約 2,567,064 件
https://w.atwiki.jp/vip_rockman/pages/45.html
49 :Irregular's Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 08 50 49.81 ID Uv2z/sXo0 「約束を果たしに来たぜ、エックス。ついでに、クズの処刑もな!!」 「くっ……!」 ヴァヴァのブーツが床を踏みしめる。 突き刺すように出された指先が、マンドリラーの死を求めた。 悔しさに、口元を歪めるエックス。 「隊長のお遣いか? ご苦労な事だ」 死の宣告の先にいる彼女は、両手に桃色に光る電流を溜める。 ――マンドリル型のボディを着込んでいない状態。 装着時よりかは脆弱な感じを覚えるが、それでも紫電は拳に集まった。 「裏切り以前に、お前のそのしたり顔が気に入らねぇ。死ぬには、充分過ぎる理由だよなぁ……!」 マンドリラーの戦闘の構えに、嬉しそうな顔をしてヴァヴァは両手を広げる。 ジャラジャラと弾丸の帯が鳴り響き、天を向いていた右肩の銃口が向けられた。 そこで廊下側にいた二人も、部屋に踏み込んでくる。 先に入室する一人の頭の位置は、そう高くない背のヴァヴァの腰あたりしかない。 「や、やだな……お、お仕事なんて。ヴァ、ヴァーちゃん……あ、あたしね、観たいアニメがあったんだ……」 か細い声の主――丸びを帯びた装甲に身を包んだ少女が現れる。 肉厚の装甲が全身に宛がわれる、その中身には半裸に近い肢体。 50 :Irregular's Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 08 52 42.01 ID Uv2z/sXo0 胸元に、全身と同じく滑らかな装甲を貼り付けているが、それ以外は幼い肌が露出していた。 下半身は、湿布のようなテープだけが股間部分を隠す。 布状の物など、頭髪をお団子状に纏めた布きれ以外は、皆無の装いだ。 「だ、だからね……その、か、帰りたいなぁ……って」 おどおど、と足元で不審に動く少女を、ヴァヴァは一睨みで黙らせる。 「ご、ごめんね?」 射る視線に竦みあがるレプリロイド――アーマー・アルマージ。 その様を眺めるエックスは、とても彼女がイレギュラーとは思えなかった。 壁が破砕され、石塊が飛び込んでくる。 巨大な石の礫が、玄関周りの壁や床に突き刺さり、玄関それ自体も完全に破壊された。 アルマージの後に、巨大な質量が突入。 玄関口の許容量を超えた体格のレプリロイドが、頭を天井で擦りながら進み出る。 その姿は象を模していた。 「ナ、ナーちゃん。……あ、あたし、お仕事なんて……や、やだな」 巨体によって作られる蔭りに、顔を曇らせるアルマージが蚊の鳴く声で、不満も漏らす。 象型のレプリロイドは、小柄な少女とは反対に、全く肌を露出していない。 戦車の如き厚みを持つ装甲。 アルマージは装甲自体が円形だったが、こちらは体格自体が丸を形成していた。 52 :Irregular's Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 08 54 33.81 ID Uv2z/sXo0 エックスは妙な違和感を、象のイレギュラーに覚えた。 しかし、直ぐに非生産的な思考を中止し、彼女等の行動に注意を払う。 闘いは、いつ起きてもおかしくない。 肥満体と言える体に載る象の頭部――取り付けられた狐目のカメラが、上目遣いの少女を睨み付けた。 「ご、ごめんね? も、もう言わないから……もう言わないよぉ……」 謝罪をし、小さな体に恐怖の電流が走るアルマージ。 「こ、怖いよぉ……。ク、クーお姉ちゃんと待機してれば、良かった……」 仲間の二人を見、敵であるエックスとマンドリラーの二人を見て、アルマージは目尻に涙を浮かべる。 「ヴァヴァ……どうするんだな?」 同僚の悲哀を尻目に、機械仕掛けの象――ナウマンダーがしわがれた声で、ヴァヴァに尋ねた。 ヴァヴァは頷き、エックスを指差し、そのまま爪の先をナウマンダーへ。 そして自分に親指を向け、最後にマンドリラーを顎で指し示す。 ナウマンダーは首の無い頭を揺らして、了解の意を表した。 「くっくっくっ……処刑される理由は自分でも解ってるだろ? 遊んで、嬲って、殺してやるよ、マンドリラー」 愉悦の笑いを口角から溢れさせながら、ヴァッヴァが残酷な死刑執行の台詞を言い放つ。 いよいよ、部屋の空気が緊張に張り詰め、エックスとマンドリラーの顔を渋いものに変えた。 54 :Irregular's Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 08 56 50.33 ID Uv2z/sXo0 「裏切りなんか興味は無いんだなぁ! だが、特Aと戦えるのは願ってもないぞぉお!!」 壁を震わす音量が、象のメットから腹部まで垂れる鼻から発せられる。 ナウマンダーも隣のイレギュラーと同じく、闘いの時に心を躍らせているようだった。 「特に、エックス!! ペンギーゴを倒したお前も、丸焼きにしてみたいんだなぁ!!」 戦闘願望を内包する巨大なボディは、爆発寸前の炉心を思わせた。 「あの馬鹿ペンギンは、チビのくせに強かったんだな! まぐれで勝つのは無理なんだぞぉ!!」 「…………アイちゃん」 闘いたくてしょうがないナウマンダーの心情に合わせ、太い鼻が波立つ。 喜悦を重ねたバーニン・ナウマンダーのプレッシャーが、部屋全体を震動させた。 対するエックスは、思い出させられるアイシー・ペンギーゴへの想いに、心を部屋のように震わせる。 「楽しい一日しようぜぇ、お二人さん。心に残る思い出を作って――あの世に旅立ちな!!」 そして、とうとう落とされる乱戦の火蓋。 ヴァヴァが吼え、右肩から銃弾を撒き散らしながら突進。 拡散する火線が進行方向上の物、全てを貫く。 「やれやれ、昼飯は遅くなりそうだな」 何処かに出かけるような、マンドリラーの軽い言葉。 ヴァヴァとの対立からチャージしていた電撃を、イレギュラーである三人に向かって放つ。 銃弾型のエネルギーの嵐は、扇状に放出された電流によって相殺される。 56 :Irregular's Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 08 59 38.44 ID Uv2z/sXo0 リビングの中央で爆裂音が、そして衝撃波。 マンドリラーが横に跳び、爆風と煙から突き出るヴァヴァの貫き手を避ける。 「手早く決着をつけよう。忙しい身なんでな」 挑発的に、マンドリラーは手招きした。 「ヒャーッハァッハァ!! 寝酒のバーボンって奴を教えてやるよ!!」 床に指を埋めながら、ヴァヴァは狂声をあげての旋回。 紫色の身体に振り回された蹴りが、綺麗な弧を描く。 首元を狙う回し蹴りを肘で受け、マンドリラーが肩からの体当たりを敢行。 二人はもつれ合い、床に落下――する前にお互いのボディを左右に弾く。 マンドリラーは窓へと身投げ出して、ガラス割りながら外へと飛び出る。 「良いねぇ、マンドリラー。良いねぇ! エックスよりかは楽しめそうだ!!」 本当に楽しそうに顔を緩ませたヴァヴァが、破砕した窓枠に跳躍し、獲物の後を追った。 攻防を眺めていたエックスは、彼女等を追おうと考えたが、目前のイレギュラーがそれを許さない。 「し、仕事じゃ……しょ、しょうがないよね……! ご、ごめんね……お兄ちゃん!!」 背中に挿してあった片刃の剣――刀を引き抜きアルマージが構える。 下段の構えが疾走。 性格に似合わず、エックスの懐へ走りこむ速さは、目も見張るものがあった。 57 :Irregular's Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 09 01 35.38 ID Uv2z/sXo0 「つ、通信販売で買った日本刀と……つ、通信教育の成果……い、いきます!」 高速で振り下げられる刃が、エックスの青い頭部に迫る。 限界まで体を捻り、切断をもたらす鋼を回避したエックス。 バスターの銃口を、刀を下げた状態のアルマージの頭に向けるが、俊敏に放たれた横薙ぎの斬撃の方が速い。 剣術に心得のある太刀筋で、少年に肉薄する全身装甲の少女。 後ろに飛ぶブルーの脇腹を薄く撫で切り、反す刃がエックスに追い討ちをかけた。 アルマージの袈裟斬りは、太陽のエネルギーに弾かれる。 火を噴くバスター。 闘いに対する嫌悪感に顔を歪めたエックスが、自分の命の為に連続して射撃する。 至近距離の連射は、蜂の巣という死を進呈する攻撃。 ――だが、相手は特A級のハンターだ。 鼻先で発射された光弾を、幼い体をよじりながらの、振り回される刀によって全て弾いてみせた。 「こ、怖いよぉ……!」 言葉とは裏腹に、銃口とエックスの動きに合わせ刃を振った。 アルマージの顔面に喰らいつかんとするエネルギーも、翻る刃によって軌道を変えられる。 跳弾した銃弾が椅子に着弾し、背もたれを消失させた。 連撃で畳みかけながら前進するアルマージと、銃撃しながら後退するエックス。 銀光が、オレンジの軌跡を弾く。 銃撃の間隔を縫って、アルマージは刺突を繰り出した。 61 :Irregular's Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 09 05 58.49 ID Uv2z/sXo0 煌めきがエックスの頬を撫で、オイルがしぶく。 突きを戻し、再び刺突。 一撃は空を刺す。かろうじて、肩から身を投げたエックスが回避した。 少年の回る視界が背のない椅子を見つけ、それを掴む。 立ち上がながら投擲。 勢いある家具が、アルマージに迫る。が、それも薙がれた刃によって両断された。 刀を振り切る少女は、エックスのバスターが光を収束させている事に気づく。 勝機を見出したエックスが、溜められたエネルギーを解き放った。 全てを貫く必殺の一撃。 「え、えい!!」 ――アルマージの身体に当たると思いきや、意外なものに阻まれた。 激突したのは、頭部の装甲から吐き出される、空色をしたエネルギーの球体だ。 布によって団子にされた髪とメットの間に、大きな銃口が存在していた。 「バスターまで持ってるのか……!」 隠されていた武装に、頬を赤で濡らすエックスの顔が驚きを滲ませる。 性格こそイレギュラーの中で一番子供らしく、度胸もないものだが、戦闘に関しては特Aの名に恥じないものだ。 62 :Irregular's Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 09 08 59.07 ID Uv2z/sXo0 「狭い所は嫌いなんだなぁ!!」 どう戦うか、悩む少年の横から迸るのは、紅蓮の炎。 静観――というよりもエックスの出方を観ていた、ナウマンダーが繰り広げられる戦闘に加わった。 床を舐め、絨毯を灰燼にしながら、炎の蛇が突き進む。 ナウマンダーの右腕から放射された業火は、近くのアルマージを気にかけていない。 宙を跳ね、慌てて逃げる少年と少女。 「ひ、ひどいよぉ……! ナーちゃぁん……あ、あたし、死んじゃう所だったよぉ……!」 部屋の隅に着地したアルマージが、涙交じりに声を張り上げた。 少女の反対方向に舞いあがるエックスの足は、寝台の上に落ち着く。 乱入する巨体に、少年はバスターを向けた。 「お前の力ぁ!! オデに見せてみるんだなぁ!!」 その姿はナウマンダーを喜ばせる。 感謝の気持ちとして、自分の特殊兵器であるファイヤーウェーブの洗礼を少年に送った。 「ひっ……!」 爆発するように捻り出る火炎は、倒れ伏していたパイロットを焼殺し、ベッドにぶち当たる。 シーツが一瞬にして灰となり、木材で出来た就寝用の家具は、常識を超えた高温に耐え切れず破裂した。 「なんて事を……! ナウマンダー……あなたは!!」 火が付く木片と一緒に、天井すれすれを飛ぶエックスが、同僚の死に怒る。 空中でバスターをチャージし、一拍遅れて発射。 63 :Irregular's Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 09 12 24.96 ID Uv2z/sXo0 怒気が練られたチャージショットが、投擲された槍のように部屋を横断する。 「うはははは、弱い奴はオデの前から消えろ!!」 亜音速で進むエネルギーに向け、ナウマンダーは哄笑しながら爆炎を振りまく。 銃器の形をした火炎放射器の、数倍の火力を誇るファイヤーウェーブが、エックスの怒りの攻撃を霧散させた。 「エックス、頑張るんだぞぉ!! ――じゃなきゃ、燃え尽きるんだなぁ!!」 銃撃を光の霧に変えたに止まらず、紅蓮は落下するエックスに、その身を差し出す。 少年の肩が嫌な音を立て焼けた。 岩のような頑丈さ持つ筈のボディは高温に負け、黒ずむ。 かわしきれぬナウマンダーの特殊武器に、顎に冷や汗を垂らすエックスは、背中から地面に激突。 反動を利用して、横転すると即座に立ち上がる。 胸を掠める鋼。 隅から疾走したアルマージが、一気に間合いを詰め、刀を振り下ろしたのだ。 「えぇい!!」 「くぅ……!」 少女の掛け声と共に、跳ね上がる刃をガラス製のボウルが弾く。 机に置いてあったのを、エックスが機転を利かし、手にしたものだ。 使用できるのは一度のみ。 刀に砕かれ、残っていた果物とガラスが、花火のように散る。 64 :Irregular's Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 09 15 34.52 ID Uv2z/sXo0 「うはははははははははは!!」 爆炎。 巨体に秘められた燃料が、主の意思に従い銃口から放流――そして死神となる。 またもアルマージの存在を無視した炎の帯が、周囲を焦がしながらエックスを襲った。 エックスとアルマージよりも先に悲鳴をあげたのは、宿泊所の方だった。 「んあ? ――うおおおおおおお!?」 ――床から鳴り響く轟音。 数トンの質量。そして焼け焦げ、銃撃にさらされた床。 それらが合わさり、この部屋――ナウマンダーの付近の床板が滑落する。 急な落下に銃口がぶれ、エックス等から逸れた迸る炎。 天井を焼きながら巨体は落下した。 消える放火するイレギュラー。 だが、二人は助かった訳ではない。 65 :Irregular's Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 09 20 14.31 ID Uv2z/sXo0 「うわっ……!」 「……ふ、ふえ? ふぎゃあう!?」 床下から吹き荒れるファイヤーウェーブが、部屋で爆発を引き起こす。 「クソがぁ!! 死ねぇええええええええ!! 丸焼きになれぇぇぇぇ!!」 一階下の部屋から、怒り狂ったナウマンダーが業火を繰り出し続ける。 ボイラーなどが火を噴き、紅蓮自体も炎の破片を拡散させ、凄まじい衝撃波を作り出した。 「ナ、ナーちゃん止めて……! 止めてよぉ……!」 幼き悲鳴。 床を突き破り噴出する火柱が、天まで焦がす。 「うわわ……うわぁ!?」 部屋を駆け回り、エックスは逃げ惑う。 世界は真っ赤となった。 そして、今までで一番の大爆発が吹き起こった。 衝撃が全身を叩く。 エックスの意識と身体はホテルを飛び出して、昼の曇り空を飛んだ。 291 :Irregular's Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18 29 05.83 ID eNUGwG2m0 「――そらぁ!!」 紫紺の脚が、女性型の腹部を蹴りあげる。 ヴァヴァは蹴球の遊戯でもするかのように、マンドリラーを蹴り付けた。 力強さに、どこか女らしさを持つボディは宙に浮き、落雷の如く落とされる踵がそれを叩く。 強制的に地面へ落下させられるマンドリラー。 全身を痛みが貫く。苦鳴を漏らさぬよう、噛み締められた唇が痛々しい。 「期待させといて!! オレを期待させといて!! エックスより期待させといて!!」 バネ仕掛けの脚部。 何度も何度も蹴り付けるヴァヴァは、怒りの声をあげるが、そこには笑みを含む。 「くぅっ……!」 下に広がるアスファルトに罅を入れる程、ヴァヴァの凶行は苛烈を極めた。 思わず、マンドリラーは呻いてしまう。 漆黒の自動車道。両端を、高いビルが隣接して立ち並ぶ。 大都市の中心で行われる一方的な暴行。 何故かこの街に人影はまったく無く、閑散とする道路に、肉を打つ音だけが空へと響いた。 293 :Irregular's Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18 31 14.02 ID eNUGwG2m0 「このヴァヴァは!! 素晴らしく!! 失望したぜ!!」 リズム良く脚部が送り込まれる。 嫌な音を立て、肋骨をへし折られるマンドリラー。 「どらっ!!」 使用不能となった肋骨は本数を増やし、三本目が砕けた。 そして――ヴァヴァの掛け声と一緒くたに豪風を纏ったつま先が放たれる。 矢となるマンドリラーの身体が、近くの街灯をへし折りながら、洋服店の壁へと突き刺さった。 積み上げられた煉瓦を散らし、そして、長い髪の女は歩道に崩れ落ちる。 「はっはっはっ!! 楽しいねぇ!!」 「……あぐっ!」 桃色の頭髪を掴み、ヴァヴァはすかさず鼻面へと拳を叩き込む。 端整な鼻腔から血が溢れ、赤が顔を汚す。 「ほら、もっと鳴けよ!! ひゃははははは!!」 暴力の快感に、ヴァヴァの哄笑が自然と大きなものになった。 頭部を掴んだまま、マンドリラーを壁へと引きずり、彼女の顔を赤き煉瓦へと叩きつける。 「そら!! ――そらぁ!!」 叩きつけ、引き戻し、叩きつける。 赤を違う赤で染めるマンドリラーは、力の暴風に翻弄された。 295 :Irregular's Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18 32 36.32 ID eNUGwG2m0 「人が居ないのは、あなたの命で避難勧告を?」 マンドリラーで遊ぶヴァヴァが立つ歩道。 そこから少し離れた、車道が縦横に横切るのを邪魔する、丸く切り取られた空間。 十字路の中心となる位置に、石作りの小さな噴水が、水を噴出して自分の存在を主張していた。 ちょっとした規模の公園に対峙する二人。 仁王立ちする、緑色のメタリックなボディを装着する影が、上に着込む黒衣を風で揺らす。 強烈な威圧を持つレプリロイド。 漆黒のぼろを羽織った金髪碧眼の女が口を開き、 「――父さん」 こちらを見つめる男を、そう呼んだ。 金に対する銀。 白髪を後ろに流した、整った目鼻立ちの老人が腕を組んでいる。 じっと注がれるケインの視線に、女は顔色を変えない。 思うところがあるのか、鋭い双眸を細め、老人の動きを待つ。 297 :Irregular's Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18 35 42.08 ID eNUGwG2m0 「シグマ……私は後悔している」 喪服のようなスーツの上にある、皺の寄った顔が苦渋に歪む。 初老の男は眉間に力を込め、湧き上がる感情を押し殺した。 「お前の事は娘のように思っている。昔から……それは今でもだ」 きらきらと舞う長い髪の女へ向け、自分の腕を差し出す。 「あの時、お前に宿った深い闇。――それに、私は気づく事ができなかった」 ケインは突き出した掌を握り、自分の胸へ引き戻した。 後悔を詰める頭を振るケイン。 「もうやめてくれ、シグマ」 老人の口をつく嘆願が、シグマと呼ぶ女に与えられる。 だが彼女は眉一つ動かさない。 噴水の水より冷たい風が、二人の間を吹き抜いた。 黒衣が翼のように舞い、背広の裾とネクタイが時計の振り子となる。 「人間が愚かな事は解った。お前達の蜂起が、それを浮き彫りにしたよ」 人間を代表し、同じ人間であるケインが頭を下げた。 「いずれハンターは解体し……人間達はその罪を償うだろう」 300 :Irregular's Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18 37 37.39 ID eNUGwG2m0 ケインは続け、 「――もう、いいだろう」 起こる悲劇の終結を願った。 沈黙が流れる。 「まだです」 数瞬の時を破る、シグマの言葉。意味するのは悲劇の継続。 「まだ、早い」 噴水を囲むベンチと梢を見回し、老人とは違い、シグマは決意に首を振った。 「シグマ……!」 掠れる声を出すケインは、胸から何かを取り出す。 それは無骨な鉄の塊である、曇り空と同じ色をした自動拳銃だ。 手に収まった、遠き目標を打ち抜く凶器が、女の額をポイントする。 「邪魔をするのなら、父さんでも……」 シグマが黒衣から引き抜いた握りが、拳銃に対する。 そして、白い筒の先から、収束された光が剣の形に集まった。 「あなたは、まだ解っていない」 ビームセイバーを構え、シグマは至極真面目な顔をして言った。 301 :Irregular's Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18 40 41.56 ID eNUGwG2m0 雨が降り出す。 暗く淀んだ天から、小雨として雨粒が降り注ぎだした。 「人間が背負わなければならない、十字架を……」 「何を、言って……」 雨霧の帳に光る女の瞳に、初めて感情が宿る。 光刃より鋭い悲哀が、銃を構えるケインを貫いた。 突然の浮遊感を全身に。 意識を飛ばされ、客室から吹き飛ぶエックスの瞳が、雨降る灰色の空を理解した。 空中での再起動。 己の状況を素早く確認すれば、今居たホテルは複数の窓から火炎を吐き出し、半壊していた。 ナウマンダーの姿は見えない。 身体をくの字にする少年の前で、小柄な少女のイレギュラーも、自分と同じく勢いある放物線を描いていた。 尾を引く悲鳴が耳に届いた同時に、破砕音と衝撃。 ホテルの反対側に位置した建造物の窓を、青い背中で割りながら、少年は床に叩きつけられる。 304 :Irregular's Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18 44 13.30 ID eNUGwG2m0 「く……」 苦痛の呻きを漏らしながら、周囲へ首を回す。 エックスは、ビルのテナントの一つ――喫茶店に放り出されたようだ。 押しつぶした丸型の机の破片を払い、立ち上がる。 大きな爆発音がし、壁の一部が通りにばら撒かれた。 窓の向こうのホテルは、静まる事なくその身を焦がし続けている。 「ひゃあああうう!?」 甲高い、少女の声と打ち割る音が唱和する。 丸びをおびたフォルムが、横手の窓から吐き出た。 カフェテリアの机をいくつも弾き飛ばし、カウンターに激突する装甲の球体。 頭を逆さまにした少女が、両足をひしゃげたカウンターに投げ出して、気絶していた。 少年は顔をひきつらせ、のびているアルマージに近づく。 女に見えると言われる自分の顔、幼い顔に寄せた。 かち合う両者の瞳。 エックスが考えていたよりも早く、少女は現実へと復帰した。 「う……ひゃあああああああああああああああああ!?」 そして喉から、恐れの感情を迸らせた。 耳を押さえた青い少年は、ぱっ、と彼女から離れる。 305 :Irregular's Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18 48 34.24 ID eNUGwG2m0 「お、落ち着いて下さい!! ちょ、ちょっと!!」 腰を低くしたエックスは、アルマージの顔を伺いながら、沈静の言葉をかけるが意味を成さない。 少女は天地を逆にしたまま、悲鳴を連続させる。 エックスは屈める姿勢のまま、おろおろと困り果てる。 そんな姿を尻目に、アルマージは声を張り上げつつ、異常な姿勢を戻した。 「あう!?」 小さな身をかき抱いて立ち上がる少女が、悲鳴とは違う、切羽詰った呻き。 「や……駄目っ!?」 全身を揺らし、同じくがくがくと震わす両足。 一度、びくりとアルマージの身体が震えたかと思うと、股下から白い太ももをつたう液体が溢れた。 「な、何で……いやぁ……」 喫茶店の芝生のような絨毯を、アンモニア臭のする金色の液体が汚し、領域を広げる。 度重なる恐怖が、アルマージを失禁させた。 少女はいやいやと首を振りながら、股間を押さえるが、意図せずの排尿は止まらない。 膀胱に溜められたものは、女性の大事な部分を覆う白いテープを黄色くし、両手から零れる。 「やだぁ……やだよぉ……」 とうとう小さな双眸から涙をこぼすアルマージ。 ぺたりと彼女の膝は座り込むのを境に、黄金の放流は力を失った。 306 :Irregular's Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18 51 37.75 ID eNUGwG2m0 「あ……あ……」 開かれた唇から失意を漏らし、さめざめと泣く少女。 ――凄まじい戦闘能力持つレプリロイド。 だが、それ以前に、彼女は年端のいかぬ少女であるのだ。 アルマージを驚愕させた本人であるエックスは、後悔と申し訳なさを胸に広げる。 同時に、自分に微笑むペンギン型の少女を思い出した。 イレギュラー。 その単語の意味、そして範囲が解らなくなるエックス。 どこまでが〝異端〟であり、どこまでが〝真っ当〟なのか。 暴走するレプリロイド、狂気じみた調査をするハンター。 人間の行動に意義を唱えたレプリロイド、種別の違う両者の心を解するケインとライト。 何をもって分類すればいいのか――少年は、嗚咽をあげるアルマージを眺めながら悩んだ。
https://w.atwiki.jp/comeback_rockman/pages/26.html
第壱章~暗躍~前編 第壱章~暗躍~後編 第弐章~脅威~前編 第弐章~脅威~後編 第参章~交差する力~前編 第参章~交差する力~中編 第参章~交差する力~後編 最終章~君を忘れない~前編 最終章~君を忘れない~中編 最終章~君を忘れない~後編 エピローグ
https://w.atwiki.jp/vip_rockman/pages/57.html
Irregular`s Elegy 少女の声を聞きながら、エックスは半身を捻る。 横を、炎の塊が駆け抜けた。 頭上から爆炎の雨――様々な大きさを持つ火弾が、急降下する。 エックスは横転しながら、バスターを放った。 宙で交差するいくつもの赤と、一つの白。 ファイヤーウェーブは空爆するが如く、地面を裂け散らして、エックスを襲う。 切り結んだエックスのバスターが、巨人の大きな胸部に当たるが、ナウマンダーは歯牙にもかけない。 火球の一つが青き腕に命中し、少年の身体は錐もみしてショーウィンドゥに叩きつけられた。 煙を上げる右腕に、苦痛を噛み締めながら、エックスは押し倒したマネキンを蹴飛ばす。 素早く車道に復帰して、直ぐに跳躍。 ナウマンダーの頭と同じ高さを誇る炎の波が、爆進して洒落たブテッィクを押し潰す。 可燃性の物質でもあったのか――赤いウェーブは、木で出来た少女ごと店を灰燼に変え、ビルごと爆破した。 一気に燃え広がり、大型の建物が横に倒壊する。エックスは悲鳴をあげて、前へと受身も考えず飛び込んだ。 ナウマンダーが会心の咆哮をあげる。広がる赤に、巨大な質量が小躍りした。 そして、象型のイレギュラーは全身を震わせて呻く。 それを成したのは、鋭く疾るエレクトリックスパークだった。腹ばいの状態から、エックスは雷撃を撃ち出していたのだ。 『操作システム、異常発生』 紫電が巻き起こり、桃色に纏わりつかれる球体のボディから、電子音が流れた。 間接部分から火花を上げ、ナウマンダーは首の無い頭部をがくがくと揺らす。 エックスの瞳が勝機を見出したかのように輝き、地面を蹴って立ち上がった。 フットパーツが少年のボディを押し上げて、エックスは空中でバスターを――ナウマンダーの後方に向ける。 射撃音が連続し、エネルギーの火線が迸った。 左右の建築物が貫通し、ガラスや壁を破砕させる。飛び散る窓の破片が車道に降り注ぎ、壁片が血潮のようにぶちまけられた。 エックスのバスターによって、商店を内包したビルが蹂躙され、穴だらけとなる。 その向かいの宝石を扱う建物を半壊させ、先の洋服店とは別の店も破壊し尽くした。 「ついに……いかれたか、エックス」 ケインの言葉を背に受けながら、青い身体が反転。 雨より冷たい言葉を放つケインの、後方に建つ遊戯場が入る店を撃つ。 光の奔流がガラスの扉を入り口から引き剥がし、テレビゲームが置かれる店内を爆砕させた。 巨体を揺らすナウマンダーと、目まぐるしく立ち回るエックスを中心に、エネルギーの嵐が吹き荒れる。 周囲のビルを破壊するエックスの銃口が旋回し、電気店に狙いを定めた。 チャージされたバスターが放たれ―― 「……くっ!?」 両脇に大型のテレビを置いた入り口が爆発するのと同時に、小柄な影が車道に飛び出す。 盗難防止用の門とテレビの破片を浴びながら、燃えるような髪を持つ少女が転がった。 「こいつが……」 ケインとエックスの二対の瞳が、橙色をした頭髪の下で赫怒に彩る少女の顔を貫く。 幼い顔立ちの少女は、手術衣のような薄い服装だった。それ以外には何も纏わず、寒空の雨で暗い色に染まる。 寒そうな格好だが、少女は身体を震わすことなく、寧ろ、その白い頬を噴き上がる怒りに赤くした。 彼女の首元で揺れる、小さな金属。エックスが目を凝らすと、それはライターのようだ。 凝らされた目が上を向く。オレンジの髪には赤が混ざっており、本当に炎を思わせた。 伸ばし放題にされている少女の長髪は、薄着の下でラインを描く小さな臀部で揺れる。 「あなたが……ナウマンダーさん、ですね」 エックスの右腕の銃口から上る白煙が、雨に裂かれて千切となった。 自分より年下の少女を見ても、エックスの顔色は変わらない。少女を目にしてから、少年の表情は悲しげなものになっている。 「うはははははは!! エックス、焼いてやるぞ……焼いてやる……うはははははは!!」 残った瞳を明滅させ、巨体が哄笑しながら揺れた。 炎を吐き出す人形――目前の少女が操作する〝ナウマンダー〟が狂ったように笑う。 「エックス……!」 戦闘に高揚する巨人とは違い、少女――バーニン・ナウマンダーは怒りを露に、エックスを睨み付けた。 白い面が、左右のビルで膨れ上がる炎で揺らめく。 対するエックスはバスターを降ろし、その視線のナイフを受け止めた。 「アイちゃんの事なんでしょう……」 エックスが、ぽつりと呟く。 ナウマンダーへの違和感に気付いた時、もう一つ気付いた事実。 小さきペンギン型の少女と、目の前に居るレギュラーが友人であった事だ。 「……戦わなければ、殺される」 エックスと同じ小さな呟きだったが、ナウマンダーのそれは噴火寸前の火山を思わす。 「あたしで実験した奴は、そう言った」 雨が、三者に降り注いだ。 ナウマンダーの怒りは雨に濡れても沈静化せず、エックスは表情を空と同じ色にし、黙するケインは少年の後ろで腕を組む。 「――お前が好きだった馬鹿ペンギンは、そのお前に殺された」 煮えたぎる怒りがぶつけられた。 エックスは両肩を震わし、ケインが目を細める。 「あいつらの言うとおり、この世界は死と隣合わせなんだ」 ナウマンダーの横に位置する巨人は、先ほど哄笑してからは黙ったままだ。雨粒に打たれる巨体の隻眼が、エックスを見下ろす。 ケインは腰を低くし、ナウマンダーの出方を伺った。 今は大人しいものだが、いつ彼女が激昂して、この場を焦土にするかは解らない。シグマに向けた銃の銃杷を、腋に垂れるガンポーチの中で握る。 「僕は……」 「弱い者は虐げられ、強い者がのさばる……!」 言葉は、憤怒に遮られて霧散した。 ナウマンダーが吼えながら、エックスに近づく。小さな背が、小さな腕でエックスの胸倉を掴み、自分の顔に近づけさせた。 「ラボに居た、あたしの友達も殺された! …………だが、あたしは違う!!」 怒れるナウマンダーだが、言葉の端々で歪んだ笑みが浮かんでいる。 エックスは今度は受け止めれず、激怒の炎を宿すナウマンダーの瞳から顔を逸らした。 「馬鹿ペンギンは、小さいから死んだ! 弱いから、〝大きな〟お前に殺された!!」 目前で爆発する、少女の怒り。 ケインは密着しあう両者から忍んで、銃を引き抜く。 「そうさ……そうさ!! 弱い奴は死ぬがいい!! 強い奴が生き残ればいい!!」 噛み付くように言い放ち、ナウマンダーは口の端を歪めた。 腕に力が籠められ、少女の白い鼻とエックスの形の良いそれがぶつかる。 「あたしは違う!! このボディがある!!」 灰色が蠢いた。 ナウマンダーは横目でケインの姿を捉え、エックスの胸を蹴り飛ばす。その反動で、小さな身が後ろに跳ねた。 「……なら、やられる前にやるだけだ!!」 ケインの腕が跳ね上がり、同時に銃弾が発射される。 少女の頭部に向けられた鉛のエネルギーは、迷うことなく目標に突き進み――だが、地面に突き出された巨大な腕で弾かれた。 巨体が動き出し、空洞となった目と明滅するのがケインを睨む。 ナウマンダーの〝半身〟は、着地する少女の手に握られる黒い装置の命を受け、太い右腕を振り上げた。 「人間風情が、オデに勝てる訳がねぇ!! とっとと消えるんだなぁ!!」 「お前は、暴れすぎだ。――そろそろ、停止しろ」 烈火と零下――両極の応酬。 ちろちろと蛇の舌のような火が巨人のバスターで燻ぶり、ケインが構える銃のスライドが引かれた。 「馬鹿ペンギンを殺したお前が、伝説のレプリロイドと呼ばれ……そして世界を救う――」 地面に手を付き、側転するナウマンダーの足元で銃弾が弾ける。 その横で、火花と土塊を吐き出しながら、巨人の腕が銃撃するケインへ薙いだ。 「お前なんか認めない!! お前のような、ふざけた存在なんて!!」 エックスとケインが同時に跳躍し、少年はナウマンダーに向かい、ケインは迫る質量を回避する。 「殺してやる!! このボディなら、怖いものなんか無い!! 研究所だって、吹き飛ばせた!!」 軽い身が宙を舞う。 少女の軌道を銃弾が削り、手術衣の袖が薄青の蝶を生み出した。ひらりと飛ぶ布の欠片も、続く曳光に貫かれる。 空になった弾倉を地に落とし、横っ飛びをしながらケインは新たに給弾した。巨腕がそれを追い、大砲の威力を秘めるストレートが地面を陥没させる。 ぎりぎりで避けながら、ケインが爪先に力を入れて己の身を旋回。 黒い石床が散華する――右手のアスファルトに腕を埋める巨人の顔面に、ケインは鉛弾を連発した。 いくつもの火花が象型で弾けたが、巨人に効果的なダメージを与えた様子は無い。 舌打ちするケインの後方で、エックスとナウマンダーが睨む合う。 エックスの哀愁が漂う黒瞳と、ナウマンダーの赫怒に揺れる金色の瞳が激突した。 「ナウマンダーさん!!」 「殺してやる、エックス!! あたしは、ペンギーゴみたいに――簡単には殺されないんだぞう!!」 二人の隙間を、巨体が押しつぶして埋める。 ケインとの戦闘を切り上げ、とんでもない質量を持つメカニロイドが飛び上がってきたのだ。 水しぶきを伴う衝撃波に、エックスは顔を腕で防ぎ、目を瞑る。 開いた時には、ナウマンダーが巨体に突進し、丸太のような脚部の取っ掛かりを足場にしていた。 少女は、上空へと自身を飛ばす。向かう先は、巨人の肩だ。 鉄色の肩部に着地し、細い首から紐のような物を抜き取る。 「気をつけろ。直接、あのボディを操作するつもりだ」 エックスの背に駆けつけたケインは、細身のコードを巨人の頭部に接続するナウマンダーを目にし、そう言った。 後方の警告へ、エックスが無言で頷く。 相変わらず降水の洗礼を送る灰色の空だが、ここで唸りをあげた。 天が焦げ、じぐざぐな白い線引きが行われる。マンドリラーやエックスのでは無く、自然の雷だ。大雨は、雷雨となる。 「ケイン博士は、手を出さないでください」 呟き。 バスターを撫でながら、エックスは巨人へと歩んだ。 「――決着をつけます。僕、自身を」 ケインは訝しげな顔をするが、青い背から漏れる決意に押し黙る。 雨を切り裂きながら、進むエックス。 「勝負だ!! お前は、世界を救う伝説のレプリロイド!! そうだろ!?」 見下ろすナウマンダーが、少年へ怒りと笑みを混ぜた物を投げかけた。 巨人の放射器から炎が溢れ、エックスのバスターは光を収束させる。 「その未来もお前も、あたしが踏み潰してやる!!」 「オデに、跪くが良い!! 弱者め!! うははははははは!!」 咆哮と、それに負けない少女の怒りの声が響き渡り――爆炎は、大きく膨れ上がった。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/41996.html
登録日:2019/05/07 (火) 00 02 26 更新日:2024/09/20 Fri 00 21 22NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 コピー能力 プロトタイプ レプリロイド ロックマン ロックマンX ロックマンゼクスアドベント 主人公 二丁拳銃 十字傷 新世代 新世代型レプリロイド 高山みなみ へへっ、ただいま到着! CV:高山みなみ ■概要 ■人物 ■作品ごとの活躍ロックマンX7 ロックマンX8 ロックマンXコマンドミッション ■???(ホワイトアクセル) ■余談 ■概要 カプコンのアクションゲーム 『ロックマンXシリーズ』に登場するキャラクター(レプリロイド)。 『X7』以降の作品にプレイヤーキャラとして登場しており、エックス・ゼロに続くシリーズ三人目の主人公。 二丁拳銃「アクセルバレット」をはじめとした銃火器による攻撃を得意とするほか、 自身と体型の近いレプリロイドの姿や能力をコピーし変身できる「Aトランス」の能力を持つ。 自警団「レッドアラート」のリーダー・レッドに拾われる以前の記憶を失っており、 上記のコピー能力や眉間のあたりになぜ付いたのか分からない×の字状の傷があるなど謎が多い。 ■人物 能天気なお調子者で、見た目通りの子供っぽい性格。 持ち前の明るさで重苦しい空気を和ませたり、精神年齢が近いパレットと微笑ましいやりとりを見せたりと、 生真面目な人物が多いイレギュラーハンターの中では賑やかし役のような存在。 一方で、イレギュラーとの戦いに悩むエックスの前で「イレギュラーを退治できるなんて腕が鳴るね」と明るく言ってのけたり、 かつての仲間であるレッドアラートや同族である新世代型レプリロイドと戦うことに全く躊躇する様子がなかったりと、幼さゆえの思慮の浅さや冷酷さも併せ持っている。 しかし、悪を撃つことに迷いのないその姿勢はエックスに少なからず影響を与えており、 『X8』ではラスボスとの戦いを躊躇うエックスがアクセルの単純ながらも迷いのない言葉に勇気づけられる場面もあった。 ■作品ごとの活躍 ロックマンX7 非合法な自警団「レッドアラート」の一員としてイレギュラー狩りを行っていたが、 突然罪のないレプリロイドを襲うなどの悪事を働くようになった組織に疑問を抱き、イレギュラーハンターに助けを求めるべく脱走。 しかし、この行動が発端となって元から微妙な関係にあった両組織の全面衝突に発展してしまう(*1)。 かつての仲間たちの暴走を止めるべく、成り行きでコンビを組んだゼロと共に戦いに赴くのだった。 レッドアラートとの戦いを経て、最終的には裏で糸を引いていたシグマを倒すことに成功。 エンディングでは正式にイレギュラーハンターの一員となった。 この時点では駆け出しのひよっ子といった感が強かったが、次回作『コマンドミッション』以降はS級ハンターとなり、 出番を奪ったことで疎まれていたエックスからも仲間として認められている。 今作ではエックスが隠しキャラになった事もあってか、性能面では通常武器のアクセルバレットがチャージ不可能なエックスバスターといった感じで、 特殊武器もエックスと共通、銃の持ち替えは一部の特殊武器の選択時に限られるなどエックスのコンパチ色が強かった。 固有アクションはローリングとホバリング、Aトランス。 ローリングは発動中完全無敵の上に全方向にロックオン攻撃も可能というチートじみた能力で、転がりながら連射しているだけで大抵の敵は完封できるほど。 ホバリングはフォースアーマーのものと違って長い距離を移動できるため、足場を把握しづらい3Dステージではお世話になる。 代名詞ともいえるAトランスは一部の雑魚敵にコピーショットでトドメを刺すと現れるDNAコアを取ることで変身できる。 しかしコピーショットはチャージが必要かつ低威力でトドメを刺すのが面倒な上、DNAコアを取ると強制的に変身させられてしまい、 更に挙動や攻撃手段の問題で明らかに変身前より使いづらく、レプリロイドの救出やアイテム回収しか使い道がなかったりする。ぶっちゃけ忘れていい能力。 ロックマンX8 前作の経緯は「自警集団レッドアラートを脱退してイレギュラーハンターになった」と簡潔にまとめるにとどめられた。 反乱を起こし軌道エレベータを占拠した新世代型レプリロイドに対し、エックスやゼロと共に立ち向かう。 今作でアクセルは新世代型レプリロイドのプロトタイプだったことが判明し、出生の謎やコピー能力の由来が明らかになった……のだが、 この設定、作中でも説明書などでも以前から周知の事実だったかのように扱われており、どういった経緯で明らかになったのかはっきりしなかったりする。 戦いの末に新世代型レプリロイドを率いていたシグマ、 さらに黒幕のルミネを倒したものの、ルミネが倒される直前に彼の体から伸びた触手を額に受けて気を失ってしまう。 エンディングではエックスにお姫様抱っこされながら意識を取り戻したものの、その額には怪しげな光が宿っていた…… 「エックスの代わり」だった前作から一転、今作では第3のプレイアブルキャラとして性能が全体的に見直された。 アクセルバレットは攻撃ボタンを押し続けている間オートで連射されるようになり、 さらに方向キーとの組み合わせで上下左右斜めの8方向に撃ち分けが可能になった(代わりに移動しながらの攻撃は不可能になった)。 空中では一定時間滞空しながら連射できるため、空中や足元の敵も狙いやすい。 また、連射中は一定間隔でクラッキング(敵のバリアを解除する攻撃)効果を持つ弾が発射されるため、クラッキングを3人中で一番手軽に行えるのが強み(*2)。 特殊武器もエックスとは完全に別になり、グレネードランチャー・クロスボウ・火炎放射器など多彩な銃火器を用いて攻撃する独自のスタイルを確立。 いずれもアクセルバレット同様にオート連射や8方向の撃ち分けが可能で、エネルギーも消費しないため手軽に扱えるのが利点。 反面、ボスの弱点を突いた際のダメージはエックスとゼロの半分なので、ボスを弱点で攻めるなら素直に彼らを頼ったほうがいいだろう。 Aトランス関連も改善され、コピーショットはチャージ不要かつコピー可能な敵には大ダメージを与えられるようになり、変身や解除を任意のタイミングで行えるようになった。 が、変身後の使い勝手が今一つなのは相変わらずで、やっぱりアイテム回収しか使い道がないのだった。 ロックマンXコマンドミッション 当初は人工島ギガンティスに潜入したエックス達と別行動をとっていたが、 ギガンティスでレプリロイド研究が盛んに行われていたことを知り、自身の出生の秘密を探るべく中盤からパーティーに合流する。 今作ではエックスが主人公として存在感を発揮しているため『X7』に比べて印象は薄めだが、 コピー能力でパーティーの危機を救ったり、ラスボスと意外な形で因縁があったりと、それなりに見せ場は用意されている。 戦闘では固有コマンドの「DNAトランス」による多彩な攻撃が持ち味。 DNAトランスは一定時間内にボタンを順に押していくことでこれまでに倒したボスに変身し、強力な一撃を繰り出すことができる(イメージとしてはFFの召喚魔法のような感じ)。 属性付きの全体攻撃が多いため敵の弱点を突きやすく、自身のスピードの高さもあって雑魚戦には非常に相性がいい。 自分の何倍も大きなシルバーホーンドなどにも変身しているが、体型の設定はどうした?と突っ込むのは禁句 一方で大ダメージを与える手段に乏しく、最終的に万単位のダメージを叩き出せるエックスやゼロとは火力に雲泥の差がある。 一応アクセルにも確実に一万近いダメージを与えられるDNAトランスはあるが、よりにもよって習得できるのが最強の隠しボスを倒した後なので…… ハイパーモードは光学迷彩で姿を覆い隠し、ダメージ(とついでに回復までも)を無効化(*3)する「ステルスモード」。 敵の攻撃を引き付けるサブウェポン「オトリ」との相性が抜群で、特にボス戦で真価を発揮する。 ■???(ホワイトアクセル) 『X8』に登場したアクセルの強化形態。白いボディに紫の髪という配色が特徴で、やや気づきにくいが顔の傷も消えている。 ルミネ第二形態にアクセルでトドメを刺してクリアした上で、アクセルの強化率を100%にすると使用可能になる。 作中では???(Unknown)表記で正式名称が不明なため、「ホワイトアクセル」「白アクセル」などと呼ばれることが多い。 通常のアクセルに比べて、ダッシュの高速化・Aトランスの制限時間や空中ショット中の滞空時間が無限になるなど多くの点で強化されている。 アクセルにとっては待望の強化形態だが、ルミネを彷彿とさせる姿やエンディングの描写などから続編での闇堕ちフラグとも受け取れるため、ファンにとっては複雑なところである。 ■余談 Xシリーズの遥か未来にあたる『ロックマンゼクスアドベント』ではアクセルに酷似した姿や能力、人格を持つロックマン・モデルAが登場。 ロックマンゼロシリーズおよびその続編のゼクスシリーズはナイトメア事件の後に『X7』と分岐した世界観で、アクセルは影も形も存在しなかった(*4)ため、驚きをもって迎えられた。 ただし、「A」はアクセルの略ではなく別の意味が込められており、アクセルとは無関係な事が本編で明かされている。一部の変身が実用的でないのは相変わらず 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 代行ありがとうございました(したらばに書き込めないのでこちらで) -- 名無しさん (2019-05-07 00 12 39) 声優だと3人の中でアクセルの人が1番年上なんだよね。2番目はゼロで1番年下がエックスの声優 -- 名無しさん (2019-05-07 04 22 34) ゼロシリーズをリメイクするなら出してほしい。ゼロとの絡みや変貌したエックスへの想いとかを聞いてみたい。 -- 名無しさん (2019-05-07 09 17 03) X8のアクセルエンディング、『コピーチップはシグマ化する可能性を危険視されたが厳重なプロテクトを施されて再生産』とあったのでアクセルのコピーチップがヤバいという解釈でいいのかな。ルミネは『プロトタイプの貴方にそんな力はない』って断言したけど -- 名無しさん (2019-05-07 09 30 32) X9が出ても8のアクセルエンディングの伏線?が回収されなさそう -- 名無しさん (2019-05-07 23 57 13) へへーん、ただいま着床っと! -- 名無しさん (2019-05-08 17 23 33) 伏線が全然拾われずにXシリーズが実質終了したから、Xファンの大半がアクセルの印象が↑にしかない… -- 名無しさん (2019-05-10 15 07 20) ゲームでのまともな出番が2作(番外編含めても3作)しかないから、今一キャラが薄いんだよね。次回作が出るとしたら、ゼクスアドベントのようなボスに変身できる能力を持たせてほしい -- 名無しさん (2019-06-16 21 39 41) 結局こいつの開発者は誰だ?コサック博士かな?あるいは(消えた)ケイン博士とか?後5つ↑、ゼロシリーズはX7は無いよ?たぶんX6のゼロ封印ENDから続くみたいだし -- 名無しさん (2019-07-15 13 10 20) ロックマンX9とロックマンゼロ5とロックマンアクセルを出してほしい -- 名無しさん (2019-12-09 12 18 17) エックスは本編が出なくなった以外は扱いが大分マシになったけどアクセルはまだ扱い悪いよね -- 名無しさん (2020-01-13 18 33 43) コトブキヤがついにまともな立体物出してくれるぞ!ハンターズ3人揃うな、おめでとう!! -- 名無しさん (2022-04-26 18 30 29) 哀れなプロトタイプ -- 名無しさん (2024-07-09 21 32 22) バーロー -- 名無しさん (2024-07-09 21 32 59) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/15790.html
ロックマンX9はいつ出るんだろう。 -- (ネリオバスター) 2018-11-06 19 49 02 X9はダイヤ・パール・プラチナ、X10はブラック・ホワイト、X11はXY、X12はサンムーンみたいなボスが出たら嬉しいですね。 -- (ユリス) 2018-11-27 18 52 59 ロックマンX9 マッシブーン マスター・ミリレッガー かわらわり(コンバットスティック)。 チェリム コスミック・コスモス いやしのはどう(コスミックサテライト)。 ケンホロウ サンライト・ピジョンズ にほんばれ(サンライトビーム)。 ナマコブシ ポイゾン・ウミキュウリ ベノムトラップ(ポイズンドロップ)。 ボルトロス スパーク・デーモン でんげきは(ボルテージショック)。 マッスグマ スピード・タノーキ とっしん(ワイルドダッシュ)。 キリンリキ サイコー・キリンマン サイコファング(サイケックジェム)。 グランブル スパイク・ブルドッグ けたぐり(スパイクシューズ)。 -- (iPad Air) 2018-12-01 09 27 20 草案 ロックマンX10 サンドパン:スティンガー・ヘッジホーグ メタルクロー(アイアンフィスト) サニーゴ:クラスター・コーラリオ ロックブラスト(ガトリングジェム) キリンリキ:ライトニング・ジラフォード かみなり(ライトニングバースト) キャモメ:アクアティック・シーガリオン みずのはどう(アクアラッシュ) デルビル:ボルケーノ・タスマニオス かえんほうしゃ(ギガントトーチ) ジュカイン:マッド・コモディーロ あなをほる(ディグブラスト) モジャンボ:ストリングス・ヴァイニオス からみつく(クライムウォール) イワパレス:ケミカル・ヤドカロッソ どくどく(ポイズンスピリット) -- (ユリス) 2018-12-01 10 29 24 ストーム・フクロウル ヨルノズク⇒ジュナイパー エアスラッシュ⇒リーフストーム ダーク・ネクロバット ココロモリ⇒ルナアーラ バニシング・ガンガルン ガルーラ⇒ホールド 新登場(ロックマンX9以降のキャラクター) ミルタンク:アヤナ(唯一の女性キャラクターなので) ロックマンX10 マギアナ:クローション・シルバーフライ アイアンヘッド(プラチナバースト)。 カプ・ブルル:パラグライド・ダンデリオン しぜんのいかり(パラグライダークラッシュ)。 ドリュウズ:ディグ・モグライド ドリルライナー(ドリルドライバー)。 ケララッパ:トラスト・ウッドペッカー そらをとぶ(フライングジャンプ)。 ラプラス:フリーズ・クリオネイル しろいきり(フォグフリーザー)。 マフォクシー:ヘルファイア・キュービック おにび(ギガントトーチ)。 シルヴァディ:セイバー・ダークパンサー トライアタック(トリオウェーポン)。 エレザード:リフレクト・フルザード でんじは(エレクトリックカーレント)。 -- (iPad Air) 2018-12-30 11 00 20 草案 ロックマンX11 フェローチェ:ボマー・コックロイン きあいだま(クラッシュスフィア) レディアン:ビジュエルド・レディバード ころがる(ローリングジュエル) パチリス:プラズマ・スクワイア プラズマシャワー(パラライズフォール) カイオーガ:フラッド・オルキアン だくりゅう(メガロストリーム) ギャロップ:ホット・ユニキオン ほのおのうず(ファイヤーボルテックス) キレイハナ:フローラル・ハイビスキオ はなびらのまい(ブロッサムレイン) チラチーノ:スペクトル・チンチライザ マジカルシャイン(プリズムビーム) ラプラス:フリーズ・プレシオール こおりのつぶて(ヘイルエッジ) -- (ユリス) 2018-12-30 21 28 56 マグマード・ドラグーン リザードン⇒バクガメス ブラストバーン⇒オーバーヒート -- (iPad Air) 2018-12-30 22 28 49 ベルガーダーはルガルガンでも合いそうです。 -- (ユリス) 2019-02-01 22 18 11 リザードンは飛行タイプだが、メガリザードンXではドラゴンタイプになる。進化前がトカゲだったからドラゴンタイプにはならなかった事なんでしょう。ギャラドスとジュカインもそうだが、ジュカインのメガ進化はドラゴンタイプになるがギャラドスの場合は飛行タイプから悪タイプに変わり竜の形をした生き物だが何故かドラゴンタイプにはならなかったこと。 -- (iPhone6) 2019-09-19 19 33 13 草案 新登場(ロックマンX9以降のキャラクター) ゼラオラ:ジェイク -- (ユリス) 2019-09-21 13 42 15 カラスティングはアーマーガアかと -- (名無しさん) 2019-11-24 17 46 21 カメリーオはインテレオン、テントロイドはイオルブ、ストンコングはゴリランダーでも合います。 -- (ユリス) 2019-11-24 18 38 33 アヤナとナオリはロックマンX9以降のプレイアブルに登場。 -- (iPhone6) 2019-12-22 13 24 48 ヒャグレッガーはムゲンダイナでも。 -- (ユリス) 2019-12-24 21 39 27 X7のウオフライはカマスジョーかと。じごくづき必須 -- (名無しさん) 2020-03-27 16 45 36 草案 タイプ相性表 効果は抜群だ! くさ→じめん クレッセント・グリズリー ほのお→むし メタモル・モスミーノス こおり→じめん ソニック・オストリーグ ほのお→くさ スパイク・ローズレッド でんき→くさ スプリット・マシュラーム -- (ユリス) 2020-03-28 09 59 05 タートロイド(カメックス)、キョダイマックス追加くるけど採用する? -- (名無しさん) 2020-06-03 17 04 03 オクトパルドはオトスパスでも合いそうです。 -- (ユリス) 2020-06-05 22 02 31 ヤンマークはフライゴンかと。お互い弱いと言われてるので。 シェルダンは見た目がまんま、あと技も似てるバリヤード。 ヴォルファングはルガルガン。氷技をおぼえないですが。 -- (名無しさん) 2022-02-05 21 46 48 草案 タイプ相性表 効果は抜群だ! むし→はがね マグネ・ヒャクレッガー でんき→エスパー シャイニング・ホタルニクス じめん→みず タイダル・マッコイーン みず→ほのお フレイム・スタッガー -- (ユリス) 2022-02-06 08 24 58 パンダではないですが、バンブーパンデモニウムは雰囲気がもろキテルグマかと。 あとビストレオはカエンジシ、イノブスキーはエンブオー(技ニトロチャージ必須)かと。 -- (名無しさん) 2022-02-12 15 22 47 草案 タイプ相性表 効果は抜群だ! あく→ひこう スパイラル・ペガシオン エスパー→いわ アースロック・トリロビッチ あく→エスパー グラビテイト・アントニオン -- (ユリス) 2022-04-02 20 08 25 ちょっと待って 今手に入るコラミラだと性格や個性が合わないんだけど -- (名無しさん) 2023-10-05 00 13 16 ベンギーゴはテツノツツミの方がそれっぽい…って思ってたけど性別不明だったorz -- (名無しさん) 2023-12-25 10 02 35 特殊武器をテラスタルで再現 氷テラスタル→ショットガンアイス、クリスタルハンター、フロストシールド、フロストタワー、アイスバースト、ドリフトダイアモンド 炎テラスタル→ファイヤーウェーブ、ラッシングバーナー、ライジングファイア、グランドファイア、マグマブレード、サークルブレイズ、メルトクリーパー 飛行テラスタル→ストームトルネード、ダブルサイクロン、ウィングスパイラル、ウィンドカッター -- (ユリス) 2024-05-11 22 00 20 エックスはルカリオで良くね。ゼロはキリキザンが似合うかもしれません。 -- (Android) 2024-06-28 08 15 11 特殊武器をテラスタルで再現の続き 水テラスタル→バブルスプラッシュ、ジェルシェイバー、メテオレイン、スプラッシュレーザー 電気テラスタル→エレクトリックスパーク、トライアードサンダー、ライトニングウェブ、トライサンダー、サンダーダンサー 草テラスタル→ストライクチェーン、スパイクロープ、シャイニングレイ、グリーンスピナー 鋼テラスタル→ローリングシールド、スピンホイール、レイクロー、メタルアンカー、ムービンホイール 毒テラスタル→スクラップシュート、アシッドラッシュ 地面テラスタル→ソニックスライサー 岩テラスタル→グランドダッシュ 悪テラスタル→バグホール、ダークホールド、シャドウランナー 虫テラスタル→ウィルレーザー、ヤンマーオプション エスパーテラスタル→エイミングレーザー、スクイーズボム -- (ユリス) 2024-06-29 18 03 12
https://w.atwiki.jp/urawaza/pages/605.html
■PlayStation2 Top | 目錄 | あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行 ■ロックマンX コマンドミッション ROCKMAN X COMMAND MISSION ■「裏技・攻略」情報 ●ロックマンX8 体験版 在第2話連絡通路E-1的紅赤色道具箱取得「X8トライアルキー」,儲存檔案回到標題畫面,就會追加「ロックマンX8 体験版」項目。 ●輸入密碼式自動販売機 在上述X8トライアルキー的通路,有部輸入密碼式自動販売機,輸入密碼可取得以下隱藏要素: エックス 19670801 ゼロ 33515937 アクセル 44527839 マリノ 20040729 シナモン 10950508 クロスファイア 32603260 マッシモ HYPER MODE 82536252 ロックマンX 勝利POSE 78523511 ブラックゼロ 69203600 アクセル DNA CHANGE POSE 46925056 シナモン HYPER MODE 31415926 マリノ HYPER MODE 19780506 Top | 目錄 | あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行 ■PlayStation2
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/26066.html
登録日:2011/04/03(日) 17 48 37 更新日:2024/05/19 Sun 07 53 27 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 2001年 CAPCOM GBC VC アイリスゲスト出演 アクション カプコン ゲーム ゲームボーイカラー スクランブルチェンジ ソウルイレイザー ソルイレ ダブルヒーロー ロックマン ロックマンX ロックマンX2 ソウルイレイザー ロックマンシリーズ 走塁レーザー 青き閃光か、赤き衝撃か 2001年7月19日に、ゲームボーイ用・ゲームボーイカラー対応ソフトとしてカプコンから発売された横スクロールアクションゲームで、『ロックマンX』シリーズの外伝作品。 ニンテンドー3DSバーチャルコンソールでも2013年12月25日から配信中。 ステージの特定地点を通るとセーブされ、中断してもその地点から再開できるオートセーブ機能搭載。 海外でのタイトルはMega Man Xtreme2。 サイバーミッション同様、ロックマンXからロックマンX3の三作品をリメイクして一つの作品へと仕上げている。 前作がどちらかと言えばX1ベースだったのに対して、今作はX2とX3をベースに、更にゼロ専用シナリオの存在・アイリスの登場など、X4の要素も含んでいる。 各ステージにも様々なアレンジが入り、ストーリー面でも大幅にオリジナルの割合が増した。またオリジナルボスも多数登場する。 エックスミッション・ゼロミッション・エクストリームの三つのモードがあり、エックスミッションはエックスのみ、ゼロミッションはゼロのみ、エクストリームはエックスとゼロ両方で全てのステージやボスと戦う総集編となっている。 最初選べるのはエックスミッションとゼロミッションのみで、エクストリームは両ミッションのクリアによって開放される。また、真の最終ボスと戦うのもエクストリームだけである。 最大の特徴として、敵本拠地とエクストリームでは『スクランブルチェンジ』が可能。一部の場面を除き、セレクトボタンでエックスとゼロを任意のタイミングで交代、自由に使い分けられる。 X7に先駆けて実装されたダブルヒーロー制であり、両者のライフや武器エネルギーは別々だが、操作中のキャラのライフが無くなった時点でミスとなってしまうので注意。 また、敵を倒した際に出現する『ソウル』を集めると、ソウルの数に応じた強化パーツを開発できる。開発した強化パーツは各キャラ毎に一定数装備できる。 ちなみにソウルとはレプリロイドのDNAプログラムを抜き出したもの。 ◆あらすじ 南洋の孤島『ラグズランド』で、突如レプリロイドのプログラムが消滅して抜け殻となってしまう『イレイズ現象』が大量発生。 ラグズランドへ調査に向かったエックスとゼロは、過去のイレギュラーが次々と復活しているのを目撃する。 そこにガレスと名乗る謎のレプリロイドが現れ「復活したイレギュラー達を倒せば研究所の場所を教える、我々を止めてみせろ」と挑戦してきた。 レプリロイド達の正常なソウルを取り戻すため、エックス達は戦いを受けて立つ。 ストーリー時期としてはX3とX4の中間にあたる。 ◆主要キャラクター エックス 主人公。イレギュラーハンター第17精鋭部隊隊長。 ゼロ イレギュラーハンター第0特殊部隊隊長で、元エックスの同僚。 今回はもう一人のプレイヤーキャラとして登場。 作品自体はX2、X3ベースだが彼の操作はX4基準のゼットセイバー仕様でゼットバスターは一切使えない。 最初からエアダッシュ可能だが、今回二段ジャンプは使えない。 時系列的には今作がゼットセイバーのデビュー戦となる。 アイリス レプリフォースからの交換研修生で、オペレーターとして研修中。今回のミッションでエックスとゼロをサポートする。 X4では悲劇的なヒロインだったが、今回ファンサービスとしてゲスト出演を果たした。 R20によると、過去なので胸を小さくしたらしい。 Dr.ライト エックスにパワーアップパーツを授けてくれる。 そして今回は新たに、ゼロもパワーアップさせてくれる。 ガレス 今作オリジナルキャラクター。ゼロミッションで登場。 ベルカナに造られた戦士で、騎士のような鎧を纏っている。その鎧は非常に防御力が高く、並大抵の攻撃では殆どダメージを与えられない。 そして彼の持つジャベリンは自身の鎧を貫くほど高い威力を誇る。つまり… なお、イラストで並んでいるライオン型メカニロイドは残念ながら登場しない(普段はいるらしい)。 ベルカナ 今作オリジナルキャラクター。エックスミッションで登場。 脚が見えないほどのロングスカートに杖を携えた魔女のような姿をしている。 ラグズランドの開発研究員だったという事以外、彼女自身の開発経緯などは謎に包まれている。 戦闘では宙に浮かび、辺り一面に作用する魔法のような攻撃(当たるとボタンまで封じられる仕様)を繰り出してくる。 彼らと戦う研究所ステージBGMは人気の高いX2のカウンターハンターステージのBGMが流れる、 シグマ 例によってケツアゴハゲ。今回はX2の頃の姿。 ベルカナと結託し、レプリロイドのソウルを集めて強力なボディを造ろうとした。 勝手な行動ばかり取るベルカナには手を焼いていたらしい。 ついでにX1当時のペットだったベルガーダーも研究所門番として復活している。 第一形態はX2と全く同じ(行動パターンも同じ)だが第二形態は本作オリジナル。 ◇8大ボス 倒すとエックスは特殊武器、ゼロは必殺技(カッコ内)を入手できる。エクストリームでは、ボスにとどめを刺した方のみ取得する。 一部、原作と取得できる武器が変更されている。 各々のステージは大体原作と似た構成になっているがX3出展のボスステージは容量的に厳しかったのかほぼオリジナル。 ステージBGMも原作のアレンジとなっていて中々良質なのだが、全体的にループが短くなっている他、ミスでランチャーオクトパルドステージとバーニンナウマンダーステージのBGMが入れ替わっている。 なお、エクスプローズホーネックステージは、原作(SFC版)ではなくPlayStation・セガサターン版・win版X3のメロディを再現したものが使用されている。 シャイニング・タイガード(レイクロー/ライジング) エレキテル・ナマズロス(トライアードサンダー) ランチャー・オクトパルド(マリントルネード/フィッシュファング) バーニン・ナウマンダー(ファイアウェーブ) ワイヤー・ヘチマール(ストライクチェーン/ライトニング) ソニック・オストリーグ(ソニックスライサー/ダッシュ) エクスプローズ・ホーネック(ボムビー/アースゲイザー) スクリュー・マサイダー(トルネードファング/ドリルクラッシュ) エックスミッションでは前半4体、ゼロミッションでは後半4体、エクストリームでは8体全員と戦う。 尚、ここに登場しなかったX1、X2のボス達もエクストリームクリア後に解放されるボスアタックで戦える。 ◆パワーアップパーツ 8ボスのステージ中に全4つのカプセルがあり、それに入ることで入手できる。 基本的にはX2のものと同じだが、全部揃えないと見た目が変化しない。 また今作ではゼロにもパワーアップパーツがあり、エックス同様にカプセルに入って入手する。 と言っても、カードダスの外伝作品『メガミッション』で登場したゼロ専用アーマーと違い、装備しても見た目は変わらない。 以下青字はエックス、赤字はゼロの効果 ヘッドパーツ 特定のブロックを破壊可能になる。 効果は同じだが、ゼロミッションでは該当ブロックが登場しないのでエクストリームまで実質意味がない。 ボディパーツ ダメージを半減、ノックバックも小さくなる。 また、ダメージエネルギーを蓄積し、一気に放出して画面全体を攻撃する大技『ギガクラッシュ』が使用可能になる。 アームパーツ エックスバスターのチャージショットが二発分チャージできるようになり、更に二発連続発射すると一発の拡散ショットとしても撃てる。 特殊武器もチャージできるようになる。 『ファイナル』が使用可能になる。 前方の敵めがけてまるで乱舞のように連続攻撃を叩き込むゼロの最強技。ボス相手にも大ダメージを与えられる。 フットパーツ 壁蹴りが自動的にダッシュジャンプになり、より遠くへ跳べるようになる。 また、特定のブロックを壁蹴りで破壊可能になる。 更に、左右と上方向にエアダッシュする『バリアブルエアダッシュ』が使用可能になる。 エックスと違って元々エアダッシュ可能な代わり、上方向へのエアダッシュは使えない。二段ジャンプにもならない。 おまけにこれまたヘッドパーツと同じく、ゼロミッションでは該当ブロックが登場しないので実質意味がない。 ◆波動拳&昇龍拳 エックスが全パーツを揃えた状態である場所へ行くと隠しカプセルが出現、そこでライト博士がエックスに伝授してくれる。 前作同様、波動拳と昇龍拳を両方とも使えるようになる。しかも前作より威力が上がっている。 会得後、バスターをフルチャージして下に入力しながら発射すると波動拳、上に入力しながら発射すると昇龍拳が出せる。 どちらも地上にいる時のみ限定だが、原作と違ってライフ満タンでなくても撃てる。 ◇ソウルアイテム 集めた『ソウル』から作られた強化パーツ。序盤特に役立つ回復量アップ(体力or武器)、攻撃強化や常時三段目固定(各バスター/セイバー別)など効果は様々。 “ハイパーダッシュ”(エアダッシュ含めダッシュ中は無敵状態になる)はシグマ第二形態を筆頭に終盤のボス戦では重宝する。 但し、パーツは各一つしか作れないので、特に共通パーツは慎重に。 ……ボスアタック?なにかの冗談でしょ、『ソウル』から作るなんてさ…… ◆余談 この作品は、ダブルヒーロー制やボスアタックの導入など、ボリュームの大きさ、そしてバグの多さでも話題になった。 特に有名かつ深刻なバグとして、「ライフアップを入手した後にライフが0になると、増えたはずのライフゲージが元に戻り、しかも再入手できない」「最終面の復活ボスとの戦闘中にエスケープユニットを使用するとエンディングに突入する」というものが挙げられる。 ライフアップのバグの被害に対しては、一応「ライフアップを取らずにステージをクリアし、再びそのステージを訪れて入手後、すぐにエスケープユニットで脱出する」という対応手段はあるが… これらの件について当時のカプコンスタッフは「バグではなく仕様」と回答していたが、該当部分は海外版では全て修正されている。 X6のイベント会話でも「過去のイレイズ事件と似ている」という台詞があり、ナンバリングタイトルとはパラレル扱いだったロックマンワールドシリーズと違って、正規のシリーズストーリーとして繋がっているのが分かる(*1)。 Xシリーズ唯一のRPGである外伝『ロックマンXコマンドミッション』でも、(発売時期としても)X7後のストーリーとして位置づけられている。設定上多少の矛盾が生じてはいるが。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ちなみにベルカナは生きているらしい…再登場してほしかったなぁ -- 名無しさん (2015-07-16 23 40 39) このソウルってゼロシリーズでいうサイバーエルフと同じもの? -- 名無しさん (2015-12-26 10 28 44) バグの多さと、当時のスタッフの仕様という言い訳で話題になった -- 名無しさん (2016-04-19 22 37 45) シグマと戦うのはエクストリームだけなんだよね -- 名無しさん (2016-12-20 05 04 15) ベルカナが弱すぎる… -- 名無しさん (2017-01-22 19 35 14) ゼロのジャンプ斬りが強かった。強化パーツ2つ付ければ弱点武器並のダメージを与えられた。 後はシグマビーストが強い。即死技も持っているし防御防御性能も高いし範囲攻撃も持っているシリーズトップレベルのボス。 -- 名無しさん (2021-06-12 13 00 07) シグマもだけどイーサ ソウェルとかいうオリジナルボスがマジで強いのよ…理不尽度ならナイトメアマザーと張れるかそれ以上だと思う -- 名無しさん (2022-06-08 20 27 26) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rockxmatome/pages/10.html
本シリ-ズはストーリーが面白みの一つであるために 1作目から順々に手をつけていくことが望ましいが、 ゲームを楽しむとして良作のみを手に取ることもまた賢明ではある。 基本的にオススメなのは ○ロックマンX ○ロックマンX2 ○ロックマンX4 ○ロックマンX8 ○イレハン ロックマンX5,X6,X7は初心者は手をつけないほうが良いと思われる。
https://w.atwiki.jp/tasdouga/pages/2247.html
タイトル(コピペ用) ロックマンX サイバーミッション ジャンル ACT このページを編集 海外タイトル Mega Man Xtreme 発売日 2000/10/20 動画を追加 シリーズ ロックマンシリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 海外版 ここを編集 記録 27 33.58 追記回数 32064 Player FractalFusion TASVideosページ http //tasvideos.org/2286S.html TASVideosStatus published 転載元 分割リンク マイリスト 備考 Movieファイル 解説 その他 -表示 過去最速 +表示
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/6883.html
今日 - 合計 - ロックマンX2 ソウルイレイザーの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時27分06秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して