約 1,650,332 件
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/190.html
バードック=アルフィ アームキラー強襲突撃部隊の隊長にして、 アームキラー強襲揚陸艦の艦長を兼任する人物。男性。 密かにメシア戦線参戦者のラッセルを部下に持つ。 見た目は斧を振り回して暴れるなど、到底理知的には見えないが、 見た目よりはよほど賢く、指揮能力も相応に高い。 しかし艦長としては性格に問題があったらしく、 勇者軍主力部隊が自分の艦へ奇襲戦を行った際、 管理コンピュータへ到着する寸前まで寝ている有り様。 勇者軍がその高い戦闘能力によって、 『世界を守ってるのは自分達だけだと思い上がっている』と 誤解し、二度ほど激戦を繰り広げるも、 最終的には戦いの中で抱いた友情を優先し、撤退する。 三軍邂逅戦線では率先して勇者軍の足止めに加わったり、 ボズウェルとコンビを組んだりと、その個性をフルに発揮し、 中年ならではのけれん味の効いた戦いをしていた。 決戦の場で、簡潔に分かり易く真相を勇者軍に話した辺り、 心情は勇者軍の側にあったのかもしれない。 性格的には豪快かつ大雑把で野性的。 その反面、弱い者には優しいという一面を持つ。 なお、好物はアメリカンドッグ。
https://w.atwiki.jp/alfimia/pages/76.html
好きなマゾシチュを公開しましょう。同志が見つかるかも? 『キャラクター名やシチュ名:好きな理由等』のような形を推奨します。 名前 特定のコメントに返信する際は、そのコメントのラジオボタン(コメントの先頭にある○ボタン)をクリックしてから書き込んでください。 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/koukisosawmoko/pages/169.html
生年月日 2960年 年齢 不明 身長 190cm 性別 女 出身 アズライト 種族:スーパーミュータント、センチュリオン 活動年月:不明 好きな物:機械類、プラモデル 嫌いな物:熱い物 機械工学に精通する木星育ちのスーパーミュータント 大学卒業後すぐにトリトスタン王国の特殊部隊A.E.O.の入隊試験に参加し、第6期正規隊員となる その後機械工学の実力を買われ、女王直属兵の工学兵としてボアのバディとなる 直属兵の装備は全てアルフィーが全て開発してる
https://w.atwiki.jp/gods/pages/84327.html
エウフィミイイッセイ(エウフィミイ1世) エフシミオスイッセイ(2)の別名。
https://w.atwiki.jp/suparoboogs/pages/47.html
リューネ・ゾルダーク →(汎用台詞) 通常(OG1) 攻撃 対アードラー「DCはあんたの物じゃない!」 「アードラー!覚悟しな!」 対イングラム「裏切りの代償が高くつくってこと、教えてやるよ!」 「アヤの苦しみと悲しみ…あんたにも教えてやる!」 対ジーベル「セコい手を使っても無駄だよ、ジーベル!」 対シャイン「シャイン王女…!必ず助けてあげるからね!」 対シュウ「シュウ…!あんたの目的はいったい何なのさ!?」 対セプタギン「行くよ!デカブツ!」 「見た目にビビるあたしじゃないからね!」 対ハンス「ケジメはキチッとつけさせてもらうよ!」 対レビ「あんたが親玉かい!覚悟しなっ!」 被弾(小破) 被弾(中破) 対ジーベル「ま、あんたの実力じゃ、そんなもんだろうね」 被弾(大破) 回避 対ハンス「目をつぶってたって、あんたの攻撃に当たるもんか!」 対レビ、イングラム、セプタギン「いくら強力な攻撃でも、当たらなきゃ無意味だよ!」 援護攻撃 マサキ「ほらほら、マサキ!何やってんの!」 「マサキ、後はあたしがやるよっ!」 タスク「タスク!あたしに後始末させるつもり?」 レフィーナ、ダイテツ「艦長、援護するよ!」 援護防御 通常(OG2) 攻撃 対アインスト「覚悟しな、アインスト!」 「気持ち悪いんだよ、あんた達は!」 対アクセル「覚悟しな、アクセル・アルマー!」 対アルフィミィ「あんた、いったい何が言いたいのさ!?」 対インスペクターBOSS「あの時の借り、ここで返してやるよ!」 対アギーハ「若さじゃ負けないからね!」 「行くよ、おばさん!」 「いい歳して猫なで声を出してんじゃないよ!」 対ヴィンデル「あたし達は戦いが続く世界なんか望んじゃいない!」 対ウェンドロ「裁きを下されるのはあんたの方さ!」 対エクセレン「エクセレン!あんたの目を覚ましてやるよ!」 対シカログ「ちょっとぐらい喋ったらどうなのさ!」 対シュテルン・ノイレジセイア「行くよ!デカブツ!」 「大きけりゃいいってもんじゃないよ!」 「見た目にビビるあたしじゃないからね!」 「あんたが親玉かい!覚悟しなっ!」 被弾 対アギーハ「や、やられるもんか!インスペクターなんかに・・・!」 回避 対アギーハ「悔しかったら本当の歳を言ってみな!」 「どうやら観察不足だったようだね!」 対ウェンドロ「バン大佐の無念を晴らすっ!」 対シュテルン・ノイレジセイア「いくら強力な攻撃でも、当たらなきゃ無意味だよ!」 援護攻撃 アイビス「手伝うよ、アイビス!」 レフィーナ「艦長、援護するよ!」 援護防御 通常(OG2.5) 攻撃 対バルトール「あいつがミロンガの後継機か!」 「ODEシステムは、あたし達の手で止めてやる!」 対ミロンガ「あいつらの連携を崩さなきゃ・・・!」 被弾 対ミロンガ「くっ!ミロンガに食いつかれた!」 回避 援護攻撃 シュウ「シュウ!そこをどきな!」 援護防御
https://w.atwiki.jp/srwogskouryaku/pages/315.html
能力値成長パターン LV99までの上昇量累計 味方成長パターン早見表 能力値成長パターン 成長パターン 上がりやすい能力 上がりにくい能力 備考 標準 特になし 特になし 全体的に成長率低め。一般兵とサブパイロット用。 格闘・標準 格闘 射撃 回避 格闘が伸びる。 格闘・万能 格闘 技量 防御 (射撃) 回避 格闘、技量、防御が伸びる。 格闘・射撃 (格闘) 防御 回避 格闘、射撃ともに平均並。回避が低い。 格闘・防御 格闘 防御 射撃 (技量) 回避 格闘、防御が伸びる。特機系ユニットに最適。 格闘・晩成 格闘 防御 (SP) (射撃) (回避) 低LV時の成長率が低め。全成長パターンで格闘が最も伸びる。 射撃・標準 - 格闘 技量 防御 命中 成長率低め。命中が特に伸びにくい。 射撃・万能 射撃 技量 回避 (格闘) 防御 射撃、技量、回避が伸びる。回避系ユニットに最適。 射撃・格闘 (格闘) (射撃) (防御) 格闘、射撃ともに平均並。防御が若干低い。 射撃・防御 (射撃) (格闘) 防御が射撃系の中では珍しく平均並。 射撃・晩成 射撃 回避 (SP) 防御 低LV時の成長率が低め。全成長パターンで射撃が最も伸びる。 射撃・限界 (技量) SP 格闘 防御 (回避) (命中) 成長率低め。基本的に敵専用。 万能・標準 (格闘) - 標準型より一回り成長率が高い。制御兵など終盤の一般兵はこれ。 万能・晩成 SP - 低LV時の成長率が低め。SPが大きく伸びる。 SP重視 SP 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 戦闘能力全般が上がりにくい。SPは大きく伸びる。 ()内の能力は少しだけ上がりやすい、または上がりにくいもの。 LV99までの上昇量累計 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP 標準 格闘・標準 格闘・万能 86 59 82 82 164 196 163 格闘・射撃 79 74 74 81 163 196 163 格闘・防御 84 49 65 98 163 196 164 格闘・晩成 89 60 74 84 182 195 172 射撃・標準 59 73 64 59 196 164 163 射撃・万能 66 85 82 59 215 196 163 射撃・格闘 79 81 73 62 196 196 163 射撃・防御 65 82 74 73 196 196 163 射撃・晩成 71 88 73 52 208 198 172 射撃・限界 59 73 78 58 187 181 180 万能・標準 79 74 73 73 196 196 163 万能・晩成 76 76 72 73 192 195 207 SP重視 49 49 55 59 162 166 196 味方成長パターン早見表 赤字は成長パターンが変わってるキャラ、青字はOG1、またはOG2/2.5のみ参戦のキャラ。 成長パターン OG1 OG2/2.5 標準 - エイタ 格闘・標準 カイ - 格闘・万能 キョウスケ ゼンガー イルムリュウセイ キョウスケ ゼンガー イルムウォーダン 格闘・射撃 ブリットリオ カイ 格闘・防御 タスク ラッセルジャーダ タスク ラッセル 格闘・晩成 クスハ アラド 射撃・標準 ダイテツ テツヤ ショーン アヤ ダイテツ テツヤ ショーン アヤゼオラツグミ 射撃・万能 ライ エクセレン レオナ リューネカチーナ ライ エクセレン レオナ リューネヴィレッタリースレイ 射撃・格闘 マサキ マサキリオカチーナユウキ 射撃・防御 イングラム カーラ 射撃・晩成 レフィーナヴィレッタ レフィーナアイビス 射撃・限界 - アルフィミィ 万能・標準 ギリアム エルザム リンラトゥーニ ギリアム レーツェル リンリュウセイブリットクスハリョウトマイラミアアクセルオウカ 万能・晩成 リョウト ラトゥーニシャインラウルフィオナ SP重視 ラーダガーネット ラーダ ※ツグミ、ラウル、フィオナ、OG2.5で参戦するキャラの成長パターンが不明。わかる方いたら修正をお願いします。
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/256.html
No. タイトル 登場キャラ 登場機体 場所 時刻 作者 本編 0 Opening(ver.IF) レジセイアアルフィミィキョウスケエクセレン なし 不明 初日12 00 376さん Opening 1 戦場を駆ける歌 アスランゼクスバサラ ガンダム試作3号機ブリッツガンダムラーゼフォン B-6 初日未明 ◆gw.2K3uEb6さん 37話 2 冥王計画 ジュドー ゼオライマー D-5 初日未明 61さん 3 全ては愛のため テニアメルアグ・ランドンリョウ ベルゲルミル(ウルズ機)ジム・カスタムラフトクランズ大雷凰 C-8 初日12 50 ◆u34lXU/BOYさん 22話修正前 4 偽名 シャアアムロ スレードゲルミルトーラス(白) G-1 初日14 35 ◆T0SWefbzRcさん 10話 5 シュンパティア シャギアオルバ ガナドゥールストレーガ A-1C-3 初日未明 ◆ZbL7QonnV.さん 20話 6 三年間の幸せ ジョッシュ ラフトクランズ(アル=ヴァン機) D-2 初日未明 ◆ZbL7QonnV.さん 14話 7 もうあの頃には戻らない アスラン トライダーG7 F-1 初日12 20 ◆B042tUwMgEさん 37話 8 ミュージックスタート バサラ エルガイム G-3森 初日13 30 ◆T6.9oUERykさん 37話 9 始祖の破壊神 テニアムサシ ベルゲルミル(ウルズ機)RX-78-2ガンダム D-8 初日14 30 ◆oShO2fvib.さん 51話修正前 10 流星の決意 アイビスジョッシュ クインシィ・グランチャーヒメ・ブレン B-3 初日13 50 136さん 11 絶望の中の太陽 比瑪ギンガナム ペガスシャイニングガンダム 不明 初日未明 220さん 12 貫く意地(ver.IF) キョウスケバーニィ 覚醒人一号ブラックゲッター E-5 初日15 30 ◆a1WpzCXC9gさん 42話修正前 13 狩 カティアソシエガウルン VF22S・Sボーゲル2F機鋼戦士ドスハードマスターガンダム D-6 初日未明 ◆T0SWefbzRcさん 65話73話74話 14 磨り減っていく心 カティアゴステロ VF22S・Sボーゲル2Fスターガオガイガー E-4 初日16 30 ◆Y3PBSdzg36さん 74話93話 15 ガンダムファイト(ver.IF) ガウルンギャリソン マスターガンダムガンダムレオパルドデストロイ B-5 初日17 55 ◆op3oYkZrywさん 78話修正前 16 Time Over ―私の中のあなたにさよならを―(ver.IF) ラキエイジ ネリー・ブレンフォルテギガス A-2 初日18 05 65さん 94話修正前 17 少年の決意 キラジョナサン F-91Jアーク C-5 初日未明 189さん 86話 18 山の中からコンニチワ 孫光龍 レプラカーン A-8 初日18 10 ◆OWmug8uCwさん 87話 19 キラ(ver.IF) ジョナサンキラ JアークガンダムF-91 C-5 初日未明 ◆vQm.UvVUE.さん 86話修正前 20 さらば優しき日々よ 統夜モンシア ヴァイサーガガンダムヘビーアームズ改 G-6 初日20 15 ◆ZbL7QonnV.さん 97話107話 21 御転婆お嬢様は飛んでいる。 ユリカソシエ ダイ D-7 初日18 30 301さん 90話 22 思いこみ、勘違い、嘘、そして…… キラテニアムサシアキトガウルン JアークベルゲルミルRX78-2ガンダムYF21マスターガンダム C-6 初日21 00 ◆JF9sfJq3GEさん 106話111話 23 Ground zero ゼクスカズイキョウスケバーニィモンシアブンドル孫光龍ヒイロ統夜 メディウス・ロクスビルトファルケン(L)ブラックゲッターサイバスターレプラカーンヴァイサーガ G-6G-7 初日20 30 ◆vQm.UvVUE.さん 104話 24 極めて近く、限りなく遠い世界の邂逅(ver.IF) クインシィガロード竜馬クルツ隼人エイジ 真ゲッター2大雷鳳ラーズアングリフYF-19フォルテギガスガナドゥール B-3C-1C-8B-1 初日19 40 ◆960Bruf/Mwさん 102話修正前 25 臨界 ゴステロアムロ ガオガイガーガイガーVF-1Jバルキリー(ミリア機)ライナーガオー H-2 初日19 50 ◆E4GxMpkzKcさん 112話 26 白刃演武 ギンガナムブンドル シャイニングガンダムサイバスター H-8 初日20 40 ◆7vhi1CrLM6さん 112話 27 とある竜の恋の歌(ver.IF) アキトユリカロジャーガウルン YF-21ダイ騎士凰牙マスターガンダム D-7 初日22 00 ◆C0vluWr0soさん 111話修正前 28 獅子は勇者と共に アムロゴステロ ガイガー A-2H-2 初日20 45 ◆ZbL7QonnV.さん 112話 29 広がる波紋(ver.IF) ユーゼスベガカミーユキラテニアムサシマサキソシエ アルトアイゼン月のローズセラヴィーVF-22S・SボーゲルⅡJアークベルゲルミル(ウルズ機)RX-78-2ガンダム D-6 初日21 40or22 30 ◆960Bruf/Mwさん 110話修正前 30 Night of the Living Dead ギャリソン ガンダムレオパルドデストロイ B-5 初日20 30 ◆ZbL7QonnV.さん 119話 31 歯車は噛合わず 男は反逆を起こした(1)歯車は噛合わず 男は反逆を起こした(2) キラテニアムサシマサキソシエアキトユリカロジャーガウルン甲児比瑪シャギアオルババサラアルフィミィ Jアークベルゲルミル(ウルズ機)RX-78-2ガンダムアルトアイゼンYF-21ダイ凰牙マスターガンダムナデシコバイクランディバリウムラピエサージュ D-7 二日目0 00or1 00 ◆7vhi1CrLM6さん 115話(1)(2)修正前 32 Shape of my heart ―人が命懸けるモノ―(ver.IF)(1)Shape of my heart ―人が命懸けるモノ―(ver.IF)(2)Shape of my heart ―人が命懸けるモノ―(ver.IF)(3)Shape of my heart ―人が命懸けるモノ―(ver.IF)(4) アイビスクルツラキブンドルギンガナムガウルン ヒメ・ブレンラーズアングリフネリー・ブレンサイバスターシャイニングガンダムマスターガンダム D-3 二日目5 30 ◆7vhi1CrLM6さん 130話(1)(2)(3)(4)修正前 33 目覚めよ、と呼ぶ声あり(1)目覚めよ、と呼ぶ声あり(2) ユーゼスベガカミーユバーニィ竜馬 メディウス・ロクスローズセラヴィーVF-22・Sボーゲル2F大雷凰メリクリウス G-6 二日目5 55 ◆7vhi1CrLM6さん 140話(1)(2)修正前 34 ゲッターロボ(ver.IF) 竜馬 なし 不明 二日目??? ◆ZbL7QonnV.さん 142話修正前 35 破壊帝王 -Destruction emperor- アルフィミィ ジャークサタン 不明 二日目6 50 ◆ZbL7QonnV.さん 144話修正前 36 戦いの矢(ver.IF)(1)戦いの矢(ver.IF)(2) クインシィジョナサン統夜アムロガロードガウルン 真ゲッターヴァイサーガガンダムF91ストレーガマスターガンダム C-8 二日目6 36 ◆ZqUTZ8BqI6さん 143話(1)(2)修正前 37 金色の輝き アムロガウルン ガンダムF91マスターガンダム C-8 二日目6 42 ◆ah5xuG5D4Eさん 148話 38 人の意思(1)人の意思(2) アムロガウルン ガンダムF91マスターガンダム C-8 二日目7 20 ◆Qi1eK.TiFcさん 148話 39 前を向いて アムロキラアイビス ガンダムF91Jアークネリー・ブレン D-2 二日目9 00 ◆YYVYMNVZTkさん 158話 40 すべて、撃ち貫くのみ(ver.IF)(1)すべて、撃ち貫くのみ(ver.IF)(2) ユーゼスアキトカミーユキョウスケバーニィノイ・レジセイア メディウス・ロクスブラックゲッターVF-22・Sボーゲル2FゲシュペンストMkⅢ F-7G-5G-6 二日目7 10 ◆VvWRRU0SzUさん 160話(1)(2)修正前 41 無題(IF41) キョウスケ ゲシュペンストMkⅢ G-6 二日目10 30 ◆VvWRRU0SzUさん 172話 42 Lonely Soldier Boys &girls(ver.IF)? シャギアガロード比瑪バサラクインシィテニア統夜ガウルン ヴァイクランナデシコプロトガーランド真ゲッターベルゲルミルヴァイサーガマスターガンダム F-1 二日目12 20 ◆ZqUTZ8BqI6さん 170話修正前 43 遺されたもの(ver.IF)? ロジャーソシエ 騎士凰牙恐竜ジェット機 B-1 二日目11 40 ◆VvWRRU0SzUさん 171話修正前 44 膨れ上がる悪夢(ver.IF)? キョウスケ ゲシュペンストMkⅢ G-6 二日目12 30 ◆ZqUTZ8BqI6さん 172話修正前 45 IF45 カミーユアイビスアキト統夜ロジャーAI1ノイ・レジセイア サイバスターネリー・ブレンアルトアイゼン・リーゼヴァイサーガ騎士凰牙デュミナスペルゼイン・リヒカイト ◆YYVYMNVZTkさん
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/354.html
眠れる基地の魔王、悪が振るう剣 ◆VvWRRU0SzU 「あら、お目覚めですの?」 覚醒した男の耳をくすぐったのは、あどけない少女の声。 身を起こす。そして己の身体を見回し、大事がないことを悟ると、一言。 「ふう、死ぬかと思ったぜ」 「よく言いますの。あんな無茶なことをする割にお軽い方ですのね」 「おや、お嬢ちゃんは……ってこたあ、ここは最初に集められた場所かい?」 男――ガウルンは、突如投げ出された場所、そして主催者たるアルフィミィを前にしても毛筋ほども動揺を見せない。 パンパン、と埃を払い泰然と立ち上がる。 「ええ、まあ……って、ここに来るつもりであの穴に飛び込んだんではないんですの?」 「いいや、とりあえずあそこからトンズラするには丁度いいと思っただけさ。さすがに俺も機体があれじゃあな」 振り向くガウルン。そこには大破したぺガスがあった。 巨大インベーダーが撃滅され戦況がほぼ決したあの瞬間、ガウルンは撤退を選んだ。 だが機体が機体、普通に逃げるのではアキトからは逃げ切れない。そう判断したガウルンは一芝居打った。 マスターガンダムをわざと損傷させ、身動きが取れないと見せかける。機体を目立つ位置へと露出させ、アキトに発見させる。 当然マスターガンダムは破壊される。 しかしその時ガウルンはとっくに脱出していて、乗り手がいなかったぺガスともども空間の穴に飛び込んだ――という訳だ。 しかしぺガスが近くに墜落していたのは運が良いとしか言いようがなかった。 そうでなければそのまま近くの廃墟に身を隠すしかなかったのだ。機体がなければここでは何もできない。 ぺガスはさすがに廃墟に入ることはできなかったので、咄嗟に空間に空いた穴へと目標を変える。 正直これだけは賭けだった。そもそも穴の向こうはどうなっているかわからない。 ともすれば宇宙空間に飛び出して一瞬でお陀仏だったかもしれないのだ。 「そこは、私に感謝してほしいですの。あなたをここに引っ張ったのは私なんですもの」 「へえ……お嬢ちゃんが俺を、ねぇ。もちろん礼は言うが、それだけでもないんだろう?」 「そうですの……あなたは傭兵と聞きましたの。そのあなたを見込んで、頼みたい仕事があるんですのよ」 「仕事ねぇ。いや、仕事を受けるのは吝かじゃないがな。それに見合う報酬はあるのかい?」 「あら、命を助けたことでは足りませんの?」 「……そこを突かれると辛いねぇ。まあ、まずは話を聞こうじゃねえか。どんな仕事なんだ?」 「あなたにお願いする仕事は大きく分けて三つありますの。一つ、今までどおりに殺し合いに参加すること。これはまあ、頼むまでもないと思いますの」 「おう、俺ぁ降りる気はねえぜ。まだまだ喰い足りないんだからよ」 「頼もしいことですの。……二つ、会場中に散らばったこれらの排除」 少女が手を振ると、何もない空間に映像が浮かびあがる。 そこに映し出されたのは先程大挙して現れた怪物、インベーダー。 「このインベーダー達は先程F-1エリアに出現したものがすべてではないですの。 禁止エリア――ぶっちゃければ早期に小さな空間の綻びを確認したエリアの事ですが、ここにも少数ですが出現を確認しましたの。 これらのエリアの穴は比較的小さいので出てくる数は少ないのですが、放置しておくのも気分が悪いですの。 それと、インベーダーは機械と融合してメタルビーストというものになりますの。近い所に破壊された機体があるときは要注意! ですの。 一応そのエリアのインベーダー全てを駆除すれば後続は出て来ないはずですから」 「ふむ……だが、禁止エリアってこたぁ俺には手が出せないんじゃねえか?」 「あなたの首輪だけは出血大サービスで爆破機能を解除して差し上げますの――まあ、代わりにペナルティを科しますけれど」 「ペナルティ、ね。まあいい、最後の仕事は?」 少女が再び手を振る。インベーダーの映像が消え、代わりに現れた映像は―― □ 近距離指向性・近接戦闘用炸裂弾M180A3、通称スクエア・クレイモア。 爆裂する鉄鋼球が群がるインベーダーをズタズタに引き裂く。 消し飛んだ異形の命は50を軽く超える。それだけでは留まらず、僅かに原形を保っていた基地跡は完全に崩壊した。 陣形――といってもただ囲んでいただけのものだが――を崩され、異形達が悲鳴を上げる。 一際巨大な個体へと突進。右腕の杭が突き立てられ、火薬の弾ける音が連続する。 その間も突進は止まらない――インベーダーの頭から突入したゲシュペンストMkⅢは、やがてインベーダーの足元へと抜ける。 ステークの衝撃が強すぎて当たった瞬間にインベーダーの身体が弾け飛び、次の火薬が発火する頃には機体が前進してしまうのだ。 着地し、ゆっくりと自身を囲むインベーダーを睥睨する。 蒼い体躯から放たれる紅の眼光が、感情など持たないはずの宇宙生物達を威圧し、たじろがせる。 もう気付いているはずだ。彼らが相手にしているのは、あるいはゲッターロボに比肩し得るほどに危険な敵なのだと。 ゲシュペンストが足を踏み出す。 その一歩がまるで落雷のように、インベーダー達は後退する。 基地に隣接する禁止エリアから湧き出てきたインベーダーは、愚かにも基地で眠る男へと手を出してしまった。 それが自らを滅ぼす者だと気付きもせずに―― 「ククク……ハハハハッ……これだ。闘争……これこそが」 ディバイデッドライフルを構える。エネルギーを注ぎ込む――解放。 莫大な熱波の奔流が直線状のインベーダーを消し飛ばす。 「もっとだ……もっと。さあ……俺に痛みをくれ。進化を促す……更なる力を、得る……ために」 リボルビングステークの薬莢が排出される。 空になった弾倉――だが胸の宝玉が発光し腕へと伝う。内側から盛り上がったアインスト細胞が、組成変化を起こし弾薬となる。 「さて――やろうか」 そして虐殺が始まった。 □ 「――なんだ、あいつは。あれも参加者……なのかい?」 「そうですの。まあ、今はちょっと人間やめてますけれど……」 基地を埋め尽くさんばかりのインベーダーと、単騎で渡り合っている――押してすらいる蒼い機体。 巨大というほどでもない。だが内包する力は、あるいはガウルンが今までに見たどんな機体よりも強力だ。 傲岸不遜を地で行くこの男が、我知らず頬を伝う汗を拭う。 自分でも驚くほどに冷たい汗だった。 「まさかとは思うんだが、三つめの仕事ってのは……」 「ええ。アレを撃破して欲しいんですの」 「おいおい……勘弁してくれよ。正真正銘の化けもんじゃねえか。あれに空手で突っ込んでけって?」 「あら、言い忘れてましたの。当然、あなたには新しい機体を用意しますから安心して欲しいですの」 三度、アルフィミィが手を振る。 暗いホールに光が刺した。 暗闇の中浮かび上がった、一機の機体。 「ほう……こいつは?」 「元々はルール説明の時、首輪を爆発させた人に支給するはずだった機体ですの。 あそこで爆発させちゃったのは予定になかったので、余ってたんですの。 大抵の機体には当たり負けしないはず……これを進呈致しますの」 「ああ、あの姉ちゃんの分か。ふむ……ま、いいだろ。その仕事受けようじゃねえか」 「契約成立ですのね。ではこれを飲んで下さいな」 少女がガウルンに錠剤のようなものを手渡す。 「こいつは?」 「先程申しましたペナルティですの。それを飲めば、禁止エリアに入っても首輪は反応しません。 代わりに……あ、やっぱり秘密ですの。どうせすぐわかりますの」 「おいおい。教えてくれてもいいじゃねえか」 不満を訴えるガウルン。その眼光は言い分を聞かなければ殺すと言わんばかりに鋭いが、人間でない少女には寸毫の怯みもない。 「ただでさえあなたにはサービスしてあげてるんですの。 これ以上は公平さを欠く――と言いますか、こんな事態になってなければそもそも助けもしませんでしたの」 「つまりあんたがテコ入れしなけりゃならないほど事態は混乱しているってことか……なら贅沢は言えねえな」 「ご理解感謝致しますの。……さて、そろそろ舞台に戻ってもらいますの。どこかご希望の地域はありまして?」 「送ってくれるのかい?」 「ええ。私としては、今すぐ基地へ向かって欲しいんですけれど?」 「おいおい、それは勘弁してくれ。機体の慣らしもしてないのにあいつにぶつけられちゃ堪らん」 「それもそうですの。では、どこへ?」 「そうだな――」 とりあえずナデシコの辺りはもういい。 アキトとの戦いは中々楽しめたし、今も生き残っているかもしれないが同じ味ばかりでは飽きも来る。 同じ理由であそこにいた奴らも却下――どうせなら興味のある相手がいい。 さしあたって候補に挙がるのはアムロ・レイか――いや。 「――――のところがいい」 「ああ、あの人。構いませんけれど……あら。今、戦っているようですの。相手はインベーダーですわね」 「何、そりゃいけねえ。急いでくんな、お嬢ちゃん」 「はいはい。では、また会える時まで、ごきげんようですの――」 機体に乗ったガウルン。 ガクン、と震動が来て、機体が落ちていく感覚とともに、ガウルンは目を閉じた。 次に目を開けたとき、そこは―― □ 「統夜、大きいのが来たよ!」 「下がれテニア! 俺が行く!」 A-1、市街地。 ユーゼス・ゴッツォと別れてすぐここに向かった紫雲統夜、フェステニア・ミューズ。 誰もいない静寂の市街地で、二人だけの時間を過ごしていた恋人達の時間を邪魔をするは無数の侵略者――インベーダー。 警告も対話もなく、いきなり襲いかかってきた異形。 泡を喰い機体に乗り込んだ二人は事態を把握する暇もなく迎撃に追われている。 「畜生、剣があればこんな奴ら……!」 ヴァイサーガは腕の隠し武器である鉤爪を伸ばし、戦っている。ユーゼスに持ち逃げされた五大剣の代わりには成り得ないが、今はこれと烈火刃だけが頼りだ。 ベルゲルミルはようやっと再生したばかりのシックス・スレイヴを温存することなく操っている。 インベーダー一体一体の強さはそれほどでもない。 ヴァイサーガが本調子ならそれほどでもないのだが、現状では十分な脅威。 「はぁっ、はぁっ……! これで、止めだ!」 一際巨大な個体をシックス・スレイヴが固定。動きの止まったところに、駆け寄ったヴァイサーガの一撃が決まる。 断末魔とともに消えるインベーダー。 「……終わった、か」 「もう、なんなのこいつら! 訳わかんないよ!」 「俺だってわからないよ――いや、待て! また来るぞ!」 北の光壁を抜けて、新たなインベーダーが迫る。 「統夜、どうするの!? これじゃあ……」 「くそ……! どうすれば、」 押し寄せる壁のように群れ集まったインベーダー。 烈火刃とマシンナリーライフルで迎撃するも数が多すぎる。 飲み込まれる寸前――更に上空から何か、人型の影が落下してきた。 それは腕を伸ばし、剣のようなものを構える。剣は瞬く間にその質量を増し、巨大な刀――まさしく斬艦刀とでも言うべき姿に変わった。 「なっ……」 「……ィィィイイイッヤッッホォォォォォォオオオオオオオウウウゥゥゥッッ!!」 雄叫び――歓喜のそれとともに、斬艦刀が振り下ろされた。 インベーダーが軽々と薙ぎ払われる。まさしく、鎧袖一触。 何か――巨大な鎧武者がヴァイサーガの前に降り立つ。 ヴァイサーガよりも一回り大きい。ヴァイサーガを騎士と表現するなら、それはまさに武者。 「よう、統夜。それにテニアの嬢ちゃん……会いたかったぜぇ?」 その機体から聞こえてきた声は、インベーダーから助けてくれたこの状況とはいえ決して聞きたくなかった男のもの。 「ガウ……ルン!?」 統夜の、そしてテニアの喉から漏れたその呻きは友好的な成分は微塵もない。 ガウルンはその絶望感溢れる嘆きを聞き――沸き上がる歓喜とともに頬を吊り上げた。 【ガウルン 搭乗機体:ダイゼンガー(バンプレストオリジナル) パイロット状況:疲労(大)、全身にフィードバックされた痛み、DG細胞感染 機体状況:万全 現在位置:A-1 市街地 第一行動方針:存分に楽しむ。 第二行動方針:統夜&テニアの今からに興味深々。テンションあがってきた。 第三行動方針:アキト、ブンドルを殺す 第四行動方針:禁止エリアのインベーダー、基地のキョウスケの撃破 最終行動方針:元の世界に戻って腑抜けたカシムを元に戻す 備考1:ガウルンの頭に埋め込まれたチタン板、右足義足、癌細胞はDG細胞に同化されました 備考2:ダイゼンガーは内蔵された装備を全て使用できる状態です 備考3:謎の薬を一錠所持。飲めば禁止エリアに入っても首輪が爆発しなくなる(飲んだ時のペナルティは未定)】 【紫雲統夜 登場機体 ヴァイサーガ(スーパーロボット大戦A) パイロット状態:精神的に疲労 怒り 機体状態 左腕使用不可、シールド破棄、頭部角の一部破損、全身に損傷多数 EN70% 五大剣紛失 現在位置:A-1 第一行動方針:インベーダー、ガウルンに対処 第二行動方針:ユーゼスに協力。でも信用はしない 最終行動方針:テニアと生き残る】 【フェステニア・ミューズ 搭乗機体:ベルゲルミル(ウルズ機)(バンプレストオリジナル) パイロット状況:焦り 機体状況:左腕喪失、左脇腹に浅い抉れ(修復中) EN50%、EN回復中、マニピュレーターに血が微かについている 現在位置:A-1 第一行動方針:インベーダー、ガウルンに対処 第二行動方針:ユーゼスに協力。不審な点があれば容赦しない 最終行動方針:統夜と生き残る 備考1:首輪を所持しています】 【ぺガス(宇宙の騎士テッカマンブレード) パイロット状態:パイロットなし 機体状態:大破 現在位置:ネビーイーム】 【キョウスケ・ナンブ 搭乗機体:ゲシュペンストMkⅢ(スーパーロボット大戦 OG2) パイロット状況:ノイ・レジセイアの欠片が憑依、アインスト化 。DG細胞感染。 機体状況:アインスト化。ディバイデッド・ライフル所持。機体が初期の約1,2倍(=30mより少し小さいくらい) EN80% 現在位置:G-6基地跡地、発電施設内 第一行動方針:すべての存在を撃ち貫く 第二行動方針:――――――――――――――――――――カミーユ、俺を……。 最終行動方針:??? 備考1:機体・パイロットともにアインスト化。 備考2:ゲシュペンストMkⅢの基本武装はアルトアイゼンとほぼ同一。 ただしアインスト化および巨大化したため全般的にスペックアップ・強力な自己再生能力が付与。 ビルトファルケンがベースのため飛行可能(TBSの使用は不可)。 実弾装備はアインストの生体部品で生成可能(ENを消費)。 備考3:戦闘などが行なわれた場合、さらに巨大化する可能性があります(どこまで巨大化するか不明)。 直接機体とつながってない武器(ディバイデッド・ライフルなど手持ち武器)は巨大化しません。 現在はギリギリディバイデッド・ライフルが使用できますが、これ以上巨大化した場合規格が合わなくなる恐れがあります。 胸部中央に赤い宝玉が出現】 【アルフィミィ 搭乗機体:デビルガンダム(機動武闘伝Gガンダム) パイロット状況:良好 機体状況:良好 現在位置:ネビーイーム 第一行動方針:バトルロワイアルの進行 最終行動方針:バトルロワイアルの完遂】 ※禁止エリアにインベーダーが出現しました。 これ以上数が増えることはありませんが、操縦者のいない機体に取りつくとメタルビースト化します。 また、F-1エリアにゲッター線が高濃度で残留しています。 【二日目15 30】 【残り16人】 BACK NEXT 王の下に駒は集まる 投下順 見よ人の心の光! 輝き唸る神の掌! 王の下に駒は集まる 時系列順 見よ人の心の光! 輝き唸る神の掌! BACK NEXT かくして漢は叫び、咆哮す シャギア 時の結実――すなわち成長 破滅の足音 アイビス 時の結実――すなわち成長 破滅の足音 甲児 時の結実――すなわち成長 破滅の足音 キラ 時の結実――すなわち成長 遺されたもの ロジャー 時の結実――すなわち成長 遺されたもの ソシエ 時の結実――すなわち成長 破滅の足音 ブンドル 時の結実――すなわち成長 かくして漢は叫び、咆哮す バサラ 時の結実――すなわち成長 ゲッターロボ 竜馬 かくして漢は叫び、咆哮す ガロード かくして漢は叫び、咆哮す クインシィ かくして漢は叫び、咆哮す アキト 時の結実――すなわち成長 王の下に駒は集まる ユーゼス 時の結実――すなわち成長 破滅の足音 アムロ 見よ人の心の光! 輝き唸る神の掌! 破滅の足音 カミーユ 見よ人の心の光! 輝き唸る神の掌! かくして漢は叫び、咆哮す ガウルン 排撃者――表 王の下に駒は集まる テニア 排撃者――表 王の下に駒は集まる 統夜 排撃者――表 膨れ上がる悪夢 キョウスケ 排撃者――裏 揺れる心の錬金術師 アルフィミィ 排撃者――裏
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/1291.html
top 1に戻る ザ・TABは、4本のコーナーポストにかぶせられていた布を次々と取ってゆく。 そこには先日の襲撃の際にさらわれた子タブンネが、1匹ずつくくりつけられていた。 「ベビちゃーん!」「ひどいミィ!放せミィ!」「今助けるミィ!」 親タブンネ達は悲痛な声を上げながらリングに上ろうとするが、ザ・TABが邪魔をする。 睡眠薬ででも眠らされているのか、子タブンネ達の反応はなかった。 しかしザ・TABが耳元で「ガァーッ!」と叫んで回ると、ビクンと目を覚ます。 そして縛られた自分の状況と、目の前のザ・TABに気づき、火がついたように泣き出した。 「ピィーッ!」「こわいよう!」「チィチィ!」「ママ助けてミィ!」 そんな子タブンネの1匹に近付くと、ザ・TABは太い指でその首を軽く絞めた。 「ピヒィーッ!!」 恐怖で絶叫した子タブンネは盛大にお漏らしする。親タブンネ達が怒りの声を上げた。 「やめるミィ!汚い手でベビちゃんに触るなミィ!」「卑怯者!絶対倒すミィ!」 そんなタブンネ達をザ・TABはなおも愚弄する。場内のボルテージも上がる一方だ。 「ただいまより本日のメインイベント、時間無制限1本勝負、 1対10ハンディキャップ・子タブンネ救出・棺桶デスマッチを行います! 青コーナー、タブンネーーー軍ーーー団ーーーー!」 リングアナがコールすると、場内から一斉にブーイングが飛んだ。 「お前らおかしいミィ!どうしてあんな極悪人の味方するミィ!?」 「タブンネちゃん達は被害者ミィ!人間なんかみんな敵だミィ!」 タブンネ達の抗議も、ブーイングの嵐にかき消された。 それもそのはず、客は全てタブ虐愛好家。タブンネが痛めつけられるところが見たいのである。 「赤コーナー、キング・オブ・タブンネキラー、ザ!TーーーAーーーーBーーーーー!!」 一方のザ・TABには大歓声と拍手が送られる。 極悪非道なクレイジーファイターの彼も、タブンネプロレスのリングでは絶対的ヒーローであった。 スタッフによって、リング内に大きな棺桶が1つ運び込まれた。 さらに、かなり小さめの棺桶が10個、リングサイドに並べられる。 「ルールをご説明いたします。この試合は1対10のハンディキャップマッチで行われ、 タブンネチームは子タブンネを1匹でも救出するか、あるいはザ・TAB選手を 棺桶に入れれば勝利となります。逆にザ・TAB選手はタブンネチームの 10匹全員を棺桶に収めた場合のみ勝利となります。 場外カウントは無し。全ての反則が認められます!」 またどっと大歓声が沸く。人数のハンデに加え、ザ・TABにはかなり不利なルールだが、 観客のほとんどは彼の勝利を疑いもしない。 「いい事聞いたミィ!ベビちゃんを1匹でも助ければこっちの勝ちだミィ!」 ルールを聞いたタブンネ達が、4組に分かれ4つのコーナーに向かった。 1匹でも救出すれば勝ちならば、真っ向から勝負するより、分散した方がはるかに有利だ。 会場からは「汚ねえぞ!」とブーイングが飛び、レフェリーが「ノー!タブンネ、ノー!」と静止する。 だがザ・TBAは余裕だ。「構わねえ、ゴング鳴らせ!」と言うと、リングから飛び降りた。 カーン! 高らかにゴングが鳴る中、ザ・TABは一番手近のコーナーに向かった。 夫婦らしき2匹はパパンネが踏み台となって、ママンネがその上にのぼろうとしていたが、 いかんせん足の短さが災いして、コーナーポストの我が子には手が届くどころではなかった。 ザ・TABはママンネの後頭部を掴むと、鉄柱に叩き付けた。 「ミギャアッ!」額を割られたママンネは、血を吹き出しながら転がり落ちる。 「よ、よくもやったミィ!」パパンネは立ち上がろうとするが、 その前にザ・TABのストンピングをくらって、「キュウ!」と地べたに潰されて平たくなった。 2組目も片付け、3組目を襲おうとした時、どのコーナーにも向かっていなかった2匹が立ちはだかった。 この夫婦は先日の襲撃で子供を全て失い、今回は純然たる復讐のためだけに参加していたのである。 それぞれパイプ椅子を振り上げ、牙を剥きながら襲ってきた。 「ベビちゃん達の仇だミィ!」「くたばるミィ!」 パイプ椅子でザ・TABを殴打するが、タブンネの腕力ではぺちん、ぺちんと叩くのが精一杯だ。 「何だそれは?椅子ってのはこう使うんだよ!」 2匹から椅子を奪い取ったザ・TABは、渾身の力でパパンネとママンネを立て続けに殴りつけた。 「ミギャーー!!」「ピギイ!!」 パイプ椅子の底が抜け、枠の部分に体がすっぽりはまった2匹はバッタリと倒れた。 倒れる2匹を尻目に3コーナー目に向かったザ・TABだが、そこには誰もいなかった。 見ると、最後のコーナーで4匹がかりで救出作業を行っているではないか。 バラバラでは無理と見て、2組の夫婦が力を合わせて1匹の子タブンネを救うことにしたらしい。 3匹が押し上げてくれたおかげで、ママンネは子タブンネに手が今にも手が届きそうだ。 「ちっ!」舌打ちしたザ・TABはすかさずリングインし、コーナーポストによじ登る。 「ミィミィ!ママァ!」「ベビちゃん!…は、放すミィ!」 再会しようとしていた親子を非情にも引き離したザ・TABはニヤリと笑った。 ザ・TABはコーナー最上段に上ると、じたばた暴れるママンネを逆さまに抱えた。 「行くぞーっ!」 観客の大歓声の中、ザ・TABはコーナーからダイブした。ダイビングツームストーンドライバーだ。 「ミギュアッ!!」 マットに叩きつけられたママンネの首は胴体にめり込んだ。ザ・TABが手を放しても微動だにしない。 「T・A・B!T・A・B!T・A・B!」 「おまええええ!」「ママー!ピェェェン!」 観客のTABコールと、パパンネ&子タブンネの悲痛な叫びが交錯する中、 ザ・TABは動かなくなったママンネを悠々と、リング下の棺桶の1つに放り込む。 「タブンネ軍団1匹脱落、残り9匹です!」リングアナのコールに場内がまたどっと沸く。 「ミギィーッ!よくも僕の奥さんをやったなミィ!」 涙を流しながらザ・TABに掴みかかろうとするパパンネを、他のタブンネが制止した。 「気持ちはわかるけど落ち着くミィ!冷静にならないとあいつの思う壷ミィ!」 「一斉に襲い掛かって、あいつを棺桶に入れれば勝ちだミィ!」 「ミグググ…」 パパンネは歯軋りしつつも、その作戦に従う。 「行くミィーッ!」 タブンネ達は叫ぶと、四方八方からわらわらとリングによじ登った。 「こらぁ!このぉ!」 ザ・TABも罵声を上げながら蹴りを入れて、タブンネ達のリングインを阻止しようとするが、 先に上ったタブンネがひしと足にしがみついて邪魔をする。 そうしている内に、9匹のタブンネは全員ザ・TABの腰から足にまとわりついた。 「ミーィ!ミーィ!」と力を合わせ、リング上の棺桶にザ・TABを押し倒そうとする。 大人と子供のような体格差とはいえ、さすがに9対1で一気に押されては不利だ。 「ノー!ノーッ!」とオーバーに両手をばたつかせ、ザ・TABはのけぞった。 もう一押しで棺桶の中に倒れこみそうだ。タブンネ達は必死に押した。 観客の悲鳴と歓声が渦巻く。まさか無敵のザ・TABがここで敗れてしまうのか? しかしザ・TABは巧みに体を捻って、棺桶の横に倒れこんだ。 場内からは「おおーっ!」と安堵のため息と、歓声が上がる。 ザ・TABは倒れた体勢のまま、ゴロゴロと転がって場外にエスケープした。 しがみついたままのタブンネ達も一緒に落ち、下敷きになった数匹が「ムギュウ!」と悲鳴を上げる。 すかさずふりほどいて脱出したザ・TABは、リング下からビール瓶を取り出した。 鉄柱に叩きつけて割ると、1匹のタブンネを捕まえて額に突き立てる。 「ピギャアアアアア!!」 泣き喚くタブンネの額から血が噴水のように吹き出し、顔を真っ赤に染めた。 タブ虐目当ての観客は大歓声を上げる。 「や、やめるミィ!」「放すミィ!」 タブンネ達はその凶行を止めようとするが、血に興奮したザ・TABは止まらない。 さらにザクザクと、割れたビール瓶でタブンネの額を切り刻んだ。 「ピギーッ!ヒィィーッ!」 血みどろで悶絶するタブンネ、それをいたぶるザ・TAB、救おうとするタブンネ達は場外でもみ合う。 すると観客から「ああー!」「後ろ!後ろ!」と悲鳴に近い声が上がった。 ザ・TABが振り向くと、さっきのパパンネがコーナーポストによじ登っているではないか。 流血タブンネを始め、今度は8匹が囮になっての陽動作戦だったのだ。 「ちいっ!」 舌打ちしたザ・TABは流血タブンネを放り捨て、残りのタブンネ達も振り払うが、 パパンネはもう子タブンネに手が届き、くくりつけてある縄をほどこうとしている。 「パパー!」「い、今助けるミィ!これで僕達の勝ちだミィ!」 だがザ・TABの動きは早かった。リング下から今度は有刺鉄線バットを持ち出す。 そしてリングによじ登ってダッシュすると、コーナーポストに縛られた子タブンネを、 助けようとしているパパンネの手ごとバットで殴打した。 「ミギャアーッ!」「チヒィー!!」 手が血だらけになってパパンネはコーナーポストから転落した。 子タブンネの方は、頭骸骨が半ば陥没し、派手に血を吹き出している。 「そうらよっ!」ザ・TABはとどめとばかり、もう一撃を子タブンネに見舞った。 「チギャ!!」頭を完全に叩き潰された子タブンネは絶命する。 「ミヒィィィィ!!レフェリー、人質を攻撃するなんてありかミィ!酷すぎるミィ!」 「ノー!この試合は全ての反則OKだ。ファイト!」 涙で訴えるパパンネに、レフェリーはにべもなく試合続行を促す。 「ミフーッ!!ミガーッ!!」 完全に我を失い、血だらけの手を振り回しながら、やぶれかぶれでパパンネは突進する。 だがもはや完全にザ・TABのペースだ。カウンターで有刺鉄線バットで殴られ、 顔面から血を吹きながらパパンネはダウンした。 そのパパンネを腹這いに転がしたザ・TABは、馬乗りになってまたがる。 有刺鉄線バットでパパンネの額をゴシゴシこすった。 「ヒギャアアア!!」 既に流血している顔面が、額から流れる血でさらに赤く染まる。 「やめて、やめるミィ!」 他のタブンネ達がリングに上ってきて止めようとするが、有刺鉄線バットの一振りで蹴散らされた。 そしてザ・TABはバットをパパンネの喉元に当てると、ぐいっと締め上げた。 有刺鉄線バットつきキャメルクラッチである。 「ミギュゥゥー!!」 呼吸すらも困難になったパパンネはもはや虫の息だ。 ザ・TABは有刺鉄線バットを持ったまま、瀕死のパパンネを引きずり起こし、 ロープをまたいでエプロンサイドに立った。 「顔面クラッシュ行くぞーっ!」 そして大歓声の中、バットをパパンネの顔に押し当てたまま、 ブルドッキングヘッドロックの要領で場外へとダイブする。 「グギャアア!!」 顔面を破壊されたパパンネは、四肢を突っ張らせたかと思うと、ガクリとなった。 ザ・TABはさっきのママンネの隣の棺桶にパパンネを無造作に放り込む。 「タブンネ軍団2匹脱落、残り8匹です!」 「み、ミィッ!」 ザ・TABの背中を誰かが、ぺしんと弱々しくはたいた。振り向くとさっきの流血タブンネだ。 顔面を真っ赤に染めながら、せめてもの抵抗のつもりなのか、ぺちぺちと叩いている。 しかしタブンネの考えることなど、ザ・TABにとってはお見通しだ。 こいつはまたも囮役を務めるつもりなのだ。弱りきった自分に注意を引き付け、あえて攻撃させて その隙に誰かが子タブンネを救出する腹づもりなのだろう。そんな手は二度も通用しない。 リングを振り向くと案の定、1匹のタブンネがコーナーポストによじ登りつつあった。 そして残りの7匹がミィミィ叫びながら、ザ・TABのリングインを阻止しようと群がってくる。 さっきと全く同じパターンだ。ザ・TABはその浅知恵に苦笑せざるを得なかった。 ザ・TABは手にしていた有刺鉄線バットを、渾身の力で放り投げる。 回転しながら飛んでいったバットは、我が子に手が届こうとしていたタブンネの側頭部を直撃する。 「ピギャァァ!!」「ま、ママー!」 親子の悲鳴が交差し、コーナーポストから転落したタブンネは、血を吹き出す頭を抱えてのた打ち回る。 「お、おまぇぇぇぇ!!」流血タブンネも悲痛な叫びを上げた。どうやらこいつの妻らしい。 ニヤリと笑ったザ・TABは、流血タブンネだけをリングに放り込むと、 残りのタブンネ達の首根っ子を掴み、次々と観客席に叩き込んでゆく。 「ミギャアーッ!」「うわーっ!」 悲鳴が渦巻き、タブンネが観客席の椅子の中へ転がってゆく。そしてセコンドについていたレスラー達は、 タブンネをリングに戻そう………とはしなかった。 それどころか、逆に殴る蹴るの暴行を加え始める。 「ピギャアアア!!」「せ、セコンドが手を出すのもありかミィ!?汚すぎるミィ!」 当然である。セコンドのレスラーも、タブ虐が高じてTWAに参戦した猛者ばかり。 前座の試合でそれぞれタブンネを片付けてはいるものの、それだけでは物足りず、 こうしてメインのセコンドについては、場外乱闘のドサクサで嗜虐心を満たしているのであった。 場外で蹂躙されるタブンネ達を尻目に、ザ・TABはリングインした。 流血で顔の半分を染めるママンネを、それ以上にに血まみれのパパンネが気遣っている。 ザ・TABはリング中央に置いてある自分用の棺桶の前に立ち、両手を広げて2匹を挑発した。 「どうした、かかってこいよ!俺をこの中に押し倒せばお前らの勝ちだぜ!」 パパンネとママンネは顔を見合わせた。仲間は場外で暴行を受けていて救援は望めない。 となれば、2匹がかりの一か八かの攻撃でこいつを倒す以外には手はないのだ。 覚悟を決めた2匹は立ち上がった。「ミギィーッ!!」と気合を入れる。 「パパー!ママー!頑張ってミィ!」コーナーに縛られた子タブンネの声援に勇気付けられ、 2匹は全身全霊の力を込めて捨て身タックルを見舞った。 「ふんっ!」「ミビャアアァァ!!」 だが2匹の全力の攻撃は、あっさりザ・TABの肉体にはじき返されてしまった。 今までありとあらゆるタブンネの攻撃を受けてきたザ・TABにとっては、捨て身タックルなど児戯に等しい。 それに流血で弱っていた2匹では、跳ね返された自分達がダメージを受ける有様だった。 「ミキュウウ…」リングに這いつくばる2匹を、ザ・TABは哄笑する。 「なんだ、全力でその程度か?もっと頑張らないと子供が大変なことになるぞ」 ザ・TABはさっきママンネに投げつけてリング内に転がっていた有刺鉄線バットを手に取った。 そしてコーナーの子タブンネに近付いてゆく。 「チィチィチィ!!ミィーッ!!」 顔をブルブル振って恐怖で泣き叫ぶ子タブンネの耳元で、ザ・TABは囁く。 「恨むんなら不甲斐ない両親を恨みな」 そして有刺鉄線バットを、ゴリッと子タブンネの額にこすりつけた。 「チビャァーーッ!!」子タブンネの絶叫と共に、額から血が吹き出す。 「やめてくれミィーッ!!」「ベビちゃんを苛めないでミィ!!」 パパンネとママンネは必死でザ・TABにしがみついた。 「そうこなくっちゃな!」 ザ・TABはニヤリと笑い、ママンネを蹴り倒すと、パパンネの腕を掴みロープに振った。 ポテポテと跳ね返ってくるパパンネの腹部を目掛け、有刺鉄線バットをフルスイングする。 「ミガァーッ!!」 空中一回転したパパンネは、もんどりうってリングに叩きつけられた。 ぽってりした腹が、たちまち血で染まっていく。 そしてママンネも引きずり起こしてロープに振り、今度は顔面にバットを見舞う。 「ミヒィィーッ!!」 顔面が陥没したママンネは、もはやピクピク痙攣するのみだ。 ザ・TABは瀕死の2匹をコーナーポストの下に並べた。子タブンネが拘束されているコーナーだ。 「小僧、よーく目を開いて見てろよ」 言いながらコーナーポストによじ登ったザ・TABは「行くぞーっ!」と一声叫ぶ。 「パパー!ママー!起きてミィ!」「ミ、ミィ……」「ベビ……ちゃん……」 親子3匹の声は、観客の大歓声に空しくかき消されてしまう。 ポーズを決めたザ・TABはコーナーポストから飛び降り、その両足は2匹の腹部を直撃した。 シンプルにして危険極まりない荒技・ダイビングフットスタンプだ。 体重30キロそこそこのタブンネが、100キロを超えるザ・TABの体重の直撃に耐えられるわけがない。 「ミギャアアアアア!!」 パパンネとママンネは絶叫と共に血反吐を吐き、肛門からは大腸が飛び出した。 「うわあーっ!!」 ハードコアな光景を見慣れている観客とはいえ、さすがに一部から悲鳴が上がっている。 「チビィィエエエン!!」 泣き叫ぶ子タブンネの声を尻目に、ザ・TABは2匹を場外に転がして落とし、棺桶送りにする。 「タブンネ軍団4匹脱落、残り6匹です!」 それと同時に、場外でいたぶられていたタブンネ達がリング内に放り込まれた。 頭にフォークが刺さっている者、目玉が片方飛び出してぶらぶらしている者、 火炎放射を浴びて半分黒焦げになっている者など、ひどいやられっぷりだ。 「おいおいお前ら、俺の楽しみを取るなよ」 ザ・TABは苦笑した。もう抵抗できそうな余力のある奴は皆無である以上、 そろそろフィニッシュに持っていったほうがよさそうだ。 「よっしゃ、決めるぞーっ!!」 大歓声の中、ザ・TABは半死半生のタブンネを1匹つかまえると、高々と両腕でリフトアップする。 そして狙いを定めると、場外の並べられた棺桶めがけてリフトアップスラムで投げつけた。 「いーち!!」 観客のコールが木霊する中、タブンネは宙を飛んで棺桶の中に見事に叩き込まれる。 「ミギャハァァァ!!」 衝撃で壊れた棺桶の音と、タブンネの断末魔の悲鳴が交差する中、ザ・TABは2匹目を投げ飛ばす。 「にーい!さーん!しーい!ごーお!」 観客がカウントする度に、タブンネ達は次々と棺桶にぶちこまれてゆく。 残るタブンネは1匹だけとなった。タブンネは涙を流しつつ呪詛の言葉を吐く。 「よ、よくも仲間を……お前なんか地獄に落ちるミィ!」 「地獄?上等だ、先に行って待ってろよ。向こうでもいたぶり尽くしてやるからな!」 不敵な笑いを浮かべたザ・TABはタブンネを抱え上げると、コーナーポストに上る。 そして観客にアピールしてから、超ハイアングルのリフトアップスラムで投げ捨てた。 「ミギャアアアーーッ!!」 血しぶきをあげて棺桶に叩きつけられたタブンネは、わずかに痙攣して力尽きた。 「12分42秒、12分42秒、タブンネ軍団全員棺桶送りにより、ザ・TAB選手の勝利です!」 打ち鳴らされるゴングとリングアナのコール。そして観客の大歓声が彼を讃えた。 「T・A・B!!T・A・B!!T・A・B!!T・A・B!!T・A・B!!」 そして観客の歓声も醒めやらぬ中、セコンド達がタブンネの収められた棺桶をリングに放り入れ始めた。 大半の棺桶は砕けて粉々になっているが、その破片もろとも投げ入れられたタブンネはごろごろ転がる。 「ミィィ…」わずかに呻き声を上げる者もいるが、ほとんどはピクリとも動かない。 セコンド達は、縛られていた人質子タブンネの紐もほどく。 頭を叩き潰された1匹を除いた3匹の子タブンネ達は、泣きながらよちよちと親のところへ走り寄る。 「チィチィチィ!」「パパー!ママー!」「しっかりしてミィ!」 さっき有刺鉄線バットで流血させられた子タブンネは、額の血を拭うのも忘れて両親を揺さぶるが、 顔面は血まみれで、内臓がはみ出したパパンネとママンネの返事はなかった。 「パパ…ママ…チビェェェン!」 そんな悲痛な光景をよそに、手渡されたスポーツタオルで目元の汗を拭ったザ・TABはリングインする。 マイクを手に観客に向けて叫ぶ。 「お前ら、今日も楽しんだか!?」「おおーーーっ!!」観客も大声援でそれに応えた。 「よーし、それじゃいつもの奴で締めくくるぜ!カウントダウンスタート!」 それを合図に、リングサイドの観客が退避し始めた。リングアナもカウントを数えながら避難する。 「10、9、8、7、6……」 ザ・TABもリングを降り、花道の後方へと走って下がった。 リング内のタブンネや子タブンネは放置されたままだ。もっとも子タブンネにとってはそれどころではない。 「ミ…ミィ……」「ママー!!」 流血子タブンネの必死の呼びかけで、ママンネがうっすらと目を開いた。しかし。 「5、4、3、2、1、ゼロ!!」 カウントがゼロになった瞬間、リングが大爆発した。タブンネ達は炎に飲み込まれる。 「ミビャアアアア!!」「ピギィィィ!!」「ヂィィーッ!!」 これぞTWAの恒例行事・タブンネ爆破火葬である。 メインイベントの後は、敗北したタブンネをリングごと爆破するのだ。 資金が豊富で、タブ虐のためなら労苦を厭わないタブンネ虐待愛好会ならではの派手なパフォーマンスであった。 炎上するリングを背景に、ザ・TABはマイクで叫んだ。 「俺達はこれからも突っ走るぜ!ウイ・アー・TWA!!」 「T・W・A!!T・W・A!!T・W・A!!」 観客も割れんばかりのコールで応え、場内の熱狂は最高潮に達する。 そして手を振りながら花道を引き揚げて来たザ・TABは、足元の暗闇に何かが転がっているのに気づいた。 もぞもぞと動くそれを拾い上げてみると、さっきの流血子タブンネだった。 おそらくリング爆破の際の爆風で、ここまで飛ばされてきたのだろう。 「チ、チィ…」 流血で目も見えなくなっているらしく、拾い上げた相手が怨敵のザ・TABだとも気づいていないようだ。 救いを求めるように、彼の手をきゅっと握り締めた。全身に火傷を負っており、放っておけば死ぬだろう。 「…………」 ザ・TABは黙って子タブンネをスポーツタオルでくるむと、控え室の方へ引き揚げてゆく。 続く 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/471.html
2011年2月13日(日) スーパーロボット大戦OGジ・インスペクター Stage.19 龍虎王顕現 【内容の超概要】(OGsベースで、直近5話) Stage.15 武神装攻ダイゼンガー / 第37話「武神装攻ダイゼンガー」 Stage.16 オンリー・ワン・クラッシュ / 第31話「招かれざる異邦人(後編)」+第34話「紅の幻想」 Stage.17 鋼の咆哮 / 第39話「オペレーション・プランタジネット(後編)」 Stage.18 誘う鬼日 / 第40話「会者定離の理」Stage.19 龍虎王顕現 / 参考:第28話「龍虎覚醒」 龍虎覚醒との共通点は、「龍虎が登場する」「アルフィミィも登場する」というぐらい。ほぼほぼオリジナル展開です。【見どころキーワード】 1)高機動vs超絶高起動 2)紅色に染まる月下で 3)若本降臨祭り 4)龍虎王顕現 5)ED(多分)最終バージョン 予めお断りしておりますが、基本、神回です。が、文章の内容は少々淡白です。済みません。1)高機動vs超絶高起動 全世界に蔓延し始めたアインスト軍団、本日はその駆除作業に奮戦するハガネ・ヒリュウ隊の面々の姿からスタート。 先陣を切るのは同隊の誇る高機動機軍団です。 サイバスターはアカシックバスター、そしてヴァルシオーネは本シリーズ初となるクロスマッシャーを披露。 ここもと再び露出が増え出しているエクスバインガンナーも、マルチトレースミサイル&インパクトキャノンを同時斉射。 そしてアステリオンAXとズィーガーリオンの高機動複合技「ソニックアクセラレーションブレイカー(仮題)」! 彼らのカットはAパート開始前の一幕のみで、その後にはSRXチームやユウ&カーラ、オクトパス小隊が続くのですが、後続の機体が新登場のアインストゲミュートに苦戦を強いられる中、なかなかの高機動ぶりと大火力ぶりが爽快で見ごたえあります。 ……しかし、そんな各機の印象を吹っ飛ばす程のあり得ない超絶高機動で、颯爽殴りこみをかけてくる機体が1機。 その正体は………2)紅色に染まる月下で ………アインストの力に浸食され、機体ともども変貌を遂げたキョウスケの相方。エクセ姉様&ライン・ヴァイスリッター、洗脳状態での帰還です。 桜花幻影、ラピエサージュ。 風の魔装機神、サイバスター。 超音速の妖精、フェアリオン。 漆黒の侍、ヴァイサーガ。 これまでにも月バックで登場してきた機体は数知れませんが、今回は過去の例とは明らかに異質な『深紅の月』を背負っての登場となりました。 今回使用されている紅という色……アインストのテーマカラーとしての紅は「狂気」「血染め」といった類の象徴として用いられているわけですが、紅という色は同時に、3倍速の某彗星に象徴されるようにカリスマフルな色でもあるわけで、カリスマ増量効果もまた存分に発揮されており、存在感抜群です。3)若本降臨祭り エクセレンの後に控えるのは今週の悪の巨塊、アインストレジセイアも今週遂に登場(CV:もちろん若本規夫)となります。 ・登場に先駆け、14話で登場した異形のアインスト人間さんの秘密の一端が明らかに。 アインストの発する霧に包まれた一般人が、次々と異形の緑生物へと変貌を遂げるシーンが描かれます。 スパロボ本編ではなかなかお目にかかれないアインストの本気がここに、という感じ。はっきり行ってグロイ(褒め言葉)。 ・環(ストーンサークル)、市街地に設置。 ・周りのアインスト緑を全部吸収。禍々しい念が集積…… そして、若本レジセイア、遂に降臨!! アインスケフラグは未だ消えたわけではないものの、ともかく無事登場は果たしました。4)龍虎王顕現 で、このレジセイアを屠るため…という形での登場となったのが、今週の真打ち、龍虎王、19話にしてようやくの顕現です。 龍虎の登場はダイゼンガー回と同じようなフリになっておりまして、先にグルンガスト参式の凄まじく本気なピンチっぷりがこってりたっぷりと描かれます。 ゼンガー機といい今回のクスブリ機といい、参式の辿る末路は悲惨の一語に尽きますが、これはむしろ厚遇と言うべきなのでしょう。アンジュルグの行く末を考えた時には悩んだことなのですが、やはり散り際という役目を美しく果たすというのもメカの花道なのかもしれません(無論、フィクション上に限った話ですが)。 で、いよいよもうダメか……という段になって、稲光がドドーン!! クスブリは精神世界に引き込まれ、そこで龍と虎の超機人は2人に問いかけます。 「汝、人界の救済を望むや?」 それに対する答えは勿論決まっています。 「あなた達が、私たちの世界を守る存在だと言うのなら、共に闘う!!」 その言葉と共に、龍と虎の超機人は合体シーケンスに移行。龍虎が参式を喰らうと同時に、その構成物質は無数の御符へと変換され、一所に集積していきます。 そして降臨、「無敵青龍、龍虎王(作監:大張正己)!!」 そして変形、「最強百虎、虎龍王(作監:山根理宏)!!」 後はタイラントオーバーブレイクやら、龍王破山剣やらの華麗なるお披露目。龍虎王の圧倒的な力によってレジセイアは一刀両断され、アインスト勢は一時撤退と相成ります。5)ED(多分)最終バージョン アルフィミィとともに洗脳エクセレンもまた撤退、キョウスケはエクセレンを目の前にしながら、戦闘に参加すらできませんでした。病室でのバックミュージックとして流れている、切ないバージョンにアレンジされた「鋼鉄の孤狼」、そんな彼の無念さを実によく表現していると思います(尤も不屈のキョウスケは「次の場は必ず立つ…!」とやる気マンマンで、そんな彼の前に満を持してラドム博士登場。来週にもリーゼ登場か?というぐらいのテンションではありますが)。 そしてそれに呼応するように、EDアニメが(恐らく)最終バージョンへ移行。過去エピソードの振り返りにより構成されていた前回までの内容を更に一歩進めて、今後のキョウスケ×エクセレンドラマを一層盛り上げるかのようなしっとりとした内容に仕上がっています。 後、新EDの見どころとしては、何人か新たなメンバーが参加しているところも見逃せません。・マサキ&リューネがED参加メンバーに抜擢。(マサキの顔はちょっと野性味溢れすぎ感はありますが)・戦艦クルーがぞろっと登場(レフィーナはまさかの8話寝巻ver!) てな感じで、水着EDへの参加が漏れたリューネとレフィーナ艦長に出番が回ってきました。遂にリューネ登場!そしてレフィーナ艦長ファンの皆様もおめでとうございます!! … ……… …………… リオは?(泣 …………次回、Stage.20「若き猛禽」へ続く。 アースクレイドル編のクライマックス回に突入。真のビルトビルガー降臨とイーグレット三兄弟との因縁、そしてゼオラ復帰。この辺りが一気に投下されるようです。