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春休みの過ごし方 長期の子どもの休みは、何をして過ごさせるか…いつも悩みます。 児童センターにいく子も多いと思います。でも、うちの子は、行きたがりません。 家にいると、ダラダラ過ごして、テレビやビデオ・動画を見たり、ゲームをしたり…が目立ちます。 天気も良くなり、外で体を動かして遊ぶように話していますが、おしりが重いようです。 そこで、「お手伝いをしたらお小遣い」制を子供と決めました。 祖父母にも協力してもらって、畑や庭の手伝いや、家の掃除や洗濯ものの手伝いなどいろいろおあります。 これで、少しは体を動かしてくれるでしょうか…? http //www.ruriknation.com/
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出現条件 シンプルをノーコンティニューでクリア(挑戦者) 亜空の使者の亜空間をクリア 大乱闘を22回遊ぶ(挑戦者) 世界のスーパースター、マリオの双子の弟である。「永遠の二番手・脇役・サブキャラ・緑のヒゲ」などと(哀れみの意を込めて)呼ばれている。初期作品ではマリオが1プレイヤー用キャラ、ルイージが2プレイヤー用キャラという位置付けであった。近年でも地味で報われないような役が多く、マリオシリーズにおいては別の意味で存在感を放っているキャラクター。しかし、ゲームの内外を問わずルイージファンは多いため、ルイージファンからは、“緑の人気者”と呼ばれている。 (Wikiペディアより) とても影が薄い、緑の人気者。ルイージ参戦 B ↑B →B ↓B 最後の切り札 ファイアボール スーパージャンプ ルイージロケット ルイージサイクロン ネガティブゾーン ファイアボール マリオとは別で、真っ直ぐ直線に飛んでゆく、あまり長くは持たない。 スーパージャンプパンチ マリオと違って、連続HITしないが、ワザの出だしでHITすると、すごい破壊力を生み出す。垂直に飛ぶのでステージ復帰にはあまり使えない ルイージロケット ためが可能。ステージ復帰にも使える。8分の1の確立で、ロケット発射できる。 ルイージサイクロン 前作のマリオと同じだが、ちょっと上に上がることができる。 ネガティブゾーン 奇妙なオーラで相手を包み、ランダムで相手の固体地を下げる。本当に奇妙です。
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ペシペシ 「きゃぁ、きゃぁ」 ペシペシ 「きゃぁ、きゃぁ」 ルイズは「おとーさん」と名乗る白いゴーレムをほうきで叩きながらぐるぐるその場を追いかけ回しているのでした。 生徒たちのほとんどは、その光景を見ながら腹を抱えて笑っていました。 さすがにコルベールは笑いを堪えていたのでしたが、「コホン」と咳払いをし 「ミス・ヴァリエール。ミス・ヴァリエール!! そろそろ追いかけっこを辞めてコントラクト・サーヴァントを済ませてしまいなさい」 と、ルイズに対して声をかけました。 ルイズは立ち止まり肩で息をしながら考えました (ちょっと変わってるけど、コントラクト・サーヴァントを済ませて躾けてしまえば・・・) ルイズはコルベールに返事をすると、おとーさんに向き直り深呼吸をして落ち着いた上で詠唱を開始しました おとーさんは不思議と逃げずにルイズを呆けたように見ていました。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」 詠唱終了と同時に、突然おとーさんの口が開くと黒く「げしょげしょ」と鳴く何かを大量に吐き出しました 「!!!!!!!!!!!!!!!」 ルイズは悲鳴こそ上げなかったものの、内心かなりビビっていた。 しかしそこは貴族、そんな事はおくびにも見せずにささやかな胸を再度張って問いかけました 「いい、今の何よ」 「げしょ」 「げしょ?」 「げしょ」 おとーさんは頷くと聞きなおすルイズそう答えました 「げげ、げしょくらい何だって言うのよ」 ルイズはそう言うとおとーさんの額に杖をつきつけ契約をするのでした 「ミス・ヴァリエール、何とか終わったようですね。さて、ルーンを拝見させてもらいましょうか・・・・」 コルベールはそう言って、おとーさんに近づくと左手に刻まれたルーンを見ながら首をかしげるのであった。 おとーさんも不思議そうにルーンを見ているのでした。 「珍しいルーンですね。宙に浮いて喋るゴーレムも初めて見ます・・・おっといけない」 コルベールはルーンをノートに書き写すと待っていた生徒に向かって 「みなさん、本日はこれにて終了します。学園内に戻りましょう」 「ミス・ヴァリエール、あなたも戻りなさい」 ルイズに向き直りにこやかにそう告げるとコルベールは戻って行きました コルベールと生徒は空を飛んで行くのでしたが、ルイズは飛ぶ事も出来なかったので歩いて帰るしかありませんでした。 一歩踏み出したところでおとーさんを振り返り、 「ほら、行くわよ。ぼーとしてないで歩いて行くからグズグズしないの」 一言言うとため息混じりにまた歩き出した おとーさんは空を見上げていましたが、ルイズに言われて素直にその後をついて行くのでした。 その見上げていた空には二つの月が浮かんでいました。 ルイズは部屋に着くと早速おとーさんに色々説明を始めました 自分はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールという名前で貴族である事 この世界には貴族と平民がいる事 貴族は魔法が使える事 おとーさんを使い魔として召喚したのは自分の魔法である事 召喚した使い魔は主人に服従する事 途中から夜食で用意させたサンドイッチを食べながらの説明はそろそろ終わりを迎えようとしていました。 「後、使い魔は主人の目となり耳となり・・・って出来ないみたいだし。秘薬の材料集めも無理そうね。ゴーレムみたいだからそこそこ強いと思うけど主人を守れるかどうかはまだわからないし・・」 そこでちょっと考えたルイズだったが 「とりあえず、出てきたときに掃除してたぐらいだから。掃除、洗濯と身の回りの世話でもしてもら・・・え? そろそろ帰りたい???」 ルイズは「うーん」と唸りながらこう答えた 「サモン・サーヴァントで呼び出した使い魔は、帰る事は出来ないの・・・・え? 自分で何とかする? あんた何言ってるの??」 おとーさんはそのまま部屋から出て行ってしまいました ルイズが困惑しているとほどなくしておとーさんが帰ってきました。古くてボロボロになったドアを抱えて 「何そのドア・・・拾った? 壁につけて特異点をつなげる??? 意味わかんないんだけど」 ルイズに説明しながらおとーさんは部屋の壁にドアを据え付けていきます 「危ないから下がってて? その前にそんな所にドアなんかつけないでよ!! 壁に穴でもあけたら承知しないわよ!!」 ルイズやっぱりこの使い魔はわけがわからないと頭を抱えていると、突然ドアの方から 「シババババババババババババババババッ」 と聞いたことも無いような激しい音と眩いばかりの光が発生しました 「ここ、このバカ使い魔!!! いきなり何やってんのよ!!!」 怒鳴るルイズをよそにおとーさんはおもむろにドアを開きました。 「ただいま~」 「あ、おとーさんお帰りなさ~い」 「ちょっとアンタ!どこほっつき歩いてたんだい!! それにこんなドア作って!!!」 「げしょげしょ」 ルイズは呆然としているのだったた。理解の範疇を完全に超えていたので無理もありません。 その後、キュルケとタバサがうるさいと文句を言いに来たのだがルイズは口をパクパクするだけで何も答えられませんでした・・・
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前ページ次ページルイズと博士と時々ダディ 「・・・イズ、ルイズ!もう七時半よ、起きなさい!」 「うーん・・・クックベリーパイの大群が・・・」 箱から聞こえてくる遠くの女性か、近くにいる愛嬌はあるが化け物じみた男性にモーニングコールをされるのならあなたはどちらを選ぶだろうか? ちなみに今ベッドで寝ている少女は前者を選んだ。 一向に起きる気配を見せないが。 「仕方ないわね・・・ダディ聞こえているのならルイズを起こして」 「~~~~(了解)」 軽く返事をするとダディはルイズを抱き上げて揺さぶった。 娘を腕に抱えて子守をする父親の様に、というほどやさしくは無かったが・・・ 「むう・・・何なのよ、ってうきゃああああ!!??」 ダディを見るなり盛大に奇声を上げて飛び起きる。 確かに目が覚めていきなりダディがこっちを見ていたら誰だって驚に違いない。 部屋にサイレントの魔法がかかっていなかったら隣人どころか、はす向かいの生徒にまで響いていただろう。 「ルイズ、少し落ち着きなさい。それはダディよ」 「なんだダディだったのね・・・って何でミス・テネンバウムじゃなくてダディが起こしてるのよ!」 「起こしたわよ何回も!それで今こんな時間なのよ」 「こんな時間だなんて、まだ七時じゃない」 「・・・ルイズ時計止まってないかしら?もう七時四十分よ」 「・・・と、と、止まってるゥゥゥ!」 こうして朝食を取る間も無く、授業に遅刻しかけたルイズであった。 ルイズと博士と時々ダディ Chapter3 ダディに乗せてもらう方が楽だが、急ぎの時にそんな横着は流石にできないので自分で走ることにした。 ちなみに無線機は博士が授業を聞きたいというのでダディに持たせた。 「あら、ルイズ。遅刻ギリギリね」 「うるさいわね!間に合ったんだからいいじゃない!」 全力疾走の後なので、昨日と違って余裕が無いルイズである。 「ルイズ、そんなに苛立たないでもいいんじゃない」 「わ、わ、ミス・テネンバウムしゃべっちゃ駄目!」 「ルイズ・・・誰と話してるの?」 「それは何?」 キュルケとその横に座っている少女タバサが、使い魔の持っている箱と会話しているルイズを見て、昨日のシエスタの様な顔でそう尋ねてきた。 「キュルケには知られたくなかったのに・・・」 「まあそう落ち込まないで・・・そして、初めましてキュルケ。私の名前はブリジット・テネンバウム博士よ」 「「箱がしゃべった!」」 キュルケはともかく、普段一切表情を変えないタバサまで驚きの表情を見せた。 ルイズもはじめて見た時は同じリアクションを取ったが、なぜか二人のリアクションを見て優越感に浸っていた。 「ル~イ~ズ~これが何なのか、はっきり説明してくれるかしら?」 「説明を要求する」 「そ、そんな事より、ほら授業が始まるわよ」 ルイズは二人の追及を何とか凌いだが、この後質問攻めに遭うだろうと覚悟を決めていた。 しばらくすると教師らしき中年の女性が入ってきた。 彼女の名前はシュヴルーズ、土のトライアングルクラスである。 「皆さん、春の使い魔召喚の儀式は大成功のようですね」 そう言って生徒と使い魔を一通り見渡し、ルイズとダディに目が留まって一言 「中にはゴーレムを使い魔として召喚した人もいるようですね」 その一言で生徒の一部が笑い出した。 「ゼロのルイズ!召喚に失敗したからって、実家からゴーレムを送ってもらうなよ」 やや太り気味の生徒マリコルヌがそう煽ると、他の生徒達も笑い出した。 「違うわよ!ちゃんと召喚したんだから・・・ってダディ?」 立ち上がって反論しようとしたが横にいたダディがいないことに気づいた。 「な、何だお前!近寄るな!」 ダディは無言でマリコルヌの方へ歩いていた。 只今の状況 マリコルヌはルイズを馬鹿にした ルイズはそれに対して怒っている ダディはルイズの使い魔である マリコルヌに接近中 この状況でダディがマリコルヌに行う事は誰だってわかる。 「は、放せ!こいつ!」 ダディがマリコルヌの胸倉を掴み軽々と持ち上げ、壁に叩きつけようとする。 「ダディ、そこまでよ!」 しかし、ルイズがそう言いながら近寄りダディを止めようとする。 「私のためを思ってやろうとしたのは分かるけどそれはやりすぎよ!」 「・・・・ (いかん、頭に血が上っていた・・・)」 ルイズに説得されダディはマリコルヌを解放した。 ここでルイズが説得していなかったらスプライサーよろしく命が無かっただろう。 「はい、そこまでです。ミス・ヴァリエールとミスタ・グランドプレ」 ここでようやくシュヴルーズが止めに入った。 「ミスタ・グランドプレ、事の発端は貴方の軽率な発言が原因です。反省しなさい」 「ミス・ヴァリエールも使い魔をちゃんと管理するように注意しなさい」 ルイズは素直に返事をしていたが、マリコルヌは屁理屈を言っていたので口に赤土の粘土をぶち込まれていた。 「それでは授業を始めます」 テネンバウム博士は授業を聞きながら、ルイズの世界における魔法がどういう物かをまとめていた。 科学者にしてみればこれほど面白い物は無いだろう。 魔法には四大系統というものがあり『火』『水』『風』『土』に分かれている 現在は失われた虚無という系統がある。 シュヴルーズの話によると『土』の系統が日常において必要不可欠なものである。 (錬金、固定化etc…) (魔法がこっちで言う科学の代わりのような物ね) 魔法の役割を簡単に理解するのにはちょうどいい授業であった。 ちなみにラプチャーではプラミスドと呼ばれる魔法のような物があったが、 ここの世界のような凡庸性に優れた物ではなかった。 「・・・では、ミス・ヴァリエール。今説明した錬金をやってみて下さい」 「分かりました」 その一言でクラス全員が一気にざわめいた。 そして横にいたキュルケがシュヴルーズに進言する。 「先生、それは危険です」 「危険?理由を説明してください」 「ルイズの魔法をご覧になるのは初めてですよね?」 「キュルケ、止めないでよ」 「そうですよ、ミス・ツェルプストー。何事もやってみるまでは分かりませんからね」 (一体何が危険なのかしら?) (ルイズの傍にいた方がいいな・・・) (召喚も成功したんだから・・・絶対に成功させてやる!) 各自いろいろな思考が飛び交っている中、生徒達は机の下に隠れたり教室の外に出たりしている。 周囲の慌て方を見てダディは不思議な気分になっていた。 (大げさじゃあないのか?) そう思ってルイズの方に顔を向けると、ルイズが杖を振っている。 その刹那、閃光、爆音、衝撃の三重奏が降りかかる。 生徒たちが退避行動を取った理由が理解できた。 「ちょっと失敗したみたいね」 「どこが『ちょっと』なのよ・・・」 キュルケのツッコミの後、クラス中からブーイングが来た。 (やれやれだ・・・) ルイズは現在昼食を取りにアルヴィーズの食堂にいるが、何やら落ち込んでいる。 原因は先ほどの錬金である。 ちなみに教室での爆破で先生に片づけを命じられたがそれはダディに任せた。 「・・・ねえルイズ、さっきバカが言ってたゼロのルイズって言うのは・・・」 「そうよ、いつも魔法を使おうとすると爆発するのよ」 「・・・」 「『ゼロのルイズ』っていうのはそういう事・・・」 「・・・イズ」 「ダディの召喚に成功したから今度こそできると思ったのに・・・」 「ルイズ」 「ん、何?」 「その事を相談できる相手はこの学園に居るのかしら?」 「・・・居るわけ無いじゃない」 「じゃあ今までその悩みを自分の中にため続けていたのね?」 「・・・・」 「顔も見えない相手でメイジでもないけれど、打ち明けを聞くことぐらいならできるわよ」 「・・・ありがとう、ミス・テネンバウム」 (あとでキュルケ達にどうやって説明しようかしら・・・) 新たな目標:キュルケ達に説明をする 前ページ次ページルイズと博士と時々ダディ
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ドスン、と響く巨大な足音。 ルイズは巨大な土のゴーレムを目の当たりにし、少しばかり後悔していた。 使い魔品評会で恥をかくはずだったルイズは、ルイズの出番が来る前に現れた巨大なゴーレムのおかげで、その難を逃れていた。 巨大なゴーレムを見て、ここ最近噂になっている「土くれのフーケ」の話を思い出した。 土くれのフーケは通称だが、その名の通り土の系統のメイジだと言われている。 時には巨大なゴーレムを操り、時には強固な宝物庫の壁を土に錬金して穴を開けてしまう。 ゴーレムを目の前にしたルイズは、フーケの能力がかなり高く、トライアングルかそれ以上の実力を持つと噂されるのがよく理解できた。 使い魔が居ないのを誤魔化すため、フーケの前に一番乗りしたつもりだったが、既にゴーレムと闘っている男がいた。 二股の…もとい、青銅のギーシュである。 ギーシュはドット、つまり初級のメイジであり、土くれのフーケ相手に勝ち目はない。 それなのにギーシュは闘っている、と言うよりも逃げ回っていると表現すべきだろうか。 ゴーレムから逃げるように右往左往しているギーシュの姿に疑問を感じたが、すぐに疑問は氷解した。 誰かが倒れている。特徴的な色のカエルがその傍らにいるので、カエルを使い魔にした水系統のメイジ、モンモランシーだろう。 ルイズは後悔しつつも、呪文を詠唱した。 ズドン! と、空気を震わせてゴーレムの右腕が爆発する。 「土くれのフーケ!あんたの相手はこっちよ!」 ルイズが叫ぶ。それに気付いたギーシュは驚き「ヴァリエール!?」と叫んだ。 「とっととモンモランシーを助けなさい!」 ルイズが叫ぶと、ギーシュは慌ててモンモランシーに駆け寄り、その体を拘束している鉛の手かせを土に錬金して開放する。 ルイズがゴーレムを引きつけている間にモンモランシーを抱き上げて、その場を離れようとしたが、ギーシュの耳にルイズの叫びが響いた。 「逃げて!」 え?と疑問に思う間もなく、ギーシュに影が差す。 ゴーレムは自分の体をちぎるようにして投げ、ギーシュの真上に投げたのだ。 ギーシュが上を向くと、直径2メイル(m)はありそうな鉛色の固まりが、自分に向けて落ちてくるのが見えた。 ルイズには見えていた。 ゴーレムの一部が鉛に錬金され、ギーシュとモンモランシーを押し潰すそうとしている。 まるでスローモーションのように落下が見えた。 魔法を唱えて爆発を起こすのは間に合わない。 駆け足で10歩の距離では突き飛ばすこともできない。 絶望的な状況の中、ルイズは自分でも気付かぬうちに、ある言葉を叫んでいた。 「ス タ ー プ ラ チ ナ !」 次の瞬間、爆発音とは違う鈍い音が響き、大きな鉛の固まりはくの字に変形して宙を舞いつつ地面に落下した。 ルイズは、何かが鉛の固まりを吹き飛ばした事に驚いていた。 土くれのフーケも驚いていた事だろう。 呪文の詠唱も無く、杖を振りかざしてもいない。 そこにいた一同は何が起こったか分からなかった。 一番訳の分からないのはルイズだ。 今のは自分がやったのか? それとも誰かが助けてくれたのか? そもそも、今のは魔法なのか? 今起こった出来事が何なのか分からず、頭の中が混乱する。 「ヴァリエール!」 ハッ、とルイズの思考が戻る。 土くれのフーケと闘っているのを思い出し、ルイズは慌ててゴーレムに向き直る。 振り向いたルイズが見たものは、鉛の鈍い輝きだった。 まるで小石を蹴飛ばすかのように宙を舞うルイズ。 そのまま宝物庫の壁にぶち当たり、ルイズの爆発魔法よりも大きな音が響いた。 ギーシュは目を見開いた。体が震えるのを止められなかった、恐怖からではなく、それは純粋な驚きからだった。 あの決闘の日から、ギーシュはルイズに一目置いていた。それには少なからず畏敬の念が混じっている。 ルイズをメイジとして認めたつもりはない。しかし、彼女は間違いなく『貴族』だと思った。 ルイズに負けたとき、ルイズの迫力に体が震えた。そして、悔しさよりも情けなさが勝っていた。 その貴族たるルイズが! 自分と!モンモランシーを助けようと! 果敢に巨大なゴーレムに立ち向かったのだ! ギーシュはゴーレムの肩に乗るフーケを睨んだ。フーケもまた、ギーシュを見てニヤリと笑った。 今までのようなくだらない自尊心からではない。ギーシュは、フーケに対して確実な殺意を向けたのだ。 そんなギーシュにはお構いなしに、ゴーレムは巨大な手を上げる。 ギーシュは死を覚悟している。しかしモンモランシーだけでも逃がした。 でなければ、ルイズに会わせる顔がない。 『自分はどうすればいい!?』 生まれて初めて感じる、悔しさだったかもしれない。 だが、次の瞬間、もう一体の巨大なゴーレムが、土くれのフーケごとゴーレムを殴り飛ばした。 もう一体のゴーレムは土くれのフーケが操るゴーレムより一回り大きく、その上形も均整が取れていた。 フーケよりも実力のあるメイジの作り出したものだと、即座に理解出来た。 あまりの衝撃に受け身も取れず地面に落ちたフーケ。ゴーレムはあえなく崩れ去り、フーケは意識を失ったのが分かる。 それと同時に、もう一体のゴーレムも崩れ去り、跡には土の山だけが残った。 一歩出遅れたタバサは、空中からその様子を見ていた。 「ヴァリエールを!彼女を助けてくれ!」 ギーシュがタバサに向かって叫ぶ。タバサは頷くより早くルイズの元に駆けつけ、レビテーションの魔法でルイズの体を浮かせ、治癒魔法を得意とする教師の下へと急いだ。 モンモランシーを担いだままだったギーシュは、力なく膝をつくと、モンモランシーを地面におろした。 モンモランシーには外傷はない。気絶しているだけだ。 フーケに目を向けると、遅れてきた衛兵が土くれのフーケを捕縛している。 喜ばしいはずなのに、ルイズのことを考えると、ギーシュは決して喜ぶことが出来なかった。 「あんた無茶するわねえ」 「ゼロ、ゼロって馬鹿にされるよりいいわよ」 その日の夜、ルイズ、タバサ、キュルケの三人は治療室で談笑していた。 ルイズは派手に蹴り飛ばされたが、奇跡的にほぼ無傷。 ただ、背中を強く打ち付けたせいか、呼吸が酷く乱れていたが、寝ているうちに落ち着いたようだ。 「本当に驚いたわよ。あんたどんな丈夫な体してんの? 宝物庫の壁はスクエアメイジが固定化の魔法をかけてるって言うじゃない。その壁がへこむ程の勢いでぶつかったのよ。それで『打撲』で済んじゃうなんて、どんな体してんのよ!」 「あたしに言われたって分かるわけないでしょ!」 「ここ、病室」 キュルケとルイズがヒートアップする度、タバサがツッコミを入れて落ち着かせる、そんなやりとりが続いていた。 「失礼、ミス・ヴァリエールはこちらかな?」 キュルケとタバサが部屋に戻ろうとした時、ギーシュが治療室を訪ねた。 「ミス・ヴァリエール…この度は」 「礼なんて別に良いわよ。怪我もたいしたこと無かったし」 ギーシュにはルイズの言葉が信じられなかったが、現に本人が元気そうにしている以上、あまり多く追求することも出来ずにいた。 「その、とにかく、一言だけでも礼を言わせて貰うよ。この恩は忘れない」 いつものギーシュからは想像出来ないほど神妙な言葉に、キュルケは呟いた。 「ルイズに惚れたの?」 「ち、違う!僕はモンモランシー一筋さ!これは愛情ではなくて、そう、尊敬とかそんな感じのアレだよ!」 「怪しい」 タバサですら疑っている。どうやらギーシュの信用はかなり薄いらしい。 「え…ええと…」 困惑するギーシュが余程滑稽だったのか、その後しばらく笑い声は止まなかった。 その頃、学院長のオールド・オスマンは、宝物庫の壁を見に来ていた。 周囲には衛兵と、教師のコルベールがおり、興味深そうに壁の凹みを見ている。 「どう思うかね、ミスタ・コルベール」 「私には何とも言えません、ただ…」 「ただ?」 「ミス・ヴァリエールは、既に使い魔の召喚に成功しているのかもしれません」 壁に残った痕跡は、小柄な少女の者ではなく、身長2メイルはあろうかという筋骨隆々とした男の背中の跡だった。 オールド・オスマンは、今日はもう休ませて貰う、とコルベール先生に告げ、その場を離れた。 宝物庫の壁の修理。 今回逮捕された土くれのフーケ。 おそらく”本物の土くれのフーケ”が作り出したゴーレムの痕跡と、そこに残された予告状。 『次は破壊の杖を頂きます』 「今年は問題ごとばかりですねえ」 コルベール先生は、ため息をついた。 前へ 目次 次へ
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戻る マジシャン ザ ルイズ 進む マジシャン ザ ルイズ (11)帰還 「ここはもう駄目、ね………」 少女の赤い髪を、熱風が宙に舞い躍らせる。 「皆!この場はただちに放棄、後方にて陣を立て直すわ、準備して!」 赤い髪の少女が降りかかる火の粉を払いながら、周囲の大人たちに指示を飛ばす。 目の前に広がるのは焦土、そうとしか言い表せないこの世の地獄。 果たしてこの光景を見て、どれだけの人間がここが昨日まで人々が笑い合い、生活していた街であると気付くことが出来るのだろうか。 崩れ落ちた教会、火の手をあげる民家、舗装されていた石畳はめくりあがり地面を露出させている。 どこからか親を失った子供の泣き声が聞こえる、夫を失った妻の叫びが聞こえる。 吐き気を催すような、赤い空。 真っ赤なキャンパスの向こう側、更に鮮やかな赤が二つ蠢いている。 空飛ぶ機械仕掛けの―――竜。 この地獄を産み落とした、アルビオンの投入した残忍な破壊者。 「お嬢!撤退準備が整いました。指示を」 「隊長で良いって言ってるでしょ」 少女が振り返ると、そこには部下達の姿。 無傷であるものなどいない。 けれどその目には未だ力が宿っている、彼らこそは諦めることを拒絶した屈強な戦士達。 「………全員、目を見開きなさい! そして三秒でこの光景を目に焼き付けなさい」 言いながら彼女自身も踏み躙られた街へと目を向ける。 「一、二、三」 岩のような男達が、表情を崩さぬままに涙を流す。 「…行くわよ、撤収!」 そうして、少女達は街に背を向けて走り始める。 「必ず帰るから、それまで待っていて………」 最後に呟いた彼女の呟きは、風に溶けて消えていった。 「それで、モンモランシー、あんた最近ギーシュとはどうなのよ」 「ぶはぁっ!!」 貴族のご令嬢とは思えない音をたてながら、口に含んでいたお茶を噴出したのはモンモランシーであった。 気だるい昼下がりの午後。 夏季休暇の為に人気が無いトリステイン魔法学院。 食堂から椅子とテーブルを引っ張り出し、優雅に向き合って紅茶を飲んでいたのは、二人の二年生。 桃色の髪に幼い外見のルイズ、そしてもう一人は金髪で、ルイズほどではないにしろ寂しい胸の持ち主、モンモランシーであった。 今は夏季休暇、学院に残っているのは、ほんの数名の生徒と教師、それに少数の平民だけとなっている。 ろくな話し相手もいない暇な二人は、時折こうして一緒にお茶を飲んでは、無為な時間を潰しているのである。 「ちょっと!?汚いわね!どうしたのよ!?」 「それはこっちの台詞よルイズ!なな、なんであんたにそんなこと聞かれなくちゃいけないのよ!?」 叫んでから、ポケットのハンカチを取り出して口元を拭くモンモランシー。 向かいのルイズも同じようにハンカチで制服に飛んだお茶を拭いている。 「別にこれといった理由なんて無いわよ、暇だから聞いてみただけ」 「あ、あそう…でも今日の天気って丁度良いわよねー馬鹿みたいな日差しもないし、気温もこないだまでに比べたら大分マシよね」 「それって話題を変えてるつもりなの、モンモランシー。そりゃもうすぐ夏も終りだしね、いつまでも頑張ってらんないんでしょ。 で、ギーシュとはどうなのよ」 「いやー、暑いわ、暑いわー、なんだか突然暑くなってきちゃったわねー」 顔を真っ赤にしながら、突然手で顔を扇ぎ始めるモンモランシー。 なんとも微笑ましい光景ではあるものの、見ているルイズの目は半眼である。 「ふーん………ま、別にどうだっていいけどね。 好きよ嫌いよなんてのは個人の自由、他人がどうこう言う領分じゃないしね」 「そうよ、そうよ、ルイズにはまだそういう話題は早いわよ、おほほほほ」 ゼンマイの切れたアルヴィーのように、ぎこちない笑いを浮かべるモンモランシー。ルイズは優雅にお茶を飲んでいた。 「でも私達はまだ学生なのよ、そういうことって節度が重要よね」 「そ、そうねー」 「貴族として、節度あるお付き合い、した方が後々後悔しないんじゃないかしら」 「そ、そうねー」 ああもう!調子狂う!何で最近こんなに余裕しゃくしゃくなのよこの子は!?と思うのはモンモランシーである。 キュルケにからかわれるのとは違った大人っぽい対応が、なんとも気に入らないのであった。 何か変更できる話題が無いかと、左右を見回したとき、火の塔から走りながら出てくるミスタ・コルベールの姿が目に入った。 「戦争、か………」 コルベールはぬらりとした光沢の金属の塊、と思われる「何か」を両脇に抱えながら、学院の外の草原―――建造現場へ駆けて行った。 多分、それもフネの一部なのだろう。 「キュルケとタバサ、大丈夫かしらね、心配だわ」 「…大丈夫なんじゃない?ガリア国内では戦闘行為は行われていないらしいし、ツェルプストーは戦争くらいで死ぬような女じゃないわよ」 眉間に皺を寄せながら臆病な表情を覗かせるモンモランシー、対してルイズは外面は平静を保ったままに答えた。 「でも、二人とも、学院には帰ってこれないかもしれないわね…」 「………」 このモンモランシーの問いかけには、ルイズも答えることが出来なかった。 二人が鉛のように重い空気を吐き出す。 単に話題を変えようとしただけなのに、すっかりお茶も空気も冷えてしまった。 「お茶のお代わりを貰ってくるわね」 湿った空気を変えようと、モンモランシーが努めて明るい調子で言いながら席を立った。 ティーポットを片手に、食堂へと歩いて行くモンモランシー。 ルイズはモンモランシーが歩き出したことを確認してから、先ほどコルベールが駆けて行った門の外を見やった。 戦争に備える名目で建造されているらしいフネ、その設計から監督までやっているらしい自分の使い魔。 フネが完成したら彼はどうするのだろう? やはり戦争へ行くのだろうか、そのとき自分はどうするのが正しいのだろうか。 ここ数日ずっと考えていたことであった。 アルビオンとガリアがトリステイン、ゲルマニア両国に宣戦布告して既に一週間。 南にガリアという脅威を抱えたトリステインはゲルマニアとの効果的な連携が取れないでいた。 そうしているうちに、アルビオン=ゲルマニア間の戦争は激化の一途を辿った。 そして昨日、遂に帝都ヴィンドボナが陥落したとの報が魔法学院にも届けられた。 皇帝アルブレヒト三世は行方不明、戦上手と謳われた帝国騎士団は壊滅。 一方で各地方の領主達は独自の判断で軍を率いて、抵抗を続けているらしいが、鎮圧も時間の問題であろう。 目まぐるしく動いていく戦況、このトリステインが戦場になる日は遠くない。 こうしてゆっくりとお茶を飲んでいられるのも、あと少しかもしれない。 そう思うと、たかがお茶一杯といえども大切に感じるのであった。 「ルイズ!ねえルイズってば!」 突然声をかけられた為に、驚きの表情で顔を上げるルイズ。 肩を掴んで話しかけて来ていたのは、先ほど食堂へ向かったはずのモンモランシーであった。 「ねえルイズ、ちょっとあれ、あれを見てよ!」 そう言ったモンモランシーは、火の塔と土の塔の間、つまり何も無い空を指差した。 「…ねぇモンモランシー、暑い暑いって言ってたけど、本当に頭が沸騰しちゃったの?」 「いいからよく見てみなさい、よっ!」 モンモランシーがルイズの背後に回り、その首をぐきりを動かした。 「痛い痛い!痛いってばモンモ………あれ?」 モンモランシーが指差し、今はルイズの首が向けられているその方角、そこには小さな点があった。 小さい、というわけではない、遠いのだ。 それが徐々に魔法学院へと近づいてくる。 ある程度の大きさになったところで、ルイズにもそれが何であるのか判別することができた。 「竜!?」 そう、それは竜であった。 先ほどの話題もあり、竜と見てルイズの脳裏に連想されたのは無敵と言われるアルビオンの竜騎兵、そして……… 「タバサ!」 そう、トリステイン魔法学院へと向かっていた飛竜はシルフィード、そしてその背後にいたのはタバサであった。 中庭にふわりと降り立つシルフィード。 その背後には、何人もの人が乗せられていた。 主人であるタバサ、目深にローブを下ろしているメイジらしき人物、年老いた執事、それに気を失っているらしい夫人の姿。 「ねえ!一体どうしたのタバサ!こんな時期に、…それにあなた、その格好は一体」 ルイズが驚くのは無理は無い。 タバサは襟首が破れた薄布一枚という格好であったからだ。 辛くもフーケの手引きにより、グラン・トロワから見事脱出を果たしたタバサ達。 ガリアの追跡をかわしきった彼女達が、まず最初に向かった先は、ガリアとトリステインの境に位置する湖、ラグドリアン湖であった。 目的地はラグドリアン湖のそば、旧オルレアン公爵屋敷、タバサの帰るべき家だった。 屋敷に到着したタバサは、執事ペルスランと眠らせた母をシルフィードの背に乗せた。 そうして保護すべき二人を連れて、再び空へと飛び上がったシルフィードはトリステイン魔法学院へと進路を向けたのである。 「ねえ、タバサってば、タバ…、ちょっと!?」 ルイズが驚愕に大きく口を開く。 シルフィードの背にあったタバサがバランスを崩すようにして、重力に引かれ地面へと落下した。 「タバサ!」「タバサ!」「シャルロットさま!」「ちょっ、あんた!」「お姉さま」 各々がそれぞれの名でタバサを呼び、倒れ伏したタバサに近づく。 薄着のままシルフィードの背に掴まり、上空の冷気に晒されたタバサの体は冷え切っていた。 「!?不味いわよ、体は冷え切ってるのに汗がこんなに!」 水魔法を専門とするモンモランシーが焦った様子でタバサの体を触診する。 朦朧とした意識のまま、タバサの手が持ち上がり、ルイズへと伸ばした。 差し出された手をしっかりと両手で握るルイズ、冷え切った手に、自らの熱を分け与えるように。 タバサの口が小さく動き、なにごとかを伝えようとする。 しかし、それが声になることは無く、タバサはルイズに手を握られたまま意識を手放した。 「ルイズ!そっち持って! それにそこの人も!急いで!この子を部屋に連れて行くわよ!」 「ところでさっき、誰かお姉さまって言わなかった?」 ―――ルイズ 戻る マジシャン ザ ルイズ 進む
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【ルイーダの住人】 ~見守りし者たち~ サボテンダー ◆2EJ1FsAg (元【モルボル】) 初登場 part① 122 【┬┴┬┴┤_・)。0○(・・・・)】 ルイーダ隠れキャラ。中期以降は稀にしか現れないので、リアルタイムで見られればお得な気分。 物陰からいつもの愛らしい調子で、ルイーダを見守ってくれているようだ。 ジャイアン ◆mNaLdS5g (【えにくす ◆EFd5iAoc】) part① 134 【きれいなジャイアン】 時はパートⅣ。「Santaの店スレ」で打倒ルイーダを掲げた、とあるコテハン「えにくす」 それが発端となり、多くのコテを入り交えた「えにくす一派 vs ルイーダ」の大混戦を演じる。 しかしその「えにくす」こそ実は彼、ジャイアンの扮した仮の姿なのであった。 その真相は、彼が当時のルイーダの現状を憂い、あえて敵に回ることにより再びスレの隆盛を図ろうとしたものと思われる。 僕らはその粋で慈しみ溢れる男の名と、あの日の死闘を忘れない… 場が荒れた時など、時折現われてはその場を仲裁する。何かと大人の雰囲気をまとう人。 だけど、少しおげれつだ。 Dirty Santa ◆V9WxNHV.(【スーパースター ◆wX4jkMG2】) part④ 144 【黒いクリスマス】 彼の攻撃的なキャラと毒舌ぶりで、たびたび、他のコテと論争を繰り広げることも。 が、そんな(特に二等兵との)煽り合いが微笑ましかったりもする。 打倒ルイーダを掲げ、「Santaの店」スレを建て敵対していたコテハンでもあるのだが、 ルイーダを想っての行為だとは思われる。真意は定かではないが、その結果が良い方向に転んだのは事実。 要は、熱烈なルイーダファン、といったところなのか。 汚水処理係 ◆4GMMnlgM part④ 403 【私立文系大志望】 元はルイーダと敵対していた彼、つまりひのきの棒とは同じ境遇。 汚水処理を生業としているゆえか、しずかちゃん並に風呂好き。 元祖ルイーダの受験生、現在は一時戦線離脱。桜を咲かせて帰すことができるか。 できませんでした… アイテム大王 ◆k.ePGGIo part⑧ 445 アイテムの大王。功績をたてた者には大王から、コテハン縁のアイテムを授けられる。 一時期ブームになっていたアイテム授与、その立役者が彼。復活を望む声が多い。 そしてその願いは第一回ラウンジ移転時に届いた… アイテムの王様が、ルイーダの王様「キングルイーダ」としてカムバックしたのである。 メット ◆iPSv5xvo part⑨ 499 【絶滅危惧種指定種】 最近ではとんと見なくなったメットも、ルイーダでは今なお生息中。 踏んでも火の玉喰らわせてもくたばらないタフな亀。 亀なの…? |Д´) ◆XEx/2Dqw part⑪ 190 【頼もしきサポーター】 いつしかルイーダに居座るようになった彼。 時折、スレの諸問題を、思慮深い彼のレスが解決に導くことも。 ふと思えば、ルイーダは彼から大きく助けを得ていることに気づく。 マジカルスカート ◆dhNUBvMnp6 part⑭ 538 【嗚呼春ヲ待タント欲ス ~杜甫ホのホ…~】 至極初期からYAHOO経由でルイーダに関わってた人。 漢詩好きらしく、よく多用してはインテリ風を吹かせる。 ある事情から一時は主力として活動していたものの、その休止を余儀なくされた。 そうは言えど、たびたび遊びに来たり遠謀深慮を働かせていたようだが、 もしかしてそれが敗因だったのかもしんない。 受験生はルイーダと関わるべからず… guutara ◆K/2HgE68t. part⑭ 338 【ヤフーより来たりし人妻】 何の因果か、子持ちの若妻が半角文字列に在中してしまうという驚愕の昨今。 この人妻、非常にキャピキャピしているのだ。 ひとたび彼女が現れれば硬派が売りのルイーダも、たちまち仲良しクラブと化してしまい、ちょっと癒されちゃう… 野郎だらけの荒みきったルイーダの貴重な紅一点。その母性、余さず注いで欲しい。 ヤマタノオロチ ◆Ab4Cc2iU part⑭ 582 【大胆不敵。火とか吐きます、吐かせます】 かつてはヤフーの隠れ里で細々と暮すも、冒険者たちに賛同し一肌脱いだ。 数人の部下を率いる心強い味方。 ゥLOVEゥ ◆5BsXGg0s0c part 21-2 【酒と泪と男とネカマ ~グラスにゆれるブラックオリーブ~】 行きずりに訪れたこの酒場で、今宵も店の片隅で静寂に耳を貸し、独りマティーニを嗜み酔いどれる… 時に饒舌になる彼女の口振りからは、大人の雰囲気と艶を匂わせる。 本人は静かな酒場を好むとは言うもの、その姿はいつもどこか寂しげ。 マスターにEXドライを出させ、誘ってみてはいかがだろうか。 ネカマだけど。
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戻る マジシャン ザ ルイズ 進む マジシャン ザ ルイズ (7)天才の霊感 ベランダ、そこには夜空に浮かぶ双月を見上げるウルザの姿がある。 まるで届かぬ先にいる何者かを、視線を持って射抜こうとするかのように不動の構え。 「まー、相棒、そんな落ち込むこたぁねえぜ。ありゃあスクエアクラスかもわからんね」 ベランダの一角にデルフリンガー、隣にはシュペー卿の魔法剣が置かれている。 「…私が落ち込んでいる?デルフリンガー、お前にはそう見えるのか」 「そらあ見えるさ。付き合いは長くねえが、これでも結構長生きはしてんだ」 「そうか…では、そうなのかも知れんな」 あの決闘の後、ウルザは一日を宿の部屋で過ごした。 他の者達は町にでもくり出したのであろう、今何をしているかは分からない。 今は、ただ夜になったのでベランダに出て、二つ月を眺めている。 そこに論理的な思考などありはしない。 ただ、在る様に在る。 頭の中で常に自身を苛むグレイシャンの声、それに屈することなく、己として在り続けた4000年もの年月。 在る様にして在った時間の自分と、月を見上げている自分、何も違わないはずである。 では、部屋に篭り、一人夜空を望んでいる今の自分は、普段のままなのだろうか? なるほど、これは確かに落ち込んでいるのかもしれない、ウルザ自身もそう思った。 もしも、そうであるならば、いつぶりのことであろうか。 失敗もあった、後悔もあった、しかし、落ち込むなどという感傷はいつ以来であろうか。 ワルド子爵。 彼を見ているとウルザの中で騒ぐものがあるのだ。 彼の中の何かが、ワルドを認めることを良しとしない。 これがここ数日の自分自身のらしく無さの原因であると分かる。 しかし、分かったからと言ってどうということは無い、嫌悪すべき人間はこれまでにも何人もいた。 彼らとワルド、変わらぬはずである。 それとも、ハルケギニアに渡ったことで、何かが変わったのだろうか。 「そんなに気にするなよ。ところでよ相棒、握られてるときにふと思い出したことがあるんだけどよ。 それがよお……ああん?なんだっけかな、何せ、随分と大昔のことだからな…って、あ、おい、待て、」 ウルザはデルフリンガーを鞘に収めた。 なぜか一人で、あの双子の月を見ていたいと思ったのだ。 「ミスタ・ウルザ」 果たしていかほどの時間がたっただろうか。 月夜を見上げるウルザに声をかけるルイズ。 いつかの夜の再現。 「落ち込んでいるの?」 「君にもそう見えるのかね。となると重症のようだ」 振り返らずにウルザ。 「記憶は、戻ったの?」 「………いいや」 「そう、そのうち、何とかしなくちゃね」 無言の闇。 いつもの二人、振り返らぬウルザ、その背に語りかけるルイズ。 決して話しかけてもらえない自分、そのことに腹が立った。 だからかも知れない、言わなくてもいいことを口に出してしまったのは。 「私、ワルド子爵にプロポーズされたわ」 「……そうかね、おめでとう」 おめでとう?よりによっておめでとう!?――理不尽な苛立ち。 「何よ!?負けたことをまだ気にしてるの!?」 「そんなことは無い」 「だったらこっちを向きなさいよ!」 「………」 返すウルザは無言、ただ、そこに在る。 「分かったわ!好きに月でもみてればいいわ!私はワルドに守ってもらうわ!彼はあなたなんかよりも強いんだから!」 「………」 「いいわ、今、決心したわ。私、ワルドと結婚するわ」 「………そうかね」 「!?もう知らない!何が導くよ!嘘つき!」 叫んで、ルイズが歩きだそうとした、その時。 「ミス・ルイズ!」 後ろからウルザがルイズを掴んで押し倒す。 同時に轟音、何かが砕け散る音。 煙る視界。それが晴れた時、ウルザとルイズの前に姿を現したのは巨大な岩のゴーレムであった。 そして、そのゴーレムの肩、そこには長い髪をたなびかせた誰かが座っている。 「フーケ!?」 そう、そこにいたのは二人が捕らえたはずの、フーケその人であった。 「覚えていてくれたなんて感激だわ」 「あんた今頃は牢獄の中なんじゃなかったの!」 ウルザの背後に庇われながら、ルイズが叫んだ。 「親切な人がね、もっと世の中のお役に立ちなさいって、出してくれたのよ」 よく見るとフーケの横に一人の貴族の姿、顔は白い仮面をつけているので分からない。 「それで、今日はお礼に来てくれたという訳かね」 「ええ、そうよ。本当に……素敵なバカンスをありがとうっ!!」 言うが早いか、ゴーレムが手にしていた巨大な岩がベランダに向かって投げつけられる。 それより早く、ウルザがルイズの手を掴み、部屋を飛び出した。 階段を駆け下りた先の一階もまた、修羅場であった。 多数の傭兵達がワルド達を襲ったらしく、ギーシュ、キュルケ、タバサ、ワルドが魔法で応戦している。 足を折り盾にしているテーブルの影から迎撃しているが、傭兵達は魔法の射程外から矢を射掛けている。 多勢に無勢。よく応戦しているが旗色は良くない。 ウルザとルイズは、矢を避けながら何とかワルド達が盾としているテーブルの影に飛び込んだ。 「参ったね」 ワルドの言葉に、キュルケが頷く。 「やっぱりこの前の連中はただの物取りじゃ無かったってことね」 「空を行く人間を襲撃したんだ、アルビオン貴族達の手配だとは思ったが、まさかここまでやるとはね」 「奴等の狙いはこっちに魔法を使わせることよ、精神力が尽きたところで一斉に突撃してくるわ」 ワルドとキュルケ、よく状況を把握している二人の会話。 ギーシュは分けもわからずおろおろとし、タバサはこんな時でも本を読んでいる。 「良いか諸君」 全員を見回してワルドが低い声で語り始める。 「このような任務は、半数が目的地に到達できれば成功とされる」 「囮か」 ウルザの言葉にワルドが頷く。 タバサが読んでいた本を閉じて、キュルケとギーシュ、自分を杖で指して「囮」と呟く。 それに対してウルザとワルドが頷き合う。 「行くぞ、ミス・ルイズ」 「急げ、裏口は向こうだ!」 「え?え!?ちょっとっ!」 状況を理解出来ていないルイズにキュルケが怒鳴る。 「今からあたし達が敵を引きつけるから、その間にあんた達が裏口から脱出して桟橋へ向かうってことよ!」 「そんなことしたらあんた達がっ!」 「うっさい、邪魔っ!さっさと行きなさいよ!」 キュルケに追い立てられるようにして、ルイズも裏口へ向かう。 ルイズが裏口から脱出するのを見届けてから、キュルケが口を開く。 「………なぁんて、言ってみたけど、どうしましょうかねぇ」 「こっちだ!」 ルイズ・ウルザ・ワルドの一行が一途桟橋に向かい走り続けている。 月明かりが照らす道、ワルドはとある建物の間の階段を見つけると上り始める。 ルイズとウルザも無言でそれに倣う。 そうして長い階段を上り終えると、一同は丘の上に出た。 ウルザの眼前にはあまりに大きな樹がそびえている。 巨大な、巨大な樹木が四方八方に枝を伸ばしている。 そして、その枝にはそれぞれ大きな何か……船がぶら下がっている。 「これが桟橋……」 ウルザが驚いたように声を出すと、ルイズが怪訝な顔で聞き返した。 「そうよ?何か変?」 樹木の内部は空洞になっており、各枝に通じる階段がある。 ワルドは目的の階段を見つけると駆け上がり始めた。 ルイズとウルザもそれを追いかける。 階段の先には一本の枝が伸びていた。 その枝に沿って一隻の船が停泊している、帆船のような形状だが、舷側には羽が突き出しているのが見える。 枝から伸びたタラップを伝い、ワルド達が船上に飛び乗ると甲板で眠っていた船員が起き上がった。 「な、なんでぇ?おまえら」 「船長はいるか?」 「船長なら寝てるぜ。用があるんなら、明日の朝、改めて来るんだな」 ワルドが杖を引き抜き船員の首に押し当てる。 「貴族に二度同じことを言わせる気か?僕は船長を呼べと言ったんだ」 「き、貴族様!?」 船員は顔を青くして立ち上がると、船長室へ走っていく。 暫くして、まだ眠そうな顔をした男を連れてくる、彼が船長らしい。 「なんの御用ですかな?」 「女王陛下の魔法衛士隊隊長、ワルド子爵だ。アルビオンへ、今すぐ出航してもらいたい」 「む、無茶だ!」 流石にこの発言には、寝ぼけ顔だった船長も飛び跳ねる。 「勅命である。王室に逆らうつもりか?」 「あなた方が何しにアルビオンへ行くのか知ったこっちゃありませんが、朝にならないと出航なんて出来ませんよ!」 「どうしてだ?」 「アルビオンがラ・ロシェールに最も近づくのは朝です!その前に出航したんじゃ風石が足りなくて落っこちてしまいます!」 「風石とは何かね?」 これまで黙っていたウルザが船長に尋ねる。 船長は風石も知らんのか?という顔をした後答えた。 「『風』の魔法力を蓄えた石のことさ。それで船は浮かぶんだ」 ウルザが得心したという顔で周囲を見回している、生来の知的好奇心が刺激されているらしかった。 「風石が足りぬ分は僕が補う。『風』のスクウェアメイジなら問題ないだろう」 船長と船員が顔を見合わせた、それからワルドの方を向いて頷く。 「なら結構です。料金ははずんでもらいますよ」 風石を使って船が浮かぶことを知ってウルザは驚いた。 彼はすぐさま頭の中で新たな船のデザインを始めた。 戻る マジシャン ザ ルイズ 進む
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キノコはまた生える ーマリオー そまとは会話をそれなりにして、親しくなった 結構、楽しい会話だった 俺もそまを気に入った 俺はそまを守りたい そんな気持ちになる ピーチ姫というのも守るべきなのだが…… マリオが考える時 そまが口にした そま「なあマリオ なんか見える……」 そまがそう言う なんかとは何だ?俺は気になるのでそまの指す方に顔をむけた 指す方向にはキノコが……でもやけに赤い……毒キノコか? マリオ「とりあえず……近寄って確かめてみるぞ」 そま「うん」 近寄れば何かわかるかもしれない 俺はキノコに関しては詳しいつもりだ 一歩一歩 近づいていく 近づくにつれて、よく見えてくる そしてある距離に来た時だった…… マリオ「っ!?なんだこの臭いは!」 とにかく臭い臭いがする 俺にもよくわからない臭い…… そまは……わかるのか? そま「………いやなよかんがするな」 そまは嫌な予感をかんじとっている 俺もそんな気はしている クッパとの戦いの気を感じることはよくあるからこの気はあまり感じないが…… そして、俺達はついにその物体の傍についた そこに見えた物は赤い液体まみれのキノコの帽子を被るにんげん…? いや……… ‘‘キノピオ‘‘だった……… マリオ「こ、これは………」 そま「うわ……最悪だ……」 俺達は一瞬で嫌な気分になる 臭いってのは死臭だったか……理解 マリオ「………キノピオでも……このままってのは酷いか……」 そま「……………そやな……」 二人はとりあえずキノピオの墓を作る 数分すればそこにはちょっぴり寂しい墓ができていた その墓にかかれた文字は……… 「キノピオ ここに眠る」 また生えることを信じよう キノピオが生えるのか……? それは気にしてはいけないが、二人はやることはしたと思い この場からさっていった……いや…… キノピオの意思を継ぐという感じで、デイバッグは悪いながらも頂いた そしてこの場を去った…… D-7 マリオ@スーパーマリオシリーズ 状態:健康 装備:なし 道具:支給品一式×2 ファイアーフラワー×5@スーパーマリオシリーズ ポンプ@スーパーマリオサンシャイン ドラムのばち@けいおん! ハム太郎@とっとこハム太郎 ゲキニガスプレー@ピクミン2 マメキノコ@NEWマリ 1、クッパをぶったおす! 2、ルイージ達を探す 3、そまと行動をする(そまを守る) 4、キノピオ………あの世でも幸せにな・・・ D-7 sonomamario(そま)@実況者(鬼畜縛り実況) 状態:健康 装備:なし 道具:支給品一式 チコ@スーパーマリオギャラクシー Wiiリモコン@Wii 肉まん@三国無双シリーズ 1、この鬼畜縛りをクリアする! 2、キノピオが……最悪だな…… ※キノピオの遺体は埋められました ※キノピオのデイバッグはマリオに回収されました sm041 M,S,の熱さで森は燃えるのか? 投下順 sm043 スパーク中央注意報 sm001 スーパーマリオバトルロワイヤル 鬼畜縛り実況 マリオ sm057 コンビニ行こうかな~? sm001 スーパーマリオバトルロワイヤル 鬼畜縛り実況 sonomamario sm057 コンビニ行こうかな~?