約 2,550,724 件
https://w.atwiki.jp/ercr/pages/2018.html
発売日 2002年2月1日 ブランド SUCCUBUS タグ 2002年ゲーム SUCCUBUS キャスト 夏野向日葵(天乃川雪),春野日和(天乃川小麦),ひなこいひびき(明条楓),村上仁美(リリィ=スバル),長崎みなみ(南十字若葉),乃本唯名(星萌之丞),プログレス(影月聖哉),富士爆発(理事長) スタッフ プロデューサー:ようかい ディレクター:名刀「無名」 企画原案:大泉だいさく 企画:剛田ピンキー キャラクターデザイン・原画:如月水,大泉だいさく SDキャラクターデザイン・原画:大泉だいさく 総原画監修:大泉だいさく シナリオ:石弓達也,熊猫ぐらまん,近藤夢,太宰府五百円,名刀「無名」,剛田ピンキー,ようかい シナリオ監修:石弓達也 プログラム:ぽかろ スクリプト:くりんすまん,しっぴー,ようかい,黒川たつき,剛田ピンキー グラフィック:さわらっち,イヌニャア,小泉小作,きっぽん,H-ZONE 背景原画:峰岸達実,大泉だいさく 背景美術:スタジオWHO,片野坂悟一,下元智子,加藤夏世,守安靖尚,新嶋由美子,宮本実生 背景加工:さわらっち キャスティング協力、音響製作:AGプロモーション 収録スタジオ:イフィゲニアスタジオ 音声加工:ようかい,しっぴー,剛田ピンキー 音楽:Venus hill 音楽プロデュース:うずまきまさお 広報:黒川たつき,剛田ピンキー テストプレイ:ALL SUCCUBUS STAFF スペシャルサンクス:かえる太郎 製作・著作:SUCCUBUS 主題歌 「Never Ending White」 作詞:佐藤徹治 作曲:¥-chang 編曲:¥-chang 唄:華憐(電気式華憐音楽集団) Gt. STEVENS
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/988.html
Side N あの後、ゆかちゃんも追いついて来て。 「なんなん?あんたら?」って二人で睨んでやったら、ビクビクしながらどっかに退散していった。 ふんっ。ご主人様をなめんな! せっかく楽しんでもらおうと思ってたのに、なんだかやな思いさせちゃったな〜。 あたし達は気分を変えるために、ファミレスでご飯を食べる事にした。 「あやちゃん、ごめんね?」 注文したものが来る間に、きっと不安な思いをさせてしまった事に謝る。 「?何がですか?」 きょとんとするあやちゃん。 「ほら、さっきの三人組の男に絡まれて、やだったでしょ?」 そう言うと、あ〜って顔をして 「いえ!ぃや、少し怒ってしまいましたけど…。彩乃様が来て下さって、彩乃様にあのように言って頂いただけで、私はとても嬉しいです。」 ホントに嬉しそうに言ってくれるから、あたしの気持ちも安らぐ。 「ゆかもごめんね?ゆかがもっと気に掛けてあげとったら、はぐれんで良かったのに。」 「そんな!ゆかちゃんは悪くありません!私が勝手に止まってしまったんですから。」 「…もう。あやちゃんは、ホンマにええ子じゃね〜。」 ゆかちゃんはぽんぽんとあやちゃんの頭を撫でてあげてる。 あたしも撫でたい。けど向かいに座ってるから、届かん。 「あ、ゆかちゃん。あたしの分も撫でといて?」 「撫でるで良いの?」 ふいっとこっちを見て聞いてくるゆかちゃん。 「うん。他に何を?」 「のっちの場合…こっちじゃろ?」 がばっとあやちゃんを抱きしめるゆかちゃん。 「ゆ、ゆ、ゆかちゃん!」 びっくりしたあやちゃんが、声を上げる。 あたしも思わず口が開いてしまった。 それも、間違いじゃないですけど…。 「あれ?違うん?さっきもしとったし。」 まったくで、しかも公衆の面前で堂々と…。気付いた時はちょっと恥ずかしかったw 「…じゃあ。それで。」 「ん。そういう訳で、もう一回♪」 また、ぎゅっと抱きつくゆかちゃん。ニコニコ楽しそうなゆかちゃんを見て。 「ってぇ、ゆかちゃんがしたいだけなんじゃぁ…?」 「えへwばれた?」 「はぁ〜、まったく〜。」 そんなゆかちゃんに呆れながらあやちゃんを見ると 「ふにゃぁ〜。」 さっきから、撫でられたり、抱きしめられて真っ赤になってるあやちゃん。 見てるだけで、なんて微笑ましいんですけど。 「おまたせしました。」 注文したメニューが運ばれてきた。 あやちゃんはいつもは持ってくる方だから、なんだか申し訳ないらしい。 なんだかんだで、おなかも一杯になって、もう少しお店を回って帰る事にした。 帰りの車の中では、見たものや感じたことを目をキラキラさせて話してくれるあやちゃん。 でも、途中で何か気付いたらしく。 「あ…。申し訳ありません。私ばかりお話してしまって。」 「ん?別に気にしなくて良いよ?あやちゃんが話してるの聞いてるだけで楽しいけぇ。」 「そうなんですか?」 「うん。そ〜なの〜。」 家に着くと、あやちゃんが先に中に入って、迎えてくれる。 「お帰りなさいませ。ご主人様。」 礼儀正しく礼をして、ちょっと違うのがメイド服じゃないってとこ。 「一緒に出掛けてたのに、わざわざせんでもw」 「ぃえ!これが、私の仕事ですから。」 「ははwそうだね。」 この辺、あやちゃんはキッチリしている。 これからまた、あやちゃんはメイドに戻る。まあ、外でもそうだったけど…。 外で、家では見れない表情がたくさん見れたから、ちょっとだけ寂しいと思ったんだ。 それでは、後ほど伺います。そう言ってあやちゃんは行ってしまった。 あ。コレ渡すの忘れてた。 …ま。後でいっか。 部屋に戻って、ベットに背中から身を投げる。 ふぅ〜。 『私のご主人様は彩乃様だけです!』 やばい。思い出すだけで顔がニヤケるw あやちゃんのこと、好きだとは思ってたけど。 予想以上に好きになってたの、今日気付いた。 あやちゃんがはぐれた時、側に居なくて寂しかった…。 あやちゃんが男に掴まれてるの見たら、腹が立った…。 あやちゃんを抱きしめた時、やわらかくて、ドキドキした…。 顔が熱くなる。 「も〜、今さら何なんよ?」 夜になって、寝る前には必ずあやちゃんがやってくる。 「明日の準備は、お済になられましたか?」 明日は、学校だった。でも。特に用意するものはないし。 「うん。大丈夫。」 「それは、良かったです。」 あやちゃんを見てると、やっぱ可愛いな〜。 「あ。そだ。」 ふと思い出して、テーブルにおいて置いた袋を手に取り、あやちゃんへと渡す。 「これは?」 「今日、付き合ってくれたお礼。開けてみて?」 不思議そうな顔をして、袋の中身を取り出すあやちゃん。 「うわぁwこれぇ…。」 あやちゃんの手には、あの時その首元で揺れてた、ハートのネックレス。 「それ、着けたあやちゃん、めっちゃ可愛かったからw買って来ちゃった。」 「よ、宜しいんですか?私なんかが頂いて?」 「お礼なんだから、良いに決まっとるぅ。」 「あ、ありがとう、ございます…。」 あやちゃんが言葉に詰まる。と思ったらうっすら涙目のあやちゃん。 「ちょちょちょ、あやちゃん!何で泣くん?」 急な事で、焦ってあたふたするあたし。 「だ、だってぇ、彩乃様から、こんな素敵なモノを…だから、嬉しくてぇ。」 あ〜、もう、ホントにこの子はぁ…。 あたしは、あやちゃんを優しく抱きしめて、その髪を撫でる。 「彩乃様?」 「それ、あたしの変わりだから、ちゃんと着けてよ?あたしが居なくても、あやちゃんの側に居られるように。」 「は、はぃ。」 「それから、また遊びに行こうね?」 「宜しいのですか?またご迷惑をおかけするかもしれないのに。」 あたしは体を離して、あやちゃんの手を握ってみせる。 「大丈夫!次はこうやって手ぇ、繋いどくからw」 繋がれた手を見て、ドギマギしてるあやちゃん。 「絶対…離さないから…。」 真っ直ぐあやちゃんを見つめる。 「ぁ、ぁ、の、…ぇ…と…。」 びっくりしてるのか、言葉が続かないあやちゃんは、必死に言葉を探している。 「あやちゃん?」 そっと名前を呼ぶと 「あ!あの!すみません!失礼致します!」 繋いでいた手を離れて、勢い良く部屋を出て行ってしまった。 …まず、かったかなぁ?たははぁ…。 Side A 彩乃様のお部屋を出た私は足早に、自分の部屋へと向かい。 その間にも頭の中は、さっきの彩乃様の眼差しと言葉が離れないんです。 なに? 何なんですか?コレ。 私、おかしいです…。 ようやく部屋にたどり着き、ドアを閉めた瞬間、ペタンとその場に座り込んでしまう。 途端に、彩乃様に握られた手が熱いのに気付いて。 彩乃様の部屋に居る時からドキドキしていた心臓は、さらに激しく動いて。 何かが胸に突き刺さってるみたいに。なぜか…苦しいです。 分からないです。 手の中には、先ほど彩乃様から頂いたネックレスがあって。 『あたしの変わりだから。…あやちゃんの側に居られるように。』 その言葉を思い出して、また苦しくなる。 「彩乃様…。」 ネックレスをぎゅっと握り締めて、名前を呼んでみても、訳の分からない苦しさにただ涙が止まらないです。 彩乃様。これは何なんですか? 私おかしくなってしまいました。 —つづく—
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/1014.html
Side A 昨夜は一睡も出来ませんでした。 目を閉じても、彩乃様のことばかりが浮かんで…。 ホントにどうなってしまったんでしょう? そして、今。 彩乃様を起こす為に、先にキスをしなくてはいけないのですが、体が動きません。 また、触れたら熱くなって、おかしくなってしまいそうで…。 はぁ…。 しかし、これは起こす前の彩乃様とのお約束ですから。しっかりしないと。 なんとか顔を近づけて、少し掠るくらいの所まで来たのですが、私にはそれが限界で顔をはなしてしまいました。 それでも、やはり触れた唇は熱くなって、心臓までドキドキして。 また、おかしくなりそうです。 目を覚まされた彩乃様と目が合いそうになり、思わず視線を逸らしてしまったり。 きっと、そんな私を心配されて、撫でて下さろうとしたのに、無意識に足が半歩さがってしまい。 反射的に謝ったのですが…。 「…あたしには触られたくない?」 「っ!いえ!そんなことはありません!」 決してそのようなことは…。出来ることなら触れて欲しいです。でも…。 必死に伝えようとしたから、視線を合わせたことに気付かず、気付いた瞬間に慌てて逸らしてしまい。 「じゃあ、なんでそんなにビクビクしてんの?」 「……分かりません。自分でも…分からないんです。…すみません。」 分かっていたら、こんなに苦しくはないんでしょうか? 彩乃様に、こんな悲しそうなお顔をさせなくて、済むのでしょうか? 「…ぁ、そ。」 一言そう言われて、それから一度も話しては頂けませんでした。 怒ってしまわれたんでしょうか? 自分のことも分からないメイドなんて、必要ないですか? 食事をされてる間。 ずっと、彩乃様の横顔を見つめていたら、視線だけがこちらに向けられて、また慌てて視線を外してしまいました。 ゆっくり、彩乃様が視線を戻されたのを確認してから、自分も元に戻して。 だって、見ているだけで、こんなに心臓が破裂してしまいそうなのに、またあのキレイな瞳を見てしまったら、きっと私は死んでしまうに違いありません。 彩乃様をお送りする時に、一つだけ怒らせてしまったのかどうか、とお聞きしたところ、 怒ってないと言って下さったので、ほっと一安心です。 彩乃様に嫌われたくはありません。 今は何だかおかしいですが、私は彩乃様のお側に居たいのです。 「行ってらっしゃいませ。彩乃様。」 Side N 「お帰りなさいませ。彩乃様。」 家に帰ると、あやちゃんが迎えてくれる。 あたしはとりあえず、何気なくあやちゃんを観察することにした。 鞄を受け取るあやちゃん。 …可愛い。 あたしの前を歩くあやちゃん。 …後姿、可愛い。 部屋の戸を開けて、あたしが入るのを待つあやちゃん。 やっぱり…可愛い。 ……。 てぇ…そこじゃないでしょ!自分! 鞄を所定の場所に置いて、お茶の準備をしてくれる。 ここで、普通なら紅茶とかなんだろうけど、あたしの場合は日本茶。 だって、ココ日本でしょ? 「お待たせいたしました。どうぞ。」 と、あやちゃんを確認。 ん〜、おどおどしとる? 湯飲みを受け取り、口に一口含む。 ん?なんか、いつもより渋い? あたしの一瞬の変化を見逃さないあやちゃん。 「あの、何か、お口に合いませんでしたか?」 「え。あぁ、ちょっといつもより渋いかなって。」 はい。とあやちゃんに湯飲みを差し出す。 あたしの手に触れないように、恐る恐る湯飲みを受け取るあやちゃん。 あやちゃんの顔は…とぉ。なんか、受け取るのに真剣なんですけど…。 受け取ってから、失礼します。と言って一口コクッと飲むあやちゃん。 「あ。…申し訳ありません!すぐに入れ直します!」 渋いのを確認して、そのまま持っていこうとするあやちゃんを呼び止めて。 「待って待ってwあたしそれが良い。」 「しかしぃ…。」 「今日は、それが良い。あやちゃんが入れてくれたの、それが良い。」 顔を背けているあやちゃんの顔が、赤くなった。 え? マジで? 「分かり、ました。」 そう言って、また湯飲みを渡しに来る。 あたしはわざとあやちゃんの手に触れるように、両手で覆うように湯飲みを受け取りに行く。 しっかり重ねられたあたしの手に驚いて、びくっとして、一瞬ぱっとあたしの顔を見てすぐに湯飲みへ視線を落とす。 そして、さらに赤くなっていくあやちゃんの顔。 ゆかちゃんの言葉を思い出す。 『あやちゃんものっちのこと好きだと思うよ?』 うわぁ。どうしよう?ホンマにホンマ? あやちゃんが…あたしのコトを? 「すみません…。離して、下さい。」 「あぁ、ごめんごめんw」 一度手を離して、片手で改めて受け取る。 さっと、手を引っ込めるあやちゃん。 これも、ただ恥ずかしいから? やばw顔がニヤケる。 ぐいっとお茶を飲み干して 「あやちゃん!おかわり!」 「はぃ!只今。」 くはぁw今日のお茶は格別だね! 「お待たせしました。…今度は大丈夫です。」 「ありがとぅw」 どうしよう。顔緩みっぱなしだ。 湯飲みを受け取って、また飲み始める。 ん?ちょっと待てよ? あたしだけ気付いてても、あんまり意味無いんじゃない? あやちゃんにも気付いてもらわんと。 でも、どうやって? 『恋なんだって分からないと、分からんよね?』 もう一つのゆかちゃんの言葉を思い出す。 …どうしよ。あやちゃんはたぶん、恋を知らない。 もしかしたら、誰かを好きになるってコト自体初めてなのかも…。 あれ?これってあたしが教えるの? —つづく—
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/1032.html
あやちゃんがあたしの部屋を出てから、どうしたら良いかと悩むこと30分少々。 さっぱり良い案が浮かばないあたしは、ゆかちゃんに電話していた。 『のろけ話なら、お断りじゃけど。』 「…あの、まだ何も言ってないんですけど。」 何も言ってないのに、ゆかちゃんの第一声がそれだった。 『だって、どうせ、あやちゃんものっちのコト好きだったって話でしょ?』 「まぁ、そうだけど。」 『そういう訳で、じゃあ…。』 「ちょちょちょちょw待ってぇ!」 『も、なんよ〜。』 うぅ〜、何でそんなに嫌そうなのさぁ…。 「その、あやちゃんにも自分の気持ち、気付いてもらうにはどうしたら良いんかなと思って。」 『は?そんなん、自分で考えたら良いでしょ?』 「分からんけぇ、ゆかちゃんに頼ってるんよぉ。」 『誰かに言われたコトじゃなくて、のっちが精一杯考えて伝えたほうが想いが伝わると思うけど?』 「…けっこう考えたんけど。」 『じゃあ、まだまだ考えんさい。あやちゃん為じゃろ?それとも自分為?』 「違ぁうよ。二人の為っしょ!」 『あ〜、はいはい。じゃあ、そんな感じでがんばりんさいよ。』 「だから、何でそんなに投げやりなんよ?」 『だって今、お仕置きの…『だぁwゆかお嬢様!そんなことぉ、ふがw』あ〜ごめんごめんw』 「何?今の。」 後ろで、もごもご言ってますけど? 『ちょっと、うちのひつじが鳴いただけじゃけw気にせんで?ちゅうことで、じゃねw』 「ちょぉ!」 プツ…ツーツー…。 切られた。 ひつじってもしかして…、執事さん? ま、まあ、それは置いておくとしてw …自分の言葉ね〜。 もうちょっと考えてみよう。 で、夕食の時もずっと考えてみたけど、もやっぱり適当なことは浮かんでこなくて。 いつもの様に、寝る前の時間になって、あやちゃんがやって来る。 「彩乃様、気分が優れませんか?」 相変わらず恥ずかしそうな仕草で、話してくる。 「え?なんで?」 「なんだか、ずっと難しいお顔をされているようなので…。」 「いや、別に気分が悪い訳じゃないけぇ。」 「そうですか、それなら良かったです。」 「でもちょっと…考え事?」 「考え事ですか?」 「うん。」 考えるのも面倒になってきて。 「何をお考えになっていたのですか?」 「それは…。」 思ったことを言葉にしていく。 「あやちゃんのコトだよ。」 私の言葉に、当然のように顔を赤くするあやちゃん。 「あやちゃん。今、心臓ドキドキしてる?」 「…はぃ。しています。」 「じゃあさぁ…。」 あたしは椅子から立ち上がって、戸惑っているあやちゃんに近づく。 「あたしが近づくともっとする?」 「…は、ぃ。」 どんどん俯いていくあやちゃんに触りたくて、手を近づけると、今朝と同じように少しだけ後ずさるあやちゃん。 けど、今は引けない。一旦手を下ろして距離を縮める。 けどまたあやちゃんは距離をつくる。 もう一度前へ出る。 それを何度か繰り返した末、部屋の壁へとあやちゃんを追い込む形になってしまった。 「あ、のぉ…彩乃様?」 「にへwもうさがれないね?」 改めて、あやちゃんに触れようと手を伸ばしたけど、直前で 「っ、止めて下さい!」 ぎゅっと目を閉じたあやちゃんが叫んで、あたしは手を止める。 でもすぐに、ハッとして謝るあやちゃん 「…ねぇ、どうして嫌なの?」 できるだけ優しく聞いてみる。 「それは…私が変なんです。」 「変?」 「…彩乃様が、側に居るだけで、うるさいくらい心臓が鳴って、 …今みたいに、触られそうになっただけで、一番近い部分が熱くなって…。私、おかしく…なってしまうんです。」 説明しながら、あやちゃんの目に涙が滲んできた。 「おかしくなんてないよ。」 「いいえ!絶対におかしいです。こんなの…。今までこんなこと無かったのに…。 私はずっと、彩乃様のお側で、彩乃様を見ていたいのに。これじゃあ、それも叶いません…。」 側に居て見ていたい。 その言葉が無性に嬉しかった。 「じゃあ、あやちゃんがおかしいなら、あたしもおかしいかもw」 「??そんなはずありません。」 「へへ。だって、あたしも今ドキドキしとるもんw」 「どうして、ですか?」 「それはぁ…、あ。ねぇ、こっち見てよ。あやちゃん。」 「無理、です。きっと、心臓が破裂してしまいます…。」 「破裂ってwだぁいじょうぶだってぇ。それに、あたしのお願いだよ?」 「うぅ…。」 お願いっていう言葉に、あやちゃんは断ることが出来なくて。 何回か、こっちを見ようとしては、ふっと元の方へ向き直ったりと、がんばって応えようとしてくれてる。 そんな姿が愛しい。 そして、意を決したように、あやちゃんの顔が真剣になって。 大きく息を吸ったあやちゃんが、ようやく顔を向けてくれた。 「ね?大丈夫じゃろ?」 「…はい。でも…。」 でも、数秒間で、あやちゃんの揺らめく瞳は限界ですと言わんばかりに、顔ごとまた逸らされそうになったのを両手で押さえて。 「だ〜め。もっと、見てたいんだから。」 「あゃ、の、さま…恥ずかしぃ、です。」 まるで、色づいた苺のように、甘酸っぱい雰囲気が部屋に広がる。 「あたしも、あやちゃんと一緒に居たいし、見ていたいし、それに…触りたいんよ。」 「彩乃、さま?」 「どうしてか分かる?」 「…分かりません。」 あたしの手の中で小さく顔を振るあやちゃん。 ふぅぅ〜。ちゃんと伝わるかな? 「あやちゃんのコト、いっぱいいっぱい好きで、あやちゃんに『恋』してるからw」 「…コイ。ですか?」 「そう、恋。だから、あやちゃんはおかしくなんてないんだよ?」 もう少し。あやちゃんが理解するまで、あと、少し。 がんばれ、自分。 —つづく—
https://w.atwiki.jp/llss/pages/1918.html
元スレURL 真姫「こ、紅茶をお持ちしましたお嬢様」ピクピク 希「ありがと、メイドさん」ニヤニヤ 概要 負けたら1日メイドに!? 割とガチな賭けポーカー勝負の行方は… タグ ^西木野真姫 ^東條希 優木あんじゅ ^ほのぼの ^バトル ^[[のぞまき]] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki7_maidsan/pages/13.html
ワロタwwww -- (2006-09-07 07 13 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki7_maidsan/pages/12.html
いや、そろそろ消して下さいよ。 -- し (2006-02-23 20 24 33) 消しません!>< -- (2006-02-24 11 04 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki9_eroparo/pages/377.html
【ご主人様】メイドさんでSS【朝ですよ】 http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141580448/ 種別/SS創作 分類/シチュエーション総合 検索ワード/オリジナル、女中 保管庫 2chエロパロ板SS保管庫 過去スレ 【ご主人様と】メイドさんでエロパロ【呼ばれたい】
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/16987.html
登場人物とだけ書かれた荒らしコメントを削除 -- (名無しさん) 2019-10-27 07 03 00
https://w.atwiki.jp/yuzuneko/pages/829.html
#blognavi 今日は渋谷でSATさんとか含めて遊んだ後SATさん残してTIG(果汁フレンド)・TOG・katu・最終と一緒に中野へ。 ちなみに私ゆず爺はさつきを使わず色々なキャラ使って遊んでました。 一応さつき使ったりしたけど久々で動けず思うように動かせなかったので他キャラで逃げてました。 初・中級者大会にメカで出場しようと思ったけどやっぱりさつきでエントリー。 相手はメイドさんの猫(マオ)さんのさつきです。なんと本日はさつきコスチュームです! 同キャラ同士プレッシャーを感じながら対戦してると負けました はぅ。 大会の時、対さつき戦では不勝記録いまだに更新中です。これで5人目です! ヨミさんの小パン永久を制して優勝は果汁さん。おめでと! そしてヨミさん、隣で永久マダー?ってリクエストに応えてくれてありがとw んで中野TRF店長と茶坊・果汁の3人と一緒にアソビットシティー行ってきました!ここにはなんとフィギアとかがいっぱいあっておもしろかったです! 中でも抱き枕の抱き心地が異様に気持ちよかった、けどあの絵はさすがに・・・w おでんも購入したので後日upしますね。 そして帰ってきたらメイドさんと一緒にチェキというガチャポンが目に止まりました。 すかさず300円を取り出してチケットを購入する俺 茶坊のリクエストはくじらさん。俺のリクエストはさつきコスの猫さん メイド一人に対してチケット1枚必要。どちらと撮るか茶坊と揉めた結果。 あ、じゃぁこうすればいいんだ!300円を茶坊に持たせガンダッシュさせパシらせた結果 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 左からくじらさん・茶坊・TRF店長・ゆず爺・猫(マオ)さん。撮影は果汁さん 大きなサイズで見たい方いたらここをクリック TRF店長は俺と茶坊のリクエストにより無理やり撮らせましたがお面つきw くじらさんファンのどんぐりことどんちゃん残念でしたw 猫さんがさつきコスだったのでかなり撮れて満足です! 可愛らしいメイドさん達と一緒に撮りたい方は300円を用意しようw ちなみに掲載許可・顔出し許可はお店にも本人にも得てます。 んでその後、野試合してるとやたらうまいメカが。 よければ教えてもらおう!と話掛けてみるとなんとぇぅさんでした! マジぇぅさんのメカに感動して、動画撮りに参戦してもらうことに。 あと猫さんにもお願いして動画撮りに参戦してもらいましたw まじこの2人超強いですw動画は頑張ってupします! ぇぅさんのメカ動画が手に入ったのでメカ頑張ってみますね! そして猫さんと同キャラ対決おもしろかった! いままで矢作さんとの同キャラが一番おもしろいと感じてたけど 今では猫さんとの同キャラ戦が一番おもしろいと感じておりますw M氏さんとの同キャラ戦は目で追うだけで精一杯なのでいつも外から見てるだけですがw そして一番思うこと。久しぶりにさつき使ってみてやばいと思った。 もっと毎日さっちん練習しないとね。。。 ただでさえ低かったコンボ精度がやばいくらいに低くなってました。。。泣 最後に メカを始めさつきにまでアドバイスを頂けて本当に気さくでいい人だったぇぅさん。 仕事中に動画撮りに参加してもらったり、仕事が終わった後も対戦してくれた猫さん。 そして、アソビットまで案内して一緒にもえたんフィギアを買っt・・・ゲフゲフ。いつもいつも遊びに行くと色々配慮してくれる店長さん! 本当にありがとうございました! そして今日中野に集まった皆さんお疲れ様でした!また対戦しましょうね! つぐみん あぁーなんか居たよね!えっとバナナだっけ?タマゴだっけ? カテゴリ [メルブラ] - trackback() - 2006年06月18日 01 58 25 おつかれさまでした~、どうやらゆずさんは他の人とは違う対策を立てる必要があると思ったので今度動画見まくって色々探ってみますねw -- イルギア (2006-06-18 02 04 06) ある意味ゴッドガンダム -- 月海 (2006-06-19 00 58 07) 名前 コメント #blognavi