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あれから毎日喫茶店に通う 彼の名前は沢田だそうだ 胸元についている名札に書いてあった 今日もこれば彼の高い声が聞こえてくる 「いらっしゃいませ。今日もてくれたんですか?」 「うん、ちょうど休憩中でね」 「今日も珈琲ですか?」 「どうしようかな・・・ね、君のお勧めは何?」 「え?お勧め・・・ですか・・・・え・・・えーっと・・・」 「うん」 「暑いですし、雲雀さん珈琲好きみたいですし・・・冷カプチーノなんてどうですか?最近新しく出来たんです」 「うん、それでいいよ」 「はい、それじゃちょっと待っててくださいね」 昔は人が少ない窓側が好きだった でも今は彼が見えるカウンターが好き 彼の一瞬一瞬を目に焼き付けるようにいつも眺める 厨房の中は暑くておでこに張り付いた髪の毛を書き上げるしぐさ すべてが僕の興味を引いていく しばらくしてカウンターに先ほど言っていた冷カプチーノを持ってきた カウンターに置かれたカップの中には綺麗とはいえない描かれたハートの模様 「これ・・・・君が書いたの?」 「//は、はい・・・恥ずかしいです・・・形が崩れ崩れだ」 「いや・・・別に」 なんて可愛いことをしてくれるのだろうか・・・ よりによってハートだなんて・・・ 「それじゃ、ごゆっくりしていってくださいね」 一言いってこの場から去っていく彼の手を僕は何かにとりつかれたように腕をつかんでいた 「あ・・・ごめん・・・・」 「いえ、どうかしましたか?」 「・・・・」 「?」 「っ、明日・・・とかあいているかい?」 「明日・・・ですか?うーん・・・・ちょっと待っててください、店長に聞いてきますね」 パタパタと遠のいていく足音 自分は何を言っているのだろうか・・・・ 明日も自分は変わらず父の会社へいかなけれなならないというのに・・・ 「あの、明日あいてますよ。店長が休みくれるって」 「本当?」 まただ・・・僕は明日の会社のことなんか考えず日目の前の子のこの腕をつかんで聞き返している かって欲しかったオモチャを買ってもらえた子供のように 「はい」 「それじゃ・・・一緒に出かけようよ」 「あ、それいいですね。何処にいくんですか?」 「わからない。けど明日一緒にどこか行こう」 「いいですよ」 「それじゃ・・・待ち合わせは明日の朝9時のこのお店の前でいいかい?」 「はい、ぜんぜんいいですよ」 「それじゃ、まだ俺仕事あるんで」 「うん」 また遠のいていく背中を見ながらカプチーノを口に含む 苦さの中にある甘い味 今考えなければならないのは明日会社はどうするか・・・・ 考えるや否やポケットから携帯を取り出した 父の携帯に電話を掛ける 仕事中の中留守番センターに繋がる ブチリと切るとカウンターに置くとまた口の中に含んでいく まだ明日休みが取れるかもわからないのに 明日何処にいこうだとか お昼には何を食べようとか頭の中で想像する 人と何処へ行く予定をしてこんなに楽しいのも彼と出会ってからだ 白黒だった世界が一気にカラーになった気分だった 飲み終わったカップをそのままに携帯をポケットに戻してレジへ向かう 「220円です」 300円を出しておつりをもらって外へでる むっとした空気が頬をなで上げる 突然なる携帯 ポケットに手を突っ込んで開くと父親から 「はい」 『どうした、恭弥』 「明日、休みをいただけますか」 『あぁ、かまわんよ。何か予定か?』 「はい、ちょっと・・・・」 『そうか、あぁ今日も特にすることがない。別にそのまま帰っても構わんよ』 「はい」 電話の向こうで女性の声がする 『すまん、今忙しいんだ・・・それじゃな』 ぷつりと切れた後ツーツーツーと音が聞こえてきて携帯を閉じる 一度会社の駐車場へ戻るとバイクにまたがりヘルメットを被る 愛車のバイクをブルンブルンと音を鳴らして帰路へとついた 頭の中を占領するのは明日の事だけ 何をして、あの子を喜ばせてあげようか どうしたら喜んでくれるのかと・・・ 前 次 戻る -
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次の日有利はいつものようにグウェンダルの部屋にいく 中をのぞくと今は留守中だった 中に入って舞っていようと思ってソファーに座る それからしばらく時間がたってきて 有利がだんだんカクっと首を打ち始める やがてそのままパタンとソファーに倒れこみ眠りについてしまった 有利が寝てさほど時間がたたないうちにグウェンダルが部屋に戻ってくる ドアを開けて中を見るとソファーで規則正しい寝息を立てている有利を見て 顔が自然と笑顔になる 側によってそっと抱き上げるとベッドに移してやる ベッドにそっとおろすと顔の横に手を置くと有利の顔を見下ろす そっと唇を当てると有利は目を開ける いきなりのことで驚いていたようだがグウェンダルは有利の口内に舌を進入させる 「ん・・・ふ・・・・」 唇を離すと有利の目がトローンとしていた その姿はもう初々しいとゆうか・・・なんとゆうか・・・ グウェンダルはすぐにたってしまう・・・ 我慢が出来ずに自分の着ているシャツを脱ぐと地面にファサと落とす 「グウェンダル///」 グウェンダルは有利の制服に指をかけると手馴れた手つきでボタンをはずしていく 制服を脱がせるとそれも地面に落とす 次はポロシャツに手をかけるとボタンをはずしていく 前があらわになってしまった有利は恥ずかしそうに手で目を覆う 「隠さないで、ちゃんと見ろ」 有利の手をつかむと手の甲にキスをする その姿はもう王子様・・・・ 耳まで赤くしてしまっている有利にこうつぶやく 「有利、抱いてもいいか?」 「!!//////」 「いや・・・か?」 ブルブルブルと首を横に降る 「ありがとう」 そういうと有利のズボンにも手をかける 「そこはだめっ」 「何故だ?」 「恥ずかしいもん////」 「脱がないと出来ない」 「///////・・・・あまり見ないでね??」 「それは無理だな」 「何でさ」 「まぁ~~な」 グウェンダルは再び有利のズボンに手をかけるとパンツごと脱がしてしまい 有利をあっとゆうまに裸にしてしまう 有利はすぐさま布団に強いてあるシーツを引っ張って頭まで隠す 「有利・・・」 「やっぱり恥ずかしいよ~~」 有利の視界が一気に明るくなる グウェンダルがシーツを有利の腰まで下ろす 「これならいいか??みえないだろう?」 「うん・・・・////////」 グウェンダルは有利のものをシーツ越しに握る 「ふぁぁっ!!!」 グウェンダルは手ににぎったまま有利の胸に口付ける 「んぁ、ふ・・・・」 「有利・・・・」 「グウェンダルっ」 グウェンダルは手を上下に動かす 「んんぁっはぁ・・・っだ・・・だめっふんぁ」 そのとき 部屋のドアが大きな音を立てて開くそれと同時に有利を呼ぶ声がした 「有利!!!どう、し・・た・・・・・・・!!!!」 「!!!!」 「あぁ・・・・陛下・・・・・・・・」 ばたりと一人はその場に倒れこむ つい先ほど 場内にあわただしい声が響く 「ヴォルフラム!!!ヴォルフラムはどこだ!!」 「なんだ!うる「陛下が!!陛下が大変なんだ!」 「!!有利がどうしたんだ!?」 「いいからこい」 ヴォルフラムに手をぐいぐいつかんで走るコンラートの姿を見たギュンターは 二人に近づく 「どうしたんですか?」 「陛下が!!」 「陛下に何かあったんですか!!!?陛下ーーーー!!!」 ギュンターは有利の名前が出た時点でもういつも冷静な姿は無くコンラートの後を浸すら追いかける そのあわただしい様子に気づいたヨザックも近づいてくる 「坊ちゃんに何かあったんですか?」 「陛下が大変なんだ!!」 「ウェラー卿!!有利がどうしたんだ!!」 その言葉を無視してそのままグイグイ引っ張るコンラートの動きがとまった ヴォルフラムは「ココだな!」 というとそのままドアをバンと開け放つ 「有利!!!どう、し・・た・・・・・・・!!!!」 「!!!!」 「あぁ・・・・陛下・・・・・・・・」 前 次 戻る
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「はぁ・・・・・」 雲一つとない晴天の空に吐き捨てるかのように出された一つのため息 コンラートはベンチに腰を掛けて空を眺めていた 最近コンラートには悩みがあるようだ その原因・・・・悩みの種はこの国の魔王様でコンラートの思い人だった コンラートの思い人、有利はこの国の魔王様で自分は彼につかえる者であるのに あろうことか彼にコンラートは恋をしてしまったのだ・・・ 彼に思いを伝えるべきか・・・・否か・・・・・と結う問題かと思いきや・・・・ 答えは否だった・・・・ すでに思いは告げたのだが・・・・ コンラートの口からまた青空に向かってため息が吐き捨てられる ことは数時間前 今日こそは有利に気持ちを打ち明けようと有利を探していれば 噂をすれば・・・だ 前方から歩いてくる有利を見つける・・・とゆうか、見つけられた 有利はコンラートの方へ走ってくる 「おーい、コンラッド~」 有利はコンラートの目の前へきて口を開いた 「コンラッド、ちょうどよかった。今らお茶づるんだけど一緒にどう?」 「ええ、もちろん。ご一緒させていただきます」 その後二人でテラスへいってお茶をして 最初は他愛もない話をしていた しばらくすると両方とも話しをすることがなく 太陽が輝く青空を眺めながらのんびりとお菓子を口にほおばっていた そこで、コンラートはいをけして話しをもちかけた 「有利、あなたに聞いていただきたいことがあるんです」 「何?」 有利は目線を空からコンラートへ移してコンラートの口から言葉が発せられるのをまった そして不意に放たれた言葉 「あなたが好きです」 コンラートの予想では目をまん丸にして驚くかと思っていたが・・・・ 有利はまったく違う反応を示した 「うん、知ってるよ。俺もコンラートのこと好きだよ?」 逆にコンラートの方が目をまん丸にしてしまった 「っじゃ、俺の・・・・気持ちに気づいて・・・・?」 「ww当たり前だろう?俺も、好きだよ、お前のこと。だって家族同然だもん」 「え・・・・?」 おいおい・・・・まってくれよセニョリータ 「だから、おれはコンラッドは家族と同じくらい大好きだって言ってるんだよ。名付け親」 「え、・・・・いや、俺の気持ちはそうゆうことじゃなくてですね・・・・」 「俺のこと好きとかいっときながら、やっぱりコンラッドの中ではヴォルフラムとかの方が俺より上なのか?」 その言葉に絶句してしまうコンラート・・・・ で、現在に至るわけだ 心の中で浮遊し続ける自分の失態・・・ あの超鈍感な有利にあの程度の告白でどうにかなると思った自分が馬鹿だった・・・・ 「さて、これからどうしましょうかね・・・・いっそのこと、派手に言っちゃいますか・・・・?」 結果がどうなろうとお前の判断は正しいぞ!コンラート! きっと有利には派手に体当たりしないと一生振り向いてもらえないぞ!! 次 戻る
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長い廊下にひとつの声が響いた その声に背中を向けたまま立ち止まる一人の少年 「猊下」 その叫び主はウェラー卿コンラートだった 「猊下・・・・俺は、有利が欲しいです・・・手伝っていただけますか?」 少年はコンラートの方へ向き直ると笑顔で答える 「うん・・・もちろん・・・君の弟さんを利用させてもらうよ」 「有利を手に入れれるなら・・・」 「それじゃ、まず釘を打ちにいこうか・・・」 有利はギュンターに勉強を教えてもらっている間グウェンダルは部屋で書類の整理をしていた こんこんと部屋のドアが叩かれる 「有利か?もう終わったのか?」 「残念だけど渋谷じゃないんだ、僕だよ」 「なんだ?」 「君、渋谷と付き合っているの?」 「!?」 「図星だね。ま、渋谷の様子を見ていたら分かるけどね」 「・・・」 「今日はさ、君に約束を申し込みにきたんだ」 「約束?」 「そう・・・もう渋谷には会わないってゆう約束・・・をね」 「!なんでそんな約束をしなければならない」 「渋谷が・・・好きだから?かな?」 「そんなの知らん。お前らには関係ない」 「取り合えずもう会わないでよ・・・・」 「断る・・・」 「そう・・・・それじゃね・・・」 そういって笑顔を見せるとくるっと回って部屋から出て行った バタンと部屋を閉められる音がやけに響いた 「有利・・・」 グウェンダルの喉から自然と有利の言葉が出てきていた そのくらい好き なのに何故他人に会うなだの結われなければならないのか・・・ グウェンダルは有利との約束を心の中で何回もつぶやいた (何があっても一番側に・・・・) そう誓ったのだ・・・ 絶対誰にも渡さないし、誰にも邪魔などさせない・・・ そう心の中でもう一度決心した 前 次
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次の日また雲雀は綱吉の勤めるカフェへと足を運んだ そっとまた今日もカウンターへ付くと綱吉は荒いものをしながらいらっしゃいませーと、元気な声で答えた まだ雲雀だとゆうことに気付いていないようだ 「冷カプチーノを一つ」 「はいっ!かしこま、・・・・あっ、雲雀さんっ!」 昨日の今日で緊張しているのか顔がだんだん赤くなっていく綱吉に雲雀はつけたす 「ハートを書いてお願いします」 そう言うと、さらに顔を赤くしていく綱吉に分からないようにクスリと笑った 綱吉は荒いものを後に回してカプチーノを作り始めた その作る手元を見てみると若干震えている綱吉の手 それでもだんだん出来ていくハートに心を躍らせて綱吉はそれを手にもって持ってくるのを楽しみにしている 「可愛い」 つい口から零れた言葉 でも、真剣な綱吉の耳に届く事はなかった そっと口を手の甲で抑えて気持ちを落ち着かせた やがてテーブルにカプチーノを持ってきた綱吉はまたあの明るい笑顔で頬を赤らめておまたせしました、と一言 パタパタとカウンターの向こう側へと戻っていってしまった カウンターの向こう側でまた荒いものを始めた綱吉の耳は赤く染まっている そういえば、今日は用事があったのだと思い出した雲雀は手にもっていたカップをカウンターに置くと綱吉と声をかけた それに顔を上げた綱吉は「はい、」とまた恥ずかしそうに目を逸らした 「今日この後よかったら僕の会社にきてみないかい?」 「えっ?会社、ですか?」 「そう、ちょっと付いてきて欲しいんだ」 「いいですけど・・・後一時間程もありますけど」 「いいよ、ここで君でも観察して待ってる」 前 次 -
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有利の心は・・・ 1 2 コンラート→←有利←ヴォルフラム 色気魔王様 1 語りっぽくなってます。会話が少ないです。エロ要素無し 約束 12345678910 グウェユ←村田とコンラート 無理やり 工具 猫 1 有利女装します Je vous aime 1 2 コンラートの最近の悩みの原因は・・・・? Je vous aime 続編 1 超鈍感有利に立ち向かうんだコンラート!! 僕を選べ 1 コンユ←ヴォルフラムで七夕話 友達 1 コンユ←村田 気持を言葉に 123 ヨザック→有利 一人よりも 123 コンユ バレンタインデー話 人は見かけによらない 123 コンユ 完璧な人間はいないんだよってゆうお話 総合訪問人数* -
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「起きろ、馬鹿綱!!いつまで寝てるつもりだ。学校遅れるぞ」 「・・・・んっ・・・・今、起きる」 「さっさと用意しろ。ママンがもう朝ごはん用意してくれているぞ」 「分かったてば」 「俺はさき降りるぞ」 リボーンは小さな体で階段を軽やかに下りていった 一人残された綱吉は体を布団に横になりながら雲雀のことを思いうかべる 「・・・・っ・・・俺・・・雲雀さんがいないといへ・・・・雲雀さんのことを酷くいっちゃった・・・」 雲雀さんのこと信じて上げれなかったと綱吉は涙を流して悔んだ 雲雀さんの性格からして自分から好きだなんていってくれるはずがないのに・・・・ 「でも俺だって雲雀さんと恋人らしいことしたいよ・・・・」 「それなら、雲雀をデートに誘ったらどうだ?」 「リボーン!!いつの間にいたんだよ」 「てめーがおりてこねーから戻ってきたんだ。あさっては土曜日だ天気予報では晴れだって言ってたぞ」 「で、でも・・・・雲雀さんきっと群れるのはいやだって・・・「本人にきかなきゃわかんねーだろうが!!」 「・・・・だよな。ごめんありがとうリボーン!おれ雲雀さんに聞いてみるよ」 綱吉は急いで着替えると寝癖も整えずそのまま家を飛び出した 「馬鹿綱が、そんなに急がなくても雲雀は逃げてかねーのにな」 人生はじめてこんなに走ったと思う 学校にはすでに部活で来ている人たちがいる 綱吉はそんな人たちには目もくれずに校舎に入ると雲雀がいるであろう応接室へ足を運ばせた コンコン 返事は無い そっとドアを開けると中に体を半分入れる 中を見渡すとソファーに体を預けて目を閉じる雲雀の姿 雲雀さん寝ちゃってる・・・・・ 静かに中に入るとソファーに歩み寄ると膝を折り雲雀の顔を覗きこむ 鞄からいらない紙を引き出すとボールペンを雲雀の机から拝借して紙の端に下記止めをする ‘寝ていたみたいなのでまた後で来ますね 沢田’ 紙をそっとテーブルに置くとまた雲雀の顔を覗きこむ 近くで見る顔を何度みても綺麗だと思う まつげが意外と長く綺麗な白い肌 「雲雀さん・・・・好きです。好き・・・なんです。ごめんなさい・・・俺、昨日雲雀さんのこと疑ってしまいました 雲雀さんは本当は俺のこと好きじゃないんじゃないかって・・・・・ただのお遊びなんじゃないかって・・・・ ごめんなさい、俺あなたのこと信じられなくて。俺、バカツナだから、こんなだから・・・人に愛される自身が無くて・・・」 最後に好きですともう一度つぶやくと普段では絶対にしないキスを雲雀のほっぺたにする 本当は唇にしたいが、そこまでするほど綱吉には勇気がない 「って・・・・////俺何しちゃってるんだよ・・・・ごめんなさい!!」 起きてもいない雲雀に誤ってそそくさと応接室を出て行った パタパタと小さな足音が応接室から離れていく 前 次 戻る -
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容量:200ml 度数:% 種類:シードル 販売期間:1986年月~現行 情報引用元 http //www.happystream.net/products_consulting/casestudy/cidre/
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あなたは、いつになったらきづくのですか、有利? 今日も有利とコンラートはトレーニングをおえ、 汗を流すべく魔王専用のお風呂に向かう 「コンラートも入る??」 「い・・・・いえ」 有利と一緒に入ったら自分の理性をなくしてしまう・・・ そう考えているだけでも、自分の息子は元気になってきている 「なんで??入ればいいじゃん。汗かいてるんだろ?・」 「でも、我慢できそうにないんで・・・」 「我慢って??」 コンラートは有利の問いに少し息がつまる 「・・・あ、その俺今入ってしまうと、だらけてしまい、仕事が手につかないようになってしまいそう・・・って意味です」 「ふ~~ん。コンラッドにもそんなことあるんだ」 「えぇ・・・ええ・・・」 有利は風呂に入るためにコンラートの目の前で服を脱ぎはじめた 服のしたから見える小さな乳頭が見えて、見てはいけないと思いながらもチラッと見てしまうのは男性のチラリズム 「ゆ・・・・有利、ちょっとまってください、私の前でいきなり脱がないでくいださい」 (無自覚だからかわいいんだよな・・・) 「え?なんで??いいじゃん。男同士なんだから」 (え・・・・・) 「でも・・・・っちょっと、まってくださいね。俺、ドアの前で待ってますから」 「うん」 コンラートはその場所から立ち去った 有利がゆった一言・・・・ 「男同士だから・・・・」 その言葉がコンラートの胸に引っかかった 「だよな・・・有利は男手、俺も男。俺が有利を好きだと言ったらきっと嫌われる・・・」 コンラートはその場に座り込んだ しばらくすると有利が 体をほてらせてながら風呂から出てきた 「コンラッド、そんな所で寝ていると風引くよ??」 「あ、有利」 コンラートはさっと立ち上がると有利に「心配有難う御座います」と言う 「そろそろ、寝ようか」 「はい、そうですね」 「早く行かないとヴォルフラムに怒られちゃう」 「ですね」 「それじゃ、お休み」 「おやすみなさい」 魔王専用のドアが閉められる それがコンラートにはとても破る事の出来ない有利の心に思えた 「有利・・・・」 その声は何メートルもある廊下の闇に消えていった 有利にはヴォルフラムとゆう婚約者がいてそれは自分の弟 この世界では男同士と言うのはおかしくないが地球ではそれはおかしい・・・・ 弟を応援したい・・・・有利に嫌われたくない・・・でも、どうしようもないぐらいに有利を愛している そんな矛盾した気持ちがコンラートの心の中をさまよっていた 部屋の中に入るとヴィルフラムは珍しく起きていた いつもならこの時間は有利のベッドを占領してグースカピーと息を鳴らしている時間だった 「まだ起きてたのか??」 「うん・・・・有利」 「ん?」 「こんの、尻軽め!!!」 いきなりヴィルフラムは有利の腕を引っ張りベッドに押し倒した 「いって~~な、何するんだよ」 ヴォルフラムは有利の頭をポカポカと叩いた 「ッチョ!い、痛いってなんなんだよ!!」 そう有利がユウトヴォルフラムは動きを止めた 「・・・・ヴォルフ・・・・ラム??どうしたんだよ・・・ヴォル・・・」 有利の頬 頬の上に一つの雫がたれた 「ヴォルフ、どうしたんだよ・・・ないているのか??」 「泣いてなどない」 そういいながらもヴォルフラムの目から大粒の涙がたれて 有利の頬にたれてくる ヴォルフが人前で泣くなどあまりない なぜかは分からないが有利はボルフラムの背中に腕を回して背中をそっとなでた するとヴォルフラムは有利の胸に顔をうずめた 「ヴォルフラム、何故泣いているのかは分からないけどさ、一人で抱え込むなよ・・・」 ヴォルフラムは全てさっき理解してしまったのだ 有利が戻るのが遅かったために有利を探していたときコンラートを見つけた有利はどこかと気候とした時コンラートが悲しい顔を見せたのだそして、「有利・・・・」の 一言 そのときヴォルフラムは理解した コンラートは有利が好きだ・・・っと・・・・ 有利は優しいから誰とでも親しく話す 仮にも婚約者のヴォルフラムはそれがとても不安だった 自分は有利にとって何なのか・・・ただ側にいるだけの人なのか・・・ 有利は自分のことをこれっぽちも思ってくれていないのか・・・と そうどこかでかんがえてしまうのだ・・・ 「有利、僕は有利が好きだ」 「え?・・・うん」 「だけど、お前は俺を見ようとしない」 「・・・・そんな事ないよ」 「じゃ、何故何故お前はコン・・・・いや・・・なんでもない」 「気になるよ・・・何??」 「なんでもない・・・・もう、寝る・・・」 ヴォルフラムは涙をぬぐい有利に背中を向けて寝た 有利は、コンラートのことになるととても必死になる それは有利自信も気づいていない事だった 有利は、知らず知らずのうちに心のどこかでコンラートを求めていた それは、二人とも両思い・・・とゆうことになる それと同時にヴォルフラムの今までの居場所を無くす・・・ いつもヴォルフラムが占領していた有利のすぐ隣を・・・ 有利の隣はヴォルフラムではなくコンラートになるのだ それがとても・・・酷く悲しい・・・ next
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/423.html
どこで君は変わってしまったのだろうか・・・ なんで、こんな事をするの? 笑っていってよ 嘘ですって 軽い冗談だったんだって・・・・・・・ お願い、獄寺君 お願い 屋上の隅で絡み合う二つの影がお昼の高い光に照らせれていた 「ぁ・・・い、ゃっ!!」 かすれた高い声が屋上の壁を反射して響きわたる 組み敷いている男は残酷に笑みを浮かべて綱吉の耳元でつぶやく 「好きですよ・・・貴方も貴方の体も全て・・・」 目から零れる雫を散らしながら綱吉は「嫌だ!」「止めて!」と叫ぶが その声はヒューっと喉をきる 「ぃや・・・っだ、やめて・・・!!」 (どうして、こんな事をするんだよ・・・獄寺君。) 体の中を貫くような痛みを感じながらもずっと考えていた 突然呼び出された屋上でいきなり組み敷かれて 固くて冷たいコンクリートに体を擦りながら揺らされえ 怖い、痛い・・・ 突然凶変した獄寺の考えている事が分からない 「な・・ん、で?」 「なんでって・・・・言ったじゃないですか。愛してるからです」 “愛しているから”・・・・・そういう獄寺 「っはぁう・・・で、もっ!!」 俺は・・・・それには答えられない だって、俺には好きな人がいるから・・・・・ 頭を過ぎる好きな人・・・ そしてだんだん暗黙に沈んでいく意識 最後に見たのは獄寺の笑う黒い笑みだった 戻る 次 -