約 48,546 件
https://w.atwiki.jp/rcrowa/pages/29.html
「しかし、参りまシタねぇ……一体これからどうしたものか」 遥か彼方の水平線を見つめ、眉をハの字に下げて呟く男は外国人だ。 染色ではあり得ないきめ細やかな金髪、ガラス玉のように綺麗な青い瞳。 背丈も日本人のそれと比べれば相当に高い。190センチの大台にギリギリ届かないくらいの長身である。 百人中百人が認める美青年。それが殺人ゲームの参加者の一人、ディーノという男だった。 ディーノは優しい男だ。 少なくとも、他人を殺して自分だけ生き残ろうとは全く思わない。 まして自分の店の店員達まで参加させられているとなれば尚更だ。 殺し合いには乗れない。しかしかと言って、爆弾付きの首輪に縛られたこの状況を打破する気の利いた策はとても思い付かない。 ディーノが弱音を零してしまうのも詮無きことであろう。 「後ろ向きになってても仕方ないですよ、ディーノさん。前向きに行きましょう、はう!」 そんなディーノの傍にはもう一人参加者が居た。 白い帽子が可愛らしい橙髪の少女だ。 彼女の人相もかなり整った部類であり、ディーノと並んだ絵面は実に華やかだ。 少女の名前は竜宮レナ。ディーノはゲーム開始後すぐにレナと遭遇し、乗らない者同士すぐに意気投合した。 「レナさんはもう……なんというかパーフェクトデスね! ヒロインの標準装備であるところの包容力! 度胸! うちの店にスカウトしたいくらいデス」 「あ、あはは。詩ぃちゃんのお店と同じものを感じちゃうかな、かな」 黙っていれば美男なのだが、喋ると途端に残念になる。それがディーノという男だった。 彼は日本のオタク文化に憧れて日本を訪れ、遂には憧れの延長線で店まで興した行動力の塊。 因みに今身を乗り出してくるディーノに引き気味な苦笑を浮かべているレナもまた、人のことはとても言えない変人なのだが、それは此処では置いておく。 「レナさんのご友人は前原圭一さん、園崎魅音さん。そして北条沙都子さん、でしたね」 「そうですね。ディーノさんの方は桜ノ宮さん、星川さん、神崎さんと」 首輪を解除する手段も、この島から脱出する手段も、今はない。 つまり活路が見えるまでは、自分や他人の命を守りながらこのゲームに向き合わなければならないのだ。 となるとやはり優先して接触したいのは見知った相手。 純粋に安否が気がかりというのもあるが、手放しに信用していい他人というのはこの極限状況では本当に貴重である。 無論、その顔見知り達が乗っている可能性もゼロではない。ないのだが、それでもディーノは彼女達は乗っていないと信じていた。 こんな恐ろしく残酷なゲームに加担して人を殺すなんて、彼女達がする筈がない。心から、一点の揺らぎもなくディーノはそう断言出来る。 レナもそれは同じだろう。 レナさんの友人も見つけてあげないといけませんねと、ディーノは同行者云々以前に一人の大人として強く決意する。 そうして仲間を増やしていき、いずれは首輪を外してどうにか逃げ出そう。 楽観的だとは自分でも思うが、何事もやってみなければ分からない。 「あの、ディーノさん」 「? どうしまシタ、レナさん?」 そんなディーノに、レナが改まった様子で声を掛けた。 先程励ましてくれた時とも、ディーノの言動に苦笑していた時とも違う。 なにか真剣な、笑い話に出来ない話題を切り出す声のトーンだった。 ディーノもこれには思わず居住まいを正す。 気がかりなことでもあるのだろうか。 レナはまだ幼い。自分以上に大きな不安を抱えていても何ら不思議ではない。 ならば聞いて、出来るなら解消してあげなければ。 身構えて待つディーノだが、レナが発した言葉は彼の顔を途端にきょとんとしたものへと変えた。 「ディーノさんは……宇宙人って信じますか?」 「へ?」 宇宙人。……宇宙人? ディーノ的には居ると信じたいところだったが、何故今それを? まるで意味が分からず疑問符を浮かべているディーノに、レナは硬い声色で答えを催促する。 「答えて下さい。信じますか?」 「えー……と。まあ、信じる寄り――でしょうか。ロマンがありマスよね、ええ」 「じゃあ」 今度はレナが身を乗り出した。 奇しくも先程の構図とは正反対。 しかしレナの声には、明らかにふざけている様子はない。 だからこそ尚更、ディーノは困惑してしまうのだ。 だって、そうだろう。 これのどこが、今この状況で、これほど真剣に話す内容なのか。 「――この殺し合いを仕組んだ主催者……兵藤和尊と帝愛グループ。 奴らは宇宙人で、会場に居る参加者もほとんどが奴らの手先。 レナとディーノさんのようなごく一部の参加者だけがその例外」 「……、」 「そう言ったら、信じますか?」 言葉を失うディーノに、レナはまた問いかける。 今度の問いは、突拍子もないどころの騒ぎではなかった。 はっきり言うなら滅茶苦茶。妄想にしても行き過ぎている。 兵藤と帝愛は宇宙人で、参加者のほとんどはその手先? 中学生のノートに書いてある痛々しい小説だって、もうちょっと設定に説得力がある筈だ。 「答えて下さい、ディーノさん。ディーノさんは優しい人だから、信じてくれますよね?」 が、今のレナにそれを言うことはとても出来なかった。 彼女の剣幕は明らかに異常だ。さっきまでの落ち着いた彼女は一体どこに行ってしまったのかと此方が問いたくなるくらい、様子がおかしい。 もし此処で信じないなどと言おうものなら、それこそ首でも絞め上げられそうだ。 かと言って無理に話を合わせても、いずれ絶対にボロが出る。 ……どうするか。どうしたものか。 考えた末、ディーノはいつもの爽やかな笑顔を浮かべて、レナに口を開いた。 「少し落ち着きマショウレナさん。私の支給品に美味しそうなコーヒーが――」 言い終わる前に。 レナの瞳から、色が消えた。 彼女のことを最大限に慮り、落ち着かせようとするディーノの台詞を遮って。 「やっぱり、そっち側なんですね」 レナは冷たく、失望を露わに言い放ち。 後ろ手に隠し持っていた大振りの刃をぶおんと振り抜いた。 え、とディーノが声を漏らす。 それが、優しくも個性豊かな青年の発する最期の音であった。 首に食い込んだ刃が骨断ち肉断ち通過する。 端正な顔が夜空に舞い上がり、ボールのように転がって崖の下へと消えていった。 意識が完全に消える最期の最期まで、その思考は突如豹変した少女への困惑で満たされていた。 ◆ 「信用出来るかも、なんて思ったレナがバカだったよ。でもこれではっきりした。全部、私の仮説通り」 首から上を失ったディーノの死体を冷たく見下ろしながら、レナは誰にともなく言葉を紡ぐ。 竜宮レナの支給品は使い慣れた大鉈だった。普段愛用しているものと流石に同じではないようだが、使い心地は今のところ概ね変わらない。 とはいえ、この状況を生き抜く上でこんな武器では心許ないというのも事実だ。 そういう意味でも首尾よく"敵"を一人殺せたのは良かった。持ち主が居なくなった以上、支給品も当然殺した自分が総取り出来る。 「殺し合いなんて全部茶番なんだ。宇宙人の親玉が、真実を知った私を殺す為だけに仕組んだ三文芝居」 ディーノを殺したことに対する罪悪感など、レナには欠片もない。 そんなものを抱く意味がないからだ。 彼は信用出来そうな"人"に見えたが、核心に触れた瞬間すぐに分かった。 ああ、こいつもそうなのかと。所詮、人の皮を被った宇宙人の一匹でしかないんだな、と。 兵藤和尊は宇宙人の親玉である。 彼を護衛する黒服達は、その部下。 デスゲームの体を取っているが、それは全て表向きのカモフラージュ。 実際には、"知り過ぎた"自分を抹殺する為に仕組まれた下劣な茶番でしかない。 「……こんなに大掛かりな準備までしてご苦労さま。 でもね、レナは死なないよ。お前達の思い通りになんてなるものか」 絶望的な状況であるのは百も承知だ。 雛見沢の宇宙人共など、帝愛に比べれば可愛いもの。 奴らこそが本当に殺すべき宇宙人。諸悪の根源である。 ――ようやく掴んだ、その尻尾を。 諦めない。諦めてなるものか。 一人残らず殺してやるぞ、宇宙人め。 お前達が間抜け面で綴った悪魔の脚本を、笑いながら破り捨ててやる。 ……以上此処まで、全て竜宮レナの"妄想"である。 彼女の話を聞いてディーノが困惑したのは、至極正しい。 兵藤和尊は宇宙人? 帝愛グループもその手先で、参加者も彼女以外は宇宙人の回し者? そんなわけがない。第一もしも宇宙人なんてものが存在し、レナが本当に狙われているのだとしたら、こんな大掛かりな真似をする必要がそもそもないのだ。 居場所を突き止めてそのまま殺してしまえばいいだけのこと。拉致などという手間を掛ける理由が見当たらない。 いつものレナならば、その聡明な頭脳ですぐにこの結論に辿り着いたろう。 しかし今、竜宮レナは正気ではない。狂気と疑心暗鬼に囚われた虜囚だ。 結論に辿り着いても、それを曲解して無理矢理反論を捻り出してしまう。 そして質の悪いことに、その反論をこそ真実として大事に抱えてしまうのだ。 「皆殺しにしてやる。レナは、お前らになんて殺されない」 ――居もしない侵略者へと、哀れな少女は高らかに宣戦布告した。 開幕後最初の犠牲者となった青年の人生になど、一切思考を傾けることなく。 己の中の"悪魔の脚本"を愚直に信じて、レナは進んでいく。 【ディーノ@ブレンド・S 死亡】 【残り41人】 【I-3/崖沿いの道】 【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】 【状態:極度の疑心暗鬼、首に痒み】 【道具:鉈、不明支給品×2、ディーノの不明支給品×3(未検分)】 【スタンス:皆殺し】 002 白黒ファウンデーション 時系列順で読む 004 第三の男、幼女(?)と出会う 002 白黒ファウンデーション 投下順で読む 004 第三の男、幼女(?)と出会う 竜宮レナ [[]] ディーノ 死亡
https://w.atwiki.jp/sne_hina/pages/34.html
学校の終了の鐘がなって、生徒が元気良く走り出していく。 宿題を終わらす生徒、友達と遊ぶ生徒など、我先にと扉をつめていく。 その中、俺は一人クラスへと歩いていた。 戸を思い切りあける。 「待たせたな!」 そこには部活メンバーがいた。 前原圭一、竜宮レナ、園崎姉妹、北条兄妹、そして古手姉妹。 「待ちくたびれたぜスネーク!」 「はぅ、やっと来たよ~♪」 「ありゃ、遅かったね先生」 「いいじゃないですか、お姉。今日ぐらい別に」 「むぅ、何で詩音は先生たちには猫被るのかなぁ」 「にーにーも部活以外は猫被っているんじゃなくて?」 「皆猫被っているのです、にぱ~☆」 「あぅあぃあぅ、いじめないでほしいのです、あぅあぅあぅ」 いつもと変わらず、部活メンバーはハイテンションだ。 「じゃあ魅音。今日の部活は何をするんだ?」 「フッフッフ・・・やっぱり気になる?」 「もったいぶらないで教えろよ魅音」 圭一が横から言って来る。 「もしかしてカルタなのかな?かな?」 「私はジジ抜きだと思いますので?」 「沙都子とトランプは遊びたくないよぉ」 「ぜーいんはずれ!じゃ発表するよ~!」 皆黙り込む。 「今日の部活は球技!その種目は野球!だから皆外で集合!じゃ解散!」 解散後、皆で外まで全力疾走する。 悟史はバットを持ち、魅音はロッカーから人数分のグローブを取り出した。 まったく、どうやったらあんな小さなロッカーに九つもグローブが入るのやら・・・ いろいろ不思議なことが起こっているが、それがこの村だ。 もはや驚くことでもない。 今はとりあえず外に出ることに専念した。 「じゃチーム分けするよ~!」 全員出揃った頃、魅音が叫んだ。 「そっちの端から二ずつ数えて~!」 1、2、1、2、1、2・・・・ 俺は当然一だ。 「じゃ一は向こうに行って~!先攻後攻はじゃんけんで決めるから~!」 結果、魅音、悟史、圭一、梨花、沙都子が敵になった。 「じゃんけんする人前に出て~!」 「先生、お任せします」 「先生、がんばって~!」 「あぅあぅあぅ、がんばるのです・・・」 と、このようにじゃんけんするのは俺に(強制的に)決まった。 「んじゃせんせー行くよ~!」 「「じゃ~んけ~ん!」」 同時に叫ぶ。 「「ポイッ!!」」 これまた同時。 しかし、出された手は違った。 魅音はパー、俺は・・・ 「勝った!!」 チョキだった。 初めての感動。 初めて魅音に勝負事で勝てた・・! 「うぉ、すげーなぁスネーク。魅音に勝っちゃうなんて」 「ぅわ~、おじさん久しぶりに負けちゃったよぉ。じゃおじさんたち後攻だから、先どぞ~」 「わかった、じゃ始めるとするか!」 「「「「プレイボール!」」」」 最初のバッターは詩音。 対するピッチャーは姉の魅音。 いきなりの姉妹対決だ。 「まぁさかいきなり詩音とはねぇ」 「私も一番打者として出されるのは心外でしたよ」 「大丈夫?ずっと女学院にいたんでしょ?野球は久しぶりだから手加減してあげようか?」 「お姉ぇ、いくら私が女学院の出だとしてもあなたの妹ですよ?なめられたくはないですねぇ」 詩音がバットをより強く握る。 「それに部活中のお姉ぇが手加減してくれるとは思えません」 「あ、やっぱりばれてた?勝負事は手加減しないって」 魅音が構える。 「んじゃあ行くよぉ詩音」 魅音が振りかぶる。 「これが私のぉ・・・」 そして・・・ 「本気だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 投げた! 「なっ・・・!」 あれぇぇぇぇ!? ○学生ってこんなに速く投げられるっけ!? 90キロは楽に超えてるぞ!? 「それがお姉ぇの本気ですか・・・」 詩音が言った。 「じゃあこれが私のぉ」 バットが空を切る! 「本気だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 カッキーンと響くバットと硬球の衝突音。 そしてボールは・・・ 「センターッ!」 弾丸のような速さで駆け抜けた! センターには圭一がいた。 「うわぁぁぁぁぁぁ!」 圧倒的な威力を秘めたライナーの前に完全に腰を抜かしていた。 「よしッ!」 走り出す詩音。 落下する硬球。 魅音はそれに走りよって投げた。 「ファースト!」 一塁には悟史がいて、見事魅音の投げたボールをとった。 しかし、もうすでにそこには詩音がいた。 「お姉ぇ、少し腕が落ちたんじゃないですか?」 こんなものは余裕だと言うような表情で挑発する詩音。 「詩音、どうやってそんなにうまくなったの?」 「お姉ぇ、忘れたんですか?私の幽閉先は女学院ですよ?ソフトボール部ぐらいあって当然じゃないですか」 いや、それでもソフトボールと野球は似て非なるものだぞ、と心の中で突っ込む。 二番打者はレナ。 っと、その前に・・・ 「ターイム!」 「えっ、どうしたの先生」 「ちょっと待ってくれ、な?」 「おじさんは別にいいけど・・・」 「じゃ、レナ!ちょっとこっちに来てくれ」 「どうしたんですか?先生」 「ちょっと話したいことがある」 そう言って、レナを少し離れたところへ連れて行く。 「先生、どうしたんですか?」 レナの肩をつかむ。 「レナ。お前確かかぁいい物が好きなんだよな?」 聞いたことがある。レナはかぁいいモードになると、神々をも超える存在となると。 「うん、レナはかぁいいものが大好きですけど・・・」 「この部活で勝てたら、レナにかぁいいものをたくさんあげるが、どうだ?」 「え?」 きょとんとするレナ。 「だから、この試合に勝ったらかぁいいものを山ほどあげるって言ってるんだ」 「かぁいい・・・物?」 「ああ。たとえば・・・」 ポケットに手を入れて引っ張り出した。 「こういうのはどうだ?」 手にはガーコ人形が入っていた。 「かぁいいか?」 などと聞いてみたが、どうやら無意味のようだ。 目がもう輝き始めている。 もう一度ポケットの中に手を入れて引っ張り出す。 今度はケロタン人形が入っていた。 その瞬間。 「かぁいいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 レナはもうイッていた。 「おっもちかえりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 すかさずケロタン人形とガーコ人形を手放す。 「せんせー!これで全部なの!?」 「い、いや、勝てればもっとあげるぞ。たとえば・・・」 「たとえば!?」 「ドラ○ン○ールに出てくる小動物みたいな飛ぶ奴の人形!」 レナから鼻血が噴水のように飛び出た。 「じゃレナ行って来るよ〜!」 「とりあえず止血してから行け!」 レナがバッターボックスへ向う。 勿論、止血済みだ。 「うわぁ、せんせーレナに何したの?」 魅音が聞く。 「いや。少し話していただけだが?」 「少し話すだけでレナがそんな状態になる訳ないでしょ!」 魅音は少し怒っている様だ。 「反則だよ反則〜!」 「ほう、反則だと?これの何が反則なんだ?」 「レナをかぁいいモードにした事が反則なの!元に戻して来てよ!」 「だから今のレナの何が反則なんだ?第一こんな事は魅音もしていただろう!」 「うっ!」 そう、魅音は部活のときレナを強制的にかぁいいモードにして一人勝ちするのだ。 もちろん、沙都子と梨花はそれに対抗してレナ一段階上のかぁいいモードにして操るのだが。 要するに、男達はいつも地獄を見ているという事だ。 「今日は俺がレナを使わせてもらう!」 「いいよいいよわかったよ!ったくもう〜、やりづらいな〜」 そう言った瞬間、魅音はボールを投げていた。 「なっ!汚いぞ魅音!」 「汚いのはそっちも同じだよ!」 慌ててレナの方へ振り向く。 しかし、そこに居たのはいつもと違うレナだった。 「遅いッ!」 宙を舞う硬球。 静まり返る魅音。 唖然とする俺。 そこに居るレナは、 いつもと違いすぎていた。 「アッハハハハハハハハハハ!」 いや、これはかぁいいモードだ。 しかし、今日のレナはちょっと狂っている。 「遅いよ遅すぎるよみぃちゃん!遅すぎて止まっているように見えたよ!」 うわぁ完全にイッちゃってるよ今日のレナ。 全身からオーラみたいな物が出てるんだけど。 それにレナの影が何か違うよ? 角と羽が生えてるんだけど。影に。 あれ?元に戻ってる。 「はぅ〜〜☆じゃ行ってくるよ〜☆」 「・・・何だったんだ、今のは」 楽に一塁まで歩いていくレナ。 「じゃ、じゃあ気を取り直して行こうか?」 「お、おう」 さっきの事は忘れて次のバッターを出す。 「あぅあぅ、がんばりますです!」
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/483.html
バッツは一息つく間も無く女の子に走り寄る。 「おい、大丈夫か?」 優しく女の子に話し掛ける。 「・・・う、ん」 女の子は無事だった。何処にも目立つ傷はなく、バッツは安堵の表情を浮かべた。 そして女の子は立ち上がり服についたほこりやゴミを手で掃いながらバッツにお礼を言う。 「あ、ありがとうございます!本当に危ない所でした・・・」 「ああ、とにかく無事で良かったよ。最近はここらもな~んかモンスターがよく出るからなぁ」 「そうですね・・・」 少しの、間。いつもの風の音が、今日は聞こえない。 「...あ、自己紹介が遅れました、私はレナと申します。あなたは・・・」 「俺はバッツ。ボコって言うチョコボと一緒にあてのない旅をしてるんだ」 「あてのない旅・・・」 レナは不思議そうに呟いた。 「そ、だからまぁ、無理矢理言うなら旅人ってところかな」 「旅人・・・」 レナはまた呟く。 「まぁ、そんなにカッコイイもんじゃないんだけどね、実際はさ」 バッツは少し笑いながら自分を偽りなく紹介する。 人見知りせず、誰とでもすぐ打ち解けられるのは生まれ持った個性であろう。 レナは「はっ!」と気付き、さっきまでと違う表情をした。 バッツがその表情の変化に気付く間も無くこう言う。 「風の神殿・・・」 「ん?」 「そう、風の神殿に行かなくては!」 「風の神殿って・・・あの?」 レナが深く頷く。 バッツもさすがに昔のタイクーンの事は知らなくても、この事はなんとなく知っていた。 クリスタルが祀られてると言う、あの神殿である。 「なんでまた?」 「ええ、実は数日前にお父様が風の神殿へ向かったの・・・」 バッツは黙って聞いている。 「(さっきから『申します』とか『お父様』とか、育ちのいい娘なんだなー)」 しかし心の中ではレナの品の良さに感心している。 「(そう言えば身なりもどことなく上品と言うか・・・旅用の皮の服とかナイフとか装備してるけど似合ってないような・・・)」 レナは如何にも服に『着せられてる』様な格好である。胸には印象的なペンダントがキラリと光る。 「あの・・・聞いてます?」 レナが少し疑惑の表情。 「へっ?...あ、ああ、もちろん、もちろんさ」 バッツは虚を突かれ少し慌てる。 「・・・で親父さんが神殿に向かって戻ってこないって」 「えぇ、凄く心配で心配で・・・」 レナは少し泣き出しそうな表情である。自分の父親が戻ってこないんだから当たり前だろう。 そんなレナの表情に内心少しドキッとしているバッツ。 「それに最近風が止まったでしょう?何か関係あるんじゃないかと想うと居ても立ってもいられなくなってしまって・・・」 「そう言えば・・・」 言われてみれば辺りは木々に囲まれてるのに不気味なほど静かだ。 さっきまでのざわめきは一体なんだったんだろうと想うほどだ。 「風がないなぁ。確かにおかしい・・・」 「ですから風の神殿へ行かなくてならないんです!」 間髪入れずに話すレナ。その声はさっきより大きい。バッツは彼女の真剣な表情に言葉がつまる。 「や、でっ、でもいくらなんでも女の子ひとりってのはさぁ・・・」 「でもっ!」 さらに声が大きくなるレナ。 父親の事を想ってさっき出逢ったばかりの青年に感情的になってしまっている。 「またさっきみたいにモンスターに襲われる可能性もあるし・・・」 バッツは彼女の父親を想う気持ちは痛いほどわかっているつもりだ。 自分の父親が行方知れずになってしまったら・・・ やはり彼女と同じ行動を執るだろう。 しかし、彼女自身が危険な目に遭うのも目に見えていた。 「そうですけど・・・それに、さっきはモンスターに襲われてたわけじゃありません」 「へっ?」 またしても素っ頓狂な声をあげるバッツ。 「丁度出掛け始めた所ですぐに轟音が鳴り響いて、空を見たら隕石が降って来てて、気付いたらあなたに助けられてたんです」 初めてこうなる状況を説明したレナ。 「(ん?出掛け始めたってこの先はタイクーンの城しかないんだけど・・・)」 少し不思議に想うバッツ。 そしてあることに思い出した。 「あっ!隕石!」 そう、レナがゴブリンに襲われそうになった所を助け、今に至っている。 すっかり隕石の事を忘れていたのである。 しかしレナは続ける。 「あなたには本当に感謝しています。しかしこうしてる間にも時間は過ぎてゆくんです!」 「だから私は風の神殿は向かいます!」 捲し立てられて少し押されるバッツ。 そしてレナはバッツに別れを告げようとする。 「本当にありがとうございました・・・では縁があればまた何処かで・・・」 「お、おい、ちょっと待てよ・・・」 力なくバッツが呼び止めようとするがレナは背を向け歩き出そうとしていた。 しかし立ち止まる。それはバッツの声によるものではなかった。 FF5 5 隕石が導く出逢い4
https://w.atwiki.jp/rakdeadsfe/pages/37.html
鬼隠し編 『ひぐらしのなく頃に』の世界へようこそ。 鬼隠し編は、この世界へあなたを誘うオープニングとなります。 肩肘を張らず、どうか雛見沢での生活を満喫して下さい。 難易度は非常に高いですが、その手応えをお楽しみ下さい。 序盤 冒頭の撲殺シーンは「彼女ら」とあるから圭一がレナと魅音を殺害しているシーン なぜこのシーンが?。 演出上の描写。(罪滅し編の冒頭と同様) ループ記憶? 圭一はレナと魅音の撲殺を鬼隠し編以前の世界で経験していた? //← 圭一のレナ・魅音殺害は非常に稀で鬼隠し編以前の世界で同様のケースはない。←稀というのは梨花の見解として皆殺し編に記述があるが、「ない」と断定したければソース明記が必要→というか「稀」とは「有る」という意味では 列車の中で謝りつづけても許してもらえない女性 圭一に謝っている?本人が気付いてないので許してもらえないのは当然 一緒にいた父が何も言っていないので実際に圭一に謝っていたわけではない? 演出上は、圭一の「許してやればいいのに」という感想が、撲殺時に謝罪を繰り返す(涙はないとあるので)レナを「許さなかった」という描写の伏線となっているようだ ではこの声の女性はレナか? 直前のフレデリカの詩が「私を信じて」というラストのレナの訴えと対応するなら、ここもレナか。 ループ記憶が実在することのヒントか。 圭一の自宅前で後ろに立ち、振り向く前に息を吸い込んだ女性と同じ? オヤシロ様の祟りと関係が? オヤシロ様関連だとすると、圭一が起こした犯罪の被害者に謝っている。(被害者に謝る母の声かも?)圭一は被害者に謝っていない人間なのでオヤシロ様の声が聞こえた? 羽入。雛見沢を離れた影響という低確率での発症に責任を感じ、羽入が謝り続けたというシーンに該当? (皆殺し編より) 綿流しまで レナが工事現場に宝探しにいくのは何故? (→罪滅し編で解決) 深い意味は無く、単純に趣味? 見つかっていない右腕を探すため? 1年目の祟りにレナ(当時茨城在住だが…)が関係している? オヤシロ様の祟りと何か関係している? ただ単に鉈を持ち歩いても不自然ではないというイメージを作るため?-- 家庭に居場所を無くしつつあり、無意識に自分の城を作っていた (罪滅し編) 不要になり居場所を失って捨てられたゴミと、家庭での居場所を無くす自分とを重ねあわせ共感していた (罪滅し編) かぁいいもの集めを楽しむことで、家庭の辛苦に耐えようとした (罪滅し編) 工事現場のゴミを家庭に溜め込むことで、家庭への侵入者(リナ)を退けようとした (罪滅し編TIPS) 序盤の部活で「ゾンビ鬼」があるが、その後の展開の伏線(?)らしきものも。 沙都子を誘き寄せる為「校門に両親が来てる」とデマを流す圭一。 この時点では 沙都子の両親は二年目の祟りで死んでいるのを知らないとはいえ禁句 。その後、魅音が圭一のデマを派手に流したのはそれに対するあてつけ? 「捕まえたら内臓を引きずり出して食ってやる〜」と脅し文句。 その後、本当に同じ事をする綿流しの風習を知る。 子供達に「スペースコロニーが落ちたのでレナを探してくれ!」と頼む。「地球の危機を救えるのはレナだけだ!」と詰め寄る子供達。「そんなの出来ないよ〜」とうろたえるレナ。 これに対して、罪滅し編では 宇宙人が来て地球の危機だ!みんなを救わないと!と妄想に取り憑かれ学校占拠事件を起こす事に。 綿流し以降 おはぎの中に本当に針が入っていたのか? (→罪滅し編で解決) 入っていた おはぎに異物を混入可能なのはレナ、魅音、お魎の3人。→ 詩音も可能か (目明し編)---お魎が、大石と接触する圭一を疎ましく思い警告の意味で針?を入れた。後から魅音はその話を聞かされ、やむなく自分がしたと告白したのでは? 圭一が手に取ったおはぎは本当にレナが作ったものだった? 魅音に言っていることから、入っていた。魅音はただのいたずらだと言っている。 入っていない−別の異物 針ではなく別のものが入っていた?(髪留め、つまようじ、菓子切り等) 針ではなくオットセイのキーホルダーだった?(この場合、圭一に認識障害) 刺激を感じる食材、辛子やワサビ?(この場合、圭一に重度の認識障害)→辛子等では血は出ないため、可能性は低い 魅音がいたずらと断言しているので何か食べられるもの、魚の骨などではないか。→ タバスコ。 (罪滅し編より)→ タバスコの辛さを針のささった痛み、赤い液色を血と捉えたのでは? 「血が出るかと思った」と言った圭一に魅音は反論しなかった事から軽く怪我をする可能性がある物?→つまようじ、シャープペンの芯、茹でていないパスタ→ただのオーバーな表現だと思った?("血が出るかと思った"とは言ったが、"血が出た"とは言っていない)---圭一は「針を」入れたかとは問い詰めておらず、魅音も「針を」入れたとは白状していない。 綿流し編、祟殺し編、暇潰し編では焼死体として発見される鷹野三四が行方不明のままなのはなぜ? 話が出ないだけで他編と同じように発見されている? 何らかの理由で焼死体を出す必要が無くなった(または死体を出せなくなった)、もしくは行方不明にする必要があった、などの可能性。 鬼隠し編のみ生き残っている(他編の死体が本人であると仮定)、もしくは別の事故に巻き込まれた。 死亡推定時刻が合わず、別人と見破られたのではないか。目編参照 なぜレナは圭一が豚骨ショウガ味ラーメンを買ったことを知っているのか?(→罪滅し編で解決?) 実際、そこにレナが居合わせたから? 村の噂で聞いた? この村では噂が伝わるのは早く、前原屋敷の評判等から圭一のことは多くの村人が知っていた。--バイトをしていた魅音から聞いた? 余所者ということで当時監視がついていた? オヤシロ様によって? 圭一の母親から聞いた?--- 両親の不在とラーメンは「両親に聞いた」が自然ではないか。(ラーメンは買う時にセブンスマートに村の住民が居た可能性も有り) 圭一は朝早くに一人で出かけている。迎えに来たレナが母親から出張による両親不在、夕飯はカップラーメンだろうという事を聞いていた可能性は大きい。が、それにしては買い物当時のディテールが正確すぎる。 レナは両親とセブンスマートで会うことがあるとの描写。 (罪滅し編) ゲーム版で圭一がセブンスマートに買い物しに来たとき、後ろに魅音とレナが居たことに気づかないシーンあり、これと同じ事? レナの訪問から大石の電話に戻った際に、時間が全然経っていないという記述は? 大石が圭一に気を遣っただけ? 圭一がパニック状態に陥っていたため長く感じられた? レナの訪問は本当にあったのか?妄想? 大石はスポーツ番組を見ている、たとえ少し長くかかっても彼にとって大して長く感じなかった可能性も。 スーパーでラーメンを買った時を回想するシーンで、振り返った圭一の前に誰がいた?(該当するのは、理解するまで時間を要し、理解すると凄まじい恐怖となる何か) 実際に誰かを見た? これは圭一の妄想なので、当時の恐怖の対象だったレナ?→恐怖は凄まじいだろうがレナなら理解は瞬時 一瞬理解できていなかったことから、自分自身?→自分を見た心理的理由は何か(別項参照) 羽入→理解に時間はかかる。が、羽入を見てあれほど恐怖するだろうか。また記憶内で振り向くという妄想内に見たこともない羽入が出現することは困難 記憶の中で振り向くという物理的に不可能な現象なので、実際に誰かを見たという説明には無理がある 視覚現象とは別の何か? 心の中にあった祟りに対する恐怖が、具体的な形(死体等、人が恐怖するモノ)として具現化された?→ オヤシロ様を見たならこの妄想か。羽入ではなく、もっと恐ろしい姿だろう。理解に時間がかかり恐怖も大きい。 記憶を再構成することではじめて恐怖したとあるので、 レナと魅音は実は無実であったという真相の推理とその衝撃をりんごの咀嚼と何かを見て恐怖したことに例えただけ?→具体的には優しく微笑むレナ、狂気に駆られた自分等を見た(気がした)。理解に時間がかかり恐怖も大きい。 ←りんごの咀嚼が何に対応するのか意味不明。疑心暗鬼に駆られた圭一が、自分の回想の内で"微笑むレナ"を見ただけですぐに「レナと魅音は実は無実であったという真相の推理」に至れると考えるのは強引に過ぎる。長々と書いているが所詮狂人(圭一)の妄想なので深く考えるだけ無駄。 魅音「あのジジイ絶対に殺してやる!」この発言は「明日学校休んじゃいやだよ」「転校しちゃいやだよ」等と違い、殺意がなかったと解釈するのが困難。その真相は? 殺意の有無と実行可能性は無関係--この時、詩音が入れ替わっていた?→詩音は終始大石とは協力関係にあるのに、何故圭一のためにそこまで言ったか。 圭一の行動と悟史の行動、言動の一致、魅音が本音を明かし、圭一を想う気持ちが高まった? 魅音がめったに見せない次期頭首としての冷酷な側面?---詩音の調査した限り、園崎家は殺人に手を染めることはないはず。 「あの時殺しとくんだった」つまり過去に大石を殺す選択肢・機会・能力はあった? 詩音が魅音だったころにダム現場で暴れまわってた時期、大石も警察としてダム周辺の見回りなんかに来ていたらしいのでそのあたりのことでは?(大石はこの時期に刃物で肩を斬りつけられている) 圭一の雛見沢症候群による聞き違い。 (皆殺し編)→ それなら、その後も(演出的にも物語的にも)レナとの会話中にショッキングなセリフが出そうなものだが。 -- 魅音が雛見沢症候群発症の初期症状? (皆殺し編)→ ルールXの「孤立した」という部分に矛盾。 怒りに任せて呟いただけ。 他編より魅音が圭一に恋心を抱いていたのは明白。大好きな圭一が村全体や自分たちに対して悪い印象を持たないよう諸事情を隠してきたが、大石のせいで全て裏目となってしまったから。 「俺たちもガキンチョだ。殺すなんて言葉は日常でもスラング感覚でぽんぽん使う」(罪滅し編) 圭一が白いバンに轢かれそうになったのは現実なのか? 現実。何者かが圭一を鬼隠しにしようとした? アニメ版では車を避け転倒した圭一を見て、運転手が「チッ」と舌打ちをしている。 全てクールになった圭一の妄想? 轢き殺す相手にクラクションを鳴らすのはおかしい。→道のど真ん中に立っていた圭一の被害妄想? 山狗か鷹野?だとしたら後に全滅させるのでそのままでもいいと言う事になるのでは? --- 発症者を放置すれば作戦に支障が出る恐れがある。また、マニュアル通りに発症者を処理すべきなのに不自然。 圭一の拘束が目的であれば、なぜその目的を果たすことなくあっさり撤退した? --- 富竹・鷹野が怪死しており警察が活動的な状況で、秘匿が最重要な山狗が大っぴらに活動できなかった可能性。 圭一が発病者と発覚したため山狗達が入江機関に運ぶ際、不審に見えないようにするため?(殺さなかったのは入江の進言?) 山狗達の緊急任務中で、あまり表に出ないように行動している途中だった?(圭一とは別の事件) レナが最終日に斧を持っていた理由 (→罪滅し編で解決?) 圭一に対する防衛手段 「悟史の二の舞にしたくない」という強い思いから圭一を何とかして助けようと考えるも、「祟りで狂った圭一がバットで襲い掛かってくるかもしれない」という考えから? 「じゃあその斧はなんだよ?」「圭一くんのそのバットは何なのかな?」レナには圭一のバットが自衛目的なのは分っていたので、そのまま問い返したと言うことは同じ自衛目的? 圭一に対する不満・怒り 殺意があったとは考えられないが、料理を持っていったら扉に指を打ちつけて追い返された上、雨の中で謝り続けたことすら一瞥のみして無視した。常識的に考えて怒りを覚えてはいたか。→レナは相手の間違いに対して甘やかす性格ではない。ちょっと脅かしてやろうぐらいには思っていたかも。 圭一の金属バットの危険性・携帯理由の信憑性の無さを示すため?→「じゃあレナは宝探しだよ」の流れも自然になる? →罪滅し編では この説に対応するものは一見見当たらない。 本当に宝探しのために持ってきただけ 冒頭で工事現場の宝探しで鉈を使用しており、また頻繁に宝探しにいっていたとある。 その後の圭一の部屋での緊張感のないレナや魅音のやりとりからすると、こういった日常的な所持理由が適?→罪滅し編では、 レナが辛いときに自分を楽しくして耐える手段として、宝探しが強調されていた。 →罪滅し編で、 注射器の正体がマジックとされたことからしても、この時点では宝探しという日常的な行動をしているのは自然か? 説明のあと「信じられないよね?」と結んでいる。これは「私の宝探しの理由が信じられないように圭一くんの素振りも信じられないよね?」と言う意味、すなわち宝探しのためではない? オヤシロさまの祟りから圭一を守るための武器 オヤシロさまの崇りを装い殺人・拉致を行う何者かの手から圭一を守ろう、あるいは圭一と共闘しようとした? そもそも鉈レナ自体が圭一の妄想だった? 鉈レナから逃亡し辿り着いたダム工事現場で、圭一を襲った二人組は誰? ゴミの不法投棄に関係している人間? 過去に大臣の孫誘拐に係わった人間? 園崎配下の人間? 挙動不審の圭一を保護しに来た入江診療所の人間? 圭一の妄想? 二人組は、野良仕事帰りの村人。「襲って来た」は妄想。「会社勤めの大人がこんな時間に居るわけがない」と言う圭一の思い込みから生まれた疑心暗鬼が引き金になって生まれた妄想。 実際は襲われてない。圭一自身が単に転んだだけ? 妄想でないとしたらなぜ圭一の身柄を確保せず引き上げた? →レナが追ってきたから?--大石の部下?(圭一がバットを持った不審人物に見えた?) アニメ版では二人組は作業服を着ている。少なくとも警察官には見えない。 山狗?圭一を発症者と判断した? ラスト レナが圭一の家に呼んだ「監督」とは誰? (→祟殺し以降で解決) ダム工事現場の監督? 一年目の祟りの被害者である彼の生存説には無理がある? 入江医師。(野球チーム・雛見沢ファイターズの監督)---圭一が金属バットを持ち歩いていた口実は野球を始めたからだから、レナと魅音は圭一が既に入江を知っていると思っていた? 「野球に凝っているのを監督が聞いたら喜ぶ」とのセリフから、入江医師の可能性が高いと考えられる。 圭一の家に来た数人の男とは別人の可能性あり? (圭一「とても医者には見えない」)→あからさまに医者に見えない人間を連れてくるとは思えない。圭一の認識障害?彼が本物だとすると白いバンとは救急車?→入江の風貌は医者に見えなくもないので認識はあってる。 漫画、アニメ版では圭一の家を取り囲んだ男たちの中に、入江らしき容姿をした白衣の男が一名いる。 レナに様子を聞いた所、L5の末期の可能性を考慮し、入江の護衛と抑える為、山狗の部下を動員? 魅音とレナが圭一につきつけた注射器、「富竹と同じ目にあってもらう」の真意は?(→罪滅し編で解決?) 注射器の中身は富竹を死に至らしめた薬? 後の圭一の死因と富竹のそれが一致する。実はレナと魅音に自室で注射されていたのか(極度の混乱状態にあったため、あるいは重度の認識異常のため気づかなかった)?逃走中何者かに注射された? レナと魅音が圭一を襲う動機は? 注射器は治療薬? 「富竹さんと同じ目には遭わせない」と言ったのを圭一が認識異常で聞き違えた? マジックで寄せ書きしようとしたのを圭一が認識異常で注射器と思った? ただの罰ゲーム。富竹も罰ゲームで寄せ書きされていた。 この時点で富竹の最期を二人が知らない可能性あり。ならば「富竹と同じ目」=祭の罰ゲーム。→レナはともかく、魅音は祭りの深夜には富竹の死亡とその状況を把握している。入江医師が診察時に発見することを期待しているので「監督が来る前に済ませとくかな」?→表面上そう取れる描写はない、TIPSではレナと魅音は鷹野の失踪の話のみしている。 圭一は精神異常、被害妄想などを病んでいる?工事現場で倒れていた圭一の身を案じて魅音が診察してもらう為に入江を呼んだ。罰ゲームの落書きを、診察の前にやっておくか、の意。 「マジックで寄せ書き」説における疑問 注射の瞬間だけでなく、テープで貼り付けたりなどしている最中まで誤認?重度の認識異常?→皆殺し編で、 沙都子が校長の足跡を叔父と思い、校長の姿を見ても叔父だと勘違いし続けていることについて、発症者は一度誤った認識をするとそれが本当になってしまうとの説明がある。 魅音は 祭りの日の深夜にはお魎から富竹と鷹野の死亡を聞かされている (目明し編)。圭一と大石の接触も知っているので、圭一がそれを知っているのは判っている。殺す可能性があるとは思えないが、悪ふざけにしては悪質だと思われる。---レナは、圭一が悟史と同じ行動をとって追い詰められている事を知っていた。また扉の前で冗談(?)を言ったために一度拒絶されている。なのに「監督は監督」と説明しなかったり、「映画の監督とか工事現場の監督とか」と事故を匂わせた冗談(?)をもう一度言っている。その状況でわざわざ罰ゲームと云うのもおかしい。→レナは5年前のオヤシロさまの祟りについて知らなかった?→レナは、圭一が5年前の祟りを知らないと思っていた?→「監督は監督」「富竹と同じ目に〜」等は、ごく普通の会話のつもりで言っただけで、圭一があそこまでの認識障害を起こしているとは思わなかった。 無くなった注射器と破り取られた手紙 注射器とメモを破り去ったのは大石。---注射器ではなくマジック(?)だったため、圭一の異常性に気づいた。→圭一を追い詰めた自分の責任を明らかにしないため。→圭一の精神異常のために、捜査の資料にならなくなってしまうのを避けるため。 おはぎの針のことを伏せている。 祭囃し編を見る限り、 大石は捜査に関して証拠捏造を行う性質の人間ではないようではある。 大石の園崎黒幕説は根強い。 そもそも、現場検証は鑑識の領分であり、鑑識がメモを発見して大石に渡すという流れが普通である。大石単独の行動とは考えづらい→ 大石と刑事仲間がグルとなって行った? 鑑識のジジィとグルになれば証拠の捏造は不可能ではない。 帰って来た親が関与? 注射器とメモを破り去ったのは入江(監督)。 L5の末期症状を確認。研究の発覚を防ぎ、警察の捜査を攪乱するため。 (皆殺し編)-- 山狗か鷹野の仕業。メモの多くを残したのは焼死体の件と同様鷹野のオカルト趣味。またはリスクを楽しむスリル感から。 (皆殺し編)血まみれの現場を足跡を残さず家捜しするのは無理、やはり大石か? 以下、圭一の手紙。中央(『鉤括弧』内)が破られている、注射器(マジック?)もなくなっていた。(改行は原作の背景画像に準拠。ただし原作の背景画像に無い『鉤括弧』内のみ漫画版鬼隠し編2巻217ページを参考) 私、前原圭一は命を狙われています なぜ、誰に、命を狙われているのかはわかりません。 ただひとつ判る事は、オヤシロさまの祟りと関係があるということです。 レナと魅音は犯人の一味。他にも大人が4〜5人以上。白いワゴン車を所有。『 バラバラ殺人の被害者をもう一度よく調べてください。生きています。富竹さんの死は未知の薬物によるもの。証拠の注射器はこれです。』 どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。 これをあなたが読んだなら、その時、私は死んでいるで しょう。 …死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。 これを読んだあなた。どうか真相を暴いてください。それだけが私の望みです。 圭一の自殺? 逃亡時はオヤシロ様の祟りは「人の仕業」としていたのに、大石へ電話を掛けた時に「祟り」説へ考えを翻しているのはなぜか。 自分が富竹同様、自分で自分の喉を掻き毟って死のうとしているという説明のつけられない状況を「祟り」だと思った? 背後に気配と言葉を感じるようになった上、 自分の喉に蛆が沸いたような感覚に陥り、茨城当時のレナに近い状態 (罪滅し編)、つまり、祟りであると確信するようになったのでは。元々レナと魅音に命を狙われている(と思っていた)時でもオヤシロ様の祟りと関係がある、と認識していたので、疑惑が確信に変わった、という事か? 圭一は本当に自殺したのか?逃亡する間に誰かに襲われた? 何者かに襲われ注射を打たれた? 大石に対しての不可思議な発言、喉を掻き毟っての自殺はその注射薬が誘因か。 梨花に逃亡中に会ったのではないか? レナ魅音を殺害した圭一に、詰問、嘲笑などをかけた。→圭一は全てが信じられなくなり祟りと錯乱する? この年だけ何故富竹と死因が同じなのか? また圭一も祟りだとすれば、鬼隠しに相当する人物がいない。 圭一の死後、誰かが鬼隠しに遭っている可能性もある。 電話している時に圭一の背後にいた者は?---詩音か?鬼隠し編では圭一は詩音とは面識が無い可能性あり →殺した筈の魅音がいると思ってしまった。---圭一の妄想か?本当は誰もいなかった? 罪滅し編で 圭一が「それでも誰かが悪いんだろうって思って」より、「オヤシロ様」に罪を押し付けたかった? 友人を殺した事により精神に重度のストレス。結果としてL5の末期症状、うじ湧き病により、リンパ腺の痒みを誘発。 (皆殺し編) 圭一は村に横たわる“鬼”にまつわる悪習を仲間の気遣いから“隠”されていたとすれば、「鬼隠し編」というタイトルはこの状況も暗示? 犠牲者 富竹ジロウ(本名不明) 喉を掻き毟って自殺 鷹野三四 行方不明 竜宮礼奈(竜宮レナ) 前原圭一によって撲殺 園崎魅音 前原圭一によって撲殺 前原圭一 喉を掻き毟って自殺未遂し、収容先の病院で死亡。 タイムチャート 1日目 6/11(土) 2日目 6/12(日) 雛見沢ピクニック 富竹と会う 3日目 6/13(月) 部活入部 ダム工事現場にて宝探し 週刊誌を拾う 4日目 6/14(火) ゾンビ鬼 富竹に再会 宝探し続行 5日目 6/15(水) 罰ゲーム姿のまま帰宅 魅音、レナと一緒に富竹に会う 9日目 6/19(日) 綿流し 射的で人形を獲る 奉納演舞 鷹野・富竹と祟りの話 罰ゲームで富竹のTシャツに寄せ書き 祭具殿に侵入しない 10日目 6/20(月) 犯人当てゲームの途中でレナと抜け出す レナと別れた後、大石と接触。 富竹死亡を聞く 鷹野は不明 レナは教室に戻ったときにはゲーム中 11日目 6/21(火) 教室で魅音とレナの会話を盗み聞き 失踪者(鷹野?)の話とレナの不安 帰り道レナに大石との事を聞き返される「嘘だッ!」 夜大石から電話 レナが訪問していた事を父親から聞く 12日目 6/22(水) 学校休んで診療所へ 大石とエンジェルモート(?)で昼食 レナ・魅音がお見舞い おはぎを渡される 大石との接触を詰問 13日目 6/23(木) レナと登校 部活を休む メモを作成 両親にメモを仄めかす 14日目 6/24(金) 一人で登校 白いワゴンに当て逃げされる 悟史の金属バット入手 素振りを始める 部活休み 帰り道レナから「転校」を聞く 下駄箱破壊 両親不在 大石から電話 針は見つからず メモ「針がなかった?」 レナ訪問「豚骨ショウガ味」 15日目 6/25(土) 徹夜のまま登校 素振り 魅音から警告 おはぎに異物混入は魅音が供述 帰り道斧レナ遭遇 ダム現場へ 二人組の男に襲われる 記憶が空白 自室でレナが看病 魅音訪問 記憶空白 自室にてレナ・魅音の撲殺死体発見(生死の確認はなし) 医者・数人の男訪問 白いワゴン メモに追記 逃走 雛見沢電話ボックスから大石に通報 圭一発見 24時間後死亡 本編内容・粗筋 岐阜県某所辺りをイメージしたと思われる田舎の雛見沢村。主人公・圭一は都会から雛見沢に引っ越してきた少年。彼はその村のほのぼのとした雰囲気や仲良くなった少女達(同級生のレナ、一つ上の魅音、下級生の沙都子、梨花)との交流により、のんびりとした雛見沢の生活を楽しむようになる。 ところで雛見沢村はかつて国のダム計画により水没の危機に瀕した事があった。住民達は反対運動を繰り広げ、魅音の実家(ヤクザや地元の有力者とのつながりの深い旧家)がある方法で当時の担当大臣に相当の圧力をかけ、計画を撤回させていた。その後、ダム工事現場で働いていた人間の中でバラバラ殺人も発生。後味の悪さを残してダム計画は完全に立ち消えていた。圭一はふとしたことからその事件のことを知るが、いつもは屈託の無い友人達もその事に関しては口を閉ざしてしまう。妙に思いながらも圭一は追求をやめるのだった。 数日後、村では年に一度の綿流し祭が行われる。祭りを楽しんでいた彼らは以前から仲が良い、カメラマンの富竹に出会う。この祭りの後、都会に帰ると言う富竹に圭一達はシャツに寄せ書きをする。 そして祭りの翌日、圭一は富竹が喉を掻き毟って死んだ事を知る。長年、魅音の実家の負の部分を暴こうとしていた警官、大石は驚く圭一に巧みに接近。圭一に魅音達への疑念を植えつける。事件を調べる圭一はバラバラ殺人が発生した年以降の綿流し祭の日に、毎年誰かが殺され、誰かが行方不明(鬼隠し)になっている事を知る。犠牲者になったのは3年前が沙都子の両親、2年前が梨花の両親、1年前が沙都子の叔母と兄である。彼らは、ダム計画に関して賛成派もしくは中立を保っていた人達だった。 雛見沢村に隠れた血生臭い過去に恐れをなした圭一。しかし真の恐怖はここから始まった。大石との接触を知ったレナは圭一を厳しく詰問。明るくて人懐っこかったレナの豹変に驚愕する圭一。その後、レナは圭一をストーキングしたり、突然家に押しかけたりと妙な行動を繰り返す。更に魅音がくれたおはぎの中に針が入っていた事で、圭一は魅音とレナが自分を脅迫していると感じるようになる。やがて大石からレナの過去を知らされた圭一。レナは雛見沢に来る前にいた学校で、突如仲が良かった男子生徒を滅多打ちにして重傷を負わせたうえ、窓ガラスを何枚も割った事があったのだ。精神鑑定を受けていた時、レナは何故か「オヤシロ様」という雛見沢の守り神の名前を口にしていた。 圭一はますますレナ達への警戒感を強め、自衛のために登下校の際に金属バットを持ち歩くようになる。そして圭一の両親が出かけた運命の日。レナは「圭一君を助けてあげる」と言いながら鉈(斧?)を手に圭一を追いかける。逃げた圭一はダムの廃棄場で謎の2人組に襲われ昏倒。気づいた時、彼は自宅に寝かされ、目の前には心配そうな顔で彼を見つめるレナと魅音の顔があった。 2人が自分に危害を加えなかった事に一安心する圭一。しかしその時、2人は圭一を押さえつけ注射器を取り出した。「何をするんだ」と叫ぶ圭一に魅音は「富竹さんと同じ目に遭ってもらう」と言い放つ。それを聞いて圭一の意識のヒューズが飛ぶ。気づいた時、彼の目の前には血まみれで地に伏す2人と血痕の付いた金属バットを持つ己の姿があった。混乱した圭一は、己の知りえた全ての情報をノートに書き、レナ達が持っていた注射器と共に時計の裏に隠して逃亡する。 そしてその日の夜。大石に圭一からの電話が入る。切羽詰った口調で謎の言葉を残すと電話は切れてしまう。やがて警察の捜査でレナと魅音の撲殺体、そして喉を掻き毟って死んだ圭一の遺体が発見され、時計の裏から圭一のノートが見つかった。しかし何故か、圭一のノートは一部が欠けて、しかも一緒に隠したはずの注射器は跡形も無くなっていた。
https://w.atwiki.jp/monsterbr/pages/187.html
森を抜けた先の草原にてレナモンは息を潜めつつも身体を癒していた。 遮蔽物らしい遮蔽物のない草原だが幸いレナモンという種族は隠形には長けている。 タオモンへの進化を経験しより強力な術のコツを掴んだことで隠れ身の術の精度も増していた。 無論、それでもただ隠れるだけなら森の中のほうが向いていたのは事実だ。 しかしレナモンは何よりもあの場から離れることを優先した。 振り返り見てしまった魔人アリスから逃げることを第一とした。 あれは死だ。死を導き、死へと導く死の天使だ。 離れなければならない、一歩でも遠く遠く死の届かぬところまで。 その判断は正しかった。 アリスとシャドームーンの戦いは予想をレナモンの上回る規模で繰り広げられた。 いや、予想を上回ったというよりも予想外だったというべきか。 前提としてあの魔人相手にスティングモンが戦いを成立させられるとは思ってもいなかったのだ。 キメラモンがそうであったように、スティングモンにも一瞬で死がもたらされる……。 あの魔人と対峙するのはそういうことなのだとレナモンは受け取っていた。 だがそうはならなかった。 今にも追いかけてくるのではと警戒していた死は一向にレナモンに迫ってこなかった。 夜天へと羽ばたいた二体の姿を目にしレナモンは驚愕した。 シャドームーンが死は抗い、アリス相手にギリギリといえど戦いを成立させていたのだ。 二体の戦いの規模は膨れ上がり山一つを消し飛ばすまでに至った。 レナモンは思い出す。 魔人が放った死の十字架を。 魔人を打ち抜いた魔王の姿を。 両者の圧倒的なチカラを。 「……大丈夫だ。今の私は大丈夫だ」 口から出た言葉が自分に言い聞かせるためのものではなく、真なる想いであることに安堵する。 あれだけのものを目にしてさえ、今の自分は力に惹かれることもなければ死に魅せられることもない。 もはやこの身もこの心も死にぞこないの亡霊ではなく確かに今を生きている。 「今の私は知っている。死して尚遺るものを知っている」 コイキングが、メタモンが教えてくれた、気づかせてくれた。 あの子たちはいつも応援してくれた。 レナモンのことを応援してくれた。 頑張って、負けないでって、最後の最後まで応援してくれた。 そうだ、今なら思い出せる。 あの日、全てを失ったと思い込んでしまったあの日。 己の姿を失ってまで戦い続けたレナモンをあの子たちは、「おねえちゃん」と呼んでくれた。 キュウビモンがレナモンであると気づいて「頑張って」って言ってくれた。 消えゆく中で残してくれたその言葉は、護ってほしいという子どもたち自身のための願いじゃなくて。 ただただレナモンのこれからに向けた祈りだった。 「そんな大事なことも忘れて、ダメなお姉ちゃんだな、私は」 ふっと口元に笑みが浮かぶ。 苦笑という形ではあるものの、過去を思い出して笑えるなどとついさっきまでの自分にはありえなかった。 その変化が、変われたことが、嬉しくも誇らしい。 「ありがとう。こんな私を応援してくれて」 クラモンに。ココモンに。ジャリモンに。 ズルモンに。ゼリモンに。チコモンに。 ウパモンに。カプリモンに。ギギモンに。 キャロモンに。キュピモンに。キョキョモンに。 ありがとう。 それはずっとずっと子どもたちがレナモンに伝えてくれていた言葉で。 あの子たちを守れず謝ってばかりいたレナモンが告げることのなかった言葉。 ああ、そうだ、これでいい、これでいいんだ。 過去を悔やむのもいい。悲しむのも当たり前。 けれどそこに嬉しい事があったなら、たとえ悲劇で終わったものだろうとも、過去を辛いだけにしてはダメなんだ。 悲しいことがたくさんあった。辛いこともたくさんあった。 それでも、嬉しい事だって確かにあったんだ。 それが思い出。レナモンが取り戻した、レナモンに遺されたもの。 この思い出を胸にある限りレナモンは戦える。死人のために戦える。 「お前も……お前もきっとそうだった」 ふと思い浮かべたのはこの地にて一番最初に戦った鮫竜。 あの時は気づけなかったがきっとあの鮫竜もまた死んだ誰かのために戦っていた。 だって記憶に残る鮫竜の瞳はメタモンやコイキングと同じだったから。もういない誰かが映っていたから。 妄執に憑かれていただけの自分とは違う誇りがあの鮫竜からも感じられたから。 鮫竜の姿がパートナーを誇りアリスをも打ち破ったシャドームーンと重なっていく。 「まったく、強いはずだな。お前は今どうしているのだろうな……」 今もなお誰かのために戦っているのか、それとも志半ばにてこの地で散ってしまったか。 レナモンには分からない。 ただ生きているのなら会いたいと思う。 レナモンにはもう再戦の理由はなくて、でも向こうは望むかも知れず、そうであるなら鮫竜の矜持のために自分も戦いを受け入れるはすれども。 その前に名前を聞きたい。鮫竜の名前を知りたい。 「ふふ、久しぶりだな、誰かに会いたいだなんて思うのは。力を得るためにではなくただただ他人を求めるのは」 もう二度と失いたくなかったから。あの子たちのことを思い出してしまうから。 誰もあの子たちの代わりになんてならないし、空いてしまったこの穴を埋めてしまうのも罪だとすら感じていたから。 全部が全部、過去の悲劇を言い訳にしたもので。 喜びも悲しみも全ての思い出を過去として受け入れた今のレナモンを縛る理由にはならなかった。 誰かを求めるのは罪などではない。 それはあのキメラモン――エアドラモンにも言えたことで、あの魔人――アリスでさえもそうだった。 (そうなのだろう、メタモン) アリスを単なる魔人と捉え、死と認識し、恐怖した自分に訴えるかのように、戦場から逃げる最中再生される記憶があった。 『死んだらずっといっしょにいられるのよ?アリスとおんなじにならないとお友だちになれないよ? アリスのお友だち、みんな死んでるんだもん』 レナモンのものではない、ロードしたメタモンの思い出だった。 或いはアリスと本当の友だちになってあげたかったというメタモンの未練で、お願いだったのかもしれない。 死は辛くて、死は悲しい。その通りだ。 死とは別れであり死んでも遺るものはあれども、それは死別するまでに育んだ思い出があってこそ。 最初の最初に死んでしまっては思い出ができるはずもない。 死ねば友だちにはなれない。 だからこそあの少女は殺しても殺しても一人ぼっちで、永遠に孤独なまま死に絶えた。 それはレナモンにもありえた最期だった。 「君が友だちになってくれたからだ、メタモン。 君が友だちになってくれたから私は独りじゃなくなった。 君が友だちになってくれたのが嬉しくて、私はまた誰かを求められるようになった」 守るべき相手を探せとコイキングに諭された。 そうして出会ったメタモンはレナモンの友だちになってくれた。 その友だちの願いを、エアドラモンを生かし、アリスと友だちになってほしいという願いを叶えて挙げられなかったことは悔しいけれど。 忘れないでという願いはこれからもずっと叶え続けていくと胸を張って誓うことができる。 『ボーイ達……まずは、ご苦労と言っておこう』 なればこそ、上空よりモリーの声が降り注ぎ、島が変形しはじめた時、レナモンは迷うことなく渦中へと飛び込んだ。 完成せんとする闘技場の中心へと、そこに陣取る巨大モンスターへと向かって、引き寄せられるままに向かっていった。 既にその身体は二足歩行から加速に適した四足歩行へと代わり、レナモンは、キュウビモンは疾走する。 ボーイたちと言うからには自分以外の誰かがまだ残っているということだろう。 それはアリスをも打ち倒したシャドームーンかも知れない。 今もなお強さを証明し続ける鮫竜かも知れない。 メタモンの記憶の中にいたメタモンのことを伝えるべき友だちかも知れない。 西の城に落ちた隕石の関係者かも知れない。 それ以外の誰かかもしれない。 少なくともモリーはそこにいるし、他の誰かもそこにいる。 背中越しに守る誰かが、共に歩く相手が、面と向かって殺しあう敵が、そこにいる。 「行こう。想い出にかわる君に逢いに」 背中 過去 にはあの子たちやコイキング、メタモンがいる。 ここ 現在 には私がいる。 対面 未来 には誰かがいる。 ならば生こう。 コイキングが示し、メタモンが灯し、あの子たちが背中を押してくれた新たな道を。 二本の足で、四本の足で。まだ見ぬ君に逢えるように。 いつかまた懐かしい皆と再会できるその日まで。 【B-5/草原/二日目/深夜】 【キュウビモン(レナモン)@デジタルモンスターシリーズ】 [状態]:ダメージ(中)、疾走 [装備]:なし [所持]:ふくろ(空) [思考・状況] 基本:君を忘れない 1:まだ見ぬ君に逢いに行く 2:メタモンの友だち(グレイシア、ソーナンス、ピクシー)に会えたらメタモンのことを伝える 3:鮫竜(ガブリアス)に再会できたなら名前を聞きたい 4:シャドームーンとアリスの決着後も気になる [備考] メス寄り。 多くの勢力が戦いを続ける激戦区の森で、幼年期クラスのデジモン達を守って生活していたが、 大規模な戦闘に巻き込まれた際、彼らを守りきれなかったことをきっかけに力を求めるようになった。 自力での進化が可能であり、キュウビモンに進化可能であることまで判明している。 ロードしたメタモンのデータは消失しましたがその残滓からメタモンのこの島での記憶を見ました。 現在は完全体に進化することは出来ません。 ※シャドームーンとアリスの戦いのうち空で行われた部分(獣王拳での決着まで)と、B-03城へのメテオカウンターを目撃しました。 No.84:勇者の誓い 時系列順 No.86 交差して超える世界 No.84:勇者の誓い 投下順 No.86 交差して超える世界 No.70:僕たちは世界を変えることができない。 レナモン No.88 ハルモニア
https://w.atwiki.jp/rayvateinn/pages/55.html
みんなで入城DA!城門編 ーるぱん3rdー 梓ちゃんをつれてようやく城に入れる所が見えた ひぃひぃ、疲れた……やすみたいねえ るぱんは梓をつれてひたすらこの入口をめざしていた とりあえず普通に外にいれば格好の標的になる だから城内へ行きたいのだ るぱん「梓ちゃん!もうちょっとだからね」 梓ちゃんに応援を送る ……というかさっきから梓ちゃん、喋らないね…… やっぱりさっきのトークは不味かったかな…… るぱん達が入口に着く前……―― ー日下部みさおー おおー!やっと城みえてきたっZE みさお「すげーな羽入ー!ちゃんと方向あってたなあ」 羽入「いえいえ、そこまでじゃないのですよ」 私が褒めると羽入は照れくさそうに微笑む 結構かわいいなあ……モテてそうだなー ……ってどこかの男が言ってた ……ってどこかの女が持ち帰ろうとしてた 羽入「ほら、もう着くのですよ」 羽入が私にいってくる 言葉通りもう2,3分でつくだろうと思われる距離だ みさお「よおし、頑張ろう!」 何を頑張るかよくわかんないけどいくぞー!!! さらに一方――― ー竜宮レナー 何なのかな?この名簿は……? 全然名前ないね……圭一君達を除けば誰もいない 宇宙人が仕組んだに違いない はやく圭一君達を探さないとー! レナは足をはやくして城にむかっていった そして3者は会う どういう形かはわからないけど……… そしてその反対側……… ードナルド・マクドナルドー 素晴らしい城がある ハンバーガー何個分くらい素晴らしいかは数えられないほどに……ね☆ まあ城内に入れるらしいし、入っちゃおうか☆☆☆☆☆ こうして別入口から まずドナルドが場内に入ることに成功した ドナルド mission clear !! ー竜宮レナー ………人が集まってきている それが彼女にわかった 前方 そして斜め方向にも人がいる 影が見える とりあえず、宇宙人の一味であれば……殺すしかない 親しくなろうとしてきても簡単には信頼してはいけない 宇宙人にきっと……騙されてしまう 私が信用できるのはあの皆だけ それ以外は………… そしてようやくひとつの影が明らかとなった 二人共、私より上の者だった 私は警戒を強める そして男は間抜けな声で―― るぱん「いよぉ~~う!俺るぱんさんせー!安心してくれよな~ 味方だぜえ」 こういうやつほどあやしい 隣の女の子は――この男に振り回されてるのかな?黙ったままである とりあえず様子を見ておこう るぱん「だから味方だって~~安心しろよぉ~まあそう警戒するなって~」 聞いててウザくなってきた もしかすればあの女の子も男をウザいと思ってるかもしれない ふと、彼女の顔をみれば、どっと疲れた表情であった さらによくみてみれば男を睨んでるようにもみえた ………この男は殺すべき? そう思った頃 横からの影が姿を現した そこには私の信頼できるであろう人の一人がいたのだった…… まだ会ってそんなには経ってない けど…… レナ「羽入……ちゃん?」 羽入ちゃん それは凄くかわいいと私が思っている子 お持ち帰りしたい子 この場で会うと……宇宙人にも思えてきてしまう けれど違うはず……はず…… 羽入「わうっ☆いろんな人がいるのです!レナもいるのですー」 羽入ちゃんは根から私と会えてうれしいみたいだ うーん……羽入ちゃんは信用していいかもしれない みさお「レナってのは……おぉー、おまえかー」 次に羽入ちゃんと共にいた女の様子をうかがう 羽入ちゃんと共にいるってことは信頼できるのか? いや、わからない もしかすれば脅迫されてるのかもしれない それに初対面でお前ってのもなんだか……… 羽入「ああっ、レナ!みさおは口こそよくないけど仲間なのですよー!!」 羽入ちゃんがそう言う レナ「……うん、羽入ちゃんの言葉 しんじておくよ」 羽入ちゃんは幼いとはいえ、頭のきれる者である。 簡単に信じるのはどうだったか……と思ったけどいいかな…… みさおっていう女の子は殺し合いに乗ってないことをすごく感じさせてくれる ……まあ、襲ってきても大丈夫だと思う。………思う…。 みさお「おしっ、よろしくなレナー!」 それにしても馴れなれしいなあ……でもそれもかわいい? レナ「みさおちゃん!羽入ちゃんは私が持ち帰るからね!とっちゃダメだよお」 みさお「とらないよ~ 人の者を取るなんてことしたくないからなあ~」 みさおはこんな口ながらもすごい善人であるだろう そんなこんなで3人は親密になった ―――――っと、何か忘れてた るぱん「3人でイイカンジなとこわるいが俺を忘れないでくれよ~」 この男が入ってきた……… ーるぱん3rdー 3人は俺達のことも忘れイイカンジになっていた そろそろ挨拶したいので俺は挨拶を――― るぱん「3人でイイカンジなとこわるいが俺を忘れないでくれよ~」 できずに感情を口にしてしまった。 へへ……俺、自重しろよなあ…… レナ「……で、さ おじさん」 おじさん・・・だと・・・? るぱん「こうみえても20代なんだがなあ~」 俺をそう言った レナ「ここに来たってことは城に入りたいってことだよね?皆もそうだよね?私はそうだけど」 シ、シカトですかっー!! ショック ショック(´;ω;`) 羽入「私達はそうなのですよー」 角の生えた女の子がそう言う 確か羽入ちゃんだよな?このレナって子が言ってたしなあ るぱん「俺達もそうだぜぇ~~い だよねっ?梓ちゃん」 俺は梓ちゃんにも振る 梓「………はい」 何でさっきから元気がないんだろうか?梓ちゃん…… ストレスでもたまってんのかー? 元世界でひどいめに遭ってたとか?あるなー…… るぱん「おいおい大丈夫か~?しっかりしてくれよなぁ~」 心配の言葉をかけておく レナ「あっ、ちょっと……おじさん」 またおじさんかーい まあそんなこといいから・・・ るぱん「なんだいなんだい?」 一体、何の用なんだろうか? 彼女レナから口がまた開いた レナ「ちょっと4人で話したいから待っててくれないかな……かな……」 るぱん「………えっ?」 ちょ……どういうことだよ? おいおいおい……これってフラグじゃないか? やべえ……非常にやべえ…… で、でも梓ちゃんならどうにかしてくれるよな?よな? るぱん「あ……ああ……いいよ」 許可を出す そして梓ちゃんを連れて少し遠くへむかっていった……… ………さて、どうするか? 梓ちゃんの突然の無言 三人の親密関係 そしてなによりも皆、俺に対してはあまり良い人とは思ってないみたいだ ………悪いが、はやく城に入ってみよう 今、城に入る…… それは彼女達を見捨て逃げること 梓ちゃん……レナちゃん……羽入ちゃん……みさおちゃん…… 4人のかわいこちゃんを見捨て逃げる俺るぱん ………命かかってんだよな……… うわあああ、くっそおおお 迷うな!! えええい! 城いくぞしろ!!! 城にかけだしていったるぱんだった……… そして城に突入……したが…… パァァァァァァァァァン!!! るぱん「えっ!!?」 突然激痛が走った ー古手羽入ー 私達4人は男から遠くの場所へいき…… レナ「……んじゃ、いいかな……かな?」 レナが慎重な言葉をいってきた レナ「いいね?うん……よし……」 レナが深呼吸をする 私達も深呼吸をした レナ「えっと……そこの女の子 いいかな?かな?」 レナは黒髪の子を指す 梓「私……ですか?用があるのですか?」 黒髪の子はいきなり指されて少し困惑 レナ「落ち着いて……まず、名前いいかな?私はレナ」 梓「中野梓です よろしくおねがいいたします」 自己紹介をしていき・・・・・・ レナ「んじゃ梓ちゃん……聞くね……」 ゴクッ…… 音は聞こえないはずだが梓ちゃんが唾を飲み込む音が聞こえた レナ「あの男はどんな人かわかるかな?」 レナはそんな質問をした 梓「あの男はるぱん3rdっていう人。初めはいい人と思いました。けど後にどんな人かを知りました」 みさお「ど、どんな人だ?」 みさおも口を開いて質問する 梓「あの男は女の敵です。巨乳大好きとかいってましたよ……つまり……変……態……です」 それを聞いて3人は同じことを思った 「最悪な人だね それは」と、 そしてレナはこう言う レナ「………殺す?」 3人「えっ?……」 場が沈黙に溢れる レナ「私は別に殺してもいいかもって思ってる あいつはおそらく宇宙人の配下 梓ちゃんはだまされていたと思う」 レナがそういっている 宇宙人?そんなのいるわけないのです……… けど……説得力があって…… レナ「皆、殺す自信ないならあたしがやる だから許可がほしいんだけど……」 「……………」 再び沈黙に溢れる それもそのはずであった いきなり「あいつ殺そう!」と言われたらどうする? すくなくともすぐ「おkkkkk」という人はいないだろう いるとしたらマーダーである。 レナがふと男の方を見た レナ「あっ!あの男 逃げるよ!」 男が逃げる なんかもうよくわかんないけど…… 梓「もういいです……あの男は殺してもいいですよ!」 まさかの梓から許可がおりる レナ「うん……羽入ちゃん!その銃かしてね!」 僕の支給品 AK-47をレナは手に取り 男に向かって…… パァァァァァァァァァン!!! 撃った よく見えないけど男は一撃でしとめれたか?あっさり地に倒れていった AK-47というのは突撃銃で命中度が悪いのに一発でしとめるレナはすごいのです……けど…… 僕は……僕は……男を救えなかったのでしょうか? 僕が……僕があの場で やめるのです! と言えなかったから一人があの世にいってしまった レナ「………うまくやれたみたいだけど……よかったのかな?本当に……私が提案したんだけどね……」 レナもさすがに悪い気持ちになったみたいだ レナは人を殺して気分がよくなる人じゃないです!当然です! 梓「……これでよかったと思う……いずれにせよ彼はいつか死んでたもの……」 梓はそういっている 本当に……本当に…… よかったのでしょうか? ーるぱん3rdー どういう……コトだヨ…… どこデ……rはm…えた…… ははっ……もうおせーよなあ…… 撃たれた場所が悪かった…… どうして……こうなったんだ……? ああ……そうか……調子に乗りすぎたんだな…… 失敗した…… くそぉぅ……まさかこんな早くに……死ぬとは………なあ…… 空は異常なまでに白かった ああ……kレイだよ…… どせい人さん……あいざんさん……カズヤさん……ありがとうございました…… 俺は……先に逝くよ…… それっきりるぱん3rdの思考は固まったようにはたらなくなった 【るぱん3rd@ニコニコ生放送主 死亡確認】 E-2 中野梓@けいおん! 状態:健康 装備:なし 道具:基本支給品 まことのめがね@ゼルダの伝説 ネコ耳@現実 モンスターボール「エネコ」@ポケモン 1、先輩達を探して強力な人材を集める 2、るぱんさんさよなら 3、この子達と行動をしよう E-2 竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に 状態:健康 少し悪い気持ち 装備:AK-47 29/30(予備 60/60)(備考:威力高) 道具:支給品一式×2 包丁@現実 ハイラルの盾@ゼルダの伝説 チョココロネ×3@らき☆すた カスタネット@けいおん! エネミーコントローラー@遊戯王 ネギ×3@現実 1、仲間を救う(探す) 2、私をここにつれてきた宇宙人とその味方を殺す 3、信頼出来る人と行動をする E-2 古手羽入@ひぐらしのなく頃に 状態:健康 装備:不二のラケット@テニスの王子様 道具:基本支給品 火炎瓶×5@メタルギアソリッド 1、男(るぱん)を救えなかったかなしみ 2、レナ……どうしてそうしたのですか…… E-2 日下部みさお@らき☆すた 状態:健康 装備:マシンピストル 弾100/100 道具:基本支給品 けっとうてぶくろ@マリオパーティ 1、羽入についていくか 2、ひぃ~らぎぃ~に会いたい 3、力のある者を仲間にしたい 4、まさかこんなことになるなんて…… F-2 ドナルド・マクドナルド@現実 状態:健康 装備:なし 道具:基本支給品 鏡@マクドナルド ゴムゴムの実@??? まっくろくろすけ@となりのトトロ 1、信者をふやしてついでに優勝しちゃうよ☆ ーソリッド・スネークー パァァァァァァァァァン!!! スネーク「むっ!」 突然、銃声が鳴った しかも近い位置だ いつの間にか近くに誰かが忍んできていたか…… あいざん「スネーク……ここも危なくなってきたか……」 あいざんの言うことはその通りだ 確実に人が何人かこの城にはいってきた さらにこの銃声……つまり…… スネーク「ああ……さらに銃声もなった……おそらく殺し合いに乗ったやつが来た 警戒レベルを上げるぞ」 あいざん「ああ……」 こうして城内の二人も動く! F-2 ソリッド・スネーク@メタルギアソリッド 状態:健康 装備:迷彩服@メタルギアソリッド 道具:支給品一式 麻酔銃@現実 シジミ@現実 1、殺し合いにのってるやつは情報を聞き出してからやる 2、自分から人は殺さない 3、あいざんとは気が合う 4、侵入者に見つからずに脱出をこころみる F-2 あいざん@ニコ生放送主 状態:健康 装備:迷彩服@メタルギアソリッド 道具:支給品一式 ハンマー@大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ キラー砲台@スーパーマリオシリーズ 1、スネークと会えて歓喜 2、主催者をぶったおす 3、侵入者に見つからずに脱出をこころみる ※るぱんの死体・デイバッグは西側城門に放置されてます sm052 nice, right 投下順 sm054 炎は俺にあり sm051 人生、城ありゃ入るだ るぱん3rd 死亡 sm051 人生、城ありゃ入るだ 中野梓 sm075 運命のダークキャッスル sm011 レナは大変な想いこみをしていきました 竜宮レナ sm075 運命のダークキャッスル sm047 今のみさおは勝ってると思います 古手羽入 sm075 運命のダークキャッスル sm047 今のみさおは勝ってると思います 日下部みさお sm075 運命のダークキャッスル sm027 ランランルーってなんなんだ? ドナルド・マクドナルド sm075 運命のダークキャッスル sm045 snake the castle ソリッド・スネーク sm075 運命のダークキャッスル sm045 snake the castle あいざん sm075 運命のダークキャッスル
https://w.atwiki.jp/mobamasshare/pages/441.html
名前: ◆lhyaSqoHV6[saga] 投稿日:2013/07/26(金) 01 48 56.25 ID Okz3d9Pqo [2/16] ──どこかの街中── 美優、レナ、店長の三人は、かつて共に戦った魔法少女の一人と会うために都市部へと出てきていた。 レナ「それにしても、よく見つけられたわね……全く足取りも掴めなかったっていうのに」 美優「彼女の方から連絡があったんです、あの子もお店の事は知っていたはずですから」 店長「どうやら、今はスチュワーデスをやっているらしい……世界中を飛び回っていれば見つからない訳だ」 美優「店長、最近ではスチュワーデスじゃなくて、フライトアテンダントって呼ぶんですよ?」 店長「ん? そうなのか? まあ、呼び方なんてどうだっていいさ」 三人は他愛もない会話を続けながら、昼時のオフィス街を歩いていく。 レナ「それにしても、昼の街っていうのはなんだか忙しないわね」 額に汗を浮かべながら早足で歩き去るビジネスマンを眺めながらレナが呟く。 昨今の世間の不穏な情勢にもめげずに……いや、だからこそか人々は単調とも言える日々の生活を謳歌している。 店長「明日どうなるかも分からないというのに……人間てのは逞しいものだな」 美優「でも、普段通りの生活が送れるというのは、幸せなことだと思います」 レナ「まあ、それはそうよね……私達の力も、使わずに済むならそれが一番良いわ」 そんなことを喋りながら目的地に向かっていると、突然、周囲の人々がその場に倒れ込んだ。 美優「っ!? 大丈夫ですか!?」 美優が慌てて近くの男性に駆け寄り抱き起す、どうやら意識はあるらしい……のだが。 リーマン「うぅ……めんどくせえ……」 美優「!?」 この国のビジネスマンは馬車馬の如く働くことで有名である。 勤務時間中に「面倒臭い」などと言ってへたり込むことなどおよそ考えられない。 店長「あー、もう世界がどうなろうとどうでもいいや……ダルい」 レナ「店長!? どうしたって言うの?」 いつの間にか、店長までが地面に大の字になって空を仰いでいた。 それどころか、ヒーロー(?)あるまじき発言までしている。 レナ「ちょっと! しっかりしてよっ!」バチーン! 店長「へぶっ!」 レナが手に魔力を込めて気付けに店長の横っ面を叩く。 店長「す、すまん……俺は正気に戻った!」 美優「店長まで……一体、何だっていうの……?」 店長「よくわからない……突然無気力感に襲われて……」 店長「……ん!? アイツは!」 「オレハメンドウガキライナンダ……」 周囲を見渡すと、恐らくこの騒動の原因であろう一体のカースが見受けられた。 レナ「あれが元凶ね……私達がなんとかするから、店長はあの子との待ち合わせ場所に急いで!」 店長「わかった、気を付けてな!」 レナ「さて……美優、やるわよ!」 美優「ええ!」 店長が魔法少女仲間との待ち合わせ場所へと駆け出すのを見送ると、二人は戦闘態勢に入る。 白昼に大勢の一般人の前で『魔法少女』に変身するのは気が引けたが、少し前に世間を騒がせたカースの大量発生や『憤怒の街』の件もある。 カースが一体現れただけと言えど、他のヒーローをアテにして放置するわけにもいかない。 それになにより、周囲の人々はこのカースの影響か気力を削がれ、自力で逃げる事もままならないらしい。 つまり、自分達がなんとかするしかないのだ。 美優レナ「ハートアップ! リライザブル!」 美優「魔法少女、エンジェリックカインド! ……きゃはっ☆」 レナ「魔法少女、エンジェリックグレイス! ……うふっ☆」 お決まりのセリフとともに魔法少女へと変身、決めポーズを取り、標的のカースを見据える。 レナ「あんまり目立つのもアレだから、さっさと決めさせてもらうわ!」 グレイスがカースへ向かって駆け出す。 だが、その距離を詰める毎に身体に妙な違和感を感じ始める。 レナ「(何これ……身体が、重い!?)」 レナ「くっ! グレイスフル……ソードッ!」 原因不明の倦怠感に苛まれながらも、何とか手にした剣でカースを斬りつける。 しかし、力が込められないのが原因か、ほとんどダメージを与えられていないらしい。 同様にカインドの放った矢も大した効果を与えることは無かったようだ。 「……マッタク……メンドウナヤツダ」 カースが反撃だと言わんばかりに、グレイス目掛けて腕状の部位を叩きつける。 歩道のタイルが砕け、砂埃が巻き上がる……まともに当たればただでは済まないだろう。 レナ「っ!」 美優「グレイスッ!」 レナ「大丈夫! これくらい避けられるわ」 幸い、敵の動作は一般的なカースに比べて緩慢なため、身体の動きが鈍ってはいるものの攻撃を回避するのは容易だった。 レナ「私がなんとか核を露出させるから、カインドはそこを狙い撃って!」 美優「わかりました!」 そう言うとグレイスは再度カースに斬りかかる。 振り回される腕を掻い潜り、幾度となく斬りつけ、そして遂に── レナ「見えたわ! 胴体の中心!」 美優「いきますっ! カインディング……アロー!」 カインドの腕から放たれた光の矢は、狙い通りカースの核に突き刺さる……が、しかしその核を砕くことは無かった。 美優「ええっ!?」 刺さった矢はそのまま光と消え、核に僅かなヒビを残しただけだった。 そのヒビも瞬時に埋まり、再び核を泥が覆ってしまう。 レナ「核を直接攻撃しても倒せないなんて……っ!」 想定外の事態に、二人は困惑の声を上げる。 どうやら相手は、周囲の人間の力を弱める能力を持ち、その上本体の耐久力・再生力も並のカース以上にあるらしい。 倒すには、全力を出せない状況において相手の再生力を上回る一撃を与える必要があるのだ。 レナ「中々に厄介ね」 美優「どうしましょう……」 レナ「仕方ないわ、『アレ』やりましょう」 美優「それしかないですね」 二人は合流すると、必殺の技を繰り出すべく構えを取る。 美優「聖なる絆よ!」 レナ「悪を清める力と────っ!」 危険な気配を察知したカースが、触手を伸ばして攻撃してきたため、二人は飛びのいてかわす。 当たりはしないが、必殺技の発動を邪魔をするには十分だった。 美優「これじゃ力を練っている暇が……」 レナ「何か他に手は無いの!?」 「ハートアップ! リライザブル!」 二人が攻めあぐねていると、背後から馴染み深い掛け声が聞こえてきた。 美優「っ!? この声は!」 レナ「もしかして!?」 振り返るとそこには、かつて共に戦った仲間の一人である魔法少女──相馬夏美の姿があった。 夏美「魔法少女、エンジェリックオネスト!」ペカーッ 美優「あなたは!」 レナ「オネスト!」 夏美「……てへっ☆」 頬に人差し指をやり、首を傾けながらのウィンク──決めポーズもバッチリである。 姿は大人になって大分変わってしまったが、かつての仲間に間違いない。 レナ「(うわぁ……夏美も当時は小学生だったから許されてたけど、今見るとキツイわね……)」 美優「(私も傍から見たらあんな感じなのかしら……やだ……)」 「イツマデメンドウヲカケルキダ……」 夏美「(え……せっかくの登場なのになんなのこの空気……)」 店長「すまない二人とも、待たせたな!」 いつの間にやら戻ってきており、シビルマスクへと着替え……もとい変身していた店長の声で、カースと戦っていた二人は気を取り直す。 美優「オネスト! 来てくれたのね!」 レナ「久しぶりじゃないの!」 夏美「再会を喜ぶのは後! 今はコイツをなんとかしないとね!」 レナ「気を付けて、私達の攻撃は効かなかったわ」 グレイスは、カースと対峙するオネストに助言する。 それを受けたオネストは、むしろ楽しそうに応えた。 夏美「二人の攻撃が効かなかったっていうなら、尚更私の出番よね!」 夏美「一撃で決めるわ……二人は足止めをお願い!」 美優「なんとかやってみます」 レナ「久々にあなたの技を見せてもらおうかしらね!」 カインドとグレイスの二人は、カースの気を引くべく駆け出す。 夏美「さて、と……久しぶりだけど、上手く出来るかしらね……」 オネストは右手を天に掲げると、気を高める。 するとその手に、細長い円錐状に光が集まってきた。 夏美「いくわよ!」 光で出来た槍とも言うべきそれを掴むと、オネストはカース目掛けて投げつける。 夏美「オネストリィジャベリン!!」 オネストから放たれた光は、まっすぐにカースに向かって飛んでいく。 「ア……コレ(クラッタラ)アカンヤツヤ」 それを見たカースは慌てて逃げようとするが…… レナ「そうはさせないわよ!」 美優「足止めさせてもらいます!」 近くに居た魔法少女二人に釘づけにされてしまう。 光の槍はカースの核ごと胴体を貫くと、しばらく飛翔した後弾けて消えた。 「オレガ、キエル……? コレハ、メンドウナコトニナッタ……」 胴体に大きな風穴が開いたカースは、そのまま崩れていき塵と消えた。 夏美「二人ともお疲れ様! サポートありがとね」 カースの崩壊を見届け、変身を解いた夏美が二人に駆け寄る。 レナ「相変わらず、とんでもない威力ね」 店長「見事だったな、ブランクがあるとは思えん」 美優「あの……再会できたのは嬉しいんですけど……場所を変えませんか?」 辺りを見渡すと、カースの影響で無気力に囚われていた人々が意識を取り戻し始めていた。 魔法少女の事についてあれこれ突っ込まれるのは(色々な意味で)望ましくない。 夏美「そうね、落ち着ける場所に移動しましょうか」 ─────────────── ──────── ─── ──どこかの喫茶店── 人目につくことを嫌った四人は、当初の待ち合わせ場所であった喫茶店に来ていた。 美優「夏美ちゃんも力が消えてなかったんですね」 夏美「消えなかったというか……復活したというか」 夏美「美優姉は魔法少女の力が無くならなかったんだっけ?」 美優「えっと……その辺の事情は私にもよく分からなくて……」 夏美「レナ姉は?」 レナ「私も、この力が戻ったのはつい最近よ」 夏美「そうだったの……」 店長「あの小動物が出てくれば、何かしら判明するんだろうが……そっちもさっぱりだな」 美優「店長……小動物って、酷いですよ?」 店長の発言に、美優が抗議の声を上げる。 店長の言う小動物というのは、彼女らに魔法少女としての力を与えた謎の生き物の事だ。 その小動物ならば何かしら知っているのだろうとは全員が考えていることだが、残念ながら今のところ彼が現れる気配は無かった。 夏美「うーん……結局は、あの子が出てきてくれないとこの力については分からずじまいって事ね」 レナ「夏美はこれからどうするの? 魔法少女の力が戻ったわけだけど」 夏美「それはもちろん、みんなと一緒に戦うわ!」 店長「なっ……お前、仕事はどうする気だ」 店長「今はスチュワー……フライトアテンダントをしているんだろう?」 夏美「今の仕事は辞めるわ」 美優レナ店長「はあっ!?」 夏美「(まあ、当然の反応よね……)」 社会人としての身を顧みない発言に、三人は素っ頓狂な声を上げる。 それを見た夏美は、悪戯っぽく続けた。 夏美「だって、背広マスク様に手を取られて『君が必要なんだ!』なんて」 夏美「熱っぽく語られちゃあね」 美優店長「!?」 夏美「応えない訳にはいかないでしょう?」ニコッ 美優「……店長?」ジトー 店長「あっ、あれは! お前も魔法少女に変身できるってわかったから、美優達の応援に行ってくれという意味でだな!」 夏美「ふふっ、冗談よ」 夏美「安心して? 美優姉の店長さんを取る気なんて無いから♪」 美優「なっ!?」カアアッ レナ夏美「(真っ赤になった……分かりやすい)」 夏美の発言に慌てていた店長だったが、からかわれている事に気付くと深刻な声色で切り返した。 店長「はぁ……これはレナにも言ったことだけどな」 店長「俺は、お前が真っ当な生活を捨ててまで、戦いに身を投じる必要なんて無いと思っているんだ」 夏美「……」 夏美「どういうことかは自分でもわかってる……私だって、いつまでも子供じゃないわ」 夏美「でもね……今、色々と不穏な話が多くなってきたこの時期に、魔法少女の力が戻ったっていうことは」 夏美「何か、私に与えられた……使命っていうのかしらね? そういうものがあるんじゃないかって」 夏美「そう……考えたのよ」 夏美の真剣な眼差しに、店長も追及する気は起きなくなったらしい。 他の二人も思うところがあるのか、口を挟むことなく夏美の話を聞いている。 夏美「それに、言うでしょ? 『一人はみんなのために』って」 夏美「かつての仲間が誰か一人でも欠けてたら、『魔法少女』として本当に復活したとは言えないわ」 したり顔で言い放つ夏美を見て、レナが店長に耳打ちする。 レナ「ね? 私の言った通りだったでしょう?」 店長「うーむ……しかし、現実的な問題があるだろう……」 夏美「お金の事なら大丈夫よ」 夏美「悲しいかな、独り身の性っていうのかしらね、それなりに蓄えはあるから」 夏美「とにかく! これからは私も一緒だからね!」 どうしても折れない夏美の態度を見て、レナはやれやれといった風に……しかしどこか楽しそうに言う。 レナ「夏美は昔から、思いつめたら一直線だったわね……中身は案外変わってないものね」 夏美「む、なんかバカにされてる?」 美優「でも、夏美ちゃんも一緒に戦ってくれるっていうなら、(色々な意味で)心強いです」 店長「はぁ……こうなったらしょうがないな」 店長「俺も、日常生活面で出来る限りのサポートはするよ……何かあったら言ってくれ」 夏美「ふふっ、ありがとう」 夏美「みんな……改めて、これからよろしくねっ!」 相馬夏美/エンジェリックオネスト(25) 職業:客室乗務員、兼『魔法少女』 属性:魔法少女(25) 能力:魔法少女への変身および魔法の行使 かつて三船美優/エンジェリックカインドと共に戦った魔法少女たちの一人。 レナと同じく一度は力が完全に消えたものの、最近になって何故か復活した。 当時はマスコット的な存在だったため、可愛らしかった変身ポーズ等も今見るとあざとい。 人前に立つ仕事をしていたので、変身時の名乗りも本人は気にしていないが、傍から見ると…… なお、魔法少女としての役目を果たすため、現在の仕事は辞めるつもりらしい。 必殺技は絶大な威力を誇るが、大仰な予備動作と無能力者にも十分視認出来るほどの弾速(それでも十分速いが)のため、 まともに運用したい場合は仲間のフォローが不可欠。 超大きい・超鈍い・「そんな物避けるまでも(ry」みたいな相手には有効。
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/18354.html
ダナ人(だなじん) +目次 登場作品アライズ 関連リンク関連項目 被リンクページ 登場作品 アライズ 惑星ダナの住人。惑星レナからは被隷属民として低く見られている。 奴隷の腕には星霊力を集めるための霊石(コア)が埋め込まれており、レナ人達から「石付き」と侮蔑される。ただし、紅の鴉をはじめとした各地に存在する抵抗組織に属する者達はレナに対する反抗の意思表示として、この霊石を自ら抉り取っている者がほとんどを占める。 またダナ人は名字を持たないが、これは300年前のレナによる侵攻の際、家族という「繋がり」を断つためにレナ側が廃したことが起因している。 ▲ 関連リンク 関連項目 アルフェン リンウェル ロウ キサラ 被リンクページ +被リンクページ 設定:た行 設定:レナ人 設定:惑星ダナ 設定:魔法使い ▲
https://w.atwiki.jp/shineoflife/pages/192.html
プルルルルルルルル 翔平「電話じゃーん」 エレン「出ていいのか?」 竜「内線って書いてあるだろ」 カチャ 翔平「はーい」 ミナト「その声は翔平か、久しぶりだな」 翔平「ミナト‼‼‼‼‼」 ミナト「お前らさぁ、この後予定あるの?」 翔平「いやー・・・特にないよな」 エレン「ま、そうだね」 ミナト「じゃあお前らさ、今からアイスランド来ない?」 翔平「アイスランド?」 クロ「アイスランドかぁ・・・なんで?」 ミナト「今俺たちは次の支部探しをしてるんだ、エジプトとロシアに行ったんだけど、次にアイスランドに行こうと思ってな」 翔平「そっかそっか、いいよな?」 クロ「もちろん」 エレン「決まりだな、レナー、ここからアイスランドまでどれくらい?」 レナ「うーん・・・5日もあれば着くかな」 翔平「だってさ」 ミナト「りょーかいした、じゃあ楽しみに待ってるよ」 カチャ 翔平「アイスランドか・・・楽しそうだな」 エレン「なー」 その夜、女部屋 レナ「・・・」 夏希「レナ‼‼‼‼大丈夫‼‼‼‼‼?」 レナ「うん・・・」 夏希「・・・いや、でも・・・」 レナ「怪我してる夏希に心配されてちゃ世話ないね」 夏希「・・・」 レナ「私は・・・大丈夫だから・・・」 夏希「話してよ・・・それで少しでも楽になるなら」 レナ「・・・怖いんだ・・・男が」 夏希「?」 レナ「別に油断してたわけじゃなかった・・・抵抗したのに・・・まるで子供扱い」 夏希「プロが連れ去ろうとすれば、誰が抵抗しても・・・」 レナ「クロも似たようなこと言ってたけど・・・そうは思えないの・・・竜やエレンなら、脱出できたって思う・・・」 夏希「・・・」 レナ「半年間感じてはいたの・・・でも今回のことで確信した・・・私は男には勝てない・・・」 夏希「そんなことないよ‼‼SEASに入るまでは男とも戦ってたんでしょ‼‼?」 レナ「そうだけど・・・あの時は相手も素人だったし・・・」 カチャ 竜「何時だと思ってんだ、夏希はいくらなんでも寝る時間だろ?」 夏希「はい・・・」 竜「早く寝ろよ、それとレナ・・・話がある」 レナ「なに?」 竜「刀持ってちょっと来い」 レナ「うん」 夏希「あの・・・竜さん・・・」 竜「心配すんな、俺は手荒な真似はしない、さっさと寝ろ」 夏希「はい・・・」 四日後 レナ「もう着きそう・・・いい波でよかったね」 翔平「だなー・・・‼‼‼‼」 クロ「・・・でかい気配だ」 エレン「でかい気配?ミナト達か?」 クロ「いや、一つだ・・・あの船だな」 竜「・・・こっちへ向かってくるぞ」 夏希「・・・どうするんですか?」 クロ「俺が先行する、お前ら後に・・・」 超瞬 竜「向こうから来たな‼」 翔平「お前・・・猛‼‼‼‼‼」 猛「久しぶりだなお前ら、元気してたか?」 クロ「お前どーしてこんなところに・・・」 猛「たまたま近くの海域にいて、ミナトに呼ばれたんだ」 ミナト「おーーーーーい‼‼‼‼‼お前らーーーーーーー‼‼‼‼‼‼‼‼‼」 翔平「ミナト‼‼‼‼‼‼‼‼‼」 紫竜「おぉ、来たか」 ケイ「あれ・・・猛も一緒か」 エミ「そうだね」 シオン「よし、船をくっつけるぞ」 グラス・ホールド‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 猛「お前らも久しぶりだな‼‼‼‼‼」 ミナト「おう、元気そうでよかったぜ」 紫竜「再会の感動もあるだろうが、今はそれどころじゃないだろ」 ミナト「そーだったそーだった、エミ、あとどれくらい?」 エミ「そうね・・・まだ五時間は大丈夫」 クロ「入国時間規制してんのか?」 ミナト「いや、当初と目的が変わったんだ、アイスランド視察で猛呼ばないだろ」 レナ「確かに・・・」 シオン「ちょっと面倒なことになっちまってな・・・」 ミナト「まあ単刀直入に言えば、五時間後以降にこの近海を通る海軍の巡視船を撃つことになった」 竜「ほぉ」 エレン「急だな」 クロ「上の命令か?」 ミナト「いや、でも許可はとってるからな」 翔平「まあ何でもいいや、面白そうじゃん」 紫竜「見ての通りこの辺は流氷が多いから戦いやすいだろ、一応」 ミナト「そういえば竜、お前国際連合を潰したいって言ってたよな?」 竜「・・・そーだったか?」 翔平「俺も聞いた気がする」 竜「覚えてないなあ・・・」 ケイ「お嬢ちゃん医者だろ、どう見る?」 夏希「どういう状況だったか覚えてますか?」 ミナト「んー、確か会ってすぐだったよ」 翔平「じゃあ竜が牢屋に入ってた時か、そーだった気がする」 夏希「竜さん、国連を潰したいんですか?」 竜「いや、考えたことないな」 夏希「恐らく本能的に牢屋から出るにはそれくらいバカげた大きい事を言わなきゃいけないと感じたんだと思います」 レナ「本能的にか・・・こいつにはピッタリね」 ケイ「俺もそう思う」 竜「悪かったな、ウソなんてついちまって」 ミナト「気にすんなよ、こういう推理楽しいし♪」 エレン「悪い、俺混乱してんだけど・・・話戻してもいい?」 クロ「色々言いたいことはあるが、言ってもムダだよな、こいつ同様」 翔平「ん?」 ケイ「理解が早くて助かるよ、US海賊団の知将さん」 紫竜「頭の回る人間が一人いてよかったぜ」 エミ「偉そうに言うあんたらの脳ミソもかなりヤバイけどね・・・」 クロ「そっちで作戦とか考えられるやついるか?」 ミナト「頭脳ならエミかシオン、あと猛だな」 クロ「じゃあ4人で作戦をたてよう、ちょっと来てくれ」 竜「ここで話せばいいだろ」 クロ「お前らのいるトコじゃ主張が強すぎて話が纏まらないだろ」 ミナト「俺らのこと分かってるじゃん」 竜「紫竜、ちょっと来いよ」 紫竜「ん?」 レナ「紫竜・・・頼みがあるんだけど」 パシパシッ 紫竜「竹刀?」 レナ「一回でいい、私と勝負してくれる?」 紫竜「なんでだよ」 レナ「お願い・・・」 紫竜「竜から聞いてるか分からないが、俺はあいつみたいに加減できるような出来た人間じゃない、それでもいいか?」 レナ「勿論」 紫竜「分かった、やろう」 竜「珍しく乗りがいいな」 紫竜「レナの目は本気だ、それは断れない」 クロ「相手のことはわかってんのか?」 エミ「ミナトが調べてたけど分からないみたい」 猛「ミナトの情報網でダメとは、大物の可能性高いな」 シオン「だな、どーする?」 クロ「今回は12人、まあ3人×4組か4人×3組にするかだろうな」 シオン「そこまで細かく決めても、あいつらがその通りに動くとは到底思えないけどな」 猛「確かに・・・」 エミ「でも何もなく突っ込むよりはよくない?」 クロ「俺もそう思う」 シオン「じゃ、一応決めておくか・・・」 クロ「ひとまず3人×3組を作ろうか」 エミ「ミナト、翔平で先陣ね」 猛「まぁ・・・あとクロか?」 クロ「ミナトと翔平ともう一人なら俺が適任だろう」 シオン「だな、中距離支援は剣士チームにお任せかな」 エミ「竜と紫竜、あとレナね」 シオン「俺とエレン、エミが後援だな」 猛「残った俺とケイとUS海賊団の女の子はどうする?」 クロ「そこは状況に合わせて三人組なり、三つの組に入るなり臨機応変にな」 シオン「頭いいなぁ、確かにそれなら状況に合わせて動ける」 クロ「ま、これだけ考えて何割想定通りに動くか・・・」 エミ「そうね・・・」
https://w.atwiki.jp/aaa333/pages/7037.html
すごく下手ですがコメントよろしくお願いします^^ -- レナ (2009-04-13 15 16 42) かわいいですよ? -- リリアン (2009-04-13 15 19 08) ありがとうございます!! -- レナ (2009-04-13 15 21 37) うまい!!!!!!!!!!!!!! -- ゆうあ (2009-04-13 15 29 38) 初投稿ですか? -- カナ (2009-04-13 15 30 06) かわいい♥ -- ほっしー★ (2009-04-13 15 32 56) ぉお!上手ですね^^食べたくなって来たwww -- れい (2009-04-13 15 34 45) そんなことないです -- レナ (2009-04-13 15 37 53) 私の村にはりんごの木が生えています(^^ゞ -- レナ (2009-04-13 15 41 28) 俺の村はなし(?)だったと思いますww -- れい (2009-04-13 15 45 42) レナちゃン、はじめましてッ♪♪やさしい雰囲気で、とてもかわいくて気に入りました^v^ よろしくです(´・∀・`)/ -- カナ (2009-04-13 15 49 07) こちらこそよろしくお願いします^^ -- レナ (2009-04-13 15 51 25) 皆さん好きな住民っていますか?私はブーケです(^^ゞ -- レナ (2009-04-13 16 07 56) チーフとか、シベリアが好きです(・・○)女の子は、メープルとかが好きですね♪ -- PINO (2009-04-13 16 11 03) フランソワ&クリスチーヌちょーかわいー!!!!! -- リリアン (2009-04-13 16 13 16) ブーケいますよ^^ -- さり~ (2009-04-13 16 14 39) ブーケいますよ -- リリアン (2009-04-13 16 15 13) リリアンsなんか言葉にてるよね^^; -- さり~ (2009-04-13 16 16 29) いいですね私のところにも来てほしいです^^ -- レナ (2009-04-13 16 17 21) きっといつかくるはずです^^よかったら通信してみます? -- さり~ (2009-04-13 16 18 32) 今は無理ですがねwww^^ -- さり~ (2009-04-13 16 19 08) あたしわいいけど。 -- リリアン (2009-04-13 16 20 19) いるけど上 -- リリアン (2009-04-13 16 21 09) 通信したいです!! -- レナ (2009-04-13 16 22 09) きゃー!!かわいい!! -- まーろ (2009-04-13 16 22 53) さり~s言葉が同じで。 -- リリアン (2009-04-13 16 23 50) リリアンさんこんにちは!! -- まーろ (2009-04-13 16 24 39) こんにちは! -- リリアン (2009-04-13 16 25 22) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ -- さり~ (2009-04-13 16 25 41) 六時からなら通信OKですww -- さり~ (2009-04-13 16 26 05) リリアンさん新学期始まりました? -- まーろ (2009-04-13 16 26 58) まじですか!? -- レナ (2009-04-13 16 27 42) はいっ! -- リリアン (2009-04-13 16 28 52) 通信お願いします(泣き) -- レナ (2009-04-13 16 29 56) 6時OK?? -- さり~ (2009-04-13 16 30 14) このような絵を描くコツを教えて下さい!! -- まーろ (2009-04-13 16 30 51) okだと思います^^ -- レナ (2009-04-13 16 31 39) まーろs前変なこといったのゎ偽です。 -- リリアン (2009-04-13 16 32 58) 先に友達コード教えときます?? -- レナ (2009-04-13 16 35 18) はいよろしくです!!うちは、、 3308-8288-8327です^^ -- さり~ (2009-04-13 16 36 32) 通信できる人いませんか? -- リリアン (2009-04-13 16 37 28) ちょ -- レナ (2009-04-13 16 38 26) ちょっとまっててください・・・ -- レナ (2009-04-13 16 39 05) 友達コードは、3437-8344-9033です!! -- レナ (2009-04-13 16 44 06) リリアンさん偽ってなんですか? -- まーろ (2009-04-13 16 45 27) わかりました!>>レナs でわでわちゃんと友リスに いれとくよ! -- さり~ (2009-04-13 16 46 46) はい^^でもあっちでは「なみ」なのでよろしくお願いします。 -- レナ (2009-04-13 16 49 33) あと、どっちが村に行きますか??? -- レナ (2009-04-13 16 50 19) ブーケいますから。うちの村どうです?? -- さり~ (2009-04-13 16 51 28) では六時会おうね!^^落ち -- さり~ (2009-04-13 16 52 12) はい!ぜひ生かしてもらいます -- レナ (2009-04-13 16 53 20) 行を生にしてしまいました・・・ -- レナ (2009-04-13 16 54 10) あと一時間後ですね^^ -- さり~ (2009-04-13 16 55 34) はい^^ -- レナ (2009-04-13 16 59 42) 通信できませんか? -- リリアン (2009-04-13 17 01 36) では今からでは?? -- レナ (2009-04-13 17 04 41) 無理ですか?? -- レナ (2009-04-13 17 05 11) いいよ -- リリアン (2009-04-13 17 06 03) ではあなたの村で40分まででいいですか? -- レナ (2009-04-13 17 07 18) トモダチこーどを教えてください^^ -- レナ (2009-04-13 17 08 10) うんこ -- 世界をこわそう (2009-04-13 17 08 59) ??? -- レナ (2009-04-13 17 09 35) ごめんなさい。来てもらうのは禁止されてるので。 -- リリアン (2009-04-13 17 11 01) あ、はいではトモダチこーどは上のとおりです。もうきていいですよ! -- レナ (2009-04-13 17 13 06) ではおちますね^^ -- レナ (2009-04-13 17 14 07) でない!? -- リリアン (2009-04-13 17 27 29) みんなに言いたいことがある!自分の絵で「下手ですがコメよろ」とかこういうのやめないか? -- ミーヨ (2009-04-13 17 37 41) あ~ぅ・・・・・(昨日>>通信でどの村におでかけする?・・・でレナsのかいてなかったの。 -- リリアン (2009-04-14 15 58 35) おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお尾おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ馬ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -- 名無しさん (2009-04-14 15 59 49) 長いけどありがとうございます^^ -- レナ (2009-04-14 16 31 41) すみません、とっても長くなってしまいました -- こはる❤ (2009-07-22 16 11 18) はじめまして、こはるです。とってもうまいですね!すごいです!食べたくなりました! 私絵へたなので、うらやましいです。ということでよろしくお願いします! -- こはる★ (2009-07-22 16 18 48) 同感、おなかへった;; -- しゅうお (2009-07-22 16 19 49) お昼、何か食べた? -- みかん (2009-07-22 16 38 32) うん! -- しゅうお (2009-07-22 16 39 17) 何を?私ゎカレーライス♪昨日の残りでゴワス♪ -- みかん (2009-07-22 16 40 13) せっしゃはパン1個グゥ~ -- しゅうお (2009-07-22 16 41 07) それゎお腹減るよぉww>< -- みかん (2009-07-22 16 42 51) つっこまんかぁーーーい!! -- しゅうお (2009-07-22 16 43 12) また×2本気でそうオモターー>д< -- みかん (2009-07-22 16 44 28) wwwwがんばぁ~~~ -- しゅうお (2009-07-22 16 45 05) がんばるぅぅwwww>< -- みかん (2009-07-22 16 48 37) 名前 コメント