約 3,979,916 件
https://w.atwiki.jp/sousakurobo/pages/1203.html
数十分の間、マコトは個室のソファーに座らされていた。 小さめの部屋には2人のスタッフが居て、マコトを監視している。 マコトは自分の腕に触れた。 痛みはひいたが、まだ軽い痺れが残っている。 どうして、よりによってあのタイミングで……。 せっかくイナバさんが手当てをしてくれたのに。 ……もしイナバさんがいなかったら、俺は今頃…… 脳裏に頭をかち割られた自分の姿が閃いて、ゾッとする。 ふりはらうように、頭を振った。 ……いったい、自分はこれからどうなるんだろう。 そう思ったときだった。 部屋の扉が開いて、スタッフが顔を覗かせた。 「オルフェウスさん、こちらへ。オーナーがお呼びです。」 事務室に呼び出されたマコトを待っていたのは、デスクに座るコラージュとタナトス、その前に置かれた椅子に腰かけ るキムラの3人だった。 「やぁ、アマギくん。」 明るく挨拶をしてきたキムラを無視して、マコトは彼の隣の空いている椅子に座る。 「さて……と」 机を挟んで向かい合うコラージュがそれを待って、口火を切った。 「まずはそうだね……状況を説明しようか。」 彼は退屈そうにひじ掛けに頬杖をついた。 「まずあの時何が起こったのか、ということだけど、実はグラウンド・ゼロのサーバーがクラッキングを受けた らしくてね。簡単に言えば、故障させられたんだ。」 やはりか。マコトはあまり驚かなかった。 「質問いいですか。」 キムラが手を挙げる。 「僕たちの勝敗はどうなるんです?」 「ああ、そのことだけど――」 「私が説明しよう。」 タナトスが割り込んだ。 「今回のこの勝負は無効とし、君たちには共に20万の報酬が支払われる。」 無効試合か。 「ということは、また後日再戦?」 マコトは訊いた。するとタナトスが仮面の奥の目をこちらに向けるのがわかる。 「再戦したいのか?」 「……いえ。」 「僕も遠慮したいです。」とキムラ。 「そうだろう。だから再戦は無い。これっきりだ。」 「――でも、それでいいんですか?」 キムラがわずかに身を乗り出す。 「僕たちは良くても、観客たちは満足しないんじゃ?」 「その点は大丈夫。」 コラージュが不機嫌そうに言った。 「チケットを払い戻して、合わせて家具の材料を2人仕入れてたからさ、それをあげたよ。」 マコトは意味が理解できず、聞き返す。 「女の子だよ、16歳と18歳の姉妹。依頼があって、彼女たちでペアの椅子とテーブルを作る予定だった んだけどね……」 そう平然と続けるコラージュ。吐き気がした。 「人さらいが……!」 思わず漏れたその侮蔑の言葉をコラージュは聞き付けて、指を突き付け訂正する。 「それは失礼だな。彼女たちの両親から正式に買い受けたんだよ。――ああもう腹が立つ。またいい材料の売り手を 探さなきゃならないし!最低額で見積もっても3000万以上の損失だよ!」 「話がそれてるぞ。」 「それてない!僕が言いたいのはねぇタナトス、僕は『犯人を絶対に許さない』ということだよ!」 コラージュは机に突っ伏すようにして目の前の2人を睨んだ。 「……つまり」 どことなく呆れた風にタナトスが言った。 「私たちは不正を手助けした、もしくは自ら不正を行った、タルタロス内部の『裏切り者』の存在を疑っている。」 空気が張りつめた。 マコトとキムラが疑われているのは状況から明白だったが、さらに危うい雰囲気になる。 タナトスが、こちらを見ていた。 「……俺か。」 マコトはその目を見つめ返した。 タナトスはうなずく。 「一番可能性が高いのは、アマギ君、きみだ。」 大当たり、とは言わなかった。 「俺は関係ない」 だがきっと今回のことには自分は無関係だ。 横目でキムラを見る。 彼は疑いに満ちた目をこちらに向けていた。 「そんなこと、ここで議論してもどうせ結論なんか出ないぜ。」 マコトはいかにも関係が無いような風を装ってそう言った。 コラージュとタナトスの2人は少し考えて、先にタナトスが同意した。 「その通りだ、コラージュ。結論はすぐには出せない。」 タナトスにそう言われ、コラージュは不満げだったが、やはりどうしようもなかったらしく、最後にはキムラと マコトに帰るように言わざるを得なかったようだった。 「――で、実際のところはどうなんだい?」 部屋を出て、別室で預けていた貴重品を受け取ったあたりで、キムラはそう訊いてきた。 マコトは未だぬぐいされない敵意を極力出さないように「知らないよ」と答える。 「本当にアマギくんじゃないのか。」 「ああ。」 「なるほど……」 彼は考えこむような仕草を見せる。 この人畜無害そうな少年が、さっきまで自分を殺そうとしていたなんて。 いや、それはこうして普通に会話している自分も一緒か。 「何を考えて?」 「ああ、いや」 彼はマコトを見る。 「これから僕たちへの監視は厳しくなると思うんだ。だから、気をつけなくちゃなって。」 「……ああ、そうだな。」 同意する。この騒ぎに関係があると思われているのなら、そうなのだろう。 2人は部屋を出て、廊下を進む。分かれ道でキムラは立ち止まった。 「じゃあ、僕お腹すいたからご飯食べてくるよ。アマギくんは?」 「いや、俺はいい。」 「そう、じゃ、ここで。」 キムラは笑ってひらひらと手をふる。 「また明日――は日曜か。じゃあ、また明後日、学校で。」 「ああ……『また学校で』。」 そんな、いたって普段通りな挨拶を交わしてから、キムラは廊下を曲がった先に消えていった。 どこかもやもやした気分のまま、タルタロスを出る。意外にもまだ外は明るかった。 全身の痛みと疲労で重い足を引きずりながら広い駐車場を横切る。すると目の前に街灯がある――最後にユウスケを 見た場所だ。 複雑な気分でそっちに目をやると、街灯の下に誰かが立っているのが見える。その人物は背が子供のように小さく、 灰色のパーカーのフードを目深にかぶっていた。ショートパンツにニーハイソックスという格好から、女性であることが 判る。彼女はまっすぐにマコトを見つめていた――まさか。 マコトは彼女へ向けて歩き、前に立つ。 「あなたはもしかして――」 「――危ないところだったね。」 その声はやはり女の子のものだ。聞き覚えがある。 「キムラくんにやられるところだった。」 彼女は微笑んで、ゆっくりとフードを脱ぐ。 マコトは予想はしていたものの、驚きはやはり大きかった。 「もしかして、あなたが――」 「そうだよ」 彼女はジップパーカーの前を開ける。そして、快活に笑った。 「『はじめまして』、マコト・アマギくん。私がアヤカ・コンドウさんから君への協力を依頼された――」 大きな瞳で、マコトを見据えて―― 「――『サイクロプス』だよ。」 ――ミコト・イナバはそう言った。 目の前のテーブルにマグカップが置かれる。中に満たされたオレンジジュースの色は鮮やかだった。 マコトを自宅へと誘ったミコト・イナバは、マコトとテーブルを挟んで椅子に座り、同じものが入ったコップを口にする。 その姿はどうにもギリシャ神話に登場する1つ目の怪物のイメージからはかけはなれていた。 「どうして『サイクロプス』なんだ?」 マコトはまず、それを訊いた。 イナバはあの大きな目でこちらを見て、コップを置く。 「君は『サイクロプス』って聞いてどういうイメージを持った?」 「そりゃあ……」 よくRPGの敵キャラクターで見かけるようなビジュアルの、恐ろしい怪物だ。 「うんうん。そんな怪物から、こんな可愛い女の子は普通連想しないじゃん?一種の偽装だよ。」 「自分で言います?」 「あームカつくー」 彼女は言いながら笑う。 「それと、私が色んな人に色んなものを作ってあげてるからだね。神話のサイクロプスは鍛治屋さんだから。」 「なるほど……『色んなもの』って?」 「ハッキングツールとかセキュリティソフトとか、あとちょっと違うけど情報を売ったりもするし……あ、そうそう」 「なんですか?」 「タルタロスのプレイヤーたちにチートデータを売ってるのも私だよ。」 「え?」 「本人の希望を聞いて、ICカードに改造データを書き込んであげるんだ。だからタルタロスの人たちはだいたい私を ――じゃなくて、『サイクロプスを』知ってると思うよ。」 「……そうなのか」 ……ということは、イナバさんが、間接的に俺を殺そうとしたと言えなくもないのかも。 「じゃあ、昨日俺を助けたのも、タルタロスの命令なのか?」 すると彼女はぶんぶんと首を横にする。 「とんでもない!私はタルタロスとは関係無いよ!」 「でも、協力してる」 「タルタロスはただのビジネスの相手!あんな趣味悪い人たちは私だって大嫌いだよ!だからコンドウさんと 協力しているんだし、昨日、怪我をした君を助けたのだって――」 「それはどうしてだよ」 「――私は卑怯な人が許せないの!あんなの、見過ごせないよ。」 「でもチートデータを売ってる。」 「だからそれはビジネスだって!勝負に挑む人間が万全の準備をするのは当然でしょ。今回の勝負に関しては、 むしろ、情報収集を怠って無策で挑んだ君に非があるよ。」 「……じゃあ、なんで今日、俺を助けた」 「それはコンドウさんからの依頼があったからだよ。契約に違反するわけにはいかないもん。」 「……そうか」 なんだろうか、この、納得できるような、できないような感覚。 「……最初に俺を助けた時に、なんで自分が『サイクロプス』だと名乗らなかったんだ?」 「それは……君を」 「俺を?」 「君が、どんなヒトか知りたかったからだよ。」 そう、イナバはまっすぐにこちらを見据えて言った。 「もしも私が、君を信用に足らないと判断したら、私はこの契約を解消するつもりだったよ。だけど、 君と直接交わした会話、タルタロス内での言動――こっちは監視カメラを勝手に覗かせてもらって――を見て、 私は、君を信用に足ると判断したの。」 「……その根拠は?」 「『カンと経験』!これでも、人を見る目には自信があるんだよ!」 彼女は明るく笑う。 その屈託のない笑顔に、マコトはなんだかこれ以上警戒するのが馬鹿らしく感じた。 少なくとも彼女は味方であることがはっきりしている。ならば、これ以上険悪な雰囲気で話すのはお互いに マイナスだろう。マコトはそう判断して、オレンジジュースを口にしてから、改めてイナバを見た。 「や、疑ってすいません。でも納得しました。」 「気にしてないよ。こっちもちょっとやり方に問題あったかもだし。」 イナバは微笑み、首を少し傾ける。 それから2人は他愛も無いことでしばらく談笑した。互いの家族のことや、今の生活のこと。好きな音楽や、 休日に何をしているか、など。 「そういえばさ、アマギくんって映画とか好き?」 イナバがそんなことを言い出したのは、その最中だった。 マコトは当たり障りの無い返事を返す。すると彼女はぱぁと笑って、「じゃあ明日の日曜日ヒマ?見たい映画が あるんだけど、ちょっと付き合ってよ。」 そうして彼女は自分のサイフを取り出して、そこから2枚の紙を引き抜く。それは最近封切られたばかりの人気 アクション映画シリーズの最新作のチケットだった。 「知り合いからもらったんだけど、1枚もったいないからさー、ね?」 少し小首をかしげるようにマコトを見てくるイナバ。 いったいどういうつもりだろうか、マコトははかりかねていた。 「もしかして、予定ある?」 「いえ、そういうわけでは……」 「じゃあ、行こうよ!」 彼女は決まった、と言わんばかりに大きな笑顔になる。その勢いに、マコトは思わず頷いてしまった。 しかし、それを少し嬉しく感じている自分もいることに、まだ少年は気づいていない。 奇妙な空間だった。 眩いばかりの照明に照らされた広い部屋の中心には、これまた奇妙で巨大な物体だけが置かれている。 その物体は、銃弾すら弾き返す強化ガラスで組み上げられた立方体の透明な箱で、内部には固定された机と椅子、 仕切りも何も無い和式トイレ、これもやはり固定された小さなベッドがある。 それは牢屋だった。 ただ普通の牢屋ではなく、犯罪者の中でも特に危険な人間のみが特別に入れられる牢屋だった。 牢の主は、さらにその牢屋の中心にて半裸で逆立ちをしたまま、腕立て伏せのようなことをしている。 彼の周りの床は既に流された汗で濡れていた。 牢屋の天井に、これも破壊されないように対策が施された監視カメラがぶらさがっている。 常に牢の主の姿を追うように設定されたそのカメラと一緒に備え付けられたスピーカーから音声が飛び出す。 「面会だ。」 その言葉に反応して主は軽くジャンプするように普通の姿勢に戻り、ベッドの上に脱ぎ捨てていた上着をタオル 代わりに身体を拭く。 「誰?」 主は上着を放り、一瞥もくれずにカメラに訊いた。規則によって短く刈り込まれた黒髪を、長かった頃のクセで かきあげる。 「いつもの彼女だ。」 そう聞いて主は部屋の入り口の方面の壁に近づく。『彼女』はこちらに来るところだった。 牢屋の周囲に張られた柵の前に立った彼女――アヤカ・コンドウは、壁越しに主を見て、挨拶と共に、その名を呼んだ。 「こんばんは。ハヤタ・ツカサキくん。」 ――今から1年前、そのテロ事件は起こった。 地下都市の人間たちが足を踏み入れることは無い地上という荒廃しきった場所で、長きに渡って、一般市民には知ら されないまま行われていた国家間の大戦争――莫大なエネルギーを生み出す『P物質』という燃料を原因としたそれは、 超巨大な『P物質』の塊を発見することで終息を見た。 しかしそのとき現れたのが、その塊を、自分たちの目的のためだけに破壊しようとした、史上最悪のテロリスト集団 『ゴールデンアイズ』だった。 彼らは自らの行為を『人類史上初の全人類を人質にとったテロ』と形容し、そして、その一環として、機密情報を―― 秘密にされていた国家間の戦争のことを――世界中に暴露し、大きな混乱を招いた。 現代史の重要な転換点として、永遠に歴史に刻まれるであろうその事件は、テロリストたちの名前から『金眼事件』 と呼ばれ、そしてリーダーの名前も共に広まった。 その名は、『ハヤタ・ツカサキ』。 今アヤカ・コンドウが透明な壁越しに相対している青年こそがそのハヤタ・ツカサキ本人であり、この最高レベルの 警備がされた国際刑務所の強化ガラス牢の主だった。 「まだ、生きているのね。」 アヤカはいつものようにいつもの言葉をかける。 「おう、まだ死にぞこなってるぜ。」 それに対してツカサキもいつものように応える。それほどまでに頻繁に、アヤカ・コンドウはハヤタ・ツカサキのもと を訪れていた。 「何をしていたの?」 アヤカが訊くと、ツカサキは頭をかく。 「筋トレくらいしかやることねーんだよ。暇すぎて死にそうだぜ。」 「ずいぶんと非効率的な死刑ね。」 「さっさと電気椅子に座らせて欲しいんだけどな。」 ハヤタ・ツカサキは死刑囚だ。金眼事件の主犯として逮捕され、国際刑務所コロニー・ジャパン支部に収監された彼は 国際裁判所によって死刑判決をうけている。 なのに未だに彼が元気に筋トレなどをできているのは、彼の身体が医学的に非常に貴重なサンプルであるということと、 精神科医や心理学者の団体が彼に大きな関心を寄せていて、死刑の執行に「待った」をかけているからだった。 「人気者はつらいぜ」 こんな状況で1年ほど過ごしても、収監前と変わらず軽口を叩き続ける彼の精神は確かに常軌を逸してるといえるだろうな、 とアヤカは思った。 「で、今日は何の用?差し入れなら大歓迎だぜ?」 「何も持ってないわよ。」 「ということは、『プレゼントはわ☆た☆し』ってことか。」 無視して、アヤカは軽く息を吐く。 「……とうとう、見つかったわ。」 その言葉にツカサキはわずかに今までと違う反応を見せる。 「……何をだ?」 「とぼける?」 ツカサキは何か言い返そうとしたが、思い直して頭を軽く横に振った。 「『俺』を見つけたんだな。」 「ええ。」 アヤカは腕を組み、ツカサキを余裕のある態度で見上げた。 それを見て、ツカサキは何が可笑しいのか、吹き出す。 「でもアンタには何もできない。知ってるぜぇ?左遷されたそうじゃねーか。」 アヤカの目元が一瞬ひきつる。ツカサキはそれを見逃さず、にやりとしてガラス面に手を突いた。 「元々はこの国の秘密機関の幹部だったのになぁ。正にエリート中のエリート中のエリートだったのに。それが今じゃ 『単なる警察』の『たかが管理官』だもんなぁ」 「そうね。」 耳障り、とでも言わんばかりにアヤカはツカサキをにらみつけた。 「きみがかつて起こした『金眼事件』……そのせいで、私は全てを失ったわ。」 せせら笑うツカサキを、アヤカは剃刀のような視線で突き刺す。 「奪いとってきた地位も、勝ち取ってきた名誉も、何もかもを、きみに奪われた。」 そうして彼女は青年を指差し、言う。 「……許さない。」 とうとうツカサキは耐えきれず哄笑する。 「ははは!だから『復讐』か――上等だぜ!」 ツカサキは諸手を大きく広げ、自らを閉じ込めているガラスの箱を見渡して言った。 「入るのも出るのも困難至極な箱の中にいる人間に!すでに死への恐怖を失った人間に!これ以上どんな地獄を見せてくれるんだ!? ……楽しみで、しかたないぜ!」 ツカサキもアヤカを指差す。 「復讐してみろ。さぁやってみろ。この壁の向こうに居ながら、死刑執行よりも早く俺を殺してみろ!」 「もちろん――」 アヤカは腕をおろし、微笑んだ。 「――この世で最も残酷な方法でね。」
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/275.html
《グライン・ドール()/Grain Doll》 アイコン ゲスト 年齢 約670歳 性別 不明 種族 竜 林檎姫の師匠(保護者?)。 竜族の副の長。 まともだが少し抜けてる 外見は黒髪に紅い瞳で黒服の男性 BGCOLOR(silver) 関連ページ キャラクター紹介へ戻る|キャラクター紹介 【ゲスト】へ戻る コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/sousakurobo/pages/1205.html
いったい俺は何をしているんだろうか。 夜が明けて日曜日の昼間、マコトは『シンジュク』ステーションの南口に降り立ち、ふとそう思った。 周囲はいつものようにどこかへと急ぐ人々で溢れていて、その中に佇んでいると、まるで昨日のタルタロスが遥か昔 のように感じられる。 だけど、今日は確実に昨日の延長線上にあって、たしかに俺は殺し合いの翌日にこうして女の子と映画を観に行こう としている。 不思議な感じだ。マコトはあくびを噛み殺した。 携帯で時間を確認する。遅刻はしていない。 近くにあった柱に寄りかかってしばらくぼぅとしていると、やがて彼女がマコトの前に立った。 「あれ、遅かったかな?」 見ると、そこにはミコト・イナバがいた。彼女はいつものような活動的な格好で、小さめのバッグを肩にかけ、 よく似合うキャスケットをかぶっている。 マコトはあえて腕時計を一瞬見て、「ジャストですね」と言う。 「そう、じゃあ良かった。」 彼女はにかっと笑う。マコトもつられて頬が緩んだ。 「時間はいつからでしたっけ」 「まだかなーり余裕あるよ。」 「じゃあ、それまで何を?」 「そうだねー……」 するとイナバは自分のお腹に手をあてる。 「お昼にはちょっとはやいけど、何か食べようよ。何かいいとこ知ってる?」 「いいとこですか……じゃあ」 マコトは以前行ったことがある中華料理屋の名前を口にする。それを聞いて、イナバは顔を明るく輝かせた。 「中華料理!いいね、大好き!」 「じゃあ、そこにします?」 「うん!……あ、そうそう」 歩き出して、イナバは振り向きマコトの顔をのぞきこむ。 「ずっと気になってたんだけど、なんでアマギくんは私に対して敬語なの?」 「え、そりゃあ……年上だからですよ。」 その言葉に不満げに口を尖らすイナバ。その仕草はやはり子供っぽい。 「なーんか距離感じるなー」 「距離ですか?」 「いや、アマギくんがそれでいいならいいんだけどさ」 「……嫌なんですね。」 イナバはまっすぐにマコトを見て「うん。」 マコトは少し苦笑いした。 「じゃあ、これからタメ口でも?」 「うん!」 「わかり……オッケー。」 「今『わかりました』って言おうとしたでしょ。」 「まぁ、そうですね」 「ほらまた。」 指摘されて、苦笑する。 「わかったって。早く飯屋行こう。」 「だからアマギくんが先に行かなきゃじゃん。」 「あ、そか」 そんな当たり前のことを失念していて、思わずマコトは笑う。それを見て、イナバも笑う。 マコトの心の底で、少し浮かれるような感覚があった。 イナバと楽しく食事を終えて、マコトたちは映画館へと向かっていた。 彼女と話していると、自然と会話も弾み、気分も明るくなる。なにより、好きなアーティストが同じだったので、 とくにその話題で盛り上がった。 「2枚目のアルバムが最高なんだよね!」 「わかる!とくに4曲目から7曲目の流れがマジ鳥肌もんっつーか――」 「うんうん、あれは本当良いよね!」 そんな調子で、マコトはイナバともっと長く話したい、と思い始めていた。 そして決定的だったのが―― 「あ。」 「あ。」 中華料理屋から映画館への移動途中、2人がばったりと出くわしたのは見たくない顔だった。 「アマギくんじゃないか。」 「……キムラか。」 カバンを抱えたコウタ・キムラだった。 キムラはマコトの隣のイナバを認めると、マコトに訊いてくる。 「なに、妹さん?」 「いや。」 「じゃあ、彼女?」 「え?」 その不意討ちに、マコトは思わずイナバの方を見る。 目があったイナバは、さも可笑しそうに明るく笑い、キムラに言った。 「こんにちは、マコトくんの彼女でーす!」 「え、マジ!?」 「な、なに言ってんだよ!」 動揺するマコトを見て楽しそうにするイナバ。キムラは少し困惑したように2人を交互に眺める。 「それより、キムラは何をして?」 無理やりマコトは話題をそらそうとする。 「ああ、僕?」 キムラはカバンの中身を見せつけた。 「今日は模試だろ?アマギくんは受けていないのかい?」 「え、模試……?」 キムラはうなずく。 「カワイ塾の公開模試。知らなかった?」 ……そういえば、ずいぶん前に申し込むように教師から言われた気がする……。 「その様子だと、忘れてたみたいだね。」 「あー……うん。」 気まずくなって、指先で頬をかく。 「今日模試だったんだ?」 イナバがキムラに訊いた。 「ええ。まぁ、受けるか受けないかは個人の自由ですけど。」 「ダメだよマコトくん、ちゃんと受けなきゃ。」 「……完全に忘れてたわ。」 今度は頭をかく。 キムラは腕時計をちらりと見て、そろそろ時間だから行く、と2人に言った。 「でも、その前に」 キムラはマコトを手招きする。マコトは軽く疑問を抱きつつ近づくと、キムラに背中を叩かれ、 イナバから離された。 さらにキムラはマコトに顔を近づけ、声を落として話しかけてくる。 「……で、結局あれは誰なの?」 「あ、あの人は――知り合い、だよ。」 「ふぅん?」 キムラはにやにやしながらイナバを一瞥。 「結構可愛いじゃないか。ワンチャンあるよコレ。」 「はぁ?」 「君さぁ、それなりに気がなきゃ『彼女でーす』なんて、冗談でも言わないから。」 「え?」 「で、あの人彼氏は?」 「い、いやわからない……」 「じゃあ確かめてみてよ。彼氏いなかったらマジもんだよ。」 「おいおい……」 「それじゃ!デートの続き楽しんで!」 そうしてまた背中を強く叩かれ、マコトはよろけた。キムラはその間にイナバに挨拶をし、またどこかへと 消えていく。 背中をさすりつつイナバのもとに戻るマコト。イナバは彼のそばに駆け寄って、一緒に背中をさすった。 「大丈夫?」 「あ、ああ。平気だけど……」 姿勢をまっすぐにして、キムラの消えた方向に視線をとばす。 「あのヤロー。」 「なにを話していたの?」 「『デート楽しんで』だってさ。」 「いい人だね。」 「それは無いですよ。」 「アマギくんはそのつもりじゃなかったの?」 イナバは小首をかしげ、妖しく微笑む。 「『そのつもり』って……」 「『デート』。」 マコトは返事に困る。その様子を見て、イナバはまた楽しげな表情をする。 「でも、彼氏いるだろ?」 せめてもの反撃にそう言うと、イナバは首を振った。 「ううん、いないよ。」 「え、そうだっけ」 「うん。前に付き合ってたのとは大分前に別れたよ。」 ……マジか。さっきのキムラの言葉が頭をよぎる。が、「冷静に考えてこんな都合のいい展開なんてあって たまるか」と自分にツッコミを入れて、マコトはため息をついた。 「それより、時間、もう危なくないか?」 「え、そう?」 言って、イナバは腕時計を見る。 「そうでもなくない?」 「いや、パンフレットとか買いたいからさ。少し早めに行こうよ。」 「うん、そうだね。じゃあ行こう!」 2人で見た映画はよくある筋書きだったが、そこそこに面白いものだった。 そのあらすじは金眼事件を引き起こしたテロリストの生き残りが、今度は地下都市自体を直接破壊しようとするのを、 重火器の扱いに精通したおっさん私立探偵が美女アンドロイドを侍らせたデブのハッカーと共に阻止する、 というどこかで見たようなもので、2人は映画館を出たあとも、しばらくその話で盛り上がっていた。 そうして適当に辺りをぶらぶらしていると、いつの間にか太陽の消灯時間がやってきてしまっていた。 「もう、真っ暗だな。」 ファミレスから出てきたマコトは通りの風景を見て、思わずそう呟く。 「そうだね――アマギくんは門限とか大丈夫?」 「守ったことなんて無い」 軽く、イナバは笑う。 「そっちは?」 「私は一人暮らしだから……ああでも、明日早いんだった。」 彼女は時計を見た。 マコトも時計を確認した。針はもう9時をまわっている。 「じゃあ、そろそろ帰る?」 「んー……アマギくんは?」 「イナバさんの邪魔はしたくないな。」 「……そう。じゃあ、今日はもう帰る?」 「そうしようか。とりあえず、駅まで一緒に行こう。」 「うん。」 それから駅前まで歩き、簡単な挨拶をして、2人は別れた。 帰り道、電車の中でも、家路を歩いている途中でも、マコトが思うのはイナバのことばかりだった。 こんなに楽しかった1日はいつ以来だろうか。 家に戻り、ベッドの上に身を投げ出して、少し浮わついたような心持ちで天井をぼんやりと眺めていると、 携帯にメールが着信する。 見るとそれはイナバからのメールで、内容は今日のお礼だった。 寝転がったまま返信を作成していると、今度は電話が着信する。今度はイナバではなかった。 「こんばんは、アマギくん。」 浮わついた気分が一気に冷める、刃のような声。 「……コンドウさん。」 「今いいかしら?」 柔らかく、しかし拒否を許さない口調。マコトは返事をした。 「サイクロプスには会えた?」 「ああ――はい。」 作成しかけのメールが気にかかる。 「『彼』は何と?」 その一言で、マコトはアヤカとイナバの関係を察する。それだけに、イナバが『ミコト・イナバ』として自身の前に 現れたのがマコトには嬉しかった。 「『信用に足る』と、『協力する』と。」 「そう――とりあえず、最初の関門はクリアね。じゃあこの3日間のタルタロス関係の出来事を報告して。」 そう言われ、マコトはこの数日間の出来事を話した。事故のこと、ケルベロスとのこと、その後のこと。 ただしイナバのことはなるべく伏せた。彼女のことを口にする際は『サイクロプス』の名前を使った。 「なるほど……君の命を救うためとはいえ、それはマズいわね。」 アヤカは考えこむように唸る。 「すいません、3日前にコンドウさんから話をもらったときには、もうケルベロスとの対戦は決定していたんですが……。」 「いえ、それはかまわないわ。むしろ積極的な姿勢を示せたのはプラスよ。ただ問題はその後の『裏切りもの』疑惑……。」 「どうしましょうか。」 「とりあえず計画に修正は加えるわ。どうやら君は思ったより腕も『たつ』ようだし、この程度のことは想定内よ。 あとはキムラくん――フルネームは?」 「『コウタ・キムラ』です。」 「わかった。彼は後々障害になる可能性が高いわね。こっちでなんとかするわ。」 「わかりました。」 ふ、と嫌な予感がよぎる。 「あ、あの。」 「なに?」 「ちょっと不安が」 「盗聴の可能性?」 「え?」 アヤカのわずかな含み笑いが聞こえた。 「安心して、盗聴の際に音声に現れる微小のノイズは常にチェックしているから。今のところ、この通話は安全よ。」 訊きたかったのはそれじゃないんだが。 「とりあえず、サイクロプスが協力を約束してくれたのは大きいわね。」 だがタイミングを逃したので訊くのは諦める。 「彼は気まぐれらしいから、君を気に入ってくれてよかった。」 「直接会ったことはないんですか?」 「あの業界ではよくあることよ。」 「ふぅん……」 「そういえば、今日はどうだった?」 アヤカの口調は今までの硬質なものが嘘のように柔らかくなる。マコトはどきりとした。 「今日……ですか?」 「模試だったんじゃないの?駅で君みたいな子をたくさん見かけたわ。」 ……ああ、そっちか。 「いや、実は行ってないんですよ。」 少し苦笑する。 「そうなの?」 「ちょっと友達と映画観に行く約束しちゃってまして。」 「……べつに叱るつもりはないけど、そういうのはキチンと行きなさい。」 「はーい。」 「映画ね……」 ふと、アヤカの声に影が落ちる。訊くと、「最近見てないなぁって」と彼女は答えた。 「ちなみになにを観てきたの?」 「あの、あれです。最近CMやってる――」 マコトはタイトルを言った。 「ああ、あの映画。」 「はい。面白かったですよ。」 「どんな話?」 「えと――ネタバレは? 」 「気にしなくていいわ。どうせ観に行く暇ないし。」 「わかりました。えとですね。まずおっさんの私立探偵がいまして。」 「うん」 「その探偵がネコ探しの依頼を受けるんですけど、それが意外な方向に転がっていくんですよ。」 「へぇ」 「それで、実はそのネコは金眼事件のテロリストの持ち物で――」 「え?」 「あ、聞こえませんでした?」 「いえ……ちょっとごめんなさい、急用が入ったわ。」 「え?」 「ごめんなさい。何かあったら連絡して。それじゃあ。」 「あ……はい。」 そうして電話は唐突に切られた。 都心の高層マンションの一室で、アヤカ・コンドウはコードレス電話を片手に立ち尽くしていた。 部屋の電気は点いていないが、カーテンが開け放たれているので、そこから入り込む街の灯りが部屋の中を ぼんやりと照らしてくれている。アヤカはこの薄暗がりが好きだった。 電話口にテープでつけていた機械を剥がし、電話を戻す。 息を吐いて、シャツの胸元のボタンを開き、ベッドに腰をおろした。 また、やってしまった。 彼女はゆっくりとベッドに倒れこむ。 時々、心底自分に腹が立つ。 『この場面ではこう行動することが正解』だと、頭では解っているのだが、その理性に感情が従わない、 ということが時々あるのだ。 いいや『解』っている。それは人間ならば普通のことだ。完璧に正解だけを選び続けるなんて、 機械でもなければできやしない。 しかし、『分』からない。 自らを前に進ませる原動力となるものが自らを邪魔する。 「……スッコンデロ」 つい、口から言葉が漏れた。 マコトは携帯電話をベッドに放る。 あまりにも突然に会話が打ち切られたので、どうにも変な感じだ。 とりあえず、すっかり目がさえてしまったのでベッドから起き上がり、リビングへ行って牛乳を飲んだ。 途中の母とはお互いに目を合わせなかった。 部屋に戻る。ふとアヤカ・コンドウの様子を思い返して、どうにも急用ができた、という感じの電話の切り方 ではなかったように感じた。 あれはどちらかというと、自分が聞きたくもない話を聞かされたときの応対に似ている。 まさか、なにか彼女の神経を逆撫でするような何かが自分の発した言葉の中にあったのだろうか? たしか金眼事件の話になったらいきなりそうなったような。 そういえば、自分は彼女のことをあまり深く知らない。それは彼女があまり深く自分のことを語りたがらない からなのだが―― ――彼女についてわかることといえば、肩書き以外には、目的だけ……。 「タナトスへの『復讐』……。」 ……そうだ。タナトスについても、自分は何も知らない。彼については、コラージュ以上に謎に包まれている。 ……もしかしたら、タナトスと金眼事件には何か関係があるのかも。 マコトは自分の机に向かい、棚から日本史の資料集を引っ張りだした。が、これでは情報が浅すぎる。 早々に資料集を放って、パソコンを立ち上げた。 検索窓に言葉を打ち込む。『金眼事件』。 検索結果の一番上位に出てきたのはWikipediaだった。クリックする―― 金眼事件(きんがんじけん,Golden eye's incident,)は、2***年*月*日に地上のグラウンド・ゼロ[1]で発生した テロ事件とそれに伴う一連の出来事の総称である。通称「人類史上初の世界全人類を人質にとったテロ」[要出典] 場所 グラウンド・ゼロ 日時 2***年*月*日**時**分-**時**分(現地時間) 首謀者 ハヤタ・ツカサキ(塚崎颯太,Hayata Tukasaki)及びゴールデンアイズ[2] そこまで読んで、マコトはなんとなくゴールデンアイズのリンクを踏んだ。 ゴールデンアイズ(Golden eyes)は、金眼事件を引き起こしたテロリストたちが名乗った組織名である。 ゴールデンアイズはゴールデンアイと呼ばれる、瞳の色が後天的に金色に変化した人間のみ(ただし、中心人物である ツカサキのみ移植手術で瞳の色を金色でなくしている。)で構成された組織であり、2***年に結成された[1]。 中心人物はハヤタ・ツカサキ(塚崎颯太,Hayata Tukasaki) 「金色の目……」 ぽつり、マコトは呟いた。 何だろう、この言葉に覚えるデジャヴは。 金色の目をしている人間なんて、自分の周りにはいないはずだ。 ――本当にいないのか――? そしてマコトは思い出した。 自宅のドアを開けていつもまず最初にすることは侵入者の痕跡を探すことだ。 家中の窓に貼ったフィルムに何も変化が無いことを確かめ、同時に盗聴器や隠しカメラの有無もチェックする。 最低限それだけでも毎日終えないと、タナトスは自宅でくつろぐことができないのだった。 仮面とローブは当然タルタロスで脱いできている。身につけていた普通の上着をクローゼットにかけ、 冷蔵庫から飲み物を取り出す。 それを口にしながらタナトスはリビングテーブルの椅子に腰掛け、テレビを点けた。 ニュース番組を聞き流しながら、夕飯に何を作ろうかと考えをめぐらせる。が、昨夜作ったカレーがまだ残って いるのを思い出して、ご飯を温めてそれを食べた。 それから食器を洗い、自室から着替えを持って風呂場へ。 脱衣場で服を脱ぎ、ふと洗面台の鏡を見る。 金色の瞳と目があった。 コラージュはタルタロスの奥深く、自室で大画面のディスプレイを眺めている。 彼が見ているのはその日に行われた分のゲームの、決着した後の映像で、その映像の中でコラージュはいつものように それに注目していた。 自分の生命が終わる、それが確定したときの、その人間の表情。コラージュはそれがとても好きだった。 もともと彼は人の表情というものが大好きで、部屋には様々な場面での人の顔を写真におさめたアルバムが何冊も あるほどだが、そのどれもこの一瞬の表情には敵わない。 この恐怖に凍った表情には、その人の今までの人生が凝縮されているように思えるのだ。 そう、他のどんな人間のものとも違う、『オリジナル』な人生―― 「――うらやましいなぁ」 コラージュはそう呟いた。それからそ、と自分の指を継ぎはぎだらけの顔に当てる。 縫い目をなぞりながら、コラージュは思う。 『自分の本当の姿はどんなものなのだろう』、と。 それぞれの夜は更けていく。 箱の中で、ツカサキがどこか楽しげに言った。 「夜明けまでには、もうちょいかかるな――」
https://w.atwiki.jp/chaosdrama2nd/pages/1215.html
《グライン・ドール()/Grain Doll》 アイコン ゲスト 年齢 約670歳 性別 不明 種族 竜 林檎姫の師匠(保護者?)。 竜族の副の長。 まともだが少し抜けてる 外見は黒髪に紅い瞳で黒服の男性 関連ページ キャラクター紹介?へ戻る|キャラクター紹介 【ゲスト】?へ戻る コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/360skate3/pages/47.html
Own the Spot Film Photo Own the Spot D.I.Y. Own it Beat a score of 800 Kill it Beat a score of 1,200 両端に特殊な形状の突起部があるインドアのボウル。一見簡単そうだがなかなかトリッキーなスポットである。 両端の突起部は外側に広がるような形状になっているので、上端に向かって加速するとボウルの外に飛び出してしまう。 正攻法ではないが、開始地点から正面に見える室外のレッジでグラインドをキメるのが一番手っ取り早い。 The Dark Box Own it Beat a score of 800 Kill it Beat a score of 1,200 いわゆるファンボックス型のスポットで、その両側をクォーターパイプに囲まれている。 特にこれといって凝る必要もなく、クォーターパイプで加速を得たのちファンボックスのレッジで稼げばいい。 Film Do it in the Dark Own it Transfar the First Hip1番目のヒップでトランスファー Transfer the 2nd Hip2番目のヒップでトランスファー Launch to Grind the Copingバンクから飛び出し、コーピングでグラインド Kill it 180 Nosebone the First Hip1番目のヒップで180ノーズボーンをキメつつトランスファー 360 Tailbone the 2nd Hip2番目のヒップで360テイルボーンをキメつつトランスファー Launch to Bluntslide the Copingバンクから飛び出し、コーピングでブラントスライド DIYパークの奇妙な形状をしたファントラックで次々とトランスファーとギャップをキメるチャレンジ。 最初のヒップはパンプを使わず惰性のみで、2箇所目のヒップはパンプを入れてトランスファーをキメよう。 最大の難関は最後のギャップで、ころびやすいように調整されているのではないかと思うほど転倒しやすくなっている。 ふたつのヒップで適切な加速を得たのち、右折してしっかり溜めたあと矢印位置で踏み切るとコーピングにギリギリ届く。 あとは崖側でも岡側でもいいのでブラントスライドをキメよう。 最初の180スピンは360スピンに増やしてしまった方がリズムを取りやすいかもしれない。 Photo Grind Sanity Shot Own it Grind Rail to Extention Kill it Nosegrind to 180 to 5-0 Grindノーズグラインドto180スピンto5-0をキメろ 建築用の足場の端にある青いレールから、斜め下に伸びた支柱へと飛び移るグラインド系チャレンジ。 Kill条件の一番最初はざっくりとノーズグラインドと書かれていて、それひとつでは青いレールを渡り切れないと思われるが ラインにノーズグラインドがはいっていればフリップなどを足してグラインド距離を稼いでしまってかまわない。 あとは終点で180スピンをキメて、斜め下に伸びた支柱で5-0をキメればいい。
https://w.atwiki.jp/sousakurobo/pages/1067.html
マコト・アマギはコロニー・ジャパンカントウ第1ブロックにある高校に通う 、ごくごく平凡な男子学生だ。 これは自己評価でもあり、他人からの評価でもある。 ごくごく平凡な家庭に生まれ、平凡に育ってきた。 容姿が特に優れているわけでもないので服装に気を使うし、頭が良いわけでも 無いので勉強もする。運動だけは他の男子よりも得意な自信があったが、それで も運動部で活躍している男子には敵わない。 親や学校から『道徳的な』思考回路を叩き込まれ、彼らの課す課題を何の疑問 も持たずにこなしてきた。 『居なくなれば誰かが気づくが、居なくても何も変わらない』……そんな人間 が、彼だった。 対してユウスケ・コバヤシは母子家庭で、幼少からかなり荒れた生活をしてい た少年だった。 週に1回は騒ぎをおこし、しかもそのほとんどは喧嘩などの暴力ざただった。 施設に入れられたのも2、3回ではないし、街の不良グループにナイフで腹を 刺されたこともある。 当然、学校に友達などは居なかったし、ユウスケ自身も友達なんか必要ないと 感じていた。 それはマコトも例外ではなく、彼も最初はユウスケに近づきたいなんて思って はいなかった。 マコトのそんな考えを変えたのは、2年前の、ある日の下校時の時だった。 その日、学校でちょっとした用事を終えたマコトが家路についたのは午後7時 過ぎのことだった。 ダラダラと特に何も考えずに暗い道を歩いていたマコトを呼び止めたのは、ど うやら中学生らしい女の子だった。 ひどく狼狽えた様子で涙を流す彼女は、マコトの腕をつかんで、一緒に来てほ しい、と懇願してきたのだった。 わけがわからないまま、とりあえず女の子についていったマコトが連れていか れた先は、近くの公園だった。 マコトはぎょっとした。 普段あんまり公園などには立ち入らないマコトの目を引いたのは、地面に倒れ 伏す、数人の少年たちだった。 そしてマコトは、彼らの内の1人が自分と同じ高校の制服を着ていることにも 気づく。彼の周りの地面は赤黒く染まっていた。 女の子の言葉で我にかえったマコトは、急いで携帯電話で救急車を呼んだ―― これが、マコトとユウスケの出会いだった。 あとからマコトが女の子に事情を聞くと、彼女はユウスケの妹で、ユウスケは 妹のために、学校で彼女をいじめていたグループを殴ろうとして、そのグループ に刺されたらしかった。 他にも彼女は、兄が昔から度々暴力事件を起こしていたのは、彼女を守るため だったり、他の不良の非行を止めさせるためだったのだと、そうマコトに語って くれた。 その話を聞いてユウスケに興味が湧いたマコトは、何度も病院に見舞いに行く ことになって、そうして気づいたら、いつもつるむようになっていたのだった。 日常をこなすことを拒絶する勇気の無いマコトにとって、ユウスケは、唯一身 近にある『非日常』だった。 ――そして、ユウスケと仲が良くなるにつれ、マコトから他の友達は離れてい った。 周りから『アブない奴』認定をされたのだな、と覚ったマコトは、しかし心地 よさを感じていた。 「ありがとうな、ユウスケ。」 自然にマコトの口をついて出た言葉に、ユウスケは顔を上げる。 「なんだよいきなり。気持ち悪いな。」 辺りの町並みは薄暗くなり始めていた。 地下都市には当然、太陽の光は届かない。だから都市内は空(地下都市の天井) にあるそれを模した巨大照明群によって照らされているのだが、それは毎日17 時から徐々に光が弱まり、18時には完全に消灯する。今はちょうどその半ばだ った。 マコトとユウスケはいつものように帰り道にあるファーストフード店でハンバ ーガーを買って、それをかじりつつ歩いていた。 「いや、別に、ひとりごと。」 聞かれてしまった気恥ずかしさに笑いながら、マコトは食べ終わったハンバー ガーの包み紙を手の中で丸める。 ユウスケはそれを見て、マコトに手を差し出した。 「捨ててやるよ」 礼を言って、ゴミを差し出す。 ユウスケは受け取ったそれを自分のゴミと合わせて小さなボールにして、辺り を見渡した。 「あれは?」 マコトが指差した先に、自動販売機に隣接した空き缶用のゴミ箱を認めて、ユ ウスケはにやりとする。 足を止め、ユウスケは指で弾くようにゴミを投げる。それは一直線にゴミ箱の 丸い穴に向かっていったが、わずかに逸れ、枠にぶつかってアスファルトの地面 に落ちた。 「はずれ。」 マコトが言う。大袈裟に悔しがるユウスケ。 彼のその様子を見て、マコトも笑った。 やがて、2人は駅に着く。 ここからマコトだけが電車に乗って帰ることになる。簡単に挨拶を交わして、 マコトとユウスケは別れた。 帰宅したマコトを待ち受けていたのは、『未来』だった。 「アンタさぁ、予備校決めた?」 夕飯の食卓を一緒に囲んでいた、マコトの母が発したその一言はマコトをどう しようもなく不機嫌にさせた。 「もう5月になるよ?新学期の新入生募集終わるんじゃない?」 箸を置き、味噌汁をすする。 「バイトクビになったのも、考えようによっては良かったかもね。」 黙る。握りこぶしに力がこもる。 「で、どうなの?」 ……勇気が無かった。 曖昧な笑顔を浮かべて、曖昧な言葉を返す。 「アンタねぇ、いっつもそう言ってない?」 かもね。 「もう高3なんだからさ、自分のことくらい自分で決めなさいよ」 それはつまり『いい大学行け』ってことだろ? 「学費は出すから。さっさと予備校探しな。」 ハイハイワカリマシタヨー。 ……沈黙。 ……ごちそうさまでした。 ……暗い部屋で、ユウスケは脅えていた。 とあるアパートの一室、さして広くないその部屋に、ユウスケ・コバヤシとそ の母と妹は暮らしていた。 部屋の角には固定電話が転がっている。それは携帯電話を買う余裕が無いコバ ヤシ家への唯一の連絡手段だった。 ユウスケは爪を噛みつつ、床に座ってその電話を睨み付けている。不安が彼の 心を蝕んでいた。 電話が鳴る。 彼は一瞬、体を震わせたがしっかりとそれを見据え、重い腰を浮かせた。 無機質な電子音が部屋の静寂をかき乱す。そのことに耐え難い不快感を感じな がらも、ユウスケはその受話器をとる勇気が出せないでいた。 しかし、とうとう決心して、受話器をとる。 「……もしもし」 「こんばんは」 それは何のへんてつもないただの挨拶だったが、ユウスケはそれでも戦慄した。 「お久しぶりですね。コバヤシさん。」 「ああ……そうですね。」 平静をよそおうユウスケ。 「コバヤシさん、あなた、ずいぶん長い間『スカウト』をしていませんよね。」 唾を飲み込む。 「勝手に抜けるなんて、そんなのダメですよ。」 「抜ける気は無い。ただ、見つからないだけだ」 「そうなのですか?」 電話口の相手の声からは感情が読み取れない。 「とにかく、そろそろ新しい人を連れてきていただくか、きちんと手続きを踏ん でいただかないと、こちらとしても困りますので。」 「どっちも、待ってくれ。最近忙しいんだ……」 ユウスケは言った。 「そうですか。」 電話口の相手は少し間をとる。 「ならばこうしましょう。一週間、差し上げます。」 ユウスケの体に悪寒が走る。 「一週間以内に――つまり、次の『イベント』の日までに――誰か1人、スカウ トしてください、技量は問いません。そうしていただければ、手続きは結構です。」 「聞いてなかったのかよ……」 ユウスケの声には恐怖の色がありありと表れている。 「俺は抜けるつもりも、手続きをするつもりもない。」 「そう言われましてもね。最初の契約で、最低半年に一回はスカウトをしないと、 手続きを踏んでいただく、ということに同意されたじゃないですか。」 電話口の人間は言う。 「誰でもいいからスカウトしてくれば、私の権限で手続きを踏まなくて済むよう にして差し上げようと考えたのですが、不満ですか?」 「何度も言わすな、クソ野郎」 ユウスケはそう吐き捨てて、受話器を耳から離し、置こうとする。 あと数センチ下がれば回線が切れる、というところだった。 「ところで、妹さんはお元気ですか?」 ユウスケの手が止まる。受話器は再び耳元へ。 「たしか今年で中3ですか。そろそろ高校受験とか、そういったことを考えなけ ればならない時期ですね」 「てめぇ……!!」 「ちなみに彼女は今、学校帰りに近所のスーパーで夕飯の買い物を終えて、今そ ちらのアパートに向かっているところです。ルゥとニンジン、ジャガイモを買っ ていましたから、今夜はカレーでしょうか?」 ユウスケの体が強ばった。唾を飲み込もうとするが、ノドがカラカラだ。 「彼女がコバヤシさんの家に辿り着く、残り10分以内に結論を出してください 。こちらの電話番号はご存じですよね?」 無言で返すが、相手は勝手に了解した。 「では、良いお返事をお待ちしております。」 丁寧に、電話は切れた。 日常の背後を蠢く闇が、ゆっくりと動き始めていた。
https://w.atwiki.jp/360skate3/pages/17.html
Thrasherフォトチャレンジ 「First Thrasher Photo」 Own it Trick Into the Bankトリックでバンクに着地 Kill it Nollie Trick Into the Bankノーリートリックでバンクに着地 下り坂の部分に着地するだけのごく簡単なチャレンジ。Killするためのノーリーは素のノーリーでは不可。 TSMフォトチャレンジ「First TSM Photo」 Own it Grind the PCU Sign大学の校碑でグラインドをキメろ Kill it Manual Across the PCU Sign校碑の上をマニュアルで通過しろ skate3でskateシリーズデビューした人にとっては慣れないマニュアルを要求される酷なチャレンジだが フリップtoマニュアルでなくても、フリップで上に乗ってからマニュアルするだけでもKillと見なされる。 難易度をEasyにしているとグラインドに吸われやすくなるので注意。 TSMフォトチャレンジ「Hip Hop」 Own it Air or Grind over the hip.エアもしくはグラインドでヒップを越えろ Kill it Slide over the hip.スライドでヒップを越えろ hip(ヒップ)とは、頂上が平たく切り取られた地形のこと。今回のヒップは上にレールが用意されている。 特に難しいことはない。勢いのまま飛んでレールでスライドをキメればいい。 Thrasherフォトチャレンジ「Speed Gap」 Own it Make it Over the Gapギャップをキメろ Kill it Tweak Grab the Gapトゥイークを入れたグラブでギャップしろ 放水路を降りた先にあるギャップを超えるチャレンジ。スタート地点だと遠過ぎるのでマーカー位置の変更をオススメする。 坂道を降りた勢いで壁を駆け上がり、ヒネりを入れたグラブ(グラブ中に右スティック)をキメよう。 Thrasherフォトチャレンジ「Bridging the Gap」 Own it Grind and Gap to Bridge Supportグラインドから支柱へのギャップ Kill it Slide and Gap to Supportスライドから支柱へのギャップ ひとつのスライドのみで支柱へ届くギャップをキメるのは速度的に厳しい。途中で別のグラインドに切り替えよう。 スタート地点から3回プッシュしてフリップtoスライド後、スライドtoフリップtoグラインドで必要な距離に届くだろう。 TSMフォトチャレンジ「Garage Grind」 Own it Grind the parking garage sign. Kill it Grab-grind the parking garage sign. 地下駐車場の入り口にある、看板を吊るしているフレームでのグラインド。Kill条件も含めて特に難しいことはない。 TSMフォトチャレンジ「Parkade Entry Gap」 Own it Gap the Entrance Gap入り口でギャップしろ Kill it Do a 360 Grab Over the Gap360グラブでギャップしろ 立体駐車場の入り口を横断するようにギャップをキメることになるが、飛距離が微妙に足りないことが多い。 踏み切り位置が暗くて見づらいので、何度か挑戦して踏み切るタイミングを覚えよう。 TSMフォトチャレンジ「Sign of the Grinds」 Own it Grind the Sign and Gap the Bush看板の上からグラインドtoグラスギャップ Kill it Slide The Sign看板の上からスライドtoグラスギャップ ざっくりとスライドと指定されているが、本当のKill条件はブラントスライドである。他のスライドトリックではKillできない。 看板の上に乗るつもりでできるだけ大きなオーリーで飛び、そこからブラントにつなごう。Easyに逃げるのも手だ。 なお、ブランドスライドからの着地の際に草むらに入り失敗してしまう場合は、 エリア内にあるフラットベンチ(Flat Bench)を草むらにセットすると着地が伸びるので成功しやすい。 Thrasherフォトチャレンジ「Over Troubled Waters」 Own it Gap the Water水路をギャップしろ Kill it Gap the Water, Tweaked Grab 360ヒネりを入れた360グラブで水路をギャップしろ 街を流れている水路の上を飛び越える、言うなればウォーターギャップ。 使ってくださいと言わんばかりにキッカーが用意されているので、それを使って無難にクリアしてもかまわないが 頑張ればキッカーを使わなくても到達できる距離なので、我こそはと思う人はキッカー無しで試してほしい。 ちなみにチャレンジ名はサイモン ガーファンクルの名曲が元ネタ。 Thrasherフォトチャレンジ「Thar She Blaows!」 Own it Transfer Hip to Hipヒップからヒップへのトランスファー Kill it Fingerflip the Transferトランスファー中にフィンガーフリップ 前作でもプレイヤーを苦しめたヒップからヒップへのトランスファー再登場である。今回は多少ラクになったかもしれない。 パンピングによる加速も重要だが、それより影になって見えにくい踏み切り位置の見極めの方が大事である。 トランスファー可能なほどのエアなら滞空時間もあるはずなので、成功しそうだったら必ずフィンガーフリップをキメるように。 Thrasherフォトチャレンジ「Wayword Waterfall」 Own it Gap the Waterfall人工の滝をギャップで越えろ Kill it Double Kickflip the Waterfallダブルキックフリップで滝を越えろ 画面上に表示される矢印どおりの位置から踏み切ろうとすると、何度も水中遊泳することになってしまうだろう。 左側の芝生ギリギリのあたりから踏み切れば向こう岸のバンクに届くキックフリップをキメることができる。 ダブルと指定されてるがトリプルでもクァッドでもかまわない。 TSMフォトチャレンジ「Dozer Grind」 Own it Grind the dozerブルドーザーの上でグラインドしろ kill it Tailslide the dozer, lateflip outブルドーザーの上でテイルスライドをキメてレイトフリップで降りろ 工場の敷地内に放置されたブルドーザーでグラインド。画面表示ではアーム部分を指定されているがどの部分でも一応問題はない。 しかし、理不尽な転倒が多くかなり厳しい。特にKill条件となっているテイルスライドは指示通りに踏み切っても容易には届かない。 もっとも手軽な攻略法は、ダッシュジャンプしてYボタンでデッキに乗りアームに乗るだけ。ほぼ確実に乗れるはずだ。 ブルドーザーの上でマーカーを設置し、ジャンプ→デッキに乗るの繰り返しでもまぐれでクリアできることもある。ブラントでも可。 開始地点の右側に見える建物の裏からランプ(Loading Ramp)を強引に運んでくる方法もある。 引きずっている間にスタート地点に強制的に戻されてしまうが、5~6回繰り返せば運べるだろう。 TSMフォトチャレンジ「The Easy Spot」 Own it Gap or grind betweenthe blocksブロックの間でギャップもしくはグラインドをキメろ Kill it Fakie 180 between the blocksブロックの間でフェイキー180をキメろ ふたつのブロックの間をグラインドもしくはギャップ。 Kill条件にあるフェイキーとは、通常のスタンスのまま進行方向が逆になっている状態。 簡単に言えば、手前のブロックに180スピンで乗り、後ろ向きに前進している状態がフェイキー。 奥のブロックに飛び移る際にもう一度180スピンをキメればフェイキー180になる。 画面左下のスタンス表示(ボーナス倍率の左脇)がFAKIEになっていることを確認しよう。 壁に設置されているレールに180スピンで乗る方法もあるが、事故率が飛躍的に上がる。 壁側はできるだけ近寄らず、飛距離を稼ぐことを重視しよう。 TSMフォトチャレンジ「Tunnel Blasting」 Own it Air through the tunnelトンネルをエアで通過しろ Kill it 360 One Foot Air thru the tunnel360ワンフットエアでトンネルを通過しろ 採石場の崖から飛び降り、急な坂道を一気に下ってトンネル内を通過しながら360ワンフットエアをキメる。 あちこちにいやらしい障害物が待ち受けているが、やるべきことはいたってシンプルなので悩むことはない。 エアの踏み切り位置では何も操作せず、下り坂の勢いのみで飛び出してワンフットグラブとスピンを入れよう。 Thrasherフォトチャレンジ「Launch Party」 Own it Gap onto the wedge Kill it 540 onto the wedge 放水路の広場内にあるランプ状の地形から奥のウェッジへのダイナミックなギャップをキメる。 540スピン以上のギャップをキメるには、ランプの一番底あたりでプッシュを入れておく必要がある。 Thrasherフォトチャレンジ「Little Bit of Danger」 Own it Grind the ledge to make the gap Kill it Slide the ledge to make the gap 工場の屋根から屋根のレッジを伝い、隣の工場の屋根にギャップで渡る。とにかく速度を殺さないようにするのが肝心。 難易度Normal以上では屋根のレッジに乗るのも難しいかもしれないが、屋根の端にあるバンク状の部分をキッカケにして しっかり溜めて乗れるようにしよう。Kill条件のスライドはグラインドからの移行でもOK。 TSMフォトチャレンジ「TSM Cover」 Own it Gap over the road Kill it Late-flip over the road gap The Skateboard Magの表紙を飾るための課題は、道路を塞いでいる事故車両の上を飛び越えるというもの。 手前の坂道でじゅうぶん加速してギリギリで踏み切らないとキレイに飛び越えることはできない。 踏み切り位置付近に歩行者が溜まりやすく非常に鬱陶しい。いけると思ったらレイトフリップを追加しよう。 Thrasherフォトチャレンジ「Jump The Shark」 Own it Gap the Shark Kill it Fingerflip Over the Shark ゲームのオープニングでプレイヤーを瀕死の重傷に追いやった人食いザメへのリベンジ。それがThrasherの最終課題だ。 だが、過去のチャレンジに比べると随分内容は簡単。飛び出す際にフリップを入れる必要はなく、惰性のみで飛び越えられるだろう。 問題は着地なので、飛ぶ前の段階でキッチリと角度修正しておこう。
https://w.atwiki.jp/abiotic_factor/pages/111.html
アイテム名 グラインダーディスク カテゴリ 武器と弾薬 重量 0.1 スタック数 32 入手方法 クラフト/製造工場西側など レシピ 金属ゴミx1,鉄筋x1 分解 - 非常に鋭い縁のディスク。 グラインダー用の弾薬。 発射されたグラインダーディスクは稀に敵や地形に刺さったままになり、回収して再利用することが出来る。 入手方法 グラインダーディスクは、クラフトによって入手可能。 また、製造工場西側や列車などで見つけられる細長い木箱を壊すことでも入手できる。 クラフト x1 x1 → x10
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/3444.html
地獄グラインダー レア 火 コスト8 呪文 ■ミラクルドロー4(このカードを手札に加える時、コスト4を支払ってすぐ唱えてもよい。) ■相手プレイヤーは自分自身のクリーチャーをパワーが5000以上になるように好きな数選び、破壊する。 (F)奇跡とは、不運を削り取った残りでもある。 作者:shinofu コメント:●「ミラクルドロー4」で4マナ溜まれば全滅警報。 ●5000以上なので思わぬ大物を潰したりする。 評価
https://w.atwiki.jp/wiki11_mpl/pages/415.html
トップページ>onepiece>Aラインドレス NO.O0907 Aラインドレス http //www.m-pattern.com/catalog/onepiece/no.O0907.html おすすめの生地 おすすめの用途 このアイテムについてコメントしたい方で、wikiの編集が不安な方は、以下の コメントフォームからどうぞ。 名前 コメント このアイテムを作ってみての難易度はどうでしたか? 選択肢 投票 難しいので初心者には無理! (0) 難しいけれどがんばればなんとか (0) 意外と簡単 (0) 初心者にもおすすめ! (0)