約 1,901,029 件
https://w.atwiki.jp/zairin/pages/36.html
140 名前:それも名無しだ:2009/08/15(土) 00 27 04 ID yBYoKeky イスペイル様「ふと気になったんだが」 ジョシュア「また実験したいとか言い出さないで下さい」 イスペイル様「ザイリン酸はザイリンが…ゾイジェネ(主にルージ)を見て興奮→ザイリン酸抽出という一連の流れだ」 ジョシュア「あとルージくんに触れたり、持ち物(パンツとか)でも興奮して抽出できますね」 イスペイル様「ではここでこんな物を用意してみた」 ⊃【ゾイドジェネシス 動画集 ver.K】 ジョシュア「…なんですかこれは」 イスペイル様「史上最高のニートが、暇にあかせて作ったゾイジェネのまとめらしいが」 ジョシュア「…なんか怪しくないですか?」 イスペイル様「物は試しだ。実験しよう☆」 ジョシュア「…やっぱり実験ですか」 ザイリン「…抽出は理解した。が何故私はぐるぐる巻きになる?」 イスペイル様「作成者からの要望で『ザイリンさんに見せる時は体の自由を奪うこと』とある」 ジョシュア「…露骨に怪しすぎますね」 イスペイル様「まあ勘弁しろザイリン」 ザイリン「…嫌な予感がひしひしと」 ジョシュア「じゃあ僕らは別室で待機してます」 ウギャーヤメローウボァーヤメテクレー (30分後) イスペイル様「(ガチャ)ザイリン見終わったk」 ジョシュア「途中興奮していたようですけd」 へんじがない。ただのしかばねのようだ。 ジョシュア「ざ、ザイリンさん!?」 イスペイル様「あ、あのザイリンがここまでなるとは!?」 ジョシュア「いったいこの動画に何が映っていたんですか!?」 イスペイル様「わ、分からぬ…」 謎の暗黒物質アンチザイリン酸の誕生である。 141 名前:それも名無しだ:2009/08/15(土) 04 10 20 ID SsAjnjCU イスペイル様「アンチザイリン酸…略してAZ(アズ)酸か…」 ジョシュア「打つのが面倒だからってそんな…」 イスペイル様「効果を試したい…ところだが、さすがに今回は今までとレベルが違う」 ジョシュア「あのザイリンさんが干物よりひでぇ状態でしたからね…まさかこれ自体がザイリンさんとかじゃないですよね?」 イスペイル様「という訳で各研究所の技術の粋を集めたこの超オルゴン時流スーツの出番だ」 ジョシュア「お、重い…」 イスペイル様「そしてもし以前ザイリン酸が暴走したように、AZ酸が我々の手に負えなくなった時の為に」 勇者王「いんでぃくす!光になぁれぇぇ!」 金槌「ようやく出番か!」 ジョシュア「ま、まだっていうか店は光にしないで下さい!」 イスペイル様「そして今回の被験体希望者は彼らだ」 ロール「出番が増えるかと思って…」 キラ「ラクスに無理やり…」 ミスト「レムに『イスペイルを手伝ってやれ』って…」 ケイン「ノーザ様が是非やってこいと…」 ジョシュア「四人中三人が人の命令って」 イスペイル様「気にするな。では諸君、まずそこの黒い何かに素手で触れてくれたまえ」 ロール「お…おおおぉぉぉっ!!」 キラ「か、快感のシェルブ○ットォッ!」 ミスト「暴徒はてめぇらか!死ねぇ!」 ケイン「(自主規制)」 ジョシュア「ひいっ!みんなプッツンしてますよ!」 イスペイル様「いつの時代の人間だ君は…しかしこの様子を見るに、AZ酸は人の闘争本能や攻撃性を活性化させるようだ」 ジョシュア「ラピッドシンドロームみたいな効果ですね。ってか早く止めないとみんな殺し合い始めちゃいますよ!」 イスペイル様「あー、あー、ガズム?全員に麻酔打ってくれ」 142 名前:それも名無しだ:2009/08/15(土) 04 24 57 ID SsAjnjCU ジョシュア「ガズムさん…よくあれを耐えましたね」 イスペイル様「奴は頭痛で痛みに慣れてるからな。では落ち着いたところで諸君、目の前にある液体をぐいっと飲み干してくれ」 ジョシュア「千倍に薄めてちょっと梅の風味にしてるから飲みやすいですよ」 ロール「僕だってダンガイオーのパイロットなのに久しぶりの参戦なのにギルとかより空気ってカットインテンポ悪いって」 キラ「守りたい世界にあんな奴らいらないフレイもサイもカズイもミリアリアもブレードもアデランもみんな消えちゃえ特にラクス消えちゃえ」 ミスト「(こんな地球人を守る価値は…無い!)」 ケイン「(自主規制)」 イスペイル様「聞くに耐えない負の波動だ…」 ル=コボル「呼ばれた気がして」 ジョシュア「どうやら摂取すると今まで溜め込んでた負の心が噴き出るようですね…」 イスペイル様「千倍の薄さでこれか…さっきの攻撃性の高さと合わせたら変態を超えてただの人殺しになってしまうかもしれない」 ジョシュア「いったいザイリンさんは何を見たんでしょう…」 バリーンガッシャーン イスペイル様・ジョシュア「!?」 ラクス「おっほほほほ~、ご機嫌麗しゅうお馬鹿さん達」 キラ「ひっ、ひいっ!」 ラクス「キラ…私がアナタの声を見逃さないと思って?」 キラ「ち、違うんだよラクス僕は…」 ラクス「ちょっとお借りしますわよ」 ジョシュア「そ、それはAZ酸の原液…!」 ラクス「食らいなさい!」 キラ「ギャアアアアッ!」 ジュウージュウー イスペイル様・ジョシュア「と、溶けてるー!?」 143 名前:それも名無しだ:2009/08/15(土) 04 35 07 ID SsAjnjCU ジョシュア「キラさんがオレンジジュースになっちゃいましたよ!」 イスペイル様「い、いや見ろ!ジュースから何かが出てくる!」 キラ?「……」 ジョシュア「い、生きてたんですかキラさん!?」 キラ?「ルージ君…」 ジョシュア「え?」 キラ?「ルージ君はどこだ!魔女共をこのハイブリッ○で消し去ってくれる!ルージきゅぅぅぅん!」 ドゴォッ ジョシュア「か、壁突き破ってどっかに行っちゃいましたよ」 ラクス「あらあらお盛んねぇ全くキラは」 タッタッタッ… ジョシュア「な…何なんでしょう今のは…」 イスペイル様「今の目、まるでレミコトを睨むザイリンのようだった…」 ジョシュア「まさか、AZ酸を浴びたらザイリンさんになるとでも!?」 イスペイル様「意外とあの酸そのものがザイリンという考え…間違ってないのかもしれん」 ジョシュア「は、は、早く廃棄しちゃいましょうよこんなの!」 イスペイル様「ま、待て、まずはキラの為にワクチンを作らなくては」 ジョシュア「(僕ですジョシュアです!久しぶりに触れてはいけない何かに触れてしまったようです!)」 144 名前:それも名無しだ:2009/08/15(土) 09 10 24 ID tjuQv6y2 イスペイル様「とりあえず完成したぞ。ザイリンが生きていないとアンチザイリン酸は 暴走するようだな」 ザイリン「川の向こうでウィスプが『こっちに来るな!』と言っていたよ…」 イスペイル様「ワクチンはそのうち効いてくるだろう。 で、やや正常なアンチザイリン酸が完成したのだ。 効果はザイリン酸の逆だ」 ジョシュア「悪用にしか使えそうに無いですね」 145 名前:それも名無しだ:2009/08/15(土) 10 42 08 ID yBYoKeky ジョシュア「でもザイリン酸の効果をすぐ消したり、混合液の未知の効果対策には使えますね」 イスペイル様「確かに。ではもう少し抽出しておきたい所だが…」 ザイリン「断る!あんな映像を二度と見てたまるものか!」ピュー ジョシュア「逃げましたねザイリンさん」 イスペイル様「確かに逃げた…何が映っているのか気になるな」 ジョシュア「では再生してみましょう」ポチットナ 【ルージミィのラブシーン】 【ルージコトナの(ry】 【ルージムラサメ(ry】 イスペイル様「本編にこんなシーンないだろ…」 ジョシュア「…ザイリンさんにとっては拷問ですね。悪いことしました」 イスペイル様「さて研究を再開する…」 ジョシュア「そろそろ時間ですよ」 イスペイル様「ん?何の時間だ?」 ジョシュア「健康診断のですよ。イスペイルさんが(バーチャロイドだから)最初ですよ」 イスペイル様『しまった!この騒ぎで忘れていたが本気でマズい!』 146 名前:それも名無しだ:2009/08/15(土) 14 17 34 ID ORg2RLKs キラ「フフフ…困っているようですね」 イスペイル様「キラ!?お前AZ(アンチザイリン)酸でヤバかったのでは…?」 キラ「ラクスが治したんだよ。どうやったかは教えてくれなかったけど まあそれは置いといて、健康診断で困っているそうで」 イスペイル様「ああ、バーチャロイドの検診を受けることになってな」 キラ「それなら、(ゴソゴソ)これを使うといい!」 イスペイル「なんだそのチップは…」 キラ「バーチャロイドの検診はスキャン方式での検診 しかし、このチップを体に付ければあら不思議イスペイルさんの体がバーチャロイドの構造に偽装されるのです!」 イスペイル様「なっなんと!しかし、タダではあるまい。」 キラ「フフフ…分かっているようで このチップの代金はいすぺいるちゃんが前回着せられ切れなかったコスプレを着て貰う ぼくの作るゲームに自由に出演させる権利と交換で…」 イスペイル様「汚いな、さすがキラ汚い しかし背に腹は代えられん…その条件呑もう!」 こうしてイスペイル様バーチャロイド説はまた広がっていくのであった。
https://w.atwiki.jp/narupo/pages/12.html
アンチスレにあった主なネタレスです。 55スレ
https://w.atwiki.jp/nicoten/pages/842.html
アンチ あんち 【その他の単語】 09-07-20最終更新 random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 「アンチ」とは、「反」「対」といった意味の接頭字。転じて、「アンチ~」とすることで「~が嫌いな人」を表すスラング。昔から「アンチ巨人」はよく使う。 スラングとして「~」の部分を略して「アンチ」と用いられる。 何らかの原因であるモノに反発するようになった人を集団的に表す。 そのモノの信者(というより厨)とは対局をなす存在といえる。 多くの場合、アンチはその対象そのもの、そのファンの行動あるいは取り巻く環境に対し、迷惑を被りあるいは辟易としてアンチになったのだと思われる(ex:金にモノを言わす経営方針、オーナーの言動、マスコミの贔屓)。もっとも、とりわけニコニコ動画におけるアンチについては、信者(厨)たちの活動が原因となろう。 ところで、「対局的」と書いたように、しばしばアンチはアンチが嫌う信者(厨)と何ら変わらないものになる。 すなわち、信者が空気を読まず場を荒らすのと同様に、アンチがアンチ活動をする故に空気を読まず場を荒らす場面が散見される。 アンチはなぜアンチになったのかを考えて自制しなければ、自らが嫌う厨と同じ穴の狢となってしまうだろう。アンチがアンチであることには問題はないし寛容になる必要はないが、正当性を保ちたいなら自制と自重が重要であると思われる。 ま、スルーすれば何の問題もないんですよ。 動画検索 「アンチ」でタグ検索 「アンチ」の含まれるタグの一覧 → 検索結果 random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 動画 sm2215211エロゲメーカーをアンチが多い順に並べてみた http //www.nicovideo.jp/watch/sm2215211 あ行の単語一覧にもどる 「その他の単語」に関する単語の一覧 トップページにもどる - -
https://w.atwiki.jp/taer/pages/77.html
last modified 2009年11月30日 (月) 03時54分14秒 ルール 国内版を使用。設定(LEVEL)はデフォルトのSUPERHARD。コンティニュー禁止。 タイム計測 ED後に表示されるタイムが全て。 順位 タイム 達成者 達成日 備考 1 09.50 ロイヤルボーイ 2009年07月10日 2 09.53 てら 2009年06月21日 3 10.42 浣腸長官 2009年11月28日 4 10.45 大爆笑カレー 2008年05月06日 5 10.58 ミュル 2008年09月26日 6 11.02 ロンドン橋 2008年09月26日 7 11.13 忘れ物 2009年06月30日 8 11.25 ゆべし 2008年05月09日 9 11.30 すばるんch 2008年09月15日 10 12.00 ぽるぽる 2009年05月10日 11 12.01 ヘボ 2007年12月01日 12 12.12 チャモロ 2009年09月06日 13 12.31 もぐもぐ 2008年04月28日 14 12.47 LK 2009年10月12日 15 12.49 コマドリ 2009年11月03日 16 13.47 がおー 2008年11月30日 17 15.28 蜜蜂 2008年05月15日 18 16.49 ワロス曲線 2007年06月22日 19 16.49 いまお 2009年05月05日 20 17.00 PAC 2007年07月07日 TA中 他イベント時等の記録 イベント/個人対抗ガチンコアクショントライアスロン イベント/VC配信記念エイリアンソルジャーベストタイムアタック
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2232.html
キョンの手を引いてやってきた場所は旧館の男子トイレ前の廊下、 まだ中に入ってすらいないのに鼻を刺激する臭いを感じる、今は気にしないでおこう。 ここに閉じ込められるのは俺じゃない、キョンだ。 災難だとは思うが、これはそう、罰だ。 こいつは何も悪い事はしていないし、何に対する罰なのかもわからんが、罰だ。 ここに人が入っていく所を見たことはないし、こいつにも色々と考える事があるだろうし、 まあ、おあつらえ向きだろう。 「とりあえずこの中で待っててくれ、ここなら誰も来ないだろ、部活が終わったら迎えに来る」 あんまり長い間席を外しているとハルヒも心配するからな。 と付け加え、俺はこの刺激臭から逃げるように部室へとダッシュした。 去り際にキョンが何か喋っていたが、聞こえないフリだ。 部室へと戻ると、先程の一騒動などまるで無かったかのように、静かな日常が俺を待っていた。 古泉相手になら、飛車と角を適当に動かしてれば勝てるんじゃないかと思い、 適当に飛車と角を動かしてみると、拍子抜けする程あっさり古泉の陣形が崩壊した。 これじゃ小学生にも勝てないぞ、と古泉の弱さが心配になって来た所で、長門が本を閉じる音がした。 「じゃ、お先に帰るわ、また明日会いましょう!」 今日はPCの前でニヤニヤしていただけで終始大人しかったハルヒは、真っ先に席を立ち上がると、さっさと帰ってしまった。 こんな調子の時は決まって何か企んでいるのだが、その内容は知らないし、知りたくもなく、 できれば事態が収束に向かうまで大人しくしていてくれ、と願わずにはいられない。 あの間抜け面を思い出すたびになんだか今後の展開が心配になり 借りれるもんなら猫の手でも借りたい心境の俺は、せっせと将棋の駒と盤を片付けている古泉に小さく声をかけた。 「ちょっと着いて来てくれ」 今回ばかりは、こいつも役に立つかもしれない。 俺より先に奴の正体に気付いた風な事も言ってたし。 何より、あのマヌケ面に色々と説明するのはお前の役割だ。 古泉は、一瞬で俺の思惑を理解し――いや、こいつの事だから既に予見していたのかもな――頷いた。 「じゃあ俺らもお先に失礼しますね、朝比奈さん」 「はい、また明日会いましょう」 朝比奈さんはにこやかに手を振ってくれた。 終わらない夏の時や孤島で見せた怯えた表情も、いつか部室で見たアンニュイな表情もそれはそれでいいのだが、 やっぱりこの人は笑ってる顔が一番似合うと断言できる。 こんな人が生まれる時代だ、未来ってのも案外捨てたもんじゃないかもしれない。 可愛らしい声に見送られ、俺たちは部室を後にした。 「彼の事は興味深いです、少し気になっている事もありますしね」 それはともかく、解説役はお前に任せるからな。 俺がそう言うと、なんだか控えめに笑う声が横から聞こえた気がするが、気のせいだ。 というか、あのマヌケはちゃんとあのトイレで待ってるんだろうな。 適当にうろつかれた挙句行方不明になんてなられたら後味が悪い。 夕焼けに染まる校舎というのは中々に風情があっていいのだが、 旧館は何十年もの年月を経た建物であり、そんな旧館には、なんだかそういった趣があるわけだ。 要するに、不気味だ、正直に言えば、怖い。 旧館は木造なので、十歩に一回くらい、ギシと床が軋む。 この一年、気にした事はなかったのだが。一度気になってしまうともう止まらない。 いっそ古泉の腕にでも縋り付いてしまってもいいのだが。 ふと、背後に何かの気配を感じて立ち止まる。 こんな感じがする時、背後に誰かが居た試しはなく、 今回もそうであって欲しいという祈りも天には届かなかったようで、 振り返って見ると、そこには人間以外の「何か」が居た。 「うお、長門」 そこには長門が幽霊みたいにぽつんと突っ立っていた。 うん、例え人間以外の何かでも、こんだけ可愛けりゃ大歓迎だね。 「ついて来てたのか?」 「私はあの人間に興味がある」 長門はそう言うと、それきり押し黙る。 今回ばかりは長門の力が役に立つかはわからん、だがこいつなら邪魔にはならんだろう。 長門と古泉を連れて再び例のトイレの前に来た俺は、次にどうするべきか考えていた。 トイレの中にいくら呼びかけても返事は無く、ならもうこの中には居ないのだろうと結論を出してしまってもいいのだが、 あのマヌケ面は、どこでも爆睡できるタイプのマヌケ面だったし、実際、俺だって寝るだけなら―常識的な範囲でだが―どこでもできる。 しかしこの刺激臭の中で寝る事のできる人類が居るとは思えないし、きっとどこか違う場所で爆睡でもなんでもしてるんじゃないか? 色々と考えてても仕方がないので、とりあえず行動を起こしてみる事にする。 「古泉、中に入ってあいつが居るか確かめてきてくれ」 「え、いや、…それはちょっと遠慮したいのですが」 古泉め、使えない男だ。 根性を鍛えなおしてやる必要があると感じた俺は 「男の子なんだから頑張って行って来いっ」 言いながら、古泉をトイレに無理やり押し込み、 途中でギブアップしないように、すかさず扉に背を預けて閉じ込めたが、 何が悲しくて男子トイレのドアを身体張って塞がなければならんのかと悲しくなったので、すぐ退いた。 30秒程経過した頃、 トイレのドアからハンカチで口元を押さえた古泉がのっそりと出てきた。 「ちゃんと個室も調べたか?」 「ええ、調べました。 中にあったのは流されずに放置されていた汚物だけでしたが」 なんだそのプチ情報は、無理矢理閉じ込めた俺への復讐のつもりか? 「どうでしょうか?」 古泉はお得意の両掌を真上に向ける妙にアメリカンな仕草をしながら言う。 それはいいがな古泉、お前なんか臭うぞ。 「…」 古泉はなんとも言えない表情になり、鼻で溜息を吐きながらまたもアメリカンな仕草をした。 もう、お前はあちらさんのホームコメディにでも出演してろ。 「よう」 声をかけられ振り向くと、そこにはキョンが立っていた。 走って向かってきたのか、少しだけ息を切らしている。 この野朗。ここで待ってろって言った筈なのに、どこに行ってやがったんだ? 見ろ、お前の所為で古泉がちょっと臭う男になっちまったじゃないか。 「なんで、この中で待ってなかったんだ?」 俺がそう言うと、キョンはピクッと眉根を寄せ、まるで無理難題を押し付けてくるハルヒに言い聞かせる俺の様な口調で言い放った。 「じゃあ逆に聞かせてもらうがな、お前は、このくっせえトイレで何時間も待つ事ができるか?」 まあ、こんな異臭騒ぎの起きそうなトイレの中でバカ正直待っているような奴なんか居ないだろうし。 こんな事を大真面目に命令するような奴はハルヒくらいだ、他に居るとは思いたくない。 でも、だ。 今の今まで一つの文句も言わずにノロノロ着いて来てた奴が、こんな事を言うのはちょっとおかしいんじゃないか? 俺がこいつに対する次の文句を繋ごうとした時、今まで傍観していた古泉が、くつくつと笑い出した。 「失礼、あなたが二人居る、と言う事実を今更ながらに実感しましてね。なんだかおかしくて、つい」 古泉は、笑いを堪えているかのような微笑みを顔に浮かべて 「まず、落ち着いて話のできる場所に移動しませんか? こんなところで立ち話というのも何ですし」 「ん、ああ、そうだな、そうするか」 すっか気勢を殺がれてしまったので、古泉の提案にホイホイと同調する事にした。 俺に対して怒気の篭った目を向けていたキョンも、同じく気勢を殺がれたのか、 意外にホイホイ着いて来た。 長門はまぁ、言わずもがな。何も言わずにホイホイだ。 さて、どこに行ったもんかと考えていると、 「待て、これから何処へ行こうってんだ?」 俺と古泉が並んで歩いているその後ろから、長門と並んで歩くキョンが問いかけてきた。 まさにそれを今考えていたのだが。 「いつもの喫茶店でいいでしょうか?」 すかさず古泉が応える。 いつもの喫茶店と言えば、市内不思議探索の休憩ポイントになってるあそこしかない、 毎度毎度奢らされ続けていると言うのに、何故こいつは自ら死地へと赴くのだろうか。 「それでいいか?」 長門は無反応、キョンはそっぽを向きながら、おう、と応えた。 まさかミヨキチと行った小洒落た喫茶店ではあるまい、そのエピソードはまだ誰にも語った事はないはずだ。 生徒玄関にて靴を履いていると、キョンが俺の下駄箱の蓋をパカパカ開けたり閉めたりしているのが目に入った。 何やってるんだお前。 「靴がねえ」 ああ、良く考えりゃ当たり前だ。 靴がないなら古泉のでも借りとけ。 「上履きでよければ、いくらでもどうぞ」 「いらん」 キョンと古泉の心温まる男の友情エピソードを経て、 校舎を出ると、太陽はすっかり沈んでおり、肌寒い空気と薄暗い世界が俺たちを出迎えてくれた。 SOS団臨時アジトとして認定されてしまっているであろう哀れな喫茶店は駅前にある、 そう遠くは無いが、着く頃にはもう夜になりそうな塩梅である。 「彼の境遇について、どこまで理解できたのですか?」 あいつが聞いてたら気分を悪くするぞ、と一瞬思ったが、 そのあいつは俺たちの後方5メートル程の所を長門と歩いており、 この距離ならまぁ聞こえないだろう、別に聞かれても問題はないのだが。 「あいつは間違いなく俺だ、それは確信を持てた。 それに、この世界とあいつの世界の一年間も、俺たちとほぼ同じだと考えてもいいかもしれん」 「性別以外は、ですね」 蛇足だろう、それは。 「すいません、ですが」 古泉は言葉を中断した、俺が遮ったからだ。 「今はそのおしゃべりな口は閉じてろ、喫茶店に着いたら存分に披露させてやる」 「それもそうですね、今から喋りすぎで疲れていてはお話にもなりません」 古泉が手を広げる気配が伝わる。声色から察するにこいつは楽しんでいるようだった。 途中、背後から素っ頓狂な叫び声が聞こえたが、いちいち反応するのも面倒なのでスルーだ。 喫茶店に着く頃には予想通り、空はもう夜と言ってしまっても誰からも反論はされないであろう程に黒く染まっていた。 適当に飲み物を注文し、俺たちはこれからどうするかを話し合う運びとなった。 「今の所、善後策を協議できる程の確定情報がありません。 なので、これからあなたに色々と質問させて頂きますが、宜しいですか?」 「ああ」 古泉もキョンも真剣な面持ちである。 「まず、あなたがどのようにしてこの世界に来たか、です。 心当たりはありますか?」 「いいや、無い」 何かを思い出すかのように数秒の沈黙 「いつものように文芸部室の扉を開けたら、お前らが居た。それだけだ」 「なるほど、何の前触れもなかった、と言う事ですか」 「そうだ。 ハルヒと朝比奈さんの様子がおかしいと思って、 何か知っているんじゃないかと長門を見れば、長門の様子もおかしかった」 そして、俺に一瞥をくれると 「部室に変な女も紛れ込んでいたしな」 それで、またけったいな騒動に巻き込まれんたじゃないかと思ったわけさ。 キョンはそう付け加えながら、背もたれに身体を預けた。 だがな、流石に変な女などと言われて黙ってるわけにはいかんよ。 「変な女とは心外だな。 あの時助けてやったのは誰だ? こっちから見りゃ、巻き込まれたのは俺たちの方だし、お前の方こそ変な男だ」 つい喧嘩腰になってしまう俺を諌めるように 「まあまあ、落ち着いてください。 そんなに喧嘩腰では進む話も進みませんよ」 微笑と苦笑を合体させた器用な顔しながら、 どうか今は僕の顔に免じて。 と言って、ウインクをした。 しょうがない、ここは古泉の爽やかスマイルに免じて許してやるか。 だがな、また変な事言い出したら承知しねえからな。 「話を元に戻しましょう」 俺たちに考えさせる時間を作るためなのか、コーヒーを一口啜る。 「あなたは何の前触れも無く、何の自覚もなくこの世界に降り立った。そう解釈していいですね?」 古泉は、表情から苦笑だけを取り除いて確認した。 器用な奴だ。 「ああ、構わん」 「では、何故彼がこの世界に来たのか考えてみましょう」 何故ってそりゃ、ハルヒが望んだからに決まってるだろう。 「ええ、ですが涼宮さんがそんな事を望むでしょうか? 彼を異世界へと飛ばしたい。そう思われるほどに」 「あなたは嫌われていたのですか?」 唇を引き絞って真面目な表情をしながら、キョンを見つめた。 「…嫌われているかどうかは知らん。あいつの気持ちなんて解りようがないし、解りたくもねえ。 だがな、ハルヒが嫌いな奴を自分の作った団に置いとくとは思えない」 「ごもっともです。 ですが、大事な事を忘れていますよ。 あなたは今まさに、団を追放されたと言っても過言ではない状況にあるのですから」 言われてみりゃ確かにそうだ。 しかしな、いくら嫌いな奴だからって異世界にぶっ飛ばすなんて荒業、ハルヒがやるとは思えんぞ。 「涼宮さんは、あなたが自分の世界から消えてなくなってしまえばいいと思ったのです。 まだ息があるのは、涼宮さんの心の常識的な部分が、間接的にしろ人を殺すことを躊躇ったからではないですか?」 キョンは目に見えて焦っている。額には汗が伝い、顔はすっかり青ざめてしまっていた。 古泉、ちょっとやりすぎなんじゃねえか? 「ま…て、待ってくれ。 …ハルヒがそんな事望むわけないだろ? 孤島の時だって結局古泉の仕込みだったしそれに、ここ、最近のあいつはホワイトデーを今にも待ちきれない様子だったんだぞ?」 キョンは早口で抗議した、目に涙を溜めていたとしても違和感がないくらい悲痛な表情で。 正直、見ていて居た堪れない、助け舟を出してやるか。 「ああ、どの世界のハルヒにしろ、あいつがそんな阿呆な事を考えるとは到底思えん」 古泉は申し訳なさそうな微笑へとモードチェンジし 「ええ、そう思う気持ちはわかります。 ですが、そうでなければ何故、彼が今こうしてこの世界に居るのでしょうか?」 ええい、まだ言うのかこいつは。 もう我慢ならん 「古泉! いい加減にしろ!」 古泉が二の句を繋ごうとするのを遮るように言い放つ。 いい加減悪ノリしすぎだ、馬鹿野郎。 「………申し訳ありません。 反省します」 だったら最初から言うな、と言いたい。 少し心配になったのでキョンの様子を見てみると、額をテーブルに当てて頭を抱え込んでしまっていた。 「おい」 「……」 呼びかけるが、返答はない。 古泉も困った様子で微苦笑している。 その表情はまるで、こんな時にどんな表情をすればいいのか解らない自分を、笑っているかのようだった。 っというか、キョンをこんなんにしたのはお前なんだからお前がなんとかしろよ、このこんじょなし 「このバカの言葉なんか、あんまり気にするなよ。 ハルヒが本気でそんな事思うわけないだろ? ちょっとは信用してやれ、我らの団長様をよ」 しばしの沈黙が場を支配する 「……それも、そうだな」 本調子とは言えない――こいつの本調子がさっきの憮然とした態度だと仮定して、だが―― まあ話せるくらいには復活してくれた。 というか、してくれないと困る。
https://w.atwiki.jp/girlsroyale/pages/444.html
アンチプロフィール カード一覧 アンチ プロフィール 名前 アンチ マスター 瑠々川みいな CV - URD 2045 誕生日 12月21日 身長 145cm 体重 40kg BWH 74/55/76 好きな食べ物 冷製スープ 嫌いな食べ物 にんにく 特徴 ウサミミがかわいいゴスロリドール カード一覧 [カードで勝負]アンチ [ウサミミゴス]アンチ
https://w.atwiki.jp/gods/pages/56352.html
シンノアクゴロウニチエイ(神野悪五郎日影) シンノアクゴロウの別名。
https://w.atwiki.jp/itsu-rai/
2ch芸人板「アンチNONSTYLE」スレの派生Wikiです。 【おやくそく】 他芸人sageや、命、健康にまつわる暴言はNG。 アンチだからといって、ノやノタと同じレベルに落ちることはありません。 お笑い好きの心は忘れずに。芸人さんたちへのリスペクトも忘れずに。 【現行スレ】 【このトラ打切り】アンチNON STYLE532【プリプリクビ】 http //toro.2ch.net/test/read.cgi/geinin/1349778005/ 【やらかしまとめサイト】 http //nonsmile2009.blog61.fc2.com/ (更新停止) 【避難所】 http //jbbs.livedoor.jp/internet/7427/ 【Wiki編集を手伝ってくれる方】 Wiki上部メニューの「このWikiに参加」をクリック。 申請フォームより参加希望メルをお送りください。 @Wikiより確認メルが届きますので、そこにリンクされているURLより メールアドレスの有効確認を行ってください。 有効確認が終了しないと、編集権限の設定ができませんので、 必ず確認メルのチェックをお願いいたします。 有効確認終了後、3日以内に権限の設定をさせていただきます。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2313.html
https://w.atwiki.jp/senjounokizuna/pages/1247.html
アンチ 用語集の情報量が多いため、独立させました。 ■意味 拠点を撃破されることを妨害すること。 アンチタンクの略。拠点攻撃はタンク(遠距離砲撃型機体)で行うことが多いため。 派生していくつかの意味で使われることもある。 拠点攻撃を阻止する役割の機体 拠点攻撃を阻止する役割のチーム 拠点攻撃を阻止する目的の編成 使用例:味方アンチ、敵アンチ、2護衛3アンチ、フルアンチ、パワーアンチ、護衛は得意だがアンチは苦手、アンチ成功 対義語:護衛 ■アンチの目的 敵チームはこちらの拠点を撃破することにより大幅なコスト減を狙ってくることが多い。(※1)(※2) この拠点撃破を阻止し大幅コスト減を避けることがアンチの至高の目的である。 従って設定する目標としては優先度の高い順に、 敵タンクに1度も拠点を撃破させない 敵タンクに1度は拠点を撃破されても2度は撃破させない 敵タンクに2度は拠点を撃破されても3度は撃破させない ・・・(※3) となる。優先度からすると「1.」を目標にしたいものの現実的に達成が難しいために「2.」を事前の目標設定とすることが多い。(※4) 敵タンクには護衛機が随伴することも多く上記目的を遂行する過程で自機(味方アンチ)が撃破される状況も当然考えられる。 設定した目標遂行と平行して、自機が撃破されることによるコスト減が許容できる状況のかできない状況なのかをアンチ役は随時判断する必要もある。 自機が撃破されることを気にせず敵タンクを邪魔したところで、コストの帳尻がマイナスになることが多く最終的な自軍勝利に繋げることは難しい。(※5) こちらもタンク編成の場合は味方タンクの護衛機も必要になるため、いくら設定目標を達成するためとはいえ味方タンク以外の全機がアンチに回りたとえアンチ側の目標を達成できたとしても、最終的な自軍勝利に繋げることは難しい。ブリーフィング時に護衛役・アンチ役をはっきりさせたい。(※6)(※7) ※1:拠点が撃破されると総コストの1/4(25%)を一気に失う。2度撃破されるとそれだけで50%も失うことになる。なおこの喪失割合が減るイベントもある。(総戦力1.5倍戦?、低コスト拠点戦) ※2:この狙いによりタンク編成とすることが多いがそうでない場合もある。これはブリーフィング時における相手編成の読み合いでもあり、対戦が始まってからの臨機応変さで対応することになる。 ※3:拠点を撃破できる回数は決まっている。通常のオンライン対戦であれば3回まで。なおこの回数が増えるイベントもある。(低コスト拠点戦など) ※4:「2.」を事前目標としつつ対戦してみると相手が非常に格下であったため途中で「1.」に切り替えた、など対戦中に目標を切り替えることもよくある。 ※5:この考えを逆手にとる戦術もある。(アパム戦術) ※6:この考えを逆手にとる戦術もある。(釣りタンク?) ※7:味方全機でアンチを実行する戦術もある。(フルアンチ) ■アンチ向けの機体 どの機体がやるべきというものは一概にはない。 対戦ステージにもよるが一般的にアンチ機体に求められる要素は次のとおり。 敵タンク(敵護衛機)を撃破できる高火力 敵タンク(敵護衛機)のAPを削ることができる射撃武装 手数を多くすることができる回転数のよい射撃武装 敵護衛機の動きを一瞬止めることができる容易によろけさせることができる射撃武装 敵タンクの拠点砲撃を遅らせることができる単発ダウンの射撃武装 瞬間的枚数有利を作り出すことができる単発ダウンの射撃武装 自機が撃破されないための高AP・機動力 敵護衛機を翻弄することができる機動力 機体選択時は上記を加味して選びたい。 ただしすべてを網羅する必要は無く足りない部分はテクニックでカバーしたり、その時のアンチの進め方(次項参照)によって切り捨てて良い要素もある。 とはいえ4VS4のような少人数戦では、高コスト機の能力で敵を圧倒することで優位に立ちやすい。これは護衛側も同様。 ■アンチの枚数と進め方 アンチ役を何機にするか(いいかえると味方護衛役を何機にするか)は本ゲームの根幹を成す考え方の一つであり、プレーヤーにより様々な考えが生み出されている。ベストの枚数があるわけではない。(枚数) 基礎となる考え方は次の3パターンとなる。(必ずしもこのとおりとは限らない。あくまで参考として) 枚数を合わせる 敵護衛機よりも多くする 敵護衛機よりも少なくする なおいずれの場合も不必要な被弾、被撃破は避けるべきことである。 ≪1.枚数を合わせる≫ 機数による優劣はつけない方法。敵護衛と味方アンチを同じ機数配置する。(敵が1護衛2アンチなら味方は2護衛1アンチ)(枚数合わせ) 狙いはこちらは2拠点を落とし敵は1拠点にとどめこのコスト差をベースに勝利に繋げること。 アンチとしては敵の2拠点を阻止したい。 まず敵の1stアタック中は慎重に振る舞い無理のない範囲で敵タンクをダウンさせる。このことにより敵の拠点撃破を遅らせるとともに敵タンクのAPを多少なりとも削ることになる。同様に可能な範囲で敵護衛のAPも削る。いずれの場合にも射撃硬直が無かったり誘導が強力な一発ダウン武装が非常に役に立つ。 1stアタック終了時には敵タンクと敵護衛はAPが減った状態で一旦後退することもあるがこれをあえて深追いしない。 2ndアタックのために敵タンクチームが再び砲撃地点に進んでくるが前述のとおりAPは減った状態であり、さらに無妨害時よりも時間が経過している。このことを最大限に利用して2ndを阻止したい。敵タンクを撃破し時間をかけさせ時間切れを狙ったり、2ndを終えた後に撃破された味方タンクが自拠点付近で再出撃しキーパーしながら時間切れを狙う、等。(キーパー) 敵タンクが1st後に拠点でAPを全回復して進軍してきたとしても、それはそれで時間を余計にかけさせたことになる。(拠点に戻る時間+全回復する時間+砲撃ポイントまで進軍する時間) 1st中は撃破されないだけでなく自機のAPも減らさないことを心がけたい。このことが2nd阻止成功に向けた非常に大きな布石となる。(2拠点阻止が確定しコスト上も問題なければ落ちることができるといった戦術的余裕にも繋がる) 開幕後いきなり敵タンクや敵護衛に突撃するのではなく250cntをフルに使ってじっくり進めることが肝要。(ダメコン) 敵護衛機が格下であったりミスをすると1st中であっても敵護衛機を撃破できそうな状況が生まれる。撃破すると瞬間的にはコストリードになるものの再出撃した敵機体が敵アンチに加わり結果として味方タンクチームが1stを失敗するだけでなく全滅させられてしまう、という場合もある。一時のコストリードに目がくらみ総合的なコストマイナスに発展する悪いケースである。1st中の敵護衛撃破は、敵拠点の残り耐久力と味方タンクの残りAPを確認し敵拠点撃破が確定している場合や、お互いの砲撃地点が近くすぐに護衛にいける場合などにとどめる判断が欲しい。(ミリ残し、モビコン?、デスルーラ、ワープアンチ) 1st後の敵タンクのAPが残り少ない場合にあえて撃破せず放置することもある。これはAP回復のため敵タンクを後退させることで余計な時間を使わせたり、回復不十分で2ndを始めさせたりすることで2nd阻止をより容易にすることが狙いである。撃破してしまうと敵タンクはAPフルの状態で2ndを迎えることができるため阻止が難しくなる。なお敵タンクが後退せずに前抜けを仕掛けてきた場合はやむをえないため速やかに撃破したほうが良い場合が多い。(2nd開始直前に再出撃した味方に撃破させても良いが再出撃のタイミングあわせが難しいため)(ミリ残し、モビコン?、前抜け?) 慎重に振舞うべきだが敵タンクの前抜けは極力阻止したい。位置取りを工夫したり牽制を駆使して阻止したい。マッチング人数が減るにつれてタンクの前抜けも増える。万が一前抜けされた場合は上記と同様に追いかけて速やかに撃破するか、放置して撃破は今後再出撃する味方に任せるかの判断が必要。くれぐれもサッカーはやらないこと。敵タンクを追い詰め優勢になっているつもりが、実は敵タンク1機に味方前衛が複数機釣られていて、その他の場所では味方前衛の枚数不利が発生しているという悪いケース。また複数機でなく1機だけの場合も敵タンク処理は速やかに完了したい。時間をかけると前述と同様に敵タンク1機に味方前衛が1機釣られている事になる。低火力機体に乗っている場合は、近くに格闘型機体がいれば交代を要請したり、いない場合には持てるテクニックを最大限駆使して早急に撃破し可及的速やかに前線に復帰したい。(ミリ残し、モビコン?、前抜け?、サッカー、釣り) ≪2.敵護衛機よりも多くする≫ 機数による優劣をつける方法その1。あえて敵護衛よりも味方アンチを多く配置する。(敵が1護衛2アンチなら味方は1護衛2アンチ) 狙いは味方アンチ機体の機体数が多いことを最大限に利用し、敵タンクを阻止するだけでなく敵護衛機もろとも撃破することで、アンチ側で勝利に繋がるコストプラスを作ること。いわゆるパワーアンチ。 アンチとしては敵タンクおよび敵護衛を積極的に撃破したい。 とはいえ味方アンチチーム全機で敵タンクを囲むことは非常に効率が悪いだけでなく、パワーアンチの失敗にも繋がる。 敵タンクの処理は格闘型機体1機に任せそれ以外のアンチ機体は敵護衛を相手にまずは粘る。格闘型機体がタンクを撃破したのちに数的優位を活用して敵護衛を全滅させその後は速やかに敵タンクの最進行を迎え撃ちたい。(サッカー) ≪3.敵護衛機よりも少なくする≫ 機数による優劣をつける方法その2。あえて敵護衛よりも味方アンチを少なく配置する。(敵が2護衛1アンチなら味方は2護衛1アンチ) 狙いは味方護衛機の機体数が多いことを最大限に利用し、味方タンクによる敵拠点撃破だけでなく敵アンチ機も撃破することで、タンク側で勝利に繋がるコストプラスを作ること。 アンチとしては撃破されず生き残ることを最優先としたい。(ガン逃げ?) こちらのアンチチームよりも相手護衛チームのほうが機体数が多いため、その状況下で敵タンクを妨害することは非常に難しい。また同様の理由で自機が生き残ること自体がそもそも難しい。 このため特に拠点撃破によるコスト減の価値が相対的に下がる4vs4であれば敵タンクチームは放置して味方護衛チームに合流するといった判断もあり。(※1) 逆に余裕があれば敵護衛複数機を釣り続ければ味方タンクチームの任務遂行がより確実になる。くれぐれも撃破されないこと。(釣り) ※1:マッチング人数が増えると総コストと拠点コストは増えるが機体コストは常に一定で変わらない。4vs4の場合拠点コストは500。拠点を1回撃破された分をMS戦で取り戻すにはコスト260の敵機体であれば2機撃破すればよい。(500 260*2)一方6vs6だと拠点コストは900。同様にするには3機では足りず4機撃破しなければならない。(900 260*4)以上の考え方によるとマッチング人数が少なくなるほど拠点を1回落とされた分のコスト損失をMS戦で取り戻しやすいといえるため。(切り離し?) ■アンチで役立つボイスシンボルチャット ※必ずしもこのとおりとは限らない。あくまで参考として。 ※「●」はアンチを行うサイド、◎は味方タンクのサイド。 ≪ブリーフィング中≫ 【拠点を守る】(【回り込む】) 【●ルート】【拠点を守る】 アンチを行うという宣言。すべての始まり。 VSCに「拠点を守る」がなかったころのなごりか「回り込む」と打つ人もいるが、同じ意味である。 【こちら】【体力温存】 【●ルート】【体力温存】【時間を稼ぐ】 アンチを慎重に行うという宣言。味方から依頼されることもある。 前述の「1.枚数を合わせる」や「3.敵護衛機よりも少なくする」の場合に使われる。 【こちら】【劣勢だぞ】【気にするな】 【●ルート】【劣勢だぞ】【ここはまかせろ】 アンチ側は枚数不利だが気にせず任せて欲しい、たとえ開幕後にアンチ側が枚数不利になっても援護に来なくて大丈夫だという宣言。 前述の「3.敵護衛機よりも少なくする」の場合や単機アンチの場合に使われる。 ≪開幕後≫ アンチ役は敵軍タンクチームの状態を素早く確認したい。 敵味方共にタンク編成であるという想定で始めているため特にイレギュラーケースの場合は必ず報告したい。 【●ルート】【敵タンク】【機影無し】 敵チームにタンクがいないという警告。必ず報告したい。 この後は対フルアンチ戦となる。詳細はフルアンチを参照。 【●ルート】【敵タンク】【▲番機】 敵軍タンクチームの報告。敵タンクチームは合計▲機でそのうち1機がタンクという意味。敵軍はタンク編成だという報告も兼ねる。 【●ルート】【敵タンク】【高コスト機】 【●ルート】【敵タンク】【低コスト機】 【●ルート】【敵タンク】【タンク】 【●ルート】【敵タンク】【射撃型】 【●ルート】【敵タンク】【スナイパー】 敵軍タンクの詳細報告。敵軍はタンク編成(拠点攻撃編成)だという報告も兼ねる。 ≪中盤≫ 熱戦が続く中盤。 コミュニケーションを密にして少しでも戦況を有利にしたい。 【●ルート】【敵前衛】【瀕死だ】【様子を見る】 瀕死の敵護衛をあえて落とさないという連絡。 味方タンクチームの敵拠点撃破が確定していないタイミングで使われる。 【●ルート】【敵機撃破】【◎ルート】【警戒せよ】 【●ルート】【敵機撃破】【◎ルート】【すまない】 敵護衛を撃破したので味方タンクチーム側で再出撃する可能性があるという警告。 味方タンクチーム側が敵拠点攻撃中の場合は必ず伝えたい。 【敵タンク】【ラインを上げる】 敵タンクが前抜けしているという警告。 【敵タンク】【ライン後退】 敵タンクが敵拠点に戻っていくという報告。 【敵タンク】【瀕死だ】【様子を見る】 瀕死の敵タンクをあえて落とさないという宣言。および瀕死の敵タンクを見つけても落とさないで欲しいという依頼。 【敵タンク】【ここは任せろ】 【敵タンク】【制圧】【ここは任せろ】 敵タンクの処理は自分に任せて欲しいという宣言。 【▲番機】【敵タンク】【よろしく】 敵タンクの処理をお願いしたいという依頼。 【敵タンク】【撃破】【索敵報告求む】 敵タンクを撃破したので再出撃した場所を教えて欲しいという依頼。 全体マップを使える遠距離砲撃型機体や狙撃型機体が教えてあげると共に、その他の機体も見つけたら教えてあげたい。 依頼された後に全体マップを開いても既に再出撃していてどこかがわからないという場合も多い。 一方、敵タンクを撃破するとシステムが自動で「敵タンク撃破!」というチャットを全員に送る。 タンクやスナイパーで余裕がある場合はこの自動チャットを聞いたらすぐに全体マップを開くと見逃さずに教えてあげられる。 ≪終盤≫ 一方的な戦いで無い限り終盤は逆転する/逆転されるの瀬戸際となる。 適切な判断、適切な報告で勝利を手中にしたい。 【拠点を守る】【劣勢だ】【◎ルート】【敵機撃破】【よろしく】 アンチ側で敵の2拠点を阻止できずかつ敵機を撃破できそうもない。コスト勝ちするために味方護衛機で敵アンチを撃破して欲しいという依頼。 【敵タンク】【2ndアタック】【機影無し】 アンチ側で敵の2拠点を阻止できた/阻止できそうだという報告。 【キャッチ】【よろしく】 【タンク】【キャッチ】【よろしく】 キャッチして自拠点を守って欲しいという依頼。 残り時間、自拠点を守りきれば勝てる場合に使用する。 タンクがキャッチすることが多いが前衛機が行う場合もある。また1機で行う場合もあれば、万が一を考えて複数機でキャッチにトライすることもある。 【敵タンク】【敵拠点】 敵がコストリードしているため敵タンクが後退し拠点でキャッチしているという報告。 味方前衛機が何機か敵拠点に肉薄するとキャッチを妨害できる。 【敵拠点】【瀕死だ】 【敵拠点】【瀕死だ】【前衛】【よろしく】 敵拠点の耐久力が残り少ないので全力で敵拠点を攻撃しようという依頼。 敵拠点を撃破できれば逆転できる際に使用する。 タンクチームが全力で敵拠点を攻撃するだけでなく、味方前衛機が何機か敵拠点に肉薄し射撃武装やタックルで敵拠点を攻撃すると撃破を手助けできる場合も多い。 【●ルート】【敵1番機】【瀕死だ】【いくぞ】 瀕死の敵機が1機いるので全員で撃破しようという依頼。 撃破すれば逆転できる際に使用する。 ■アンチ戦の参考(各機体戦略) ≪格闘型機体≫ 瞬間攻撃力の高い格闘型機体はアンチの主力。しかし、敵の護衛に阻まれれば、その高火力を敵タンクに叩き付ける事はできない。なので、アンチに行く場合でも敵の主な砲撃地点正面から行かず、背後・側面に回り込むルートを選択するのも1つの手段。また、特に同数、枚数不利の場合は無理に敵タンクには取り付かず、敵護衛の戦力消耗に力を入れよう。 ≪近距離戦型機体≫ 瞬間火力が低い近距離戦型機体は、最速で敵の主な砲撃地点に正面(なるべく味方拠点を背にする形)から侵攻、敵タンクを少しでも足止めし、護衛を引き剥がすのが主な役割。拠点攻略阻止が至上命題なので、護衛を無理に倒そうとする必要はない。味方格闘型機体が敵タンクを処理できるよう、カットの妨害などに専念しよう。 味方拠点を背にするのは、射撃戦で敵を主な砲撃地点射程の外側へ追い出すため。無理に敵タンクを狙うのは禁物だが、格闘距離に入り込めた場合は背後に回るかクイック・ストライクを用いる事。敵タンクは砲撃後移動はできなくてもタックルは出せるので、正面からの格闘は潰されます。 ≪射撃型機体≫ 運用は近距離戦型機体に近い。ただ、射程は長いが連射が効かないため、特に同数、枚数不利の場合は、敵が主な砲撃地点に到着するまでの足止めを行った後、メインとサブで敵タンクと護衛をさばいて瞬間的枚数有利と砲撃妨害をするのが理想だが、無理ならば敵護衛を引き剥がす役に回る。敵タンクを狙う場合でも、タックルで回避するのを防ぐため、正面から立ち回った方が良いかもしれない。 ≪遠距離砲撃型機体≫ キャッチ(キーパー)をやりつつ敵タンクを砲撃できれば良いが、射程や死角の問題でロックできない事もある。ただ、タンクの役目は敵拠点を叩く事である。敵拠点撃破後、味方拠点が健在ならば、アンチと言う名の時間稼ぎにキーパーをやりつつ、可能なら敵護衛を砲撃するのも良いだろうし、追加弾が無い場合でも、とりあえず対拠点弾を敵タンクに向かって撃つだけでも多少の妨害になる。ただし、一度に大ダメージを与えられる追加弾ならば良いが、低威力一発ダウンのクラスター弾等では、敵に余計な無敵時間を与え、味方の不利を招く事になりかねない。よく考えて撃ち込もう。(ただし6vs6以上時の2落し目等、ダウンさせて時間さえ稼げれば十分な場合はこの限りではない) ≪狙撃型機体≫ 射程から、最速で敵タンクを攻撃したい所だが、そうそう開けたステージは存在しない。まず主な砲撃地点を射線上に収める事が求められる。敵もこちらにスナイパーが居り、その射線が判った段階で射線から逃れようと動くので、1射後はまず敵タンクを狙えないと思った方が良い。以降は敵護衛の撃墜に最大の力を注ぐ。敵タンクの撃破を確認したら即座に広域マップで復活地点を捕捉し、2ndに備えて味方へ指示を出す事を忘れないようにしよう。