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あらすじ かつて大罪を犯した事で指名手配されている『七つの大罪』を求め、リオネス王国の王女エリザベスは『豚の帽子亭』にたどり着くが、そこの主人であるメリオダスこそ、『七つの大罪』の一人である『憤怒の罪のメリオダス』その人だった。エリザベスは王国を奪還するため、メリオダスは10年前の事件の真相を追い求めるため、七人の仲間の結集を急ぐ。一方、リオネス王国では王に預言された、相手も判らぬ『聖戦』に向けての準備が進み、荒れに荒れ始めていた。 +... かつて王国転覆をはかったとされる伝説の逆賊・〈七つの大罪〉。今もなお執拗に、そのお尋ね者を追うは、王国の要・一騎当千の聖騎士たち。しかし、切なる想いを胸に秘め、〈七つの大罪〉を捜す一人の少女が現れた時、世界の様相を一変させるとびきりの冒険が始まった!痛快無比のヒロイック・ファンタジー、開幕。 王国を救うため、伝説の逆賊〈七つの大罪〉に最後の希望を託す王女・エリザベス。その想いを受け止めた〈憤怒の罪〉・メリオダスは、かつての仲間を捜す旅に同行する。森の奥で眠りふける仲間の少女・ディアンヌと再会。しかし、その喜びは聖騎士・ギルサンダーの襲来に破られた! 激突! 〈七つの大罪〉vs. 聖騎士!! 凶悪すぎる三人目の〈七つの大罪〉も現れ、未曾有のヒロイック・ファンタジー、急加速!! 〈強欲の罪〉・バンが囚われているというバステ監獄を目指すメリオダスたち。その行く手を遮らんと現れた〈不気味な牙〉。卑劣な罠を次々仕掛ける彼らの術中にはまり、一行は同士討ちの危機に瀕するが、エリザベスの命懸けの働きにより窮地を脱した。反撃のメリオダス! だが、不敵なバンとの再会に満ちるのは不穏な予感‥‥。そして、予期せぬ登場を果たす四人目の〈七つの大罪〉。究極のヒロイック・ファンタジー、超展開!! 〈怠惰の罪〉・キングは生きていた! だがしかし、聖騎士ギルサンダーと行動を共にするキング!! キングの望みは、かつての盟友バンを殺すことだった! 妹の仇を追うキング! 不敵に嗤う〈強欲の罪〉・バン!! 一方、メリオダスとディアンヌの前に現れた恐るべき殺戮人形・聖騎士ギーラ! 死闘の行方やいかに!! 在りし日のバンとエレインの出会いを描いた外伝「バンデット・バン」も完全収録!! 七つの大罪 関連ページ 少年誌(編集長、オススメの漫画を教えてください2013) コミックナタリー大賞 このマンガがすごい! 2014 ランキング予想 今年の「このマンガがすごい」に選ばれそうな漫画 週刊少年マガジン な行 レビューポイント(5が最高) 選択肢 投票 1 (0) 2 (0) 3 (0) 4 (0) 5 (0) コメント コメント 4巻読了。 キングが格好いい。 バンとエレインの読み切りが泣ける。 七つの大罪に関する口コミ #bf みんなの感想 }(document,"script","twitter-wjs"); /script } ,rules [ { "name" "AnyOther", "message" "気に入ったらシェアしてね!", "action" { "type" "button", "text" "Share this page", "verb" "share", "service" "preferred" } }, { "name" "Twitter", "match" { "referringService" "twitter" }, "message" "If you find this page helpful ", "action" { "type" "button", "text" "Tweet it!", "verb" "share", "service" "twitter" } }, { "name" "Facebook", "match" { "referringService" "facebook" }, "message" "Tell your friends about us ", "action" { "type" "button", "text" "Share on Facebook", "verb" "share", "service" "facebook" } }, { "name" "Google", "match" { "referrer" "google.com" }, "message" "If you like this page, let Google know ", "action" { "type" "button", "text" "+1", "verb" "share", "service" "google_plusone_share" } } ]}); /script !-- AddThis Welcome END -- }
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罪と罰・罪(つみとばつ・つみ) 概要 罪と罰・罪とは、矢を高速で連射する技のこと。 登場作品 + 目次 ヴェスペリア TOWレディアントマイソロジー3 関連リンク派生技 関連技 ネタ ヴェスペリア 習得者 レイヴン 敵に複数の矢を一気に放つ奥義。あるスキルにより、敵との距離で技が変化 分類 奥義 属性 − HIT数 3(5) 消費TP 26 威力 240 詠唱時間 - 習得条件 Lv52 装備している弓の種類によって矢の数が変動(軽量弓で5本、重量弓で3本)スキルスタイルチェンジ2セットで罪と罰・罰に変化 奥義の一種。レイヴンがLv52で修得する。 高速で矢を連射する奥義。 スタイルチェンジ技も含めて、特にクセもなく使いやすい。 ただし習得時期がかなり遅いため、実際に活躍するのは終盤に入ってから。 ▲ TOWレディアントマイソロジー3 習得者 レイヴン 分類 属性 - HIT数 消費TP 威力 () 詠唱時間 - 習得条件 Lv ▲ 関連リンク 派生技 ▲ 関連技 ▲ ネタ ▲
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罪罰紹介 罪と罰をプレイしたレビューみたいなもんです 1人が書くとまわしものとか管理者とか思われるので何人でも書いてください 元のファイルの一番下に新しい見出し作ってそこから書いていくみたいな感じで・・ 一応レビューのテンプレみたいなの作っておきます 登録人数 ○○~○○人 改造 少、中、多 設定変更 少、中、多 修行用キャラがあるか ○or× 待ち時間 ○○分 HPMP回復時間 ○○秒 転生 ○or× 長期内政 ○or× 廃人 ○or× 住人の傾向 ローカルルール 国際交流広場がチャットになっている ○or× 交流が主である ○or× 点数とかつけてもいいんだけどどの罪罰がいいか悪いかとかはその人次第だがなぁ 何かもっとあったらどんどん足してちょ
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罪と罰(アニメ) 通常罠 自分が直接攻撃によってダメージを受けた時に発動する事ができる。 相手モンスター1体を破壊する。 バトルフェイズ終了時に、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する事ができる。 モンスター破壊 罠
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罪と罰 宇宙の後継者(そらのこうけいしゃ) part49-258~261(プロローグのみ) part60-270,272,286,287,291,292,296,301,306~309 258 :罪と罰 宇宙の後継者◆l1l6Ur354A:2010/02/02(火) 01 50 34 ID uoM+GaYA0 Wii:「罪と罰 宇宙の後継者(そらのこうけいしゃ)」リクしたものですが、 自分でプレイしたので自分が書きます。 とりあえずプロローグから。 259 :ゲーム好き名無しさん:2010/02/02(火) 01 52 03 ID uoM+GaYA0 プロローグ(公式サイトより。ゲーム内では語られなかった部分です) 遥か遠い彼方、別の地球の物語……。 そこでは外宇宙(聖女の世界)と内宇宙(神の世界)が永きにわたり攻防を続けていた。 ちなみに外宇宙が聖女と呼ばれるのは前作「地球の継承者」のラスボスが聖女を自称していたため。 内宇宙に存在する第4亜地球。かつてヒトの文明が栄えた星。 しかしそこにあるのは誰もが思い描く世紀末っぽい風景、つまりは廃墟と砂漠だった。 ヒトが不在となって久しいその地球に、ひとつの不自然な存在が降り立った。 星明りにたたずむその姿はヒトの少女。しかし彼女はヒトではない。 外宇宙から「ヒトの調査」という任務を受け、ヒトの少女に擬態した外宇宙の尖兵である。 ただ、彼女はどういうわけだか記憶を失ってしまっており、覚えているのは「ヒトの調査が大切」ということだけ。 任務を反芻するうちに「ヒトの調査」という名目は「ヒトへの興味」へと変わって行った。 そして彼女はヒトの痕跡を探すため、廃墟に足を踏み入れた。 その頃、第4亜地球にもうひとつの不自然な存在が降り立った。 少し皮肉っぽい、しかし子供じみた軽い調子の少年。 彼の名はイサ。イサ・ジョ。類まれなる身体能力と戦闘能力を持つ戦士である。 この地球に降り立った「外宇宙からの侵略尖兵」の抹殺という任務を受けて派遣された。 しかし大まかな地域(ニホンのキンキ地方)しかわからない上、外宇宙の尖兵は簡単に様々なものに擬態出来る。 石などに擬態されたら終わりだ――とそう思いかけた瞬間。 ――ヒトのいない星で、少女が瓦礫の中を歩き回っていた。 あまりにもバレバレすぎる擬態でやる気が削がれるイサ。 隠れて見ていると、少女は瓦礫の中からアルバムを掘り出した。中身を見る少女。 が、そこで笑いが堪えきれず出てきたイサ。 「ピースサインの練習をする外宇宙生命体なんて初めて見たぜ?」 「私が……外宇宙生命体?」 どうやら任務は覚えていたが誰から何のために与えられた任務かは忘れていたようだ。 「ただ……ヒトの調査をする、ということは少なくとも私はヒトではない、ってことね」 いくつか受け答えをしたが、全く悪びれず、罠かとも思えるほどの正直さだ。 「お前、名前は?」 「特にないわ……多分」 しかしふと遠い目になって呟く。 「…… チ……」 「カチ?」 イサがどこかで聞いたことがあるような名前。しかし彼女にはお似合いだ。 イサはカチに自分の任務の内容を「抹殺」ではなく「監視」だと誤魔化した。 そして共に過ごすことになり、カチが微笑んだ姿を見てイサは戸惑う。 ――これじゃあまるで、ヒトじゃないか。 260 :罪と罰 宇宙の後継者◆l1l6Ur354A:2010/02/02(火) 01 54 27 ID uoM+GaYA0 イサは昔の夢を見た。何度となく見た夢だ。 巨大な怪物と化して暴れまわる、優しかった父。 母と共に逃げ惑うしかなく、その血のせいでいずれ怪物になるかもしれない自分。 ――いいこと? イサ。あなたの力の使い道は、あなた自身で決めなさい。 神を頼ってはダメ。聖女を信じてもダメ。自分自身で考えて、その力を使いなさい。 そして、心が暴れてしまわないように、あなたの心を繋ぎ止めることの出来るパートナーを見つけなさい―― そして、目が覚めた。 カチが廃墟で拾ってきた様々なガラクタをネタに会話をしキャッキャウフフな感じ。 この第4亜地球は平和的なヒトが多かったため、外宇宙との前衛基地として向かないと「神」が廃棄を決定したと言う。 「人々は和解の道を模索し始めた。「神」にはそれが気に食わなかったんだろう」 「イサは「神」が嫌いなのね」 「神なんていないさ。もし本当にいるのならあいつらが「神」を自称するのを許しておく訳がない」 そんなことを雑談しつつ就寝。 「……聖女を信じてはダメ、か……」 その時、イサの感覚が何かを捕らえた。 現れたのはフェンロン。第5亜地球を牛耳り神に擦り寄ろうとするG5のメンバーの一人だ。 「答えろ、イサ・ジョ。何故あの化け物と行動を共にしている? 操られてのことか、考えがあってのことか、それとも……お前も化け物だからか?」 急接近しフルチャージでショットを撃つイサ。 フェンロンは撤退したが、イサのダメージも決して軽くはない。 心配顔で慌てるカチを尻目に、じわじわと回復する損傷。 「大丈夫だよ、カチ。俺にもカチと同じ「ヒトではないもの」の血が流れているからさ」 そして自分の過去を話すイサ。 「……私を信じちゃダメじゃない。私は、「聖女」の側なんだから」 カチはうつむく。しかしイサは首を横に振った。 ヒトかヒトじゃないかは、血で決まるのか? イサの目にはカチのなかに「ヒトらしさ」が見え、それを信じたかった。 そして打ち解けた2人。しかしいつまでもここで時間を食うわけには行かない。 「逃げるぞ、宇宙へ」 「宇宙へ……」 261 :罪と罰 宇宙の後継者◆l1l6Ur354A:2010/02/02(火) 01 55 07 ID uoM+GaYA0 今回はこれで終わりです。 次からゲーム本編に入ります。 270 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/12(月) 20 54 25.02 ID r1g+OpJJ0 罪と罰 宇宙の後継者がプロローグしかないので続きを書こうと思います。 とりあえず主要人物と用語の解説を。 イサ・ジョ…このゲームの主人公。 外宇宙生命体の抹殺のために第4亜地球に 派遣された少年。 前作(地球の継承者)の主人公であるサキとアイランの息子で、 前作にも少し出てた。両親が過去に『受血』した外宇宙の血を持つためずば抜けた力をもつが、 その血のために「いつか裏切るのではないか」という疑惑を向けられてきた。 派遣された先でカチと出会い、任務を放棄して彼女との逃避行を繰り広げる。 (この辺は上のプロローグ参照) カチ…ヒロインであり、外宇宙生命体。外宇宙から来たが、なぜか記憶を失い、 初めて会った人間のイサに興味を持つ。その後、イサに連れられて彼との逃避(ry 見た目は人間の少女そのものだが、シッポ(?)が生えてたりミサイルやら何やらを 蹴り返す(!)あたりやっぱ人間じゃない。 【内宇宙(うちうちゅう)】通称・『神の側』 イサは(一応)こちらに所属している。 【外宇宙(そとうちゅう)】こちらは、前作に登場した刺客にちなんで『聖女の側』と呼ばれる。 二つの宇宙は泥沼の戦いを繰り広げており、内宇宙は防衛拠点である亜地球や強靭な兵士を、 そして外宇宙は自在にその姿を変える生命体(カチなど)を生み出し、使役している。 【G5】内宇宙の長たる『神』の意思を代行し、第5亜地球を牛耳る5人の尖兵。 サミットでもなければエンジンオーでもない。 【キーパーズ】荒廃した第4亜地球の修復のために作られた人造生命体。 外部からの侵入者であるイサ達に襲い掛かってくる、早い話が前作のルフィアンみたいなモン。 【亜地球】またの名を『擬似地球』 『神』が創りだした惑星型防衛拠点。 7つ存在し、前作の舞台が『第2亜地球』。今作の舞台が『第4亜地球』。 G5が牛耳っているのが『第5亜地球』とのこと。(スタッフ談) 次からストーリーに入っていこうと思います。 272 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/12(月) 22 43 52.27 ID r1g+OpJJ0 ステージ0『脱出』 『システムオールグリーン。大気圏離脱まで残り30秒。』 イサ達は、宇宙船で第4亜地球からの脱出を図っていた。 しかし、何者かに宇宙船は撃墜され、どこかの地面に不時着してしまう。 イサが目を覚ますと、大破した宇宙船に追っ手が侵入していた。 彼らは、侵入者を駆逐しつつ、宇宙船からの脱出を試みる。 出口付近で突如動きだした大型兵器に襲われるもこれを退け、 なんとか出口まで来たが、突如宇宙船が爆発。 イサ達は、近くの地下都市に転落してしまうのだった… ステージ1『核塵都市』 転落するも、何とか無事だったイサ。しかし、彼の目の前には、 鉄骨が腹に突き刺さってしまったカチの姿が… とは言え流石は外宇宙生命体。イサの呼びかけに応じ地面に降りたカチの傷は 瞬く間に消え、彼女もピンピンしている。 と、そこに、先ほど(プロローグ参照)倒したはずのツェンロンが現れる。 「女を引き渡せ…」 迫るツェンロンを見事なコンビネーションプレイで怯ませ、 その隙に逃走を図るイサとカチ。 しかし、都市内のとあるラボに逃げ込もうとする彼らに三たびツェンロンが襲い掛かる。 彼が操る球状の端末が発するバリアにより、攻撃を受け付けない彼だが、 それが晴れるわずかな隙を突き、銃弾を叩き込む。 吹っとばされたツェンロンにとどめをさしたのは、カチのミサイルすら跳ね返す鋼の回し蹴りだった。 …が、彼は偽者。 本物は最初の戦いで吹き飛んだ肉体を修復していた。 彼はモニタ越しにラボに入る二人を見て不適に笑っていた。 「確かあそこには特大のキーパーが居たはず…生きて帰ってこれるかな?」と。 ラボに入った彼らを待っていたのは、巨大な親子亀型のキーパー。 その巨体から繰り出される怒涛の攻撃に苦戦しつつも、何とかそれを倒すことができた。 その後、カチに『キーパーズ』について説明しつつ、ラボにあった端末をいじくるイサ。 それにより脱出ルートを割り出した彼らは、『ある場所』へと急ぐのだった… ツェンロン・リー…G5の一人で宇宙船を撃墜した張本人。 細身の青年で、両手から放たれる無数の光弾やムチ、球状の端末などを駆使する。 先ほど述べたように本物はプロローグでイサから受けた攻撃により療養(?)中。 続く 286 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/13(火) 22 57 03.36 ID uMRgns5z0 ステージ2『海底空洞』 イサ達が訪れたのは、巨大な海底チューブの入り口。 彼らが落っこちたのは、キュウシュウのフクオカあたりらしい。 ここからこの海底チューブを抜け、セトナイカイ上空の空中ステーションへと向かい、 宇宙船かなんかを奪ってトンズラしようという算段だ。 海中ならば敵も少ないだろうとイサは踏んでるわけだが、カチはどこか不安げな様子。 案の定、カチの不安は的中していた。 海の中は、チューブ内をサーファーよろしく滑る兵士や、キーパーズ、 そして巨大な水中戦艦などの敵でいっぱい。 さらに、チューブの先にある建物の中で、柱状の巨大な機械がイサ達に牙を剥いてきた。 それから放たれる火炎やレーザーをかいくぐり、イサ達はなんとか機械を大破させることに成功した。 「ねぇ、どうしてアイツらは私を狙っているのかしら? 私が…ヒトじゃないから?」 「そうだな…少なくともヒトでないことは確かだな」 機械を撃破した後、イサとカチはそんな会話を交わしていた。 「ねぇ…ヒトって何?」 そりゃぁ…頭があって目が二つあって鼻と口があって身体があって手が二本あって脚が二本あって… 「尻尾があって?」 「そう…って、尻尾はねーだろっ!!」 二人は、和気あいあいとしている。 人はそれを見て『爆発しろ』とかいうのだろう。 が、しかし、男女の健全なお付き合いを邪魔する不逞な輩が現れた。 G5が一人、『リッター』 全身黒ずくめの大柄な男だ。 イサは彼がその女は我々の脅威だのどうのこうの垂れてる隙に 大破した機械にチャージショットをかまし、爆破。 しかし、案の定無傷だったリッターは、手ぶらで帰るわけにはいかないとして、彼らに戦いを挑む。 自らの身体を巨大な怪物に変貌させ、弾丸や光線の雨あられをあびせてくる彼を なんとか撃破したイサらは、彼から「我々はこの土地で一番地脈の力集まる 場所に居る」という情報を得る。 …またの名を『不死の山』だと。 「気が向いたらいつでも来るがよい。歓迎するぞ…」 そう言って、リッターは撤退した。 不死の山…それが意味するものは一つ。『フジ山』。 だが彼らの目的はあくまでこの星からの脱出。 G5の挑発には乗らず、彼らは空中ステーションへと急ぐ。 リッター…G5の一人。自らの肉体を液体状の球体に分裂、再融合させることで、 自分の姿、形、大きさを自在に変えることができる。 声がフ○ーザっぽいが違うので注意。 続く 287 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/14(水) 00 33 29.60 ID sc41ka4n0 ステージ3『監獄衛星』 イサたちはセトナイカイ上空の空中ステーションに到着した。 しかしステーション内の至る所に設置された防衛装置が、彼らに牙を剥く。 あるときは迫り来る特大のミサイルを敵にお返ししたり、 またあるときは壁を突き破ってでてきた顔面にビビったりしつつ それらを迎撃したイサたちを待っていたのは、 「おっそ~い~!! 待ちくたびれちゃったよぉ~」 やはりG5の一人、ヒバル・ヤジュー。上の台詞の通りギャルみたいな性格の少女だ。 彼女はイサに「昔はウチの大将と互角だったらしいじゃない♪」と 意味深な一言を放ちつつ、「ねぇ、そんな娘やめてアタシと付き合わない?」とか抜かしよる。 「もっとも…アタシに勝てたらの話だけどね。」 日本刀を彼に突きつけながらだが。 銃弾や光線の飛び交う斬り合いを制し、ソードをヒバルの首筋に突きつけるイサ。 彼女がイサの実力を認めると同時に、辺りが急に揺れだした。 どうやら、今の戦いでここに眠っていた『何か』が目覚めてしまったらしい。 イサが自分と昔互角だったというG5のボスの名を訊こうとするも、 イサらはその『何か』に連れ去られてしまう。 その『何か』とは、涎を垂らし、力任せに腕を振るう、人に似た上半身に蟲の腹のような 下半身をもつ異形…というか『キモい』としか言いようのない巨大キーパー。 それの力任せの攻撃により振ってくるブロックを破壊しつつ怪物の相手をするイサらだが、 どれだけ攻撃を与えても怪物は暴れるのをやめない。 そして、彼らの頭上から巨大な資材が迫る。 「イサ!危ない!!」 カチがイサに飛びかかると彼らの姿は消え、 あとには資材が頭にゴッツンして断末魔の叫びを上げる怪物のみが残っていた。 結局宇宙船を探すどころじゃ無くなってしまったイサ達。 やっぱり上手くいかなかったとイサをせめるカチだが、イサはやってみることが重要だという。 このあたり、イサはサキの血を引いている。 そして、もしさっきヒバルが言っていたボスが自分の知ってる『アイツ』ならば、 逃げるのは難しいだろう。 ならば、こちらからフジ山に赴き、彼らとの決着をつけよう。とも言うイサ。 「それにしても、お前テレポートなんてできるなら最初から教えてくれよ。」 そう、今彼らはカチが行ったテレポートにより、時空の狭間にいるのだ。 このままフジ山まで連れてってもらおうとするイサだが、カチ曰く、テレポートはとても危険なものらしい。 「次元の歪に落ちて抜け出せなくなるかも知れないわよ?」 彼女の言ったことは現実となった。彼らの目の前が黒い空間に覆われ… ヒバル・ヤジュー…G5最年少の少女でサムライガール。 右手に携えた日本刀による斬撃のほか、腰のプロテクターからの光線や光弾による攻撃を得意とする。 どうでもいいがCV:沢城みゆき 続く 291 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/14(水) 22 19 11.17 ID sc41ka4n0 ステージ4『食人樹界』 次元の歪に落ちてしまったイサたち。 暗闇をライトで照らしてみると、そこは広大な樹海となっていた。 カチは、この空間は誰かがつくりだしたものだと言う。 曰く、「誰かの力を感じる」らしい。 とりあえず彼らは、樹海の中を突き進むことにした。 樹海の中は、忍者のようなトリッキーな動きをするキーパーや、 絶対に夢に出てきてほしくないレベルのおぞましい姿をしたキーパーでいっぱい。 そんな森を抜けた先には、大きな湖と神社のような建物があった。 湖に映る夜空の月は、じっと見ているとどちらが本物か分からなくなりそうだ。 デートするには最適だろう。(無論、彼らはデートどころではないのだが。) しかし、湖を覗き込んだ瞬間、イサ達の脳裏にある光景が飛び込む。 それは、イサが夢で嫌と言う程見た光景だった。 怪物となり、暴れまわる父親。 自分もいつかそうなるのではという恐怖。 そして、「あなたの心を繋ぎとめることのできるパートナーを見つけなさい」という母の言葉… 「水は過去…坊や、何が見えた? 森は現在…坊や、何を迷っているの?そして空は未来…黒は絶望?それとも可能性?」 気がつけば、湖の水面に一人の女が立っていた。 G5の一人、『アリアナ・シャミ』 この空間を作った張本人だ。 彼女は、この空間はイサの心を映し出した世界で、この空間を作っているのはイサ自身だと言う。 そんなゴタクはさらっとスルーして、彼らはアリアナに勝負を挑む。 彼女の摩訶不思議な攻撃をかいくぐり、見事アリアナを倒した…かに見えたが、 彼女は異形の腕を背中から生やし、再び彼らに挑んできた。 異形の腕から繰り出される攻撃や次々に降り注ぐ石柱をかいくぐり、 最期に彼女が放った巨大隕石をそっくりそのままお返しし、イサ達は彼女に勝つことが出来た。 彼女が倒れたことにより、時空の狭間に帰還することができたイサ達。 「ヒトは忘れたい事ほどよく覚えているモンだな…」 先ほど垣間見た過去の光景に、そう感じたイサに、カチは「昔のことを覚えているのがヒトなの?」と問う。 気がつけばこの星にいた彼女に、過去の記憶など存在しない。 そんな彼女に彼は、「気にすることは無いさ、今を重ねていけば、それはそのうち昔になる」 と名言めいたことを言いつつ、 「でも昔のカチかぁ…ちょっと興味あるな。なにか思い出したら教えてくれよ」 と話すのだった。 そうこうしているうちに、彼らはある場所にたどり着く… アリアナ・シャミ…G5の一人。鳥の骨を模した仮面をつけている為、その素顔を伺い知るのは不可能。 サキ・アマミヤ…前作の主人公でイサの父親。女みたいな名前だが男なのは前作をやった人は知ってるはず。 彼がなぜイサの回想内で暴走していたのかはこのゲームの謎の一つ。 アイラン・ジョ…前作のヒロインでイサの母親。男みたいな名前だが女なのは(ry 彼女がなぜサキの暴走を止めること(詳しくは前作参照)ができなかったのかは(ry 続く 292 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/14(水) 23 47 11.50 ID sc41ka4n0 ステージ5『極大砂爆』 イサ達がたどり着いたのは、道路があちこちに通る巨大な砂漠。 しかし、近くに兵士がいて思うように動けない。 しかも、カチは先に移動の足として恐竜(?)型のキーパーを手なずけているではないか。 かくなる上は…とイサは兵士をサクッと瞬殺し、近くにあった飛行バイクを奪取。 それでフジ山まで行くことにした。 途中、地中から尻尾をジョーズよろしく出して迫ってくる虎型の巨大キーパーや、 空を飛びつつ様々な攻撃を仕掛けてくる鷲型キーパーが襲ってきたが難なく退け、 順調に進んでいく。 と、そこに、先ほどの虎型と鷲型キーパーが同時に出現。 2対2(ゲーム的には1対2)か…そう思われたそのとき、二つのキーパーズは驚きの行動にでた。 空中に飛び上がった虎型の背に鷲型がつかまり、次の瞬間、巨大な翼と鋭い鎌を併せ持つ、 キメラ型のキーパーに『合体』したのだ。 (かなりの余談だが、この合体で某ゾイドを思い浮かべたのは筆者だけではないと信じたい。) イサ達へのリベンジに燃える怪物は、その強大な力をもって文字通り彼らに『牙を剥く』。 翼から放たれる巨大ビーム、鎌による斬撃、相手の命を奪うまで止まらぬかのような連続突撃。 怪物の放つ攻撃は激しく、強力なものばかりだった。 しかし、この星から脱出するまで死ぬわけにはいかないイサ達は、その執念で怪物を撃破する。 一度地面に転落するも、再び起き上がるキメラ型。 「まだやんのか?」と喧嘩腰のイサを、カチが諌める。 彼女は、コイツとの会話が出来るらしい。 彼女曰く、このキメラ型は『オレより強いヤツは初めてだ!』とイサ達のことを気に入ってくれたらしく、 フジ山まで連れてってくれるらしい。 仲間となった好敵手からのありがたい誘いに乗り、イサ達はG5の居城(居山?)へと急ぐ。 続く 296 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/15(木) 23 16 18.35 ID YkruoFPA0 ステージ6『人造富士』 第4亜地球におけるフジ山。 そこは、周囲に溶岩の流れる要塞のような場所になっていた。 イサ達は、中にいるであろうG5との決着をつける為、銃弾とミサイルの飛び交う戦場を突き進む。 暴走列車に乗りつつ、ショットが効かない程硬い表皮をもつ巨大キーパーと戦う羽目になったり、 そいつの口から飛び出してきたアルマジロ型(?)キーパーによってカチ(またはイサ)が 吊るし上げプレイに遭ったりといったハプニングに見舞われたが、フジ山内部に侵入できたイサ達。 が、その中枢らしき場所で、無数の兵士に囲まれてしまった。 そのとき、一人の男の声が響きわたる。 「久しぶりだな、イサ。」 声の主は、G5のリーダー、『デコ・ゲキショウ』。 イサの訓練生時代の同級生でもある男だ。 彼は、「まだ時間があるな…昔みたいに、いっちょやってみようじゃないか。」と、イサ達に勝負を挑んできた。 配下の兵士や機動兵器、ミサイルランチャーを操り攻撃してくるデコ。 しかも、彼の得意とする念動力により、生半可な攻撃は通用しない。 彼に傷を与えるには、強烈なチャージショットを浴びせるか、彼の攻撃を跳ね返すしか方法はない。 イサたちは、なんとか彼を撃墜することができた。 が、しかし、「チッ、もうタイムリミットか…」 デコがそうつぶやくと彼の背後の装置が動きだし、カチが突如苦しみだした。 デコ曰く、ヒトではない者のみに効く波動を放っているのだという。 イサがカチに手を伸ばそうとしたそのとき、その右手を鎖のついた枷で縛られ、武器を落としてしまった。 鎖の端には、もう一つの枷と、それに自らの左手をはめ、コートを脱ぎ捨てたデコの姿。 互いに使える武器は、己の肉体のみ。 男同士の戦いが今、始まる。 『カチを守りたい』 その一心で、ただひたすらに拳を振り、殴り合いに勝利したイサ。 彼は枷を千切り飛ばし、カチのもとに駆けつけるも、彼女のダメージは大きい。 「じきにその女はヒトの姿を保てなくなる。 それでもお前はその女…いや、そのバケモノを守ろうとするのか? 答えが決まったら是非教えてくれ。上で待ってるぞ…」 そう言って、デコは去っていった。 301 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/16(金) 00 45 54.54 ID 32E6wxG90 意識を失ったカチを抱え、突如揺れだしたフジ山から脱出したイサ。 しかし、噴火した山から飛び出した火山弾が彼のジェットパックに直撃。 彼は、唯一の飛行手段を失ってしまう。 彼らの下には煮えたぎる溶岩、絶体絶命の危機を前に、イサはある決意をする。 この戦いで培った、大切なパートナーとの信頼に、絆に、つながりに賭けて。 「カチ…お前の心は俺が繋ぎ止める。だから…俺の心を繋ぎとめてくれ!!」 そのとき、たった今意識を取り戻したところだったカチは、彼の言っていることの意味は良く分からなかっただろう。 だが彼女は、しっかりとうなずいた。 彼女もこの戦いを通じて得た、イサとの確かな繋がりを信じたから。 そして二人の体は、まっ逆さまに溶岩へと落下した。 一時の静寂。 それを突き破るように、溶岩の中から一人の巨人が降臨した。 白い髪を生やし、漆黒の顔面に蒼い瞳を光らせる頭部に、服を着たように見えるヒトに似た体。 右腕には巨大な大砲を、左腕には鋭い鉤爪を携えている。 後ろから淡い水色の光を放つ下半身は異形のそれともとれたし、だぼだぼのジーンズを履いたヒトのそれにも見えた。 これが、カチを取り込み、その身に宿る『外宇宙』の血を解放したイサの姿。 互いに繋ぎ止められた、二人の心の進化の形… そのとき、突如としてフジ山上空に超巨大戦艦が出現。 そして空中に(ちゃんと肉体を修復したツェンロン含む) G5の面々が映し出され、その中央に立つデコが高らかに告げる。 「我々G5は、今ここに第4亜地球の廃棄ならびに、外宇宙生命体を取り込んだ逃亡者イサ・ジョの 排除を決定する! この決定は我々の権限の元、直ちに実行に移される!!」 G5との本当の決着をつけるため、隻眼の巨人は戦艦と共に宇宙(そら)へと昇る… デコ・ゲキショウ…G5のリーダー。 デコが広そうな名前だが実際に本人を見るとそうでもない。 続く 306 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/16(金) 20 46 19.91 ID 32E6wxG90 ステージ7『異叉』 広大な宇宙。 G5の超巨大戦艦は、第4亜地球ごとイサ達を消し去らんとしていた。 無論、この状況を前に、この星の再生のために作られた生命体が黙っているはずもなく、戦艦に突っ込んでいく。 「キーパーズ?!…俺たちも行くぞ!」 無数のキーパーズと共に、イサ達はG5の戦艦に挑む。 流石はG5の軍事力の結晶というべきか、戦艦に搭載された兵器の数々は、これまでのものとは桁違いの威力を持っていた。 しかし、桁違いの力を持っているのはこちらも同じ。 彼らは、戦艦のもつすべての砲台を潰し、壊滅的なダメージを与えた。 が、それで大人しく引き下がるG5ではない。 『神』の尖兵達はその力を解放し、異形の怪物となってイサ達に襲い掛かる。 巨大な鬼神と化したアリアナを倒し、ワームのような怪物と化したリッターの喉を掻っ切り、 亀のような戦艦と化したツェンロンを沈め、片腕の双剣士と化したヒバルを退け。 イサらはついにデコと対峙する。 「イサ、それが君の真の姿か。女を取り込んでまで…まあいい。一度本気の君とやってみたいとずっと思ってた。 では…僕も本気でいかせてもらうぞ!」 その言葉と共に、デコは、光背と槍をもつケンタウロスのような怪物に変貌する 彼の猛攻を掻い潜り、デコに大ダメージを与えるイサらだったが… 307 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/16(金) 21 06 14.35 ID 32E6wxG90 「肉体の強さは流石だな。だが心の強さはどうだ? お前は、本当にその女を受け入れることが出来るのか?」 デコの、その言葉と共に放たれた波動がイサを貫いたかと思うと次の瞬間、 イサの背後には磔にされたかのようなカチの姿。 彼女の命を削り取らんとデコが放つ無数の弾丸を、イサはビームと大砲による殴打(あるいは鉤爪)で 食い止め、デコへと逆行させる。 自らの攻撃を跳ね返されたデコは、今度こそ致命傷を負った。 「神に歯向かうということは…聖女の側につくという事か…この宇宙を…滅ぼすことになるぞ…」 息も絶え絶えにそういうデコに、イサはこう断じる。 「カチは聖女なんかじゃない! カチはカチだっ!!」 その言葉を聞いた神の尖兵は、眩い光とともに消滅した。 308 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/16(金) 21 24 08.43 ID 32E6wxG90 【通常ならここで終わり。ここから先は、ある条件を満たしたときに エンディングに追加される部分です。】 全てを終わらせたイサ達は、この星に留まることに決めた。 キーパーズとも、時間をかければ分かり合える。 それに、カチと一緒ならどうにだって出来そうだと、イサは言う。 「そういえばイサ、さっき昔のことを一つ思い出したわ。」 ほとんどが水没した都市の、ビルの屋上に降りたカチは、もとの姿に戻ったイサに言った。 「私は遠い昔、こう呼ばれていたことがあったわ…」 イサがその名が意味するものを知っていたかどうかは分からないし、恐らくカチは覚えていなかっただろう。 彼女は、朝日が地平線から昇る中、微笑みながらその名を告げた。 「…『アチ』と。」 fin 309 :ゲーム好き名無しさん:2012/03/16(金) 21 31 49.51 ID 32E6wxG90 終わりです。 前作が発売された当時様々な謎を残したように、 今作も多くの謎を残しました。 いつか、これらの謎を解き明かす続編が発売されるのを、僕は楽しみにしています。 途中、僕がここに慣れていないせいでさまざまな迷惑をかけてしまいましたが、 皆さんのありがたいアドバイスのおかげで、最後までいけました。 本当に、ありがとうございました。
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《七つの木》/裏向きキャラクター Character GRAZE(0)/NODE(0)/COST(0) 種族:神 (自動γ): このキャラクターの攻撃が防御された場合、戦闘終了時まで〔このキャラクター〕は「戦闘修正:+3/+3」を得る。 攻撃力(1)/耐久力(1) コメント 土着神「七つの石と七つの木」の効果によって生成される裏向きキャラクター。 関連 裏向きキャラクター 「七つの木」を生成するカード 土着神「七つの石と七つの木」
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七つの大罪&七つの美徳 七つの大罪傲慢 暴食 怠惰 嫉妬 憤怒 強欲 色欲 七つの美徳誠実 節制 勤勉 寛容 分別 無欲 純愛 コメント 七つの大罪とはキリスト教において人間が持ってはいけないとされる七つの煩悩のようなもの。七つの美徳とは人間が持つべき七つの心構えのようなもので七つの大罪と対になっている。これらは動物が象徴として用いられるほか、鋼の錬金術師・うみねこのなく頃に・ソウルイーター・真・女神転生if...・悪ノシリーズ・Marchenなど様々な作品のモチーフになっている。 (注意:乱暴な表現などは避けてください) 七つの大罪 傲慢 レントラー(“傲慢”の象徴・ライオンに似ているから) エンテイ(同上) カエンジシ(同上) ソルガレオ(同上) シルヴァディ(このポケモンのモチーフが傲慢の象徴であるグリフォンだから) クロバット(蝙蝠も傲慢の象徴とされているから) ココロモリ(同上) オンバーン(同上) ルナアーラ(同上) エンペルト(ペンギンも傲慢の象徴だから) コオリッポ(同上) デリバード(同上) ジュナイパー(梟も傲慢の象徴だから) ヨルノズク(同上) メブキジカ(このポケモンのモチーフになった鹿は傲慢に統一された“虚栄”の象徴だから) ハッサム、ポッチャマ系統、ゾロアーク、オノノクス、ワシボン系統、モノズ、ジヘッド(ポケモン+ノブナガの野望での特性「プライド」(「傲慢、虚栄心、驕り、自惚れ」などの意味なので)から) ギラティナ、ゼクロム(「傲慢」を司る悪魔 ルシファー) 暴食 カビゴン(大食いのポケモンだから) サザンドラ アクジキング(コードネーム「GLUTTONY」から) ブーピッグ(“暴食”の象徴たる豚型のポケモンだから) エンブオー(同上) ライコウ(虎も暴食の象徴とされるので) ガオガエン(同上) クイタラン(名前が食べ物を常に求めている感じなので。特性は“くいしんぼう”で) ワルビアル(ワニも暴食の象徴とされることがあるから) オーダイル(同上) ヨクバリス(栗鼠も暴食の象徴だから) ドクケイル(街路樹を食い散らかす。もしくは「暴食」を司る悪魔 ベルゼブブ) 怠惰 ケッキング(特性「なまけ」を持つポケモンだから。もしくは怠惰の象徴のナマケモノだから) アイアント(夢特性が「なまけ」なので) リングマ(“怠惰”の象徴たる熊型のポケモンだから) ツンベアー(同上) ケンタロス(牛も怠惰の象徴とされるので) ミルタンク(同上) バッフロン(同上) バンバドロ(驢馬も怠惰の象徴とされるから) ファイヤー(フェニックスも怠惰の象徴とされるので) ホウオウ(同上) マグカルゴ(蝸牛も怠惰の象徴だから) チョボマキ(同上) スリーパー(「怠惰」を司る悪魔 ベルフェゴール。コラン・ド・プランシー著『地獄の辞典』での肖像画のイメージが似ているから) 嫉妬 アシレーヌ(このポケモンのモチーフが嫉妬の象徴のマーメイドに似ているから) シャワーズ(同上) アーボック(“嫉妬”の象徴たる蛇型のポケモンだから) ハブネーク(同上) ジャローダ(同上) ウインディ(犬も嫉妬の象徴とされることがあるので) ムーランド(同上) トリミアン(同上) ペルシアン(猫も嫉妬の象徴とされるので) マニューラ(同上) エネコロロ(同上) ブニャット(同上) ニャオニクス(同上) ダグトリオ(土竜も嫉妬の象徴だから) ドリュウズ(同上) メガヤンマ(蜻蛉も嫉妬の象徴だから) ギャラドス(「嫉妬」を司る悪魔 リヴァイアサン) 憤怒 オコリザル(怒ると手がつけられないから) ギャラドス(オコリザルと同じ理由) ボーマンダ(↑と同じ理由) ギャロップ(“憤怒”の象徴たるユニコーンに似ているから) ドラゴンタイプのポケモン全般(ドラゴンも憤怒の象徴とされるから) ルガルガン(狼も憤怒の象徴だから) グラエナ(同上) ルカリオ(同上) エテボース(猿も憤怒の象徴とされるから) ゴウカザル(同上) ヤナッキー(同上) バオッキー(同上) ヒヤッキー(同上) ナゲツケサル(同上) オオタチ(鼬も憤怒の象徴だから) ザングース(同上) ヤングース(同上) カバルドン(「意外と怒りっぽい」という図鑑の解説文から) ニドリーノ(怒りっぽい) オーロンゲ(オーガも憤怒の象徴だから) キュレム(サタンが封印されていた地獄コキュートス) ヘルガー、イベルタル(「憤怒」を司る悪魔 サタン) 強欲 キュウコン(“強欲”の象徴たる狐型のポケモンだから) ゾロアーク(キュウコンと同じ理由) バルジーナ(英語でこのポケモンのモチーフになった“ハゲワシ”は“強欲”の象徴とされているので) ニャース(がめつそうなので。ネコにこばん必須) サンドパン(針鼠も強欲の象徴とされるから) ブリガロン(同上) ニョロトノ、ガマゲロゲ、ゲッコウガ(蛙も強欲の象徴とされるので) ヤミカラス、ドンカラス(烏も強欲の象徴のため) ドンカラス(「強欲」を司る悪魔 マモン) ジグザグマ(狸も強欲の象徴だから) 色欲 ドラピオン(“色欲”の象徴たる蠍型のポケモンだから。メロメロ必須!) グライオン(同上) ゴーゴート(山羊も色欲の象徴とされているから) ミミロップ(兎も色欲の象徴とされるので) マリルリ(同上) ホルード(同上) バシャーモ(鶏も色欲の象徴とされることがあるので) サザンドラ、ナッシー(「色欲」を司る悪魔 アスモデウス) 七つの美徳 誠実 サーナイト(命がけでトレーナーを守るという図鑑の記述から) シルヴァディ(同上) デスカーン シンボラー マメパト メリープ、モココ(羊は誠実さの象徴と言われるので) エーフィ ハーデリア ガーディ グラエナ(優れたリーダーに対しては強い忠誠心という図鑑の記述から) 節制 ムクホーク ヤジロン(どちらもこのページから) ジャローダ(ブリューゲルの「七つの美徳」の版画に節制の象徴として蛇が描かれていたから) 勤勉 フーディン メタグロス(どちらも特攻に能力値全振りで!) スバメ、オオスバメ(このポケモンのモチーフになった“ツバメ”は勤勉の象徴とされているので) 寛容 ラプラス(見るからに優しそうなポケモンだから) ニドリーナ(ニドリーノとは対照的に温厚) オノノクス(厳つい外見だが優しい性格なので) 分別 アルセウス(象徴であるミカエルの名の意から) 無欲 ソーナンス(図鑑テキストより) 純愛 ラブカス ロゼリア、ロズレイド(“薔薇の花”は愛の象徴だから) リリーラ(白百合も愛の象徴だから) コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 新たに怠惰にヒスイヌメルゴンとガチグマを追加してください。 -- (名無しさん) 2022-08-11 19 12 55 草案 誠実の候補にイワンコorルガルガン(まひるのすがた) 図鑑説明によると、前者は「トレーナーが悲しんでいると、それを察して側からはなれない」、後者は「小さい頃からしっかり育てると、決して裏切らない頼もしいパートナーになる。」より。 -- (アンパンマンとおばけのもり) 2022-08-11 18 48 29 嫉妬の候補にミミッキュを追加。アニメサンムーン編のピカチュウへの態度から。 -- (ユリス) 2021-10-16 16 36 48 トンボは英語でドラゴンフライと呼ばれているので嫉妬にフライゴンが入るといいと思います。 -- (名無しさん) 2021-10-11 20 14 09 暴食の候補にモルペコを追加。いつもお腹が空いているので。傲慢の候補にギモーを追加。分類名「しょうわるポケモン」から。 -- (ユリス) 2019-12-08 11 21 30 第八世代からヨクバリスが強欲に追加 ミミッキュもピカチュウに対して嫉妬のイメージ -- (名無しさん) 2019-12-03 12 23 28 憤怒の候補にチゴラスを追加。図鑑説明文「気に入らないことがあると癇癪を起こして大暴れ」から。 -- (ユリス) 2018-04-21 22 20 07 誠実の候補にイワンコorルガルガン(まひるのすがた) 図鑑説明によると、前者は「トレーナーが悲しんでいると、それを察して側からはなれない」、後者は「小さい頃からしっかり育てると、決して裏切らない頼もしいパートナーになる。」より。 -- (あいーっ) 2018-04-20 17 37 37 純愛の候補にリリーラを追加。白百合は愛の象徴なので。 -- (ユリス) 2018-03-16 21 27 05 七つの大罪に イベルタル 憤怒(「憤怒」を司る悪魔サタンから) -- (名無しさん) 2018-03-14 21 34 00
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No.26『罪と罰〈中〉』 【目録】 タイトル:罪と罰〈中〉 著者・編者:ドストエフスキー (著), 江川 卓 (翻訳) 出版者:岩波文庫 出版年:1999/11 標準番号(ISBN/ISSN)等:ISBN-10 4003261364 【内容】 名前 コメント
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罪と罰 “そいつ”の見てくれは、とりあえず人の形をしてはいたが、しかし人間ではないと断言できる代物であった。 一言で言えば、看護婦である。 ナースキャップを頭に乗せ、ボタンが外れて豊満な胸元を派手に曝け出す看護服を身に着けており、やや短めのスカートからは、モデルを思わせる長く美しい脚が伸びている。 男なら、下心をくすぐられても無理はない体型である。 しかし真冬はそういった色事には興味が無かったし、よしんば健康的な青少年であったとしても、そいつの顔を見れば、特殊な趣味嗜好を持つ男以外は、下心など軽く吹っ飛んでしまうであろうと確信する。 その信じ難いご面相に、真冬は思わず息を呑んだ。 ――顔がない。 そいつの頭部は、目も鼻も口も存在を確認できないほど、腫瘍のようなもので腫れ上がっていた。 でたらめに捏ね上げた粘土細工で頭を覆っているかのようで、ナースキャップが無ければ顔の前後が区別できないほどである。 大きな瘤をいくつも膨らませた頭を小刻みに、時には苦しみ悶えるように大きく震わせながら、ぎこちない足取りでこちらに向かってくる様は、真冬の身体を石にするのに十分な破壊力であった。 雑誌には鬼と説明されているが、それを無条件に鵜呑みにできるだけの状況では、まだなかった。 電車の中を顔面を腫らした看護婦がうろつくなどという、おおよそ気違いじみた光景だけに、あまりにも突然な目の前の現状を、真冬はまだ受け止めきれずにいた。 どうするか?話しかける?否、話が通じる相手にはどうしても見えない。では攻撃か? 答えはすぐに決まった。なぜなら、その看護婦の手には、鈍く光を反射する黒い鉄の塊――拳銃が握られていたからである。 真冬は看護婦を刺激しないよう、少しずつ足を後ろへ踏み出して後退して行く。 目指すは車両を連結する扉だ。扉を隔てれば、とりあえず生身で銃弾を受け止めるよりははるかに生存率が上がる。 そして他の車両の中にいるかもしれない生存者を確認し、車掌に接触するなり何なりして事態を打開しよう。頭をフル回転させてそんな方針を固めた。 後になって考えてみれば、この異常な車両を果たしてまともな車掌が操作しているのか、非常に疑わしくはあったのだが、とにかくこの時は、目の前の危機を回避することで頭が一杯だったのだ。 前進する看護婦に合わせて、一歩、また一歩と後退していく。連結扉までの短い距離を、気が遠くなるほど長く感じるような時間をかけ、その動作を繰り返していく。 そして数メートルほど後退した頃、ようやく背中がひんやりとした板に触れる感触がした。 反射的に身を翻しかけて、その寸前で思い留まる。 不用意に行動を起こせば、看護婦を刺激して銃弾を浴びる可能性が高い。一瞬、ほんの一瞬でいい、あの拳銃を封じることができれば―― 真冬は手に握り締めている湾曲した車両のパーツを見つめ、振り回すのに最適な質量を持つそれを手放すか否か、ほんの僅かに逡巡した。 その間にも、看護婦は拳銃を持つ手を水平に持ち上げる。金属が起こす冷えた摩擦音が聞こえた。 迷っている暇はない。真冬は手にしていた車両のパーツを、看護婦が構える拳銃めがけて投げつけた。 湾曲したラインを持つそれは真冬の狙いを大きく逸れ、一直線に看護婦の肩に直撃した。 それでも投げた甲斐はあった。看護婦の華奢な二の腕が大きく横にぶれ、体勢がやや斜めに傾く。パァンと乾いた破裂音が車内に鳴り響いたが、銃弾はあさっての方向に飛び出した。 チャンスだ。もはや一刻の猶予もない。弾かれたように連結用扉にかじりつく。 握り締めたドアノブに全身全霊の力をかけ、真冬は渾身の怒号と共に扉を押し開いた。 「うわあああああああっ!」 パァン。乾いた破裂音が列車内に響き渡り、熱の塊がちりっと頬を引っかく。 パァン。脇腹を熱い何かが掠めた気がするが、気にする余裕はない。身体を扉の向こうに押し込み、再び全力をもって鉄の扉を閉じた。 パァン。パァン。もう一枚、次の車両の扉を急いで開けた瞬間、2回破裂音が響いたが、一発目は扉にめり込み、二発目は分厚いガラスを貫いて床にその破片を撒き散らすに止まった。 最後の扉は閉まったが、不安はまだ治まらない。あの看護婦がドアを開閉する知性が無いという保障はどこにもないからだ。 座席の陰に転がり込み、縋るように周囲を見渡す。 最悪なことに、この無人の車両には、看護婦を撃退できるだけの素材は全く見当たらなかった。 やはりあれを投げるべきではなかったか?じりじりと後悔の念がせり上がってくる。 しかし、ふと、先ほどから銃声が聞こえてこないことに気が付いた。 頭をなるべく出さないように気をつけながらドアの向こうを見てみると、思考回路を持たないロボットのように、ドアの前で立ち往生している看護婦の姿が見えた。 真冬が身体を強張らせていると、看護婦はスイッチが切り替わったように突然踵を返し、よろよろと車両の奥へ戻ってしまった。 どうやら、あの異形の看護婦にはさして高い知能が備わっていないらしい。 真冬はようやく危機が去ったことを実感し、浅く呼吸を繰り返して安堵と不安を吐き出しながら、床の上にすっかり脱力した腰を落とした。 ◆ 少し落ち着いてから、真冬は改めて周囲を見渡した。 車両は閑散としており、窓から見える空も真っ暗で、まるで終電のようである。だが、真冬の見慣れた日本の電車とは明らかに様子が違った。 吊り下げられた邪魔な広告が見当たらないし、立っている乗客を支えるのは、日本ではポピュラーな吊り革ではなく、先ほど真冬が手にしていた湾曲したパーツ――壁に取り付けられた持ち手である。 一体何がどうしてどうなって、こんなどこかの外国のような車両で目が覚めたのだろうか。 真冬は眠る前の記憶を思い起こしてみるが、思い浮かぶのはたった一人の肉親である妹、深紅のあどけない顔と、慣れ親しんだ自宅、そしてごくごく当たり前な車両の風景のみで、やはり答えは見つかりそうになかった。 とりあえず立ち上がろうと腰を浮かすと、脇腹がずきりと痛み、咄嗟に座席に手を突いてよろめく体を何とか支える。 気が付けば真冬の白い上着には真っ赤な染みが広がっており、その下に着込んでいる黒いシャツを捲り上げて脇腹を確認すると、横一直線に皮膚がざっくりと抉れていた。 4センチほどの裂け目からは、目も眩むような赤い鮮血が溢れ出している。 真冬は現実から逃げるようにぱっとシャツを戻した。 ほんの少し掠れただけなのに、熊に引っかかれたかのような威力。もし命中していたらと思うとぞっとする。 銃という文明の利器の破壊力を身をもって体感し、背中に嫌な汗が流れた。 車両の座席を一つ一つ確認しながら進んでいくと、まるで負傷した真冬のためにあつらえたかのように、座席の上に救急箱が置かれていた。 無人の電車に、ぽつんと放置されている救急箱――あまりに不自然だ。使っても大丈夫なのだろうか? 恐る恐る中身を確認する。 包帯、ガーゼ、消毒液、鋏、ピンセット、シート状の綿…至って普通の医療品が入っている。まだ真新しく、使っても問題なさそうだ。 小ビンに入ったアスピリンもあるが、流石に飲む勇気はなかった。 一体誰が?何故こんなものを? 得体の知れない存在によってばら撒かれたチーズに、何も知らずホイホイ吸い寄せられるネズミのような気分だ。 この餌の向こうに待っているのは、果たしてネズミ捕りか、それとも―― とりあえず傷の手当てをした後、真冬は車掌に会うべく先頭車両を目指した。 誰かいないかという期待は、扉を潜るたびにことごとく空振りする。車内は人っ子一人おらず、異界の住人にすら遭遇しない。 こんな夢、早く冷めてしまいたい。 閑散とした電車の中を、真冬は孤独感と戦いながら進み続けた。 次の車両の扉に手をかける。そしてノブを捻ろうとして、真冬の体が硬直した。 次の車両に――いる。異形の気配をはっきり感じる。 窓から次の車両の中を確認してみると、先ほど遭遇した異形の看護婦と全く同じ、頭を腫れ上がらせた看護婦が、車両のど真ん中で棒立ちになっている後ろ姿が確認できた。 しかし、この看護婦の場合、得物は拳銃ではなく、バールのようなものであった。 これは不幸中の幸いだ。拳銃を相手にするよりは、いくらか勝てる見込みがある。 向こうはこちらに気が付いていない。この隙を突けば勝機が掴めるが、どうする?失敗は許されない。自分にできるか? 自問自答を繰り返し、真冬は静かに決断を下した。 ――やるしか…ない。 なるべく音を立てないよう、静かにドアノブを捻り、慎重にゆっくりと扉をスライドさせ、身体を車両の連結部に滑り込ませる。 次の車両にいる看護婦に、どこもおかしな動きはない。気づかれていないようだ。 そして、次の車両のドアノブに手をかけ、今まで以上に慎重にノブを捻る。 まず指一本分開く。気づかれない。 さらに開き、手が通るくらい開く。まだ大丈夫だ。 もう一息。ついに肩までが通るくらいまで開いた。 …いける! 次の一押しで、真冬は勢いよく車両の中に飛び込んだ。そのまま反応しかけている看護婦の背中めがけ、渾身の当て身を食らわせる。 吹っ飛ばされた看護婦はもんどりうって床に倒れこんだ。 体勢が崩れたのを狙って、真冬は看護婦の上半身に跨り、そいつが持っていた得物――バールと思っていたが、実際は鉄パイプだった――を奪い取った。 服に掴みかかろうとする看護婦の手に構わず、真冬は目をぎゅっと閉じて鉄パイプを振り下ろした。 鉄パイプから伝わる、柔らかい肉と、その下の硬い骨を叩く感触のあまりの生々しさに、頭の中が真っ暗になりかける。 頼む、早く動かなくなってくれ…! ひたすら強く願いながら、真冬は無我夢中で鉄パイプを振るい、看護婦が完全に動かなくなるまで、力の限り打ちのめし続けた。 ようやく看護婦を叩きのめすと、真冬はもはやただの肉塊と成り果てたそれの横に腰を落とし、肩で息をしながら、闇に引き篭もろうとする意識と必死に格闘した。 元より真冬は誰かを攻撃することは苦手だ。まして異形とはいえ、血肉を持つ生身の生き物が相手なら尚更である。 こうして血の通った生き物に力を振るうなど、今までなら考えられない行為だった。 たとえ相手に、こちらを殺そうとする意思があったとしてもだ。 とにかく、このままじっとしているわけもいかない。 真冬は血まみれの鉄パイプを支えに、震える足腰を無理矢理動かしてゆっくりと立ち上がった。 黒い窓に映り込む自分の顔は、まるで亡者の仲間入りをしてしまったかのように、すっかり血の気が引いて憔悴しきっていた。返り血も少し付いている。 こんな格好、深紅にはとても見せられない。あまりの気まずさに、黒いシャツの裾で顔の返り血を拭う。 さて、ようやく先頭まで辿り着いた。早く車掌に会って、この電車が見舞われている異常事態を話さねばなるまい。 そこまで考えながら操縦席の扉のノブを握り、ふと、真冬はある違和感に気が付いた。 これだけ大騒ぎしたのに、一向に車掌が出てくる気配がない。 それどころか、車掌がいるはずの扉の向こうに――人の気配が、ない。 まさか、いや、そんなはずは。 勇気を振り絞り、真冬は扉のノブを捻った。鉄の重い摩擦音を響かせながら、操縦席の扉がゆっくり口を開く。 突然、凄まじい突風が顔面を直撃した。何が起こったのか解らず、真冬は反射的に手で顔を覆う。 「…一体…どうなってるんだ…!?」 目の前に広がる光景に、真冬は瞬きすら忘れて呆然と呟いた。 扉の向こうには何もなかった。 ただ一本のレールのみが、真冬の未来を突きつけるかのように、暗闇の彼方に向かって真っ直ぐ伸びているだけであった。 ◆ **** 鬼特集その8~闇人~ 零式・甲式・乙式の三種類いる、冥府からのお客さんだよ。 とっても賢い人たちなので、騙されないように気をつけてね! 彼らにとって光は大敵。その敏感な肌を守るため、常に厚着をしている苦労人だ。 可哀相なので、良い子のみんなはライトの光を当てないように。カメラのフラッシュも厳禁だ。ロビー君との約束だよ! 今回取り上げた鬼は、まだまだほんの一握り! これからもドンドン追加しちゃうから、参加者のみんなは楽しみに待っててね! **** あれから時間を持て余し、しかたなく車内で拾った薄気味の悪い雑誌に目を通し終えた直後のこと。 車輪がレールと擦れあう金きり音が鳴り響き、真冬はぱっと顔を上げて外を見た。 窓の外には相変わらず厚い闇のカーテンしか見えないが、体が後ろから圧される感覚からして、どうやらこの電車はようやく停止するらしい。 圧迫感がなくなったのに合わせ、車両の出入り口が一斉に口を開く。 それと同時に、外からむわっと車内に雪崩れ込んできたむせ返るような瘴気に、真冬はたまらず顔を顰めた。 酷い空気だ。この車両内のなんとも言えない圧迫感も不快だったが、外の空気はそれ以上だ。吐き気すら感じる。 駅に到着しさえすればなんとかなるかと思っていたが、とんだ思い違いだった。 ここはもはや、真冬の知っている日本ではない。この駅を出たとしても、電車に戻ったとしても、氷室邸に辿り着くことも、家に戻ることも決してできないだろうと確信できた。 あの異形の看護婦がたむろする電車で目覚めた時点で、既に真冬は、虫かごに放り込まれた哀れな虫けらに過ぎなかったのだ。 とりあえず出入り口の前に立ち、ショルダーバッグの中から懐中電灯を取り出して足元を照らす。 想像していたコンクリートの足場はなかった。代わりに、赤茶けた鉄で構成された金網の床が広がっていた。 ライトの光をあちこちに移してみても、真冬が期待していたまっとうな駅の風景はどこにもない。 あるのは錆びついた金網の仕切りと、ところどころで蠢く異形の影、そして―― それが目に入った瞬間、真冬は心臓を握り潰されるような感覚を味わった。 博物館に展示された本物の人体標本のように、それは骨や内臓の断面図を曝け出している。 恐らく白人だろうか。金髪の“彼”は、頭の天辺から下半身にかけてをスイカのごとく左右真っ二つにかち割られ、飛び散った血と肉片の上に横たわっていた。 なんてことだ…! 一体どうすればこんな人間離れした真似ができるのだろう。人間を、それも大の大人を、頭から真っ二つにするなど! 喉から酸っぱい臭いがこみ上げる。思わず口元を手で覆い、今まさに逆流せんとする消化液を必死で押さえ込む。 こんな所からは一刻も早く離れたい。いや、なんとしても離れなければならない。 手足が震えて言うことを聞かないが、それでも動かねばならない。 左右別々に分かたれた虚ろな目から顔を逸らしつつ、とにかくなんでもいいから出口を探そうとした、その時だった。 『かわいそうに…』 誰かを哀れむ男性の小さな囁きが、真冬の背中に降ってきた。…真っ二つになった、白人男性の方からだ。 そのあまりに悲哀に満ちた響きは、頭の中を支配していた吐き気をもよおすほどの恐怖を僅かに薄れさせた。 普段なら、滅多なことでは自分から異界の者にコンタクトは取ることないのだが、この状況に陥って始めて遭遇した“心ある存在”を、どうしても無視できなかった。 意を決して振り返る。予想通り、あの真っ二つにされた亡骸の主がぼんやりとした輪郭で佇んでいた。 顔を鮮血に染めてはいるものの、さすがに真っ二つのままではなく、それが真冬にとって救いであった。 「…僕の言葉、解りますか?」 真冬の問いかけに、彼は「ああ」と小さく頷いた。 日本語で話しかけておいてなんだが、外国人と普通に意思疎通できるのが不思議だった。 「貴方は、どうしてここに?」 『…メアリー…妻に会いに来たんだ…』 彼――ジェイムズ=サンダーランドは、おぼろな声で、ぽつりぽつりと自らの半生を語り始めた。 不明瞭な声から紡がれる記憶の一つ一つをなんとか繋ぎ合わせてみるに、どうやら彼は、死んだ妻から手紙を受け取ったと思い込み、彼女との思い出が詰まったこの街へ再びやって来たらしい。 そして妻と過した懐かしいあの場所で、この手で殺したはずの彼女――もしかすると、それすらも彼の妄想の産物かもしれないが――と再会したことで、それまで忘れていた、否、逃げていた現実を思い出し、全ての贖罪のために湖へ己の身を沈めた。 ――ところが、どうも彼は死にきれなかったらしく、気が付くと湖の岸辺に横たわっていたという。 『これは私の妄想の続きなのか…それとも、これこそが私の煉獄なのか…』 「…それで、なぜこんな姿に?」 真冬の問いかけに対し、ジェイムズは己の無残な体を見下ろしながら、何かを悟ったかのような、諦めたような、絶望したような、そんな酷く穏やかな声音で呟いた。 『私は罰を受けたんだ』 「…罰?」 『そう…妻をこの手にかけ、その上彼女の意思を…裏切ってしまった罰だ。…君は、どんな罪を犯したんだ?』 「僕は…」 ――何もしていない。そう声に出す寸前で、真冬は喉まで出かかった言葉を飲み込んだ。 「…分かりません。ここに来てから解らないことだらけです。もしかしたら、本当は知らないうちに誰かを傷つけたり、犠牲にしたりしているかもしれない…」 『そうか…』 気のせいかもしれないが、彼のぼやけた表情が、少し哀しげに揺らいだように見えた。 真冬が会話を続けようと口を開きかけた直後、駅の構内に設置されているスピーカーが、突如として耳障りなノイズを発し始めた。 ここには自分しかいないと思い込んでいたが、どうやら他にも誰かがいるらしい。 ノイズは次第に鮮明になっていき、この血と錆で彩られた世界観にはおよそ不釣合いな、賑やかな歓声が聞こえてくる。 酷くシュールな歓声が収まると、ラジオのDJよろしく陽気な男性の声が、ご機嫌な挨拶口上を述べてから、クイズに参加する幸福で不幸な挑戦者と称して、3名の名前を読み上げた。 その中には、今こうして会話を交わしているジェイムズの名も含まれていた。…つまり、死亡者リストというわけだ。 クイズ形式を取ってはいるが、その問題と選択肢はまるで、たった今ここに辿り着いたばかりの真冬に向け、この街におけるルールを解説しているかのようであった。 たった一人になるまで、殺し合いをする――そんな日常からかけ離れた、たった一つのおぞましいルールが、この街――サイレントヒルを支配している。 信じ難い。が、今まで次々と経験した怪異の数々が、そしてジェイムズの目を覆うような骸が、そのルールを否応にも信じざるを得なくするのだった。 挑戦者として名を呼ばれたジェイムズは、果たしてどうするのか?真冬は彼の反応を待った。 『いいか…君は絶対に、この世界の馬鹿げた掟に…囚われてはいけない…』 彼にとっては、もはや褒賞などどうでもいいことなのだろう。ジェイムズは放送を全て無視し、真冬に向かって諭すように語りかけた。 ――私のようには、決してなるな。 最後の言葉には、そんな願いが込められているような気がした。 ご機嫌なDJの爽やかな挨拶と共に放送が終わると、ジェイムズは輪郭の虚ろな瞳で真冬を見つめながら、暗闇の中へ溶け込むように消えていった。 真冬は、今度こそ独りになった。 「…ありがとう、ございました」 ここで心を折るわけにはいかない。目を背けるわけにはいかない。 なぜこんな異常な事態に巻き込まれているのかは解らないが、きっと何か重要な意味があるに違いない。 それを確かめるまでは、決して逃げてはいけない。 そして何より、今ここで挫けてしまっては、たった一人で自分を待っている深紅のもとに、二度と帰れなくなる――そんな気がするのだ。 暗闇にたった一人残された真冬は、ジェイムズの亡骸にそっと別れを告げる。 彼の言葉を胸の奥に秘め、闇を切り裂くたった一つの懐中電灯と、血に濡れた鉄パイプを強く握り締めながら、吐き気をもよおす瘴気の漂う血と錆の世界に、力強く一歩を踏み出した。 頭の片隅で、この先に待ち受けている、ジェイムズがあの壮絶な最期を迎えるまでに味わったであろう救いのない悪夢を予感しながら。 【D-5駅構内/1日目夜】 【雛咲真冬@零~ZERO~】 [状態]脇腹に軽度の銃創(処置済み)、未知の世界への恐れと脱出への強い決意 [装備]鉄パイプ@サイレントヒルシリーズ [道具]メモ帳、射影機@零~ZERO~、クリーチャー詳細付き雑誌@オリジナル、ショルダーバッグ(中身不明) [思考・状況] 基本行動方針:サイレントヒルから脱出する 0:ジェイムズさん… 1:この世界は一体? 2:とにかく駅から出る 3:街で生きている人を探す back 目次へ next 愛と罪が集う街(前編) 時系列順・目次 暗闇通り探検隊 愛と罪が集う街(前編) 投下順・目次 暗闇通り探検隊 back キャラ追跡表 next 暗中模索/臨戦態勢/カンニング 雛咲真冬 猫歩肪当(猫も歩けば棒に当る)
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統一の独占 1つの国が統一を独占すること 小規模、大規模に関わらず起こりうる現象 キムチ罪と罰や永遠の大地の管理人がブチ切れたことでも有名 統一の独占が起きる原因 人材の偏り 廃人 システム的な問題 統一し続けている国の者が無関心すぎるのが原因 統一の独占の問題点 罪罰なんてのは統一国が有利なようにできている 更に覇者ボーナス、統一ボーナスなんてのが加わるとその利権に集る奴が出てくる 統一し続けている国の連中は「俺たちtueeeeeee!」できるから楽しいかもしれないが、他国としては面白くない 罪罰なんてのはどれだけ一致団結し、隙を伺い、ギリギリのところで勝つ つまり「必死になるくらいの勝負」が楽しいのに 厨 プ レ イ し て 楽 し い か ? 当然、その罪罰は衰退することになる 罪罰なんて所詮国取りゲームだしな 統一の独占が発生するパターン 廃人同士が仲良くなる 廃人同士が仲良くなってしまい1国に集まってしまうパターン 罪罰なんて活動時間=強さなんだから廃人が何人かいればそれだけで決まってしまう 中規模~大規模罪罰でありがち 強い奴が一箇所に固まる 小規模罪罰でありがちなのだが、人が少ないとまともに活動する奴が何人かいるだけで統一できてしまう 小規模罪罰が衰退していくか繁栄していくかはここで決まる気がする 統一の独占に対抗するには はっきり言って統一の独占をしている連中は自分たちが如何に罪深いかということをわかっていない ついでにいうと鈍感 つまりKYなので、はっきり言ってやらないとわからない 公式や広場に「お前らが統一し続けていて面白くない もっと散れ」と書くべきである それでもわからないのなら4カ国連合を組むとか、まぁ四カ国連合にも問題があるわけだが――