約 1,127,544 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1091.html
幻想郷にゆっくりたちが現れて早数年。 そんなゆっくりに対して、人は愛でたり、駆除したり、いじめたりと十人十色な対応をした。 私はというと正直生活に関わってくることも無かったし特にかわいいとも思わなかったので 別にどうでもいいという態度を取っていた。 ただ、夜空の星を眺めているようなゆっくりとなると話は違った。 星好きの私は、夜、平原で星を眺めていたゆっくりの隣に座って尋ねた。 「何をしているんだい?」 「ゆ?おそらのおほしさまをゆっくりみてるよ!」 そのゆっくりは笑顔を浮かべて私の質問に答えた。 「星、好きなのか?」 「ゆ~!まりさはおほしさまだいすきだよ! おにいさんも?」 「ああ」 星のことを尋ねられてゆっくりはぷよんぷよんと跳ねた。 私はそれを見ながら軽くうなずく。 余り周りに星好きの仲間が居ない私はそのゆっくりに興味を覚え、色々と教えてやろうと思い立った。 「星座って知ってるか?」 「ゆ~しってるよ!みせてあげるね! ……………… まりさのあしじゃできないよぉ…」 ゆっくりはしゅんっとして俯いた。 その正座じゃない。 「そういうのじゃなくてだな、星と星を繋げると動物なんかの形に見えるんだ」 「ゆ!?ほんとに!?」 「ほんとほんと、例えばあの星と星をつなげるとだな…」 俺は指差して星座を示した。 「こーなってそーなって…と、あれがやぎ座」 「ゆ~~ぜんぜんやぎさんにみえないよぉ~~」 ゆっくりはぷく~っと頬を膨らませて不満を言った。 「でもおもしろいよ!ゆっくりしてる!」 が、それなりに気に入ったようだ。 「あっちが射手座でそっちだな…」 「ゆ~!すごいすごい!」 ゆっくりは目を輝かせて私の話を聞きながら星を眺めた。 「やぎさん!おそらでずっとゆっくりしていってね! まりさもふゆごしがおわったらまたあいにくるよ!」 「いや、冬越えたら見えなくなるんだけどね 一年中見えてる星座ってそんなにないから」 「ゆぅ!?」 俺の何気ない一言にゆっくりは口を大きく開き、愕然とした表情を見せた。 一体何事かと俺が話しかけようとすると、突然ゆっくりは泣き叫んだ。 「どおぢでゆ゛っぐり゛ぢでいっでぐでないのおおおおおお!? やぎざんどばがああああああああああああああああ!!」 「いや、だって秋の星座だしあれ」 私は額から汗を垂らして困ったように頭をかいた。 「ゆぅぅぅううう!ゆっくりしてないやぎさんはしね!!」 ゆっくりは憎しみを込めた顔で天を仰いで唾吐いた。 さっきとは打って変わって酷い言い草である。 「そうは言うけどさ、そんなこと言ったらこの星だってゆっくりしてないことになるぞ」 「ゆぶぇ?!ど、どういうこと!?」 ゆっくりはガタガタと震えながら不安そうな顔でこちらに向き直った。 「いやそんなに怯えなくてもいいから」 私は手でゆっくりの頭を撫でて落ち着かせた。 「ゆぅ~、ゆっくりせつめいしてね!」 「わかった、この地面も実はあの空の星みたいに空に浮いてる球体なんだけどさ わかるか?」 「ゆっくりりかいしたよ!」 ゆっくりは顎を膨らまして自慢げに言った。 「そうか、理解が早くて有難い で、その地面は実はすごいスピードで太陽の周りをぐるぐる廻っているんだ」 「ゆうううううううううう!?どお゛い゛う゛ごどおお!?」 「こういう風にさ、お前を太陽に見立てると…」 私は指をぐるぐると回しながらゆっくりの周りをぐるりと一周させた。 「とまあこういう風に動いてるわけだ」 「ゆ…ゆ…い、いいいいいつゆっくりするの!?いつゆっくりするの!?」 「いや、ずーっと動きっぱなしだからゆっくりすることはないな で、そういう風に地面が動くから星が動いているように見えたり 星座が時期によって見えたり見えなかったりするだけで別に星座がゆっくりしてないということは」 「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 そこまで言って、ゆっくりの悲鳴が私の話をばっさりとさえぎった。 「お、おいどうした?」 私は慌ててゆっくりに話しかけたがもはやそれどころではないらしく ゆっくりは白目をむいてガタガタと震えながら絶望の表情を見せていた。 「ごごじゃゆっぐりでぎないいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 そう叫ぶと、ゆっくりは凄まじいスピードでゴロゴロとどこかへと転がっていった。 「おーい!星は丸いからどこまで転がっていっても同じ星の上だぞー!!」 「ゆ゛っぐり゛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?!!?!?!?!?」 そう言うとゆっくりはさらにスピードを上げてどこへともなく消えていった。 「いらんこと言ったかなぁ…」 私はせっかくの星好きの仲間があんなことになってしまって残念だなぁ嘆きつつ頭をかいた。 それから数日後 どこかの平原で 「ここじゃゆっくりできない!ここじゃゆっくりできないよおおおおお!!」 と叫びながら空にむかって必死にジャンプし続けるゆっくりまりさが目撃されたとか。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/163.html
ここはゆっくり霊夢の家族が住んでいる巣 お母さん霊夢を中心に5匹ほどのゆっくり霊夢の子供達が中むつまじく生活している。 このお母さん霊夢は成体で、繁殖をしても黒ずんで朽ちることなく無く今も娘達を優しく守っている。 この平和なゆっくりの巣に発情させたゆっくりアリスを放り込んでみた。 だらしなくよだれを垂らしながら「ゆっゆっゆっくりしていってねええええええええ!!!」とわき目も振らずにお母さん霊夢に突進するゆっくりアリス。 がっちりとゆっくりアリスに押さえ込まれたお母さん霊夢、すぐさま交尾が始まった。 「ゆ゛っ……ゆ゛っゆゆっ!!!」苦しげなお母さん霊夢。 小刻みに震え、切なげな声を出すゆっくりアリス。 娘霊夢たちはわけもわからずガタガタ震えることしか出来ない。 そして「ゆ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛」と一際大きなお母さん霊夢の声、交尾が終わったようだ。 頭から茎を伸ばしながらもこれでゆっくりできると一安心のお母さん霊夢、だがそこで終わりではなかった。 すぐさま連続して交尾に移ろうとするゆっくりアリス、さすがのお母さん霊夢も「ゆ、ゆっくりしようよ!!!」と危険を察したのか娘達をかばいながらあとずさる。 「れ、れいむううううううううううううう」飛びかかるゆっくりアリス、交尾を終えたばかりで体力を失っているお母さん霊夢が逃げられるわけも無く、再び行われる交尾。 2回目の交尾が終わり、茎ももう一本生え息も絶え絶えなお母さん霊夢、だが発情したゆっくりアリスはお母さん霊夢が朽ちないことが分かると更に交尾をするためにお母さん霊夢に飛びつく。 そうして繰り返される交尾。 発情期のゆっくりアリスの持久力は凄まじく、勢いは衰えることは無い。 お母さん霊夢は限界が近いのか「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」と朽ち果てる前に出すような異様な声を時折出すようになってきた。 ただならぬ気配を感じたのか「ゆ゛っぐり゛や゛め゛でえ゛え゛え゛え゛え゛え゛」と娘霊夢達が泣きじゃくる。しかしゆっくりアリスは小刻みに身体を動かし交尾をやめる様子は全く無い。 何度交尾があったかわからなくなった頃、もう母体が限界に近いので、ゆっくりアリスを巣から引っ張り出す。 ようやく解放され、巣には平穏が戻った。 残されたのは「ゆ・・・ゆ・・・」とうつろな目で体中から大量の茎を伸ばすお母さん霊夢。 そして、ただただ泣く事しか出来ない娘達である。 やがて生まれてくる大量のゆっくり霊夢の赤ちゃん、その数は50匹を越えている。 ゆっくりアリスの襲来という酷いことがあったにせよ、家族がいっぱい増えて「みんなでゆっくりしようね!!!」「家族が増えてたのしいね!」と赤ちゃんや娘はおおはしゃぎしている。 お母さん霊夢も回復し「みんなゆっくりしていってね!!!」と満面の笑みである。 だが問題が発生する、巣が狭すぎるのだ。 生まれたばかりの赤ちゃん霊夢は小さいにせよ数が多い、元々は家族がゆっくりできたであろう広い巣も今では学校の教室くらいの人口密度になっている。 しかし巣の広さはまだ何とかなる方であった。 食糧の問題は更に深刻であった、赤ちゃん霊夢は食欲旺盛で「おなかすいたよ!」「ごはんがたべたいよ!」と大合唱。 お母さん霊夢とお姉さん霊夢が必死になって虫や木の実などを集めてきても「まだたりないよ!」「おなかすいたよ!」と焼け石に水状態である。 しかし、どんなにお母さん霊夢達が頑張っても集められる食料の量には限界があり、一部の赤ちゃんゆっくり達は食べ物が手に入らず「ゆ…ゆ…」とうめき声を上げることしかできずに衰弱していった。 更に赤ちゃんゆっくり達は成長スピードが早く、1週間も経つ頃には生まれたときの3倍以上の大きさになり、巣はラッシュ時の駅構内のような大混雑になっていた。 しかし、満足に餌が食べられなかった赤ちゃんゆっくりは身体も小さくもう巣の隅の方でぐったりしているだけになっていた。 そこで起こるのが体の大きな赤ちゃんゆっくりによる共食いである、生まれてからずっと空腹状態の赤ちゃんゆっくりにとって弱ったゆっくりは最早餌にしか見えていなかった。 お母さん霊夢達が巣の外へ餌を探しに出ているタイミングを見計らい、弱ったゆっくり達の元へ集まる赤ちゃんゆっくり達。 「ゆっくり食べられてね!」この言葉が引き金となり共食いが始まった。 「ゆっくりやめてね!ゆっくりやめてね!」必死に命乞いをするがそんなものが聞き入れられるはずも無く、捕食されていく弱ったゆっくり。 「ゆ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛」 「うっめ、メッチャうめ!」 「ゆ゛っ゛ぐ゛り゛じだがっ゛だあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」 「うまうまー」 巣に帰ってきたお母さん霊夢が見たのは以前より少しだけ広くなった巣、床や壁に飛び散った大量の餡子、そして数が減った赤ちゃんゆっくり達であった。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」 お母さん霊夢の慟哭がこだまする。お姉さん霊夢達も何が起きたのかを理解したのか涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにして震えている。 「どお゛じでぞん゛な゛ごどずる゛の゛?」 「み゛ん゛な゛でゆ゛っ゛ぐり゛じよ゛う゛っ゛でい゛っ゛だの゛に゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛」 お母さん霊夢の叫びが赤ちゃん霊夢達に向けられる、そして赤ちゃん霊夢達は自分たちが取り返しがつかないことをしてしまったと気づいた。 「お゛があ゛ざん゛ごめ゛ん゛な゛ざい゛い゛い゛い゛い゛」 「み゛ん゛な゛ごめ゛ん゛な゛ざ゛い゛」 涙を流しながら謝罪の言葉を口にする赤ちゃん霊夢達、巣ではゆっくり霊夢達の鳴き声が一晩中続いた。 3日後 あの惨劇を乗り越え、ゆっくり霊夢の家族はより一層強い結びつきとなり、巣は家族がゆっくりできる環境になっていた。 赤ちゃんゆっくりの数が減り、残ったゆっくり達も満足な量ではないが皆で分け合い、生きていくのに必要な量の餌は確保できるようになっていた。 「今日もみんなゆっくりしようね!!!」 お母さん霊夢の声がゆっくりの巣に響く。 今回はお母さん霊夢のおかげで共食いがあったにせよ巣は平和になった。 第2段階として明日にでも再び発情したゆっくりアリスを巣に放り込み、限界ぎりぎりまで繁殖をさせる予定である。 更にゆっくりの数が増え、今回共食いをした赤ちゃんゆっくりはどういった行動を取るのか、ゆっくりの知能ではどうなるかは想像に難しくない。 しかしお母さん霊夢が居る限り巣の平穏は保たれるであろう。 最終的にはゆっくりアリスに最後まで繁殖をさせ、お母さん霊夢を朽ち果てさせる計画である。お母さん霊夢が居なくなった後、大量の赤ちゃんゆっくり達がどうなるか大変興味深い。 選択肢 投票 しあわせー! (12) それなりー (6) つぎにきたいするよ! (24) 名前 コメント すべてのコメントを見る お母さん霊夢が死んで赤ちゃんがこんおあたどうなるか -- (陽太) 2017-09-23 17 25 48
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1941.html
ゆっくりいじめ、になるのかな? 一部のゆっくりはほぼいじめて無いのでそこは注意 最近俺は機嫌がよかった。 以前ゆっくりに畑をやられないよう考えた罠が安定して効果を発揮していたからである。 畑の周りを柵で囲み、わざと一箇所だけ壊れたように見せかける そしてゆっくりがそこから入ろうとすると底にでかい強化プラスチックの箱をはめ込んだ落とし穴に落ちるのである。 落とし穴はゆっくりを捕獲するためであり、箱は穴を掘って出られないようにするため 実にわかりやすいトラップだが確実にゆっくりの進入を防ぎ、なおかつ加工所に売りさばく副収入もある でかい箱は少し高かったがそれだけの価値があったようだ。 とまあそういうわけで機嫌よく畑仕事をしていた俺だが、ある日珍しいやつが近くを通った 「う~れみりゃだじょ~」 ゆっくりれみりゃ、略してゆみりゃが俺の畑にやってきたのである。しかも体つき ただの顔だけならば適当に打ち落として近くの森に離してやったが(ゆっくりを食べるから)体つきである。 もしかすると紅魔館のやつかもしれない。いや、ぼろぼろの傘持ってる体つきはほぼ確実にあそこのだろう。 あんまりあそこのメイドに嫌われるのは勘弁である。どうしたものかと考えてたらこっちに近づいてきた。 「ぷっでぃ~んたべたいど~♪」 出会い頭にそれかよ。ずっと食べたいなら一生館から出てくるなよ。 心の中で突っ込んでいると柵のスキマからどてどてと入ろうとしてきた。バカだ 「がお~、たべ…ぶぎゃっ!!」 あっという間に落とし穴に落ちてしまった。もちろんあの俺が仕掛けた対ゆっくり用の罠である。 「いだい゛ーーーー!!!!い゛だいーーーーーー!!!!ざぐやーーーー!!!」 すごい声である。鼓膜がやぶれるかと思った。 この声でメイド長が回収しにきてくれないかなと思ったけど、勝手に抜け出したタイプらしい。メイド長は来なかった。 どうしたものだろうか。別に気にせず加工所に持っていってもいいが下手に持っていって変に恨まれるのもアレだ。 それにこいつを助けようものならこいつの相手をしなくてはならない。 自分勝手に「それよりぷっでぃ~ん!もってくるんだどぅ~♪」 とか言われたら正直蹴り飛ばしてつぶしそうだ。 だいぶ太陽も傾いてきたし明日でいいかな。 考えるのもめんどくさくなってきたので家に帰ることにした。 「ゆっ!おじさん、ここはまりさたちのおうちだよ!おいしいものをもってきてゆっくりでていってね!」 帰ってきていきなりこれかよ。テンプレ乙。なんで会ったばかりお前らに食べ物を渡さねばならんのか。 家の中にゆっくりまりさとれいむというありきたりな組み合わせのゆっくり二匹が入っていた。 とはいってもやっぱり罠にかかっているが。 俺は家にも対ゆっくり用の罠を仕掛けていた。まぁこっちも簡単な仕掛けだ。 ゆっくりは人の家を見かけると一通り入れそうな所を探し、見つからない場合はガラスを割って入ろうとする。 ガラスは高価だから何度もひょいひょい割られるのは勘弁である。 そこでわざと一箇所だけ簡単に入れるがゆっくりでは出られない仕掛けのドアを目立つところに作る。 そこに入ると檻で仕切られた簡単な部屋に閉じ込められるわけだ。 「ゆううぅ!!、まりさっ、あがちゃんがもうすぐうまれるよ!」 れいむは妊婦かよ。そんなもの連れて家探すなよ。 そういや加工所がにんっしんっできるゆっくりを高く買い取るっていってたなぁ 「ゆ、たいへんだよっ!!おじさんさっさとおいしいものをもってきてねっ!!れいむにはたべものがひつようだよ!!」 「いや、自分の家なら自分でとってこいよ」 「ゆゆっ、まりさはここからでられないんだよ!!だからひまなおじさんがもってきてねっ!!」 自分の家から出られないっていろいろおかしいし、そもそも俺はこれから自分の飯を作らなきゃならないんだが そこでふとあるネタが思いつく。どうせ勝手に入ってきたゆっくりだ。好きにさせてもらう そう考えると二匹を捕獲し、早速畑に向かった。 「おながずいだぁぁぁっっ!!ざぐやぁぁぁっ!!!」 ゆみりゃの声が響き渡る。が、さすがに叫びすぎたのかさっきよりはおとなしい 「ゆ、れみりゃのこえがするよっ!おじさんさっさとはなしてねっ!」 腕の中にいるまりさが暴れる。もう片方の腕にいるれいむも暴れているがさすがにおなかの子が心配なのかそれほどでもない 「ああ、離してやるよ。それ」 そういうと俺は穴の中へと放り込んだ。 「ゆぶっ、ぶぎゃっ。おじさんなにす…ゆぎゃ~っ!!」 「う~?あまあまおかし~♪」 落ちてきたゆっくりまりさに気づいたゆみりゃがまりさに手を伸ばす。しかしその動きは遅いものでまりさは慌ててそれをかわす。 「う~♪まて~♪」 「またないよっ!!勝手にそこでゆっくりしててねっ!!」 この落とし穴。実は群れが来たときのためにそこそこ広く作ってある。二十匹くらいなら普通に入る位の広さだ。 それに温室育ちのゆみりゃは狩なんぞしたことがないだろう。そんなやつが野生で生き残ったやつを捕まえることもできまい そのため動きの早いまりさならうまくやれば体つきゆみりゃから逃げることも可能なのだ。 「おじさんさっさとここからだしてねっ!このままじゃまりさがたべられるよ!!」 まりさが叫ぶが俺はそれを見下ろしながら答える。 「ああ、助けてやるよ。気が向いたらな」 「なんでぞんなごどいうの~、ゆぐぅうううぅ」 脇に置いたれいむが何かいってるが気にしない。妊娠中なのでまともに動くことも出来ないのだ。 「お前らが勝手に俺の家に入るからだろうが」 「ゆゆっ、あそこはまりさのいえだよっ!!」 ゆみりゃの猛攻をよけながらまりさが叫ぶ。意外と余裕かもしれない。 「まぁ、お前のでもいいさ。ここで死んだらゆっくり貰うから」 「ゆぎっ、あそこはまりさのいえっていってるでしょ!?おじさんば…ゆぎょ!」 おしい、こっちに意識が向いてる間につかまればよかったのに。 ずっと文句言われ続けるのもむかつくのでちょっとやる気出させてみるか。 「まりさにチャンスをあげるよっ!!成功したらゆっくりできる家もあげるしおいしいものもたくさん用意するっ!!」 「ゆゆっ、おじさんそれほんと!」 「ああ、本当だとも。そいつからしばらく逃げ切ったら家もあげるしおいしい物も君達のために準備する」 「ゆゆっ、まりさがんばってっ!!」 「わかったよっ!!がんばってにげきるよっ!!」 れいむの応援をうけ張り切るまりさ。おいしいものがほしいのだろう。 こうしてなんだかよく分からない賭けが始まった。 しかし、しばらくがどれぐらいの時間なのかまったく決めてないのにあっさりうけいれる饅頭達はやっぱりバカだと思う。 もちろんまりさがやられるまでに決まってるとも。 「う~~!!う~!!!、さっさとれみりゃにつかまっで~!!!」 「ば~かば~か、そんなのつかまらないよ~♪」 れみりゃは捕まえようとするがなかなかまりさは捕まらない。なかなか動きの早いまりさだ。きっとゆっくりでも上位だろう。 しかしなかなかおもしろいなこれ。いつ捕まるかでちょっと興奮する。今度小さい子に教えてはやらせよう。 「まりさがんば…いぎっ、ゆぎぎぎっっ!!なにがででぐるーーー!!!」 れいむが苦しみ始める。さっき言ってた子供がでてくるのだろう。 「ゆゆ、れいむどうしたの?おじさんれいむをたすけてねっ!」 「どうしたのってさっき言ってたじゃん。もうすぐ赤ちゃん生まれるって」 この短時間でわすれるなよ。さすが餡子脳。 「ゆゆっ、そうだったよ!!がんばってうんでねっ!!!」 必死に逃げながらまりさはれいむを応援する。きっと頭の中では家族とゆっくりする姿が浮かんでいるに違いない。 れいむは必死に生もうとしてるが、ここであることに気づく。 「ゆう!おじざんごのままだどあがぢゃんがあなにおぢぢゃうよ!!」 そう、いままで穴の中を見ていたのである。そして産道は正面にあるのだ、間違いなく落ちるだろう。 「そうか、がんばって生んでね」 「ぞ、ぞんな。だべだよっ!あがぢゃんがだべだれじゃ、ゆぎぎぃぃぃぃ!!!!」 ぽんっ おお、いい音したなぁ。 れいむの腹から生まれた子供が見事に飛んでいき、ゆみりゃの手前に落ちる。 「ゆっくりして…ゆっ?ゆぎゃぁぁぁぁっっ!!!!!!!」 「あまあま~♪」 ゆみりゃは落ちた子ゆっくりを拾うとあっという間に食べる。うーむ、一口とは豪快ですな。全然お嬢様っぽくない まあ生まれたばかりのゆっくりはうまいし。腹減ってたってのもあるんだろう 「ゆぅぅぅっ!!まりさのあがぢゃんがぁぁぁっっっ!!おじさんなんであがじゃんおどずのぉぉぉっっ!!」 「別にたすけろって頼まれてないし」 「びどいいいいいっっっ!!」 お前らの自分勝手な発想のほうがひどいだろ。なんであんなんで自然界を生きてられるん? 「うーーたりないどーー」 そういうとまたゆみりゃはまりさを襲う。まりさも慌ててにげだす。 「ゆぐぐぅぅぅううううっっ!!!づぎのごがうばでるよ!!!」 「おじざんづぎばだずげでねぇぇぇぇっっ!!」 「分かった。努力はするよ」 たすける気ないけど。 そんなこんなで生まれた三匹の赤ゆっくりは全部ゆみりゃに食べられた。 ちなみに二匹目は二口くらいで、三匹目は少しずつ食べました。 「うーー、おなかいっぱいだどーー」 「ばでぃざどあがぢゃんがーーっ!!!!どうぢでぞんだごどずづのーーー!!!!」 そりゃ捕食種だから当たり前だろ。 れいむは出産の疲れと子供が食べられたショックで動けないみたいだったので透明な箱に入れる。 明日加工所に持っていこ。 「がっでぢばでぃざどあがぢゃんだべづびゅっぐぢばぢんでで!!!」 もはや何いってるかさっぱり分からんがまりさはゆみりゃに体当たりを開始した。 しかしもちろんまったく効かない。立ってるときに体当たりするなら転ばせれたかもしれないが、 今のゆみりゃは座ってゆっくりしている。 「じゃまなんだどーー、いらないものはぽいだどーー」 ぐしゃ あ、つぶれた。さすが捕食種といったところか つぶしたまりさを気に留めることなくゆみりゃはあっという間に寝てしまった。たぶん疲れたんだろ。 俺も疲れたし腹減ったから家に帰るかな。 ゆみりゃは次の日メイド長に回収された。 預かっていたということでお礼をいくらかもらった。 総合的にプラスマイナスゼロといった感じだがあそこの館に好印象を受けたことだし結果オーライといったところだろう。 なんかよく分からない終わり方をしてしまいすみません。 ちなみに自分は今後も特に報告もなくロダに書き捨てていくつもり。他の方の作品を待つまでのひまつぶしにでもどうぞ ただの自己満足の書き捨てなので 過去作品 巨大(ry このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/683.html
※俺設定注意 「すぃー吶喊」 ゆっくりたちの乗り物、すぃー。 そこらへんで捕まえたゆっくり曰く。 すぃーは行きたい方向へ願うとゆっくり進んでくれるらしい。 なんでもゆっくりの間じゃ、手に入らない代物らしい。 最近では少数だがすぃーに乗るゆっくりが増えているという情報を手に入れた。 しかしそれと同時に畑への被害も上昇。 考えるとしたらすぃーで野菜を運んだりして人間に見つかった場合、すぃーで逃げるという作戦だろう。 すぃーのことで気になりすぎて、そこにいた野良ぱちゅりーに聞いてみることにした。 なんでもすぃーのスピードはどのゆっくりよりも早く、最速だとか。 ということは、すぃーに乗って畑荒らしにでもこられたら体力使いそうだな・・・ あと、すぃーでゆっくりを引けば高確率で殺すことも可能らしい。 しかしすぃーはゆっくりの思考により動く。つまりゆっくりってエスパー?なんてことも考えられるが現在の調査では未だに不明。 ようはラジコンのような関係かな・・・ ゆっくりがコントローラーですぃーが本体ってとこか? なんてことを考えているとひとつの声がした。 「・・・にさん!・・・おにいさん!」 うおぉ、ぱちゅりーか、話の途中で考えてしまいすぎたな、こりゃ。 「おにいさん!ぱちぇのはなしをきいてたの?」 「ああ、すまない。すぃーのことを教えてくれてありがと、」 「むきゅ!どういたしまして!!じゃあ、おやくそくのごほんをちょうだい!」 いい忘れてたがすぃーのことを教える代わりに本を一冊やるという約束をしていた。 「ああ、いいよ」と俺は結構分厚いプラスチックカバーつきの本を取り出した。 「むきゅー!!おおきくててつがくてきなごほんね!はやくちょうだい!」 「わかった、ほれ。」と本をぱちゅりーの真上に落とした。 「むぎゅわあっ!」ぱちゅりーは分厚い本の下敷きとなり圧死。 「本はやるといってもどのようにやるといってないがな」と俺は苦笑しとその場を後にした。 歩いているうちにペットショップが見えた。 俺はそこですぃーを購入する。 すぃーを家に持ち帰り、改造を始めた。 すぃーをラジコンそっくりに作り、リモコンの受信アンテナをセット。 そしてバックを持って、犠牲者となってもらうゆっくりを探す。 おなじみの森へ侵入。 できればゲスじゃないやつがいい だって純粋のほうが虐待しやすいもんですから。 そう都合よく見つかるはずがないということは理解している。 最近では子供がゲスになるということも多く、 ゲスの血を継いだ子供が生まれるという。(主にまりさ種) つまり通常のゆっくりが調子に乗ってゲスになってしまうため、通常のゆっくりの売却価格が向上したとのうわさも。 「花畑にでも行ってみるか。」 ゆっくりはメルヘンな物が好きらしい。 なら最初に思いつくのは花畑だ。 そう簡単に見つからないのはわかっている。 だから、挨拶をする。 一番大切なマナー、挨拶。 挨拶をしなければ、会話は成り立たない。 だから「ゆっくりしていってね!」とご挨拶。 「「「「「ゆっくりしていってね!」」」」」 「はいはい。」 れいむとまりさあと子まりさ2匹、後、子れいむ一匹。 五匹というのはちょうどいい、会話を続ける。 「ところでまりさはゆっくりできるまりさかな?」 「そうだぜ!だからゆっくりできるまりささまにあまあまをよこすのぜえ!」 「・・・」俺は黙り込んだ。 (ち、ゲスかよ。) 「ゆ!なにをしているのぜ!はやくあまあまをよこすのぜ!くずはいらないのぜ!」 「「いりゃにゃいのじぇ!」」 「ぐずぐずしないでさっさともってきてね! くずはきらいだよ!」 「きりゃいだよぉ!」 「・・・ね・・・」 「「「「「ゆ?」」」」」 「死ね。」 とお兄さんは子まりさを踏みつけた。 「ぷぇっ!」 「ゆ?」 ゲスまりさ一家はいきなりの出来事に戸惑った。 何が起こった? 何が起こったのかとあたりを見渡すと 黒い物体が落ちていた。甘い匂いが漂う。 よく見るとその隣には愛する妹の帽子が置いてあった。 いきなりの家族の死。 驚きも隠しきれるものではない。 「うっ・・・うわああああああ!!」 「なにをするのぜええええええ!じじいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!」 「いもうとがああああああ!」 「いもうちょごりょしのじじいはゆっきゅりちね!」 「ちねえええええええ!!!」 とゲス一家は体当たり攻撃を始める。 でもそれが無駄だということ、それはわかっていない様子。 お兄さんはバックからゴルフクラブを取り出し。 「おるあああああああああああ!!!」 とフルスイング 「ゆべぇっ!」 と短い悲鳴をあげた後 「ゆぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」 と真昼に輝くお星様となり、消えていった。 「あああああ!おにぇちゃんがああああああ!!」 「おねえちゃんをかえせええええええ!!」 「ころしてやるううううう!!!」 「はい、はい、いまらくにしてやるよぉ。」 赤れいむを見るなりに、 リモコンとすぃーを出す。 「ゆっ!すぃーだ! ゆっくりそいつをよこせばゆるしてやるのぜ!」 「だが断る。」 といった後すぃーを置き、リモコンのスイッチを入れる。 そして、リモコンの入力レバーを入れる。 するとゆっくりが乗ってもいないのにすぃーが動き始める。 「なんでだれものっていないのにうごきだすのおおおおお!!!」 ぎゅーんとスピードを上げれいむに追いつくラジコンすぃー、 しかし、れいむに追いつくとスピードを落とす。 (ゆ?スピードがおそくなったよ! ゆっくりしないではやくにげるよ!) とれいむがスピードを上げて逃げ出す。 しかし、すぃーのスピードは一度スピードを下げたっきり スピードは変わらない。 しかし、追いかけっこも終わりを告げる。 れいむのスタミナも切れる直前。れいむはつがいであるまりさに叫んだ。 「まりさあああああああ!!たすけてええええええええええ!!!」 しかし、まりさはこっそりと逃げ出そうとしている。 「まりざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!どごいぐのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 「ゆ!まりささまはにげるから、れいむはみがわりになってほしいのぜ!」 「なんでぞんなごどいうのおおおおお!!!」 「と、いってもすぐに殺されるのがオチなのかもな」 とすぃーのリモコンをくいっと倒しこむ。 れいむをスルーし、まりさに突撃する。 するとお兄さんの脳裏にある一言が浮かぶ。 某アニメの名台詞のひとつ。 思いついた後、すぐに放つ! それは 「すぃー、吶喊します!」 すぃーがまりさに突っ込む。 まりさの髪が車輪に巻きついた。 「いやああああああああ!!まりざのみりょぎゅでぎながみざんがああああああああ!!!」 「おんどりやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!」 とレバーをさらに深く押し込む。 車輪の勢いはさらに増す。 そして、まりさはぐちゃぐちゃになり、ぶっ飛んだ。 「おお、ド派手、ド派手。」 その言葉を言い、すぃーを戻す。 「ゆ゛・・・だすげでくれでありがどう・・・ ゆっぐじじでいっでね゛」 「だが断る。」 戻ってきたすぃーは足を潜り抜けれいむを轢いた。 れいむは餡子を半分以上も搾り出され死に際を彷徨っている。 「ゆううううう・・・どうしてそんなごどを・・・」 「お、まだ生きてたのか、懲りないな。 それじゃあ、お遊び終了だ。あばよ、クズ。」 そしてすぃーは円を描くように回転し、れいむを別方向から轢く。 餡子はさらに搾り出され、餡子をなくしたことで、れいむはまりさの元へ旅立った。 まずは、交渉用として餡子を回収する。 その次に怪しまれぬよう皮を捨てる。 後は袋につめるだけ。 気を取り直し作業を続ける。 で、森の中 あっさりと見つけた。 ゆっくりしていってねといっただけで 「ゆっくりしていってね!おにいさん!」 お兄さんといっている時点でゲスではないことは確実的。 本当にゲスじゃないのかと質問すると 「ゆ!れいむとまりさとこどもたちはゲスじゃないよ!ゲスはゆっくりできないよ!」と返答 とりあえず本題に持ち込む 「ねぇそんなれいむたちにプレゼントがあるんだ。」 「「ゆ!プレゼント!!ゆっくりちょうだい!!」」 「ああ、これさ。」 と、例のすぃーを出す。 「「ゆ!すぃーだ!!!」 「ああ、それと子供たちは危ないからお兄さんがここに入れてあげよう。」 と子供たちを箱の中に入れる。 「「ありがとうおにいさん!」」 「おかーさんとおとーさんどこいくの?」 「ドライブだって。楽しそうだね。」 「ゆぅ~ん♪ゆっくりしてるね!」 「じゃ、いってらっしゃーい」 2匹を乗せたすぃーは遠くへ消えた。 と俺は箱をかばんにつめる。 「ゆ!なにをするのおにいさん!」 「うるせーな、だまってはいってろや。」 と乱暴に箱を詰め込む お兄さんはバックを背負い周りを見渡す。 「そういえばドスの巣ってのがここら辺に合ったよな。 よっしゃ、それを使うか。」 そしてポケットから静かにリモコンを取り出した。 れいむとまりさはすぃーで坂を登り一気に下りおりての快感を味わっていた。 「ゆー!」 「たのしいねえええええ!!」 しかし、この至福のときも終わりが告げようとしている。 急にすぃーが言うことを聞かなくなったのだ。 「ゆゆゆゆゆゆ?」 「どうしたのれいむ!?」 「すぃーがかってにうごくよ!」 「な・・・なんでえええええええ!」 そう、遠くではお兄さんがすぃーを遠隔操作しているのだ。 「ようし、 そのまま・・・ ドスの巣が・・・見えた!」 「ゆえあああああああああああ!!」 「たすけてええええええええええ!!」 そのまま、ドスの巣がある里へ突撃 一方ドスの里 一匹の赤れいむと赤まりさが鬼ごっこをして遊んでいた。 「ゆー!ちゅかまやるー♪」 「まりしゃはおにしゃんにゃんだじぇ! ゆっきゅりちゅかみゃえてやりゅじぇ!」 「ゆー♪」 「たのしそうだね!」 「ほんとだね!」 するととなりのありすが現れはなしかけた。 「ゆん、ゆっくりしてるわね、とかいはよ。」 「ゆ!ありす!いつのまに!」 「ゆっくりしていってね。」 「ゆっくりしていくよ!」 「ゆ?おかーしゃん。 あしょこににゃんかきゅりゅよ?」 「「「ゆ?」」」 さっきのすぃーが里に突っ込んできた。 「ああああああああああああああ!」 「ゆべっ!」 「ゆびゃっ!」 「とがいばっ!」 「おきゃ-しゃ・・ゆげっ!」 「ぐべえ!」 すぃーは5匹を撥ね、轢き通過していった。 「ドスううう たいへんだよおおおおおおおおおお!」 「なんなんだぜええ!」 すぃーがもう目の前に迫っている。 絶体絶命。 ドスは思った。 これでは里のみんなが危ない。 するとすぃーはドスを無視し、近くにいたぱちゅりーを轢いた。 「ぱ・・・ぱちぇえええええええええええ!!」 ぱちゅりーがドスの目の前で殺された。 なんということだ。 自分が情けないばかりに。 そう、今ドスにできることはぱちぇやみんなの仇をとることだ。 ドスは帽子の中にしまってある、スパークキノコを頬張った。 そしてすぐにドススパーク発射体制に入る。 ドススパークはいつでも撃てる。 撃とう、 早く撃たねば。 しかし、すぃーは回転し、ドスに迫る。 ついでに乗っている二匹は完全に気絶している。 「くらえええええええ!!ドススパアアアアアアアアアアアアアアアアアアk・・・」 しかし、叫んでいる間にすぃーとの距離はあっという間に縮まり。 ドスはドススパークを打つ前に轢かれた。 「お、やった。」 お兄さんはゆっくりたちに気づかれぬように隠れていた。 ついでなのだがあのドスは畑荒らしを平気で行い 契約をしろ、契約をしろとうるさく、かなりこまった存在らしい。 最後に後始末をしなければ。 「なんだかんだいって、ゲスとか純粋なやつでもどっちでもよかったんだな。」 はぁーと、溜め息をした後二匹を摘み上げ 近くにあった川へ投げ捨てる。 今回はいい収穫があったからいいか。 子供を育てて赤ゆっくりを生ませることができればゲスも少なくなると思う。 帰ってからが面白そうだな。 続くかもしれない あとがき すぃーの改造ができたらどうなんだろうって思いかいてみました。 案外イメージわくもんだね。 byさすらいの名無し 過去作品 いじめ系2850 ゆっくり油火踊り祭 ゆっくりいじめ系2889 ゆっくりべんじゃー ゆっくりいじめ小ネタ542 ゆっくりジェットコースター いじめ小ネタ545 ゆっくりボール いじめ小ネタ546 ゆっくり太郎 いじめ小ネタ553 ゆっくりできない川さん いじめ小ネタ562 ゆっくり草野球
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1277.html
たまには普通に虐めてみる。 「ゆ~ゆゆ~♪」 森を歩いているとゆっくりれいむを見かけた。どうやらえさを集めているようだ 花やらバッタやらを口の中に収めている。 「ゆう!こんなところだね!ゆっくりかえろうね!!」 そんなことをいいながらぴょんぴょん跳ねて移動するれいむ。 独り言の多いやつだなぁ。 そんなことを考えながら俺はれいむの後をこっそりつけていった ああ、ちなみに俺は虐待お兄さん。鬼ってほどじゃないけど虐待は大好きさ。 たまにゆっくりを蹴っていじめるとすっきりするよね。 「ゆ!!ただいまだよ!!」 そんなことをいいながら巣の中に入っていくれいむ。きちんと入り口を木片や草で隠すのも忘れない。 巣は少し膨らんだ地形の地面を掘って作られていた。おそらく自分で掘ったのだろう。 雑草で少々分かりにくいように出来ており、なかなかよい巣であった。 ゆっくりは木の根元に作ることが多いのだが、このゆっくり一家はそういうわけではないようだ。 俺は位置を確認するといったん家へと帰っていった。 しばらくしてスコップを持って、また巣のところに戻ってくる。 こっそり入り口を少し開けて声を聞く。 「ゆっ、ゆゆっ」 「ゆぎぃ!」 「はんてい、れいむのかち!!」 「ゆ~、おねえちゃんつよい~」 どたばたとする音と騒ぐ声。どうやら相撲をやってるようだ。 全員いるようだが…ゆっくりという名前なのにゆっくりしてねえな、こいつら。 俺は近くの土を掘り、それをまず入り口にかけて固める。 完全に固まったのを確認すると巣の屋根に当たると思われる部分を軽く掘ってスコップで叩いた。 「ゆ、なんだかおかしいよ!!」 「なんだかやねがくずれてくるよ!!」 「やねさんゆっくりしてね!!」 「みんな!!きけんだからだっしゅつするよ!!おかあさんについてきてね!!」 下から声がする。俺が土を叩いているので崩れだしたようだ。しかしこいつら声でけえな。 声を確認しながら大体の巣の形を把握。騒ぎながら移動するので結構楽である。 どんどん 「ゆゆ!!いりぐちがあかないよ!!」 「どうじでー!!」 「このままじゃゆっくりできないよ!!」 入り口辺りで騒ぎ出すゆっくり達。そしてその上を掘ってさらに恐怖をあおる俺。 そろそろかな 俺は入り口辺りの屋根の部分と思しき所を思いっきり踏みつけた。 「ぶぎぃ」 「ゆ」 一気に崩れる土。声的に親れいむ辺りがつぶれた音か。他にも一匹つぶれたようだ。 「おがーざんがあああぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!」 「おねーぢゃーーーーん!!!!!!!!!!!!」 その光景を見たのか叫ぶ子ゆっくり。よしよしいい感じだ。 「ここじゃあぶないよ!!さっきのへやにもどるーー!!」 「れいむももどるー!!」 「ゆっくりしたいよーー!!」 一気に崩れた光景をみたためか移動していく声。どうやら入り口から奥の部屋に戻ったようだ 普通なら掘り進んでも入り口にいるのが正しいのに…さすが餡子脳。 声が移動するのにあわせて地面を叩いて崩落させる俺。それほど厚くないので思ったより簡単だった。 「やめでーーーーー!!!!」 「やねさんゆっぐりじでね!!!!」 「ゆっぐりでぎないよ!!」 あるていど入り口を埋めた辺りでストップ。さすがに疲れた。 「ゆううう、やっとおさまったよ」 「やっとゆっくりできるよ」 「ゆっくりしようね」 どうやらゆっくりし始めた子ゆっくり達 さっき親が死んだのにもう忘れたのか しばらく休憩してからまた軽く屋根の部分を掘る。今度はゆっくりしてるからか子ゆっくりはきづいてないようだった。 だいぶ掘り進んだしこんなとこかな。 「せー…の!!」 ぼすんっ!! 『ゆびぃ!!』 思いっきり踏みつけると部屋の部分の屋根に当たるところが一気に大崩落を起こす その影響で全ての子ゆっくりが巻き込まれた。 「こりゃすげぇな」 崩壊した巣から這い出しながらそんな感想をもらす。 苦労して掘った巣がこうやって一気に壊されるとはゆっくりも思わなかっただろう。 「あー、でも結構重労働だったわりにはあんまり苦しめられなかったか…」 疲労感から近くの地面にねっころがる。 さすがに二度とやる気は起きそうになかった。 ~~~~~~ 思いついて一気に書き上げた作品です。 人間に従うゆっくりの群れネタを書いてたら、スレで協定話が盛り上がってたらしく それ関係のネタがたくさん出てきて結構かぶってしまうという状態に もう少し早く書き上げればよかった ゆっくりした結果がこれだよ!! 過去作品 巨大(ry 餌やり ゆっくり対策 巨大まりさ襲来 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1322.html
Part.1の続き 「おにーさん、おそいよー!ゆっくりしすぎだとー!」 「さっさとまりさたちをたすけてねー!」 まったく、助けてくれる人に向かってなんて言い草だ。 「分かってるよ!でも一度に皆助けられないから、1匹ずつゆっくり助けるよー!」 俺はそういって紐が括り付けられた桶を下に下ろし始めた。すると、 「まりさがさきにいくぜ!」 何とあろうことに魔理沙は他のゆっくり達を押しのけると、我先にと桶に乗っかってしまった。 いいクズっぷりだ。最初の犠牲者はお前になってもらおう。 まあ、クズでなくてもいずれ死んでもらうけどな。 ゆっくり魔理沙を引き上げると、落とし穴を向いて下を見ているそれの帽子に、握りつぶされて死んだ霊夢のリボンを素早く結びつけた。 ゆっくり魔理沙はまだそのことに気づいていない。俺はゆっくり魔理沙をいきなり突き落とした。 落ちた魔理沙は、偶然下にいた子供のゆっくり霊夢を1匹潰してしまった。 それを見て悲鳴をあげるゆっくり霊夢。 「まりさ!なにやってるのー!」「まりさおかーさんがおねーちゃんをつぶしちゃったー!」 下が一層騒がしくなってくる。 俺は何の謝罪の気持ちの入っていない謝罪をした。 「ごめーん、ついゆっくりしてたから落としちゃった!ゴメンね!」 「おにーさん、ゆっくり死んでいってね!!」 魔理沙を俺に向かってそう叫んだ。 だが俺は、周りのゆっくり霊夢や子供達の様子が少しずつ変化しているのに気がついた。 何故か黙って魔理沙を見ている。いつの間にか無表情だ。 「れーむもなにかいってよ!おにーさんのせーでまりさとれーむのこどもが死んだ...よ...」 魔理沙も、霊夢に向かってそう言っている最中に、場の雰囲気がおかしくなっていることに気づいたようだ。 「れーむ?どーしたの?こどものれーむがしんだのはまりさのせーじゃないよ。」 しかし、霊夢と他の子供達は何も答えない。 魔理沙が不思議そうにしているとその瞬間、 「ゆっくり死ね!!!」 いきなり霊夢が魔理沙に飛び掛った。 突進して突き飛ばすと、ジャンプして踏みつけようとする。 魔理沙は訳が分からないという表情をして必死に抵抗する。 「やめるんだぜ!まりさはゆっくりしてただけなんだぜ!まりさはわるくないぜ!!」「死ね!死ね!ゆっくり死ね!」 霊夢はそれでも攻撃を止めない。 両者共に同じ大きさだったため戦闘力は互角のようだが、不意をつかれて攻撃された魔理沙は不利な状況に陥っていた。 身体に傷がついて餡子がこぼれ始めたのだ。 加えて、子供達まで戦いに加わり始めた。 「ちね!ちね!ゆっくりちね!」 身体が小さい子供達は、噛む事で攻撃していた。その噛んでいた子供達が、魔理沙の皮を食い破り餡子に到達すると、 「うめぇ! めっちゃうめぇ!」 そう叫びだした。霊夢のプレスを受け続けた魔理沙からはさらに餡子が漏れる。 「もうやめるんだぜ!まりさをゆるしてほしいんだぜ!!」 魔理沙は命乞いを始めるが、まだ自分が責められる理由が自分の帽子に括り付けられたリボンにあることが分かっていない。 さらに苛烈な攻撃は続いた。 親霊夢は無抵抗の魔理沙にぶつかり続け、魔理沙は落とし穴の壁面にその身体をぶつけたりして傷だらけになっていった。 一家全員にボロボロにされ、息も絶え絶えになった魔理沙は、霊夢のタックルでさらに吹き飛ばされた。 と、その時、魔理沙の帽子が脱げてしまった。飾りはゆっくりのアイデンティティーである。 半死半生の状態に陥っても魔理沙の頭には、目の前に落ちた自分の帽子のことが頭にあった。 「まりさのぼーしが!!」 そう言った瞬間、ようやく魔理沙は自分がリンチされている理由が分かった。 「まりさはこんなりぼんしらないぜ!まにもかんけーないぜ!!」 必死に叫ぶ魔理沙だったが、説き既に遅し。トドメの一撃と言わんばかりに霊夢のボディプレスが炸裂していた。 「ぶげッッ!!!」 畑の土が少し増えた。 せめて、もっと早く帽子が脱げていたら、命だけでも助かったかもしれないのに... ゆっくり達は、飾りがなくなるだけで自分の子供かどうかの見分けもつかなくなる。帽子が脱げていれば、攻撃は恐らく止んでいただろうからだ。 その後、何度かボディプレスを繰り返し、親魔理沙の処刑を完全に終えたゆっくり達は、口々に親魔理沙を罵り始めた。 「ムカつくやつだったねー!」 「ほんとほんと。あんなのおやじゃないよー!!」 死んだゆっくりの飾りを身につけたものに対する制裁には、家族の絆も吹き飛んでしまうのか。おお、きびしいきびしい。 ゆっくりたちの間にある厳しいルールに身を震わせながら、勤めて平静にゆっくり達に呼びかけた。 「おーい、ゆっくりー!今助けてやるからなー!」 「つかれてるから、はやくゆっくりさせてね!」 俺は残ったゆっくり達を引き上げる。 もちろん、このまま終わらせるつもりは無い。 俺は、親霊夢の髪にも死んだゆっくり霊夢のリボンを結びつけた。 まだリボンのストックは残っている。 「ゆー!れーむのかみをひっぱらないでよー!いたいことするおにーさんはゆっくりしんでね!!」 助けてくれた人間に対し、魔理沙同様に傍若無人な台詞を吐き出す霊夢。 俺は、子ゆっくりたちの1匹である、子魔理沙を抱え、何が起こるのか注視した。 最初は何事も無かったかのように、仲良さそうに振舞っていた一家だったが、しだいに子ゆっくり達(両方とも霊夢)の親に対する目つきが変わっていく。 「これからは、みんなでゆっくりくらそーね!」 そう言って、親霊夢はやさしそうに子供達に語りかけるが、子供達は無表情だ。すると突然、 「れーむなんて、おやじゃないよ!!」 いきなり子霊夢たちが騒ぎ出した。手元の子魔理沙も騒ぎ出す。 親霊夢は何がどうなってるかわからず、必死に子供達に呼びかけた。 しかし、死んだゆっくりの飾りを身に着けた者には死の制裁があるのみ。 子霊夢たちは、何倍もの大きさを持つ親霊夢に突進していった。親に自分の子供に反撃できるわけが無い。 「どーしたの!れーむはてきじゃないよ!どーしてぶつかってくるの?いたいよ!」 説得も空しく、子霊夢たちの攻撃は続く。しかし、身体が小さい子霊夢たちに親霊夢を殺せるわけがない。 ぶつかるたびにダメージを受けているのは明らかに子霊夢たちだった。 しかし、親霊夢が姿を消すか、死ぬかしなければ子霊夢たちの攻撃をずっと続くだろう。 かといって、姿を消せば2度といっしょに我が子達とゆっくりできない。 親霊夢は完全に板ばさみの状態になっていた。 「もーやめてよー!それいじょうやったらしんじゃうよー!」 悲痛な叫びにもかかわらず、子霊夢たちの攻撃は止まない。 見ると、もう子霊夢たちの身体はボロボロである。それでも攻撃を止めようとしない。 見かねた親霊夢は、ついに子供達を踏み潰した。一思いに終わらせたかったのだろう。 またしても、畑の土が少し増えた。 「ゆっ。どーじで、どーじでごんなごどにぃぃ...」 涙と鼻水で顔をクシャクシャにしながら落胆する親霊夢。見ると手元の魔理沙はまだ親霊夢に罵声を浴びせ続けている。 こいつにも死んでもらうか。 俺は手元の子魔理沙の帽子のリボンに、死んだゆっくりのリボンを結びつけた。 手を離すと、一目散に親霊夢に向かっていく。 「死ね!」 「ゆっ?」 不意を突かれた親霊夢は吹き飛ばされる。しかし先程とは違い、襲った側も死んだゆっくりの飾りをつけている。 だから、襲われた親霊夢も目を丸めて驚いた。 「ゆっ!まりさもリボン着けてるよ!」 「そんなことないよ!ゆっくりごろしはとっととしんでね!!」 このままじゃまた殺し合いだ。今回も親霊夢が勝つだろう。 しかしそれでは面白くない。 そこで、俺は子魔理沙の帽子をとりげると、目の前で見せてやる。 「ゆー!まりさはこんなのしらないよ!まりさはだれもころしたないよ!ほんとだよ!!」 「だが、死んだゆっくりのリボンをつけたお前に、コイツを攻撃する資格があるのか?」 「ゆー。でもでも」 「それに、仮にコイツを殺しても、このままだとお前も死ぬぞ。2度とゆっくり出来ないぞ。何処へ行っても殺されかけて、ず~と追われ続けるんだろうな。」 「いやだよー!まりさはゆっくりしたいよ!!」 ここで俺はある提案をする 「分かった。そこまで言うなら提案がある。このまま森に帰っても、お前達は間違いなく他のゆっくり達に殺されてしまうだろう。」 ここまで言うと、ゆっくり達は既に泣きそうな顔だ。 「しかし、俺も慈悲深いから特別にお前達を助けてやろう。これからは俺の家に住め!」 「ゆっくり出来るならどこでもいいよ!」「お願いだから、れーむのまりさをまもってね!!」 それにしてもコイツらには、俺がやったかもしれないという発想は無いのかね? まあ、生きるか死ぬかの瀬戸際にあるからそこまで頭が回らないのかもしれないが... どうやら、子魔理沙は自分もゆっくりの掟を破っているという自覚があるので、親霊夢を攻撃できないらしい。 対する親霊夢は、ハナから自分の子供を攻撃するつもりはない。 なるほど!俺はここでようやく気がついた。 「ゆっくりの掟を破ったもの同士は争わない」のだ。 掟をやぶったゆっくりは殺される運命にある。しかし破ったゆっくりも生き残りたい。だが超少数派であるコイツらが生き延びるのは難しい。 そこで、似たもの同士で協力し合うことで生き延びろうとする。 そうでなければ、例え俺の説得があっても互いに殺し合いを続けていたはずだ。 俺は2匹のゆっくりたちを家に案内した。 どうしてあれだけ殺したかったゆっくり達を助ける気になったかだって? 別に最初から助ける気はない。最終的には消えてもらうつもりだ。 こうして匿う事を決めたのは、純粋に死んだゆっくりの飾りのルールに興味が湧いたのと、 こいつらを使えばもっとゆっくり達をおびき寄せられると考えたからだ。 掟を破ったゆっくりに対する制裁は苛烈だ。制裁を加える側が自信の命の危険に気づかないほどに... 「ゆー、ボロいいえだけどなかはきれーだね!」「やっとゆっくりできるぜ!」 「おにーさん、れーむたちおなかがすいたから、はやくなにかもってきてね!!」「あまいものがほしーぜ!!」 前言撤回。もう今殺っちゃうか。 いやまて。ここで殺したらまた最初からやり直しだ。 少しだけ我慢してやるか。 「ちょっと待ってろ。俺も疲れてるんだよ。」 こうして俺はゆっくり達と暮らし始めた。 俺はコイツらを「異端ゆっくり」と呼ぶことに決めた。 昔の宗教裁判で異端者扱いされた者の 生まれて初めてSSを書きました。 このSSを書いた理由としましては、 ゆっくりいじめ系113 ゆっくり飾りゴージャス や ゆっくりいじめ系137 ゆっくりまんじゅう といった、飾り関係のSSに強く影響受けたからです。 ですから441とは話の流れが少し似ています。 また、今回のSSで出てきた、「ゆっくりの掟を破ったもの同士は争わない」というのは、単なるオリジナル設定ですので、 一切気にしないで下さい。 また、続編を書く予定ですので、今回のSSの終わりでお預けを喰らった感じのした人は、安心して待っていてください。 その日まで、 ゆ っ く り し て い っ て ね !!! ゆっくり飾り2?へ このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1289.html
幻想卿においてゆっくりに出会った人間は、三種類に分けられる、 無視する奴、虐待する奴、愛でる奴、この三つだ。 俺達ゆっくりブリーダーは、主に愛でる人を相手に商売をしている。 仕事の内容は、行儀の悪いゆっくりの躾や赤ちゃんゆっくりを教育してペットとして売ったり、ゆっくり特有の病気の予防接種をしてやったりする事だ。 この仕事は、ゆっくりが本当に好きな人でないと務まらないといわれているが、確かにそうだと俺も思う。 わがままで、自分勝手なゆっくりを教育したり育てたりするのは大変なことだ、あいつらは子供のころから生意気で身の程知らずだ。 何よりいけないのが、あいつらは畜生でも知っている感謝という言葉を知らん事だ、やってもらって当然という態度は本当にむかつく。 そこで俺は仕事が終わると、野生のゆっくりを家に連れ帰って虐めてストレス解消しているわけだ。 そんなわけで、今日も俺はストレス解消のために捕まえたゆっくりを籠に入れて、家に向かって歩いている。 籠の中に入っているのはゆっくりぱちゅりーだ、睡眠薬入りの菓子をやると何の疑いもなく食いやがる馬鹿な奴だ。 俺は家に帰るとこの馬鹿なゆっくりを虐待道具達と楽しむために、籠に入ったぱちゅりーと一緒に虐待専用の部屋に入って行った。 「「おかえりなさい!!!おにーさん!!!」」 「ただいまーほら、お前らにおもちゃを持ってきてやったぞ、ゆっくり楽しむと良い」 俺の虐待部屋の中には、市販している虐待道具の類はない俺にとっての虐待道具は俺が全精力を注ぎ込んで育て上げた、二匹の虐待ゆっくりだけだ。 俺の自慢の虐待ゆっくり、まりさとれいむは、普通の生体ゆっくりより二廻りは大きく、寝る前のマッサージや入浴で肌はモチモチのツルツル、 良く手入れされた髪飾りには、甘い匂いの香水を鼻につかない程度につけてある。 この虐待ゆっくりこそ野生のゆっくりは元より、飼いゆっくりの中でもトップクラスの強さと賢さを誇る、冷酷な虐待マシーンなのだ。 俺は、虐待部屋の隅に設けられた安楽椅子に座ると、二匹にGOサインを出してやった。 「それじゃ、やれ」 「「ゆっくりはじめるよ(んだぜ)!!」」 二匹は喜々として、籠に助走をつけた体当たりをして、中でぐっすり寝ていたぱちゅりーを籠から落とす。 「きゅぅぅ!!うぅ…いたいわ…」 「むらさきもやしがおきたよ!!!とってもくさいね!!」 「きったないぼうしだぜ!よくそんなものかぶってられるんだぜ!!!」 痛みで眼の覚めたぱちゅりーに罵声を浴びせながら、二匹はぱちゅりーに近づいていく。 「むきゅ!!!しつれいなこといわないで、ぱちゅはくさくないわ!!!」 「じぶんのにおいもわからないの?ものすごくばかなんだね!!!!」 「きったないぼうしにくさいいき、ぼさぼさのかみによごれたからだおなじゆっくりにはおもえないんだぜ!!!!」 一日中家にいて何もせずとも食事が出て、日中はゆっくり遊んで暖かいお風呂に毎日少なくとも三分は浸かっている、そんな純正の飼いゆっくりと、 危険な外の世界で、必死に餌をかき集め自分を食べようとする敵や虐待お兄さん達、厳しい自然と戦ってきた野生のゆっくりなら飼いゆっくりより汚くて当然だ。 しかし、そんな理屈は俺の育てた虐待ゆっくりには通用しないのだ!! 「むきゅ~!!ぱちゅのぼうしをかえして!」 「とってもくさいぼうしだよ!!!!こんなぼうしはこうだよ!!!ぺっ!!」 「ほんとうにきたないんだぜ!!みてよこのきったないかみ、はっぱがついてるぜ!!おしゃれのつもり?きもいんだぜ!!」 ぱちゅりーはまりさに髪を踏まれて、動けないでいる所をれいむに帽子を奪われた。 れいむは咥えていた帽子を吐くと、ぱちゅりーに近づいていく。 「むらさきいろだなんてきたないいろのかみのけだね!!!!れいむはやさしいから、ぬいてあげるよ!!」 「ゆぅ!!れいむは、とってもやさしいんだぜ!!!うすぎたないぱちゅりーは、れいむにゆっくりかんしゃしてあげるんだぜ!!!」 「きゅ!むきゅっ!!!いたいわ!!!やめて!!!」 れいむは楽しそうにぱちゅりーの髪を咥えては、髪を引きちぎっていく。 「きゅ!!きゅ!!やめて!!!ぱちゅはなにもわるいことしてないわ!!!」 「くさくてきたないだけで、それは、とってもわるいことなんだよ!!!ゆっくりりかいしてね!!!!」 「まりさたちに、くちごたえだなんて、ほんとうにくずなんだぜ!!ゆっくりいじめるんだぜ!!!!」 まりさはぱちゅりーの髪から降りると、ぱちゅりーに体当たりを喰らわせた。 ぱちゅりーは体当たりの衝撃で吹き飛んで地面にダイブすると、その衝撃で口から餡子を吐き出した。 「むぎゅぅぅぇぇぇぇ…!!!」 「ゆっふっふ!ほんとにきたないゆっくりなんだぜ!!!!!おまえはゆっくりのはじさらしなんだぜ!!!!!」 「からだがくさいと、くちのなかからでてくるものもくさいんだね!!!」 ぐったりとしているぱちゅりーを罵りながられいむとまりさは、ぱちゅりーの帽子に近づいていく。 「きゅ~きゅ~…まって…きゅ~ぼうしになにするき…」 「きたないぼうしだから、やぶいてやるんだぜ!!!!!」 「ゆぅ!うすぎたないぼうしをこわしてあげるんだから、かんしゃしてね!!」 そういうと、れいむとまりさはそれぞれぱちゅりーの帽子の端を咥えて、綱引きの様に引っ張りあう、 「むきゅー!!!!!やめてやめて!!!」 「ゆっせ!!ゆっせ!!ゆっせ!!ゆっせ!!」 ぱちゅりーは餡子を吐いた後の消耗した体に鞭打って、れいむとまりさにゆっくり向かっていく、 れいむとまりさは嬉しそうにゆっくり、ゆっくりと帽子を伸ばしていき、 「「ゆっ!!!!!!」」 「むきゅぅぅぅぅ!!!!!!!!!ぱちゅのぼうしがぁぁぁぁ!!!!!!」 二匹はぱちゅりーの帽子を力一杯引っ張った、あたりにビリリリリリという、帽子の柔らかい布が裂ける音が響き渡った。 「むきゅううううぅぅぅぅぅ!!!!!!!ぱちゅのぼうしがっ!!!!!!」 「ゆっへっへ!!きもいなきごえあげるんじゃないんだぜ!!!!」 「きたないぼうしがなくなって、よかったね!!!」 二匹は、笑いながらぱちゅりーに近づいていき泣いているぱちゅりーに体当たりをしながら、罵声を浴びせる。 ぱちゅりーは体当たりされるたびに、悲鳴をあげた。 「ぱちゅりーはほとうにくさいね!!!!まるでなまごみみたいなにおいだよ!!!!」 「きっとぱちゅりーのおかーさんがあばずれのだれとでもすっきりする!!!!いんらんゆっくりだったからだぜ!!!」 「ひどいわ…そんなこきゅっつ!!!!!!」 反論しようとするぱちゅりーにまりさがのしかかる、 動けないぱちゅりーの顔に、れいむがつばを吐きかける。 「きゅ…うぅ……」 「うるさいんだぜ!!!!おまえはみじめったらしくないてるだけでいいんだぜ!!!!!!!」 まりさはぱちゅりーから降りると、体当たりでぱちゅりーを吹き飛ばす。 「ぎゅっ!!!!!うぅぅ…」 「ほらにげるんだぜ!!!いじめるあいてがうごかないのは、つまらないんだぜ!!!!」 「うごかないってことは、いじめられるのがすきなの?まぞなの!!」 「きゅ…きゅ…」 ぱちゅりーは口から液状の餡子を吐きながらゆっくり、ゆっくりと二匹から遠ざかっていく。 「ゆっゆっゆ!!!あれではしっているんだぜ!!!ぱちゅりーはほんとうによわいくずゆっくりなんだぜ!!!」 「ぱちゅりーのからだのなかにはなまごみのにおいがするあんこがはいっているからしかたないよ!!!」 二匹はすぐにぱちゅりーに追いつくと、唾を吐きかけたり体当たりをしたりやりたい放題やり始めた。 「…きゅ……」 「ほらほらもっとおおきなこえでなくんだぜ!!!」 「べっとべとのきたないかみだね!!!においもひどいしはやくしんでね!!!」 二匹は、瀕死のぱちゅりーに罵声を浴びせながら体当たりを繰り返す、 ぱちゅりーは口から餡子を垂らしながら、必死に二匹から這って逃げている。 その後ろ姿は、口にせずともぱちゅりーの想いが滲み出て実に興味深いものだ。 まだ死にたくない死にたくないと、ぱちゅりーの背中は無言で語っている。 体当たりを食らうたびに呻き声をあげる、髪を引っ張られても髪がちぎれるのにも構わず這い逃げる。 もはやぱちゅりーには自分に対する罵倒や、中傷は半分も聞こえていないだろうな、 ただ死にたくないそれだけがぱちゅりーの、限界を超えるダメージを受けた体を動かしているんだろう。 俺はこういうゆっくりが死に際に見せる、生への執着を見るのが大好きだ。 理不屈な理由で捕えられ、理不屈な理由で虐待を受け秒刻みで崩れていく体に涙を流し、嘆きながらもなお生きることを求めるひたむきな姿。 ブラウン管の中の、どれほど真に迫った演技も、この小さく非力なゆっくりの魂が燃え尽きる前の輝きと比べれば、子供のおままごとの様に陳腐なものだ。 結局ぱちゅりーの死の行進は一メートル程で止まり、力尽きたぱちゅりーはただの物言わぬ饅頭になっていた。 「やっとしんだんだぜ!!!ものすごくくさいむらさきもやしだったんだぜ!!」 「うすぎたないのらゆっくりをころして、れいむたちとってもゆっくりだね!!」 二匹は本当に誇らしげに、無い胸を張って偉そうにしている、 そうこいつらには、子供のころから野良ゆっくりほど薄汚い存在はいないと教え込んでいる。 だから今の大した理由のないゆっくり殺しも、こいつ等からすれば、ノブレス・オブリージュ、高貴なるものの義務、だと思っているんだまさに喜劇だな。 ちなみに、今の虐待ゆっくりは三代目なのだが、俺は密かに四代目の虐待ゆっくりを母屋で作っている。 三代目の虐待を見ていて、一匹より二匹の虐待の方がより見ごたえがある事が分かったので、四代目もペアで育てているんだ。 そろそろこの三代目も、今まで馬鹿にして嬲って虐めて最後に殺すだけだった、野良ゆっくりにでも殺させてやるか。 「良くやったな、それでこそ飼いゆっくりだ、偉いぞ」 「ゆっ!!かいゆっくりとして、とうぜんのおこないだよ!!」 「こうきなるもののぎむなんだからとうぜんなんだぜ!!!!それよりおにーさん、おなかがへったんだぜ!!!」 「あぁ、分かっている、今食事を持ってきてやるから、ゆっくり待ってろ」 「ゆっくりしてまってるから、はやくもってきてね!!!」 「まりさはつかれたんだぜ!!ごはんがおわったら、おふろにいれるんだぜ!!!」 一代目も、二代目も、みじめな悲鳴を上げながら苦しんで苦しんで、死んでくれた、 四代目の教育が済むまで、あと一カ月ほどかかるその間に、この増長した二匹を嬲り殺すにふさわしい、野良ゆっくりを探すとしよう。 三代目の、二匹はどんな死に様で、俺を楽しませてくれるのか今から楽しみだ。 作:ゆっくりな人 以前書いた虐待 ゆっくりカーニバル 臭い付きゆっくり(上) 臭い付きゆっくり(下) ゆっくり移植 きらーうーぱっく 教育!田舎ゆっくり ゆっくりジャグリング DXトラップ このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/562.html
※現代?設定です。 ※後半トンデモ設定です。 そのゆっくり達の群は山の中ほどにあった。 昔は山のふもとの森の中に住んでいたそうだが、 今ではそんな森も無く、群から少し離れた所には道路が出来ている。 とは言え、ゆっくりは生と死のサイクルが非常に短く そんな昔を覚えているゆっくりは群の中には居なかった。 道路の脇には、四角く黄色い色をした「動物飛び出し注意」の看板に、 ねこみみのようなりぼんを付けた饅頭のシルエットが描かれている。 車通りの多い道では無いが、平らなアスファルトの上がゆっくり出来そうだと 道路に出てきたゆっくりが間近を通った車を見て、あまりのゆっくりしてなさに ショック死した例もある。 虐待しようにも愛でようにも、わざわざこんな交通の便が悪い所に来ることも無く、 好奇心から麓の町まで降りてしまうゆっくり以外は、人間との接点は無いに等しい。 それでも、親から子への教育や、奇跡的に町から生還したゆっくりの話などで 山の下には人間が住んでいる、と言うことはゆっくり達の共通の認識であった。 「ゆゆゆうぅっ、どべでぇぇぇぇぇ!」 「ゆっくりまってね! ゆっくりとまってねぇぇ!」 「ぺにぺにぃぃ!」 まりさは騒がしく喚き散らしながら、木々の間を縫い坂道を転がり落ちていた。 道路の端、ガードレールの側でぴょんぴょんと飛び跳ねながら叫ぶ れいむとみょんの声がどんどん遠ざかって行く。 だが、耳の側でゴウゴウと唸る風の音がその声を掻き消し、 激しく回転する視界は心配する仲間の姿を捉える事が出来ない。 このゆっくり達、まりさとれいむとみょんの3匹は仲の良い友達であった。 子ゆっくりの頃から共に遊んで育ってきた。今日も一緒に群を飛び出し、 先ほどまで道路の上で、土の地面とは違う感触にはしゃぎ回っていたのだ。 ここ数日は道路を走るゆっくりしてない箱が現れていない為、3匹ともここぞとばかりに 道路の上を転がりまわった。だが好奇心の強いまりさは道路の端まで行くと、 無謀にもガードレールに飛び乗り、遠くの景色を眺めようとした結果 バランスを崩して道路の脇の坂道を転がる羽目になった。 「ゆ ゆ ゆ ゆ ゆ ゆ、だずげでぇぇぇぇ!」 どれだけ転がっただろうか、もうれいむとみょんの声など全く聞こえず、 風の唸り声と地面の上げるガサガサバキバキと言う悲鳴がまりさの恐怖を煽り続ける。 まりさの中で美味しかったお花、れいむやみょんの笑顔など、楽しかった思い出の映像が駆け巡る。 走馬灯のように通り過ぎる幸せな思い出は、少しでも恐怖を抑えようとする餡子の防衛機能で まりさの中身はどんどんと甘みを増していく。 「ゆゆっ、ゆ、もっも゛っどっ、ゆっぐっ」 定番の断末魔、もっとゆっくりしたかったを発しようと本能が口を動かすが、 あまりにも高速な回転に、何度も地面とキスをするまりさは最期のセリフすら言えないまま、 丸々とした体は強烈な浮遊感を感じた。 「ゆ゛っぐりっ! …ゆ?」 回転の勢いは止まっていないので視界が安定しないが、それでも宙に浮いているのはわかる。 1段下の道路まで到達したまりさは、道路の淵のわずかな段差に乗り上げ弧を描くように飛び出すと 道路を横断しきる前に一度着地し、ぼいんと大きくバウンドする。 「わあ゛、おぞらをとんでゆ゛っ!? ゆゆゆーっっ!!」 繰り返される熱烈なキスから開放された口はここぞとばかりに本能からのセリフを放とうとし、 言い切る前に道路の向こう側に落ちると、また坂道を転がり出した。 気の遠くなるような回転、実際に気を失った饅頭が山のすそまで転がり落ちてくると、 広々とした芝生が勢いを受け止め、まりさは逆さまになって止まる。 帽子は転がっているうちにすっぽ抜けたようで、長い髪がぱさりと地面に横たわった。 「ゆゆゆゆゆ……」 まりさは目をうずまき状にしてぐるぐると回しながらうめき声を上げるが、 運良く木や石への衝突を免れたらしく、小さな傷こそあれ餡子が多く漏れるような外傷が無い。 それでも、一生分の回転を使い切っても足りぬような体験は、 まりさの意識を遥か彼方まで遠のかせていた。 しばらくすると、山のすそから二つの球体が揃って転がってくる。 片方は反面が黒でもう半分が銀色の球体、もう片方は赤と黒の球体である。 「ぺにににににに…! マラッ!!」 「ゆっ …ゆゆ?」 黒と銀色の球体は喚きながら転がって行くと、まりさの後頭部にぶつかって止まる。 赤と黒の球体はまりさと同様に、既に気絶しているのか言葉を発していない。 ぶつかられたまりさが意識を取り戻し目を開くと、眼前に広がる緑のじゅうたんの下に どこまでも続く空が自分を飲み込みそうで、ふと空に落ちるような錯覚を覚える。 「ゆ、ゆゆゆっ!?」 慌ててもがいた事で自分が逆立ちしている事に気付き、ごろんと転がって足を地面につけた。 きょろきょろと見回すと、遠くには四角い大きな箱が沢山並んでいるのが見える。 「ゆ~?」 森の中では見る事の無い、なじみの無い形に眉をひそめて首をかしげると、 後ろでマラマラと騒ぐ声が聞こえ、振り返ると視界一杯に黒い塊があった。 「ゆ、ゆゆっ!!?」 「マ、マラッ、ぺにぃぃ!?」 度肝を抜かれてまりさが叫ぶと、その声に反応して黒い塊が喚き出す。 良く見れば黒い塊は、慣れ親しんだ自分の帽子であった。 転がっているうちにすっぽ抜けた帽子が、後から転がってきたみょんの顔面に すっぽりはまったらしく、視界を奪われたみょんは声だけ聞こえるまりさを探しているようである。 ここで初めて、帽子をなくしたことに気がついたまりさは 慌ててみょんの顔面から帽子を取り外しひょいと放り投げると、落ちてくる帽子を頭で受け止めた。 「ゆゆっ、ぼうしがなくなったらゆっくりできないよ、ゆっくりひろってくれたんだね!」 「ぺにっ! ちーんぽ!」 意図して拾ったわけではないが、飾りが無くなることの大変さは良くわかる。 みょんは小さく飛び跳ねて返事をすると、一緒に転がってきたれいむを探し、 自分の後ろで目を回している紅白の饅頭に気付く。 「どぴゅっ! ちんぽっ!」 「ゆゆっ! れいむもきてくれたんだね! ゆっくりしてね!」 「ゆ、ゆゆ…… ゆっくりしていってね!」 2匹が近づいて頬に擦り寄ると、れいむもゆっくりと目を覚ました。 後を転がってきたれいむもみょんも、小さな傷があるだけにとどまっている。 3匹とも無事に麓まで転がってこれたのは、奇跡としか言いようがなかった。 あんなに怖い坂道を転がって、もう死んでしまうかと思ったのに、 みょんもれいむも自分を追いかけて来てくれた。2匹の姿に何か、 とてもゆっくりとしたものを感じたまりさは思わず目が潤むのを感じる。 そんなまりさを他所に、目に入った景色にれいむは驚きの声を上げた。 「ゆゆっ、にんげんさんのまちがあるよ!」 「ゆ? にんげんのまち?」 「ぺにぺにすちんぽ?」 親から教えられた、人間と関わるとゆっくり出来ないと言う言葉がよぎるが、 もと来た方向を見てみると、あまりにも巨大な山の姿に、群まで帰れるか不安になる。 帰る途中で夜になれば、れみりゃやふらんに襲われてしまうのではないか。 れいむとみょんの顔を見ると似たような事を考えていたようで、 3匹は「ゆっ」と声を掛け合うと、ぽいんぽいんと町に向かい始めた。 「ゆゆ? にんげんさんがいないよ?」 「ぺにに…」 「ゆ、すごくしずかだけど、なんだかゆっくりできないよ…」 3匹は商店街の道の真ん中をぴょんぴょんと闊歩して行くが、 人が居ない所か生き物の気配すら全くしない様子に困惑する。 家は閉まっては居ない。透明な板の向こうに暗い部屋が見え、 見慣れない物が並んでいるのが見える。 「なんだかおかしいよ? だれかいないの?」 山の中とは余りにも異質な空間に焦りを感じたまりさは ぽいんぽいんと1軒の店の前に跳ねて行くが、人間が使う透明なドアを開けることが出来ず ゆーゆーと顔面を押し付けて、諦めたのかぼてっと座る。 ぼーっとドアの向こう側を見ていると、店の棚に並んだぬいぐるみが こちらを見つめているような気がして、寒気を感じたまりさは慌ててれいむ達を追いかけた。 「ゆゆっ! はっぱさんがあるよ!」 「ゆっ!? まりさおなかすいたよ、はっぱさんたべたいよ!」 前を跳ねるれいむが叫んですぐ側の家に飛び込んで行く。 急いで追いかけると、軒先の台の上に野菜が乗っかっていた。 生まれてからずっと山で花や虫を食べていたゆっくり達も、 親の餡子から受け継いだ記憶でとてもゆっくり出来る食べ物だと覚えている。 一足先に台に飛び乗ったれいむとみょんが手近な野菜をもしゃもしゃと食べ始めた。 「むーしゃ、むーしゃ…ゆー?」 「ぺーに、ぺーに………どぴゅ」 「ゆゆっ? どうしたの?」 「このはっぱさんぱさぱさしてて、あんまりおいしくないよ」 「ゆゆっ、ぜんぜんゆっくりしてないはっぱさんだね… ほかにたべものもないし、おいしくないはっぱさんでがまんするよ」 見ればどの野菜も水気が無く、何日も放置したかのように痛んでいる。 生まれて初めての野菜に歓喜したのもつかの間、美味しくない食事に不満を漏らすが 背に腹は代えられぬと、3匹とももくもくと食べて空腹を満たしていく。 まりさ達が野菜を漁っていると、3匹が居る店の斜め向かい、 看板に大きな魚の絵が描いてある店の戸が内側から押し開けられる。 たまたま通りの方を向いてナスをしゃぶっていたみょんが気付いて声を上げた。 「ちゅぶっ、んちゅっ…ち? ちーんぽ!」 「ゆゆっ? どうしたのみょん」 「ちんぽっ! ちんぽっ!」 みょんが台から降りて斜め向かいの店に跳ねていくと、開いた扉から2つの影が現れた。 「ゆ…にんげん、さん?」 「ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね」」「ちーんぽ!」 人気の全く無い町の中で始めて会った生き物に、3匹は元気良く挨拶する。 始めてみる人間に、ゆっくりとは違うがどこかゆっくりした形だとまりさは感じる。 なめらかな流線型で、ゆっくりには無い手と1本の太い尻尾がある。 顔の先端はにゅっと伸びて、饅頭型のゆっくりより食べ物を咥え易そうだ。 その口は管の様なものを咥え、チューブの先は背中に背負っている赤い筒に伸びている。 体の前半分が白く、背中のほうが光沢のある暗い青の見慣れぬ姿をした彼らは しっぽで器用に立ち上がり、透明感のあるゴーグルの奥から覗くつぶらな瞳で 地面にへばりつく3匹のゆっくりを静かに見下ろしていた。 自然と見上げる形になったまりさの目に、彼らが出てきた店の看板が目に入る。 (ゆゆっ、じょうずににんげんのえがかいてあるよ!) それは実際には魚の絵であるが、まりさは人間の姿を知らないので無理も無い話である。 魚の絵に似ては居るが魚とは違う彼ら、イルカ達のうち1匹は一番近くにいたみょんを 胸びれで指差し、もう1匹のイルカに向かってぱくぱくと口を開閉させている。 何かを喋っているように見えるが、ゆっくり達には何も聞こえない。 「ゆゆっ? ゆっくりむししないでね?」 「ゆっくりしていってね? ゆっくりしていってね!?」 「ち───んぽっぽ!!」 自分達の呼びかけを無視されたと感じた3匹は、人間と信じる目の前に生物に ぴょんぴょん飛び跳ねながら呼びかけ続ける。 そんなゆっくり達の様子を黙って見つめる2匹のイルカは、尾びれに履いたズボンに吊り下げてある 長い筒を胸びれで掴むと、おもむろに棒の先をみょんに向けた。 「ぺにっ?」 棒の先端を向けられて何故か顔を赤らめるみょん。 次の瞬間、イルカ達の持つ棒から金色に輝く光線が飛び出し、みょんの体を激しい光が包んだ。 「ぺにににににににににに!!」 ビイィィィィィィィィィ! とやかましい音を立てながら発せられる光はみょんの回りで トゲトゲとした形に拡散し、中心にいるみょんは激しく振動を始める。 振動を受けると興奮を感じるゆっくりだが、みょんの表情は驚きと苦悶に満ちており、 叫び声からも苦痛に悶える様が伝わってくる。 「ゆゆっ!? やめてあげてね、くるしんでるよ!?」 「なにするの!? ゆっくりやめてね!?」 みょんの異常を敏感に察したまりさとれいむが飛び跳ねながら抗議するが、 イルカ達は全く気付く様子が無い。実際光線銃の音がうるさすぎて2匹の声はかき消されている。 その間にもみょんの体は振動と共にぶくぶくと膨らんで行き、 「ぺににににに、どぴゅぅぅっっ!!!」 パ──ン、と弾け飛んでしまった。 あまりの事態にまりさもれいむも驚愕の表情で固まってしまうが、イルカ達が顔を見合わせて ぱくぱくと口を動かした後、その胸びれに持った筒を2匹の方に向けた事ではっと我に返った。 次は自分達が狙われる。ゆっくりできない光でゆっくりできなくさせられてしまう。 「ゆゆ、れいむ、ゆっくりにげるよ!」 「わかったよ、ゆっくりにげるよ!」 2匹ともその場でぴょんぴょんと方向転換し、元来た道、山の方へと跳ねていく。 その姿を見たイルカの一匹は、ぱくぱくと口を動かしながら胸びれをすっと上へ向け、 続けて背中を向けて逃げるれいむを指差す。 ゆっ!ゆっ!と出来る限りの速度で逃げる2匹の後ろからビイィィィィィィィィィ! と 強烈な音が聞こえ、間をおかずれいむの背中に光がぶつかって来る。 「ゆがががががががが!?」 「れ、れいむぅぅ!?」 慌ててまりさが振り向くと、れいむが目を見開いてがくがくと振動している。 瞳からは滝のような涙が流れ、限界まで開かれた口からはぶくぶくと黒い餡子の泡がこぼれ始めた。 「ゆゆっ、ゆっくりしてね! ゆっくりしてね!」 みょんを失ったばかりで、れいむまでが奪われようとしている。 余りにゆっくり出来ない事態にまりさは逃げることも忘れ、その場でぴょんぴょんと跳ねながら喚き散らす。 そのまりさに、近くにいるれいむに当たって拡散した光の一片がぶつかり バチッ、と音を立ててまりさは後ろに吹き飛ばされた。 「ゆべっ!!」 ぽてん、と後頭部から地面に落ちたまりさは、顔の中心、無いはずの鼻の奥がジーンと痛くなり そのまま泣き出しそうになってしまう。が、パ──ン、と言う音と共にれいむの声が 聞こえなくなった事で、みょんが爆発した瞬間がフラッシュバックしてハッと我に帰った。 「ゆゆっ!! れいむ!!?」 慌ててのそっと起き上がると、目の前に焦げたりぼんと飛び散った餡子があった。 「ゆ……ゆ……」 まりさはがくがくと震えながら見覚えのあるりぼんを見つめ、 仲間達をゆっくり出来なくさせた人間達を見る。 彼らはにゅっと飛び出した口をゆがめ、ゴーグルの奥では満足そうに瞳を細めている。 わなわなと震えるまりさの中に怒りが広がり、足の餡子が逃げそうになるのを押しとどめる。 「ゆ、ゆゆ、よ、よぐもふだりをぉぉぉ! わ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ!」 相手がゆっくり出来ない光を出してくることも忘れ、大粒の涙を流しながらまりさは突進して行く。 ぽよん、ぽよん、と鬼気迫る顔で1歩1歩近づいて来るまりさを見るとイルカ達は顔を見合わせ、 ビィィ! と光線銃を発射した。 「ゆびぃっ!!?」 まりさが着地した地面のすぐ目の前に一瞬だけ照射された光は、みょんやれいむに当たった時のように トゲトゲと拡散し、まりさは飛び散った光を顔面に受けてしまう。 バチバチとはじけるような感触に続けて、餡子に刺さるような鋭い痛みが顔中を走り抜け目を開けない。 少しすると痛みが引いて行き、恐る恐る目を開くとイルカ達は1歩も動いていなかった。 ニヤニヤと口をゆがめて笑いながらこちらを見ている。 「ゆぐ…! むぅぅ~~っっ!!」 悔しいのに手も足も出ない、全く解消できない苛立ちに、まりさは唇を噛んでぶんぶんと頭を振り 駄々をこねるようにじたばたとする。1匹のイルカはそんなまりさの姿を見ると、胸びれを顔の横に当てて まるで受話器を持って電話しているかのようにぱくぱくと口を動かした。 「むぅぅ~~~…… ゆゆっ?」 程なくして、まりさは自分の居る場所が影に覆われた事に気付き空を見上げると、 商店街の屋根と屋根の間に、なにやら巨大なものが浮かんでいるのが見える。 「ゆ、ゆゆ──っ!?!?」 山育ちのまりさにはその形の形容が出来ない。広げた扇をぶくぶくと太らせたような、 閉じた二枚貝に似ているそれは音も無く商店街の上に浮かんでいた。 民家の屋根の上程度の高さではあるが、空高く浮かぶ貝の外周部にはいくつもの窓があり、 窓からは多くのイルカ達がまりさを見下ろし、胸びれで指差して口をぱくぱくさせている。 「ゆ、ゆゆゆ…」 見たことの無いスケールの存在に驚愕の表情を浮かべるまりさの、貝を見上げる視界に ぬっとイルカの顔が割り込んできた。 「ゆゆぅっ!?」 慌てて視界を戻すと、もう1匹のイルカも尾びれを器用に動かしてヒタヒタと近づいてくる。 目の前まで近づいていたイルカはニヤニヤとした顔をまりさに顔を近づけると、 光を出す筒を見せびらかすようにまりさに突きつけた。 「ゆ、ゆ、ゆ゛あ゛ぁ゛ぁぁーっ!」 もはや闘志も吹き飛ばされ、ゆっくり出来ない筒への恐怖に支配されたまりさは 絶叫を上げながらぽいんぽいんと方向転換し、全力で山に向かって走る。 その後ろをヒタヒタと、付かず離れずの距離で2匹のイルカが追いかけて来た。 「ゆゆぅっ!? ついてこないでね!? あっちいってねぇぇ!?」 限界まで声を張り上げ絶叫するが、イルカ達は顔色変えずに歩く早さを変えない。 それどころか町の上に浮かんでいた巨大な貝までもが、スィー、と音を立てずに近づいてくる。 「ゆぅーっ!? なんでづいでぐるの゛ぉぉぉ!?」 まりさはこぼれる涙を撒き散らしながら、全力で走り続けた。 息を切らせてスピードを落とせば、近くの地面をイルカが光線銃で撃って来る。 「ゆぎゃぁぁぁぁ!? やべでねっ!? やべでね゛ぇぇぇ!!」 町の中で顔面に受けた痛みほどではないが、それでも体の中をビリビリと駆け抜ける苦痛に追い立てられ 休むことも許されないまままりさは山道を上り続けた。 一刻も早く群に逃げ帰りたいが、疲れた体が過酷な山道よりも舗装されたアスファルトを選んでしまう。 車通りのまったく無い車道の上で、饅頭とイルカが1列に並んで進んでいた。 「ゆ゛っ、ゆ゛、ゲッホ、ユゲェェ」 それでも上り坂の連続に息が持たず、ついへたり込み、余りの苦しさに餡子を吐き出してしまう。 立ち止まった事でビリビリさせられると思い、まりさは目をぎゅっとつぶって構えるが 一向にやってこない痛みに「ゆゆ?」と振り向くと、2匹のイルカ達も舌をだらりと垂らして、 ぜえぜえと息を上げていた。相手が疲れていると理解したまりさはぱあっと顔を輝かせると、 「ゼッ、ゼェ、ゆ、ゆっくりあきらめてね! もうついてこないでね!」 とあごをのけぞらせて威張った。もう安心だ。 それを見たイルカの1匹は胸びれを顔の横に当てて口をぱくぱくと動かす。 やはり何も喋っているように聞こえないが、すぐに空飛ぶ貝がスィー、と飛んで来ると イルカ達の真上に止まった。 呆気に取られてまりさが貝を見上げると、貝の底面の一部がスライドしぽっかりと穴が開き、 穴の中から銀色の棒が延びてくる。棒の先端は棒の倍は直径がある球体となっており、 棒の伸長が止まると今度は先端の球体に幾つもの穴が現れ、球体から幾つものトゲが ニョキン、と飛び出した。 「ゆ、ゆゆっ!?」 イガグリのようにトゲが出した球体に嫌な予感がして、再び逃げようとその場で方向転換を始めた所で 球体から伸びるトゲの一つからズビィィ! と発射された光線がまりさの尻を一瞬だけ撫でる。 「ゆぎゃぁぁっ!? ゆっぐり゛や゛べでね゛ぇぇっ!?」 ちょっとの休憩を挟んで、追いかけっこが再開されてしまった。 イルカの代わりに追いかけてくる貝殻はスィー、と音も無く近づくと トゲから出す光線でまりさを追い立て、時にはトゲ自体で背中をつついて来たりもする。 「ゼェッゼェッ、ゼッ、ゆ、ゆっぐりがえっでぎたよ゛っ!」 息を切らしながら走り続けて、道の脇に見慣れた看板が見えてくる。 「動物飛び出し注意」の文字は読めないが、れいむを思わせる絵はゆっくりしていて好きだった。 もう居ないれいむを思い出して涙が溢れてくるが、空飛ぶ貝に追われて今はそれどころではない。 道路の脇道にぴょんぴょんと入り込み、やっと群に到着する。 「ゆゆ~、ゆっくりしているよぉ~」 「たまにはいなかせいかつもいいものだわぁ~」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛ぅぅぅっ!!」 「ゆ、ゆゆーっ?」 群の中で思い思いにゆっくりしていたゆっくり達の中にズザザァ、と勢いよくまりさが飛び込んで来た。 山道を走り続けて体力の限界をとうに突破していたまりさは、顔面から倒れこんで動かない。 それでも、みょんとれいむを殺されて怖い人間に追い掛け回された末に群に帰って来れたことに 強く安心感を覚え、溢れる涙が止まらなかった。 「ゆ゛っゆ゛ぅっ、ゆ゛ぅっゆ゛っ、ゆ゛ぅっ…」 「ゆゆっ? どうしたの? ゆっくりしてね?」 「わからないよー?」 「ま、まりさ、なきたいならありすのむねでないてもいいのよ?」 何事か、と群のゆっくり達がわらわらと集まってくるが、 突然現れてなき続けるまりさに困惑しおろおろとすることしか出来ない。 群のゆっくり達のほとんどが集まったところで、ゆっくり達が影に覆われる。 何事かと皆一様にきょろきょろとすると、1匹のれいむが空に浮かぶ貝殻を発見した。 「ゆ? おそらになにかあるよ?」 「わからないよー!?」 「むきゅ、あんなものみたことないわ…?」 「ゆゆ…?」 仲間達が上げる声にまりさが顔を上げると、空には見覚えのある貝殻がたたずんでいる。 外周部の窓から覗くイルカ達は皆ニヤニヤと笑い、まりさを見据えていた。 「ゆゆぅーっ!? どぼぢでぇぇぇlぇぇ!?」 と叫んだ所でまりさは気付いてしまった。 今までまりさは群に帰ることだけを考えて、逃げ切れば何とかなると思っていた。 でもあいつらがまりさを追いかけていたのは、まりさの群の場所を知る為だったのだ。 必死に逃げたつもりが、まりさはゆっくり出来ない人間を群に連れてきてしまった。 「ゆっくりできるかな?」 「ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 「ゆ…ゆゆゆ…」 群のみんなは何も知らず、空飛ぶ貝殻にゆっくりしてねと呼びかけている。 もう逃げ場が無いことを悟ったまりさは震えが止まらなかった。 貝殻の下部から伸びている球体の無数のトゲがバチバチと発光を始める。 今までまりさを追いかけるときはトゲの内1つだけしか光を発射していなかったが、 今は無数にあるトゲの全てが光を発射しようとしている。 「ゆゆ、とってもきれいだね!」 「ありすはしってるわ、これはとかいはのしょうめいよ」 「わかるよわかるよー!」 見たことの無い光にきゃいきゃいと騒ぐゆっくり達に見せ付けるように、 無数のトゲから発せられる光が群のあちこちに降り注ぎ、ゆっくり出来る場所が次々と炎上していった。 「ゆ…? ゆゆ───っ!?」 「どおぢでぇぇぇぇぇぇぇ!?」 「ゆっくりやめでね! ゆっくり゛じでね!」 「ゆっくりにげるよ! ゆっくりこないでね!」 突然の事態にパニックに陥った群のゆっくりは蜘蛛の子を散らすように逃げようとするが、 トゲから発せられる光が逃げ惑うゆっくり達をなぶる様に追いかけ、どんどんと捕らえられてしまう。 「ゆ゛べべべべべべべべべ…! ゆぼぁ!!」 「わ゛に゛ゃに゛ゃに゛ゃに゛ゃ…! わがに゛ゃーっ!」 「ぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ…! ゆごご!」 「ど、どお゛じで…!?」 目の前で仲間達が爆発して行く中、1匹だけ光を浴びせられず取り残されていたまりさ。 困惑するまりさの前にヒタヒタと1匹のイルカが現れる。 みょんやれいむを殺したやつだと、まりさにはわかった。 イルカはまりさと目が合うと、光線の出る筒をまりさに向けてニヤ、と笑う。 まるで、わざと逃がす必要が無くなったからやっと殺せる、と言っているようだった。 「どぼぢで…どぼぢでごんなごどずるの゛ぉぉぉぉぉぉ!?」 まりさの疑問に、イルカは答えてくれなかった。 おわり。 元ネタは「イルカがせめてきたぞっ」 その他の作品。 ゆっくりいじめ系791 ゆっくりと瓶 (fuku2335.txt) ゆっくりいじめ系813 赤ちゃんのお帽子 (fuku2368.txt) ゆっくりいじめ系822 ドスの中身 (fuku2386.txt) ゆっくりいじめ系851 どちらかのお帽子 (fuku2437.txt) ゆっくりいじめ系873 べたべたのお肌 (fuku2467.txt) ゆっくりいじめ系940 三角の頭巾 (fuku2628.txt) ゆっくりいじめ小ネタ151 みょん語体 (fuku2670.txt) ゆっくりいじめ系1026 ゆっくり宅に挨拶 (fuku2789.txt) ゆっくりいじめ系1027 ゆっくりの救急車 (fuku2790.txt) ゆっくりいじめ系1062 甘い言葉 (fuku2852.txt) ゆっくりいじめ系1189 心地よい箱 (fuku3073.txt) お帽子の人 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/453.html
「お兄さん、もっともっといじめてぇ」 「はいはい」 靴下を脱ぎ足の裏で踏みつける 「はあ、はあ、お兄さんの足の裏臭くて気持ちいいよぉ」 そんなことをいわれてもまったくうれしくないんだがな 「あっ、ああっ、気持ちいいいぃ、すっきりー」 やれやれやっと終わった、相手が喜ぶ虐待はまるでゆっくりに奉仕してるようでフラストレーションがたまる、ドMのゆっくりとか反則だろ こいつはゆっくりてんこ、以前道を歩いているときにうっかりふんづけてしまって それ以来なつかれてしまい毎日家に通ってくる 珍しい種だったし頭もよかったので、今まで殺さずにいた 「はい、じゃあ今日はもう終わりね」 虐待でできた傷の治療を終わらせ、別れを告げる 「うん、お兄さん踏んでくれてありがとう」 ゆっくりてんこは自分の巣へ帰っていった、別にうちで飼ってやってもいいのだがてんこは子供もいるしお兄さんの迷惑になるからという理由でそれを拒否した 最初にこのゆっくりに出会ったときは、なんとかして苦しませてやろうとした しかしありとあらゆる方法を試してもてんこを苦しませることはできなかった 火責め水攻め強制運動、絶食強姦無視殴打、どれもてんこを喜ばせるだけだった 一回子供を産ませて産まれた直後に潰したことがあったが、てんこは潰された子供たちが羨ましいというだけだった もうこいつをいじめるのをあきらめようかと思ったが、今日職場の同僚が休憩時間に興味深いことを教えてくれた おかげでその日はゆっくり虐めへの期待で仕事に集中できなかった、幸い明日から週末、存分にいじめることができる 仕事が終わるとすぐに家に帰った、家に着くともうてんこが家の前で待っていた 「ゆゆっ?どうしたのお兄さんずいぶん嬉しそうだね」 どうやら顔に出ていたらしい 「ああ、今日はお兄さん機嫌がいいから朝までつきあってあげるよ」 「本当?ありがとうお兄さん」 てんこの表情が輝く、うれしそうに歌まで歌い始めた、だがもう二度とこいつがゆっくりすることはできないだろう 俺はてんこを持ち上げると後頭部に指を第一関節までねじ込みかき回す 「ゆゆっ!!?」 てんこが驚いたような声を出す、 「お兄さんお兄さん痛いよ、気持ちよくないよ」 実はゆっくりてんこの後頭部にはドMからノーマルになるつぼがあるのだ ゆっくりてんこがドMなのは成体時だけである ゆっくりてんこにとってSMは交尾であるため幼少期にSMをすると子孫が残せず死んでしまうからだ このつぼを押すことによって体が幼少期の状態になったと錯覚させることができるのである このつぼは内側の微妙な位置にあるので今までの虐めでスイッチが入ることは無かった 「どうして?こういうのが気持ちいいんだろう?」 「なんかわかんないけど気持ちよくないの、はやく、はやくぬいて」 指を抜きてんこを床においてやる、初めて感じた違和感にてんこは不安そうな顔をしている、その顔が俺の嗜虐心をくすぐる 「どうしたの?体の調子が悪いのかな、今日はもうやめる?」 その体の調子の悪い原因を作ったのは自分である、我ながら白々しい 「ゆゆっ、やめないで、今のは何かの間違いだよ」 てんこにとっての一番のゆっくりはいじめられることだ、だからそれができないなんてことを認めたくないのだろう 「どうして…、どうして…」 震えた声で独り言をつぶやく きっとこいつは今までに経験したことの無い不安を感じている、こんな不安そうな表情は見たことが無い、 「わかったよ、じゃあ次は足で踏んであげようか」 てんこに足を乗せゆっくりと力を加える 「ゆ゛っゆぎっ、ゆ゛うううっ、」 苦しそうな表情をしている、だがこれでやめてやるつもりは無い、さらに力を加える 「ゆ゛ぐうううぅ」 上面と底辺がくっつきそうなくらいに変形している 少し力を緩めリズムを取るように踏みつける 「ゆ゛っ、お兄さん゛っ、やめっ、いだいっ、いい゛っ、んぎっ」 踏みつけるリズムに合わせて悲鳴を上げるてんこはとても可愛い、もっと続けていたいがほかの拷問をする時間がなくなってしまうのでてんこから足をどける 「どうじでえ゛え゛、な゛んでゆ゛っぐりでぎな゛いの゛お゛お゛」 てんこが泣きじゃくっている間に蝋燭と串を準備する 「お゛兄ざんだずげでえええ、ゆっぐりでぎないよおおお」 「落ち着いててんこ、ほかの方法を試してみようよ、蝋燭ならきっとゆっくりできるよ」 「う、うん」 信頼している俺の言葉なので素直に従う 蝋燭に火をつけ、てんこにゆっくりと串を刺す 「いたい、やめてお兄さんゆっくり抜いて」 「てんこ、あきらめるのが早すぎるよ、ほら火であぶればきっとゆっくりできるよ、前はすごく気持ちよさそうにしてたじゃないか」 てんこを火に近づけていく 「やめてえええ、ぜっだいゆっぐりでぎないいいい、あづいよおお、おにいさんおねがいだがらやべでえええ」 こんな悲鳴を聞かされたら止めることなんてできない、興奮した俺にてんこの言葉は届かなかった 「おにいざああん、どうじでやめでぐれないのおお、でんごのぼうじが、おにいざんひをげじでえええ」 てんこの帽子に火が燃え移ってしまった、以前であれば気持ちよかっただろうが今てんこにあるのは危機感だけである いったん蝋燭からてんこをはずし帽子の火を消してやる、帽子はすでに半分以上燃えていて帽子として使えるような状態ではなくなっていた 「おにいさん…、どうしててんこはきもちよくなれないの?どうしてさっきやめてっていったのにやめてくれなかったの?」 だいぶ余裕がなくなっているようだ 「てんこが気持ちよくなれないのはお兄さんが気持ちよくなれなくなるつぼを押してあげたからだよ」 「え?どういう…」 「それと、さっきやめなかったのはてんこの反応がかわいかったから、 最初会ったときに言っただろ?俺は虐待が好きなんだって」 俺たちは最初に会ったときに自分たちの性癖をお互いに告げている 「じ、じゃあおにいさんがてんこをこんなふうにしたってこと?」 その目は明らかに俺が否定することを望んでいる目だった 「そうだよ、最初にてんこが戸惑っている様はとても可愛かった、 初めて聞くてんこの悲鳴もすごくよかったよ」 「そんな、おにいさんが…」 そんなに俺は信用されていたのか、虐待好きなんか信用するなよと言ってやりたい 「じゃあもうきがすんだでしょ?おねがいだからもとにもどして、このままじゃすっきりできないよ」 泣きそうな声で懇願されてもこっちは興奮するだけだ 「何を勘違いしてるのかは知らないけどお前は元に戻れないよ、それに最初に言ったろ?今日は朝まで付き合ってやるって」 「いやあああ、おうぢにがえじで、もうゆるじでええええ」 てんこにとって一生で一番長い夜が始まる 窓から入る光が目に痛い、気がついたらもう夜が明け始めていた とても充実した夜だった、もうてんこはここに来ることはないだろうが惜しくは無かった、今日の体験からすればおつりがくる 隣には瀕死のてんこが横たわっている、だが治療してやれば死にはしないだろう 「おにい…さん、もう…おわった?」 「ああ、治療してやるからちょっと待ってろ」 今回は朝までやったので、後が残りそうな傷がいくつかあったがやはり命にかかわる傷は無かった 今日で最後ということになると特に生かしてやる必要は無いのだが、そこは長い付き合いだったため命は助けてやることにしていた 「じゃあてんこはおうちに帰るよ、ここにはもう来ないからね」 「ああ、じゃあな」 そういえば… 「なあてんこ」 口元のゆがみが押さえられない、いやもう抑える必要はないのだが 「なあに?」 「お前って子供がいるんだよな」 そのときのてんこの顔は忘れることができない 終 ここまで読んでいただいてありがとうございました このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1173.html
やぁ。ぼくは虐待お兄さん。みんな元気にいじめてるかなー? 自分で虐待お兄さんって呼ぶのは変だって?まぁそれはさて置き。 新たないじめグッズを探そうと香霖堂に出掛けた帰り。 「「「ゆっく「ゆっくりしていってね!!!!!」 「「「「「ゆ゛っ!!!」」」」」 我が家の扉をくぐると、案の定玄関兼トラップに饅頭どもが掛かっていた。 玄関には鍵がかかってないが、その奥は流石に荒されると困るので鍵をかけてある。 バスケットボール大のゆっくりまりさとれいむが1匹ずつ、 加えて二まわり小さいまりさが4匹、れいむが3匹。親子だろう。 「ここはれいむのおうちだよ!!!ゆっくりできないおにいさんはとっととでていってね!!!ぷんぷん!!!」 「「「「「「「でていっちぇね!!!ゆっくちちにゃいででていっちぇね!!!ぷんぷん!!!」」」」」」」 ぼくに挨拶を遮られてお怒りになったようで、頭から湯気を上げている。おお、こわいこわい。 「ここはお兄さんのおうちだよ。ばかなれいむは早く出て行ってね!!!」 「ゆ?ばかなのはおにいさんのほうだよ!!! だれもいなかったかられいむのおうちだよ!!!」 「そうだぜ!!!ここはまりさのおうちだぜ!!! ばかなおにいさんはゆっくりでていけだぜ!!!」 まずは定石通りの挨拶から。この後のお仕置きを心待ちにして笑顔で受け答え。 「ゆー!おきゃあしゃんまりしゃおなかしゅいたよー!!!」 「れいみゅもれいみゅもー!!!」 「ゆゆ?おにいさんははやくまりさたちにごはんをもってくるんだぜ!!! それができないならとっととでてくだぜ!!!」 「はいはいゆっくり待っててね。」 ぼくはちょうど生ゴミとして出そうと思っていたくず野菜を取り出した。腐ってはいない。 但しその中にはゆっくり用利尿剤を仕込ませてある。 「はーい注目ー!これからお兄さんがごはんをあげるから、良い子はゆっくり並んでまっててね!!!」 「「「「「「「ゆゆー!!!」」」」」」」 子供達は我先にと集まってくる。だが・・・ 「「「ゆ゛あ゛ああぁぁぁああ!!」」」 「「ゆべじ!!!」」 「まずはまりさからなんだぜ!!!ちびたちはゆっくりまっててね!!!」 「「「いぢゃいよ!!!どぼじでごんにゃごどじゅるにょぉおおお!!!」」」 「ちびちゃんにな゛に゛す゛る゛ぼぉおおおおおおおぉぉおお!!!」 後から突撃してきた親まりさに敢え無くすっ飛ばされる。 親れいむは我が子が傷つく様子を見てゆーゆーと涙を流しているが何もしない。 おお、あわれあわれ。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー♪」 親まりさは我が子や伴侶の様子も目に入らず、満面の笑みを浮かべている。 「ゆゆっ!まりさゆっくりちーちーしたくなってきたよ!!! おにいさんはあっちむいててね!!! 饅頭にも羞恥心ってあるんだね。感心しているとまりさは体を後ろに傾け・・・ 「はーい、お兄さんの言うこと聞けなかったまりさはお仕置きだよー!!!」 「ゆゆゆ?なにいってるのぜ???」 「いい子は並んで待っててって言ったよね?聞いてないの?ばかなの?」 「は、はなせだぜえええええええええ!!! はずかしい!!!みないで!!!あっちむけだぜ!!!」 まりさの頭を帽子ごと鷲掴みにして、家族の前に突き出した。 「れいむ、れいむううううううう!!!まりさをゆっくりたすけるんだぜえええ!!!」 当の家族達はと言うと、 「「「「「「「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇー♪」」」」」」」 「むーしゃ、ゆっくりできないまりさはむーしゃ、おにいさんにおしおきされててね!!!しあわせー♪」 当然の結果であるが、 「でいぶどぼじでえ゛え゛え゛えええぇぇぇえええぇぇええ!!!」 まりさは見捨てられた失望から哀れな悲鳴を上げている。 ぼくは懐から鉛筆を取り出し、まりさの顎の下を至近距離で見つめていた。 「や゛め゛でえ゛え゛ええええええ!!!までぃざのぢーぢーみ゛な゛い゛でぇぇええええ!!! でちゃう゛!!!でぢゃう゛う゛うううぅぅううううう!!!」 ちょろちょろちょろ・・・ 「ゆ・・・ きーもちーちー・・・」 まりさの顎から一筋の水流が流れだした。 「はーい、それじゃお仕置きだよー!ゆっくり反省してね!!!」 「ゆ゛、ゆ゛があ゛あ゛ぁぁああああああああああああ!!!」 ぼくはその水源目がけて鉛筆を突き立てる。 「ぢーぢーでな゛い゛、でな゛い゛ぼお゛お゛ぉぉおおおおおおおぉぉおおお!!!」 更にその鉛筆でゆっくりと内部を掻き回していく。 「ゆ゛がっ、ゆ゛っぎゃああああ、ゆ゛がっ、ゆ゛がっ、ゆ゛っぎゃあ゛あ゛ぁぁあああああぁぁあああ!!!」 まりさはぼくの指の動きに合わせて悲鳴を上げている。 「ゆゆっ!まりさがくるしがってるよ!!!おにーさんはとっととまりさをはなしてね!!!」 「「「「「「「やめてあげちぇね!!!おきゃーしゃんをはなちて!!!」」」」」」」 「お仕置きだから仕方が無いんだよ。ゆっくり理解してね!!!」 「ゆゆー!ゆっくりわかったよ!!!まりさはゆっくりはんせいしていってね!!!」 「「「「「ゆっくちはんしぇえちていっちぇね!!!」」」」」 「で、でい゛ぶひどい゛だぜ、ゆ゛っぎゃあ゛あ゛あああぁぁあああああ!!!」 「ゆゆっ!れいむもゆっくりちーちーしたくなってきたよ!!!」 「まりしゃもちーちーしちゃくなっちぇきたよ!!!」 「まりしゃも、まりしゃもー!!!」 「れいみゅもちーちーすりゅー!!!」 「ゆゆっ?れいむたちはちーちーするからゆっくりおにいさんはあっちむいててね!!!」 「「「「「「「「みにゃいでにぇ!!!あっちむいちぇちぇね!!!」」」」」」」」 「ところでみんな、ここは誰のおうちかなー?」 「ゆ?なにいってんの?ここはれいむのおうちだよ?ばかなの???」 「「「「「「「ばきゃなにょ???」」」」」」」 「残念でしたー!ここはお兄さんのお家だよ!!! ばかなれいむと釣られたちびちゃんたちはゆっくりお仕置きだよ!!!」 「ゆっ、ゆ゛あ゛あああぁぁああああああ!!!」 「おきゃあしゃん、ゆ゛ぎゃぁああああああああ!!!」 「ゆ゛っぐじじだいよぉお゛お゛おおおおおお!!!」 「たじゅげで!!!おぎゃあじゃんだじゅげでえええええ!!!」 ぼくはれいむとちび饅頭どもにも残らず鉛筆を挿入すると、 まりさも含めて鉛筆を中心に向けて円陣に配した。 更に中央には携帯電話の1個を置いてガムテープで鉛筆を固定する。 「「「「「「「「「ゆ゛ゆ゛っ!!!ゆ゛うううぅぅううう゛う゛うううぅぅうう!!!」」」」」」」」」 痛さと、尿が出ない苦しさからゆっくり達はゆーゆーと涙を流している。 鉛筆が刺さるは足の付近であるため、逃げだそうとすると激痛が走る。動けない。 「はーい、もう1回聞くよー!ここは誰のおうちかなぁ?」 「こ、ここはまりさのおうちだぜ!!! ヴィーン、ヴィーン、ヴィーン、ヴィーン 「「「「「「「「「ゆ゛あ゛ぁぁっ、ゆ゛あ゛ぁぁっ、ゆ゛あ゛ぁぁっ」」」」」」」」」 もう一方の携帯電話を操作して中心部の携帯電話を振動させる。 饅頭どもはそれに合わせて悲鳴を上げ、顔を歪める。 香霖堂のにーちゃんによるとばいぶれーしょんって言うものらしい。 「「「ゆ゛、ゆ゛ぅうう・・・」」」 振動を止めてゆっくり達に語りかける。 「言い忘れてたけど、一人でも間違ったらみんなお仕置きだよ!ゆっくり理解してね!」 「なにいってるのまりさ!!!ばかなの?ここはれいむのおうちにきまって・・・ 「はーいまた不正解! みんなお仕置きーー!!!」 ヴィーン、ヴィーン、ヴィーーーーーーン 「「「「「「「「「ゆ゙あ゙っ、ゆ゙ぎゃっ、ゆ゙あ゙あ゙ぁぁぁあああああ!!!」」」」」」」」」 「誰か一人でも正解できたらみんな放してあげるよ!ゆっくりがんばってね!!」 「「「ゆ゛・・・・ゆ゛ううぅぅううん・・・」」」 「早くしないとお仕置きだよ、ゆっくりしないでね答えてね!さん、に、いち!」 ヴィヴィヴィ、ヴィヴィヴィ、ヴィヴィヴィ・・・ 「「「「「「「「「ゆあ゙っゆあ゙っゆあ゛っ! ゆあ゙っゆあ゙っゆあ゙っ!・・・」」」」」」」」」 「ゆっゆっゆっゆっゆっ・・・」 振動が止んでも一匹の子まりさの鳴き声が止まらない。 「ゆーんれいみゅう♪」 「どうちたにょまりしゃ?」 「なんかまりしゃしゅっきりしたくなっちぇきたよ! ゆっゆっゆっゆっ♪」 「や゛、や゛べでぇぇえええええ! しゅっきりしたらゆっくちできにゃああああい!!!」 「お仕置き中にすっきりしたがるまりさちゃんはお仕置きだよ、みんなもだけどね。ゆっくり理解してね!!!」 ヴィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン 「「「「「「「「「ゆ゛っぎゃあ゙あ゙あああぁぁぁあああああああああああ!!!」」」」」」」」」 「「「「ま゛り゛じゃのへんちゃい!!!しきじょおまぁあああ!!!」」」」 「ぢょぼじでぞん゛な゛ごどい゛う゛の゛ぼぉおおおおおおおお!!!」 難しい言葉知ってるんですね。おお、すごいすごい。 「「「「「ゆぅ・・・ ゆぅ・・・ ゆぅ・・・」」」」」 さすがに疲れてきたようで、静かな息を湛えている。 「はやくおうちかえりちゃいよー・・・」 「なにいってるの・・・ここはれいむの「ここはおにいさんのおうちだぜ!!!ゆっくりはなしてくれだぜ!!!」 間一髪、まりさの機転だった。本心かどうかはわからない。 「はーい正解!約束どおりみんな放してあげるね!!!」 「「「「「ゆっ!ゆゆーーーーーーーーん!!!」」」」」 久々に饅頭どもに笑顔が戻る。 「ゆゆっ、せいかいしたんだからゆっくりれいむたちからぼっこをぬいてね!!!」 「正解したのはまりさだけどね。お兄さんは放してあげるとは言ったけど棒を抜くとは言ってないよ。ばかなの?」 「「「「「「「「「ゆっ!!!ゆ゛あ゛あ゛ぁぁあああああああぁぁぁあああぁぁあ・・・」」」」」」」」」 饅頭どもは再び絶望に満ちた表情に戻り、ゆーゆーと涙を流している。 「ところでれいむ?ちーちーしたくないのかい?」 「ゆゆっ?れいむゆっくりちーちーするよ・・・ ゆ゛がっ!!!い゛だい゛い゛ぃぃいいいいいい!!!」 「「「「「「「ぢーぢーでにゃいよぼぉおおおおおおお!!!」」」」」」」 「お゛、お゛に゛い゛ざんはゆっぐじま゛り゛ざにぢーぢーさせるだぜええええええ!!!」 「何度言わせるかなぁ、お兄さんは君達のちーちーまで責任取れないよ。ゆっくり理解してね!」 「「「「「「「ゆ゛っ!ゆ゛っ!ゆ゛っ!ゆ゛っ!ゆ゛っ!」」」」」」」 饅頭達は増大する尿意、痛みを堪えて懸命に抜け出そうとしているがもちろん簡単にはいかない。 「ゆゆっ・・・やっと抜け出せたぜ・・・ちょろちょろちょろ・・・」 30分後、親まりさが漸く鉛筆から抜け出した。疲れ果てながらも尿道からどぼどぼと水浸しの餡子を垂らしている。 「はいっ、まりさはゆっくり掃除してね!」 「ゆゆっ、なんなのぜ?」 「ここはお兄さんのお家だから、汚いちーちーまみれの餡子を垂らしたまりさは責任とって掃除していってね!!! きれいに掃除できたらみんなのぼっこ抜いてあげてもいいよ!!」 「ゆ・・・・まりさのちーちーきたなくないも・・・・・・」 「まりさはがんばってれいむたちをたすけてね!!!」 「「「「「「「たしゅけちぇね!!!」」」」」」」 「も、もうこりごりだ・・・まりさはさきにかえるだぜ・・・」 「ど、どぼじでぞんな゛ごどい゛う゛の゛ぉおおおおおおぉおおお!!!」 「「「「「「「お゛ぎゃあじゃん゛の゛ひとでな゛ち゛ぃいいいいい!!!」」」」」」」 そう言ってまりさはとぼとぼと歩きだし・・・ すぽっ!! まりさの帽子が取り上げられる。 「助けを求める家族を見捨てるまりさは悪い子だね!!!ゆっくり家族を助けていってね!!!」 「までぃざの、までぃざのぼおじぃいいいいいぃいいいいい!!!」 餡子を垂らしながらぴょんぴょん飛び跳ねる。なんだまだ元気あるじゃん。 「自分の汚したところきれいに食べていってね!!!さもないと帽子返してあげないよ? ゆっくり理解していってね!!!」 「ゆ゛・・・ゆ゛ぅ・・・」 「ぺーろ、ぺーろ、まずまずー・・・」 「あれ?まりさ?さっきまりさのちーちーきたなくないもって言ってたよね?」 「ゆ゛・・・ゆ゛ぐぅ・・・・・」 「あとそっちもまだ汚れてるからゆっくりぺろぺろしていってね!!!」 「ゆ゛・・・・・も゛う゛い゛やだお゛う゛ぢがえ゛り゛だい゛ぃぃいいいい!!!」 「まりさはゆっくりしないではやくれいむたちをたすけてね!!!ぷんぷん!!!」 「おきゃーしゃんがんばっちぇー!!!」 「ゆ゛・・・ゆ゛う゛う゛う・・・・・」 「はーいまりさちゃん御苦労様!それじゃみんなゆっくり助けるよー!」 約束は約束。すんなり助けてやることにする。 「「「「「「「「ゆゆっ!ゆっくちちーちーできるよ!!!」」」」」」」」 「ちょろろろろろ、しあわせー♪」 「「「「「「「「「ぷりゅぷりゅりゅ、ちあわちぇー♪」」」」」」」」 辺りに餡子まみれの小便を撒き散らす。 「あれ・・・? まりさのぼうしどこ?どこなの?」 親まりさはきょろきょろと辺りを見回す。 「あーあ、また汚れちゃったね・・・きれいにしないと。おっとこんなところに雑巾があるぞ?」 「ゆ゛ーっ!!!ま゙り゙ざの゛ぼおじでなにずるの゛!!!お゛に゛い゛ざんはゆ゛っぐじやべでね!!!」 「「「「「おきゃーしゃんをいじめにゃいで!!!やめちぇあげちぇね!!!」」」」」 ふきふきふきふき っと。 「ばりざのぼおじ、ばりざのぼおじいいいいい!!!」 「どうぞ、返してあげる♪」 「ゆ゛ゆっ!!!ゆ゛ぎゃあ゛ぁぁあああああばでぃざの゛がわ゛い゛い゛ぼう゛じがぁぁぁあああああ!!!」 餡子まみれの小便まみれ。甘い中にも鼻を突くような香りがする。 「ゆゆっ?まりさのぼうしくさくてきたないよ!!!ゆっくりあっちいってね!!!」 「ど、どぼじでぞん゛な゛ごどい゛う゛のぼぉぉおおおおおおぉぉぉおおおお!!!」 「はーいれいむちゃん、頑張ってくれたまりさちゃんに何てこと言うのかなぁ?」 「ゆゆっ?ぼうしのくさいまりさとはゆっくりできないよ!!!」 「帽子なんかで判断しちゃうの?そんな人で無しはゆっくり反省してね!!!」 「ゆ゙べじ!でいぶのお゛り゛ぼん゛がえ゛じでぇぇええええぇぇええええ!!!」 れいむの頭を右足で踏みつけ、素早くリボンを奪い取る。 「や゙め゙でぇえ゙え゙ええぇぇえええぇえぇええ!!!でい゙ぶのお゙り゙ぼん゙でな゙に゙ずる゙ぼぉぉおおぉぉおおおお!!!」 「あーあ、また汚れちゃったなぁ。ふきふきふきふきっと。」 丹念に、床全体を仕上げていく。 「でいぶのだいじな、だいじなおぢぼんがえじでええぇぇええぇぇえ!!!」 ついでにまりさやちび達の傷口も拭いてあげる。 「きれいにしてあげる♪」 「ゆ゛ぁっ・・・ゆ゛ぐう・・・」 「おきゃーしゃんのおぢぼん・・・やわらきゃくてきもちいよ・・・」 「はい、とかいはなこーでねーとにしてあげたよー♪」 「ゆ゛あ゛っ!でい゛ぶの゛ずでぎな゛お゛ぢぼん゛がぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁあ゛あああああ!!!」 びちゃびちゃかつリボン全体にカビが生えたかのごとく餡子まみれになった。おお、ひどいひどい。 「でいぶのおぢぼん、ゆっぐじぎれいにじでね!!!ゆっぐじぎれいにじでね!!!」 「おにいしゃんはゆっくちおきゃーしゃんのおりぼんをなおちてあげてにぇ!!!」 「お兄さんが折角こーでねーとしてあげたんだから、遠慮はいらないんだよ?」 全身を震わせ嫌がるれいむを両足で押さえつけしっかりと括りつける。 「「「「おきゃーしゃんいやがってるよ!!!やめちぇあげちぇ!!!」」」」 「やべでね!!!ゆっぐじやべでね!!! ぞんなぐざいのでいぶのおぢぼんじゃないぼおおぉぉおおおぉおおお!!!」 「はーいみんな御苦労様。ここはお兄さんのお家だよ。家族を見捨てちゃだめだよ。 帽子で人を判断しないでね。理解できたらゆっくり帰ってね!!!」 「でいぶわるくないぼおおおお!!!まりざがさいしょに・・・」 「まりさのせいじゃないも・・・」 どかっ 「ゆ゛がっ!!いだいのぜ!!!」 どかっ 「でいぶの゛ずでぎな゛がみ゛がぁぁあああぁぁあ!!!」 どかっ 「おきゃーしゃんをいぢめにゃいで!!!ゆわあああああん!!!」 「まりじゃはわるぐだいよ!!!ゆぎゃあああ!!!」 「おぎゃあじゃんのおぢぼんなおぢであげで!!!ゆびぇっ!!!」 「ゆぎゃ!!!どぼぢでごんにゃごどじゅりゅにょ!!!」 饅頭を一個一個、死なない程度の力で残らず蹴り出した。 だけどこれでは終われないよ。ぼくは虐待お兄さん。寺子屋の先生とは違う。 夕闇が近づく草原の中、満身創痍ながら我が家に向かう饅頭の後をゆっくりと付けていった。 つづくかも?と宣言していましたが収拾つかなくなりそうです。 続くとしたら少し違う話になると思います。 by まりさつむりの人 他に書いたもの 白玉楼系5 みょんとの出会い アリス系16 アリスのゆっくり水爆弾 ゆっくりいじめ系1293 ゆっくり昆虫型出産 ゆっくりいじめ系1024 嘘つき少女の悲劇 ゆっくりいじめ系932 愛しのありす ゆっくりいじめ系800 まりさつむりの記憶 このSSに感想を付ける