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マンムー No.473 タイプ:こおり/じめん 特性:どんかん(メロメロ状態にならない) ゆきがくれ(天候が「あられ」の時、回避率が上がる 「あられ」によるダメージを無効) 入手可能ソフト:コロシアム/FR/LG/XD/ダイヤモンド/パール/プラチナ/HG/SS(マンムーへの進化はDS版のみ) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 110 130 80 70 60 80 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) ほのお/みず/くさ/かくとう/はがね いまひとつ(1/2) どく いまひとつ(1/4) --- こうかなし でんき ダブルでもタイプ一致の地震の破壊力は相当なものだろう。 特防が微妙なのでなんとかして凌ぎたい。HPが高いので耐えることもあるが。 最強の氷の礫使い。襷持ちや催眠ポケに対して強いのが特徴。 メタグロスの流行や、鋼対策の炎・格闘で同時に対策されてしまいがちなのがつらい。 なんで技候補に岩雪崩がないの?ダブルなんだからストーンエッジより岩雪崩の方がよくない? ↑十分アリ。だが素早さにそこまで期待できないからエッジとは選択 サンダーへのダメージの入りが倍ぐらい違う マンムー 具体例・基本型兼雪隠れ型 拘り鉢巻型 威張キー型 覚える技レベルアップ 技マシン タマゴ技 教え技 その他 遺伝遺伝経路 外部リンク 具体例・基本型兼雪隠れ型 性格:ようきorいじっぱり 努力値:攻撃252 素早さ252 持ち物:きあいのタスキorひかりのこな 確定技:じしん こおりのつぶて まもる 選択技:ストーンエッジ いわなだれ ばかぢから がむしゃら 補足 基本的な技構成 見てのとおり霰パの場合は運ゲーをしかける 霰パといえばふぶきだが、霰パにはコイツより強力なふぶき使いがごまんといるので必要性は薄い 基本はこれ。氷技は礫だけでも十分。 相方は地震が当たらない浮遊や飛行の奴だと動きやすい。 手助け地震や珠地震ができれば威力低下も気にならない。 プラチナ以降サンダーがねっぷうをぶっ放してくるようになったため 居場所が霰パの中にひっこんでしまった 拘り鉢巻型 性格:いじっぱり 努力値:攻撃、HP252 持ち物:こだわり鉢巻 技:氷の礫 地震 ストーンエッジ 氷の牙 補足 礫連発になるわけだが、飛んでる相手やドラゴンを 礫だけでも1確できたりする。地震を撃っても強い。 威張キー型 性格:ようき 努力値:攻撃252 素早さ230 防御28 もちもの:キーのみ or ラムのみ 技:じしん こおりのつぶて 選択技:こおりのきば ストーンエッジ みがわり まもる よく組み合わせる相手:ラティアス 補足 タイプ一致で弱点つかれるとHP252振りでも即死。ただし防御に28振ることでギャラの滝登りはたえられるのでオフフメ。 タイプ不一致でも文字ハイドロ気合球は特攻110無補正から確定死。 意地っ張りグロスのバレパンは50~60%のダメージ(確定2発) 凍える風、威張る受け後の手助け礫などラティアスとの相性が抜群である。 威張られるタイミングに注意。威張られるターンの礫は威張るより先にでる。 サンダー …威張受け後のストーンエッジで一撃 /威張受け後の礫で乱数1(90%) ラティオス …威張受け後の礫で一撃 ラティアス …威張受け後の手助け礫で一撃 ガラガラ …威張受け後の手助け礫で一撃 /威張受け後の氷の牙で一撃 アグノム …相方の風+威張られ後のストーンエッジ /威張受け後の手助け礫で乱数1(50%) サンダース …威張受け後の手助け礫で一撃 ゲンガー クロバット …威張受け後の礫で一撃 ウインディ …威張受け後の地震・ストーンエッジで一撃(相方の凍える風必須) ゴウカザル …地震で一撃(相方の凍える風必須) メタグロス …威張受け後の地震で一撃 ギャラドス …威張受け後のストーンエッジで威嚇込み一撃 これ見ると相手PT全滅させられそうな気がするだろうが耐久低いので身代わり・守るをうまく使わないと一匹しか倒せないので注意。 しかも威張キーは先発でやりたいが立ち回りで不利な相手が多いのも注意。 これを下に書いてるのはマンムーがメジャーになってほしいからである。 覚える技 レベルアップ ウリムーGBA イノムーGBA ウリムーDS イノムーDS マンムーDS 技 威 命 タイプ 分類 PP 1 - 1 - - たいあたり 35 95 ノーマル 物理 35 - 1 - - - つのでつく 65 100 ノーマル 物理 25 - - - 1 1 げんしのちから 60 100 いわ 特殊 5 - - - 1 1 つつく 35 100 ひこう 物理 35 1 1 1 1 1 かぎわける - - ノーマル 変化 40 - - 4 4 4 どろあそび - - じめん 変化 15 10 10 8 8 8 こなゆき 40 100 こおり 特殊 25 - - 13 13 13 どろかけ 20 100 じめん 特殊 10 19 19 16 16 16 こらえる - - ノーマル 変化 10 - - 20 20 20 どろばくだん 65 85 じめん 特殊 10 - - 25 25 - こごえるかぜ 55 95 こおり 特殊 15 - - - - 25 あられ - - こおり 変化 10 - - 28 - - こおりのつぶて 40 100 こおり 物理 30 - - 28 28 こおりのキバ 65 95 こおり 物理 15 28 28 32 32 32 とっしん 90 85 ノーマル 物理 20 - 33 - 33 - みだれづき 15 85 ノーマル 物理 20 - - - - 33 ダブルアタック 35 90 ノーマル 物理 10 - - 37 40 40 じしん 100 100 じめん 物理 10 37 42 40 48 48 しろいきり - - こおり 変化 30 46 56 44 56 56 ふぶき 120 70 こおり 特殊 5 55 70 49 65 - ドわすれ - - エスパー 変化 20 - - - - 65 こわいかお - 90 ノーマル 変化 10 ※Lv50戦では「こわいかお」を覚えないので注意! 技マシン マシン 技 威 命 タイプ 分類 PP 遺伝 技05 ほえる - 100 ノーマル 変化 20 ○ 技06 どくどく - 85 どく 変化 10 ○ 技07 あられ - - こおり 変化 10 ○ 技10 めざめるパワー - 100 ノーマル 特殊 15 ○ 技13 れいとうビーム 95 100 こおり 特殊 10 ○ 技14 ふぶき 120 70 こおり 特殊 5 ○ 技15 はかいこうせん 150 90 ノーマル 特殊 5 × 技16 ひかりのかべ - - エスパー 変化 30 ○ 技17 まもる - - ノーマル 変化 10 ○ 技18 あまごい - - みず 変化 5 ○ 技21 やつあたり - 100 ノーマル 物理 20 ○ 技26 じしん 100 100 じめん 物理 10 ○ 技27 おんがえし - 100 ノーマル 物理 20 ○ 技28 あなをほる 80 100 じめん 物理 10 ○ 技32 かげぶんしん - - ノーマル 変化 15 ○ 技33 リフレクター - - エスパー 変化 20 ○ 技37 すなあらし - - いわ 変化 10 ○ 技39 がんせきふうじ 50 80 いわ 物理 10 ○ 技42 からげんき 70 100 ノーマル 物理 20 ○ 技43 ひみつのちから 70 100 ノーマル 物理 20 ○ 技44 ねむる - - エスパー 変化 10 ○ 技45 メロメロ - 100 ノーマル 変化 15 ○ 技58 こらえる - - ノーマル 変化 10 ○ 技68 ギガインパクト 150 90 ノーマル 物理 5 × 技71 ストーンエッジ 100 80 いわ 物理 5 × 技72 ゆきなだれ 60 100 こおり 物理 10 × 技76 ステルスロック - - いわ 変化 20 ○ 技78 ゆうわく - 100 ノーマル 変化 20 ○ 技80 いわなだれ 75 90 いわ 物理 10 ○ 技82 ねごと - - ノーマル 変化 10 ○ 技83 しぜんのめぐみ - 100 ノーマル 物理 15 ○ 技87 いばる - 90 ノーマル 変化 15 ○ 技90 みがわり - - ノーマル 変化 10 ○ 秘04 かいりき 80 100 ノーマル 物理 15 ○ 秘06 いわくだき 40 100 かくとう 物理 15 ○ 秘08 ロッククライム 90 85 ノーマル 物理 20 × タマゴ技 GBA 技 威 命 タイプ 分類 PP ○ とっしん 90 85 ノーマル 物理 20 ○ かみつく 60 100 あく 物理 25 ○ のしかかり 85 100 ノーマル 物理 15 ○ いわなだれ 75 90 いわ 物理 10 ○ げんしのちから 60 100 いわ 特殊 5 ○ マッドショット 55 95 じめん 特殊 15 ○ つららばり 10 100 こおり 物理 30 ○ すてみタックル 120 100 ノーマル 物理 15 × じわれ - 30 じめん 物理 5 × のろい - - ??? 変化 10 教え技 FL Em XD Pt 技 威 命 タイプ 分類 PP ○ ○ ○ のしかかり 85 100 ノーマル 物理 15 ○ ○ ○ すてみタックル 120 100 ノーマル 物理 15 ○ ○ ○ ものまね - 100 ノーマル 変化 10 ○ ○ いわなだれ 75 90 いわ 物理 10 ○ ○ ○ みがわり - - ノーマル 変化 10 ○ ○ いびき 40 100 ノーマル 特殊 15 ○ ○ ○ こごえるかぜ 55 95 こおり 特殊 15 ○ こらえる - - ノーマル 変化 10 ○ ○ どろかけ 20 100 じめん 特殊 10 ○ ○ いばる - 90 ノーマル 変化 15 ○ ねごと - - ノーマル 変化 10 ○ まるくなる - - ノーマル 変化 40 ○ れんぞくぎり 10 95 むし 物理 20 ○ はたきおとす 20 100 あく 物理 20 ○ ばかぢから 120 100 かくとう 物理 5 ○ アイアンヘッド 80 100 はがね 物理 15 ○ がむしゃら - 100 ノーマル 物理 5 ○ げんしのちから 60 100 いわ 特殊 5 ○ だいちのちから 90 100 じめん 特殊 10 その他 技 威 命 タイプ 分類 PP 詳細 げんしのちから 60 100 いわ 特殊 5 XD あまえる - - ノーマル 変化 20 XD マッドショット 55 95 じめん 特殊 15 XD 遺伝 タマゴグループ 陸上 孵化歩数 5355歩 (※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」で2805歩) 性別 ♂:♀=1:1 遺伝経路 全てドーブルでOK。 外部リンク ポケモン対戦考察まとめwiki - マンムー リトルカップルール考察まとめ@wiki - ウリムー ネタポケまとめWiki - マンムー
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■「ひもチェン」を入手するには 国内唯一の「ひもチェン」のサービス提供・運営元の Rorp.Net の公式ページに行きます。 ■「お気に入り巡回エンジン」で遊んでみよう! Rorp.Net のトップページでは このWikiのトップページでも紹介した「ひもチェン」の四大特徴について熱く語っています。 Rorp.Net のトップページのほぼ中央部に 「お気に入り巡回エンジン」の枠がありますね? ボタンがあるとついつい押しちゃいたくなるものです。 「えいっ!」と「巡回」ボタンを押してしまいましょう。 ズバっと「お気に入り巡回エンジン」が起動して、上下にフレーム分割されました。 上部フレームにひもチェンナビゲーションバー、 下部フレームにひもチェン登録ユーザサイトが展開されます。 ☆さらに続きを読む ⇒お気に入り巡回手順へ
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マルチジャンルバトルロワイアル 書き手紹介 3298 :やってられない名無しさん:2013/02/18(月) 04 13 56 ID ???0 ――まるで『○』を描くように。彼らはこの場所へ戻ってきたのだ。 パロロワ復活組の1、マルチジャンルバトルロワイアルだァアアアアア! 【渾名】「化える者」ウォット・ザ・エクスピード 【トリップ】◆Wott.eaRjU 【投下数】31 【代表作】「This Speed Never Ends」「Nine the code geass」「あの忘れえぬ日々に」 ロワの序盤、波乱の時代から参戦してより、圧倒的な投下速度でずっと○ロワを牽引しつづけてきたエース書き手。 緻密な心理描写、巧みな情景描写はもとより、何より特筆するべきはその熱さである。 「This Speed Never Ends」に代表されるように、他の書き手が投げる熱いパスを、その温度を冷ますどころか、 その登場人物らしさを引き出して、更に燃える展開へと導いていく。その様はまさに完全燃焼。 退場話においてもキャラをそのキャラらしく描き切っての退場のため、寂寥感と共にどこか清涼さを感じてしまうほどである。 また、登場人物の思いを引き出し、想いをぶつからせることの上手い氏が生み出した 真紅・あすかコンビは、長くロワ内で愛される名コンビとなった。 繋ぎから戦闘まで、一つ話を進めるたびに、更に一段キャラが深く立ち上がってくる展開に 読んだ者はいつのまにか惹きこまれ、目が離せなくなっているだろう。 長らく停滞していた○ロワは、氏の怒涛の投下からラジオの流れによって 書き手を呼び戻し、再稼働へと動き出した。 様々な意味での進化させるもの、「化える者」であり、まさにエースという言葉は彼のためにあると言っていいだろう。 【渾名】「戦う者」スクイズ・ザ・バトルファング 【トリップ】◆SqzC8ZECfY 【投下数】27 【代表作】「180秒」、「変態×変態×変態×人形」、「God&doG」 序盤から陰に日向にロワを支え続けてきた書き手の一人。 繋ぎを中心とした氏の話には、触れると裂かれそうな緊張感を持った鋭い独特の雰囲気がある。 危うい火種を巧みに配置する氏はロワにおける緊迫感を下支えしており、 この繋ぎなしにはここまで盛り上がりがなかったであろう、という話が多数存在する。 ともすればどう転ぶかわからない剣呑さの演出を支えているのは 着実な状況構築能力と人の弱さを描く腕前であろう。 静かに、しかし重く確かな存在感を放つ繋ぎ話が多く、 ラズロやレヴィなど原作からして火線を潜り抜けてきたキャラを当然のように得意としており、 ハードボイルドな切れ味のある殺伐さを描かせたら天下一品である。 血と鉄、火薬の匂いが漂ってきそうな重火器を用いた戦闘が多い一方で、 蒼い子に対する変態包囲網を完成させるなど、おちゃめな部分も存在する。 【渾名】「育てる者」ヨウン・ザ・ミリオンライヴズ 【トリップ】◆YhwgnUsKHs 【投下数】26 【代表作】「CIRCLE RHYTHM」、「Free Bird」「Just wanna be」「call my name」 「CIRCLE RHYTHM 」、「Free Bird」「Just wanna be」「call my name」三部作など、大人数の群像劇を見事に成り立たせ、 最高の土台として昇華しバトンを渡すことを得意としている。 「CIRCLE RHYTHM 」で編み上げた最高潮の盛り上がりは、そのまま◆b8v2QbKrCM氏の「Deus ex machina」に引き継がれた。 この最高のパスがなければ成り立たなかった傑作といえるだろう。 氏が描くキャラクターを一人一人丁寧に目立たせており、群像劇らしさが更に際立つ結果となっている。 登場する人物たちに次々とバトンを渡し、見せ場を与え舞台を回していく様は、 まさに○を描いているかのようである。 序盤から精力的にロワを支え、フラグを渡していく姿を、「育てる者」と称したい。 3299 :やってられない名無しさん:2013/02/18(月) 04 14 26 ID ???0 【渾名】「孵す者」ビーハチ・ザ・パレード 【トリップ】◆b8v2QbKrCM 【投下数】19 【代表作】「Deus ex machina」、「Survivor」「この世のどんなことよりもやさしい力」、「殺人連鎖 -a chain of murders-」 中盤からの参戦となるが、「Survivor」「この世のどんなことよりもやさしい力」に見られるように、1対1対1対1のバトルなど、 絡み合った複雑な状況を的確にさばいていく、状況管理能力が卓越している。 氏の作品で特筆するべきは、登場した人数が総勢13人に及ぶ「Deus ex machina」四部作。 ◆YhwgnUsKHs氏からの分割大作を受けてのこの作品は、 その勢いとテンションを落とさぬままに更に加速させ、それを見事にまとめ上げた超大作である。 膨大な人数とフラグを集め、最高潮まで膨れあがらせた物語が、うなりを挙げて収束していく様は、まさに圧巻の一言。 読み終わった後に思わず溜息が出てしまうような、濃密な時間を過ごせるだろう。 【渾名】「癒す者」ユーク・ザ・ニヨニヨフリーク 【トリップ】◆UcWYlNNFZY 【投下数】7 【代表作】「彼女の秘密と彼女の力と」、「想いと涙と」 序盤から参戦し、丁寧な心理描写で愛されるコンビを生み出す書き手。 心理描写の巧みさによる絶妙な距離感の演出に定評があり、 互いに踏み込むか踏み込まないかの躊躇いと、ゆっくりとした歩み寄りは、住民をニヨニヨの渦に巻き込んだ。 お前らココはロワだから!着せ替えカメラ使ってラブコメしてる場合じゃねーから! また新庄君に対し、両性類という名(迷)言を生み出した書き手でもある。 ニコ兄と梨花ちゃまの年の差コンビがここまで愛されるようになった立役者は、間違いなく氏である。 二人は残念な結果になってしまったが、その絆は今でも住民たちの胸に輝き続けている。 【渾名】「捕える者」ゴーキュー・ザ・キャラマスター 【トリップ】◆GOn9rNo1ts 【投下数】6 【代表作】「赤目と黒面」「裏表トリーズナーズ」「かいぶつのなく頃に~讐たり散らし編~」 172話「赤目と黒面」にて彗星のごとく現れ、その圧倒的な力量で感動の渦へと叩き込んだ書き手。 キャラの魅力を最大限引き出しての信念と信念、想いと思いをぶつかり合わせるクロスオーバーの妙には 登場人物があたかも原作から抜け出てきているかのような思いを抱かせるほどである。 氏の作品は投下数が少ないとは思えないほどの抜群の存在感を誇り、全てが代表作といっても過言ではないほどの完成度であるが、 特に「赤目と黒面」はそれまでのフラグを見事に昇華し、クリストファーというキャラを如何なく描き切った素晴らしい作品であるため、是非一読して頂きたい。 一度でも読んだら、氏の話は心を「捕えて」離さないだろう。 【渾名】「換える者」キューオ・ザ・マスターグリーン 【トリップ】◆OQO8oJA5SE 【投下数】5 【代表作】「彼と、追悼なる話(彼と対となるは、無し)」「これより先怪物領域」 非常に丁寧な心理描写で、そっと手を差し伸べるかのような優しい補完を行う書き手。 丁寧に受け取り、丁寧に渡す印象を抱かせる氏の「彼と、追悼なる話(彼と対となるは、無し)」では、 描写が難しいことに定評のある佐山の「正しく間違う」の一端をを実現させた。 静かで優しい印象をうける作品は、その内に切なさと熱い展開を孕んでいる。 復活の際、分岐制ゆえに煩雑になっていたwiki・したらばを新しく、 すっきりとした形で用意してくれた新管理人さんでもある。感謝! 【渾名】康一君 【トリップ】◆hqLsjDR84w 【投下数】1 【代表作】「第四回放送」 ではなく、【渾名】「志す者」ハイク・ザ・ビゲスト。 ラジオにて書き手さん方の愛ある包囲網を敷かれたがゆえに、第四回放送から初参加。 そんな経緯で投下された作品だが、ロワ内で多々ネタにされ、少々もてあまされていた ギラーミンの存在を見事な筆致で際立たせることにより格好良い最期へと導き、住民の感動を誘った。 コピーであることを自覚しているキースシリーズ、とりわけキース・ブラックの悲哀を 少ない描写で雄弁に描いた手腕には愛が感じられる。
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ドータクン 理論上に1つしかない弱点と半数以上を半減以下にする耐性、高い耐久力を持っている援護型のポケモン 封印 トリックルーム スキルスワップ 催眠術といった便利な補助技を多数使うことができる しかし攻撃力もそれなりに高く、強力なジャイロボールを使ったり、だいばくはつまで覚える トリックルームの始動役としてはヨノワールとともに最強クラスの性能を持つ 相手のパーティーにドータクンがいる場合は殆どの場合トリパである 特性に関してだが、ダブルでは、こいつと同タイプのメタグロス対策に、大文字などの炎技を使うプレイヤーこそ多いが、 対する地面タイプは地震の弱体化の影響が大きく、浮遊よりも耐熱を採用する人が多い 特に、味方がじしんを使わないパーティーのドータクンはほとんどが耐熱である 逆にいばキー、いば神秘コンボ等でじしんが多い場合は必然的にふゆうとなる HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 67 89 116 79 116 33 2倍 炎 地面(特性によってどちらかは消える) 1/2 草 鋼 岩 ノーマル ドラゴン 氷 1/4 エスパー 無効 毒 地面(特性が浮遊の場合) 封印型 性格:わんぱくorしんちょう 努力値:HP252 防御か特防に252と6 もちもの:食べ残し 技:封印 大爆発 催眠術 守る よく組み合わせる相手: 補足 ダブルで重要な大爆発と守るを潰せるのは大きい 厄介な催眠術も潰すことが可能 挑発されると爆発するか変えるしかないので注意 トリックルーム始動型 性格:のんきorなまいき 努力値:HP252 防御か特防252と6 もちもの:ラムのみorオボンのみorオッカのみ 確定技:トリックルーム 選択技:大爆発 光の壁orリフレクターor神秘の守り いばる 催眠術 ジャイロボール いわなだれ まもる等 よく組み合わせる相手:トリパアタッカー 補足 トリックルーム使ったら、壁張るなりして爆発して消えてアタッカーに繋ぐ しんぴのまもり+いばる(対象は主にカビゴン)なんてこともできる トリックルームを決めればそれだけで十分役目を果たしているため 技スペースがないようならばまもるは切ってよい 重力トリックルーム始動型 性格:のんきorなまいき 努力値:HP252 防御特防129 もちもの:オボンとか 技:トリックルーム 守る 催眠術 なにか(直更新) 補足 ほとんど胞子の催眠術は魅力 特性は耐熱にしておこう ↑ヨノワールと組み合わせるなら大爆発がいいんじゃないか?
https://w.atwiki.jp/poke-doublebattle/pages/92.html
エンテイ ご存知唯一神。 シングルではお察しの通りあまり強くはないものの、 ダブルではそこそこに器用な行動を取れる、それだけ。 ↑シングルでも鬼火を生かした耐久型なら充分強く ダブルでもそれなりの足の速さから強力な噴火が使えるわけで「それだけ」はない 事実に反した煽りを書くべきではない バクフーンとの差別化もできている とりあえずネタ構成の唯一神型は消しました 復活させるなら理由を述べてください HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 115 115 85 90 75 100 基本型 性格:ようき 努力値:攻撃252 素早さ252 もちもの:ひかりのこな こうかくレンズなど 技:だいもんじ ストーンエッジ まもる 選択技:ギガインパクト かみつく いばる おにび よく組み合わせる相手: 補足 大文字でHP252振りグロス確2 オッカ持ちも2発目で落ちる ストーンエッジでサンダー確2 マンダ威嚇入っても入っていなくならなくても確2 かみつくでラティオス確2(光の粉に期待する) 鉢巻持たせればギガインパクトでラティオスを一撃で倒す(乱数50)エンテイの姿が見られる 噴火型 性格 ひかえめ・おくびょう 持ち物 こだわりメガネ・こだわりスカーフ・達人の帯・威力強化道具 努力値 特攻252、素早さ抜きたい相手に調整、残り耐久 技必須 ふんか 技選択 オーバーヒート/アイアンヘッド/ストーンエッジ/おにび/ソーラービーム/ふんえん よく組み合わせる相手:この指止まれ持ち、晴れポケ 晴れ下ではまさしく”凄まじい”の一言な火力の連射を見せ付ける唯一神どっか~ん型 ライバルのバクフーンとは無振りでも高い攻撃を生かした炎や岩対策の物理技で差別化可能 ただし、噴火の威力がバクフーンに少し落ちるのは否めない 隣にトゲキッスを置くとなかなか良い感じ こちらが早い→キッスは手助け こちらが遅い・先制技持ち→キッスはこの指とまれ 地震はキッスに無駄撃ちになり使用を躊躇させるし、水や岩には草結びが飛ぶ 普通に差別化して使える、条件整えてメガネ晴れなら切り札的に突破できるし 残った相手がもらい火というようなバクフーンでは「詰み」な状態でもエッジで乗り切れる 噴火の火力を生かさない手はない 小回りが利くようにこだわり系ではなく、あえて威力上昇の道具でも面白い
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雑記:文或と文化史あれこれ、218 2月15日めも。 リアルタイムは5月7日です、このまま一気に追いついていきたいところですが、追いつくためにがーっと書き溜めていくこと「が」楽しい場合はともかく、それ以外の時には避けたい所存です、だってモチベーション続かないと意味がないし…。 あと、昔やってたり今も継続的に気に掛けているジャンルに関してもこういう、まとめた真面目なページ作りたいな、と薄ぼんやりと考えたんですが、やるにしてもさすがに今用意した「文アル作家」の5と1を先に片付けないと、なにもかもが終わらなくなるパターンだこれ。 まあ、その6より前に別のジャンルを一回挟むというのは別に悪いことでもないかな、今先に計画を立てているのがあと「新派・新劇」についてと、「各芸能10個」みたいな感じなので、別のジャンルでもそんなに問題ないしね。 そこまではなんとか書けそうなんだけど、なんか次のネタって思いつかないしな…、前は「雑誌と文士増やすか」みたいなことを軽く考えていたんですが、どうもそう考えていた時点にちゃんとまとめておかない間に消えたぽいです…。 有名編集者扱うってのも手かしら。 あ、時々編集者のこと語ってますが、だいたいの基本は独立するって言ったらパトロンが付く、他社の編集が特に前置きせずに会話に出す辺りですね。 エース編集者ってのはちょっと覚束ないけど、横浜事件の時にエース編集者である3代目社長がいなかったから難を逃れたみたいな感じの文脈で見ました。 当時そんなに一般的だったとも思ってないんですが、だいたいそれに近いニュアンスで捉えられているみたいだし、見れば見当は付くからまあいいかなって。 2月16日めも。 リアルタイムは5月11日、前に書いていた時から3日明けていたことにわりとびっくりしています、いや、書いてなかったことは別にいいんだよ、1日サボったつもりで開いてみたら3日経ってたってところだよ問題は…。 ところで「直木三十五」を書こうと思って(文アル登場作家、その5)、Wiki辞書のページを開いたんですが、父親がパトロンだったマキノ息子の独演会みたいなことになっていました。 前半の内容はいいんだけど…。 ぶっちゃけ父親が直木さんに入れ込んでいたのは聞いていたし、いくつかの具体的な仕事をするはずでしなかった案件に関しては特に疑っていないものの、直木さんの経歴を知ってる人は「待って、待ってこれ、どこに当て嵌まるの…」となるんじゃないのかしら、具体的なやつはちゃんと嵌まるんだけどね。 どっちかというと直木さんが複数のパトロン持っててちょろちょろどっか行っちゃうのが問題なんだよな…、ずっとお世話になっていたんならそこまで問題じゃないんだよ、が、そのことがマキノ息子の独演会からは読み取ることが出来ませんね…。 同時期に他のお仕事の経歴が出てくるので…、本当にお小遣いしか貰ってない直木さんなんだけど、映画作成の他は「お小遣い」しか出してないぽいからなマキノ父…。 あと、どんなにどんなにどんなにレベルが低かったかっていう話が「連合映画芸術家協会」にもあるんだけど、他の映画会社とのいざこざがそのあとにあった上、フレーム固定じゃない最初の時期の映画だよね? やっぱりそれがマキノ息子からは読み取れません…噂は聞いてたけど資料価値低。 2月17日めも。 5月11日引き続き、で、マキノ息子(えらい怒ってることだけは紹介されていたんですが、彼の言葉が全く引用とか参照されておらず、なんでだったのかはわからんかったんですが、確かにかなり精査しないと使えないわありゃ…)が出張りすぎていたので、どうしようかなと思ってるんですが。 彼が直木さんのせいでかなり酷い目に遭ったこと自体は間違いはないし。 が、客観性がなさすぎて…いや、最初期の声付き映画の実例として出てくるやつじゃんあれ、出来が酷いで片付けるかよ普通としか…。 具体的な「脚本書く」って言ってて書かなかったってのは紛れもなく事実で単純に迷惑だとは思うんですよね、が、映画作成の話をがんがんまとめて菊池寛を組織のリーダーに据えて他の作家を駆り出して、脚色をしているというのは仕事をしていないに分類されるのはどうかと思うんですよね…。 菊池寛が働かなかったことを揶揄してたぽいんだよね、えええ、若手作家代表格としてカウントされて数年来、大御所として呼ばれ始めた頃の菊池さんに箔付け以外の仕事をしなかったことを詰るって、いや、正気かよ…? となるんだよな。 映画の出来が悪かったことも父親の仕事なのに揶揄。 仕事しなかったのだ映画を丸投げにしたんだと言ったその口で。 なんで参考にされていないのかは余すところなく感じ取ることが出来ました。 もうちょっとちゃんと調べるともっと酷いんだろう気がひしひしとするけど…。 が、これをどうやって直木さんの項目のところに還元するかがよくわかりません、いやあれか、マキノ息子が参照されてないって部分だけ書けばいいのか…。 2月18日めも。 5月11日引き続き、あれです「文アル登場作家、その1」のほうを書こうかなと思ったんですよ、が、それもファウストなのでこれはこれでかったるい。 前にももまんに話してた時を思い出そう。 半分まではいい感じに伝わったんだけど、後半で意識が逸れました、ちっ。 きゃー、間違えてた、作家10人を並べて生年順にしたつもりが、下から上にしなきゃなならなかったのに上から下にしてたよ! つもり全員入れ替わってました、直木さんじゃなかったよ、吉井さんだったよ次。 いや、こないだまで明治19年生まれの人書いてたのに直木さんの生年が明治24年だったんだよね、なんでだろとメモ帳を見返して気付いたよ…。 正直、いらねぇ迷いだったんじゃん、と思わないでもないものの、まあ、直木さんくらいややこしい人だとまあ何回かに別けて悩むのもまあありか。 一旦吉井さん、書き上げてしばらく眺めたあとに没にしました、特になにが悪いというわけでもないです、Wiki辞書のページがもっと薄かったら普通にそのままにしていたんじゃないかと思うんですが。 もうちょっと書きようがあるよなさすがに、と。 いや、微妙に薄いんだよ、ただ、書きようがないほどに薄いわけでもないんだよね、なんかこう、最後の行だけ先に置くんですが。 【なんか、目立つけどつながりが悪いんだよな全体的に…。】 な感じですね、そういやあれ、春秋社にもいたの記憶してますね、あー、なんかほら、ブームだったお坊さんの現代訳に参加してたというか。 2月19日めも。 文アル登場作家、その5から「吉井勇」、以下没文章。 【明治19年10月8日生まれ、戦後没かな、伯爵だってのは聞いていたんだけど爵位を得たのがえーと、薩摩藩閥だったからですかね(大雑把)。 てかお祖父さんどのくらいお金あったのかなと思ったらなんか日本鉄道の社長とかしてますね、お父さんもお金を減らした様子は全くないし(海軍、貴族院議員)、まあ時々問題を起こす程度の目立つ詩人が普通以上に暮らしてくのはまあ余裕かな…。 作品が遊蕩文学として真っ先に攻撃されたとか、不良華族事件で奥さんが中心人物だったとか、目立つは目立つんだけど、倫理的にはプチ罪というか、身の丈に合わない生活をしている様子は全くないな…。 奥さんが柳原白蓮の姪です、駆け落ちで当時有名だった…。 何年か前の朝ドラで主人公食う勢いで目立っていたと言われてた…。 血なのかしらね、と思われるまでは仕方ないような気もするんですが、いわゆる明治に爵位を得た「新華族」が元公家のお家の柳原家と結婚したんだから、まあ、仕方ないよね? と上流階級では不思議に思われなかったってのも地味に面白いな。 てか、その柳原さんとこがお金ある人を中心に結婚してたのが敗因かしらね。 ところで『明星』が傾いた時に華族の肩書きだけで与謝野さん(彼と若手が反目してたので自分サイドを増やそうとしたぽい)が連れて来たと紹介されていたのを最初に見掛け、が、反目組に走られてその後、パンの会結成、『スバル』も立ち上げメンバー。 坪内逍遥にも認められた戯曲…、舞台化したのかしてないのか(戯曲が雑誌に載るようになったのは大正中期)、対象に入ると遊蕩文学として攻撃された?】 2月20日めも。 5月11日引き続き、てか真面目な話、戯曲で逍遥さんに認められたって、どういうことなのかがわからない…、だって大正中期くらいに戯曲ブームになるまで逍遥さんとか鴎外さんクラスじゃないと「舞台化がされないと雑誌に載らない」だったらしいんだもん、何度か見てるしさ。 Wiki辞書の表現の仕方が「脚本家」なんですよね。 が、舞台化していたとしたら1行もそのことに関して触れられてないってのがあり得るものなんだろうかわからない。 にゃ、新派舞台だとわりとスルーされていたりするんだけど、だから逍遥さんに認められているってあるんだよな、うーん、判断の仕方がわからない。 あ、でも戯曲を発表していたのは『スバル』か、なら発表は問題なさそう。 なんだろう、多分『ホトトギス』もそうなんだけど、商業雑誌とはなんか違うというか、でも同人誌でもないというか、いや、同人なのかな…これもわからない。 いずれにしろ、Wiki辞書のページから読み取るのはなんか無理そうです、が、気にはなるものの今その情報が必須かというとそこまででもない。 なんというか、このページ、研究者などの手を経ておらず、同時代資料を使って作られた本から継ぎ接ぎしてるって雰囲気だなぁ。 ぶっちゃけ重要人物とは言い難い、が、重要人物ではないのにここまで目立ち続ける人ってのもちょっと珍しい気がするよなぁ…。 あ、春秋社に参加してたの、坊さんじゃなかった西鶴の現代語訳だった。 なに系の人って言うんだろうこれ…、働く必要なかったのかしらね。 2月21日めも。 5月13日です、1日明きました、体調は一退です、今日は『プリンタニアニッポン』が更新されてたので大喜びで読んでました、だんだんハードSFという呼び声が高くなっていますが、変わらないテンションで行って欲しいものです。 いやだって、過去作、なんか…難しそうだったし。 にゃ、ぶっちゃけると「私なら」読めるとは思います、が、苦労なしに読めるというわけでもなさそうだし(言ってみれば哲学的領域)、そそられないんですよね、普通の、我々にも理解出来る等身大の人間がディストピアに生きているという、そういうテイストがめちゃくちゃそそりますね。 まああれです、「私もネコに管理されたい」とか言ったりするけど。 善良なAIにむしろ野性味の部分を尊重されながら平穏に暮らしたい!! まあ、あんまり平穏! てわけでもなさそうですけどあの世界も。 ネコのせいじゃないもんね、ネコはちゃんと対応してるもんね。 やたらと情報を制限してたりしないし、聞いて無闇に教えないで調べなさいって諭してくるわけだし、そうねー、管理社会って無意味に人間に苦痛を与えることが基調になっていたように思いますが、メニューを増やしなさいと管理AIに言われてもその気力が特にないとか、そっちのほうがこう、人間らしいよな…。 ええとあれ、吉井勇さんですね、吉井さん、なんというか無視するにはエンカウントが高すぎるんだけどベストセラーには至ってないし、詩壇で事件関係者の末席(明星最後に加盟した人ぽいので)、貴族社会で事件関係者が妻、もともと身分違いだったしねー、みたいな説明とかもあったけど、主題が定まらない…。 2月22日めも。 5月13日引き続き、目が痒いです、そういや吉井さんのWiki辞書のページに出て来た「新貴族」って単語を使っていた人がいたなー、と思い、ついったで呟いてました、いやだって…、平民筆頭とたまに呼ばれてる人たちのことを新貴族って呼んでいたんで、なんでかなって。 追い詰めたいとかじゃないし、多分話を聞いても進展はしないと思うんだけど。 そもそもがなんかしらの本がもとだってのは特に疑ってません、私も一つ見たことあったしね、どっから湧いて出たのかが気になるんだよなぁ…。 あの、なんか、「上の世代」も「下の世代」も特に勘違いをしていないので、その中間世代でどうもなにかが生じ、それが特に選ばれた人に伝わってところどころで散見されるみたいです、どこで生まれてどこに系譜されているのかが知りたい…。 だって普通に資料があって違うんだもん、そっち示唆しても反応がない場合、ルート系譜を洗い出すしかないんじゃないかなって。 いや、学習院にいたので上流階級カウントなのは特に違和感ないです、地位か金があるし、金があれば扱い違う時代だし。 なぜ貴族と呼ぶことに拘るのか、学習院関係の文章で平民として「彼らも入学し始めたよ」みたいな扱いなので、なんとも落ち着かなくてねぇ…。 もうちょっと資料がその辺に転がってなきゃ黙ってるんだけど。 まあ志賀さんなんですが、なんで志賀父も学習院とか入れたのかね? 貴族と付き合って欲しくもなかったぽいしなぁ…。、 なんかね、時々「貴族としての悩み」と語られています。続けよう。 2月23日めも。 5月13日引き続き、なんかこう、志賀さんに父親との関係を小説にしたみたいな一連の作品があるんですよ、時々日本文学を代表する作品みたいな言われ方もしてるんですけども、その割には編集者がいつ連載していたのかよく知らない不思議な作品なんですけどそっちではなく。 貴族の結婚がいかに大変なのか、お手伝いさんとの結婚がどれだけ反対されたのかって言われていたんですよ。 で、私は貴族の結婚の案件は他でも読んでいたんですよね。 あ、知ってるー、宮内省の許可がいるってやつだよね、聞いたことあるのは有馬と近衛で跡継ぎの長男だったので、どの辺の地位までそうなのかはわかんないけど、吉井さんとこはそういうこと特にいらなさそうだしなぁ(明治維新の時点での爵位だって、なんか新貴族って呼ぶぽいよ)。 志賀さんって家老の孫じゃろ? 関係なくない?? だって公家か藩主か明治の時点での元勲その他みたいな。 となったんですよね、いやだまさか…志賀父が、自分の息子を貴族として振舞わせようとしていたのかしら、読むのめっちゃ怖い、となってました。 「貴族と付き合っていないで、実業家の娘と結婚しろ!」と怒られてました、父よ、それだったら学習院に入れてどうすんだよ、まあ、志賀さんを一高に入れるの不可能かなって気はするけど(当時の学習院は馬鹿と秀才の狭間みたいな、改革してる途上ぽい)。 まあとりあえず、志賀父を疑っていた私が悪かったです、あの小説を読んで貴族としての憂いって読み取った人は確かにヤバめだけど、まあ斜め読みしたんだろうしな。 2月24日めも。 5月13日引き続き、そこそこ酷い言い草って気もしないでもないんだけど文学ジャンルにおける読み替えの激しさは大概慣れてるからなぁ…。 同じく志賀さんで「深みがない」って言ってるのを「あまりに深い」と訳している人たちが何人も出てきて、正直傍目になんだこれになっていたりとか、なんだろう、深みがないというのが褒め言葉だったんですよ。 当時の日本人に思想なんかないから、ないほうがよっぽどさっぱりしてるって同じ対談の中で語っていたんですよ。 さすがに私の読み違いには思えないんだよね、でも、本をまとめた人は駄目でした、深みのあまりむせび泣いてました。 貴族絡みで馬鹿にしてるってのが多分読み取れず、貴族が出てきているんだから褒め称えられているって斜めに結合したんじゃないのかなぁ…。 上の深みーさんよりまだわかる範囲というか。 そういや、描写がねちっこくて展開と合ってないみたいな作品があったんですよね、これを漱石さんが「描写が精緻じゃない」と語ってたらしいんですよ、菊池さんがそう小説に書いてた、ただ、実際に対面した時には言われてないようなので。 弟子が「描写減らしたほうが」とか言われたのを自動変換で「描写を精緻に」って伝えたんじゃないかなー、といかにもやりそうなんだもん、この界隈のやつら。 あと3行でこのページ終わるんですけども、こう、志賀さんの時代には貴族がマイナスのイメージだったのが、ちょっとあとの世代に貴族の印象がプラスの世代がいて、トランスフォーメーションしたんじゃないかと、読み違え力が高すぎる…。 (雑記:文或と文化史あれこれ、218) 雑記:文或と文化史あれこれ、220 雑記:文或と文化史あれこれ、219 雑記:文或と文化史あれこれ、218 雑記:文或と文化史あれこれ、216 雑記:文或と文化史あれこれ、214 雑記:文或と文化史あれこれ、213
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アチャモ No.255 タイプ:火 特性:猛火 入手可能ソフト:ルビー/サファイア/エメラルド HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 45 60 40 70 50 45 トリパこらきし型 性格:勇敢 努力値:攻撃255(必須) 特攻255(必須) 持ち物:チイラのみ 技:守る こらえる きしかいせい 選択技:大文字、オーバーヒート、かえんほうしゃ 補足 コイツは基本は先発で相方のトリックルーム⇒アチャモは守る 相方の爆発⇒アチャモはこらえるでチイラで攻撃UP!猛火でさらにUP! ダブルのゼニガメに唯一対抗できる型です
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雨乞いパーティ雨乞いパーティ よく使用されるポケモン水タイプ 電気タイプ 鋼タイプ その他のタイプ 雨パ対策有効なポケモン 有効な技 ターンを稼ぐ 参考パーティ 雨乞いパーティ 雨乞いパーティ 雨乞いを使って、天候変化によって得られるアドバンテージを利用するパーティのことを雨乞いパーティという。通称雨パ。 ポケモンリーグ2007で国内準優勝、WCS2009では一応国内優勝を成し遂げた 実はその決勝では水技が一度も出なかったがw WCS2010にてカイオーガが再び復活。今こそ04のリベンジの時 雨天候で主に利用されるのは、 「すいすい」ポケモンの素早さが2倍になる 水タイプの技のダメージが1.5倍になる 炎タイプの技のダメージが0.5倍になる 「かみなり」が必中になる 「うるおいボディ」「あめうけざら」「かんそうはだ」などの回復効果を受ける 基本は炎半減以外の5つがメインになる 一応相手のソーラービーム・つきのひかり等の効果が下がるが、使用者が少ないため特に意味は無い まず、すいすいポケの素早さが上がるというのはバトル(特に、このダブル)においては非常に大きなアドバンテージとなる 単純に、確実に先制攻撃が与えられるということもあり、相方も素早いポケである場合には、これに、集中攻撃のプレッシャーというものも加わる さらに、すいすい持ちは水ポケモンであるため、凍える風が使えるのだが、 ただし伝説解禁環境以外ではターン制限があるため、こごえるかぜを使うことは稀 攻撃の主軸は2パターンで、ハイドロポンプとなみのりだったが、HGSS以降はだくりゅうが加わった ハイドロポンプの威力はもともと高く、それが1.5倍 さらにハイドロポンプの使用者はボーマンダ、アメモース、ルギア以外全て水なのだからタイプ一致で威力270となり、その破壊力は大きい 命中率を無視すれば威力は10万ボルトの二倍近くにもなるために、特攻にそれほど振らなくても特殊攻撃力としては十分なものになる また、すいすいと組み合わせると先制で相手に行動させずに倒すことも十分可能 もうひとつの主軸のなみのりは、味方を巻き込むものの威力70強とRS時代の1.5倍に強化され、一転して使える技となった 勿論味方を倒したのでは話にならないので、1/4のルンパッパ、キングドラ、パルキアが味方にいるとき もしくはドクロッグかちょすい持ちがいるときに使うのがのぞましい。いざとなったらまもる こちらはハイドロポンプと違い外れたり、集中砲火をまもられるといったことがなく安定しており、さらに合計火力も上回っているものの 味方を上手くそろえる必要性があり、分散するために相手を倒し切れなかったりすることもあるのが難点。 HGSS以降に追加されただくりゅうは命中率はハイドロポンプに毛が生えた程度だが 敵2体のみに当たり味方に当たらない分、コンボを用いないならばなみのりよりも強力なので 覚えるポケモンはこれに換装してしまってもよい 雷については命中率、PP以外は10万ボルトに劣るところがないため、これが必中になるのは大きな利点。 ただ、雨がきれたときのことも考えて10万ボルトのままであるということも考えられる。 逆に言えば、かみなりでなく10万ボルトを使用しているパーティは雨を使わずに戦うということも考えている。 ちなみに、水技と電気技というのは効果範囲の広い、つまり相方で比較的補完のしやすい技である。 ついでにメタグロスやヘラクロス等、炎弱点のポケモンが炎技を受けても1倍ダメージですむ メタグロスがとても強いダブル環境ではどこからともなく炎技が飛んでくるので、 それを止められるのはメタグロスを使う上では大きな利点。ただしメタグロスを使わない場合は殆ど意味がない ただ、天候パで最も天候に依存しているため、天気を変えられるととても弱い 特に晴れてしまうと雨に依存しないポケモン以外が使い物にならなくなってしまうため、なにがなんでも雨を維持しなくてはならない 日本晴れを持ったテッカニンorメガヤンマは永遠の天敵。04で雨パが優勝できなかった原因のひとつでもある。 ついでにポケモンリーグ07以降増えに増えたトリックルームパーティーとの相性もあまりよくない よく使用されるポケモン 雨パにおいてよく使用される、使用される可能性のあるポケモン 水タイプ タイプ一致水技が更に1.5倍。すいすい、雨受け皿、貯水といった諸特性の恩恵も利用できるといいでしょう カイオーガ 禁止級伝説だがWCS2010において解禁。特性あめふらしで常時雨状態にできる。スカーフしおふきで相手2体に大ダメージを与える 新技のだくりゅうも、なみのりよりダブル時の全体技の威力低下無効の仕様を引き起こしやすい上に味方に当たらない強技 とくこうが非常に高く、覚える技もだいたい雨で強化できるものばかりと、特性を利用した攻撃はかなり強力 だが同じく解禁されたポケモンが水耐性ばかりのため、単純にカイオーガ一強ではないようだ 型は水技雷冷凍守るor水技その2と、決まりきっているのですぐバレるのも弱点 しかも冷凍ビーム以外の技が(実際は冷凍ビームも)天候に依存しているため 天気が変わるととたんに戦闘力が2/3になる。特に晴れになると禁止伝説最弱クラスに成り果てる 使用する場合は常に雨になるように場をコントロールしないと案外活躍できない とんでもなく重いため(450kg)、けたぐりと草結びは威力120になってしまいかなり痛い 非伝説天敵はルンパッパだったが、ユキノオーも仲間入りした 最近はラティオスもくさむすびで特大ダメージが飛んでくるため厳しい ただし天候に依存しない非伝説に対しては圧倒的に強い(というか普通にやっていたらスカーフしおふきだけで試合が終わる)ので、 GSルールではないときには使用を控えよう パルキア HGSSにて念願のハイドロポンプを習得 禁止伝説でカイオーガの苦手な相手のドラゴンの弱点をつくことができる 勿論自分自身も相手のドラゴンから弱点をつかれてしまうのが難点 自身があまり雨の影響を受けないが、逆に言えば晴れにされた時にもまともに戦える数少ない水タイプである マナフィ うるおいボディ+ねむるで完全回復し放題で、さすがにここまで硬いと挑発やダブルの集中砲火があるとはいえ侮れない とける+めいそう+ねむるで要塞化すると、レジスチル以上に手がつけられなくなる アタッカーとしてはハイドロポンプを覚えないのが難点 攻撃技にはかなり困るが攻撃=特攻なので滝登りもあり 何気にスキルスワップを覚えるので相方が眠り放題になることもできるが、ネタに近い また、WCSでは使用不可 ルンパッパ 特性「すいすい」から相手のねこだまし持ちにねこだましを打てる 水・氷技を半減する水タイプに強い一致の草技を持っている 弱点がマイナー(虫、毒、飛行)なので等倍の攻撃を2発耐えることはよくある ハイドロポンプを持つ。また、キングドラと波乗りを打つことも ハリーセン 雨パにおける爆発orアタッカー要因 こいつといえば大爆発。まずは大爆発。とりあえず大爆発、何かあってもすぐ大爆発 いいから大爆発しとけwそれ以外はどくづきで相手のルンパッパを狩れる、挑発を覚えるのが利点 こいつを使う利点=すいすい大爆発のため、相手のまもるを誘発しやすい こっそり技マシンで覚えないくせに前作限定で使えてしまったりするつるぎのまいを使うのもいい スターミー 素で高い素早さ(115)からハイドロポンプとかみなりを両方使うことができる もともとさして高い決定力を持つわけではないが、雨が降っていればその分を補うことができる サポートも優秀。重力でハイドロを必中、トリックルーム対策にトリックルームを持つことも オムスター 水タイプの中でもトップクラスの特攻を持つ その攻撃力は、玉持ち雨ハイドロで特化カビゴン確定2・HP252エンペルトを確定2 こだわれば特化トリトドン確定1・特化ディフェンスデオキシスのHPを9割削り、特化ハピナスの体力も半分より少し少ないくらい持っていくという化け物性能 反面サブウェポンには恵まれず、小回りが利かない上弱点も多かったが プラチナにて大地の力・HGSSで濁流を習得し、ハイドロポンプオンリーではなくなった カブトプス 雨パには珍しい物理アタッカー たきのぼり、そしてダブル化したいわなだれで最速の怯みクソゲーが狙える HGSSでけたぐりを習得し、カビゴンに特大ダメージを与えることが可能になった キングドラ すいすい。勿論ハイドロポンプを撃てる。HGSS以降は濁流もメイン技に タイプの組み合わせがよく、水タイプを持っていながら電気が弱点でない。ドラゴンが弱点なのはきついが、弱点はそれしかない ルンパッパと違い、猫だましを持っておらず、且つ弱点が一つしかないために自身が雨乞いを持つことはよくある 技はまもる 水技 ドラゴン技 雨乞いor水技その2の場合が殆ど 物理耐久はルンパッパを上回るため、二匹のうち物理に努力値を振るなら、キングドラが優先される 特殊耐久もほぼルンパッパと同レベルである これはルンパッパも同じだが、強化アイテムをもてばカビゴンすら雨ハイドロ二発で倒すことができる 素早さはカムラやスカーフ持ちポケ、風かけられても抜かれたくないポケに対して調整されていたが、元のこいつの使用率もあり いたちごっこと関係のない素早さ252が殆どになっている 使われる技:ハイドロポンプ りゅうせいぐん りゅうのはどう れいとうビーム めざめるパワー(電気) こごえるかぜ あまごい まもる 持ち物:ラムのみ いのちのたま しんぴのしずく ハバンのみ 電気タイプ 何がありがたいって必中雷。その性質上、エレキブルみたいな物理系の電気タイプは恩恵を受けにくいのでご用心。 サンダース 他のポケとの組み合わせがつくりにくく、耐久の低さから電磁波も使いにくいために素早さを生かして雷の破壊力を生かすのが主と思われる そのために命の珠を持っていることが多く、また、性格が控えめであることも考えられる 控えめ命の珠雷であれば、特殊耐久に振っていないカビゴンを確定2にできる火力が得られる WCS2009の全国チャンプが決勝でサンダースを使用。実はうそなき持ちだが使わなかったようだ HGSSで見切りを習得したため、封印爆破に対して耐性がある 使われる技:かみなり シャドーボール めざめるパワー でんじは あまごい みがわり みきり うそなき 持ち物:いのちのたま シュカのみ ヤタピのみ きあいのタスキ ライコウ サンダースと同様に使うことができるが、ダブルではめいそうが積みづらい上に素早さも極端に高いわけではない ただ耐久力はサンダースよりかなり高いので生き残れる可能性は高いので、でんじはのつかいやすさはサンダースより上 わずかながらサンダースより特攻が高い アホみたいに高い厳選難易度だったが、HGSSで多少は改善された マルマイン 雨始動要員。とにかく速いが、マルマイン抜きスカーフ持ちに注意してきあいのタスキを持つことを勧める 補助技はでんじはやちょうはつなど優秀で、役目を終えたら大爆発で敵を巻き込みつつ退場してすいすい持ちを出そう サンダー プラチナ以降はねっぷうが有名だが、雨パで覚えさせてもなんの意味も無い 必中になる雷を利用して使用されることがある。耐久があるために雨乞いを持つことも多々 地面ポケに対してはルンパッパやキングドラで十分であるためにめざめるパワーを持つことは少なく、 相手の雨パに強くなりやすいほうでん、でんじは、ヌケニンキラーのどくどくが入っている可能性が通常より高い また、雨パに使用されるポケの中でも、メタグロスやカビゴン等との相性がいいために、雷ではなく10万ボルトを用いて、雨がなくても動けるようにした型も多いと考えられる。その場合、めざパは入っている可能性がある 使われる技:かみなり ほうでん 10まんボルト めざめるパワー でんじは あまごい みがわり みきり どくどく 持ち物:オボンのみ ヤタピのみ カムラのみ じしゃく ジバコイル 弱点の一つとなる炎は実質消え、一致雷の威力も凄まじくHP振りトゲキッスくらいなら確定1発 ダブルでは地震の威力も低いため、メタグロスのじしんクラスでも耐えることが可能 ただしHGSS以降はだいちのちからが飛んでくるため、これが当たるとシュカでもない限りまず助からない ラティオスの珠めざ地もシュカがないと即死してしまうのだが、 すいすいパーティーなら、味方のすいすい持ちがこれらを縛ってくれることも多いため、相性は悪くない 使われる技:かみなり ほうでん めざめるパワー(水など) ラスターカノン でんじふゆう あまごい でんじは だいばくはつ まもる 持ち物:ヨプのみ シュカのみ 鋼タイプ 炎が消えて、数少ない弱点が更に減ります。もっとも、等倍の水技の威力が上がる点にもご用心を。 ジバコイル 上記参照 ドータクン 雨が降っていて特性が浮遊なら弱点がなくなる 雨乞い持ちで爆発に強く自身も爆発できる優秀なサポート要因 メタグロス 説明ほぼ不要。 弱点の炎が消えるのでより扱いやすくなる。数少ない雨パ物理アタッカー。 ジラーチ てんのめぐみ+かみなりorみずのはどうが強力 All100のため決定力、耐久力、すばやさは高いというわけではないが低いわけでもない 雨で弱点の炎は消える。じしんは弱体化しているため普通のポケモンなら一撃で倒すのは困難だろう ただ一応禁止級ではあるため、極端に決定力が高いやつがそろっている禁止級においては弱点を突かれなくても倒される危険性はある ほぼバトレボのランダム専用 その他のタイプ 地味にゴウカザルが潰れてくれるので、ゴウカザルが天敵の子は雨の恩恵を直接受けられなくてもありがたかったりします。 ドクロッグ WCS2009で一躍有名になったポケモン 雨なみのり主軸の場合は、味方のなみのりを受けるのに最適 ねこだまし&ちょうはつのサポートからけたぐりでのカビゴン潰し どくづきでのルンパッパ、ユキノオー潰しまでそつなくこなす アンチ雨パの筆頭でもある ハピナス 雨状態ならばかみなりが必中であることを利用して、特性てんのめぐみと絡めてまひとダメージをばら撒く。 とくぼう及びHPの高さゆえ相手の特殊アタッカーは決定打を与えられないので相手の行動をある程度束縛できる。 てんのめぐみだと毒を回復できないのがつらいか。 カビゴン 天敵の一つであるゴウカザルが出にくくなるため、使いやすくなる。 雨パの天敵であるトリパやハピナス対策にもなる。 クロバット 雨状態であることによるメリットはまったくないが、特性せいしんりょくを利用して雨を降らせるのが目的 ブレイブバードで相手のルンパッパ、ユキノオーを潰すことも可能 バトレボではさいみんじゅつがインチキ臭い強さだが、 HGSS発売以降もさいみんじゅつとブレイブバードは同時遺伝ができない 使う場合はついばむ、もしくはエアスラッシュになる 使われる技:ブレイブバード ついばむ エアスラッシュ さいみんじゅつ いばる ちょうはつ みがわり まもる 持ち物:しめったいわ ソクノのみ ヤチェのみ ヘラクロス 一応雨乞い使える。 味方でスカーフムクホや炎・ドラゴン縛れるし、雨パの敵であるユキノオーやヌケニン、エンペルトやレジアイスが潰せる。 雨パの場合は恐らくスカーフより小回りを利かすヘラの方が良い 自身がルンパが入ったミラー対決やハピクレセといった耐久への相手が得意。 ルンパグドラの穴を良い感じに埋めれる。 雨パのメタグロスの安定感と先制技を無くして、通常雨パが苦手とする相手への突破力を選んだのが雨パのヘラクロスといえるだろう。 使いやすい飛行を味方が縛ってくれるのが何より良い。 ラティオス 実はあまごいを覚える。こいつに向かって挑発する奴はまずいない上に素早いのであまごいを持たせるのも手 不一致とはいえこの特攻からのかみなりやなみのりは強力 トゲキッス エアスラッシュでヌケニンやドクロッグに抜群取れるのは大きいが、何よりもこの指だろう。 ドータとかの遅い雨乞いポケの横において安全に雨降らせたり、ドロポン打たせたり出来る。一応雨乞いも覚える。 同じ飛行にはクロバットやサンダーもいるから、自由に選択すべし。 雨パ対策 雨パに強いポケ、及び技、戦術。当然だが、これらに強いポケモンも「よく使用されるポケモン」一覧に入っているため、全てのポケに有効であるわけではない。 有効なポケモン ヌケニン 雨パの天敵と言っても過言ではないであろうポケモン 意識せずに組むとヌケニンに手も足もでない構成になっている可能性がある。 テッカニン・メガヤンマ 片割れが天敵ならこっちも天敵 加速からのにほんばれを食らおうものならそれだけで雨パは壊滅してしまう。 ユキノオー 登場時に天候変化、ハイドロポンプと雷を半減するので対雨パ性能はなかなか 但しもう一度雨乞いされることも十分に有り得るので倒されないように注意 ランターン 雷無効、ハイドロポンプ半減、草結びのダメージも軽い ランターンはハイドロポンプ、雷を両方使えるので相手の雨を利用することも出来る ギャラドス 雨パ対策の一つである電磁波を最も有効に使えると思われるポケモン。 雨パのポケモンは電気ポケを除けばギャラドスに有効なダメージを与えがたいので麻痺を撒きやすい上、すいすいポケが苦手とするカビゴンの爆破を威嚇で押さえ込むことができる。 キングドラのめざパ(電気)も命の珠がない限りは一発耐えるので対雨パ性能はかなり高い。 唯一の難点は、主力技が水技であるために雨補正も受けられるが、キングドラ及びルンパッパへの直接ダメージはまったく期待できないこと。 使われる技:たきのぼり ストーンエッジ でんじは ちょうはつ みがわり まもる 持ち物:ソクノのみ カムラのみ たべのこし クロバット 猫だましでひるまない上、ブレイブバードでルンパッパを倒せるために初手グドラルンパに対する数少ない対応策となる。さらに相手の雨を降らす手段がクロバットかマルマイン、サンダースでない限りは挑発でそれを防ぐことができる。 その他、ブレイブバードは草に抜群であるために対晴れパ機能もかなり高い。 日本晴れで天候を変えることも可能。 ハピナス 相手の特殊アタッカーに安全に麻痺を撒けるポケモン。 相手にカブトプスなどの物理アタッカーがいた場合は厳しいが、特殊中心になりやすい雨パにとってはかなりの強敵。 カビゴン 雨ハイドロなら集中で落ちるのだが、だくりゅうやなみのりの場合は集中すら耐えて自爆してくる。 ドクロッグ WCS2009の世界チャンプのドクロッグパーティーは雨パではなくアンチ雨パである 水技が全く効かない上にルンパッパなどは一方的に弱点をつかれるなど最悪 しかもなみのり主軸の場合、いやでも使うたびに敵のドクロッグも回復させるハメになる 有効な技 トリックルーム トリックルームを発動させるとほぼ確実に相手から先手を取れるので当然有利。おまけにすいすいが逆効果。 日本晴れ 晴れにすればすいすい無効化、ハイドロポンプの威力が激減。 自爆&大爆発 相手のアタッカーをまとめて倒せるのは魅力だが、爆発前に倒されないように注意。 また、雨パには身代わり持ちが多いので気をつけること。 ちょうはつ 雨乞い役に挑発できれば良いが、雨乞いはマルマインやクロバット、サンダースなどが持っていることも多く、先制しての挑発というのは難しい。 身代わり持ちに挑発して安全に爆発を決めるなどもアリ。 でんじは&こごえるかぜ 電磁波さえ当てれば相手のアタッカーが使い物にならなくなることもあるのでかなり有効な手段だと思われる 凍える風は1回当てても最速のキングドラなどから先手を取るのは難しいので注意。 ターンを稼ぐ 基本は雨が降っているのは5ターンなため、かなり有効な作戦だが、湿った岩を持っていた場合はターン稼ぎで雨が切れるまで待つのは難しい。 身代わりにも注意すること。 また、カイオーガはさすがに無理 一番いいのはこちらもカイオーガを入れておくこと?? 参考パーティ 見せあい6→4で即席で考えてみた 悪いとこがあれば編集してくれ サンダース 性格:臆病 努力値:素早さ252 特攻196 HP4 特防52 もちもの:ヤタピのみ 技:かみなり めざめるパワー(氷) あまごい みがわり アグノム 性格:無邪気 努力値:素早さ252 特攻252 もちもの:きあいのタスキ 技:サイコキネシス だいばくはつ あまごい みきり キングドラ 性格:臆病 努力値:素早さ252 特攻252 もちもの:いのちのたま 技:ハイドロポンプ りゅうのはどう まもる どくどく ルンパッパ 性格:臆病 特性:すいすい 努力値:素早さ180 特攻252 残りHP もちもの:ラムのみ 技:ハイドロポンプ エナジーボール ねこだまし まもる メタグロス 性格:意地っ張り 努力値:HP252 特防180 残り攻撃 もちもの:こうてつプレート 技:コメットパンチ バレットパンチ かみなりパンチ まもる カビゴン 性格:勇敢 努力値:防御188 攻撃252 残りHP もちもの:オボンのみ 技:おんがえし かみくだく じばく まもる 補足 サンダースは守るを持たないため道具無しラティの流星群耐え調整、グドラは同族意識の最速、ルンパは雨時最速ヘラ抜き調整。 グロスは同族を抜く意味が薄いため、特防振りのみ(グドラのハイドロ耐え)。 そのままだとトリパ耐性が皆無なのでカビゴンを勇敢・最遅に。 基本はダースかアグノムに雨を降らせてもらってすいすいアタッカーが暴れる。雨サポートはルンパという形になるため、状態異常回復のラム。 カビの噛み砕くやグドラの毒はヌケニン対策。心配ならグロスに雪崩辺りをいれてもいいかも 因みにこのPTはスカーフヘラに壊滅させられかねないので、グロスをクロバとかに変えてもいいかもしれない (wikiの非公式大会の優勝者が使用していたPT) デンリュウ ♂ せいでんき あまごい かみなり リフレクター まもる しめったいわ アグノム - ふゆう サイコキネシス だいもんじ スキルスワップ みきり きあいのタスキ キングドラ ♀ すいすい ハイドロポンプ りゅうのはどう れいとうビーム まもる いのちのたま カブトプス ♂ すいすい ストーンエッジ たきのぼり シザークロス つばめがえし こだわりハチマキ マルマイン - せいでんき あまごい かみなり だいばくはつ まもる シュカのみ クロバット ♂ せいしんりょく あまごい さいみんじゅつ とんぼがえり まもる こうかくレンズ リンク 各天候パーティ議論
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名簿 01:AICE 02:綾乃 03:andante 04:一真 05:xiwong 06:佐藤 07:gemini 08:snowe 09:tara 10:男爵 11:提督 12:なめねこ 13:伯爵 14:ハングリーサン 15:huma 16:まな 17:右 18:有理 19:euro 20:yorozuya ◆ルール A.参加者全員には爆弾つきの首輪がつけられている。 B.一日に一人、誰かが死なないと全員の首輪爆発。 C.参加者には、ランダムで武器が支給される。 D.参加者の中には三人の人狼と十七人の村人がいる。 E.支給される武器と一緒に、人狼カードか村人カードが入っている。 F.生存している村人の数が生存している人狼以下の数になると、村人全員の首輪爆発。 G.全ての人狼か、村人が死亡した時点でゲーム終了。 H.ゲームが終了した時点で生きている者は、無事帰れる。 「と、言う訳でみなさんには殺し合いをして貰いますにゃ」 教壇に立ったnaviaは、厳かにそう宣言した。 「先生!」 一番最初に発言した奴は死ぬ。そんな他の企画のセオリーを知ってか知らずか、ネームプレートに13:伯爵と書いてある男が手を挙げる。 「はい、何でしょうか伯爵」 「学校の教室と言う舞台に一同を集めると言うのは様式美上いいんですが、どう考えても提督に学ランは無理があると思います」 みんなの視線が11:提督に集中する。 「どうも、提督です」 その視線を気にせず、提督は立ち上がると、周囲の人間に提督と印刷された自分の名刺を配り始めた。 「うん、正直あたしも無理があると思うにゃ」 「でも、yorozuyaにセーラー服を着せるセンスは何か安いAVっぽくていいと思いました!」 人を殺せそうな視線を、20:yorozuyaが13:伯爵へと向ける。 聞いての通り、男は全員学ラン、女は全員セーラー服を着させられている。 本当にそれは、安っぽい作り物の光景であった。 「まあ、そういうことで、適当に出席番号一番の人から武器を渡して行こっか。あ、その前に一人殺さなきゃいけないんだっけ。誰を殺すかはもう決まってるけど」 naviaさんのその言葉で、教室が緊張に包まれる。 「ごめんね、佐藤ちゃん」 「クソがっ」 06:佐藤は、そう言って机を殴った。naviaはサバイバルナイフを取り出すと、オーバースローでそれを放る。 「ショック」 06:佐藤はそう言い残し、頭にナイフを生やして絶命した。 「それじゃ、武器を配るよー」 こうして、割と酷いノリで人狼バトロワは始まるのであった。 【残り19人】 「舐めてる。絶対に舐めてる」 07:geminiは走った。 学校を出てすぐの戦闘行為、また学校内での戦闘行為は禁止されていない。 武器次第では交渉の余地が生まれるかも知れないが、彼のバックパックに入っていたのは保存食と水筒、そしてひのきのぼうと村人カードだった。だからこそ聡明な彼は、取り敢えず逃げて身を隠すことを選んだのだ。 木々の隙間を縫い、茂みを駆け抜け、どうにか学校から視認されない場所へ腰を落ち着ける。 乱れた呼吸を整えていると、何者かの声がした。 「gemini、カードを見せるにゃん!」 「……まあ、いいけど」 元より、武器がこれでは武力的解決は望めない。 geminiはサングラスのズレを直すと、バックパックから村人カードを取り出して放り投げた。 それを見て、草むらからバックパックを担いだ猫が姿を現す。 「geminiと戦うことにならなくて良かったにゃん」 「ところで、何でお前猫なの」 geminiは03:andanteが長靴を履いてない長靴を履いた猫状態なのに首を傾げる。 「誰かの悪ノリとか、きっとそういうのニャンよ。むしろnaviaさんが最強過ぎる存在な時点で、色々な人の願望が実現した世界なのかも知れないにゃん」 「成る程。naviaさん、実物にはあそこまで滅茶苦茶な戦闘力はなかったもんな。怖さは変わらないけど」 言った瞬間、ザーザーと無線のノイズのような音がする。 『げみに君、何か言った?』 「いえ」 「何でもないにゃん」 それは、首輪から聞こえた。 位置の監視や盗聴機能だけではなく、無線機能もついてるらしい。 「心臓によろしくないことがさらっと起きたのは気にしないことにして、andante、お前何支給された?」 「これにゃん」 andanteはバックパックから村人カードを見せた後、防弾チョッキを見せる。それは、人間用のサイズだった。 「サイズが合わないから、これはgeminiにやるにゃん。代わりにgeminiの武器を寄越すにゃん」 「……いいけど、多分要らないと思うで」 そう言って、geminiはバックパックからひのきのぼうを取り出す。 「……geminiだし、納得したにゃん」 「納得された。まあ、俺の得物こんなんだから、別に交換しないでいいぞ。悪いから」 「でも、俺はとても着られないからやっぱりやるにゃん」 「ありがとよ」 geminiはandanteから防弾チョッキを受け取ると、素早くそれを着込む。 「しかし、これからどうするかなあ」 「取り敢えず、それをやったお礼に俺を運ぶにゃん」 「分かった。まあ、辺りでも探索するか」 geminiはandanteを両手で抱えると、学校から更に離れるよう歩き出した。 【残り19人】 少女のバックパックにはリボルバーが入っていた。六発の弾が込められており、激突を起こしてトリガーを引けば弾が出る。単純な構造故に誤作動を起こしにくい武器だ。 「やあ、ハングリーサン」 その男は、校舎に寄っかかるようにして立っていた。サングラスをしている、不敵な笑みを浮かべた学ランの男。 「……伯爵さん」 14:hungrysunは、名前を呼びながら一歩後ずさる。 「別に、俺はそう名乗った訳じゃないんだけどな。何故かそう呼ばれる上、ネームプレートまで伯爵扱いだよ。天国ではそれはらむたらのIDなんだけどな。俺は三橋だよ、三橋」 「本当に、リアルでもその喋り方なんですね」 「……良く言われるよ」 やれやれと言った風に、13:伯爵は大袈裟に肩を竦める。 「まあ、取り敢えず一緒に行かないか?」 「何でです?」 伯爵がhungrysunに向かって一歩進むと、hungryusunはそれを受けて一歩下がる。 「何でって、そうだな。例えば四人以上のグループがあれば、そいつらを無理に殺そうとする奴は三人しか居なくなるんじゃないか」 「……どういうことです?」 「回転が遅いな。まあ、初めてやるゲームじゃこんなもんか。とは言え、俺は初めてでも待ち時間の間にそれぐらいは考えたが」 伯爵が一歩進む。hungrysunが一歩下がる。 「そう怯えるなよ」 伯爵は苦笑する。 「何で、四人以上のグループだと安全なんですか?」 「そうだな。お前、俺と手を組まないか? 取り敢えず、歩きながらその辺のことについて――」 そう言って近付いた瞬間。hungrysunは駆け出した。 「あー……まあ、いいか」 伯爵は小さくなっていくhungrysunの背中を見送ると、再び校舎に背を預けて次の人間を待った。 【残り19人】 17:右は考えた。 一体これは何だろうか、と。 分からなかったので、右は取り敢えずそれを自分に対して使ってみた。 『どうやら17:右は村人のようだ』 「成る程」 右は納得し、それを自分のバックパックへと仕舞う。 それは、人狼チェッカーというアイテムだった。瞳の形をした紫色の水晶っぽい手の平大の物体で、説明書には『瞳を首輪に向けると占い師気分が味わえます』と簡潔に書かれている。 「しかし、どうすりゃいんだろ」 右は腹が減っていたので保存食の乾パンを出すと、もぐもぐと食べながら校舎を出る。 「男爵さんか伯爵さんがいれば、色々と教えてくれそうなんだけど」 辺りを見回しても、人の気配はない。 「参ったなぁ」 右は食べ終えた乾パンの袋をバックパックへ入れ、適当な方向に歩き出す。 「本当、どうすりゃいいんだろ」 右は人がいそうな方向を何となくこっちだと決め、そっちへ歩いて行った。 「男爵さーん! いませんかー!」 その声は空しくこだまする。 「本当、どうすりゃいいんだろ」 そう言った時。不意にピンポンパンポーンという音が鳴り響く。 「あー、学校で聞いたなこれ。懐かしい」 『15:humaが死亡しました。残り、18人です』 「マジで!?」 右は驚いた。自分より遙かに逞しそうなhumaさんが死ぬなんて、と。 「ああもう、どうするかなあ」 右はそう言いながら、保存食の乾パンをもう一袋開けた。 【残り18人】 18:有理は走った。 既にやる気の奴がいる。それが分かったからだ。 humaさんを殺したのは多分人狼だろう。そう考えたから有理は走った。 走って走って走ったところで、男に会った。 「おや」 男はボウガンを右手に持ち、学ランの胸ポケットにそれと分かるよう村人カードを貼り付けている。 「有理は村人?」 09:taraは、にこにことしながら、油断無くボウガンを有理に向けて問う。 「……はい」 「見せて。ああ、ゆっくりね」 有理は言われた通り、ゆっくりとした動作で村人カードを取り出す。 「ああよかった。やっぱり私は運がいいな」 taraはボウガンを下ろすと、左手でおいでおいでをする。 有理は行くか逃げるか考えた後、taraへと近付いた。 「有理の武器は何?」 「……これです」 バックパックから取り出されたのは、給食用のフォークだった。 「あはは。それじゃ自分の身も守れないよね。私と一緒に行動した方がいいんじゃないかな」 「……そうですね」 「うん、それがいい。それじゃ行こっか」 「……どこにです?」 有理が気付かれないよう、ボウガンに視線を向ける。トリガーに人差し指がかかっており、それはいつでも発射出来るように思えた。 「近くに小屋があるんだ。休んだりするのにいいんじゃないかな。疲れてるだろう?」 「……はい」 「行こう」 taraは微笑み、ついてくるよう促す。 有理はこくんと頷くと、taraの視線を受けながら歩き出した。 【残り18人】 「yorozuyaさんは人狼ですよね?」 「いいえ、違います」 20:yorozuyaが村人カードを出すと、19:euroはディス・マシンガンの銃口を下ろす。 「ああ良かった、俺はyorozuyaさんを信じてましたよ」 「嘘ばっかり」 浴びせられる冷ややかな視線を、euroは好青年笑いで受け流す。大学で擬態して行く為に身につけられた、誰にでも好印象を与える笑みだ。 「取り敢えず、射線が確保出来なさそうなところまで走りましょうか」 「そうですね」 そう言って、二人は走り出す。 しばらく走ると、いい感じに視界が悪く、芝生が生えた場所を見つけたのでそこでこれからのことを話すことにした。 「何だか大変なことになりましたね」 「そうですね」 「セーラー服姿のyorozu」 「殴りますよ?」 「冗談です」 euroはバックパックから水筒を出すと、水分を補給する。 「huma君、死んじゃいましたね」 「会ったことあるんですか?」 「いや、今回初めて会いましたけど」 「そうですか」 蓋を閉め、バックパックへ水筒を仕舞うeuro。 「えーっと」 「それ」 yorozuyaは、euroの持つディス・マシンガンを指す。 「見せて貰っていいですか?」 「ああ、いいですよ」 村人が村人を殺しても意味がないと思ったのか、euroは無警戒にそれを渡した。 「結構重いですね」 「女の人が持ち歩くには向きませんね」 「これを持って、あれだけ走れるんですか」 「バスケやってましたし。まあ、もしそれをyorozuyaさんが持ち逃げしようとしても、走って追いつくぐらいは出来るんじゃないかな」 「そうですか」 yorozuyaは片手にディス・マシンガンを携えたまま、バックパックから一枚のカードを取り出す。 「あの、これ」 「げ」 そのカードには、人狼、と書かれていた。 【残り18人】 「いやー、マサカsnoweさんと合流出来るなんて」 「何でAICEさん、芋ジャージなんです? セーラー服じゃなくて」 01:AICEと08:snoweは和やかに家庭科室で談笑していた。 机の上にはクッキーとティーカップが二つ載っている。 「こう、正直自分でも無いなと思ったんで、更衣室で見つけたんで着替えました」 「成る程。似合ってますよAICEさん」 「snoweさんそれ褒めてませんよね」 「いや、えーっと。何となく言っただけです」 「そうですか、何となくですか。snoweさんは白いなあ」 二人は和やかに喋りながら、クッキー食べ食べ紅茶を飲む。 「それにしても、何でsnoweさんはここに?」 「普通、みんな急いで校舎から離れようとしますよね。だったら逆に、しばらく校舎で身を隠す方が安全だと思ったんですよ」 「ナルホド」 「AICEさんはどうして校舎に?」 「正直この格好はないので、何か着替えないかなーと探して見つけて着替え終わったら、丁度snoweさんと鉢合わせしたって言う」 「大丈夫、提督さんよりは似合ってましたよ、制服」 「あれはあれで凄く似合ってると言うか何と言うか、snoweさんは白いなあ」 AICEは乾いた笑いを誤魔化すよう、紅茶を飲む。 「しかし、ここで隠れている内に上手いこと終わらないかな」 「流石にそれは都合がよすぎるでしょう。まあ人数減ったらアナウンスがあるみたいなんで、残り8人とかになったら動き出さないと不味いと思いますよ」 「逆に言うなら、残り8人ぐらいになるまでは隠れていても大丈夫ですよね」 「まあウン、そうだけど。と言うかsnoweさん、humaさんが殺されたって言うのによくそんなクッキー食べられますね」 「甘い物は別腹ですから。と言うか、AICEさんも結構食べてるじゃないですか」 「いやマア、別にhumaさんを忍んでクッキーを食べないでいても、それでhumaさんが浮かばれるかと言えば別にそんなことはねえよなと言うか」 「AICEさんは白いですね」 「snoweさんは白いなあ」 こうして、家庭科室では平和なお茶会が続いていた。 【残り18人】 02:綾乃は一人、森を行く。 信じられるものが誰もいないからだ。 左手にはバックパックを持ち、右手には怪電波銃を携え。 「……これ、射程距離とかどんなもんなんだろ」 『20mぐらいかな』 「あ、どうも」 綾乃は心臓を押さえながら、お礼の言葉をどうにか口に出す。 「そっかー、20mかー。……そしてこれ、無線機能とかついてたんだ」 『じゃないと、変なことしようとしてた時爆破出来ないじゃん』 「……naviaさんこえー」 『こわくねー』 いやいや怖いですから。綾乃は心の中でそう呟きながら歩く。 「もしかして、humaさんは変なことしたんですか?」 返事はない。他の人の状況は教えられない決まりになっているのか、そもそも武器に関してのことだけ答えることになってるのだろうか。 ぼんやりと考えながら歩いていると小川を見つけたので、近くに腰を下ろし休む。 「さて、どうしようかな」 ポケットから自分のカードを取り出して、綾乃は一人ごちる。 「あの人なら、やるしかないことはやるんだろうな、きっと」 脳裏に浮かぶのは、死を畏れずに手を挙げたその姿。 「いや、むしろ死なないことが分かってたから手を挙げた――?」 バックパックをクッション代わりに、もふもふしながら綾乃は考える。 「何にせよ、やらなきゃいけないから、やるしかないか」 溜息。そして、怪電波銃を見つめる。 「まさか、精神耐性があるエイリアンとかいないよね?」 『いないよ』 「……ありがとうございます」 綾乃は鼓動を早める心臓に手をあてながら、何とかそう言った。 「やっぱり武器に関することだけなのかな」 その答えは、首輪からは返ってこなかった。 【残り18人】 「あ、andanteさーんっ」 「にゃァァァアア!!!!」 16:まなに抱きしめられ、圧死しそうになるandante。 「……よかったな、andante」 「よくにゃァアアアアアア死ぬ、死ぬって! 死ぬにゃ!」 「ごめんなさい、嬉しかったから……」 まなはandanteを抱きしめる手を緩めると、滲んだ涙をandanteで拭く。 「俺はタオルじゃないのにゃ……」 「私、どうしたらいいか分からなくて。寂しくて。渡された物も物騒だし……」 「とりあえず、えーっと、まな君はどうして俺達が見つけられたんだ。そして俺達が人狼二人組だとは思わなかったのか。それ以前にまな君は村人なのか」 geminiは感動の再会をする二人を冷ややかに見つめながら、矢継ぎ早に質問をする。 「あ、geminiさんですか? はい、これ」 不用心に放り投げられたバックパックをキャッチすると、中を改めた。 出てきたのは村人カードと、コルトパイソンと呼ばれるリボルバー式の銃。 「……えーっと」 geminiはどうしたもんか、とずしりと重いそれを見ながら考える。 その時。 『09:taraが死亡しました。残り、17人です』 そんなアナウンスが聞こえて来る。まなは体を強張らせた。 「だから、死ぬにゃー! 強いにゃー! 人間と同じ力で抱きしめ、あっ、漏れる! 漏れる何かがにゃアアアアアアアアアア」 「ご、ごめんなさい」 まなが抱きしめを解くと、andanteはぜーはーと肩で息をする。 「病魔が死んだか」 「まあ、人狼はとにかく村人を殺さにゃいと生き延びられないからにゃー。手当たり次第なんだろうにゃー」 「たららんが……」 まなはtaraのことを思いだして涙し、それをandanteで拭った。 「だから俺はタオルじゃないにゃ! やめろにゃ!」 geminiはコルトパイソンのシリンダーをカチリ、カチリと回しながら言う。 「まあ、普通に考えたら人狼がやったんだろうけど」 「……にゃ?」 「まあ、普通に考えておこうか」 そう言って、まなにコルトパイソンを差し出す。 「……そんなもの、私使えないよ。geminiさんが」 「いや、俺だから使えないんだ。これがオートマチックだったら良かったんだけどね」 geminiは苦笑し、自嘲気味に言う。 「君達、俺がリボルバー撃って弾出ると思ってるの?」 「にゃ。……そう言えば、そんにゃ話もあったにゃんね」 「俺が使っても弾が出ないし、andanteは猫の手だから使えない。だからこれは、まな君が持つべきやろ。元々、まな君のだし」 「そんな、まさかgeminiさんでも……」 geminiはコルトパイソンの撃鉄を慣れた仕草で起こすと、大木に向かって躊躇わず引き金を引いた。 カチリ。 「……多分、この世界は俺への悪意で出来てると思う。andanteが猫ということは、俺がリボルバー使って弾が出る訳がないんや」 「gemini……」 それを見て、andanteはほろりと涙を流す。 「そういう訳で、まな君が持っとき」 「……はい」 「まあ、どうにか村人が三人集まった。これは、いいことやで」 「そうなんですか?」 「そうにゃのか?」 geminiは頭を押さえ、andanteを持つまなの方を向いて喋り始める。 「要するに、人狼は最大で3だから、四人以上の集団があれば――」 【残り17人】 遠くで銃声がした、 『09:taraが死亡しました。残り、17人です』 アナウンスが流れる。 12:なめねこは考えた。普通、銃声がした方向から遠ざかるべきだ。 しかし、ヒル魔さんならどうするか。 普通、銃声がしたら逃げる。しかし、ヒル魔さんならその逆を行く。 そう思い、なめねこは歩き出す。銃声のした方へと。 走ったりはせず、ゆっくりと慎重に、周りに気を付けて歩き始めた。 しばらく歩くと小屋が見えた。 扉は開いていて、そこから硝煙と血の匂いが流れて来る。 なめねこは別に硝煙の匂いを嗅いだことは無かったが、それでもそれが硝煙の匂いだと分かった。硫黄の匂いを卵の腐った匂いと表現する人がいるが、腐った卵の匂いを実際に嗅いだことのない人間も硫黄の匂いをそう表現するのと似たようなものだろう。 なめねこは、おっと思考が逸れた、と自分を戒め、慎重に小屋に入る。 「これは……」 そこには、土手っ腹に風穴を空けた09:taraの死体があった。彼の足下にはボウガンが乱雑に置かれていて、その手にはカードが握らされている。 「あのー」 不意に掛けられた声に驚き、なめねこは身構え振り向く。 そこには紫色の怪しい瞳型オブジェクトを持った、17:右の姿があった。 「なめねこさん、ですよね」 「あ、はい」 丁寧な言葉でそう聞かれ、思わず敬語で返してしまう。 「俺が右です、初めまして」 「あ、はい。コロッサスとかすじにくとかなめねこです」 軽くおじぎをして来るので、なめねこも会釈を返す。 「あ、俺、村人です。ほら」 右は手に持ったそれを自分の首輪へと向ける。 『どうやら17:右は村人のようだ』 紫色のオブジェクトから、そんな声が聞こえた。 「えっと、それなんですか?」 「人狼チェッカーらしいです。あ、そうか。カードの方がいいのか」 右はバックパックから村人カードを取り出すと、それをなめねこへと見せる。 なめねこもポケットからカードを取り出し、それを右へと見せた。 「ああ良かった、なめねこさんが人狼だったらどうしようかと」 「……村人だと賭けてるなら、普通誤射を恐れてまずカードを見せますよね」 「ああ、そうか。そうした方がいいのか」 「そしてそれ、何です?」 「人狼チェッカーですか? なんかこれ、首輪に向けてスイッチを押すとその人が人狼かどうか分かるらしいです」 「……何で、話しかける前にそれを使わなかったんですか?」 「ああそうか、そうすれば良かったんだ」 なめねこは微妙な顔を右へと向ける。占い師が無能な村の村人は苦労するからだ。 「それで、何があったんです?」 「ああ、俺も今来たばかりで良く分からないんですけど、taraさんが死んでます」 「うわー」 右はなめねこに近付くと、その影からtaraの死体を見て嫌そうな顔をする。 「何か持ってますね」 「カード、のようですが」 なめねこはtaraの手を取り、持ってるカードの内容を確かめる。 そこには人狼、と書かれていた。 「うお」 「ああ、taraさんが人狼で、村人を殺そうとして返り討ちになったのかな」 右は足下に落ちているボウガンを見て言う。 「いや、これはもっと最悪なことだと思う」 「そうなんですか?」 「人狼は死んだ。そう思わせたい人狼の作戦だと考える方が妥当です」 「え、そうなの?」 「右さん、ちょっとそれ、貸して下さい」 「あ、いいですよ」 なめねこは人狼チェッカーを受け取り、taraの首輪に向けてスイッチを押す。 『このアイテムは、17:右専用です』 「なんだと……」 なめねこは驚愕した。自分の想像通りなら、これは最悪の事態だ。 最悪の事態を打開出来るかも知れない最終兵器を手にしたと思ったら、まさかそれを使えるのは右さんしかいないとは。占い師が無能だと、村人は苦労を強いられる。 「taraさんをチェックすればいいんですね?」 右はなめねこから人狼チェッカーを返して貰うと、taraの首輪に向けてそれを使う。 『どうやら09:taraは村人のようだ』 そんな音声が人狼チェッカーから流れる。 「やっぱり……」 「あれ、これ、壊れてるのかな」 右は人狼チェッカーを壁にがんがんと打ち付けた。 「やめてぇー! その子は繊細なのよ! そして別に壊れてる訳じゃない!」 「でも、taraさんは人狼だったんですよね?」 「いやいやいや! これは、人狼がtaraさんを殺して、自分のカードとtaraさんのカードを入れ替えたんですよ! 村人には人狼が死んだと見せかけて、自分は村人のフリをする。霊能者乗っ取りのような感じのことが行われたんですってば!」 「ああ、これがこの間やれって言ってた霊能者乗っ取りって奴ですか」 「いや、そうだけど! そうじゃないけど! そうだけど!」 「あれ、そうするとなめねこさんが乗っ取った可能性もありますよね?」 「乗っ取ってたらわざわざそんなこと話さないから! と言うか、普通そんなアイテムあったらまず俺に使いますよね!」 「あ、そうか。じゃあ使うね」 『どうやら12:なめねこは村人のようだ』 「おお、そうか」 「ええ、そうなんですよ右さん。そして、右さんは自分でも思っているより物凄く重要な立場にあるんです」 「え、なんで?」 「えーっと、その人狼チェッカーが右さん専用だからです。言わば、右さんは占い師なんですよ」 「ああ、そうか」 本当に分かってるのかこいつ。 なめねこは訝しみながら右を見る。 「取り敢えず、これからは一緒に行動しましょう。俺が狩人となり、右さんを守ります」 「おお、それは頼もしい」 なめねこは落ちていたボウガンを拾うと、それをチェックする。 どこも壊れておらず、普通に使えそうだ。 人狼は銃器を持っているようだが、これぐらいの武器なら使いようによっては対抗出来るはずだ。 「そういや、なめねこさんはどんな武器が支給されたんです?」 「トンカチです。周りが人狼チェッカーとかボウガンとか銃とか支給されてる中、トンカチです」 「あれ、もしかして俺の武器っていいものだったんですか?」 「……ええ、俺のトンカチより遙かに」 なめねこは説明するのを諦めると、taraの持っている人狼カードをどうするか考えて、そのままにすることに決めて小屋を出た。 「でも、なめねこさんのトンカチを使えば、俺の人狼チェッカーぐらい簡単に壊せそうですよ」 「お願いですから壊さないで下さい」 「いや、そういうことじゃなくて。使い方次第では、俺の武器よりなめねこさんの武器の方が強いっていうことを言いたくて」 「……まあ、大丈夫。俺に全て任せて、右さんはついて来て下さい」 「はい、分かりました」 不安だな。不安しかないな。 こんな時だからこそ、ヒル魔さんは虚勢を張る。 なめねこはそう考えると、右と一緒に歩き出した。 【残り17人】 04:一真はアイスピックで氷を削っていた。 ガッシュ、ガッシュ、ガッシュ。 それが手頃なサイズになるとグラスに移し、そこへ酒を注いでいく。 「悪いな」 「いえ」 10:男爵はそれを受け取ると、ちびちびと舐めるように味わい始める。 「……」 「……」 そこは、寂れた酒場だった。 酒があり、電気や水道も通っている。 拠点に選ぶには十分過ぎる好条件の場所だ。 「……」 「……」 会話もなく、手持ち無沙汰な一真はアイスピックでガッシュガッシュとロックアイスを削り始める。 「……」 「……」 カラン、とグラスの中で氷が鳴った。 味わいのある音だが、学ランを着た中学生と三十路の男しかいない酒場では味わいも何もない。 ただ、そこには沈黙があった。 見る者にとっては重い、だとか気不味い、だとかの形容詞がつくであろう。 「……飲まないのか?」 「ああ、はい。ウィスキーボンボンすら無理なんで」 「……そうか」 「……」 「……」 男爵はちびちびと酒を舐めながら、チーズたらを食べる。 「……」 「……」 酒場には家電類の稼働音と、一真が氷を削る音と、グラスと氷がぶつかる音だけ。 「男爵さんは」 「うん?」 「武器は、何を支給されたんですか?」 「原子力空母と搭載機および乗員一式」 「……えーっと、それは凄いですね」 「凄いは凄いが、現在日本海上を漂ってるらしい。ここは山の中で、連絡手段は何もない」 「……つまり、何もないのと同じってことですか?」 「そうでなきゃ、此処に来て火炎瓶なんか作ってないな」 男爵が視線を向けた先には、九十度以上の酒を選りすぐって作った火炎瓶が幾つも置いてあった。 「男爵さんは、人狼が来たらそれで戦うんですよね」 「どうするかな。メンドイ。一真、お前が戦え」 「ええ……?」 そう言われて、一真は困惑する。 「だって、相手は伯爵だぞ。面倒だろ」 「え? 伯爵さんが人狼なんですか?」 「名簿を良く見てみろ」 「あれ、名簿なんてありましたか?」 「教室に置いてあっただろ。ほら」 一真は、差し出されたそれを見る。 「良く見てみろ。こんなもん、humaを殺すのは伯爵しかいないだろ」 「そうですか……? 一応AICEさんからはんぐりさんまで可能性はあると思いますが」 「いや、どう考えても伯爵だろ。番号近いし。こんなもん伯爵がやったに決まってる」 「そうですか……」 男爵さんがそう言うのなら、そうなのかも知れない。 伯爵さんには気を付けよう。一真はそう思い、アイスピックで氷を砕く。 「おい一真、ちょっと伯爵殺して来てくれ」 「ええ……?」 「火炎瓶を投げるなり、アイスピックで一突きするなり、方法は何でもいい」 「でも、村人だったらどうするんですか」 「奴が人狼なら、humaから奪った村人カードを持ってるはずだ。殺してからゆっくりと確かめればいい」 「いや、伯爵さんが村人でも、村人カードは出て来ますよね」 「そんなのは些細なことだ。と言うかこんなもん、伯爵が人狼じゃない訳ないだろ。humaが死んでるんだから」 「はあ……」 そして話すことがなくなったのか、再び酒場は静かな音に包まれた。 【残り17人】 「しかし、こういう格好をしてると、若返った気がしますな」 「そうですか。正直私は、余りそういう趣味はないのですが」 11:提督と05:xiwongが並んで歩いていた。 提督の手には猟銃、xiwongさんの手にはポンプ式のショットガンが握られている。 「それにしてもまさか、こんなことになるなんて。世の中は不思議なことでいっぱいですな」 「そうですね。私もまさか、こんな悪趣味な催しに巻き込まれるとは思いませんでした」 二人は慎重に長銃を構え、森の中を歩いて行く。 ふと、視界に光る何かが入った。 「今、何か……」 「誰かいますね」 xiwongは提督を手で制して、軽く地面に伏せる。 「二人、人がいるのかな」 「euroさまと、yorozuyaさまですね。二人とも人狼、と言う確率は低いと思います。カードを出して、接触してみましょうか」 「そうですな」 提督とxiwongは村人と書かれたカードを取り出すと、慎重に二人へと近付いて行った。 【残り17人】 「歩けども、歩けども、人の姿はなし。運がいいのか、悪いのか」 「geminiの運が悪くても、俺の運は普通だから大丈夫にゃ」 「私も、運はいい方ー」 geminiと、andanteを抱いたまなは森の中を歩いていた。 何にせよ、誰かと接触しないことには始まらないからだ。 「ところでまな君は、どうして俺達の居場所が分かったの?」 「ああ、えっと。何だか美味しそうな匂いがしたんです」 「……これがgeminiが良く初回襲撃される秘密か」 「な・め・ん・な」 geminiは、フラワーロックのような笑顔を一人と一匹に向ける。 「しかし、まなは実際運がいいにゃ。俺達と会えたんだから」 「うん。andanteさん、大好きー」 「いやだからちょっと強い強い強いっておうふゲフッ」 「割と本気でandante死にそうだから、緩めておやり」 「は~い」 そう返事をすると、まなはandanteのふわふわボディに頬擦りをする。 「ああっ、俺の自慢の毛並みがー。にゃー」 「えへへ」 その光景を見て、geminiは優しい笑みを漏らす。 その時。 「げはぁっ」 不意にgeminiが吹っ飛ぶようにして倒れた。 「geminiィーーーッ!!!」 「geminiさんっ!!」 一人と一匹は、慌ててgeminiに駆け寄る。 「敵にゃ!? 人狼にゃ!? どこにゃ!? せめてそれを伝えてから死んでくれにゃ!」 「geminiさんっ、geminiさんっ!」 andanteは切羽詰まった顔で、まなは泣きそうな顔で倒れたgeminiを揺さぶる。 「だ、大丈夫や。防弾チョッキのお陰で助かった。多分、無ければ普通に死んでた」 「一体何があったんだ、gemini! 言え! 言うんにゃ!」 「大丈夫ですか!? 怪我ないですか!? 本当に大丈夫ですか? 頭とか打ってませんか!?」 geminiは一人と一匹を宥めるよう、落ち着いた声色で言う。 「大丈夫。これは恐らく……流れ弾や」 そう言った瞬間、アナウンスが聞こえてくる。 『11:提督、19:euro、20:yorozuyaが死亡しました。残り、14人です』 「にゃんだって!?」 「多分、その戦闘の流れ弾だろうな。と言うか、どういう確率だろうなこれ。本当に悪意に満ちてるな、この世界」 「……そんな。人狼は、やる気なんですね」 まなは、悲しそうに目を伏せて呟く。 「そうだね。生きる為に必死なんだろう。だからまな君、それが敵なら……躊躇わずに撃て」 「…………。はい」 「と言うか、geminiが戦えにゃ」 「だから、俺は武器がないんだよ! リボルバーは弾出ないんだよ!」 「情けない奴にゃ」 「猫のandanteに言われたくねぇ!!!」 geminiとandanteのじゃれ合いを見て、まなはくすりと笑った。 【残り14人】 『11:提督、19:euro、20:yorozuyaが死亡しました。残り、14人です』 かたん。ティーカップが倒れ、琥珀色の液体が机の上に広がった。 「あ、え、えーっと、snoweさん」 「……現実味が、沸きませんね」 「そ、そうですね。と言うかそもそも何かコスプレ喫茶みたいなことになってますね、と言うかそうじゃなくイヤつまりその」 「大丈夫です」 snoweはそう言って微笑む。 「結局、一番大事なのは自分の身ですから」 「あ、いや、エートsnoweさん」 「なんですか、AICEさん」 AICEは姿勢を正し、言う。 「割と本気で、snoweさんは私が守りますから」 「それなら、私はAICEさんを守ります」 「あ、ハイ。よろしくお願いします」 それでもお茶会は続く。 【残り14人】 『11:提督、19:euro、20:yorozuyaが死亡しました。残り、14人です』 「やべえー! 人狼が派手にやってやがる!」 なめねこはそう言うと、器用にボウガンを持ったまま頭を抱えた。 「大丈夫ですよ、なめねこさん。きっと今ので人狼が一匹ぐらい減ってますって」 「減ってなかったらどうするんだ! と言うか、右さんは危機感が足りませんよね!」 「よく言われます」 「いや、言われます、じゃなくて」 なめねこはがくりと膝をつく。 「どうしたんですかなめねこさん、歩き通しで疲れましたか?」 「いや、それは大丈夫ですけど。まあ、いいでしょう。全て狩人の私が何とかしてみせましょう」 「おお、頼もしい。ところでなめねこさん、思ったんですが」 「何でしょう」 右は、自信満々に言った。 「これが人狼を模してるゲームなら、色々な役職が存在するかも知れない」 「まあ、その可能性はありますね」 「そこで考えたんだけど、実は俺、狩人かも知れない!」 「いや、どう考えても右さんは占い師ですから! 占い師ですから! と言うか、さっきそれ言いましたよね!? なめねこ言いました! なめねこ言っちゃった! 言っちゃった!!」 「なめねこさん、キャラが壊れてますよ」 「フフフ、この私ともあろうものが……」 なめねこは水筒を取り出すと、水を一口飲んで息を吐き出す。 「とにかく、今は情報を集めるのが先決です。どうにか隠れながら、人狼全員の情報が欲しい」 「人狼を全員倒さない限り、俺達生きて帰れないもんね」 「そういうことです。まず大事なのは、情報。二人組とか三人組とかでも、今となっては安心出来ません」 「え、何で?」 「いやだから、人狼が村人になりすまして混ざってると言ったじゃないですか」 「ああ、そうだった」 なめねこは、不安になる。 不安になったが、やるしかない。 占い師は彼だけなのだ。 多分、彼が死んだら人狼の天下がやって来る。 いや、本当に人狼ゲームが始まってしまう。村人が村人を殺し合う。 それだけは、避けたかった。 そんなことになったら、人狼の方が有利に決まっているのだから。 「とにかく、今は誰かをこっそり見つけましょう。早くしないと、人数が六人とかになって私達の首輪が爆発するかも知れない」 「え、何で?」 「いや……村人の数が人狼以下になったら、村人の首輪は全部爆発しますよね」 「……おお」 「おお、じゃねぇえええええええ!!!!!!!!」 「落ち着いて、なめねこさん」 「はあ、はあ、はあ、はあ……」 二人の旅は続く。 【残り14人】 河原で一人、ぱしゃぱしゃと手を洗う少女が一人。 「よう」 男はくるくるとカードを弄びながら、少女に声を掛けた。 「……伯爵さん……?」 「元気か?」 「洗っても、洗っても……落ちないんです」 少女の制服は血で彩られていて、何かがあったことは誰の目にも明らかだ。 「大丈夫、もう十分綺麗だよ。もう何もついてない」 「でも……落ちないんです」 「そりゃ、記憶はそう簡単に無くならない。だからこそ、それでいいんだよ。行くぞ」 「何処へ……ですか?」 少女は虚ろな瞳で、もう夕暮れだと言うのにサングラスを掛けた男を見上げる。 「学校へ。そこには着替えぐらいあるだろう。その格好は、少々警戒心を煽りすぎる」 ほら、と言うように手を差し伸べると、少女はそれを掴んで立ち上がる。 「アイムシンギン、ザレィーン♪」 男は少女の手を引きながら、晴れているのに雨の日の歌を唄いながら歩き始めた。 【残り14人】 それは神の悪戯か、悪魔の導きか。 夕暮れの森の中、二人は出会ってしまった。 「は、はぐりん?」 「あ、あやのん?」 02:綾乃と14:hungryusunは、お互いのことをそんな名前で呼んだ。 「何であやのん、学ラン着てるの?」 「……誰かの悪意だよ。はぐりんだって、どうして今更セーラー服とか着てるの?」 「……」 「……」 無意識に、お互いの傷を付き合ってしまう二人。 油断無く銃を構えながら、二人は出方を探り合う。 「はぐりんは村人だよね?」 「そういうあやのんは?」 「えーっと、カード見せてくれるかな」 「あやのんが見せてくれたら見せるよ」 「……」 「……」 二人に緊張が走り、冷や汗が肌を伝う。 「それじゃあ、一緒に出すってのはどう?」 「一緒に弾が出そうだから怖い」 「うん、私もそう思った」 「ですよね」 「……」 「……」 気不味い沈黙。 このままでは、共倒れも有り得る。 綾乃はそう考えた。 「じゃあ、私が先にカードを見せるから。それでどう? ね」 「……それじゃあ、とりあえず見せて下さい」 「はい」 綾乃はポケットから村人と書かれたカードを取り出すと、それを見せる。 「でも、人狼はhumaさんを殺して村人カードを既に奪ってると思います」 「……いや、それは私も考えたけど」 「だから、あやのんは信用出来ません。むしろ誰も信用出来ません。信じられるのは自分だけです」 「私は、今の反応からはぐりんが村人だってことは分かったよ……」 「そうやって油断させて、taraさんや提督さん、xiwongさんやeuroさんを殺した可能性もありますよね?」 「その推理は間違ってるよ」 「……いいんです、私はポンで!」 「開き直った!?」 hungrysunは、身を翻して走り出す。 「ああ、もう……仕方無いな」 そして辺りに銃声が響いた。 【残り14人】 酒場で、男爵は酒を飲んでいた。 一真は、あり合わせの材料で夕食を作ろうとしている。 「……焼き肉のタレをご飯にかけたらむっちゃ美味いかと思ってやってみたんですけど、不味いです」 「……。飯を足して胡椒を振って、水を加えて中華鍋で炒めろ。油の代わりにマヨネーズを敷いて」 「分かりました」 男爵は呼吸をするように一真を顎で使い、ちびちびと酒を舐める。 「さっき、まとめて三人死んだだろ」 「あ、はい」 中華鍋を振る一真に、男爵は話しかける。 「マシンガンだとか、ショットガンとか、その手の大物を持つ奴には気を付けろ。まず人狼と思って間違いない」 「その人が、三人を殺したんですか?」 「乱戦の末、そうなった可能性もあるが……相打ちとかも有り得るが。普通に考えたら、人狼はそういう殺戮兵器を持ってると思って間違いない」 「ほむ」 一真はじゃーじゃーと具無しチャーハンを炒め、皿に盛る。 「出来ました」 「ご苦労」 それを肴に、男爵はちびちびと酒を舐める。 「おお、むっちゃ美味い」 「まあまあだ」 一真はそれを食べながら、カクテル用のオレンジジュースを飲む。 そして皿が空になる頃、アナウンスが入った。 『14:hungrysunが死亡しました。残り、13人です』 「……うわぁ」 「一人は伯爵で、一人はマシンガンかショットガンを持った奴。最後の一人は普通に短銃を持った奴かな。人狼は大体絞れた」 「それなら、そろそろ動きますか? このまま何もしないと、俺達の首輪も爆発する可能性が」 「そうだな」 男爵は考えるようにして、一気にグラスの中身を空にする。 「……メンドイ」 「……ですよねー」 男爵は村人と印刷されている上に、油性マジックで狩人と上書きされた自分のカードを見ながら氷を噛み砕いた。 やがて日が落ち、夜になった。 【残り13人】 「夜だにゃー。暇にゃー」 naviaは校長室のふかふかの椅子に座って、伸びをする。 「まあ、このペースなら明日か明後日には終わるかにゃー。……お?」 光点が、ある場所へと集まり始めていた。その数は七つ。 「これは、案外今日中に終わるかもにゃー」 naviaは、愉しそうに機器を弄り始めた。 【残り13人】 「学校とは、盲点だったにゃんね」 「宿直室とか保健室とか、色々あるやろ」 「うん、言われてみればそうかも」 gemini、まな、andanteの二人と一匹は、夜の闇に紛れて学校に戻って来ていた。 足音を立てないよう、そろりそろりと保健室へ忍び込む。 「ふかふかベッドにゃー!」 忍び込むまではそろりそろりとしていたが、保健室に入るなりandanteはいきなりベッドにダイブした。 「ぼうんぼうんにゃー! にゃー!」 ベッドの上でぼふんぼふんと跳ねる。 「いや、保健室のベッドって、割と固い方やと思うで」 「わーい、ベッドベッドー」 まなもそれに続いて、andanteの上にダイブする。 「オブバッ! ……きゅう、にゃー……」 ぐったりと伸びるandante。 「まあ、あんまり騒ぐのはよくないで。いつ、人狼が襲ってくるかも分からんし」 「でも、まさかスタート地点に戻って来てる人なんていないよね?」 「にゃー。いないと思うにゃー」 andanteはすぐに復活し、ごろごろごろごろごろごろごろしだす。気持ち良さそうだ。 「まあ、一応電気は消したままで。俺、校舎を見回ってくるから」 「いってらっしゃーい」 「防弾チョッキ分働けにゃ! 何かあったら叫びながら囮になって逃げろにゃ! 俺達はその間に逃げ出すからにゃっ」 「あいよ」 geminiは苦笑すると、保健室を出て行った。 【残り13人】 「まあ、スタート地点に戻ってる奴は他にも居るだろうな、とは思ってはいたが」 伯爵はクイ、とサングラスのずれを直して紅茶に口をつける。 「まさか最初から校舎から出てない連中がいるとは。灯台最も暗し作戦か」 「ハハハ、何か成り行きでそんなことに」 伯爵、有理、AICE、snoweの四人は家庭科室で紅茶を飲んでいた。 「ところで伯爵さん、人狼は誰だと思いますか?」 「一人はhumaだった」 snoweの質問に、伯爵は涼しい顔で答える。 偽りの和やかさが、一気に凍り付くのを三人は感じていた。 「俺は村人だぜ! とカード見せたらじゃあ死ね! と突っ込んできたので返り討ちにした。そうしたら奴のバックパックからこれが出てきたな」 伯爵は、ゆっくりとした動作で人狼と書かれたカードを放る。 「いや、マサカhumaさんが……」 「まあ、人狼は後二匹だ。何か既に結構人が死んでるから、もしかしたら残り一匹かも知れないな」 「そうだったんですか。……humaさんが村人で、伯爵さんは人狼で、伯爵さんはhumaさんの村人カードを奪ったということも当然考えられますよね?」 snoweは、油断なく聞く。テーブルの下には、いつでも取り出せるようジュラルミンシールドが用意してあった。 「俺が人狼なら、とっくに有理を殺してるんじゃないか。と言うか、のんびりお茶なんて飲んでないよね。もし俺が人狼なら、最低でも六人まで人数を減らさなきゃいけない。最悪の場合、自分を含めて二人までだな。とても、誰かを生かす余裕なんてないと思うんだが」 「有理さんが人狼で、手を組んでいるのかも知れません」 「はっはっは、まさか。俺はともかく、有理まで人狼に見えるかい?」 「確かに、伯爵は人狼でもおかしくはないけれど、有理さんはなんかそんな気はしないなーという気もしなくもないようなあるような」 AICEは、乾いた笑いをしながら言う。 「まあ、どうせ俺が信用されないであろうことは解ってたからいいけど。二人が村人だって解って良かったよ。後は男爵、右、なめねこ、一真、まな、andanteだけかな。俺視点の人狼候補は」 「……? geminiさんや綾乃さん、xiwongさんには会ったんですか?」 「ああ、序盤にちょっとね。多分その三人が人狼って事は無いと思うよ」 「そうですか。どうしてその三人と一緒に行動しなかったんです?」 伯爵は、ぐいっと紅茶を一気にあおってから答える。 「……誰一人として、俺を村人と信用しなかったんだ。信じてくれたのは悲しいかな、有理だけだ。こう、伯爵だからこそ何でもやる、と思われて本気で全然信用されなかった。悲しいよな」 「気持ちは分かる気もします。……それで、他には誰に会いました?」 「ハングリーサンと、死体となったtaraだけかな。ハングリーサンはこう、脱兎の勢いで俺から逃げて行ったよ。ありゃ、間違いなく村人だったな。taraは、何か人狼カード握って死んでたぞ」 「え?」 がたん。snoweが思わずテーブルに乗り出し、紅茶が揺れる。 「多分、人狼がtaraをぶっ殺して、カードを交換したんじゃねーかな。だから正直、村人カードを見せたぐらいで信用しないってのは正しい。人狼は、村人の中に潜伏してる」 「……だったら」 「だからこそ俺は、多くの人間と接触して、そいつが人狼かどうか確かめてる。俺は、人の嘘ぐらい見抜けるからな。隠し事がある奴はすぐに解るんだよ。知ってるだろ?」 snoweもAICEも、何も言えずに伯爵を見る。 この男を、信用していいのかどうか。 「まあ、いいけどよ。此処に篭もってりゃ、俺が人狼を見つけ次第ちゃんと殺しておくから。ああ、俺が死んだという放送が流れたら、後は宜しくな。それまでは、隠れてるだけでいい」 そう言うと、伯爵は立ち上がる。 「あれ伯爵、どこ行くんですか?」 「トイレ」 「あ、行ってらっしゃい」 そして後ろを見せ、無警戒に歩き出す。 「伯爵さん」 それを呼び止めるsnowe。 「ん、何だ?」 「どうして有理が、AICEさんの制服を着ているんですか?」 「あ、言われてみれば」 AICEは、有理の着ているセーラー服をしげしげと眺める。 「更衣室にあったから、拝借したんだが。そうか、AICE野郎のだったか。いや、有理が途中川に落ちてな。此処には、着替えを探す目的で来たんだよ。そうしたら丁度良く制服があったもので、まあ、サイズは少しばかり大きいみたいだったけど着て貰ったんだ」 「……そうですか」 伯爵は家庭科室の扉を開けると、出て行った。 「……ねぇ、有理。今の伯爵さんの話、本当?」 「はい、本当です」 「……うん、そっか。ごめんね、疑って」 「いいえ、こんな状況ですから仕方ありませんよ」 【残り13人】 「にゃー」 「ごろごろー」 「にゃー」 「ごろごろー」 「もふもふにゃー」 「ごろごろー」 一人と一匹はくつろいでいた。 「何か、こうしてると余り綾乃のことを言えないにゃんね」 「そうだにゃー」 「真似するにゃあ」 「にゃー♪」 まなは、andanteを抱きしめてすりすりする。 「……このまま、誰かが人狼を全部倒してくれればいいのにね」 「にゃー。多分世の中そう甘くないにゃ」 「うー」 「唸っても甘くないものは甘くないにゃ」 そんなことを話してた時、保健室のドアが開き、誰か入って来た。 「geminiさんお帰りー」 「あ、gemi……にゃっ!?」 そして銃声が二回響く。 『03:andanteと16:まなが死亡しました。残り、11人です』 人影はバックパックを一つ担ぐと、物言わぬ死体となったまなからコルトパイソンを抜き取り、保健室を後にした。 【残り11人】 「そろそろ動かないと不味いか」 「ですね」 酒場で、相変わらず男爵は酒を飲んでいた。 「今日は眠いから、明日から頑張ろう」 「ですね」 「お邪魔しまーす」 右は、元気良く挨拶しながら扉を開けた。 「右さん危なぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああい!!!!」 なめねこは右にタックルをし、引き倒す。 「な、なんだ?」 「襲撃にしては、何か間抜けすぎる声が聞こえましたが」 そう言いつつ、油断無く一真は武器を取る。 「だから右さん! わざわざそんな、要らない! そんな度胸は! そんな度胸は何も要らない!」 「でもなめねこさん、この間命は投げ捨てるものだって」 「そんな世紀末バスケの話は! 現実に当てはめてはいけない! これはゲームじゃなくて現実なのよ、右さん!」 「そっかー」 入り口から、そんな声が聞こえて来る。 「おい一真、あれ人狼だと思うか?」 「いえ、思いません」 「俺もそう思う」 しばらく待ってると、紫色のオブジェクトを高々と掲げた右と、ボウガンを構えたなめねこが酒場へと入って来た。 「いらっしゃいませ」 「あ、どうも。ほら、右さん」 右は事前の打ち合わせ通り、二人の首輪に向けてスイッチを押した。 『どうやら10:男爵は村人のようだ』 『どうやら04:一真は村人のようだ』 「……なんだそれ?」 「ああ、よかった。二人とも、村人だった」 なめねこは胸を撫で下ろす。 「わーい、仲間仲間」 右は男爵に駆け寄り、隣に座った。 「ええっと、これはですね……」 何故か右のことなのに、なめねこが詳しく説明しだした。 【残り11人】