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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【海あり山ありエアコンなし-南インド・ケララの旅】 第6話)気分はF1ドライバー 《南インド ケララ 旅行記|トリヴァンドラム|アレッピー|クミリー・テッカディ|コーチン》 水郷地帯アレッピーを後にし、次は山岳地帯へと向かうことにした。ケララ州と隣のタミールナドゥ州の境をつらなる西ガーツ山脈の高原の街テッカディを目指す。 某欧米系ガイドブックによると、アレッピーからテッカディまでは1日1本直行バスがあるという。果たしてこの情報は正しいのかという半信半疑の気持ちと、できればエアコンバスであってくれという淡い期待も込めて、バスターミナルに向かう。 「テッカディ行きはあそこだ」 バスターミナル職員の言葉に「直行バスに乗れる」という安堵感を一瞬感じたが、まるで囚人護送車のような武骨な車体を見て、思わずため息をついてしまった。 「やれやれ、このポンコツに5時間揺られのか!!」 テッカディ直行バスはかなりポンコツ 無論エアコンなどとは無縁のバスだ。せめて、運転手隣の眺めのよい席がキープ出来たのが小さな救いである。 しかし、窓を全開にして疾走していれば、風が入って思っていたよりは不快でないことが分かった。 一時間程平坦な田園地帯を進んだ後、いつしかバスは曲がりくねった山道へと差し掛かるのだが、インドのバスの運転はなかなかに荒っぽい。 バスは曲がりくねった山道へと差し掛かる スピード狂というか、追い越し中毒症とでも言うべきか、ともかく目の前に遅い車が走っていようものなら、追い越さずにはいられない。 「おい、車間距離なさすぎだろ、前の車と!!」 「こら、カーブの外側から抜くな、対向車と衝突するだろ!!」 運転手脇の特等席は眺めが良い反面、荒っぽいドライビングテクニックをよりリアルに体感してしまうというデメリットを含んでいた。 「うわ、危ない!!」 と、思わず日本語で声をだしてしまうことが何度もあった。 GO SLOWの標識を無視して、バスは爆走する バス運転手は、ドライビングテクニックに対する過剰なまでの自信をは持っていても、安全運転という概念は考えたこともないようだ。まるで自分はF1ドライバーだとでも勘違いしているようである。 なので登り坂に指しかかと僕はホッとする。さすがに車体の重いバスである、ローギアでスヒードを落として進まざるを得ない。ところが下り坂にさしかかと 「こら、こんな急坂でアクセル踏むな!!」 インドのバス、それは下手なジェットコースターをはかるかに凌ぐ、スリル満点のアトラクションだった。 (続く) もどる < 6 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【伊良部 島宿物語】 第2話)初めてのシュノーケリング 《沖縄旅行記|伊良部島|下地島|GUEST HOUSE nesou(びらふやー)》 このゲストハウスでは 火・木・土 に宿泊者限定ツアーを催行している。前日までに3人以上集まれば一人1000円で参加でき、行く場所はその日の状況によって決定されるという。 明日は土曜日。夕食時に同行者を募ったらあっという間にツアー開催決定。どんなツアーになるのか尋ねたところ、いくつかビーチを回ってシュノーケリングをするのだという。 シュノーケリング? 南の国には何度も言ったことある僕だが、マリンスポーツにはとんと縁がない。無論今回も海の中に入るという想定はしていなかった。 「そのツアーって水着が要りますよね?」 「海辺から眺めるだけでも構いませんが、絶対やって見るべきですよ」 僕は自分の荷物をもう一度ひっくり返してみた。すると奇跡的に海パンが一枚紛れ込んでいた。これはラッキー、生まれて初めてのシュノーケリングって奴を体験してやろう。 翌朝2台の車でツアーは出発。まず手始めに伊良部島とほぼ橋続きでつながっている下地島へ。 下地島 空港滑走路先にある17エンド 下地島にはパイロットの訓練用に使われていた飛行場がある。その滑走路先にあるのが17エンドと呼ばれるエリアだが、青く透き通ったこのビーチの美しさは目を見張るばかりだ。 しばしその浜辺の眺めを楽しんだ後、中の島海岸というシュノーケリングスポットに向かった。 「ライフジャケットはこう着けてください」 ツアーコンと化した宿のオーナーは懇切丁寧に初心者のおいらに機材のセッティング方法を教えてくれる。 下地島 中の島海岸 何事も初めての時は勝手がわからない。ゴーグルに付いた息継ぎ棒の使い方がよく分からず、ボコボコ水が入ってきて死にそうになる。 「マウスピースのところをしっかり噛んで水が入らないようにしてください」 そうか、そうやって使うのか!! やっとの事で機材に慣れ、水中に顔を埋めてみる。 浅瀬なのに魚がうじゃうじゃ泳いでる 何これ!! こんな浅瀬なのに魚がうじゃうじゃ泳いでるのが見えるではないか! こんな光景 酸素ボンベを背負ってスキューバダイビングでもしないと見えないものだとずっと思っていた。 それがたった700円のシュノーケリングレンタル代と1000円のツアー代で楽しめてしまうものなんて夢にも思っていなかった。 後で聞いた話ではあるが、こんな浅瀬であんなに魚が見えるのは、この中の島海岸ならではなのだと言う。 「絶対やって見るべきですよ」のアドバイスに従ってホントに良かった。 (続く) もどる < 2 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【そして牛を巡る冒険/奄美群島の旅】 第6話)牛を巡る冒険 ② ― 闘牛の島 《旅行記|徳之島|闘牛|亀津|伊仙|奄美大島|名瀬|喜界島》 徳之島の闘牛熱は半端でない。なにしろ人口2万7千人の島に闘牛場が8ヶ所もある。 同じく闘牛の盛んな沖縄県には13の闘牛場があるが、県民は142万人。つまり沖縄は人口11万人あたりに1つ闘牛場があるのに対し、徳之島は人口3400人に1つ闘牛場があることになり、闘牛の身近さが突出して高いことがわかる。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - そんな徳之島を自転車で回っていたら、妙な道路標識を見かけた。 「闘牛用黒牛 トレーニング中 注意」の標識 「闘牛用黒牛 トレーニング中 注意」 牛に注意!! しかも闘牛用の牛!! こんな注意を呼び掛ける標識なんて、この島以外に存在するまい。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「あっ、あれは何だ!! 牛の銅像が建っている。」 海岸沿いの道路脇に立派な神社が建立されていた。そして、そこには牛と牛主の銅像が建っている。 牛の銅像が建つ神社!! 「あれは95歳で亡くなった牛好きのじいさんが建てたのさ。何千万円もかかったらしいよ」と、後で島のバス運転手が教えてくれた。 この島の闘牛にかける熱い思いは常軌を逸している。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 闘牛会場「なくさみ館」には資料室が併設されていた。 「 闘牛は牛と牛との力比べです。そして闘牛用の牛は、闘牛をするためだけに育てられます」 と資料室のお姉さんは力説する。 片手間で肉牛や乳牛を闘わせてみるという話ではないのだ。 「強くするため、様々な牛を掛け合わせます。岩手や新潟の牛はもちろん、スペインやアメリカの牛とも交配します。体の大きなホルスタインなんかも掛け合わせるから、パンダ模様の牛も産まれます。」 小さな南の島の娯楽と思っていたら、闘牛の牛はインターナショナルに品種改良を重ね、磨きをかけられていた!! 凄まじい情熱と途方もない資金が注ぎ混まれているのだった。 なくさみ館に併設の展示資料室 「牛主にも色々なタイプがあります。個人の方もいれば、会社所有の牛もいます。××建設○○号なんて名前は会社所有の牛ですね」 「地域組合で共同所有というケースもあります。集落で強い牛がいると周りの子供たちが皆で世話をするので、そりゃもう応援が盛り上がりますよ」 もう話を聞くだけでワクワクしてきた。 早く本物の対決を見たい!! そして、その夢は今まさに現実になろうとしている。 さあ、いざ戦闘開始、対戦だぁ!! (続く) もどる < 6 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【格安で行こう、マチュピチュの旅】 第10話)再びペルビアン航空 《ペルー旅行記|クスコ|マチュピチュ|ティポン|リマ|》 クスコ・マチュピチュで数日を過ごし、とうとうペルーを離れる日がやって来た。 国内線で朝リマに着き、夜の国際線に乗り継いでペルーを離れる。クスコからリマまではまたしてもあのペルビアン航空だ。 クスコの街ともお別れ 飛行機は定刻から15分程遅れて出発した。この程度の遅れはもう想定の範囲内である。滑走路に移動し、さあエンジン全開、飛び立つぞ、と思ったら、あれれ。 機内の電源が落ちた! マジですか? そして我がペルビアン航空は滑走路の真ん中で立往生。この異常事態に普通なら何らかのアナウンスがあるはずだが、 何の音沙汰もない。 乗客も「ま、ペルビアン航空だからしょうがない」と慣れたもので、騒ぎ出す者は誰もいない。 空調が止まって機内の空気が暑くなってきた。隣のペルー人のオバチャンが、機内安全のしおりをうちわがわりに手に取ってパタパタしだしたのだが、ふと手を止めマジマジとその説明文を読みだしたぞ。 おいおい、嫌だよそんな、機内脱出みたいな事態になったら。 ともかく飛行機よ、無事リマまで飛んでくれ。僕が怖れているのはフライトキャンセルだ。 リマ発国際線への接続時間には十分な余裕を持たせている。だが我がぺルビアン航空が欠航となると帰国便に乗継げなくなる可能性が大だ。 しばらくしてやっと機内アナウンスが流れた。だがスペイン語なので 何を言っているのかさっぱり分からない。なんとなく「明日(manana)」 というような単語が聞こえた気もする。 そしてアナウンスが終わると同時に一斉に機内から ブッー!! と乗客が非難の声を上げた。 まさかフライトキャンセルで明日に振替、とでも告げられたのでは? それは困る!! 予定通り帰国できないと、給与所得者としては由々しき事態に発展しかねない。 「フライトキャンセルじゃないですよね?」 隣のおばちゃんに聞いてみたら、流暢な英語をしゃべるので助かった。結局1時間遅れての出発だという。やれやれペルビアン航空よ、行きの便に続いて帰りもまた遅延ですか。 ともかく整備不良で墜落なんてことだけはないよう無事に飛んでくれよ。 飛行機の窓から見える雄大なアンデスの光景 飛び立った飛行機の窓から見える雄大なアンデスの光景に感嘆しつつ、僕は旅の安全をインカの神に祈ったのであった。 (続く) もどる < 10 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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沖縄本島より台湾の方が近い与那国島。かつては密貿易で栄え今はカジキ漁の盛んなこの孤島で、旅の最後に神のお告げ?を聞くことになるとは…||与那国島旅行記|久部良|祖納|比川|那覇|| 与 那 国 島 に つ い て 調 べ て み る。 与 那 国 島 与 那 国 島 に つ い て 調 べ て み る。 【神のお告げを聞け-与那国島旅行記】 =目次= ||与那国島旅行記|久部良|祖納|比川|那覇|| 沖縄本島より台湾の方が近い与那国島。かつては密貿易で栄え今はカジキ漁の盛んなこの孤島で、旅の最後に神のお告げ?を聞くことになるとは… 第1話)充実のお散歩ツアー に進む(沖縄県・那覇) 第2話)観光客マインド丸出しの公設市場 に進む(沖縄県・那覇) 第3話)子供の教育費158万円? に進む(沖縄・与那国島/久部良) 第4話)恐るべしT大生のDNA に進む(沖縄・与那国島) 第5話)カジキマグロの港 に進む(沖縄・与那国島/久部良) 第6話)祖納(そない)集落の探検 に進む(沖縄・与那国島/祖納) 第7話)与那国島の神の声 に進む(沖縄・与那国島/祖納) ルートマップ 久部良 比川 祖納 大きな地図で見る 旅行時期:2013年3月 html2 plugin Error このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。 .
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【そして牛を巡る冒険/奄美群島の旅】 第5話)牛を巡る冒険 ① ― 民泊 《旅行記|徳之島|闘牛|亀津|伊仙|奄美大島|名瀬|喜界島》 今回の旅のハイライト、それは徳之島での闘牛観戦である。GWのの4日連続大会はいずれも伊仙町・目手久(メテグ)地区にある「なくさみ館」が会場となっていた。 伊仙町・目手久(メテグ)地区の「なくさみ館」が闘牛会場 徳之島の中心は港のある亀津の街で、ここには宿泊施設もそれなりに整っている。しかし、僕はナイター大会を観戦した翌日にも午前の大会を見る予定でいた。 2日連続で亀津~目手久の間を1日数本しかないバスで往復するのはいかにも効率が悪い。かといってタクシーなぞ使ったら不経済なこと極まりない。(そのうえ実際は免許証も忘れて出かけたのだから、レンタカーというオプションも成立しえなかった。) じゃ、ベストなソリューションは何か? そりゃ目手久地区に泊まることだ。 しかし 目手久は闘牛場があるのを除くと、たんなる農地エリアだ。宿泊サイトや観光情報サイトを検索しても、案の定そんな所に宿泊施設は皆無であった。 最後にダメモトで、最近話題の某民泊サイト△irbnbを調べてみた。 民泊サイトで奇跡的に伊仙町・目手久の登録民家を発見 え、まさか!! 広い奄美群島のなか、その民泊サイトに登録している物件はまだ数える程であった。徳之島に限って言えばわずか2軒の登録に過ぎない。だがその内の1軒がまさに伊仙町・目手久の民家であった。 かくいう自分も、実際に△irbnbで予約を入れるのは初めての経験である。恐る恐るコンタクトを取ってみると、やはり闘牛場は徒歩圏だとのこと。 「いや~、よくいらっしゃいました。あなたがこの民泊の一番目のお客様ですよ」 訪れてみると、僕も向こうも初めての民泊体験。この民泊は、東京から移住してきた老夫婦が最近始めたもので、奥さんは徳之島出身である。 「明日、朝食ご一緒しますか」 伊仙町・目手久、民泊でお世話になった民家 と誘われ、わずかな追加料金で豪華な朝食をご馳走になる。夫婦が家の周りで育てた野菜や果物がふんだんに振舞われるという、大歓迎を受けてしまった。 「じゃ、一緒に写真を撮りましょうか」 と、ご主人がデジカメで記念写真をパチリ。 ご主人:「ところでこの画像データ、どうやって取り出したらいいのだ?」 オイラ:「ケーブルでパソコンにつなげば取り出せますよ」 ご主人:「お~い、パソコンってうちにあったっけ?」 えっ、パソコンがない。じゃ一体どうやって民泊サイトに登録したのだろう? そしてサイトのチャット機能を使って予約の連絡を交わしたのは誰なんだろう? ご主人:「いやー、ネット関係のやり取りは東京の息子に任せているから・・・」 なるほど息子が代行していたというわけか。今や自分でPCを使えなくても民泊業はできてしまう時代なのだなぁ。 色々新しい発見のある旅であった。 (続く) もどる < 5 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【奥やんばる路線バスの旅】 第5話)名護さくらガイド 《沖縄旅行記|やんばる|国頭村|大宜味村|辺土名|安田|名護|》 奥やんばるで二泊過ごした後、やんばるの入り口名護市に戻り、今日は一日名護の見どころを巡る。 名護観光協会の公式サイトで市民によるガイドツアーを見つけていた。名護さくらガイドと銘打ったこのウォーキングツアーは、いくつかのコースをボランティア市民がガイドしてくれるもので、一人当たり1500円と格安なのもうれしい。 名護さくらガイドの公式サイト だがこれにもネックがあった。最小敢行人数が二人からということで、ひとり旅のおいらとしては辛いところ。だが諦めてはいけない。観光協会に電話し「割増料金を払うから一人でも開催できないか」と交渉してみると、「原則受け付けていないがガイドさんに聞いてみる」とのこと。そして後日OKの返事が来た。しかも料金は一人分で構わないという。またしても現地の人々のご好意に甘えてしまうことになったが、有難い話だ。 というわけで午前中約2時間ほどのウォーキングコースを予約した。 当日担当ガイドのHさんと待ち合わせのため、集合場所の駐車場に向かう。だがガイドらしい人物が見当たらない!! どうしたんだろうと思ってみると「あなたがツアーの参加者さんですか? いやぁ、てっきり車で来るもんだと思って、車の流ればっかり見ていましたよ」 車社会の沖縄で、観光客が公共交通機関でやってくるということは全く想定にない出来事のようであった。 「それでは行きましょう」 地元ガイドならではのツアーは、何気ない光景の中にいろんな歴史な刻まれていることが実感できる。 ひんぷんガジュマル 「このガジュマルの樹には12人のキジムナー(精霊)が住んでいるんです」 何も知らないとただの大きな樹にしか見えないが、この樹木とその周辺にまつわる歴史や人々の思いが様々に詰まっていること深く理解することができる。 コンクリートの屋根瓦 「コンクリートの屋根瓦はここ名護が発祥で、そこから沖縄全土に広まったのです」 昔は30軒ほどのコンクリート瓦製造所があったのが、今は職人一人しかいないこと、製造所の頭文字が記された瓦は、その部分だけは製造所の宣伝なので無料であることなど、コンクリート瓦にもいろんな意味が詰まっていることを知るのであった。 ツアーの終点は名護の公設市場。その市場の片隅に名護の街の歴史を刻んだ写真コーナーがあった。 名護公設市場 「これは1964年の東京オリンピツクの前の聖火リレーの写真です。この聖火を見るために名護だけでなくやんばるの山奥からも大勢の人が見物に訪れました」 白黒パネル写真には、溢れんばかりの人々が公設市場前の十字路に溢れていた。 「当時沖縄はアメリカの統治下でしたので自由に本土に行くことはできませんでした。聖火=オリンピツクだったのですね」 1964年の東京オリンピツクは沖縄にとってリモートなものであった。2021年のオリンピツクがリアルなものになることを願ってやまない。 (続く) もどる < 5 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【国がまるごと博物館・キューバの旅】 第10話)最後の買い物 《キューバ旅行記|ハバナ|マタンサス|トリニダー|オルギン》 ヴィンテージ電車の見物を終えマタンサスの街中へと戻る。実はもうこの日の夕方のフライトでキューバを離れなければならない。 おや、道端で美味しそうなフルーツを売っている。どれ、最後の買い物をしていくか。 美味しそうなフルーツ屋台 「この マンゴー、カットして売ってくれ」 僕は身振りでそう伝えた。濃厚なアップルマンゴーがワンカットたったの10人民ペソ(約¥54)。いやー安いなぁ。 ジューシーなマンゴーの切り身を頬張り立ち去ろうとしたその時である、フルーツ売りの親父が声をかけてきた。 「お前、これ忘れるな」(←たぶん、そう言ったのだと思う) 親父はカットしたマンゴーの残りを指差した。え゛っ、じゃ10人民ペソ(約¥54)はカットした値段でなく、丸ごと一個の値段だったのか!! この大きさのアップルマンゴーが丸ごと一個でたった¥54!! 日本でこの大きさのアップルマンゴーを買ったら、例えば宮崎産マンゴーなら一個¥6~7,000はするだろう。それがたった¥54なのか!! 凄いぞキューバ!! ああん、帰りたな~い。 ともかく僕は、自分の生涯高級マンゴ摂取量?の推定3倍を一気食いした。 こんなにお得と知っていれば初日から毎日マンゴー食いまくってたのにぃ。全くどうして旅はいつも終わりかけになったころ、隠れた楽しみが見つかるのだ。 こうして未練たらたらのままキューバの休日は終ってしまったのだった。 (FIN) もどる < 10 > 目次へ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談
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ゲ ー ム の 主 人 公 だ け が 旅 を し て な い か。 予 約 は 簡 単 楽 天 ト ラ ベ ル 楽 天 ト ラ ベ ル 【都民割で行く八丈島】 第2話)八丈島は東京都 《旅行記|伊豆諸島|八丈島》 八丈島2日目、事実上この1日が今回の旅のほぼ全てになるが、スクーターを借りて島の主要な見どころを回ることにした。 八丈島は東京都に属している。そして島を走る車は何と品川ナンバー。ということはオイラも品川ナンバーのバイクに乗れるのだ!! なんかちょっとセレブな気分に浸れそうと思ったのだが、借りた原付のナンバーはなんと「八丈島」。なぜバイクだけナンバーが違うのかは謎であるが、ともかく「お前に品川ナンバーは似合わん」と神様に告げられたようである。しょぼん。 スクーターで観光スポットを巡ってゆく 幸い天気も良く快調にスクーターを飛ばして見どころを回る。大里地区の玉石垣、樫立地区の服部屋敷跡、中之郷地区の裏見ヶ滝や足湯きらめきなど、観光パンフに載っているスポットを巡ってゆく。 雄大な自然の中にある八丈島であるが、所々で違和感を感じることがあった。例えば漁港にあるコンテナ。 「JF東京都漁連」 とそこには大きく書かれていた。東京都に漁業組合とは違和感だらけだが、よく考えると伊豆諸島や小笠原諸島など東京都は離島王国なのだ。漁協があっても何らおかしくはないのだが、どうも感覚的に馴染まない。 東京都に漁業組合 他にも八丈島が東京都であることに違和感を覚えることがあった。最終日に町営バスで空港に向かったのだが、なんとこのバスでも東京都のシルバーパスが使えるのだ。理屈で言えば東京都なのだから当たり前だが、車窓に雄大な八丈富士の姿を見つつ、東京都シルバーパスと言われても、これもまたどうも感覚的に馴染まない。 東京都シルバーパスが使える町営バスは全座席がシルバーシート さらについでに言うなら、この町営バスは全座席がシルバーシートであった。だが、車社会の離島で町営バスの利用者は運転できないお年寄りだけ。ということはシルバーシートにしなくても自然と全席シルバーシートになってしまうと思うのだが… 東京都がらみでもう一つ言うと、八丈島の北東に「長友ロード」なるスポットがあったので行ってみた。ここはなんとJリーグ・FC東京所属の日本代表・長友佑都選手がトレーニングをしたことから命名された。八丈島一周道路から分岐する坂道でダッシュを繰り返していたというのだが、その分岐店には直筆サインを刻んだ石碑が立っていた。そしてその石碑を裏から見ると背番号「5」が燦然と輝いている。 先日カタールW杯の出場メンバーが発表され、見事長友選手も選出された。そしてその2日後に各選手の背番号が発表されたが、八丈島の関係者は背番号発表の方にさぞかし気をもんだことであろう。幸いにも長友選手の背番号は「5」に決定。石碑の背番号を書き換えずにすんで関係者はホッとしたに違いない。 日本代表・長友佑都選手がトレーニングをした「長友ロード」 長友ロードを訪れた後、観光パンフに載っていない裏名所を訪れてみた。それは日本三大廃墟の一つと言われている八丈オリエンタルリゾートホテルである。浦安にあるネズミでおなじみのテーマパークの運営企業に似たような名前だが全く関係はない。 大昔まだ海外旅行が自由化されてない頃、八丈島は「日本のハワイ」と呼ばれ大いににぎわったらしい。そうした需要を取り込むための大型リゾートホテルであったのだが、経営が破綻し今はその巨体が放置されているという。 グーグルマップを頼りに廃墟跡に向かうと、遠くからも巨大な廃墟が印象的な尖塔とともに見えてきた。リゾート入口からゲート内のロータリーに入ることができたが、ロータリーの中は草ぼうぼうである。バイクを止めて建物の方に向かうと、敷地内は雑木林と化して無残な姿を晒していた。 日本三大廃墟の一つ「八丈オリエンタルリゾートホテル」 さらにしばらく行くとここから先は「立入禁止・(罰金刑有)」の看板が目に留まった。あの巨大なホテルの内部は今どのように変わり果てているのか興味が尽きないが、罪人にはなりたくはない。 島流しを食らう前にオイラは三大廃墟の一つを後にしたのであった。 (続く) もどる < 2 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄|離島 なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談 var gaJsHost = (( https == document.location.protocol) ? https //ssl. http //www. ); document.write(unescape( %3Cscript src= + gaJsHost + google-analytics.com/ga.js type= text/javascript %3E%3C/script%3E )); try { var pageTracker = _gat._getTracker( UA-10108613-1 ); pageTracker._trackPageview(); } catch(err) {}
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登録日:2016/05/13 (金) 15 13 00 更新日:2024/05/15 Wed 16 46 51NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 かないみか からくりサーカス カピなんとか カピタン・グラツィアーノ ディアマンティーナ ナルシスト ハーレクイン ブリゲッラ ヤンデレ レ・デルニエ・キャトル 三宅健太 佐藤健輔 四人組 四天王 新・真夜中のサーカス 最後の四人 武術家 自動人形 藤田和日郎 道化 陶山章央 お初に拝顔の栄に浴しまする。 今や、フェイスレス様第一の僕(しもべ)、「最後の四人(レ・デルニエ・キャトル)」とは我々であります。 「最後の四人(レ・デルニエ・キャトル)」とは、漫画「からくりサーカス」に登場する4体の自動人形の総称。 【概要】 「真夜中のサーカス」崩壊後フェイスレスが作り出した、「新・真夜中のサーカス」の幹部格。 最新鋭にして最上位階級の自動人形であり、フェイスレスの側近を務める。 最古の四人(レ・キャトル・ピオネール)と比べると服装のサーカス感は少なく、統一感もない。 また最古の四人達以上に協調性は皆無であり、任務が無いときは基本それぞれ割り当てられた自室に籠って己が「興味」を抱いた物事に没頭している。 いずれも何かしらの「機能」や「武器」を所持しているのが特徴。 メンバー全員がフェイスレスの抱えるコンプレックスの象徴的存在でもあり、特にハーレクインとディマンティーナはフェイスレスの性格を色濃く反映し、特定の対象に「歪んだ強い愛情」をそれぞれ抱いていた。 【メンバー】 ■ハーレクイン あったりまえよ!ケチなシベリアの風にかけて、 本気(マジ)になるヤツァ、チョーカッコワルイんスよぉ!! 声 三宅健太 『最後の四人』のリーダー格を務める自動人形。 容姿は小さなシルクハットを被り、角がついた白い全身タイツを着用した非常に長身でガッシリとした体躯の道化師。 また物理法則を無視して色々な物がはいっているカバンを肩にかけている。 一人称は「おれっち」。 「バカで間抜けの道化師」を自称して本気になる行為を見下しており、戦闘中でさえ常にふざけた言動や舐め腐った態度、ニヤニヤとした笑みを崩さない食わせ物。 その本性は非常に陰湿で傲慢。 本気になって戦う相手を見下すだけでなく旧式と化した『最古の四人』を露骨に馬鹿にし、「パンさん」「アルさん」「コロさん」と呼んで慇懃無礼に接している。 口癖は「○○の○○にかけて」(*1)ただし特に言葉に意味は無い。 普段はふざけきった態度だが、任務が無いときは殺風景な自室の中で只管無表情で沈黙している。 実は旧・真夜中のサーカスの内部を散策している時に、彼らがフランシーヌ人形をモチーフに作った絵画や彫刻を眺める内にフランシーヌ人形に対し「恋心」を持った歪んだ恋愛脳の持ち主。 更にエレオノールをフランシーヌ人形の生まれ変わりであると勝手に思い込んでエレオノールにも同じ恋心を向け執着。 「人類が滅んだ世界の中、エレオノールの傍でコメディを演じ続ける」という夢を抱くようになった。 固有機能は頭部の2本の角型の局所気象コントロール装置を利用した「局所的な気象操作」。 稲妻・風・雨・霧の各気象を自在に操って攻撃に用い、嵐さえも起こす事が出来る。 この機能で他の『最後の四人』の面々があたかもそれぞれ気象を操るかのように見せかけていた。 それ以外にもジャコのグリムリーパーを指二本で止め、ブリゲッラの連続攻撃を背中を向けたまま軽くいなしたりと、スペックは自動人形の中でも文句なしの最強。 武器として殺傷能力を備えたクラッカーや投げ輪、ワインボトル、巨大ペロペロキャンディー、棘付きのピコピコハンマーなどを鞄から取り出して使用する。 造物主のフェイスレスがいた時は本音を押し殺して我慢していたが、フェイスレスが宇宙に行ってしまった後は本性を現し、力ずくでエレオノールを手中に収めようとする。 その過程でパンタローネと交戦。本気になることのくだらなさを嘯いて終始ふざけた態度でパンタローネを圧倒し、勝ち誇った顔で自身の「夢」や「恋」について本人としては真面目に語るも、 ただ美術品を見ただけで「恋心」を抱いたことや、自身の考える夢の歪み、 そして彼の恋がもう既に叶わないことを知っているパンタローネに、「フランシーヌ様の姿を見ただけで恋をしただと!?」「誰も笑ってくれる客もいない世界でコメディーだと!?」と盛大に嘲笑されたことでプライドを傷つけられ激昂。 今までのふざけた態度を捨て去り、先程までカッコ悪いと馬鹿にしていた「本気の怒りの感情」を露わとしながら、激情のままパンタローネを破壊した。 その後もエレオノールを「教育」と称して痛めつけながら追いかけ、最後は教会にてエレオノールを守らんとする鳴海と対峙。 持前の身体能力と気象操作能力で圧倒するも、前の戦闘でパンタローネから受けた攻撃が元で気象コントロール装置が破損してしまう。 な…なんでツノが折れるんだよォ~! それにより生じたわずかな隙を突かれ鳴海の攻撃が回避不能と悟ると観念したような笑みを浮かべ、 油断、慢心、そして本気になったことで我を忘れコントロール装置の損傷に気が付かなかった己の滑稽さを自嘲しながら、頭部を切断されていつもの笑い顔のまま破壊された。 (ああ…パンタローネが熱心に狙ってやがったっけ。) (まったくよ…) 年寄りの入れ歯にかけて… 総じてフェイスレスの「歪んだ恋心」「ヘラヘラと自分の都合の悪い事から目を逸らす癖」の化身とも言うべき自動人形とも言える。 ■カピタン・グラツィアーノ 大風は我が兵なり!!造物主様、第一の僕─── カピタン・グラツィアーノ見参! 12世紀の偉大なるアラゴン王の由緒正しき系譜に連なり、7つの爵位を持つ自分は、代々、軍隊長(カピタン)として、フェイスレス様のもと、無敵の剣をふるってきた!自分の剣は百万の人形破壊者(しろがね)どもを切り裂き、一九八二年のファイナル・ムーヴ戦、昨年のサハラ戦ともに彼奴らの恐怖の的だったのだ!! 我が剣の名は「スペッツァ・フェッロ」、破壊の剣!! また始まった、グラツィアーノのホラ自慢話…… 過去も何も私達が造られたのは今年だ…… 声 佐藤健輔 容姿は中世の軍人を意識した華美な衣装を着用した成人男性。ただし左目が帯のような紋様があり隻眼のようにも見えるデザイン。 美術品や西洋の武具で飾り立てられた貴族風の自室を持つ。 一人称は「自分(じぶん)」。 人間の「伝統」に興味と執着を持つ、非常に饒舌でキザなナルシスト。 まだ作られて1年も経ってないのだが、「自分は由緒正しき軍人の家系である」と勝手に思い込んで、ホラの自慢話を誇らしげに他人に延々・長々と語るのが趣味という非常に面倒臭い自動人形。 言動こそ騎士や軍人らしい威風堂々としたものだが、自動人形らしく卑劣な戦術も平然と取る上に、他人の存在全てを自分の経歴を彩らせるための材料としか考えていない厚顔無恥の権化のような性格。 加えて自分の話に対する他人の反応等には一切興味はなく、ただ他人に只管聞かせて自慢したいだけである。 そんなホラ自慢話に毎回つき合わされてるのか、カピタンが自慢話を語っている時、ディアマンティーナとハーレクインは心底うんざりした顔で呆れている。 シンプルな両刃の西洋剣『破壊の剣(スペッツァ・フェッロ)』を駆使した巧みな高速剣技が武器(*2)。 必殺技は電撃を纏わせた剣で相手を刺し貫く『血と雷(サングレ・イ・フェーゴ)』と、高速の乱れ突き『撃破(フラカッソ)』。 足の裏にはバーニアを内蔵し飛行も可能など、特異な固有機能こそないもののスペックは非常にオールマイティ。 劇中では人間討伐に3000体の自動人形を引き連れ意気揚々と出陣するが、ギイの捨て身の特攻の前に軍勢は僅かな自動人形を除いて全滅。 その後勝と交戦し、相変わらず嘘の自慢話をペラペラ語りつつ圧倒。 「伝統」を「自らを彩り、自分が他人から褒め称えられるための道具」と主張するも、「カピなんとか」と呼ばれた挙句「伝統とは『悲しい昔をマシにするためにがんばる心の姿勢』だ!」と自身の思想を真っ向から否定され、 おのれよくも!自分はアラゴン王の系譜に連なる高貴なる軍隊長(カピタン)として… カピタン、お前の伝統なんて、一秒で忘れてやる。 そのまま勝の「見浦流万風不帰剣・転(ころび)」により長セリフの吹き出しごと真っ二つに両断されて破壊された。 総じてフェイスレスの「嘘つき」という側面の化身とも言うべき自動人形とも言える。 ■ブリゲッラ わたしは徒手の格闘技が好きだ。 なぜなら、自分が優れていることを、道具の力などではなく自分で証明できるからだ 声 陶山章央 眼深に全身をコートで覆っている自動人形。 フルネームは「ブリゲッラ・カヴィッキオ・ダ・ヴァル・ブレンバーナ」 一人称は「わたし」。 人間の「格闘技」に興味を持ち、強者と戦いねじ伏せて勝利することを好む寡黙な性格の戦闘狂。 人形でありながら戦闘では固有の機能や兵器を用いず、格闘技で効率的に苦痛を与え敵を倒す事に執着する変わり種。 生身の人間からアフリカ象まで武術の実験台に使ったことで「格闘技を極めた」と豪語。鳴海をも上回る武術の知識と技量を得ている。 そんな彼の固有の武装は「全身に仕込まれた数十発もの小型ミサイル」。 その正体は人型の武器庫ともいうべき遠距離砲撃タイプの人形であり、ミサイルの威力も僅か数発でアルレッキーノに致命傷を与えられる程に強力。 コートの内側に格納されたミサイルを展開した際は、ハリネズミのようにミサイルで全身を覆われた異様な外見となる。 凄まじい火力を誇る凶悪な機能であるが、本人はこの機能を「戦闘をしている実感が無く味気ない」と感じて忌み嫌うコンプレックスの象徴となっており、普段は封印している。 しかしアルレッキーノとの戦いで自慢の格闘技の間合いの外からの超音波攻撃を受けて敗北寸前まで追い詰められたことで苦渋の決断の末にミサイル攻撃を使用。 怒りのままアルレッキーノを大破させるが、その一発でミサイルの圧倒的な威力に無自覚の快感を覚えてしまう。 鳴海との戦いでは当初は体得した格闘技で一方的に追い詰めるも、鳴海に「拳法家として最も不名誉な死」を与えるためにトドメでミサイル攻撃を使おうとしたことが仇となり、反撃のヒントを与えてしまったことで形勢が逆転。 わざわざミサイルを使おうとしてしまったことを「一発で敵を消し飛ばす快感を再び味わいたいと無意識に思ってしまったから」と自覚すると、 (なんということだ!あの一発!あの一発のミサイルさえ打たなかったら!!) (あの一発さえなかったら!) と後悔しながら敗北。疑似体液を撒き散らしながらそのまま吹き飛ばされ、列車の車両の合間に落ち汽車に轢かれて完全に破壊された。 フェイスレスの「自分の本性を忌み嫌う」側面の化身とも言うべき自動人形とも言える。 ▼ソーシャルゲームにおいて(ブリゲッラのイメージを損ねたくない人は閲覧しませんよう…) ソーシャルゲーム「からくりサーカス」(*3)において、2020年9月に『[怒涛の花火師]ブリゲッラ』が登場。 しかし、その絵面がすさまじく、ミサイル全てを露わにしたブリゲッラが、花火の手筒を持ち、盛大に天へ打ち上げているというもの。 おまけに、その手筒には墨痕淋漓と ブリゲッラ の文字が記されている。 一から作った四尺玉、その威力は最強、その迫力は最大、そして美しさもまさに絶景! 公式Twitter(現:X)より 藤田先生の新規書き下ろしの無駄使いと言わざるをえまい。 (このゲームでキャラ崩壊しているのは、ブリゲッラに限った話ではないし、ちゃんとカッコいいブリゲッラもいるのだが…) ■ディアマンティーナ フェイスレス様ァ。 ねぇ、ワタクシ一人をずぅーっと、愛してくれるって言ってェ~~ 声 かないみか 最後の四人の紅一点。 外見は縦ロールの髪に大きなリボンを結わえ、黒いワンピース型のゴスロリ衣装を着用したメンヘラ少女。 綺麗なもの可愛いもの好きで、人間の血の風呂に入り自身の美貌を磨いている。 クマのぬいぐるみ型自動人形「クマちゃん」で攻撃を、 ビットのように飛び回る小鳥型自動人形「トリちゃん」で防御を行うトリッキーな戦闘スタイルが武器。 クマちゃんはそれ自体が強力な爆弾でもあり、遠隔操作爆弾としても使用できる。 また、全身がクリア素材でできた巨大なクマちゃんも保有している。 ただしそれ以外の武装や機能は一切保有していないため、戦歴だけ見れば最後の四人最弱とも言える自動人形。 一人称は「ワタクシ」。 コロンビーヌと同様人間の「愛」に興味を持ち、造物主であるフェイスレスに恋心を抱いて自らを「フェイスレス様の恋人」と自称する。 しかしそれは「自分が好きなんだから相手も自分が好きなはず」という相手に愛を強要する歪んだ愛情である。 血の風呂に入る姿やフェイスレスに愛を囁いている時の顔はホラーの域と言っても過言では無い。 フェイスレスの「愛している」を鵜呑みにし、自らとフェイスレスは相思相愛だと盲目的に信じていたが、 コロンビーヌとの戦闘で彼女から、「フェイスレスの愛は人間同士の愛ではなく道具としての愛」だと告げられ、激昂してコロンビーヌを破壊。 その後フェイスレスにそのことを問いただすため、ロケットに忍び込んで宇宙ステーションで白金(フェイスレス)と対面。 宇宙ステーションを盾に脅迫しながら「愛してくれなきゃステーションを爆破する」と詰め寄り、エレオノールよりも自らを愛するよう厚かましく迫る。 だがその行為は奇しくもかつて暴力を振るってまでフランシーヌに愛を迫った白金の過去の再現そのものであり、直前の勝とのやり取りもあって逆に白金に己の心の歪みを再認識させる結果となる。 結果「さすがは、僕の造った自動人形だなディアマンティーナ。お前は僕にそっくりだよ」と皮肉られ、 ええ、ワタクシとフェイスレス様は一心同体… …でもねディアマンティーナ、僕を愛するのはおまえの自由だけどさ、 愛される方にも都合ってもんがあってさ、愛されたからってそのヒトを一番に愛するとは限らないんだよ。 フェ…フェイスレス様? 僕が別のヒトを愛する自由だってあるんだよーん。 と存在を拒絶された後バラバラに分解されるも、「フェイスレスに拒絶された」という現実を受け入れられず狂乱。 最後の足掻きとばかりに白金を刺した後、宇宙ステーションに仕掛けた無数の爆弾クマ人形を起爆させて心中を図った。 皮肉にも彼女のこの歪んだ愛が、白金自身に過ちを気付かせ、彼を改心させる結果となる。 ヒド、い…こんナに…愛、しテルのに… 愛、シて…くれなイ、なんて… 仕方ないだろ…? 総じて、フェイスレスの自分本位な恋愛観の歪みとエゴを最も反映した自動人形であった。 【余談】 ディアマンティーナ以外の三人の名前の元ネタはイタリアの即興喜劇「コメディア・デラルテ」の登場人物の名前が由来。 ハーレクイーン「道化役者」の代名詞的存在。なお、ハーレクイーンは英語で、同様の役柄がイタリアでは「アルレッキーノ」、フランスでは「アルルカン」と呼ばれたりする。 カピタン・グラツィアーノ「イル・カピターノ」軍人であり、いつもその手柄を自慢するという設定。 ただし、その手柄は別の者が立てたもので、実は臆病者という、某ロックハートのようなキャラクターである ブリゲッラ守銭奴で性欲旺盛な小悪党。性格面では似ても似つかない、だが、その衣装はぶかぶかなスモックが定番、と本作のブリゲッラへの影響が窺い知れる。 自分はこの項目を修正する!武人の仕事は完璧でなければな。 わたしは良い項目にしていくだけだ…書き足す部分もある! ハハハァ、wikiっ篭りのハナ面にかけてご苦労なこって。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ディアマンティーナとハーレクイン、悲しい最後だな...... -- 名無しさん (2016-05-13 15 54 01) ブリゲッラよ、砂漠か海上で全身のミサイル全ぶっ放して補充しなければ永遠に使用不可に出来たと思うんだが……まあ、それをしたら倒される相手が鳴海からアルレッキーノに変わるだけか。 -- 名無しさん (2016-05-13 16 24 15) 全員フェイスレスの欠点を反映した存在か。 -- 名無しさん (2016-05-13 16 46 48) 全ブッパした後は重量バランスが変わるだろうから功夫も練り直しになるんじゃないかな? ディアマンティーナとカピなんとかさんにあんまり強そうなイメージがないのはなんでだろう -- 名無しさん (2016-05-13 16 55 03) ハーレクインだけやたら強い印象がある -- 名無しさん (2016-05-13 18 22 27) サーカスの話で道化師(ハーレクイン)の名を持つんだから弱いはずがない -- 名無しさん (2016-05-13 18 28 44) なんかニコ百と完全に一致な文章が散見されるが良いのか? -- 名無しさん (2016-05-13 18 31 03) サハラ戦時の最古の四人とどちらが強いのか気になるけど、さすがにこっちかね -- 名無しさん (2016-05-13 20 58 13) カピタンはどこぞの氷炎魔団長みたいに「産まれて数ヶ月の私には自分を形成する歴史がない」と嘘の栄光に固執する理由を自分で吐露する展開とかがあれば少しはキャラに厚みが出たのかもとは思うけど、あえて薄っぺらなキャラ付けにしてるんだろうし無理かな? -- 名無しさん (2016-05-13 21 13 18) ↑道化としてデザインされたキャラクターならばそれはないんじゃないかな -- 名無しさん (2016-05-13 23 38 52) ↑4 あんまり良くはないね。言葉尻変えてるだけっぽい部分もあるしもうちょい違う言い回しに変えた方がいいと思う -- 名無しさん (2016-05-13 23 45 05) 最古の四人はやったことの是非はともかくフランシーヌへの忠誠があったけど、この4人はそんなことなかったのが対照的だったな。ハーレクインも忠誠というより独占欲だし -- 名無しさん (2016-05-14 10 29 39) 最古の4人と比べるとフェイスレスの影響を思いっきり受けたせいか悪い意味で人間臭い奴らで構成されてたのが印象的、描写はあれだけど現実にもいそうなキャラだと思う(特にディアマンティーナとハーレークィン) -- 名無しさん (2016-05-14 19 58 17) ブリが鳴海の師匠と対面してたらどうなってたのか。瞬時に弟子入りしたりして -- 名無しさん (2016-05-17 21 16 09) ↑病人と侮って返り討ちか長引かせて師匠の技を覚えようとしてうっかり破壊されるかの二択じゃね? -- 名無しさん (2016-05-20 20 57 14) こいつら各々の最期ですごい魅力が増した気がする。なんの救済もない無情な散り様が悲しくてすきだ -- 名無しさん (2017-02-09 22 18 53) 最古の四人が自動人形の業を背負い、かつそれを清算するかのような重みを背負ってたからな。それと対になるこいつらは、逆にとことん軽い末路なのが似合うと思う -- 名無しさん (2018-03-21 16 33 23) 気象操作ってハーレクイン単独でやってんのかな -- 名無しさん (2018-07-15 18 28 18) ハーレクインは命令出してるだけで操作自体は宇宙ステーション型自動人形がやってたりして -- 名無しさん (2018-07-15 18 29 43) ブリゲッラ割とすこ ハーレクインの最期も -- 名無しさん (2018-11-09 23 38 12) ハーレクインは千葉繁氏に声をあててほしいなあ -- 名無しさん (2019-02-19 01 07 19) ディアマンティーナは重要キャラすぎるよな。勝や犬だけじゃ多分ダメで、こいつがいなかったら絶対フェイスレスが自分の醜さに気付くことはなかったと思う -- 名無しさん (2019-07-06 18 20 41) ブリゲッラは、鳴海から「今までに戦ったどの自動人形よりも強い」と評されてるんだから、当然サハラのパンタローネやアルレッキーノよりも強いだろうね。完全に己の機能を否定して格闘技のみで戦うか、逆に受け入れて最初から接近せずミサイルの弾幕で殺しにかかるかしていれば、鳴海に勝てていたはず。 -- 名無しさん (2020-04-05 11 57 42) ハーレクインは「歪んだ愛・独占欲」とは別に「常にヘラヘラとしていて、自分に都合の悪いことからは目を逸らしている」という点を反映してるように思える。拒絶されて癇癪を起こすところもそっくり -- 名無しさん (2020-06-25 23 47 58) ↑23 ブリゲッラが忌み嫌っていようがミサイルを含めて造物主フェイスレスが作ってくれた体なんだから能動的に使用不可にするのもまた嫌なんだろ -- 名無しさん (2020-06-26 00 04 57) 人格は歪んでるけど、もはやこれまでとなった際には自分すら笑いものにして負けを受け入れる小物なりの潔さを見せたハーレクインは嫌いになれない。小物らしく最後まで悪あがきするタイプも味があるけどね -- 名無しさん (2020-09-07 20 04 36) 創作者の人間性が作品に反映されるという点は藤田の皮肉にして自虐にも思えてきた マッチ売りの少女にブチ切れていたし -- 名無しさん (2021-01-13 20 43 05) あまり話題にならないし作中でも天候操作メインだけど、ハーレクインの武装がすごい好き。トゲが出るピコピコハンマーとか、嵌ると縮小して切断してくる輪投げとか、カッターみたいな紙テープ出すクラッカーとか、ふざけたコンセプトで殺意高いのが最高。 -- 名無しさん (2022-02-25 10 09 33) ブリゲッラは機能的には格闘にはまったく向いてないだろうから本当に努力家だったんだろうな。武装が旧コロンビーヌみたいなのだったら打撃がガード不能になって最適だったろうに -- 名無しさん (2022-08-13 00 40 30) アニメだとディアマンティーナとの最後の問答の「お前は僕そっくりだ」という一言がカットされてたので、原作未見視聴者から「お前が言うな」なんて言われてた悲劇 -- 名無しさん (2022-09-03 19 34 39) 生まれて一年足らずでお亡くなりになったからあんな有様だったけど、最古みたいに長生きして戦闘経験も人生経験も積んでいたら自分の機能を受け入れて格闘モードとミサイルモードを瞬時に切り替えて戦う万能型に成長したりしていたのかな、ブリゲッラ。 -- 名無しさん (2022-12-16 22 38 49) ディアマンティーナだけ検索しても、モデルとなったコメディア・デラルテの登場人物がわからなかったんだけど、誰かわかる人いるかな? -- セイ (2023-07-02 06 14 40) 強いは強いんだけど、どうにも強敵感が薄かった印象。ハーレクインも最強レベルなんだけど、強ボスというか舞台装置的なお邪魔キャラって感じだった。 -- 名無しさん (2023-08-17 15 18 47) ↑舞台装置的じゃなくて舞台装置なんだよ、なんたって最後の四人と名付けられた機械人形だからな -- 名無しさん (2023-08-22 19 14 33) 名前 コメント