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人工ウィッチ 2 俺「ストライクウィッチーズ?」 559-666 作者 ID bN6enlk60 総レス数 XXX このページでのレス数 XX 559 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 04 45.02 ID SO7hg4AV0 前々スレまでのあらすじ エーリカ「人工ウィッチ?」 男「あんた達の名前になんか興味はない」 ― 射撃訓練 ― 坂本「おや、あいつも射撃訓練か。お手並み拝見といくかな」 男「……」スッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ !! エーリカ「全然当たってないね」 バルクホルン「狙いの補正もせずに撃ち続けるだけ、さまになってるのは射撃姿勢くらいのものだ! この距離の静止目標も命中させられずに、どうやってネウロイと戦うつもりだ。せめてもっと小口径の、装弾数が多く弾膜を張れる銃に持ち替えたらどうだ」 男「……小口径じゃ大物の爆撃機を落とせない」 560 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 07 44.72 ID SO7hg4AV0 ― 飛行訓練兼、哨戒飛行 ― 男「……」 バルクホルン「いいか少尉。今回飛行するエリアは一応ネウロイの勢力圏から離れているが、遠からず出現が予報されてもいる。 もし接敵した場合は、お前は後方で待機するんだ。分かったか?」 『む……サンダーヘッドより501stリーダー、お客さんだ。12機。ベクター020、60km。エンジェルズ30。トゥーパリェフ (大型爆撃機) 級1、ラロス級3の戦爆連合中隊が3個』 バルクホルン「おい、少尉!?」 男「……」ギュオオオオ!! 芳佳「早い!」 エーリカ「一人でやる気ー?」 561 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 10 21.17 ID SO7hg4AV0 エイラ「トゥーパリェフに……」 芳佳「着陸(?)した!?」 男「……ネウロイのコアは艦首付近、正中線上……」ピタッ (銃口を押し付ける) 男「 く た ば れ 」 ドンドンドン! ドガァァァン!! あらすじ終わり 562 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 11 56.16 ID SO7hg4AV0 芳佳「すごい、あの至近距離の爆発も防ぎきってる」 エイラ「……あれなら、回避は要らないかもナ」 ミーナ「銃撃の腕も、確かに必要ないわね」 バルクホルン「滅茶苦茶だ!あんな戦い方で生き延びられるはずが無い!」 エーリカ「……ふーん」 563 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 16 05.97 ID SO7hg4AV0 ミーナ「少尉。何故命令を無視したのですか?」 男「……」 バルクホルン「……」イライラ ミーナ「あなたは確かにネウロイを撃墜しました。しかし、私はあなたに『後方で待機しろ』『編隊に戻れ』と命令したはずです」 男「……」 バルクホルン「……」イライライラ ミーナ「少尉、聞いているのですか?」 男「……」 バルクホルン「……」イライライライライライラ バルクホルン「いい加減にしろ貴様!!」 564 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 23 21.85 ID SO7hg4AV0 芳佳「うわぁ!」 エイラ「ひぇ!」 バルクホルン「独断専行、命令無視!英雄にでもなったつもりか!?」 男「……」 バルクホルン「貴様、聞いて――」グイ 男「触るな」ガシ! バルクホルン「!?」 ギリギリギリ...バシッ ミーナ.oO(トゥルーデと渡り合った……?) 男「ネウロイは墜とす。俺が、だ。それをお前たちがどう思おうが、知った話か」 エーリカ.oO(一瞬はだけて見えたあの胸にあったのは……) 565 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 26 14.94 ID SO7hg4AV0 ― 帰投中 ― バルクホルン「……」 ミーナ「……」 男「……」 ギッスギッス エイラ「おいミヤフジ、気まずいゾ」ヒソヒソ 芳佳「私もですよ!」ヒソヒソ 芳佳「あ、皆さん、基地が見えてきましたよ!いやー、無事に帰ってこれてよかったですねぇー」 男「先に降りさせてもらうぞ」 バルクホルン「……好きにしろ」 ミーナ「……」 ギッスギッスギッスギッス 芳佳「あうー……」 566 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 31 21.25 ID SO7hg4AV0 ― 基地、ハンガー ― 男「……」スタスタ ミーナ「待ちなさい少尉。あなたには一週間の飛行停止処分を下します」 男「……断る」 ミーナ「嫌だというなら、拘束――」 ハミルトン「それは駄目だ、させられないな、中佐」 ミーナ「ハミルトン中佐」 ハミルトン「彼の作戦行動に関する権限は、私に一任されている。あなたにではない」 ミーナ「現場指揮官は私か坂本少佐です。命令を無視する味方は、戦場ではときに敵以上に危険です。そんなことを許すわけには――」 567 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 37 17.46 ID SO7hg4AV0 ハミルトン「中佐、これは連合軍システム軍団、ひいては連合軍総司令からの命令だ。命令なんだよ、お嬢さん。 分かるだろう?彼の試験を妨げるものなど、あってはならないのだよ」 バルクホルン「あれが試験だと?自殺行為の間違いじゃないのか」 ハミルトン「しかし彼はネウロイを撃墜した。戦果は聞いている。私はこの結果にはおおいに満足して――」 男「……――」フラッ バタン エーリカ「!?」 エイラ「なんダ?倒れたゾ」 男「ぐ……あ……」ビクッビクッ ミーナ「衛生兵を!宮藤さん!」 芳佳「はい!」 569 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 56 24.62 ID L+iQEKAr0 人口ウィッチの続きか 期待 570 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 57 20.72 ID x3AYsnbfO 待ってたぞ ワッフルワッフル! 571 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 58 09.95 ID IsYtosxc0 いいぞ、待ってた 572 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 04 02.61 ID SO7hg4AV0 ハミルトン「待ちたまえ」 ミーナ「中佐!?」 ハミルトン「彼のメディカルチェックは私の担当だよ、任せておきたまえ――おい」 白衣の男達 (システム軍団スタッフ) 「……」ザッザッザッ 白衣の男達「持ち上げろ、行くぞ」 グイッ 男「……」グッタリ 白衣の男達「やはり急激な魔力消費は負担が――」 「――の副作用――」「なぁに、代わりはいくらでも――」ザッザッザッ 574 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 06 10.76 ID SO7hg4AV0 バルクホルン「わけが分からん」 エーリカ「……元々ウィッチじゃなかった人があれだけの魔力を得るんだもん。たぶん、けっこう無茶な処置を受けてるんだよ」 芳佳「今のは、その副作用ってことですか?そんな、酷い」 ミーナ「反抗的なのも、それが理由だったのかしら」 バルクホルン「……無理やり魔力を発現させられて、酷い副作用に悩まされて、か……」 エーリカ「トゥルーデ、ちょっとかわいそうって思ってる?」 バルクホルン「ふ、ふん!どんな事情があろうと、命令無視など許さん!」 エーリカ「からのー?」 バルクホルン「しかし、少し言い過ぎたかも知れんな……『英雄にでもなったつもりか』とは。 そうでもしないと、自身の境遇に納得ができないのだろう。すこし無神経だったか――ハッ!」 エーリカ「優しーね、トゥル~デ~」ニシシ バルクホルン「お前が言わせたんだろうが!」 576 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 08 09.76 ID SO7hg4AV0 ― 次の日 ― バルクホルン「起きろハルトマン!とっくに時間だぞ!」 エーリカ「ううん……あと50分……」ムニャムニャ バルクホルン「ふ、ざ、け、る、な、起きろ!」 577 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 10 24.99 ID SO7hg4AV0 ― 食堂 ― エーリカ「ふわー……あ」トコトコトコ 宮藤「あ、ハルトマンさん。もう皆さん朝食は済んでますよ」 エーリカ「んーごめんごめん、何か残り物ちょーだい。……あれ?」 スタスタスタ エーリカ「ご一緒していい?はい、ミソスープ」 男「……ふん」モソモソ エーリカ「君も寝坊したの?」 男「……」モソモソ エーリカ「宮藤の料理は美味しいねー」モグモグ 男「……」ズズズ... エーリカ「昨日は大変だったみたいだけど、体はいいの?」 男「何のつもりだ」 578 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 12 16.03 ID SO7hg4AV0 エーリカ「ん?」 男「一緒にお食事、なんて間柄でもないだろう。何故俺に関わる」 エーリカ「んー?なんでだろ。興味?」 男「迷惑だ」 エーリカ「いやー、この味噌汁おいしーねー」ズズズ... 男「聞いてないのか、こいつ」ズズズ... エーリカ「ねぇ、美味しいと思わない?」 男「不味い。食えたものじゃない」 バルクホルン「何だと貴様!?」 エーリカ「うわ、トゥルーデいたの?」 バルクホルン「通りがかりだ!貴様、宮藤の料理が不味いというのか!」 男「ふん」 579 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 13 29.83 ID SO7hg4AV0 宮藤「あ、あの、バルクホルンさん、私は気にしてませんから。すいません、お口に合わなかったみたいで」 バルクホルン「宮藤が謝る必要はない!作ってもらった料理に対して不味いと抜かすとは、礼儀以前の問題だ! そもそも、これのどこが不味いと――」ズズーー エーリカ「あ」 バルクホルン「ブホァアアアア!?」ブーーー! 男「!?」 宮藤「バルクホルンさん!?」 エーリカ「あー、彼に渡した味噌汁、私があれ思い切り混ぜてたからさ……」 バルクホルン「肝油!?ハルトマン、貴様あああああ!!」 580 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 14 14 58.26 ID YxzUHbTL0 それは本当に食えたもんじゃないな… 581 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 15 32.98 ID SO7hg4AV0 エーリカ「あっはっはっはっは、ごめんごめん。――でも少尉、さっきまで普通に飲んでたよね」 バルクホルン「こんなものを平然と……?」 芳佳「(ペロ)……うぷっ」 男「……」 エーリカ「ねぇ少尉、君、実は味覚ないんじゃない?射撃が下手っぴなのは、触覚にも異常があるからだったりして」 バルクホルン「なに……?」 男「……ちっ」 エーリカ「それも人工ウィッチ化の副作用なの?それに、君の服の下――」 男「黙れ」 エーリカ「ん?」 男「知りたがりは早死にすると相場が決まっているぞ」 エーリカ「……はーいはい。今日のところは、ここまでにしとくよ」 芳佳.oO(一歩間違えればただのすごく悪質ないたずらなのに、なんか真面目な話ってことになってる……。これがエース……)ゴクリ 582 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 18 20.05 ID SO7hg4AV0 ― 数日後、基地台所 ― エーリカ「宮藤ー、今日のご飯はー?」 芳佳「今日はコンソメのスープにしようかなと思います」 エーリカ「お芋いただきー!」 芳佳「あ!それはまだ茹でたて――」 エーリカ「あちちち!」 芳佳「あーあー。手、見せてください」ピョコ エーリカ「ふーふー」 芳佳「もう、つまみ食いなんかするからですよ」キィィィン エーリカ「えへへ、ごめんごめん」 芳佳「はい、応急手当終わりました。一応、医務室でお薬塗ってもらって下さい」 エーリカ「はーいよ」 584 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 19 17.99 ID SO7hg4AV0 ― 医務室前 ― エーリカ「ばんそーこばんそーこ、と。あれ?『使用中』?なにが――」 男(医務室の中)「ぐあああああ!!ああああああああ!!」 エーリカ「うひゃ!?」 ミーナ「フラウ」 エーリカ「ミーナ!中で何が起きてるの?」 ミーナ「彼の『メディカルチェック』中よ」 エーリカ「メディカルチェックって……この声、ただ事じゃないよ」 ミーナ「ええ。機密といって、私も何をしているのかは知らされていない。彼、何をされているの……?」 エーリカ「……ミーナ、私この前見たんだけど、あいつの――」 ガチャ 男「……」フラフラ ミーナ「少尉!?メディカルチェックは終わったの?いいえ、何をされていたの!?」 男「……あんたには関係ない」フラフラ スタスタ 585 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 21 29.72 ID SO7hg4AV0 ミーナ「少尉、あなた」 ハミルトン「それ以上は、無用に願いますよ、ヴィルケ中佐」 エーリカ「……」ジトー ミーナ「ハミルトン中佐、あなたはこの実験で何をしているのですか」 ハミルトン「最初に申し上げた通りですよ?人工ウィッチの実戦試験・評価です」 エーリカ「さっきの叫び声は?ただ事とは思えないけど」 ハミルトン「機密事項ですよ」 ミーナ「それが通るとでも思うのですか」 ハミルトン「彼はあなたに助けを求めましたかな?」 ミーナ「……いえ」 ハミルトン「そうでしょう?では、仕事があるので、失礼」 エーリカ「……べー、だ。何あいつ」 ミーナ「どうしたらいいのかしら」 587 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 24 31.58 ID x3AYsnbfO wktk 592 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 15 07 34.91 ID SO7hg4AV0 ― 次の日 ― ウウウ―――― ミーナ「ネウロイ出現!スクランブルチーム、出撃準備!」 男「俺も、出る」 ミーナ「無茶です、許可できません!そんな顔色で……」 ハミルトン「許可しよう、行きたまえ」 男「……」スタスタスタ ミーナ「あ、待ちなさい少尉!……ハミルトン中佐!!」 ハミルトン「彼に対する直接指揮権は私にある。何度も言った通りにね」 ミーナ「いいえ、今度という今度は認められません。彼の顔色を見ていないのですか?いえ、そもそも彼にメディカルチェックと称してどんな処置を? あなたの言う『メディカルチェック』の度に、少尉の健康状態は悪化しています」 593 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 15 09 03.94 ID SO7hg4AV0 ハミルトン「『チェック』の内容については機密事項だ」 ミーナ「あんな状態でネウロイと戦うことは自殺行為以外の何ものでもありません」 ハミルトン「大丈夫だよ、我々の『調整』は完璧だ、ネウロイごときに、彼は殺せんさ、ふふふふふ」 エーリカ「ネウロイ『には』殺せない、ね。あの人が自分で寿命を使い切って死ぬのは勝手ってこと?」 ミーナ「え?」 ハミルトン「おや?」 エーリカ「彼の胸に埋まってる装置――魔力炉が、彼の命を魔力に換えてる。それがあの異常に強力な魔力の正体でしょ」 ハミルトン「おやおや。ご存知だったとは。ふふ、では一つだけお教えしよう。 確かに私たちは、メディカルチェックとして彼を『調整』している。『治療』ではなく、戦うための『調整』だ。 戦う力を維持する為に、確かに彼は自身の寿命をすり減らして魔力に換えている。全て、彼自身の意思でね」 エーリカ「あいつの?」 ハミルトン「あの闘志だけは、『調整』では得られないものだ。自身の命さえ躊躇わずに差し出すその闘志。彼はきわめて貴重な被験者だ。ふふふふふ」 エーリカ「うえー……」 エーリカ「ミーナ、あの人もう行っちゃったよ」 ミーナ「……追いましょう。せめて一人で戦わせることだけは防がないと」 595 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 15 13 45.51 ID SO7hg4AV0 ― 戦場 ― 男「死ね、滅べ。燃えて、墜ちろ!」 ドガガガガ!! 坂本「まるで阿修羅だな」 エーリカ「……」 597 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 15 52 49.38 ID x3AYsnbfO おもすれー 599 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 04 51.39 ID SO7hg4AV0 ― 501戦隊基地、廊下 ― {エーリカ「あ、いた。ねー君――」 男「」バタン エーリカ「うわっ!」 男「ぐ……か……」ビクビク エーリカ「また発作!?医療スタッフを呼ば――」 ――― 男(調整中)「ぐあああああ!!ああああああああ!!」 ハミルトン「『治療』ではなく、戦うための『調整』だ。戦う力を維持する為に、 確かに彼は自身の寿命をすり減らして魔力に換えている」 白衣の男達「なぁに、代わりはいくらでも――」 ――― エーリカ「駄目だ、あいつらには任せられない。よし」グイッ 男「……」グッタリ エーリカ「ううう、お、重いー」ズルズル 600 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 06 39.46 ID SO7hg4AV0 ― その夜、エーリカとバルクホルンの部屋 ― バルクホルン「ハルトマン!ジークフリート線を越えることは許さないと何度言ったらわかるんだ!またゴミが増えてるじゃないか!」 エーリカ「ゴミじゃないよー、使うものだよ」 バルクホルン「お前が使うものなら、なおのことお前の領地でどうにかしろ!これも、これもこれも!」ポイポイ ポイポイポイ...グラグラ バタバタバタ!! バルクホルン「うわあ!?」 「あー、トゥルーデがいじるからバランスが崩れたんだよー」 バルクホルン「いっそう侵食がぁぁぁぁ!もう怒ったぞ!今夜からしばらく私はミーナの部屋を借りる! ここを片付けるまで、帰ってきてやらないからな!」 エーリカ「ええー?トゥルーデ行かないでー!」 バルクホルン「こんなときばかり、哀れっぽい声を出すな!」バタン! 601 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 09 59.19 ID SO7hg4AV0 エーリカ「……はぁ。さて、ねー起きてる?」 ゴソゴソ 男「……俺はまだ生きてるのか。てっきりゴミ山に埋葬されたものだと思ってた」 エーリカ「ゴミ山とは酷いなー。せっかく匿ってあげたのに」 エーリカ「脈に、体温……どうやら容態は安定してるね。ああ、良かった」 男「医学の心得があるのか」 エーリカ「まーね。戦争が終わったら、医者になりたいんだ。勉強もしてるし」 男「……戦争が終わったら、か」 エーリカ「君は、この戦争が終わったらどうするの?」 男「考えたこともない――システム軍団の連中を呼んでくれ、体を動かせるようにしなければ」 エーリカ「まぁまぁ、そう焦ることはないじゃん。ゆっくりしてきなよ。また『調整』されるだけでしょ」 男「そうしなければ戦えない。……『匿った』とは、連中からということか?余計なお世話だ」 602 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 11 40.49 ID SO7hg4AV0 エーリカ「……君の戦いは、見てると胸が詰まるんだよ」 男「なに?」 エーリカ「どうしてそうまでして戦うの?自分の命を磨り減らしてまで」 男「……知っていたのか」 エーリカ「うん」 男「物事には対価が必要だ。ウィッチでないものが戦う魔力を得ようとすれば、こうするしかない」 エーリカ「だから、なんでそこまでするの?無理やりやらされてるわけじゃないんでしょ? 君はいつも独りっきりで戦ってるみたい。誰かにやらされてるんじゃなくて、誰も寄せ付けないで」 男「お前には……お前たちには理解できないさ」 エーリカ「なんで?」 男「話したくない」 エーリカ「そーやってすぐ拒絶する」 男「……」 603 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 13 52.45 ID SO7hg4AV0 エーリカ「こんどはだんまりねー。まぁいいや。じゃあこっちの話を聞いてよ。 トゥルーデ……バルクホルン大尉ね、いつも規律規律ってうるさいあの娘。 あの娘は、もうクリスっていう妹以外の肉親が残ってないんだよ」 男「……」 エーリカ「だからその妹を守るため、安心して暮らせる世界のために戦ってる。宮藤も、たくさんの人を守りたくて戦う。 リーネもサーニャもエイラも坂本少佐もペリーヌも、みんな。だからなんだってわけじゃないけど」 男「……」 エーリカ「ここにいる人はみんな、それなりに背負うものがあって戦ってる。 でも、守りたいものがあるっていうのは、希望があるっていうこと。だからみんな戦いの中でも笑ってられる。 君の戦いからは、それが感じられない。なんとなくだけど、悲しさしかないみたい」 男「……くっく、良いセン突いてる」 エーリカ「ねぇ、話してくれない?」 男「……」 エーリカ「話してくれるまでは帰さなーい」 男「……チッ」 604 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 14 54.32 ID SO7hg4AV0 男「……俺にあるのは復讐だけだ」 エーリカ「復讐?」 男「そう、家族と故郷の復讐だ。カールスラントの小さな村。ある日空が黒い影に覆われ、全てが炎の中に消えた。 俺だけがその日たまたま村の外にいて、かろうじて逃げ延びた」 エーリカ「それは……辛いね」 男「別に同情して欲しいわけじゃない。あの女も、似たような境遇だろう。不幸自慢で張り合うつもりはない。 ただ、俺の戦う理由はそれだ。それ以外は何もいらない」 エーリカ「堅いなー」 男「なに?」 エーリカ「復讐が悪いこととは言わないけどさ……でも、少しくらい自分の幸せも考えたらいいのに」 男「お前に何が分かる、家族を、故郷を喪った俺の何が!」 エーリカ「故郷がネウロイに占領されてるのはわたしも同じだよ、同じカールスラント人だもの」 男「お前には家族が……!……いや、すまん。不幸自慢などするつもりはないんだ。 だが、俺はもう、ネウロイへの憎しみ以外のものが見えない」 エーリカ「ううーん……憎しみ以外のもの、かー。なんでもありそうだけどねー。美味しいものとか」 606 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 15 45.63 ID SO7hg4AV0 男「俺にはもう味覚が残ってない。嗅覚も。触覚だって半分は麻痺してる。お前が以前言った通りにな」 エーリカ「あ、そうだったっけ」 男「分かったろう、もう人並みの幸せなど望める体じゃないんだ。望むつもりもない」 エーリカ「ううー、まだあるはずだよ、それでも。あ、恋とかは?」 男「……」 男「……なぁ、俺からも聞いていいか。なぜ俺に付きまとう?興味本位にしては、しつこすぎる」 エーリカ「え?……うーん。なんでだろ?」 男「……お前は、とんでもなくタフな女か、とんでもないバカ女かのどちらかだろうな」 エーリカ「かもね。でも、その方が楽しいよ、絶対にさ」 男「……」 エーリカ「ちょっとでいいから、生き続けようとしてみなよ」 男「……考えておこう」 607 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 16 49.21 ID SO7hg4AV0 ― 数日後 ― バルクホルン「待て少尉。貴様、また訓練中に命令を無視したな」 男「……」 バルクホルン「貴様がそれなりのリスクを背負って戦っていることは分かる。そうまでして戦いたい理由があるであろうこともな。 しかし、それでも、だからこそ、命令には従え。生き残るには連携が必要だ。戦い抜いてこそ勝利が見える」 芳佳.oO(また「関係ない」ってつっぱねられそう) エイラ.oO(またギスギスしそうだナ~) 男「……ご忠告には痛み入る」 バルクホルン「!?」 芳佳「あれ?」 エイラ「?」 男「だが、命の使い切り方は自分で決める」 バルクホルン「お、おいそれは――」 男「俺のことは、気にかけてくれるな」スタスタスタ 609 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 17 41.21 ID SO7hg4AV0 ― 廊下 ― エーリカ「最初は、あれくらいが限界かなー」 男「見ていたのか」 エーリカ「うん。でも、まぁ、よくできました。ふふっ」ナデナデ 男「触るな……。ふん」 614 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 17 02 02.66 ID x3AYsnbfO エーリカにナデられたい 653 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 31 10.47 ID SO7hg4AV0 609から続き ― ブリーフィングルーム ― ミーナ「カールスラント国境付近で、ネウロイに妙な動きが見られるようです。そこで、ウィッチによる強行偵察が要請されています。 美緒、説明を」 坂本「うむ。先だっての大攻勢を撃退されて以来、この方面でのネウロイの作戦行動は小康状態にあったのだが、ここ」パシ 坂本「戦略偵察チームのカメラが、このあたりにネウロイらしき影が集結中なのを捉えた。詳細な作戦目標はこの一帯だ」 男「……!」 坂本「そこで高高度を行く偵察機のカメラではこれが限界だ。低空でより目標に接近して情報を収集する必要がある。 そこでわれわれの出番というわけだが、当該地点はネウロイ勢力下だ。 発見される危険性を少しでも避けるため、このミッションは一機のみでこれにあたる。そこで、誰が――」 男「俺に行かせてくれ」 坂本「ふむ?」 ミーナ「少尉、実験のついでで任せるには、この作戦の重要度は――」 男「実験は関係ない。そこは俺の故郷なんだ。頼む、行かせてくれ」 ミーナ「……いいでしょう」 654 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 32 36.93 ID SO7hg4AV0 ― 出撃当日、ハンガー ― エーリカ「や、おはよー」 バルクホルン「ハルトマン?」 ミーナ「珍しいわねフラウ、こんな朝早くに」 男「……何のようだ?」 エーリカ「ただの見送りだよ、邪険にしないでよー」 男「ふん」 エーリカ「隙ありー!」 チュ 男「?」 バルクホルン「な!」 ミーナ「え!?」 655 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 33 20.63 ID SO7hg4AV0 エーリカ「頬の触覚、半分は残ってるんだから、ナニされたかくらい分かるでしょ?」 男「何のつもりだ?」 エーリカ「復讐以外にも、モチベーションって必要かと思ってさー。 君けっこう良い男だしね。無事帰ってきたら、こっちにしたげる」チョンチョン バルクホルン「フラウ!?」 男「……ふっ」 エーリカ「ああ、笑った!?今、鼻で笑った!?」 男「発進するぞ、邪魔だ」バルルルルルル... エーリカ「べー、だ!」 658 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 38 01.57 ID SO7hg4AV0 ― カールスラント、作戦目標地点周辺 ― 男「初めての帰郷がこんな形とは、皮肉なものだ」 . . . 男「見えてきた。これは……」 659 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 38 53.34 ID SO7hg4AV0 ― 501戦隊基地 ― 男『501stリーダー、ターゲットインサイト。ネウロイはここに分巣――基地を建設しようとしているようだ』 ミーナ「なんですって」 男『よりにもよって俺の故郷に……ゴミ虫どもめ……!』 ミーナ「落ち着きなさい、少尉。もう十分です、帰投してください。基地建設の阻止は後日改めて――」 男『うわガガガ!......ザー...ドンドンドン!...』 ミーナ「少尉!?」 男『ザー...ちっ、迎撃機と対空砲...ザー...のすごい...数だ』 ミーナ「損害は?逃げ切れそうですか?」 660 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 39 33.84 ID SO7hg4AV0 男『ザザ......ネガティブ。どうやら逃がす気はなさそうだ。それに、俺もここを背にして逃げるつもりはない。もう二度とな。 一機残らず始末してやる……!』 ミーナ「少尉、一人では無理よ、なんとか逃げ切って、応援を要請――」 エーリカ「ちょっと貸してミーナ」 ミーナ「フラウ?」 エーリカ「こちらエーリカ……そう意固地にならないでさ。帰ってきたら、イイコトしたげるよ?」 バルクホルン「ハルトマン!?」 男『――ふふ』 エーリカ「……?」 男『お前は、タフでいいやつだ。お前のようなやつに会えてよかった』 エーリカ「それなら――」 男『だが、すまんな。俺にはやはりこの生き方しかできん。 ……それに、その貧相な体の色香に惑わされて命を惜しんだと思われるのは、癪だからな』 エーリカ「っ――。この、馬鹿やろー!」 661 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 40 23.11 ID SO7hg4AV0 ― カールスラント、作戦目標地点 ― エーリカ『馬鹿やろー!』 男「くっくっ……」 ポイ (無線機を放り捨てる) 男「では、いくぞ!」 ダダダダダ! ギィン!ギィン! ダダダダダ ドガン!! . . . 662 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 41 19.38 ID SO7hg4AV0 男「はぁ、はぁ、はぁ。残存弾数ゼロ、ストライカーも被弾だらけ。残りの敵の数は……」 ウヨウヨ ワサワサ 男「ふん、ゴキブリみたいにキリ無く沸きやがって……。口惜しいが、ここまでだな。 だが、故郷よ、お前をやつらの好きにはさせんぞ――魔道炉、フルドライブ!」キィィィィィィィィ... ダダダ! ダダダダダ! 男「ネウロイども、必死になって撃ち落としきたな。お前たちにも恐怖があるのか!? だが、もう遅い!は、ははは、ははははははははは!!」 663 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 42 02.88 ID SO7hg4AV0 カッ ドガァァァァァァァァァァン!! 664 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 42 59.12 ID SO7hg4AV0 . . . ミーナ「ガリアからも閃光が見えたそうよ」 バルクホルン「では、ネウロイの基地は」 ミーナ「おそらく、跡形も残ってないでしょうね。その村も」 エーリカ「……」 バルクホルン「……フラウ、やつは故郷をネウロイから守ったんだ。とんでもなく不器用なやり方だが、やつは確かにやり切った」 エーリカ「……うん」 ミーナ「戦隊、気をつけ!カールスラント――少尉に向け、敬礼!」 ビシッ! 666 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 46 46.60 ID WBLCLoYnP エーリカ「結局、名前も呼んでくれないまま逝っちゃったね……馬鹿……!」 (終わり) 667 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 48 38.05 ID WBLCLoYnP クオリティ低くてすまん 他人の妄想ベースだとここらが限界らしい じゃあの 668 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 50 57.67 ID x3AYsnbfO やるじゃん GJ 669 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 19 54 00.36 ID CyhLUo4G0 乙 良かったぜ 670 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 57 34.28 ID FpvJa2WAO 乙 エーリカのイイコト凄く気になるんだけどそっち√のエピソードはないのかい? 671 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 20 00 46.51 ID vPXUuTle0 ハッピーエンドにしてほしかった 672 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 20 05 04.96 ID L+iQEKAr0 乙 良かったよー 674 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 20 14 53.29 ID WBLCLoYnP 670 いざ求められるとわたわたしてしまうエーリカと、 興味津々でエロいことしてくれるエーリカと、 女は度胸とばかりにさばさば応じてくれるエーリカ、 どれがいいか決めたら自分で書いてみるといいぞ 675 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 20 23 09.01 ID x3AYsnbfO カッコイイけどなんか寂しいな、男 綺麗に纏められていてかなり好き。 -- 名無しさん (2011-03-11 14 02 21) 名前 コメント
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開幕_チップ 立ち回り (近距離)_チップ 立ち回り (中距離)_チップ 立ち回り (遠距離)_チップ 起き攻め_チップ 被 起き攻め_チップ 切り返し_チップ 小ネタ、ポイント_チップ
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サポートチップ総評ボーダーEXPアップ/Ⅱ/Ⅲ BCアップ/Ⅱ/Ⅲ/Ⅳ サポートチップ総評 現在2種。戦闘報酬を増加させてくれるチップ。…大丈夫?頭になんか埋め込まれてない? 有用そうに見えるが、効果量が微妙なので役に立っている実感はすこぶる薄い。 とはいえあるとないとでは資産に大きく差が出るため、初心者にはまずこのチップの入手がオススメされる。 そのうちイベントアップも来ると予想される。 一通り上位の物が揃ってしまうと、一つ組み合わせを決めたらずっとそのままにしてしまいがちだが。 細かいことを言えばゲームモードによってボーダーEXPが稼ぎやすかったりBCが稼ぎやすかったりの差があるので、それに応じて付け替えた方が効率は上がる。 + もっと細かいこと プレイスタイルに依る面もあるが一般的には ユニオンバトル>ランクマッチ>カジュアルマッチ>大攻防戦>スカッドバトル 左ほど相対的にBC獲得量が多く、右ほどボーダーEXP獲得量が多いのでそれに合わせてチップを付け替えると良い。 チップ効果が割増であるため元々の獲得量が多いほど恩恵が大きく、逆に僅かな獲得を割増ししたところで高が知れている。 + 更に細かいこと 基礎知識としてMVP、圧勝はBC獲得増への寄与が大きく、単純なポイントはボーダーEXP獲得増への寄与が大きい。 ユニオンバトル 常にサテバンがあるのでMVPの数が多くさらにいずれも金MVPにしやすい無理に高難度に挑まなければ安定して圧勝できる獲得ポイントは大量だがこのモードのみポイントからボーダーEXPへの換算が1/2される ランクマッチ モード自体に獲得BC1.2倍の補正がある 大攻防戦 MVPが存在しない スカッドバトル MVPが存在しない敵大破時に追加ポイントが入るなど、時間当たりの獲得ポイントが多くなる仕組みが多い ボーダーEXPアップ/Ⅱ/Ⅲ 獲得ボーダーEXP上昇+15%/+25%/+40%/+55% 戦闘終了後の獲得ボーダーEXPが増加する。 ボーダーズレポートでもボーダーEXPが得られるが、それは増加しない。 効果発動中は、【データベース】→【プレイヤー情報】→【ブースト効果】で効果が確認でき、戦闘終了時のリザルト画面で一瞬「SUPPORT」の注釈が付く。 チップの入手方法はボーダーレベルアップのため、早くボーダーを育てることはチップを早く揃えられることと同義である。 と有用なのだが、プレイしていると大体において「BCが足りない」となるため、こちらよりもBCアップを付けた方が無難となる。 バトルで入手するボーダー経験値はプレミアムサービスによっても+100%されるため、サービスに加入していた場合 無し:1000(元500+100%) +15%:1075(元500+100%+15%) +25%:1125(元500+100%+25%) +40%:1200(元500+100%+40%) +55%:1275(元500+100%+55%) と、思ったほど増えない。詐欺だと訴えないように。 ただし、長時間プレイをするような人にとってはVer.3.07以降のボーダーレベルキャップ上昇以降で状況が変化している。 有用なチップはボーダーレベル12で入手できることが多いのだが、そこまでにLv10→Lv12で必要な経験値は21000とかなり多め。(Lv1→Lv10で40000) また、ロットチケットに必要なBCもイベントでの入手機会が増え、月次の100,000BCを支払っても余り気味になっている。 自らのプレイスタイルに合わせ、BCアップではなくこちら側を採用してみても良いだろう。 BCアップ/Ⅱ/Ⅲ/Ⅳ 獲得ボーダーズチェック上昇+15%/+25%/+40%/+55% 戦闘終了後の獲得ボーダーズチェック(BC)が増加する。 イベントでの報酬にBCがある場合もあるが、それらは増加しない。 効果発動中は、【データベース】→【プレイヤー情報】→【ブースト効果】で効果が確認でき、戦闘終了時のリザルト画面で一瞬「SUPPORT CHIP」の注釈が付く。 BCはボーダーの購入に使えるため、BCでボーダー購入→戦闘でボーダーを育てながらBC獲得→得られたBCで別のボーダー購入というループがまず基本となる。 さらにBCは月ごとに武器ロットチケット・機体ロットチケット(2500BC/枚で上限計40枚)の購入に使えるため、ループに加えて100,000BC/月の黒字を出す必要がある。 ループを進めながら黒字を確保するのはイベント報酬を含めても厳しいため、このチップによってスムーズなBC運用ができるようになる。 ただし、このチップを入手するのにも16000ものBCを支払っているという点には注意する必要がある(ボーダーをイベント入手やシードで購入している場合はこの限りではないが)。 1試合あたりの平均獲得BCを70と想定した場合、元を取れるのは BCアップⅠ:増加量は約10BCなので約1600試合後 BCアップⅡ:増加量は約17BCなので約940試合後 BCアップⅢ:増加量は約28BCなので約570試合後 BCアップⅣ:増加量は約38BCなので約420試合後 と、なかなかに気が遠くなるような試合数が必要になる。 …一応擁護しとくと、ボーダーは他のチップも抱き合わせで獲得できるので、そこまで悲観する必要は無いだろう。 BCアップⅡを持ってくるミチルはエナジーバリアを、ポギーは運搬適正を合わせて入手可能となっている。どっちもナツメ買う方が先だとか言わない。 ポギーの運搬適正は2020年12月時点で他に入手ボーダーがいない貴重品オーッホッホ!お兄様に代わって私がお持ちいたしましたわ! 特に運搬適正は要請兵器で無双したいという人はぜひ入手しよう! バトルで入手するBCはプレミアムサービスによっても+100%されるため、サービスに加入していた場合 無し:200(元100+100%) +15%:215(元100+100%+15%) +25%:225(元100+100%+25%) +40%:240(元100+100%+40%) +55%:255(元100+100%+55%) と、思ったほど増えない。詐欺だと訴えないように。
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アンチャージ・マンドリン 闇 コモン (2)1000 ガーゴイル ■お互いに「チャージャー」または「EVOチャージャー」を持つ呪文を唱えることはできない (F)チッチッチ。リサイクルなんて甘い甘い。時代は使い捨てだよ、つ・か・い・す・て。 -アンチャージ・マンドリン 作者:Astral みなさん、資源は大切に。エターナル・オリカ 評価
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ウッチーズ ウッチーズ 概要 プロフィール 曲一覧 関連リンク 概要 兄・内田智之#?と弟・内田裕之#?とのユニット名。 プロフィール 1999年にコナミ入社してBEMANIシリーズ各機種のサウンドスタッフ・コンポーザーとして働いていた兄・智之が2002年に当時セガで働いていた弟・裕之と共に結成。 兄が作詞とボーカルを裕之が、作曲と編曲・キーボードを智之が務め、同名義での楽曲提供も行う。 2004年に智之がユニットの本格的な活動に専念すべくコナミを退社する。 同時に「お笑いユニットの名前みたい」との知人の助言を受け、ユニット名を「Dream Line Out」に改名。 2009年頃からソニー・ミュージックパブリッシングに所属。J-POPなどへの作曲・編曲をする一方、かつて所属していたコナミのBEMANIシリーズへの楽曲提供も続けている。 曲一覧 [ココロコースター] [おめでとう!おたんじょうび] 三味線ブラザーズ トライ▼ユーロ チップンロール スターヒーロー アカペラ FMポップ 関連リンク Mr.T スタッフ
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サルゲッチュとは? サルゲッチュとはソニーが作った最高作の一つです。 基本的にピポサルをゲットして最終的にはスペクターを倒す というパターンが多いです。
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レギュラーカード 145 オスナ(ヤクルト) 181 宗佑磨(オリックス) 146 高梨裕稔(ヤクルト) 182 山本由伸(オリックス) 147 原樹理(ヤクルト) 183 伏見寅威(オリックス) 148 清水昇(ヤクルト) 184 本田仁海(オリックス) 149 小川泰弘(ヤクルト) 185 中川圭太(オリックス) 150 長岡秀樹(ヤクルト) 186 杉本裕太郎(オリックス) 151 近本光司(阪神) 187 安田尚憲(ロッテ) 152 坂本誠志郎(阪神) 188 中村奨吾(ロッテ) 153 藤浪晋太郎(阪神) 189 東條大樹(ロッテ) 154 ガンケル(阪神) 190 佐藤都志也(ロッテ) 155 島田海吏(阪神) 191 益田直也(ロッテ) 156 湯浅京己(阪神) 192 マーティン(ロッテ) 157 大勢(読売) 193 松井裕樹(楽天) 158 山﨑伊織(読売) 194 浅村栄斗(楽天) 159 ポランコ(読売) 195 マルモレホス(楽天) 160 今村信貴(読売) 196 涌井秀章(楽天) 161 メルセデス(読売) 197 安樂智大(楽天) 162 ウォーカー(読売) 198 炭谷銀仁朗(楽天) 163 上本崇司(広島) 199 柳田悠岐(ソフトバンク) 164 秋山翔吾(広島) 200 和田毅(ソフトバンク) 165 大瀬良大地(広島) 201 周東佑京(ソフトバンク) 166 栗林良吏(広島) 202 モイネロ(ソフトバンク) 167 坂倉将吾(広島) 203 牧原大成(ソフトバンク) 168 遠藤淳志(広島) 204 三森大貴(ソフトバンク) 169 高橋周平(中日) 205 アルカンタラ(日本ハム) 170 柳裕也(中日) 206 上沢直之(日本ハム) 171 髙橋宏斗(中日) 207 上原健太(日本ハム) 172 清水達也(中日) 208 宇佐見真吾(日本ハム) 173 A.マルティネス(中日) 209 石井一成(日本ハム) 174 R.マルティネス(中日) 210 北山亘基(日本ハム) 175 牧秀悟(DeNA) 211 栗山巧(西武) 176 森敬斗(DeNA) 212 山川穂高(西武) 177 佐野恵太(DeNA) 213 佐藤隼輔(西武) 178 山﨑康晃(DeNA) 214 與座海人(西武) 179 上茶谷大河(DeNA) 215 愛斗(西武) 180 嶺井博希(DeNA) 216 滝澤夏央(西武) エキサイティングシーンカード ES-01 石川雅規(ヤクルト) ES-07 山本由伸(オリックス) ES-02 大山悠輔(阪神) ES-08 佐々木朗希(ロッテ) ES-03 岡本和真(読売) ES-09 田中将大(楽天) ES-04 大瀬良大地(広島) ES-10 東浜巨(ソフトバンク) ES-05 大野雄大(中日) ES-11 宮西尚生(日本ハム) ES-06 今永昇太(DeNA) ES-12 中村剛也(西武) チェックリスト C-09 根尾昂(中日) C-11 伊勢大夢(DeNA) C-10 万波中正(日本ハム) C-12 増田達至(西武) スターカード(全種に金箔サイン版) S-50 塩見泰隆(ヤクルト) S-62 吉田正尚(オリックス) S-51 村上宗隆(ヤクルト) S-63 山岡泰輔(オリックス) S-52 西勇輝(阪神) S-64 石川歩(ロッテ) S-53 青柳晃洋(阪神) S-65 レアード(ロッテ) S-54 吉川尚輝(巨人) S-66 西川遥輝(楽天) S-55 丸佳浩(巨人) S-67 島内宏明(楽天) S-56 菊池涼介(広島) S-68 今宮健太(ソフトバンク) S-57 西川龍馬(広島) S-69 中村晃(ソフトバンク) S-58 阿部寿樹(中日) S-70 近藤健介(日本ハム) S-59 大島洋平(中日) S-71 松本剛(日本ハム) S-60 大貫晋一(DeNA) S-72 森友哉(西武) S-61 ソト(DeNA) S-73 髙橋光成(西武) 復刻カード(全種に金箔サイン版) M-14 古田敦也 M-20 山田久志 M-15 掛布雅之 M-21 里崎智也 M-16 松井秀喜 M-22 岩隈久志 M-17 衣笠祥雄 M-23 野村克也 M-18 星野仙一 M-24 小笠原道大 M-19 佐々木主浩 M-25 松坂大輔 チーム本塁打王カード(通販限定) HR-01 村上宗隆(ヤクルト) HR-07 杉本裕太郎(オリックス) HR-02 大山悠輔(阪神) HR-08 レアード(ロッテ) HR-03 岡本和真(読売) HR-09 浅村栄斗(楽天) HR-04 マクブルーム(広島) HR-10 柳田悠岐(ソフトバンク) HR-05 ビシエド(中日) HR-11 万波中正(日本ハム) HR-06 牧秀悟(DeNA) HR-12 山川穂高(西武)
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レギュラーカード 145 山川穂高(西武) 181 陽岱鋼(巨人) 146 外崎修汰(西武) 182 丸佳浩(巨人) 147 源田壮亮(西武) 183 亀井善行(巨人) 148 スパンジェンバーグ(西武) 184 戸郷翔征(巨人) 149 與座海人(西武) 185 岡本和真(巨人) 150 平良海馬(西武) 186 パーラ(巨人) 151 松田宣浩(ソフトバンク) 187 ロペス(DeNA) 152 柳田悠岐(ソフトバンク) 188 梶谷隆幸(DeNA) 153 東浜巨(ソフトバンク) 189 坂本裕哉(DeNA) 154 長谷川勇也(ソフトバンク) 190 今永昇太(DeNA) 155 高橋礼(ソフトバンク) 191 オースティン(DeNA) 156 千賀滉大(ソフトバンク) 192 佐野恵太(DeNA) 157 太田光(楽天) 193 糸井嘉男(阪神) 158 岸孝之(楽天) 194 福留孝介(阪神) 159 森原康平(楽天) 195 能見篤史(阪神) 160 弓削隼人(楽天) 196 藤川球児(阪神) 161 銀次(楽天) 197 糸原健斗(阪神) 162 島内宏明(楽天) 198 原口文仁(阪神) 163 鳥谷敬(ロッテ) 199 長野久義(広島) 164 藤岡裕大(ロッテ) 200 堂林翔太(広島) 165 中村奨吾(ロッテ) 201 中崎翔太(広島) 166 石川歩(ロッテ) 202 會澤翼(広島) 167 田村龍弘(ロッテ) 203 菊池涼介(広島) 168 益田直也(ロッテ) 204 ジョンソン(広島) 169 大田泰示(日本ハム) 205 高橋周平(中日) 170 中島卓也(日本ハム) 206 平田良介(中日) 171 清水優心(日本ハム) 207 柳裕也(中日) 172 清宮幸太郎(日本ハム) 208 木下拓哉(中日) 173 野村佑希(日本ハム) 209 山本拓実(中日) 174 杉浦稔大(日本ハム) 210 ビシエド(中日) 175 安達了一(オリックス) 211 エスコバー(ヤクルト) 176 後藤駿太(オリックス) 212 西浦直倫(ヤクルト) 177 大城滉二(オリックス) 213 寺島成輝(ヤクルト) 178 ジョーンズ(オリックス) 214 石川雅規(ヤクルト) 179 比嘉幹貴(オリックス) 215 小川泰弘(ヤクルト) 180 若月健矢(オリックス) 216 坂口智隆(ヤクルト) 今季初勝利カード FW-01 ニール(西武) FW-07 吉川尚輝(巨人) FW-02 栗原陵矢(ソフトバンク) FW-08 宮崎敏郎(DeNA) FW-03 則本昂大(楽天) FW-09 青柳晃洋(阪神) FW-04 レアード(ロッテ) FW-10 大瀬良大地(広島) FW-05 中田翔(日本ハム) FW-11 堂上直倫(中日) FW-06 山本由伸(オリックス) FW-12 山田哲人(ヤクルト) チェックリスト C-08 大山悠輔(阪神) C-11 石川昂弥(中日) C-09 井上晴哉(ロッテ) C-12 鈴木優(オリックス) C-10 西川遥輝(日本ハム) スターカード(全カードに金箔サイン版あり) S-25 森友哉(西武) S-37 坂本勇人(巨人) S-26 中村剛也(西武) S-38 菅野智之(巨人) S-27 今宮健太(ソフトバンク) S-39 山﨑康晃(DeNA) S-28 和田毅(ソフトバンク) S-40 ソト(DeNA) S-29 茂木栄五郎(楽天) S-41 近本光司(阪神) S-30 鈴木大地(楽天) S-42 西勇輝(阪神) S-31 荻野貴司(ロッテ) S-43 鈴木誠也(広島) S-32 種市篤暉(ロッテ) S-44 西川龍馬(広島) S-33 近藤健介(日本ハム) S-45 京田陽太(中日) S-34 有原航平(日本ハム) S-46 大島洋平(中日) S-35 山岡泰輔(オリックス) S-47 青木宣親(ヤクルト) S-36 吉田正尚(オリックス) S-48 村上宗隆(ヤクルト) 開幕4番カード(通販限定) OC-01 山川穂高(西武) OC-07 岡本和真(巨人) OC-02 バレンティン(ソフトバンク) OC-08 佐野恵太(DeNA) OC-03 浅村栄斗(楽天) OC-09 ボーア(阪神) OC-04 レアード(ロッテ) OC-10 鈴木誠也(広島) OC-05 中田翔(日本ハム) OC-11 ビシエド(中日) OC-06 ジョーンズ(オリックス) OC-12 村上宗隆(ヤクルト)
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レギュラーカード 001 栗山巧(西武) 037 田中広輔(広島) 002 外崎修汰(西武) 038 中崎翔太(広島) 003 金子侑司(西武) 039 會澤翼(広島) 004 今井達也(西武) 040 野間峻祥(広島) 005 榎田大樹(西武) 041 松山竜平(広島) 006 中村剛也(西武) 042 フランスア(広島) 007 松田宣浩(ソフトバンク) 043 西浦直亨(ヤクルト) 008 今宮健太(ソフトバンク) 044 石山泰稚(ヤクルト) 009 中村晃(ソフトバンク) 045 石川雅規(ヤクルト) 010 加治屋蓮(ソフトバンク) 046 雄平(ヤクルト) 011 石川柊太(ソフトバンク) 047 坂口智隆(ヤクルト) 012 上林誠知(ソフトバンク) 048 中村悠平(ヤクルト) 013 大田泰示(日本ハム) 049 吉川尚輝(巨人) 014 近藤健介(日本ハム) 050 陽岱鋼(巨人) 015 中島卓也(日本ハム) 051 亀井善行(巨人) 016 金子弍大(日本ハム) 052 阿部慎之助(巨人) 017 清宮幸太郎(日本ハム) 053 上原浩治(巨人) 018 石川直也(日本ハム) 054 小林誠司(巨人) 019 安達了一(オリックス) 055 桑原将志(DeNA) 020 福田周平(オリックス) 056 ロペス(DeNA) 021 山岡泰輔(オリックス) 057 大和(DeNA) 022 若月健矢(オリックス) 058 濱口遥大(DeNA) 023 山本由伸(オリックス) 059 三上朋也(DeNA) 024 T-岡田(オリックス) 060 砂田毅樹(DeNA) 025 藤原恭大(ロッテ) 061 京田陽太(中日) 026 角中勝也(ロッテ) 062 根尾昂(中日) 027 藤岡裕大(ロッテ) 063 大島洋平(中日) 028 鈴木大地(ロッテ) 064 小笠原慎之介(中日) 029 石川歩(ロッテ) 065 アルモンテ(中日) 030 井上晴哉(ロッテ) 066 福田永将(中日) 031 松井裕樹(楽天) 067 大山悠輔(阪神) 032 茂木栄五郎(楽天) 068 福留孝介(阪神) 033 今江年晶(楽天) 069 西勇輝(阪神) 034 島内宏明(楽天) 070 藤浪晋太郎(阪神) 035 内田靖人(楽天) 071 梅野隆太郎(阪神) 036 ウィーラー(楽天) 072 陽川尚将(阪神) タイトルホルダーカード T-01 山川穂高(西武) T-12 西川遥輝(日本ハム) T-02 田中和基(楽天) T-13 丸佳浩(巨人) T-03 岸孝之(楽天) T-14 東克樹(DeNA) T-04 ボルシンガー(ロッテ) T-15 菅野智之(阪神) T-05 多和田真三郎(西武) T-16 大瀬良大地(広島) T-06 森唯斗(ソフトバンク) T-17 山﨑康晃(DeNA) T-07 宮西尚生(日本ハム) T-18 近藤一樹(ヤクルト) T-08 則本昂大(楽天) T-19 ビシエド(中日) T-09 柳田悠岐(ソフトバンク) T-20 ソト(DeNA) T-10 秋山翔吾(西武) T-21 バレンティン(ヤクルト) T-11 浅村栄斗(楽天) T-22 山田哲人(ヤクルト) レジェンド引退選手カード(全カードに金箔サイン版あり) L-1 松井稼頭央(西武) L-6 村田修一(巨人) L-2 本多雄一(ソフトバンク) L-7 山口鉄也(巨人) L-3 岡田幸文(ロッテ) L-8 荒木雅博(中日) L-4 新井貴浩(広島) L-9 岩瀬仁紀(中日) L-5 杉内俊哉(巨人) L-10 浅尾拓也(中日) スターカード(全種に金箔サイン版、ラッキーカード交換による赤箔サイン版) S-01 源田壮亮(西武) S-13 鈴木誠也(広島) S-02 森友哉(西武) S-14 菊池涼介(広島) S-03 千賀滉大(ソフトバンク) S-15 青木宣親(ヤクルト) S-04 甲斐拓也(ソフトバンク) S-16 小川泰弘(ヤクルト) S-05 中田翔(日本ハム) S-17 坂本勇人(巨人) S-06 上沢直之(日本ハム) S-18 岡本和真(巨人) S-07 増井浩俊(オリックス) S-19 筒香嘉智(DeNA) S-08 吉田正尚(オリックス) S-20 宮崎敏郎(DeNA) S-09 中村奨吾(ロッテ) S-21 平田良介(中日) S-10 福浦和也(ロッテ) S-22 松坂大輔(中日) S-11 銀次(楽天) S-23 糸井嘉男(阪神) S-12 嶋基宏(楽天) S-24 糸原健斗(阪神) チーム最多奪三振カード(通販限定) SO-01 多和田真三郎(西武) SO-07 大瀬良大地(広島) SO-02 千賀滉大(ソフトバンク) SO-08 ブキャナン(ヤクルト) SO-03 上沢直之(日本ハム) SO-09 菅野智之(巨人) SO-04 山岡泰輔(オリックス) SO-10 東克樹(DeNA) SO-05 涌井秀章(ロッテ) SO-11 笠原祥太郎(中日) SO-06 則本昂大(楽天) SO-12 メッセンジャー(阪神)
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2012年 8月19日 唯 念願の武道館ライブまであと一ヶ月、私たちはムギちゃんの別荘へ合宿に来ていた。 唯「大きい…」 別荘はすごい広さだった。 紬「ごめんなさい、今年も一番広い別荘は使えなくて、ちょっと狭いけど、我慢してね」 まだ上があるのか… ムギちゃんってほんとにすごいお嬢様だったんだなあ。 部屋に荷物を置いて一息ついたとき、りっちゃんが立ち上がって言った。 律「それじゃあ、さっそく…」 練習ですね。 律「海に行こう!」 唯「ええ!練習は?」 りっちゃんはもうすでに水着に着替えていた。 律「練習は夜からでもできるだろ、唯も早く海行こうぜ!」 唯「そんなー、先に練習しようよー」 律「合宿の初日は海で遊ぶのが軽音部の伝統なんだよ、ほら早く」 放課後ティータイムではなくて、軽音部、か。 私はその言い方に一抹の寂しさを覚えた。 唯「もう武道館まで一ヶ月も無いだから、もっと練習しようよー」 澪「まあまあ、唯、夜になったらちゃんと練習するから」 梓「唯さん、諦めましょう…」 紬「うふふ」 そう言った三人もすでに水着に着替えていた。 澪ちゃん、梓まで… 律「そんなこと言って、唯だってちゃんと水着持ってきてるじゃん」 唯「こ、これはりっちゃんが持ってこいって言うから、しかたなく…」 律「じゃあ先行ってるから、唯も早く来いよー」 そう言ってりっちゃんは一足先に海へと行ってしまった。 はあ、こんなことで、武道館ライブ、大丈夫かな… 私はため息をついた。 2009年 8月10日 梓 唯「あずにゃーん」ギュ そういって抱きついてくる唯先輩、正直いって、暑いです。 梓「唯先輩、だらけてないで、練習しましょうよ」 唯「うーー、暑くてやる気でないよー」 梓「それじゃあ、まずは抱きつくのをやめてください、私も暑いです」 唯「だめー、今あずにゃん分補給中だから」 梓「それじゃあ、せめて冷房つけましょうよ、せっかく部室に設置してもらったんですから」 唯「ごめんねー、私冷房って苦手なんだー」 梓「ああもう!じゃあいったいどうしたらいいんですか」 唯「うーん、あいす…たべたい」 だめだこの人、早くなんとかしないと。 ガチャ 紬「ごめんなさい、遅くなっちゃった、今日は暑いからおやつにアイス持ってきたから、みんなでたべよう」 唯「わーーい、アイスー!」 唯先輩は嬉しそうにアイスを食べ始めた。 はあ、いつになったら練習できるんだろう… 私はため息をついた。 2012年 8月19日 唯 結局、私たちは夕方まで海で遊んでしまった。 今日の夕食はみんなでバーベキューをすることになった。 「「かんぱーーい」」 私達はすでに二十歳をむかえているので、手に持っているのはお酒だ。 梓だけはまだ未成年なので、オレンジジュースを飲んでいる。 梓「先輩達、このあと練習するんですから、あんまり飲みすぎないで下さいよ」 唯「大丈夫だよ、そんなにたくさん飲まないから」 梓「唯さんはしっかりしてるから心配してないですけど、心配なのは律先輩です」 律「なんだとー、このー」 りっちゃんはそう言って得意のちょーくすりーぱーを梓にかける。 梓「ちょっ、先輩、ぎぶぎぶ」 紬「うふふ」 りっちゃんと梓がじゃれあっているのを、ムギちゃんが嬉しそうに眺めていた。 最初はなんでなのかわからなかったけど、最近になってその理由がわかってきた。 ようするにムギちゃんは女の子どうしが好きなのね。 2009年 9月12日 律 ジャーーーン…… いつも通り部室でのティータイムもそこそこにして、 みんなで音あわせを始めてから少しして、唯が口を開いた。 唯「ごめん、みんな、ちょっと休憩してもいい…?」 澪「おいおい、まだ始めて30分もたってないぞ」 梓「もう、唯先輩、しっかりしてくださいよ、そんなことじゃ武道館なんて夢のまた夢ですよ」 紬「もしかして、具合わるいの?唯ちゃん?」 唯「ううん、だけどなんだか最近疲れやすくて、階段を登っただけで、息が上がっちゃうし」 律「そういえば、なんだか顔色も悪そうだな」 唯「え、そうかな?」 律「今日はここまでにするか、唯、今日は帰ってゆっくり休め」 唯「うん、ごめんね、みんな」 澪「気にするな」 梓「そうですよ、体調が悪いときはゆっくり休んでください」 2012年 8月19日 唯 夕食を食べ終わり、私とムギちゃんで洗い物を終えて中に戻ると、 りっちゃんがカキ氷機をくるくると回して氷をけずっていた。 律「お帰りー、ムギと唯もカキ氷食べる?」 紬「うん、ありがとう」 唯「私はいいや」 律「あれ?唯はカキ氷嫌いなの?」 唯「うん、カキ氷とか、冷たいもの食べると頭がキーンってなるでしょ」 唯「私あの感じが苦手で」 律「ふーん、おいしいのになあ…」 そんなことより、早く練習しようよ。 律「それじゃあ、ご飯も食べたことだし、そろそろ…」 やっと練習か… 律「肝試しやろうぜー!」 唯「ええ?練習はー?」 律「ほんと唯は練習熱心だな、誰かさんとは大違いだ」 誰かさんというのは、きっとあの人のことを言ってるんだろう… 唯「先に練習しようよー」 律「まあまあ、肝試しなんて10分くらいで終わるって」 律「それとも唯、もしかして怖いのかー?」 そう言ってりっちゃんは最近伸ばし始めた私の長い髪をくるくるといじってくる。 そう、私は怖いのが苦手なのだ、だけどりっちゃんにからかわれっぱなしなのも悔しい。 唯「こ、怖くなんてないよ!」 律「じゃあ、決まりだな!」 2009年 9月13日 律 昨日、唯は学校を休んだ、やっぱり風邪でもひいてたのかな。 梓によると憂ちゃんも休んでいたそうだけど、 きっと唯の看病でもしているのだろうと、気にとめていなかった。 澪「唯、今日も休んでたな…」 紬「梓ちゃんが来たら、みんなで唯ちゃんの家にお見舞いに行かない?」 律「おお、いいなそれ」 ガチャ 梓「……」 そんな話をしていると、部室のドアが開き、梓が入ってきた。 律「おー、梓、遅かったな、今からみんなで唯の家に…」 話している途中で、梓の他にもう一人いることに気づいた。 律「あれ?憂ちゃん…?」 梓の後ろには憂ちゃんが立っていた。 なぜだか浮かない顔をしている。 憂「実は…みなさんにお話したいことがあって…」 2012年 8月19日 唯 怖くない、怖くない。 私は今りっちゃんと二人で別荘の近くの森を歩いている。 肝試しの班分けは、りっちゃんの独断で、私とりっちゃんの班と他の三人の班に決まった。 怖くない、怖くない。 私があまりまわりを見ないようにしながら歩いていると、りっちゃんが話しかけてきた。 律「あのさ、唯…」 唯「な、なに?りっちゃん?」 律「ありがとな」 唯「なにが?」 律「唯がバンドに入ってくれて、ほんとに感謝してるんだ」 りっちゃんは真剣な顔をしてそう言った。 どうやら真面目な話みたいだ。 もしかすると、そのために私と二人になりたかったんだろうか。 律「ここまでこれたのも、唯のおかげだよ」 唯「そんな、私なんかまだまだだよ、みんなと息を合わせるだけで精一杯だし…」 律「そんなことないさ、私だけじゃなくて、みんなも唯には感謝してるんだ」 律「唯のおかげで、私たちはようやく、約束を果たすことができるんだから…」 辺りは真っ暗で、りっちゃんがこのときどんな顔をしていたのか、私にはわからなかった。 2009年 9月13日 律 律「入院?唯が?」 憂「はい、昨日から…」 部室に来た憂ちゃんは私達に唯が入院したと告げた。 その表情はどこまでも暗かった。 なんだか嫌な予感がした。 紬「もしかして、盲腸とか?」 そう聞いたムギの表情も暗い。 憂ちゃんの様子から、盲腸なんかではないことを、みんな感じ取っているんだろう。 憂「それが……心臓の病気らしくて…」 澪「心臓の…」 憂「来週、手術することに決まりました…」 律「じゃあ、手術すれば、唯は良くなるんだろ?憂ちゃん」 憂「はい、だけど…とても難しい手術らしくて…」 憂「成功する確率は、五分五分だろうって、先生は…」 澪「それって、もし失敗したら…?」 憂「……」 部室の中に重苦しい空気がたちこめる。 そんな…唯がそんなに重い病気だったなんて… 律「憂ちゃん、そんな暗い顔しないで、五分五分ってことは治る可能性も充分あるってことだろ」 私は無理に明るく言った。 律「これからみんなでお見舞いにいこうぜ、唯に暗い顔なんて似合わないから、みんなで励ましてやろうぜ」 憂「はい、ありがとうございます…律さん」 そう言った憂ちゃんの表情も心なしか少しだけ明るくなったように感じた。 2012年 8月19日 唯 ジャーーン…… 澪「今のいい感じだったな」 梓「はい、ぴったり合ってて気持ちよかったです」 肝試しを終えたあと、私達は別荘のスタジオで練習を始めた。 スタジオの中は空調がきいているのか、涼しくて気持ちいい。 練習はとてもはかどった、この調子なら、来月の武道館ライブもきっと大丈夫だろう。 律「ところで梓、憂ちゃんに武道館ライブのチケット渡しておいてくれた?」 梓「はい、こないだ会ったときに渡しておきました」 律「そっか、ありがと、澪のほうは?」 澪「和にも、この前渡しておいたよ、憂ちゃんと一緒に見に来てくれるってさ」 紬「二人のためにも、恥ずかしくない演奏をしなくちゃね」 そっか、あの二人も見に来てくれるんだ。 ああ、なんだかもう緊張してきた… 律「じゃあ、もっかい合わせておくか」 律「いくぞー、ワン、ツー、スリー、フォー!」 2009年 9月19日 律 唯の手術の日まで、あと一日。 私たちは毎日唯のお見舞いに行っていたけど、 私は今日は一人である所まで来ていた。 以前四人で初詣にきた、あの神社へと。 私は賽銭箱にお金を放り込んで、手を合わせて祈った。 (唯の手術が成功しますように) (唯の病気が良くなりますように) (ずっと五人で、バンドを続けられますように) (いつの日かみんなで、武道館のステージに立てますように) 祈ることしかできない自分がもどかしい。 そろそろ帰るか… 神社を出ようとした私の目に、売店で売っているお守りが見えた。 せっかくだから買っていこうかな。 唯の好きなピンク色のやつにしよう。 どうせなら、みんなの分も買っていくことにしよう。 律「すいません、このピンク色のお守りを五個ください」 2009年 9月20日 律 そして迎えた、手術の日。 紬「唯ちゃん、頑張ってね」 澪「唯、しっかりな」 梓「絶対成功するって、信じてますから…」 唯「みんな、ありがとう」 律「唯!私達は武道館でライブするんだからな!こんなところで死ぬんじゃないぞ!」 唯「そうだよね、武道館にいくんだもんね!」 澪「ああ、唯、約束だぞ」 唯「うん、じゃあ、行ってくるよ」 私はそのとき、昨日買ったお守りのことを思い出した。 律「唯、待って!これ持っていって」 唯「これって…」 私がお守りを渡すと、唯はきょとんとした顔をした。 唯「ぷっ、あはは」 と、思ったら急に笑い始めた。 律「ど、どうしたんだ?」 唯「ううん、りっちゃんらしいね、ありがとう」 唯「それじゃあ、みんな、また後でね」 その言葉を最後に、唯を乗せたストレッチャーは手術室へと入っていってしまった。 扉の上に、手術中のランプが点灯する。 扉の前には、私達と憂ちゃんと和、唯の両親が残された。 私達は手術が終わるまで、ここで祈っていることしかできない。 紬「唯ちゃん、きっと大丈夫だよね…」 ムギが不安そうに呟いた。 澪「それにしても律、いつの間にお守りなんて買ったんだ?」 律「昨日、みんなで行った神社に行って買ってきたんだ、みんなの分もあるよ」 梓「さすが律先輩ですね」 澪「律のことだから、間違って変なお守り買ってきたりしてないだろうな?」 律「えっ?お守りって種類があるの?」 知らなかった… 紬「……」 澪「……」 梓「…こういう時は、健康祈願とかですよ」 澪「いったい何のお守りを買ってきたんだ」 私がポケットからお守りを取り出すと、そこにはこう書かれていた… 律「……交通…安全……」 澪「……」 紬「…」 梓「…唯先輩、大丈夫かな…」 チッチッチッチッチ 手術が始まってから三時間がたった。 もう私たちの間に会話はなく、みな沈黙している。 チッチッチッチッチ 静寂の中、ただ時計が時を刻む音だけが聞こえてくる。 チッチッチッチッチ それにしても遅すぎる。 予定では二時間ほどで終わる手術だと聞いていた。 なのにもう一時間もオーバーしてしまっている。 なにか不測の事態でも起こってしまったのだろうか。 ただ待っているだけだと、悪いことばかり想像してしまう… チッチッチッチッチ そういえば、昔なにかの漫画で読んだことがある。 心臓の手術というのは、とてもシビアなのだと。 たとえば、癌の手術なら、手術が成功しようと失敗しようと、 手術が終わって麻酔が切れれば、患者は目を覚ます。 だけど、心臓の手術ではそうはいかない… もしも心臓の手術で失敗すれば、その患者が目を覚ますことは二度とない。 二度と… 2