約 3,312,376 件
https://w.atwiki.jp/wiki4_vs4/pages/12.html
https://w.atwiki.jp/wiki4_vs4/pages/34.html
スウェーデン Complete 基本能力 スキル 独自合計値 システム 名前 P 身長 利足 OF DF PH ST kick run jump sh pass dr 初期 基本 スキル 合計 442 352 343 ヘドマン GK 193 右 4 7 6 7 6 6 6 4 6 4 24 32 56 56 56 56 イサクション GK 195 右 4 7 5 5 5 5 7 4 5 4 21 30 51 キールステッド GK 190 右 4 7 6 7 6 4 7 4 5 4 24 30 54 名前 P 身長 利 OF DF PH ST kick run jump sh pass dr 初 基 ス 合 メルベリ DF 194 右 6 7 6 7 6 7 6 6 7 7 26 39 65 65 65 65 P.アンデション DF 185 右 5 8 6 7 6 6 8 4 7 6 26 37 63 63 63 63 ミャルビー DF 185 右 5 7 6 7 6 6 8 5 5 6 25 36 61 61 61 61 ルチッチ DF 187 右 6 6 6 6 6 7 5 6 5 6 24 35 59 59 M.スベンション DF 189 右 5 6 5 6 6 6 6 5 7 5 22 35 57 エドマン DF 179 左 5 6 5 6 6 5 6 5 5
https://w.atwiki.jp/renst/pages/1643.html
チェンジドラゴン(XG) 種類:Sユニット カテゴリ:ミスティックアームズ/アーステクノロジー BP:3000 SP:! 必要パワー:2 追加条件:なし CN:3 特徴:レッド/男/ドラゴン テキスト: ※コールET 【チェンジソード】「SP1」 フレーバーテキスト 警察に救急隊、高校生まで…。地球守備隊の俺達も負けてられないな! イラストレーター:Mがんぢー レアリティ:ノーマルレア 作品:電撃戦隊チェンジマン 収録:クロスギャザー ザ・ファーストエンカウント 自販:パック:スターター(10人ライダー) カード評価 必要パワー2でありながらBP3000の3番目ストライカー。通常のMAのストライカーよりもコスト的に見て優秀なスペックを持っている。レジストこそ持っていないがコールによってユニットを展開できるので速攻にむいている。 特徴ドラゴンを持っているがドラゴンとのシナジーが強い仮面ライダー龍騎と組ませようとすると3色になってしまうのが難点。 チェンジドラゴン程の派手さはないが、コールなど地味に使い道の多い能力を持っている。アドベンチャーを使ったデッキでコマンド不足を補ったり、3番目のストライクでライフバードを発動したり、ターボユニット-Wで2番目でストライクするなど様々な使い方ができる。 関連カード チェンジドラゴン(1st) 特徴「レッド」関連 特徴「男」関連 特徴「ドラゴン」関連 コメント 合体やJCデッキだと地味にいい仕事してくれる -- 名無しさん (2010-05-22 03 04 30) フレーバーの高校生ってメガレンジャーやターボレンジャーの事か? -- 名無しさん (2011-09-23 12 49 18) 同じ弾で参戦したターボレンジャーだね -- 名無しさん (2011-09-23 12 56 37) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rangers_mousou/pages/36.html
スーパーシンケンブルー 種類:Sユニット カテゴリ:ミスティックアームズ BP:4000 SP:! 必要パワー:3 追加条件:なし CN:3 特徴:ブルー/男/侍 テキスト: 【ドラゴンファイヤー】「SP1」 自軍捨札にある特徴「侍」を持つカードの枚数を数え、 その数以下の必要パワーの数字を持つ敵軍Sユニットを1体選び撃破してもよい。 フレーバー: はっはっはっ、ゴーバスターズとやらもなかなかやるようだな! とうっ! 解説 ▼森の動物戦隊シンケンジャーの殿様 スーパーと付いてはいるが、非ゾードアップユニットである ▼特徴「獣」は付いてはおらず、通常のシンケンブルーと同様のブルー/男/侍として運用する事になる 妄想シンケンジャーデッキでは特徴「ブルー」の枚数を増やす事によって舵木折神のラッシュ条件を満たしやすくする役割も持つ ▼除去効果は序盤ではさほど威力を発揮してくれないが、終盤では貴重なラッシュエリア除去となってくれる ▼秘伝ディスクでタクスMAを使用する事を前提にしているため 妄想シンケンジャーデッキは3番手ストライカーが少なめになっており、これは貴重なストライカーの役割も持っている
https://w.atwiki.jp/mousouvs/pages/1588.html
ストライクガンダムIntegrated Weapons Striker Pack(ちぢめてI.W.S.P.) 出典:【機動戦士ガンダムSEED MSV】 形式番号:GAT-X105(本体)AQM/E-M1(I.W.S.P.地球連合軍製)P202QX(同じくオーブ製) 所属:地球連合軍、オーブのどちらか 連ジコスト:325(高い)連ジ耐久力:640 連ザコスト:560(☆×4)連ザ耐久力:720 GvsGコスト:2000 盾:◎(コンバインシールドとストライク専用シールド)変形:× 換装:◎(ストライカーパック)抜刀:◎ 装甲材質:フェイズシフト装甲 DP:キラ・ヤマト、ムウ・ラ・フラガのどちらか 一応装備の数が激多なので、コストと耐久力が以上の通りバランスを再調整したんだ。 ただし、コンバインシールドが1回でも壊れてしまうと復活するか、次の作戦まで6銃身ガトリング砲とビームブーメランが使えなくなる。 ■射撃 ライフル装備時のメイン射撃その1【ビームライフル】 弾数:8 リロード:1発につき4.2秒(実弾式)ダメージ:110 バズーカ装備時のメイン射撃その1【バズーカ】 弾数:14 リロード:全弾4秒(打ち切り式)ダメージ:弾頭は140、拡散は35 生から引き継いで、使えられる。 メイン射撃その2(I.W.S.P.のみ)【6銃身ガトリング砲】 弾数:120 リロード:全弾7秒(打ち切り式)ダメージ:1発につき30 コンバインシールドから撃つガトリング。ガンダムヘビーアームズの時とは違って実弾になっている。 サブ射撃【バルカン「イーゲルシュテルン」】 弾数:70 リロード:全弾4.5秒(打ち切り式)ダメージ:1発につき5 特殊射撃(I.W.S.P.のみ)【単装砲】 弾数:14 リロード:2発につき4秒(オート)ダメージ:一度の発射に90+90=180 メインCS(I.W.S.P.のみ)【レールガン】 チャージ:1.3秒 ダメージ:140+140=280 バックパックから放つシヴァ。デュエルガンダム・アサルドシュラウドの約2倍の高パワー。 特殊格闘(I.W.S.P.のみ、サブCS、特殊CS、チャージ格闘でも可)【ビームブーメラン】 弾数:1 リロード:特殊(戻るまで)チャージ:1.3秒 ダメージ:1発につき110 コンバインシールドから投げるブーメラン。ソードストライクガンダムのマイダスメッサーと一緒。 ■格闘【試製9.1m対艦刀(I.W.S.P.のみ)、コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」】※格闘体勢に入ると、対艦刀2本またはナイフ2本のどちらかを取り出す。特に対艦刀は、Sストライクの時とは違ってビーム刃が2本とも出なく、威力が大きく劣る。 特にナイフの説明は、ストライク専用シールドがあるのでエールストライクガンダムを見て欲しい。 ↓↓↓・・・対艦等抜刀時 Nメイン格闘【踏み込んで、斬りつける。】 ダメージ:80×4=320 前メイン格闘【前方へ突進して、大きく振りかぶって薙ぎ払う。】 ダメージ:120+120=240 横メイン格闘【盾殴り→横斬り2発】 ダメージ:70+80+80=230(盾がない時は80+80=160) 後メイン格闘【ジャンプして突き倒す。】 ダメージ:130 ↑↑↑・・・対艦刀抜刀時 ■特殊行動能力【換装】 ジャンプ+サブ+特殊ボタン3つ同時押しでエール、格闘+サブ+特殊ボタン3つ同時押しでソード、射撃+サブ+特殊ボタン3つ同時押しでランチャー、レバー↑or↓+ジャンプ+特殊ボタン同時押しでガンバレル、レバー←or→+ジャンプ+特殊ボタン同時押しでライトニング・・・以上でストライカーパックの換装タイプが変わる。 換装した後で連ジコストが325から310~295(タイプによって変化)に減らされるし、耐久力が521以上あれば520に強制的に減らされる。 連ザコストの時には560が450に減るし、耐久力が631以上ある時には630に無理矢理(むりやり)減ってしまう。 基本戦術 大ピンチな時(盾が2基ともないし、射撃用の弾不足の時)以外は絶対に換装しない事。一度でも換装してしまったら二度と取り消せられない。上級者専用の高級ストライカーパックだと思われている。 具体的には おすすめ精神コマンド おすすめアシストパートナー タッグと組むなら CPUとボス攻略 更新情報 2010・1・18 新設。
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1061.html
次へ ハルファヤ峠 兵士A「っぐ、増援は!?ウィッチ隊はまだか!?」ガガガガッ!! 兵士B「指令達に任せとけ!―――来るぞ!発射用意!!照準合わせ!!」 兵士C「アハトアハトを守れ!飛行杯共をこっちに―――っがぁ!?」ドサッ 兵士A「Cィーー!衛生兵!っくしょお!数が…まだ彼女もいねぇのにこりゃねぇよ!!」ガガガガガガガガ ッドグシャァアアアアアアアア!!! 兵士E「くそがぁあああ!!防衛線突破!っはは、死んだな…せめて――――」 兵士D「バカヤロォ!んなこと言ってる暇あったら撃てェ!!」 通信室 着弾の激震に穴倉の様な通信室の天井の木板からパラパラと砂が零れる。 次第に近くなる音、兵士たちの悲鳴と怒号。 司令は噛み付く様に無線機に吼えたてた。 ≪ウィッチ隊、聞こえるか!?ウィッチ隊!!≫ ≪っくぅ、後20分!!こちらも…必ず行きます!持たせて下さい!!≫ 兵士A「指令!防衛線突破されました!…もう、撤退しか……!!」 応答が来た通信からは、向こうの戦況の激化を伝えるには充分の、切迫した声が返ってきた。 幾多の要請が来る中で、決して希望を失わずに戦う少女たちに、指令は胸が熱くなるのを感じた。 …もう己の戦線の維持は不可能。ならば、やるべき事は唯一つ。 ≪………ウィッチ隊、援護は不要だ。そちらの戦闘に専念してくれたまえ……そうだろう?A≫ 指令がにやりと兵士を見る―――――全てを悟ったように、Aは唇を噛みながら敬礼で返た。そして、再び戦場へと飛び出し、大声で告げた。 兵士A「伝令!……我々は撤退を良しとしない!!死ぬのならば―――――!!」 ≪徹底抗戦だ。化けて出てでもネウロイ共…貴様らに――――――≫ 兵士A「この北アフリカを、渡しはしない!!!」 兵士「「「「「「うぉぉおおおおおおおおお!!!!!」」」」」」 無線越しから聞える男達の咆哮に、たらりと嫌な汗が頬を伝う。 させるものかと、マイルズは必死に呼びかけた。 ≪ッ!?何を考えているんですか?…あきらめちゃ駄目です!!≫ ≪…君達とこのハルファヤ峠を防衛出来た事、誇りに思う。男79人、ここで――――!!≫ ≪やめてください!……お願いですから、すぐに、後10分だけ……必ず行きますから…!≫ 死刑宣告様なその言葉に、次第に涙声になって行く彼女にありったけの感謝を伝えた。 あの花咲くような笑みを、決意を秘めた真っ直ぐな瞳を、もう自分が見る事は叶わないのだから… ≪…ウィッチ諸君、感謝する。君達に、神の加護が有らん事を……≫ ≪待って――――!≫ブチッ 縋る様な声を一方的に切る。がちりと叩きつけられた受話器を見詰めながら、 背後で司令部に報告を行っていた通信兵が、そっと全ての無線機のスイッチを切った。 通信兵「指令……ここまでですか………」 指令「…ここが、引き際だということだ。行くぞ」ザッ 通信兵「………ハイッ!!」ザッ 指令「男に生まれ、男に生き、男として死ぬのなら…派手に散って、この命、乙女らに捧げよう!!!皆に告ぐ!!一匹たりともこの防衛線の外に出すな!! たとえ命散らせてでも…一匹でも多くを道連れにしろォ!!!!」 兵士「「「「「「おおぉぉおおおおおおおおおお!!!!!」」」」」」 ≪ザザッ、ハッ…ザー…ガガ…でこそ、男って…ンだ!≫ 誰もいない通信室に声が響く。からからと向こう側からは場にそぐわない陽気な笑い声が流れる。 ≪ザザーッ…れもいねぇのか?ガピーザッ…から突貫すガガッ…伏せろ≫ …応答なし。――おそらく全員外に出たのだろう……己の命を掛けて―― 男は自分の声すら聞こえない轟音の中で深く息を吸い、インカムに叫んだ。 ≪てめぇら全員、頭下げろォオオオオオオオ!!!!!≫ 雷鳴の様な咆哮が穴倉から襲い来る。 天井からは、一握の砂が零れ落ちた。 兵士B「うわっ!?……兄貴…なのか?」 兵士D「~~~ッ痛ってぇ!…今の通信は!?頭下げるってなんで?」ホワイ!? 兵士E「あ゙がぁ、鼓膜がァ!?…ッバカヤロウ!止まるな!死ぬぞ!!」 指令「っくぅ~~~!」(頭を下げろ?奴は何を言っている!?…調子に乗るなよ、野良猫が!たった一人で…何が――――!?) 突然起こった大音量に頭を抱える。怒りのままに天を見上げ、いきなり現れた星に指令はうっと目を細めた。 ――――星か?……いや、今は昼間…まさかッ!?―――― 倒れた体を無理矢理起こし、双眼鏡でもう一度真昼の星を見る。 指令「……ははっ、地獄に連れてく奴が増えやがった…!!」 その機体、色は黄にして、時に黒。敵を食らうその様たるや、まさに虎…!! 兵士C「お、おい!アレ!!」 兵士A「ッカヤロ!敵は陸戦が6と大型が1だぞ!?飛行杯だっている!…なんでわざわざ、死にに来た!!」 奴はぐんぐんと高度を下げ、こちらに向かって来ている。速度から見るに墜落か?操縦不能?…どうでもいい、すでに捧げた命だ。好きに使うがよろしい。 墜死でも爆死でも何でも付き合ってやる!!貴様の最後の希望に、しがみ付かせてもらおう!! 指令「総員、直ちに地球にキィイイッスゥ!!」ガバッ 兵士「「「「「「「イエッサァアアアアア!!!!」」」」」」」 多くの兵が砂に身を投げる。轟音が迫る戦否、落ちてくる。垂直落下の形だ。このままくれば奴は墜死、こちらの数名は味方機の墜落に巻き込まれた、と不名誉な死を迎えるだろう。 追突まで数秒の所で奴の機首が軽く持ち上がるのが見えた。 まだ立っている者がいる。あいつは正常な精神を持っているのだろう。こんな賭け、誰がするか。 しかし今、俺達が持っている切符はたったの2枚…ネウロイ共と共に地獄に落ちるか、 虎を信じて基地に帰るか……奴は俺達を信じてここに来たのだろう。だったら、選ぶ切符は、選べる切符はたったの一枚―――!!! 兵士B「俺はあんたに賭けるぞ!虎ぁ!」 飛行杯を撃つ友人をタックルで倒す。ぎゃあぎゃあと喚かれるが次々と倒す。 良いんだ。たとえ死んだとしても、俺は、自分で決めた!! 機首はまだ上がっていない 指令「上がれ……あがれぇええぇぇえええええええええ!!!!!!」 ゴオォオオオオオオオオオオオ!!!! 接触の寸前、黄金の風が彼等を撫ぜた。荒々しく熱砂を巻き上げながら。 弾丸が辺りに降り注ぐ。誰一人として動けない。あっという間に飛行杯共は薙ぎ払われた。 そのまま奴は砲台に登った陸戦を2機程撃ち抜き、大型への針路を取る。 兵士A「うえっぺっぺッ!ごほ……生きてる?」 兵士F「何暢気なこと言ってやがる!見ろ!」 ラダー操作と言うのだろうか。奴は辷る様に大型へと向かっていく。 下では目標を奴一点に定めた陸戦、大型が光線やら弾を乱れ撃つがかすりもしない。奴にも、そしてこちらにも。 兵士C「お、おい、なんでこっちに一発も来ないんだ?」 兵士B「…来ないんじゃない!派手に出てきて敵の注意を全部引き付けたんだ!だから流れ弾の一つも飛んで来ない!」 兵士D「なあ、それってすごいんだよな…?」 少年の様な眼で彼等は奴―タイガーバウム―を見詰める。その間にも陸戦が火花を散らし、その数を減らしてゆく。 大型まで後数秒。急速に敵の固定砲座に赤い光が集まるのが指令の双眼鏡に映った。 指令「奴め!ぶっとい奴をブチ込む気だ!!」 隣で口角泡を飛ばしながら指令が叫ぶ。それでも奴はスピードを緩めない。針路も変えず、まっすぐに敵の懐へ飛び込んでゆく。 瞬間、機体が傾く。機銃を放ちながら大型ネウロイの懐、脚と地面のスキマにその身をねじ込んで――― ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ――――――――――――――――――――― 班長「こ、の、馬鹿虎!」ゴィン 俺「あでっ!……スパナは整備士の魂じゃねぇのかよ」サスサス 班長「あのなぁ、飛行杯は分かる!…戦闘機で陸戦4と大型1って何やってんだ!?」 俺「あん?共同撃破だからそんなに落としてねえぞ?」 整備1「また数えてなかったんですか?共同を引いてこれですよ。今の所週間トップですね」ガチャガチャ 俺「仕方ねぇだろ。常に全開じゃなきゃ治まらんからな!」フンス 整備2「まあ、そのお陰で整備のやり甲斐があるってもんだ。増えた分尾翼に描き加えとくからな~」 ワイワイ サッサト カエチマウゾー! オー! ナア、オーバーホールスルカ? ンー チョットシタラヤルカ リョーカイ ガチャガチャ 班長「…ったくよォ、お前は無茶したって構わねえよ。だがな、コイツがぼろっちょになるのは我慢ならん!」ズビシッ 所は格納庫。先程の戦闘は終了。現在は再出撃の為の調整中の様だ。 そして整備班長の指差す先には、脚のもげたBf 109もといタイガーバウム。ついでに両翼にも弾を受けている。 そんな愛機を見て満足げに頷くと、俺は操縦席の後ろに積んであった酒瓶を傾ける。 俺「ハァッハー!良くあるこった、気にすんな!」ガブガブ 班長「フゥーー……状況を整理しようか、少尉。大型は確かにデカイがその股をくぐるなんて戦闘機でやるもんじゃないぞ? しかも超低空飛行でエンジンに砂が入るわ、もうちょっと労わってやってくれ」 俺「すまんすまん。ここに来てからあんまりにも調子がいいから、もっと飛ばしたくてな。やっぱお前らの腕は最高だな。 動きが全然違う、まさに人機一体って感じだぜ。ありがとな」ニシシ 班長「…礼を言うならこのトンデモエンジンの開発者と機体の制作元に言うんだな。 一度魔法力を流せば、長距離航行可能。運動性の上昇…機体の方もそれに付いてこれる安定性に格闘性能。それに戦闘機型のBf 109なんざ聞いた事もないしよ」 俺「エンジンの設計は扶桑だ。機体はメッサーシャルフで…あーエンジンは調整し直しだったな。コイツは俺の給料30ヶ月分で作ってもらったのさ」 班長「おおう…ストライカーも大分高いが、コイツはすげえな…オーダーメイドか」 俺「そんなモンだな。まぁ、12ヵ月分にまけてもらったけどな」 班長「どうやって!?」 俺「全員に女紹介してやった」ドヤ 班長「……まあ、そうだよな…うん」 俺「ハッハッハ!そいつも本当だが、大方の理由は設計図さ!扶桑でもらったな!」 班長「設計図だァ?」 俺「そ。最初に乗ってた九六式が限界に近かったんでダイナモ作戦の後に変えたんだ。 そんでメッサーシャルフに、今出てる最高のストライカーと同性能の戦闘機を作ってくれって頼んだら、エンジンの設計図を見せろって言われてな」 班長「分かるなぁ…その気持ち。で、企画、設計は誰なんだ?これは実験機だったんだろ?」 俺「イチローだよ。実験内容は男でもウィッチと同等に飛べるか。だけど適合者がいないから駄目になったんだと。で、そいつを俺が拝借。」 班長「運がいいというか何というか……」(イチロー…はて、どっかで聞いたような…?) 俺「ハッハー、運も実力の内ってな!」 「ふふん、相変わらず良く回る口だな」 突然後ろから羽交い絞めにされ、持ち上げられる。ストライカーの音からして彼女だろう。まあ、持ち上げると言っても数センチ浮いた位だが。 俺「おう、中尉。上がりか?」 マルセイユ「とりあえず午前は終わりだな……おも…」 そう言いながらそのままよろよろと飛び、発進ユニットの方へと進む。 道中、重そうに持ち上げた俺にマルセイユが楽しそうな声色で話しかけた。 マルセイユ「さーて、今日は何機落とした?」 俺「ハッハー、聞いて驚け!飛行杯5に陸戦4、大型1だ!」 マルセイユ「……飛行杯なら私の勝ちだな、7機だ」 俺「…午後から巻き返してやるよ」 ペットゲン「その前に服を着なさい」ゴンッ ライーサがMG34で俺を殴る。 難なくゴーグルで受け止めながら、甘いなと、笑った。 俺「下来てるから良いじゃねえか!」ブーブー マルセイユ「まあ、暑いのは分かるがなぁ…たかがタンクトップ一枚だぞ?」 俺「キャビンの中は蒸し風呂みてぇなもんだ。少しでも涼が欲しいの!―――ぐぅぅ―――オゥ…」 マルセイユ達は長袖にも関わらず汗は少しかいているだけ。対する俺は上半身裸にも関わらずだらだらと汗をかいていた。 ウィッチとしてのシールド、彼女らは障壁を張って暑さを凌いでいるのだが、俺にはその機能は備わっていない。 それに操縦席は窓が無いのだ。直接風を受けられる彼女たちは何と羨ましいことか… ペットゲン「っぷぷ、体は正直ね」クスクス マルセイユ「よし、さっさと食べに行こう。ライーサ、早く脱ぐぞ」ブロロロ ペットゲン「はい、ティナ。俺は先に行ってていいよ?」 俺「ハハーン、レディを置いて先に頂戴しようなんて事考えると思うか?…って聞いてねえし…班長ー先に飯貰うぜー」 班長「おーおー両手に花たぁこの事だな。次までには仕上げとくから早く行け」シッシッ 俺「ハッハッハ、さーて今日は何かなーっと……」 呟きながらハンガーを出る。今日も太陽さんは絶好調だ。ぎらぎらと辺り一面を焼いている。 半裸でも関係なく汗がどっと出てくる。じりじりと皮膚が焼かれる感覚にはもう慣れたが、これ以上日焼けしたら立派なアフリカ人になりそうだ。 暑さに思わず呻き声を漏らすと後ろから二人分の駆け足の音が聞こえてくる。 ――何も走らなくてもいいのに―― 振り返ろうとすると、背中に衝撃と幸せの感触、そしてライーサのため息が聞こえた。 マルセイユ「そんなに肌出してると火傷するぞ?」 俺「ハッハー、俺は火傷しない体質なんだ!…うん、マントがあった方がいいなァ」 ペットゲン「ティナ!飛び付かなくてもマントは渡せるよ?」 マルセイユ「お、ライーサもやるか?」 ペットゲン「やりません……俺、変な事考えて無いでしょうね?」 俺「あ?美女に抱きつかれて考えない方が失れゔ!?」ゴシャア 蹴りが飛んだ瞬間、マルセイユがその素晴らしい視力を使って俺から離脱。 首に巻き付いた手が離れた瞬間、左手を前にその足を顔面ギリギリで受け止める。 マルセイユ「ナイスキック、マティルダ!」グゥレイト! 俺「ハッハ、今日もばっちりだな!」 マティルダ「ふん、今日はマミが当番だ。早くしろ」 俺「扶桑料理か!……マミはまだ訓練期間か?」 ペットゲン「…俺、ちょっと……」 振り向きざまに見たライーサの顔は、…なるほど。 俺「ご相談なら何なりと…お嬢さん」 紳士とは、女の子達の願いを叶えてこそ輝くものだ。 ―――――――――――――――――――――――― ――――――お昼休憩 帰ってきた俺達の話す今日の戦闘を聞きながら、加東は漬物をかじる。 稲垣と氷野兵曹ら扶桑の整備兵達が漬けた物で誠に美味。扶桑最高。 両隣では俺とマルセイユがまた戦果を競いながら、もっさもっさとご飯をかきこんでいる。 加東「今日もハイスコアね…よろしい」モクモク 俺「今の所俺が一歩リードだ。今度こそ引き分けかァ?」モギュモギュ マルセイユ「ふふん、私は午後だって出撃だぞ?まだ勝ちは譲らないさ」モグモグ 稲垣「あ、おかわり要りますか?」 俺・マルセ「「頼む!」」 競争競争競争。俺が来て早3週間。二人が勝負と言わない日は無かった様に思う。 どっらがご飯を早く食べ終えるか、どっちが多く腹筋出来るか、シャワー終わりの牛乳をどっちが早く飲み干すか… ちなみに戦闘に置いてはマルセイユがリードしている。まあ、俺もしっかりと報告すれば同じ位だと思うのだが。 味噌汁を飲みながら、またご飯をかきこむ二人に注意を施す。 加東「腹八分にしときなさいよ?まったく食べれば良いってもんじゃないの!」 俺「腹が減っては戦は出来ぬってな!それにうまいから仕方ない!」モッシャモッシャ ペットゲン「ティナもだよ?この前みたいに食べ過ぎで戦闘不能なんてやめてね」 マルセイユ「…分かってるよ。もう一杯」 ―――――――――――――――――― ―――――――――――――――― お昼寝ほど心地の良いものはなかなか無いと思う。たくさん食べて、その後少しのお休みを使って椰子の木の陰に寝転ぶ。 カトーが『食べた後すぐに寝ると牛になる』と言っていたが、虎だし心配ないだろう。 寝転べば、すっと眠りの泥に沈んでいく。少し暑いが風で汗が冷やされて気持ちがいい。そのまま意識はぬるい底なしの泥に沈んで落ちていった。 マルセイユ「えいっ」ピト 俺「……んお?」パチッ 椰子の木陰に寝転んでいた俺の頬に瓶を当てる。泥みたいに動かなかったから少し心配したが杞憂に終わったようだ。 もそもそと起き上がると大口を開けて伸びながらあくびをした。猫かコイツは…ああ、虎か。 俺「ふぁ~~…ゔぅー……中尉?どうした?」ゴキゴキ マルセイユ「牛乳。マティルダから貰った」ポイ 二つ持っていた内の一つを投げ渡し、隣に腰掛ける。 ちょっと冷えた蓋付きの牛乳瓶。嬉しそうに俺が瓶を眺める。 俺「おーあんがとよ。………なあ、アレある?千枚通し」 マルセイユ「そんなものない」 俺「……あれなきゃ開けらんねぇんだよ」 マルセイユ「…女のはいじり慣れてる癖にか?」 俺「お前の口からその言葉が出るとは思わなんだ……あっ」どぶっ 俺「オゥ…指入んねぇ…蓋取ってくれ中尉」 マルセイユ「本当に駄目なんだな…ほら」 俺「ありがとよ。あ、指濡れちまったな」ハシ ベロン マルセイユ「~~~~ッ!?」 俺「うん、うまい」 マルセイユ「………馬鹿か」 赤くなったマルセイユの反応を楽しみながら、ぐいっと牛乳を飲む。 ここに来てからほぼ毎日飲んでいるが、飽きないおいしさは素晴らしい。 俺「ハッハ、猫舌はこういう時便利なのさ。欠点はアイスキャンディーがすぐ無くなっちまうトコぐれぇだな」ニシシ マルセイユ「…今度目の前でゆっくり食べてやる」チビチビ 俺「半分ぐらいもらうからな」グビグビ マルセイユ「ハン、ジェラートでも食ってろ」 俺「お、じゃあ休暇が被ったらロマーニャ行くか?俺の庭だぜ?」 マルセイユ「時間があったらな」 俺「決まりだな…………さて、行くか」ザッ 牛乳を一気に飲み干し立ち上がる。この行動が示す事は唯一つ マルセイユ「来たか…便利な耳だな。瓶はちゃんと木箱に入れろよ!」タタッ 俺「あ!待てコラ!今日は俺が勝たせてもらうからな!!」ダダッ 木陰からマルセイユが飛び去る。一歩遅れて俺も駆け出した。 テーブルを横切ると書類を書きながらサンドウィッチを食べるカトーから今日の予定が飛ばされる。 加東「俺!2時頃にコンテナ届くからよろしく!!」 俺「あいよ!!」 雑用は大変だ。素早く敬礼し、俺はハンガーへ駆けだした。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 俺「月の~沙漠を~はぁーるーばるとォー」フンフン 稲垣「旅のーラクダがー行きーましたー……お上手ですね」 俺「マミの方が上手さ。やっぱかわいい子が歌った方がいいなァ」 二人でコンテナを運びながら歩く。稲垣が一つ、俺も一つ。ちなみに俺は二つ持って行こうとしていたので稲垣が渾身の力で止めた。 稲垣「俺さんはこの後水浴びですか?」 俺「ハッハ、水浴びは最後だ。この後はマミと洗濯だぜ?」ニシシ 稲垣「忘れてなかったみたいですね」ニパ 俺「ハハー、当然だろ?さ、早く運ぼうぜ!」 稲垣「はい!」タタッ ―――――――――――――――――――――――― ―――――3時近く 洗濯 ざぶざぶ 俺「あ、これボタン取れそうだな…ゆっくり着ろっての、まったく」ジャブジャブ 稲垣「…なんでこんな普通に洗ってるんですか……」ザブザブ 俺「いやだって…見慣れてるし? あ、カトーの奴コーヒーこぼしやがった」シミヌキット 稲垣「ヒモ?ってすごいんですね」 俺「まあなー養ってもらって女の子と遊べて、最高だ! その代わりに掃除洗濯家事のあらゆる全てをこなし、なおかつ相手が好きな俺を保たなくちゃあならないけどな。まっ楽勝だけど」フンス 稲垣「わぁ…すごいんですね……!」キラキラ 俺「ハッハ、マミは正直だな!中尉に『ヒモのなり方』を教えてやった時には怒られたもんだぜ!」 稲垣「え?…そう言えば最初からマルセイユ中尉と知り合いだったみたいですけど、いつ会ったんですか?」 俺「ダイナモ作戦の時さ。あいつの部隊の支援に行った時に少し話したんだよ」 稲垣「それだけですか?」 俺「おう。いつか隣を飛べるようになるといいな、って言って別れたんだ。少しだったが、面白い奴だってのは分かったなァ」 稲垣「やっぱりマルセイユさんはすごいんですね…」 俺「ハッハ、信念を持った奴は面白いんだよ……マミ、訓練は辛いか」 稲垣「―――ッ!?い、いえ!全然平気です!むしろもっと頑張らないと、皆さんに……その、ご迷惑を…」 次第に声が小さくなる。無理もないだろう。たった14歳で戦場に来たのだ。 それも周りはみんな実力者。親しくなった者もいつ死んでしまうか分からない… きっとここで話を終わらせてしまえばそこまで。だが、それはこの子の意思ではないだろう。一声、それだけでいいんだ。 俺「マミ」 洗っていた手を止めて、彼女の潤んだ瞳を見詰めた。 稲垣「…………私は、皆さんより弱いんです」 ぽつりと心の内がこぼれ出す。 俺「ああ、そうだな」 稲垣「…私も、出撃した事はあります。でも、いつも迷惑をかけてしまって」 稲垣「情けないんです。力があるのに、訓練してるのに、全然追いつかなくて……」 稲垣「…分かってはいるんです。ケイさんにも言われたし、まだ、追いつけないって」 稲垣「才能があるって言われても、なんだか……不安で…もしかしたら騙されてるんじゃないかって」 稲垣「……あの、俺さんは、どうして戦うんですか?別の道だってたくさんあったのに…」 俺「やりたかったからだ」 稲垣「………え?」 俺「俺は、俺の進みたい道を選んできた。それだけだ」 稲垣「え、その…その力が、ウィッチの力があるからじゃないんですか?」 俺「守りたいものがあったから、力を手に入れたんだ。仕方なくやってるんじゃねえよ」 俺「…誰に言われたか知らねえけどよ、まあ確かにヒモやってた方が楽だし、レーサーやってた方が女も金も手に入るぜ? でもよ、それじゃ女の子を守れねえんだ」 稲垣「でも!…自分が死ぬかも知れないんですよ!?誰かを…失うかも知れないんですよ?それなのに、どうして―――」 俺「まったくもってその通り!…だがな、俺は手前の魂に嘘を吐きたくねえ!」 稲垣「―――――ッ」 俺「…それに、この力が無くたって俺は戦いに飛び込んだぜ?マミ、お前は違うのか?」 稲垣「なんで、そんなに…」 俺「後悔なんざしたかねぇんだよ、俺はな」 稲垣「……俺さんは、まっすぐでかっこいいです…」ポロポロ 俺「…」ポムポム 稲垣「いつも、考えてたんです…この力が無ければ、幸せだったんじゃないかって」グスグス 俺「…俺はな、いつも幸せだよ」ポムポム 俺「俺は全力全開で生きて来た。今もそうだ。その生き方しか知らねえしな」 俺「一つの場所に留まるのが嫌だった。だから走って来たんだ」 俺「…確かにその力はお前の意思じゃなかったかもしれない。でもよ、ここに来たのはお前の意思じゃねえのか?」 稲垣「…私は…まだまだですね」 俺「お前は俺達アフリカの仲間なんだぜ?だから、転んだっていいんだ。焦らなくてもお前は、お前の強さに向かって進んでる」 稲垣「はいッ…」 俺「ハッハ、それでいい。一人前になるまでは俺達が守ってやる。 …力があるから戦うんじゃない、信念を、何かをもって、何かの為に戦ってんだ。マミだってもってんだろ?」ナデナデ 稲垣「…はいっ」(大きい手…何だろう、お父さん?ううん、私の知らない……) 稲垣「俺さんの手は大きいですね」 俺「おう。なんでも掴めるぞ?」ワシャワシャ 稲垣「いなかったから分からなかったんですけど……」 俺「おう?」 稲垣「俺さんって、お兄ちゃんみたいです」ニコ 俺「は……ハッハ、そうだなァ」ワシャワシャ 稲垣「うー…そんなにやらなくても良いじゃないですか」ブー 俺「ハハ、これだけ言えれば元気だな。みんな心配してたんだぜ?特にライーサがな」 稲垣「あははやっぱり…ごめんねライーサ…」 俺「ハッハッハ、大丈夫だ!うまい飯食って寝れば明日になる。だろ?」 稲垣「ふふっ、俺さんはやっぱりカッコいいです」 俺「かわい子ちゃんの悩みを聞いて、解決して差し上げるのも紳士のたしなみだぜ? それにごちゃごちゃ考えるのが嫌なだけだ。さ、みんな待ってるぜ」 洗濯終了!と言うと俺が桶を抱えて立ちあがる。洗濯のものは全て綺麗に洗ってあった。 稲垣「俺さん、私が持ちます!」 俺「おう、頼んだぜマミ」ヒョイ 稲垣「っとと、…えへへ、今日のご飯は何でしょうね?」 俺「俺は肉がいいな~たまにはがっつり行きたいもんだ」 稲垣「じゃあ、お肉が届いたらみんなで食べましょう。炊事班の皆さんと頑張りますからね!」 俺「ハッハ、楽しみにしてるぜ」ナデナデ 稲垣「おいしいご飯は任せてください」ニコ 俺「任せた。さ、早く戻らないと炊事班の奴等にどやされちまう」ザッザ 稲垣「あ……はい!」タタッ 先行く大きな背中を追いかけるように、稲垣は走る。手に抱えた桶の重さを感じながら、俺の隣に並んだ。 その日見た景色は、どことなく故郷、扶桑の梅雨明けにも似た爽やかさを孕んでいるように感じ、 稲垣はふっと笑った。 ―――――――――――――――――――――――――――――― ――――――――――― 「新型ストライカーねぇ……」 「今度こそ駄目か?」 「そこまで言うなら使って安全を確かめてみろ、だそうだ。実験はそっちでやれば良いだろうに」ギリ 「事故が多いと聞くからな…それにあの子の意見も尊重したかったがなぁ……」 「祈るしか無かろう。何もない事、何も失わない事…」 「壊したらどやされるかね?」ハッハッハ 「報告書も提出だ。馬鹿馬鹿しい…契約書まであるんだぞ?」 「死ねと言ってる様な物だな。確かにエースが履いて、成果を出せば評価は良くなるだろうが…」 「今まで散々突っぱねて来たお釣りが来たんだろ。諦めなかった執念だけは認めてやる」バサッ 「だからと言ってどう説明すればいいのだ!?」バンッ 「もう逃げられん。それに今から呼んで説明しなければ間に合わない」 「そうだな。おい!彼女を、マルセイユ中尉をここに。話があると」 「はっ」ザッザッ 「あとおやつもあるって!頼むぞ!」 右に座す男が拳を握りしめ、怒りに震える手を落ち着ける。 ぎりりと歯を合わせる音が天幕に響いた。 「我が輩の、失態だ」 「お前の所為じゃないさ…ここにいる全員が共犯者だ」 次へ ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/niseweb_exvsmb/pages/93.html
エールストライク ソードストライク ランチャーストライク ストライク+I.W.S.P. 正式名称:GAT-X105 AQM/E-M1 STRIKE GUNDAM + I.W.S.P. パイロット:キラ・ヤマト(C.E.71) コスト:2000 耐久力:580 変形:× 換装:○ 射撃 名称 弾数 威力 備考 メイン射撃 ガトリング 45 12~123 15連射可能なガトリング 格闘CS メビウス・ゼロ 呼出 - 152 突撃しながら一斉射撃 サブ射撃 レールガン 2 130 銃口補正・弾速・誘導が優秀 特殊格闘 ビームブーメラン 1 35~67 スタン時間が長い レバーN特殊射撃 ストライカーパック換装 - - エールに換装 レバー右特殊射撃 ソードに換装 レバー左特殊射撃 ランチャーに換装 格闘 動作 入力 威力 備考 通常格闘 横薙ぎ→突き→サマーソルト→斬り抜け NNNN 228 前格闘 挟み斬り 斬り払い 前 131 横格闘 袈裟斬り 斬り上げ→斬り抜け→オーバーヘッドキック 横NN 194 後格闘 斬り上げ→叩き斬り 後N 154 派生 斬り上げ 後 141 BD格闘 斬り抜け BD中前 80 バーストアタック 威力 備考 覚醒技 ストライカーパック換装コンボ 282273268 解説 攻略 射撃武器 【メイン射撃】ガトリング砲 [撃ち切りリロード 5秒/60発][属性 実弾][よろけ][ダウン値 3.0(0.3×10)][補正率 50%(-5%×15)] 15連射可能なガトリング。1タップで5連射、4ヒットよろけ。サブ・特格・特射にキャンセル可能。 【サブ射撃】115mmレールガン [撃ち切りリロード 5秒/2発][属性 実弾][ダウン][ダウン値 2.0(1.0×2)][補正率 70%(-15%×2)] 肩部に装備した2門のレールガンで砲撃する。 キャンセル時は80ダメージに低下する。 【特殊格闘】ビームブーメラン [戻りリロード 1秒/1発][属性 強投擲][上書スタン][ダウン値 0.8][補正率 90%] スタン時間は2秒と若干長め。 【格闘CS】メビウス・ゼロ 呼出 [チャージ時間 3秒][属性 実弾][よろけ][ダウン値 2.5(0.5/2.0(0.1×4×5))×2][補正率 75%(-5%/-20%(-1%×4×5))×2] 「こちらキラ・ヤマト、援護をお願いします!」 メビウス・ゼロが自機の右側に出現し、前進しながらリニアガンとガンバレルの一斉射撃を2セット行う。 レールガン部分40ダメージ、ガンバレル部分2ダメージ(4連装×5連射)。特射にキャンセル可能。 【特殊射撃】ストライカーパック換装 [時間リロード 15秒/100カウント][クールタイム 12秒][発動時間 15秒] ストライカーパックを換装する。それぞれ換装先のメインにキャンセル可能。 レバーNでエール、レバー右でソード、レバー左でランチャーに換装する。 他形態と異なりI.W.S.P.は空換装できず、レバー後入力はエールに換装する。 換装した時点でI.W.S.P.のカウントが止まり、クールタイムを挟んでからリロードが開始される。 時間切れによる強制解除では「I.W.S.P.に換装する直前の形態」に戻る。 格闘 【通常格闘】横薙ぎ→突き→サマーソルト→斬り抜け [発生 ][判定 ][伸び .] 横薙ぎ→突き→サマーソルト→斬り抜けの4段格闘。4段目に視点変更あり。 通常格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 横薙ぎ 75(80%) 75(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 突き 131(65%) 70(-15%) 2.0 0.3 スタン ┗3段目 蹴り上げ 183(53%) 80(-12%) 2.3 0.3 ダウン ┗4段目 斬り抜け 228(41%) 30(-4%)×3 3.2 0.3×3 縦回転ダウン 【前格闘】挟み斬り→開き斬り [発生 ][判定 ][伸び .] 二刀流で挟み斬り→開き斬りの2段格闘。2段目に視点変更あり。 前格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 挟み斬り 76(80%) 40(-10%)×2 1.7 0.85×2 ダウン 斬り払い 131(60%) 7(-2%)×10 2.7 0.1×10 ダウン 【横格闘】逆袈裟斬り 斬り上げ→斬り抜け→オーバーヘッドキック [発生 ][判定 ][伸び .] 右逆袈裟斬り 左斬り上げ→回転斬り抜け→オーバーヘッドキックの3段4ヒット格闘。2段目から視点変更あり 横格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 逆袈裟斬り 40(90%) 40(-10%) 1.5 1.5 よろけ 斬り上げ 76(80%) 40(-10%) 1.8 0.3 ダウン ┗2段目 斬り抜け 140(60%) 80(-20%) 2.3 0.5 縦回転ダウン ┗3段目 蹴り落とし 194(50%) 90(-10%) 3.3 1.0 叩きつけ 【後格闘】斬り上げ→斬り上げ [発生 ][判定 ][伸び .] 視点変更あり。 後格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 斬り上げ 85(80%) 85(-20%) 1.7 1.7 浮よろけ ┣2段目 叩きつけ 154(64%) 45(-8%)×2 2.7 0.5×2 バウンド ┗放置派生 斬り上げ 141(60%) 70(-20%) 3.0 2.3 ダウン 【BD格闘】斬り抜け [発生 ][判定 ][伸び .] スタン属性の斬り抜け単発格闘。視点変更あり。 BD格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 1段目 斬り抜け 80(80%) 2.0 スタン バーストアタック ストライカーパック換装コンボ バーストアタック 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 1段目 A斬り払い 95/90/90(80%) 90(-20%) 0 ダウン 2段目 L押しつけ 121/114/114(75%) 30(-5%) 掴み L零距離射撃 166/164/159(70%) 60(-5%) ダウン 3段目 S斬り抜け 218/213/208(60%) 70(-10%) スタン 4段目 I回転斬り 250/243/238(50%) 50(-10%) よろけ I斬り払い 282/273/268(%) 60(-%) 10 ダウン コンボ ( はステップ、≫はブーストダッシュ、→はそのままキャンセル) 入力 威力 備考 射撃始動 メイン×17 129 メイン×5→サブ≫サブ 176 2発目のサブは不安定 メイン×5→特格≫サブ≫サブ 215 メイン×5→特格≫後 171 メイン×5→特格≫後N 177 メイン×10→サブ 137 メイン×10→特格≫サブ 167 サブ≫サブ 222 主力。射撃コンボで200↑。非強制ダウン 特格≫メイン×14 137 特格≫サブ≫サブ 221 主力 特格≫NNN サブ 252 主力 特格≫NNNN サブ 263 サブが片方ヒットだと253 特格≫後 サブ 227 特格≫後N サブ 244 主力 N格闘始動 前格闘始動 横格闘始動 横(1) NNN サブ 255 主力。打ち上げダウン 横(1) NNNN サブ 277 横(1) 横N サブ 219 高高度打ち上げダウン 横(2) NNN サブ 258 N格出し切りで241 横N サブ≫サブ 258 横N NNN サブ 251 N格出し切りで240 後格闘始動 BD格闘始動 BD格 NNN サブ 262 BD格 NNNN 245 BD格 後 サブ 242 BD格 後N サブ 257 覚醒中限定 F/S/E サブ≫(覚醒)サブ≫サブ 265/293/265 主力。S覚中のキャンセル連射で231 特格≫サブ≫(覚醒)サブ≫サブ 274 主力。S覚中のキャンセル連射で236 F覚醒中限定 覚醒 Fバースト 攻撃補正105% 防御補正100% Sバースト 攻撃補正110% 防御補正100% Eバースト 攻撃補正100% 防御補正115% 外部リンク したらば掲示板 - ストライクガンダム Part.1 したらば掲示板 - ストライクガンダム Part.2 したらば掲示板 - ストライクガンダム Part.3 したらば掲示板 - ストライクガンダム Part.4
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1684.html
前回までの簡単な粗筋 お姉ちゃん「ジェットSUGEEEE!!」 翌日、滑走路脇 朝食を済ませた後、昨日と同じように滑走路脇に行ってみた。 ジェットストライカーとレシプロストライカーの比較試験で、最後に最高速度で勝負をするらしい。 マリオ「もう賭けはしないのか…」 マリオが愚痴る。 昨日まではジェットとレシプロのどちらが勝つか、賭けをしている光景がチラホラと見えたが 僕「さすがにあんな結果じゃあなぁ…」 昨日の結果を思い出して言う。上昇、搭載量ともにジェットが圧勝しているので 大穴狙いでは無い限り賭けにならないと、ここにいる全員が判断したのだろう。 空中に目を凝らすと、シャーリーとバルクホルン大尉が並んで空中停止しているのが見えた。 マリオ「そろそろだな」 先任が持ってきたラジオの電源を入れた。 ウィッチの無線内容が聞けるように改造してあるらしい。 よ~い、ドーン! フランチェスカ少尉が号砲役のようだ。シャーリーが急加速して先行したのが飛行機雲で確認できる。 マリオ「ん?なんで怪力大尉は止まってんだ?」 先任が双眼鏡を覗いたまま言う。確かにまだ空中で静止したままの影があった。 あれ?バルクホルン~?どーん、どーんだってばー 少尉が何度も旗を振っているようだが大尉は静止したままだ。 マリオ「フン、余裕だな。そんなに自信があるのかよ」 無線を聞いた先任が鼻で笑った。 僕は何も言わずに空を見続ける。前回、前々回で大差を付けて勝っているのだ。 あれだけ先行されても追いつけると踏んだのだろう。 ウ゛ニャー! バルクホルン大尉がスタートしたのと同時に フランチェスカ少尉が猫のような叫び声とともに飛ばされるのが見えた。 大尉が先行しているシャーリーに一気に追いつき、そのまま抜かしていく。 あ、あたしがスピードで負けるなんて… ラジオからシャーリーの信じられないと言わんばかりの声が聞こえた。 僕「あれは賭けにならんわ…」 マリオ「仕事するか…」 無線の内容と飛行機雲で僕と先任は揃って肩を落とした。すごすごと片付ける準備を始める。 ん?何だ? 無線機の電源を切ろうとしたところで手が止まった。後ろを振り返って空を見る。 急上昇した後、針金を捩るような飛行機雲を描き海面へ急降下する影が見えた。 マリオ「やばくない?」 その影は引き上げをする間もなく海面に小さな水柱を立ててぶつかった。 僕「救難隊!墜落したぞ!」 僕が叫ぶよりも早く救難隊の屈強な男達が内火艇に飛び乗り エンジンを高鳴らせて大尉が墜落した地点へ走っていった。 マリオ「僕中尉!大尉が戻ってくる前にヴィルケ中佐からストライカーの 整備マニュアルと諸元表、ありったけの関係資料を貰ってこい!急げ!」 先任がすぐさま指示を出した。借り物のジェットストライカーの問題点を探る為だろう。 僕「了解!」 僕は中佐がいる場所へ走っていった。 格納庫の休憩所 マリオ「ジェットストライカーの使用禁止ねぇ…」 先任が諸元表のページを捲りながら1人愚痴る。 僕「仕方ないだろ。試験飛行で墜落したんだし」 僕は自分で作ったココアを啜りながら答える。 あの時の煙草が最後の1本だったが シャーリーに『事故』のことを話したのもあって、わざわざ吸う必要も無くなった。 僕「でも、せっかく分解整備したってのに飛ばせないのは辛いな…」 マリオ「鎖で固ーく縛られてるしなぁ…」 大尉を海から引き上げた後、僕たちはジェットストライカーをパーツ1つ1つまで分解して真水で洗浄し 医者が使うようなライトでタービン1つ1つにヒビ割れがないか確認したが マリオ「タービンブレードを幾つか交換したけどそれ以外はきれいなモンだよな。 仕上げの試運転ぐらいしてもいいと思うけどなぁ」 それが出来なくて不満なのか、まだ愚痴り続ける。 僕「中佐がダメと言ったんだから仕方ないだろ。そのうち…」 言葉を続けようとしたが空襲のラッパで途切れた。 僕「さて、仕事するか」 マリオ「そうだな」 ウィッチが来る前にストライカーの発進ユニットを並べるのも僕達の大事な仕事だ。 急いで休憩室から飛び出しカタパルトを並べる作業に取り掛かる。 すでに他の整備兵の手で半分近くが並べられていた。 各々がカタパルトを並べ、載っていたストライカーの飛行前点検を行う。 僕の並べたカタパルトにはシャーリーのP-51が載っていたので、そいつの点検をする。 武装は武装担当の整備兵に任せた。 整備兵「武装異常ナシ!」 僕「ストライカー異常ナシ!飛行準備ヨシ!」 手信号と声で先任に伝える。「了解」の手信号が返ってきた。 すぐに反対側の扉からウィッチが駆けこんでくる。 シャーリーに「異常ナシ!」と手信号と声で伝えBARの予備弾倉を渡す。 僕「土産に1機頼むよ!」 シャーリー「ああ、任しとけ!」 お互いに軽口を叩いてシャーリーが手を振って出撃して行った。 格納庫の入口から5つの弾丸が飛び出してゆく。手を振って見送りながら勇ましさに見惚れていると マリオ「おめぇらボケッとしてんな!次を並べるぞ!」 先任が怒鳴った。防衛戦が突破された時に備えて、残りを並べるのも僕達の仕事だ。 僕「了解!」 急いで残りのユニットを並べる作業に取り掛かった。 防空壕 じっとしてろよ…… 残りのストライカー発進ユニットを並べた後、狭い防空壕で改造ラジオでウィッチの無線内容を聞く。 無線内容を傍受出来るスグレモノだが1個しかないので 整備兵全員がラジオの前で寄って集って聞く事になる。恐ろしく暑苦しい。 マリオ「押されてるな…」 隣の先任がこぼす。 最初はサッカーのラジオ中継を聞いているかのごとく、かなり盛り上がっていたが 劣勢になるに連れて徐々に応援の声が小さくなっていった。 シャーリーが苦戦している!至急、応援を! リーネさん、宮藤さん! はい! ミーナ「宮藤軍曹、ビショップ兵曹を出撃させます。整備中隊は出撃準備に取り掛かってください」 無線の後で中佐の命令が隅のほうにあるスピーカーから聞こえた。 マリオ「よっしゃ、仕事すんぞ!僕中尉と後2人、最終点検だ!」 先任が宮藤&リネットペアの出撃命令を聞いて嬉しそうに言った。 僕「了解!」 整備兵A B「Yes,Boss!」 僕達は防空壕から飛び出して、既に引き出しておいたゼロとスピットの最終点検に入った。 受け持ちのゼロの最終点検を行う。手際よく各部の外観確認。 以前いた部隊で仕込まれているので、ものの1分程度で確認を終える。異常ナシ。 武装確認。九九式二号二型改13mm機関銃を引っ張り出して外観の確認と 安全装置が効いているか見る。ちゃんと効いていた。弾倉を叩き込む。 予備弾倉も用意して、最終点検と飛行準備完了。 僕「異常ナシ!準備ヨシ!」 先程と同じように頭の上で丸印を作って伝える。 マリオ「了解!」 ちょうど良く宮藤、ビショップ曹長が駆けこんできた。 ストライカーに飛び込み耳と尻尾が生えたところで機関銃の予備弾倉を渡す。 僕「頑張れよ!」 宮藤「はい!」 宮藤が元気よく答えて発進しようとした時 バルクホルン「お前たちの足では間に合わん!」 格納庫の正面に大尉が立っていた。 リーネ「命令違反です、大尉!」 バルクホルン「今あいつを助けるにはこれしかないんだ!」 魔力の消耗がまだ完全に回復していないらしい。 耳と尻尾を生やした大尉が忠告を無視して発進ユニットにフラつきながらも近づき ジェットストライカーを縛る鎖に手をかける。 固有魔法の怪力で千切ろうとしたが バルクホルン「…え?」 鍵の開く音で大尉が拍子抜けした声を上げた。 張力の無くなった鎖がその場にバラバラと音を立てて落ちる。 マリオ「…こりゃあ始末書ものだよなー、僕技術中尉殿?」 僕「…僕達2人で、か」 先任が取り外した南京錠を手のひらで弄びながらユニットの裏から出てきた。 ニヤつく意図を何となく察し、苦笑して答える。 僕「独断で飛行禁止のジェットストライカーを『試運転』、か」 マリオ「中佐に撃たれるかもな……あ、お前らはこいつの飛行前点検しとけよー」 ボーリングのピンよろしく、事の成り行きを見守っていた 整備兵2人にいつもと変わらぬ口調で指示を出す。あたふたと動き出した。 宮藤「バルクホルンさんはまだ体調が回復していないんですよ!」 マリオ「鎖を千切ってでも飛ぼうとしただろう?止めようとしても、あんな怪力を俺らじゃ止めらんないよ」 宮藤の反論に肩を竦めて答えた。 バルクホルン「お前たち、私の無断出撃を庇うのか…?」 僕「大尉、これは無断出撃じゃありませんよ。無断『試運転』です。 事後処理は僕達で何とかしときますので、安心して下さい」 無断で出撃しようとしたはずの大尉が心配そうに尋ねるが、僕は『試運転』のくだりを強めしてに答えた。 整備兵A B「異常ナシ!準備ヨシ!いつでも飛べます!」 最終点検を終了した整備兵が伝える。 不敵な笑みを浮かべ舞台役者のような口調で言う。 マリオ「ゲルトルート・バルクホルン大尉殿、舞台の準備が出来ました。いつでもご出撃を。 あと、始末書の作成も我々の仕事であります」 バルクホルン「本当にすまないな…」 それだけを呟くと大尉はストライカーに飛び込み暖気運転を始めた。 魔力の供給が安定していないのか、咳き込むようにして回り始める。 バルクホルン「クソッ…」 マリオ「パッと行って、ダダっと叩いて、とっと帰って来りゃあいいんですよ。 だけどヤバイと思ったらすぐに戻ってください」 大尉の横で先任が気楽に言う。 不規則だったタービンの回転が少しずつ安定してくる。弱々しかった吸気音が迫力を増す。 僕「君たちもエンジン回しとけよ」 すぐ隣りにいる宮藤に耳打ちすると 宮藤「は、はい!」 慌てて暖気を再開した。リーネも暖気を再開する。 次第に掃除機の吸気音を思い切り暴力的にした轟音になる。 バルクホルン「バルクホルン機、出るぞ!」 回転数を最大まで上げたジェットストライカーを履き、バケモノを撃ち殺す銀の弾丸が飛び出していった。 遅れて宮藤、リーネがそれに追従していく。 3人が出撃していくと、とたんに格納庫が静かになった。がらんどうの格納庫に声が響く。 マリオ「さて、俺らはウィッチが帰ってくる前に、防空壕で始末書の内容を考える作業に移りますか」 僕「何枚書くんだろうなぁ」 マリオ「枚数のこともゆっくり考えようぜ。あと実況中継も聞きたいしな」 3つの弾丸を見送り、並んで防空壕へ向かう。 僕「そうだな。おーい、そこの2人も戻るぞー」 見送ったままの整備兵2人にも声を掛ける。慌てて駆けつけてきた。 整備兵A「あんなこと言ってましたけど、本当に大丈夫なんですか?」 マリオ「心配すんなって。俺らは精精これくらいしか出来ないんだ。 間違っていたかどうかなんて中佐に任せりゃいい」 僕「君らは僕達の指示を受けてやったとだけ言えばいい。 営倉行きは僕とここの責任者のマリオだけさ」 整備兵の不安を僕と先任が紛らわすように言う。防空壕に通じる扉を開けた。 扉を開くと幾対もの不安げな視線が僕達を刺してくる。 マリオ「俺たち整備中隊はやれるだけのことをした。 あとはオフェンスに任せてバケモノ退治の中継でも聞こうぜ」 視線を受け流すようにして言い、マリオがラジオへ近づいてボリュームを上げた。 また分かれた!? ネウロイが分裂してからかなり時間が経っている。 いくらレシプロはジェットよりも魔力の消費量が少なくとも、無限大に存在しているほど都合は良くない。 僕「まだ着かないか…?」 懐中時計を見て焦りを押さえるように呟く。 ヤバイ、挟まれた! マズったか。 思わず奥歯を噛み締めようと力を込めた瞬間に 突然ラジオのスピーカーから聞きなれない連続した爆発音が聞こえた。 ラジオの前にいる整備兵が固まる。 間を置いて、さらに先程とよく似た爆発音が聞こえる。 バルクホルン!? 何とか間に合ったらしい。他人に見つからないようにして胸を撫で下ろす。 大尉の到着と、ネウロイを撫で斬るような撃墜を聞いて周りが一気に沸き立った。 バルクホルンめ…無茶しおって… 「ヒャッハー、やりやがった!」 「お姉ちゃん大尉すげぇ!」 ネウロイの撃墜確認の無線を聞いてより一層盛り上がるが おい、どうなってる?バルクホルンのスピードが落ちないぞ!? ジェットストライカーが暴走しているんだ! このままだと魔法力を吸いつくされるぞ! ジェットストライカーの暴走を聞いて、急激に休憩室の温度が下がった。一瞬で静まり返る。 最悪の事態を考えたのか、先任が僕の肩に手をかけた。振り向いて答えようとしたが 僕「……まだ追いつける」 搾り出すようにしてそれだけを言う。 音速に取り憑かれたウィッチがいる。 諦めるな、と僕にもう一度チャンスをくれたあいつが。 シャーリーさん! 了解! 打って変わったように全員が息を飲んで無線を聞く。 僕はただ祈る。 追いつけ追いつけ追いつけ追いつけ追いつけ…… クっ… やはり、レシプロはジェットに勝てないのか。拳を固めて近くの石壁を殴り、僕は叫んだ。 くそったれぇぇぇぇ!! 僕「行っけぇぇぇぇぇシャァァァーーリィィィィーー!!」 ラジオから聞こえるシャーリーの絶叫と僕の絶叫が重なる。 もう恥も外聞も無い。拳を振り回し渾然一体となって 狭い防空壕の中が酸欠にならんばかりに空気を吸い込んで僕は叫んだ。 僕「追いつけぇぇぇぇぇ!!」 マリオ「うぉぉぉぉぉぉぉ!いっけぇぇぇぇぇぇ!!!」 「にがすんじゃねぇぇぇぇぞぉぉぉぉぉっっ!!!!」 周りの整備兵も訳の分からない雄叫びを上げて、ネウロイ撃墜の時よりも防空壕の中に響き渡る。 ……ドォン…ザー 突然ラジオから遠雷のような音がして、僕を含めた野郎どもの雄叫びが止んだ。 空電のような音がスピーカーから鳴る。 マリオ「何があった!?」 マリオがラジオにとりついてチューナーを弄る。 しばらくすると、安定してきたのか空電が小さくなった。 …ザー…あ~!ソレあたしの、あたしの~! 永遠のように長かった空電の音が少しずつ小さくなり フランチェスカ少尉の何故か不満そうな声がラジオから聞こえた。 バルクホルンの無事を確認した。全員、帰投するぞ 「「「「「Yeaaaaaaaah!!!!!」」」」」 大尉の無事を確認した坂本少佐の帰投宣言がラジオから聞こえると 整備兵の歓喜の声がまた上がった。 マリオ「さぁ、ウィッチが帰ってくる前にお出迎えの準備だ!急げ!」 「「「「Yes,Boss!!」」」」 先任の一声で整備中隊の面々が一斉に答える。全員が滑走路に向けて走りだした。 マリオ「ほれ、ボケッとしてなさんな。愛しの大尉殿が帰ってくるぞ」 僕「わかったから、いちいちそれを言うな!」 放心しているとマリオに茶化された。顔を真っ赤にして答える。 始末書のことは後でゆっくり考えよう。 今はシャーリーに思い切り手を振って出迎えようと、僕も防空壕の出口へ走っていった。 第5話『買物』に続く
https://w.atwiki.jp/renst/pages/746.html
ライフバード 種類:オペレーション カテゴリ:アーステクノロジー 必要パワー:2 追加条件:なし テキスト: ※常駐 カテゴリにETを持つ自軍ユニットがストライクしてダメージを与えたとき、自軍捨札からSユニットのカードを相手に1枚選ばせてもよい。そうしたとき、相手の選んだユニットカードを自分の手札に加える。 フレーバーテキスト 消えかかる命の元に、一秒でも早く届けるために―そのツールは翼を与えられた。 イラストレーター:PLEX(鈴木和也) レアリティ:ノーマル 作品:救急戦隊ゴーゴーファイブ 収録:七忍の炎陣 自販:パック 再録:クロスギャザー ザ・ファーストエンカウント スターター(10人ライダー) カード評価 ETのユニットがストライクすると捨札からSユニットを1枚持って来ることが出来る常駐オペレーション。ストライカーのナンバーに5が多いETだが、ボウケンシルバー(2nd)やバルイーグル(2nd)など条件を満たせば5番目に並ばなくともストライク出来るユニットが増えてきたので使い勝手はそこまで悪くない。サイズを問わないのでLユニットを使うデッキでも使える。 ダメージを与えなければ効果が発動しないので、ストライクを行ってもファイブテクターなどで防がれた場合は当然この効果も発動しない。 特徴「仮面ライダー」を中心としたデッキに組み込むことで、速攻でパワーゾーンに置いたモモタロスを捨札にして特徴「仮面ライダー」を持つETユニットでストライク⇒捨札にモモタロスしかいないので、これの効果で先程捨札にしたモモタロス確定回収⇒次のターンに再びパワーゾーンに、という循環を容易に作り出すことが出来るようになった。 ETを持つマルチカテゴリのユニット、ビーファイターカブトやレッドターボはETでありながらもう片方の色の並びでストライクできるため1ターンに2枚以上の回収が狙い易い。他のマルチカテゴリのカードにもロボタフやタクスでそれぞれの並び順にSPが付くようにすれば同じ事ができる。 手札に戻すカードを相手が決めるため手札に戻したいカードを戻せないということが難点だったが、ソルジャンヌと組み合わせることによって必要なカードを回収しやすくなった。 呉越同舟でETのカテゴリを追加されたユニットも効果の対象になる。 関連カード コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/renst/pages/236.html
タイガーレンジャー 種類:Sユニット カテゴリ:ワイルドビースト BP:500 SP:! 必要パワー:0 追加条件:なし CN:2 特徴:イエロー/男/忍者 テキスト: ※これは毎ターン、可能ならバトルエリアに出る。 【サーベルダガー】「SP1」 フレーバーテキスト 勝負は一瞬でついた。それは、音無き反撃の狼煙が上がった瞬間だった。 イラストレーター:森下直親 レアリティ:ノーマル 作品:恐竜戦隊ジュウレンジャー 収録:英雄の再誕 自販:パック 再録:リバイヴァ 自販:パック カード評価 WBで最も軽いストライカー。最速で2ターン目からストライクが狙える。WBの速攻能力の高さを体現するカード。他のカテゴリで必要パワーが0のストライカーであるブルーレーサーなどと比べると、WBがストライクを得意としているカテゴリということが一目でわかるだろう。 必ずバトルエリアに出なければいけないが、このカード自体速攻を目的としたカードなので問題はないだろう。 WBで唯一の忍者持ち。世界忍者戦を使うにはこのカードが必須となる。 関連カード 特徴「イエロー」関連 特徴「男」関連 特徴「忍者」関連 コメント ヤツデンワニを使えば1ターン目からストライクできる。 -- 名無しさん (2010-11-20 21 31 44) 久々に吹いたwww とりあえず1ターン目にストライクするまでの流れを書いてみてくれwww -- 名無しさん (2010-11-20 22 39 39) ヤツデンワニのテキストみればわかるのに何言ってんだ -- 名無しさん (2010-11-20 22 42 35) この手の速攻でよく言われるけど、1ターン目のストライクは相手のパワー加速をさせるだけなんだよな… -- 名無しさん (2010-11-20 22 50 15) パワーから溜め始める人も多いし、後攻1ターンなら使えるかも。パワーから効果を発揮するモモタロスやラジエッカーは早めにパワーに切ることも多いし。 -- 名無しさん (2010-11-20 23 35 02) 初手、WBを持つカードをコマンドチャージ、そのコマンドをホールドし、タイガーレンジャーをラッシュ。特徴「イエロー」を持つ自軍ユニットが場に出たので、パワー無視コマンド無視でヤツデンワニもラッシュ。 -- 桃 (2014-08-26 00 03 52) 名前 コメント