約 2,183,982 件
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/597.html
ヴェストリの広場に立つ、決闘者二人。相対距離はおよそ20メイル。 一人はギーシュ・ド・グラモン。 それに対するはジョセフ・ジョースター。 向かい合う決闘者を囲む貴族の少年少女達。 まだ昼食も終わったところだというのに、ギーシュの災難はなおも続行中だった。 二股がバレたといっても、これはかなりの誤解が含まれている。 モンモランシーが本命だというのはギーシュ自身も認めている。人前ではそっけない態度だが、二人きりになると意外と古式めかしく情が深い。モンモランシーを憎からず思っているから、彼女手製の香水を身に付けているし、瓶だって肌身離さず持っている。 周囲曰く所の『浮気相手』のケティからは好意を寄せられているが、ギーシュ本人としては浮気以前のレベルである。 健全な少年であるギーシュには、好意を寄せてくる相手を邪険にする理由はない。毎日挨拶するし、手を握ったり遠乗りに付き合ったりもする。 だがそれが裏目に出た。 ギーシュとしてはお愛想を振り撒いているだけのはずだったが、当のケティがギーシュの想像以上にギーシュにのめりこんでいたのだった。 それに気付いたギーシュが、如何にしてケティを傷付けずそれとなくお別れするかを考えていたところ、気の利かないメイドが迂闊にも香水の瓶を拾ってしまった。 しかも不運なことに、スキャンダルに飢えた友人達が面白半分にそれを囃し立てたのだ! ケティが大声で吹聴した勘違いを運悪く聞いてしまったモンモランシーからは、ワインを頭から引っ掛けられて絶交を宣告された。 最愛の人には最低の振られ方をするし友人達は更に面白がるわで、ピンチの真っ只中に放り込まれて混乱したギーシュは、瓶を拾っただけのメイドに八つ当たりをしてしまった。 友人達からの槍玉がメイドに向いて、これでひとまず急場を凌げたと思ったら……あの忌まわしい『ゼロ』のルイズの使い魔……平民の老人から突然手袋を投げ付けられて決闘を挑まれる! 『なんだ、僕がどんな悪事を働いたというんだ! ここまでの仕打ちを受けなければならない理由が何処にある! くそ! くそっ!』 高慢にも貴族に自殺の手伝いをさせようとする老人が何もかも悪い、とギーシュは責任転嫁を終了させていた。幾つかの不運が重なったにせよ、彼自身の脇の甘さが招いた事態だという真実は彼の頭の中から完全に抜け落ちていたのだった。 (……さぁて。大口叩いたはいいものの、メイジとやらの実力がどんなモンかまぁったくわからんからのォ~。これが他の五人なら気にせんと真正面から戦って勝てるんじゃろうが) 脳裏に浮かぶのは、エジプトまで共に旅をした仲間達。 それに対して自分が使えるのは波紋にハーミットパープル、それとイカサマハッタリ年季の違い。力押しで戦えるほど若くはない。 だがジョセフは、目の前の坊やをさしたる障害として認識していない自分に気付いている。 吸血鬼、柱の男、スタンド使い……彼らにあった紛う事のない殺気や凄みの欠片すら、目の前の少年は持ち合わせていない。それどころか、この期に及んで今の状況を戦いだと認識できていない。ただ身の程知らずの老人を甚振るだけの見世物の場としか考えていない。 しかしそれでもジョセフは、目の前の少年を『敵』として認識していた。 貴族の前でも怯えや恐怖を見せることなく、余裕綽々と言った様子で立っているジョセフ。 それを見るギーシュの気分がいいはずもない。勢い良く薔薇の造花を突き付けると、芝居がかった態度で、ジョセフに向けてというより、周囲の観客に向けたセリフを叫んだ。 「いいだろう……どうせ老い先短い人生だ、この武門の名門グラモン家嫡子、『青銅』のギーシュ・ド・グラモンがお前の人生に美しくピリオドを刻んでやろう! ああ……そうそう、お前に一つ言っておく事がある」 自分の世界に陶酔し切ったギーシュは、セリフを吐くごとにどんどん自分のカッコ良さとやらに耽溺していく。周囲の人垣からもちょっと笑い声が混じる。 しかしジョセフはそれに頓着する様子もなく、右手の小指で耳をほじりながら口を開いた。 「次にお前は『僕はメイジだ。だから魔法で戦う。まさか文句はないだろうね』と言う」 「僕はメイジだ。だから魔法で戦う。まさか文句はないだろうね……ハッ!?」 ドッ、と笑い声が周囲から上がる。 優雅さを気取っていたギーシュの顔が怒りと羞恥で真っ赤に染まったのは言うまでもない。 「……ここまでコケにされたのは生まれて初めてだ……貴族への軽口の代償を平民が払い切れると思うなッ!!」 著しくプライドを傷付けられたギーシュは歯軋りさえしながら、力任せに薔薇の造花を振り下ろす。 一枚の花びらがゆらゆらと宙に舞ったかと思うと、それは瞬時に膨れ上がり、あっと言う間に女性型の巨大な人形へと変貌した。 青銅の緑に輝く『彼女』の背丈は200サント、ジョセフより僅かに高い。 フォルムも美しい流線型で、女性の美しいボディラインを再現しきっていた。四足歩行やキャタピラということもなく、両腕両足のスタンダードな二足歩行型だった。 「あははははははっ、見ろ! これが『青銅』のギーシュが生み出す美麗なゴーレム……その名も『ワルキューレ』だ!」 既に勝利を確信したギーシュの高笑いと、これから始まる惨劇を期待する観客達の熱い視線がジョセフを包み込む。 だがジョセフ本人は、ワルキューレと称された人形をただ観察していた。 (ほう。青銅とかなんとかのたまってたが……だとすると青銅製の自動人形じゃと考えていいわけじゃな。あれだけ自信があるんじゃから、実際の攻撃力もそれなりにあるんじゃろ。……んまあ、殴られたら痛いじゃろうなァ。なかなか重そうな腕をしとる) 耳をほじっている右手を下ろしながら、ゆっくりと波紋を練り込んでいく。 うっすらとジョセフの身体が発光するものの、昼下がりの日差しの中でほのかな光に気付く生徒はあまりおらず、数少ない生徒達も目の錯覚だと断じてしまった。 「さあ行けワルキューレ! 不遜な平民を痛めつけてやれ!」 ギーシュがその言葉と共に薔薇を振り下ろした瞬間、ワルキューレは短距離走選手のような速度とフォームでジョセフへと駆けていく。 ギーシュは勝利を確信し、シエスタは両手で覆った顔を背け、キュルケは養豚場の豚を見るような目をし、ルイズは部屋で不貞腐れ。 ジョセフは慌てず騒がず、自分に駆け寄ってくるワルキューレが勢い良く左腕を振り上げ、風を切り裂いて自分の頭上に振り下ろされる拳を眺め―― ついさっきまで耳をほじっていた右手の小指を、す、と差し出す。 それでワルキューレの拳は完全に止まった。 「………………なっ………………?」 理解できない光景が展開していた。 図体が大きいとは言え、ジョセフは間違いなくメイジではない。ただの平民である。 だが、ワルキューレの渾身の一撃は、無造作に差し出されたジョセフの小指で完全に止められていた。 「んあー。いい一撃じゃったのう。ただ一つ問題があるとすれば……」 ワルキューレは自らの全体重をかけてジョセフを押し潰そうとするが、まるで老人は巨木でもあるかのように老人はびくともしない。かと言って後ろに引こうとしても、まるで地面に吸いつけられたように足が動かない。押すも引くも、ワルキューレには許されなかった。 「このワルキューレちゃんのパンチよりか、わしの耳クソの方がより手応えがあるってぇことじゃないかのォ?」 事も無げに言い放つジョセフは、あくまでも飄々とした態度を崩していない。 対してワルキューレは全身を軋ませるほど無理な駆動を強いても、そのままの体勢から身動き一つすら取る事ができない! 「ばっ……馬鹿な! 貴様ッ……何をしたッ! 何をしている!?」 懸命に薔薇を上下させながら、ギーシュは絶叫にも似た問いを投げ付ける。 「そんぐらい自分で考えんと成長できんぞ、お貴族様のお坊ちゃま」 差し出した指先に蝶を止まらせてますよ、と言わんばかりの涼しげな声で答えを返しながら、ジョセフはワルキューレの腹に左手を当てた。 (ハーミットパープルッッッ) 紫の茨はワルキューレの内部でくまなく伸ばされる。万が一にもワルキューレの外に茨を出して観客達に見えてしまわないよう、そこだけは十分に注意する。もはや波紋は見せるしかないとは言え、切り札であるスタンドはまだ注意深く隠しておかなければならない。 一瞬のうちにワルキューレの内部は紫の茨で占められる。 どう戦うにせよ、相手の正体を把握せねばならない。その為にハーミットパープルを発動させ、内部構造を理解する。 (ふうむ。中はかっちり隙間なく青銅じゃな……関節もいい感じに作っておる。おそらく魔力とやらで動かしておるんじゃろうが……この魔力は、生命エネルギーとおおよそ同じと考えていいじゃろうな。 そもそも四大元素が自然の中に存在するエネルギーと考えれば、波紋の親戚のようなモンと言ってもあながち間違っちゃおらんのう) 解析し、大体の見当を付けるまでおよそ五秒。 ハーミットパープルを解除し、左手を離し―― (果たして波紋は魔力に干渉するのか! まずはそれを試すッ!) 「たっぷり波紋を流し込んでやろう!! 響け波紋のビィィィィィトッッッ!!!」 気合一閃! ジョセフの左アッパーが、動きを封じられたワルキューレのボディにめり込み…… コンマ数秒前までワルキューレだった残骸は美しい青空をバックに空高く飛び散り、ヴェストリ広場に降り注いだ。 地面に金属が盛大に降り注ぐ音と鳥の鳴き声が、時ならぬ静寂の中では大きく聞こえる。 薔薇を振りかざしたまま固まるギーシュ。地面に散らばったワルキューレの残骸やジョセフを見つめる観衆。 アッパーカットを振り抜いた体勢のまま固まるジョセフ。 (あ……あっれェ~~~~~? い、今……何が、起こったんじゃ……) 高々と掲げられた左手を包む手袋の中では、使い魔のルーンが鮮やかに輝いていた。 しかし手袋の中で輝いても、ジョセフ自身の目にも見えはしない。 (波紋って……こんなに強かった……かのォ~~~~~~!!?) To Be Continued →
https://w.atwiki.jp/tirunanogu/pages/239.html
No シナリオ名 内容 155 伝説の武器 I 寄り合い所で情報を集めていると、ワルキューレが伝説の武器を託すにふさわしい者を探している、という話しを聞く。英雄妖精が町の外に出てみると、ブラックドラゴンが町娘を襲っているのを見つける。町娘を助けると、町娘はワルキューレに姿を変え、「貴方にこそ相応しい」と伝説の武器を英雄妖精に託してくれる。 ▼噂話 「ルーフの長槍を扱えるのは真の英雄のみ、と聞いた事があるが、本当の所どうなんだろうか?」 「神の名前が付いた武器が、この世界の何処かにあるらしいのです。ああ、一度良いから、その武器を見てみたいものです」 「英雄物語の中で、神が使ったと語られている、伝説の槍。本当に実在しているのかな?」 ▼イベント発生 発生エリア:III 発生レベル:16 寄り合い所で情報収集すると発生 【占い師】「そなたの強さが必要とされるようじゃ。」 ▼イベント詳細 1.寄り合い所で情報収集すると伝説の武器を勇者に譲りたいと言うワルキューレの話を聞く。 2.夜中~明け方に野外〔発生した町〕周辺で女性を襲うブラックドラゴンと戦闘になる。 退却する→イベント終了 勝利する→女性はワルキューレの正体を現して英雄に『ルーフの長槍』を授けイベント完了
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7888.html
前ページ次ページ疾走する魔術師のパラベラム 第七章 ギーシュはバカだけど 0 P.V.F/[P.V.F]――《パラベラム》が精神から生み出す銃器。現時点ではエゴ・アームズとイド・アームズの二種類が確認されている。 イド・アームズ/[Id Arms]――接近戦用で口径は小さめ。主に拳銃。 エゴ・アームズ/[Ego Arms]――中・遠距離用で口径は大きい。マシンガン、ライフルなど。 1 「紹介するわ、これが私の『使い魔』よ」 体が軽い。こんな巨大な銃を持っているというのに、重さを感じないばかりか体が羽のように軽い。 力が体の奥底から湧いてくる。 《P.V.F》を展開したその瞬間から、重力をコントロールできるようになったとしか思えない。それほどまでに体が軽く、全身に力が漲っている。まるで、生まれ変わったようだ。 「『使い魔』だと? 君の使い魔は、あの植物の種じゃなかったのか!?」 ルイズが使った『錬金』に驚いて、先ほどまであれだけ騒がしかったギャラリーが今は静まり返っている。 今、口を開けるのは事態を把握しているルイズと、恐怖と驚愕でテンションが上がっているギーシュだけだ。 「種なんかじゃないわ。私の使い魔はマジック・アイテムだったの。これは、それによって手に入れた牙よ」 ルイズの言葉を聞いて、周囲がざわめいた。誰かが吹いた口笛の音が、ルイズにはやけに大きく聞こえた。 「た、たかが『ゼロ』が少し魔法を使えるようになっただけじゃないか! ・・・・・・だが、やっぱり失敗したようだな、そのトライデントのようなものには肝心の矛先がついていないじゃないか」 ギーシュはやや引きつった笑いを浮かべながら、そんなことを言った。 確かにギーシュの指差す三本の長い筒には、矛先などついていない。ただ暗い穴が開いているだけだ。 そんなギーシュの言葉を聞いて、ルイズを普段から馬鹿にしていた何人かの生徒が安心した顔をする。 彼らは今、こんな事を思っているだろう。『少し驚いたが、やっぱり失敗したのか』と。 そんな彼らの反応を見ても、ルイズが怒ることはない。無知は罪ではない。知ろうとしないことが罪なのだ。 「第一、君のような小柄な女性がそんな大きな槍を―― ガシャン、と。 そんな音がギーシュの言葉を遮った。 それはギーシュのワルキューレが壁に当たり、地面に落ちた音だ。ワルキューレは曲がり、胴の辺りを中心に引き千切れそうなほどに変形している。 「・・・・・・え?」 2 ルイズが一瞬でワルキューレとの間合いを詰め、シールド・オブ・ガンダールヴで薙ぎ払った。言葉にすればそれだけだ。それだけだが、それはあまりにも早すぎた。 ギーシュや観客の目には、まるでルイズが消えたようにも映っただろう。 圧倒的な質量を持って薙ぎ払われたルイズのシールド・オブ・ガンダールヴは、青銅製のゴーレムなどが耐えられるものではない。 「あら、もう終わり?」ルイズはからかうような微笑を浮かべ、そう呟く。 左手のルーンは輝き、ルイズに様々な情報を届けてくれる。 《パラベラム》や《P.V.F》についての膨大な知識。それはハルケギニアに生きる者の想像や思考を遥かに超えたものだ。 例えば内観還元力場。本来、《P.V.F》はとんでもない重量だ。ルイズのシールド・オブ・ガンダールヴは大口径であり《P.V.F》の中でも大きな部類に入るが、重量は約190リーブルである。 当然、ルイズのような小柄な少女が振り回せるようなものでは無い。にもかかわらずルイズが軽々と扱うことができるのは、この内観還元力場が支えてくれているからだ。 《パラベラム》が《P.V.F》を展開すると、それを中心に内観還元力場が発生。この特殊なフィールドの中では、《パラベラム》は超人的な動きができる。ルイズはこの恩恵で、ほとんど重さは感じていない。 そんなわけで。自身の腕を振るような気軽さで振るわれた190リーブルの『使い魔』はギーシュのワルキューレを容易く薙ぎ払った。 「わ、ワルキューレッ!」 ようやく思考の追いついたらしいギーシュが、慌てて杖を振る。花びらが一瞬にして六対のワルキューレに錬金された。 一体はハルバードを。一体はクレイモアを。一体はフレイルを。一体はファルシオンを。一体はクロスボウを。一体はカイト・シールドを。それぞれに手に持っている。 ギーシュはクロスボウとカイト・シールドを持ったワルキューレを、それぞれ傍に寄せ、杖を指揮棒のように振ってワルキューレを操る。 あの混乱した状況からこれだけの魔法を的確に使うことができるのは、流石は軍人の家系といったところか。魔法の手並みもドットとは思えない。 ワルキューレが大きく振りかぶり、その自身の重量を乗せたハルバードの一撃を、ルイズは容易くシールド・オブ・ガンダールヴの巨大な盾で受け止める。 金属と金属が激しくぶつかり大きな音を立てるが、ルイズは後ろに後ずさりすらしない。むしろワルキューレの方が力に耐え切れず、青銅でできたハルバードにひびが入った。 ハルバードを受け止めたルイズを挟撃する形で、当たれば必殺の威力を誇るフレイルが迫る。 だが、それも通じない。 ハルバードを持つワルキューレを強引に、ただ力任せに押し返す。ハルバードの重さとルイズの力で、バランスを保てなくなったワルキューレは仰向けに倒れた。その隙に振り向き、後ろのワルキューレをシールド・オブ・ガンダールヴを槍のように扱い、突く。 穂先は無くとも、今のルイズの力で放たれた突きは青銅の鎧を簡単に貫いた。 このままだと邪魔になるので、思いっきりもう一度振る。簡単にワルキューレは抜け、学院の壁に当たり砕け散った。同時に銃口に入っていたと思われる青銅の欠片が、遠心力で飛び出る。 飛んできたワルキューレに驚き、傍にいた生徒たちは慌てて『フライ』を使った。空中に逃げたのだ。賢明な何人かの生徒は既に浮かんでいた。 倒れたワルキューレが立ち上がる前に、シールド・オブ・ガンダールヴを振り下ろす。強化された腕力で振り下ろされた190リーブルもの重さの銃器は、ワルキューレを地面へとめり込ませた。 その衝撃に耐え切れずに、青銅でできた右の手首が千切れ飛ぶ。 足元に転がってきた手首に驚き、ギーシュが一歩後退った。 既にギーシュの顔は恐怖で強張っている。そんなギーシュの隣には、カイト・シールドを構えたワルキューレが庇うように傍に立っていた。 どうやらワルキューレでは敵わないと察し、守りを固めるつもりのようだ。クレイモアとクロスボウを構えたワルキューレも、ルイズから距 離を取りギーシュの周りに集まっている。 クロスボウから青銅の矢が放たれるが、ルイズはそれを体を軽く逸らしてかわした。 ギーシュは冷静を失っている。無意識の内に刃先は潰しているようだが、クレイモアやフレイル、ファルシオンといった武器は元々、刃の鋭さではなく刃物そのもの重量で叩き斬るための武器だ。そもそもフレイルにいたっては重さを攻撃力とする鈍器である。 おそらくギーシュに殺意は無い。これは学院で決闘だし、命をかけるほどの理由があるわけでもない。ギーシュは恐ろしかった、それだけなのだろう。 それも仕方が無い、《P.V.F》はハルケギニアの常識を超えた存在だ。 ――さてと、せっかくの銃なんだから試してみないとね。 シールド・オブ・ガンダールヴはガトリング砲と呼ばれる銃の一種だ。銃身を回転させながら給弾、装填、発射、排莢を繰り返し行うことで、連続射撃を可能にする。 ハルケギニアにおいては決して存在してはならない技術だ。こんなものがあれば、世界が引っくり返る。 だが今、ルイズが手にするシールド・オブ・ガンダールヴはその一丁だ。ルイズもルーンを通してか、どういう扱いをすればいいのかはわかるが、今一つ実感が持てなかった。 だがやはり、一度は試してみるべきだろう。やり方は自然と頭に浮かんでくる。 左手に弾丸の入ったマガジンを想像する。 「『錬金』」足元から小石を一つ、拾い上げスペルを読み上げた。 シールド・オブ・ガンダールヴを展開した時と同じように、左手に光の粒子が集まりマガジンを形成。驚くほど簡単だ。ルイズの左手に、一瞬にしてマガジンが現れる。 「なッ!?」 ギーシュはあからさまに狼狽した。まぁ、無理も無いが。 ルイズの作り出したのは円筒型の巨大なドラムマガジン。見た目は金属で出来た樽を思わせる。シールド・オブ・ガンダールヴと同じ鮮やかな青色だ。ワルキューレを相手取るので、中身は対物用にしておく。 ドラムマガジンはルイズの小さな手でも扱いやすいように、指をかけられるようになっていた。重さもほとんど感じない。 「いいモノを見せてあげるわ、ギーシュ」 流れるような動作で、シールド・オブ・ガンダールヴにドラムマガジンを装填。ガシャッという小気味のいい音がして、正しくセットされたことを教えてくれる。 チャージングレバーを引き、薬室に初弾を装填。銃本体のセレクターレバーの『Semi』を選び、『Sefe』から切り替える。『Sefe』はセーフティのこと。安全装置である。『Semi』はセミオート、つまり単発射撃だ。『Full』と『S・S』は今は必要ない。 サイトをクレイモアを構えたワルキューレに合わせ、ルイズは引き金を引いた。 轟音と共に超高速の弾丸は放たれ、ワルキューレの装甲を食い破る。後ろに大きく吹き飛ばれたワルキューレは、弾丸により学院の壁に縫い付けられた。 放たれた弾丸は、弾丸としては異常に長く、太い。本来は投擲用の槍、ジャベリンだ。青白く輝くそれは、ワルキューレの青銅の鎧を紙切れのように貫き砕く。 三本の銃身は咆哮を上げながら、高速で回転し次々とジャベリンと空薬莢を吐き出していく。《P.V.F》特有の青白いマズルフラッシュが、ルイズの顔を青く照らした。 そのまま射線をずらし、隣のクロスボウを構えたワルキューレを蜂の巣にする。そして、ギーシュを守るカイト・シールドを持ったワルキューレも同様に。 弾丸が発射される度に、ルイズに反動が伝わる。内観還元力場が働いているので、ルイズの小さな体でも簡単に押さえ込めた。手ブレもほとんど起こさない。 引き金を引く度に響くダダッ、ダダダダッという不規則な爆音が気持ちよかった。 ライフリングによって回転を加えられたジャベリンは、凄まじい勢いでルイズの狙った場所に大きな穴を開けていった。 ワルキューレは一瞬にして吹き飛び、ギーシュも巻き込んで後ろへ倒れこんだ。衝撃でばら撒かれた青銅の破片が、まるで臓腑のように見えた。 何本ものジャベリンを受けたワルキューレたちはもう、ただの青銅のガラクタになっている。圧倒的な火力の前には、青銅製の装甲など無意味だ。 三体のワルキューレは全て破壊され、ギーシュのワルキューレはこれで全滅した。 銃声が聞こえてから、ほんの一瞬の出来事だった。 シールド・オブ・ガンダールヴの空薬莢が地面の上を数回跳ねたあと、光の粒子になって粉々になり消えていく。 広場には再び、沈黙が下りた。聞こえるのは、シールド・オブ・ガンダールヴの唸り声にも似た駆動音だけだ。 3 ――なんなんだ、アレは!? ギーシュは混乱していた。 ルイズが『錬金』を唱えたかと思ったら、強大な何かがルイズの右手に現れた。大きさだけなら、ワルキューレと同じくらいだろうか。 鮮やか青と黒、そしてルイズの髪の色と同じ桃色の光が漏れるそれは美しかった。ドットとはいえ土メイジだ。アレがどれほど素晴らしいかくらい、見ればわかる。細かな造形、力強さを感じさせる質感、美術品のような装飾。ギーシュには、そのどれもが遠く及ばない。 決闘の始めに作り出したワルキューレは一瞬で破壊された。 慌てて様々な武器で武装したワルキューレも作り出したが、それも剣舞のような動作で次々と破壊された。 青銅の重さを乗せたハルバードの一撃は簡単に防がれ、挟撃を仕掛けたワルキューレも呆気無く破壊された。 足元に転がってきたワルキューレの手首を見て、頭の中が恐怖に染まる。 ――怖い! ギーシュは怖かった。ルイズが『使い魔』と呼んだそれは、ギーシュの理解の範疇の外にいる。何もかもが常識外れだ。 あの槍らしきもので貫かれれば、ギーシュの体には巨大な穴が開くだろう。あの巨大な盾で、叩かれれば身体中の骨が根こそぎ砕けるだろう。 知らなかった。 無知だった。 自分よりも強いものというのは、こんなにも恐ろしいのか。 ほとんど期待はしていなかったが、矢を放つがあっさりとかわされた。もうどうしていいのか、なんてわからない。 ルイズが突然、屈み込んで足元から何かを拾う。何をする気だ、と疑問に思った瞬間。 「『錬金』」 「なッ!?」 まただ。閃光が弾けた次の瞬間には、ルイズの手には大きな金属製の円筒型の何かが握られていた。見た目はなんだか樽か、大きなチーズに似ている。 「いいモノを見せてあげるわ、ギーシュ」 ルイズそんなことを言って、手に持った円筒を『使い魔』に取り付ける。一瞬で取り付けられたので、どうなっているのかまったく理解できない。 だが驚くのは早すぎた。 ルイズが『使い魔』をクレイモアを構えたワルキューレに、その矛先を向ける。 次の瞬間、ギーシュが今まで生きてきた中で聞いたことも無いような巨大な音が、耳に飛び込んできた。 筋肉が強張り、歯の根が震える。ルイズの『使い魔』が回転しているのが、かすかにわかった。 気がつけば、さっきまで隣に立たせていた盾を構えたワルキューレがギーシュの上に倒れていた。 青銅製のワルキューレはかなりの重量だ。ギーシュの腕力では動かすことができない。杖を振っても、間接が破壊されているのか、立ち上がることができない。 かろうじて動く首を必死に動かし、周りを見渡すと立っていた場所からはずいぶんと離れた場所にワルキューレの残骸が見えた。 巨大な穴がいくつも穿たれ、何本もの青白いジャベリンが刺さっている。何だか、冗談のような光景だった。 何が起こったのかはわからない。だがワルキューレは全滅。無理に武器まで錬金したせいで魔力は空だ。 ザリッと、土を踏む音がした。 わかっている。これはルイズが一歩近づいた音だ。 ザリッと、土を踏む音がした。 ――どうして、こうなった? 僕はただ、なんとか場を誤魔化そうとしただけなのに。 ザリッと、土を踏む音がした。 ――そもそもなんで、ルイズはあの場面で割り込んできた? 日頃の恨みか? ザリッと。ザリッと。ザリッと。土を踏む音が止まった。 ワルキューレでほとんど塞がった視界の端に、ルイズの足が見えた。そしてあの青い『使い魔』も。 風を切る音が聞こえ、ギーシュの上に乗っていたワルキューレが吹き飛んだ。たぶんルイズが『使い魔』でどかしたのだろう。 「私の勝ちね、ギーシュ?」 可愛らしい仕草で首を傾げて訊ねているが、右手の『使い魔』はしっかり構えられていた。たぶんバリスタのようなものなのだろう。 矛先などついていないはずだ。ここからあの美しいジャベリンが打ち出されるのだから。 あのジャベリンなら、苦しむ事無く死ねるだろう。やっぱり痛いのは嫌だ。 体が震えるのが止まらない。怖くて、怖くてたまらない。 『命を惜しむな、名を惜しめ』――とはグラモン家の家訓。 だが、それがどうした。いざとなれば、この様じゃないか。 自分でも滑稽に思うが、震えは止まらない。 ――嫌だ。 死ぬのは嫌だ。死ぬのは怖い。 それでも逃げたくなかった。本当は逃げたかった。 命乞いはしない。それはルイズに失礼だ。これは『決闘』なのだから。 ギーシュは目を閉じた。自分の命を奪うだろうルイズの姿を見ているのが怖かったから。 怖くて、怖くて、仕方が無い。 たくさんの観客がいたが、誰も口を開くことができない。静かな広場で、ギーシュはその時を震えながら待った。 「ギーシュ!」 最後に聞いた時と同じで、涙で震えた悲痛な声がギーシュに聞こえた。大好きなモンモランシーの声。 心配してくれたのかもしれない。 少し、嬉しかった。 4 「えいっ」 ピシリッと、小気味のいい音がした。 「へ?」 目を開けると、左手を突き出したルイズが見えた。額がヒリヒリする。 デコピン、だ。 「これでわかった?」 「な、何がだい? というか僕を殺さないのか?」 ――訳が分からない。ルイズは僕を殺せたはずだ。 「はぁ? 何言ってんの、ギーシュ?」 心底不思議そうに首を傾げるルイズ。そんな様子を見てますますギーシュは混乱する。 「え、ええ? ちょ、ちょっと、どういう事なんだい? 頼むから、分かるように説明してくれよ」 「どういうことって・・・・・・あんたは約束を守りなさいよ。なんで殺さなきゃならないのよ」 約束。確かにルイズと決闘をする前に一つ、約束をしていた。 『私がこの決闘に勝ったら、三人の女性に謝罪しなさい』、それがルイズの取り付けた一つの約束だった。 「わかった、ケティにもモンモランシーにも謝罪する」 せめて目は逸らさずにそう言うのは、見栄かもしれない。 「もちろん、君にも謝罪するよ。すまなかった。ルイズ、君は『ゼロ』などではない。今まで馬鹿にして悪かった」 「バカ、私に謝ってどうするのよ」 肩をがっくりと落としてルイズは「はぁ」とため息混じりにそんなことを言った。 ギーシュはルイズの反応が理解できない。 「全く、私が何の為に戦ったと思ってるのよ?」 「それは・・・・・・もちろん名誉の為だろう?」 ギーシュはルイズを『平民』と呼んだ。それは許されがたい侮辱だ。魔法を使えない『ゼロ』だと馬鹿にしていた。 「違うわよ、私は守るために戦ったの。いい? あんたが謝るべきなのは三人。あのケティ、だっけ? その一年生。あんたが裏切ったモンモランシー。そして、あんたが侮辱したシエスタ」 「シエスタ?」 ――誰だ? 『そういう関係』、もしくはケティのような準備段階の女性には心当たりが無い。第一、今ここで名前を出す意味がない。 そもそもその女性がギーシュにどう関係があるというのだ。 「あんたが責め立てたメイドよ」 一瞬、思考が停止する。 ルイズの言っている事が本当ならば、この騒ぎは一人の平民の為に起こしたというのか。 平民の為に、禁じられている決闘を行い、矢面に立ち、ワルキューレに立ち向かったのか。 「ギーシュ、私にこのシールド・オブ・ガンダールヴを向けられて、どう思った?」 「・・・・・・怖かったよ。自分の力の及ばないものが、こんなにも怖いなんて知らなかった」 もちろん思い出せる。あの戦慄も、恐怖も手に取るように思い出せる。汗で濡れたシャツが、やけに冷たく感じた。 「模範的回答ね。次の質問よ。もしも、貴族に杖を向けられた時、平民はどんな風に感じると思う?」 ここまで言われればギーシュにでもわかる。答えはたった一つ。 「怖い、だろうね」 「ええ・・・・・・きっと、怖いでしょうね」 ルイズが軽く手を振ると、右手の『使い魔』は光の粒子を周囲に散らしつつ、一瞬でバラバラになり、やがて煙のように完全に掻き消える。ルイズの右手には杖だけが残った。ルイズは杖を収めながらギーシュに問いかける。 「ギーシュ、あんたはシエスタに杖を向けたわ。シエスタには何の非も無いにも関わらずにね。あんたは貴族の誇りをシエスタに向けたのよ。ギーシュ・ド・グラモン」 ルイズはそこで言葉を区切り、一言ずつを噛み締めるように言葉を紡ぐ。 「『力』は・・・・・・貴族の誇りである杖は、守る為にある。傷つける為では無いわ。私の目指す『貴族』はそんなものでは、決して無い! だから大切な人が傷つこうというのならば、私は守る為に戦うわ! それが『力』を持つ者の義務であり、責任よ。・・・・・・貴方はどう思う? 『貴族』を、『力』を、『誇り』を、貴方はどう思う? 『青銅』のギーシュ、ギーシュ・ド・グラモン。考えるのは貴方で、答えを出すのも貴方よ」 ルイズがギーシュの目を見つめ、そう聞いた。その視線はどこまでも真っ直ぐで、美しかった。 「・・・・・・決まっている」 ――ああ、そうだ。考えるまでもないじゃないか。 幼い頃に見た父の背中。その姿は今でも目に焼きついている。 国を、民を、家族を守る男の背中は大きく格好良かった。 「僕は・・・・・・僕は誰かを守れる貴族になりたい。手に届く範囲なんてことは言わない。大切な全てを守る、そんな貴族を僕は目指そう」 ルイズの顔をしっかりと見据え、そう言った。それは宣言であり、誓いでもあった。 夢物語かもしれない。尻の青い子供の理想論かもしれない。だが、だがしかし。 その理想を追い求めずして、どうして理想に近づけるというのだ。 「なんだ。いい顔もできるじゃない、ギーシュ」 ルイズはそう言ってルイズは微笑んだ。 「ミス・シエスタ!」 今まで静観していた観客に向かって、大声を張り上げる。 ギーシュはバカだが、愚かではない。そして、自分のしたことを認めないほどの恥知らずでも無かった。 「は、ハイ!」 人混みが二つに分かれ、一人の黒髪のメイドに視線が集まる。 食堂で注目を集めていたシエスタだ。その目立つ黒髪は何人もの人間の記憶に残っていたのだろう。 「今回の件は完全に僕に非がある。僕は自分の不都合を誤魔化す為に、君を傷つけようとした。それは決してあってはならないことだ」 ギーシュには、ルイズが食堂で関わりを持とうとした理由がわからなかった。だが今ならばわかる。 ルイズは、この目の前の少女を守ろうとしたのだ。 「本当にすまなかった! 許してくれ、とは言わない。だが、二度とあんなことを起こさないとグラモン家の名に誓おう!」 ギーシュは勢い良く頭を下げた。 貴族が平民に謝罪するなど、本来は有り得ない。だがそれでも、ギーシュは頭を下げた。貴族だろうと平民だろうと悪ければ頭を下げる。 それは建前や面子云々を抜きにして、正しいことだと感じた。そんなことも分かっていなかった。 「そ、そんな! 頭を上げてください、ミスタ・グラモン! 私のような平民に頭を下げるなど・・・・・・」 恐縮して、慌てた様子のシエスタが頭を上げるように促すが、ギーシュは頭を上げようとしない。 そんなギーシュの様子を見て、観客たちは信じられないものを見たような顔をしている。 「いや、これは僕なりのケジメだ! 僕は君に杖を向けた。君を力でねじ伏せようとしたんだ。それはどんな理由であれ、許されるものではない!」 ギーシュにだって誇りはある。自分でその誇りを蔑ろにするところだった。 ルイズが、『ゼロ』と呼ばれてもなお誇り高くあろうとした一人の『貴族』が、ギーシュにそれを気づかせてくれた。 「・・・・・・ありがとうございます。いえ、これは違いますね。こう言うべきでしょう、私は貴方を『許します』、ミスタ・グラモン」 「しかし、僕は君に杖を向けた。傷つけようとしたんだ」 あそこでルイズが止めなければどうなっていただろうか。ギーシュにもそれはわからない。わからないが、ロクな事にならなかったのは確かだ。 「私たちは平民です。あんな事は多くは無いですけど、珍しくもないんです。私は幸運にもミス・ヴァリエールに助けられました。だからもう、いいんです」そう言ってシエスタは儚げに微笑む。 ――情けない。 シエスタの言った通り、こういった事は珍しくは無い。『貴族』が『平民』を、『力』で押さえつける。実に有り触れた、悲劇にもならないただの日常だ。 その事実にギーシュは腹が立つ。そしてほんの少し前まで、ギーシュ自身も『そんな貴族』だった。 そして目の前の少女に、こんな笑顔を浮かべさせたのは自分なのだ。 「・・・・・・すまない」 だが今のギーシュには歯を食いしばり、ただ頭を下げることしかできない。 そんな自分が悔しかったし、情けなかった。 5 「少しは目も覚めたようね。ちょっと見直したわ」 「ああ・・・・・・目を開かせてくれたのは君だよ。ミス・ヴァリエール、ありがとう」 ルイズは魔法が使えなかった。もしもギーシュが魔法を使えなかったら、ここまで気高く在れただろうか。 ギーシュの感謝を聞き、ルイズはしばらく呆気に取られていたが、頬を掻きながらこう呟いた。 「・・・・・・私は別に何もしてないわよ」 それは、誰が聞いてもわかる照れ隠しだった。 「そ、それじゃ片付けて、先生への言い訳を考えましょう。食事の後の体操にしては少々やりすぎたわ」 広場は散々な様子だ。ワルキューレの残骸に、ルイズのジャベリン。まさに嵐が通ったような有様だった。 「その前にルイズ。君に一つ、頼みがある」 「なによ?」 これだけは済ましておかなければならないと思うのだ。 「僕を殴ってくれ、ルイズ。決闘はまだ終わっていない。僕はまだ『参った』とも言っていないし、杖を持ったままだ。・・・・・・それに」 「それに?」ルイズは首を傾げる。 「自分で、自分を殴るのは難しいからね」そして。 ――そして、僕は殴られでもしないと目が覚めないだろう。 痛みを伴わない教訓には、意味が無いのだ。 「本当にいいの?」念を押すように、ルイズが確認する。 「ああ、遠慮は要らない。思いっきりやってくれ」 ギーシュがそう言い終わった瞬間。躊躇い無くルイズは、右の拳で思いっきりギーシュをぶん殴った。女生徒から短い悲鳴が上がる。 ギーシュは足に力を入れ、その場に踏み止まった。本当に遠慮無しのいい拳だった。 殴られたのは初めてではない。父に殴られた事も何度もある。幼い頃に粗相をすれば母に打たれた。兄たちと殴り合いの喧嘩だってした。力なら、父や兄の方が強い。 「・・・・・・痛いな」 だけど今までで一番痛く、最も心に響いた。 「あんた、やっぱバカね」 そんな呆れたルイズの声も今はなんだか嬉しかった。 「ああ、自分でもそう思う。でも、これでようやく気持ちよく言えるよ。『参った』、決闘は君の勝ちだ」 腫れた頬を手で確かめ、観客に向かって堂々と宣言する。これぐらいの見栄は張りたい。 「諸君! 今回の件、全ての非はこの僕にある! ミス・ヴァリエールは決闘に勝利し、自身の正しさを証明した! この結果に文句のあるものは、この『青銅』のギーシュが相手になろう!」 そこまで言い切った後でギーシュはふらついた。観客から飛び出てきたモンモランシーが慌てて支えてくれる。 魔力切れ、だ。限界の七体のワルキューレを作ったうえに、無理をして武器まで作ったのだ。もう精神力は空っぽだった。 「ギーシュのバカー!」とか「心配かけて!」とか「なんですぐに降参しないのよ!」だとか。散々文句を言われた。 モンモランシーに支えられ、医務室に向かう前にルイズに声をかけられた。 その言葉を聞いて、ギーシュは呆気に取られる。 ――まったく・・・・・・反則だよ。 何かと思えば、ルイズはこんなことを言ったのだった。 『ギーシュ、あんたはバカだけど、謝った時の顔はちょっと格好良かったわよ?』 そう言って微笑むのだ。ルイズに決闘で勝てなかった理由をギーシュは思い知った気がした。 ギーシュの顔にも自然と微笑みが浮かぶ。腫れた頬が痛かった。 前ページ次ページ疾走する魔術師のパラベラム トップページへ戻る
https://w.atwiki.jp/ryonanist/pages/195.html
Aパート ワルキューレ・ツヴァイト 194話から継続してジークのフィールドに留まっていた。 海馬が特殊召喚した青眼の白龍に攻撃されるものの、装備していたユニオンモンスターのフォーチュン・チャリオットから飛び退く事で戦闘破壊はされなかった。 しかしフォーチュン・チャリオットから飛び退く際に喘ぎ声のような声を漏らしている。 ジークが使用したワルキューレの中では唯一戦闘破壊されていないにも関わらず、喘ぎ声を上げた回数はワルキューレの中で最大の2回。 たった4回の出番で、しかも戦闘破壊された訳でもないのにそれだけ喘いでいた事を考えると、もっと出番さえあればBMG並の優秀なリョナ要員になっていた可能性が。 「うぅっ…」 「うぁっ!」 Bパート ワルキューレ・ブリュンヒルデ ジークが召喚し他チートカードとの組み合わせにより猛威を奮っていたが、混沌帝龍-終焉の使者-の効果で焼き払われる。しかしその際に悲鳴やリアクションは一切なかった。 後に終幕の光の効果で再度召喚され、次のターンで青眼の白龍に爆殺されるもやはり悲鳴やリアクションは一切なし。 「1度のデュエルで2度破壊される女性モンスター」というリョナニストにはたまらない扱いなのだが、どこか惜しい。
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/1933.html
マジックカード発動、Walkuren Ritt(ワルキューレンリット)! このカードは、手札にある全てのワルキューレを特殊召喚できる。 降臨せよ、戦いの乙女達よ! いまさら後悔しても遅いのだよ。 見るがいい、ワルキューレ・ツヴァイトの特殊効果発動。 このモンスターが召喚された時、相手モンスターを1体破壊する。 そしてワルキューレ・アルテストの特殊効果発動。 相手モンスターを1体ゲームから除外することで―ああ、無論今のサイコショッカーのことだ―このターン、そのモンスターの攻撃力で攻撃することができる モンスターの死を嘆いている暇は無い。 ワルキューレ・アルテスト、相手プレイヤーにダイレクトアタック さらに、ワルキューレ・ツヴァイト3体のダイレクトアタック! だから言ったのだ、私の相手にはならないと 馬鹿な、ライフが残っているはずは ふん、無意味な抵抗だ。 私はリバースカードを1枚伏せて、ターンエンド Walkuren Rittで特殊召喚したワルキューレ達は、ターン終了後全てデッキに戻る しばしの休息を取るがいい。ワルキューレ達よ ふん 海馬なら、この程度の仕掛けは排除できて当然だろうな。 しかし私を見つけられるかな ではトラップカードを発動しよう。フリッカの仲裁 このカードは、墓地にあるヴォーダンの裁きをゲームから取り除くことで、このターンの戦闘ダメージを無効にする これ以上私に触れることは許さない 私のターン・・・フフ、私は運命にさえ愛されている・・・フフフフフ・・・ 私は手札からマジックカード発動、ニーベルングの財宝。 このカードの効果はデッキからニーベルングの指輪のカードを相手フィールドに置く事で、 相手モンスターにニーベルングの指輪を装備させる。 さらにカードを5枚ドロー、そして手札よりマジックカードを発動する。 運命を司りし三姉妹の女神たちよ・・・過去と現在、未来の糸を紡げ・・・ ノルンの三姉妹よ、降臨せよ。 永続魔法、女神ウルダの裁断。女神ヴェルダンディの導き。女神スクルドの託宣。 未来を司る女神スクルドよ、きたるべき未来を私に示せ。 この効果はワンターンに一度、相手のデッキの上から3枚を見て順序を入れ替えることができる。 ほう、ではその3枚の順番を入れ替える。2番目のカードを一番上に置け。 続いて現在を司る女神ヴェルダンディよ。 この効果はワンターンに一度相手デッキの一番上のカードの種類を言い当て、 それが正解だった場合、そのカードはフィールドに強制的にセットされる。 お前のデッキの一番上にあるのはモンスターカードだ モンスターは裏守備表示で召喚される そして過去を司るウルドよ、私に愚かしき者の姿を示せ。 この効果はワンターンに一度、相手のリバースカード言い当てる。 正解した場合、そのカードはゲームから除外される そのリバースカード・・・(指パチン)パンサーウォリアー ヴァルハラへと旅立つがいい 私のターンは終了だ。どうした、神の前で自分の愚かさを悟ったか この瞬間、ニーベルングの指輪発動 そのカードを装備したモンスターは、プレイヤーのコントロールを受け付けなくなるが、 ドローフェイズには2枚のカードを引くことができる フフ・・・そう思うか フフフフ・・・ お前は神の呪いを受けた。もはや逃れることは出来ない ニーベルングの指輪の効果、今ドローしたカードにモンスターカードがあれば、 1枚は捨てなければならないのだよ 女神スクルドが未来を見通している、お前のカードの1枚はモンスターカード、ナイト・オブ・ブラックドラゴンだ。 さあ、墓地へと葬るがいい
https://w.atwiki.jp/yu-gianime/pages/163.html
通常魔法 ①:手札から「ワルキューレ」モンスターを可能な限り特殊召喚する。 発動ターンのエンドフェイズ時、この効果で特殊召喚したモンスターを 全て持ち主のデッキに戻す。 DM第189話「熱闘!レベッカVSヴィヴィアン」で登場。 ジーク・ロイドが使用。 ワルキューレ達を召喚し、 羽蛾と竜崎を一瞬で同時に葬った。 読みは「ワルキューレン・リット」
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/17163.html
時の女神の悪戯(OCG) 速攻魔法 このカードはチェーン発動できず、このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。 (1):自分フィールドのモンスターが「ワルキューレ」モンスターのみの場合、自分バトルフェイズ終了時に発動できる。 このカードを墓地へ送る。 次の自分ターンのバトルフェイズ開始時までターンをスキップする。 そのターンの終了時まで自分は「時の女神の悪戯」を発動できない。 スキップ ワルキューレ補助 魔法 同名カード 時の女神の悪戯(アニメ) 関連カード ワルキューレ・アルテスト(OCG) Walkuren Ritt(OCG)
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/3310.html
【元ネタ】北欧神話 【CLASS】ランサー 【真名】スクルド 【異名・別名・表記揺れ】"未来"、"なすべきこと" 【性別】女性 【身長・体重】154cm・42kg 【肌色】機械じみた白【髪色】白にたまに赤、青、緑が混じる【瞳色】赤、青、緑 【外見・容姿】やや幼げな表情をした白い少女。この星には存在しない、特殊な礼装を纏う。 【属性】中立・善 【ステータス】筋力:B+ 耐久:B+ 敏捷:A++ 魔力:A+ 幸運:A+ 宝具: A++ 【クラス別スキル】 対魔力 A+ 魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。 特殊な礼装とルーンによって大抵の魔術は無効化される。 神性 A+ その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。 【固有スキル】 極光礼装 A+ ワルキューレたちが持つ白鳥礼装と似て非なるもの。 光の三原色に染まった異質な礼装であり、虹色の翼により、大気圏を突破するほどの出力を出すことも可能。 原初のルーン 北欧の魔術刻印・ルーン。ここで言うルーンとは、現代の魔術師たちが使用するそれとは異なり、神代の威力を有する原初のルーン―――北欧のオーディンによって世界に見出されたモノである。 星の紋章 EX スクルドの体に刻まれた独特の紋様。 紋を通じて魔力を消費することで、瞬間的に任意の身体部位の能力を向上させることが可能。魔力放出スキルほどの爆発的な上昇幅はないが、魔力消費が少なく燃費が良い。 更に、直感スキルの効果も兼ね備えた特殊スキルでもある 運命の機織り A++ 他のワルキューレのスキルと同質だが、それとは隔絶した効果を持つ。 ノルン...運命を司る者としての未来操作、未来視能力を持つ。 ごく僅かな可能性を100%に近い値に変化させ、99%確実な事象を限りなく0に近づけることすら可能なチートスキル。 ...しかし、数多の運命が交錯する特異点、異聞帯とカルデアではランクが大きく下がる。 副次効果として因果逆転、運命干渉などの攻撃に対して極めて高い耐性を持つ。 【宝具】 『終末幻想・巨神降臨(ラグナロク・ヨトゥンヘイム)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:200人 全てのワルキューレのプロトタイプであるが故に得たスキル。自身の霊基を複数のワルキューレに分裂。手数で相手を圧倒する。 単体の質を考慮すると三体に分裂するのが最も効率が良く、姉を象った赤、緑そして青髪のワルキューレに分裂することが多い。 『極光の虹、軍神の槍(アウロラゲイル・フォトンレイ)』 ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:900人 空中に魔法陣を展開、軍神と接続し、その力の一端である旭光を魔法陣より敵に照射する。神の権能であるだけに破壊力・規模共に破格だが、神の光を制御する為の消耗と負荷は相応に大きく無闇に何度も使える宝具ではない。 【Weapon】軍神の槍(アウロラゲイル) 【解説】 北欧神話に登場する運命の女神、ノルンたち(ノルニル)の一柱で、三姉妹の三女。その名前は「債務」「義務」または「未来」を意味する。 巨人にして、三人の運命の女神の一柱にして、更に戦乙女であると語られる存在。 巨人としては、既に巨人を駆逐し終えたと思っていた神々の世界に突如現れ、アースガルズの黄金時代に終止符を打った存在。 運命の女神としては、人と神の運命を強力に手繰り、また、世界樹が枯れるのを阻止するためにその根にウルズの泉の水をかけてニーズヘッグの毒を浄化する存在。 戦乙女としてはその先頭に立ち空を駆けたり、二名のワルキューレを引き連れ戦場の魂の選別を行ったり、オーディンの杯に直接酒を注いだり、など、かなり高位の存在として描かれる。 ーーーかつて、星の聖剣により砕かれた「巨人」の破片。それは偶然にも世界樹の根元、叡智の海へと落ちた。 長い、永い年月をかけて破片は"この星の理"に浄化されていった。 そうして破片は三柱の女神に変生した。 過去のウルド、現在のヴェルザンディ、そして遊星の因子を最も強く受け継いだ未来のスクルドである。 ...そして彼女を泉に沈みし瞳より見つめていた大神はこういった。 『儂と共に、来るべき時へ備えてはみないか?』 神々の終焉、未来を憂いた無垢なる巨神はそれに答え、その後自身の因子からワルキューレが作り出されることとなる。 【人物像】 物静かな少女、のようで意外にも活発。ワルキューレのようで、ワルキューレでない、少しワルキューレ。 より良い未来を選び取るためにマスターへ協力を惜しまない。 【セリフ例】 「運命転換(ノルニルエフェクト)。軍神との接続開始。発射まで、二秒。より良い未来の為、ただなすべきことをなすのみ。宙穿つは極光の星。『極光の虹、軍神の槍(アウロラゲイル・フォトン・レイ)』!」
https://w.atwiki.jp/uta_macross/pages/23.html
お知らせ 当wikiは下記に引越し致します。近々こちら側のwikiは閉鎖いたします。 http //infobureau.work/wiki/uta_macross/ 歌姫 衣装 効果 特別演出の有る曲 ミンメイ リメンバーラブ - 愛・おぼえていますか ミンメイ 娘々チャイナ 全ステータス2%UP - ミンメイ ポルカドット ライフ10%UP 私の彼はパイロット (Part Ⅰ) ミンメイ ブルーガーデン チャーム10%UP シルバームーン・レッドムーン ミンメイ トリコロール ソウル10%UP 0-G Love ミンメイ フローラル サポート10%UP やさしさSAYONARA ミンメイ コズミックリリィ 命属性プレートの全ステータス3%UP マクロス ミンメイ プルメリア・リップル 星属性プレートの全ステータス3%UP SUNSET BEACH ミンメイ ノスタルジア トータル&ライフ3%アップ ランナー -リンミンメイ・バージョン- バサラ ファイアーライブ - - バサラ エクスプロージョンロック 全ステータス2%UP DYNAMITE EXPLOSION バサラ クロスオーバーファイアー ソウル10%UP HOLY LONELY LIGHT [Duet Version] バサラ ロンリーウォーカー 星属性プレートの全ステータス3%UP SUBMARINE STREET バサラ シャドウフレイム トータル3%UP SEVENTH MOON バサラ ハウリングムーン トータル&サポート3%アップ ジリティック♡BEGINNER ミレーヌ ボンバーライブ - - ミレーヌ ダイナマイトロック 全ステータス2%UP 突撃ラブハート [Duet Version] ミレーヌ クロスオーバーガール ライフ10%UP HOLY LONELY LIGHT [Duet Version] ミレーヌ イノセントブルーム チャーム10%UP PLANET DANCE ミレーヌ スパークルフレイム 星属性プレートの全ステータス3%UP SEVENTH MOON ミレーヌ トゥインクルマジック ボイス10%UP 虹いろ・クマクマ ミレーヌ キューティー・マリン 愛属性プレートの全ステータス3%UP 突撃ラブハート [Duet Version](UL) ランカ 聖マリア学園制服 - - ランカ スターリットラブリー 全ステータス2%UP 星間飛行・私の彼はパイロット・ライオン(両方) ランカ ウィッシュ・オブ・ヴァルキュリア トータル3%UP サヨナラノツバサ〜the end of triangle ランカ パンプキンウィッチ ボイス10%UP ニンジーン Loves you yeah! ランカ ゴールドフィッシュテール チャーム10%UP 星間飛行 ランカ ピンキープティ 命属性プレートの全ステータス3%UP そうだよ。 ランカ トゥインクルマジック ソウル10%UP 虹いろ・クマクマ ランカ スカイブルー・ステラ ソウルチャーム6%UP dシュディスタb ランカ ランカ・ブロッサム ライフ10%UP 虹いろ・クマクマ ランカ チアフルエメラルド 愛属性プレートの全ステータス3%UP トライアングラー(fight on stage)(UL) ランカ ジョリーローズ ボイスチャーム6%UP Get in on ~光速クライmax ランカ クロスオーバースター ボイス10%UP ライオン(UL) ランカ フラッフィー・ステラ トータル&ライフ3%UP ランカと Brand New Peach ランカ トラヴァイユ・エクラ チャーム10%UP Good job! シェリル オフショルダー - - シェリル ブルーボンテージ 全ステータス2%UP 射手座☆午後九時Don t be late シェリル カウントベイビー ソウル10%UP - シェリル シャイン・オブ・ヴァルキュリア トータル3%UP サヨナラノツバサ〜the end of triangle シェリル ピンクハイビスカス 愛属性プレートの全ステータス3%UP ギラギラサマー(^ω^)ノ シェリル アムールアメール ソウルボイス6%UP pink monsoon シェリル コーラルレッド・ステラ ソウルチャーム6%UP dシュディスタb シェリル レーヌ・デ・エピヌス ボイスチャーム6%UP Get in on ~光速クライmax シェリル ピンキーナース 命属性プレートの全ステータス3%UP 禁断のエリクシア シェリル パープルギャラクシー ライフ10%UP ライオン(両方) シェリル チアフルルビー サポート10%UP トライアングラー(fight on stage)(UL) シェリル クロスオーバームーン ボイス10%UP ライオン(UL) シェリル ヴェスタ・ゴージャス トータル&ライフ3%UP ゴ~~ジャス シェリル トラヴァイユ・クール チャーム10%UP Good job! シェリル シュガーベリーベイビー ライフ10%UP What bout my star? シェリル クリムゾンスカーレットクイーン ソウル10%UP フレイア ワルキューレ・ユニフォーム - - フレイア シュトラール 全ステータス2%UP - フレイア ロートケープヒェン ライフ10%UP - フレイア ブラウ・ブルーメ ソウル10%UP 不確定性☆COSMIC MOVEMENT・僕らの戦場 フレイア フォーア・シュトース ソウルチャーム6%UP ワルキューレがとまらない フレイア ヒュプシュ・クヴァレ 愛属性プレートの全ステータス3%UP ルンがピカッと光ったら フレイア エーアステ・リーベ チャーム10%UP God Bless You フレイア レゾナンツ トータル3%UP 一度だけの恋なら(UL)・絶対零度θノヴァティック 美雲 ワルキューレ・ユニフォーム - - 美雲 シュトラール 全ステータス2%UP ライオン・いけないボーダーライン・恋! ハレイション THE WAR 美雲 フェアクライドゥング ソウル10%UP ワルキューレは裏切らない 美雲 エーデル・シュヴァン サポート10%UP Walküre Attack! 美雲 モーントシャイン トータル3%UP pink monsoon 美雲 ライデンシャフト チャーム10%UP ワルキューレがとまらない 美雲 レゾナンツ 命属性プレートの全ステータス3%UP 一度だけの恋なら(UL)・絶対零度θノヴァティック 美雲 フェアボーテネ ソウルチャーム6%UP ワルキューレは裏切らない 美雲 アーベントシャイン pink monsoon カナメ ワルキューレ・ユニフォーム - - カナメ シュトラール 全ステータス2%UP AXIA~ダイスキでダイキライ~・ライオン カナメ ブラウ・ブルーメ チャーム10%UP 不確定性☆COSMIC MOVEMENT カナメ シュヴァルツェ・フリューリング 愛属性プレートの全ステータス3%UP おにゃの子☆girl カナメ ブリッツ・ブラウト ボイスチャーム6%UP 涙目爆発音 カナメ ミルヒシュトラーセ ソウル10%UP 恋! ハレイション THE WAR カナメ マリーゴールド ソウルチャーム6%UP ワルキューレは裏切らない カナメ レゾナンツ トータル&ライフ3%アップ 一度だけの恋なら(UL)絶対零度θノヴァティック・GIRAFFE BLUES ~Kaname Solo Requiem~ マキナ ワルキューレ・ユニフォーム - - マキナ シュトラール 全ステータス2%UP - マキナ パステルサマー 星属性プレートの全ステータス3%UP ジリティック♡BEGINNER マキナ スイート・ベル チャーム10%UP 星間イヴ (星間飛行 christmas ver.) マキナ シュヴァルツェ・カッツェ 愛属性プレートの全ステータス3%UP おにゃの子☆girl マキナ レゾナンツ ソウル10%UP 一度だけの恋なら(UL) ・絶対零度θノヴァティック マキナ ビオレ・ゴージャス トータル&ライフ3%UP ゴ~~ジャス マキナ スイートリリス トータル&サポート3%アップ ジリティック♡BEGINNER(UL) レイナ ワルキューレ・ユニフォーム - - レイナ シュトラール 全ステータス2%UP - レイナ サイレントジャスパー ライフ10%UP 私の彼はパイロット (Part Ⅰ) レイナ エーデル・シュヴァン ボイス10%UP Walküre Attack! レイナ リトルゴースト 命属性プレートの全ステータス3%UP Silent Hacker レイナ レゾナンツ 命属性プレートの全ステータス3%UP 一度だけの恋なら(UL) ・絶対零度θノヴァティック レイナ フォーア・シュトース ソウルチャーム6%UP ワルキューレがとまらない レイナ ガーベラ・ブラウト チャーム10%UP 涙目爆発音 レイナ メーア・ツィトローネ 愛属性プレートの全ステータス3%UP 突撃ラブハート [Duet Version](UL) レイナ シュトゥルム・シュトース ワルキューレがとまらない (UL):ユニットライブ選択時 (両方):通常ライブまたはユニットライブ選択時
https://w.atwiki.jp/pndr/pages/57.html
8/1(本名:ホヅミ) 年齢 29歳 性別 男 身長 186cm 異能について 【惜別】~100kgまでの物質を跡形もなく、抹消する能力、ただし生命の宿るものは対象外。 主に死体や、武器等、証拠隠滅等に使用する場合が多い。能力発動時には、パチンと指を鳴らす。 逆に言えば、鳴らさなければ、能力は発動できない。炎、水、氷等、目視できる物質であれば 抹消できるが、空気、風のような現象は対象外となる。一日の合計重量が100kgであり。 それを超えてしまうと、24時間は能力が発動できない。 補足・備考 腰まで届く長い黒髪、茶色い瞳、端正な顔立ち、どこか気品漂う青年。 スレンダーな長身で、紺色のジャケットに白いフリルやスカーフをつけたシャツを着ている。 ボトムは紺であったり、白であったりと気分によって変えるが、基本的に紺と白のツートーン。 レダ事件直後、ふらりとワルキューレへやってきた為、経歴不明。 性格は飄々としており、とても気分屋。仕事をよくサボっては喫煙所でタバコを吸っている。 普段の行動とは考えられないほど頭脳明晰で、頭のキレがよく、 三枚舌の口八丁で相手を誘導尋問にかけたり、危機回避したりと、多才である。 また、女癖がとことん悪く、夜は大体、女性を口説いては床を共にしている。 戦闘時は主に二丁拳銃を使う。戦闘向きというよりかは、異能的に補佐的な役回りが多い。 口調は悪く、一人称は『俺』、二人称は男性の場合『お前、てめぇ、あんた、クソガキ』、女性の場合は『~お嬢さん』三人称は『あいつ、あいつら』 ホヅミが男性、女性問わず呼び捨てにする場合は彼が本気で発言する場合のみ。 サンプル:『あー、はいはい』、『ざけんじゃねぇよ』『~じゃねぇか?』、『~だっつったろ』 キャラクター年表 10年前、2月 ワルキューレに配属 パンドラ内関係性一覧 トロイメラル・ケルル ワルキューレの戦闘班 シルヴィス・ディリバース ワルキューレの戦闘班 ヴェルヴェット=アストゥーラ ワルキューレの戦闘班、直属の部下 ウォルター・メルカトライズ ワルキューレの研究班 随時追加致します。 登場作品 随時追加致します。 しらたまきなこ(white_mochi) 残されし者達のラストダンス しらたまきなこ自作小説 パンドラ企画のパラレルとなりますので 世界観、ストーリーが若干外れています(主人公00、難波、8/1、シャーロット・キャロルテア、白井雪白) 蠕動 シギさん作、8/1が出ています。 具ーつぶさー ZENさん作、00、8/1が出ています。 強弁の僕 空論戦争 紫檀さん作、8/1が出ています。 みなさん、ありがとうございます! このページを編集