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作品データ タグ: 2000年代 ウルトラマン 凍結 実写 戦闘で敗北 特撮 男性 破壊なし 磔 胸に刺さる 解除可能 ジャンル 特撮 種類 凍結 性別 男(ウルトラマン) ウルトラシリーズ ウルトラマンA 第26話 全滅!ウルトラ5兄弟・第27話 奇跡!ウルトラの父 ウルトラマンX 第7話 星を越えた誓い ウルトラマンギンガS 第16話 明日を懸けた戦い ウルトラマンダイナ 第25話 移動要塞(クラーコフ)浮上せず!前編・第26話 移動要塞(クラーコフ)浮上せず!後編 ウルトラマンティガ 第51話 暗黒の支配者・第52話 輝けるものたちへ ウルトラマンメビウス 第37話 父の背中 ウルトラマンメビウス 第46話 不死身のグローザム ウルトラマンレオ 第50話 レオの命よ!キングの奇跡! 大決戦!超ウルトラ8兄弟 帰ってきたウルトラマン 第40話 冬の怪奇シリーズ まぼろしの雪女 内容 冷凍星人グローザムに対峙するウルトラマンメビウスですが、全く刃が立たずに槍で腹を刺された上に凍らされてしまいます。 その後しばらく放置されてしまいますが、ウルトラセブンとGUYSの共同作戦によって、マグネリウムメディカライザーを発射されたメビウスは蘇ります。 画像・動画 タグ: 2000年代 ウルトラマン 凍結 実写 戦闘で敗北 特撮 男性 破壊なし 磔 胸に刺さる 解除可能 リンク ウルトラシリーズ ウルトラマンA 第26話 全滅!ウルトラ5兄弟・第27話 奇跡!ウルトラの父 ウルトラマンX 第7話 星を越えた誓い ウルトラマンギンガS 第16話 明日を懸けた戦い ウルトラマンダイナ 第25話 移動要塞(クラーコフ)浮上せず!前編・第26話 移動要塞(クラーコフ)浮上せず!後編 ウルトラマンティガ 第51話 暗黒の支配者・第52話 輝けるものたちへ ウルトラマンメビウス 第37話 父の背中 ウルトラマンメビウス 第46話 不死身のグローザム ウルトラマンレオ 第50話 レオの命よ!キングの奇跡! 大決戦!超ウルトラ8兄弟 帰ってきたウルトラマン 第40話 冬の怪奇シリーズ まぼろしの雪女 批評・コメント 名前 コメント
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「まだ分からないのかエンペラ星人! 今の僕は・・・もう一人じゃない!」 情報 価格:5,940円 発売日:2015年9月25日受注開始・2016年3月??日発送 商品全高:約170mm 付属品 本体 交換用手首左右各2種 メビュームナイトシュート ファイナルメテオール用エフェクトパーツ キャラクター概要 エンペラ星人との最終決戦で、ウルトラマンメビウスとウルトラマンヒカリがGUYSの仲間たちと合体変身した究極の姿。 人間と融合したのでレゾリューム光線を無力化でき、ゾフィーと共にファイナルメテオールを使用しつつ、 メビュームナイトシュートやメビュームフェニックスでエンペラ星人を撃破している。 商品解説 魂ウェブ商店限定で商品化が決定した。 商品の仕様はウルトラマンメビウスver.2に準じている。 現在、魂ウェブ商店にて予約受付中。 良い点 悪い点
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登録日:2014/04/24 Thu 14 21 26 更新日:2024/06/25 Tue 15 31 22NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 EQ Extra GIALLO SF SF小説 アンデレスホリゾント ウルトラマン ウルトラマンメビウス ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント ギラドラス サーペント星人 シャプレー星人 ナース ノベライズ パラレルワールド メイツ星人 光文社 小説 小説版ウルトラシリーズリンク 朱川湊人 ウルトラマンたちは、なぜ命を賭けて戦うのだろう。異星人である私たちのために。 『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』とは、円谷プロダクションの特撮テレビドラマ『ウルトラマンメビウス』のノベライズ。 光文社の季刊誌『EQ Extra GIALLO』2007年春号から2009年夏号にかけて連載され、2009年に同社より単行本が刊行。 2013年にはお求めやすい文庫版も刊行された。 著者は『メビウス』のサブライターも務めた朱川湊人。 ▽目次 【概要】 【ストーリー】 【主な登場人物】 【登場オリジナル怪獣・ロボット等】 【余談】 【概要】 直木賞作家である著者が脚本として手がけた「怪獣遣いの遺産」「無敵のママ」「ひとりの楽園」を下敷きに、 新人GUYS隊員の成長物語として再構成された一作。 アンデレスホリゾントとは「異なる地平線」の意味。 基本設定はTVシリーズに準じているものの、本編のパラレルワールド(現在で言うところのマルチバース)であり、カナタ以外のGUYSの面々はミライの正体を周知済みであるため、正体バレしたTV版30話以降から分岐した世界線と思われる。 【ストーリー】 ●「魔杖の警告」 CREW GUYSに研修隊員としてハルザキ・カナタがやってきたその日、宇宙から謎の物体が飛来してきた。 その物体はGUYSの攻撃をまったく寄せ付けず、フェニックスネストめがけて落ちてくる―― ●「ひとりの楽園」 ほかのクルーといまいち馴染めないカナタに、気を利かせたミライが休日を共にする。 ヒトの心を狙う怪事件を通じて、カナタはウルトラマンの心を知る。 ●「無敵のママ」 母の容体があまりよくないカナタ。 そんな折、「GUYSの肝っ玉母さん」日の出サユリが宇宙人に乗っ取られる事件が発生する。 ●「怪獣使いの遺産」 突然地球に侵入してきたメイツ星人・ビオ。 彼の事が「ドキュメント・フォビドゥン(禁じられた記録)」に記されていると知ったカナタとクルーたちはその対応に四苦八苦する。 TV版では賛否両論あったエピソードだが、こちらではより深く描かれている分、アリだという人も多い。 ●「幸福の王子」 GUYSでの研修が残りわずかとなったカナタ。 しかしそこに現れたのは、凶悪そうな面構えの超巨大怪獣だった。 【主な登場人物】 ●ハルザキ・カナタ この物語の主人公。18歳で、身長は162cmと小さめ。 GUYS専科の研修隊員で、その最終過程としてCREW GUYS JAPANに配属された。 自信家で我が強く、CREW GUYSのことを「素人の寄せ集め」と見下していたため、当初はチームに馴染めなかった。 かつて父が乗艦していた宇宙輸送艦「ガーベラ」が異星人の攻撃によって沈められ、 そのショックから母が精神を病んで記憶障害を煩い、カナタ自身の事も忘れてしまったという過去を持つ。 そのためすべての異星人に憎悪にも近い感情を抱き、排除すべきだと考えている。 ウルトラマンに対しては、さすがに(ヒルカワの様に)差別視したり、憎悪こそ抱いていないものの、 「どんな理由で地球を守っているのか怪しいものだ」と懐疑的に見ている。ある意味『メビウス』の世界観から一歩引いたキャラだと言える。 プライベートではバイクを愛用しており、バイク乗りのマリナにピーキーすぎるといわれたガンブレイバーを半ば専用車両として駆ける場面もあった。 専門教育を受けているため総合的には高い能力を有するが、特化面ではGUYS JAPANの隊員達には及ばないため、 他の隊員が割と苦もなく使いこなしていたマニューバモードの操縦に四苦八苦する面も。 ちなみにOV版『アーマードダークネス』にも同名の人物が登場するが、本作とは別人である。 ●ヒビノ・ミライ/ウルトラマンメビウス 天然不思議ちゃんな本編の主人公。 「景色がコロコロ変わるのが面白くて電車に乗ってたら仙台まで行ってしまい、帰りの電車がわからない」 「あんこが入ってるからアンパンなのに、メロンパンにメロンが入ってないことを本気で疑問に思っている」 「そのメロンパンを7000円で買えるか心配する」 こんな行動でカナタを困惑させるも、持ち前の優しさでウルトラマンに対して疑念を抱いていたカナタの心を開いていく。 ●アイハラ・リュウ 熱血な性格ゆえに斜に構えてるカナタとはよく衝突するも、次第にカナタを信頼していく。 ●イカルガ・ジョージ 気さくな態度でカナタと接するが、一言多いせいで損する場面が多い。 ●カザマ・マリナ 彼女が何気なく話したことが終盤のある事件の鍵となる。 ●クゼ・テッペイ 持ち前の知識を活かしたデスクワークで陰ながらカナタに関心される。 トマトが嫌いで牛乳をたくさん押し付けられたカナタと共に日の出さんに文句を言おうとしていた。ちょいと無謀なチャレンジ魂である。 ●アマガイ・コノミ 事件の説明役が多く、本編より陰が薄め。 しかし自身の経験から、ある怪獣を捕獲する際意外な作戦を提案する。 ●サコミズ・シンゴ 飄々としたGUYSの隊長。 各国首脳が使う特殊回線のパスワードを知っていたり、 高速旋回するガンブースターで次々と打ち出される怪獣の電撃をすべて弾き返すなど謎めいた部分が多い。 ●トリヤマ・ジュウキチ補佐官 上級職なのにギャグ要員。 防衛軍時代にギエロン星獣の地上攻撃作戦に参加し、同僚が今も放射能の後遺症で苦しんでいるらしい。 ●アライソ整備班長 GUYSのメカを一手に引き受ける親父さん。 メンバーと距離を感じていたカナタを元気づけようと、色々な逸話を語って聞かせる。 なお、科特隊のイデとは面識があった模様。 そしてカナタに特別に見せた"最初のメテオール"が、後に思わぬ活路を切り開くことに…… ●調査部員ヤマナカ 銃身を切り詰めた二丁のスーパーガン・コンバットタイプを自在に操る名物調査員。 地球に潜伏していたシャプレー星人を射殺した。 「ぶったるんどるぞ、シャプレー星人!」 気づいた方もいるだろうが、かつてTACに所属していた山中隊員その人。 ●メイツ星人ビオ 「怪獣使いと少年」(帰ってきたウルトラマン)に登場したメイツ星人の息子。 メイツ星でも触れてはならないとされた父の悲劇を忘れさせないために独断で地球に侵入し、 (理不尽な理由で惨殺されたとはいえ、 メイツ星人側の無断で地球に侵入して環境を調査するという行為も侵略準備と取られても仕方ない行為であったため、 「地球側の残虐行為を追求しない代わりにこちらの行為についても謝罪しない」という政治的決断が下されていた) 父を殺した犯人やその協力者の引き渡しを迫るなど一方的な交渉を行う。 テレビシリーズと比べ、ややシニカルな印象を受ける。 後に母星に宇宙船だけを返し(母星に帰れば父の件を蒸し返した罪で処刑を免れないため)、地球に滞在することにしたようだが…… 【登場オリジナル怪獣・ロボット等】 ●魔杖 第1話「魔杖の警告」に登場。 怪獣でも宇宙人でもロボットでもない「兵器」、更に詳しく言えば「射出兵器の砲弾兼メッセンジャー」という テレビシリーズにはない異質極まりない存在。 見た目は簡単に言えば銀色の超巨大なダーツの矢で、羽の後ろに某ロリコン嫌いの妖怪のような、 血走った白目に青い瞳の巨大な目玉が乗っているというもの(瞼というか皮膜で包まれており、瞼を閉じているとただの球体に見える)。 作中では上記のダーツやカンザシ、魔法使いの杖のようと言及された。 宇宙からまっすぐ地球へと向かい、シルバーシャークGによる砲撃を物ともせず、 重力や摩擦といったあらゆる抵抗を無視して一直線に大気圏内へ突入。 そのまま目標地点であるフェニックスネストへと「着弾」しようと迫る。 迎撃に出たガンウインガーのスペシウム弾を逆に制御不能にして地上に着弾させようとする、 メビュームシュートも効かず、逆に雷を発射してメビウスに大ダメージを与える等の強力な力を持っていたが、 最後にはメビウスの決死の攻撃で真っ二つにへし折られ、「着弾」失敗に終わった。 死亡(機能停止?)寸前にカナタと目を合わせ、眠るように瞼を閉じている。 メビウスによるとこの「魔杖」は警告として送られてきたもので、メテオール技術に手を出した人類が またも「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」を始めることを危惧した宇宙の何者かが、 「もっと力がある者は宇宙にいくらでもいる。調子に乗るな」という意思を込め、文字通り釘を刺すために発射したらしい。 (実際、ただの射出兵器でありながら上記のような様々な力を見せている上に、もっと巨大なサイズであったら防ぎようがなかったと劇中でも語られている) ●ナーガ 第3話に登場したサーペント星人が操るロボット怪獣で、なんとあの宇宙竜ナースの強化型である。 当初は物質転送円盤として部隊の地球進攻用ゲートとして機能。 やってきたGUYSを迎撃するために本性を現し、サーペント星人の円盤部隊を守りつつ光弾を乱射して周囲に被害を与えたものの、 サコミズ隊長に撃った光弾を全て跳ね返されるという反撃を受け、メビュームブレードで首を全部切り落とされた上に本体をメビュームシュートで爆散させられるという念のいったやり方で倒された。 なお、名前こそナースに近く関連性もある蛇神のものだが、首が3つに増設されている。 本当のモチーフが丸わかりである(おまけに書籍版巻末付録にもしっかりと記載されていたりする)。 ●アルビノ・ギラドラス 第5話に登場した怪獣で、『ウルトラセブン』で登場したギラドラスの同族だが、体色が白い。 初代と同じく天候を操る能力を持つ他、口から光弾を発射する能力を新たに披露している。 シャプレー星人に使われているのも初代と変わらず、セブンにしたように天候を吹雪に変えてメビウスを苦しめるも、 自身の攻撃を逆に周囲の温度を上げる篝火として利用され、調子を戻したメビウスに倒された。 ●ユーゼアル 第5話「幸福の王子」に登場した巨大怪獣。 全長200mというウルトラシリーズ屈指の巨体を持つ怪獣で、地球にオタマジャクシのような姿で突入したかと思うと 「ベムスターの飛行形態にビーコンの突起を付けゴルバドスの体表で包み、顔はギエロン星獣でエレキングのような尻尾をつけた」 と表現されるいかつい姿へと変貌。「数年前に遭難した宇宙探査艇の通信を流しながら地球を飛び続ける」という奇妙な行動を始める。 当初は仮称としてギガンティアと呼ばれていたが、メイツ星人ビオからの情報で本来の名称が判明。 メビウスも名前だけは聞いたことがあり、宇宙でも幻とされるほど珍しい怪獣で、 「飢えた星に食べ物をもたらす」「遭難した者を故郷の星へと連れ帰ってあげる」 という、「宇宙の天使」とまで呼ばれる善性の化身のような存在であることが判明する (飛行している時でさえ、衝撃波を緩和して周囲に被害が及ばないようにしていたほど)。 今回地球へやってきたのもその性質によるもので、宇宙人の攻撃により遭難した探査艇の生存者サエコを発見し、救難艇を体内に取り込む形で保護して地球に連れ帰ってきたのである。 しかし、誘導して地上に着陸させた際に地球侵略にやってきていたシャプレー星人の生き残りが忍び込み、 ユーゼアルのコアを手にしてしまったことで事態は急変する。 実はユーゼアルは「攻撃を受けるとそれを無効化出来るよう体質を自在に改変できる」「コアを手にしたものの意思と同調・融合することが出来る」という二つの性質を持っており、それを手にした者は宇宙の王にさえなれるとまで言われるほどの力を保有していたのである。 要は防御型で融合・操縦可能なイフという、想像するのも恐ろしい怪獣になり得るのだ。 シャプレー星人と融合した結果、背中から巨大なシャプレー星人の半身が出た「シャプレー・ビースト」と呼ばれる形態へと変貌。 GUYSやメビウスの攻撃も即座に適応して無効化し、最早打つ手無しと思われたのだが、ここで思いもよらない事態が発生。 突然シャプレー星人が苦しみだしたかと思うと、断末魔を上げて両者もろとも体が崩壊してしまった。 なんとユーゼアルは細胞が嫌気性で、酸素を浴びるだけで体が崩壊していくという性質も持っていたのだ。 にもかかわらず、ユーゼアルは体内でコールドスリープしているサエコが死なないように酸素を生成する器官を体に作って酸素を与え続け、 酸素が大気中に恒常的に存在する地球へ助けたサエコを送り届けに来たのである。 いかつい形態になったのも酸素に可能な限り耐えられるよう体を守るのと、 地球に何度か近づいた際にユーゼアルの力を狙う宇宙人に攻撃されたため、攻撃をかいくぐって地球にサエコを送り届けるために防御を固めた結果だったのだという。 無事サエコは保護されたものの、ユーゼアルの体で残ったものは茶色に変色して硬化したコアだけとなってしまった。 せめて残ったコアだけでも宇宙に返してあげたいと思い、カナタらは大気圏外まで昇ってコアを宇宙空間へと解放する。 そこでカナタが目にした奇跡とは―――― 【余談】 前述の通り、TV版との分岐はメビウス中盤からであり『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの話は、TV版同様「過去に起こった出来事」とされている。 そして「小説」作品故の自由度を使って、過去作の登場人物や防衛チームの装備が登場するなどTV版以上に昭和作品との繋がりが強く描写されている。 昭和作品以外の小ネタも1つだけ登場。 ジョージ曰く、「USAの連中は、やたら独自で改造してパワード何とかって名前を付けたがるけど、どれも今イチなんだよなぁ」との事。 文庫版も発売されているので、一度手にとって読んでみてはいかがだろうか。 追記・修正は、ウルトラマンから年賀状を貰った人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] マケット怪獣アギラ、使ってほしかった… -- 名無しさん (2014-04-24 23 25 27) テッペイの「ベムスターの飛行形態にビーコンの突起をつけて、ゴルバゴスの体表で包んだみたいだ」は笑った。 -- 名無しさん (2014-04-24 23 36 13) 普通に面白そうだな…今度買ってみよう -- 名無しさん (2014-04-25 12 01 44) 怪獣使いの話が混じってくるのか。買おうかな -- 名無しさん (2014-04-25 19 39 01) マグマライザーが意外な形で登場して驚き。 -- 名無しさん (2014-04-29 10 31 12) イデ隊員のチートっぷりが想像以上で噴いた。あとマグマライザーの開発経緯が少し悲しかったな。あの事件で得られた技術が元だったとは。 -- 名無しさん (2014-05-27 01 23 53) 怪獣使いの遺産で「CREW GUYSに専用車がない理由」について触れている個所があるが、本家メビウスでも「GUYSに専用車がない理由」を入れてほしかった -- 名無しさん (2014-08-10 10 29 04) グリッドマンのネタがあったことに吹いた。 -- ナス (2014-09-12 00 42 26) 「無敵のママ」で日ノ出のおばちゃんの死に疑問を唱えるカナタの場面は考えさせられた -- 名無しさん (2014-09-15 17 21 32) 「調査部はアルファロメオの改造車を移動手段に使っている」とあるが、これはマックスネタ(アルファロメオ→DASHアルファ)に値するのか? -- 名無しさん (2014-09-20 11 20 11) ↑フィアットベースの車は無いみたいだしそれは偶然じゃない? -- 名無しさん (2014-09-26 11 15 08) さらっと郷さんネタもあったね。ミライが「そのMAT隊員って…」って言っててテンションが上がった -- 名無しさん (2014-10-31 19 14 03) 護衛艦サンダーグリッド&キンググリッドが不意打ち過ぎる -- 名無しさん (2015-03-11 11 44 44) 次郎君のその後に触れられているのもよかった。 -- 名無しさん (2015-06-01 15 59 51) 血を吐きながら続ける悲しいマラソンは人類も悪い部分もあるが、その前に地球を侵略に来る宇宙人に釘を刺した方が良いのでは? -- 名無しさん (2015-07-04 10 44 07) カナタの父親が乗った輸送艦を襲撃した異星人について最後まで触れられなかったのがモヤっとした シャプレー星人のポジションをこの異星人にすれば良かったんじゃないか? -- 名無しさん (2015-07-22 09 49 20) ↑2 そういう馬鹿どもと同類になって、R1号の後継機を飛ばしたら、マジでぶっ殺すぞ。という警告だろ? 問題なのは攻撃されて反撃の為の武器を作ることだけじゃなくて、もしも使ったらどうなるか、事故を起こしたらどうなるかってのを考えろってこと。 -- 名無しさん (2015-08-31 19 44 13) 地球に侵略しない、これさえな… -- 名無しさん (2015-10-08 21 22 25) ラビットパンダ登場の下りで爆笑した。マットビハイクル・ポインターからのあれは反則だわ -- 名無しさん (2015-10-11 17 38 56) ↑3 ウルトラ信者は頭も口も悪いな -- 名無しさん (2016-01-23 13 59 34) 荒らし報告するから↑には触らないように -- 名無しさん (2016-01-23 14 19 01) 俺としてはラスボスはシャプレー星人ではなく、ガーベラを襲った宇宙人どもにすべきだったと思うんだよなぁ、そうすればカナタが父親や乗組員の無念を晴らす展開になったというのに勿体ねぇ… -- 名無しさん (2016-03-22 22 22 02) ↑×8フレンドシップ計画なんて例もあるし人類が他の惑星を侵略する可能性もなくは無いよ。 -- 名無しさん (2016-03-30 04 20 57) ↑2 そうすると、話がカナタの復讐譚になっちゃうんだよね、「悪意に対する怒り」の話に。この小説のテーマは、「世界には、どうしようもない悪意が転がってるけど、同じぐらい善意だって転がってる」「善意は悪意に負けない」ってことだと思うから、どこにでも転がってる理不尽な悪意として、何の因縁もない侵略宇宙人を出したんじゃない? カナタとは直接的な関りのない理不尽なほどの善性としてのユーゼアルとの対比にもなるし。最後に、ユーゼアルの善意が悪意を打ち負かして、ラストシーンにつながる訳で。 -- 名無しさん (2016-03-30 13 30 01) ウルトラQのあけてくれ!にも触れられてたな -- 名無しさん (2021-01-21 20 21 31) 危うくラビットパンダで公道を移動する羽目になりかけて本気で嫌がるシーンは後で調べて吹いた。『ウルトラシリーズ』歴代防衛隊車両で乗りたくない車両トップクラスの奇抜のデザインでは……?w -- 名無しさん (2023-04-21 10 46 47) 名前 コメント
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ウルトラマンメビウス(フェニックスブレイブ) バトルカード RR第1弾 1-032 メビュームナイトシュート 3300 タイリョク 900 ルーレット(時計回りに) 5.3.3.1.1.1 じゃんけんアイコン パー テキスト ウルトラヒーローのことをとても尊敬しているぞ。 RR第2弾 2-023 レア メビュームツインソード 2300 タイリョク 800 ルーレット(時計回りに) 5.3.3.1.1.1 じゃんけんアイコン チョキ テキスト ウルトラ6兄弟と一緒に強敵と戦うこともあるぞ。 RR第3弾 3-017 スーパーレア メビュームフェニックス 4100 タイリョク 1000 ルーレット(時計回りに) 5.4.3.1.1.1 じゃんけんアイコン グー テキスト ウルトラヒーロー組むとガンフェニックスストライカーが援護にくる。 以下、大怪獣バトルRR以前のカード スーパーコンボカード NEO第7弾 N394 メビュームナイトシュート(光):???~???? RR以降のステータス メビュームナイトシュート 3300 タイリョク 900 ルーレット(時計回りに) 5.3.3.1.1.1 じゃんけんアイコン グー 備考 ウルトラマンメビウスがウルトラマンヒカリやGUYSの仲間達と融合し、転生を果たした最終形態。 エンペラ星人との最終決戦時に登場し、エンペラ星人の放つレゾリューム光線を無力化した他、 地球人が作り上げたウルトラマンの光線を増幅する装置「ファイナルメテオール」の力を借り、 エンペラ星人を光の粒子へと消し去った。 必殺技はこのカードでも使用できる両腕をクロスさせて放つ「メビュームナイトシュート」の他、 全身を炎に変えて相手に突撃する「メビュームフェニックス」が確認されている。 アーマードダークネスとの戦いでも再び登場し、 アーマードダークネスのダークネスブロードを奪い素早い剣技を披露している。 通常のメビウス同様スロットの速度が遅いため、高い数値で止めやすい。 そしてメビュームナイトシュートを撃つ際の動作もしっかり再現されている。 なお、ストライカースキャンでストライカーとして呼び出すことも可能。 通常版メビウスと違いフィニッシュタイプになっている。 余談だが、必殺技「メビュームナイトシュート」は最初はスぺシウム光線のように十字型の構えで、 左手を下にずらしてL字型の構えにして光線の幅を広げる事によって威力を上げる事が出来るが、 アーマードダークネスとの戦いから分かるように、最初から後者の構えで発射する事も可能であり、 本作でも最初からL字型の構えで撃っている。 RRで追加される必殺技として、エンペラ星人にトドメを刺したメビュームフェニックスが確認されており、RR第3弾で収録される。 また、RR第2弾ではなんと、メビウスブレスとナイトブレスからそれぞれ剣を出す「メビュームツインソード」が収録される。 これは劇中使用した技ではなく、ショーで使用していたオリジナル技であり、ショーオリジナルの技がゲームで再現された初の例である。
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がんばれ! ウルトラマンメビウス◆7pf62HiyTE 首輪から放送が鳴り響く。 プレシア・テスタロッサにより新たな禁止エリア、新たな死者、その他様々な情報が伝えられる。 彼女自身も語っていたがその情報が語られるのは1度だけ、聞き逃した所でもう1度話してくれるなんていう都合の良い話など無い。 そう、ここで禁止エリアを聞き逃したとしても彼女から教えて貰うなんて事は絶対に無く、 死んだ人の名前を聞き逃したとしても彼女がもう1度教えてくれるなんて親切な話など無い。 だが、ここにそれを聞き逃す不幸な青年がいた。彼の名はヒビノ・ミライ、ガジェット・ドローンの爆発の衝撃により気を失っていたのである。 いや、その理由は正確では無いか。彼の正体はウルトラマンメビウス、それに変身していた彼ならばその衝撃だけで気を失うのは考えにくい。 そもそも彼はその直前、1人の銀髪の男によって胸を斬られていた。それによるダメージは決して軽くはなく、暫くの休息が必要であった。 しかし彼はその銀髪の男が八神はやてという少女の命を狙っていると考え、彼女を守る為にメビウスに変身して彼を追ったのだ。その途中で不幸にもガジェットと遭遇したのである。 つまり、ガジェットによるダメージだけではなく先程の銀髪の男によって受けたダメージも気絶の要因となっているのである。 不幸な事にそのタイミングは放送直前、そこで気絶をすれば放送を聞き逃すのは明白、今後大きな支障となるのは誰の目から見てもわかることだろう。 更に言えば、放送では彼の仲間を含めた9人の名前が呼ばれた。その中には前述の『八神はやて』の名前もあった。その事を彼が知らないと言うのも不幸と言えるだろう。もっとも知った所で幸運とは言えないが…… ガジェットと戦わなければ良かったのでは? いや、結果的な話だがそうとは言い切れない。 ガジェットは生体反応に突撃を仕掛けて自爆する仕掛けが為されていた。故に、これを放置すれば他の参加者の命を脅かすのは明白、これを破壊したという判断は決して間違ってはいない。 また、少々残酷な話だが真面目な話手負いのメビウスで銀髪の男に勝てる可能性は非情に低く、それ以前に銀髪の男に追いついた段階で既に変身が解けている可能性がある。 つまり、客観的に言えばこのまま銀髪の男に向かっていっても犬死で終わる可能性が高かったという事だ。 故に、この行動による結果はベストとは言えないもののワーストとも言えないものだった。 しかし、この状況が悪い事に変わりはない。放送を聞き逃した事も大きいし、何より先程の爆発で他の参加者がやって来る可能性がある。 この状況で殺し合いに乗った参加者が現れれば―――結果など語る必要も無いだろう。 だが、ミライのダメージと疲労は大きい、このまま『何も無ければ』気を失ったままでいるだろう。そう、『何も無ければ』――― 唐突だが、とあるフロントアタッカーはとある祝福の風を見付けた時こう思ったそうだ、 『何でこんな人までここにいるの。見せしめ含めて61人じゃなかったの。』 確かにこの殺し合いの参加者は60人、見せしめを含めれば61人だ。その認識は間違っていない。 だが、現実には意志のある支給品が幾つか存在している。先程の祝福の風もそうだし、前述の銀髪の男にはとある烈火の剣精が支給されていた。また、とある竜召喚士の竜も支給品として支給されている。 当然の事だが、彼等にも首輪等何かしらの行動の制限が為されている。参加者と同一のものかは不明ではあるが、厄介な事に変わりはない。 ところで、この場ではデュエルモンスターズと呼ばれるカードゲームのカードが何枚か支給されている。 ある世界では実際にそのカードのモンスターや魔法が現実のものとなっていたが、それはこの場でも例外ではなく、やはり制限はあるものの実際に発動する事が出来る。 さて、そのカードの中には『精霊』と呼ばれる特殊なモンスターが幾つか存在している。 元々の世界ではカードが実体化し干渉を仕掛ける事など殆ど無いが、『精霊』は実際に現れ、限られた者だけではあるが視認し意思を通わせる事が出来る。 そして、そのある世界においては限られた者以外の誰でも姿を見る事が出来声も聞く事が出来た。 この場に置いてもその『精霊』と呼ばれるカードが幾つか支給されている。とある少年の相棒ともいえる『精霊』はつい先程とある湖の騎士の傍で姿を現し、何故か悲しみの泣き声を発していた。そして――― その『精霊』―――『彼』は気が付いたら暗いデイパックの中にいた。 しかし、不幸にもデイパックの持ち主は『彼』とその兄達の存在に気付く事は無かった。 『彼』は『精霊』とはいえあまりにも無力―――故に只周囲の音や声を聞く事しか出来なかった。 声や音しか聞けなかったが、少なくともこの場が過酷な殺し合いの場だという事だけは理解した。 幸い近くに兄達がいた事はわかっていたが、暗く狭いデイパックの中ではどうする事も出来なかった。 ただ、『兄貴』やその仲間の無事と再会を願う事しか出来ないでいた。 だが、度重なる激しい振動により閉ざされたデイパックは少しずつ開いてしまい――― 先程の強い衝撃により一気に開き幾つかの中身が飛び出すと同時に―――『彼』のカードも外へと飛び出したのである。 「ううっ……酷い目にあったわぁ……」 カードから出てきた『彼』は全身が黄色く、パンツ1枚だけを穿いたモンスターである。その外見は誰が見ても弱々しく、ある意味では気色悪く、好き好んで使う奴など少ないであろう。 外見はアレでも……と考える者もいるだろうが、このモンスターの能力は非情に低く最低レベルと言っても良い。そういう面から見ても好き好んで使う奴など少ないであろう。 『彼』とその兄弟の持ち主もこう語っていた。 『確かにこいつらの攻撃力は0、見てくれも性格も間違いなく最悪』 ……何故持ち主が『彼等』を使っているか疑問に思う方もいるだろうが、ここでは重要ではない為話を進めさせて貰う。 『彼』の名はおジャマイエロー、兄達であるおジャマブラック、おジャマグリーンと共にデュエルモンスターズの精霊である。 おジャマイエローは周囲を見渡し、先程まで起こっていた戦いの衝撃で飛び出したという事は理解出来――― 「ばんざーい! やっと暗くて狭い所から出られたわぁー!!」 外に出られた事を喜んだ。が、 「って、喜んでいる場合じゃないって!」 周囲を見渡すとガジェットの残骸が未だ黒煙を上げており、更に 「この人怪我しているじゃないの!?」 近くにいる青年が怪我をして倒れていたのだ。 「どうしよう、万丈目の兄貴も心配だし、この人も放っておけないし……」 と、色々考えている間に、 『6時間ぶりね。 みんな、ちゃんと聞いているかしら。』 青年の首から女性の声が響き始めたのである。 「えー!?」 それが何なのかは1度聞いているおジャマイエローも理解している。禁止エリアと死亡者を伝える放送である。これを聞き逃す事が致命的なのはおジャマイエローにだってわかる。 しかし見たところ青年が反応していない為、彼がこれを聞いている様子はない。 「どうするの!? 誰が禁止エリアとか聞くの!? もしかしてオイラ!?」 パニックに陥るおジャマイエローである。最初の放送も一応聞いてはいたが彼の兄貴である万丈目準を含めた彼の仲間達が無事程度の事しか把握出来ていない。真面目な話彼に放送内容を覚えろと言うのは無謀というものだろう。 そうこうしている間に放送は進み、 『13時からA-4 15時からA-9 17時からE-6』 「A-4……A-9……E-6……A-4……A-9……E-6……よし、覚えたわ!」 と、安堵するおジャマイエローであったが何度も復唱している内に死亡者の発表に入っていた。 「あー! どうすんの!? 兄貴の名前が呼ばれていたら……」 既に何人かの名前は聞き逃している。しかし、同じ事をもう一度伝えてくれるわけがない。 「ちょっと待って……確か名前はあいうえお順で呼ばれていたから……兄貴の名前は万丈目だから『ま』……」 が、何とか落ち着きを取り戻し放送に集中する。 『ブレンヒルト・シルト』 「ブ……はひふへほだからまだ前……」 『武蔵坊弁慶』 「む……まみむめ……ということは……」 この時点で万丈目の生存は確定した。 「ばんざーい! 兄貴は無事だわー! やったー!!」 思わず大声を張り上げ喜ぶイエローであった。が、名前の読み上げは進んでおりこの瞬間に呼ばれた名前を聞き逃していた。 そして、次の瞬間、彼の喜びは一転して落胆に変わる。 『遊城十代』 「わーい……え!? ええ!?」 その人物の名はイエローもよく知る人物だ。万丈目の友人(本人は認めていないが)であり、数少ない自分の姿が見え声も聞こえる少年遊城十代だ。 「そんな……十代のダンナが……死んだって……!?」 そのショックは大きく、それ以降の放送の中身など耳に入るわけもなかった。 「嘘でしょ……嘘って言ってくれよ……十代のだんなぁー!!」 イエローは泣き叫んだ。 過去に万丈目が光の結社によって取り込まれた際に、彼のエースカードであるおジャマ達が捨てられた事があった。 その際にイエロー達は十代の協力を得て万丈目を元に戻す事が出来たのである。 そういう経緯もあり、イエロー達にとってみれば十代も万丈目程ではないが大事な存在であった。 その十代の死はイエローに大きなショックを与えた。万丈目が生きている喜びなどとうに消えている。何しろ、次の瞬間には万丈目や自分達が死んでいるかも知れないのだ。喜べるわけがない。 「無事でいてくれよー! 兄貴ー!!」 そして泣き叫んでいる内に、 「うう……なんだ……この声は……」 ずっと気を失っていた青年が目を覚ましたのである。 「ん……?」 「あれ……君は……?」 「……もしかして、オイラの姿が見える?」 ミライとおジャマイエローは互いに自己紹介をした。 ミライにしてみればカードゲームのモンスターが実体化というのは信じがたい話ではあるものの、元々の自分の世界でもマケット怪獣と呼ばれるデータに記録された怪獣を実体化したものがある為、その類のものだとミライは理解する事にした。 「というかオイラ達の存在を忘れるなんて酷いじゃない!」 「ごめん……僕も君達がいたなんて気が付かなかったよ……」 ミライはこれまでカードという形で自分に支給された物があった事に気が付いていなかった。おジャマイエローに言われた事で彼の兄達、そしてそれとは別のカードの存在を知ったのである。 もっとも、残るおジャマ2枚についてはデイパックから飛び出さなかった為、今もデイパックに眠った状態であるが。 「このカードについては知らないの?」 と、ミライは飛び出した中身の1つであるカードをおジャマイエローに見せた。 「オイラは知らないわ……デュエルモンスターズのカードじゃ無いみたいだけど……」 そのカードは『CONFINE VENT』と書かれている。意味を考えるならば『制限』という事だが、 「何かを『制限』する……? あれ、確か……」 ミライは数時間前に遭遇した紫の髪の少女が『~~VENT』と呼ばれる技を使っていたのを思い出した。 「ひょっとしてクロノ君やあの子の持っている箱に関係するものなのかな……?」 とりあえず『CONFINE VENT』というのがそれに関係するものだという事だと納得する事にした。と、 「……今更な話だけど、どうしてあの子は僕を襲ったんだろう……」 今更ながらに少女が自分を襲った理由が気になった。いや、それ自体はあの時彼女を乗っ取った存在によるものだと納得出来ない事もない。 しかし、冷静に考えてみればそれだとするなら不自然な話である。何しろあの時は逆にモンスターが少女を襲い始めたし、モンスターをメビウスが撃破した後、 『こっちも困ってたんだ。このままじゃモンスターに食われちまいそうだったんでなぁ…… その点に関してだけは、感謝してやるよ。』 奴は少女の口からそう語ったのである。更に言えば、少女自身も時間が無いと語っており、ミライの説得など全く聞く様子がなかった。 この言葉から察するに、あの箱のモンスターを扱う為には参加者を餌にしなければならない可能性が高い。それ故に、少女は自分を襲いかかったのだろう。 真面目な話、奴自身も襲われる事は想定外の出来事であったのだろう。 モンスターは撃破した為、これ以上彼女が襲われる心配は無くなった。だが、彼女を操る奴がいる以上、一刻も早く彼女も助けにいかなければならないとミライは考えていた。 と、ここでもう1つある事に気が付いた。何故、クロノ・ハラオウンは拡声器を使って自分達を含めた仲間を呼び寄せようとしたのだろうか? 仲間を呼ぶ為―――確かにそれはあるだろうが、下手に呼びかけを行えば殺し合いに乗った危険人物を呼び寄せる事にもなりかねない。 というより、実際に赤いコートの男を呼び寄せてしまい、ミライと行動を共にしていたアグモンは殺され、同時に呼び寄せた張本人であるクロノも殺されてしまった。 つまりだ、拡声器を使うという行為はあまりにもリスクの高い手段であったのだ。ミライ自身もそれは理解していたものの、クロノにあった時には、 『でも流石クロノ君だね、こんな状況で周囲に呼びかけるなんて……普通は出来ないよ!』 クロノの勇敢さを称えてはいた。 だが、よくよく考えてみれば真面目で冷静沈着なクロノがそんな無謀な事をするだろうか? あまりにも不自然すぎる。 しかし、仮に『そうせざるを得ない理由』があったとしたら? 「そうか……クロノ君が僕達を呼んだ本当の理由は……」 クロノもまた例の箱を持っていた。つまり、彼の手元にも参加者を餌にしなければならないモンスターがいたという事だ。 という事は呼び寄せた理由は参加者を集めて――― 餌にする為? クロノがそんな事するわけがない、そんな事するぐらいなら自分自身を餌にするはずだ。 「仲間を集めてモンスターを撃退する為……」 そう考えたミライであった。 さて、そのクロノは例の箱を持っていって赤いコートの男に挑んだが敗れ去った。果たして箱のモンスターはどうなったであろうか? 同時に撃破されたならばまだ良い、だが仮に未だ健在だとするならば? 恐らく、今も参加者を餌にしようとその牙をむける可能性があるだろう。 また、同じ様な箱が2つだけとは限らない。他にも箱が存在する可能性がある。とうぜんその箱のモンスターも参加者を餌にしようとするはずだ。 だとすればどうする? 考えるまでもない、その箱に宿るモンスターを撃破しなければならないだろう。 「わかった、クロノ君……」 死んでいったクロノの為にも箱のモンスターは撃破する、ミライはそう心に決めた。 「だけど今は……」 そして、 「そろそろ行かないと……!」 と、ゆっくりと立ち上がる。 「ちょ、ミライのダンナ、一体どうしたの!?」 「ごめんおジャマイエロー、急がないといけないんだ」 飛び出したデイパックの中身を急いで元に戻すミライであった。ちなみに、おジャマイエローは今の状態だと声は聞こえても物に干渉を行う事は出来ない様であった。 「急ぐって……」 「はやてちゃんを守らないといけないんだ……」 「って、ミライのダンナ怪我してるじゃないの!? そんな状態で……」 「うん、でも大丈夫、さっきのでもう十分休んだから」 確かに幸か不幸か先程気絶した事とおジャマイエローと自己紹介などをした事によりある程度身体を休める事は出来ている。 それでも先程のダメージが回復しきる筈が無いし、今更になって気が付いたがどうもこの場では何時もよりも力が出せないでいる。 いや、それ以前にメビウスに変身していても何時もと大きさが変わらない事も気にはなっている。 また、変身してまだ間もない為、今のところ再変身は不可能だろう。 大男からアグモンを守る為に変身した後で赤いコートの男と遭遇した時には変身出来ず、少女と遭遇した時に変身した後で銀髪の男を追い掛ける際には変身出来た2つの状況を考えるに恐らくは再変身には時間が関係しているとミライは考えた。 赤いコートの男と遭遇したのはアグモンを助けた時から約1時間……そして、先程変身したのは少女と遭遇した時から約2時間……つまり少なくても1時間以上長くても2時間置かなければ再変身は不可能ということだろう。 時間以外にも変身出来なかった要因がもしかしたらあるかもしれないが、どちらにしても今の所変身が出来ない事だけはほぼ間違いない。 真面目な話もう少し正確な制限を把握したいところだが下手に試すわけにもいかない以上、その辺は現状諦めるしかない。 何にせよ現状を考えればおジャマイエローの言う通り無謀でしかない。 だが、それでもミライは行く。ミライは人々を守る戦士なのだから、自分のダメージや状態を言い訳に守る事を止めたりはしない。 「そうだ、そういえばさっき放送あったよね」 「え?」 「聞き逃してしまったから教えてほしいんだ、移動しながらになってしまうけどいいかな?」 「わかったわ。でも、オイラも全部聞きとれたワケじゃないけど……」 「わかっている所だけでもいいから、大事な事なんだ」 そして、おジャマイエローと共にミライは走り出す。あの銀髪の男からはやてを守る為に、参加者を餌にするモンスターを撃破する為に、そして仲間を集めこの殺し合いを打破する為に――― その最中、ミライはおジャマイエローから禁止エリアの情報を聞いたが、現状では自分達の近くには無い為大きな問題にはならないとミライは判断した。 「後は……誰が呼ばれていたかわかるかい?」 「オイラもあんまり聞き取れなかったけど……」 「覚えている範囲で良いから」 「ブレ何とかという人と……ムサ何とかという人……」 「ちょっと待って……」 ミライは名簿を確認する。ブレンヒルト・シルトと武蔵坊弁慶の事で良いだろう。 「それから……十代のダンナが呼ばれていたわ……万丈目の兄貴の友だ……いや、ライバ……いや、むしろ敵だったかしら……」 「そうか……ところでその万丈目って人は……」 「オイラ達の兄貴で大事な相棒よ、今の所まだ無事みたいだけど……ミライのダンナ、何とか……」 「わかっているよ、きっと君の相棒も探して再会させてみせるから」 万丈目がおジャマイエロー達にとって大事な相棒であり、先程呼ばれたらしい十代が万丈目の大事な友人だとミライは理解した。何にせよ何としてでも万丈目とおジャマイエローを再会させたいとミライは考えていた。 「後はちょっと誰が呼ばれたかは……」 「わかった……みんな無事だと良いけど……」 真面目な話、死者を出してしまった事は悔しく思っている。しかし、今の自分がすべき事は泣く事ではなく、一刻も早く銀髪の男い追いつき彼からはやてを守る事だ。 故に高町なのはやフェイト・T・ハラオウン、そしてヴィータ達の無事を願いながら足を進めていく。 「そういえば、おジャマイエローや万丈目君がいた世界ってどんな世界だった?」 と、ミライはおジャマイエローの世界の事を聞く。 おジャマイエローの話によると万丈目達は突如デュエルモンスターズのカードが実体化する異世界に飛ばされ、そこになのは達時空管理局の人達が助けに来たという話だった。 ちなみにやって来たメンバーの中にはアグモンが話していたキャロ・ル・ルシエやエリオ・モンディアルの名前もあったが、 「キャロちゃんやなのはちゃん達が同じ管理局にいたの!?」 アグモンの話ではキャロ達が管理局にいたという話は聞いていない。しかもクロノの口からもキャロの名前は出ていない。正直な所それが気になったのであるがそれ以上に、 「それにリンディ提督やクロノ君はいなかったの? 幾ら何でもそんな子供達だけを送り込む何て……」 まだ幼いなのは達だけを送り込んだ管理局に憤りを感じていた。しかし 「ちょっと……ミライのダンナ……なのはとフェイトは兄貴達よりも年上で大人だったと思うけど……」 「!?」 おジャマイエローの思わぬツッコミが入ったのである。 「……あれ? ……万丈目君って何歳だった?」 「確か17だったと思うけど……それがどうかした?」 「……なのはちゃん達って何歳ぐらいだった?」 「何歳かまではわからないけど……」 おジャマイエローの話ではなのはとフェイトが万丈目よりも年上の大人で、スバル・ナカジマとティアナ・ランスターが万丈目と同じぐらいで、キャロとエリオが万丈目よりも何歳か幼い子供という事だった。 「そういう事か……」 実の所、参加者が異なる時間軸から連れて来られている可能性自体はミライ自身もある程度推測出来ていた。だが、それでも多少状況が変わる程度で極端に変わるとは考えていなかった。 しかしおジャマイエローの話から考えれば10年単位での時間軸の差異が出てくる事になる。10年の差異があるならば外見上にしても精神的な面にしても大きく変化が生じるに決まっている。 「ミライのダンナ、大丈夫?」 「うん、大丈夫」 とはいえ、今のミライにはこれがどれぐらいの影響を及ぼすかはわからない。今はその事も頭に置いて行動するしかないだろう。 とりあえず、おジャマイエローの世界の話は並行世界の事だと結論付ける事にした。 (そうだ……なのはちゃん達がどの世界から来たって関係ない……どの世界のなのはちゃん達でもきっと……それにキャロちゃん達も管理局にいるなら……) 間違いなくこの殺し合いを打破する為に行動する―――ミライはそう信じている。 (だから僕は……僕のやるべき事をやるだけだ……!) 故にミライは止まらない、あの銀髪の男からはやてを守る為に足を進めていた。その一方で、 (兄貴……十代のダンナが死んで……いや、兄貴の事だから泣いてないか……兄貴……どうしているの……オイラ達がいなくて泣いてなんかいないよね……) おジャマイエローは遠く離れた相棒の身を案じていた。 ところが、ミライもおジャマイエローも気付かないある意味では不幸な事態が2つ起こっていた。 1つはおジャマイエローが放送の一部を聞き逃していた為……はやて、フェイト等の死亡が伝えられた事は知らないという事。 そしてもう1つは、はやての元へ向かったであろう銀髪の男が翠屋のある南へと進む方向を変えたのに対し、ミライ達は方向を変えることなく真っ直ぐ西へ進んでいた事だ。このまま進めば時期にE-1に入ってしまうだろう。 とはいえ、ミライは気絶しており、おジャマイエローも禁止エリアの記憶や万丈目の心配、そして十代の死亡があった為聞き取れなかった事はある意味仕方がない。 また、銀髪の男が既にミライが訪れた翠屋方面に向かう事など予想出来るわけもない為、これまた仕方がない話である。 それでもミライ達は足を止めず、人々を守り殺し合いを打破する為に、離れ離れになった相棒と再会する為に行動するだろう―――故にこの言葉を――― がんばれ! ウルトラマンメビウス がんばれ! おジャマイエロー 【1日目 日中】 【現在地 E-2 西部 大通り】 【ヒビノ・ミライ@ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは】 【状態】疲労(中)、胸に切り傷(回復中)、30分変身不可(メビウス) 【装備】メビウスブレス@ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは 【道具】支給品一式、『コンファインベント』@仮面ライダーリリカル龍騎、 『おジャマイエロー』&『おジャマブラック』&『おジャマグリーン』@リリカル遊戯王GX 【思考】 基本:仲間と力を合わせて殺し合いを止める。 1.銀髪の男(=セフィロス)からはやてを守る。 2.一刻も早く他の参加者と合流して、殺し合いを止める策を考える。 3.助けを求める全ての参加者を助ける。 4.なのは、フェイト、ユーノ、はやて、キャロ、万丈目と合流したい。 5.ヴィータが心配。 6.カードデッキを見付けた場合はそのモンスターを撃破する。 7.変身制限などもう少し正確な制限を把握したい(が、これを優先するつもりはない)。 8.アグモンを襲った大男(弁慶)、赤いコートの男(アーカード)、紫髪の少女(かがみ)を乗っ取った敵(バクラ)やその他の未知の敵たちを警戒。 9.自分の為に他の人間の命を奪う者達に対する怒り。 10.さっき聞こえた鳴き声は一体…… 【備考】 ※メビウスブレスは没収不可だったので、その分、ランダム支給品から引かれています。 ※制限に気が付きました。また再変身可能までの時間については最低1時間以上、長くても約2時間置けば再変身可能という所まで把握しました。 ※デジタルワールドについて説明を受けましたが、説明したのがアグモンなので完璧には理解していません。 ※おジャマイエローから彼の世界の概要や彼の知り合いについて聞きました。但し、レイと明日香の事を話したかどうかは不明です(2人が参加している事をおジャマイエローが把握していない為)。 ※参加者は異なる並行世界及び異なる時間軸から連れて来られた可能性がある事に気付きました。またなのは達が10年後の姿(sts)になっている可能性に気付きました。 ※スーパーにかがみが来ていたことに気付きました。 また、少なくとももう1人立ち寄っており、その人間が殺し合いに乗っている可能性は低いと思っています。 ※彼が倒れていたE-3大通りの近くに、デュエルディスク@リリカル遊戯王GX、 治療の神 ディアン・ケト(ディスクにセットした状態)@リリカル遊戯王GXが放置されています。 また、ミライはその存在に気付いていません。 ※第2回放送を聞き逃しました、おジャマイエローから禁止エリアとブレンヒルト、弁慶、万丈目、十代の生死は聞きましたがそれ以外は把握していません。またおジャマイエローもそれ以上の事は把握していません。 おジャマブラック、おジャマグリーンが放送内容をどれくらい把握しているかは不明です。 Back 想いだけでも/力だけでも 時系列順で読む Next MISSING KING Back 想いだけでも/力だけでも 投下順で読む Next MISSING KING Back Alive a life~ゲームは止まらない ヒビノ・ミライ Next Kな魔王/ダークナイト
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登録日:2012/09/11 Tue 08 29 29 更新日:2024/02/04 Sun 17 52 21NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 CREW GUYS もう一人の主人公 アイハラ・リュウ ウルトラシリーズ ウルトラマンヒカリ ウルトラマンメビウス バカヤロー!! リュウさん 仁科克基 仲間 実写版ジャイアン(成人) 熱血漢 親友 賛否両論 隊員 隊長 アイハラ・リュウとは、特撮作品『ウルトラマンメビウス』の登場人物。 演:仁科克基 防衛隊「CREW GUYS」に所属する隊員。 性格は良くも悪くも熱くなりやすい熱血漢。 言葉遣いの悪さもあって、しばしばトラブルを起こす賛否両論なキャラでもある。 GUYSには再編される以前からセリザワ前隊長の部下として在籍しており、パイロットとしての技量も一流。 『帰ってきたウルトラマン』の最終話で郷秀樹が伝えた「ウルトラ5つの誓い」を間接的に知り、受け継いでいる。 一方で「地球は人間の手で守る」という思いの強さから、ウルトラマンの活躍を快く思わない面がある。 そのため、ヒビノ・ミライという青年の姿に擬態してGUYSに身を置くウルトラマンメビウスを、知らず知らずの内に傷付けてしまっている。 80の相原先生や新生TEAM EYESの彼とは多分関係ない。 【劇中での活躍】 ◆序盤 『ウルトラマン80』以降、数十年ぶりとなる怪獣ディノゾールが出現。 形骸化していたGUYSは壊滅状態に陥ってしまい、尊敬するセリザワ隊長も目の前で爆死してしまう。 散々たる状況の中でメビウスが降臨し、その戦いを見届ける。 しかしビルを盾にするメビウスの戦い方や、戦闘後に破壊された街を目の当たりにし、怒りを爆発させる。 バカヤロー!! なんてヘタクソな戦い方だ! 周りを見てみやがれ! それでもウルトラマンかよ! なんも守れてねえじゃねぇか!! 暗黙の了解にツッコんだこの発言は、視聴者に衝撃を与えた。この台詞を放ったリュウに対して否定的な意見や批判や非難が多い。 しかしその言葉は同時にそうやってメビウスに向かって罵声を飛ばすリュウ自身へそのまま跳ね返っている。 今の地球を守っているのは自分達だと豪語していたが、リュウは地球どころか仲間すら守れなかったのだ。 事実、この台詞の直後は「俺だってそうだ…何も守れなかった…」と、自身の無力さも認めた発言であり、 結局のところこのセリフはリュウ自身のやり場のない怒りを半ば八つ当たり気味にメビウスにぶつけたことになる。(*1) その後、再編されることになったGUYSでミライや新たな仲間と出会い、徐々に絆を深めていく。 しかし新たに隊長となったサコミズを「隊長」と呼ぶことができなかった。 ◆ボガール編 地球に潜伏していたボガールを追い、瀕死のセリザワの肉体を乗っ取ったハンターナイト ツルギと対峙。 セリザワを「器」として扱うツルギに怒りを爆発させる。 リュウの存在はツルギを混乱させるが、やがて彼の想いはメビウスとセリザワを通して、復讐鬼と化していたツルギの心を氷解させていく。 その後、メビウス・ツルギ・GUYSの共闘によりボガール撃破に成功した。 ◆ヒカリ滞在~中盤 ツルギ改め「青いウルトラマン」となって帰ってきたセリザワに感激するが、 レジストコードを「ウルトラマンヒカリ」と名付け、そのネーミングセンスにダメ出しを食らった(採用されたが)。 一方でセリザワがGUYSに戻って来ないことや、ウルトラマンが2人もいることによるGUYSの存在意義に思い悩むが、GUYSとして地球を守る意志を貫く。 その後、光の国へ帰還するヒカリと、一心同体となったセリザワの旅立ちを見送り、サコミズを隊長として認めた。 だが、その翌回から メビウスだって所詮宇宙人だ!俺達人間の気持ちなんて理解しちゃいねーんだ!あんな奴仲間じゃねえ!! ↓ メビウスも含めて、俺達CREW GUYSじゃん ……と発言したりと、視聴者からウザがられる行動や発言が目立っていく。 脚本の被害者と呼ばれることもあるのはこのためでもある。 ◆29・30話 強敵インペライザーの出現に際し、光の国から帰還命令を出されていたミライはリュウの目の前でメビウスに変身。 彼の正体を知ることになる。 しかしメビウスは敗北し、リュウは倒れたミライを探して瓦礫の中を駆けずり回り、今までの言動がミライを傷付けていたことを自覚する。 何でお前は誰にも何も言わないで一人で戦っていやがった…! 弱いくせに無理ばっかして、どんなに死にそうになりやがった…! 俺にどんだけ散々なこと言われやがった…!! ミライを発見するが、瓦礫の倒壊に巻き込まれ自身も負傷してしまう。 後日、ミライから帰還命令や地球を守る理由などを知り、ウルトラマン達の実情に近付くことになる。 その後、インペライザーとの再戦でウルトラマンタロウがピンチに陥った際、ミライにもう一度戦うよう激励。 ミライ、お前はGUYSのクルーだろ 地球を守るのが、俺達GUYSの仕事だ 今お前がやらなきゃなんねえのは、俺達と一緒に戦うことのはずだ! けど絶対に忘れんな。俺達が今まで、何のために命を懸けて戦って来たのか また、笑顔で会うためだぜ…仲間に! 絶対に生きて帰って来い! 約束だぞ! しかしメビウスはインペライザーの猛攻からリュウ達を守るため、再び力尽きてしまう。 復活を願うリュウ達の想いは、メビウスに新たな力を与え「バーニングブレイブ」にパワーアップ。メビウスは勝利を納めた。 その後「メビウスと共に地球を守りたい」という思いをタロウに直談判し、帰還命令を撤回させた。 ◆後半 以降ミライとの友情はより強くなり、その絆はバーニングブレイブ発動の鍵となる。 しかし、力量を知るためにメビウスを倒したゲン(ウルトラマンレオ)に銃を向けたりと、相手がウルトラマンでも容赦ない姿勢は相変わらず。 安定のDQNっぷりで話をややこしくしてしまう点も相変わらず。 メビウス抹殺を狙う暗黒四天王の襲来時には、絆に目を付けられリュウ達が狙われることもあったが、 自分達に構わず戦うようメビウスに伝えたりと強い覚悟も見せている。 ◆最終三部作 エンペラ星人との戦いでGUYS基地は壊滅状態に陥り、エンペラに特攻を仕掛けるが機体は破壊されてしまう。 しかし命を落とす直前にナイトブレスを託され、ヒカリと一体化する。 メビウスと共にエンペラに挑むも歯が立たず敗北。メビウスも消滅させられてしまう。 その状況に絶望するが、ナイトブレスを通してミライの意識と会話し、自分にはまだ出来ることがあると気付く。 ナイトブレスを起動し、メビウス・ヒカリ・GUYS5人が合体した最終形態「フェニックスブレイブ」へと変身。 突如参戦したゾフィーと共にエンペラ星人を倒した。 全てが終わった後にヒカリと分離し、光の国へ帰還するミライと別れた。 飛び出つメビウスに、精一杯の「ありがとう」を叫びながら―――。 ◆ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス その後はGUYSの隊長に就任。 アーマードダークネスとの戦いでメビウスとの再会を果たし、鎧の装着者として閉じ込められたヒカリを救出するべく奮闘。 再び命を落としかけるが、ウルトラマンキング直々の救出によって命を繋いだ。 その後、アーマードダークネスのひび割れから内部のヒカリと再融合し、彼を救出。 再びフェニックスブレイブとなってアーマードダークネスを倒した。 【余談】 外伝の時点でリューサンは主人公でもないのに 地球防衛隊の隊長 命を落とす前にウルトラマンと一体化(ハヤタや郷、北斗&南、光太郎は命を落としてから融合) ウルトラマンへの変身経験がある ウルトラマンと個人的に親友 ウルトラマンに直接ではないが、新たな力を与える 侵略者の親玉との交戦、撃退経験がある 上記のようなウルトラシリーズの中でもぶっちぎりの凄まじい経歴をもっている。 バカヤロー!! なんてヘタクソな項目だ!周りを見てみやがれ!それでもwiki籠もりかよ!なんも追記・修正出来てねえじゃねぇか!! 俺だってそうだ…何も追記修正できなかった… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……[ポチッと] ▷ コメント欄 [部分編集] リュウの中の人(演者)も今では自分自身が「バカヤロー!!」と呼ばれる立場になってしまったなwww -- 名無しさん (2016-04-02 16 42 29) 演者さんってウルトラへの再登場できそうな人?本人の意識とか↑コメが入ってるみたいなこととか -- 名無しさん (2016-04-02 17 29 50) ↑多分、演じてた仁科克基さんの女たらしぶりの事を揶揄してるんじゃない? -- 名無しさん (2016-04-03 19 16 13) ↑バカヤロー!! なんて軽薄な性格だ!それでもウルトラマンの防衛チームを演じた特撮俳優かよ!子供達の夢ぶち壊しじゃねぇか!! -- 名無しさん (2016-07-24 20 28 22) 最近のサンダーブレスターの暴れっぷり見たらどうなる事やら -- 名無しさん (2016-10-18 13 42 56) こいつに限らずメビウスのキャラはミライ以外は基本「態度が悪い」「口が悪い」「性格が悪い」の三原則が多い。まともなキャラはサコミズ隊長とマリナくらいな感じ。コノミはあざとい -- 名無しさん (2016-11-13 17 59 26) ↑テッペイやコノミも決して悪くはないですし、ミサキさんやマルさん、イサナさんとかまともな人は他にもいますよ。 -- 名無しさん (2017-01-22 11 04 20) ↑×2 寧ろGUYSのメンバーは歴代屈指の人格者揃いなんだがな。 -- 名無しさん (2019-09-02 22 53 11) この人がベリアルやトレギアみたいな悪のウルトラマン見たらどんな反応するかきになる -- 名無しさん (2019-12-08 22 16 56) インタビューでは人間側の主人公と言われたり、メンバー唯一の正隊員で前線に出ないセリザワにかわってメンバーをまとめたり(副隊長扱い)となくてはならない存在だが悪態をつけるメンバーが他にいないってのものあって負の要素も引き受けてしまった印象。キャラとしては好きだが、中の人については… -- 名無しさん (2020-07-15 10 38 28) 振れ幅が極端で−100点か5000兆点しか出せないイメージ、俺は大好きだけど。ビオを撃つとか槍玉に挙げられる所も大体が脚本の都合感ありありだから嫌悪より同情が先に来てしまう。 -- 名無しさん (2020-10-13 11 07 51) ↑6 テッペイは真面目だけど冗談も通じる良い奴やん リュウも口が悪い所があるけど性格悪い訳じゃあないしさ。 -- 名無しさん (2020-12-02 00 48 31) 結論=GUYSメンバーはクセは強いけどいいヤツらばかり って事じゃない? -- 名無しさん (2020-12-18 12 50 26) 視聴当時はだみ声のDQNという印象だった。最終話で爆死→即復活するも結局エンペラ星人に手も足も出ずにまたソッコー消滅した(また復活したけど)のを観た時、思わず「復活したのに何の役にも立たねえww」と笑ってしまったな -- 名無しさん (2021-01-24 18 32 24) こんなボロクソ言われるほどの人だったっけ… メビウスが焦って人間の頑張りを見る前に隕石を撃墜しちゃった回はGUYS全員がちょっとおかしいし… -- 名無しさん (2022-05-21 13 44 00) 基本上から目線の物言いと役者のチンピラ臭さも相まってずっと不快感の高かったキャラだわ -- 名無しさん (2022-11-14 19 24 20) ミライの正体がばれる時の独白は熱かった -- 名無しさん (2023-05-08 07 34 33) ↑12の人は初期で視聴切ったかろくに見てもいないで批判してる人だろうな -- 名無しさん (2023-05-09 20 42 25) 名前 コメント
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早朝の住宅街。 1人の教師が、ある家を訪れる。 玄関から、うつむいた中学生の少年と、不安げな母親が現れる。 教師「おはよう!」 母親「先生、今日はありがとうございます」 教師「いえいえ。さぁ、みんな心配して待ってるぞ。じゃ、行きます」 母親「よろしくお願いします」 教師が生徒を連れ、通学路を行く。 生徒「今さら学校行ったところで、しょうがないよ」 教師が地面に両手を突き、逆立ちしてみせる。 教師「こうしていると、地球を支えている気分になるんだ!」 生徒「!?」 教師「地球を、しょって立つ! へへっ、先生も登校拒否したことあってな」 生徒「先生も!?」 教師「あぁ。そのとき迎えに来てくれた先生が、こうして教えてくれたんだ。はぁ、はぁ…… そんなに難しいことじゃない。ほんの少し、勇気を出せばいいことなんだ」 学校に着く。 生徒たち「おはようございます!」 教師「おはよう」 男女2人の生徒が、先の教師と生徒を迎える。 生徒2人「先生!」 教師「お前たち!」 生徒2人「クラスを代表して迎えに来ました」「カイくん、早く教室行こ」「皆、待ってるよ」「さぁ、行こう」 うつむいていたその生徒が、かすかな笑顔で応える。 校門には学校の名、「桜ヶ岡中学校」── 宇宙の彼方から、円盤生物ロベルガー2世が飛来し、とある島に降り立つ。 それを追って来たウルトラマンも、地上に降り立ち、ロベルガーに立ち向かう。 25年前に地球を守って戦った、ウルトラマンエイティ──! 思い出の先生硫酸怪獣ホー円盤生物ロベルガー二世登場 エイティとロベルガーの戦いが始まる。 ウルトラマンメビウスも飛来し、エイティに加勢する。 エイティの放つ光の槍、ウルトラレイランスが、ロベルガーを貫く。 さらにエイティのサクシウム光線、メビウスのメビュームシュート、2大必殺光線を受け、ロベルガーが爆散する。 CREW GUYS基地・フェニックスネストの、ミライ、リュウ、ジョージ、テッペイ、コノミたち。 テッペイ「マイナスエネルギー?」 ミライ「はい。再び地球に発生する可能性があるそうです」 ジョージ「その調査をしていたところ、円盤生物が出現して──」 リュウ「ウルトラマンエイティが駆けつけた、ということか」 コノミ「マイナスエネルギー、ドキュメントUGMに記録を確認」 テッペイ「マイナスエネルギーは、人間の心の暗い波動と言われていて、それが邪悪な怪獣を呼び寄せると言われています。ただ……」 マリナ「ただ?」 テッペイ「現在に至っても、未だに研究過程にあるもので、うぅん…… はっきりとした結論が出てないんだよなぁ~」 コノミ「人間の心ほど、難しいものはないですもんね」 再び、桜ヶ丘中学校。 1人の男性が自転車で校門に通りかかり、感慨深く校舎を見つめる。 スーパーマーケットのワゴン車が通りかかり、運転手がクラクションを鳴らす。 「おい、落語!」 ウルトラマンエイティこと矢的 猛が、桜ヶ丘中学校で教師として勤めていたときの教え子、落語とスーパー(共に仇名)。 当時は中学1年生だった彼らも、現在ではすっかり中年男性である。 落語「この学校、無くなるんだってな」 スーパー「あぁ。隣町の学校と、統廃合されるそうだ」 落語「寂しいよなぁ……」 校庭を歩く2人のもとへ、冒頭の教師が駆けて来る。 教師「すいません! あの、部外者の方は立入禁止なんですが」 スーパー「部外者なんて言われても。俺たちは卒業生だよ?」 教師「いやぁ、そうは言っても……」 落語「ん!?」 落語が、教師の顔を凝視する。 教師「……な、何ですか?」 落語「お前、塚本じゃねぇか!?」 教師「はい、そうですが? ……あぁっ! お前、落語!? あっ、スーパー!?」 一同「アッハハハハ!」「何やってるんだよ!?」「懐かしいなぁ!」「びっくりしたなぁ、おい!」 その教師は、やはり猛のかつての教え子、塚本。 25年ぶりの再会であった。 放課後。 かつての一同が学んだ1年E組の教室で、3人が語らう。 塚本「先月、赴任したばかりなんだよ。そしたら早速、登校拒否に出くわしてな」 スーパー「バチが当たったんだよ。矢的先生を困らせた」 塚本「そうだな」 落語「懐かしいなぁ~! ハカセ、ファッション、真一はどうしてるかな?」 25年前の学園生活の記憶が、一同の脳裏をよぎる。 スーパー「早いもんだよなぁ…… 時が過ぎるのは」 落語「すっかりオジサンだよなぁ、俺たち」 塚本「矢的先生、どうしてるかなぁ……」 スーパー「ある日突然、俺たちの前から、いなくなっちまってな」 落語「なのに、どの先生よりも思い出に残ってるよ」 塚本「矢的先生は…… ウルトラマンエイティだったんだ」 落語「プッ! ハハハハハ!」 スーパー「ハハハ、何言ってんだよ」 落語「お前さぁ、まだそんなこと言ってんのかよ?」 塚本「笑われたっていい! 俺は、確信している」 スーパー「──よし! この学校が壊されちまう前に、皆でクラス会やろうぜ!」 落語「おっ! いいなぁ、クラス会!」 スーパー「できる限り人数、集めてな。この教室、貸してくれるだろ?」 塚本「あぁ、掛け合ってみるよ」 落語「よし、決まりだ! ハハハ!」 塚本「矢的先生、来てくれるといいな」 教室の外を見ると、ミライが調査を行っている。 フェニックスネスト。 リュウが、ウルトラマンエイティのフィギュアを持って現れる。 リュウ「ミライ。お前のお兄さんの人形、持って来てやったぞ! あれ、ミライは?」 マリナ「さっき、都内でマイナスエネルギーに似た波動が観測されたの」 テッペイ「とは言っても、本っ当に微量なんで、『怪獣なんて呼ぶ力は無い』って言ったんですけど」 サコミズ「それだけ、お兄さんからの忠告が重たいものなんだよ。彼にとって」 塚本「あなた、GUYSの?」 ミライ「はい。何か、変わったことはありませんか?」 落語「いや、別に」 ミライ「そうですか…… 失礼します」 塚本「あっ、待ってください! あの、かつてUGMの隊員として働いていた、矢的 猛さんをご存じじゃないでしょうか?」 落語「えっ!? おい! お前、UGMって?」 塚本「先生は教師をやりながら、UGMの隊員としても働いてたんだよ」 スーパー「そんな…… 本当か!?」 塚本「あぁ。前の学校で、元UGM隊員の子供がいたんだ。そうですよね!? 今、矢的先生がどこにいらっしゃるか、教えていただけないでしょうか!?」 ミライ「いや、それは……」 その夜。 ミライが、星空を見上げる。 ミライ (ウルトラマンとしてだけでなく、教師としても慕われていたんですね。25年も経った今でも、まだ…… 桜ヶ丘中学で、最後のクラス会をしようとしています。出席してあげてください。矢的 猛先生として) 夜空にウルトラマンエイティの姿が浮かび、声が響く。 エイティ『それは、できない──』 ミライ (どうしてですか!?) エイティ『元々私は、地球にはマイナスエネルギーの調査のために訪れた。そして人間と触れ合う内に、人間の持つ限りない可能性を感じた。それはメビウス、君も同じだろう?』 ミライ (……はい) エイティ『しかし、人間はその可能性を、間違った方向にも向けかねないこともわかった。そのことによって生まれるのが──』 ミライ (マイナスエネルギー) エイティ『そうだ。そして私は考えたのだ。教育という見地から、マイナスエネルギーの発生を抑えられるのではないかと。私は勉強を重ね、思春期といわれる不安定な時期の、中学生の教師になった。しかし、マイナスエネルギーの発生を食い止めることは、できなかった── 私は、次々と出現する怪獣に立ち向かうため、教師であることを捨てねばならなかったのだ』 ミライ (……) エイティ『遠く離れたとは言え、私の心には常に、彼らがいる。メビウス、君の口から皆に伝えてほしい。矢的 猛が謝っていたと──』 翌朝の、桜ヶ丘中学校。 校門の前の塚元の前に、落語が自転車で駆けて来る。 落語「塚本、塚本──っ!」 塚本「危ないなぁ! 何だよ、登校中なんだぞ!?」 落語「それより、これ! これ見てくれよ!」 落語が興奮して、新聞記事を示す。 ウルトラマンエイティと円盤生物との戦いが報じられている。 塚本「ウルトラマンエイティ!?」 スーパーも、自分の店のスーパーマーケットの前で、新聞記事を読んでいる。 スーパー「ウルトラマンエイティ!? 塚本の言葉が正しければ──」 落語「矢的先生は、地球に来ているのかもしれない!」 塚本「……あぁ!」 スーパーが、店の客の目も構わずに、空に向かって大声を張り上げる。 スーパー「先生──! 明日、クラス会なんだ! 桜ヶ丘中学で、最後のクラス会なんだ──!!」 落語も塚本も、生徒たちの視線に構わず、大空に呼びかける。 塚本「絶対、絶対来てくださ──い!!」 落語「俺たちや、スーパー、ハカセ、ファッションに真一も、とにかく皆、来るから!!」 塚本「皆、逢いたがってます! 必ず来てくださ──い!!」 ミライが2人の様子を、陰から見ている。 ミライ「ごめんなさい…… 僕には、伝えられません」 フェニックスネスト。 テッペイ「まただ」 マリナ「例のマイナスエネルギー?」 テッペイ「本当に微量なんですけど、時々現れては消えちゃうんですよね」 リュウ「また、あの中学校か?」 テッペイ「はい」 ジョージ「聞けば、もうすぐ廃校になるっていうじゃないか、その学校」 コノミ「少子化ですもんね…… もしかして学校が、取り壊されることを悲しんで、マイナスエネルギーを発生させてるんじゃないですか?」 テッペイ「そんな、無生物がマイナスエネルギーを発生させるなんて、考えられませんよ」 ミライは一同をよそに、エイティのフィギュアを手にして、ため息をついている。 リュウ「ミライ?」 ミライ「板挟みって、辛いですね……」 ミライがサコミズと語らう。 サコミズ「なるほど、そういうことか」 ミライ「はい、どうしていいやら……」 サコミズ「でも、君が何かしなきゃいけないことじゃ、ないんじゃない?」 ミライ「そうなんですけど」 サコミズ「出逢い、別れ、喜び、悲しみ。人間って、面倒くさい生き物なんだ。でもね、時が来ればそれが、思い出というものに変わる」 ミライ「思い出?」 サコミズ「そう。その思い出が何も無いことが一番、人間にとって悲しいことかな」 桜ヶ丘中学校の、クラス会の日がやって来る。 玄関で、背広姿の男性と、洒落た服装の女性が、目が合う。 「あなた、もしかして……」 「あっ! ファッション!?」 「ハカセ!?」 猛の元教え子、ハカセとファッション。 ハカセ「懐かしいなぁ!」 ファッション「元気だった?」 そこへ、スーパーも顔を出す。 スーパー「おっ、来たな、みんな」 ハカセ「おぉ、スーパー!」 ファッション「わぁ、懐かしい!」 スーパー「会場は上だ。上がってくれ」 ハカセ「おぉ、行こう行こう!」 階段を上がると、かつて失恋から怪獣を生み出した元教え子、真一に出くわす。 スーパー「おい、お前…… 真一じゃないか!?」 真一「スーパー!?」 スーパー「わぁ、やっぱりそうだぁ! ほら、失恋して怪獣呼び出した」 ハカセ「あぁ、覚えてる! 懐かしいからって今日は、怪獣呼び出さないでくれよ」 ファッション「それがね、最近、若い奥さん貰ったらしいのよ。だから大丈夫」 真一「もう、勘弁してくれよ~!」 一同が屋上に上がる。 クラス会のテーブルが広げられ、元教え子たち一同で賑わっている。 スーパー「みんな集まってるぞ」 真一「わぁ、屋上でやるのかぁ!」 ハカセ「だけど、なんでわざわざ屋上で?」 スーパー「矢的先生に、メッセージを送るためさ」 ファッション「えっ、矢的先生、いらっしゃるの!?」 スーパー「まだ、わからないけどな」 ミライが校門の前に立つ。 ミライ (やはり伝えなくてはならない、エイティ兄さんの言葉を) 校舎に、不気味な光が漲る。 ミライ「この光は!?」 テッペイ「これは!? 桜ヶ丘中学校のマイナスエネルギーが、急激に上昇してます!」 校舎から不気味な光があふれ、実体化して巨大な怪獣となる。 かつて真一が呼び出した怪獣、硫酸怪獣ホーが出現する。 一同「か、怪獣だ!」「怪獣だ!」 ミライ「あれは!?」 スーパー「真一! お前、また!?」 真一「知らん! 俺は怪獣など呼んでいない!」 ホーは暴れるでもなく、町を破壊するでもなく、何かを呼ぶように、空へ咆哮を上げる。 ミライがウルトラマンメビウスに変身し、ホーに立ち向かう。 怪獣ホーは、戦うべき相手を捜すように、あちこちを見渡す。 ようやくホーがメビウスの姿を認め、戦いの形となる。 リュウの乗るガンフェニックスも飛来し、ビームを放つ。 しかしビームはホーの体を透過し、まったくダメージが無い。 リュウ「どういうことだ?」 ホーはメビウスに馬乗りになり、まるで駄々を捏ねるように、殴り続ける。 その目から硫酸の涙があふれ、メビウスの体から煙が上がる。 ホーが涙を流し続け、その姿に、取り壊されようとしている学校の光景がだぶる。 学校の廊下。時間割の貼られた廊下。 手洗い場の蛇口、静かに滴る水滴…… ホーが空を見上げる。 轟音と共にウルトラマンエイティが飛来し、地上に降り立つ。 ハカセ「あっ、あれは!」 ファッション「ウルトラマン──」 真一「エイティ!」 スーパー「俺たちの!」 落語「ウルトラマンだぁ!」 塚本「矢的先生……! 矢的先生ぇ──!!」 ホーが、心なしか嬉しそうに、エイティに対峙する。 エイティ「マイナスエネルギーによって出現した怪獣ならば、私が倒す」 ホーは抵抗するでもなく、まるで倒してくれとでも言わんばかりに、棒立ちのまま両手を広げる。 エイティが必殺のバックルビームを放つ。 ホーが空中に溶け込むように、跡形もなく消滅する。 「先生──!!」 塚本が屋上から、エイティに向かって大声で呼びかける。 塚本「先生に憧れて、僕は、教師になりました──!!」 ファッション「私は結婚して、3人の子供のお母さんで──す!!」 落語「僕は、地元の信用金庫に就職しました──!!」 ハカセ「大学で、研究する日々を送ってま──す!!」 スーパー「親父のスーパー継いで、がんばってるぜ──!!」 教え子たちが「矢的先生 思い出をありがとう」の横断幕を、大きく広げる。 塚本「みんな、先生には感謝しています!! 本当にありがとうございました!!」 エイティが静かに頷く。 教え子たちが一斉に、『仰げば尊し』を合唱する。 エイティは静かに、それに聞き入っている。 やがて合唱が終わると共に、エイティが空へ飛び立つ。 教え子たちは、エイティの姿が見えなくなるまで、空を見上げ続ける。 ミライが校舎を見上げる。 その隣に、矢的 猛が並ぶ。 猛「教え子たちに、逆に教えられてしまったな」 ミライ「兄さん……」 猛「感謝しているのは、私の方だ。彼らと一緒に過ごせた時間は、私にとってもかけがえのない思い出だからなぁ」 ミライ「さぁ、皆が待っています!」 猛「メビウス。私は、自分の言葉で謝ってみるよ。大切な、私の生徒たちだからね」 猛が校舎へ向かう。 一同「あっ、矢的先生!」「矢的先生────っ!!」 教え子たちが歓喜して手を振り、猛は手を振って応える。 ミライのもとに、GUYS一同が並ぶ。 ミライ「きっとあの怪獣は、桜ヶ丘中学が呼び出したんです」 ジョージ「コノミが言ってたようにか?」 ミライ「はい。でもちょっと違うのは、桜ヶ丘中学が壊されてしまうから、悲しいからじゃなくて、エイティ兄さんと生徒さんたちを逢わせてあげたくて、怪獣を出現させたんです」 マリナ「思い出の人! と言うか──」 ジョージ 「思い出の、ウルトラマンか」 ミライ「思い出って、ほんとに大切なものなんですね……」 屋上で、笑い合う者、感涙にむせぶ者、感激のあまり猛に抱きつく者。 猛が教え子たちの輪に囲まれてゆく。 (続く)
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登録日:2012/03/16 Fri 22 00 50 更新日:2024/05/24 Fri 17 13 59NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 DQN ※土曜夕方17時30分です。 ひどい動機 やべーやつ ウルトラマン ウルトラマンメビウス トラブルメーカー ド外道 ハイエナ ヒルカワ ヘイトタンク マスゴミ 人間の屑 円谷のやべーやつ 加藤厚成 卑劣漢 問題人物 悪役 悪意 慇懃無礼 敵役ではない悪役 演者からも嫌われるキャラ 石堀隊員←ではない 自己中 蛭川光彦 記者 陰湿 風評被害 黒い円谷 ヒルカワとは、特撮作品『ウルトラマンメビウス』の登場人物。 演:加藤厚成 ▽目次 【概要】 【劇中での活躍】 【余談】 【概要】 本名は蛭川光彦(ヒルカワ ミツヒコ)。 ストーリー展開も明るめで、歴代ウルトラマン共演などの娯楽性を重視した『メビウス』だが、このヒルカワはその作風からかなり浮いたキャラである。 そう、悪い意味で。 劇中で度々登場する週刊誌の記者だが、その実態はゴシップ記事や捏造、偏向報道は当たり前という悪徳ジャーナリスト。 通常は慇懃無礼な敬語で話すが、予想外の事態などに直面したりすると本来の乱暴な口調に変わる。 ゴシップネタ収集のためにハイエナのごとく暗躍し、劇中では防衛隊「CREW GUYS」を格好の獲物としており、その社会的面目を失墜させようと暗躍。 同時に、ウルトラマンを怪獣・侵略者と同等に考え、偏見の目を向けているため、メビウスの事も否定的。 そのため、CREW GUYS側からもジョージが「ハイエナ野郎」、マリナが「人間のクズ」と唾棄する程に忌み嫌われている。 GUYSが防衛隊という立場上、一般市民には手は出せない事を盾にして、彼らを好き放題に挑発するなど、 民間人の「弱さ」とジャーナリストの「報道の自由」を武器に防衛チームやウルトラマンを苦しめる、ウルトラシリーズでも例を見ないタイプの悪役である。 また、『防衛チームに対して懐疑心を抱き、その動向を独自に探ろうとする民間の報道関係者』というキャラは平成に入って以降、『ウルトラマンダイナ』のハスミ・カオルや、『ウルトラマンガイア』の田端健二、『ウルトラマンネクサス』の根来甚蔵など、度々登場してきたものの、いずれも彼らなりの正義感やマスメディアを扱う者としての矜持を掲げた上で、防衛チームの挙動を探ろうしていたのに対し、ヒルカワの場合はそういった『報道関係者としてのプライドや作法』といった良識を一切見せる事はなく、終始自分の名誉や私情でGUYS、メビウスを貶める事だけを考えていた。 ウルトラシリーズの中でも、マスメディアの忌むべき一面だけが強調された報道関係者は後にも先にもヒルカワだけである。 【劇中での活躍】 ◆28話「コノミの宝物」 「楽しみにしてたんですよ。GUYSには個人的に興味がありましてね……(笑)」 ヒルカワ初登場回。元サッカー選手であるジョージも捏造記事を書かれた経験があり、この頃から既に業界ではかなり悪名高い人物である事が窺える。 GUYSのゴシップ記事入手を狙い、コノミの友人である俳優スザキ・ジュンと結託(実際は傷害事件を起こして芸能界から干され気味になっていた彼を芸能界復権という甘言で唆して、利用していた)。 スザキの「友人」という名目でコノミに接触し、彼女からGUYSの裏事情をすっぱ抜こうとする。 しかし、前述した因縁によりいち早くその正体に気づいたジョージを中心としたGUYSメンバー達から詰問され、同時にスザキがコノミに接触してきた本当の目的も顕になる。 だがヒルカワ自身はそれに動じる事なく、自分の正体とその目的を知って怒りに駆られたGUYS隊員達が詰め寄る姿をカメラで盗撮して、それを“一般市民へ暴行する瞬間”として捏造しようという次の作戦を実行した。 そして、コノミを騙したと激怒してスザキを殴ろうとしたミライ(メビウス)の姿をまんまと盗撮すると、騒動に紛れてそそくさと退散。 慌ててリュウ達はヒルカワを追いかけようとするも、直後に円盤生物ノーバ出現の一報が入った事でやむなく断念したが、 その後のノーバとの戦いを通して考えを改めたスザキに盗撮した写真をデータの入ったディスクごと盗まれ、それをコノミに引き渡されてしまった事で、最終的にゴシップ記事捏造は失敗に終わった。 無論、スザキは今後一切ヒルカワとの縁を切る事をコノミに約束した。 ◆43話「脅威のメビウスキラー」 「ああ俺だ。面白そうなネタ見つけた……原稿料はいつもの倍額で頼むぜ」 ヒルカワ再登場回。 ミライとアヤのデートを目撃し、28話の時の逆恨みも兼ねてミライのスキャンダルをスッパ抜く為に二人を嗅ぎ回った。 ヤプールの差し向けた強敵メビウスキラーに辛うじて勝利し、倒れたミライの前に再び登場。 メビウスが戦っている間にGUYSは寝ていたのかと厭味を込めて追求するが、その時3人まとめてヤプールの異次元に引きずり込まれてしまう。 ◆44話「エースの願い」 「俺は見たぞ……お前の正体を……!」 ヒルカワ最クズ回。 荒廃した都市(※異次元)を見て絶望し、発狂。 自分を心配するミライに逆上して殴りかかり、止めに入ったアヤを突き飛ばして足蹴にし唾を吐きかける。 さらに姿を現したヤプールに人質にとられ、ミライに助けられておきながら「あの男(ミライ)を殺せば、助けてやる」というヤプールの誘惑に我が身可愛さでまんまと乗り、提供された光線銃をミライに発砲。 それを防ぐべく人間態のままバリアーを張った彼に驚愕し、「触るな! 化け物!」と吐き捨てた。 この一言にはさすがのミライもショックを隠せず、人間に対する失望感を抱いた程であった。 これらはヒルカワの人間性を利用して地球人そのものに失望させ、メビウスを味方に加えようとするヤプールの策であった。 しかし、これだけの事をされてなお人間を信じ続けるメビウスの健気さや、彼を信じようとするアヤの励ましによって失敗に終わることとなった。 ちなみに、ヒルカワの一連の言動は彼自身の人間性によるもので、ヤプールは(誘惑以外は)何もしておらず、 利用した張本人とはいえあまりの性根の悪さに、ヤプールは思わず顔を顰めて「下等な人間」と唾棄していた。 意外なことだがヤプールは人間を種族として見下し、皮肉ることはこれまで沢山あったものの、このように個の存在を蔑視したことはほとんどない。 個人を指して嘲笑、侮蔑の言葉を投げつけさせたのはヒルカワくらいである。 メビウスがヤプールを撃破したことでヒルカワも元の世界へと戻れたが、ミライの正体を知った彼は、礼を述べるどころか上記の台詞を吐き捨てる。 そして「黙ってるつもりはないからな」と不敵な笑みを浮かべたまま、その場を立ち去っていくのだった……。 一連の経緯を経て、初めて人間の心の汚い一面に触れ、人間の誰もがウルトラマンを友好的に受け入れてくれるわけではない事を身をもって知ったメビウスに対し、 ウルトラマンエースは彼の人間愛が揺らがないよう、直々にあの言葉を伝える。 優しさを失わないでくれ 弱い者をいたわり、お互いを助け どこの国の人とも友達になろうとする気持ちを忘れないでくれ 例え、その気持ちが何百回裏切られようとも それが私の変わらぬ願いだ だがこの次の回で、メビウスの人間に対する失望の念がさらに増長する出来事が起きる事となる… ◆48話「皇帝の降臨」 「GUYSクルー、ヒビノミライです! ……もちろんGUYSの連中もグルですよ。奴の正体を知りながらずっと隠してたんです!」 ヒルカワ最終回。 救われた恩を仇で返すかのごとく、週刊誌にメビウスがGUYSの中にいることを記事にしてしまった。 さらに「メビウスの地球追放」を提唱するエンペラ星人の脅威が迫る中、44話で知ったミライ=メビウスの事実を報道陣の前で暴露してしまう。 世界中の人々に不安が過り、日本政府もミライの身柄を取り押さえ、エンペラ星人側に引き渡そうとする動きを見せる中、 GUYS総監として公の場に姿を見せたサコミズ・シンゴの演説が始まってからも、 勝ち誇った様なふてぶてしい態度で彼の話す言葉を真っ向から否定し、嘲笑するなど、本人はGUYSの首を取ったかの如く余裕の表情を浮かべていた。 「最後まで希望を失わず、ウルトラマンを声援する……それだけでも彼らと共に戦っていると言えるのです! 彼らに力を与えることができるのです!」 「ハッ! 声援して勝てれば苦労しないぜ!」 しかしこの演説が、ヒルカワの意図せぬ方向に繋がる形となってしまう。 サコミズの演説を受けて、人々はミライの正体を知っても尚も「メビウスを守る」という方向で結束を固めることになり、一気に世界中がメビウスやウルトラマン、そしてGUYSの擁護派へと転ずる。 これには流石のヒルカワも動揺を隠しきれず、最後は周囲の人間が一様にメビウス応援ムードに沸き立つ中、一人完全に蚊帳の外へと追いやられ、この現状が信じられないと言わんばかりに愕然と立ち尽くすのだった……。 結局、GUYSやウルトラマンの社会的信用失墜を狙った筈の攻撃は、皮肉にも全世界の人間をGUYS、そしてメビウスの味方に回し、逆に自分自身の面目を地に堕とし、大恥を晒してしまうという本末転倒な形で大失敗に終わった。 この場面を最後にヒルカワは完全に物語からフェードアウトし、彼のその後の顛末は一切不明である。 【余談】 ヒルカワ役の加藤厚成は『ウルトラマンネクサス』にて元凶のダークザギ=石堀光彦隊員を演じていた。 ヒルカワの名前の「光彦」もこのキャラを意識したもの。 こちらも空気隊員のフリをしながら、陰で全てを操っていた外道であるが、正体が魔人=破壊神であるが故、ヒルカワと違って最後はきっちりウルトラマンに倒される形で断罪された。 演者である加藤氏もヒルカワの事を話題にあげ、「役者として演じる上ではインパクトの強かった役」としながらも、 やはりその悪辣ぶりは相当不愉快に思っていたらしく、メビウスの放映終了後、自身のブログで一連の行動について「人間の風上にも置けない」、人物像に至っては「最低野郎」と痛烈に批判している。 また、加藤氏は後年『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』にてペダン星人のレイオニクスハンター・ダイル役で出演。 こちらも当初は地球人を皮肉めいた目で過小評価していたが、ZAP SPACYとの交戦の中で彼らの評価を改め、最終的に和解し、主人公のレイたちを守るために命懸けで戦った末に命を散らした紛れも無い漢であり、 姑息で陰湿だったヒルカワとは真逆なキャラを演じた。 なお、ヒルカワは間違いなく悪党で、擁護する余地のない人物ではあるが、44話にてミライに銃を向けたのは、命の危機を前にパニックから起こる強迫観念も少なからず影響していたともいえる。 特別な修羅場を経験した事もない一般市民が、何の前触れもなく急に絶望的な状況下に放り込まれたり、追い詰められている中で甘い誘惑を示される等すれば、 冷静な思慮を失って暴走したり、他人を顧みる事ができず、「自分だけでも助かりたい」という歪んだ希望を抱いてしまう事も無理からぬところがあり、ヒルカワの人間性が特別異常であるとも言い切れない。 また、彼のウルトラマンに対する偏見的な考え=「ウルトラマンが地球にいる事自体、怪獣や宇宙人に地球が狙われてしまう原因」は、傍目から見れば明らかに“筋違い”“身勝手な責任転嫁”としか言い様がないが、 彼の様にウルトラマンに対して面と向かって拒絶の言葉を吐いた地球人こそ前例はないものの、ウルトラマンを快く思っていない地球人自体はこれまでのシリーズにおいても皆無だったというわけではない。 事実、GUYSメンバーのリュウも最初期の頃はメビウスに対して不信感を抱いていた上、 ウルトラシリーズの他作品を見ても『ウルトラマンレオ』の美山いずみ、『ウルトラマンネクサス』初期のナイトレイダー隊員達(孤門を除く)、 『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』のアトウ、『ウルトラマンギンガS』の神山長官、『ウルトラマンオーブ』のビートル隊や『ウルトラマンジード』の当初の一般市民など、 ウルトラマン(またはレイオニクス)に対して猜疑心や敵愾心を抱いた者や『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラマンタイガ』など、宇宙人に対する過剰な恐怖や猜疑心から、非情な行動に走ってしまう地球人の残酷な一面が描写される事はシリーズ全体を見ても意外に少なくない。 だが、彼らはそれぞれそう考えざるを得ない時勢や状況(頻発する怪獣災害や実際にその被害を被る、等)からそう言わしめたものであり、決してヒルカワのような的外れな私怨、偏見だけでウルトラマンを嫌悪・敵視していたわけではない。 ナイトレイダーのように即攻撃対象にするのはともかく、ウルトラマンをあっさり味方と信じて共同戦線を張ろうとする過去作の防衛チームの方が無防備だったとさえいえる。実際、メビウスの作中でも、終盤に日本政府国家安全保障局のシキ査察官が「ウルトラマンといえども宇宙人です。未知なる存在に地球防衛の一翼を任せることに疑問は感じなかったのですか?」と、メビウスの正体を知りながらも引き続き仲間として共闘し続けていたGUYSの危機管理意識の低さを詰問する場面がある。 そういった「異能の力を持つ者に対する恐怖や疑心暗鬼」、「危機的状況における生への執着心」という、人間なら必ずしも抱くであろう2つの自己防衛的心理を同時に突く形で利用したヤプールが狡猾だったということであり、 ましてや事態の黒幕であるヤプールに「下等」と蔑む資格はない。 また、彼がどうしてそれ程までにGUYSやウルトラマンに対し否定的であり続けたのか、その理由を考察させる場面が描かれる事は一切なかったが中には 「彼にも宇宙人や怪獣にまつわる哀しい過去があったのではないか?」 「怪獣頻出期の後の世代の人間故に、怪獣・宇宙人と戦っているウルトラマンや地球防衛隊の苦労を知らず、怪獣も出現しなかったにもかかわらずそのブランド名のみで人々から賞賛されている彼らが職務怠慢的に見えた為に反感を抱いたのではないか?」 「かつては真っ当な信念を持ったジャーナリストであったが、人間社会の理不尽さや闇に翻弄されていく中で、自らもそれに毒されてしまい、正義や絆といった綺麗事を信じられなくなったのではないか?」 「元よりウルトラマンや防衛チームに対して、ある種の“羨望”や“嫉妬心”を抱いていたのが、何らかの要因でそれが負の方向に増長し、一方的な怨恨へと変わってしまったのではないか?」 と考察する者もある。 更に言えば、ヒルカワのような「人々を守る為の組織の暗部を暴こうとする(*1)者」は必要な存在である。 現実でも、本来は非常事態に国民を守る為のものである国家緊急権を悪用し、国民に対し暴政を行った国家は数多く存在し、 ウルトラシリーズ作中でも、防衛チームがスキャンダル隠しの為に一人の宇宙飛行士を宇宙怪獣として消した事例や、 外宇宙への見せしめの為に罪も無い惑星の生命を滅ぼした事例が存在し、これらの事例はメビウス作中でも隠蔽されている。 この二例は小説版での記述のため、それとはパラレルであるテレビシリーズにおいては無視は可能であろう。 だが、それでも力を持つ組織というのは常に「もしもあの力がこちらに向けられたら……」という警戒心を一般市民に持たれ易いものである。 こちらも小説版での記述であるが、のちのウルトラシリーズで環境保護団体の名を語って世論や権力を盾に一般市民を虐殺して被害を拡大させた組織が登場している。 GUYSが組織の身の潔白を証明し続ける為には、「ヒルカワのような存在」に痛くもない(本当に痛くなければ良いが……)腹を探られ続ける必要がどうしても出てくる。 そして、ヒルカワがそうした報道の対価として金銭を受け取ることも、非難されるようなことではない。 ヒルカワにも生活がかかっているし、暗部を暴くような深い所まで取材するなら、取材の資金だって必要である。 「正義に対する批判的な視点」も、ジャーナリストという職業を考慮すれば非難されるべきことではない。 報道の自由が存在する民主国家において、ジャーナリストに期待される社会的機能は「政治を左右する国民に、これからどうするべきかを考える判断材料を与える」ことである。 その為には、ジャーナリストは現体制が主張する正義に対し「それが本当に正しいのか」という疑問を国民が抱くように仕向け、 国民が「本当に正しい」「間違っている」と判断する余地が出来るようにしなければならない。 GUYSも公的機関である以上、彼らの正義は「現体制が主張する正義」であり、健全なジャーナリストであれば「体制の正義」について考え、時には自身の支持・不支持の考えも交えつつ、 「本当にGUYSは正しいのか」と社会に問いかけ、国民に考えさせる記事を書かなければならないのである。 これが出来ないジャーナリストとその記事は「現体制は正しい、疑問を抱く余地などない」と宣伝する「体制のプロバガンダ用品」でしかない。 そして、社会に問いかけていくためには、辛口などと言う言葉も生ぬるい徹底的な批判を行うことが必要になることもあるだろう。 それらの報道理念をウルトラシリーズにおいて正しく体現したとも呼べる存在が、「ガイア」に登場した吉井玲子、田端健二、井上倫文ら、TV局『KCB』の報道班スタッフ達である。 彼らは人類にとって脅威となる怪獣や、侵略者達の対策組織ながら、機密保持の為に市民には必要最低限の情報しか明かそうとしないG.U.A.R.D.に不信感を抱き、 「事実を正しく報道する」という信条に基きながら、組織の全容や彼らの知りうる情報を追求しようとしていた。 そして、最終的にはヒルカワの様にウルトラマン(ガイア、アグル)の正体を知るも、彼らはガイア達を擁護する立場をとり、最終決戦時にはガイアやXIGを信じるよう市民に呼びかけも行っている。 彼らの様な社会的機能を目的とした報道というものは、例え徹底的な批判をする場合であれ、その記事が防衛チームやウルトラマンの良きあり方を模索するのに役立つ記事でなければならない。 そして、そのような記事を書くには防衛チームやウルトラマンの仕事・立場への理解や最低限の敬意を欠いてはならないのである(敬意を持つ、というのは相手を無批判に受け入れることを意味するものではない)。 自身の栄誉や怨恨が動機で、GUYSを良くすることに関心もなくただ邪魔をするばかりのヒルカワの行動は、ジャーナリストという職業であることやその仕事であることを考えても正当化されない。 必要なのは「ジャーナリストとしてあるべき姿を備えたヒルカワのような存在」であり、「ジャーナリストとしてあるべき姿を備えていないヒルカワ」ではないのである。 ヒルカワがいわゆる「きれいなヒルカワ」だったら、ドキュメント・フォビドゥンに隠された防衛チームやウルトラマン達の罪を暴こうとし、 『ウルトラマンメビウス』という作品のカラーが変わり、平成ウルトラセブンばりの重い話になっていたかもしれない。 ジャミラ事件を暴き、「防衛チームは、国家権力に都合の悪い人間を抹殺することがある。事実、このような前例があったのだ」と発表すれば、GUYS(及び将来現れるであろう後継者たち)に対する市民の信頼は大幅に損なわれるであろうし、 仮にノンマルト問題など暴いた日には、それこそ地球全体を揺るがすとんでもない事態になったであろう。 もっとも、「先輩達が犯した罪」「これから自分らが犯すであろう罪」と向き合い、悩むことで、メビウスやGUYSメンバーが正義の味方として一皮剥けるというのも熱い展開ではある。 そして、きれいなヒルカワがそういった役割を担うために、例えば地球人の自立のために地球人や防衛チームはウルトラマンに頼るべきではない、というような確固とした視点を持ち、 主張し続けそれにふさわしい記事を書いていたならば、『ダイナ』に登場したゴンドウ参謀や、後年の作品『ギンガS』に登場した神山長官のように『憎まれ役』になることはあっても演者からも嫌われるようなクズとしては扱われなかった(*2)はずである。 上記に記した数々の悪行を犯したにもかかわらず、ヒルカワが第48話以降どうなったのかが描かれなかったことは、 「悪事を働いた者はそれ相応の報いを受けるべき」と考えるファンからしばしば批判され、放送当時は一部の視聴者から「スッキリしない」とクレームが寄せられたという。 これについては、 「単に尺が足りなかった」 「この後彼がどうなったかは各視聴者の想像に任せるという意図だった」 「ウルトラマンメビウスという作品がテレビドラマ=マスメディア上で発表する作品である以上、悪者とはいえマスコミ関係者をひどい目にあわせるわけにはいかなかった」 等諸説存在する。 ちなみに前述した『大怪獣バトル NEO』において加藤氏が演じたダイルが戦死した際には、上述の一件に鬱憤を抱えていたごく一部の心ないファンから「ヒルカワ」呼ばわりされたり、「メビウスを虐めた天罰」「やっと死んでくれた」などと当てつけるかのような感想が上がるなどの風評被害も起きていた。ファンのみならず、親族や友人からも皮肉を言われたり、メビウスをリアルタイムで視聴していた甥に嫌われて機嫌を取るのに四苦八苦したことも明かしている。 また、ダイルは当初の脚本では悪役のまま退場する予定であったが、演者に選出された加藤氏がヒルカワを演じて以降、「出演する度にウルトラマンと防衛チームを苦しめている疫病神」と言われるほどファンから激しく嫌悪され、心象がかなり悪くなっている事を考慮した制作スタッフが、加藤氏のイメージ改善の為に、最終的に改心するキャラに設定を変更したといわれ、実際に公式サイトや加藤氏のブログには、前述した当てつけ感想だけでなく、「加藤さんを見る印象が変わった」「中の人がヒルカワとは思えないくらい良い役だった」と好意的な感想も多数寄せられており、イメージ改善に成功している。その一方で「演者が加藤のせいで感動が半減した」という厳しい声も見られている。 このように作中のみならず、視聴者や演者自身からも批判され続けているヒルカワであるが、その一方で彼の立ち位置についてはメビウスの成長を促す上で必要な存在であったと評価する声も少数ながら存在する。 ヤプールとの決着戦となった43、44話や、それに続く形で行われたデスレムとの一戦を描いた45話は、“地球人の持つ美しさと醜さ”という、メビウスにとって大きな教訓を得る試練の機会となり、 自ら目の当たりにした事や、それに対するエースやジャックからの助言とを合わせて、地球、そして人間を守る事の意味を再認識していく事になった。 故にヒルカワは、ある意味ではメビウスにとっては『敵怪獣・宇宙人以上の難敵ともいえる人類の“負”の一面を学ぶ』為の反面教師的な存在となったともいえる。 最後に蛇足にはなるが、GUYSのスキャンダルを嗅ぎ回っていた彼も、 GUYSの高官が危険物の処理に失敗した上に隊員に隠蔽工作を行わせ、さらに不手際で怪獣を出現させてしまったマジモンの不祥事は完全にノーマークであった。 彼の取材能力は、案外お粗末なのかもしれない。 そして後年。ヒルカワが嘯いた「ウルトラマンがいるから地球が怪獣や侵略者に狙われる」という屁理屈を実際に体現したウルトラマンが現れようとは、ヒルカワ自身はもとより、ミライ、そして当時メビウスを視聴していた者も誰も想像つかなかったであろう…… ヤプール「命が惜しいか? だったらチャンスをやろう。この項目を追記、修正しろ! そうしたらお前の命だけは助けてやろう」 ヒルカワ「ほ…ほんとですか?」 ヤプール「約束しよう。ハハハハハ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 報告されていたのでコメント欄をリセットしました -- 名無しさん (2017-03-26 23 38 51) 案外、ネクサスの失敗で作風の大幅軟化を余儀無くされた事への、スタッフなりのささやかな反逆なのかもしれないねヒルカワの件は。…実際、某アマゾンズなんかそんなスタッフの不満を思いっ切りぶつけた作品だし、それと同じ要領なのかと。 -- 名無しさん (2017-08-10 12 54 37) デスレム回に登場した民衆がヒルカワと同じレベルのクズに成り下がってたのが何とも -- 名無しさん (2017-08-10 12 57 21) ゼロを奴に会わせてはいけない(戒め) 双方共に大惨事になるのが目に見えるようだ… -- 名無しさん (2017-08-19 22 55 33) ↑x2順番が逆だ。民衆がクズだからヒルカワに需要があるのだ。 -- 名無しさん (2017-08-20 00 55 05) ヒルカワがこれまでに書いた記事ってのがどれくらいのレベルのものでどれだけの需要があったかが分からんのに、ちょっと擁護しすぎでは。現実にもクソシナリオを連発するゲームシナリオライターやクソ脚本を連発する映画脚本家、つまり需要がない(と消費者からは思われている)もんばっか出してるにもかかわらず仕事を任せられている物書きというもんが存在している以上、ヒルカワもその類でないなんて保証は全くないし。むしろ食い詰めたからこそ悪い方向に開き直った結果あそこまで過激になったという可能性すらあるだろう。 -- 名無しさん (2017-09-21 21 58 54) ↑一つ重要な点を見落としている。GUYSをはじめとする防衛チームは、大衆から嫌悪感や猜疑心を向けられやすい「組織化された戦闘力」だ。そのため、「防衛チームを悪者扱いする記事」というのは、それだけで巨大な需要がある。 -- 名無しさん (2017-09-21 23 49 51) ↑その”巨大な需要”の”巨大さ”とやらが判然としないんじゃないか、そしてそれが判然としないままに『ヒルカワには圧倒的なニーズがあった! 彼を後押ししたのは一般人にちがいない!』と決め付け言い切るってのは原因を他に押し付ける無理のある擁護ではないのか、と俺は言ってるんだけど伝わってなかったか? -- 名無しさん (2017-09-22 12 42 10) そもそも擁護というが、ヒルカワ人を積極的に擁護してる記述はないと思うが。「ヒルカワの個人的な問題以外にも原因がある」ということと、「だからヒルカワも擁護されるべきだ」というのは、全然違うことで、記事の記述は「ヒルカワ個人以外の原因」を書いているだけ(あとは「背景があるのではないかという推測もある」と書かれているくらい)だ。 -- 名無しさん (2017-09-22 13 38 35) 俺から見ても、ヒルカワを変に擁護し過ぎてるように思うよ。ヒルカワだけの責任とは言い切れないって主張は分かるけど、度が過ぎるとただの責任転嫁になりかねないよ。ヒルカワは本編で明確に卑劣身勝手キャラとして描写されてるキャラなのに。何より「ヒルカワ個人以外の原因」とやらの記述が異様に長くて、項目として読みにくいよ。読みやすさの意味も含めて「ヒルカワ個人以外の原因」とやらの記述は半分以下に削った方が良いんじゃない? -- 名無しさん (2017-09-22 18 46 40) 逆に最後の展開はおかしいんだよね。ヒルカワが優秀なゲスなら、むしろエンペラ星人という「同じ匂いを持つ同族」の臭いを誰よりも鋭敏に嗅ぎ取り、むしろ掌返し(+ヤプールへの変則的な意趣返し)でメビウスやGUYSに「打算的見地で」積極的に協力する方が、むしろ自然だろうけどね。そして最後に痛烈な皮肉の言葉をメビウス達に吐き掛けた上でフェードアウトした方が、もっと印象に残るキャラに出来たのではないだろうか? -- 名無しさん (2018-03-27 08 14 47) メビウスを悪くするような記事書いたし絶対あの後は良い目に合わんだろうなこいつは。むしろ地球を救ってくれたヒーローになんてことを!って今で言う炎上が起きそうだ -- 名無しさん (2018-03-27 20 53 29) コイツのエゴっぷりは、「タロウ」のバードン編に登場したタケシの母親に相当するよな。 -- 名無しさん (2018-03-27 21 14 18) 違反コメ削除 -- 名無しさん (2018-03-29 15 36 42) ↑×4それだと制作サイドが屑として作っても「ツンデレ」とか「実はいいやつ」みたいな評価受けるだけなのでは…? -- 名無しさん (2018-07-19 17 58 20) そんなに文句タラタラなら自分で修正すりゃ良いのに、自分の考える読みやすい項目にさ -- 名無しさん (2018-07-19 19 50 50) 現実世界やネット上の民度から考えればヒルカワのようなやつはごまんといるだろう -- 名無しさん (2018-09-20 18 33 23) 「ヒルカワ」を例に取って、現実のマスコミ・ジャーナリストの批判的意見に対する擁護になっているようにも見える。気に入らないとかってわけでもないし、有ってもいい記述とも思うけど…。ただ、擁護が無きゃ無いでコメントが荒れるだけのような気もするから、このままでいいのかも。 -- 名無しさん (2018-10-12 21 18 34) ヒルカワがいなかったらメビウスは同窓会だけの凡作 -- 名無しさん (2018-10-18 09 32 25) で終わっていたかもしれない。それくらい価値のある悪役。 -- 名無しさん (2018-10-18 09 33 51) まああくまで現実で必要とされているのはヒルカワに似た立ち位置の人間であって、ヒルカワのように紛れもなく性根の腐り果てたヤツではないしね -- 名無しさん (2018-10-24 01 35 00) うーん、ヒルカワってぶっちゃけ個人的にはなんかぽっと出で出た印象もちょっとあるからどういう経緯でこのキャラ設定したかをスタッフさん答えていないものか。 -- 名無しさん (2019-08-21 20 03 50) ↑「答えていない」のではなく「答えられない」んだったりしてなw -- 名無しさん (2019-08-21 21 39 40) ↑8自分で修正したくても修正させてもらえないんだろう。この項目はログインユーザーしか編集できない設定にされてるからな -- 名無しさん (2019-09-26 18 31 33) 蛭川が性格がゲスなキャラであるというのはそうだとしても、バックグラウンドが描かれていないからどこまでが個人の問題なのかがわからないというのはあると思う。仕事でそういう記事を書いているうちに感化されていったということもあるだろうしこれを擁護という人は「悪は個人の資質として悪である」というのが信条なのかな?と思う。 -- 名無しさん (2019-09-26 18 51 11) ↑当たり前だ。こいつはウルトラマンのキャラであってライダーキャラでもX-MENキャラでもない。 -- 名無しさん (2019-11-07 00 03 46) 最後…。もしかしたら防衛軍の暗部に暗殺された可能性も…。 -- う (2019-11-30 19 13 20) ↑それはない。彼のおかげで防衛チームに批判的な言論・報道の地位を大いに毀損した。上層部はむしろ彼に感謝しているだろう。 -- 名無しさん (2019-11-30 21 20 26) ↑2 暗殺とまではいかなくても、小説版でジャミラの事を暴露しようとした元科特隊員のジャーナリストみたいに、報道界から爪弾きにされた可能性はあるだろうね。 -- 名無しさん (2019-12-19 10 34 54) まあ以後ウルトラマンを支持するマジョリティからは売国奴ならぬ売星奴、イエロージャーナリズムからも役立たず扱いされる以外何もない余生を果たして生き抜いていけるのかは見物だがな -- 名無しさん (2020-04-16 15 57 29) ↑そういう役立たず扱いみたいな自浄作用が働かない報道を「イエロージャーナリズム」っていうんだと思うよ。多分イエロージャーナリズムはこれからも彼を使い続ける。取材能力自体は結構あるし。 -- 名無しさん (2020-04-16 16 07 33) どうせ2~3年したら大衆はさっぱり忘れているだろうし、しばらくなりを潜めて、ほとぼりが冷めてから「私はかつてGUYSにジャーナリスト生命を奪われた」とか主張しはじめたりしてな。 -- 名無しさん (2020-05-30 10 22 16) なお、演者はゼロワンで1000%社長のクズな父親役を演じていた様子。 -- 名無しさん (2020-07-12 10 16 17) トレギア声の猫は2次元でaiboと普通に遊んで、ヒルカワ声の父親はAIBOに非道…2020年はそんな年です。 -- 名無しさん (2020-07-13 22 56 08) 仮面ライダージオウ的な作品があったら「アナザーメビウス」として登場しそう -- 名無しさん (2020-07-13 23 05 37) 追記。黎斗王と同じで歴史が変わって活躍の場を失ったところをタイムジャッカーに狙われヒーローのアナザーに変貌させられそう。 -- 名無しさん (2020-07-13 23 06 56) トレギアも跨いで通る…と言うか揺さぶりをかけるまでもなく根っからクズとして完成してるから興味を抱かないか -- 名無しさん (2020-08-22 16 48 25) コメント欄見ても「作品の主人公に敵対する人間は徹底的に悪で不幸な目にあわないと気がすまない視聴者」って結構いるんだな -- 名無しさん (2020-10-11 01 41 09) ↑今の御時世「本当に裁かれるべき悪」が報いを受けずに平然と過ごす理不尽が成り立つ世の中だから、創作物にまでそんな理不尽見たくないって人が増えたのでしょうね… -- 名無しさん (2020-10-21 12 38 47) 少なくとも、トリピーは彼に感謝しなければならないだろう。大衆が彼のことを覚えている間はグロテスセル事件が明るみに出ることはないからだ。 -- 名無しさん (2020-10-21 15 20 15) ハリポタのマルフォイみたいに嫌われてるけど演じた加藤厚成さん本人を攻撃するのはNGで -- 名無しさん (2020-10-27 10 55 35) ↑2 最近の悪役って製作側が清濁併せ呑むを履き違えたりお気に入りのキャラだから贔屓されるのが多いからね。悪役なんて惨めな最期を遂げる見せ物になり大衆を面白がらせてこそ悪役と言えるよ -- 名無しさん (2020-10-27 11 48 59) ↑ミス、↑2じゃなくて↑3だった -- 名無しさん (2020-10-27 12 13 11) ヤプールがヒルカワにドン引きしたのは、ヤプールが自分がしていることが悪だと理解した上で罪悪感を全く感じてないDIO様タイプの悪人なのに対して、ヒルカワが -- 名無しさん (2020-11-12 09 25 59) ↑続き ヒルカワが「は?なんでお前らキレとん??むしろ俺が被害者なんですけど???」っていう無惨様タイプの悪人だからじゃないかな。プッチ神父やウルトラシリーズでいうところのギャラクトロンみたいに「自分が正義だと盲信してる」タイプならまだ理解できたけど、良くも悪くもそこまで行ってないのに自分の行いをかけらたりとも悪だと思っていない、その精神性を気持ち悪く感じたんじゃないかと。 -- 名無しさん (2020-11-12 09 31 18) ヒルカワのような、不快な言動をするキャラそのものを見たくない!みたいな繊細な奴が最近増えたように思う。このコメ欄にもいるし -- 名無しさん (2020-12-10 14 28 22) まあ、見てて気持ちの良くなるキャラではなかったのは確かだし仕方ない気もする。ヒルカワみたいなのをもっと見たい!なんて人はそういないだろうし -- 名無しさん (2020-12-13 02 06 09) ただ不快な言動をするだけなら悪役や憎まれ役として当たり前の事だけど、ヒルカワの場合は「一から十まで悪意と私利私欲、理不尽の塊」みたいなキャラだから余計にみんな拒絶反応を示すのだろうな… -- 名無しさん (2020-12-18 12 14 41) あの後ウルトラマンを追い出したってニュースに描かれてめっちゃ叩かれてそう -- 名無しさん (2021-01-20 21 04 20) ↑2 そのうえそれこそ"人間らしい"優しさや真っ当な倫理、常識をほんの欠片も持ち合わせていないしな -- 名無しさん (2021-02-20 18 37 41) こいつの親族が『メビウス』本編前後でどういうふうに生活してたのかがすごく気になる。『イナズマイレブンGO』の影山くんみたいなかんじなのかな。 -- 名無しさん (2021-07-31 23 42 02) 下劣で何の罰も受けない吐き気のするキャラだし誰だって不快感や嫌悪感を持っても仕方がない。役者もこんなキャラのせいで風評被害を受けて辛かっただろう -- 名無しさん (2021-08-01 00 27 47) ↑いい年してキャラと役の区別がつかない方が悪い、というかこれに関してだけは蛭川というキャラは全く悪くない -- 名無しさん (2021-09-05 12 19 53) ちっちゃな子供が役者に対しての嫌悪が出ちゃうのはまぁ仕方ないにしても、いい年した大人がそういう事言うのも妙な話だ。ここは悪役演技に称賛をすべきところのはずだ -- 名無しさん (2021-09-05 12 26 33) ↑これは子供向けとか関係なく、テレビドラマとかの役と演者の区別がつかない人間…っというか「区別はついてるけどやっぱり腹が立つ」って大人げない視聴者ってのは意外に多いもんなんだよね -- 名無しさん (2021-09-06 20 30 55) ↑それで役者に攻撃するなら区別はついてないでしょ -- 名無しさん (2021-09-06 20 42 06) ↑×5 そういう辛さを味わわせたのが作品が変わってもグチグチ粘着する視聴者だったのでは。 -- 名無しさん (2021-09-12 09 05 38) ↑×2 要するに役者さんを攻撃する事で自分の胸をすかしているつもりなんでしょ? -- 名無しさん (2021-09-13 21 13 33) ↑×4架空の人物への怒りを見た目が同じ役者に向けてしまうんだよな。役になりきってたんだから内面も同じはずだって錯覚するんだろうね。 -- 名無しさん (2021-09-14 10 10 41) ヤプールすら鼻つまんでまたいで通るクズだがトレギアが目ぇつけてたらどうなってたか -- 名無しさん (2021-10-08 12 35 12) 作品全体の評価を悪くした、みたいな記述は流石に度が過ぎているかな。あてつけみたいなコメントを記述されてもちょっとな。 -- 名無しさん (2021-10-13 16 54 19) ウルトラシリーズでは由利子さんや、KCBの方々、根来さんのような真面目なマスコミ関係者もたくさんでているんだよね。制作側は正しいジャーナリズムと間違ったジャーナリズムを視聴者に伝えたかったのかな… -- 名無しさん (2021-11-16 17 42 37) 後半の記述は無駄に長い上に主観が入りすぎてると思う。よくいるマスゴミであって言うほど御大層なキャラではないよこいつは -- 名無しさん (2022-02-22 06 24 36) 『嫌われ松子の一生』みたいなかんじで生い立ちとその後が見てみたい。 -- 名無しさん (2022-02-22 09 41 42) 他の要素はまだしも捏造する気満々だったしな>よくいるマスゴミ -- 名無しさん (2022-06-02 11 16 24) ヒルカワ演じた方が、後々のゼロワンに出ていた事にビックリしたわ -- 名無しさん (2023-11-12 02 08 58) どうにも余談部分がヒルカワに関する話から逸脱しているというか「正しいジャーナリストならウルトラマン世界でこのように活躍する!」みたいな話になってるような -- 名無しさん (2024-04-30 13 15 51) コイツがダンの正体を世間に暴露されたら・・・ -- 名無しさん (2024-05-16 22 35 01) 名前 コメント
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地球での戦いで力尽きたウルトラマンヒカリは、M78星雲ウルトラの星で、新たな命を得て甦った。 宇宙警備隊の大隊長ウルトラの父、その妻・ウルトラの母、隊長ゾフィー。 母「傷は癒えましたか?」 ヒカリ「はい、ウルトラの母。あなたから授かった命、ムダにはしません」 母「自ら命を落としてしまえば、かけがえのない命を守ることもできません。くれぐれも、そのことを忘れずに」 ゾフィー「地球に、大いなる危機が迫っている」 ヒカリ「地球に!? 大隊長、私を地球に行かせてください!」 父「それはならん」 ヒカリ「なぜです!? 私も、宇宙の平和を守るために戦いたいのです!」 父「お前は、戦士としてはあまりに心が繊細すぎる。地球で待ち受ける数々の試練に、お前の心は耐えられるのか?」 ヒカリ「……確かに、私はあのとき、怒りに心を支配されました」 かつての惑星アーブでの惨劇── ヒカリ「しかし、今の私は違います!」 ゾフィー「私からもお願いします。彼は、宇宙警備隊員にふさわしい真のウルトラマンです」 父「──よかろう。では、それを証明してみせろ」 ヒカリ「ありがとうございます!」 ヒカリが空へ飛び立つ。 母「彼1人で、大丈夫でしょうか?」 ゾフィー「心配はいりません。彼はもう、1人ではありませんから」 父「これは彼にとって、ウルトラマンとして最初の試練なのかもしれない」 ウルトラマンメビウス外伝ヒカリサーガSAGA 3光の帰還 宇宙を行くヒカリが、ウルトラサインを目にする。 ヒカリ「むっ、『惑星アーブで待つ、メビウス』──? なぜメビウスが、アーブに?」 惑星アーブの大地に、ヒカリが降り立つ。 初めてヒカリが訪れたときとは一変、高次元捕食体ボガールに滅ぼされて変わり果てた焦土。 突如として現れたウルトラマンメビウスが、なんとヒカリに攻撃を加える。 ヒカリ「お前、メビウスではないな? 誰だ!?」 メビウスが変身する。 今度はかつてのヒカリの姿、ハンターナイト・ツルギとなる。 ツルギ?「見ての通りさ。俺はかつての貴様だ」 ヒカリ「メビウスはどこだ!?」 ツルギ?「地球にいる、あのウルトラマンか? 奴を殺(や)るのは後だ」 ヒカリ「何ぃ!?」 ツルギ?「まずはお前になりかわり、地球へ向かう。そして人間どもの前で、破壊の限りを尽くすのさ」 ヒカリ「では、あのウルトラサインは?」 ツルギがヒカリへ攻撃を繰り出す。 ツルギ?「鎧を捨て去った貴様は、俺様の敵ではない。思い知れ、怒りこそ力の根源、復讐こそ生の原動力だ!」 ヒカリ「違う! それは本当の力ではない」 ツルギ?「ならば俺を倒してみろ、ヒカリ。もしくは負けを認め、俺様の僕(しもべ)になるか?」 ヒカリ「断る! かけがえのない命を守る。 俺はそう決めたんだ」 メビウス、ツルギに化けていた敵が正体を現す。 かつて変身能力を駆使してウルトラの星へ攻め入った宇宙人、ババルウ星人。 ババルウ「フハハハハ!」 ヒカリ「お前は!?」 父「ババルウ星人!?」 ゾフィー「かつて光の国からウルトラキーを盗み出した──」 母「そう、暗黒星雲の支配者」 ヒカリ「お前の策略、俺が阻止して見せる!」 ババルウ「貴様とはうまくやっていけると思ったんだがな、残念だ」 ヒカリとババルウ星人の戦いが始まる。 ババルウ星人が凍気を吐き出し、ヒカリが次第に凍結する。 ついには巨大な氷の塊と化してしまう。 ババルウ「かつて貴様が魅入られた惑星アーブ、その大地と共に死ねるんだ。本望だろう? 命が惜しいか? ならば思い出せ、憎きボガールを、あのとき抱いた復讐心を。その怒りを力に変えれば、貴様はもっと強くなれる。最後の警告だ。ここで死ぬか? それとも俺様の僕になるか?」 ヒカリ「俺は…… ウルトラマンだ……」 ババルウ「そうか、ならば死ね!」 氷塊の中で身動きのとれないヒカリに、アーブの声が届く。 アーブ「ヒカリ── ウルトラマンヒカリ──」 ヒカリ「アーブ……?」 アーブ「あなたはまだ戦えます。思い出すのです。我々と過ごした日々を。あのときの、澄んだ心を──」 惑星アーブが滅ぶ前に大地にあった結晶体が、次々に地上に出現する。 氷漬けのヒカリに、エネルギーを浴びせる。 エネルギーを得たヒカリが、渾身の力で氷塊を破る。 そして輝きと共に、かつてのハンターナイト・ツルギの姿と同じ鎧に身を包んだ姿となる。 ババルウ「バ、バカな!?」 ヒカリ「この鎧は!? しかし、この全身に漲る汚れなき力…… あのとき感じたものとは、まるで違う感覚だ」 ヒカリに戦いの力を与えた、ウルトラ一族の長老・ウルトラマンキングの声が響く。 キング「ウルトラマンヒカリよ! アーブの大地がお前の心に共鳴し、力を授けてくれたのだ。それは復讐の鎧ではない。勇者の鎧だ!」 ヒカリ「勇者の鎧……!」 (アーブ『天空より舞い降りし勇者、光の鎧をまとい、アーブの大地と一つにならん──』) キング「さぁ、戦え! ヒカリよ!」 ヒカリ「はい!」 ババルウの猛攻を跳ね返し、ヒカリの攻撃が次々に決まる。 ヒカリ「アーブよ──っ!!」 必殺光線ナイトシュートが炸裂、ババルウ星人が深手を負う。 ヒカリ「ここまでだな、ババルウ星人!」 ババルウ「グウゥ……! この雪辱、必ず晴らす。覚悟していろ。いずれメビウスも貴様も消えてなくなる。ハハハハハ!」 もうもうと土煙が上がる。 ヒカリが煙をかいくぐると、すでにババルウ星人は姿を消している。 空にウルトラサインが浮かび上がる。 ヒカリ「『ババルウ星人は地球へ向かっている。直ちに地球に急行せよ』──」 父「メビウスと共に戦うのだ。宇宙警備隊員として」 ヒカリ「ありがとうございます、大隊長。アーブよ、あなたたちが授けてくれた力、決してムダにはしません。私は必ず地球の命を守り抜きます。この鎧にかけて」 ヒカリがアーブの大地を蹴って空へ飛び立ち、宇宙を駆け、地球を目指す。 キング「また1人、この宇宙に勇者が誕生した。その心は汚れなく澄みわたり、その体は大地のごとく頑強な光の戦士、ウルトラマンヒカリ──!」 こうして俺は、晴れて宇宙警備隊員の仲間入りを果たした。だが、これは終わりではない。新たなる戦いの始まりに過ぎないのだ。俺とメビウスの戦いは、ますます激しさを増すだろう。そんな俺たちに力を、心に光を照らしてくれ! そして、物語は『ウルトラマンメビウス』第35話「群青の光と影」に続いていく…。 (終)