約 1,775,371 件
https://w.atwiki.jp/hosituba/pages/49.html
編集の練習・テストの場です。 アズワンストーリー 保存方法案 +スクリーンショットし、編集で繋げて画像として載せる。「カズマとカイアス」を試しに作りました +横幅500ピクセル ▲話の先頭に戻る▲ +横幅375ピクセル ▲話の先頭に戻る▲ +横幅500ピクセルの画像をwidth=375に指定 ▲話の先頭に戻る▲ 武器メニュー案1:武器スロットごとに記載 +... R 名前 属性 所持機体 バースト武器 クロスバースト武器 名前 属性 所持機体 バースト武器 クロスバースト武器 ミトライユ 実弾 ソリディアアンゼロイ 拳銃 雲雀 グレイン-AS ビーム ソリディアサイトヘッドディスドス エジラパレット ▲ 機関銃 軍神 実弾 ソリディアゴールテン・ダーラピスヘッジ ラーゴ ▲ ミトライユ・バル 実弾 ソリディアアンゼロイ デトネイトランス ▲ フォルツパレット 投擲 カーディナルサブライガファルマコンアンゼロイ フリージングミスト 武器メニュー案2:機体ごとで記載 +... ソリディア +クリックで展開 名前 属性 バースト武器 クロスバースト武器 拳銃 天火 実弾 ミトライユ ビーム ファイアサイス 実弾 ▲ 単装導弾 堕撃 実弾 ▲ グレイン-AS 投擲 ラゼル 実弾 ▲ O.G.メテオライト ビーム ▲ ▲ 機関銃 軍神 実弾 多連装導弾 竜爪 実弾 ▲ カーディナル +クリックで展開 名前 属性 バースト武器 クロスバースト武器 ブーメラング 実弾 ミトライユ・バル ビーム ブレードジップ 実弾 ▲ ▲ 拳銃 月牙 実弾 火炎砲 散華 投擲 フォルツパレット 実弾 拳銃 雲雀 ビーム エジラパレット 実弾 ▲ 武器メニュー案3:武器で分け、表を機体で区分け +... R +クリックで展開 機体 名前 属性 バースト武器▲クロスバースト武器▲ ソリディア ミトライユ 実弾 グレイン-AS ビーム 機関銃 軍神 実弾 カーディナル ミトライユ・バル 実弾 フォルツパレット 実弾 火炎砲 散華 妨害 エジラパレット 実弾 ▲ シーユー・レイター ラーゴ ビーム ▲ デトネイトランス 格闘 ▲ ミトラーム ビーム プレストヒール 回復 グレイン-SP ビーム フリージングミスト 妨害 ▲R武器先頭へ戻る▲ 翔撃戦(2v2)アセン解説ページ草案 +... 翔撃戦ページに追加or(機体名)【翔撃戦】みたいな新規ページを制作の2通りが考えられます 機体一覧 ソリディア 耐久値 特性 1000 自チームの残チームゲージに応じて自チームのSPウェポンのリロード速度が上昇する +簡易パラメータ ロックオン性能 ロック距離 B ロック範囲 B カメラ旋回速度 B ダッシュ性能 ダッシュタイプ 短距離 初速 B 終速 B 回数 B フルドライブ性能 FDタイプ 長距離スタンダード 溜め時間 B 初速 B 終速 B 距離 B 機体解説 ウェポンパック(簡易解説付き) +セイヴァー セイヴァー L R 1st 拳銃 天火 ミトライユ 2nd ファイアサイス▲ ファイアサイス▲ FT 近距離から中距離向き。撃ち上げ性能に優れた扱いやすい武器が揃っている 解説 +セイヴァーⅡ セイヴァーⅡ L R 1st 単装導弾 堕撃▲ 機関銃 軍神 2nd ファイアサイス▲ ファイアサイス▲ FT 近距離から中距離向き。撃ち上げ性能に優れた火力特化の武器が揃っている 解説 +ブラスター ブラスター L R 1st 多連装導弾 竜爪 グレイン-AS 2nd ラゼル▲ FT 中距離から遠距離向き。高威力の照射攻撃により大ダメージを狙える 解説 +メテオライト-SL メテオライト-SL L R 1st O.G. メテオライト O.G. メテオライト 2nd O.G. メテオライト▲ O.G. メテオライト▲ FT 近距離から中距離向き。追尾レーザーや高威力弾など膨大な戦略で敵をねじ伏せる 解説 新武器テンプレート案1(翔撃戦用のものを新設) +... インフォメーション 開発チーム 殴重鋼匠・MA-I・WXW・AVENIR 型番 - 装備 L・R・W・4・SP リロード速度 (n秒) 装填数 設置時間 LVアップ効果 LV1 LV2 LV3 +攻撃力・その他仔細 攻撃力 耐久値 シールド エリアシールド LV1 LV2 LV3 ダメージ距離減衰 開始距離 0(ダメージ一律) 最大距離 0(ダメージ一律) 最小ダメージ倍率 1 バースト関連 バースト状態ダメージ倍率 LV1 LV2 LV3 バーストやられ値(*1) LV1 LV2 LV3 バースト状態強制ダウン値 その他 弾速(m) 初速 最終速度 やられ値(*2) -(無し・怯み・吹き飛ばし・打ち下ろし) 強制ダウン値(*3) -(-発) LV1/LV2/LV3の値 所持機体 (WP名) 属性 攻撃種別 トリガータイプ 対象 リロードタイミング 特性 FT 解説 アップデート履歴 +... (上 新しい情報) 2020/XX/XX 実装 (下 古い情報) 新メニュー案 +... メニュー トップページ メニュー NEWS(公式) イベントカレンダー(公式) 交流戦情報(公式) イベント情報 ジャンプボタン ▼翔握戦(8on8)用メニュー▼ ▼翔撃戦(2on2)用メニュー▼ ▼アズワン▼ 初心者ガイド ・初心者向け戦術指南 ・テクニック ・ARカスタマイズ研究 ・対人戦術研究 ・ゲーム中の仕様 ゲームモード ・翔握戦(8vs8) ・翔撃戦(2on2) ・キザナ共闘戦線(PvE) ゲーム概要 マップ ・オブジェクト ・特性解説 星翼ナビ 用語・TIPS 称号 ゲーム内用語 ゲーム外用語 ミッション クエスト ショップ ナイスプレイ ランク 翔握戦・キザナ共闘戦線用エア・リアル 武器 クリックで展開 エア・リアル ■ソリディア ■カーディナル ■シーユー・レイター ■ゴールテン・ダー ■サブライガ ■サイトヘッド ■ディスドス ■スクラッパー ■ファルマコン ■ラピスヘッジ ■パ・フェクト ■アンゼロイ ■オキサイド ロール ■ アサルト ■ ヴァンガード ■ サポート 翔撃戦用エア・リアル 武器 クリックで展開 翔撃戦エア・リアル(2on2) ■ソリディア ■カーディナル ■シーユー・レイター ■ゴールテン・ダー ■サブライガ ■サイトヘッド ■ディスドス ■スクラッパー ■ファルマコン ■ラピスヘッジ ■パ・フェクト ■アンゼロイ ■オキサイド ■エタニティ 武器 通常武器 スペシャルウェポン AZ-One ■ ヒカリ ■ レイカ ■ シャーリー ■ イサドラ ■ ナギ ■ カズマ ■ キサラ ゴウゼン ■ ・AZ-Oneスキル一覧 リンク 公式リンク ロケーション 翔握戦攻略ガイド(GameWith) 翔撃戦攻略ガイド(GameWith) カウンター 計測 来場パイロット 今日 - 昨日 - 累計 - コミュニティ ・掲示板 編集に関して @wiki @wikiご利用ガイド プラグイン紹介 編集者たちの部屋(仮) サンドボックス武器テンプレート AZ-Oneテンプレート エア・リアルテンプレート 更新履歴 取得中です。 ここを編集 対人戦術研究改変 +... ここでは武器の使い方ではなく「特定の装備を持った相手とタイマンした時にどう動くべきか」という生き残るための方法を列挙していこうと思います。 各々こういう動きをしているなどあれば随時追加していってください。 大前提として、このゲームのルールは「3つのポートを占拠し、コアシャッターを開いてコアを攻撃する。」です。 それを逸脱しては勝負に勝っても試合には勝てませんので、あくまでその範疇内で解釈してください。 ポート外で戦闘することでポートが占拠できず、コアを一気に削り切られてしまうという事態は割と目にすると思います。 目の前の戦闘ばかりに集中してしまいがちですが、あくまでメインは「陣取りゲーム」です。 ■ 対アサルト アサルトはどの武器も射程が長めで、癖のない汎用的なものが多い。 アサルト同士の戦闘では純粋に操縦技術の差が勝敗に結びつく。 ヴァンガードに乗っているのであれば距離をある程度詰めて自分の土俵に引きずり込みたい。 グルナード 1度でもあたると吹き飛ばされ、追撃を仕掛けられる爆発武器。 左片手武器としては対AR・対物ともに火力がずば抜けているため、アーム適性がなくとも装備されている場合も多い。(スクラッパー腕+グルナード、等) 弱点としては投擲武器なので誘導力が皆無・直撃しない限り爆発距離が一定、かつアサルトとしては短射程(1800m)なのでヴァンガなら接近しつつブーストで横移動、アサルトなら距離を取れば当たらなくなる。 FDでポートに入るとき、高度を合わせて正面を向いているアサルトはグルナードを置いて当ててくる可能性があるので注意。ポート突入直前に右レバーを入れ、突入の角度を変えると避けやすい。 ボンバルド アサルト武器の中では高い面制圧能力を持つ武器。 グルナード同様火力が高いが、リロードが重いため適正外のアームで装備している可能性は低い。 上下方向に強いが、横方向は多少の誘導はあるがそこまで曲がらないので横方向に避けるようにしよう。 グルナードと同じくアサルトのいるポートに愚直にFDで突っ込むと置きボムで焼かれる可能性があるので注意。 O.G. メテオライト アサルトのクアトロ(4枠)武器。そのため1つでも分かれば自動的に他の3枠も判明する。 1stと2ndで適正距離が異なるため、相手との距離を把握し、適切な行動をとれるようにしよう。 1stは威力比のリロードがかなり早く、ダウン値も高い。ただし弾速はそこそこで誘導力は皆無なので有効射程がかなり短い。 そのためヴァンガード並みに接近しての攻撃が主となるため距離を取ると無力化しやすい。 2ndは逆にどちらも誘導力や判定が大きく、適正距離が遠めなので距離を取りつつ攻撃してくることが主となる。 リロードが重いので基本的に距離を取りつつ、アラートや大型弾が見えたらバレルロール回避を行おう。 特に2nd右の大型弾はウィングにもよるが前回避をすると簡単にすり抜けることができる。 以下旧案 1stは誘導力がかなり低いのでダッシュ継続状態でも簡単に回避できる。 2sdLの誘導弾はアラートが鳴るので落ち着いて回避。 問題は2ndR。判定が非常に大きいので回避1回では避けきれない。連続回避で避けることはできるがブーストを多く消費してしまう。 リロードが総じて重いので回避成功後は2発目を撃たせないように速攻を掛けよう。 ラゼル 万全な状態でも、クリーンヒットすれば瀕死に追い込む火力は言うまでもなく危険。 またレバー操作で射線が曲げられるため、中~遠距離では横回避を潰してくる。 対ラゼルの基本は思い切って近づくこと。ラゼルは出が遅く、接近戦ではまるで役に立たない。 撃つ側は距離を取れば取るほど射角の修正が小さくて済み、回避が困難になるため、接近した方が戦いやすい。 そして何より照射中は動けないので、ここを突かない手はない。 ラゼルを構えている敵を見かけたら、感づかれる前に接近して最大火力を叩き込んでやろう。 熟練したラゼル使いは、自力でエイムしてロックオン範囲外からラゼルを撃ってくる。 この際は自機に向かっての被ロックオンを示す矢印が出ないため、いきなり視界外からビームが飛んでくる。 できれば戦闘前の段階で、サイトヘッドorソリディア腕を装備している敵がいたら警戒を向けておきたい。 ブランキアル ARを即死させうる超火力を持つ、他ゲーで言うところの「スナイパーライフル」。 このゲームは機体の運動性能が高いため狙撃という行為自体が困難で、動いている限りは命中の危険は少ない。 危険なのは無人ポートの占拠中や帰還前の待機モーション、ラゼル射撃中などの足が止まる瞬間。 他の武器とは一線を画する超長射程から飛んでくるブランキアルを見てから躱すのは不可能。大抵の場合為す術なく即死させられてしまう。 また、コア、タワー、エアグランデの攻撃中も大抵の場合動きが緩慢になるため狙撃の危険がある。 見てからどうこうできる類の武器ではないため、基本的な対策は上述のシチュエーションでも油断せず、足を止めないこと。 また、その射程を活かすために大抵の場合サイトヘッド頭と併用してくるため、 マッチング画面でサイトヘッド頭を装備したARがいたらブランキアルを警戒しよう。 また、戦闘中静止しているアサルトはブランキアル持ちの可能性が高い。 その他両手武器 アサルトの両手武器には、火力や奪ダウン力が高いものが多く、一瞬でポート状況をひっくり返してしまう可能性を持っている。 一方で、使用中は足が止まる(ラゼル・ブランキアル・爆撃砲 龍星・ブルームブラスター)、使用中は機動力と旋回が大幅に低下する(機関砲 騎神・ディオグラント)などのデメリットも抱えるものも多い。 そのため、その1機を追いかけつつ優先的に攻撃する、いわゆる「粘着」の行動がよく効く場合が多い。 これらの武器はタイマン能力が低いため、裏武器だけで対処しなければならないためである。 また、両手武器は一般に対物能力が低めである。そのため相手のアサルトが全2機であるなら、相方の方に粘着することで対物処理を遅らせ、両手アサルトに対物を強いさせることで間接的に両手アサルトを封じる手法も考えられる。こちらはゲンタン氷原などのオブジェクトが多いステージで効果的か。 なお、粘着をする場合はヴァンガードが行うこと。粘着はその性質上、実行者も本来の仕事がしにくくなる。そのため、アサルトが敵アサルトに粘着しても、実質こちらのアサルトも1枚無力化することになり、トータルで利益が出にくいためである。 ■ 対ヴァンガード ヴァンガード全般に言えることは、ほとんどの主力武器の有効射程が短いということ。 タイマン性能の強いヴァンガードに勝つには、とにかく相手の土俵に上がらないことが肝要である。 高低差を活かしたり、相手の視野外に入って一方的にダメージを与えることが重要。 総じてポート内での正面戦闘は分が悪く、勝つためには相応の技術が求められる。 なおCPUであっても格闘ヴァンガードの場合は恐ろしい精度で攻撃を仕掛けてくるので注意。 ミトライユ・コルト 射撃武器ではあるが近接レベルの距離でないと火力が出ないため、距離を詰めてくることが多い。 まともに食らえば耐久値を大きく削られるので、とにかく距離を取ること。 ヴァンガード以外がその間合いで戦うメリットは皆無と言って良い。 自身がヴァンガードの場合でも一度回避を挟んでから反撃に出ることをお勧めする。 レブンパレット・ブーメラング・カラミッタ いずれも左手の拘束武器。命中後の怯みやしびれ中にディトーレやブラックスミスの格闘などの高火力を叩き込む、所謂コンボの始点となる武器。 共通して有効射程が短く、確実に命中させるには大きく接近する必要がある。 言い換えれば上記ミトライユ・コルトと同じく距離を取れば大きく脅威度は減る。 無論相手は命中率を上げるために回り込んで接近してくるので、マップを見て側面や後方にいる敵機にも警戒を怠らないように。 刃刀刃など格闘武器 敵に接近するリスクを負う代わりに、大きな攻撃力を短いリロード時間で発揮できる系統である。上記のレブンパレットなど、拘束武器とのセットプレイで用いられることが多い。 セットプレイでの被弾はある程度仕方がないとして、格闘武器のみによる攻撃(いわゆる直当て)は回避したい。 まずは、お互いに見合っている状態での直当てを避けれるようになろう。敵をよく観察し、急速に接近して来たらそれが格闘の合図である。 回避さえできれば格闘を空振りした隙に反撃できるので、格闘機と対面した時は自分が攻撃するより、相手の攻撃を避けることを意識し、いつでも回避を出せるように備えること。 ここからは中級者以上の話になるが、対面での回避ができるようになった後は、視界外からの攻撃(横槍や不意討ち)を避けれるようになりたい。 一度でも格闘を被弾した・格闘の仕様を目撃した場合、その機体のネームや何番機かを覚えておく。その格闘機がいるポートでの戦闘中は、随時ミニマップを見て相手のおおよその位置・方向を確認しよう。 その方向からの赤矢印が来たら格闘を振ってきた恐れがあるので、回避を出しておこう。ブレードジップLに関しては、使用時風切り音がするので、それを目安に回避してもよい。 斬絶弾 幻月+多連装導弾 冥鎚 怯み効果を持つ左武装と高誘導の右手武装の組み合わせ。 上下誘導は皆無だが、左右に判定が広い幻月と上下誘導が強い冥鎚を合わせることで広範囲に隙のない攻撃が可能。 欠点は装填数こそ多いがどちらもリロードが重めなこと、幻月の弾速は遅いので距離があればある程度個別に対応できる点。 幻月の下方修正により圧は下がったが、武器同士のシナジーを学ぶには依然として適している。 ■ 対サポート サポートは純粋な火力面では脅威ではないが、数々の支援兵装を組み合わされると完封される可能性がある。 厄介な兵装の多くは設置型であるため、画面をよく見て触れないようにすることでかなり負担を軽減できる。 プレストヒール+ソワン・ヒーリア+シールドヴァイト 回復特化型サポート。自身を防御しながら他己回復までこなす非常に厄介な組み合わせ。特に障害物の多いポートなどでは、回避行動を繰り返し徐々に回復し、敵は一切のダメージを負わず、自分は撃破されることもしばしば。 見つけ次第早急に撃破し、自分・チームにかかる負荷を減らしたい。 なお、サポートを狙ったときにシールドヴァイト(自分)を展開した時は一旦攻撃の手を止めること。耐久が非常に高いため、無理に割ろうとするとむしろ弾の浪費につながるためである。 代わりに、味方に貼るものと違い、展開時間が4秒と短いため、解除されるのを待って最大火力を叩き込もう。 ジャメル ロックオンもミニマップも無効化してしまう凶悪な支援兵装。 角ばった形の領域を展開するので絶対に触れないようにしたい。 触れれば最後、武装はほぼ全て無力化され、画面にノイズが走って視認性も悪化し、圧倒的に不利になる。 デ・ファーリア 敵の射撃を通さない球状のシールドを展開する支援兵装。 シールドのサイズが大きく、ポートが狭いステージでは戦闘領域が非常に狭まる。 また、オブジェクト・コアを中心に展開し、タワーやSマグの生存時間を引き延ばそうとするAZ-Oneも居る。 シールド内部に入ってしまえば射撃が通るので積極的に距離を詰めていきたい。 ただしそれを見越してジャメルを二重張りされることもあるので注意。 エレクトリット 触れた敵を一定時間捕縛・麻痺させる支援兵装。 サポート以外に敵がいる状況で引っかかろうものならほぼ確実にダウン 大ダメージを受ける。サポートの火力であればタイマン時は即死することはないが、ハープーン・エギユとセットで用いるケースが多く、ポート外に飛ばされポートを強奪される恐れもある。 また、麻痺している間はポート占拠能力が失われるため、この状態異常にかかること自体が極めて危険。はっきりと網目状に展開されるため、きちんと見て触れないように飛ぼう。 エステジオン・ボム サブモニターに表示されるミニマップから、任意の場所を指定し爆撃を行う武器。 爆撃の弾頭を見て避けることは極めて困難であり、画面上に表示される爆撃範囲に入らないようにする、くらいしか対策はできないのだが、使用の際トリガー~爆撃範囲指定完了までの間は停止し全くの無防備になる欠点がある。 そのため、遮蔽物に隠れる・ポート上空に一時退避する・デ・ファーリアの中に入って撃つ、といった動きを見せることが多い。これらがエステジオン・ボム使用の目安になるため、この行動を見計らって攻撃を加えるのは有効である。 爆撃砲 加具土 超広範囲を吹き飛ばす大型ミサイル。 敵も味方も射者自身も巻き込む性質を持つためアラートが聞こえたら素早く範囲外に退避し、爆発が止んだら素早くポート内に戻ろう。 アラートの特性を生かし、自爆覚悟のゼロ距離射撃をしてくる場合もあるためポートど真ん中にサポートがいる場合も警戒しよう。(一般にポート中央よりも端のほうが狙われにくく、ロールの性質上生存を優先したほうがいいサポートがポート中央にいるのは不自然な為) たとえ自軍が壊滅しようとも、一人でも生きていたら敵のポート占拠速度は大幅に低下し、10秒後の再出撃によって耐久値が最大の味方がそろうためむしろ有利になる場合もある。 ■ ウイングごとの対策 ウイングパーツによっては、戦闘において優位に立つための特徴的な機動を行うものがある。 これらと対面した時、慣れていないと攻撃をろくに当てられない、いわゆる「分からん殺し」のような状況に陥りかねない。 そこでこの項では比較的よく見かけるウイングパーツごとに対するおおまかな対策を載せておく。 ファルマコン フルドライブ能力が低い代わりに良好な燃費のブースト・回避を持つ、ポート内戦闘に特化したウイング。特に回避は速度が高く、連続で使用されると相手を見失う恐れもある。 対策としては、まず距離を取って戦闘することが挙げられる。ファルマコンWを採用したカスタマイズは、接近戦に指向した武器との相性が良く、それらを持っているケースが多いためである。 自機のカスタマイズにもよるが、まともに白兵戦に付き合うと不利になりやすいため、距離を離した射撃戦を展開したい。 また、ファルマコンWは回避を多用した戦闘が得意であるが、これは裏を返すと平面的な動きばかりになりがち、ということでもある。 こちらの上下動により高度をとることで、優位な立ち位置を確保することもできるだろう。 スクラッパー、シーユー・レイター 高いジャンプ速度を持ち、エレベーターと呼ばれる上昇と自由落下を繰り返す機動が特長のウイング。 星翼は横方向に強い武器は多いが、縦方向に強い武器は少ないため、漫然と撃っているだけではなかなか当たらない事も少なくない。 この点は相手も同じなため、激しい攻撃にさらされることこそないが、ジリ貧の戦いに追い込まれがち。 多連装導弾 冥鎚などの、縦方向にも強い誘導武器を活用するのも手だが、相手の上下動の切り替えしを狙えるようになるとベター。 この2種のウイングは、高い上昇速度を持つ代わりにジャンプ継続中にもブーストを消費してしまうためブースト管理が難しく、回復や節約のための方法が必要になる。 よくみられるのは「ゴールテン・ダーLなどの地上ブースト回復を持つレッグを採用すること」や「回避をむやみに使わず、ジャンプ頂点での切り返しは消費の少ないダッシュで行うか、回避もダッシュも使わない」といった方法。 前者の場合は落下点(つまり接地する時)が、後者であればジャンプ頂点が攻撃のチャンス。また、相手の上昇に合わせ真下に潜り込み、敵の視界から外れてから落ち着いて位置取りをするのもよいだろう。 ゴールテン・ダー、サブライガ ゴールテン・ダーは「うさぎ跳び」、サブライガは「フワステ」と呼ばれる特殊な機動が行えるのが特長である。 ともに慣性を利用した機動で、移動距離に対するブースト効率が良好。その性質から、これらの翼に攻めに回られると、ブースト量の不利を負わされやすく苦しい。 対策としてはこちらも思い切って攻めること。ゴールテン・ダーのうさぎ跳びはダッシュ開始時に一時停止するのが弱みであり、サブライガのフワステはジャンプ後の慣性移動部分がやや低速になるのでそこが狙い目。 特に一定の間隔でうさぎ跳び・フワステを行う相手であれば、その間隔を把握することで攻めに転じることができるだろう。 カーディナル 全ウイングの中でもトップクラスのフルドライブ性能を持ち、ダッシュや回避も高速である。代償としてブーストの燃費は悪いのだが、フルドライブを回避行動に組み込むことでその弱点をある程度解消してくる。 溜め時間0.85秒に加え「フルドライブ中ドッヂ(誘導切り)」の特性によりフルドライブに攻撃を当てることも一筋縄ではいかない。 「高速の回避とダッシュで弾を避け→オーバーヒートしたらフルドライブで大きく位置を変え仕切り直し→再度回避とダッシュを駆使→フルドライブ…」の繰り返しでペースを乱されやすい。 対策としては相手のフルドライブのタイミングを見極めること。時間こそ短いが溜めで停止しているところが隙になるのは間違いない。派手なエフェクトにより、溜めを開始したことは視認しやすいため、事前に狙っておけば溜めの間に攻撃を当てることも可能である。 また、フルドライブの際はこちらの視界から外れる位置を目指し、ポートの対角線付近へ行く人も多い。難易度は高いが、フルドライブを察知したらあらかじめ自分の向きを大きく変えておき、相手のフルドライブ終了直後を狙う方法もアリ。 なおオーバーヒートしやすいウイングであること自体は変わらないため、弾を出し惜しみせず激しい攻勢を仕掛ければ意外と大ダメージを与えられることも。 ARカスタマイズ研究改案 +... このページでは、エア・リアルのカスタマイズについて掘り下げていきます。 ARのカスタマイズ 初心者ガイドや、初期支給機体のソリディアのページにもあるように、序盤はバランスが良く耐久力も比較的高いソリディアで操作に慣れましょう。 それから「純正ソリディアで物足りない部分」「自分の得意とするロールに必要なもの」を意識してカスタムしていくのがおすすめです。 なお序盤からカーディナルとシーユー・レイターをそれぞれ一式を手に入れることはできますが、 両機ともソリディアとはかなり操作感の異なるウィングなので、トレーニングモードやキザナ共闘戦線で1度試運転を行うことをお勧めします。新しいウィングを手に入れたときも出来る限り試運転を行い自分に合ったパーツを選びましょう。 各機体の特性 ここでは各機体の特性を簡単に記述します。 各パーツのデータなど詳細は各機体のページをご覧下さい。 ソリディア 汎用性重視。初期支給機体だけあって素直な挙動でどのロールもそれなりにこなせる。全体的に耐久値が高く、耐久値が減ると防御力がアップする「根性値UP」を持つウィングにより見た目以上の耐久性能を誇る。攻撃面では標準以上の耐久値を持ちながら「武器攻撃力増加」の特性を持つアームが優秀。ただしバランス良く優秀である代わりに飛び抜けた一芸がないのが欠点である。 カーディナル レッグ以外ヴァンガード向け。至近距離戦闘向けに調整されており、格闘武器のような近接武器との相性がいい。全機体でもトップクラスの広いロック範囲と引き換えにロック距離は短めの為、ヴァンガード以外のロールで運用する際は注意が必要。ウィングは高速ダッシュの瞬発力に加え、現状貴重なフルドラ溜め時間A+を誇り、戦況の変化に対して柔軟に対応することができる。ロールを問わず、上位勢において採用者は多く、アサルトでの人気は特に高い。ただしパーツは全体的に軽量な代わりに低耐久で、わずかな被弾が命取りになりやすい。ウィングも高い即応性と引き換えに回避・ダッシュ回数・FD航続距離が少なく、油断するとすぐオーバーヒートを起こす。レッグのみ占拠速度が他より速く、アサルトの特性と相まって空き巣成功率を高めるためアサルト向け。 シーユー・レイター サポート向け。カーディナルとは逆に、遠距離戦に秀でる調整がなされている。ウィングのFD航続距離が非常に長く(12種中2位)、回避回数も多いためシーボルト海峡などの広いマップでは優位。アームはサポートを使うなら大変強力と言える補助・妨害武器のリロード短縮特性を持つ。カーディナルと同じく全体的に軽量な代わりに低耐久。レッグは占拠範囲拡大という汎用性の高い特性を持つ。 ゴールテン・ダー ヴァンガード向け。重量級ARであり、耐久値・アーマー値が高く撃破されにくい。アームは汎用性が高い実弾武器リロード特性を持ち、アサルト・ヴァンガードどちらでも容易に恩恵を得られる優秀なパーツ。ウイングは溜めダッシュタイプで挙動は重いものの、フルドラ溜め時間Bと回避・ダッシュ回数を両立している。ただし高い耐久力と引き換えに全体的に重量が重い為、落下速度が早くなるものの移動の慣性が乗りにくく、その重量故に吹っ飛びにくい為起き攻めを受けやすくなるリスクがある。 サブライガ ヴァンガード寄りのバランスタイプ。中量級にも関わらず低耐久な代わりに付加機能が充実しており、全体的に攻撃的な調整がなされている。アームの片手武器リロードやレッグのブースト消費軽減など有用な特性が揃い、ヴァンガード以外でも大きな恩恵を受けられる。反面装甲は薄く、特にレッグは全機体最低の耐久値。ブースト切れのリスクは他機体以上に大きい。また頭部のロック距離がほぼ同じ範囲のソリディアよりも短い為、近距離戦闘を強いられる点も注意。 サイトヘッド アサルト向け。最長射程のヘッドや、ダッシュを続けると加速するウィングなど性能は独特。殆どの機体に先んじて攻撃でき、遠方から安全にNPCを排除できる。ブランキアルを使うなら当機のヘッドはほぼ必須。またダウン中も占拠できるレッグや両手武器リロードを早めるアームなど見るべきパーツは多い。しかし、ポートを取り合う近距離戦がメインとなる現環境ではヘッドの超射程は生かしにくく、ウイングのブースト消費デメリットも足を引っ張る。現環境の主要ロールであるヴァンガードへの適性が低いため、全体的に上級者向け。 ディスドス 一応サポート型。ただしパーツによってサポート以外の適性が大きく異なる。後ろ移動+回避で他のウィングにはない下方向への回避行動が可能。アームは状態異常付与時間延長・設置武器効果時間延長の特性を持ち、ヴァンガードやサポートとのシナジーが高い。しかしその特殊性故かゴールテン・ダーと同等の重量でありながら、耐久性能はシーユー・レイターと大差ない欠点がある。 スクラッパー アサルト・ヴァンガード向け。横方向に長いロックオンエリアのヘッド、ビーム攻撃に特化したアームを持ち、射撃戦に強い。特にアームはゴールテン・ダーと同じくロールの使い分けを阻害しにくく、汎用性が高い優良パーツ。ウィングはフルドライブによる長距離移動が得意で、再出撃FDから敵コアへの到達すら可能にする。ブーストダッシュは溜めダッシュタイプながら、ブースト量や横回避性能も優秀で扱いやすい。ただしヘッドのロックオン範囲は上下方向が狭く、回避行動として上下移動を取り入れる機体相手には少し厳しい。 ファルマコン ヴァンガード向け。現時点で唯一ボディ以外のパーツにもアーマー値を持ちながら耐久値はカーディナルとほぼ同等で、なおかつ全機体中最軽量。全AR中最低のロックオン距離のヘッド、格闘武器&片手L武器リロード速度上昇のアーム、状態異常耐性の高いボディなど癖のあるパーツが目立つ。全体に、先行するカーディナル以上に対AR戦を意識した性能で、特に刃刀刃+左武器、という構成の格闘型ヴァンガードに向く。格闘武器に覚えがある上級者向け。 ラピスヘッジ ヴァンガード向け。全機体最大の重量を持ち、ボディがアーマー値を一切持たず、高い耐久値を持つ。ARを優先してロックするヘッド、射撃武器の弾数を上昇させるアームと対AR戦では弾数にものを言わせた戦い方が得意。またレッグは占拠速度が遅い代わりに、オーバーヒート時間短縮の特性を持つ。特に味方からのプレストヒール等での回復が入れば、より長く戦い続けることができる。全体的に防衛戦を得意とするが、ウィングの癖が強いため自発的に攻め込んだり距離を詰めるのが苦手。 パ・フェクト バランス型。AZ-oneスキルの必要レベルを下げるヘッド、FDで体当たり攻撃が可能になるウィング、など変わったスキルを持つ。他にも条件付きだが片手と両手どちらもリロ速を向上するアーム、特化型2種には及ばないが機動力をバランスよく上げるレッグ、などバランスを意識したスキル構成になっている。ボディには10秒間全くダメージを受けなければアーマー値が瞬時に全快する特徴があり、また実弾ダメージを軽減する特性を持つ。全体的にソリディアの耐久値とアーマー値を削る代わりに特殊なスキルを習得した形となっている。 アンゼロイ ヘッド以外アサルト向け。FDを阻害されにくくなるボディや対物倍率がかなり高いアームなど、アサルトとして戦場を飛び回るのに適したパーツが多い。半面耐久値が低く統一アセンにするとさらに耐久値が低下する。またウィングはFD性能が高いが、FD溜めとブースト性能が悪く、中近距離での戦闘は苦手。ヘッドのみ距離が短く、旋回速度が(条件付きで)速くなる特性を持つヴァンガード寄りの性能をしている。統一アセン時にセットボーナスが発生する。ボーナスの内容は・ブースト20%軽減・アズワンスキル強化・耐久値-100 オキサイド ヴァンガード向け。広範囲をカバーし、AR戦を強力に補助するヘッドや対射撃の防御力が高いボディ、近距離の命中率を上げるアームにサイト脚とCU脚のいいとこどりしたようなレッグと、ヴァンガードの欲しい能力を余すことなく持ち合わせる。ただし、ラピスヘッジの次に重量が重く、格闘攻撃が軒並み致命傷になるデメリット特性も持ち合わせる。ウィングもこれまでのどのパーツよりも癖が強い。統一アセンにするとボーナスが発生。内容は敵味方問わずフェーズ3時に攻撃1.1倍・ブースト消費-10%・FD消費-20% 各ロールのカスタマイズの指標 アサルト ロール特性と武装の構成上、選べるパーツの種類が特に多い。 頭について 頭部は基本的にはバランスの取れたソリディア頭を選択するのが無難。 ロックオン範囲が横方向に細長いスクラッパー頭も優秀だが、敵の上下移動には弱くなる。 より遠距離からの射撃を主体とするのであればレイター、サイトヘッドと変更していこう。 ロールボーナスがあるとはいえ、折角の射程を殺してしまう事になるため、ロックオン距離の短い頭は避けたい。 腕について 腕部は、どの武器・弾の種類をメインに置くかで選ぶ事になる。 アサルトは対物処理(タワー・Sマグ・グランデ)・レベリング(マグ)が第一優先なので対物性能が上がるアンゼロイが候補に挙がりやすい。 ヴァンガードとのマルチロールを考えるならサブライガやパフェクト、武器の属性を統一するならゴールテンダーやスクラッパーも選択肢に挙がる。 両手武器は全体的に癖が強く、初心者にはお勧めしずらいためサイトヘッドやソリディアは候補に挙がりにくい。 ラピスヘッジは弾数が増える武器なら結果的に攻撃力が上がることになる。 それ以外はアサルトだと恩恵を受けづらいパーツとなる。 脚について 脚部については耐久値、移動能力、占拠速度の3つで選ぶ事になる。 2019/7/3のアプデにてアサルトに限り赤ポートの占拠速度が向上するようになったため、アサルトメインなら占拠速度を重視したい。 ヴァンガードとのマルチロールを考えるなら特性重視でもいいだろう。 翼について 翼は移動距離・移動速度で選ぶ形になる。 敵陣ポートから自陣ポートへ、などと戦場を飛び回るのであればFDが長距離タイプになっているものを。 逆に素早く戦場を移したいのであればFDが高速タイプとなっているパーツを選択すれば良いだろう。 アンゼロイはそのどちらも満たすが耐久値が致命的に低い点に注意。 ヴァンガード 基本的にポート内に陣取っての防衛戦となるため、多方向からの弾をさばくために足回りを重視しつつ、耐久力にも可能な限り振りたい。 ヘッドは近距離戦闘が多くなるので範囲が広く、距離が短いタイプのものを選ぶといい。 アンゼロイは範囲はそこまで広くないが、旋回速度が上がるため使用者も多い。 アームはレブンパレットやミトライユ・コルトを使うなら、耐久値を確保する意味でもゴールテン・ダーがおすすめ。 ブレードジップなど近接武器をメインにするならカーディナルやファルマコン。 また、ヴァンガードにはビーム属性の武器が多いのでスクラッパーはかなり有力な選択肢となる。 レッグは基本的に敵味方問わず2人以上いるポートに留まることが多くなる都合上、占拠速度の恩恵が低くなりがちなので耐久力か特性で選択しよう。 ウイングはFD溜め時間・ブースト性能を優先したい。 できれば即応性の高いカーディナルにしたいが、ポート内での立ち回りを優先するならファルマコンやスクラッパーも選択肢となる。 サポート 特徴的な武器が多く揃う為、どの武器を持つかによってカスタマイズ傾向が大きく変わってくる。 ヘッドは投擲を優先するならあえてロック距離の短いものを使うのもあり(攻撃時に赤矢印が出にくいため)。射撃補助(プレストヒール等)を使うなら長いほうが良い。 アームは妨害装備を主体にするなら、効果時間を延長するディスドスが強力。 回復やシールドといった支援主体なら、シーユー・レイターを優先したい。 また、戦況を見て他ロールを使い分けるならば、汎用性重視のサブライガも優秀。 ウイングはポートを飛び回って妨害に徹するならアサルト基準、味方に張り付いて徹底支援するならヴァンガード基準で考えると良い。 武器のチョイス アサルト 初期装備のミトライユ+天火の組み合わせはバランスが良く、 どちらも打ち切りリロードかつリロード時間が近いので攻撃のタイミングが乱れにくい優秀なセットなので、長く使っていける。 装備が少ない時は3枠~4枠目のチョイスに頭を悩ませることになる。 クリックで展開 対物重視 アサルトの役割のひとつ、タワーやマグなどの排除に重点を置く構成。 ミトラーム、グレイスピラなどビーム属性の武器や、多段ロックで大ダメージを弾き出す多連装導弾 大蛇・グルナード、リロード時間は長いが一度の設置で発揮できるそう火力の高いターレットMIなどが候補となる。 ビーム武器を強化するスクラッパー腕やマーノムガン-ASの追加以降は、ある程度対AR戦闘との両立もできるようになっている。 非常に癖が強いが、対物・AR共に強力なO.G. メテオライトも愛用者が多い。ただしレベリング能力は低いため一人がメテオライト、もう一人がレベリング重視のアセンだと安定しやすい。 対AR重視 対AR火力の高いグレイン-ASや単装導弾 三皇・奪ダウン力の高いグルナードやボンバルドなどAR戦向けの武器をメインに据える構成。 アサルトは全体に武器は長射程かつ弾数が多く、AR戦の得意なヴァンガに対しても先手を打てる利点がある。 他対1や多対多を想定しホーミングアラートが鳴る武器や面制圧力のある武器をあえて多く装備し、相手に圧を掛ける所謂横槍アセンもある。 ただし、あくまでアサルトはタワーやマグの排除という役割が優先である為、そちらが疎かにならないように注意。 ヴァンガード 格闘に寄せるか、射撃に寄せるかで変わってくる。 クリックで展開 射撃ヴァンガード 高火力な各種射撃武器を軸にした武装構成。 相手を怯ませて動きを止めるレブンパレットやブーメラングで足を止め、右武器を叩き込んで耐久値を奪う。 基本的には瞬間火力の高いミトライユ・コルトか、複数ヒットでスペック以上の火力を狙えるディトーレを推奨。 ゴールテン・ダー、サブライガ、スクラッパーなど汎用性の高いアームとの相性も良く、戦況に応じてのロール使い分けを阻害しにくいメリットも。 残る2枠はプレイヤーの方向性次第。1・2枠目の武器で仕留めきれなかった時用の二の矢としてグレイン-VGや煉獄、 右のグレイン、ディトーレと合わせてスクラッパー腕を最大限に活かせるマーノムガン、 ポート内での敵の動きを大きく阻害出来るバースト・ボムなど選択肢は広い。 ただし格闘武器に劣る点として、敵サポートにデ・ファーリアを置かれると射線を塞がれて打点が通りにくくなるので注意。 格闘ヴァンガード 大ダメージを通せる刃刀刃・ブレードジップを主力に据える組み合わせ。 至近距離まで詰めなければ当てられない都合上、一部の射撃武器には相性が悪いものの、 フワステ・うさぎ跳びなどの移動テクニックを潰しやすい利点は唯一無二。 リスクが大きい分火力も高く、全段ヒットすれば確実にダウン状態に持っていける。 サポート 前述通り、多数の型が考えられる。 クリックで展開 妨害サポート ジャメル、エレクトリットなどの武器で敵にデバフをかけるタイプ。 ジャメルでの目潰し・エレクトリットの捕縛はどちらも味方の助けとなり、キルのチャンスに貢献できる。 また妨害属性はないがハープーン・エギユやエステジオン・ボムのように相手に大きな影響を与えることのできる火力武器もある。 支援サポート デ・ファーリア、プレストヒール、シールドヴァイト、ソワン・ヒーリアなどで味方を援護するタイプ。 プレストヒールは現状帰還以外で耐久力を回復する唯一の手段であり、特に前線で殴り合うヴァンガードにとってはありがたい。 デ・ファーリア、シールドヴァイトは射撃ヴァンガードに対するメタとして有効。 最近はソワン・ヒーリア+プレストヒール+シールドヴァイトのフル防御編成が人気。 火力サポート ラジオパレット+グレインSPなど奪ダウン力と火力に優れる武器を軸にし、裏にはデ・ファーリアなどサポート特有の武器を組み合わせるタイプ。 それなりの火力を出しつつ、サポートの特長を活かし能動的に自分が動きやすい環境を作れるのがメリット。 ただし、発揮できる総火力や占拠力の関係で、うまく扱えないと劣化ヴァンガードになってしまいがち。全体的に、サポートの特性を熟知した上級者向けではある。 カスタマイズ例 表の見方 AZ-One H A B W L - - - - - - アサルト ヴァンガード サポート 1stL - 1stR - 2ndL - 2ndR - 説明・解説 ・・・・ ☆初心者向け AZ-One H A B W L - ソリディア サブライガ ソリディア ソリディア ソリディア アサルト 1stL 拳銃 天火 1stR ミトライユ 2ndL 単装導弾 堕撃 2ndR 多連装導弾 大蛇 ヴァンガード 1stL デ・ファンス 1stR グレイン-VG 2ndL レブンパレット 2ndR 刃刀刃 サポート 1stL ターレットBR 1stR ラーゴ 2ndL デ・ファーリア 2ndR プレストヒール 説明・解説 序盤向けカスタマイズの一例。ソリディアの中で唯一使い勝手の悪い腕を汎用性の高いサブライガ腕に変えることで初期武器でも十分に戦える状態にすることができる。 ■ アサルト AZ-One スキル H A B W L - シーユー・レイター ゴールテン・ダー ソリディア カーディナル ゴールテン・ダー 1stL 単装導弾 堕撃 1stR ミトライユ 2ndL 拳銃 天火 2ndR 多連装導弾 大蛇 説明・解説 公式紹介サンプルタイプA。戦闘とコア攻撃に特化。Aの性能を活かすため、全て実弾系武器を採用。 AZ-One スキル H A B W L 占拠速度上昇 シーユー・レイター サブライガゴールテン・ダー ソリディア ソリディアカーディナル カーディナル 1stL グルナード 1stR 多連装導弾 大蛇 2ndL 単装導弾 堕撃 2ndR ミトラーム 説明・解説 対物・レベリング・対AR・空き巣、いずれも満遍なくこなせるバランス型。アサルト初心者にオススメ。ARや装備に物足りない部分を感じたら、必要に応じてカスタマイズしていこう。 AZ-One スキル H A B W L 占拠速度上昇 ラピスヘッジシーユー・レイター サブライガゴールテン・ダー ソリディア カーディナルサブライガ ソリディアサブライガ 1stL マーノムガン-AS 1stR ミトライユ 2ndL 単装導弾 堕撃 2ndR ミトラームジャック・オー・ガン 説明・解説 1stにミトライユ、2ndにミトラームを備えた、ミトミトアセンと呼ばれるタイプ。1st、2nd共に素直な挙動で扱いやすいため、とりあえず弾を撒いておくだけで安定して成果を上げれるのが強み。反面爆発力には欠け、武器の誘導性の低さから対ARは特にタイマンが苦手。このカスタムもアサルト初心者にオススメできるが、慣れてきたらやはり適宜カスタマイズしていきたい(特に左手武器)。 AZ-One スキル H A B W L リロード上昇など シーユー・レイターソリディア サブライガ ソリディア カーディナル ソリディア 1stL グルナードボンバルド 1stR 多連装導弾 大蛇 2ndL ターレットMI 2ndR グレイスピラ 説明・解説 レベリング重視のカスタマイズ。序盤で敵コア前~奥側ポートを中心に位置取り、敵マグを積極的に排除。早い段階で味方のアズワンスキルを有効化し、試合の流れを引き寄せたい。ターレットMIをマグ群の近くに置いておけば、レベリングをこなしつつポート戦に参加することもできる。 AZ-One スキル H A B W L 実弾攻撃強化 ラピスヘッジソリディア ゴールテン・ダー ソリディアディスドス カーディナル サブライガソリディア 1stL グルナード 1stR 多連装導弾 大蛇 2ndL ボンバルド 2ndR 単装導弾 三皇ミトライユ 説明・解説 対AR戦を重視したカスタマイズ。アームとスキルの恩恵を受けやすくするため、実弾系で統一した。大蛇の誘導能力で敵に回避を強いてブーストを消費させたところをグルナードや三皇を当て、一気に耐久力を奪おう。欠点として対物能力は控えめ。味方アサルトとの連携が大事であり、ブリーフィングでは簡易チャットを利用しておこう。 AZ-One スキル H A B W L ビーム攻撃強化 シーユー・レイターサイトヘッド パ・フェクトサイトヘッド ソリディア カーディナル ファルマコンソリディア 1stL グルナード 1stR ミトラーム 2nd ラゼル 説明・解説 両手アサルトの1例。今回はスタートダッシュキャンペーンで手に入り敷居の低いラゼルを採用とした。ラゼルでダウンを取れたら1st武器で起き攻めを行いたい。当たれば絶大な火力を誇るのがメリットだが、足が止まる点やポート外射撃が多くなってしまうのがデメリット。ロマン武器である両手武器の楽しさを感じるとともに、「ハイリスクハイリターンである」という両手武器の基本も学んでおきたい。 ・両手武器2種持ちのアサルトについて 基本的に推奨しない。 本wikiはプレイヤーによるコミュニティであり、各種カスタマイズの運用の可能性を探る場であるため、本来このような記述は控えたいところではある。 しかし本ページは初心者~中級者に向けたものである点、両手武器はそれぞれクセの強いものが多く、1st・2ndともに両手武器にすると運用難易度が非常に高くなる点を考慮し、非推奨とする。 両手武器2種持ちが全くダメなわけではないが、上級者向けであることは理解し、採用したい武器の扱いに強い自信がついた後にしよう。 ■ ヴァンガード AZ-One スキル H A B W L - カーディナル ゴールテン・ダー ソリディア サイトヘッド サブライガ 1stL 拳銃 月牙 1stR ミトライユ・コルト 2ndL デ・ファンス 2ndR 烈火弾 煉獄 説明・解説 公式紹介サンプルタイプB。ポート内戦闘に特化。機動力と耐久値を兼ね備え、接近戦で活躍できる編成になっている AZ-One スキル H A B W L ビーム防御実弾防御 ソリディア スクラッパー ソリディアラピスヘッジ ソリディアスクラッパー ゴールテン・ダーサイトヘッド 1stL デ・ファンス 1stR ディトーレ 2ndL マーノムガン 2ndR ブリリオン 説明・解説 射撃型ヴァンガード。中距離での射撃戦を重視している。ビーム防御スキルとデ・ファンスで粘り強く戦える。デス数を抑え、長く戦場に留まることを学ぶのにも最適。 AZ-One スキル H A B W L 回避強化 カーディナル ファルマコン ラピスヘッジ ファルマコン スクラッパー 1stL マーノムガン 1stR ブリリオン 2ndL ブーメラング 2ndR 刃刀刃 説明・解説 格闘型ヴァンガード。中距離戦にも対応させつつ、瞬間火力を高くできるブリリオンも使用。「射撃で牽制して相手を動かし、ブーストを使わせたところで格闘」という戦い方をするならグレインやディトーレを使おう。 AZ-One スキル H A B W L 回避強化リロード強化 カーディナル サブライガ ラピスヘッジ ファルマコン サブライガスクラッパー 1stL マーノムガン 1stR ディトーレ 2ndL ブーメラングカラミッタ 2ndR ミトライユ・コルト 説明・解説 ポート内での接近戦に特化している。燃費の良い前回避で積極的に距離を詰め、高火力をドンドン叩き込もう。自身の被弾も多く、アーマー回復の余裕があまりないためボディパーツはラピスヘッジを採用。トリガーハッピーしたい人にもオススメ。 AZ-One スキル H A B W L 状態異常延長 ゴールテン・ダー ディスドス ソリディア ソリディアゴールテン・ダー ゴールテン・ダー 1stL デ・ファンス 1stR 烈火弾 煉獄火炎砲 散華 2ndL バースト・ボム 2ndR ミトライユ・コルト 説明・解説 炎上型のカスタマイズ。1stで炎上を付与し、2nd武器で追撃→再び1st炎上を付与…のサイクルで攻撃を行う。盾+煉獄で粘り強い戦いができ、爆発力の不足はボムコルトで補う。バースト・ボムも炎上属性を持っているのもポイント。 AZ-One スキル H A B W L 状態異常延長 ソリディア サブライガ サブライガソリディア サブライガ サブライガ 1stL バースト・ボム 1stR ブリリオン 2ndL レブンパレットブーメラング 2ndR ミトライユ・コルト 説明・解説 2on2(翔撃戦)のサブライガ"スサノーザ"を少し改変したもの。翔撃戦におけるウェポンパックの中でもバランスが取れており、8on8(翔握戦)でそのまま採用しても扱いがしやすい。2on2から星翼を始めた人に。機体の軸となるサブライガパーツや、武器もほとんどが初期に持っていないことが欠点か。 ■ サポート AZ-One H A B W L - シーユー・レイター シーユー・レイター サブライガ サイトヘッド ゴールテン・ダー 1stL ジャメル 1stR プレストヒール 2ndL ターレットBR 2ndR グレイン-SP 説明・解説 公式紹介サンプルタイプC。回復と占拠で味方に貢献する。サポートの性能を活かしつつ、ポート占拠も重視。 AZ-One スキル H A B W L 設置延長 シーユー・レイター シーユー・レイタ― ソリディア ソリディアサブライガ ソリディアサイトヘッド 1stL デ・ファーリア 1stR プレストヒール 2ndL ジャメル 2ndR ラーゴ 説明・解説 味方の回復・敵の妨害の両方を取り込んだ、サポートの基本を学べるカスタム。1stは味方に、2ndは敵に対して撃つもので分けているため、比較的管理もしやすい。また、ARはスタートダッシュで貰える3機で賄え、武器も初期装備に加えジャメルを手に入れるだけなので敷居も低め。 AZ-One スキル H A B W L ビーム防御実弾防御 シーユー・レイター シーユー・レイター ソリディアラピスヘッジ ソリディアカーディナル シーユー・レイター 1stL デ・ファーリアソワン・ヒーリア 1stR プレストヒール 2ndL シールドヴァイト 説明・解説 ヒール特化カスタム。デ・ファーリアとヴァイトRでピンチの味方を守りつつ、プレストヒールで耐久を回復する。自己回復もしたければソワン・ヒーリアを使おう。味方の生存時間が伸びれば戦場に居る時間が増え、長期的なポート争奪状況が有利になる。一方でサポート自身は一切の火力を持たないため短期的なポート状況は悪化しにくい代わりに好転もしないことが欠点。また、普通は回復されている機体を削り切るよりも、先にサポートを始末する方が楽なので攻撃対象になりやすい点にも注意。ヴァイトLも活用し乗り切ろう。 AZ-One スキル H A B W L 設置延長 シーユー・レイター ディスドス ソリディア シ―ユー・レイター シーユー・レイター 1stL エレクトリット 1stR ハープーン・エギユ 2ndL テンペストジャメル 2ndR エステジオン・ボム斬縛弾 月読 説明・解説 妨害特化のカスタマイズ。アームおよび設置延長スキルで、妨害武器の時間を伸ばし、より敵機の動きを制限しやすくなる。右手武器は、ダメージを出しつつ妨害効果も期待できるものを採用した。ただしハープーンは素当てが難しいため、当たらないようならミトライユ・バルのような扱いやすいものに変えてもOK。 ■ マルチロール (仮称) AZ-One H A B W L - ゴールテン・ダー サブライガ カーディナル ゴールテン・ダー サイトヘッド アサルト 1stL 拳銃 天火 1stR ミトライユ 2ndL 単装導弾 堕撃 2ndR 多連装導弾 大蛇 ヴァンガード 1stL デ・ファンス 1stR グレイン-VG 1stL レブンパレット 1stR 刃刀刃 サポート 1stL デ・ファーリア 1stR プレストヒール 2ndL ターレットBR 2ndR ラーゴ 説明・解説 公式紹介サンプルタイプD。万能性を高め、味方が必要とする役割をこなせる編成。 AZ-One スキル H A B W L FD溜め短縮 ソリディア サブライガ ソリディア サブライガ パ・フェクト アサルト 1stL グルナード 1stR 多連装導弾 大蛇 2ndL ボンバルド 2ndR ミトライユ ヴァンガード 1stL デ・ファンス 1stR ディトーレ 2ndL 斬絶弾 幻月 2ndR 多連装導弾 冥鎚 説明・解説 アサルトとヴァンガードを共にこなせるようにしたアセン。本ゲームは使いたいロールとの相性を優先した機体のカスタムを行うことが多いが、それゆえにブリーフィンブで希望ロールが偏ることがある。このカスタムは足りない方を無理なく選べるため「やむなく適性の低いロールをすることになる者が出てチームパワーが落ちる」という事態を防げる。機体パーツには汎用性の高いアームや、戦闘とマップ移動をバランスよくこなせるウイングとしてサブライガのものを採用した。 AZ-One スキル H A B W L 設置延長 ソリディア ディスドス ラピスヘッジ ソリディア ゴールテン・ダー ヴァンガード 1stL 電導弾 虚無 1stR 烈火弾 煉獄 2ndL バースト・ボム 2ndR ミトライユ・コルト サポート 1stL エレクトリット 1stR ハープーン・エギユ 2ndL テンペスト 2ndR エステジオン・ボム 説明・解説 状態異常型のカスタマイズ。サポートをメインにしたカスタマイズで、基本は先述した妨害特化のサポートに準ずる。ブリーフィングでサポート希望者が被ってしまった場合に備え、ヴァンガードにも設置妨害型の武器を採用。また、ARパーツも取り扱いやポート内戦闘での打たれ強さに長けたものに一部変更している。 +ビーム一覧 烈火弾 煉獄 斬縛弾 月読 斬絶弾 幻月 レイスレイヴ Xt-V レイスレイヴ Xt-S レイスレイヴ Xt-A ラーゴ ラゼル ラジオパレット ミトラーム マーノムガン-AS マーノムガン ブーメラング ブルームブラスター ブリリオン ブランキアル ブラストサイス ファイアサイス ディトーレ ディオグラント ターレットBR グレイン-VG グレイン-SP グレイン-AS グレイスピラ グラン・ラーゴ エスプロジオ インパルスショット O.G. メテオライト O.G. グングニル L.O.V.E +実弾一覧 飛翔拳 双天 爆撃砲 龍星 爆撃砲 加具土 機関砲 騎神 拳銃 月牙 拳銃 天火 多連装導弾 大蛇 多連装導弾 冥鎚 単装導弾 堕撃 単装導弾 双撃 単装導弾 三皇 レブンパレット ミトライユ・バル ミトライユ・コルト ミトライユ ボンバルド ブラックスミス フォルツパレット ハープーン・エギユ デ・ディヴァルガン ターレットMI ジャック・オー・ガン グルナード エステジオン・ボム +格闘一覧 大刃 水薙 刃刀刃 凍剣・氷菓 三星・桜白蓬 ベツレヘイム-X ブレードジップ ブラックスミス ブラストサイス ファイアサイス デトネイトランス O.G. ティターン +片手一覧 L.O.V.E インパルスショット エクステルス エステジオン・ボム エスプロジオ エレクトリット カラミッタ グラン・ラーゴ グルナード グレイスピラ グレイン-AS グレイン-SP グレイン-VG ジャック・オー・ガン ジャメル ソワン・ヒーリア ターレットBR ターレットMI テレ・ヴニール テンペスト ディトーレ デトネイトランス デ・ファンス デ・ファーリア ハープーン・エギユ バースト・ボム フォルツァ-A フォルツァ-B フォルツパレット ブリリオン ブーメラング プレストヒール ヘルシャフト ベツレヘイム-X ボンバルド マーノムガン マーノムガン-AS ミトライユ ミトライユ・コルト ミトライユ・バル ミトラーム メディク ラジオパレット ラーゴ レイスレイヴ Xt-A レイスレイヴ Xt-S レイスレイヴ Xt-V レブンパレット 三星・桜白蓬 凍剣・氷菓 刃刀刃 単装導弾 三皇 単装導弾 堕撃 多連装導弾 冥鎚 多連装導弾 大蛇 拳銃 天火 拳銃 月牙 斬絶弾 幻月 斬縛弾 月読 火炎砲 散華 烈火弾 煉獄 電導弾 虚無 +両手一覧 飛翔拳 双天 跳射爆弾 泡沫 爆撃砲 龍星 爆撃砲 加具土 機関砲 騎神 大刃 水薙 単装導弾 双撃 ラゼル ブレードジップ ブルームブラスター ブランキアル ブラックスミス ブラストサイス ファイアサイス デ・ディヴァルガン ディオグラント シールドヴァイト X7133 O.G. メテオライト O.G. ティターン O.G. グングニル +左手一覧 電導弾 虚無 斬絶弾 幻月 拳銃 月牙 拳銃 天火 単装導弾 堕撃 レブンパレット レイスレイヴ Xt-V レイスレイヴ Xt-S レイスレイヴ Xt-A ラジオパレット メディク マーノムガン-AS マーノムガン ボンバルド ヘルシャフト ブーメラング フォルツパレット フォルツァ-B フォルツァ-A バースト・ボム デ・ファーリア デ・ファンス テンペスト テレ・ヴニール ターレットMI ターレットBR ソワン・ヒーリア ジャメル グルナード カラミッタ エレクトリット エスプロジオ エクステルス インパルスショット +設置一覧 電導弾 虚無 ブラックスミス バースト・ボム デ・ファーリア テンペスト ターレットMI ターレットBR ソワン・ヒーリア ジャメル エレクトリット +補助一覧 大刃 水薙 メディク プレストヒール フォルツァ-B フォルツァ-A デ・ファーリア デ・ファンス テレ・ヴニール ソワン・ヒーリア シールドヴァイト エクステルス +妨害一覧 電導弾 虚無 烈火弾 煉獄 火炎砲 散華 斬縛弾 月読 凍剣・氷菓 ボンバルド ヘルシャフト ブラックスミス バースト・ボム テンペスト ジャメル カラミッタ エレクトリット X7133 +状態異常一覧 電導弾 虚無 烈火弾 煉獄 火炎砲 散華 斬縛弾 月読 凍剣・氷菓 ボンバルド ヘルシャフト ブラックスミス バースト・ボム テンペスト ジャメル カラミッタ エレクトリット X7133 英版表記 In Star Wing Paradox, two teams of eight players control a huge AR, occupy ports, and attack the base of the opposing team.
https://w.atwiki.jp/kagayakanai/pages/6.html
ABX-62 ヘイラム 開発 M.U.D.F 配備開始 天宙暦163年 全高 21.6m 重量 41.5t 主機 反応炉 固定武装 52mm側頭部ビームバルカンポット×2 ビームセイバー 武装 87cmビームライフル シールド 解説 天宙暦172年時におけるM.U.D.Fの主力量産機。 ブロック構造を採用しており、非常に生産性、稼働率が高いものの、 M.U.D.Fのドクトリンだった『単一機体による物量作戦』を投影して、性能はかなり低め。 その為、地球軍の辺境進攻の緒戦では高性能機に良いように翻弄されてしまった。 エストラントの普及後は武装を取り外されて工作機として運用されている。 空戦型ヘイラム 固定武装 通常型と同じ 携行武装 94mmリニアライフル シールド 解説 空戦型のヘイラム。 単独飛行が可能だが、あまり機動性が良くない。 水中戦型ヘイラム 固定武装 通常型と同じ 携行武装 ハープーンランチャー 97mmライフル 解説 水中戦型のヘイラム。 主に潜水艦に配備されている。 砲戦型ヘイラム 固定武装 52mm側頭部ビームバルカンポット×2 220mmリニアキャノン×2 ビームセイバー 携行武装 87mmビームライフル シールド 火力支援用のヘイラム。 主兵装のリニアキャノンは高威力であり、陸上、宇宙を問わず活躍する。
https://w.atwiki.jp/rairyu/pages/58.html
Treasure box 宝箱Lv1 近接 格闘 射撃 魔法 盾・装甲 その他 ダガーブロードソード ピンスパイクカイザーナックルブロードソード バルカンリボルバーハンドガン シングルフィクサーシルエットブリッツボールルーンバレットフィジカルプロテクション バックラーマジックシールドマジックシェル追加装甲ディフレクター ★宝箱Lv2★レッドジュエル 宝箱Lv2 近接 格闘 射撃 魔法 盾・装甲 その他 ナイフハープーンスピアロッドドリルメイスバタフライナイフ ピンスパイク打撃技トンファーロングスパイクブロードソード ショットオーラバルカンライフルボンバースタングレネードリボルバーペーブルショットクレイアサルトハンドガンバルカン ウォーターシュートソリッドエアマジックミサイルヘイストシングルフィクサーフレイムアローフィジカルプロテクションブリッツボール ハンドシールドマジックシェルプロテクトウォールシャドウボディ ★オレンジジュエル★宝箱Lv3高性能センサーオラクルナヴィ金属探知機リスト用増設メモリ(10) 宝箱Lv3 近接 格闘 射撃 魔法 盾・装甲 その他 近接 格闘 ライフルサブマシンガンクレイアサルト アイシクルスピア 盾・装甲 ★鉢巻 秘密の宝箱 近接 格闘 射撃 魔法 盾・装甲 その他 ★『?勇気の印』★『?メガホン』 ★が付いているものは非売品
https://w.atwiki.jp/mozv/pages/52.html
カード名:シャウ・ランゼル 編:グリフ 種類:召喚師 レベル:7(ミラクルマスター) 属性:水 召喚属性:天/☆ 左/☆ 右/☆ 抜き手:98 性別:♂ 年齢:26歳 能力:相手が貝の召喚師だとドラゴンはすべて出せなくなる 相手がメロディーだと即負け 相手は勝利ポイント8獲得 +修正:水すべてに+70 番号:S099 水のミラクルマスター。 相手が貝の召喚師だとドラゴンが出せなくなり、またメロディーが相手だと即負けという強烈な弱点を持つ。 貝獣デッキ以外を相手とする前提ならば、男性であること以外は特にデメリット能力もなく使いやすい召喚師と言えるが、 同じ水の召喚師でも、特にこだわりが無いならばガード能力を持つフー:水の仮面でよいという場面が目立つ。 専用helpのアクアハープーンで、自分の水召喚獣を1体を100パワーに変える。ハリケーンコンボを狙ってみよう。 召喚王レクス初出のキャラクターである。 フレーバーテキストによると、ブルードラゴンの血を飲み魔力を得たとされる。 海賊島出身の設定であり、レクス達と行動を共にする。 メロディーに命を救われた過去があり、能力はそれを反映してのものだろう。 頼れる兄貴分といった立ち位置だが、漢字に弱いようで、ブルードラゴンに窘められる場面も。
https://w.atwiki.jp/arms900/pages/205.html
連邦軍ウェポン [トップページへ] [0079時のカード情報はこちらへ] カードNoの背景が灰色のカードは、Ver.2で排出終了。 カードNo レアリティ 名前 コスト 攻撃力 命中率 消費出力 耐久力 武装A 武装B 弾数 形状x射程 備考 WE-S001 C ビーム・スプレーガン 陸戦用ジム仕様 30 13 17 12 1 1 1 12 機:なし シールドをダメージ貫通 攻:53R1-8 防:28R2-11 WE-S002 C 100mmマシンガン 15 7 18 1 1 1 1 25 機:なし なし 攻: 防: WE-S003 C ロケット・ランチャー 30 15 12 1 1 1 1 8 機:なし なし 攻: 防: WE-S004 C シールド 30 - - 1 13 2 2 - 機:なし 防御重視時に敵の攻撃をガード (※使用毎に耐久力が減少する) 攻:なし 防:なし カードNo レアリティ 名前 コスト 攻撃力 命中率 消費出力 耐久力 武装A 武装B 弾数 形状x射程 備考 WE-D001 R ビーム・ライフル ガンダム仕様 60 19 16 15 1 1 1 15 機: シールドをダメージ貫通 攻: 防: WE-D002 UC ハイパー・バズーカ ガンダム仕様 35 18 12 1 1 1 1 8 機:なし なし 攻: 防: WE-D003 R ハイパー・ハンマー 55 22 6 1 1 1 1 ∞ 機: なし 攻: 防: WE-D004 C ガンダム・シールド 30 - - 1 21 1 1 - 機: 防御重視時に敵の攻撃をガード (※使用毎に耐久力が減少する) 攻: 防: WE-D005 UC ビーム・ライフル ガンキャノン仕様 50 16 16 15 1 1 1 15 機: シールドをダメージ貫通 攻: 防: WE-D006 C ビーム・スプレーガン ジム仕様 30 13 17 12 1 1 1 機: シールドをダメージ貫通 攻: 防: WE-D007 C ファイア・ナッツ 20 13 13 1 1 1 1 3 機: 遮蔽物越しに攻撃可能 攻: 防: WE-D008 C 水中用偏向ビーム・ライフル 45 15 16 18 1 1 1 機: 水中の敵に対して攻撃力上昇シールドをダメージ貫通 攻: 防: WE-D009 C レール・キャノン 35 15 12 1 1 1 1 6 機: 攻撃重視時に遮蔽物越しに攻撃可能 攻: 防: WE-D010 UC ビーム・ライフル ガンダムEz8・陸戦型ガンダム仕様 45 16 16 19 1 1 1 12 機: シールドをダメージ貫通 攻: 防: WE-D011 UC 180mmキャノン 50 17 12 1 1 1 1 8 機: 両手持ち専用兵器遮蔽物越しに攻撃可能 攻: 防: WE-D012 C ミサイル・ランチャー 陸戦型ガンダム仕様 30 16 14 1 1 1 1 12 機: なし 攻: 防: WE-D013 C 小型シールド 20 4 16 1 4 2 2 ∞ 機: [機動重視]格闘 (※使用毎に耐久力が減少する) 攻: 防: WE-D014 UC ロングレンジ・ビーム・ライフル 65 15 19 20 1 1 1 機: 両手持ち専用兵器シールドをダメージ貫通 攻: 防: WE-D015 R ハイパー・ビーム・ライフル 70 21 16 20 1 1 1 機: シールドをダメージ貫通 攻: 防: WE-D016 UC シールド ガンダム4・5号機仕様 30 7 19 1 15 1 1 ∞ 機: [機動重視]格闘 (※使用毎に耐久力が減少する) 攻: 防: WE-D017 UC ビーム・ライフル アレックス仕様 55 19 16 19 1 1 1 12 機: シールドをダメージ貫通 攻: 防: WE-D018 C シールド アレックス仕様 40 - - 1 23 1 1 機:なし 防御重視時に敵の攻撃をガード (※使用毎に耐久力が減少する) 耐ビーム・コーティング 攻:なし 防:なし WE-D019 C ブルパップ・マシンガン 25 11 18 1 1 1 1 20 機: なし 攻: 防: WE-D020 R 狙撃用ライフル 70 17 19 13 1 1 1 6 機:なし 両手持ち専用兵器シールドをダメージ貫通 攻: 防: WE-D021 C ビーム・ガン 35 14 17 12 1 1 1 15 機:なし シールドをダメージ貫通 攻: 防: WE-D022 UC マシンガン 40 9 18 1 1 1 1 20 機: [防御重視]ハンドグレネイド(遮蔽物越しに攻撃可能)寒冷地の敵に対して攻撃力上昇 攻: 防: WE-D023 C シールド ジム寒冷地仕様 20 - - 1 17 1 1 - 機: 防御重視時に敵の攻撃をガード (※使用毎に耐久力が減少する) 攻: 防: WE-D024 R ビーム・ライフル ガンダム試作1号機仕様 80 19 16 16 1 1 1 15 機: シールドをダメージ貫通、エネルギーパック対応ビーム・ジュッテ(※つば迫り合い可能、一回のみ) 攻: 防: WE-D025 R ロングライフル ガンダム試作1号機Fb仕様 60 28 20 28 1 1 1 1 機:なし 両手持ち専用兵器、シールドをダメージ貫通チャージ時間に比例して攻撃力上昇 攻: 防: WE-D026 UC シールド ガンダム試作1号機仕様 50 - - 1 21 1 1 - 機: 防御重視時に敵の攻撃をガード (※使用毎に耐久力が減少する) 耐ビーム・コーティングエネルギーパック付属 (※エネルギーパック対応兵器の装弾数が増加する) 攻: 防: WE-D027 C フォールディング・バズーカ 40 16 14 1 1 1 1 8 機:なし なし 攻: 防: WE-D028 UC ハイパー・バズーカ パワード・ジム仕様 50 21 12 1 1 1 1 機:なし なし 攻: 防: WE-D029 UC ロングライフル ジム改仕様 50 15 18 1 1 1 1 20 機: 両手持ち専用兵器 攻: 防: WE-D030 C ジム・ライフル 35 11 18 1 1 1 1 20 機: なし 攻: 防: WE-D031 C ビーム・ライフル ジム・クゥエル仕様 45 15 17 12 1 1 1 15 機: シールドをダメージ貫通 攻: 防: WE-D032 C ミラー 50 15 30 30 1 - - 1 機: 「ソーラ・システムⅡ」に増設可能(※3つまで)遮蔽物越しに攻撃可能、シールドをダメージ貫通 攻: 防: カードNo レアリティ 名前 コスト 攻撃力 命中率 消費出力 耐久力 武装A 武装B 弾数 形状x射程 備考 WE-D033 UC ビーム・ライフル(スーパー・ナパーム装備仕様) 50 15 16 19 1 1 1 12 機: [攻撃重視]シールドをダメージ貫通、[防御重視]スーパー・ナパーム(※遮蔽物越しに攻撃可能、敵HP減少効果 宇宙・水中では無効) 攻: 防: WE-D034 UC ビーム・ライフル (マドロック仕様) 55 19 16 20 1 1 1 12 機: 攻:4T2-14 防:3T3-17 WE-D035 C ビーム・スプレーガン ジム改仕様 40 15 17 12 1 1 1 15 機: シールドをダメージ貫通 攻:45R1-10 防:30R2-13 WE-D036 C マシンガン ジム・ブルーディスティニー仕様 20 7 18 1 1 1 1 20 機: サプレッサー (※ロック音カーソルが伸びる際に警告音が鳴らない) 攻:90R0-9 防:60R2-11 WE-D037 UC シールド(バレル未装備仕様) 40 0 0 1 25 1 1 - 機: 耐熱耐衝撃装甲 【アトミック・バズーカ】使用不可 攻: 防: WE-D038 C スパイク・シールド ジム・ストライカー仕様 30 7 19 1 10 2 2 - 機:3T1-9 機体内部のメカに貫通ダメージ (※使用毎に耐久力が減少する) 攻: 防: WE-D039 C ハープーン・ガン 40 14 17 1 1 1 1 4 機:なし 両手持ち専用兵器水中の敵に対して攻撃力上昇機体内部のメカに貫通ダメージ 攻:4T2-14 防:3T3-17 WE-D040 R ロング・ビーム・ライフル 80 16 19 20 1 1 1 15 機: シールドをダメージ貫通エネルギーパック対応ビーム・ジュッテ(※つば迫り合い可能、一回のみ) 攻:4T2-17 防:3T4-20
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/355.html
26 名前:F世界猿 投稿日: 2004/06/14(月) 21 21 [ qUq6iUEM ] 沖縄西の海上。 黒い艦隊が尖閣諸島周辺海域へと向かうべく海を切り裂き進んでいた。 特に目を引くのは「こんごう」人類英知の結晶であるイージスシステムを採用した艦である。 と、言っても第一世代イージス艦。それ以上の性能を誇る物も現れ始めているのだが。 27 名前:F世界猿 投稿日: 2004/06/14(月) 21 22 [ qUq6iUEM ] その甲板で沈み行く夕日の光に目を細めながら青島二等海尉は物資の点検のため、部下を率いて歩き回っていた。 「もう日が沈むのか…、ずいぶん早く感じるな。」 「それは訓練ばかりの毎日よりもこうやって海に出てた方が早く感じるに決まってますよ。」 部下にタメ口を聞かれるのはまだ防衛大学を出たばかりの若造幹部だからか、 それともその気さくな性格からか。しかし青島はそれを咎めもせずに笑って返した。 「それにしてもなんでこんな重装備で行くのでしょうかねぇ、戦闘は起こらないんじゃないんですか?」 そしてその口調を直さないまま佐藤二士は続けた。 28 名前:F世界猿 投稿日: 2004/06/14(月) 21 23 [ qUq6iUEM ] 戦闘は起こらない。 こう言われる今回の彼らの任務は非常に単純の物だった。 尖閣諸島沖海底油田開発団の護衛。 佐藤二士が重装備過ぎるというのも無理は無い、 127ミリ単装速射砲1基、20ミリCIWS2基、 Mk41VLS(スタンダードSAM、アスロックSUM)2基・90セル、 3連装短魚雷発射管2基、ハープーンSSM4連装発射筒2基。 これだけの装備を持つ戦艦達なのだ、戦争に行くのでもないのにこれは重装備過ぎる。 軍国主義への始まりではないのか、が左翼やマスコミの言い分でもあった。 29 名前:F世界猿 投稿日: 2004/06/14(月) 21 23 [ qUq6iUEM ] さすがにこれには青島二尉も少し怪訝そうな顔をした。 今回の出港の際も彼らは自称平和団体達の熱い見送りを受けた、それを思い出したのである。 「中国の過激派の襲撃の可能性がある。ほんの一滴でも国民に血を流させるわけには行かないんだ。」 「…そうっすか、外交でそいつらを抑えてもらうことは出来なかったんですかね。」 「無理を言うな、本来なら海底油田開発だってとても出来ることじゃないんだ。 外務省には感謝しなきゃならない、それよりもさっさと仕事にもどれ。」 青島は佐藤を軽く小突くと外務省に入っていった友人のことをふと思った。 防衛大に入るという自分を最後まで一緒に東大に来い、と言って説得しようとした男。 30 名前:F世界猿 投稿日: 2004/06/14(月) 21 25 [ qUq6iUEM ] その男から逐一中国との交渉のことを聞いていたため青島はこの問題については人並み以上に詳しかった。 なんでも外務省では過労死したものが2名出たとか、血尿、胃潰瘍は当たり前だったとか恐ろしい話を聞かされたが、 結局大規模な経済援助をする代わりに中国は尖閣諸島を放棄するということで決着がついたらしい。 これは外交三流で通っている日本からすれば大金星であった。 この大規模な艦隊は、その祝勝会という意味合いも含んでいるようであった。 今度うちの基地の秘伝激辛カレーでも食わせてやろうかなどと、 「胃潰瘍になった」と言っている友人の言葉を思い出しながら考えていた。 31 名前:F世界猿 投稿日: 2004/06/14(月) 21 26 [ qUq6iUEM ] 「お疲れ様。」 ぼうっとそんなことを考えていると突然肩を叩かれ青島は驚いて後ろを振り返った。 「か、狩野海将補!」 その相手に気づくと慌てて十度の敬礼と呼ばれるお辞儀をする。 「いやいや、そんなにかしこまる必要は無い。」 「は、はい。」 「青島三尉…だったかな、がんばってくれ。」 「は、有難うございます。」 再び敬礼を返すと、青島はこの艦の艦長が自分の名を覚えていてくれたことに少なからず感動していた。 32 名前:F世界猿 投稿日: 2004/06/14(月) 21 26 [ qUq6iUEM ] 狩野海将補 現場主義を貫きながらもその有能さをもって海将補まで上り詰めた人物。 温厚ながらその決断力、きめ細やかな部下への気配りで現場の自衛官達には圧倒的な人気があった。 しかし 「狩野海将補…僕の階級は、二尉です…。」 彼の唯一の弱点は忘れっぽいところだ、と青島は思ったのであった。
https://w.atwiki.jp/hengtouhou/pages/2218.html
アーティファクト/固定アーティファクト ★饕餮のスプーン (3d8) (+12,+16) [+5] +3の修正 腕力, 耐久力, 探索, 採掘 対 動物, 人間, アンデッド 武器属性 吸血 耐性 水, 劣化 恐怖耐性, 急速回復 発動 石油採掘 20+1d20 ターン毎 レベル 60, 希少度 18, 5.0 kg, $100000 雑感 吸血付きアーティファクト。耐久も上がるため生存性が大きく上がるのがポイント 吸血もスレイも効かないデーモンなどには弱いため他の武器を用意する必要はあるか ベースアイテムがつるはしだから百々世が持つと強い - 名無しさん (2021-12-02 20 43 21) 名前
https://w.atwiki.jp/gods/pages/58573.html
マージャプー トゥレープーの別名。
https://w.atwiki.jp/souhei_world/pages/1596.html
鋼魔獣 コンフィルマ [解説] 旧大戦以前から生産されていた自立兵器の一種。 人類が水棲魔獣から奪還した制海権での偵察、警戒を目的として作製された機体である。 魚類を参考にした機体フレームを採用しており水中での高い旋回性能を持つ。通常は頭部に装備された高感度センサーとソナーを使い索敵しながら巡回ルートを周回しているが、敵影を感知すると近くの戦闘用自立兵器を呼び寄せ自身もまた迎撃に参加する。 また耐圧が弱いため浅い海域を潜水している。 旧大戦中は半数が制海域、残り半数が旧人類の海上施設周囲の警戒に配備されていた為、大戦終結後も旧人類の領海範囲でその多くが巡回している。 装備一覧 高感度センサー ソナー 頭部に装備されたセンサー類、本機の広い索敵範囲を支えている その距離実に20Kmに及ぶ ハープーンランチャー 頭部の中心に装備されている銛型武装。相手に突き刺さってから爆破し内部にダメージを与える 大戦終結後はまだ稼働している海洋ドックに戻り弾を補充している フィンブレード 機体上部に装備された姿勢制御も兼ねた刃。すれ違いざまに斬り付ける運用を想定されている
https://w.atwiki.jp/jhs-rowa/pages/172.html
ぼくらのメジャースプーン ◆j1I31zelYA 陽が、沈む。 ずいぶんと弱々しくなってしまった光に西側から照らされて、しかし地の色はむしろ鮮やかさを増したかのようだった。 ある程度の高さがある建物ならば、その景色を一望できる。 そこには斜陽に染められた荒野があり、雑木林があり、道路があり。 道路にそって視線を追いかければ、地図の西側で目立っている『タワー』の外観が飛びこんでくる。 そしてその景色の先に―― 屋上へと開放された鉄扉をくぐり、綾波レイはそれらを視界におさめた。 見知らぬ土地。初めて見た景色。 同じ郊外でも、あの血の色と錆の色をしていた境界線上の場所――電車が地面に突き刺さった旧市街地よりはずっと、見ていて美しかった。 『三人』で見ていた時だったら、他の二人からはよくある郊外の景色だという感想を得られたのかもしれないが、今、屋上にいる綾波は一人きりだ。 ゆっくりと、鉄柵のめぐらされた屋上の縁へと歩いていく。そして『その景色の先』を見る。 オレンジ色の夕陽があり、茜色の雲が浮かぶ。 にじむように燃えながら、太陽が今にも落ちていくのは、西の海。 一度だけ、微かに見えた青い海は、昼間とまた違った色合いを見せていた。 夕陽を飲もうとしている水平線の彼方からこがね色を帯びた白い光が一直線に海面を割り、きらきらと陸地へ続く光の道をつくる。 その光が届かない道の左右は暗く陰っていて、ともすれば何も無い青灰色の砂地にさえ見えてしまう。 しかし波がわずかに動くことで生じるに揺らぎには点描をしたように細かな色合いが混じっていて、そこがとても透明度の高い水だということが分かった。 それが日が高いところにある時はとても鮮やかに青かったということも、感覚で理解させる。 知っている海と、色が違う。それだけのことだ。 それだけのことに、いつまで見ていても飽きないかもしれないと、価値を見出している自分がいた。 ――青い海が、気に入ったんだっけ 天野雪輝がランニングの疲れを回復させるための、貴重な休憩時間。 その時間を利用して、夜になってしまう前の海を見てきたらと言ったのは越前リョーマだった。 もう青い海が見られる時間ではないかもしれないけど、それでも赤い海よりはきれいだろうから、と。 当の彼はあいにくと車椅子の上だったので、階段を登るには手間も時間もかかりすぎると下階で待っているけれど。 気晴らしをさせるために、綾波が見たがりそうなものを考えてくれたのだろうか。 ツインタワーではちっぽけな海しか見られなかった綾波は、傍目には残念がっているようだったらしい。 あの後で、越前に海に行ったことがあるのかどうかを聞くと、ぽつりぽつりと話してくれた。 幼い頃に住んでいたロサンゼルスの家は海が近かったので、よく着衣のまま飛びこんでは泳いでいたことだとか。 チームメイトといっしょに出かけた合宿では、房総半島の海で一日遊んだことだとか。 それを聞いた高坂が無駄に張り合うかのように、俺だって海水浴には何度も行ってるだとか、臨海学校もあるのだとか話し始めた。 今さらに思い出して、嘘つき、と呟く。 俺には何も無いと言っていたのに、高坂も綾波が知らないことを、たくさん知っていたんじゃないか、と。 あの話をしていた時は、綾波も『そういう人間らしさ』に近づけるだろうか、と意識していた。 そっち側に行った方が、もっとぽかぽかする何者かになれて、良くなっていけそうだったから。 「でも、もういない」 今はもう、『がんばらなきゃ』と思っていた理由は。 がんばった姿を見せたかった少年は、もういない。 彼の失われた世界に帰ったところで、大人たちは『三人目のアヤナミレイ』を生み出してどうにかやっていることだろう。 代わりのいない綾波レイは、もう、どこにいてもいなくてもいい綾波レイになってしまった。 何も、できなかった? そう言葉にすると、否定してくれた人たちがいた。 綾波が動いたことで良い結果になって、ありがとうと感謝の言葉をくれた人たちのこと。 屋上へと送り出される前にも、その最たる少年から言われた。 何もしていないのに休めないと頑なになった綾波に対して、そんなことはないと。 高坂と一緒にいた時も、神崎麗美との時も、さっき天野雪輝と話した時も、悲しいことや悔しいことにどう向き合うか分からなかった時も。 綾波がいつでも崩れそうになるのを止めてくれたから、『そっか』と気づくことができたと、たどたどしい言葉で伝えられた。 綾波にさえ分かるほど恥ずかしそうにしながらも言ったのは、彼にとって慣れない褒め言葉を使うよりも、 自らの過ちや助けてくれたことを認めずにスルーしておく方が恥ずべきことだったからだろう。 だが。 それが真実だとすれば、とてつもないことだ。 エヴァに乗っていない自分なのに、人間として足りないものだらけなのに、求められた。 しかし。 そう、自覚した瞬間に。 ぞわりと身の震えが、身体を貫いた。 両腕で身をかき抱くようにして、屋上のタイルを見下ろす。 少しは成長していた証のはずなのに。『ぽかぽか』すべきことのはずなのに。 こんなのは、知らない。 知らなかった。 碇シンジを失った時は、これ以上の喪失など有り得ないと思っていた。 しかし、高坂王子が死んでしまったことで得たのは、碇シンジのそれとは別の喪失だった。 「無理……私は、越前くんみたいに、強くなれない」 今なら、理解できたのかもしれない。 エヴァに乗ることを怯えていたころの碇シンジが、何を恐れていたのか。 己のことを弱くて臆病だと、自嘲していた理由が。 出会うということは、いずれ別れるということだ。 大切なぬくもりを手に入れたそばから失って。 しかも、彼らが命を落とした原因のひとつが、自分にあって。 きっと、これからも手に入れては失うことが、ずっと続いていく。 足元にぐらぐらとおぼつかなさを感じて。 屋上にひとつ、置かれていたベンチに腰を下ろした。 日没の景色が真正面にあった。 太陽のオレンジ色が、優しかった。 数十人の死体が転がっている場所だとは、思えないぐらいに。 この夕焼けを、まだ生きている他の誰かも見ているのだろうか。 今まさにこの時に、綾波レイの知っている誰かは、越前リョーマの知っている誰かは、この夕陽を見ているのだろうか。 だとすれば、それはなんだか不思議で、とても特別なことのように感じられて。 だから綾波は、もうしばらくこの景色をじっと見ていることにした。 世界は、燃えていた。 呆れるほど、綺麗だった。 ◆ 屋上へ上る階段とエレベーターが見えて、視界を右に向ければ非常口も見えるような廊下の曲がり角。 そこに自販機のそばにあったベンチを持ってくると、外敵への警戒も兼ねて秋瀬或と越前が腰掛けていた。 雪輝はまだ戻っていない。 待っている二人は、どこか疲れた顔をしている。 特にだるそうにベンチに座っている越前は、綾波が階段から降りて近寄ってきたことにも気づかない様子だった。 不在にしている間に、疲れるようなことでもあったのだろうか。 「――のど、かわいた」 「飲み物、買ってきましょうか?」 声をかけると、驚いた以上に焦った風な感じで、越前が慌ててこちらを向いた。 「べつにいいっス……それより、海、どうだった?」 首を横に振る。 動転するあまり、とっさに首をそうしてしまった。そんな風な挙動だった。 「暗くなりかけてたけど、ちゃんと見られた」 「そう」 「いいものが見られた。ありがとう」 「べつに」 お礼を言うと、そっけなく顔をそむけたものだから、結果的に秋瀬と見つめ合うような形になる。 ああ、この反応はいつもどおりだと、違和感を解消した。 実は屋上にあがる前に、彼の言ったことが鼻についたから言い合いをしてしまったのだけれど。 もう引きずっていないようだったから、安心する。 「わたし、販売機のところで休んでくるから」 そう言いおいて、またその場を離れた。 廊下の端の方へと歩いていく途中で、枝のように分岐した細い通路へと折れる。 自動販売機は、入院患者用の浴室へと続く扉のそばにあった。 売店のレジから持ってきた小銭でジュースを買い、飲みながら扉の横で待つ。 ここを開けて戻ってくる人物にも、用事があった。 ほどなくしてリハビリ室から拝借したジャージの上下を着た天野雪輝(それまでの服は汗だくになっていて使えなかった)が、さっぱりした顔つきで姿を現した。 ドアを開けた真横に綾波がいるのを見てけげんそうな顔をする。 「……なんで綾波さんが一人で待ってたの?」 「聞きたいことがあったから」 「みんなの前で話すのじゃ駄目なの? 僕とふたりっきりで話してたりしたら『雪輝日記』を持ってる由乃にばれるよ。 今の由乃が嫉妬するかは分からないけど、どっちみち仲が良いとか誤解されたら、狙われやすくなると思う」 なるほど、そういうことも起こり得るのか、と聞かされて納得した。 しかし、聞きたいことはふたりきり――特に秋瀬のいない時の方が、話しやすいことだ。 それに、綾波にとってその危険はピンとこない。 「それは構わないわ。この中で私が優先して狙われるなら、三人が狙われる確率は下がるかもしれないから」 その理由を、分かりやすく説明したつもりだったのだが。 「そういう考え方は、やめなよ」 ほとんど反射的といっていい早さで、否定を受けた。 「そういうの、女の子の側は守ろうとしてるつもりかもしれないけどさ。 男の側が浮かばれないのを二度も見せられるのは……ちょっと嫌だな」 『二度も』という天野の言い方が引っかかり――すぐに、我妻由乃のことを思い出した。 彼と彼女は、『どちらが自分を犠牲にして好きな人を生かすのか』で喧嘩をして、今に至っている。 「あなたも、そう言うのね」 呟くと、天野はけげんそうな顔をした。 碇シンジは、『綾波レイともう一人の少女を守ってほしい』と言い残した。 綾波レイが無茶をするようでは、その想いが浮かばれないと菊地善人が言った。 「私には、『私を守ること』を望んだって言われても……意味が難しいのに」 考えようとすると、第6使徒を倒した後に『そんな悲しいこと言うなよ』と言っていた碇シンジを思い出して、胸が苦しくなる。 本当に理解して飲み込んでしまえば、そこが張り裂けてしまいそうで。 「言葉通りの意味だと思うけど。その人に守ろうとされたのが、そんなに意外だったの?」 「好きになってもらえるところより、そうじゃないところの方が多いから」 足りないところだらけだった。 綾波レイは、さっき初めて本当に『怖い』ということを知ったばかりなのに。 みんなはとっくの昔にその怖いものを知っていて、克服したり、覚悟をしたり、もう失くさないなどと強いことを言っていて。 その強さには、ちっともついて行けそうにない。 「『自分から見た自分』なんて、そんなものだよ。 ぼくも、最初はぜんぜん分からなかった。由乃はぼくのどこを好きになったんだろうって」 座る場所がなかったので、二人は壁に背中を預けた。 「私の目には、あなたも普通の人に見えるけど」 「ぼくなんて、良いところが無いどころか失敗ばかりだったよ。学校では日記がなきゃ負け組だったし、由乃の足も引っ張ってばかりだったし」 もしかして、天野雪輝と自分は似ているのかもしれないと思った。 以前に高坂と越前が、似ているのかもしれないと思ったように。 どっちにしても、話が我妻由乃へと向いたのは都合がよかった。 本来の聞きたかったことを尋ねる。 「聞きたいことだけど……我妻さんがいちばん大事なのに、私たちと仲良くしてていいの?」 「どういう意味なの?」 天野雪輝は、我妻由乃という少女のために動いている。 その少女は殺し合いに乗っていて、秋瀬や越前や綾波も含めた全員を皆殺しにしようとしている。 ならば、 「私たちと死に別れた時に、辛くなるかもしれないのに」 その女性が遠山金太郎を殺したように、また天野雪輝の身近な人間を殺してしまうことは、ありえることだ。 越前は強くて鈍いから、受け入れると決めてからは、『天野たちの方こそが正気を失って何かしでかす可能性』を見ていないようだったけれど。 だからこそ綾波が、気をつけておかなければいけない。 ここにいる者に情を移しているような天野の真意は、どこにあるのか。 「遠山が死んだ時は、正直思ったよ。 また僕のせいで、できたばかりの友達が死んだんだなって」 似ているところを、もうひとつ見つけた。 はじめから友達を作ろうとしなければ、我妻由乃だけで満足していれば。 前のサバイバルゲームでの友人たちや、この世界での遠山金太郎を死なせることもなかったのだろうか、と。 そんな風に悔やんでいたとすれば、綾波にはその気持ちがわかる。 「遠山がまだ生きてた時も、思ってたんだ。謝っても許されないことをしてきたんだなって。 みんなは僕のことを思ってくれたのに、僕は由乃のことしか見ていなくて、 最後には皆を殺したんだから……皆からしたら、堪らないだろうなって。 それなのに、皆は僕のことを許すんだ。友達だって言うんだ。 絶交にしてくれた方がマシなのに、僕を一人にしないんだ」 天野は壁にもたれて、天井の方を見ていた。 越前に『許せるのか』と迫ったときのような、笑みの仮面はもうなかった。 「でも、僕はさっき『思い出せてよかった』と思った。 辛いことばっかりなのに、それでも思い出したかった。 その気持ちは、本当だと思うから」 とてもさっぱりとした、顔をしていた。 「だから、ひとつだけ決めた。 これからぼくの『願い』で誰かが犠牲になるとしても、それは昔みたいに 『じゃあ他にどうすればよかったの』って言い訳しながらじゃない。 責任は責任として、それでも譲れないものがあるから押し通しに行くんだ。 だから、みんなのことも友達だって思ってる。 お前なんかにそう呼ぶ資格はないって言われても、訂正してやらない」 直後に顔をしかめて、「あ、別にコシマエとはまだ友達になったわけじゃないから」と付け加えた。 この人はもう吹っ切ったのだと、そう伝わった。 己はどうなのだろうか、と省みる。 出会ってよかったのか、出会わなければよかったのか。 ただひとつ言えるとしたら、かつての神崎麗美のように、『自分を置いて死んだあの人が悪い』で終わらせるのは、悲しいということだった。 だから、飲み込むのが怖くても、知っていかなければならない。 彼が死んでしまったことと、彼を殺した少年について。 だから、『今後ともよろしく』を続けることにした。 碇シンジが『綾波レイには生きていてほしい』と願っていたとしたら。 彼を守りたかったのなら、その意思も守るべきなのだろう。 守ろうとしたのは、命令されたからではなく、自分で決めたことなのだから。 ただ。 それでも。 『今後ともよろしく』が終わる時が来たら。 どちらかを、生かすとしたら。 浮かばれない選択だったとしても、綾波レイは自分が生きることを選べない。 生きることに不器用な自分よりも。 一人では生きていけない自分よりも。 生きていても、どうしたらいいか分からない自分よりも。 未だに、芽生え始めた『熱』の正体が分からない自分よりも。 生きてやりたいことがある彼の方が。 こちらに手を伸ばして、ともに歩いてくれた彼の方が。 たくさん持っていて、色々なことを教えてくれた彼の方が。 碇シンジの『ぽかぽか』とは違うけれど、それでも不思議な『熱』を与えてくれた彼の方が。 出会わなければよかった。 もしかしたら、出会えてよかった。 「…………私、越前くんに死んでほしくない」 【少女少年2】 天野雪輝のシャワーを浴びたいという申し出を、秋瀬或は快く許可した。 放送の前後というどの参加者も慎重になる時間帯ではあったし、 何よりグラウンド百週を経て疲労根培にあたる彼が汗を流すことさえ許されないのはあまりにも理不尽だし、 そもそも、これから恋する相手に会いに行こうという予定である。 汗だくの上にほぼ一日シャワーを浴びていない身体で向かわせるほど、秋瀬或は非紳士的ではない。 それに、天野雪輝が同席していない間にも、会話をしておきたい相手はいる。 例えば、すぐ隣で車椅子に座って、カセットプレイヤーに似た小型機器から音楽を聴いている少年だとか。 細いイヤホンを耳にあて、むっつりとした視線を階段の上へと向けている。 さきほど綾波が屋上へと向かってから、そうなった。 「何?」 こちらを観察する視線に気づいたらしく、音楽を止めてイヤホンを外した。 「いや……音楽が好きなのかな、と思って」 「そんなに。Jポップなら聴くけど」 「確か遺品だったよね、それ」 ずばり指摘すると、むっつりした顔にさらに苦味が加わった。 「綾波さんに返すつもりだった、けど……タイミング逃した」 「喧嘩でもしたのかい?」 さらに、ずばり。 「なんで……」 「さっきまで団結ムードだった君たちが、離れ際に会話をしてからぎこちなくなった。 戻ってきた君は彼女の大切な人の遺品だったものを取り出していて、扱い始めた。 探偵じゃなくても、チームを組んだ人たちがこんなことを始めたら気にするだろうね」 チームを組んだ人たち、を強調すると、さらに苦い顔。 「喧嘩は、してない……って言うか、喧嘩ふっかけて、買ってくれる人なら苦労しない」 関係ないじゃん、でバッサリ話を終わらせにかかるかと予想したが、そうはならなかった。 「つまり、相手に対して不満があるけれど取り合ってもらえない……ということかな?」 「…………あんた、探偵じゃなくて家政婦じゃないの」 「これから命を預ける同盟に亀裂があるなら心許ないからね。 それに、女性の扱いに関しては君より自信があるつもりだよ」 果たして帰国子女にも家政婦イコールデバガメという連想ができるのだろうか、それはともかく。 秋瀬の言葉の後半を聞いて、越前の目が興味を示すように動いた。 「だから、喧嘩とかじゃなくて」 まだ出会ってから時間はたっていないが、ここまでのやり取りから彼のプライドが高いことは分かる。 それなのに、弱音の一端でもこぼすということは。 「綾波さんが『明日の昼まで生きて海を見られるか分からないしね』って言った」 そのことに衝撃を受けているということだ。 この際にと他人の参考意見だろうとも、取り入れようとするぐらいには。 「俺が、綾波さんが死ぬわけないじゃんって言ったら、『俺には分からない』んだって。 俺は綾波さんや雪輝さんや神崎さんやバロウ・エシャロットみたいな人とも違うから、分からないんだって。そう言われた」 越前を理解していくためにも、秋瀬は整理する。 雪輝と出会ってから病院に向かうまでの行動や、その後の会話での気持ちの切り替えようを見た限り、彼は基本的に終わったことを引きずらない性格だ。 さらに言えば、雪輝に対しての遠慮のない話し方からは、人とぶつかり合うことを恐れる性分だとも思えない。むしろ好んでいるようにも見える。 だとすれば。 彼が誰かと諍いを起こして落ちこむとしたら、それは。 「神崎さんの時みたいに、言い方が悪かったんスよ。 碇さんも高坂さんも死んだのに、『死ぬわけない』とか言ったんだから。 だから綾波さんも俺が分かってないって言っただけで、それで終わり。 喧嘩じゃなかった。喧嘩売って、挑発して、どうにかなるものじゃないし」 自分が失言をしたせいで相手に距離を置かれたことをはっきり自覚していて、 なおかつ、そんな自分のことをどう改めたらいいか分からないケースではないか。 ――越前君には、きっと分からないわ。 ――私と越前君では、やっぱり違うもの。 ――私とも、天野君達とも、神崎さんとも、あの敵になる人とも、違うもの。 言葉を復元してみるなら、およそそんなことを言われたのではないかと推測する。 「君は本気で、『これ以上死ぬことなんて有り得ない』と思ってるのかい?」 前提として、尋ねてみた。 単に仲直りの手伝いがしたかっただけではない。 彼にはまだ『殺し合いの中で何をしたいのか』と恒例のことを聞いていないし。 手塚や真田の遺言に殉じるならば、彼は『柱』になろうという人物だ。 自分たちの協力者となり得るだけならば、まさに猫の手だろうと借りたい状況だけれど、 これから雪輝たちを率いる立場を目指すのなら、その行動方針は確かめなければならない。 「……かもしれない、とか考えないようにしてる」 膝の上の音楽プレーヤーをぎゅっと握りしめて、越前は答える。 淡々と。 「テニスするなら……テニス以外でもそうだと思うけど、試合してる時に『勝てないかもしれない』とか考えてするものじゃないでしょ。 ちょっとでもそんなこと思ったら、絶対にプレーに影響する。動きを鈍らせる。 戦ってる時は、なくすことなんて考えちゃいけない」 「正論だね」 一言で評価すると、相手はむっとしたように顔を上げた。 意地を張る子どものような顔。 「それが悪いんスか?」 「いや、正しいよ。ちなみにその正論だけど、勝てなかった時はどうするつもりだい?」 「諦めない。次はなくさないようにすることだけ考える」 「なら、全てを奪われた後はどうするつもりだい? 負けっぱなしで終わりたくないから、奪っていった相手でも攻撃する?」 「何が言いたいんスか」 反発してくる言葉には、しかし呻くような湿っぽさがあった。 彼もまた、内心では気づき始めているのだろうと察する。 ここまでゲームが進行した現状に至るまで、それなりの修羅場は経験してきたはずなのだから。 「確かに君と僕たち――少なくとも、僕や雪輝君たちとの在り方は違っているよ」 まっすぐな瞳に視線を合わせ、対峙する。 なるほど。 協力者になってくれたこと自体は有難い。 命を助けてくれたことには心から有難いし、まず雪輝を受け入れてくれたことだけでも万感の感謝を尽くしたいほどだ。 だがそれはそれとして、 足りない。まだ、若いし青い。 「僕がかつて出会った日記所有者の中にも、『自分が勝つことだけを想定して突撃する』タイプの人はいた。 でもその人の場合は、過酷な環境を生きてきて、負けることが死に直結するような生活をしてきたからそうなったんだ。守るものも失うものも自分の命だけだったしね。 あるいは、『誰も死なせない』と主張するような理想家なのかとも思ったけど、それも違うね。 君は僕らみたいに困った人を助けてくれたけど、正義の味方になりたいわけじゃないだろう?」 こくり、と頷きがあった。 平和な世界なら、これでも良かったのかもしれない、とは思う。 行くぞと声をかけて皆が付いていくような、誰もがいっしょに高みを目指してくれるような、ストイックなスポーツマンばかりの世界だったら。 すでに彼は、ひとかどの『柱』になれるぐらいの資格は満たしていたのかもしれない。 だが、この世界は違う。 「君はきっと、本当に芯からスポーツマンなんだよ。 優勝賞品が欲しくて戦ってきたわけじゃない。ただ、勝つための戦いだ」 たとえば1つだけ願いを叶えてもらえるとして、『全国大会で優勝させてください』なんて願ったりはしないだろう。 実力で手に入れたものではない勝利など、虚しいだけなのだから。 だから彼に、夢はあっても願いは無い。 「裏を返せば、誰かに叶えてもらう類の望みには慣れていない。 もっと言えば、『大切なものを、自分にはどうしようもできない理不尽によって奪われるかもしれない』恐怖なんて、すっかり想像の外だった。それだけのことだよ」 『神から与えられた意味などに価値はない』と真田が言っていたことを、思い出す。 そして、全てを放棄することを選んだ、神崎麗美の目を思い出す。 神崎麗美が、越前に対して怒りを顕にしたという話も、思い出す。 「それって、命懸けで使徒と戦わされるとか、神様を決める殺し合いをやらされるとか?」 「雪輝君たちに当てはめればそうなるだろうけど……そうだね、実感できるように例え話にしようか」 真田に秋瀬自身のことを問い詰められた時には、言い返せなかった。 その意趣返しというわけではないが、言葉に詰まってもらうのも、いい勉強になるはずだ。 「もし、君が急に難病にかかって、テニスができない体になったらどうする? それが、どんなに治療しても努力しても、絶対に治らないものだったら、どうする?」 それでも、君は強くあれますか? まっすぐだった両目が、急に視覚を失ったかのように凍りついた。 唾を飲もうとするように喉を動かしても、口が渇いていてごくりという音さえ出ない。 「絶対……っスか? 手術しても、リハビリしても?」 「その反応は、心当たりでもあるのかな? どんなに努力しても這い上がれない。戻りたくて血を吐くようにがんばったけど無理だった。誰が何をしても救えない。 君のいる世界だって、そういうことは起こり得たはずだ。君もそうならなかったとは言えないよ」 本人の選択によるものでもなく、過失によるものではなく。 世界を恨みたくなるような理不尽の果てに、生きがいとなるものを奪われる。 そんなのは、どうしようもない。 歯がゆそうな顔が、そんな答えを雄弁に映し出したタイミングで、さらに問う。 「もし、願いを何でも1つ叶えてくれると言われたら、すがりつくんじゃないか? ――そういう時に、『願い』が生まれるんだよ」 「だから、殺し合いに乗ったって言いたいの? 部長を殺したアイツも、我妻由乃さんも?」 言葉による重圧を押しのけようとするように、声が高く跳ねた。 カセットプレイヤーを握り締める手の力が、さらに強くなる。 その額を、運動によるものではない汗の雫が滑る。 しかし、続く言葉は落ち着いていた。 「だったら俺は、そっちになんか行かない。 テニスができなくなるなんて、ヤダ。でも、そのために人は殺さない」 言い切った。 その落ち着きが、それが虚勢などでは有り得ないことを証明している。 しかし、秋瀬には少し気に入らなかった。 かつての雪輝が願いのために選んだのは、『そっち』側だった。 その結果として犯したのは大量殺人の上に、願いは叶わず死んだ者は生き返らないという報われない結末だ。 それは覆されない大罪だが、当時の雪輝が被ってきた理不尽を知っている秋瀬には、『雪輝だけが悪かった』とも言い切れない。 だいいち、大罪であろうとも雪輝が精一杯に悩んで、気を張って、殺し合いゲームに勝ち残るという決断をしたこと自体は尊いと思っている。 間違える方が絶対的に悪いかのように、『なんか』呼ばわりされるのは愉快ではない。 「いつか、潰れる時がくるよ。生きていけなくなるかもしれない。 生きていく上で必要不可欠なものを失って、その後の一生を過ごすんだから」 「そうかもしれない。でも、……今度は、行かない」 今度は、と言う時だけ、その顔が辛そうに歪んだ。 一度は、踏み外そうとした時――それが、神崎麗美を殺しかけた時だということは、推測がつく。 秋瀬は、さらに追求することを選択した。 越前が『なんでこの人はこんなに突っかかるのだろう』と言いたげに眉をひそめているが、とことん言ってしまうことにする。 「君にとっては、自分の幸せよりも他人の命の方が重いから? それとも、それが君にとっての正義なのかな?」 「そんなんじゃないよ」 そう否定した後で、さらに何か言おうとした。 しかし、言葉にならなかったのか、「そんなんじゃないよ」とまた繰り返す。 「なら、人を殺した手でラケットを握りたくないからかい? 人を殺して叶える夢なんて夢じゃないと、そう思う?」 「……だから、そんなんじゃないって」 べつに選ばなかった者を貶めようとするほど、秋瀬は気が短くないし子どもじみてもいない。 ただ、ここで示してほしい。 『そちら側』に行くことを間違いだというのなら。 どうして間違いだと断じて、どのように異なる考え者と相対していくのか。 「他に考えられるとしたら、チームメイトが悲しむといった理由かな。 仲間の意思を無碍にしたら、仲間たちが許さないと思うのかい」 越前が答えるのに、少しだけ時間がかかった。 「それもあるけど、そんなんじゃないよ」 きっぱりと、 不機嫌さを含んだ無表情から言い放たれたのは、肯定であり否定。 「どういう意味かな?」 我妻をはじめとする殺人者達から、そして我妻による『被害者』達からも『柱』として雪輝の前に立つというのなら、 その正しさを、どう行使するつもりなのか。 ラケットさえ持たなければただの傲慢な少年に過ぎない彼に問いかけて、答えを待つ。 「……本当はあれこれ考えて動くのって苦手なんスよ」 その言葉が皮切りだった。 感情を抑えるように淡々と答えていた言葉から、ふっつりと『力』のようなものが抜けた。 理性だとか思考だとかの制御を手放すように、軽くなった。 「でも殺し合いをどうにかすることにして、『柱』になるって決めたから。 だからちゃんと考えなきゃいけないって思うようになった」 いきなり、違和感が生まれた。 答えになっていない、だけではない。饒舌になっているだけでもない。 言葉が、滑らかに流れ出した。 ずっと前から用意していた言葉が、とうとう口をついたように。 「それが、神崎さんを殺しかけてから、余計ややこしくなった。 神崎さんにも、今言われたのと似たようなこと言われたから。 『人を殺さなきゃ生きていけないようなヤツは、生きる価値もないのか』って。 綾波さんがいてくれなかったら、俺はYesって答えるとこだった」 違うと、気づいた。 本当に『いきなり』のことだったのだろうか。 そもそも、さっきまでの彼は本当に『落ち着いて』いたのか。 本当に冷静だったら、いやいやでも素直に相槌を打ったりしないのではないか。 さっき天野雪輝と話していた時のように、相手の神経を逆なでするような言葉でまぜっ返していたのではないか。 いつもの彼ならば、そういう余裕があったのではないか。 予感する。 いつもは深く考えるよりも心に従って、言葉を尽くすよりも行動で示してきた少年がいたとして。 安易にそれができない状況で、どれが正しいのか考えて、ずっと抱えこんできたとしたら。 しかも、肝心の一番に倒したい神様はどことも知らない観客席にいて、溜め込んできたとしたら。 いったいそれは、どれぐらいの総量になっているのだろう。 音楽プレイヤーを丁寧にディパックの中にしまいながら、越前は言った。 「秋瀬さん、俺、ぜんっぜん正しくなんかないよ」 泣いていない。 遠山金太郎の凄惨な遺体に遭遇した時は、涙を必死に堪えていたらしいのに。 死んでいった仲間のことを話した時は、綾波レイの手を握って泣いていたのに。 現在の『積もりに積もっていたらしき何か』をぶちまけようとする越前リョーマは、ちっとも泣いていなかった。 「どういうことかな」 それでも秋瀬は、その地雷を踏まずにはいられなかった。 誰か(雪輝かもしれない)に踏ませてしまう前に自分が踏んでおいた方がいいというとっさの判断と。 これ以上、崩さずに積もらせておくのが恐ろしいという直感で。 言葉を促すと。 積もっていた何かが、どっと決壊した。 「ただ、普通にテニスを好きでいたいだけだよ。 人を殺して叶えるなんて夢じゃないとか死んでもいいとか、そんなこと思ってなかったし。 ってゆーか俺、べつに人の夢が何だろうと興味ないっスよ。 神崎さんに怒ったのも跡部さんが関わってたからだし、そうじゃなきゃもっと他人事だった。 他人にそれは間違ってるとか押し付けるのも、押し付けられるのも嫌いだし、正義の味方とか興味ない。 コートでタバコ吸ったりテニスを舐めてる奴はキライだけど、それだけ。 俺、そんなお節介じゃないから、むしろ冷めてるぐらいだし。皆が俺のことを性格悪いって言うけど、自覚あるし。 そりゃ、たまにいいことだってしたよ。目の前で弱いものいじめしてる奴らがいたらムカつくし。そいつらを懲らしめるぐらい普通だったし。 いじめてる奴をいじめるのが楽しかったし。べつに、人助けをしたいとか思ってなかったし。 自分のしてることが人から見て正しいかとか、あんまり考えたことなかった。 でも、それで人から感謝されたりもしたから、そういうのも悪くないかと思ってた。 正しくなんかないよ。神崎さんの時も天野さんの時も正しいのか考えて、分からないなりに考えて、結局自分がムカつかない方を選んだだけだよ。 本当は変な理屈ばっかりで頭おかしくなりそうだったんだから」 叫ぶでもなく、ただ静かな静かな言葉で。 濁流のように、『泣いていない泣き言』が吐き出されていく。 『悪い人間』を自称していく。 思った。 皆が守るべき、弱者のための正義を貫くのが正義の味方だとしたら、 自分のわがままのために正義を貫く人間は、悪人になるのだろうか。 思った。 願いに狂い、それ以外の全てを犠牲にする者を『狂人』と呼ぶのなら。 願いに狂わない、しかし狂人から見ると悪い者は『悪人』と呼ばれるのだろうか。 「俺だって、『そっち側』を選んで楽になれるなら選びたかったよ。 もう絶対にテニスができなくなるなんて、嫌だよ。絶対に地獄だよ。 それぐらい分かるよ。神崎さんも、バロウって奴も、楽しいことぜんぶ忘れたみたいな顔してたから。 べつに、嬉しくて部長や跡部さんのこと背負ったわけじゃないよ。勝手に死んでバカじゃないのって思ったに決まってるじゃん。 神崎さんだってそうだよ。謝って許してもらえたからって安心して死んでどうすんだよ。 俺、アンタに『負けた』ままだったのに。俺も何か返さなきゃいけなかったのに。 でも、死んだ人だって、辛かったはずだから。 遠山だって、あんな風に斬られて、痛かったはずだし、苦しかったし、我慢したに決まってるから。 そういうのを上から見下ろして、嗤ってる奴らがいるんだよ。 一生懸命我慢して、頑張ってるのを上から目線で『無駄な努力だった』って言われてるみたいで。 そんな神様がいるって思ったらすごく気持ち悪かった。許せなかった。 こんなに誰かを許せないと思ったの、初めてだった。だから、背負うことにした。 それが見てて殺意湧くって言われて、間違ってるって言われて、そういうこともあるのかって思ったけど、モヤモヤした。 俺だって、自分が死ぬこと考えたら怖い。神崎さんに脅されて、正直怖かった。 自分より強そうにしてるからって、苦しくなさそうとか楽してるとか勘違いしないでよ。 強く見えるからって、分からないからって仲間はずれにするなよ。 ……明日には、もう死んでるかもしれないとか、言うなよ!!」 全てを吐き出しつくすような声が途切れたと同時に、越前の息も切れた。 長い長いラリーを終えた後のように、すーと息を吸い。 はー、と息を吐く。 天井を見上げ、浮かぶ表情は、全てを吐き出し尽くした疲労と、 言いたいことをいって、少しはすっきりしたかのような脱力と、 『言ってしまった』とでも言いたげな、羞恥のにじんだ後悔の色。 「それなら、君はどうして『柱』なんてものを目指そうとしたんだい?」 これ以上の質問を重ねることは酷かもしれないのに、それでも聞かずにはいられなかった。 なぜなら彼は、ここまで泣き言を言っておきながら。 それでも、『柱になるなんて無理だ』とか『俺はただの中学生なのに』という類の言葉を、決して口にしなかったのだ。 「勝ちたい……」 死者たちの遺言で押し付けられたのではなく、自分の意思で選んだことだとでも言うように。 自分が選んだのだから、押し付けられた呪いではないと信じているように。 「人を蹴落として、自分だけ『願い』を叶えて最後に嗤うんじゃない。 汗流して頑張ってきたことが、『無駄な努力だった』って嗤われるのが嫌だ。 一人だけで勝つんじゃない。そういう勝ち方がしたい」 やり方が良くなかったみたいだけど、と付け加えた。 逆ギレされるとは予想外だったな、と内心で反省する。 雪輝にグラウンド百週という無茶振りをさせた意趣返しに、本当ならもっときつい言葉を言うつもりだったのに。 秋瀬が口にしたのは、もっと甘い言葉だった。 「べつに今までのやり方を変えろと言ってるわけじゃないよ。 死を覚悟することと、死を起こさせないという気持ちで戦うことは矛盾しない。 大切なのは、最悪が起こらないなんて『油断』をせずにいこうってことじゃないかな」 そう言うと、越前が目を丸くした。 「アンタ……知ってたの?」 「何を?」 「知らないなら、別にいい」 ふい、と顔をそむけられる。 しかし、さんざん愚痴をこぼし終えた後だからなのか、喋り方には調子が戻っていた。 「無駄だったなんてことは無いよ」 そして、その中身には秋瀬或と共通している部分もあった。 だから、話しておくことにする。 「僕にも、自分のしてきたことを意味がないとリセットされたことがあったんだ。 ここに来るまでは思い出せなかったんだけど、雪輝くんから『世界が二週している』ことを知らされて、少しずつ記憶が蘇ってきた」 「リセット?」 「うん、このままだと破滅する不幸な人たちがいて、僕は依頼を受けた探偵としてその人たちを救けたんだ。 でも神様の手先がそれをなかったことにして、また元の不幸だった状態に戻されてしまった」 それは、少しずつ思い出してきた、たった数日の“逆説の日々(パラドックス)”だった。 一週目の世界とも二週目の世界とも異なる、なかったことにされた世界。 「でも、ぼくはリセットされる前の日々が無意味だったとは思ってないよ。 彼等は確かにあそこにいたし、事件が解決した後は笑っていたんだから。 たとえ消されてしまった笑顔でも、笑顔は笑顔だ。 人にどう言われようと、価値が変わるものじゃない」 意味が分かっているのかいないのか。 ふーんと相槌をうち、越前は背もたれにより深く身体を預けた。 「のど、かわいた……」 「飲み物、買ってきましょうか?」 真横から声をかけられ、その肩がびくんと上下する。 綾波レイが戻ってきたことに、越前はその時まで気がついていないようだった。 ぎこちなく言葉を交わして、また送り出す。 「見たところ彼女の方は、気まずさを覚えたりはしていないようだけど」 「綾波さん的には、当たり前のこと言ったつもりなんじゃないの?」 その『当たり前のこと』が、越前にとっては積もりに積もっていたものを吐き出す最後のひと押しになったわけだが。 「ずいぶん溜め込んでいたようだけど、彼女には打ち明けなかったんだね」 そこが気になった。 リハビリ室でのやり取りを見る限り、二人はずいぶんと打ち解けている様子だったのに。 越前の性格からして簡単に弱音を吐くわけがないことは分かるが、それでも泣いているところを見せるぐらいには、気を許していたのに。 「今の綾波さんに、当たれるわけないじゃん」 綾波が去っていった方向を見ていた越前が、くるりと顔を向けた。 「だって……」 『だって』から続く感情をすべて訴えるように、眼に力のようなものがある。 だって。 だって。 だって! 「だって綾波さん、碇さんが死んでから、一度も笑ってない」 なるほど、と理解するしかなかった。 『分からない』と言われて拒絶されたようになっていた理由も。 「さっきの『そっち側』に行く行かないの話だけど……綾波さんは、違うよ」 少しの沈黙をおいて、越前は調子を取り戻すように深く呼吸すると、そう言った。 「綾波さんは、碇さんを取り戻すために殺し合いに乗ったわけじゃないし」 「それはごめん。僕としては『誰もが君のように負けん気だけで生きていけるわけじゃない』という意味も含めたつもりだったから」 言い返せないのか、越前が言葉をひっこめて軽く唇を噛む。 「でも、綾波さんは生きてるよ。バロウ以外は、誰も傷つけてない」 そんな角度から、反論は返ってきた。 「自分のことにも自信無さそうなのに、自分にできることを探そうとしてる。 秋瀬さんが言うみたいな辛いことも遭ったけど、そこで終わりにしてない」 越前は帽子のツバを傾けて、その表情を隠した。 「ずいぶん、評価してるようだね」 「……何回も、助けてくれたから。 他人のこともあんまり関心ないように見えるけど、一緒にいるといつも優しかったし。 俺、ああいう風に素直に優しくするのってできなかったから。 『ぽかぽかする』ってどういうことなのか、なんとなく分かった」 そんな綾波に、パートナーとしてどうしたらいいか分からない。 それはきっと、悔しいはずだ。 「綾波さんが一緒なら、もっと上にいけそうな気がする。 でも、綾波さんにとってはそうじゃないのかもしれない」 越前は、さらに帽子を傾けた。 それはもう、帽子を深くかぶるのを通り越して顔の正面に帽子があるようなずり落ち方で、その顔はすっかり帽子で隠れてしまった。 今までで一番、力ない声で。 「綾波さんと、いっしょにいたい……」 【少女少年3】 そして、二人が二人の元に戻ってきて. 彼等は四人になった。 「跡部景吾君が残した首輪の図面から分かったこととして、首輪には盗聴器が仕掛けられている。まず、これを大前提としよう」 仕切るのは、秋瀬或だった。 ある程度の情報交換は雪輝がランニングをした時に済ませていたし、休憩から話し合いへと移行する切り替えも、スムーズなものだ。 ただし、一名を除いて。 「うん、それはいいんだけど……コシマエはどうかしたの?」 その約一名は、一同から背中を向けて座っていた。 話しかけても無言だった。 表情を確認すれば、どう見ても『しろめ』とか『しんださかなのめ』にあたる状態。 何か深刻な悩みでも抱えているのかと思ったが……どうも惚けているというか、それとも違う空気だった。 その理由を秋瀬或は知っていたから、答える。 「自分の言った青臭いセリフが、よりによって主催者に一言一句筒抜けだったのがショックだったらしいよ」 実際、さっきは『なんでそれをさっきの話をする前に言ってくれなかったんだ』という顔で睨まれた。 限りなく殺意に近い何かがあったのでヒヤリとした。 それから筆舌に尽くしがたい表情をした後、背中を向けて固まり、現状に至る。 「でも、盗聴されているなら、この会話は大丈夫?」 綾波が首輪を指差して、話題を切り替えた。 首輪で命を握られているとすれば、それは当然の懸念だろう。 しかし、 「その心配はいらないよ。 主催者は脱出派の首輪を爆発させるために、盗聴器を仕掛けたわけじゃ無さそうだから」 綾波と雪輝が、その意味をつかみかねた顔をする。 「雪輝君。未来日記のサバイバルゲームでは、日記所有者が盗聴されていたかな?」 「ううん、ムルムルならそんなことしなくても…………あ、そうか」 雪輝の顔に、すぐ納得が宿った。 神の領域にいたムルムルは、下界の好きな場所を好きな時に、テレビでも見るように映し出していた。 以前のサバイバルゲームでも、盗聴器など仕掛けるまでもなく、全ての所有者の動きを見ていた。 秋瀬或にも“逆説の日々(パラドックス)”の記憶がよみがえってきた今となっては見た覚えがあることだ。 「そう、本気で参加者を監視するつもりなら、ムルムルがいる時点でずっと確実な方法がある。 それに、もうひとつ。『新たな神』とムルムルたちだけで殺し合いを運営しているなら、盗聴器をしかける必要はない」 「つまり人間の『大人』が――11thみたいな勢力が、殺し合いに協力してるってことだね」 雪輝の理解は早かった。 さすが、サバイバルゲームの経験を全て覚えているだけのことはある。 「そうなるだろうね。『新たな神』の正体にもよるだろうけど、神の眷属が盗聴器を用意するとは思えない。現時点で疑わしいのは何週目かの11thだけれど」 「監視することが目的でないなら、盗聴をしているのは、なぜ?」 「可能性が高いのは、記録をするためかな。人間も使う音声機器なら、録音しての持ち運びも用意だからね。 ちなみにセグウェイで探索している時に調べてみたけど、会場内に監視カメラを仕掛けたような痕跡は見当たらなかったよ」 「秋瀬くん、そこまで調べてたの……?」 驚く雪輝に、たまたまだよ、と否定する。 「ちょっと会場に違和感を覚えたからね。ついでに気がついたんだ」 「違和感?」 首を傾げる綾波を見て、雪輝へと尋ねる。 「雪輝君は、この場所に何か感じなかったかい?」 「おかしいと言えば、ツインタワービルや桜見市タワーがあったことだけど。 それから、建物に入った時に……電気もガスも水道も普通に使えたのは、おかしいと思った。 この地図には自家発電するような発電所とか無さそうだし……どこから引いてるのかなって」 「そう。綾波さんもツインタワーにいたときのことを話してくれたよね。 レストレランでは食事が調理済みのまま用意されていたし、売り場には開店しているかのように商品が並んでいた。 ちょっとしたマリー・セレスト号状態だね」 綾波のほうはマリー・セレスト号事件を知らないらしい顔をしていたが、結論とは関係がないので先にそちらを言ってしまう。 「まだ推測の段階だけれど……この会場は、仮想空間のようなものじゃないかと思う」 「「え……」」と二人は驚きの声を出した。 いきなり『仮想空間』などという言葉を出したのだから、突飛には違いないだろう。 だが、秋瀬の聞いた話では実例がある。 「この会場で最初に雪輝君とあった時に、聞かせてくれたよね。 前のサバイバルゲームで、我妻由乃とどう決着をつけたのか。 その時、君は不思議な世界に閉じ込められたという話をしてくれた」 雪輝が、思い出すように遠い目をした。 そこは、天野雪輝の望みがすべて叶えられた世界だった。 『我妻由乃だけが存在しない』という設定のもとに、すべての感覚が現実感を伴って存在していた。 「その世界は幻覚のようなものらしいから一概には括れないけれどね。 ……でも、『神』の力があれば一から新しい世界を創るぐらいはできるんじゃないのかな」 「できると思う」 今は力を失っているけれど、おぼろげな一万年の記憶では、ムルムルから新世界を創るように促されていた。 「セグウェイで色々な場所を見て回ったけれど――この会場には『この土地の名前』を示すものが一切なかった。 道路標識や公共施設に地名は書かれているけど、ある時は富山県にある町の名前だったかと思えば、ある時は兵庫県、またある時は東京都西部の町、桜見市で見かける地名もある――といった様子だったね。 このあたりは『図書館』に郷土資料を探しに行ったという菊地君たちからも話を聞きたいところなんだけれど。 つまりほとんどの建造物が、元からあったものではなく、どこかを再現して組み合わせて創られたような格好になっている。 それだけじゃなく、電気やガス、レストランや売店の商品なんかの生活空間もすべて再現されていた。 この会場は下手なテーマパークどころの広さじゃない。 仮に国家規模の予算を持った組織だったとしても『ただ再現するためにそれだけの金を使ってたまるか』と辟易するだろうね。 つまりここは、人力ではなく神の力によって一から創造されたと考えた方が自然だ」 さすがに長々と話しすぎたと、秋瀬は一区切りおいた。 沈黙が続く間に、聞き手たちは秋瀬が言ったことを頭の中に浸透させていく。 そして、それぞれの感想を言った。 「私には『神の力』がよく分からないから、なんとも言えない」 「でも、その説が正しいとしたら、納得できることがあるよ」 そう声をあげたのは、雪輝だった。 「最初に、この場所に連れてこられたときのことだった。 変な壁から説明を受けて、一瞬でこの場所に移動させられて……遠山はワープでもしたみたいだって言ってた。 でも、あれはワープとはまた違っていたと思う。なんだか、眠っていたところから『目を覚ました』みたいな感じだった。 今なら思い出せるけど……あの感じは、因果律大聖堂に意識を飛ばしていた時と似ていたと思う」 なるほど、と秋瀬も思い出す。 一瞬で景色が変わった――というよりも、瞑想から目覚めて、どこかに行っていた意識が肉体に戻ってきたような、あの感覚を。 「僕たちの身体は最初からこの会場に運ばれていて、意識だけを『あの場所』へと運ばれた状態で説明を聞かされた。 そういうことじゃないかと思う。あの場所は、因果律大聖堂みたいなものでさ」 「つまり、僕たちを拉致してこの場所に運んでくることは容易だったにも関わらず、ルールの説明会だけは意識だけの場所で行いたかった。 『主催者のいる拠点』と『会場』は、物理的な距離だけでない『何か』で仕切られているのではないか。そういうことだね」 頷いた雪輝は、知っているのだろう。 世界と世界を分かつ、本来ならば見えないはずの境界線を。 三週目の世界でゲームの決着をしてから二週目に戻された時に、おそらくは何度も時空の壁を越えようとしたのだから。 「じゃあ、ATフィールドが会場を囲っているのは?」 綾波がそう尋ねた。 「発生源までは分からないが……この世界の『時空の壁』を破壊されないための障壁、じゃないかな」 秋瀬は天井を見上げる。 しかし、視線の先にあるのは建物の天井ではない。 この会場と、神の座を阻むその『壁』の天井だった。 物的証拠はないけれど、この仮設そのものに矛盾はない、と前置きして。 「仮説が正しければ、『壁』さえ打開すれば、神の座まではすぐそこだ」 言い放ったのと、同時だった。 4人分の携帯電話が、一斉にコール音を鳴らす。 午後六時。 ぴったり、第3回放送の時間に到達した。 ◆ 『赤外線通信が完了しました』という文字が、それぞれのディスプレイに表示された。 この画面操作をそれぞれが三度繰り返せば、4人分の携帯電話がアドレスを交換しあったことになる。 学生の日常では当たり前に行われているアドレス交換だけれど、この場においては『生き延びる確率をあげるため』という目的の元に行われる行為だった。 「じゃあ連絡手段も確保できたことだし、問題のメールについて話そうか」 携帯を握りしめた全員の顔が、その言葉で引き締まった。 雪輝と綾波が、メールを受信した己の携帯を見つめる。 放送のコール音と同時に送られてきた『天使メール』なる文書は、杉浦綾乃という少女がデパートで相馬光子と御手洗清志に襲われているというものだった。 「このメールを送ったのが杉浦綾乃さん本人だという証拠はないけれど、 『御手洗清志はおそらく殺し合いに乗っている』という情報なら浦飯君からも確認しているし、 『御手洗清志と相馬光子は行動を共にしている』こともレーダーで分かっていた。まずはある程度の信憑性があると見て進めるよ」 ちなみに雪輝に送られてきたメールをすかさずチェックしたのは秋瀬であり、雪輝自身はまだそのメールの本文を読んですらいない。 杉浦綾乃の居場所を雪輝が目にしてしまえば、雪輝に関わる予知をする『雪輝日記』が反応して、我妻由乃にその場所を把握されてしまうためだ。 雪輝のいる場所で会話する上でも、その場所を突き止められないように『デパート』の名前は極力出さないようにしている。 「おそらく、菊地善人君とはまだ合流できていないようだね。 合流した後に襲撃されたとすれば、救援メッセージは彼ら三人の連名で送信するはずだ。その方が情報の信頼度を上げられる」 どちらかと言えば越前と綾波の二人に対して、秋瀬は言った。 二人とも無表情であるはずなのに、どちらも同じく『助けに行きたい』と顔に出ている。 越前にいたっては(さすがに放送を聞いてから気持ちを切り替えた)、『もう問題ありません』とアピールするように車椅子から立っていた。 彼等にとって一度は友好的に接触した人物であり、しかもそれは碇シンジと行動をともにしていた少女であり、彼の最期に立ち会ったうちの一人でもある。 まして、菊地善人が『杉浦や植木をつれて合流する』と言って別れた後にこのようなメールが届いた時点で、彼等を心配させるには十分だと言えた。 しかし、安易に『では急いで助けに行きましょう』というわけにもいかない。 「ぼくらの行動は『雪輝日記』を通して我妻さんにも知られている。 我妻さんがぼくらの後を追って戦闘の現場にやってくる可能性は高い」 却って敵を増やしてしまうリスク……最悪、乱戦になったところを我妻由乃の襲撃で一網打尽にされる危険は十分にあった。 「こっちは車があるし、由乃が追いつくまでには時間がかかるんじゃないのかな?」 「さっきの戦闘からしばらく時間が立っているし、移動時間はアテにならないと思う。 売店に充電器がなかったから、レーダーもまだ使えないしね」 こちらのレーダーが機能せず『雪輝日記』が動いている現状では、未だ我妻由乃の側に主導権があることも否めない。 放送前の戦闘では、諸条件が重なって『退いた方が賢明かもしれない』と思わせることができたからこそ、撤退させることができたに過ぎない。 「ただし、杉浦さんとは直接の接点がない雪輝君にメールが来た時点で、このメールが無作為に送信されている可能性は高い。 我妻さんの元にも、同じ内容のメールが届いている可能性だってあるだろうね」 「そうなったら、由乃は僕らを後回しにして杉浦さんたちのところに向かうかもしれないよ。 複数の参加者が乱戦してる場所なんて、由乃にとってはたくさん殺せる好機だろうから」 「我妻さんがそっちに行くなら、俺らも行かないと最悪のパターンじゃないっスか? 杉浦さんたちは今戦ってる人と我妻さんの両方に襲われることになるし、俺らは我妻さんと会えない上に仲間を見捨てることになるし」 「そう言えば、秋瀬君には浦飯さんっていう協力者がいたんだよね? その人に助力を頼めないかな」 「でも、タイミングよく合流できるかしら」 「白井黒子が実は常磐愛で、今は大人しくなってその人といっしょにいるのもなんか胡散臭いっスけどね」 判断材料は出揃ったが、有効な一手を打つための持ち駒は乏しい。 議論することでそれがはっきりと表出して、全員が厳しい顔をする。 「もう、どうするのか秋瀬さんが決めていいんじゃない?」 ふいに、越前が言った。 綾波と雪輝が、驚いた顔を越前に向ける。 ちらりと綾波レイを見てから、気持ちを固めたように頷く。 「この中で一番重傷のアンタに決めてもらった方が、こっちも気を遣わなくて済むし。 俺たちだと、我妻さんならどうするとか知らないし。 天野さんが決めたら『雪輝日記』とかいうのですぐバレるみたいじゃないっスか」 「それはそうかもしれないけど……」 作戦会議を仕切っている秋瀬が決定をするのは、自然な流れだろう。 しかし、綾波と越前の視点では、そうもいかないはずだ。彼等は杉浦綾乃を助けに行きたいはずなのだから。 秋瀬一人に判断を任せてしまえば、『杉浦綾乃の救助』よりも『天野雪輝を危険から遠ざけること』を優先するだろうことは、誰の想像にも難くない。 「僕に預けてしまっていいのかい?」 「『任せる』。この中だと秋瀬さんが一番作戦立てるのうまそうだから。 それに、『油断せずに行こう』ってアンタが言ったんじゃん。 『行く』なら主語は一人称の『I』でいいけど、『行こう』なら『We』ってことになるよ」 何かの思い出でもあったのだろうか。 任せるという部分を聞いて、綾波が「高坂くん」と呟き、納得したように頷いた。 そして後半の部分は遠回しな言い方だったが、伝わるのは秋瀬或を一蓮托生のくくりに入れていることだった。 もしかして皆が納得するような案を出せないから、丸投げしたんじゃないか、という疑惑はあったにせよ。 任されたのならば、探偵は信頼が第一だ。 正式な『契約成立』と認めるにはまだまだ程遠いけれど。 「わかった――その依頼を受けよう」 【G-4病院/一日目・夜】 【天野雪輝@未来日記】 [状態]:中学生 [装備]:運動服(ジャージ一式)@現地調達、スぺツナズナイフ@現実 、シグザウエルP226(残弾4)、 天野雪輝のダーツ(残り7本)@未来日記 [道具]:携帯電話、学校で調達したもの(詳しくは不明) 基本:由乃と星を観に行く 0:秋瀬の決定を待つ。 1:やりなおす。0(チャラ)からではなく、1から。 [備考] 神になってから1万年後("三週目の世界"の由乃に次元の壁を破壊される前)からの参戦 神の力、神になってから1万年間の記憶は封印されています 神になるまでの記憶を、全て思い出しました。 秋瀬或が契約した『The rader』の内容を確認しました。 秋瀬或、綾波レイ、越前リョーマとアドレス交換をしました。 【秋瀬或@未来日記】 [状態]:右手首から先、喪失(止血)、貧血(大) [装備]:The rader@未来日記、携帯電話(レーダー機能付き、電池切れ)@現実、セグウェイ@テニスの王子様、マクアフティル@とある科学の超電磁砲、リアルテニスボール@現実 [道具]:基本支給品一式、インサイトによる首輪内部の見取り図(秋瀬或の考察を記した紙も追加)@現地調達、火炎放射器(燃料残り7回分)@現実、クレスタ@GTO 壊れたNeo高坂KING日記@未来日記、『未来日記計画』に関する資料@現地調達 基本行動方針:この世界の謎を解く。天野雪輝を幸福にする。 0:メールへの対応を決定する。 1:天野雪輝の『我妻由乃と星を見に行く』という願いをかなえる [備考] 参戦時期は『本人の認識している限りでは』47話でデウスに謁見し、死人が生き返るかを尋ねた直後です。 『The rader』の予知は、よほどのことがない限り他者に明かすつもりはありません 『The rader』の予知が放送後に当たっていたかどうか、内容が変動するかどうかは、次以降の書き手さんに任せます。 天野雪輝、綾波レイ、越前リョーマとアドレス交換をしました。(レーダー機能付き携帯電話ではなく、The raderを契約した携帯電話のアドレスです) 【越前リョーマ@テニスの王子様】 [状態]:疲労(中)、全身打撲 、右腕に亀裂骨折(手当済み)、“雷”の反動による炎症(ある程度回復) [装備]:青学ジャージ(半袖)、テニスラケット@現地調達 リアルテニスボール(ポケットに2個)@現実、車椅子@現地調達 [道具]:基本支給品一式(携帯電話に撮影画像)×2、不明支給品0~1、リアルテニスボール(残り3個)@現実 S-DAT@ヱヴァンゲリオン新劇場版、、太い木の棒@現地調達、ひしゃげた金属バット@現実 基本行動方針:神サマに勝ってみせる。殺し合いに乗る人間には絶対に負けない。 0:秋瀬の決定を待つ。 1:休んだら、菊地と合流。天野たちにはできる範囲で協力 2:バロウ・エシャロットには次こそ勝つ。 3:切原は探す。 [備考] 秋瀬或、天野雪輝、綾波レイとアドレス交換をしました 【綾波レイ@エヴァンゲリオン新劇場版】 [状態]:傷心 [装備]:白いブラウス@現地調達、 第壱中学校の制服(スカートのみ) 由乃の日本刀@未来日記、ベレッタM92(残弾13) [道具]:基本支給品一式、第壱中学校の制服(びしょ濡れ)、心音爆弾@未来日記 、隠魔鬼のマント@幽遊白書 基本行動方針:知りたい 0:秋瀬の決定を待つ 1:休んだら、菊地と合流。天野たちにはできる範囲で協力 2:落ち着いたら、碇君の話を聞きたい。色々と考えたい 3:いざという時は、躊躇わない [備考] 参戦時期は、少なくとも碇親子との「食事会」を計画している間。 碇シンジの最後の言葉を知りました。 秋瀬或、天野雪輝、越前リョーマとアドレス交換をしました。 Back eternal reality(自分だけのものではない現実) 投下順 Next ガーネット Back 解答:割り切れない。ならば――。(前) 時系列順 Next ガーネット 中学生日記 ~遠回りする雛~ 天野雪輝 天体観測 ~愛の世界~ 中学生日記 ~遠回りする雛~ 綾波レイ 天体観測 ~愛の世界~ 中学生日記 ~遠回りする雛~ 越前リョーマ 天体観測 ~愛の世界~ 中学生日記 ~遠回りする雛~ 秋瀬或 天体観測 ~愛の世界~