約 970,049 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4236.html
前ページルイズの恐竜惑星 「使い魔との親交を深めているようですなミス・ヴァリエール」 「これはミスタ・コルベール」 医務室に頭髪の薄い男が入って来た。 ルイズの反応からしてこの男は教師なのだろう、とラプターは判断した。 コルベールはラプターに視線を移した。 「ほう。あなたがミス・ヴァリエールの召還した使い魔ですな」 「今はそういうことになっている」 「それで、あなたの名前は?」 「ラプター、そう呼ばれている」 自分達からすれば異質であろうラプターにあっさり話を振ったコルベールに、ルイズは少し驚いた。 そして、コルベールが両手に何かを持っているのに気付いた。 「...それは俺のクローか」 「はい。少し調べさせて頂きました。実に高等な技術で作られ、材質もまったく未知の物です」 「そうか。こいつをどうする気だ?」 「あなたにお返ししますよ。平民とはいえ武器を取り上げる権利は、我々にはありませんので」 どうやら武器ということは解っているらしい。だが「コレ」の威力を知らないようだ。 特殊合金も易々と引裂き、恐竜の首をはねとばす威力を。 この世界での平民が持つ武器と同程度か、あるいはそれに毛が生えた程度と考えているのだろうか。 ならそう思わせておいてもいいだろう、そうラプターは考えていた。 「ちょっとラプター!主人の私を放っておいて勝手に話を進めないでよ!」 「ならお前から話に入れば良い」 「~~~~~っ!!!」 割り込んで来たルイズを淡々と受け流すラプター。 コルベールはそれに苦笑しながら席を外した。 「部屋に戻るわよラプター」 「ああ」 「...あんたねえ!もっと愛想よくできないの!?」 「生憎そんな訓練は受けてないんでな」 「あーもういいわ!とにかく付いてなさい!!」 前ページルイズの恐竜惑星
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/720.html
戻る マジシャン ザ ルイズ 進む マジシャン ザ ルイズ (3)錬金術の教示 「偉大なる始祖ブリミルと女王陛下よ、今朝もささやかな糧を我に与えたもうたことに感謝します」 食堂での朝食が始まった。 ここは若い少年少女達がその旺盛な食欲を満たし、あるいは共同生活を送る仲間との連帯感を高める場である。 そんな若者達の中、初老の男が一人。 そう、ルイズ・ド・ヴァリエールの使い魔となったメイジ・ウルザである。 本来なら使い魔であるし執事という立場を取らせると決めたのであるから、食事はあとで別に取ってもらうのが筋なのだが、生憎とメイジと使い魔の関係初日のルイズがそのような手配を行っているわけが無かった。 しょうがないので、今日は同席ということになり、今ウルザはルイズの横に座っているのだ。 勿論、少年少女達の中にとあって、周囲からは距離をとられている、かなり。 ゼロのルイズが高位のメイジを召喚したということは、すでに学院中に知れ渡っており、同席した生徒は皆そのメイジがルイズの隣に座っている男だということに気付いていた。 (重い、重いわ…空気が重いわ…) 周りがウルザに身体的にも精神的に距離を取っている為なのだが、隣のルイズにはたまったものではない。 (何か…何か考えなくちゃ……っ!) その時、ルイズはふっと誰かの視線を感じた。 きょろきょろと周りを見回してみると、視線の主は直ぐに見つかった。 長身に、同世代とは思えない発育の良さ、燃えるように赤い髪。 そして、今はその頬も茹で上がったように紅潮している。加えて瞳も潤んでいる。 (ちょっ!ツェルプストー!あんたっ!何で私!そんな趣味はないわよっ!) 昨日から何度目か分からない悪寒を感じで体を震わせた。 しかし、注意深く、かつ相手に気付かれないように視線を追ってみると、微妙に自分が相手では無いことに気付いた。 そう、視線の先は………横にいる男に向けられていた。 キュルケの唇が何事か呟くのが見えた。 当然ながら、ルイズは読唇術も読心術も使えない。 しかし、この時ばかりはキュルケがなんと呟いたのかを明白に理解することが出来た。 ――素敵なおじさま… 食事が終わり、教室へ向かう最中のことである。 「ミス!ミス・ヴァリエール!ミスタ・ウルザ!」 「あ、おはようございます。ミスタ・コルベール」 「おはようございます。ミスタ・コルベール」 禿げ上がった頭の教師、コルベールに声をかけられたのである。 「すみませんが、ミスタ・ウルザの左手のルーン文字を見せて頂きたいのですが」 「私は別に構いませんが…ミスタ・ウルザも構わないかしら?」 「無論。私も異議はありません」 ウルザが左手を出すと、コルベールは素早くメモをとり始めた。 「いやはや、召喚の儀式の後、ずっとこのルーンのことを調べているんだよ」 「え?どうかしたんですか?」 「メイジを召喚したなんて前例が無いからね、おまけに君が召喚したというのも……まあ、兎にも角にも知的好奇心が刺激されてしまってね!」 「ふむふむ、成程。そういうことでしたら今晩ご一緒に分かったことについて報告し合うというのは如何ですかな?」 「おお!?既にご自身で解読がお進みでしたか!?流石ですなミスタ・ウルザ!しかし、こちらはまだ報告するほどには…」 「いやいや、ミスタコルベール、私は貴方の意見が……」 「おおっ!……でしたら……!」 「それは……たい……是非……」 「…っ!……!!」 ルイズは妙に盛り上がる二人を置いて教室に急ぐのであった。 「―――というわけで、皆さんご存知の通り、魔法の四大系統「火」「水」「土」「風」「虚無」、五つの系統がある訳ですが、その中で「土」は万物の組成を司る重要な系統なのです」 今日の授業は赤土のシュヴルーズ教師の錬金の授業である。 なお、使い魔であるメイジは先ほどふらりと教室に入り、今は授業を聞きながら一心不乱にメモを取っている。 (メイジなのに、こんな初歩的な授業を受けて楽しいのかしら?) 「オホンッ!ミス・ヴァリエール!」 「は、はい!」 余所見をしている生徒を当てるのは、どの世界でも共通である。 「では、土の基本魔法を説明してください」 「え、あ、はい…… 『土』の系統の基本魔法は『錬金』です。 金属を作り出したり建物を建てる石を切り出したり、農作物を収穫するなどの生活により関係した魔法が『土』です」 「よろしい、ミス・ヴァリエール、よく出来ました。……では次に、実際に錬金を行ってみます」 そう言うとシュヴルーズは錬金の実技を披露してみせた。 シュヴルーズが呪文を唱えると、教壇の上に置かれた石が輝き、金属へと姿を変えたのだった。 これを見たウルザが「ほお…」と呟くのをルイズは聞いた。 「先生!ゴールドですか!?」キュルケが聞くと 「いいえ、真鍮です。」と応えるシュヴルーズ。 「さて、次は誰かに錬金をやってもらいましょうか……ミス・ヴァリエール!」 「え、はい!」 また自分かという考えを払って姿勢を正す。 「貴女は……随分と変わった使い魔を召喚したそうですね。 どうでしょう?その使い魔の方に錬金の実演をして頂けませんか?」 教室中の生徒がルイズとその使い魔に注目する。 あ、ちょっとこの感じいいかも、とほんの少しだけ抱いたが、それを出さずに、ウルザに声をかける。 「ミスタ・ウルザ、先生の仰るとおりに」 「……分かりました、ミス・ルイズ」 ルイズはウルザが軽くため息をついたのを感じた。 (別に錬金くらい初歩の術じゃない、減るもんじゃないし…そりゃ、私は使えないけど…) ウルザが教壇に立つ。 (さて、このように生徒に囲まれ教壇に立つなど久しいことだ…) さて、目の前には先ほど錬金された石と同じくらいの大きさの石が置かれている。 確かに、ウルザは数々の世界を渡り歩いた魔法使いであるが、初めて接した魔法系統を直ぐに使いこなすような超人ではない。 よって、ハルケギニアの系統魔法を使えるわけが無い。 しかし、今メイジという立場をこの世界で失うのは得策ではない。 ウルザが何事か呟き、呪文が完成して、石が輝く。 そして、石はシュヴルーズ教師が錬金したのと同様に、真鍮へと姿を変えてきた。 「おおおおおお!!」「凄い!」「ルイズの使い魔はスクエアメイジか!」 教室中が喧騒に包まれる。 「こんなものでよろしいかな?」 「ええ、結構です、ええと…ミスタ・ウルザ」 ただ一人、首を捻っていたのはモンモランシーである。 「あ、あれ?今、水の系統魔法を使って、なかっ…た、…わよね。私の勘違いね、きっと」 「さて、次はミス・ヴァリエール。あなたがやって御覧なさい」 「先生!」 キュルケが声を上げる。 「ルイズは危ないです!ゼロのルイズですよ!?」 それを聞いたシュヴルーズが応える。 「ミス・ツェルプストー、貴女は彼女をまだゼロのルイズと呼ぶのですか?彼女の使い魔であるミスタ・ウルザが錬金を成功させたのを見たでしょう。 使い魔が出来て、主人が出来ないなんてことがありますか」 それを聞いてルイズが立ち上がる。 「私、やります!」 ルイズが教壇に立つ、前には先ほどと同様の石が置かれている。 「ふむ、これは興味深い」 ルイズはウルザの魔法が見たいと思っていたが、それはウルザとて同じことである。 プレインズウォーカーである自分を強引に召喚するほどの腕前である、そしてその手による知らぬ魔法体系の呪文、狂人ならずとも魔法使いなら心引かれる演目である。 ルイズが呪文の詠唱を始める。 同時に、一斉に机の下に避難を始める生徒達。 意味を理解出来ないまでも、何処かで見たような既視感を覚える。 ルイズの呪文が完成する。 爆発 なんの防御もしていなかったウルザは爆発に巻き込まれたのだった。 危険に対して敏感なのは、いつだって生徒だ。 ――ウルザ 戻る マジシャン ザ ルイズ 進む
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2816.html
「ゼロが、一発で・・・」 「嘘、何で・・・」 ルイズが使い魔を簡単に召喚できたのがまるで奇跡としかいいようがないような感じで他の貴族たちは彼女を見つめるのであった。召喚されたのは、丸っこく青い体に、白く美しい腹部、耳、しっぽを持った愛らしい小さな生物だった。 「きゃっ、何これ?かわいーい!」 その生物を抱き上げるルイズであったが、彼女はその期待をぼろぼろにされるのだった。 「い、息してない・・・」 もしかしたらぬいぐるみなのかもと、口の中を覗きこんでみたが、そこにはリアルな舌や歯があった。正真証明の生物だ。死体だが。 「呼んでも役に立たんとは・・これぞゼロクオリティwww」 「ルイズにゼッロゼロにされちゃった」 そのころ、この生物がいた世界、渓谷の宿場からテーブルマウンテンに続く道をいく一人の冒険者がいた。その名も、人呼んで、風来のシレン! 「なるほど、この杖は吹き飛ばしか。これならマムルなんて簡単に倒せ・・・ってちっがーう!何だよあの鏡!マムルぶつけたらヒュッと吸いこまれちまったぞ!罠か!?一種の罠なのか!? 落ち着け、こういうときは、風来の書、950条、罠について。何々、罠は利用できるものです。その効果をよく考えましょう。分からなかったときは、逃げろ!?つっても、このでけー鏡が道ふさいじまってるんだよー!かくなるうえは、この鏡を持っていく!」 マムルを吸い込んだ謎の鏡、これは一体何なのか!?危険なのは承知のうえ。しかし、この鏡がダンジョン攻略に役立つと、俺は信じる!!! 轟々と水が流れる山間渓流。ここは谷に釣り橋がかけてあるだけの危険な場所だ。そこに、あの男がいた。風来のシレン!ボウヤーの打つ矢もなんのこれしき!全部鏡が吸い込んでくれるのだ! そのころルイズはというと・・・ 「痛ーい・・・何で矢なんて飛んでくるのよ!」 生物すら召喚できないルイズ。しかし、そのような物はまだまだ序の口。次に来るものに比べたらずっと・・・次に来たのは鎧のような物を見に付けた骸骨。 「また、死体かよ・・・」 「ネタの使いまわしすんなよ~」 その骸骨はよろよろと動き出す。 「あれ、動けるの?せ、成功!?」 しかし様子がおかしい。骸骨はルイズなど見向きもせず、キュルケの使い魔、サラマンダーのフレイムにゆっくりゆっくり近づいていった。頭からフレイムに吸い込まれるようにして消えていった。 「なんだったのよあれ・・・」 思わず涙ぐむルイズだったが、落ち込んでいるのもつかの間。フレイムは骸骨を吸い込んだ途端に狂ったように暴れだした。体も変色している。 「な、何!?フレイム、落ち着きなさい!」 主人のキュルケも同様を隠せない。 フレイムが元に戻ったときは、すでに一面焼けの原だった。他のみんなは被害にあいたくないといわんばかりにルイズから離れていった。結局そばにいるのは教師のコルベールだけであった。 次に召喚されたのは、泥のような生物だった。その生物と契約しようとキスをしようと思ったその瞬間、腐った液体をかけられてしまった。 もう契約なんてどうでもいい、この生物を殺す!お得意の爆発魔法でこっぱみじんにしてしまう。 今度は謎の布をかぶった緑色のトドが召喚された。そのトドは、あろうことかルイズの杖を布を使い奪っていった。 「そんな・・・杖がないと・・・」 いきなりたくさんの生物がわらわらと現れた。 「何で?!杖もないし呪文も唱えてないのに!」 その頃のシレンは、 「モンスターハウス?子供騙しだね!単に雑魚が集まっただけ!こんなやつら、この最強の鏡の敵ではないわ!」 マスターチキンもミノタウロスも、エーテルデビルでさえただただ鏡にに吸い込まれるだけ!誰か、この鏡男を止める奴はおらんのか! しかしルイズは・・・ 杖無し、呪文なしで現れた、鶏やら、牛やら、見えない何かやらにフルボッコにされる始末。ついに彼女は死んでしまった。 …と思ったら、 「・・・ここは?私の部屋・・・?」 彼女は自分の部屋のベッドで横になっていた。 「あーなんていやな夢なのかしら。現実はこうはいかないわ。エーと、杖杖」 ない。どこを探しても見つからない。彼女は探すのをあきらめコルベールに謝ろうと魔法学院の廊下をとぼとぼと歩いていた。しかし、杖はすぐ見つかった。廊下に落ちていたのだった。 なぜ廊下に落ちているのか分からぬまま、彼女は使い魔を召喚する。召喚されたのは巨大な虫の怪物だった。糸で絡められ、ルイズは洞窟の中に閉じ込められ、ついに彼女は死んでしまった。 …と思ったら、 「・・・ここは?私の部屋・・・?」 彼女は自分の部屋のベッドで横になっていた・・・の、繰り返し。 魔蝕虫もかたなしっ!byシレン
https://w.atwiki.jp/chaos-dict/pages/27.html
カオスオンラインの世界にやってきた住人が苦楽をともにする「主に女性」。 俺の嫁は基本的に不思議な能力を持っていて、戦友とは比べ物にならない力を発揮することがある。 俺の嫁との愛の力はカオスオンラインの住人の間ではステータスになっていて、 俺の嫁との愛を競い合う伝統的な方法として「Unlimited 俺嫁 works」という多人数での決闘方式がある。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2025.html
サモン・サーヴァントでルイズが召喚したのは・・・S&W-M29 フォーティーフォーマグナムだった ダーティー・ルイズ ルイズはそのマグナムと契約を交わし使い魔として持ち歩くが、ある日ギーシュと決闘をする事になる 44マグナムで7体のゴーレムを倒した(内2体はワンショット・ダブルダウン)ルイズは ギーシュにマグナムを向け「5発か・・・6発か・・・わたしも撃つのに夢中で覚えてないのよ・・・」 「・・・まいった・・・」 そんなこんなある日、タバサがワルド子爵に誘拐される事件が起きた ワルドはルイズを名指しし、トリステイン中に設置された遠見の鏡を通してルイズに要求を伝える 「走れや走れ・・・ルイズさん・・・」 結局、マグナムを奪われたルイズがパンツの中から出したナイフで刺され、ワルドは逮捕された その後、証拠不十分で釈放されたワルドがアルビオンの戦艦レキシントン号を乗っ取る事件が起きる 「アルビオン軍のみんな、今日は軍務を休んでみんなでアイスクリーム工場を見学に行くんだ」 レキシントンはワルドの脅迫により、トリステイン魔法学院の上空に向かう、ワルドは皆を歌わせた 「♪こ~げこ~こ~げよ~、ボートこ~げよ~ ランランランラントリステイン空爆♪」 そこへ現れたのはルイズ、レキシントンに飛び移り、ワルドを戦艦から引きずり出して人質を救出 逃げるワルドと追うルイズは風石鉱山にたどり着き、遂にルイズはワルドを44マグナムでブチ抜いた 池に浮かぶワルドの死体を背に、ルイズは五芒星のバッジを投げ捨てて歩き去った ----------------------------------------------- ダーティー・ルイズ2 トリステイン国内では連続した殺人事件が起きていた それらを実行していたのはレコンキスタと呼ばれる一味、法で裁けぬ悪を処刑する集団だった ルイズは彼らの行う処刑活動への勧誘を受けるが、「しまいにゃ芝生にクソした奴まで殺されるわ」と 断ったことがきっかけで彼らに命を狙われることになるが、彼らから風竜を奪ったルイズは反撃に転じる マグナムと風竜を武器にレコンキスタの暗殺集団を全滅させたルイズは処刑事件の捜査を指揮していた ワルド子爵へと報告するが、その暗殺集団の黒幕こそが彼だった、ルイズはマグナムを奪われる しかしルイズに暗殺事件の罪を押し付けるべく風竜で逃亡したワルドは、ルイズに風竜ごと爆殺される 「ガラにもないことやるからそうなるのよ・・・」 ----------------------------------------------- ダーティー・ルイズ3 ある事件のほとぼりを冷ますため、アンリエッタにより学院の人事課に送り込まれてクサっていたルイズは ワルド一味が学院を襲い、破壊の槍を盗み出した事を機に最前線に呼び戻された ルイズは新入生のベアトリスと共にワルド達の行方を追うが、彼らはチェルボーグの監獄跡を占拠する 血気盛んなベアトリスは監獄跡へと突入し、ワルド達によって惨殺されてしまう 「カタキを取ってやるわ・・・」 強力な軍用マジックアイテムで武装したワルドの手下はルイズのマグナムで次々と屠られ ついにルイズは奪い返した破壊の杖で、ワルドを木っ端微塵に撃ち飛ばした ----------------------------------------------- ダーティー・ルイズ4 学院を休学しトリステイン郊外に引っ越したルイズは、平賀才人という地球人を飼うことになった どこにでも小便をする馬鹿犬がきっかけで、ある隣人と仲良くなるが、ルイズとその隣人の周りで 殺人事件がおき始める 「泣けるわ・・・」 ルイズの隣人スカロンはかつてワルドとその手下達に辱めを受け、復讐のために殺人を重ねていた 手下が次々と殺されている事を知ったワルドはフーケを餌にスカロンを遊園地におびき出す ワルドに銃を向けられ絶対絶命のスカロン、そこへマグナムを下げたルイズが現れた ティファニアの召喚したもうひとつのマグナム・・・44オートマグが火を噴き、ワルドを葬った ----------------------------------------------- ダーティー・ルイズ5 舞台芝居の監督をするワルドは、自分の暴力的な演劇に迫力をつけるべく「殺人ゲーム」を始める 標的にされたルイズは自分の乗る風竜への放火や遠隔操作魔法による移動爆弾に命を狙われるが ルイズは殺人の興奮に狂ったワルドを船の上に追い詰め、竜撃ちの銛で貫いた
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1579.html
強烈な閃光。それが私が見た最後の光景だった。 この日、ハルケギニアの地図上からトリステイン魔法学院は文字どうり消滅した。 ゼロの大統領ー完 「ってそんなのあるかー!」 と、ベッドから飛び起きそのまま転がり落ちるルイズ。 「きゃんッッいたた・・・あれ?」 辺りをキョロキョロ見回すルイズ。 「やっぱり夢?そうよね!夢よね!夢かーって何の夢だっけ?まあいいわ それより明日は大事な使い魔召喚の日だから早く寝なくっちゃ!」 そう言って再びベッドに潜り込みすやすやと寝息を立て始めるルイズ。 だが彼女は、夢は夢でも正夢だったと分かるのはそれから数時間後の事だった。 「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!」 何度も失敗し周囲の黒煙が風に流された後、そこに居たのは一体のゴーレムだった。 「ゼロのルイズがゴーレムを召喚しただと!」 「あのルイズが?」 周りの驚く声など聞こえず、ルイズは自分が召喚したゴーレムをじっと見る。 「あれ?これって・・・・・」 彼女の脳裏に忘れたはずの夢の記憶が映し出される。 『オゥケェェイ、レッッツパァリィィィー!!!』 「ヒッ!」 夢の記憶を思い出したルイズは小さく悲鳴を上げるが、彼女の夢とは違いゴーレムは指一本動かさなかった。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール 五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我の使い魔と為せ」 その後、コルベールの指示に従い嫌々ながら契約を済ませるルイズだが 「いったーって何で私にルーンが浮かび上がるのよ!」 彼女の左手には使い魔のルーンが浮かび上がっていた。 それを見ていた周りは一部を除いて大爆笑。ルイズとゴーレムを残し皆学院へ帰っていったあと、ルイズは泣いた。 始めはゴーレムに八つ当たりし、喚き散らし、最後にはシクシクと泣いた。 どの位そうしていたか、ルイズはヨロヨロと立ち上がりゴーレムに手を着いた時、彼女は理解した。 今までの彼女なら決して理解できなかった、しなかったであろうことも。 ガンダールヴのルーンの力でこのゴーレム“メタルウルフ”の持ち主の熱き“大統領魂”を。 平和だったハルケギニアの地に戦乱の嵐が吹き荒れる。だが、我々には最後の希望が残されている。 熱き大統領魂を受け継ぐ“メタルウルフ”の使い手。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだ。 これから派手なパーティーが始まるんですね。私もこんな派手なパーティーは初めてです・・・・・ミス・ヴァリエール? 平民の名誉を守るため決闘を受けるルイズ。 「平民を守るのは大統ryげふんげふん・・・貴族の勤めよ」 ヴェストリの広場にギーシュと“メタルウルフ”を着けたルイズが対峙する。 「いけ!ワルキューレ」 『淑女なのは17時までよ!』 ギーシュはワルキューレを一体造りルイズに向かわせるのに対し、ルイズは黒い筒をワルキューレに構える。 『オーケー!レッツパーティー!』 ドカン! 『ビンゴー!』 一撃で破壊されるワルキューレ。その威力に驚くギーシュだが 「それは銃か?威力は凄いがそれで終わりだろう!」 そう言って六体のワルキューレを造りルイズを攻撃するギーシュ。だが、それに対してルイズは 『大歓迎ね、お返しに穴あきチーズにしてやるわ!」 ドガガガガガガガ!!! 武器を持ち替えたルイズが発砲。ワルキューレは粉々になり、穴あきチーズになったのは学院の一部と宝物庫だった。 その様子を遠くから見ていたメイドは、ぽつりと呟いた。 「前々からこんなに壮観なトリステイン魔法学院を壊したら、どんなに綺麗かと気になっていたんですよね」 宝物庫損壊の隙をつき、破壊の杖を盗み出す土くれのフーケ。 それを追うルイズたち、破壊の杖を取り戻すもその直後襲い掛かる巨大ゴーレム。 巨大ゴーレムの攻撃に対し、それを正面から受け止めるルイズ。 『見なさい!これがヴァリエール魂よ!』 そう言って巨大ゴーレムをぶんぶん振り回しぶん投げるルイズ。 ありえない光景にあんぐりと口を開けるキュルケとタバサとシルフィードとフーケ。 「私を捕まえないのかい?」 『私たちが受けたのは破壊の杖を取り戻すことよ。それにあんたは根っから の悪人には見えないし』 破壊の杖を取り戻して数日後、アンリエッタ姫殿下の密命を受け婚約者のワルド子爵、途中からキュルケ、タバサ、そして なぜかいるギーシュたちと共にアルビオンへ向かうルイズ。 だが、そこで待っていたのは婚約者の裏切りだった。 「んふはははははは。ルイーズ!」 「ワールドー!」 密命の為“メタルウルフ”の無いルイズは、ウェールズの命を懸けた行動により逃がされ、キュルケたちと合流し アルビオンを去ることしか出来なかった。 アレから数日後、不可侵条約を破り侵攻するアルビオンの艦隊。 『親愛なるトリステインの皆さん、私はレコン・キスタの一市民としてこのような状況は非常に残念です トリステインの女王にそそのかされた人々よ、思い出して欲しい“正義の心”を、ハルケギニアを思う心を 今投降すればまだ罪は軽いはずだ。貴方たちに“正義の心”が残っているならばその女を捨てて 17:00までに投降しなさい。これは最後通告です。合言葉は“ウィー・ラブ・クロムウェル”』 そのような言葉になど従わず攻撃を開始するが、圧倒的な火力の差によりほぼ壊滅状態のトリステイン艦隊。 「いくらあなたでもムチャよルイズ!」 『ムチャではないわ!なぜなら私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだからよ!』 「ちょっと、まちなさいルイズ!」 『キュルケ、ちょっとタルブまで行って来る』 戦火の火が迫るタルブの村では、シエスタがある決意をしていた。 「招待したわけでもないのにずうずうしいですね・・・・・お爺ちゃん、これ使わせてもらいます」 そう言って伝説の竜の骸、灰色の“メタルウルフ”に乗り込むシエスタ。 『ンフハハハハ!レッツパーリィー!』 アルビオンの艦隊旗艦レキシントン号に突撃するルイズ。 『ナイスランディング』 次々に現れ取り囲む敵兵に対して、ルイズは不敵につぶやく。 『ようこそ、トリステインへ。ハローボーイズ、そしてそのままおやすみボーイズよ』 ドガガガガガガガ!!! 待ち構えていたワルドと最後の戦いを繰り広げるルイズ。 アルビオンの艦隊はシエスタの“メタルウルフ”に落とされ、旗艦レキシントン号はルイズとワルドの戦闘により 落ちていくが、その際暴走した風石によりはるか高くへ飛ばされてしまう。 『これがハルケギニア・・・綺麗・・・』 「美しい・・・だがその下では醜い争いが起こっている、いまの我々のようにね さあ、これが最後の戦いだ!」 決着はルイズの勝利に終わる。風の魔法を使って息をするのがやっとの状態では、大気圏突入の摩擦熱までは防げなかった。 ワルドがこのまま燃え尽きるのかと覚悟した時、ルイズが救いの手を差し伸べる。 「ルイズ・・・・・なぜ」 『貴方がハルケギニアを思う気持ちは本物だった。けど、貴方は方法を間違ったのよ』 だが、ワルドはルイズの手を突き飛ばし、最後の力を振り絞り風をルイズの周りに張り巡らせる。 「さよならだ・・・・・僕の小さなルイズ」 『ワルドー!』 そのままルイズはハルケギニアの地に落ちてゆく。 『ルイズさん、ルイズさん、答えてくださいルイズさん!』 シエスタの応答にルイズが答えることは無かった。だが、ルイズを知る者は誰も彼女が死んだとは思わなかった。 あのルイズがこんなことで死ぬはずがないと。 「人間が!この包囲から抜けられると思うなよ!」 『ノープロブレム。熱々のローストチキンにしてやるわ!』 ゼロの大統領ルイズ変 メタルウルフルイズー完
https://w.atwiki.jp/ddy7/pages/26.html
イオンの書店のパソコンに打ち込まれていた謎の言葉。 意味、打ち込んだ者、その意図は不明。 打ち込んだ奴はいったい誰なんだ…? 関連項目 嫁(まだ編集されていません) まえぱる
https://w.atwiki.jp/msvipvip/pages/27.html
理解めんどい人用 希望OP1個バージョン 用意するもの 大金 OP付けたいOP無し防具(高耐久推奨) 1個 良OPつき装備 1個 Lv41以上の無OP装備(なければダストのベルト屋) 2個 マジックポイント 4P 1、ファラナスかダストで属性溶解石(体力)をひたすら買う 2、3つの溶解石のOPが合計5個になるように揃える 3、溶解石と溶かす装備をマジックボックスに放り込む 4、できた3つのマジックストーンと防具を放り込む 5、できちゃった・・・ おまけ 武器 → 防具で余った溶解石を財布とマジックポイントの許す限りマジックストーンへと変えて ML重視の武器をつくる いいOPたくさんつけたい → 3つの溶解石のOPの合計数を4~0のうちで揃える #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (おまんちん)
https://w.atwiki.jp/lol_kojinmemo/pages/472.html
平たく言うと「横師がいるギルド」です。 リリパットフィールドで遭遇したのですが…ありていに言えば『ここを使いたいから、お前は出て行け』といわんばかりに、平然と横殴りを仕掛けてくるタイプの横師がいます(遭遇したのは、コロシアム装備持ちの弓レンジャー?)。 私自身はあえて、上記ギルドの関係者とはかかわらないことをオススメします。 …少なくとも、まともな神経の持ち主ではない、キチガイなクズどもの集まりなので。 【前のページに戻る】
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/279.html
「マスター洗濯物をたたんだぞ」 「あらそう、じゃあ明日の着替えは椅子に置いて残りはクローゼットの中に入れて置いて。 後これは明日の分。それじゃ御休み」 そういうとルイズは枕に頭を置く ロムは部屋を出て一週間前、自分が召喚された広場へと向かう そして二つの月を見ながら念じ始める 「・・・・今日も駄目か。日が立てば何か変わると思っていたがそう甘くはいかないようだな・・・・。」 そう呟くと広場を後にし、扉を開く前に振り返りまた呟いた 「剣狼よ。我が声が聞こえているならば、今すぐ我が下に・・・・」 第四話 情熱と古剣と土くれと 「マスター朝だぞ」 ロムの呼び掛けにうっう~んっと小さな声を出し、ルイズが上半身を上げて背伸びして一言 「服」 ロムは服と下着を前に差し出し後に向く 「着せて」 そして目を反らしつつボタンを一つづつ掛けていく 「鏡」 最後にルイズの目の前に鏡を掲げる 「よし、準備出来たわね。食堂へ行くわよ」 二人の朝は大体こんな感じである 「おはようルイズ」「・・・・・・・・」 「なんであんた今日もそこにいるのよ」 ルイズが何時も座る席の近くに最近になってキュルケとタバサが座るようになった。どういう理由かはわからないが 「おはようロム、今日も一段と凛々しいわね」 「おはようキュルケ、君も元気そうだな」 「ちょっとキュルケ!人の使い魔に話かけないでって言っているじゃない!あんたもそれに答えないでよ!」 「あらあら私達そんな事気にする間じゃないでしょ。ね~ロム♪」 「ま、まぁ」 あの決闘以来キュルケが自ら積極的に関わってくるようになった、しかも何故か最初に会った時より色っぽい (先週まで犬猿の仲だと思っていたが、女性とは心変わりが早いな) まあ兄さんが原因なのですが そんな中でタバサは相変わらず黙々とパンを千切りながら食べている 「・・・・最近パンが美味しくなった」 「そういえばそうね~、コックでも変わったのかしら?」 「あんたが居なければもっと美味しいのに」 ルイズは下にいるロムに顔を向けると 「・・・・なんであんたは顔をそらしているの?」 「いっいや別に・・・・」 そう言いつつやけに動揺していた ルイズが授業に出ている時、ロムは洗濯等に時間を使う。 一週間も立てば慣れた手付きで進めていく、そこへ 「あら、おはようございます」 腹黒、もといシエスタがやってきた 洗濯道具と白いシーツの束で腕が埋まっている 「今日は早朝ではないのですね」 「ああ、昨日本当はこの時間に洗濯をやるといいって聞いて、今日からそうする事にしたんだ」 計画通り!って顔になるシエスタ。しかしロムはそれに気付けなかった 洗濯している時間は会話が弾み、楽しそうであった。物干し竿に架かった白いシーツも風によって気持ち良く靡いている 「そういえばマルトーさん達が言っていましたよ。「今夜は遊びに来い。腕を奮って待っているぞ我らの剣」って」 「ではそうさせてもらうよ。ただし酒は勘弁してくれって伝えといてくれ」 シエスタはクスクス笑う 以前酔っぱらっいながらモチヅキさんを説教していた事を思い出したからだ 「じゃあ私は昼食の準備がありますのでこれで」 シエスタが微笑みながら学院に戻って行く、ロムもそれを微笑みで返す そしてその様子を一体のサラマンダーが舌をチロチロと揺らしながら見ていた そして夜、ロムは何時もの用に広場から戻る。今日は酔ってはいない 「さて、明日の準備をしなければ・・・・ってなんだあれは」 部屋の前にサラマンダーが腹這いになって寝ていた 「お前は・・・・確かキュルケの、そう、フレイムだ!」 手をポンっと叩くとフレイムは目を覚まし、そのギラギラと輝いているがどこか愛嬌のある目をロムに向ける 「きゅるきゅる(かぷっ)」 「むっ、こっこら、手を噛むな!それにその部屋は」 フレイムはロムを開けっ放しのドアへと引っ張って行く。しかしその部屋は・・・・ サラマンダーの気紛れではなかったら何なのだろうっと思ってドアをくぐった 部屋は真っ暗だった。サラマンダーの火で周りがぼんやりとと見える 「扉を閉めて?」 奥からキュルケの声が聞こえる、ロムは言われるままに閉じる そしてサラマンダーが奥へと歩いていくと・・・・ 「ようこそ、こちらにいらっしゃい」 やたら露出度の高い下着姿を着ているキュルケが表れた、大きな胸が小さな火によって綺麗に輝いており、今にも飛び出してきそうだ 「なっなっなっなんて格好をしているんだ!」 「しっ大きな声を出さないで。皆に聞こえちゃう」 口の前に人差し指を出して妖美に笑う 「隣に座って」 言われるがままにロムはベットに座る 頭の中が混乱して良くわからない様子であった 「あなた、あたしをはしたない女だと思っているでしょ」 「い、いや、そんなことは無い」 「いいのよ無理しないで。仕方が無いのよ、あたしの二つ名は『微熱』」 「知っている」 下着の隙間から見える谷間がなんとも言えない・・・・ あのマスターのそれとは比べ物にならない、そう何時もなら考えもしないことが頭に浮かんだ 「恋しているのよ、私、あのギーシュを倒した時から あれは格好よかったわ!まるでおとぎ話の勇者みたいで!!あたしねそれを見て痺れたのよ!信じられる!?」 「あ、ああ」 突然興奮しはじめてたキュルケに惑うロム。 そして彼女はこう言った 「どんな氷でも燃え上がった人の心は冷やせない・・・・、恋によって燃え上がる心 人はね、それを『情熱』と呼ぶのよ!」 「そ、それは俺の・・・・」 「いいのよ、そう思われたって・・・・、でも私はあなたに恋をしているの、それは確かなことなの!」 キュルケがそう言った時、窓を叩く音がした そこには、恨めしげに部屋を覗く男がいた 「キュルケ・・・・。待ち合わせの時間に来ないと思ったら・・・・」 「ペリッソン!ええっと二時間後に」 「話が違う!」 キュルケが杖を振り、ロウソクの火を大蛇に変える それに襲われた男は無惨にも落ちていった 「・・・・今のは」 「ああ、お友達よ、でね」 「キュルケ!その男は誰だ」 (また出てきた!) 「スティックス!ええと、四時間後に」 「そいつは・・・・」 キュルケは再び炎の大蛇で追い払う、当然男は落ちていった 「・・・・・・・・」 「それにしても、熱くないのいつも鎧着ていて?ねぇ、今すぐ脱いで立派な貴方の体を」 「「「キュルケ!!!」」」 (今度は三人か!) 「フレイムー」 呼び掛けられたサラマンダーが起き上がり、三人に向かって炎を吐いた。 三人は仲良く落ちていった 「もう、埒があかないわ!とにかく、愛している!」 そう言うキュルケはロムに向かって唇を近づける そしてここに来てロムは最高に戸惑う 「ちょっと待ってくれ!こっちも事情というものが」 その時、勢い良くドアが開いた また男か、と思ったがそこに立っていたのは目に炎を浮かばせ顔を真っ赤にしたネグリジェ姿のルイズであった 「あらあらどうしたのミス・ヴァリエール?こんな夜遅くに」 「ツェルプトー!何あんた人の使い魔に手を出しているの!?」 余裕を見せるキュルケに怒りをばら蒔くルイズ、いかん、これではまた決闘が起きる。 そう思ったロムは 「マスター部屋に戻ろう」 自分から身を引く事にした 「あら、お戻りになるの?残念だわ。じゃあまたねダーリン(チュッ」 キュルケはロムに向かって名残惜しそうな目で投げキッスする 「ひっかかっちゃダメ!何時もの手なの!」 ルイズはロムの手を引っ張って部屋から出ていった 部屋に戻ったルイズはドアに内鍵をかけてつり上がった両目でロムを見た 「今日は戻って来るのが遅いと思ったら、どーしてあんな女の誘いなんかに乗るのよ!」 起きているのか!っというツッコミは置いといて逸らさずルイズの目を見るロム 「なんでツェルプトーなんかに尻尾を振るのよー!」 「すまん、彼女の誘いを真に受けた俺が悪かった」 ロムは頭を下げるがそれでも怒りがおさまらないルイズはロムに杖を向けた すると目の前で突然爆発したではないか! 「ぐわ!っ何をする!」 「お仕置きよ!こうしないとまたあいつの所へ行くでしょ! それにあんたいつも鎧着ているでしょ、だから鞭なんて効きそうにないからこうよ!」 ドカン!また爆発した 「なっちょ、ちょっと待ってくれ!」 ロムは隙を付いてルイズの手首を握って振れないようにする 「はなしなあさいよ~!」 「マスター、落ち着いて俺の話を聞いてくれ!」 「離したら聞いてやるわ!」 「っであんたは剣が欲しくてたまらないから毎晩広場で流れ星を待っていた、その帰りにあいつに誘われたって事でいいのね」 「ああ、若干違うがそれで頼む」 「そういえばあんた騎士みたいな格好しているけど剣を持っていなきゃしまらないわね」 するとルイズは下を向いて手を顎に付ける そして閃いたように再び前を向いた 「わかったわ、あんたに剣を買ってあげる」 「ほっ本当か?」 「ええ、あんた剣が無くても強いけどね。でも私はご主人だから、使い魔には充分な物を揃えてあげなきゃ」 「ありがたい、感謝する」 「わかったらさっさと寝る!明日は虚無の日だから街に連れていってあげる」 こうして今日が終わるのであった 明日剣を買いにいける、ひょっとしたら剣狼が見つかるのかもしれない、そんなことを期待しながら毛布を被るロム しかしロムはある事に疑問をもっていた (どうして人の目の前で爆発なんて器用な事が出来るようになったんだ?) そんな事を考えながら窓の向こうにある夜空を見てある事を思い出す (ルイズは授業が終わってから魔法の練習するようになった。だが今日先週と同じ魔法を使った所失敗したらしいな。 ちゃんと練習したなら何故成功しない?何故爆発ばかりする?) そこで出た結論・・・・、それは (まさか・・・・、爆発を起こす練習もしていたのか!) そう、ルイズは授業の予習復習だけではなく調教用の爆発の練習もしていたのだ。 しかし悲しいかな、そればかりが上達するようになっていったのだった ロムは二時間寝た後、再び目を覚まし、落ち込んだ 一方学校の外ではローブを着た女性が立ち、二つレンズは月によって輝いている その顔は妖しい笑みを浮かべレンズの奥にある目は宝物庫を見つめていた もう一方で奉公人の詰所。 黒髪の少女が首都で働く従姉妹の手紙と共に届いた袋を開けていた その中には赤、白、青で配色がなされた下着が入っており、それを見てとても喜んだそうな