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スーパーロボット大戦Z (Part1/2) ページ容量上限の都合で2分割されています。 part44-34~37,42,51,57,70,99~100、part47-346,348~351,part49-305~315,320~325,362~364、2010/02/26直接編集、part50-60~62,74~79 34 :スパロボZ1:2009/02/07(土) 15 38 08 ID RM+OIRWE0 参戦陣(だいたい) ガンダム Z、逆シャア(機体だけ)、X、∀、SEEDDestiny ザブングル、ダイターン3、ザンボット3、キングゲイナー、バルディオス、 ゴッドシグマ、マジンガー、グレートマジンガー、ゲッターG、アクエリオン、 グラヴィオン、ビッグオー、エウレカセブン、オーガス 主人公紹介 ・リアル系 セツコ・オハラ 19歳。地球連邦所属のパイロット。ただし実戦経験なしの新兵。 スパロボ史上、もっとも不幸な主人公。 機体はバルゴラ。次期地球連邦主力量産機の試作型。 ・スーパー系 ランド・トラビス 27歳。通称ザ・ヒート、もっと有名な通称がザ・クラッシャー。 職業は修理屋ビーターサービス所属の技師。 機体はガンレオン。ロボットサイズのスパナや巨大レンチを持つライオンを模した機体。修理装置もち。 35 :スパロボZ2:2009/02/07(土) 16 01 59 ID RM+OIRWE0 セツコ編1話 地球連邦の次期主力量産機の試作機バルゴラ。 そのテストチームとして結成されたのがザ・グローリースター。 セツコ(少尉)は経験は浅いものの、その丁寧な操縦技術を買われてそこに配属される。 チーフのデンゼル大尉(ハゲ)とサブチーフのトビー中尉(ウェーバー軍曹似)に暖かく迎えられる。 しかし地球連邦はティターンズが幅を利かせている時期であり、 彼らがいる月基地にもエゥ-ゴが進入してきたのだった。 戦にはデンゼル、トビーが出撃。 まだ配属されたばかりのセツコは待機兼戦闘記録を指示される。 しかしやってみせると出撃する。 エゥーゴの攻撃を耐え凌いだ彼らだったが謎のトラブルに見舞われる。 気付いたときにはまったく別の場所にいるのだった。 ・ランド編1話 ビーターサービスは従業員のスマイルと確かな技術がウリの修理屋。 技師のランドと社長代理兼経理兼営業のメール(16歳の幼女)は旅をしていた。 あるたどり着いた町で路上でガンダムを叩き売りしている少年を見かける。 言うまでもなくガロード(ガンダムX)である。 値切ろうとしてくる客にビタ一文まけないガロード。客の中にはホーラ一家のゲバラ(ザブングル)がいた。 手荒い手段に出たゲバラたちだが、ガロードは持ち前のタフさ、そしてランドの助太刀で乗り切った。 そして負け犬の遠吠えに町を破壊してやるとヤケになるゲバラだが、それを阻止したのは一発の銃弾。 遠距離からの正確な狙撃でゲバラをしとめたのは、ゲイン・ビジョウ(キングゲイナー)という青年だった。 続く 36 :スパロボZ3:2009/02/07(土) 16 42 26 ID RM+OIRWE0 セツコ編2話 異変に巻き込まれたグローリースターのメンバー。気付けばどこかのコロニ-にいるようだった。 そこコロニーは厳重な警備が施されており、突然現れた彼らに銃を向ける。 ここはどこかと聞けば「プラント」と答えられる。彼らはザフト(ガンダム種伝) そのトラブルの中、コロニーの一角が爆破され、中から3機のガンダムが出てきた。 3機のガンダムはたちどころに警備に配置されていた機体を破壊していく。 ガンダムが強奪されたのだ。 それに乗じて逃げるorザフトに協力して身の保証を立てようとするグローリースター。 そこにまた一機別のガンダムが。 インパルスガンダムを駆るシン・アスカ(種伝説)である。 しかし奮戦もむなしくガンダム3機は奪われてしまう。 そしてグローリースターは戦闘後にザフトに一時拘留されるのだった。 ・ランド編2話 ゲインは自分をエクソダス請負人と名乗った。 エクソダスとは、シベリアでドームポリスという閉鎖施設で暮らす人々が、 自由と新天地を求めてドームを脱出することを言う。 ゲインは次のエクソダスがかなり手強い仕事であると予測し、用心棒を探しに来たのだった。 ゲインに雇われるランドとガロード。 ガロードも仲間とはぐれてしまって、仲間を探す旅の路銀にガンダムを売ろうしていたのだった。 シベリアのあるドームポリスで暮らす少年ゲイナー・サンガ(キングゲイナー)。 引き篭もり少年である彼が珍しく学校に行ったとき、授業中の教室にシベリア鉄道を名乗る女性が乱入。ゲイナーを拘束する。 シベリア鉄道はその名の通り鉄道会社であるが、ドームポリスへの食料の仕入れもすべて彼らが仕切っており、 すなわちドームで暮らす人々はすべてシベ鉄の言いなりになる他がなくそのためのエクソダスであった。 ゲイナーの拘束はエクソダス容疑。ゲイナーの両親がエクソダス容疑で射殺されたことが原因だった。 ゲイナーがぶち込まれた牢には、同じくエクソダスの容疑で拘束された人々がいた。 そしてまた一人牢に入れられる。ゲインだった。 ゲイン(中に入り込むためにワザと捕まった)は門番が油断した隙に脱走する。 ゲイナーもそれに乗じて脱走を決意、ゲインについて行くことを申しである。 「エクソダス、するかい?」 町では祭りが開かれていた。 祭りの喧騒の中ゲインたちは、古物収集の趣味があるメダイユ公爵家に忍び込み、 一機のオーバーマンを盗む。操縦席に入ったゲイナーは、その機体にキングゲイナーの名づけた。 オーバーマン強奪のついでに、公爵家息女のアナ姫(キンゲ)を人質として誘拐する。 祭りの賑わい、そして脱走によって混乱するシベ鉄。 その騒ぎに乗じて、ドーム内のエクソダス実行組織『ヤーパンの天井』が動き出す。 ゲインを雇ったのは彼らである。そしてエクソダスが始まった。 ゲインが計画したエクソダスは、都市ユニット(ドームの一部)ごとエクソダスするという大規模かつ過激なもの。 シベ鉄が阻止しようと出撃するも、ゲイナーとゲイン、そして助っ人のランド、ガロードの助けで無事エクソダスがスタートできたのだった。 続く 37 :スパロボZ3:2009/02/07(土) 17 37 16 ID RM+OIRWE0 セツコ編3話 ザフトに拘束されるグローリースター。彼らはミネルバという戦艦に乗せられる。 ミネルバは急遽出撃し、強奪されたガンダム3機を追跡する任務に出た。 ミネルバには非難してきたザフトの最高責任者デュランダル議長(種伝)、議長と対談していたオーブ諸侯連合国代表カガリ(種伝)、その護衛アレックス(種伝)がいた。 強奪した3機が搭乗した地球連合所属の戦艦を補足し戦闘を仕掛ける。 戦闘にはシン、ルナマリア(種伝)、レイ(種伝)のザフト赤組3人が出撃。 しかし戦闘の最中、異変が起こる(グローリースターが巻き込まれたものと同種) 今度は、ミネルバ、地球連合軍全員を巻き込んで。 気がつけば、今度は別の戦場に場所を移していた。 戦闘していたのはエゥーゴとティターンズ、その戦場のど真ん中にワープしていた。 ミネルバの艦長タリアはそちらの戦場に介入するつもりはないと釈明する。 アーガマの艦長ブライト(Zガンダム)はそれを受け入れるも、ティターンズは自分達以外はすべて敵な組織である。 アーガマとミネルバはとっさに強力、戦場での現場判断ということでグローリースターも出撃、協力してティターンズ、地球連合を追い払うのだった。 ・ランド編3話 エクソダスを許すといろいろ都合が悪いシベ鉄は、ヤーパンの天井追跡にでる。 しかしヤーパンの天井の都市ユニットを引っ張るバッハクロンのエンジンの調子が悪く、近く都市ユニットが止まってしまうという。 修理しながらやっていくしかないという結論に達する。 そこにランドがかつてのツテを呼び協力してもらうことになる。 一方、ゲイナーは不貞腐れていた。 ゲインについていくのは脱走までで、エクソダスをするつもりなんかなかったという。 そのエクソダスには彼の担任の先生や、憧れのクラスメイトのサラ(キンゲ)まで参加していた。 当り散らす彼だが、サラに「情けないひと」と揶揄される。 好きな女にキツイこと言われて凹むゲイナーだが、そこにガロードが発破をかける。 「お前それでいいのか?」と「好きな子にいいとこ見せてやろうぜ」と。 そこにシベ鉄が追撃を仕掛けてきた。 迎撃するもシベ鉄は傭兵としてホーラ一家(ザブングル)を雇い、数で押してきた。 そこにランドのツテであったジロン(ザブングル)をはじめとするアイアンギアー一党が加勢してくれる。 優勢に進む戦局だが、そこにシベ鉄のヤッサバ(キンゲ)が駆るオーバーマンラッシュロッドが搭乗。 ラッシュロッドは時を止めるオーバースキルを持ち、苦戦を強いられる一行。 サラが狙われ、もうダメかと思ったときゲイナーがそれを阻止。戦闘に加わった。 ラッシュロッドのオーバースキルに対し、キングゲイナーもオーバースキルで対抗。 何とか今回の戦いも斬り抜けるのだった。 シベ鉄の攻撃もジロンたちの援護で凌ぎ、都市ユニットもアイアンギアーで引っ張ってもらい、先に進む。 続く 42 :スパロボZ4 ◆l1l6Ur354A:2009/02/07(土) 20 22 00 ID RM+OIRWE0 そうか、トリップ付け忘れてたか…… ごめん、参戦陣にグレンダイザーを忘れていた… セツコ編4話 前話の、エゥーゴ、ティターンズ、ザフト、地球連合が入り乱れた戦闘の後、グローリースターは再び異変に巻き込まれる。 今度は地球にいるようだが……近くに町があり、地形データと照合の結果、約80%と中途半端な一致で日本の藤沢であるとされた。 これまで何度か飛ばされてきた経験から、彼らはなんとなく『自分達は異世界に飛ばされているのではないか』と思い始めていた。 神勝平(ザンボット3)は女友達のアキ、ミチ(ザンボット3)と一緒に町を歩いていた。 そのとき町の外で異常現象を見て取り、謎の超巨大UFOとそれに随伴する形で小型のUFOが現れた。ベガ大王(グレンダイザー)の戦艦である。 そしてベガ大王の軍団と戦っていたデュークフリード(グレンダイザー)が駆るグレンダイザー。それをサポートする3機の戦闘機、搭乗者には兜甲児もいた(マジンガーには乗っていない)。 ベガ大王は町もろともグレンダイザーを攻撃してくる。デュークフリードはベガ大王を迎え撃ち、同時に町を守っていた。 その激戦を勝平は、少年の好奇心で「宇宙人同士同士の戦いだ!」と楽しく観戦していた。 グローリースターの面々は、町を守るグレンダイザーに協力。ベガ大王を退けるのに成功する。 しかしその戦闘直後、今度は別のロボット(メカブースト、ザンボット3の敵軍)が現れ町を攻撃していった。 そのメカブーストを撃破するグローリースターとグレンダイザー。 そこに遅ればせながら地球連合軍が馳せ参じる。 しかし彼らは銃を向けて「とまれ、宇宙人!」と言うのだった。 戸惑う一行、特に甲児。彼はかつてマジンガーZを狩り日本のために戦ったのだ。 日本では、ゲッターロボと並んで、彼らを知らない人間はいないはずった。 戦うわけにもいかず、彼らは連合に一時従うことにする。 ランド編4話 前話での戦いの最中、ヤーパンの天井の都市ユニットに一人の侵入者がいた。 シベ鉄のアデット(キンゲ)である。アデットはヤッサバの女であり、かつてゲイナーを拘束したその人である。 アデットは上手く潜入し、人質にされているアナ姫を助け出そうとした。人質を救出した後、総攻撃をかけようと言う算段だったのだ。 しかし人質とは名ばかりで、アナ姫は非常に好奇心旺盛で、見るもの全てが新しいヤーパンの天井、 ひいてはエクソダスが気に入っており帰る気はさらさらなかった。 同時にシベ鉄のヤッサバも都市ユニットに侵入。こっちはすぐにバレて、「シベ鉄が侵入した!」と大騒ぎになる。 逃げるヤッサバは、その途中、辻占いをしている少女エイファ(キンゲ)と出会う。 漢を自称するヤッサバは、エイファが辛い境遇にいることを見て取ると「オジサンが助けてやる」と言って、少女を連れ出すのだった。 一方、シベ鉄では。 隊長であるヤッサバが潜入任務、その副官であるアデットが帰らない。 その下にいるケジナン(キンゲ)は、エンケ(キンゲ)、ジャポリ(キンゲ)、ホーラ一家と示し合わせて、ヤッサバの地位を追い落とそうと考えていた。 戦闘を仕掛け、その隙にヤッサバを迎えに行く算段になっていたケジナンは、土壇場でヤッサバを裏切り、亡き者にしようとする。 しかしヤッサバは漢である。ケジナンの企みを物ともせず、ケジナンが乗ってきたラッシュロッドを奪い返し、攻撃してくる。 しかし奮戦もむなしく、ヤッサバは破れ、ラッシュロッドは燃え尽きてしまうのだった。 しかしヤッサバは生きていた。そしてエイファも。 エイファは言う。「わたしと一緒にエクソダスしよう」と。 そして二人はエイファの故郷であるインダスを目指してエクソダスをし始めるのだった。 続く 51 :スパロボZ5 ◆l1l6Ur354A:2009/02/08(日) 01 19 26 ID yCHOgvC00 ちょっと追記。 何度か書いている『地球連邦』と『地球連合』、別に誤字じゃないんだぜ。 この辺になってくると異世界系であることははっきりしてくる。 地球連邦はいわゆるUCガンダムでの地球軍。ティターンズとエゥーゴによる内部争いが起きている。 地球連合は種伝説での地球軍。コーディネータへの反発感情が未だ強く残っている。 セツコ編5話 連合軍に拘束されるグローリースターとデュークフリード一行。 事情と所属を話しても信用されず、地球連合も彼らをコーディネータで、彼らの機体をコーディネータの新兵器ではないかと言う疑いを強めていた。 何度か尋問の後に彼らに面会に来たのはブルーフィクサーの月影長官(バルディオス)とクイシュタイン博士(バルディオス)であった。 ブルーフィクサーとは、地球環境委員会直下の研究調査機関である。 同時に地球外生命体も調査範囲に含まれる彼らに、謎の一団でしかないグロスタ、デューク一党の調査が依頼されたのだ。 月影長官とクイシュタイン博士は幸い話が通じる人間だった。 そして彼らは自分らの境遇を話す。 神勝平は喧嘩友達の香月(ザンボット3)と決闘をしていた。 その決闘の最中、彼らが住む町を謎のロボットが襲う。勝平はそのロボットに見覚えがあった。 藤沢に行ったとき、町を襲ったロボットだった。 混乱の最中、勝平を呼ぶ声が聞こえる。兄である一太郎のものだった。 そして勝平の前に現れたのは宇宙船であるビアル1世であった。 ビアル一世には、勝平の家族、祖父母、母、兄が全員乗っていた。そして祖父の兵左衛門は勝平に説明する。 自分達の先祖はビアル星人といい、大昔にガイゾックという宇宙人と戦っていたこと、 ガイゾックが地球に侵攻してきていること、神一家には地球を守るために先祖からの遺産が遺されている事などを告げる。 ビアル一世もそのひとつ、そしてもうひとつの遺産であるロボットザンボエースに勝平は乗せられた。 ザンボエースで出撃する勝平、快調に町を襲うガイゾックを撃破していく。 一方、連合に拘束されているグロスタ一行にもその知らせが届く。 町を守るために脱走もありか……なんて話をしている一行に、正式に地球外生命体の迎撃の依頼が出る。ご都合主義もいいところだが、気にしない。 ザンボエースの援護に向かい敵を全滅させる一行。 しかしその後に待っていたのは、地球連合の軍隊と脱走の嫌疑だった。恐らく基地のお偉いさんが、グロスタ一行の容疑を固めるために一時解放させたのだろう。 それには異星人の侵攻の迎撃はちょうどいいカモフラージュ。 そして基地を出て事が収まった後は、脱走として検挙しようとしたのだ。その汚さに憤慨する一行だが、神兵左衛門が機転を利かせて、ザンボエースとグロスタ一行もビアル一世に乗せて、その場の脱出を図るのだった。 ランド編5話 差し当たり目立った問題もなく、順調に進むヤーパンの天井。 その途中、シベリア一帯ではほぼ皆無であろう雪の積もっていない地帯を発見する。 溶けたという感じはしない上に、おまけに空気中に。目に見えない謎の粒子が舞っているのをセンサーが捕らえる。 その直後、光とともに戦艦が一隻とその仲間であろう4機のロボット。 戦艦はともかく、ロボットのほうは空中でサーフボードに乗っていた。 ゲッコーステイト(エウレカセブン)である。 ゲッコーステイトは塔州連合(エウレカの世界での地球連邦軍)と戦闘をしていた。 ゲッコーステイトリーダーホランド(エウレカセブン)は、その場に居合わせたランドと協力、後にゲイナー、ジロン一行も援護に駆けつけ連邦を撃破する。 しかし戦闘終了後、異変が起こり彼ら全員巻き込まれてしまうのだった。 続く 57 :ゲーム好き名無しさん:2009/02/08(日) 21 21 24 ID xD6tyB5U0 スパロボZの人は乙だがお前は一つ勘違いをしている。 デスティニーは伝説じゃなくて運命だ 70 :スパロボZ6 ◆l1l6Ur354A:2009/02/11(水) 02 24 37 ID 8V2kkXGU0 種間違いごめんwwww 確かにDestinyは伝説じゃなくて、運命だwww 俺も普段種死としか言ってないから、Destinyってなんだっけなぁーとか思って、一番最初に浮かんだのが伝説だったwww 英語力ねえな俺 62 気遣いありがとう。休みの日とかにゆっくりやってくと思うし、楽しんでやってるので心配無用。 むしろ『長いからはしょれ!』と言う意見ならもうちょっとはしょるが。 セツコ編6話 ビアル一世に逃げ込んだグロスタとデュークたち。 彼らを助ける決断をしてくれた神兵左衛門に礼を述べつつ、町を襲ったロボット(ガイゾック)や神一家、ザンボエースのことなどを質問してみるが、それらは神一家の問題と兵左衛門は話してくれない。 そしてグロスタ一行を乗せたビアル一世は、他の神一家と合流するべく船を急がせていた。 一方東京では、クライン・サンドマン(グラヴィオン)が連合の大統領、ブルーコスモス他、財政界の著名人を集めてパーティをしていた。その中には波乱万丈(ダイターン3)の姿もある。 サンドマンは大富豪として知られながらも、その素顔や目的を知る人物がほとんど知られていない謎の人物。 それがこんなパーティを開く真意とは…姿を現したサンドマンは集まった人々に地球外生命体の地球侵略の事実、その外敵はゼラバイアであると宣言。 同時にゼラバイアに対抗するべく私的に対策をとっていることを話す。 そのパーティの会場に進入する一人の女性の姿があった。紅エイジ(シグレ-/グラヴィオン)という異様に女装の似合う少年である。 彼はサンドマンに会いにパーティ会場に潜入していた。しかしその潜入はバレバレであった。 忍び込んだある部屋で、エイジは斗牙(トウガ/グラヴィオン)という少年と出会うのだった。 そんな時、サンドマンの宣言通り東京をゼラバイアが襲い、その場には地球外生命体の反応をキャッチしたザンボエース他も居合わせる。 ゼラバイアは出撃した連合の部隊をあっという間に撃破してしまう。 ゼラバイアに戦闘を仕掛ける主人公たち。そしてサンドマンの懐刀が姿を現す。 グランカイザー以下4機の随伴機。斗牙はグランカイザーのパイロット、エイジも随伴機の一機に乗せられていた。 それらは合神(=合体)してグラヴィオンとなる。 そして東京と襲ったゼラバイアを撃破するのだった。 ランド編6話 ゲッコーステイトとの共闘で異変に巻き込まれたランドたち。 ランドとメールも過去に異変に巻き込まれた事があり、それでランドの師でありメール父のシエロ・ビーターが行方不明になってしまい、4年間それを探して旅していると言う。 ガロードも同様で、仲間とはぐれてしまったのも、異変に巻き込まれたからであった。 異変の後で気がついたときにはゲッコーステイトはいなかった。 飛ばされた場所がどこかもわからないランドたちを世話したのは、ロラン・セアック(∀ガンダム)という少年だった。 そこでは、かつて地球から離れ月で生活していたムーンレイスが、再び地球への入植を希望し、その交渉が行われ始めるその時だった。 そしてムーンレィスの先遣隊が地球に降り立つ。しかしその先遣隊を迎えたのはMSの攻撃だった。 それは戦争を望むフロスト兄弟(ガンダムX)の陰謀だった。 先遣隊の指揮官である泣き虫ポゥ(∀ガンダム)は即座に反撃に移り、町もろとも攻撃してきたMSを撃破してしまう。 その攻撃で髭ガンダムこと∀ガンダムは覚醒する。 地元民に『ホワイトドール』として信仰の対象にすらなっていた∀ガンダムは、地中から発見される。 その場に居合わせたロランはそれに登場。しかし∀は勝手に動き、ビームライフルで先遣隊を攻撃してしまう。 地球人類とムーンレィスとの戦争が始まった。 何とか∀を制御するロランとランドたちの協力で、とりあえず先遣隊は撃退できたのだった。 99 :スパロボZセツコ編7 ◆l1l6Ur354A:2009/02/15(日) 19 35 15 ID GDTF6xZ50 いろいろ意見乙。 とりあえずマイペースってことでおk? 実際書いてみたら結構忘れてるので、確認しながらやってるので、スローースペースになるけど勘弁してほしい。 セツコ編7話 前回の戦闘後、サンドマンのサンジェルマン城に招待されるセツコ達。 そこでグラヴィオンのパイロット達と面通し、そしてサンドマンの助力を約束される。 その夜、勝平は城を抜け出そうとする。勝平の父源五郎(ザンボット3)が遠洋漁業から帰ってくるので、それの迎えに行くためであった。 それはグラヴィオンのパイロットの一人である城瑠菜(グスク・ルナ/グラヴィオン)に見つかって静止されえるものの、 同じく父親にトラウマを持つ瑠奈は、事情を知と、むしろ勝平を手引きする。 神源五郎の故郷に帰ってきた。壇闘志也(ダン・トシヤ/ゴッドシグマ)という客人を乗せて。 闘志也は木星の衛星イオの移民計画に携わり、その開拓チームの一人。父親のツテでトリニティシティという海上都市に呼ばれて来たのだった。 正義感溢れる闘志也と男気溢れる源五郎は意気投合。源五郎に「息子に木星での出来事を話してほしい」と頼まれたりする。 トリニティシティは、トリニティエネルギーの研究を行う風見博士(ゴッドシグマ)が拠点を置いており、闘志也はトリニティエネルギーを兵器に利用したロボットのパイロットに呼ばれたのだ。 海上都市であるが諸事情により陸地(場所は勝平たちの町の近く)まで移動しており、その為に闘志也は源五郎の船に同乗させてもらいトリニティシティを訪ねてきたのだった。 そんな二人を出迎えたのは人々の、しかも神一家と同じ町に住んでいた住民の冷たい視線と言葉だった。 ガイゾックが攻めてきて、それを勝平がザンボエースで迎撃した戦闘。住民たちはそれを神一家が元凶だと捕らえていた。 フクロにされる源五郎と、それを止めようとした闘志也は一緒に拘束され、勝平たちがまた来た時のために人質にされてしまう。 そこに勝平がやって来て、その現場を目撃してしまう。 勝平は怒りに任せてザンボエースで、源五郎の仕返しをしようとする。 しかし人質を無事に(ryな展開で、手が出せない勝平。そこに源五郎たちを救い出したのが勝平のいとこ、同じく神一家の神江宇宙太(カミエ・ウチュウタ/ザンボ3)と神北恵子(ザンボ3)だった。 そこにまたしてもガイゾックのロボットが現れ、町を攻撃し始める。 しかし勝平は、神一家を迫害する人々のために戦うのはイヤだと、その場を離れてしまう。 それに立ち上がるのは闘志也だった。闘志也はトリニティシティにたどり着き、そこで開発されていた空雷王というロボットに搭乗。迎撃に出る。 第一陣を凌ぐ闘志也だが、第二陣が現れる。しかし第二陣には、ガイゾックだけではなく、ベガ兵の姿が見えた。異星人同士地球侵略に向けて手を組んだのだ。 やがて源五郎に説得された勝平が戻ってくる。 渋る勝平に、源五郎の「お前は自分から卑怯者になるのか!?」闘志也の「ここで戦わなかったら、一生後悔することになる!」という言葉が重くのしかかる。 やっと戦う決心をする勝平、そして宇宙太が乗るザンブル、恵子が乗るザンベースと合体、ザンボット3となり、迎撃に出る。 そこにセツコ達が駆けつけ、異星人連合を打倒する。 しかし勝平はいっそう強い迫害を受けることになり、友達からも冷たい視線を向けられる。神一家は町から追い出されてしまうのだった。 そこにサンドマンが現る。「諸君にはこれから宇宙に上がってもらう」 長くなったので二分割 100 :スパロボZランド編7 ◆l1l6Ur354A:2009/02/15(日) 19 35 44 ID GDTF6xZ50 ランド編7話 前回フロスト兄弟の横槍により戦闘になったが、ムーンレィスとの交渉を担当するグエン卿(∀ガンダム)により、なんとか会談の場を設けることに成功する。 一方ランドたちは、ロランの紹介で鉱山での発掘作業を手伝っていた。 ∀が地中から発掘されたことで、他の機械人形もあるはずと、本格的な発掘が始まっていた。 しかしゲインをはじめとする肉体労働というか知的労働組は、同じくロランのツテでグエン卿に面会。当座の足元を固めるために雇用関係を結ぶ。 そしてガロードは、街中でエニル・エル(ガンダムX)と再会する。エニルは過去にガロードにフられた事で、ガロードに執念を燃やす女。エニルからフリーデンに関する情報を与えられる。 ガロードの大事な少女ティファ・アディール(ガンダムX)がフロスト兄弟に捕まり、そしてフロスト兄弟はこの町にいる、と。 ムーンレィスとの会談がはじまる。会談には(グエンの趣味で)女装をさせられたロランが出席していた。 ムーンレィスからは月の女王ディアナ・ソレル(∀ガンダム)は現れなかったものの、軍部のフィル少佐(∀ガンダム)や親衛隊のハリー中尉(∀ガンダム)が出席する。 一方、ティファが軟禁されているとわかったガロードは、会談会場に潜入していた。 折を見て電気を落とし、その隙にティファを連れ出すことに成功する。途中エニルに邪魔されるも、ゲインの協力でなんとかなる。 ガロードのおかげで混乱する会談会場、念のためローラことロランは∀に乗り込む。 フロスト兄弟はゲテモノガンダムとあだ名される機体で出撃、逃げるガロードを攻撃しようとした。 それを阻止したのはロランの∀。しかしフロスト兄弟はさらに手勢を率いて攻撃を仕掛けてくる。 グエン卿はそれを見て、ロランに迎撃を指示。先の先遣隊の事件は中央政府からの不当な干渉である、と示そうとした。 ランドたちも合流し、さらに新たに発掘されたカプルに乗ったソシエ(∀ガンダム)も合流、迎撃を始める。 ムーンレィス側も軍を出し、攻撃を始める。しかし攻撃対象にはロランたちも含まれていた。 ロランたち、ムーンレィス、新連邦の三つ巴完成である。 激化する戦闘、ロランは限界だった。 ロランはムーンレィスである。月の地球への回帰に先駆けて、その実験として2年前月から地球にやって来て、以来地球で生活してきたのだ。 ロランは地球の人々とムーンレィスが戦う事に我慢ならなかった。 そして戦場の真ん中で、自分はムーンレィスであることを告白する。 「僕は月の人と戦います。けれど地球の人とも戦います。人の命を大切にしないひととは誰とだって戦います」 原作屈指の名シーンである(やや早いが)。 そこにディアナ・ソレがソレイユに乗って現れる。その少年の言葉は、ディアナ・ソレルの意思そのものであると、鶴の一声で戦闘を収めるのだった。 続く 346 :ゲーム好き名無しさん:2009/10/15(木) 07 06 16 ID LeaqVdk60 前に担当されていた方が3ヶ月以上書かれていないようなので、 PS2「スーパーロボット大戦Z」の続きを書きたいと思います 予約していいでしょうか 348 :スーパーロボット大戦Z:2009/10/15(木) 14 51 32 ID 6NGE/ABS0 ではさっそく。セツコ編は別のところにテキストデータがあるので少しあとで上げます ランド編8話「天翅の記憶」 ムーンレィスの女王にして、地球帰還作戦の総指揮であるディアナ・ソレル(∀ガンダム)の到着と、 ロラン・セアック(同じく∀)の尽力により、一応の休戦と相成った地球・ムーンレイス間の抗争。 しかし肝心の帰還交渉は、ムーンレィス曰く「元々北アメリア(現代で言えば北米大陸)は我々の住む地だったのだから返せ」 アメリア側曰く「そこを人の住む地に回復させたのは我々であり、おいそれとは譲れない」と、平行線の状況に。 また交渉担当のグエンも多忙でムーンレィスのみを相手取るわけにはいかず、話は遅々として進まなかった。 そんな中キエル(∀。ディアナにそっくり)の姿を見て悪戯心を起こしたディアナは、服を換えてみようと言い出す。 丁度その頃、グエンの領地イングレッサ、隣のルジャーナとムーンレィスが合同で、機械人形(∀の地球ではモビルスーツをこう呼ぶ)を用いた 演習を行うことになり、ルジャーナからギャバン・グーニー、ムーンレィスからハリー(共に∀)が合流する。 演習の記録係ということでキエルに成り済ましたディアナが同行することになったが、お約束どおり誰も気づかない。 しかし演習予定地には何故か大都市の廃墟が出来ており、その調査のため演習自体がお流れになる。 どうもランドたちも巻き込まれてきた「ねじれ」が大規模な形で現れたらしい。 その中呑気に腹ごしらえをしようと思ったジロン(ザブングル)は、肉を奪ったアポロ(創聖のアクエリオン)と追いかけっこの末意気投合する。 しかし、焼き肉パーティーに興じていたところ、シルヴィア・ド・アリシアとピエール・ヴィエラ(アクエリオン)が現れ、 アポロを連れ去ろうとするが、続いて歌声のようななぞの音と共に人間をさらっていく化け物(アクエリオンに出た収穫獣)が出現、 アポロの相棒であったバロン、それを助けようとしたアポロを捕らえてしまう。 化け物を撃ち落そうと応戦したギャバンたちだが、続いて現れた骸骨状の化け物(アクエリオンのケルビム兵)によりギャバン以外全滅。 調査中だったジロンたちもまだ戦艦に戻ってきていない大ピンチに現れたのが、 グレン、シルヴィアの兄シリウス、麗花(アクエリオン)と三機の戦闘機(ベクターソル、ベクターマーズ、ベクタールナ)。 三機は合体して巨大ロボット「アクエリオンルナ」となる。どうでもいいが合体するとき謎の快感が発生するらしい。 合体メカに協力してハリーのゴールドスモー、ギャバンのボルジャーノン(むしろザク)たちでケルビム兵を迎撃するが、 収穫された人間の負の感情を感じすぎた麗花の精神が不安定になり、そのスキを突かれて合体が解けてしまう。 シリウスとマーズは無事だがルナに乗っていた麗花のダメージは深く、 代わってシルヴィアが乗り込み再起動を図るが、ソルに乗っていたグレンも重傷で動かせそうにない。 と、ここでランドたちも到着し出撃する。同時に「アクエリオオオン」と叫びながら収穫獣から脱出したアポロが、 迎えに来るように現れたソルに乗り込み、何者かの呼びかけるままに、シリウス、シルヴィアと「創聖合体」を果たし、ソーラーアクエリオンとなる。 ソーラーのパワーとガンレオンらのおかげでケルビム兵らを蹴散らしたものの、 ランドたちはまた新たな敵が現れたことにとても喜んでいられず、シリウスたちは元の世界に戻れないことに落ち込み、 アポロは親友を助けられなかったことを悔やむのだった。 一方、アトランディアなる地では頭翅(トーマ。アクエリオン)なる者が一万二千年の眠りから目覚め、 翅無し(はねなし。普通の人間)が世界中で繁殖していることを嘆きつつ、かつて愛し合ったという「太陽の翼」が再び目覚めたという報せに打ち震えていた。 349 :スーパーロボット大戦Z:2009/10/15(木) 15 35 27 ID 6NGE/ABS0 ランド編9話「世界の終わりの日」 アイアン・ギアーに一時合流したアクエリオン一行。 ただ品性とは縁の薄いザブングル連中、およびランドと、プライドの高そうなシリウスとでは反りが思い切り合わない。 とりあえず自己紹介すると、シリウスとシルヴィアは亡国の王族だと言い出し、 さらにシルヴィアは「かつて兄と愛し合う間柄だった」とすら言ってのける。 で、遠い昔起こった堕天翅なる人類の敵との戦い、人間に恋をして堕天翅を裏切った戦士アポロニアスのことなどが語られる。 また彼らが使っているアクエリオンは、大昔の戦いで使われた物で海底から発掘されたということも語られる。 で、シルヴィアはそのアポロニアスが恋した戦士セリアンの記憶を持っているらしく、大好きな兄がアポロニアスの生まれ変わりに違いないと 独りでに思い込んでいるのだが、当のシリウスはその件についてクールである。 少なくともアポロは違う、という点では二人とも共通して考えているようだが。 そんなときに再び謎の歌声が響き、ケルビム兵たちが現れる。すぐさまシリウスたちが飛び出し、 アイアン・ギアー組も迎撃に走る一方、ランドはここ一ヶ月でねじれが頻発していることに、悪い予感を覚えていた。 で、戦えないグレンに代わって出ようとするピエールを押しのけ「今行くぞセリアン」と謎の言葉を発しつつ、 アポロがソルに乗り込んで出撃する。今回はシリウスのマーズが頭になる「アクエリオンマーズ」。 が、戦闘中に忽然と一体だけ現れたケルビム兵に過剰反応し、無理やりソーラーに変形したアポロ。 しかしそのケルビムにはソーラーのパンチはおろかゲインの狙撃すら当たらないという有様。 どうも「近くに見えて届かない月の力」が働いているとかなんとか。 当たるまで殴る、とムキになって攻撃し続けるアポロだが解決にならない。 その時戦場に突然現れた謎の男の「時間も距離も心の迷いが生む幻」という助言によって目が覚めたのか、 「届かないならどこまでも追いかけてやる」と言わんばかりに直接拳を伸ばす必殺技「無限拳」が完成し、 月の力が働いてるケルビムを文字通り月まで殴り飛ばす。 こうして何とかケルビムらを退けたが、そんな彼らの戦いぶりを「弱い・・・弱すぎる」と嘆きながら 堕天翅の首魁、頭翅が現れる。その出現に∀とキングゲイナーも異常な反応を示す中、アクエリオンと頭翅が接触。 それによって遠い世界(セツコたちが飛ばされたコズミックイラ世界)で発生した世界崩壊の様子が映し出される。 それにあおられるようにアクエリオンからも異常な力が発揮され、ランドたちの世界も崩壊してしまうのであった。 ―その日、世界は崩壊した・・・。― このあとはセツコ編とランド編が合流してしばらく共通の話になります。 350 :スーパーロボット大戦Z:2009/10/15(木) 22 05 02 ID rEqi/Gmx0 セツコ編第8話「世界が終わる時」 地球でグローリースターらが火急の事態を報せられているとき、宇宙ではアーガマ(Zガンダム)とミネルバ(種デス)が その事態の元凶へと急いでいた。 「ガンダムSEED」時代に核攻撃で壊滅した農業用コロニー「ユニウスセブン」が、安定軌道を外れて地球へ降下しつつあるという。 見てくれはコロニーというより大振りの小惑星に近く、これが地球に落ちれば壊滅的被害は免れない。 そのため、コロニー国家・プラントのデュランダル議長(種デス)の指示により破砕に向かう。 しかし生まれついてのコーディネーターで宇宙移民のミネルバクルーには「地球が滅ぶ」実感がなく、 「いっそ地球がなくなってしまえばこの世界のゴタゴタもなくなるんじゃないか」なんて言うものも。 それを聞いたカガリが「お前たちプラントは結局そんな考えか」と言えば、つられてシンも逆上して「オーブの決断のせいで家族を殺された」と言い出す始末。 地球の大事を前に色々とバラバラの状態で、カミーユも「こんな時に目先の事で争って、どこの世界の人間も同じだ」と怒りをあらわにするのだった。 一方破砕作業現場では、先発していたZAFT(プラントの軍)のイザークとディアッカが所属不明の機体と交戦していたが、 彼らが操っているのはZAFTの旧型MS「ジン」の改良版だった。 そこに到着したアーガマとミネルバ、破砕ではなく、その妨害に向かってくるジンを迎撃することになってしまう。 戦闘中、ティターンズ(Zガン)と結託したファントムペイン(種デス)が介入する。 だが彼らの目的はユニウスセブン破砕ではなくその記録をとることであり、地球に対するプロパガンダに用いるのだという。 そのためか彼らは所属不明機もろとも、本来は阻止する側のアーガマとミネルバも降下させる側とみなして襲ってくる。 またティターンズ側も「どうせ自分の地球じゃないらしいから」的な考えでファントムペイン側の言い分に目を瞑ってしまう。 この状況に対する「とにかく所属不明機を阻止する」というクワトロの指示に、異世界人に言われずともと意地を張るシン。 この三つ巴の状況にさらに現れたのはブッチャー(ザンボット3)と彼らの侵略兵器であるメカブースト、ついでにベガ星の兵器。 「ユニウスセブンが地球に落ちたら面白そう」という理由でミネルバもファントムペインも攻撃する。 この期に及んでまだ指図するなと意地を張るシンだが、「文句ならいくらでも聞くから今は大事にあたれ」とカミーユに怒鳴られ、ついに折れる。 2人の間に友情が芽生え始めた。 この後しばらくしてようやく地球からキングビアル(ザンボット3)を母艦としてグローリースターその他大勢が到着する。 所属不明ジンの迎撃が大詰めになった折に現れたのが、元ZAFT軍人であったサトー。地球との融和に走る現在のプラントに異を唱え、 対地球強硬派であったパトリック・ザラのやり方こそが正しいと主張。ユニウスセブンの事件で被った悲劇の万分の一でも地球に与えないことには… と、ユニウス落としを企てたことを明かす。 ミネルバに残っていた緑ザクでサトーと相対したアレックスことアスラン(種デス)は父パトリックの名を聞いて少なからず動揺する。 結局所属不明機の掃討に成功したものの、肝心のユニウスセブンは亀裂が入ったままで破砕には至らなかった。 また、混乱にまぎれてグローリースターはまたもどこかに転移してしまう。 残された面子は、艦載砲やスーパーロボットらも用いて阻止限界点ギリギリまで破砕作業を継続することを決意するのだった。 351 :スーパーロボット大戦Z:2009/10/15(木) 22 18 02 ID rEqi/Gmx0 セツコ第9話「時空崩壊」 ユニウスセブンが落下しつつある頃、地球の某所では「ロゴス」と呼ばれる集団が会合を開いており、 メンバーの1人ロード・ジブリール(種デス)は、ユニウスセブンの落下を利用して地球の反コーディネイター(種デスにおける宇宙移民と大体一致)感情を高めることに利用し、 開戦へと輿論を動かそうとしていた。また、戦争遂行のため、に南米大陸で建造されている「ある物」を制圧し、利用することを提案する。 その南米では、ユニウス破砕の支援中に飛ばされてしまったグローリー・スターが、落下しつつあるユニウスを見て途方にくれていた。 特に、戦時のコロニー落としで家族を失くし、ショックで記憶もあいまいなセツコの絶望は他の2人を上回るものがあった。 そんな彼女をデンゼルは「今はグローリー・スターの任務がお前の生きる意味だ」と諭し、励ますのであった。 バルゴラ3号機はダメージが蓄積していたため、セツコはデンゼルの1号機と機体を交換することに。 そこから離れた地点では、ジブリールが狙う物…天を貫く巨大な軌道エレベーターを接収すべく、地球連合のモビルスーツ隊が動いていた。 迎え撃つのは、桂木桂とオルソン・D・ヴェルヌ(超時空世紀オーガス)が駆る二機の戦闘機「ブロンコII」。 軌道エレベーター奪取のために最新鋭のモビルスーツ「ウィンダム」まで投入してきた連合であったが、曰く「ブロンコ隊のツートップ」である桂たちにとっては役不足もいいところであった。 途中で雨露をしのぐために現れたグローリー・スターとも協力し、連合を蹴散らす2人。女好きの桂は美人のセツコに早速コナをかけるが、トビーとデンゼルに睨まれてうやむやに。 しかし、いくら桂たちがツートップでも敵の物量が違いすぎた。ジリ貧になった桂は、軌道エレベーターを破壊するための新兵器「時空震動弾」使用を決意する。 が、空域から離脱しようとするグローリー・スターの前に、突然「僕が生きるために僕は罪を重ねる」と意味不明なことを呟く黒づくめの男と、これまた漆黒のロボットが現れ、 ドサクサに紛れてデンゼルの乗る3号機を両断、デンゼルは死んでしまう。 また、桂も連合の女隊長に組み付かれて身動きが取れず、時空震動弾の発動に巻き込まれる。 その時空震動により、世界の各地で巨大な規模の時空転移が発生し、世界はめちゃくちゃになってしまう。 ―その日、世界は崩壊した・・・。― おさらい。ここまでで出てきた世界は5つぐらい (1)宇宙世紀(UC)…Zガンダムの舞台で、本作ではグレンダイザーとゲッターロボ、セツコたちもここの出身。敵も味方もまるごとCE世界に飛ばされてしまう。 (2)コズミックイラ(CE)…DESTINYの舞台。ゴッドシグマ、ザンボット3、グラヴィオン、桂 オルソンもここ出身。セツコ編最序盤の主な舞台。 (3)ランドの世界…ランドの出身地。ガンダムX、ザブングル、∀、キンゲがここ。地名は∀の正暦風だが、色々混じってるので一概に言えない。 (4)エウレカセブンの世界…現時点では人と一部の地形が飛ばされてきたくらい。 (5)アクエリオンの世界…都市廃墟とそこにいた人間が飛ばされてきてる。 このあと、上の世界とその他の世界が全部混じり合った「多元世紀世界」が出来てしまいます。 305 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 19 16 03 ID EWPDDj4q0 スパZの続きを投下開始します。 共通第10話「ブレイク・ザ・ワールド」 桂が時空震動弾なるものを起動したことで発生した、世界規模の転移現象。 それは並行世界の壁をも壊し、全ての世界を混ぜこぜにしてしまった。 そのせいで、桂と同じ世界にいたセツコたちはおろか、別の世界にいたランドたちも散り散りになった。 そして、新しい世界が始まる・・・。 と思いきや、いきなり初登場の「超時空世紀オーガス」のスレイがミムジィ・ラースにプロポーズする場面だった。 彼らはエマーンという、これまた初めて出る場所の人間らしい。 しかも「特異点」なる存在が来るという急すぎる展開を迎える。 それで「来る」と言われて彼らの前に飛ばされて来たのは、火を噴きながら不時着した桂木桂。 そこに先のミムジィたちが乗る船「グローマ」が現れ、特異点かもしれない桂を保護しようとする。 本来のチーフであるシャイア・トーブは困惑しっぱなしのため代わってサブのミムジィが呼びかけるが、 彼女が美人なのですかさず粉をかける桂。死にかけて早々お達者もいいところである。 直前までプロポーズしようとしていたスレイは当然ヘソを曲げる。 しかし、同じく特異点の情報を掴んでいたらしい別の勢力「チラム」が現れ、桂を引き渡せと要求する。 先にこちらが確保した物を渡せというならそれなりの代価を払うべきと真っ当なことを言うミムジィに対し、 引き渡さないなら皆殺しも辞さないというとんでもない脅迫をかけるチラム勢。 そんな態度に怒り呆れた桂はチラムの要求をはねつけ彼らのデバイス(足つき戦闘機)を迎え撃つことに。 チラム製の兵器に比べて桂のブロンコは骨董品もいいところだったが、そんな性能差をものともせずに撃退してしまう。 しかし、今度は所属不明のカラスメカが現れ、グローマに襲い掛かってくる。 そこへ駆けつけたのは、セツコ編で何度か交戦したファントムペインの面々。今回はグローマを援護するという。 カラスメカ自身はそれなりに高性能ながら脆いのであっけなく殲滅できた。 ひとまず敵を片付けたところで、この良く分からない世界について説明を求める桂。 まず落ち着いて、と声をかけてきたのは鳥とも恐竜ともつかない見掛けだが一応人間で、グローマの一員だというジャビー。 思わず悲鳴をあげた桂をなだめるミムジィの背中からは触手のようなものまで生えていた。 そして、世界崩壊から今に到る経緯が語られる。 無数の並行世界を隔てる壁が崩壊し、様々な世界が時間も空間も越えて混ざり合っているのが今の世界である。 その中でUC世界の地球連邦、CE世界の地球連合、ランド世界の中央政府、エウレカ世界の塔州連邦らにより、 「新地球連邦政府」が発足し、新たに生まれた世界の秩序を担うことになった。 一方で先に出ていたチラムとエマーンは、新連邦に先んじてこの世界に根を下ろした国家である。 少し先走るが、ジャビーやエマーン人は並行世界の地球人で、チラムは桂と同じ地球の人間が20年早くたどり着いて作ったものである。 混乱した世界の情報の一元化、共有を目的として、世界規模のネットワークシステム「UN」が敷設され、人類もなんとか この状況に適応し始めたが、小規模の時空震動や神隠し事件は今も起きており、世界は非常に不安定なものとなっている。 そしてこの混沌とした世の中の覇権を握ろうとする者が密かに動き始めていた。 その1人がジブリールであり、彼は子飼いの部隊にグローマを助けさせることで新連邦メンバーの1人エーデル・ベルナル(オリジナル)に恩を売り、 他の首脳を排斥して自分が新連邦のトップになるという大それた野心に加担させるつもりだったようだ。 そんな彼の姿を見てエーデルは「この混乱した世界に法と秩序をもたらさなければ…」と、世界の未来を憂うのであった。 306 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 19 19 55 ID EWPDDj4q0 共通第11話「パラダイム・シフト」 9話以来久々の登場となる主人公だがのっけから悪夢にうなされる。 そして目覚めた時には名前以外の記憶をすべて失い、見知らぬ街の屋敷にいた。 「THE・ビッグオー」の舞台であるパラダイムシティ、その主人公たるロジャー・スミス邸である。 ロジャーの執事であるノーマン曰く、この街の住人は一様に記憶を失くしており、みな記憶の断片を元にして各々の生業を営んでいるという。 体が回復した主人公は礼を言うため、スミス邸で家事手伝いをしているR・ドロシー・ウェインライトとともにロジャーを捜す。 彼は仕事の依頼に来た人物をはじめとする連続殺人事件の真相を突き止めるべくここ数日邸を出ているという。 捜索の途中、暴漢に襲われたドロシーがアンドロイドの力を発揮したり、謎の美女エンジェルから事件についてかぎ回ることを警告されたり色々あるが、 ロジャー自身には会えない。その中彼が立ち寄ったという農場にいた老人・ゴードンは、主人公のことを「野生のトマト」と評する。 それがただのよそ者を意味しているのか、もっと違うたとえ話なのか主人公には分からない。 またゴードンの息子であり、パラダイムシティの支配者を気取る男・アレックスは「主人公のメモリーを譲ってもらいたい」と言い出す。 無論記憶喪失の主人公にそんな約束は出来ないが、どうもこの親子が主人公を特別扱いしていることだけはわかる。 まるで物語の人物紹介のようにいろいろな事が起こった一日を終えようとしたとき、主人公はドロシーそっくりの謎の少女「R・D」に襲われる。 彼女の名は「レッドデスティニー」を意味し、どういう理由なのか記憶を取り戻したシティの住人を次々と抹殺していたのである。 主人公だけは記憶を取り戻す前に殺さねばならない、と謎の言葉を吐きながら襲ってくるR・Dから主人公を助けたのは今まで捜していたロジャー。 しかし「ロジャァァァァァ!!」と奇声を発するR・Dを、突然現れた金色の巨大ロボットが蹴散らしてしまう。 ロジャーに恨みを持つ男、ジェイソン・ベックと彼の部下たちである。 恨み晴らしてやると息巻くベックの前に、黒いロボット「ビッグ・オー」とともに現れたロジャー。 ロボット同士で戦えばベックは全然大したことはなくあっさり退散してしまう。 が、ベックを撃退したロジャーの前に、今度はこの世界の真実を追い求める全身包帯男、シュバルツバルトが、同じく全身包帯ロボットを駆り出現。 自分が見つけた真実の一環である、としてミイラのようなロボット(ビッグオーにおける巨大ロボット・メガデウスの原型)を差し向けてくる。 この数ではいくらロジャーでも…と焦る主人公にドロシーが彼(彼女)の持っていたロボットを見せるが、本人は思い出そうとしても頭痛に見舞われて苦しむばかり。 しかし、痛みから目をそむけるのは人の性だ、と呵々大笑するシュバルツのセリフとは裏腹に、主人公は自力で記憶を取り戻してしまう。 それを見て主人公の存在を危険に感じたシュバルツは、ロジャーもろとも葬り去ろうと向かってくるが、2人がかりで何とか退ける。 その時、シュバルツのロボットから剥がれ落ちた包帯の下から現れたのは、どこかビッグ・オーに似た巨大ロボット。 同じくビッグの名を持つロボットの1つ、ビッグ・デュオであった。 しかし「本当の衝撃はまだお預けだ。私はこれからこのビッグ・デュオで世界中に真実を知らしめる」と言い残し、彼はシティから飛び去ってしまう。 記憶を取り戻した主人公は、己の目的のためにパラダイムシティをあとにする。 (セツコの場合トビー、ランドの場合メールの捜索) ロジャーもまた、世界の真実が気になったのか「いつものへそ曲がり」と嘯きつつ旅の支度を始める。 そんな彼を高層ビルから見下ろしながら「シティの法を破る者にザ・ビッグを操る資格はない」とほくそえむアレックス。 それを知ってか知らずか、「雨が降る中、傘をささず踊る人間がいてもいい」とロジャーは呟くのであった。 307 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 04 03 ID B015DZIF0 共通12話「ブルースカイ・フィッシュ」 今回はエウレカセブンの主人公、レントン・サーストンの顔見せ回。 またホランドたちゲッコーステイトはランド編以来の再登場。 しかしホランドはある目的のためにベルフォレストという田舎町に立ち寄ったものの、見たくないものを見たためにヘソを曲げる。 ゲッコーステイトに憧れを抱く少年、レントンの故郷でもあるベルフォレストはあまりにも平穏で、多感な世代の彼にとっては最悪に退屈なところだった。 父アドロックが世界を救った英雄として死に、姉ダイアンが夢を追って街を飛び出していったことも彼を焦らせていた。 そんな彼にとって、街の外から捜し物をするために来たという主人公、そして突然空からLFO(ボードに乗って飛ぶロボット)・ニルヴァーシュとともに降って来た少女エウレカとの出会いは、 自分の世界が動くことを予感させる心躍る出来事だった。 浮かれるレントンを尻目に彼の祖父アクセルはエウレカの来訪が意味するところを悟り、 彼女(むしろゲッコーステイト)の目的であろうパーツ「アミタドライヴ」を突きつけ 「これのせいでサーストン家はバラバラになった、これを持って消えてしまえ」と言う。 その時ニルヴァーシュを捕らえるべく動いていた旧塔州連邦の部隊、ユルゲンス率いるイズモ隊がサーストン家を襲撃してきた。 主人公とエウレカはそれぞれに迎え撃つが、整備不完全なニルヴァーシュはだんだん敵LFOの動きに追いつかれてくる。 その様子を地上で見守っていたレントンは、アクセルから先ほどよこし損ねたアミタドライヴを托される。 同時に月光号とホランドたちがエウレカへの救援に駆けつけてきたが、彼らの見ている前でレントンは追い詰められたニルヴァーシュの元まで走りぬけ、 「アイ・キャン・フラアアアアアイ!!」の掛け声とともに本当に飛んで(正確にはリフで)たどり着いたのだった。ついでにエウレカに唐突な告白もかます。 しかしエウレカ曰く「ニルヴァーシュもレントンが来て喜んでる」ということでいきなり動きが良くなったせいで、レントンは思わず吐く、というオチがついてしまう。 イズモ側が不利になったところで今度は旧地球連邦のティターンズが現れ、ユルゲンスは彼らの態度に反発しつつも後退する。 逆にゲッコーステイトの方が不利になり「自分が全滅してもエウレカとニルヴァーシュは逃がす」とホランドが決意しかけたところに、 デュランダル議長の特命で彼らを追っていたミネルバと、共同歩調を取っているアーガマが駆けつける。ゲッコーステイトは彼らを利用してティターンズを振り切りつつ脱出すると指示。 ティターンズ自体は数こそ多かったものの大したことはなかったが、彼らとの戦闘で消耗したところを、一時後退していたイズモ隊が増援を引き連れて襲ってくる。 大軍に包囲され、さしものニルヴァーシュも振り切れなくなったところで、 一か八かでレントンは機体にアミタドライブを接続してみる、しかし何も起こらない。 が、「14年で人生が終わるのはいやだ!」というレントンの叫びに呼応したのか、ニルヴァーシュの周囲で謎の粒子(トラパー)が異常発生する 「セブンスウェル」と呼ばれる現象が発生し、ニルヴァーシュを包囲していた敵の大軍は消滅するのだった。 308 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 08 43 ID B015DZIF0 共通13話「立ち上がれ、宇宙の戦士!」 セツコ編以来となる神ファミリーやブルーフィクサー、グランナイツなどの登場。 世界の崩壊後、ブルーフィクサーは対異星人用の国際対策組織として、トリニティシティを本拠地に再構成され、 その中には甲児たちスペイザーチーム、勝平ら神ファミリー、斗牙はじめグランナイツ、 闘志也などが協力者として合流していた。しかしデューク・フリードと牧場ひかるは行方不明、 サンドマンは日本の政情不安によって頻繁には連絡が取れない状況だった。 また増え続ける異星人に対して今のままでは対抗出来るかどうか分からないために、 トリニティシティの風見博士(ゴッドシグマ)は対異星人の切り札として、またそれ以上の可能性を持つ物として「トリニティエネルギー」研究に心血を注いでいた。 しかしそのスポンサーであるマルチーノ氏(ゴッドシグマ)はその事業をビジネス以上に考えておらず「結果が出ないなら援助打ち切りも考えている」とつれない反応を風見らに見せてきていた。 またクインシュタイン博士ら元来のブルーフィクサー組(バルディオス)も独自に戦力の増強を図ろうとしていたが、 これ以上先へ進むには未知のテクノロジーとの接触が必要、とこちらも頭打ちの状態であった。 そのトリニティシティに着艦した主人公と上記の面子が歓談していたところ、風見の助手をするジュリィ野口、 及び少し前に衛星イオ開拓団の全滅を報せに来ていた吉良謙作・愛称キラケン(共にゴッドシグマ)が闘志也を呼びに来る。 いよいよ風見生涯の研究成果である「ある物」のテストを行うというのだが、スクランブルがかかったために中止となってしまう。 警報を受けて発進したのはオリバーと雷太(共にバルディオス)、しかし出てきたのは、忽然と現れたただ1機の所属不明機体。 その機体が漂流しているのを見た月影長官らは機体の回収を指示する。 だが回収作業中に、それとは別系統であろう怪獣のようなロボット群(コスモザウルス)が出現する。それはキラケンの言うイオを襲撃した兵器であった。 ただちにキングビアルをはじめ協力者チームが出撃し、主人公も迎撃に協力する。 だが戦闘中に、エイのような半透明の飛行機が、先の漂流機のように忽然と出現、無差別攻撃をかけてくる。 さらに先のコスモザウルスの本隊と母艦が現れ、闘志也の乗る空雷王へと襲い掛かってくる。 逃げようとした闘志也だが、コスモザウルスのパワーに押され振り切ることが出来ない。 漂流機の回収を終えたオリバーたちが身代わりになることで闘志也は何とかトリニティシティへ帰還する。 その彼を待ち受けていたのは闘志也そっくりの戦闘服に身を包んだジュリィとキラケン、また空雷王そっくりのロボット「海鳴王」と「陸震王」。 そして3機のロボットは「シグマ・フォーメーション」の掛け声と共に合体し「宇宙大帝ゴッドシグマ」となる。 これこそ風見博士が研究してきたトリニティエネルギーの成果であった。 その圧倒的なパワーにより、闘志也のかわりにピンチに陥っていたオリバーたちを救い、返す刀でコスモザウルスを蹴散らす。 敵の指揮を執っていたリーツ(ゴッドシグマ)は、「トリニティエネルギーを使うロボットめ、覚えてろ」とばかりに捨てゼリフを残して撤退していった。 勝利に喜ぶ闘志也とキラケンの横で、ジュリィは敵がトリニティエネルギーを狙っていることを感じ取る。 戦闘後、通信傍受によりコスモザウルスの方は「エルダー」という異星人のメカであることが判明したものの、半透明メカからは何の手がかりも得られなかった。 一方、半透明と似たような技術が使われている漂流機に乗っていた人間が目を覚ましたため、自然と彼が注目されることに。 その男は自らをS-1星人のマリン・レイガン(バルディオスの主人公)と名乗り、半透明メカを操るのが「アルデバロン軍」であることを話す。 しかし、地球でも知らない情報を持っていたことによって彼はアルデバロンのスパイとみなされてしまう。 その中、主人公は共に異星人と戦おうという闘志也たちの誘いを遠慮し、代わりにキングビアルに相乗りして北アメリア(現実で言えば北米)へと向かうのだった。 なお、トリニティエネルギーの出資問題については、サンドマンがマルチーノ氏に研究費の倍額を払うことで手打ちが成立していた。 サンドマンの財政は少なからぬ打撃を受けたものの、本人は「ゴッドシグマが宇宙を駆ける姿を見たかったのだ」とむしろ満足げだった。 309 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 17 25 ID B015DZIF0 共通第14話「集う異邦人たち」 まさかの主人公とのガチバトル。主人公機の改造状況が引き継がれて敵に回るため、手を入れすぎるとピンチになるかも…。 あと、ザブングル、キンゲ、∀、ガロード再登場、ジャミル・ニートはじめフリーデン一味(ガンX)顔見せ。 世界崩壊前にフロスト兄弟に襲撃され、半壊状態になっていた地上戦艦フリーデン。 その後は自治都市フォートセバーン(原作で立ち寄った町)に身を寄せ、かつて敵対したカリス・ノーティラスの世話になっていた。 一行はそこで艦の修復と、所有するガンダム2機の改修を完了させたが、そこへディアナ・カウンター(∀。月からの帰還作戦のため編成された市民軍)がフォートセバーンに強制移住すべく迫っていた。 そのディアナカウンターは「新連邦がムーンレィス含めた宇宙移民を敵視している以上、新連邦非加盟地域を奪ってでも新天地を探すしかない」という現場の判断で動いており、 あくまで地球との平和共存を考えるディアナ(キエル)の意向は空回りしていた。 またディアナは、新連邦に領地を接収され、キエル(本物のディアナ)といるはずであるグエン達の行方を親衛隊に捜索させていたが、そちらは依然として知れない。 ほんの悪戯心に付き合って入れ替わって以来、ディアナの代わりを何とか務めてきたものの彼女は限界を感じつつあった。 その頃フォートセバーンを臨む陣地では、間もなく侵攻という気運が高まっており、 その中には特赦で地球に降りてきたという重罪人コレン・ナンダー(∀)、傭兵として雇われたエニル・エル(ガンダムX)と、同じく雇われた主人公の姿があった。 路銀が必要であり、同時に捜し物の手がかりがムーンレィスの情報網に引っ掛かっていないかを知りたいがためでもあった。 といってもムーンレィスにとっては使い捨て扱いのようだ。 指揮を執るポゥ・エイジ(∀)の言葉こそ勇ましいがやっているのは侵略であり、やり切れない思いを抱える主人公。 そんな中、フリーデンに属するガンダム(エアマスター・バースト及びレオパルド・デストロイ)を見て 「白いガンダムがいないじゃねぇか!」とヘソを曲げたコレンは無断で後退してしまう(エアマスターは青く、レオパルドは赤い)。 そんな足並み揃わぬ状況で戦っていた主人公だが、案の定「こんなやり方はおかしい」と言う。だが逆上したポゥに跳ねつけられたため、フォートセバーン側へ離反することを決意する。 同時にアイアンギアーはじめザブングル勢、キンゲ勢、∀勢が救援に駆けつけ、ガロードたちもフリーデン一行と再会を果たす。 だが、その時ロランのターンエーと、ガロードのGXの匂いをかぎつけたか(両方とも白いガンダム)、コレンがいきなり戻って来た。 さらにフォートセバーンを接収すべく動いていた新連邦軍の旧中央政府派が、フロスト兄弟に率いられ介入する。本作は三つ巴の状況がとかく多い。 エニルとやり合う気になれないガロードは何とか止めようとしたが、かつて(原作で)裏切られたことを割り切れずにいるエニルは彼の言葉に耳を貸さなかった。 またガンダムの姿を見て猛然と襲ってきたコレンであったが、ターンエーに同乗していたキエル(ディアナ)の「もうあなたの任務(ガンダムを倒すことか)は終了しました、下がりなさい」との説得に、 「俺は女王陛下のためにと思って…うわぁぁぁぁ」と、半狂乱の状態で逃げ去るのだった。 フロスト兄弟は形勢が不利だと見るや「ここで君たちと雌雄を決する気はない」とばかりに兵を引いてしまう。 ポゥも追い詰められると「これ以上兵力を消耗できない」として、自分の不甲斐なさに涙しながら引き上げていく。 勝利にわく一方で、キエル(ディアナ)は本当のキエルに接触する機会が遠のいたことを案じ、 またコレン・ナンダーが地球に降りてきたことにもっと危険な者の存在を感じたために、喜んでいられなかった。 フォートセバーンでの戦闘報告を受けたディアナ(キエル)はアメリアが安住の地ではないことを悟り、新連邦の目が届きにくいガリア大陸(ユーラシア)へ向かうことを決断する。 しかし、地球人への敵対心を刺激されてきたフィル・アッカマン少佐(∀。ムーンレィス士官)らにとっては諸手を挙げて従えるものではなかったようだ。 主人公もまた、捜し物の情報を得ることはできず、北アメリアを発つのであった。 310 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 23 51 ID B015DZIF0 共通第15話「見えない明日へ」 オーガスの主役メカ「オーガス」がお目見えする回。登場する敵勢力も豪華というか、ごちゃ混ぜと言うか。 ガリア大陸の北東部にある「交易ポイント」。世界を駆け巡る隊商が集うこの地には、10話以来となる桂とミムジィが訪れている。 シャイアたちグローマに保護されて3ヶ月が経ち、桂は彼女らの一員としてすっかりなじんでいた。 もし元の世界の仲間が飛ばされてきていたとしても当面グローマを離れる気はない…と言いつつミムジィに対して歯が浮くセリフを連発するのはご愛嬌か。 閑話休題して、今ここにいる目的は桂のブロンコIIを改修するためのパーツを揃えることであり、 それも果たしてさあグローマに戻ろうとしたところ、いきなり年端も行かぬ少女が「私を買って」と桂にすがりついてくる。 思わず「こんな混乱した世界でだってこれはナシだ」と叫んだ桂だったが、よく見ると彼女は医療用に造られた少女型アンドロイドであった。 モームと名乗る彼女はロボットの国「ムウ」で生まれたと語るが、世界崩壊のためにその国は消滅しており(オーガス原作では消えてません)、はぐれロボット状態だった。 見るに見かねた桂はモームを保護しようとするが、ミムジィはロボットだからとつれない返事。しかし桂とて、自分がミムジィらにとって価値ある存在であることくらいは承知しており、 モームを買い取らないのならグローマを降りるとまで言ってのける(当面離れないんじゃなかったのか)。こうまで言われてはミムジィも折れざるをえないのだった。 が、ミムジィがモームの代金を払いに行っているまに、彼は主人公とそれを特異点と呼んで追い回すチラム士官ヘンリーとの騒動に出くわす。 野次馬根性から仲裁に入ったところ桂もまた特異点と呼ばれ、話がややこしくなったので丁度戻ってきたミムジィらとサッサと退散するのだった。 逃げたはいいがデバイスを持ち出してまで追いかけてきたヘンリーらを迎え撃つために、主人公とグローマの双子、次いでブロンコにエマーンの技術を組み合わせて完成した「オーガス」を駆る桂が出撃。 ヘンリーは特異点確保のために気を上げているが、小勢だったためにあっさり撤退に追い込まれる。 しかしその直後に出てきたのは、「変なカラスメカ」に追われて逃げてきたゲッコーステイト、それを追跡するファントムペイン(新連邦ロゴス派と言える)、 同じく議長特命で追跡するミネルバ(ZAFT)・アーガマ(エゥーゴ)連合だった。 ミネルバらとは遭遇戦に入る一方、捕獲命令が出たということでグローマにも攻撃を仕掛けるファントムペイン。 そのため「敵の敵は味方」とばかりに主人公、グローマ、ゲッコーステイト、ミネルバの対連邦急造連合が成立する。 足早に撤退するファントムペインと入れ替わりに、ブッチャーはじめガイゾックとテラル率いるエルダー軍の異星人連合が現れ、 それを追いかけて現れたのが、13話に出た神ファミリーをはじめとする対異星人チーム。 「異星人は間違いなく地球人と敵対しているので、この場だけでも地球人同士手を取り合わないか」という兵左衛門(神ファミリーの長老)の言葉に応じ、 先までファントムペインと交戦していたチームも神ファミリーらに協力することに。 異星人を撃退したと思ったら今度は何かから逃げるソレイユ(ムーンレィス旗艦)と、 それを追うように現れたケルビム兵及び神話獣(堕天翅の尖兵)が飛び込んでくる。しかもソレイユはケルビムらがその他大勢に興味を示した隙に、挨拶もなしに離脱してしまう。 またそのケルビムを追いかけてアクエリオンがランド編以来の登場、さらにこの場にガリアへ上陸したアイアンギアー、フリーデン、ミリシャにエクソダス組にと14話ですれ違ったメンバーとも再会する。 もう誰かが集めたかのような「世界中のロボット博覧会」状態に。 で、この堕天翅もまた「間違いなく人類の敵」状態なので、利害はともかくとして合同で戦闘をすることになる。 しばらくすると、セツコ編の場合トビーと9話以来の合流を果たすが、同時にデンゼルを殺した黒づくめの男アサキム・ドーウィン、 及びその愛機シュロウガ(オリジナル)が出現し敵に回る。しかしランド編だと同じアサキムに連れられてメールとランドが再会し、彼もまた一時味方になる。 ケルビム兵ら(セツコの場合はアサキムも)を撃退してようやく戦闘が終わる。終わってみれば敵・味方を問わず、今まで主人公が会ってきた勢力の殆どがここに集結したことになる。 しかしアクエリオンは足早にこの場を去り、ゲッコーステイトも皆がロボット大集合の様子に感心しているうちに姿を消すのだった。 311 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 25 49 ID B015DZIF0 インターミッション(ルート選択) 新地球連邦軍特務部隊「カイメラ」の一員と名乗る男、レーベン・ゲネラール(オリジナル)が接触してきた。 世界の行く末を憂うある者の意を受け、新連邦政府の改革への協力を依頼しに来たのである。 具体的には、人類同士の戦争に着手しているミネルバ・アーガマ組にも神ファミリーら同様、異星人をはじめとした人類の敵との戦いに参加して欲しいという要請である。 13話でブルーフィクサーが再編されたのも、レーベンの上にいる者の意向を受けてのことであった。 もっとも、有り体に言えば「改革を成功させるためにミネルバらを利用する」ということでもあり、すんなり同意するわけにもいかない。 とは言え、そのレーベンの熱意はひとまず信用に足るものとみなされ、一時的ではあるがカイメラとの提携関係を結ぶこととなった。 そして協力関係締結の印に、各母艦にUN(世界規模ネットワーク)の端末が敷設される。 レーベンはこの瞬間を「地球を守る力が集った日」と評した。 ここで、一時集合したプレイヤー勢力は、太平洋を南下しつつデュランダルの特命によりゲッコーステイトを追うチーム (ミネルバ、アーガマ、ゴッドシグマ、フリーデン、グランナイツ)と、 ガリアに渡ってエクソダス中の都市ユニットと合流を目指すチーム (アイアンギアー、神ファミリー、グローマ、キンゲ組、スペイザーチーム、ミリシャ)とに分かれ、主人公はどちらのルートか選択することに。 太平洋16話「交差する決意」 デュランダルがゲッコーステイトとの接触を急ぐ理由は、12話で起きたようなトラパーの怪現象について少しでも情報が欲しいためであった。 元々エウレカ世界ではトラパーの急増により世界が滅びかけた、とされており、同じ世界の住人であったゲッコーステイトならその世界を滅ぼしかねない現象について何かを知っているだろうと睨んだのだ。 さて、晴れてゲッコーステイトのメンバーになったレントンだが、周りからはオモチャにされ、エウレカの子供こと孤児たちからは敵対視され、 あげく月光号の中に部屋ももらえず格納庫でテント暮らしをしなければならない状態だった。 そんな時、カイメラからの情報を得ることで予想以上に早く追いつくことが出来たミネルバはじめプレイヤーサイドの皆さん。 ゲッコーステイトと彼らは睨み合いの状態となるが、そこに「ミネルバを追い払えばエウレカが助かる」と思った子供たちが勝手に月光号のミサイルを撃ってしまい、 両陣営はなし崩しに戦闘状態に突入してしまう。 その場にいて真相を知っていたのはエウレカとレントンのみだが、エウレカは親代わりの自分が子供たちに代わって戦うつもりでニルヴァーシュに乗り込んでしまい、ホランドや他のメンバーは腹を括っている状態。 自分がやるしかないものと思ったレントンは、ニルヴァーシュのサブシートから大声で「今のは自分がうっかり撃ってしまいました、ごめんなさーーい!!」と必死な顔で絶叫する。 敵も味方も「何を今更?」と思ったものの、レントンのあまりの必死ぶりに牙を抜かれてしまったのと、塔州連邦系の部隊がこの戦闘に横槍を入れてきたこととで、結果的にミネルバ・アーガマ対ゲッコーステイトの戦闘は終わる。 敵が同じということで一時的に協力して連邦を撃退すると、今度は13話にも出て来た透明UFOの軍団と、それに追いかけられる民間の輸送機が現れる。 UFOに追いつかれそうになる輸送機であったが、そのとき颯爽として現れた翼つきのモビルスーツ、フリーダム(ガンダムSEED後半の主役機。DESTINYでも中盤のライバル機として続投)によって事なきを得る。 フリーダム、及びそのパイロットであるキラ・ヤマトはシンたちのいた世界において、かつて地球とプラントを分けた大戦を終結へ導いた英雄として知られていた。 UFOを全滅させるとフリーダムは何も言わずに飛び去り、後にはゲッコーステイトとミネルバらが残された。 ミネルバ艦長のタリアたちは懸案事項であるトラパー現象について尋ねるが、ホランドは「自分で調べろ」と回答を拒む。 また敵を同じくするなら共に新連邦と戦おうという要請にも興味ないと突っぱねる。 自分の世界にあった塔州連邦のやりようを見限って軍を抜けた経緯のある彼には、軍人の言葉が信用できないものものと感じられていたのである。 一方無断で戦闘を仕掛けたことになったレントンは、落とし前として何をやらせられることになるやらビクビクするのだった。 312 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 28 27 ID B015DZIF0 太平洋17話「青い放浪者」 ZAFTのお先棒を担ぐ気は毛頭ないと言うホランドであったが、ZAFTの一員ではなくタリア・グラディス個人の依頼ということで、 丸め込まれた印象はありつつも一時的にゲッコーステイトが協力することに。 その依頼でフリーデン、ゴッドシグマ、グラヴィオンらと共にトリニティシティへ向かう月光号内部では、先の戦闘騒ぎの落とし前として レントンが船内購買で店番をやらせられていた。そんな中で彼を尋ねてきたガロードは、何か恋に恋するコンビとしてレントンと意気投合するのだった。 一方、月光号等などの向かうトリニティシティでは、13話で流れ着いた宇宙船のおかげでクインシュタインの研究もついに完成間近となっていた。 だがその船に乗っていたマリン・レイガン(バルディオスの主人公)は、出身地だと語ったS-1星が発見されていないこと、何より13話で襲ってきた透明UFOの所属を知っていたことで 異星人のスパイ扱いされており、クインシュタインなどはそこまで疑っていないがオリバーと雷太(以下、2人組)は敵意に近いものを向けている状態だった。 そんなマリンに話をしようと試みたのが、セツコ編以来の登場となるデューク・フリード(グレンダイザー)だったのだが、その話が本題に入る前に敵の透明円盤が出現し、 デュークとひかるが2人で迎え撃つことに。 1分後すぐにゴッドシグマなどなどが援軍に加わるが、先ほど意気投合した思春期二人組が謎のハッタリをかます。 尖兵の円盤は彼らの協力で蹴散らしたものの、すぐにローザ・アフロディア(バルディオス。アルデバロン軍の女性司令)に率いられた敵の本隊と、タコともクラゲともつかぬ彼らの戦闘メカが出現する。 しかしこのメカは亜空間移動で何処からでも襲撃してきて、こちらのメカでは捉えることができない。 最後の切り札として、完成したばかりのニューパルサバーン(マリンが乗ってきたのを改造したやつ)を使うほかなく、またマリンに頼るより術がない。 「いくら敵が憎くとも地球のために戦う義理はないかもしれない、だが私はマリンの持つアルデバロンへの怒りに賭ける」というクインシュタインに説得され、マリンはニューパルサバーンで出る。 が、助けるというマリンに対し「異星人の手など借りられるか」と突っぱねる2人組。 そんな3人のありようを見かねたデュークは「僕も君たちが嫌うような異星人だ、だがそれ以前に僕もマリンも同じ人間だ!」と叫ぶ。 ここでようやく2人組のメカとマリンのヤツが合体(チャージアップ)し、LLサイズの巨大ロボ「バルディオス」となる。それでもマリン曰く「一瞬だけでも力を貸せ!」。 バルディオスにもアルデバロンのタコメカと同じく亜空間突入能力が備わっているため、やっと五分で戦えるようになる。 だが今度はエルダー軍のリーツが現れ、コスモザウルスとメカブースト数体を連合締結の祝いとして置いて去っていく。 敵は撃退したものの、すでにアルデバロンはガイゾック・ベガ・エルダーの連合に加わっていたことを知り愕然とするマリン。 だが「地球のために手を取り合わなければならない」というデュークの言葉に彼はうなずけないでいた。 また、そのデュークも戦いが終わると「異星人が相手だとしても憎しみで戦っては何にもならない」と言い残し去っていくのだった。 そしてフリーデンらはミネルバ・アーガマを救援すべく、新たにバルディオスとそれを操るマリンらブルーフィクサー組を迎えオーブへ向かう。 月光号とは別行動になるが、去り際にレントンは先ほどのハッタリについて、セツコ編からトビー、ランド編ならメールから「ヘタに格好つけても逆に格好悪い」とダメ出しを食らうのだった。 313 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 33 15 ID B015DZIF0 太平洋18話「血に染まる瞳」 タリアとブライトはオーブ連合首長国の要人らと会談していたが、永世中立を理由に船への補給依頼も固辞される。 交渉が決裂したので去ろうとする2人に対し、ユウナ・ロマ・セイラン(オーブ宰相ウナトの長男で、実権者気取り)は 「近日中に祭りがある」と告げる。 一方、ユウナ曰く「最低限の補給」を済ませたタリアであったが、「砂漠の虎」を名乗る何者かから「早くオーブを脱出しろ」との警告文を受ける。 そんな中で束の間の休息をとるミネルバクルーであるが、シンはオーブ戦に巻き込まれ死んだ家族を思って悲嘆にくれ、カミーユや他のミネルバ組はそんなシンを捜しに行くため休む暇もない。 クワトロはクワトロで、あるニュータイプの行方を独自に追っていた。 そんなわけで滞在もそこそこに脱出したミネルバおよびアーガマであったが、オーブの領海近辺でブラン・ブルターク(Zガンダム)率いる新連邦軍の待ち伏せを受ける。 さらに先ほど通過したオーブからモビルスーツ「ムラサメ」がミネルバらに攻撃を仕掛けてくる。 オーブはすでに新連邦の一員として加わっていたのだ。それに呼応して新連邦側も切り札の大型モビルアーマー「ザムザ・ザー」…平たく言えば緑色のカニを繰り出す。 それを突破すべくタリアはミネルバの陽電子砲を起動させるが、ザムザの展開するリフレクターによって無効化されてしまった。 リフレクターの懐に飛び込もうとして逆に追い詰められたシンだが、そこに現れたモビルスーツ(赤ディアスの場合と黒ガンダムマークIIの場合とがあり)と旧UC世界のエース、アムロ・レイに助けられる。 だが、それに対し「俺は誰に頼ることもなく戦うんだっ!!」と吼えたシンの中で何かが弾け、別人のような動きでザムザを半壊状態に追い詰める。(これ以降、シンの特殊技能「SEED」解禁に) 切り札がやられた新連邦およびオーブは後退するが、代わりにエルダー軍のリーツとアルデバロン軍のアフロディアが出現。それを追うように出てきたGX、グラヴィオン、ゴッドシグマ、バルディオスとともにこれを撃退する。 が、オーブが永世中立の理念を捨てたことはこの場の全員にショックを与え、シンはやり場のない怒りを叫ぶしかないのだった。 戦闘後、無我夢中で戦っていた疲れゆえかミネルバの自室で腐っていたシンだが、「先の戦闘で生き残れたのは間違いなくシンのお陰だった」とカミーユに言われ、自分が強くなれたことを実感する。 そして食堂では同じミネルバクルーはもとより、エイジたちグランナイツやキラケンなどゴッドシグマの面子までもが口々にシンの殊勲を讃えており、彼はこそばゆそうにするのだった。 一方で、先ほど合流したアムロやクワトロは、覚醒したシンの戦いぶりが向かってくるもの全て敵だとみなすような危ういものだと感じていた。 314 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 34 46 ID B015DZIF0 太平洋19話「よみがえる翼」 所変わってプラント首都。デュランダル議長の前に現れたのは、『SEED』以来2年ぶりにZAFTの赤に袖を通したアスラン・ザラであった。 少し前まではオーブ国家代表カガリのボディガードとして偽名を使っていたが、ブレイク・ザ・ワールド以来激変する世界を見ていることしか出来ない歯がゆさを抱いていた彼は、恥を忍んでZAFTへの復帰を決意していた。 そんな彼に対しデュランダルはエリートの証である赤の制服を贈り出迎えたのであった。 またデュランダルは、SEED世界での先の大戦後失踪したカリスマ的アイドル、ラクス・クラインの替え玉として設えられた少女、ミーア・キャンベルを紹介する。 民衆を慰撫するためには、ニセモノでもラクスの力が必要なのだと言う。 ところで本物のラクスはと言うと、オーブに身を隠していた。プラントの言い分からすれば、彼女はZAFTの新たな力たるMSフリーダム、その運用艦である新造艦エターナルを第三者に流した国家反逆者であったためだ。 そのオーブも新連邦のお先棒を担ぐことで中立を放棄したため、ラクスは隠れ場所を失ったことになる。 それは先の大戦の終結に貢献しながらも、国家の論理で言えば地球連合軍からの脱走兵であるマリュー・ラミアス(SEEDより続投。アークエンジェル艦長)らにとっても同じことだった。 彼女らは共にオーブを脱出すべく準備を進めていた。 が、そんなラクスを襲ったのは、御荷物の「本物」を消すためにデュランダルが送り込んだ刺客であった。 さらに新連邦の兵器群までもが出港準備中のアークエンジェルに迫る。 そのとき現れたのが、前大戦の英雄の1人キラと愛機フリーダム。アークエンジェルらを守るべく再び戦う決意をした彼はいきなり「SEED」技能解禁状態に。 その頃、オーブでは何故か宰相の息子ユウナとカガリの結婚式が行われていた。(オーブが連邦に与したことを、親連邦的なセイラン家と国家代表との結婚で対外的に証明するためか、それともユウナの個人趣味?) が、そこへ新連邦の連中を蹴散らしたフリーダムが迫り、ビビりまくるユウナを尻目にカガリを拉致してしまう。国家反逆罪の上塗りでは…。 そこへ出航したアークエンジェルも現れ、新連邦・オーブ連合の敷いた防衛線を強行突破にかかる。さらに結婚式の邪魔を「砂漠の虎」に依頼されてきたゲッコーステイト、またオーブの様子を見に来たGX及び主人公も合流し、 連邦の陣形が撹乱させられている隙にアークエンジェルはオーブの領海を辛くも抜け出す。好きなこと頼んでおいて挨拶抜きで飛び去る一行に、ゲッコーステイトのマシューは「まさにフリーダム!」と呆れるのだった。 連邦の後続が来る前にゲッコーステイトと主人公一行もオーブを脱出する一方、花嫁を奪われたばかりか無法者にかき回されたユウナはとんだ赤っ恥をかくのだった。 その頃、ミネルバ・アーガマには先ほど発ったアスランが合流し、自らとタリア艦長がある程度現場の判断で行動できる権限(FAITH)を与えられたことを告げる。 特別権限を与えられたミネルバは地球圏での遊撃部隊として新連邦と戦うことになる。 そして彼らは先にガリアへ渡ったアイアンギアー他と合流し、マジンガー・ゲッターをはじめ元祖スーパーロボット達の協力を取り付けるべく日本を目指す。 またアスランは複隊早々、シン達ミネルバのモビルスーツ隊の隊長になることに。 315 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 54 52 ID B015DZIF0 合流20話「ウソのない世界」 キングビアル・アイアンギアー・グローマ・キングゲイナー組・ミリシャ組と、ミネルバ・アーガマ・グランナイツ・ゴッドシグマ・バルディオス組はシベリアのある地点で合流を果たしたが、 そこには買い物のためにグローマとの接触を図っていたゲッコーステイトが現れた。一同は「なんかの運命じゃないのか」と呟くよりなかった。 タリアや兵左エ門、ブライトといった各勢力の重鎮が今後の彼らの行動について会議をする最中、青少年達は本物の雪に目を奪われ、或いは懇親会をかねて雪合戦に興じていた。 結局レントンやガロードらのチームがゲイナーやロランたちのチームを下したのであったが、自分だけの力で勝ったわけじゃないのに調子付いたレントンは 基本インドアのゲイナーをバカにするが、それがアデット(キングゲイナー)の目に止まり「うちの生徒にそこまで言うくらいなら根性見せてみろ」とばかりに連れて行かれる。 またゲイナーも名誉挽回のチャンスと言われて引っ張り出され、他にもガロード、ジロン、桂と、興味本位で主人公やゲインとかもついて行くのだった。 ロボットもろとも連れて来られたのは雪原。アデットらはここで「スカイフィッシュ」なる生物を捕まえる作戦に出る。 ゲッコーステイトの求める、LFOや月光号が飛ぶのに必要な「リフレクションフィルム」の原料として必要であり、持って来ればグローマが高く買ってくれるのだと言う。 スカイフィッシュが「楽しい気持ちに引き寄せられる」と聞いていたので、作戦メンバーは各々楽しいことを考えはじめたが、どうしたことかそれが他のメンバーにだだ漏れする事態が発生する。 驚いた一行によってあぶり出されたのは、シベリア鉄道の「氷の運行部長」ことカシマル・バーレ(キンゲ)と彼の操るオーバーマン、プラネッタだった。 空耳したジロンとチルによって「ウンコ部長」とストレートに品のないあだ名を貰ってしまったカシマルだが、プラネッタの持つオーバースキル(人の考えてることを拾って他人や自分にバラす)のせいでまともな戦いにならない。 そして周りのザコどもにも攻撃がうまく当たらず、苦戦を強いられるところで飛び出て来たケジナン・タッドはいきなりアデットの機体に組みかかりプロポーズ。 だがそこで恋愛がどうこうが苦手なカシマルが怯んだのを見たゲイナーは「どうせ聞こえるんなら聞かせてやるさ!!」と腹を決め、何を始めるか…と思ったら、 この場にいないサラ・コダマに対していきなり愛の告白を大声で叫び始めた。これがカシマルの精神にクリティカルヒットする。 でもってそれはプラネッタのオーバースキルのせいで、救援に向かっていた残りのメンバー、もちろんサラにもまる聞こえで、周りからさんざん冷やかされるハメに。 で、その場にいた一行が好き勝手叫ぶのに耐えられなくなったカシマルがオーバースキルを切ってしまう。これでシリアスに戦いが出来る、と思いきや今度は逆にカシマルが追い詰められる。 そこへちょうど残りのメンバーの救援と、シベ鉄側の増援が同時に到着し、総力戦となる。 が、何か助けに来た味方が口々に決意表明を始めたのを聞いて、ようやくゲイナーは仲間にも心の叫びがダダモレだったのに気づく始末だった。 戦闘後、赤面しまくったサラから思い切り叱られそうになるゲイナーであったが、先の暴言を引っ込めて「ゲイナー兄さん」と呼んで来たレントン(調子いいなあ)に免じて何とか許してもらえた。 しかもゲイナーの大告白が奏功したようで、その場にやたら大量のスカイフィッシュが押し寄せてきたため、捕獲作戦も成功を収めたのだった。 ただ、ゲインが今まで操っていたガチコはカシマルとの戦闘でガタが来てしまい、後に知り合いのツテで手に入れたパーツを利用して大改装することになった。 その後のブリーフィングにて、ここに集った勢力が大同団結して日本へ向かうことが発表され、その一団の名称は「Z Emergency Union of Terrestrial Human」(地球人類緊急救援連合)、略称「ZEUTH」と名づけられる。 Zの字にはXでもYでもない第三者の連合であり、不安定な世界や異星人などから人類を守る最後の砦としての意味合いもこめられていた。 しかしそれは、連邦に賛同できない宇宙移民や、独自の戦力で異星人と戦うチーム、いずれの派閥にも属さないアウトサイダーらによる寄り合い所帯である。 当然彼らにも本来の目的があり、その目的とZEUTHの結成とに矛盾が生じれば空中分解の可能性もないとは言えない危うい結びつきであった。 (続く) 320 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/11(木) 09 29 17 ID Y079xFHM0 続きです。 セツコ21話「残されるもの」 トビーとセツコはカミーユを伴い、デンゼル隊長を殺した男、アサキムの情報を求めUNの端末にアクセスしていた。 ZAFTやエマーンの行商にもそれらしい情報が引っかかっていない以上、不特定多数の人物が出入りするUNにすがるより手段がなかったのである。 しかし、そのアサキムが自分たちを付けねらう理由がわからない。彼らの操るバルゴラが目当てとも思われたが、旧地球連邦の試作機にそれほどの戦略価値があるかどうかは疑問でもあった。 或いは何か秘密があるのでは、と思って風見博士らにバルゴラの精密な調査を依頼する一方で、トビーたちはアサキムを追うことにしていた。 カミーユたちが帰った後も情報収集を続ける2人だが、カシマルとの先の戦闘でトビーへの想いをつい叫んでしまったセツコは、2人きりになってしまって気が気ではない。 そのことに気づいたトビーもまたバツの悪そうな顔をしたものの、「自分にそういう気持ちを持っていたのは嬉しかった」と曖昧に言葉を濁す。 そんな微妙な雰囲気の中、UNを使ってアサキムから直接2人に呼び出しがかかるのだった。 アーガマの格納庫では風見とジュリィがバルゴラの調査をしていたが、「パイロットの技量を確実に再現する追従性の高いマシン」という以上の特徴は見当たらなかった。 ただひとつブラックボックスがあるとすれば、バルゴラ自身ではなくその武装に何かがあるようなのだが、それを話す前にトビーとセツコが格納庫に駆けつけ、バルゴラを発進させてしまうのだった。 彼らの到着した先にはアサキムはおらず、代わりに久々のチラムが登場する。セツコも彼らの理屈では特異点であり捕獲対象であったため彼女らに襲い掛かってくるが、 隊長の敵討ちに燃える2人の敵にはならなかった模様。だがそこへ本命のアサキムと、謎のカラス型メカが出現する。 彼はデンゼルの死について「彼は死ぬために存在していた」というようなことを言ったため2人を激昂させる。 そこへZEUTHのメンバーも合流し、カラスを引き受けることに。 乱戦のさなかアサキムを追い込んだセツコとトビーであったが、それは「弱ったフリ」で、逆に逃げられない間合いまで誘い込まれた2人は諸共に撃ち落とされてしまう。 セツコは半壊した機体から放り出されるに止まったがトビーへの攻撃は動力あたりを直接貫通したようで、彼はバルゴラ2号機もろとも爆死してしまった。 デンゼルに続いてさらに仲間を失ったセツコに追い討ちをかけるがごとく、「さらなる悲しみと絶望を君の体に刻む」と言いつつアサキムは彼女を痛めつける。 そこへ出てきたのはレーベン大尉と彼の駆るカオス・レオー。調教(?)を邪魔されたアサキムは「その身も心も僕に捧げろ」とセツコに言い残し逃げるが、 追おうとするZEUTHを突然出てきたランドが阻み「兄弟の邪魔はさせねぇ」とばかりに襲ってくるのだった。 何とかカラス及びガンレオンを退けたものの、トビーの死はZEUTHのメンバーにもショックを与えた。特に崩壊前の世界から付き合いのあった勝平、甲児、闘志也たちは悲嘆にくれるより手がなかった。 また、グローリー・スターのうちでただ一人残されてしまったセツコは泣くことしかできず、成すべきことのために強くなれとレーベンたちから励まされてもうなずくことができなかった。 アムロは破壊されたセツコとトビーの機体パーツを組み合わせればバルゴラを修復できるだろうと言うが、それに乗って戦い続けるか否かはセツコ次第とも告げその場を去る。 残されたセツコは亡き2人に今日だけ泣かせてと言い、心が晴れるまで泣き暮れるのだった。(なお、トビーの遺体は回収されなかった) その後、アサキムとその仲間らしい女ツィーネ・エスピオ(オリジナル)がなんか意味不明な言葉を交わしまくるが、要はセツコを徹底的に絶望に陥れる算段である。 321 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/11(木) 09 39 53 ID Y079xFHM0 第22話「自分だけのエクソダス」 ZEUTHに接触してきたレーベンから、新連邦が旧地球連合系の特殊部隊「ファントムペイン」を対ZEUTH用に再編し、その指揮に「木星帰りの男」パプティマス・シロッコ大佐が任じられた、という情報が告げられた。 また、対ゲッコーステイト用に組織されたもう1つの特殊部隊「アゲハ」は単独行動を取っているようだが、現状ゲッコーステイトがZEUTHに混じっている以上敵も共闘を図る可能性があり油断は出来ないのだった。 驚いて詰め寄ってくるエルチとシャイアにビックリしながら、双方まだ目立った活動はしていないので当座のところは安心してもいいと言うレーベン。 そんなレーベンがただ1人敬愛し、恐怖の対象とならない女性が、彼らカイメラの司令であるエーデル・ベルナルであり、彼女は来るべき決起のために先のカオス・レオーのような独自の力を蓄えているのだという。 不安要素こそいくつかあるものの、目下の目的であるエクソダスはそろそろ終わりに近づいていた。(まあ原作より戦力が圧倒的に大きいから邪魔も少ないだろう) が、ゲイナーはゴールが近いという感慨には浸れずにモヤモヤしたものを感じ続けていた。 一方、運行部長カシマルやシベ鉄警備隊の面々は、エクソダス一行をシベリアから突破させたら手出しできなくなるため、最終防衛線をしき不退転のつもりで待ち構えていた。 そんな中でも下っ端組の士気は如何せん低いものがあるのであった。 そういうわけでエクソダス一行を護衛するZEUTHとシベ鉄警備隊、およびそれに雇われたブレーカー連中との総力戦が始まるのだが、その戦闘の最中タマゴのようなオーバーマンが乱入してくる。 シベリア鉄道総裁、キッズ・ムント秘蔵のオーバーマン乗り、シンシア・レーン(キンゲ)と彼女の操る「ドミネーター」である。その姿を見てキッズ総裁に監視されていると焦ったカシマルは、調子の悪いプラネッタで無理やりにオーバースキルを発揮させる。 狙われたのは、愛機が改装中のゲインに代わってゲイナーのサポートに回っていたガウリで、彼はプラネッタの影響で今まで伏せていたことをバラしてしまう。 かつてゲイナーの両親はエクソダスに強硬に反対していたが、推進派の手によって血祭りに上げられていた。 その手を下したのがガウリだったのである。 突然両親の死に関する事実を知らされたゲイナーは逆上してガウリに襲い掛かろうとするが、そこで新たな機体「エンペランザ」の完成したゲインが止めに入る。 両親を殺したガウリと一緒には戦えないとごねるゲイナーだが、「自分のためにエクソダスの決着をつける気なら従え」と言われ、不承不承ながらガウリ、およびゲインと組む。 ちなみに、この時点では誰も知らないがシンシアはゲイナーが以前ゲームで破った相手と同一人物で、遊びの続きをしたくてゲイナーばかり追いかけてくる。 だが、総力戦の最中に堕天翅が横槍を入れてきたために、興が削がれたらしいシンシアはさっさと帰ってしまい、取り残された警備隊一同も追うように撤収する。 彼らの出現、及びシベ鉄が帰ってしまったことで過剰に気分が高揚するゲイナー。オーバーマンが堕天翅に強く反応するらしかった。 堕天翅たちの接近に次いで飛んでくるのがあったので、すわアクエリオンか…と思ったら、ずいぶんと遅ればせな登場となる、流竜馬はじめ『ゲッターロボG』の面々と、新たに戦闘用として造られたゲッターであった。 そのゲッターチームは、日本を守るのに力を貸してもらうべく、ZEUTHとの接触を図ろうとしていたようだが、そのZEUTHがちょうど堕天翅と戦っていたため加勢することになった。 結局、ウルグスクのエクソダスは(原作よりよほど早く)成功したのであったが、ゴールインと言われてもまったく実感がわかない上、直前に親の敵が判明してしまい余計モヤモヤしてしまうゲイナー。 成功は成功であり、街ごと引っ張られてきた民衆はお祭り騒ぎを始めるのだが、ゲイナーはガウリの所業を許す気にもなれず、と言って親の敵を討つ気にもなれず、くすぶった気持ちを抱えたままであった。 そんな時、ジロンやガロードらから「自分のゴールを探してエクソダスを続ければいいんじゃないか?」と言われ、彼らと一緒に旅を続けることを決める。 その旅に請負の仕事を終えたゲインに、サラやガウリら元自警団の面子、いつの間にかガウリに惚れてたアデットはともかく、元々はウルグスクから人質代わりに連れ出したはずのアナ姫までついていくと言うので、結局キンゲ組がほとんど丸ごと据え置きになるのだった。 322 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/11(木) 09 48 43 ID Y079xFHM0 23話「百鬼の挑戦状」 かつて同じ世界で共に悪と戦っていた甲児(マジンガーZ)とリョウ(ゲッターG)がついに再会した。しかし、ゲッターチームの1人であった巴武蔵は、 敵「恐竜帝国」との決戦で特攻して散ったという。そのとき彼らに協力していた剣鉄也(グレートマジンガーのパイロット)も、ムサシを死なせた己を不甲斐なく思い行方をくらませていた。 そして、今のリョウたち操るゲッターGは世界が混じり合った後新たに開発され、車弁慶が迎えられ新生ゲッターチームの誕生となったのである。 さて、そんな彼らを迎え入れてZEUTHが向かう日本は、一時は新地球連邦のもとに入ったものの突如独立し、国境を封鎖しつつ帰るところのない人間をかき集めているという。 それと同時に「百鬼帝国」といわれる、日本を狙う新たな敵が現れたのである。 所変わって日本、リョウたちが所属する早乙女研究所、つまりゲッターを開発したところである。そこでは久々のロジャー・スミスとゲッター線研究の権威・早乙女博士が対峙していた。 ロジャーは日本政府の代理人として研究所の接収の交渉に来たのであるが、早乙女はゲッター線を政府に売るわけにはいかないと要求を突っぱねた。 政府はマジンガーZを造った光子力研究所やグレンダイザーのいる宇宙科学研究所にも接収の代理人を送り込んでいるという。 そこへ、研究所の接収を強行するために日本政府のモビルスーツが接近してきた。それを防ぐために立ちはだかるのが、何故か特訓と称して日本に密入国させられていたアクエリオンだった。 しかし、世界崩壊前の初陣以来戦闘できなくなっている麗花が不動司令の意向でヘッドにされており、ほとんど能力の発揮できない状況。 麗花曰く「不幸を呼んでいる」ということで敵の攻撃に当たりまくりながらなんとかモビルスーツは辛うじて退けたものの、弱っている麗花を狙って堕天翅の兵器まで出てくる。 またその裏で、堕天翅の出現に焦って本隊との連絡を取ろうとする要人がロジャー・スミス、及び11話以来出てきたシュバルツ・バルトによって正体を暴かれる。 その正体は百鬼帝国の戦士独眼鬼で、自分の手勢である百鬼ロボを率いて研究所に襲ってくる。しかしそれを阻むように現れたのは、シュバルツが操るビッグデュオ。 何とそれが現れた途端に怯え始めた堕天翅はシュバルツの命令に従い百鬼帝国と戦い始めたのである。 堕天翅の兵器を操り「この世界の破滅と再生こそがこの世の真実だ!」と呵々大笑するシュバルツに立ち向かい、ロジャーがビッグオーを呼ぶ。 だが鬼と堕天翅の戦いに巻き込まれ身動きの取れなくなった麗花とアクエリオンにケルビム兵が迫り絶体絶命に。 自分が戦ったらまたみんなが不幸に、と震える麗花だが、「お前の言う不幸なんて、仲間が傷つく程度のものなのか! リョウたちだってダチが死んじまったって戦ってるんだ!」とのアポロ、 「君が戦わないことが世界を不幸に落とすことだ!」とのシリウスの喝を受けてなんとか自分を取り戻す。 「逃れられないならこの不幸をどこまでも極めてみせる」と開き直った宣言ともに、襲ってきたケルビム兵を返り討ちにする。 (不幸最底拳の代わり) 不動司令曰く「不幸のどん底、それを貫く力…まさに底なしの不幸!」とのことだが「不吉な言葉なのに不思議と力強い…!」とロジャーをなんだか驚嘆させる。 その後ようやくゲッターチームに先導されてZEUTHが到着、日本で鬼退治という妙なシチュエーションに感心しながらも百鬼及び堕天翅と戦う。 ビッグデュオを落とすと堕天翅の勢力、メカ独眼鬼を落とすと百鬼の勢力が撤退し、研究所を守り抜くことに成功する。 だが、そこへ半壊状態のボスボロット(グレートマジンガー)に乗って大怪我をしたボス(同じく。これでも正式名称)が現れ、 「光子力研究所が百鬼帝国に制圧されてしまった」と急報を告げるのだった。 戦闘後、早乙女の娘ミチルによって回収された政府の兵士を風見博士らが分析してみると、既に百鬼の兵として改造されていたことが明らかとなった。 彼ら百鬼帝国は収容した民間人を改造して戦力にし、一方で政府の人間に紛れ込むことにより内側から日本を握っていたのである。 その狡猾な手口に怒りすぐにでも百鬼を打倒しようと叫ぶ甲児だが、ボスから弟のシローやガールフレンド(?)弓さやかも人質に取られたことを告げられ、まずは研究所を取り戻すことからと思い直すのだった。 323 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/11(木) 09 58 40 ID Y079xFHM0 24話「光子力研究所奪還作戦」 不動司令の一存でアクエリオンはZEUTH預かりの身となった。あくまでZAFTの軍属ではなく、地球のために戦うというZEUTHの一員となるのである。 ゲッターも合流したZEUTHは光子力研究所の奪還に向かったが、恩人たちが捕まってると知ったら居ても立ってもいられない甲児は単独で発進してしまう。 しかし、それを研究所の防衛システムとバリアに阻まれ、さすがのZEUTHも撤退を余儀なくされるのだった。 「パリンと割れる」という悪評のあった光子力研究のバリアだったが、旧世界での戦いでそのバリアも大幅に強化されており、それが敵の手に落ちたとなるとその堅固さは抜き難いものとなっていた。 (旧スパロボじゃ敵が乗っかっただけでパリンと割れたくせに・・・) 甲児が思いついた最後の策は、小型円盤TFO(グレンダイザー)の運動性能で研究所の防衛線を掻い潜ることだったが、的が小さいだけに当てられたらおそらく死ぬだろう。 ほとんど特攻のつもりで準備を進めていた甲児に語りかけてきたのはマリン。無謀でも恩人たちを助けるためにもやるんだと言う甲児に、彼は 「俺はひょっとしたら地球人のバカさ加減を笑いものに来たかもしれないんだぜ」と悪ぶって見せたものの、本心じゃないことをあっさり見破られる。 彼の本気に触れたマリンは、オリバーたちに「異星人に甲児の覚悟の程が分かる物か」と茶化されたところで動じないのだった。 研究所では百鬼帝国の元帥ヒドラーが、さやかとシロー(甲児の弟)を人質にとりつつ、弓教授にマジンガーZの居所を吐かせようとしていたが、 同じく百鬼の一員鉄甲鬼は人質によらずともマジンガーは見つけてみせると言いヒドラーに譲歩させる。 だがそれはさやかたちを助けたのではなく、人質が生きていたほうが好都合であるためで、また彼は自ら作った百鬼ロボでゲッターを倒すことしか頭にないのだった。 そこへ不退転の覚悟を胸に再び研究所へ現れたZEUTH。防衛システムの砲撃を他のメンバーがひきつけつつ、甲児がバリアへ突っ込もうとするがさしものTFOでもシステムを振り切れない。 が、苦戦する甲児の横で第三の影が研究所に突っ込んでいった。それは行方知れずとなっていた剣鉄也とグレートマジンガーだった。 彼はグレートブースターの最高速でそのままバリアに突っ込んで無効化し、美味しいところを持っていってしまったのである。 慌てた独眼鬼は百鬼ロボを出して直接応戦するが、闘志奮えたつZEUTHの敵にはならなかった。 その最中研究所内部へ突っ込み、人質らを解放する甲児だったが、逆にヒドラーに撃たれ窮地に立たされる。 堪りかねたさやかがマジンガーの隠し場所を叫ぼうとしたところ、再び駆けつけた鉄也によってヒドラーが追い詰められたため甲児たちも脱出できた。 満を持して現れたマジンガーZに甲児がパイルダーオンし、24話にしてようやく御三家が勢ぞろいした。 (ちなみにマジンガーの在り処は、いつも発進するときに出てくる研究所のプール。それも見つけられなかったヒドラーと鉄甲鬼は間抜けなんだろうか?) なおも食い下がる独眼鬼を甲児、鉄也のダブルマジンガーコンビで撃退したが、そこへ駆けつけたのは鉄甲鬼と、ゲッターを研究して自ら作ったメカ鉄甲鬼で、 科学者の矜持にかけてゲッターを倒すと挑みかかってきた。だが、リョウから「俺たちの大切なもののためにも、お前の自己満足に負けてなるか」と喝を受けたために彼の心に迷いが生じ、退くことに。 百鬼の目的が日本の超エネルギーを手に入れることにあったと分かり、そんなことさせるかと息巻く甲児であったが、政府に溶け込んでいる敵をどう倒したものか方法は分からない。 しかしそこに出てきたのは久々のサンドマン。彼は自分のコネで政府内に紛れ込んだ百鬼帝国の要人リストを洗い出し、次の戦いに向けての準備をしていたのだった。 一方百鬼の本拠地でも、ZEUTHがこそこそと振舞っているようなら正面から叩き潰すと準備を進めていたが、一方でゲッターとの直接対決にこだわる鉄甲鬼を百鬼の大帝ブライは見捨てるつもりでいた。 さらに彼らは時空崩壊をもたらした謎の力についても、独自に追跡しているようで、さらなる手がかりを得るため堕天翅の動向を追っていた。 324 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/11(木) 10 43 33 ID Y079xFHM0 第25話「闇の住処」 決戦に備えている早乙女研究所では、何故か鉄也と雷太、ついでガウリが監督してトレーニング中だった。 もともとはアクエリオン面子の特別訓練だったが、見物にきた他のメンバーもついでで巻き込まれているようだ。 ちなみに主人公がランドの場合昨晩ゲインやホランドら壮年組と酒盛りに興じた結果二日酔い軍団と化して女性陣からフルボッコにされ、 セツコの場合は運動ではなくてシミュレーターでの戦闘訓練に没頭し、年少組に根つめ過ぎではないかと心配される。 そんなトレーニング風景から抜け出して一人バラと戯れるシリウスだが、彼の心には「或いはアポロニアスの生まれ変わりかもしれない」というアポロへの嫉妬から来る殺意が宿っていた。 さて、首都東京では人間に化けた独眼鬼、及び政府の主だったメンバー(百鬼がなりかわってる人たち)が集まり、ZEUTH降伏の前祝いパーティーを行っていた。自分たちを囮にZEUTHを誘い込み、降伏を勧告することで正式に日本の敵として叩き潰す腹だ。 だが、そのパーティーの給仕を行っていたのは、執事風の見たこともない紳士、サンドマンとこのメイド軍団、あとロジャー・スミス邸にいた執事のノーマンだった。 そこにZEUTHの本隊も到着し、お約束通り降伏勧告をスルー、ここに百鬼帝国との決戦が始まった。だが前線指揮の鉄甲鬼は自分でゲッターを倒すことに相変わらず固執する模様。 そこへ乱入してきたのは堕天翅の軍団。しかもザコケルビム兵のような人形ではなく、堕天翅本人が乗っているケルビム「イスキューロン」がいた。 現れたのは、戦いに生きる天翅なので戦翅(センシ)を称する両翅(モロハ)。自分の他に戦翅の生き残りがなく、戦う機会がないことに業を煮やし自ら出てきたのである。 堕天翅本人が出てきたと聞いて黙っていられないアポロはシリウスの静止も聞かずに突貫するも返り討ちにあう。 その衝撃でシルヴィアは失神、シリウスはアポロへの嫉妬で周りが見えず妹を傷つけたとして茫然自失となり、アクエリオンは戦闘不能に。 そこにさらにヒドラー元帥指揮するメカ要塞鬼が現れ、次いでヒドラーが出したのは、鉄甲鬼の設計図を勝手にコピーしたメカ鉄甲鬼軍団。 科学者のプライドを踏みにじられた鉄甲鬼は激怒しヒドラーに叛旗を翻すことになった。 ケルビムイスキューロンを追い詰めても自己再生能力で回復されなす術がないZEUTH、撤退の選択肢すらちらつき始めたが鉄甲鬼は刺し違えてでもヒドラーを落とすつもりでいる。 そこへ突然現れた不動は「奴は自分の中の意志を力と変えている、だから強い」と言い、またシリウスに「その嫉妬の心もエネルギーに変えろ」と説教をかます。 その不動の一喝で復活したアクエリオンメンバー。新技披露…なんだが、それが、シリウスが持ってた嫉妬パワーで嵐を呼んで大回転しながら敵をバラ細工にしてしまう「嫉妬変性劍」 及び、アポロとシリウスが対抗意識むき出しで殴りあったら完成した「無限交差拳」…。(ちなみに前者は「ゼーロテュピアー・グラディウス」、後者は「むげんクロス」と読みます) この勢いだけで出来たような技にやられた両翅は「いつか貴様ら生命の樹の一部にしてやる」と言い捨てて去っていく。 また、ヒドラーも秘密兵器のメカ要塞鬼を受領して強気だった割には、それが追いつめられるとあとのことを独眼鬼に任せすごすごと撤退するのだった。 (ここで条件を満たしていると、最後にゲッターチームと鉄甲鬼の一騎打ちが起こり、勝つと鉄甲鬼及びメカ鉄甲鬼が加わるが、時間切れ引き分けか一騎打ちの条件が整っていない場合去っていってしまいます。) パーティーに参加していた政府の連中は酒に酔わされたところを捕らえられた物の、「ブライ大帝万歳」と叫び自爆してしまう。 得られたのは、百鬼帝国がブライ大帝のもと鉄の規律で動いている事実と、彼らの本拠地が移動可能な要塞であるであろうということくらいだった。 そこへレーベンと、日本の治安回復を一任されたカイメラ隊の一人、シュラン・オペル(オリジナル)があいさつに訪れ、日本はカイメラ主導のもと治安回復を図ることとなった。 しかし、その時あらわれたのはジャミルとホランド。元より流れ者であった彼らは、このままやっていると本格的にZAFT対新連邦の戦いになることを危惧し、別のルートへ向かうことを告げてきた。 戦争とは別の目的を持つアクエリオン、ゲイナー一行、グローマ、アイアンギアーらも、この機会に別働隊を結成し、ゲッコーステイトと共にZEUTH本隊と別れることになった。 325 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/12(金) 12 04 53 ID DInpunOy0 解説…ZEUTH本隊と別働隊 スーパーロボット大戦シリーズではけっこうお馴染みの部隊分けですが、今回は地上と宇宙とで別の敵と戦う、ではなく、思想信条の食い違いからの分立になりました。 本隊はプラントの意向を受け、新地球連邦に対する独立遊撃部隊のような扱いで戦うメンバー、若しくは異星人との戦いに備え集まった善意の協力者たち。 別働隊は大国同士の戦争に巻き込まれることを嫌い、独自の路線で動く者たちになります。 ゲッターなども善意の協力者サイドのキャラですが、本隊から離れて異星人の動向を追う役割になっています。 ZEUTH本隊のメンバータリアをはじめとしたミネルバ組、ブライトらアーガマ組、甲児はじめマジンガーチーム、 闘志也・ジュリィ・キラケンのゴッドシグマチーム、兵左衛門を筆頭にした神ファミリー、ロランなど∀組、斗牙たちグランナイツ。 頭脳役となるのはゴッドシグマから風見博士。 別働隊のメンバーはホランドたちゲッコーステイト、ジャミルらフリーデン、ジロンたちザブングル組、ゲイナーはじめキングゲイナー組、 シャイア達ファクトリー、ゲッターチーム、マリンなどバルディオスチーム。 フリーデンのテクス医師や月光号のミーシャなどここにはお医者様が多い。 主人公がセツコの場合は本隊に加わり、ランドの場合は別働隊に加わることになります。 ここからは26話から40話までの相当長い分岐になります。 (続く) 362 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/21(日) 17 51 34 ID XLebmrKu0 ここからは長い分岐になるため、主人公1人のシナリオ解説を集中的にやる予定です。まずはセツコ。 セツコ26話「ホンコン・シティ」 ZEUTHは元の世界でエゥーゴを支援していた組織、カラバからの連絡を受け、ホンコンシティへ向かうことになった。 だがその途上、日本解放の戦いは全て新連邦の功績と発表されたことを知らされ、ZEUTHの若い連中は憤慨させられる。 ZEUTHは一応新連邦の敵なのでしょうがないとは言えるが、百鬼帝国の存在をもバラしたことは、徒に人々を不安がらせる悪手と言えた。 ともあれ、ホンコンシティでの補給の間、各員には自由行動が許されているため、若者組はめいめいにホンコンの街へと散っていったのだが、 そんな時をもセツコは特訓に費やしていた。彼女は理不尽にチームメイトを失った傷を癒すより無理矢理に乗り越えるつもりでいたのだ。 一方、街に繰り出したシンは自分達の戦いが認められなかったことを憤慨して単独行動を取ってしまい、 そのシンをカミーユが捜しに行ったところ、同じく人を捜しているという女性、フォウ・ムラサメ(劇場Z。悲劇のヒロインポジション)と出会う。 それで彼女が捜していたのはステラだった。海辺で踊っていたら誤って落ちたところを通りかかったシンが助け、どこかの小島に流れ着いたところだった。(強引だなー) 放心状態で何も応えない彼女に対し、つい「まさか死ぬ気だったのか」と尋ねたところ、「死」に過剰反応したステラは人が変わったように怯え暴れだしてしまうのだが、 「大丈夫だ、君は死なない! 俺が守るから!」となだめられ、守ると言われたのが幸いしたのか落ち着きを取り戻す。 そしてそれぞれを迎えに来たカミーユ及びフォウと合流して別れるのだが、方やZEUTH、方やファントムペインであろうことは互いに知れており、敵同士となる事は避けられないのだった。 単独行動のお陰で集合時間に遅れたカミーユとシンが港に戻ろうとすると、アーガマらの停泊しているドックをファントムペインが襲撃している場面に出くわしてしまった。 劇場版ZとDESTINYの主だった敵が出揃うファントムペインなだけに初回から激戦となるが、さらにそこへ遭難していたステラ、彼女を捜しに行っていたフォウ及びロザミア・バダム(劇場準拠なので今回は影が薄い)も到着する。 彼女らはいずれも人工的にベテランパイロット以上の技能を付与させた強化人間であった。 そこへ母艦に合流したカミーユとシンも出撃するが、カミーユはフォウが乗り込んでいる機体「サイコガンダム」に異質なプレッシャーを感じ、それにフォウが乗っていることは知らないまでも何らかの予感を覚える。 カミーユとフォウの機体が戦闘中に接触したことが原因でか、フォウもまた不愉快な感覚に襲われ、堪らず戦意を喪失してしまう。さらに戦闘で破損したサイコのハッチからフォウの姿が垣間見え驚愕するカミーユ。 だが彼女の乗る戦闘不能のサイコガンダムに止めを刺さんと斗牙が迫るのだが、エイジがゴッドグラヴィオンの脚を独断で操作し、斗牙の攻撃を外させる。(本体は斗牙だけど手足はグランナイツのほかメンバーが操ってる) 逃げ遅れたフォウを冷徹に追撃しようとする斗牙と、彼女がカミーユの知り合いと知って倒す気になれなくなったエイジ、2人の考えが噛み合わなくなったのである。 切り札のサイコガンダムが追い詰められたことでファントムペインも撤退するのだが、方や見知った人間と戦うことになってショックを受け、方や合体ロボットのパイロット同士に亀裂が走り、ととても勝利を喜ぶ雰囲気にはなれなかった。 方や「地球を狙うゼラバイアを倒すため、戦うためだけに育てられた」斗牙。方や「半ば兵器のパーツ扱いで、恐怖や不安から逃げるために戦うことしか出来ない」強化人間達。ある意味同じような存在なのかもしれない。 だが敵になれば戦うしかなく、カミーユ、そしてステラが奪われたセカンドシリーズに乗っていることに気づいたシンは苦悩する。 また、彼らにフォウが敵であることを諭したアムロも、かつて戦いの中で心を通い合わせた女性(ララァ・スン。ファーストガンダムを観てね)を手にかけた過去を思い出し震えるのだった。 ところで、ZEUTHにはハイネ・ヴェステンフルス(DESTINY。西川。今回NPC)が合流し、タリアたちにデュランダル議長からの親書をもたらして来た。 そこにはZAFT及びエゥーゴとムーンレィス、ゆくゆくはすべて宇宙移民が手を取り合い、新地球連邦と対抗しようという、彼の一大計画が綴られていた。 363 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/21(日) 18 00 24 ID XLebmrKu0 セツコ27話「生じる亀裂」 ディアナ・カウンターを支援し、ディアナとデュランダルとを会見させるべく、ZEUTHは中東のガルナハンへ向かうことになった。 だが、ガルナハンには「ローエングリン・ゲート」と呼ばれる新連邦の迎撃陣地があり、迂闊に突破することは出来ない。 そのディアナ・カウンターは独断でゲートを突破しようとしたが失敗し、戦力をこれ以上減らしたくないとばかりに攻略をZEUTHに押し付けたらしい。 そこへ、そのゲートを突破するための裏ルートを知っているという現地の人が現れるのだが、それはランドルート序盤である少女とともにエクソダスしていったヤッサバだった。 自分と同じようにガルナハンで自活をしている人々の暮らしが連邦の迎撃陣地建造で脅かされたため、そこを攻めようとするZEUTHへの協力を願い出たのである。 洗濯機が壊れてしまったようで、ZEUTHの女性陣は水辺で手ずから洗い物をしていたが、 その中にはおさんどん姿のキエル嬢(中の人はディアナ)がおり、しかも洗濯をすることで地球で生きていることを実感して喜んでいた。 その光景を見た海の男たる神源五郎(勝平の父ちゃん)曰く、「戦いに明け暮れる男達もいつかは女達の下へ帰っていくものだ」と。ディアナに言う辺り奥深い話です。 そこへ自称「完璧な変装」のハリー・オードが現れ、キエル(ディアナ)が楽しそうに洗濯する様子を見て驚愕する。 駆けつけたロランにあっさり正体がバレて覗き見かと非難され、お返しにランドルートで行っていたロランの女装を「趣味か!?」という迷言で非難しつつも、 キエル嬢の正体はディアナではないかとロランを問い詰めるのだが、ゲート攻略作戦が始まるということで問題は先送りとなってしまう。 (彼の女装はグエン卿の趣味です。念のため) その作戦というのは、主力部隊を囮にして砲台の注意をひきつけておき、裏道を通ってゲートを内部から制圧するというものだった。 だがそこは小型機ぐらいしか通れないもので、作戦の決め手になるのは分離機能を持ったシンのインパルスであった。 シンがパーツを分離させたコアスプレンダーの状態で出撃すると、連邦の防衛部隊とローエングリン砲台が出て来る。 一分(1ターン)ごとに発射される速射性抜群すぎるローエングリンのせいで、ランダムでこちらのHPが半分にされる足枷がついている上、 さらにエイジと斗牙の意見不一致がサンドマンに気づかれたため「合神せよ」の合図が出ず、グランカイザーはグラヴィオンになれず戦力もダウンな戦況。 が、先行したシンがヤッサバ、及び何故かそこにいたコレン・ナンダーの援護を受けながらゲートの懐に飛び込むことで、辛くも砲撃の阻止に成功する。 味方の絶体絶命のピンチを颯爽と救ったシンのインパルスを見て、ガンダムってのはこうでなくちゃと感動するナンダーさん。 怒りが収まらず軍施設の非戦闘員を攻撃しようとしたシンだが、そこへ飛び込んだロランが、「たとえ敵でも、この人たちにも命があってこの世界で生きているんだ!」と言い、 戦闘が終わったのに人の命を奪おうとするシンをたしなめたためにようやく収まる。 これを見ていたエイジは、先の戦闘で戦意喪失したフォウを撃とうとした斗牙を責めるが、取り合おうとしない。 そこへ久々にゼラバイアが出て来たため応戦しようとするグランナイツだが、エイジが感情を差し挟まず戦う斗牙の指示に従う気になれず合神を拒否してしまう。 ゼラバイアも決して大物はいなかったため比較的楽に撃退できたのだが、斗牙とエイジとの間に生じた亀裂はもはや決定的なものとなっていた。 ゲート攻略の立役者だったシンだが、アスランからはヒーロー気取りで増長していることを見抜かれ張り手を食らう。 こういう場合シンのフォローに行くカミーユも今回はフォウとのことで苦悩しており、共倒れにならないか周りは心配するのだった。 その中、ディアナ・カウンターに戻るハリーから、ロランとキエル(ディアナ)は彼らの抱える秘密について改めて質問される。 が、逆にキエルから「親衛隊ならば、ディアナとディアナの信じる者を守ってみせよ」と言われたことでハリーも納得がいったようで、それ以上追求することもなく帰ることにした。 だが一方、これ以上斗牙と戦うことに我慢がならなくなったエイジは荷物をまとめて失踪してしまった。 364 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/21(日) 22 55 29 ID mr42Sj4o0 セツコ28話「しろがねの牙」 ハリーの他にも、ZEUTHにいるキエル嬢がディアナ本人ではないかと疑う者がいた。それはかつてディアナが良かれと思って連れ帰った地球人とムーンレィスとの間に生まれた女、テテス・ハレだった。 彼女は混血児としてどちらからも迫害された過去を消し、月の名誉市民となるべくディアナ女王の暗殺を狙っていたのだ。 さてミネルバでは、先の戦闘で殴られたことがきっかけになったか、シンがアスランへ「元々アスハ代表の護衛だった人が復隊してすぐ自分の上官になったのが納得できない」と不満をぶつけるが、 逆に「自分が気に入らないものの言うことはすべて信じられないのか」と問い詰められうろたえることに。 アムロが助け舟を出したことで解放されたシンは、失踪したエイジの捜索へ出かける一方、残されたアスランは、シンに入れ込みすぎてしまう自分の胸のうちをアムロに明かす。 また「つい耳に入った」と現れたハイネからは、今が戦時で自分が軍人である以上は割り切るしかないと諭される。 かつてZAFTにあり、脱走してオーブへ亡命、また復隊というフラフラした経緯を持つアスランにとっては、やすやすうなずけるものではなかった。 ロランや闘志也達、またセツコは街へとエイジを捜しに来たのだが、無理に連れ戻したところでどうにもならないだろうと立ち往生をする羽目になってしまう。 エイジとて地球のために戦おうと言う意思はあるのだが、それがグランナイツとして戦うという意味になるかどうかは疑問だったのだ。 そんな時に闘志也やシンたちがエイジを見つけるのだが、やはり彼はZEUTHに戻ることを拒絶する。 「今のままじゃ斗牙や他のやり切れない事から逃げてるだけ」と他メンバーから言われ動揺するが、そこへガイゾックとベガ星連合のメカが現れ、説得は中断になる。 しかも一部のメカブーストは街中に侵入し、市民を無差別にさらっていた。それに気づいた斗牙は、合神できないまでもグランカイザーに乗り込み、敵を倒すためではなく人々を守るべく出撃する。 ガイゾックの思惑とは別に、ゴッドシグマを倒すべくテラル率いるエルダー軍も出て来て、人をさらうメカブーストだけを狙うわけにも行かなくなる。 だが、闘志也らゴッドシグマが民間人を庇うべくエルダーの猛攻の前に立ちふさがった姿を見たテラルは、人をさらって逃げ去ろうとしたメカブーストを独断で撃墜し、民間人もろともゴッドシグマを落とそうとした非礼をわびてくる。 しかしエルダー星の未来のためゴッドシグマは倒すと言い残し、テラルは軍を退かせた。 一方でガイゾックの兵が市民をさらわないよう庇っていたエイジだが、説得のためにそこに残っていたリィルから斗牙の気持ちを分かってあげてと頼まれたところヘソを曲げる。 でも斗牙が取り返しのつかないことをする前に止められるのはあなたしかいない、と懇願され戸惑っていたところ、ゼラバイアが出現する。 特に敵の中心にある大物「ヒュドゥエル」にはグランカイザーでは全く歯が立たないという状態だが、闘志也たちの奮戦を見て火がついていた斗牙は全く退かない。 その斗牙を見たエイジも刺激されたらしく、ようやくZEUTHへの帰還を決意。ちょうど現れたサンドマンも今回はモニター越しでなくその場で指示を出し、久々の合神となる。 グラヴィオンでも太刀打ち出来そうにないゼラバイアの力を目の当たりにし、なお一歩も退かないグランナイツの姿を見たサンドマンが「ここに人々を守る美しき牙を!」と叫ぶと、 月の彼方からグラヴィオンに向けて新たな武器「超重剣」が現れる。その力を得、ついにヒュドゥエルを倒すのだった。 だが、この街での凶行は辛うじて食い止めたものの、それでも多くの民間人がガイゾックの手に落ちていた。 その中にはアキや香月ら勝平と同郷の人々や、本来はエルダーに捕らえられていた壇太一郎(闘志也の父)らも含まれていたのである。 さらに、サンドマンが超重剣を呼んだ影響で、地球と宇宙とを隔てる壁、相克界に大穴が開いたようで、それを面白がるのは月で異星人と戦っていたギンガナム艦隊(∀)。 長らく演習ばかり繰り返している艦隊の状況に飽いていた彼らは、これでついに人間同士の戦争に参加できると勇み立つのだった。 (続く) セツコ29話「灼熱の海原」 DESTINY世界の技術で生み出された、ステラはじめエクステンデッドは、作戦ごとに特殊な水槽で眠りにつかなければならない。 眠りが醒めるということは出撃が近いということであり、彼女達は戦うためだけに存在しているといっても良かった。 そんな彼らを職業軍人肌のブラン(Z)は忌まわしく思う一方その境遇を哀れむのだったが、それでも戦う以上は彼女らを一兵士として扱っていた。 そしてブランはエクステンデッドや強化人間をこれ以上戦場に増やさないためにも、次の会戦で必ずZEUTHを撃滅することを決意していた。 一方でネオは、記憶を取り戻したいために戦うフォウや、コロニーが落ちてくる悪夢にとらわれるロザミアの姿を見て「ファントムペイン」という、苦痛を意味する名を持った部隊を恨みに思う。 目的地であるジブラルタルを目前にして、ZEUTHとファントムペインは激突することになった。 フォウと戦うことになるためカミーユは出撃しないのかと思われていたが、ただ黙って過ごすことは出来ず彼は何としてもフォウを助ける覚悟を決めていた。 そのカミーユをセツコはハイネの助言によりサポートすることに。 一方のファントムペインもここでZEUTHを倒すため不退転の決意であり、早くも1つの山場を迎えていた。 援軍として、ファントムペインと戦うZEUTHの側面を突く形でオーブ軍も現れ混戦模様となるのだが、ここでこの戦闘に介入してきたのはアークエンジェル。 そしてキラとフリーダム(あと砂漠の虎ことバルトフェルドが乗ってる黄色ムラサメ)。彼らはオーブ代表で国を脱出したカガリを前に立て、オーブ軍に即座に撤退するよう求めたが、 困惑するオーブ軍の馬場一尉にユウナが「あのカガリはニセモノか、誰かに操られてるに決まってる」なんて指示を飛ばし、結局オーブ軍も戦うことに。 敵方の注意がアークエンジェルに向いている隙にミネルバの主砲で突破口を開こうとしたZEUTHだが、そこに瞬く間に飛び込んできたフリーダムの手により主砲が潰され、使い物にならなくなってしまう。 ZEUTHは新連邦とアークエンジェル一味の双方を相手取らなければならなくなった。しかもアーク組は一度落としても復活し、それ以降は不死身になるという極めて厄介な特徴があり鬱陶しい限り。 この乱戦の最中、シンはステラを、カミーユはフォウを救うためそれぞれ戦うのだが、必死の呼びかけも虚しく彼女達は退いてしまう。 そしてブランとロザミアは戦死し、ファントムペインは堪らず撤退を図る。 戦闘の収束を見たキラたちもようやく帰ってくれるようだが、それをハイネが調整不足のグフで無理矢理追撃しようとする。 アークエンジェルを猛追するハイネに追いついたキラは彼のグフを戦闘不能に追い込むが、そこへさらなる招かれざる客が現れ、彼らの一撃によりハイネは戦死してしまった。 敵の正体は、先刻サンドマンのせいで開いた穴を通って地球へ降下してきたギンガナム艦隊の先鋒、スエッソン・ステロ(∀)らで、大昔の兵法書のような陣形で襲ってくる。 ここに、さらにセツコにはアサキムからの通信が入り、彼の意を受けてツィーネが山羊型メカ「エリファス」とともに現れる。 アサキムによって刻み付けられた心身への苦痛が俄かによみがえったセツコは全く戦闘不能に。 苦痛に堪えながらもツィーネを追おうとしたセツコだったが、かつてアサキムがしたように、突然復活したエリファスによって逆に窮地に立たされてしまう。 だが、そこに駆けつけたのは死んだはずのトビーで、ツィーネを退けた後すぐさま彼女を追って飛び去ってしまった。 地球の重力になれていなかったらしくスエッソンらも何とか退けたものの、ハイネの死によってメンバーに刻み付けられた傷は浅くはなかった。 またセツコは、生きていたトビーが自分をおいていったことにもショックを受け自棄になっていたが、アムロやエマは彼女を厳しく突き放し 「死んだ人間のために生き残った者達に何が出来るかわかるはずだ」とたしなめるのだった。 セツコ30話「罪の在処」 オーブ軍とファントムペインとの共同作戦のため、オーブのトダカ一佐が現国家代表のユウナを伴い現れた。 だが前線の兵士を労うつもりもなく不必要にエラソウなユウナ代表の態度には、ネオやウッダー大尉(ブランの部下だった人)も辟易させられる。 休暇中、ステラの仲間であるスティングに連れ出されたフォウは、同じくアウルによって連れ出されたカミーユと引き会わされる。 兵器のパーツのような存在である自分やステラに良くしてくれた礼、として彼らはフォウとカミーユを会わせたのだ。 戦場で会えば敵同士として戦わなければならないが、失われた記憶を求めるフォウにはそれでも戦うしかなく、今は束の間の逢瀬を喜ぶのだった。 また、アスランはかつて共に戦った元アークエンジェルのクルー、ミリアリア・ハウ(DESTINY)に連れられてキラと出会う。 だが、アスランが「キラたちの戦いは戦場を混乱させてるだけだ」と言えば、キラは「本物のラクスを消そうとしたデュランダル議長が本当に世界の平和を願っているのか分からない」と言い、 アスランが「オーブと新連邦の同盟を破棄しなければZAFTとオーブとは戦うしかない」と言えば、キラは「それをするとまたオーブは新連邦の砲火にかかる」と言い、議論にはならないのだった。 そこで、お忍びで街に出ていたキエル(ディアナ)をテテスが襲い失敗する騒ぎがあり、偶然事件に巻き込まれた本物のラクス・クラインとキエルは出会うことになった。 爆発音を聞いて駆けつけたカミーユたちは、ロランとキエルがこそこそ会っていることへの不審感を打ち明け、彼らの抱える秘密を問い詰めるが、同じくスネに傷持つアスランによって静止され、ミネルバへの合流を急ぐ。 その頃、調査のためにある研究所へ向かっていたシンたちは、子供の死体が散乱する実験棟を発見し嫌悪を覚える。同行していた風見の見立てではここで人間を強化し兵器と仕立て上げていたと言う。 既に被験者たちの反逆によって施設としての機能は失われていたが、詳細にデータを取るためミネルバとアーガマが施設に入り、シンとレイは帰還した。 その施設の情報を隠蔽すべく、また死んだブランたちの弔い合戦をすべく、ファントムペイン及びオーブ軍が接近してきた。 だが、そのラボで育ちある女性に懐いていたアウルは、母さん(とその女性を呼んでいた)が殺されると思わず自分で口走り、母さんが母さんがと恐慌状態に陥ってしまう。 恐らくラボでの内紛で女性も死んでいるのだが、ネオは母さんを助けたければZEUTHを倒すしかない、と茶番と感じながらもアウルを叱咤する。 フォウもまた、幻でもアウルの思い出を守るために戦う決意であり、対するカミーユもいざとなれば、と腹を括らねばならなくなる。 その最中、シンに言われた「守る」という言葉が心に残っていたのか、これまで以上に戦意の高まっていたステラのガイアだったが、 突っ込みすぎたために機体が大破し、シンたちは独断で機体とステラの身柄を確保する。 一方でアウルは母さんを守ると呟きながら戦死し、スティングも彼を助けられない無力さを呪いながら追い詰められて撤退する。 また、カミーユも何とかサイコガンダムとフォウを止めることに成功した。 しかしここへオーブ軍の増援、及びウッダーとトダカが乗るガルダ級(戦艦タケミカヅチの代用品だろう)が現れ、さらにアークエンジェルも戦闘を止めるために出現、再びの乱戦が始まる。 カガリに何と静止されようと、ババは「今の主はユウナであり、オーブ軍として彼の命を全うする」と取り合わず、最後の力でキング・ビアルに特攻し壮絶死を遂げる。 これを見たアスランは我慢がならなくなり、戦いたくないのに何故戦場を混乱させるのかキラに迫るが、 「でもカガリは今泣いてるんだ!」との迷言とともに、割と容赦なく叩き落されてしまう。 またトダカたちの乗る艦も追い詰められ撃沈寸前となるのだが、彼らもまた最後の意地でラボへ突貫しようとする。 艦に追いついたシンは、かつて自分を助けた恩人が乗っていると気づかずに艦のブリッジを叩き潰してしまうが、なおも艦は止まらない。 そこに現れたのは、カミーユが必死になって止めたはずのフォウ。サイコガンダムで盾になり、無理矢理に艦を阻止し、生死不明となるのであった。 敵は止めたが、アークエンジェルとは手をとりえないことを感じるZEUTH。 「オーブを戦わせないために、オーブの敵になるZEUTHや、オーブの上に立つ新連邦と戦う」といいつつ、半ば無差別に戦う、アークエンジェルの無茶な行動理念はZEUTHには理解できず、 戦いさえ起これば見境なしだと眉をひそめる者が相次いだ。特に鉄也は「戦えなくなった状態で、乱戦の中放置されたらほかの敵に落とされるだけだろう」と冷徹な見方を示す。 一方、「強化人間を戦争に使うような新連邦が正義のわけないぜ」と息巻く勝平だが、宇宙太と恵子に「睡眠学習でいつの間にか戦う力を持たせられた自分も人のことは言えないのでは」と言われ戸惑う。 自分が兵器にされていることを否定したい勝平たちに対し、カミーユは「戦うことを押し付けたのではなく、戦う力をくれた」と思うように助言した。 悲しみを乗り越えて戦おうとする彼らに対し、悲しみに縛られて動けないセツコ。そこへ現れたレーベンは、自分の司令であるエーデル・ベルナルに会ってみないかと彼女を誘うのだった。 60 :ゲーム好き名無しさん:2010/02/28(日) 21 33 58 ID w8SxlT6j0 セツコ第31話「絆が生むもの」 セツコがレーベンの誘いを受けているころだった。シンたちはタリアら上級士官には内密にステラをかくまっていたが、そのステラは怯え衰弱するばかりでいた。 ステラたちエクステンデッドは投薬か催眠によって心身の安定を図る必要があるらしく、先に収集したラボのデータから彼女を助ける方法が見つかるかは疑わしいところであった。 ZEUTH一行は、エーデル・ベルナルと会うためにタンパグンダに向かっていた。 その途上、ZEUTHの別動隊に連絡を取ろうとするが巧くいかず、レーベンの薦めで彼ら関連のニュースを探すことにしてみた一行だったが、 そこに記されていたのは新連邦のお先棒を担いで民間人を虐殺し、或いは彼らから新兵器を受領したというにわかには信じがたいものだった。 一方キラを説得しようとしてあっさり返り討ちにされたアスラン。それでもキラを敵と見ることにためらいがあったようだ。 そんな彼をクワトロは「君が迷いから抜け出せないまま死ぬ姿は見たくない」と諭す。DESTINYのアスランがクワトロのオマージュゆえだろう。 タリア、ブライト、グエン、兵左衛門、クワトロはZEUTHの代表として、レーベンの案内でエーデルとじかに対面する。 エーデルはこの多元世界の統一が一部の人間、ティターンズ及びブルーコスモスの独善によってなされようとする現状を憂い、一刻も早く新連邦の浄化を成し遂げたい、とタリアたちに頭を下げた。 そしてZEUTHはエーデルとの直談判により、彼女こそ真にこの世界の行く末を案じている、と確信するに至ったのである。 その途中で、セツコはレーベンにいわれ格納庫で待機していたが、そこへジャガイモみたいな顔の奇妙な男があらわれ、だしぬけにセツコの匂いを嗅ぎ始める。 しかも被害者であるセツコの方が、変人の盗人猛々しい言い訳に気圧されて謝る有様。それでつけ上がる変人に逆上してビンタをかましたらむしろ喜ぶオッサン。 んでこの変態の正体は、カイメラの技師であるジエー・ベイベル(オリジナル)らしい。だがとても書き切れない変態なので割愛。 そこに現れたのは日本以来のシュラン・オペル。彼はアサキム・ドーウィンがコンタクトを取ろうとしてきたことをセツコに告げるのだった。 アサキムの恐怖と向き合うために一人出撃したセツコ。だが指定されたポイントに現れたのはアサキムではなく、いつかのようにチラムの部隊と、女士官アテナ・ヘンダーソン(オーガス)だった。 やはりセツコは特異点としてチラムに狙われており、またアサキムはチラムと何らかの縁があるようだったが、今は戦わねばならない。 途中でレーベンが駆けつけ、「たった一人で自分の中の恐怖と向き合うことはない、人間には絆という力があります!」といいことっぽいことを言う。 加勢したレーベンとの協力でチラムを退けたセツコだったが、そこにツィーネが、何故か大量の無人ウォーカーマシンを率いて出現する。 彼女もまた特異点と呼ばれる存在であるようだが、そんなことよりもセツコにはアサキムと相対したときの恐怖がまたぞろ浮き上がり戦うことができなくなる。 「セツコさんは自分が守ります」と言いつつ彼女を庇うレーベンだが、次第に追いつめられる。優位に立ったツィーネは 「お前(レーベン)もセツコの目の前で八つ裂きにして奴に悲鳴を上げさせてやるよ」と告げる。 デンゼルとトビーも同じ目的でアサキムに倒されたのであり、ぶっちゃけある程度セツコに近い人間なら殺すのは誰でもよかったのである。 それを知ったセツコが錯乱すると時空転移のような現象が発生しそうになるが、「自分は死なないし、トビーもまだ生きている」と言われてセツコは落ち着きを取り戻し、転移も収まる。 そこに駆け付けたZEUTHのメンバーにより勇気づけられたセツコは何とか戦闘可能になる。 追い詰められたツィーネは、「セツコは呪われた存在だ」と言い捨てて逃げ去った。セツコはようやく悲しみを乗り越えられたようだった。 基地に戻った後、心配しすぎたあまりテンション上がりすぎていたジエー博士より、セツコの乗るバルゴラを改造して進ぜようかという提案をもらう。 勝手なことは控えるようにたしなめるエーデルであったが、セツコ自身は彼にバルゴラをゆだねる決断を下した。 明らかに問題ありすぎるジエーに任せたらとんでもないことになりかねないと口々に周りは心配するが、彼女はバルゴラがより完成するのなら、と決心していた。 シュラン曰く「腕だけは確か」だから心配ないらしいが、セツコが出ている間に勝手に追加パーツを造っていたあたりやはり問題はあった。 その後一日を終え、アーガマの自室に戻ったセツコを出迎えたのは、グローリー・スターのサインで打たれたパーソナルコールだった。 61 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/28(日) 21 39 37 ID w8SxlT6j0 60にゲーム名振り忘れました セツコ32話「悲しみという力」 見た目ジャガイモのような爺さん、ジエーによるバルゴラの改造手術は、既にこっそりパーツを組んでたと言え1日で終わってしまった。 その改造、というのはバルゴラの背部にVウイングをつけて飛べるようにし、駆動系をチューンナップしたもので、それほど大それたものでもなかったようだ。 一方でジエーは、バルゴラについて「機体その物は凡庸だが、フレーム(骨組み)部分は200%出力にも耐えうる」という奇妙な構造をしていると述べ、 バルゴラはそのオーバースペックを引き出すだけのエネルギーを運用すべく設計された可能性があるらしい。 そしてその異様な設計のカギを握るのが、バルゴラの標準装備である「ガナリー・カーバー」だと言う。 これは銃にもなれば直接打撃もでき、実体剣もビームサイズも出せれば、艦載砲並みの火力を発揮することもできるトンデモ兵器であり、ジエーの見立てではさらなる秘められた力がカーバーにあるとか。 が、そんな話をしているうちに、またぞろセツコは失踪し、改造完了したばかりのバルゴラで出てしまっていた。 トビーに呼ばれたと思って出て来たセツコだったが、そこに現れたのはランドとガンレオン。何故かカラスメカも一緒だが。 トビーを知っているのか訊くセツコに対しランドは「兄弟(アサキム)を付け狙うってんなら俺が相手になってやる」としてあくまで戦うつもりでいた。 応戦しようとしたがカーバーが反応せず、腰についたピストルだけで戦うはめに。(でもこの時のピストル弾数多いから通常時でも使いたかった) だが駆けつけたトビーと一緒にランドに立ち向かおうとしたところ、突然トビーはセツコの機体を後ろから撃った。 そしてトビーの乗っていたモビルスーツは気づけばアサキムの愛機、シュロウガに変わっている。極めて簡単に言えば化けていたのである。 あまりに無体な仕打ちに嘆きの悲鳴をあげるセツコの傍ら、アサキムに代わって戦っていたランドも用済みとされてしまう。 その時、セツコの涙にバルゴラのガナリー・カーバーが反応したかと思うと、その銃身(?)が無骨な四角い物体からギザギザした生物的な物へと変貌をとげ、最前までとは段違いのパワーでシュロウガを捕らえた。 新生カーバーの発揮する異常なパワーに思わずアサキムは押される一方「悲しみの乙女が目覚めた」と、ようやく待ち望んだものが手に入ったような笑いをあげる。 そこに現れたのはツィーネ。「この前はわざと負けてやったのを想像以上にぬか喜びなんかして、笑っちゃうよ」と出会い頭にセツコを嘲笑するが、悲しさのあまり他の感情が出なくなったのか、セツコは 「今の私に出来るのはこの悲しみを力に変えて敵を倒すことだけです・・・」と、亡きデンゼルたちに語りかけるばかりだった。 ようやくそこにZEUTH本隊も追いつき、様子のおかしいセツコを心配するのだが、悲しみを戦う動機に変えている彼女を下がらせることはできない。 ツィーネらを退けたものの、セツコはもう悲しみのほか何も残されていない、と沈み切っていた。 そしてこの世界の悲しみを止めるために心が擦り切れても戦う、とあまりに悲壮な決意を胸に秘めるのだった。 ちなみに、ガナリー・カーバーの覚醒したバルゴラにセツコは、元々デンゼルたちと組んでいたチーム「グローリー・スター」の名をとり「バルゴラ・グローリー」と命名。 一方敗れたツィーネは相当屈辱だったようで、自分の手でセツコを仕留めたいとアサキムに願い出る一方、これまで特異点確保のために動いていたチラムが、 それに頼らぬ方法でこの世界を修復すべく動いているという情報を掴み、それを潰すための策を講じるのだった。 アサキムに曰く「人の身で太極に至ろうとする」愚かなことであるらしい。 また、今回アサキムがデンゼルたちを殺した理由も一部判明する。バルゴラ1号機のガナリー・カーバーに搭載された「何か」を目覚めさせるためには巨大な悲しみが必要で、 またアサキムの目的のためには、覚醒させた上でその何かの持ち主を殺して奪う必要があるのだという。 それのためならば、アサキムという男は何でもする奴であり、ある意味何物にも縛られない男であった。 (この先では、デュランダルとの会談のためにジブラルタル基地へ向かうルートと、突然市街地で爆発が起こる怪事件の調査のために周辺を警戒するルートの2つに分かれます。) 戦闘から帰ったセツコを私室で迎えたのは、メイドたちが作ったクッキーだった。しかし、セツコがそれを食べても何の味も感じない。彼女の体に異変が起こり始めていたのである。 62 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/28(日) 22 30 12 ID w8SxlT6j0 ジブラルタルダイジェスト(33~35話) 宇宙からZEUTHへの補給のため降下してくる戦艦ラーディッシュを援護するため、カミーユはレコア・ロンドとともに先行して迎えに行く。 そこで待っていたのは彼の幼馴染で志願兵となっていたファ・ユイリィだった。フォウの一件でささくれ立っていた彼の心も少しではあるが癒されるのだった。 だが彼らが補給物資として持ってきた物資は、最新鋭の機体Zガンダムをはじめエゥーゴ独自の物品が多くを占めており、今のエゥーゴ・プラント協調路線を上の人間が疑問視していることが伺われるものであった。 そんな中、クワトロに好意を寄せながらも彼からすげなく扱われ、軍の世界に女1人で生きる辛さに疲れ切ってもいたレコアは次第に追い詰められていた。 その彼女はジブラルタルでの迎撃戦で労い1つしない態度に切れ、ヤザン・ゲーブルに特攻してMIA(作戦中行方不明)となってしまった。 またデュランダル議長かねてからの懸案であった、プラント・ムーンレィス間の同盟は、武力解決をよしとしないディアナ(キエル)の意向もあって破談となったが、 その理想主義に我慢のならなくなったフィル・アッカマンたちによってキエルは軟禁され、地球帰還作戦指揮の座を引き摺り下ろされる。 その騒動を知ったキエル(ディアナ)はZEUTHに自分の正体が月の女王ディアナであると告げた後、ディアナに扮したキエルと入れ替わりに囚われの身となってしまう。 ジブラルタルにおける動きのドサクサに紛れ、シンは作戦失敗のかどで隊長職を降ろされていたネオへ「もう彼女を戦わせるな」と言いつつステラを返還してしまう。 一兵士が勝手に捕虜の身柄をどうこうする行為は重大な軍機違反で極刑も免れないものであったが、あろうことかデュランダルはシンの功績を勘案して放免とした。 それを「自分の行為が正しいと認められた」ものとすりかえて図に乗るシンをカミーユが叱り「お前は誰かが決めた正しさに酔ってるだけだ!」と指摘する。 そこに通りかかったハリー・オードはこのやり取りを聞いて奮起したらしく独断でディアナ救出を試みると決意、そこでアスランたちも同調しZEUTHとして救出作戦を開始する。 だがファントムペインやギンガナム艦隊の妨害を受けたために作戦は失敗し、ディアナは彼女を消そうとしていたミドガルドの手に渡ってしまうのであった。 そこに現れたアークエンジェル一行は、「ディアナを助けるためなら力を貸す」とハリーに誘いをかける。彼はディアナ救出のために同意し、 キエル(本物)もまたアークエンジェルに同行することになった。彼女は宇宙へ向かう途上、ラクスから「もう1人のディアナ」であると評された。 その後、「チラムが新連邦の総攻撃を受けている」ということでデュランダルの緊急指令がくだり、ZEUTHは南アメリアのチラム首都へ急行することになった。 この間、実は伝説的歌姫ミイヤ・ラウジン(キングゲイナー)の名を継ぐ者、民心慰撫のためラクス・クラインに扮する少女ミーア・キャンベル、月の女王に成り代わっていたキエル、 キエル嬢としてミーアを見つめる女王ディアナ…この四者が交わるという面白いエピソードがあった。 ここでディアナ(キエル)はミーアに「歌は楽しいか」と問いかけ、キエル(ディアナ)はラクスを装う彼女の様をどこか空虚に感じ、ミイヤはより直截にミーアを 「貴女の歌にはオーラを感じない」と評している。 (続く) 74 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/03(水) 14 16 47 ID I2kMb2NX0 周辺警戒ルートダイジェスト(セツコ編33~35話) 神ファミリーはじめジブラルタルに向かわなかった一行は漂流していた民間人の一団を救助したが、彼らは記憶の一部が一様にすっぽりと抜け落ちていた。その中には勝平に辛辣な言葉をぶつけていた浜本少年の姿もあった。 そんな時にブッチャー自らが率いる異星人連合の部隊が襲ってくる。しかし戦闘中、キングビアルに避難させていた民間人の一部が突然爆発する。彼らはガイゾックの手により人間爆弾へと改造されていたのだ。 ガイゾックの無道なやり方にZEUTHの怒りは頂点に達するが、ブッチャーの乗る移動要塞バンドックは難攻不落であり、退かせるので手一杯であった。 そしてビアル星の技術でも、風見博士の力でも爆弾を除去することは出来ず、「爆発するなら誰もいないところで」と言って去っていく人々をただZEUTHは見送るのみであった。 浜本は身勝手な理屈で勝平ら神ファミリーを非難したことを詫び、香月たちを助けてくれるよう懇願した後、去り行く人の列に加わったが、最期は母の名を泣き叫びながら爆発するのだった。 ZEUTHの無力感と異星人への憎悪は、人間爆弾と関係のないテラルたちとの戦闘でもさめることはなかった。 戦闘の末逃げ遅れて捕らえられた彼を一行は口々に罵倒するが、テラルは「エルダーの誇りに誓って、我々はあんな非道な作戦に関与したことはない」と抗弁する。 闘志也は彼の言葉をもう一度だけ信じることにし、人間爆弾の増産を阻止することを条件にテラルを解放した。 この戦闘で現れたデューク・フリードは「怒りのまま戦い続けてたら地球と異星人は絶滅戦争を起こすことになる」としてZEUTH一行を制止するが、 人間爆弾のショックが醒めぬ一行にはどうしても割り切れず、ZEUTHとデュークは物別れせざるを得なくなった。 それにしてはデュークの失望は必要以上に深かったのだが、これは「ZEUTHが民間の異星人を虐殺している」という怪情報が先んじて彼にもたらされていたためだった。 その後、招かれるままにサンドマンの別荘へと赴いたZEUTHは、彼と彼の敵たるゼラバイアの正体を知る。 サンドマンは遠い昔滅びた惑星ランビアスの住人「ジーク・エリクマイヤー」であり、その敵は彼の義兄ヒューギが隣星との戦争のため開発した殺戮システム、その成れの果てだった。 ジークはヒューギとの口論の末図らずもシステムの暴走を招き、自ら母星を隣星もろとも滅ぼしてしまっていたのである。 地球に流れ着いた彼は第二の母星を守るべく自らを不老の身とし、ゼラバイアに対抗しうるゴッドグラヴィオンとそれを操る戦士を育ててきたのであった。 そして記憶を失くしていたリィルは、ジークと、ヒューギの妹ルフィーラとの間に生まれた実の娘であり、ランビアス崩壊の折に誤ってタイムワープに巻き込まれ、今の地球に飛ばされていたという。 その正体を知った勝平がサンドマンを拒絶する一幕もあったもののやがて和解し、これからもZEUTHはサンドマンの戦いに力を貸すことを約束した。 一方、リィルは一連の話を聞いていなかったが、前後に起こった戦闘のショックで本名だけを思い出し不安に駆られていた。だが斗牙は、良かれと思って彼女の過去とサンドマンの正体を全てばらしてしまう。 ショックを受けたリィルは別荘のベランダから転落し昏睡状態に陥ってしまった。また、グランナイツの一員だったミヅキは少し前に別荘を抜け出していた。彼女は新連邦のスパイでグラヴィオンの情報を流していたのだ。 抜けようとする彼女の前に現れた「ザ・ストーム」こと破嵐万丈だが彼女を止めるでもなく、もしもの時のためにとミヅキにある物を託すのみだった。 メンバーが2人もいなくなってグラヴィオンは戦力ダウンするが、新連邦によるチラム侵攻が始まったため、彼らは急いでジブラルタル組に合流するのだった。 その最中、風見博士はさらなるトリニティエネルギーの研究のためシミュレーターと向かい合っていた。しかしその実験中、並行世界を隔てる次元境界線の揺らぎが加速していることに気づいた。 遠からぬ未来、この多元世界は崩壊する。彼はこの結論に至ってしまったのである。 75 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/03(水) 14 21 18 ID I2kMb2NX0 セツコ36話「慟哭の星空」 新地球連邦の狙いは、チラムが独自にこの多元世紀を安定させるべく開発していた装置の奪取にあった。 新連邦軍はチラムの都市を徹底的に破壊しており、その中核に置かれているのは、ステラの乗る広域破壊用のMA、デストロイだった。 シンによってネオの手に引き渡された彼女であったが、そのまま再調整を施されデストロイに乗せられていたのだ。 またロドニアの攻防戦でアウルが死んだために多大な精神ダメージを受けたスティングは記憶を消され、ステラのことも覚えていないで戦っていた。 そこに駆けつけたZEUTHもまた、圧倒的な火力を誇るデストロイ相手に攻めあぐんでいたが、追い討ちをかけるようにして現れたのは、生死不明だったフォウの乗るサイコガンダム。 彼女もまた再調整を施され、カミーユたちを敵としか見なしていなかった。 またシンはデストロイに乗っているのがステラであることをネオの口から聞かされ激しく動揺する。 そこへ出てきたのは、新連邦の暴挙を止めるために出て来たバルディオス、ゲッター、GXチームらZEUTH別働隊とアークエンジェル。 だが彼らは「ZAFTの手先になって無法を働いたお前達と話す言葉はない」と身に覚えのないことで本隊を詰り、彼らは彼らで勝手にやると言いだした。 この入り乱れた状況で、シンはステラを、カミーユはフォウを助けねばならず、共に腹を決める。 戦闘のダメージで狂ったように暴れるステラとデストロイに取り付き、決死の思いで叫び続けるシンの心が通じたのか、彼のことを思い出したステラ。 だがこの隙にデストロイを止めようとしたキラによりネオが落とされるのを見たステラは再度暴走し、誰にも手がつけられなくなる。 堪りかねたキラが作動しかけた主砲にビームサーベルをブチ込んだためにデストロイは爆破炎上、シンの決死行も虚しくステラはデストロイから放り出され、そのまま死んでしまった。 (ステラを倒す前にネオが落とされていると、近づいてきたキラを見て暴走するシーンに変わる) フォウを救うべくサイコガンダムに取り付くカミーユ。だが、遠隔操作で無理矢理にでも破壊活動をさせるサイコを止めるため、 最後に正気を取り戻したフォウはサイコガンダムもろとも自爆してしまう。結局救うことはできなかったのだ。 去り際にリョウたち別働隊は、甲児たちがZAFTに協力するうちに変わってしまい、もう共に戦うことはできないと宣告してきた。 だがこちらとしてもアークエンジェルを頭から敵と見なし、それと行動を共にする別働隊を信じることは出来ないでいた。 それでなくとも無軌道な振る舞いをしていた(とUN上に怪情報流れていた)彼らである。レーベンは彼らのためにまた人が死んだ、と苦い顔をするのだった。 回収したステラの遺体をいずこかに安置し悲嘆にくれるシン。カミーユもともに何も出来なかった無力を呪い、同じ悲劇を起こさぬために戦い続ける、と誓うことしか出来なかった。 この戦闘をデュランダルは最大限に利用した。不可侵条約を結んでいたはずのチラムを焼き払った新連邦の無体を地球全土に知らしめ、 そうするように軍を動かしてきた黒幕「賢人会議」が新連邦首脳として存在することを暴いたのである。 (※賢人会議…元はエウレカ世界を動かしてきた者たちをさしたが、ここではそれにDESTINYのジブリールとZのジャミトフも加えた、各作品の俗物の集まりみたいなもの) その賢人会議への協力者として政界や経済界の要人の名を次々に挙げていくデュランダル。だが、この急な発表によって世界が混乱に陥ることは必至だった。 またクワトロたちは、この発表のために敢えてチラムを焼け野原にさせたのではと疑念を抱き始める。 そこへ現れた風見博士は、この世界が遠からず崩壊してしまうことをZEUTHメンバーに告げた。 この演説を影で見ていたのはパプテマス・シロッコとデューイ・ノヴァク。デュランダル演説の混乱に乗じて「オペレーションクルセイド」と称した一大クーデタを起こさんとしていた。 76 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/03(水) 14 27 35 ID I2kMb2NX0 セツコ37話「新地球連邦再編」 チラムの首脳陣は時空制御装置を持ってチラムを離脱していたが、そこに現れたのはアサキム。一瞬のうちに制御装置を破壊してしまいそのまま消え去って行く。 彼を独自に追っていたランドはそのままアサキムの後を追い走り去って行く。彼に導かれてきたアテナとオルソンだったが、オルソンはアテナにチラムへ戻るよう言い置き、 自身はこの世界のために出来ることを捜すべく、昔の戦友である桂との合流を図ることにした。 彼も特異点としてチラムに保護され、特異点捜索の任務に抜擢されていたのだが、チラムの主導で時空を修復することが正しいのか分からなくなっていたためだった。 ミネルバ艦内にて。シンとレイがフリーダム(キラ)を仮想敵と見なし、それを倒すためのシミュレーションに打ち込んでいる姿を見てアスランは動揺するが、 少なくとも味方ではない以上何が起こるかわからない、というレイの言葉に反論できず、彼らの部屋を去るしかなかった。 セツコとカミーユは、憎しみでフリーダムと戦ってはいけないとシンを諭すものの、仮に彼らと戦うことになるなら、とシンの特訓に協力していた。 デュランダル演説以来、あちこちの都市で暴動が起こっていた。誰かの言葉に逐一翻弄されるこの世界は、心ある人々の目にはあまりに不自然であった。 この世界が不安定で人々が生きる気力を失いかけているがために、人々は誰かの強い言葉に流されているかのようであった。 この混乱を利用したデューイとシロッコは蜂起し、賢人会議の中枢を直接制圧した。エウレカ世界にいた賢人のうち2人と、ジャミトフが彼らによって消され、 表向きの連邦大統領であったジョセフ・コープランド(DESTINY)はシロッコらに退陣させられた。 一方のZEUTH。かつて共に地球のため戦ったリョウたちですら厳しい目を向けてきたことに、甲児は苦しんでいた。そこに来たレーベンは、リョウたち別働隊は 反賢人会議派と繋がっているのではないかと言い出す。 時を同じくして、元大統領コープランドがUNを通じ、賢人会議がこの世界を私的に牛耳ってきたことと、その賢人会議派の瓦解を告げる演説を放送してきた。 また臨時大統領として任命されたのは、フィクス・ブラッドマンという男(ガンダムXにおける新地球連邦の首相)であったが、彼がクーデタ派の傀儡であることは明白だった。 だがブラッドマンは、賢人会議派を抑えるための特務部隊としてアークエンジェル及びZEUTH別働隊を紹介したのだ。 これを見た面子は、アークエンジェルがこちらを襲ってきたのも全て合点がいったものと思ってしまう。 別働隊にビジョンがなく、金に困って新連邦に転んだと詰るレーベンをはじめ、多くのメンバーがこの発表にショックを受けるのだった。 そんな中、辛うじてクーデタから逃れたジブリールとバスク。北大西洋のヘブンズベースまで逃れ、そこで再起を図るつもりでいた。さらにそこには 「世界の真実を知る」という者を捕らえてあるらしい。 旧賢人会議派も新政権も敵であるとの指示を受け移動中のミネルバに向かってきたのは、久々に出たジェリドとマウアー(Zガン。いつの間に合流した?)に率いられた新連邦軍。 彼らに追い立てられ、ZEUTHは猛吹雪の舞う地点にまで誘い込まれてしまう。何の罠なのかは不明ながらも、彼らはジェリドたちを迎え撃つ。 だが、敵はある程度の時間が過ぎると、頃合だとして早々と兵を引いてしまう。いやな予感を覚え立ち去ろうとするZEUTHの前に現れたのは、あろうことかアークエンジェルとZEUTH別働隊であった。 77 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/03(水) 14 28 33 ID I2kMb2NX0 セツコ38話「踊る悪夢」 現れた別働隊は、何も言わずこの先を通してくれと言ってくるが、本隊としては、アークエンジェルと行動を共にする彼らをすんなり通すわけには行かない。 だがホランドは本隊を「兵隊」と罵倒し、他のメンバーも本隊をZAFTの手先として動いていると決め付けてはばからない。 本隊が「自分達の戦いは自分達で決めたことだ」と弁明したが、どうしたことか別働隊の側は「もうお前達とは手を取れない」と完全に三行半を突きつけてきて、世界の敵だとさえ言ってくる。 全く身に覚えがないことでこうも罵られ混乱する本隊だが、別働隊は聞く耳を持たなかった。 レーベン曰く「彼らはもう新連邦の手ゴマだ」ということで、武装解除の勧告に別働隊は従わず、ZEUTH同士で戦うことになってしまった。 だが、この戦い何かがおかしい。 別働隊の側はどうしたことか「何でお前達はあんな無体な真似を」と罵声を浴びせてくるが、本隊は身に覚えがない上に別働隊の無軌道なマネをUNで見せられたため 「お前達こそ状況が見えていないのか」と、会話がまるで噛み合わないのである。しかも別働隊も自分の行いについて悪びれる様子をチラリとも見せない。 そんな中「別働隊の中核がアークエンジェルなら」と、フリーダムに組みかかったシンは、主戦場から少し離れた位置にてフリーダムとの戦闘を始める。 いかにシミュレーションを重ねたところで、直接戦闘するとやはり圧倒的なフリーダムに押し捲られるシン。だが、ステラを死に至らしめたフリーダムへの怒りを爆発させたために、 さしものキラもたじろいだところを、インパルスの対艦刀で一突きにされ、フリーダムは海中に没した。それを回収しようとしたアークエンジェルもミネルバの砲火にさらされ行方が知れなくなる。 (この戦闘、キラを落とすかシンが落とされればイベントで勝手に終わってくれます。実は別働隊を徹底的に叩きのめしても問題はありませんが、敵を落とすたびに恨み言を言われて精神衛生にはよくないです) フリーダムを倒すために力を使い果たし、うわごとを呟くシン。だがそこへ現れたのは謎の第三者と、それを追ってきた新連邦軍だった。 ここでZAFTと新連邦の戦闘に巻き込まれるわけにはいかない、として別働隊は第三者の1人オルソンの先導により戦場を離脱する。 今1人は勝平を何度か助け、サンドマンの友人として日本解放にも助力した男、噂の破嵐万丈(無敵鋼人ダイターン3)だった。 さっそくダイターンに変形し颯爽と名乗りを挙げる万丈だが、その宣戦布告は末端の連邦軍ではない別の何者かに向けられていた。 (条件を満たしているとフォウも出て来て、この場で仲間になってくれます。万丈が助けたらしいです) どうせ末端で大物はいないので連邦軍はサッサと蹴散らされる。 ミネルバに着艦した万丈は、ZEUTH本隊にある映像を見せる。 そこにあったのは、インパルスが民間人の宿舎を直接攻撃するもの、ZEUTH本隊が地球で暮らす異星人を虐殺するもの、そしてロドニアのラボに本隊が新連邦の捕虜を運び込むものだった。 無論、本来インパルスが攻撃したのは軍属の非戦闘員、ZEUTHが戦った相手は人攫いをするガイゾック、ロドニアのラボは新連邦の研究施設だった筈である。 見るからにこれらはZEUTHを潰すべく悪意をもって歪められた情報であり、そしてUN上にばら撒かれていたものであった。 そして別働隊はこれを見たがために、本隊をさんざんに詰ったのだ。また、本隊側が見た別働隊の情報も、意図的に歪められたデマゴギーだったのである。 だが、コンピュータに明るいはずのカミーユですらも、何故自分達に関する情報を見つけられなかったのか、それは分からなかった。 また別働隊はともかく、それでもアークエンジェルが新連邦もプラントも敵に回しているのは事実であった。 戦いの中、フリーダムへの憎しみで我を忘れたことを悔いるシン。フリーダムと戦わせたことが逆効果だったかと心配するカミーユだが、レイはこれでまたシンは強くなると楽観していた。 レイは、いずれ世界を導くであろうデュランダルを支えるためにもシンにはより強くなってほしいと願っていたようだ。 (この時フォウが加わっていると、彼女の生存をレイが喜ぶシーンが見られる。「どんな命であれ、生きているとはいい事だ」ということらしい) 78 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/03(水) 14 34 48 ID I2kMb2NX0 セツコ39話「レイズ・ザ・フラッグ」 ZEUTH同士討ち騒動が万丈の活躍によって収束を迎えた時と前後して、各地の都市で「光の矢が落ちたと思ったら、直後に大量の異形のバケモノが出現する」という怪事件が起こっていた。 ある日、その事件の映像と共に、クーデタの一端を担った男、デューイによる「真実」の発表がなされる。 それは、地球が未知の生物「コーラリアン」の脅威にさらされ続けていたこと、そしてそのことを旧政権の賢人会議はひた隠しにしてきたことだった。 そしてデューイは真実を隠蔽してきた賢人会議どもと自分は違うこと、人類の敵たるコーラリアンに断固として立ち向かうことを宣言し、 その傍らにはコーラリアンを打ち払う戦女神として、アネモネ(エウレカセブン)の姿があった。 (このルートじゃ全然馴染みのないアネモネですが、一応エウレカセブンのライバルキャラの1人でした) ZEUTH本隊は別働隊のホランドがデューイにこだわっていた事を思い出し、それとコーラリアンとに関わりがあるのではと察知する。 急いで別働隊と合流したかったところだが、その時近辺で爆撃らしきものが発生したため、まずはそこへ向かうこととなった。 爆撃の中心点には、分厚い謎の雲が発生しており、その周辺では次元境界線のゆがみが確認された。小規模の時空震動が先の爆撃によってもたらされていたのである。 そしてその雲の中から先のコーラリアンなる存在がわんさか出現してきた。都市めがけて飛んで行こうとするそれらを相手に、その正体も不明なままZEUTHは迎撃を開始する。 途中でアネモネはじめ新連邦のKLF部隊が出て来るが、彼らの目的はコーラリアン撃滅ということで一時共闘することに。 だがいくら撃破したところで雲の中からいくらでも出て来るコーラリアンには、さすがのZEUTHも消耗著しい状態になってしまう。 しかし時間が経過すると、山ほどいたコーラリアンが突如1体残らず自壊してしまった。活動時間の限界が来ていたようである。 戦闘後、風見博士はジュリィからコーラリアンのデータを受け取ると自身の研究室に篭ってしまう。 研究中に世界が崩壊するという結論に達して以降、彼はこうして引きこもることが多くなっていた。風見を尊敬するジュリィは彼の熱心さゆえと思うものの、それにしても不審ではあった。 その時、デュランダルは仮面を被った謎の人物と接触していた。彼が言うには、コーラリアンの件はある意味デューイの自作自演であり、 小規模の時空震動を起こすことによって意図的にコーラリアンを発生させていた、というのだ。 しかもその震動を発生させる技術を与えたのは、この仮面だと言う。一方で技術を与え一方でそれをデュランダルに報せる彼の意図も不明だった。 彼とデュランダルとの付き合いはどうも相当に長いようで、今更、と言われつつ彼の呼び名をデュランダルは尋ねる。 彼は「救世の戦士」とか「太極の旅人」とか無駄に大げさな候補を挙げつつ、最後に「黒のカリスマ」と名乗ったのであった。 79 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/03(水) 14 36 41 ID I2kMb2NX0 セツコ40話「インパクト・アゲイン」 フリーダムごと串刺しにされたものと思われていたキラは生きていた。フリーダムを破壊されて消沈するキラの前には、チラムでの戦闘後万丈に救出されていたネオもいた。 キラは自分が撃破したデストロイに、インパルスのパイロット(シン)の知り合いが乗っていたことを悟り、誰も殺さないために戦っていたはずなのにまた戦いで人が死んだ、と思い悩むのだった。 新連邦政府は独自に開発した時空制御装置の作動テストにチラムを招いた。だがそれは時空制御技術においてチラムと新連邦との差が埋まったことを見せ付け、 彼らに連邦への恭順をうながすためのものであった。しかも、それもまた軍部からの突き上げによって計画されたものであり、新連邦の強圧政策は旧政権以上に悪化しているのだった。 見るからに軍部の傀儡であるブラッドマンの補佐をさせられる副大統領・フィッツジェラルドの下には、グランナイツを抜けていたミヅキの姿があった。 彼女はロゴス内偵のために彼に派遣され、そのまたサンドマンへのスパイとしてロゴスに遣わされた、という経緯を持つ二重スパイだったのである。 こんな副大統領の秘書代わりをするくらいならグランナイツに戻ればいいのにというフィッツジェラルドだが、あくまで任務だったと言ってみせるミヅキ。 そのミヅキに対し、彼は時空制御装置の実験とポイントを漏らし私室に篭ってしまった。 一方ZEUTHではおかしな電波が発信されているのをキャッチしたが、暗号がかかっていて内容を読み取ることが出来ないでいた。 しかし万丈が持ってきた解読キーを当てはめると瞬く間に解かれてしまい、それは新連邦の実験が危険なものであると伝えるものだった。 副大統領から話を聞いたミヅキが暗号を使って発信していたのである。 新連邦によって装置が完成されてしまえば、この世界を彼らが完全に掌握してしまうものと思ったZEUTHは実験現場へと急行するのだった。 果たして、実験はブラッドマン自らが指揮を執るもので、情報どおりただ事ではなさそうだった。デューイたちの傀儡扱いを良しとしないブラッドマンが単独で部隊を動かしていたのだが。 ZEUTHは新連邦が作動させようとしている装置を奪い、あわよくば風見博士に完成させてもらおう、ということで、時空制御装置奪取作戦を発動させた。 だがここに乱入してきたのは久々に出て来た百鬼帝国と、異星人連合。 百鬼は人間が時空制御装置を作ったという得体の知れない情報の真偽を確かめるために、異星人もまた怪人物の情報をもとに「鬼も連邦もZEUTHも皆殺し」ということで現れたのであった。 そしてこの混戦を遠くから眺めているのは黒のカリスマなる人物だった。百鬼と異星人にコンタクトを取ったのは恐らく彼で、曰く「パーティーの招待客」とか何とか。 そこへさらに堕天翅の軍勢も出現し、また新連邦援護のためにツィーネとカラスメカも出てくるという、凄まじいまでの大混乱。 極秘の実験だったのにこんな事態になり、業を煮やしたブラッドマンは一種のヤケで時空制御装置の作動を強行させる。 だがその結果発生したのは世界規模の巨大な時空震動であり、ブレイク・ザ・ワールドの再現がなってしまう。 別働隊と合流し、互いに踊らされていたことへの謝罪もそこそこにZEUTHは時空震動に巻き込まれてしまった。 その直前に現れた黒のカリスマは、「これよりの世界はZEUTHを中心として回る」と言い残すのだった。 (セツコ編の長い分岐はここで終了です。 続く)
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2012年1月12日発売「スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神Ⅱ REVELATION OF EVIL GOD」の攻略・その他記録集です。 ネタバレ等については自重しておりませんのでご注意ください。 <no image...> <リンク集> 公式ページ:http //www.suparobo.jp/srw_lineup/masoukishin2/ Wikipedia:- (攻略wiki)- <作品概要> <◆基本情報> 関連ページ:スーパーロボット大戦 No No.54 発売日 2012年1月12日 ハード PSP 定価 6,280円(魔装機神OGⅠ&Ⅱ 初回限定生産)10,480円 開発 ウィンキーソフト 販売 バンダイナムコゲームス 主題歌 - 時系列前後 (No.53)第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇(※)第4次(ゲームアーカイブス)(※)新(ゲームアーカイブス)(※)F(ゲームアーカイブス)(※)F完結編(ゲームアーカイブス)(※)α(ゲームアーカイブス)(※)α外伝(ゲームアーカイブス)(No.54)★魔装機神OGⅡ REVELATION OF EVIL GOD(※)スーパーロボット大戦モバイル(No.55)第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 魔装機神シリーズ (1-1)魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL(1-2)魔装機神OG THE LORD OF ELEMENTAL(2)★魔装機神OGⅡ REVELATION OF EVIL GOD(3)魔装機神OGⅢ PRIDE OF JUSTICE OG&OGサーガシリーズ (1-1)スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION(2-1)スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2(1-2 2-2)スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS(3)スーパーロボット大戦OG外伝(4)第2次スーパーロボット対戦OG(4-2)スーパーロボット大戦OGダークプリズン(関連)無限のフロンティア(関連)無限のフロンティアEXCEED(関連)魔装機神OG THE LORD OF ELEMENTAL(関連)★魔装機神OGⅡ REVELATION OF EVIL GOD(関連)魔装機神OGⅢ PRIDE OF JUSTICE(関連)スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE <◆バンプレストオリジナル> ※★:本作からの新キャラ・メカニック ※★:EXからの復活新規キャラ・メカニック 魔装機神操者&ヒロインマサキ・アンドー(声:緑川光) / シロ(声:折笠愛)、クロ(声:佐久間レイ) ホワン・ヤンロン(声:井上和彦) / ランシャオ(声:野田圭一) テュッティ・ノールバック(声:井上喜久子) / フレキ(声:置鮎龍太郎)、ゲリ(声:稲田徹) ミオ・サスガ(声:かないみか) / ゴクー(声:銀河万丈)、ハッカイ(声:龍田直樹)、ゴジョー(声:田中秀幸) リューネ・ゾルダーク(声:日高奈留美) ウェンデイ・ラスム・イクナート(声:大原さやか) 風の精霊サイフィス(声:-)魔装機神サイバスター:(風高・風)マサキ機サイバスター(ポゼッション):(風高・風) 魔装機神グランヴェール:(炎高・炎)ヤンロン機 魔装機神ガッデス:(水高・水)テュッティ機 魔装機神ザムジード:(地高・大地)ミオ機 ヴァルシオーネR:(-)リューネ機 『アンティラス隊』★ツレイン・ザン・レカニバン(声:岡本寛志) ★メフィル・ザニア・ボーラング(声:佐藤聡美) ★ギド・ゼーホーファー(声:桐本琢也) セニア・グラニア・ビルセイア(声:皆口裕子) プレシア・ゼノサキス(声:こおろぎさとみ) シモーヌ・キュリアン(声:園崎未恵) レベッカ・ターナー(声:小松由佳) ゲンナジー・I・コズイレフ(声:石塚運昇) デメクサ・シーエ(声:遊佐浩二) サナン・ティアンプラサート(声:江川央生):『暗殺者』にて…… アハマド・ハムディ(声:玄田哲章) ★ガエン(声:杉田智和):元ヴォルクルス教団所属だったが、アンティラス隊に投降。後にアハマドの後任としてソルガディ操者となる。 ファング・ザン・ビシアス(声:中村悠一) ザシュフォード・ザン・ヴァルハレヴィア(声:阪口大助) ジノ・バレンシア(声:置鮎龍太郎) ロザリー・セルエ(声:桑島法子) ★ワグネル・グラン・チェレンドル(声:-):最高評議会議長。アンティラス隊の総責任者。 ★ブラッドロイ・ザン・ベリファイト(声:銀河万丈):大佐。フリングホルニ艦長。 ★シャリアン・ザニア・ベリファイト(声:折笠富美子):少佐。フリングホルニ副艦長。 ★ホーリー(声:-):フリングホルニ乗組員1。航海士兼医療班。 ★トニ(声:-):フリングホルニ乗組員2。 ★コレット(声:-):フリングホルニ乗組員3。 ★サト・ザーニア・コーヅカ(声:-):フリングホルニ乗組員4。主計士兼厨房士。★(汎用)ガディフォール:(風低・砂塵)メフィル、ギド、テリウス等が使用。 (汎用)デュラクシール:(-)ガエンが使用。 ★レオゲイラ:(炎低・流星)ツレイン機 ★デルギラン:(地低・火山)エリス機 → メフィル機 ★ディンフレイル:(炎低・稲妻)ギド機 ノルス・レイ:(水低・泉)セニア機(&モニカ機) ディアブロ:(地低・森)プレシア機 ザイン:(水低・雪)シモーヌ機 ラ・ウェンター:(地低・金剛石)ベッキー機 ジャオーム:(風低・陽炎)ゲンナジー機 ファルク:(水低・氷)デメクサ機 ディンフォース:(炎低・雷)ティアン機 ソルガディ:(風低・砂嵐)アハマド機 → ガエン機 ギオラスト:(風低・竜巻)ロドニー機 → ファング機 ガルガード:(炎低・電光)ザッシュ機 ラストール:(水低・霧)ジノ機 ジェイファー:(炎低・熱風)ロザリー機 ★邀撃空母フリングホルニ:(-)ブラッドロイ艦。アンティラス隊の母艦。 シュウ一派シュウ・シラカワ(声:子安武人) / チカ(声:桑島法子) サフィーネ・グレイス(声:深見梨加) モニカ・グラニア・ビルセイア(声:皆口裕子) テリウス・グラン・ビルセイア(声:石田彰)グランゾン:(-)シュウ機 ウィーゾル改:(-)サフィーネ機 神聖ラングラン王国★クィンティヌス・グラン・ビルセイア(声:-):第289代ラングラン国王。セニアの又従兄妹。 ★フォルシュ・ゼオラ・メギストス(声:-):アンティラス隊に派遣された査察官。 イブン・ゼオラ・クラスール(声:-):ソラティス神殿大神官。★高々度飛空船:(-) シュテドニアス聯合(北部)ロドニー・ジェスハ(声:速水奨):アンティラス隊所属だったが、あることをきっかけに脱退、政治家に転身。 エリス・ジェスハ(声:小林沙苗):ロドニーと共にアンティラス隊を脱退。 ★アクレイド・バロム(声:松本保典):通称「神算鬼謀のアクレイド(バロム)」。 ★リシェル・グレノール(声:山崎たくみ) ★ニコ・サンドリーブ(声:沢城みゆき):「双子の撃墜王」姉妹の姉。(汎用)ダイオン:(風・北風) (汎用)ギルドーラⅡ:(水低・夕立) (汎用)ゴリアテ:(地低・鉄) ★キョウメイ朱:(炎高・炎)ニコ機 (汎用)ジンオウ:(炎高・炎) シュテドニアス聯合(南部)★ナセル・ザンボス(声:塩谷浩三) ★レオ・ギボン(声:川田紳司) ★レッフェン・ダスドレーシュ(声:菅生隆之) ★リコ・サンドリーブ(声:沢城みゆき):「双子の撃墜王」姉妹の妹。 ★マーガレット・ウォン(声:沢海陽子):ラセツの元部下・その1。 ★ムデカ・ラーベンス(声:中井和哉):ラセツの元部下・その2。ロザリーとある関係が…。 ★ジラン・ボロワード:南部大統領。★(汎用)ローゼルライ:(風低・烈風) (汎用)バフォーム:(炎低・マグマ) (汎用)ギルドーラ:(水低・川) ★(汎用)エンバローズ:(地低・峠) ★キョウメイ蒼:(水高・水)リコ機 (汎用)エウリード:(-) ★(汎用)デュラクシールⅡ:(-)実質的にマーガレット&ムデカ専用。 (汎用)バイラヴァ:(地高・大地)実質的にマーガレット&ムデカ専用。 エリアル王国★ライコウ・ゼフェンバー(声:小西克幸):『アドバーザリー部隊』隊長。 ★スメラ・バラオム(声:遠藤綾):『アドバーザリー部隊』メンバー1。 ★ゴシン・オーダ(声:藤原啓治):『アドバーザリー部隊』メンバー2。 ★ユノー・ヌイーゼン(声:藤村歩):『アドバーザリー部隊』メンバー3。 ★アオイ・カレント(声:白石涼子):『アドバーザリー部隊』メンバー4。 ★マンジ・フィールドナウ(声:大川透):エリアル王国の科学者。同国防衛次官兼オーガイン計画責任者。★(汎用)スヴェンド・ニーダム:(※) ★(汎用)スヴェンド・オラン:(※) ★(汎用)スヴェンド・ゲハード:(※) ★(汎用)スヴェンド:(※)※スヴェンドシリーズには特定の精霊は存在しない。風低・颪[おろし]<ライコウ機・ユノー機他>、炎低・狐火<スメラ機他>、水低・時雨<ゴシン機他>、地低・黒曜石<アオイ機他>の4パターン存在。 ★(汎用)ザイオス:(-)改獣その1 ★(汎用)強化ザイオス:(-)改獣その2 ★(汎用)ドーゼル:(-)改獣その3 ★(汎用)強化ドーゼル:(-)改獣その4 テロリスト・傭兵★オンガレッド・キレシナ(声:古川登志夫):テロリスト集団『霍奕の細胞』のリーダー。 ★ドレップ・フィールズ(声:稲田徹):オンガレッドの副官。 ★エリック・グレゴリック(声:川津泰彦):テロリスト集団『晨明旅団』のリーダー。 ★ズネロ・ホネーガ(声:龍田直樹):エリックの副官。 ★ジェン・デミン(声:水内清光):流しの傭兵1。凄腕スナイパー。 ★ディーゴ・カムラッド(声:田中一成):流しの傭兵2。『★『渾沌』の通称で知られる凄腕ハッカー。セニアのライバル』★(汎用)ナグロッド:(風低・潮風)霍奕の細胞が主に使用。 ★(汎用)グラフ・ドローン極:(-)晨明旅団が主に使用。 ★(汎用)ベンディッド極:(地低・山)晨明旅団が主に使用。 ★バゾーダン極:(炎低・鬼火)エリック&ズネロ機。 ★(汎用)ダイオン(カスタム):(風低・北風)ディーゴ&デミンが主に使用。 ★(汎用)ギルドーラ(カスタム):(水低・川)ディーゴ&デミンが主に使用。 ★エンバローズ(カスタム):(地低・峠)ディーゴ&デミン機。 ※他、テロリストはシュテドニアス、エリアルの機体も流動的に使用。 ヴォルクルス教団★サティルス・ギャレール(声:阪脩):ヴォルクルス教団大司教。 ★ウーフ(声:楠大典) ★カテキス・ライトリング(声:難波圭一):通称「銀の魔導師カテキス」。『★正体は詐欺師のヌル・ツーホーク』 ★グレプス・ボーバード(声:西凛太郎) ★ヨーテンナイ(声:-):サティルスら大司教の上に位置する謎の人物(作中では最後まで「???」表記)。 ★サーヴァ・ヴォルクルス(声:-):ラングラン三柱神の一体。 ★ルザムノ・ラスフィトート(声:-):ラングラン三柱神の一体。★(汎用)ヂーヱン:(-) ★(汎用)ボーヰン:(-) ★ナグツァート改:(-)サティルス機 ★ボランゾルン<最終ボス格(1)>:(-)『★エルシーネ専用機』 (汎用)デモンゴーレム:(-) (汎用)デモンゴーレム金:(-) (汎用)死霊装兵:(-) (汎用)ヴォルクルス分身:(-) ヴォルクルス(不完全体)<最終ボス格(2)>:(-) ★サーヴァ・ヴォルクルス<最終ボス格(3)>:(-) ★ラスフィトート(不完全体):(-) ★ルザムノ・ラスフィトート<最終ボス格(4)>:(-) その他★エラン・ゼノサキス(声:神谷浩史) ★エルシーネ・テレジア(声:久川綾):シュテドニアス南北双方から信頼の厚い教母。『★正体はヴォルクルス教団の大司教、エルシーネ・ヴォルクルス』★魔装機帝ゼルヴォイド:(无)エラン機 ★(汎用)固定砲台:(-)要塞防衛用の砲台。 故人テューディ・ラスム・イクナート(声:大原さやか):故人。ウェンディの双子の姉。前作で消滅した、と思われていたが……。 ゼオルート・ザン・ゼノサキス(声:田中秀幸):故人。前作第1部にて没。ある場所で登場。 フェイルロード・グラン・ビルセイア(声:置鮎龍太郎):故人。春秋戦争にて没。ある場所で登場。 マドック・マコーネル(声:島田敏):故人。前作第1部-春秋戦争間で没。ある場所で登場。 リカルド・シルベイラ(声:小山力也):故人。前作第1部にて没。ある場所で登場。 <ゲーム情報> 【全話一覧】魔装機神OGⅡ シナリオ一覧(2012/4/14) 【おまけ要素コンプ用情報】その1・隠し要素一覧(2012/4/14) その2・シナリオチャート&楽曲コンプについて(2012/4/14) その3・追想録コンプについて(2012/4/14) その4・用語集コンプについて(2012/4/14) その5・武器開示率100%条件について(2012/4/15)本作では「1周攻略」「追想録100%達成」「用語集100%達成」「武器開示率100%達成」の条件達成によって、オプション内に「おまけ劇場」が開示されます。(条件毎に全4種。) <攻略記録・その他雑感> 魔装機神OGⅡ おまけ劇場フルコンプへの道(2012/4/21)(オマケ)トドメ専用アニメ付武器一覧
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スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2 【すーぱーろぼっとたいせん おりじなる じぇねれーしょんつー】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 128MbitROMカートリッジ 発売元 バンプレスト 開発元 バンプレソフト 発売日 2005年2月3日 定価 5,800円(税別) プレイ人数 1人 レーティング CERO 全年齢対象 判定 良作 スーパーロボット大戦関連作品リンク OGシリーズ OG1 / OG2 / OGs / OG外伝 / 第2次OG / OGDP/ OGMD 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 前作である『スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION』の好評を受けて作られた直接の続編。略称は『OG2』。 今作のストーリーは『第3次スーパーロボット大戦』のインスペクター襲来をベースに、『スーパーロボット大戦A』や『スーパーロボット大戦IMPACT』が展開される。 また、新たに『第2次スーパーロボット大戦α』の主人公であるアラド・バランガやアイビス・ダグラスも登場している。 特徴 シナリオは「リュウセイ編」「キョウスケ編」が用意されていた前作に対し、今作ではシナリオが1本に絞られている。そのため主人公が誰かという明確なアナウンスはないが、作中での因縁の多さからキョウスケが主人公であるという見解が多い。 基本的なシステムはほぼ前作を踏襲している。前作でも好評だった武器換装システムは、武装の数も増えたことから選択の幅が広がった。 また『スーパーロボット大戦D』であった直線状に並んでいる敵を連続で攻撃できるコンボシステムは、連続攻撃システムと名を変えて採用されている。 敵を撃墜し、撃墜数を稼ぐことによって得られるエースボーナスが従来のもの+パイロットによって固有のボーナスとなった。 比較的易しめな難易度である携帯機スパロボの中では高めの難易度を誇る。詳細については後述。 評価点 シナリオ面 かねてより熱望されていた『スーパーロボット大戦A』オリジナルの参戦。キョウスケVSアクセルという夢の対戦カードが実現した。 前作では『スーパーロボット大戦COMPACT』および『IMPACT』からはキョウスケとエクセレンのみが参戦していたが、敵対勢力である「アインスト」がようやく登場。 『第3次スーパーロボット大戦』の敵勢力「インスペクター」がまさかの登場。 前作の時点で『第2次』の要素が再現されていたり、『第4次』の敵組織である「ゲスト」の存在を仄めかす台詞もあった為、参戦を予想する声もあったが、事前告知無しのサプライズだった為、急な登場に驚いたプレイヤーも多かった。 オリジナル作品のみを集めた作品だからこそ出来たサプライズと言える。 『第2次スーパーロボット大戦α』における主人公たちの参戦。 アラド・バランガ ゼオラ・シュバイツァー達スクール勢、アイビス・ダグラスをはじめとするプロジェクトTD勢の登場は好評をもって迎えられた。 ちなみに、プロジェクトTD勢は『第2次α』以前の設定で登場しており、『第2次α』では既に故人だった関係者も登場している。 『α』におけるリアル・スーパー両方の後継機であるヒュッケバインMk-IIIと龍虎王の登場。ならびに『α』の主人公8名の中で唯一登場していなかったユウキ・ジェグナン リルカーラ・ボーグナイン両名の登場。 2人の登場も一応伏せられていた…のだが、事前に公開されたゲーム画面の中にカーラの名前が見切れて写っているものがあったため、サプライズになっていなかった。 『スーパーロボット大戦α外伝』の敵勢力も一部設定を改変された上で登場。これによりゼンガーVSゼンガーという恐ろしく濃い組み合わせが実現した。 なお、当のゼンガーがダイゼンガーに乗り換えるステージもまた、 気合の入った習字(のような書き方)で『武神装攻ダイゼンガー』と、ステージタイトルがでかでかと画面に表示される という凝り様である。実際にプレイするとわかるがとてもアツい。 魅力的な新キャラと新メカ 本作初登場となるオウカ・ナギサはビジュアルと設定、作中の性格から現在も人気が高いキャラである。 専用BGM「桜花幻影」も幻想的で悲壮感に満ちた曲調と、本作のBGMの中では飛び抜けて頑張った音質から意外と評価が高い。 本作で初めてその姿を見せた、レーツェル専用機「アウセンザイター」はそのビジュアルと衝撃の変形で、多くのプレイヤーのハートと喝采をモノにしており、作中でのある会話から一部で「ダイトロンべ」の愛称で親しまれている。 システム面 難易度の高さからSRPGとしての戦略性が他のスパロボと比べると非常に楽しめる。難易度は前作を上回る。 基本的に近年のスパロボで可能だった単騎のみを改造して無双プレイというのはかなりほぼ不可能になっており、戦略性が問われる作りになっている。 さらにクリア後は、『EXハードモード』という高難度モードで遊べる。武器改造不可、敵能力の向上、PP育成に倍の量を使用する…という熟練プレイヤーも唸らせる仕様があり、やりこみ要素も抜群。 EXハードをクリアすると、『スペシャルモード』(所謂イージーモード)が追加される。こちらは全てのユニットのパラメータを10段階改造可能になり、選択武器と強化パーツ全種(修理・補給装置を除く)を1面クリア時に支給される。 製作側もやり込みを意識しているのか、ある圧倒的に不利な状況で始まるステージでインスペクター四天王を撃墜すると、四天王のメキボスがプレイヤーにやり込みを称えるような発言をして強力なパーツや換装武器をよこしてくるというメタな展開もある。 グラフィックは前作OGよりもさらに向上、カットイン演出も大幅に増えている。 戦闘アニメーションも前作OGやDから格段に進化を遂げており、非常に滑らかに動く。 戦闘時のBGMの変更が可能になった。 本作の時点ではパイロットと機体にそれぞれ設定された3~5曲の中から選ぶようになっている。 同年発売の『第3次α』で作品の枠を越えて自由に設定できるようになった。 サウンドテストがこっそり実装されている。方法はクリア後にオプション画面のシステムの項目で↓↑←→LRと入力してから決定ボタンを押すというもの。 実はこのコマンド、かつて『スーパーロボット大戦EX』でネオグランゾンを出現させるためのコマンドと同一。コマンド自体が過去作のプレイ経験者に対するファンサービスとなっている。 ちなみに、任天堂携帯機で発売された本家スパロボでサウンド鑑賞モードが実装されているのは今のところ本作と『魔装機神LOE(DS版)』だけである(*1)。 賛否両論点 高い難易度。(シリーズを既にプレイしている人にはちょうど良く、シリーズ初プレイには厳し目な程度) 序盤からHPが高めの指揮官機が登場し、中盤からは雑魚の能力も向上するため、育成や改造を適当にやっているとてこずる場面が多くなる。 味方の命中、回避率が低く感じられる主な原因は味方の機体、パイロットの地形適応にAが多い為。本作では地形適応の補正が高く、AとSでは命中、回避率に30%近い差が出る。 逆に言えば、避けがメインのリアル系は地形適応を良くするだけで一気に回避率が上がる為、優先的に強化してやると良い。 味方が不利な状況に置かれる展開も多め。 とはいっても、序盤~中盤の顔見せ場面に多く、逆に言えば「未改造でもクリア出来る」ように作られているので、精神コマンド等をきちんと使用すれば然程苦労せずにクリア出来る場面も多い。 後半のボスはHPが10万を超えるバケモノユニットが揃い踏み(おまけに大半がHP回復持ち)。しかも、終盤のマップはそんな奴らが同一マップで3・4回に渡って襲い掛かってくるという仕様。 ボスの攻撃力が恐ろしいほど高く、いくらHPや装甲が高いユニットであっても最強攻撃一発で落とされてしまう事が多い。そのため「ひらめき」などの精神コマンドを多用する局面が多く、PP育成で覚えられるスキル「SP回復(ターン毎に精神ポイントが10回復)」が無いと苦しい。 熟練度"難"で戦うことが出来る真のラスボスに至ってはHP55万というこの時点でのスパロボでは最高値を誇る。はっきり言ってインフレさせすぎではないかという声も。 しかし、この点はこちらも攻撃力がインフレ傾向にあるためにHPの高さでバランスをとっているという意見もある。 参考までに乱発できる武器で2000~3000、条件付武器で4000~6000、最高クラスが10000前後で、改造で数千上がり、相手の防御を下げて更に数千上がり、特殊能力で1.2倍や他の補正が足され、「熱血」の精神コマンドで更に2倍になり、プラス通常よりも一回り火力を下げた攻撃(熱血非適用)を援護につけられる。 最終的にパイロット養成を無理にせず、無改造でも最高の一撃+援護で、後半では45000程度のダメージをボス相手にはじき出せる。 熟練度の獲得条件が厳しく、全て取るプレイをするとゲーム難易度が非常に高くなる。 ただし熟練度を獲得しなければ逆に難易度が下がっていくので、わざと熟練度を落とせば比較的低い難易度でゲームを進めることができる。熟練度を多く獲得しても隠しステージに行けるくらいのメリットしかないため、熟練度の少ないプレイヤーが損することはあまり無い。 仕様かバグかは不明だが、周回プレイの場合に引き継がれる資金・PPは「直前の周回のみ」が参考にされる。これによって何周しても難易度が大幅に低下するという事がない。 上記の難易度から、システムや定石を理解していないライトユーザーからは理不尽と受け取られる事もあるものの、大抵はゲームシステムを理解すれば自然と解決していき、前述した評価点へとつながる。 バランスブレイカーの隠しユニット 隠しユニットの一つの固定武装に「スタンショック」という武装があるのだが、効果は「行動不能」で問答無用で敵を1ターン何もさせない事ができる。 ボスユニットには「特殊効果無効」という無効化能力が付いている物が多いが、精神コマンド「直撃」と合わせて使用する事で、ラスボスですら封殺可能。 強力な隠しユニットはシリーズでもいくつか存在するが、敵に何もさせないのはやりすぎとの声も。 ただしその分、入手条件は非常に複雑。前情報未入手の初プレイではまず気づかないレベル(ヴァイサーガほどではないが)。 問題点 『スパロボA』の男主人公兼ライバルであるアクセルの扱い 『A』のストーリーは、それぞれアクセル編とラミア編があり、選ばなかった方が敵として登場して最期を遂げる。今作では『A』のラミア編がベースとなっているため、アクセルの扱いはおおよそ原作の敵バージョン準拠となっている。 『A』におけるアクセルの性格は敵か味方かによって激変し、敵の場合は一貫して冷徹な性格で描かれる(*2)のに対し、味方の場合は記憶喪失の影響でシリアスさよりギャグ的な面が強い三枚目な性格となっている(*3)。『A』経験者に取ってアクセルは後者のイメージが強いため、本作のアクセルは違和感が大きくなっている。 敵としての出番にも問題がある。今作でのクロスオーバー要素として『IMPACT』(『COMPACT2』)の主人公であるキョウスケ・ナンブとライバル関係になる……のだが、作中では自分の私情だけでキョウスケの前に現れては喧嘩をふっかけてくるチンピラ並の扱い。しかも戦闘隊長としての任務よりもキョウスケを討つ事を優先させるような言動を取るため非常に自分勝手なキャラに映る。 そもそも、キョウスケを付け狙う理由は自分がいた「平行世界でのキョウスケ」との因縁から。つまり「本作におけるキョウスケ」からしてみればまったく身に覚えのない因縁をふっかけられている。彼がやってることは第二者、第三者から見れば完全な八つ当たり。キョウスケ自身は作中で殆どアクセルの事をライバルというよりは排除すべき敵の一人としか見ていない。とんだライバルである。敵側のストーリーを再現するにしても、これはやりすぎという声が多かった。 BGMの問題 容量ギリギリに詰め込むために音数を1つ減らしたため、BGMの音質が前作と比べ劣化している。 曲数自体も減少。特にビルトビルガー・ビルトファルケン(乗り換え後の専用機)の専用BGM「WILD FLUG」は曲自体の人気もあり、この曲がないという事態に驚いたプレイヤーも多かった。 そもそも『OGシリーズ』のアラドは、敢えてプレイヤー側で乗り換えさせない限りヒュッケバインMk-IIIに乗らないのだから、「ACE ATTACKER(Ver.W)(*4)」を削った方がまだ違和感は少なかっただろう。 「WLD FLUG」の復活は結局『OGs』に持ち越しとなってしまう。 分岐時の搭乗機体がほぼ固定されている。 分岐から合流した際に、ほとんどのパイロットが初期搭乗機体に乗せ換えられる。ついでに換装パーツまで初期化される。 初期ユニット重視で乗せているならさほど困らないが、OGシリーズは元々乗せ換えがかなり自由であるため、あれこれいじっていると戻すのが面倒。 入手が難しすぎる一部の隠し要素 一部の隠しユニットの入手が普通にプレイしていてはまず気づけない難しすぎる物になっている。中には「特定のタイミングで特定の座標に移動する必要があるが、移動後に何も反応がない」という条件と気づけない条件も。 上記の通り、それで入手できるユニットが相応に強力過ぎる性能なので、あくまでおまけという事なのかもしれない。 総評 ストーリー、システム双方に、前作の長所を継承しつつ、さらなるブラッシュアップが図られており、バンプレストオリジナルの作品にとどまらず、スパロボシリーズとしても評価の高い一作。 『第3次』や、扱いこそ批判を生んだが『A』の参戦自体は歓迎されており、αシリーズとコンパクト2以外の作品も今後は期待できるとした今作の功績は大きい。 その後の展開 2007年、PS2に『OG』と今作を移植リメイクした『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』が発売。 今作での批判が響いたのか、OG2シナリオではアクセルのキャラクターとその周りの設定が大幅に改編され、性格に関してはほぼ別人になっており、この件は概ね好意的に受け止められている模様。 2010年には今作をベースにしたテレビアニメ『スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-』が放映された。 一話から原作を知らない人を一気に振るいにかけて落とすようなスタートを切ったが、最後までその姿勢を貫き通した結果、毎回見せ場の溢れたゲーム同様の展開をアニメでしかできない展開、表現を加えて昇華させ、原作ファンを大いに沸かせた。 特に「向こう側の世界」のキョウスケの文字通り怪物化を見せ付け、アクセルがキョウスケを危険視する意味を重いものにする、一般人、大ボスが怪物化など、アインストの脅威は原作以上に大きく描写された。 因みにこのときアインスト化したゲシュペンストMk-IIIの攻撃が、キョウスケの担当声優である森川智之氏が主演を務めたアニメ『宇宙の騎士テッカマンブレード』の主人公の必殺技に酷似しており、しかも怪物化したMk-IIIの容姿がその主人公のライバルキャラに酷似していたため、中の人ネタで「ボルテッカ」「ブラスター化」等と言われた。 余談 『A』に登場する主人公機は、元をたどれば『スーパーロボット大戦64』の主人公機をモチーフとしており、いずれも名前も見た目も非常に似ている。しかし『64』のオリジナルはスパロボ側が権利を完全には所持していないため『OG』シリーズへの参戦ができず、寺田Pも「Aの機体は64の機体をモチーフにしているだけで、設定上で直接の関連性はない」ことを明言している。 作中において『64』主人公機の名称こそ登場しないものの、リアル系後継機を開発した軍事企業である「FI」(フレモント・インダストリー)と「Z&R社」の名前が明確に登場しファンを驚かせた。本当に出られないのであれば、こういった固有名詞さえ使用不可能のはずで、リメイク版である『OGs』でも同場面のテキストは修正されなかったことから『64』のオリジナル勢がいつか『OG』に参戦するのではないか? という一筋の光明を見出したファンも多かったが、固有名詞の使用に関してはこの制限は適用されていないだけと思われる。
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[参戦作品] ★マークはシリーズ初参戦。●マークは機体のみ参戦。 ウルトラQ ウルトラマン ウルトラセブン 帰ってきたウルトラマン ウルトラマンエース ウルトラマンタロウ ウルトラマンレオ ウルトラマンG ウルトラマンパワード ウルトラマンティガ ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY ウルトラマンナイス ウルトラマンネオス ウルトラマンネクサス ウルトラマンメビウス ウルトラマンゼロ 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国 ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター ウルトラゼロファイト ウルトラマンギンガ ウルトラマンギンガS ウルトラファイトビクトリー ウルトラマンオーブ ウルトラマンジード ウルトラマンタイガ 劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス ウルトラマンZ ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀 ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突 ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA ★ウルトラマンデッカー ★ウルトラマンブレーザー シン・ウルトラマン 仮面ライダー 仮面ライダーV3 真・仮面ライダー 序章 仮面ライダーZO 仮面ライダーJ 仮面ライダークウガ 仮面ライダーアギト 仮面ライダー龍騎 仮面ライダー555 仮面ライダー剣 仮面ライダー鎧武 ★仮面ライダーギーツ ★仮面ライダーG ★仮面ノリダー 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 秘密戦隊ゴレンジャー 恐竜戦隊ジュウレンジャー 星獣戦隊ギンガマン 未来戦隊タイムレンジャー 爆竜戦隊アバレンジャー 魔法戦隊マジレンジャー パワーレンジャーミスティックフォース 獣拳戦隊ゲキレンジャー 侍戦隊シンケンジャー 天装戦隊ゴセイジャー 海賊戦隊ゴーカイジャー 獣電戦隊キョウリュウジャー 手裏剣戦隊ニンニンジャー 動物戦隊ジュウオウジャー 宇宙戦隊キュウレンジャー 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 騎士竜戦隊リュウソウジャー 魔進戦隊キラメイジャー 魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム 王様戦隊キングオージャー 宇宙刑事ギャバン 宇宙刑事シャリバン 宇宙刑事シャイダー 巨獣特捜ジャスピオン 時空戦士スピルバン 世界忍者戦ジライヤ 特捜ロボ ジャンパーソン ブルースワット 重甲ビーファイター ビーファイターカブト スペース・スクワッド 宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド ゴジラ ゴジラ(1984) ゴジラVSビオランテ ゴジラVSキングギドラ ゴジラVSメカゴジラ ゴジラVSスペースゴジラ ゴジラVSデストロイア ゴジラ×メカゴジラ ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS シン・ゴジラ モスラ モスラ(1996) モスラ2 海底の大決戦 モスラ3 キングギドラ来襲 ガメラ 大怪獣空中決戦 ガメラ2 レギオン襲来 ガメラ3 邪神覚醒 空の大怪獣 ラドン 大怪獣バラン ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣 緯度0大作戦 ★ヤマトタケル ★獣人雪男 マタンゴ 大巨獣ガッパ 宇宙大怪獣ギララ 宇宙人東京に現わる キングコング 髑髏島の巨神 ★クローバーフィールド/HAKAISHA パシフィック・リム パシフィック・リム アップライジング 原子怪獣現わる 怪獣ゴルゴ 怪獣大決戦ヤンガリー 海獣ビヒモス プルガサリ 伝説の大怪獣 ★Monstroid ★ゴゴラ ★ザ・グリード ★大怪獣のあとしまつ ガンヘッド ★海底軍艦 牙狼〈GARO〉 牙狼〈GARO〉スペシャル 白夜の魔獣 牙狼〈GARO〉 〜RED REQUIEM〜 牙狼〈GARO〉 〜MAKAISENKI〜 牙狼〈GARO〉 〜蒼哭ノ魔竜〜 超星神グランセイザー 幻星神ジャスティライザー 超星艦隊セイザーX 魔弾戦記リュウケンドー トミカヒーロー レスキューフォース トミカヒーロー レスキューファイアー 超速パラヒーロー ガンディーン ★TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇 がんばれ!!ロボコン 燃えろ!!ロボコン 冒険ロックバット ぐるぐるメダマン ふしぎ犬トントン 怪物くん 勇者ヨシヒコと魔王の城 勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 まぼろし探偵 少年ジェット 新・少年ジェット アストロ球団 快獣ブースカ ブースカ! ブースカ!! チビラくん ★戦え! マイティジャック ミラーマン ミラーファイト ファイヤーマン ジャンボーグA レッドマン 恐竜探険隊ボーンフリー 恐竜大戦争アイゼンボーグ 恐竜戦隊コセイドン 行け!ゴッドマン 行け! グリーンマン シルバー仮面 アイアンキング サンダーマスク スーパーロボット レッドバロン スーパーロボット マッハバロン 大鉄人17 流星人間ゾーン 炎の超人メガロマン 琉神マブヤー 環境超人エコガインダー 龍青神ブルーヴ 忍者部隊月光 白馬童子 魔人ハンター ミツルギ 仮面の忍者 赤影 変身忍者 嵐 快傑ライオン丸 風雲ライオン丸 白獅子仮面 行け! 牛若小太郎 参上! 天空剣士 豹の眼 遊星王子 七色仮面 海底人8823 快傑ハリマオ アラーの使者 ナショナルキッド 光速エスパー 超人バロム・1 突撃! ヒューマン!! 人造人間キカイダー キカイダー01 愛の戦士レインボーマン イナズマン イナズマンF ロボット刑事 鉄人タイガーセブン 電人ザボーガー ダイヤモンド・アイ 正義のシンボル コンドールマン 快傑ズバット プロレスの星 アステカイザー 小さなスーパーマン ガンバロン UFO大戦争 戦え! レッドタイガー スパイダーマン(東映版) 星雲仮面マシンマン 超光戦士シャンゼリオン 七星闘神ガイファード ライオン丸G 神話戦士ギガゼウス ファイヤーレオン 炎の天狐 トチオンガーセブン トリプルファイター アクマイザー3 超神ビビューン 宇宙鉄人キョーダイン ザ・カゲスター 忍者キャプター 円盤戦争バンキッド バトルホーク 兄弟拳バイクロッサー 電脳警察サイバーコップ ボイスラッガー 衝撃ゴウライガン!! ザ・ハイスクール ヒーローズ 怪獣マリンコング 幻の大怪獣 アゴン マグマ大使 怪獣王子 ジャイアントロボ 魔神バンダー ジャングルプリンス スペクトルマン セーラーファイト! 鉄甲機ミカヅキ 生物彗星WoO 好き! すき!! 魔女先生 仮面天使ロゼッタ 千年王国III銃士ヴァニーナイツ サイバー美少女テロメア 時空警察ヴェッカーD-02 時空警察ヴェッカーシグナ ★髑髏戦士 ザ・スカルソルジャー 復讐の美学 デビルシャドー 古代少女ドグちゃん 古代少女隊ドグーンV コメットさん クレクレタコラ ★スターウルフ 月光仮面 ★キャプテンウルトラ ★キャプテンウルタカ 機動戦士ガンダム ●MSV 機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録- 機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079- 機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 機動戦士ガンダム 0080ポケットの中の戦争 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY 機動戦士Ζガンダム ●Ζ-MSV 機動戦士ガンダムZZ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ●M-MSV 機動戦士ガンダムUC 機動戦士ガンダムNT 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(原作小説版) 機動戦士ガンダムF91 機動戦士ガンダムF90 機動戦士クロスボーン・ガンダム 機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 機動戦士Vガンダム 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST 機動戦士クロスボーン・ガンダム X-11 機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE PIECE ★G-SAVIOUR ★機動戦士ガンダム ムーンクライシス ★機動戦士ガンダムReon 機動武闘伝Gガンダム ●新機動戦記ガンダムW 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 機動新世紀ガンダムX ●機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ★●機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER ●機動戦士ガンダム00 ★●機動戦士ガンダム00V戦記 劇場版 機動戦士ガンダム00 A wakening of the Trailblazer 機動戦士ガンダムAGE 機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN 機動戦士ガンダムAGEトレジャースター SDガンダム外伝 SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント ★機動戦士ガンダム 水星の魔女 超電磁ロボ コン・バトラーV 超電磁マシーン ボルテスV 聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler DUNBINE リーンの翼 忍者戦士飛影 重戦機エルガイム 魔神英雄伝ワタル 勇者エクスカイザー 絶対無敵ライジンオー 元気爆発ガンバルガー 熱血最強ゴウザウラー 完全勝利ダイテイオー マクロスF 劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜 劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜 マクロスΔ ★劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ ★劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!! 機動戦艦ナデシコ 機動戦艦ナデシコ The prince of darkness ブレンパワード ガサラキ ★デュアル!ぱられルンルン物語 マジンカイザー マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍 マジンカイザーSKL 真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ 新ゲッターロボ ★ゲッターロボ アーク フルメタル・パニック! フルメタル・パニック? ふもっふ フルメタル・パニック! 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SECOND SEASON 蒼穹のファフナー 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH ★●蒼穹のファフナー EXODUS 「電脳戦機バーチャロン」シリーズ フェイ・イェンHD HEROMAN 超獣機神ダンクーガ 獣装機攻ダンクーガノヴァ 鉄のラインバレル(原作漫画版) 魔法騎士レイアース THEビッグオー THE ビッグオー second season ★ジーンシャフト ラーゼフォン 交響詩篇エウレカセブン エウレカセブンAO 創聖のアクエリオン アクエリオンEVOL ガン×ソード ゼーガペイン イノセント・ヴィーナス 銀色のオリンシス コードギアス 反逆のルルーシュ コードギアス 反逆のルルーシュR2 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 天元突破グレンラガン ぼくらの STAR DRIVER 輝きのタクト 輪廻のラグランジェ 輪廻のラグランジェ season2 革命機ヴァルヴレイヴ 革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 翠星のガルガンティア バディ・コンプレックス バディ・コンプレックス 完結編 あの空に還る未来で M3 ソノ黒キ鋼 テンカイナイト クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 楽園追放 -Expelled from Paradise- ★ナイツ マジック ★●電光超人グリッドマン ★SSSS.GRIDMAN ★SSSS.DYNAZENON ★ゴジラ S.P シンギュラポイント ★境界戦機 ★境界戦機 フロストフラワー ★メガトン級ムサシ ★逆転世界ノ電池少女 ★闘神機ジーズフレーム ★超神姫ダンガイザー3 伝説巨神イデオン 冥王計画ゼオライマー 斬魔大聖デモンベイン ファイブスター物語 マブラヴ オルタネイティヴ UFO戦士ダイアポロン UFO戦士ダイアポロンII ゴワッパー5ゴーダム グロイザーX ブロッカー軍団IV マシーンブラスター マグネロボ ガ・キーン 合身戦隊メカンダーロボ 惑星ロボ ダンガードA 超合体魔術ロボ ギンガイザー 超人戦隊バラタック ★アブソリュート・デュオ ★イリーガル・テクニカ BEATLESS RUN=DIM ●THE MECH SMITH RUN=DIM ブレイク ブレイド(原作漫画版) ★鉄腕アトム ★鉄人28号 ★映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜 ★戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー ★戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010 ジェッターマルス ギャラクシーエンジェル ドラゴンボール ドラゴンボールZ ドラゴンボールGT ★ドラゴンボール超 BLACK CAT 暗殺教室 キン肉マン ★アイシールド21 ★I"s いちご100% 家庭教師ヒットマンREBORN! ★キャプテン翼 銀魂 こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★コブラ 魁!!男塾 ★地獄先生ぬ〜べ〜 シャーマンキング ★ジャングルの王者ターちゃん♡ ジョジョの奇妙な冒険 ★SLAM DUNK 聖闘士星矢 ★太臓もて王サーガ D.Gray-man DEATH NOTE ★テニスの王子様 Dr.スランプ ★とっても!ラッキーマン NARUTO -ナルト- BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- NINKU -忍空- HUNTER×HUNTER ピューと吹く!ジャガー 武装錬金 BLEACH 封神演義 北斗の拳 ボボボーボ・ボーボボ 魔人探偵脳噛ネウロ ★みどりのマキバオー ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 遊☆戯☆王 幽☆遊☆白書 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- ろくでなしBLUES ONE PIECE ヒカルの碁 Mr.FULLSWING 珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち- めだかボックス べるぜバブ SKET DANCE 斉木楠雄のΨ難 ★ハイキュー!! トリコ To LOVEる -とらぶる- ニセコイ シティーハンター 僕のヒーローアカデミア ブラッククローバー DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 魔神竜バリオン 変幻戦忍アスカ 歪のアマルガム ウイングマン ★銀牙 -流れ星 銀- ★銀牙伝説WEED ★銀牙伝説WEEDオリオン ★銀牙〜THE LAST WARS〜 ★銀牙伝説ノア 男一匹ガキ大将 ゴッドサイダー ★荒野の少年イサム ドーベルマン刑事 ★県立海空高校野球部員山下たろーくん アストロ球団 まじかる☆タルるートくん ★アウターゾーン 究極!!変態仮面 ★ジャンプ放送局 ★CHIBI 花の慶次 -雲のかなたに- ★瑪羅門の家族 ★電影少女 ★ペナントレース やまだたいちの奇蹟 ★BØY ★燃える!お兄さん モンモンモン ★朝太郎伝 1・2のアッホ!! ★キックオフ ★激!!極虎一家 ★硬派銀次郎 侍ジャイアンツ ★さわやか万太郎 シェイプアップ乱 ★すすめ!!パイレーツ ついでにとんちんかん ★テニスボーイ ★天地を喰らう ど根性ガエル ハレンチ学園 風魔の小次郎 ブラック・エンジェルズ プレイボール 包丁人味平 ★ぼくの動物園日記 ★よろしくメカドック ★リッキー台風 リングにかけろ ★あやかしトライアングル ★マッシュル-MASHLE- Dr.STONE 呪術廻戦 鬼滅の刃 ★SPY×FAMILY ★明日ちゃんのセーラー服 ★【推しの子】 BUSTER DRESS 精霊使いの剣舞 空戦魔導士候補生の教官 ★灰と幻想のグリムガル エレメンタル ジェレイド 東京アンダーグラウンド ★武装少女マキャヴェリズム 緋弾のアリア 緋弾のアリアAA 可愛いだけじゃない式守さん ★久保さんは僕を許さない ★お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 ★Engage Kiss ★Engage Kill ★リコリス・リコイル 黒執事 黒執事II 黒執事 Book of Circus 黒執事 Book of Murder 劇場版 黒執事 Book of the Atlantic 妖狐×僕SS さんかれあ ★団地ともお Re ゼロから始める異世界生活 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 異世界はスマートフォンとともに。 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 精霊幻想記 科学忍者隊ガッチャマン 科学忍者隊ガッチャマンII バビル2世 新造人間キャシャーン キューティーハニー 宇宙の騎士テッカマン 宇宙円盤大戦争 タイムボカン ★タイムボカンシリーズ タイムパトロール隊オタスケマン タイムボカンシリーズ 逆転イッパツマン 無敵超人ザンボット3 ★テクノポリス21C ★幻魔大戦 プラレス3四郎 ★レリックアーマーLEGACIAM ★魔境外伝レディウス ★Good Morning アルテア ★流星機ガクセイバー 新世紀エヴァンゲリオン ロスト・ユニバース 星方武侠アウトロースター 神無月の巫女 京四郎と永遠の空 機獣創世記ゾイドジェネシス ★アルジェントソーマ ヴァンドレッド GEAR戦士電童 ★機巧奇傳ヒヲウ戦記 ★蒼い海のトリスティア JINKI EXTEND Xenosaga THE ANIMATION 奏光のストレイン ★ダンボール戦機 ★ダンボール戦機W ●ダンボール戦機ウォーズ アルドノア・ゼロ ★コメット・ルシファー 重神機パンドーラ 宇宙戦艦ティラミス ★エガオノダイカ ★86 エイティシックス ★プラスティック・メモリーズ ★東方爛々流(らんらんるー) ★浦安鉄筋家族 ★デジモンアドベンチャー ★きかんしゃトーマス ★きよねこっ スーパーマリオブラザーズ スーパーマリオランド スーパーマリオワールド スーパーマリオRPG スーパードンキーコング ドンキーコング ジャングルクライマー ゼルダの伝説 メトロイド 星のカービィ ポケットモンスター X・Y ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア スターフォックス64 F-ZERO MOTHER2 ギーグの逆襲 ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 ファイアーエムブレム 紋章の謎 ★ファイアーエムブレム 外伝 ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 ファイアーエムブレム 封印の剣 ★ファイアーエムブレム 覇者の剣 ファイアーエムブレム 烈火の剣 ファイアーエムブレムif ★ファイアーエムブレム エンゲージ アイスクライマー 新・光神話 パルテナの鏡 ゼノブレイド ★ゼノブレイドクロス ゼノブレイド2 ゼノブレイド2 黄金の国イーラ ★ゼノブレイド3 ★すれちがい伝説 ★すれちがい伝説Ⅱ ★Miitopia ★ARゲームズ ルーンファクトリー3 ルーンファクトリー4 ★ちびまる子ちゃん アンシャントロマン 〜Power of Dark Side〜 黄昏のオード ‐ODE TO THE SUNSET ERA- 時と永遠~トキトワ~ ★BLAZBLUE CENTRAL FICTION ★ブルーアーカイブ -Blue Archive- ★BALDR SKY Dive1 "Lost Memory" ★BALDR SKY Dive2 "RECORDARE" ★創世奇譚アエリアル ★剣聖機アルファライド
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スーパーロボット大戦Aポータブル スーパーロボット大戦AポータブルゲームID/タイトル資金MAX 精神関連全員全精神コマンド習得 精神減らない 全精神コマンド消費1 精神系 青軍 加速効果(紫除外) 青軍 閃き効果(紫除外) 青軍 集中効果(紫除外) 青軍 必中効果(紫除外) 青軍 鉄壁効果(紫除外) 青軍 努力効果(紫除外) 青軍 幸運効果(紫除外) 青軍 熱血効果(紫除外) 青軍 撹乱効果(紫除外) 青軍 覚醒効果(紫除外) 青軍 魂効果(紫除外) 青軍 不屈効果(紫除外) 青軍 突撃効果(訂正版) 努力時の経験倍率 幸運時の獲得金倍率 Mind Power 能力関連能力値最大 特殊技能の一番右下を2回行動に一括変更250人分 特殊技能の一番右下をリベンジに一括変更250人分 パーツ関連全強化パーツ 残り99個 強化パーツスロット4 全スキルパーツ 99個 鋼の魂効果変更 撃墜数関連自軍の撃墜数255 撃墜数999の250人分 キャラ関連キャラ変更 ユニット関連15段階改造 追加武器全部の250人分 全武器強化の250人分 ユニット変更 乗り換え制限解除 戦闘関連気力200 条件を無視して武器使用可能 EN MAX その他無限行動 三角で全員未行動、四角で全員行動済み ゲームID/タイトル _S ULJS-00143 _G SUPER ROBOT WARS A PORTABLE 資金MAX _C0 MONEY MAX _L 0x2088A0E0 0x05F5E0FF 精神関連 全員全精神コマンド習得 _C0 All mind learned _L 0x406DFFB8 0x00E60019 _L 0x01010101 0x00000000 _L 0x806DFFBC 0x00E60032 _L 0x10000101 0x00000000 精神減らない _C0 not decrease mind _L 0x80319578 0x010001C0 _L 0x00000000 0x00000000 全精神コマンド消費1 _C0 All mind syouhi1 _L 0x406DFFB4 0x00E60019 _L 0x01010101 0x00000000 _L 0x806DFFB2 0x00E60032 _L 0x10000101 0x00000000 精神系 青軍 加速効果(紫除外) _C0 Blue Skill Kasoku _L 0x20162960 0x80830078 _L 0x20162968 0x30630007 _L 0x20162974 0x2C620001 青軍 閃き効果(紫除外) _C0 Blue Skill Hirameki _L 0x201629EC 0x80820078 _L 0x201629F0 0x30420007 _L 0x201629F8 0x2C420001 青軍 集中効果(紫除外) _C0 Blue Skill Shuuchuu _L 0x20162A0C 0x80820078 _L 0x20162A10 0x30420007 _L 0x20162A18 0x2C420001 青軍 必中効果(紫除外) _C0 Blue Skill Hicchuu _L 0x20162A4C 0x80820078 _L 0x20162A50 0x30420007 _L 0x20162A58 0x2C420001 青軍 鉄壁効果(紫除外) _C0 Blue Skill Teppeki _L 0x20162A6C 0x80820078 _L 0x20162A70 0x30420007 _L 0x20162A78 0x2C420001 青軍 努力効果(紫除外) _C0 Blue Skill Doryoku _L 0x20162A94 0x80830078 _L 0x20162A9C 0x30630007 _L 0x20162AA8 0x2C620001 青軍 幸運効果(紫除外) _C0 Blue Skill Kouun _L 0x20162B08 0x80830078 _L 0x20162B10 0x30630007 _L 0x20162B1C 0x2C620001 青軍 熱血効果(紫除外) _C0 Blue Skill Nekketu _L 0x20162B74 0x80820078 _L 0x20162B78 0x30420007 _L 0x20162B80 0x2C420001 青軍 撹乱効果(紫除外) _C0 Blue Skill Kakuran _L 0x20162B94 0x80820078 _L 0x20162B98 0x30420007 _L 0x20162BA0 0x2C420001 青軍 覚醒効果(紫除外) _C0 Blue Skill Kakusei _L 0x20162BDC 0x80830078 _L 0x20162BE4 0x30630007 _L 0x20162BF0 0x2C620001 青軍 魂効果(紫除外) _C0 Blue Skill Tamasii _L 0x20162C48 0x80820078 _L 0x20162C4C 0x30420007 _L 0x20162C54 0x2C420001 青軍 不屈効果(紫除外) _C0 Blue Skill Fukutu _L 0x20162C68 0x80820078 _L 0x20162C6C 0x30420007 _L 0x20162C74 0x2C420001 青軍 突撃効果(訂正版) _C0 Blue Skill Totugeki _L 0x20162CFC 0x80820078 _L 0x20162D00 0x30420007 _L 0x20162D08 0x2C420001 _L 0x20163E64 0x80820078 _L 0x20163E68 0x30420007 _L 0x20163E6C 0x2C420001 努力時の経験倍率 _C0 Doryoku Exp Rate _L 0x200E68A4 0x0014Appp ppp p倍 040 2倍 080 4倍 0C0 8倍 100 16倍 140 32倍 180 64倍 幸運時の獲得金倍率 _C0 Kouun Money Rate _L 0x200E6AD4 0x00139mmm mmm m倍 840 2倍 880 4倍 8C0 8倍 900 16倍 940 32倍 980 64倍 Mind Power _C0 Mind Power _L 0x80319574 0x003200E0 _L 0x000000aa 0x00000000 _L 0x80319575 0x003200E0 _L 0x000000bb 0x00000000 _L 0x80319576 0x003200E0 _L 0x000000cc 0x00000000 aa リスト 01 加速 02 手加減 04 閃き 08 集中 30 必中 40 鉄壁 80 努力 bb リスト 01 幸運 02 熱血 04 撹乱 10 覚醒 20 魂 40 不屈 cc リスト 01 突撃 能力関連 能力値最大 _C0 best ability _L 0x40873528 0x0100001F _L 0xFFFFFFFF 0x00000000 _L 0x4087352C 0x0100001F _L 0xFFFFFFFF 0x00000000 _L 0x40873530 0x0100001F _L 0xFFFFFFFF 0x00000000 _L 0x40873534 0x0100001F _L 0xFFFFFFFF 0x00000000 ※LvやEXPを含めて全てカンストします 特殊技能の一番右下を2回行動に一括変更250人分 _C0 All_action_twice _L 0x80873549 0x00FA007C _L 0x0000000E 0x00000000 特殊技能の一番右下をリベンジに一括変更250人分 _C0 All_action_twice _L 0x80873549 0x00FA007C _L 0x0000000C 0x00000000 パーツ関連 全強化パーツ 残り99個 _C0 All reinforcement parts _L 0x8088A129 0x00250001 _L 0x00000063 0x00000000 強化パーツスロット4 _C0 slot4 _L 0x806D0695 0x012F0068 _L 0x00000006 0x00000000 全スキルパーツ 99個 _C0 All skill parts _L 0x8088A1A9 0x00200001 _L 0x00000063 0x00000000 鋼の魂効果変更 _C0 Soul of steel _L 0x106E7CBE 0x0000797C _L 0x106E7CC0 0x000001F4 _L 0x106E7CC2 0x00000014 _L 0x106E7CC4 0x0000012C _L 0x106E7CC6 0x55000BB8 _L 0x206E7CB8 0x01555550 _L 0x006E7CDC 0x00000014 _L 0x006E7CDD 0x00000064 _L 0x006E7CDE 0x00000064 _L 0x006E7CDF 0x00000064 _L 0x006E7CDA 0x000000yy HP+31100(これ以上、上げると反転してHP0になる EN+500 移動力+20 運動性+300 装甲+3000 地形タイプ&ユニット地形適応(ALLS 射程+20 命中+100 クリティカル+100 気力+100 yy 特殊能力 01 補給 02 修理 03 ビームコート 04 Iフィールド 05 ディストーションフィールド 06 分身 07 マッハスペシャル 08 真マッハスペシャル 09 ゴッドシャドー 0A ボソンジャンプ 0B オープンゲット 0C EWAC(小) 0D EWAC(大) 0E ゼロシステム 0F ジャマー 10 ハイパージャマー 11 ゲッタービジョン 12 スーパーモード 13 ハイパーモード 14 HP回復(小) 15 HP回復(中) 16 HP回復(大) 17 EN回復(小) 18 EN回復(中) 19 EN回復(大) 撃墜数関連 自軍の撃墜数255 _C0 Shoot-down count 255 _L 0x80873524 0x0100007C _L 0x000000FF 0x00000000 ※本来撃墜数が増えないサブパイロットの撃墜数も255になります 撃墜数999の250人分 _C0 All_Ace _L 0x80873524 0x00FA003E _L 0x100003E7 0x00000000 キャラ関連 キャラ変更 _C0 Character01_change _L 0x0087351C 0x000000yy キャラ一番目変更(仲間になった順) ちなみにスーパー系の一番目はボス ※次のキャラ+7h yy キャラ 00 ??? 01 ララァ 02 ??? 03 シャア(仮面) 04 ランバ・ラル 05 ガイア 06 オルテガ 07 マッシュ 08 シロー 09 アイナ 0A ??? 0B ノリス 0C ??? 0D ギニアス 0E コウ 0F バニング 10 ニナ 11 ガトー 12 ケリィ 13 シーマ 14 カリウス 15 ノイエン・ヒッター 16 デラーズ 17 カミーユ 18 クワトロ 19 ファ 1A まじかるアストナージ 1B フォウ 1C フォウ 1D ロザミア 1E ロザミア 1F ジュドー 20 ルールカ 21 セイラ 22 プル 23 ??? 24 プルツー 25 ??? 26 ハマーン 27 グレミー 28 マシュマー 29 キャラスーン 2A ラカン 2B アムロ 2C ブライト 2D ケーラ 2E ??? 2F ??? 30 ??? 31 ??? 32 ドモン 33 レイン 34 DGレイン 35 シュバルツ 36 サイ・サイシー 37 チボデー 38 ジョルジュ 39 アルゴ 3A アレンビー 3B アレンビーB 3C 風雲再起 3D ??? 3E 東方不敗 3F ??? 40 ウォン 41 キョウジ 42 キョウジ 43 ヒイロ 44 デュオ 45 トロワ 46 カトル 47 ゼクス 48 ノイン 49 リリーナ 4A レディ 4B 五飛 4C ??? 4D マリーメイア 4E デキム 4F ケーン 50 ケーン 51 タップ 52 ライト 53 リンダ 54 アオイワカバ 55 マイヨ 56 ??? 57 ウェルナー 58 カール 59 ダン 5A ミン 5B グンジェム 5C ゴル 5D ガナン 5E ジン 5F ドルチェノフ 60 ギルトール 61 勝平 62 宇宙太 63 恵子 64 千代錦 65 兵左エ門 66 ブッチャー 67 万丈 68 ビューティ 69 ??? 6A レイカ 6B ギャリソン 6C コロス 6D ドン 6E ミレーヌ 6F アイサー 70 リサー 71 トーレス 72 甲児 73 さやか 74 ボス 75 鉄矢 76 ジュン 77 剣造 78 暗黒大将軍 79 地獄大元帥 7A 宇門大介 7B デューク 7C マリア 7D ひかる 7E キリカ 7F ??? 80 ルビーナ 81 ??? 82 ガンダル 83 レディガンダル 84 ブラッキー 85 ズリル 86 ベガ大王 87 竜馬 88 隼人 89 武蔵 8A 早乙女博士 8B ミチル 8C ジャック 8D メリー 8E ミユキ 8F ??? 90 弁慶 91 鉄甲鬼 92 ??? 93 胡蝶鬼 94 ??? 95 白骨鬼 96 リサ 97 ??? 98 ブライ 99 ヒドラー 9A 豹馬 9B 十三 9C 大作 9D ちずる 9E 小介 9F 四谷博士 A0 金太 A1 知恵 A2 ロペット A3 ジャネラ A4 ワルキメデス A5 ダンゲル A6 健一 A7 大次郎 A8 日吉 A9 一平 AA めぐみ AB 剛健太郎 AC 左近寺博士 AD ハイネル AE カザリーン AF ジャンギャル B0 竜崎一矢 B1 京四郎 B2 ナナ B3 三輪防人 B4 エリカ B5 ??? B6 リヒテル B7 アイザム B8 バルバス B9 ライザ BA オルバン BB テンカワアキト BC テンカワアキト BD ミスマルユリカ BE ミスマルユリカ BF ダイゴウジガイ C0 ダイゴウジガイ C1 リョーコ C2 ヒカル C3 イズミ C4 アカツキ C5 ルリルリ C6 ウリバタケ C7 イネス C8 ミナト C9 メグミ CA プロスペクター CB エリナ CC 白鳥九十九 CD ??? CE ユキナ CF ??? D0 月読元一郎 D1 高杉三郎太 D2 秋山源八郎 D3 草壁春樹 D4 アクセル D5 アクセル D6 ラミア D7 ラミア D8 ヴィンデル D9 レモン DA アクセル DB アクセル DC ??? DD AI DE AI DF AI E0 AI E1 AI E2 モビルドール E3 メガノイド兵 E4 メガノイド兵 E5 ベガ星兵 E6 ギガノス兵 E7 ギガノス兵 E8 ジオン兵 E9 ジオン強化兵 EA ゾンビ兵 EB ゾンビ兵 EC マリーメイア兵 ED 木連兵 EE 木連兵 EF シャドウミラー F0 シャドウミラー F1 バーム星兵 F2 バーム星兵 F3 AI F4 ??? F5 AI F6 デューク F7 リョーコ F8 ヒカル F9 イズミ FA アカツキ FB アクセル FC ラミア FD ??? FE ??? FF ??? ※乗り換え制限解除コードを使用しても特定のユニットに追加キャラを乗せ換え出来ない場合は、キャラ変更前のキャラを乗り換え制限解除コードで乗せてからキャラ変更をして下さい ユニット関連 15段階改造 _C0 15dankaikaizou _L 0x806D0690 0x012F0034 _L 0x1000FFFF 0x00000000 追加武器全部の250人分 _C0 Robot weapon ALL _L 0x8086D524 0x00FA0030 _L 0x000000FF 0x00000000 全武器強化の250人分 _C0 All weapon Kyouka _L 0x8086D531 0x00FA0030 _L 0x000000FF 0x00000000 ユニット変更 _C0 Robot01 change _L 0x1086D51C 0x00000yyy ユニット一番目変更(仲間になった順) yyy ユニット 000 ダミー 001 ガンダム 002 Gファイター 003 Gアーマー 004 G換装系 005 G換装系 006 G換装系 007 フルアーマーガンダム 008 ザクレロ 009 エルメス 00A ジオング 00B シャア専用ゲルググ 00C ザクII 00D ガンダムEz-8 00E 高機動型ザク 00F アプサラス 010 アプアサラス完全型 011 グフカスタム 012 ガンダム試作一号機 013 ガンダム試作一号機Fb 014 ガンダム試作三号機 015 ステイメン 016 ジムカスタム 017 ガンダム試作二号機 018 ノイエジール 019 ヴァルヴァロ 01A ガーベラ・テトラ 01B ドムII 01C グワデン 01D ゲルググ・M 01E ゲルググ・M 01F Zガンダム 020 ウェイブライダー 021 ガンダムMk-II 022 Gフライヤー 023 スーパーガンダム 024 百式 025 メタス 026 メタスMA 027 アーガマ? 028 サイコガンダム 029 サイコガンダムMk-II 02A ZZガンダム 2B Gフォートレス 02C フルアーマーZZガンダム 02D ネェルアーガマ 02E キュベレイMk-II 02F キュベレイMk-II 030 キュベレイ 031 クィンマンサ 032 ハンマハンマ 033 ザクIII改 034 ゲーマルク 035 ドーベンウルフ 036 バウ 037 ドライセン 038 ズサ 039 量産型キュベレイ 03A νガンダム 03B リガズィBWS 03C リガズィ 03D ラー・カイラム 03E サザビー 03F α・アジール 040 ヤクトドーガ 041 ヤクトドーガ 042 ギラドーガ青 043 ギラドーガ 044 シャイニングガンダム 045 シャイニングガンダムS 046 ゴッドガンダム 047 ゴッドガンダムH 048 ガンダムマックスター 049 ガンダムローズ 04A ドラゴンガンダム 04B ボルトガンダム 04C ライジングガンダム 04D ガンダムシュピーゲル 04E ノーベルガンダム 04F ゴッドガンダム風雲 050 風雲再起 051 マスターガンダム 052 マスター風雲 053 ノーベルB 054 デビルガンダム 055 デビルガンダム 056 デビルガンダム 057 デスアーミー 058 ウィングガンダムゼロ 059 デスサイズヘル 05A ヘビーアームズ改 05B サンドロック改 05C アルトロン 05D トールギスIII 05E トーラス 05F トーラスMA 060 サーペント 061 トーラス 062 ドラグナー1型 063 ドラグナー2型 064 ドラグナー3型 065 キャバリアー0型 066 ドラグナー1型L 067 ドラグナー2型L 068 ドラグナー3型L 069 ドラグナー1型カスタム 06A ドラグナー2型カスタム 06B ドラグーン 06C ファルゲンマッフ 06D ダインマッフ 06E スタークダイン 06F ゲバイマッフ 070 スタークゲバイ 071 ドラウ 072 シュワルグ 073 スタークダウツェン 074 ガンドーラ 075 スタークガンドーラ 076 ゲルフマッフ 077 ヤクトゲルフマッフ 078 レビゲルフマッフ 079 ズワイ 07A ゲイザム 07B ギルガザムネ 07C ギルガザムネ 07D ギルガザムネ 07E ザンボット3 07F バンドック 080 デスカイン 081 ヘルダイン 082 メガブースト・ゾンダア 083 ダンガルン 084 ガルチャック 085 ドヨズラー 086 トラシッド 087 アンモスガー 088 ダイターン3 089 ダイファイター 08A ダイタンク 08B アイアイ 08C ドンザウサー 08D メガボーグ・ミレーヌ 08E アイサー 08F リサー 090 巨大合体メガボーグ 091 トーレス 092 メッタンガー 093 ニーベルゲン 094 マジンガーZ 095 ダイアナンA 096 ボスボロット 097 ミネルバX 098 グレートマジンガー 099 ビューナスA 09A 量産型グレート 09B 暗黒大将軍 09C 要塞デモニカ 09D 戦闘獣ゴーグラー 09E バルカニア 09F ギラン 0A0 ドカイダー 0A1 グレンダイザー 0A2 スペイザー 0A3 グレンダイザーWS 0A4 グレンダイザーMS 0A5 グレンダイザーDS 0A6 ダブルスペイザー 0A7 マリンスペイザー 0A8 ドリルスペイザー 0A9 戦闘母艦 0AA キングオブベガ 0AB 円盤獣ギンギン 0AC ベガ獣ズメズメ 0AD ダミー 0AE グラグラ 0AF ゲッター1 0B0 ゲッター2 0B1 ゲッター3 0B2 テキサスマック 0B3 ゲッターQ 0B4 ゲッタードラゴン 0B5 ゲッターライガー 0B6 ゲッターポセイドン 0B7 メカ鉄甲鬼 0B8 メカ胡蝶鬼 0B9 メカ要塞鬼 0BA メカ白骨鬼 0BB メカ角面鬼 0BC 合体百鬼ロボット 0BD 真・ゲッター1 0BE 真・ゲッター2 0BF 真・ゲッター3 0C0 コンバトラーV 0C1 ケロット 0C2 ケロット(コンV 0C3 セントマグマ 0C4 マグマ獣ダークロン 0C5 グレートI 0C6 グレートII 0C7 ボルテスV 0C8 スカールーク 0C9 守護神ゴードル 0CA 獣士バイザンガ 0CB 鎧獣士バイモン 0CC サイモン 0CD ダイモス 0CE ガルバーFXII 0CF ガルンロール 0D0 メカ戦士ソンネカイザー 0D1 ギメリア 0D2 コブラード 0D3 ゴッドアーモン 0D4 戦闘ロボ・ズバンザー 0D5 エステバリス・空戦アキト 0D6 0Gアキト 0D7 砲戦アキト 0D8 空戦ガイ 0D9 0Gガイ 0DA 砲戦ガイ 0DB 空戦リョーコ 0DC 0Gリョーコ 0DD 砲戦リョーコ 0DE 空戦ヒカル 0DF 0Gヒカル 0E0 砲戦ヒカル 0E1 空戦イズミ 0E2 0Gイズミ 0E3 砲戦イズミ 0E4 空戦アカツキ 0E5 0Gアカツキ 0E6 砲戦アカツキ 0E7 ナデシコ 0E8 ナデシコ(Yユニット 0E9 エステバリス月面 0EA テツジン 0EB マジン 0EC デンジン 0ED ダイマジン 0EE ダイテツジン 0EF デビルエステバリス 0F0 バッタ 0F1 カトンボ 0F2 ソウルゲイン 0F3 ヴァイサーガ 0F4 アンジュルグ 0F5 アシュセイヴァー 0F6 ラーズアングリフ 0F7 ツヴァイサーゲイン 0F8 ゴッドガンダムH風雲 0F9 戦闘ロボ・ダリ 0FA 戦闘ロボ・ダリ 0FB グランドマスターガンダム 0FC ザクII 0FD アプサラス 0FE サザビー 0FF ドラグナー3型カスタム 100 ダイターン3 101 グレンダイザー 102 ソウルゲイン 103 ヴァイサーガ 104 アンジュルグ 105 アシュセイヴァー 106 ラーズアングリフ 107 ダイテツジン 108 ガンダムマックスターS 109 ローズS 10A ドラゴンS 10A ボルトS 10A マスターS 10A マスターS風雲 10A ゲッター1 10A ゲッタードラゴン 110 コロス 111 エステバリス陸戦アキト 112 バッタ 113 バッタ 114 バッタ 115 ゴッドH風雲 116 マスターS風雲 117 マックスターS 118 ゲシュペンストMk-II 119 エステバリス月面 11A エステバリス月面 11B エステバリス月面 11C エステバリス月面 11D エステバリス月面 11E ファルゲンマッフ 11F ヴァイスセイヴァー 1F4 ヴァイサーガ 1F5 アンジュルグ 1F6 ラーズアングリフ 1F7 ヴァイスセイヴァー 1F8 主人公機5 1F9 ソウルゲイン 191~19A 換装パーツ 次のロボットまで+30h ※強制出撃ユニットに上書きした場合、その戦闘で強制出撃ユニットは普通に参戦 ※次の戦闘から普通に使えるようになる 乗り換え制限解除 _C0 norikae _L 0x806D06AE 0x012F0034 _L 0x10000001 0x00000000 _L 0x806DFF7A 0x00E60032 _L 0x10000001 0x00000000 ※使用後再起動 戦闘関連 気力200 _C0 steam power200 _L 0x8031957A 0x010001C0 _L 0x000000F6 0x00000000 ※限界突破できるキャラ(ドモン、東方不敗)のみで、それ以外は150となる ※敵軍にも効果があります 条件を無視して武器使用可能 _C0 Arms limitation release _L 0x8038CECA 0x000B0058 _L 0x00000001 0x00000000 ※一つでも使用可能な武器があれば、EN気力以外の条件を無視して武器使用可能 ※反撃時は、射程1の武器の射程条件を無視して武器使用可能 EN MAX _C0 EN MAX _L 0x40319518 0x00320070 _L 0x3F800000 0x00000000 その他 無限行動 _C0 infinity action _L 0x4031954C 0x01000070 _L 0x00000000 0x00000000 ※敵も無限行動になりますのでフェイズ終了前に切りましょう 三角で全員未行動、四角で全員行動済み _C0 Act flag off with Triangle _L 0xD0000001 0x10001000 _L 0x8031954E 0x006401C0 _L 0x00000001 0x00000000 _C0 Act flag on with Square _L 0xD0000001 0x10008000 _L 0x8031954E 0x006401C0 _L 0x00000011 0x00000000 ※敵味方どちらのターンでも使用可
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暴走ロボット生徒指導教師銀八先生 概要 身長200センチ 体重350キロ 昭和58年製造 特技 数秒で生徒の頭髪を校則通りにできる・数秒で生徒の衣服を校則通りに戻せる 趣味 機械なので無し 好きな物 校則を守る生徒 嫌いな物 不良 長所 不良の攻撃に負けない頑丈ボディ 短所 目の前の人間全部を生徒と認識する。新しいタスクが追加されるとそれを優先する 活躍 part79にて登場。 ドラム缶のような円柱形のボディに雑なデザインのロボットアーム、キャタピラという昔のロボットそのものな外見。ボディ内部にはバリカンや裁縫道具、替えの学生服、竹刀やさすまたなどが収納されている。 昭和の不良全盛期に、不良の暴力に対抗するため生み出されたロボットの生徒指導教師。 しかし生徒とそれ以外の人間の区別がつけられず、目にする人間全てを生徒として始動しようとする欠陥があり、周囲の人間を無差別に指導と称して襲いはじめる。 それを止めるべく当時の生徒会長が超能力で封印するが、現代になって封印が経年劣化で解けて復活。 その際の物音を聞きつけて、様子を見に来た古手取 妙子/魔法少女ビーストを指導しようと戦闘になる。 さらに物音を聞きつけて足を止めた相澤 真/アクセルパワーとレイク=ライターを不良認定して襲い掛かるが、改造人間のパワーの前に会えなく機能停止。 しかし三人が席を外している間に再起動し、校内から迷い出てしまう。 たまたま遭遇したクトゥルフ系ライダーを始動しようと襲い掛かるも通りがかった鉱石人 キンバリー・ダンブリーを美術準備室から持ち出された石膏像と誤認(スゴイ=シツレイ)。硬直したところにクトゥルフ系ライダーの必殺技が命中し完膚なきまでに破壊されてしまう。 あっけない最後であったが、クトゥルフ系ライダーと彼女を追うキャプテンが再開するきっかけとなった。
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スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION 【すーぱーろぼっとたいせん おりじなるじぇねれーしょん】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 64MbitROMカートリッジ 発売元 バンプレスト 開発元 バンプレソフト 発売日 2002年11月22日 定価 5,800円 判定 良作 スーパーロボット大戦シリーズ OGシリーズ OG1 / OG2 / OGs / OG外伝 / 第2次OG / OGDP/ OGMD 概要 特徴 主人公選択 システム BGM 評価点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 ゲームボーイアドバンスでは『A』『R』に続く3作目のスパロボ。略称は『OG』『OG1』(シリーズ全体の呼称と区別するため)。 『スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』に次ぐ、バンプレストオリジナル作品のみで構成された作品である。 特徴 主人公選択 シナリオは、前半部は『第2次スーパーロボット大戦』を基にしており、後半部は『スーパーロボット大戦α』のバルマー戦役を主軸としている。 主人公は『新スーパーロボット大戦』に登場した超機大戦SRXのリュウセイ・ダテ、『スーパーロボット大戦COMPACT2』と『スーパーロボット大戦IMPACT』の主人公キョウスケ・ナンブの二人から選ぶ。 両者のシナリオの違いは、前半部はリュウセイ編では第2次スーパーロボット大戦の話をなぞる形で話が進み、キョウスケ編はほぼ今作オリジナルの展開をたどる。中盤で両者が合流した数話は同一のマップを進む事になるが、後半ではまた微妙に違う展開になる。 基本、序盤にチュートリアル要素が入っており、尚且つ強力ユニットであるSRXが使用可能なリュウセイ編が若干難易度が低めと言われているが、代わりにキョウスケ編はボス戦の難易度がやや低く、そう露骨な格差はない。ある程度は自分の好みで選んでいける。 システム パイロット養成システムが本格的に実装された。敵を撃墜することで入手できるPPを消費することによって基本能力の底上げ、地形適応の上昇、特殊技能の習得ができる。これにより、プレイヤーの好みを機体だけでなくパイロットのほうにも反映させられるようになった。 ただし本作では最初から習得している特殊技能の上書きは不可能なので、どの技能を覚えさせるかは十分に吟味する必要がある。 好評だったためか、スキルパーツなどに形を変えながらも以降のスパロボでは大抵搭載される定番のシステムとなる。 各パイロットが持つ精神コマンドは、所持する種類・習得するレベルだけでなく、パイロットごとに消費ポイントも差別化された。 例えば「熱血」は通常消費ポイントは40だが、頭に血が上りやすい性格のカチーナは30、逆に冷静沈着な性格のラトゥーニは50。 また、カチーナは「必中」をSP20で使えるが、ラトゥーニは「必中+ひらめき」の効果を持つ「見切り」を同じSP20で使用できる。このようにパイロットごとの個性がより濃く表れるようになった。 パイロットの性格も細分化が行われた。 従来は超強気・強気・普通・弱気の4種類のみだったが、本作では弱気以外の3種類に加え楽天家・努力家(従来の弱気に相当)・短気・慎重・冷静の計8種類に。敵専用の大物・超大物・狡猾・残虐も合わせると12種類に増えた。 また、従来は機体を撃墜する/される、ダメージを受けるのみだった気力の上昇条件が本作では攻撃を当てるだけで上がる、攻撃を回避すると上がるなど条件が細かく分類されている。 そのため気力が全体的に上がりやすく、割と早い段階から必殺武器を使える。当然敵にも適用されるためボスは大抵気力MAX、ザコでも放置しているといつの間にか気力が上がっていることも多い。 OGシリーズ独自のシステムとして、武器換装システムがある。これは、劇中でPTやAMと呼称される所謂リアル系ユニットの固定武装を除いて、Wゲージと呼ばれる範囲内で自由に武器の付け替えができるというもの。機体の規格がほぼ共通だからこそ可能なシステムと言えるだろう。 たとえば、射程の短いユニットに長射程の武器を装備させて射程の穴を埋める、水中ステージではビーム系武器が効かないため実弾系の武器に変更する、既に改造し終わった武器を別のユニットに回して攻撃力を上げる、修理装置と補給装置を装備してサポートに特化する…といった柔軟なカスタマイズが可能になり、戦略性の向上に一役買っている。また、修理装置と補給装置に限り戦艦や戦闘機も装備できる。 弊害もある。R-1ならびにビルトラプターは人型から飛行形態へ可変するタイプのユニットなのだが、変形後は手持ち式の装備を機体に装着する形で運用する形になり、武装名も変わる(例「G・リボルバー → G・リボルバーキャノン」「ハイパー・ビームライフル → アンダー・キャノン」)。しかし、該当する武装を外していても変形後は対応する武器が装備されていて普通に使えてしまうという奇妙な事態が起こる。これは人型時の武器が換装武器、飛行形態時の武器が固定武装扱いと、データ上は別の武器扱いになっているため。ゆえに改造段階も共有しない。 またシステムとの兼ね合いか、改造システムが最近の主流である一括改造制ではなく『α』以前のような個別改造制となっている。また、切り払いやシールド防御といった防御系の特殊技能も存在しない。 BGM 『A』以降のGBA系列作品と比べ音質はよい。『α』のマップBGMなどがGBA音源で忠実に再現され、各パイロットや機体の専用曲もほぼ押さえられており、収録曲数は多目。汎用戦闘曲「BORN TO FIGHT」などOGオリジナルのBGMも人気が高い。 『第2次α』以降でも使用されたゼンガーやヴィレッタの専用戦闘BGMは本作が初登場。特に敵として登場(後に仲間になる)するエルザムの戦闘BGMは無駄に正統派でかっこいい曲であり、後述のバグもあって話題に。 どういうわけか『α』のリアル系BGM「VANISHING TROOPER」とスーパー系BGM「鋼鉄のコクピット」は採用されていない。 評価点 それまであくまでも影の存在だったバンプレストオリジナル勢達が表舞台に出られるようになった事。そして何よりも、今までは考えられなかったオリジナルキャラ同士のクロスオーバー等はファンを大いに沸かせた。 キョウスケの上司として登場する『α外伝』のゼンガー・ゾンボルト、あるキャラと共通点を持つ旧シリーズのギリアム・イェーガーなどが目玉。 スーパーロボット大戦シリーズにおいて何度か出番のあったリュウセイ・ダテはキャラクターが固まっていると言い難かったが、今作で主人公らしくしっかりとしたキャラクター像が出来上がった。 これにはライバルキャラのテンザン・ナカジマの存在も大きい。テンザンはゲームのトッププレイヤーでゲームと戦争の区別がつかず、ゲーム感覚で戦争するという悪役であり、『新』の頃のリュウセイを負の方向に濃縮したともいえる性格である。これが作中ではリュウセイ自身を写す鏡としての役割を果たしている。 『α』の主人公たちもキャラ設定に厚みが増し、それぞれにエピソードが用意されたことで独自のキャラを確立した。特にエクセレンにいじられることで目立つようになったブリットと、親しみやすい性格で瞬く間にムードメーカーとしての地位を確立したタスクが筆頭格。 8名いた主人公のうちユウキとカーラだけは登場しなかった。二人の出番は『OG2』を待つこととなる。 過去作では、熟練度を獲得するための条件が確認できなかったが、本作より勝利条件確認画面で、熟練度を獲得するための条件が確認できるようになった。 このため、獲得するためにあれこれと試行錯誤を行わずに済むようになり、結果的にマップ攻略の快適化につながっている。 今作から初登場するキャラ達も魅力的なキャラが多い。特に「眼鏡をはずしたら…」を地でいく、ゴスロリファッションの天才パイロットである少女ラトゥーニ・スゥボータは非常に人気が高い。 余談だが、その「眼鏡を外す」と言うイベントはメガネっ子好きには不評だったようで、リメイク等では「無骨な眼鏡から可愛い眼鏡に」と言うように改変されている。しかし今度はそちらが今作のゴスロリ衣装が好きだったプレイヤーに不評で……萌えとはままならないものである。 HP10万越えの敵ユニットが初めて登場したが、続編である『OG2』ほどボスのHPと攻撃力がインフレしていないため、難易度は低い。 アニメーションも本家バンプレソフトが開発を行っているため、クオリティは後続のDにも負けていない。また顔グラフィックも携帯機ながら怒り、笑い、悲しみなど基本表情のパターンが用意されているなどかなり豪華であり、『LOE』にも引けは取らない。 その他、携帯機では初めて戦闘アニメのBボタンカットを搭載している為ゲーム自体のテンポもよく、快適にプレイできる。 版権作品という垣根がないため、一部の専用機体を除きほぼすべてのユニット間で乗換えが可能。ユニット固有の武装ひとつとっても、ほとんどのキャラに台詞パターンが用意されている。 ぶつくさ言いながら機体を使いこなすキョウスケ、ネタセリフ全開のエクセレン、いかなる武器でも冷静に戦闘を行うラトゥーニ、言い間違いが多すぎるガーネット、どんな武器であろうと無茶苦茶な名前で呼んだり、他作品のパロディの台詞で叫ぶリュウセイなど、各キャラの個性が200%発揮されている。特にリュウセイは際立っており、スーパー系のユニットに乗せると本来の乗機に乗っている時より生き生きとしてみえるほど。 問題点 パイロット数に比べ機体数が少なく、強力な機体不足に悩まされがち。ゲシュペンストMk-IIが大量に余る。 本作は殆どのパイロットが乗り替えできるので、武器換装システムと同じく柔軟に乗り替えろというのが想定された遊び方なのだろうが、従来のスパロボの感覚でプレイしていると泣きを見る。 これを見越してかリメイク版である『OGs』ではアーマリオンが新規に追加され、多少は改善された。 スーパーロボット系のユニットが少ない。グルンガスト3機とジガンスクード、微妙なところでアルトアイゼン(*1)しかいないため、火力不足に陥り易い。 隠し機体としてヴァルシオン改とゲシュペンストMK-IISが存在する。貴重なスーパー系であり、これを取るか取らないかで難易度は大きく変わる。 そしてSRXは何故かリュウセイ編限定。キョウスケ編でしか入手できない隠し機体があるが、それはリュウセイ編でも同じなので公平とは言い難い…というか上記のゲシュペンストMk-IISがリュウセイ編限定機体である。 更にキョウスケ編では条件を満たさないとR-GUNが永久離脱するのに対し、リュウセイ編では満たさなくても終盤で自動加入する。なお、この時点で最大火力を出せるのはキョウスケ エクセレンの合体攻撃であり、この2人を序盤から育成できることから撃墜難度はキョウスケ編のほうが低い。 また、キョウスケ編はゼンガーやエルザムといった強力なパイロット・機体の正式参戦が早く、十分な育成、改造が行えるメリットがある。なお、ヒュッケバイン008Lの入手フラグを立てなかった場合は2機目のグルンガストが手に入る。 本作は武器換装があるせいか、武器改造が個別改造となっている。それでいて敵の数や獲得資金が多い訳ではないので、資金不足に陥り易い。 『OGs』ではツインユニットシステムが採用されて敵の数が多くなり、結果獲得資金も増加した事で改善された。個別改造が一括改造になったのは『第2次OG』から。 ブリットには序盤でリアル系のヒュッケバインMk-IIが割り当てられるのだが、ブリットは回避が低く防御と格闘が高いという能力値なので明らかにミスチョイス。 いずれ虎龍王に繋がるためそれを見越してこの能力値に設定されているのだろうが、本作に龍虎王・虎龍王は登場しない。先述したようにスーパー系が不足しているため悩ましい能力値設定である。 本作には武器効果の「バリア貫通」がまだ存在しないため、「念動フィールドS」「歪曲フィールド」(*2)を持つ終盤のボスが異常なまでに硬い。 まずエナジーテイカーなどでENを空にしてから一斉攻撃がセオリー。とはいえ特にヒントもないので、ある程度本作に慣れないとこの方法にはたどり着けない。 また合体攻撃はバリアを貫通するので、これらを主軸にするのも手の一つ。 モデルとなる作品がαシリーズの外伝的ドラマCDであるため参戦作品が少なく、αシリーズ以降の作品に偏っているとの批判も見受けられた。 実際は『スパロボA』より「アクセル・アルマー」を参戦させる予定だったのだが、諸事情で断念したとのこと。なお、次回作からは他のシリーズからも積極的に参戦している。 キョウスケ編とリュウセイ編で難易度のばらつきがある どう考えてもキョウスケ編よりもリュウセイ編の方が難しい。1周目にリュウセイを選んだ場合、かなりの苦戦を強いられることになる。 キョウスケ編のMAPは平地や宇宙空間が多いのに対し、リュウセイ編は海上で敵と戦う事が多く、水中でも動きやすくなる強化パーツがちょっと貰えるだけで空を飛べるユニットはあるが、進軍が難しい。 リュウセイ編ではシュウ・シラカワの乗るグランゾンやビアン・ゾルダークの乗ったヴァルシオンと戦うことになり、一方キョウスケ編ではエルザムとライディースの父親であるマイヤーと戦うことになるが、マイヤーは戦艦・マハトに乗ってるためヴァルシオンよりかは幾分対処しやすい。 むしろ、マイヤーの前座であるゼンガー・ゾンボルトのグルンガスト零式の方が強力だが、キョウスケ編ではヴァイスリッターやヒュッケバインmk-2など遠距離攻撃の強い機体が多く離れて攻撃すれば比較的安全である。 リュウセイ編ではイングラム・プリスケンが途中で裏切って自軍を抜ける為、たくさん敵を撃墜させるなど優先的に強化すると、彼の離脱後が苦しくなる可能性が高い。 さらにイングラムのレベルがリュウセイ編での隠しユニット「ヒュッケバイン008L」の入手のフラグに関連するため「裏切者にやる経験値などない」と全く育てなくても良いわけではないのが辛い。(一応、修理装置と補給装置を載せたユニットで修理や補給に専念させればいい話だが。) キョウスケ編で「ヒュッケバイン008L」を入手するにはヴィレッタのレベルが関連するのだが、こちらは永久に離脱することはないため、リュウセイ編よりも良心的。 キョウスケ編のメリットは、「ゲシュペンストR」と「カイ・キタムラ」の点、前述のようにゼンガーやエルザムの正式参戦が早い点。デメリットは、上記の合体ロボ「SRX」が使える機会が激減する、「ゲシュペンストMk-IIS」が使用不可という点。 総評 実験作扱いであった今作ではあるが、上手く纏まったシナリオやゲーム性もあり概ねファンの好評を得る事に成功し、結果今日のスパロボの一大シリーズの礎となった。 据置き機と遜色ない戦闘アニメは携帯機スパロボの常識を覆したほか、より洗練されたパイロット育成システムは他のシリーズにも導入されるなど本作が与えた影響は大きく、現在のスパロボを語る上では外すことのできない一作と言えるだろう。 その後の展開 後に続編やリメイクだけでなくアニメ、漫画、玩具とメディアミックス展開も大々的に行われている。 2006年には『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』というタイトルでテレビアニメ化もされている。 ただし、この作品は書籍版も含めてファンの間での評判はあまり良くない。 上記アニメ版はリュウセイルートをベースに作られているが、キョウスケルートをモデルにした漫画「Record of ATX」も八房龍之助氏によって書かれている。 こちらは、掲載ペースこそ遅いものの評判は良い。 OGシリーズが生まれた事で「次はあの作品のあのキャラがOG出演か!?」「あのキャラがあのキャラと絡んだらどうなるんだろう?」というファンの期待を高める要因にもなった。 余談 通常、戦闘BGMは相手が専用BGMを持っているボスだった場合などは強制的にそのBGMが流れる仕組みなのだが、登場キャラの一人であるエルザム・V・ブランシュタインの専用BGMである『Trombe!』のみ誰が相手でも強制的にこのBGMがかかるというバグがある。だが、エルザム自身のキャラの濃さもあり、彼が参戦している後のシリーズではこのバグが仕様として採用されるようになったという逸話がある(*3)。 当初はネタとして一定の評判を得ていたが、ラスボス戦やBGM固定面でも容赦なく流れるので「台無し」「空気読め」「トロンベ自重しろ」という批判の声も増え始め、『第2次OG』では遂に、大ボス戦に限りそちらのBGMが優先されるようになった。 普通にテストプレイしていればこのBGMバグは簡単に気づく事が出来る筈。スタッフのデバッグ不足が窺える。 本作のリュウセイ編は、CDドラマ『スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY』を原作としているダイテツやテツヤと言ったキャラ、戦艦ハガネ等はそちらが初出。一方、レフィーナやヒリュウ改等、CDドラマの時点では設定のみ存在していたキャラ、カイ・キタムラやエルザム・V・ブランシュタインといった『スーパーロボットスピリッツ』の前日談で登場したキャラ、テンザンやアタッド等ゲーム化されるにあたり初めて登場したキャラもいる。また、初代ヒュッケバイン(*4)は後継機であるヒュッケバインMk-II(および本作では登場しないMk-III)とデザイン上の整合性を取るためにカトキハジメ氏によってリデザインされている。 もうひとつ本作でよくネタにされるバグにカイ・キタムラ増殖がある。 公式でもこれをネタにしてOG外伝のシャッフルバトラーでカイ機に分身を持たせた。 ヴィレッタ・バディムは本作より専用BGMの『WOMAN THE COOL SPY』がついた。 これは、BGMを担当しているサラマンダーファクトリー内にいたヴィレッタファンが勝手にヴィレッタのBGMとして作成したものである。ただし曲自体はヴィレッタというキャラに非常にマッチしており、評価は高い。 主人公の一人リュウセイについて 『新』や『α』と比較するとキャラクター描写は大幅に改善されており、主役としての責務も果たしているのだが、過去作での問題から一部にリュウセイへの過剰な否定派が存在し、今作での彼の主役扱いやそれに伴う優遇に反発する声もあった。 敵として立ちはだかるイングラム・プリスケンの乗機変更 『α』のアストラナガンと全く違うR-GUNリヴァーレとなっている。技発動時のポーズを揶揄して『グリコ』という蔑称も存在する。 イングラムがアストラナガンではなくR-GUN改修機に乗るのは前述の原作CDドラマの再現(リヴァーレと言う名前はまだ無かったが)。 そちらではハガネ等と違い完全に音声だけだった為、本作が初の映像化となる。 2016年4月にサミーからパチンコ化され「ぱちんこCRスーパーロボット大戦OG」としてホール導入された。翌年にはスペック違いの兄弟機「デジハネCRスーパーロボット大戦OG」が導入。 スパロボはシリーズそのものが様々な権利関係の集合したクロスオーバーな二次コンテンツであるため、それをパチンコで起用するとなると三次展開となるため難しく実現していないが、それらが絡まない『OG』だからこそできたのだろう。
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『真ゲッターロボ 世界最後の日』(チェンジ!! ゲッターロボ せかいさいごのひ[1])は1998年発売の『ゲッターロボ』シリーズ初のOVAで本作はEMOTIONレーベル15周年記念作品。全13話、DVD全4巻、ビデオ全7巻。ビデオの第1巻が1500円という低価格で発売された。EMOTIONレーベル25周年の年にあたる2007年4月25日に、リマスター版DVD-BOXが発売され、2009年にはUMD Videoとしても発売された(全4巻、I・IIは5月26日、III・IVは6月26日発売)。略称はチェンゲ。(wikipedia) ▼参戦機体 真ゲッター1
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