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これはテレビドラマの話ではありません。 現実に娘がガンにおかされたのです。よりによって私の娘が……。 2003年9月、学校から帰ってきた娘が、妻に訴えたそうです。 「チョット、腕が痛いの……」 娘は当時中学1年生、二人姉妹の妹の方で、元気で明るくわが家のムードメーカー的存在でした。 趣味は絵を描くことで、親バカではありますが、これがなかなかいけていて、自分でも「将来、マンガ家になろうかな?」などと言っておりました。 それまでに目立った病気をしたこともなく、元気で明るく、普通のそしてかわいい娘でした。学校では友達もたくさんできて、クラブ活動はテニス部、充実した中学校生活を送っていたと思われます。 この年頃の女の子の常として、父親である私との会話はめっきり減っていましたが、まあ、これも自然のこと、とにかく順調に成長している中学1年の女の子でした。 娘がガンにおかされました 治療、そして最悪の事態 現代医学の限界を感じ──回復、退院へ
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ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者 【う゛ぁるきりーぷろふぁいる とがをせおうもの】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 ニンテンドーDS 発売元 スクウェア・エニックス 開発元 トライエース 発売日 2008年11月1日 定価 5,040円 判定 良作 ヴァルキリーシリーズプロファイル / プロファイル2 / 咎を背負う者 / エリュシオン ストーリー 概要 システム ゲームの流れ 戦闘システム 女神の羽 シナリオ 評価点 問題点 総評 その後の展開 ストーリー 主人公「ウィルフレド」は過去に父親を戦争で亡くした。父の死体のそばには白い女神の羽が落ちていた。彼の父は神界の戦争に参加する「エインフェリア」として戦乙女「ヴァルキリー」に選定されたのである。「エインフェリアに選定されることは誉れである」と教えられていたが、その誉れとされる行為はウィルフレドにとっては父を奪うことと同義であった。妹は衰弱死し、母は2人の死により心を病んだことで家庭は崩壊、ウィルフレドは「こうなったのは戦乙女のせいだ」と全てをヴァルキリーに転嫁するようになり、復讐心を募らせ、力を欲した。そして彼がいたった結論は「自らがエインフェリアとなって戦乙女に近づき、復讐を果たす」というものであった。こうして彼は傭兵となり、戦場を転々とする日々を送ることとなる。父の元に残っていた女神の羽を携えながら…。 概要 プレイステーションにて第1作が発売された『ヴァルキリープロファイル』シリーズの3作目。 今作は従来の「神の視点」ではなく「神への復讐を目的とした人間」の視点からの物語が展開されており、サブタイトルである「咎を背負う」というキーワードもシステムに大きく絡んでくる作品となっている。 また、世界観は前作、前々作と共通しており、今作は1の数十年前の物語である。 システム ゲームの流れ プレイヤーは主人公を操り、舞台であり世情が荒れている「アルトリア王国」の領内の戦地を選択、各地で戦闘を重ねキャラクターを育て戦乙女への復讐を果たすことを目標とする。物語は全6つのチャプターに分かれており、そのチャプターで渡り歩いていく戦地も前のチャプターの行動で3つに分岐していく。 今までの作品では、プレイヤーは「ワールドマップ」を自由に移動し、そのマップ内でダンジョン等をある程度自由に選択して戦闘をこなして行くことが可能であった。しかし今作では基本的にプレイヤーに移動の自由は無く、チャプター内でシナリオを進めるために必要な「戦地」と装備やアイテムを整える「街」程度しか行ける場所は無い。 一応フリーバトルと呼ばれる、一度だけシナリオとは関係無い場所に入って戦闘をすることが可能な場所も存在するが、それも多くは無い。 これに関しては後述する「女神の羽」システムがあるためである。 戦闘システム 前作『ヴァルキリープロファイル2 シルメリア』では、フィールド内を移動する移動モードと□△×○ボタンの組み合わせで敵に攻撃する戦闘パートに分かれているという、簡易的にシミュレーションの要素も含んだ戦闘システムであった。今作はこれをさらに発展させた完全なシミュレーションRPGとなっている。 まず『ファイナルファンタジータクティクス』のような3次元マップをターン制で動く「シミュレーションパート」と、1作目のようなボタン(DSのためX・Y・B・Aの4つ)の組み合わせで敵を攻撃する「戦闘パート」との二部構成で戦闘が行われる。戦闘開始前に装備やスキルの選択、キャラクターのボタン配置を行い、シミュレーションパートで敵に接近、攻撃を選択してターン制戦闘に移行するという形となっている。 シミュレーションパートでは攻撃範囲内の敵への攻撃、AP(アクションポイント、MPのようなもの)を使用した魔法・スキルの発動、アイテムの使用、武器変更、待機を移動の前後に関わらず選択可能。また主人公ウィルフレドのみ、今作を代表する重要なシステムである「女神の羽」を使用することもできる。 戦闘パートではキャラクターの行動終了の有無に関わらず、攻撃範囲内にはいっている敵を同時に捉えていれば攻撃をすることができるミューチュアルアシストと呼ばれるシステムが存在しており、どのような順番でユニットを移動させ攻撃するかも重要な要素となっている。 また敵を挟み撃ちにする、三方向から囲む、四方を囲むと有利な特殊効果(決め技ゲージが増加しやすくなったり、攻撃力が上昇する等)が得られる「アクティブフォーメーション」と呼ばれるシステムもあり、敵との位置取りも考える必要がある。 攻撃方法はA・B・X・Yのボタンを押すと、それぞれのキー配置に対応したキャラクターが攻撃を行うという従来と同様の形。戦士系のキャラクターには攻撃技が3種類用意されており、装備武器によって最大3回まで攻撃可能。2のように発動する通常攻撃技は任意に順序を入れ替えることが出来る。魔術師系のキャラクターはあらかじめ設定した魔法で攻撃する。 攻撃を空中ヒットさせると個数に比例して戦闘後の経験値が増える「魔晶石」、ダウン中や気絶中に敵を攻撃すると、攻撃回数が回復する「紫炎石」が得られる。アクティブフォーメーション中なら、紫炎石は「輝炎石」となり、紫炎石より多くの攻撃回数を回復することが可能。コンボを工夫し、空中コンボ、ダウンコンボ、気絶を多く狙うことで、戦闘を有利に進めることができる。 画面左下には、青色のゲージ(決め技ゲージ)が表示されている。このゲージは攻撃を当てる事によってたまっていき、100になると各キャラクターが決め技を発動できるようになる。 新システム「カルマ」敵を倒し、Over Attack状態で、さらにコンボを決め込むと稼ぐことができるポイント。戦う前に、目標ポイントが指示され、それを超えると褒美が貰える。旧作では無駄と分かっていてもついやってしまうことだが、今作ではむしろ推奨している。逆に目標ポイントを下回ってしまうと次の戦闘で強力なヘルストーカーに襲われるという罰を受ける為、むしろ必須要素であるとも言える。しかしよくよく考えてみると、敵を殺した後でさらに死体をズタズタにせよ、ということであり、ある意味シナリオともマッチしたシステムとも言えよう。 敵は人間ばかりで、雑魚の兵士といえども断末魔に母に助けを求めながら死んでいくといった演出がある。そういった相手をオーバーキルしなければならないという点も本作の後味の悪さを強調されている。 女神の羽 今作最大の特徴で物語の鍵となるシステム。 シミュレーションパートにてウィルフレドが所有する「女神の羽」を味方キャラクターを指定して使用することで、そのキャラクターの潜在能力を引き出すことが出来る。指定されたキャラは能力値が10倍となり、バランスが崩壊するほどの強力なスキルが発動するなど、戦闘は大幅に有利になる。 たとえば「シェリファ」というキャラクターならば、スキルの効果は「敵のリーダー以外を全員マヒ状態にして行動不能にする」というもの。 ただし、潜在能力を引き出されたキャラクターは、その戦闘が終了した後必ず死亡し、以降二度と使用することが出来なくなる。 なお、「羽」の使用により発動した強力なスキルは、弱体化しウィルフレドに継承される。 つまり、仲間を殺害してスキルを継承し主人公を強化する「仲間を生贄に捧げる」システムである。これを繰り返して咎を積み能力を高め、ヴァルキリーへの復讐を果たすことなる。 これによって「どのキャラクターを殺害するのか」「どのスキルを継承するか」ということを、プレイヤーは常に意識する必要がある。 上記で解説した「自由な移動」が無いのも、このシステムの特長によるもの。 と、いうのも、今作は最初のプレイでは「一度は女神の羽を使用する」ことを前提としてバランスが組まれており、各チャプターのボスが異常な強さを誇る。一度の必殺技で確実に味方一人は死亡するほど。そのため自由に戦闘をこなしてレベルをあげて強化できてしまっては、上記のような「仲間の殺害」を悩む必要がなくなってしまうからである。 シナリオ 前作では「パラレルワールド展開」や「前作否定」とも捉えられかねないかなり賛否分かれるシナリオとなっていた。また、仲間である「エインフェリア」達に物語性がまったく無く、「ただいるだけで感情移入できない」という批判があった。 今作の仲間はエインフェリアではなく生きた人間であるが、キャラクター達のドラマが丁寧に描かれており、感情移入ができるようになっている。 またエンディングも、上記の女神の羽を使用した回数で3つに分岐する。一度も使用しなければ真のエンディングともいえるAエンディングにたどり着く。 一方でCエンディングルートへ行くと、ウィルフレドの戦闘のセリフが変化していき、復讐鬼を思わせるようになっていく。 多数の登場人物が出てくるがどのルートも救われない展開になっている。親友との仲違いや親子での確執等が起こり、その中ですれ違ったまま死んでしまう、あるいは手にかけてしまうなど。あるルートでは死んでしまったキャラが別ルートでは生き残るといった展開もあるが、全員が救われるような展開は皆無。そして悲劇の末、生き残ったキャラが仲間になるのだが…今度はそのキャラの生死がプレイヤーに委ねられる事になる。 評価点 女神の羽 この背徳的ともいえるシステムとシナリオはうまくリンクしている。 今作のゲームの登場人物は上記のようなきちんとしたドラマが描かれ、しっかり肉付けされているキャラクター達ばかりである。そのためプレイヤーとしても羽を使うことへのためらいや罪悪感を感じることとなり、「咎を背負う者」というサブタイトル通りの気持ちをリアルに体感することができる。 ルートはおおまかに3通り用意されているが、それぞれのルートを見ることで各キャラクターの裏の事情や真相を知ることができる。 キャラクターが死ぬ際にはボイスつきのイベントが挿入される演出によって更に胸が痛むようになっている。挙げ句の果てに、女神の羽を使用しすぎるととんでもないことが…。 戦闘 上記のようにボスなどはかなり強いが、決して理不尽ではなく、戦略さえ練ればきっちりとクリアできる。 ただし、基本的に主人公ウィルフレドのヴァルキリーへの逆恨み(*1)が復讐動機であるため、この点だけは賛否がある。 ただ主人公の生い立ちもそのように思い込む環境であるように演出されており、Aエンディングはその逆恨みという理由ゆえに活きてくるエンディングでもあるため、一概に否定はできない。 音楽 シリーズ音楽を担当している桜庭統氏の音楽は、『1』のようなエネルギッシュな曲に戻り評価は高い。 数は多くは無いものの、DSでありながら、PS2に匹敵するほどの美麗なムービーが挿入される。OPなどはトライエースの実力の高さを感じることができるものとなっている。 ボリューム 1周するだけなら10時間程度だが、すべてのエンディングを見るなら最低3周は必要、エンディングをすべて見ると隠しダンジョン「セラフィックゲート」にも挑むことが出来、DSのゲームながらボリュームはかなりのもの。 「セラフィックゲート」は本編の暗さ重さなどお構いなしなネタやギャグ満載。進めていくと本編のボスや前作『2』からのゲストなどが登場し、倒すことでパーティに加えることができる。さらに一周クリアするごとに敵の強さだけではなく、敵キャラの名前、さらにはネタイベントなども変化していくなど、周回プレイも苦にならないよう工夫されている。 ハムの脅威も健在で、過去作を知る人からはニヤリとする要素も盛りだくさん。 ウィルフレドをパーティから外すことができるので、自由にメンバーを組むことができる。 ちなみに従来の作品とは違い、今作ではこの隠しダンジョンへの本編のデータ引き継ぎ等はなく完全に一つのモードとして独立している。まあこうしなければ本編のスキル・魔法でラスボスを完封出来てしまうからなのだが…。 問題点 戦闘面 自分の操作できるキャラクターは4人とNPC+αに対して、敵は7体~10体と大量に出現する。しかもどれも強い。 このため、普通のシミュレーションでは可能な「キャラクターを配置して壁を作る」「特定のキャラクターを囮にする」などの戦法が通用しない。もちろんその代わりに別の攻略方法があり、ターン式シミュレーションRPGのマンネリを打破していると評価することもできる。 キャラクター間の格差 敵の火力は総じて高いため、遠距離から攻撃可能な弓や攻撃範囲が広い槍などを使用できるキャラクターは有利だが、逆に短剣や大剣・片手剣・拳などの範囲の狭いキャラクターはやや使いづらい。 ただ、片手剣・短剣・拳キャラは移動範囲が広いため、アクティブフォーメーションを発動させやすいという利点がある。問題は大剣キャラで、攻撃力こそ高いものの移動範囲が狭く連携がとりづらい。 読んでいて想像がついた人はいると思うが、戦闘のテンポは悪い。シミュレーションパートと戦闘パートでいちいち移行し、おまけに敵が強いので1体の敵を倒すだけで何回も2つのパートを往復するハメになるからである。 マルチシナリオであることを考えれば仕方のない面もあるのだが、章ごとにストーリーに登場するキャラクターは完全に決まっていて前章以前のキャラクターはストーリー上にほとんど出現しない。魅力的なキャラクターが多いだけに少々もったいない。 Aエンディングルートについては一部を除いて一方通行のため、これくらい作り込むことは可能だったと思われるのだが…。 連戦の際にセーブが不可能、敵の移動範囲が確認できない、敵ターン時の高速化が出来ないなど地味に不親切な部分がある。 連戦セーブ不可は前半ステージに羽を使ってしまったことによる後半ステージの詰み防止のためと思われる。 本作では高難易度のボスキャラに対して女神の羽がある種の救済措置として働いていると言えるが、この救済措置が(シナリオの都合上)Aエンディングのラストに限り使用不可能。そのため、苦労して一周目で最も難易度の高いAルートに入っても詰んでしまう可能性が高い。 一応クリアできないわけではないが、かなり計算したプレイを要求されるため、やり込みに近い。 なお女神の羽は1チャプターで3枚以上使うとバッドエンディングに直行してしまうのだが、実は2チャプター連続で2枚使っても直行という予想外の許容数となっている。一応それらしい会話があるのだが…。 本編は2周目開始時にレベル以外の要素(習得スキル、装備品、ウィルフレドの咎スキル・お金・アイテムなど)はほとんど引き継がれる。このため序盤~中盤は敵が簡単に死んでいくためやや作業的になりやすい。 ただそういった装備品の装備やスキルの使用はプレイヤーの自主性に任されているので、あえて装備を弱くしたり、咎スキルを封印するなど自分で難易度調整ができるとも言えるので賛否両論とも言える。 音楽 新曲もあるにはあるのだが、基本的に1作目の音楽の使い回しが多い。またDSであるため、どうしてもPS版と比べればチープに聞こえてしまう。 ただかなりがんばってアレンジされている。とくに『1』の通常戦闘はDS音源ながらかなりがんばって再現されている。 総評 高い難易度や、『1』と違いシミュレーションRPGのようなシステムをとったために人を選ぶ側面は確かにある。 しかし作品自体はシナリオ、携帯機でありながら多いボリューム、グラフィック、2Dシミュレーションならではの面白さなどは十二分に含んでいる。 『2』の出来にがっかりしたファンも多かったが、今作はファンからも一定の評価を得られている。 その後の展開 2022年9月29日に14年ぶりとなるシリーズ最新作『ヴァルキリーエリュシオン』がPS5/PS4で発売予定。開発は『ニンジャラ』で知られるソレイユが担当している。 ジャンルがシミュレーションRPGからアクションRPGに変更されており、その為かタイトルも「プロファイル」ではなく「エリュシオン」となっている。
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登録日:2009/11/06 Fri 01 43 03 更新日:2024/04/26 Fri 23 09 44NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 PS PSP VP イージーモードが実質ハードモード エニックス ゲーム スクウェア・エニックス タエェェェェェ!! トライエース トーセ ハムスター ヴァルキリープロファイル ヴァルキリー! 変態でロリコンでフィギュアフェチなメガネがいる項目 女王乱舞 後半はガッツゲー 神ゲー 豪華声優陣 「一緒に、いきましょう」 『ヴァルキリープロファイル』とは、トライエースが開発、エニックス(現:スクウェア・エニックス)が1999年12月22日に発売したPlayStation用RPGである。 2006年3月2日にムービーを追加しPlayStation Portableに移植。更に2022年12月22日に巻き戻しやクイックセーブといった便利機能を追加しPlayStation4・5に移植。 CM それは人と神の物語 ※以下の台詞は外国語であり、表記は字幕を書き起こしたものです。 息子よ…勇気を持てと教えた私の後悔は、凍てついた海より深いわ。 天に仕えし 私はヴァルキリー。 おねがい 目を開けて。 すべては幻 VALKYRIE PROFILE ヴァルキリープロファイル ○概要 北欧神話に登場する、命を落とした英雄たちの魂を運ぶとされる半神半人の女神ヴァルキリーを主人公にしたRPGで、英雄たちの魂を集めてていく過程や、神々の戦いの背後で密かに進行する企みといった物語を描く。 世界観は北欧神話をモチーフとしているが、フレイがアース神族の女神(原典ではヴァン神族の男神)で、スルトがヴァン神族の王(原典では炎の巨人族)であるなど様々なアレンジが加えられている。 CGとドット絵を組み合わせたグラフィック、重厚なストーリー、簡単だけど奥が深い戦闘など今でも根強い人気がある。 ○ストーリー アース神族の王オーディンは、未来を語るというユーミルの首から「神々の黄昏(ラグナロク)」が迫っている事を告げられる。 この予言を敵対関係にあるヴァン神族との最終戦争であると判断したオーディンは、来たるべき戦いに備えて戦力となり得る英雄たちの魂(エインフェリア)を集めるべく、人間界ミッドガルドに赴くよう運命の三女神の一人レナス・ヴァルキュリアに命を下した。 ○システム ゲームはチャプター制で進行していき、全8チャプターを終了するとラグナロクとなり、最終決戦になる。 チャプターは更にピリオドという単位時間で区切られており、精神集中や、都市やダンジョンに入ることで消費し、 チャプターが終了すると、神界フェイズへ移る。 ここでは神界における戦況や、神界に送った仲間の活躍が報告される。適当に育てたエインフェリアを転送していると最悪戦死報告が届くことになる。 仲間に加えたエインフェリアはそれぞれのチャプターの要望に従って神界へ送るのが基本であるが、強制ではないため、送る・送らないはプレイヤーの自由。 なんと頑張れば一人も転送しないでクリアすることも可能だとか(実は評価値の高さは貰えるアイテムやMPにしか関係しないので、極論評価値は1あれば問題なく攻略可能なため)。 ○戦闘システム ターン形式で行われる。 味方のターンではコントローラーの○×△□に対応する形に配置されたキャラクターを、タイミング良くボタンを押して連携攻撃する。 上手くコンボを繋ぐことでキャラクター特有の決め技を発動することが出来る。 最初の攻撃がガードまたは外れると以降の技は出せなくなるため、回避不能攻撃を起点とするのが重要。 魔導士の攻撃は回避不能となっている他、一部の戦士の攻撃にも回避不能となっているものがあるので基本的にそれらを用いることになる。 戦士の通常攻撃は全部で3つあり、武器によってそれぞれ出せる技が異なる。 これによって3段とも出せる物もあれば1つしか出せない物もあり、と単なる攻撃力以外の点でも武器の差別化が図られている。 なお、通常攻撃は上記の通り武器次第で出せる技が決まっているのだが、一方で技の出す順番は入れ替えることが可能。 これを利用して回避不能攻撃やコンボに組み込みやすい技を最初に出すことができるのだが、いまいちわかりにくかったのか後述のラウリィのように人によって評価がガタ落ちしてしまった例も。 マルチエンディングを採用しA、B、Cの三種類だが、Aルートに行くのは特殊な方法を行わなければならない。 またイージーモードではAエンディングのフラグを立てることが不可能。 なのだが、普通にプレイしてしまうとイージーモードはイージーと銘打ったハードモードである。このゲームの性質上めちゃめちゃ難しい。 厳密に言えば「ノーマルやハードの感覚でプレイしたり、本作の仕様を何も知らないでプレイするとものすごく難しい」というのが適切であり、イージーモードならではの攻略をすれば確かにイージーモードになる。…その時点で初心者向けじゃないのは内緒。 それでもセラフィックゲートに行くと手に入らないものの関係できつい部分も多いが。 ○登場人物 レナス・ヴァルキュリア その身に刻め! CV 冬馬由美 主人公。運命の三女神の次女で最も神格が高い、第六級神格者。 長い銀色の髪を持ち、蒼穹の鎧をまとう美しき戦乙女…のはずが、死した者の魂を召し取る姿からよく死神呼ばわりされる。 割と天然。 決め技は神技 ニーベルン・ヴァレスティ。剣と弓のどちらを装備しているかでエフェクトとHit数が変動する。 基本的には本編は技の繋ぎやすさやゲージ稼ぎが優秀な弓、ラスボス戦やセラゲでは攻撃力や仕様の関係で剣を装備することになりやすいとか。 また戦闘の際エインフェリアは彼女に一時的に具現化させてもらっている存在という設定上、 彼女が戦闘不能後3ターン以内に復活しないと強制的に戦闘敗北orゲームオーバーなので気を付けよう(セラゲ限定の仲間にはこの設定は関係ないが、システムの都合なので同じ扱い)。 オーディン CV 池田秀一 アース神族の最高神。ヴァン神族との戦い「ラグナロク」に備えレナスをミッドガルドに送る。 通称:パジャマ フレイ 浄化してあげるわ! CV 川村万梨阿 アース神族の第二級神。レナスの監視役。神界の情報を伝える。 レナスですら無から有を生み出すことは出来ないが、フレイのみ無から有を生み出すことが出来る。 うっかり怒らせて粛清されないように気をつけよう。お局様。 ちなみにどこぞの勇者が彼女でRPG史上最高のダメージを叩き出したとか 決め技は神技 エーテルストライク。1Hitしかしないが威力は最大級。 どれぐらい強いのかというと威力倍率は普通に使った場合のロウファの約2倍。 決め技の中で唯一ゲージ上昇が10である為どうあがいても次の決め技につなぐことが不可能になっているが、この倍率の関係上決め技リンクはラストにしか回さないので問題ない。 実はセラゲ用の上位武器「透器エーテル・レイザー」の攻撃信頼度が全武器中ワースト2位で、与ダメージのばらつきが非常に大きい(*1)。 そのため、ここ一番の一発のダメージがヘタレてしょんぼり…という事態もしばしば。 彼女も彼女なりに慈愛に満ちた存在であるが、その優しさは同じ神族にしか向けられていなかった。 その理由は「人は死んでも魂が輪廻転生する」からというある意味では理屈が通っている物であったが、その神特有の傲慢とも取れる言動の報いはAエンディングにて最愛の人の永久の別れという形で彼女に返ってくることとなる。 アリューゼ てめえの顔も見飽きたぜ! CV 東地宏樹 非常に腕利きの傭兵。足の不自由な弟のロイがいる。 一時的であるがレナス以外に操作できる唯一のキャラで、数々の名言を残すがパクられる。 アルトリア国に雇われていたが、褒賞を受け取る場で王を愚弄した事をきっかけに謀略に巻き込まれてしまう。 後述のロウファの父親に対しては恩義を感じていたが、非業の死を遂げたジェラードの仇討ちにはレナスの手を借りて成功するものの王女殺害などの容疑を掛けられた末に彼の目の前で自害した。 他の二人の大剣使いの性能が残念すぎることもあって大剣使いの中ではまだ使い易い方。ただ通常技1の裏拳はスカりやすい。 決め技は奥義 ファイナリティブラスト。ダメージ倍率とHIT数が多く、かつ敵の体格を無視するため与ダメージがほぼ一定という優れた特性を持つ。EN増加量80により安定して3番目にすることも可能と至れり尽くせり。 一方でCT6はエインフェリア単独ワーストで、作中屈指の燃費の悪い決め技でもある。この技を複数回すつもりなら、ダウン中の敵を殴って紫炎石をむしり取るコンボレシピを組んでおくなどのフォローが必要。 自分勝手で冷徹など反骨精神が強いため、世界でも有数の実力者という設定の割に勇者適正値はやや低い。 そもそも神界転送出来ないけれど。 ただし「親を馬鹿にされて黙ってられる子供などいない」というなど「家族」「仲間」に対しては彼なりに慈悲を見せる。 セラフィックゲートでは全体で最強クラスの攻撃力を持つ大剣が手に入り、かつ前述の通り「ばらつき」が少ないためボスハンターとして大活躍する。 ジェラード 万死に値するぞ! CV 荒木香恵 アルトリア国王女。父思いだが非常にわがままで世間知らず。 レナスが選定した最初にして最年少のエインフェリア。「~じゃ」という貴族口調で話す。 ガンガンに連載されていた漫画版ではレギュラーキャラに昇格。おデコが可愛い。 武勲を立てたアリューゼが国王との謁見中に王を愚弄し、その報復を企んでガバガバな計画に基づいてアリューゼに近付いた(*2)が、獅子身中の虫であった家庭教師役の臣下に利用されてしまう。 アリューゼと後述のバドラックが護送していた積み荷の中から薬を盛られ意識を失った状態で発見され、盛られていたグールパウダーによって異形と化し、討たれるという悲惨な最期を遂げた。 PSP版での一連のムービーは人によってはトラウマものであり、選定の場でレナスに「謀略に巻き込まれたアリューゼを助けてほしい」と懇願するが……。 最初に仲間になる魔術師であり術さえあれば殆ど変わりがないシステムなのもあって、最後まで彼女が魔術師担当というプレイヤーも多いと言われる。 ベリナス 愛しているんだ―――― 声 - 中田和宏 38歳のラッセンの貴族。博愛主義者のロマンチスト。ケツアゴ 若かりし頃に奴隷市場から引き取り、長年家で働いてきた家政婦である阿沙加を愛してしまい、嫉妬した妻の呪いにより殺された彼女の蘇生を魂の選定に現れたレナスに求め、対象の命と引き換えに死者を蘇らせる秘術「換魂の法」で阿沙加を蘇らせる代わりに命を落とした。 その呪いに巻き込まれる形で古参の家政婦だったマリアを筆頭に、ベリナスの父や軍の仲間も次々に命を落としてしまった。 決め技は奥義 ボイドエクストリーム。 基本的に序盤は送るエインフェリア不足なので評価値が高い彼は直ぐに転送されがちだが、 何気に決め技の倍率は槍術師二人に次ぐ威力を誇る等非常に優秀な性質を持つため、転送しない又はセラゲでかなり活躍できる。 彼含め、エインフェリアの戦士系は全体的に「序盤に仲間になるキャラの方が強く、後半になればなるほど癖が強い」というバランスになっている。 ラウリィ 僕は死なない だから、待っていて 声 - 阪口大助 18歳のクレルモンフェランの兵卒。戦いを嫌っていたが、国単位で行っていた洗脳教育で戦争に駆り出されてあえなく命を落とす。戦争が終わったら婚約者のミリアと結婚しようとしていた(死亡フラグ)。 因みに彼が死亡するシーンも用意されていたが容量の都合で敢え無くカットされた。 イベント中では珍しくレナスの愚痴がこぼれる。 裏設定によると、彼が戦死したのは海戦でクレルモンフェランは海戦が余り得意でなく陸戦が主軸であり、海戦の相手は海戦主力のヴィルノアだった。 おまけにその日は悪天候、更にラウリィ自身がカナヅチで泳げず、状況から察するに恐らく海戦の真っ最中に海へ落ちるという起こり得る不幸が一気に襲いかかったのが原因だったらしい。 通常攻撃の3段目が回避不能攻撃となっているため、順番入れ替えでこれを初撃にすることでガード成功率の高いドラゴンサーヴァント系の対抗策になる等「ウェイト・リアクション」(*3)のない序盤では重要なキャラ。 また、相手の大きさ次第でヒット数が大きく上がる決め技など独自の特徴をもっており、キャラ設定に見合わぬ非常に優秀な弓使いである。 なのに何故か「全く使えないからさっさと神界に送れ」と書かれている攻略本があったりする。正直書いた人が技の順番入れ替えに気づかなかったとしか思えない。(*4) 逆に某大丈夫な攻略本では絶賛されており、スタッフの対談コーナーでも「序盤はラウリィがすごく使えるのに『弓兵を転送しろ』って言われる」「神様はプレイヤーの事とかどうでもいいから」とネタにされていた。(*5) 本当に要らない子はアリューゼ以外の大剣使いである。 なおディパンで前世がアーリィに従っているシーンがある。 決め技は奥義 レイヤーストーム。 普通に使うと大したことない技だが、多段攻撃のため相手が近くて大きいと恐ろしいダメージが入る。ほとんどできないがフルヒット時は20Hitにも及び倍率もエインフェリアの中でもぶっちぎりでトップ。 ただし後ろから外側に向けて弧を描くように飛ぶ弾が多くホーミングもしないため、頑張ってかなり近づけても基本的に極端なヒット数は見込めない。 相手によってはほとんどスカってしまうこともあるので癖が強く、単純に優秀とは言えない技である。 那々美 血筋はそれほど大切なものなの? CV 柳瀬なつみ 17歳。海藍の昴后神社の養女で自己犠牲的。 血の繋がりを持たない養子であるがゆえに力を受け継げない自分の存在意義に疑問を持ち、死んだ神社の実娘美那代に自身の肉体を与え命を落とす。 肉体を与えた相手の美那代は、自分自身が亡くなってから養子に貰われ自分が受けるはずだった愛情を両親から受けていた那々美に対して霊体となってから嫌がらせを繰り返していたが彼女もまた養親からも分け隔てなく愛されており、自己犠牲的にもほどがある。 彼女の遺品は手に入る時期が最速chapter2と考えると非常に…どころかバランスブレイカーレベルで使える品である。 ルシオ また置いていかれたら、俺、どうしたらいいかわからないから… 声 - 佐々木望 19歳のジェラベルンに住む、スリグループの1人。 仲間のミスから貧民街が焼き討ちに遭い、その際に仲間を守るために命を落としエインフェリアとなる。 OPで登場する人物で同じ村の銀髪の少女プラチナが人身売買されそうになり一緒に逃げるが、逃げ込んだ先は鈴蘭が一面に咲き誇る草原でありプラチナは毒に当てられ命を落としてしまう。 銀髪で髪型も似ているレナスにプラチナの面影を重ねている。 なお、彼の妹も人身売買の被害に遭って生き別れとなっており、「プラチナが売られそうになっている」と気付いた理由も、プラチナを冷遇していた彼女の実母が、妹が行方不明になる直前に親がコンタクトを取っていた人身売買業者と密会している現場を偶然見てしまっていたためであった。 彼をあるチャプター終了までに神界に送る事がAエンディングの必須条件。 通常技の性能が非常に優秀。但し、Aエンドを達成しようとすると本編では短期間しか使えないのがネック。 剣士なのでセラゲでも武器が問題ないため主な活躍の場はセラゲになるか。 決め技は奥義 ラウンドリップセイバー。 決め技の中では平凡…というより弱い。ダメージ倍率に至ってはワースト4に入る。 バドラック 死にたくねぇ CV 星野充昭 小悪党でアリューゼと一時行動を共にした。恐らく口封じのために暗殺者に殺される最期を遂げる。 気まぐれでルシオの妹を身売りから助けた事でぎりぎり採用(*6)。その気まぐれの善行とサボテンの花が咲かなければヘルの下へ蹴り出される所だった。 せめてもの救いは、最期までその名の由来となった「悪運」には恵まれ、自宅前で息を引き取り遺体を母親に見つけてもらえた上で悲しむ相手がいた事だろうか。 通常技の性能が優秀で、数少ないルシオの代役も可能なキャラ。近接しなければならないがとにかくヒット数が多く、コンボのつなぎにはうってつけである。 決め技は奥義 スフィアデサイド。1ヒットしかしない上威力も低いなど、純粋な強さで言えばゲーム中もっとも使えない決め技。 一応威力倍率だけでいえばグレイ・カシェルよりは上ではあるが武器の関係上一番弱い決め技となっている。 ただCTが2なのとゲージ上昇も30はあるので一応決め技リンクの最初に持ってくるぐらいは出来、前述の通り通常技は優秀なので弱キャラではない。 流石にセラゲでは攻撃力の関係で二軍落ちしやすい。が、ボーナス経験値をじゃんじゃん稼げるのでルシオがカンストした後のレベリング時に起用されたりもする。 ジェイクリーナス 俺は逃げたんじゃない CV 若本規夫 無口。不運。美味しい。 元々は王直属の近衛騎士で父もそれを誇りに思っていたが、実際にやらされていたのは汚れ役だった。それでも騎士を続けていたのは父を想ってのことだった。 最終的に自ら泥を被って近衛騎士の職を辞してクレルモンフェランを離れていたが、父が心配でクレルモンフェランに戻った際に騎士時代の報復を恐れた者によって謀殺される。(ちなみに報復は考えていなかった) エインフェリアになる条件として、レナスに父の行方を探すよう頼んでいたようだが… 通常技はヒット数多めで硬い敵も毒DOTで削りを入れられるなど優秀。ラウリィが若干異質な性能を持つのに対し、このジェイクは素直さが魅力。惜しむらくは、こういうストレートな弓兵の役割はヴァルキリーと被る事か。 決め技は奥義 ギルティブレイク。威力はそこそこだが確実に多段ヒットするので1発目、2発目の決め技として次につなぐのに向いている。 若本 ロウファ 僕は、逃げられない CV 内藤敦 アルトリア騎士団長の息子で20歳。カシェルとミリアとは親交があり、アリューゼを尊敬していた。 死んだ描写が描かれていない珍しいキャラ。コンプリートガイドによれば、投獄されていたロイを脱獄させた後に投降、処刑された。 漫画版ではロイを脱獄させようとした所で城を襲撃した不死者に血を吸われて不死者にされかけ、エインフェリアとなっていたアリューゼに討たれる形で亡くなる。 決め技は奥義 ジャストストリーム。(ラウリィのフルヒット除けば)本編で最も威力倍率が高い技で、フレイのエーテルストライクに次ぐ威力を持つ。しかもヒット数まで優秀。 それに加え通常技の性能も優秀と、間違いなくエインフェリアではダントツの最強のキャラクター。 しかも本編では隠し武器に近いがダイノソアというトンでも武器があり、彼の通常攻撃で最も使いやすい攻撃は打てるのでなおさら優遇されている。 ただしこれは本編基準の攻撃力であり、槍の最大攻撃力はセラゲではかなり低いためセラゲでは二軍落ちしやすい。 …それでもヒット数や通常攻撃も優秀なゲージ稼ぎが出来る関係上、決め技リンクの初段を任す前提なら使えるあたりやはり最強キャラである。 惜しむらくは仲間になるのが最序盤&最序盤は転送できるキャラが少ない中で転送要員にしやすい勇者適正値持ちであり、慣れたプレイヤー以外はすぐに転送してしまいがちなことだろう。 カシェル そろそろ死んどけ! CV 岩永哲哉 24歳の冒険者。お気楽な性格。アリューゼに憧れ大剣を使っていて、大剣の他にも言動のあちこちに影響を受けている。ロウファとは友人。口が悪い。 後述のエイミ、グレイ、そして今は2人旅をしている相棒である女性冒険者のセリアを含めた7人で冒険をしていたが、仲間の1人のレミアを含めた3人が死亡。グレイがレミアを殺したとしてその行方を追っている。 旅路の中で「魔物に襲撃されたカミール村での生存者捜索」という依頼を受けるが、その村は村人は石化された上に砕かれるという惨劇の現場となっていた。 どうにかたった1人の生存者である少女を村の遺跡で発見するが、石化を解除する薬を持っていたカシェルが不意打ちに近い形で致命傷を負い、吹き飛ばされる最中に薬が手から落ちてしまう。 その薬は魂の選定に現れたレナスが受け止め、カシェルの遺体の傍に割れる事無く落ちる。レナスの姿が見えないセリアから見れば、奇跡が起きたかのように……。 劣化アリューゼ。3段目を余り速く入力すると2段目をキャンセルしてしまう。 通常技が3つ全て転倒させることができてリーチもあるため、攻撃開始が遅いことに慣れれば案外使いやすい。 決め技は奥義 ファンネリアブレード。 ゲージ上昇量だけは並だが、CT5、相手が小さいとフルヒットしない、 フルヒットしても倍率がワースト2と、大剣の性能のおかげで充分戦えはするが、大剣の性能を差し引いても残念な性能とも言える。 一方で「大声」やら「ド根性」やら「鈍感」やら「下戸」やら人物特性が個性的過ぎるが最終的な勇者適正値は高いので、必要CPの安さも相俟って転送要員としてはかなり優秀なのでもっぱら送られる。 なお大剣が身の丈に合っていないと評されていて、構えやモーションを見ても無理やり扱っている。そのためゲーム中の性能や勇者適正(そんな状態でも二人で無事に冒険者を出来ていて精神性も優秀)は妥当だったりする。 夢瑠 賦之は、瑠璃を見つけたら…何をお願いするの? CV 江森浩子 人魚と人間のハーフの16歳。 父親は倭国の将軍であり、人魚の世界では人間は嫌われ、母親は迫害の中で死んでしまう。 平時こそ天真爛漫な風を装っているが、住んでいた人魚の里では迫害に晒される中で感情を著しく抑え込むしかなく、母親の死を前にしても感情を抑制し続けた結果、無意識に顔に張り付けていた仮面が外れなくなってしまっていた。 父親を探しに海藍を訪れるが既に病で他界していたと知り、生きる目的を失い絶望して巨大な渦潮に飛び込んで死亡。 玉瑠璃という伝説上の宝石を探しており、立派な船乗りになりたい夢を持つ賦之という少年と出会い、彼の嘆きが伝説を現実とした。 という重い背景があるのだがエインフェリアになってからも「やりすぎちゃったりなんかして☆」などの台詞が飛び交うので多少吹っ切れたのかもしれない。もしくは無理に明るく振る舞っているか。 ちなみに魔法使用の際に人間から人魚に変身するのだが、その変身のせいで戦闘中は若干のラグがあったりする。 また彼女の両親であるがどうやら2人仲良くエインフェリアになったという裏設定があり、だからこそ彼女も「両親にあうため」にエインフェリアとなったわけである。 だがプレイヤーによってはそのまま戦闘メンバーとして使い倒すので「なかなか会えない」とネタにされている。レナスも「この子がヴァルハラに逝けるかわからないが…」と予防線はってるし…。 エイミ あたしはまだ、死ねないんだ CV 折笠愛 25歳の冒険者。体内に竜紅玉を持っており、巨大なドラゴンに変化する力と呪いに対する抵抗力を持つ。 カシェルの元仲間で、元仲間の1人であり仇敵でもあるグレイの居場所を突き止めるが、ドラゴンオーブを探し求めるガノッサに捕らえられ、牢獄の中で拷問に掛けられ続け、レナスが現れた時や拷問中は気丈に振舞っていたが既に限界寸前だった。 最終的には食事さえも受け付けなくなるほどに衰弱し、ガノッサに殺害された。グレイの居場所はレナスを通じて何らかの形でセリアに齎されるが……。 決め技は奥義 ドラゴンドレッド。単発だがなかなかの火力を誇る。ただしロウファには若干倍率が及ばない。フレイは言うまでもない。 通常技の性能はかなり低い。順番を並び替えればマシになるが、それでも突き詰めると全ての役割がロウファと被ってしまうので使いどころが少なかったりする。 フリーズはいい思い出 念のため言っておくと、槍は本編では強い武器なので完全に弱キャラというわけではない。 どちらかというともう一人の槍使いであるロウファが強すぎるため比較対象にされると相対的に弱キャラ扱いされるだけである。 ただしCエンドのフレイを倒したい場合に限ればロウファより優先度が高い。そもそもこのプレイがやり込みの域だが。 洵 俺は死なない CV 小野坂昌也 放浪の侍。盲目の双子の妹、阿衣の目を治すため倭国を旅している。 万病に効くといわれる魂玉石を持つ鬼を探して魔境窟に赴くが、己が鬼になってしまいレナスに切られて死亡。 その後妹は目が見えるようになる。 決め技は神宮流剣技 千光刃。(トライエース作品には神宮流という流派がよく出てくるが、洵については我流という設定) 倍率は並みだが、CT2と優秀。15hitもするのでコンボ用…なのだが、素の状態だとゲージ上昇量がたったの30しかない。 …まあこれはとある装備品を使うか初段に使えば簡単に解決するのだが。実際のところそのヒット数を活かすためにも初段に起用して後の決め技の威力をアップさせるのがセオリーだろう。 ロレンタ あなたは私が一番好きな人なんですもの CV 幸田直子 フレンスブルグ魔術学院の学院長。 人望はあるがメルティーナ、レザードと教え子に恵まれない。 レザードの策略によって変わり果てた姿となった夫に誕生日に殺害され、このレザードの行為がレナスの怒りに火を点けた。 レザードを魔術学院から破門した張本人で、在学時代から彼の歪みに気付いていた。 初期習得魔法が優秀。 メルティーナ あんたらに存在価値なんて無いのよ CV 蘭姉ちゃん 天才魔術師。レザードと共にロレンタの教え子でエゴイスト、サディスト、そしてナルシストに後述の件とまるで良いところがない。 魔術学院を主席で卒業し自身の研究室を持つが、レザードが破門されたため次席のメルティーナに主席の座が巡ってきただけなのを根に持っている。 それが原因で幽体離脱中にレザードの宝物(フィギュア)を盗み出し、ブチ切れた彼に本体を凍結され還らぬ人になった。 漫画版でのその時のレザードへの対応は必見。 ただレナスが信頼していたことや献身的につくしたこと、盗んだホムンクルスの寝顔を見て子供好きと思われる一面を覗かせた事、レザードと違って破門されていないことなどから勇者適正値は当然低いが根っからの悪人ではない模様。 他、レナスに関しては救われた恩義もあってか好意的で気遣う事もある。 まぁホムンクルスに関しては「レザードへの嫌がらせ」「最悪解剖に使える」などと言ってたが。 また、生前から目指していた「虹の橋 ビフレスト」への到達という目的は変わっておらず、その成就のため神界転送には応じない。 グレイ セリア、すまない CV 長友達也 甲冑を身に纏う剣士。カシェル、セリア、エイミの元冒険者仲間。 冒険者仲間だったレミアを殺害した疑いをかけられ、カシェル達から追われていた。 その真相はグレイが死亡した際にレミアに換魂の法で助けられ、換魂の法でレミアを助け返そうとして失敗。肉体を失って甲冑だけの存在となり、放浪していた。 外法に手を染め、摂理から外れた存在に堕ちてはいたが人間性は失われておらず、情状酌量の余地が大きいと判断されたのか、エインフェリアとなる。 なお件の騒動の際、カシェル達とグレイを除いた仲間は死亡したらしい。グレイはこの件で自分がレミアを殺したようなものだと深く責任感を感じ、弁明(説明)もしなかったことなどから仲間達に仇だと思われるようになった。 3撃目の光弾には防御貫通性能があるので通常攻撃自体は悪くはないが、本人のステータスが平均的に低い上決め技の性能も低いのでかなり使いにくい。 決め技は奥義 アイシクルディザスター。 スタイリッシュさに全振りした結果、決め技倍率はなんと作中最低。またコンボで最後の決め技につなげるには素の状態ではゲージ上昇量が2足りないという歯がゆさ。 甲冑だけになっていたので弱体化しているのかもしれない。 ジェイル 私は、ずるい女ね CV 高乃麗 20歳。男装の騎士。本名はレティシア。 殺された家族の復讐のために女性禁制の騎士団に入るが、魅了の魔術に掛かった恋人に殺害され死亡。 決め技は奥義 エターナルレイド。 倍率や上昇量は平均的でクセのない性能だが、 飛んでる相手や小さい相手には一発も当たらない という致命的な欠点があるのでよくネタにされる。 リセリア 私は運命を受け入れます CV 井上喜久子 ヴァン神族の始祖ユーミルの末裔とされる女性。 予知能力持ちだがアークダインの遺跡で自らを封じていた。オーディン自らがエインフェリアとしてご指名。 ハードモードのみ登場する。 彼女を神界転送するとセラフィックゲートですら使えなくなってしまうバグが存在するので注意が必要。 ガノッサ この儂を?使役するというのか! CV 麦人 ヴィルノアの参謀で魔術師。エイミを殺した張本人。 ドラゴンオーブを奪取せんと奉竜殿へ侵入するなどオーディンから危険視されていた。 お世辞にも褒められた人格ではないが、「力ある者が必要」というフレイからの指示を受けたレナスに殺害され、その場でエインフェリアとなった。正にデスリクルート 基本スペックはレザード以外の魔術師で最強。ただし神界転送には応じない。 老人とは思えない程に初期HPが高く、難易度ハードで始めた場合はレザードを超え最強の魔術師となれる。 ちなみにシリーズ3作目の「咎を背負う者」にて、少し昔の彼がチョイ役で登場している。 詩帆 こちらを参照 蘇芳 こちらを参照 入りきらなかった方々 レザード・ヴァレス 我は悠久の時に身を委ねし者 CV 子安武人 賢者の石を所有し、失伝魔法も使いこなす稀代の錬金術師にして屍霊術師。戦乙女を我が物とせんとする変態。 レナスそっくりのホムンクルスを何体も所有して夜な夜な愛でている ホムンクルス製造のため数々の人間とエルフを実験に使用、レナスを呼び寄せるために師匠、旧友を手に掛ける偏愛っぷり。 ちなみに彼も一応人間キャラなのでセラフィックゲートで仲間にした後に人格矯正もできるのだが、勇者適正値を上げ切っても唯一のマイナスと、ある意味流石である。 確かに基礎スペックは強いのだが、加入時のレベルが高いため生命の腕輪の恩恵が少ないことにだけは注意。 開発中はスタッフから「変態、ロリコン、ストーカー、フィギュアフェチ」と散々な言われようだった事をクリア後のダンジョンで自虐的に話す。 だが、こいつの趣味のおかげで世界は救われた。 スタッフには割と愛されている模様。 ブラッドヴェイン CV 乃村健次 比類なき力を持つ四宝の一つ「魔剣レヴァンテイン」を呑みこみ腹中に宿す邪悪な竜。 別名ラスボスより強いラスボス。 弱点らしい弱点はなく、通常攻撃+全体攻撃ブレスの「ブレスディスラプション」やそれに+魔法を追加した「デスサンクション」、状態異常の追加効果を持つ全体攻撃「ディジーズテンペスト」を連発する。 それだけでなく体力が減ってきたら大魔法「グラビティブレス」でとにかくこちらのリソースを削りまくってくる。 更に彼は回復魔法「キュア・プラズム」まで持っており、発動された場合HPの80%…数値にすると177600も回復する。 Bエンディングだとスルー可能であるがAエンディングだと必ず戦わなければならないのもきつい。 というか竜なのにドラゴンスレイヤーが効かない時点でおかしい。 Aエンディングでその後待ち構えているのは対処しやすかったり半ばイベント戦闘だったりするので実質的なラスボスと言えよう。 彼の強さは各種作家にも衝撃的だったらしく、小説版、漫画版共にかなりの強敵として描かれている。 ちなみに設定的にはロキの子供らしく、元ネタは「ニーズヘッグ」と思われる。 フェンリル Aエンディングではそんなブラッドヴェインの後にコイツも控えている。 誰もが知っている魔狼でありブラッドヴェインの直後に出てくるから嘸かし強い…と思いきや。 確かに攻撃力は高いが単体攻撃の頻度が高く、またちゃんと防具を揃えていたら普通に耐えられる。 その攻撃や特殊攻撃「フロストベイト」に凍結が乗る…のだが、アーティファクト「久遠の灯火」を持っているだけで凍結を封じることができる。そうじゃなくてもフリーズチェック等で十分対策が可能。 炎弱点を1キルできる「紅蓮剣インフェルナス」があれば普通に一撃で倒せる。 …と出る順番を間違えたのでは無いかと言われるほどの弱さでありしょっちゅう話題に出る。 まぁ比較対象がおかしいだけで対策をしなければ難敵なのには間違いないが…。 我と共に生きるは追記・編集する勇者、出でよ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- コメント欄 ラウリィはガード不可のエイミングウィスプと、奥義のレイヤーストームが強力で、戦闘要員としてなかなかだよ。実際はむしろ低い勇者適性値で転送が躊躇われる。 -- 名無しさん (2013-12-14 18 52 07) メルティーナの声優さんって蘭姉ちゃんだったのか・・・久しぶりにプレイして声聞き直して見ようかな -- 名無しさん (2013-12-14 22 57 26) 序盤のキャラクターが地味に強いんだよな・・・ロウファとラウリィは残しとくと強い。逆にグレイとカシェルのゴミっぷりは異常だよな・・・ -- 名無しさん (2013-12-14 23 01 45) 個人的にグレイは好きなんだが性能がダメすぎる -- 名無しさん (2013-12-29 15 01 41) リメイク版は、せめてキャラクターとかエピソードが増えて欲しかった…… -- 閲覧者 (2014-02-19 15 07 35) エイミって考えれば考えるほど「ロウファでおk」になっちゃうよね・・・ -- 名無しさん (2014-09-09 02 58 06) とにかくフリーズ、ひたすらにフリーズ・・・orz -- 名無しさん (2014-10-16 19 09 42) 「我と共に生きるは霊験なる勇者、出でよ!」の台詞が大好きだったわ -- 名無しさん (2016-02-01 19 27 02) レナスのフレイに対する最後のセリフだけが引っかかった。オーディンを自業自得として見捨てたレナスに説教する権利はないと思う。 そもそも元人間のレナスと神族のフレイじゃわかりあえるはずもないし。 -- 名無しさん (2017-05-06 17 38 07) ↑レナスは元人間じゃないよ。非番のときは人間に転生してるだけで元から神。人間を経験してるから価値観が違うって言いたいなら、アーリィもシルメリアもそうなるぞ。 -- 名無しさん (2017-08-29 10 27 02) エイミはCエンドのフレイを倒すには必須。決め技の演出が長くてだれるが… -- 名無しさん (2017-11-04 10 36 59) 那々美が美那代に身体を明け渡したエピソードはゲスパーすると「血の繋がりがない=力を継げない状況に実の娘を叩き込む行為」と言えなくもない。そう考えるとひねくれた復讐かもしれない。 -- 名無しさん (2017-12-19 15 18 58) しゃあオラァリメイク来たぞぉ! -- 名無しさん (2018-03-03 02 06 06) ↑ただしスマホ向けだったけどな -- 名無しさん (2018-03-09 21 34 27) VP2のアレで1の世界はどうなったんだ… -- 名無しさん (2018-03-24 08 16 51) ファイナリティブラストは別にそこまで燃費は悪くないような・・・ゲージの増加率が良いからむしろ使いやすいはずだが・・・ -- 名無しさん (2018-07-18 20 20 40) 面白いんだがAエンドのヒントのなさと、当時自力で見つけた人すげーってなる -- 名無しさん (2018-08-03 10 12 12) ↑2今更だがCT増加がなぜか一人だけ「6」だからそれを指してる。 -- 名無しさん (2020-03-27 11 44 05) ベリナスとかロウファとか勇者適正値が優秀だから強い武器が手に入る(真価を発揮する)前に転送してしまうんだよな。これも罠か -- 名無しさん (2020-06-27 15 15 36) ↑3 エンディング中に一つの光が四つの光(おそらくアリーシャとアーリィ・レナス・シルメリアの魂)に分離している描写があるのでレナスは元の世界に帰還したと思われる。 -- 名無しさん (2021-02-16 17 29 24) 間違えた、↑3を↑5に読み替えてください。 -- 名無しさん (2021-02-16 17 33 05) そういえば、PSP版はPSNで売られてないんだね。ちょっと意外。 -- 名無しさん (2021-06-13 21 09 27) 当時強いとされていたキャラが微妙、普通と言われ、当時微妙、転送要員とされていたキャラが実は強かったみたいになってるな。ただ最終的には剣>>>>その他になってしまうが -- 名無しさん (2021-08-07 22 39 40) まあよっぽどひねくれたPTの組み方しない限り、イージークリアでも苦戦する程の難易度ではないので -- 名無しさん (2021-09-22 11 58 31) ダンジョン探索フェイズのジャンプアクションが快適で、「日本テレネット系列の横スクアクションもここまで来れたか」と嬉しくなったものです -- 名無しさん (2022-05-22 00 52 07) ロレンタのボイスが夢瑠になるバグに遭遇したことがある。歳考えろやw -- 名無しさん (2022-11-21 23 57 04) 実はセラゲ用の上位武器「透器エーテル・レイザー」の攻撃信頼度が全武器中ワースト2位で、与ダメージのばらつきが非常に大きい。とあるが -- 名無しさん (2023-06-12 00 20 36) ↑1実際は攻撃信頼度は死にステで、ランダム値という隠しステータスでばらつきが決まってるらしい(なので中には攻撃信頼度が低いけどばらつきが無い武器なんかもある) -- 名無しさん (2023-06-12 00 22 28) まさかイセリア・クイーンの戦利品、咎人の剣が後に1本の作品の核になるとはこの時は思いもしなかった… -- 名無しさん (2023-06-12 00 55 57) 俺は、自分が散々守りたかった者こそ斬り捨てたかったのだ -- 名無しさん (2023-06-12 19 14 52) ↑逆ゥ!! -- 名無しさん (2023-06-13 02 30 41) 本作の最強武器 咎人の剣「神を斬獲せしもの」は威力が20000とぶっ飛んでいる代わりにATR(攻撃信頼度)がたったの1。つまりまともにダメージが入らないので最大ダメージ追及でもしない限りは次点の魔剣レヴァンテインの方がマシっていうね。こっちは高めのATRで攻撃力も8000ある -- 名無しさん (2023-06-13 02 34 14) フレイは序盤に装備品かっぱらっておくとSGで最終的にブリーシンガル×2になる。まぁ、だからなんだという事だけれども -- 名無しさん (2023-06-15 10 52 06) ↑2 「攻撃力8000、信頼度標準くらい」はハムスターが落とすダインスレイヴじゃなかったっけ。アレを入手するためのハム狩りは地獄の道のり(白目) -- 名無しさん (2023-07-02 18 34 25) ↑ハム強いもんなぁ……一本は宝珠で手に入るとはいえつまり3本、しかも低確率でその素の敵も強い、ドロップするのは2種類て…… -- 名無しさん (2023-08-30 00 34 39) 普通のキャラの通常攻撃はヒット数が3なら一撃当たりの威力は3分の1と調整されているのに、ヴァルキリーの弓は減算されていないので序盤から妙に強い。決め技でも弓の方が基礎威力が高いあたり流石に設定ミスではなく意図的な調整とは思うが・・・ -- 名無しさん (2024-04-26 19 23 33) ダインスレイヴ、確かに強いんだけどハムしか落とさない上にあいつミリオンテラーも落とすからな…… -- 名無しさん (2024-04-26 23 09 44) 名前 コメント
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ゼロファイター 画像 機体説明 C21の看板ロボ。 すべてのコズミックロボの始祖的存在といわれる。 キャッチフレーズの「すべてのコズミックロボはゼロファイターに始まり、ゼロファイターに終わる」 と共に多くの伝説を作り上げてきた名機。 福袋ガラポンの景品として実装された。 STATUS ※手持ち武器を外した状態で記述 名前 TYPE SIZE HP COST Capacity STR TEC WLK FLY TGH ロボ価格 購入条件 ゼロファイター 陸 S 250 650 750 15 9 16 9 7 ガラポン なし 構成 ※SHOPで販売されている場合、セットで付いてくる手持ち武器は下に記述 パーツ名 アイコン Size Type Cost HP Str Tec Wlk Fly Tgh 備考 オートガンビット ゼロファイターBD S 陸 430 165 8 6 10 7 4 ゼロファイターLG S ALL 40 25 1 1 2 1 ゼロファイターHD M ALL 35 20 1 2 1 1 ゼロファイターBS S 陸 35 20 2 1 1 1 ゼロファイターAM S ALL 40 10 2 1 ゼロファイターAM S ALL 40 10 2 1 パーツ名 アイコン Size Type Cost HP Str Tec Wlk Fly Tgh 備考 カッター #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (カッター.png) SS ALL 15 1 ハンドガン #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ハンドガン.png) S ALL 15 必要経験値 LV1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 50 100 150 200 350 440 550 650 カートリッジ ※上から順に。 名前 コスト 備考 キャパシティアップ+70 25 HP+17、7枚 シェルガード 20 ソードガード 20 ブラストガード 15 スウェー 15 レイジングワンダー 30 クイックスイム 20 ブーストランニング 15 Lv6以上 ショートブースト 15 タフランナー 20 クイックランディング 25 リベンジショット 15 Lv9以上 ムービングバースト 20 スナイパーサイト 20 レビュー・コメント 強いて言うならゼロ子と並ぶクイックスイム機体に最終的になれる、という程度か。 まぁ性能では及ばないがあちらは解体不可機体な為こちらの方が既存パーツを流用できるので手頃、といったところだろうか 取り柄が無いわけじゃないのだが割に合わない機体には違いないだろう。 -- (名無しさん) 2010-01-05 18 38 52 ほぼ全ての面においてゼロセイバーに劣っている AMは勿論、BDもコストがゼロセイバーと変わらない 唯一勝てそうな要素がカートリッジのみ ムビバ使いたいならゼロファイター、それ以外はゼロセイバー使えという事なのだろうけど それにしては余りにも劣り過ぎてる…設定ミスじゃないだろうか -- (名無しさん) 2010-01-08 19 12 59 C21ではゼロセイバーがゼロファイターの上位互換機だったからなぁ その名残だろうか。でもガラポンに入れるほどの機体では… -- (名無しさん) 2010-01-08 21 04 09 名残も何もゼロファがVガンダムならセイバーはV2ガンダム 性能が劣ってるのは当然 なのに何故かコストは同等なので残念なロボになってる 同じくC21のポイン産ロボであるメガトンやパラボと同程度のコストなら輝いていた -- (名無しさん) 2010-01-09 03 40 47 これは無課金機として出しても良かったんじゃぁ・・・。 そうなったら真っ先に買いたいし。 ガラを回しまくってまで手に入れたい機体じゃないのは確か。 ガラ品にするならもっとAMスペックをだなぁ・・・。 -- (名無しさん) 2010-01-16 15 07 53 HDは射陸用に、BSは格陸用に最適。ガラで当てた人はそれなりの恩恵を受けていると思うし ガラを引けない人、引こうと思わない人は性能見て納得してるし、これで良かったんじゃないか? -- (名無しさん) 2010-01-16 16 01 04 AMは産廃級の酷さ。ただし他のパーツは優秀なため、手持ちの陸戦にパーツを移植すれば簡単な強化が可能。 ・・・腕だけもがれるガナの反対か? -- (名無しさん) 2010-01-16 16 23 46 俺の 愛機 KITAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA ごめんねHDもぎ取って・・・腕はガレージで埃被ってるぉ・・・ -- (名無し×1) 2010-08-27 22 10 09 C21経験者が純正でクエに行ったりして懐かしむ為の機体 -- (名無しさん) 2011-06-03 18 31 15 C21ではBDをキャノボにつかってたなあ なんか可愛かったし あとランクアップの賞品で手に入るから c21と同様に初心者に使ってもらえる・・・かな? -- (新人) 2011-08-01 00 22 05 名前 コメント すべてのコメントを見る
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――俺がいつ生まれたのかは覚えてねぇ―― ――物心ついた頃にはもう此処にいた…デバイスを握ってな―― ――コイツの名はバハムートティア…コイツがそう言ってた―― ――そしてコイツはこう言った……“俺の名”は―― リリカルプロファイル外伝 アリューゼ 此処はとある管理世界の街アルトリア、かつて隣国ヴィルノアと戦争状態であったが管理局が介入、 戦争は一応に終結したが隣国そして管理局との折り合いは悪くなっていた。 その街で一人の男が姿を現す、男の名はゼスト・グランガイツ。 彼が此処に来た目的はヴェルノアに駐在していた魔導師を暗殺した犯人が潜伏しているという情報を得たからである。 空港に着くなり新たな情報を得る為、街に駆り出すゼストであった。 風情のある大通りを歩き横路から路地裏に入ると風景が一瞬に変わる。 路地裏には浮浪者がひしめき合い、中には年半ばもいかない少年少女の姿もいた。 戦後、戦争によって住処を無くした民衆・兵士は行き場を無くし路地裏または街を出て暮らしていた。 狭い路地裏を通っていると、酒瓶を持った無精ひげの男がゼストに話しかけてくる。 「アンタ…この街の人間じゃねぇだろ…こんな所に何の用なんだ」 「人を捜している、コイツだ」 ゼストは懐から一枚の写真を取り出す。 写真には頭にバンダナを巻き、手にはボウガンを持った男が写っていた。 「なんだコイツか……」 「知っているのか?」 「この街でコイツを知らねぇ奴なんざいねぇよ」 スリ・強盗・強奪・詐欺・誘拐・人身売買…数え出したらキリがないと男は語る。 「今回は一体何をしでかしたんだ?」 「………殺人だ」 「あ~あ、とうとうそこまで手を出したか」 男は酒瓶をラッパ飲みすると腕で口元を拭く、どうやらこの犯人はかなりの悪人のようだ。 「コイツの居場所を知らないか?」 「知らねぇな、だがよ奴がよく行く酒場なら知ってるぜ」 そう言うと男は手を差し出す、ゼストは金を握らせると男は話し出した。 酒場は今いる路地裏を進み突き当たりを左に向かった先だと。 ゼストは早速向かうと、情報通り一件の酒場を見つける。 酒場に入ると中には昼間から酒浸りな連中がたむろしていた。 ゼストはマスターから情報を得る為カウンターへ赴き席に着く。 「いらっしゃい、何にする?」 「この男を捜している、此処によく来ると聞いたんだが…」 「コイツか…前まではな…」 ここ最近は顔すら見せていないとマスターは語る。 マスターの話では大きな仕事でも一週間ぐらいで現れるのに、もう二週間近く現れていないという。 ゼストは他に行きそうな場所はないかと聞いてみると、幾つか教えて貰いメモを取る。 「ダンナ、あの男を捜してるんだったら伝えておいてくれ、いい加減ツケ払えってな」 「あぁ、伝えておく」 そう言うとゼストは席を立ち酒場を後にすると、次の場所へと向かった。 ゼストの後方数メートル先、其処に一つの影がゼストを追っていた。 影は屋根まで登るとゼストを上から見つめていた。 ゼストが立ち止まり、右手で懐からメモを取り出し見つめていると、その隙を突いて影が動き出す。 影は身の丈を越える大剣を構えるとゼストに切っ先を向け飛び降りる。 自由落下しながら影はゼストとの距離を詰めて行く。 ゼストに直撃する瞬間、左手を伸ばし大剣の切っ先を掴むと、そのまま相手を見ずにゴミ捨て場に投げつけた。 「何だ?刺客か?」 ゴミ捨て場を睨み付けるゼスト、ゴミ捨て場には足のみが表に出ていたが、すぐに起き上がり姿を現す。 影の正体は上半身は薄汚れたタンクトップ、下半身はボロボロの緑のズボンに裸足、髪は茶色の十代前半の少年であった。 「何だ…ただの小僧か…」 「おっさん!命が欲しけりゃ金目の物を出しやがれ!!」 少年は大剣を向け脅すが、ゼストは見向きもせず背を向けその場を後にしようとする。 少年は無視するな!っと言った表情で大剣を振り下ろすが、難なくかわされる。 「今お前に構ってやれる時間はないんだがな」 「うるせぇ!さっさと出しやがれ!!」 少年は左右からのけさ斬りや、突きからの斬り上げ、更に前宙からの振り下ろしなど怒涛の連撃を行うも、ゼストには掠りもしなかった。 少年は怒涛の連撃に疲れを見せ始めていたが、気合いを入れ直し大きく振りかぶると、真っ直ぐゼストに向け鋭い一撃を繰り出す。 だがゼストは振り下ろしに合わせ左に回避、握った左拳が少年の腹部を捉えると、そのままゴミ捨て場まで吹っ飛ばした。 ゼストは今度こそ、この場を後にしようと背を向けると少年はゆっくりと起きあがり大剣を肩に構える。 ゼストはまだやるのか?とあきれた表情を見せるが少年の一言に顔色を変える。 「バハムートティア!カートリッジロード!!」 「何ぃ!?」 少年は叫ぶと大剣バハムートティアから二つ薬莢が排出されると、刀身が熱せられた鉄のように真っ赤に染まっていく。 ゼストはその様子を見るやデバイスを起動させ、少年に向け振り払い衝撃波を作り出した。 「奥義!ファイナリティ―――」 少年が技を繰り出す前に衝撃波はバハムートティアを弾き少年を直撃、壁に激突すると少年の意識を刈り取った。 ゼストは驚愕した、この世界でカートリッジシステムを持ち、更に使いこなしている少年の存在に。 驚きを隠せないゼストであったが、自分の目的を思い返しその場を後にした。 数十分後、少年は起きあがると敗北感からか悔しそうに拳を地面に叩き付けていた。 そして少年の胸の内にゼストへの復讐心が燃え上がっていた。 その後、ゼストは幾つか犯人が寄りそうな場所を訪ねたが、有力な情報は得られずにいた。 宿屋に戻ったゼストはウィスキーが注がれたグラスを片手にモニターを開いていた。 モニターには女性の姿が映っており連絡を取っている模様だった。 「申し訳ありません隊長、本来なら私の任務なのですが…」 「いや…構わんクイント、それに面白い物を見つけたしな」 画面のクイントは首を傾げると、ゼストは昼間に起きたことを語り出す。 昼間、路地裏で一人の少年がゼストに襲いかかった。 その少年の一撃はゼストには届かなかったが、一つ一つが鋭く重みも見て感じたと、 だがそれ以上に驚いたのはその少年はカートリッジシステムを使用していた事だと語る。 当時のカートリッジシステムは一部の近代・古代ベルカにしか使われておらず ゼストの仲間内でもクイントぐらいしか使い手がいないほどのシステムであった。 話を戻し、その少年はカートリッジを二発使い更にその魔力を制御していたと、酒が入っている為なのか饒舌に語る。 「アレは磨けば磨くほど光るタイプだ、こんな所で腐らせるには惜しい逸材だよ」 「隊長がそこまで言うのでしたら、管理局へ誘ってみたらどうです?」 クイントの提案に顎をなで考え込むゼスト、確かに次見かけたら誘ってみるか…そんな事を考えながらウィスキーを口にした… 次の日、ゼストは朝から聞き込み調査を行っていた、だが未だ犯人の手掛かりを掴めないでいた。 そして路地裏を転々と歩いていると昨日の少年が腕を組み仁王立ちで道を塞いでいた。 「小僧か……何のようだ」 「小僧じゃねぇ俺の名はアリューゼだ!!」 アリューゼは名乗りを上げ人差し指をゼストに向け突き指す。 「……ではアリューゼ、一体何のようだ、私はコイツを追うのに忙しいんだ」 そう言って懐から写真を取り出しアリューゼに見せる。 「なんだ…コイツか」 「アリューゼも何か知ってるのか?」 「…さぁな、だけどもし知ってたとしてもてめぇに教える気はないね!! 俺はてめぇみたいなスかしてる奴が大っ嫌いなんだよ!!」 「そうか…だが私はお前のようなバカは嫌いじゃないが」 「なっ!?」 思わぬ返答に動揺するアリューゼ、それを知ってか知らずか更に話を続ける。 「どうだ、私と一緒に管理局で働かないか?」 「…冗談じゃねぇ!誰がてめぇとなんざ!!」 「そうか……残念だ」 次の瞬間、素早く回り込み延髄に一撃をお見舞いすると一瞬でアリューゼは意識を失う、 ゼストは少し卑怯だったかなと考えつつも本来の任務を続行した。 それから約一週間が過ぎても、未だに手掛かりが掴めないでいた。 ゼストはここの住人は余所者に対し冷たい印象を感じた。 それもそのハズ、戦時中はスパイやテロ活動などが頻繁に行われていた為、住人の警戒意識は高く聞き込みをしても断られる事が多いのである。 路地裏で途方に呉れているとアリューゼがやってくる。 「よぉ、おっさん」 「何だアリューゼか……何のようだ…」 「随分だな、折角奴の情報を持ってきてやったのに」 アリューゼは一枚のメモを見せ付ける、それは犯人の居場所を示すメモであった。 此処の住人にとって犯人は鼻つまみ物で逮捕されるのは願ってもない事だと語る。 だが管理局が逮捕するのは面白くない、その為冷たい反応を示していたと。 だが現地の人間には甘いらしく、アリューゼはいとも簡単に犯人の居場所を突き止めたと語る。 「……でいくら欲しいんだ?」 「金じゃあ渡せねぇな」 そう言うとデバイスを起動させ、ゼストに向ける。 「俺と勝負しろ!てめぇが勝ったら情報はくれてやる、だが俺が勝ったら俺の手下になれ!!」 「…分かった……いいだろう」 ゼストはアリューゼの申し出を了承するとデバイスを起動させ構える、そして二人は激突した。 それから数十分後、路地裏には鼻から血を垂らしたアリューゼが大の字に倒れていた。 アリューゼは目を覚まし起きあがろうとするが、体が言うこと聞かずそのまま力尽きる。 「ちっ……完敗か」 敗北を認めたアリューゼ、その瞬間胸の内に沸いていたゼストへの敗北感や復讐心が一気に抜けスッキリした気分を感じていた。 そしてアリューゼは空っぽになった胸の内に一つの決意を秘めると、ゆっくりと起き上がり場を後にした。 その後アリューゼからもたらされた情報を元に犯人を確保、ゼストは空港で護送機を待っていた。 暫くすると護送機が着陸、護送機にはクイントも同行しており犯人をクイントに受け渡すと、ゼストは昇降機に足を伸ばす。 すると後ろから呼び止める声が響く、振り返ると其処にはアリューゼが立っていた。 「もう動けたのか、それにどうやって此処―――」 「おっさん!よく聞け!俺はもっと強くなって、てめぇの所でいつかてめぇをこき使ってやる!覚えてろ!!」 「アイツ……私はおっさんじゃない!ゼストだ!!」 お互いに叫び合い人差し指で指すと、ゼストとアリューゼは笑みを浮かべる、そしてゼストは昇降機を登りきるとアリューゼに言い放つ。 「強くなれよ!アリューゼ!!」 「ったりめぇだ!!」 アリューゼの返事を聞き護送機へ入っていくゼスト、そしてそのまま護送機は離陸した。 その姿をただただ見つめているアリューゼであった。 護送機の中ゼストは窓の外を見つめていた、すると隣にクイントが座ってくる。 「隊長、あの子が隊長の言ってた?」 「あぁ、アイツは強くなる」 そう言うと微笑むゼストであった… …それから数年後、首都航空隊の新兵の列には、 黄緑かかった髪に派手な格好の少女やオレンジの髪の真面目そうな青年などがおり、 その中で茶髪でオールバックの管理局の制服を着たアリューゼの姿があった…… 目次へ 5話へ
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http //megalodon.jp/2010-0319-1228-53/www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20100319-607633.html バラバラ殺人犯は愛情抱く“知り合い”か - 社会ニュース nikkansports_com 福岡市西区の能古島(のこのしま)の海岸で会社員諸賀礼子さん(32)の切断遺体がみつかった事件で、福岡県警は18日女性の自宅アパートを現場検証。室内に微量の血痕などが残っていないか調べた。警察の科学捜査研究所に勤務し、プロファイリング捜査にも携わったことのある関西国際大の桐生正幸教授(49=犯罪科学)に犯人像を聞いた。 捜査情報では、諸賀さんの住んでいたアパートの自室に社用携帯電話はバッグの中にあったが、私用の携帯電話はみあたらなかった。桐生教授は「ここはおかしい」と指摘した。 (1)個人携帯を識別できた人物 例えば、携帯電話が2台あって、そのうちの1台だけを持ち出された。仮に犯人が私用携帯と認識していたのであれば、それはかなり諸賀さんと近い関係の人物なのではないか。日本国内では、バラバラ殺人事件の被害者に関して、20~30代女性の過去事例が約100件ある。その犯人の約7割が親族や恋愛関係にあった人物で、被害者と“深い愛情”で結ばれた過去を持つ傾向が強い。 桐生教授は“知り合い”の可能性が高いと指摘した。さらに財布には数万円が残り、部屋も荒らされていない中、窓ガラスだけが破損していることも「不自然」と話した。 (2)ガラスが割れた理由 諸賀さんの部屋からは血痕や尿反応がなかったとされている。その情報が正しければ、部屋で遺体を切断していない。ただ、ゴルフバッグが倒れて窓ガラスが割れていた。推測になりますが、犯人は部屋に、争わずに“招き入れられるような形”で入れたのではないか。諸賀さんの失踪(しっそう)前の深夜、諸賀さんの部屋前の廊下部分で男女の口論を聞いた証言があるという。その女性が諸賀さんならば、さすがに近所の迷惑も気になって、部屋に“招き入れた”仮説も成り立つ。そこで男が諸賀さんともみ合って、その際にゴルフバッグが倒れたのではないか。諸賀さんの意識を失わせる目的はあったのかもしれない。 遺体が発見されたのが博多湾の能古島だったことについては、桐生教授は「犯人の誤算ではないか」と指摘した。 (3)非情に徹せず 遺体をバラバラにしたのは、殺害後に証拠を隠滅したいための行為。完全に遺体処理をするならば、遺体が浮かばないようにおもりなどをつけて海に廃棄する考えも出る。ただ、殺害したとはいえ、愛情をそそいだ相手なのであれば、切断以上のことはできずに海に廃棄したため流れ着いた可能性が高い。 【寺沢卓】 [2010年3月19日8時5分 紙面から]
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リニアレール事件から数日経ち、なのはは此処六課でデスクワークに勤しんでいた。 その作業の中でリニアレール事件の時に捕縛したアンノウンの解析結果が記載されている報告書に目を通していた。 リリカルプロファイル 第十三話 劇 分析班によるとアンノウンは当時の画像分析と同じく肉体に必要な呼吸や鼓動などの心肺機能が行ってはいなかった。 だが血液の流れや筋肉の運動、電気信号による反射神経や細胞の活性による再生 特に再生力は凄まじく切り取られた翼を定着させるほどの能力があり、 それらはリンカーコアによってもたらされた魔力によって機能・強化されていた。 だがリンカーコアは暴走状態に近く、それによって過剰に作成された魔力は肉体に供給され、肉体には飽和状態となった魔力が常に蓄積していると。 そして魔力の過剰供給や驚異的な再生力などの魔力強化、肉体や遺伝子自体の改造・処置などにより既に肉体の耐久力は限界を超えていた。 故に魔力の供給が断たれると、肉体は限界を迎え粒子化し消滅してしまうと綴られていた。 次に分析班が提示したアンノウンに対する対抗策が取り上げられていた。 一つはリンカーコアの破壊、暴走したリンカーコアを破壊する事で魔力の供給を断ち消滅させると言うもの。 もう一つは頭部の破壊である。 本来リンカーコアは本人の意思により制御するものであるのだが、 今回のアンノウンは自分の意志がない為、制御する事は不可能なハズなのである。 だがそれを可能にしているのが、脳に刻まれた紅い術式であると綴られていた。 紅い術式はミッド式でもベルカ式でも無い未知の術式で、分析班はこの術式の解明を無限書庫に依頼し結果を待っている状態であると。 そしてこの紅い術式からはリンカーコアを暴走状態にさせ尚かつ制御し、更にレリックを回収させるといった命令信号が送られている事が解明された。 故に頭部を破壊すれば命令信号は届かずリンカーコアも停止する為、前者と同じく消滅させる事が出来ると。 だがどちらにしろ非殺傷設定を解除した攻撃でなければ効果がないと綴られていた。 何故ならば非殺傷設定の状態ではどれだけ魔力にダメージを与えてもリンカーコアを破壊することは不可能であり、 頭部破壊にいたっては肉体を一切傷付けることが出来ない非殺傷設定では不可能だからである。 報告書を読み終え、一つため息を吐くなのは、アンノウンには非殺傷設定が通用しない…そんな相手を造り出す人物は一人しかいない。 ジェイル・スカリエッティ…世が世なら稀代の天才だと言われる程の功績を持つ人物にして犯罪者である。 だがこんな事で負ける訳には、屈しる訳にはいかない、先日の戦いでフォワード陣の覚悟をなのはは知った。 それによりなのはもまた覚悟を決めた…どんな相手であろうと決して折れない“剣”を育てようと…… 一方此処ははやて部隊長室、部屋でははやてが遅い昼食をとっていた。 今日の昼食は幕の内弁当、此処最近は忙しく食堂に寄れないはやては、 食堂に弁当の実施を提案、結果見事に採用され自室においても食堂のクオリティを持った弁当を味わうことが出来るようになったのだ。 はやては幕の内弁当に舌鼓を打っていると自室にノックが響く。 「どうぞ~」 「失礼します」 部屋に入ってきたのはグリフィス准陸尉、はやての補佐官を務める青年である。 はやては箸でグリフィスを差しながら何の用か聞くと、今巷で話題になっている事件に関する事だと告げた。 現在此処ミッドチルダでは一つの事件に持ちきりである、その名もミッドチルダ失踪事件である。 この事件はここ最近になって発生し、失踪者の中には管理局員の名も含まれており、 かつてのなのはの教え子やスバル達の同期の名もあげられていた。 事態を重く見た地上本部は108部隊に捜査を命じるが、未だ手がかりとなる物は掴めていなかった。 そこで108部隊長であるゲンヤは依頼としてフェイトを一週間ほど借りたいと、 ただその代わりにギンガの出向を認める事を提案してきたとグリフィスは話す。 はやては持ってた箸を置き考え込む。 今から一週間…あのイベントは確か一週間以降…ぎりぎりだが間に合う… それにゲンヤは六課設立に一役買ってくれた人物、早々無碍には出来ない。 そう考え、はやてはゲンヤの依頼を受けたのであった。 場所は変わり此処はゆりかご内のラボ、中ではスカリエッティとウーノが先日の戦闘データを整理していた。 その中モニターに赤い髪の少年エリオと金髪の女性フェイトが映るとスカリエッティは思わず笑みを浮かべる。 その様子に思わずウーノがスカリエッティに問いかけた。 「…どうかしましたか?ドクター」 「いやなに…よもやこんな所であの研究の成果を見られるとは…っと思ってね」 「と言うと彼女たちが?」 「あぁ、プロジェクトFの残滓さ…」 かつてスカリエッティはプロジェクトFの基礎と呼べる研究に着手していた。 だがスカリエッティは戦闘機人の研究に移行し、研究は優秀な研究員達が引き継ぎ、プロジェクトFを立ち上げ彼等が造られたと語る。 かつて基礎とはいえ携わっていた研究の成果がこの目で見れたことに対し、感傷に浸っているとレザードが入室してきた。 「ドクター、今度のガジェットの標的は見つかりましたか?」 「やぁレザード、それなら目星を付けているよ」 そう言うとスカリエッティはウーノに指示を促す、ウーノは端末を操作するとモニターに森に囲まれたホテルが映し出された。 ホテルアグスタ、数日後この場所にてオークションが開催されるという。 競売品の中にはロストロギアも含まれており、スカリエッティはその中にある骨董品を狙っていると語る。 今回出品されるロストロギアは安全性が保証されており、寧ろ歴史的価値が高い品物が殆どだという。 その説明にレザードは興味を持ち競売品のリストに目を通す。 リストには装飾の付いた剣や指輪やネックレス、怪しい銅像や絵画、甲冑や口紅やたてがみのような物まであった。 その中でレザードは興味を引く品物を二点発見する。 「ほぅ…こんな所でこの様な物と遭遇するとは……」 「なにか面白い物があったのかい?」 「えぇ…ところでオークションはいつ頃開始されるので?」 「今より一週間以降だよ………まさか!?」 「えぇそのまさかです」 眼鏡に手を当て笑みを浮かべながら頷くレザード… ロストロギアの中に紛れていた“アーティファクト”…それを回収する為に自ら動こうと決意したレザードであった。 そして当日、ホテルアグスタはオークションの準備に追われていた。 オークション会場には各界の著名人が名を連なっており、 会場内は本局の局員が数十名で警備を行い、会場周辺は六課のフォワード陣が厳重な警備を行っていた。 今回出品される物の中にはロストロギアが多数含まれており、それらに対しガジェットが反応、襲撃される可能性を考慮した為である。 そしてはやて、なのは、フェイトの三名はオークション会場で六課設立の挨拶周りと存在のアピールをする為、ドレスで身を飾り会場へと向かっていた。 その行き先ではやては見知った人を発見し、挨拶をしてくると二人に告げその場を後にする、残った二人は足早に会場へと向かっていった。 「こんな所でもナンパですか?」 「やぁ、はやてじゃないか久しぶりじゃない」 はやてが身知った人それはヴェロッサであった。 はやては久しぶりの再会に握手を求めると、ヴェロッサはいつもの口調でハグを求めて来た。 相変わらずの性格だとはやてが笑みをこぼす中、後ろには体格のいい男が立っていた。 「そちらの方は?」 「あぁ、ボディガードで親友のアリューゼだよ」 「…誰が親友だ」 アリューゼ…彼の名はシグナムから聞いていた、教会騎士団の中でシグナムと対等の強さを持つ実力者で 六課設立のきっかけでもある機動隊にかつて所属していたと。 一方アリューゼもはやての名はシグナムから聞かされていた。 シグナムの主で自称歩くロストロギアと呼ばれ、僅か19で二佐の地位に上り詰めた女性であると。 お互い自己紹介をすませるとはやてはヴェロッサに質問を問いかける。 「でも、何でこんな所に?それにボディガードて?」 「僕が頼んだんだよ」 「ユーノ君?!」 二年ぶりの再会に握手を交わす二人、そしてユーノの後ろに黄緑色の髪で少し派手目な格好をした女性が立っていた。 その女性を見たはやては、にやけた表情を醸し出しながらユーノに質問する。 「ありゃあ?ユーノ君、なのはっちゅう彼女がいながら、こぉんなお姉さんと――」 「勘違いしないでよ!彼女はメルティーナ、僕の秘書だよ」 「メルティーナよ、メルでいいわ」 軽く挨拶を交わすメルティーナ、今回ユーノが此処にいる理由はオークションに出品されたロストロギアの説明だと語る。 その話の中でふとはやては疑問に思いユーノに問いかけた。 「せやけど、司書長っちゅうのは、そんな仕事もせぇへんといかんの?」 「いや、本当は部下に任せても良かったんだけど……実の所最近暇でね」 ユーノの答えにドレスの肩紐がずれるはやて。 ユーノの話では二年前の迅速な翻訳に対しカリムから高い評価を得て、かなりの増員を受けたという。 更にユーノの発掘調査を応用した作業方法により、 今まで半年~数年かかった作業が、僅か数週間~数ヶ月、モノによれば数日に速まったという。 その為ユーノに回ってくる仕事は極端に減り、余程難解な作業位しか回ってこなくなったという。 それ故に今回の依頼を請けたとユーノは話す。 「でも、そない暇あるんだったら、何でなのはちゃんに会ったりとかせぇへんの?」 「そう言う訳にはいかないよ」 幾ら暇を持て余しているとはいえ、お互いの立場上おいそれと会えないと。 なのはは六課の任務をこなしながら、新人達の指導も行っている。 その中に暇だからと言う理由だけで会いに行くのは失礼だとユーノは語った。 ユーノの真面目さに呆れつつも納得するはやて、その中そろそろオークション会場に向かわないといけないと考えるはやて。 何時までもあの二人に挨拶周りを任すわけにもいかないと、はやては手を振りその場を後にする。 「ほな会場でな、なのはちゃんも待っとるから」 「分かったよ、また会場でね」 お互い手を振りながら挨拶を交わす二人、 はやてが去った後ユーノは眼鏡に手を当て動かすと真剣な面持ちで静かに話す。 「……それじゃ場所を変えようか…」 その言葉に頷く一同であった。 此処はアグスタの一室、扉には使用中の立て看板が飾ってあり、部屋の中では紙コップを片手にユーノ達が意見交換を開始しようとしていた。 「それじゃどちらから先に話す?」 「じゃあ僕達から話すよ」 ヴェロッサの問いに答えるユーノ、ユーノ達は無限書庫で最高評議会を調べていた。 だが出てきた情報は見知った情報ばかりで、目新しい情報は得られなかったと。 次にレザードの件だが、此方は情報どころか名前すら出なかったと話す。 ユーノが一通り説明すると今度はヴェロッサが話し始める、こちらはルーテシアとゼストに関する件であると。 二年前とある研究施設が壊滅した事件にて、施設に設備されていた防犯カメラにルーテシアと思しき少女が映し出されていたと。 更にここ最近ではレリックに関わる事件において、ゼストらしき人物の目撃が報告されたと。 アリューゼは五年前、メルティーナからゼスト生存の話を聞いた時、目を丸くし唖然とした。 だがすぐに冷静さを取り戻し壊滅事件の現場を思い返す。 確か壊滅事件の時、ゼストとメガーヌの遺体は現場に残されてはいなかった。 という事はレザードが二人の遺体を回収し、何かしらの処置を施し復活させたという可能性を考えた。 そのゼストがレリックと関わりがあるという事は、同じくレリックに関わっているスカリエッティと関係があるのではないかと考え、 更にゼストと関わりがあると思われるレザードは、八年前の壊滅事件を引き起こした張本人である。 そして壊滅事件が最高評議会の意向だとすればレザードとスカリエッティと最高評議会は繋がっているとユーノは示唆するが、ヴェロッサはそれを否定する。 「ロッサ、何故そう言えるんだい?」 「実はね、最高評議会から依頼があったんだよ………スカリエッティの居場所を突き止めろってね」 ヴェロッサの一言に一同がどよめく中、更に話を続ける。依頼されたのは約先週、リニアレール事件後だと。 そして最高評議会はスカリエッティの居場所を探しているという事は 少なくともスカリエッティと最高評議会は繋がっていないハズだとヴェロッサは説明する。 だがヴェロッサはこの三者は他の何かしらの繋がりがあると考えており、今度の依頼はチャンスだと考えていると。 その為スカリエッティを逮捕すれば芋づる式にレザードを、更に最高評議会に一泡吹かせる事が出来るかもしれないと語った。 そこでヴェロッサはユーノ達に協力を仰ぎたいと語る。 相手は天才科学者、一筋縄ではいかない…此方も強力なバックアップが必要だとヴェロッサは説明し手を延ばす。 「頼むよユーノ」 「……分かったよ、他の誰でもない親友である君の頼みだからね」 ユーノはヴェロッサの手を取り握手すると、二人は笑みを浮かべる。 そして二人は早速アレだこれだと話し合いを始めた。 実際に現場に行くのはヴェロッサと護衛役のアリューゼとこの場にはいないシャッハ。 そしてユーノとメルティーナはヴェロッサに情報を促すといったポジションであると説明した。 「それじゃ僕の身を守ってねアリューゼ」 「……やれやれ」 「メルは僕のサポートを、頼りにしているよ」 「ユーノ…依頼受けるのは良いけどこっちの依頼も忘れないでよ」 そう言うと紅い術式が印刷された紙を見せるメルティーナ、そう言えば分析班からの依頼があった事をユーノは思い出していた。 場所は変わり、ここはアグスタ敷地内北東方向にある庭、そこでティアナは警備をしていた。 その警備中に、先日起きた出来事を思い返していた。 先日のリニアレール事件後なのはの訓練は日に日に激しくなり、内容も密度が濃くなっていった。 その為スバルとティアナはこれからの事を考え、シャーリーにデバイスの再調整をしてもらう為彼女のラボへ向かうと、ラボには先客がいた。 「あれ?二人ともどうしたの?」 「いえ…デバイスの調子を見て貰おうと、なのはさんこそ?」 「私はレイジングハートに新しい機能を…ね」 その言葉に唖然とする二人、なのはの話では今の機能のままだと近い将来、訓練にならなくなるからだと笑いながら話した。 だがなのはの答えに今度はスバルが問いかける。 「でも、なのはさんって確か能力リミッターがかかっているんじゃ?いざって時はそれを外せばいいんじゃないですか?」 「そう巧くはいかないんだよ」 なのは曰わく、能力リミッターははやて部隊長の許可無しでは解除できない、 その為一時的に能力リミッターを解放したクラスの性能を生む機能を追加したと。 今なのはのランクは2.5下げたAAランク、今回新たに追加した機能はAAでも充分に性能を発揮できると今度はシャーリーが語った。 それらを思い返し、先程スバルから聞いたはやて部隊長の話を考慮したのち、今度は六課の戦力を考えるティアナ。 六課の戦力は無敵を通り越して異常とも呼べる戦力が集まっていた。 SSランクの部隊長を筆頭に隊長レベルでオーバーS、副隊長ですらニアSランク。 更に魔力と体力に恵まれたスバル、あの年で既にBランクを取得しているエリオ、強力なレアスキルを持つキャロ、 その中で自分は射撃と幻術のみ…その事実に呟くように言葉を口にする。 「……凡人は私だけか…………」 その瞬間、ティアナの脳裏にある言葉が響く。 “変わらぬ思いがあれば自ずと力は付く” グレイのあの言葉を思い出し、ふと先程までの劣等感に苛まれていた自分を鼻で笑う。 劣等感など感じている場合ではない、どれだけ周りが恵まれていても自分にしか出来ないことがあるハズ。 それに自分には叶えたい夢がある、その為にそんなくだらない事で腐っているわけにはいかない! そう自分を鼓舞し先ほどまでの弱気な自分を吹き飛ばす為、両手で両頬を叩くティアナであった。 その時ロングアーチから連絡が入る、連絡の内容は先程シャマルが扱うクラールヴィンドが反応し、 ロングアーチに周辺のサーチを依頼すると北東方向と北西方向から大量のガジェットがアグスタへ向かっていると言う事が判明した。 その連絡を受けとったはやてはそれぞれに指示を出す。 「ロングアーチ00から各隊員へ!まずはスターズ02は北東、ライトニング02は北西へ! んでスターズ01ライトニング01は私と一緒に来客の誘導、その後前線と合流や 私はシャマルの転送魔法でロングアーチに戻るさかい、 残りのフォワードは現場で待機、前線が討ち漏らしたガジェットの撃破やで!」 指示を受けたフォワード陣はそれぞれ行動を開始した。 一方オークション会場でははやて達を筆頭に本局の局員達が客や主催者を誘導していた。 その中でなのは達はユーノと遭遇する。 「大変な事になっちゃったねなのは」 「うん、せっかく会えたのにねユーノ君」 「いっそアリューゼでも貸そうか?はやて」 「ヴェロッサ…人を物のように言うな」 「気持ちはありがたいんやけど、ここは私らに任せとき!」 そう言ってユーノ達を誘導するはやて達であった。 場所は変わり此処はアグスタから遠く離れた森の上空、そこにレザード、ルーテシア、ゼストの順に並んでおりルーテシアの肩にはアギトが座っていた。 四人はモニターに映し出されているガジェットの進軍の様子を観察していた。 「博士…私は何をすればいいの?」 「そうですね…第三陣の時に合わせてインゼクトでも呼んで貰いましょうか」 「分かった…それで博士はどうするの?」 「私は…第三陣が壊滅させられたら考えますよ」 「随分と悠長だな」 ゼストが皮肉を込めた問いに対し、眼鏡に手を当て不敵な笑みを浮かべるレザード、そして静かにだが楽しそうにこう述べた。 「なに…“劇”は今より始まるのですから……」 前へ 目次へ 次へ
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春、桜が舞い散るこの季節に設立した古代遺物管理部第六課、通称六課 八神はやての指揮の下、粒揃いの精鋭が並ぶ中に スバル・ナカジマとティアナ・ランスターが胸を張って整列をしていた。 リリカルプロファイル 第十一話 六課 日は遡り此処は陸士386部隊の宿舎、その中に存在する中庭でスバルとティアナは悩みを抱えていた。 二人は先程までBランクの試験を受けていた、だが試験中にティアナは捻挫を起こし倒れ、 スバルはティアナを背負い合格を目指しゴールに向かっていった。 結果、制限時間内にゴールしたものの危険行為などの行動により失格とされたのだった。 その時にスバルの恩人で管理局のエースオブエースと呼ばれている人物、高町なのはと出会い なのはと共に二人は六課の施設に向かうと、はやて・フェイトの両名がソファーに座って出迎えていた。 二人には特別講習の推薦状と4日後の再試験の臨時手続きを手渡されたのだが、条件として六課への編入を要望されたのである。 古代遺物管理部第六課、通称六課とは八神はやてを部隊長に高町なのは、フェイト・T・ハラオウンとビッグネームが連なり ヴォルケンリッターの面々や各部署の精鋭達が犇めく部隊で、 主にロストロギアに関する事件を扱う事になっている、八神はやてが設立しようとしているエリート部署である。 そんなエリート部署にBランクの試験にすら落ちた自分達が編入しても良いのだろうか?と悩んでいると、二人の前に三つの影が近づいて来る。 「よぅお前等、試験はどうだったんだ?」 「あっカシェル……落ちちゃった」 「そっか……残念だな」 「でも、ある条件を満たせば追試を受けさせてくれるそうです」 その条件こそが六課への編入だとティアナは説明する。 六課設立の噂は瞬く間に管理局内に広がり、もはや知らない者はいないと言うところまで広がっていた。 そんな部署にスカウトされたなんて羨ましいとエイミが言うが、二人は断ろうと考えていると。 どう考えても自分達には相応しくなく、既にBランクを持つカシェルやエイミ、更にAランクを持つグレイ達を差し置いて 編入するのはおかしいとスバルは語った。その言葉にカシェルはスバルの額にデコピンを喰らわせた。 「バ~カ、折角のチャンスを不意にするんじゃねぇよ」 スバルは額を押さえカシェルを見つめるとカシェルは話を続ける。 スバル達には夢がある、今回の話は夢を叶えるきっかけだと それを俺達のせいにして不意にするのは卑怯だと熱く語った。 その言葉に続きグレイが話し始める。 「六課の部隊長はやての眼力は確かだと聞く、そんな人物に目を付けられたんだ、自信を持つと良い」 「でも、私達は未熟です…そんな人間が部隊にいたら――」 「ならば力を付ければいい」 ティアナの迷いにグレイはこう答えた。 これはかつて非力だった自分に対し、かけてくれた言葉で、 変わらぬ思いを秘めていれば自ずと力は付くと、ある人に教えられたと。 グレイがここまで強くなったのはその言葉と思いがあったからだと静かに…だが熱く語っていた。 それに六課には教導隊の教官でもある、なのはがいる為、力を付けるにはもってこいの環境だと付け足した。 そして最後にエイミが二人に励ましの言葉を贈った。 「大丈夫!私達はあなた達を応援してる、だから胸を張って行ってきな!」 そう言うと二人の頭をなでるエイミに対し、ハニカム表情を二人は醸し出していた。 カシェル達の励ましにより二人の瞳には強い決意の色を宿していた。 そして中庭を後にしようとすると、スバルがカシェルを引き留める。 「どうした?スバル」 「あの……元気にはなったんだけど、まだ不安があって…その御守りみたいな物が欲しいかな……って」 「御守り?」 「カシェルがいつも付けてるその指輪…御守りとして欲しいかな……なんて」 カシェルの右手の中指に付けている中央に赤い宝石が装飾されている指輪を指差すスバル。 カシェルは特に問題ないと指輪を引き抜きスバルに渡す、 スバルは両手で指輪を受け取るとカシェル同様、右手の中指にはめる。 「……どう……かな?」 「う~ん、ブカブカだな…新しい奴買ってやろうか?」 「いい!これで良いの!!」 「そうか?」 あっけらかんとした表情で左手で頭を掻くカシェルに対し、頬を赤く染め、指輪を包み込むように手を胸に当て微笑むスバルであった。 遠くではエイミとティアナがニヤケた表情でその光景を見つめていた。 「青春だね~ティアナ」 「そうですね~エイミ姐さん」 「……ティアナ…随分と行動がエイミに似てきたな…」 呆れた表情で二人を見つめるグレイであった。 場所は変わり此処は聖王教会の入り口、そこに大型犬化したザフィーラと ワゴン車の荷台に荷物を乗せる管理局の制服姿のシグナムの姿があった。 シグナムは荷物を乗せ終えると扉を閉め入り口へと向かう。 入り口にはアリューゼ、カリム、シャッハの順に並んでおり、シグナムはアリューゼに声をかけた。 「……本当に六課には行かないのか」 「わりぃな、誘ってくれたのは嬉しいが、俺にはやりてぇ事があるんだ」 そのやりたい事は六課では実現出来ないからだとアリューゼは告げる。 シグナムは名残惜しさを残しつつ、アリューゼと別れの握手を交わすとシャッハに目を向ける。 「あとは頼んだぞ」 「非才の身ながら“アリューゼ”の事は任せてください!」 「…何故そこに“アリューゼ”の名が出る」 微妙な空気が二人を包む中、ザフィーラに抱き付き頭を撫でるカリムの姿があった。 「辛くなったら、いつでも戻ってきていいんですよ」 「…………善処する」 そう言いつつ、カリムに目をそらし冷や汗を掻いているザフィーラであった。 そしてザフィーラは助手席に、シグナムは運転席に座ると、カリム達に別れを告げワゴン車はターミナルへと進路を取った。 一方ターミナルには赤い髪の少年が人混みに紛れながらも誰かを待っていた。 暫く待っているとシグナムが姿を現す。 「お前がフェイトが言っていたエリオか」 「フェイトさんのお知り合いですか?」 エリオと呼ばれた少年の問いに答えるシグナム。 本来は保護責任者であるフェイトが出迎えるはずであったのだが、 どうしても外せない用事が出来た為、急遽聖王教会から六課へ直接向かう予定であったシグナムに頼んだのである。 「もう一人いると聞いたが知らないか?」 「あっ…じゃあ僕が探してきます!」 そう言うとメモを貰い探しに行くエリオ、その姿を腕を組み見つめるシグナムであった。 「キャロさ~ん、六課隊員のキャロ・ル・ルシエさん~いませんかぁ」 エリオは探し人の名を叫びながら詮索していると、エレベーター付近で応える声を発見し目を向ける。 するとエレベーターから白いフードを被った同い年ぐらいの少女が大きなバッグを持って姿を現した。 少女は辺境の世界から来た為か、文明機器に慣れずエレベーターを降りる際に躓いてしまう。 エリオは時計型に待機してあったデバイスでソニックムーブを発動させ少女の肩を抱き助けるが、 助け出した後の魔法解除後の対応に体が追いつかず、少女を巻き込んで倒れてしまった。 「あいつつっ…大丈夫ですか?」 「あっ………あの、すみません………」 エリオの上で恥ずかしそうに答える少女…それもそのハズ、 エリオの手は少女の肩から胸に移動していたからである。 エリオは顔を真っ赤に染め、謝りながら手をどけ目を背ける。 少女もまたエリオの上から降りると恥ずかしさからか後ろを向いていた。 気まずい空気の中、少女の肩に真っ白い竜の姿がちょこんと乗ると、思わずその竜を見つめるエリオ。 「ドラゴン?」 「はい!フリードリヒ、フリードって呼んでます!」 フードを取りフリードリヒを説明するピンクの髪の少女キャロであった。 二人はシグナムと合流すると足早にワゴン車に向かう、中にはザフィーラが退屈そうに待っていた。 そこに二人を連れたシグナムが現れるとキャロはザフィーラを見るやいなや感想を述べた。 「うわぁ、大きい犬ですね!シグナムさんの使役獣ですか?」 「いや、我が主の守護獣だ」 シグナムは二人の荷物を荷台に乗せながら説明する、二人はその説明を聞きながらザフィーラを撫でていた。 シグナムが出発を促すと二人は後部座席に座り、一路六課へと向かった。 それから暫くして此処部隊長室では八神はやてがスピーチの文を書いていた。 「ダメや…緊張して何も出へん……」 この日はやては自分が思う以上に緊張していた。 何故ならば今日は六課が正式に発足されその挨拶をはやてはしなければいけないからである。 自分が思い描いていた六課の設立、様々な思いがはやての体を駆けめぐりそれが緊張となって言葉を詰まらせる。 一旦机を離れ外を見渡す、外は明るく式には最高の日和だった。 そこで胸に広がる言葉を一つずつ丁寧に整えていく。 六課を構想して五年、様々なことがあった、小娘だからと足蹴にされたこともあった。 必死に人材も集めた、カリムからザフィーラを引き抜くのに苦労したのも今や笑い話だ。 設立の際の立地条件や食堂のメニューまでこだわった。 そしてその苦労は今報われる、だがこれからも苦労は絶えないだろう。 だからこそ、此処にいるみんなで苦労を分かち合おう、 一人一人の努力が守る力となり悪の手から人々を世界を守ろう。 胸の内に集まった言葉を整理し一つの文が完成する、それとほぼ同時に式の準備を終えたと伝えられる。 はやては意気揚々に部屋を後にした。 六課の中広場にて粛々と式は進んでいた。 部隊長が挨拶をする中、スターズの隊長なのは副隊長ヴィータ、ライトニングの隊長フェイト副隊長シグナムが静かにその挨拶を聞き、 エリオ、キャロは真剣な面持ちで話を聞き、スバルとティアナは胸を張り整列をしていた。 ……その中でスバルの胸の中にはネックレスにしたカシェルの指輪が輝いていた…… 前へ 目次へ 次へ
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