約 2,173 件
https://w.atwiki.jp/vermili/pages/682.html
発言者:エリザベータ・イシュトヴァーン 対象者:人間(ひと)に恋をし、恋を知りたいと願う超越者「中庸の怪物」 初出はPV4。 何度傷付けられようと自分への想いだけで立ち上がってくる男から、 素顔で生きることへの怯えと恐れを指摘された女が、悲鳴も同然に叫んだ拒絶の意思。血まみれの痴話喧嘩第2R 自分の本質が他者を傷付けるだけの冷たい武器に過ぎないと告げ、輝装段階に留まる凌駕を、鉄の礫弾の雨で徹底的に打ちすえるエリザベータ。 だが、その標的となっているはずの凌駕は、損傷のない場所が見当たらない身体にもかかわらず、彼女への前進を一向に止めようとはしなかった。 笑いながら、鈍色の豪雨に立ち向かう彼は、怪訝と悲痛の表情を隠しきれぬエリザベータに向かって語りかける。 「なんで笑ってるのかって顔だね……? はは、当然だろ……だって、ようやく見せてくれたんだからさ」 「ずっと見たかった……リーザの、素顔を……ッ」 「言ったろ……君を安心させてみせるって」 「なら、俺は決して殺されはしない……たとえ君が銃であろうと、刃であろうと」 時間と共に削れていく身体を気合(・・)で無視して、絶え間なく血飛沫を散らしつつも、進む、進む、進む。 「やめて……それ以上……私に、近付くなァ――ッッ!!」 「どうして、判らないの―――ッッ!!」 絶叫と共に放たれる超音速の狙撃の連射、それを受けて肉と骨を削られながら、一歩、また一歩と凌駕は歩を進めていく。 近付く度に拒絶の意思は強まり、射撃の威力も一層強まるが……凌駕の顔から笑みは消えない。 理解不能な男の状態に困惑し、怯えるエリザベータに向けて、凌駕は告げる。 「だって……可愛いじゃないか……」 「追いかければ突き離す、手を伸ばせば振り払う……そんな、誘惑に怯える乙女みたいな必死さが、さ」 「まったく、これじゃどっちが初心(うぶ)なんだか……」 「―――ッ、まだ、そんな……!」 「だって、そうだろう? まるで癇癪を起して、遠くから積み木を投げつけてくる子供だ…… あっちへ行けと言いながら、その実何かを求めて訴えているようにしか……俺の目には見えはしないよ」 「とんだ矛盾(ジレンマ)だ……君は君自身の、心(ココロ)の叫びに気付いていない」 彼女の素顔を、そのように見つめる凌駕に対し、エリザベータは諦めの表情を深め必死に、自分に近寄って来ないでと語りかける……… 「お願い、凌駕……それ以上は来ないで。私を戦場(ここ)から連れ出そうとしないで」 「憐れまないで。私は鋼鉄。私は武器。より相応しい使い手に…… より巨大な暴力に寄り添って生きて行くのが相応で、安心できる…… どうしようもなく血まみれで空っぽな女なの」 「あなたの優しさは、強さは……それに守られるのが相応しい、他の誰かに贈ってあげて…… あなたに似合う、優しい笑顔のできる女の子に見せてあげてよ」 「惚れたなんて言わないでっ、 私でも前を向けるなんて言わないでっ、君みたいな、こんな格好いい男の子が……」 「――エリザベータ・イシュトヴァーンだなんていう、 臆病者を好きだなんて、言わないでッ!」 その一際強い拒絶の言葉は、身体に突き刺さる痛みよりも彼の心を打ったが、すでに凌駕には歩む必要は無くなっており――― 「いや……もう遅いよ、リーザ」 「俺の両手は……もう君に届いてしまう。もう君を抱きしめてしまえる」 優しく微笑みかける凌駕はしかし、エリザベータの携える槍の脅威を完全に理解してはいなかった。 「だめ……凌駕……近付いては、駄目……!」 槍先に発生する電磁気炎(プラズマ)。 それは、彼女に近付き過ぎた男を排除せんと、太陽の如き輝きを放つ。 「凌駕アアアァァ――――ッ!」 かくして、放たれた一撃は凌駕を消し飛ばさんと猛り、一方の凌駕は両手に極冷の波動を纏い迎え撃ったものの…… 影装と輝装、その位階の差を埋めることは出来ず、 あえなく秋月凌駕は両腕を喪失し、目の前にまで詰めた彼女との距離を一気に引き離されて、地に倒れ伏すのであった……… + Qこんなどうしようもない現実の前に、馬鹿な男ならどうする? + Aこうする。───つまり、超えてみればいいんだろう? 生温いんだよ、こんな歪みで。俺の熱を、いつまでも小賢しく縛り付けられると思うなッ! 実際可愛いからなぁ…… -- 名無しさん (2017-05-23 22 51 28) ボロボロになりながらもキザなセリフを吐く主人公って良いよね -- 名無しさん (2017-05-23 22 55 55) ↑絶望的な状況を笑い飛ばして見栄を張ったり強がりを言えるような男はカッコいいからな -- 名無しさん (2017-05-23 23 20 14) ゼファーさん「………」 -- 名無しさん (2017-05-23 23 22 45) ゼファーさんだってルートによっては英雄の前で見得張って啖呵切れるくらいに格好いい男になるから。まあ弱者のまま逆襲するのが本領なんだけど。 -- 名無しさん (2017-05-24 00 42 39) このシーンの凌駕さんが一番好きだわ -- 名無しさん (2017-05-24 03 03 03) これで凌駕さんが死んでたらリーザはどうなっていたのか…… -- 名無しさん (2017-05-24 06 32 48) 命守る為に簡単に腕捨てちゃう凌駕さんだから致命傷だけはなんだかんだで避けそう。両腕消し飛んでる?死ななきゃ安い安い! -- 名無しさん (2017-05-24 18 58 50) ↑×2死んだと思ったら覚醒していきなり真理到達しそう -- 名無しさん (2017-05-24 20 29 36) ↑やだ、光の英雄と同類怖い -- 名無しさん (2017-05-24 23 07 26) ↑ けど行動原理がリーザと一緒に居たいだから周囲への被害はそんなに無い -- 名無しさん (2017-05-24 23 50 20) ↑ それ、目覚めた途端にラスボスと時計機構をぶっ飛ばしに行って、直ぐにリーザをプロポーズしに戻るパターンじゃあ……… -- 名無しさん (2017-05-24 23 51 47) 何だかんだとどのルート行っても響界人機に到達しそうな他人を見ることができる超人だからね -- 名無しさん (2017-05-26 10 34 18) ↑×4 光の英雄と同類なのに最終的にはアッシュくんの同類になるのが凌駕の可笑しな所 -- 名無しさん (2017-05-26 10 47 20) 自分を曲げられないトンチキたちと違って、大切な誰かの為に自分を曲げられるのが凌駕さんだからな -- 名無しさん (2017-05-26 10 49 56) ↑曲げれるってのも正しいんだろうけど、個人的には中庸(平凡な日常)っていう、まっとうな人と寄り添えるレベルの基準点をもってたからぎりぎり何とかなったイメージ -- 名無しさん (2017-06-09 23 45 29) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/king_arthur/pages/991.html
STRINGTABLE LANGUAGE LANG_ENGLISH, 0x0 { 6000, "I lead my warriors against the wicked witch and her brigands. If she dies, the curse will break." 6001, "Bribe" 6002, "I send generous gifts to the witch and ask her to break the curse that she put on Sir Melodias.\n+1 Old Faith" 6003, "The Power of Faith" 6004, "I invite the famous Christian healers from the local monastery. They might know a way to remove that pagan curse.\n+1 Christianity" 6005, "The Proud Champion" 6006, "Sir Unferth is a hot-headed young knight who regularly goes on adventures in the otherworldly Bedegraine Forest and battles the creatures of the wilderness. However, one day he went too far and he attacked one of the real masters of those woods an Unseelie enchantress. Sir Unferth lost the duel and his freedom at the same time. Send your men to his rescue he is a great knight, although one that would need some discipline, though." 6007, "I send my army against the warriors of the Unseelie enchantress and her warriors and rescue Sir Unferth by force." 6008, "I send generous gifts to the enchantress with the strict promise that we won’t disturb her peace any more. In return she has to release Sir Unferth.\n+1 Old Faith" 6009, "The Daring Champion" 6010, "Sir Wylford is a brave Christian knight who offers his help for those in need. But this time it’s his turn to ask for aid. A mighty Seelie Lord kidnaps mortal children from the local villages and Sir Wylford only has few devoted followers, not enough to face the lord of the Sidhe. If you battle the Seelie and rescue the children, he is ready to join your court." 6011, "I gather my warriors and attack these foul creatures. It’s time to show them the ways of our land with cold iron!\n+1 Christianity" 6012, "Ransom" 6013, "I send rare magical artifacts to the Seelie Lord and ask for the children in return.\n+1 Old Faith" 6014, "Armour of the Holy King" 6015, "These relics disappeared a long time ago, but they surfaced again after the Miracle of King Arthur ? but separately. An Unseelie Lord somehow got hold of the armour itself. You have to get it back." } STRINGTABLE LANGUAGE LANG_ENGLISH, 0x0 { 6000, "[T376]私は意地悪な魔女と彼女の山賊に対して戦士を導きます。 彼女が死ぬと、 呪いは壊れるでしょう。" 6001, "[T376]賄賂" 6002, "[T376]私は、 惜しみなく与えられた贈り物を魔女に送って、 彼女がMelodias卿に置いた呪いを壊すように彼女に頼みます。 +1 古い信頼" 6003, "[T376]信仰の力" 6004, "[T376]私はローカルの修道院から有名なクリスチャンの医師を招待します。 彼らはその異教的な呪いを取り除く方法を知るかもしれません。 +1キリスト教" 6005, "[T376]誇り高きチャンピオン" 6006, "[T376]あなたのスパイは、 %sで反逆を刺激するのを試みていますが、 彼らは%sの子分によって捕らえられました。 それらの偽りは明らかにされました、そして、領域はもう一度定規に忠誠です。 あなたは一方、 新しい掘り出し物を結ばなければならないトライに第願います。" 6007, "[T376]私は無理矢理彼女のUnseelie魔女の戦士、 戦士、 および救出Unferth卿に対して軍隊を送ります。" 6008, "[T376]私は私たちがもう彼女の平和を乱すつもりでないという厳しい見込みと共に惜しみなく与えられた贈り物を魔女に送ります。 代わりに、 彼女はUnferth卿をリリースしなければなりません。 +1 古い信頼" 6009, "[T376]大胆なチャンピオン" 6010, "[T376]Wylford卿は、 困ったそれらのために援助を申し出る勇敢なクリスチャンのナイトです。 しかし、 今回、 救助を求めるのは、 彼の番です。 強力なSeelie主はローカルの村から致命的な子供を誘拐します、そして、Wylford卿には、 わずかな献身的な従者しかいるだけではありません、 十分ではありません。" 6011, "[T376]私は、 私の戦士を集めて、 これらのファウルの生物を攻撃します。 もう冷たい鉄で私たちの陸の道を彼らに示すべき時間です! +1キリスト教" 6012, "[T376]身代金" 6013, "[T376]私は、 まれな不思議な人工物をSeelie主に送って、 代わりに子供を求めます。 +1 古い信頼" 6014, "[T376]聖なる王のよろいかぶと" 6015, "[T376]これらの遺物は昔に見えなくなりましたが、 それらは再びアーサー王?のMiracleの後、しかし、別々に表面化しました。 Unseelie主はどうにかよろいかぶと自体をつかみました。 あなたはそれを取り戻さなければなりません。" }
https://w.atwiki.jp/ichipoke/pages/420.html
130. ドダイトス (Torterra) 2009/11/24(火) 00 35 55 ID ??? 全国図鑑No.389 シンオウ図鑑No.003 高さ 2.2m 重さ:310kg 分類:たいりくポケモン タイプ:草+地面 タマゴグループ:怪獣&植物 特性:しんりょく HP:95 こうげき:109 ぼうぎょ:105 とくこう:75 とくぼう:85 すばやさ:56 平均値:87.5 順位:73位 捕まえやすさ:45 獲得努力値:こうげき+2 ぼうぎょ+1 ナエトルの最終進化系、ハヤシガメからLv32以上で進化した姿、体重はハヤシガメからさらに3倍以上増加している 甲羅からは複数のとげが生え攻撃的な外見になった 甲羅には巨木が生えここに小型のポケモンが住み着く、ドダイトスの背中で一生を終えるポケモンもいるという ドダイトスの移動は「森が歩く」とたとえられる 大昔の人々は大地の下では巨大なドダイトスが世界を支えていると考えていた 131. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 00 47 12 ID ??? どう考えてもポケモンが住み着ける大きさではない 132. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 00 48 36 ID ??? よくてネイティくらいだな 133. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 00 49 59 ID ??? このドダイトスはHPが高いのがいい… 135. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 00 52 05 ID ??? 俺の相棒 重量感溢れててかっこいい 136. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 00 52 15 ID ??? 133 うん…いい… 139. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 01 04 37 ID ??? カラーリングが初期クッパ 140. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 01 07 49 ID ??? 技マシンなしでも対戦用にそこそこ使えるので便利 141. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 01 08 43 ID ??? 意外と硬いのね。今度育ててみようかな 143. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 01 13 12 ID ??? 某廃人の相棒か 145. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 01 24 36 ID ??? 他の同期が強力なんだよな 特に豪華な猿とか猿とか猿とか ペンギンもそこそこの火力で受けができるし 150. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 01 40 21 ID RtIorm0o シンジのドダは漢だった 151. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 01 41 03 ID ??? 世界はゴマゾウが支えてる ゴマゾウはドダイトスに乗っている 152. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 01 56 52 ID ??? ウッドハンマー のろい じしん こうごうせい これでじゅうぶん 153. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 02 15 44 ID ??? 股間のドダイトス 蟻も住めない大きさなんだが 154. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 02 25 44 ID ??? 135 よう俺 草・地面は速攻型なら結構いい組み合わせだと思うけどな ロックカット型育ててみるか 155. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 02 55 11 ID ??? どっしり落ち着いた感じが好き。 鋭いわりに穏やかそうな目がいい。 上でも出てるけどシンジのドダイトスはまさにイメージ通りだった。 156. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 03 02 46 ID ??? 草地自体は悪くないし速かったら立場違ったのかな 157. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 03 41 17 ID ??? バトレボで未だにみたことない 158. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 04 28 35 ID ??? ドラゴン対策の氷技でついでに倒される悲しい運命 160. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 08 05 50 ID ??? 159 なんとも言えない色合いだ 御三家最重量なんだな そしてグラードンと同じ大陸ポケモン 162. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 09 06 30 ID ??? こいつは亀ってより鎧竜、アンキロとかミンミに近いイメージがある 163. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 09 33 26 ID ??? 進化してすぐ地震を覚えるのは嬉しい 164. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 12 23 27 ID ??? こいつらは寿命を迎えると自らの体を肥やしにして背中の木を育てるのだろうか。 ドダイトスの森。 165. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 13 10 15 ID ??? 軽自動車サイズで森とか片腹大激痛 166. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 13 48 59 ID ??? 一匹だけじゃないだろうよ 167. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 14 38 07 ID ??? 象の墓場みたいに、死期が近いドダイトスが集まる場所があるとか。 168. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 18 02 27 ID ??? フシギバナも咲き続けるらしいな 169. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 18 42 51 ID ??? 草御三家って四つ足ばっかなのね シナリオではお世話になりました 170. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 18 54 24 ID ??? 強力な一撃がありながら致命的な弱点があるため使い辛い ゴローニャさんやボスゴドラに似てるな 171. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 19 58 57 ID ??? シンオウ御三家では一番かっこいいな 172. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 20 13 44 ID ??? 169 てめえキモリ系ディスってんのか。 あれは二足歩行と思っていいんだよな? 173. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 20 43 02 ID ??? 水タイプの冷凍ビームがなぁ。殴れさえすれば落とせるけど 地面タイプだからと電気タイプに出そうにもめざ氷が怖いし、一部は冷凍パンチもある ドラゴン、はがね対策に氷、炎技が氾濫してる現状がすでに逆風だよね 174. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 21 04 48 ID ??? 殴れれば結構優秀 殴れれば 175. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 22 41 28 ID ??? オレの最速スカーフドダイの出番か。 176. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 23 04 19 ID ??? すばやさ種族値が後20少ないか40多かったらメジャーだったポケモン 177. 名無しさん、君に決めた! 2009/11/24(火) 23 39 47 ID ??? 始めはダサい、キモいと蔑んでたけど、シナリオで選んでからは愛着わいて何となく気に入ってしまった 遅いから殴られまくりだったけど、地震覚えてからは大活躍だったなぁ 388 ハヤシガメ トップページ 390 ヒコザル 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2362.html
ダゴンちゃん敗北す ダゴンちゃん戦記 オーナーの私がこう言っては何だが、ダゴンちゃんは強い。 今まで26戦26勝。 ぶっちゃけ無敵街道爆進中だ。 それもこれも、機械マニアの姉に改造してもらった装備のおかげ。 見た目こそ普通のマリーセレスだが、装甲防御と自動攻撃能力は現行神姫の最先端を行く性能だ。 下位の神姫はもとより中位の神姫も殆ど相手にならない。 強さを求めるオーナーにとっては、最上級の武装神姫だと言っても過言ではないはず。 「問題は。私が欲しかったのは、着せ替えして遊べる神姫だったって事かしら?」 ところがあのタコ、服には全く興味を示さないでやんの。 可愛いワンピも、豪華なドレスも、背徳的なゴシックも―――。 「服とかはいい、お前の罪を数えるのだ」 とか言って着てくれなかったし。 「あーあ。黙ってればすっごい可愛いんだけどなぁ、ダゴンちゃん」 人間で言ったら、100人中100人が美少女と評して止まないだろう容姿だ。 神姫は赤壁を初めとした、ごく一部を除いて美少女揃いなのだが、マリーセレスの魅力は頭一つ飛び出ていると私は思う。 カナン神話は水の豊穣神から名を貰ったダゴンちゃんは、数あるマリーセレスの中から選びぬいた特上美少女だ。 少なくともこの子以上に可愛い神姫を私は知らない。 親馬鹿じゃないわよ? ホントに可愛いんだから。 口さえ開かなきゃ。 あと変な事しなければ。 「はぁ。着てくれないと分っていても、買ってきてしまう可愛いオヨ服」 朝一でゲットした本日の購入物はスクールスタイル。 ブレザー一式と上に着るコート。 ソックスやローファ等も完備した、正に至上のコスチューム。 「ただいま~、ダゴンちゃん居る?」 ……。 玄関開けても返事は無い。 休日なので姉は寝ているのだろう。 あの姉、機械弄りは神懸っているが、それ以外のあらゆる才能を神に剥奪された一種のダメ人間だ。 料理一つまともに出来ないが、料理マシンを作って料理を作らせたらやたら美味かったのでムカついた。 まぁあの姉はいい。 毒にもならんが薬にもならん。 問題はダゴンちゃんだ。 アレは喩えるなら致死量をはるかに越えた猛毒だ。 はんどるびーけあふりーである。 そもそもあのタコ―――。 「べちゃり」 「―――うぎゃぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 何か今べちゃって!! べちゃって!! 首筋に何か落ちてきた!! へばりついた!! 「孤独を愛するあまり孤独死しそうでした~」 「やはり貴様かぁー!!」 首筋から吸着機でへばり付いてたダゴンちゃんを引っぺがして床に叩きつける。 乱暴とか言う無かれ。 コイツ、べちゃっとか床に張り付いて全然応えてないし。 「プルプル。私は悪いマリーセレスじゃないよ?」 「かなりギリギリ、グレーゾーンよ!!」 「寂しくて死ぬかと思たですし」 「兎ってガラ?」 「ダゴンちゃん触手です」 はいはい、そうでした。 クラゲ型かと勘違いしてたのは私ですよ。 「…いや、ほら。クラゲ可愛くない?」 「イマイチですかもー」 「可愛いと思うんだけどね」 水族館でクラゲの水槽前に一日居ても飽きないし。 「虚しい青春送てますのねー」 「虚しくないよクラゲ? いやほら、可愛いは正義じゃない!?」 「んー、微妙ですかもー」 そう言って壁にへばりつき、緩慢に登って行くダゴンちゃん。 「それではますたーも落ち着いた所で再会のハグを~」 「せんでいいわ!!」 天井から奇襲するのは敵相手だけにして欲しい。 「それより新しい服を勝って来―――」 「嫌(や)ですー」 「―――って早っ!!」 ぴゅーっと走り去るテンタクルス。 そんなに早く移動できたのか。 あと如何でもいいけど、壁から降りろ。 「ホントにあの子は仕方の無い」 だが、嫌がるものを無理強いさせるのもアレなので、姉さん起こして早めのお昼にするとしよう。 ◆ 「水の中は落ち着くですしー」 水中にたゆたい安息を得るダゴンちゃん。 神姫にとって水の張ってあるお風呂は格好のプールだ。 水中戦の練習からレジャーまでお手軽に楽しめる。 「ふわふわ。とってもいい気分ですかも」 まどろみの中で、自我が拡大してゆく。 「このまま世界征服とかできるかも知れぬです」 えらくすごい方向に拡大していた。 「でもめんどいですし、明日にするですよ」 そして早々に救われる世界。 ダゴンちゃんはゆらゆらと水中を漂う。 「このままますたーがお風呂に入って来るのを待つですねー」 武装神姫は大概そうだろうが、ダゴンちゃんも例に漏れずマスターが大好きである。 四六時中へばり付いていたい位だが、何故かマスターはへばりつくと絶叫して引っぺがしにかかる。 もしくはへばりつく前に阻止されるか、だ。 ならばへばりつくには如何したらいいか? 答えは一つ。 マスターの意識していない時に、有無を言わさずへばり付いてしまえばいいのだ。 「湯船に入ってきたらペッタリするですよー」 ワクワク楽しみ。 マスター大好き。 ダゴンちゃんに悪意は無い。 あるのはただ、(あらぬ方向に行き過ぎた)愛だけである。 「ふわふわポカポカ気持ちいいですし」 人肌の温かさは好きだ。 もっとマスターにペッタリしたい。 「早くますたー来ないかな?」 ぬくぬく。温か。 「そう言えば来月から海ステージ解禁ですねー」 陸地は水没したビル群の屋上のみと言う素敵ステージだ。 天海では冷遇がちな、空戦型神姫や水中型神姫にとっては待ち望んでいた戦場でもある。 「ますたー連れて行(い)てくれるでしょかー」 機会があれば件の海ステージで熱闘を繰り広げてもいい。 戦うのは特に好きでもないが、戦場の空気は好きなのだ。 あの、えも言われぬ緊張感はオーナーさんには分るまい。 「あー。でも最近はそうでも無いですかも」 ライドオンシステムとか有るらしいし。 「ますたーにライドオンしてもらうのもいいですかもー」 ぐつぐつ。 マスターと一心同体になるのは、何だか少し恥ずかしい。 「ほっぺ赤くなりそですよー」 水面から顔だけ出して、ぷしゅーと口から湯気吐くダゴンちゃん。 なんだかとっても身体が火照る。 「むにー、なんだか意識がもーろーとして来たかもですしー」 熱い。 水面がぐらぐら揺れている。 「もーだめ」 夢現(ゆめうつつ)の狭間で、ダゴンちゃんは自らの意識を手放した。 ◆ 「ぎゃぁーーーーーーーーーーーっ!! ダゴンちゃんがお風呂で煮えてるぅーーーーーーーーー!!」 湊の絶叫が貴宮家の風呂場に響き渡ったのはそれから一時間後だった。 対戦成績 引き摺りこむ深海聖堂:ダゴンちゃん。 VS姉ちゃん:はいぼく。設定温度50度は、既にお風呂じゃないとおもう。 ダゴンちゃん敗北す・完!! 貴宮家のお風呂は台所から遠隔操作で給湯、過熱ができます。 そして姉ちゃんは熱いお風呂が好き。 -
https://w.atwiki.jp/kagemiya/pages/323.html
【クラス】アサシン 【真名】ハサン・サッバーハ(忌名のハサン) 【性別】男性 【出典】山の老翁 【出身】中東 【属性】混沌・悪 【身長】257cm 【体重】137kg 【肌色】不明 【髪色】不明 【瞳色】不明 【イメージカラー】黒 【好きなもの】悪、破壊 【苦手なもの】善、秩序 【ステータス】筋力:D 耐久:D+ 敏捷:A 魔力:E++ 幸運:E 宝具:E+ ■クラススキル ≪気配遮断:A≫ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適したスキル。 完全に気配を断てば発見することは不可能に近い。 ただし、自らが攻撃態勢に入ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 ■固有スキル ≪呪術:A≫ 中東における悪霊シャイターンに由来する呪いを得意とする。 ≪単独行動:A≫ マスター不在でも行動できる能力。 忌名のハサンは悪霊との契約によりマスターから一切の魔力供給を受けずとも常に十全の戦闘力を発揮できる。 ≪仕切り直し:C≫ 戦闘から離脱する能力。 また、不利になった戦闘を初期状態に戻す。 ■宝具 ザバーニーヤ〈その名を忌む〉 【ランク】E+ 【種別】対人宝具 【レンジ】1~99 【最大補足】1人 名を呼ぶ者に災いをもたらす呪術。 忌名のハサンの正体を看破した者に対し悪霊シャイターンの呪いが自動で攻撃する。この攻撃を回避するためには呪いを跳ね返す【魔力】が重要となる。ただし忌名のハサンの真名、スキルや宝具の情報など彼に対する理解が深いほど抵抗にはペナルティが掛かる。 サーヴァントに対しては単なる自動攻撃に過ぎない半面、人間にとっては彼の名前一つすら致命的となり得る悪辣な呪い。 ザバーニーヤ〈狂想乱階〉 【ランク】C 【種別】対人宝具 【レンジ】1 【最大補足】1人 忌名のハサンが「本来ならもっていたであろう」宝具。ハサン・サッバーハとしての名と共に永遠に失われた。 ■武器 呪術によって強化され青白い霊気を帯びた両手。 ■人物 【一人称】俺 【二人称】貴様/てめえ/あんた他 【三人称】(呼び捨て)/悪趣味なあだ名 ○人物像 一度は山の老翁の長たるハサン・サッバーハの名を授かりながら、その悪逆非道により誅殺されハサンとしての名を奪われた員数外の存在。 忌名のハサンが長となった当初、山の老翁は信仰を忘れ、結束を忘れ、半ば野盗へと堕していた。そんな時代に彼は誰よりも強く、誰よりも邪悪であることによって頂点に君臨し、無差別な破壊活動、拷問、虐殺などを行い人々の心の内に山の老翁の名を蘇らせたのである。誰もが山の老翁を恐れ、その名を忌み、神に救いを求めた。そんな者をこそ忌名のハサンは踏み躙り、踏み潰して嗤った。 非道は九年の間続いたが、やがて山の老翁に正しき信仰と結束を取り戻そうという動きが起こると彼は部下に見放され、最期は新たにハサンの名を受け継いだ若者によって打ち倒されたとされる。 ○外見 上背があり細身だが筋肉質、いわゆる細マッチョのたぐい。正統なハサンとしての身分を奪われたために骸骨の面はなく、貌の無い顔面を包帯状の布で雑に覆っている。全身には絶えず脈動する異様な紋様が刻まれており、また一種の呪具でもある装身具を多数その身に帯びている。実に退廃的スタイル。 ○性格 極めて乱暴かつ残忍。気紛れだが執念深い。破壊や殺戮を好み、他者から奪うこと、他者を辱めることを喜びとする。まれに慈悲のようなものを見せるとしてもそれは哀れな犠牲者をより長くより苦しめるためである。 気分が良い時には過去語りをする癖がある。もっとも彼はハサンとなるに際して一切の過去と記憶を自分の手で消し去ったため、内容の真偽は甚だ疑わしいのであるが。 ○動機、マスターへの態度 忌名のハサンのマスターは概ね聖杯戦争開始以前に脱落する。それはこのハサンの宝具が「彼を知る者を殺す」ことに特化しているゆえであり、またハサン自身もそのことを承知の上でマスターに名前を明かす、いわばマスター殺しを趣味とする最悪の反英霊だからである。生前は稀代の呪術師であったこのハサンにとってマスターとはただ現世との縁を繋ぐ依代に過ぎず、たとえマスターが死体となっていようとも己を十全に保つ術を心得ているのである。 もし幸運にも(不幸にも)彼の宝具から生還したマスターがいるとすれば、忌名のハサンはその者をパートナーとしてできるだけ長く生かし、苦しめ弄ぶことを選ぶ。たとえその乱行の果てに自らが現界を保てなくなるとしても忌名のハサンに躊躇はないだろう。 聖杯にかける願いさえ存在しない。忌名のハサンにとって重要なのは自分が暴れ、殺し、奪うことのできる舞台が存在するというその一点なのである。 ○役どころ 初見だけ厄介な敵。どう考えても悪いやつ。Fate本家には絶対に出せないようなハサン。 ○台詞例 「ハ、貴様が俺のマスターか。 俺はアサシン、『忌名』のハサン・サッバーハだ。 ……なァんてな、オラ死んじまいなァ!」 「ク、ククク……バァカ、バァァァカ! 引っ掛かりやがったバカめ」 「クソ、クソのクソガキが! ……殺す、絶対ェ殺してやる!」 「なぁ……あんた俺の弟に似てるな。死に顔が瓜二つだ」 + TRPG用キャラシート TRPG用キャラシート 【真名】ハサン・サッバーハ [忌名のハサン] 【クラス】アサシン 【HP】 /2d8+6 【宝具1】『その名を忌む』 ∞ / ∞ ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1 【効果】 1.自身に対する真名看破が成功した時、その陣営に対し3d6の魔力攻撃を行う。 またその情報を共有した別陣営のキャラクターに対しても、同様に3d6の魔力攻撃を行う。 この効果に対し、自身は令呪を使用することはできない。 2.また自身に対する真名看破のボーナスをdice+1からmodifer-10に変更する。 【宝具2】『狂想乱階(ザバーニーヤ)』 0/0 【効果】失われている。 【筋力】D 2 【耐久】D+ 2 【敏捷】A 5 【魔力】E++ 1 【幸運】E 1 【スキル1】気配遮断:A 先手判定時、dice+5を得る。同盟を組んでいない場合でも相手前衛に対し、奇襲攻撃を行える。 【スキル2】呪術:A 魔力攻撃時、dice+5を得る。魔力防御時に発動する効果を無効化する。 またマスターが死亡した状態でも、その後5ターンだけサーヴァントのみで活動できる。 その際、サーヴァントを失ったマスターと再契約することが出来る。 【スキル3】仕切り直し:A 逃走判定時、dice+5を得る。戦闘フェイズが発生しない場合、HPを5D6回復する。自身に掛かっているデバフ効果を解除する。 【容姿】呪術によって形成された右手を持つ。 【その他】単独行動:A、トリックスター:-
https://w.atwiki.jp/akumaassenn/pages/46.html
正路さんの部屋を掃除するだけの話 ※山もオチも意味も無い ※途中ほんのりエロ要素が出るのでお気を付け下さい 【登場キャラ(敬称略)】 フェネキッス、真島 正路、ギフト、メネ 「掃除を致したいと思います!」 真島正路にそう提案したのは、触手のような髪をうねらせた長身の男、フェネキッスだ。 「掃除だぁ?」 毎日やってるだろうが、と正路はフェネキッスの脛を蹴る。毎度の事ながら容赦がない。「やってる」ではなく「やらせている」ではないだろうかと突っ込むのは、蹴ってくれと言うようなものだ。敢えて黙っておく。 「いえ、今回はいつも以上に気合を入れて! なるべくチリ一つ残さず、九分九厘清らかな空気で部屋を満たせば良い事が起こりそうな気がします!」 諸手を挙げるように掲げられた触手の一本一本が掃除道具を持っている。器用なものだ。 「フェネ先輩、そこまで徹底的に部屋を清める必要があるのでしょうか?」 正路の家は客観的に見ても綺麗だ。しょっちゅう悪魔や異界の人間に荒らされるが、フェネキッスやフェイツ、そしてギフトの尽力でこの美しさを保てている。 「ありますとも」 フェネキッスはふふんと鼻を鳴らして消臭剤をギフトに向けて吹きつける。人工的なフローラルの匂いに思わず顔をしかめた。 「どこぞの誰かさんがそれとなく空気を汚してますから」 「小生の事で御座いますか」 ギフトの体は猛毒のガスで出来ている。空気を汚すと思われるのも無理はないが、これは甚だ誤解である。 「確かに小生の体は人の子からすると害毒にしかならないでしょう。ですが、害毒を垂れ流すほど小生は堕ちておりません! 小生の体から漏れ出る空気は煙草よりも無害、人の子が口から放つCOと同等と考えて頂きたい!」 「……お前、確か『汚れた空気』が主食だったな?」 正路が渋い顔をして口を開く。 「ええ」 「そんで、体から人間の呼気と同程度の汚れた空気を常に漏らしていると」 「それが何か問題でも?」 「人間で例えるなら常に小便垂れ流してるようなもんだな?」 正路はフェネキッスの触手から消臭剤を奪い、まるで銃のようにそれを構える。 「今からこの部屋の掃除をする。お前は帰るか寝室で閉じこもってろ」 「お言葉ですが正路殿、小便という表現は小生の体質からすると適切では御座いません」 「ルンバ殺しが何を言う」 「あれは冤罪で御座います!」 「ほらほら、罪人は追放されるか収監されるか選んだ方が良いかと思われますよ?」 フェネキッスがにやにやと笑みを浮かべながらあらゆる除菌グッズを構える。 「……横暴だ! 民主主義は死んだのですか!」 ギフトは両手で顔を覆い、しずしずと正路の寝室へ押し込められた。 * * * 正路の寝室は居間と同様に片付いている。本棚には凶器になり得る厚さを誇る専門書と、濃い絵柄と独特のポーズが特徴的な漫画がずらりと並んでいる。そう言えば途中で読んだきりだったなと思い出し、続きの巻をつまみ上げて読み始めた。 居間では正路とフェネキッスが掃除を進めている。聞き耳を立ててみると、予想通りフェネキッスが良いようにこき使われている。 (……何故わざわざこき使われるような真似をするのでしょう) フェネキッスは嬉々として正路に使われるタイプではない。この掃除が契約に繋がるとは思えないし、理由がさっぱり分からない。 漫画を読み進めながら掃除が終わるのを待った。 誰かが来たのだろう。居間がにわかに騒がしくなった。正路の苛立った声が、好ましくない来客である事を現している――と思っていたらふいに扉が開かれ、一匹の女悪魔が寝室に放り込まれた。 「部屋から出たら契約はナシだ。……漫画も汚すな」 正路はぎろりとこちらを睨み、威圧感たっぷりに扉を閉めた。 「いたた……ご主人様ったらひど~い!」 放り込まれたのはやたら露出度の高い服を着た褐色の女悪魔、メネだ。「メネ嬢ではないですか」と一応挨拶をする。 「あっ、ギフトじゃないですかぁ~」 メネは体をくねらせてベッドに腰掛け、ギフトの顔をじっと見た。 「一人だったらすっごく暇なところでした、よかった~!」 「メネ嬢も漫画を読まれますかな?」 ギフトが本棚の漫画を指差すが、メネは不満げに唇を尖らせる。 「え~そんな事よりもっと楽しい事がした~い」 「楽しい事とは?」 ギフトが漫画から目を離してメネの方を見遣ると、メネはベッドにころんと寝転がって蠱惑的な体をギフトの眼前に晒している。 「……小生にそれを求めますか」 「ダメ?」 悪戯っぽく微笑む。流石、色香を武器にする悪魔と言ったところだ。 「ギフトのえっちな顔、見てみたいな~」 「人間の愛が欲しいのではないのですか? 小生は見ての通り、悪魔で御座いますよ?」 「悪魔に愛されるのもそれはそれで面白そうかなって」 「……そうですか」 ギフトは漫画を閉じて本棚に戻し、右手だけを飛ばしてメネの首元、鎖骨の辺りを押さえつけた。 「幸い、今は退屈しております。そこまで望むのなら致して差し上げましょうか?」 メネは口角を吊り上げて笑う。ギフトは顔を近づけてその唇に触れる――寸前、顔を引いた。 「冗談で御座いますよ」 にこりと微笑んでみせると、メネは「え~」と頬を膨らませた。 「大体、小生は害毒の塊。いたずらに交わればメネ嬢の寿命を削ってしまいます」 「メネの心配してくれるんだ! 優しい~!」 「そう、小生は優しいのです」 右手も離してメネの体を解放する。メネも満足したのか、それ以上誘う事なくベッドに潜り込んで「ご主人様の匂いがする~」と昼寝に勤しみ始めた。 * * * 掃除が終わり、正路が相変わらず不機嫌そうな顔で寝室に現れた。ギフトを追い出し、メネをベッドから引きずり出して容赦なく蹴飛ばす。 居間は先程より遥かに美しくなっていた。空気も以前より澄んでおり、人間からするとさぞかし居心地がいいのだろう。 「どうです」 フェネキッスがにやにやと笑いながらギフトの顔を窺う。 「ずっと美しく変わりましたね。元から間食もままならない環境で御座いましたが、より一層つまむものが無くなったではありませんか」 「……それだけ?」 素直に感想を述べると、フェネキッスの顔がかすかに不満げになる。 「小生は清らかな空気の中でも生きる事は出来ますから。食事は余所で取ってくれば良いだけの話で御座いますし」 フェネキッスが「ぐぬぬ」と唸ったが、やはりその意図はギフトには分からなかった。 フェネさんに嫌がらせされたい衝動とメネちゃんを押し倒したい衝動だけで突き進んで唐突に終わった感が100点満点
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2852.html
皆さんは、小学校とかで『落し物箱』というのはありましたか? 誰かが落とした鉛筆や消しゴム、ホチキスの芯やネームペンなどを保管しておき、落とし主が回収するか、落とし主が見つからなければ先生の許可で落し物を貰えるというもの。 俺も、偶然拾っては落し物箱に入れ、持ち主がいなければ消しゴムとか貰って使ってた記憶がある。 だが今回は、ある意味貰っちゃマズイかもしれない拾いものをしてしまった… 俺は偶然見つけた神姫を、説明的なのを聞きながら店員に渡し、店員が状態確認する様子をやや遠目気味に見ていた。 回収した黒髪の神姫 ~店員の説明によると、近接、強襲主体のハウリンという種類で、犬モチーフから犬子とも呼ばれるらしい~ は左腕が肘上から千切れ、脚も関節が摩耗気味、全身傷だらけでバッテリーも結構ギリギリという有様。ロボットアニメとかによくある、『強大な敵との戦いで傷ついた主役機』を連想させるような状態だった。 バッテリーの充電をしつつ、店員が事情を聞いてみるも、だんまり… 恐らくマスターとはぐれ、どっかの路地裏とかに迷い込んで野良猫に襲われたのだろう…とりあえずそう解釈。アキバは人が多いし。 …なにはともあれ、これだけのダメージを負っているんだ。手当、というか修理が必要なレベル。 「…大丈夫なんですか?」 気になって店員に聞いてみた。 「手足は交換すれば問題ないし、全身の傷も補修剤でなんとかなるから」 どうやら致命的なダメージは無かったらしい。 ホッとするが、ひとつ気になることが…それも空気呼んでない内容の。 「し、修理代は…」 「あ、腕合うのが無いや…切らしてたか」 …修理用のパーツが足りなかったらしい。って、そんなことより 「修理代は…」 「あぁ、修理代ね。ん~…」 暫し考え、 「サービスしとこうか?」 「…え゛?」 さ、サービス?ぃやしかし… 「その代わり、この子を預かること。パーツ取り寄せて、届くのに少し時間かかるから」 意外な回答、そして条件付け。 「あ、預かるって…、自分、神姫関連の道具とか無いのですが…」 「マスターが見つかるまでってことで。最低限必要なのもサービスするし。これを機に、神姫に関わってみたらどうだ?楽しいと思うよ?」 …一種の勧誘だよコレ。 まぁ、店員も仕事で構ってあげられない場合もあるだろうし、あっちもこちらをじぃ~っと見てるし。 「…わ、わかりました。なんか気になりだしたし」 …まぁ、そんなこんなで迷子の犬子を預かることになった。クレイドルまでサービスされたし。 とは言うものの、これからどうすれば… ひとまず応急修理と急速充電を済ませ、後日パーツが入り次第、再修理ということになった。 修理の終わってない箇所は、既に買ってあったマステ(先の量販店で購入)で保護しておいた。 店を出た俺はゲーセンに向かってみることにした。 マスターを早く探しだして、元いた場所に帰してあげよう。 「なぁ、君のマスターの特徴とか教えてくれるか?探すときに見つけやすくなるだろうし」 移動しながら、傍らの小さな連れに聞いてみる。 「…」 「あ、あの~」 「ふぇっ!?」ビクッ ぃやそんなに驚かんでも… 「君のマスターの特徴。探すのに特徴知らないと気付かずにスルーしてしまうかもしれないから」 「ま、マスターの特徴…ですか…」 なんか言いたくなさそうな雰囲気なんですが… 「む、無理に言わなくてもいいや…。探しているときに教えてくれれば」アセアセ きっとプライバシーとかを気にしているんだろう… 「じ、じゃあせめてどこのゲーセンに居そうかくらいは…」 「た、多分今はいないと思います…」 …つまり今日は諦めて、後日改めて探すということになる…のかな? 「なら、警察署に寄って聞いてみるか…」 多分紛失届とか出てるかも?しれないし。 「ぃやいいです!大丈夫ですから!」アセアセ な、なにが大丈夫なんだ? 「そ、それよりも!」 「!?」 「ひ、拾ってくださり、ありがとうございます…」 「お、おぅ…」 礼を言われるのに慣れてないから、少し照れくさい… 「しかしどうするか…。タルくなってきたし…、どっかで休むか…帰るか?」 多分言い忘れてたけど、俺は分単位ならともかく、時間単位の活動は少し厳しい。 別にそういった病気ではないけど、とにかく連続4、5時間も動きまわっていたら疲れが出てくる。 「お、お任せします…」 「…よし、帰るとしよう。神姫のことも調べとかなきゃならんし」 少々脚にくる道のりを通って家に帰ってきた俺"ら"は、夕飯までのあいだに調べものをすべく、自室へと向かった。 あ、親には内緒な。 「…」( ゚д゚)ポカーン …なんかとぼけた表情してるぞコイツ。そこまで変な部屋じゃないはずだが… 「俺の部屋に何か問題が?」 「ぃやぃや割とすっきりしてるなぁと思いまして…」アセアセ まぁ、ノートPCの置かれた机と棚兼用としても使ってるタンスと脚の畳めるテーブル、あとはプラモの箱くらいしかないからな、我がマイルーム。 とりあえずPCを起動してクレイドルをプラグイット!(ウェブダイバー知ってればわかるネタ)、連れを座らせてから神姫関連の情報を必要最低限だけでも調べた。 神姫の型式、バトルについて、武器の種類、etc...、種類多いなオイ… 「あ、そういや名前は?呼び名が無いと困る」 情報収集しながら聞いてみる。神姫のマスターは自分の神姫に固有の名前を付けるらしいからな。 「そ、その~、名前は…無いのです…」 な、名無しの権兵衛…、つまりデホルトのままか… さすがにそれは困る…、というか可哀相だ。とりあえず臨時の呼び名でも用意しとかんと…。デホルトのままじゃ味気ないし。 「と、とりあえず仮の呼び名くらいなら付けても…アリなのか?」 「いいんじゃないでしょうか…」 早速呼び名を…どうしよう(汗) ぶっちゃけ引き出し少ない俺の頭じゃろくな呼び名が思いつかないかも… …ん?名無しの権兵衛…名無し… 「ナナシ…、もしくはジョン・ドゥ…」ブツブツ 「…?」 「ぃや某マンガのキャラが『名前がない』からナナシって名付けられたり、某ゲームのキャラがとりあえずの名で『名無しの権兵衛』的な意味のジョン・ドゥを名乗ったり…」 「は、はぁ…」 「あと声的に真尋とか…、やっぱ無難に『ナナシ』にしとくか。後ろに(仮)とか付けて」 こうして仮の呼び名はなし崩し的に『ナナシ(仮)』と決まった… 俺のセンスェ… この後どうなったかって?夕飯食ったり風呂入ったり再度調べ物したり。ここでの詳細は省かせてもらう。だが私は謝らない 次話に続くってことで。 吉良『バイツァ・ダスト!(前話に戻る)』 続く…? メインページへ
https://w.atwiki.jp/datui/pages/384.html
さらに戦う者たち ◆NIKUcB1AGw 放送が終了した直後、少女は涙を浮かべてひざをついた。 「クロノさん……」 消え入りそうな声で、海腹川背は放送で死者として呼ばれた仲間の名を呟く。 そうなるかもしれないという、覚悟はしていたつもりだった。 だがやはり、ゲーム開始直後から共に行動していた相棒の死は、彼女の心に強い衝撃を与えていた。 「…………」 そしてマリオワールドは、彼女になんと声をかけていいかわからず沈黙していた。 いつまでもこうしているわけにはいかないことは、彼も理解している。 川背が助けてほしいといっていた仲間の死が確認されたことで、彼女との約束は意味をなさなくなった。 ならば、今は星のカービィたちの元に戻るべきだ。 先ほどから彼女達がいるはずの方向から破壊音が聞こえてくるし、可能な限り早く戻る必要がある。 だが傷ついている川背にどうやって行動を促せばいいか、そこにマリオワールドは悩んでしまう。 ゆえに、背後からの奇襲を許してしまった。 ◇ ◇ ◇ 「ぐああっ!」 マリオワールドのうめき声が、周囲に響く。同時に、彼の右肩から鮮血が吹き出した。 「とっさの反応で、ダメージを最小限に抑えたか……。 チビマリオにすらできないとは、俺も焼きが回ったな」 襲撃者である夢を見る島DXは、血のついた聖剣を手に淡々と語る。 「リンクの姿……。たしかまだ生き残っているゼルダの伝説関連作品は……夢を見る島DX……」 「その通りだ」 「残念だよ……。同じ任天堂を背負うシリーズである君が、殺し合いに乗っているとはね」 「誰も彼もが、聖人君子じゃないってことだ。俺には他のゲームを踏みにじってでも、叶えたい願いがある」 表情を変えぬまま、夢を見る島DXは改めて剣を構えた。 「話し合いはできないようだな……。悪いが、こちらには急ぎの用がある。 少しでも早く終わるよう、全力でやらせてもらうぞ」 マリオワールドも覚悟を決め、拳を固めて戦闘態勢を取る。 今まさに二人がぶつかり合おうとしたその時……。 「ちょっと待ったー!」 とんねるずが反応しそうなフレーズと共に、巨大な影がその場に飛び込んできた。 「お前は……ファイナルファイト!」 「いかにも! 数時間ぶりだな、マリオワールドよ」 そう、そこにいたのはファイナルファイトだった。 「お前が……お前がクロノさんを……!」 怒りに震えながら、川背がファイナルファイトをにらみつける。 だがそれも、ファイナルファイトの心を動かすことはない。 「君はクロノ・トリガーの連れだったな……。 殺した当人である私が言うのもなんだが、彼は誇り高い立派な最期だったぞ。 彼の敵討ちがしたいのなら、受けて立とう。ただし、後にしてもらうがな」 そう言うと、ファイナルファイトはマリオワールドを指さす。 「まずはマリオワールド、お前との決着をつけるのが先だ」 「おい、待て!」 一方的に話を進めようとするファイナルファイトに、夢を見る島DXが食ってかかる。 「横から割り込んできて、何を言っている! 今、俺がマリオワールドと戦おうとしてたんだろうが! 後から来たお前が、当然のように権利をかっさらうんじゃない!」 「後か先かというのなら、私の方が先約だ。私は先刻、このマリオワールドと戦っているのだから。 だが、乱入者が現れたせいで決着がつかなかった。だからその時の決着を、ここでつけようというのだ」 「そちらの事情など知ったことか。今こいつと戦おうとしていたのは、この俺だ!」 自分でも気づかぬうちに、夢を見る島DXは熱くなっていた。 ただ生き残りを目指すだけなら、マリオワールドとファイナルファイトを戦わせて漁夫の利を狙うべきなのだ。 だが彼は、マリオワールドと戦うことに固執していた。 それは「マリオと戦ってみたい」という思いに、知らず知らずに火がついてしまっていたからであった。 「ふむ、これではらちが開かないな。いっそのこと、三つ巴でやってしまうか。 私はいっこうにかまわんぞ」 余裕の表情で、ファイナルファイトはそう提案した。 二人をまとめて相手にしても勝つ自信があると、宣言するかのように。 「別にかまわないぜ、俺は。二人まとめて片付けられるんなら、その方が手っ取り早い」 「どうせ断ったところで襲ってくるのだろう、お前たちは」 こうして、改めて戦いの火ぶたは切り落とされようとしていた。 そして川背は、その様子をただ見つめていた。 (私は弱い。あの中には、とても入っていけない。 けど、チャンスさえあれば……!) 彼女の釣り竿を握る手に、いっそうの力が入った。 【D-3 市街地】 【スーパーマリオワールド】 【状態】ファイアマリオ、疲労(小)、ダメージ(中) 【装備】なし 【道具】支給品一式、マント羽根@スーパーマリオワールド 【思考】 1:この殺し合いを止めたい 2:この場を勝ち残る 3:できるだけ早く、星のカービィとハム太郎2の元に戻る ※外見はスーパーマリオです。 ※スーパーマリオ、ファイアマリオ、マントマリオに変身する能力、またその状態なら致命傷を受けてもちびマリオになるだけで命に別状はありません。 【海腹川背】 【状態】疲労(小)両手の人差し指にさかむけ(両足も…?)、メケメケのローブ着用 【装備】すごい釣り竿@ポケットモンスターシリーズ 【道具】支給品一式 【思考】 1:殺し合いを止める 2:チャンスを見つけて、ファイナルファイトに一矢報いる ※外見はキャラとしての海腹川背です。 ※糸と針があれば、ルアーアクションが使えます。 【ゼルダの伝説 夢を見る島DX】 【状態】ダメージ(中) 【装備】ラミアスの剣@DQ6 【道具】支給品一式 【思考】 1:夢を終わらせる 2:目の前のゲームを全て倒す 3:装備を充実させる 4:とっとこハム太郎2に対する動揺 ※外見はゼルダの伝説 夢を見る島DXのリンクです 【ファイナルファイト】 【状態】ダメージ(中)、右腕負傷(極大) 【装備】ゲームボーイ付き拡声器、【『サンダーLV.68』×1枚、『雷エネルギーカード』×59枚】のデッキ 【道具】支給品一式x2 【思考】 1: マリオワールドと夢を見る島DXを倒す 2:『戦う』 ※外見はマイク・ハガーです。 074 第2回放送へ 076 soldier gameへ
https://w.atwiki.jp/2chbesteroge/pages/301.html
ラズベリーキューブ 点数:9P 票数:6票 (2018-09-28) まどそふと ▲感想18.素晴らしき日々 ~不連続存在~ フルボイスHD版 ▲2018年に戻る 1-044■ラズベリーキューブ■+1 CG H4 1888 某所でなぜか前作よりも評判が悪いようで俺氏としては納得のいかないゲーム。 細かい気配りも出来て口だけではなく行動も伴う良主人公とシナリオライター近谷さんの描く 可愛く!そしてエロく(重要)!なヒロインとのドタバタな日常とイチャラブに当てられて最高の一時だった 所謂不快モブとされるヤンキーやヤクザキャラが~という人もいるようだったが ヤンキーやヤクザよりルリちゃんのキチっぷりのが気になったかな。 「悟くんは一生懸命で、すごく頑張っているのに、誰からも優しくされないなんておかしい」 とは、キチメンヘラストーカーメインヒロインことルリたんのセリフだが、 ルリはじめ、主人公の努力して人の役に立とう、 人に優しくしようとする立派な志を気づいてあげられるのがヒロインの4人なわけだけども4人ともそれぞれが良い意味でも悪い意味でも個性的で ルリも最初はやべえけどルート入ってから落ち着くしデレデレ依存系統ヒロインでかわいいよ。一番エロかったも評価高い。 美琴さんは最初から最後まで北見立花の力を見よ!って感じですかねw オナホコキを初っぱなのエロシーンに持ってくるあたり、本気を感じた。やはりこのゲーム、侮れないな、と。 悠ちゃん隊長は万人向けなヒロインだよね。オタクはみんな好きそう かくいう俺も好きだもん。飴川さんの演技も良かった!飴川さんもっと出演増えて そして個人的大本命!俺のお嫁さん、ジャスティスみなとちゃん。 デレてからが異常。可愛さの天元突破。 声優の蒼乃むすびさんはdmmのゲームくらいにしか声当ててない新人さんなんだけど新人と思えないくらい良かったです! これから売れるだろうなと確信した。声質も可愛いし何より慣れてないはずの艶演技も良かったです!ほっこり ドラマCDで先走ってプレイ前に蒼乃さんの演技聞いてたんだけど本編では尊死した。だいちゅき みなとちゃんのキャラ自体も近谷さんのセンスで可愛く描けてたと思う。 まどソフトは丁寧なゲーム作りでやってて安心できるね。今年出た萌えゲーのなかでは一番良かったよ。 エッチシーンも濃いめだし、声優さんいいし絵師もいいし。何より主人公がよし!() 1-114■ラズベリーキューブ■-- SC H4 1244 今作はコンセプトの提示が少し失敗している印象がある。ストレスフリーを謳っていたが残念ながらそんなことは一切ない。 だが少しずつ関係を深めていく二人の姿は中々見ごたえがあり、面白いものとなっていたと思う。 あくまで個人的にではあるがみなと、瑠璃、美琴の三人のルートはこの部分が上手くできていたと思う。 特に最初は自分の思いにばかり考えていたみなとが主人公とのやり取りを通じて少しずつ他の人との関係を深めていく姿はとてもよく書けていたのではないだろうか。 また瑠璃ルートにおいて最初は憎たらしいだけだった彼女が主人公の問題に気付き、その心を溶かしていこうとする様は結構気に入っている。 そして美琴ルートの誰かの優しさを受け入れる勇気という部分をしっかりと描けておりこの部分も好感が持てる。 以上が評価点なのではあるがこれらの描写のために少しキャラクター達の行動が暴走気味なのは残念。 この部分がもっとうまく書けていたらと思わずにいられない。ストレスフリーではない部分もここから生まれてしまっていると思う。 最も物語である以上ストレスがないことはまずありえないのでそもそもそんなコンセプトを提示するなという感想が一番の出るが… 不満点はいくつかあるがそれでも少しずつ関係を深めつつ前に進んでいくキャラクター達の描写は非常によかったと思う。 コンセプトのストレスフリーを無視さえすれば楽しめるのではないだろうか? 1-168■ラズベリーキューブ■+1 CG H5 1071 ワガママハイスペックシリーズの2作のインパクトが強く、あれを超える作品を求められるまどソフトへのプレッシャーが大きかったかなと発売前は思いました。 僕は人生初エロゲも初めて感涙しながら致したのもワガママハイスペックで(アーシェルートラスト)こればっかりはキツいかなぁと思ってました。 ところが、キャラゲーとしてはそれにも劣らないヒロインの可愛さが詰まってました。特に悠ちゃんさん。 可愛い。サバゲー少女。ツンデレ金髪。そしてエッチ。店内でエアガン乱射するけど、 バイトとして店を支えてくれる主人公にとことん優しくしてくれる。好き。 たとえ父親がゴリマッチョで頑に娘を愛しすぎて主人公とガチの喧嘩になったとしても、主人公への気遣いが心にしみる。なんていいヒロインなんだ…。 そしてここからが大事。エッチ過ぎる。こればっかりは見てもらった方がいい。本当にやって損はないって。 絵の良さもシチュエーションもいいんだけど、演じられている飴川紫乃さんの声がエッチ過ぎる。 エッチ過ぎて抜けた後に更にエッチな声出されて思いっきり股間復活しました。 いいヒロインだなと同時に飴川紫乃さん凄いって思いました。長くなったけどやって損はないから買っておけ。 1-234■ラズベリーキューブ■-- SC H3 404 ヒロイン同士の絡みが少ないキャラゲーということで発売前は多少の不安はあったが、 いざプレイしてみれば流石の近江谷シナリオ、しっかりとキャラの掛け合いで魅せてくれました キャラゲーとしてはクセが強い部分もあるためゆず系の様な万人にお勧めするタイプのエロゲではないのだが、 ヒロインの可愛さ、くどくならない程度のギャグ要素、そして何よりプレイしている人を飽きさせないこのテンポの良さは特筆に値する 1-101■ラズベリーキューブ■-- CG H4 236 主題歌に惹かれて購入。 曲に抱いた印象通り、とりあえず甘くて可愛けりゃいいんだというある意味王道。 いわゆる無駄シリアスみたいな部分はありつつ、求めていたものには答えてくれたので投票 ベストソングのほうにも投票しないとですね 1-096■ラズベリーキューブ■+1 SM H3 16 王道ということで ▲感想18.素晴らしき日々 ~不連続存在~ フルボイスHD版 ▲2018年に戻る
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2920.html
ひしょ×ひしょ 【ひしょひしょ】 ジャンル エロコメリゾートADV 対応機種 Windows 2000/XP/Vista 発売元 ゆ~かりそふと 発売日 2009年9月18日 定価 8,800円(税別) レーティング アダルトゲーム 配信 2010年5月14日/6,151円 判定 クソゲー ポイント 2009年クソゲーオブザイヤーinエロゲー板次点 パッチ・CG数 出来・イベント全てに問題有り クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 概要 ストーリー 問題点 評価点 総評 余談 概要 イーアンツ有限会社の美少女ゲームブランドの一つ「ゆ~かりそふと」から発売されたアダルトゲーム。 主人公が財閥総帥の後継者となる為、ヒロインである3人の女秘書と試験に挑むという内容。 ストーリー 茹だるような暑さが続く季節―― アルバイトで1週間の泊まり込みから帰宅した大輔を待っていたの、予期せぬ客人だった。 燕尾服を着た一人の老人とイカツイ黒スーツの男。 表情の読めない老人。名刺を出す。 「?…紫宮(しのみや)財閥ってあの有名な…」 そこにはTVでも毎日のようにCMを見かける大企業と同じ名前があった。 『執事』の話をかいつまんでみると、どうやら自分は「紫宮財閥」の総帥、柾綱の孫にあたるらしい。 更には、このたびその柾綱の願いにより、財閥を継ぐ者を選抜、自分にはその資格があるから総帥になるレースに参加して欲しい。といった内容だった。 「な、何でオレなんかが候補に…爺さんがいるなんて聞いたこともないぞ」 「お父様はおじい様と幼少のころからお仲が悪ぅございまして…」 急な展開に気が動転しつつも自分が社長になれるかもしれないというチャンスに心動かされる。 (待てよ、冷静になるんだ。こんな旨い話があるはずがない。さっきの財閥の話だってまだ本当かどうかわからないし…) 「とりあえずお時間もありませんから後のお話は移動しながら致しましょうか」 指を鳴らす老人。黒スーツの手によって、俺はバカでかい車へと押し込まれた。 ―― そして 着いた先は軽井沢。の、いかにも高級そうな屋敷。 聞けばこの周り約1万坪の土地を財閥が所有しているらしい。 (しかたない、こんなとこまで来ちゃったんだし、とりあえず身を任せてみることにするか…) (なんにしても、面白そうだしっ!) 「無理そうだったらすぐ断れば済む話だし…」 ところが、そう簡単に断れる話ではなかったのだった…… (公式サイトから抜粋) 問題点 パッチ関連 CGがまったく表示されず、真っ黒な画面にテキストとボイスだけが流れるというエロシーンが存在する。体験版では存在したCGからも、削られているものがある。 更にクリア後にCGアルバム・回想・サウンドテストの各モードが追加されるという触れ込みだが、実際は追加されない。 最初に配布されたパッチを使う事で、この2つの不具合は修正された……かに思えたのだが。 エロCGは追加されたかに見えるが、ヒロインの立ち絵を拡大して一枚絵であるかのように誤魔化している例がある。 更に立ち絵の首から上だけを画面下部に表示させフェラ○オシーンとしている場面まである。前年度話題となったゲームの迷文句をもじり「ごらんの生首だよ!」と揶揄されたのは言うまでもない。 ソフト発売の2か月以上後、ようやく完全版パッチが配信されたが、現在メーカーのゆ~かりそふとは活動を終了しておりサイトも存在しない(*1)。 前宣伝との差異 「CGは全80枚で、ハーレムシナリオもある」と紹介されていたが、パッチを当てても48枚しか存在せず、ハーレムシナリオも存在しない。前述の完全版パッチを当てればハーレムシナリオは追加される。 試験内容 ゲーム中に登場する試験問題は、財閥総帥になる為のものなので、商法・経済・政治などから出題される…という触れ込みなのだが、実際は「太陽が月に隠される現象は日食か甘食か?」「白熊が住んでいるのは北極か南極か?」といった関連性のない2択クイズばかりで、バカゲーとしても滑っている。 しかも問題自体10種類程度しか存在しない為、同じ問題が何度も出題される。 「一定数正解しないとゲームオーバーになる」というだけの試験なので、わざと外しても意味は無い。 評価点 まともなCGも数枚はある。 もちろん並のエロゲーにおける最低水準を遥かに下回っている枚数でしかないのだが、冗談抜きに本作にはこれ位しか評価点が無い。 総評 抜きゲーに対しては「シナリオを期待するべきではなく、エロシーンが十分な数と実用に足る内容を保っていれば良し」とする風潮が存在している。 ……だが、もしも抜きゲーで一番肝心なエロシーンが酷い有様だったならば、そのような作品、そして作品を発売したブランドにはどのような評価が下されるのだろうか? 2009年度KOTYe次点選出、「ゲームラボ」誌の2009年衝撃ニュース・美少女ゲーム編第10位にランクイン(*2)。 そして本作発売後のゆ~かりそふと活動終了という最早覆しようの無い事実は、それを雄弁に物語っている。 余談 パッチ未使用の状態でデータを弄り、アルバムモードを出現させると、そもそも収録されていないCGがいくつも存在する事がわかる。本編で黒一色になるのは、バグで表示されないのではなく、何とCG自体が入っていなかった。 さらにこのモードは4ページまで存在する様に見えるが、実際は4ページ目だけは選択する事ができない。そしてパッチを当てると4ページ目の表示自体が消える。恐らくこの4ページ目にはハーレムシナリオのCGが入る予定だったと推測される。 クリアしてもアルバムモードが出現しないのも、バグではなく未収録CGがある事がばれない様にわざと開けないようにしたのでは……とも考えられるが、真相は不明。 後にメーカーは宣伝記事と実際の仕様が違うのは、間違った資料を渡してしまった為と釈明している。 宣伝記事や公式サイトでは、主人公の名前は「大輔」となっていたが、ゲームの体験版及び本編では「青島龍太郎」(変更不可能)となっている。発売後も公式サイトでの名前は修正されず。何かあったのだろうか? 修正パッチを配布する際、メーカーの責任者兼監督は本名ではなくペンネームで謝罪文を発表していた。これでは責任を負うつもりなど毛頭ないと見られても仕方がない。 本作と同時期に発売される予定だった『黒色教師 ~始まりの章~』は、発売が延期されたあげく結局発売中止となっている。 2020年にイーアンツ有限会社の公式サイトが消滅し、本作のサイトもリンク切れとなった。