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メニュー>メインクラス>ウォーロード>クロックアップフォース ※前提《ビルドアップフォース》5 [Sup,-,U,-,9,1/《前提》’~5Use] ☆☆ 6枠でシーン1回+100。1枠あたり17程度で、これは+2のパッシブをつけて4ラウンド殴るのに相当する。ウォーロードにとってセットアップは貴重な移動タイミングであり、これだとちょっと物足りない。 なんにせよ、まずは《ウォークライ》を検討してみるべきだろう。 -- 灯 (2012-02-09 18 29 07) 《オンスロート》のお供には悪くない。一応、4ラウンド攻撃した分のダメージを一気に入れられるという解釈も出来る。厄介なザコ相手に。 セットアップを空け、6枠を捻出し、前提を死蔵し続ける我慢の時代を抜け、次に直面するのはコストの問題だ。34の消費はレベルにもよるがウォーロードにとっては全MPの3割近い。日常的に使っていくとすぐガス欠する。 コスト軽減が高倍率で効くのは救いか。 -- 名無しさん (2014-12-27 16 41 09) 名前 コメント
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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:エンディングを見る 開始時間:2011/09/14(水) 23 20 50.35 終了時間:2011/09/15(木) 04 06 15.28 参加人数:1+補完1 パニックホラーADV カーソルを動かしてクリックした場所に動くタイプ。 エンディングがSからFまでの7種類ある。どれでもいいがSEDを目指してみよう 慣れると20分程度でクリアできる長さなので補完も面倒ではないと思います 1主です 最初操作方法も分からず ホラーゲー嫌いスキルが発動しまくり 最初からクライマックス!だの シザーマンとの恋愛フラグ(?)が立ったり 至るところで大騒ぎになりました 最初のEDは余りの怖さに半狂乱しジェニファーは車に飛び乗り脱出を試みました HEND 2回目はメアリーさんに襲われつつも何とか打開をしたが フラグを踏んでいなくBEND ファイヤー!だの意味不明な狂言を連発しましたが面白かったです 3回目は攻略をガン見しつつ 無事SEND達成 時間もかかりましたが本人大満足なプレイとなりました 補完用セーブデータ http //www22.atpages.jp/alls/src/alls0116.zip 補完主2 シムシティ2000の待機時間がありあまっていたのと 昔クロックタワーをやったことがあるので補完してみました 最初の数回は面白く楽しめました ですが、確定された情報が少なくある意味手当たり次第でエンディングを探したため 非常にプレイが辛かったです そうして苦労してたどり着いたAエンドは Sエンドにローラが投げ飛ばされる演出が追加されただけであり どこに憤りをぶつければいいのかわからならなくなってしまいました… エンディングを集めるなんてプレイじゃなければ面白いゲームだと思います 機会があれば一度やってみてはいかがでしょうか
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「記録ッ更新!!ひっひっひッヒャァーッハッハッ、はぁ…まだ削れる」 プロフィール タイムアタックに取り憑かれた奇人として知られているウマ娘。 興味があること(≒走ること)以外に関しては忘れっぽいので、研究ノートと備忘録を兼ねた日記を使っているが、字が汚いので本人以外には解読が難しい。 どこか虚に見える目と情緒不安定な振る舞い、他者に合わせる気がなかったり話しかけても時々返事が返ってこないことなどにより周囲から少し遠ざけられている。 …しかし、その本質は思考のほぼ全域が走ることで埋まっていて他のことが抜け落ちている唯のド天然である。 髪 鉄紺の内巻き(癖っ毛気味)セミショート、青毛 目の色 赤(稀に紫) 耳飾り 右耳、赤と紫の苧環の花飾り トレーナーメモ 自己紹介 クロックワークスですね、クロワッサンとでも。まあ、やれるだけはやるのでよろしくお願いします。…クロワッサンといえば和時計のパーツに虫歯車ってのが(以下省略) 学年 中等部 所属寮 栗東寮 + 親愛度ランク1で解放 誕生日 5月13日 身長 168cm 体重 最適調整 スリーサイズ B73-W60-H78 + 親愛度ランク2で解放 得意なこと 試行錯誤、自己暗示 苦手なこと 背後からの接触、思考停止 + 親愛度ランク3で解放 耳のこと カバーの下にはノイズ消去イヤホンをつけている 尻尾のこと 攻撃力にはちょっとした自信がある + 親愛度ランク4で解放 靴のサイズ 両方とも25.5cm + 親愛度ランク5で解放 家族のこと 母のことは地方からのし上がってグランプリをとった点において尊敬している + ヒミツ① 実は、トレセンに入るまで飛び級制度を知らなかった。 + ヒミツ② 実は、どれだけ暑い日でも完全に布団に包まって寝る。
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クロック・オーボエ 闇 (4) クリーチャー ガーゴイル 2000 ■ブロッカー ■このクリーチャーは攻撃できない。
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クロックワーク・アサシン Clockwork Assassin このなめらかな片目の人造はしゃがみ込み戦闘の準備ができている。その腕の終端は武器――レイピアとコンパクトなクロスボウ・ボルトの射出機になっている。 クロックワーク・アサシン CR13 Clockwork Assassin 出典 Bestiary 6 59ページ XP 25,600 真なる中立/中型サイズの人造(クロックワーク) イニシアチブ +12;感覚 暗視120フィート、夜目、霧を見通す;〈知覚〉+0(+20 歩哨モード時) 防御 AC 27、接触20、立ちすくみ17(+2回避、+7外皮、+8【敏】) HP 119(18d10+20);高速治癒10 頑健 +6、反応 +16、意志 +6 防御的能力 身かわし、高速修繕;ダメージ減少 10/アダマンティン;完全耐性 人造の種別特性 弱点 [雷撃]に対する脆弱性 攻撃 移動速度 40フィート、登攀30フィート 近接 +1レイピア=+25/+20/+15/+10(1d6+7/15~20) 遠隔 射出物(×4)=+26(1d4+6/19~20、または煙) 特殊攻撃 射出ランチャー、急所攻撃+2d6 一般データ 【筋】22、【敏】26、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1 基本攻撃 +18;CMB +24;CMD 44 特技 《イニシアチブ強化》、《クリティカル強化:レイピア》、《神速の反応》 技能 〈知覚〉+0(+20 歩哨モード時)、〈登攀〉+14;種族修正 +20〈知覚〉 歩哨モード時 その他の特殊能力 作成困難、統合レイピア、保留、高速反応、ねじ巻き 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず 編成 単体、2体、または暗殺集団(3~8) 宝物 なし 特殊能力 高速修繕(超常)/Rapid Repair クロックワーク・アサシンは、自分の与えられたダメージを素早く修復し、高速治癒10を得る。1日1回、機会攻撃を誘発する全ラウンド・アクションとして、クロックワーク・アサシンは高速修繕を活性化することで、40ヒット・ポイントを回復し、射出ランチャーに8枚の刃と2個の煙爆弾を補充することができる。 射出ランチャー(変則)/Projectile Launcher クロックワーク・アサシンは、自身の手の機構から最大4本の射出物を発射できる。射出物ごとに、ダガーのような金属製の刃か煙爆弾のいずれかを任意の組み合わせで選択する。各攻撃は個別に解決される。刃は投擲したダガーとして解決される。煙爆弾は対象となる領域を中心とした発煙棒として機能する。作成されたとき、クロックワーク・アサシンの射出ランチャーには、40枚の刃と10個の煙爆弾が収納されている。 保留(変則)/Standby クロックワーク・アサシンは標準アクションとして、自身を保留状態としておくことができる。保留中は移動したりアクションを行ったりすることはできない。周囲の状況は把握しているが、〈知覚〉判定に-4のペナルティを受ける。保留に費やされた時間は、そのねじ巻きの持続時間には数えない。クロックワーク・アサシンは即行アクションとして保留を終了することができる――戦闘前に保留を終了した場合、イニシアチブ判定に+4の種族ボーナスを得る。 統合レイピア(変則)/Integrated Rapier クロックワーク・アサシンの腕の1本の終端は、腕に統合された+1レイピアとなっている。この武器は、武器落としや武器破壊、または取り外すことはできず、クロックワークが破壊された場合、非魔法のレイピアとなる。クロックワーク・アサシンのプログラムは、使用において習熟しているかのようにこの+1レイピアを用いることを可能にする。 クロックワーク・アサシンは効率的な殺し屋であり、侵入者を感知すると即座に殺人行為へと飛び出す準備ができている。クロックワーク・アサシンは身長6フィート、体重400ポンドである。 作成法 クロックワーク・アサシンを作成するには、まず12,000GP相当の作成されたクロックワークのクロックワークの部品を準備しなければならない。 クロックワーク・アサシン Clockwork Assassin 術者レベル 16;市価 150,000GP 作成法 必要条件 《人造クリーチャー作成》、ガシアス・フォーム、ギアス/クエスト、キーン・エッジ、およびメジャー・クリエイション、作成者は術者レベル16以上でなければならない;技能 〈製作:クロックワーク〉DC20;コスト 81,000GP クロックワーク・エンジェル Clockwork Angel 真鍮、青銅、銀の構成部品がこの天使のような姿を飾っている。金属製の本体の隙間にギアが見え隠れしている。 クロックワーク・エンジェル CR15 Clockwork Angel 出典 Bestiary 6 58ページ XP 51,200 真なる中立/中型サイズの人造(クロックワーク) イニシアチブ +13;感覚 暗視60フィート、夜目;〈知覚〉+6 防御 AC 29、接触21、立ちすくみ18(+2回避、+8外皮、+9【敏】) HP 210(20d10+100) 頑健 +6、反応 +17、意志 +6 防御的能力 燃料注入済みの心臓;ダメージ減少 10/アダマンティン;完全耐性 人造の種別特性 弱点 [雷撃]に対する脆弱性 攻撃 移動速度 30フィート、飛行60フィート(良好) 近接 +1フレイミング・キーン・グレートソード=+28/+23/+18/+13(2d6+11/19~20、加えて1d6[火炎]) 特殊攻撃 武器強化 一般データ 【筋】24、【敏】28、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】18 基本攻撃 +20;CMB +27;CMD 48 特技 《イニシアチブ強化》、《軍用武器習熟:グレートソード》、《神速の反応》 技能 〈軽業〉+15、〈知覚〉+6、〈飛行〉+19;種族修正 +6〈軽業〉、+6〈知覚〉、+6〈飛行〉 その他の特殊能力 作成困難、プログラム済み歩哨、高速反応、ねじ巻き 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず 編成 単体、2体、または聖遺物保管所(3~6) 宝物 乏しい(高品質のグレートソード) 特殊能力 燃料注入済みの心臓(超常)/Infused Heart そのヒット・ポイントのへのボーナスとして【魅力】修正値を適用することを可能としている(典型的なクロックワーク・エンジェルは合計+80 HP)。クロックワーク・エンジェルは、生きているクリーチャーであるかのように、正のエネルギーによって治癒され、負のエネルギーによって害される。 武器強化(超常)/Enhance Weapon 最初に作成されたとき、クロックワーク・エンジェルは、魔法の力を、1つの用いている高品質近接武器に注入する能力を与えられている。作成者は、強化が+3の強化ボーナスと同等である限り、各クロックワーク・エンジェルが武器にどのような種類の効果を与えるかを決定する。ほとんどのクロックワーク・エンジェルには、用いている武器を+1フレイミング・キーン武器に変換する機能が付与されている。クロックワーク・エンジェルはフリー・アクションとして回数無制限にこの方法で用いている近接武器に注入できる;このような武器は一度に1つしか持つことができず、クロックワーク・エンジェルが落とすか破壊されると、武器は魔法の注入を失い、高品質武器に戻る。 プログラム済み歩哨(変則)/Programmed Sentinel 知的ではないが、クロックワーク・エンジェルは作成時に様々な兵器の技能についてプログラムされている。結果としてクロックワーク・エンジェルはすべての軍用武器に習熟している。 クロックワーク・エンジェルは通常、聖なる地の守護者としての役割を果たすために神の力と協調するように構築されるが、それ自体は本質的な善の代理人ではない。実際、特定の悪の宗派は、不浄な寺院を守るために強力な「偽天使」を作るという皮肉を楽しんでいる。そのような場合、クロックワーク・エンジェルの外見は、敵の信仰を冒涜するようなおぞましい付属物を加えられているが、その変更の大部分は表面的なものであり、クリーチャーのデータに影響を与えない。 クロックワーク・エンジェルは、正のエネルギー界からの生命の火花を中心に構築されており、一種の人工生命を吹き込み、更にその能力を強化している。クロックワーク・エンジェルは身長7フィート、体重450ポンドである。 作成法 クロックワーク・エンジェルの作成者は、専用に作られた15,000GPのクロックワークの部品を最初に準備しなければならない。 クロックワーク・エンジェル Clockwork Angel 術者レベル 16;市価 200,000GP 作成法 必要条件 《人造クリーチャー作成》、ギアス/クエスト、フライ、およびグレーター・マジック・ウェポン、作成者は術者レベル16以上でなければならない;技能 〈製作:クロックワーク〉DC25;コスト 107,500GP、加えて上記に個別に記載されているアイテム クロックワーク・ガーディアン Clockwork Guardian この人間の形をした人造は、1つの結晶の目を持つヘルムのような頭を持っている。片方の腕は、大きな盾のような金属板で終わっている。 クロックワーク・ガーディアン CR8 Clockwork Guardian 出典 Bestiary 6 61ページ XP 4,800 真なる中立/中型サイズの人造(クロックワーク) イニシアチブ +6;感覚 暗視60フィート、夜目;〈知覚〉+0 防御 AC 22、接触14、立ちすくみ18(+2回避、+6外皮、+2盾、+2【敏】) HP 85(10d10+30) 頑健 +3、反応 +7、意志 +3 防御的能力 障壁;ダメージ減少 5/アダマンティン;完全耐性 人造の種別特性 弱点 [雷撃]に対する脆弱性 攻撃 移動速度 20フィート 近接 盾攻撃=+19/+14(1d6+9)、叩きつけ=+14(1d4+4)、または叩きつけ(×2)=+19(1d4+9) 一般データ 【筋】28、【敏】14、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1 基本攻撃 +10;CMB +19;CMD 33 特技 《イニシアチブ強化》、《神速の反応》、《盾攻撃強化》、《追加HP》 その他の特殊能力 作成困難、盾の熟練者、高速反応、ねじ巻き 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず 編成 単体、2体、または封鎖舞台(3~8) 宝物 なし 特殊能力 障壁(超常)/Barrier クロックワーク・ガーディアンは、1日1回即行アクションとして、幅5フィート、高さ10フィートの金属製の障壁を形成できる。作成された壁の小さいバージョンであることを除いてこれはウォール・オヴ・アイアン呪文の効果を模倣したものだ。この能力を使用した後、クロックワーク・ガーディアンは盾ボーナスと盾攻撃を失うが、主要攻撃として2回の叩きつけ攻撃を得る。クロックワーク・ガーディアンの盾は、この能力を使用してから24時間後に自動的に再構成される。複数のクロックワーク・ガーディアンが協力して、より大きな障壁を作成でき、新しい各金属製の障壁は、既存の障壁と隙間なくつながる。作成されたクロックワーク・ガーディアンの障壁は崩壊するまで24時間残る。 盾の熟練者(超常)/Shield Expert クロックワーク・ガーディアンは、武器落としまたは武器破壊できないヘヴィ・シールドを持っている。そのプログラミングは、盾の使用に関する習熟とボーナス特技として 《盾攻撃強化》を与える。クロックワーク・ガーディアンの盾攻撃は通常よりも1段階大きいサイズであるかのようにダメージを与える(中型のクロックワーク・ガーディアンは1d6ポイント)。 クロックワーク・ガーディアンは、防御の技術に捧げられている。彼らは侵入者から特定の場所を守るように命令を受け、小グループで行動するときに最高の働きを見せる。標準的な操作手順は、圧倒的な力を使って敵をそれぞれの保有物から強制的に排除することである。 クロックワーク・ガーディアンは身長7フィート、体重750ポンドである。 作成法 クロックワーク・ガーディアンの作成者は、最初に2,000GP相当の作成済みのクロックワークの部品を準備して置かなければならない。 クロックワーク・ガーディアン Clockwork Guardian 術者レベル 12;市価 50,000GP 作成法 必要条件 《人造クリーチャー作成》、《盾習熟》、ウォール・オヴ・アイアン、ギアス/クエスト、およびファブリケイト、作成者は術者レベル12以上でなければならない;技能 〈製作:クロックワーク〉DC20;コスト 26,000GP クロックワーク・ハウンド Clockwork Hound 2つのエメラルドのクリスタルの目が、この人工的なハウンドの真鍮、青銅、または鉄から鍛造された体から凝視している。 クロックワーク・ハウンド CR5 Clockwork Hound 出典 Bestiary 6 62ページ XP 1,600 真なる中立/小型サイズの人造(クロックワーク) イニシアチブ +8;感覚 暗視60フィート、夜目、鋭敏嗅覚;〈知覚〉+3 防御 AC 18、接触17、立ちすくみ12(+2回避、+1外皮、+1サイズ、+4【敏】) HP 43(6d10+10) 頑健 +2、反応 +8、意志 +5 ダメージ減少 5/アダマンティン;完全耐性 人造の種別特性 弱点 [雷撃]に対する脆弱性 攻撃 移動速度 50フィート 近接 噛みつき(×2)=+13(1d6+6、加えて“足払い”) 特殊攻撃 即行噛みつき 一般データ 【筋】22、【敏】18、【耐】―、【知】―、【判】16、【魅】1 基本攻撃 +6;CMB +11;CMD 27 特技 《イニシアチブ強化》、《神速の反応》 技能 〈生存〉+11(鋭敏嗅覚により痕跡を辿る場合は+19);種族修正 +8〈生存〉(鋭敏嗅覚により痕跡を辿る場合は+16) その他の特殊能力 胸部のコンテナ、作成困難、効率的ねじ巻き、追跡の練達者、高速反応 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず 編成 単体、2体、または小さな群れ(3~8) 宝物 なし 特殊能力 効率的ねじ巻き(変則)/Efficient Winding クロックワーク・ハウンドは、ねじ巻きするとヒット・ダイス毎に2日間機能する。 追跡の練達者(変則)/Expert Tracker クロックワーク・ハウンドは、〈生存〉判定に+8の種族ボーナスを得る。鋭敏嗅覚を用いて痕跡を辿る場合、追加で+8のボーナスを得る。 即行噛みつき(変則)/Swift Bite クロックワーク・ハウンドが全力攻撃を行うとき、2回の噛みつき攻撃を行うことができる。 胸部のコンテナ(超常)/Chest Container クロックワーク・ハウンドは胸部の空洞を開くことで、最大10ポンドまでのアイテムを保持できる6インチ立方の保管場所を露出することができる。中に入っているアイテムが魔法の首輪や指輪、アイウーン・ストーンである場合、ハウンドはそのアイテムを身に着けているかのようにそのアイテムの利益を得るが、そのようなアイテムの効果から利益を得ることができるのは一度に1つだけである(アイテムを内部に入れた者が選択する)。クロックワーク・ハウンドは、即行アクションとして胸部の空洞を開閉して、足元の地面にアイテムを置くことができる。 クロックワーク・ハウンドは、犬種を人工的に模したもので、生きているハウンドと同様に動作するが、自然死することはない。操縦者の指示に従って群れで行動することも、単独で行動することもある。操縦者が生きていようが死んでいようがこの人造にはほとんど関係なく、最後に与えられた指示に基づいて動作する。 クロックワーク・ソルジャーと同様に(Pathfinder RPG Bestiary 3 57ページ)、クロックワーク・ハウンドは、その軽量なフレームのために必要なねじ巻きの回数が少なくなるため、活動のサイクルが長くなっている。胸部の空洞は補強用ではなく、物資の保管に使用される。これは主に配送の任務に使用されるが、捕らえた獲物を取ってくるように訓練された猟犬としても同様に機能する。時折見張り役として使用されることもあるが、まれに防衛用として使用されることもあり、クロックワーク・ソルジャーやクロックワーク・ガーディアンなどの同様の任務を追う仲間と一緒に見られることが多い。クロックワーク・ハウンドは肩までの高さが2.5フィート、体重は300ポンドである。 作成法 クロックワーク・ハウンドの作成にはハウンドの保管部分を準備し必要な空間を与えるために繊細な作業が必要である。クロックワーク・ハウンドの作成者は、最初に750GP相当の作成済みのクロックワークの部品を準備しなければならない。 クロックワーク・ハウンド Clockwork Hound 術者レベル 12;市価 30,000GP 作成法 必要条件 《人造クリーチャー作成》、エクスペディシャス・リトリート、ギアス/クエスト、およびシークレット・チェスト、作成者は術者レベル12以上でなければならない;技能 〈製作:クロックワーク〉DC20;コスト 15,375GP クロックワーク・フィーンド Clockwork Fiend 金属製の角の生えたデヴィルに似たこの装置からは、内部機能の音が鳴り響く。 クロックワーク・フィーンド CR17 Clockwork Fiend 出典 Bestiary 6 60ページ XP 102,400 真なる中立/中型サイズの人造(クロックワーク) イニシアチブ +12;感覚 暗視60フィート、夜目、暗闇を見通す;〈知覚〉+0 防御 AC 32、接触20、立ちすくみ22(+2回避、+12外皮、+8【敏】) HP 146(23d10+20) 頑健 +7、反応 +17、意志 +7 ダメージ減少 15/アダマンティン;完全耐性 人造の種別特性、[火炎] 弱点 [雷撃]に対する脆弱性 攻撃 移動速度 30フィート 近接 噛みつき=+34(2d8+11/18~20/×3)、爪(×2)=+34(2d6+11、加えて“出血”)、翼(×2)=+29(1d8+5) 接敵面 5フィート、間合い 5フィート(翼は10フィート) 特殊攻撃 出血攻撃(2d8)、爆発性かきむしり、オーヴァードライブ 一般データ 【筋】32、【敏】26、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1 基本攻撃 +23;CMB +34;CMD +54 特技 《イニシアチブ強化》、《神速の反応》 その他の特殊能力 作成困難、高速反応、ねじ巻き 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず 編成 単体、2体、または冒涜部隊(クロックワーク・フィーンド1、加えてクロックワーク・エンジェル4~8) 宝物 なし 特殊能力 爆発性かきむしり(超常)/Explosive Rend クロックワーク・フィーンドが1ラウンドで同じ目標に対して2回の爪攻撃を成功させると、爪が爆発物に引火する。クロックワーク・フィーンドの半径5フィート以内にいるすべてのクリーチャーと攻撃の目標は10d6ポイントの[火炎]ダメージを受ける。DC21の反応セーヴに成功するとこのダメージは半減される。セーヴDCは【耐久力】に基づく。 オーヴァードライブ(超常)/Overdrive クロックワーク・フィーンドが100ヒット・ポイント以下となっているとき1日1回、内部のシステムによって人造の構成を大幅に増強する。オーヴァードライブ状態に入ると、クロックワーク・フィーンドの残りの起動時間が大幅に退縮され、その結果クロックワーク・フィーンドは機能が停止してさらにねじ巻きが必要になるまで2d4+10ラウンドしか動作しない。オーヴァードライブ状態が起動すると、クロックワーク・フィーンドが機能している限り、即座に以下の効果を得る。 100ポイントの一時的ヒット・ポイントを得る。このヒット・ポイントはクロックワーク・フィーンドが機能停止するか、ねじ巻きされ直すまで継続する。 火炎のオーラを得る。10フィート以内のすべてのクリーチャーはクロックワーク・フィーンドのターン開始時に2d6ポイントの[火炎]ダメージを受ける。 《強打》を使用しているかのようにすべての攻撃を行う(すべての肉体攻撃に攻撃ロール-6、+12ポイントのダメージ)。 残忍な噛みつき(変則)/Savage Bite クロックワーク・フィーンドの噛みつきは、18~20のクリティカル可能域を持ち、クリティカル・ヒットが成功すると3倍のダメージを与える。 クロックワーク・フィーンドは宗教的な領域を守ることがよくあるが、彼らの戦術は圧倒的に強力な攻撃に焦点を当てている。 作成法 クロックワーク・フィーンドは、最初に20,000GP相当の作成済みのクロックワークの部品を準備しなければならない。 クロックワーク・フィーンド Clockwork Fiend 術者レベル 18;市価 280,000GP 作成法 必要条件 《人造クリーチャー作成》、ギアス/クエスト、ディレイド・ブラスト・ファイアーボール、ファイアー・シールド、およびレイジ、作成者は術者レベル18以上でなければならない;技能 〈製作:クロックワーク〉DC25;コスト 150,000GP
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【用語名】 クロック・タワー 【読み方】 くろっく・たわー 【詳細】 クリストファー・マーロウが所有する時計付きの灯台のような武器。 柄尻から弾丸を発射でき、頭頂部にそれぞれ精霊の力を宿す石のようなものがあり、そこに呼び出した妖精をセット、 彼女らの力をミックスした弾丸を打ち出す。 試験的な装備とのことで、力を強大化させすぎると教授の身体にも負担が大きいようだ。 武器の保持自体は教授しか担当していないため、反動を抑えきれなくなる等と思われる。 「妖精学者の夏時間」ではイングランドの灯籠を見てこの武装のヒントを得たらしいシーンが有る。
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クロックワーク・ドラゴン Clockwork Dragon 何千もの金属部品でできているが、この輝く金属の傑作は有り得ない程の優美さを持って空中を滑る。 クロックワーク・ドラゴン 脅威度16 Clockwork Dragon 経験点76,800 N/超大型サイズの人造(クロックワーク) イニシアチブ +8; 感覚 暗視60フィート、シー・インヴィジビリティ、夜目;〈知覚〉+8 防御 AC 34、接触14、立ちすくみ28(+2回避、+20外皮、-2サイズ、+4【敏】) hp 177(25d10+40) 頑健 +8、反応 +14、意志 +8 DR 15/アダマンティン; 完全耐性 人造の種別特性; 抵抗 [火]20; SR 27 弱点 [電気]に対する脆弱性 攻撃 移動速度 60フィート、飛行100フィート(標準)、水泳60フィート 近接 噛みつき=+35(4d6+12)、爪(×2)=+35(2d8+12)、尾の打撃=+30(2d6+6)、翼(×2)=+30(2d6+6) 接敵面 15フィート; 間合い 15フィート(噛みつきは15フィート) 特殊攻撃 アダマンティンの武器、自壊、ブレス攻撃(100フィート・直線状、14d6[火]ダメージ、反応・DC22・半減、1d4ラウンドごとに使用可能) 一般データ 【筋】34、【敏】19、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1 基本攻撃 +25; CMB +39; CMD 55(対足払い59) 特技 《イニシアチブ強化》(B)、《神速の反応》(B) 技能 〈水泳〉+20、〈知覚〉+8、〈飛行〉+8; 種族修正 +8〈知覚〉、+8〈飛行〉 その他の特殊能力 高速反応、作成困難、ねじ巻き 生態 出現環境 気候問わず/地上 編成 単体 宝物 なし 特殊能力 アダマンティンの武器(変則)/Adamantine Weapons クロックワーク・ドラゴンの歯と爪はアダマンティンでできており、その材質の武器の性質がある。 効率的ねじ巻き(変則)/Efficient Winding 長く危険な任務のために作られたクロックワーク・ドラゴンは巻かれる度にヒット・ダイスにつき3日だけ活動できる。 自壊(変則)/Self-Destruction クロックワーク・ドラゴンのヒット・ポイントが最大の10%(多くのクロックワーク・ドラゴンなら17hp)以下であるが0より上になった時、次のクロックワーク・ドラゴンのターンにこれは自壊し、爆発し金属の欠片と蒸気を飛ばし10d6ポイントの斬撃ダメージに加え10d6ポイントの[火]ダメージを半径20フィートの爆発以内にいる全てのクリーチャーに与える。DC22の反応セーヴの成功はこのダメージを半減する。セーヴは【魅力】に基づいている。(訳注:セーヴDCの計算が合わない) クロックワーク・ゴライアスは野蛮な力を備えているが、クロックワーク・ドラゴンの強力なブレス攻撃と飛行能力はそれらを多才で上品な殺人者に仕立てている。長距離飛行と任務のために設計されたクロックワーク・ドラゴンの入り組んだねじ巻き機構は他のクロックワーク構造物よりも更に効率的であり、その理由には入り組んだ翼やブレス攻撃装置の複雑な機構から発生するエネルギーの一部の再利用が含まれている。もっとも複雑に精巧に作られたクロックワークの1つで、その多くの可動部分はアダマンティンの支えと部品で強化され、この殺人機械を複雑な強固な恐怖の素晴らしい混合物としている。 基本的な骨組みとクロックワーク・ドラゴンの内部の機構は非常に順応性があり、クロックワーク・ドラゴンには多くの変種がある。クロックワーク・ドラゴンは一般に鼻から尾の先端まで20フィートで、体重ほぼ75米トンである。 クロックワーク・ドラゴンの亜種 Variant Clockwork Dragons 以下はいくつかのクロックワーク・ドラゴンの亜種である。いくつかのクロックワーク・ドラゴンはこれらのバリエーションの一つ以上を示す。 酸のブレス(脅威度+0)/Acid Breath:苛性の液体の噴射機構を備えたこの種のクロックワーク・ドラゴンは[火]のブレスを60フィート直線の[酸]に置き換える。目標となったクリーチャーは10d8ポイントの[酸]ダメージを与える(反応・DC22・半減)。 デストロイヤー(脅威度+0)/Destroyer:これらのクロックワーク・ドラゴンは非常に機動的で強力な攻城兵器として使われる。デストロイヤー・クロックワーク・ドラゴンはブレス攻撃が欠けているが、全ラウンド・アクションとして固体の地面の上にいる間、歯車を動かし、翼を引き離し、ヘヴィ・ボンバードとして立ち上がることができる。クロックワークの体が、ボンバードのための砲台として使われ、ボンバードを乗せるために5回の全ラウンド・アクションを使用するが、クロックワークの内部の動きは、味方なしでボンバードを乗せることができる。クロックワーク・ドラゴンはボンバードの照準を定めるためにアクションをとることもできる。クロックワーク・ドラゴンは10回のボンバードを発射するのに十分な弾薬を運ぶ。 燃え盛るタールのブレス(脅威度+1)/Flaming Tar Breath:火を噴く代わりに、いくつかのクロックワーク・ドラゴンは燃え盛るタールを30フィートの円錐形に吹く。効果の範囲内のクリーチャーは14d6ポイントの[火]ダメージを受け、炎を上げるタールの分厚い層で絡みつかれた状態となる。DC22の反応セーヴに成功することは、ダメージを半減させ、絡みつかれた状態の効果を無効化する。クリーチャーはタールで燃え5ラウンドの間絡みつかれた状態となる。絡みつかれた状態クリーチャーは各ラウンドのそのターンに3d6ポイントの[火]ダメージを受ける。全ラウンド・アクションを費やしDC22の反応セーヴに成功することはタールを取り除き、捕われたクリーチャーの絡みつかれた状態と[火]ダメージから解放する。 インフィルトレーター(脅威度+1)/Infiltrator:これらのクロックワーク・ドラゴンは他のクロックワーク・ドラゴンと比べ精巧で素早い。インフィルトレーター・クロックワーク・ドラゴンは可動部分を蛇行させ小さい形状に再編成することができ、これによって収縮の能力を与えられている。さらに、その部品は、黒く雑音を押さえている樹脂で覆われており、〈隠密〉判定に+8のボーナスを加える(一般には〈隠密〉+0)。最後に、吹き込まれた魔法によって標準アクションとして1日3回グレーター・インヴィジビリティの呪文(術者レベル15)と同様に不可視状態となれる。インフィルトレーター・クロックワーク・ドラゴンの不可視は超常能力である。 ミスラル(脅威度+0)/Mithral:この亜種はアダマンティンの武器とDRを失い、呪文を封じ込められたミスラルの部品のおかげでより大きな飛行能力を得る。地上と水泳の移動速度は70フィートまで増加し、飛行移動速度は良好な機動性を持つ200フィートまで増加する。加えて1日1回即行アクションとして、1d4ラウンドの間ヘイスト の呪文の利益を得ることができる。 ラスト・ブレス(脅威度+0)/Rust Breath:ラストブレス・クロックワークドラゴンは火のブレスを吐かない。その代わりクリーチャーはむき出しの金属をすぐに錆させる錬金術の溶媒の霧を吐き出す。この所謂「ラスト・ブレス」は60フィートの直線で噴出する。クリーチャーは所持しているアイテムを効果から避けさせるためにDC22の反応セーヴを試みることができる;しかし剥き出しのアイテム毎に別々に試みる必要がある。各々のアルケミカル・ドラゴンは最大3回までブレス攻撃をするために必要な量の錬金術の溶媒を持つことができ、溶媒が補充されるのに10分かかる。これらのクロックワーク・ドラゴンはアイアンウッド、アダマンティン、その他の錆びることに対して完全耐性を持つ素材でできている。 睡眠ガスのブレス(脅威度+0)/Sleep Gas Breath:このクロックワークドラゴンのブレス攻撃は睡眠ガスのタンクと置き換える。クロックワークが30フィートの円錐形でこのガスを吐き出すとき、円錐の範囲内のクリーチャーはDC22の意志セーヴに成功するか、失敗すると1d6+10ラウンドの間寝なければならない。このブレス攻撃を持つクロックワーク・ドラゴンはインフィルトレーターかミスラルの亜種を持つ傾向があり、しばしば両方の亜種を持つ。これらのクロックワーク・ドラゴンは強引さより秘密裏と精度を必要とする任務に優れている。 作成法 Construction クロックワーク・ドラゴンはクロックワーク構築の傑作であり作成が特に困難である。クロックワーク・ドラゴンの作成者は25,000gpの価値のあるクロックワークの断片から作成を始めなければならない。 クロックワーク・ドラゴン Clockwork Dragon 術者レベル 18; 市価 300,000gp 作成要項 必要条件 《人造クリーチャー作成》、アニメイト・オブジェクツ、ギアス/クエスト、リミテッド・ウィッシュ、作成者は術者レベル18レベル以上でなければならない; 技能 〈製作:クロックワーク〉 DC20; コスト 162,500gp クロックワーク・メイジ Clockwork Mage この個性のない人造は水晶の杖をその胸にセットし、秘術のエネルギーでいっぱいである。 クロックワーク・メイジ 脅威度9 Clockwork Mage 経験点6,400 N/中型サイズの人造(クロックワーク) イニシアチブ +9; 感覚 暗視60フィート、夜目;〈知覚〉+2 防御 AC 25、接触17、立ちすくみ18(+2回避、+8外皮、+5【敏】) hp 102(15d10+20) 頑健 +5、反応 +12、意志 +7 DR 5/アダマンティン; 完全耐性 人造の種別特性; SR 20 弱点 [電気]に対する脆弱性 攻撃 移動速度 30フィート 近接 叩きつけ(×4)=+18(1d4+3) 特殊攻撃 ワンドの魔法 一般データ 【筋】16、【敏】21、【耐】―、【知】―、【判】14、【魅】1 基本攻撃 +15; CMB +18; CMD 35 特技 《イニシアチブ強化》(B)、《神速の反応》(B) その他の特殊能力 高速反応、作成困難、ねじ巻き 生態 出現環境 気候問わず/地上 編成 単体 宝物 なし 特殊能力 ワンドの魔法(超常)/Wand Magic 呪文解放型の魔法のアイテムを使用するかのように、クロックワーク・メイジのワンドの水晶は魔法を発動する(術者レベル9)。ワンドの水晶の秘術の系統はクロックワーク・メイジの呪文を決定する。1レベルの呪文を回数無制限、2レベルの呪文を1日3回、3レベルの呪文を1日1回発動する。 防御術/Abjuration:1レベル―ホールド・ポータル、シールド;2レベル―プロテクション・フロム・アローズ、レジスト・エナジー;3レベル―ディスペル・マジック 召喚術/Conjuration:1レベル―グリース(DC11)、サモン・モンスターI;2レベル―ウェブ(DC13)、グリッターダスト(DC13);3レベル―スティンキング・クラウド(DC14) 心術/Enchantment:1レベル―バングルAPG(DC11)、レストフル・スリープ(DC11);2レベル―タッチ・オヴ・イディオシー、デイズ・モンスター(DC13);3レベル―ディープ・スランバー(DC14) 力術/Evocation:1レベル―マジック・ミサイル、ショッキング・グラスプ(DC11);2レベル―ガスト・オヴ・ウィンド(DC13)、スコーチング・レイ;3レベル―ファイアーボール(DC14) 幻術/Illusion:1レベル―カラー・スプレー(DC11)、ヴァニッシュAPG;2レベル―ヒプノティック・パターン(DC13)、ブラー;3レベル―ディスプレイスメント 死霊術/Necromancy:1レベル―コーズ・フィアー(DC11)、レイ・オヴ・エンフィーブルメント(DC11)、2レベル―ブラインドネス/デフネス(DC13)、スケアー(DC13);3レベル―レイ・オヴ・イグゾースチョン(DC14) 変成術/Transmutation:1レベル―エクスペディシャス・リトリート、リデュース・パースン(DC11);2レベル―オルター・セルフ、スパイダー・クライム;3レベル―ヘイスト これらの人造は、クロックワークの発明の頂点である。機械式の装置と魔法の導管の独創的な組み合わせによってクロックワーク・メイジはワンドの力をいろいろな秘術の力に向けさせる事ができる。彼らは強力な秘術の術者にか、または怯まず反駁しない術者として自我や自由な思想なしに呪文の恩恵を望む人々に仕える事がある。 ミスラルと鋼ででき人型の姿をしたクロックワーク・メイジは移り行く蒸気で満たされた大きな水晶球を頭部に持つ。直立すると身長7フィートである。 作成法 Construction クロックワーク・メイジの作成者は2,000gpの価値のあるクロックワークの断片から作成を始めなければならない。 クロックワーク・メイジ Clockwork Mage 術者レベル 12; 市価 84,000gp 作成要項 必要条件 《人造クリーチャー作成》、ギアス/クエスト、ニーモニック・エンハンサー、作成者は術者レベル12レベル以上でなければならない; 技能 〈製作:クロックワーク〉 DC20; コスト 43,000gp クロックワーク・スティード Clockwork Steed この赤い目のスティードが動くときは、輝くギアが音を立て、運動するオーケストラがざわめく。 クロックワーク・スティード 脅威度6 Clockwork Steed 経験点2,400 N/大型サイズの人造(クロックワーク) イニシアチブ +5; 感覚 暗視60フィート、夜目;〈知覚〉+0 防御 AC 20、接触12、立ちすくみ17(+2回避、+8外皮、-1サイズ、+1【敏】) hp 74(8d10+30) 頑健 +2、反応 +5、意志 +2 完全耐性 人造の種別特性 弱点 [電気]に対する脆弱性 攻撃 移動速度 50フィート 近接 噛みつき=+14(1d8+7)、蹄(×2)=+9(1d6+3) 接敵面 10フィート; 間合い 5フィート 特殊攻撃 強力な蹴り、蹂躙(1d6+7、DC21) 一般データ 【筋】24、【敏】13、【耐】―、【知】―、【判】10、【魅】1 基本攻撃 +8; CMB +16; CMD 29(対足払い33) 特技 《イニシアチブ強化》(B)、《神速の反応》(B) その他の特殊能力 高速反応、作成困難、ねじ巻き 生態 出現環境 気候問わず/地上 編成 単体 宝物 なし 特殊能力 強力な蹴り(変則)/Powerful Kick 標準アクションとして、クロックワーク・スティードは後ろの蹄で2回の蹄攻撃をすることができる;両方命中すると、《ふっとばし攻撃》の特技としてふっとばし攻撃戦技を行うことができる。クロックワーク・スティードはこの戦技判定に+4の種族ボーナスを得る。 これらの疲れ知らずの人造は技術者にとって通常の馬の代わりに設計された。必要とされるならば、数時間、数日に渡ってさえ絶え間なく駆けることができる。彼らの持久力に加えクロックワーク・スティードは強力な身体的なパンチがある――彼らの蹄からの打撃は小さなクリーチャーをぶっ飛ばすことができる。多くの乗り手はクロックワーク・スティードが乗り手からの命令を受け入れるという絶対的な方法を楽しむが、他の者はこれらのスティードの個性の欠如が苛立たせるとわかる。通常の馬と異なり、クロックワーク・スティードは乗り手との絆を作る能力が欠如している。 クロックワーク・チャージャー Clockwork Charger クロックワーク・チャージャーは戦場で機械化された恐怖をぶつけるために造られる。クロックワーク・チャージャーはアドヴァンスト・クリーチャーの単純なテンプレートを持ち、騎乗突撃を強化する機構があるか、乗り手さえ不要として旋回するランスによってそのような突撃が出来る機構を持つ。 クロックワーク・チャージャーはランスを支持するのに十分大きな旋回軸の掛け金を備えており、ランスを習熟していない者でさえ習熟しているかのようにそれを使用できるようにする。さらに、クロックワーク・チャージャーは旋回軸に装備されるいかなるランスへも習熟し、小振りの武器の特殊能力を得る。 作成法 Construction クロックワーク・スティードの作成者は3,000gpの価値のあるクロックワークの断片から作成を始めなければならない。クロックワーク・チャージャーを造るとき、旋回軸はどのようなサイズのランスでも作ることができるが一般に中型である。 クロックワーク・スティード Clockwork Steed 術者レベル 12; 市価 29,000gp(クロックワーク・チャージャーのための33,500gp) 作成要項 必要条件 《人造クリーチャー作成》、ブルズ・ストレンクス、ギアス/クエスト、作成者は術者レベル12レベル以上でなければならない; 技能 〈製作:クロックワーク〉 DC20; コスト 16,000gp(クロックワーク・チャージャーのための18,750gp)
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クロックタワー3 14-77~79・81~82・84~86・88~89・107~116・118・123・178~179・189・191 77名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/03/24(木) 17 31 16 ID ssDjBpOW クロックタワー3をやります。 あやふやな記憶で書くので間違いがあったら誰か補完よろしく。 アリッサ・ハミルトン このゲームの主人公の14歳の女の子。明るく芯が強いヒロイン的性格。 寄宿学校に通っていてそこの制服を着ているが、なんかスカートの丈が短い。 「正義のパンチラ少女」とGoogle検索するとアリッサに関するページのみHitするらしい。 デニス アリッサの幼なじみでたぶん同い年くらい。子供っぽくて時には軽率な行動もとるが、命をかけてアリッサを助けてくれたりもする意外と勇敢な少年。 早くに父を亡くし、大好きな祖父と母との3人でハミルトン家の邸で暮らしてきたアリッサ。 しかし3年前に祖父が謎の失踪を遂げてしまう。 アリッサは、今は故郷から離れた町の寄宿学校で暮らしている。 もうすぐ15歳の誕生日が近づいたある日、母からの謎めいた手紙がアリッサに届きます。 「お祖父ちゃんが失踪した理由がわかった。あなたの身に危険が迫っているの。 15歳の誕生日が過ぎるまで、どこかに身を隠していて。(要約」 この手紙に不安を煽られ、母が心配になったアリッサは、母の言い付けを破って隠れたりすることなく実家のハミルトン邸に帰ってきてしまいます。 78クロックタワー3sage2005/03/24(木) 17 46 23ID ssDjBpOW しかし、ハミルトン邸の中は妙にがらんとして人気が感じられない。 親子だけで住むには広すぎるので、部屋を貸している下宿人達も居るはずなのに。 ただ一人居た黒衣の紳士に話し掛けると、不気味な笑顔を浮かべながら 「お母さんは帰ってきていないよ。永遠に帰ってこないかもしれないなぁ!」 などと不吉な言葉を並べてどこかへ消える。 気を取り直して邸の中を探索すると、母の部屋に通じるドアに不思議な紋章で封印がなされており、それに触れた時のショックで暖炉の中の隠し通路が開く。 這いずってその中を抜けると、母の手紙と聖水の小瓶が見つかった。 手紙によれば、ハミルトン家の女性はみな「ルーダー」という聖なる能力な持ち主でずっと昔から「魔の物」という勢力と戦ってきているらしい。 そしてこの聖水は、「魔の物」をひるませたり封印を解いたりといった効果があるそうだ。 早速聖水を使い、母の部屋の封印を解いて中に入るアリッサ。 そこで何か手がかりがないか調べていると、突然どこからか、「幻想即興曲」のピアノ演奏が聞こえてきて、アリッサは不安に駆られているうちにどこか異なる場所へと飛ばされる。 79クロックタワー3sage2005/03/24(木) 18 13 02ID ssDjBpOW 書き忘れていたけどたしか舞台はイギリスです。 ムービーの時は、登場人物達が英語を話して字幕が出るバイオハザード式ではなく日本語をペラペラ話すメタルギアソリッド式です。 妙に古い感じの町並みの道路に立っていたアリッサ。と、ヒューッという落下音と共に、次々に爆発が起こる。空を見上げると、そこにはサーチライトに照らされて無数の爆撃機の影が。どうやら第二次世界大戦の時代に紛れ込んでしまったようだ。 アリッサはなんとか爆撃が終わるまでやりすごすことができ、まだ奏でられ続けているピアノの音が聞こえる方へ進む。 するとその途上に、入り口が封印された仕立て屋さんがあったので、聖水で解除して中に入って探索してみることにする。 中で見つけた新聞記事や手紙によればこの家では仕立て屋の父と小さな女の子が暮らしていたが、父が戦争に行っている間に連続殺人鬼によって女の子が殺害されてしまったらしい。 と、その時、その殺人鬼、大きなハンマーを担いだ覆面の男が女の子を殴り殺した過去の場面の幻影が流れる(魔の者の力なのか、これからも度々アリッサは過去の凄惨な場面の幻影を見せられる)。 しかもその殺人鬼だけは現実となってアリッサに襲い掛かってくる! 81クロックタワー3sage2005/03/24(木) 18 34 53ID ssDjBpOW 急いで仕立て屋の試着室に隠れて息を潜めると殺人鬼はアリッサを見失い、光を放ってひとまずは消えていく。どうやら単なる人間の殺人鬼ではないようだ。 先程殺人鬼が飛び出てきた為入れるようになった女の子の部屋を探索すると、ピアノ発表会への招待状と、ぜひ優勝したいという内容の日記があった。 しかし先程読んだ別の新聞記事によると優勝は別の子で、この仕立て屋の女の子はおしいところで間違えてしまい、優勝を逃してしまったらしい。 そこでまた殺人鬼が襲ってくる。今度は隠れるところなどない為大ピンチ。 しかしアリッサは椅子を殺人鬼にぶん投げ、それをあっさり払われてもその隙をついて殺人鬼の巨体にタックルを食らわせて転ばせ、殺人鬼は頭を打ってダウンする。 アリッサは仕立て屋から出て、再びピアノの音色が聞こえてくる方へ、そのピアノの発表会の会場だったホールへと向かう。 ホールのステージの上では、あの女の子の幽霊がピアノをひきながら泣いていた。 アリッサが近づいて話そうとするが、アリッサを追ってきた殺人鬼の姿を見て恐怖に駆られた女の子は姿を消してしまう。 82クロックタワー3sage2005/03/24(木) 19 08 31ID ssDjBpOW 殺人鬼を避けたり、機転や運で撃退したりしながらホールを探索してペンチを手に入れたアリッサは、仕立て屋に針金で厳重に封じられた部屋があった事を思い出す。 仕立て屋へと戻り針金をペンチで切ってその部屋に入ってみると、開くと幻想即興曲のオルゴールが流れるようになっている仕掛けの懐中時計を見つけた。 アリッサがそれを手にとった時、また過去の幻影が流れだす。 ……時計の音色を聞きながら、父親が女の子に戦争に行くという話をしている。 「私、ピアノの発表会でこの曲を弾くわ。優勝すればラジオで演奏が流れるから、 戦争に行った先でもお父さんが私のピアノが聞けるでしょ?」 「ああ、楽しみにしているよ。」 (会話や手紙の内容はうろ覚えの要約です。以後のものも全て同じ) 場面は切り変わって最前線の戦場。砲撃で吹き飛んだ兵士の死体が鉄条網の上に落ちるが、 その死体からオルゴールの音色が聞こえ始める。周りの兵が驚いてその兵士の 死体を見上げると、その胸からは懐中時計が下がっていた…… 女の子の父親も既に戦死しているようだ。 アリッサはその懐中時計を手にして、あの女の子の幽霊のところへ向かう。 84クロックタワー3sage2005/03/24(木) 20 56 21ID ssDjBpOW しかしホールの正面広場では殺人鬼がアリッサを待ち伏せしていた。 殺人鬼が目前に迫ったその時、アリッサの持つ聖水の入った瓶が輝いて聖なる力を持った弓へと変化する(変身少女アニメみたいなノリです)。 魔のモノと闘うルーダーとしての力が目覚めたのだ。 「ハンマー男 懲役換算年数○○○年(具体的な数値は忘れました」と表示され、その年数、彼の犯した罪の象徴がそのまま彼のヒットポイントとなる。 アリッサはハンマー男の攻撃を避けて、聖なる弓から光の矢を射ち込んでゆく。 聖なる力を溜めて射た矢の一本一本がハンマー男に命中するたびに彼は光の鎖で動きを封じられていき、ついに完全に地に繋ぎ止めた時彼を中心に光の魔法陣が地面に浮かびあがった。 アリッサはそれを見て、空へと矢を放つ。すると天から雲を割って眩しいほどの光が魔法陣めがけて落ち、ハンマー男は遂にその存在を抹消された。 仕立て屋にあった新聞記事によると、彼は労働者であったが仕事中に突然乱心、その時使っていたハンマーで同僚を殴り殺し、その後も無差別連続殺人を犯して死刑になったはずの人間だった。 なぜ死んだはずの犯罪者が復活しているのだろうか? 85クロックタワー3sage2005/03/24(木) 21 26 32ID ssDjBpOW アリッサはハンマー男を倒したことにより、ルーダーの力を増すお守りである四つ葉のクローバー型のペンダントの葉の部分のパーツの一つを入手して、ホールへと入った。 まだステージのピアノの所で泣いている女の子の幽霊に懐中時計を渡すとそのオルゴール仕掛けの音色が流れ、女の子は涙を止めて聞き入る。 その時ステージの上に天国からの階段が表れ、女の子の父親が迎えに降りてきた。 しっかりと抱き合う親子。 彼らは「ありがとうアリッサ!」などとお礼を言って、ともに天に昇っていく。 アリッサは、スポットライトを浴びながら彼らに「さようならー!」と手を振っていた。 (舞台演劇のようなノリです) 86クロックタワー3sage2005/03/24(木) 21 58 11ID ssDjBpOW アリッサが目覚めると、母の部屋のベッドに俯いていた。 夢だったのか?と思っていると、突然窓を叩く人影が! びっくりしたアリッサだったが、それは単に窓から入ろうとして落っこちそうになっていた、幼なじみでこの近くに住むデニスだった。 デニスはアリッサに、久しぶりだなー、そういえばこの前お前のお母さんに会ったぜ、 などと言い、それを聞いたアリッサに母の様子を問われると、えらく慌てていたようだと答える。 また、アリッサに会ったらこれを渡してほしいと頼まれて預かった、と鍵を渡す。 それは3年前に失踪した祖父の部屋の鍵だった。 鍵を見つめて考え込むアリッサに対し、お前何年か見ないうちに大人っぽくなったよなー、 などとデニスが言っているが、あまり耳にも入っていない様子。 そして謎を解く為にも祖父の部屋に入ることに決め、母の部屋を駆け出していく…… が、途中でちょっと引き返して「デニスも大人っぽくなったわよっ?」 とデニスの頬をちょん、とつついてから出ていった。 頭をかくデニス。 お祖父ちゃんの部屋を探索したアリッサは、「魔のモノ伝承の古書」という資料的な本を見つけ出す。 その中には、ルーダー一族と魔のモノに関する様々な知識が収められていた。 88クロックタワー3sage2005/03/24(木) 22 26 59ID ssDjBpOW その本によると、古来から魔のモノと呼ばれる邪悪が存在し、それらは人間に憑いて連続殺人を犯させるどころか、殺人犯が死してもなお魔物として凶行を続けさせるらしい。 それら魔のモノやその配下である殺人鬼達と闘争を続けてきたのがルーダー一族。 ルーダーとなれるのは一族の中でも若い女性のみなのだ。 その本を読んで、さっきの戦いは夢ではなく今回の事件には魔のモノが関わっていると確信したアリッサはルーダーとして戦う決意をする。 そこにデニスがまた現れ、こう見えても男だ、何か手伝うぜ、と協力を申し出てくれ、2人で何か手がかりがないか手分けして屋敷を調べることになった。 祖父の部屋で金のネジまきと銀のネジまきを手に入れたアリッサは母の部屋に動かないネジまき式の時計があったことを思い出し、ネジで時間を調節して壁の絵に描かれた時計の時刻に合わせてみる。 すると隠し扉が現れ、中の部屋は母がルーダーとしての活動に使っていたらしく魔術的な本や道具が沢山置いてあり、地面には大きな魔法陣が敷いてあった。 置いてあった魔術書をヒントに、聖水をかけることで魔法陣を起動させるとその力でアリッサは再び家とは異なる場所へと転移していた。 89クロックタワー3sage2005/03/24(木) 23 30 35ID ssDjBpOW アリッサが到着したのは暗い町並みの中にある公園。 魔法陣はこちらにもあるのでいつでも邸には戻れる。 ゴミ箱に入っていた新聞を読んでみると、連続硫酸殺人犯が出没しており被害者の死体は硫酸漬けにされていた、と言う記事が見つかる。 おそらくこれも魔のモノが関わっているのだろう。 近くの家に入ってみるとその家の住人らしい男性が現れてこちらの気配を感じたのか 「どなたですか……」と話しかけてくるが、様子がおかしい。 目からは血を流していてアリッサが見えていないようだし何かとおびえている。 アリッサが答えにつまっていると、恐れに耐えきれなくなったのか男性はかき消えてしまう。どうやら幽霊だったようだ。 その近くにあった扉に入ってみると、そこにいた老婆が「○○かい?(名前忘れました)」 と息子の名前を呼ぶが、この老婆も目から血を流しており、そして怯えきっている。 そして息子ではないようだ、と気が付くと恐慌状態に陥り、ポルターガイスト現象を起こしてアリッサを部屋の外へと弾き出す。この老婆も幽霊のようだ。 老婆のいる部屋はあきらめてそこ以外の探索を行なうと、ある部屋であの男性の書いた日記を発見することができる。 それによるとここは元々玩具職人である男性とその母の老婆が暮らしていた家で、息子は目を悪くしていた母を医者にかからせるお金を貯めようと熱心に仕事をしていた。 ある時から遠縁にあたる男が下宿するようになって、息子は表面的には愛想がいいその男になんとなく嫌なものを感じていたが、人に偏見を持つものではないという母の意見に同意して気にしないようにしていたようだ。 日記は、その遠縁の男がこの家の裏手にあるメッキ工場で働き始めた、と言うところで止まっていた。 あの公園のゴミ箱の新聞記事によると、殺人事件の犯人の硫酸魔が使っていた硫酸はメッキ工場から盗まれたものだったらしいので、おそらくこの遠縁の男が硫酸魔であり、この家の親子を殺したのもこいつだろう。 また、キッチンには記者の死体とその幽霊が居た。 理性を失っている幽霊とは話せないが、死体のそばの手記を読むことができる。 彼はこの家に硫酸殺人事件のことを調べに来た者で、ある仕掛けを見つけたがフィルムを切らしていて写真を撮れなかったらしい。 裏庭に通じるドア以外は全て探索したが、このドアの開け方がわからないのでアリッサは一旦邸に戻ることにする。 107クロックタワー3sage2005/03/26(土) 14 34 58ID gPEd9dYK 邸へと続く魔法陣がある公園へと戻ると、なんと母が魔法陣の方へ歩いていく。 しかし、体が半分透けているように見える上に、驚いて呼び掛けるアリッサの声が聞こえないかのようにそのまま行ってしまう。 しかし母が通っていった後に落ちていた鍵を見付けて拾ったアリッサ。 どうやら祖父の部屋の机の引き出しの鍵のようだ。 さっそく邸に戻って祖父の部屋で鍵を使い、引き出しを調べてみると「魔のモノ伝承の古書」の続きが見つかる。 ルーダーの力が最高になるのは15歳の頃で、それ以降だんだんと力が衰えることや、魔のモノの配下に殺された人々に、彼らの生前の思い入れのある品を渡して彼らを昇天をさせることが魔のモノの配下達を打倒する助けになること等がわかった。 その古書とともに引き出しから見つかったのはお祖父ちゃんのコレクションの一枚らしい奇妙な仮面。そういえば壁にも仮面は数枚飾ってある。 と、仮面を架ける金具が一つ空いていることに気付いたアリッサはそこに今手に入れた仮面を架けてみる……すると、そこに隠し扉が開いた。 その中の隠し部屋にあったお祖父ちゃんの日記を読むと、ハミルトン家に婿に来た当初はオカルト的なことなど信じてはいなかったが現在は疑う余地もない、崇高な役目を負うルーダーの一族の一員となったことに深く感動している、といったような内容がやや熱狂的に記されていた。 アリッサはその隠し部屋でカメラのフィルムも見つけ、先程の古書の内容と記者の死体のことを思い出し、あの記者の魂を昇天させるのに役立つかもしれないと持っていくことにする。 再び魔法陣を通り玩具職人の家まで戻ったアリッサ。 記者の死体の傍にカメラのフィルムを添えると記者の幽霊は昇天してゆく。 おそらく、殺人事件の事を調べにきたのに目撃したものを写真にも撮れずに硫酸魔に殺されたことが心残りだったのだろう。 昇天させてもらった礼として彼が創りだしたものか、2枚の写真がその場に残される。 そこには、裏庭に通じる開かなかったドアを開ける為の仕掛けの様子が映っていた。 写真をヒントとして扉を開け、裏庭に出たアリッサがそこにあった仕事場に入ってみるとまたもや過去の幻影が流れだす。 母親が寒くないようにと肩掛けをプレゼントし、優しく母の肩にかけてあげる息子。 母は礼を言うと、また新しい仕掛けの玩具を考えているの?子供達もきっと喜ぶよ、 と息子の仕事熱心をねぎらう。 そんななごやかな親子の語らいに突然、謎の男が乱入する! ガスマスクを付けてボロボロのコートを着込み、背中に背負ったタンクに 繋がった噴霧器を構えているその男は親子を捕まえ、ドラム缶の中に叩き込む。 その時、母親の肩掛けはスルリと落ちて下水に繋がる排出口に落ちてしまった。 ガスマスクの男はドラム缶の中の2人に対し、噴霧器から液体を浴びせかける。 その液体に焼かれて苦しみ悶えて死んでいく親子に対し、 『硫酸風呂の湯加減はどうだぁ?』と嘲り笑うその男こそ、硫酸殺人事件の犯人であった。 ハンマー男が登場した時のように、幻影が終わってもその硫酸魔だけは実体となって襲い掛かってくる。 しかし、アリッサが作業場の隅にあった薬品を苦し紛れに投げ付けると化学反応を起こしたのか発火して硫酸魔を灼き、一時的に撃退する事ができた。 108クロックタワー3sage2005/03/26(土) 15 21 39ID gPEd9dYK あの親子を昇天させてあげる為には、やはりあの肩掛けが最適だろうが、しかしあれは下水へと流れてしまったようだ。 作業場から出たアリッサがフェンスの向うの下水の流れる川を見やると、なんと下流の方で肩掛けが引っ掛かって残っているのを見つける。 思わぬ幸運に感謝し、その肩掛けを取りに行く為に、下流側にあるメッキ工場を抜けて下水へと近づくアリッサ。 途中であの硫酸魔が追いかけてくるが、感電させる等してなんとか逃げきる。 だが、肩掛けを手に入れて親子のところへ行こうとするアリッサの前に今度こそとどめを刺そうと硫酸魔が立ちふさがった。 アリッサは再びルーダーとしての力を覚醒させ、光の弓矢を構える。 「硫酸男」という名称が表示されたこの敵は、遠くからは硫酸をジェットのように一直線に噴出させ、近くからは広範囲に硫酸の霧を散布する強敵だった。 しかし何度も広範囲に撒きちらすと噴霧器の中の硫酸が切れてしまう為噴霧器を振ってタンクから硫酸を補給しなければならない、という弱点をつき、ついにアリッサは光の鎖で硫酸男を地上に繋ぎ止めて前回と同じように天から降り注ぐ光によって彼を滅ぼした。 血の涙を流して怯えている老婆の幽霊の元に向かい、その肩にそっとあの肩掛けを掛けてあげるアリッサ。すると血の涙は消え、彼女の目に光が戻る。 その時部屋に入ってきた息子の目にも血の涙は既に無かった。 彼らはようやく再会できたと喜び、ピアノの少女と父親の時と同じようにアリッサに礼を言って天国への階段を2人で昇っていった。 そんな親子に笑顔で手を振っていたアリッサだが、気がつくと邸に戻っていた。 その時彼女の前に現われたのは、邸に入ってすぐに会ったあの黒い紳士。 彼が何かしたのか邸は崩壊し、その場から巨大な時計塔が生え始める。 その間アリッサは、空中をすごいスピードで飛び回る時計塔の盤面に乗せられ、時計塔が完全に出現するとやっとアリッサは塔の屋上に降ろされる。 彼女に近付き、お前の母親はもう死んだぞ、とニタニタ笑って言う黒い紳士。 アリッサが思わず「嘘、嘘よ!」と叫ぶが、紳士は「お前も死ぬがいい!」と叫んで彼女を塔の上から突き落とした。 109クロックタワー3sage2005/03/26(土) 16 22 06ID gPEd9dYK 洞窟のような場所で目覚めたアリッサ。 あの高さから落ちたらまず命は無いはずだが、幻影だったのだろうか? とりあえず先に進むと下水道のような場所に繋がっていた。 梯子を昇った先は下水道の管理施設か何かのようだ。 そこに新たな「魔のモノの配下」が現われた。 上半身は裸で、青みがかった肌。スキンヘッドを始めとした全身の皮膚に紋様が浮かんだその男は、両手に手斧を構えて「俺を今までの奴らを一緒にするなよ!」と言うと、「お前をぶっ殺してやる!」的なことを言いながら片手の斧でアリッサを示してポーズを決める。 これまでの「ハンマー男」や「硫酸男」はまだ「陰惨な猟奇殺人者」に見えたが、この敵はもうノリも外見もヒーローものの悪役怪人かRPGの中ボスかのよう。 青い光を帯びた手斧を投げ付けてくる等、攻撃法も怪人風だ。 兎も角、その怪人から必死で逃げたりガソリンを使って焼きあげて一時撃退したりしつつこの施設を探索していく。 配電を修理したり、眼鏡を探していた幽霊を昇天させてカードキーを手に入れたりして、アリッサは電子ロック式の出口からこの施設を脱出することに成功した。 しかし、扉を抜けた先はなぜか先程時計塔の出現によって壊されたはずの、ハミルトン邸の廊下だった。 ここに通じているわけがないのに、と不思議に思いながら邸の中を歩くアリッサ。 すると、ある部屋から楽しげな声が聞こえてきたので覗いてみると、若い母が赤ちゃんに向かってアリッサと名前を呼んで話かけている。 するとここは過去のハミルトン邸のようだ。 若き日の母は赤ん坊のアリッサにあのルーダーの魔を祓う力を高めるお守り、クローバーのペンダントを見せている。それはちゃんと四つ葉揃っていた。 ハンマー男と硫酸男を倒した時に一つずつ、二つの葉のパーツを取り戻しているが、魔のモノの配下がこれを持っているということはやはり母から奪ったということなのだろうか? その時別の場所から声が聞こえたような気がして裏庭へ近づくと、 「うっ、うわぁ!何をするんですかお義父さん!」 と言う声が聞こえてくる。 見るとあの優しいお祖父ちゃんが鬼のような形相で、テラスの上で 「お前のような男があの子の夫だと…!?」 そのような言葉をもらしながら男性の襟首をつかんで振り回している。 しまいにはテラスの下に落とされてしまう男性。 ちょうどその頭のところには薪割りの斧が刃を上にして立て掛けられており―― ドカッ! 110クロックタワー3sage2005/03/26(土) 17 00 29ID gPEd9dYK お祖父ちゃんは娘婿を殺してしまったことに動揺し、こんなことでハミルトン家の名誉を傷つけるわけには、と殺人を隠蔽することを考えはじめている。 あまりのことに呆然としているアリッサのところにあの手斧を持った怪人が現われ、 「そうさ、お前の大好きなお祖父ちゃんはお前の父親を殺したんだっ!」 と言って嘲笑を浴びせた。 そのまま裏庭で、ルーダーと魔のモノの配下との戦いが始まる。 「斧男」という名称らしいこの怪人はなぜかあっさり光の矢に射られていくが、光の鎖で完全に地面に繋ぎとめ、光の魔法陣が出現したその瞬間、気合いを込めて鎖と魔法陣を粉砕してしまった。 自らの力が通用しない敵に戦慄するアリッサに対し、斧男が怪しい術をかける。 アリッサは黒い地面へと飲み込まれてしまった。 気が付くと墓地のような場所に立っていたアリッサ。 そこにはお祖父ちゃんの手記が落ちていた。 それを読んだアリッサは祖父の暗い闇を見てしまう。 アリッサの父はルーダーの戦いを知り、危険で恐ろしいことだと感じていた。 ルーダーの使命を誇り高いものだと考えていたお祖父ちゃんは彼を苦々しく思っていたが、自分の娘までそれに感化され、アリッサをルーダーにはしたくないと言い始めたことについに激昂し、アリッサの父と口論になって殺してしまったのだ。 警察も娘もうまく誤魔化したお祖父ちゃんはそのまま優しい祖父としてアリッサのそばで成長を見守っていたが、アリッサが愛らしく成長するにつれて、彼女に対して偏執的なまでの愛情と強い執着心を抱くようになる。 『アリッサはどんどん美しく成長していくことだろう。しかし、私は年老いていき、 いつか死んでしまう。いやだ。アリッサと永遠に一緒に居たい。』 111クロックタワー3sage2005/03/26(土) 17 44 35ID gPEd9dYK 墓地の一角には、沢山の幽霊達が集まっていた。 アリッサと同じくらいの年で戦士のような格好をしている女の子の姿が多い。 どうやら、魔のモノの配下との戦いに敗れたルーダー達の亡霊のようだ。 『私は魔のモノの配下に殺されてしまった…』 『生き返って魔のモノと戦いたい…!』 口々に悲しみの声をあげている彼女達を昇天させてあげる方法を探すべくアリッサが墓地を探索すると、何か丸いものをはめ込むくぼみがある台座が2つと移動の魔法陣が2つ見つかった。 とりあえず片方の魔法陣に入ると、霊廟のような建物の中に移動した。 ここには特に功績の高かった3人のルーダーの棺が安置されているが、魔のモノの仕業なのか彼女らの象徴である「ルーダーストーン」がバラバラに入れ替えられている。 死してなお侮辱されたことに対する怒りからか、3人のルーダーは会話も通じない怨霊となっていたが、アリッサが元通りに入れ替えなおすと昇天していき、「光の羅針盤」という丸いプレートが手に入った。 魔法陣を使って墓地に戻ったアリッサはあの丸いくぼみのある台座の片方に光の羅針盤をはめ込んでみるが、何も起こらない。 やはり両方の台座にはめ込まないといけないのだろうか。 アリッサは、まだ入っていない方の魔法陣の中に進んでいく。 今度は霊廟とは違い、先程までの墓場とあまり雰囲気が変わらない所に行き着いた。 そこを進んでいったアリッサが見つけたものは、母の車。 母は乗っていないが、近くには母の手帳も落ちている。 母の手がかりを見つけたと思ったその時、また斧男が出現した。 「俺は数多くのルーダー達を殺してきた。お前も殺してやる!」 どうやら墓地に居た沢山のルーダーの幽霊はこいつに殺されたようだ。 仇を討ちたいが、今はかなわないので逃げ回るしかない。 逃げ込んだ先の家にあった「魔のモノ伝承の古書」によるとあの斧男もかなり昔は人間だったようで、自分を手ひどく振った少女を斧で殺してしまって以来若い女を斧で残虐な方法で殺していた青年のなれの果てであるようだ。 斧男を聖水でひるませながら逃げ、そこで見つけた碑文に書かれたように順番にスイッチを押してから聖水で碑文を清めると闇の羅針盤が手に入った。 斧男から逃げる為にも、アリッサは急いで墓地に戻る魔法陣へ入る。 112クロックタワー3sage2005/03/26(土) 19 19 52ID gPEd9dYK 墓地に戻ったアリッサがまだ何もはめ込まれていない方の台座のくぼみに闇の羅針盤をはめ込むと、2つの台座の間に空間の歪みのようなものが現われる。 歪みをくぐり抜けると、底が見えないほど深い穴に一本だけ残された道があった。 そこを通った先の祭壇でアリッサは「古代ルーダーの矢」を見つける。 あの昔のルーダーの幽霊達は再び戦いたいと言っていた。 これを使えば彼女達を昇天させられるかもしれない…。 その時アリッサは祭壇の後ろの壁画に気が付いた。 何者かが少女の心臓をえぐり出している絵であり、説明を読むと「契約の儀式」というおぞましい行為の様子らしい。 自らの愛する者の心臓をえぐり出して生け贄に捧げることにより、新たな魔のモノとして生まれ変わることができる。それが契約の儀式。 気味悪く思いながらも墓地に戻りルーダー達を昇天させてあげる為、帰ろうとするアリッサ。しかし、その時背後から一本道が崩れだす。 少しでも遅れたら奈落の底へ落ちるところだが、必死に走ってなんとか墓地へと戻ることができた。 ルーダーの幽霊が居る方へ進むアリッサ。そこに、またも斧男が立ちふさがった。 もはや逃げることはできない。光の弓を出し、斧男との再戦が始まった。 今度は本気を出してきている斧男は、光の矢を全てガードしてしまう。 苦戦するアリッサだが、斧男が投げてきた青い光を帯びた手斧を光の矢で撃ち反すと、そのまま手斧は斧男へと向かっていった。 たまらずダウンした斧男に、その隙を逃さず光の矢を射ち込み続ける。 「古代ルーダーの矢」の力でアリッサのルーダーとしての能力が強くなっていたのか、今度は斧男も光の鎖や魔法陣を打ち砕くことができずに天からの光に撃たれた。 これまで多くのルーダーを殺してきた彼も、遂にルーダーによって滅ぼされたのだ。 ルーダーの幽霊達の所へ行くと、斧男が消滅したことで既に未練は絶たれたらしく 「ありがとうアリッサ」「負けないでアリッサ」等と口々に言って天にのぼってゆく。その過去のルーダー達を、アリッサは見送っていた。 113クロックタワー3sage2005/03/26(土) 20 23 09ID gPEd9dYK 辺りは暗くなり、次に明るくなった時アリッサは森の中の道に立っていた。 そこにアリッサの名を読んで駆け寄って来たのはデニス。 彼にしてみれば訳がわからない一連の出来事に混乱しているようだが、とりあえずアリッサと同行してくれることになった。 森からの道は街の通りへと繋がっていたが、人は誰もいないし物音もしない。 しかし、ある病院の窓から女性が顔を出し、「デニス!」と呼び掛けて手を振った。 「姉さんだ!」と嬉しそうに言うデニス。しかし、邸で雑談した時に姉は外国に行っていると言ったはず―― アリッサは疑問の声をあげるが、デニスは「きっと帰ってきたんだ!」と言って病院の中に駆け出して行く。アリッサも後を追うが、そこは明らかに廃病院だった。 2人があの窓の部屋に着くと、デニスの姉がデニスを出迎える。 懐かしさのあまり、姉に抱きつくデニス……しかし、案の定それは偽物だった。 そのとたん本来の姿に戻った女は「キャーッハッハッハッ!」と笑い声をあげてデニスを人質にとり、それと同時に別のドアが開いて「アーッハッハッハ!」とやはり笑いながら、台車のようなものに乗って男も飛び出てきた。 この男女はこれまでの敵とはかなり趣が違う。まず外見からして違う。 男も女も黒髪だが、男はチョンマゲっぽく、女は中華風に結っている。 顔は、妙なビジュアル系バンドみたいなメイクをしているようだがどちらも東洋系。 男は天草四郎か南蛮商人か、といった感じの派手な赤い服を、女はサーカスの軽業師かマジシャンのアシスタントといった感じのやはり派手な青い服を着ていて、2人並ぶとチンドン屋のようだ。 2人とも、両手に短剣のようなものを持っている。 そんな男女が、キャーッハッハッハとかアーッハッハッハとか甲高い声で楽しそうに笑いながらポーズをとっている。 はっきり言ってシュールすぎて怖がるどころじゃない光景だ。 「とーうとう俺達のところまで来たなアリッサぁ!」 「おとなしく心臓を差し出すのよぉー!」 そんな感じのことをポーズ付きでやっぱり楽しげに言うとデニスを台車に乗せ、変態的な男女はその台車ごとどこかに去っていった。笑いながら。 デニスが攫われたショックか、それともあの2人のテンションにあてられたのか、呆然としているアリッサ。 114クロックタワー3sage2005/03/26(土) 21 05 58ID gPEd9dYK アリッサは気をとりなおしてとりあえず病院内の探索を始めるが、あの変態的な2人のうちの男の方が追いかけてくる。 必死で逃げながら進んでいくと移動の魔法陣があったが、鍵がかかった部屋の中にある為使うことができない。 その為に鍵を探すが、見つかったのは魔鏡というアイテムくらいだった。 鏡…そういえば、廊下には怪しい鏡があった。 変態男に追い詰められながらも、鏡の前に行き「魔鏡」を使ってみるアリッサ。 すると次の瞬間、鏡あわせの世界になった病院に移動していた。 ホッと一息付く間もなく、今度は変態女の方がアリッサを追いかけてくる。 逃げ、隠れながらこちらの病院を探索し、やっと鍵を手に入れることができたアリッサは再び鏡の前で「魔鏡」を使い、元の世界の病院に戻る。 そして魔法陣のある部屋に入り、聖水で起動させた魔法陣の中へと入った。 移動した先は荒れ地のような場所。 そこを少し進むと、後ろから何か呪文をつぶやきながら歩いてくる人影があった。 それはまさしく、3年前から行方不明になっているお祖父ちゃん。 アリッサは驚いて呼びかけるが、聞こえていないのか、それともこれは過去の幻影にすぎないのか、それに反応することなく道の先に行ってしまった。 アリッサがふと目を地面に落とすと、先程落としていったものなのか、祖父の手記の続きが落ちている。 前回の手記の嫌な内容にも臆することなく、手記を読み始めるアリッサ。 しかし今回の手記は更に衝撃的な内容が記されていた。 「魔のモノ」に関することを調べていた祖父は「契約の儀式」を知った時にこう思ったのだ。 『アリッサの心臓を捧げてその力によって魔のモノとなったならば、 それはアリッサと永遠に一緒に居るということなのではないか?』と。 その悪魔の誘惑に勝てなかった祖父は契約の儀式について更に詳しいことを調べる為に3年前に失踪したのだ。 まだ迷いも残っているらしく、 「私に愛するアリッサを殺して心臓をえぐり出すことなどできるのだろうか」 という自問自答の文も残されていた。 また、資料や手記を残してきたので娘が私の考えにいつか気付くかもしれないとも。 おそらくその通り、母はこの企みに気付いてアリッサにあんな手紙を書いたのだろう。 手記を読み終え、祖父が行った方に進むと城があった。 ちょうどまた変態男が現れ追いかけて来たので中に逃げ込むことにする。 115クロックタワー3sage2005/03/26(土) 22 31 30ID gPEd9dYK だがその扉の中は、まるでハミルトン邸を破壊して現れたあの巨大な時計塔の 内部であるかのような構造だった。 外からでは城のように見えたのだが…。 真ん中にある、浮遊しているような螺旋階段は途中で途切れているようなので、左右にある扉から探索してみることにする。 左の扉に入るとすぐに変態男が襲いかかって来たので、先に進んで逃げようとするが床が崩れていた為追いつめられてしまう。 「ヒャーッハハハ!」飛びかかってくる変態男。しかしアリッサが素早く避けた為、勢い余って床の穴へと落ちていった。「ヒャハァーッ!」 その穴の手前には死体があり、その傍には城で働いていた使用人の手記が落ちていた。 ここはやはり城なのか?確かに、扉の向こうは城の内部のような感じだった。 魔のモノの力で、時計塔と城の空間が歪んだ形で混在しているのかもしれない。 兎も角手記の内容に目を落とすと、城で行なわれていた領民に対する虐殺に心を傷めていたこの使用人は、調理場の窓の鉄格子を外れやすくしておき、捕まった人々がそこから逃げ出せるようにしておいたらしい。 左の扉は穴の先に行けそうにないので、今度は右の扉に入ってみる。 こちらも床に穴が開いていたが、壁にも穴が開いていたのでそこから外に出て外壁に張りついて進み、鉄格子のはまった窓の鉄格子を調べると手記どおり簡単に外れたのでそこから調理場の中へと入ることができた。 アリッサが調理場の中にあるかまどの前に立ったその時、やはりと言えばやはり今度は変態女が襲ってきた。アリッサに飛びかかる変態女「キャハハーッ!」。 しかしアリッサが素早く避けた為、かまどの中にダイビングしてしまう。 「ギャーッ!!」顔を焼いて動かなくなった。 しかしこれまでの敵同様、すぐに復活してくるのだろう。 暖炉の中に何かあるのを見つけたので火を消して取ってみると、紋章のようなものだった。とりあえず持っていくことにして進む。 少し離れた部屋は長テーブルが一つある、食堂のような場所だった。 テーブルには燭台を動かした形跡があった為動かしてみると、2本の柱がせり上がってきた。柱には紋章をはめ込むくぼみがある。 先程手に入れた紋章を片方の柱にはめ込み、もう1つの紋章を探す為に入ってきたのと別のドアから出てさらに探索を続けることにする。 早くも復活してきた変態女から逃げながら進むと、書庫のような場所に出る。 そこにはまた祖父の手記が置いてあった。目を通すアリッサ。 この手記は、祖父が契約の儀式の知識を得る為に、儀式に関わったとされるバロウズ公爵の城を探していた頃に書かれたものらしい。 未だ、愛する孫娘を殺すことができるかどうかで悩んでいる様子だ。 また、先程のように壁の穴から外壁を伝って入ることができた所でもう1つの紋章を見つけることができた。 116クロックタワー3sage2005/03/26(土) 23 32 22ID gPEd9dYK あの2本の柱がある部屋へと戻り、先程と同じように2つ目の紋章も柱のくぼみにはめ込むと、隠し扉が現れた。 扉の向こうは戦斧を持った鎧が立ち並び、鉄の処女が四隅に置いてある部屋だ。 さらにそこを抜けると、大広間のような部屋に通じていた。その部屋の正面の壁には、馬に乗って剣を掲げた勇壮なバロウズ侯爵の大きな肖像画が架かっている。 その絵の手前の台には、「魔のモノ伝承の古書」が置かれていた。 古書によれば、バロウズ侯爵には溺愛していた娘がおり、「契約の儀式」について知った彼は永遠に一つとなる為に大喜びでそれを行なおうとしたらしい。 しかし儀式の為には娘が15歳である必要があり、そして娘は15歳の誕生日を目前にして全く偶然に命を落としてしまう。 儀式の直前に娘を失って悲嘆に暮れた侯爵は狂乱し、領地の住民の虐殺を始める。 そして最後には討伐された、と言うことだ。 そんな古書の中からは祖父の最後の手記も見つかる。 祖父は非常に動揺しているようすだった。 祖父の実家が、実はバロウズ家の血を引いていたとわかったらしい。 そしてバロウズ侯爵、侯爵の妻、バロウズの娘のイニシャルはそれぞれ、祖父、母、アリッサのイニシャルと同じ。 そして祖父がついに突き止めたバロウズ城があった場所、それはまさにハミルトン邸が建っている場所だった。 『これは運命の悪戯なのだろうか、それとも無念を晴らすべく侯爵の妄執が 影で働いた結果なのだろうか?私にアリッサの心臓を生け贄に捧げて 契約の儀式を行なえというのか?』と祖父は記していた。 その手記を読み終えたその時、突然この部屋にあった映写機が動きだした。 そして壁に映し出された映像は… 『ヒャーッハッハッハ!』 『キャーッハッハッハ!』 『ひ、ひぃぃ~!」 デニスが拷問部屋のようなところの処刑台のような所に縛り付けられ、その真上では巨大な刃がブウン、ブウンと振り子のように揺れている。 『早く来ないとデニスちゃんが真っ二つよぉ~』 といった感じの事を実に楽しそうに変態が言って、映写機は止まった。 アリッサが慌てて部屋から出ると、何か動力が作動したらしく鎧は斧を振っており、鉄の処女は地下に下りるエレベータとして動くようになっていた。 斧をタイミングを読んで避け、鉄の処女で地下に下ってその先の拷問部屋に向かう。 「よく来たわ、アリッサ!」 「さあ、デニスの命と引き替えにお前の心臓を差ぁし出すのだぁー!」 拷問部屋に入ると、アリッサを歓迎してポーズ付きで変態達がそんな事を言った。 しかしデニスは、俺のことはいいからお前は逃げろ!と立派な台詞を言う。 アリッサに変態達が襲いかかったその瞬間! 拷問部屋の床の一角が崩れ、アリッサはそこから落下してしまった。 118クロックタワー3sage2005/03/27(日) 00 12 59ID 8NfIYcEB 落ちた先はとても小さな部屋だった。落ちたのはアリッサ一人だけだったようだ。 そこには最後の「魔のモノ伝承の古書」があり、あの変態達について書かれていた。 バロウズ侯爵はある戦争に行った時に東洋人の兄妹を拾って帰った。 兄妹は元々残忍な性格で動物を楽しみながら殺したりしていたが、侯爵が領民の虐殺を始めてからはそれに便乗したように、自らの楽しみの為に人々を殺しまくるようになったと言う。 とりあえず扉から外に出て進むと、どこかで見た雰囲気の部屋に出た。 アリッサが幼い頃描いた絵等が飾られている。即ちここは祖父の部屋だ。 奥の隠し扉から外に出ると、あの肖像画や映写機がある広間へと戻ってきた。 その時、この部屋に入ってきた人物が居る。なんと祖父その人だ。 おそらく過去の幻影なのだろう、城の前の道で会った時と同じく アリッサには無反応である。彼は侯爵の肖像画に向かって話かける。 「バロウズ侯爵よ…契約の儀式を果たせなかったその無念、私には痛いほと それがよくわかる。さあ、私とともに契約の儀式を成し遂げよう! それが運命だと言うのなら、私はそれを受け入れよう! 侯爵よ!来い!バロウズ侯爵よーっ!!」 その時肖像画から染み出た黒いスライム状のものが祖父へと近づく。 受け入れようとしている祖父をスライムがそのまま包み、 人型の黒い物体となり…それが収束した時そこに立っていたのは、 あの何度もアリッサに近付き苦しめた、黒衣の紳士だった。 大好きだったお祖父ちゃんが歪んだ愛の為に自分を殺す決意を固め人外のものとなってしまったその瞬間を目の当たりにして動揺しているアリッサ。 しかしその動揺から立ち直る間もなく、再び映写機が動きだす。 『やっとわかったか、お前のお祖父ちゃんは我らの主と一体となり、 お前の心臓を欲していると言うわけさぁー!』 そんな風な事を言う変態兄妹。 後ろではやはりまだデニスがあのブウンブウンと動く振り子刃の下に… ザシュゥッ!! ああっ!デニスが縦に真っ二つに! アリッサとプレイヤーは一瞬驚愕したが、それはデニスに似せた人形だった。 『驚いたかぁ!』 『本物はこっちよ!』 クルリと台が回って今度こそ縛られたデニスが出てくる。まだ無事だ。 しかし本当にこの兄妹は楽しそうだ。 そこまでで映写機は止まった。 アリッサは先程と同じルートをたどってまた拷問部屋へと急ぐ。 123クロックタワー3sage2005/03/27(日) 00 57 24ID 8NfIYcEB 拷問部屋につくと、楽しげにデニスの上の刃を揺らして遊んでいた変態兄妹は再びアリッサの心臓を要求して、両手に短刀を構え襲いかかってくる。 今度は床が抜けるようなことはなく、アリッサもルーダーとして対抗する為光の弓を発動して彼らを受けてたつ。 アリッサをみくびっているのか、まずは変態妹だけがかかってくる。 表示された名称は「シザーウーマン」。シザー?ハサミ? そういえばこの女は「ちょぉきちょき♪」と言いながら襲いかかってきたし短刀をクロスさせて突き出してくる様子はハサミのように見えないこともない。 あれは短刀じゃなくてバラバラにしてある大バサミだったのか、とプレイヤーが新たな発見をしつつも戦闘が開始される。 しかしこのシザーウーマンはライフが低い為、光の鎖をつけるまでもなくあっさりとアリッサに倒されてしまう。 苦しんでいる妹に焦って兄が近づくが、妹はぽんっと紙吹雪になってしまった。 なぜ紙吹雪になるのだろうか? こんな変態でも兄妹愛はあるらしく、悲しんでいる兄。 その隙にアリッサは妹が持っていたハサミでデニスの縄を解いて助けようとするが、怒った兄が復讐のために襲いかかってくる。 「よくも俺の妹をぉ!」 などと叫び、両手の短刀――ではなくバラバラのハサミを構える兄。 妹がシザーウーマンならその兄は――ビンゴ!予想どおり、表示された名前は「シザーマン」だった。 こんなに声が甲高くやかましく変態で派手なチョンマゲ東洋人がシザーマン… クロックタワー1や2をプレイしたプレイヤーの心に衝撃を与えながらも戦闘開始。 彼のライフはかなり高く、かなり強敵であると予想させられる。 しかし実は全然弱かった。 「お見せしよう!」と叫んだ後に大技の為に力を溜め始めるのだが、その溜めが長い上にその間あからさまに隙だらけなのだ。 ライフだけは多いので天からの光にも一度は耐えたが、それだけ。 あっさりと二度目の天からの光を受け、それでライフは0になった。 178クロックタワー3sage2005/03/29(火) 21 59 01ID tBEKLZJZ 悲鳴をあげながら苦しんで消滅しかかっているシザーマンはもう無視して、再びデニスの縄を急いで解く作業に入るアリッサ。 しかし、シザーマンは最期の力をふりしぼってアリッサに斬りかかってきた。 油断していたアリッサは数回の斬撃をなんとかよけるものの、ヤケクソになったシザーマンに壁に追い詰められてしまう。 その時、アリッサが半分解いた縄から自力で脱出したデニスがあの振り子のように揺れる刃をつかんでシザーマンへと思いっきり突き出した。 「伏せろアリッサーっ!」 ドガッ!! アリッサが伏せると同時に、その刃の端はシザーマンを貫いて壁に突き刺さる。 「ギャーッ!!」 シザーマンは断末魔の声を挙げると、ぽんっと紙吹雪になってしまった。 なぜ紙吹雪になるのだろうか? 変態兄妹を倒したことで一息つく2人。しかし、またあの笑い声が聞こえてきた。 『アーッハッハッハ!』『キャハハハハ!』 まさか復活したのか?と驚いて声の方を見上げると、青白く透き通った兄妹の幽霊が振り子刃の両端に座り、ブランコのように揺らしている。 ひとしきり楽しげに笑い続けた後、彼らは消えていった。 最後まで楽しそうな奴らだった…… ともあれ、彼らを倒したことでまたクローバー型ペンダントのパーツが手に入った。 ハンマー男、硫酸男、斧男らを倒した時に手に入れた三つのパーツとあわせて四つ葉の全てが揃い、ルーダーの力を引き出すペンダントが完全なものとなったのだ。 今度こそ安堵して、無事を喜びあうデニスとアリッサ。 しかしその次の瞬間、2人は城の入り口を入ってすぐの、あの巨大な時計塔の内部のようなホールに立っていた。 混乱する彼らの前にあの黒衣の紳士が現れ、母親を助けたいなら塔の頂上まで来るがいい、とアリッサを挑発するようなことを言って消えた。 すぐに頂上へ向かおうとするアリッサを、デニスは状況の把握ができずにパニックになりかけているようだがとりあえず引き止める。 しかしアリッサは私はルーダーだから!と強く言い切り、ここにいて、とデニスを押し止めてから、螺旋階段を駆け登りはじめた。 この螺旋階段は途中が崩れていて登り切れなかったはずだがあの紳士が招いているのか今度は足場が現れ、遥か高い天井の上まで上がれた。 その上は機械室となっており、巨大な歯車がいくつも回っている。 その歯車の下をはいつくばってくぐり抜けて進み、スイッチを押して出した梯子を登って、アリッサはようやく黒衣の紳士の待つ屋上に到達する。 179クロックタワー3sage2005/03/29(火) 22 00 20ID tBEKLZJZ 時計塔の頂上。 闇の紳士は、元の通りのお祖父ちゃんの姿、声でアリッサを出迎えた。 「アリッサ、よく来たね……。さあ、私とひとつになろう。 契約の儀式を行なって、ひとつになって永遠に一緒に居よう、アリッサ!」 しかしアリッサは手を広げて近寄ってくる祖父を拒否するかのように後ずさる。 「近づかないで!」 「どうしたんだい、いつまでもお祖父ちゃんと一緒に居られるんだよ、アリッサ!」 「あなたはもう私が大好きだったお祖父ちゃんなんかじゃない!ママを返して!」 その言葉に傷ついたかのように顔を歪める祖父。 次の瞬間。彼の姿は徐々に変化していき、そこに立っていたのはあの肖像画に描かれていた中世の殺戮領主――バロウズ侯爵。 もはや優しい素振りも捨てた彼はアリッサを掴みあげ、無理矢理に生け贄の台座に乗せる。契約の儀式に必要なのか、衣服も今まで着ていた学校の制服(かなりミニスカート)からギリシャ風な衣裳へと不思議な力で変化させた。(製作者に拘りでもあるのか、やっぱりミニスカ) ルーダーの力を引き出すクローバーのペンダントも奪われてしまい、その為か彼の力に抵抗することができないアリッサ。 その時彼女が見つけたものは石像に変えられてしまっている母親だった。 「ママ!」と悲鳴をあげるアリッサに対しバロウズは、あんな男と結婚した挙句今度は私の邪魔までしようとした愚かな娘、と断じ、大剣でその石像を打ち砕く。 しかもその時クローバーのペンダントも床の割れ目から塔の下へと落ちてしまった。 絶望に打ち拉がれるアリッサ。 バロウズが呪文を唱えだすと、これまで倒してきた魔のモノの配下達の幻影がアリッサを取り囲みポーズを取りはじめる。 儀式の準備は着々と進んでいく……。 その時、塔の時計盤の針が深夜0 00を指し鐘の音が鳴り響いた。 この瞬間、アリッサは契約の儀式を行なう為の年齢である15歳になったのだ。 アリッサの上にバロウズがかがみこみ、ついにその心臓を抉ろうと剣を振り上げた! 189クロックタワー3sage2005/03/30(水) 01 45 29ID wj14M92l 「やめろぉっ!」 その時現れた救い主は、なんとデニスだった。 落ちてきたクローバーのペンダントを拾い、アリッサを救う為に来てくれたのだ。 デニスからペンダントを受け取りルーダーの力を取り戻したアリッサは、バロウズの力による呪縛から逃れることができた。 しかし…… 「邪魔だっ!」 「うわああああぁぁぁぁぁーー……」 激昂したバロウズはデニスをこの巨大な時計塔の頂上から突き落とした……。 またも親しい人を失った怒りと哀しみに燃えるアリッサ。 ルーダーの弓矢を発動し、全ての決着をつけるべくバロウズに立ち向かう。 最後の決戦だ。 バロウズにはこれまでの魔のモノのしもべと違い、隙らしい隙は無い。 近寄ると、大剣によるとても避けきれないような猛攻を繰り出す上に、抱き締めてこちらの力を吸い取ってくる。「可愛い奴だぁ…」 よって遠ざかって矢を射るチャンスを狙うが、遠距離からは闇を凝らした弾を放ち、それが当たると光の矢と同じように闇の鎖となり、アリッサの動きを縛る。 黒幕なだけあって最強の敵である。 それでも闇の弾による激しい攻撃の合間を縫って射ていった光の矢によって、アリッサは苦しいながらも何とか光の鎖で縛り止めて天からの光を発動。 光の魔法陣の中に封じられたバロウズの体は光の柱に撃たれた。 だが。アリッサの力だけでは止めは刺せないということなのか、バロウズは天からの光が直撃しても弱った様子を見せない。 それどころか光の鎖を打ち砕く能力さえ身につけ、天からの光はもう発動できない。 強い心を持つアリッサはそれでも諦めずに通常の光の矢の攻撃力のみで対抗するが、なんとそれでライフを0まで削ってすらバロウズが攻撃を止めることはない。 もはや打つ手はないのか? 焦燥を感じていたアリッサの耳に、母の声が聞こえてくる。 『アリッサ……私の力を使いなさい……』 その声にアリッサが母の石像を見ると、ぼんやりと光を放っている。 バロウズから必死で離れて石像のかけらを拾うアリッサ。 すると、それはルーダーの力が集められた光の剣へと姿を変えた。 191クロックタワー3sage2005/03/30(水) 01 49 48ID wj14M92l 自分に背を向けているアリッサに向かい、彼女と一つになるという妄執をむき出しにしてバロウズが襲いかかってくる。 その瞬間、振り向いたアリッサは手にした光の剣をバロウズの胸に突き立てていた。 自らの体を貫いている光の剣を信じられないように見つめてうろたえるバロウズ。 もはやアリッサすら目に入らないかのように突き飛ばし、もがき苦しむ。 「ぐわあああぁぁぁーっ……」 そして、断末魔の声を挙げながら、床の割れ目から墜ちていった……。 全ての元凶、歪んだ愛と執着心によって魔に魂を売ってしまった者、祖父でありバロウズ侯爵であり黒衣の紳士である男は滅びた。 この異常な世界を維持していた魔のモノの魔力が途切れたからか、時計塔はがらがらと崩れさっていく……。 あたりは光にあふれるお花畑。 その中で眠っていたアリッサが目覚めてあたりを見回すと、そこには同じく今目覚めたデニスの姿があった。 邪悪な存在を討ち滅ぼしたことを手を取りあって喜びあう2人。 アリッサは輝かんばかりの笑顔で、明るい声をあげた。 「ママ、私達やったわ!!」 ~スタッフロール~ END。 結局ママの生死は?とか、このお花畑ってまさか天国じゃないだろうね? 等のプレイヤーの様々な疑問や不安は放置したままです。
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+ 目次 クロックワーク・ゴライアス クロックワーク・サーヴァント クロックワーク・スパイ クロックワーク・ソルジャー クロックワーク・リヴァイアサン クロックワーク Clockwork 人造クロックワークは技術的にゴーレムの従兄弟であり、魔法と内部で回転する数千の複雑なゼンマイと螺子と歯車という精巧な技術を組み合わせて造られている。 クロックワーク製造技師の作品はどう贔屓目に見ても純粋な秘術の御業の職人によって命を吹きこまれた被造物のただの模倣であると、彼らの技を嘲笑する者もいる。しかしながら、クロックワークの内燃機関の潜在性を認識できる頭脳を持つものは、その真の力は特殊で強力であると知っている。クロックワークが普及した土地では、これらのクリーチャーは純粋な力において最も強力なゴーレムとさえ比肩できる。こうした無数の止めネジと締め釘で造られた筋骨隆々とした巨人たちは帝国全土の分裂を引き起こしている。過去何度も、クロックワーク・クリーチャーはより伝統的な仇敵をものともせずに自身の優秀さを証明しており、そしてこれらのクリーチャーの功績を目撃した者たちは、その人造の力を疑う前に口を噤むことを知っている。 クロックワーク・クリーチャーは魔法エネルギーとゼンマイ仕掛けの融合である。このクロックワークを組み立てている無数の金属部品が正しく機能するには作成時点で完璧な精密さが要求されるため、確かな者の手で組み立てられねばならない。素人はクロックワークを作成しても大抵噛み合わせで失敗するか内燃機関を回転させられず、そして作業室の多くはクロックワーク及びそれに力を与える元素の基礎を学ぼうとした未熟者によって燃え尽きることとなる。 際立って狡猾な職人は音声記録可能な小型のクロックワークの間諜を作成でき、噂によると視覚記録もできる、より上位の技術もあるという。呪文のような魔法の神秘でなら使用者は情報を占い、物理的には見えないところさえ見ることができるが、クロックワークの間諜には劣化しない不変の記憶を持て、人間の記憶力を超えた完全な出来事の記録ができるという強みがある。 クロックワークの作成では、その名が示すとおり、動かす前にゼンマイを巻かなければならない。クロックワークの製作者は作成の度に専用の鍵を作る。その鍵は普通クロックワークの背中に挿入できるようになっており、そして時計回りに回すことで巻ける。反時計回りに鍵を回せばクロックワークという機械が止まってゆくが、同意する(あるいは完全に無防備な)機械のみがこの方法で巻かれることに身を任せ、つまり作成者あるいは平時であれば身を任せるよう特別に指示しておいた者のみ可能である。鍵それぞれは完全に専用のものであるため、新たな鍵の作成(あるいは鍵使用の迂回)には〈装置無力化〉判定(DC=20+クロックワークのCR)が要求される。大きなクロックワークほど大きな鍵を持つ傾向があり、特に大きな鍵は回すのに人ひとりの手に余ることがある。奇天烈な、あるいは社会から隔絶した開発者は他の技師の助けを求めはせずに、鍵回しの補助もしくはより巨大な人造の作成の手助けとして、他のクロックワークを作成することがある。またある時には、技師は最も信頼するクロックワークたちに鍵の複製を渡し、状況次第で仲間あるいは自身さえ巻き直すように設定しておく。 ゴーレムやアニメイテッド・オブジェクトと同じように、クロックワーク・クリーチャーにはいくらでも命令ができる;休まずに自身の中枢に入っている記録を文章に起こすことや、他の機械を設定することなど。クロックワークの鍵を持つ者だけがそれの設定をできるが、この人造に与えられた命令はクロックワークが再設定されるか破壊されるまで持続する。あるクロックワークの潜在性は、作成者の創造性や資質によってのみ左右される。不格好で不安定な檻にも似た肉体に囚われている多くのゴーレムとは違い、人造クロックワークは繰り返し再設計も再加工もできる――歯車は油を差せ、バネは交換でき、そして往復運動する円柱状の部品は拭ける。これら機械の獣はその骨組みが調整しやすいため、極めて多くの亜種を造れる。 クロックワークの作成は大部分が機械的なもので、作成者の技術習熟に依る部分が多いため、手違いによる失敗を起こしやすい。締め釘の緩み、不正確な設定、そして整備不足は全て機能不全の原因となり、僅かなエネルギーの漏れから致命的な爆発まで、様々な失敗を引き起こす。しかしながら最もよくある機能不全の原因は作成者にではなく、クロックワークを破壊する者にある。この機械に攻撃するクリーチャーは一撃の度に内部の螺子をひしゃぎ、歯車の歯を歪ませていき、クロックワークの逆火の確率を上昇させる。そのため、戦闘するクロックワークの多くはクロックワーク・サーヴァントたち――戦闘の熱気の中で素早く急速に機械の仲間を修理する、付き従うクロックワーク――と同行している。 クロックワーク技術の黎明期、行動的な多くの妨害者たちがこの装置の急速な発展を妨げた。クロックワーク機械の動力は燃費の悪い、高価な資源だった;しかしながら秘術強化の到来によって歯車や他の重要な要素は製作の精密さを増しただけでなく、防御機構および攻撃的兵器としての可能性も視野の内に入ることとなった。黎明期には蒸気機関あるいは他の非魔法的なエネルギー形態をクロックワークに組み込むことで既存の繊細な機構を超克する試みがされたが、断念されて久しい。噂によると、クロックワークの中でも更に変わり種のものは非魔法の動力にあった問題を解決できており、複雑な蒸気機関と順応性のある魔法エネルギーとを統合できているそうだが、そのような特殊で異常なクロックワークは現時点では世界に広まる単なる噂以上のものではない。 クロックワーク・ゴライアス Clockwork Goliath この絡繰り仕掛けの巨大な4つ腕の機械の巨人は、ぎこちなく歩を進める度に鼓膜を破るような不快な金切り音を立てる。 クロックワーク・ゴライアス 脅威度19 Clockwork Goliath 経験点204,800 N/巨大サイズの人造(クロックワーク) イニシアチブ +9; 感覚 暗視60フィート、夜目;〈知覚〉+0 防御 AC 35、接触13、立ちすくみ28(+2回避、+22外皮、-4サイズ、+5【敏】) hp 214(28d10+60) 頑健 +9、反応 +16、意志 +9 DR 15/アダマンティン; 完全耐性 人造の種別特性 弱点 [電気]に対する脆弱性 攻撃 移動速度 40フィート 近接 叩きつけ(×4)=+41(3d6+17) 遠隔 大砲=+29/+24/+19/+14(6d6/×4) 接敵面 20フィート; 間合い 20フィート 特殊攻撃 自壊、蹂躙(3d6+25、DC41) 一般データ 【筋】45、【敏】20、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1 基本攻撃 +28; CMB +49; CMD 66 特技 《イニシアチブ強化》(B)、《神速の反応》(B) その他の特殊能力 高速反応、ねじ巻き 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず 編成 単体、2体、または攻城部隊(3~6) 宝物 なし 特殊能力 大砲(変則)/Cannon ゴライアスの腕の片方の先端は大砲になっている。ゴライアスはこれを4回の叩きつけ攻撃の1回として使用することもできるし、砲弾を撃つために使用することもできる。この大砲は射程単位100フィートであり、命中すれば6d6ポイントの殴打かつ斬撃ダメージを与え、クリティカル修正は×4である。クロックワーク・ゴライアスの大砲には12の砲弾が詰められる――球形砲弾1つの再装填は標準アクションである。 自壊(超常)/Self-Destruction ゴライアスのヒット・ポイントが最大の10%(多くのクロックワーク・ゴライアスなら21hp)以下であるが0より上になった時、次のゴライアスのターンにこれは自壊し、爆発し金属の欠片と蒸気を飛ばし12d6ポイントの斬撃ダメージに加え12d6ポイントの[火]ダメージを半径20フィートの爆発以内にいる全てのクリーチャーに与える。DC24の反応セーヴの成功はこのダメージを半減する。このセーヴDCは【耐久力】に基づく。 轟音響かすクロックワーク・ゴライアスは破壊するための技術の権化であると理解するのは容易である。クロックワーク・ゴライアスの「手」の正確な在り方は物によって変わる――が、全てが近接戦闘で叩きつけ攻撃のできるものであることは変わらない。 クロックワーク・ゴライアスはほとんどのクリーチャーや建造物を見下ろせる;身長は45フィートであり、体重は100米トンを超える。 作成法 クロックワーク・ゴライアスはクロックワーク種の中で最も作成が難しいものの1つである。作成者は20,000gpの価値のあるクロックワークの素材から始めなければならない。 クロックワーク・ゴライアス Clockwork Goliath 術者レベル 18; 市価 300,000gp 作成要項 必要条件 《人造クリーチャー作成》、《銃匠》(『Ultimate Combat』103ページ)、アニメイト・オブジェクツ、ギアス/クエスト、およびリミテッド・ウィッシュ、作成者は術者レベル18レベル以上でなければならない; 技能 〈製作:クロックワーク〉DC25; コスト 160,000gp クロックワーク・サーヴァント Clockwork Servant この4つ腕の、人間サイズの人造クロックワークは中央の肉体から生える3本の脚で平衡を保っている。 クロックワーク・サーヴァント 脅威度2 Clockwork Servant 経験点600 N/中型サイズの人造(クロックワーク) イニシアチブ +6; 感覚 暗視60フィート、夜目;〈知覚〉+0 防御 AC 16、接触14、立ちすくみ12(+2回避、+2外皮、+2【敏】) hp 31(2d10+20);高速治癒2 頑健 +0、反応 +4、意志 +0 完全耐性 人造の種別特性 弱点 [電気]に対する脆弱性 攻撃 移動速度 30フィート 近接 叩きつけ=+6(1d4+6) 遠隔 ネット=+4(“絡みつき”、『Core Rulebook』147ページ参照) 一般データ 【筋】19、【敏】14、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1 基本攻撃 +2; CMB +6; CMD 20 特技 《イニシアチブ強化》(B)、《神速の反応》(B) その他の特殊能力 クロックワーク修理、高速反応、ねじ巻き 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず 編成 単体、小戦隊(2~4)、または大部隊(5~10) 宝物 なし 特殊能力 投網(変則)/Net 標準アクションで、クロックワーク・サーヴァントは肩からネットを放てる――射出口に畳んだネットを装填する行為は標準アクションである。一部のクロックワーク・サーヴァントは高品質ネットあるいは魔法のネットさえ装着していることがあるが、ここに記しているクロックワーク・サーヴァントは標準的なネットを装着している。 クロックワーク修理(変則)/Repair Clockwork クロックワーク・サーヴァントたちは他のクロックワーク人造の修理に熟練している。機会攻撃を誘発しない標準アクションで、クロックワーク・サーヴァントは自身あるいは他のクロックワーク・クリーチャー1体に与えられたダメージを修復し、目標から1d10ポイントのダメージを治癒できる。 クロックワーク技師は自分たちの装置を常時十全に機能できる状態にしておけるわけではないため、その役割を負うクロックワーク・サーヴァントが開発された。クロックワーク・サーヴァントたちは戦場における自身及び他のクロックワークの修理に優れており、小競り合いや組織的活動において重宝する。 一部の奇妙な廃墟の探索者たちの間では、魔法的に知性が与えられたクロックワーク・サーヴァントの噂が広まっている――平均的な人間よりも賢いわけではないが、そうした「覚醒した」クロックワーク・サーヴァントたちは自身のヒット・ダイスに適した技能と特技(大抵の知性を持ったクロックワーク・サーヴァントたちは〈装置無力化〉+7、〈知覚〉+2、そして《技能熟練:装置無力化》)を持ち、単なる修理工を超えた複雑な役割を果たしていると言われている。知性を持ったクロックワークは【知力】能力値11を持ち、言語1つを話せる。 クロックワーク・サーヴァントは身長約5フィートであり、体重は400ポンドを超える。 作成法 クロックワーク・サーヴァントの作成者は500gpの価値のあるクロックワークの欠片から製作を始めなければならない。 クロックワーク・サーヴァント CLOCKWORK SERVANT 術者レベル 12; 市価 7,500gp(知性を持ったなら13,500) 作成要項 必要条件 《人造クリーチャー作成》、ギアス/クエストおよびメイク・ホウル、作成者は術者レベル12レベル以上でなければならない; 技能 〈製作:クロックワーク〉DC20; コスト 4,000gp(知性を持ったクロックワーク・サーヴァントなら7,000) クロックワーク・スパイ Clockwork Spy この超小型の鋼鉄のクリーチャーは不釣り合いに大きな単眼、球形の胴体、そして蜘蛛のような軋る金属の脚で構成されている。 クロックワーク・スパイ 脅威度1/2 Clockwork Spy 経験点200 N/超小型サイズの人造(クロックワーク) イニシアチブ +5; 感覚 暗視60フィート、夜目;〈知覚〉+0 防御 AC 15、接触15、立ちすくみ12(+2回避、+2サイズ、+1【敏】) hp 5(1d10) 頑健 +0、反応 +3、意志 +0 完全耐性 人造の種別特性 弱点 [電気]に対する脆弱性 攻撃 移動速度 30フィート、飛行30フィート(劣悪) 近接 叩きつけ=+3(1d2) 特殊攻撃 自壊、録音 一般データ 【筋】10、【敏】13、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1 基本攻撃 +1; CMB +0; CMD 12 特技 《イニシアチブ強化》(B)、《神速の反応》(B) 技能 〈隠密〉+11、〈登攀〉+3、〈飛行〉-3;種族修正 +2〈隠密〉、+2〈登攀〉 その他の特殊能力 高速反応、ねじ巻き 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず 編成 単体 宝物 乏しい(50gpの価値のある宝石) 特殊能力 録音(超常)/Record Audio クロックワーク・スパイは即行アクションで、肉体に嵌められた小さな宝石に20フィートの拡散内という近くのあらゆる音を記録できる。クロックワーク・スパイは所有するヒット・ダイスにつき最大1時間まで記録できる。録音の再生と停止は即行アクションである。クロックワークに宝石を嵌める、あるいは外す行為には全ラウンド・アクションとしてDC25の〈装置無力化〉判定が要求される――失敗は宝石にダメージを与えないが、宝石にされた録音をすべて消去する。クロックワーク・スパイは知性を持ってはいないため、録音を開始する単純な命令は与えておかなければならない。クロックワーク・スパイはクリーチャーの種別と副種別を識別できるが特定の個人の識別はできない――スパイに人型生物(人間)あるいは異形が距離内に来た時に録音を始めるよう命令することはできるが、特定の人物が距離内に来た時に録音するよう命令することはできない。クロックワーク・スパイが録音を始めると、スパイは早期に録音を終えることはできない。同様に、既に記録の入っている宝石に音を記録することもできない。 自壊(超常)/Self-Destruct 作成者によってそうならないよう特別に設定されていない限り、クロックワーク・スパイは破壊されてから1ラウンド後に爆発する。破壊されたラウンドの間、これは発作を起こしているかのように甲高い音を上げ転げ回る。通常のクロックワークの次のアクションに、それは爆発し、半径5フィート内に1d6ポイントの[火]ダメージを与える(反応・DC10・半減)。標準アクションによるDC20の〈装置無力化〉判定はスパイの自壊を止めるが、それの死亡を止められるわけではない。自壊するクロックワーク・スパイは自動的に自身の宝石を入っている情報とともに破壊する。このセーヴDCは【耐久力】に基づく。 これらの脆弱で奥床しい蜘蛛型機械は調査し帰還する任務において理想的であり、政治的な陰謀あるいは非合法組合の策略における極めて重要な道具である。収納自在の昆虫のような翅によってこの素早いクリーチャーは多くの者の予想を超えて狡猾に活用できる。他のクロックワークよりも戦闘には向かないため、クロックワーク・スパイが目標の記録中に見つかった場合に逃走するのはこれにとって通常最も実践的なアクションである。 クロックワーク・スパイは脚から脚までの幅は約2フィート、体重は40ポンド未満。 作成法 これらの貧弱な人造は小さな部品からなっており、作成は難しい。作成者は250gpの価値のあるクロックワークの破片から作成を開始しなければならない。 クロックワーク・スパイ CLOCKWORK SPY 術者レベル 12; 市価 1,250gp 作成要項 必要条件 《人造クリーチャー作成》、ギアス/クエストおよびゴースト・サウンド、作成者は術者レベル12レベル以上でなければならない; 技能 〈製作:クロックワーク〉DC20; コスト 750gp クロックワーク・ソルジャー Clockwork Soldier 歯車とその歯がこの金属クリーチャーの鎧の隙間から見えている。それは気づけばすぐ反応できるよう竿状武器を握って立っている。 クロックワーク・ソルジャー 脅威度6 Clockwork Soldier 経験点2,400 N/中型サイズの人造(クロックワーク) イニシアチブ +6; 感覚 暗視60フィート、夜目;〈知覚〉+0 防御 AC 20、接触14、立ちすくみ16(+2回避、+6外皮、+2【敏】) hp 64(8d10+20) 頑健 +2、反応 +6、意志 +2 DR 5/アダマンティン; 完全耐性 人造の種別特性 弱点 [電気]に対する脆弱性 攻撃 移動速度 30フィート 近接 +1ハルバード=+18/+13(1d10+14/×3) 特殊攻撃 掛け金 一般データ 【筋】28、【敏】15、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1 基本攻撃 +8; CMB +17(武器落とし+19); CMD 31(対武器落とし33) 特技 《イニシアチブ強化》(B)、《神速の反応》(B) その他の特殊能力 高速反応、効率的ねじ巻き、習熟、待機 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず 編成 単体、2体、3体、部隊(3~8)、または小集団(9~12、加えてクロックワーク・サーヴァント1~4) 宝物 標準(+1ハルバード、その他の宝物) 特殊能力 効率的ねじ巻き(変則)/Efficient Winding クロックワーク・ソルジャーは巻かれる度にヒット・ダイスにつき2日だけ活動できる。 掛け金(変則)/Latch クロックワーク・ソルジャーの両手は武器や物を容易に掴み手放さないよう特別な設計がされている。ソルジャーは機会攻撃を誘発することなく標準アクションで武器落としあるいは組みつきを試みることができ、そして武器落とし判定に+2のボーナスを受ける。加えて、これは武器落としの試みに対するCMDに+2のボーナスを受ける。 習熟(変則)/Proficient クロックワーク・ソルジャーは全ての単純および軍用武器に習熟している。 待機(変則)/Standby クロックワーク・ソルジャーは標準アクションで自身を待機状態にできる。待機状態の間、クロックワーク・ソルジャーは移動もアクションを取ることもできない。周囲に気付くことはできるが、〈知覚〉判定に-4のペナルティを受ける。待機状態で時間が経過してもソルジャーのねじは戻ってゆかない。クロックワーク・ソルジャーは即行アクションで待機状態を終了できる――戦闘を始めるために待機を終える場合、ソルジャーはイニシアチブ判定に+4の種族ボーナスを得る。 クロックワーク・ソルジャーは作成者のために死ぬまで戦う機械の傭兵である。大抵の武器を使いこなせる能力によって、クロックワーク・ソルジャーは予期しない敵にも柔軟に完璧に対処できる。その多くは魔法の武器で武装している――+1ハルバードが最も一般的な兵装である。 クロックワーク・ソルジャーはクロックワーク種の中で最も有効的な人造である。彼らは尖兵および護衛任務において理想的だ。クロックワークは人間と同じ形をしている。彼らは身長6フィート、体重500ポンド。 作成法 作成者は1,000gpの価値のあるクロックワークの欠片から作成を開始しなければならない;ソルジャーの武器の費用はこの価格に含まれていない。 クロックワーク・ソルジャー CLOCKWORK SOLDIER 術者レベル 12; 市価 37,000gp 作成要項 必要条件 《人造クリーチャー作成》、ギアス/クエストおよびヒロイズム、作成者は術者レベル12レベル以上でなければならない; 技能 〈製作:クロックワーク〉DC20; コスト 19,000gp クロックワーク・リヴァイアサン Clockwork Leviathan この金属製の長い海蛇の被造物は、ヒレのような前肢を持った機械のうなぎに似ている。 クロックワーク・リヴァイアサン 脅威度12 Clockwork Leviathan 経験点19,200 N/超大型サイズの人造(クロックワーク) イニシアチブ +8; 感覚 暗視60フィート、夜目;〈知覚〉+0 防御 AC 28、接触14、立ちすくみ22(+14外皮、+2回避、-2サイズ、+4【敏】) hp 128(16d10+40) 頑健 +5、反応 +11、意志 +5 DR 10/アダマンティン; 完全耐性 [火]、人造の種別特性 弱点 [電気]に対する脆弱性 攻撃 移動速度 30フィート、水泳60フィート 近接 噛みつき=+25(2d6+11、加えて“つかみ”)、叩きつけ(×2)=+25(1d8+11、加えて“つかみ”) 接敵面 15フィート; 間合い 15フィート 特殊攻撃 すり潰し、飲み込み(2d8+16斬撃ダメージ加えて2d6[火]ダメージ、AC17、hp12)、ブレス攻撃(60フィート直線状、12d8[火]ダメージ、DC18・半減、1d4ラウンドごとに使用可能、3回/日) 一般データ 【筋】33、【敏】18、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1 基本攻撃 +16; CMB +29(組みつき+33); CMD 45(足払いされない) 特技 《イニシアチブ強化》(B)、《神速の反応》(B) 技能 〈隠密〉+8(水中では+12)、〈水泳〉+19;種族修正 +12〈隠密〉(水中では+16) その他の特殊能力 高速反応、ねじ巻き 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず 編成 単体または小群(2~4) 宝物 なし 特殊能力 ブレス攻撃(超常)/Breath Weapon クロックワーク・リヴァイアサンのブレス攻撃は灼熱の蒸気の強烈な噴出である――これは地上でも水中でも同様に機能する。 すり潰し(変則)/Grind ギザギザの腹部で稼働する、捻れた無数の歯車と唸りを上げて往復運動する円柱状の部品によって、クロックワーク・リヴァイアサンは組みつきに成功した時に1d8+16ポイントの追加の斬撃ダメージを与える。 飲み込み(変則)/Swallow Whole クロックワーク・リヴァイアサンの内部は軋む有害な歯車と極限まで熱された水で満たされている――ダメージを受けるのに加え、飲み込まれたクリーチャーはクロックワーク・リヴァイアサンの「胃」の中にいる限り息を止めない限り溺れる危険がある。 クロックワーク・リヴァイアサンは水陸両用である。これらの不安的な機械の記憶に苛まれる船員たちは経験した話を誇張する必要がない、この水中の人造の実態は実のところ、最も勇敢な船乗りたちにとってさえ恐怖となるには十分だからだ。 クロックワーク・リヴァイアサンの金属の板と連結部は弾性のある腐食性の物質でできており、リヴァイアサンが定期的に巡回する塩辛い海水に曝されても長い年月耐えられる。 クロックワーク・リヴァイアサンは体長25フィートであり、体重は3米トンを優に超える。 作成法 これらのクロックワークを作成する時、その物質要素には十分な耐水性を持たせなければならない。作成者は10,000gpの価値のあるクロックワークの断片から作成を始めなければならない。 クロックワーク・リヴァイアサン CLOCKWORK LEVIATHAN 術者レベル 12; 市価 130,000gp 作成要項 必要条件 《人造クリーチャー作成》、フリーダム・オヴ・ムーヴメント、ギアス/クエスト、ヒート・メタル、およびリミテッド・ウィッシュ、作成者は術者レベル12レベル以上でなければならない; 技能 〈製作:クロックワーク〉DC20; コスト 70,000gp
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説明しよう! エディタオーバークロックとは(ここで時間切れ。その間4秒) 名前 コメント すべてのコメントを見る