約 1,201,226 件
https://w.atwiki.jp/alternativemind/pages/457.html
「見て見て!ヴァッシュに名指しの依頼だよ!! オールマインドからの評価が上がってきた印だね!」 目を皿のようにして集計表と睨めっこしていた ヴァッシュの前に、エセリアが開いた依頼データが 大写しで割り込む。 「『不明洋上施設調査』・・・依頼主は解放戦線。 グラウンドゼロ北東の洋上に出現した 巨大な施設についての調査だって。 正体はなんだろう?技研の遺産だったら、 未知のコーラル技術なんかも見つかるかもしれないね! 見て帰るだけの仕事の割には報酬がめちゃくちゃ高いよ! しかも全額前払い!!ねぇねぇ! これめっちゃ美味しい仕事じゃない??」 依頼文の内容を読み上げながら、アシュリーの体を 借りたエセリアが背中から抱きついてくる。 コーラルの赤に染まった目を見れば、 今はどちらが主体なのかは一目瞭然だ。 「ひっつくな!・・・あのなぁ。俺が傭兵やってるのは あくまで副業なんだよ。メインの事業が軌道に乗るまでの 資金調達のためにしゃーなしで依頼をこなしてるだけなの!!」 依頼文を閉じて再びヴァッシュは収支の計算を再開する。 在庫品の出納管理に、支出と収入の集計、 さらには各サービスの収益率を検討して今後の経営方針を策定。 駆け出し個人事業主のヴァッシュはこれでなかなか忙しいのだ。 「えぇ?でも実際に儲かってるのは傭兵の方だよね??」 「むぐぐ・・・」 長年の夢であったコーチビルダーとしての 第一歩を踏み出したはいいが、未だ商売として 成り立っているとは言い難い。 RaD時代にはカーラが強力にサポートしてくれていたからこそ 商売としてうまく回っていたが、その後ろ盾を失えば ヴァッシュ個人としてのコネや実績など僅かなものだ。 まぁ・・・今もなおこのカーゴトレーラーの屋根に鎮座している 『RaDバルテウス』を建造するためにそれまでの貯金や 資材をほぼ全部注ぎ込んでしまったのがそもそもの問題なのだが。 「稼げる時に稼いどいた方がいいと思うけどな〜〜〜? ほら?ヴァッシュが前に探してたベイラム製オービットの美品、 私見つけたんだけどなぁ?これ買うお金、欲しくない??」 エセリアが再び画面に表示したオンラインオークション画面に ヴァッシュが血眼で齧り付く。 「・・・ほ、欲しい・・・」 カーマンライン艦隊戦で出没したエルカノの新型が 積んでいたという曰く付きの逸品。 アーキバスの技術が流入しているという 怪しすぎる経緯も含めて、ぜひ実物が見てみたい。 が、その希少性が如実に反映された価格設定を見て ヴァッシュはがっくりと肩を落とす。 「じゃ、決まりだね!さ、行こ行こ〜〜〜!!」 勝手に決めんな!・・・と言いたいところだったが 背に腹は代えられない。 やれやれ、とため息を吐くヴァッシュの横で エセリアが嬉しそうに飛び跳ねている。 合わせてばるんばるんと飛び跳ねるそれを 視界に収めないように努めながら、 ヴァッシュはしみじみと問いかける。 「お前。これでいいのかよ」 いつになく重苦しいヴァッシュの口調を、 エセリアは訝しむ。 「コーラルを資源として消費する人類と 戦うんじゃなかったのかよ。 現に俺は、今でも隙あらばコーラルに 火をつける気満々なんだぜ」 険しく睨みつけるヴァッシュの視線に、 エセリアは少し気恥ずかしげに言葉を返す。 「うん・・・そのつもりだったんだけどさ。 もう少し、考えてみたいなって思うんだ。 アシュリーと一緒に、ヴァッシュと一緒に、 ルビコン中を旅するのはすごく楽しかった。 人類は私たちを苦しめる敵だって、それだけを 教えられてきたから、僕はそれ意外何も知らなかった」 テーブルの上に置かれたワームミルクの 乳酸菌飲料をぐいっと呷り、ぷはーっ! と心底美味そうにエセリアは笑う。 「最近、これがお気に入りなんだよね! 僕、アシュリーに体を貸してもらうまでは、 こんな楽しいことがあるなんて知らなかった。 だからさ・・・あと、もう少しだけ。 ヴァッシュと、アシュリーと、ラカージュのみんなと・・・ 一緒にいられたら、嬉しいな」 梯子を上り、エセリアはベッドに身を投げ出す。 近頃は、アシュリーとの交代も慣れたもので、 睡眠を挟むことでお互いに混乱なく バトンタッチできるのが大きな発見だったらしい。 すぐさま寝息を立て始めたエセリアの様子を 覗き込み、ヴァッシュは幼子をあやすように その前髪をそっと撫でる。 「・・・勝手にしろよ。 どうせ、俺らには追い出す方法もわかんねぇんだからよ」 「・・・もう少し、言い方があるんじゃないか? エセリアは既に眠ってるぞ。 こんな時くらい素直になればいい」 再び開かれた瞳はアシュリー本来の深い青。 不意にその視線をまっすぐに受け止めて、 ヴァッシュはばつが悪そうに慌てて目を逸らす。 「・・・敵性変異波形だなんて言ってよ。 一つの心を持った存在をはじめから『敵』って 決めつけてたのがそもそもおかしかったのかもな。 あいつがここにいたいなら、別に俺には異論はねぇよ。 お前さえ不便してなけりゃな」 ようやく本心を吐露したヴァッシュの隣に腰掛け、 いかにも不機嫌そうなその表情にアシュリーは思わず笑う。 「まぁ・・・不便には違いないな。 エセリアが私に黙って食事を済ませた時は正直少し揉めたよ。 私はカツ丼を楽しみに腹を減らしていたのに、彼女は無断で ストロベリーケーキをホールで平らげていたんだぞ? 自分が味わったわけでもないカロリーを消費するために トレーニングするのは、流石に私も面白くない」 はたから見れば微笑ましいエピソードだが、 語るアシュリーの表情は真剣そのものだ。 「エセリアだけの器となるべき肉体が新たに 用立てられれば、問題は解決するのかもな。 私の媒介体質と、お前のコーラルブラッド、 その二つの特性を併せ持つ肉体ならば、コーラル由来の 変異波形を己が魂として受け入れられるやもしれん」 いつになく神妙な面持ちで、アシュリーはまっすぐに ヴァッシュを見つめて提案する。 そのアイデアに、ヴァッシュも興味を惹かれ相槌を返す。 「ふぅん・・・??うん、面白いアイデアだな。 問題は、二人の遺伝的特性を併せ持った肉体を形成できる 施設なんてそう都合よく見つかるか・・・ってトコだが」 難しい顔をして考え込んだヴァッシュを、 アシュリーは不思議そうな表情で見つめる。 「??・・・ここにあるではないか」 言いながら、アシュリーは自らの下腹に手を添える。 その言葉、その動きが意味するところを裏付けるように、 アシュリーの頰にはっきりと朱が差している。 「・・・本気で言ってんのか??」 流石に、ヴァッシュも言わんとするところを察し・・・ 厳しい表情で問い返す。 アシュリーはその視線を押し返すように、 決意を込めてヴァッシュをまっすぐに見つめる。 「ヴァッシュ。私は・・・」 胸に抱いた想いを改めて押し出すために、深呼吸を一つ。 「私は、小さい男の子が好きなんだ」 表情筋が死滅したヴァッシュの脳裏を 宇宙の真理が光の速さで駆け抜けていく。 「いや、少し違うな。小さいと言うほど小さくもなく、 しかし若者と呼ぶにも一歩足りず、伸び切らぬ 背丈を強気な態度で埋め合わせするような。 そんな勝ち気な男の子が、女児用旧式スクール水着に 包まれ、ローションに塗れた『雄』の蕾のような 己の肢体を見つめるうちに、その艶かしさに 抱いてしまった劣情を徐々に受け入れていく・・・ そんな姿が、私はたまらなく好きなんだ」 場を支配しつつあった生温く湿ったピンク色の空気を 極寒の冷気が吹き飛ばす様を、ヴァッシュは幻視していた。 「ふふっ・・・何を言っているんだろうな、私は」 「本当にな・・・」 なんだろう。彼我の状況認識に重大な齟齬が 含まれたまま事態が進行している気がする。 「だがヴァッシュ。おまえといると、私は自然体でいられるんだ」 「お前が思う『自然』、多分この宇宙のどこにもねぇよ」 しかし、そんな相方の相変わらずなあり方を、 ありがたいと感じていることもまた、否定できない事実だった。 「だからヴァッシュ。私は本気だ。 このルビコンで最初に出会ったのがお前でなかったら、 私はきっと無惨な最期を迎えていただろう。 しかしお前は、私を仲間として迎え入れてくれた。 命をかけて守ってくれた。 だから私も、それに応えて、私の持てる全てを お前に委ねたいんだ」 ツッコミたい気持ちを必死に堪えて、 ヴァッシュは努めて冷静にアシュリーの告解を受け止める。 そしてゆっくりと口を開き、その想いに応えた。 「それは、できねぇよ」 目を合わせることはできなかった。 しかし、その答えを曲げることもまた、できなかった。 「俺はもう、長くない」 常夜灯のかすかな灯りでもはっきりと見えるよう、 ヴァッシュははだけた胸元をアシュリーの面前に晒す。 「コーラルブラッドだなんて言ってよ。 選ばれた存在になれたと思い上がった結果がこれだ」 人工心臓を中心に走る黒い亀裂。 それは、血管を裂いて漏出したコーラルが不活性化して 形成した、漆黒の傷跡だった。 「コーラルブラッドとしての能力を使えば使うほど、 体は不活性コーラルでガチガチに固まっていく。 近いうちに、まともに動くこともできなくなるんだろうな。 だから・・・お前と一緒に生きていくってのは無理だ」 ヴィル曰く、コーラルブラッドとしての『ステージ』が 進行した結果だという。 肉体の中に入り込んだコーラルもやがては寿命を迎え、 不活性化する。それは避けられぬ必然であり、 体内で同居するコーラルの終焉が、すなわち ヴァッシュの命の限界だった。 所詮自分も、先に死んでいった幾多の先達たちと同じ。 人とコーラル、決して相容れぬ二つの 命の間に生じた徒花に過ぎなかったのだ。 「そんなこと・・・今更言うな!! 諦めるな、方法はきっとある! 知恵を貸してくれる者もきっといる。 一緒に探そう、私も全力で協力する、だから・・・」 痛みを堪えるように俯いていたヴァッシュが、 感情を押し殺した声でアシュリーの訴えを遮る。 「・・・気が変わった。お前、やっぱり出ていけ。 エセリアのことが心配だったからそばに置いてたがよ。 もう、その必要もねえみてぇだしな」 あらゆる訴えを跳ね除ける、固い拒絶を含んだその視線に、 アシュリーは返す言葉もなくベッドから飛び降りる。 そのままトレーラーの後部に連結されたガレージへと 繋がる扉を潜り抜けたかと思うと・・・ 程なくカーゴスペースの扉が開き、アリオーンの 独特の足音がトレーラー全体を大きく揺らして、 その足音は次第に遠ざかっていった。 ─── 「ハァ・・・それで??家出した アシュリーちゃんを追っかけたくて アタシに頭下げに来たってワケ??」 これ見よがしに盛大なため息を吐くピーファウルに、 ヴァッシュは恥も外聞もなく土下座で頼み込む。 「頼むっ!ピーさん!!エセリアが送ってきた 俺宛のミッションが受諾されてたんだ。 アイツ、依頼文に書いてた技研の洋上施設ってヤツに 行ったんだと思うんだ。 そこなら何か、俺の体を治す手がかりがあるとでも 思ったんだろうけどよ・・・」 どう考えても胡散臭い依頼だ。 一人で赴くなんて自殺行為もいいところである。 床に額を擦り付けたヴァッシュの耳にツカツカと 歩を進めてくるピーファウルの足音が響く。 希望を掴んだと確信して顔を上げたヴァッシュ、 その顎を・・・身長195センチ、体重110キロ、 筋骨隆々たる偉丈夫の全力の蹴りが捉えた。 「ふッ・・・ざけんじゃないわよォォォ!!!」 倍近いウェイト差を乗せた一撃で壁まで 吹き飛ばされたヴァッシュの胸ぐらを掴み上げ、 ピーファウルは無理矢理に引き立たせる。 「テメェはよォ、あの子がどんだけの覚悟で ソレを言ったのか、ちょっとでも考えたのか!? 仮にお前が明日死ぬとしても、あの子は 絶対にそれを理由に諦めたりはしなかった!違うか!? オンナの覚悟を踏み躙って、挙句追い出して! そんな話聞かされて、あの子が何をしでかすか、 その程度のことも考えらんなかったのか!? バカにもほどがあるわこのボケッッッ!!!」 捲し立てるピーファウルの言葉の一つ一つが ヴァッシュの胸を深く抉る。 返す言葉もなく俯くヴァッシュを肩に担いで、 ピーファウルは足早にガレージへと向かう。 「大事なんでしょう?そんなに必死になるくらい! もし残された時間が少ないなら、 最後の瞬間まで、1秒でも長くそばにいておやんなさい!! さぁ、グズグズしてる暇なんかないわよッ!!」 その力強い掌に支えられて、ヴァッシュもふらつきながら どうにか再び立ち上がる。 「ありがとう・・・頼む、ピーさん!」 「礼を言われる筋合いはないわね。 アタシはアンタらがゴールインするトコを 特等席で見物したいだけなんだから」 アシュリーの出奔から遅れることおよそ3時間。 超特急でチャーターされた輸送ヘリに搭載された ガルブレイヴとPEACOCKが問題の洋上施設へと上陸する。 「技研の遺跡にしちゃあ・・・まだ新しいな。 それに、現役で稼働してるぜ、これは」 「しかもコレ、パッと見で工場なのはわかるのに、 人が住めそうな設備がまるでないわ」 ECMフォグに包まれた風景の中には、 人間が利用できそうなサイズのドアや通路、 階段などの構成要素が一切見当たらない。 足元に広がる設備を稼働させるための換気ダクトは 回転し続け、水上に高く伸びたフレアスタックは 絶え間なく篝火のような炎を吐き出し続けている。 そして。肌を震わすゴウゴウと唸るような駆動音は、 どうやら工場設備のものだけではないらしい。 「戦闘の気配がするわね、アシュリーちゃんかしら。 飛ばすわよ、ヴァッシュちゃん!!」 言うが早いかアサルトブーストに突入した PEACOCKにガルブレイヴも続く。 その背後にさらに追従する小柄な機影には、 ヴァッシュも見覚えがあった。 「・・・アラレズか?まさか、 コイツらはここで作られたんじゃねぇだろうな」 左右からまとわりつくように次々と飛来するノミのような 突撃型機動兵器が吹き出す翠緑の粒子に、 ヴァッシュは見覚えがあった。 「グラウンドゼロで遭遇した『アントリオン』が 放出していた粒子と組成が一致している。 この工場で生産されているものとみなして 間違いないだろう」 疑問を先回りして解消するヴィルの言葉に、 ピーファウルが状況を理解する。 「ってことは・・・この工場の親玉が アントリオンを送り込んで、グラウンドゼロに来る 連中を排除してたってワケ!? すると、コイツらの狙いは『Dコーラル』ってことかしら」 『デソレイション・コーラル』。 アーキバスの採掘基地、ルーツウェル・プラントを暴走させた 異常挙動コーラルはそう呼称されていた。 対処が確立されるまで相互不可侵が協議されたばかりの グラウンドゼロの埋蔵コーラルを、密かに狙う勢力が存在する。 それだけでも重大な問題だが、どうやらその勢力は 無視できぬ規模の戦力を既に抱えているらしい。 アラレズの追撃をかわすヴァッシュとピーファウル、 その行手を塞ぐように新手が布陣する。 「ヘリアンサスとヴィーヴィル・・・ の、デッドコピーってとこか!?」 重武装の大型MTの砲撃支援と同時に突撃してくる、 歯車状の破砕機の群れは、アラレズ同様に 翠緑の粒子を纏っている。 前後を挟撃され、迎撃を余儀なくされた二人が 損耗を覚悟で武器を構えたところで、 新たな勢力が前方の敵部隊に襲いかかった。 「Cスウィーパーが動く案件なワケ? いよいよ怪しくなってきたわねぇ」 特務仕様の漆黒のエクドロモイが3機、そしてそれらを 統率する異形の旧式HCは・・・ 「お前ならば娘を預けても良いと思っていたが。 失望したぞ、ヴァスティアン・ヴァッシュ」 右に2本集中配置された剛腕で巨大なフレアシミターを 振るうシュラディアートルが、迫り来る ヘリアンサス型を正面から斬り捨てる。 周囲では、ヴィーヴィルの行手を読んでナパーム弾を 投射したエクドロモイが、敵機を火だるまにしていた。 前方を任せられる友軍を得たガルブレイヴとPEACOCKは 即座に後方へクイックターン、ラッシングレイザーと パルスブレードで追い縋るアラレズ編隊を片っ端から撃破する。 敵部隊の沈黙を確認して改めて正対したヴァッシュたちと アシュレイは互いの知る情報を共有する。 「すまん、アシュレイのおっさん。アシュリーはたぶん この工場のどこかにいる。一緒に探してくれねぇか」 「ならば、お前たちも私に協力してもらうぞ。 我らは、『ウィスパーシアー』の一味の動向を探る過程で この地に辿り着いた。 連中が何を企んでいるか、探り出さねばならぬ」 コーラルが齎す危険、とりわけ変異波形の存在を敵視する Cスウィーパーと、コーラルをその身に宿すコーラルブラッド。 いつその利害が食い違うやもしれない危うい協力関係だが、 少なくとも今は、アシュリーという目標を共有できる。 改めて共闘関係となってみれば、 封鎖機構の英雄は圧倒的な戦力だった。 縦横に振るう炎の刃は迫る敵機を一撃の元に両断し、 突撃を旨とするアラレズやヘリアンサスを寄せ付けない。 ヴィーヴィルの対処も、エクドロモイのナパームと PEACOCKのミサイル、ガルブレイヴのグレネードと いった爆破属性の武装があれば撃破は難しくない。 さしたる危機もなく工場施設の内部を進む一行の前に、 突如開かれた広大な地下空間。 秘匿工廠全体に匹敵する広大なドックには、 目を疑うほどの規模を誇る巨体が鎮座していた。 「この手のデカブツはザイレムでお腹いっぱいなんだがな」 一言で言えば、巨大なヤドカリのような巨体の背中に当たる 甲板に着地したヴァッシュたちは、ついに探し求めていた アシュリーの姿を発見する。 古代のチャリオットを彷彿とさせる異形のC兵器 ───吹きこぼす光が赤い。これは『本物』だ─── の足元には、大破したアリオーン。 「・・・やぁ、ヴァッシュ。待ってたよ。 どう?すごいでしょ、コレ。 『クアッドリガー』、ヴァッシュのために用意したんだ」 そして、クアッドリガーから響いた声もまた、 アシュリーのそれでありながら、その言葉は アシュリーのものではなかった。 「あの依頼も、初めから 俺たちをここに連れてくるためだったのか?」 「・・・違うよ、僕はそんなつもりじゃなかった。 本当に、ヴァッシュの役に立ちたかった。それだけなんだ」 深い失望を滲ませたヴァッシュの言葉に、 応じるエセリアの声が酷く上擦っていた。 「・・・彼女をここへ招待したのは私です」 地下ドック全体に響いた、抑揚を欠いた平板な声もまた。 独立傭兵にとっては耳馴染んだものだった。 「ようやく尻尾を掴んだわよ、オールマインドちゃん。 ここんとこずっと胡散臭かったけど、 まさかあのC兵器の偽物まであーたの仕業だったとはね」 ピーファウルが見回す甲板の外縁には、参集した 代替C兵器群が厚く包囲し、その敵意は疑うべくもなかった。 「『デソレイション・コーラル』は我々の計画・・・ 『コーラルリリース』に協力することを選択しました。 人類との敵対を終結させるためには、彼らと我らを 隔てる境界を取り払うことが、最善であると」 オールマインドの演説に付き合う義理はなかった。 先手を打つべく、クアッドリガーへと踏み出した ガルブレイヴ、その目前に忘れがたい深紅の機影が割り込んだ。 「そして・・・もう一人。 『彼女』もまた、我々の計画の協力者です」 翡翠のように輝く双眸が、ガルブレイヴに敵意の視線を向ける。 「レイヴン・・・ッ!!」 躊躇いなく振り下ろされた黄金の戦鎚の一撃を、 炎を纏う巨剣が受け止める。 「独立傭兵レイヴン。ウィスパーシアーの協力者。 この者の相手は私の責務だ。行け、アシュリーを取り戻せ」 レイヴンが駆るWLT621に対峙する シュラディアートルの脇を抜け、 ガルブレイヴはクアッドリガーに戦闘を挑む。 「そっちは任せたわよ、ヴァッシュちゃん! 周りの雑魚どもはアタシ達に任せちゃいなさい!!」 アシュレイ麾下のエクドロモイ隊と共に、PEACOCKが 代替C兵器の大群と交戦を開始する。 「独立傭兵レイヴン、ルビコンを焼き尽くす炎よ。 貴様を焚き付けた火種諸共。因果焼却、仕る」 鮮やかな炎を吹き出す双剣を自在に振るい、 シュラディアートルがレイヴンを追い立てる。 対するレイヴンはハイ・オシレーターを展開して 形成したコーラル障壁にこれを凌ぐが、 機体サイズに起因するパワーと質量の差は覆しがたい。 バックブーストをかけて間合いを外した レイヴンはコーラルドローンの展開と共に コーラルディスラプターを起動。 四方から迫る弾幕と共に正面からは誘導弾をけしかける。 対するシュラディアートルは左腕に装着された シールドを展開し内蔵していた炸薬投射機構を解放。 周囲を爆炎に包んで前方からのコーラル弾を相殺する。 さらに、その炎を巻き込むように双頭薙刀形態に 連結したフレアシミターを頭上に旋回させながら吶喊、 前方を覆う爆炎を刃に纏いながら強引に間合いを詰める。 応じるレイヴンもオシレーターの速射モードで カウンターを図り、追うものと追われるものの 熾烈なせめぎ合いは加熱していく。 「やっぱ、コーラルは全部焼くしかねぇらしいな。 こんなニ枚舌までこなしちまうとはな」 ヘリアンサス型を流用したホイールで甲板上を 駆け巡るクアッドリガー、その両脇から 撒き散らされるミサイル群を掻い潜りながら、 アサルトブーストに突入したガルブレイヴが執拗に追尾する。 「ごめんねヴァッシュ・・・僕は君の役に立ちたかった。 ずっと一緒にいたかった。みんな大好きだったんだ。 全部ウソじゃないよ。 でも・・・もう、時間切れみたいだ」 突如急速回頭したクアッドリガーが 騎馬のような双頭をもたげ、解放された砲口から 高密度のコーラル粒子ビームを放射する。 「僕は、グラウンドゼロに溢れる 怒りや憎しみから産まれた。 今、この星に暮らす総人口よりもずっとたくさんの 人達が遺した感情が、今もコーラルの中で響いてる。 僕にはそれを、なかったことにはできないよ・・・!!」 至近に迫るコーラルの存在が体内を走る血を騒がせ、 ヴァッシュは反射的に回避軌道をとってその射線を ギリギリでかわす。同時に、ブレードドローンと グレネードガンを一斉に発射し、勢いを乗せた ラッシングレイザーの蹴撃を叩き込む。 「死人の恨み言に地獄へ引き摺り込まれちゃ、 堪らねぇんだよ!!」 迎撃のミサイル群をグレネードの爆風が蹴散らし、 その真ん中を突き抜けたガルブレイヴの足技と 同時に振るわれたブレードドローンが クアッドリガーを牽引する一対の推進器の片方を直撃、 深い斬撃の傷を刻みつける。 このまま一気に勝負を決める。 機体各所のハッチを開放し、アサルトアーマーで 決着を期するガルブレイヴの背を、高速で飛来した コーラルの矢が鋭く貫く。 「っ・・・テメェ・・・!!」 怒りに震えるヴァッシュの視線の先には、 攻防の合間の一瞬の隙を縫ってオシレーターの 最大出力の一撃を放った621の姿があった。 衝撃に機体が傾いだ、僅かな隙。それが、 ヴァッシュとアシュリーを遠く隔てる、決定的な溝になった。 「敵性Cパルス変異波形『エセリア』を得たことで、 私たちの悲願が・・・『オラトリア・スクリア』が起動します」 オールマインドの声には抑えがたい恍惚が滲み、 その言葉に応えた足元の巨体が、軋みを上げて動き出す。 「ヴァッシュちゃん!離れなさい!!」 いち早く危機を察したピーファウルに引き連れられて 上空へ逃れるヴァッシュ、その目前で・・・ オールマインドの秘めたる野望の結晶、 要塞兵器『オラトリア・スクリア』が目を醒ます。 「・・・ここまでだな。総員、疾く退け。 この場で勝負を決められぬ以上、 あたら命を擲つわけにはゆかぬ」 レイヴンの反撃で損傷したシュラディアートルが、 麾下のエクドロモイと共に撤退した直後に、 眠れる怪物がその脅威の一端を露わにする。 巨体の背部に満載された火砲が一斉に、 自らを封じ込めた天蓋に突きつけられ・・・ ドックを引き裂く規格外の暴力が荒れ狂う。 莫大な出力を誇る代替コーラル粒子の収束ビームが 幾層にも連なった工廠を一撃の元に貫き、 穿たれた破口を遅れて飛来したミサイルの群れが押し広げる。 まるで、蛹から抜け出した甲虫が地上へと這い出すように。 オラトリア・スクリアの巨体がルビコンの大地に出現する。 その視線が見つめる先には、内部に『Dコーラル』を秘めた グラウンドゼロの、亀裂のような断崖が口を開けている。 「お前は・・・お前はまだ奪い足りないのか!? ルビコンを全部焼き尽くさないと満足できないのか!?」 ピーファウルに手を引かれ上空へ逃れるヴァッシュが見つめる、 オラトリア・スクリアの背には。 「レイヴン・・・!!!」 オールマインドの手先と化して、 オラトリア・スクリアと共に歩み出す621の姿があった。 「それでは、また。 独立傭兵の皆様、リリースの向こう側の世界で、 またお会いしましょう」 関連項目 アッシュガル グレイクレイン ピーファウル 『ルブルムブラム』アシュレイ レイヴン(堕魅闇666世) オラトリア・スクリア クアッドリガー 投稿者 堕魅闇666世
https://w.atwiki.jp/souku/pages/4679.html
下部地域 この地域が舞台のシナリオ シナリオ/【イコン参加可】コーラルワールド(第1回/全3回) シナリオ/【イコン参加可】コーラルワールド(第2回/全3回)
https://w.atwiki.jp/alternativemind/pages/246.html
「ドーザーってのは総じて頭のネジが緩い。 コーラルで脳ミソが弾けた勢いでポコポコ増えやがる。 産み捨てられたガキどもの中には、粋がって コーラルに手を出すバカも少なくない。 大抵はあっという間に中毒死か、良くて廃人だね。 路地裏でクソに塗れたまま干からびて、それで終わりさ」 ため息混じりに語るカーラの言葉がウォッチャーの コックピット内に反響する。 聞き流すパンドラはむっつりと押し黙り、 コーラが知るいつもの明朗さからは程遠い。 「だが、ヴァッシュだけは違った。 奴はコーラルで酔うことはなかったが、 欠乏すれば貧血症状に陥った」 チャティの次はヴィルへ、言葉が引き継がれる。 「奴にとってコーラルが体内にあることは異常ではない。 コーラルの常在を前提として肉体が成立している。 情報導体としてのコーラルを血液を媒介として 全身に循環させ、人体本来の神経とコーラルの 相乗による高速処理を実現したコーラル適応変異体、 それがコーラルブラッド・・・ 私が技研において担当していた研究課題だ」 ヴィルの説明に思い当たる節があるコーラが口を挟む。 「それは、私の受けた実験・・・ 『パルス・マキシマイザー』のようなものか?」 「厳密にはもちろん別だが・・・そうだな、 お前が意図した目標に向けてデザインされ、 なるべくしてそうなったのに対して、 ヴァッシュの場合は自然発生した突然変異体が たまたま環境に適合した、ってところか。 どっちにしろ、その一人にたどり着くまでに クソみてぇな数の生贄が捧げられたのは変わらんが」 平時に狂気じみたテンションが嘘のような、 パンドラの吐き捨てるような口ぶりに、 コーラは心あたりがあった。 今のパンドラは、私をあの実験棟から 連れ出した時と同じ目をしている。 この男は、面白ければ法にも倫理にも囚われない 自由人だが、生命への尊厳だけは決して軽んじない。 己の生を命懸けで謳歌しているこの男にとって、 これほどにエキサイティングな体験を 理不尽に他者から奪い取ろうとする存在は どうあっても許せないのだ。 だからこそ、カーラからの依頼も引き受けた。 作戦目標は、惑星封鎖機構に捕縛された ヴァスティアン・ヴァッシュの回収にある。 何らかの処置を施されたヴァッシュは、 アシュレイ・ゴッドウィンの指揮下で 惑星封鎖機構と企業軍の戦闘に投入されている。 そこに介入し、ヴァッシュ機を拘束するのが パンドラたちの仕事だ。 「だが、あの規模の戦闘にどうやって介入するんだ?」 崖上から見下ろすヨルゲン燃料基地の戦闘は、 複数の強襲艦を率いる封鎖機構軍と これを迎え討つアーキバスの迎撃部隊による 大規模な乱戦の様相を呈していた。 「ま、見てな。じきに潮目が変わるさ」 息を潜め埋伏するコーラの隣で。 散っていく命を一つとて見逃すまいと、 パンドラは戦場を真っ直ぐに見つめていた。 「我ら誇り高きアーキバス王立宇宙軍の 意地を見せる時だ!トリスタン、ベオウルフ、 左右両翼から挟撃せよ!!」 アーキバス先進開発局が開発した人造人間、 イグレシアにとっては、栄えある初陣である。 指令を受けた二機の随伴機が、燃料基地の 敷地上空を挟み込むように迂回し、 強襲艦隊の横腹を狙う。 「ダークマター粒子振動輻射砲展開! ・・・ぶちかませッ!!」 もちろんそんな代物でないのだが、 ともあれ随伴機の両腕に把持された パルスガンが一斉発射され、強襲艦を 護衛すべく展開された子機を薙ぎ倒していく。 「よし、旗艦ディセンブラシア。前進せよ! 射程に入り次第光子魚雷を全門斉射、 しかるのちに連装波動砲を最大出力で艦橋に お見舞いしてやれ!!」 いかにもクルーへ下知を飛ばす艦長、と言った風情だが そんなものはもちろんいない。 「イエス、マム」 「銀河封鎖機構軍の連中に一泡吹かせてやりまさぁ!」 「こ、こんな作戦無謀ですよ艦長! 今すぐ引き返しましょう!!」 それぞれに口調を変えたクルー役の台詞を 一人で演じ分けながら自分で操縦桿を操作している。 ちなみに、彼女の脳内クルーはそれぞれ、 ミュラー、ビッテンフェルト、メックリンガーと いう名前らしい。 彼女が宇宙艦隊戦闘の教本とした古典から 引用しているようだが、本筋とは無論一切関係ない。 さておき、イグレシアの卓越した並列処理能力により 操艦・・・もとい、操縦された二機の随伴機が 次元歪曲航行(アサルトブースト)で先陣を切る 強襲艦へ両翼から急接近し、対空砲火を潜り抜ける。 至近で斉射される粒子振動輻射砲(パルスガン)と 光波砲(光波砲)が艦上の砲塔群を薙ぎ払っていく。 「さぁ、仕上げと行こうではなイカ。 照準、敵強襲艦艦橋!! メイルシュトルム・フォーメーションで仕掛けるぞ!!」 「了解!見ててくださいよ提督!」 「フン、いいだろう。今は協力してやる」 ちなみに、前者がベオウルフ艦長、 後者がトリスタン艦長である。 二機分のパルスガン斉射と光波砲に加え、降り注ぐ プラズマミサイルが艦橋を光の渦に包み込む。 「連装波動砲、出力最大・・・艦長! いつでも行けます!!」 サナダの言葉に頷きを返し、 右手を前方にかざしたイグレシアが高らかに宣言する。 「よろしい。封鎖機構の専横に今こそ鉄槌をくれてやる! 2連装クォンタム波動宙域破砕砲『ネビュラ』・・・ てぇええええええええっっっ!!!」 局所集中されたプラズマとパルスが艦橋を極熱に包む。 アーキバス王立宇宙軍が誇るエネルギー兵装群の 飽和攻撃は確かに奏功し、艦橋の破壊でコントロールを 失った艦隊はゆっくりと墜落していく。 「うむ。いい働きだ!お前たちには 宇宙軍黄金樹勲章が授与されるであろう! フッ、銀河の歴史にまた1ページ・・・」 爆散する艦影を見下ろし脳内ワイングラスを揺らす イグレシアの頭上でアラートが響く。 「急接近する艦影3・・・いえ!すでに接敵しています! 左翼、巡洋艦トリスタン轟沈!!」 「ろ、ロイエンタール〜〜〜ッッッ!!」 艦首もとい、ホバータンク脚部の前方を叩き斬られて 墜落する随伴機の足元には巨剣を振り下ろした 旧型HC、『グラディアートル』の機影がある。 「戦線を押し返すぞ。まずはACを排除せよ」 「・・・承知しました、司令」 アシュレイの指示を受け、アシュリーが ディセンブラシア目掛け突出する。 降り注ぐプラズマミサイルを掻い潜り迫り来る アリオーンの行手を、割り込んだ随伴機が阻むが。 「ヴァッシュ、任せるぞ」 さらにその外側から襲いかかる濃紺の機影。 言葉もなく両肩のミサイルを放出したガルブレイヴに 反応した随伴機がパルスガンを向けた時には、 サイドクイックをかけた機影は視界の外へ消えている。 「なるほど。コーラルブラッドが実現する 反応速度は確かに瞠目すべきものがある」 データを収集し、その真価を見極めるために 『調整』を施して手駒に加えたのだ。 存分に活用してやらねばなるまい。 それで潰えるようならば、それまでのこと。 顧みるべき価値などなかったと証明されるだけだ。 レーザーブレードの一撃にミサイルの着弾も同期し、 あっさりと前衛を失った基幹機を アリオーンのハンドガンが捕捉する。 「コーラルは危険すぎる。だから、我々には これを封じる責務がある・・・!」 己に言い聞かせるように独りごち、 迷いを振り払ってレイピアを繰り出す。 「くっ・・・!形成不利か。全軍、撤退だ!! なに、引き際こそが名将の真価の見せ所よ・・・!」 ディセンブラシアの右腕をプラズマライフルごと 刎ね飛ばす高速の一撃に、イグレシアは 潔く撤退の判断を下す。 擱座した随伴機に内蔵された自爆装置が一斉に起爆し、 アサルトアーマーに匹敵する規模の爆炎が周囲を包む。 「詰めが甘かったか。だがこれで趨勢は決まった。 疾く征け。惑星封鎖に反旗を翻す逆賊どもを、 これ以上取り逃がすな」 「了解です、司令」 ヨルゲン燃料基地奪還へ向け、残存勢力の殲滅に 動き出した矢先、盤外で戦況が動く。 「なるほど。本命はハーロフ通信基地だったか・・・ よかろう。その奸策、諸共に切り捨ててくれよう」 関連項目 ヴァスティアン・ヴァッシュ 『ミセリコルデ』アシュリー 『アンスウェラー』アシュレイ V.Oイグレシア パンドラ コーラ・マンハッタン 投稿者 堕魅闇666世
https://w.atwiki.jp/kosui/pages/21.html
フローラル系・・・香水の中で最もシェアが広いのがフローラル系です。フローラル系と一言にいっても1つの花の香りを楽しむシングルフローラル、色々な花の香りを調合したフローラルブーケなど、花の香りと何を組み合わせるかによって種類が異なるのがこの香水の特徴です。 代表的なものとその感想 アラン ドロン サムライ 2 ブルガリプールオム、ロッキーマン ブルーオードバルファム、サムライと使い分けていますが今回初めて購入したサムライ2 はその香りに魅了されます。 サムライにやや似ている感じがしますが使われている原料が異なっているので時間が経つと違った香りに移行します。 香りの好みには個人差がありますので私が良い香りだと言っても他の人には全く違った感じがするかも知れません。 香りとはそんなものです。 唯サムライ2の香りはかなりの人に好かれる香りだと思います。 香りの持続時間はサムライ同様かなり長い方です。 私は朝手首に軽くスプレーしましたが香りは夜までほんのりと続いています。 平均的な持続時間は3~4時間くらいですからサムライは相当長く香ると言う事です。 サムライを未だ使った事のない方は是非一度試される事をお勧めします。 クリスチャン ディオール ディオール オム インテンス スプレイした瞬間は、アンバーの甘さが強く感じオリジナルとは違う趣があるな…と思いましたが、ミドルからはオリジ ナルと同じく柔らかなウッディでパウダリーフローラルな香りに変りました。 使いやすさで言えば、やはりオリジナルだと思いますが、ちょっと背伸びをしたいなと言う時には、こちらが良いと思い ます。 ウッドとアンバーの優しい甘さがとても気に入っています。 これほどまでのフローラル香をどう表現したらいいかな・・・。ですから逆に年齢、服装や場所等も限られてくると思い ます。宝の持ち腐れにならないようにします。 エド・ハーディー エドハーディ メン シトラスウッディーフローラルかな… 基本的な香りのトーンは割とよくあるっていうか… ベルガモットのピール感と、さりげなく見え隠れするセコイアあたりの香りががまぁ救いドコロかな… 落ち着いてきた頃からの香りが エゴイスト プラチナム に似てる。 ラストの方が良い感じ。 決してダメな香りではないんだけどねぇ… Ed Hardy ってブランドにはまぁ合ってるとは思うけど、特別、面白くはないかな。 たくさんある香水の中に埋もれてしまうレベル。 甘い感じだけど、スパイシーさもあります。 好きな香りです。 メンズだけど女の人が使っても全然、良いと思います。 なんだか懐かしい 昔にチョット流行った事ありそうな香り エゴイストプラチナムがもっとメンズっぽい香りになったような気がするのは私だけでしょうか?さすがにあんなに深み がある香りではないけど・・・ エゴイストプラチナムが大ー好きなので私は大好きな香りですよ(^-^) 最初はパケ買いだけど中身も好みで良かった~元々エドハーディーは結構好きなのでパケにやられました・・ 結構お気に入り! ラルフローレン ポロブルー さわやかな香りで夏にとても合う。ずっとつけていても問題なし。一番のお気に入りです。 年をとると匂いが気になっても甘い香りやセクシーな香りは気が引けます、 特に男性が多い職場なので、色ボケしてると思われそうで、 この香りはユニ的で気に入ってポロブルーとエクストリーム、フェラーリの 3点をその日の気分で使い分けています、おばさんを少し爽やかにしてくれて、 お財布にも優しい価格です。 40代男子です。 (20代のころ、緑ビンのポロの香水を愛用してました。) 仕事から帰宅後、風呂上りに手首に1プシュずつつけてます。 寝るころには、きつすぎない香りでここちよく寝られてます。 翌朝は手首を鼻に近ずけると、ほんのり香るので 今回求めていたものに近くちょうど良かったです。 ジャンヌ・アルテス ロッキーマン ブルー 癖のない爽やかなオールマイティーな香りだと思います。 私的には少しいただけない香りが入ってますが、まあ八割方気に入ってますね。 ただ、もう少し香りの持続性があればと思います。 (自分ではわからないだけなのかも知れませんが) テスターでかいだ時に凄く爽やかな香りだったし、アロマって言葉に目がいってしまい値段も980円と安かったので買い ました~ デカい!!値段の割に大きいので何か得した気分|( ̄3 ̄)| どこか似た香り~?ドルチェガッバーナのライトブルーに似た香りかもだけど、こちらの方が好きな香りでした!! シャワー浴びた後につけるといいかも~ 中性的な香りが好きで、色々日替わりで香りを楽しんでいます。 で、こちらは爽やかで甘い香り。 ライトブルー似のフルーティーフローラルです。 シダーウッドが出てきて、男性的な要素は見え隠れするものの、くどい甘さになりません。 似た香りは多いけど、メンズのせいか、くどさが残らないところが好き。 レディスのこの系統は甘すぎて酔ってしまうので。 案外安っぽくない良い香りですよ。 とは申しましても、所有している香りの中では最もケミカルな香り立ちの香り。 男性整髪料にありそうな香りというか…。 普段オーガニックの食品を食べつけていても、気まぐれにジャンクフードを食べたくなるのと同じような気分の時につけ たくなる。 そういった位置づけなので、気軽に手が出せるお値段なのがよかった。 (楽天で、送料合せて1000円ほど) 香りが半日で消えるのも、香りを着替えられるし、飽きないし、と前向きに捉えています。 でも、100mlの商品しかないので、使い切れないでしょうね。 色々使うので、よほど気に入った香りでも、1年に10ml程度しか消費しません。 気に入って使っても10年手元にあるということ… コストパフォーマンス良すぎです。 香水は検討に検討を重ねて購入しなければね。 好きだけどリピはできないでしょうねー。 ユニセックス好みの方にお勧めします。 ランコム イプノーズオム ミントとベルガモットの爽やかなトップとラベンダーを通り、アンバーやムスクのセクシーなラストのコントラストが魅 力的。 メンズですが、自身で使用中です。特に寒い季節。最初に惹かれたのはモデル(ミューズ?)のクライヴ・オーウェン。 「かっこいい!」って試しに付けさせてもらったら、これまた「かっこいい!」でした。で、即、購入。(去年の話です が。) スパイシーすぎず、甘すぎず、かっこいい。香り物を言葉で表現は難しいですが、クライヴ・オーウェンのイメージには ぴったりです。 ちなみに女友達からは、「クラクラしてついて行ってしまいそうな香り」と好評でした。 夫がこの香りを使っていました。先日1本使い切ったばかりです。 「何かしっかりとした持続力のある香りが欲しい」と話していたので、デンマークの空港免税店にて2008年春に購入しま した。購入金額は忘れてしまいました。 イプノーズの女性用が比較的しっかりとした香り立ちでしたのでこれを選びました。 夫はこれが気に入って、あっという間に1本を使い切ったほどです。 ただ、わたしも使ってみましたが使用後にかなりラベンダーの香りがもわーっと来るため、どうも好きになれませんでし た。 あまりの香りに頭痛を覚えることもありました。 強めで持続力のある香りを好む男性には、比較的受け入れやすい商品だと思います。 しかしながら、主にラベンダーが前面に出てくるため相当しっかりとした香りですので使用量には留意された方がよいか と感じますね。 ケンゾー ケンゾーパワー トップノートはスパイシーフローラル。男性用の花をイメージした、という意味が分かります。ミドルはフローラルは抜 けて、スパイシーさは残ったまま甘さの変わりに爽やかさが出てきます。最終的には石鹸風になって、メンズっぽさはなくな ります。全体的にスパイシーさも甘さも強くないので、軽めです。ユニセックスな香りが好きな方にオススメ。 ジャンヌ・アルテス セクシーボーイ Air 名前
https://w.atwiki.jp/eorzea14/pages/520.html
金具 [#z8973e6c] 金具 名称 説明 価格 スタック 販売場所 備考 確認Ver メタルバックル(カッパー) 粗銅の留金 99 製作(板金) 1.16 メタルバックル(ブロンズ) 青銅の留金 99 1.16 メタルバックル(ブラス) 黄銅の留金 99 1.16 メタルバックル(シルバー) 白銀の留金 99 1.16 メタルバックル(ダークシルバー) いぶし銀の留金 99 1.16 メタルバックル(エレクトラム) 青金の留金 99 1.16 メタルバックル(ミスリル) 霊銀の留金 99 1.16 ブレストピン(ブラス) 服の胸に留める黄銅の装飾品 99 製作(彫金) 1.16 ブレストピン(シルバー) 服の胸に留める白銀の装飾品 99 1.16 ブレストピン(ホワイトコーラル) 服の胸に留める白珊瑚の装飾品 99 1.16 ブレストピン(ブルーコーラル) 服の胸に留める青珊瑚の装飾品 99 1.16 ブレストピン(レッドコーラル) 服の胸に留める赤珊瑚の装飾品 99 1.16 ブレストピン(ネフライト) 服の胸に留める軟玉の装飾品 99 1.16 ウルフカラー 鋲付きの霊銀製首輪 99 1.16 ドレイクカラー 装飾付きの青金製首輪 99 1.16
https://w.atwiki.jp/gods/pages/122132.html
ハーラルゴセイ(ハーラル5世) ノルウェー王の一。 関連: オーラヴゴセイ (オーラヴ5世、父) マッタアヴスヴェーリエ (マッタ・アヴ・スヴェーリエ、母) ソニアハーラルセン (ソニア・ハーラルセン、妻) マッタルイーセ (マッタ・ルイーセ、娘) ホーコンマグヌス (ホーコン・マグヌス、息子) 別名: ハラルドゴセイ (ハラルド5世)
https://w.atwiki.jp/tetrismonster/pages/345.html
マリードの極寒豪雪山 極寒!原始の氷塊(むずい) 消費スタミナ 15 バトル数 5 獲得経験値 700 Gold 4460 バトル 出現モンスター 備考 1 氷雪の女神 どちらかのパターンが出現 ウォーターウォーハウンド ウォーターウォーハウンド ウォーターウォーハウンド 2 ウォーターペガサス ファイアーユニコーン ウォーターペガサス どちらかのパターンが出現サファイアテトリミノは3ターンに1回攻撃 フロストドラゴン フロストドラゴン サファイアテトリミノ ストームドラゴン フロストドラゴン 3 コーラル リトルスナイパー コーラル 4 コーラル コーラル ドロップ率0 5 アイスジャイアント アイスジャイアント アイスジャイアント アイスジャイアント 原始の氷塊マリード ボス原始の氷塊マリードは2ターンに1回攻撃スキル「ブロックホールド☆」を使用 無情!雪の制裁(ふつう) 消費スタミナ 10 バトル数 5 獲得経験値 400 Gold 2100 バトル 出現モンスター 備考 1 ウォーターバウ 氷雪の女神 ウォーターバウ 2 ウォーターペガサス ウインドユニコーン ウォーターペガサス 3 ウォーターヘルミィ ウォーターヘルミィ ウォーターヘルミィ 4 フロストドラゴン フロストドラゴン 5 スノージャイアント スノージャイアント 原始の氷塊マリード ボス原始の氷塊マリードは2ターンに1回攻撃 冷気!豪雪山の麓(かんたん) 消費スタミナ 5 バトル数 3 獲得経験値 300 Gold 980 バトル 出現モンスター 備考 1 ウォーターサボン 水の女神 ウォーターサボン 2 ウォーターサボン ウォーターマッシュ 水の女神 3 ウォーターゴブリン ライトゼリー ライトゼリー 4 ウォーターゴブリン ウォーターゴブリン 5 スノージャイアント スノージャイアント 原始の氷塊マリード ボス原始の氷塊マリードは2ターンに1回攻撃 これまでの実施期間 通常イベント 2013-9-26 0 00 ~ 2013-10-10 23 59 【緊急復活!】マリードの極寒豪雪山 2013-11-30 12 00 ~ 2013-12-1 11 59 このページの意見、情報提供、反論、感想などあればコメントどうぞ むずい散々やって落ちなくて、なけなしのスタミナでふつう行ったら一発でマリード落ちたww -- 名無しさん (2013-12-01 12 12 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/1763.html
【モチーフ名】 サンゴ 【読み方】 さんご 【漢字表記】 珊瑚 【英語表記】 coral(コーラル) 【主な怪人】 コーラルオルフェノク(555)サンゴネジレ(メガレンジャー)行動隊長サラマンダム(ゴーカイジャー)など 【詳細】 熱帯の浅瀬の海に群生している動物の一種。 特にサンゴ礁は多くの生物の住み家として重要な役目を果たしているが、海水温の上昇による白化現象が問題となっている。 サンゴをモチーフにした怪人は仮面ライダーシリーズにおいて『仮面ライダー555』のコーラルオルフェノクしかいない。 能力としてはサンゴの硬い性質から白い泡などで相手を固める個体が多い。
https://w.atwiki.jp/huhaitengoku/pages/57.html
コーラ 名前:越 瑞樹(こし たまき) 誕生日:3月17日 血液型:A型 星座:うお座 年齢:16歳(高校2年) 身長:169,7cm 体重:49,2kg 色々説明 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/wiki9_vipac/pages/2525.html
レイヴン抹殺~IF~ [ある企業がレイヴンを送り込んできた。このレイヴンを抹殺してほしい。] これが今回の依頼の要約だ。 レイヴンズネスト経由の正規の依頼、依頼主はウェンズデイ機関・・・ ある事情から俺がコンビを組んでいるレイヴン"スミカ・ユーティライネン"の敵となる組織だ。 それがわかっていながらも俺はこの依頼を受諾し、ネスト所属の輸送機で作戦領域へ向かっている。 ウェンズデイ機関の尻尾を掴むためにスミカが情報収集をし、俺がその情報を元に機関の勢力を叩く。 それがこれまでの関係だが、今からは違う。 この依頼で俺も機関に探りを入れるのだ。 しかしこのことはスミカには伝えていない。 機関のために俺が動く、それはスミカが知って喜ぶようなことではないだろうから・・・ 回想はこれぐらいにして、現状の最終確認を始める。 今俺が乗っている機体は、今回の依頼のために機関から支給されたものだ。 スティンガーという男の機体"ヴィクセン"のコストを削減した量産型らしい。 武装はレーザーライフルにレーザーブレードと貧弱だが、気にするほどでもないだろう。 やがて輸送機が作戦領域の演習場に着陸。 俺はヴィクセンを輸送機の外に移動させ、待機を始める。 。 ~ 「レイヴン、いる?」 私はパートナーのレイヴンの部屋をノックし、声をかける。 。 しかし返事がない。 いつもならすぐに出てくるに。 「入るわよ?」 私がドアに手をかけると、ドアはすんなりと開いた。 (全く、不用心なんだから・・・) 鍵をかけているところを見たことはないし、彼の不用心さには呆れる。 レイヴンというのは命を狙われやすい職業だというのに。 (まあそんな不用心なところも、悪くないかな?) 何を考えてるんだろう、私? 彼とはただの仕事のパートナーだ。 「ねえ、私のコーラルスター知らない?」 部屋に入るなり、私は大きめの声で用件を伝える。 コーラルスター、ムラクモミレニアム製のAC"有明"をベースにカスタマイズした私のACだ。 「ガレージからなくなってたんだけど、知らない?」 さらに詳細を伝えてみるが、返事はない。 「レイヴン、まさかあなた・・・」 私は思ったことを声に漏らしていた。 お互いにレイヴンとはいえ男と女、彼にそんな性癖があっても・・・ 「ま、ちゃんと帰ってくるよね!」 私は大声を出して自分を元気づけたが自分の部屋に帰る気にもならず、部屋の隅っこに座り込む。 そして彼を待つことにしたのだ。 ~ 。 『レイヴン、敵の反応を確認した。突入してくれ。』 「了解、作戦行動を開始する。」 [メインシステム 戦闘モード、起動します。] 戦闘モードを起動し、レーダーの反応を頼りにヴィクセンを演習場内部へ向かわせる。 反応は1機だけ、間もなく目視可能位置に・・・ 「あれはスミカの・・・?」 俺は疑問を声に漏らしていた。 有明ベースのピンクのAC、これは間違いなくスミカのコーラルスターだろう。 それがなぜここに? 「スミカ、スミカなのか?」 俺は目の前のコーラルスターに通信を入れる。 『・・・。』 しかしコーラルスターからの返答はない。 コーラルスター自体、動く気配がない。 「どうしたんだ、スミカ?」 万が一の事態に備え警戒をしながら、ヴィクセンをコーラルスターへ近づける。 『これは・・・!?』 輸送機のパイロットからの通信だ。 レーダーを見ると輸送機の周囲に多数の敵反応が出現している。 『レイヴン、どうやら我々ははめられたようだ。』 このコーラルスターは恐らくスミカのガレージから盗まれたものだろう。 俺はこの事態を理解し始めていた。 敵対する人間に依頼を出すほど、機関の危機管理能力がないとは思えないしな・・・ 『空中の敵を掃討してくれ、その隙に離脱をはかる。』 「了解、敵を掃討する。」 戦闘開始、俺はまず敵戦力の分析を始める。 敵戦力は飛行ガードメカ"ファイアフライ"、大型戦闘バイク"太刀風"が多数。 それぞれマシンガンを装備し、地上を縦横無尽に走り回る太刀風にはミサイルも装備されている。 太刀風のミサイル以外は大した脅威ではないが、数で押されればいくらACとはいえ長くはもたないだろう。 特にこの量産型ヴィクセンは軽量級で装甲は厚くないみたいだしな・・・ 敵の動きを分析すると、太刀風が俺の気を引き、その隙にファイアフライが輸送機を攻撃する作戦のようだ。 太刀風か鬱陶しいが、それがわかっていて太刀風の相手をするほど、俺も馬鹿じゃない。 上空を飛び回るファイアフライの撃破を優先する。 だが困ったことに、なかなか撃破できない。 レーザーライフルの出力が低すぎて、数発連続で当てなければ撃破できないのだ。 その間にも太刀風から放たれるミサイルが飛び交い、俺はEN管理に苦戦する。 『レイヴン、このままでは機体がもたない!敵を排除してくれ!!』 「くそ!」 俺は回避行動を捨て、ファイアフライをブレードで叩き落としていく。 [AP50%、機体ダメージが増大しています。] ダメージが蓄積し頭部COMの警告がコックピット内に響くが、それを気にしている場合ではない。 輸送機が撃破されては意味がないのだ。 ファイアフライを撃破していき、やがて上空からファイアフライの姿がなくなる。 それと同時に輸送機のハッチが閉まり、輸送機が離陸した。 「おい、待て!」 [AP10%、危険です。] 機体損傷の激しいヴィクセンで残りの太刀風に応戦しながら、俺は輸送機に通信を入れる。 『レイヴン、悪いがこれが私の仕事だ。恨むなよ。』 その一言を最後に、輸送機は通信を受け付けなくなった。 [敵増援を確認。] 「増援?どこから・・・」 レーダーを見ると演習場の中だ。 高速で飛び出してきたそれは飛行可能なハイスペックMT"スーパーシミター"の編隊。 そして遅れて出てきたのは重装備MT"サガルマタ"だ。 その数は今のこのヴィクセンの火力と装甲ではとても対処できるものではないことが明白だ。 「ここまでか・・・」 スーパーシミターから放たれるプラズマキャノンとサガルマタから放たれるミサイルの光を見ながら、最後の言葉を漏らす。 「愛してると言いたかった、スミカ・・・」 そして俺の意識は途切れた。 ~ 「レイヴン、どうしたの・・・?」 真っ暗になったレイヴンの部屋の隅っこに座り込んだまま、私はつぶやく。 食事も摂らずにずっとこのままだったが、私は動く気になれなかった。 「私のコーラルスター、返してよ・・・」 彼の性癖をどうこう言うつもりはないが、コーラルスターがないと私は困るのだ。 「そんなにコーラルスターに乗りたいならもう1機買って作ってあげるからさ、帰ってきてよ・・・」 こんなところで言っても彼に聞こえるわけがないが、私は独り言を続ける。 「ねえ私、悪いことした?」 「もししてたら謝るからさ、帰ってきてよ・・・」 「寂しいよ・・・」 ウェンズデイ機関の研究施設から脱出してから私は明るく振る舞っていたが、それは彼の存在があったからだ。 研究施設での嫌な記憶を、彼の存在が埋めてくれていた。 もし彼がいなくなったら、私は壊れてしまうかもしれない。 そう考えると私は怖くて仕方がなかった。 「朝になれば、帰ってくるよね・・・?」 「私はずっと、ここにいるからね・・・」 そして私はそのまま眠りについた。 朝になれば彼が帰ってきていることを夢見て・・・ ~Fin~ 解説とか 最初はNX収録のミッション「レイヴン抹殺」で単に輸送機に置いていかれるだけのネタ。 でもそれだけだとつまらないから、スミカとの絡みとかを入れて大幅修正。 演習場にコーラルスターが置いてあった理由も妄想。 世界観の背景ベースはNXリメイクではなくPPのつもり。 PP主人公が量産型ヴィクセンに乗せられていたのは、機関が確実にPP主人公を撃破できるように仕組んだため。 PP主人公を男だと明言したのは、NXエピソード終了時のムービーに"あの男"という描写があったから。 所要時間は2時間半くらい。 さくさく書けて気持ちよかったなあ。