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PS版(2047) 最終更新日時:2023-07-17 15 24 33 (Mon) プラットフォーム yahoo! 〇 mixi 追加 2014/10/01 引退 エリア適性 選手情報 3 2 2 フルネーム フラビオ・ゴメス 4 2 3 肩書き 信頼できる左サイドバック 6 4 4 国籍 ブラジル 7 4 4 ポジ DF 1 年齢(1期) 28歳 区分 モデル フィリペ・ルイス 銅 タイプ 左サイドバック 在籍 スピ テク パワ スタ ラフ 個性 交換 1期目 9 7 9 9 4 6 B 2期目 9 7 10 10 4 6 A 3期目 9 7 9 9 4 6 B 4期目 8 7 9 9 4 6 B 5期目 7 6 8 8 4 6 B 6期目 7 6 7 7 4 6 C 7期目 6 5 6 7 4 6 C 8期目 4 4 5 5 4 6 B 9期目 0 0 0 0 4 6 B PK FK CK CP 5 3 2 6 知性 感性 個人 組織 - - - - 豊富な運動量と積極的な攻撃参加で特徴のブラジル人サイドバック。 ドリブル突破や正確なクロスに加え、得点力も兼ね備えている。 守備面においても、粘り強いマーキングで相手選手に仕事をさせない。 ▲上へ PS版(2047) マドリードスカウト限定選手(2015/09/30~10/13) エリア適性 選手情報 フルネーム 肩書き 国籍 ポジ DF 年齢(1期) 区分 モデル フィリペ・ルイス PS タイプ 在籍 スピ テク パワ スタ ラフ 個性 交換 1期目 9 8 10 5 2期目 3期目 4期目 5期目 6期目 PK FK CK CP 知性 感性 個人 組織 ▲上へ 本日訪問者数: - 昨日訪問者数: - 名前 コメント
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ヒオ~ 【ヒア~】【ヒカ~】【ヒサ~】【ヒタ~】【ヒナ~】【ヒハ~】【ヒマ~】【ヒヤ~】【ヒラ~】【ヒワ~】 【ヒア~】【ヒイ~】【ヒウ~】【ヒエ~】【ヒオ~】 ピオ ピオイッセイ ヒオーハコデシュ ヒオキオミシビ ピオキュウセイ ピオゴセイ ピオサンセイ ピオジュウイッセイ ピオジュウニセイ ピオジュッセイ ビオット ビオト ヒオトコ ヒオナ ピオナナセイ ピオニィ ピオニィバギンズ ピオニオス ピオニセイ ピオハッセイ ヒオヒメ ピオヨンセイ ビオランダラゴー ビオランテ ビオランテ(2) ビオランテ(3) ビオランテデアラゴン ビオランテデアラゴン(2) ビオランテデアラゴンイウングリア ビオランテデウングリア ビオランテデバル ビオランドングリア ピオロクセイ ビオンゲンチョウ ビオンテン
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オクタビオ・ソリス 名前:Octavio Solis 出生:1958年 - 職業:監督 出身:アメリカ 出演作品 2010年代 2017年 リメンバー・ミー(入国係官):佐々木啓夫
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夜も遅くの時刻。 ラ・ロシェールについたルイズ達は、早速、船の発着する埠頭に向かっていった。 「おい、露伴。どー見ても山岳地帯なんだが。 本当にこんなところに港があるのか?」 ブチャラティが不審そうに口を開いた。それはそうだろう。彼の世界では、船といえば水面を走るもの、と決まっているのだ。 「大丈夫だブチャラティ。僕達が乗るのは、船は船でも『飛行船』さ」 露伴が隣で即座に返事をした。彼は楽しそうな表情をしている。 「ロハンよぉ。なんだかうれしそうじゃぁねーか」 「ああ、今まで飛行船に関しては学院の文献出しか見ることができなかったからな。 実際にどんな速度で走るのか、どんな質感でできているのか、どんな乗りごごちがするのか! 今から興奮しているさ!」 ラ・ロシェールの、一本の山道の左右に沿って作られた建物を尻目にルイズはどんどん道を登っていく。 そして、ひとつの建物に迷わず入っていった。その建物は『錬金』の魔法で、一枚岩から作られた建物のようであった。 壁は一見滑らかに見えるが、露伴が手で触れると、練成痕である引っかき傷があるのがわかる。 おそらくごく最近になって補修を施したのだろう。 その建物に入ると、中は円形の部屋になっていた。 中空の空洞になっており、螺旋階段が壁に沿って二つ、互いに身をねじりあう蛇のように、果てしなく高く、上方へと続いていた。 ブチャラティが入り口からみて左側の階段に向かおうとすると、ルイズがとめた。 「違うわ、ブチャラティ。そっちは『降り』よ」 そういいつつ、ルイズとワルドは右側の階段を上っていく。 露伴が階段の段数を数えること四百六十九段目、ようやく階段の終点にたどり着いた。 そとに出る扉ががみえ、そこから冷たい風が吹き込んでいる。 「ルイズ、気をつけたまえ」 風にあおられ、少し身をふらつかせたルイズの肩を、ワルドが優しく支えた。 「ありがとう、ワルド」 そう返事しながら、ルイズは目的地である、船の埠頭、『ユグドシラルの化石』を眼前に納めていた。 「おい、露伴。あのでっかい木は何だ? それに枝に船があるぞ。この世界では船は果物みたいに木にはえるのか?」 「いや違うね、ブチャラティ。アレは空を飛ぶ飛行船で、あそこは埠頭なのさ」 露伴はスケッチをしながらブチャラティの疑問に答えた。夜だから、あまり観察できないとこぼしている。 「おめェ。歩きながらスケッチすんなよ」 デルフリンガーの突込みを聞きながら、一向はアルビオンへ行くという、『マリー・ガラント』号へと向かっていった。 「いやあ。戦争のおかげで我々はずいぶんと儲けさせてもらっていますわ」 自身を『マリー・ガラント』船長と名乗る男が豪快に笑っている。 「君。私達はトリステイン国王女の密命を受けている。 即刻、この船を徴収したい。すぐに出発させろ」 「いや、それは無理ですぜ旦那。この船には今回、最低限の風石しか搭載しない予定なんでね。アルビオンがラ・ロシェールに最も近づいたときにしかたどり着けない分しか確保できていませんよ」 今日の夜は『スヴェル』の月夜である。二つの月が重なる日だ。このとき、アルビオンの周回軌道がラ・ロシェールにもっとも近づくのだ。それに、船長の予定では日の出に吹く『サンタアナ』の熱風を利用して船の初期推力を確保し、極力風石を節約しようと企んでいた。 「私は『風』系統のスクウェアクラスだ。足りない分は私が魔法で何とかしよう」 「そいつはありがてぇが、やはり無理ですな。この船にはいま風石を積み込んでいる途中なんでね。それに船員も町に繰り出してしまっています。そいつらが戻らない限り、船は動かせませんよ」 「それではいつ出発できるようになる? 報酬は弾むぞ」 ワルドの疑問に、船長は豪快な笑いと共にワルドに保障した。 「明日の日の出には必ず。それはお約束いたしますぜ」 「ところで、何かを大量に積んでいるようだが、積荷はなんだい?」 露伴が興味深そうに船の擬装を見て回りながら質問した。 「硫黄だね。今のアルビオンじゃ、同じ重量の金塊で売れるんだよ。これほどうまい話はそうそうねぇな!」 「なら、風石をたくさん積んで、アルビオンとの往復回数を増やしたほうが得なんじゃあないか?」 「いやね、兄ちゃん。普通ならそうなんだがね」 船長は口惜しい感情を隠す気もなく話を続ける。 半年前ごろからガリア産の風石輸入が急に途絶えた事。 「風石も、金塊とはいかなくても、それなりの値段になっちまったんだよ」 「おかしいじゃない? なんでアルビオンの風石を使わないのよ?」 ルイズが当然の疑問を口にした。 アルビオンは巨大な風石の魔力で空を浮遊しているといわれている。 真偽は不明だが、そういわれるほどに風石の鉱脈がいたるところにあるのだ。 この風石の鉱脈のおかげで、アルビオンは主要産業である工業部門の大部分が成り立っているのだ。 「それがですな、貴族のお嬢ちゃん。去年の今頃だったか、アルビオンの王政府が自国内の風石の採掘を厳しく制限したんでさ。何でも、アルビオン大陸全体が少しずつ降下しているらしいとか」 「そうだな。たしか最近見つかった古文書でそれが判明したはずだ。アルビオン大陸は、始祖ブリミルの時代には雲のはるか上にあったらしい。しかし、それが今じゃ大陸が雲に覆われている状態になってしまっているからね」 ワルドが国家の機密事項だといって、内実を自慢そうに打ち明けた。 「そうだっけか? 俺はあんまり思い出せねーからなんともいえねーが……」 デルフリンガーが不可解そうな様子で声を発した。 「そうだよ、デルフ君。そもそもその採掘制限政策こそがアルビオン内乱の根本的な原因なんだからね」 「どういうことだ?」 ブチャラティの疑問に対し、露伴がワルドの先を続ける。 「まず前提として、アルビオンの主要な輸出入項目はなんだ?ルイズ。 先日コルベールの授業で出たやつだ」 ルイズが何とか思い出し、つっかえつっかえながらも正しい回答を答えることができた。 「ええっと……輸出が造船と木材、製鉄で、輸入が小麦と硫黄、石炭だったかしら?」 「そのとおりだ。よく勉強しているね、さすが僕のルイズだ」 ワルドはそういいながら、ルイズの桃色の髪の毛をなでた。この男、いちいちしつこい。 「話を続けよう。アルビオン国内の風石……貿易船の燃料が国内で賄えなくなったから、自然に輸出入のコストがかかってしまった。中でも、ガリアが輸出関税を引き上げた事もあり、小麦の価格は以前の三倍にまで跳ね上がったらしい」 「なるほど……主食がそこまで値上がりしたんじゃ庶民はキツイだろうな」 ブチャラティがうなずきながら先を促している。 実際はこの時期、きついどころか相当の餓死者を出していた。統計では、王都ロンディニウム在住の下層平民は1/3が死亡したとも言われている。 「その状況で、近頃ガリアが新式の、魔法を使わない製鉄生産方式を開発してね。 ブチャラティには溶鉱炉といったほうがわかりやすいかな? まあ、そのおかげで、ただでさえ高くなっていたアルビオン産の鉄は誰にも見向きをされなくなってしまったんだよ」 「常識的にも考えろ、ルイズ。いくら戦時中だとしても、それだけじゃあ硫黄が黄金と同価値になるはずないだろう? アルビオンはいまハイパーインフレに悩まされているのさ」 「はいぱぁいんふれ? なにそれ?」 「言ってしまえば、すべての物の値段がとんでもなく高くなってしまうことだね」 『マリー・ガラント』の船長が口を挟んでくる。 「まあ、だいたい兄ちゃんのいうとおりでさ。輸送業者の我々としても、建築費が高すぎて、アルビオンでの船の改装や新築を控えていましてな。そのおかげで、アルビオンの造船工房は次々と閉鎖しているようですぜ」 「で、決定的なのがこの先だ。税金の滞納が急増してね。アルビオンの王政府は軍の給金すら賄えなくなってしまった」 ワルドがトリステイン政府内で手に入れたという情報を披露する。この話は露伴も初耳であった。 「国庫の赤字を補うためにアルビオン王家は上院議会を召集してだ。議会の名の下に教会に対して課税を行ったんだ」 この時代、教会に対しては一切の税金をも徴収しないのがハルケギニア諸国家に共通する暗黙事項であった。 それの禁忌を、アルビオン王政府は破ったのだ。 「当然ながら教会関係者は猛反発。デモの嵐さ。そして、意外なことに、そのデモに空海軍の兵士が参加した」 ルイズはおかしいと思った。彼女は実際にそれを口にして聞いてみた。 「どうして? その人たちは給金がもらえるはずなんじゃないの?」 「そうなんだけどね、僕のルイズ。もし給金をもらえたところで、いまのアルビオンじゃまともな食料を買うことすら難しいだろう。それに、空海軍の隊員はほとんどが平民だ。彼らの故郷は今も飢えに苦しめられている。彼らは小麦の価格の高さを、王家の失政だと感じていたんだ」 「それで『血の虚無の曜日』につながるわけか」 露伴は得心を得たようにうなずいた。 「ああ、鎮圧に動いた王軍もデモ隊も、当初は平和的に話し合いを進めていたんだけど、いつの間にか血みどろの争いになってしまった。そのうちデモ隊は本格的な武装を始めてね。元司教のクロムウェルを中心に、一部貴族も加わって、王家の鎮圧軍に対抗するようになった。かなりの貴族が叛乱軍に回ったからね、今の『王党派』と『貴族派』の内戦に拡大したのさ」 宿『女神の杵』内。 ルイズは疲れたように話を続けた。 「そういうわけで、この部屋を替わって頂戴。私は疲れているし、ここしか二人部屋は空いてないのよ」 キュルケは意地悪そうな笑みを浮かべた 「あなたがどこに何をしに行くか教えてくれたら、換わってあげる」 ルイズは承諾しそうになったが、アンリエッタとの約束を思い出した。 (『あなたは道中、アンリエッタの代行として行動なさい』) 姫様はこのことを、今まで私以外の誰にも話さなかった。 ならば、外国人のキュルケになどは決して話さないに違いない。 「いえ、だめよ。話せないわ。でも部屋は譲ってちょうだい」 「なら、ダメよ」 底意地を悪く言い放つキュルケをジト目で見ながら、ルイズは二人部屋をあきらめた。 「仕方ないわ。ワルド、この際だから四人部屋で我慢しましょう」 「そんな!」 なおも食い下がろうとするワルドであったが、現実は厳しい。 今はルイズの言い分が正しかった。 このまま口論を続けていてもキュルケが部屋を空けてくれる見込みはない。それにこの宿屋は本日活況を呈している。今あいている四人部屋も、いつ満室になるかわからないのだ。 ルイズたち一行と受付の男は、四人部屋に向かって歩き去っていった。 「なんだ。意外と引き際がいいのね」 キュルケは一人つぶやいた。いつものルイズなら、もう少しは突っかかってきてもよさそうなのに。彼女は、ルイズがもう少し粘ったのであれば部屋を譲る気でいた。 キュルケにとって、今日のルイズはなんだか大人びている様に思えた。 「なにか重大なことをしているみたいね」 そう独り言を言いながらドアを閉めようとしたとき、ルイズが一人だけ、こちらにかけてきていた。 「あなた達、どうせ私達についてくるんでしょーが」 「ばれた? てへッ」 あきれた様子で腕を組み、ため息をつくルイズに対し、キュルケはお茶目に自分の頭を軽く拳骨でたたいて見せている。 「しょうがないわね、もう。部屋のことはいいから、明日の朝、日の出の一時間前に宿屋の玄関の外に来て。そこで今回の任務を説明するわ」 「本当?」キュルケの目が光り輝く。 彼女の後ろにいるタバサも、耳を済ませているようだ。 もっとも、タバサの場合は任務の内容よりも露伴のことが気になるようであったが。 「ええ、あまり細かいことは話せないけどね」 ルイズははっきりと返事をした。 「ああ、それと、その説明の後すぐに出かけるから。 宿のチェックアウトはその前に済ませておいてね」 「ええ、わかったわ」 キュルケは二つ返事で即座に返答した。
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モンスター名 属性 レベル 材料 ソウル ドロップ 備考 スラムロード 呪いの毛糸 デッドリーワクーム 52-55 亡者の爪 採集3 貪欲3 オブリビオンドムバ 52-54 精神の紐 破壊3 狙撃3 殲滅3 破滅1 毒50sec クドゥクロ 53-55 呪われた皮 魂2 体力3 力3 敏捷3 ブラディートトゥ 53-54 爆薬岩 自爆 オブリビオンマクーン 55-56 忘れた紋章 精神3 力3 知恵3 魂2 スロー20sec オブリビオンデス 55-57 亡者の魂 吸血1 ラクタ~(文字化け) 55-58 悪魔の血 ブラックヘルオン 55-57 煉獄の印章 会心1 クドゥバサル 57 滅亡の粉 自爆 グライム苦痛の精髄-8 55 体力3 力3 ラクタツ破壊の精髄-1 55 防御3 免疫3 克己2 殲滅の秘薬Lv3(レシピ) スタン ミスト 呪いの精髄-8 56 殲滅3 破壊3 オククーム幻覚の精髄-3 55 深淵1 破滅の秘薬Lv3(レシピ) クリアン貪欲の精髄-4 56 氷河1 炎1 雷1 会心の秘薬Lv3(レシピ) キラ・キバ裏切りの精髄 60 暗殺者の印裏切り者の血 幸運2 再生2 回復2貪欲3 採集3 Lv50-52の装備品(ホレムシリーズ)克己の秘薬Lv3(レシピ) オブリビオンマクーンが魂ソウル2を落としてるんだけど、 -- 名無しさん (2011-04-02 15 01 34) 確認できたんなら更新すれば? -- 名無し (2011-04-02 19 28 39) だれでもできるわけじゃないんだ馬鹿言うな。 -- 名無しさん (2011-04-02 19 32 08) 俺普通に編集の書かれ方見てだいたい分かったぞ。別に枠作る必要無いなら簡単。不安なら更新する前にプレビューすればいい。自分が求めてる書き方からコピるのもあり。 -- 名無し (2011-04-03 00 08 03) 名前 コメント
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息せき切らしてアルビオン軍の伝令が陣中を駆け抜ける。 歓喜とも困惑とも取れぬ表情を浮かべながら天幕の中へと入り込む。 左右には衛兵が立ち、その中央では二人の男がテーブルに地図を広げて軍議を行っていた。 アルビオン軍と連合軍の配置を示す白と黒の駒。 数に勝る連合軍はアルビオン軍を半包囲し、戦の趨勢も決したかに見えた。 しかし、それを覆す報が伝令より齎される。 「報告します!連合軍内にて叛乱が発生した模様です! 詳細は不明ですが敵軍は混乱し、中には同士討ちを始める者達も!」 その報告にホーキンスは思わず耳を疑った。 優勢な状況にある連合軍で内部分裂など有り得ない。 何が起きたのかを把握しようとする彼の隣で、 表情一つ変えないまま総司令は報告された地点の駒の配置を動かす。 ホーキンスが見下ろした先には、アルビオン軍によって包囲される連合軍の縮図が広がっていた。 もし、このまま完全に包囲し殲滅する事が出来たならアルビオンの勝利は確定する。 息を呑むホーキンスの横でアルビオン軍総司令は呟いた。 「さもありなん。所詮は目先の利益で繋がっていた連中に過ぎない。 勝利を前にして主導権を握らんと、どちらかが仕掛けたのだろう。 いくら御題目を立てようと正義は我等にある。アルビオンの民もそう気付いたはずだ」 果たしてそうだろうか、とホーキンスは疑念を払拭できずにいた。 レキシントンでの戦いの時も『ロイヤル・ソヴリン』号が反旗を翻すなど、 貴族派が苦境に立たされると何故か戦局を覆すような反乱が起きた。 もし、それが誰かの意志によって引き起こされたのだとしたら我々は何の為に戦っているのか。 信念も誇りも何の意味も持たない、ただの駒ではないのか。 かつて憧れた理想との落差にホーキンスは悔しくて唇を噛んだ。 「これより我が軍は追撃戦に移る。陣頭指揮は任せたぞホーキンス。 この天候では軍船も容易に出港できまい、アルビオンから一人として生かして帰すな」 「はっ! ……ですが、本当によろしいのですか? トリステインのアンリエッタ女王は陛下の従兄妹君……いえ、それ以上の」 「ホーキンス」 「出来すぎた真似をしました、お許しを」 低く響いた声にホーキンスは身を固くして頭を下げた。 しかし、それを窘めもせず頭を上げるように促すと彼は続けた。 「私とて彼女を信じたかった。だが、現に彼女はアルビオンに侵攻した簒奪者なのだ。 正統たるアルビオンの継承者である私が戻ったにも関わらず彼女は軍を退こうとはしなかった。 私は私情は捨てたのだ。貴族派も王党派もなく、ただアルビオンを守る為に。 それが私を匿ってくれたクロムウェル司教へのせめてもの手向けだ」 私情を捨てた……か。 時折、人とは思えぬ冷たさを感じたのはその所為か。 アンリエッタ女王が軍を退けなかったのも仕方あるまい。 巨費を投じて侵攻しておきながら何の成果も上げずに帰還したならば、 トリステイン王国は諸侯貴族や平民の反発を受け、その権威を失墜させただろう。 同盟国のゲルマニア帝国との兼ね合いもある。 恐らくは彼女は身を引き裂かれる想いで戦っていたに違いない。 だが、同情できるほど我々は優位に立っていない。 ここで連合軍を逃せば一時的には勝利しても、 最終的には圧倒的な国力の差に平伏す事になる。 「それでは行って参ります。ウェールズ陛下」 「ああ、吉報を期待している」 恭しく礼をして天幕を立ち去る。 用意してあった軍馬に跨ったホーキンスが全軍に指示を飛ばす。 反乱を起こした兵を加えれば総勢七万という途方もない軍勢。 大地を踏み鳴らしながら迫り来るその姿は、さながら山が動いたようにさえ見える。 それを天幕の傍らで眺めながらウェールズは呟いた。 「どうせ人形ならば自由意志など無い方が楽というもの」 否。それはウェールズの口を借りた繰り手の言葉。 死を迎えても尚、ウェールズの身体は悪夢に囚われたままだった。 ウェールズ・テューダー ……死後、トリステイン王国の宮廷内にある霊廟に安置されるも、 シェフィールドの手により奪われ、生ける屍として彼女の手駒にされる。 王党派と貴族派を束ね、神聖アルビオン共和国の議長として君臨する。 夜が到来したかのように立ち込める暗雲。 暴風が吹き荒び、張り詰めた帆が悲鳴じみた声を上げる。 軍勢から逃げ惑い、船へと殺到する人々で港は埋め尽くされた。 その狂乱と悲鳴を背に受けながら一隻の船が港から離れようとする。 遠ざかっていくアルビオンの大地を船室からアンリエッタは見た。 見捨てられたと思い、乳児を抱いて飛び降り自殺を図った母親を兵士が止める。 なんとしても船に乗り込もうと軍艦に押し寄せる民衆とそれを防ぐ兵士達。 誰もが口々に助けを求め、絶望の中を這いずり回っていた。 「船を止めなさい! 私は最後まで残ります!」 「女王陛下、それはなりませぬ!」 「何を言うのです! タルブの時と同じく、 王家の者が威光を示さねば誰が従うというのですか!?」 「なればこそ! 誰よりも先にこの場を離れるべきなのです! 陛下より先に逃げ出したとなれば彼等の名誉は失われましょう!」 アンリエッタの言葉をマザリーニは力強く遮った。 多くの軍備と兵、物資に本国から伴ってきた民衆。 失われる物は確かに大きい。再起までには長い時間と労力を要するだろう。 だが、決して取り返しのつかない物ではない。 真に恐れるべきはアンリエッタ女王を、 トリステイン王家の正統な血筋を絶やしてしまう事に他ならない。 要を失えばトリステインは瞬く間に瓦解する。 「非難や中傷に耐えられぬというのならば、この私をお斬りください! 全ては矮小な枢機卿のしでかした事と、広場に首を晒せば皆納得するでしょう!」 「………………」 死を厭わぬマザリーニの決意にアンリエッタは返す言葉が見つからなかった。 命よりも重いとされる名誉さえも捨てて汚名を被ろうとする忠臣に、 どうやって引き下がれと命ずる事が出来るだろうか。 己の重責を新たに感じ取りアンリエッタは確認するように呟いた。 「……生きる者の責任ですか」 「御意」 「ならば私は罪を負いましょう。民を、兵を、罪無き人々を見捨てた罪を」 「お供します。たとえ、その先が地獄であろうとも」 視界の端に消えていくアルビオンを眺めてアンリエッタは告げた。 ここで失われたものを決して忘れる事はないと。 神と始祖に縋るように伸ばした手を振り払った事を、 哀願する彼等の視線を振り切って背を向けた事を、 思い出す度に彼女は後悔し続けるだろう。 地獄に等しい責め苦を受けようとも、それでもアンリエッタは生きる道を選んだ。 アンリエッタ・ド・トリステイン ……タルブの勝利を国威啓発に利用した軍部により、やむを得ずアルビオンとの開戦を決断。 前の使い魔の頃には出来なかった分、平民である才人にもルイズと変わらぬ扱いで接する。 生涯独身を貫きハルケギニア有数の名君として後世に名を残す。 マザリーニ ……アンリエッタの腹心として誠心誠意仕える。 時に無鉄砲になりがちな彼女を抑え、よき相談役となる。 ただ、才人を重用する事には些か疑問を抱いており、 貴族の特権を軽んじるアンリエッタと度々衝突する。 彼もまた、アンリエッタと共にハルケギニア史に足跡を刻む。 「ダメだ! 許可無き者は船に乗せられない!」 停泊している軍艦に押し寄せる者を兵士達が妨げる。 船の数は十分に足りているものの、荒天で作業が一向に捗らない。 その合間にもアルビオン軍はすぐそこまで迫って来ているのだ。 出港の準備を整えた艦に乗せてもらおうと詰めかける。 しかし、最優先で逃がされるのは高級貴族の士官で、 身分の低い者はとても乗せてくれそうにない。 多くの者が諦めて別の船を捜す中、ギーシュは一人の少女を抱えて兵士に歩み寄った。 「志願兵か。残念だがこの艦は満員だ。他のを当たれ」 「僕じゃない! 彼女を乗せてくれ、今すぐだ!」 叫ぶギーシュに兵士は彼の腕の中へと視線を下ろした。 桃みがかったブロンドの髪の可愛らしい少女が静かに寝息を立てている。 それを見て、兵士はギーシュの気迫に納得した。 恐らくこの少女は彼の恋人なのだろう。 ここに残ればアルビオンの連中にさんざ嬲り者にされた挙句、 殺されるか奴隷として売り飛ばされるに違いない。 なら、我が身を犠牲にしてでも助け出したいという気持ちは良く分かる。 だが規則は規則。そのような感情論で語れば、ここにいる全員を助けねばならない。 「すまないがそれは出来ない。軍規には従ってもらおう」 「彼女はラ・ヴァリエールの三女だ!」 ギーシュの言葉に兵士は声を詰まらせた。 こちらを見据えるギーシュの眼差しに曇りはない。 もし、彼の言う事が本当だとしたら……? 顔を強張らせる兵士に畳み掛けるようにギーシュは続ける。 「もし、彼女の身に何かあってみろ! 彼女を見捨てたアンタは間違いなく処刑される! いや、アンタだけじゃ済まされない! その累は家族や友人にまで及ぶ! 他に誰も乗せられないなら、まずアンタが降りるべきだろう!?」 権威を傘に着た悪辣な笑みを浮かべてギーシュは兵士に迫る。 たじろぐ兵士の姿にギーシュは勝利は確信した。 慌てた兵士が艦長へ伝令を遣すと返事は呆気ないほど早く返ってきた。 「ラ・ヴァリエール嬢の乗艦を認めます。 この艦は間もなく出航します。さあ、こちらへどうぞ」 「ああ、ありがとう」 横に退いて乗艦を促す兵士にギーシュは礼を告げた。 そしてルイズを兵士に預けると安心したように彼は艀を降りていく。 当然ギーシュも乗るものだと思っていた兵士は目を丸くさせて呼び止めようとした。 「“任せとけ”彼女が起きたら才人がそう言ってたって伝えてくれ!」 ギーシュはそう叫んで大きく手を振った。 彼は才人にルイズを託された。 ギーシュが認めた親友の願いだったから、 あの時と同じ様に、また彼を助ける事は出来なかったから、 せめてルイズだけは、彼の一番大切なものだけは守りたかった。 満足げな笑みを浮かべて艦を見送るギーシュに、兵士は心よりの敬礼で示した。 「あ、ちょっと待った! もし僕が逃げられなかったら “実に勇敢な最期だった”って学院に居るモンモランシーに……」 嵐に紛れて遠ざかっていく軍艦にかけた声はもう届かない。 彼女に格好つけ損なったとギーシュはがっかりしたように肩を落とす。 そんな彼の周囲をトリステイン魔法学院の生徒達が取り囲む。 全員が志願兵としてアルビオンとの戦争に参加した連中だ。 恨みがましい目でギーシュを睨みつけると彼の襟を荒々しく掴む。 「どうして“ゼロ”だけ行かせたんだ! 上手く言えば俺達も乗せてもらえたかもしれないだろ!?」 「そうだ。いくらラ・ヴァリエールだからって特権を振りかざしていいものか!」 貴族として特権を振りかざす人間の言う事か、そう言おうとしてギーシュは口を噤んだ。 どうも悪友と付き合いだしてから口が悪くなったような気がする。 だが気分は悪くない。ああいう風に生きられるならどれほど楽だろうか。 「僕達にあの船に乗る権利はない」 神経を逆撫でると知っていてギーシュは平然と口にした。 激昂する彼等を見上げながら、それだけはどうしても譲れなかった。 ルイズを船に乗せたのは、彼女を守る為に残った才人の『権利』。 命も名誉も何も残らない戦いに望む、彼の当然の権利だ。 それを知っているからこそギーシュは船には乗らなかった。 鈍い音が響きギーシュの身体が投げ出された。 頬に走る痛みと熱。それを実感して初めて殴り飛ばされたのだと理解した。 拳を鳴らしながら志願兵達が倒れたギーシュへと詰め寄る。 その眼には憎悪の炎を灯し、まるで親の仇にでもあったかのような殺意を滾らせる。 否。正確には自分達の仇だろう。ギーシュが助かるかもしれない望みを断ち切ったのだから。 「てめえ、もしも逃げ遅れたら俺達は……」 「間に合うさ」 再び殴りかかろうと拳を振り上げる男を前に、ギーシュはさも当たり前のように呟いた。 彼だって命は惜しい。本当に危険なら我先に逃げ出していただろう。 だけど彼は知っていた。アルビオン軍は追いつかない。 七万だろうが百万だろうが、そんなのは関係ない。 走り出したアイツを止められる奴なんていやしない。 「アイツが“任せとけ”って言ったんだ、間に合うに決まってるさ」 なあ、そうだろう……才人。 ギーシュ・ド・グラモン ……タルブ戦後、すっかりやさぐれるものの、 モンモランシーの香水を巡り才人と決闘、前任と同様に彼を認めるようになる。 今ではすっかり気の合う悪友として無理やり遊びに付き合わせている。 サウスゴーダでは一番槍を果たし精霊勲章を授与される。 後に水精霊騎士隊の隊長に就任し数々の武功を立てる。 「これは何の真似だね?」 後甲板で作業監督をしていたボーウッドは訊ねた。 彼の周りには杖を向ける船員、その多くは魔法学院からの志願兵だ。 トリステイン軍が窮地に陥った事でアルビオンの兵達は裏切るのではないか、 もしかしたらこの船と船員を手土産にするつもりかもしれない、 そんな妄想に取り憑かれた彼等は暴発するように反乱という行動に移したのだ。 それはアルビオンの士官だったボーウッドが自分達の上官という耐え難い屈辱もあったのかもしれない。 いつアルビオン軍が襲ってくるかもしれない状況で新兵が冷静を保つのは困難だった。 杖を突きつけられているのに平然と振る舞うボーウッドに対し、 彼等の手は震え、杖の先端も定まらずに揺れ続ける。 呆れ顔でそれを見つめながらボーウッドは溜息混じりに聞き返す。 「それで? 私を殺した後は誰が指示を出す?」 「え?」 思わぬ問いかけに全員がお互いの顔を見合わせる。 そんな事、言われるまで考えもしなかったという表情を見せる。 ここにいるのは皆、操船経験のない素人の集まりにすぎない。 的確な指示を貰わなければ満足に船も動かせない。 「この中に近辺の岩礁の位置を把握している者は? 視界の利かない嵐の中で正確な航路を辿れる者はいるか?」 ボーウッドの言葉にざわめきが小波のように広がっていく。 元々、計画的な反乱ではない彼等に今後の見通しなどある筈もない。 うろたえる彼等を一通り見回した後、ボーウッドは大きく息を吸い込んだ。 「全員、直ちに所定の位置に戻らんかァ! マリコルヌ、スティックス、貴様等は大砲と砲弾を外に運び出せ! 余分な荷物は全て破棄する! 可能な限り外の連中を艦に収容する!」 天を揺るがさんばかりの怒号に蜘蛛の子を散らすように船員は走り出した。 特に名指しで呼ばれた二人は青い顔をしながら慌てて作業に取り掛かる。 まさか、これだけの船員がいるのに一人一人の名前を憶えていたとは。 それに杖を向けられていながら揺るぎもしない豪胆さ。 ボーウッドとの格の違いを思い知らされ彼等は身震いした。 (……どうにも私には戦運がないようだな) 混迷の様相を呈する港を見下ろしながらボーウッドは一人ごちる。 圧倒的な軍勢を率いながらトリステイン王国に敗北し、 優勢なトリステイン側に付けば今度はアルビオン大陸から追い出される始末。 早々に隠居してしまった戦友を恨めしく思う。 元々アルビオンの軍人である彼にはこれ以上トリステイン王国の為に戦う義理はない。 タルブ戦での借りはアルビオン上陸戦で存分に果たしたと言っていい。 この混乱に紛れて姿を消したとしても誰も疑いはしないだろう。 どうするべきかと悩むボーウッドの耳に竜の羽ばたきが響く。 見上げた先にはアルビオン王国の紋章を掲げる竜騎士が数騎、 荒れ狂う暴風の中を隊列を乱すことなく飛び立っていった。 サー・ヘンリ・ボーウッド ……タルブ戦後、捕虜となりトリステイン軍に士官として従軍。 経験不足の新生トリステイン艦隊に協力し、アルビオン上陸戦において多大な貢献を果たす。 アルビオン撤退戦において脱出船団を先導して無事に帰還を成功させる。 その功績に免じ、アンリエッタ女王から軍役の終了を告げられ自由の身となる。 以降、軍を引退して幸せな余生を過ごす。 「隊長、これからどうされるおつもりですか」 飛礫の如く降り注ぐ雨音にも掻き消されぬように隊員が声を張り上げた。 多分、そのような質問をしたのは後にも先にもこれっきりだろう。 常ならば撤退するトリステイン艦隊を護衛するべきだ。 だがウェールズが存命しており、さらにはアルビオンの実権を取り戻したという報が彼等の心を乱した。 もし事実だとするならトリステイン王国に加担する理由などない。 彼等は誇り高きアルビオン王直属竜騎士隊、王に刃を向ける事は有り得ない。 夢にまで見た王国の復権、それを前にして平静でいられるはずもなかった。 「……それを決めるのは俺じゃない、お前達だ」 一際大きく羽ばたいて隊長の火竜はその場で滞空する。 静かに告げた言葉が激流にも似た嵐の中で透き通って響く。 振り返り、隊の全員を眺めながら彼は話を続けた。 「ウェールズ陛下の下に戻りたい者がいるなら止めはしない。 このままトリステイン王国に残るのもいいだろう、自分で決めろ」 彼の突然の言葉に隊員達は己が耳を疑った。 隊員達にとって正しいのは王と隊長の命令、それだけだった。 常に先陣を切って戦場を駆け抜ける彼の姿が灯台の光のように道を示してくれた。 しかし彼は自分で決めろと言った。隊長としてではなく戦友として。 戸惑いながらも一人の隊員が彼に聞き返した。 「隊長は……ウェールズ陛下が生き延びたとの話を信じていないのですか」 戦場で虚報が飛び交うのは当然の事であり生存説はその最たる物だ。 その多くは敵を混乱させる物であったり誤解から生じる物など様々だ。 その問いかけに隊長は歯を食いしばりながら答えた。 「出来るなら信じたい。何度もそうあって欲しいと願った。 トリステイン王国の霊廟で陛下の遺体を目にした後もな」 手綱を掴む隊長の手が震える。 アルビオンから生還し、絶望的ともいえるタルブ戦を潜り抜け、 そうして再会した物言わぬ主の姿を前に彼はどれだけ嘆いただろうか。 死んだと分かっていたとしても目の前に突きつけられた真実は重すぎた。 叶うならば持てる全てを犠牲にしてでも蘇って欲しいと願った。 かつてワルドが母親の遺骸の前でそう願ったように。 そしてアンリエッタがウェールズの亡骸の前で思ったように。 しばらくして二騎の火竜が大きく羽ばたいた。 火竜の見据える先は連合軍のいる港ではなくアルビオン軍のいる内陸。 他の隊員が困惑する中、隊長と二人は互いに敬礼を交わす。 それはここまで共に戦ってきた戦友との訣別を示していた。 「今まで御世話になりました隊長。御武運をとは言えませんがお達者で」 「ああ。さらばだ戦友」 次第に小さくなっていく二騎の火竜を彼は見つめる。 たとえ敵味方に別れようとも彼等は間違いなく戦友だ。 しかし、これから戦うべき相手に言う事ではないとあえて黙した。 そして残った連中へと振り返り再度訊ねた。 「それでお前達はどうする? 今ならまだ追いつけるぞ」 「ウェールズ陛下が生きているかどうかは分かりません。 ですが、陛下の下された最後の命令はまだ生きていると確信します」 笑みを浮かべて隊員の一人はそう答えた。 『アルビオンから脱出する船を護衛せよ』 あの時とは状況も意味も違うがトリステイン王国は紛れもなく同胞だ。 それを討たんとするウェールズの行動は命令を下した時とは真逆。 ならば己の内に存在する陛下の御心に従うべきだと彼等は判断した。 そうか、と満足げな笑みを浮かべた隊長が彼等と敬礼を交わす。 隊員達が港へ引き返そうと火竜を反転させる。 しかし続くと思われた隊長はまだその場に留まっていた。 「どうされたのですか? 何か騎竜に不調でも?」 「お前達は先に行け。俺はやる事が残っている」 そう言いながら彼は火竜を全力で駆けさせた。 誰が信じるだろうか、七万の大軍を相手に一人で殿を務める大馬鹿野郎の存在を。 もうとっくに殺されているかもしれないが、それでも彼は竜を飛ばす。 タルブの時の無念が心に染み付いていたからかもしれない。 遠ざかっていく隊員達の声を背に受けて彼は力強く答えた。 「英雄殿を迎えに行くんだよ!」 アルビオン王直属竜騎士隊 ……王党派残党の脱出およびタルブ戦で大半が戦死。 生き残った内の2名は神聖アルビオン共和国へと下った事が判明、 隊長以下3名は追撃する先遣竜騎士隊と遭遇、 これと交戦した以降の消息は不明。 軍艦に群がる兵士達とは別に、港のやや離れた場所からそれを窺う一団があった。 誰もが厳つい風貌をし、野盗と見紛わんばかりの彼等はトリステインに雇われた傭兵達だった。 中でも彼等は一人一人がそれぞれの傭兵団を抱える頭目。 その彼等は船に乗り込もうとはせずに黙って成り行きを見届けている。 脱出が優先されるのは高級貴族、次いで中流貴族、下級貴族、正規兵、志願兵……、最後に傭兵だ。 どんなに慌てても順序が入れ替わる事はないだろう。 それを知っているからこそ傭兵達は動かないのだ。 「どうするよニコラ。このままじゃ俺ら皆殺しだぜ?」 「いっその事、あの船やっちまうか?」 だが危機が差し迫っている状況に変わりはない。 リーダー格の男に今後の相談を持ちかける中、 一人が出航の準備を続ける戦列艦を指差して銃の引き金を引く仕草をする。 それは空賊や海賊が好む、襲撃を意味するサイン。 乗せてもらえないのなら奪ってしまえばいい。 短絡的な行動かもしれないが傭兵達の中にはそれを副業とする者も多い。 手馴れた奴がいればたとえ正規兵だろうと混乱している相手に遅れは取らないだろう。 僅かに現実味を帯びた提案にニコラは静かに首を振った。 「やめとけ。港を出た所で沈められるのがオチだ。 仮に逃げられたとしても脱走兵を受け入れる所なんてありゃあしねえよ」 既に何隻かは出航しており船団を組む為に沿岸に待機しているはずだ。 上手く奪えたとしても素人が操船する軍艦なんざ鴨を撃つよりも容易く沈められる。 ニコラの返答に一同は大きく溜息を零した。 彼が無理と言った以上、それはどう足掻こうとも無理だと悟ったのだ。 しかし、すぐに別の者達が新たな提案を持ち出す。 「じゃあ、あっちの民間船はどうだ? あれなら連中もそれほど目くじら立てたりしねえだろ」 「それよりも、いっそアルビオンの方に付かねえか? 適当な貴族を手土産にすりゃあ邪険にされねえと思うが」 彼等の提案を耳にしつつ、ニコラは思案に暮れた。 もし貴族や正規兵がいれば人道に悖ると反発しただろう。 だが彼等は傭兵であり、優先されるのは金銭と自分達の命だけだ。 名誉などという形のない物に執着する事はない。 いざとなれば雇い主さえ裏切って生き延びるに違いない。 悴む手に息を吐きかけながら視線を配らせる。 視界さえも遮る豪雨のせいか、自分達に注意を払う者はいない。 算段を巡らせるニコラの視界にふと何かが目に留まった。 それは一人の少年を取り囲む集団の姿。 罵るような大声が雨音に消される事なくここまで響く。 見覚えのある少年の姿、そして会話の内容を聞いてニコラは立ち上がった。 ざわめく仲間を無視して、つかつかと少年達に近付いていく。 歩み寄るニコラに、少年をリンチしていた集団の一人がなにやら叫ぶ。 恐らくは警告か何かのつもりだったのだろう、 その少年が迎える最期を察した傭兵達が合わせたように十字を切る。 直後、少年の顎に叩き込まれるニコラの拳。 血飛沫に混じって歯が何本か飛び散る。 泡を食って逃げ出す集団には目もくれず、 ニコラは暴行を受けていた少年に自分のコートを被せた。 やがて傭兵達の所に戻ると笑みを浮かべて告げた。 「いや、もっと良いアイデアがある。 アルビオンの連中をここで撃退しちまうのさ」 突然のニコラの発言に、傭兵達は戸惑いを隠しきれなかった。 敵は七万、傭兵達の数は多く見積もってもせいぜい数百。 どう足掻いたって勝てるとは到底思えない。 困惑する彼等を前に、雨風に負けぬよう声を張り上げてニコラは説明する。 「勝つ必要はねえ。追撃しても無駄だって連中に思わせればいい。 防塁を築く資材だって十分にあるし建物だって使える。 それに武器だってここには幾らでも揃ってるぜ」 くい、とニコラが顎で示した先には、 覚束ない足取りをした太っちょに運び出される大砲。 雨に濡れぬよう防塁越しに横一列に並べて砲撃すれば、 かつてニコラがギーシュに語った通り、それがたとえ大軍であろうと足は止められる。 しかし圧倒的な戦力差を前に動こうとする者は誰もいなかった。 どうしてそんな無謀な賭けに歴戦の戦士であるニコラが挑むのか、 彼等には何一つとして理解できなかった。 そして、ついに堪りかねた傭兵が声を上げた。 「無理に決まってるんだろ! 敵は七万だぞ! そんな大軍相手に足止めなんて奇跡でも起きない限り……」 「奇跡なら起きただろ、あの時もよ」 「……タルブの戦いか!」 ニコラの言葉にハッと思い出したかのように傭兵達は顔を上げた。 このアルビオン戦に参加している傭兵の中にはタルブの戦いを経験した者も多かった。 正に奇跡というべき逆転劇を目の当たりしていた彼等に一筋の光明が差す。 それを眺めながらニコラは楽しげに話を続ける。 「そうだ。憶えているだろ、公の記録から消されちまった『ラ・ヴァリエール嬢の使い魔』。 そのたった一匹で大軍を蹴散らした怪物がよ、今度は七万相手に一騎駆けしてるんだとよ」 吹き荒ぶ嵐にも似たざわめきが傭兵達の間に広がっていく。 実際にその光景を目にした者も、また風聞でしか知らない者も、 また奇跡が起きるかもしれないと信じ始めていた。 全てを倒せなくとも統制を乱した相手ならば足止めも不可能ではない。 「上手くすりゃあ楽して大手柄だ。一生使い切れないぐらいの恩賞に与れるぜ」 親指と人差し指で輪を作りながらニコラはにやりと笑みを浮かべる。 その一言で傭兵達の腹は決まった。次々と自分の傭兵団へと指示を下していく。 せっせと作業に取り掛かる彼等を眺めながら、 ニコラは雨に濡れた自分の頭をがしがしと掻いた。 (まあ、嘘は言ってねえよな、嘘は) たとえばラ・ヴァリエール嬢の使い魔が犬から人に代わってたとか、 そういうのは聞かれたら答えればいい事であって説明の必要はないだろう。 ガキの頃、神父に口酸っぱく『嘘だけはつくな』と叱られたので言いつけは守っている。 地獄に落ちると脅されても、これっぽっちも信じちゃいないが神父との約束だから仕方ねえ。 もちろん、神様も始祖も英雄も奇跡だって信じちゃいねえが。 「……大将、アンタの幸運に賭けてみよう」 平民の少女に助け起こされるギーシュを見つめながらニコラはそう呟いた。 ニコラ ……タルブ戦後、ギーシュの副官としてアルビオン戦役に参加。 戦闘経験のないギーシュを補佐し、彼にサウスゴータ一番槍を取らせる。 撤退戦では傭兵部隊を指揮し、アルビオン軍の追撃を押し留めるも包囲されて逃げ場を失う。 もはやこれまでと覚悟を決めて一人でも多く敵兵を道連れに……とは露ほども考えず直ちに降参。 鉱山で仲間に愚痴を聞かされながら強制労働に勤しむ。 民間船の中は足の踏み場もないほどすし詰め状態だった。 元々、軍港の大半を軍艦が占めていて数が少ない上に、 近くを通りがかった船も危険を察知して引き返している状況だ。 アンリエッタが民間船を買い取らねばこの船もすでに港から離れていただろう。 絶望的な状況に恨みがましい声や悲嘆に暮れる声があちこちで響く。 そんな彼等を勇気付けようと船員達が励まして回る。 「……なんでアルビオンに来るといつもこうなんだよ」 「ご安心ください。船長はかつてアルビオン軍の追撃からも逃れた事があるベテランで……」 それらの声を無視してシエスタはギーシュを船内へと運び込む。 狭い船内でありながら負傷者や病人を手当てする空間は辛うじて残されていた。 そこにいた医者にギーシュを診察してもらいながら彼女は尋ねた。 「才人さんは!? ミス・ヴァリエールはどうされたんですか!?」 ゆさゆさと彼の両肩を揺すりながら医師の制止も振り切って尋問する。 言わなければ殺されるかもしれない位の迫力に呻きながらギーシュは答えた。 「才人は殿を……。ルイズを避難させて欲しい、と僕に預けて…」 「そんな!?」 パッとシエスタが手を離した瞬間、ギーシュは床に後頭部を打ち付けた。 文句を言おうとしたギーシュを踏みつけてシエスタは駆ける。 しかし甲板へと出て行った彼女が目にしたのは遠ざかるアルビオンの港だった。 彼女がギーシュを運んだ後すぐに船は出航していたのだ。 もはや彼の下に向かいたくとも港に戻るすべはない。 泣き崩れるように彼女はその場に膝をついた。 「また、会えますよね……?」 シエスタの瞳から零れた大粒の涙が雨に混じって流れ落ちる。 ぎゅっと彼女はポケットにしまっていたお守りを握り締めた。 それはいつもシエスタが“彼”にかけていたブラシ。 ルイズが首輪を隠していたように彼女もまた思い出を守り通した。 あの日の別れを思い出しながら彼女は呟く。 「まだ、お別れを言っていないんですから……また会えますよね」 願いにも似た言葉は吹き荒ぶ嵐と雷鳴に消える。 一人戦場で剣を振るう少年に、その声が届く事はなかった……。 シエスタ ……“彼”に受けた恩を才人に返そうと優しく接するうちに愛が芽生える。 今ではルイズに張り合って才人を奪い合うような関係に発展している。 武器屋の親父 ……逃亡中に路銀が底をつき、戦時中の稼ぎを見込んでアルビオンへ。 そこそこの売り上げが出たものの敗戦で売り物を捨てて逃げざるを得なくなった。 『マリー・ガラント』号船長 ……トリステイン王国より得た恩賞を元手に新たな船を購入、 アルビオンとの連絡船として難民や行商人を運ぶ仕事に就く。 船名は今も『マリー・ガラント』号のまま。 戻る 目次 進む
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第1回ビオトープ会議 08,12,19 第2回ビオトープ会議 09,01,09
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◇ソードワールドRPG キャラクターシート.TXT □キャラクター名:リーネ・カルビオレ □ プレイヤー名:無名祭祀書 □種族:人間 □性別:女 □年齢:16 □出身:悪党 □能力値 能力B A【 9】+ B =器用度:20:+3: C + 【11】=敏捷度:23:+3: 【12】+D【 8】=知力 :20:+3: E【 5】+ F =筋力 :10:+1: G + 【 5】=生命力:17:+2:生命抵抗:7 現在値:17 【12】+H【 5】=精神力:17:+2:精神抵抗:7 現在値:17 □技能 〇冒険者レベル:5 〇経験点:305 〇技能 :レベル: ・シーフ : 5 : ・プリースト(チャ・ザ): 4 : ・セージ : 1 : ・レンジャー : 1 : ○一般技能 :レベル: ・学生 : 2 : ・トレジャーハンター部 : 3 : ・保健委員会 : 1 : □魔法 〇ルーン :レベル: 魔力 : ・ホーリープレイ : 4 : 7 : ・ : : : ・ : : : 〇コモンルーン :消費精神点 ・ : ・ : ・ : □言語 :会話:読文: ・共通語 : ○ : ○ : ・東方語 : ○ : ○ : ・下位古代語 : × : ○ : ・ : : : □呪歌 ・ ・ ・ □装備品 〇所持金 ・現金 :544ガメル ・宝石等: ・預金 : ・借金 : 〇一般装備 ・背負い袋 ・マント ・ランタン ・小型ハンマー ・カエルのおサイフ ・袋 ・毛布 ・火口箱 ・手鏡 ・チョーカー ・小袋 ・食器(1セット)・油(1本/12時間)・羊皮紙(10枚) ・ヒールポーション×2 ・ベルトポーチ ・調理道具 ・ロープ(10m) ・羽根ペン/インク ・耐寒ふわふわ手袋 ・水袋 ・たいまつ(6本)・くさび(10本) ・シーフ用ツール ・首輪 〇マジックアイテム ・鍛えの鞘 ・パリィパリィ ・対冷のお守り(冷気ダメージ1点防御・寒冷地に適応 ・対魔のお守り(1点精神抵抗上昇・つけてる限りカンタマを無効化) □武器 防具 必筋 攻修正 打撃力 C値 追加D 回修正 防御力 D減少 技能 ファイター/シーフ ** 5 *** -1 5 5 *** *** レンジャー ** *** ** *** *** *** 冒険者レベル ** *** *** ** *** *** *** 5 能力値ボーナス 器用度ボーナス ** 3 *** ** *** *** *** *** 敏捷度ボーナス ** *** *** ** *** 3 *** *** 筋力ボーナス ** *** *** ** 1 *** *** *** 武器 ブロードソード(最高品質) 5 0 10 10 0 *** *** *** ロングボウ(最高品質) 5 0 15 10 0 *** *** *** ダガー×5 5 0 5 10 0 *** *** *** 盾 *** ** *** *** *** 鎧 ハードレザー(最高品質) 5 *** *** ** *** 0 10 0 総計 ** 8 10 9 6 8 10 5 矢、24本。 □設定 reine.jpg リーネ・カルビオレ Reine=Calbiore 16歳 女。 160cm 48kg B85 W55 H84 すちゃらかトレジャーハンター。お宝大好き。金遣いは荒い。 「ね♪、あの遺跡・・・いっしょに行かない?」 NA2年生。 トレジャーハンター部所属。 第1学生寮。
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(※ バイオンテック、ビオンテック) ファイアー / コミナティ筋注 ● バイオンテック〔Wikipedia〕 バイオンテック(ビオンテック、バイオエヌテック などとも、ドイツ現地での名称 BioNTech SE[注釈 1] ドイツ語発音 [ˈbaiɔntɛk]、[ˈbiːɔntɛk])は、ドイツのマインツに本社を置くバイオテクノロジーに関する会社。疾患治療に対する患者特異的なアプローチのための能動的免疫療法(英語版)を開発している。個別化されたがん免疫療法、感染症に対するワクチン、希少疾患のタンパク質補充療法に使われるメッセンジャーRNAをベースとした医薬品候補を開発しているほか、癌の治療オプションとしての細胞療法、新規の抗体、低分子免疫調節剤を開発している。 ● ウール・シャヒン (※ BioNTech社のCEO) 【接種中止の決め手になる超絶重大ニュース】 世界一出回ったワクチンを開発した会社自らが、「安全性も有効性も証明できない」と公式に認めたという のに、まったくもって騒ぎになりませんね。私が大袈裟というわけでもなさそうです。赤字太字箇所読みで3分。https //t.co/ekQqnwX6wU — いけのり (@ikenoriikenori) May 8, 2022 ■ 【驚愕】ビオンテック社、重大な副作用、安全性と有効性に関するデータなしと認める 「いけのり通信(2022年5月8日)」より (※mono....前後略、詳細はサイト記事で) / COVID-19ワクチンの将来の収益が不透明! ビオンテック社が認める:重大な副作用、安全性と有効性に関するデータなし コロナ政策は、新型コロナウイルス対策のための遺伝子工学による実験薬は安全で効果的であるというプロパガンダを飽きることなく繰り返しています。しかし、ビオンテック社が米国証券取引委員会(SEC)に提出した報告書にあるように、メーカーでさえも納得していないのが現状です。mRNA注射(ワクチン)による重篤な副作用が懸念されることは明らかです。同時に、免疫反応の「耐久性」については、「まだ臨床試験で証明されていない」と認めています。このように、ビオンテック社自身の証言は、強制的なワクチン接種を支持するすべての事柄と真っ向から矛盾しています。 ビオンテック社によると、現在、変異種にも対応できるコロナワクチンを開発中とのことです。しかし、米国証券取引委員会(SEC)への報告で、Goldgrube 12(ビオンテック本社所在地のようです)のファイザー社のパートナー企業は、現在のコロナワクチンの安全性と有効性の欠如により、当局による永久承認が拒否される可能性があることを認めざるを得ないと、Peter F. Mayer博士がtkp.atに報告しました。現在、米国では緊急承認、欧州では条件付き・期限付き承認で販売されています。すでに18億人分のワクチンが再注文されていますが、同社は悲観的な見方をしています。米国の法律では、製薬会社はこれらのリスクをきちんと伝える義務があります。そうでなければ、会社に対して、恐ろしいほどの損害賠償請求がなされかねません。 【COVID-19ワクチンの危険性】 / 【ファイザー】 PCで見ている人はトップバナーにある「ウェブサイトの翻訳」にて読めます^^ スマホの方は明日noteに転載終わりましたらアップします😎👍 「ファイザー社製ワクチンのデータに関する爆弾文書」 Bombshell Document Dump on Pfizer Vaccine Data https //t.co/FuuszNgLbu @grtvnewsより — あかいひぐま🎗 (@akahiguma) December 21, 2021 ■ ファイザーワクチンデータの爆弾ドキュメントダンプ 「グローバル・リサーチ(2021年12月2日)」より / 2021年の2月では、ファイザー社は、すでに容疑者はワクチンによる死亡の1,200以上の報告受けていたと十報告された有害事象の何千もの270回の妊娠のうち、自然流産の23例および心臓障害の2,000以上のレポートなどを、。 これはファイザー自身のデータであることを忘れないでください。」 ■ CEOの醜い言い逃れ http //www.nicovideo.jp/watch/sm39737399 ひで358 .
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デーモン:アブリカンディル Demon, Abrikandilu この歪んだ角のある猫背の人型生物には、各々の鉤爪の手に分岐した2本の親指と、ネズミのような尾がある。 アブリカンディル CR3 XP 800 混沌にして悪/中型サイズの来訪者(悪、混沌、他次元界、デーモン) イニシアチブ +0;感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+12 防御 AC 15、接触10、立ちすくみ15(+5外皮) HP 32(5d10+5) 頑健 +5、反応 +4、意志 +3 ダメージ減少 5/冷たい鉄;完全耐性 [雷撃]、[毒];抵抗 [強酸]10、[火炎]10、[氷雪]10 弱点 鏡への嫌悪 攻撃 移動速度 30フィート 近接 噛みつき=+7(1d6+2、加えて“切除”)、爪(×2)=+7(1d4+2) 遠隔 代用武器=+5(1d6+2) 特殊攻撃 切除、打ち砕く打撃 擬似呪文能力 (術者レベル5;精神集中+6) 3回/日―コーズ・フィアー(DC12)、シャター(DC13) 1回/日―招来(1レベル、1体のアブリカンディル[50%]) 一般データ 【筋】15、【敏】11、【耐】12、【知】6、【判】10、【魅】13 基本攻撃 +5;CMB +7(+9武器破壊);CMD 17(対武器破壊19) 特技 《強打》、《鋼の意志》、《万能投擲術》、《武器破壊強化》 技能 〈鑑定〉+6、〈装置無力化〉+8、〈知覚〉+12、〈登攀〉+10;種族修正 +4〈知覚〉 言語 天上語、奈落語、竜語;テレパシー100フィート 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(奈落界アビス) 編成 単体、2体、または徒党(3~12) 宝物 標準(盗賊道具、その他の宝物、しかし芸術的な物体は破損状態である) 特殊能力 打ち砕く打撃(変則)/Destructive Attacks アブリカンディルの肉体攻撃は物体に対してクリティカル・ヒットが可能であり確定させる。加えて、アブリカンディルは物体を破壊するか壊すための【筋力】判定に+5の種族ボーナスを得る。 鏡への嫌悪(変則)/Hatred of Mirrors アブリカンディルは自身が反射した光景を嫌う。鏡を使うことはアブリカンディルに対する〈威圧〉判定に+5のボーナスを与える。鏡に隣接しているか、鏡を運んでいるクリーチャーから攻撃を受けるアブリカンディルは(GMの判断で、いくつかの盾は鏡であると考慮しても良い)、そのターンの開始時にDC15の意志セーヴを試みなければならない。失敗すると、鏡を破壊することを試みるためにそのラウンドに全てのアクションを集中させなければならない。 切除(超常)/Mutilation アブリカンディルの噛みつきは恐怖の恐ろしい傷をもたらし、美しさを損なうだけでなく、クリーチャー自身の価値観を超常的に減少させる。アブリカンディルによって噛みつかれたクリーチャーはDC13の頑健セーヴに成功するか全ての【魅力】に基づく判定に-1のペナルティを得なければならない。このペナルティは最大-5まで累積し、傷を治癒した後でさえ残る。このペナルティは時間とともにゆっくりと色あせ、0に達するまで24時間毎に1ずつ減少する。これは[呪い]効果である。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。 破壊者のデーモンとして知られるアブリカンディルは絵を細かく裁断したり、壮大な像を瓦礫へと変えたり、美しい尊顔を傷つけたりすることによって美しさを破壊することに喜びを感じる。アブリカンディルは、特に嫉妬から生まれた破壊行為で、芸術品を破壊したり、美しいものを損ねた定命の者の魂から形作られる。全てのアブリカンディルには美しさより嫌うものが1つだけある――彼ら自身の姿だ。奇妙なことに、他のアブリカンディルの顔は破壊者のデーモンを悩ますことはないが、自身の歪んた形の光景はアブリカンディルを凶暴で暴力的な怒りへと駆り立て、自身のエネルギー全てを自身の姿を見せた物品、通常は鏡を破壊する事に費やす。 アブリカンディルはデーモンの戦争で、地上部隊として頻繁に使われる。なぜならば彼らは戦場で唸ることに優れ、戦闘で優位に立つために武器や鎧が必要ないからである。芸術作品を破壊する彼らの性向は戦闘における更なる混乱の要素として機能する、アブリカンディルが敗れた時でさえ、彼らが与えたダメージは彼らが破壊した価値を絶えず思い出させるものになるのだから。 アブリカンディルは身長4フィート(約1.2m)、体重200ポンド(約90.7kg)。 デーモン:カンビオン Demon, Cambion この赤い肌のデーモンの人型生物には二股の舌があり、1対の黒い角がその額から生えている。 カンビオン CR2 XP 600 混沌にして悪/中型サイズの来訪者(悪、混沌、他次元界、デーモン) イニシアチブ +1;感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+7 防御 AC 15、接触11、立ちすくみ14(+1外皮、+1【敏】、+3鎧) HP 22(3d10+6) 頑健 +5、反応 +2、意志 +4 完全耐性 [雷撃]、[毒];抵抗 [強酸]10、[火炎]10、[氷雪]10;呪文抵抗 13 攻撃 移動速度 30フィート 近接 高品質のシミター=+6(1d6+2/18~20)、爪=+0(1d4+1/19~20)または爪(×2)=+5(1d4+2/19~20) 遠隔 高品質のコンポジット・ロングボウ=+5(1d8+2/×3) 特殊攻撃 嗜虐的な打撃、大罪の狂乱 擬似呪文能力 (術者レベル3;精神集中+5) 3回/日―コマンド(DC13) 1回/日―エンスロール(DC14)、チャーム・パースン(DC13)、デス・ネル(DC14) 一般データ 【筋】15、【敏】13、【耐】14、【知】13、【判】12、【魅】14 基本攻撃 +3;CMB +5;CMD 16 特技 《欺きの名人》、《強打》 技能 〈威圧〉+8、〈隠密〉+7、〈軽業〉+7、〈真意看破〉+7、〈知覚〉+7、〈はったり〉+10、〈変装〉+10 言語 共通語、奈落語;テレパシー30フィート 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(奈落界アビス) 編成 単体、2体、徒党(3~7)、またはカルト(8~13) 宝物 NPCの装備品(スタデッド・レザー、高品質のシミター、高品質のコンポジット・ロングボウ[+2【筋】]とアロー20本、その他の宝物) 特殊能力 嗜虐的な打撃(超常)/Sadistic Strike カンビオンは苦痛と苦悶を引き起こすことに優れている。カンビオンは《クリティカル強化》の特技を持っているかのように、彼らが攻撃する武器を常に扱う(攻撃ロールを行う呪文と肉体武器を含む)。 大罪の狂乱(超常)/Sinfrenzy あらゆるカンビオンは、カンビオンの出生の瞬間に決定され人型生物の両親の大罪の性質に依存する7つの古典的な大罪のうち1つ用の、過度な許容能力を保有している。1日1回、カンビオンのヒット・ダイスの数に等しいラウンド数、カンビオンは彼の罪を受け入れ、フリー・アクションとして狂乱状態へと至ることができる。カンビオンが狂乱状態である間、彼の地上移動速度は10フィート増加し、反応セーヴと攻撃ロールに+1のボーナスを得る。これらのボーナスは、ヘイストや類似の効果によって得られるボーナスと累積しないが、カンビオンが彼の特定の罪のためのリストにあるクラスが少なくとも1レベルある場合、大罪の狂乱は追加の効果を与える。 嫉妬(クレリック)/Envy:カンビオンのクレリックは神の力を切望する。彼らが大罪の狂乱をしている間、彼らのエネルギー放出の効果は1d6増加する。 暴食(アルケミスト)/Gluttony:カンビオンのアルケミストは、エキス、ポーション、変異薬、毒さえも飲むのを楽しむ。彼らが大罪の狂乱をしている間、彼らの爆弾は追加で1ダイスだけダメージを与える。 強欲(ローグ)/Greed:カンビオンのローグは、富と権力を増すことに取りつかれている。彼らが大罪の狂乱をしている間、カンビオンのロールは急所攻撃のダメージに追加の1ダイスを与える。 肉欲(バード)/Lust:カンビオンのバードは、他人を支配、制御しようとし、彼らを奴隷へと変える。カンビオンのバードが大罪の狂乱をしている間、彼らの勇気鼓舞の呪芸、自信鼓舞の呪芸、武勇鼓舞の呪芸、英雄鼓舞の呪芸の能力によって与えられるボーナスを1増加する。彼らの呪芸のセーヴDCも1増加する。 傲慢(ウィザード)/Pride:カンビオンのウィザードは自分たちの魔法が最も偉大であると信じている。彼らが大罪の狂乱をしている間、呪文のセーヴDCは1増加する。 怠惰(ファイター)/Sloth:カンビオンのファイターの出血はゆっくりとしている。大罪の狂乱をするとき、彼らはヒット・ダイス毎に2ポイントの一時的ヒット・ポイントを得、それらは大罪の狂乱が終わるときに失われる。 憤怒(レンジャー)/Wrath:カンビオンのレンジャーは野蛮な憎悪を持って攻撃する。彼らが大罪の狂乱をしている間、得意な敵へのボーナスは2増加する。 インキュバスがアビスで人型生物の子を身籠り、その定命の者の親が妊娠期間中その次元界にいるとき、懐胎している子供は、ハーフデーモンではなく、カンビオンとして知られる一種の人型生物のデーモンとして生まれるのに十分なアビスのエネルギーを吸収する。 カンビオンは本物の来訪者である。大部分のカンビオンは赤い肌、頭の角、偶蹄の足を持つ――カンビオンの外見のフィーンディッシュとしての一面はティーフリングのものほど広く変動しない。典型的なカンビオンは身長6フィート(約1.8m)、体重190ポンド(約86.2kg)。 デーモン:セラプティス Demon, Seraptis この女性の肉体は青白く病的であり、まるで4本の腕にある牙の並ぶ切り傷から血が抜かれたかのようだ。 セラプティス CR15 XP 51,200 混沌にして悪/中型サイズの来訪者(悪、混沌、他次元界、デーモン) イニシアチブ +10;感覚 暗視60フィート、デスウォッチ、トゥルー・シーイング;〈知覚〉+30 オーラ 絶望の凝視(30フィート、DC22)、アンホーリィ・オーラ(DC23) 防御 AC 30、接触20、立ちすくみ24(+10外皮、+4反発、+6【敏】) HP 217(15d10+135);血液治癒 頑健 +22、反応 +15、意志 +17 ダメージ減少 10/冷たい鉄および善;完全耐性 [雷撃]、出血攻撃、[毒];抵抗 [強酸]10、[火炎]10、[氷雪]10;呪文抵抗 26 攻撃 移動速度 50フィート 近接 +3ウーンディング・シミター=+27/+22/+17(1d6+11/15~20)、爪(×3)=+21(1d6+4加えて“つかみ”)、突き刺し=+21(2d6+4)または爪(×4)=+23(1d6+8加えて“つかみ”)、突き刺し=+23(2d6+8) 特殊攻撃 支配の強圧、多腕つかみ、締めつけ(4d6+12加えて2d6出血攻撃および1d4【筋力】吸収) 擬似呪文能力 (術者レベル15;精神集中+20) 常時―アンホーリィ・オーラ(DC23)、デスウォッチ、トゥルー・シーイング 回数無制限―クラッシング・ディスペア(DC18)、ディスペル・マジック、テレキネシス(DC20)、グレーター・テレポート(自身と50ポンドの物体のみ) 3回/日―コンフュージョン(DC19)、ディマンド(DC23)、ドミネイト・パースン(DC19)、フライ 1回/日―招来(5レベル、1体のセラプティス[20%]または1体のグラブレズゥ[40%])、シンボル・オヴ・インサニティ(DC23) 一般データ 【筋】26、【敏】23、【耐】28、【知】16、【判】19、【魅】21 基本攻撃 +15;CMB +21(+25組みつき);CMD 41 特技 《イニシアチブ強化》、《強打》、《クリティカル強化:シミター》、《クリティカル熟練》、《出血化クリティカル》、《武器熟練:シミター》、《複数回攻撃》、《迎え討ち》 技能 〈威圧〉+23、〈隠密〉+24、〈軽業〉+24(跳躍では+32)、〈真意看破〉+22、〈知覚〉+30、〈知識:次元界〉+21、〈知識:宗教〉+21、〈はったり〉+23、〈飛行〉+24;種族修正 +8〈知覚〉 言語 天上語、奈落語、竜語;テレパシー100フィート 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(奈落界アビス) 編成 単体またはカルト(1、加えてサキュバス2~6) 宝物 ×2(+3ウーンディング・シミター、その他) 特殊能力 血液治癒(超常)/Blood Healing セラプティスの30フィート以内にいるクリーチャーがセラプティスによって出血ダメージを受けるときは、空気中を通じてセラプティスの胃袋へと血液が流れ、セラプティスはダメージに等しい量を治癒する。 支配の強圧(超常)/Compelling Domination セラプティスがドミネイト・パースンを使用するとき、その犠牲者は、自分の性質に反する行動を起こすように命令される際に新しいセーヴィング・スローを決して得ず、能動的に抵抗しない。 絶望の凝視(超常)/Gaze of Despair セラプティスの30フィート以内にいるクリーチャーはDC22の意志セーヴに失敗すると1d6ポイントの【魅力】吸収を受け、1d6ラウンドの間よろめき状態となる。【魅力】吸収がクリーチャーの【魅力】を0へ減少させるならば、GMの判断の下、そのクリーチャーは代わりに圧倒的な自殺の衝動に屈し、手近にある最も簡便な方法によってその人生を終える試みをする。その【魅力】が通常の最大値まで戻るまで、クリーチャーはその状態のままである――戻らなければ、犠牲者は更なる自殺未遂を防ぐために常時拘束されなければならない。これは[精神作用]効果である。セーヴDCは【魅力】に基づいている。 多腕つかみ(変則)/Multi-Arm Grab セラプティスがクリーチャーをつかむのに成功したとき、彼女の腕にある大口がクリーチャーを齧る。この能力はダメージ種別が殴打、刺突、かつ斬撃であることを除き締めつけとして機能する。セラプティスは、あるラウンドにその目標に最初に命中を与えた後各々の連続した爪攻撃において、つかみ能力での組みつきの試みに累積する+4のボーナスを得る。 セラプティス・デーモンは、広範囲にわたる絶望や自殺を引き起こした破壊を促した人々の魂から形成される。