約 25,563 件
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/612.html
クライスさんが入室しました サカナさんが入室しました クライス- (シドリービル街 夜 クライス- (仕事帰りの帰宅ラッシュも収まり、通りを歩く人も減る頃 クライス- (未だ活動を続ける多くの建物が人工的な明かりで町を照らし続ける クライス- (そんな大通りへ クライス- (流星の如く降り注ぐ光球一つ クライス- フンッ(光の球から現れる宝石鎧の光帝 クライス- (大通りのど真ん中に立つ光帝と、光の中から次いで現れるもう一人 サカナ- ――ふむ。(光の弾から足を踏み出し、トンとクライスの隣に立つ。 サカナ- ビル街か。やはりココしかあるまいな。(発展に次ぐ発展を象徴する、空へ蔓延る摩天楼を見上げ クライス- とうに日は落ちたというに、(摩天楼を見上げ クライス- この道を照らす光量、自然と反する理か。(明かり眩い夜の街を評する クライス- (皇帝の着込む光帝や降り注いだ光球も、眠らぬ街シドリーではその輝きも目立たない サカナ- この街は発展しすぎたのだ。環境を全く考慮せず、人間の理ばかりを求めた結果だな。 サカナ- 故に一度――リセットする必要がある。根本からな。 クライス- ほう、同感だ。(光と共にプリズムの剣をその手に具現 クライス- 光り輝く道と成るのは我が光帝の光。 クライス- この街の明かりでは無い。(明かり眩い夜の道へ剣を構える クライス- この街を浄化する。(隣へ伝えるように サカナ- ああ。ワタシもその為に準備を進めてきた。(前を見据えて サカナ- クライス殿、先ずはお主が―― サカナ- この街を導いてくれ。(笑って、前方を指す クライス- 嗚呼。我が光は道を開く。(光帝の鎧が眩く輝く クライス- (魔法剣士光帝クライスは鎧に保有する大量の魔法石により大規模魔術を無詠唱で行うことが出来る クライス- (その威力は並の魔法剣士はおろか大魔術師の儀式魔法をも凌ぐ クライス- 光差す道と成れ―"光龍閃"―――― クライス- (振り払った剣より生じた光の刃が視界を両断する クライス- (振り払った一線を世界から消し飛ばす絶対の光線 サカナ- ――――― ふむ サカナ- 大分見晴らしが良く成ったな。 クライス- (光帝の立つ位置より直線に数百m 彼の視界を塞ぐ全ての構築物を消失 ナナエさんが入室しました ナナエ- (―させているはずだった。 サカナ- ――、が、完全にとは行かなかったようだな。(だが楽しそうに ナナエ- (無くなった幾百モノ建物の後ろに有る機械兵器―四足竜の姿 ナナエ- っはぁ!? やってくれるじゃないの!(その竜の後ろに立つ少女 イスカさんが入室しました イスカ- あれが私兵団を一掃する【皇帝】の大魔術! こっわいねーっ(そのさらに後ろから緊張感無く サカナ- ふむ、興味深いな。お主の魔術を退けるとは。何かからくりがあるのだろうな?(顎に手を当てて クライス- 解せぬな。(視界の先にあるソレらを見て一言 サカナ- アレも文明の利器とやらなのだろうか(機械龍を見て クライス- 全うな生命とは思えぬな。(全長20mはあろう機械竜を見て イスカ- あれー、なんかもう一人いるしっ(ぴょんっと前に出、2人の前に イスカ- えーっとあれ、女帝ちゃん? イスカ- (更地となった街に全く似つかわしくない。キュートなファッションのオーバーニーソガール ナナエ- っはぁ? 知らないっての。(それに応えるパーカー姿のデニムミニスカ女子 サカナ- ふむ、いかにも。ワタシが【女帝】だが。(正直に名乗るポニテサロペット姿 イスカ- すっごーい!やっぱホントに女の子なんだっ(きゃっきゃと クライス- やはり解せぬ、(剣を構えサカナの前に立ち クライス- (剣を振り上げ剣先から光線をイスカに向けて飛ばす イスカ- ってコトはもしかしてっ、【皇帝】と【女帝】がタッグ組んじゃっ、、(光線が飛んでくる イスカ- きゃーんっ!(足で地を蹴って大袈裟に吹き飛ぶ イスカ- (光線足に当たり、二ーソックスを焦がし裂く イスカ- (尻餅ついたっぽくナナエの隣にズザザッと―― ナナエ- っはぁ? フザけてんじゃないわよ、(隣に来たイスカを睨む イスカ- エヘヘッ、ごめんねー当たっちゃった、(へへ、と。 イスカ- (露わになったその両脚には、青白くしらじらと光る銀色の刃。 クライス- 切断するには至らぬか。(銀色の刃を見て ナナエ- さっさとブッ潰すわよ。 最強敵機と最重要標的がアタシ達の目の前にいるのよ? イスカ- そーだよねー、フザけてらんないね。あのタッグかなりやばいよ。 ナナエ- っはぁ? なにヒヨってんのよ、(イスカに笑って ナナエ- BOSSから潰してさっさとGAMEOVERにしてやるっての! イスカ- ひよってないよーっ。だってあたしだもんっ(にこっと笑い返し クライス- ほう、アレが正義の使者達か。(楽しそうなナナエとイスカを見て サカナ- ふむ、状況から察するにそのようだな。 サカナ- そして、何やらからくりを用いてきたようだ。(イスカの脚、そして巨大な龍を順に指し クライス- 光を灯せ―"光冠剣"―(プリズムの剣が光を纏う クライス- 何を用いようと、我が道に立ち塞がる事は敵わぬ。 ナナエ- っはぁ? ずいぶんと余裕そうじゃない? 流石【皇帝&女帝】ペアって感じ? ナナエ- いいわいいわ、せいぜい余裕ぶってなさい、今にその表情ブッ壊してあげるからっ! イスカ- あたしは任務にしたがってっ、ターゲットを破壊しまーすっ!(にこにこ笑顔で ナナエ- アタシ達と、機械オタクにEv総力を投入して作られた新兵器―裁きの龍 ジャッジメントドラグーン でねっ! サカナ- ふむ。目的があるのは結構な事だ。(泰然と笑って サカナ- だが、ワタシも彼も、その道を譲る気は無い。 サカナ- ワタシも目的を持って此処に来たのでな。障害となるならば、お主たちを排除する事も厭わない。 サカナ- (ポーチから試験管を取り出し、足元に垂らす サカナ- (液体がアスファルトに零れ、じわりと広がったかと思えば サカナ- (――ナナエとイスカの足下が揺らぐ イスカ- ―、っちょ、、(アスファルトが割れ、中から土と共に飛び出すのは サカナ- (巨大な植物の根。 ナナエ- 裁きの龍 ジャッジメントドラグーン ッ!!(龍の背に飛び乗る イスカ- ちょっまっ、乗せて乗せてっ(ナナエに続いて飛び乗る サカナ- (ドラグーンに向け無数の巨大な根が伸びる ナナエ- 《巨竜の羽ばたき》ッ!(上空へ飛び上がり巨大根を回避する サカナ- この大地の全てが、お主たちの敵だと言えるだろうな。(上空の2人を見て ナナエ- っはぁ!? 《裁きの龍》を舐めンじゃないっての! クライス- 光差す道と成れ―"光龍閃"―――― クライス- (剣を振り上げ生じた光の刃が上空へ放たれる イスカ- わ、わっ、ちょっとナナエちゃーんっ ナナエ- 《メタル化・魔法反射装甲》ッ!(竜の腹で刃を受けると ナナエ- (膨大な魔力を投じられたはずの攻撃魔術が掻き消される クライス- む、(目の前で掻き消される光景を見る サカナ- ふむ。(顎に指を当て ナナエ- っはぁ! そんな魔力通じるわけないっての! この《裁きの龍》にはねぇ! ナナエ- (竜の背に乗って地上へ叫ぶ ナナエ- 今度はこっちのターンよ! ナナエ- (手元の入力装置を操作し ナナエ- 《バーストブレス》ッ!(竜の口から放たれるビーム光線 クライス- フンッ(剣を振るいサカナとクライスの頭上に一本の光の線を作る ナナエ- (光の線に触れたビーム光線が軌道を変え、クライスの後方のビルへとぶつかる ナナエ- っはぁ!? イスカ- うわ!意味不明! クライス- 光差す方向は我が道が決める。 ナナエ- っはぁ!? なわけないでしょ!(再び竜の口から放たれるビーム光線 クライス- (同じ光の線に触れ、同じように後方のビルへぶつかる クライス- それが我が魔術―"光開術"―――― イスカ- んん、つまり、光じゃなきゃオッケーってことっ?(小声でナナエに ナナエ- っはぁ!? 試してみなさいよッ!(不機嫌そうにイスカに怒鳴る イスカ- わかってるよー、じゃーちょっくら行ってくるねっ(言って立ち上がり、 イスカ- (駆け上がって機械竜の頭へと上ると、 イスカ- ょっと、 (大ジャンプ イスカ- (上空からクライスに向け突撃急速落下 クライス- 単身、向かってくるか。(剣を構え飛び上がる イスカ- よーし来たっ、てことはアレだよ!(空中でクライスを見据えて ナナエ- っはぁ! 射撃攻撃しか弾けないみたいねぇ!(イスカの言葉に続くように イスカ- って事だねっ!(クライスを穿たんと足を突き下ろす クライス- フンッ!(剣先の届かぬ範囲で剣を振るう クライス- (イスカに向かって放たれる光撃魔術 イスカ- (強力な威力を持つ光が、イスカの脚に裂かれるようにして消え イスカ- (甲高い音を立て、その剣先にダイレクトにぶつかる! クライス- (ぶつかった瞬間に―"光冠剣"により剣に纏っていた強大な魔力の光も消え失せる サカナ- 、む、(その様子見て クライス- 何、(剣が弾かれる イスカ- やったね! 隙アリッ!(空中でくるりと回転し、 イスカ- (絶対防御の”光帝”を穿たんと、両脚を組ませて突撃する! クライス- フンッ、(身をねじり左肩にイスカの両脚が直撃する サカナ- あれは―― サカナ- 抗魔金属かっ!(言葉と同時に、イスカのサイドから巨大な蔦が伸び サカナ- (イスカの脚を絡め取りひったくる イスカ- ちょっ、、!(手ごたえはあった、確かにあの鎧の防御は絶対では無い サカナ- (そのままビルへ叩き付ける ナナエ- 《黒炎弾》ッ!(竜の口からサカナへ放たれる燃える岩石弾 サカナ- 、―む、(見上げ クライス- (空中からその様子を見て落下しながら剣を振るう クライス- (サカナの頭上からビルにたたき付けられたイスカへと結ぶ光の線 クライス- 光差す道で在れ―"光開術"―――― イスカ- っ、、、っと待ったぁ!(両脚開いて蔦を引き千切り、 ナナエ- (放たれた岩石弾が線に触れ、イスカの方へと起動を変える イスカ- ――、(義脚ブースト、下方へ急速落下し岩石弾を避ける ナナエ- っはぁ! アタシの《黒炎弾》を避けるなんてやるじゃない!(悪びれた様子も無くイスカに クライス- (地に着地する光帝 イスカ- あたし割と機動力ウリなんだよっ(着地し サカナ- …すまぬクライス殿。助かったぞ。 クライス- 先に助けられたのは我だ。礼などいらぬ。(地を歩きサカナの隣へ クライス- どうやら我が光帝の攻撃魔術の一切を霧散させる特殊金属を身につけて来ているようだな。 クライス- (裁きの龍とイスカの脚を見て サカナ- ああ、あれは恐らく…抗魔金属だ。 サカナ- 魔法と加護を弾く金属であると聞く。そうそう簡単に扱える代物ではあるまい。 イスカ- 違うってば。Evの新技術だよっ(平然とウソをのたまう ナナエ- っはぁ? Evの技術力を舐めンじゃないっての!(便乗する クライス- 我が魔術を封じるために開発したという事か。 クライス- 敵ながら恐るべき執念よ。(光り輝く腕を振るいイスカとナナエを賞賛する サカナ- ふむ。そうなのか。恐るべき執念、そして技術力だな(あっさり信じる ナナエ- っはぁ? そうやって余裕ぶってるのも今のうちよっ! サカナ- 何にせよお主たちは対策を練ってきた。ワタシ達はそれに、地力で対抗せねばならぬと。 サカナ- 面白いではないか。 なぁ、クライス殿。 クライス- 皇帝たるものいかな挑戦をも受けよう。(両手を開く光帝の構えで ナナエ- うるさいっての! 《スタンピング・クラッシュ》ッ!(裁きの龍でサカナとクライスを踏み潰しに行く サカナ- (巨大蔦が裁きの龍に何本も絡みつく ナナエ- っはぁ? こんな蔦ごときでッ!(翼はためかせ強引に踏み潰そうとする イスカ- ――(義脚ブースト、地スレスレをスライディング気味に滑り イスカ- (【女帝】の操る植物の蔦を引き千切りながら突き進む ナナエ- 良いアシストじゃないっ! 潰れろっての!(龍の上から叫ぶ サカナ- ―――(その瞬間、裁きの龍に向けて サカナ- (バビィィィィィッ と極太の光線が真横から迫ってくる ナナエ- っはぁ!?(真横からモロに《裁きの龍》へ直撃する サカナ- (ビルほどもある巨大植物――ミストゲッコウカの超変異型、さらに実験を重ねた進化型である が、その姿を現す ナナエ- っはぁ!? なんなのアレは!?(巨大植物見て叫ぶ エクセレンさんが入室しました サカナ- ワタシが独自に培養を続けた植物だ、ミストゲッコウカをベースにキアシスマナジーフルガオの…(律儀に説明しだす エクセレン- 「臆することはない。大きさだけなら、君のペットもいい勝負じゃないか。」(ナナエの横からボイス エクセレン- (宙に浮くクリスタル。周囲を覆うように円盤がX字にウイングがついている ナナエ- っはぁ!?(クリスタルぶん殴る エクセレン- (EEナンバーⅩことエクセレンのナビ。EE=Navi X-1(クロスワン) エクセレン- 「おいおい、丁寧に扱ってほしいな」(ひょいと避ける ナナエ- 黙ってろっての!(避けた先のクリスタル睨んで エクセレン- 「上司に噛み付く姿勢も大事だ。クリティカルシンキングといってね。」 クライス- (イスカの顔面を狙う剣の突き イスカ- っとぉ、、(スウェーってなんとか直撃を避け エクセレン- 「ただ今は戦闘に集中すべきではないかな?」(くるりとサカナとクライス方を向き イスカ- やっぱ来てるのバレてたっ?エヘヘ!(義脚で剣を蹴り上げる エクセレン- EE=ナインライブ ダウンロード 展開します(ナビ本体からボイス エクセレン- (電子のワイヤーフレームが組み上がり、大型のガトリング砲がナビから抜き出る エクセレン- 狙い撃ちます。(火、水、氷、雷、風、地、光、闇、実弾の属性砲が弧を描いてクライスの方へ クライス- (蹴り上げられた剣が軌道を描き―1本の光線が天へ延びる クライス- 光差す道で在れ―"光開術"―――― エクセレン- (一発一発の威力は乏しい――が連続して属性弾が飛来する クライス- (光線に触れた全ての射撃を光帝が導いた方角へ軌道変更する防御魔術 エクセレン- (逸れるように弾丸が空へ霧散する エクセレン- 「へぇ、属性相性みたいに簡単にはいかないわけか」(発射停止、粒子分解し取り込む ナナエ- っはぁ!? 検証のつもり!? 奴に射撃武器は効かないってわかってたでしょ!? エクセレン- 「再現性の確認は重要だよ。さて、NoⅦ、NoⅡ」 イスカ- (くるくるっと着地して)はーいっ エクセレン- 「お洒落な君たちには悪いけど、ハゲたり肌荒れしたくなかったらドレスアップしてくれるかな?」 イスカ- もうちょっと解りやすい日本語でお願いしますっ エクセレン- EE=AAMアーマー ダウンロード(ナナエとイスカのデバイスが翡翠色に光る エクセレン- (手の平大の分厚いCDのようなデバイスが数個転送される エクセレン- (それぞれの腰、肩、膝など関節部分に離れた位置で固定され、発光 エクセレン- (光のベールが展開され、二人の体を包む。 エクセレン- 「稼働時間があるからね。白兵起動戦用の抗魔鍍外装(コーティング)だよ」 イスカ- へぇー…こんなのも開発してたんだ。 エクセレン- 「闘うのは君達に任せるけどね。僕はバックアップだ。目一杯暴れてくれたまえ」 イスカ- エヘヘッ♪あたし、思いっきりやれるってコトだね。 エクセレン- 「期待しているよ、NoⅡ、それに、NoⅦ。君もね」 ナナエ- っはぁ? いちいち恩着せがましい奴ねぇ… ナナエ- アンタに言われなくっても勝つっての! イスカ- まっ、勝率上がってラッキーじゃんっ(クライスとサカナを見据え サカナ- ふむ、相手は新たな装備を手に入れたようだぞ。(顎に手当てて クライス- 我が魔術への対策だけは徹底して行っているようだな。 クライス- しかし【女帝】サカナのミストゲッコウカ超変異型はそうはいくまい。 サカナ- ああ、その通りだ。(花が大口を開け、 サカナ- (太い茎がぶくぶくと膨らみ、花の部分がカッと強く発光 エクセレン- 「“そうはいくまい?”これは滑稽だ。我がナンバーズを舐めてもらっては困る」 サカナ- 元々生身の生物なのだ。理論理屈での対処は実は最も難しい―― サカナ- (夜にも関わらず、膨大なエネルギーを蓄え、――直線上を一掃するソーラービーム ナナエ- そう何度も喰らうかっての!(翼をはためかせ急上昇して回避 エクセレン- 「NoⅦ、 超相転移砲-マジック・シリンダー- の準備を。次来たら植物の使い手に」(ドラグーンに付随して回避 イスカ- ゎゎゎっ、とぉ、(ブーストして走り出し、クライスへと駆ける エクセレン- 「NoⅡ。魔法剣士の方を抑えてくれるかな? といっても、君の有能な判断に任せるけどね」(通信 サカナ- (放たれた光線が、はるか遠くのビルを薙ぎ倒す イスカ- 解ってますよーっ、あたし超有利だもん(走りながら クライス- ほう。(背を向けて剣を振るい後方に光線を飛ばす クライス- 光差す道で在れ―"光開術"――――(ソーラービームをクライスの方へ引き戻す サカナ- (ビームが次々とビルを蹴散らし、クライスへと イスカ- ちょっ、、もしかしてあたし狙い!(横っ飛びでビームの軌道から逃れる エクセレン- 「さてはて、試させてもらおうか」 エクセレン- EE=ディスイーブ ダウンロード 展開(組み上がり――鏃? エクセレン- (小さな鏃が複数、巨大植物目がけて発射される サカナ- (ガァァッ(葉が刃となり鏃を迎撃 ある程度の知能まで上げたらしい エクセレン- 「ふむ、刺せれば操れるんだけどね。NoⅦ、突破口を開けるかい?」 サカナ- グァァァッ(ナナエとドラグーンに向け葉の刃を飛ばす ナナエ- うるさいっての! アンタは黙ってろ!(エクセレンの声に応え ナナエ- 《バーストブレス》ッ!(龍の口から放つビームで葉の刃を打ち落とす イスカ- (再びクライスに駆け、スライディング突撃キック クライス- (プリズムの剣でイスカの足に切りかかる エクセレン- EE=ヴァーダント 展開(大きな鞘が10個、筒状に展開され イスカ- (ガィンッと甲高い音を立てて刃と脚がぶつかる エクセレン- 「射れ」(転送。実大剣を鞘より発射する>サカナ サカナ- ――…ふむ、(地中から植物が生え出で、サカナを護る楯となる サカナ- ワタシの自衛能力の低さは、以前から問題とする所だったな、 サカナ- (展開された鞘を巨大花が葉の刃で攻撃する エクセレン- (次々と転送し、ブレードガンが幾度と降り注ぐ クライス- (弾かれた剣を両手で持ち直しイスカに振り下ろす イスカ- っ、せいやっ!(両脚でプリズムの剣を挟み イスカ- ――…コレ、(そのまま両脚をクロス イスカ- …意外と脆いねっ?(さながら?の嘴のように、その剣を「噛み千切る」 サカナ- 、ふむ、(ブレードガンと植物楯でいたちごっこ中 クライス- 我がプリズム剣を、、(魔力による光を伴わなければ鉄より脆い剣 クライス- (砕け散り、破片が綺麗な光を放つ エクセレン- 「同時展開、武器選択――」 エクセレン- EE=ジオトラップ 展開(毬栗状の弾が数個、サカナの方面に飛来 エクセレン- (サカナに当てに行くのではなく、足元――ビルに直撃し埋没 サカナ- ――…む、(それ見て、 エクセレン- (ビル窓四方より閃光、爆発 エクセレン- (サカナの居るビルが崩壊する サカナ- ――っ、!(先程掌握した地中の根に指令を出す。試験管の液体を垂らし、 イスカ- さーっ、どんどんいくよーっ!(立ち上がり際にクライスに蹴りアッパー サカナ- ――(巨大な根が成長し、サカナの周囲に幾重にも張り巡らされていく クライス- フンッ(魔法石の加工された鎧の腕を翳して蹴りを防ぐ クライス- (が、いとも簡単に弾かれ後ずさり エクセレン- EE=スパイダーポッド(ジオトラップ収納し、新たに展開 エクセレン- (大型の機械蜘蛛が3体転送され、散会してサカナの方へ サカナ- (展開した蜘蛛を葉の刃が狙う エクセレン- (細かく動き回り回避するも一体が被弾――爆発し毒々しい紫色の霧が霧散する エクセレン- (動物性の猛毒――付着した先から瓦礫が溶解する サカナ- ……、っ、(細かく移動し位置を変える エクセレン- (センサーでサカナを感知し、瓦礫の合間を縫って残りの蜘蛛が移動 エクセレン- 「さて、こいつ(ナビ)じゃ転送できる兵装にも限界がある。君のペットの活躍を期待しているんだけど?」(ナナエに イスカ- でいやーっ!(後ずさりするクライスにがんがん接近 足下を払う クライス- ふむ、抗魔金属か、(弾かれた腕の動きが重くなる クライス- (愚鈍になった足を払われ光帝が倒れる サカナ- …ふむ、些か拙いな。このままでは、(根の檻を抜け、こちらに近づいてくる蜘蛛を見下ろし エクセレン- (追い付き、正面から蜘蛛が飛び出す サカナ- (蜘蛛に試験管を投げつけると、ぱりんと割れ種子が蔦を伸ばし拘束する エクセレン- (衝撃に反応するのか、拘束された途端に破裂し、毒霧が蔓を溶解する イスカ- ――よっし、(倒れた光帝に足を振り上げる エクセレン- (溶解した蔓の穴から、もう一体の蜘蛛が跳びかかる>サカナ サカナ- ――、ふむ、(迫る蜘蛛を見つめる…と、 クライス- ("光帝"の鎧を突き破り、イスカの足を切り払う鋼の剣 サカナ- (サカナの右腕から蔓が伸び出で、開いた花弁が蜘蛛を喰らう。――食虫植物。 イスカ- っとう、!(ガキィンッと エクセレン- (捕食された瞬間、毒霧が噴出する イスカ- 、、……やっぱ鎧だけってワケじゃないみたいだねーっ?(拮抗しながら サカナ- 、(毒を喰らい腐り落ちる植物 本人は咄嗟に退き、口元を押さえながら離れる クライス- フンッ!(剣を払い飛び退く クライス- (腰まで届く長い銀髪、巨躯の鎧からは考えられるほどの細身、光り輝く緑の瞳、怪しい笑みを浮かべる美形。 イスカ- ――……(それ見て イスカ- まさかのイケメンだよっ!?(大袈裟に驚く クライス- (魔法石鎧"光帝"を脱ぎ捨て、戦場に立つクライス エクセレン- 「………」 サカナ- (ぱ、と手を開くと手には幾つかの花 浄化作用のある物か エクセレン- 「NoⅦ、植物使いに攻撃。地盤もろとも吹き飛ばす形でいいよ。できるかい?」 ナナエ- っはぁ!? うるさいっての! ナナエ- アタシならもっと派手にやってやるわ! サカナ- (巨大花がゆっくりと動き出し、 ナナエ- (裁きの龍の口にエネルギーが集まる エクセレン- 「そりゃ楽しみだ。 超相転移砲-マジック・シリンダー- 、用意」 サカナ- (エネルギー収束―― ナナエ- 喰らいなさい―!(翼をはためかせ上昇し、大地の標的全てを捉える サカナ- グガァァァァッ(裁きの龍の口元へと光のビームを撃ち放つ ナナエ- 《滅びの爆裂疾風弾》ッ!(裁きの龍から放たれる放射熱線 イスカ- さー、防御力が大幅に落ちたイケメンさんっ、君の相手は――― エクセレン- 「強制常駐。アーキテクチャオープン」 エクセレン- (龍の体を媒介に転送反応。一瞬で巨大な筒が組み上がる エクセレン- (巨大花のビームを筒の中に食らい込む イスカ- ――ってそれあたしもやばいじゃん!? エクセレン- 「いやぁ、君なら避けれるって算段さ」(龍の反対側に同じく巨大筒が転送され ナナエ- っはぁ? そんな算段無いけど?(イスカやクライスにも全く遠慮なく。上空より放つ、大地全てを滅ぼす熱線 エクセレン- (ビーム砲を転送―――サカナ周辺を目掛けて砲撃する エクセレン- (熱線と光の砲撃が、崩壊したビル共々を吹き飛ばしながら、地上の者達へと迫る イスカ- ――人使い荒ーーいっ!(義脚ブースト、真上一直線に飛躍 クライス- (身にまとった装飾石が輝き クライス- 光差す道で在れ―"光開術"――――(イスカへ向け光線を飛ばす イスカ- そーーーだよねぇ、やっぱ、……(迫る光線を見て クライス- 皇帝に逃走はない。(光線に触れた全ての飛び道具を皇帝の決めた道筋通りに跳ね返す無敵の防御魔術 イスカ- ……そーするしかないんだよね。(はぁ、と息を吐くと、 イスカ- (再び義脚ブースト、クライスに向け一直線に接近 イスカ- (光開術により向けられた光線に追われながらクライスに突撃する クライス- 向かってくるか。(壊されたプリズム剣の代わりに構えるは鋼の西洋刀 イスカ- そりゃあね、だってあたしだもん!(突撃キック サカナ- ―――…(熱線も光撃も、彼の力により全て防がれた クライス- 皇帝に逃走は無い。(鋼の西洋両刃剣でイスカの足を受ける イスカ- エヘヘッ、あたしもだよ(ぐぐぐぐ、と剣で両脚スタンプ エクセレン- 「NoⅦ。当てずに、彼、彼女らの周りを砲撃できるかい? 何、足場を崩すだけでいい」 イスカ- (弾くようにクライスの頭部へ空中回し蹴りを放つ クライス- むっ、(弾かれた剣を回し、蹴りに再度剣を合わせる クライス- (弾かれた剣を振り回し次の行動に繋げる。西洋剣術防御の基礎。 サカナ- ……、ふむ、(顎に手を当て、手持ちの試験管をいじり、何やら思案に耽る イスカ- (金属同士がキィンとぶつかり合い イスカ- あたしもね、もう逃げらんないのっ(空中で縦反転 間近で半月状の光線を放つ ナナエ- っはぁ!? 街中ぶっ壊せっての!? 全部アンタが責任とってよね!(エクセレンの音声に叫び応える エクセレン- 「勿論。それが上司の役目だからね」(ナビの周囲に箱のような物が転送される クライス- 型に囚われぬ流動的な動きか。見事な足技だ。(半月状の光線を見て2歩下がる イスカ- エヘヘッ♪ お褒めに預かり光栄ですっ(地を踏み、一足で再びクライスに接近 ナナエ- じゃあお望みどおりぶっ壊してあげるわよッ! サカナ- この理論を用いれば―…並大抵の衝撃では(試験管から地に液体を垂らす ナナエ- (手元の入力装置をすばやく操作し―上空より現れる電機獣サイバティックワイバーン ナナエ- この機械ごとね!(サイバティックワイバーンを上空から大地に目掛け急降下させる ナナエ- 《ゴッドバードアタック》!(電機獣を犠牲に捧げた一撃をシドリー大地に見舞う サカナ- (一瞬、地が、蠢いた イスカ- どりゃぁ!(膝を狙い蹴る サカナ- (ワイバーンの突撃により、大地の一部が抉れ――そこから無数の根が延びる サカナ- (大地の中にぎっしりと詰まり、蠢くその姿――それは植物の範疇を越え、無数の線虫のようでもある サカナ- (植物の侵食による、一帯の大幅な地盤強化。そしてそれは防御だけではない イスカ- っちょ、、(地から伸びた蔓が蹴りを見舞う脚に絡みつく エクセレン- 「へぇ、規範外れも此処まで来ると大したもんだ」 クライス- フンッ(イスカの胸目掛け剣で一突き サカナ- 言ったであろう。この大地の全てがお主達の敵であると。 イスカ- ―――、(剣が胸を貫くその瞬間、 イスカ- (彼女は にこっと笑った。 イスカ- ―――エヘヘッ♪(剣を持ったクライスの手を両手で握り締める イスカ- これでもう逃げられない。(ワントーン落とした声で呟き、クライスをじっと見つめ クライス- なに、、(イスカの目を見て イスカ- (とは言ったが、脱出手段は恐らくある。やるならば、すぐ。今しかない。 ナナエ- っはぁ!? うざったい奉仕精神ね!(大地のイスカを見て イスカ- 逃げられないよ。どうせ、死ぬ運命。(拘束されていない脚を、クライスに向け、 イスカ- ――― イスカ- (ド ン ッッッ イスカ- (脚の付け根から義脚を爆破させる クライス- ッ!!(至近距離で爆破を喰らう ナナエ- あんた達のそういう所が―――(裁きの龍の口にエネルギーが集まる サカナ- ―――ッ クライスッ!! ナナエ- ―大っ嫌いよッ!! (《滅びの爆裂疾風弾》をサカナの居る大地へ放つ イスカ- (抗魔金属製の脚が、義脚の破片が、爆発と共にクライスに突き刺さる エクセレン- 「………」(箱の各部が展開 無数のミサイルが飛び出す エクセレン- (無差別に破壊するように、サカナやクライス周辺に降り注ぐ クライス- (抗魔の破片を身に受ける。 鎧の無い生身で剣を塞がれ防ぐ術は無い。 サカナ- っ、、っ、 っ、、!(爆風に煽られながら、だんっ、と地を踏み サカナ- (クライスとイスカの間に割り入るように蔦が伸び、クライスを護るように絡め取り、 エクセレン- 「良い物だねぇ。」(一際大きな箱のようなものが、ブースターで飛来 エクセレン- (ある程度進むと、各部が展開。 エクセレン- 「命を殴る瞬間っていうのは」(炸裂するは抗魔の破片。 無差別に炸裂弾が発射される サカナ- (蔦はさらに伸びる。裁きの龍も、ビルの残骸も包み込み、大きな森を築くように サカナ- (みるみる成長を遂げた植物の群れは、まるでそれが一つの生き物であるかのようにビル街全体を覆い尽くしてゆく エクセレン- (抗魔炸裂弾が蔓をはじき飛ばしていくが、それは極一部のこと エクセレン- 「おっと、また出鱈目な生命力だね」(急上昇し、蔓より離脱する サカナ- …、…はぁ、、はぁ…、はぁ……!(蔦の中を掻き分けながら、志を共にするパートナーの姿を探す ナナエ- 無駄だっての! 《エヴォリューション・バースト》! (虹色の破壊光線をサカナへ放つ サカナ- クライス殿、お主が生きていなければ、 サカナ- ……ワタシの理想も…… サカナ- (―――そう呟く彼女が見た景色は、 サカナ- (皮肉にも理想とは程遠い、ネオン光のような虹色だった。 サカナさんが退室しました エクセレン- 「……掃除は終わったかい?」(薙ぎ払われた大地を前に ナナエ- っはぁ? 草木全て灰まで燃え尽くすまでは…やめないっての。 ナナエ- 《滅びの爆裂疾風弾》っ…!(裁きの龍に全てを薙ぎ払わせる エクセレン- 「……まぁまぁ、NoⅦ 僕に考えがある。これ以上の破壊は止めて引き上げよう」 ナナエ- っはぁ? 何か文句でもあるっての? エクセレン- 「これは命令だと受け取って欲しい。 何、海老で鯛を釣るって話さ」 ナナエ- っはぁ!? 意味わかんないっての! エクセレン- 「NoIVとNoXIの方で新しい反応が出た。 そういうコトって言えば、納得してくれるかい?」 ナナエ- (入力装置付近のエネルギー残量を横目で見て ナナエ- っはぁ? なんでアタシが行かなきゃ行けないのよ。 エクセレン- 「おや、不安かい? 残党狩りなんてチャチな仕事、僕に押し付けてくれればと思ってるんだけど」 ナナエ- っはぁ!? 引き上げるって案だけは乗ってやるわ。(エネルギー残量を見ながら ナナエ- 別にアンタの提案に賛同したわけじゃあないけど! エクセレン- 「供給後はNoIVとNoXIを援護に向かって欲しい。良いね?」 エクセレン- 「――ぁあ、いや、随分使っちゃってるね。別働隊を回そう」 エクセレン- 「一先ず、全回復するまで待機だよ」 ナナエ- アンタの指図は聞かないっての!(言うなり入力装置をいじくり ナナエ- (本部へ向け飛んでいく ナナエさんが退室しました エクセレン- 「聞き分けのいい子は良いね。 扱いやすくて。」 エクセレン- 「さて……僕は後もう仕事だ」 エクセレン- (ナビがぐるりと、荒廃した瓦礫を見下ろす エクセレンさんが退室しました クライスさんが退室しました イスカ- ―――(爆破と共に肉体は破壊され、抗魔を纏ったソレに加護の恩恵は与えられない イスカ- ―――(でも、逃げられないよ。 イスカ- ―――(あたしはEvから逃げられない――― イスカさんが退室しました
https://w.atwiki.jp/ddff_orique/pages/17.html
スクエニから公式に配信されているオフィシャルクエストのまとめ 鍛錬の館 クエストを作ろう 勝ち抜き戦で作る! ラウンド戦で作る! 012こんなところにも 012呼び戻す声 012小さな花 012確かに見えた影 012消えたらいい 012親友との再会 MT 新マップとおなかま 012混沌の中の夢 013破壊の力を 012裏切る竜騎士 MT 新マップとおじさま 013世界の形 はざまの屋敷:デジョン編 012一緒に戦える はざまの屋敷:防御特化編 000豪傑の妄想の果て はざまの屋敷:アシスト編 MT シド(1) 012ものまねと約束 はざまの屋敷:EX吸収編 000次元の狭間から はざまの屋敷:激突特化編 MT シド(2) 013覚えていなくても はざまの屋敷:EX勝利編 000探究者の目的地 はざまの屋敷:攻撃特化編 012英雄の記憶 はざまの屋敷:迷宮突破編 000地獄へ向かう者 ???迷い込んだ空賊 はざまの屋敷:一撃必殺編 000コスモスの敗北
https://w.atwiki.jp/dangerousaj/pages/93.html
【2ターン目先手の行動内容】 シド、駒沢に攻撃(70%で成功→50 駒沢の体力が2に) 範馬C1へ、ムロフシ発動、対象タジ君(86%で発動→100 失敗!) バッドD1へ移動 ~~1行目~~ ~~2行目~~ ~~3行目~~ ~~4行目~~ ~~5行目~~ A ★羽生 (★殺) B 壁 C ☆範馬 ★糸子 ★タジ君 D ☆バッド 壁 E ☆シド ★駒沢 【2ターン目先手終了時の範馬軍】DP:0 名前 性別 攻撃 防御 体力 精神 FS 能力 発動 成功 備考 メタルデコイ 男 0 0 5 2 18 Dドレスチェンジ 77 100 戦線離脱 範馬慎太郎 男 20 2 4 2 2 ムロフシ 86 100 Dドレス(2) バッド 男 9 5 4 5 7 嫌な花火 71 100 Dドレス(2) シド 男 10 5 1 3 5 飲酒 59 100 Dドレス(2) 木下鏡介 男 20 15 10 10 10 空間歪曲 100 100 【2ターン目先手終了時のヤヅカ軍】DP:0 名前 性別 攻撃 防御 体力 精神 FS 能力 発動 成功 備考 羽生異電斗 男 3 5 5 2 15 トゥーフェイス 80 100 ゆとりのタジ君 男 10 10 7 3 0 ABAYO FLY BYE 80 100 歩峯糸子 女 20 0 7 3 0 あ!!UFO! 70 0 よみがえる駒沢 男 11 6 2 7 0 変衣抜針・霞縫い 86 100 龍閃獅殺 男 20 5 17 7 14 いろいろ 100 100 【2ターン目後手の行動内容】 駒沢E5へ移動 殺、A2へ移動、特殊能力3 糸子C3へ移動 タジ君C2へ移動 羽生A2へ移動 ~~1行目~~ ~~2行目~~ ~~3行目~~ ~~4行目~~ ~~5行目~~ A ★殺 ★羽生 (☆木下) B 壁 C ☆範馬 ★タジ君 ★糸子 D ☆バッド 壁 E 【2ターン目後手終了時の範馬軍】DP: 名前 性別 攻撃 防御 体力 精神 FS 能力 発動 成功 備考 メタルデコイ 男 0 0 5 2 18 Dドレスチェンジ 77 100 戦線離脱 範馬慎太郎 男 20 2 2 1 2 ムロフシ 86 100 Dドレス(2) バッド 男 9 5 2 4 7 嫌な花火 71 100 Dドレス(2) シド 男 10 5 0 2 5 飲酒 59 100 E3で死亡(2ターン目後手) 木下鏡介 男 20 15 8 10 10 空間歪曲 100 100 【2ターン目後手終了時のヤヅカ軍】DP:1 名前 性別 攻撃 防御 体力 精神 FS 能力 発動 成功 備考 羽生異電斗 男 3 5 3 1 15 トゥーフェイス 80 100 ゆとりのタジ君 男 10 10 5 2 0 ABAYO FLY BYE 80 100 歩峯糸子 女 20 0 5 2 0 あ!!UFO! 70 0 よみがえる駒沢 男 11 6 0 6 0 変衣抜針・霞縫い 86 100 E5で死亡(2ターン目後手) 龍閃獅殺 男 20 5 15 7 14 いろいろ 100 100
https://w.atwiki.jp/firetown/pages/62.html
【ミッション2-07(EX2-03):ヒヨドリの館】 受けた順番 ミッション名 依頼人 目的地 番外2-03 ヒヨドリの館 シド フロイデンの館 概要 フロイデンから研究成果を受け取る ミッション中の移動と経過 フィールド エリア 時刻 内容 獲得★ 村 105日目 - シドから依頼を受ける。 フロイデンの館 117日目 昼 館に到着。3日間宿泊して待つよう言われる。 フロイデンの館 117日目 夜 食後、冒険者ラウが怪物に変貌。魔虫の苗床と戦闘。 フロイデンの館 117日目 夜 地下研究室で虫下し取得。元フロイデンの魔虫の苗床と戦闘。 ★5+1 村 130日目 - 【ミッション成功】経験点:1360 報酬:8460 名誉点:22 成長:シュエ:敏捷度 ヴィラージュ:敏捷度 クロンディル:生命力 ティアルディータ:器用度 アンリエッタ:知力 ダヴィト:精神
https://w.atwiki.jp/ddtwiki/pages/14.html
DDTについて DDT住人Skypeアカウント名 DDT住人の住んでいる県 DDT相関図 DDTメール会 DDTの歴史 DDT名簿 DTJ住人生まれ年度 DTJ住人の遊び場 ボブのHP住人オススメフリーソフト きっち~さんのキモさ 氏康vsき エリート四天王 けいごうけんの噂 さちんぽ物語 NANAKA@マじヵる天使の正体 DTJ住民の顔 DTJ住民の本名 創価学会員のDTT住人 反創価学会の健全思想のDDT住人 DDT@ウィキのタブー DTJの孤高の哲学者・シドチキン名言集 ブラックコンドルの愛の世界史講義 ボブのHP住人の打撃フォーム ボブのHP住人の身長 昴流がシドチキンへの暴言を吐く 【第一回】ポケモンお花畑リーグ 2013お花畑新参大量加入 ランキング 最新版・ボブのHP住人学歴ランキング ボブのHPアクセスランキング DTJ住人学歴ランキング 事件について お魚こんぶ サイレント・セプテンバー DTJ閉鎖事件 1126事件 1579事件 昴流AV女優事件 その他 ドラゴン物語 劇パワ デテクティブ
https://w.atwiki.jp/firetown/pages/65.html
【ミッション2-08(EX2-04):聖夜のキセキ】 受けた順番 ミッション名 依頼人 目的地 番外2-04 聖夜のキセキ ミニスカサンタのシド 孤児院 概要 孤児院にいる子供達の慰問をする ミッション中の移動と経過 フィールド エリア 時刻 内容 獲得★ 村 131日目 - シドから依頼を受ける。 孤児院 131日目 - 腕利きの傭兵+2、正騎士*2、名高い狩人、魔道に魅入られた魔法使い+2と戦闘。 孤児院 131日目 - 孤児院の子どもたちから助けを求められる。 村 131日目 - 情報収集と私兵の懐柔工作をする。 ワルイコットの屋敷 132日目 - ワルイコットと愉快なチンピラ達と戦闘。 ★5+1 村 132日目 - 【ミッション成功】経験点:1920 報酬:4420 名誉点:33 成長:ウィッチヘーゼル:知力 クロンディル:敏捷度 ティアルディータ:知力 アンリエッタ:器用度 ダヴィト:筋力 ヴィラージュ:精神力
https://w.atwiki.jp/ff4-after/pages/45.html
目次 バロン城 赤き翼 ミシディア バロン バロン城 ミストの洞窟 バロン城 メンバー:セシル、ローザ 空に消えた筈の2つめの月が戻っているのを見る。 ↓ 左の塔へ行こうとするとシドがセシルの元に駆けつけ、共に戦うことに 仲間IN:シド ↓ 魔物は上空から襲ってきている事を確認し、迎撃する。 戦闘:ベルフェゴール×2 戦闘:アーリマン(BOSS)、スピリット×3 戦闘:ストラトエイビス(BOSS)、コカトリス×3 ↓ バロン城が陥落するのを悟ったセシルは、ローザをシドに任せ、一人戦う事に ↓ 謎の少女が突如出現。バハムートを呼び出す。 戦闘:バハムート(BOSS) ※勝利出来ない ↓ バハムートに倒されてしまうセシル。ここでセオドアパートに移動 赤き翼 メンバー:セオドア 度重なる魔物の襲撃で赤き翼が損傷。 ↓ 赤き翼は墜落。セオドアだけは生き残り、ビッグスの最後の命令を受け、バロンへ帰還する。 仲間OUT:ビッグス、ウェッジ ↓ 魔物の襲撃にあう。 戦闘:ドモボーイ×3 戦闘:フレイムドッグ(BOSS) ※勝利出来ない ↓ 魔物の襲撃により倒れそうになるが、間一髪のところで謎の剣士が助けに入る。 ↓ 謎の男にバロンを目指す旨を話すと、自身もバロンに用があると言い、仲間になる。 仲間IN:謎の男 ↓ バロンへ行く為に、デビルロードのあるミシディアへ向かうことに。 ミシディア 祈りの館でポロムと再会。デビルロードを通る旨を伝えると、白魔道士と黒魔道士を助っ人として入れてくれる。 仲間IN:黒魔道士、白魔道士 ↓ デビルロードの封印を解き、バロンへ バロン バロンへ帰ってくるが、何故か王子セオドアが帰ってきても兵士が城へ入れようとしない。 ↓ セオドアは兵士の態度に不信感を抱くが、謎の男の助言で昔の水路を使う事に。 ↓ シドの家でバロンの鍵を貰い、昔の水路の扉を開ける。 入手:バロンの鍵 ↓ 昔の水路を通ってバロン城へ バロン城 セシルとローザの安否を気にして先に走るセオドア。同時に任務を終えた黒魔道士と白魔道士が抜ける。 仲間OUT:セオドア、黒魔道士、白魔道士 ↓ 地下からする声を聞き、地下牢へ入る謎の男。何故か牢に入れられている兵士を目撃する。 ↓ セオドアの身を案じ、王の間へ入る謎の男。セシルを見つけ、知り合いのように振舞うが、セシルから物乞いと間違われ、追い出される。 ↓ 城中を探しても誰一人といないとの事。セオドア達は危険だと判断し、城から出る。 仲間IN:セオドア ↓ バロンから追っ手を放たれ、長居できなくなった為、ミストの洞窟へ目指す。 この時にバンド技「クロススラッシュ」が使えるようになる。 ミストの洞窟 洞窟の入り口はバロン兵がふさいでいる。無理矢理通ろうとすると突然… 戦闘:ケンタウロナイト ↓ 橋を渡ろうとすると洞窟が揺れ、地下に落ちる。 ↓ 上へ戻るための道を探す。その道中で揺れの原因であるモンスターと対峙。 戦闘:アンダグランダ(BOSS) ↓ 洞窟の出口でバロン兵達に先回りされるが、霧が集まり、やり過ごす。 ↓ 洞窟を出た後セオドアは男に何故自分を守るのか問う。男は元バロンの竜騎士を葬るためと話す。 ↓ 一方のミシディアで、長老達が何かの異変を感じ取る。その時試練の山にいるカインは…… ↓ セオドア編終了
https://w.atwiki.jp/erem42gxzo/pages/229.html
前 第1301話~第1310話 ツイッター(FINAL FANTASY S)より 第1311話 第1312話 第1313話 第1314話 第1315話 第1316話 第1317話 第1318話 第1319話 第1320話 第1311話 (2016年6月24日投稿、2016年8月17日掲載) 殺人事件の動機とは・・・!? 「それは・・・金です!」 「金・・・ですって・・?」 「そう、なんと1兆ギルもの金が入ったかばんが・・・被害者の下から発見されました・・・!」 「ほう・・・!」 「まじか!」 「この男はそれを狙い・・・おそらく強盗にいたり、殺したのでしょう・・・」 「確かにそれが一番納得できますな・・・」 「ちちちがうのだ!金があったなんて知らなかったのだーーーー!!」 「さらに・・・現場では窓ガラスが割れておりました」 「そそうなのだ!寒くて閉めにきたのだ!!」 「フッ・・・見苦しい・・・被告は被害者と争った際窓が割れたのでしょう、痕跡がそれをものがたっています・・・何かで焼いたような」 「なっ」 「確かに・・・これはもう言い逃れできませんな・・・」 「ち・・ちがうのだ・・・そんなばかな・・・俺なのか・・・?」 そのとき警察官が駆け込んできた・・・ 「どうした!審議中だぞ・・・」 「そ、それが・・・もう一つ遺体が発見されました・・!ホテルの廊下からです!」 「ほう・・・!」 「ななっそんなものなかったのだ!」 「雪の下から・・・黒焦げになったホテルの従業員の死体が見つかりました!」 ガーン!と一同・・・! 「ここれはどういうことですカクティリアブス様・・!」 「これは・・・貴様・・・ホテルの従業員まで通りすがりに殺したのか・・・!」 「ちちちちちちちちちちちちちがーーーーうのだーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 「フッ見苦しい・・・・・」 「そんなことないのだ!証拠!短剣はさっきふりまわしたのみたでしょ!だから違うのだ!証拠がないのだ!」 「フッ・・・では裁判長、証人をここに呼びますがよろしいでしょうか?」 「ほう・・・目撃者でしょうか?」 「はい・・・この事件の目撃者・・・先ほどまで意識を失っていましたが・・治療で復活しました・・・ご入場!!!」 するとそこには・・・先ほど死にそうだったもう一人のフードをかぶった女性が着ていた・・・ 「あっききみは!!!たすかったのだ!証言するのだ!俺が犯人じゃないと!!! 「被告静かにしなさい!!では証言をどうぞ」 「はい・・・わたしは・・・レミィ・F・ソウラ・・・被害者の姉です・・・」 「ほう・・・姉がいたとは・・・離散した家族の再会さぞかし喜ばしかったことでしょう・・・」 「姉を殺し、私を刺し・・・従業員を殺したのは・・・ベリュルです!!」 ふと気づくと殺人犯ベリュル 「なななななななにをいうのだ!!きみいたのだ!ガラスで!犯人は男だって言ったのだ!」 「フッ・・・君は"男"じゃないのかね?」 「た・・たしかに・・・!!ででも違うのだなんでそんな嘘をつくのだーーーー!!!!」 「私の姉を殺したのはあなた・・・ベリュルで間違いありません・・・!!」 「ばかな・・」 カツンカツン!!」 「さて証人の証言もそろいました・・・では被告に判決を言い渡します・・・ベリュル死・・・」 「サプラーーーイズ!!!!!!!!!!」 ベリュルの反撃!!! 第1312話 (2016年6月24日投稿、2016年8月18日掲載) ベリュルの尋問開始!!! 「レミィ・・・従業員を殺したのはベリュル・・そういったのだ・・・あなたはなぜ俺の名前を知っているのだ!」 「そ・・そそそれは・・・」 ざわざわざわ 「た・・・確かに・・・!今入ってきたばっかりなのに・・・カクティリアブス様これは・・・!?」 「・・・・」 「どうぜ!俺は無実なのだ!サプラーイズ!」 「フッ・・・あらかじめ証人には事件のことはすべて伝えてあるのです・・もちろん貴様の名前もな・・・!」 「ばばばばかん・・・」 「どうです・・・これできまりですね・・・・」 「ふむ・・・被告、何かいう事はありますか?」 「ちちちちがうのだ・・・」 「決まりですな・・・検察の証拠を覆す証拠がない以上・・・被害者ベリュルは・・・死刑・・・」 「サプラーーーーーーイズ!!!!!!!!!!」 ガーンガーンガーン!!!法廷内はびっくりした 「今の声は・・・ベリュル貴様・・じゃない・・・!?」 「わたしよ!!!」 バーーーン!!傍聴席の扉が開き・・・そこにはメリアナニーがたっていた・・・・!!ざわざわざわざわ・・・・!! 「ああなたは何者です・・!カクティリアブス様これは・・・!」 「フッ・・・これはベリュルの連れの一人・・・事件直前まで一緒に行動していたことが記録されておりますな」 「そうよ!買い物から帰ってきたらベリュルがいなくて・・・ホテル中調べたら警察につれていかれたって!あわててきたのよ!」 「メリアナニ~助けて~~」 「大丈夫よ・・・私が着たからには絶対に助けてみせる!私は弁護士の資格も持ってるのよ!!」 「ほう・・・しかし真実を捻じ曲げることはできんぞ・・・?」 「それは・・・こっちのせりふかもしれないわよ・・?」 バチバチバチバチと火花が散る・・・!! 「だがもう死刑は確定・・いまさら何を・・・」 「裁判長・・・証拠を提示いたします!」 メリアナニーは携帯ゲーム機を差し出した・・・! ふと気づくと携帯ゲーム機・・・ 「これは・・・!?」 「見てのとおり、ゲーム機です!」 「これが何か?」 「これでベリュルの無実を証明できるのです・・・!みてください裁判長このゲームのセーブデータ」 「ふむ・・・おおこれは"サプライズ裁判"!今巷で面白いと有名なゲーム!わたしもやっておりますぞ!」 「だったら話は早いわ・・みてベリュルがゲームを中断しているの」 「そうでしたな、このゲームは実際の時刻がセーブデータに記録されているのでしたな」 「そう・・・ベリュルがゲームを中断した時間2時半・・・それはあの女が死んだ2時よりだいぶ後の時刻よ!ゲームしてたのよ!この人!」 「ななんですと!!カクティリアブス様!!これは・・!」 「お・・おのれ・・・こしゃくな・・・・」 「これでベリュルの無実は決まりね!!!」 「やったのだーさすがメリアナニーなのだ!!」 これでベリュルの勝利は決まり・・・・ 「サプラーーーイズ!!!!!!!」 法廷はガーンとなった・・・! 「その声は・・・・レミィさん・・・!?」 いったい・・・ 第1313話 (2016年6月24日投稿、2016年8月19日掲載) レミィの証言! 「いい忘れていたことがありました・・・」 「ななんなのだ・・・」!」 「なんでしょう?レミィさん・・・」 「その男・・・私たちを刺した後ずっと部屋にいて考え込んで 「携帯ゲーム機の時間がずれていたけどまあいいのだ」といってました!」 「なんですと!つまり・・・携帯ゲーム機の時間がずれていただけでやっぱり犯人は・・・」 「そういうことになりますね、ね、カクティリアブス様!」 「フッ・・・そうやらそのようですな・・・」 「これでもう決まりのようですね・・・では判決を・・・ベリュルは死刑・・・」 「サプラーーーーーーーーーーイズ!!!!!!!」 法廷はガーンとなった・・!!! 「まってよ!じゃあ・・・レミィさん・・・今この携帯ゲーム機の時間はズレているわけよね?」 「え・・ええ・・・」 「じゃあ・・・ゲームを再開してまたセーブをしてもいいのね?」 「え・・・あ・・・いえ・・・その・・やっぱり・・・わたしの聞き間違いで・・・」 「なんですと!困りますなあこんなことじゃ・・」 「てへっわたしったらおっちょこちょいで!」 「あははあははは」 「裁判長!」 「どどうしましたメリアナニーさん・・・」 「さて・・・この写真を見てください・・・わたしが撮って来たものです」 メリアナニーが出した写真にはホテルの廊下、雪が積もっていた写真だった 「おおこれは現場の写真のようですな・・・・おや足跡がありますが・・」 「そう・・・この足跡を見て気づきませんか?」 「この変なのがベリュルの足跡ですな、なんかフラフラして・・殺しに向かった・・警察官たちのもありますないったりきたりしている」 「半分正解ですが・・・カクティリアブスさん、もうわかったんでしょう?」 「グヌヌ・・・」 「カ、カクティリアブス様・・どうなさいました?」 「いえないのなら私が言ってあげる・・・ベリュルの足跡は雪がつもった後からついたものよ!そしてベリュルズ足跡が1往復分あるわ!」 「あっ!!これは・・・哀れにも惨めにも悲惨にも連行られたときのもの・・と部屋に戻ってきて・・・いやいやそれはおかしい・・・」 「そう、ベリュルは逮捕されるまで一歩も外を出ていない、とそう証言したわよね?あなた」 「はったしかに窓ガラスが割れたのは殺しが起きたとき・・・!往復分あるということは・・・!雪が積もった後に部屋に行きそして連行」 「そ・・・そそそそんなーーーーーーーーーーーー!!」 ふと気づくとメリアナニーの反撃!!! 「さて・・・ここまででベリュルの無実は証明されました・・・ね、カクティリアブスさん」 「ぐぬんぬ」 「そういうことになりますな・・・犯人を逃がしたのは残念ですが・・・」 「・・・・」 「どうしたんだいメリアナニー」 (何か違和感が・・・・・・・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・レミィ・・・レミィ・F・ソウラ・・・まさか・・!あの・・!?) 「では、本法廷はこれにて・・・」 「サプラーーーーーーーーーーイズーーー!!」 メリアナニーの咆哮!!! 第1314話 (2016年6月24日投稿、2016年8月20日掲載) 名弁護士メリアナニー 「裁判長・・・真犯人がわかりました・・・」 「どどどういうことです?」 「私たちはとんだ思い違いをしていたようです・・・」 「はあ・・・」 「フッ何を言い出すかと思えば・・・真犯人は逃げて今頃・・・」 「いいえ、真犯人は私たちの目の前にいるわ・・・」 「なんですと・・!やっぱりベリュルが・・・」 「違うわ・・・・ね、レミィ・F・ソウラさん・・・・」 「な、なんですか!いったい・・・!」 「犯人は・・・・・・犯人は・・・生きている目の前のもう一人の人物!レミィ!あなたよ!!」 「なっなんですとーーー!!」 「なんだって!」 「なんだと・・・!」 ざわざわざわ 「なにをいうのです・・肉親を殺された私が犯人だなんて・・・」 「肉親・・・?赤の他人の間違いではなくって?フフ・・・」 「なんですと!」 「レミィさん・・・フードを脱いでくださらないかしら」 「こ・・これはその・・」 「レミィさん、お願いします」 「裁判長・・これは・・私の顔は人に見せたくなくて・・う・・美しすぎて・・・あっ」 その言葉をきいたベリュルが脱がせていた 「こっこれは・・・・・!!」 「ええええーーーーーーーー!!!」 裁判長ですらびっくりしたその素顔・・・これは・・・・ 「老人・・・あなたは・・しかも男性・・・」 「き・・・貴様・・・」 「被告、この老人を知っているのですか・・・?」 「シド・・・・・!なぜここに!!」 「そういうことよ・・・・!ベリュル!レミィファ・・・ソーラ・・・シドよ!おそらく大半の人は最序盤から気づいていたはずよ・・!」 ふと気づくと犯人はシド・・・・ 「お・・・おのれ・・・せっかく逃げ切れると思ったのに・・・・」 「ここれはどういうことですか!!!!!!カクティリアブス様!!ご説明を!!!」 「わけがわからん」 「裁判長・・・こいつは・・シドといってわるいやつなのだ!!!」 「くそっ!」 「観念しろ・・そして・・何があったか話すのだ・・・・!!!」 「しかたあるまい・・・よくきくのじゃ・・・!悲しい物語を!」 事件の真相・・・! 第1315話 (2016年6月24日投稿、2016年8月21日掲載) ホテルの一室・・・シドはある女との待ち合わせ場所にきた・・・ 「待った?」 「いまきたとこよ!ブツは・・?」 「これじゃ・・・!金を溶かせるトカースじゃ盗みに便利じゃ!金素であるAuをがんばり銀素のAgに変えれば・・銀も溶かすことができるぞ」 「そう・・それはありがたいわ私は・・おっとそれは秘密で名前はバヒ・ゲリバーよ体の名前・・いえ偽名でホテルにとまってるわ」 「さてカネはどうした」 「もってきたわ・・・1兆ギルよ」 「そうかではいただこう・・・」 「フフ・・ここであなたを殺せばカネも兵器も私のもの・・・!」 「なにっこのシド様をあざむくつもりか!」 「フフ・・・人間なんぞ歯牙にもかけぬ!さあしね!この短剣で貴様をさす!ぷすぷす!」 「ぎゃっ!おのれ!反撃じゃ!ボカンボカン」 「いてっ・・・おのれ人間風情が・・・わが必殺技を放ってやる・・・・!灼熱ビーム!」 「おっと危ないよけたわい!」 「ギョワワワワ!!!」 「なっなんじゃ!」 よけた先には・・・廊下にホテルの従業員のおっさんがいたのだ・・!おっさんは焼けて死んだ・・・ 「危ない技じゃの・・・しかたないこれをつかうか・・・!」 「おのれ!よけるな!もう一発灼熱ビーム!」 「おっとあぶない!バリーン!なっなんじゃ・・!窓ガラスが割れて・・・!ビュウウウ寒い!!焼けたおっさんに雪が・・・!」 「なんという恐ろしい寒さの町なの・・・しかたないさっさと止めをさしてやる!灼熱ビーム!」 「おっと!!ええいもうまてんわ!試験管ごときさまに投げてやる!ヒューーバリン!!」 「なっなんだこれ・・・・・これぐが・・ぎが・・・・が・・!ドロドロヒュ~・・・」 バヒ・ゲリバーは鎧が溶けていった・・・・ 「バカめ・・これは銀の王とかいうへんなおとこに1兆ギルで売ったぐらい価値があるものよ・・・複製しておいてよかったわい」 鎧が解けてそこには女が倒れていた・・・! 「黄金のよろいを溶かしたため防御がなくなり寒くて気絶したな!しかし証拠がのこると危ない・・そうだこの短剣で・・・ブスブス」 「ぐえっ・・・・!!」 「フフ・・・・!これであとくされなしじゃ・・・!ワシを殺そうとした罰は死をもって償うがよい・・・!ワハハハ!さてカネだ」 しかしカネは女の下敷きになっていた・・・ 「くそっはやくカネを回収しないと・・・・」 すると近くの部屋からガチャリとドアが開く音がした・・・コツコツと足音が近づく・・・! 「まずい・・・!このままでは見つかってしまう・・・!この国には・・・」 「こっちのほうかられいきが漏れてきてるのだ・・・付近で雪が積もっているのだ・・・この部屋空いてるな・・・いったい・・」 「ししまった・・・そうだ・・・バヒ・ゲリバーの服を脱がせ・・ワシが着て・・・この女にワシのローブを着せてと・・・」 シドは着替えを始めた・・ザッザと足音が近づく・・・! 「そして・・・このフードをかぶり・・ゴホン・・・アタシ・・ゴホン・・わたし・・・よし・・・!」 シドは大きく息を吸って・・・ 「キャーーーーーーーーーー~~~~ーーーー!!!!!!」 バタン・・・シドは倒れたふりをした・・・直後にベリュルが・・・ ふと気づくと以上が事件の真相 「そういうことだったのね・・・あら・・シドがいない!!」 「逃げるが八卦!逃げてしまえばつみも何もないわい!」 「通さぬ・・」 「このカクティリアブスを愚弄したことただではおかぬ・・!」 「ぐぬぬ・・これはまずい・・そうじゃ!いい事を思いついた!」 「なんだ?」 「今思い出したぞ・・・ワシは・・シドではなかった!!謎の老人じゃ!!!そうじゃ事件をたまたま見てただけなんじゃ!」 最後の悪あがき!! 第1316話 (2016年6月24日投稿、2016年8月22日掲載) ワシはシドではない 「どういうことですかな・・・シドさん」 「だから違うんじゃ!そういえばワシはシドではなかった・・・だとしたらどうじゃ?」 「なにをいってるのだ!裁判長なんかいってやって!」 「確かに・・あなたがシドでない・・そうなると話は違いますな・・・」 「なにいってるのだ!どうみてもシドなのだ!」 「証拠はあるのか?ん?ワシがシドじゃという証拠は!」 「そそんなの・・・おまえシドだし!ねえ裁判長!」 「証拠がなければ・・・認めるわけにはいきませぬなカクティリアブス様どうでしょう?」 「シドの伝説は聞き及んでおりますが・・・顔まではわたしは知らない・・・そうかその可能性があったか・・!」 「そうじゃそうじゃつまりワシがシドっつー証拠はない!つまりベリュルが犯人じゃ!」 「そういうことになりますな」 「なななな・・・メリアナニーなんとかいってよ・・・なにしてるの」 するとメリアナニーは大きな箱をたくさんの警備員に運ばせて法廷に持ち込んだ・・・ 「なんですかな弁護士これは・・・」 「中には・・・モンスターが入っているわ・・!」 「ききけんですぞ!」 「大丈夫、石化してあるわ・・あなたがシドでないというのなら入って証明して御覧なさい!」 「フン・・・何をいう・・こんなもので何がよいじゃろう入ってみよう・・」 謎の老人が入ったがあわててすぐに飛び出した! 「まものがすくっとるぞい!!」 「!!」 「!!!」 会場は騒然とした!ここからかっこいいBGMが流れ始める・・・裁判のクライマックスだ! 「で・・伝説どおりですな・・まさかあなたはシド・・・・」 「ちちちちがったのじゃ!今のはワシは、あまいものをくいたい!そういったんじゃ!そうじゃな!裁判長」 「ふーむそうとも聞こえますな・・・」 「つまり犯人はベリュル!」 「サーーーーーープラーイズ!!!!!!」 「どうしました弁護士」 「じゃああなたに聞くわ!シドでないのなら答えられるはずよ!!!・・・・悪は?」 「正義じゃ!」 「!!」 「!!!」 「ししもうた・・・ちちがうんじゃ・・・!!ちがうんじゃーーーーーーーーー!!」 「さあさあ!まだあるわ!これをごらんなさい!!」 ぴちぴちと色の悪いへんな魚をたくさんメリアナニーが持ってきた・・! 「ここれは・・・」 「これが最後よ・・・・さあ・・・この魚を食べてみなさい!シドじゃないのなら・・・食べられるはずよ!!!」 「ぐ・・・・」 「さあ!!!」 「ぐぐぐ・・・・・う・・・」 「さあはやく・・・・!!!」 「うお・・・・」 ふと気づくと男の様子が・・・!? 「さあ・・・!!」 「う・・・」 「・・・・」 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 ドカンドカンドカン! 「せえええええええええええええええええええりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいすううううううううううううううう」 バキュン!バキュン!ドカン!ガン! 「べえええええりゅうううううううるううううううううううううううううううおおおのおおおおれえええええええええええええええ」 ズガンズガンズガンズガン!!!! 「まあああああああたああああああああしいいてええええええええもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおこおおのおおおおお」 ガガガンガガガンガガガンガガガン!!!!!!ズガーンズガーーン!!!!! 「わあああああしいいいいいいいいいわああああああああああくううううううがああああああせいいいいいいいいいい・・・・」 バタン・・・・シドは倒れた・・・そしてしばらくして・・・ゆっくりと謎の老人は起き上がった・・・ 「そうじゃ・・・ワシは・・・シドじゃ・・・」 まさかのシド・・・! 第1317話 (2016年6月24日投稿、2016年8月23日掲載) 正体はシドだった・・・! 「ワシは・・・お金がほしかっただけなんじゃ・・・・それが・・あんなことに・・・」 「悲しい物語・・・・ですな」 「そうかな」 「だが・・・この恨み・・かならずいつか・・・・!おぼえているがよい・・・」 「・・・さあシドを連行せよ!この私を愚弄した・・・その罪を償わせてくれる・・!」 「いやじゃー・・いやじゃー・・・・・・」 シドは哀れ連れ去られていってしまった・・・ 「さて・・・なんともやりきれない結末となりましたが・・・あらためて被告人ベリュルに判決を言い渡します!」 「 無 罪 」 ワアアアアアアアア!!!!!! 「よっしゃ!!!すごいやメリアナニー!!!!!」 「ふう・・・やれやれだわ・・・いったいなんだったのかしら・・・」 「サプラーイズ!!だぜ!!!!」 「カクティリアブス!どうぜ!俺の勝ちだぜ!!」 「フン・・・今回は・・・勝ちを譲ってやろう・・だが覚えていろ・・いつのひか貴様を必ず無実だろうが有罪にしてやる・・」 「こわい」 そしてベリュルは無事仲間の下に戻ることができた・・・しかし傍聴席に白いフードをかぶった女がいた・・ 「フッ・・・おろかな・・・」 これがまだ・・・恐ろしい物語の幕開けだとはベリュルたちも知る由はなかった・・・ 「それはそうとはやくかえってサプライズ裁判の続きやらなきゃ!!!!!」 「もう・・・これだから・・・」 「ねえねえメリアナニーはやくはやくー!」 「はいはい、いまいくわよ」 そしてベリュルが意気揚々とサプライズサプライズいいながらホテルの部屋に戻った・・・ 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 「どしたのベリュル」 「だ・・だれかが・・・・」 「ねえねえどうしたの?」 「だれかがサプライズ裁判、俺のデータで続きでクリアしちゃってるのだーーーーーーーーーーーーーー!!!」 「ええ・・・」 するとガチャリと誰かが部屋に入ってきた・・・ 「あらベリュル、おかえり!どこいってたの?それよりそのゲーム面白かったわ!」 「ダ、ダンナーザまさか・・・」 「そうそう、真犯人がまさか・・・でね・・!トリックが・・こうで!最初のあいつが・・!そして・・・」 「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ」 「どしたののベリュル」 「ダ、ダンナーザ・・ちょっとそれは・・・」 「んー?メリアナニーまで・・・どうしたのかしら」 「おおおおおのおおおおれええええええええええええええええええええええええええええええ」 ドカンドカン!!! 「たあああのおおおおおしいいいいいいいいいいいみいいいいいいいいいいいにいいいいいいいいいいいいしいいてええええええ」 ズガンズガンズガンドカン! 「たあああのおおおおおおお・・・・」 「ちょっと静かにしなさい!」 バチン!バタン・・・ベリュルは倒れた・・・ 「あら・・・そんなに強く叩いてないわよ・・・もうしかたないわねベリュルったら・・・」 ふと気づくと数日がたっていた 「いつまですねてるの!そろそろ行くわよベリュル」 「うん・・・」 「もう・・・悪かったってば・・・」 「うん・・・」 「そうそう、サプライズ裁判続編が出てるみたいよ!全部かってあげるから、そろそろ出発しましょう!」 「ほんと!!!やったはやくいこういこう!!!!わーい!!!」 そしてベリュルたちはホテルを後にし、探索を再開したのであった・・・ 「で、次はどこ行こう?」 どこへ・・・ 第1318話 (2016年7月10日投稿、2016年8月24日掲載) さてフルエリアの探索を開始しよう! 「非常に広く狭く部屋に帰りたくなる寒さ!」 「我慢しなさい!」 あたりは人間もそうだが、むしろ銀人間が目立っている・・・・ 「銀人間に支配されているんだし当然よね・・・・」 すると怒鳴り声が聞こえた・・・! 「オラー!銀人間様の通るじゃまをするんじゃねー!銀人間様こそがこの町を発展させたんだぞ!」 銀人間たちが少年を囲んで怒っているようだ・・・ 「まったく貴様らはいつまで人間の独立を夢見ているのだ・・・われらのおかげで貴様らが生きていることを忘れたのか?」 「で・・でも・・この町は僕たちの町だ・・・!」 「真鯛羽化・・・しかたない・・・ファイガ!ボワッ!」 「ギョゲイエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!」 少年は燃やされて死んでしまった・・・!!!! 「ケケケ・・・ここはブッサミーラの銀四天王カガミーラ様の配下の四天王様の一人経済担当エルバル・ユウイチ様の支配町だ!」 「ありがたがらないから悪い・・しかしこの少年の犠牲は無駄にはならん!われらがこの町を守り立てるのだハハハ!!」 「ハハハ!」 そして銀たちは去っていった・・・ 「なんてことだ・・・この町は銀に支配されていたのか・・!」 「当たり前でしょ銀の支配地域なんだから!でも大元をたつ前にまずは目の前の脅威から排除しないとね・・」 「エルバル・ユウイチとかいってたな・・・なんか聞いたことがあるような・・・?」 情報を聞くと、この町の一番の豪邸に兵隊を携えて住んでいるという 「よしそこをさっくりと攻め落としてこの町を取り戻そう!!」 準備を整え、町中に隠された宝をとりつつ・・・ユウイチの豪邸へいった 「通せ」 「通さん」 「通せない理由でもあるのか!」 「そもそもお前ら何者だ!」 「俺たちは銀を滅ぼす運命を背負っているぜ!銀野郎はぶっつぶす!」 「何だお前・・・貴様もこの町の反逆人間か・・・こないだ少年を始末したが見せしめに屈せず残っていたとは・・・」 「お前があの子を殺した犯人か!」 「そうだ!俺はエルバル・ユウイチ様の配下の四天王、マイノリテイのバズズンパ様よ!!しねいおろかな庶民よ!」 襲ってきたが倒した・・・ ふと気づくとユウイチの豪邸に突入していた! 「であえであえええ曲者じゃーーーー!!!!!」 ばったばったと襲い繰るはユウイチ親衛隊! 「ここいつら人間・・・!?」 「そうだ!カガミーラ様にこの町は人間に任されたのだ!それを貴様は・・・」 「人間が人間を裏切るなどと・・・なんという・・・!」 裏切りの館・・・! 第1319話 (2016年7月10日投稿、2016年8月25日掲載) 裏切りの館は裏切り者だらけ! 「時折ハーフ銀やや銀人間も襲ってくるけどだいたい人間!」 「銀人間様についていたほうがおいしいのでな!」 そして襲ってきたユウイチ配下の残りの四天王を壊滅させて一番奥の部屋に入ると玉座があった・・・そして座っていた男 「覚悟しろ支配者・・きっ貴様は・・・!」 「何者だ・・・この私の部屋に入るとは・・・きっ貴様は・・・!」 二人はびっくりしあっていた・・・! 「お前は・・・同級生で・・・経済学科筆頭の・・・エルバル・ユーイチ!なぜここに!」 「お前こそ・・・俺はとあるお方に経済力をかわれ、この国をいかにいい感じに支配するか任せれたるのだ」 「ままさか銀の王・・・!」 「ほうよく知っているな・・・いかに何も知らない人間を犠牲にし、町を発展させ屈服させるかの実験だ」 「なっなんだとっ町の発展の裏で人間を犠牲にすルダと・・・!」 「ひょう・・よくぞ見抜いた・・・だが犠牲はつきものだろう」 「許せないぜ!銀の下僕に成り下がったかユウイチ!あの・・・元からいろいろ性格が悪かったお前が!」 「なんだと・・・!貴様が何も考えていないだけであろう!許せぬ!ものどもかかれい!」 親衛隊がボコボコわいてきた! 「お覚悟めされーーーい!」 親衛隊をボコボコに倒した・・・ 「どうぜ!」 「き、貴様いつの間にそんな力を・・・!」 「さあ覚悟しろ銀の手先!お前に引導を終了を手渡してやるぜ!!!」 「まあまて・・・私の話を聞いてからでも遅くないだろう」 「おう」 ふと気づくとユウイチは語りだした・・・ 「そもそもこの町は貧しい村だった・・・」 「ほう」 「だが・・・銀様の力と私の経済力で・・・ここまで発展したのだ!」 「ふむ」 「悪いことではないだろう?」 「うーむだが裏には甘い話だぜ!」 「そんなの当たり前だろう?甘い話なんて世の中ないぞ?」 「ではどんな甘さか答えてみろ・・・!!!」 「人間を・・・銀様たちの食料とすることだ・・・!もちろん一部だけだが・・この焼き鳥も元人間だモシャモシャうまい!」 「なっ!」 人間は食料ではない!!! 第1320話 (2016年7月10日投稿、2016年8月26日掲載) 食料人間は恐ろしい 「どうせそんなことだろうと思ったぜ!いずれこの町を銀たちにのっとらせる気だろう!」 「まあ抵抗しなければ人間も生かしておいていいぞ銀に支配されていたほうがいいはずだ!多少の人間の犠牲はやむを得まい!」 「それで犠牲を受けるのがなぜ人間なのだ!」 「大局をみればそんな犠牲など小さなものだ!人間が食料になることで、大勢の人が幸せになるのだ!」 「"犠牲にならないやつ"の観点で大局を見ろなんて説得力皆無だぜ!」 「いずれお前たちは目先の犠牲でだまされたことをおろかだと思い知ることになる!銀人間の支配はデメリットではない!」 「本人にとっては自分自身の犠牲こそがすべてだ!当事者感情をなんだと!」 「庶民の感情などわれらの偉大な計画に比べるとごみよ」 「貴様が犠牲になってからものをいえ!その覚悟がないものに何を言う権利もやる権利もない!」 「おろかな・・・では死ぬしかないようだな!」 エルサル・ユウイチが襲ってきた!!すでに目玉が銀色になっていた・・・ 「そう・・おれは目を銀にし大局をみる目を身につけたのだ・・・!」 その目は大局を見越しており、先手をどんどん打ってくる!なにより恐ろしいのがアイテム封じ! 「なっ貴重なアイテムが使えなくなるぜ!かくばくだんも投げれなくなる!」 それに頼ってた人は要注意!だが所詮元人間なのでナントカ倒した・・・ 「おの・・・れ・・・・おろかな・・・人間・・ども・・・よ・・・われらに支配されていたほうが・・・」 ユウイチはもう死にそうなかんじ 「支配されて食料にでもなっていたほうが・・幸せだった・・ものの・・・力こそ・・すべて・・・」 「負けたお前に力を語る資格なんてないぜ!そもそも常識が違うもの同士がなじめるわけないでしょ自分がやってからいいなよ」 「その方法を考えるべきだ・・・庶民に任せて成功した事例などない・・ここ数百年の歴史が証明している!」 「常識の違うもの同士が成功した事例こそもっとないぜ!!!数億年の歴史が証明してるぜ!」 「そうだった・・とは・・・・しかしこの町に・・・混乱が始まるぞ・・・」 「今すぐ死ぬよりはましだぜ」 「今すぐ楽にしぬか後で苦しんで死ぬかの違いでしかないがな・・ククク・・・悪党め・・そしてバカな庶民よ・・」 「口でなら何とでも言えるけどな目の前の犠牲者を助けないやつのほうが悪党だ!こうなることを"見越せなかった"貴様こそバカだぜ!」 「そそうか・・・見越せなかった時点で手を打たなかった時点で・・俺がバカだったか・・・ギャッ死んだ・・」 「そうだぜ・・あとから何を言ってもバカの戯言だぜ・・・あっ」 ユウイチは死んだ 「ユウイチ・・・・こんな終わりかたってあるかよ・・・」 「ベリュル・・・あなたは悪くないわ・・・」 「ああ・・・きっとあの世ユウイチは笑ってるに違いないさ・・ありがとうとな・・・この国を頼むと・・・」 「ええ・・・そうね・・・!きっと人間の手で復興することでしょう・・・あら・・?風・・」 窓も開いていないのに玉座の後ろから風が吹き込んでいるようだ・・・ ふと気づくと玉座の後ろ・・・ 「この床のじゅうたん・・・ぺらぺら動いてるわ・・・!調べてみましょうベリ!あら!」 すると隠し階段が現れた・・・! 「こ階段はいったい・・・?」 すると奥のほうに行くと・・・部屋があった・・・ 「あけてみましょうガチャ!!!こっこれは・・・!」 中には・・巨大な脳みそが培養されていた・・・! 次 第1321話~第1330話
https://w.atwiki.jp/allhero/pages/43.html
神田明神のすぐ近く、秋葉原の街に落雷が落ちた。雲一つ出ていない夜空に、である。 その雷は、比喩でも何でもなく、本当に月から地上へと放たれたのだ。 街を歩いていた人々が足を止める。落雷地点には、一人の男が立っていた。 まるで肉体の一部かのような白銀の鎧に身を包み、一振りの刀を持った眼光鋭い男。邪神ツクヨミその人である。 ゆっくりと周囲を見渡す。神話の時代とは、人も、街並みも、全てが変わってしまっている。 野次馬がひそひそと囁き合う声が聞こえる。 「何、何、コスプレ?」「あいつ突然出てきたぜ」「マジ?ひょっとして今新宿とかで暴れてる連中の仲間?」 「ねえ、誰かに似てない?ほらテレビの……」「ああ、『ど~んと来い』とか言ってる変な学者?」「結構イケメンじゃん」 ケータイで写真を撮っている者もいる。そんな中ツクヨミは静かに辺りを見回していた。まるで何かを探すかのように。 (感じる。かなり大きな邪気だ) ツクヨミがこの地に降臨したのは、その邪気に引き寄せられたからでもあった。但し少し位置をずらしてしまったようだが。 ツクヨミの体が青白い光へと変わった。そして光は遠くへと飛んでいってしまった……。 その頃、エンマーゴの出現した奥多摩では…。 「ふう…ここまで逃げれば追ってこれへんやろ」 牛若小太郎と入道から目を奪って逃げたうらぎらはとある寺の前にたどり着いた。 「ルロロロロー、貴様は俺様の餌だぁ!」 「ぎょ、もしかして作戦に失敗したわいを殺しにきたんか?や、やめてくれへんか、わいはまだ金儲けしたいんやでぇ…」 突如としてうらぎらの前にドルゲ魔人クチビルゲが現れうらぎらを食べようとしていた。 それを見たうらぎらは腰を抜かし気絶した。 「気絶したのか、なら貴様をこの口で…」 クチビルゲがうらぎらを食べようとした時… 「ハリケーンキック!」 「ぐぉっ!」 小太郎のハリケーンキックが決まりクチビルゲが吹き飛ばされる。 「ったく、こんな奴で腰を抜かしていたのか」 入道が気絶しているうらぎらを担ぎ上げる 「おのれぇ、貴様は何者だぁ!」 「僕は太陽の子、牛若小太郎!」 立ち上がったクチビルゲに小太郎が名乗りを上げる。 「ルロロロ、まずは貴様から食べてやる!」 クチビルゲが小太郎に向かっていく。 「くっ、三日月投げ!」 小太郎は向かってくるクチビルゲに対し、長刀の先端をブーメラン状に変えて投げた。 「ルロロロロォ!」 小太郎の三日月投げでクチビルゲは真っ二つに切り裂かれた。 「小太郎、あいつも妖怪軍団の一人なのだろうか?」 後ろからうらぎらを担いだ入道が小太郎に話しかける。 「いや、あいつは妖怪とは違った悪意を感じたよ」 「悪意か…」 小太郎が深刻な顔で答える。 「小太郎、闇一族が復活したとでもいうのか?」 「いや、奴の悪意は闇一族以上だったよ」 小太郎はさらに深刻に話す。 「入道、そろそろうらぎらを起こそうか?」 「ああ、ここじゃぁ危ない、あそこの寺まで運ぼう」 入道は目の前の寺を指差した。 「お寺か、どこかに身を寄せた方がいいな」 「小太郎、それなら行くぞ」 二人は目の前の寺に向かっていった。 「ほう、客人か…」 不気味な仮面をした和服姿の男が掃き掃除をしていた。 彼こそこの寺の住職、ディアブルであり、寺に入ろうとする三人を見て何やらぬ力を感じ取っていた。 龍脈の流れに沿ったとある場所に、大量の妖気、邪気、とにかくそういった表現が可能なモノが集まってきていた。 それらは一箇所に固まり、初めは不定形なオーラとして漂っていたが、やがて確りとした形を成し、とうとう人の姿へと実体化した。 旧軍の将校の姿をし、鬼気迫る形相の男。帝都の魔人・加藤保憲その人である。 と、傍の暗闇から加藤に話しかける声が聞こえてきた。 「やっぱり蘇っていたのね、加藤……」 貴公子ジュニアである。 加藤はジュニアを一瞥しただけで全く話そうともしない。構わずジュニアは話し続ける。 「龍脈の異常、そして妖怪の失踪……知っている事を全部教えてもらおうか」 ジュニアがガシャドクロの姿に変身して加藤を威圧する。それに怯んだわけではないが、加藤がぽつぽつと喋り始めた。 「龍脈は何者かによって守護者たるミズノエノリュウを失った。そのお蔭でこうしてまた活動できるようになった」 「ミズノエノリュウは死んだの?」 「死んではいない。ただ力を失っている」 ガシャドクロが再びジュニアの姿に戻って尋ねる。 「では妖怪どもの失踪は?私の予想が正しければお前は妖怪どもの力を吸収して蘇った。違うかしら?」 「そうだ。完全に復活するための妖力を、護法童子や式神を使って集めていた」 ジュニアが渋い顔をする。こいつは我々妖怪全てにとって敵となりうる。 (くっ、こんな奴を本当に味方として利用できるというのか?) そこへ新たな人影が現れた。ツクヨミである。 「お前はツクヨミ!いつの間に地球へ……」 ツクヨミはジュニアの事は眼中に無いかのように、ただじっと加藤を眺めている。 そこへ第四の人影が現れた。シド・デイビスである。 「シド・デイビスね。サタンから話は聞いているわ」 「どうやらお集まりのようだな。妖怪大魔王の息子に帝都の魔人、古の夜の神もいるのか」 豪華な顔ぶれの割にはパーティーに相応しくない場所だな、そう言ってシドは微かに笑った。 「魔人・加藤保憲、そして邪神ツクヨミ。どうだ、我々と手を組まないか?」 シドが両者に語りかける。 「我々の共通の目的、それは破壊と混沌、殺戮。その目的達成のためには手を組み効率よく事を起こしたほうがいいと思うが」 それに答えたのはツクヨミだった。 「断る。私は神だ。何故神が妖怪ごとき取るに足らない連中と対等の関係を結ばねばならない」 「だがお前達は過去に敗れている。ツクヨミはヤマトの皇子に。加藤は平将門の血を引く者に」 これにはツクヨミも返事のしようが無かった。 そしてそんな三者をじっと眺めていたジュニアは、恐怖を感じていた。 (この3人、物凄い邪気を放ち互いに牽制し合いながら話している。か、敵わない。私ごときの力ではここにいる誰一人にも) だが、ジュニア以外にもこの場に居合わせた、恐怖している人物がいた。偶々近くのごみ箱を漁っていたねずみ男である。 (な、何だあの顔の怖い4人組は。信じられねえ妖気を放ってやがる) 「行動の自由は約束しよう。ただ必要な時に力を貸してもらいたい。それだけだ」 シドが弁舌巧みに交渉を進めていく。完全にシドのペースだ。 「いいだろう。条件を呑もう」 そう言ったのは加藤の方だった。 「ツクヨミ、お前はどうする?」 「……よかろう。妖怪どもなど信用できんが、どうやらお前は違うようだ。異質ではあるが同じものを感じる」 「交渉成立だな。では我々の同盟の証しとして何か見せてもらおうか……」 シドがそう告げる。 (シドめ、早速この2人を利用するつもりか!) もし加藤やツクヨミが機嫌を損ねてこの場で暴れ始めたら……そう思うとジュニアは気が気ではなかった。 だが予想に反し、加藤がすんなりとその条件を受け入れた。 「いいだろう、見せてやる。我が力で東京の守護者たるミズノエノリュウが東京を滅ぼす瞬間をな……」 そう言うと加藤達4人はその場からテレポートして消えてしまった。後に残されたのはねずみ男一人のみである。 (こいつは……あの4人に付いていった方が得だ!) 初めは恐怖しか感じなかったねずみ男だが、持ち前の嗅覚が自分にとって得になると訴えかけているのだ。 (あれだけの妖気を放っていたんだ、居場所は簡単に特定できる!) ねずみ男は大慌てで残された妖気を追い、シド達を追っていった。 キョウジとメフィストが秋葉原に着いた時にはもうツクヨミの姿は何処にもなく、誰かが呼んだのか警察が来てツクヨミの降下地点を捜査している。 とりあえず2人は周囲の野次馬から情報収集をすることになった。だが当然ながら大した情報は集まらない。 警官からも聞こうかと思ったが、「これは宇宙警察の管轄じゃないのか?」とか文句を言いながら仕事をしている警官は、近寄るキョウジ達を物凄い剣幕で追い払った。 「どうするオッサン?」キョウジがメフィストに尋ねるが、メフィストは冷汗を垂らしながら険しい顔をしている。 「……物凄い邪気を複数感じる。こりゃお前らが言う加藤ってのが蘇ったのかもしれんぞ」 「マジかよ」 と、キョウジのケータイがけたたましく鳴り出した。慌てて取る。レイからだ。 「レイ、無事に辿り着けたのか?」 「ええ。それよりも物凄い邪気を感じるわ。しかも複数……」 「お前もか。実はこっちでもオッサンが同じ事を言い出してな……」 「邪気は3つ。まずはシド……大サタンね。後はツクヨミ、そして加藤……」 「やっぱり加藤が蘇ったってのか!」 「もの凄い邪気だわ。気分が悪くなるくらい。私ですらこれなんだから比較的近くにいるメフィストさんは物凄く具合が悪いと思うわ」 確かにメフィストは物凄く気分が悪そうに見える。事実、彼らは知る由も無かったのだが、東京及びその近郊にいる全ての超能力者、霊能力者、妖怪達がこの只ならぬ気配を感じ取っていた。 と、電話口のレイの声の調子が急に変わった。 「動いた」 「動いた?何が」 「気をつけて!そっちに向かっている!」 「おい、やばいぞ!邪気がこっちに向かってくる」 メフィストもまた、そう叫んだ。 「来た!」 レイとメフィストが同時にそう叫ぶ。それと同時に、一際高いビルの上に4つの人影が現れた。シド、加藤、ツクヨミ、そしてジュニアである。 「シド!」キョウジがシドの気配を確認し、ビルに向かって力いっぱい叫ぶ。 「そいつらがお前のお友達か?やけに馴染んでるぜ、シド!」 「葛葉、今からとっておきのショーを見せてやる。今からこの街は、この世の地獄へと変わるのだ!ふはははは!」 加藤がドーマンを唱えだした。それと同時に地震が起こり、店先の品物が全て倒れ、ガラスが砕け地上に降り注ぐ。 と、神田明神周辺を中心に巨大な五芒星が現れ、そしてその中からミズノエノリュウが姿を現した。 「どうしたのキョウジ!何が起きたの!?」 電話口でレイが叫ぶ。 「ははははは、見えるか葛葉!あれこそがこの大地を守護するもの、ミズノエノリュウだ!」 「大地を守護するものだと?なら俺達の味方なんじゃないのかよ!」 「今は違う。深手を負った龍は、今では我等が傀儡に過ぎん」 シドの言う通り、ミズノエノリュウは足元にある物全てを蹴散らしながら秋葉原方面へと進んできていた。 逃げ惑う人々の悲鳴で、秋葉原の街はまさに阿鼻叫喚の地獄絵図と化した。 「ふはははは、人間ども、むざむざ逃がすと思ったか!」 突然地面に無数の魔方陣が現れ、中からシドが召喚した低級な悪魔どもがその姿を現した。さらに大サタンの力によるものだろう、無数のゴーレム兵までもが突然に現れた。 次に地面が割れ、その中から加藤が使役する護法童子や式神が大量に這い出してきた。それらが一斉に逃げ惑う人々に襲い掛かる。 「オッサン!行くぞ!」 「ええい、真吾よりも人使いの荒い奴だ!」 2人が悪魔達の群れに飛び込んで行く。 「俺だけじゃ無理があるな。出て来い!」キョウジがビシュヌとヌエを召喚する。 「あれはヌエ!馬鹿な、何故あいつが!」ジュニアが驚愕の声を上げる。 「どうした?」 「裏切り者がいる。ここは私が……」 そう言うとジュニアはガシャドクロの姿に変身し、地上へと下りてヌエに掴みかかっていった。 まさに、想像を絶する戦いが秋葉原の街で繰り広げられていた。逃げ惑う人々、悲鳴、破壊音、肉が裂け血が噴出す音……。 そしてその中で戦い続ける葛葉キョウジとメフィスト。 「魔力・絶対零度!」 メフィストの魔力で大量の敵が一度に凍りつく。だがあまりにも数が多すぎる! 一方キョウジもビシュヌで護法童子や式神を蹴散らし、襲い掛かってくるゴーレム兵を肉弾戦で迎え撃っていた。 そしてヌエはガシャドクロと死闘を繰り広げていた。 「ヌエ、大魔王様に仇なすのであれば、この私が引導を渡してくれる!」 「……」 「言葉を失い、人間の下僕に成り下がったか!」 地響きが聞こえる。その間隔はどんどん狭まってきている。ミズノエノリュウが間もなく秋葉原へと到達しようとしていた。 「くそっ、これじゃ軍や防衛チームが動く前に秋葉原は壊滅だ!」 キョウジが吐き捨てるようにそう言う。そして……。 とうとうミズノエノリュウがその巨体を秋葉原の街に現した。ビルを崩し、咆哮を上げながら暴れまわるミズノエノリュウ。 さらに、上で傍観している3人のうちの誰かによるものだろう、突然の火災によって街は炎に包まれた。 シドが最初に言った通り、街は地獄と化した。 「ビシュヌ!」 キョウジがその名を呼ぶと同時にビシュヌが巨大化し、ミズノエノリュウの前に立ちはだかった。 「何だ?巨大化できるのか?」 「驚いたかオッサン。ビシュヌはこの世界では実体があるようで無い。だからその姿形は自由自在なんだ」 ビシュヌがミズノエノリュウに衝撃波を放つ。巻き込まれ、幾つかのビルが倒壊した。 と、電源を切らずにそのままにしておいたケータイからレイの声が聞こえる。 「キョウジ!今そっちの様子をテレビで見てるんだけど……」 「何だ、中継されてるのか?ああ、確かにヘリが飛んでるな」 軍よりもマスコミの方が行動が早いとは、酷い話である。レイが続けてこう言った。 「駄目よ!ミズノエノリュウは倒しちゃ!ビシュヌの力だと倒してしまう……」 炎に包まれたビルが崩れ落ち、下にあるものを全て潰していく。そんな轟音の中、キョウジが大声でケータイに向かって話しかける。 「何だって!?倒すな!?」 「そうよ!ミズノエノリュウは東京の龍脈を守護するもの、倒したらこの東京は霊的結界を失い、今以上に妖怪や悪魔の跳梁を許してしまう!」 「おいマジかよ!」 慌ててビシュヌの方を見ると、すでにビシュヌは封印の魔方陣をミズノエノリュウの眼前に展開していた。 「駄目だビシュヌ!止めろ!」 「何故だ?」 「決まってるだろ!そいつを封印したらますます分が悪くなるんだ!俺の言う事を聞け!」 「……仕方ない。だが、後悔するなよ」 と、背後で何かが倒れる音がした。振り返ると、腹に大穴を開けたヌエがガシャドクロの前に倒れ込んでいた。 ヌエは暫く体を痙攣させていたが、すぐに動かなくなり、そのまま消滅してしまった。 「くそっ!」 「お、おい、ありゃ何だ?」 突然メフィストが場違いな程素っ頓狂な声を上げた。何か空にあるようだ。キョウジも、そしてガシャドクロも夜空を見上げる。 空から何かが猛スピードでこちらに迫ってくる。かなりの大きさだ。ブースターを噴かして、それは炎に包まれた秋葉原の街にゆっくりと着陸した。 それは、軍の秘密研究所からゼイラムによって強奪されたフォッグマザー・改であった。 そのあまりにも巨大なフォルムにキョウジ達が圧倒されている中、突如フォッグマザー・改の前面の装甲板が開き、無数の弾頭がその姿を現した。 「お、おいまさか……」 その刹那、無数のミサイルが一斉に発射された。ミズノエノリュウ、ビシュヌ、そして地上にいるキョウジ達、それら全て目がけて。 爆発、轟音、噴煙…ここに来て、さらなる修羅場が訪れたのだ。 もちろん傍観中の3人の下へもミサイルは飛んできたが、加藤の張った結界によって防がれる。 ミサイルを撃ち終えたフォッグマザー・改の中から、ゼイラムの分身たる無数のリリパットが溢れ出してきた。どうやら姿を眩ましている間に用意していたらしい。 血と戦乱を求め、ゼイラムが本格的に動き出したのだ! 無数のリリパットに襲われ、護法童子が手足をもがれていく。悪魔どもが口から溶解液を吐き、それを浴びたリリパットが溶けていく。 地上では、この世のものとは思えぬ戦いが果てしなく繰り広げられていた。 「くそっ、見境なしかよ!」 煤だらけになりながらキョウジが呻く。幸い大きな怪我はない。 傍観中の3人も、予定外の闖入者の処遇を決めかねていた。 「数が多いな。行ってくれるか、ツクヨミ」 「……よかろう。久々に暴れたかったところだ」 そう言うとツクヨミはビルから飛び下りていった。 一方ガシャドクロも、 「おのれ!誰かは知らんが許さん!」 巨大化してフォッグマザー・改に挑みかかっていった。 「ビシュヌ!お前もあのデカブツをやっつけろ!」 キョウジが命令し、ビシュヌもまたフォッグマザー・改へと向かっていく。 「くそ、こいつら一体何者なんだ!魔力・かまいたち!」 真空の刃で向かってくるリリパットやゴーレム兵を真っ二つにしていくメフィスト。 「おいキョウジ!そっちはどうだ!」 キョウジはと言うと、刀を振るい次々とリリパットどもを斬り捨てていくツクヨミの姿をずっと見ていた。 (あれがレイの言っていたツクヨミか。何て奴だ) ツクヨミがこちらに視線を向ける。と、その両目から怪光線がキョウジ目がけて放たれた。 「うおっ!」 ギリギリのタイミングでそれを避けるキョウジ。ツクヨミは、そのまま何事も無かったかのように再びリリパットを斬り捨てていった。 ビシュヌとガシャドクロも、フォッグマザー・改を相手に苦戦していた。あらゆる攻撃をバリアで防ぎ、レーザーやマシンガンで反撃してくる。 フォッグマザーの周りをマスコミのヘリが飛び回っている。無謀にもかなり近い距離だ。案の定簡単に撃ち落されてしまった。炎上し、地上に墜落するヘリ。 「物量戦じゃこちらの負けだ!どうするキョウジ!」 メフィストがキョウジに呼びかける。とにかく疲れきったというのが口調からも窺えた。 フォッグマザーの集中砲火を浴びて、ミズノエノリュウが地面に倒れ込んだ。 「まずい!ビシュヌ、龍を守れ!」 だが時既に遅く、ミズノエノリュウの体が徐々に透明化し最終的には消滅してしまった。 「ミズノエノリュウが……」 キョウジが情けない声を出した。一方シド達も、 「ミズノエノリュウは死んだのか?」 「死んではいない。深手を負って引き上げたのだ。だがあの傷ではもう二度と戦えまい。もちろん帝都を守護する事など不可能」 加藤が淡々とした口調でそう告げる。 「畜生!下りて来いシド!俺と勝負だ!」 キョウジがシドに向かって叫ぶ。だがシドはというと至って冷静そのものだ。 「葛葉。ツクヨミも加藤も、そして俺も、皆お前など簡単に始末できる力を持っているのだぞ」 さらにシドはこう言った。 「お前もいい加減人を捨てこちら側に来い。その時は快く迎え入れよう」 「ふざけるな!」 「だが本当にこの俺を倒すつもりならば、お前はビシュヌと一体化し悪魔の力を得なければならないのだぞ」 キョウジの脳裏に過去の戦いがよぎる。あの時、悪魔化し不死身となったシドを倒せたのは同じように悪魔化した自分だった。だが次に悪魔化したらもう人には戻れないかもしれない。 「……尤も、大サタンの力を得た俺に勝つにはビシュヌと一体化するぐらいでは無理だ。複数の悪魔と同時に融合でもしない限りはな」 「黙れ!俺は人間だ!もう悪魔の力には支配されない!俺は人として、人間葛葉キョウジとして戦いお前を倒す!」 「それがお前の答えか……」 キョウジの目の前にツクヨミが立ちはだかった。ツクヨミが腕で軽くキョウジの体を薙ぎ払う。キョウジの体は紙屑のように吹き飛び、地面に物凄い勢いで激突した。 「くっ!」 「それが答えだ。それだけの衝撃を受けても無事であるという事は、お前の体が徐々に悪魔化しているという証拠」 キョウジがよろよろと立ち上がる。 「俺は……人間だ」 キョウジがシドを睨みつける。まさに鬼気迫る表情だ。 流れ弾が飛んできてあちこちで激しい爆発が起こる。爆風で飛んできた細かいガレキがキョウジの頬をかすめていった。 ツクヨミがアマノムラクモノツルギを突きつけながら、ゆっくりとキョウジに向かって迫ってくる。 「ツクヨミ、その男は殺すな。悪魔化させ、仲間に引き込むのだ」 「断る。神に仇成す者を生かしておくわけにはいかん」 と、周囲で戦っていたリリパット達が一斉にフォッグマザー内へと撤退を始めた。 それと同時にフォッグマザーが2門の砲塔を展開し、エネルギーをチャージし始める。 「ま、まさか……」 そのまさかだった。フォッグマザーが高出力のビームを発射したのである! 長いようで短い時間、ビームは秋葉原の街に照射され続けた。光が途絶えた時、フォッグマザーの眼前には焦土と化した街が広がっていた。 生物無機物を問わず全てが灰と化し、後には焦げたまっさらな大地が広がるだけだった。 それを確認すると、ゼイラムはフォッグマザーを動かし再び空へと消えていった。 悪夢のような時間は終わりを告げた。 「危なかったな……」 メフィストがそう言いながらキョウジを見る。 2人は一瞬早くテレポートで秋葉原の街から脱出していたのだ。但し、慌てていたため適当な場所へテレポートしただけだが。 それでも、その場所からでも光に包まれる秋葉原の街を確認する事ができた。それは、悪夢の終焉を告げるに相応しい、恐ろしい程に眩い光だった。 キョウジはただぼうっとしていた。シドの言った通り、自分は再び悪魔化しているのだろうか。怖かった。自分が恐ろしかった。 「聞いてるのかキョウジ?」 「……あ?ああ、ちゃんと聞いてるぜオッサン」 「とりあえず真吾の家へ戻るぞ。レイさんも真吾も心配しているだろうからな」 「ああ、そうだな……」 戦いの中、ケータイは壊れてしまった。マスコミのヘリも落とされたことだし、こちらの安否が分からずきっと不安がっているだろう。 「じゃあ行くぞ。……全く、一日でこんなにテレポートしたのは生まれて初めてだ」 2人がテレポートした先は、悪魔くんの家の居間だった。そこでは、心配そうな顔をしたレイ、悪魔くん、そしてハヤテが待っていた。 「キョウジ!」 レイがキョウジの胸に飛び込んでくる。 「おいよせよレイ。痛いって、痛い」 「メフィスト、心配したぞ」 「わはは、お前に心配される程落ちぶれちゃいないさ……で、そっちの兄ちゃんはもういいのか?」 ハヤテが無言のまま会釈をした。 「じゃあ俺達に聞かせてもらおうか。あんた一体誰なんだ?」 キョウジがハヤテに向かって言う。ハヤテは静かに自分について語り始めた。 その頃、焦土と化した秋葉原に4つの人影があった。シド、加藤、ツクヨミ、ジュニアの4人である。 「意外な闖入者の出現で最初はどうなるかと思ったが、我々の力を世に知らしめるには絶好のパフォーマンスができたな」 「シド、あの2人は死んだの?」 「我々同様生きている。全く、しぶとい連中だ」 ジュニアの問いにシドがそう答える。悔しそうではない、むしろ楽しそうだ。 と、加藤の肩に何処からともなく式神がよじ登ってきて、何事か囁くような仕草を見せた。 「たった今、将門の首塚へ封印を施した。これで帝都を守護する全ての霊的結界が消え去った」 「ほう、抜かりないな。これで我々はますます行動し易くなったわけだ」 「これからどうするの?」 ジュニアの問いにシドが事も無げに答える。 「これからはまた4人とも別行動だ。俺はひとまずサタンの下へ戻る。後は好き勝手暴れるがいい」 と、遠くからこちらへ向かって駆け寄ってくる人影が見えた。ねずみ男だ。到着に遅れたため、幸いあの惨事に遭遇しないですんだらしい。 「せ、先生方お待ち下さい!」 「何あれ?ただの人間……ではないわね。微かながら妖気を感じる」 ようやくねずみ男が4人の眼前に辿り着いた。 「せ、先生方。私はビビビのねずみ男というしがない半妖怪であります。どうか私にも先生方をお手伝いさせて下さい!」 ねずみ男が早速売り込みを開始した。 「半妖怪?そんな中途半端な奴、私達に必要無いわ」 「そんな事を仰らずに。雑用でも何でも致しますから!」 「面白い奴だな。他に何ができる」 今度はシドが尋ねた。 「はっ、私、ゲゲゲの鬼太郎の片腕としてその筋では結構名の通った男でございます。必ずや先生方のお力に……」 「ゲゲゲの鬼太郎ですって!?」 ジュニアの口調ががらっと変わる。 「どうした?」 「その名前は聞いたことがある。確か我々の仲間を退治している裏切り者……」 そう言ってねずみ男を睨みつける。今にも跳びかからんばかりの形相だ。 「め、滅相もありません!確かに私は鬼太郎を知っております。ですが……そう、私もあいつが嫌いです!世間知らずで良い子ぶった態度が大嫌いです!」 私が打倒鬼太郎のアドバイスを誠心誠意させていただきます!そう言ってねずみ男はジュニアの目を見つめた。必死である。 「……本当に我々に協力してくれるの?」 「はい!もちろん……その……それ相応の労働報酬もいただきますが……」 「いいでしょう。この男は私が預かるわ」 そうジュニアは残る3人に向かって言った。その背後でねずみ男が嬉しそうに笑う。 その後シド、加藤、ツクヨミは何処へともなく立ち去っていった。入れ代わりにくの一組がやって来る。 「探しましたよ!大魔王様もお待ちです。すぐお戻り下さい……そちらは?」 怪訝そうに尋ねるくの一組にジュニアはこう告げた。 「新しい協力者よ。さあ行きましょう。……ちなみにこの娘達、正体は猫だから。あなたの監視に付けておくわ」 「ね、猫!」 ねずみ男が驚愕の表情を見せる。そんなねずみ男を無理矢理引き連れて、ジュニアもまたガイコツ城へと帰還した。 「そうか、あんた江戸時代の……」 ハヤテの話を聞き終えたキョウジがそう呟く。他に言いようもなかった。 「全く酷い事をしやがる。死者を何だと思っとるんだ!」 メフィストも今の話を聞いて相当頭にきたらしい。 「ハヤテさん、これからどうするの?」 尋ねたのは悪魔くんだ。 「大魔王サタンが蘇った以上、無関心ではいられないからね。戦うよ。あの時代の人々が紡いだ未来を守るために」 ハヤテはそう言いきった。その目に迷いは無かった。 「さてこれからだが……どうするお前ら?」 メフィストがキョウジに尋ねる。キョウジはボロボロになった自分のスーツを見ながら言った。 「横浜に戻って戦う準備をしようかと思ったんだが……そんな時間も無いしな」 「何が必要なんだ?ちょっと頭に強く思い浮かべてみろ」 メフィストに言われてキョウジとレイはそれぞれ必要なものを頭に思い浮かべた。メフィストがステッキを振る。すると、それらの荷物が2人の目の前に現れた。 「おい、これって……」 「わはは。ついでにこれもおまけだ」 次にステッキを振るうとキョウジのスーツがあっという間に新品に変わった。 「オッサン、あんたいい奴だな。見直したぜ」 「遅いわ。で、そりゃ何だ?」 2人の目の前に現れたもの。それは以前シドとの決戦の時に来たレザーの戦闘服だった。 「スーツで戦うのも限界があるしな。さて、これからについてだが……どうする?」 話し合いの結果、互いに連絡を取り合いながら別々に行動することになった。 「ハヤテさんは……良かったら私達と一緒に来る?まだこの時代について詳しく分かっていない以上、単独行動は無理だし。いいわよねキョウジ」 「ああ、そうだな。よろしく頼むぜ、ハヤテ」 「こちらこそよろしくお願いします」 「それじゃあ今夜はうちに泊まっていきなよ。もう家族には話してあるから」 こうしてキョウジ達は悪魔くんの家で一晩泊まることにした。明日からの新たな戦いに向けて英気を養うべく……。 ディアブルの寺を尋ねた小太郎たちは、ディアブルの計らいでうらぎらの治療と宿泊をさせてもらっていた。 鍋を煮込むいろりを囲んで小太郎と入道が今までの経緯をディアブルに話す。 「大魔王の封印が解かれたとはな…」 「ディアブルさん、何か心当たりがあるのでしょうか?」 ディアブルが小太郎に聞かれ、話し始める。 「アクマ族の三人の英雄、アクマイザー3をご存知かね」 「アクマイザー3、かのアクマ族に反旗を翻したあの三人か!」 入道がディアブルの話を聞いて思い出す。 「入道殿、そのとおりだ、彼らはアクマ族の王、ガルバーの力でカプセルに封じられたが、彼らの魂は三人の青年に乗り移り見事ガルバーを倒すことに成功した。 彼らの魂はその後、アクマ族の技術者が作った銃の中に封じられたが、ある日、その銃は宇宙まで飛ばされ、技術者も命を落としたという」 「ディアブルさん、その銃はその後何処へ?」 「小太郎殿、私はそこまでしか知らない、すまない!」 ディアブルですらも知らなかった銃の行方は、宇宙商人ビズネラに拾われ「ぬぎぬぎビームガン・ハイパー」として売られていた。 「む、何奴か」 ディアブルが再び話始めようとすると外から物騒な足音が聞こえ、ディアブルが外へ出た。 「む?」 ディアブルが二人の怪しげな人影を見つけた。 「何奴だ!」 「ルロロロロ、俺はドルゲ魔人ヒャクメルゲぇ!」 「同じくキバゲルゲ、仲間の仇を取りに来たぞぉ!」 「仲間…?」 二人のドルゲ魔人がディアブルを睨む。 「む、妖怪か?」 「ディアブルさん、大丈夫ですか?」 「小太郎殿、入道殿、私は大丈夫だ」 寺の中から小太郎と入道がディアブルに駆け寄る。 「貴様が牛若小太郎と入道かぁ!」 キバゲルゲが二人を見て叫ぶ。 「クチビルゲを倒したお礼、たっぷりさせてもらうぞ!」 次にキバゲルゲも高らかと叫ぶ。 「うっ…」 突然、小太郎が膝をつく。 「小太郎殿、何があっったんだ!」 「ぼ、僕は太陽の子だから夜の戦いは出来ないんだ…」 小太郎の言うとおり、もう既に辺りは日も暮れて夜空になっていた。 「お、俺も飯に手をつけていなかった…」 入道も腹の虫が鳴り、自慢のパワーも出せない。 二人の弱点を突く形となったドルゲ魔人が不気味に迫る。 「フォフォフォ、お主ら、何をやっとるのかね」 「か、神様…」 「ディアブル、元気しておったか?」 一同の前に突如として、神様が現れる。 「今はそんな事をいっているどころじゃありません!」 「フォフォフォ、そうか、ならば…」 神様はディアブルに言われるまま、ドルゲ魔人の方を向くと指を鳴らした。 「な、何ぃ…!」 「昼になったのか!?」 あたり一面が昼になりドルゲ魔人があたふたする。 「フォフォフォ、日本の裏側、ブラジルの空を持っていったのじゃぞ」 「す、凄い、パワーが漲って来た!」 神様がブラジルの空を持っていった事により、太陽の子である小太郎のパワーが回復した! 「行くぞ、化け物、光八相の構え!」 小太郎はヒャクメルゲに必殺技、光八相の構えを放ち、ヒャクメルゲの中心の目を破壊した。 「うぉぉぉ!この目を潰されたらぁぁぁ!」 そのままヒャクメルゲは爆発しながら、木っ端微塵になった。 「ひ、ヒャクメルゲ…おのれぇ!」 キバゲルゲが相棒を倒された事で小太郎への怒りを顕わにした。 「くっ、こいつは手ごわいぞ…」 小太郎は長刀を構えたまま、キバゲルゲを見続ける。 「うぉぉぉ、俺を忘れるなぁ!」 「入道!」 入道がキバゲルゲにショルダータックルを喰らわせた。 「飯を終わらせたばかりの俺はフルパワーだ!」 入道はキバゲルゲを手持ちの棍棒で吹き飛ばした! 「うぎゃぁぁぁ!」 キバゲルゲは木にぶつかり粉々に砕け散った。 戦いが終わり、辺りは再び夜になった。 「神様、お久しぶりです」 「ディアブル、嬉しい知らせがあるぞ」 「では、外は寒くなって来たので寺の中へ入りましょう」 寺の居間に集まった一同は再びいろりを囲み神様の話に耳を傾けた。 「ディアブル、お主を敵と勘違いしてすまなかったのう」 「いえいえ、私も寺の主としてひたすら働いております」 「神様、その嬉しい事とは…」 神様とディアブルが世間話に花を咲かせる。 「フォフォフォ、アクマイザー3が復活したぞ」 「アクマイザーが…一体誰が封印を解いたのですか?」 小太郎が神様に問いかける。 「誰が封印を解いたのかはワシにはわからんが、アクマイザーの意思を感じ取ったのでな」 アンチバダム同盟本部に立花藤兵衛と共に向かっていた時、 アクマイザー3の封印がジェットマンによって解かれていたのだ。 「アクマイザーさえ見つかれば僕たちの心強い味方になりますね」 小太郎が嬉しそうな表情になる。 と、その時、腰の治療をしていたうらぎらが駆け込んできた。 「み、みんなぁ、大変やでぇ!」 「どうした、うらぎら、騒がしいぞ」 「そ、それがちょっと、テレビつけさせてもらうで!」 と、うらぎらがテレビをつけた。 テレビに映ったのはフォッグマザー改によって焦土と化した秋葉原の町であった。 それを見て愕然とする一同、あらたなる恐怖を感じ取っていた。 妖怪城では、サタンが何者かとテレパシーで通信をしていた。 「サタン殿が探していた邪神についてですが、ガタノゾーアは太平洋を日本に向けてゆっくりと移動中ですぞ」 「それは本当か?」 「嘗て自分を倒した光の巨人への復讐かそれ以外の目的があるのか、そこまでは分かりませんがな」 「そうか。礼を言うぞ、ジェネラルシャドウ」 サタンと通信を行っていたのはデルザー軍団のジェネラルシャドウであった。 「それと、明日ヒーロー側の主要拠点への一斉攻撃がすでに決定しております。サタン殿もその機に行動を起こされるがよいでしょう」 「重ね重ね礼を言うぞ。そうか、明日か……」 「では私はこれで。これ以上の通信は他の者に勘繰られる惧れがありますのでな」 「うむ。来るべき魔の世界のために……」 こうして通信は終了した。それと同時に吸血鬼エリートがやって来た。メフィストに破壊されたエレキギターの代わりにクラシックギターを抱えている。 「エリートか。失態だな。お蔭で折角蘇らせた嵐まで敵に回ってしまったではないか」 「申し訳ありません」 「まあ良い。明日、バダム側の決起に合わせて我々も行動を開始する。全ての悪魔どもを集めろ。妖怪大魔王にも連絡を取れ。いいなエリート、明日の活躍を期待しておるぞ」 「ははっ……」 明日、妖怪・悪魔達が各地で一斉に暴れ始める。サタンはその様子を想像し、実に嬉しそうに笑った。
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/877.html
カイン、そしてゴルベーザの不在が事実だったとしても。シドの居場所がわからない以上、彼ひとりを助け出してそのまま脱出するなど無理な話である。 王との対決はもはや避けられない。その点で、3人の意見は一致していた。 「問題は、どうやって陛下の…… すまない、バロン王のところまで行き着くか、だね」 バロンの城は濠と城壁で二重に囲まれ、唯一の門は近衛兵が守りを固めている。城の内部にも、親衛隊を初めとする警護の目が光っていることだろう。 王の元に行き着くまでに、セシルたちのほうが消耗しきってしまう。 「抜け道でもあれば話が早いんじゃがの。 セシル、お主、何ぞ聞いたことはないか?」 「あるにはあるけど、テラが期待しているようなものじゃないよ」 万が一の事態に備え、様々な仕掛けや秘密が城に隠されていることまでは、テラが指摘する通りだった。 しかしバロンの王は、統治者であると同時に最強を謳われたナイトである。落城の危機を前にして、自分だけ助かるための逃げ道を必要としない精神を含めて、そう呼ばれる。 少なくとも、かつては。 「む、失礼」 突然、ヤンが廊下と接する扉を開ける。ティーセットを両手で持ったレッシィが、すぐ前にいた。声をかる前に勝手に開いたドアに驚いて、目を丸くしている。 「……あ、お茶、入りました」 「ありがとう」 四人分の飲料とカップを乗せた大盆をヤンが受け取り、中央のテーブルに乗せた。手の空いたレッシィが、エプロン脇のポケットから折り畳んだ紙を取り出す。 「それとこれ。父から預かりました。 セシルさんが戻ってきたとき、自分がいなかったら渡してくれ、って」 「シドから?」 セシルは紙を広げた。道具を使って丁寧に引かれた線の上に、びっしりと何かが書き込まれている。シドの筆跡に間違いない。 「見取り図──か? これは」 「バロンの地下水路だ。 ……城へのルートが記してある!」 セシルの叫びに、横から覗き込んでいたテラが、それ見たことかと唇を曲げた。