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相性 総合的にみたら5分? 立ち回りでは不利なことは多いもののアンジの火力強化とチップの紙装甲のおかげで2~3コンボで終わることもザラ。 あまり好きな言葉じゃないが「事故らせれば勝てる」といったことが多い。 立ち回り チップには置きけん制 チップは移動速度も攻撃発生も速いのでどちらも届く距離でけん制しあえば発生負けすることが多い。(GPで勝てることもあるが) 使いやすいのは6Sと2Sで、地上からダッシュけん制だしてくるチップに先端あてになるように置いて使う。ただチップの移動速度が速いため、毎回先端当てばかり狙うのは厳しいので突っ込んでくるかFDで止まるか等を考えながら振る必要がある。また、遠距離からだとダッシュγでこちらのけん制を狩ってくることもたまにある。 γにはHS風神で勝てるのでけん制振るか待つかの読み合いで対処。 その他のけん制にも基本的に置き6Sや2Sが有効ではあるが、チップの6HS先端は2Sで勝ちにくく相打ちが多い。 チップは2Dが多い アンジのけん制をほぼ狩れる長い下段。ここからまともにコンボにいくにはCHしても50%ないと無理だし、そんなの狙ってくるチップは稀。ただこのあとの起き攻めが厄介なのでなるべく潰しておきたい。 (対処↓) 置き近Sや同時くらいで開幕距離でも潰せる。立HSも入りやすい当たりになるのでリターンも望める :6S先だし先端(ダッシュ>2D先端対策) :P戒(一点読みで間違えると他の攻撃CHからエリアルいかれたりするので注意) :3KGP(これも一点読み。出し切りだとCHとれずに単発になりがちなので蒼入れ込む) :置き2HS(ダッシュ>2D先端対策でGPとれればCHとれることが多い。236コマンド入れ込んでおき、通常ならS風神~凪・CHならHS風神に繋ぐ) :置き2S(2D発生前を潰し易い。持続じゃないと負けることが多く空振り後も差し込まれる恐れはあるが、潰せれば立HS繋がる状況も多いのでリターンが望める) 低空ダッシュからはチップの背が低いためJPPPで攻め込めない。ジャンプで高さ調整してJPPPと攻めることもできるが6Pで潰されやすい。 チップの6Pがあまり強くないのでJSやJHSの先端くらいをあてれば勝てる。しかし2HSで先だしされるとこちらは上から正直には攻めれない。 2HSにはJD等でタイミングずらしたり、JSの先端持続をあてるようにしていけば対処できるがCHでひっかかると痛い。 他には空投げによる対空も多いので注意。 空中から攻められたときは対空を先だし6P・6KGP・空投げ・JD・昇りJPやJKの空対空で対処。立Pは潰されやすいのでなるべく出さない。 6Pは無敵時間を利用して狩ろうとするとだいたい負けるので、これも置く感じで使っていく。 6KGP>紅はGPとれれば非常に狩りやすいものの二段・三段ジャンプでずらされて狩られる恐れがあるので出しどころに注意。 空投げやJDは頭上などでウロウロしてるときに昇りで出していくとひっかかってくれる。 昇りJPやJKも頭上でウロウロしてる場合やこれから攻め入ろうと空中で調整してるとこを狩れることがある。(JDには注意) HS風神 2D先端やγ等を抜けて殴りやすい。しかし持続の長い攻撃やβで返されることもある。 アンジの近S アンジの近Sは前作に比べると使えないがまだまだ優秀。 「アンジ近S>チップのけん制」で開幕くらいの距離だと「遠S・2S・2D」を潰し易い。立HSとは相打ちになりやすく、6P先端はタイミング次第で勝ったり負けたりだが、置きで使った場合はダッシュ2K等も潰せる見込みがある。 6HSは先端ならよくて相打ちか相殺、開幕くらいの距離だと発生勝ちでCHとれることもある。ただし振りかぶるモーションなので微妙に遠くなることから開幕だとたまにスカる。 起き攻め 注意するのは「6P・β・DAA・万鬼(一応)」 バクステは性能が悪いのでHS風神や深めの攻撃で狩れる。 6P 疾重ねの疾1を6Pで抜けて殴ってくる。タイミングが難しいのであまりやられることはないがこちらはβに気をとられやすいので意識してないことが多い。 普通に固めようとして立Kや近S・β対策として2Sを使っていこうとダッシュした出鼻を挫かれる。 (対策としては↓) 2D先端(CHとれる) 6P先端(だいたい勝てるがタイミング悪いと相打ちになることも) 6Kや6SのGP β :発生5F・無敵1~8Fの打撃無敵9~12FのFRC対応技 と数字だけみればかなり優秀。しかし単発なこととリーチが短いのでそこまで脅威ではない。 (対処としては) ダッシュ>FD(スカらせる) 2S先端(相殺) 6P先端(悪くても相殺。だいたい抜けてCHできる) GP>紅 相殺からは何が有効かはわからないし、FDでとまって出させたものの青されるとこれといった対処がない。なので相殺もせず青もできずに狩れる6PやGPがお勧め。 DAA ガード後>立P>2D 6P(タイミングあわないと厳しい) HS風神(光ったの見てから) P戒(読みで早めに) 光ってから2Dでスカせるがそのあとが不利になるので狙う必要はない 万鬼滅砕 :3~10打撃無敵・発生7+0F 間をあけないようにして固めておけばだいたい安心。 暗転時に6Pや低姿勢の2Sや2Dがでかかってる状態だと抜けて勝てることがある。 無敵も頼りなく、出させてFDで離せば一撃必殺入るのでまず誰も使ってこない。 被起き攻め ドリキャンを利用した表裏めくりやこちらの対空をずらして狩るなどの上からの攻めが多い。詐欺飛びになってることも多く、地上だと6Pで紅狩られるのでGP>紅は出しにくい。 (例)チップの立K>6P等のガトリングの立KをGP>紅とすると抜けて殴られる。 しかし明らかに上からでタイミングわかれば紅は使えるので出しどころに注意する感じで。 転移青には消えてからどう返そうかと判断する余裕がないのでどこに出るか読んで、消えるモーションでた瞬間から空投げに注意して前か後ろにHJ(スラバで投げ仕込み)で逃げる。 ただし起き上がりに転移(地上)による表裏めくりがあるのでこれにはジャンプで逃げようとしても2K等ひっかけられてジャンプ防止されることもある。 6KはCHは拾われるが、ガトリングからの通常だと50%で無理やり繋げないといけないし50%のコンボじゃ安い。なのでだいたい起き攻めに持続当て(これは持続あてなので着地から攻撃が繋がる)や単発のみあてるのに使ってくる人が多い。単発当てからは飛ばせないように素早く攻撃いれて間作らない+ジャンプ防止か、ジャンプ読んで空投げしてくるかという行動が多い。 見えれば6KGP>紅で対処。 まとめ けん制は置きで使っていく 空中から攻めれなくもないが安易に攻めない 被起き攻めは見えにくく継続するので気合で対処
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オラーシャ領シベリア上空約10000mを俺は飛び続けていた。 俺「ひぃとーみのぉきれーいなあのーひとがすき~♪ かれぇーはわぁたしーよりおさーけがぁすき~♪」 もう厚木を飛び立って約7時間。距離にして3000km弱を飛んだことになる。 俺「しらーゆきー はくーしか きたぁのほーまれ~♪ きぃりん あさぁひじゅんなま さっぽーろじゃいあんと~♪」 航続距離に優れるストライカーを履いた優秀なウィッチであってもそろそろ疲れを見せる距離であるのだが、なんとまだペテルブルクまでの道程の半分にも満たない。 俺「きのーうもひぐぅーれにあそーびにぃきて~♪ そのーままーあさぁまでよいーつぅぶれ~♪」 にも関わらず問題なく飛び続けるのは、やはり彼の固有魔法の力故である。 俺「おおーぜきぃ けんーびし きんぱい げっけぇいかん~♪ ふくむすめー あけごころ こまぁちむぅすめ~♪」 出発に先立って大量に積まれた『扶桑酒』のうちそれなりの量は既に彼の体の中に流し込まれている。 俺「わたぁしのーとうーさんのみぃすけだった~♪ さけぇのみーのにょうぼうにゃなりーたくないの~♪」 固有魔法で摂取したアルコールを魔力へと変換する……はずなのだが、どうも俺は酔っぱらっているらしく陽気に歌を歌っていた。 俺「きざーくらー しょうちぃくばい きくぅまさぁむね~♪ かもーづるぅ はくぅつる さわーのぉつる~♪」 歌いながらも新しい酒に手を伸ばし、一気に一升瓶を飲み干す。 俺「もうーすぐぅあのひととけっこんーしぃます~♪ かれぇーよりもおさぁーけになかさーれるでしょう~♪」 真っ赤な顔で、空き瓶を振ってリズムを取る姿はそのまんま酔いどれである。 俺「とみーおー びしょぉうねん おとぉーこぉやま~♪ おーしゃん にっか さんとぉりー にほーんさぁかり~♪」 アルコール中毒で倒れたり、気分悪くなって吐いたりしないかと心配になるところだが、そこのところは固有魔法によって体内のアルコール量を調節しているので、気分よく酔っぱらっている。 俺「らんまん~♪」 他人が見たら不安で仕方がない様子ではあるものの、俺はなんとか問題なく目的地へ向かっていた。 (俺が歌っていた歌 ttp //www.youtube.com/watch?v=7S97By9z5jo) 兵士「搬入資材はこれにて全てとなります」 サーシャ「はい、確認いたしました」 第502戦闘航空団に、ウィッチが10人未満の部隊に対しては過剰と思える大量のストライカーユニットが『いつも通り』に運び込まれていた。 某三人のせいだろう、最近痩せてきた気がする部隊の後方参謀主任に対してサーシャは心の中で手を合わせた。 サーシャ「はぁ」 トラックが走り去ったのを見送って、サーシャは堪えていた深いため息をついた。 ガリアが501により解放されて以降、ここの補給状況は安定したものの、それもいつまた覆るかわからないのでこれが普通と思ってはならない。とは言っても一向に壊れるストライカーが減るわけでもない。 まさに板挟みで、責任感の強いサーシャにとっては悩みの種である。 サーシャ「せめて一人だけでも改善されれば……」 クルピンスキー「どうしたの熊さん? ため息なんてついちゃってさ」 サーシャ「……」 背後からかかったのんきな声に、サーシャはまたため息を重ねた。 ちょっと睨むようにクルピンスキーへと振り返るが、当の本人は相変わらず飄々としている。 クルピンスキー「ため息つくと幸せが逃げるらしいよ?」 サーシャ「はぁ……」 あなたのせい、と言ってみ意味がないので肩を少し落としてサーシャはため息で返事をした。 クルピンスキー「おや、またため息。そうだ、私が熊さんに幸せ注入してあげるよ!」 サーシャ「いりません。あと熊さんと呼ぶのはやめなさいクルピンスキー中尉」 名案とばかりに顔を輝かせたクルピンスキーへの返事は一瞬。 冷たい声音で拒否されたのだが、もうこのような扱いは慣れているクルピンスキーはちょっと肩を竦めるだけであった。 クルピンスキー「それは残念だ。でも気が変わったらすぐ言ってね。熊さんの頼みならいつだって私は叶えちゃうからさ! なんなら今夜私の部屋にでも来る?」 ぱあっと顔を輝かせ、なにかを抱きしめる直前のように両手を広げる。 すぐに復活するあたり、楽天的でマイペースなプンスキー伯爵はさすがといったところか。 サーシャ「行きません! それに熊さんはやめなさいと何度も……いえ、もういいです」 真面目に取り合っては相手の思うつぼと思ったか、サーシャは自分を落ち着けるように一度深呼吸をする。 神出鬼没で掴みどころのないクルピンスキーのいろいろ言って人をいじって楽しむようなところなど、もう長い付き合いになりつつある彼女にはわかりきっていた。 サーシャ「前線なんですから気を抜きすぎないように」 クルピンスキー「ふふっ、そこのところは大丈夫だよ。これが私のベストコンディションだからね」 サーシャ(よく言う……あながち間違っていないあたり余計に面倒ですけど) 心の中で愚痴を零しながら、クルピンスキーの横を通り過ぎようとしたのだが、鼻腔に感じたある匂いにぴたりと足をとめる。 クルピンスキー「どうしたの?」 サーシャ「中尉?」 なんとなく嫌な予感がして、匂いの正体を確かめようとクルピンスキーの正面へ回る。 先ほど感じた香りはほんの少しだった。けれど、見逃すわけにはいかない。 15cm少々の身長差のために、サーシャが背伸びするような形でクルピンスキーの口元へ鼻を近づける。 クルピンスキー「あー……」 いつも自分のペースを崩さないクルピンスキーが一瞬目を泳がせ、頬を指でかく。 これは更に怪しいとサーシャは匂いに集中する。 また、同じ匂いがした。 サーシャ(この匂いは!) クルピンスキー「確かにいつでもって言ったけど、こんな真昼間からなんて私うれしさのあまり困っちゃうなぁ」 サーシャ「……は?」 クルピンスキー「これってキスしちゃっていいの? まいったなぁ……遠慮しないよ私は」 サーシャ「ってなななななな、なにを考えているんですか中尉!!」 客観的に現在の自分とクルピンスキーの状態を見て、瞬間的に事態を理解したサーシャは一歩飛びのいた。 無自覚だったとはいえ恥ずかしさのために頬が紅潮している。 サーシャ「あなたは本当に普段からそんなことばかり言って! それに今お酒の匂いがしましたよ真昼間から飲酒だなんて何を考えているんですか!!」 クルピンスキー「えー、オラーシャの人は昼でもお酒飲むって聞くよ? 私はただロマーニャに入ればロマーニャに従えって奴を実践してみたつもりなんだけど」 サーシャ「時と場合くらい選びます!」 クルピンスキー「なら問題ないじゃない」 サーシャ「どこが!?」 クルピンスキー「だってお酒ってのは飲みたい時に飲むものでしょ?」 サーシャ「っ!」 あっけらかんと言い放つクルピンスキーにサーシャは絶句。 相手に飲まれてはいけない、そう思う。思うのだが、我慢はすぐにできなくなる。 ぎゅっと握ったこぶしが小刻みに震えていた。 サーシャ「クルピンスキー中尉はそこに正座っ!!」 大声が響いた。 もはやここ502では日常茶飯事のことだった。 二パ「伯爵もなんでわざわざ怒られるようなことするんだろうな……」 菅野「知らねーよ。というより、オレはあいつの思考回路を理解したいと思わない」 二パ「なんで?」 菅野「理解できた時点でこっちまで変人になってるのが確定だろ」 二パ「あぁ、たしかに……」 納得と二パは頷いた。 二パ「ところで、私たちいつまで正座してればいいのかな?」 菅野「知らねーよ……」 クルピンスキーを引きずるようにしてハンガーの中に入ってくるサーシャは、遠目から見てもご立腹だ。 そろそろ許してくれるんじゃないかと思っていた二人は大きくため息をついた。 二パ&菅野(延長……か) 暑さとは無縁のペテルブルクなのに、冷や汗を流しながら。 もう既に二人の足の感覚は無くなっていた。 ロスマン「ニセ伯爵ったら相変わらずなんだから……」 やれやれといった表情を浮かべるロスマンだったが、その目は今日扶桑から搬入されたとあるストライカーユニットに向けられていた。 扶桑のウィッチは502に二人いるが、菅野と下原の使う紫電ではない。 魔導エンジンのある胴体部分が比較的ずんぐりしているのは似ているが、このストライカーの胴体はより紡錘形に近い。 技術者ではないが、航空ウィッチとして興味をそそられる。 ロスマン「ねぇラル。これなんていうストライカーなの?」 ラル「んー? そうだなぁ、ギガデインだかライデインだかそんな名前だったと思うが手元に資料がないからよくわからん」 ロスマン「……なんでそんなうろ覚えなのよ?」 ラル「ははっ。いやなに、こいつは追加要員のストライカーだから、そいつが来てからゆっくり読めばいいかと思ってな」 呆れたような視線をロスマンに向けられるも、ラルは笑い飛ばしてみせる。 ラル「まあ扶桑のストライカーのことは扶桑人に聞けばいいだろう。同じ海軍みたいだしな。おーい、下原―!」 下原「残念そうに肩を落としてるナオちゃんと二パさんかわいい……」 その下原本人は、ほんのり頬を染めて正座させられている二人を眺めていた。 ラルの声はまったく耳に入っていない様子で、逆に彼女の隣にいたジョゼが慌てている。 ジョゼ「し、下原さん! 隊長が呼んでます!」 下原「ああ、痺れちゃった足を撫でてあげたい……って、隊長が!?」 近くで叫ばれようやく気付いた下原はぱたぱたと小走りでラルのもとへ走ってきた。 下原「すいません隊長!」 ラル「いや、そんな急ぎでもないから楽にしていいぞ」 下原「でも、なにか用事があったんじゃ?」 ちょこんと小首をかしげる下原に答えたのはラルの横に控えていたロスマンだった。 ロスマン「ちょっと下原さんに聞きたいことがあってね。このストライカーのこと何か知ってる?」 下原の視線がロスマンの指の示す先にすっと動く。 一瞬彼女も紫電かと思ったが違う。 そして、彼女の知識と記憶に一致する名前は一つしかなかった。 下原「これは局地戦闘脚雷電ですね」 ラル「おー、そうそう。雷電だ雷電」 思い出したとラルはぽんと手を打つ。 その姿に下原は小さく笑みを零した。 下原「これって、今朝言っていた新しく配属される方のものですか?」 ロスマン「ええ、そうよ。あとまた質問で悪いんだけれど、特徴とかわかるかしら?」 下原「雷電の特徴ですか? そうですね……」 頬に立てた人差し指を当てて下原は少し考え込み、ゆっくりと記憶を手繰るように言葉を紡ぐ。 下原「ちょっといい評判は聞かないですね」 ロスマン「あれ、それはなんで?」 下原「紫電もそこまでエンジン性能がいいわけじゃないんですけど、雷電はエンジンの異常振動が発生しやすいですし、着陸性能や失速特性も悪くて、扶桑のウィッチの中では敬遠する人が多いんです」 ラル「おいおい、それじゃなんでそんな機体がうちに送られてるんだ? まさか人員催促した扶桑の意趣返しか?」 眉の間に皺を寄せ、ラルは腕を組む。同時に大きな胸も寄せられた。 下原「あ、でも最高速度は600km/hを超えますし、上昇性能やダッシュ力、高高度性能は一級品なので、力のあるウィッチが使って慣れさえすれば戦果を出せるストライカーだと思います」 ロスマン「つまり、人を選ぶってわけね……」 ラル「量産には向かなそうなストライカーだな。まあ、うちの部隊にくるようなウィッチならストライカーに振り回されるようなことはないだろうから、いいか」 ロスマン「そうね。あ、下原さんどうもありがとうね」 下原「いえ。では、私は失礼しますね」 ふわりと笑い、一礼してから下原は二人のもとから離れる。 ラル「癖のあって使いづらいじゃじゃ馬ストライカーを駆る奴、か。なんとなく楽しみだな」 ロスマン「色々と頭痛の種になる人じゃなければいいけどね……」 彼女が向ける視線の先には、言外に指し示すウィッチがいた。 伯爵「二パくん、もう結構長く正座してるよね、大丈夫かい?」 二パ「まあ、まだなんとか……ひゃっ!」 伯爵「あれ? どうしたの?」 二パ「どうしたのって今足を触るなんて、ひゃうっ! は、伯爵いい加減にしろよ!!」 伯爵「ふふっ、タイツ越しなのが残念だなー。でもこれはこれでいいかもなぁ」 菅野「あほらし……」 二パの足が痺れているのを知ったうえで撫でて、伯爵が遊んでいた。 ロスマン「……」 ラル「はは、クルピンスキーみたいなのじゃないことを祈るだけか」 ロスマン「こ、このニセ伯爵~!! 罰受けてるくせになにやってるのよ!!」 興奮のあまり使い魔の耳と尻尾を顕現させて、ロスマンは走っていく。 ラル(あ、そういえば新しく来る奴が男だってみなに言うの忘れてた……) クルピンスキーの眉間を指し棒でどつくロスマンを見ながら、実は大事なことをラルは思い出していた。 ラル(ま……いいか) だが、大したことではないと判断し頭の中から消し去った。 ゆっくりと歩み寄ると、肩を上下に震わせているロスマンの肩に手を置く。 ラル「まあ落ち着けロスマン」 ロスマン「で、でもラル!」 さらに言いつのろうとするロスマンを手で制すると、しこたま突かれたのだろう赤くなった眉間を擦る伯爵に一言残す。 ラル「おい、クルピンスキー」 クルピンスキー「なんだい?」 ラル「ちょうどいいから、お前新しくくる奴の迎えに飛んでくれ」 クルピンスキー「ちょっと待って、なんで出迎えに飛ばなくちゃいけないんだい?」 ラル「いや、そいつ扶桑から自力で飛んできてるんだ」 ロスマン「ええっ、嘘っ!!」 素っ頓狂な声をあげたのはクルピンスキーではなくロスマンだった。 とはいえ、彼女の驚きはもっともだ。扶桑からペテルブルクまで飛べるウィッチなどふつうはいない。 ロスマン「ちょっとラル冗談でしょ? 扶桑からここまでどれだけ距離があると思ってるのよ!」 ラル「私もなんの冗談かと思ったんだけどな。どうやら固有魔法のおかげで飛べるらしい」 ロスマン「いや、それってどんな固有魔法よ……」 疲れたように顔を俯け頭を抱えるロスマンの背をラルはぽんぽんと叩き、改めてクルピンスキーへと向きなおる。 いるのは、好奇心に満ちた瞳を輝かせ、口元に笑みを湛えた彼女。 ラル「どうだ?」 クルピンスキー「そうだね……面白そうだし、いいよ」 ラル「そうか、なら任せる」 口角を吊り上げて笑みを小さく浮かべたラルは、そのまま背を向け去っていく。 ラル「とりあえず管制からお前に連絡が行くようにしておくから、夕方以降はハンガーで待機してろ」 クルピンスキー「了解」 俺「あ゛~そろそろ酒が切れてきた……」 厚木飛行場を出てから15時間以上。 扶桑より六時間程遅いペテルブルク周辺とは言っても既に日は落ちている。雲がなく満月が拝めるのは僥倖であるが。 あれだけ酔っぱらっていた俺だったが、飛び続けていたのでアルコールは順調に魔力に変換され素面に戻っていた。 消費する魔力を固有魔法で即座に補うようにしていたので、残存魔力量に問題はないが疲労は隠せない。 俺「残った酒はこれだけだが、何かあったようだし」 言って取り出した酒瓶を月明かりの下で眺める。 俺「そもそも純米大吟醸浦霞を魔力目的で飲む気にもなれねぇ……」 浦霞と言えば銘酒であり、味わうのであればそれに合う場面というものがある。酒を愛する男である俺の譲れない一線だ。 俺「もういい加減、迎えが来てもいい頃だがなぁ」 先ほど連絡を取った502の管制官によれば『誘導として迎えのウィッチを出すから針路はそのままでよろしく』ということであり、確かに距離的にもそろそろ落ち合うころだ。 俺「あーもう疲れた、眠い、たるい……」 だらりと両手を重力に任せ、重い息を吐く。 女性「ありゃ? どんな子猫ちゃんかと思ってたらワンちゃんだったのかな?」 彼の体の上に女性の声が落ちてきた。 女性「ウィッチって女の子だけかと思ったんだけど、君みたいな男性もいたのかな?」 俺「知らなかったのか? 男のウィッチもいるんだぜ」 見上げた先にいたのは満月を背に飛ぶ長身の女性。 制服はカールスラント軍のものだ。 俺「まあ、俺も自分以外は知らねーけどさ」 女性「なにそれ」 くすりと女性が笑い、俺も唇の片端を釣り上げた。 ふいの夜風が女性の短い金髪を吹き上げ、それが月光を反射する。どこか幻想的な輝きだった。 俺「事実を言っただけさ」 女性「ふふっ、君面白いね」 くすくすと口元に手を当て女性は笑う。その姿は妙に洗練されたような気品を感じさせた。 ふと、俺はまだ手に持っていた酒を思い出した。 俺「そういやあんた、扶桑酒って飲んだことあるか?」 女性「扶桑酒かい? 噂には何度か聞くけど、あいにくとまだ飲んだことはないなぁ」 俺「なら、初扶桑酒にどうだ? 味は保証するぜ」 浦霞の瓶を持ちあげて見せてやる。 女性は目をぱちくりと瞬かせたと思ったら、にやりと悪戯っぽく笑った。 女性「君、本当に面白いねぇ。お酒なんて持って飛ぶウィッチなんて初めて見るよ」 俺「そいつぁいい。俺だけの特徴ってわけだ。で、飲むのか?」 女性「ふふっ、もちろんいただくよ」 軽やかにロールをして高度を落とすと、女性は俺の横に並んだ。 一気に距離は近づき、整った顔の造形がまつ毛の一本一本まで見て取れた。くるっと回った癖っ毛が、彼女の勝気そうな顔立ちによくマッチしている。 腕を伸ばして瓶を近づけてやると、女性も手を伸ばした。 俺「そうだ、俺は俺って言うんだが、あんたは?」 女性「私かい?」 酒瓶を受け取った女性は、扶桑酒は初めてと言っていたわりには手慣れた様子で開封する。 色っぽく喉を鳴らしながら一口飲むと、そっと指先で唇を拭い、俺のほうへ向きなおる。 クルピンスキー「ヴァルトルート・クルピンスキーさ」 二人のファーストコンタクトだった。 ページ先頭へ
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チックチェクム チブチャクムの別名。
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レギュラーカード 145 栗山巧(西武) 181 田中広輔(広島) 146 金子侑司(西武) 182 長野久義(広島) 147 今井達也(西武) 183 中崎翔太(広島) 148 増田達至(西武) 184 ジョンソン(広島) 149 松本航(西武) 185 アドゥワ誠(広島) 150 秋山翔吾(西武) 186 バティスタ(広島) 151 中村晃(ソフトバンク) 187 山田哲人(ヤクルト) 152 柳田悠岐(ソフトバンク) 188 バレンティン(ヤクルト) 153 甲斐野央(ソフトバンク) 189 石山泰稚(ヤクルト) 154 グラシアル(ソフトバンク) 190 高梨裕稔(ヤクルト) 155 高橋礼(ソフトバンク) 191 石川雅規(ヤクルト) 156 千賀滉大(ソフトバンク) 192 雄平(ヤクルト) 157 杉谷拳士(日本ハム) 193 丸佳浩(巨人) 158 大田泰示(日本ハム) 194 亀井善行(巨人) 159 近藤健介(日本ハム) 195 マシソン(巨人) 160 有原航平(日本ハム) 196 中川皓太(巨人) 161 吉田輝星(日本ハム) 197 重信慎之介(巨人) 162 秋吉亮(日本ハム) 198 大城卓三(巨人) 163 西浦颯大(オリックス) 199 神里和毅(DeNA) 164 福田周平(オリックス) 200 大和(DeNA) 165 近藤大亮(オリックス) 201 三嶋一輝(DeNA) 166 田嶋大樹(オリックス) 202 山﨑康晃(DeNA) 167 榊原翼(オリックス) 203 濱口遥大(DeNA) 168 中川圭太(オリックス) 204 柴田竜拓(DeNA) 169 清田育宏(ロッテ) 205 京田陽太(中日) 170 鈴木大地(ロッテ) 206 阿部寿樹(中日) 171 石川歩(ロッテ) 207 大島洋平(中日) 172 井上晴哉(ロッテ) 208 柳裕也(中日) 173 種市篤暉(ロッテ) 209 松坂大輔(中日) 174 二木康太(ロッテ) 210 福田永将(中日) 175 松井裕樹(楽天) 211 大山悠輔(阪神) 176 浅村栄斗(楽天) 212 西勇輝(阪神) 177 辰己涼介(楽天) 213 藤川球児(阪神) 178 則本昂大(楽天) 214 青柳晃洋(阪神) 179 美馬学(楽天) 215 ジョンソン(阪神) 180 ブラッシュ(楽天) 216 中谷将大(阪神) エキサイティングシーンカード ES-01 山川穂高(西武) ES-07 野間峻祥(広島) ES-02 和田毅(ソフトバンク) ES-08 青木宣親(ヤクルト) ES-03 宮西尚生(日本ハム) ES-09 坂本勇人(巨人) ES-04 山本由伸(オリックス) ES-10 ロペス(DeNA) ES-05 角中勝也(ロッテ) ES-11 大野雄大(中日) ES-06 銀次(楽天) ES-12 福留孝介(阪神) チェックリスト C-09 荻野貴司(ロッテ) C-11 藤田一也(楽天) C-10 高橋周平(中日) C-12 原口文仁(阪神) スターカード(全種に金箔サイン版 S-49 外崎修汰(西武) S-61 大瀬良大地(広島) S-50 中村剛也(西武) S-62 床田寛樹(広島) S-51 松田宣浩(ソフトバンク) S-63 五十嵐亮太(ヤクルト) S-52 今宮健太(ソフトバンク) S-64 村上宗隆(ヤクルト) S-53 西川遥輝(日本ハム) S-65 阿部慎之助(巨人) S-54 清宮幸太郎(日本ハム) S-66 菅野智之(巨人) S-55 ロメロ(オリックス) S-67 東克樹(DeNA) S-56 山岡泰輔(オリックス) S-68 今永昇太(DeNA) S-57 涌井秀章(ロッテ) S-69 高橋周平(中日) S-58 レアード(ロッテ) S-70 ビシエド(中日) S-59 茂木栄五郎(楽天) S-71 近本光司(阪神) S-60 岸孝之(楽天) S-72 梅野隆太郎(阪神) カード(通販限定) CA-01 森友哉(西武) CA-07 會澤翼(広島) CA-02 甲斐拓也(ソフトバンク) CA-08 中村悠平(ヤクルト) CA-03 清水優心(日本ハム) CA-09 小林誠司(巨人) CA-04 若月健矢(オリックス) CA-10 伊藤光(DeNA) CA-05 田村龍弘(ロッテ) CA-11 加藤匠馬(中日) HL-06 嶋基宏(楽天) CA-12 梅野隆太郎(阪神)
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レギュラーカード 001 栗山巧(西武) 037 丸佳浩(巨人) 002 外崎修汰(西武) 038 亀井善行(巨人) 003 源田壮亮(西武) 039 菅野智之(巨人) 004 髙橋光成(西武) 040 小林誠司(巨人) 005 増田達至(西武) 041 岡本和真(巨人) 006 ニール(西武) 042 中川皓太(巨人) 007 今宮健太(ソフトバンク) 043 ロペス(DeNA) 008 松田宣浩(ソフトバンク) 044 神里和毅(DeNA) 009 柳田悠岐(ソフトバンク) 045 今永昇太(DeNA) 010 甲斐拓也(ソフトバンク) 046 上茶谷大河(DeNA) 011 甲斐野央(ソフトバンク) 047 佐野恵太(DeNA) 012 周東佑京(ソフトバンク) 048 宮崎敏郎(DeNA) 013 浅村栄斗(楽天) 049 糸井嘉男(阪神) 014 茂木栄五郎(楽天) 050 福留孝介(阪神) 015 岸孝之(楽天) 051 高山俊(阪神) 016 則本昂大(楽天) 052 西勇輝(阪神) 017 銀次(楽天) 053 藤川球児(阪神) 018 島内宏明(楽天) 054 糸原健斗(阪神) 019 荻野貴司(ロッテ) 055 長野久義(広島) 020 中村奨吾(ロッテ) 056 大瀬良大地(広島) 021 石川歩(ロッテ) 057 會澤翼(広島) 022 種市篤暉(ロッテ) 058 菊池涼介(広島) 023 井上晴哉(ロッテ) 059 松山竜平(広島) 024 益田直也(ロッテ) 060 西川龍馬(広島) 025 大田泰示(日本ハム) 061 京田陽太(中日) 026 中田翔(日本ハム) 062 高橋周平(中日) 027 西川遥輝(日本ハム) 063 阿部寿樹(中日) 028 上沢直之(日本ハム) 064 平田良介(中日) 029 金子弍大(日本ハム) 065 柳裕也(中日) 030 清宮幸太郎(日本ハム) 066 福田永将(中日) 031 安達了一(オリックス) 067 山田哲人(ヤクルト) 032 福田周平(オリックス) 068 石川雅規(ヤクルト) 033 大城滉二(オリックス) 069 青木宣親(ヤクルト) 034 吉田正尚(オリックス) 070 小川泰弘(ヤクルト) 035 若月健矢(オリックス) 071 梅野雄吾(ヤクルト) 036 中川圭太(オリックス) 072 太田賢吾(ヤクルト) リーグ優勝カード LC-1 埼玉西武ライオンズ LC-2 読売ジャイアンツ 日本シリーズカード NS-1 福岡ソフトバンクホークス 記録達成カード TR-1 山﨑康晃(DeNA) TR-6 近本光司(阪神) TR-2 村上宗隆(ヤクルト) TR-7 平井克典(西武) TR-3 中村剛也(西武) TR-8 梅野隆太郎(阪神) TR-4 千賀滉大(ソフトバンク) TR-9 内川聖一(ソフトバンク) TR-5 大野雄大(中日) レジェンド引退選手カード(全カードに金箔サイン版あり) L-1 今江年晶(楽天) L-5 上原浩治(巨人) L-2 福浦和也(ロッテ) L-6 エルドレッド(広島) L-3 田中賢介(日本ハム) L-7 館山昌平(ヤクルト) L-4 阿部慎之助(巨人) L-8 畠山和洋(ヤクルト) タイトルホルダーカード(全カードに金箔サイン版あり) T-01 森友哉(西武) T-11 近藤健介(日本ハム) T-02 高橋礼(ソフトバンク) T-12 金子侑司(西武) T-03 山本由伸(オリックス) T-13 坂本勇人(巨人) T-04 山岡泰輔(オリックス) T-14 村上宗隆(ヤクルト) T-05 有原航平(日本ハム) T-15 大野雄大(中日) T-06 松井裕樹(楽天) T-16 山﨑康晃(DeNA) T-07 宮西尚生(日本ハム) T-17 鈴木誠也(広島) T-08 千賀滉大(ソフトバンク) T-18 大島洋平(中日) T-09 山川穂高(西武) T-19 ソト(横浜) T-10 中村剛也(西武) T-20 近本光司(阪神) スラッガーカード(通販限定) SL-01 山川穂高(西武) SL-07 坂本勇人(巨人) SL-02 デスパイネ(ソフトバンク) SL-08 ソト(DeNA) SL-03 浅村栄斗(楽天) SL-09 大山悠輔(阪神) SL-04 レアード(ロッテ) SL-10 鈴木誠也(広島) SL-05 中田翔(日本ハム) SL-11 ビシエド(中日) SL-06 吉田正尚(オリックス) SL-12 村上宗隆(ヤクルト)
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【ポテト&チップス】 【攻撃力】 200 【守備力】 200 【合計値】 400 【特殊能力】 いつもごろごろ 【備考】ポテトチップスを所持
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俺「お晩です。ちょっと間は空きましたが『今日のウィッチ』のコーナーです。お伝えするのは、ウィッチはみんな大好きだけど一番好きなウィッチは当然いるよ、な俺と」 伯爵「やあ、愛と美の伝道師ヴァルトルート・クルピンスキーだよ!」 俺「はぁ……」 伯爵「おや? さっきからどうしたんだい俺? ため息ばかりじゃないか」 俺「ああ、実はな伯爵…………このコーナー、今回で最後なんだ」 伯爵「えっ?」 俺「記念すべき10回目なのに最終回なんだよ」 伯爵「や、やだなぁ、つまらない冗談はよしてくれないかい?」 俺「冗談じゃない、冗談じゃない、ほんとのことさ」 伯爵「そ、そんな……だったら、次からはどこでウィッチたちへの愛を叫べばいいんだい!!」 俺「伯爵……忘れちゃいけない。ここは俺ストパンスレだ。ウィッチへの愛は、こんな場末のコーナーではなく、作品に、SSに昇華して叫べばいいんだ! 本スレが復活した今こそそうなるべきなんだ!!」 伯爵「そ、それは……」 俺「そりゃあ、俺だって寂しい。だけどな、所詮この企画は避難所にあまりにも人がいなかったがゆえの賑やかし。投下が増えた今、役目は終えたんだよ」 伯爵「うん、そっか……なら!」 俺「そうだ! 最後だが、最後であるがゆえに!! ウィッチへの最高の愛を叫ぼうじゃあないか!!」 伯爵「このコーナーは確かに存在していたんだっていう証を、ボクたちでここに刻もう!!」 俺「そうだ! その意気だ!! 受けてみろ!! これが俺の全力全開!!」 伯爵「さあ俺! 今日紹介するウィッチを発表しておくれよ!!」 俺「おう! 最終回を飾る記念すべきウィッチはぁ! かっこいいのにかわいい。あれこれって矛盾? いいえ最高のフュージョンです! 立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花!! プンスキー伯爵ことヴァルトルート・クルピンスキーだぁぁぁぁぁ!!!」 伯爵「……えっ、ボク!?」 俺「なにを驚いているんだ伯爵?」 伯爵「い、いや、ボクって紹介する側じゃなかったっけ?」 俺「おいおい伯爵、お前だっていっぱしのウィッチじゃないか!! 紹介されるに足る条件は充分満たしているぞ!!」 伯爵「でもさ、ボクなんかよりかわいい娘のほうがよくない?」 俺「ぶぁああかもぉおおおおおん!!」 伯爵「わっ!?」 俺「なにを言うか伯爵!! お前さんは自身の持つ魅力に気づいていないのかぁ!!」 伯爵「ね、ねえ俺? なんか目の奥が渦巻いてて怖いんだけど……」 俺「そこになおれい!! この俺がみっちりと教え込んでくれるわ!!」 伯爵「けどボクはその本人なんだけど? 普通こういうのって本人呼ばないよね?」 俺「常識なんて夕陽の海に捨てろ!! それに安価は絶対だぁ!!」 伯爵「おかしいな、俺のテンションがおかしい。ボクが言うのもあれだけど、いつも変人なのに輪をかけて変だ……」 俺「よーし、伯爵が納得したところでさっそく紹介を始めるぞぉ!」 伯爵「あー、これは止まらないパターンだね。しょうがないなぁ、付き合ってあげるよ」 俺「では、まずは簡単に伯爵の経歴を見ていこう」 伯爵「なんだか微妙に恥ずかしいね」 俺「1926年の素晴らしきぞろ目の日である11月11日。カールスラント北東部、バルト海にほど近いデムナウの町に生まれた」 伯爵「現実で言えば、ポーランド回廊で区切られた東プロイセンだね」 俺「だが、育ったのは移住した先のバルト海に面する港湾都市ブラウンスベルクだ」 伯爵「海運が盛んでね、陽気な船乗り達も多いいい町だよ」 俺「つまり、伯爵の性格はそういう開放的な雰囲気で育ったことにあるかもしれないってことだな?」 伯爵「かもね」 俺「ふむふむ。さて、そんな海沿いの町で育った伯爵だが、親はなんと公務員と家庭的には平凡だった」 伯爵「ただ、そしたらウィッチとしての能力が発現しちゃったんだよね。とはいっても、その頃は適当に『適正年齢になったら軍に入ろうかな』程度に考え始めただけだったけど」 俺「と、ここで俺チェーック!!」 伯爵「ちょっと待って」 俺「なに? 今いいとこなんだけど?」 伯爵「さも当然のように言ったけさ、『俺チェック』ってなんだい?」 俺「ふっ、簡単だ。俺が単に『ここのクルピンスキーはいい!!』と思ったポイントを語るんだ!!」 伯爵「あぁ、そう……やっぱり君、本人目の前でも変わらないんだね」 俺「伯爵だって、ジョゼの前でジョゼを褒めたりとか余裕だろ?」 伯爵「いや、まあそうなんだけど(自分がやられるのって、なんか調子狂うなぁ……)」 俺「この時伯爵……いや、ブラウンスベルクの少女ヴァルトルートちゃんは、海軍に入隊したいと思っていたんだ」 伯爵「あってるけど、その呼び方なに?」 俺「しかも理由が『色々な国に行けるから』だ!!」 伯爵「いいじゃないか。ブラウンスベルクは港湾都市で、船乗り達がよく外国の話をしているのを聞いてて、外国に興味持っただけなんだからさ」 俺「誰も文句は言ってないぞぉ!! それどころか感動している!! 『お船に乗ったら色んな国を旅できるよね』と海軍入隊を夢見る少女ヴァルトルートちゃん……く~! なんとも少女らしくてかわいいじゃねえか!!」 伯爵「まあ、ありがとうと言っておくよ」 俺「やばいみなぎってきたー!! 誰かタイムマシン作ってくれ、抱きしめにいきたい!」 伯爵「やだなー、多感な時期に君みたいな変態に襲われたら、ボクの健やかな成長に悪影響が出るじゃないか」 俺「そのまま憲兵にしょっぴかれても俺はかまわん」 伯爵「見上げた変態根性だね……」 俺「愛だよ、愛」 伯爵「はいはい」 俺「実際のとこは航空ウィッチの適正が判明したから空軍の養成学校に行くことになるんだけどな。ただ、ここでもう伯爵らしさを発揮する」 伯爵「楽しい楽しい寮生活だったよ。友達と一緒に寮監の目を盗んで脱走して夜の街に繰り出したり、いたずら仕掛けたりね。あー、あの頃も輝いてたなぁ」 俺「軍人になるという自覚が全然感じられないけど、伯爵らしい話だ。模範的とは対極にあるが、この頃からなんだかんだで人の輪の中心にいたんだろうな」 伯爵「だけどボク、これでも成績は優秀だったんだよ?」 俺「問題なく卒業して少尉に任官してるしなぁ。主席争いするくらい成績優秀ながら危うく任官できなくなるところだったロザリンドさんとはなぜこうも違うのか」 伯爵「元々の家庭環境とかが複雑だからねハンナは。ボクが会ったばっかりの頃は、荒れた反抗期みたいな感じだったし、上官うけは悪そうだよ」 俺「え? なにその自分は上官との関係良好みたいな発言は?」 伯爵「ふふっ、これでもボクのコミュニケーション能力は一級だよ? それに、いたずらだって笑顔で終われるいたずらしかしないよ」 俺「あー、確かに伯爵ならそうか」 伯爵「話戻るけどさ、ボクは少尉になった後はカールスラント空軍第52戦闘航空団の第6中隊に配属されたんだよね」 俺「JG52か……恐ろしい面子の揃っていた部隊か」 伯爵「そうだねー、エディータとラルとの長い付き合いもここが始まりだし、当時はまだボニン隊長も現役だったし、くまのぬいぐるみ大好きなハンネ・ダンマース、それにバルクホルンもいたね」 俺「さらに、後にはエーリカとマルちゃんも配属される……撃墜数がおかしいぞ化け物ばっかじゃねーか」 伯爵「参っちゃうなぁ? これもボクの人徳ってやつかな?」 俺「それはない」 伯爵「あ、やっぱり?」 俺「うん。ロスマン先生やボニンさんを指すならまだわかるが」 伯爵「ちぇー」 俺「まあとにかくこんな大エースばかりの部隊に配属された伯爵は、ヒスパニア戦役は終わってたんで、古参曹長に鍛えられながら日々を過ごしていたわけだ」 伯爵「任務中はともかく、普段のエディータは意外に楽しいこと好きだったし、他のみんな気のいい人たちばかりだったしね」 俺「なるほどなぁ。んでもって、ネウロイの襲来時にはもう飛行経験が充分な中堅ウィッチと見なされていた、と」 伯爵「懐かしいなぁ、その頃だよ、エーリカとハンナに会ったのは」 俺「そりゃ、着任してきた二人の目の前に火を噴くストライカーで不時着、そのまま涼しい顔で握手を求める、なんてことやってりゃ忘れられないだろ。つーか、その頃からもうユニット壊しだったのかよ」 伯爵「違うよ、ボクだって好きで壊してるんじゃないんだ。勝手に壊れるのさ」 俺「定番の言い訳すぎるからスルーするな? 新たに着任したエーリカとマルちゃん。伯爵はどちらかって言うとエーリカ側だったんだっけ?」 伯爵「そうだね。エーリカは最初はエディータの、後にはボクの僚機だったよ」 俺「つまり、エーリカに一撃離脱戦法を教えた一人でもある、と?」 伯爵「それはほとんどエディータだよ。ボクはせいぜい肩肘張りすぎない『楽しい軍隊ライフ』を教えてあげたくらいかな」 俺「戦闘関連は皆無かよ!」 伯爵「上手な息抜き方法を覚えるのは過酷な任務をこなすウィッチには必須だろう? まあ、実際のところエディータがだいたい教えていたし、才能もあったしボクが出る幕はあんまりなかったね」 俺「そのロスマン先生からは『私のかわいいハルトマンがニセ伯爵のせいであんなぐーたらに……』と本気と冗談が半々のコメントをもらってるけどな」 伯爵「エディータはちょっと溺愛しすぎな気もするけどね。結局、エーリカが撃墜数を伸ばし始めたのはバルクホルンの中隊に移ってからだし」 俺「トゥルーデと言えば、マルちゃんが部下だったな」 伯爵「あー、バルクホルンってばかなりハンナにてこずってたね。当時のハンナは捻くれてたからね。珍しく酒を飲んだバルクホルンが『あいつは信用ならん!』とか息巻いてたし」 俺「腕は確かな分たちが悪いって感じだったかもな。結局、馴染めなくてJG27に転属になっちゃうんだよなぁ」 伯爵「うん。ボクはあんまり話したことはなかったけど、悪い娘って感じじゃなかったよ。美人だったし、もっと構ってあげればよかったかなぁ?」 俺「まあ、エーリカとトゥルーデのゴールデンコンビっぷりを見ると、最初の上官をチェンジしてみたらどうだったんだろうか、とか考えるけどな」 伯爵「つまり、ハンナがボクの僚機だったらってこと? そうだなぁ、まずは飲ませたね」 俺「いきなりだなおい、どうしてだよ?」 伯爵「あんな捻くれ者は一回酒でも投下して洗いざらいぶちまけさせちゃえばいいんだよ。家庭内不和とかもあったらしいから、内心は寂しがりやっぽいし、理解してあげればそれなりに素直になってくれるよ」 俺「まあ、酒好きで明るい性格、優雅な身のこなしとか共通点はあるから、案外仲良くなったかもしれん。ただ、その場合は確実に伯爵の悪影響受けるわけだ」 伯爵「悪影響とはまたひどい言いようだね」 俺「だってよ、想像しろよ。伯爵の影響受けたマルちゃんとか……」 おケイさん『こらー! あんた昨晩またやったわね!!』 マルちゃん『ひどいなケイ。ちょっとライーサと一緒に酒を飲んだだけだ』 おケイさん『どこがちょっとよ! ならなんでライーサが全裸なのよ!!』 マルちゃん『アフリカは暑いからなぁ。寝汗をかいたら大変だろう?』 おケイさん『よくもまあそんな白々しい言い訳を……』 マルちゃん『そう言われてもね。……あ、もしかして』 おケイさん『なに?』 マルちゃん『ケイ、妬いてる?』 おケイさん『だ・れ・が・や・く・か!!』 マティルダ『ああ神よ、これが本当に鷲の使いなのでしょうか……』 伯爵「なんだ、とっても愉快そうじゃないか!」 俺「いや、ダメだろ!! どことなくこれもアリな気がするとかいう電波が来るけど、キャラがおかしなことになってるから!! かっこよさがどこか吹き飛んでるから!!」 伯爵「親しみが湧くと思うけどなぁ……」 俺「やっぱり、現実が実は一番なんだ、うん」 伯爵「なんだろう、それが現実逃避気味な発言に聞こえるよ」 俺「さあ話を変えるぞー、オストマルク撤退戦からカールスラント撤退戦にかけて伯爵は撃墜数を伸ばすんだが、この時次々とストライカーを破壊とまたもやらしさを出す」 伯爵「でも、1機のストライカー全損までの間の撃墜数は中位のエースなんか比べ物にならないくらいの数値だったよ?」 俺「補給が続く限りはそれでいいんだよ。だけど伯爵のいた東部戦線は補給がピンチだったろ? 結局自分で補給物資受け取りに何度も後方まで行ったらしいじゃねーか」 伯爵「しょうがないよ。だって物がなかったんだから。あと、ちょっとした怪我のついでだったりするし」 俺「撃墜されまくってるからな。戦傷章は最上位の金賞もらってるんだって?」 伯爵「でも今まで沢山撃墜されたけど軽い怪我しかしたことないんだ。だから何度も戦傷章は断ってるんだけどね」 俺「それでも最上位という数の多さをどうにかしろ、ストライカーも壊してるんだろどうせ」 伯爵「覚えてないなぁ」 俺「やれやれ熊さんの苦労が偲ばれる。さて、こんな伯爵もビフレスト作戦中に中尉に昇進、カールスラント東部の民衆撤退を成功させた後は部隊ごとスオムスに一時移動するわけだ」 伯爵「そしてバルバロッサ作戦に参加したんだよね。そこで、ボクの華麗な戦果が認められて第502統合戦闘航空団に転属、今に至るってわけだ」 俺「こうして経歴を見てきたけど、あれだ。やっぱ伯爵らしいわ」 伯爵「まあね、ボクはいつだって素直に生きているから」 俺「無類の酒好き女好きの享楽主義者で楽天家、全く軍人には思えないけどな」 伯爵「みんながみんな杓子定規ながちがちじゃあつまらないだろう?」 俺「それには合意するな。俺も、そんな感じで飄々としてるのに、どうしてか人を惹きつけてやまない伯爵に魅了されたわけだし」 伯爵「おやおや、上手いこと言うね」 俺「事実だよ。適当で次になにをしでかすかわかり辛いところも、魅力だ」 伯爵「ふふ、ありがとうと言っておくよ」 俺「まあ、トゥルーデには警戒されてるがな」 伯爵「え? そうだっけ?」 俺「そうだ。そしてここで二回目の俺チェーック!!」 伯爵「あ、忘れかけてたよそれ」 俺「俺としてはこの逸話は外せないんだ!!」 伯爵「どの話?」 俺「ちょっと休暇もらったんで、クリスのお見舞いにアポなし突撃の伯爵」 伯爵「ああ、その話か……」 俺「だけど、前にクリス回復の報を聞いて花束を贈った時、下心がないのにいつもがいつもなんでお姉ちゃんには警戒されてて、クリスには『姉から女たらしでいいかげんな人だと聞いています』と素直に言われちゃうわけ。 『まいったねこりゃ』とか苦笑する伯爵だったが」 伯爵「クリスちゃんはやっぱりいい子だよね『でも、花束いただいて本当に喜んでました』こっそり教えてくれるんだから」 俺「これを俺が一押しする理由は伯爵の人となりがとてもよくわかる話だからだ!! ふらっと見舞いに来る、女たらしと警戒される、でも初対面のクリスちゃんから最後の一言を引き出せるカリスマ。伯爵の魅力がすぐわかるね!!」 伯爵「ボクは普段通りにしてただけだけどなぁ……」 俺「そこがいいんじゃないか!! いつも自然体なところが!!」 伯爵「そうかい?」 俺「そうだ! 自然体があってこそ、すらりとした身長と優雅な身のこなしが絶妙な合成をされ『プンスキー伯爵』というあだ名がつくんだ!! 生まれながらの貴族のような雰囲気を、作ってるんじゃなく自然体でかもし出すからこそのあだ名なんだ!!」 伯爵「そ、そうなんだ……」 俺「そうだ!! それに見てくれよフミカネ氏の描いた伯爵絵を! ポケットに手をつっこみまるで壁に背を預けてデート相手を待っているかのような姿! 口元に浮かぶかすかな微笑み!! どこか色気を感じさせるような眼差し!! だけどやっぱり気品がある感じ!! たまらねえ! たまらねえ!! たまらねえ!!!」 伯爵「うわ……」 俺「それにあの使い魔の垂れ耳がいいな。全体のちょっと緩めな雰囲気に合ってるしさ。こう撫で回したい!」 伯爵「どう、も?」 俺「あとワイマラナーってチョイスが完璧! ワイマラナーってのは、外見は優美、高貴、かつ力強く、全てにおいて均整のとれた体つきで、見目麗しい。非常に優秀な狩猟犬・番犬となりうるが、作業意欲を発揮させてやらないと問題犬になりうる。そんな犬種だ。 なんだこれ伯爵らしさでまくりだよすげーよ!!」 伯爵「うわあ、また暴走してる……」 俺「そうだ、俺としてはあの癖っ毛も外せない」 伯爵「あんまりいいものでもないよ? あのせいで髪を伸ばせないし」 俺「それがいいんだよ本日三回目の俺チェーック!!」 伯爵「え?」 俺「癖っ毛のせいで女の子らしい長い髪にできないから、ロスマン先生とかの髪の毛がちょっと羨ましいとか俺得すぎる!!」 伯爵「いや、そこまでは言ってないし」 俺「とにかく、俺としてはあのくるっとなった毛先を指でいじったりしたいんだよ! 特に後頭部やばいもふりたい!」 伯爵「さ、さすがだね。なんでも対応するや……」 俺「それにおっぱいも忘れちゃいけない!!」 伯爵「胸かい?」 俺「そうだ! 身長175cmであるがゆえに目立たないが、中々のサイズを誇っている! 巨乳というには今一歩足りないかもしれない が! 大きめの中おっぱいだぜヒャッホウこりゃまいったね最高じゃないか!!」 伯爵「俺……元気だね」 俺「俺が中おっぱいが好きなのはなんといっても全体的な均整だ! その点伯爵見てみたまえ! 伯爵の長ズボンに覆われたがゆえに余計に強調される細く長い足のから綺麗に頭の先まで続くこの芸術的ライン!! 神は存在したのだ!!」 伯爵「そんなに褒めても何も出ないよ?」 俺「よいものをよいと言ってなにが悪い!! それに見返りを求めていると取られるとは心外だぞ伯爵! 俺はただ素直に心に従っているだけだ! 打算のようなものは一切ない!!」 伯爵「そ、そっかぁ……」 俺「そしてこのまま最後の俺チェーック!!」 伯爵「あれ? 君の好きな中おっぱいも終わったのに?」 俺「中おっぱいは以前語ったから皆も知っているだろうしここではあえて俺チェックからは外した。だが、伯爵の魅力として俺はこれを外せない!! それはずばり、伯爵の恐ろしいまでの華奢さ!!!」 伯爵「ボクって、そんなに華奢かい?」 俺「華奢だろ!! まず足! 細い細い言ってたが、膝下なんか細すぎるだろお前ちょっとでぽきっといっちゃいそうだよ!! 太ももだって肉が少なくてこうちょっと心配になるくらいの細さ! そして女の子なのにヒップはかなり小さめ。まあこれはこれでまた手にぴったり合いそうで嬉しいけどさ! それなのにさらにウエストは絞られてるんだぞ? これを華奢と言わないでなんとするんだ!!」 伯爵「そう、なのかなぁ?」 俺「女好きのプンスキー伯爵なのに、その体はどんな女の子にも負けないくらい華奢で頼りない……うぼぁー!! ギャップだよ!! 素晴らしいギャップだよぉ!!! ほわあああああああ!!!」 伯爵「うわあ、壊れちゃった」 俺「ガイアが俺に囁いている!! 想像しろと!! 半分冗談で抱き寄せたら、伯爵の繊細なガラス細工のように折れやすそうな華奢な足や腰に初めて気づいた、というシチュエーションを!! くそっ!! 俺はどうしてこんなおいしいイベントを回避してしまったんだ!!」 伯爵「ねえ、ちょっと落ち着かない?」 俺「いや、だがしかしだ。見て気づくだけではなく実際に抱き寄せてみたらさらに現実の感触が見た目以上の感動を伝えてくれるに違いないな、うん。 なあ、伯爵?」 伯爵「なんだい?」 俺「抱きしめていい?」 伯爵「それはちょっとご遠慮願おうかな」 俺「なぜだああああああ!? 俺の愛が伝わらないのか!!」 伯爵「そりゃだって君、今までの流れを思い出してみなよ」 俺「なにっ?」 伯爵「世界中のウィッチに愛を、とか言ってたらそりゃ信用されないさ」 俺「ぐっ……まさかこんな時に502での伯爵みたいに相手にされないとは……いや待てよ、俺の本当の気持ちを伝えれば別ということか!! よろしい、本懐である……!」 伯爵「え……?」 俺「確かに俺は世界中のウィッチが好きだ! だが、だ!! その中でも伯爵は格別だ!! そう、ここに宣言しよう! 諸君、私は伯爵が好きだ! 諸君、私は伯爵が好きだ! 諸君、私は伯爵が大好きだ! 少女時代が好きだ 軍人時代が好きだ 癖っ毛が好きだ 女好きなのが好きだ 酒好きなのが好きだ 使い魔の耳が好きだ 華奢な体が好きだ 優雅な所が好きだ おっぱいが好きだ 平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で 砂漠で 海上で 空中で 泥中で 湿原で この地上で見ることのできるありとあらゆる伯爵が大好きだ!」 伯爵「え、あれ……?」 俺「もはや『好き』という言葉では表現しきれない……」 伯爵「あ、えと……」 俺「そうだ! 俺の心を占めているのは! 情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さそしてなによりも速さでもない!! この気持ち、まさしく愛だ!!! 抱きしめたいなぁ伯爵!!」 伯爵「……」 俺「世界中のどんなウィッチよりもぉおおお! 伯爵……いや、ヴァルトルート!! お前が、欲しいいいいいいいいい!!!」 ページ先頭へ
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. 【作品名】GUILTY GEAR X 胡蝶と疾風 【名前】チップ・ザナフ 【属性】元薬中の忍者、大統領補佐官 【大きさ】成人男性相応 【攻撃力】忍者刀装備。分厚い樫の扉を両断する程度の腕前。 蹴りで槍の穂先を8本まとめて斬り飛ばす。 棒手裏剣を少なくとも一本所持。 斬星狼牙:素早さ欄の速度のチップとほぼ互角に戦闘できる相手でも 視認できない速さで移動しつつ、斬撃を放つ。 相手が全方位数十mに張っていた音を全て切って捨て、そのまま相手を切りつけた。 糸はチップとほぼ同等に戦闘可能な相手も「ズレなく同時に切断された」と感じた。 【防御力】 鎖帷子を着込んでいるので、達人よりは多少マシか。 殴られて吹き飛ばされ、建物全体(数百m程は少なくともある)を 揺るがしながら壁にめり込んでも元気。 【素早さ】 日に300kmを渡るツバメを走って、離されずに追いかけられる。 ツバメの飛行速度は、普段は時速50kmくらいらしい。 本気になると普通に走っても一般人には視認が不可能。 多少鍛えた人間数人も灰色の疾風が通り過ぎたとだけ感じ、 丸々1分経ってから「あれは人だったのか」と気づく程。 人混みの中で三回刃物で打ち合い、相手の急所を外す手加減をしていても、 周りの一般人には何があったか全く気付かれない速さ。 この時、相手の暗殺者は一回打ち合った後は捨て身。 警備兵に囲まれた状態から槍を一斉に突き出されてもあっさり避ける。 空中にいる状態でも一人一人が鍛えた人間レベルの相手が振るう、 8本の杖を手だけで捌き、それを遅すぎる感じる程。 【特殊能力】 地平線のツバメを見て確認できる目の良さ。 飛び回っている蜂の群の正確な数を、瞬時に数えられる動体視力。 薬に侵されて全身の触覚、鼻、舌が役立たずになり、目が見えなくなった状態でも 音を頼りに普通に戦闘可能。 以下は、印を結ぶ一挙動が必要。 縮地:人間が小さな人影に見える距離(40~50m程か)を、砲弾が 10m程度飛ぶより早く詰める。完全に姿が霞み、消えて見える程の速度。 その速度のまま相手を攻撃することも可能。 作中では砲弾に追い付いてすれ違う瞬間に切り払った。 これで空中を横に移動も出来る。 飛翔:真上に十数メートル、一瞬で移動する。 【長所】縮地が便利。 【短所】攻撃力不足し過ぎ。 【戦法】縮地で距離を詰め、すれ違い様に目などの見て判る急所を攻撃。 その後は斬星狼牙。 25スレ目 683 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/12/23(土) 00 06 58 ID 62E2vB2g チップ・ザナフ考察。 四条雄一郎>桜リオレイア>ヘルハウンド>時槻風乃>殺菌消毒 柿原里緒>D+>大河原リュウコ>リトルマトレイ>ユニコーン>ズゥ>T-X イングリッド>クリスティーン>ボイス>津久見奏 ラトレイア>ザトウ=ノヴ・ノリス>キリヤ・ケイジ ○キリヤ 戦法勝ち。 ○ノヴ 戦法勝ち。 ○ザトウ 戦法勝ち。 ○ラトレイア 戦法勝ち。 ○津久見 戦法勝ち。 ○ボイス 戦法勝ち。 ×クリステーン 先手負け。 ×イングリ 補足され負け。 ×T=X 自爆負け。 ×ズ 突進され負け。 △ユニコーン 倒されない、倒せない。 △リトルマトレイ 倒されない、倒せない。 ×大河原 微妙に負け。 ×D 微妙に負け。 ×柿原 増殖負け。 ×殺菌 とかされ負け。 ×時 炎負け。 △ヘルハウンド 倒されない,倒せない。 △リオレイア 倒されない、倒せない。 ×四条 先に条文負け。 .
https://w.atwiki.jp/wiki10_chp/pages/299.html
射撃攻撃チップ 範囲内の指定した敵に対して攻撃する。
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/955.html
このページではナビチップ以外のメガチップの系統を紹介する。登場作品は『3』~『5』『P.o.N』『L.o.N』。 『1』『2』ではメガクラスという概念がなかったためフォルダに複数投入できたチップも、『3』以降では1枚しか入れられなくなっている。 また『6』では投入制限のルールが一新されたため、当項目内のほとんどのチップがスタンダードクラスに変わっている。 ただし「50MB以上のチップはフォルダに1枚しか入れられない」というルールができ、それに伴ってか元メガクラスのチップはすべて50MB以上に設定されているため、フォルダに1枚しか入れられないのは変わっていない。 単純な攻撃チップもあるにはあるが、たいていは変わったルールが設けられている。 相手に高ダメージを与える事を考えるだけではなく、使用するタイミングもきっちり把握する必要がある。 これまでに登場したチップの一覧はこちら。 通常攻撃系、暗転攻撃系、サポート系の3種類に分け、『1』『2』を含めた登場作品順に並べている。 なお、先述通り『6』はメガクラスの大半がスタンダードに移っているため、フォルダ編成ルールを元に50MB以上に設定されているチップを個別に記載する。 通常攻撃系 パラディンソード ムラマサブレード ゼウスハンマー プロミネンス・サラマンダー チカスイミャク・ダイフンスイ ライトニング・サンダーボルト ガイアソード・ガイアブレード スーパーバルカン ネオバリアブル エレメントダーク ガンデルソルEX Zセイバー ジャスティスワン スーパーキャノン ビッグボム ソニックブーム スーパードリル メガハリケーン ビッグフット 暗転攻撃系 ポイズンアヌビス ゴッドストーン オールドウッド オジゾウサン ジェラシー リュウセイグン ポルターガイスト ゴッドハンマー ブラックウイング ナンバーボール サポート系 ドリームオーラ フルカスタム アタック+30 ナビ+40 サンクチュアリ バグチェーン バグシュウセイ ダークライン ダブルポイント ファイアプラス、サンダープラス アクアパワー、ウッドパワー ブラックウェポン キャノンモード、ソードモード、ホウガンモード、ヨーヨーモード、ドリルモード オテンコサマ バリア200 ナビ+30 シンクロトリガー 上記以外の『6』で50MB以上に設定されているチップ アサシンソード(50MB) スチールリベンジ(50MB) バブルラップ(58MB) ナビスカウト(50MB) アンインストール(60MB)