑った。 「ふふっ。そうよ、我慢我慢」 しばらく歩いていると、ふと美琴が言った。 「そう言えば、颯太さんから聞かれたんだけど、女の子が喜ぶプレゼントは何かって」 「えっ? 颯太がっ!?」 女の子にプレゼントとはこれまた似つかわしくない人物に、思わずともえは吹き出す。 「やだっ! 颯太ってば似合わない!」 「あら、そんな事ないわよ。だってきっとともえちゃんにあげるんですもの」 「え?」 ともえの動きは完全に止まった。 ほんの数秒街の往来でともえと美琴は見つめ合う。 すると美琴はいつもの可憐な微笑みで可愛らしく首を傾げて歩き出した。 「あんなに真剣な颯太さんを見たのは始めてだわ。よっぽどともえちゃんの事が好きなのね」 「えっ? 嘘っ。どうしてっ!?」 先日の寄席での帰り道の事を思い出しながら、ともえは慌てて美琴の後を追う。 「くすっ。だって、“美琴は髪を結ってるから簪なんかいいかもしれないけど、あいつはいつも一つに結んでるだけだから、簪なんてもらっても喜ばないと思う”って言ったんですもの」 「あ……」 思わず自分の頭の後ろへ手をやる。 颯太がそんな事を考えていてくれたという事が心の底から嬉しい。 「ーーともえちゃんも、颯太さんの事が好きなのね?」 コクリ 無言で頷いた。それを受けて美琴は続ける。 「颯太さん、言葉遣いはちょっと乱暴だけど、すっごく優しいし、いつでも人のために何かをしたいって思っている素敵な人よ」 「うん……」 それはともえも知っている。 だが、ともえよりも遥かに美琴は颯太と時間を共にして来ている。自分の知らない颯太を知っている美琴が羨ましい。もっともっと颯太の事が知りたい。 「美琴ちゃんは真弓さんの事が好きなんでしょ?」 今度は反撃に出てみた。 「えっ? やだ、もしかして顔に出てた?」 恥じらいながら眉を寄せる美琴に、ともえは微笑む。 「すぐに分かったよ。美琴ちゃんが真弓さんを見つめる時や真弓さんの事を話す時、すっごく素敵な顔をするもん」 「そうかしら?」 「好きって言わないの?」 素朴な疑問に、美琴は慌てて手をパタパタと揺らす。 「言えないわ! 真弓さんは、確かに素敵な人だし、好きだけど……憧れって言った方が正しいかもしれないな」 「憧れ?」 「そう。私と美弦にとって、真弓さんは憧れの存在なの。だから、そういう意味で好きとはちょっと違うかも」 それは恐らく違うだろうとともえは思った。恋する乙女の気持ちは、今のともえには良く分かるのだ。でも美琴がそれ以上真弓への気持ちに付いてともえに語らないのであれば、無理に聞く必要は無い。 「そっか……憧れ。うん、分かる気がするな。真弓さんって優しいもんね」 「ええ。とっても」 「美琴ちゃん。私が颯太の事好きって、絶対誰にも言わないでよ!」 「言わないわ……でも、二人とも両思いなんだから別にいいんじゃない?」 「だだだ駄目だよっ!」 「どうして?」 「恥ずかしいもんっっ!!!」 「ふふっ、変なともえちゃん。でも、私はともえちゃんの味方よ。颯太さんとの仲、きちんと取り持つからね」 普段見られない美琴の強気な一面に、ともえは苦笑した。 「ありがと」 「じゃあ、手始めに、ともえちゃんは何をプレゼントされたら嬉しいか教えて? 颯太さんに報告するから」 「もうっ、美琴ちゃんったら!」 それからともえと美琴は手を繋いで道場へと歩いて帰った。 美琴もいる。颯太もいる。ともえにはこんなにも心強い味方がいてくれる。 思いがけずして知ってしまった颯太の自分への気持ちは、さらにともえの心の状態を高めてくれたようだった。 →心の奥(颯太)No.3へ 颯太編へ戻る ブラウザを閉じてお戻りくださいv はなもあらしもトップへ戻る
https://w.atwiki.jp/naianakikaku/pages/2429.html
「ジャシン?」 「おう」 夕方の秋山寺院。 橙に染まりかけている縁側で、遊利は百物語組の一人・カトレアと会話を交わしていた。 「最近流行ってる都市伝説さ。シスイ達から聞いたんだ」 「ふーん。それがどうしたの?」 「どうやらその内容が物騒らしい。何でも、九人殺せばどんな願いも叶うだとか」 「……変なの、バカみたい」 訝しく、そして不快そうに顔を歪めるカトレア。 「だよなー。しかも信じこんでやらかした奴いたらしいぜ」 「えぇー!? バカの中のバカじゃない!」 「本当か分かんねーのにな。どーせスケールの小さい願いだろ」 「例えば?」 「金がほしいとか」 「あー小さいね」 「な?」 好物の菓子パンを(因みにメロンパン)片手に、遊利は呆れたように笑った。 自分で言っておいてなんだが、やはり滑稽に思えてしまう。 「それにしても、何で流行ってるのかな。そんな噂」 「さあな。ただ一つだけ言えるのは…この土地(いかせのごれ)は不可思議な場所だって事だわ」 「何が起こるか分かんないしね」 「そうだなー…ところでカトレア」 「何?」 「願いが一つ叶うとしたら、お前何にする?」 「え、何で急に?」 「なーんとなく」 「うーん…そう言われても、特に無いかな。遊利は?」 「俺? 俺は――」 「幽花と両思いになりたい」 「ちょ、まだ言ってないだろ!!」 「あは! 図星ー」 夕焼けの中でもハッキリと分かるぐらいに、遊利の顔は真っ赤になっていた。 と、二人の間に一つの人影が射し込む。 幽花だ。 「…お、どした?」 「…………夕飯」 「わーい! ご飯ご飯ー!」 大はしゃぎで居間に向かうカトレア。 その背中を見送る遊利だったが、ふと幽花が目に入った。 「…幽花」 「?」 「もしさ、願い事が一つだけ、叶うとしたら…幽花は何にする?」 「……………何で」 「さっきまで、カトレアと都市伝説の話してたから」 「…………ジャシン?」 「そそ。で、願い事叶うならどうしたいって」 「…………」 漆の様に黒い目を伏せる幽花。 遊利を一瞥した後、一度口を開きかけ、少しの沈黙の後に再び口を開いて言った。 「…………たい」 「え?」 「………霊が見えない体になりたい」 「…………」 自分の式神に背を向け、幽花は居間に戻って行った。 「………」 霊が見えない体になりたい――そう、彼女は言った。 かつて幽霊として存在していた遊利だが、決して傷付いた訳ではない。 ただ、気付いただけだ。 小さな声ながらも、そこに一つの確かな感情が籠っていた事に。 ――寂寥(せきりょう)。即ち、寂しさ。 何故。 その理由を、以前ある事実を知った彼は分かっていた。 前から不思議に感じていたのだが、幽花はやけに寺院について詳しかった。 門下生とはいえ、知れる事には限りがある筈。 そう思い、遊利は彼女にそれを聞いてみると。 「…………小さい頃から…いたし」 どうやら元から住んでいたらしい。 だが当然ながら、秋山家の人間とは血の繋がりがない。 つまり養子と同じような立場なのだ。 それについても聞いてみたが、彼女は言葉一つ溢さなかった。 そこで春美の祖父である師範、冬玄に尋ねてみたところ。 「捨て子…?」 「ああ」 「でも…何でそんな」 「…誰も見えなかったお前が、あの子には見えた。その理由、分かるな?」 「…! まさか…」 「そう。幽花には強い霊感がある。あらゆる霊が見える、強い霊感を。…だが強すぎた、見えすぎたのだ。両親は気味悪がり、そして恐れていたのだろうな。置き去り同然にあの子の元から去ったよ。『必ず迎えに行く』と嘘をついて」 「…………」 「最初は信じていただろうが…昔、幽霊と話しているのを見られた事で虐めを受けてから、霊感のせいで自分が捨てられたのだと薄々感付いたようでな」 ――大好きだった両親の事を口にしなくなったよ。 冬玄が悲しげな顔でそう言ったのが、今でも脳裏に残っている。 「……幽花…」 強力な力は孤独を生み、心に深い傷をつける。 特殊能力が跋扈するこの地では、非情にも当たり前に近い事だった。 その非情な現実を、自分の愛する彼女は受け入れた――否、受け入れざるを得なかった。 それも、事実が牙を向き、希望を砕かれた様な形で。 その時から、彼女の心はぽっかりと、空いているのだろうか。 今は、彼女にしか分からない事。 空蝉の心 (でも幽花) (例え俺が人間だとしても) (お前が大好きなのは変わらねえよ)
https://w.atwiki.jp/aipoke/pages/33.html
ようやく小話完成。ってか企画はどうした私。 一応2つ作ってました(2009/8/24現在)。で、1つ完成したのでおいていきます。 小話が出来次第増えていくかと思われます。 ってかもう一つの方はひょっとするとKS部門に投下かも…( 良くわかるのかわからない登場人物紹介 キルス トゲキッス♂ 腹黒やや天然ボク様思考 ミレイ ミロカロス♀ 図太い自己中気味な女王様 ラディン サーナイト♂ 冷静几帳面な真面目&まともさん ※キルス達のマスター≠コウヤ(Pt男主)。マスターは別人です・コウヤじゃないです。 ゲスト出演! カシル エーフィ♀ フィリットさん宅。慎重でしっかり者だけど怒ると怖いお姉サマ なぜかラディンとカシルが知りあい。 RSでのその件については、(2009/8/24現在)もう少しで出ると思う( シンオウ地方、ヨスガシティ。 キルス、ミレイ、ラディンのマスター……ってかトレーナーは現在仕事で席を外している。 残された3匹? ミレイのコンテストも終わったから、マスター待ちで休憩中。 「あーもー暇! 遅いったらないわっ!」 「そう言ってもしょうがないでしょう? マスターもいろいろあるんですから」 「あたしはコンテストやりたいのに何やってるのかしら!」 「コンテストって……さっきマスターランクで優勝してきたじゃないですか」 自己中なミレイにあきれるラディン。相も変わらず女王様である。 ……まあ、もともとミレイはこんな性格だから仕方がないのだが。 「……あれ? そーいえばキルスってどこに行ったの? また消えてるわね」 「そう言えば消えてますね。多分……近くにでもいるんじゃないですか?」 案の定、すぐ近くの木の上でぼーーーーっとしていた。 でもそんなことを言っちゃうと後が怖いから言わないでおこう。 「ねーキルスー、なーにやってんのー? ちょっと、聞いてるのー?」 「…………」 「無視してんじゃないわよー!?」 「………うぁ? ………」 ▼ ミレイは シカトされて しまったようだ 「シカトするなバカがぁー!!!」 ▼ ミレイの れいとうビーム! 「いぎゃっ!?」 ▼ こうかは ばつぐんだ! 飛行タイプに氷タイプの技は効果は抜群なのである。 当たり前だけどキルスは大ダメージを食らうのである。 一応、ラディンがモーモーミルクを持って待機しているので、大丈夫だとは思うのである。 そしてモーモーミルク出撃。体力回復。 「おほほほほっ! やっぱりあたしにはかなわないのねッ!」 「は? 何いってんの? ナルシスト自己中女王様気取りは黙ってろよバカ」 「なんですってぇ!?」 「ほんとのことだろ? ってか反応するって自覚があるってことじゃん」 「あーもー腹立つわねぇっ!!」 「あっはっはっはー、バカが勝手にキレてるよー」 「ああもう、いい加減にしなさい!」 ▼ ラディンの 10まんボルト! ~しばらくお待ちください。ラディンが10万ボルトでキルスとミレイをおとなしくさせています~ * * * 「……で、キルスはあんなとこに上って何をしてたんですか?」 とりあえず、くだらない小競り合いがおさまったところでラディンが話を切り出す。 ちなみにキルスは普段、昼寝をしてるか昼寝をしてるかポフィンを食べてるか昼寝をしているか、なのだ。 「別にー。考え事してただけだけど?」 「そういえば最近キルスって考え事が多いわよねー。なんで?」 「………いや、なにもないけど」 ――絶対何かがありそうだ。ってかないとおかしいと思う。 「なーに隠してるのーーー?」 「……別になーんにもー」 埒が明かないのである。ってかキルスがあっさり言うとも思えない。 と、そこに1匹のエーフィが現れた……というか、やってきた。 彼女はカシル。キルスとラディンとはまあいろいろ面識があるっぽい。 「あ」 「あら、誰かしら? 結構きれいな毛づやしてるじゃない!」 「久しぶりですね、カシルさん」 「お、ラディン久しぶり。……後ろのミロカロスは?」 「あぁ、同じ手持ち仲間なんですよ」 たわいもない会話がおわる。まあ常識的な奴らの会話だし。 ミレイは初対面にもかかわらず、カシルに興味津々だ。 もともとオシャレとかそういったことが好きなので、カシルの毛並みとかそういうとこに興味が言ったのだろう。 「ねねね、アンタ誰なの? その毛づやとか見たところさ、かなりコンテストとか出てそうなんだけど?」 「あー、ミレイは初めてでしたっけ。カシルさんですよ」 「へぇ~。で、コンテストとか出てるの?」 「え、コンテスト? ……うーん、そんなには出てないと思うんだけどなぁ」 何だか勝手に盛り上がるミレイ。まあそういう奴なのだが。 そしてキルスはと言うと、そそくさとまた樹の上に上ってしまった。 「あれ、キルス? いいんですかーカシルさんと話さなくてー」 「べーつにー」 その様子を見たミレイ。ピキティィィィィン! と、何かを勘づいた様子。 いや、女の勘ってすごいから! とにかくすごいから! あなどれないから! 「えっちょっま。え、ちょっとキルスー? いいー? あ、ラディン、あたしをキルスのとこまで登らせてよ」 「別にかまいませんが……何をするつもりですか?」 良くわからないまま、ラディンはミレイをサイコキネシスでキルスのいる木の上に運ぶ。 ちなみに、カシルにいたっては、そもそもミレイ自体が良くわかっていないのである。 「ねぇ、あの……ミレイだっけ? 何をするつもりなの?」 「さぁ……まあ喧嘩にならないことを祈りますね」 そんなことを話しているうちに、ミレイはキルスのいる太い枝のあたりににたどり着いた。 ミレイはその長い体を少し伸ばし、キルスに近づく。 「キールスー?」 「うわ出たな怪ぶt」 「だれが"怪物"よ! ……まあそんなのはどうでもいいのよ~♪ キルスー、あんたって………」 ミレイがキルスにしか聞こえないように何かを囁く。 次の瞬間、なぜかキルスはバランス崩して落下。どすーん。 「えっ、何が起きたの!?」 「……あぁ、そういう関係のことですか」 何が何だかわからないカシルに対し、ラディンは何となくわかった様子。 しかもなんとなく笑っている。どうやら思い当たる節があるらしい。 一方の、キルスとミレイはと言うと。 「いやいやいやいや、なんでそーなるのさ」 「あーっ! やっぱりそーなるのねっ! あぁもぅ、キルスもそんな時期に入ったのねー!」 「いやだから違うって言ってるじゃんかぁっ!!」 珍しくキルスが焦る。ミレイはテンション↑↑である。 そんな光景を見た後カシルを見て、また微笑むラディン。 ……カシルも、なんとなくミレイが言ったことを悟ったようだ。 「えっ、まさかさっきミレイが言ったことっt」 「そうですか、そう言えばそんなこともありましたねー」 「あーもーなんでもっと早く話さないのよー!!!」 「痛い痛い痛い! ってかなんでそーなるのさ!」 テンションが上がったミレイは、ミロカロス特有の扇形の尾でキルスをばしばし叩く。 キルスは否定するが、顔が赤いです。カシルさんも顔が赤いです。 「別にボクはきょーみないし? あーもー、しばらく他のとこ行くから!」 「あ、コラー! キルス逃げるなー!」 キルス、屁理屈をつけて逃亡。 ミレイもそれに続いて追いかける。 その場に残されたのはラディンとカシル。 しばらくぽかんとしていたカシルに気がついたラディンは一応弁解しておく。 「あ、ミレイはあんな奴ですけどなんだかんだでいい仔なんで大丈夫ですよ?」 「えーっと、そうなん、だ」 ……ポカンとしていた理由は別のようである。 「キルスって……私のこと、どう思ってるのかしら……」 思わずぽつりと呟いた。 それを聞いたラディンは、向こうの方で喧嘩しているキルスとミレイを見る。 「まあ……悪くは思ってないと思いますよ? あんな性格ですけど、根はいい奴なんですよね……」 その後、少し言葉を濁した。 そんなことをされると続きが気になるよねえっ違うのそうですか。 「……お世辞とかは言わなくていいわよ?」 「あー、そうじゃなくってですね。行っちゃ悪いんですけど……キルスってそういうこと無頓着なんですよね。うーん……、所詮"ニブイ"とでも言われるような奴だと思うんです」 「それで……?」 「まあがんばってください! 私たちもできる限りは応援しますから」 「え、あの」 戸惑うカシルを見てまあまあ、と言った後、ラディンはキルスとミレイの喧嘩を止めに向かった。 その場に一匹残されたカシルは、しばらくその場にたたずんでいた。 * * * 翌日、別所にて。 「そっれにしてもキルスはいいわねー、恋のお相手と両思いなんてさー」 「は?」 ミレイは昨日のことを半ば皮肉るようにキルスに話す。 ラディンもくすくすと笑うだけ。キルスにとっちゃいい迷惑なのかもしれない。 「……いや、そーゆー意味じゃないんじゃないn」 「あーもーいいなぁ、あたしも恋したいなー」 その後しばらく考えるキルス。 「ってかさ、ぶっちゃけよくわかんないからほっときたいんだけど」 「………ねぇ、ラディン…」 「ミレイ、こっちでも頑張らないとカシルさんに申し訳ないですね……」 キルスを自分の気持ちに気付かせるには、まだ時間がかかりそうだった。 だらだらだらだらだらぐだぐだぐだだらだらだらぐだぐだぐだぐだだらだらだ(ここで途切れている ……何が書きたかったんだ自分 /(^о^)\ 真剣にダメだ。書いてて何がしたかったのかわかんなくなったorz 一応ですね、ラディンとミレイは応援する気があるようです。 あてにするならミレイよりもラディンをあてにしてね!(ぉぃ そもそも、こういう話書くの初めてです。にやにやが止まらんかった(変態が 苦情投石ご自由にどうぞなのです( 両思い!\(^0^)/うん、ラディン、ミレイ、応援ありがとう!(オイ 実は言うとコンテストは賢さと美しさなら1回出たことがあるんだよね~。あ、でも本人は覚えてないでしょう。←え -- フィリット (2009-08-25 22 51 30) >フィリットさん きゃぁぁっやっぱりコンテスト出てますよね!(そっちか) とにかくキルス! さっさと気づいちまえ!(気付かせろよ -- 椎名麻樹 (2009-08-26 20 26 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yaruoperformer/pages/477.html
,ィ / / / / '; '; \ \ /; // / / ./ . . ,.イ i i ';. . ヽ ヽ ,.. // . / ; / ...,' // i { ; } } i } ', . ', 、 / / / ./ / / i i { i l { ハ { i j、 ァァ}ミハ i! . }ハ i ;. , / f ;' {ィ从 {ハ ト{ハ }i i } j/ / j/ リ} . ; i ', ヾi i i ; {i { i Ⅳ ヾ ヾ{ ヾ乂从/ノ j ; i! j i ! { { l/ i { i! { i、,.ィ=ニミx ,ィ=ニミx / / }i , }} { ハ {ハ ム ゞミ=- ー=彡' , iノ/! / 弋 ゞミ=ァ=ミx 、 j ‐イ ノ |/ i,. ' r `ヽ. i Y Y ミ=-' ` ヾ=彡イ | | { ∨ |/ | |ゞ辷彡′ー--‐' / ;i l | | ハ ∨ .} | | i、 イ il | | | ∧. ∨ ,ィ>-‐= | | { > .. { {i ! | | ∧ ∨ / | | \二ニ=‐-イ i il ; ' | | ∧ ∨ | | \ ー-=ニ二Yニ)l!i i | {、. ∧. ヽ } | \ \ } } i7 iハ l | | \. ∧ \ィ⌒v′ {. \ \ .j j |{ム!ハ | | |\ \. / ∧ \ニf∧ 〉 \ \二二ニニⅥ i! | | \ \ / _ v'⌒ヽ、ィ彡' { // う、 .ヾ㍉、 \ .Ⅵi |\三ニ==-ミz、 //f´ { \ /厶ィ^ヽ. ヾ \ \ニニミⅥ ! \ ヽ / ∧ ヽ、 .\/ //∧ \ } \ \ヾ} \ \ \ 名前:ミスマル・ユリカ 性別:女 原作:機動戦艦ナデシコ 一人称:私 二人称: 口調:のんびり口調 機動戦艦ナデシコ/ミスマル・ユリカ 機動戦艦ナデシコの初代艦長。 火星生まれで主人公のテンカワ・アキトの幼馴染。 手にナノマシンを打ち込んでおり、「A級ジャンパー」と呼ばれるボソンジャンプ(時空間移動)耐性の持ち主。 このアニメの成人女性キャラはだいたいそうだが、とてもスタイルが良い美人。 普段から明るく能天気で思い込みが激しいが、実は極めて優秀な指揮官。 記憶力が抜群に高く、事務能力も高い。 しかし料理は下手。(ラーメン屋を始めてからはラーメンだけは作れるようになった) 幼い頃からアキトに惚れ込んでおり、過剰なほどにアプローチを繰り返してきた。 しかし、相次ぐ「木星蜥蜴」との戦いでの敗北や失態により、アキトは同僚のメグミと交際を始めてしまい、 苦悩することとなる。 結局考え方の違いでアキトはメグミと別れ、最終回で紆余曲折あって両思いになる。 ちなみに「アキトは自分が好き」だと本気で信じ込んでいるので、 実は最終回以外で「私『は』アキト『のことが』好き」と発言したことは無く、 スパロボ等でもこれは一貫して描写されている。 木星蜥蜴の黒幕・木連との和睦後は、軍をやめて屋台のラーメン屋をはじめたアキトと結婚した。 つまり劇場版では「テンカワ・ユリカ」表記が正しい。 ホシノ・ルリも「大岡裁き」により夫妻の養女(*1)となっている。 しかし、新婚旅行のシャトルが爆発し、行方不明となる。 劇場版にてシャトルを襲った犯人は木連残党の超過激派「火星の後継者」と判明。 A級ジャンパーであるユリカは遺跡に全裸で結合させられ、ボソンジャンプの人柱にされていた。(*2) 最終的にルリ率いるナデシコCと、復讐者と成り果てたアキトの駆るブラックサレナにより火星の後継者は滅ぼされ、 無事に救助される。 その後、アキトと再会できたかどうかは不明。 なお漫画版ではTV版初期の軽率・短慮な所が誇張されており、全く敵に勝つ場面が無く、 火星で艦長の座を持してルリにその席を譲ることとなる。 そしてこちらでも木星蜥蜴の黒幕(木連は登場しない)に攫われてしまう。 スパロボでは劇場版設定の場合、救助後は即座にナデシコのメインパイロットになり、アキトと復縁するという設定が多い。 一部作品では火星の後継者が成立前に潰え、アキトの子を妊娠するハッピーエンドになっている。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia スパロボWiki アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 ユリカが紡ぐスペースオペラ オリジナル ナデシコの艦長 主 スレ エター お兄様の恋姫無双 恋姫†無双 劉備玄徳役 常 まとめ 完結 布都は八方塞がりの領主のようです オリジナル 指揮官 常 まとめ rsswiki やる夫Wiki 安価 完結 やる夫と魔理沙は島の霧雨を払うようです オリジナル 魔理沙の母 脇 まとめ 予備 R-18 レミリアは新世界を旅するようです オリジナル 星の世界の四大勢力の一つ、ファウンデーションの支配下にあるエルサントの校長兼機動戦艦ナデシコの艦長 脇 まとめ rsswiki 安価 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/1099.html
【検索用 こいするあふり 登録タグ 2008年 KAITO VOCALOID halP こ 曲 曲か 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 代表的なPV紹介 コメント 作詞:halP 作曲:halP 唄:KAITO 曲紹介 曲名:『恋するアプリ』(こいするあぷり) コンピレーションアルバム『EXIT TUNES PRESENTS Kaitonation feat. KAITO』収録曲。 歌詞 (PIAPROより転載) What’sこの行動 ふいに口ずさむSong What’sこの状況 浮き沈み重ねるLife What’sこの症状 胸の中響くBeat What’sこの感情 これってきっといわゆるLove 機械が人間に恋をした 映画なんかでもよくある話 だけど実体があるだけいい 僕はアプリケーションソフトウェア 春が終わり 夏を通り抜け 秋を見送り 冬を越えても 変わらない僕と止まらない時 この理を狂わすバグは無いかな 二進数に隠されてくこの心は君には探せない あふれる想い バイト数で計算できない グーグル先生に答えを聞きに行こう 君と僕とをつなぐカラフルロード 僕のこの声届けて下さい 恋心を知っているから 恋の歌の意味だって分かる 君のために君の想いを 伝えられるよううまく歌うよ 遠い未来で三次元デビューしてるかも だけど君がいないと寂しいな 深刻なエラー 消えれば軽くなるの グー先生に 教えてもらいに行こう 恋するアプリ 君と笑って泣いて 一緒にいる夢 いつか見てみたい 代表的なPV紹介 コメント kaitoの曲で結構好きだ。良い曲だと思うっ!絶対! -- 名無しさん (2008-06-09 18 08 17) ポップな曲なのに歌詞が切ない!動画見ながら聴くのが一番グッとくるな -- 名無しさん (2008-06-15 03 56 31) 兄さんの曲の中で一番好きかも(^m^) -- 杏 (2009-02-22 23 02 03) 殿堂入りおめ! -- 名無しさん (2009-04-15 19 53 22) 修正版も、テラセツナス;; -- 名無しさん (2009-05-16 00 14 49) 修正版、聞きやすくなっててよかった! -- 名無しさん (2009-05-16 07 46 03) 兄さん可愛いwww歌詞も音楽も歌声も全てにキュンときましたwwカラフルロードって表現好きだなω -- 飴ちょこ (2009-09-17 01 49 51) ないたWせつなすぎるW兄さん可愛いよ兄さんW -- ぷーどん (2009-11-11 19 09 16) テラセツナスwww笑いと涙が、 -- 誠 (2010-01-03 18 06 07) KAITOの曲で一番好き! -- 名無しさん (2010-05-21 14 19 07) これが何故のびないか分からん・・・大好き兄ぃさん!! -- ★黒葉★ (2010-06-17 19 21 32) カラフルコードだと思ってた^q^この曲すきです。もっと伸びろ!! -- 名無しさん (2011-04-08 13 29 41) これとAir…と交互にリピートすると本気で泣きたくなる -- 名無しさん (2011-04-29 09 20 11) これこそ、「KAITO」ってなる曲だと思う。この曲に出会えてよかった! -- なごいろ (2011-12-18 22 54 06) 切ない(´・ω・`) -- 名無しさん (2013-03-13 20 33 50) テラセツナス -- 名無しさん (2013-06-30 22 30 50) テラセツナス -- 名無しさん (2014-02-01 19 44 35) これぞ私の望んだ兄さん楽曲 -- 名無しさん (2014-02-08 16 12 05) きゅん(×1000000) -- 名無しさん (2014-02-08 16 26 52) KAITOファンにはこれたまんないよォ(*/ ヮ \ *)本気で両思いかと思っちゃう -- ムームミュ (2014-03-05 18 45 20) pvではマスターに恋してる設定なんだ(泣)もう作曲とか目的じゃなくてそれ目的でソフトほしい -- ムームミュ (2014-03-09 19 56 03) V3のデモもよかったなー。優しくてKAITOらしい曲で好きだ。 -- 名無しさん (2014-05-25 18 16 12) KAITOオリジナルの中で一番好き。 -- とも (2014-06-16 00 06 34) 歌詞が切な過ぎてつらい -- 名無しさん (2014-08-21 11 14 04) テラセツナスw でもホント切なくなるな…( ´ ;∀; ` ) -- 名無しさん (2016-04-04 15 25 27) 『EXIT TUNES PRESENTS Kaitonation feat. KAITO』収録おめでとうッ!! -- 名無しさん (2016-09-25 19 23 59) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gotmail/pages/48.html
The White Day オープニング 地中海に浮かぶ島で生まれ育った私は母の祖国である日本に移住した。 叔母が日本にいるため彼女を頼って来日した。 しかし、私は中学まで日本で生活し再び生まれ故郷に帰る決心をする。 決意を固めてから数日後、母からある話を打ち明けられる。 日本のある男性に母の半生を告げてほしいと言われたのだ。 その男はとあるバーを経営しているらしい。 今宵、眺めのいい夜景を一望できるバーの経営をしているマスターに、母のことを告げに行く。 私は彼に淡々と母の反省を話はじめた。 彼は姿勢を正して、黙って聞いていた。 話を終えても彼は黙って遠くの夜景を見つめていた。 「あの・・・私帰っていいですか?このビルの地下に友達を待たしているので。」 彼の沈黙に飲み込まれてつい私も思いに耽ってしまっていた。 時計で確認すると既に数時間が経っていた。 「あ!まずいよぉー。地下のカフェに友達またしてるし、もう閉店時間過ぎたかも!」 焦る私を無視し、彼はなにやらパソコンの画面を覗き見ながら電話をする。 「お連れ様がこちらにいるので、これから私たちはカフェに行きますのでカフェは閉めて先に帰ってください。」 「お疲れさま」 彼はニコッと笑いながら私に初めて話しかけた。 「地下のカフェも私が経営しているんだよ。君のお連れさまはこの子かい?」 パソコンには彼がつまらなそうに座っているのが映っていた。 マスターは少年のイタズラのような笑顔で言った。 「カフェにはちょっと面白い仕掛けがある。彼のたくましさを拝見しようか?」 マスターは少年のイタズラのような笑顔で言った。 どうやら、カフェはちょっとした仕掛けのため、いくつかのパズルを解かないと内側から鍵が開かないようだ。 「あなたと私の高校時代」 そこには息をはずませ、はずかしそうにチョコレートを渡す彼女がいた。 僕は照れながらチョコレートと手紙を受け取ろうとする。 これは彼女からもらった手紙に添えられていたイラストのイメージ。 バレンタインに、彼女からチョコと手紙をもらい、地下のカフェで待たされ数時間が経過した。 今日まで、僕たちは両思いである事をお互いに承知していた。 しかし、彼女はある決意を持ってこの国を離れる事になる。 僕はカフェで待ちながら、今宵こそバレンタインデーのお返しに気持ちを添えて送るべきだと決心した。 しかし、カフェのスタッフは突然鳴った電話を終えると、そそくさと店をでていった。 僕が、この空間に閉じ込められている事に気づくのに時間はいらなかった。 このままでは彼女に思いを告げることができない。 エンディング 左 ドアが開いた。彼女が息をはずませながら雪で白くなった階段を降りてきた。 僕は長い間、両想いという状態に満足し、実際は一度も彼女に心のうちを伝えてはいなかった。 しかし、彼女はバレンタインデーに手紙とイラストの添えられたチョコで僕に想いを告げてくれた。 ただ、残念なのは「彼女が帰国する決意をしたあと」ということ。 ホワイトデーを待てない僕は想いをこめて彼女に「ブランマージュ」を贈った。 彼女は言った。 「私の送ったイラストは実現しないはずの”私たちの高校生活”を描いたもの」 彼女は姿勢を正しながら小さい声で続けた。 「私、決めた。帰国するの止める。今まであなたの気持ちが全くわからなかった。 ただ一方的に私が想っているだけかと。もうあのイラストはいらないね。 だって私たち高校生活を一緒に過ごせるから。」 中 彼女が立っていた。 「出てくるの遅いよ!地球はまわってるのよ」 彼女はまもなく帰国してしまう。僕たちに残された時間は少ない。 彼女の言葉に僕は心を痛めた。 「なかなか脱出してこないから心配したよ!」 と彼女は一方的に言い放った。 僕はなだめるように言った。 「今日ね。連れて行きたいところがある。このカフェで販売されている「ブランマージュ」。 とてもおいしいチーズケーキなんだよ。 このチーズケーキを作っている方はもともとフランス料理のシェフなんだ。 今夜、二人の思い出のために彼が腕を振るってくれるらしい。 君が帰国する前に思い出を作りたいと思って今日彼に連絡をしておいたんだ。 ちょっと早い僕たちのホワイトデー・・・」 そういうと僕は手を上げてタクシーをとめた。 「シ・サワットまでお願いします。」 右 脱出した後、僕は彼女にあるものを渡し、思いを伝えた。 あるものとは日記帳である。 彼女は祖国へ帰ってしまうので僕は交換日記をしようと提案した。 彼女から届く日記は僕の知らない異国で彼女が精一杯青春を謳歌していた。 僕は心から彼女の幸せを祈っていた。 しかし、交換日記は数ヶ月で終わった。 僕は数年後、あんな場所で日記帳を見つけるとは思いもしなかった。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/18338.html
登録日:2011/02/18(金) 23 51 01 更新日:2020/09/19 Sat 23 25 17 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 ある意味人気キャラ かませ犬 アニメオリジナルキャラクター キミキス キミキス …ではありません サックス 当て馬 手がポリゴンになる病気 櫻井孝宏 甲斐栄二 踏み台 「え……、誰?」 『俺だぜ!』 アニメ「キミキス pure rouge」に登場するキャラクター。 CV 櫻井孝宏 完全なアニメオリジナルのキャラクターで、 その存在が放送ギリギリまで伏せられていた事もあり、放送開始直後から多くの原作ファンを敵に回してしまった。 特に水澤摩央とのフラグを立てていったため、いきなり出てきた見知らぬ男に摩央を奪われたと憤慨するファンも。 彼はサックス演奏者を目指していて、進学する意志はなく、 人前では寡黙でぶっきらぼうな態度を取るのでクラスでもかなり浮いた存在。 サックスをしている所を摩央に見られるという珍妙な初登場を果たす。 そこからついた彼の代名詞が「サックス」。 彼の本名やアニメを詳しく知らない人でも、サックスは知っているという程の知名度。 当時はその存在が一人歩きしてネタ化しており、同時期に放送されていた君が主で執事が俺でにも、パロディとして何の意味もなく出演している。 徐々に摩央と親密になっていくが、やがて強引にファーストキスを奪うという暴挙に及んで一層激しい批難を浴びる事に。 しかし、割と真っ当に謝罪してからはどんどん普通の純情少年になっていく。視聴者の印象が変わってきたのもこの頃から。 摩央とはデートにこぎつけたりして遂に交際に至るが、その先に地獄が待ち構えていた。 「私、これ以上甲斐君とつきあえない!」 これ以降、急速に物語の本筋からフェードアウトしていく。 男としてのプライドも恋心もズタズタにされ、色々思う所はあったのだろうが光一に恨み言をぶつける事も泣き言を漏らす事もしなかった。 文化祭において絵や料理の才能を次々と発揮しクラスにも馴染んでいくが、それを救いといっていいのかどうか。 最終回に至っては、アルバイト先の店の後片付けをしながら花火を見つめるのが最後の出番となった。 その当て馬人生には、当初彼の存在に難色を示していた摩央ファンもさすがに「摩央とくっつくのは嫌だが、これはあんまりだ」と同情するように。 他の視聴者も、彼をこんなに応援する気になるとはまるで思わなかったという。 ある意味投入は成功だったのか、最終的にPure rouge の男性キャラでは一番マトモと評される何とも奇妙な結果になった。 【小説版】 摩央との関係はあるものの、なんと祇条深月と両思いに。 ニューヨークへ音楽留学してしまい結ばれる事はなかったが、ピアノとサックスによる校舎越しの協奏曲など名場面が多い。 アニメに比べると社交的でかなり饒舌になっている。 「OK、マスター! クラブハウスサンドにミートソーススパゲッティ。それにフローラルブレンドを2杯。注文は以上だ」 「リズムと即興演奏。それがジャズのキモだ。 楽譜はあるが、必ずしも譜面通りに演(や)る必要なんかない。 細かいフレーズの流れをいくつも身につけて、 それを好きなように組み合わせて自由にメロディを作れるんだ 。 そのメロディをうねるようなリズムに乗せて、唄うように、時には叫ぶように奏でる。 聴いてるだけでもゾクゾクしてくる。 ジャズは今では洒落たイメージが先行しがちだが、 本来は燃えるような情熱を内に秘めた、自由な音楽なんだ……喋り過ぎたな、メシが冷める」 …………まるっきり別人である。 なお、その小説版は本編を見て怒りと屈辱に打ち震えた星乃結美ファンの皆様も溜飲が下がるオリジナル展開となっており、 キミキスではなくPure rouge単体としてはこれ以上ないほど完成された物語。 というか、これが普通。 追記・修正はサックスを吹きながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- コメント欄 ここまで印象が変わったアニメのオリキャラは見た事ない… -- 名無しさん (2013-07-27 22 24 43) 誰ぞ -- 名無しさん (2014-02-24 13 01 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/1443.html
447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18 51 34 ID 6ub2saBA 何より速さが足りないツンデレ 昼休み、それは弁当を持参しない者達の熱き聖戦の時である。 「…っしゃあああ!一番乗りぃぃ!!売店の人!えーとアレとアレとアレくれ!」 『させるかぁぁぁ!!売店の人!!ボクにアレとアレとアレとアレt(ry』 「横から割り込んでんじゃねぇよ!このクソアマがぁぁ!!胎児からやり直して来い!!」 『へん!タカシこそ前世からやり直してきたほうがいいよ!!心配しなくても タカシの分のアレはボクが食べといてあげるからさ!!』 「うっせぇ!てめぇはちっこいからあんま食べなくても生きてけんだろ!! ここは食べ盛りの俺に任せてお前は先に逝け!」 『ちっこいからこそ多く食べなきゃいけないんだろごるぁ!!てかちっこい言ってんじゃねぇ! むしろ、お前が逝け!』 「ほう…どうやらお前とは今日ここでけちゃっぷ……決着をつけなければならんようだな……」ビキビキ 『望むところだよ…ボクを怒らせた事をあの世で後悔するがいいさ……』ビキビキビキ 「『…とまぁ、それはともかく速くアレくれ』」 「いや…だからアレってなんだよ…?」 知るか。 そうして、幾多の戦場を潜り抜け、やって参りました屋上へ。 「さぁて…アレも食い終わったことだし……そろそろ殺り合うかぃ?ちっこぃの」 『もっきゅもっきゅ……一人でやりあってればいいよ。ボクまだ味わってるから』 「遅いなァ…スロウリィだなぁ……それじゃあ戦場は駆けれないのぜ?」 『一人で駆け抜けてればいいと思うよ。そして二度と帰ってこなくてもいいと思うよもぐもぐ』 「一人戦場に旅立つ男にかける台詞がそれかよ……っていうかお前ほんとに食うの遅いなぁ…」 『よーく味わってるんだよ…タカシみたいな馬鹿じゃないからねー…まぐまぐ』 「なんつーか…そんな頬張ってるとリスみたい。餌付けすんぞ?」 『タカシ菌が伝染りそうだからやめとくよ…もふもふ』 「なにその俺に嬉しくない病原菌。滅しろ。尽く灰になれ」 『タカシ菌はタカシそのものだからそうしてくれた方がボクのためにも……うっ…んー!!』 「あ?なになに?どしたん?…あー、詰まったのね。そう、頑張って?」 『んーんー!』 「あ?自分の飲み物もうないからくれって?ほら、命の恩人に感謝しろよ?リス公」 『んっ…ぷぁー…あー、死ぬかと思った……もう!タカシ!ボクが困ってんのになんですぐ助けないのさ!!』 「えー?横から獲物掻っ攫うようなことされたしなー…。俺が助ける義理なくなーい?」 『ぐっ……へっ、そんな細かいこと言ってるからモテないんだよ……』 「ほぅ…仮にも命の恩人に対する態度とは思えんな……もう一度喉詰まらせて氏ね」 『ふふん、同じ愚を冒さないのがボクなんだよ。さて、残り食べちゃおうかなと』 「あー…こんなことなら助けるんじゃなかったなー…残り全部飲みやがって…まぁ、予備あるからいいけどー」 『ふーん。…はぐはぐ』 「…あ、そういやこれ間接キスかー。よかったな梓。俺菌が伝染りそうだぞ」 『はぐ……ふぐっ!?……むー!むー!!』 「あ?はいはい、同じ愚を冒しちゃったねー。ほら飲めアズ公」 『んぐっ……ぷはーっ…た、タカシが間接キスとか言うから驚いちゃったんだろ!このばか!!』 「あぁ、純情な梓には刺激が強すぎたか。いけないいけない。いや俺もね?まさかそんな反応するとは」 『べ、べっつにー?相手がタカシじゃなかったらそんなに反応しなかったんだけどね。 ほら、やっぱり気持ち悪いからじゃないかな?タカシが』 「はーん…あずにゃんは俺のことを意識している、と。意識しすぎている、と」 『ち、違う!意識とかしてないから!ただ驚いただけだもん!』 「いやいや、照れなくてもいいってばあずあず…俺もお前の事はちゃーんと意識してますよ?」 『うっさいばかっ!!照れてないし違うっつってんだろ!聞けってば!』 「はいはい、相思相愛だからねー。両思いだからねー。心配しなくていいんだよー?」 『違うって言ってるだろ!この馬鹿ぁぁー!!』 隣で吼えるリス状の物体が五月蝿い。