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ヴィクトリア(ゔぃくとりあ) 登場作品 + 目次 グレイセス本編 未来への系譜編 関連リンク関連種 ネタ グレイセス 本編 アスベルが騎士学校で教えを受けた教官の一人。槍を使った戦術を極めている。 No.(wii) 014 No.f 018 Lv 28 種族 人間 HP 13560 SP 520460(f) 攻撃 383 防御 383 術攻 323 術防 390 命中 306 回避 399 EXP 510617(f) ガルド 12071377(f) 弱点特性 人間・射撃・凍結・鈍足 AB技耐性 - 落とすアイテム 羊皮紙(100%)・羽根ペン(100%) 盗めるアイテム - 出現場所 バロニア城 (※追記が無いデータは無印・fで共通。基準は戦闘ランク:ノーマル。アイテムの数値は入手確率。) 行動内容 HPが満タン~3/4、1/2未満ウィンドスピア?/回転斬り→多段HITする薙ぎ払いで前方の相手を攻撃する技。バックステップで回避可能。 ストライダースピア?/突進突きで前方の相手を攻撃する技。サイドステップで回避可能。 クラッシュスピア?/槍を眼前に振り下ろして地面を砕き、岩を隆起させて前方の相手を攻撃する技。サイドステップで回避可能。 HPが3/4未満サンダースピア/前進しながらの回転斬り→雷で前方の相手を攻撃する技。サイドステップで回避可能。 トリプルスピア?/飛び蹴り→2連続の薙ぎ払いで前方の相手を攻撃する技。バックステップで回避可能。 ウィンドキルランス?/飛び蹴り→薙ぎ払い→前方に衝撃波を発生させる振り下ろしの連携で前方の相手を攻撃する技。対応回避(ステップ)は、1・2撃目がバック、3撃目がサイド。 メテオクラッシュ/大岩を打ち上げ、連続斬りの後に落石でトドメを刺す秘奥義。 ※技名の表記無し 総評 騎士学校の教官の一人。 バロニア城の最初のボス。槍を装備しており、斬りや突き、蹴りを混ぜた連続攻撃を行う。 撃破時台詞 倒れるわけには……! 全滅時台詞 ここから先は通さないわ! 未来への系譜編 Lv 80 種族 人間 HP 20114 SP 120 攻撃 643 防御 518 術攻 389 術防 418 命中 577 回避 347 EXP 2000 ガルド 2720 弱点特性 人間 AB技耐性 - 落とすアイテム - 盗めるアイテム - 出現場所 ライオットピーク(未来への系譜編・15階) (※基準は戦闘ランク:ノーマル。アイテムの数値は入手確率。) 行動内容 ウィンドスピア?/回転斬り→多段HITする薙ぎ払いで前方の相手を攻撃する技。バックステップで回避可能。 ストライダースピア?/突進突きで前方の相手を攻撃する技。サイドステップで回避可能。 クラッシュスピア?/槍を眼前に振り下ろして地面を砕き、岩を隆起させて前方の相手を攻撃する技。サイドステップで回避可能。 サンダースピア/前進しながらの回転斬り→雷で前方の相手を攻撃する技。サイドステップで回避可能。 トリプルスピア?/飛び蹴り→2連続の薙ぎ払いで前方の相手を攻撃する技。バックステップで回避可能。 ウィンドキルランス?/飛び蹴り→薙ぎ払い→前方に衝撃波を発生させる振り下ろしの連携で前方の相手を攻撃する技。対応回避(ステップ)は、1・2撃目がバック、3撃目がサイド。 メテオクラッシュ/大岩を打ち上げ、連続斬りの後に落石でトドメを刺す秘奥義。 総評 騎士達を率い、なぜかビキニ姿で参戦。 撃破時台詞 倒れるわけには……! 全滅時台詞 ここから先は通さないわ! ▲ 関連リンク キャラクターとしてのヴィクトリア 関連種 ▲ ネタ ヴィクトリア ▲
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番号 46041 56041 種族 悪魔 読み ぞうおのせんやくヴぃくとりあ BP 30 名前 憎悪の誓約ヴィクトリア ウィング × 絵師 (不明) 伝承 (不明) ランク A A+ ステータス 攻撃力 防御力 生命力 攻撃力 防御力 生命力 Lv1時 2,620 2,031 1,304 (不明) (不明) (不明) LvMax(70)時 6,897 7,524 5,016 7,766 8,472 5,648 スキル 永遠の吹雪Lv1 永遠の吹雪Lv1 入手方法 図書館イベントランキング恩賞 所感 コメント (ログはこちら)
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ヴィクトリア・バタフライ 自然文明 C コスト 5 4000 ジャイアント・インセクト ■ラウンド・ゼロ-このクリーチャーをバトルゾーンに出したとき、自分のターンを終えてもよい。そうした場合、次の[RZ]能力を使う。 [RZ]-相手の進化ではないクリーチャーを1体選び、マナゾーンに置く。 作者:セレナーデ 新能力ラウンド・ゼロ。 収録 宝玉編 第一弾(デストラクション・ジュエル) 評価 名前 コメント
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ヴィクトリアの教え子(ゔぃくとりあのおしえご) 概要 グレイセスに登場した称号。 登場作品 + 目次 グレイセス 関連リンクグレイセス グレイセス ヴィクトリアは、アスベルの努力を誰よりも認めていたのかもしれない。 アスベルの称号。 取得者 アスベル 取得条件 サブイベント「ヴィクトリアの辞令」で取得 装備効果 命中・回避+3%(マスター時4%) 修得スキル ☆1:潜身脚☆2:術攻撃+3☆3:ヴァイタル()☆4:術攻撃+5☆5:衝皇震() MASTAR!必要SP 6600 ▲ 関連リンク グレイセス 称号: 称号: 称号: ▲
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ヴィクトリア・パワード〔う゛ぃくとりあ・ぱわーど〕 作品名:武装錬金 作者名:本家アナあき 投稿日:2008年7月2日 画像情報:640×480px サイズ:95,577 byte ジャンル:釘宮理恵 キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2008年7月2日 個別う 本家アナあき 武装錬金 釘宮理恵
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【名前】ヴィクトリア=ベイクウェル 【性別】女 【所属】必要悪の教会《ネセサリウス》所属 【能力】主に北欧神話系の術式を使う。 【能力説明】 『幻影の王』 北欧神話における豊穣神にして三代目スウェーデン王フレイの死後、 国の有力者が『フレイはまだ生きている』と嘘をついて その名声によって三年間国の作物の豊作と安定が続いた神話的事実を応用し、 別に塚状の儀式場を用意することでフレイの幻影を召喚し、自在に使役する術式。 神話的に、本人は既に死んでいるため幻影を殺すことはできない。しかし、『塚』を壊せば術式は終了する。 当然、『塚』を壊されたらその場で死亡確定なので、 普段ヴィクトリアは『塚』に隠蔽用魔術や防御用魔術を何重にもかけている。 その他、豊穣神の剣の劣化コピーなどフレイ関係の術式を多数所持。幻影の王に使わせて二度おいしい構えとなっている。 【概要】 本来は幻影の王を中心とした後方支援担当なのだが、何故かいつも前線に借り出されている可愛そうな子。 その為、本人の趣向もあって魔術師にしてはそこそこ肉体派。少なくともステイルは喧嘩でノせる。 年齢は十八歳ほどで、アホの子である。魔法名は『libertas973(解き放つもの)』。 【特徴】 金髪碧眼。身長は一六五程度。普乳。黙ってれば可愛い。 日本のスケバンに感銘を受けたらしく、金髪を背中あたりまで伸ばしたストレートにし、長くて黒いスカートやらブレザーを着ている。 日本は未だに蛮カラスタイルやリーゼントが闊歩していると思っているなど、歪んだ日本観を持つ。 【台詞】 英国訛りのくせにアメリカっぽい下品なスラングを使う。 日本語表記だと「~ッス」のような、丁寧なんだか良く分からない小物っぽい口調。 「クソッタレ! だから聖人を一人で相手しろとか無理だって言ったじゃねぇッスか!」 【SS使用条件】とくになし。設定も書いてないところは勝手に補完しちゃっておk
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■キャラクター名 ヴィクトリア・F・山田 ■学年 中学2年 ■性別 女 ■所持武器/部活動/委員会/所属校 所持武器:電気ショック電極 部活動:園芸部 委員会:緑化委員 所属校:雛代 ■ステータス 攻撃力:0 防御力:0 体力:6 精神力:4 反応:0 FS名:天才 FS:20 ■特殊能力名 「武器女の子出撃」 ■特殊能力内容 効果: 味方オリジナル魔人召喚 30 範囲対象:同マス1体 効果時間:1ターン 効果:召喚永続(召喚と組み合わせ) 90 範囲対象:同マス1体 効果時間:一瞬 消費制約:DP3献上 +45 FS20 ×3 {100-(30+90)+45}×3=75 発動率75% +オリジナル魔人「武器女の子」 ■名前:オリジナル魔人「武器女の子」 ■学年:1年 ■性別:女 ■所持武器/部活動/委員会/所属校 所持武器:自分の体(武器) 部活動:園芸部 委員会:緑化委員 所属校:雛代 ■ステータス 攻撃力:20 防御力:0 体力:10 精神力:0 反応:0 FS名:自我 FS:0 ■特殊能力名「武器で攻撃」 効果:特殊攻撃 55 範囲対象:隣接1マス1体 1.1 制約なし:DP3献上 +45 100-(55×1.1)+45=84..5≒85% ■能力原理 体と合体した武器で相手を攻撃する。 武器と体が融合しているのでわりと射程が長いのが特徴だが発動は不安定 大量の物資を消費する。 ■技(ダイス目1) 強攻撃 ■技(ダイス目2) 強攻撃 ■技(ダイス目3) 強攻撃 ■技(ダイス目4) 強攻撃 ■技(ダイス目5) 強攻撃 ■技(ダイス目6) 強攻撃 ■キャラクター説明 所持武器と女の子が合体した姿。合体した武器によって名前が異なる。 なんか頭に鳥取産のキノコが生えているので武器女の子は大体幸せである。 「トライアングル」 三角定規型武器女の子。 三角定規のかどで突き殺すぞ!! 元は巨大な三角定規フェチの女の子、三角定規で遊んでいたところを改造された。 「ピアニカガール」 鍵盤ハーモニカ型武器女の子。 超音波で敵を撹乱するぞ!! 元はピアニカ部の女の子、ピアニカヤッター、望んでピアニカと融合した。 「リコーダー」 縦笛型武器女の子。 笛を掃除するプラスチックの棒で殴ってくるぞ!! 元はリコーダーを愛しすぎた女の子、好きな男の子の笛を舐めていたところを改造された。 「メスシリンダー」 女の子のシリンダー型武器女の子。 殺した魔人の血の量を正確に測定するぞ!! 元は科学部の女の子、博士の助手だったが改造された。 「イレイザー」 黒板消し型武器女の子。 白い粉塵をぱふぱふしてくるぞ。 元はチョークの粉ジャンキーの女の子、白い粉を密売中に改造された。 「インシネレイター」 焼却炉型武器女の子。 ゴミのように燃やし尽くすぞ!! 元は燃えるゴミが燃えないゴミより好きな女の子、ゴミを燃やしていたら改造された。 「ホワイトライン」 白線引き型武器女の子。 白い粉で粉塵爆発を引き起こすぞ!! 元は白い粉ジャンキーな体育委員の女の子、、白い粉を密売人から買っていたところを改造された。 「アバカス」 ソロバン型武器女の子。 足についたソロバンでしゃーって早く移動するぞ!! 生徒会会計、園芸部の予算に疑問をもち調査を開始したところを改造された。 「リトマスペイパー」 試験紙型武器女の子。 相手が酸性かアルカリ性かわかるぞ。 園芸部の部長、紫陽花が好きだったが改造された。 ■詳細な説明 DPを3点献上して 永続でオリジナル魔人「武器女の子」を召喚する ■能力原理 所持武器と女の子を融合させた魔人もどき<マグソイド>を作成する。 行方不明になった生徒のうち数人は望んでヴィクトリア山田博士の作品となった。 「女の子と」 「所持武器が」 「くっついちゃった」 「最終兵器出撃」 「武器女の子!!」 ■発動率 75% ■シークレット シークレットにしない ■キャラクター説明 「私は狂っていない天才科学者だ」 約50年秘匿されていた衝撃の真実が解禁。 ハルマゲドン末期、希望崎学園の生徒が迷い込んだのは公立雛代中学の秘密の花園(園芸部室)だった。 「まるで死の園芸部だな…」「こんな発想…園芸部にしかない」 「女の子と所持武器を縫い合わせて…」 「武器女の子を作るなんて…」「狂ってる…」 ヴィクトリア・フランケンシュタイン・山田博士(中学2年生) 第二次世界大戦末期に名を馳せたヴィクター・フランケンシュタイン博士の孫。 驚異的な頭脳をもつ天才園芸博士。 資源や財産を全く気にせず、次々と作品を生み出した。 夢は世界平和である。 ドイツ人と日本人のハーフ。 ■マスコット名 武器女の子「スコルピーナシザー」 ■マスコット説明 ヴィクトリア博士(中二)の助手を務める武器女の子であり博士の忠実なる助手。 ナース服に虚ろなオッドアイの少女。 蠍の尻尾のような器官がありその先端は注射器である。 麻酔や色々とヤバイ薬品を注入することができる。 因みに腕は園芸バサミである。オプションで高枝切りバサミと交換可能。 ■技(ダイス目1) 回避(2面まで) ■技(ダイス目2) 回避(2面まで) ■技(ダイス目3) 挑発 ■技(ダイス目4) 挑発 ■技(ダイス目5) 挑発 ■技(ダイス目6) 挑発
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ヴィクトリア・ジャスティス 名前:Victoria Justice 出生:1993年2月19日 - 職業:女優・声優・歌手・ダンサー 出身:アメリカ 出演作品 2000年代 2005年 スイート・ライフ(レベッカ(#2))
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■ヴィクトリアの宝剣 Ⅲ 大航海クエスト「姫と愉快な仲間達」の報酬。北国の姫ヴィクトリアが感謝と友情を込めて贈った剣。攻撃力+156 HP×2 SPD×2 そこそこの名剣ではあるものの、このクエストをクリアできるということは4枚の逆鱗に手が届くということでもある。残念ながら出番は無いか。 剣は槍よりも速度補正が高く、加えてスロットにSPD×2も付いているので、ファランクスのガードが間に合わない場合の選択肢にはなる。 ↑確かに防御よりのソニックダガーと思えば、まぁ出番はあるかも。 ↑×2 問題はファランクスのガードが特に重要になる三竜戦の時点では手に入らない事。姫PTでエルダー倒せる所まで行くともうほとんど使い所が無い……。 雰囲気を味わう装備品、と割り切るべき一品。天真爛漫なお姫様が愛用するゴージャスな宝剣……、最高じゃないか! HPと速度補正が目当てなら、より入手し易くTPも上がるダンダ・チャクラがある。 パーティが神竜の聖角を切り取ってる間に密かに神竜の逆鱗を剥がしていて「神竜の剣使うからコレあげるわ」ってことだったり ヴィクトリアちゃんが使っていたというだけで装備する価値は十二分にある!という訳であえて金プリ子でこの剣を使い続けています。 ものすごく貴重そう。でも相変わらず売値4エンなので多分レプリカ 氷竜「俺なら言い値で買い取るんだが・・・」 神竜の剣やダンダ・チャクラと比較すると一歩劣るが、それでも十分優秀なスロットボーナスなのでイメージ重視でプリに装備させてもいい。 身分を示す宝剣を譲渡していいのかな・・・ 海を駆け、昼と夜を巡り、民を救い、神竜をも認めるに至った功績こそが今やヴィクトリアの真の王者たる証である、と考えれば譲渡は妙な話でもない。そもそも旅の目的がそれであったのだし。 王家の歴史でも類を見ない功績を引っ提げて凱旋する王女の手には、HP*3,TP*3,SPD*3の神竜の宝剣が……。 王たる証はスキルなわけだし物がなくとも問題ないのだろう ↑×3 剣が国を治めるんじゃないわ!私、ヴィクトリアが治めるのよ!! ↑×3 で、姫様が凱旋された後はその武器と実力をもって直々に兵士たちの訓練相手になるわけですね これが本当のクイーンズブレイド!……いやヴィクトリア姫は王女だけど、いずれは女王になるのだから 実際美術品としての側面の方が強いんだろうなこれは コメント
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強欲者の末路 Telescope. 1 『魔女狩り』。 中世において十字教の教えに背き悪魔と契約した人間――魔女を裁いた風習である。その過程において、多くの魔術師でない無罪の人々が裁かれたとして、十字教の負の歴史の一つとして有名な文化だが、魔術界においては別の意味を持つ。 即ち、拷問技術の発達だ。 確かに、魔女狩り裁判は証拠も何もない酷いものだった。しかし、それでも一般に語られているほど理不尽なものではない。確かに、悪しき魔術師も裁かれていたのだ。しかし、そんな魔術師はたとえ捕まったとしても何らかの反撃をする恐れがある。当然、拷問する側の魔術師もそのリスクを考え、必然的に拷問に使われる魔術的技術は発展していった。 より肉体的苦痛を、より精神的苦痛を、そして、より魔術的苦痛を求めるようになっていったのだった。 しかし、科学技術や倫理哲学の発達により『魔女狩り』の文化は幻想となった。元々負の文化であるという自覚はあったのか、現代においてはきちんとした魔女狩りの資料さえ遺されていない。よって、『魔女狩り』に使われていた拷問用・処刑用の魔術は現代の魔術師の解釈によって千差万別ある。 まあ尤も、魔術界隈では『過去の事実における解釈の違い』によって同じ伝承を使っていても魔術の効果が違うのは間々ある事なのだが――…………。 2 ロンドンの郊外に、『職人街』と呼ばれる一画がある。 帽子やコート、靴、鞄、ベルト、その他ありとあらゆる革製品を取り扱う店舗が所狭しと並んだ町並みである。一つ一つの店舗の大きさはファーストフード店以下だが、その半数近くが王室御用達の認定を受けているなど、服飾関係の業界人からは密かに憧れられているエリアだったりする。 魔術関係の服飾店も存在しており、拘束服や拷問具のジャンルでは知らない者などいないほどの職人、エーラソーンの自宅もこの職人街にあるという話である。 ともあれそんな性質上、町並みは必然的にどこか大人びた、クラシックな雰囲気となり、歩く人も年配になってくる為、若年層の通行人など殆ど見られない。特に、未成年と思われる容姿の通行人など皆無に近い状態である。 そんな町並みの中に、少女がいた。 少女はブロンドの髪を肩あたりまで伸ばした、中学生くらいの少女だった。肌も白く、欧州人らしい容貌だったが、双眸だけが黒く、東洋人を思わせた。 特筆すべきは、彼女の服装だろう。彼女の服装は……何と言うか、エロかった。布面積が極めて少ない黒革のボンテージを着用し、足には米軍払い下げかと思うような編み上げ式に黒革の意匠が備えられたゴツいブーツ、両手は鉄の枷に戒められており、左右の枷に渡って長い鉄製の鎖が繋げられていた。これだけ見たら、他人からは彼女が奴隷か何かに見える。 彼女の名前はハーティ=ブレッティンガム。元々は処刑《ロンドン》塔にて罪人相手に拷問《オシオキ》をしていたのだが、最近は必要悪の教会《ネセサリウス》所属の魔術師として、もっぱら悪い魔術師相手に拷問《コウゲキ》をすることが増えてきたバイオレンス系少女である。 既にほぼ日も暮れた職人街にて、ハーティはいつもはキツい眼差しを心なしか緩め、ほくほくした表情で歩いていた。 「ふふ。まさか本当に買えてしまうだなんて。中世の異端審問にて使われていた『絞首刑』の縄を再現した霊装。しかも、エーラソーンの新作!! これがあれば私の術式にも大分幅が広がりますね。うふ、うふふ……」 ……訂正しよう。古めかしい縄の入った紙袋を持ってにやにや笑っている表情は、『ほくほくした』というより『危ない』と表現した方が適切である。 魔術師とはいえ精精中学生くらいのハーティが、年代物の服に魅力を感じるような年代の人間ばかりが御用達の職人街に来ているのには、二つ理由があった。 一つが、コレ。彼女は元 処刑《ロンドン》塔の拷問官だ。現在は魔術師として活動してはいるものの、現在も拷問官時代の相棒であった『偶像の理論を用いた拷問具型霊装』は欠かせない。その関係上、彼女は自分の命を預ける霊装の修理や新たな霊装の購入のため、頻繁に此処を……正確には、エーラソーンの魔道具店を訪れていた。 「うへぇ……。こんなのが今回のアタシの相棒なんスか?」 と、ハーティの背後から一人の少女の声が聞こえた。ハーティが声のした方を振り向くと、そこには一昔前の日本の女子学生のような服装をした、金髪碧眼の少女が立っていた。 ハーティは、『嫌なモノを見られた』と己の迂闊さを軽く恨みながら、疲れたように溜息をついた。 「……随分な言い草ね。私だって、こんな日に『仕事』なんて嫌ですよ」 ……もう一つは、彼女の『仕事』の待ち合わせの為だ。 3 「ええと、指令の方を伝達しますが、その前にアタシの自己紹介をしても構わないッスかね?」 誰もいない、夜の公園の片隅で金髪の少女はそう切り出した。少女は綺麗なゴールドの髪を腰ほどまで伸ばし、おそらく日本の学校の制服を模したと思われる紺色のセーラー服にブレザーのような上着を、下には一昔前のスケバンよろしく脛あたりまで伸ばされた同色のスカートを履いていた。 「お願いするわ。私、貴女がどこの所属かすら分かりませんから」 スケバン少女の問いかけに、ハーティは僅かに頷く。 「アタシの名前はヴィクトリア=ベイクウェル。一応、アナタと同じ『必要悪の教会《ネセサリウス》』の一人ッス。使用術式は主に北欧神話の豊穣神『フレイ』にまつわる術式ッス。一応、女子寮で何度もすれ違ってますし、言葉をかわしたこともあるんスけど……、覚えてないッスか。そうッスか」 はは、とヴィクトリアは悲しそうに笑った。『言葉を交わしたこともある』という言葉に、ハーティはバツの悪そうな表情を浮かべる。彼女はあまり人付き合いのいい方ではない。よって清教でも知り合いは一緒に仕事をこなした何人か以外は殆どいないし、拷問官時代も何人かの上司以外とは会話さえ交わしたことはなかった。清教に入ってからは事務連絡などで知り合い以外と会話する機会も増えたが、そうした場合でも彼女は話した相手の情報は興味がなければ覚えていなかった。 「で、私と貴女が呼ばれた『仕事』というのは何なの?」 「ん~、簡単に言うと、『身内の後始末』ッスね」 ヴィクトリアはつまらないことを話すようにぽりぽりと頬を掻き、 「最近、ロンドンの郊外で幼い少女が行方不明になる事件が多発してるんスよ。で、それをどっかのジーンズ店主に調べてもらったところ、どーも魔術的、物理的痕跡が足らなすぎるっていう結論に行き着きましてッスね、そこから証拠が意図的に消されてる可能性に行き着きまして、『これって内部の犯行じゃね?』という運びになった訳ッス」 「なるほど、清教の魔術師が犯人である可能性が高い、と。で、犯人に目星はついているんですか?」 退屈そうに紙袋の中の縄を弄っていたハーティは、ヴィクトリアの話が区切れたタイミングで声を上げた。対するヴィクトリアは軽く頷き、 「まだあんまり。これからそこの『詰め』に入るんス」 ズコォ!! とハーティが体勢を崩した。 「駄目じゃない……。どうせなら、そのジーンズ店主に全部やらせればいいんじゃないですか? 大体あのジーンズ屋、予約ばかりで人が入ってるところはあまり見たことないし」 「いやぁ、そうしたいのはヤマヤマだったんスけどね。何だかジーンズ店主が『駄目だから!! 大体俺はこの前もわざわざ世界中飛び回ってルーンの秘密やらなにやらに首突っ込んでんだよ! これ以上は本当に本業に響くから駄ぁぁぁぁ目!! それに佐天ちゃんから送られてくる催促のメールがもう本場ブリティッシュ並みのバリバリ英罵倒語と化しちゃってるから!!』とか言って徹底拒否の構えに入っちゃったんスよねー。あ、あと『清教内部に調査しにいくとかどう考えても部外者の領分越えてるだろうが!』とか怒ってましたね」 ジーンズ店主がどういった人間なのかは分からない二人だが、部外者と言うことを鑑みれば、少なくとも常識的に考えたら尤もな言い分である。しかし、ヴィクトリアもハーティも自分が仕事をしたくないが為に『ジーンズ屋の店主はなんて心が狭いんだろう』と呆れることにした。 「はぁ……。もう良いです。それじゃあ、とりあえず貴女の知ってる情報を聞かせて」 「とりあえず、清教の中でもそれなりの地位を持っている人物が怪しい、というのは分かるッスよね? これに加えて、女の子が誘拐された現場では魔力の痕跡は全く見られなかったらしいッス」 「つまり?」 「恐らく、いたいけな女の子が警戒しないような『表』のポジションを持っていた、ということになると思われるッス。となると、犯人は必要悪の教会《ネセサリウス》の捜査網に強い干渉力を持ち、尚且つ『魔術師』以外の肩書きを持つ人物……、即ち必要悪の教会《ネセサリウス》所属の司教あたりが怪しい、という訳ッスね」 ヴィクトリアの話を聞いて、司教……、とハーティの口から言葉が漏れた。 「司教に何か心当たりがあるんスか?」 「……いや、昔の上司を思い出してただけよ。そういえば、今も司教だったはずですし」 軽く首を振って答えるハーティに、ヴィクトリアは『そうッスか』とだけ答え、 「それじゃあ、アナタの自己紹介もお願いしてもいいッスか?」 「あら、私のことは知ってるんじゃないの?」 「そりゃあ、名前や元の所属くらいは知ってますけど。使ってる霊装とか、術式とか、そういうのも知っておきたいじゃないッスか。これから連携する相棒《パートナー》としては」 拗ねたように口を尖らすヴィクトリアにハーティは少しだけ笑う。 「そうね。とりあえず、私の使う魔術は道すがら話しましょうか」 4 夜の道に、二人の少女の足音が響く。辺りは既にクラシックな雰囲気漂う職人街ではなく、緑もまばらで人気の少ない散歩道に差し掛かっていた。 『私の使う術式は、基本的には『持ち運ぶことの出来ない大型の拷問具を小型化した霊装』よ。たとえば「鉄の処女《アイアンメイデン》」。あんなもの、一々持ち運んでたらただの鈍器としてしか扱えないわ。そこで、「鉄の処女《アイアンメイデン》を構成している必要最低限の要素だけ抽出した霊装」を使ってるんです』 手に持った札のような霊装で魔術的な会話を行うハーティに、同じく札のような霊装を持ったヴィクトリアが魔術的な会話で問いかける。 『方式としては、「歩く教会」なんかと似たようなモノッスか?』 『そうね。アレと同じように「偶像の理論」を使ったものが大半よ。というか、現代の魔術師が使う「拷問器具」なんていうのは、大体が「拷問・刑罰用の大型機械」の一部もしくはシンボルに偶像の理論を作用させて、オリジナルと同じ殺傷能力を与えたものばかりね。たとえば、私の持ってる長針なんかは、鉄の処女《アイアンメイデン》を構成する魔術的要素を抽出したものだから、一回刺せばそれだけで自動的に相手の身体に無数の針穴が開けられる仕組みになってますし』 軽々と惨い説明をするハーティに、ヴィクトリアが顔を青ざめさせる。しかしハーティにとってこれくらいのえげつなさはむしろ序の口なのか、少しだけ心外そうな口調で返す。 『基本的に、「拷問具」っていうのは相手を生かさず殺さず、「情報を吐くだけの肉塊」にする為にあるものですよ? だから当然、無数の針穴が空いたとしてもどれも致命傷にはなり得ないわ』 『逆に、そっちの方がキツイかもッス……』 これ以上道具についての話を聞いても自分の気分が悪くなるか、相手の機嫌を損ねるだけだと判断したのか、ヴィクトリアはそれ以上何も聞こうとしなかった。 『それじゃあ、次は貴女の使う魔術を教えてもらえます? 「フレイについての術式」……だけじゃ、流石に分からないもの』 『ああ、そうッスね。それじゃあ話しますね。……アタシの使う術式は、「幻影の王」っていう術式ッス。スウェーデンの有力者が、三代目スウェーデン王フレイの死後に塚を築き、「フレイはまだ生きている」としてその名声だけで国を三年間安定させた伝承を応用して塚状の簡易儀式場を作ることで「決して死ぬことのないフレイの幻影」を生み出す術式ッス。後は、勝利の剣とか魔法の船《スキーズブラズニル》とか。……ああ、あと裏技ですけどレーヴァテインもどきくらいなら使えますね』 ハーティは静かに頷いた。基本的に魔女狩りなどの拷問魔術の専門であるハーティだが、北欧神話について何も分からないというわけでもない。まして、フレイは北欧神話の中でもかなりポピュラーな部類である。十字教の中でも北欧系の魔術が浸透している清教の一員である彼女が知らない道理などなかった。 『そういえば、さっきから大事そうに抱えている紙袋《それ》はなんですか?』 『ああ、これは「縄」よ。魔女狩りの時に、絞殺刑を執行する為に使用していた縄を魔術的に解析した一品。イギリスでは魔女狩りの死刑執行は首を縄で括る絞殺刑が多かったのです。だから、魔術で対抗する魔女に対して自然と縄の魔術的攻撃力も上がっていったの』 『はぁー……』 『で、この「縄」の開発には私も携わっててね!! 私は、中世の異端者に対する拷問では魔術対策に「魔力の循環阻害」が行われていたと考えているんです。その解釈を元に、この縄には縛った空間の魔力循環を阻害する仕組みが備わってるのよ!!』 (この服、寒くないんスかねぇ……) テンションが上がりまくって解説に熱が篭るハーティの話をスルーしたスケバン少女は、拳を握る新感覚SM系ボンテージ魔術師を見てぼんやりとそんなことを考える。なに、『縄で縛れば魔術が使えなくなる』とでも覚えておけばいいんでしょ? くらいに考えているスケバンだが、実はもっと奥が深かったりするのだった。 「で、今はどこに向かってるのかしら?」 ひととおり説明しおえて満足したのか、妙に清々しい表情のハーティはケロっとしてヴィクトリアに問いかける。当のヴィクトリアも、その問いかけで北欧神話のどの神と対応させた水着を作れば冬の海でもバカンスが楽しめるんだろーとかアホっぽい思考の海から戻ってきた。 「えっと、今はロンドン郊外の『グリニッジ』に向かってますね」 「グリニッジ……って言ったら、旧王立天文台《ロイヤルオブザバトリー》があるところよね」 ハーティが清々しい表情を一転、怪訝な色に変えて問いかけた。 無理もない。グリニッジはロンドン郊外に位置している。同じロンドン郊外である職人街からはそこまで遠くないものの、グリニッジ周辺にある魔術施設など旧王立天文台《ロイヤルオブザバトリー》くらいしかない。そもそも大きな教会だってないのだ。そんなところに、イギリス清教の司教がいるなんて思えるはずもない。 しかし、ヴィクトリアはそんなハーティの考えを読んだかのように微笑した。 「確かに、イギリス清教の司教、という線で行くと不自然かもしれないッスけど、そもそもそれはまだ推理の領域を出てないッス。そこで、旧王立天文台《ロイヤルオブザバトリー》に行って捜査の為の術式を用意しようという話になった訳ッスね。……まあ、あのへんは特に行方不明者も多いッスから、そこの調査もついでに任されてるんスけど」 「……なるほどね」 行方不明者の多数出る地域に、中世からの魔術施設。底知れない悪寒を感じつつも、ハーティ達はグリニッジへと向かった。 5 グリニッジ天文台――通称 旧王立天文台《ロイヤルオブザバトリー》は、天文台に偽装した魔術要塞である。 勿論、天文台としての機能も有してはいるものの、その本領は魔術の構成を星座形式に翻訳し、簡易版大規模魔術に変換して放つことにある。 たとえば、『炎を放つ魔術』をこの天文台を利用して使えば、『天空から放たれる巨大な火柱の魔術』に変換される、という訳だ。勿論、変換作業や翻訳の誤差の修正、星座を使うことによる使用条件の限定化なども考えると、おいそれと使える機能ではないのだが。 この機能は初代天文台長であり自ら『宮廷付占星術師』を名乗ったジョン=フラムスティードによって整備され、大航海時代のイギリスの覇道を大きく補助した、と魔術サイドの歴史では語られている。 現在も天文台としての機能は科学サイドの成長にあたり他の施設に移動して博物館となっているものの、『旧』王立天文台として魔術要塞の機能は此処に残り、天文台長という職業も魔術要塞の点検役として存続していた。 「……で、本当に此処で良いのかしら?」 「ハイッス。これから、この天文台の魔術機能を使って捜索魔術を大規模変換し、この周囲一帯の行方不明者に魔術的な関連付けを行って犯人の特定を行うッス。使用魔術は北欧神話系ッスから、アタシの術式にあわせてもらう形になるッス」 「……ははぁ、なるほどね」 すらすらと今後の動きを説明するヴィクトリアに、ハーティは納得した様子で頷いた。 「貴女は、北欧神話系のスペシャリスト。そして私は、偶像の理論のスペシャリスト。今回使う『簡易大規模術式』の大元となる術式は貴女がいないと使えないけど、偶像の理論のスペシャリストである私がいないと作業時間がかさみ、却って捜査は遅延してしまう。私が呼ばれたのは、翻訳作業を円滑に進めるためですね」 「そういうことッ……、」 言いかけたヴィクトリアは、そこで即座に懐から布を取り出した。 布は即座に展開されると急速に盛り上がり、大きな船となった。 「これは……?」 「フレイの持つ霊装の一つ、魔法の船《スキーズブラズニル》ッス。普段は布切れッスけど、魔力を流せばこのとおり」 瞬間的に現れた船の陰に隠れるような位置となったハーティとヴィクトリアは、船の端から炎が流れていくのを見た。……明らかに指向性を持った、魔術特有の炎だ。 「……どうやら、私たちに捜査をされると困る輩がじきじきに来てくれたみたいですね」 ハーティは懐から長針や鉄槌を取り出し、 「確か、貴女の切り札は『塚』を作って、そこから『幻影』を生み出す魔術だったわね。とすると、準備の他にも防御用の術式や隠蔽用の術式が必要なんでしょう? 私が接近戦で時間を稼ぐから、貴女は一刻も早く『幻影の王』を生み出して合流するのよ」 「え、あ、できれば『幻影の王』を出した後も援護射撃に徹したいなって……」 「冗談ですよね。下手に『幻影の王《たて》』から離れたら、いざという時危ないのは貴女よ。最低限中距離でいなさい」 「だぁーもう! だからアタシは後方支援担当でそもそもこういう風に戦線に立つこと自体おかしいんスって!!」 『そもそも今回のお仕事だって戦闘なんか依頼に含まれてなかったのにぃー!!』と世の不条理を嘆くヴィクトリア。しかし、嘆いても敵は待ってくれない。魔法の船《スキーズブラズニル》は強固だが、それでも無限の防御力を誇る訳ではない。意を決したハーティは、船の陰から躍り出て、そこで愕然とした。 「……ノーランド…………司教……!?」 そこには、彼女のかつての上司が佇んでいた。 次へ 戻る